アンチョビ「我々には情報が足りなかった!」
ペパロニ「どうしたんすかドゥーチェ?」
アンチョビ「大洗は試合前我が校にスパイを送っていたらしいじゃないか!」
カルパッチョ「後から聞きましたけどそうらしいですね。」
アンチョビ「よって我々も大洗にスパイとしてペパロニを送ろうと思う!」
ペパロニ「自分すか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458742463
カルパッチョ「あの~ペパロニはあまりスパイに向いてない様な・・・」
アンチョビ「大丈夫だ!私がペパロ二を特殊スパイにしたて上げる!」
ペパロニ「特殊スパイ?」
アンチョビ「そうだ!只進入するのではなく内通者を確保するんだ!」
ペパロニ「どうやって?」
アンチョビ「簡単だ!お前が男になり大洗の生徒に近づき情報を貰う!以上だ!」
ペパロニ「ドゥーチェ何いってんすか?自分いちおう女っすよ?」
カルパッチョ「ひょっとして男装を?」
アンチョビ「その通り!男装だ!男装!」
アンチョビ「少女漫画で培った能力とイタリア式口説き術ををお前に与えてやる!」
アンチョビ「3日で中身と見た目をモテ男にしてやる!行くぞ!」グイッ
ペパロニ「ちょ、急っすよドゥーチェ!」ズルズルズル
カルパッチョ「・・・・大丈夫かしら」
―――
――
―
~3日後~
アンチョビ「どうだ!完璧に男だろ?」
ペパロニ「・・・・・」
生徒「ペパロニ姉さん男みたいっす!」
生徒「かっこいいっすよ!」
カルパッチョ「たしかに見た目は男性になりましたね。」
アンチョビ「元々ペパロニは中性的な感じだからな!」
アンチョビ「服装と中身を教育したら完璧だ!」
カルパッチョ「う~む。確かにこれならイケるような・・・」ガシッ
カルパッチョ「えっ?」
ペパロニ「褒めてくれてありがとうお嬢さん。」ニコッ
ペパロニ「君みたいな可愛い女性に会えて僕は幸せだよ♪」ニギニギ
カルパッチョ「ちょ/////急に手を・・」
ペパロニ「君みたいな可愛い女性の手を握りたくなるのは仕方が無いことさ♪」ニギニギ
カルパッチョ「うっ////(相手はペパロニよ。何ドキドキしてるの私/////)」
アンチョビ「どうだ!これで大洗の生徒も落とせるだろ!」
カルパッチョ「はっ・・・・はい/////」
アンチョビ「必死に教育した成果があったな!」
ペパロニ「嫌って程勉強した甲斐があったっす♪」
カルパッチョ「///////////////」
アンチョビ「では行くぞ大洗へ!!すけこまし作戦発動だ!」
―――
――
―
アンチョビ「作戦はこうだ。ターゲットはこいつ武部沙織だ」つ写真
カルパッチョ「確か隊長車に乗ってる人でしたよね?」
ペパロニ「覚えてねえっす」
アンチョビ「調査の結果こいつはもうすぐこの道を通る」
アンチョビ「この曲がり角でペパロニがワザとぶつかって、お互いコケる」
アンチョビ「その後、謝罪がしたいと連絡先を聞きだして次のステージだ!」
ペパロニ「姉さん完璧な作戦っす!」
カルパッチョ「ちょっとベタじゃないですか?」
アンチョビ「作戦はベタな位がちょうどいいんだ!そろそろ来るぞ!準備しろ!」
―――
―――
エリカ「ったく!何で私が大洗に書類何かもっていかないといけないんだか・・」スタスタスタ
~曲がり角~
アンチョビ「おっ誰か来たぞ。恐らく武部沙織だ。いけペパロニ」ヒソヒソ
ペパロニ「うっす」タッタッタッタッタ
ドカン バタ
エリカ「痛たた・・・ちょっと!!アンタ!!一体どこ見てほっつきあるいてんのよ!?」
ペパロニ「すまない・・・(あれっ?武部沙織じゃないような・・・・)」
カルパッチョ「ドゥーチェあれって黒森峰の副隊長じゃないですか?」ヒソヒソ
アンチョビ「確か逸見だっけか?・・武部沙織は?」ヒソヒソ
エリカ「擦りむいちゃったじゃないのよ!!一体どうせき・・にん・・・って・・・え/////////////」
ペパロニ「あーえっと(間違えた?)」
エリカ「あののの//////お・・・おおお怪我はありままませんか?!?」
ペパロニ「いえ・・(こいつどっかで見たような)」
エリカ「こここ/////ここ擦りむいてるじゃないですか!大変!至急手当てを////」つハンカチ
ペパロ二「いやこれ位・・・(誰だっけな?)」
エリカ「ばい菌が入ったら大変です。御免なさい!私の前方不注意で」ペコッ
ペパロニ「(あっ!こいつ黒森峰の副隊長だ!)いえいえ此方こそ」
エリカ「本当に御免なさい。」ペコッ
ペパロニ「いえ、では自分はこれで(とりあえずドゥーチェのとこに戻ろ)」スッ
エリカ「お待ちになって!!!!」
エリカ「改めてお詫びをしたいので////是非!是非!是非!連絡先を!」
