※ダンガンロンパ風のSSです。1・2のネタバレを含みます
※いわゆるオリロンパ。楽しそうだったので許してください
※オリキャラが沢山出てくるので苦手な人は注意
※安価やコンマを沢山使わせてもらいます。キャラも安価作成です
※基本的なルールやモノクマのキャラは原作に沿ってます
※1スレ目にて舞台は雪山に決定。オリジナルの設定も出てきているので注意
1スレ目【プロローグ~チャプター1】
【ダンガンロンパ】モノクマ「新たなメンバーでコロシアイだよ!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406707594/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409311372
生徒名簿【女】
超高校級の??? 高坂 彩(こうさか あや)
交友値4 精神値8
「コロシアイなんて絶対に許せないわ……」
身長160cm 体重50kg バスト88cm
~スキル~
???:自分の才能が分からない
マイペース:どんなときでも自分のペースを乱さない(交友値-1 精神値+2)
大食い:細い体に見合わずよく食べる。食に関する交友に補正値
才色兼備:美しく、頭もよい(精神値+1)
超高校級の園芸部 木崎 花憐(きさき かれん)
交友値2 精神値4
「どうして2人は死ななくてはならなかったのですの?」
身長154cm 体重40kg バスト80cm
~スキル~
園芸部:花や草に関する知識や栽培能力がある。
癒し系:癒し系のオーラを纏っている (交友値+1)
お嬢様:いいところのお嬢様。それに伴う教養がある。(交友値-2、精神値-1)
高飛車:高圧的な態度で他人に接する(交友値-2)
超高校級の手品師 品川 魔未(しながわ まみ)
交友値9 精神値4
「皆の笑顔を取り戻さなくちゃいけないヨ!」
身長172cm 体重48kg バスト85cm
~スキル~
手品師:手品の技術がある。手先が器用
姉御肌:面倒見がよく気質がさばさばしている(交友値+1)
ドジっ子:しかしよくミスをする (精神値-1)
ムードメーカー:持ち前の特技と明るさで他人を楽しませる(交友値+3)
超高校級のスキーヤー 雪境 ましろ(ゆきざかい –)
交友値5 精神値2
「雪はすげー綺麗なのに、心は晴れないぜ……」
身長183cm 体重55kg バスト95cm
~スキル~
スキーヤー:スキーをするセンスが長けている
残念美人:顔は美人だが振る舞いがとても残念(精神値-2)
男女:女子力(物理)。ガサツな振る舞いをする(交友値+1)
田舎者:出身地はかなりの田舎であり、世間知らず(交友値-1、精神値-2)
超高校級のバレーボール選手 跳木 沙々(はねぎ ささ)
交友値4 精神値4
「ボクは……どうすればいいんだよ……分かんないよ……」
身長136cm 体重37kg バスト65cm
~スキル~
バレーボール選手:バレーボールが上手い。ジャンプ力がある
生意気:言動が生意気で可愛げがない (交友値-1、精神-1)
ちびっ子リベロ:体型に触れてはいけない。ポジションはリベロらしい
中性的印象:性別が少々わかりにくい
超高校級のプロモデラー 佐渡島 務美(さどがしま むみ)
交友値2 精神値8
「やっぱりプラモ作りが一番楽しいっすね!あっはっは!」
身長162cm 体重41kg バスト75cm
~スキル~
プロモデラー:趣味はプラモデル制作。オタク女子である
冷酷:簡単に物事を割り切れる人間である (精神値+3)
ハイテンション:テンションが常に高く、常人には理解しがたい (交友値-2)
二面性:ハイテンションな姿の裏に、もう一つの顔を持っている(交友値-1)
超高校級の応援団 天宮 火憐 (あまみや かれん)【DEAD】
交友値8 精神値6
「モノクマなんかに絶対負けないで!ずっと応援してるから!」
身長165cm 体重51kg バスト89cm
~スキル~
応援団:他人を応援することにやりがいを感じているし、実績もある
情に厚い:義理堅く、一度感情移入したらとことん入れ込む (交友値+2)
努力家:どんな時でも努力を怠ったりはしない (精神値+1、交友値+1)
惚れっぽい:いい男に感情移入しやすい所がある。男子との交流に補正値
超高校級の宮大工 ユーリ・テーリムー
交友値7 精神値4
「二人、壊れた。ユーリ、直せない……」
身長158cm 体重45kg バスト77cm
~スキル~
宮大工:建築物の修繕などをする仕事。手先が器用である
破壊欲求:色々な物を衝動的に破壊したがる傾向がある (交友値-2、精神値-1)
見栄っ張り:自分を大きく見せたがる (交友値+2)
両性愛者:男性も女性も平等に愛せるらしい(交友値+2)
生徒名簿【男】
超高校級の幸運 夜宮 颯介(よみや そうすけ)
交友値7 精神値7
「もっとゆっくり寝ていたい……むしろずっと寝ていたい……」
身長160cm 体重50kg
~スキル~
幸運:いろいろな場面で運がいい……はず?
お調子者:色々と都合がいい思考回路をしている。ノリが軽い (交友値+2)
引きこもり:あまり外に出たがらないインドア派(交友値-1、精神値+2)
天然タラシ:自分では気が付かないうちに女の子を魅了している。女子との交流に補正値(交友値+1)
超高校級の軍師 遠江 征也(とおえ ゆきや)
交友値1 精神値9
「凡人共は一体どう行動するのやら……ククッ」
身長188cm 体重75kg
~スキル~
軍師:策を練る能力にたけていて、自分の思った通りに人を導ける
したたか:基本的な精神力が高い。周りの圧力に屈しない (精神値+2、交友値-2)
冷然:感情に流される事がない (精神値+2)
KY:少々周りの空気を読まないところがある(交友値-2)
超高校級の祈祷師 伊丹ミルラ(いたみ –)【DEAD】
交友値3 精神値6
「皆さんの無事をお祈りしています……」
身長175cm 体重66kg
~スキル~
祈祷師:祈祷を始め呪術や占いなどに詳しい
詐欺師:他人を欺く能力にたけている (精神値+1)
苦労性:いろいろ苦労はしてきたらしい。苦労は(精神値+1)
有名嫌い:人の前に出るのを嫌い、いつも一歩引いている(交友値-2、精神値-1)
超高校級のサーファー 最上 順治(もがみ じゅんじ)男
交友値4 精神値8
「ああ!オレっちには考え事なんて似合わねーぜ!サーフィンしてー!」
身長182cm 体重74kg
~スキル~
サーファー:海の男。バランス感覚に優れる
不屈:どんな時でも逆境に屈しない心の持ち主(精神値+2)
トリックスター:無意識によく場面を引っ掻き回す (精神値+1)
キザ:言動が気取っていて反感を買いやすい(交友値-1)
超高校級の葬儀屋 雫川 流矢(しずかわりゅうや)
交友値2 精神値4
「死は優しく尊いものだ。だから俺たちはこうして墓を作る」
身長170cm 体重48kg
~スキル~
葬儀屋:他人の死を見送る仕事。人の死に慣れている
レトロ趣味:懐古趣味をもつ。
自責の念:あることに対してかなり後悔をしている。後に引きずりやすいタイプ (精神値-1)
黒い:黒い。とにかく黒い。いろいろと黒い(交友値-3)
超高校級の柔道家 義堂 総次朗(ぎどう そうじろう)
交友値6 精神値3
「義堂なんかにできることはあるのでしょうか……」
身長147cm 体重46kg バスト70cm
~スキル~
柔道家:柔道を極めていて、素手でもかなり強い
ショタ:肩書に似合わず童顔で小柄である
ウブ:恥ずかしがり屋で初々しい純情な男である(精神値-2)
オカマ:言動が女性的で少し怪しい…?(交友値+1)
超高校級の司会者 比嘉 金(ひか きん)
交友値4 精神値2
「あ、あんまり近寄んなよ……いやフリじゃねーよ!」
身長167cm 体重64kg
~スキル~
司会者:物事の進行を務める能力がある
エゴイスト:自らの利益の為に動きやすい性格である (交友値-1)
七色の声:様々な声を使い分けることができる
ビビり:小心者で気が弱い性格(精神値-3)
超高校級の執事 御堂 美広(みどう よしひろ)
交友値3、精神値8
「やれやれ……どいつもこいつも間抜けばかりですねー」
身長180cm 体重70kg
~スキル~
執事:ある人に使えていて、様々なことをそつなくこなせる
ニヒル:どこか影があり皮肉的な態度をとる (交友値-2)
他人任せ:自分から動きたがらない傾向の持ち主 (精神値+1)
皆のお母さん:困った時には皆を助けてくれる。母性がある(精神値+2)
【現在6日経過】
~好感度~
跳木沙々 13
ユーリ・テーリムー 12
夜宮颯介 12
比嘉金 12
雪境ましろ 8
義堂総次朗 8
最上順治 7
品川魔未 6
遠江征也 6
天宮火憐【DEAD】 5
伊丹ミルラ【DEAD】 4
木崎花憐 3
御堂美広 2
雫川流矢 2
佐渡島務美 1
モノクマメダル:76枚
~アイテム~
なし
このスレの進行は
1チャプターにつき3日の自由行動を設けて、
朝食(複数のキャラを選択可)
↓
自由行動1(一人の生徒を自由に選択可)or売店の利用(時間消費なし) or探索(メダルGet)
↓
自由行動2
↓
夜時間(コンマでミニ自由行動可)
ができることとなっております。貴方様はこの時間内で生徒と交流をしていただくことになります。
(売店について)
売店ではモノモノマシーンを始め、様々なイベントを起こすアイテムを取り揃えております。
イベントでは大勢との交流ができるほか、あのキャラの意外な一面が見れたりするかもしれません。
但しイベントを選択すれば夜時間がなくなります。
なお、特別なイベントが起きた際はこれらの法則が通用しない場合があるのでご注意ください。
動機公開などの日程は残念ながら決まっております。運命です。
しかし生徒の中には、この日程を覆す可能性のあるスキルの持ち主がいるかもしれません。
動機公開後も死亡フラグ回避タイムなどは設けられております。
ただし章によってはある程度キャラの役割は決まっておりますので、回避が不可能または見当外れの生徒に話しかけてしまったりするのには気を付けましょう。
そしてこのスレでは好感度システムを採用しております。
好感度はどうすれば上がるのか?それには以下のような方法があります。
1.自由行動でそのキャラを選択する→+5×交友値補正
2.朝食時に選択する→+1×交友値補正
3.様々な場面で効果的な選択肢や安価を選ぶ→+1~5
4.プレゼントをする→+1~5
好感度が上がれば通信簿が解放されたり、そのキャラ特有のスキルを貰えたりします。
また、色々な場面でいい効果が生まれるかも…?
好感度のMAXは100です。一日の終わりにキャラの好感度を公表します。
なお、通信簿の1ページ目はそのキャラを自由行動時初めて選択した際に、自動で開きます。
通信簿は全部で5ページ。開いてみることで、そのキャラへの理解が深まるでしょう。
=====【校則拡大版】=====
1.生徒達はこの雪山内で生活を送ってもらいます。期限はありません。
2.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間はスキー場の利用は不可になることを始め、立ち入り禁止区域があります。
3.施設内の道具は自由に利用して構いません。
4.この施設内について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊を禁じます。
6.仲間の誰かを殺したクロは山からの脱出が可能となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。
7、生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。
8、学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。
9、学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロだけが卒業でき、残りの生徒は全員処刑です。
10.なお校則は順次増えていく可能性があります。
=================
始めます。書き溜めないのであまり進まないと思いますが付き合っていただければ…。
=============================
【CHAPTER 2 あの日見ていた雪の白さはやがて赤き花となり】
ここがどこだかは分からない。気がついたら瓦礫の上に立っていた。
今まであった筈の当たり前がどんどん壊されていき、絶望に染められていくそんな光景。
……あたしは知っている。
こうなった理由は、こうなってしまった原因は……。
たった一人の「絶望」。
……だからあたしは……。
※※おめでとうございます!この度あなたは超高校級の×××として……※※
~7日目~
ピーンポーン、パーンポーン…
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』
……なんだか気持ち悪い夢を見た。
あの光景はなんだ?あたしの失った記憶か?
……思えばあたしは、自分の才能はもとより自分の家族構成や友人関係すら思い出せない。
これって絶対おかしいって。他の皆はそこまでは記憶を奪われていないらしいのに、どうしてあたしだけ?
ああ、気持ち悪い。早く思い出したい。
朝……ってことは、とりあえずレストランに行かないとね。
昨日はあんなことが起きてしまったけど、あたしはこんなところで凹んでられないんだから。
天宮さん、伊丹くん……。あたし達のことを見ててね。絶対残りの皆で脱出してやるから。
ピーンポーン……。
……ん、誰か来た。朝早くから誰だ?
安価↓ 高坂の部屋に来た人物を選択(夜宮、跳木は選択不可)
佐渡島
>>13
佐渡島「フォンフォンフォン、ファーッ!!」
高坂「!?」
扉を開けると、視界には奇声を上げて荒ぶるポーズを決めている佐渡島さんが映った。
高坂「あ、あんた……!!」
あたしはこの人が言い放った言葉を忘れていない。
佐渡島「……あっ、勢い余ってインターフォン押しちまったっす。おはろー高坂ちゃん!」
高坂「だからあたしの名前は……って、あれ?」
今、確かにあたしの名前を言った?
佐渡島「いやー、あっし今オール後のテンションなんで輝いてるっしょ!なんと昨日は風呂も入ってません!」
高坂「そういうの聞きたくないわ……何の用?」
佐渡島「いや、勢い余って手が当たっちゃっただけっす。わりーわりー!」
佐渡島「ま、どーせこれから朝食っしょ?やー、深夜じゃなくてよかったよかった」
勢い余ってって、どんだけ大ぶりな動きをしていたのよ……。
この人は……正直怖い。でもこうしているとただ明るいだけで悪い人には見えないのよね。
これから向かう先は同じだし、思い切って何か聞いてみようか……。
1.オールして何を作っていたの?
2.本当に勢い余っただけ?
3.あたしの名前、覚えてくれたの?
4.自由安価
安価↓1
3
>>15
高坂「さっきあたしの名前言ってたけどさ……覚えてくれたとは思わなかったわ」
佐渡島「あ?へー、あんた高坂って言うんすか!」
高坂「へ?」
佐渡島「なんかナントカ坂だったなーって言うのは覚えてたんすけど……まさか高坂だとは!」
佐渡島「高坂と言えばあのどこぞのアイドルのセンターの名字っすよね!うん、覚えた覚えた!カンペキ!」
……ぐ、偶然ってこと……?
高坂「ま、佐渡島さんがあたしなんかの名前を覚えるわけがないわよね……」
佐渡島「よくわかってるっすね。なんだろうな……みーんなつまんねーんすよね」
佐渡島「どいつもこいつも一緒って言うかさ……個性なんて全くねーし、リアクションも似たり寄ったりだし」
……言いたいことは少し分かる気がする。でも、流石にこの個性的なメンバーにすらその考え方は……。
佐渡島「だけどあっし、モノクマちゃんは覚えたよ!」
高坂「……流石にあれを忘れるってのは人間を疑うっつーか」
佐渡島「あっはっは!言えてらぁ!ま、これからもよろしくね赤坂ちゃん!」
忘れるのが早すぎだって……。
……やっぱりこの人は理解できないかも。
【INFO】
佐渡島の好感度が+3
【総合施設棟:レストラン】
レストランには夜宮や跳木さんを除く全員が既に集まっていた。佐渡島さんと話しすぎたかな。
品川「あ、ミス高坂!おはようデース!」
比嘉「げぇっ!?なんで佐渡島と一緒!?」
佐渡島「あっしがいたら悪いんすかー?あっしだって人間だし、飯くらい食うっす!」
木崎「昨日伊丹さんに向かってあなたが仰った言葉をお忘れで……?」
佐渡島「……あれ?なんだっけ、何か言ったっけあっし……」
やっぱり佐渡島さんは許してはいけない存在なのかもしれない。つーかこんなこと、普通の神経で言えるわけがな……。
……その時だった。
ぱしゃん。
ユーリ「モグモグ……お?ナンノオト?」
佐渡島「あっちーっ!!」
木崎「……なんなんですの、あなたは。どうしてそんな態度でいられるのですか?」
……木崎さんが佐渡島さんに、自身が飲んでいたお茶を投げつけた。
比嘉「木、木崎?」
木崎「二人は死んでしまったのですのよ?どうしてそんなに無神経でいられるんですの?どうしてですの!?」
御堂「お嬢さーん、その辺にしておきましょうよ。この人には無駄ですって」
木崎「あなたもですわ、御堂!あなたは昨日遠江さんを殺しかけたのでしょう!?」
御堂「……私と遠江様は和解したので大丈夫ですよ。もう二度と殺人未遂なんてしませんって」
遠江「……ククッ」
木崎「信用などできませんわ!!どうして、どうしてですの……」
……木崎さん……。
品川「シャラップ、エブリワン!!今はいがみ合っている時ではありませんヨ!!」
義堂「そ、そうです……み、皆で脱出しましょうよ!」
義堂「あんな恐ろしくて悲しいこと、もう二度としたくないです……」
義堂くん……品川さん……。
木崎「でも、わたくしはそんな簡単に割り切れません……」
雪境「しんみりすんなよォ……はぁ、なんでこんなことになっちまったんだ……」
「……皆のそんな顔、アタシは見たくないよ!頑張って、応援してるから!!」
最上「うおっ!?天宮ちゃん!?」
ユーリ「ボウレイ!!!」
雫川「そんな筈がない……」
……え?今、確かに天宮さんの声が……?
比嘉「あ、あー……それ……オレ……す、すんません」
……は?
雪境「……は?は?……はァ!?」
比嘉「う、うるせーな!!天宮ならこう言うだろうって思っただけだよ!悪いか!!臭いとか言うんじゃねーよ!」
品川「……ミスター比嘉。驚いているのはそっちにではないのだヨ」
最上「今の、完璧に天宮ちゃんだったぜ!?何もんだお前!!」
比嘉「うっせー!ただの声帯模写だっつーの!!オレはこれでも七色の声を持つ司会者として有名だったんだよ!」
雪境「すげー!!なんだそりゃ!」
木崎「……天宮さん……」
御堂「まさかあなたから誰かを気遣う言葉を聞けるとはね……ぷっ……笑えてきました」
比嘉「うるせー笑うな!つか、気分だ気分!」
佐渡島「ねぇねぇ、あずにゃんのマネしてよー!」
比嘉「しねーよ!つーか近寄んな!フリじゃなくてマジでお前は近寄んな!!」
なんだかんだで比嘉くんも裁判から何かを感じてくれたみたいね……。
この調子で皆も一つになってくれればいいんだけど。
木崎「……すいませんでしたわ、佐渡島さん」
佐渡島「ったく、弁償代は高くつくぜ?冗談だけど!」
……一先ずこの場は一件落着、ね。
高坂「さて、じゃあそろそろあたしもご飯を……」
モノクマ「ううう、泣けるね……死者からのエール……ぐすん、ぐすっ!」
比嘉「ぎにゃああああああ!!」
高坂「モ、モノクマ!!」
ユーリ「帰れ!モノクマ帰れ!」
遠江「まぁ待て凡人よ。今までこいつから出てくることがあったか?何か用があるのではないか、モノクマよ」
モノクマ「うぷぷ、話が早い子は助かるよ!」
モノクマ「オマエラ、第一の裁判お疲れ様でした!
一部欠席者がいるようですが、オマエラがこうして生きてここにいることをとりあえずお祝いします!オメデトー!!」
ユーリ「帰れ!帰れ!」
雪境「そうだ!帰れ!帰れ!」
モノクマ「うう、酷い……折角皆に朗報を持ってきたのに……」
……朗報?
モノクマ「第一の裁判を乗り越えたオマエラの為に、ボクは新しい世界を用意しました!」
品川「新しい世界……?」
モノクマ「皆、外に出てもう一度探索をしてみるといいよ!調べられる範囲が広がってるからね!」
雪境「範囲っつっても……おお?」
雪境「おおおおおッ!?リフトが動いているだとォオオオオオ!?」
義堂「ひいっ!?」
雪境「こりゃいくしかねェ!雪が俺を待ってるぜ!!ヒャッハァアアアア!!」
雪境さんはこちらを見向きもせず立ち去ってしまった……。
モノクマ「全く気の早い子だね……ま、いいや。というか皆も雪境さんくらい喜んでよ!」
モノクマ「まあとにかくボクが伝えたいことはこれだけさ!じゃ、頑張ってねー!」
御堂「……嵐のように去って行きましたねぇ……」
品川「しかし新しい世界か……また助けを呼ぶ手段を探しにいけるってコトダネ!」
木崎「……クマさんが用意した世界にそんなものがあるとは思えませんが……」
高坂「とにかく、少しでも希望があるなら行くべきだとあたしは思うけど」
遠江「凡人に賛成だね。今は探索をするべきだ。とりあえずはな」
遠江「朝食後、各自探索に入れ。報告は昼、またここに集まってするように。
それから昼には今後についての話し合いもするべきだから、今ここにいない二人も連れてくるように」
比嘉「や、やけに冷静だなお前……」
遠江「……リーダーが冷静に場を収められなくてどうするのだね。……ククッ」
御堂「……じゃ、各自解散ってことですね。さーて、新たな世界には何が広がっているのやら」
いろいろ話したいことはあるけど、まずやることは探索なわけね。
品川「……さて、と」
高坂「?品川さん、食べ物を持ってどこに行くの?跳木さんの所?」
品川「ん?いや、一応ミスター夜宮にもご飯を持っていこうと思ってネ。一応あいつ風邪こじらせてるからネ」
品川「沙々ちゃんは、今は放っておいた方がいいかなって。……ショックが大きいから」
……そうか……。
木崎「そういえば品川さんの風邪は大丈夫ですの?」
品川「それがコロリと。ミスター最上もすぐに治ってたし、大した風邪菌じゃなかったのかもネ」
最上「……夜宮は軟弱ものだぜ」
品川「あ、折角だから今いる皆でミスター夜宮のお見舞いに行かない?皆で行けばきっと喜ぶヨ」
夜宮のお見舞いか……。
比嘉「あ、あー……折角だから行ってやるよ。うん」
最上「……オレっちも行くぜ」
品川「ありがとう。他の皆は?」
佐渡島「遠慮の助―!」
遠江「俺ももちろん遠慮しよう」
御堂「……じゃあ私もパスで。品川様がいれば何とかなりますよね」
雫川「……俺も遠慮しよう」
木崎「わ、わたくしも……今から雫川さんとやりたいことがありますの」
ユーリ「ユーリもリューヤとハナちゃんと一緒!」
義堂「えっと……義堂もそうします。あ、でもお見舞いには後で行かせてもらいます」
品川「?うんと……わかったヨ」
高坂「??」
雫川くん達は一体皆で何をする気なんだ?
さて、夜宮は気になるけど、雫川くんたちも気になる……。
あたしはどうするか……。
1.夜宮の見舞いをする
2.雫川についていく
3.どちらにもいかない
安価↓
1
>>25
高坂「じゃあ、あたしも夜宮をお見舞いするわ」
品川「うん、ありがとう。じゃあミス高坂は水を持ってほしいナ」
夜宮には昨日は少し悪いことをしちゃったし……お見舞いくらいはしてやらないとダメよね。
【ペンション1階:夜宮颯介の部屋】
ピーンポーン……。
……夜宮は出てこない。
比嘉「しかし新しい世界ってのはなんなんだろうな……」
最上「…………」
比嘉「……おーい、最上?」
最上「……ん?おう!そうだな!」
比嘉「お前が何か考えてるなんて珍しいなぁ……今日は雪でも降るんじゃねーか?」
品川「もう降ってるけどネ……あ、開いた」
夜宮「やぁ皆、かっこよくて優しくて幸運の天才児、夜宮様だよ……」
品川「……はい?」
夜宮「なーんて、どうかな……出オチしてみた……。ふふ……そんな初期設定もうないって……」
比嘉「こいつ、目がおかしいんだけどぉ!?」
品川「あっつ!!こいつまた熱ぶり返してる!?ミス高坂、水!水を!」
高坂「う、うん!」
これはそうとう重症ね……!
===============================
39.2分……?同じ風邪なのよね、これ……?
大丈夫かこいつ……。
夜宮「わー、お見舞いに来てくれたんだ……嬉しいなー」
最上「どうしてそんなに酷くなるんだよ?……軟弱者だぜ」
品川「とりあえず薬とか置いておくから、ちゃんと飲んで休んでてネ?」
品川「ワタシ達はこれから新しいエリアの探索をするノ。ミスター夜宮も早く復帰してネ?
ワタシ達の目標は14人全員元気に脱出だからネ!」
最上「……元気になったらオレっちが鍛えてやらぁ」
夜宮「わー、嬉しいなー……俺心配されてるー……」
比嘉「そのだな、あの……お、お大事に」
夜宮「……幻聴かな?」
比嘉「何でオレが言うとそうなるんだよぉ!!オ、オレはオレなりに考えてんだって……」
夜宮「ふーん……そういうキャラじゃないと思ってたよ比嘉くんって。人間って奥が深いなぁ」
比嘉「……お前は何を言ってるんだ……」
まぁ冗談を言うくらいの元気はあるようで安心したわ。
……あたしからも一言くらい言っておかないとね。
1.裁判でのことを謝る
2.いつものような軽口を叩く
3.とりあえずお大事にという
4.自由安価
安価↓
1
>>28
高坂「……あのさ、裁判でのこと……ごめんなさい」
夜宮「え?……何が?」
高坂「……あんたを一瞬でも疑っちゃったことよ。あんたはあたしを信じてくれたのにさ……」
夜宮「ああ、そういう……。別に仕方なかったんじゃないかな?気にしてないよ、ちょっとしか」
高坂「気にしてるんじゃん……。一度謝っておきたかった。……けじめっつーか?」
夜宮「……高坂さんって優しいよね。凄くそう思う」
高坂「……そうなの?」
夜宮「うん。……そっか、だから君は…………」
……へ?
夜宮「………………ZZZ」
品川「……あ、寝たネこいつ」
比嘉「……なんかお前ら、入りにくい会話してたよなぁ」
比嘉「ま、とりあえずお見舞いはこれでいいだろ?……アレだ、探索するぞ探索!」
品川「……ふふ、ミスター比嘉もちょっとはマシになったネ」
比嘉「だからなんでそういう扱い!?」
最上「…………」
……言いかけたことが気になるけど、言いたいことは言えた……かな。
とりあえず今は体調が復活するのを祈っておこう。……お大事に。
【INFO】
夜宮の好感度が+4
今回は以上。
ぶっちゃけ佐渡島さんが選ばれると思ってなかった。
そして彼女が高坂の部屋を訪ねる理由が全く思い浮かばなかった。
次回、新エリアの探索をします。多分明後日の21時か22時にまた…
質問や感想はご自由に。
ではまた、おやすみなさい。
んへぇ…昨日更新できなかったよ
今日の夜九時くらいから今度こそ再開します
因みに今の時点で爆弾は佐渡島を含めて5人います。
被害者的に危ない人もキャラ作成の時点で爆弾にしようと思ってた人も含めてですね
多分半分以上察しはつくと思いますが…
ではまた。すいませんでした
さて、夜宮の事ばかりを気にしていても何も始まらないし、探索といこう。
品川「んーと……電子生徒手帳にマップが追加されてるネ」
電子生徒手帳?
……電源を入れると、この施設内のマップが現れた。こんな機能があったなんて知らなかったわ。
解放されたのは第一リフトと旅館施設か……。
そっか、だから雪境さんのテンションがあんなに上がっていた訳ね。
比嘉「旅館施設って結構見る所ありそうだよな。オレはそっち行くかな……」
品川「んー、じゃあワタシはリフトに乗ってみるヨ。ミス雪境が遊んでいないか見てくるネ」
最上「…………」
比嘉「……あー!最上はオレと来い!で、高坂はどうするんだ?」
あたしは……まぁ後々どっちも行くことにはなるだろうけど……。
どっちから行こうか?
1.旅館施設
2.第一リフト
安価↓1
【中央広場】
品川さんと共にとりあえずリフトに乗ってみることにした。
第一リフトは、一番左のリフト。裁判の時に利用したものは真ん中のものだから、動いていないのは2番目と4番目と5番目か……。
二人乗りのリフトに静かに乗り込む。
品川「……リフトって動きが静かで、落ち着くよネ」
高坂「本当にね。……眠くなってき……」
雪境「ひゃっはぁあああああ!!!」
義堂「ま、待って……待ってくださいぃい……」
高坂「……起きたわ」
……ある程度登ったところで、スキーに勤しむ雪境さんの姿が見えた。
どうやらある程度登ったところはスキー場としての整備も行き届いているらしい。
競技でよく見る、ジャンプ台や赤と青の旗が見える。下からじゃ木で見えなかったけど、こっち側も随分広いわね……。
雪境さんは旗と旗の間を素早く、そして正確に駆け下りていく。
義堂くんはついていくのが精一杯のようだ……。
高坂「確かにすごいけど、今やらなくても……」
品川「はーぁ、やっぱりミス雪境は遊んでいたネ。ん、リフトが終わったし、探索しようか」
高坂「……そうね」
【第一リフト:ゲレンデ】
ここからだと総合施設棟が凄く小さく見える。
ここにある建物は、小さな休憩用の小屋だけのようだ。
ユーリ「お!アヤー!!探索、してる?」
高坂「ユーリさん。あたしは今から始めるんだけど……何か見つかった?」
ユーリ「んー、特にないかな。強いて言うなら、この小屋にもスキー用具とか救急箱、ある!」
ユーリ「あとはキューケイ用の机と椅子と……えーと、ザシキ?とか水出る奴とかあった!」
水出る奴って……蛇口の事でいいのよね。
品川「暖房もあるし、簡単な休憩とかならこの小屋でもできそうだネ。
リフトも結構長かったし、上った後ここで休むのもいいカモ」
高坂「……こっちの救急箱には包帯とか消毒液とかしかないわね。あくまで怪我した時用ってわけか……」
雪境「今帰ったぜー!あー、楽しかった」
義堂「やっぱり雪境さんは早すぎです……かっこよかったなぁ」
品川「ちょっと、それ以前にどうして遊んでたノ!駄目デショ!?」
雪境「遊んでねーよ、コースの確認だ!」
雪境「えっとな、コースを一通り回ったけど、特に脱出の手がかりみたいなのはなかったぜ」
雪境「あっちのジャンプ台はあんまり規模がでかくねーが、ちゃんと飛べたし、旗の間隔とか雪の感じも完璧だったぜ!」
高坂「あのね……コースの確認は今しなくても良かったと思うわ」
義堂「えっと……ジャンプ台がある方には、もう一つだけリフトがありました。
でもあれは帰ってくる専用といいますか、行く用の物はなくて……」
義堂「上からジャンプ台の下に行くには、ジャンプ台を飛ぶか、スキーやスノーボードを履かないとキツイと思います」
雪境「勿論方向を変えれば滑って中央広場に戻ることもできたぜ。いやー、最高の雪だ!やっぱスキーはこうでないとな!」
とりあえず分かったのはゲレンデに出れば今より本格的なスキーが出来る、と。
高坂「じゃあジャンプ台の下には何かあった?」
雪境「あー、何か広場みたいのがあったぜ?行くか?」
高坂「え?行きたいには行きたいけど……飛ぶか滑るしかないなら、あたしは報告だけ聞きたいかな……」
雪境「たく、オメーももっと素直になれよ!スキーが怖いのか?」
高坂「そういうわけではないけど……」
雪境「……よし、じゃあこうしよう!
俺と一緒にスキー乗ろうぜ!俺が運んでやるよ!」
……え?
品川「……はい?」
雪境「大丈夫大丈夫。ほら高坂、俺の背中に乗れよ」
……それはもしかして、あたしをおんぶするという……?
義堂「ゆ、雪境さん……?」
高坂「え、こう……?でもこれじゃ……え!?」
あたしが背中に乗った瞬間、雪境さんは勢いよく立ち上がる。
そしてそのまま、スキー板に足をはめだした。
品川「ちょっと!!危険!それは危険だって!!」
ユーリ「マシロ、かっこいい!!」
義堂「あわわわわ……」
高坂「ちょ、や、やめ……」
雪境「おっし、滑るぜ!!」
雪境さんの顔に浮かぶ満面の笑顔を確認したその瞬間……彼女は加速しだした。
高坂「……!?」
やば、ちょ……早い早い早い早い!!カーブが、カーブが急で……やばい、こればやばい!
雪境「ひゃっはぁあああああ!!どうだ高坂!これがスキーだぜ!」
高坂「無理、無理無理無理!死ぬ!これ死ぬ!」
雪境「死にたくねーならしっかり捕まってろよォ?俺、後ろなんて見えねーからな?」
……天宮さん、伊丹くん。……あたし、ちょっと早いけどそっちに行っちゃうかもしれない。
雪境「ひゃっはぁああああ!!」
……南無。
======================
【モノクマ子供広場】
雪境「着いたぜ、これがもう一つの施設らしいな」
……雪境さんがあたしを乗せていても転ばなかったのは、流石は超高校級のスキーヤーというべきか、それともただあたしが幸運だったのか。
とにかく、あたしはスキー台の下のエリアに生還することができた。
……スキーにトラウマができたかもしれない。
雪境「つっても、ここにも特に手がかりはなさそうだけどな。アレだ、子供用の滑り台とかそりとかがあるだけだな」
そこにあるのは、ビニールでできたモノクマの形の滑り台。
隣には小さな雪山があり、その下にあるのはいくつかのそり。……よくある子供用の遊び場だ。
モノクマの形の滑り台は、口から中に入れるようになっており、中にはスコップやらバケツやらが乱雑に置かれている。
……このスコップ、よく子供が砂山とかで遊んでるプラスチック製のものでなくて金属製のものじゃん。
雪遊びさせるにしても、子供に持たせたら危ないだろどう考えても……。
高坂「こういう施設が総合施設棟から行けないって、どういう嫌がらせよ……設計ミス?」
あの急な坂を下ってここまで来れる子供なんていないだろう、普通……。
雪境「本当にそうだよな。位置的には施設棟の横ってことでいいんだろうけど……木が結構多いし、通るには向かねーよな」
雪境「一応ここから林を通って帰れるか後で試してみるぜ!」
高坂「うん、よろしく頼むわね」
……さて、帰るときは上りのリフトに乗れる、と。よかった本当に。
もう雪境さんとスキーはしたくない。命が持たない……。
……次は旅館施設の方に行ってみるか。
【施設内旅館:エントランス】
玄関に入ってあたし達を出迎えたのは和風な世界。
木製の下駄箱に、木製のコート掛け。そしてその先に広がる畳の廊下に障子でできた扉。
いかにもって感じの日本旅館ね。……中心にモノクマの石像がある以外は。
比嘉「温泉……。寒いし、いつか入りてーよなぁ」
高坂「あ、来てたのね……。まぁ疲れを癒すのにはありだと思うわね。今までシャワーしか無かった訳だし」
比嘉「そうだな。。
案内板によるとリラクゼーションルームに書庫に……室内庭園もあるらしいぜ?すげーよなオイ……」
高坂「とにかく片っ端から見て行ってみましょうか……」
外で激しく活動しているより、この旅館にずっといたいかもしれない……。
さて、どこから行くか……。
1.温泉
2.リラクゼーションルーム
3.書庫
4.室内庭園
安価↓
【旅館施設:温泉】
佐渡島「混浴……それは、男のロマンそのものである」
雫川「…………」
佐渡島「なーんちゃって!あっしが男のロマンとか言っても説得力ねーっす!どう?黒助は混浴にロマンを感じる?」
雫川「…………」
佐渡島「ねーねー、無視ー?あっし傷つくよー?」
比嘉「いや、当然の態度だろぉ!?」
高坂「……入り口で何をやってんのよあんたたちは……」
佐渡島「あーっ!坂田ちゃん!ねー、聞いてよー!黒田が無視するー!!」
雫川「……俺の名前は流矢だ。ところで高坂達も探索か?」
高坂「まぁね……」
二人がいたのは、よくある温泉の「ゆ」ののれんの前。
……あれ?普通こういうのって男湯と女湯で二つののれんがあるんじゃ……。
比嘉「…………ごくり」
高坂「……まさか温泉って、混浴?」
佐渡島「ザッツラーイ!さっきからそう言ってるじゃないすか!ったく、黒川はつまんね!こいつ女に興味なさそうだもん!」
佐渡島「ねぇ、太郎はどう思う?混浴にロマンを感じる?」
比嘉「太郎って誰だよ、そんなに地味かよオレ!?つ、つーか混浴とかどうでも……」
比嘉「……いいし!バーカバーカ!」
……なんだか不自然な間が気になるけど、とりあえず中に入ってみるか……。
中に入って最初に見えるのは当然脱衣所。
古ぼけた木の籠と、ロッカーの数が半々ってところね。
そして鏡にドライヤーに観葉植物……。うん、気になる所はないかな。
次は浴室ね……。
==================
木造で統一された浴室は当然だけどとても湿気ていて、温かい空気が充満している。
湯船はけっこう広いわね。全員で入ることもできるかも。
……勿論男女別、でね。
あとはシャワーにサウナに水風呂にジャグジー風呂……そして露天風呂か。
思ったより気持ちよさそうかも。
雫川「……風呂の利用は夜時間の間はできないらしい。そもそも水が全て抜かれるとモノクマが言っていた」
雫川「しかしこんな広い温泉の清掃……モノクマの中の者一人では一日でやるのは大変だと思わないか……?」
高坂「……!それって……」
雫川「モノクマは、一人ではないのかもしれな……」
モノクマ「いいえ、ボクはボクです!中の人なんていません!」
雫川「…………」
高坂「……なんで聞いてんのよあんたは……」
モノクマ「ボクは全て御見通しなのです!うぷぷ!」
本当にモノクマはいつでもどこでも現れる。一体どこからあたしたちを見てるんだ……。
そういえば校則には監視カメラがどうこうって書いてるけど、あたしそれらしきものを見た記憶がないのよね……。
……超小型盗撮用カメラみたいなのがいたるところに設置させてるってこと?……自分で考えててわけわかんないけど。
さて、ここはこれくらいかな。次はどこにいこうか……。
1.リラクゼーションルーム
2.書庫
3.室内庭園
安価↓
【旅館施設:リラクゼーションルーム】
リラクゼーションルームにはマッサージ機や自動販売機、テレビ等が置かれていた。
温泉の後にここでゆっくりすることができる、ってわけね。
最上「…………」
最上くんは一人、ソファーに座り込んで何かを考え込んでいる……。
比嘉「なぁ、あいつおかしくね……?動機を発表された時ですらバカ成分振りまいてたあいつがだぜ……?」
高坂「さりげなく酷い気もするけど、確かにそうね……」
最上「……ん、二人か。よ!」
高坂「えっと……ここの探索はした?」
最上「一応したぜ。マッサージ機や自販機は問題なく動くし、ソファーの座り心地も中々。静かな空気がいいよな」
比嘉「え……?オマエが静寂を好むとか何事……」
最上「あと、テレビはつかないぜ。電源は入ってるんだが、全く映らないな」
高坂「……そ、そう」
……凄く突っ込みどころがない報告だ。
だからこそ、なんていうか……最上くんが普通だからこそ……凄い違和感を感じる……。
もしかして、最上くんは伊丹くんに言われたことを……。
最上「ま、ここはオレっちが調べてるから調べる必要はないぜ」
最上「…………」
……一先ずは全体の探索からね。
次は……。
1.書庫
2.室内庭園
安価↓
【旅館施設:書庫】
次は、隅っこにあったこの部屋だけど……。
……なんだか埃っぽいわ。
遠江「……む、凡人共もここに来ましたか……」
御堂「二人お揃いで仲がよろしいのですねー」
それを言ったら二人もよく一緒にいる気がするけど……。
昨日のこともあるのに、どうして二人は平然と仲良くしているのやら……。
比嘉「ふーん……図書館みたいなんだな」
御堂「漫画や雑誌もありますし、基本は温泉メインでこの書庫やあっちの庭園なんかはその後のおまけみたいなものなんでしょうねぇ」
御堂「でも結構規模は大きいようですし……流石は希望ヶ峰学園直属のレジャー施設ってところですか」
……え?
