杏「付き合うのめんどい」 (194)
※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
テレビを見る時は(ry
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未央「グレートな付き合い」
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菜々「これからもこの星で……付き合っていきましょう!」
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怠惰の97作目
干物アイドル(ひもどる)杏ちゃん
杏の家 リビング
TV\キューソクセンコー/
美玲「加蓮と声が似てるよな。」
杏「ん。」ボリボリ
奈緒「…言われてみりゃあ確かにそっくりだな。」
杏「加蓮と中の人が一緒なんじゃない?」ボリボリ
奈緒「加蓮の中の人って何だよ?」
美玲「加蓮に声優はいないだろ。オイ、ウチにもポテチ分けろ。」
杏「セルフサービス。」ボリボリ
美玲「ものぐさなヤツだな……まったく。」スッ
杏「やらなくてもいい事なら、やらない。やるべき事は手短に。」キリッ
奈緒「どこのホータローだよ。」
杏「他人とは思えないね。」ボリボリ
美玲「ん……これのりしお味か。」
ボリボリ
杏「うす塩ばっかってのもアレじゃん。」ボリボリ
奈緒「お前ら何か触る前に手を拭けよ?ティッシュそこにあるからな。」
杏・美玲「ん。」ボリボリ
TV\シンショクギョライハッシャ!/
奈緒「おぉ……やっぱりここのCGすごいな……」
美玲「へー……CGアニメって言うのも結構面白いんだな。」ボリボリ
杏「技術が進歩してきてるしさ。後でシドニアの騎士も見る?」ボリボリ
美玲「んー、じゃあそれも見てみるぞッ!」ボリボリ
杏「えっと、何の話してたっけ?」
美玲「ホータローって何だかんだで働いてるよなって話じゃなかったのか?」ボリボリ
杏「だっけ?」
奈緒「……そう言えばそんな気が………ははは、そこも杏と似てるよな!」
美玲「杏も何だかんだで働いてるモンな。」
杏「>>8」
働いてるっていうならそれこそ加蓮だと思うけどねー、知ってた?最近隠れてコソコソやってんの
杏「働いてるっていうならそれこそ加蓮だと思うけどねー、知ってた?最近隠れてコソコソやってるの。」
奈緒「そりゃ知ってるよ。」
杏「加蓮の事なら知らない事はないって解釈でおk?」
奈緒「ば、バカッ!そうは言ってねえだろ…!」///
美玲「うるさいぞッ…テレビの音が聞こえないだろッ!」
奈緒「あ、わ、悪りい……」
奈緒「……じゃなくて……そう言うへ、変な事…………言うなっ…!」///
杏「ツンデレですね、分かります。」
奈緒「つ、ツンデレとかじゃねえし…!」///
美玲「奈緒、うるさいッ!」
奈緒「……お、おう…」
杏「と、まあ奈緒いじりはこれぐらいにしといて…………」
奈緒「…………………………」///
杏「実際のところどう思ってるの?……ほら、加蓮ってけっこう無茶するからさ。」
奈緒「……………別に大丈夫だろ。」
杏「…………………………」
奈緒「…加蓮がコソコソしてるのは昔からだし、……本当に困った時は話すって約束もさせたからな。」
杏「………信頼してるんだね。」
奈緒「ずっと一緒にやって来たからな。」
杏「………………………………」
美玲「…………Pだってコソコソしてる時があるけど、いつもちゃんと帰って来るぞ。」
奈緒「……加蓮も必ず帰って来るよ。じゃなかったら許さねえ。」
杏「…変な事聞いて悪かったね。(杏の杞憂だったか……)」
奈緒「別に、杏だってきらりとか杏Pに対しては同じ感じだろ?」
杏「…………そうだね。あー……質問に無駄な体力使った…………」
美玲「>>14」
今日の杏何かおかしいぞッ?さては杏Pと何かあったなッ?
美玲「……今日の杏何かおかしいぞッ?さては杏Pと何かあったなッ?」
杏「……何もないよ。…杏がけんかとかそう言う面倒な事すると思う?」
美玲「……ッ……それで説得力があるのがすごいな……」
奈緒「ケンカする光景が想像できねえな……」
杏「でしょ?」
美玲「むぅ…………でも…確かに何かおかしいぞッ?」
杏「………本当は何もないわけじゃないけどさ…」
美玲「ほら見ろッ!……何があったんだッ?」
杏「そう言うのじゃないよ。……ただ、その……お礼に何をあげたらいいか、悩んでるだけで……」
美玲「お礼?」
杏「やっぱり何でもない。はぁ…………面倒くさい……」
美玲「………………………………」
美玲「なあ、奈緒。オマエは杏Pは何をもらったら喜ぶと思うッ?」
奈緒「えっ……杏Pさんだろ?えっと…………」
杏「ちょっと…?!何でもないって言ってるじゃん。」
美玲「ウチには全部丸聞こえだぞッ!…杏がそんな事で悩むなんてな。」
奈緒「…………?」
杏「…………………………」
〜〜〜
奈緒「話をまとめると、日頃の礼に何かプレゼントしたいんだけど、何をあげたらいいか分からない……って事でいいんだよな?」
杏「…………うん。…………はぁ…………」
美玲「杏からなら何をもらっても喜ぶんじゃないのかッ?」
杏「……せっかくだから役に立つものがいいじゃん。……でも、杏Pって私物がほとんどないからさ、何をプレゼントしたらいいのかわかんなくて…………」
美玲「…………本当珍しい風景だな……杏がしおらしいぞッ。」
杏「>>22」
うるさいな……見物料として飴を要求する!