アンチョビ「あいつら一体何をしてるんだ?」ヒソヒソ
カルパッチョ「携帯で連絡先を交換してるような」ヒソヒソ
アンチョビ「あっ!戻ってきたぞ!」
ペパロニ「ドゥーチェ!」
アンチョビ「すまん!武部と間違えてしまったようだ。」
カルパッチョ「それより何があったの?」
ペパロニ「実はカクカクシカジカで」
アンチョビ「アイツと連絡先を交換したのか?」
ペパロニ「ええ。食事に行こうって誘われたっす!」
アンチョビ「何でそうなるんだ?」
カルパッチョ「いわゆる脈アリって奴では?」
ペパロニ「そういえば名前を聞かれたんすけど」
アンチョビ「名前!?そういえば決めてなかった!何て名乗ったんだ!」
ペパロニ「いやペパロニって名乗るのは流石にマズイと思ったんで咄嗟にペパチョビって名乗ったっす!」
アンチョビ「よくやった!ペパチョビだったら絶対バレないな!」
カルパッチョ「(そうかしら?)」
ペパロ二「ドゥーチェこれからどうしたらいいっすか?」
アンチョビ「作戦変更だ!ターゲットを黒森峰の副隊長にする!!」
ペパロニ「うっす!」
カルパッチョ「(上手くいくかしら?)」
――――
――――
エリカ「これが黒森峰からの書類よ♪」
優花里「あの、足を擦りむいていますが・・・」
エリカ「いいのよこれは♪じゃあね♪」
エリカ「~♪~~♪♪~~~♪~~♪」
優花里「鼻歌歌ってえらく機嫌がよさそうですね」ヒソヒソ
みほ「私、あんなに機嫌が良いエリカさん見るのはじめて」ヒソヒソ
エリカ「~♪♪~~♪(ペパチョビさん。何て素敵な方♪♪)」
エリカ「(こんな出会いがあるなんて大洗に来て良かったわ♪♪♪)」
―――
――
―
~数日後~
アンチョビ「今日はあの逸見エリカとレストランで食事だ!」
アンチョビ「とりあえず戦車道まで話を広げる事が本日の目標だ!」
ペパロニ「うっす!」
アンチョビ「カルパッチョの見立て曰く脈アリだそうだ」
カルパッチョ「おそらくですけどね。」
アンチョビ「我々は近くの席で話を聞いている!何かあったらこの無線機で連絡だ!」
アンチョビ「脈ありなら楽勝だ!何としても戦車道まで話を持っていけ!」
ペパロニ「任せてください!」
~~~
~~~
ペパロニ「え?戦車道で副隊長をやっているんですか?」
エリカ「ええ////そんな大した事では無いですよ////」
ペパロニ「いやいや、副隊長なんて凄い事ですよ」
~近くの席~
アンチョビ「ペパロニ上手く話を進めているな」ヒソヒソ
カルパッチョ「ええ」ヒソヒソ
アンチョビ「相手の話を聞く事に徹してなおかつ褒める」ヒソヒソ
アンチョビ「必勝法だな・・・・しかし」ヒソヒソ
カルパッチョ「どうしました?」
アンチョビ「あのエリカって奴何でパンツァージャケットで来てるんだ?」ヒソヒソ
カルパッチョ「レストランでかなり浮いてますよね」ヒソヒソ
アンチョビ「私服が買えない位貧乏なのか?」
カルパッチョ「いや、それは無いかと・・・・」
ペパロニ「私戦車道に興味あるんですよ。」ニコッ
エリカ「////そっ!//そうなんですか!き!奇遇ですね!(よっしゃぁぁぁぁぁ!!!!)」
ペパロニ「そうですね♪(ドゥーチェ無事計画進んでるっす♪)」ニコッ
ペパロニ「しかも黒森峰と言えば強豪じゃないですか」
エリカ「いえ////隊長は無愛想ですし隊員は応用が利かないし////名前だけですよ♪」
ペパロニ「いやぁ、でもアンツィオと違って何度も優勝経験があるなんて凄いですよ」
エリカ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンツィオ?」
ペパロニ「・・・・あ」
ペパロ二「あ!バカ!」
カルパッチョ「ドゥーチェ静かに」ヒソヒソ
アンチョビ「ま、まずいぞ・・おいペパロニ」ピッ
ペパロ二「ね、姉さんどうしたら?」ヒソヒソ
アンチョビ「と、とりあえず妹か戦車道をやってる事にしろ」ピッ
エリカ「あの・・・ペパチョビさんはアンツィオと何か関係が?」
ペパロ二「妹が!妹がアンツィオで戦車道をやってるんですよ!」
エリカ「そうなんですか!?奇遇ですね!これって////運命と言う奴ですね////」
ペパロ二「そうですね!」アハハハハ
エリカ「////////////」
アンチョビ「とりあえずごまかせたな」ヒソヒソ
アンチョビ「かなり危ういですけどね・・・」
――――
―――
―
エリカ「~♪~~♪♪~♪~♪」
黒森峰生徒A「副隊長!」
黒森峰生徒B「何か良い事でもあったんですか?」
エリカ「ふふっ♪別に何もないわよ」
黒森峰生徒A「ひょっとして好きな人とデートが出来たとか?」
エリカ「そ//////そんなんじゃないわよ♪(その通りだけど)」
黒森峰生徒A「あー確かにデートではなさそうですね。」
