ペパロニ「すけこまし作戦?」まほ「下克上編!」【ガルパン】 (167)

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みほ「すけこまし作戦?」アンチョビ「そうだ!」【ガルパン】

みほ「すけこまし作戦?」アンチョビ「そうだ!」【ガルパン】 - SSまとめ速報
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まほ「全員整列!!!!!!!!」

ザッザッ

まほ「気をつけぇぇぇぇ!!!」

ザッ

まほ「エリカ隊長の!!!お言葉ぁぁぁ!!!!!!」

エリカ「全員揃ったわね?」

まほ「総員異常ありません!!!!!」ビシッ

とりあえずこれだけ

徐々に書いてく

エリカ「え~ゴホン・・今日から私は隊長の座を下ります。」

まほ「!!?」  

ガヤガヤガヤ   タイチョウガヤメル?  ドウイウコト?

まほ「(ひょっとしてエリカの奴、隊長職の荷が重過ぎて私に戻って欲しいのか?)」

まほ「(なら最初からそう相談すれば良いモノを)」

まほ「(ふっ!所詮貴様は隊長の器じゃなかったんだ!)」

まほ「(これで元に戻れるぞ!)」

エリカ「今日から隊長になるのはこの人です!!」

エリカ「どうぞ♪♪」

ペパロニ「えー短期留学で黒森峰に来たペパロニだ!」

ペパロニ「今日からこの学校で暫く隊長をやる事になった!!」

ペパロニ「ビシバシやってくからお前ら!しっかり着いてこいよ!」

まほ「」  

ガヤガヤガヤ   ドウイウコト?   