杏「うるさいな……見物料として飴を要求する!」
美玲「ん。」っ飴玉
杏「飴!」ヒョイ
美玲「これでいいかッ?」
杏「…………仕方ないなぁ……30分で一飴だからね?」
奈緒「それでいいのか……と言うかわりと良心的だな……」
杏「我が愛しの飴ちゃん………」
奈緒「杏は本当飴好きだな。」
杏「舐めるだけでいいから食べるのが楽じゃん。」
奈緒「基準はそこなのかよ……」
美玲「そこまで行くと逆に尊敬するぞ……」
杏「褒め言葉と受け取っておくよ。」
奈緒「飴はいつもは杏Pさんからもらってるんだよな?」
杏「うん、杏が飴が好きって教えた日から絶対切らさずに用意してくれてるんだよね。………………はぁ…………」
奈緒「おい、どうしたんだよ?」
杏「…………杏Pばっかり働かせてるなって思って…」
美玲・奈緒「?!?!」
杏「…………はぁ……………………」
美玲「……杏、何か変なモノ食べただろッ?!」
奈緒「え、えっと……こう言う場合はまずは病院に……!」
杏「……二人の中の杏のイメージってどうなってるのさ…?」
奈緒「だ、だって……あ、あ、あ、杏が……!!働いたら負けが口癖の杏が……!!」
美玲「だらける事に全身全霊をかけているはずの杏がッ……!!」
杏「……否定はしないよ。」
奈緒「……熱……あるんじゃないか?」
杏「ないよ、杏Pがしっかり体調管理してくれてるもん。」
美玲「……ウチらをからかってるんじゃッ……?」
杏「冗談でこんなこと言うわけないじゃん……」
奈緒「>>28」
↑
奈緒「も、もしもしPさん?!大変なんだ、杏が、杏が!」
美玲「で、電話の相手はPなのかッ?!……ぴ、Pッ!!あ、あ、杏がッ……!!」
杏「えっ……?!Pさんに電話とかしなくていいから…?!」
奈緒「そ、そ、そうだよな……まずは病院が先だよな?いや、消防、警察……?!」
美玲「お、落ち着けッ!Pなら必ず何とかしてくれるから……!」
杏「……もう!二人とも落ち着いてよ!杏はいたって普通、正常、健康そのものなんだから!」
奈緒・美玲「……………………」
杏「奈緒、電話貸して!」
奈緒「…………………………」スッ
杏「……もしもし、Pさん?何でもないから。…………うん…………大丈夫だって。」
美玲「………………………………」
杏「うん…………じゃ。」ピ
奈緒・美玲「…………………………」
杏「…………はぁ…………まったく………………」
晶葉Pの研究室
杏P「杏様の御身に何か……?!」
P「いや……何でもないってさ。…何だったんだ、一体…………?」
杏P「…………………………………」
P「まあ、心配するような事ではないだろう。安心しろ。」
杏P「…………畏まりました…」
P「……杏の事が大事なんだな。」
杏P「…はい…こうしている間にも、杏様の御側に一刻も早く御仕えに戻りたく存じます……」
晶葉P「定期メンテナンスの間ぐらい我慢しなよ。もうすぐ終わるんだから。」
整備用ウサちゃんロボ「ウサウサ!」
杏P「……申し訳御座いません。」
晶葉P「はぁ………天才である私たち以外にアンドロイドのメンテナンスは出来ないんだからね?」
杏P「存じ上げております。誠に御礼の申し上げ様も御座いません。」
P「……………………………………」
晶葉P「……素直に受け取られると調子が狂うな………………」
晶葉P「……後で助手をからかってこの気持ちを発散するとしよう。うん、天才的なアイディアだ。」
P(コイツも結局晶葉が恋しいのか……)
晶葉P「……さて、調子はどうだい?」
杏P「異常はありません。全て正常に作動しています。」
P「……………お前もうちに来てからもう大分経つな。」
杏P「…………私はあのままでは、善悪の区別も付かないただの機械でした……」
晶葉P「初めて君を発見した時にはかなり驚いたよ。」
杏P「>>38」
↑
安価把握
杏P→アンドロイド
晶葉→デザイナーべイビー
です……
お休みなさい
人以上の頭脳を持つ人を生み出す実験で試験管から産まれた設定のはず
>>44+薬物などによる強化です
再開します
杏P「眼に映る物は全て壊す対象でしかなかった私は、杏様だけは壊せませんでした…………」
P「………………………………」
杏P「原因は今でも解析出来ません。…何故だったのでしょうか……?」
晶葉P「…その件に関しては現在調査中だ。何せ君の体にはブラックボックスが多い。」
杏P「誠に申し訳御座いませんが、調査を急いで頂けないでしょうか?……原因が分からなければ、私はまた何時元の…………」
晶葉P「それはない。天才である私が保証しよう。」
杏P「………………………………」
晶葉P「君の体には幾つもの泉君お手製のプログラムが上書きしてある、それが消えない限り、君が元に戻ってしまう事はない。」
杏P「……………………………………」
P「俺も一応監視と言う名目でメンテナンスには付き合っちゃいるが、お前の事を疑ったりなんかしちゃいない。」
晶葉P「君と杏君が上手くやっている。この事実は将来重要な意味を持つ。言っている意味は分かるね?」
杏P「……………………………………」
P「…………お前は杏と居たいんだろ?」
杏P「はい…………」
P「なら、それで良いじゃないか。……もし、お前が万に一つでも暴走するような事があれば責任を持って止めてやる。」
杏P「……………………………………」
晶葉P「……メンテナンスは終わったよ。ささ、早く杏君のところに帰ってくれたまえ。私は忙しいんだ。」
杏P「…………ありがとうございます。」
P「………杏の世話が出来るのはお前だけなんだからな?」
杏P「…………………ありがとうございます……」
杏の家 リビング
杏「何さ……みんなしてたまに杏がやる気を出したら病気扱いして…………」
美玲「………ご、ごめん。」
奈緒「……悪かったよ…………」
杏「……飴くれなきゃ許さない。」
美玲「………」っ飴
杏「……許す。」
奈緒「………………………」
杏「>>51」
結局さ……奈緒も美玲も杏Pに直接聞けって思ってるんでしょ?