黒森峰生徒B「確かにパンツァージャケットでデートとかありえませんもんねww」
エリカ「えっ!?」
黒森峰生徒A「パンツァージャケットでデートとか女捨ててます宣言だよねぇww」
黒森峰生徒B「確かに!相手の人に対して実質嫌がらせみたいなもんだよね♪」
黒森峰生徒A「そんな痛い女行動、副隊長がとるわけないよね!」
黒森峰生徒B「確かに!デートでそんな格好侮蔑の対象ですもんね♪」
エリカ「」
黒森峰生徒A「で!一体何があったんですか?」
黒森峰生徒B「教えてくださいよ!」
エリカ「・・・・・・・」
エリカ「・・・・・・・」
黒森峰生徒A「・・・副隊長?」
エリカ「あぁん!?」ギロッ
黒森峰生徒A&B「」ビクッ
エリカ「別になんだっていいでしょ!!」
エリカ「喋ってる暇があるならとっとと整備済ませちゃいなさいよ!!」
黒森峰生徒A&B「は。はい!」
エリカ「・・・・・・」スタスタスタ
黒森峰生徒A「最近優しくなったと思ってたんだけどねぇ」
黒森峰生徒B「そんな事なかったね」
~エリカの部屋~
エリカ「まさか私はペパチョビさんに恥を・・・・・?」
エリカ「パンツァージャケットはダメだったの?」
エリカ「今まで常に正装はパンツァージャケットだったのに?」
エリカ「よく見たら手も戦車の油で所々黒いじゃないの・・・・」
エリカ「ひ・・・ひょっとして・・・・・」クンクンクンクン
エリカ「練習後にお会いしたから汗の臭いも?」
エリカ「・・・・・・・・・・わ、私は何てことを」ガクッ
エリカ「変わらなきゃ」ボソッ
エリカ「ペパチョビさんに似合う女性にならなきゃ!!」
ここまで
>>56訂正
ペパロニ「いやぁ、でもアンツィオと違って何度も優勝経験があるなんて凄いですよ」
エリカ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンツィオ?」
ペパロニ「・・・・あ」
アンチョビ「あ!バカ!」
カルパッチョ「ドゥーチェ静かに」ヒソヒソ
>>58訂正
エリカ「そうなんですか!?奇遇ですね!これって////運命と言う奴ですね////」
ペパロ二「そうですね!」アハハハハ
エリカ「////////////」
アンチョビ「とりあえずごまかせたな」ヒソヒソ
カルパッチョ「かなり危ういですけどね・・・」
――――
―――
―
1時から投稿
~アンツィオ~
アンチョビ「今月も予算がカツカツだな・・・」
カルパッチョ「屋台の日数を増やしましょうか?」
アンチョビ「しかしこれ以上増やすと生徒に負担が大きすぎるしなぁ」
アンツィオ生徒「ドゥーチェ!お客さんですよ!」
アンチョビ「私にお客?」
エリカ「お邪魔するわ」
アンチョビ「げ!」
エリカ「げっ!て何よ?」
アンチョビ「いや何でもない・・・」
アンチョビ「おい、ペパロニは今どこにいる?急いで隠れるように伝えろ」ヒソヒソヒソ
カルパッチョ「ペパロニは今日陸に上がって食材の買い付けです。夜までおそらく戻りません」ヒソヒソ
アンチョビ「なら大丈夫か」ヒソヒソ
エリカ「さっきから何ヒソヒソ話してるわけ?」
アンチョビ「いやこっちの話だ!黒森峰の副隊長逸見だったな!今日はどうしたんだ?」
エリカ「ちょっと近くまで寄ったからアンツィオの戦車道を見学しようと思ってね」
アンチョビ「それは別にかまわんが、何故急に?」
エリカ「何となくよ。何となく」キョロキョロ
カルパッチョ「恐らくですがペパロ二が咄嗟に言った妹を探しにでは?」ヒソヒソ
アンチョビ「まずいぞ。そんな奴ウチにいないのに」ヒソヒソ
エリカ「案内して貰っていいかしら?」
アンチョビ「ああ(適当に案内して帰ってもらうか)」
アンチョビ「ここがアンツィオの戦車倉庫だ!」
エリカ「結構広いのね」キョロキョロ
アンツィオ生徒「あっ!ドゥーチェ大変です!」
アンチョビ「どうかしたか?」
アンツィオ生徒「CV33の部品なんすけどもう限界が来てこれ以上修理は無理です!」
アンチョビ「何!?何とか修理出来ないのか!?」
アンツィオ生徒「無理です!元々限界でしたからこれ以上はどうにもなりません!」
エリカ「なら新しく部品を買えばいいんじゃないの?」
アンチョビ「ウチにそんな金は無い!とりあえず他のCV33の部品と組み合わせろ!」
アンチョビ「全部は無理でも何台かは動かせる様にするんだ!」
アンツィオ生徒「ドゥーチェ大変です!」
アンチョビ「今度はなんだ!?」
アンツィオ「次回から燃料の価格が上がるみたいっす!」
アンチョビ「また上がるのか!」
カルパッチョ「これ以上の値上がりは訓練に支障が出ますね。どうします?」
アンチョビ「座学の時間を増やす!生徒にはより一層の節約を指示しろ」
カルパッチョ「わかりました。」