生徒A「あの人が新しい隊長?てかあの制服アンツィオじゃない?」ヒソヒソ

生徒B「アンツィオの制服って可愛いね♪」ヒソヒソ

生徒C「てかアンツィオなんて雑魚じゃん?それが黒森峰で隊長だなんt」ガシッ

エリカ「アンタはペパロニさんが隊長に異議があるっての!!?ああぁぁん!!!?」

生徒C「いっ!いいえ!とても素晴らしい事だと思います!!」

エリカ「誰か文句ある奴はいるかしら!!!」

生徒達「・・・・・・・・・・」

エリカ「文句無いわね!無いなら拍手!!」

パチパチパチパチパチパチ パチパチパチパチパチパチ

エリカ「ペパロニさん♪隊員全員歓迎してますよ♪」

ペパロニ「そっ♪そうか♪照れるねぇ♪」

エリカ「え~私はペパロニ隊長の側近として当面副隊長の職に付きます。」

まほ「えっ!?副隊長の職務は私ですよ!?」

エリカ「ああ、アンタ解任よ。ジャケットでも洗ってなさい」

まほ「」

エリカ「話は以上よ!では解散!」

まほ「(なっ・・なんてことだ・・・)」

まほ「(エリカが副隊長を選ぶ時に、3年生という上級生の立場)」

まほ「(あと元隊長と言う肩書きの無言の圧力を使いまくって)」

まほ「私を推薦しろよ的な空気で何とこさ副隊長になれたのに・・・」」

まほ「(またジャケット洗いやとんぼでグランドを整備する毎日なのか?)」

ペパロニ「しかしエリカ?自分が隊長何ていいのかな?」

エリカ「良いに決まってます。例え何があっても私が完璧にサポートしますから♪」

ペパロニ「そうか?頼むぞエリカ♪」

エリカ「お任せ下さい♪♪」

まほ「(ぬぉぉぉぉぉ!あいつら人の気も知らずイチャつきやがってぇぇぇ!!!)」

ここまで

エリカ「では部屋にご案内しますね。黒森峰のジャケットも用意してますから♪」

ペパロニ「おう!」スタスタスタ

まほ「(今にみてろ・・・・)」

生徒A「新隊長どう思う?」

生徒B「いやぁ~まだ何とも」

まほ「(隊員達はあの新隊長に懐疑的だな・・・・)」

まほ「(そうだ!隊員達を焚きつけてあいつを引きずり下ろせばいいんだ!)」

まほ「(あいつが降りれば任命したエリカの責任追及も免れない!)」

まほ「(そうなれば私が隊長職に戻れるはずだ!よし決まりだ!)」

まほ「アンツィオの奴に隊長は務まる訳ないだろ!」

生徒A「西住先輩そう思います?」

まほ「当たり前だ!そもそも男勝りで品が無い!」

生徒B「確かに男っぽいですよね。」

まほ「あんな奴が隊長だ何て黒森峰の品位が疑われる!」

生徒B「いや流石にそれは言い過ぎでは・・・・」

まほ「いや!あんな隊長はダメだ!見た目も馬鹿っぽいし私は絶対に認めない」

エリカ「へぇ?認めないの?」

まほ「」

生徒A&B「」

まほ「エリカ副隊長・・何故お戻りに?」

エリカ「ペパロニさんのジャケットサイズが合わないから別のを取りにきたのよ」

エリカ「で?何だって?」

生徒A&B「・・・・」

まほ「っと!お前達は考えているんだな!新隊長の陰口何て許されんぞ!」

生徒A&B「ええっ!!?」

まほ「そんな事を思うなんてそれでも黒森峰戦車道履修者か!?恥ずかしくないのか!」

生徒B「いや!?だって西住先輩g」

まほ「うるさぁぁぁぁぁい!!!言い訳何て見苦しいぞぉ!!!!」

生徒A「でっ!でも!」

まほ「だまれ!だまれ!だまれ!だまれぇぇ!!!!」

まほ「ペパロニ隊長は素晴らしいお方だ!オーラが違う!!!」

まほ「それが貴様にはわからんのか!!そっ!そうですよね!エリカ副隊長!」

エリカ「ええその通りよ!あなた達は隊長を侮辱した罪で校庭100周よ!」

まほ「そうだ!隊長を侮辱するなんて貴様達は校庭100周だ!!」

まほ「恥を知れ!恥を!ですよね!エリカ副隊長!」

エリカ「あんたもよ」

まほ「」