いいよ、杏もそう思ってるからさ
杏「結局さ……奈緒も美玲も杏Pに直接聞けって思ってるんでしょ? いいよ、杏もそう思ってるからさ。」
奈緒「ま、まあ……それが一番確実なんじゃないのか?」
杏「普通はそうなんだけどさ…………杏Pだよ?……何もいらないって言うに決まってるじゃん。」
美玲「……アイツならそう言うか…………」
杏「そうだよ……はぁ…………もっと色々教えてほしいのに…………」
美玲「………………………………」
杏「あと…………直接聞くのって…アレだし…………」
奈緒「アレ?」
杏「アレはアレだよ。ほ、ほら……その………プレゼントをする相手にプレゼントを聞く、ってのも……なんかアレじゃん?」
美玲「アレばっかり言ってるけどッ……言いたい事は分かったぞッ!プフッ……杏も素直じゃないなッ!」
奈緒「……あー…かわいいところあるじゃねえか!」
杏(奈緒と美玲には言われたくない。)
杏「………と言うわけで、出来れば聞かずにすませたいんだよね。…………何がいいと思う?」
美玲「そうだな……新しいダンベルとかどうだッ?」
杏「それは……うん、いいと思うよ?」
美玲「な、何だよッ……?ダンベルあげたら亜季やPは喜んでくれたぞッ!」
杏「特殊な環境だよね、それ……いや、ここも大概だけど……」
美玲「がるる………じゃあ、エキスパンダーはどうだッ?」
杏「……出来ればトレーニング器具以外で。」
奈緒「ネクタイとかが無難なんじゃねえか?毎日着けるもんだし。」
杏「……杏がどれを選んだらいいのかわからない。」
美玲「文句の多いヤツだなッ!」
杏「だって………………」
美玲「…………む………?」
杏「……その………いつもお世話してもらってばっかりだから……せめてプレゼントぐらいちゃんした物をあげたいって言うか……」
奈緒「>>57」
しょうがない、なら杏Pの私生活を調べるか
奈緒「…しょうがねえな、なら杏Pの私生活を調べるか。」
美玲「………奈緒まで何か悪いモノを食べたのかッ…?いつもの奈緒なら『そ、そう言うのはよくないだろ?』って止めるはずなだぞッ………!」
杏「それは言える。」
奈緒「な、何だよっ?!アタシだって、その……やる時はやるんだからなっ!」///
美玲・杏「お、おう………」
奈緒「……好きなものを調べるぐらいなら、ば、バチは当たらないだろ…?当たらないよな…?」
美玲「……………ん?杏Pの好きなモノって何だッ……?」
杏「えっと…………あ、あれ…?」
美玲「………嫌いなモノはッ……?」
杏「…………し、知らない…」
奈緒「趣味とか…そう言うのは…?」
杏「………………………………」
奈緒「あっ…え、えっと………………」
杏「杏って杏Pの事をほんとに全然知らないんだな………」
奈緒「こ、これから探ればいいだろ…?杏Pは今どこに居るんだ?」
杏「プロデューサー同士の会議で事務所にいるよ。」
奈緒「なら好都合じゃねえか……!…………こういう時ってまずどこを探せばいいんだ?」
美玲「自分の部屋…とかじゃないかッ?」
奈緒「そ、そうだな……杏、杏Pの部屋って……?」
杏「…ないよ。」
奈緒「えっ………?!」
杏「……何回言っても杏の居る場所が自分の居場所だって言って聞いてくれないんだよ………」
奈緒「……じゃ、じゃあ寝室は……?」
杏「寝室もないよ…って言うか、杏、杏Pが寝てるところ見た事ないもん。」
美玲「は、ハァ……?一緒に暮らしてたらそれぐらいあるだろッ?」
杏「い、いや……少なくとも毎日杏が起きてる間は杏Pもずっと起きてるから………」
美玲「…………………………」
杏「>>63」
↑
杏「もしかして、杏Pってロボットかもね。……なんて……」
美玲「……………!!」
奈緒「ははは、それはさすがにないだろ。なあ、美玲?」
美玲「お、おう……そ、そうだなッ………!」
奈緒「………ん、どうしたんだ?」
美玲「い、いや………(杏Pから黙っておいて欲しいって言われてるからなッ……)」
美玲「ほ、本当に何でもないぞッ!だいたい、ろ、ロボットだったら何か困るのかッ?」
杏「………別に困らないけど………」
美玲「ならいいだろッ!ふ、フンッ……!」
杏「……………………………」
奈緒「………急にどうしたんだ?」
杏「な、何でもないって言ってるだろッ!くどいぞッ!」
奈緒「わ、悪い………」
美玲「ああああ!ここでウダウダしてたってしょうがないだろッ!杏Pへのプレゼントを今から買いに行くぞッ!」
杏「えっ……その前に杏Pの私生活を………?」
美玲「調べられるような事があるのかッ?(…調べられて万が一があったら困るからなッ!)」
杏「う………」
奈緒「まだ何を買うかも………」
美玲「行ってから考えればいいだろッ!ほら、早く行くぞッ!二人とも準備しろッ!」
通り
杏「ウボァ……日光とかマジ殺人光線……死ぬ……死んでしまう………」
美玲「いちいちうるさいぞッ!」
杏「うへぇ……………」
奈緒(杏が自力で歩いてる………)
杏「奈緒、おんぶし………やっぱりいいや……奈緒のおんぶとか髪に埋もれる。」
美玲「だろうな。」
奈緒「な、何だよ、手入れ大変なんだぞっ!」
杏、大地に立つ
次の行動
>>69
クーラーの利いた本屋に逃げ込む
杏「あ、杏は戦略的な観点から一時退避を提案する……ウボァ…………」
奈緒「おい、何と言うか……杏が半分溶けてんぞ…?」