高坂「ちょ、ちょっと……希望ヶ峰学園直属ってそんなのどこで?」
遠江「……この資料を読むといい」
遠江がぶっきらぼうに渡した資料に目を通す……。
======================
スノーランド・エスポワール(仮)建設について
希望ヶ峰学園はより多様な才能の育成のために、この度新たな施設を作ることにした。
今回建設する施設は、雪に関連する施設となる。
超高校級のスキーヤーや超高校級のスノーボーダー等の才能は、現在ある設備では十分な育成が可能とは言えない。
よってこのような施設を作ることにより、それらの才能の育成と共に新たな才能の募集を可能にする。
スノーランド・エスポワールは人工雪にて冬期でなくとも雪を降らせることを可能にする、現在最先端の技術を用いた施設となる予定だ。
なおこの資料は仮の物であり、建設にはもうしばらくの期間が必要とな……
======================
……ここで切れてる……。
御堂「……ここで、少々の謎が解けたかもしれませんねぇ」
比嘉「ど、どういうことだよ?」
遠江「まずこの施設の正体だ。この施設は希望ヶ峰学園が作らせたもの、ということはこの資料が正しければ確かだろう」
比嘉「でも……いや、希望ヶ峰学園ほど大きな施設なら、こんだけでっかい山を使うのも可能か……」
遠江「そして今がいつなのかという謎。モノクマの話では何年も経過しているということだったが……それも確かな事だろう」
遠江「この資料によれば、この施設は建設途中。そしてこの資料の書かれた日付は俺達の入学した年のものだ」
高坂「それって……!」
遠江「入学当時建設途中だったはずのこの施設が完成しているということは……つまりはそういうことだね」
御堂「おまけにこの雪が人工雪である可能性も出てきたわけですし……季節もよくわからなくなりましたねぇ」
御堂「最新の施設ってことですし……ここまでリアルな雪を作るのも可能……なんですかねぇ。
あー、頭がおかしくなりそうです」
比嘉「そっか……マジで何年も経ってんのか…………」
御堂「あんな動機なんて見せられたところで、今更外に出ても何も意味はないかもしれませんねぇ」
高坂「そんなことはないよ。きっと希望はある……。……コロシアイ以外の」
遠江「……ククク……」
御堂「……あれ、これは……」
御堂くんは一冊のファイルから一枚の紙切れを取りだす。
御堂「……75期生……超高校級の軍師、遠江征也……」
高坂「……遠江くん?」
御堂「……こっちには木崎お嬢さん……と、このページに挟まってるのは……78期生、不二咲……?」
比嘉「もしかして俺たちの名簿か?でもなんで75の次が78なんだよ?」
御堂「その後ろは76ですよ。どうやら順番がバラバラになっているようですねー」
遠江「……それがここにあるという事実もおかしいが、78という数字があることから少なくとも3年は記憶を奪われていると言えるだろうな」
高坂「……3年、か」
……重い数字ね。
御堂「ま、これは後で整理しておいてくださいね比嘉様。何かに使えるかもしれませんし」
比嘉「なんでオレ!?自分でやれよ!」
御堂「いやぁ、有能な私と無能なあなたではできることが違いますし……」
比嘉「さらっと言うなよ傷つくから!」
御堂「このファイルは……ぷ、古今東西殺人鬼ファイルですって。念の為これも整理しておいてくださいね」
比嘉「お前オレで遊んでない!?絶対関係ないよなそれ!?」
……書庫については今のところこんな感じか。
他にもファイルとか小説とかいろいろあるみたいだし、暇つぶしにはなりそうね。
最後は庭園かな……。さて、行ってみよう。
気持ち悪いミスを発見しました。
>>50
遠江「……む、凡人共もここに来ましたか……」 →遠江「……む、凡人共もここに来たか……」
なにいきなり知的ぶってるんだよお前。御堂の口調と混ざっておかしなことになってますね。すいません。
今日はここまでで。もうすぐ自由行動に入れると思うのでよろしくお願いします。
感想や質問、意見要望はご自由にお願いします。
次回は多分土曜の21時くらいに。それではおやすみなさい。
乙です!
やはりメンバーの中に殺人鬼はいるのだろうか?
人が減る前に男のロマンやりたいな…参加しそうなのは比嘉くん、最上くん、義堂くん、夜宮くんあたりしか想像できん
>>54
ロマンは売店で購入かマシーンを回せば手に入る仕様です。
使う相手を選べるようにするのでどうするかはその時次第ですが……
…ノリノリで女風呂を覗く遠江を見たい人がいるのだろうか
再開します
===============================
【室内庭園】
御堂くん達と楽しそうにしている比嘉くんを置いて、あたしは室内庭園を見ることにした。
高坂「うわっ……凄い」
そこは小規模とはいえ、室内だということを忘れるほど綺麗な色とりどりの花が植えられている場所だった。
どうやら温度管理はしっかりしているらしく、外が雪だということを忘れてしまいそう。
で、そこまではいいとして……気になるのは、この中心にある大きな赤い花……。
あたしなんて、一飲みに飲まれてしまいそうだ……。
木崎「……お花さんが泣いています。こんな閉ざされた環境では、綺麗に育つ子も育ちませんわ」
高坂「木崎さん?」
こんなところにいたのか……。
高坂「ええと……やっぱり違うものなの?」
木崎「違うに決まっていますわ。お花さんは作られるものではない、大空の下で育つものなのです。
冬はお花さんにとって厳しい季節ですのに、無理に育てる必要などありませんわ」
木崎「……揃えてある道具は一流の様ですが……そんなものではお花さんの感情はごまかせませんの」
そういえば木崎さんは超高校級の園芸部だっけ。じゃあ植物には一際詳しそうだけど……。
高坂「じゃあ、あの大きい花は何か分かる?」
木崎「やはりあの子が気になりますわよね。
どうしてここにあるのかは謎ですが……あの子は恐らく、超高校級の植物学者が品種改良の末に生み出したと言われる雑食植物ですわ」
木崎「噂では本当に何でも食べてしまうらしいのであまり近寄らないほうがいいと……」
……嘘でしょ?
モノクマ「雑食植物じゃなくて、モノクマフラワーと呼びなさい!さっき教えたでしょ?
ゴミでもプラスチックでも不燃物でも人間でもなんでも一飲みに食べる、とっても凄いお花なのだ!」
木崎「そんな名前ではお花さんが可哀想でしょう……」
……じゃああの花にゴミを食べさせることって可能なのかしら。
正直部屋にゴミが溜まって堪らないのよね。皆もそうだと思うけど、焼却炉とかない訳だしここの衛生面が……。
木崎「……それでもせめて、このお花さんたちのお世話はわたくしがしたいですわ」
モノクマ「そんなのいらないのに……。ほら、このスイッチが見えないの?スプリンクラーだよ!」
モノクマ「この庭園はハイテクでね、毎朝7時30分にスプリンクラーが撒かれることになってるんです!
つまり世話いらずなんです!オマエラの気持ちを少しでも癒してもらおうと……」
高坂「うるさい、そういうのどうでもいいから帰って!!」
モノクマ「ショボーン……ま、これで旅館施設は全て回ったみたいだね!」
モノクマ「新たな世界が広がったことにより、皆の生活も殺人のトリックもだいぶ豊かになったことでしょう!」
モノクマ「これからも、ハッピーラッキーコロシアイ生活!うぷぷぷぷ、びゃーっはっはっは!」
あいつ……言うだけ言って帰りやがった……。
木崎「……コロシアイなんて、もう……」
高坂「……大丈夫、もう起こさせないから」
……さて、調べるところは調べたかな。この後は報告会な訳だから、一先ずはレストランに戻ろう。
========================
【総合施設棟:レストラン】
遠江「さて、報告会を開くわけだが……跳木と夜宮はどうした?」
品川「二人はやっぱり来れそうにないヨ。後でワタシから報告をしておきマス」
御堂「……じゃ、まずは外に出た皆さんからどーぞ」
あたしたちはそれぞれの調査結果を報告し合った。
……
…………
品川「……結局、脱出の手段になりそうなものはナシ……かぁ」
佐渡島「でもイイコトはあったっすよね!混浴とか混浴とか混浴とか!」
比嘉「三回も言わんでいい!オレとしては書庫で見つけたっつー資料が気になるが……」
御堂「それは結局は比嘉様の整理能力にかかっているので頼みますよ?」
比嘉「……後で仕事料金たんまりと請求するからな、お前の財閥に……」
ユーリ「温泉、入る!」
義堂「そうですね、後でゆっくり入りましょうね……」
御堂「ところで、木崎お嬢さん達が見つけたって言うモノクマフラワーのことで発言があるのですがー」
御堂「これから発生したごみは、そこに持って行ってそれに食べさせましょうよ。そろそろ厨房も臭って来そうですし」
木崎「……お花さんにゴミを食べさせるなど可哀想ですが……この場合は仕方ありませんわね」
御堂「そこで決めたいのはゴミ捨て当番。食事当番と同じ感じで決める必要、あると思いまーす」
高坂「そうね、異論はない。協力し合わないと、ね」
遠江「そして次に話し合いたいのは、佐渡島の処遇だ」
佐渡島「ハイ!?処遇って……何でェ!?」
比嘉「マジでわかってねーのか……?」
雪境「オメーなんかこえーんだよな……人間味ねーっていうか」
佐渡島「えー?てか、殺しなんてしないっす。捕まるのとかやだし」
比嘉「理由が利己的すぎる……」
モノクマ「ところがどっこい、ここでの殺人は罪に問われませーん!」
比嘉「ストッパー無くなった!?」
佐渡島「え?そうなの?そりゃー魅力的な話だぜっ!」
品川「ちょ、ちょっとミス佐渡島!」
ユーリ「人壊す、ダメだよ!」
佐渡島「なんて冗談っすよ。別に今のところそこまで出たい理由ないし……皆頭いいから裁判とか怖いし!」
雫川「……なら次に気にするのは皆殺しという点だな」
雪境「いやいや流石にそれは……え、ありなのかよ!?」
御堂「モノクマ様、どうなんですかー?」
モノクマ「うーん、皆殺しね。流石にそれは見てるほうとしてもどうかと思うから……今校則追加してみました~!」
============================
10.コロシアイにおいて同一のクロが殺せるのは、2人までとします。
============================
品川「それでも2人まではありなんダネ……」
モノクマ「ボクとしては楽しそうだし連続殺人も期待してますから!」
なんて都合のいい奴……。
佐渡島「ま、これだけ条件がありゃーあっしは殺人なんて起こさないっすよ」
佐渡島「つーかなんであっしが人を殺すと思ったのか!心外っす……」
雫川「……死体を弄ぶ様な発言を貴様がしたからだろう」
佐渡島「あっしは自分に正直なだけなのにん……」
雫川「……最低だな、お前は」
義堂「あ、あの……その辺りで……」
御堂「とにかく、警戒しておいて悪いということはないんじゃないですか?」
御堂「佐渡島様に限らず、これからコロシアイが起こらないとも限りませんし?」
木崎「……そうですわね、危険人物は他にもいますものね」
御堂「そうそう。勿論私もですし……いろいろね」
品川「じゃあさ……警戒の薄くなる夜だけでも、当番がゴミ捨てのついでに施設内を見まわるのはどうカナ?」
品川「何時に見まわるかは当番ごと各自で決めれば、迂闊にトリックも仕込めない筈!」
義堂「な、なるほど……その見回りの時に偶然出くわしでもしたら、言い訳できませんもんね!」
雪境「皆頭いーなァ……」
ユーリ「ホントにねー」
品川「……と、言うわけでイリュージョン!グループ分け用くじー!」
高坂「え、班を変えるの?」
品川「これは言わば席替え……。濁った空気を入れ替えるために必要な行事なのデスヨー!」
品川「ハーイ、皆さん!くじを引いてネー!今いない二人の分も、ワタシが選ぶヨー!」
比嘉「まーたこのノリか……」
やれやれ、つまり今回グループでやることは調理にゴミ捨てに夜の見回り、ね。
やることが増えたってことは、それだけ交流の機会も多くなりそうだ。
いい人にあたるといいけど……
安価↓1~3 同じグループになる人の名前を一人ずつ。夜や朝の特定のイベントで一緒になります。
なお前回より会話できる機会は増える予定です。
被ったら安価↓
また1番か……。他の人は、と……。
ユーリ「ユーリ、No.1!また1!」
御堂「私もNo.1でーす。……あらあら、遠江様も?」
遠江「…………チッ」
……今の舌打ちは一体……。
高坂「あたしもまた1みたい。よろしくね、皆」
ユーリ「ヨロシクー!」
御堂「はいはーい」
品川「ワタシは2、ダネ。よろしくねミスター比嘉、雫川。あと、沙々ちゃんも一緒みたいダネ」
比嘉「お、おう」
雪境「俺は3だ!」
義堂「あ、義堂もです……よろしくです……」
木崎「わたくしも3ですわ。義堂さんがいるなら安心ですわね」
佐渡島「で、あっしは4と。他は、他は?」
最上「お。オレっちが4か……」
品川「あとミスター夜宮も4みたいダネ」
……そっか、二人減ってしまったから3人のグループがあるのか……。
とりあえず、あたしはあたしのグループで頑張ろう。
【INFO】
CHAPTER2でのグループは高坂、遠江、ユーリ、御堂となりました。
グループは各チャプターごとに変更となります(同じメンバーを選ぶこともできます)
遠江「……一先ず話し合うことは以上だな。他の者は何かあるかね?」
……今のところはないはずね。
とりあえず、以前よりも強固な仕組みを作ることができたんだ。
コロシアイにショックを受けてる人も、何かを感じ取ってくれた人も勿論いる。
……大丈夫、きっともう……。
品川「えっとじゃあ、手の空いている人は今までのゴミを捨てに行くのを手伝ってほしいナ。
量が量だから、できれば皆でやりたい……カナ?」
比嘉「そういやそうだな……じゃあそれをやって……今日は解散か」
品川さんの一声で、とりあえずみんなでごみ捨てを行うことにした。
===============
【旅館施設:室内庭園】
ユーリ「すごーい!!吸い込まれた!カービー!」
比嘉「おいおいおい、あんまり近寄んなって……ひいいい、ウゴイタアアアア!」
御堂「ふぁーあ……楽しそうですねあなた方は……」
高坂「これであと一周分くらいか……」
ゴミがなくなっていくのって思ったより爽快かも。
さて、またペンションに戻らなきゃね。
……ん、あそこにいるのって……?
安価↓1人物を一人指名
雪境「お、高坂かー!おっすおっす」
高坂「雪境さんはもうゴミ捨ては終わったの?」
雪境「まーな。もともと俺はゴミとかあんまださねーし」
高坂「ゴミを出さないって、どうやって?」
雪境「そりゃー無駄なもんを使わないし、捨てないってだけだよ。簡単だろ?
俺はスキー板と雪さえあれば生きていけるし」
流石に食べないと生きていけないでしょ……。
雪境「それより聞いてくれよ!このスキー場、ナイターが出来ないんだぜ!?」
雪境「昼と夜ではまた感覚が違って面白いのによー。ったく、わからないクマだぜ」
こんな時でもスキーの話か。らしいといえばらしいけどさ……。
1.裁判についてどう思ってるか聞く
2.昼の2人乗りスキーについて言及する
3.他の皆の事を聞く
4.自由安価
安価↓
1
>>68
高坂「……雪境さんは、裁判のことをどう思ってるの?」
雪境「……うわ、言うなよォ……折角忘れてたのに」
高坂「あ、そうだったの……悪いことを聞いたわ」
雪境「……俺スキーバカだからさ、滑ってりゃーこのモヤモヤも忘れられるかなって思ったんだよ」
雪境「……まー正直なことを言うと、雪はすげー綺麗なのに心は晴れないぜ」
……それはそうよね。
雪境「今だから言うとよ……モノクマの動機に揺らがなかったわけじゃないんだ、俺も」
高坂「え……」
雪境「でも、スキーやったらその気持ちも少しは紛らわせたんだ。俺にとって、スキーはそんだけ大きいモンなんだよ」
雪境「……あー、駄目だ、考えたくねー……スキーしてー!嫌な事全部忘れてー!!」
……ここが雪山でよかった。もしそうじゃなかったなら……雪境さんも結構危なかったんじゃ?
好きなことができるって、思った以上に大きいことなのかな……
【INFO】
雪境の好感度が+3
好感度が一定値を超えたためスキル『スーパープレー』をGet!
『スーパープレー』
ノンストップ議論、反論ショーダウン、MTB時に精神力を2消費して二つのコトダマを提示できる。
そのうちどちらかひとつでも正解のコトダマなら、進行する。
【ペンション2階:高坂彩の部屋】
ふう、大分部屋も施設内も綺麗になった。
掃除をしていたらこんな時間になってしまったけど……。
ピーンポーン、パーンポーン…。
モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』
モノクマ『午後10時になりました』
モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』
モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』
モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』
……明日は全員そろって朝食が取れるといいな。
~7日目、終了~
【7日目 RESULT】
~好感度~
夜宮颯介 16【一杯眠れて幸せだよ……】
跳木沙々 13
ユーリ・テーリムー 12
比嘉金 12
雪境ましろ 11【高坂も無理すんなよ?】
義堂総次朗 8
最上順治 7
品川魔未 6
遠江征也 6
天宮火憐【DEAD】 5
佐渡島務美 4【コロシアイなんてするつもりないっすよ?】
伊丹ミルラ【DEAD】 4
木崎花憐 3
御堂美広 2
雫川流矢 2
モノクマメダル:76枚
~アイテム~
なし
※モノクマ劇場5※
モノクマ「お久しぶりの劇場ですね。うぷぷ、やっとチャプター2が始まった!」
モノクマ「いろいろと人間関係も複雑になって来たこの頃ですね。爆弾もいますね、うん」
モノクマ「裁判を終えて思うところのある生徒はいっぱいいます。是非話しかけてあげてね!」
モノクマ「実は今回いろいろとバランス調整も兼ねてちょっとだけ好感度を上がりやすくしてみたよ」
モノクマ「MAX100の予定なのにこの調子だと本当にMAXにできるのか……」
モノクマ「チャプター2こそアイテムを使ってあげてくださいね!スキルも続々と手に入りそうではあるけどね!」
というわけで今回の更新は以上。自由行動できませんでしたね、すいません
次回から自由行動ということで……。
次回更新ですが、来週いろいろ忙しいので来れないと思います。
なので間が開くと思いますがよろしくお願いします。
ではまた、おやすみなさい!
お久しぶりです>>1です。絶対絶望少女楽しみですね。
間があいてすみませんでしたが予定もあと少しでひと段落なので日曜の夜から再開したいと思います。
ところで今更になりますがある程度の舞台の簡単なマップを書きましたので位置関係の参考程度に。
前回載せたのも消えてたのでもう一度。
広さとかは脳内補正してください。あと家具とか内装も書けないので想像してください。
…キャラのビジュアルとか見たい人いるのかなぁ(遠い目
裁判の座席
http://i.imgur.com/SFwfq5X.jpg
全体像
http://i.imgur.com/KUbOMel.png
ペンション
http://i.imgur.com/MiTV8fV.jpg
総合施設棟(売店が2階)
http://i.imgur.com/H9C66mP.jpg
旅館施設(ランドリーを追加。書庫のある階が2階)
http://i.imgur.com/d1fFn85.jpg
ではまた今度!
こんばんは、最近出没時間が遅い>>1です
ビジュアル見たい人いるんだなぁ、嬉しい
ちなみに>>74の書き方だと誤解されそうでしたが、完成品があるわけではないんです。
…2スレ目が終わるまでには載せたいなぁ
勿論書いてくれる人とかいるなら大歓迎です←
少し連絡
日曜に更新と言いましたがまた急用が入ってしまい無理そうです
月曜の夜に来ます。これが過ぎたら更新ペース戻る筈なのでお願いします…
過去スレ見てたら調理室の呼び名がいつの間にか厨房に変わってた罠。
疲れ目で投稿良くないですね。
始めます。
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~8日目~
ピーンポーン、パーンポーン…
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』
さて、今日は早速朝食当番を果たすか…。
【総合施設棟:レストラン~厨房~】
ユーリ「おはよー!」
御堂「おはよーございます。一度目のグループはいろいろと有耶無耶になってしまいましたからね。
今回はちゃんとやって品川様の顔を立てましょーねぇ」
高坂「は、確かに動機発表後とか酷かったもんね…」
仕方ないんだけどさ……。
ユーリ「食の乱れは心の乱れ!じーちゃん、言ってた!」
御堂「そうですね。今回の朝食はユーリ様の腕に掛かってますからねぇ」
高坂「貴方も頑張ってよ……うん、脱出の為にも頑張ろうね皆」
遠江「……さっさと作ろうではないか。言っておくが俺は和食しか認めないがね」
よし、朝食を作ろう。
安価↓のコンマ 御堂の料理の腕(執事補正+30)
安価↓2 遠江の料理の腕
御堂 39+30=68
遠江 78
参考→ユーリ…78 高坂…31
遠江がユーリと同等……だと?
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遠江「よし、今日は日本人らしくご飯とみそ汁、焼き魚……そして漬物でも作るか」
御堂「漬物ってあんたねぇ、それは今から作って朝食に間に合う訳……」
遠江「俺は昨日の夜に既に仕込みを作ってある。後は切るだけだ」
御堂「わーお、予想の上をいく徹底ぶり……」
遠江「ユーリ、みそ汁を作れ。具材は任せよう」
ユーリ「ハイ!ニッポン料理、おじいちゃんの魂!!ユーリは毎日みそ汁作り、いい嫁なる!」
高坂「……なんか勘違いしてない?」
遠江「高坂は米を炊け。いいか?水の分量を間違えるなよ?」
……いやいや、米くらい炊けるって。多分。
遠江「御堂はこの鮭を焼くのだ。既に味付けはしてある、焼くだけでいい」
御堂「……流石に準備が良すぎはしませんか?何か怖いんですけど」
ユーリ「食、大切!ユキヤ本気出す、気持ちわかる!」
遠江「フ、美味しい朝食を食べて士気を高めさせられないかと思っただけなのに疑り深いものだな」
御堂「いや、絶対自分好みの料理が食べたかっただけでしょ?」
そのあとも遠江くんの指導の元あたしたちは結構美味しそうな料理を作った。
流石軍師というべきか……でもこんなに人を動かすのが上手いなら、普段ももっと手助けしてくれてもいいのに。
絶対出来るような気がするんだけどね。
【INFO】
『美味しそうな和定食』を作った。
遠江、ユーリ、御堂の好感度が+3
【8日目朝】
品川「グンモーニン、エブリワン!」
高坂「おはよう品川さん、それに皆」
雪境「なんだこのうまそうな匂いはよぉ!やべ、よだれとまんね!」
御堂「遠江定食14人前でーす。さあどうぞ召し上がれ」
比嘉「何その名前!?」
うん、あの調理風景から考えると、間違ってないわねその名前も。
……流石に夜宮と跳木さんはまだ来てないか。
さて、どこでご飯を食べようか?
安価↓
3人まで一緒に朝食を食べる人物を選択
比嘉くん
>>84 分かってると思うけど1安価で3人まで選択できますので……
とりあえず今回は比嘉と食べましょう。
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比嘉くんとご飯を食べよう。いろいろ聞いてみたいこともあるしね。
高坂「ねぇ、比嘉くん、隣いい?」
比嘉「!!な、なんだ隣か。お前いつもオレの背後を取るイメージだからな、緊張するわ……」
こいつはあたしを何だと思ってるんだ……。
比嘉「にしても今日の朝食は結構うまいな。本当にお前が作ったのか?」
高坂「失礼ね、ちゃんとあたしも作ってるって」
……米しか作ってないけど。
比嘉「……女子の手料理、か」
……は?
比嘉「いや、意識してみると中々……いやいや待て待て比嘉金、今考えることじゃないだろ……」
高坂「何が?」
比嘉「なんでもねーよ。それよりわざわざ品川とかを蹴ってオレの隣に来たって事は、何か用でもあんのか?」
用か……。
そういえば比嘉くんは最上くんと少し仲良くなったような体だったけど……彼の事、聞けないかな?
1.朝食をネタに何か面白いことをしてよ
2.最上くんの事で相談があるんだけど……
3.裁判後の心境変化について
4.自由安価
安価↓
2
>>88
高坂「ねぇ、最上くんのことでちょっと相談があるんだけどさ……」
あたしは声を潜めて斜め向かいの最上くんに聞こえないように告げる。
高坂「なんか最上くん、昨日からおかしくない?」
比嘉「……あーまぁ、それはオレも思ってたけど。アレだろ、どう考えても伊丹のアレだろ?」
……比嘉くんも気がついていたようね。
比嘉「まぁ伊丹の言うことも分からないではないけどな……最上の無自覚無神経っぷりはちょっとアレだから」
高坂「でもさ、ずっとあんな調子だと、流石に……」
比嘉「あー、分かってるって!オレだってアイツが嫌いなわけじゃねーし……
調子が狂うのは確かだけど……」
比嘉「はぁ、アイツがあんな感じとか、どーすりゃいいんだよぉ……。只でさえ空気最悪なのに……」
……どうすればいいって……ちょっとは変わったかと思ったけど、やっぱり情けない男だ。
ここは……
1.あんたが何とかしなさいよ
2.あたしに任せてよ
安価↓
2
>>90
高坂「全く、仕方がないわね。ここはあたしに任せなさいよ」
比嘉「……?お前がなんとかできるのか?」
高坂「なんとかできるかは分からないけど、とりあえず後で最上くんとも話してみるわ」
高坂「あんたがそう思ってたって伝えるだけでも違うかもしれないし……」
比嘉「そ、そうか。まぁ、そういうのうまそうなのは高坂だしな。……任せるわ」
比嘉「……って、これじゃオレもなんとかしようと思ってたみたいじゃねーか!」
……全然悪い事じゃないのに何で言い訳してるんだ、こいつは。
比嘉「まぁアレだ。オレもさ……この空気は何かアレっつーか……」
比嘉「いや……あー、よく分かんねー!!」
高坂「司会者の癖に言葉に詰まってちゃダメでしょ?」
比嘉「うっせーよ!オレはアドリブに弱いんだ!」
高坂「はいはい……あ、おかわりしてくるわね」
比嘉「って、食うの早っ!?ピンクの悪魔並みの食べっぷりじゃねーか!?」
さて、任されたからには後で最上くんにも話しかけないとね。
【INFO】
比嘉の好感度が+3
好感度が一定値を超えたためスキル『七色美声』をGet!
『七色美声』
基本発言力が+2される。
~8日目 自由行動・午前 開始~
朝食も食べたし、ここからが頑張りどころね。
さて、午前中はどうしようか?
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
【総合施設棟2階:売店】
うわ、初めて来たけどここって結構物がたくさんあるのね。
モノクマ「へいへいらっしゃいらっしゃい!タイムセールだよ!」
……なんでこいつがここにいるのよ。
モノクマ「全く、チャプター1では高坂さん、全くここを利用してくれなくて残念だったよ!」
モノクマ「ボクはずっとここで寂しく店番をしてたっていうのに……あ、嘘だけど」
高坂「……何の用よ」
モノクマ「いやいや、これは折角だからこの施設もしっかり活用してもらいたいなっていうボクの温かい配慮だよ!」
モノクマ「売店ではモノモノマシーンと、モノクマショップの2種類を展開してるよ!」
モノクマ「モノモノマシーンはいわゆる好感度アップ用のガチャガチャだね。モノクマメダルを使えばそれに対応したプレゼント用アイテムが貰えるよ!」
モノクマ「何が出るかは実際に>>1がゲーム機を開いて決めるよ!安価は何回回すかを選んでね!」
モノクマ「で、モノクマショップはそれ以外の特殊アイテムをメダルで売りさばくところだよ!」
モノクマ「特殊アイテムは夜時間に使うことで、特殊なイベントを起こすことが出来るものです!」
モノクマ「ぶっちゃけなくてもストーリーを進めることはできるけど、単調な自由時間に飽きたら使ってみるのもいいと思うよ!」
モノクマ「商品は日替わりです!同じアイテムが出てくることもあるけど、毎日違うものが並べてあると考えていいよ!」
……何を言ってるのかよくわからないけど、まぁいいか。
モノクマ「さぁ、どっちを見る?」
1.モノモノマシーン(何回回すかも選択)
2.モノクマショップを見る
3.帰る
1 10回
書き忘れたけど基本安価↓ですので>>95選択
プレゼントは原作1のものと一緒です。
モノクマメダル76枚→66枚
アイテムGet!!
【あかの着ぐるみ】
【残鉄剣】
【無言電話】
【文豪の万年筆】
【色恋沙汰リング】
【アンティークドール】×2
【スカラベのブローチ】
【黄金銃】
【ルアックコーヒー】
これはいいものなのか何なのか……。
モノクマ「わあ、いっぱい出てきたね!うぷぷ!」
まぁ今度欲しそうな人にあげればいいか。
さて、もう少し何かしていこうかな?
1.モノモノマシーン(何回回すかも選択)
2.モノクマショップを見る
3.帰る
安価↓1
2
>>98
~モノクマショップ~
モノクマ「今回の品ぞろえはこんな感じだよ!」
モノクマ「因みにアイテムの効果はあえて教えません!只一つ、遺品アイテムは生存者との交流用アイテムではありません!」
モノクマ「……まあ想像できるよね。うぷぷ!」
=====================
・白いハチマキ(天宮の遺品アイテム) 20枚
・男のロマン 15枚
・金箔の模擬刀 10枚
・銀のスプーン 15枚
・ハットトリック 10枚
・ドラゴンオブファンタジーⅢ 10枚
=====================
現在のモノクマメダルは66枚です
安価↓何を買うか又は何も買わないか選択
複数選択可能
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【男のロマン:どこかロマンを感じる栗。これを男子に渡すと……?】
【金箔の模擬刀:金箔が沢山ついた謎の模擬刀。殺傷能力は無い。これを使うと御堂達と……?】
【銀のスプーン:銀であることに意味がある。これを使うと女子全員と……?】
【ハットトリック:ハトではなくてハット。種も仕掛けもないシルクハット。これを使うと品川達と……?】
【ドラゴンオブファンタジーⅢ:いろいろな要素の詰まった近代RPGゲーム。これを使うと夜宮達と……?】
====================
以上の商品をを買いました。
モノクマメダル66→6枚
なんだろう、このアイテムは使えるのか……?
モノクマ「毎度ありー!因みにアイテムは一度きりしか使えないから、注意してね!」
さて、まだここで何かすることはあるか?
1.モノモノマシーン(何回回すかも選択)
2.モノクマショップを見る
3.帰る
安価↓1
モノクマメダル6枚→0枚
アイテムGet!!
【虹色の乾パン】
【ローズヒップティー】
【動くこけし】
【G-SICK】
【むらまさ】
【色恋沙汰リング】
思わず全部使ってしまったわ……。
まぁいいか。とりあえずこれ、一部は部屋に置いてこないと……。
===============
さて、売店はこのくらいにして。
まだ時間はあるし、どうしようかな。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
1夜宮
>>105
【旅館施設:エントランス】
夜宮「わー、凄い!和風だ和風だ!」
夜宮「温泉……ふーん……入ってみたいなぁ」
何の気なしにやって来た旅館施設で出会ったのは、そこにいてはいけない人物だった。
高坂「夜宮……!?あんた、なんでこんなところにいるのよ!病人は寝てなさいよ!」
夜宮「うわっ、高坂さん!?やっば、バレちゃった!」
高坂「バレちゃったって……熱は下がったの?ご飯は食べた?」
夜宮「うーん、もう大したことないし……早く探索がしたくて……」
高坂「大したことなくても寝てなきゃダメでしょ!薬は飲んだ?」
夜宮「……あんなマズイ薬飲みたくないし……というか風邪薬に少しトラウマが……」
子供じゃないんだからさ……。全く、世話の焼ける奴だ。
夜宮「まぁ俺は大丈夫だよ。えーと、昨日はありがとう……でいいのかな?」
夜宮「なんか昨日の記憶が曖昧なんだけど、高坂さんの不安そうな顔はなんとなく覚えてるよ!」
……どうしてそんな嫌なところを覚えてるのよ。ったく……。
1.前回の裁判について
2.超高校級の幸運について
3.体調について
4.自由安価
安価↓
1
>>107
昨日のことを覚えてないなら、もう一度言っておいた方がいいかしら……。
高坂「昨日の裁判……疑ってごめんなさい」
夜宮「え、何で謝るのさ!高坂さんは悪くないよ!俺大丈夫だよ!」
夜宮「確かに下手すれば毒死してたのは俺かもしれなかったって言う点ではヒヤヒヤしたけど、疑われたくらいじゃ別に……」
夜宮「……いや、やっぱり正直に言うとちょっと怖かったけどさ。
あんなに注目を浴びたの初めてだし、学級裁判って怖いんだなぁ、って実感したよ」
夜宮「いろいろかっこ悪いところ見せちゃったしね……」
高坂「それはそうよね。……だからこそ、あなたを責めた事を謝りたかったんだけど……」
高坂「やっぱり昨日のこと覚えてないのか……じゃあ昨日言いかけたことも覚えてない?」
夜宮「……?俺が言いかけそうなこと……?あ!高坂さんのバストサイズは目測では」
高坂「黙れ。そうじゃなくて、あたしが優しいから、だから何とか……って言ってたじゃない?」
夜宮「病人に暴力良くない!未遂でも!……えーと、俺が言いかけそうなこと……優しいから…………」
夜宮「……ちょっと思い出せない。またノリで何か口走っただけかも」
夜宮「とにかく、俺は大丈夫。高坂さんのこと信じてるしね!」
……信じてる、か。
プレゼントを渡しますか?
渡す場合>>97、>>104から選択
安価↓
色恋沙汰リング
>>110
高坂「まあいいわ、これでもあげるから早く元気になってよね」
夜宮「これは……え!?色恋沙汰リング!?」
高坂「え、何それ?有名な物なの?」
夜宮「有名も何も……右手につければ恋、左手につければ愛、両手につければ破局が訪れるといわれるリングのことだよ!」
高坂「!?」
夜宮「そんな代物を、どうして俺に渡したの!?ねぇ、どうして?ねぇねぇ!」
高坂「……!?し、知らなかったのよ、そんな意味だなんて!違う!それは付けないで!違うから!」
夜宮「いやいや、知らないわけないでしょ?大丈夫、俺の答えは勿論ひだ……」
高坂「違うって言ってるでしょ!」
夜宮「……そこまで否定されるとちょっと流石に傷つくかも……」
高坂「……ご、ごめん……」
【INFO】
夜宮の好感度が+11
好感度が一定値を超えたためこの後通信簿が開きます。
【通信簿イベント2】
高坂「……でもあんたって引きこもりってイメージないわね……」
夜宮「え?それって褒めてるの?」
高坂「引きこもりって、あんまり話さないイメージがあったから。ゲームとかネットとかばかりやってそうな感じ」
夜宮「やだなー、そういうのを偏見って言うんだよ。あ、でも確かにゲームとかは好きだよ!」
夜宮「家族が結構ゲーマーでね、よく一緒にやったんだ。今度皆ともやりたいなぁ」
高坂「ゲーム……あたしはあんまりやらないなぁ。どういうのをやるの?」
夜宮「どういうの、かぁ。そんなにこだわりを持ったことはないけど……」
夜宮「うん、どんなジャンルでもやるよ。音ゲーでもRPGでもアクションでも、なんでも!」
高坂「ふーん。じゃあ特に好きなのとかはある?」
夜宮「……じゃあさ、当ててみて!」
高坂「え?」
夜宮「俺の好きなゲームのジャンルはなんでしょう?」
ノ、ノーヒントで当てろって……?難しいっつーの……。
……ええと、夜宮の好きなゲーム……。
1.恋愛ゲーム?
2.育成ゲーム?
3.ノベルゲーム?
安価↓
1
>>113
高坂「……恋愛ゲーム……はは、それはないか」
夜宮「あ、正解だよ!俺、結構ギャルゲーとか乙ゲーとか好きなんだよね!」
高坂「……え、マジ?……あー、あんたのタラシ成分はそこから来てるわけ?」
夜宮「?えーと、よく分かんないけど、ああいうのって結構コミュニケーションの勉強になるんだよ」
夜宮「このキャラは、こういう性格の人は何をすれば喜ぶのか、何をすれば怒るのか……」
夜宮「想像するだけでも結構楽しくてね、実際反応を見て、意外だったりやっぱりかーって思ったり」
夜宮「で、実際に攻略した時は達成感があるよね!それってその人物を完全に理解したってことだし!」
高坂「……それってさ、あなた……もしかしてあたし達のことも攻略対象だとか思ってる?」
夜宮「え、まさか。ゲームと現実は違うよ。あんなの只の練習だし。
実際こうして皆を目の前にしてても……分かんない事だらけで嫌になるよ」
夜宮「人間はゲームほど単純じゃない。分かってるけど……うん、俺って人生経験ないからなぁ」
夜宮「ま、もし俺がちゃんと話せてるってイメージあるなら、それはゲームの成果だね!」
……彼は一体どういう生活を送って来たのだろう。
今、あたしと話していて何を思っているのだろう。
……また少し、夜宮が分からなくなった。
【INFO】
夜宮颯介の通信簿2ページ目が解放された。
『趣味はゲーム。好きなジャンルは恋愛ゲームで、コミュニケーション能力はゲームで鍛えたらしい。だから言動が少しおかしいのだろうか…』
~8日目 自由行動・午後 開始~
あいつも元気になったならいいんだけど……。
まあ探索をしてくれるのは悪いことじゃないか。
さて、まだまだ時間はあるな。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
木崎お嬢様に話しかけることが決まったということで今日はここまで。
まだまだ事件は起きません。自由行動なんで気楽に参加してくれると嬉しいです。
ちなみに最上くんをなんとかするって意気込んだけど、何とかするには自由行動で選択することが必要です。
今日の21時くらいにもまた来ます。
質問や感想、意見がありましたらご自由に。ではまた、おやすみなさい!
乙です!
地味にユーリちゃんの料理はスペック高いんだなと思ったり…
夜宮君に色恋沙汰リング渡したり、比嘉君をドキドキさせたりとフラグをドンドン立てていく高坂さんつえーwww
>>118 会話の展開によっては誰とでもフラグは建てれますね(にっこり
少し遅れましたが始めます
==============
【旅館施設:室内庭園】
木崎「はぁ……」
高坂「あ、木崎さん。やっぱりここにいたのね」
木崎「……あら、高坂さん。やっぱり……とは?」
高坂「いや、木崎さんは花を育てるのが生きがいって前に言ってたし。花っていいよね」
木崎「……お花さんには罪はありませんから。……人間と違っていい子ばかりですから」
高坂「……そうかな。皆、悪い人じゃないと思うよ」
……自分で言ってて、気休めなのは分かるけど。
木崎「ごめんなさい。わたくしは皆さんほど強くありませんので、まだあまり元気を出せませんの」
木崎「…………」
木崎さん……。
1.超高校級の園芸部について
2.室内庭園について
3.天宮たちについて
4.自由安価
安価↓1
3
>>120
高坂「天宮さん達の事、本当に残念だよね。……悲しい気持ち、分かる」
木崎「……残念なんて割りきれません……」
木崎「伊丹さんのこと、優しい殿方だと思っておりました。勿論天宮さんも……」
木崎「でも、彼の本性を知って……更に御堂や佐渡島さんまでおかしくなって……」
木崎「自分でも単純だとわかってるのです。
人の本性なんて、一日二日で分かるものではないのに、すぐに表面を信じて……勝手に落ち込んで」
木崎「……いえ、わたくしは何故落ち込んでいるのか……正直よくわかりませんわ」
木崎「……悲しいのですかね」
木崎さん……優しい人なんだな。
彼女が思いつめているのはよくわかる。こういうとき……あたしはどんな言葉を掛けるべきなんだろうか。
1.優しかった伊丹くんも嘘じゃない
2.全部モノクマのせいよ
3.木崎さんが悲しむ必要は無い
4.自由安価
安価↓1
1
>>122
高坂「……優しかった伊丹くんも嘘じゃない」
木崎「え?」
高坂「勿論彼だけじゃなくて、御堂くんも佐渡島さんも……他の皆だって、いろんな顔を持ってるんだよ」
高坂「あたしだってイライラして怒る事とかあるけどさ、その姿があたしの全てじゃない……つもり」
高坂「だからさ、いろんな感情が混ざり合って事件が起きてしまったわけだけど……」
高坂「……悪い人なんていないんだ。あれは仕方ないことだったんだよ」
高坂「だから今すぐとは言えないけど……前を向いていかないと」
木崎「……そう、ですわね。……あの時、天宮さんの為に祈ってくださった伊丹さん……」
木崎「その姿も彼の本当の姿だと、信じたいですわね。……いえ、信じますわ」
木崎「ありがとうございます高坂さん。少しだけ、心が軽くなった気がします」
木崎「……心の底から悪い人なんていない。きっと、そうなんですわよね」
木崎「これでようやく、しっかりとした気持ちで二人の冥福を祈れる気がします……」
……そうだよ。こんな状況なんだから、伊丹くんだけを責めることはできるはずもない。
もっとも悪いのは、モノクマなんだから……。
プレゼントを渡しますか?