エリカ「それじゃあ、走ってからしっかり戦車整備するのよ」スタスタスタ

まほ「・・・・・・・」

生徒A&B「・・・・・」ジロッ

まほ「いやぁ、まさか急に戻って来るなんて副隊長には参ったな」アッハッハッ

生徒A&B「・・・・・」

まほ「まあなんだ?私も気にしないからお前達も気にしなくていいぞ」アッハッハッハッハッ

生徒A&B「・・・・・」ギロッ

まほ「その・・・一緒に走ろうじゃないか!な?」

生徒A&B「結構です」ダッダッダッ

まほ「・・・・・・・」

まほ「・・・・・・・クソッ!エリカとペパロニめ!」

まほ「よくも私の少ない信頼を更に失墜させたな!」

まほ「二人共許さん!許さんぞ!」

ここまで

―――
――


まほ「これ・・で100周・・・・」ハァハァハァ

まほ「疲・・・・れた・・・・」ドサッ

まほ「・・・・・次は・・・・ジャケット・・・洗わないと」

キャッ キャッ キャッ 

エリカ「どうです♪エリカ特性の黒森峰のパンツァージャケットは♪」

ペパロニ「おっ!これならサイズがピッタリだ!」

エリカ「待たせてすいません。まさか既製のジャケットサイズが合わないなんて」

ペパロニ「いやぁ~さっきの奴だと胸が苦しくてな!エリカの裁縫は完璧だ!」

ペパロニ「どうだ!似合うか!」

エリカ「スッゴクお似合いです♪アンツィオの制服も良いですけど」

エリカ「黒森峰のジャケットも超似合ってます♪♪」

ペパロニ「そ////そうか?///」

エリカ「ええ♪ペパロニさんに似合わない服何てありませんもの♪」

キャッ キャッ キャッ キャッ キャッ キャッ

まほ「(あいつら人が走ってる間もイチャイチャしやがって・・・・)」

まほ「(エリカは私の事を昔は先輩先輩と慕っていたのに一体どうして・・・・)」

まほ「(そうだ!)」

まほ「(エリカを私になびかせたらいいんだ!)」

まほ「(そうなれば私が隊長、エリカが副隊長の元の形に戻るはずだ!)」

まほ「(しかしどうやって私の事を好きにさせる?)」

まほ「(とりあえず今エリカが夢中のペパロニについて調べて見るか)」

まほ「よし決めた!早速アンツィオに行って情報収集だ!」ガバッ

―――
――

アンツィオ生徒「ペパロニ姉さんがどんな人かって?」

まほ「ああ!」

カルパッチョ「ドゥーチェ、西住まほさんがこっそり来てますけど?」

ドゥーチェ「わざわざアンツィオの制服で侵入して来るとは・・・・」

カルパッチョ「どうします?」

アンチョビ「アイツも色々あるんだろ・・・見なかった事にしよう」

カルパッチョ「わかりました。」

まほ「ふむふむ・・・・料理が上手でスタイルが良くてコミュ力がある。」カキカキ

まほ「あとは後輩に慕われていて、戦車の操縦が得意、でも勉強は苦手か・・・」カキカキ

まほ「私は料理が出来ないな。スタイルは・・まあ負けては無いはずだ。私も自信あるし」

まほ「いや・・・黒森峰の既製服だと胸のサイズが合わないとアイツ言ってたな・・・・」

まほ「・・・・・・・」

まほ「まあスタイルは引き分けでいいか」カキカキ

まほ「コミュ力がある。つまり友達が多いって事か?」

まほ「私は友達が・・・・・今後増えるはずだからペパロニとおあいこだな」

まほ「後輩に慕われているか・・・私は・・・・うん・・・・・・・」

カルパッチョ「ドゥーチェ、何かずっとブツブツ言ってますけど?」ヒソヒソ

アンチョビ「あまり見るな、ほっといてやれ」ヒソヒソ

まほ「勉強は私も実は苦手だ。こないだ数学赤点だったし」

まほ「でも私見た目は勉強出来そうだからどっこいどっこいと・・」カキカキ

まほ「操縦が得意・・・私は車長ばかりだから運転は苦手だ・・・」

まほ「・・・・・・・・・」

まほ「ペパロニに対して私って全部負けてるんじゃないか?」

まほ「いやいや、そんなはずがあるか。私にもあるだろ?ペパロニより良い部分が」