美玲「ハァ……仕方のないヤツだなッ…!」
杏「人間には……向き不向きがあるんだよ………あづ………溶けるぅ……………」
奈緒「……大丈夫か…?」
杏「だ、だいじょばない………」
>>1はまとめサイトにまとめられるの嫌だったら言った方がいい
美玲「もうコイツどこかに捨てていかないかッ?」
奈緒「それはダメだろ。」
杏「み、美玲の悪魔…………」
美玲「……冗談だぞッ!……ったく、本当に捨てていく訳が…………………ないだろッ?」
杏「今間があったよね………?」
美玲「気のせいだぞッ!」
杏「………むぅ………………」
>>71
まとめて頂けるのは寧ろ幸いです…
>>1の文章にまとめられるだけの価値があるかは微妙ですが………
杏「………もう髪に埋まってもいいや……奈緒、杏をおんぶしていいよ。」
奈緒「何で杏が妥協したみたいな形になってんだよ。……じゃあ、あそこの本屋でちょっと涼んでくか?」
杏「さ、賛成………!」
美玲「……このまま退けられても迷惑だしなッ!……30分だけだぞッ!」
杏「うーい……く、クーラー…………」
奈緒(……ついでに漫画の新刊出てないかチェックしとくか。)
大型書店
杏「ここが天国(エデン)か………」
奈緒「うぁぁ……涼しいな……」
美玲「………ま、まあなッ……」
杏「よし、まずは漫画の新刊をチェックに…………」
奈緒「あ、アタシも………」
美玲「じゃないぞッ!二人とも何しに来たと思ってるんだッ!」
奈緒「>>76」
↑+『自分にリボンを結ぶ方法』……『箱詰めされても快適なダンボール』……
安価把握
最近はアイディアグッズが多いですね……
一時中断します
断熱性、加工性、耐久性、隠密性などを兼ね備えた段ボールとか言う万能素材
だから箱詰めにされても安心だぞ、幸子ォ!
再開します
奈緒「わ、わかってるって!……お、気になるあの人にプレゼント特集?」
杏「何々……『自分にリボンを結ぶ方法』……『箱詰めされても快適なダンボール』……」
美玲「どんな雑誌だッ?」
杏「本当だって、ほら。」
美玲「………本当みたいだなッ…『この夏彼との距離を一気に進めちゃえ』…」
杏「『カリスマJKに学ぶ恋愛テク………』……これはアテにならないよ。」
奈緒「オイ!」
杏「冗談だって。……ふむふむ……『絶対失敗しないプレゼントの選び方』…………」
奈緒「『大切なあの人にプレゼントをあげたいアナタ………』」
美玲「『でも何をあげたらいいか分からない………』」
杏「『これを読めば全部解決………』……こう言う雑誌普段読まないからなぁ……こんなのやってるんだ。」
奈緒「アタシもメディアとかメージュぐらいしか買わないから………あっ……、な、何でもねえぞ!!」///
美玲「今さら隠してもしょうがないだろッ。」
奈緒「う、うう……べ、別に…アニメ雑誌以外もちゃんと買ってるし…!ジャンプとか……!」///
杏「傷口を広げるだけだよ。……えっと………最初のアイテムは『本格糠漬けセット』………いきなり飛ばしすぎでしょ……」
美玲「それどこの会社の雑誌か分かったぞ………」
奈緒「うう………あ、アタシにも見せろっ!」///
杏「はいはい、えっと……『恋愛も糠床も同じ。定期的に新しい刺激がないといけねえの。』」
美玲「誰が記事を書いたかも分かったぞ………」
奈緒「え、えっと……『贈り物ってのはソイツ自身を表してるって思っていい。……センスないプレゼントすんのはセンスない女。』……か、辛口だな…………」
美玲「そう言うヤツなんだ。辛口な文章ががケッコー人気があるんだって言ってたぞ。」
杏「知り合い?」
美玲「……まあな、そんなところだぞッ。」
奈緒「美玲も顔広いよな………ってこの記事書いてんの有名なヤツじゃん、アタシでも知ってるぞ!」
美玲「>>89」
そんなことより次のアイテムだ……
美玲「そんなことより次のアイテムだ……」
杏「桐生つかさって有名人なの?」
奈緒「そりゃあもう……って美玲、す、スルーは止めろよ!」
美玲「Pの知り合いに驚いてたらキリがないぞ。……次のアイテムは……『ヨガマット』……知ってたぞ……」
奈緒「………………………」
杏「杏たちも一応有名人なんだけどね……」
杏「Pさんの知り合い3人ぐらい辿ったら世界中に知り合いができそうだよね。」
美玲「そうだな。……ふんふん…………意外とアリかもしれないな…………」
奈緒「自分が有名人って感覚って湧かないもんだな……」
杏「ネットとかで写真が出回ってると、えっ、てなるよね。」
奈緒「そうそう、慣れないんだよな…………あれ……」
美玲「アイドルなんだから当たり前だろッ。」
美玲「…………ん、コレはいいんじゃないかッ?」
杏「何?」
美玲「ほら、この眼帯とかッ!」
奈緒「狙いがピンポイントだな……」
美玲「眼帯カッコいいだろッ!」
杏「美玲には似合うけど、杏Pさんが着けても…………いや、それはそれで…………?」
奈緒「……さすがに眼帯はアレだとしても、そう言うアクセサリー的なのはいいかもな。」
美玲「あ、アレって何だよッ!……むぅ………………」
杏「………アクセサリー……ずっと身に付けててもらえるのか………………」
美玲「ウチは眼帯イイと思うんだけどな…………」
奈緒「ほ、ほら!似合う、似合わないがあるからな!」
杏「>>96」
アクセサリー…ん、「手作りアクセサリーの作り方」…?