渡す場合>>97、>>104から選択
安価↓
ローズヒップティー
>>124
高坂「そうだ、これ木崎さん好きそうだよね」
木崎「これは……まぁ、ローズヒップティーではありませんか!」
木崎「久しぶりに銘柄を見ますわ。最近緑茶ばかりで、舌がおかしくなりそうでしたの」
木崎「やはり女性たるもの、紅茶ですわよね。ここで飲むには少し風情が足りませんが……ありがたく受け取りますわ」
……あたしはあんまり紅茶飲まないなんて言えないな。
喜んでくれたみたいで良かった……!
【INFO】
初めて話しかける相手の為、この後通信簿が開きます。
木崎の好感度が+7
好感度が一定値を超えたためスキル『フラワーアレンジ』をGet!
『フラワーアレンジ』
プレゼントを渡した時の好感度上昇率が上がる。
【通信簿イベント】
高坂「そういえば木崎さんっていいところのお嬢様なんだよね?」
木崎「ええ……まぁ。あまりそう言った言われ方をするのは好きではないのですが……」
高坂「……っと、ごめん。えーと……」
木崎「……まぁわたくしはここでは一人の園芸部。……気軽に接してくれてかまわないのです」
そう言ってる割にはふるまいも中々お嬢様と言うべきか……正直違う世界の人みたいなんだけど。
普段から高価そうなドレスを着て、執事を当然と思ってたあたりとか……。
高坂「えーと……木崎さんはどうして園芸部として希望ヶ峰学園に?」
木崎「希望ヶ峰学園に来るために園芸部になったわけではありません。わたくしは只お花さんが好きなだけなのです」
お花さんか……。
木崎「お花さんは良いものですわ。一つ一つが美しいのは言うまでもなく、元気に咲いてくれた時の喜びと言ったらありません」
木崎「お花さん達はわたくし達育てる人間の愛情に応えてくれる。しっかりと応えてくれるのです」
木崎「……お花さん達は嘘をつきません、正直です。……人間とは違うのです」
高坂「……?」
木崎「……高坂さんはそう言ったことに興味はありませんの?」
高坂「今まであまり意識したことは無かったけど、木崎さんの話を聞いて少し興味が湧いたよ」
木崎「そうですか、それはよかったです」
木崎さんはゆったりと微笑む。
……花は人間とは違う。彼女のその言い方には何故だろうか、多少の含みが感じられた気がした。
【INFO】
木崎花憐の通信簿1ページ目が解放された。
『いいところのお嬢様であるが、学園ではあくまで一人の園芸部を主張する彼女。花は人間とは違う、とはどういう意味なのだろうか……』
~8日目 ミニ自由行動・夜 ~
夕食でも何だかんだで気力を使ってしまった。
遠江くん、意外と料理で張り切る人なのね……。
なんだかんだでこのグループもうまくいきそう。
※
今回から選択肢に『グループで見回りをする』も追加されました。
見回りではモノクマメダルを探せる他、グループの中の特定の一人と自由会話ができます。
因みにグループにいない人とは話せませんのでご注意を。
※
さて、これからどうするかな。
1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(>>102から選択)
3.グループで見回りをする
4.寝る
安価↓
2男のロマン
>>129
【INFO】
男のロマンを使用します。
※イベント発生※
ピーンポーン……。
……もうすぐ8時になりそうというその時、部屋のインターホンが鳴り響いた。
品川「ハロー!ミス高坂、元気カナ?」
高坂「品川さん……!どうしたの?」
品川さんはこちらを見ながらニコニコと優しそうな笑みを浮かべている。
その顔を見る限り……別に悪いニュースがあるわけではなさそうだけど。
品川「いえね、ミス高坂もお誘いしようかと思って。折角温泉が解放されたシ……今から女子で水入らずの入浴タイムとしないカナ?」
高坂「女子水入らずの入浴タイム??」
なるほど……確かにいつかあの温泉には入りたいと思っていたけど……。
高坂「……男子は?」
品川「ノープロブレム。ちゃんと男子立ち入り禁止の札を用意したヨ」
高坂「……なら大丈夫かな、多分」
高坂「いいよ、あたしも行く。偶には皆でわいわいするのも悪くないわよね」
品川「イエース!もうコロシアイなんて気にしないで、リラックスシマショウ!」
品川さんの気遣い、ありがたいな。
裁判でショックを受けた皆も、この機会に少しでも元気になってくれればいいんだけど。
=================--
===============
ここで男子の一人を安価で選択してもらいます。
内容は……ロマンです。なんとなくおわかりかとおもいます。
因みに現在最上くんは選択できません。
安価↓2(男子の一人を選択(最上は不可)
遠江
オマエラ…そんなに遠江の覗きが見たいのか……
うん、予想はしてた。
>>133
===============
【旅館施設:書庫】
御堂「はぁ……結局大した資料なんてないですね。結局怪しいものと言えば、比嘉様が持っているファイルくらいですか」
遠江「まだまだ全ての本を読んだわけではない。調べる価値はあると思うがね」
御堂「……それであなたの考えが変わるといいですねぇ」
俺は現在、御堂と共に書庫で調べ物を終えたところだ。
全く、少々面倒なことになったものだ。
あれから御堂の監視もあり、中々思うように動けない。しかしグループまで同じとは……俺には運がないらしい。
まぁだからといってなんということでもないが。少々難易度が上がったほうが、俺としても楽しい。
……クク、せいぜい楽しませてくれよ、凡人共。
遠江「……む」
あれは……凡人女子共か?
御堂「あれは、全員ですか?見たところ女子ばかりのようですが……」
……なるほど、彼女達の向かう先は温泉。そこから先を想像することは難くない。
遠江「……傷の舐め合いかね。凡人共が考えそうなことだ」
御堂「あなたは相変わらずですねぇ……。別にどーでもいいじゃないですか、女子たちの考えることなんて」
遠江「……ククク……む?」
あそこに落ちているのは……何だ、栗?
……この雪山の中、栗?俺は違和感を覚え、その栗を拾い上げる。
ロマンとマロンがごっちゃになってた
ロマンって桶だったね。脳内変換してください
===================
御堂「誰かの落し物ですかね。大方女子のものでしょうが……」
……なんだ、これは。
これを持っていると……何故だ?何だか今まで感じたことのない感情のようなものが……。
夜宮「……コソコソ、コソコソ……」
比嘉「おいおい、もっと慎重に……」
御堂「……何してんですか、夜宮様に比嘉様……」
比嘉「ひぎゃあああ!?」
夜宮「うわぁっ!?……なんだ、男かぁ。二人とも何をしてるの?」
御堂「何だとはどういう意味ですか?というかあなた体調は大丈夫なんですか?」
夜宮「元気に決まってるじゃないか!なんてったって、これから俺の初体験なんだからね!」
御堂「……は?」
比嘉「ご、誤解すんなよ。……まぁ、お前らも男なら分かってくれよ?せめて見逃してくれって……」
夜宮「これから女子たちが皆でお風呂に入るんだってさ。つまりは、楽園が広がってるってことでしょ?」
夜宮「これで動かないのは男じゃない、って比嘉くんに言われてさ。
話を聞いてるうちに俺もなんだかわくわくしてきちゃって」
御堂「……はぁ、流石に呆れました。あんた達精神年齢いくつですかぁ?」
比嘉「バカ、オレ達高校生だろ!?で、女子がいるだろ?普通ここで動かないわけねーだろ!?」
御堂「……あんた周りに男子しかいないからってキャラ変わってません?」
夜宮「ねぇねぇ……二人も一緒に行かない?一緒にドキドキの初体験をしようよ……」
御堂「はっ!私は遠慮しておきますねぇ。こんな状況でそんなことをする奴なんて、バカか変態しかいませんよ。
ここには欲望丸出しの猿しかいないんですかー?」
遠江「是非行こうではないか」
御堂「えっ」
遠江「いいかね御堂。男のロマンというものを貴様は全く分かっていないな」
御堂「は?」
遠江「女子の風呂を覗く……その行為に何の意味があるのか。
確かに意味は無い。しかし……元来男というものは誇り高きロマンの追及者だ……」
遠江「そこに裸があるだけで、ロマンがあるだけで……女子の風呂を覗く事への、理由は十分だと思わないかね!」
御堂「」
比嘉「遠江……お前のこと、オレは誤解してたぜ」
夜宮「ロマンって凄いねぇ……。うん!俺たちは二人を仲間と認めるよ!」
遠江「ククク……では行こうではないか、楽園へ」
遠江「いいか、靴を脱げ。足音を立てるな、息をひそめろ。……死にたくなかったらな」
夜宮「了解だよ、リーダー!」
比嘉「ついに……ついにオレ達は長年の夢を果たすのか……」
何故だかわからないが、俺は今かつてない情熱に心を奪われている。
さて、今回引いる凡人共は三人……。せいぜい失敗しないようにしなくてはな。
遠江「ククククク……ハーッハッハッハ!」
御堂「…………」
御堂「……いや、絶対におかしいでしょう!?」
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うん、これからがいいところなのはわかるけど今日はここまで。
こんなに早くからロマンが使われるとは思ってませんでした。
残念な遠江はしばらく続きます。
明後日の夜にまた来ます。ではまた!
どうでもいいけれど通信簿埋めたいから自由行動延長スキルの持ち主探したいな…
Chapter2は最上くんやまだ一度も登場してないささちゃんの件もあるから見つけたい…
遅くなりましたがロマンだけでも終わらせましょうか。
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【旅館施設:温泉】
遠江「『男子現在立ち入り禁止』……か。
よし夜宮、その札を取れ。そしてポケットにでも入れておけ」
遠江「こうすれば万が一の時『気がつかなかった』ということにできるからな。……ククク」
夜宮「軍師、女子たちのはしゃぐ声が聞こえるであります!」
遠江「静かにしたまえ。大きく戸を開けるな。少しずつ、音を立てずに丁寧に開けろ。焦ってよいことなどない」
比嘉「リーダー……何だか水の音が凄く気になって集中できねーよ……」
御堂「ツッコミがツッコミを放棄しているなんて……存在価値がもう無いも同然です……」
比嘉「バカか、この行為のどこにツッコミ所があるんだよ!」キリッ
夜宮「ないよ、正常だよ!!」キリッ
遠江「無論だ!」キリッ
御堂「…………」
遠江「静かにするのだぞ?……いいか?行け、夜宮」
夜宮「了解、軍師殿。男のロマン隊、いざ出陣だよ!」
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ちゃぽーん……。
高坂「はぁ……温泉って、こんなに気持ちのいいものだったのねぇ……」
品川「本当にそうだねぇ……沙々ちゃんも連れ出したかったなぁ……」
ユーリ「……ほぅ…………ねー」
雪境「オラオラ、さっさと湯船に入りやがれ、木崎ィ!」
木崎「や、やめてください!引っ張らないで!いやですわ、そんな……!」
雪境「はー、雪国こそ温泉だろうがよォ!こうしてスキーをした後、温泉に入って冷え切った体温を一気に戻す!」
雪境「温泉の魅力がわかんねーなんて、まだまだだな、木崎よォ!」
木崎「そもそも……ぜ、全裸なんて……!恥ずかしいですッ!」
佐渡島「タオルを体に巻き、髪を乱し恥じらうお嬢様……これは萌えるッ!!映像化決定ッ!!」
ユーリ「モエ?」
雪境「つーか恥ずかしいなんて感情、浮かびもしない!俺は昔から全裸で山遊びしてたからな!」ドーン!!
品川「いや、それはそれでどうかと思うのデスガ……」
高坂「……揺れた、今。でかい」
雪境「そもそも、どうして隠す必要があるんだよ?何も変な所ねーじゃねーか」
木崎「や、やめてください……わ、わたくしの純潔は……唯一心をきめた人にと……」
ユーリ「ジュン、ケツ?……ケツ!?」
高坂「うん、違うわね。でも木崎さんもほらリラックスリラックス。入っちゃえば全部一緒だって」
品川「さぁ、タオルを取って……マミお姉さんに体を委ねて……」
佐渡島「ガチ百合ktkr!薄い本が厚くなるっす!!」
木崎「ゆ、百合なんてどこにもありませんことよ?」
品川「ミス佐渡島、誤解を招く言い方はやめナサイ!ほーら、ぐりぐりぐりぐり」
佐渡島「痛い痛い痛い、頭割れる、溺れる!!つか当たってる…………ゴボゴボゴボ……」
高坂「……また揺れた。皆凄いわね」
雪境「風呂に入んねーなら……こうだッ!!水鉄砲攻撃ィ!!」
木崎「きゃああっ!!タ、タオルが……」
ユーリ「水鉄砲攻撃―ッ!!あー、もう桶使う!!そのままバッシャーン!!」
バッシャーン!!
木崎「ひゃあああああっ!!あ、熱い!」
佐渡島「ゴボゴボゴボッ!!ゴボッ!(水にぬれてタオルが透けたァーッ!!)」
品川「コラッ!!」
佐渡島「ゴブァッ!!」
雪境「ほーら、そのままタオル取れ!ほらほら!」
木崎「や、やめ……」
ガタンッ!!
安価↓のコンマによって展開が変化
ぞろ目だといいことが起こるかも……
安価↓
品川「……今何か脱衣所から物音がしたような……」
ちょ、やめろ!!押すなって!!
押してないよだって見えないから……
雪境「……聞き覚えのある声だなァ……?」
高坂「……まさか」
バァン!!
比嘉「うぎゃあああ!!ドアが外れたッ!?」
夜宮「痛い!!比嘉くん、引っ張らないで!!」
ユーリ「ワオ、キンにソースケ、出てきた!!」
木崎「きゃ、きゃあああああ!!」
雪境「どーいうことだよオイ!張り紙はどうしたんだよォ!」
比嘉「うわあああ!って、すっぽんぽん!?……ブッ!」
ユーリ「ワァ!?キンが鼻血、血の海!?」
夜宮「あ……やぁ、雪境さん!なんて素敵な身体なんだろう、流石スポーツマンだね!」
高坂「何普通に感想言ってるのよあんたはッ!!」
カァンッ!!
夜宮「ブッ!ちょ、桶はやめて、本当に痛いから投げないで!だ、大丈夫、高坂さんも中々……」
高坂「死ね!!二度と起きてくるな!!」
カァンッ!!
夜宮「やめてホントに痣になるって!!ごめんなさい悪かったです反省してます!」
佐渡島「ほぅ……やはりロマンの香りに誘われてくる男子はいたのか……」
品川「ちょっと、何でお前らがここにいるの!?張り紙は見なかったの?この変態が!!」
比嘉「は、ははははは……張り紙なんて……なぁ、遠……アレ?遠江と御堂は?」
ユーリ「……ユキヤとヨシヒロ?」
雪境「おいおい何言ってんだよ、ここにはお前達二人しかいねーじゃねーか!!」
比嘉「!?」
夜宮「リ、リーダー……俺達のこと、見捨て……」
高坂「あんた達バカ?あの二人なんて、一番覗きから程遠い二人じゃない!
せめて最上くんあたりを引き合いに出しなさいよ!」
比嘉「ちが……本当に……」
木崎「……この、破廉恥!!ううう、うわあああああ……」
ユーリ「あー、キンがハナチャン泣かせた!」
比嘉「うぐっ……」
品川「ミス木崎、大丈夫大丈夫……比嘉!!夜宮!!正座!!」
比嘉「ひっ!」
夜宮「わぁ、品川さんもその長身に見合った豊満な体型を……」
品川「シャラップ!!ミス雪境、ミス高坂……頼んだヨ?最高のショータイムをお見舞いしてあげて」
雪境「覗きはよくねー……よなァ?」
高坂「……まだ桶を食らいたいのね」
比嘉「……ははは……」
夜宮「……そうか、これがそうなんだね。知らなかったよ……こんな……」
――……ぎゃああああああっ!?
=========================
御堂「……今の悲鳴はきっとお二人ですね……」
俺達は脱衣所を出たすぐ傍で、肩の息を整えている。
俺たちは確かに見た。確かにロマンを掴むことが出来たのだ。
……凡人二人を犠牲にして、だが。
御堂「それにしても、遠江様早かったですね……あの二人を見捨てるの」
遠江「……貴様も逃げているではないか」
御堂「はは……だって、逃げなかったらどんな恐ろしいことになるやら」
遠江「……賢明な選択だな」
そしてこうしてここで息を整えて暫く……漸く俺の中の情熱は治まってくれたようだ。
そして思う。
…………俺は一体何をしていたんだ……!!
御堂「どうしたんですか頭を抱えて」
遠江「……正気に戻ったのだ」
御堂「……なんだか私、今凄く安心してます」
遠江「……御堂。今日のことは誰にも言うな。絶対だ」
御堂「言われなくてもそのつもりです。一応私も……見ましたし」
遠江「…………」
女になど、興味がなかったはずなのに……一体俺はどうしてしまったのだ……。
遠江「……ロマン、か……謎多きものだ……」
この俺すらも駆り立たせるその情動……考察する必要がありそうだな。
とりあえず今日はもう部屋に帰ろう。そして全部忘れたい……。
…………男のロマン、恐ろしい。
※イベント終了※
抜けてました↓
【INFO】
女子同士の好感度が+2
夜宮、比嘉の好感度が-1
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【ペンション2階:高坂彩の部屋】
ピーンポーン、パーンポーン…。
モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』
モノクマ『午後10時になりました』
モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』
モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』
モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』
はぁ……完全に見られた……。
それにしても、本当にあそこには二人しかいなかったのか?
……よくわからないけど、もっと大人数に見られたような……そんな気がしなくもない。
でも比嘉くん……いや、比嘉も夜宮も……本当に女の敵だ。
明日話しかけてきても、口なんか聞いてやらないから……。
~8日目、終了~
【8日目 RESULT】
~好感度~
夜宮颯介 29【ラッキースケベってこういうことを言うのかな……】
ユーリ・テーリムー 17【スウェーデンにも温泉あるよ!】
比嘉金 14【後悔はしてねーよ……】
雪境ましろ 13【温泉、気持ちよかったよな!】
跳木沙々 13
木崎花憐 12【ありがとうございます、少しだけ楽になりました】
遠江征也 9 【俺は一体どうしたのだ……】
品川魔未 8【これだから男子は……】
義堂総次朗 8
最上順治 7
佐渡島務美 7【ロマンがあるやつらは羨ましいっす】
御堂美広 5【……男子高校生なんですねぇ、私も】
天宮火憐【DEAD】 5
伊丹ミルラ【DEAD】 4
雫川流矢 2
モノクマメダル:0枚
~アイテム~
【あかの着ぐるみ】
【残鉄剣】
【無言電話】
【文豪の万年筆】
【アンティークドール】×2
【スカラベのブローチ】
【黄金銃】
【ルアックコーヒー】
【虹色の乾パン】
【動くこけし】
【G-SICK】
【むらまさ】
【色恋沙汰リング】
~イベントアイテム~
【金箔の模擬刀】
【銀のスプーン】
【ハットトリック】
【ドラゴンオブファンタジーⅢ】
今日はここまで。
ちなみにコンマによる展開変化は
ぞろ目→男子陣誰も覗きがバレない+ラッキースケベ増量
01~25→遠江のみバレる。
26~50→全員バレる。
51~75→比嘉と夜宮がバレる。遠江くん大勝利
76~98→御堂がバレる。完全とばっちり
でした。大勝利でしたね。というかアイツホントは覗きなんてするキャラじゃないんだ!(弁明)
>>143 好感度的にはもうすぐ手に入る……かもしれません
次回は今日の夜か明後日の夜です。ではまた!
春宮高校クラス名簿
3年A組
1安藤 夕夏あんどうゆか
2伊藤 亜子華いとうあすか
3井垣 悠真いがきゆうま
4植原 茜音うえはらあかね
5遠藤 和孝えんどうかずたか
6冲 佐奈香おきさなか
7桂 圭かつらけい
8木原 満姫きはらみつき
10久遠 耶奈くおんやな
11古森 宇右衛門こもりうえもん
12坂下 煉さかしたれん
13佐久間 杏南さくまあんな
14椎葉 神楽しいばかぐら
15杉 健一すぎけんいち
16園崎 円そのさきまどか
17常松 博章つねまつひろあき
18寺岡 郁江てらおかいくえ
19戸塚 大紀とつかたいき
20楢崎 宮子ならざきみやこ
21仁井 大雅にいたいが
25埜下 宏ののしたひろむ
23野口 朱希のぐちあき
24羽鳥 淳はとりじゅん
25廣川 七菜ひろかわなな
26藤原 二郎ふじわらじろう
27三倉 春奈みくらはるな
28明治 達弘めいじたつひろ
29山中 さくらやまなかさくら
30芳川 辰毅よしかわたつき
31竜胆 辰季りんどうたつき
B組
1天野 瑛あまのえい
2上田 譲うえだゆずる
3柿崎 遙かきざきはるか
4木月 渉きづきわたる
5木立 深重こだちみえ
6柴崎 陽臣しばさきはるおみ
7篠田 祐希しのだゆうき
8杉原 幸也すいばらこうや
9瀬口 美紅せぐちみく
10祖谷 隆徳そやたかのり
11高島 未海たかしまみく
12茅原 慎ちはらしん
13堤 香奈枝つつみかなえ
14筒井 良裕つついよしひろ
15鳥飼 和奏とりかいわかな
16名取 悠哉なとりゆうや
17新垣 美羽にいがきみわ
18沼津 孝ぬまづたかし
19寝屋川 瑠璃ねやがわるり
20寝屋川 茉璃ねやがわまり
21野分 忠敬のわきただたか
22能見 詩子のみうたこ
23橋本 和樹はしもとかずき
24深川 伽仔ふかがわかこ
25福居 端康ふくいただやす
26邊見 円華へんみまどか
27南 彰みなみあきら
28迎 七海子むかえなみこ
29目良 和泉めらいづみ
30柳田 香依やなぎだかえ
31結城 潤ゆうきじゅん
32遊佐 碧ゆさみどり
33和久井 賢わくいけん
34渡邊 奈瑞菜わたなべなずな
2002年 東京都私立尾鳥女子中学校 三年紫組
01 麻生 柚希(あそう ゆずき) 20 椎名 音葉(しいな おとは)
02 生田 百合(いくた ゆり) 21 高橋 裕里(たかはし ゆり)
03 石田 りさ(いしだ りさ) 22 谷村 芽久(たにむら めく)
04 岩崎 妃奈(いわざき ひな) 23 丹波 緋菜(たんば ひいな)
05 植杉 亮子(うえすぎ りょうこ) 24 中川 絵未(なかがわ えみ)
06 上野 桃子(うえの ももこ) 25 中島 豊加(なかじま ゆたか)
07 漆坂 純子(うるしざか じゅんこ) 26 西森 千穂(にしもり ちほ)
08 岡島 いづみ(おかじま いづみ) 27 原田 美和(はらだ みわ)
09 小野 まゆ(おの まゆ) 28 柊 胡桃(ひいらぎ くるみ)
10 亀安 伊咲(かめやす いさき) 29 平岡 早知(ひらおか さち)
11 絹川 聖(きぬかわ ひじり) 30 広原 明子(ひろはら めいこ)
12 釘宮 有紗(くぎみや ありさ) 31 伏見 巴(ふしみ ともえ)
13 工藤 亜希子(くどう あきこ) 32 船越 未実(ふなこし みみ)
14 古浦 菊(こうら きく) 33 宝泉 まりあ(ほうせん まりあ)
15 小向 明美(こむかい あけみ) 34 保科 雅子(ほしな まさこ)
16 紺矢 舞衣(こんや まい) 35 真鍋 あおい(まなべ あおい)
17 斎藤 渚(さいとう なぎさ) 36 丸山 結花(まるやま ゆか)
18 斉藤 真衣(さいとう まい) 37 村佐 杏(むらさ あんず)
19 櫻山 琴音(さくらやま ことね) 38 安 蓮実(やす はすみ)
-- -- 39 吉沢 由佳(よしざわ ゆか)
[3-Dクラス名簿?]
担任 夜風來未 (ヨカゼクミ)
01秋野由 (アキノ ユウ)
02市川翔 (イチカワ カケル)
03池澤心那 (イケザワ ココナ)
04上野真理恵 (ウエノ マリエ)
05荻田竜哉 (オギタ リュウヤ)
06神谷陽介 (カミヤ ヨウスケ)
07如月美苑 (キサラギ ミオン)
08如月美蘭 (キサラギ ミラン)
09蔵山猯顧 (クラヤマ マミコ)
10栗田愁侍 (クリタ シュウジ)
11小宮山雄雅 (コミヤマ ユウガ)
12佐伯亮 (サエキ リョウ)
13佐久間洸騎 (サクマ コウキ)
14関本木葉 (セキモト コノハ)
15薗田亜李朱 (ソノダ アリス)
16立花楓 (タチバナ カエデ)
17月島恭 (ツキシマ キョウ)
18徳井啓吾 (トクイ ケイゴ)
19並樹栞奈 (ナミキ カンナ)
20那三原海 (ナミハラ カイ)
21二階堂胡桃 (ニカイドウ コモモ)
22萩原杏樹 (ハギワラ アンジュ)
23緋色夢差 (ヒイロ ムサシ)
24牧野妃職 (マキノ ヒヨリ)
25間宮信悟 (マミヤ シンゴ)
26三上勇人 (ミカミ ユウト)
27宮野有加 (ミヤノ アリカ)
28向田大雅 (ムカイダ タイガ)
29桃八苺花 (モモヤ イチカ)
30柳下斗真 (ヤナギシタ トウマ)
31湯河原鈴 (ユカワ リン)
32吉田柚穂 (ヨシダ ユズホ)
男子 15人
女子 17人
計 32人
××県○○市 道保志高校 2-D クラス名簿 担任、柿橋 宗一郎
男子 女子
01、赤平 慧 20、浅越 由貴
02、新井 陽介 21、芦田 美弥
03、岸原 一樹 22、伊藤 小夜子
04、國見 彰哉 23、井村 涼子
05、児玉 泰人 24、笹崎 真綾
06、堺 悠志 25、狭山 優羽
07、佐藤 龍也 26、関根 蘭
08、清水 裕太 27、高翌梨 千鶴
09、橘 恵介 28、近下 紗季
10、玉井 玲雄 29、夏野 京子
11、綴 亮太 30、沼沢 和泉
12、兎丸 凛 31、野川 春菜
13、楢崎 慎二 32、橋本 絢香
14、新田 祐一 33、久吉 桃香
15、日比谷 辰巳 34、宮本 絵里
16、細野 和俊 35、矢島 深雪
17、間宮 翔 36、吉田 恵実
18、美浜 海斗
19、森崎 猛
計36名
女子
1番 愛山 怜(あいやま れい)
2番 亜道 由美(あどう ゆみ)
3番 倉 勇子(くら ゆうこ)
4番 竜山 留果(たつやま るか)
5番 冬 雷花(とう らいか)
6番 奈都山 由佳(なつやま ゆか)
7番 久山 由希(ひさやま ゆき)
8番 藤原 彩(ふじはら あや)
9番 不羅 亜沙香(ふら あさか)
10番 三倉 亞由美(みくら あゆみ)
11番 宮山 麗子(みややま れいこ)
12番 柳高 由衣(りゅうこう ゆい)
男子
1番 厚田 蓮(あつた れん)
2番 安最 春也(あんざい しゅんや)
3番 桐 冬也(きり とうや)
4番 桐山 龍二(きりやま りゅうじ)
5番 楠 灯也(くすのき とうや)
6番 工藤 竜(くどう たつ)
7番 巽 春(たつみ はじめ)
8番 恥元 綴騎(はじもと てつき)
9番 初雷 鏡(はつらい きょう)
10番 飛山 佑也(ひやま ゆうや)
11番 不二 竜也(ふじ たつや)
12番 不動 雷(ふどう らい)
13番 宮村 純(みやむら じゅん)
14番 柳 仁(やなぎ じん)
女子 男子
飯原 あかね
支給武器・・・ジッポライター 1 伊坂 淳
支給武器・・・大振りな+ドライバー
泉 悲恋
支給武器・・・ルガー10/22ソニックサプレッサー 2 宇和島 孝司
支給武器・・・ビール瓶
泉 綾乃
支給武器・・・アストラ プレッシンピストル 3 大田 駿
支給武器・・・イサカM37ソウドオフ
鎌野 京子
支給武器・・・M18A1クレイモア対人指向性地雷 4 後藤 幸喜
支給武器・・・M1カービン
川澄 政子
支給武器・・・ノーリンコ ナイフ ピストルタイプ87 5 鹿屋 翔died
支給武器・・・マカロフPM
熊耳 蛍
支給武器・・・百科事典 6 篠原 一樹
支給武器・・・ルガーMK2 ブルバレル ステンレスモデル
田島 鈴
支給武器・・・マシェット 7 進士 一
支給武器・・・イントラテック TEC9
戸塚 一二三
支給武器・・・9mm機関拳銃 8 榊 大志
支給武器・・・ニューナンブM60サクラ
仲島 実
支給武器・・・リバレーター 9 西野 誠
支給武器・・・died
南雲 美笛
支給武器・・・バーネットパンサー2クロスボウ 10 野村 仁
支給武器・・・ヴィーガーSTG941
根本 香
支給武器・・・成田山のお守り(学業成就)died 11 原田 駿
支給武器・・・ステンMK2
原口 夏
支給武器・・・L1A1 12 火村 正則
支給武器・・・コルトガバメントM1911
藤村 楓
支給武器・・・ボディーアーマー 13 船場 聡
支給武器・・・アキュラシーインターナショナルAW
松葉 まゆみ
支給武器・・・H&K USP 14 弥勒 一哉
支給武器・・・ミロクM???
三好 美保子
支給武器・・・ステアーSSG 15 山崎 武
支給武器・・・M1ガーランド
山口 真紀
支給武器・・・ベレッタ85F 16 吉崎 速雄
支給武器・・・グロック17L
吉野 みなみ
支給武器・・・MP5A4 17 米田 幸治
支給武器・・・デザートイーグル.50AE
横田 未来
支給武器・・・G36Eカービン 18 与野 元成
支給武器・・・金槌
男子 女子
1 芥川 桐生
(あくたがわ・きりゅう) 1 愛澤 典江
(あいざわ・のりえ)
2 井原 潤一郎
(いはら・じゅんいちろう) 2 海原 千代
(うみはら・ちよ)
3 岡瀧 洋介
(おかだき・ようすけ) 3 上谷 美佐子
(かみたに・みさこ)
4 加藤 宏明
(かとう・ひろあき) 4 川本 里歩
(かわもと・りほ)
5 光我 遼一
(こうが・りょういち) 5 草辺 綾
(くさべ・あや)
6 志賀 隼人
(しが・はやと) 6 湖水 瞳
(こみず・ひとみ)
7 杉崎 翔悟
(すぎざき・しょうご) 7 杉山 光
(すぎやま・ひかる)
8 瀬戸内 加也
(せとうち・かや) 8 武田 麻衣子
(たけだ・まいこ)
9 貴島 圭太
(たかじま・けいた) 9 月野 美穂
(つきの・みほ)
10 田川 弘弥
(たがわ・ひろや) 10 西尾 未紀
(にしび・みき)
11 滝山 幸斗
(たきやま・ゆきと) 11 浜里 圭
(はまざと・けい)
12 寺島 真
(てらじま・まこと) 12 樋口 京
(ひぐち・きょう)
13 中沢 智成
(なかざわ・ともなり) 13 日野 広佳
(ひの・ひろか)
14 平原 正春
(ひらはら・まさはる) 14 藤原 里美
(ふじわら・さとみ)
15 藤村 信彦
(ふじむら・のぶひこ) 15 二村 浅乃
(ふたむら・あさの)
16 正岡 辰次
(まさおか・たつじ) 16 益田 真由
(ますだ・まゆ)
17 宮木 伸輔
(みやぎ・しんすけ) 17 水樹 由香
(みずき・ゆか)
18 矢崎 漣
(やざき・れん) 18 美戸 明日美
(みと・あすみ)
19 八田 拓真 (やだ・たくま) 19 元池 美奈子
(もといけ・みなこ)
20
山 本 隆二
(や まもと・ りゅうじ)
20
山 浦 悠菜
(やまうら・ ゆうな)
神奈川県立綾野中学校3年F組クラス名簿
男子
1番:井上風夷(いのうえ ふうい)
2番:宇田川幹久(うたがわ みきひさ)
3番:小田夕貴(おだ ゆうき)
4番:門田聡(かどた さとし)
5番:栗下祐太郎(くりした ゆうたろう)
6番:小林将太(こばやし しょうた)
7番:佐野友希(さの ともき)
8番:田口晶(たぐち あきら)
9番:坪田亮輔(つぼた りょうすけ)
10番:仲西海人(なかにし かいと)
11番:仲西陸人(なかにし りくと)
12番:仁和真(にわ しん)
13番:橋本圭介(はしもと けいすけ)
14番:林雄大(はやし ゆうだい)
15番:日野和成(ひの かずなり)
16番:穂坂秀璃(ほさか しゅうり)
17番:向井竜太(むかい りゅうた)
18番:森駿平(もり しゅんぺい)
19番:八田健二(やった けんじ)
20番:湯浅浩樹(ゆあさ ひろき)
女子
1番:相田玲奈(あいだ れいな)
2番:上原里香子(うえはら りかこ)
3番:上川綾(かみかわ あや)
4番:桐野菜穂(きりの なほ)
5番:佐々木有紀(ささき ゆき)
6番:塩田麻衣子(しおだ まいこ)
7番:七瀬雅(ななせ みやび)
8番:野原梨沙(のはら りさ)
9番:幡野未来(はたの みく)
10番:福田由佳(ふくだ ゆか)
11番:文川かな(ふみかわ かな)
12番:間野瞳(まの ひとみ)
13番:三河麻美(みかわ まみ)
14番:南雛子(みなみ ひなこ)
15番:宮崎英里子(みやざき えりこ)
16番:宮田京香(みやた きょうか)
17番:柳原藍(やなぎはら あい)
18番:山崎遥(やまざき はるか)
以上男子20名、女子18名、計38名
こんばんは。速報が復旧したようで何より。
更新予定は今日でしたが>>1が風邪こじらせたので今日はちょっと休みます。
体調が戻っていれば次は明後日の夜の予定です。
ではまた、ごめんなさい!
夜宮に風邪ひかせてたら自分も風邪をひいた>>1です。
とりあえず元気です。
始めていきますが荒らしは基本スルーの方向でお願いしますね。
できるだけ皆さんには楽しく参加してもらいたいです。勿論>>1も楽しくやりたい
>>156より続きを開始します。
==============
~9日目~
ピーンポーン、パーンポーン…
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』
……はぁ、昨日は皆と温泉に入れたのは嬉しいけど……
覗かれるのがこんなに気分の悪いものだったなんてね。
さてと、レストランに向かうか。
【総合施設棟:レストラン】
義堂「あ、おはようございます高坂さん……!」
品川「グンモーニン!」
高坂「おはよう、皆」
雫川「……朝食はできている」
ユーリ「おいしそー!」
夜宮「……チラッチラッ」
比嘉「…………お、おは 高坂「朝食当番お疲れ様、雫川くん、品川さん。……跳木さんは?」
比嘉「あれ、オレも朝食当番……」
雫川「……跳木は今日も来ないようだな」
木崎「うう、部屋から出てこないのでは何もできません……歯痒いですわ」
義堂「折角夜宮くんの体調が回復したのに……」
夜宮「だよね、だよね!」
品川「…………」
高坂「…………」
義堂「……え?な、なんですか?皆さんどうして無反応なんですか?」
……知らなくても良いことというのが世の中にはあるのよ。
さて、今日は誰とご飯を食べようかしら?
安価↓
3人まで一緒に朝食を食べる人物を選択(跳木はいません)
義堂御堂品川
>>176
夜宮と比嘉の傍は論外。……となると、あそこの御堂くんの隣しかないわね。
高坂「御堂くん、隣失礼するね」
御堂「……申し訳ありませんでした」
高坂「は?」
御堂「いいえ?さ、お隣どうぞ」
品川「それにしても、沙々ちゃんが心配だヨ。ワタシも何度も行ってるんダケド出てくれなくて……」
品川「ご飯、食べてるのカナ」
御堂「人間、一日や二日何も食べなくても生きては行けますがねぇ」
品川「そういう問題じゃナイ!せめて鍵さえ開けてくれればなぁ……」
品川「ワタシのマジックを見れば、絶対元気になるノニ!」
義堂「……あの、そんなことより気になるのですが……」
義堂「夜宮さんや比嘉さんは、どうしてけがを?」
品川「……ファック」
義堂「品川さん!?」
高坂「……義堂くんは全く悪くないわ。ちょっと個人的諍いでね」
まぁ個人というか女子代表というか……。
義堂「??え、えっと……ダメですよ喧嘩なんて!」
義堂「こんなときこそ、皆……仲良くするべきじゃないですか。み、皆が仲良くないと……悲しいです」
品川「う、な、泣かないでミス……罪悪感が……」
ぎ、義堂くん……そんなことを言われても……どうすればいいんだって……
1.義堂に事情を話す
2.事情をぼかしつつ慰める
3.跳木の話をする
4.自由安価
安価↓1
1
>>179
……いや、ここは正直に理由を話そう。あたしたちの怒りには正当な理由があるんだし。
高坂「いや、仲良くしたくないわけじゃないのよ。ただちょっと……ね」
義堂「……??」
高坂「……昨日、あたしたち女子が一緒にお風呂に入ってた訳。それで、あたし達の裸を……あいつらが……ね?」
御堂「!」ガタガタッ!!
品川「え。どうしたのミスター御堂!零れちゃったヨ!?」
御堂「……いえ、なんでもありません。ちょっと布巾を持ってきます」
品川「……珍しいこともあるものダネ」
義堂「……??ハダ…………」
義堂くんは暫く事情が呑み込めないと言った風に首を傾げていたが……漸くあたしの言ったことが分かった様子。
あ、もしかして言うべきじゃなかった?……みるみるうちに義堂くんの顔が赤くなっていく……。
義堂「あわわわわ……じょ、女性の裸…裸……!?」
義堂「あ、あうああああ……んぐっ!?ごほっごほっ!!」
品川「ちょ、ミス!?落ち着いて!!」
高坂「……え、もしかして想像だけでそうなってる?」
義堂「ご、ごめなさ、ごほっ!!」
義堂「……ご、ごめんなさい!!し、失礼しますぅ!!」
高坂「ちょっ!?」
そのまま彼は席を立って行ってしまった……。まだ食べかけなのに……?
品川「……クスクス、あいつらもあのくらいウブな反応をしてくれるなら、まだ許せるのにネ」
高坂「……凄いわ、ある意味」
……少し面白かったのは、言わないでおこう。
彼がこのまま帰ってくる様子もないし、とりあえずこのご飯は食べていいかな?
……いただきます。
【INFO】
御堂、義堂の好感度が+1
品川の好感度が+2
書き忘れ。
好感度が一定値を超えたためスキル『ミスディレクション』Get!
『ミスディレクション』
動機発表前日に自由行動延長のコンマ判定を行えるようになる。
===================
~9日目 自由行動・午前 開始~
義堂くんもそうだけど……よく考えれば御堂くんもおかしかったような?
……ま、いっか。
さて、今日はどうしようかな。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
1最上
>>182
【総合施設棟:レストラン】
あれ、あそこにいるのは最上くん?