まほ「・・・・・・・私がペパロニに勝ってる部分?」

まほ「・・・・・・・・・」

ここまで

まほ「!」

まほ「そうだ!忘れていた!」

まほ「私には西住流家元の長女という肩書きがあるじゃないか!」

まほ「これはだれにも負けん!」

まほ「あーっはっはっはっ!この肩書きだけでアイツを叩き潰せるじゃないか!」

まほ「何故気付かなかったんだ!」

まほ「これでエリカを私になびかせるぞ!」

カルパッチョ「ドゥーチェ、大笑いしてますけど?」ヒソヒソ

アンチョビ「見るな。見るんじゃない・・」ヒソヒソ

―――
――

エリカ「ちょっと!雑用ほったらかしてどこ行ってたのよ!」

まほ「おい!エリカ!」

エリカ「あぁ!?」ギロッ

まほ「・・副隊長」ボソッ

エリカ「私を呼び捨てにして良いのはペパロニさんだけよ!覚えときなさい!」

まほ「(ダメだ私!ヘタれるんじゃない!相手はエリカだ!いくぞ!)」

まほ「良く聞け!私は西住流の家元の娘だぞ!」

エリカ「・・・・・・だから?」

まほ「えっ?」

エリカ「だから?」

まほ「いやだかr」

エリカ「とっとと雑用しちゃいなさいよ!」スタスタスタ

まほ「・・・・・・・」

まほ「・・・・・・おかしい・・・何かがおかしい」

まほ「自分のアピールポイントを最大限使ったと思うんだが・・・」

まほ「思っていた反応と違う・・・」

まほ「何かが違う・・わからん・・でも何かが違うのか?・・・・」

まほ「ひょっとしてエリカは照れて私に今あんな反応を?」

まほ「ツンデレと言う奴か?」

まほ「・・・・・あれは違うな」

まほ「ひょっとして西住流ってそんなに凄くないんじゃ・・・」

まほ「いや!そんなはずない!西住流は戦車道の名門!他の流派とか格が違う!」

まほ「つまり西住流の私も凄いはずだ!」

まほ「・・・・・じゃあなぜ?」

まほ「ひょっとしてエリカの中でペパロニの評価が高すぎるのか?」

まほ「よし!ならペパロニの評価を私より下げるぞ!」

―――
――

今日は少しだけ

ペパロニ「いやぁ~そろそろお腹すいたっすね!」

エリカ「なら私がハンバーグを作りましょうか?」

ペパロニ「いや!今日は自分がハンバーグを作るっす!」

エリカ「えっ?いや私が作りますよ?」

ペパロニ「いやいやたまには自分が作るっすよ!」

エリカ「ふふ♪ならお願いしますね。ペパロニさんのハンバーグ楽しみです♪」

まほ「(ふふふ・・・ハンバーグを作るんだな、なら食材は)」コソコソ

ペパロニ「冷蔵庫はどこっすか?」

エリカ「こちらです♪」

ペパロニ「これっすか!流石黒森峰は良い冷蔵庫使ってるっすね!」

エリカ「いえいえそんな事ないですよ」

ペパロニ「いやいや。え~っとひき肉は」ガチャ

ペパロニ「・・・?エリカ?ひき肉と言うか肉が入ってないっすよ?」ゴソゴソゴソ

エリカ「えっ?そんなはず・・・・あれ?確かにいつも買い置きがあるはずなのに」ゴソゴソ

まほ「(ふふ!肉はいただいたぞ!)」

まほ「(こうやって少しずつエリカとペパロニの間に不協和音を生じさせる)」

まほ「(後はエリカがペパロニ対して疑心暗鬼が頂点になった所を私が優しく受け入れる)」

まほ「(そしてエリカは私に惚れて西住まほは隊長に戻りましたとさ・・・・)」

まほ「(めでたしめでたし)」

まほ「(完璧だ!どう考えても完璧だ!このひき肉は私が隊長に戻る野望の一歩だ!)」

エリカ「申し訳ありません!どうやら当番が補充を怠ったみたいです!」ペコッ

エリカ「今週当番の者は今から私が直々に厳重処分してきますので(メリケンサックどこだったかしら)」

エリカ「今日は何か私が別の料理を作りますので(ペパロニさんの手料理食べたかったわね・・・)」ペコッ

ペパロニ「大丈夫大丈夫!肉無くてもハンバーグ作れるっすから!」