杏「アクセサリー…ん、『手作りアクセサリーの作り方』…?」
奈緒「だから、ほら、眼帯がダメってわけじゃないからな?」
美玲「……ならいいぞ。まあ、ファッションは個人の自由だしなッ!」
杏「……手作りアクセサリー……(普段ならこんな面倒な事絶対したくないけど………………」
美玲「…杏、手が止まってるぞッ?」
杏(……杏の手作りなら……喜んでくれるかな………………)
美玲「杏、おーい、杏ッ?」
杏(でもアクセサリーとか作った事ないしな……上手なのは作れないと思うし………………)
奈緒「…………杏?」
杏(………それなら既製品を買った方が…………でも………………)
奈緒「…………あ、杏?……杏?」
杏「…………………………………」
美玲「杏が動かなくなったぞッ……?」
奈緒「…だ、大丈夫か…………?」
杏「………………アクセサリー作ろ。」
美玲「………ん?」
杏「この雑誌と……帰りに手芸店…でいいのかなに寄ってくれない?手作りのアクセサリー作りたいんだ。」
奈緒「…て、手作り……?杏がか……?」
杏「杏だって女子なんだよ……?」
美玲「…………………明日は大雪が降るぞ…………」
杏(…………手作りとか杏らしくないね。どうしちゃったんだろ…………)
杏の家 リビング
杏「とまあ、とりあえずビーズなる物を買ってきたわけだが…………」
ビーズ「………………」
杏「……どうしよ……」
奈緒「どうしよ…ってアクセサリー作りだろ?」
杏「それは分かってるんだけど…ほら、…………どこから手をつけたらいいかが分かんない……」
美玲「書いてある通りに作ればいいだろッ!」
杏「だ、だってほら……『最初にカワイイと思うビーズを選ぼう☆』だよ?……どれを選べばいいのさ?!」
美玲「カワイイのって書いてあるんだからカワイイのを選べばいいだろッ!」
杏「うう……だからそれが分かんないんだってば!……まさかここに来て女子力の低さが仇になるとは…………」
奈緒「…そ、そんなに悩む必要はないんじゃねえか?」
杏「ぷ、プレゼントだし……せっかくならちゃんとしたのにしたいじゃん…」
奈緒「>>103」
じゃあさ……カワイイのじゃなくてもいいから、杏の作りたいものを作れよ
奈緒「じゃあさ……カワイイのじゃなくてもいいから、杏の作りたいものを作れよ。」
美玲「ああ、ウチもそれがいいと思うぞッ!……この灰色のビーズがカッコいいな…これを使うか……」
奈緒「ほら、美玲だって自分の作りたいのを作ってるだろ?」
杏「……美玲はセンスがいいし…………」
奈緒「杏だってセンスは悪い方じゃないだろ?」
杏「…………そうかな……?」
奈緒「…もっと泰然自若としてろよ、杏だろ?」
杏「…………変な感じにならないかな……?」
美玲「杏Pならどうせ杏の手作りってだけで泣いて喜ぶだろッ!早く作らないと帰って来ちゃうんじゃないかッ?」
杏「あっ……そ、そっか……………」
奈緒「……まずは作ってみたらどうだ?」
杏「………………………………」
〜〜〜
杏「………………………」
ビーズのブレスレット「……………」
杏「………どう思う?」
奈緒「………………………………」
美玲「………い、いいんじゃないかッ……?」
杏「………………………………」
ビーズのブレスレット「……………」
杏「……こんなの装備したら絶対呪われちゃうじゃん……あのBGM流れるよ………」
杏「………正直……正直な話どう思う?」
奈緒「…………は、初めてにしちゃ上出来じゃないのか……?」
美玲「………独創性が…あるな……」
杏「…………………はぁ…………」
ビーズのブレスレット「……………」
奈緒「お、落ち込むなよっ!大切なのは気持ちだって……た、たぶん……」
杏「>>110」
そうかもね……杏Pもそう言うよ……『その気持ちだけで嬉しい』ってさ……(やさぐれ)
杏「そうかもね……杏Pもそう言うよ……『その気持ちだけで嬉しい』ってさ……」
奈緒「…………う………………」
杏「はぁ………人間ってやっぱりらしくない事しちゃ駄目だね………」
美玲「……む、むぅ………杏は頑張ったじゃないかッ…!」
杏「頑張っても結果が伴わなきゃ無意味だよ。………はぁ……表面上は嬉しいって言ってくれるだろうけどさ…………」
ビーズのブレスレット「………………」
杏(…杏Pにちょっとでもお礼がしたかったのに………これじゃあね………)
奈緒「………アタシの作ったのを……やっても意味は無いし……」
美玲「……ならウチらも手伝うからもう一個………?」
ピンポーン
杏「………杏Pだ…!ど、どうしよう………?!」
奈緒「えっ、えっと…………」
美玲「う、ウチが出てくるからその間に何とかしろッ!」
杏「う、うん………お願い……!」
杏の家 玄関
ガチャ バタン
杏P「只今帰って参りました!」
杏P「………………………………」
杏P「杏様?!菓子類や雑誌類なども買って参りました!……杏様?!(御返事をなさらない………もしや…杏様の御身に何事かが……?!)」
美玲「あ、杏なら今はちょっと手が離せないぞッ!」
杏P「…………美玲様?!」
美玲(上手い言い訳を考えないとな……………)
杏P「お越しになられていたのですね……留守にしてしまい誠に申し訳御座いませんでした。」
美玲「あ、ああ…………」
杏P「杏様の大切な御友人であられるところの美玲様の御来訪を心より歓迎させて頂きます。………あの……重ねて失礼なのは承知の上で質問させて頂きたいのですが…………」
美玲「……あっ……杏なら無事だぞッ!今はただ手が離せないだけで………」
杏P「…………!左様に御座いますか………有難う御座います!……杏様…………」
美玲「……………………………」
杏P「>>116」
↑
(玄関の鏡、美玲にだけ杏Pの立っている場所に脳髄がむき出しになった全身黒ずくめのロボットが映って見える)
杏P「ああ……早く杏様の御顔を拝ませて頂きたい!杏様のためにお菓子や飲み物をたくさん買ってきたので早く召し上がらせてせて差し上げたい……!」
美玲(……杏の事が大切で大切で仕方が無いんだな………)
杏P「美玲様……大変申し訳ないのですが………その…………杏様に………」
美玲「えっ……あっ……い、今は無理だッ!」
杏P「……理由を御聞かせ願えないでしょうか?」
美玲「そ、それはッ……!えっとッ………!」
杏P「………もしや……私が主に御仕えすると言う義務を怠ったのを………」
美玲「そ、そうじゃないぞッ……!だ、だから……そのッ…………………?!」
杏P「……………?」
美玲(……しまったッ……一瞬鏡に映った杏Pの姿にッ………!)