そういえば比嘉と約束してたっけ、話をしてみるって。
話しかけようかしら……。
高坂「最上くん?」
最上「……ん?おう、高坂ちゃん。……」
……やっぱり様子がおかしいわね。
高坂「……凹んでるなんてらしくないじゃん」
最上「凹んでる?オレっちが?」
最上「……いつもなら笑い飛ばしてーところだが、何か今そういう気分じゃねーんだよな」
最上「なんでだろうなぁ……オレっちは、こんなに一つの事を気にするような奴じゃねーのに」
最上「……なんか、引っかかるっつーかよ」
最上くん……
比嘉との約束もある。何としても彼を元気にさせなくては……
1.ひっぱたいて諭す
2.気にするのは悪い事じゃない、と言う
3.気にしすぎよ、と言う
4.自由安価
安価↓1
2+だからって気にしてばかりじゃあなたらしくない
>>188
高坂「…気にするのは悪い事じゃないと思う」
高坂「むしろ、気にしない方がおかしいって。二人のことは忘れちゃいけないんだよ」
最上「……オレっち、今まで人が死ぬところに出会ったことなんてねーよ」
高坂「そりゃ、あたしもよ……」
最上「なんつーか今までは……何をしても、何を言っても……結局はうまくいくっつーか?」
最上「だから今更遅いけど……
オレっちの言動が人を殺す事に、取り返しのつかないことになるなんて思わなかったんだ」
最上「そう思うと、なんかモヤモヤしてよ……」
高坂「……じゃあこれからは、その言動を顧みるべきね」
高坂「ちゃんと反省したならもう間違うことはないでしょ?」
高坂「相手の気持ちを考えるって、難しい事だけど必要なことの筈よ」
最上「相手の気持ち、か。わかんねーなぁ……」
高坂「とにかく元気だしてよ!確かに気にしろとは言ったけど、だからって気にしてばかりじゃあなたらしくないって」
高坂「最上くんは海の男なんでしょ?不屈の男なんでしょ?」
高坂「あなた、比嘉くんに心配されてたよ?あの比嘉くんにだよ?」
最上「……比嘉か。そうか、そういえばあいつ……」
最上くんは何かを暫く考え込んだ後、突然大きく頭を振った。
最上「……あー!!もうやめだ!!確かに嬢ちゃんの言う通り、今のオレっちはらしくねーよなぁ!」
最上「……昨日、今日といろいろ考えたし、もう十分だろ!!
オレっちが出したかった結論は、きっと高坂ちゃんが言ってくれたことで正しい筈だ!」
最上「オレっちは海の男、最上順治だ!!伊丹も天宮ちゃんも忘れないで、それでいてオレっちらしく生きてやる!!」
最上くん……良かった!
最上「高坂ちゃん、ありがとよ。……今度一緒に海に行こうぜ!オレっちがリードしてやるよ!」
高坂「……はは、気が向いたらね」
これで最上くんは大丈夫かな。
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>155より選択
安価↓1
虹色の乾パン
>>191
高坂「これ、あげるよ」
最上「なんだこれ、食べ物かぁ?」
最上「確かに派手な所はオレっちにぴったりな気もするが……なんか地味だなぁ」
高坂「あって困るものじゃないでしょ。あげるって言ってるんだから素直に貰えばいいのに」
最上「ああ、まぁ貰っとくぜ。ありがとな、嬢ちゃん!」
まあまあ喜んで貰えたわね。
【INFO】
初めて話しかける相手の為この後通信簿が開きます。
最上が立ち直りました。
最上の好感度が+7
スキル『不屈の精神』Get!
『不屈の精神』
一度までゲームオーバーしても発言力、精神力半減で復活することができる。
【通信簿イベント】
最上「しかし、やっぱり外は寒いぜ……」
高坂「だから寒いなら厚着しろっつーの……」
最上「ああ、だからいつも言ってるだろ?これだけはオレっちの譲れないスタイルだって」
高坂「スタイルねぇ……そういえば、最上くんはどうしてサーファーになったわけ?」
最上「なんでだと?はーっはっはっは!笑わせんぜ!」
最上「そんなの、一つしか理由ねーじゃねえかい!」
高坂「そ、そうなの?」
最上「嬢ちゃんなら分かるだろ?サーフィンの何がいいか……」
サーフィンの良さか……じゃあ、ええと……
1.海が見れること
2.モテること
3.半裸になれること
安価↓1
1
中途半端ですが今日はここまでで。
明日の夜22時くらいにもまた来ます。
ではまた、おやすみなさい……
>>194
高坂「やっぱり海が見れること?好きなんでしょ、海」
最上「チッチッチ……甘いねぇ、お嬢ちゃん」
最上「それは2番目の良さだぜ!」
高坂「え?」
最上「オレっちがサーファーになった最初の理由にして一番の理由は……モテるからだ!」
高坂「………はぁあ?」
最上「男ならだれでも夢見る、ハーレム生活!その生活の第一歩は、やはり自分を磨くことだ」
最上「サーフィンをしている男に魅力を感じる女性は全女性の半数以上ってテレビとかでも言われてるだろ?」
確かにサーファーがモテるみたいな話は聞いたことあるけど……え、そんな理由で?
最上「サーフィンはよ、男の魅力を増幅させるんだ!実際オレっちやオレっちの友達も海ではモテモテだからな」
最上「きっと高坂ちゃんも、サーファーとしてのオレっちを見てくれればきっとオレっちに惚れちまうな!」
最上「あ、勿論海自体も好きだし、スポーツとしても好きだぜ。海を愛し、海に生きるオレっち……かっこいいだろ!?」
高坂「……ちなみに最上くんって、彼女いるの?」
最上「……今はいないな!今は!」
彼の事……過大評価しすぎていた気がする。
まぁ、本人が幸せそうならそれでいいかな……。
【INFO】
最上順治の通信簿1ページ目が解放された。
『サーフィンを始めたのはモテるためと言い切った彼。今は彼女はいないらしいが、今まで海と共に楽しく生きてきたらしい』
~9日目 自由行動・午後 開始~
最上くんも、これでいつもの彼に戻ってくれたようで良かった。
さて、まだ時間はあるな。どうしよう?
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
2跳木
>>201 跳木が現れますが……
【総合施設棟:売店】
売店にはなんでも揃っているといっても過言ではないわね。
ここなら無線機や携帯電話があってもおかしくなさそうだけど……まぁ、そんな簡単に見つかるわけないか。
とりあえず何を買うにもメダルが必要なのよね……
この辺りに落ちていないかしら?
安価↓のコンマ十の位と一の位の合計のモノクマメダルが手に入ります。
安価↓1
ほい
>>204 4+4=8枚メダルゲット!
現在のモノクマメダル:8枚
==============
結構見つかったな……
……あれ、あそこにいるのって……
高坂「は、跳木さん!?」
跳木「……!!」
彼女が出歩いている!
あたしが声を掛けようと彼女の元に歩き出すと、彼女はあたしの方向とは正反対に逃げだしてしまった……!
高坂「ま、待って!」
安価↓コンマが50以上で追いつくことができます
安価↓1
はい
>>207 残念…
……に、逃げられた……流石運動部。
弱ったわね、また部屋に篭られるともう何もできなくなるし……
こうなったら誰かに協力を仰いだほうがいいかな……
??「何をしてるの?」
そんな風に肩で息をしているあたしに声を掛けたのは……
安価↓(跳木以外の生徒を一人選択)
高坂「ユ、ユーリさん……」
ユーリ「どした?何かあった?」
ユーリ「アヤ、元気ない。ハイ、これ見て、元気出す!さっき出てきた!」ヴーーー
そう言ってユーリさんが取り出したのは、何故か激しく振動するこけし……
いや、どう元気を出せと……
高坂「いや、ちょっと見失って……」
ユーリ「???」
……どうしよう?ユーリさんに協力を仰いで、跳木さんを説得するか……
1.ユーリと協力して跳木を説得する(イベント発生)
2.ユーリと自由行動に入る
3.何事もなかったかのように立ち去る
安価↓1
1
>>212
※イベント発生
…よし、ユーリさんにも協力を頼もう!
高坂「ねぇ、今跳木さんを追ってるの」
ユーリ「ササ?ササ出てきた!?」
高坂「そう、だからまた部屋に篭っちゃう前に説得したくて。協力してくれる?」
ユーリ「モチロン!ササ、ユーリ、好き!落ち込んでるの悲しいよ!」
よし、二人で協力して跳木さんを探そう……!
【ペンション2階:跳木沙々の部屋】
とりあえず退路を塞ぐ意味で部屋の前に来てみたけど、もう中に入ってしまっていたらまた振り出しだ。
ユーリ「ササ、来ない……」
高坂「もう中にいるのかな?よし、インターホンを鳴らしてみるわ」
インターホンを鳴らすも……返事がない……
高坂「やっぱり遅かったのね……」
ユーリ「うーん、もどかしい。こんなドア、なければいいのに!」
高坂「そんなこと言ってもこればっかりは……」
ユーリ「うー……もういい、壊す!壊せばいいんだ!邪魔、壊そう!!」
高坂「!?」
ユーリさんはそう言い放つと、走り去って何処かへ行ってしまった。
……嫌な予感がする。
高坂「跳木さん、開けて!跳木さん!も、もしかしたらこのままだと……」
ユーリ「じゃーん、ドリルー!!」
高坂「!?」
帰ってきた彼女が持っていたのは、大きな電動ドリル。彼女は自信満々な笑顔を浮かべているが……
ユーリ「扉、壊す!これで穴開けて、ハンマーで広げる!アヤどいて!!」
高坂「ちょっ……」
ドドドドドドドド……
跳木「うわあああああっ!?」
ほ、本当に穴をあけ始めてしまった……!?
跳木「やめろ!!誰だよ!!」
高坂「ユ、ユーリさんそのあたりでやめて!……跳木さん、出てきて!まだ間に合う!」
跳木「分かったよ!出ればいいんだろ!?何なんだよぉ!」
高坂「ユーリさん、もういい!いいから!!」
ユーリ「……うー、まだ壊し足りない……」
跳木「な、何なんだよお前らぁ……何でこんなことするんだよぉ」
この子はなんて大胆な子なんだ……
で、でも跳木さんを部屋から出す事には成功した……のか?
でも、こんな荒療治じゃ何も解決はしていない。これからなんとか彼女を説得しないと……
彼女はなんとか廊下に出てきてはくれたものの、顔色は以前よりずっと悪く、どこか目も赤い。
ずっと泣いていたのだろうか。
跳木「どうするんだよ、ボクの部屋の扉がぁ……」
ユーリ「ダイジョウブ、ユーリが直すよ!パパっと穴埋めて、綺麗に直すから!」ドヤッ
跳木「……オマエラ、そうまでしてボクを外に出したかったのか?」
跳木「いいじゃないか、放っておいてくれよ。こんなボクなんか……」
跳木「あ、天宮を……殺したボクなんか!!」
高坂「そ、それは違う!!」
ユーリ「??カレン殺したのは、ミルラだよ!ササじゃない!」
跳木「違わないよ!あ、あの日からボクは……忘れられなくて!死に際の天宮の顔が……目を閉じるたびにやってくるんだ!」
跳木「天宮はボクを責めるんだ!ずっとずっと責めるんだ!」
ユーリ「……それ、カンチガイ!カレンは死んだよ!だからリューヤも、お墓作った!」
お墓……?
ユーリ「二人が死んだ日にね、リューヤとユーリ達、二人のお墓作ったの!
それで、二人が死んでも幸せになれるようにって皆でお祈りしたの!」
ユーリ「だからね、カレンがササ恨んでるわけない!だってユーリ達が、カレンが幸せに眠れるようにしたもん!」
跳木「そ、そんなの……オカルトじゃないか!」
ユーリ「違うよ!ホントだよ!」
そんなことがあったなんて、知らなかった……よし、この機会にあたしも跳木さんを立ち直らせなきゃ!
1.このままユーリに話をさせる
2.皆が心配していることを跳木に告げる
3.もう一度天宮の思いを解釈して告げる
4.自由安価
安価↓1
3プラス品川さんや義堂くんを含むみんなが心配しているよ
>>215 ユーリのセリフに間違いありました
ユーリ「二人が死んだ日にね、リューヤとユーリ達、二人のお墓作ったの!
→二人が死んだ次の日にね、リューヤとユーリ達、二人のお墓作ったの!
=====================
>>216
高坂「……前にも言ったと思うけど、天宮さんは跳木さんを恨んでなんかいなかった」
高坂「それだけは断言できるわ!そんなの彼女の日記を見れば、そして雫川くんの話を思い出せば明らかよ!」
跳木「雫川の話……?」
高坂「天宮さんの検死をしてくれた雫川くんは言ってた。天宮さんの死体……笑ってるみたいだったって」
高坂「それってさ、最後の最後に……目の前の跳木さんを不安がらせないように笑った……って解釈できない?」
跳木「!?」
高坂「そうじゃなきゃおかしいよ。あたしは天宮さんの事、短い間しか見てなかったけど、良い人だったってことは断言できる」
高坂「跳木さんだってそうでしょ?彼女が人を恨むような人に見える?」
跳木「そ、それは……」
ユーリ「それは違うよっ!ね、アヤ!」
高坂「……それにね、辛いのは分かるけど……品川さんや義堂くんを含む皆が、心配してるよ?」
高坂「品川さんはこんな状況で場を盛り上げようとしてくれてるし、義堂くんも皆を思いやってる」
高坂「夜宮たちは……まああれはあれで考えてるんだろうし、遠江くんや御堂くんも脱出の方法を真剣に考えてくれてる」
高坂「……そんな中、跳木さんは心配されてるだけなの?」
跳木「…………」
ユーリ「……ササ、人は壊れると戻らない」
ユーリ「でも、ササは壊れてない!だから直せる!だから皆、心配してる!」
高坂「そう、だからね……あたし達は跳木さんに応えてほしいんだよ」
高坂「……あたしたちは全員で、欠けることなく脱出したいんだから」
跳木「……う、うう」
安価↓のコンマ20以上で跳木は立ち直ります
安価↓1
まかせなさい
>>219
跳木「はは、ははははは……」
跳木「……み、皆が……天宮が……」
跳木「ほ、本当に?本当なのか?ボクは許されていいのか?」
ユーリ「ウン!むしろ、元気出していいの!ユーリは元気なササが好き!」
高坂「ユーリさんだけじゃない、あたしも。そしてもちろん他の皆だってそうよ!」
高坂「だから、一緒に頑張ろう?……ね?」
跳木「ううう、うわああああん!」
跳木「ご、ごめんなさい。迷惑かけてごめんなさい……!!」
跳木「こ、これからはちゃんとご飯も食べる!ちゃんと皆と、頑張るよ……!」
跳木「……皆、頑張ってるんだよな。ボクも頑張らなくちゃだめなんだよな」
高坂「そう。一人で頑張るんじゃなくて、皆で頑張るんだよ」
跳木「……ごめんなさい。ごめんなさいいいい!!」
跳木さんはそのまま、大泣きしてしまった。でもきっと……これからは大丈夫。
彼女はちゃんと、頑張るって言ってくれたんだから……。
【INFO】
跳木が立ち直りました。
跳木の好感度が+3
ユーリの好感度が+2
~9日目 ミニ自由行動・夜 ~
とにかく跳木さんも元気になってくれてよかった。
これで考えるべくは、佐渡島さんの事だけ……なのよね?
よし、今日の夜は何をするかな。
1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(>>155から選択)
3.グループで見回りをする
4.寝る
安価↓
ハットトリック
1つ質問イベントアイテムは死者のを除くとこれで全部?
まだあるの?
>>224採用で今日はここまで。
>>225
イベントアイテムはほかにもあります。
ランダムで毎回出る商品が変わるようにしたいですが>>1のネタが尽きたらなにかアイテムを募集するかも(白目)
余談ですが
跳木の立ち直りは最上の立ち直りよりはるかに面倒にさせようと思ってました
ちなみに対比として最上は話しかけるだけでもう選択肢に関係なく立ち直ってました。単純なので
あと少し夜イベントについて質問なのですが…前回のロマンのような長さがいいか、もっと短いほうがいいかもし意見があったらお願いします
次回は明日か明後日の夜で、おやすみなさい!
では前回ぐらいを目指して更新していきます。
===============
【INFO】
ハットトリックを使用します。
※イベント発生※
さて、今日はもう眠いし、戸締りをしっかりして寝ようかしら。
そう思って扉に近づいたその時、扉に一枚の紙が挟まっていることに気が付いた。
そこには、端的な一文が書いてあるのみ。
“人質は預かった。返してほしくば会議室に来い。”
……人質?
まさか、あたしたちの仲間の誰かを……!?
高坂「モノクマ……!」
こうしてはいられない、早く助けに行かなければ!
もう二度と仲間が欠けることなんて嫌よ!
【総合施設棟:会議室】
最上「おう、高坂の嬢ちゃんじゃねーかい!」
会議室の前にいたのは、最上くんに義堂くん、そしてユーリさんに雫川くんの4人。
ユーリ「アヤ、アヤも紙見た!?ヒトジチ、なに?」
高坂「分かっていたらこんなにあせってないっつーの!わけわかんないわよ、皆は分かるの!?」
義堂「わ、わかりません……!モノクマが何を考えてるのかさっぱりです」
義堂「で、ですが皆さんの事はこの義堂が命に代えても守ります……!」
雫川「……とにかく、入るべきではないのか?このままでは事態が進展しない」
雫川「……お前たちが戸を開けないというなら、俺が開けよう」
高坂「あ、ちょ!」
あたしの制止も聞かず、雫川くんは一気に会議室の扉を開けた。
その先に広がっていた光景は……
高坂「……箱?」
電気もついていない会議室の白い机の上に、可愛らしくラッピングされた正方形の箱が一つ。
少なくとも今あたしに感知できる異常はそれだけのようだけど……
ユーリ「ユーリ、知ってる!あの中、骨入ってる!」
義堂「ひぃっ!?そ、そんな、またコロシアイが起きて!?」
雫川「……そんな匂いはしない」
義堂「わかっちゃうんですか!?」
ユーリ「じゃあ、腕が入ってる!サツジンキからのメッセージ!」
義堂「ひいい……」
雫川「……創作物の見すぎだ。それに、そんな匂いはしないと言ってるだろう」
義堂「そんな匂いってどんな匂いなんですかぁ!」
高坂「じゃあ一体何が……?」
最上「何も入ってないぜ?ほれ見ろ、すっからかんだ」
高坂「って、何一人で勝手に見てるのよ!……って、え!?」
その時、会議室の照明が一気に付いた。
義堂「えっ……え!?どうしてですかぁ!?」
きっと義堂くんが驚いているのは、急に照明が付いたからではないだろう。
先程まで箱しかなかったはずの机の上に、女性が一人現れたからだ。
品川「レディース、アンド、ジェントルマンッ!!今宵はマミ姉さんのマジックショーへようこそッ!」
……!?
最上「おおっ!?品川の嬢ちゃん、一体どこから来たんだぜ?」
雫川「……机の上に土足で上がるとは」
高坂「品川さん、一体どうして!?というか、さっきはいなかったじゃん!」
品川さんはあたしの言葉を意にも介さず、張り付いた笑顔を浮かべている。
品川「ハーイ、お静かにエブリワン。キープサイレンスデスヨ」
品川「ワタシがどこから現れたか、そんなことは些細な問題でしかありマセン」
品川「それよりも皆さん、ワタシの手紙を見てくれた様ですネ。その根性、認めてやりマス」
品川「それではその勇気に免じて、人質を返してあげまショウッ!!」
品川さんは高らかに告げると、自身のシルクハットの中から大きな布を取り出し得意げにそれを見せてきた。
高坂「?唯の布じゃない」
品川「イエス、ここにあるのは唯の布デス。
さて、もう十分確認できましたネ?これからワタシがこの布に魔法を掛けマス」
品川「さあ皆さんご一緒ニ!ちちんぷいぷい、ちちんぷいー!」
義堂「え、えーと……ちちんぷいぷい……な、なんだか恥ずかしいです」
ユーリ「ちちんぷいぷい、ちんちんぷいー!」
最上「なんだって?おい嬢ちゃん、もう一回言ってみないかい?」
雫川「……最上、黙れ」
品川「……ハイ、皆さんの願いが届き、ワタシの魔法が完成しまシタ。
さあ、人質を返します!ワン、ツー、スリー!」
品川さんが大きく広げた布を机の上に掛けると……その布はみるみるうちに人の形に盛り上がっていく……!
そして出てきたのは……
跳木「オマエラ……その……イ、イリュージョン、だぞっ!!」
その布の中から飛び出してきて真っ赤な顔でポーズを決めたのは、跳木さん。
嘘でしょ、さっきまでこの白い机には何もなくて……
品川さんが出てきたという事にも驚いているのに、一体どこから跳木さんが出てきたっていうのよ!
ユーリ「わあああ!すごーい!」
最上「一体どこに隠れていたっていうんだい!?オレっちの頭じゃわかんねぇや!」
品川「イッツ、イリュージョン。これは、ワタシと沙々ちゃんで一生懸命考えた、スペシャルステージなのデスヨ!」
跳木「こらっ設定を忘れてるじゃないか!オマエがボクをさらったんだろ?ボクは関係ないぞ!」
品川「あっ!?う、うっかりしてマシタ!」
二人の表情には殺伐とした空気は全く感じられない……。
義堂「えっと、つまりつまり……人質云々は狂言……?」
雫川「……俺達はまんまと品川のトリックに嵌ったのか」
品川「そ、そーゆーことデス!どうですカ、驚きましたカ?」
高坂「驚いたも何も……全然トリックが分からなかったわよ!何が起こったっていうの!?」
跳木「オマエラになんて分かるもんか、ちゃんと考えたもん!……半分しか、人来なかったけど」
ふいに、跳木さんがいじけたような声を上げる。
跳木「ふん、分かってるよ。ボクなんかの為には……皆が動いてくれるわけじゃないんだ。
ここにいる半分の人間が、ボクなんてどうでもいいって思ってるんだよ」
義堂「ふぇっ!?え、えっと……」
品川「沙々ちゃん、泣かないで!半分も来てくれた、って思わないと!
正直ミスター御堂辺りは来ることなんて全く期待してなかったシ!
品川「沙々ちゃんはこんなに思われてるんだよ!ね、ね!」
跳木「ふーん……別にいいもーん。オマエラなんてしーらない!」
ユーリ「あれ、ササちょっと笑ってる……」
品川「ち、違うヨ沙々ちゃん!……ちょっとミスター雫川、どういうこと!?
どうして他の奴らは来ないノ?沙々ちゃんのピンチだっていうのに!」
高坂「品川さんは他の全員も呼ぶ気だったの?」
品川「勿論ダヨ!…この状況で皆が助けに来てくれれば、沙々ちゃんも自分がちゃんと心配されてるって実感してくれるかなって思って」
後の一言は、あたしにしか聞こえないような小声だった。
なるほど、品川さんなりに彼女を励ましたかったのね。実際はなんだかんだで品川さんもノリノリだったけど。
雫川「……あんな呼び方で他の奴らが来るわけがないだろう」
品川「……へっ?」
ユーリ「あれ、怪文。だからユーリ、リューヤに見せた。それで結局、二人で来た」
義堂「確かに義堂も気が付かない所でしたよ。
偶然扉を開けたから見れたものの、手紙の存在自体に気が付かない人もいたかも……」
最上「そもそも跳木ちゃんがさらわれていた対象だったなんて初めて知ったぜ。そんなこと書いてないぞ、ほら」
品川さんは最上くんの見せた自分の書いた手紙を、まじまじと見つめる。
品川「……アッ」
高坂「確かに冷静に考えれば、この手紙じゃいたずらだと思われるか、気が付かないかっていう確率も高いかも。
あたしはモノクマからの手紙だと思っちゃったけど……」
跳木「おいおい品川全然ダメじゃないかぁ……」
品川「……ゴメンナサイ」
品川さんは自分の至らなさに気が付き、落ち込んでしまった……なんだか申し訳ない事をしている気分。
跳木「……フン、別にオマエがどこか抜けてるのは知ってるし……ボクはこれでいいよ」
跳木「……ありがと」
最上「え?なんだって?」
跳木「オマエには言ってないよ、バーカ!」
ユーリ「ねぇねぇ、まだマジックやってくれる?ねぇ、見せて見せて!」
ユーリ「ユーリもマジック、したい!できるようになりたい!」
品川「……ごほん。ミスユーリ、手品師は一日にしてならず……ダヨ?
それに、ワタシのマジックはまだ終わっていナイ!」
最上「ホントかい!今度は何だ?」
品川「エブリワン、そこに置いてある四角い箱をご覧くだサイ。何も入ってナイ……そう思い込んでなかったカナ?」
品川「そこで、ワタシがたった今あの箱に魔法をかけマシタ!さぁ、ミス義堂!中をご覧ください!」
義堂「ふぇ、ぎ、義堂がですか!?」
最上「その箱はさっきオレっちが確認したが……」
ユーリ「マミ、その箱に触ってもいない!どう考えても何もできない!できたら、魔法!」
品川「できるからこそ超高校級の手品師!さぁ、ご覧下サイ!」
品川「これが魔法デス!」
品川さんは自信満々に指を鳴らす。
義堂「ふぇっ!?」
義堂くんは奇声を上げる。
そこから出てきたものは……
安価↓箱の中に入っていたものは?ただしコンマが7の倍数の場合、強制的に中身が変化
安価↓1
義堂「く、草ですか?でも、こんなのどうやって!?」
そこから出てきたのは、大きな草の塊だった。
品川「タンブル・ウィードデス。モノモノマシーンで当てた何の変哲もないアイテムデス」
品川「イッツ、イリュージョン!」
あんな大きな草の塊、どうあっても最上くんに見つからず入れることは不可能じゃないか!
品川「頭をひねっても無駄なのダヨ。だって、トリックなんてナイ!これはワタシの魔法なのダカラ!」
ユーリ「ううー、わかんない!わかんないー!」
雫川「……流石、と言っておこう」
ユーリ「ねえねえ、もう一回!もう一回何かやってー!」
その後のその日の夜は、品川さんのマジックで大いに盛り上がった……。
あたしも何回もトリックを見抜こうと頑張ったけど……さっぱり分からない。
最終的には品川さんも、ユーリさんに根負けして簡単な手品をあたしたちにレクチャーしてくれた。
今度、ここにいない誰かにもやってみよう……。
※イベント終了※
【INFO】
品川の好感度が+3
跳木、ユーリ、最上、義堂、雫川の好感度が+2
アイテム『タンブル・ウィード』をGet!
【ペンション2階:高坂彩の部屋】
今日は最上くんや跳木さんも元気になったいい日だった。
でもきっと、ようやくスタート地点。
これからもっと頑張らなきゃならないのよね……。
ピーンポーン、パーンポーン…。
モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』
モノクマ『午後10時になりました』
モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』
モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』
モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』
……おやすみなさい。
~9日目、終了~
【8日目 RESULT】
~好感度~
夜宮颯介 29
ユーリ・テーリムー 21【ササに怒られた……】
跳木沙々 18【……ありがとう】
最上順治 16【オレっちはオレっちらしくいくぜ!】
比嘉金 14
雪境ましろ 13
品川魔未 13【ワタシのイリュージョンショー、また開いてあげるネ!】
木崎花憐 12
義堂総次朗 11【なんだか凄く疲れました……】
遠江征也 9
佐渡島務美 7
御堂美広 6【……バレてなきゃいいんですが】
天宮火憐【DEAD】 5
伊丹ミルラ【DEAD】 4
雫川流矢 4【魔法、か……】
モノクマメダル:8枚
~アイテム~
【あかの着ぐるみ】
【残鉄剣】
【無言電話】
【文豪の万年筆】
【アンティークドール】×2
【スカラベのブローチ】
【黄金銃】
【ルアックコーヒー】
【動くこけし】
【G-SICK】
【むらまさ】
【色恋沙汰リング】
【タンブル・ウィード】
~イベントアイテム~
【金箔の模擬刀】
【銀のスプーン】
【ドラゴンオブファンタジーⅢ】
~獲得スキル~
『ラッキースター』
『木端微塵』
『スーパープレー』
『七色美声』
『フラワーアレンジ』
『ミスディレクション』
『不屈の精神』
※モノクマ劇場6※
モノクマ「前回劇場を忘れられていたボクです。まあここのボクただのいい奴だからいなくてもいいんだけど……」
モノクマ「とりあえず全員元気になってよかったねー。なんか楽しそうでよかったねー」
モノクマ「……ボクの出番がありません!」
モノクマ「残念だなぁ。品川さんのマジックで、コンマ次第ではボクがあの箱から登場できたのに」
モノクマ「さて、自由行動もあと一日!悔いなく皆と交流してもらいたいのは確かなんですが……」
モノクマ「なんと、まだ地雷してるやつがいるんですよね!誰だろうね!」
モノクマ「次の事件の事もいろいろ考えてはいるんだけど……このままじゃ死ぬのはその一人確定だよ!」
モノクマ「チャプター2からは被害者も加害者も結構限られてきてるからね。勿論これからの動きでどうとでもなるはずだけど」
モノクマ「じゃ、頑張ってねー!」
というわけでここまで。
これからは絶望少女をやりながらなんで多少これからの展開も見直しつつ少しだけ更新ペースが遅くなる…かもしれません。
次回は明後日の夜21時くらいを予定。
何か質問感想意見がありましたらご自由に。
では、おやすみなさい!
チャプター名は毎回即興で考えてたりします。
だから展開にチャプター名が深く関わることは…多分ないです。多分。
絶望少女楽しくて遅れました。本家絶望はやっぱり違いますね
というわけで再開します。
==========
~10日目~
ピーンポーン、パーンポーン…
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』
こんな生活になってもう10日か……。
果たして木崎さんの言っていたように、あたしたちを探してくれている人は存在するのだろうか。
あたしたちはいつまでこんな寒い所で暮らしていなきゃいけないのか。
……今は前向きに一つ一つこなしていくしかない、か。
【総合施設棟:レストラン】
夜宮「おはよう、高坂さん!跳木さんもそろって、全員集合!正に希望の朝だね!」
高坂「…………」
……もう怒りはあまりないけど、何かこうも普通に接してこられると腹が立つわね。
夜宮「……高坂さんは笑ったほうが可愛いよ?」
品川「誰のせいだと思ってるんだヨ!?ごほん、ミス高坂、おはようございマス」
跳木「お、おはよう皆。その……ごめんなさい」
雪境「? 何か言ったか?ほら、早く食えよ!俺が食うぞ?」
跳木「なんでもない!というか雪境、ボクのご飯まで食うなぁ!ボクが食べるって言ってるだろ!?」
最上「嬢ちゃんが元気になってよかったな!」
比嘉「ま、まあそうだな」
さて、今日の朝食は誰と食べよう?
安価↓
3人まで一緒に朝食を食べる人物を選択
比嘉、夜宮、お嬢様
>>249
……はぁ、仕方ない。
高坂「比嘉、夜宮。こっち来て」
夜宮「! やったー!高坂さんから声を掛けられた!」
比嘉「オ、オレもかよ?嫌な予感しかしねー……」
高坂「で、こっち座る」
木崎「??こ、高坂さん!どういうつもりですの!?わたくし、二人の顔は見たくもありませんのよ」
やっぱりそうよね。
跳木さんの事が解決した今、多分今一番問題なのはおとといの騒動の確執よね。
夜宮は何も分かってないし、比嘉はヘタレで何も行動しないし、これはあたしが間に入らないとダメそうだわ。
あたしは小さく木崎さんに耳打ちをする。
高坂「木崎さんの気持ちは同じ女として分かるけどさ。このままじゃダメだと思わない?」
木崎「……これからの二人の態度次第ですわ」
木崎さんは頬を膨らませそっぽを向いてしまったが、なんとか席を立たないでくれているようだ。
高坂「いただきます。…………」
夜宮「……??」
比嘉(ヤベーよこの空気……殺される……)
木崎「…………」
……皆だんまりか。
さて、どうしようか?
1.夜宮にひじ打ちする
2.比嘉に目線を送る
3.木崎と会話を始める
4.その他自由安価
安価↓1
1
>>251
……まだ何も言わないなんて、こいつら男陣は……
あたしは他の二人に見えないように、夜宮にひじ打ちする。
夜宮「えっ?」
えっ?じゃないわよ。察しなさいよ。
夜宮「……あ、そっか」
漸く察したかしら。流石にそのくらいの常識はあって……
夜宮「はい、俺の分の卵焼き。高坂さんは食いしん坊だなぁ」
……うん。
比嘉「いや、ちげーだろ!?わかんねーけど絶対ちげーだろぉ!?」
高坂「ありがとう、いただく」
比嘉「もらうのかよ!?」
木崎「……お二人は、何か言う事があるのではありませんか?」
比嘉「ぎくっ……」
夜宮「……俺達が木崎さんに言う事?やだなぁ、俺にやましいことがあるみたいじゃん!」
夜宮「……あ、そっか。昨日の夜、風邪薬飲んでないこと、バレたんだ!不正しちゃってごめん!」
比嘉「そんなガキみたいな告白してんじゃねーよ!」
夜宮「え、違うの?困ったなあ……じゃあ、えーと……」
……これはダメかもしれない。
何となく分かってたけど、夜宮は本物の常識知らずだ。
本当に悪気はないのかもしれないけど……
流石に何か助け舟を出すべきか?
1.助け舟を出す
2.黙って話を聞く
安価↓1
1
>>254
高坂「違う。おとといの夜の事よ」
夜宮「おとといの夜?っていうと、お風呂……?」
比嘉「……ですよねー」
木崎「夜宮さんも比嘉さんも、酷すぎますわ。わたくし、本気でショックを受けましたのに……」
比嘉「……返す言葉もございません」
夜宮「……というかまだ気にしてたの?」
比嘉「ってこれ以上関係を悪化させるようなことを言うんじゃねーよ!」
夜宮「え…… か、関係を悪化させようなんて思ってないよ!」
夜宮「でも皆、いい身体してたじゃん!どこにショックを受ける事が……もごっ!?」
比嘉「二人とも、マジすいません!もう覗きなんてしねーよ、誓うよ!」
比嘉「こいつにも良く言い聞かせておくから!その……ほんの若気の至りっつーか。
そんなにショックを受けるなんて思わなかったんだよ!オレだって木崎達を泣かせたかったわけじゃねーよ!」
木崎「……比嘉さんの言葉は軽いですわ。もう分かりました。
これからは皆様の前でもお二人のことは破廉恥さんと呼ばせていただきます」
比嘉「あああ、遠江!てめぇええ!」
こんな時遠江くんに助けを求めても意味ないでしょうよ……。
夜宮「……ご、ごめん。ショックだったなら謝るよ」
夜宮「ただ俺は、比嘉くんとも仲良くなりたかったし……色々知りたくて……うーん……」
夜宮「その……ちょっと調子に乗りすぎた……のかな。反省するよ」
夜宮「…………」
木崎「……もういいですわ、破廉恥さん方。もう怒ってません。仲間ですものね」
比嘉「それでもその呼び方は固定なんですねお嬢様……」
まぁ木崎さんもそこまで怒ってるようには見えないし……一応ちゃんと謝ってくれたから、あたしも許さないとね。
さて、このままご飯を食べてしまおうか。
【INFO】
木崎の好感度が+3
夜宮、比嘉の好感度が+1
~10日目 自由行動・午前 開始~
そういえば暫くモノクマのこと、見ていないな。
……例の動機発表みたいな、おかしなことを企んでなければいいんだけど。
さて、今日はどうしようか。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
【旅館施設:書庫】
遠江「…………」
……遠江くんは、そこで静かに本を読んでいた。
彼の周りには、沢山のファイルや文庫が積まれている。
遠江「……何だ?」
高坂「……と、読書の邪魔をしちゃった?悪かったわね、一人?」
遠江「一人だが何の用だね?全く、やっと孤独を楽しむ機会を得たかと思えば、今度は貴様か」
遠江「言っておくが脱出の手立てはまだ一種類しか思いついていないぞ」
高坂「って、思いついているの!?」
遠江「まぁ、こんなものは誰にでも思いつくことだがな」
高坂「あたし、思い浮かばないんだけど。何かあるの?」
遠江「学級裁判を生き抜くこと」
…………
高坂「……期待して損した。そんなの選択肢にも入らないわよ」
遠江「まぁ、貴様ら凡人は今まで通り適当に遊んでいればいいだろう」
遠江「いずれ俺が導いてやる」
……頼りにしていいのかしら。
1.どうしてリーダーを引き受けてくれたの?
2.孤独を楽しむ機会って?
3.怖くないの?
4.自由安価
安価↓1
1
>>260
高坂「……どうしてリーダーを引き受けてくれたの?」
遠江「……貴様が推薦しておいて、どうして……か」
高坂「あ、確かに……でも、あんたのこと知れば知る程意外っつーかさ」
高坂「あんた、学級裁判でも大概他人任せだったじゃない。なんでも分かってるぞ……って顔しておきながらさ」
遠江「あの状況下なら俺が話すまでもなくどうにかなった。話す必要がなかったから話さなかった。それだけだ」
遠江「そして最初の質問に関してだが……まぁ、気まぐれなようなものが大きいな」
遠江「強いて言えば上に立ったほうがやりやすくなるから、といったところか」
高坂「上に……?」
遠江「立場という物は案外大きいのだよ。他人を効率的に動かすために必要な一番のものは何か。
素晴らしい作戦でも報酬でもない。……分かりやすい偶像なのだよ」
遠江「王の決定ならば、人の上に立つものの決定ならば。よくわからないけどきっといいものに『違いない』……」
遠江「そういう妄信的な効果があるからな。そういった『立場』にはな」
……言いたいことは分からなくはないけど……
高坂「……その言い方じゃ、遠江くんが『いいもの』じゃないみたいなんだけど」
遠江「クク、まぁそう思ってくれた方がいいだろうな。簡単に他人なんか信用するものではない。最後に信じられるのは自分だ」
遠江「……ただ俺の場合は単純に、色々と説明するのが面倒なだけだ。
正しい決定に一々文句を言われるのも煩わしいからな、立場を利用したほうがいいと思っただけだ」
遠江「……まぁ、貴様にも多少は警戒心を持つことが大切だ、と助言しておこう」
遠江「これから何があるか分かったものではないからな」
……まぁ、間違ったことを言っていないのは分かる。
でも、彼はあたしたちに殆ど心を開いていないのだ、という事が分かって……少し、悲しくなった。
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>241より選択
安価↓1
ルアックコーヒー
>>262
高坂「じゃあ読書、楽しんでね。これあげるわ」
遠江「これは……」
遠江「…………」
高坂「どうしたの?コーヒーは嫌い?」
遠江「ああ、好きではない」
高坂「えー……はっきり言うわね……」
遠江「ともかく、そんな貢物はいらん」
遠江「とっとと消えるがいい。俺は孤独な時間を楽しみたいのだよ」
……人が折角プレゼントしたのに……横暴な奴。
【INFO】
遠江の好感度が+2
また書き忘れたよ……
スキル『熟考』Get!
『熟考』
捜査時または裁判時にコトダマの考察ができるようになる
====================
~10日目 自由行動・午後 開始~
彼がコーヒーを好きじゃなかったなんて、少し意外な情報を手に入れたわ。
さて、まだ時間はあるな。どうしよう?
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
1雫川
>>265選択で早いですが今日はここまでで。
次回はおそらく明日の22時です。
またなにかありましたらご自由に。予想には答えられないけど、質問なら答えるよ!
ではまた、おやすみなさい!
乙です!
ロマンのいざこざが解決してよかった…のかな?
比嘉くんがお嬢様って呼んでるの初めてしった…そういえばあの2人とお嬢様の絡み初めてで新鮮だな!
>>268 比嘉の木崎の呼び方は苗字呼び捨てです。お嬢様呼びしたのはノリだと思ってもらって大丈夫です。
呼び方は他キャラでも何回かブレてますが大体ミスです。気を付けます、うん
始めます
==============
【物置小屋】
そこに並んでいたのは、二つの小さな黒い石に少しばかりの花。そしてささやかな蝋燭の炎。
……簡素で全く高級さを感じないそれは、恐らく二人の……墓、なのだろう。
彼はそこで静かに佇んでいた。
雫川「……高坂?」
高坂「雫川くん、ユーリさんから聞いたよ。お墓、作ってくれたのね」
高坂「超高校級の葬儀屋に送ってもらったんだもんね、きっと二人も天国に行けたわよね」
雫川「…………天国、か」
雫川「……死は、いつでも俺達の傍にある。今はそれを、より意識しやすい環境にある」
雫川「だからこそ、しっかりと死人を送ってやらなくてはならないのだ。……死者と決別し、前に進むために」
……そうよね。
雫川「……ここの設備では、大したことはできないが……俺なりに送ってやったつもりだ」
雫川「……高坂も祈ってやるといい」
よし、あたしも二人の為に祈ろう。
……さて、と。
1.死んだ二人について
2.皆とは馴染んだ?
3.雫川くんはどうしてそんなに黒いの?