エリカ「・・・・・・・・」
エリカ「・・・・この大破してるP40は何なの?」
アンチョビ「それか?それは修理する予算が無くて後回しになってるんだ」
カルパッチョ「CV33と違って修理にお金が結構掛かるんですよ」
エリカ「ふーん・・・そうなの・・・・」
アンチョビ「さて、じゃあパスタでも食べるか?向こうに屋台が出してあるぞ」
エリカ「ええいただくわ。」
アンチョビ「こっちだ(お腹いっぱいになったら帰ってもらうか)」
ペパロ二「姉さん!ただいま戻ったっす♪」
アンチョビ「あ!」
エリカ「えっ?」
ペパロ二「いやぁ予想以上に買い付けが早くおわったっす♪」
ペパロ二「あれ?お前は逸見エリカ?どうしてここに?・・・・あっ」
エリカ「・・・・・・・ちょっと・・・・・あなた」
アンチョビ「あのだな!これは!違うんだ!(マズイ!マズイぞ!)」アタフタ
エリカ「あなたひょっとしてペパチョビさんの妹ね♪」
ペパロ二「えっ?」
アンチョビ「とにかく今は話を合わせろ。」ヒソヒソ
カルパッチョ「とりあえずペパチョビの妹と言う事で挨拶を」ヒソヒソ
ペパロ二「わかったっす」ヒソヒソ
ペパロ二「自分がペパチョビの妹でアンツィオの副隊長!ペパロ二だ!」
エリカ「やっぱりね♪顔がそっくりだもの♪
エリカ「色々お話いいかしら?」
ペパロ二「あ~えっ~と・・・・」
アンチョビ「私が後ろでフォローするから適当に話せ。も少ししたら帰ってもらうから」ヒソヒソ
エリカ「(アンツィオに来て良かったわ♪)」
―――
――
―
~黒森峰~
エリカ「隊長、これが次回連盟に提出する書類です。」つ
まほ「ああ、いつもすまないな」ペラッ
エリカ「いえ、副隊長である私の役目ですから」
まほ「・・・・・・・・」
まほ「・・・最近エリカは香水をつけてるのか?」
エリカ「ええ、女性の嗜みですから。隊長も使いますか?」
まほ「・・・・・・いや、またの機会にする」ペラッ
まほ「・・・・・・・・」ペラッ
まほ「・・・・・・なあ」ペラッ
エリカ「何でしょうか?」
まほ「このアンツィオへの予算拡充とはなんだ?」
エリカ「今後戦車道の拡大発展にはアンツィオへの支援が不可欠です。その書類です。」
まほ「?何故黒森峰がアンツィオの予算拡充意見を出さねばならんのだ?」
エリカ「アンツィオは予算が無くて困っています。」
エリカ「連盟が援助金を払うのは当たり前かと?」
まほ「いやだから何故黒森峰がアンツィオの為にそんなk」
ドンッ
まほ「」ビクッ
エリカ「なら隊長はアンツィオの戦車道が無くなっても良いというんですか!!!??」
まほ「いや、そんな事はないぞ」アセアセ
エリカ「隊長は連盟の会議に発言が出来る立場ですよね!絶対この書類を出して下さい!」
まほ「わ、わかった!」
エリカ「家元にもお話して絶対に書類を通して下さいよ!」バンッ
まほ「わかった!わかった!お母様には私から言っておく!」
エリカ「では私はこれで失礼します!」パタンッ
まほ「・・・・・」ホッ
エリカ「ふふふ////」
エリカ「待っててね♪ペパチョビさん////」
エリカ「私が義妹の戦車道を援助してあげるんだから////」
ここまで
―――
――
―
エリカ「戦車博物館楽しかったですね♪」
ペパロニ「ええとっても♪」ニコッ
エリカ「♪(よし!このタイミングよ!)」
エリカ「そういえば今度戦車道連盟の会議で予算の話があるんですけど・・・」
ペパロニ「?」
エリカ「黒森峰がアンツィオの予算が少な過ぎると意見するらしいですよ?」
ペパロニ「本当ですか?・・・ひょっとしてエリカさんが?」
エリカ「いえいえ、私はちょっと助言しただけですよ♪」
ペパロニ「助かります!これならアンチョビ姉さ・・・・妹も喜びますよ!!」
エリカ「喜んで貰えて良かったです♪(よし!次よ!次!落ち着けワタシ!)」
エリカ「そ!そういえばそろそろお昼ですね!(慎重に・・・)」
ペパロニ「そうですね。昼時ですし何処かイタリアンレストランでも」
エリカ「あ!あの!実は私!き!き今日!お弁当作ってきたんです!(落ち着け!)」
エリカ「よければ是非!是非!是非!食べていただきたいんですが!」
ペパロニ「本当ですか?是非食べたいですね♪」
エリカ「じゃ!じゃあ!!あそこのベンチで!(しゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)」
エリカ「これ!私が作ったハンバーグなんですよ♪どうぞ♪」
ペパロニ「・・・・おいしいですよ♪」パクッ
エリカ「お口にあって良かった♪♪(よし!)」
ペパロニ「いやぁ、こっちのポテトも美味しいですね♪」ムシャムシャ
エリカ「本当?私嬉しいです♪(よし!ここは勝負の時よ!!)」