杏P「(…美玲様は今鏡を御覧になられて………………!!)」
鏡「…………………………………」
杏P「………………あ…………」
鏡「………………………………」
美玲「………ッ……!!あ、杏Pッ……!!」
杏P「……………………………」
鏡「……………………………」
「認識した物は全て破壊しろ。それがお前の存在意義だ。」
杏P「……………………………」
美玲「杏Pッ!杏Pッ!」
杏P「………ああ……も、申し訳御座いません……少し…考え事をしておりました………」
美玲「……………ご、ごめん……」
杏P「……いえ…………………」
美玲「…………あ、あのッ……!」
杏P「……私の姿は醜いです……驚かれるのも無理は御座いません。……お詫び致します。」
美玲「…………………………」
杏P「……破壊の為に造られた姿に御座いますので。………少し自分の姿を『忘れて』おりました。」
美玲「…………杏P………………」
杏P「>>122」
↑どうか……このことだけは、杏様にはご内密に……(土下座せんばかりのへりくだり)
安価把握
お休みなさい
関係ないけど礼子さん、志乃さん、川島さんは早苗P担当なの?
温泉回で誘うとしてたけど
きっといいお友達なのさ
杏P「美玲様…それに、今はおられませんが…泉様と凛様にも…大変な御迷惑を…………どうか……この事だけは、杏様には御内密に……」
美玲「わ、分かってるぞッ!……ウチも…自分の本当の姿は隠して生きてるからなッ!」
杏P「……有難う御座います……御心遣い大変痛み入ります……」
美玲「………そ、それにウチは…オマエの見た目はキライじゃないぞッ!……ちょっとカッコいいじゃないかッ!」
杏P「………………………………」
美玲「…番人受けはしないかもしれないけどッ……ウチは好きだからなッ!……み、見た目の話だぞッ!」
美玲「だ、だからッ…!そのッ…………がうう………………」
杏P「……誠に有難う御座います。……其の様に言って頂けると……少し『楽』になります。」
美玲「………………………………」
杏P「……杏様にもいずれは私の本当の姿をお見せしなければならないでしょう。……ですが……それまでは……………」
美玲「……………ああ。」
杏P「恐れ入ります。」
美玲「…………オマエが昔やった事は…オマエのせいじゃないからなッ……!」
杏P「………………………………」
美玲「え、えっと…………とにかく…そんなにクヨクヨするなッ!……ほ、ほら、多分もう用も済んでるだろうし……早く杏の世話をしに行けッ!」
杏P「…………美玲様は御優しい方で御座いますね。…………申し訳御座いません、杏様の元へ参らせて頂きます。」
美玲「おうッ!」
杏P「………………では。」スタスタスタスタスタ……
美玲「…………………………」
美玲「本当はもっと…足止めしなきゃいけなかったんだけど…………」
美玲「…………………………」
美玲「……悪い、杏……ウチには杏Pに杏の所には行くな、なんて言えないぞ……………アイツにそんな事……言えるわけがないぞッ…!」
美玲「……まだ……昔の事を気にしてるんだな……………………」
美玲「…………………………………」
美玲「>>133」
……加蓮の血の匂い…見えないけど……きてるのか…どうした?(虚空に問う)
美玲「……加蓮の血の匂い…見えないけど……きてるのか…どうしたッ?」
美玲「…………奈緒なら元気にやってるぞッ!……うん……安心しろッ!」
美玲「………………………………」
美玲「……それよりも……オマエは…………?」
美玲「………………そうか。……無理はするなよッ!……奈緒が泣くぞ?」
美玲「………………………………」
美玲「…………コソコソ動くのも大概になッ!」
美玲「……今杏と奈緒と遊んでるんだけど、オマエもどうだッ?」
美玲「………………………………」
美玲「……そうか。オマエも早く帰らないと心配されちゃうのかッ。………早く帰って加蓮Pたちを安心させてやるんだぞッ!…………ち、違うぞッ!」///
美玲「がるるる………う、ウチで遊ぶなッ!……全く……早く帰れッ!」///
美玲「……あんまり怪我をするなよッ……!」
美玲「……………………」
美玲「………………フゥ……」
美玲「…………姿ぐらい見せていけばいいのに………ハァ………アイツも大変なんだな………次はもう少し優しくしてやるかッ!」
美玲「……加蓮も、大事なヤツらの為に戦ってるのか…………」
美玲「…………………………」
美玲「……加蓮にとっては加蓮Pと元医者、ウチにとっては亜季たち…………杏Pにとっては………………杏……」
美玲「…………………………」
美玲「……様子を見に行くか。」
リビング
ガシャァァァン!