4.自由安価
安価↓1
2
意図を受け取れなかったので安価↓を取ります
>>271
高坂「皆とは馴染んだ?」
雫川「……それはどういう意味だ?」
高坂「いや、雫川くんってあんまり誰かと話してるイメージないからさ。うまくやってるのかな、って思って」
雫川「……殆ど他の者とは話をしていないな」
……あ、うん。だよね。
高坂「えーと、話したほうがいいと思うよ。皆いい人だし、雫川くんも話せばいい人なのは分かるし」
話さないと亡霊みたいだなんて言えないけど……
高坂「……あ、そういえばユーリさんとかは?結構彼女、雫川くんの事気にしてくれてるじゃない」
雫川「……ユーリは、まあ、悪いやつではない」
高坂「そうよね!そういえば昨日もユーリさんに相談されたんでしょ?信頼されてるじゃない」
雫川「……無駄な面倒を見すぎた結果だ。今では少しばかり後悔している」
高坂「は?後悔って何を言ってるの?」
雫川「……しかし、あいつは予想以上に馴れ馴れしい。あまり近づかれると困るのだが……」
高坂「何を困ることがあるのよ。普通に仲良くすればいいじゃない」
雫川「……あまり俺には近寄らないでほしい。これはユーリのみでない、お前にも言っている」
高坂「え?」
雫川「…………」
……どういう事よ?
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>241より選択
安価↓1
あかの着ぐるみ
>>274
高坂「よかったらこれを使ってよ」
雫川「…………」
高坂「…………」
雫川「……これをどうすればいいんだ?」
高坂「えっと……着ればいいんじゃない?」
雫川「……真っ赤なのだが」
高坂「問題あるの?」
雫川「……とりあえず、貰っておこう」
雫川「……感謝する」
あまり喜んでもらえなかったかな?
【INFO】
初めて話しかける相手の為この後通信簿が開きます。
雫川の好感度が+4
【通信簿イベント】
雫川「…………」
しかし雫川くんって無口よね……
悪い人でないのは今までの感じから何となく分かるけど、たまに気配を感じなくて怖いのよね。
雫川「……何故まだそこにいる」
高坂「え?なんとなくだけど」
雫川「……用がないなら帰ると良い。他にも話し相手はいるだろう」
高坂「そんな言い方しなくてもさ、いいじゃん、あたしがいたら悪い?」
雫川「…………」
き、気まずいわ……。
雫川「……死神」
高坂「え?」
雫川「……俺は、俺の仕事は唯の死神だと言ったはずだが。お前は死にたいのか?」
高坂「な、何言ってんの!?死にたいわけないじゃん……」
雫川「……お前が死んだら、丁重に埋葬してやる」
高坂「……なんか話が飛躍した気がするんだけど」
雫川「でも俺は、お前には……お前たちにはできる限り死んでもらいたくない」
高坂「そりゃ、そうよね。えっと……つまり何が言いたいの?」
雫川「……俺の周りに来る輩は、何故かすぐに死んでしまうのだ」
高坂「!?」
雫川「……いや、もっと単純に言えば……やはり何でもない」
雫川「とにかく、命が惜しかったら俺に近づくな。俺に出来るのは埋葬だけだ」
意味が分からないって……
彼がどうしてそんなことを言うのか。ますます謎な人ね……
【INFO】
雫川流矢の通信簿1ページ目が解放された。
『彼は、自分の事を死神と呼んで人と関わるのを避けているようだ。過去に何かあったのだろうか……』
~10日目 ミニ自由行動・夜 ~
なんか今日は男子とばかり話したような気がする。
さて、夜は何をしようか。
そろそろグループを呼んで見回りでもした方がいいかしら。
1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(>>241から選択)
3.グループで見回りをする
4.寝る
安価↓
【INFO】
ドラゴンオブファンタジーⅢを使用します。
※イベント発生※
ピーンポーン……
……誰だ?
夜宮「ここ、高坂さんっ!!」
高坂「うわっ!?ま、またあんた?一体どうしたのよ?」
夜宮「一体どうしたのよじゃないよ!どうして隠してたのさ!」
夜宮「『ドラゴンオブファンタジーⅢ』を持ってるんでしょ?こんなレアゲームを隠してたなんて、高坂さんは人が悪いよ!」
……何それ?
夜宮「……え?ま、まさか知らないの!?このゲーム、レトロゲー好きの中では幻の一作なんだよ!?」
高坂「はぁ」
夜宮「このゲームは、一見RPGの体をしたアクションゲームなんだよ!
主人公の選ばれし勇者が悪の王、どらごんきんぐを倒し世界に平和をもたらすっていう単純なストーリーなんだけど、やりこみ要素が凄いんだ!
キャラが二等身ドットだから安っぽく見られがちだけど、実に沢山のパターンを搭載することによって幅広く滑らかなアクションを可能にした……」
高坂「ストップ。まあ、これが欲しいならあげるわ。ゲームの話はあたしにはよくわからないし」
夜宮「ええっ!?なんて勿体ない!折角だから高坂さんもやろうよ!」
夜宮「このゲームには対戦モードっていうのもあってね。勇者は勿論、どらごんきんぐから雑魚的ドラッキーに、隠しキャラとしては姫もプレイアブルキャラとして使う事ができて……」
高坂「あー、煩いわね!行けばいいんでしょ、行けば!」
夜宮「やったー!夢に見てたリアルでの対戦が、ついにできるんだね!」
どうせ暇だし、ゲームに付き合うくらい構わないか。確かテレビは旅館施設にあったから……
……ゲーム機はあるのか?
【旅館施設:リラクゼーションルーム】
佐渡島「待ってたっすよ、田中くん!」
雫川「…………」
夜宮「俺は夜宮だよ!やぁ、佐渡島さん、雫川くん!持ってきたよ!」
高坂「な、何よこのメンバーは!?」
夜宮「何って……皆ゲーム仲間だよ!」
佐渡島「ゲームと聞いてあっしが出てこないと思ったかァ!甘えな、ゲロ甘だぜッ!」
佐渡島「一言で言うとー、まーぜーて☆」
高坂「……夜宮、本当にいいの?」
夜宮「……高坂さん、俺思うんだ。俺達が佐渡島さんの事をよくわからないのは、知ろうとしないからだって」
夜宮「だからね、こうして一緒に遊ぶことで親交を深めれば、俺達は彼女の事がもっと分かるし、逆も然りで一石二鳥!」
夜宮「……どうかな。俺……皆と仲良くしたいんだよ。今は一瞬しかないんだよ!」
佐渡島「なんだそのセリフ、青春スポーツものかよッ!まあ、ゲームができるならなんでもいいんすけどね、あっしは」
雫川「……俺も、そのゲームは一度だけ、生きているうちに一度だけやってみたかった」
夜宮「だよね、これもう発売中止になっちゃったもんね。その名の通り幻だもんね!」
……何かよくわかんないけど、珍しいメンバーが集まったってことだけは分かった。
佐渡島「見てー!このテレビの下に都合よくゲーム機があるよー!」
雫川「……以前見た時はなかった気がするのだが」
佐渡島「いーじゃんどーでも!それより早くゲームやろーぜーあっし飽きたー」
夜宮「勿論さ!対戦モードでいいよね。……じゃあ、スイッチオンだよ!」
……テレビは相変わらずどこかにつながる様子はないが、ゲームをすることはできるらしい。
画面いっぱいにゴテゴテのドット絵が現れる。ちょっと可愛いけど、凄く時代を感じるわねこれは……
夜宮「対戦モード、2対2……っと。あ、ペアを決めてなかったね。どうしようか?」
佐渡島「あ、これ1対3もできんじゃないっすか!こりゃー燃えそうっすねぇ」
雫川「俺はどのモードでも構わない……」
佐渡島「黒田くん、いつにもまして顔怖いっすね!あっはっは!」
雫川「だから、俺の名前は流矢だ……」
夜宮「じゃあここは初心者の高坂さんにモードを選ばせてあげる!どれがいい?」
えっと……じゃあどうしようかな。
1.2対2(共に戦う人物を一人選択)
2.1対3(共に戦う人物を二人選択)
3.全員まとめてあたしに掛かってきなさい
安価↓1
3
>>282
……よし。
高坂「1対3。グループ分けはあたし対他の皆。全員まとめてあたしに掛かってきなさい!」
佐渡島「アィェエエエ!?坂本ちゃん、意外とノリノリっす!」
夜宮「え、いいの?仮にも高坂さんは素人なわけだから……ねぇ?」
高坂「いいのよ。あたし、こう見えて負けず嫌いなの。ルールなんてすぐ覚えればいいんだし……」
高坂「というか、何かを賭けてもいいわよ。絶対負けないんだから」
佐渡島「何か眠れる獅子を呼び起こした気分っす……ス・テ・キ……」
雫川「……高坂さえいいなら、俺は構わない。但し、容赦はしない」
高坂「……ふふ」
……言い過ぎたかもしれない。
夜宮「何か楽しくなってきたなぁ!ねえねえ、高坂さんは負けたら何をしてくれるの?何を賭けてくれるの?」
高坂「そ、それは勿論……」
この勝負に高坂が賭けるもの。物でも行為でも可能
安価↓1
高坂「朝食の席で一発芸をしてあげるわ!」
夜宮「……いやな事を思い出しちゃったなぁ」
佐渡島「ここまでノリノリな坂上氏を見たことがあっただろうか、いや、ない!」
佐渡島「じゃあ高坂ちゃんにあっしらが負けたらあっしらはその三倍の事をしてやるっす!」
佐渡島「明日の朝一発芸をするのみならず、明日一日ずーっと語尾にニャンを付けてやるっす!」
夜宮「いいね、それ!ついでに朝食当番も代わってあげるし、明日一日高坂さんの召使いになってあげる!」
雫川「……そのあたりにしないか?」
夜宮「ま、俺達が素人に負けることなんて万が一にも兆が一にもないよ!」
佐渡島「そうそう!ついでに高坂ちゃんをもっと美しく改造してあげることも……」
高坂「それはいい。……フン、皆余裕かましてると……やっちゃうわよ?」
あたし、もしかしたら超高校級のハッタリの才能の持ち主だったりして。
……だってゲームとか、やったことないし。
夜宮「じゃあキャラクターを選んで。高坂さんには、このキャラをおすすめするな」
……しかも練習なしでぶっつけ本番だし。
……説明書は読んだけど……
雫川「……本当にいいのか?」
高坂「い、いいわよ!」
夜宮「じゃあ、本気で行くよ!」
えーい、もうどうにでもなれ!
安価↓コンマがこのレスのコンマの±10であれば高坂さんの勝利(スキルは発動しません)
近ければ近いほど善戦
安価↓1
……まあ、勝てるわけないわよね。
三人はあたしに全く容赦しなかった。
素人相手よ?しかもただのゲームよ?
夜宮「やったー!勝った!もうチャプター2は終わってもいいんじゃないかな!」
佐渡島「にしてもえげつねぇっすな山田くん。あそこで竜巻とか、鬼コンボじゃねーっすか」
夜宮「いやいや、佐渡島さんもなかなか執拗な攻め方を知ってるんだね。
あそこで嵌めプレイができるなんて知らなかったよ!」
佐渡島「ま、一番ひどいのは黒助くんっすけどね!ちゃっかり後ろから狙っちゃって!」
雫川「だから、俺の名前は流矢だ」
高坂「……分かってたわよ、この結果は。というか当然じゃない!なんで三人とも本気で来るのよ!」
夜宮「いやー、高坂さんも素人にしては凄かったよ!初手がかわされるなんて思わなかったよ!」
佐渡島「アレっすね。高坂ちゃんはもっと練習すればのびるタイプだ!あっしが保障するぜ!」
高坂「……もう、当分ゲームはいいわ」
あたしの悲痛な声を無視して、あたしと3人のゲーム対戦は続いていった。
結局、あたしが単独で勝てたことは一度もなかった。3人とも強すぎだって……
これでわかった。対戦ゲームはやるとしても、次は2対2で。そして、あたしと同じようなレベルの人と。
……しかしただのゲームでここまで盛り上がれるなんて、この3人、意外と子供っぽいのかも。
……見てるだけだったら、また参加させてもらおうかな。
なんにせよ、明日は朝1で一発芸か……考えておかないとね。
※イベント終了※
【INFO】
夜宮、佐渡島、雫川の好感度が+3
【ペンション2階:高坂彩の部屋】
ふぅ、疲れた……
体を動かしてなくても、疲れることってあるのね。
ピーンポーン、パーンポーン…。
モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』
モノクマ『午後10時になりました』
モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』
モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』
モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』
……今日はもう寝てしまおう。
おやすみなさい。
~10日目、終了~
スキル『ミスディレクション』発動!
安価↓のコンマ50以上またはゾロ目で自由行動が一日延びます(スキル発動あり)
安価↓
【INFO】
自由行動が延長します。
【10日目 RESULT】
~好感度~
夜宮颯介 33【一発芸って何やるんだろうなぁ】
ユーリ・テーリムー 21
跳木沙々 18
最上順治 16
比嘉金 15【許してくれたんかなぁ……】
木崎花憐 15【別に……怒ってはいませんのよ】
雪境ましろ 13
品川魔未 13
義堂総次朗 11
遠江征也 11【そろそろ動くかね……?】
雫川流矢 11【……そう、俺は唯の死神なんだ】
佐渡島務美 10【今度はギャルゲーでもやりたいっすね】
御堂美広 6
天宮火憐【DEAD】 5
伊丹ミルラ【DEAD】 4
モノクマメダル:8枚
~アイテム~
【残鉄剣】
【無言電話】
【文豪の万年筆】
【アンティークドール】×2
【スカラベのブローチ】
【黄金銃】
【動くこけし】
【G-SICK】
【むらまさ】
【色恋沙汰リング】
【タンブル・ウィード】
~イベントアイテム~
【金箔の模擬刀】
【銀のスプーン】
~獲得スキル~
『ラッキースター』
『木端微塵』
『スーパープレー』
『七色美声』
『フラワーアレンジ』
『ミスディレクション』
『不屈の精神』
『熟考』
※モノクマ劇場7※
モノクマ「え!?延長なんて聞いてないよ!」
モノクマ「まぁ、仕方ないか。ここはご都合主義ってことで……」
モノクマ「この調子で皆の通信簿でも埋めていけばいいんじゃない?ただコンマ判定は毎回厳しくなっていくからね!」
モノクマ「それにしても、オマエラ遊びすぎじゃない?オマエラがしてるのはコロシアイなんだよ?自覚が足りませんなぁ!」
モノクマ「そろそろ好感度も30超えのキャラが出てきましたなぁ」
モノクマ「そろそろ好感度の詳細をもう少し公開しましょうか!」
モノクマ「好感度40で通信簿3ページ目、70で4ページ目、90で5ページ目が開くことになってるよ!」
モノクマ「で、好感度60で2つ目のスキル。100で……何かいいものでも貰えるんじゃない?」
モノクマ「だんだん条件が厳しくなってくるから、頑張ってねー!」
モノクマ「うぷぷ、親切な方のモノクマでした!」
今日はここまで。
絶望少女やってたらモノクマが以前よりトラウマになりましたが頑張ります。
次回はおそらく明日か明後日の夜です。
10日目が終わってよかったです。ペース上げていきたいなぁ
何かありましたらご自由に!ではまた!
絶望少女は腐川さんのデレを楽しむゲーム
本日二十一時から再開します
お暇な人はお付き合いください
了解
ついでに好感度の上げるペースもうちっと早くしたほうがよくない?MAXが100なら、一回の交流で10くらい上げて欲しい。イベントはそのままでいいと思うけど。
このままじゃ最終的に好感度60超えるキャラも2、3人になりそう
>>299
意見ありがとうございます。
確かに見返すと一部キャラが上がらなすぎですね…
プレゼントなどで更に好感度が上がるように考えていたんですが
自分の采配が悪かったですね。すいません
これからは交友値が低いキャラでも一回の交流で最低7くらいは上がるようにした方がよさそうかな。
もしくは最大値を下げる(例えば70でMAX)とかにした方がいいかなぁ
今回のは前者ので行ってみようと思いますが意見があったらご自由にお願いします
では再開します
~11日目~
ピーンポーン、パーンポーン…
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』
……朝が来てしまった。
昨日は変な口約束をしてしまったせいで、今日は朝から一発芸をするのよね。
最悪だわ……あたし、ネタキャラじゃないのにこんな……
【総合施設棟:レストラン】
ユーリ「おはヨークシャテリア!」
高坂「あ、おはよう」
義堂「ど、どこで覚えたんですかそんな言葉。あ、えっと、おはようございます」
夜宮「おはよー……今日は当番だから早起きしなきゃいけなくて……眠い」
最上「早起きでもねーだろ?軟弱だな、相変わらず。乾布摩擦しようぜ!」
夜宮「やだ……疲れそう……ZZZ」
品川「ご飯食べながら寝るんじゃありマセン行儀悪い!」
佐渡島「そーいや、今日誰かが一発芸してくれるんじゃなかったっすけ?」
比嘉「一発芸?またかよ、もう夜宮のは見飽きたぜ?」
夜宮「ううん……高坂さんが……一発芸……ZZZ」
比嘉「ブッ!!」
高坂「笑ってんじゃないわよ!い、いいわよ。よく見てなさい」
高坂「これがあたしの一発芸よ!」
一発芸の内容
安価↓1
~~~~~~~~~~
高坂「今からこの魚を一口で食べるわ」
義堂「ひ、一口!?」
雪境「あっはっは、流石に無理だろ?今日の魚は一匹丸々だぜ、流石に喉をつまらせるだろって」
高坂「美味しかったわ」モグモグ
佐渡島「っていつの間にか骨になっとる!」
ユーリ「ピンクの悪魔もビックリ!」
夜宮「……え、見逃した!ねえねえ、もう一回やって!もう一回見せて!これ上げるから!」
高坂「またその魚?全く、仕方ないわね」モグモグ
比嘉「また消えたぁーっ!?」
夜宮「うわあ!凄いや高坂さん!おかげさまで目が覚めたよ!
じゃあさ、この最上くんが調理した異常に大きいほうれん草のお浸しは?」
高坂「余裕よ」モグモグ
雪境「一口だとォ!?」
跳木「お前超高校級のフードファイターじゃないのか!?」
夜宮「じゃあこのサラダの人参も食べて!」
高坂「あ、ごめん。サラダごと食べちゃったわ」モグモグ
夜宮「全然かまわないよ!わぁ、なんて希望にあふれてるんだろう!」
ユーリ「ユーリのダイコンも!」
木崎「ええと……じゃあわたくしのセロリも……」
高坂「構わないわ、美味しいわね」モグモグ
御堂「あんたらさりげなく残飯処理してますよね?……ところでそれ私の白米なんですが」
高坂「あ、ごめん。ご飯が足りなくなっちゃって」モグモグ
最上「すげー!あれだけ食いもんにあふれてた皿たちがすっからかんだぜ!」
品川「タ、タネが見抜けないヨ……!明らかに口の大きさと食べる早さがあってナイノニ!」
比嘉「これがホントの超常現象かぁ!?」
雫川「……食べるのは良いが、俺達の朝食が着々となくなっているのだが」
品川「暴走してル!?」
佐渡島「おかわりなんてねーっすよ!って、じゃああっしらの朝食はどうなるんだーい!」
高坂「……あ、ごめん。でも、一発芸はこれで十分でしょ?」
高坂「あたし、食べるのが早い事だけは誇れることなのよ!」
比嘉「多分誇るところはそこじゃない!絶対いろんなところがおかしい!」
跳木「うわーん、朝食が消えたー!!」
義堂「ショ、ショッキングです……」
……しまった。つい食べ過ぎてしまった。
ま、見た感じ皆は喜んでくれているみたいだし。結果オーライかな。
少なくとも前回の夜宮よりは皆を楽しませることができた……気がした。
【INFO】
全員の好感度が+3
~11日目 自由行動・午前 開始~
ああ、美味しかった。久しぶりにおなかが膨れたかも。
別に皆のご飯も美味しくないわけじゃないんだけど、ちょっと量が少ないのよね。
多分あたしはここに来る前は、もっとご飯を食べていた気がするんだけど……
やっぱり思い出せない、か。
そういえば書庫の探索は進んでいるのだろうか?
確か大切そうなファイルを任されていた人がいたような……
……ひとまず自由行動するか。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
【旅館施設:エントランス】
比嘉「お前人間じゃねー!!」
高坂「……出会いがしらに何言ってんのよあんた……」
比嘉「うっせ、うっせ!オレの朝食食いやがって、ふざけんな!」
比嘉「いや、別にオレは元から毎日は朝食食ってなかったか……いや、やっぱりふざけんな!」
高坂「わ、悪かったわよ。でも、人間じゃないっていうのは流石に酷くない?」
比嘉「…………」
あれ?比嘉の様子がなんだか……おかしい?
比嘉「……いや、悪かったって。勢い付きすぎたって」
高坂「……あんた、何かおかしくない?」
比嘉「はいはい、オレは頭のおかしい一般人ですよ」
どんな一般人よ……
1.どうしたの?
2.例のファイルの整理は終わったのか
3.比嘉の家族について
4.自由安価
安価↓1
1
>>308
高坂「どうしたのよ、何か悩んでる?」
比嘉「……悩んでるっつーか、なんつーか……わかんねーっつーか……」
比嘉「い、いや!オレはオメーを信じてるからな!今のところオメーには借りの方が多いし」
高坂「……なんの話?」
比嘉「まあ、気にすんな。オレ、これから遠江達の所にいかなきゃなんねーんだわ」
高坂「遠江くん達?」
比嘉「遠江と御堂。いろいろパシリにされてんだよ。あいつら、オレのことなんだと思ってるんだっつーの」
高坂「……頼りにされてるんじゃない?」
比嘉「はい、棒読み頂きましたー」
比嘉「まあ、あいつら探索は結構しっかりしてるからな……
オメーも最上の事とか頑張ってたし、オレもやれるだけのことはやんねーと割に合わねーなって」
比嘉「昨日も何かやってたらしいけど、遊んでばっかりいるなよな!」
高坂「……覗き魔がそれを言う?」
比嘉「その過去は忘れましょうよ!?」
やっぱりなんだかおかしい気がする。いきなり信じてる、なんて言われても……正直胡散臭い。
……あのファイルが原因なの?だとしたら内容に何があったの?
高坂「……比嘉」
比嘉「あー!大丈夫だよ!何にも問題はねーよ!……うん!」
…………
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>293より選択
安価↓1
色恋沙汰リングしか喜びそうなのない
>>310
高坂「待って!……これ、あげる」
比嘉「あ?これ……!?」
比嘉「いいいい色恋沙汰リング!?」
比嘉「…………」
高坂「……ちょっと、なんで突っ込んでくれないのよ!『そこはオメーのキャラじゃねーよ!』とか気の利いたことが言えないの!?」
比嘉「え!?そういうフリかよ!?な、なんだ……オレあほらしすぎんだろ……」
比嘉「まあ、そりゃそうだよな。そりゃそうだよな!」
比嘉「じゃあ遠慮なく突っ込むぞ!オメーはオレに何を求めてんだ!!」
……うん、求めてたツッコミなんだけど……なんだろうこのモヤモヤ感。
比嘉「ま、折角だからこれは貰っとくわ。まあ、その……機会があったらなんとかするぜ」
比嘉「……待てよ、比嘉金。機会って何だ?色恋沙汰リングを付ける機会って、つまりそういう機会だろ?果たしてオレにそんな機会が来るのか?これは大人しく誰かにあげたほうが……寧ろ漢気というやつが……」
……まあ、なんだかんだで結構喜んでくれたかな。
【INFO】
比嘉の好感度が+14
好感度が一定値を超えたためこの後通信簿が開きます。
【通信簿イベント2】
高坂「そういえば前、自分を売り込んで希望ヶ峰学園に来たとか言ってたわね」
比嘉「ん?それが何だよ」
高坂「いや、あんた案外がめついんだな、って思って。目立ちたがりには見えないんだけどね」
比嘉「はぁ、悪いかよ!いいか、希望ヶ峰学園に入れば名声と金がもらえるんだぞ!?
金がもらえるんだぞ!?」
高坂「……何でそんなにお金が欲しいの?」
比嘉「何でって……世の中はお金で回ってるからに決まってんだろーが」
比嘉「金がねーと世間じゃ何も出来ねーんだよ。まあ、今ここにいればそういう概念もねーから実感はねーけど」
高坂「あんたの家って、そんなにビンボーだったわけ?」
比嘉「貧乏も貧乏。マジで最悪の家庭だったわ」
比嘉「オレんちはテレビも繋がってねーし、携帯も持たせてもらったことねー。服も親父のおさがりしか着たことないレベルだった」
比嘉「それでいて妹弟だけはわんさかいやがるからさ、金がいくらあっても足んねーんだよ」
高坂「えええ……今どき、そんな家ってあるの?」
比嘉「あるんだから仕方ねーだろ。正直クラスメイトとも話が合わなくて、キツかったわ」
比嘉「まあ、オレにはこの声とそこそこの話術があったから、別にクラスで浮くとかもなく過ごせたけどよ」
比嘉「この声が使えるって気が付いてからは、それで金稼げて少しはマシになったけどな」
高坂「……なんか、ごめん」
比嘉「いや、別にオレはそれを恥ずかしいと思ってんじゃねーよ。まぁ今問題なのはそっちより……あああ!!」
比嘉「つかオレは!この機会を踏み台にして億万長者になろうと思ってたんだよ!なのになんでこんなことになってんだよぉ!」
比嘉「……正直、こんなところでどんなに素晴らしい行動をしても、何の報酬がもらえる訳でもないって思うとなぁ……」
高坂「でも、あんたもあたし達と同じ仲間なんだからさ。頑張りなさいよ?」
比嘉「分かってるよ!裁判とか、すげー怖いしな。それを味わうくらいなら、行動するって」
……なら、いいんだけど。
【INFO】
比嘉金の通信簿2ページ目が解放された。
『家は相当な貧乏だったらしく、司会者としての依頼をこなし金を稼いでいた。夢は億万長者らしい』
~11日目 自由行動・午後 開始~
比嘉くんは結局何も教えてくれなかった……
でも信じるって言ってくれたし、信じていい……のよね?
さて、午後はどうするか。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
1比嘉くんの資料の内容気になるから御堂くん
>>315
【旅館施設:書庫】
やっぱりあの資料が気になる。
確か遠江くんに会いに行くって言っていたし、きっと書庫にでもいけばいいはず……
御堂「あれ、高坂様じゃないですか。貴女、本なんて読むキャラだったんですかー?」
御堂「白米の恨み、忘れてませんよ?今なら漏れなく貴女の読む本の最後のページだけ破り取って渡してあげます」
高坂「……意外と根に持つタイプなのね」
御堂「ははは、冗談ですよ。……で、何の用事ですか?一つだけ言うなら、遠江様はここにはいませんよー?」
御堂「今は自分の部屋に篭りきりですね。どうやら私に付きまとわれるのが相当に嫌だったようで」
高坂「あなた、一体何をしてるのよ……」
と、そんなことより……
1.比嘉の事を聞く
2.遠江の事を聞く
3.前回の動機について聞く
4.自由安価
安価↓1
1
>>319
高坂「ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ。……比嘉くんの事で」
御堂「ああ、そういえばさっきまで居ましたね、あの人」
高坂「……なんかさ、様子がおかしくなかった?」
御堂「別にあの人がおかしいのはいつものことなんじゃないんですか?」
やっぱりあたしにだけ様子がおかしかったのかしら。
高坂「……なんか、あたしへの態度がおかしかったのかな。何か隠してるみたいで」
御堂「へぇ、なるほどねぇ。……原因なら何となく推定できますが」
高坂「……もしかしてあの、名簿の入ったファイル?」
御堂「ええ。彼は今遠江様の部屋に向かっている筈です。私にも見せてくれましたよ?それはまあ、面白かったですねぇ」
……あたしには、見せてくれなかったのに。
高坂「何があったのよ。あたしへの態度を変えうる何かがあったの?もしかして……あたしの才能の事?」
御堂「……今の段階では貴女には何も言えません」
高坂「え?」
御堂「何より証拠がないからです。比嘉様のミスか、或いは保存上のミス。可能性は沢山あるんですから」
高坂「ちょっと、何の話?」
御堂「…………」
御堂くんが、ニヒルに笑った。
御堂「貴女が75期生の人物ではない可能性ですよ」
…………
高坂「へ?……な、何それ」
御堂「……あくまで可能性。可能性ですからね?気になるなら比嘉様にファイルを見せてもらえばいいと思いますよ?」
御堂「あのファイルにはね、貴女についての資料『だけ』が挟まっていなかったんですよ」
御堂「75期生、他の生徒の資料はちゃんと全員分あったのです。他の学年の物は正確な数は分かりませんが、どうして貴女の分だけ挟まっていなかったのか……」
御堂「これがミスリードなのか、あるいは何かのヒントなのか……」
高坂「ちょ、ちょっと待ってよ!何でなのよ!」
御堂「原因が分からないから困っているんじゃないですか。今頃遠江様にもこの情報が伝わっているでしょうねー」
御堂「今の所、私は貴女をどうこうしようなどとは思っていません。ただ一言いうなら……」
御堂「高坂様って相当怪しいよね、って事です」
……何よ。
あたしが何なのかは、あたしが一番知りたいわよ……!
御堂「怖い顔しないでくださいよ。だから確証がないって言ってるじゃないですか」
御堂「ただ、もし何かをしようというなら、私も本気を出すかもしれません」
御堂「……本当に面倒です。問題は山積みだというのに、更に問題が増えるなんて」
高坂「……あたし、裏切り者とかじゃないからね」
御堂「だから、まだ分かりませんって。私の場合、一応頭の片隅に入れておくだけですから」
御堂「他の人にも極力言わないようにするのでご安心を」
……嘘だ。彼は絶対にあたしのことを疑ってる。でも、本当に分からない……
どういうことなの?
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>293より選択
安価↓1
アンティークドール
>>322
高坂「……あたしの事を疑うのはいいけどさ、あたしは貴方とも仲良くなりたいと思ってるから」
高坂「……これ、あげる」
御堂「へぇ、綺麗な人形ですねぇ」
御堂「でもこれ、男性に渡すものですかね?木崎お嬢さんあたりなら喜ぶんじゃないですか?」
高坂「えっと……ごめん。でも、確かあなたの主人は女性なんだよね。是非その人にでも渡してよ」
御堂「……確かに私の家のお嬢様、こういうの好きなんですよね」
御堂「……もう渡せないと思いますけどね」
えっ……?
御堂「ありがたく頂戴します。白米の代わりってことで」
……喜んでもらえたのかな。
【INFO】
初めて話しかける相手の為この後通信簿が開きます。
御堂の好感度が+11
スキル『聞き流し』Get!
『聞き流し』
裁判でのコンマ判定を甘くする。
今日はここまでで。
好感度について意見がありましたら是非。
テンポよく書けない絶望…
次回は今日の夜にでもまた。
では、おやすみなさい!
【通信簿イベント】
御堂「しっかし私と会話をしたいとか貴女も物好きですねぇ……」
高坂「そうかな?でもここでは貴方とはクラスメイトなわけだしさ」
御堂「はっ、あんたバカですか?こんな状況でクラスもメイトもあるわけないじゃないですかー」
高坂「それでも皆で疑い合うのは、間違っているでしょ。
こんな逆境の中できた仲間と、協力して黒幕を倒す!そっちの方がいいでしょ、後味的にも」
御堂「高坂様は意外と熱血系ですねぇ。でも正直言って、私はそういうノリ大嫌いなのでーす」
御堂「私は今流行りの無気力系男子ですから。協力とか献身とか、そういった疲れる事はしたくないんでーす」
高坂「自分で言わないでよ、そういうこと……というか、無気力系男子に執事が務まるの?」
高坂「執事ってさ、誰かの為に自分を犠牲にして働く人の事でしょ?
ナイフとかフォークを武器に主人を守るために戦うんでしょ?お帰りなさいませお嬢様、って毎日言うんでしょ?」
御堂「貴女って結構バカですよね?」
高坂「真顔で言われると腹立つわね……じゃあどんな仕事をしてるのかバカなあたしにも分かるように教えてよ」
御堂「……本当に特に面白いエピソードはないんですよね。
私は所謂専属執事という奴で、基本的な仕事はお嬢様の身の回りのお世話くらいでしたし」
御堂「例えミスをしても、いざという時は奥の手を使えばいいわけでしたし……」
……奥の手?執事の奥の手って何だろう?
1.分身する
2.仮病をする
3.嘘を吐く
安価↓1
2
>>328
高坂「奥の手って、えっと……仮病とか?」
御堂「ああ、そんな手が通用したらどんなに楽だったか……」
御堂「私、住み込みで働いてまして。顔を見られてしまうので、仮病が通用しないんですよ。
何回かやりましたけど結局バレちゃいましてね、その後滅茶苦茶怒られました」
でも何回かやったのね……
御堂「ま、答えは似たようなものですけどね。一言で言えば、嘘を吐いてしまえばいいんですよ」
高坂「嘘?」
御堂「ええ、嘘です。最後には上手く立ち回った奴が勝つっていうのが世界の心理ですから」
御堂「簡単に言えば、ミスをしても他人に押し付けちゃえばいいんですよ。
私はそんなことやってませーん、って言って。そうすれば後は、言い負かしたほうが勝ちなんです」
な、なんて卑怯なんだ……
高坂「貴方、そうやって今の地位にのし上がってきたの?そんなんじゃ自分に胸はれないでしょ!」
御堂「胸を張る気なんてありませんし。というか、貴女はあっちの業界を舐めすぎです。
こんな若造が正当な方法で、沢山の執事がいる中上手くやれると思いますか?社会は予想以上に陰湿ですよ?」
御堂「ちょっとのミスも許さないし、実績を残さなきゃ捨てられる。私が生きてきたのはそういう世界なんです」
高坂「じゃあ、貴方はどうしてそうまでして執事をやろうと思ったの?」
御堂「というか、高坂様は前提から間違っています。元々は、私は執事なんてやりたくなかったんですよ」
高坂「……なんかもう訳が分からないんだけど」
御堂「……ま、なって良かったことが全くないかと言えば、そうでもありませんが」
…………?
相変わらずひねくれた人だなぁ……
【INFO】
御堂美広の通信簿1ページ目が公開された。
『御堂は協力や献身が大嫌いだという。最後にはうまく立ち回った者が勝つ、と彼は思っているようだ』
~11日目 ミニ自由行動・夜 ~
あたしが75期生じゃない……信じられない。
でもまだ証拠はない、って言ってたし……今は考えても仕方がない。
さて、夜は何をしようか。
そろそろグループを呼んで見回りでもした方がいいかしら。
1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(>>293から選択)
3.グループで見回りをする
4.寝る
安価↓
【総合施設棟:レストラン】
最上「あれ、高坂ちゃんじゃないかい!もしかして夜食でも取りに来たのかい?」
高坂「まあそんなところかな。最上くんも?」
最上「おいおい、あれだけ食べてまだ足りないっていうのかい!嬢ちゃんと結婚したら家計が火の車だぜ!」
失礼ね、人を大食いモンスターみたいに。
あたしは人よりちょっと食欲旺盛なだけよ!
最上「ま、折角だから何か話でもしようぜ。何か聞きたいことはないか?
嬢ちゃんには世話になりっぱなしだから、オレっちも男らしい所を見せたいぜ!」
話、か……
1.今日は何をしていたの?
2.もしあたしが裏切り者だったらどうする?
3.モノクマについて
4.自由安価
安価↓1
1
>>333
高坂「最上くんは今日は何をしていたの?」
最上「ああ、今日かい?今日は雪境の嬢ちゃんと熱く語り合ってたぜ!」
高坂「雪境さんと?意外かも。どんな話題で盛り上がったの?」
最上「勿論海と山、どちらが素晴らしいかについてだ!」
……きっと凄く白熱したんでしょうね。
最上「海派であるオレっちと山派である雪境ちゃん……正直オレっちはアイツとは相容れない仲だと思ってたぜ……」
最上「でも、話してみたら分かったんだ!それは勘違いだった、ってな!」
最上「嬢ちゃんも、オレっちと同じくらいの情熱を持って山を、もっと言えば雪を愛していたんだ!その気持ちをオレっちは否定できねー!」
最上「最後は感動しちまって、二人で固く握手を交わしたぜ!雪境ちゃんは良いやつだ!オレっちが断言する!」
高坂「ちなみにそれ、二人きりでやったの?」
最上「確かオーディエンスも何人かいたような……確か義堂ちゃんに跳木ちゃん、品川ちゃん……あたりか?」
最上「今思い返せばハーレムだな!オレっちの王国、ここに築いちまおうかな!」
高坂「はぁ……気楽そうでよかったわ。こっちの気も知らないで……まあ、いいんだけどさ」
最上「……?まあ高坂ちゃんもオレっちの王国には入れてやるよ。
だって高坂ちゃんは、このオレっちを励ました人物だからな!」
高坂「はいはい、ありがとうございます」
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>293より選択
安価↓1
黄金銃
>>335
高坂「最上くん、これあげる」
最上「うおお!?何だこれ、かっけー!」
高坂「やっぱり好きかぁ。男子ってこういうの好きよね……」
最上「好きだぜ!つーか、女の子の贈り物なら何でも好きだぜ!」
……以前は微妙な反応してなかったか?
まあ、結構喜んでくれたわね。
【INFO】
最上の好感度が+12
好感度が一定値を超えたためこの後通信簿が開きます。
【通信簿イベント2】
高坂「しかし最上くんは気楽そうでいいわ……悩みとかあったりするの?」
最上「悩みか。…………」
高坂「…………」
最上「…………」
高坂「……悩みって考えないとでないものだっけ?」
最上「…………無いな!今は全く!」
高坂「そうよねー」
最上「ウジウジ悩むのは性分じゃねーからな。つーかサーフィンすれば大体の事は忘れちまうぜ」
最上「ま、悩んでみたこともあったけど、それは嬢ちゃんに助けてもらったからな!」
高坂「でも、本当にこの間の奴だけ?流石にもうちょっと悩みがあったりしない?」
最上「ないもんはないんだから仕方ないだろ。つーか、悩みなんて持つだけ馬鹿らしいと思わねーか?」
最上「考えて解決しないもん考えるより、他のもん考えた方がいい、っていうのがオレっちのスタイルだったからな。
海の男は細かい事は気にしねーんだ」
最上「そんなこと考える時間があったら自分磨きしたり、人生楽しんだり、もっとやることあるだろ!」
高坂「……羨ましいわ。そう言い切れるのって、凄く羨ましい」
最上「羨ましい、じゃなくて、やろうと思えば嬢ちゃんにもできるだろ?」
最上「こんな状況になっちまったけど、オレっちはここでも全力で楽しもうと思ってるぜ」
最上「いつ死んでもいいようにな!」
高坂「ちょ、ちょっと。不吉なこと言わないでよ……」
最上「そういう気概で生きろって言ってんだよ!ま、この生き方を教えてくれたのは親父だけどな」
最上「今では凄く感謝してるぜ、親父には」
こんな風に生きられたら、楽しいんだろうなぁ……
【INFO】
最上順治の通信簿2ページ目が公開された。
『悩みなどないと最上は言い放つ。悩む暇があったら、人生を楽しんだ方がいいと彼は言い切った。』
【ペンション2階:高坂彩の部屋】
悩まず生きろ、か……
確かに何ともならないことを悩んでも仕方ないわよね。
きっと大丈夫、大丈夫……
モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』
モノクマ『午後10時になりました』
モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』
モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』
モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』
……おやすみなさい。
~11日目、終了~
スキル『ミスディレクション』発動!
安価↓のコンマ70以上またはゾロ目で自由行動が一日延びます(スキル発動あり)
安価↓
スキル『ラッキースター』発動!