エリカ「えっ?」

まほ「(こいつ何言ってるんだ?できる訳無いくせに強がりを)」

エリカ「いやペパロニさん?お肉が無いとハンバーグを作るのは無理かと」

ペパロニ「大丈夫!エリカはそこで待っててくれたらいいから!」

エリカ「はあ・・・・」

~~~~
~~~~

ペパロニ「お待ち♪」つ

エリカ「これは・・・・どう見てもハンバーグですね・・・」

まほ「(確かにハンバーグだ。しかし材料は無いはずなのに?一体どういうことだ?)」

エリカ「それじゃあ頂きますね・・・・・」パクッ

エリカ「これってひょっとして豆腐ハンバーグ!?」

ペパロニ「そうっす!」

エリカ「まさかお豆腐でハンバーグが出来るだなんて・・・」

ペパロニ「いやぁ~アンツィオでは肉類を買う予算が無い時に作ってたんすよ!」

エリカ「流石ペパロニさんです♪お肉が無くてもハンバーグができるだなんて♪」

エリカ「しかもこれお豆腐だからとってもヘルシーですよね♪何個でも食べられちゃいますよ!」

ペパロニ「沢山あるからどんどん食べて欲しいっす♪」

イチャ イチャ イチャ イチャ

まほ「(クソっ!作戦失敗だ!)」

まほ「(まさか豆腐でハンバーグを作るとは・・・)」

まほ「(貧乏のアンツィオ生だから出来る技か!)」

まほ「(だがこんな事もあろうかと他の作戦も既に発動中だ!)」

まほ「(天下に名が轟く西住流の作戦をとくと味わえ!)」

これ位で

ちなみに作戦中のまほの心には When Johnny Comes Marching HomeのBGM流れてるイメージ

コンコン

まほ「(来たか!)」

生徒「失礼します!副隊長に連盟からお電話です!」

エリカ「電話?(なによ!折角いい所なのに)」

ペパロニ「電話っすか?」

エリカ「すいません。私ちょっと出てきますね。(仕方が無いわね)」ダッダッ

レンメイノダレ? ワカリマセン

まほ「(よし、二人が離れたな)」

まほ「(いくぞ!)」

まほ「あっ隊長!お食事ですか?」

ペパロニ「そうっすよ!えっ~と・・・・・西・・・・・西・・・・」

まほ「西住まほです!」

ペパロニ「そうそう!西住まほ!」

まほ「以後お見知りおきを」ペコッ

まほ「(呼び捨てかこいつ・・・まあいい)」

まほ「ところで美味しそうな匂いですね。」

ペパロニ「エリカの為に色々作ってるんすよ♪」

まほ「そうなんですか!これとか・・・あ-足が滑ってしまった-(棒)」ポイッ

ベチャ

ペパロニ「あー大丈夫っすか?」

まほ「大丈夫です。あ-しまった-足を滑らせて隊長にソースを零してしまった-(棒)」

まほ「申し訳ありませ-ん(棒)」

ペパロニ「別にいいっすよ。それより怪我はないっすか?」

まほ「あっ?えっ?ああ怪我はありません!(こいつ良い奴だな・・・)」

ペパロニ「なら良かったっす!」

まほ「本当にすいません(いかんいかん!こいつは私の敵なんだ!)」

まほ「汚れを落とす為お風呂に入って下さい!」

ペパロニ「別に大丈夫すっよ?」

まほ「いやいや是非お風呂に!」グイグイ

ペパロニ「え!?大げさっすよ?これ位の汚れで」

まほ「いやこれは大問題です!」ガシッ ズルズルズル

――――
―――
――

~脱衣場~

まほ「何とか風呂に入れる事は成功したな。」

まほ「よし!あいつが風呂に入ってる間に隊長ファッションセンスゼロ作戦実行だ!」

まほ「ペパロニの着替えはこれか。ふふ、頂いていくぞ。」

まほ「これがあいつのブラか・・・・デカっ!やはり私より胸がデカいな・・・」

まほ「下着は別にいいか。後は回収だ!回収!これでアイツの着替えは無くなった!」

まほ「さて後はジーパンとYシャツは置いていってと」つ

まほ「・・・・・・・・」

まほ「デュフッwwwwデュフフフフフフwwwwwwwwwwコポァwwwwwwww」