杏「う、うわぁ?!ビーズのケース踏んじゃった!」
奈緒「何やってんだよ?!」
杏「あ……杏Pに見つかる前に片付けないと………えっと……!」
奈緒「アタシも拾うの手伝うからまずは落ち着け!まずは深呼吸…深呼吸だ。」
杏「わ、分かった…………すぅ……はぁ……すぅ…………はぁ…………」
奈緒「よし、落ち着いたか?」
杏「うん……落ち着いた……」
杏「……まずは掃除機で………確か掃除機はあっちの部屋に…!」ビターン!
コーラ「たわば!」ドクドクドクドク……
杏「コーラのフタしめてなかった…!え、えっと…………?!」
奈緒「ティッシュ!ティッシュは……もう空じゃねえか…?!新しいティッシュの箱は?!」
杏「いつも杏Pが用意してくれるから分かんない……」
奈緒「マジか……な、何か拭くもの……いや、まずはビーズを拾うのが先か……?!」
杏「>>143」
ハハッ……杏って、杏Pがいないと本当にダメじゃん……。『働いたら負け』とか言っといて……これじゃただの……ぎょう虫クソニートだよ……
杏「ハハッ……杏って、杏Pがいないと本当にダメじゃん……。『働いたら負け』とか言っといて……これじゃただの……ぎょう虫クソニートだよ………」
奈緒「………杏?!」
杏「……ぐすっ………杏Pをちょっとでも喜ばせたかったのに………余計に散らかすばっかりで……何にもできなくて………」
奈緒「お、オイ……?」
杏「……杏が働かない分……杏Pが働いてるだけじゃん…………そんなの……楽しくないよ……………」
奈緒「…………………………」
杏「……ゴロゴロしてるだけで、杏Pが全部やってくれて……杏はそれに甘えて…………………………」
奈緒「………………………」
杏「働かないで好きなだけ遊んで、食べて、寝てるはずなのに………ちっとも楽しくない……………」
奈緒「……な、泣くなよ………?」
杏「………うっ………だって……情けないじゃん………杏Pが居ないと……杏………何もできないんだよ………?」
奈緒「………………………………」
杏P「杏様!遅くなって申し訳……!……」ガチャ
杏「……あっ………………」
杏P「………………………」ドサッ……
杏「………杏P………ごめんなさい…………その………部屋……散らかしちゃって…………………」
杏P「……………………………」
奈緒「あ、杏Pさん!これには理由があるんだっ!」
杏「いいよ………奈緒………ぐすっ……………」
杏「……その………えっと…………………」
杏P「………杏様………何故…御泣きにになられているのですか………?」
杏「…うう………えっ…………?」
杏P「あ、あの………ああ………えっと………御泣きにならないでください……………杏様…………………」
奈緒「………………………………」
杏「…………杏P………?」
杏P「>>149」
散らかしてしまったのなら、私が片付けますので。杏様となお様は洋服を洗濯機に入れてきてください。
杏P「散らかしてしまわれたのならば、私めが片付けますので……杏様と奈緒様は御召し物を洗濯機に入れて来て頂きたく存じます。」
杏「………怒らないの…………?」
杏P「いいえ、私の心は杏様が涙を流されさせてしまった自分への怒りに満ち溢れております。」
杏「………………………………」
杏P「…申し訳御座いません……私の事は如何なさろうと御自由です………ですから………御泣きになるのは………御止め……ください……………」
杏「……………………ぐすっ…………ぐずっ……………」
杏P「あ、杏様?!」
杏「………ぐすっ………ぐすっ………………杏Pは悪くないよ……………全部………杏が……………うぇぇ…………」
杏P「あ、杏様?!杏様?!」
杏「杏Pに……喜んでほしかったのに…………なのに…………うぇぇぇぇぇ…………」
杏P「あ、ああ………奈緒様、杏様は如何されたのですか…?申し訳御座いませんが……教えて頂けないでしょうか……?!」
奈緒「…それは………その…………」
杏「うぇぇ………杏P…………ごめん…………………」
美玲「足止めできなかったぞ……って……床がコーラとビーズまみれじゃないかッ?!しかも杏は泣いてるしッ…!」
奈緒「助けてくれ美玲!えっと…………えっと……………」
杏P「杏様………杏様…………私に出来る事なら如何なる事でもさせて頂きますので………ですから…………」
杏「違うんだって………杏は………杏Pに…………うぇぇぇ……………」
美玲「……何がどうなってるんだッ…?」
奈緒「ああ……え、えっと………まずは………ど、どうすれば…………」
杏「……杏は……杏Pにお礼がしたかったのに………喜んでほしかったのに…………」
杏P「…………………私に……でございますか………?」
杏「………うん…………いっつも……面倒見てもらうばっかりで………何もしてあげられないから…………」
杏P「………………………………」
杏「……今も………杏Pに迷惑をかけるばっかりで………………」
杏P「………………杏様……」
杏「>>157」
……もう、こんな杏の世話なんてしたくないでしょ?