67+10=77
【INFO】
自由行動が延長します。
【11日目 RESULT】
~好感度~
夜宮颯介 36
比嘉金 32【何も問題なんてねーよな!】
最上順治 31【雪境ちゃん……恐ろしい奴だぜ】
ユーリ・テーリムー 24
跳木沙々 21
御堂美広 20【大分雲行きが怪しくなってきましたね】
木崎花憐 18
雪境ましろ 16
品川魔未 16
義堂総次朗 14
遠江征也 14
雫川流矢 14
佐渡島務美 13
天宮火憐【DEAD】 5
伊丹ミルラ【DEAD】 4
モノクマメダル:8枚
~アイテム~
【残鉄剣】
【無言電話】
【文豪の万年筆】
【アンティークドール】
【スカラベのブローチ】
【動くこけし】
【G-SICK】
【むらまさ】
【タンブル・ウィード】
~イベントアイテム~
【金箔の模擬刀】
【銀のスプーン】
~獲得スキル~
『ラッキースター』
『木端微塵』
『スーパープレー』
『七色美声』
『フラワーアレンジ』
『ミスディレクション』
『不屈の精神』
『熟考』
※モノクマ劇場8※
モノクマ「また延長だとはね……テンションダダ下がりだよ!」
モノクマ「もう自由行動でボクを選んでください!いや、罠とかじゃないよ?決して存在感がないから出たいわけじゃないよ?」
モノクマ「動機ももう少しで準備できるのになぁ……」
モノクマ「そういえば好感度が20超えたのにまだ通信簿開いてないじゃん!とか言いたい人いるのかな?」
モノクマ「基本は自由行動で話しかけた時のみ通信簿解放だからね。1回につき1ページだからね。溜まってる人いるけど仕方ない、話しかけてやってくれ!」
モノクマ「まあ、今話しかけるべき人がいるというのは確かにそうなんだけど……オマエラには誰だか分かるかな?」
モノクマ「話しかけるだけじゃダメだったりするんですよね。正しい選択肢を選ばないと!」
モノクマ「ノーヒントだときついかな?まあ成功したら、跳木さん達のようにそれっぽいインフォ流すからさ……」
モノクマ「ま、事件が起きたら結局は誰か死んじゃうから、意味ないんだけどね!」
モノクマ「頑張って交流しちゃってくださいね!」
もうちょっとだけ進めるよ
===========
~12日目~
ピーンポーン、パーンポーン…
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』
よし、悩まないって決めたし、あたしは今あたしができることを頑張ろう!
今日は朝食当番だ……早く行こう。
【総合施設棟:レストラン】
ユーリ「おはヨーグルトソース!」
御堂「ハマったんですかそれ?」
高坂「おはよう。今日は何を作るの?」
遠江「決まっている、和食だ。和食を作るぞ」
ユーリ「了解ンゲンマメ!」
御堂「じゃあ前回みたいにやりますかねぇ」
四人で慌ただしくご飯を作った……
……
…………
義堂「皆さん、おはようございます」
ユーリ「おはヨルミヤ!」
夜宮「わぁ、素敵な挨拶だね!朝から元気をもらった気がするよ!」
比嘉「な、なあ。まだモノクマは動かねーのかな」
佐渡島「動くんじゃね?ま、あっしにはかんけーねーけど」
佐渡島「正直言えばそろそろ現状に飽きてきたし、面白い事ねーかなって思ったり思わなかったり?」
比嘉「にゃあああ!?」
跳木「や、やめてくれよぉ!」
佐渡島「あっしを何だと思ってんだあんたら!でもよー飽きたのは本当なんすよ」
佐渡島「ここじゃ材料がねーからプラモが作れねーっす!
その辺の物テキトーに使って遊んではいるけどさ、やっぱりちゃんとしたプラモが作りてーんだよあっしは!その辺の物、芸術点低いんだよ!」
佐渡島「妄想が指先から爆発しそうっす!ああああ、つまんねー!」
雫川「……ならここから出るのか?」
佐渡島「勿論っす!なんて思ったりはするけど……ここには頭のいい奴がうじゃうじゃいるっすからねー」
佐渡島「死んだら創作できねーし……うーん、悩むなぁ」
木崎「…………無視してご飯を食べましょう、皆さん」
雪境「おう!ご飯食わねーとスキーもできねーしな!」
…………
安価↓
3人まで一緒に朝食を食べる人物を選択
遠江、御堂、佐渡島
夜宮の読みはヨルミヤじゃなくてヨミヤですね。
いつも変換の為にヨルミヤって打ってたから普通に間違えた。ごめんなさい。
じゃあ怖い人たちを選択したところで今日はここまでで。
次回は日曜の夜に来れると思います。
予想以上に自由行動伸びてるけど、自由行動の方が書くの楽なのでいいかな←
ではまた、おやすみなさい!
>>349
高坂「ここ、失礼するわね」
佐渡島「…ねえ赤坂ちゃん。赤坂ちゃんは思わない?こんな生活もううんざりだって」
高坂「思うに決まってるでしょ!だけど、人が人を殺す事は良くないことなのよ!」
高坂「あたしは才能は思いだせないけど、それくらいの普通の事は分かるわよ」
佐渡島「……否定材料が殺人は良くない、ねえ。ぷぷ、こりゃーダメだ、普通すぎ!赤坂ちゃんつまんねー!」
高坂「なっ……」
佐渡島「おいメガネ!テメーはどう思うんだ!?こんな生活うんざりか!?ここから出たいか!?」
遠江「クク、束縛を嫌うのは凡人でも天才でも同じこと。愚問だな、それは」
佐渡島「そこじゃねーっす!人を殺すかについて聞いてるんだよあっしは!」
遠江「今の所早急に殺人に迫られている訳ではないからな。はっきりとは答えられないな」
遠江「ただ衝動殺人ほどくだらなくつまらない殺人はないし、どうせやるなら用意周到にやる。
普通に考えればそうなると思わないかね?」
御堂「…あ、もしかしてそれ、私に言ってます?」
遠江「誰に言っている訳ではない。しかし、貴様は良い人材だと俺は思っているぞ」
遠江「扱いやすくてそこそこ有能。俺の好きなタイプの凡人だ」
御堂「…もう乗せられませんよ貴方には。貴方がどれだけ最悪な人間か、私は知っていますし?」
遠江「ククク……そういう所が扱いやすいと言っているのだがね」
御堂「あはははは。相変わらずお上手ですねー」
佐渡島「あれれー?いつの間にかこっちが険悪な雰囲気だぞー?」
佐渡島「つーかメガネくん結局答えはぐらかしてるじゃねーっすか!ずーるーいー!」
高坂「ちょ、ちょっと……二人とも……!」
こんな朝から喧嘩なんて、冗談じゃない…!
1.あたしの一発芸を見なさい
2.そもそも二人はどうしてそんなに険悪なの?
3.今争っている場合じゃないでしょ?
4.自由安価
安価↓1
1
>>358
高坂「二人とも、見なさい!今からあたしが一発芸をするわ!」
佐渡島「おお、いつの間にか赤坂ちゃんが両手にリンゴを持ってるっす!」
高坂「今からこのリンゴを一口で…」
遠江「またそれか。もう貴様のそれは見飽きた」
高坂「え?」
御堂「同じネタは何度も通じないと思いますよ?高坂さんは売れない一発屋ですかー?」
高坂「と、とりあえず見なさい!フッ!!」シャリッ
佐渡島「うへぇ。相変わらず口の大きさとリンゴの減り様があってねーっすね。
…赤坂ちゃんの口、一度解体してみたいっすねぇ、ぐふふ」
御堂「そもそも大食いって誇れるスキルなんですか?家計を圧迫するだけじゃないですか」
遠江「同意だな。もっと使える能力はないのかね?だから凡人なのだよ、貴様は」
御堂「クスクス…馬鹿の一つ覚えというやつですね。馬鹿じゃなくなりたいならもっと使える人間を目指して下さい」
こ、この二人……仲がいいのか悪いのかどっちなのよ!
佐渡島「じゃああっしも赤坂ちゃんに倣って一発芸でもしよっかなー」
佐渡島「あっしは見ただけで物のサイズを測れるっす!例えば赤坂ちゃんのバストは88とかね!」
高坂「!?」
遠江「……下らんな」
御堂「一発芸はもう結構ですからさっさと食べましょうよ……」
御堂「……悪かったですよ、空気を悪くして」
……意図まで見抜かれて、あたし本当に恥ずかしいんだけど。
品川さんとかならきっと喜んでくれたんだろうけど…この二人に一発芸は無意味だったわね。
【INFO】
班での朝食ボーナスで班員の好感度が+1
御堂、遠江の好感度が+1
佐渡島の好感度が+2
~12日目 自由行動・午前 開始~
皆が殺人なんてバカなことを考えないためにも、早く事態を進展させないとね。
よし、これから何をしようかな。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
【総合施設棟:レストラン】
昨日、様子がおかしかった比嘉くんは…また一人で何か喋ってるみたいね。
比嘉「見てください、今日は雪が降っていますよ。
一面の雪景色……そんな中入る温泉の良さと言ったら、きっと至高の一言でしか表せないのでしょうね」
高坂「そうね」
比嘉「はむぅううう!?久しぶりに背後取んな!ビビるだろーが!」
高坂「あんたさ、例え不安でも一人でぶつぶつ言うのはやめた方がいいと思うわよ」
比嘉「うっせ!仕方ねーだろ、癖みたいなもんなんだから!」
比嘉「…………」
比嘉「そのだな……昨日は……」
高坂「……御堂くんから聞いた。あたし……いなかったんでしょ、名簿に」
比嘉「あー……きっとオレのミスなんだよ!そもそも名簿自体が黒幕の罠って可能性もあるし……」
高坂「……やっぱり疑ってるんでしょ?」
比嘉「わ、わーってるよ!器の小さい男だって言いたいんだろ!?」
比嘉「仕方ねーだろ、オレってそういう人間なんだから!変わろうとは思ってるけど、怖くて怖くて仕方ねーんだよ!」
比嘉くん……
1.でも比嘉くんには信じてもらいたい
2.信じなくてもいいけど殺人だけはしないでね
3.他の誰かにこのことは言ったの?
4.自由安価
安価↓1
1
>>364
高坂「でもあたし…比嘉くんには信じてもらいたいな」
比嘉「…信じてもらいたいならオレより適任はいると思うぜ?」
比嘉「オレって頼りにならねーし。頼るならもっと頼れる男を頼れよ!」
高坂「頼れる頼れないじゃなくて、信じてもらえるだけでいいのよ。それだけで嬉しいのよ」
高坂「あたしは裏切り者とかじゃない。記憶がないのはそうだけど、絶対そんなことはない…と思ってる」
高坂「…最も、あたしもあたし自身を信じられない所があるんだけどね。だからこそ、っていうか」
比嘉「…卑怯だろ、そういう言い方」
比嘉「待て、比嘉金。これって俗に言う男女のアレとソレフラグなんじゃないか?オレ、初めてだぞこーゆーの。どーすりゃいいんだよ……?」ボソッ
高坂「?」
比嘉「わーったよ!オレは高坂を信じる!信じてやる!……一瞬でも疑って、悪かったよ」
比嘉「でも、オメーの事を疑ってる奴がいないとは言えねー」
比嘉「遠江や御堂なんかが正にそれだよ。オレはこの件にはちょっとしか関わってねーけど、あいつら頭良いし何するか分かんねー」
比嘉「……あんまりあいつらに近寄るなよ?変な事になっても庇える時と庇えない時があるからな!」
高坂「そう……ありがとう」
……本当にありがとう。
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>344より選択
安価↓1
無言電話
>>366
高坂「じゃあ信じてくれるお礼。これ、あげる」
比嘉「何だコレ。って、無言電話じゃねーか!!」
比嘉「こんな電話としても使えない電話をどう使えと!?オレはテレパシーなんて使えねーんだよ!」
高坂「はい、ありがとう」
比嘉「オレ、おもちゃじゃないんですけどぉ!?」
喜んだはずね。
【INFO】
好感度が一定値を超えたため通信簿が開きます。
比嘉の好感度が+11
【通信簿イベント3】
比嘉「なぁ、オレ……地味か?」
高坂「地味だと思うわよ。なんでかって言われると……困るけど」
比嘉「だよなぁ。別に苛められるとかそういうのじゃねーんだけどよ、どうも前の高校の時から地味地味地味地味言われてよ」
比嘉「無個性な司会者ってアレだから髪を緑に染めたりコンタクトにしたり服考えたりしたけど、何が足りねーんだろうなぁ…」
高坂「纏ってるオーラって奴よ。それはなかなか変えられるものじゃないし」
比嘉「……オーラって言われると、本当にクるものがあるぜ」
比嘉「この地味さじゃあ司会業で成功してもすぐ消えるんだろうな、とか考えるんだよ。
オレにはこの声しかないから、それ以外の業界で成功する気がしねーし」
高坂「そうかな……じゃあさ、比嘉くんは声以外のアピールポイントはないの?」
比嘉「……なんかあるか?」
逆に聞かれてもさ……
えっと……
1.顔?
2.リアクション?
3.やっぱりない
安価↓1
高坂「リアクションじゃない?」
比嘉「うん、つまりオレは芸人でも目指せばいいのかな?高坂さんはオレを何だと思っているのかな?」
比嘉「……高坂はそういうけど、オレ自身はそんなもの何もないと思ってたわけよ」
断言されても困るんだけど……
比嘉「…オレはよ。昔は本当に地味で無個性なガリ勉野郎だったんだよ。
でも中学2年の時にじゃんけんで負けて文化祭のステージの司会をやって…それで、先生に才能を褒められてさ」
比嘉「それから乗せられるままに更にこの声を磨いてよ。それからなんだよ、ちょっとは人生が楽しいって思えるようになったのは」
比嘉「つまりオレの人生はこの声が全てなんだ。……だからこそ、知りたいんだよ」
比嘉「オレは本当に希望ヶ峰の生徒としてやっていけてたのか、成功したのかって事がよ」
高坂「それって、外に出たいってことじゃ……」
比嘉「これは本音だけど、人殺しなんてする気はねーよ。……オレにだって大切な人はいるし」
比嘉「ただ誰かに言っておきたかったんだよ。オメーなら言えるって思った、それだけだ」
比嘉「……あー!悪かったな、しんみりさせちまって!」
比嘉くんだって、悩んでるのよね……
【INFO】
比嘉金の通信簿3ページ目が公開された。
『自分が地味な事を地味に気にしていた彼。自分の個性である声に執着しており、失う事を恐れているように感じた』
~12日目 自由行動・午後 開始~
比嘉くんの事は信じてよさそう。
しかし、御堂くんと遠江くんは信じてくれてないのよね。
近寄るなって言われたけど……どうにかして信じてもらえないかな。
……さて、午後はどうするか。
今日は外は特にさむそうね。
1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)
安価↓
安価了解です。今日はここまでで。
次回は明日の夜にも来ます。通信簿書き溜めとこう。
ではまた、おやすみなさい!
今日はあんまり進めないと思いますが更新
==============-
【第一リフト:ゲレンデ】
そういえばリフトを使ったのは開放日以来だ。…正直スキーはしたくないけど。
義堂「あ、高坂さん!」
高坂「あ、義堂くん。スキーをしてたの?」
義堂「えっと、そうですね。雪境さんに誘われて、毎日のようにやってます」
義堂「スキーもなかなか奥が深いスポーツですね。
義堂はあまりアウトドアなスポーツはしないんですけど、雪境さんには筋がいいってほめられました」
義堂「あ、今日は跳木さんや品川さんも一緒ですよ!皆まだ上の方にいると思うんですが…」
義堂「えっと…よかったら高坂さんも…」
高坂「ごめん、あたしスキーにトラウマができたからちょっと…」
義堂「で、ですよね。すいません、調子に乗って」
…罪悪感が凄い。
1.柔道の練習はしないの?
2.結構女子と仲がいいのね
3.前回の裁判について
4.自由安価
安価↓1
2
>>378
高坂「義堂くんって結構女子と仲がいいのね」
義堂「ふぇっ!?」
義堂「…あ、あう。言われてみればそう、ですね」
義堂「い、いえ!男子の皆さんとも仲良くさせてもらってます!」
義堂「具体的には…的、には…」
義堂「……ぐすっ」
高坂「!?」
何で泣くの!?
高坂「ええと、なな、何か気に障ることでも言った?ごめん、謝るよ!」
義堂「い、いえ!高坂さんに謝られることじゃありません!」
義堂「その…正直言うと、女子の皆さんと一緒の方が過ごしやすいというか何というか…」
義堂「決して男子の皆さんが嫌いなわけではないですし、話せないわけでもないんですけど…」
義堂「…ごめんなさい。義堂は皆さんとの和を乱す不届きものです…」
高坂「なんでそうなるのよ!?別に悪い事じゃないでしょ?義堂くんが悪い人じゃないのは皆知ってるし!」
義堂「…ううう…」
義堂「あの、でもでも!コロシアイだけは義堂が全力で止めますから!男子でも女子でも関係なく、義堂が阻止しますから!」
高坂「そ、そう…」
義堂「……だから、大丈夫ですから」
プレゼントを渡しますか?渡す場合は>>344より選択
安価↓1
高坂「ええと、これあげる。だから元気を出して?」
義堂「わあ、かっこいいですねぇ…」
義堂「この剣に比べて義堂と言ったら…」
高坂「どうしてそうなるのよ…第一この剣何も切れないから。模擬刀レベルだから」
義堂「はうっ!す、すいません気分を悪くさせました!」
義堂「た、大切にしますね」
まあまあ喜んでくれた…かな
【INFO】
義堂の好感度が+13
初めて話しかける相手の為この後通信簿が開きます。
スキル『くじけぬ精神』Get!
『くじけぬ精神』
論破時そのレスのコンマが5以上で発言力が0.5回復する
【通信簿イベント】
義堂「さて…じゃあ義堂は少し走り込みに行ってきますね」
高坂「走り込みって…こんな雪の中!?」
義堂「ええと、雪の中でもそれはそれで鍛錬になるというかなんというか…
環境に甘えて鍛錬を怠ることなんてできませんし」
高坂「凄いなぁ、そんなに小さいのに」
義堂「…………」
高坂「…?」
義堂「やっぱり義堂は男の癖に弱そうですよね…いや、実際弱いんですけど」
高坂「え、弱いとかそういう事じゃなくて!人は見かけによらないって言いたかったっつーかさ」
義堂「見かけについては本当に自分を呪いますよ。どうして義堂は低身長なんでしょう…」
義堂「ちゃんと道場の皆と同じ訓練をしてるはずなのに、全然身長も体重もつかないし…」
高坂「えっと…それでも超高校級の柔道家ってことは、いろんな人に勝ってきたんでしょ?
だったら義堂くんは強いよ。あたしなんかより断然」
義堂「…義堂は強いんじゃなくて、強くならなきゃいけないんです。強い男児であることが求められてるんです」
義堂「だから…義堂総次郎って言う男らしい名前を受け入れなきゃいけないし、相応の見た目を手に入れる努力をしなきゃいけないのも分かってるんです」
義堂「だからだから、義堂はもっともっと特訓しなきゃいけないんです。…男児ですから」
今のままでも十分だと思うんだけど…彼としてはまだまだ自分は未熟らしい。
でも正直今の女の子みたいな義堂くんに筋肉が付くのは想像したくない…
【INFO】
義堂総次郎の通信簿1ページ目が公開された。
『自分を弱いといい、鍛錬を欠かさない義堂。まだまだ強くならないと言っているが、もう十分だと思うのだが…』
最後の行の誤字です
まだまだ強くならないと←まだまだ強くなりたいと
===============
~12日目 ミニ自由行動・夜 ~
ふう、もう12日目も終わるのね…
さてと、今夜は何をしようかな。
1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(>>293から選択)
3.グループで見回りをする
4.寝る
安価↓
コンマ50以下なので品川さんが現れません……
========
ご飯を取りに外に出たけど、結局今日は誰にも会わなかった。
……今日はもう大人しく寝るか。
【ペンション2階:高坂彩の部屋】
モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』
モノクマ『午後10時になりました』
モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』
モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』
モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』
…少し嫌な予感がする。ほんとうに、ほんとうにあたしはこれでいいのか?
…考えても無駄、か。…おやすみなさい。
~12日目、終了~
スキル『ミスディレクション』発動!
安価↓のコンマ90以上またはゾロ目で自由行動が一日延びます(スキル発動あり)
安価↓
【INFO】
13日目に動機発表です
【12日目 RESULT】
~好感度~
比嘉金 43【信じるって決めたからな!】
夜宮颯介 36
最上順治 31
義堂総次朗 27【強くならなきゃ…皆を守れるくらいに】
ユーリ・テーリムー 25【今日も楽しかった!】
跳木沙々 21
御堂美広 22【こんな生活一体いつまで…】
木崎花憐 18
雪境ましろ 16
品川魔未 16
遠江征也 16【そろそろ動き出すかね…】
佐渡島務美 16【つまんねー…】
雫川流矢 14
天宮火憐【DEAD】 5
伊丹ミルラ【DEAD】 4
モノクマメダル:8枚
~アイテム~
【文豪の万年筆】
【アンティークドール】
【スカラベのブローチ】
【動くこけし】
【G-SICK】
【むらまさ】
【タンブル・ウィード】
~イベントアイテム~
【金箔の模擬刀】
【銀のスプーン】
~獲得スキル~
『ラッキースター』
『木端微塵』
『スーパープレー』
『七色美声』
『フラワーアレンジ』
『ミスディレクション』
『不屈の精神』
『熟考』
『聞き流し』
『くじけぬ精神』
※モノクマ劇場9※
モノクマ「待ちくたびれましたー!パンパカパーン!」
モノクマ「一体誰がクロかな?一体誰が被害者かな?」
モノクマ「またコンマ判定やるからまだボクにも分からないけど!」
モノクマ「ところで今回は死亡フラグ回避選択の代わりに、確定シロ選択を2回、確定生存選択を1回やろうと思ってます」
モノクマ「なんでかっていうと確定シロ選択を入れたいっていうのと、フラグ管理がわからなくなって面倒っていうのが…げふんげふん」
モノクマ「但し人物を選択しても正しい選択肢を選ばないと成功しないからね!失敗すると貴重な枠を無駄にすることになります!」
モノクマ「確定生存枠は被害者にもクロにもならない特別枠だね。これは地雷でも守ることができる枠かもしれないね!」
モノクマ「いろいろ考えたけどもし反対意見が多かったら前の方式にする…かもしれないよ」
モノクマ「さて、明日は本物のモノクマの登場だ~!」
モノクマ「うぷぷぷぷ、びゃーっはっはっは!」
今日はここまでです。
次回は書き溜めを少しするので未定ということで。多分今週中。
今回の動機ではちょっとクロになりそうな人が予想できないかもしれない…
確定シロ選択または生存選択、どうですかね。
犯人絞られちゃうかな。チャプター毎に枠を減らしていくつもりだけど
とりあえずこれで行こうと思いますが意見があったらお願いします
ではまた、おやすみなさい!
ダンガンロンパ風のスレだからね、そりゃ誰か死ぬよね
書き溜めするとか言って普通に忙しくて書き溜めできてないべ。
まあ進める所まで進めるべ
というわけで次回は明日の夜8時から9時に来ます。
確シロ選択までは最悪進めます。
この時期はやることが多くてやんなるね!ではまた明日!
始まります
=========
~13日目~
ピーンポーン、パーンポーン…
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』
この放送ももう何回聞いただろうか…。
モノクマ『そしてオマエラ、今すぐ会議室に集合!40秒で支度しな!ボクは今、怒ってるんだぞー!』
……え?
何よ…まさか、このタイミングで動き出すっていうの?
今まで泳がせておいて、今度は何をしようっていうのよ…
大丈夫。皆、もう学級裁判の恐ろしさを知っているし、あれだけコロシアイは駄目って言ってきたんだから。
…大丈夫。きっと大丈夫…
…よし、行こう。
会議室に行くまでに出会った生徒を一人選択
安価↓1
【ペンション1階:廊下】
会議室に向かっていると、手前に黒い影が見えた。
今度こそ見間違いじゃない、あれは雫川くんだ!
高坂「あ、雫川くん!」
雫川「…………」
高坂「…雫川くーん?」
雫川「…うるさいな」
高坂「は?」
…今、彼らしからぬセリフが聞こえたような…
雫川「…どうしたんだ?何か用か?」
高坂「え、どうした、って…動機発表があったじゃない。これから会議室に行くんでしょ?」
雫川「…まあ、そのつもりだが。しかし、黒幕は今更何をさせる気なのだろうな」
高坂「何って…またコロシアイでもさせようとしているんでしょうよ」
雫川「…しかし、何が出てこようと動じる必要は無い。一々動揺していては生き残ることはできない」
高坂「そうよね…うん、ありがとう。気を強く持たなきゃね。雫川くんもしっかりね」
雫川「…俺はいつでもしっかりしている。…さぁ、いくぞ」
高坂「う、うん」
気になる所もなくもないけど、一先ず彼と一緒に会議室に行かないとね。
【INFO】
雫川の好感度が+3
スキル『ブラックアウト』Get!
『ブラックアウト』
精神力を2消費してノンストップ議論で論破する箇所を1か所に絞る
【総合施設棟:会議室】
比嘉「ききききき来たぜ、モノクマぁ!オオオオオオレはもう覚悟を決めたんだからな!」
跳木「そ、そうだ。もうボクは間違えないぞ!」
雪境「そんなことよりスキーさせろォ!俺のスキータイムを邪魔すんな!」
比嘉「あれ!?お前ついに状況忘れたの!?」
木崎「今度は一体何なのですか。どなたか、助けてくださいよ…」
雫川「…動機発表、か」
会議室には既にあたし達以外の全員が集まっているようだった。
品川「…エブリバディ、こんな時こそ笑顔、笑顔デス!」
高坂「品川さん…」
品川「モノクマが何を言って来ようと気にする必要はありません!
ワタシ達がするべきことは、コロシアイなんかじゃないんデスから!」
義堂「そ、その通りです…!み、皆さんまとめてこの義堂が、ま、守りますっ!」
高坂「義堂くんも…!」
ユーリ「かっこいー!ハイ、ユーリ、ソージロー信じるよ!」
最上「もうコロシアイなんざ起こさせねーぜ!オレっち完全復活だからな!」
皆…!
この数日間の皆との交流は、無駄じゃなかった!
…と思ったのに。
佐渡島「そいつは頼もしいっすねー。でもでもー、こう考えることもできないかなー?」
佐渡島「二人も犠牲者出しといて、何が守るだこのチビッ!」
義堂「っ!?」
佐渡島「力が無いくせに吠えてても、空しくなるだけだぜ!
あれ、あっしカッコイイセリフ言っちゃった?あっひゃっひゃ!」
品川「ミス佐渡島!」
御堂「確かに言うだけなら簡単なんですよねぇ…こればかりは佐渡島様が正論かもしれません」
御堂「とりあえず、もっと具体的な言葉を使えるようになりましょうよ。もう大人でしょ?」
跳木「そ、そんな言い方って…!」
義堂「は、跳木さん!いいんです…事実です。…ごめんなさい、気を付けます…」
高坂「…義堂くんが気に病むことはないじゃない」
佐渡島さんの一言で、場の空気は再び沈んでしまった…義堂くんは何も悪くないのに。
遠江「…ところで凡人共、前を見てみないかね?」
遠江くんはあたし達の輪に加わらずに一人だけホワイトボードの方を凝視していた。
何事かと思い、彼に従い前を見てみると…
木崎「まあ!?」
モノクマ「ずーん……」
…そこにいたのは、青々と恨めし気なオーラを出したモノクマだった。
ユーリ「モノクマ、いつの間に!?」
モノクマ「結構前からです…ボクの空気化が最近顕著だとです…どれもこれも全部夜宮クンのせいです…」
比嘉「何でそこで夜宮の名前が出るんだよ!よ、よし…何か言い返してやれよ夜…」
夜宮「…………ZZZ」
比嘉「また寝ている…だと…!?」
品川「そういえば今、早朝だったネ」
モノクマ「えーい!起きろこの間抜けのびた!ここから先はボクのステージだぞ!」
夜宮「あいたっ!!…おはよう、モノクマ。おやすみ」
モノクマ「起きろって!もう、ボクは今怒ってるんだぞ!今なら時を止められるレベルで激おこなんだぞ!」
夜宮「…だってどうせモノクマの話なんて聞いてても意味ないし…
だったら今寝て、もっと有益な時間に沢山起きれるようにした方がいいし…」
遠江「夜宮、起きろ。リーダー命令だ。そしてモノクマ、とっとと本題に入れ。俺は忙しいんだ」
モノクマ「ありがとう!優等生がいると、学園長も楽です…!じゃなくて、オマエラ聞けー!」
モノクマは机の上によじ登り、何やら怒っているように手を上下に動かしている。
モノクマ「どうしてコロシアイが起きないんですか!?どうして皆仲良くしてるんですか!?頭おかしいの、オマエラ!」
品川「ファック、モノクマ!仲良くすることの何が悪い!」
モノクマ「だってオマエラ、普通考えてみなよ!オマエラの今の状況、遭難状態なんだよ?
ボクが生活環境を整えてあげなきゃ今頃野垂れ死んでててもおかしくないんだよ!?」
最上「確かにそれは困るな…」
モノクマ「と、いうわけでボクは思いました!
オマエラには普通の人間にあるべき危機感が足りない!決定的に足りないー!」
雪境「なんだかその通りのような気がしてくるな…もしかして今スキーしてる場合じゃない…のか?」
比嘉「まだ疑問形かよぉ!?」
高坂「で、でも打開策がないんだから仕方ないじゃない!」
モノクマ「だからコロシアイしろっつってんだよ!
そんなわけで用意しました、オマエラの危機感を煽る為の今回の動機は…こちら!」
モノクマはどこから出したのか、見覚えのある名前の書いた封筒をその手に掲げた。
木崎「ま、またそれですの!?」
モノクマ「この封筒の中には『オマエラにとっての大切なもの』の名前が書いてあります!そして、今回の動機はコレ!」
モノクマ「今から24時間以内に殺人が起こらなかったら、コレを消します!」
……え?
御堂「…消す、とは?」
モノクマ「その名の通り、消します!どんな手段を取ってでも消します!綺麗に跡形も残さず、あっさりと消します!」
モノクマ「モノならぷちんと、思い出ならばっさりと!そして人なら…ころりとね!うぷぷぷぷぷ!」
比嘉「んなああああ!?」
御堂「破壊に殺人、挙句の果てには記憶操作ってことですか…」
跳木「た、大切なものって、まさか…で、でも分かるはずないよ!
どうしてこいつがボクの大切なものを知ってるんだよ!」
遠江「知るのが不可能だ、とは言えないな。
俺達は既にコイツが俺達の記憶を奪う程度の力は持っているのを体験しているしな…」
夜宮「やっぱり碌な事じゃないじゃんか。…寝てたかったなぁ」
高坂「モ、モノクマ…!!」
モノクマ「うんうん、まだ封筒の中身を見せてないのにいい反応してくれますなあ、オマエラ。ま、これからじっくりとこの中身は見てやってちょーだいな!」
モノクマ「じゃ、これはここに置いておきますね!それではカウントダウン、スタート!じゃ、まったねー!うぷぷぷぷ、びゃっはっはっは!」
モノクマは固まるあたしたちを残して颯爽と消えてしまった…
義堂「こ、これ…どうするんですか……」
跳木「だ、誰か動けよ…」
※確定シロ決定フェイズ※
一足先に動いた生徒を二人選択
その人物が今回の事件での確定シロになります
では22:05くらいまで
安価↓から生徒の名前を一人記入
コンマの高い順に2人まで採用
ユーリ、御堂選択
ユーリ「ユーリが見る!」
真っ先に動き出したのはユーリさん。彼女は封筒を乱暴に破ると、中身を見た。
ユーリ「…??」
義堂「び、微妙な顔です…?」
ユーリ「リューヤ、コレニホンゴ、読めない!読んで読んで!」
比嘉「あっさり見せるのかよ!?」
雫川「…リリィ、と書いてあるが」
比嘉「で、口に出しちゃうのかよぉ!?プライパシーダダ漏れじゃねーか!」
ユーリ「!リ、リリィは…」
雫川「…大切な人なのか?」
ユーリ「…リリィは、ユーリの初めて壊したぬいぐるみ。おじいちゃんに直してもらったぬいぐるみ」
跳木「ぬいぐるみ…?」
ユーリ「でも、大丈夫!モノクマ、リリィ壊す、でもそしたらユーリがまた直す!」
ユーリ「ユーリにとって、こんなの動機でもなんでもないよ!
それにリリィ大切だけど、ユーリの一番大切なものじゃないよ!」
ユーリさんは分かりやすく憤慨している…
木崎「た、確かにぬいぐるみ程度で人を殺すのは…流石に…」
品川「もしかしてモノクマ、ワタシ達の一番大切なものがなんだか分かってないんじゃナイ?
いや、絶対そうダヨ!だからミスユーリのベストを間違えタ!」
最上「本当かい!?本当なら、モノクマめ、ざまあみろってんだ!」
ユーリさんの行動に、あたしたちの中に希望が宿る。
もしかして、今回の動機は動機として機能していないんじゃないか…!
御堂「その、程度……?」
そう思った矢先に聞こえてきたのは、御堂くんの虚ろな声だった。
高坂「…御堂くん?」
夜宮「あれ、いつの間に動機を見てたの?…というか、大丈夫?」
御堂「こんなのってないでしょう…どうしていつも私ばっかり…どうして…」
雪境「ど、どうしたってんだ?人の話聞いてんのか?」
御堂「…貴方達には関係ありません」
義堂「え、えっと…ま、まさか御堂さんの動機は…」
御堂「黙れ、すっこんでてくださいよ部外者は!」
義堂「ふええ!?」
遠江「…ふむ、どうやらあまり良い動機ではなかったようだな」
比嘉「動機に良いも悪いもねーよ…」
御堂「…お先に失礼します。どうかお構いなく!」
高坂「ちょ、ちょっと!」
夜宮「あーあ、行っちゃったね…それにしても、どうやら現実はそこまで甘くないみたいだね…」
雫川「ユーリのような動機もあれば、御堂のような動機もある…覚悟を決める必要がありそうだな」
跳木「見、見たくないよ…でも、人を殺したくもないよ…!」
この動機にあるのは果たして希望か絶望か。
あたし達は、この動機を見て一体どうなってしまうのか……?
遠江「ふむ…そこまでだ凡人共。貴様ら、それ以上その場を動くな」
ユーリ「ハイ?ハイ!」
ユーリさんはその場で気を付けのポーズをとり固まる。
遠江「凡人共、御堂やユーリは仕方ない。しかしその他の貴様らがこの動機を見ることを禁ずるぞ」
最上「何ィ!?」
遠江「貴様らは何も頭を使っていないのだな。いいか?前回は画像を見たから殺人が起きたのだ」
遠江「つまり、殺人を防ぐために一番手っ取り早いのは、動機を見ないことなのだ」
跳木「ま、まさかコレを見ないようにしろっていうのか!?」
佐渡島「お預けktkr!つーかもう二人が見てんだろーが!もっと早く言えっすよ!」
遠江「早く言わなかった事はすまないが、二人が動機を見たことで分かったのだ。この動機には個人差があると」
遠江「俺が言いたいのは、これを見ない限りは希望を持てるという事だ。
自分の動機が大したものではない、という希望がな」
遠江「貴様らはコロシアイを起こす気がないのだろう?だったら、最後の瞬間まで希望を持っていたいとは思わないかね?」
比嘉「た、確かにコロシアイは絶対無理だ…けど…」
遠江くんの言い分はもっともだ。あたし達はコロシアイを起こさない気でいる。
つまり動機を見ることには、感情を乱すデメリットしかない。
…じゃあ、その動機を見ないのが賢明…?
大切なものが替えの利くものである可能性を信じるのが賢明…?
遠江「貴様らが見る気でも、この俺が許さない。この封筒は全て破棄する。
これはリーダー命令だ。貴様らが自分の封筒に触れることは許さない」
跳木「で、でもさ…うう、ねえ、夜宮!本当にそれでいいのか?」
夜宮「…俺もそれが一番だと思う。早く捨てちゃおうよ、そんな動機。見ても良いことなんてないよ…」
夜宮「ただ一つ不安なのは御堂くんかな…彼、あのままじゃ誰か殺しちゃうかも…」
遠江「奴には見張りでもなんでもつけておけばいい。たった一人の事だ、どうとでもなる」
遠江「で、この意見に反対の者はいるかね…?」
…反対なんてする理由もない。
……それが一番良い方法……そう、それは確かな…はず。
木崎「で、ではその封筒はどのように破棄するのですか?」
品川「一番いいのはモノクマフラワーに食べさせる事だと思うヨ!今から行って、全部捨てよう、そうしよウ!」
比嘉「よ、よし!捨てるぞ!オレは捨てるぞ!」
佐渡島「…クソ展開っすね。ま、いーや。あっしに命を投げ打ってまで救いたい大切なものなんてあるわけねーし」
佐渡島「ゴミ捨てはあんた達でやれっす。あっしはテキトーにブラブラしてるんで!」
雪境「仕方ねーなァ…よーし、室内庭園に移動するぞ!」
高坂「…誰かが不正しないとも限らないし、全員で行きましょ」
ユーリ「ハーイ!」
…これで今、あたしたちにできることは、もう何もない。
あとは動機の事を忘れて、一日を過ごすだけ…
夜宮「……これで、コロシアイなんて起きない。うん、そうだよ…そのはずだよ…」
夜宮「…だよね?」
【INFO】
ユーリと御堂がこの事件の確定シロになりました
突然ですがここで確定生存選択です
もうすぐ事件が始まります
↓3まででコンマの一番低い人物をこの枠に入れます
安価↓から人物を一人お選びください
遠江クンに決まりました。
では事件の展開を決めるコンマ判定です
安価↓のコンマにて決定します。事件は3パターンです
安価↓
はい、ありがとうございます
では事件発生まで書いて来ようと思います
少なくとも来週中には更新したいぜ!
因みに確定シロの二人ですが、一人は安い動機、一人は重い動機にしようと思っていたのであんな感じになりました。
ユーリの動機がおじいちゃんそのものになってた可能性もあったという事です。
なにか矛盾とか質問とかあったら是非教えてください。
ではまた、おやすみなさい!
>>1です深夜にこんばんは。
色々と予想されててガクブルしてます。いや、嬉しいんですが
今週やること多くて不確定なんですが一応金曜の夜に事件発生までやる予定とだけ
少し安価やるのでよろしくお願いします…
あとモチベ上げるためにもグダグダ描いていた>>1が考えるキャラビジュアルを6人ほど
描く発言して今まででやっと6人なのだから他のキャラがいつになるかはお察し
左から夜宮、佐渡さん、ユーリ、高坂、義堂、品川
http://i.imgur.com/t1VwpjC.jpg
ではまた今度!
うめぇ!
こういうのってパソコンで描いてるんかね。描いてみたくてもやり方がわからへん
思ったより反応があって驚きました。そして誰をベースにしてるか皆さん完全に見抜いてるや。
高坂さんを描くに当たってはこまるの胸をとても参考にしたので(にっこり)
>>435 パソコンで描きました。描き方とかはピクシブとか漁ればそれっぽい講座がいっぱいあると思う。
他のキャラもそれなりの速さで公開できるようにしたいですね…勿論支援絵も大歓迎なの。描いてくれればうれしいの。
では更新していきます。死体発見までいかないかもしれないけど…
====================
【旅館施設:室内庭園】
木崎「モノクマフラワーちゃん…ごめんなさい、わたくし達の為にこれを食べてください」
夜宮「…うん、全部綺麗に吸い込んだね」
夜宮「これで俺達は動機を見ることができなくなったわけだね。これで安心だね!」
モノクマフラワーは綺麗さっぱりとモノクマの封筒を吸い込んでくれた。
これであたし達はどれだけ見たいと思っても永久に動機を見れなくなったわけだ。
遠江「よし、後は24時間過ぎるのを待つだけだ」
遠江「御堂については男子共が交代で見張る、という事にしよう。順番は…」
品川「…ねぇ、ミス高坂。少し宜しイ?」
遠江くんが話をしている中、品川さんがあたしの脇を小突いて来た。
高坂「どうしたの?」
品川「…おかしいと思わナイ?どうしてモノクマはこんな暴挙を許したのカナ…」
高坂「え?」
品川「モノクマとしては、コロシアイが起きてほしい筈。
だとしたら、今ワタシ達が動機をないがしろにして捨ててしまって…どうして無反応なのカナ、って思って」
…確かに。
あのクマならまたオシオキだのなんだのって言ってあたし達の行動を妨げてきてもおかしくない。
なのにモノクマはこうして暴挙を許したばかりか、今も無反応を決め込んでいる。
…あいつ、何を考えてるわけ?