エリカ「あの・・・ペパチョビさん?」
ペパロニ「何ですか?」ニコッ
エリカ「どうぞ♪あ~んしてください♪」つ
ペパロニ「・・・・・・」
エリカ「(マズイ!?まだこの段階は早かった!?)」
ペパロニ「どうも♪」パクッ
ペパロニ「いやぁ!おいしいですね♪」ムシャムシャ
エリカ「♪♪♪♪♪」
エリカ「ペパチョビさんさえ良ければ私毎回作りますよ♪」
ペパロニ「本当ですか!?エリカさんにおべn」
エリカ「エ・リ・カ♪」
ペパロニ「?」
エリカ「今度からエリカさん何て他人行儀では無くエリカと呼んでください♪」
ペパロニ「えっ~とそれじゃ・・・エリカ!」
エリカ「はいっ♪♪」
アンチョビ「なぁ?あの二人付き合ってないよな?」ヒソヒソ
カルパッチョ「出会ってから2回ですよ?」ヒソヒソ
アンチョビ「その・・・なんだ?色々早すぎないか?」ヒソヒソ
カルパッチョ「黒森峰だから電撃戦なのでしょうか?」ヒソヒソ
アンチョビ「まあいいか。ペパロニそろそろ本題に入れ」ヒソヒソ
ペパロニ「了解っす・・・・・・そういえばエリカ?」
エリカ「何ですか♪」
ペパロニ「黒森峰には戦術や作戦の計画書とかあるんですか?」
ペパロニ「あれば一度見てみたいなぁ~と思うんですけど(どうだろ?)」
エリカ「いいですよ?今度持ってきますね♪」
ペパロニ「それじゃあ今度遊園地に行きませんか?」
エリカ「遊園地!?良いですね!行きます!絶対行きます♪♪」
アンチョビ「えらく簡単に話が進んだな」ヒソヒソ
カルパッチョ「即答でしたね・・・」ヒソヒソ
とりあえずここまで
―――
――
―
エリカ「審議に通さなかったってどういうことですか!?」ガシッ
まほ「エ・・エリカぐぐ苦じいぃ・・」
黒森峰生徒「ちょっと副隊長!?隊長を締め上げるなんて!」
黒森峰生徒「はやく離して上げてください!」
エリカ「あんた達は黙ってなさい!!」
まほ「は!・・・・はなじてぐれぇぇ」バタバタ
エリカ「ふん!」ドサッ
まほ「ゴホッ・・ゴホッゴホッ」
エリカ「何で通ってないんですか!!?」ドンッ
まほ「そっ!その・・やはりウチからアンツィオの件の具申するのは如何なモノかと・・」
エリカ「隊長は私の恋路を邪魔するんですね!?そうなんですね!!!?」
まほ「恋路?一体なんのh」
エリカ「ではここで隊長の解任及び追放の決議を出します!」
まほ「・・・・・・・・え?」
エリカ「この決議に異論がある人は?」
黒森峰生徒A「あのいくら何でもそr」
エリカ「アンタは何か異論があるってんの!!!!あぁん!!!!???」ギロッ
黒森峰生徒A「あっ!ありません!」ビクッ
エリカ「他は!!?文句あるやつぁ前に出なさい!!!!」ギロッ
生徒達「・・・・・・・・・・」シーン
エリカ「異論無しね!!ではこの案は可決!!」
まほ「ちょ!待ってくれ!!」
エリカ「では繰り上がりとして本日より私が黒森峰隊長として指揮をとる!!」
エリカ「以上解散!!」
黒森峰生徒達「はっ!はい!!」ビシッ
数日後
~アンツィオ~
ドドドドドド
黒森峰生徒「パンター10両・ヤークトティガー10両」
黒森峰生徒「後ティガー10両あとエレファントです。」
ペパロニ「すげぇ大きい戦車っすね!」
カルパッチョ「あの、これ本当にウチが?」
黒森峰生徒「エリカ新隊長がアンツィオに引き渡せとの事でした。」
黒森峰生徒「乗るなり売るなり好きにせよとのお達しです!」
アンチョビ「いやいや!学校同士の戦車のやりとりはマズイんじゃないか!?」
黒森峰生徒「新隊長曰く一生貸すだけだから問題無いと」
アンチョビ「ていうかエリカは副隊長だろ!?」
黒森峰生徒「こないだ付けでエリカ副隊長は隊長に着任しました。」
アンチョビ「一体何があったんだ?」
黒森峰生徒「それが大きな声じゃ言えないんですが実はかくかくしかじかで」
アンチョビ「」
カルパッチョ「つまりクーデターがあったと・・・」
アンチョビ「西住はどうなったんだ!?」
黒森峰生徒「まあその後なんですけど」
黒森峰生徒「西住隊長は連盟や家元からの嘆願で追放だけは無くなりました。」
黒森峰生徒「あと新隊長は挨拶に来たがってましたが連盟の会議に出るとの事」
黒森峰生徒「アンツィオの皆さんにくれぐれもよろしくと言ってました。」
黒森峰生徒「それでは失礼します。」ビシッ
カルパッチョ「ご苦労様です。」ペコッ
アンチョビ「まさかこんなに戦車が送られてくるとはなぁ」
アンツィオ生徒「ドゥーチェ大変です!」
ペパロニ「どうした?」
アンツィオ生徒「アンツィオへの戦車道予算の増額が決まりました!」
ペパロニ「増額だと!?本当か!?」
アンツィオ生徒「間違いありません!連盟から連絡がありましたから!」
アンツィオ生徒「何でもアンツィオが特別指定校になったらしいっす!」
ペパロニ「特別指定高校?」
カルパッチョ「強豪校が指定される制度よ」
カルパッチョ「指定校は練習場優先権や経費は全て連盟が払ってくれるはず」
ペパロニ「つまり?」
カルパッチョ「アンツィオはこれから試合に掛かるお金は全て連盟持ちって事ね」
ペパロニ「そんな凄い制度なのか!」
アンチョビ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ペパロニ「どうしたんすかドゥーチェ?」
アンチョビ「なんか知らない所で大きな力によって色々決まっていってるな・・」
アンチョビ「まあ、全て事後報告ですからね」
アンチョビ「・・・・これってエリカのチカラ・・っていうか全部私達のせいだよな?」
>>138
訂正
アンチョビ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ペパロニ「どうしたんすかドゥーチェ?」
アンチョビ「なんか知らない所で大きな力によって色々決まっていってるな・・」
カルパッチョ「まあ、全て事後報告ですからね」
アンチョビ「・・・・これってエリカのチカラ・・っていうか全部私達のせいだよな?」
カルパッチョ「まあ、根っこの部分としてはおそらく・・・・」
アンチョビ「話が大きくなり過ぎだ!最初は作戦計画や書類がターゲットだったのに!」
アンチョビ「いつの間にか隊長か解任されたり戦車が30両以上来たり予算が増額の大騒動じゃないか!?」
カルパッチョ「どうしますドゥーチェ?」
アンチョビ「予算増額は正直ありがたい!しかしこれは話が大きすぎて怖い」
アンチョビ「相談するか・・・」
―――
――
―
みほ「それ本当なんですか?」
優花里「らしいんですよ!」
優花里「解任及び追放後、家元と連盟が掛け合って追放だけ何とか取り下げて貰ったらしいです!」
優花里「でも追放を取り消す代わりにアンツィオを特別指定校にする様にエリカ殿が迫ったとか」
みほ「何でアンツィオなんだろう?」
優花里「さぁ?何ででしょうね?」
みほ「・・・・・」
優花里「ま!まあ!西住殿のお姉さんは何とか戦車道に戻れたので一応戦車道を続けれますし・・・」
みほ「そうだよね!別に隊長じゃなくてもお姉ちゃんはお姉ちゃんだし!」
桃「西住!お客だ」
みほ「お客?」
アンチョビ「や!やあ!」
――
――
みほ「えっとつまり一連の騒動にはそんな裏があったと?」
アンチョビ「正直申し訳無いと思ってる。まさかこんな事になるなんて」
みほ「いえエリカさんがやった事なんですよね。そんなに畏まらなくても」アセアセ
沙織「あの!その話は置いといて、アンチョビさんの隣にいるカッコイイ男性は一体どちら様?」
アンチョビ「む?こいつか?男装してるがペパロニだぞ!」
ペパロニ「どうもっす!」
沙織「あ?え・・・男の人じゃないんだ・・・・」
アンチョビ「(最初のターゲットはお前だった事は伏せておこう・・・)」
麻子「で、どうするんだ?いつかネタ晴らしをしなきゃいかんだろ?」
ペパロニ「最初は真正面からバラす予定だったんだが」
麻子「あの女の事だ今まで騙されたと知ったら・・・・」
~~~~~~
~~~~~~
エリカ「貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
エリカ「よくもよくもよくも私の純情を弄んでくれたわね!!!!!!!!」
エリカ「その腸掻っ捌いてハイデルベルク城に吊るし並べてくれるわぁぁぁぁぁぁ」
エリカ「くたばれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」ドォォォン
~~~~~
~~~~~
麻子「とかになりそうだな」
アンチョビ「」
みほ「いやエリカさんの事だからゴタクを並べず即座に」
~~~~~
~~~~~
エリカ「[ピーーー]ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
~~~~~
訂正
~~~~~
~~~~~
麻子「とかになりそうだな」
アンチョビ「」
みほ「いやエリカさんの事だからゴタクを並べず即座に」
~~~~~
~~~~~
エリカ「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
~~~~~
~~~~~
アンチョビ「」
みほ「たいぎゃたいぎゃえすか」ガタガタガタ
優花里「西住殿訛ってますよ」
華「ならいっそ逃げて行方をくらますとかどうでしょう?」
華「真実を闇の中に葬れば解決では?」
アンチョビ「いや、ペパロニとの関係はわかっているからなぁ」