杏「……もう、こんな杏の世話なんてしたくないでしょ?」
杏P「………其の様な事は……?!」
杏「…………ねえ……どうして杏Pは杏の世話をしてくれるの………?杏Pなら……もっと他の何だってやれるじゃん………?」
杏P「……………………………」
杏「………こんなクズニートの世話じゃなくて………もっと有意義な事に時間を使った方が……いいよ……?」
杏P「………………………………」
杏「………うう………………」
杏P「…………杏様は……私に全てをくださったからに御座います。」
杏「……いっつもそう言うけど……杏………杏Pに何かしてあげた事なんて………」
杏P「……いいえ、私はあの時、返し切る事など到底不可能な程のものを頂きました。其の上………お側に置いて頂き………私は………………」
杏「………………………………」
杏P「…杏様が命じられるのであれば………御世話は………………止めます……………………申し訳御座いませんでした…………私は……他に何も出来なかったのです……………」
杏「…………………………………」
杏P「………今すぐに消えて居なくなりますので………どうかお許しください………………」
杏「違うよ!何で杏Pが謝るの?!……杏が……悪いのに…………」
杏P「……………?」
杏「……お願い………居なくなったりしないで………!杏Pが居なくなったら…………杏…………………」
杏P「………………………………」
杏「………ごめん………居なくならないで…………杏………こんなんだけど…………でも………………」
杏「………うぇぇぇぇぇぇぇ…………!」
杏P「あ、あの………悪いのには一体どの様にすれば………?」
美玲「ああ、もう!焦れったいヤツらだなッ!お互いに一緒に居たいんなら……一緒に居ればいいだろッ!」
奈緒「……杏も杏だし……杏Pさんも杏Pさんで………そんな風に考えなくても……いいんじゃないか………?」
杏P「………………………………」
杏「……うぇぇぇ………杏P……どこにも行かないで……………」
杏P「>>163」
……ぐっ(足がコーラでショート)
…いえ、脚など飾りです
杏P「……ぐっ………いえ、脚など飾りです。(……破損部位を破棄。内部を再構築。)」
杏「………杏P………………」
杏P「…………私で……良いのでございますか……?」
杏「……杏Pがいいよ………杏………頑張るから………だから…………」
杏P「………私を……必要として………くださるのですか………?」
杏「………うん……………」
杏P「………………………………」
杏P「………私は………杏様に大きな隠し事がございます…………」
杏「そんなのどうだっていいよ…………杏には………杏Pが……必要だよ……………」
杏P「……………………………」
杏「…………一緒に………居て……………命令…………」
杏P「………畏………まりました……………………杏様…………」
美玲「………ハァ……とりあえず話の続きは片付けをしてからにしたらどうだッ?」
杏「……………あっ………」
美玲「………ウチも手伝ってやるから、まずは片付けるぞッ!」
杏・杏P「…………………………」
奈緒「………ハンカチあった…!……ほら、杏はこれで顔をふけ。」
杏「……………ん……」
美玲「………杏P、片付けたらきっといい事があるぞッ?」
杏P「……………良い事………でございますか………?」
〜〜〜
杏P「片付け完了致しました。」
奈緒「……………アタシらの手を出す隙なんてなかったな……」
美玲「……オマエ……どんな魔法を使ったんだッ……?」
杏P「……お褒めに与るような事はしておりません。」
杏「……………………………」
杏P「……………………………」
杏「>>171」
(杏Pのあの口ぶり……コーラに濡れた時に何故か顔をしかめた……そしてさっきの美玲の態度……もしかしたら杏Pは本当にロボ……)
杏(杏Pのあの口ぶり……コーラに濡れた時に何故か顔をしかめた……そしてさっきの美玲の態度……もしかしたら杏Pは本当にロボ……)
杏P「……………?」
杏(……………まさかね…………?流石にそれはないよね………?)
杏P「……杏様、私に何か御用でございましょうか?」
杏「……ううん、何でもない。」
杏P「畏まりました。」
杏(………ロボと言えば……昔小さいロボ?を拾った事あったよな………あれは何だったんだろ……?)
杏P「…………………………」
杏(……壊れてたのをドライバーで修理して………しばらく一緒に暮らしてた?けど……ある日居なくなってて……………)
奈緒「杏Pさんって何者なんだ……?」
杏P「杏様の従僕にございます。」
杏(……話しかけたら、反応みたいなのがあって…………杏Pと……いや、この話は杏Pとは関係ないでしょ……何で今杏Pが……………)
杏P(……そう言えば……あのメカが居なくなったのと…杏Pと出会ったのって………)
美玲「…………そう言えば、杏が杏Pに渡す物があるらしいぞッ!」
杏「……………えっ………?!」
奈緒「おい、美玲!」
美玲「フン、こうでもしなきゃ渡せないだろッ!」
杏P「………私に何か………くださるのでございますか………?」
杏「えっ……いや………あ、あのっ………………」///
杏P「…………………………」
杏(美玲め……………)
杏P「………あ、あの…………?」
杏「……………ん!」///
っビーズのブレスレット
杏P「………これは………?」
杏「あげる!」///
杏P「………………私………に……?」
杏「………杏の手作りだから……形とか色とかアレだけど………その…………いつもの………お礼…だから!」///
杏P「………………………………」
杏「……………………」///
杏P「>>177」
ありがとうございます
杏P「………ありがとうございます。」
杏「……………ん。」///
美玲・奈緒「……………………」
杏「………いつも……ありがと。」///
杏P「……………いえ……」
杏「………あっ…そ、それとっ…!」
杏P「……何でございましょうか……?」
杏「…………家事………教えて。」
杏P「………………………………」
杏「………料理とか…洗濯とか…掃除の仕方………とか………」
杏「……もう、してもらうだけなのは嫌だから、教えて。」
美玲「……………な、奈緒……」
奈緒「…………あ、ああ……」
杏P「…………………………………」
杏「…………………………………」
杏P「………………畏まりました。」
杏「……………ありがと。」
美玲・奈緒「………………………」
後日 事務所
きらり「そのブレスレットちょーかわいいー☆何それ、ヤバーい☆どこで買ったの?」
杏P「ある方から頂きました。」
きらり「ある方………?」
杏「…………………………」///
きらり「……杏ちゃんお顔赤いよ?」
杏「う、うっさい!」///
きらり「……………?」
働くニート
杏に働けと言うよりも、休んでいいと言い続けた方が効果があると思うのです……杏は意外と常識人
執事=強キャラなのは伝統です
ほのぼのって難しいですね………
アーティストに入る印税はCD売り上げの1%とか…………
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