品川「…ゴメン、こんな事をミスに聞いても分からないヨネ。
ただ、動機を捨てたからって安心していたらダメだと思ったノ。…ミス、どうか気を付けて」
高坂「…わかったわ。ありがとう、品川さん」
品川「何も!ワタシはコロシアイを防ぎたいだけなんダカラ!」
比嘉「はいそこ!話聞いてんのかぁ、高坂、品川!」
品川「ウッ!ミ、ミスター比嘉に注意をされるなんて何たる恥辱…!」
比嘉「恥辱!?品川から恥辱なんて言葉が聞ける日が来るとは思わなかったんですけど!?」
最上「つまり今の話の要点を言うと…アレだ、バーンってなってギャーって感じだ!な、夜宮!」
夜宮「え?あ、う、うん。バーンってなってズギャーンってなってドドドドって感じだよね!」
ユーリ「ズギャーン!ズバババッ!あはははは!」
比嘉「ダメだこいつら…」
雫川「つまり、男子は交代で御堂の監視。女子は自由という事らしい。
そこまで難しい話ではなかったはずだがな…」
比嘉「雫川もなんか冷たいぞ…ああ、なんか疲れたぜ…メシ食って二度寝しよ…」
跳木「しかし自由って言われてもさぁ…うう…」
雪境「ま、アレだろ。動機なんて忘れて楽しく過ごせって事だろ?」
雪境「じゃあ俺は一旦部屋帰って着替えたらスキーでもすっかな。
義堂…は男子だから監視当番があるのか。ま、暇ができたらスキーしようぜ!」
品川「…え?男子?」
義堂「え、えっと…ありがとうございます、雪境さん…頑張ります…!」
夜宮「ねえ、その当番って順番どうなってるの?」
比嘉「オメーは夜の担当だよ…」
夜宮「夜…!?ま、まさか徹夜なんて言わないよね…あは、あはははは」
遠江「貴様は俺と夜の担当だ。…色々話したいこともある、共に励もうではないか」
夜宮「…こんなのっておかしいよ…労働基準法違反だよ…ブラック企業だよ…」
高坂「一日くらいガマンしなって…」
義堂「ええと…じゃあ、行きましょうか雫川さん」
雫川「…ああ」
あたしも一度部屋に帰るか…
【ペンション2階:高坂彩の部屋】
…動機が発表されてから、多分まだ10分くらいしか経ってないんだろうけど…
高坂「何だか胸騒ぎがする…」
品川さんに言われたこと、佐渡島さんの言動、そして御堂くんの動機。
ああ、考えることが多すぎて嫌になる…
…もう、一人で悩んでても仕方がないわ!今から部屋を出て、最初に会った人と夜まで過ごす!
それがいい、そうしよう。
さて、扉を開けて最初に出会ったのは…
遠江「…………」
高坂「…………」
…何でよりによって彼なんだ…気まずい…
高坂「ええと…ど、どうして女子の階に?」
遠江「…居たら悪いのか?」
高坂「悪くはないけどさ…」
遠江「…まあいい」
遠江くんは多くを語らず今にでもその場から去っていこうとしている…
高坂「ちょ、ちょっと待って!ちょっと…話さない!?」
よく考えれば遠江くんとしっかり顔を合わせて1対1で会話できる機会なんて、滅多にない。
この機会に彼の考えをしっかり知っておくのもいいかも…
遠江「…凡人と話すことなど何もない。俺は忙しいのだがね?」
高坂「まあまあ…当番もないでしょ?」
遠江「…くだらない話を振ってきたらすぐにでも帰るからな。さっさと要件を言いたまえ」
…これは本気でこっちに興味がない人の態度ね。話題には気を付けないと…どうしようかな…
自由安価。遠江に話を振って下さい
安価↓1
動機について
>>444
高坂「ねえ、今回の動機についてなんだけどさ…」
高坂「どう思う?」
遠江「俺の考えは先程凡人共の前で述べただろう。見なければ問題ない、それだけだ」
高坂「じゃあコロシアイは起きない?」
遠江「それは分からないな。俺は預言者ではないからな」
遠江「ところで、今更何故そんなことを聞くのだ?」
高坂「いや、遠江くんにならあたし達に見えない何か見えてるんじゃないかって思ってさ…」
遠江「俺は最大限の事はしている。何か不満があるのか?」
高坂「な、ないけど…」
遠江「…そういえば、先程品川と何やら話をしていたようだが…」
遠江「…自分が裏切り者でないと印象付けることには成功したかね?」
高坂「…!そ、そんなんじゃない…わよ」
遠江「…ククク…」
…考えないようにしていたのに…何なのよ…
1.裏切り者ではないと弁明する
2.動機の話を続ける
3.自由安価
安価↓1
2
>>446
高坂「…そんなことは関係ない、今は動機の話がしたいの」
遠江「…ほう…?」
遠江くんと冷静に話すためには、あくまであたしが冷静にならないと…
高坂「…よかったら入ってよ。あたしは貴方としっかりと話がしたいの」
遠江「…………チッ。なんだ、つまらんな…」
高坂「つまらなくて結構よ。あたしは遠江くんと話がしたいと思った。
だから話を続けるために、こんな挑発には乗らないわよ」
遠江「自己中心的な人間だな、お前は。こちらの都合を考えもしないで…」
高坂「都合って…何が」
遠江「…まあいい。やる気が失せた。凡人A、今は貴様に付き合ってやろう」
遠江「仮に貴様が裏切り者でないとしても…貴様には何かが隠されている…そんな気はしている」
遠江くんはあたしの部屋のドアノブに手をかけ、そのままあたしの許可も得ず中に入ってきた。
そして女子の部屋だという事を全く気にするそぶりも見せず、ベットに腰掛ける。
…しかし今回招き入れたのはあたしとはいえ、どうしてここに居る男子にはデリカシーがないんだ…
遠江「それで、動機の話だが…貴様は何故そこまで動機にこだわるのだ?」
高坂「…違和感があるからよ。遠江くんは本当に違和感を持たないの?」
遠江「…具体的には?」
…それは…
1.モノクマのこと
2.御堂とユーリの動機のこと
3.遠江のこと
4.佐渡島のこと
安価↓1
2
>>448
高坂「どうして御堂くんとユーリさんの動機に差があったのかな?」
高坂「だって、モノクマだよ?あたし達の記憶を奪ったり拉致したり…
そんなことを軽々とやっちゃうような犯人が、そんな中途半端な事をするかな?」
遠江「…そんなことか…」
高坂「だって、おかしいじゃない。本当にコロシアイをして貰いたいなら、尚更おかしい。
だってそのせいであたし達は動機を捨てようなんて策を思いついちゃったんだし…」
遠江「…わざとなのではないか?」
高坂「…え?」
遠江「動機に強弱があるのはわざとなのではないかと思うのだよ」
遠江「全員が軽い動機だったらどうなるか。答えは簡単、誰もコロシアイをしようと思わない。
ならば、全員が重い動機だったなら?」
高坂「…誰かがコロシアイに走ってしまうんじゃ…」
遠江「…全員が緊張状態になる、という事だ。そうすればどうなる?少しは考えろ、凡人め」
全員が緊張する…という事は…
高坂「…コロシアイがしにくくなる?」
遠江「…まあ、いいだろう。恐らく全員が、殺人を考えるかふさぎ込む。
そういった事態を考えると、多少は油断している人間がいないとコロシアイは容易には起きないという事が言える」
高坂「な、なるほど…」
遠江「…そういう理由もあるんじゃないか。弱い動機を与えたのは」
…最もらしいと言えばらしいけど…
高坂「…なんかやっぱり違和感がぬぐえないのよね…」
遠江「…………」
遠江「…クク、やはり貴様は面白い。その違和感は…俺がこの状況を利用して行動したことにあるんじゃないか?」
高坂「…そうなのかな」
遠江「俺が非凡である故に凡人は違和感を感じてしまう…まあ、仕方のない事だ」
…それは違うと思う、けど…
遠江「これ以上は考えても仕方がないだろう。…まあ、今回は本当に殺人が起きないかもしれないがな」
高坂「え?」
遠江「或いは起きたとしても、とてもつまらないものになるだろう。前回のように」
遠江「衝動的な殺人は、いつだってつまらない。せっかく学級裁判をするなら、もう少し極上の謎が欲しい」
高坂「…もしかして、それが本音…?」
遠江「…と、貴様にこんなことを言っては叱られてしまう、か…」
遠江「俺は昔から頭を使う事が好きでな、これは唯の悪い癖みたいなものだ。…本音ではあるがな」
高坂「…駄目だって、コロシアイを推奨したら」
遠江「していない。殺されるのはごめんだからな」
遠江「しかし、何回同じようなことを聞くのだ貴様は。そして何回似たような言葉を言えばいいのだ俺は」
高坂「ご、ごめん…」
遠江「まあいい。…チッ。貴様は多少は非凡であるが…やはり根は凡人だな」
その後も不機嫌そうな遠江くんと、ぽつりぽつりと会話をして時間を過ごした。
遠江くんは、やはりこちらには心を許してくれないのだろうか…
【INFO】
遠江の生存が確定しました。
遠江の好感度が+3
遠江「…さて、そろそろ話題も尽きたようだな。これできっかり一時間…凡人にしては話を持たせたものか」
遠江「貴様も俺と時間を潰そうなどと、面白い事を考えるが…俺は全くもって面白くなかったぞ」
高坂「そ、そう…」
遠江「…雪が強くなってきたな。貴様の話の寒さを表しているかのようだな」
高坂「はいはい…」
あたしは遠江くんの事がますます分からなくなったわ…
なんていうか、彼…全然本音で話してくれてない気がするのよね。
心の壁が厚い…
遠江「……?」
ふと、遠江くんが窓の外に目を留める。
高坂「…何?どうしたの?」
遠江「窓を開けるぞ、凡人」
ビーッ!!ビーッ!!
遠江くんは言うや否や、窓を大きく開け放った。風が冷たく吹き荒れ、雪が室内に入り込む。
しかし、そんなことが気にならないほどに、突然耳に飛び込んできた大きな音。
ビーッ!!ビーッ!!
その音に呼応して、赤々と光っているのは、中央広場の照明…と思われる。
ここからは見えないが、赤い色が雪の上を走っているのが、こちらの窓からはよく分かる。
これは…サイレン?
とても微妙な所ですが今回はここまでで。
ちなみに事件は13日中に起こります。
次回は土曜日か月曜日です。では、おやすみなさい!
野暮用でこんな時間になってしまいましたが安価もないのでさっくり進めてしまいます
==============
遠江「…騒がしい。何事だ?」
高坂「何かトラブルがあったのかも…とにかく外に出よう!」
こんな音、聞いたこともない。一体何が起きてるっていうの?
外に出て階段を下るとすぐに人影が見えた。
高坂「あの後ろ姿は…おーい、ユーリさ…!?」
ユーリ「…あーっ!アー!ヤー!」
あたしの声に振り向く彼女に、あたしは戦慄する。
彼女がその手に持っていたものは…大きくて、鋭い、如何にも殺傷力のありそうなドリルだったのだ。
遠江「おい…貴様、何を持っているのかね」
ユーリ「…あ!ダイジョーブ!これ、コロシアイ違う。ユーリ、正しい使い方する」
そうは言われてもそんな凶器を見せられると…
ユーリ「行こう、外!トラブル、トラブル!」
高坂「あ、待って!」
そのドリルは置いていってほしいっつーの…精神的に。
【中央広場】
ビーッ!ビーッ!
どうやら音の出どころは中央広場の中心部分にある小さな小屋の上にあるスピーカーだった。
そこには既に比嘉くんと最上くんに、木崎さん、雪境さんが集まっていた。
比嘉「……!…!」
最上「……!………!!」
比嘉くんと最上くんは二人で何かを言い争っているようだが、サイレンの音が大きすぎて、二人の会話を聞きとることは不可能だ。
ビーッ!ビーッ!
…ああ、もううるさい!
高坂「……!」
このサイレンじゃ、あたしの言葉も向こうに全く届かない。
あたし達はとりあえず彼らの元まで走っていくことにした。
途中木崎さんや雪境さんはこちらに気が付き手を振ってくれるが、相変わらず向こうの声もこちらの声も大音量にかき消される始末だ。
ユーリ「…が…の!?なに…と!?」
雪境「……せえ!……俺が知りた……」
み、耳がおかしくなりそう…!
モノクマ、モノクマはどこなの!?
モノクマを探してキョロキョロとしていると、遠くから雪に紛れて義堂くんが走ってくる姿も見えた。
彼は何やら焦った様子で、上着も着ずにこちらに駆けてくる。
義堂「……!……です!」
ああもう、だから聞こえないんだって…!
義堂「…さん…が……ですッ!!」
もう…モノクマ…早く来て…!
ビーッ!ビーッ……ビ……
…よ、ようやく止んだわね…サイレン……
木崎「は…はぅ…あ、あら?止みましたの?」
比嘉「はぁ…はぁ…も、最上ぃ……」
最上「悪い悪いって!でも、何か面白かったじゃないかい?」
比嘉「面白くねーよこの脳みそ空っぽ能天気野郎!まだサイレンの幻聴がするぜ…」
高坂「い、一体何があったの……凄く疲れた……」
雪境「知らねーよォ…誰か何かしたのか?」
モノクマ「……!……!!」ヒョイッ!
比嘉「おわあああ!?モノクマ、いつの間に横に!?」
モノクマ「……!!……!??」
木崎「な、何も聞こえませんわ…わたくしの耳はおかしくなってしまったのでしょうか…」
高坂「いや、多分モノクマはふざけているだけね…」
モノクマ「…あー、あー、マイクテス、マイクテス」
木崎「聞こえましたわっ!」
遠江「それで、このトラブルは何事だ?」
モノクマ「ふう、疲れた。全く…オマエラー!リフトの制御盤に刺激を与えたなー!」
雪境「制御盤ン?」
比嘉「すいませんでしたーっ!!」
高坂「え?」
比嘉「最上も謝れよぉ!オシオキされたくねーよオレはぁ!」
最上「あー?何でモノクマに頭を下げる必要があるんだい!男なら堂々としてろ!」
ユーリ「どゆこと?」
モノクマ「オマエラ、あの小屋の中を見てごらん!」
モノクマが指す小屋は、リフトの横にある小さなものだった。
…よく見るとその窓から、何やら大きな板が突き出ている。
高坂「…あれ、サーフボード?」
最上「いやー、比嘉にスキーに誘われてよ。
オレっちはサーフボードでやろうって思って持ちだしたんだが…転んじまって、小屋に突き刺さっちまった!」
比嘉「何度だっていうぜ、お前アホか!?頭おかしいんとちゃいますか!?」
比嘉くん、疲れでか口調がおかしいわよ…
モノクマ「あの小屋の中には全てのリフトを動かすための制御盤が入ってるの!
つまり、すっごく大切な精密機械なの!」
モノクマ「だから侵入者とかトラブルには一際敏感でね、何か異常を感知すると、この広場一帯にアラームが鳴る仕組みになってるの!」
モノクマ「あー、疲れた!全く、無駄な手間を掛けさせないでよね!ワンボタンで止められるけど!」
比嘉「じゃあ早く止めろよ!?」
高坂「ええと、とにかく…そういうことね…」
ユーリ「タイシタコト、ない?」
木崎「ない、ようですわね…ああ、安心しましたわ…」
この音は、最上くんのちょっとしたドジが原因、と……
じゃあ何も問題はな……
義堂「み、皆さん!そんなことより大変なんですっ!!」
高坂「…義堂くん?」
雪境「どうしたんだよ?つーか、その恰好寒くねーか?」
義堂「わ、私の事はいいんです!それより、御堂さんが…雫川さんが!!」
これ書いてる途中で佐渡さんの存在が抜けてることに気が付いた。>>460の三行目辺りに、この描写も追加しておいてください
==============
その四人からは少し離れた形であるが、佐渡島さんも既にその場にいるようだ。
==============
高坂「…え?ふ、二人がどうしたの?」
義堂「大変なんです!その…あの…と、とにかくいないんです!探さないと!探さないと!」
佐渡島「落ち着けっす、少年。お前が何を言ってるのかさっぱり分からん!」
ユーリ「リューヤにヨシヒロ?何?どこにいるの?」
義堂「分からないんですよ!とにかく、探してください!きっと良くないことが起こるんです!」
雪境「わ、わーったよ!探すって!探すから取り敢えず落ち着けよ!」
最上「つ、つっても」どこを探せばいいんだ?
比嘉「そういや、来てない奴ら何人かいるけど…どうしたんだ?」
夜宮「どうしたの?」
比嘉「ひぃい!?オメーいつ来たんだよ!?」
夜宮「今だけど…何があったの?」
高坂「と、とにかく御堂くんと雫川くんを探せって事らしいけど…」
木崎「そういえば跳木さんと品川さんもいませんが…う、嘘ですよね?まさか、そんなことは…」
夜宮「…嘘でしょ?」
遠江「…コロシアイ…か」
高坂「…ま、まさか…」
佐渡島「でも確か校則で連続殺人は二人までって言われてなかったっけ?皆どっかで寝てんじゃね?」
ユーリ「探す!きっと、早く行けば見つかる!」
木崎「ど、どど…どうしましょう……」
夜宮「えっとえっと…じゃあ、俺と木崎さんと佐渡島さんはペンションの方を見てくるってことで…」
夜宮「高坂さんと雪境さんと…最上くんに比嘉くん…はゲレンデの方をお願い!義堂くんと遠江くんとユーリさんは…」
遠江「総合施設棟と駐車場。凡人共、夜宮に従え。…捜索を始めようではないか」
雪境「おっし、高坂達、リフトに乗るぞ!」
高坂「う、うん!」
比嘉「マジかよ…くっそ…マジかよ…!!」
最上「しゃきっとしろ比嘉!とにかく行くぜ!オレっち達は一番範囲が広いから、気合い入れていくぜ!」
皆、無事でいて…!
【第一リフト:ゲレンデ】
雪境「うーん…らしい人影は見当たんねーな…」
高坂「そもそもこの広い雪原じゃ、探すのに無理があるわ…」
雪境「つっても、もしその辺で倒れてたらヤベーだろ?俺の目でも見えねーから…こっちにはいないかなァ…」
最上「あのナントカ子供広場とかはどうだい?」
雪境「ん、そ、そうだな。仕方ねーな、行くか…よし、高坂!また背中に乗せてやる!」
高坂「えっ」
比嘉「なあ、それはいいんだけどよ、あの小さい小屋も怪しくねーか?」
最上「じゃあ二手に分かれるかい!雪境の嬢ちゃん、高坂ちゃんを頼んだぜ!」
高坂「ちょ、ちょっと…!!」
雪境「おっしゃー!ハイスピードで行くぜェ!」
…ああ、もう!腹をくくってやるわ!
【モノクマ子供広場】
…うう、酔った…グロッキーだわ…
雪境「うーん、人通りは特には…んー…」
久しぶりに来たけど、今日は雪もあいまって全く様子が分からないわ…
流石にこんな中に人はいないか?
雪境「……ん?」
雪境さんは一点を見つめて制止する。その先にあるのは…何やら黒い影。
…黒…といえば…あれは…
雪境「雫川か?おーい!雫川ー!」
…その影は、こちらの声にゆったりと顔を向けた。
その表情は、この雪の中では全く読み取れない。
高坂「雫川くーん?」
声を掛けながら彼に近づいていく。…雪が邪魔で、駆け寄りたいのに駆け寄れない…
高坂「雫川くん、一体そこで何…を…」
…近くに寄って、初めて気が付く。
…あたしは、こんな彼の顔を見たことが無い。何なのよ、こんな状況で…どうして…
どうして、彼は笑っているの?
雫川「……死」
雪境「は?シ?つか、お前なんかおかしくね?」
雫川「…死んでる。ほら、よく見て」
そういって彼は、先程まで見つめていた一点を指さす。
…!!
…彼の指さす先にあったのは、赤い雪。
いや、赤い雪なんてそんなものあるはずがない…分かってるじゃん…あれは、あれは…
あれは…血……そして、その血だまりの上に横たわっているのは……!
その血だまりの上で力なく横たわっているのは…
超高校級の執事……御堂美広くん……
雪境「う、うわっ!?」
高坂「…御堂…くん…嘘、何で……」
雫川「……死が見れたから、満足」
高坂「し、雫川くんも、さっきから何を…雫川くん!?」
雪境「今度は雫川が倒れた!?」
雫川「……う……」
雪境「起きた!?」
雫川「…………」
雫川「……これは……また起きてしまったのか……」
ピーンポーン、パーンポーン……。
『死体が発見されました! 一定の自由時間の後、学級裁判を開きます!』
【CHAPTER 2 あの日見ていた雪の白さはやがて赤き花となり (非)日常編~END~】
って感じで死体発見まで。ちょっと長くというか遅くなっちゃってごめんなさい。
実は確定的に死ぬの、御堂くんだったんですよね。
誰も予想してる人がいなかったのでやるのが心苦しかったです。
回避条件とかはまた追々…
前回の事件よりコトダマは少な目です。前回の奴見直してちょっと多いなって思ったのでね…
多分今日の22時くらいから捜査を始めます。
感想質問意見矛盾点などは是非教えてください。
では、おやすみなさい!
最近時間通りに始められなくてごめんなさい。予想感想感謝です、モチベあがります…!
少しだけどやります
===============
【CHAPTER 2 あの日見ていた雪の白さはやがて赤き花となり 非日常編】
雪境「と、とにかく…人を呼んだ方がいいだろ…にしても御堂って…」
雫川「…………」
御堂美広くん…
口が悪くて怠け者で、あたしも何度ののしられたかは分からないけど…
実は根はそんなに冷たい人じゃなくて、本当に困った時にはあたし達を助けてくれて…
…そんな彼も死んだ。まだ動機発表から数時間も経ってないのに…あっけなく、死んだ。
高坂「…何なのよ……何なのよおおお!うわあああああっ!!」
雪境「……こ、高坂……」
雫川「…きっと、今回も学級裁判が行われるだろうから…俺は検死…を……?」
雫川「…………」
雪境「…な、何だよ…って、何だありゃ!?」
二人の動揺した様子に、何事かと顔を上げる。
高坂「…えっ!?」
視界が悪くすぐに気が付くことはできなかったが、御堂くんの死体の奥に…血だまりとは別の赤があった。
それは血文字。雪の上には、薄っすらとではあるが確かに赤い文字が描かれているのだ。
雪境「英語…?な、何て読むんだ?ジュ…ド…ゲ…」
高坂「…judgment?えっと…確か意味は…」
雫川「…すまない…」
高坂「え?」
雫川「……今回、俺は事件に協力できない……」
雪境「はあ!?お前何言ってんだよォ!お前がいなきゃ、色々わかんないこともあるじゃねーか!」
雫川「すまない…だか…駄目なんだ…俺は…」
雫川「俺には……」
モノクマ「エクストリームジャッジメント!」ヒョイッ!
雪境「モ、モノクマ!テメェ……」
モノクマ「あらら、そこで死んでるのは余裕ぶって大口叩いていた御堂クンじゃないか!
彼も殺されちゃったんだね!誰が生き残るか分かんなくなってきたよ、うぷぷぷぷ!」
高坂「モノクマ…モノクマァアアアアア!!」
あたしは感情のままにモノクマに掴みかかる。
…が、それは寸での所で遮られた。
夜宮「あ、危なかった…高坂さん、学園長への暴力は駄目だよ!高坂さんが死んじゃうかも…」
高坂「よ、夜宮…!だ、だってこいつのせいで…御堂くんは……!」
木崎「み、御堂さん…!う、嘘ですわ、そんな…!」
雪境「夜宮に木崎に佐渡島…」
佐渡島「あちゃ、予想外れたっすね。あっし的にはコイツは次のクロになると思ってたんすが…むむ?」
佐渡島「…こいつぁ、ちょっとは芸術点ある死に方っすね…ほうほう…」
高坂「…………佐渡島…!」
夜宮「高坂さん、抑えて抑えて!怒っても良いことなんて何もないんだってば!
ほら、笑顔の方が可愛いから!怒ると眉間に皺できちゃうから!」
高坂「…こんな状況でふざけないで!どういう神経してるのよ!」
夜宮「…………お願いだから落ち着いてよ…」
夜宮「…あ、ほら!皆来たから!ね?」
跳木「うわあああ!赤い、赤いよ…!?」
品川「み、ミスター…御堂…が……」
比嘉「ま、マジかよ…」
気が付けば、いつの間にか行方不明だった跳木さんと品川さんも集まって…モノクマ子供広場には、今生きている13人全員が集まっていた。
モノクマ「オマエラ、数時間ぶりだね!まさかこんなに早くコロシアイが起きるとは、ボクもビックリ仰天だよ!うぷぷ!」
木崎「う、うう…」フラッ
義堂「き、木崎さん…しっかり…」
遠江「…今回も前回と同じように考えてよいのだな?」
遠江「俺達の中にクロがいる。クロは一人。一定の操作時間の後には学級裁判が起きる」
モノクマ「はい、その通り!よくできましたね!」
比嘉「またかよ…もう勘弁してくれよ…」
モノクマ「じゃあ今回も渡しますか!ザ・モノクマファイル02~!」
モノクマは以前のように電子生徒手帳のデータを更新する。
【モノクマファイル02:被害者は御堂美広。死亡推定時刻は12時45分。
死体はモノクマ子供広場にて発見された。死因は首の傷からの出血による失血死。
外傷は一か所にしか見られない。】
品川「…今は13時30分…すぐ、前の事じゃ…」
モノクマ「では、今回も捜査を頑張って頂戴な!じゃ、またあとでね~!」
高坂「…モノクマ…許さない…」
遠江「…さて、捜査を始めるか…」
ユーリ「ヨシヒロも壊れた…ユーリ、仇取りたい…!」
ユーリ「…でも、仇は…」
佐渡島「この中にいる、と」
遠江「今回も検死を雫川に頼むとするが…む」
ユーリ「あれ?リューヤいない?」
最上「あいついつの間に消えたんだ?さっきまではいたような気がするんだがなあ…」
佐渡島「じゃー検死はどうするんすか!」
夜宮「…俺に任せて!」
義堂「夜宮さん…」
夜宮「見ながらモノクマファイルの情報を確認すればいいんだよね?…それくらいだったらやる」
遠江「…貴様だけでは不安だな。よし、比嘉。貴様もやれ」
比嘉「マジかよ!?う、うう…やってやるよ畜生!任せた夜宮!」
夜宮「あ、ちょっとは協力してほしいかな」
品川「…ミス高坂?…彩ちゃん!大丈夫?」
高坂「…大丈夫よ。捜査…しないとね」
…あれだけコロシアイを防ごうとしていたのに。
…腹立だしい…モノクマが…犯人が…自分が。
…とりあえず、捜査をしよう。…生き残るために、御堂くんのために。
【捜査パート、開始!!】
コトダマGet!
【モノクマファイル02】
≪被害者は御堂美広。死亡推定時刻は12時45分。 死体はモノクマ子供広場にて発見された。死因は首の傷からの出血による失血死。 外傷は一か所にしか見られない≫
…今回はやけにしっかりと書いてあるのね。
とりあえず捜査か…
どこから捜査するか…
1.どこかを調べる(場所を選択)
2.誰かに話を聞く(人物を選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓
【モノクマ子供広場】
…寒いわね。
御堂くんと犯人はなんたってこんなところで事件を起こしたのよ…
跳木「こ、高坂…」
高坂「跳木さん…どこにいたの?心配してたんだよ…」
跳木「色々あったんだよ…と、とにかく…その…ボクも捜査する」
跳木「頑張るって決めたんだ…頑張らなきゃ…」
夜宮「比嘉くん、ちょっと!もっと近くに来てよ!」
比嘉「いやだいやだ!十分近いって、十分見えてるって!」
夜宮「俺しかやってないじゃん…いや、俺が言いだしたことだけどさぁ…」
夜宮「うう、ノリで大変なこと引き受けちゃったなぁ…」
高坂「…あたしにも見せて」
夜宮「え、ああ。構わないよ。ただ、検死もどき結果はもうちょっとしてからね」
さて、と。
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉、跳木から選択)
2.周辺を調べる(死体周辺、血文字、木の陰、遊び場、リフトから選択)
安価↓
死体周辺
>>494
安価だけ取りますが今回はこのレスまでで終わり。
次回は木曜の夜あたりです
====================
御堂くん、失礼するわね。
しかし血だまりができていて近寄るのには気が引けるわ…
彼は、広場の端…森林地帯の傍に横たわっていて、彼の頭上には木の枝が生い茂っている。
…特に気になる所はないように見えるけど…あれ?
死体の頭の上の辺り…丁度木の下部分だけど、そこの地面に、雪とは違う感触が…
これは、氷の破片…かな?
どうしてこの部分に氷の破片が落ちているんだろう?
高坂「…あれ、この木の上に何か引っかかってる…」
その氷が落ちていた木の上には何かが引っかかっているが…高い位置にあり取ることができない。
跳木「…とってやろうか?」
高坂「え?」
跳木さんは言うや否や体をひねらせ、するすると木を登り始めた。
比嘉「うわぁ…猿みてぇ…」
跳木「うるさい、黙れ地味男!…取れた。何だろうこれ…ロープ、かな?」
跳木「先の所がわっかになってるけど…なんか、輪の部分の湿り気が気持ち悪い…これやる、高坂!」
高坂「…ありがとう、跳木さん」
跳木「…も、もっと感謝しろよ!ふん!」
コトダマGet!
【氷の破片】
≪死体の頭の上の辺りの地面に氷の破片が落ちていた。≫
【わっかのついたロープ】
≪死体の頭上の木の枝にぶら下がっていたロープ。先の所がわっかになっていて、輪の部分の湿り気が酷い。≫
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉、跳木から選択)
2.周辺を調べる(血文字、木の陰、遊び場、リフトから選択)
安価↓
血文字
>>496
…この事件の中で、ひときわ異彩を放っているのはこの血文字だけど…
高坂「ジャッジメント…か」
跳木「こ、これってどういう意味なんだろう…」
夜宮「んー…審判とか神の裁きとかそういう意味だった気がするな」
夜宮「一つ分かるのは、これを書いたのは御堂くんじゃないってことだね」
高坂「確かにそれは無理かもね。御堂くんと血文字は距離が離れてるし…」
夜宮「御堂くんの指は綺麗だしね。…だとしたら犯人は御堂くんの血でこれを書いた…のかな?」
比嘉「……うーん」
跳木「な、何だよ?」
比嘉「いや…なんか、この言葉と血文字に何か関連したニュースがあったような…」
夜宮「ニュース?」
比嘉「…いや、だめだ…思い出せねーな…」
比嘉「書庫とかに行けば何か分かるかもしれねーけど…」
なんだか…不気味ね。
コトダマGet!
【血文字】
≪judgmentと雪の上に書かれた血の文字。御堂が書いたものではないと推測できる≫
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉、跳木から選択)
2.周辺を調べる(木の陰、遊び場、リフトから選択)
安価↓
木の陰
>>498
木の陰とかには何かないかな…
高坂「…ん、案の定何かある。何これ…」
跳木「…ビニール?なんかぐしゃぐしゃして気持ち悪い…」
そこにあったのは白と黒のしぼんだビニール…かな?
比嘉「…分かった!違和感あると思ったら、それだ!」
跳木「は?」
比嘉「あそこにある遊び場!滑り台がねーんだよ!」
言われてみれば確かに、以前はあったモノクマの柄のビニールの滑り台がない。
子供用だし小さいものだったからうっかり見逃していたわ。
比嘉「つまりそれは滑り台の一部だ!」
跳木「よっと…遊び場の方にもこのビニール、落ちてたぞ。空気を抜けば結構萎むんだな」
跳木「それにしても、何でこんな変な風に壊れているんだよぉ…」
高坂「…木の陰に落ちていた方…切ったところをテープでふさいでるみたい。こうすると袋状にならなくもないわね」
高坂「それによく見れば、それとは別に小さな穴が開いてる。
…もしかして何かに利用したのかな、このビニール」
夜宮「丁度ひもが引っかかってた木の陰ってことは…何か関係してるのかな?」
コトダマGet!
【モノクマの滑り台】
≪ひものついた木の陰と遊び場の二か所にあった、萎んだビニール。継ぎ目をテープで塞いでいて、更に小さな穴も空いている≫
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉、跳木から選択)
2.周辺を調べる(遊び場、リフトから選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓
ささちゃん
>>500
跳木「うぐぐ…血の匂い…天宮…」
高坂「…跳木さん、話を聞かせてもらっていい?」
跳木「う…う…ん」
跳木「…ボクは頑張るって決めたんだ…皆の為に頑張るって…」
跳木「…いいよ!なんでも聞け!言っておくけどボクには今回はちゃんとしたアリバイがあるんだからな!」
アリバイって…?
1.ちゃんとしたアリバイとは?
2.サイレンについて
3.気になることは?
4.自由安価
安価↓1
1
>>502
高坂「じゃあそのアリバイについて教えて」
跳木「う、うん!」
跳木「えっと…ボクは今日は品川や雪境とスキーをしようと思ってゲレンデの方に来ていたんだ」
跳木「三人で一緒にリフトに乗ったし…まあ二人乗りだから、品川は一人、ボクと雪境は一緒にリフトに乗ったんだけど」
跳木「それが多分12時半くらいのことかな…」
犯行時刻の15分前か…
跳木「それで雪が酷かったから、暫く上の小屋で休んでようってなって」
跳木「でも雪境は雪の様子を見てくる!って言って一人で出ていっちゃって…」
跳木「で、その間ボクは品川とずっと一緒にいたわけだ。比嘉達が小屋に転がり込んで来るまでな!」
高坂「本当にずっと一緒にいたの?」
跳木「…何回か雪境を探して外に出たりはしたけど、ボクと品川はずっと一緒だったよ!」
跳木「そういえば、何時だったかな…リフトが止まってる時間があったよな?
それでおかしいな、って話はして、でもやっぱり雪が凄かったから、下に行くのはもうちょっと待とう、って事になって…」
跳木「…何かおかしい事があるのかよ!ボク、正直に答えてるからな!子供広場なんて行ってないんだからな!」
…リフトが止まってる時間って何の事だろう…
コトダマGet!
【跳木の証言】
≪跳木と品川は十二時半位からずっと共にゲレンデの小屋かゲレンデ上にいたらしい。≫
他に何か聞こうか?
1.サイレンについて
2.気になることは?
3.自由安価
4.他の事をする(場所、人物を選択)
安価↓1
1
>>504
高坂「ねえ、あのサイレンの事なんだけどさ…」
跳木「あのサイレン?…どのサイレンだよ?」
跳木「ま、まさかボクがボロを出すのを狙ってるんじゃないんだろうな!?出さないぞ、バーカ!」
比嘉「オメーあのサイレンを知らねーのか?あんなにでかい音だったのに…」
高坂「…ビーって感じの音。大音量だったし、赤いランプもついてあんなに目立ってたからさ…」
跳木「し、知らないもんは仕方ないだろ!赤ランプとか何の事だよ?」
夜宮「…もしかしてゲレンデの方にはそれ、届かなかったんじゃない?」
モノクマ「はい、その通りでございます!」ヒョイッ
高坂「…チッ」
比嘉「態度悪すぎねえ!?」
モノクマ「あのサイレンはゲレンデの方には届いていません!ランプも中央広場にしかありませんよ!うぷぷ!」ヒョイッ
比嘉「消えた…もっとききてーことあるのに勿体ぶりやがってモノクマは…」
跳木「ほら!な、何もおかしいところはないだろう!どうだ!」
高坂「…まあ、そうね…うん」
そんなに誇るような場面でもないと思うけど…
コトダマGet!
【警告サイレン】
≪最上が作動させた警告のサイレン。ゲレンデの方には届かなかったらしいが…≫
他に何か聞こうか?
1.気になることは?
2.自由安価
3.他の事をする(場所、人物を選択)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓1
1
>>506
高坂「何か気になることはない?」
跳木「そういわれてもな…」
跳木「そのサイレンとかが気になるけど…ボクは良く知らないし」
跳木「…あ、そういえば品川が何か気になることを言っていたような気がする…」
跳木「何かを見たとか…うーん、関係あるかな?」
跳木「と、とにかく…御堂の仇…取らないとな」
跳木「…御堂…ボクの事、庇ってくれた奴なのに…ボクは何も出来なかった…」
跳木「勝手に思ってたんだよ。御堂は強いやつだから絶対大丈夫って」
跳木「…ボクは何回間違えるんだよ…」
……そんなの、あたしもだよ。
さて、彼女から聞けるのはこれくらいかな…
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉から選択)
2.周辺を調べる(遊び場、リフトから選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
5.移動(場所、人物を選択)
安価↓
1比嘉
>>508
比嘉「はぁ…ずっと死体の傍か…」
高坂「比嘉くんにも話を聞きたいんだけど…」
比嘉「ああ…構わねーよ。にしても、犯人か…」
比嘉「…はぁあ…」
何を聞こうか?
1.サイレンについて
2.跳木たちを見つけた時のことについて
3.気になることはあるか
4.自由安価
安価↓1
2
>>511採用で今回はここまでで。
明日も来ます。ペース上げていきたいな!
ではまた、おやすみなさい
昨日来れなかったのはすみませぬ
知り合いに急に用事押し付けられまして…
次回は明日の夜か明後日の夜には…捜査早く進めたいのになぁ
ではまた
>>511
高坂「跳木さん達を見つけた時のことについて教えてほしいんだけど…」
比嘉「あー…」
比嘉「一時半位、オメーらと別れた後、オレと最上はゲレンデの上にある小屋に向かったわけだ」
比嘉「で、小屋の中をのぞき込んだらよ…いたわけだよ。跳木と品川が」
比嘉「のんきに茶ぁ啜って雑談しながらなぁ!あー、今思い出してもむかつくぜ!」
跳木「何だよその言いぐさは!仕方ないだろ、何が起きてるかなんて知らなかったし、雪境も見つからなかったし!」
比嘉「うっせ!心臓に悪いんだよ、あんなでかいサイレン鳴ったら普通出てくるだろ!?」
比嘉「出てこないなら、何かあったって思って当然だろ!?」
跳木「そんなサイレン聞こえなかったんだってばー!」
ふむ…跳木さんの証言に矛盾はなさそうに見えるけど…
他に何か聞くことはあるかな?
1.サイレンについて
2.気になることはあるか
3.自由安価
4.移動する(場所、人物を選択)
安価↓
1
>>516
高坂「じゃあサイレンを鳴らした時の詳細を教えて」
比嘉「…とりあえず前置きするが、アレはオレは悪くねーからな」
比嘉「時刻は12時50分…当番まで時間もあったし、
オレは同じように当番だった最上とスキーでもしよう、って話になったんだよ」
比嘉「そこで最上と口論になってな…」
比嘉「あ、そこは話の進行上割愛させてもらうぜ。くだらない事だから」
…どうせサーファーのオレにスキーは何とかとかそんな感じなんでしょうね…
比嘉「で、最上がスッ転んでサーフボードを投げて…制御盤?に見事に当たって…」
比嘉「その瞬間あのアラームが鳴りだした。それからはパニックでよく覚えてねーな…」
高坂「えっと…じゃあ覚えていることだけでいいから話して」
比嘉「…ええと…当人の最上は馬鹿みたいに笑ってるだけで何もしなくて…」
比嘉「そのうち木崎がペンションの方から来て…で、三人で話をしていたらどっかから雪境が走ってきて…」
比嘉「で、いつの間にか佐渡島がいて…」
比嘉「次がお前ら三人。その次に、義堂が焦った様子でどっかから来たんだったな…」
比嘉「次にモノクマが来るんだが、それまでに、来てねーのは跳木に品川と、御堂に雫川だった。…あれ?」
高坂「…夜宮が来てないわね」
比嘉「…アイツだったら、寝てたって言われても納得できるがな…自室は防音だし」
あたし達も遠江くんが赤い光に気が付かなかったらきっとその場にいけなかったわね…
比嘉「そういや、モノクマ…来るの凄く遅かったよなぁ…あれは腹が立ったぜ」
比嘉「…オレの覚えてる限りではこんな感じか。…役に立ったか?オレ」
高坂「うん、ありがとう比嘉くん。助かった」
比嘉「お、おう…やけに素直だな」
コトダマGet!
【比嘉の証言】
『12時50分のサイレンにより中央広場に集まった人とその順番は、比嘉、最上→木崎→雪境(→佐渡島?)→遠江、高坂、ユーリ→義堂→(遅れて)モノクマ』
1.気になることは?