アンチョビ「逃げたらウチに来て徹底的に何処に行ったか調べ上げるはずだ」
ペパロニ「どうしますドゥーチェ?」
沙織「やっぱり正直に話すしかないよ!」
カルパッチョ「だよなぁ」
―――
――
―
~黒森峰~
黒森峰生徒B「あの・・・その隊長・・これ」つ
まほ「洗濯ですね。今順番にしているのでそっちに置いといて下さい」
まほ「あと私はもう隊長でありません」
まほ「西住とでも呼んで下さい」
黒森峰生徒C「あの・・・・鍵なんですが」
まほ「私の方で閉めときますので大丈夫ですよ」
黒森峰生徒C「それではお先に失礼します」ダッダッダッ
まほ「さて洗濯を終わらしてしまわないとな」
まほ「・・・・・・・」ゴシゴシゴシ
まほ「・・・・・・・」ゴシゴシゴシ
まほ「・・・・・・・」ゴシゴシゴシ
まほ「何で私はこんな事をしてるんだぁぁぁぁ!!!!!」
まほ「私はあの西住まほだぞ!?」
まほ「国際強化選手にして西住流の娘!知名度だって割とある有名人だ!」
まほ「それが何で洗濯板で隊員のパンツァージャケット何か洗わなきゃならん!?」
まほ「お母様に泣きついて何とか追放を取り消してもらったがまさか下っ端からスタートとは・・・」
まほ「これもエリカのせいだ!一体アイツは何を考えてるんだ!?」
まほ「そりゃ無理にカレー博物館に送って貰ったり」
まほ「仕事を全部押し付けて大洗に行ったりしてエリカの休み潰したり」
まほ「TVでエリカの出演時間を私が大洗話をしすぎて尺が無くなって出れなくなったり」
まほ「多少迷惑掛けたと思うぞ!でもクーデターはないだろ!?」
まほ「・・・・・・・・・」
まほ「・・・・・・・・・」
まほ「・・・・・・・・・」
まほ「洗濯終わらして早くかえろ・・・」
エエ ホントウデスカ ウフフ♪♪
まほ「?」
エリカ「義妹さんは戦車を気に入って下さったかしら?それは良かった♪」
エリカ「いえ、大したことでは無いのでお気になさらず♪」
エリカ「ええ・・・・重要な話がある!!!???」
エリカ「はい!!!では11時に遊園地前で♪♪ええ♪はい♪それでは♪」ピッ
エリカ「・・・・・重様な話!!遂に来たわ」
エリカ「告白ね!!!!」
エリカ「遊園地デート必ず成功させるわ!!帰って洋服の準備しなくちゃ♪」ダッダッダッ
まほ「(戦車?遊園地?デート?)」
まほ「ひょっとしてエリカの弱みを握るチャンスなのでは?」
まほ「ふっふっふっ♪みてろエリカ!所詮お前は三日天下にすぎない事を教えてやる!」
まほ「洗濯を終わらして私も準備だ!」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
~デート日~
優花里「ターゲット発見!集合予定地に接近中!」
みほ「優花里さん。もう少し小さな声で」ヒソヒソ
華「下はデニムショートパンツですね。」
麻子「上はキャミソールか?えらく胸元が緩そうだな」
沙織「今年のお洒落を先取り?って感じだね♪」
アンチョビ「えらく気合入ってるな」
カルパッチョ「本気ですね。」
ペパロニ「じゃ自分行ってくるっす!」
アンチョビ「作戦はこうだ」
アンチョビ「とりあえず遊園地を堪能させろ」
アンチョビ「その後重要な話があると言うんだ」
アンチョビ「私たちも出てきて一緒にネタばらしをする」
アンチョビ「後は野となれ山となれ作戦だ」
カルパッチョ「かなりマズイ計画ですよね・・・」
アンチョビ「後の事は終わってからじっくり考えよう」
アンチョビ「よし行けペパロニ!頼んだぞ!」
ペパロニ「うっす!」
ここまで
~まほサイド~
まほ「やはり男とデートだったか」
まほ「エリカの格好は何だ?えらく洒落た格好しやがって・・・」
まほ「そういえばあいつ最近ファッション誌を読んでたな」
まほ「普段雑誌は丸やMAMORUしか読まんくせに色気づきやがって!」
まほ「まあいい。デートの瞬間を押さえ男女スキャンダルで隊長の座を奪え返してやる。」
まほ「いざ!」
エリカ「あっ♪こっちですよ♪」
ペパロニ「待たせてしまいましたか?」
エリカ「いいえ♪私も到着した所ですよ♪」
ペパロニ「今日の遊園地楽しみでした!」
エリカ「私もです♪それじゃ行きましょ♪」グイッ
麻子「自然な流れで腕を組んだな」
優花里「しかも腕にムネを押し当ててますね。」
沙織「男殺しの腕組ね♪」
みほ「夕方には人殺しになってる可能性が」ガタガタガタ
アンチョビ「怖いこと言うなよ・・・・」
カルパッチョ「我々も移動しましょう」
――――
―――
―
ペパロニ「いやぁ、今日は楽しかったですね。」
エリカ「はい♪私もです♪」
優花里「滞りなくデートが終わりましたね。」
麻子「そろそろネタ晴らしの時だな」
まほ「我が校は不純異性交遊禁止。この写真は証拠だな」パシャパシャ
まほ「ふっふっふっ!エリカに今から撮った事を言って絶望の淵に落としてやる!」
まほ「隊長の座は明日には解任だ!今日は震えて眠れ!!」
エリカ「あの、お電話で仰ってた重要な話とは?(そろそろね)」
カルパッチョ「ドゥーチェ、そろそろでは?」
アンチョビ「よし。今から私も出る。ペパロニそこにいろ。」ピッ
みほ「あの・・・・今まで楽しかったです。」
優花里「アンツィオのパスタおいしかったのに残念です・・・」
アンチョビ「永久の別れみたいな感じはやめろ!」
アンチョビ「出逢えばこれから楽しい事があるさ!交流試合したり合同合宿したり!」
みほ「私も・・・その・・グスッ・・・グスッ・・・うっ・・・・グスッ・・・そう・・・グスッ・・思い・・ます」
アンチョビ「泣くな!死ぬとは決まってない!」
アンチョビ「行くぞ!カルパッチョ!」
カルパッチョ「はいっ!」
ペパロニ「あの・・・・実はですね」
エリカ「はいっ♪(告白ね♪心の準備は万端よ♪)」
アンチョビ&まほ「待ったぁぁぁぁぁぁ!!」
アンチョビ&まほ「ん?」
エリカ「え?あんたアンツィオの?ちょっと今いいとこだから後にしてくんない?」
エリカ「あと隊・・西住まほ?どっから湧いて出たわけ?」
まほ「はっーはっはっは!そんな口を聞けるのも今のうちだ!」
まほ「不純異性交遊の瞬間は撮ったぞエリカ!貴様の隊長期間はもう終わりだ!!」
まほ「今夜は震えて眠れ!!」
アンチョビ「ちょっと待て!とりあえず私の話を聞いてくれ!」
アンチョビ「実はこのペパチョビは男じゃないんだ!ペパロニなんだ!」
エリカ「?」
アンチョビ「おいウィッグを取るぞ」スッ
アンチョビ「こいつは男装したペパロニだ!」
まほ「えっ?」
カルパッチョ「黒森峰の情報を取る為あなたに近づいたんです。」
エリカ「えっ?・・・・・・・えっ?」
まほ「男じゃないのか?」
ペパロニ「・・・・・・・・」
みほ「巻き込まれる恐れがあるので我々は帰りましょう」
麻子「最後まで見ていかないのか?」
優花里「というか西住殿のお姉さんが乱入してますけど?」
みほ「命の方が大切です。帰ります。」ダッ
沙織「折角修羅場のシーンなのに」ダッダッ
華「いつも本で読んでるでしょ?」ダッダッダッ
アンチョビ「最初は作戦や計画が狙いだった!」
アンチョビ「しかし最終的に戦車や補助金の件でそっちが動いてくれた・・・」
アンチョビ「幾らスパイとはいえ、だまし取った形になってしまってすまない」ペコッ
アンチョビ「あと作戦を命じたのは私だ!ペパロニは何一つ悪くないんだ!」
アンチョビ「文句なら私に言え!」
ペパロニ「・・・・・・・」
エリカ「・・・・・・・・関係ない」ボソッ
アンチョビ「?」
エリカ「ペパチョビさん!いえ!ペパロニさんが女だろうと構わないわ!!!」
エリカ「だって私はペパロニさんが好きなのよ!」
ペパロニ「エリカ・・・」
アンチョビ「いや!?だからペパロニは女だぞ!?」
エリカ「そんなの関係無いって言ってるでしょ!」
エリカ「私はペパロニさんが良いの!!」
アンチョビ「良いも何も・・だってペパロニはダメだよな?」
ペパロニ「自分もその////・・・エリカとデートして恋人だったらなぁ~って思ってた・・」
ペパロニ「だから・・・・その・・・・エリカ!自分と付き合ってください!」
エリカ「勿論!OKです♪」
アンチョビ「えっ・・・ええぇ・・・」
カルパッチョ「丸く収まりましたね。」
まほ「なんだこれは・・・」
―――
――
―
エリカ「は~い♪エリカ特製のハンバーグです♪あ~んして下さい♪」
ペパロニ「あ~ん・・」ムシャムシャ
ペパロニ「エリカのハンバーグはおいしいっす♪」
エリカ「良かった♪たくさん食べて下さいね♪」
エリカ「あら?お茶が無いわね。アンタ20秒でお茶買ってきなさい!」
まほ「はい。エリカ隊長」ハイライトオフ
カルパッチョ「エリカさん達また来てますね。」
アンチョビ「うむ。今度短期転校でペパロニが黒森峰に行く事も決まったしな」
ペパロニ「じゃ、明日は自分が特製ナポリタンをご馳走するっす♪」
エリカ「本当?楽しみです♪」
まほ「エリカ隊長、お茶です」ハイライトオフ
エリカ「遅いじゃない!私とペパロニさんをいつまで待たせるつもりだったのよ!?」
まほ「申し訳ありません。」ハイライトオフ
カルパッチョ「まあ、全て丸く収まって良かったですね」
アンチョビ「そう・・・・・か?」
完
読んでくれた人がいたらありがとう
遊園地の中の話書こうと思ったけど長くなりそうだから辞めた
まほ下克上編書きたいな・・・
依頼出してくる
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