まほ「いかんいかん」

まほ「隊長に戻る事を想像したら変な笑いがこみ上げてしまった。」

まほ「この穴だらけジーパンと味気の無い無地のYシャツ!まさにセンス皆無だな!」

まほ「あいつが隊員とエリカから呆れた目で見られる事間違いなしだ!」

まほ「精々でエリカ達の前で無様な姿を晒すんだな」ニタァ

~~~
~~~

今日はこれ位

ペパロニ「あれ?着替えが無い?」

ペパロニ「こっちに別の服があるけど・・・・・」

ペパロニ「まあこれでいっか。ヘアバンドも無いな・・・」

ペパロニ「オールバックで適当に固めとこ」

―――
――

黒森峰生徒C「ちょっとあの人だれ/////滅茶苦茶カッコいいんだけど///」ヒソヒソ

黒森峰生徒D「わからない///モデルさん?」ヒソヒソ

黒森峰生徒E「ひょっとして黒森峰の戦車道を取材に来たんじゃ///」ヒソヒソ

ペパロニ「何か視線を感じるな・・・・」

エリカ「ペパロニさん!」

ペパロニ「あっ!エリカ電話終わったんすか?」

エリカ「ええ!それよりその格好は!?」ダラダラ

ペパロニ「ああ、ちょっと訳あってとりあえず着てるんすよ。」

ペパロニ「と言うか鼻血が尋常じゃない位でてるんすけど、大丈夫っすか?」

エリカ「鼻血位全く問題ありません!」ダラダラダラ

ペパロニ「そうっすか?と言うかこの服自分に似合ってないような・・・」

エリカ「そんな事ありません!今日は一日いえ!当面そう言う感じの服で良いと思います!」

ペパロニ「まあエリカがそう言うなら暫くこんな服で良いけど・・」

エリカ「後で私が似合いそうな服を適当に見繕っておきますので是非着てみて下さい!」

ペパロニ「じゃあ頼むっす!」

エリカ「はい♪(ペパロニさんに着て欲しい服色々あったのよね//////)」

エリカ「(これをチャンスに全ての服を来てもらって写真を撮らなきゃ♪)」

黒森峰生徒F「副隊長、隊長の事を当面男装させるつもりなんじゃ」ヒソヒソ

黒森峰生徒G「私隊長に後で2ショット写メお願いしよ♪」ヒソヒソ

黒森峰生徒H「私もお願いしよ///」ヒソヒソ

まほ「(・・・・・・・・・・・・・)」

エリカ「西住!」

まほ「あっ、はいっ!副隊長!」

エリカ「今日からあなたを撮影係に任命するわ!」

エリカ「新隊長の勇姿を常にカメラで撮影なさい!」つ

まほ「わかりました!!!(何で私がカメラ係なんぞしなきゃならん・・・)」

まほ「(今日もエリカの部屋の方角に足を向けて寝るか)」

まほ「(しかしあのペパロニの奴・・・・・確かにカッコイイな//////)」

―――
――

小梅「(ペパロニ隊長が着任して数日)」

小梅「(西住先輩は完全に雑用係・・・・)」

小梅「(役職を降りた時、明らかに元気がなかったけど大丈夫かな?)」

まほ「・・・・」カキカキ

小梅「(あれ?西住先輩?)」

小梅「(何か書いてる?ひょっとして作戦ノート?)」

小梅「(隊長を辞めても作戦を考えるとは流石西住流家元の娘)」

小梅「(どんな内容なんだろ?後ろから覗いちゃえ♪)」

まほ「・・・・」カキカキ

小梅「(これはエリカさんと西住先輩の絵?)」ジー

小梅「(と言うかノートに漫画を描いてる?)」ジー

まほ(裏声)「西住隊長!やはり隊長はあなたしかいません!」カキカキ

小梅「」ビクッ

まほ「ふっ!何を今更!」カキカキ

まほ(裏声)「私が全て間違ってました!黒森峰を支えて来たあなたは凄い御方です!」カキカキ

まほ「なんだエリカ?本当にそう思ってるのか?」カキカキカキ

まほ(裏声)「はい!是非隊長に戻って下さい!」カキカキカキ

まほ「じゃあ今までの罪滅ぼしに土下座でもして貰おうか?エリカ?」カキカキカキ

まほ(裏声)「土下座で隊長に戻って頂けるなら安い物です!」カキカキカキカキ

まほ(裏声)「この通り!この通りですからお願いします!」カキカキカキカキ

まほ「良いザマだなエリカ!仕方が無い!隊長に戻ってやるか!」カキカキカキカキカキカキ

まほ(裏声)「あんがとうごぜぇます!あんがとうごぜぇます!」カキカキカキカキカキ

まほ「・・・ふっふっふっ」カキカキカキカキカキ

まほ「あーはっはっは!あーはっはっは!」カキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカ

ここまで

小梅「・・・・・・・・」スタスタスタ

まほ「はぁはぁはぁ・・・すっきりした!」

まほ「・・・・・・そろそろ洗濯乾いたかな」

黒森峰生徒A「西住先輩!弾薬の補充終わってませんよ!」

まほ「えっ?昨日終わらしたはずだが?」

黒森峰生徒B「全弾使ったんですよ!次早くしてください!」

まほ「あっ、はい」タッタッタッタッ

まほ「(弾薬の補充って重いんだよな)」ガチャ

まほ「ふぅ・・・ヨイショッ」ガシッ

まほ「重・・・・・・」スタスタスタ

エリカ「どうですか?私がコーディネートした服は?」イチャイチャイチャ

ペパロニ「動きやすくていいけどこれって男物じゃないんすか?」

エリカ「別に似合えば女物、男物関係ありませんよ♪」イチャイチャ

ペパロニ「そー言うもんすかね?」

エリカ「ええ♪帽子はこれをどうぞ♪」イチャイチャ

黒森峰生徒C「隊長カッコいい♪」ヒソヒソ

黒森峰生徒G「そういえば写真撮らして貰ったの?」ヒソヒソ

黒森峰生徒H「それが御願いしようとしたら副隊長が般若の様な顔で睨んできて・・・」ヒソヒソ

黒森峰生徒C「中々タイミングがないよね」ヒソヒソ

まほ「・・・・(隊員達もみんなアイツに夢中か)」ヨロヨロヨロ

まほ「(女子校だから男っぽいアイツがただ格好よく見えるだけだ!そうだ!そうに違いない!)」

まほ「(アイツよりまず私の事を敬え!)」ヨロヨロヨロ

まほ「はぁ・・・重いな弾薬・・・ってうわぁ!」バタッ

ペパロニ「?」

まほ「痛たたた・・・・・足を捻ってしまったか?」

ペパロニ「大丈夫っすか?」

エリカ「ちょっと!弾薬位しっかり運びなさいよ!」

まほ「すっ!すいません!少し足を捻ってしまったみたいで」

ペパロニ「それなら」ガシッ

まほ「あっ//////えっ//////」

エリカ「ペペペペペペパロニさん!?一体何を!?」

ペパロニ「ん?保健室に連れていくんすよ」

エリカ「い、い、いやだってその格好!?(お姫様抱っこって私さえして貰った事ないのに!?)」

ペパロニ「?」

まほ「(こっ//////これが世に言う///お姫様だっこと言う奴か///)」

まほ「(以外に悪くないな///しかもコイツ近くでみたら結構カッコいいかも///)」

まほ「(隊員達が夢中になるのも分かった気がする//////)」

エリカ「代わります!そいつは私が連れて行きますから!(引き離さないと!)」

まほ「そっ!その//////動かすと痛いからこのまま連れて行って下さい//////」

エリカ「なっ!?」

ペパロニ「だそうっすから自分が連れて行くっすよ!」スタスタスタ

まほ「その///ありがとうございます隊長///////」

ペパロニ「いやいやそれにしても軽いっすね」スタスタ

まほ「そうですか/////」

エリカ「・・・・・・・・・・・・・・」

エリカ「私もして欲しかった事を先にやって貰うなんて」ボソッ

エリカ「・・・・・・・戦車道と家柄だけのクソ女」ボソッ

エリカ「仕方なく雑用に使ってやってたら、私のペパロニさんに色目を使うなんて・・・・」ギリッ

エリカ「・・・・・許さない」

黒森峰生徒F「マズイ、副隊長の怒りのゲージが明らかに振り切れてる」ヒソヒソ

黒森峰生徒G「私今日早退するね」ダッ

黒森峰生徒H「わっ!私も」ダッ

寝る

ペパロニ「え~っと保健室は何処だったかなぁ」スタスタスタ

まほ「あっ//////その//////そっちです//////」

ペパロニ「ここっすね!」ガチャ

ペパロニ「あれ?誰もいないっすね?」

まほ「のようですね//////」

ペパロニ「じゃベッドに静かに降ろすっすよ」スッ

ペパロニ「え~っと湿布は・・・あったあった!」

ペパロニ「これでよし!」ペタッ

ペパロニ「じゃ自分はこれで」

まほ「たっ!隊長!」

まほ「その//////有難う御座います//////」ペコッ

ペパロニ「これ位お安い御用っすよ!それじゃ安静にするんすよ!」ガチャ バタン

まほ「・・・・・・・・・・あいつカッコいい//////」

まほ「・・・・・・・・・・・」

まほ「よし!エリカをなびかせて隊長に戻る作戦は止めだ!」

まほ「ターゲットを隊長に絞るぞ!」

―――
――


エリカ「ちょ!ペパロニさん!?」ダッダッダッ

ペパロニ「どうしたんすかエリカ?そんなに慌てて」

エリカ「西住まほを副隊長に指名したって本当ですか!?」

ペパロニ「本当っすけど?」

エリカ「なっ!・・・あいつはダメです!」

エリカ「あれは何もとりえが無い腐ったミカンなんですよ!?」

エリカ「なんであんな奴を副隊長に指名したんですか!」

ペパロニ「まほがノート持ってきたんすけど」つ

エリカ「こっ!これは次回練習試合の作戦計画!?」

ペパロニ「この作戦立案完璧じゃないっすか?」

エリカ「・・・・・・・・(確かに非の打ち所が無い完璧な作戦だわ)」

ペパロニ「それで本人が副隊長になりたいって言うんでそうしたんすよ」

エリカ「だけど副隊長には私がいます!」

ペパロニ「でもアンツィオは副隊長が二人いたっすよ?」

エリカ「うっ!」

ペパロニ「それに副隊長が二人いた方がエリカの負担が減るかな~って思って」

エリカ「そ/////そうだったんですか♪(私の事を思って♪)」

エリカ「(ペパロニさんの優しさは嬉しいけどアイツが副隊長はやはり・・・・)」

まほ「そう言う事だエリカ!」

エリカ「あっ!アンタ!」

まほ「今日から同じ副隊長同士呼び捨てにさせて貰うぞ!」ニヤニヤ

エリカ「ぐっ!」

まほ「まあ今後は?お互い隊長を支える為な?頑張ろうじゃないか?なぁ?」

エリカ「・・・・・(いつもより数十倍ムカつく)」イライライラ

ペパロニ「まほ、頼むっすよ」ポンッポンッ

まほ「ふふっ//////お任せ下さい//////!」

エリカ「っ!?(こいつペパロニさんを狙ってるわね!?)」

エリカ「・・・・わかりました!副隊長に就任したのは認めましょう」

エリカ「でも私がペパロニさんの恋人なので余り出すぎた真似はしないように!」

まほ「そうか。い・ま・は・エリカが恋人だもんなwwww!」

エリカ「い!今だけじゃなくて今後も私がペパロニさんの恋人よ!」

まほ「(ふん!今に恋人の席も隊長の心も私の物にしてやるからな!)」ジロッ

エリカ「(絶対に!絶対にペパロニさんは渡さない!)」ギロッ

ペパロニ「(今度三人で親睦を深める為旅行に行くのもいいっすね)」

ペパロニ「(いやその前にまほの副隊長就任パーティもしないといけないっす)」

ペパロニ「(そういえばエリカに誕生日プレゼントもそろそろ買わないと)」

ペパロニ「(やる事が多いっすねぇ)」


読んでくれた人がいたらありがとう

ネタが出たらまほとエリカがペパロニを奪い合う軽い愛憎劇的な続編を書くかも

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年06月18日 (土) 05:43:00   ID: N0SLfxKY

つまんねえんだよカス
ポケモンタグ消せやタヒね

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