2.自由安価
3.他の事をする(場所、人物を選択)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓1
1
>>518
高坂「他に気になることはある?」
比嘉「お、オメーなぁ…オレにあんまり頼るなよ。オレは頼りになんねーぞ?」
自分で当然のように言わないでよ…
比嘉「ええとだな…オレは12時くらいからずっと最上といたから、12時からの最上のアリバイは証明できるぜ」
比嘉「最上に聞いても多分同じような証言をすると思うぜ。
というか、オレの方がしっかり証言できる自信がある。割と本気で」
比嘉「オレ的に気になるのは夜宮なんだが…なんか今アイツに近寄ると、交代しなきゃいけなさそうだからなあ…」
比嘉「あとは…一応リフトも調べるべきなんじゃねーかな。跳木の証言も気になるし」
比嘉「オレは今回はそもそも移動できねーけど…そのだな、…」
比嘉「が、頑張れよ!」
高坂「…ありがとう」
ふむ…じゃあどうしようかな。
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉、跳木から選択)
2.周辺を調べる(遊び場、リフトから選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
5.移動(場所、人物を選択)
安価↓
2.リフト
>>521
折角言われたし、リフトも調べてみよう。
モノクマ子供広場には、上りのリフトしか存在しない。
じゃあ、御堂くんと犯人は一体どうやってここにやってきたんだろう…?
…あ、よく見ればリフトの隣にソリが置いてある。
成程、これを利用すればスキーで滑るより簡単に、しかも複数人でここまで移動することは可能ね…
…ん?
高坂「これは…!」
跳木「な、何だよ?」
そこにあったのは一枚のメモの端切れ。そして書いてあったのは…
==================
疑いを避ける為に、何らかの方法で罪を着せる必要がある。この事件を起こせばお嬢様に~~~
==================
跳木「な…大事な所が切れちゃってるだろ、これ!」
跳木「うーん、大切な手がかりっぽいのに…大きさ的にかなりの量が行方不明になっちゃってるぞ…」
高坂「…お嬢様に…か…」
じゃあ、このメモを書いたのって…
コトダマGet!
【謎のメモ】
≪子供広場のソリの中にあったメモの端切れ。「疑いを避ける為に、何らかの方法で罪を着せる必要がある。この事件を起こせばお嬢様に」と書いてある≫
高坂「…と、リフト本体も調べないとね」
高坂「跳木さんいわくリフトが止まってる時間があったらしいけど、それはどういう事だろう?」
モノクマ「質問されたら答える、それが良い教師像です!」ヒョイッ
モノクマ「リフトが止まってたのは、制御盤に刺激が与えられたせいです!
あのアラームが鳴っている間ずっと、リフトは停止していました!」
跳木「それくらいの情報ならさっきまとめていってくれればいいのに…」
モノクマ「うぷぷぷぷ、それじゃつまらないでしょ?」
高坂「…じゃあ」
モノクマ「じゃあ、まったねー!」
…あくまで小出しに徹底するつもりなわけね…
コトダマアップデート!
【警告サイレン】
≪最上が作動させた警告のサイレン。サイレン作動中、ゲレンデ内のリフトは全停止していたらしい。ゲレンデの方には届かなかったらしいが…≫
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉、跳木から選択)
2.周辺を調べる(遊び場)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
5.移動(場所、人物を選択)
安価↓
2、遊び場
>>524
遊び場からは、滑り台のみがごっそりとなくなってる感じね。
…他の、スコップとかの器具は、特に利用された後はないわね。雪まみれだわ。
まあ、高校生にもなって子供広場に用事があるなんて人はいないか…
もしかして、だからこそ犯人はこの場所を選んだ…のかな?
長距離の移動のリスクもあったわけだけど…
…でも、特に気になることはないわね。
さて、どうしよう?
1.人物に話を聞く(夜宮、比嘉、跳木から選択)
2.ヒント(モノクマメダルを消費)
3.コトダマを考察する(コトダマ指定)
4.移動(場所、人物を選択)
安価↓
1夜宮
>>527
夜宮「…………」
高坂「夜宮、あんたにも話を聞きたいんだけど、いい?」
夜宮「…………」
高坂「…ちょっと、無視しないでよ!」
夜宮「ん?ああ、ごめん。集中してた」
夜宮「俺にも話を聞くんだね。今の高坂さん、探偵みたいでかっこいいよ!」
高坂「…………」
夜宮「…軽い冗談なのに。どうしてそんなに睨むのさ…」
夜宮「はああ…」
…さっさと終わらせよう。
1.検死について
2.サイレンについて
3.気になることはないか
4.自由安価
安価↓1
高坂「検死はどうなった?」
夜宮「うん、できる限りの事はしてるけど、俺じゃ厳しいな…」
夜宮「えっと…傷は、ちょうど前の部分、のどの所に横に一直線にあるみたい」
夜宮「一応傷の感じ的に、鋭利な刃物とかでスパってやられた感じ…なのかな?」
夜宮「確か首には頸動脈って奴があるんだよね?血がぴゃーって広がってるし、多分それが切れたんじゃないかな」
比嘉「あ、アバウトだなぁ…おい」
夜宮「仕方ないじゃん、検死なんてしたことないし、俺何の才能もないし!」
跳木「幸運…っていっても、オマエそんなに幸運って感じもしないしなぁ…」
夜宮「俺は俺なりに頑張ってるの。正直言えば、雫川くんに見てもらいたいけど…どうしたんだろうね、彼」
高坂「まあ、どうせあたしがやっても同じようなことしか分からないだろうから、仕方ないか」
夜宮「あ、そういえば…他に傷が無いか調べてたらさ、こんなものを見つけたんだよね」
そうして夜宮が差し出したのは、黒いボタンだった。
夜宮「これ、御堂くんが燕尾服の中に着ていたワイシャツのポケットに入ってたんだ。
念のため確認したけど、御堂くんの服の物じゃないよ」
夜宮「…どうして内側の服のポケットに入ってたのかな?高坂さんもよかったら考えてみて。
それと、もし余裕があったら誰のものかも確認してみて」
高坂「ああ…わかったわ」
夜宮「あと、見た感じ首の傷意外に外傷がない、っていうのは本当っぽいよ」
無神経なことばかり口走ってるけど、案外しっかり調べてくれてるのね…
コトダマGet!
【黒いボタン】
≪御堂の内側の服のポケットに入っていた。御堂の服の物ではない≫
1.サイレンについて
2.気になることはないか
3.自由安価
4.移動する(場所、人物を選択)
安価↓1
1
>>531
高坂「あと、サイレンの事なんだけど…」
夜宮「…………」
高坂「あんた、来るのが遅かったわよね。何をしていたの?」
夜宮「…………」
高坂「…ちょっと、また無視?」
夜宮「…いや」
夜宮「…寝てた!」
…溜めた割になんていう普通の答え…
夜宮「気が付かなかったんだ。それだけだよ」
夜宮「…………」
…?
何だろう、なんだからしくないわね…
もう聞くことはないかな…?
1.気になることはないか
2.自由安価
3.移動する(場所、人物を選択)
安価↓1
1
>>533
高坂「何か気になることはない?」
夜宮「気になること、か…」
夜宮「…強いていうなら返り血、かな」
夜宮「これだけの血が出たら、凶器も犯人も返り血を浴びると思うんだよね」
夜宮「でも見た感じ返り血を浴びてる人はいなかったし…どうしてだろう?」
比嘉「うわぁ…オメー頭良いな。言われてみれば確かにそうだよな」
夜宮「えっへっへ、それほどでもあるよ!」
比嘉「うわ、うぜぇ!」
夜宮「えっと…あとは、とにかくいろんな人に話を聞けばいいと思う」
夜宮「頑張ってね高坂さん。生きて、また一緒にゲームしようね!」
夜宮「…そういえば御堂くんともゲームしてみたかったなあ」
……そうね。
さて、もう聞けることはない、かな。
ここも調べつくしちゃったし、どこに行こうかな?
1.移動する(場所、人物を選択)
2.ヒント(モノクマメダルを消費)
3.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓1
1。書庫
>>535選択で今日はここまで。
次回はまた明日の夜です
正直捜査時間の人物の配置を間違えた気がする…今更ですし事件には問題ないけど、テンポが多少悪くなるなあ…
ではまた、おやすみなさい。
誰とそういうフラグを建てるとかは正直>>1も何も考えてないので安価次第でいくらでも変わりますね
始めまーす
==============
よし、気になることもあるし書庫に移動するか…
あのリフトを使って行かなきゃいけないし…はあ、距離が長くて面倒だわ。
あたしはリフトに乗り込み一息を吐く。
そして跳木さん達にお別れを言うために、彼らの方を振り向くと…
比嘉「ひぎゃああああ!」
…え?
突如響き渡る比嘉くんの悲鳴。そして、そこにいたのは…
高坂「ちょっと!どうして佐渡島さんがここにいるのよ!」
一体どこから現れたのか。そこにいたのは、確かに佐渡島さんの姿だった。
佐渡島「あー!?聞こえねーっすよ!またあとでねー!」
無情にもリフトは彼らから距離を離していく…
一体どこから現れたって言うのよ…
…はあ、今は諦めて移動するしかないか。
【旅館施設:書庫】
最上「にしても物好きだなあ、こんな時まで調べものなんてよ」
遠江「黙ってろ…気が散る」
最上「調べもの手伝わせといて何言ってんだよ。オレっちには口を開く権利くらいあってもいいんじゃないかい!」
遠江「…………」
最上「ひゃっは!今流行りの草食系男子って奴か!根性が足りねーぜ!」
この二人の組み合わせとは珍しいわね…
最上「お、高坂ちゃん!捜査の方はどうだい?」
高坂「まだ現場しか見ていないわ。まだ情報が足りないかな…」
高坂「今はちょっと比嘉くんに言われたことが気になってね…」
遠江「…ふむ」
さて、どこから調べようか?
1.人物に話を聞く(最上、遠江から選択)
2.周辺を調べる(奥の棚、机の上、手前の棚から選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓
最上
>>541
高坂「最上くん…大丈夫?」
最上「大丈夫って、何がだよ?まさかオレっちが凹んでるとでも思ったのか?」
最上「オレっちにいつだってオレっちらしくいろ、って言ったのは高坂ちゃんじゃないかい!
御堂が死んだのは良くねー事だが、いつまでもくよくよしてらんねーだろ!」
高坂「そっか…強いね」
最上「…高坂ちゃん、大丈夫かい?」
高坂「…大丈夫。それより、聞きたいことがあるんだけど…」
最上「おう、なんでも聞け!」
ええと…
1.サイレンについて
2.何を調べているの?
3.比嘉について
4.自由安価
安価↓1
3
>>543
高坂「ちょっと比嘉くんについて聞きたいんだけど…」
最上「比嘉?何で比嘉なんだ?」
高坂「いや、いつも一緒にいるからさ…なんとなく聞きたくて」
最上「まあ、普通の奴なんじゃねえか?オレっちの情熱にいつも突っ込んでくる、面白い野郎だぜ」
最上「アレも磨けばなかなか輝くと思うんだが…本人の根性が足りねーからなぁ」
最上「ま、だからこそオレっちが鍛え上げてやろうと思ってるんだがな!」
最上「…というか、何故今それを聞くんだい?」
…確かに今はどうでもいいことだったわね。どうしてそんなことを聞いたのかしら、あたし…
最上「あー、今日は殆どあいつと一緒にいたからな。別に怪しい行動もしてなかった…多分な!」
最上「そういえば前回の事件の時もあいつと一緒にいたおかげでアリバイができたんだったな…
今回も、もしかしてオレっち達二人のアリバイは完ぺきなんじゃないかい!?」
事件が12時過ぎに起きたっていうならそうなのかな。
…本当に隙が無かったのか、ってことについては分からないけど。
さて、他に聞くことは…
1.サイレンについて
2.何を調べているの?
3.自由安価
4.他のものを調べる(箇所、人物を選択)
安価↓1
1
>>545
高坂「じゃあ、あのサイレンについて教えてほしいんだけど…」
最上「アレか。全く、うるせーし被害は出るしで、災難だったぜ」
最上「見ろ、オレっちのサーフボードにも傷がついてしまったんだぜ!
オレっちが雪山でも手放さなかった、このサーファーとしての誇りに傷がついちまったんだ!」
最上「あーあ、お気に入りだったのになあ…。ま、だからといって手放したりはしねーけどな」
最上くんはサーフボードの一点を指さしてくれるけど…ちっこい傷ね。
まあ、サーファーにとっては大きなもの、なのかな。
高坂「サイレンが鳴ってから何があった?」
最上「あー…気が付いたら皆集まってたなぁ」
最上「雪境ちゃんや木崎ちゃんが走ってきたのは覚えてんだけど…」
最上「あ、ユーリの嬢ちゃんがでっかいドリルを持ってたのも覚えてるぜ!」
…これは確かに比嘉くんの証言の方が当てになるかもしれない。
最上「そういや義堂が何か御堂がどう、とか言ってたよな。
あいつはどうしてあの時点でそんなことが分かったんだろうな?」
ふーん…
コトダマGet!
【サーフボードの傷】
≪制御盤にぶつけたサーフボードは、最上がサーファーとしていつも肌身離さず持っているもの。小さな傷がついてしまっているようだ。≫
一応次やることの指針は得られた、かな…
さて、まだ聞くことはあるか?正直あまりあてにならないけど…
1.何を調べてるの?
2.自由安価
3.他のものを調べる(箇所、人物を選択)
安価↓1
1
>>548採用で
今日はあまり進みませんでしたがここまでで。
次回は明日か明後日の夜。
因みに今回も全員に全ての選択肢の話を聞く必要はありません。
コトダマ的には最低あと5,6個集めればいいかな…うろ覚えですが
ではおやすみなさい。
>>548
高坂「ところで何を調べているの?」
最上「ああ、それは遠江に聞けばいいと思うぜ。何か…殺人鬼がどうとか…」
最上「オレっちはそれっぽいやつを遠江に渡してるだけだな!」
高坂「殺人鬼…?」
遠江「…見つけたぞ。恐らくここだな」
遠江くんはあたし達に一冊の本を掲げる。それは…古今東西殺人鬼ファイル?
遠江「当たりだ。…凡人共も見てみるがいい、このページを」
そのページに書かれていたのは、ある殺人鬼のファイル。
最上「…正義の味方、断罪の殺人鬼、クリムゾンジャック?」
佐渡島「うっわ、中二臭っ!」
高坂「!?さ、佐渡島さん…子供広場の方にいたはずじゃ!」
いつのまにかあたし達の前に現れていた佐渡島さん。
果たして、あの長い道のりを渡るのにここまで時間がかからないものなの?
佐渡島「ふっふっふ…あっし、分身してるっすから!」
最上「なんだってー!?」
佐渡島「それより、なんて書いてあるか続きを読んでくれっす、坂道ちゃん!」
=============
正義の味方、断罪の殺人鬼クリムゾンジャック
真っ赤な正義のマントと共に、罪人の元に現れる正義の味方!
ジャック自身が身を削って書いたその言葉、”judgment”はかの殺人鬼が罪人に罰を下した証なのだ。
証拠不十分?完全犯罪?そんなものは、かの殺人鬼の前では無意味!
法で裁けない罪人は、クリムゾンジャックが血に染める!彼こそが今世紀の究極の断罪者である!
=============
佐渡島「ぶふ…寒い、寒いっすよ文章が!クリムゾンって、その単語は大打撃!」
最上「正義とか断罪とか、ふつー使わねー言葉なだけにすっげー違和感を覚えちまうぜ…」
遠江「…この挿絵の血文字…正にあの雪の上にあったもの、そのものだと思わないかね?」
遠江「少々気になることも書いてある。これは…使える証拠だ」
…まさか殺人鬼がこの中にいる…ってことはないわよね…
コトダマGet!
【殺人鬼の記録】
≪書庫で見つけたファイルに挟まれていた記録。内容は上記の通り≫
さて、一通り話は聞いたけど…どうしよう。
1.人物に話を聞く(最上、遠江、佐渡島から選択)
2.周辺を調べる(机の上、手前の棚から選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓
机の上
>>551
机の上には何か…って…
これ、希望ヶ峰学園の生徒の名簿ファイル!
…見ていいのかしら。
遠江「…む、ああ、それは見たければ勝手に見ると良い。最も事件とは何の関係もないがね」
佐渡島「言い切ったー!謎の自信、クソワロっす!」
……
…………
話に聞いた通り、ファイルにあたしの名前はなかった。
前回の裁判で動機を共有した、夜宮の名前はあったのに。
佐渡島「…………はっ」
佐渡島「つかさ、事件に関係ないなら、そんなん見てる暇なくね?もっと有益な情報を探せっすよ」
高坂「…そう、ね」
……
1.人物に話を聞く(最上、遠江、佐渡島から選択)
2.手前の棚を調べる
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.コトダマを考察する(コトダマ指定)
安価↓
1佐渡島
>>553
高坂「そういえば佐渡島さん…分身って嘘でしょ?」
佐渡島「嘘っすよ?え、何?真に受けたの?」
高坂「じゃあ、どうやって?あたしのすぐ後にリフトに乗ったとしたらすぐに気が付くし、そもそもあなたがリフトに乗ってるのを見てないんだけど」
高坂「そんな状態からここに来るのがこんなに早いなんて…おかしいわ」
佐渡島「ああ、だってあっしリフトつかってねーし」
高坂「え?」
佐渡島「あー…ヒントはこの施設の構造っすよ。
地図を見れば丸わかりっすけど、実はモノクマ子供広場って中央広場の隣にあるんすよね」
最上「…子供広場からは中央広場は見えねーぜ?」
佐渡島「おいおい、ちったあ頭使うっすよ。あっしは甘くないんでこれ以上は教えねーっす」
佐渡島「あとは自分でテキトーに考えやがれ!ってな」
コトダマGet!
【佐渡島の移動】
≪佐渡島は短期間で子供広場と書庫を行き来していたようだ≫
【施設の構造】
≪地図上はモノクマ子供広場は中央広場のすぐ隣にあるらしいが…≫
何かいろいろ話してくれたけど…他に聞くことはあるかな?
1.アリバイについて
2.もっとヒントがほしい
3.自由安価
4.他のものを調べる(箇所、人物を選択)
安価↓1
1
>>555
高坂「じゃあ、今日の午後、大体死亡時刻の頃…何をしてた?」
佐渡島「いつも通り妄想してたっすよ。アリバイなんてねーっす」
佐渡島「つーか、何で皆そんなにアリバイあんの?わけわかんねー!」
高坂「でも、サイレンの時は気が付いたらいたらしいわね」
佐渡島「ああ、あっしだって人っすから。何となく腹減ったって思ってっすねー」
佐渡島「レストラン軽食食って、いざ帰っていこうとしたら何か凄くうるさいじゃないすか?」
佐渡島「瞬歩使ってこのアロハたちの所に行ったっすよ。何か面白い事あったんかな、って思って」
佐渡島「何もなかったっすけどねー!ひゃっはー!」
高坂「ふーん…その時はじゃあ、何も異常を見つけなかった?」
佐渡島「…って、あっしよく考えたら何か怪しい人見てんじゃーん!オイオイ!」
一人で賑やかな人ね…
佐渡島「あれは…黒田かなぁ、黒かったし。黒田がね、リフトに乗ってたんすよ」
佐渡島「二人乗りのリフトの隣に、でっけー黒い袋を乗せてね!
山頂にゴミ捨てに行くのかよ!って心の中で突っ込んだから覚えてるっす」
黒い袋…?
佐渡島「時間は…いつだったかなぁ。ご飯食う前だから…まあサイレンよりは結構前っすね」
佐渡島「ま、雪に紛れて顔とかは見えなかったっすけどね!」
黒田って、雫川くんのことでいいのか…?
コトダマGet!
【佐渡島の証言】
≪佐渡島はサイレンの随分前に黒い袋と共にリフトに乗る雫川の姿を見た≫
他に聞くことはあるか…?
1.何かを聞く(自由安価)
2.他のところを調べる(場所、人物を選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.考察(コトダマを指定)
安価↓1
よし、移動しよう…
【第一リフト:ゲレンデ】
品川「むう…ここなら証拠があるかと思ったのだケド…期待外れだネ」
ユーリ「うーん、探す!ユーリ、探すよショーコ!」
品川「きっと犯人はこの経路を利用しているはず…何か見つかればいいんだケド…」
高坂「品川さん…こんなところにいたんだ」
品川「ワオ、ミス高坂!ここはワタシとミスユーリが調べてるから大丈夫だヨ」
高坂「いや、ちょっと…話を聞きたくて」
品川「ワタシに?」
跳木さんが何か気になることを言っていたからな…
1.ゲレンデにいた時の行動について
2.何か気になることはないか
3.捜査状況について
4.自由安価
安価↓1
眠気がするので安価は採りつつここまでで。あと少し。
次回には終わってそろそろ裁判に行けると思います。
明日も来ます。ではまた、おやすみなさい
安価↓1
高坂「ゲレンデにいた時の行動について教えてもらいたいかな」
品川「えっと…ワタシはずっと沙々ちゃんといたからアリバイはあるヨ」
品川「ゲレンデの小屋とゲレンデを行ったり来たりしていたから、犯人を見てはいないんだけどネ…」
品川「犯人は絶対小屋の前を通った筈なんだヨ!ワタシが気が付いていれば…あ」
品川「…ワタシ、見たんだった。ミスター雫川が、雪の中こちらを見つめているのを」
ユーリ「リューヤ!?」
品川「確か…あれは12時45分…くらいカナ。
雪の中スキーも履かずに何をしているのか、と思って話しかけようと思ったんだケド消えてしまって…」
ユーリ「うー…リューヤ、何してる!怪しまれる行動、ダメー!」
品川「うーん…後で話を聞いてみたいケド…」
ふむ…
高坂「じゃあ、跳木さんのアリバイは絶対に立証できるのね?」
品川「…まあ、ずっと見つめていたわけではナイけどネ。
本当はミス雪境も一緒に来ていたんだけど、あの子この雪でも関係なくスキー履いて出ていっちゃったから」
品川「ミスユーリに聞いたのダケド、ワタシ達二人には本当にサイレンは聞こえなかったヨ。
スキーをしていたミス雪境には聞こえたのカモしれないケド…」
品川さんの証言からは、こんなものかな…
コトダマGet!
【品川の証言】
≪品川は12時45分に、ゲレンデの上にいる雫川を見た≫
まだ聞くことはあるか?
1.捜査状況について
2.気になること
3.自由安価
4.移動する(場所、人物を選択)
安価↓1
1
>>562
高坂「捜査状況はどう?」
品川「ワタシはミスユーリとこの小屋の周辺に証拠がないか探しているんだけど…」
ユーリ「あったーっ!ショーコ!」
ユーリさん、突然大声を上げないでよ…
高坂「何それ、注射器?」
品川「救護室にありそうな奴ダネ。でも、どうしてここに…」
ユーリ「んー…まだちょっと水、入ってる!試す?」
品川「怖いからやめておきナサイ…どうせ碌な薬入ってないヨ、きっとこれは犯人が利用した証拠。
危ないからワタシに渡して」
ユーリ「ハーイ!渡す!」
品川「うん、普通の注射器ダネ。わずかに血が付着してるから、きっと利用済み…あ痛っ!」
高坂「…え、今針が指に刺さった!?」
品川さんの方が危なっかしい…
品川「だ、大丈夫。ちょっとだけだから…ん」
品川「…何か、指がしびれるような…」
ユーリ「きゃーっ!毒、毒だよ!マミ死んじゃう、死んじゃうーっ!キュウキュウシャー!!」
品川「だ、大丈夫…多分。アハ、アハハ…あ、あああ…」
品川「救護室に行ってくるっ!ここの捜査はお願いねっ!」ダッ
…品川さん、大丈夫か?
この注射、中身は何だったんだろう…まさか本当に毒な訳ないわよね…
コトダマGet!
【使いかけの注射器】
≪第一リフトのゲレンデに落ちていた。使用された痕跡がある。中身は不明。≫
さて、ユーリさんと残されたわけだけど…どうしよう。
1.ユーリに話を聞く
2.移動する(場所、人物を選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.考察(コトダマを指定)
安価↓1
ユーリ「マミ…ダイジョウブかなあ」
高坂「一応意識ははっきりしてそうだし、摂取量も大量でもなさそうだからね…」
高坂「それより今はユーリさんにも話を聞きたいわね。今日、何をしていたの?
あんなに大きなドリルまでもって…」
ユーリ「何って、シューリだよ!」
高坂「修理…?」
ユーリ「ユーリ、すごい。すごいから、治せる。壊れたもの、なんでも!」
高坂「…?」
ユーリ「今日の仕事は、ソースケの部屋の窓。ササの扉直したって言ったら、ソースケが直してほしいって言ってきた」
高坂「夜宮の部屋がどうかしたの?」
ユーリ「なんか、壊れたんだって。窓閉じなくなって寒いって言ってた。だから、直しに行った!」
ユーリ「でもソースケ、出てきてくれなかった…だから、扉開けようと思った!」
高坂「ちょっと待って、またそのドリルで無理やり開けようとしたの?」
ユーリ「ダイジョーブ、壊しても直すから!」
いやいや…
ユーリ「今日は動機出てからはずっと準備とかしてたから、何も見てないよ」
ユーリ「ソーコとペンション、行ったり来たりしてた!」
なるほどね…って、あれ?部屋の窓が壊れていた…?
……
コトダマGet!
【ユーリの証言】
《彼女は事件当時夜宮の部屋の窓が壊れていると聞き、直そうとしていたらしい》
まだ聞くことはあるか?
1.自由安価
2.移動する(場所、人物を選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)
4.考察(コトダマを指定)
安価下1
【総合施設棟:救護室】
義堂「あわわ、あわわわわ…」
品川「あわわわ…」
木崎「ええと…しょ、消毒でしょうか?それとも包帯を…」
雪境「取り敢えず包帯を巻け!もっと巻けよォ!」
…皆して何をやってるんだ…
高坂「…大丈夫?」
木崎「こ、高坂さん。助けてくださいまし…
わたくしこのような時の処理は全て執事に任せていましたから、分からないのです」
高坂「とりあえず、症状を…」
品川「…って、あれ?よく考えたらもうしびれも取れてるし…症状って言う症状はないような…」
義堂「ふええ…ほ、本当に大丈夫ですか?」
品川「…意外と大丈夫かも」
雪境「なんだよ…心配して損したぜ」
…大丈夫そうでよかった。それより、ちょうどいいところに義堂くんがいたわね。
高坂「義堂くん、話を聞きたいんだけどいい?」
義堂「は、はい!なんでもどうぞ!」
1.なぜ御堂達が危ないと気が付いたのか
2.捜査状況について
3.アリバイについて
4.自由安価
安価↓1
高坂「義堂くんがなぜ御堂くん達が危ないと気が付いたのか、について教えて」
義堂「は、はい…そう、ですね…どこから話せばいいのか…」
義堂「事件発生まで、当番だったので義堂は雫川さんと一緒に御堂さんの見張りをしていました…」
義堂「そうしてしばらく無言で御堂さんの部屋の前に立っていたら、御堂さんが部屋から出てきまして…」
義堂「彼は”睡眠薬を取りに行きたい”って言って…それで、三人で救護室に移動したんです」
義堂「そうしたら、救護室で何者かの襲撃を受けまして…」
高坂「襲撃!?」
義堂「恐らく、この睡眠薬を利用したのかも…先ほど調べたとき、備品の数が減っていたので」
高坂「…モノクマ特性睡眠薬?何よこの袋、膨らんでるけど何も入ってないじゃない」
木崎「《モノクマ特製睡眠薬は医療関係者の協力を得て特別に作られた気体性の睡眠薬です。
半径10メートル程度以内なら即効果で人々を深い眠りにつかせることができます。
但し、直接布製の物などで口を塞ぐ等の対策をとることで、効果を薄めることもできます≫…?」
木崎「…こんな非現実的なお薬が、あるんですのね」
高坂「…まあ、モノクマだからね」
義堂「…不覚でした。気が付いたら二人とも倒れていて、義堂も無念ながら眠ってしまって…」
義堂「義堂がサイレンに起きた時には、二人ともいなくなっていました。
だからきっと、これは何か悪いことが起きているんだって思って…」
義堂「…御堂さんの言う通りです。義堂は…何も守ることができない」
義堂「…ごめん、なさい。みなさん…」
雪境「…ったく、あんまり謝るなって!義堂は悪くねーだろォが」
雪境「お前はいやにネガティブだよな。男ならもっと堂々としてろよ!
俺のライバルになる男だろ!」
義堂「…ごめんなさい」
雪境「…はー、ったく…」
義堂くんの気持ちも痛いほどわかるけどね…
コトダマGet!
【モノクマの睡眠薬】
《救護室にあった気体性の睡眠薬。説明書きは上記の通り》
ピーンポーン、パーンポーン…。
モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、いかがお過ごしでしょうか』
モノクマ『捜査時間は終わりやで。全ての物事には終わりがあるんやで。』
モノクマ『とりあえず皆さんは、お馴染み中央の赤のリフト前にお集まりください!』
モノクマ『2度目の学級裁判、果たしてどうなるのか~!』
木崎「…は、始まってしまうのですね…御堂さんを殺害した犯人を見つける裁判が…」
雪境「ゼッテー生き残ってやる…こんなところで死んでたまるかってんだ…」
義堂「…………」
…行かないと、ね。
【中央リフト前】
佐渡島「楽しい楽しい学級裁判、はっじまっるよ~!」
比嘉「楽しくねーよ何も楽しくねーよ!」
佐渡島「今回はきっと面白いものが見られる気がしてるっすからね。あっしのテンションも上がるってもんだ!」
雫川「…………」
ユーリ「リューヤ!捜査中、見なかった!どこにいた?」
夜宮「雫川くん…俺は雫川くんを凄く尊敬するよ…まさに神と呼んで崇めたいよ」
跳木「大袈裟な言い方だけど、ボクも同意だぞ…」
雫川「…すまなかった。だが、大丈夫だ」
雫川「…今回の事件はすぐに解決するだろう」
…?
とりあえず、リフトに乗らなくては…誰と乗ろう?
裁判前に話したい一人とリフトに相乗りできます。
生徒を一人選択安価↓1
ひか
>>572
比嘉「えっ!?オレと二人乗りですか!?女子と二人乗りですか!?」
高坂「何で今更敬語なのよ…今、ちょっと色々疲れてるのよ」
高坂「…あんた、犯人じゃなさそうだし…ちょっと話をしておきたくて」
比嘉「…お、おう…何だその根拠のない自信…」
高坂「…………」
比嘉「…………あー」
比嘉「あのよ。オメー…御堂の事そんなに好きだったか?」
高坂「…好きではなかったかな。でも嫌いでもなかった」
高坂「なんだかんだであたし達を影から助けてくれていた人だった。死んで良い人じゃなかった。
…どうして、殺したのよ…」
比嘉「そ、そうだよな。死んでもいい人なんていねーよな。あー…と…」
比嘉「でもよ、この場合悪いのって誰なんだろうな?」
比嘉「殺人はいけないことだが、正直オレは殺人が起きて大切なものが守られて…ホッとしたんだ。
こんな風に思うのは普通じゃないか?悪いのか?」
高坂「…………」
比嘉「オレ自身が弱いからよくわかるよ。だからさ、その…今回殺人が起きたのは誰のせいとかじゃなくて…
つまり一人の人間が責任とか感じる必要はなくて…」
高坂「…分かってるっつーの」
比嘉「高坂は色々気にしすぎなんだよ…オレが言えたことじゃねーけど」
比嘉「そのだな、オレも…高坂が犯人じゃない、って事は…何となく信じてるからな」
…………
【INFO】
比嘉の好感度が+3
というわけで今回はここまで。
コトダマとかは後でまとめます。
次回から捜査、自動進行とかにした方がいいかな…結構時間を食ってしまうからなぁ
裁判は半分くらい書き溜めてますが次回更新は暫くお待ちください。多分来週中。
今回は多分犯人分かるんじゃないかな。すぐに分かりそうで怖い。
分かってももし書くならぼかしてもらえるとありがたいです
では、おやすみなさい!
乙
夜宮も露骨に怪しいけどミスリードっぽいなぁ
>>74の地図だとモノクマ子供広場やゲレンデの位置関係がいまいちわかりにくいので地図あれば張って欲しいです
>>577 地図かぁ…また□の羅列になると思うけど裁判前までにはコトダマの中に追加しときます
業務連絡。
裁判は今週の土曜日か日曜日から始めます。
割と最近忙しくて更新速度が停滞していて申し訳ない…ではまた
~コトダマリスト~
【氷の破片】 死体の頭の上の辺りの地面に氷の破片が落ちていた
【わっかのついたロープ】 死体の頭上の木の枝にぶら下がっていたロープ。先の所がわっかになっていて、輪の部分の湿り気が酷い
【血文字】 judgmentと雪の上に書かれた血の文字。御堂が書いたものではないと推測できる
【モノクマの滑り台】 ひものついた木の陰と遊び場の二か所にあった、萎んだビニール。継ぎ目をテープで塞いでいて、更に小さな穴も空いている
【跳木の証言】 跳木と品川は十二時半位からずっと共にゲレンデの小屋かゲレンデ上にいたらしい
【比嘉の証言】 12時50分のサイレンにより中央広場に集まった人とその順番は、比嘉、最上→木崎→雪境(→佐渡島?)→遠江、高坂、ユーリ→義堂→(遅れて)モノクマ
【謎のメモ】 子供広場のソリの中にあったメモの端切れ。「疑いを避ける為に、何らかの方法で罪を着せる必要がある。この事件を起こせばお嬢様に」と書いてある
【警告サイレン】 最上が作動させた警告のサイレン。サイレン作動中、ゲレンデ内のリフトは全停止していたらしい。ゲレンデの方には届かなかったらしいが…
【黒いボタン】 御堂の内側の服のポケットに入っていた。御堂の服の物ではない
【サーフボードの傷】 制御盤にぶつけたサーフボードは、最上がサーファーとしていつも肌身離さず持っているもの。小さな傷がついてしまっているようだ
【殺人鬼の記録】 書庫で見つけたファイルに挟まれていた記録。内容は>>550
【佐渡島の移動】 佐渡島は短期間で子供広場と書庫を行き来していたようだ
【施設の構造】 地図上はモノクマ子供広場は中央広場のすぐ隣にあるらしいが…図にすると→のようになるhttp://i.imgur.com/I42ScLS.jpg
【佐渡島の証言】 佐渡島はサイレンの随分前に黒い袋と共にリフトに乗る雫川の姿を見た
【品川の証言】 品川は12時45分に、ゲレンデの上にいる雫川を見た
【使いかけの注射器】 第一リフトのゲレンデに落ちていた。使用された痕跡がある。中身は不明
【ユーリの証言】 彼女は事件当時夜宮の部屋の窓が壊れていると聞き、直そうとしていたらしい
【モノクマの睡眠薬】 救護室にあった気体性の睡眠薬。説明書きは>>570
~裁判準備~
コトダマ>>579
発言力 7.0
精神力 5.0
※発言力、精神力はスキルにより変動。
発言力が0になるとゲームオーバーとなり、モノクマメダルを半分消費することでリトライできる。
~スキル~
『木端微塵』
ひらめきアナグラムで精神力を2消費して不要な文字を全て消すことができる。
『ブラックアウト』
精神力を2消費してノンストップ議論で論破する箇所を1か所に絞る。
『スーパープレー』
ノンストップ議論、反論ショーダウン、MTB時に精神力を2消費して二つのコトダマを提示できる。そのうちどちらかひとつでも正解のコトダマなら、進行する。
『七色美声』
基本発言力が+2される。
『不屈の精神』
一度までゲームオーバーしても発言力、精神力半減で復活することができる。
『熟考』
捜査時または裁判時にコトダマの考察ができるようになる
『聞き流し』
裁判でのコンマ判定を甘くする。
『くじけぬ精神』
論破時そのレスのコンマが5以上で発言力が0.5回復する。
~席順~
高坂→最上→雪境→夜宮→跳木→比嘉→木崎→遠江→ユーリ→伊丹×→品川→御堂×→天宮×→義堂→佐渡島→雫川
第二の被害者は、超高校級の執事、御堂美広。
起こるはずのない事件が、ついに起きてしまった。
彼の死体は何故モノクマ子供広場にあったのか?
そして謎の血文字の正体と、その犯人は…?
二度目の裁判が今、幕を開ける!
――――学級裁判、開廷!
モノクマ「まずは、学級裁判についての簡単な説明を行います!」
モノクマ「学級裁判の結果は、オマエラの投票によって決定されます」
モノクマ「正しいクロを指摘した場合には、クロだけがお仕置き」
モノクマ「間違った人物を指摘した場合は、クロを除く全員がお仕置きとなり、皆を欺いたクロだけが、晴れて卒業となります!」
モノクマ「さてさて、はっじまっるでー!」
夜宮「うん、と…今回は何から話しあえばいいのかなぁ?」
遠江「前回と同じでよいだろう。まずはモノクマファイルを確認…だ」
品川「こなれてきているのが嫌だネ…」
高坂「じゃあ、まずは皆、モノクマファイルを開いて…」
雫川「……開く必要は無い」
ユーリ「え?」
義堂「だ、だって、以前のような手順で話し合いましょう、って…」
雫川「開く必要は無い。何故なら、今回の事件は犯人が明白だからだ」
雪境「マジかよ!?」
木崎「それは…誰なのですの?」
雫川「…今回の事件の犯人は…」
雫川「……俺だ」
…………え?
ユーリ「???」
雫川「俺が御堂を殺した。…覚悟はできている。投票タイムにしよう」
最上「オイオイ、男らしいのは良いことだが、流石に急すぎるぜ!?」
跳木「どうしてそんなに冷静なんだよぉ!」
佐渡島「前回の裁判のチビちゃんとは大違いの潔さっすね!ぶふっ!」
雫川「…俺は自分の罪を自覚しているからだ。…皆、すまなかった」
雫川「モノクマ、始めてくれ」
モノクマ「ええ…?流石にこれは最速記録だよ…つまらなすぎるよ…」
佐渡島「ここで佐渡島ストォップ!こんなつまんねー幕切れは許さねーっすよ!」
佐渡島「黒田が犯人っていうなら証拠を出しやがれっす!」
ユーリ「そうだよ!ユーリ、納得してない!」
雫川「…………」
流石に何も話し合わないまま終わるのは駄目でしょ…!
彼が犯人か犯人でないかは、これからの議論で分かることよ!
―ノンストップ議論、開始!!―
コトダマ>>579
【警告サイレン】
【佐渡島の証言】
【サーフボードの傷】
【殺人鬼の記録】
【比嘉の証言】
雫川「『俺が犯人だ』……」
ユーリ「『違う』よ!」
義堂「雫川さんは義堂と共に御堂さんの見張りをしていて、一緒に眠らされた…はずです」
義堂「【現場に向かうのは不可能】ですよ!」
佐渡島「でもあっしは【黒田がリフトに乗っている】のを見たぜ!」
佐渡島「あれれー、これってどういうことなのかなー?」
雪境「実際高坂と一緒に行ったとき…」
雪境「現場にこいつ、いたしなァ!」
雫川「…俺は眠っていなかったんだ」
雫川「そして【御堂を子供広場に運んで】殺した…」
比嘉「あー、もう!わけわかんねーよ!」
【】を論破か『』に同意しろ!安価↓1
ごめんなさい
中断する旨書き込んだつもりでいましたが…書き込んでなかったですね!←
少しいろいろ立て込んでましてパソコンにゆっくり向かい合う時間が無かったのです…
生きてます、報告もせずに本当にごめんなさい。
エタらせるつもりはありません…
取り敢えず明日の夜にまた更新を再開します。
今回のように放置気味にすることはないように気を付けます…
やっぱり更新できなかったよ…
事務連絡。色々都合をつけようと思いましたが、やはりリアルが多忙で年内の更新は無理かもしれません…
もし忘れないでくれれば幸いです。中途半端な所で止めてしまってすみませんが、よろしくお願いします。
お久しぶりです、>>1です。インフルに掛かったりしたけど生きてます。本当に久しぶりです。
…予想以上に放置してしまいました。本当にすいません。
こちらのスレなのですが、来週あたりからぼちぼち再開していけたらいいなと思いまして。
そうなった場合、まだ読んでくださる読者様っていらっしゃいますか?
あまり需要がないようでしたらこちらのスレはhtml化したいと思います。
では、失礼します。
嬉しい言葉をありがとうございます…!
そして今週と言ったな、アレは嘘だ。無理だった。
来週の火曜日の夜に更新再開予定。
裁判の途中なので安価が必要…です…
ゆっくりやっていこうと思うのでお願いします。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません