【ダンガンロンパ】モノクマ「新たなメンバーでコロシアイだよ!」【安価】 (1000)

※ダンガンロンパのSSです。1・2のネタバレを含みます

※いわゆるオリロンパ。楽しそうだったので許してください

※オリキャラが沢山出てくるので苦手な人は注意

※安価やコンマを沢山使わせてもらいます。キャラも安価作成です

※基本的なルールやモノクマのキャラは原作に沿ってます

誰かが来たら始めます!


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406707594

たぶんエタる
けどいるぜ

はい

>>2
エタらないように頑張るので許してください…
一応オチとかまで考えてるんで…

参加ありがとうございます

ではまずは舞台設定から。

今考えているのでは
1.遊園地
2.雪山
でのコロシアイです。

因みにどちらも出てくる施設等は大体考えてあります。

でも「こんな舞台でコロシアイしてほしい!」とか「希望ヶ峰学園でやって欲しい!」とかの意見が多かったらそうします

1.遊園地
2.雪山
3.学園
4.その他(自由記述)

の中から一つ選んでください。~17:20まで多数決。オリジナルな舞台が出た場合は一度こちらで考えさせてもらいます

下げちゃったのであげます

人いないですね…
とりあえずじゃあ↓5くらいまで来たら締め切ります

誰にも邪魔をさせることができない鏡の中の世界                                 「鏡に中の世界はありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃないんですから」といツッコミはいりませんよ。

あ、来ましたね
ありがとうございます

>>14
一応世界観的にダンガンロンパでは厳しいかな…
できたとしても>>1には表現できそうにありません。ごめんね

じゃあ雪山でいいですか?雪山でしたら
スキー場に旅館施設などが舞台になります
なにもなかったらキャラ決めに入ります

猛吹雪で脱出不可というわけではないのか

>>20
猛吹雪というよりは山奥だから脱出できないって感じです
いろいろ説明はつけて閉鎖空間にします

露天風呂はありますよね(期待の眼差し)

>>22
どうでしょうね(ニッコリ

ではキャラクターを決めます。
まず安価↓から幸運と???以外の才能を14選ばせてもらいます。

文科系や運動系に固まりすぎたり力量不足で動かせなかったりしたら不可になるのでよろしくお願いします
性別は下から男、女と交互になります
性別的に不可能な才能が来た場合少し順序が変わるかも。

では安価↓からどうぞ!

大道芸人

不動産王

プロモデラー

>>36まで
軍師、園芸部、祈祷師、サーファー、手品師、スキーヤー、葬儀屋、バレーボール選手、柔道家を採用。

他は被っていたり技量不足などで表現できません…申し訳ありません
残り五枠です

俺アウトか...

司会者sage

クラッカー

じゃあ食育委員長で

>>39
見てなかったんです…ごめん
プロモデラー、司会者、執事、応援団、宮大工を採用します

まとめるので少し待ってください


超高校級の軍師
超高校級の祈祷師
超高校級のサーファー
超高校級の葬儀屋
超高校級の柔道家
超高校級の司会者
超高校級の執事


超高校級の園芸部
超高校級の手品師
超高校級のスキーヤー
超高校級のバレーボール選手
超高校級のプロモデラー
超高校級の応援団
超高校級の宮大工

執事=男であるという事や運動系が上手くばらけてなかったなどという事からこのようにしました
何かありましたら言ってください!

では次に主人公を決めたいと思います
主人公は幸運か???のどちらかにしてください。
どちらにしますか?↓2

幸運

???にしました。
では性別はどちらにしますか?
なおそれと逆の性別が幸運の性別になります
↓1

執事は性別ずらし?
安価は下

>>56
そうですね
執事=男とか言ってしまいましたが普通に女執事ってあるのか…
すいませんがこのまま行きます…

主人公は超高校級の??? 女 になりました。
なおこのスレではすみませんが交友値とかはスキル依存にしたいと思います
上手くさばけそうにないので…

ではさっそくスキル決めに入りたいと思います。
スキルと名前もしくはどちらかを書いてください。名前はコンマの一番高いものを採用します。

主人公 超高校級の???
安価↓2~4

姫路 旗菜 (ヒメジ ハタナ)
マイペース

神花 みこと(かんばな)
苦労人

超高校級の??? 高坂 彩(こうさか あや)

~スキル~
???:自分の才能が分からない
マイペース:どんなときでも自分のペースを乱さない
大食い:細い体に見合わずよく食べる。食に関する交友に補正値
才色兼備:美しく、頭もよい

交友値などと絡めた詳しい設定はまたあとでゆっくりやります



では次、超高校級の幸運(男)でお願いします
安価↓2~4

御影 直人 (みかげ なおと)
おどおど

この名前とかは採用されなかったら他の人の名前にするんですか?

神室 明(かむろ あきら)
引きこもり

sage繧阪hSSL

文字化けた
sageろよSSL

>>77
基本的に安価内の一番大きいコンマを優先します
言い忘れたけどあまり一人でとりすぎないでね
取ってくれるのは嬉しいんだけどね

超高校級の幸運 夜宮 颯介(よみや そうすけ) 男

~スキル~
幸運:何かにつけて運がいい。
お調子者:色々と都合がいい思考回路をしている。ノリが軽い
引きこもり:あまり外に出たがらない
天然タラシ:自分では気が付かないうちに女の子を魅了している

次は超高校級の園芸部(女)
これからは上の表の順に男女交互にいくよ!
↓2~4

一度名前取った人は次の安価は不参加というルール設けたらどうですkskst

円城寺 すみれ(えんじょうじ)
お嬢様

木崎花憐(きさきかれん)
高飛車

>>87
そうですね
では一度とった人がもう一度とった場合はその次に大きいコンマの物を採用します

超高校級の園芸部 木崎 花憐(きさき かれん)女

~スキル~
園芸部:花や草に関する知識や栽培能力がある。
癒し系:癒し系のオーラを纏っている
お嬢様:いいところのお嬢様。それに伴う教養がある。
高飛車:高圧的な態度で他人に接する

次 軍師 男↓2~4

署勝 官兵衛 (しょかつ かんべえ)
したたか

超高校級の軍師 遠江 征也(とおえ ゆきや)男

~スキル~
軍師:策を練る能力にたけていて、自分の思った通りに人を導ける
したたか:粘り強く、精神力が高い。周りの圧力に屈しない
冷然:感情に流される事がない
KY:少々周りの空気を読まないところがある

次 手品師(女)↓2~4 
少し席を外します

東上祭(とうじょうまつり)
姉御肌

品川 魔未 (しながわ まみ)
ドジっ子

すみません

ねぇこのSSL焼き依頼出していい?

>>103 sagaじゃなくてsageですよ

そんなにかからなかった 再開!

超高校級の手品師 品川 魔未(しながわ まみ)

~スキル~
手品師:手品の技術がある。手先が器用
姉御肌:面倒見がよくさばさばしている
ドジっ子:しかしよくミスをする
ムードメーカー:持ち前の特技と明るさで他人を楽しませる

次 超高校級の祈祷師 男↓2~4

超高校級の祈祷師 伊丹ミルラ(いたみ –) 男

~スキル~
祈祷師:祈祷を始め呪術や占いなどに詳しい
詐欺師:他人を欺く能力にたけている
苦労性:いろいろ苦労はしてきたらしい。苦労は。
有名嫌い:人の前に出るのを嫌い、いつも一歩引いている

次 超高校級のスキーヤー(女)あんまり人いないし↓1~3でいいかな

超高校級のスキーヤー 雪境 ましろ(ゆきざかい –)女

~スキル~
スキーヤー:スキーをするセンスが長けている
残念美人:顔は美人だが振る舞いがとても残念。
男女:女子力(物理)。ガサツな振る舞いをする
田舎者:出身地はかなりの田舎であり、世間知らず

次 超高校級のサーファー 男↓1~3

鳴門 大波(なると たいは)
兄貴分

超高校級のサーファー 最上 順治(もがみ じゅんじ)男
…読み方あってます?

~スキル~
サーファー:海の男。バランス感覚に優れる
不屈:どんな時でも逆境に屈しない心の持ち主
トリックスター:いたずら好きでよく場面を引っ掻き回す
キザ:言動が気取っていて反感を買いやすい

次超高校級のバレーボール選手(女)↓1~3

灰田 珠美 (はいだ たまみ)
ちびっ子リベロ

中性的印象

超高校級のバレーボール選手 跳木 沙々(はねぎ ささ)女

ちっぱいとちびっこリベロちょっと被ってるのでまとめます

~スキル~
バレーボール選手:バレーボールが上手い。ジャンプ力がある
生意気:言動が生意気で可愛げがない
ちびっ子リベロ:体型に触れてはいけない。ポジションはリベロらしい
中性的印象:性別が少々わかりにくい

次 超高校級の葬儀屋(男)↓1~3

奥 理人(おく りひと)
自責の念

超高校級の葬儀屋 雫川 流矢(しずかわりゅうや)男

~スキル~
葬儀屋:他人の死を見送る仕事。人の死に慣れている
レトロ趣味:懐古趣味をもつ。
自責の念:あることに対してかなり後悔をしている。後に引きずりやすいタイプ
黒い:黒い。とにかく黒い。いろいろと黒い

次 超高校級のプロモデラー(女)↓1~3

超高校級のプロモデラー 佐渡島 務美(さどがしま むみ)女

~スキル~
プロモデラー:趣味はプラモデル制作。オタク女子である
冷酷:簡単に物事を割り切れる人間である
ハイテンション:テンションが常に高く、常人には理解しがたい
二面性:ハイテンションな姿の裏に、もう一つの顔を持っている

次 超高校級の柔道家(男) ↓1~3

轟 優 トドロキ ユウ
ショタ

灘技カオル(なだぎかおる)
オカマ

超高校級の柔道家 義堂 総次朗(ぎどう そうじろう) 男

すまんな…既に手品師がムードメーカーなんだ
被るのは面白くないと思うので下を採用させてもらいます
しかしショタでオカマって男の娘…とはちょっと違う…のか?
こんなキャラ書いたことないな…

~スキル~
柔道家:柔道を極めていて、素手でもかなり強い
ショタ:肩書に似合わず童顔で小柄である
ウブ:恥ずかしがり屋で初々しい純情な男である
オカマ:言動が女性的で少し怪しい…?

次 超高校級の応援団(女)↓1~3

楯無 美早(たてなし みはや)
情に厚い

天宮 火憐 アマミヤ カレン
努力家

スキル 二つじゃダメなん?安価下

超高校級の応援団 天宮 火憐 (あまみや かれん) (女)

>>147さんは名前安価を沢山とってくれたので次にコンマの高い人の物を採用したいと思います

~スキル~
応援団:他人を応援することにやりがいを感じているし、実績もある
情に厚い:義理堅く、一度感情移入したらとことん入れ込む
努力家:どんな時でも努力を怠ったりはしない
惚れっぽい:いい男に感情移入しやすい所がある

>>148
一応ここまで3つで来たので最後まで3つでやりたいと思います
…そろそろ外人枠とかほしいな

次 超高校級の司会者↓1~3

邑楽勝薫(おうらかつただ)
オカマ

連取りでしかも同じネタだから、ダメだったら安価下

比嘉 金
ひか きん
常にハイテンション

俺147だけど安価とったの柔道家以降無いよ
でも採用してくれてありがとうございます

安価下

>>156>>157
すまない…できれば同じネタは避けてくれ…キャラ被りは避けたいんだ…
>>159
うわああ安価間違えてたあああ
>>146さんの間違いですね

というわけでエゴイスト以外の2つのスキルを頼みます↓1~2

超高校級の司会者 比嘉 金(ひか きん)男

~スキル~
司会者:物事の進行を務める能力がある
エゴイスト:自らの利益の為に動きやすい性格である
七色の声:様々な声を使い分けることができる
ビビり:小心者で気が弱い性格

次 超高校級の宮大工(女)安価↓1~3

想陰 現実(おもかげ うつつ)
破壊欲求

超高校級の宮大工 ユーリ・テーリムー(女)

~スキル~
宮大工:建築物の修繕などをする仕事。手先が器用である
破壊欲求:色々な物を衝動的に破壊したがる傾向がある
見栄っ張り:自分を大きく見せたがる
両性愛者:男性も女性も平等に愛せるらしい

まさかこの人が外人枠になるとは…いいね
最後 超高校級の執事(男)↓1~3

和村 狂 (カズムラ クルイ)
ニヒル

空傘 出弦(からかさ いづる)
他人任せ

仙道要(せんどうかなめ)
懐刀

超高校級の執事 御堂 美広(みどう よしひろ)男

~スキル~
執事:ある人に使えていて、様々なことをそつなくこなせる
ニヒル:どこか影があり皮肉的な態度をとる
他人任せ:自分から動きたがらない傾向の持ち主
皆のお母さん:困った時には皆を助けてくれる。母性がある

とりあえずまとめるので少し待ってください

生徒名簿【女】

超高校級の??? 高坂 彩(こうさか あや)

交友値4 精神値8
「あたし…なんでここにいるんだっけ?」
~スキル~
???:自分の才能が分からない
マイペース:どんなときでも自分のペースを乱さない(交友値-1 精神値+2)
大食い:細い体に見合わずよく食べる。食に関する交友に補正値
才色兼備:美しく、頭もよい(精神値+1)

超高校級の園芸部 木崎 花憐(きさき かれん)

交友値2 精神値4
「わたくし、下々の方と交流する機会はありませんでしたので」
~スキル~
園芸部:花や草に関する知識や栽培能力がある。
癒し系:癒し系のオーラを纏っている (交友値+1)
お嬢様:いいところのお嬢様。それに伴う教養がある。 (交友値-2、精神値-1)
高飛車:高圧的な態度で他人に接する(交友値-2)

超高校級の手品師 品川 魔未(しながわ まみ)

交友値9 精神値4
「ハァーイ、マミ姉さんのマジックショーの時間だヨ~!」
~スキル~
手品師:手品の技術がある。手先が器用
姉御肌:面倒見がよくさばさばしている (交友値+1)
ドジっ子:しかしよくミスをする (精神値-1)
ムードメーカー:持ち前の特技と明るさで他人を楽しませる(交友値+3)

超高校級のスキーヤー 雪境 ましろ(ゆきざかい –)

交友値5 精神値2
「ひゃっはァ雪だァ!俺が一番だ!」
~スキル~
スキーヤー:スキーをするセンスが長けている
残念美人:顔は美人だが振る舞いがとても残念(精神値-2)
男女:女子力(物理)。ガサツな振る舞いをする(交友値+1)
田舎者:出身地はかなりの田舎であり、世間知らず(交友値-1、精神値-2)

超高校級のバレーボール選手 跳木 沙々(はねぎ ささ)

交友値4 精神値4
「ボクの事、今バカにしたか!?バカにしただろ!」
~スキル~
バレーボール選手:バレーボールが上手い。ジャンプ力がある
生意気:言動が生意気で可愛げがない (交友値-1、精神-1)
ちびっ子リベロ:体型に触れてはいけない。ポジションはリベロらしい
中性的印象:性別が少々わかりにくい

超高校級のプロモデラー 佐渡島 務美(さどがしま むみ)

交友値2 精神値8
「あっしは趣味に誇りを持ってる系女子っすから!」
~スキル~
プロモデラー:趣味はプラモデル制作。オタク女子である
冷酷:簡単に物事を割り切れる人間である (精神値+3)
ハイテンション:テンションが常に高く、常人には理解しがたい (交友値-2)
二面性:ハイテンションな姿の裏に、もう一つの顔を持っている(交友値-1)

超高校級の応援団 天宮 火憐 (あまみや かれん)

交友値8 精神値6
「皆なら絶対できるよ!ファイト、押忍!」
~スキル~
応援団:他人を応援することにやりがいを感じているし、実績もある
情に厚い:義理堅く、一度感情移入したらとことん入れ込む (交友値+2)
努力家:どんな時でも努力を怠ったりはしない (精神値+1、交友値+1)
惚れっぽい:いい男に感情移入しやすい所がある。男子との交流に補正値

超高校級の宮大工 ユーリ・テーリムー

交友値7 精神値4
「ユーリ、壊す!そのあと、直す!それ、ユーリ、仕事!」
~スキル~
宮大工:建築物の修繕などをする仕事。手先が器用である
破壊欲求:色々な物を衝動的に破壊したがる傾向がある (交友値-2、精神値-1)
見栄っ張り:自分を大きく見せたがる (交友値+2)
両性愛者:男性も女性も平等に愛せるらしい(交友値+2)

超高校級の幸運 夜宮 颯介(よみや そうすけ)

交友値7 精神値7
「夜宮様はかっこよくて優しくて、なんたって幸運だからね!」
~スキル~
幸運:何かにつけて運がいい。
お調子者:色々と都合がいい思考回路をしている。ノリが軽い (交友値+2)
引きこもり:あまり外に出たがらない (交友値-1、精神値+2)
天然タラシ:自分では気が付かないうちに女の子を魅了している。女子との交流に補正値(交友値+1)

超高校級の軍師 遠江 征也(とおえ ゆきや)男

交友値1 精神値9
「素晴らしい将の元には必ず素晴らしい軍師がいるものであるのだ。理解したかね、凡人」
~スキル~
軍師:策を練る能力にたけていて、自分の思った通りに人を導ける
したたか:粘り強く、精神力が高い。周りの圧力に屈しない (精神値+2、交友値-2)
冷然:感情に流される事がない (精神値+2)
KY:少々周りの空気を読まないところがある(交友値-2)

超高校級の祈祷師 伊丹ミルラ(いたみ –) 男

交友値3 精神値6
「ぼ、ぼ、ぼ…ぼくには…到底無理…ですね、はい…」
~スキル~
祈祷師:祈祷を始め呪術や占いなどに詳しい
詐欺師:他人を欺く能力にたけている (精神値+1)
苦労性:いろいろ苦労はしてきたらしい。苦労は(精神値+1)
有名嫌い:人の前に出るのを嫌い、いつも一歩引いている(交友値-2、精神値-1)

超高校級のサーファー 最上 順治(もがみ じゅんじ)男

交友値4 精神値8
「海がないなら、雪でサーフィンしてやらぁ…!」
~スキル~
サーファー:海の男。バランス感覚に優れる
不屈:どんな時でも逆境に屈しない心の持ち主(精神値+2)
トリックスター:いたずら好きでよく場面を引っ掻き回す (精神値+1)
キザ:言動が気取っていて反感を買いやすい(交友値-1)


超高校級の葬儀屋 雫川 流矢(しずかわりゅうや)男

交友値2 精神値4
「…黒は、いい色。全てを包み込む優しい色だ」
~スキル~
葬儀屋:他人の死を見送る仕事。人の死に慣れている
レトロ趣味:懐古趣味をもつ。
自責の念:あることに対してかなり後悔をしている。後に引きずりやすいタイプ (精神値-1)
黒い:黒い。とにかく黒い。いろいろと黒い(交友値-3)

超高校級の柔道家 義堂 総次朗(ぎどう そうじろう) 男

交友値6 精神値3
「義堂には何が起こっているのかさっぱりです…怖いです…」
~スキル~
柔道家:柔道を極めていて、素手でもかなり強い
ショタ:肩書に似合わず童顔で小柄である
ウブ:恥ずかしがり屋で初々しい純情な男である(精神値-2)
オカマ:言動が女性的で少し怪しい…?(交友値+1)

超高校級の司会者 比嘉 金(ひか きん)男

交友値4 精神値2
「オ、オレ巻き込まれちゃってるパターンかよ?そんなぁ…」
~スキル~
司会者:物事の進行を務める能力がある
エゴイスト:自らの利益の為に動きやすい性格である (交友値-1)
七色の声:様々な声を使い分けることができる
ビビり:小心者で気が弱い性格(精神値-3)

超高校級の執事 御堂 美広(みどう よしひろ)男

交友値3、精神値8
「私に頼らないで下さいよ、そんなことも一人でできないんですか?」
~スキル~
執事:ある人に使えていて、様々なことをそつなくこなせる
ニヒル:どこか影があり皮肉的な態度をとる (交友値-2)
他人任せ:自分から動きたがらない傾向の持ち主 (精神値+1)
皆のお母さん:困った時には皆を助けてくれる。母性がある(精神値+2)

と、いうわけで一先ずキャラも決まりましたので今日はここまで。
早ければ明日の夜、遅ければ明後日の夜からプロローグを始めます

長時間付き合ってくれた皆様ありがとうございました!
要望とか意見とかあったらぜひご自由にお願いします

こんばんは。気になるキャラとか書いてくれるのはモチベあがるし嬉しいです。
今夜22時からプロローグを始めます!
皆と自己紹介するあたりまではやりたい…

安価はキャラ選択を少しやります。そこまで重要ではないのでゆっくり更新していきます。
ではまたあとで!

書き溜めてないので亀更新ですが始めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その日は私にとって少しだけ特別な日だった。

私立希望ヶ峰学園。

それぞれが超一流の才能を持った「超高校級」の生徒のみが集う、正に「希望」にあふれる学園。
学園を卒業すれば成功したも同然だと言われるほどの超有名校で、入学はスカウトのみで認められるっていう、とにかく物凄い学校。

…そんな学校の校門の前に、あたしは何故かいた。

あたしは高坂彩。超高×級××××に×××来た。

こんなあたしがここに来れるなんて思っても見なかったけど…。

高坂「…これも何かの巡り会わせなのかもね」

あたしは期待にちょっぴり胸を××らませゆっくりとその一×を踏み出し×。
これから先にある××に向×て。

ゆっくり、ゆっくり×××校舎は私に近づい×きて…。


―ぐらり。


ゆっくり…。

高坂「…あれ?」

その×ま、私は……。
私、は…。


×××××××××××。


【プロローグ~おいでよ絶望スノーランド~】

【???】 

固い机の感触と木の匂いに目が覚めた。

高坂「…?」

あたし…なんでここにいるんだっけ?

怠い体を起こしてまず目についたのは、とても高い天井に少しレトロな照明。

そしてそのままあたりを見渡すと、どうやら自分が木製の長机の一つに突っ伏して眠っていただろうということが分かった。
机の数が複数あることや奥にあるホワイトボード等の感じから、どうやらここは集会場か何かであるらしい。

その次に耳についたのは、ゴウゴウとなるヒーターの音。

それのおかげでこの部屋は大分暖かくて快適で、眠っていても全く不快感はなかった。

…快適なのはいいけど、あたしはいつこんなところに来たっけ。

それにあんなに暖房焚いて、ガス代勿体ないだろっつーの…――


高坂「…って、あれ?何で?」

何気なく目を向けた窓の外にあたしは目を見張ることになる。

…そこにあったのは、見当たす限りの真っ白な世界だった。

雪。

一言で言えばそれだけ。しかし、雪。雪だぞ?冬だぞ?

高坂「あ、あたし確か希望ヶ峰学園に来て…それで……???」

どうも頭がぼんやりして記憶がはっきりしない。

あの時の記憶を思い出そうとすると、頭が痛くなって仕方ないのだ。

やるせなく自分の体に目をやっても、違和感しかない。

私は学校に向かった時のままの制服だ。

つまり、秋服。この寒そうな外に出るにはいささか心もとない装備である。

高坂「…いつの間にタイムスリップしたってわけ?」

もうだめだ、わけわかんない。

状況に頭が全くついていけない。

???「あ、目が覚めた?」

そこに現れたのは、一人の人間。

それは…

1.青いジャケットを着た寝癖頭の男
2.学ランを着ている短髪の女性
↓1

???「やっぱり混乱してるよね…」

その学ラン姿の短髪の女性は、困ったような笑みを浮かべる。

高坂「混乱してるに決まってるじゃない。一体どういう状況?」

???「あはは、随分と堂々としてるね!面白い子だわ」

高坂「面白いとかそういう事じゃなくてさあ…あたしこんなところに来た記憶ないんだけど」

???「…分からないの」

高坂「…は?」

???「皆、自分たちがどうしてここにいるか分からないんだって。共通してるのは、皆が希望ヶ峰学園にスカウトされた『超高校級の生徒』であるってことだけ…」

高坂「…超高校級?…皆?」

???「あなたが一番目覚めるの遅かったから、もう皆外に行っちゃったけどね」

???「とにかく今、皆で外で状況確認をしてるの」

???「あなたも目覚めたなら是非行こう?まず、皆との自己紹介から始めないと」

高坂「…何を言ってるのかよくわからないけど、とにかく今はその『皆』とやらに合流しろってこと?」

???「そういう事。大丈夫、アタシが付いててあげるからさ!」

よくわからないけど、人がいるならそこに行ったほうがいいよね。

外は寒そうだけど、幸いとても快晴だ。

少しだけなら薄着で出ても問題ないだろう…。

???「自己紹介が遅れたけど、アタシは超高校級の応援団の天宮 火憐(あまみやかれん)っていうんだ」

高坂「超高校級…応援団?」

天宮「そ、皆を応援するのが仕事!こうやって…押忍!!ってね!」

高坂「!?い、いきなり大きな声出さないでくれない?びっくりしたんだけど…」

天宮「声量にだけは自信があるんだ。あはは!」

高坂「ふーん、応援団ねぇ…つまりいろんなスポーツとか見たりするわけ?」

天宮「そうだね。どんなスポーツでも見るし本気で応援するよ。アタシたちが応援するチームの勝率、なんと80パーセントもあるんだからね!」

高坂「…それは普通に凄いと思う」

天宮「それに、カッコイイ男の人が汗を流しながら運動する姿って素敵じゃない?」

高坂「…ん?」

天宮「ほんっと好きなんだよね、そういう姿!!アタシの応援に手とか振ってくれちゃったりすることもあって…あー、最高!!」

…なんだか動機が不純なような気がするんだけど。

天宮「…って言っても超高校級になったのはアタシ一人の力じゃないからね。団員の皆のお陰」

天宮「ホントは団員の皆と全員で来たかったんだけど…流石に無理で代表として団長のアタシが選ばれたみたい」

天宮「応援は大勢で一致団結してするものだからね。勿論それを引っ張る人の力も必要だけど」

高坂「ふーん…」

そんな風に言ってるけど、そんなチームの団長をしているこの人も十分凄い気がする。

【INFO】
超高校級の応援団、天宮 火憐と知り合いになった。

天宮「それで、あなたの事も教えてほしいな!」

天宮さんはキラキラした目で私を見つめる。

高坂「…あたしは…」

…あれ?

……あたしの才能って、何だっけ?

天宮「…??どうしたの?」

高坂「…あたしの名前は…高坂…彩。…超高校級の…」

…………。

天宮「彩ちゃん…?」

高坂「…ごめん、まだ記憶が混乱してるのかも。ちょっと…思い出せない」

天宮「えっ!?それって…大丈夫なの!?」

高坂「混乱してるだけだと思うからさ。…思いだしたら言うよ」

天宮「そっか。そんなこともあるんだね…」

…きっと混乱してるだけ。あたしは…大丈夫。

天宮「じゃあ一先ず外に行こうか!何かのきっかけに思い出すかもしれないしね!ファイト、押忍!!」

気を遣ってくれているのが丸わかりだよ。

でも、少し気が楽になった気はする。

流石は超高校級の応援団、ってことなのかな。

【外:中央広場】

外に出ると、冷たい風が頬を撫でた。

天気のお陰で見た目ほど寒くはないが、…やはり長時間いると寒いかもしれない。

天宮さんについて少し歩いて見えたのは、散り散りに散らばる同い年くらいの人達。

天宮「皆ーっ!!最後の子を連れてきたよーっ!!」

天宮さんの声に全員が反応する。う、何か緊張する。

天宮「さ、自己紹介自己紹介!」

高坂「はいはい…」

自己紹介ねぇ…。

まずは誰から声をかけようか…。

1.サーフボードを持っている寒そうな服装の男子
2.何かをひたすらに祈っている和服の男子
3.隅の方で何かを考え込んでいる眼鏡の男子
4.輝いた目であたりを見渡している背の大きな女子
5.辺りを走り回っていた道着姿の女子
6.雪の上に椅子を置いて座っているドレス姿の女子
7.笑顔で手を振っているシルクハットの女子
8.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
9.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
10.雪だるまをせっせと作っている金髪の女子
11.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
12.明後日の方向を見ているジャージの女子
13.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子
14.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

>>202 1.サーフボードを持っている寒そうな服装の男子

…なんつーか、凄い異質なやつがいた。

???「ささささささ、さみぃいいい…」

それはそうだろうな、こんな雪景色の中アロハシャツなんか着て。

高坂「…馬鹿じゃないの?」

???「バカとかいうんじゃないぜお嬢ちゃん!このスタイルはオレっちの譲れない部分なんだぜ!」

???「なんたってオレっちは海の男!超高校級のサーファー、最上 順治(もがみ じゅんじ)だからな!」

サーファーねぇ…。雪山とは一番合わなそうな組み合わせね。

天宮「最上クンはその界隈では有名な海の男らしいよ。
   最盛期は晴れの日は勿論、雨の日でも嵐の日でも関係なく、毎日のようにサーフィンをしてたんだって。凄いよね」

高坂「それって唯のバカでしょ」

最上「だからバカって言うなよ!人がなぜサーフィンをするか?それはそこに海があるからだ!」

天宮「…かっこいい」

高坂「は?」

天宮「とにかく彼は、そんな漢気溢れるエピソードのお陰でその界隈では人気者らしいよ」

最上「そう、オレっちはスーパースターなのさ!」

高坂「…あっそ」

最上「しかしくっそ…水…水がねぇ…海がねぇ…」

最上「…海がないなら、雪でサーフィンしてやらぁ…!」

…つまり、真正のバカなのねこいつは。

面白いやつだってことは分かったけど。

【INFO】
超高校級のサーファー、最上順治と知り合いになった。

まぁ皆が皆あんな人じゃないってことは確かよね。

さて、次は…。

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.隅の方で何かを考え込んでいる眼鏡の男子
3.輝いた目であたりを見渡している背の大きな女子
4.辺りを走り回っていた道着姿の女子
5.雪の上に椅子を置いて座っているドレス姿の女子
6.笑顔で手を振っているシルクハットの女子
7.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
8.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
9.雪だるまをせっせと作っている金髪の女子
10.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
11.明後日の方向を見ているジャージの女子
12.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子
13.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

2

>>207 2.隅の方で何かを考え込んでいる眼鏡の男子

???「…ふむ、この現象は一体何なのだ?理解ができない…常識の範疇を超えている…」

あそこで何かを考え込んでいる真面目そうな人。あの人に話しかけてみるか。

高坂「あのさ、何を考えてるの?」

???「……」

高坂「…?」

???「…俺に話しかけているのかね?凡人A」

高坂「ぼ、凡人?」

天宮「ちょっと遠江クン!その態度は…」

???「凡人に凡人と言って何が悪い。俺は超高校級の軍師、遠江 征也(とおえ ゆきや)だぞ?
    このような凡人とはかけ離れた世界にいるのだ」

…こいつなんて失礼な…。

天宮「え、えっと…遠江クンは超高校級の軍師であると共に
   超高校級の策士とか参謀とも呼ばれててね、凄く頭がいいんだってよ」

遠江「頭の悪そうな説明をするな凡人B」

高坂「…そうやって偉そうな態度取るほうが頭悪そうに見えるけどね、軍師様」

遠江「ほう…?言うではないか凡人A。ならば貴様、軍師が何たるかを理解してるのか?」

高坂「何たるか?」

遠江「軍師は将を導くために欠かせない存在。
   素晴らしい将の下には必ず素晴らしい軍師がいるものであるのだ。
   理解できるかね、凡人…?」

高坂「…理解できない」

遠江「だろうな。それでいい。…もういいか?俺は思考に忙しいのだ」

そのまま遠江くんはまた俯いて何かを考えだした。

…いけ好かないやつだと思った。

【INFO】
超高校級の軍師、遠江征也と知り合いになった。

あー、むしゃくしゃする。何なのアイツ…。

さて、気持ちを切り替えて次は…。

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.輝いた目であたりを見渡している背の大きな女子
3.辺りを走り回っていた道着姿の女子
4.雪の上に椅子を置いて座っているドレス姿の女子
5.笑顔で手を振っているシルクハットの女子
6.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
7.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
8.雪だるまをせっせと作っている金髪の女子
9.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
10.明後日の方向を見ているジャージの女子
11.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子
12.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

8

忘れてたけど高坂もしっかりここで自己紹介してると脳内補完しておいてください
>>210 8.雪だるまをせっせと作っている金髪の女子

次は楽しそうに雪だるまを作っている女の子だ。

金髪に西洋的な顔立ち…外人かな?

???「作る!雪だるま!作る!」

高坂「あの、あなた…!?」

私が声をかけたその瞬間、彼女は雪だるまに体当たりをした。

高坂「え、ちょっと何をしてるの!」

???「壊す!壊す!きゃっはーっ!」

高坂「…ちょっと…」

???「ん?一緒、壊す?」

高坂「い、いや、遠慮します」

彼女はせっせと作っていた雪だるまをボロボロにし始める。
何か怖いんだけどこの子…。

???「あ、ジコショウカイ?ハイ、やります!ユーリ・テーリムー!超高校級の、宮大工!」

彼女はすっくと立ち上がると物凄い勢いで抱き付いてきた。

高坂「!?」

天宮「えっと…彼女は超高校級の宮大工っていって…その、建物の建築・修繕をするプロらしいよ」

高坂「イ、イメージが真逆なんだけど…」

ユーリ「ハイ!ユーリ、壊す!そのあと、直す!それユーリ、仕事!」

天宮「…彼女、少々日本語が不自由みたいだからアタシもよくお話聞けなかったんだけどね…はは」

ユーリ「ユーリ、凄い!すぐ直す!ハイ、よろしくアヤ!」

高坂「よ、よろしく…」

…色々と凄い子だ。

【INFO】
超高校級の宮大工、ユーリ・テーリムーと知り合いになった。

ユーリは天宮と木崎をどう呼び分けるのだろうか

さっきまでに比べれば彼女はいい子だけど、やっぱり特徴的だ。

さて、まだまだ話すべき人はいる。次は…

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.輝いた目であたりを見渡している背の大きな女子
3.辺りを走り回っていた道着姿の女子
4.雪の上に椅子を置いて座っているドレス姿の女子
5.笑顔で手を振っているシルクハットの女子
6.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
7.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
8.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
9.明後日の方向を見ているジャージの女子
10.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子
11.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

>>216 (考えてなかった)何とかします

>>218 2.輝いた目であたりを見渡している背の大きな女子

???「ひゃっはァ雪だァ!俺が一番だ!!」

その人は輝いた目で雪を見渡しながら、大きな体に似合わずじたばたとしていた。

高坂「あのー…」

???「おー!何だお前、見ろよこの雪!かなり上質だぜ!」

高坂「…あたしそういうのわかんないかな。そんなことより自己紹介を…」

???「あ?何だよつれねーなァ。へいへい、俺は超高校級のスキーヤーの雪境 ましろ(ゆきざかい–)だよ。これでいいか?」

高坂「うん、よろしく」

天宮「ましろちゃんは超高校級のスキー選手だね。北国の出身らしくて、ウィンタースポーツで色んな種目を総なめしてたんだよ。アタシも応援に行った事があるんだ!」

雪境「おうよ!雪は俺の大親友だぜ!んなことよりさぁ、皆スキーしないか!?いいだろ?だろ!?」

天宮「ダメだよ!今そんな場合じゃないんだから!」

雪境「ええー!?お預けかよォ!?な、お前は?なァ!」

高坂「…あたしハの字しか出来ないから」

雪境「はァ!?に、人間じゃねェ…」

この子の中での人間って何なんだ…。

一目見た時は色白で綺麗な子だと思ったけど、振る舞いで損してるな絶対。

雪境「ま、いつか一緒に滑ろうぜ!俺が稽古つけてやる!」

でもこの屈託のない笑顔は、結構卑怯だよな。

【INFO】
超高校級のスキーヤー、雪境ましろと知り合いになった。

さて、次は誰に話しかけようかな?

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.辺りを走り回っていた道着姿の女子
3.雪の上に椅子を置いて座っているドレス姿の女子
4.笑顔で手を振っているシルクハットの女子
5.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
6.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
7.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
8.明後日の方向を見ているジャージの女子
9.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子
10.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

4

>>221 4.笑顔で手を振っているシルクハットの女子

???「あ!やっと目が合った!ハロー、レディー!」

その時、シルクハットを被り怪しげなメイクをした女子が話しかけてきた。

さっきからこっちにアピールをしてるのは分かってたけど…何か話しかけにくかったんだよな。

???「ワタシは超高校級の手品師、品川 魔未(しながわ まみ)!よろしくネッ!」

そういって彼女はシルクハットを頭から取り、こちらに優雅にお辞儀をした。

特徴的なイントネーションをしているな。

品川「そしてハァーイ、マミ姉さんのマジックショーの時間だヨ~!」

高坂「???」

品川「ミス高坂、こちらのシルクハットをご覧あれ!ハイ、何もありませんネッ!」

彼女はシルクハットを逆さにしたり振り回したり、勿論中身を見せたりしてくれてこちらにアピールする。
…確かに何もない。

品川「それが、ハイ一緒に数えてワン、ツー、スリー!!」

彼女がひとたびそのシルクハットを振ると…!?

高坂「な、中から沢山のキャンディーが飛び出してきた!?」

品川「ハイ、イッツイリュージョン!大成功ですネ!これは皆さんへのプレゼントですヨ~!」

こ、これは普通に凄いぞ!

天宮「…でもこのキャンディー、溶けてない?」

品川「えっ!?し、しまった熱で!?…ごほん、そんなこともありますネ!大丈夫大丈夫」

今一瞬素のようなものが見えた気がした。
しかし凄いな…全くタネがわからなかった。どうなっているんだろう。

【INFO】
超高校級の手品師、品川魔未と知り合いになった。

あの人は良い人そうだ。

さて、次は…。

※本日ラスト

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.辺りを走り回っていた道着姿の女子
3.雪の上に椅子を置いて座っているドレス姿の女子
4.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
5.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
6.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
7.明後日の方向を見ているジャージの女子
8.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子
9.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

3

というわけですいません今日はここまで。
思ったより時間がかかる…

次は3…木崎ちゃんからお話していきます。
多分明日の21時から22時に来る…と思う。

長々とありがとうございましたー
意見とかあったら遠慮なくどうぞ!

時間が取れたので少し更新していきます

>>226 3.雪の上に椅子を置いて座っているドレス姿の女子

…気になってはいたんだけどさ。

あのドレス姿も雪山にはそぐわないっつーかなんつーか…

???「あら?わたくしの顔に何かついていますか?」

高坂「いや、別に…」

???「そうですか?そういえば貴女は今いらっしゃった所のようで。お名前は?」

高坂「…高坂彩」

???「高坂さんですね。わたくしは超高校級の園芸部、木崎 花憐(きさき かれん)ですわ」

木崎「よろしくお願いいたします」

天宮「彼女は超高校級の園芸部であると共に、あの木崎財閥の令嬢なんだって」

高坂「え?あの木崎財閥って…あたしでも知ってる…」

木崎「財閥の話はしないでくださる?わたくしがこの学園に入ったのは唯一人の園芸部としてですわ」

天宮「確かに園芸部としても彼女は一流だよ。なんと東京の一等地に自分の庭園を持ってるんだって。アタシはそういうの分からないけど、いつか見せてくれるって約束してくれたよ!」

木崎「お花さんを育てる事がわたくしの生きがいですので」

お花…さん?

高坂「にしても入学式に来ようとしてもその恰好は豪華すぎたんじゃない?」

木崎「わたくし、下々の方と交流する機会はありませんでしたので。…そうなのですか?」

高坂「あー、流石令嬢って感じ」

木崎「そうなのですか。以後気を付けますわ。では高坂さん、御機嫌よう」

ペースがなんだか乱されるな。

…やっぱり世界の違う人って感じ。

【INFO】
超高校級の園芸部、木崎花憐と知り合いになった。

そろそろ疲れてきたけどまだ半分なのよね。

人数多すぎ…。

はぁ。次はっと…。

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.辺りを走り回っていた道着姿の女子
3.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
4.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
5.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
6.明後日の方向を見ているジャージの女子
7.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子
8.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

>>231 7.ドレス姿の少女の横にいる燕尾服の男子

じゃあ次は木崎さんの隣にいるいかにもって感じの執事。

高坂「あなた、名前は?」

???「…私ですか?」

その人はめんどくさそうにあたしを見た。

???「えー、私は超高校級の執事のー御堂 美広(みどう よしひろ)でーす。よろしくお願いしまーす」

…やる気なさすぎないこの人?

高坂「よろしく。あなたは木崎さんの付き人だったりするわけ?」

御堂「違いますけど?」

高坂「は、違うの?その割には様になってるけど?」

木崎「この御方は執事なのでしょう?だったらわたくしの世話をするのは当たり前ですわ」

御堂「…とかなんとかこの人が言いだしちゃってですねー。離してくれないんですよ」

御堂「言っておきますけどぉ、私の事を便利屋か何かだと思わないでくださいねー?」

御堂「私は仕えたくない相手には仕えない主義なんで」

天宮「御堂クンは家事全般から掃除全般に渡ってあらゆる事がそつなくこなせるスーパー執事らしいよ」

天宮「それになんとあの藤院財閥の専属執事だったんだって!」

高坂「藤院って…また凄い名前が出てきたわね。じゃあ例えば料理とかもできるの?」

御堂「料理ぃ?はは、そんなことも一人でできないんですか?」

御堂「何でもかんでも私に頼らないで下さいよ。もう高校生でしょ?」

…こいつのこの態度は本当に他人に仕える人間のものなのか?

御堂「ま、人並みには協力してあげますよ。人並みにはね」

…御堂さんには出来るだけ頼らないようにしよう。

【INFO】
超高校級の執事、御堂美広と知り合いになった。

次は親切そうな人に当たると良いな。

さて…。

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.辺りを走り回っていた道着姿の女子
3.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
4.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子
5.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
6.明後日の方向を見ているジャージの女子
7.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

4

>>234 4.青いジャケットの寝癖頭の眠そうな男子

???「やぁ!自己紹介は進んでいるかな?」

お嬢様達から離れると、青いジャケットを着た眠そうな男子が話しかけてきた。

一目見ただけで分かる。ぼさぼさ頭にだらしない猫背、正に頼りにならないタイプだ。

高坂「まあぼちぼちかな。あなたの名前は?」

???「うん、俺は夜宮 颯介(よみや そうすけ)。超高校級の幸運だよ!」

笑顔だけはさわやかな奴だ…。

高坂「天宮さん、幸運って何?」

天宮「希望ヶ峰学園は毎年一人だけ、抽選で一般生徒から高校生を募集するんだよ。彼はまさにその一人なんだって」

夜宮「そう、俺は一人だけこの75期生の皆とはちょっと違うってわけ」

高坂「そうなんだ。じゃあ他の人と違ってまともそうで安心したわ」

夜宮「ありがとう!夜宮様はかっこよくて優しくて、なんたって幸運なんだからね!」

高坂「…は?」

夜宮「なんて冗談だよ。自分がそこまでかっこよくないことは分かってるって。ノリで言っただけ」

高坂「そ…そう」

夜宮「しっかし君可愛いよね?もしかして超高校級の美人?」

高坂「い、いきなり何を言いだすのあなたは」

夜宮「あ、ごめんごめん。俺、思ったことをすぐに言っちゃうタイプなんだよね」

夜宮「大抵その場のノリだから気にしないでいいよ」

…悪気がなさそうな分、なんて質の悪い人なんだ。

天宮「…そうよね、ノリなのよね」

こっちもこっちで何か悩んでるしさぁ。

【INFO】
超高校級の幸運、夜宮颯介と知り合いになった。

一般人枠って言ってたけど、あいつ絶対一般人じゃないわ…。

さて、あと少し。

次は…。

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.辺りを走り回っていた道着姿の女子
3.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子
4.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
5.明後日の方向を見ているジャージの女子
6.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

3

>>237 3.ぶつぶつと独り言を言っている緑の髪の男子

???「さぁ始まりました、謎の雪山での遭難生活一日目。何故か集まっている超高校級の生徒たち」

???「何故かここに来た記憶が全くない、そんな摩訶不思議現象に巻き込まれた私たちの運命はどうなってしまうのか?」

???「司会は私、比嘉がお送りいたします…」

高坂「…あんた一人で何ぶつぶつ言ってんのよ」

???「ぎ、ぎにゃーっ!?な、なうっ?何だよいきなり話しかけんなよ!」

あたしが話しかけるとそいつは奇声を上げ大袈裟に後ずさる。奇抜な髪色の割には気が小さそうね。

天宮「比嘉クン…自己紹介自己紹介」

???「あ、あー…なるほど。驚いて損した」

???「えーごほん。オレは超高校級の司会者、比嘉 金(ひか きん)だよ。よろしくな」

司会者と言った彼は、流ちょうな滑舌で自己紹介をした。

高坂「さっきは何をやってたのよ。一人でぶつぶつ言ってて気持ち悪かったんだけど」

比嘉「気持ち悪いとか言うなよ…オレはオレなりに状況整理に必死だったの!」

比嘉「オレは普通の高校生だぜ?しかもやっと入学式って所なのに、なんで雪山にいるんだよ!?スキー教室か!」

天宮「比嘉クンはそういってるけど、彼は司会者としては超一流だよ」

天宮「金さえ積めばどんな遠い場所にも行くらしいから今でも引っ張りだこなんだったっけ?凄く便利だよね!」

比嘉「オレを便利よわばりするんじゃねーっつーの!」

天宮「出た出た、名物比嘉ツッコミ!この鋭い切り返しがいいんだよねっ」

比嘉「へいへい…まあ、金さえ積めば云々って言うのは言い返せないけどな」

高坂「ふーん。じゃあ今度何かあったら金を鳴らして呼ぶわ、緑の」

比嘉「せめて名前で呼んでくださいよぉ!?」

見た目の割には一番普通の感性の持ち主っぽいわね。

【INFO】
超高校級の司会者、比嘉金と知り合いになった。

あと残ってるのは…見た目が個性的な人たちね。

次は…。

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.辺りを走り回っていた道着姿の女子
3.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子
4.明後日の方向を見ているジャージの女子
5.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

※安価だけ取って夜まで離脱します。

↓1

3

再開だよ。プロローグ書き溜めたから終了までやるよ。

>>241 3.寒そうに蹲るダボダボのコートを着た男子

???「ううう、さむい…」

そこにいたのはダボダボのコートを羽織り小さく蹲っている小学生くらいの男の子。

ここにいるのは高校生だけだと思ってたから少し驚いたわ…。

高坂「ボク、大丈夫?」

あたしの何気ない一言に男の子は突然こちらを睨んできた。なんなのよ。

???「お前今、ボクのことボクって言ったか!?」

高坂「…は?何?ボクがボク?」

???「あっ!?オマエボクの事、今バカにしたか!?バカにしただろ!」

高坂「してないけど…大丈夫だよ、よしよし」

???「し、て、るーっ!いいか?よく聞け!」

???「ボクは超高校級のバレーボール選手、跳木 沙々(はねぎ ささ)だ!凄いんだぞ!」

高坂「えっ!?同い年!?」

天宮「あはは…沙々ちゃんはこんなに可愛らしい見た目だけど、立派なバレーボール選手なんだよ」

天宮「確かポジションはリベロだったかな。アタシも応援に行ったことがあるけど本当に運動神経は抜群みたい」

跳木「オマエもバカにしてるーっ!可愛らしい見た目とか言うなこのやろー!」

高坂「…いや悪い事じゃないと思うよ。ボクとか言ってごめんね跳木くん」

跳木「…!?う…うう…」

…あたし何かまずい事言ったか?

跳木「…ボクは!女だーっ!!!」

そういって跳木さんはあたしの前から走り去っていってしまった。

高坂「…これあたしが悪いの?」

天宮「…まあそんなこともあるよ。あははは」

…凄い罪悪感だわ。

【INFO】
超高校級のバレーボール選手、跳木沙々と知り合いになった。

跳木さんとは後でまた話したほうがよさそうね。

次は…。

1.何かをひたすらに祈っている和服の男子
2.辺りを走り回っていた道着姿の女子
3.明後日の方向を見ているジャージの女子
4.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

1

>>244 1.何かをひたすらに祈っている和服の男子

???「う、うう、ううううう…神様…ぼく達をどうか…ふふふ…」

…こりゃまた危なそうなやつね。さっさと自己紹介してしまいましょう。

高坂「あたし高坂彩。あなたは?」

???「ひぃっ!?あ、あ、あ」

高坂「…?」

???「あ、あ、あ、はい…はい、ぼ、ぼくは…伊丹ミルラ(いたみ–)ですね…超高校級の…祈祷師です」

そいつはどもりながらもなんとか自己紹介をしてくれた。

高坂「…あんた大丈夫?」

伊丹「は、は、はい…だ、だだ大丈夫ですね、はい」

天宮「えっと、伊丹クンは祈祷師としての名門の跡取りなんだって。色々なことを知ってて話してみると面白いよ?」

天宮「恋愛運を上げるお呪いとか、良い守護霊の育て方とか教えてくれたの!」

高坂「なーんか胡散臭いわね…」

伊丹「き、恐縮です」

高坂「…しっかしあんた、そんなんで本当に跡取りとか務まってるの?」 

伊丹「え、ええ…ぼ、ぼ、ぼ…ぼくには…到底無理…ですね、はい…」

…大丈夫なのか本当に?

天宮「人見知りなんだよ。まあ、二人とも仲良くしようね」

天宮さんがクラスになじめない生徒を仲介する委員長みたいになってるじゃないか。

ま、あたしとしても皆とは仲良くしたいけどね。

【INFO】
超高校級の祈祷師、伊丹ミルラ(いたみ–)と知り合いになった。

あと少し。

次は…。


1.辺りを走り回っていた道着姿の女子

2.明後日の方向を見ているジャージの女子

3.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

↓1

3

>>247 3.俯いて地面を眺めるとても黒い男子

…あの人は…なんつーか…随分黒いわね。

表情も見えないし不気味な雰囲気が漂ってるわ。

???「…俺を見ているな」

高坂「…まあ、見てたわね。あなた、名前は?」

???「…超高校級の葬儀屋、雫川 流矢(しずかわりゅうや)」

高坂「…葬儀屋ね…」

天宮「えっと…彼はその、葬儀屋としていろんな人を…」

雫川「…死神」

天宮「え?」

雫川「…俺の仕事は唯の死神だ」

天宮「え、えっとー…」

雫川「…黒は、いい色。全てを包み込む優しい色だ」

高坂「…えっと」

雫川「死はいつでも俺達の傍にある。だからこそ死は恐ろしく…それでいて優しい」

この人、人の話を聞かないタイプか。

雫川「…よろしく頼む」

高坂「ああ、…うん」

…わかんない奴。

【INFO】
超高校級の葬儀屋、雫川流矢と知り合いになった。

あと二人、終わりが見えてきたわね。

次は…。

1.辺りを走り回っていた道着姿の女子

2.明後日の方向を見ているジャージの女子


↓1

>>251 1.辺りを走り回っていた道着姿の女子

???「ふぅ…」

さっきからあの女の子は何をしているのか。

漸く彼女がその動きを止めたところで、あたしは声をかけることにした。

高坂「あのさ…あなた名前は?」

???「は、はい!え、えーと…あ!す、すみません!」

???「超高校級の柔道家…義堂…はい、義堂と申します」

高坂「…下の名前は?」

???「え、えっと…その…」

天宮「義堂総次朗(ぎどう そうじろう)クンだよね?アタシ、君の試合も見に行ったことあるから…」

義堂「あわわわっ!言わないでくださいよぉ!!」

へぇ…義堂…総…は!?

高坂「ま、まさかと思うけど…あんた…男?」

義堂「あ、あうう…男の癖に女々しくてすみません…」

高坂「マジ!?」

天宮「アタシも最初は驚いたよ。でも彼の強さは本物だよ。顔に似合わず力持ちなんだよね!」

義堂「そ、そんなことないですよ」

義堂「今も動き回ってなきゃ頭がおかしくなりそうで…」

高坂「…まあこんな状況だからね」

義堂「義堂には何が起こっているのかさっぱりです…。怖いです…」

そういっているその子はとても可愛らしく、全く男には見えない。

世界って広いのね…。

【INFO】
超高校級の柔道家、義堂総次朗と知り合いになった。

2.明後日の方向を見ているジャージの女子

最後はあのジャージ女子だけど…。

???「…うひひ」

…どこか遠くを見ながら、時々笑ったりしている。ここ危ない人多すぎでしょ…。

天宮「えっと…佐渡島さーん?」

???「…!あ、はい?あっし?えーと、誰だっけ?」

天宮「天宮だよ!さっき自己紹介したのに…。それより、この人にも自己紹介してほしいな!」

???「うーん面倒くせ。えっと、あっしは超高校級のプロモデラーの佐渡島 務美(さどがしま むみ)」

佐渡島「よろしくおねしゃーす」

高坂「プロモデラー…って何?」

佐渡島「は?そんなことも知らねーんすか?これだから一般人は…!」

佐渡島「あっしの仕事はねぇ、愛と情熱と真心を込めてプラモを作ることっすよ!」

高坂「ふ、ふーん。フィギュアとかロボットとかのこと?そういうの好きなの?」

佐渡島「つーか自分で作り上げる感覚が好きなんすよ!あっしの手先の挙動一つで全てのフォルムが変わる!」

佐渡島「何より完成したその瞬間のフォルムが永久に残る!不変の美!美しーっ!」

佐渡島「ひゃっはーっ!!いい案浮かんできたーっ!!」

天宮「…と、アタシが説明するまでもなく彼女の趣味の事は分かったと思う。あはは」

佐渡島「あっしは趣味に誇りを持ってる系女子っすから!」

…まあ一つの事にこうも打ち込めるのは良いことよね。

【INFO】
超高校級のプロモデラー、佐渡島務美と知り合いになった。
全員との自己紹介を終えた。

=============

さて、これで全員との自己紹介が終わったわけだけど。

高坂「で…これからどうするわけ?」

天宮「そうだね…うん!皆―っ!!集まってーっ!!!」

超高校級の応援団である天宮さんの大声は流石に良く通る。


しばらくして散らばっていた皆が集まってきた。

佐渡島「やっと終わったっすね。いやー、待った待った!」

超高校級のプロモデラー、佐渡島さんが笑顔で語る。

高坂「悪かったわね…寝覚めが悪くて」

品川「いーえ、こればっかりは仕方がないヨっ!」

夜宮「じゃあさ…皆頭も覚醒してきたことだしさ、状況確認しない?」

超高校級の手品師の品川さんと、超高校級の幸運の夜宮くんがその場の進行を促す。

木崎「状況といってもわたくしにはさっぱり分からないのですが…

木崎「どなたかまとめてくださる?」

超高校級の園芸部の木崎さんの一言に、全員が考え出す。

雪境「…うん、ここは雪山だぜ!もっと言えばスキーができるぜ!げへへ!」

比嘉「見れば分かるわっ!!あとそこ涎垂らさない、下品だぞ女子!」

興奮した様子の超高校級のスキーヤー、雪境さんを、超高校級の司会者の比嘉くんが宥める。

比嘉「えー、ごほん。オレはここは山奥のレジャー施設か何かじゃないかなと思うぜ」

御堂「同意しますよ。ざっと見渡しただけでもリフトが5か所に大きな建物が3つ…」

御堂「唯の雪山としては設備が整いすぎてますねー」

比嘉くんの考察を、超高校級の執事である御堂くんが広げる。

伊丹「…す、すすいません…そ、そ、それより…気になることが…」

超高校級の祈祷師の伊丹くんが、そんな中恐る恐る手を上げる。

佐渡島「なんすか根暗君?」

伊丹「あ、あの…い、い、今は…何月…何日ですか?」


高坂「…それは確かに気になっていたわ。誰かそれが分かる人はいる?」

ユーリ「ハイ、今、ニュウガクシキ前!ユーリ、分かる!」

天宮「…残念ながら、そうとは思えないんだよね。この景色を見る限りは」

超高校級の宮大工のユーリさんの明るい声を天宮さんが冷静に否定する。

跳木「なんでこんなに寒いんだよー!ボクには理解できない、頭痛いよー!」

超高校級のバレーボール選手の跳木さんもそれに続き悲痛な声を上げる。

雫川「…理解できないことを考えていても意味はない。それよりも早くここを去るべきだ」

ユーリ「ハイ、サル?」

雫川「…ここにはおかしな空気が満ちている」

超高校級の葬儀屋の雫川さんは、長い前髪の間からその鋭い目を光らせる。

最上「たた、確かにこの冷気はおかしいぜ…死ぬ…」

品川「とにかくミスター最上は服を着まショウ!はい、こっち来て!」

この環境に超高校級のサーファーの最上くんの声は、跳木さんよりもさらにか細く悲痛なものだ。


遠江「同意だな。人が誰もいないのも気になるし…ここにとどまることにメリットは全くない」

その時、ずっと黙っていた超高校級の軍師の遠江くんがここぞとばかりに声を上げた。

夜宮「そうだよね。といっても、帰れるのかなぁ。帰りたいけどさ…」

遠江「ふ、俺が凡人達が燻っている間何もしてなかったと思っているのか?」

雪境「実際ずっとうんうん言ってただけじゃねーか」

遠江「違うぞド凡人。…義堂、例の調査結果をこいつらに伝えろ」

義堂「はっ…はい…!」

遠江くんの一声に超高校級の柔道家の義堂さん…くんが声を上げる。

ユーリ「チョーサケッカ?」

義堂「み、皆さん…そのですね…あちらに…駐車場がありました」

佐渡島「ほうほう?で?」

義堂「そのですね…そして…そこから車道が伸びていてですね…」

最上「お!?つまりそこから山を下れるっていう事かい!!やったーっ!!」

遠江「とりあえず俺達がするべきことは人を探すことだと思うのだ。俺達以外の人をな」

木崎「なるほど。確かに山を下れば、いつかは人の集落などがあってもおかしくありませんわね」

遠江「この俺がここまで思考を凝らしても分からなかったのだ。この謎は唯考えているだけでは解決しない」

遠江「つまり今は行動あるのみだ。理解したかね凡人。分かったら義堂についてゆくぞ」

義堂「あの、駐車場には…バスが一台だけありました…」

義堂「鍵は刺さってましたから…動きます…多分」

ユーリ「バス!!いいねっ!バス!」

遠江「結構な働きだ義堂よ。では御堂、この後はよろしく頼むぞ」

夜宮「今度は御堂くん?」

御堂「はいはーい。自動車の運転は私にお任せくださーい。皆さんを安全な所までお送りしてあげまーす」

跳木「運転免許があるのか!?」

御堂「大型車両の免許はありませんが、まあ何とかなるでしょ」

比嘉「聞かなかったことにしていいんだよなそれは!?大丈夫だよな!?」

天宮「…すごいね遠江クンは。そんな所まで考えてリサーチしてたんだ」

品川「じゃあレッツゴーですネっ!ミス義堂についていきますよ!」

そんなわけで、あたし達はとりあえず義堂くんについていくことになった。

【???:バス車両の中】

バスは意外にも問題なく動いているようだ。

静かな揺れと共に、あたしは考える。

成程、確かにここにいるのは超高校級の皆のようだ。

あっという間に話が決まり、次の手が見えた。

…あたしも本当はそんな連中の一員の筈なんだよな。

あたしの才能は一体何なのだろう。

…考えてもまだ分からない。一先ず今は目の前の事に集中しよう。

…そう思っていたその時、バスがゆっくりと停止した。

ユーリ「…ん?ついた?オハヨ?」

遠江「どうした御堂。何か見えたのか?」

御堂「……どうやら、状況は全くよろしくないようですよ遠江様」

御堂さんの声からは先程までの余裕が感じられなかった。

夜宮「何々?何が……!??」

窓を開けて外を覗いた夜宮くんもその眠そうな目を大きく開いた。

品川「…はい?」

跳木「う、嘘だろぉ!?」

伊丹「あ、ああああ…」

窓を覗く皆の顔色は一様に悪い。

あたしもそれにならって外を覗くと…。





…そこにあったのは断崖絶壁だった。

正確には、向こう側に車道はある。

しかし、バスの先数十メートルが、完全に壊れてしまっている。

雪境「マジかよ…雪崩でもあったのか?車道が完全にぶっ壊れちまってるぞ!?」

高坂「嘘でしょ…」

これではバスが通ることなどできない。それどころかこれ以上進むことなど不可能ではないか。

木崎「…徒歩なら或いは…」

御堂「冗談言わないで下さいよお嬢さん。こんな急そうな坂を歩くって?」

御堂「それに仮に徒歩でここを通れたとして、そのあとどれだけ歩けば民家があるか。何十キロも歩くってことですか?」

佐渡島「…つまりなんすか?この道通れないってこと?」

義堂「じゃ、じゃあ車道じゃない道を…例えば逆側の山道を…」

雫川「…待て。当てもないのにどうする。どう考えても危険だ」

…可能性が生まれてはすぐに否定されていく。


高坂「…じゃああたし達ここから出られないってこと?」

夜宮「……これは、絶望的だね…」

…私達は打つ手を無くし、打ちひしがれる。

そしてそんな中、私達は更なる絶望を叩き付けられることになる。

そいつは突然に現れた。



???「うぷぷぷぷ、びゃーっはっはっは!!」



気が付けば、皆の背後にそいつはいた。

ユーリ「…しろ、くろ?」

そこにいたのは…白と黒のモノトーンカラーの不気味なロボット。

夜宮「…あれ」

???「オマエラ絶望した?絶望したかな?びゃーっはっはっは!」

比嘉「オレは夢でも見てるのかぁ!?」

???「はい、絶望してくれてますね!ありがとう」

???「オマエラに現状を分からせるためには実際に見せたほうがいいと思ってね、今まで出るのを我慢してました!」

???「長かったよ…長い自己紹介だったよ…そんなの大した意味ないのにね…うぷぷ」

跳木「何なんだよこれ!ロボットが何でここにいるんだ!」

???「はい、ちゃんと説明してあげます。皆の絶望した顔が見れてボクは満足しましたので!」

???「えー、ボクはモノクマ!希望ヶ峰学園の学園長です!」

天宮「学園長…?」

モノクマ「えー、皆さま長らくお待たせいたしました…」

…そいつは不気味な間の後、とんでもないことを言い放つ。



モノクマ「皆さまには、これからコロシアイをしてもらいまーす!」




…それは非日常への入り口。

私達の…コロシアイ遭難生活の始まり。



【プロローグ~おいでよ絶望スノーランド~ END ~】

というわけで今日はここまで。
安価とってくれた皆様ありがとうございます。疲れた!

舞台がオリジナルなのでやたらと説明長くなってすみません。
何か矛盾とか疑問とかあったらぜひ教えてくださいね。

キャラについてでも進行についてでも感想とか批判とか遠慮なくどうぞ。
次回は明日の夜にでも。いろいろと説明することはまだありますが、上手くいけば安価があるかも。

ではおやすみなさい…


ついでに全員の身長・体重もいつでもいいので教えてくれ

>>268 とりあえず考えてみました。バストはおまけ!

超高校級の??? 高坂 彩(こうさか あや)
身長160cm 体重50kg バスト88cm

超高校級の園芸部 木崎 花憐(きさき かれん)
身長154cm 体重40kg バスト80cm

超高校級の手品師 品川 魔未(しながわ まみ)
身長172cm 体重48kg バスト85cm

超高校級のスキーヤー 雪境 ましろ(ゆきざかい –)
身長183cm 体重55kg バスト95cm

超高校級のバレーボール選手 跳木 沙々(はねぎ ささ)
身長136cm 体重37kg バスト65cm

超高校級のプロモデラー 佐渡島 務美(さどがしま むみ)
身長162cm 体重41kg バスト75cm

超高校級の応援団 天宮 火憐 (あまみや かれん)
身長165cm 体重51kg バスト89cm

超高校級の宮大工 ユーリ・テーリムー
身長158cm 体重45kg バスト77cm

そういえばデブ枠いないなって思いました。
男子はこんな感じかな…。

超高校級の幸運 夜宮 颯介(よみや そうすけ)
身長160cm 体重50kg 

超高校級の軍師 遠江 征也(とおえ ゆきや)
身長188cm 体重75kg 

超高校級の祈祷師 伊丹ミルラ(いたみ –) 
身長175cm 体重66kg 

超高校級のサーファー 最上 順治(もがみ じゅんじ)
身長182cm 体重74kg 

超高校級の葬儀屋 雫川 流矢(しずかわりゅうや)
身長170cm 体重48kg 

超高校級の柔道家 義堂 総次朗(ぎどう そうじろう)
身長147cm 体重46kg バスト70cm

超高校級の司会者 比嘉 金(ひか きん)男
身長167cm 体重64kg 

超高校級の執事 御堂 美広(みどう よしひろ)
身長180cm 体重70kg 

うん、バスト表示おまけしてくれたのは嬉しいよ?高坂ちゃんや天宮さんが意外と大きいとか確かに嬉しいよ?

なんで義堂くんのバストまで表示されてんのwwwwwwwwww

こんばんは。今日は夜の22時からゆっくり書いていきます。
ある程度書き溜めしてますがものすごく説明長くなってます。
安価は殆どないので見てくれる人はゆっくり見てくださいね。

身長体重についてのツッコミは甘んじて受け入れます。全て1の勉強不足だ。適正体重とか知らんのや。
あと高坂と夜宮の身長体重が同じなのは偶然です。本当です。
他の子と被らないように注意して考えた筈なのにおかしいなぁ(遠い目

>>271 それは男の娘としての宿命です

ではまたあとで。

ではゆっくり更新…。最後にちょろっと安価あります


【CHAPTER 1 ~絶望、そして絶望~】


モノクマ「皆にはこれからコロシアイをしてもらいまーす!」

ロボットから発せられた余りに非日常的な言葉に、皆が固まる。

…いま、コロシアイと言ったのか?コロシアイ…”殺し合い”?

長い沈黙の後、暫くして漸くあたしたちの中から声が上がった。

佐渡島「えー、モノクマくん。そいつはちょっと漫画の読みすぎじゃないっすか?」

モノクマ「はぇ?」

御堂「そうです、飛躍しすぎています。どういう理由があって私達がコロシアイなんてするんですかぁ?」

跳木「そ、そうだぞ!理由もなく人を殺せる訳ないだろ!」

モノクマ「あーうるさいうるさい!オマエラ、人の話はしっかり聞きなさい!」

木崎「皆様お静かに。クマちゃんがお話していますわよ」

モノクマ「えへへ、ありがとう木崎さん。後でなでなでしてあげるね」

木崎「…まぁ。それは素敵ですわ」

比嘉「素敵ですかね!?コロシアイとか言いだすクマ型ロボットが素敵ですか!?」


夜宮「もしかして『コロシアイ』と引き換えに何かがもらえるとかそういうお話なのかな?」

モノクマ「大当たり~!夜宮くんも後で撫でてあげる!」

夜宮「…あらら。ノリで言っただけなのにまさかの当たり…」

モノクマ「…というわけで、はい皆さん注目!」

モノクマは私達の目の前でふんぞり返り、説明とやらを再開した。

高坂「…なんなの?」

モノクマ「ボクの事見えるね?ボクのこの高性能でキュートでハイパーな近未来バディが見えるね?」

最上「バカにしてんのか?見えるぜ、分身して!」

跳木「うわーん、こいつ寒さにやられて幻覚みてるぞー!」

モノクマ「…この高性能なボクならば、外の世界に連絡をとることが可能です」

義堂「本当ですか…!?」

天宮「そっか!こっちから抜け出すことは不可能だとしても外部と連絡さえ取れれば…!」

夜宮「ヘリコプターなりなんなりで助けてもらう事は可能だね!」

夜宮「なんたってここにいるのは超高校級の皆なんだから、すぐに助けてもらえるよ!」

伊丹「そ、そそ、それは…素敵な案です……はい…」



遠江「……成程、それが交換条件か」

義堂「ふぇ…?」

モノクマ「はい。ここから出れるのは…誰かを殺した一人だけです!」

…そういうことね。そうやってあたしたちにコロシアイをさせようと…。

モノクマ「誰かを殺した一人だけの為に、ボクは助けを呼んであげます!」

モノクマ「逆に言えば殺人を犯さない限りここから出ることはできません!許しません!」

モノクマ「刺殺轢殺斬殺撲殺凍殺焼殺呪殺毒殺……」

モノクマ「どんな殺し方でも構いません!さぁ、是非コロシアイしちゃってくださいな!」

なにいってんのよこいつは…。

雪境「頭イカれてんじゃねーのか!?人が困ってんだぞ?助けろよ!」

モノクマ「…ダメだよ。オマエラがコロシアイをすること。それはもう“決定事項”なんだ」

品川「理由になっていないヨっ!」

モノクマ「理由理由理由理由…全くオマエラは同じことしか言わない!仕方ないじゃん、これは運命だよ!」

御堂「つまりモノクマ様はイカれた殺人鬼という認識でよろしいんですかねぇ」

モノクマ「オマエラがそう思いたいならそれでいいんじゃない?」

モノクマ「ただしボクは、このゲームの進行役。無暗な殺しはしないという事は約束しましょう!」

比嘉「無暗じゃない殺しはするんですか!?」

佐渡島「緑色、うるせーっす!ちょっと黙ってろ!」

比嘉「ひいい!?はいっ!」


モノクマ「…コロシアイという絶望。…そしてその後に来る更なる絶望。…その先には…うぷぷぷぷ!!」

ユーリ「…シロクロ、さっきから何言ってる?ユーリ、わかんない!」

モノクマ「とりあえずオマエラにはこれを渡しましょう!電子生徒手帳―っ!」

奴は一人ひとりに訳の分からない電子機器を配り出す。あたしも例外なくそれを受け取る。

モノクマ「じゃあ電源を入れてみて下さい!」

言われるがままに電源をいれると、そこには文字が浮かび上がってきた。


==============
超高校級の××× 高坂彩
==============


…………。

…あたしの才能は一体なんなんだっつーの…。

天宮「希望ヶ峰学園…75期生生徒…、超高校級の応援団…ってこれアタシのこと?」

最上「オレっちのスーパーな名前…。一体いつの間にこんなものを!」

モノクマ「それはオマエラが自分で持ってた奴だよ。ちょーっと預かって改造しただけ」

遠江「…なんだと?」

モノクマ「そもそも正確に言うとボクは皆を殺したいわけじゃなくて、オマエラに自分からコロシアイをしてもらいたいだけなわけなんだよね」

雪境「違いがよくわかんねーぞ?」

雫川「…つまり俺達が自分の意思で殺人を犯すのを望んでいるという事」

…こいつはなんて趣味の悪いやつなんだ。あたしはこんな外道、見たことない…。

モノクマ「だからさ、出血大サービスとして…あのレジャー施設を開放、しばらくの間は不自由なく生活できるように改造させてもらいました!」

比嘉「な、なんだってー!?」

モノクマ「つまりオマエラには自由があります。人を殺して、外の世界に出る自由…」

モノクマ「そしてこんな雪山で、静かに余生を過ごす自由がね!」

それのどこが自由だっていうのよ…!

高坂「あたしはそれが自由だとは思わない!!」

モノクマ「うぷぷぷぷ、あっはっはっは!」


木崎「…あら?わたくし、凄い事を考えてしまいましたわ」

あたしの声とは裏腹に、木崎さんは嬉しそうに声を上げた。

御堂「……なんですかお嬢さん?どうぞ言ってみてください」

木崎「ここでずっと助けを待っていれば良いのです。…わたくしはこれでも令嬢」

木崎「きっと今頃、家の皆様がわたくしを必死で探してくれていますわ」

木崎「不自由がないのでしたら、暫くの生活も我慢できるというものですわ」

確かに外部と連絡が取れなくても、自然と助けが来る可能性も…ない…とは言えない。

…ただそんな奇跡が起こる確率なんてとても低いのではないだろうか?

跳木「う、うーん…一理あるような無いような」


モノクマ「…うぷぷ。まあそういう考えの人も出てくるよね」

モノクマ「…でもさ…ずっとって…いつからずっとなのかな?」

ユーリ「?」

夜宮「…………まさか」

モノクマ「オマエラ違和感を感じたはずでしょ?」

モノクマ「自分の最後の記憶とこの景色、辻褄が合わないってことは流石に気が付いたでしょ?」

天宮「…それは、そうだけど…」

モノクマ「オマエラさぁ…オマエラが希望ヶ峰学園の門を叩いてから、どれだけ経ったか考えてみた?」

じわり、じわりと奴はあたしたちを追い詰めていく。

…それは…考えたくなくて…だから考えないでいたことで…。

モノクマ「なんと!オマエラが希望ヶ峰学園の門を叩いてから…既に何年も経過しています!」

……聞きたくないことだった。

品川「…えっと…え?」

跳木「…何年…も?」

伊丹「ど、どど…どういう…」

遠江「…そうか…やはり…俺達は記憶喪失ということで…納得しなくてはならないのかね」

天宮「記憶…喪失…!?」

比嘉「オ、オカルトは信じねーぞ!もうやめろって冗談は!!」

モノクマ「冗談だと思うか本当だと思うかはオマエラの自由です!」

モノクマ「何が言いたいかっていうと、助けが自然とやってくるとか、そういう甘い考えはしちゃだめだよ!無駄だから!」

佐渡島「…………はっ」

雫川「…………」

皆、言葉を失う。

こいつの言葉は今の私達には…あまりに大きなことすぎた。



しばらくの沈黙の後、声を上げたのは夜宮だった。

夜宮「…じゃあ俺はとりあえず信じないことにする。で、この校則とやらは何なのかな?」

高坂「…校則?」

夜宮「電子生徒手帳の次のページ。見て、いろいろ書いてるでしょ?」

モノクマ「ああ、これ?えーと、流石のボクでもあの広い施設の管理には限界があるんです。

モノクマ「…オマエラの行動も把握できないしね。そういうわけで、オマエラの生活を少しばかり制限する『校則拡大版』を設けました!」

夜宮くんの言葉に続き、モノクマは説明を続ける。

…よくわかんないけど、取り敢えず見てみるか…。


=========================

1.生徒達はこの雪山内で生活を送ってもらいます。期限はありません。

2.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間はスキー場の利用は不可になることを始め、立ち入り禁止区域があります。

3.施設内の道具は自由に利用して構いません。

4.この施設内について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊を禁じます。

6.仲間の誰かを殺したクロは山からの脱出が可能となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。

7.なお校則は順次増えていく場合があります。

==========================


モノクマ「これらの公正なコロシアイ遭難生活の為に必要なルールは絶対に守ってください!守らない奴は…オシオキだよ?うぷぷ」

木崎「オシオキとは…一体…」

御堂「はっ…聞かなくても想像はつきますよ」

比嘉「あああ、もうお前が何をしてーのかさっぱりわかんねーよ!ここから帰せ!帰してくれえええ!!」

遠江「…自分がクロだと他人に知られてはならない…か」

品川「まさかミスター遠江、おかしなことを考えていませんカ!?」

遠江「…考えてなどいないさ」

義堂「こ、こんなのが規則だなんて…お、おかしい…です」

ユーリ「…ユーリ、ニホンゴ難しいの読めない」

雫川「…後で品川あたりに読んでもらえ」

ユーリ「ハイ!」

モノクマ「さて、これで必要な説明は全部終わったかな?あー疲れた」

そうつぶやきニヤニヤと笑うような仕草をしたソイツにあたしは黙っていられなかった。


高坂「…聞きたいことはまだ山ほどあるっつーの!」

モノクマ「…おや?そこにいるのは自分の才能が分からない高坂さんじゃないか!」

高坂「……は?」

モノクマ「君は一体なんの才能の持ち主なんだろうね?知りたいと思わない?だったらこんなところにはいられないよね?」

う、うう…。

…あ、あたし…は……思い出せない…思いだせな…。


夜宮「…高坂さん!」

その時、後ろの方から何かが倒れる音がした。

品川「…ミスター最上!?大丈夫ですカ!?ミスター!」

最上「……お…オレっちは…海の…」

雪境「うおっ!?マジかよコイツ真っ青だぞ!」

どうやら最上くんが倒れたらしい。

原因はあの軽装だと予想できるが、確かにあたしたちはこんな寒いところにずっといるのだ。

…最上くん以外にも体調を崩す人が出るだろうことは予想できる。

比嘉「…いや自業自得だろぉ!?バカじゃねーのか!」

御堂「はぁ…とりあえず考えをまとめるためにも、一回暖かい所に戻ったほうがいいんじゃないですか?」

ユーリ「はい帰る!ここ、寒い!」

モノクマ「うんうん、そうしたほうがいいね!」

天宮「うるさいよ、モノクマは黙っててくれないかな!!」

モノクマ「はいはい、嫌われ者は辛いね…分かりましたよ、一回退散します…」


モノクマ「じゃあ皆、共同生活頑張ってね!ボクはいつでもオマエラを応援してます!じゃあねーっ!」

そうしてそいつは、雪山へと消えていった。

…あたしたちに絶望だけを残して。

===============================

突然ですが、ここで進行についてのチュートリアルをさせていただきます。

このスレの進行は
1チャプターにつき3日の自由行動を設けて、

朝食(複数のキャラを選択可)

自由行動1(一人の生徒を自由に選択可)or売店の利用(時間消費なし)

自由行動2

夜時間(コンマでミニ自由行動可)

ができることとなっております。貴方様はこの時間内で生徒と交流をしていただくことになります。

(売店について)
売店ではモノモノマシーンを始め、様々なイベントを起こすアイテムを取り揃えております。
イベントでは大勢との交流ができるほか、あのキャラの意外な一面が見れたりするかもしれません。
但しイベントを選択すれば夜時間がなくなります。

なお、特別なイベントが起きた際はこれらの法則が通用しない場合があるのでご注意ください。

動機公開などの日程は残念ながら決まっております。運命です。
しかし生徒の中には、この日程を覆す可能性のあるスキルの持ち主がいるかもしれません。

動機公開後も死亡フラグ回避タイムなどは設けられております。
ただし章によってはある程度キャラの役割は決まっておりますので、回避が不可能または見当外れの生徒に話しかけてしまったりするのには気を付けましょう。

そしてこのスレでは好感度システムを採用しております。
好感度はどうすれば上がるのか?それには以下のような方法があります。

1.自由行動でそのキャラを選択する→+10×交友値補正
2.朝食時に選択する→+5×交友値補正
3.様々な場面で効果的な選択肢や安価を選ぶ→+1~5
4.プレゼントをする→+1~5

好感度が上がれば通信簿が解放されたり、そのキャラ特有のスキルを貰えたりします。
また、色々な場面でいい効果が生まれるかも…?

好感度のMAXは100です。一日の終わりにキャラの好感度を公表します。

なお、通信簿の1ページ目はそのキャラを自由行動時初めて選択した際に、自動で開きます。
通信簿は全部で5ページ。開いてみることで、そのキャラへの理解が深まるでしょう。

では次に、交友値と精神値とは何なのかという事です。

交友値:好感度の上がりやすさに補正がかかる値。5を基準とする。
精神値:全員初期値は100×固有補正。何かあるたびに上下し、下がりすぎると自由行動をともにできなくなったり被害、加害者になりやすくなる。5を基準とする。

…具体的な例を出すと、交友値4、精神値8の高坂さんの場合
交友値補正→×0.8 精神値補正→×1.6となります。
但し主人公にはこの補正は無意味です。お飾りです。

交友値1の遠江様などの攻略は…それは難しいでしょうね。
全員と仲を深めることなど不可能。私としてはある程度攻略したいキャラを絞ることをお勧めします。

それでは本編に戻らせていただきます。早速人物選択があるので、ぜひ気になる生徒を指名してみましょう。

==============================

【スノーランド・エスポワール:レストラン内】

全員が何も話すことはないまま、あたしたちは取り敢えず施設の一つにて暖を取っていた。

適当に手に取ったパンフレットを見ながらあたしは考えを巡らす。

そのパンフレットは「モノクマお手製」と書いてある見るに堪えない汚文字のものだったが、一応状況把握には多少役立っていると思う。

どうやらここは「スノーランド・エスポワール」というレジャー施設らしい。

最大収容人数50名弱のペンションに、天然温泉まで沸いていて山奥のリゾートとして機能している…と書いている。

ここがどこの山なのか、寧ろ日本なのかなどの情報は全く書いていなかった。

どうやらあたしたちをここに閉じ込めた奴は本気でここから出すつもりはないらしい。

さらに5つのリフトの先にはそれぞれスキー場としてのコースや雪を活用した施設があり、冬は観光客でにぎわうそうだ。

…誰もいないけどね。まったくわけわからないわ…。

しっかし最上くんは大丈夫なのか。暖炉の傍で丸まってるけど。

そして皆膠着状態で何も話さないし…ここはあたしから誰かに話しかけようかしら。

誰に話しかけてみようか?

安価↓2

跳木

>>292 跳木 選択

そういえば、一際体の小さいあの子は大丈夫か?体力的にもきついものがありそうだが。

跳木「…………」

跳木さんは隅の方の席で椅子の上に体育座りをしている。

高坂「…跳木さん」

跳木「……ぐすっ……」

…泣いているのか?

跳木「……はっ!?お、お前何見てんだよ!泣いてないぞ!」

跳木「これはドライアイだ!あーっ乾いてるなーっ!」

それは自白と受け取って良さそうね。

やっぱり辛いわよね。何か声を掛けるべきか…。

1.絶対に大丈夫だよ
2.あたしも不安だよ
3.自由安価

安価↓2

1+うえ

>>295

高坂「…絶対に大丈夫だよ。ここには凄い皆がいるんだからさ」

跳木「…気休めなんかいらないんだよ」

跳木「ボク、バカじゃないぞ。分かるもん。この状況がどれだけ悪い状況かって分かるもん」

跳木「…だから、ボク…!?」

高坂「…だいじょーぶだいじょーぶ」

あたしは跳木さんの小さな体をぎゅっと抱きしめる。

…跳木さんの体は震えていた。

跳木「……こ、子ども扱い、するな…」

高坂「はいはい、無理しない。…まだ希望はあるよ。大丈夫」

跳木「……ふ、ふん!もう分かったから離れろ!」

跳木さんはあたしの手を振り払い更に小さく蹲ってしまった。…やれやれ。

ちょっと顔が赤い気がしたのは気のせいね、きっと。

【INFO】
跳木沙々の好感度が+4

==============================

最上「あー、あったまったあったまった!最上順治様、完全復活!心配かけたな、お前たち!」

そんなあたし達の雰囲気をぶち壊しにしたのは、先程寒さで倒れた最上くんだった。

御堂「やれやれ…」

比嘉「緊張感ねーよなぁ…」

最上「何を言ってるんだいお前たち!オレっちはいつだってオレっちだぜ!」

雫川「……」

雪境「…あー、だめだ!考えるのはやめだやめ!」

雪境「最上を見てたらどうでもよくなっちまったよ。てかよ、結局俺達は救助を待つしかねーってことなんだろ?」

雪境「んでもって暫くの生活も不自由ないと来た。だったらもう遊ぶしかねーだろ!?スキーしようぜ!」

比嘉「気楽でいいなぁおい…」

夜宮「でも案外その通りかもしれないよ?」

夜宮「皆、分かってるでしょ?殺人なんて希望じゃないって」

跳木「それは…そうに決まってるだろ!」

夜宮「だよね、流石跳木さんは分かってるね。それに俺達が救助を待つ以外にできることはちゃんとあるんだよ?」

天宮「…できること?」

夜宮「それはね、外部との連絡が取れる手段を探すってことだよ!」

義堂「そんなものあるんですか…?」

佐渡島「あー、成程。無線機とかそういうものを探せってことっすね」

佐渡島「もう取り上げられちまってるかもしれないけど、この広い敷地内ならどこかに見落としがあるかもしれねーっす」

夜宮「他にもこの辺りの地図が落ちてたりすれば、計画的に山を下ったりすることも夢じゃないかもよ!」

ユーリ「山下り!いいね、楽しそう!」

伊丹「…で、で、でも…記憶の話は…ど、どう受け取れば…」

最上「そんなの忘れちまおうぜ!」

伊丹「んなっ!?」

夜宮「あはは、まあ最上くんの言う通り。確かめようのない事を気にしててもどうしようもないって」

天宮「そ、そうだよね!あんな悪そうなやつの言いなりになるなんて癪だよ!皆もそう思わない?」

ユーリ「癪!超絶に癪!」

高坂「…そうだね。かなりムカツク」

天宮「押忍!!その通り!じゃあさ、アタシ達もアタシ達で対抗していこうよ!」

天宮「コロシアイなんて絶対に起こさせない!それでいて、全員でここから脱出する!」

天宮「…どうかな?」

品川「おお~、グッド!ミス天宮、素晴らしい事を言いましたヨ!」

雪境「全員で脱出!そんで、スキーだ!」

天宮さんの声には説得力がある。あれだけ沈んでいたムードが、今ではすっかり元通りだ。

高坂「…はは、やってやろうじゃん」

夜宮「超高校級の皆なら出来ないことはないさ!」

御堂「あー、ちょっと待ってくださーい。そう言ったはいいですけどー、私から提案というか希望がありまーす」

天宮「ん、何かな?」

御堂「まず第一に、私達の中からリーダーを決めるべきだと思います。士気を高めるのは良いけど、船頭多くしてなんとやら…とか嫌でしょ?」

御堂「あと、まずこれから皆で施設内をしっかりと探索するべきです。校則には夜は行けない場所があるとか書いてたでしょ?」

御堂「感情論、確かに結構ですけどぉ、まず現実を見るべきだと思いまーす」

跳木「…なんだよせっかくいい空気だったのに」

木崎「たしか校則違反はオシオキ…でしたわよね?」

木崎「きっと御尻ペンペンですわ…なんと恐ろしい…」

比嘉「お嬢様の価値観ってわかんねーな…」

天宮「そうだね…御堂くんの考えもその通り…だね」

天宮「じゃあリーダーを決めたいと思うけど…どうしようか?」

ユーリ「リーダー?ハイ、ユーリ、やる!」

佐渡島「はぁ?金髪ちゃんが?…いやいや無理無理!無理だって!!!ぶふふっ」

ユーリ「何かおかしい?ユーリ、やるよ!!」

品川「そうだネ、リーダーか…ミス高坂はどう思いますカ?」

高坂「え?あたし?」

雪境「俺は皆に任せるぜー」

跳木「ボクは、ボク以外だったら…」

そうだな…あたしは…

※重要安価※リーダーとして推す人物を一人選んでください。
安価↓2

高坂「…あたしは遠江くんがふさわしいと思う」

あたしは彼に目をやる。遠江くんはあたし達の輪から離れて一人俯いているが…。

遠江「……」

…ん?まさか…こいつ…。

比嘉「なんとなく分かってたけどお前こっちの話全然聞いてないよなぁ!?」

天宮「…遠江クーン?」

遠江「…何だね凡人?俺は思考に忙しい…」

跳木「お前が指名されてるんだよ!」

夜宮「遠江くんが俺達のリーダーにふさわしいんじゃない、っていう話」

遠江「…ほう?」

高坂「…悔しいけど、こいつ凄く頭いいし…さっきもあたし達を導いてくれたのはあなたじゃない?」

高坂「だからあたしは、あなたの冷静な判断力に頼ったほうがいいと思ったの」

天宮「なるほど…その通りだね」

比嘉「…オレやなんだけどなぁ…こいつ…」

遠江「…成程な。それで俺を指名したというわけかね」

遠江「本来は俺は誰かの下で働きたいのだが…確かにこのメンバーの中では俺意外にリーダーに相応しいだろうという者はいないだろう」

遠江「いいだろう、引き受けよう。導いてやるぞ、凡人ども」

跳木「…なんかやだなぁ」

遠江くんは不敵そうな目を眼鏡の奥に光らせる。思っていたよりあっさり引き受けてくれたわね。

遠江「…………ククッ」

…これでよかったのよね?

【INFO】
遠江がリーダーになりました。
遠江征也の好感度が+1

というわけで今日はここまで。
見事に遠江くんを選んでくれましたね。いや、構わないですよ?はい。
1としては天宮さんか夜宮くんが選ばれるかなーって思ってましたが…。

次回は明日、明後日と多分来れないので火曜日です。
やっと施設探索です。すいません、進みが遅くて。

質問とかあったら答えますので遠慮なく。感想とかも遠慮なく。
ではまた!

本日20時からゆっくり再開します

よかったらお付き合いください…

天宮「…と、いうわけで早速だけどどうする?リーダー」

遠江「急かさないでくれないかね凡人。俺は的確なタイミングで的確な指示を出す。言われるまでもなくな」

御堂「……」

跳木「……むー…」

なんだか一部の人からのあたしを見る目が痛いんだけど…。

遠江くんは頭はともかく、性格の方はなんとか矯正できないものかしらね…。

遠江「…やはり今必要なのは状況把握。この施設でできること出来ないことをしっかりと把握しておく必要がある」

遠江「我々は今狂人に命を握られているわけだからな、下手に黒幕の機嫌を損ねることは避けたほうが良い」

遠江「記憶喪失の件もある。我々の当然と思う事が当然ではない可能性はあるのだ」

品川「ミス…ミスター?モノクマはワタシ達の知らないことを沢山知っているみたいだったよネ…」

佐渡島「あー、はいはいおkおk。じゃあアレでしょ?レッツ探索ーっ!って奴っしょ?」

佐渡島「初めて来るマップは隅々まで見るに限るっすからねー。隠しアイテムとかバグとかあるかもしれないし!」

比嘉「ゲームじゃねーんだから…」

遠江「その通り。では、調べるのだ凡人共。流石の貴様らでも見たことをそのまま話すくらいならできるだろう」

ユーリ「はい、話す!そのまま!」

跳木「バカにされてんだよ気が付けこのやろー!」

遠江「1時間後にここに集合。この施設の時計で午後5時だ。遅刻は許さん」

遠江「いいか?全員で移動などと無駄なことはしないでくれたまえよ。効率よく調査したまえ」

最上「おっしゃ!腕がなるぜ!」

効率よく、ね…。じゃあ調べたいところは早めに調べておいたほうがよさそうね。

あたしはどこに行こうか?

1.施設の外(中央広場、ゲレンデ、リフト、駐車場)
2.総合施設棟(レストラン、救護室、会議室、売店)
3.ペンション付近(ペンション、物置小屋、旅館施設)

↓1

1

>>311 施設の外

【スノーランド・エスポワール:中央広場】

雪境「お、お前も外に出たいタチか?奇遇だな、俺もだ!」

義堂「えっと…外は寒いので無理しないでくださいね…」

あたしと一緒に施設の外に出たのは雪境さん、義堂くん、天宮さん。

そしてユーリさんに雫川さんの5人だった。

ユーリ「ひゃっほー!ゆっき!ゆっき!」

天宮「ねえ高坂さん!見てよあれ、どう思う?」

天宮さんは中央広場の真ん中を勢いよく指さす。その先にあったのは…。

高坂「…趣味悪っ!!」

その先にあったのは大きなモノクマの雪像だった。得意げな顔でスキーを片手に立っている。

…さっき見た時はこんなものなかった気がするけど、気のせい…?

モノクマ「それはボクが冬季オリンピックで優勝した時をイメージした雪像だよ!」

高坂「うわっ…出た…」

モノクマ「栄光ですねー…物凄いスピードで颯爽と雪原を掛けるモノクマ…次々と選手を転ばしていくモノクマ…」

義堂「そ、それって不正なんじゃ…そもそもクマがスキーって…」

モノクマ「その末のこの金メダル!なんてすばらしいのでしょう!仲間に囲まれ…家族に囲まれ…ああ、モノクマよ永遠となれ!」

モノクマ「…っていう妄想をしながらに作ったものがこの雪像だよ!」

雫川「…ユーリ。壊せ」

ユーリ「ハイ!おおりゃあああ!!」

ユーリさんは物凄い勢いでモノクマ雪像の足を削っていく…。

モノクマ「うわー!やめろー!!壊すなー!壊したらオシオキだよ!こらーっ!!」

よく見たら、この一体以外にも様々な場所にモノクマをモチーフにした雪像があるようだ。

いつの間に…って思ったけど、考えるだけ無駄なんだろうな。

いつまでもモノクマの下らない冗談に付き合ってはいられないので、とりあえず奥の方に移動する。

ゲレンデはとても広く、リフトの先のコースを合わせるとかなりの広さがあるのではないだろうか。

リフトは見える所に全部で5つ。

しかし余りの長さに、その先にどんな世界が広がっているのかは分からないようだ。

雪境「しかしここは俺が見た中でもかなり大きなタイプのスキー場だぜ!ざっと100haは超えてるんじゃねーか?」

義堂「そ、それってどのくらいの大きさなんでしょうか…」

雪境「すっげーでかさってことだよ!あーっ!早くリフトに乗りたいぜ!げへへへ…」

天宮「ましろちゃんはスキー場は結構知ってそうだけど、ここは知らないの?」

雪境「うーん…知らねーな。考えてはいるんだけどよ、どうも思いだせねーや」

雪境「もしかしたら新しい施設なのかもな。建物も結構きれいだし」

超高校級のスキーヤーの雪境さんでも知らない施設なのだ。他の人が詳しく知っている可能性は低いだろう…。

義堂「あれ、リフト…動いていませんね…」

義堂くんの視線の先にあるリフトには、張り紙がしてあるようだ。


“整備中につき使用不可”


天宮「…ありゃ、五台全部止まってるよ?それにこっちのロープリフトも動いてないみたい」

雪境「……ま、マジ…かよ…!?」

モノクマ「ごめんね雪境さん。ちょっとリフトはまだ利用できないよ」

モノクマ「そうだね、コロシアイが始まりでもしたら、この先を解放してあげるよ!」

雪境「んなっ!?ぐ、ぐぬぬ…」

義堂「ゆ、雪境さん…流されちゃだめです…!」

高坂「そ、そうよ。スキーの為に殺人とか馬鹿げてるでしょ!?」

雪境「わ、わーってるよ。…リフトが使えねーなら歩くしかねーなぁ。はぁ…」

…それでも滑るっていう気はあるのか。流石というか図太いというか…。

このリフトの先は気になるけど、今は調べられないってことなら仕方ないわね。

【駐車場】

そして先程皆で来た駐車場に再びやってくる。

そこには相変わらず一台のバスと、多少水を含んだ雪があるだけだ。

義堂「それにしても…どうしてバスが一台だけあったんでしょうか…」

天宮「確かに気になるよね。こういう所って少なくとも管理人さんたちの車とかがあるものだよね?」

雫川「だが、ない。…本当に俺達以外誰もいないのかもしれない」

高坂「それにしても電気は通ってるしリフトも後で動かせるって言うし…わけわかんねー…」

ユーリ「はい、こういうの知ってます!これ、カイキゲンショウ!」

雪境「あっはっは、楽しそうだな!」

天宮「そんなわけ…あるかも?…はは」

義堂「や、やめてくださいよぅ!」

この中のどの女子よりも女子らしい反応をする男子って…。

雪境「ん、よく見たら奥の方に雪の山があるな。何々…雪捨て場?」

簡素な木の看板に相変わらず汚い字で書かれた”ゆきすてば”という文字。

モノクマ「それはその名の通り雪を捨てる場所です!」

さっきからひょいひょいあらわれすぎてもう慣れてきたわ…。

モノクマ「ボクが運転する除雪車が、ボクが運転するトラックに雪を詰めて、毎朝7時にここに雪を捨てる事になってます!」

ユーリ「わーお、すごーい!」

天宮「そういえばトラックがペンションの隣に停まってた気がするね」

モノクマ「ちゃんとボクはゲレンデを綺麗に使わせる努力はしてるんだからね!ぜひコロシアイをして使ってください!」

雪境「スキーを人質にするなんて、なんて卑怯な奴なんだ…!」

義堂「え、えっと…つまりここは駐車場であると同時に廃棄場でもある…と…」

雫川「…そうなるな」

…結局脱出の手掛かりになりそうなものはないわね。

でもきっと皆が何かは見つけてくれているはず。…戻るか。

【総合施設棟1階:レストラン】

時間はぴったり5時5分前。何も文句を言われることはない筈。

遠江「遅いぞ凡人共。貴様らが最後だ。さっさと報告会を始めないかね」

…筈なのに、こいつは…。


ユーリ「ハイ!ユーリ達がまず話します!」

天宮「えっと、アタシ達はこの外を調べて回ろうと思ったんだけど…リフトが動いてなくて大して調べられなかったんだ」

雪境「外にはモノクマの雪像もうじゃうじゃいたぜ」

ユーリ「アレ、壊していいって!楽しいね!ハイ!」

雫川「…施設内の物の不要な破壊はよせ、とモノクマは言っていた。雪像には触れない方がいいかもしれない」

義堂「あとは…確か朝の7時に除雪トラックが動くって言っていましたね」

高坂「…まああたしたちはこんな感じかな。他の皆はどうだったの?」

次に声を上げたのは御堂くん。彼と木崎さん、伊丹くん、遠江くん、佐渡島さんは総合施設棟を調べたらしい。

御堂「えー、総合施設棟はですね。その名の通りいろんなものが揃ってましたよ」

木崎「まずはレストランですわね。レストランの奥には調理室があって、道具も一式揃っていたようですわ」

木崎「材料もなぜか豊富にありましたし、クマさんは定期的に食料を追加するので心配はいらないと仰っていましたわ」

御堂「でも料理人がいないんですよね。あ、これに関しては皆さんに譲りますので、食事当番考えておいてくださいね」

追加される食料の謎…これも考える必要がありそうね。

伊丹「え、え、とですね。隣の部屋は、会議室で、ですね。ホワイトボードなどがあって…その、防音らしいです」

佐渡島「そこであっしが思いつく限りのガンプラの名前を叫んだんすけど、ここにいた陰陽師には全く聞こえなかったみたいっすね!」

伊丹「…あ、あの、祈祷師…ですね、はい」

御堂「で、二階にあったのが売店でーす。いろいろ商品は揃ってましたから後で行ってみたらいいと思います」

佐渡島「えー、あとは救護室もあったっす。風邪薬から消毒液から包帯からいろいろ揃ってたっすね」

遠江「…毒薬もあったな。…ククッ!」

…ど、毒!?

夜宮「うーん、物騒だね。処分したほうがいいんじゃない?」

御堂「無理ですね。モノクマ様が処分するのは許さないって。勝手に備品を捨てるのはダメらしいですよ」

高坂「…警戒するしかないってことね」

…大丈夫、だよね?

最後に声を上げたのは夜宮くんに最上くん、跳木さんに品川さん、比嘉くんの5人だ。

夜宮「最後は俺達ペンション組だね!ふふ、ある意味一番の成果かもよ?」

最上「おう!なんと、オレっち達はそこで不自由なく寝泊りができるらしいんだぜ!」

木崎「それはありがたいですわ」

比嘉「一応部屋割りは決まってて、男子は1階、女子は2階の部屋を利用できるらしいぜ」

品川「個室は完全防音に暖房完備、なかなか快適ですネっ!」

跳木「あと外から行ける物置小屋にはいろいろな道具があったぞ。スキー用具もあったし、防寒具もあったから…」

雪境「スキーができるのか!!」

夜宮「まあとにかく防寒具は持ちだして構わないと思うから後で皆行ってみてね。校則にも”道具は自由に使っていい”って書いてたしね」

品川「あと報告しなくてはならないのは…旅館施設だヨ!ペンションの隣になんと旅館もあったんだよネ!」

品川「…だけど現在準備中…。利用したければコロシアイをしろと言われましタ…ショックですネ…」

比嘉「つ、つまり使えないってことだな!決してコロシアイなんて起きねーもんな!うん!」

…これで報告は終わりか。…結局脱出の手段は…まだない、と見て良さそうね。

高坂「…はぁ」

遠江「…これで全部かね。ふむ、結局脱出の手段を見つけたものはいない、か」

天宮「悔しいけどね…」

伊丹「こ、こ、コロシアイ…しか、ないです、かね…?」

遠江「…まだ早いな。時間がたつにつれて向こうもボロを出すかもしれない」

遠江「一先ずはここで生活をする覚悟を決める必要がある…ということだな」

仕方のない事だけど…はぁ、憂鬱だわ。

比嘉「いやだなぁ…」

遠江「では、ここからは貴様らを導く為の俺からの命令だ」

遠江「まず、夜時間の出歩きはお勧めしない。寝ている時というのは無防備な時ということだからな。しっかり鍵を掛けておけ」

遠江「次に道具の利用は必ず報告してからすること。…スキー用具などは立派な凶器にもなるからな。御堂、あとで報告表を作っておけ」

遠江「そして毎日の夜に、報告会を開くので全員出席すること。無断欠席は死亡とみなす」

遠江「以上だ。これを守らないものは構わないが、孤立は死を意味すると思え」

跳木「うー、ケチつけたいのに意外とまともだぞ…!」

遠江くんの提案は厭味ったらしい言い方だけど正論ではあるのよね…。

高坂「…賛成」

夜宮「俺も賛成だね。それ以外の時間は皆自分たちなりに探索する、ってことでよさそうかな」

それに反論する人は誰もいなかった。

御堂「あー、いいですか?さっきも言いましたけど、朝食夕食は誰が作るんですか?」

遠江「当番の話か。…4人一組でグループを作り、全員分を用意する。日替わり交代だ。これでどうだね?」

御堂「…それが一番公平ですかね」

天宮「じゃあグループを決めてから今日は解散しようか。誰かクジとか持ってない?」

品川「はい、イリュージョン!ワタシが持ってますヨ!」

天宮さんの声に品川さんは、どこから持ってきたのか割箸で作ったクジを手に掲げた。

木崎「まぁ、凄いですわ…!」

品川「手品師たるもの準備は大切!いつでも何にでも対応できるようにしているのだヨ」

それはすごいわね…。

夜宮「えっと、同じ番号の人とグループってことでいいのかな?」

品川「そうだネ、はい皆引いていいヨ~」

そういって品川さんは順々に席を回っていく。

あたしは誰のグループになるのかな…。

安価↓1~3 同じグループになる人の名前を一人ずつ。一緒に料理をするイベントがあります
       被ったら安価↓


…1番。ってことは…誰だ?

最上「オレっちがNo.1だぜ!」

ユーリ「おー!ユーリもNo.1!一位!ユーリの勝ち!」

最上「ほう…?おいおいお嬢ちゃん、オレっちに並ぼうというのかい?」

ユーリ「はい、並ぶ!ユーリ、凄いから!」

…これはまた賑やかそうな…。

義堂「あ、あの…1番ですか?高坂さん…」

高坂「…1番。…義堂くんまさか?」

義堂「…はい、そうです…!」

高坂「…!!頑張ろうね…!!」

義堂「はい…!!」

良かった…!本当に良かった!

あたしは義堂くんと固い握手を交わした。

【INFO】
CHAPTER1でのグループは高坂、最上、ユーリ、義堂となりました。
グループは各チャプターごとに変更となります(同じメンバーを選ぶこともできます)

品川「はい、決まりましたネ!グループの皆で助け合って、楽しくご飯を作りまショウ!」

皆のグループも決定したようだ。

あたしたちは1番だから、明日の朝にはもう朝食を作らなくてはならない。

…しっかしこのグループ皆、料理とかできんの?

遠江「……ふ。では…解散、だな」

比嘉「ううう、怖いなぁ…嫌だなぁ…」

夜宮「…うーん、ちょっと眠いなぁ…でも皆疲れてるはずだよね…」

御堂「確かペンションの自分の部屋で眠ればいいんでしたっけ?」

天宮「ちょっと早いけど、今日はご飯は食べたい人が自分で食べるってことで…もう部屋に帰ってもいいと思う」

夜宮「じゃあ俺は帰ろうかなぁ。ふぁああ…うん、おやすみ」

ユーリ「おやすみー!」

…あたしは…どうするかな。

1.残る
2.もう寝る

安価↓1

1

>>326

もう少しだけ残るか…。ご飯も食べたいしね。

今残っているのは約半数…。

天宮さんに義堂くんに、最上くんにユーリさん。

そして品川さんに御堂くんに木崎さん、雫川くん。

皆それぞれ調理室から適当な食べ物を持ってきたようだ。

あたしも持っていくか…。

~~~~~~~~~~~~
さて、これくらい食べればおなかも膨れそうだな。

どこに座って食べるか…。

1.誰かの隣(人物指名)
2.一人で食べる

安価↓1

御堂

>>330

高坂「御堂くん、隣に座ってもいい?」

御堂「えー?はぁ、いいですよーどうぞどうぞ」

超高校級の執事、御堂美広くん。

彼は終始ふてぶてしい態度であたしたちの議論に加わっていたが…恐ろしくはないのだろうか?

御堂「…………」

高坂「…何?あたしの顔に何かついてる?」

御堂「…いやあ。凄いお人だなぁ、って思いまして」

高坂「…そう?普通じゃない?」

御堂「食パン一斤におにぎり10個、トマト5個にペットボトル一本…」

御堂「…これが貴方の普通の食事なんですかね?」

…確かに料理とか面倒だからすぐに食べれるものばかりを持ってきたけど…。

高坂「なにかおかしい?ちゃんと野菜は採ってるよ」

御堂「…なんでもありませーん」

…全く、一体何なのだ。

さて、何を話すか…。

1.コロシアイについて
2.超高校級の執事について
3.自由安価

安価↓2

2

>>333 

高坂「思ったんだけど、超高校級の執事ってどんなことをしているの?」

御堂「…どんなことっていいましてもねー」

御堂「普通に家事全般ですよ。別に楽しいことなんてなーんにもないですね」

高坂「それでも超高校級になれるって凄いって。何か特別なことをしたんじゃないの?」

御堂「ホントになんにもしてないですって。まぁ一応マナー全般は教え込まれてますし、人並み以上にスキルはあると自負してますがね」

高坂「…マナー?本当に?」

御堂「はっはっはー。私は公私混同しないタイプなので。ヤバイ人の前ではちゃんとしてるんですよ、これでも」

…なんだか納得いかないわ…。

御堂「…それに、凄いのは私じゃなくて私の環境の方ですし」

高坂「…?」

御堂「はーい、楽しいお話は終わりでーす。私はもう食べ終わったので行きますね」

高坂「え、もう?」

御堂「私は別にあなたの執事ではないんでいいでしょ?」

…確かにそうなのだけど、なんだか話を無理やり切り上げられた気分。

もやもやするっつーの…。

【INFO】
御堂の好感度が+2

【ペンション2階:高坂彩の部屋】

ピーンポーン、パーンポーン…。

モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』

モノクマ『午後10時になりました』

モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』

モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』

モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』

…これが夜時間って奴ね。

遠江くんとの約束では夜時間は出歩かない、だったか。

部屋の中は暖房も聞いているし、机にトイレ、軽いシャワーもついている。

…確か夜時間は水が使えないとかさっき言ってたわね。

まあ明日浴びればいいか…。

寝れそうにはないけど、寝るしかない。

今日はいろいろあったけど…一先ず忘れて明日から頑張らなきゃ。

…嫌なことは…全て、忘れて…。

~一日目、終了~

※初回ボーナス
安価↓のコンマ10の位と1の位の合計のモノクマメダルが貰えます

安価↓

>>338 1+8=9 モノクマメダル9枚ゲット!

【1日目 RESURT】

~好感度~
跳木沙々 4 【…まだ信じられないな】

御堂美広 2 【一体あの体のどこにあの量が…】

遠江征也 1 【凡人Aに興味などない】

モノクマメダル:9

~アイテム~
なし

※モノクマ劇場1※

モノクマ「えー、モノクマです」

モノクマ「雪山ですけどモノクマです。ボクはいつでもどこでもモノクマです」

モノクマ「1日目、長かった気がするけどそうでもないね!」

モノクマ「明日からは自由行動。通信簿も埋められるようになるし、ちょっと頑張ってみたら?」

モノクマ「まあ仲良くなっても死んじゃったら意味ないんですけどね…」

モノクマ「このスレでは1チャプターにつき被害者、加害者候補を2~3人ずつ決めてます」

モノクマ「でもね…チャプター1ではなんと一部のキーキャラクター以外の全員にフラグが立ってるんだよ!」

モノクマ「あの彼も、あんな彼女もほんの少しのコンマ差で死んでしまうかもしれない…。絶望的です…」

モノクマ「まあ悔いの無いような交流をしてくださいね!ボクは応援してます!」

モノクマ「ではではまったね~!」

キリの良い所まで来たので今日はここまで。

付き合ってくださりありがとうございました。
質問感想はご自由にどうぞ。

設定をいろいろ出しましたが見取り図とか欲しいですか?
必要でしたら…その、頑張りますが…

次回更新はおそらく明日の20時です。自由行動をやりますので安価が多めだと思います。
では、おやすみなさい…

このスレ見てる皆は各キャラのCVイメージとかある?
まあ、変に固定させる必要も無いんだけど他の皆は誰の声でキャライメージさせてるのかなと思ってさ

夜宮くんは宮野真守のイメージになった

また遅れる…すまないです
八時半くらいから始めます

>>344
そうですね…1的には自由に想像して構わないですが
書いたほうが良かったら書きます

>>345 変態じゃないか!

というか今さら気が付いた恥ずかしい誤字…RESURT→RESULT
他にもいろいろ誤字ってるけど脳内補完してください…

========================

~2日目~

ピーンポーン、パーンポーン…

モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』

朝からもあいつの声を聞かなければならないなんて…なんて憂鬱…。

確かあたしは1番のグループだから、今日は朝食を作らなきゃならないのよね。

…めんどくさい…。

=====================
【総合施設棟:レストラン~調理室~】

最上「遅いぜ高坂ちゃん!オレっち達はアナウンスが鳴る前に既に来ていたぜ!」

義堂「調理室は7時にならないと開かないんですけどね…」

あたしが来るころにはもう班の皆は集まっていたようだ。

ユーリ「そんなことより、リョーリ!ユーリ、腕がバンバン鳴る!」

義堂「えっと…普通に作ればいいんですよね?」

高坂「そうそう、普通に作ればいーの。全員分だから大変だし、そんなに手の込んだものじゃなくていいでしょ」

ユーリ「作るー!」

そうして皆は準備をし始めた。あたしもやるか…。

※皆の料理の腕をコンマで決めます※

安価↓ 高坂
↓2 最上
↓3 ユーリ
↓4 義堂

高坂→31 最上→12 ユーリ→78 義堂→18
なんてこった…

=======================
義堂「メニューは無難にサラダとベーコンエッグトースト…なんてどうですか?」

ユーリ「ハイ、リョーカイ!」

高坂「ふーん、いいんじゃない?…とりあえず野菜を洗わないとね。洗剤はどこ?」

ユーリ「…ン?」

最上「オレっちは肉を焼くぜ!火力最大だ!」ゴォオオオ!!

ユーリ「!ジュンジ!焦げる!」

義堂「えっと…す、すいません…卵がはじけ飛んじゃって…」ベトォ…

高坂「どんだけ力強いんだっつーの…ほら、貸して」

ユーリ「!!アヤ!殻入ってる!」

最上「オレっちはここでソースを投入するぜ!料理は隠し味、だろ?」

ユーリ「!!!ベーコン、黒い!」

高坂「ちょっと義堂くん!このサラダキャベツ粉々じゃん!」

義堂「えっ…みじん切りにしろって…あれ、玉ねぎの間違いでした!?あ、あうう…」

皆で協力しながら朝食を作った…。

ユーリ「…日本文化、奥深い。ユーリ、ミジュク…」

高坂「…後半はほとんどユーリちゃんがやってたような気がする…なんか…ごめん」

最上くんはともかく、義堂くんが料理下手なのは意外…。

【INFO】
『やけに細かいサラダ』と『なんだか黒いベーコンエッグトースト』を作った。
最上、義堂、ユーリの好感度が+1

【2日目:朝】

跳木「ゲッ…」

御堂「…………」

品川「わぁお…」

皆の微妙な反応を横目に、あたしも席につくことにする。

さて、どこに座ろうか…。

安価↓
3人まで一緒に朝食を食べる人物を選択

高坂「ねえ皆、ここ座っていい?」

品川「イエース、ミス高坂、おはようございます!」

雪境「構わねーぞ。しかしこの肉かてーなぁ…」

木崎「…わたくし、このような下賤な料理は食べられませんわ…」

高坂「げ、下賤な料理…はは…」

…悪かったっつーの…。

品川「…はぁーい皆注目~!朝からもマミ姉さんのマジックショーの時間だヨ~!」

机周辺が微妙な空気になった時、品川さんが明るい声を上げた。

雪境「お、何だなんだ?」

品川「ここにちょっぴり焦げたベーコンエッグトーストがありますネ!でも大丈夫、このハンカチをかざして…」

品川「一緒に数えまショウ!ワン、ツー、スリー!」

雪境「うおっ!?」

木崎「まぁ…!」

品川さんがかざしたハンカチを数回振ると…。

そこにベーコンエッグトーストはなかった。その代わりにあったものは…!!

安価↓ 品川がマジックで出した物は?(不可能と思われる物は下にずれます)

ふわふわのオムレツ

>>357

そこにあったのは、ふわふわのオムレツ…!

い、一体どうやったの!?全然分からなかったわ…。

木崎「な、なんて素敵な色をしていますの…!!」

品川「イッツイリュージョン!マミ姉さんは不可能を可能にします!」

高坂「普通においしそう…!」

雪境「な、なあこれ…!食べていーか?なあ、なあ!」

品川「勿論だヨ!マミ姉さんの魔法の食べ物、たんと召し上がレっ」

あたしはそれを口に運ぶ。これは…う、うまーい!!

高坂「口の中で卵がとろける…」

木崎「お屋敷のシェフにも劣らない味ですわ…!」

雪境「こんなうめーもん初めて食ったよ!スゲー!」

品川「ふふ、皆が笑顔になって良かった…!」

それからの朝食は品川さんのお陰で大いに盛り上がった…。

【INFO】
品川、雪境、木崎の好感度が+3

さて、朝食は終わったし…あたしも脱出の手掛かりを探さないとね。

~1日目 自由行動・午前 開始~

どこに行こうか…

1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)

安価↓

1 夜宮くん

【総合施設棟:レストラン】

>>360 

あそこにいるのは夜宮くんか…。

どうやら朝食を食べてから移動していないみたいだけど…何だ?

夜宮「…………ZZZ」

……寝てるんだけど。

高坂「夜宮くん、探索しないの?」

夜宮「……はっ!ごめんごめん、寝てた!何か用かな?」

…みりゃ分かるけどさ…。

1.コロシアイについて
2.疲れているの?
3.自由安価

安価↓1

>>363

高坂「しっかしコロシアイとか…わけわかんないことになったわね。どう思う?」

夜宮「うーん、そうだね…こういう世界とは無縁だったからね俺も」

夜宮「どう思うとか言われても…ねぇ」

高坂「…まあそうよね」

夜宮「ま、許せないよね犯人も。希望あふれる超高校級の生徒達にこんなことをしてさ!」

高坂「ったく、一発ぶん殴りたいわ」

夜宮「あはは、高坂さんみたいな美人に殴られるなら黒幕も本望かもよ?」

高坂「…こんなところで冗談なんていらないんだけど」

夜宮「冗談じゃないよ、そう思っただけ」

夜宮「ふああ、ねむ……うん、ちょっと黒幕が羨ましいかも…なーんて」

夜宮「…やっぱり痛いのは嫌かな。今のナシね」

…もっと慎重に発言しなさいよ…。

【INFO】
初めて話しかける相手の為、この後通信簿が開きます。
夜宮の好感度が+7

【通信簿イベント】

夜宮「しかし…凄いよね、ここも」

高坂「凄いって…何が?」

夜宮「うん、雪の事だよ、雪!俺雪とか本物見たことなかったからさ…驚きだよ」

雪を見たことがない…?日本に住んでいて…?

高坂「そんな人がいたとは驚きだわ…そういう地域に住んでいたの?」

夜宮「あーまあそんな感じかな。というか俺もともとインドア派っていうかなんていうか…」

夜宮「…学校とか行ったことないしね」

高坂「…は?」

夜宮「あー、嘘嘘。行ったことはあるよ?ただまあ…」

夜宮「昔から周りも過保護っていうか俺も弱かったっていうか…俗に言う引きこもりって奴なのかな?」

…軽いノリで話すことなのかしらそれは…。

夜宮「そんな俺が超高校級の幸運としてここにいる…なんていうか、驚きだよね!」

高坂「…そうね…なんつーか意外」

夜宮「そう?まあここで皆に会えたのも運命みたいなものだしね!頑張ろうよ!」

夜宮くんは変わらぬさわやかな笑顔を見せている…。

こんな風に見える彼でも…過去にはいろいろあったのかもしれないわね。

【INFO】
夜宮颯介の通信簿1ページ目が解放された。
『お調子者に見える彼だが、過去には引きこもりだったらしい。しかし現在は超高校級の幸運として選ばれたことに運命を感じ、張り切っているようだ』

結局夜宮と話していて全然探索できなかったわ…

~1日目 自由行動・午後 開始~

もう午後だけど…次はどこに行こうか。

1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)

安価↓

2.モノクマ

>>368 コンマ50以下のため誰も現れません…

取り敢えず探索してみるか。

【総合施設棟:救護室】

ここが救護室ね…。いろんな薬品もあって、まさに大きい保健室って感じ。

確かこの棚に……はぁ、確かに毒薬っぽいボトルがあるし。

横には…利用表?ああ、遠江くんが御堂くんに作らさせてたっけ。

まだ薬品を利用した人はいない、と。

一先ずけがしたらここに来ればよさそうね。

そういえばけがの治療ができそうな人、このメンバーにはいない気がする…。

…気を付けないと。

安価↓のコンマ十の位と一の位の合計のモノクマメダルが手に入ります。

00だとどーなんの…

>>346
>>344なんだが、>>1的に想像してる声とかあれば聞いてみたいな。まあ、それをイメージとして固定させるかは個人の自由だろうけど、単純に>>1は誰の声を想像して動かしてるのかなぁって気になる

>>371 メダルコンマでは0は10とみなします。00なら超ラッキーですね!
   5+6=11枚メダルゲット!

現在のモノクマメダル:20枚

====================
…よくわかんないメダルが手に入った。

売店で利用できるらしいけど…こんなオモチャみたいなのが…ねぇ。


なんだかんだでもう日が沈みかけている。今日は何もしていない気がするわね…

もう少しなにかできそう…か?どうするか…

~1日目 ミニ自由行動・夜 ~

1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(現在アイテムはありません)

安価↓

1.螟ゥ螳ョ

>>375 訂正してくれたのは嬉しいのですが
    コンマ50以下の為誰も現れません…。

…もう夜は遅いし、報告会に行って…ご飯を食べて寝るか。

======================

【ペンション2階:高坂彩の部屋】

ピーンポーン、パーンポーン…。

モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』

モノクマ『午後10時になりました』

モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』

モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』

モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』

報告会によると、手掛かりは特に見つからないらしい…。

あたしたち、本当にここから出れんの…?

…大丈夫、きっと大丈夫…よね。

~2日目、終了~

【2日目 RESULT】

~好感度~
夜宮颯介 7【高坂さんに殴られたら痛そうだな】

跳木沙々 4

品川魔未 3【マミ姉さんに任せなさい!】

雪境ましろ 3【高坂は料理下手なのか?】

木崎花憐 3【ふわふわオムレツ、素敵でしたわ】

御堂美広 2 

ユーリ・テーリムー 1【日本料理、奥深い!】

義堂総次朗 1【迷惑をかけてすいません…】

最上順治 1【オレっちのスーパーな腕を見たかな?】

遠江征也 1

モノクマメダル:20

~アイテム~
なし

※モノクマ劇場2※

モノクマ「はい、1日すぎましたね」

モノクマ「あんまり自由行動できなかったね…うん、さじ加減悪かったかなぁ…」

モノクマ「というかあそこでボクを選ぶ人がいると思わなかったよ。内容考えてなかったよ!」

モノクマ「えー、自由行動では一先ず売店に行くことをお勧めします」

モノクマ「プレゼントがあれば好感度も増えるからね!」

モノクマ「大丈夫、あと二日分ある!頑張ってね~!」

~3日目~

ピーンポーン、パーンポーン…

モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』

…朝か。

今日は当番ではないし…ゆっくり眠ってから行こう。

【総合施設棟:レストラン】

天宮「彩ちゃん、おはよう!」

品川「おはよう!今日はワタシたちが当番だったヨ~!」

遠江「ふっ…今日もしっかり働くのだよ、凡人共」

今日のメニューはいかにも和食ね…。

さて、誰と食べるか…。

安価↓
3人まで一緒に朝食を食べる人物を選択

雫川 伊丹 佐渡島

>>382

雫川「…………」

伊丹「…………」

佐渡島「うん、うめー!魚うめー!」

な、なんだかあそこの机、空気が重いんだけど。

そういえばこの三人はあまり皆の輪の中に入っていくタイプの人達ではない気がする。

あたしから話しかけてみるか…。

高坂「ここ座っていい?」

佐渡島「あー…坂本ちゃんだっけ?構わねーっすよ、どーぞどーぞ!」

高坂「高坂よ…どう間違えてるの!」

雫川「…………」

伊丹「あ、あ、あの…」

佐渡島「うーん、やっぱりもう2mm削って…でもフォルムがなぁ…悩むなぁ」

…といっても、どうするか。

一か八か、誰かに話を振ってみるか…。

1.雫川に振る
2.伊丹に振る
3.佐渡島に振る
4.自分で話題をつくる(その際自由安価)

安価↓


それぞれの才能について

>>384

…いや、皆に振るより自分で話題を作ったほうがよさそう。

高坂「皆の才能についてもっと聞きたいんだけど、どういう事をしているの?」

佐渡島「あー?ほうほう、赤坂ちゃんもプラモに興味がある質っすか?いいよ!プラモの世界は広いから!」

佐渡島「まずは簡単にプラモデルの歴史からっすね!世界で最初に発売されたプラモデルは、フロッグのブランドで動力付きの木製模型飛行機を販売していたイギリスのIMA社 (International Model Aircraft Ltd.) が、1936年に発売したフロッグ・ペンギンシリーズで(以下省略)…という感じでWikipediaより引用っす。そんであっしが得意とするのは…」

高坂「ちょ、ちょっと待って!も、もういい…あの、掻い摘んで三行くらいで説明して!」

佐渡島「あー?ったく、坂下ちゃんみたいな1レベはレベル上げしてから話しかけて来いっす!」

だからさっきから誰の事を言ってるんだっつーの…。

高坂「…す、すごいわね。で…伊丹くんは?」

伊丹「え、ええと…ぼ、ぼぼくは、いろんな人に頼まれてお祈りしてます、はい」

伊丹「神はお祈りをする人を、た、助けてくれますから、ね。大切なことです」

高坂「ふーん…まあいろんな考え方があるからね」

伊丹「…皆さん…無宗教…です、よね…?」

雫川「…俺は仏教徒」

佐渡島「神なんていねーっすよ!あっしはリアリストなんで!」

伊丹「…じゃあ、そ、その…改宗でもいいので、その…皆さんうちの宗派に…入りませんか?」

高坂「えっ」

伊丹「うちの宗派は、そ、その…本当に祈りが届くというか…実績もあるというか…」

伊丹「そうする為にはまず、その、神の成立からお話する、必要が…」

高坂「あ、あー!ま、また今度ね!…で、雫川くんは?」

雫川「…葬儀屋と聞いて、何か楽しい事を想像するか?」

佐渡島「しないっす。葬儀場とか死んでも行きたくないっす。あれ?あっし今ちょっとうまい事言った?あひゃひゃ!!」

雫川「…そういう事だ」

…なんだか凄く疲れた…。でも話は盛り上がった…のか?

【INFO】
雫川、佐渡島、伊丹の好感度が+1

~3日目 自由行動・午前 開始~

朝から濃い話を聞けたわね…。

さて、今日はこれからどこに行こうか…

1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)

安価↓

1金くん

>>387

【中央広場】

あそこでモノクマ像を横に棒立ちしているのは…比嘉くんか?

比嘉「はぁ…見てくださいこの綺麗な雪…まるで心が洗われるような白さですね…」

比嘉「ここに居れば私の荒んだ心も綺麗になるというものです…では、実況のモノクマさん…」

高坂「…なにやってんの?」

比嘉「あぎゃー!?だ、だからいきなり話しかけるな!こえーよ!」

ブツブツと独り言を言ってるあんたも怖いと思う…。

比嘉「何だよ、その危険人物を見るような眼はよぉ…」

比嘉「こうやって切り離しでもしねーとやってらんねーんだよぉ!いいだろ!?」

高坂「はいはい…」

さて、何を話すか…

1.コロシアイについて
2.超高校級の司会者について
3.自由安価

安価↓1

3
司会者として心がけている事

>>392
了解です 中途半端ですが今日はここまでで
進行に関して何かありますかね…?テンポ悪いとかこうしたほうがいいとか
コンマ50以上って…高いかな?

あと言うの忘れましたが自由行動で選択時増える好感度が少し減ってます
難易度が激ゆるになることにいまさら気が付いたので…

>>373 では1の考えているイメージCVも後で張っておきますねー
他に質問感想なんでもどうぞ。

次回更新はちょっと分からないですけど、多分土曜日くらいには…
ではおやすみなさい。

感想ありがとうございます!モチベ上がります
まだ意見等あったら遠慮なくお願いしますね

>>373 1が考えたイメージのCVです あんまり声優に詳しいわけではないですが
なんとなくどんなキャラをイメージしてるか分かるかもしれません。
少しダンロンのキャラにも被ってますが…
=====================
超高校級の??? 高坂彩→雨宮天さん

超高校級の園芸部 木崎花憐→中原麻衣さん

超高校級の手品師 品川魔未→阿澄佳奈さん

超高校級のスキーヤー 雪境ましろ→ 井上麻里奈さん

超高校級のバレーボール選手 跳木沙々→井口裕香さん

超高校級のプロモデラー 佐渡島務美→小林ゆうさん

超高校級の応援団 天宮火憐 →堀江由衣さん

超高校級の宮大工 ユーリ・テーリムー →松岡由貴さん

超高校級の幸運 夜宮颯介→宮野真守さん

超高校級の軍師 遠江征也→石田明さん

超高校級の祈祷師 伊丹ミルラ→代永翼さん

超高校級のサーファー 最上順治→うえだゆうじさん

超高校級の葬儀屋 雫川流矢→中村悠一さん

超高校級の柔道家 義堂総次朗→能登麻美子さん

超高校級の司会者 比嘉金→森久保祥太郎さん

超高校級の執事 御堂美広→小野大輔さん
=====================

こんばんは1です。
需要があるかわかりませんが簡単な見取り図を描きました。
位置関係の参考にしてください

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5239285.png.html

次回更新は土曜日と言いましたが明日の夜来れそうなので来ます
おそらく21時か22時に…

それではまた

>>392 

こんな変な奴でも一応超高校級なのよね…。

高坂「そういえばあんた超高校級の司会者よね」

比嘉「あ?そうだけどそういえばってなんだよそういえばって」

高坂「そういうけどさ、司会者として心掛けていることとかあるわけ?イマイチあんた司会者らしくないっつーか…」

比嘉「失礼だな!?お前そう言うけどな、オレがいなかったら大変なんだぞ!?」

高坂「は?」

比嘉「いいかよく聞けよ?司会っていうのはなぁ、場の進行を務めるために一番大切な役割だろ?」

高坂「まぁ確かに。司会がいないとまとまりがなくなるっつーか…」

比嘉「そう、それ。スムーズな進行の空気を作るために必要なのは『参加者のまとまり』なわけよ。わかるよな?」

高坂「…なんとなく。各々が自由に発言してばかりじゃ議論は進まないってこと?」

比嘉「そう!いいか?今までの二日間の中でオレがいなかったらお前らどうなってた?」

高坂「…別にいなくてもいいんじゃない?」

比嘉「つめてーよ!オレ頑張ってたんだからな!?お前らが乱しかけていた空気の修正必死に頑張ってたんだからな!?」

…あー、天宮さんが言っていた「比嘉ツッコミ」の事ね…。一応考えはあったのか。

…しかし…。

高坂「…地味」

比嘉「地味とか言うなよぉ!大切なんだぞ、場の空気!金貰ってもいいくらいの働きしてるぞ!?」

高坂「はいはい、いつかモノクマメダルあげるから」

比嘉「いらねーよ、現金くれよ!」

でも確かに誰も議論を修正してくれる人がいないとまずい、というのは分かる。

そういう意味では司会って大切なのかもしれないわね。

【INFO】
初めて話しかける相手の為、この後通信簿が開きます。
比嘉の好感度が+5

【通信簿イベント】

比嘉「つーかおかしいだろぉ…?どうしてこんなことになってるんだよぉ…」

比嘉は涙目でだらしなくうなだれている…。…ったく。

高坂「確かに納得できないことは多いけど、弱音を吐くなっつーの。男でしょ?」

比嘉「男とか女とか関係ありません!オレは普通の高校生だぞ!?」

比嘉「いや、何年も経ってるなら今高校生かはわかんねーけど…とにかく普通なんだぞ!?」

高坂「いや、あんたは超高校級の司会者でしょ?」

比嘉「確かにそうだけど…いや、オレってなんというか…地味じゃないですか?」

高坂「そうね、髪色以外は地味。分かってたんだ」

比嘉「…高坂ってはっきりものを言うよなぁ。ま、その通りだけどよ」

比嘉「オレってばちょっと声が綺麗なくらいの高校生な訳」

比嘉「遠江みたいに頭がよくもねーし、雪境みたいに何かが飛びぬけてできるわけでもねーんだよ」

高坂「そこまで言うの?つーか、じゃあなんで超高校級に選ばれた訳?才能があるからじゃないの?」

比嘉「決まってんだろ?オレが自分で売りこんだから…って、言わなくてもいいことまで言っちまった!」

え…ええ?自分で自分の才能を売り込んだ?

高坂「…なんでそんなことしたのよ」

比嘉「……名声が欲しかったからだよ!悪いか!!いいだろ別に!」

…欲望に正直なのが悪いとは言わないけどさぁ。

つーか、だったらコイツが今この状況にあるのはある意味自業自得ってわけね…。

運のないヤツ…。

【INFO】
比嘉金の通信簿1ページ目が解放された。
『自分のことをあくまで普通の高校生だと言う比嘉。希望ヶ峰学園にも自分で自分を売り込んでやってきたらしい』

~3日目 自由行動・午後 開始~

どうしてあいつはあんなにだらしないのかなぁ…。

さて、そろそろ他の所に行かないと…

1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)

安価↓

【ペンション1階:遠江征也の部屋】

…やることも思い当たらないので、とりあえず遠江くんの部屋の前に来てみた。

一応リーダーなわけだし、頼ってもいいはず。

ピーンポーン…。

……。

…あ、開いた。

遠江「やれやれ、凡人Aか。一体何の用だというのかね?」

高坂「…その凡人Aって呼び方やめてくんない?」

遠江「やめないな。なぜなら事実だからだ」

はぁ…。相変わらずで何より…。

さて、聞きたいことは…。

1.対抗策は見つかった?
2.どうしてリーダーを引き受けてくれたの?
3.コロシアイについて
4.自由安価

安価↓

3

>>405

高坂「ねぇ…コロシアイ…についてなんだけど」

遠江「…ほう、やはりそこが気になるのかね?」

高坂「……まさか起きたりはしないよね?」

あたしは不安を抑えて問いかける。きっとこいつなら、「くだらん」ってはっきり言ってくれるはず…。

遠江「起きるな」

…え?

高坂「…いまなんて?」

遠江「このままでは確実にコロシアイは起きるな。断言できる」

…なんでそっちの方向にはっきり言うのよ…。

高坂「ど、どうして?」

遠江「どうしても何も…。この環境で起きないと思える方がおかしいと思うがね」

高坂「そ…それをなんとかするのがリーダーの仕事でしょ!?」

遠江「そうだな、その通り。…しかし俺は、無駄なことに思考を裂く趣味はない」

高坂「無駄な事…?」

遠江「…フッ。まあ安心しろ。俺が導いてやる」

遠江「…最善の選択で、な」

…………。

【INFO】
初めて話しかける相手の為、この後通信簿が開きます。
遠江の好感度が+2

【通信簿イベント】

高坂「しかしあんた超高校級の軍師っていうけどさ…具体的にどんな才能な訳?」

遠江「…ほう?」

高坂「だってただ頭がいいだけだったら超高校級の天才でも策士でも…他に言い方はあるわけでしょ?」

高坂「軍師って、なんかよくわからない言い方じゃん。あんた軍を率いた経験とかあるわけ?」

遠江「……」

…?なんだか遠江くんが不機嫌そうになった…?

遠江「やれやれ…これだから凡人は」

遠江「そもそも貴様は軍師の何を知っているのかね?」

高坂「…まぁ確かに詳しいわけではないけどさ」

遠江「フッ…ならば少しだけ頭のよくなる話をしてやろう。安心しろ、貴様のレベルに合わせてやる」

遠江「これはある軍師が当時にとった作戦の話だ。その軍師は当時では前衛的な作戦で織田軍を撃退した」

織田軍…?織田信長のこと…?れ、歴史の話…か?

遠江「作戦はこうだ。攻められた際、まず敵を一旦通り過ぎさせ油断をさせる。その後、敵が油断したところを背面の兵に後ろから奇襲させる」

遠江「そして不意をつかれ体制が崩れたところを残りの方面、つまり全方位から一気に攻めるのだ。」

遠江「これは十面埋伏陣という作戦だ。一度相手を油断させて、その後一気に叩きのめす…」

遠江「…いい作戦だとは思わないかね?まぁ貴様にはこの作戦を行った軍師の名前すら分からないだろうがな」

…馬鹿にされてるわね。むかつくわ。

分かるに決まってるじゃない。その軍師の名前は…。

1.黒田官兵衛
2.竹中半兵衛
3.豊臣秀吉


※通信簿の選択肢について※
キャラによっては通信簿の中で選択肢や自由安価を発生させる者もいます。
ここで正解の選択肢を選ぶことで、好感度が少し+されます。
間違えても何も問題はないので、ぜひ好きなように選択肢を選んでください。

安価↓1

高坂「竹中半兵衛に決まってるでしょ?知ってるわよそれくらい」

遠江「…ほう。凡人が歴史上の人物の名前を知っているとは」

…馬鹿にしすぎでしょ?

遠江「そう、竹中半兵衛。俺の尊敬する軍師の一人だ」

遠江「彼は黒田官兵衛と合わせて両兵衛と呼ばれていてな、豊臣に仕えた有名な軍師だ」

高坂「ふーん…。…で、その人の話はわかったけど、だからなに?」

遠江「…………」

高坂「…?だから、なんであんたは軍師って呼ばれてるの?」

遠江「……ほう。ではもっと面白い話を聞かせてやろう」

…はぁ…?

遠江くんはその後も様々な軍師のエピソードを聞かせてくれた…。

…彼にしては珍しく目が輝いていたような。

もしかして彼が「軍師」なんて呼ばれてるのは…。

…ただ単に、歴史上の「軍師」の逸話が好きだから…?

【INFO】
遠江征也の通信簿1ページ目が解放された。
『彼が策士や天才でなく軍師と呼ばれるのを良しとしているのは、ただ単に彼が歴史上の軍師の逸話を好きだからなのかもしれない』

書き忘れ。
遠江の好感度が+3

=================

遠江の一言が忘れられない。

コロシアイは必ず起こる…?

…そんなわけない。…気をとりなおして行こう。

~3日目 ミニ自由行動・夜 ~

1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(現在アイテムはありません)

安価↓

コンマ50以下のため誰も現れません…。

【ペンション2階:高坂彩の部屋】

…報告会では相変わらず進展はなし、と。

一体どうなっちゃうのか…あたしもみんなも。

ピンポーン…

…?誰か来た?

もうすぐ夜時間だけど…。

1.出る
2.出ない

安価↓

雪境「おーっ!高坂!来ちまったよ!」

扉を開けて出てきたのはすごくいい笑顔の雪境さん…。

高坂「…どうしたの?」

雪境「どうしたもこうしたもよー。なんつーかさ、息つまんねぇ?」

…?

雪境「遠江は何かつめてーしよー。皆ピリピリしててこえーしよー。雪に囲まれてるのにおかしくねぇ!?」

高坂「…雪に囲まれてるからピリピリしてんだって」

出られないってことだしね…。

雪境「そこでよ、皆でなんか楽しーことでもできねーかって思ってよ」

雪境「じゃじゃーん!考えました、雪合戦大会~!」

…雪合戦?

雪境「スキーはリフトがないとなかなか初心者には辛いだろ?だからさ、やっぱり雪合戦かとおもって」

雪境「皆で楽しく運動できるし雪だし楽しいし、いいと思わねーか?雪だし!」

そんなに雪が好きなのかよ…。

高坂「なんであたしのところに?」

雪境「皆の所にも行ってるぜ。で、高坂は参加するか?しようぜっ!」

あたしはどうすっかな…。

1.参加する
2.参加しない

※参加する場合4日目の自由行動の午後が潰れます。

安価↓1

高坂「…いいよ。参加する」

雪境「っしゃあ!いいぜ。じゃあ明日の午後、約束だかんな!」

ずっと俯いてばかりいるのも良くないだろうし…少しは楽しんでもいい…わよね?

【INFO】
4日目自由行動・午後に「雪合戦」の予定が追加された。
雪境の好感度が+2

~3日目、終了~

【3日目 RESULT】

~好感度~
夜宮颯介 7

遠江征也 6【歴史上の軍師には…素晴らしい者がたくさんいる】

比嘉金 5【普通にこえぇよこの生活…】

雪境ましろ 5【明日は雪合戦だぜ!】

跳木沙々 4

品川魔未 3

木崎花憐 3

御堂美広 2 

ユーリ・テーリムー 1

義堂総次朗 1

最上順治 1

佐渡島務美 1【プラモレベル1っすね】

伊丹ミルラ 1【是非うちの宗派に…】

雫川流矢 1【…………】

モノクマメダル:20

~アイテム~
なし

※モノクマ劇場3※
モノクマ「…うん。……うん」

モノクマ「早くもネタ切れだよねぇ…何をはなせばいいんだろうね…」

モノクマ「あれもこれも1が遅筆なのが悪い。まだまだコロシアイ起きそうにないよ!」

モノクマ「何オマエラ普通に雪合戦とか約束しちゃってるの?さっさとコロシアイしようよ!」

モノクマ「ふーんだ!ぜひ仲良くなって絶望してください!」

モノクマ「そういえばまだ好感度表に入ってない人…あ、一人いますね。なんででしょう…運がわるかったのか…」

モノクマ「…以上、モノクマでした。うぷぷぷぷ!」

というわけで今日はここまで

途中間が開いてしまいすみませんでした。
一回の更新で1日分終わるのが理想なんですけどね…
まだ裁判一度も起きてないし、人間関係もそこまでできてないからどうも単調になりがちで…

次回、多分月曜日に来ます。土曜日日曜日予定が入ってしまったので。
意見感想質問批判なんでもどうぞだべ
ではおやすみなさい…

おばんです!
割と遠江を好いてくれてる人がいるようで驚いてます

明日22時くらいから始めます
ところで今のところ印象の薄い生徒とかいますか?
いたら教えてくれれば嬉しいです
皆のキャラを少しでも立たせてから裁判やりたいので…

なるほど了解です。意識してみます
ユーリもあんまり出番ないはずなのにキャラが立ったのはなぜだろうか
伊丹と雫川はね…うん
(無口キャラの個性立たせるのってどうすればいいんや…)

============================
~4日目~

ピーンポーン、パーンポーン…

モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』

今日で4日目…相変わらず事態は進展しない。

…悪い方向に進展されても困るけど。

さて、今日も皆に合わせていかないとね。

【総合施設棟:レストラン】

夜宮「おはよー…相変わらず外は寒いね」

ユーリ「寒くてもユーリ元気!ユキガッセン!」

雪境「雪合戦!!」

義堂「そういえば雪合戦をやるんでしたっけ…」

御堂「こんな時に何考えてるのやら。皆さんお気楽ですねぇ」

木崎「お気楽ですわ」

…本当にそのとおりだから何も言えないわ。

安価↓
3人まで一緒に朝食を食べる人物を選択

ユーリ

折角3人なので>>431‐432の人物と…
=======================

今日はイベントもあるし、ユーリさんにあの有り余っている元気を分けてもらおうか。

高坂「隣失礼…って、何してんの?」

ユーリ「リューヤ!あーん!」

ユーリさんは雫川さんの目の前に揚々とミニトマトを掲げている…。

雫川「……(モグモグ)」

…そして何で雫川くんは普通に食べんの?

高坂「何してんの?つーかこんなところであーんって…」

義堂「ふ、不純異性交遊…です…」

高坂「いやそのレベルで真っ赤の義堂くんもどうかと思うけど」

ユーリ「リューヤ、便利!野菜、食べる!」

雫川「…勿体ないからだ」

…つまり雫川くんは残飯処理係って思われてるわけね…。

義堂「た、食べさせるならお皿に移せばいいです…。そ、そんな…恥ずかしい…」

ユーリ「恥ずかしい?ソージロー!ソージローもあーん!」

義堂「ひいっ!?はは恥ずかしいです!!」

ユーリ「んー?ソージローつまんない!」

義堂「ふぐっ!?つ、つまらな…!?」

ユーリ「ハイリューヤ!」

雫川「……(モグモグ)」

ユーリ「よくできました!リューヤ面白い!」

義堂「う、うううう…」

ユーリさん…あの雫川くんで遊んでる事もそうだけど、義堂くんにあそこまで言うのも凄いわ…。

しかしなんだか面白いし、ちょっと遊んでやろうかしら…。

1.ユーリにあーんする
2.雫川にあーんする
3.義堂にあーんする
4.特に何もしない
5.自由安価

安価↓

>>435

高坂「……義堂くん、あーん」

義堂「はいいい!?ここ、高坂さん!?」

義堂くんは湯気が出そうなほど真っ赤になってしまった。けどここで引いてはつまらない。

ユーリ「お?ソージローいく?いく?」

義堂「えええ!?」

高坂「男なら一口に食べろって。ほら肉だよ肉」

義堂「や、やめてくださいよぉ!というかその肉大きいですって!し、雫川さん…」

雫川「……さっさと食べろ」

義堂「はい!?」

雫川「考えてみろ。ここで誰も肉を食べなかったらその肉は捨てられる」

雫川「……命を粗末にするな」

義堂「は、はい…?いや、そうなんですけど…でも…」

意外にも雫川くんが後押しをしてくれたし、あと一息…。

高坂「…義堂くんはあたしのあーんが食べられないってわけ?」

ユーリ「おお!ハクリョク凄い!アヤ本物!?」

義堂「…………た、食べます……」

高坂「よしっ!」

涙目で肉を頬張る義堂くんに、キラキラと拍手を送るユーリさん。

…冷静になって考えると、あたしは一体何してんだ?

やっぱりストレス溜まってんのかな…。

【INFO】
義堂、ユーリの好感度が+4
雫川の好感度が+1

~4日目 自由行動・午前 開始~

さっきはすこしかわいそうなことをしたかしら…。

さて、約束まではまだ時間があるわけだし。

何をしようか?

1.誰かと話す(人物指定)
2.探索(メダルが手に入る。人物も書けばコンマ50以上で現れる)
3.売店に行く(時間消費なし)

安価↓

連取りだから飛ばしてくれても構わん
 1 ユーリ

1天宮

>>439 違う安価なので全く構いませんよー 
   無効にする場合もありますが人もいないし今回は特に問題はないのでこれで…

【中央広場】

ユーリ「こわすー!!おりゃー!!」

中央広場ではユーリさんが相変わらずモノクマ雪像を壊している…。

モノクマ「こらーっ!やめろっていってんだろー!?」

高坂「って…モノクマ!?」

ユーリ「モノクマ、約束守ってるよ。ユーリ、壊す!でもその後、直す!」

モノクマ「確かに綺麗に直してくれてるけど…自分の姿が滅茶苦茶になるのを見るのは心苦しいよ…ハァ…」

高坂「モノクマ!ユーリさんから離れなさい!」

モノクマ「あらら、高坂さんまで来ちゃったよ。皆そんなにボクの事を壊したいんだね…」

モノクマ「でもボクへの暴力は禁止だからね!忘れないでよねー!」

…そういってモノクマは消えてしまった。

ユーリ「モノクマ、しつこい。ユーリ、ちゃんと直してる」

ユーリさんは腕を組み不満そうな顔をしながらも、足でモノクマ雪像を破壊し続けている…。

1.コロシアイについて
2.どうしてそんなに雪像を壊すの?
3.モノクマについて
4.自由安価

安価↓

2

>>440 すいません気が付きませんでした…天宮さんェ…

>>442

高坂「どうしてそんなに雪像を壊すの?」

…正直理解できないんだよね。

ユーリ「ん、どうして壊す……どうして?」

ユーリ「…………んーーーーーー……」

そんなに真剣に悩んでまで考えなきゃならないことなのか…?

ユーリ「…わかんない。なんとなく」

高坂「な、なんとなく?」

ユーリ「そう思った。だから、壊した。壊したくなる!」

ユーリ「大丈夫!壊しても直せる!直せばいい、雪はカンタン」

ユーリ「ユーリならできる!言ったらモノクマ、納得した!」

…この子を理解するにはどうしたらいいのか。

一瞬だけど…ユーリさんが凄く怖く見えた。

【INFO】
初めて話しかける相手の為、この後通信簿が開きます。
ユーリの好感度が+7
好感度が一定値を超えたためスキル『木端微塵』をGet!

『木端微塵』
ひらめきアナグラムで精神力を2消費して不要な文字を全て消すことができる。

【通信簿イベント】

高坂「ユーリさんってさ…日本出身じゃないよね?」

ユーリ「ん、そうだよ?ユーリ、日本来て少し。出身はスウェーデン!」

だいぶ北の方の出身なのね。

高坂「でも宮大工って明らかに日本の職業なわけじゃない?それでどうやって超高校級になったわけ?」

ユーリ「んー、宮大工は、おじいちゃんの手伝い。ユーリ、日本出身じゃない。でもおじいちゃん、日本人!」

クォーターってわけね…。それなら全く日本人らしくないのも納得だわ。

ユーリ「おじいちゃん、凄かった。なんでも直す。昔もユーリの壊したもの、すぐ直してくれた!」

ユーリ「ユーリ、おじいちゃんの凄さが気になった。だから教えてもらった。それで少し前、正式にデシイリした」

ユーリ「そしたらここに来れた!」

どのくらいの期間なのかは分からないけど、弟子入りして少しで超高校級って…この子、天才じゃん。

高坂「ユーリさんのおじいさんは凄いんだね…」

ユーリ「ハイ!おじいちゃんはユーリのビョーキも、直してくれるって言った」

ユーリ「まだ直らないけど、おじいちゃんなら直してくれる!凄いから!」

…病気?

…深く聞かないほうがいいのかな。

高坂「まぁ何か直してほしいものがあったらユーリさんに頼んでいいわけなんだよね?」

ユーリ「ハイ!ユーリにバンと任せて!」

話してみると、なんだかんだで頼りになりそうな人だ。

【INFO】
ユーリ・テーリムーの通信簿1ページ目が解放された。
『彼女は出身はスウェーデンで、日本人とのクォーター。宮大工の祖父を師匠としているらしい。』

すみません短いけど今日はここまで
リアルが忙しくなってきたのです…

とりあえず明日も22時くらいに来ます。
雪合戦をするよ!
何かあったらご自由に書き込んでくださいね。

ではおやすみなさい…

~4日目 自由行動・午後 開始~

※イベントパート※

そういえば雪合戦の約束をしていたわね。

適当に物置から防寒具を持って行かないと・・・

【中央広場】
一度部屋に戻って再び広場に戻ると、そこには既に雪の壁がいくつも作られていた。

結構本格的にやり合うつもりなのね。雪合戦なんて何年振りだろう。

…そもそも昔の記憶が曖昧なんだけどね…。

雪境「おーっ!高坂、来てくれたんだな!雪合戦だぜ!」

高坂「雪境さん、元気そうでなにより…メンバー集まった?」

天宮「アタシに義堂クンと沙々ちゃん、最上クンに魔未ちゃん…それにユーリちゃんに伊丹クンも来てくれたよ!」

ユーリ「来たー!」

伊丹「き、来ました…」

跳木「フン、気楽なもんだな!ボ、ボクは仕方ないから付き合ってやってるんだからな!人数合わせって奴だ!」

義堂「ふふ…折角の素晴らしい雪ですし…息抜きも必要です。いいんですよ」

高坂「でも遠江くんに佐渡島さん、御堂くんに木崎さん、雫川くんと夜宮くん…他の皆は来ないわけね…」

夜宮「いや、俺ならここさ。遅れてごめんよ。昼寝してたら寝すぎちゃって」

品川「ミスター夜宮も集まって、これで10人…十分な人数ですネー」

雪境「おう!ルールは簡単!全員で雪を当て合って、1回当てたら1ポイント!」

雪境「最終的に一番ポイントの多い奴の勝利だ!」

自己申告ならズルをしてもいいわけだけど…まあ楽しむためのゲームだしそれでいいか。

雪境「やるからには勝つぜ!!」

最上「へっ、勝負をするまでもない、オレっちがNo.1になるんだぜ!」

品川「その前にミスター最上は服を着なさい!」

高坂「ふん、燃えるじゃないの…!」

天宮「お、彩ちゃんが乗り気だなんて嬉しいね!精一杯頑張ろう、押忍!!」

夜宮「この調子でモノクマ雪像も破壊しちゃおうか」

ユーリ「オス!きゃっきゃっ」

天宮「じゃあ皆配置についてー!」

跳木「ボクをなめてかかると痛い目に会うからな!」

伊丹「き、恐縮です」

さて、やるからには本気で楽しませてもらう訳だけど。

あたしは運動ができる…ような気はしないし、やはり作戦を練って行った方がいいだろう。

どういう作戦で行くか…。

1.とにかく攻める
2.陰に隠れて様子を見る
3.誰かに共同戦線を提案する
4.その他(自由記述)

安価↓

3
指定もokなら伊丹

>>451 指定は次の安価…と思ってたけどしてくれたので伊丹に

やっぱりここは…共同戦線ね。

とりあえず近くの陰に隠れ、周りの様子を見てみる。

ユーリ「おりゃー!出てこいオマエラ!!」

広場の中央で雪玉を両手に堂々としているユーリさん。彼女はきっと視界に入った瞬間に当ててくるわね。除外。

最上「さささささみぃいいい…て、手がしもやけるぜ…」

震えながらも雪の壁に隠れて雪玉を作っている様子の最上くん。彼も除外。怖い。

…というか運動系の人と一緒は無理ね。話を聞いてくれそうにない。

ここは夜宮くんか伊丹くん…ここから話せそうなのは…。

高坂「…伊丹くん」

伊丹「ははは、はい…!?ぼ、ぼくですか?」

高坂「…共同戦線を張らない?あたしたち絶対勝てないでしょ、あのメンバーの中で」

伊丹「…はい?え、えーと・・・共同戦線といいましても…どのように?」

…考えてなかったわ。

どんな作戦がいいか…そうね…。

1.とにかくあたしのサポートをして
2.伊丹くんが皆の気を引きつけて
3.その他の作戦(自由安価)


安価↓

高坂「…伊丹くんが皆の気を引きつけて。その隙にあたしがやるわ」

伊丹「……あ、ああの、差し出がましいようですが…その作戦…ぼくは全く得をしな…」

……確かに。


伊丹「……はぁ…。そ、そうですよね、ぼくの存在価値なんてそんなものですよね…」

…ヤバイ、想定外。伊丹くんがいじけ出した。

伊丹「……ぼ、ぼくが生贄になれば皆も、よ、喜んでくれるんですね。ええ、分かってますよ…」

伊丹「いい、今だってなんでこの中にお前がいるんだって思ってるんですよね。わ、わわ分かってます」

伊丹「ぼ、ぼくにはと、とと到底似合いませんよね。外遊びなんて全然…」

伊丹くんってこんなキャラだったわけ?ああもう、失敗した!

夜宮「はい、二人ともどーん。2ポイントゲット~」

高坂「え…つめた!!」

しまった、夜宮くんに背後を取られていた…!

夜宮「物陰に隠れるのはいいけどさ、ちょっと話に夢中になりすぎだよ?皆もうポイント稼ぎ出してるよ?」

ユーリ「おりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!」

最上「オラオラオラオラオラオラ!」

わぁ…ユーリさんと最上くんが一騎討ちしてる。あの二人には避けるって言う概念がないのか…。

伊丹「……えい」

高坂「なっ!?」

伊丹「せ、折角なのでぼくもちょっとは反抗させてもらいます…大丈夫、神はこの程度の愚行は許してくれます…」

夜宮「あーあ…これでポイントを稼いでないのは高坂さんだけじゃない?」

…交渉に失敗したわ。

こうなったらヤケよ…!二人に雪玉を当ててやるわ!

安価↓のコンマ30以上で一人、60以上で二人に雪玉が当たる

・・・あたしが放った雪玉は二人に軽々と避けられてしまった。

夜宮「甘いね!・・・ってあれ?本当に当たらなかった。絶対当たったと思ってた」

伊丹「さ、差し出がましいようですが・・・高坂さんが・・・下手ですね、はい」

・・・・・・・・・・・・。

伊丹「つ、ついでにもう一発・・・」

夜宮「じゃあ俺も高坂さん狙いで行こうかな?」

や、やばい。二人に狙われる!逃げないと!

天宮「彩ちゃーん!こっちこっち!」

品川「いーえミス高坂!こっちに来るのですヨ!」

そのとき背後、異なる方向から二人の声が聞こえた。

二人はそれぞれ別の雪の壁に隠れている。二人とも雪まみれであることから、既にいくつか戦を潜り抜けたのだろう。

どっちだ・・・?どっちが安全なんだ・・・?

1.天宮
2.品川
3.どちらの元にも行かない

安価↓

天宮さん…あたしはあなたを信じるよ!

跳木「あー!なんでそっちに行くんだよ!折角ボクが上から当ててやろうと思ったのに!」

品川「ワオ、ミス跳木ネタばらしはダメだヨ!ああー…ミス高坂がイッチャウ…」

なるほど、品川さんは跳木さんと組んでたわけか。木の上に跳木さんがいるなんて流石に予想外。

高坂「天宮さんを信じてよかったわ…」

天宮「アタシを信じてくれてありがとう!ところで彩ちゃん、アタシと手を組まない?」

高坂「…ふーん?そっちから言ってくれるなんて…嬉しいかも」

天宮「これはアタシと彩ちゃんであの雪玉置き場を奪い取る為の作戦だよ」

天宮さんは他の雪壁の裏にあるこんもりとした雪山を指さす。

高坂「あれは…最上くんが作ってた?」

そういえば義堂くん達は一体どこに行ったんだろうか…。

天宮「アタシがまず二人の気を引きつける。その間に彩ちゃんが雪山を奪い取って」

天宮「こっちの陣地に徐々にでいいから玉を移すの。…いいかな?やれそう?」

その作戦ならあたしでもやれそうね。

でも裏切られる可能性もあるわけだし、どうするか…。

1.やる
2.やらない
3.天宮に雪玉を当てる

安価↓

高坂「…やるわ!」

天宮「いい返事だね…よーし、じゃあ準備はいい?…いくよ!!」

天宮さんの目配せを合図に、あたしはこっそりと動き出した。

天宮「二人とも、誰かを忘れてないかな?」

ユーリ「う、サッキ!?」

最上「さみぃ!…って天宮!?」

ユーリ「負けない!誰が相手でも!」

天宮「こっちだって負けないよ!」

最上「はっ、嬢ちゃん一人で何が出来るって?かか掛かってきな!」

夜宮「わぁ、凄ーい」

伊丹「…あのあたり…何かつ、憑いてます…」

天宮「応援だって体力使うんだからね!!」

最上「はっ、サーファーなめるんじゃないぜ!
   それより玉がなくなるぜ?いいのかいお嬢ちゃん?」

ユーリ「避けてばっか!カレン、つまんない!」

夜宮「ここに比嘉くんがいたらきっと素晴らしい実況をしてくれただろうねぇ」

天宮「……ふふ、勝負あり、だね」

最上「ん?な、なにぃ!?オレっちの武器が…ない!?」

高坂「甘く見んなっつーの…!」

ユーリ「!!アヤ!!」

天宮「いいね彩ちゃん!じゃあいくよ!!」

今がチャンス、当てられるだけあてるわよ…!

安価↓のコンマ下1桁×2の数が当たる

どれ

>>464 7×2=14個!

よし!結構当たったわ…!

ユーリ「ジュンジのせい!当たったいっぱい!」

最上「ち、ちくしょー!オレっちの霜焼けは無駄だったのかよ!」

跳木「…もー誰も木の下に来ないじゃないか!こうなったらヤケだ、くらえ!」

品川「ミス跳木…あーもう!ミスター最上のせいですヨ!」

最上「う、うわやめろ!オレっちは海の男で、雪は…うわあああ!」

夜宮「あらら…」

うわー…フルボッコってこういうことを言うのね…。

義堂「あれ…こっちはこんなことになってたんですか…」

雪境「イテテ…おー、盛り上がってる盛り上がってる」

高坂「…ってあれ?義堂くんに雪境さん…そういえば今までどこに?」

雪まみれだけど…。

義堂「えっと…少々白熱した戦いを…してました」

雪境「あっちの木いっぱいある方が隠れやすいし戦いに向いてるからな。まずやりやすそうな義堂を倒して
   そのあと一人ずつ仕留めていこうと思ったんだけどよ…。失敗だわ」

雪境「コイツ、見た目の割になかなかにやりやがる。雪の申し子と言われても異論は無いぜ…!」

義堂「お、大げさですよ…雪境さんも雪の中とは思えない素晴らしい動きでした…!」

雪境「…また今度、今度はスキーで戦おうぜ!」

義堂「スキーはあまり得意ではないのですが…ふふ、是非一緒させてくださいね」

…二人は二人で何か仲を深めていたみたいで何より。…戦いってルールじゃないんだけどね。

==============
御堂「みなさーん、いつまで雪遊びしてるんですか?もう夜ごはんですよー」

最上くんが雪だるまになりかけていたその時、御堂くんがやってきた。

御堂「うわ…何してんですかあんたら…ったくガキですねー」

跳木「はっ…夢中になりすぎた…」

天宮「あーっ、楽しかった!」

高坂「そうね、もう終わりか…」

そういえばルールがあったような気がするけど…絶対皆途中から数を数えてないわね。


ユーリ「そういえばルール、どうなった?バツゲームは?」

義堂「あれ、そんなルールありましたっけ…」

品川「イエス、罰ゲーム賛成だヨ!ワタシは結構当てたから最下位ではないヨ!」

高坂「皆数数えてた人とかいるの?あたしは14個だけど…」

夜宮「おお、数えてたんだね。俺は多分5個くらいかなあ。途中から疲れて休んでたし」

伊丹「ぼ、ぼくは10個です…」

高坂「意外と当ててんじゃん…」

ユーリ「ユーリ、数えきれない」

最上「お、オレっちも…だ…ぜ…」

雪境「俺と義堂も数えきれねーな。ってあれ?この調子だと罰ゲームを受けんのは…」

天宮「…夜宮クンだね」

夜宮「…あらら…」

夜宮「まあいいよ。途中からサボってたのは事実だし、煮るなり焼くなり濡らすなり好きにしていいよ!」

義堂「濡らす!?」

跳木「変な言い方するな!キモイ!」

ユーリ「いいね!んー、罰ゲーム、どうしよ?」

夜宮くんへの罰ゲームね…何かいい案はないかしら?

安価↓夜宮に行う罰ゲームを自由安価

高坂「食事の席で何か一発芸でもしなさい」

夜宮「……えっ?…………うーん…うん…」

…好きにしていいとか言った割には微妙な反応じゃん…。

夜宮「…待って…一発芸…?芸…?芸って…俺が芸を…?」

品川「うん、いい案だネ!賛成!」

ユーリ「サンセー!ソースケ、期待する!」

天宮「じゃあこれからの夕食で一発芸だね!楽しみにしてるよ!」

夜宮「…………うーん、うーん……」

高坂「どうしたの、何でもって言ったじゃない」

夜宮「いやまさか俺がすることを考えなきゃいけないとは思ってなかったし…」

夜宮「皆の前で何かしなきゃいけないのか…うーん…どうしよっかなぁ…」

まさかここまで真剣に悩むなんてね。

まあ自業自得って奴?あたしは普通に楽しみに待ってるわ。

【INFO】
雪合戦イベントが終了しました。
参加者全員の好感度が+3
天宮にボーナス好感度が+2

【総合施設棟:レストラン】

木崎「まぁ…そのような事をしていたのですわね」

天宮「そうだよ!来てない皆もくればよかったのに」

木崎「合戦なんて、不穏な空気を感じたものですから…」

御堂「まああの雪だるまをみたら、参加しなくてよかったと心から思いますよ」

最上「全身霜焼けだぜ…でもオレっちは!海の…ハーックション!」

御堂「やれやれ…」

佐渡島「あっしはバリバリインドアなんで!無理無理!」

遠江「ククッ、凡人の遊びに興味などない」

比嘉「つーか来いって言っといて、お前らオレのことハブったじゃねーか!」

雪境「あれ?誘ったような気がしてたよ。わりーわりー!」

比嘉「泣くぞ!いいよな、泣いても!」

品川「そんなことより皆さん注目デース!これからミスター夜宮が罰ゲームとして一発芸をシマース!」

高坂「ついに来たわね…」

ユーリ「ウェーイ!!」

夜宮「あ、あー。皆…食事に集中してていいからね…うん」

…まさかあれ、緊張してる?

夜宮「い、一発芸ですね…えーと…えっと…見てください、俺親指が90度に曲がります!」

……地味に凄い。

遠江「……ほう、で?」

夜宮「えっ、ダメ!?えーとえーと…俺、16連射できるよ!ゲームのやつ!」

佐渡島「ここにゲーム機ないっすけど?」

夜宮「ええ!?んー…ここで人生経験のなさが生きてくるかあ…参ったなぁ…」

跳木「どんな人生を送って来たんだよ…早く面白いものみせろよー!」

夜宮「…………はっ!俺、三秒で寝れるよ!」

ユーリ「ホント!?それってのび…」

品川「はいストップ。圧力がかかっちゃうヨ~いい子だから静かにネ~」

夜宮「はい、皆数えてねー。いーち、……にー……………ZZZ」

……寝た。

義堂「じ、実質2秒ですね。凄い…」

高坂「…で、これどうすんの?」

比嘉「微妙な空気作りだしといて丸投げかよぉ!?」

緊張して頑張る夜宮くん…。意外な顔が見れて別の意味で面白かったわ。

…でもどうやって個室まで帰るんだ?

~4日目 ミニ自由行動・夜 ~

今日は楽しかった…。

ここが閉鎖空間だって事もわすれられたし…。

…これで気力も回復したし、明日から頑張ろう。

1.誰かと話す(人物指定) (コンマ50以上でその人物に会えます)
2.イベントアイテムを使う(現在アイテムはありません)
3.寝る

安価↓

1比嘉

>>473 コンマ50以上の為比嘉くんが現れます

【ペンション1階:廊下】

比嘉「なんでなんだよぉ…なんでオレは誘われなかったんだ?」

比嘉「オレなんかしたか!?してないだろぉ!?」

高坂「…なに一人でわめいてるのよ」

比嘉「!!…あー、もう慣れた。お前に背後を取られるのも慣れたぜ?」

思いっきりビビってた気がするけど…。

高坂「あんたの部屋って一階の一番奥だし…それが原因じゃないの?」

比嘉「それでもなんかなぁ…お前もオレの扱い雑だしよぉ…」

高坂「全く…誘ったら来たの?」

比嘉「……まぁ多分行かなかったな」

結局そうならいいじゃん…

1.次は誘うわ
2.何で誘っても来なかったの?
3.仲のいい人は出来た?
4.自由安価

安価↓ 来てたら上

2

4、一発芸やりたかったなら、今度の夕食でやりなよ。

>>478 比嘉「そういう話をしてるんじゃねーよ!!」

>>476
高坂「何で誘っても来なかったの?」

比嘉「……まぁなんつーか、これは言いにくいことなんだけどよ…」

比嘉「オレ…お前らのこと…信用しきれてねーっつーか…」

高坂「…ふーん?」

比嘉「だってよ、お前らがおかしいんだって!なんでこの状況下で他人と仲良くなれるんだよ!?」

比嘉「無理だろ?だって殺されるかもしれないんだぞ!?」

高坂「…あんたまだそんなこと考えてたわけ?」

比嘉「だ、だってよぉ…」

高坂「…あたしは皆と仲良くしないで孤立してる方が危険だと思うけどね。どーせこの中に仲いい人いないんでしょ?」

比嘉「…………」

高坂「…まあ好きにすれば?」

比嘉「…なんでそんなこと言われなきゃいけねーんだよ…」

…男のくせに、だらしない奴。

【INFO】
比嘉の好感度が+4

【ペンション2階:高坂彩の部屋】

ピーンポーン、パーンポーン…。

モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』

モノクマ『午後10時になりました』

モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』

モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』

モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』

今日は運動もしたし…疲れた。

ゆっくり寝れそうね…。

…寝たら明日からまた頑張ろう。

~4日目、終了~

【4日目 RESULT】

~好感度~
ユーリ・テーリムー 12【今日も楽しかったよ!】

夜宮颯介 10【一発芸なんて慣れないことはできないね】

比嘉金 9【オレは悪くないだろ…?】

雪境ましろ 8【やっぱり雪はいいな!】

義堂総次朗 8【高坂さんたちはどんな戦いをしていたのでしょう…】

跳木沙々 7【あんまり高坂と遊べなかったな…】

品川魔未 6【皆で遊ぶのはいいことです!】

遠江征也 6

天宮火憐 5【作戦に乗ってくれてありがとうね!】

最上順治 4【…風邪ひいたかもしんねーぜ】

伊丹ミルラ 4【ぼくのこと、どう思っているんでしょう…】

木崎花憐 3

御堂美広 2 

雫川流矢 2【命は大切にしろ……】

佐渡島務美 1

モノクマメダル:20枚

~アイテム~
なし

※モノクマ劇場4※

モノクマ「ついに売店が一度も利用されないまま明日は動機発表ですね。いやいいんですけど…ええ」

モノクマ「一応行動しても自由時間はなくならないから積極的に利用してください…」

モノクマ「今回の雪合戦はイベントアイテムを利用したらこんなことが起きますよーっていう例みたいなものです」

モノクマ「もうちょっと短くする予定だけど、大人数の好感度が一気に上がるのでいいと思うよ」

モノクマ「ちなみに好感度は10を越えれば一つ目のスキルが、20を越えれば通信簿の2ページ目が…って感じだね」

モノクマ「ちなみにスキルは10を越えて次に朝食か自由行動で選択した時にもらえるよ!
     次…があったらぜひ夜宮くんを選択してみてね!」

モノクマ「なんか劇場のボク…ただのアドバイザーだね」

モノクマ「本編はこんなに甘くないんだからね!うぷぷぷぷ!」

深夜になってしまいましたが今日はここまで。
明日久しぶりの休みだから興奮してたんだ!

次回、動機発表です。
ようやくロンパらしくなります…多分
少し書きためるので分かりませんが予定では明日の22時に…。

つきあってくださりありがとうございました。
感想意見あったらなんでもどうぞ。
おやすみなさい…

始めます!感想ありがたいです。頑張って皆さんを絶望させたいです
=========================

~5日目~

ピーンポーン、パーンポーン…

モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』

……朝か……。

モノクマ『えー、オマエラ今すぐ会議室に集まってください!とても大事な話があります!さぁ、早く早く!』

ん?今日はいつもの放送じゃないわけね……。

……嫌な予感がする。

…………何かとてつもなく悪いことが始まってしまうような……。

=====================

【総合施設棟:会議室】

天宮「あっ、彩ちゃんおはよう……」

高坂「おはよ。皆……そろってるわね」

モノクマからのアナウンスだから当たり前だけど、皆顔色が悪い。

肝心のモノクマはまだ来てないし……どうしようか?


モノクマが来るまで話しかける生徒を一人選択
安価↓

夜宮

>>488 

夜宮「…………ZZZ」

あいつ、立ったまま寝てる……。

高坂「あんた予想以上に寝るキャラなのね……」

夜宮「……はっ!!高坂さん……おはよう!今日も可愛いね!」

高坂「はいはい……夜宮くんも元気そうでよかったわ」

夜宮「うーん、なんか夢の中でモノクマに呼ばれた気がしたんだけど……
   俺は何でここにいるんだろう?」

高坂「それは夢じゃないわね。さすが3秒で眠る人……」

夜宮「……ああ、昨日はごめんね。俺のかっこいいキャラが台無しだったよね」

夜宮「次はもっと皆を楽しませるような芸を練習してくるよ。あやとりとかできたら凄いかな?」

……寝起きのせいかいつも以上に言ってることが支離滅裂ね。

緊張感なくすわ……。

【INFO】
夜宮の好感度が+2
好感度が一定値を超えたためスキル『ラッキースター』をGet!

『ラッキースター』
コンマ判定にて誤差±10の場合安価を有効とできるようになる。(裁判の時は無効)

暫くして奴はあらわれた。

モノクマ「はい、皆こんにちはー!今日も元気そうで何よりだよ!」

最上「出やがったなモノ野郎!今日という今日は……ハークションッ!!」

御堂「一人風邪菌ばら撒いてる奴がいますよー」

夜宮「そんなことよりどうして俺達を呼び出したの?」

跳木「フン、オマエなんか怖くないぞ!」

天宮「アタシたちには絆がある!アンタの思い通りにはならないよ!」

モノクマ「あーはいはいどうもどうも。しかしとても寒いよ!寒すぎて……ハーックション!」

ユーリ「シロクロ、風邪引く!?」

比嘉「引くわけねーだろ!」


品川「しかしミス天宮の言うとおり。ワタシ達は屈しません!今さら何の用ですか?」

モノクマ「えー、確かにオマエラの言うとおり、コロシアイが起きないままついに5日目に入ってしまいました」

モノクマ「でも仕方ないよね。ここまではセオリーどおり!当り前さ!」

遠江「ほう?セオリーとは何かね?」

木崎「わたくしの一番苦手な食べ物ですわ……」

御堂「それは多分セロリの事ですね」

モノクマ「でもね、これからボクが見せる物を見ても……平気でいられるかな?」

高坂「見せる物?」

そう言ってモノクマは小さな体を動かし、ホワイトボードの前に躍り出る。

ホワイトボードには黒い布が掛かっていて、そこに何が書かれているのかは分からない。

モノクマがその布を擦り落とし、現れたのは磁石で張り付けられたたくさんの封筒。


夜宮「ん、俺らの名前が書いてあるね」

そこには下手くそな字で皆の名前が書きなぐられている……。
モノクマの字、見るだけで破り捨てたくなるわ。

ユーリ「何々?プレゼント?」

モノクマ「はい、オマエラに一足早いお年玉です!」

義堂「た、確かに冬の行事ですが……何故お年玉……?」

佐渡島「お年玉が貰えるのは高校生くらいまでがセオリーっすからね。
    あっしたちも気がつかないうちに渡す側になってるのかも。せっつねー!!」

雪境「へー。お年玉なんて貰った記憶ねーなァ」


高坂「……そんな話をしたいわけないじゃん。絶対悪いものよ、あれは」

モノクマ「はいはい、冗談が通じない子は嫌いですよ」

モノクマ「えー、これは皆への『動機』です!コロシアイを起こすためのスパイスでーす!」


……は?


伊丹「ど……動機?」

遠江「……なるほど、そう出るのか」

モノクマ「とりあえずこれを見てみてください!見たら皆……嫌でもコロシアイがしたくなるよ!」

義堂「そ、そんなものが?一体何を……」

ユーリ「そう言われたら気になる!ユーリ、見る!」

最上「オレっちも見るぜ!」

モノクマの言葉に最初に動いたのは、ユーリさんと最上くん。

彼らは自分の封筒を取ると、すばやく中身を広げていく。

そして……。



最上「うぉおおおおおおおおおおお!?」

ユーリ「っ!!お、おじいちゃん!?」

最上くんは悲鳴とともに封筒を投げ捨てる。ユーリさんはその表情を一気に固める。

佐渡島「おっ?何々?」

雫川「…………」

その様子に他の皆も徐々に動き出す。そして皆一様に顔を青くする。

一体何が入ってるって言うの……?

遠江「……ほう」

義堂「えっ!?み、皆が……そんな……!!」

比嘉「ぎゃああああああああああ!な、なんで!?なんでこうなってるんだよぉおお!!」

あたしも一足遅れたけど、自分の分の封筒を引ったくり乱暴にそれを開いた。

そこにあったのは……。



……真っ黒の紙。何にもない、ただの暗闇。

…………は?これが……動機?

皆はこんなものを見て悲鳴を上げたってわけ?

天宮「モ……モノクマぁあああ!!」

モノクマ「全員見てくれたようだね!そう、それが今回の動機、外の世界の写真でーす!」

外の世界?何も見えないけど?

佐渡島「なるほどなるほど……あっしたちの覚えてない数年間の間にずいぶん変わったんすねぇ」

遠江「そうやって俺たちの現状に現実味を帯びさせ……出たいという気持ちを煽るわけか」

モノクマ「そのとおり!オマエラどうも現実が見えてないみたいだからねぇ……。
     こうしてしっかりその目で見て、ちゃんとわかったでしょ?」

木崎「ああ……まさかそんなことが……」

御堂「…………お嬢様……」


モノクマ「記憶の話は本当。そしてオマエラがここにいる間に……外の世界はこんなことになってます!」

モノクマ「ちなみにその写真はごく最近のものです。ねつ造とかじゃないから安心してね!」

雪境「お……俺はここまでの外道を見たことねーぞ……!!」

ユーリ「許せない……!!」

モノクマ「外道じゃなくてモノクマです!えーでは最後にもう一度だけ念押ししておきます」

モノクマ「ここから出たければ、誰かをバレないように殺してください!出られるのは実行犯の一人のみ!」

モノクマ「早い者勝ちだからね?じゃ、期待してるからねー!!」

モノクマは言うだけ言って颯爽と消えてしまった……。


皆の反応を見る限りこの紙には外の世界の、もっといえば皆の知ってる人の画像が印刷されているらしいけど……。

……どうしてあたしのは真っ黒なわけ?

あたしが才能すら思い出せないから?……昔のことが……思い出せないから?


夜宮「……えーと、皆。気にしないほうがいいよ?」

沈黙を破ったのは夜宮くん。彼は何故か他の皆に比べて比較的平気そうに見えた。

跳木「……気にするなって……無理に決まってるじゃんか!うわああああん!」

品川「……ミス……泣かないで……。大丈夫、大丈夫きっと……」

夜宮「気持ちは分かるけど、この写真に確証が持てるの?ねつ造の可能性があるわけじゃない?」

伊丹「で、で、でも……ねつ造ではない……と……」

夜宮「ねつ造だよ。絶対にねつ造。というかこんな紙切れ一つでコロシアイが始まるの?
   俺らの希望はこんなものなの?」

天宮「そ……そうだよ!昨日も楽しかったよね?皆いい人だって分かったよね?
   じゃあ殺すなんて絶対に間違ってる!それだけは絶対に駄目だよ!」

比嘉「き……綺麗ごとばかりいってんじゃねーよおおお!!」

夜宮「いいから落ち着いて。俺らの話を聞いて!」


遠江「……さて、流石にそろそろリーダーの俺からも一つ言わせてもらおう」

高坂「遠江くん……」

遠江「まず見てしまったものは仕方ない。本来はこのようなもの無視するのが一番なのだがな……」

遠江「一先ず凡人どもの目標はコロシアイを防ぐことなのだろう?ならば俺から言えることは一つ」

遠江「今まで通りふるまう努力をしろ。……それだけだ」

そ、それだけ……?

雫川「……それも酷な話だ」

御堂「……はぁ。でも殺人を犯すのは確かにねぇ……」

遠江「これも奴の作戦。踊らされてはいけない」

遠江「しかし凡人には荷が重い動機だな……ククッ、流石というべきかね」

高坂「……あたしも遠江くんに賛成。どんなことがあっても、殺人は駄目だよ」

夜宮「そうそう。皆、いったん落ち着いて。……絶対大丈夫だからさ」


天宮「……じゃあ今日も一足遅れちゃったけど、朝食を食べて……探索だね」

義堂「……そうですね」

皆、暗い足取りで会議室から出ていく。

あたしは真っ黒で何も分からなかったけど、他の人にとっては自分の大切な何かが変わってしまった写真をみせられたのだ。平気なはずがない。

……平気なあたしに、何かできることはないかな。

せっかく皆と楽しい昨日を過ごしたのに、こんなのあんまりだっつーの……。

【動機発表後の行動について】

動機発表後、3人まで生徒に話しかける機会が与えられます。
いわゆる死亡フラグ回避タイムです。

ただし以前にも書きましたが回避が不可能または見当外れの生徒に話しかけてしまったりするのには気を付けましょう。
動機を発表された際の生徒の言動を思い出して……「マズイ」と思う生徒に話しかけてください。
ただし話しかけたからと言って回避されるとは限らないのでご注意を……。


では23:10くらいまで
安価↓から生徒の名前を一人記入
コンマの高い順に3人まで話しかけます

0って100?

>>511 そうですね、00は100とします
※話しかける生徒は比嘉、最上、跳木の3人に決定しました。

==================
【死亡フラグ回避タイムその1】

【ペンション1階:廊下】

あれから無言の朝食を終えて、あたしたちはまた探索に入ることになった。

でもあたしは気になるあの人たちに話しかけてみることにする。

比嘉「ありえねぇ、ありえねーって……なんだよ、なんだよこの写真……」

比嘉「ねつ造……?んなわけねぇって……ウソだろ……嘘だろ!?」

廊下の隅っこで頭を抱えている比嘉くん……。いつも以上に周りが見えてないみたいね……。

高坂「比嘉くん!!」

比嘉「うわあああああ!!すいませんすいません、マジすいませんって!!」

……いつも以上にやばいわね……。

高坂「……画像のことを気にしてるんでしょ?」

比嘉「な、なんだよ高坂かよ……。気にするに決まってるだろ!?」

高坂「そりゃそうよね……でも、殺しは駄目でしょ!」

比嘉「分かってるよ!でもお前に何が分かるんだよ!あの画像にはオレの……オレの……」

高坂「い、一体何が写ってたのよ……」

比嘉「そ、それは……」

安価↓コンマ50以上で比嘉が写真の内容を話す(ラッキースターも発動します

うう…

>>516 成功!!

比嘉「……オマエ、誰にも言わないよな?」

高坂「……言う訳ないでしょ」

比嘉「……病室」

高坂「え?」

比嘉「……ズタボロの病室。オ……オレの……母親の病室」

高坂「……あんたの母親、病気だったの……?」

比嘉「い、いや……見間違いかも?……いやでも!あれは絶対にオレの……」

比嘉「どうすりゃーいいんだよ!!なんであんなにボロボロなんだよ!かーちゃんはどこに行ったんだよ!!」

比嘉「もうありえねーって!!あああああ!」

……そんな画像を見せられていたなんて。

あたしの認識が甘かったのかも……何か……何か比嘉を励ます言葉は言えないか……。

安価↓3くらいまで何か比嘉に言いたいこと(23:40くらいまで来なかったら自動進行)

高坂「……ごめん、あんたの事情も知らないでいろいろ酷いことを言った気がする」

高坂「でもさ……あんたが母親の無事を信じないでどうするのよ!死体を見せられたわけじゃないんでしょ?」

比嘉「そ、そりゃあそうだけどよ……」

高坂「あんたが人を殺して外に出たとして……あんたの母親は喜ぶわけ?
   あたしはあんたの母親のこと知らないけどさ、断言できるよ」

高坂「絶対あんたの母親はあんたが自分のことで苦しむことを望まない」

比嘉「そ、そりゃあ……当たり前だろ?かーちゃんは……そういう人じゃねーよ……」

比嘉「だから悩んでんだよ!!どうすりゃいいんだよオレは!!」

高坂「男ならしゃきっとしろっつーの!」

比嘉「うっせ!うっせ!!」

高坂「こんなところであんたがヘタれてるところをあんたの母親に見せられるの?」

比嘉「う……」

高坂「あんたの母親を心配させないような行動をとりなさいよ。……あんたはあたし達を信じてないって言ったけどさ」

高坂「あたしはあんたが人を殺さないって……信じてるから」

比嘉「……なんだよ、いつもは無愛想な癖に急に饒舌になりやがってよぉ……」

比嘉「わかったよ……大丈夫だよもう……」

比嘉「……ここでまだヘタれてたら……オレ、マジで情けねーよな……」

……これで比嘉くんは大丈夫かしら。

【INFO】
説得に成功!比嘉の加害者確率が減少した。

【死亡フラグ回避タイムその2】

【総合施設棟:救護室】

最上「ハーックション!!ああ、オレっち絶賛大不調だぜ……」

最上「完全に風邪だよなぁ……オレっちをここまで弱らせるとは……」

最上「だがオレっちは負けないぜ!一日で治してやらあ!」

……反応の割には最上くんも元気そうね……。

高坂「……最上くん」

最上「お?高坂ちゃんじゃないか?オレっちに用事かい?」

高坂「用事っつーか……なんだ、思ったより元気そうで心配して損したわ」

最上「……画像の事かい?」

突然声のトーンを落とし真面目な顔になる最上くん。

最上「元気そうに見えるのは割り切ったからだぜお嬢ちゃん。オレっち、これでも驚いたんだぜ?」

高坂「そ、そう……悪かったわ」

最上「だがオレっちは不屈の男だぜ!海の男は強いんだ!」

最上「海の男は……は……ハーックション!!」

高坂「ちなみに最上くんはどんな画像を見た訳?」

最上「あー、ただの海だよ。そりゃ驚いたな、汚くて。あれじゃ海の生物は全滅しちまっただろうなぁ」

さっきインパクトのある話を聞いちゃったせいか何か拍子ぬけね……。

最上「だが、汚くなった海はまた綺麗にすればいい!オレっちと海の仲間たちならやれるぜ!」

思ったより元気そうでなによりだわ……。
でも折角だから何か念押しすることはないかしら……

安価↓3くらいまで最上に言いたいこと(0:15くらいまで一つ以上来なければ自動進行)

高坂「汚れたら綺麗にするって……あんた単純ね。
   あたりまえだけど難しいことじゃないの?」

最上「……絶対やってやるぜ。殺しなんて手段でなく、な」

高坂「そうね、不可能を可能にする奇跡を起こすような人が最上くんなのかしらね……」

最上「おうよ!」

高坂「じゃあ、多分さっきのことで他に本当に落ち込んだ人もいるだろうからさ、その明るさで元気付けてあげてよ」

最上「オレっちがかい?はーっはっはっは!任せ……ハーックション!!」

高坂「……いいけどさ、まずはその風邪治しなさいよ?しっかり寝て、無理しないで」

高坂「……あと服を着なさい。まず防寒具を」

最上「オレっちは海の男だからな!絶対にこのアロハスタイルは変えないぜ!」

最上「ハーックション!!」

……せめてマスクくらいはしてほしいかもしれない。うつるでしょ、風邪……。

【INFO】
最上の加害者確率が減少(?)した。

【死亡フラグ回避タイムその3】

【総合施設棟:レストラン】

跳木「…………」

跳木さんはいつかのようにレストランの椅子に一人体育座りをしていた。

高坂「……跳木さん……」

跳木「…………うるさい」

跳木「お前にボクの気持ちの何がわかるんだ。話しかけるな」

……これは思った以上に重傷ね。いつもの元気が全くない……。

話を聞いてくれない可能性もあるけど……なんとかしないと。

安価↓コンマ50以上で話を聞いてくれる(ラッキースターも発動)

※ラッキースター発動!!※

高坂「跳木さん……!あたしの話を聞いて」

高坂「確かにわかんないけどさ、あなたの力になりたいんだよ……駄目?」

跳木「……お前、優しいよな」

跳木「……分かってるよ。お前に当たっても何にもならないのは分かってるよ!」

跳木「でもどうすればいいんだよ!あの画像……ボクの……パパとママが……ぐったりして……」

跳木さんの画像は比嘉くんのものに似てるみたいね……。

でも誰だってそう。あたしだって中身がそんなものだったら絶対そうなってた。

跳木「……お前だけじゃない。品川も、天宮も……皆優しかった」

跳木「どうして皆こんな時に他人を気遣えるんだ?ボクには分かんないよ……」

跳木「……どうしたらいいんだよ」

……そっか、品川さんたちも……。

安価↓3くらいまで跳木に言いたいこと(0:45くらいまで1つ以上来なかったら自動進行)

高坂「……あたしはそこまで優しいわけじゃないよ。……ただちょっと余裕があるだけ」

高坂「あたしの画像は……その、そういうものじゃなかったからさ。
   跳木さんと同じ状況になったら、あたしもきっと取り乱してるとおもう」

跳木「……!お、お前なに触って……」

あたしはいつかのように跳木さんを抱きしめる。

高坂「品川さん達のことを言ってたけどさ……。
   それは皆が跳木さんのことを大切な友達だと思ってるからだよ」

高坂「大切な友達が本気で苦しんでたら支える!当たり前でしょ、これは」

高坂「だからあたしに当たってもいいよ。頼っていいよ。全力であたしは受け止めるよ」

跳木「……それはお前が死にたくないからそういってるんだろ」

高坂「確かにそれが一番だけどさ……でも他の人が苦しむのも嫌なんだよ。
   きっと誰かを犠牲にして外に出ても、後で絶対後悔するよ?」

高坂「あたしも跳木さんのことを大切な友達だと思ってる。……だからこれだけは教えておきたかったの」

跳木「……ごめん」

跳木「うわあああん!ごめんなさい!絶対人殺しなんかしないよ!誓うよおおお!うわああああ!!」

やれやれ……。強がっててもやっぱりつらかったのね……。

モノクマ……絶対に許さない。

【INFO】
説得に成功!跳木の加害者確率が大幅に減少した。

跳木を抱きしめたがる主人公…w

ようやく動機パートが終わりました。

さて、全員の加害者確率が決まったところで……。

デス指名を行います。

安価↓のコンマで今回のクロが、
安価↓2のコンマで被害者が決定します。どうぞ↓

そうか…こうなったか…

それではお疲れ様でした。
特に自由安価に参加してくれた皆本当にありがとう。
1の頭じゃ思い浮かばない事ばかりだったから新鮮でした。

次回更新は少し間が空くと思います。
トリックのひな型はできてるので、後は犯人と被害者に合わせて練り直して…って感じです
早くて明日、明日来なかったら17日くらいには…

ちなみに加害者確率については、もともと無かった人の場合でもある前提で書くのでよろしくお願いします。
何かあったらご自由に雑談ください。
ではまた!

質問!
今回はだめくさいけど、うまく立ち回れば被害者ゼロで次に進むことできますか?

こんにちは1です!
今日の更新は流石に無理になりましたので報告…。次回は日曜か月曜で…。
色々と予想してくれるのは嬉しいです!
こんな風に見えてるのかーって参考になるので余裕があったらどんどんお願いします。

>>540 それはすみませんが無理です。
これを可能にしたら裁判が起きないということなので締りがなくなるし、ダンガンロンパじゃなくなる気がするので…。
五章と六章は少し考え中ですが原作で死人が出る四章までは確実に被害者は出る予定です。
ただ被害者を最小限に抑えたり、確定シロ選択が出来たりみたいなことも少し考えてます。実装できたら次回からします。

ではまた。

明日の21時から22時の間から始めます。
死体発見までやるべ。
途中一度だけ安価をとる予定ですが基本安価なしなのでゆっくり見てくれると嬉しいです。
ではではー!

~5日目 午前~

【総合施設棟:レストラン】

雪境「おーい、高坂―!オメー今暇か?」

……今跳木さんと話しているんだけど……。そうか、この人は空気を読めないのか。

高坂「……まあ……微妙」

跳木「……ボクを見るな。話せばいいだろ……」

跳木さんが大丈夫なら構わないけど。で、雪境さんの用事とやらは何だ?

雪境「暇ならよ、俺と義堂のスキー対決の審判をしてくれよ!」


高坂「は?」

こんな時に何を言っているんだこの人は。

雪境「何だよその顔―!頼むよ、審判が必要なんだよ!」

高坂「あたしじゃなくて他に適任はいるでしょ……。天宮さんとかはどう?」

雪境「天宮はなァ……あいつ風邪気味らしくてさ。断られちまったよ」

え、天宮さんも風邪?

雪境「天宮だけじゃなくて品川や夜宮も風邪引いたー、とか言ってたぜ」

雪境「けっこー流行ってるみたいだな。何でだ?」

まさか最上くんの風邪がうつった……とか?だからマスクをしなさいよとあれほど……。

跳木「……ふん、ボクは部屋に帰る。オマエは行きたければ行けばいい」

高坂「……大丈夫なの?」

跳木「大丈夫だよ!……いいか!今の事は誰にも言うなよ!絶対だぞ!」

顔を真っ赤にしながら言っても説得力がないっつーの。

雪境「ふーん、跳木も駄目かー。じゃあ尚更オメーしかいねーな!頼むぜッ!」

高坂「あんたもあんなことがあった後に元気ねあんたは……」

雪境「辛いことがあったからこそスキーをするんだよ!ほら、早く!」

……絶対おかしいわ。

さて、仕方がない。雪境さんも引いてくれそうにないし……。行かせてもらうか。

~5日目 午後~

【中央広場】


高坂「……あ、雪降ってきた」

時刻は15時少し前。結論から言うと、雪境さんと義堂くんの戦いは、当然と言えば当然だが雪境さんの圧勝だった。

しかしその後も雪境さんが「オメーにはセンスがある」だかなんだか言い出して、義堂くんへのスキー講座を始めてしまった。

あたしはといえば、二人の滑る様をずっと眺めているだけで、つまり暇。

リフトもないというのに上っては降りて上っては降りて……元気な人たちだ。


雪境「確かに雪だな!何気に初雪なんじゃないか?」

義堂「確かに降っている所を見るのは初めてですね……」

高坂「さて……もう結構長い間スキーしてるけどそろそろやめ時じゃない?」

雪境「何言ってんだ、馬鹿かお前!スキーは雪が降ってからだろーが!」

高坂「……じゃああたし帰っていい?」

雪境「えーっ!?」

義堂「ゆ、雪境さん、あまり引き止めるのも良くないですよ?」

そうそう、あたしはただ寒いだけで暇なんだってば。


ユーリ「アヤー!マシロー!それに……ソージロー?何してる?」

その時ちょうどいいタイミングでユーリさんがやってきた。

義堂「えっと……スキーをしていたんです。雪境さんに指導して貰ってて……」

ユーリ「!!スキー!?ユーリもスキー、やる!!」

高坂「ちょうどいいタイミングね。じゃああたしが抜けるから、あとはユーリさんと一緒にやりなよ」

雪境「ふーん……ま、勿論いいぜ!滑りたい奴は片っ端から掛かってこいやァ!」

ユーリ「かかっていくー!!オラー!」

義堂「あ……じゃあ義堂は一度レストランに行きます。
   お飲み物を持ってきますから……一度休憩しませんか?」

ユーリ「いいよー!待ってるー!」

雪境「ったく、早く来いよー!」


それにしても三人とも仲がよさそうで良かった。

皆がこのくらい元気にできていればいいんだけどね……。

あたしは義堂くんとレストラン前まで行き、その後別れて自室へと向かうことにした。

【ペンション1階:廊下】

ペンションの入口の前に立ち扉を開けようとしたその時、扉が独りでに開いた。

高坂「うわ……ってあれ、御堂くん?」

御堂「……っと、ぼーっと突っ立ってないでくださいよ。邪魔だからどいてどいて」

……普通執事って道を譲る立場の人なんじゃないの?

御堂「睨まないでくださいよ。……私がどけばいいんですか?ったく、さっさとお通り下さい」

高坂「……御堂くん、まさかイライラしてる?」

御堂「ハァ?」

高坂「……いつもはそんなに態度に出てない気がするんだけど。まさかあの画像を……」

御堂「あー……態度に出てましたか。それは非常に申し訳ありませんでした」

御堂「大丈夫、少しイラついているだけです。何ともないのでお気にせず」

……あまり追及するわけにもいかないし、信じていいのよね?

高坂「それよりどこかに行くの?外雪だよ?」

御堂「……どこぞのわがまま娘からお使いを頼まれましてね。ちょっと救護室に」

救護室?それにわがまま娘って……?

御堂「外は寒いですからね、高坂様も風邪には気を付けてくださいよ?」

高坂「ああうん。そっちも気を付けて……」

……何もなければいいんだけど。

~5日目 夜~

【ペンション2階:高坂彩の部屋】


ピーンポーン……。


……インターホン?……え?

も、もう夜の9時半!?あたしいつの間に寝たわけ?


ピーンポーン……。


とにかく誰だかはわからないけど、出ていかないと!

夜宮「やぁ、高坂さん!寝起きでも可愛いね!」

……夜宮かよ。

高坂「……こんな時間に何の用?」

夜宮「その不機嫌そうなところがまた可愛いよ!こんな時間に尋ねてよか……痛い痛い痛い!やめて捻らないで!!」

高坂「さっさと用を言って帰りなさいよ」

夜宮「ほんの冗談だっていうのに……本調子じゃないのにさ、俺の事を殺す気?」

高坂「あー……そういえば風邪を引いたんだっけ?大丈夫?」

夜宮「うん、まあ薬は飲んだよ。多分鼻風邪……最上くんのがうつったね!」

確かに少し声がおかしいわね。まぁまだまだセクハラする元気はあるみたいだけど。

夜宮「ところでさ、少し中に入れてもらっていい?……大切な話があるんだ」

高坂「……大切な話?」

夜宮「……いいかな?失礼するね」

高坂「勝手に入るなっつーの……」

夜宮「大丈夫、すぐ終わる……俺らの他の誰にも聞かれたくない話だから」

夜宮くんがそういって懐から取り出したのは……例の動機の写真。

夜宮「単刀直入に聞くよ。高坂さんの動機の写真……何が映っていたのかな?」

……え。

夜宮「……高坂さんは写真を見ても他の皆と違って冷静っていうか……寧ろ困惑しているように見えたんだよね」

夜宮「それに何ていうのかな?少し違和感を感じたっていうかさ……。
   ちょっと皆と違う気がしてね」

夜宮「別に聞いたからどうするって訳でもないからさ。よかったら教えてよ、高坂さんの動機」

あたしの動機は……何もなかった。

でもそれをこの夜宮に言ってもいいの……?

1.正直に言う
2.隠す

安価↓

1

>>557

……そういえば夜宮も動機発表の時、あの中ではおかしいくらい冷静だった気がする。

……言ってみたほうがいいのかも。あたしも自分の動機は気になっていたし……。

高坂「……誰にも言わないでよ?」

夜宮「もとよりそのつもり。俺は口が堅いことで有名だからね、自分の中で」

高坂「……これ」

あたしは自分の動機である黒い紙を夜宮に差し出す。

夜宮「……これが動機?」

高坂「そう。あたしの動機は、動機にならないものだった。……どうしてなのかは分からない。
   あたしが才能を思い出せないことに関係しているのかもしれないけど……」

夜宮「なるほどねぇ……これじゃ何も分からないし、動機にはなりえない。……納得したよ」

高坂「……あんたもしかして、あたしを疑ってる?」

夜宮「疑う?どうして?」

高坂「……あたしが一人だけ違う動機を与えられている。だからあたしは他の15人とは違う……。
   そうなったらふつう、疑わない?……内通者なんじゃないか、とかさ」

夜宮「まさか!別に聞いたからどうするわけでもないって言ったじゃないか!」

夜宮「それにね、高坂さんだけが違う動機を与えられてるってわけじゃないよ?
   ……見せてくれたお礼に、俺の動機も見せてあげるよ」

そういって夜宮が開いてみせた写真は、あたしのものと全く同じ。

……ただの暗闇だった。

高坂「どういうことよ?あんたにも、動機がない?」

夜宮「俺は高坂さんとお揃いみたいだね。一体モノクマがどういう意図で俺たちにだけ動機を渡さなかったのかはわからないけど……」

夜宮「このことは他の人には言わないほうがいいかもしれないね。
   高坂さんが言ったように内通者を疑われかねないし……」

夜宮「特別扱いなんて、不公平だしね」

高坂「一体どういうことだってのよ……」

ピーンポーン、パーンポーン…。

モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、こんばんは』

モノクマ『午後10時になりました』

モノクマ『ただいまより夜時間になりますので、ゲレンデは閉鎖されます』

モノクマ『外はとても寒いです…ぜひ自室にてゆっくりとお過ごしになってください』

モノクマ『ではでは良い夢を……おやすみなさい…』

夜宮「……もう帰らないとね。とりあえず、ありがとう。俺が聞きたいのはそれだけだよ」

夜宮「いやー、これで高坂さんに凄く重い動機があったらどうしようかと思ったよ!」

高坂「……こちらこそありがとう。なんだか、少し安心したわ」

夜宮「俺もだよ。よくわからないけど、俺たち実は似た者同士なのかもね!」

夜宮「雪も降って来たし、今日はゆっくり寝るんだよ?じゃあまた明日!」

夜宮はそれだけ言ってすぐに部屋から出て行った。本当にそれだけを確認したかったみたいね。

一体モノクマは何を考えているのか。これも考えて行かなくちゃ……。

窓の外は……凄い雪ね。いつのまにか吹雪になってる。

今日はもう部屋から出ないで大人しくしてるか……。

……明日もいつも通りの日が続けばいいんだけど。

~5日目、終了~


【5日目 RESULT】

~好感度~

ユーリ・テーリムー 12

夜宮颯介 12【高坂さんと俺は似ているのかもね?】

比嘉金 12

跳木沙々 10

雪境ましろ 8

義堂総次朗 8

最上順治 7

品川魔未 6

遠江征也 6

天宮火憐 5

伊丹ミルラ 4

木崎花憐 3

御堂美広 2 

雫川流矢 2

佐渡島務美 1

※死亡フラグ回避タイムに話しかけた生徒にもボーナスで好感度が+3されています

モノクマメダル:20枚

~アイテム~
なし

~6日目~

ピーンポーン、パーンポーン…

モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよー!』

……朝か。昨日の天気が気になり、あたしは窓の外に目をやる。

どうやら雪は一晩で止んだみたいね。

……ん?あの動いている物は……除雪車?

そっか、積もった雪を片付けなきゃいけないわけね。……原理は良くわからないけど。

……って、あれ?除雪車の影に何か黒い人がいる……?

雫川くん?いやまさか、こんな朝早くから何を?

……そういえば今日はまた当番が回ってくるし、一先ずレストランに行くか。

【総合施設棟:レストラン】

雪境「おー、高坂!おはよう!」

伊丹「お、おはようございます」

義堂「今日はまたご飯を作るんですよね?が、頑張りましょうね」

最上「よ!オレっち完全復活だぜ!やっぱり乾布摩擦って効くんだな!」

品川「ミスター最上……こっちは風邪がうつってとても怠いのデスが……」

レストランであたしを出迎えたのは、この6人。

彼らはいつも比較的に早くからレストランにいる。いつも通りの朝ね。

高坂「おはよ。つーか最上、あんたどんだけ盛大に風邪菌振りまいてんの?」

最上「オレっちが?いや、風邪にかかったのはお前らの弱さが原因だぜ!精進するんだね、お嬢ちゃん!」

……返す言葉もないわ。

御堂「ったく、馬鹿は風邪をひかないというのは誰がついた嘘なんでしょうねー」

雪境「お、御堂もおはよう!木崎もいるんだな。おはようだぜ!」

木崎「おはようございますわ。寝ざめはあまりよろしくありませんわね……。
   目覚ましに紅茶でも飲みたい気分なのですが……」

伊丹「た、たた確か紅茶はここにはなかったような……」

木崎「……憂鬱ですわ」

一部普段より元気のない人もいるけど……。

義堂「品川さん、ちゃんと薬は飲みましたか……?」

品川「ミス義堂、お気遣いありがとうデス。でもワタシは錠剤の薬というのはどうも飲めなくてネ……。
   自然治癒を待ってるヨ」

御堂「そういえばここにある薬は錠剤タイプのものだけでしたしね。まー風邪なんて結局はほっとけば治りますよ。大丈夫大丈夫」

雫川「……お早う」

品川「ミスター雫川もおはよう。と、あれ?もう結構な時間なのに……今日は人の集まりが良くないネ?」


品川さんの言葉に辺りを見渡すと、確かに今日は人の集まりが悪い。

来ていないのは天宮さん、佐渡島さん、比嘉くんに夜宮くんに遠江くん。そして……ユーリさんか?

義堂「あの、ユーリさんが来ないのは……不味いのでは?」

高坂「不味いってなにが……って、そっか当番ね。最悪あたし達だけで作っちゃう?」

義堂「い、いやそれも不味いと思うのですが……」

御堂「不味いですね非常に。ユーリ様がいないと調理が成り立ちませんよ?」

御堂「朝食は何時になってもいいですから、絶対あなた達だけで食事を作らないように。いいですね?」

最上「なんだっていうんだ?ユーリなんて待たなくても、オレっちが男の料理を……」

御堂「作るなっつってんだろ?」

義堂「ひっ!?は、はい……あの、高坂さん、最上くん……ユーリさんを捜しに行きましょう?」

御堂くんも昨日から何だか怖いし……仕方ない、ユーリさんを捜しに行くか。

きっと寝てる……はずよね?

【ペンション2階:ユーリ・テーリムーの部屋】

義堂「おかしいですね……出てきませんね?」

最上「本当に寝てんのかい?すれ違ったとかあるんじゃねぇか?」

ユーリさんの部屋のインターホンを何度も鳴らすも、彼女が出てくる気配はない。

高坂「すれ違うっつってもさ、どこで?ペンションからレストランまではすぐだし……寄り道でもしてるっていうの?」

最上「ユーリのお嬢ちゃんならありえるぜ!」

高坂「た……確かにそうだけど……」

でもまさかこんな朝早くから彼女が雪像破壊をしているとも思えないし……。


義堂「……あ、佐渡島さん、おはようございます」

その時ユーリさんの隣の部屋から佐渡島さんが出てきた。

佐渡島「あれ……空手家にアロハに坂上ちゃんじゃないっすか!おはようおはよう!」

義堂「あの……とりあえず義堂は柔道家なんですが……」

あいかわらず名前を覚えない人ね……。

義堂「あの……ユーリさんを知りませんか?」

佐渡島「ユーリ?誰?ま、どっちにせよあっしは今日は初外出なんでそんな人知らないっすよ?」

まあ隣の部屋だからといって個室は防音だから何も情報は手に入らないだろうけど……。

高坂「仕方ないし、一回レストランに戻る?もしかしたら本当に入れ違いかもしれないしね……」

義堂「そうですね……」

そういってあたしたちがその場を離れようとした時……。




それは起こった。




ピーンポーン、パーンポーン……。



『死体が発見されました! 一定の自由時間の後、学級裁判を開きます!』


跳木はいるのかいないのか

>>571 うわあああ見落とし!>>566の来ていない人に跳木も加えてください!



……は?

…………今、なんて?

義堂「……ふぇ?」

佐渡島「……シタイ?死体って言ったんすか今」

最上「いやまさかそんな……なぁ?」

伊丹「あ、あ、あああ……み、皆さんこんなところに……た、たた、大変です!!」

しばらく呆然としていると、伊丹くんが階段を慌てて駆け上ってくるのがみえた。

最上「おいおい何だっていうんだ?」

伊丹「あ、あ、あ、あの、あの……」

高坂「お、落ち着いてよ……ゆっくり何が起こったのか説明して!」

伊丹「う、あ、あの……と、とりあえずついてきてください!」

……嫌な予感がする。

一体何が起きてるっていうの……!?

>>565の高坂を出迎えた人も5人です。ただのミスです、すいません

========================
【駐車場】

伊丹くんについてきて、やってきたのは駐車場。

最上「相変わらず寒いぜ……」

高坂「今更こんなところに、何の用だっていうの……?」

夜宮「……高坂さん……?」

バスの影から聞こえたのは、夜宮の声。そしてその陰には、沢山の人影。


皆、驚くほど静かである。

高坂「……な、何かあったの……?」


ユーリ「……アヤ?」

ユーリさんはそこにいた。彼女は大きな目を見開き、無表情で「何か」を見つめている。

あたしはそんな彼女の目線をゆっくりと追う。


……は?

義堂「……えっ!?」

佐渡島「……おお?」

…………嘘でしょ?

どうして……どうして……。



どうして……彼女が?



そこにいたのは……。



血の気の失せた顔で雪の上に横たわっている……。



超高校級の応援団、天宮火憐の姿だった……。


というわけで今日はここまで。

途中ミスしてごめんなさい。
多分この時点で犯人は分からない…と信じてます。
他にもミスがあるかもしれないけ細かいことは気にしないでくれれば嬉しいな()
次回、裁判の説明の後捜査ができたらいいなと思っています。

明日の夜21時から22時にまた来ます。
感想や考察はご自由に!
ではまた。

再開しますがとりあえず>>560の最後に追加の一文。忘れてた。

==========================

【INFO】
夜宮の???フラグが消えた。

==========================
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【CHAPTER 1 ~絶望、そして絶望~非日常編】



モノクマ「エクストリームー!!」

モノクマ「やーっと殺人が起きましたね!ボク……ボク……この時をずーっと待ってましたぁ!」

モノクマ「うぷぷぷぷぷ、びゃーっはっはっは!」

……聞こえてきたのは絶望の足音。

目の前にある天宮さんは、とてもきれいでまるで死んでいるとは思えない。

しかし、その肌の色は……生きているとも到底思えない。

品川「……まさか……こんな……」


遠江「……ほう?犠牲者は天宮か……」

比嘉「や、やめろよぉ、引っ張るなって……うぎゃあああ!!マジで死んでる!」

御堂「ああもう、しっかり自分の足で立って下さいよ情けない!」

跳木「…………うううう」

後ろからは御堂くんが行方が分からなかった三人を連れてやってきた。

……これで15人。天宮さん以外の全員がそろった。

木崎「あ、天宮さん……本当に、お亡くなりに?」

雫川「……間違いなく死んでいる。葬儀屋として断言できる」

雪境「う、嘘だろ……?」

伊丹「かかかかか神様ぁあああ……」

天宮さん。優しくて明るくて、皆を引っ張っていこうといつも頑張っていた彼女。

その彼女の笑顔は……もう二度と見られない?

遠江「ところでモノクマよ。あのアナウンス、そして学級裁判とは一体何なのかね?」

佐渡島「そういえば言ってたっすねぇ……
でも確か誰かを殺した一人はここから出られるんじゃなかったっすか?」

……でも全員がこの場にいるということは……まだ何かあるって事?

モノクマ「あー?確かに言ったよ?言ったけどさあ……」

モノクマ「オマエラ甘いよ!甘すぎて眠くなってくるよ!」

夜宮「……どういうこと?」

モノクマ「オマエラ忘れたの?校則の六番目……」

雫川「自分がクロだと他の生徒に知られてはいけない……?」

モノクマ「そう、それ!でもさー、その判断ってどこで行えばいいと思う?
     流石に今パッと見て犯人を当てろ、なんて鬼みたいなことはボクは言いませんよ?
     だってボクはモノクマですから!」

モノクマ「そういう訳でボクは殺人が起きた場合、学級裁判で犯人をあててもらうことにしました!
     えー、オマエラ。自分の電子生徒手帳をご覧ください!」

モノクマの声に促され、皆は自身の電子生徒手帳を開く……。


================================

7、生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

8、学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。

9、学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロだけが卒業でき、残りの生徒は全員処刑です。

================================


……何よこれ……。

高坂「正しいクロを指摘できた場合は……そしてできなかった場合は……処刑!?」

佐渡島「処刑、っつーと?」

モノクマ「察しはついてるでしょ?処刑、オシオキ……つまり、エクストリームな死だよ!」

雪境「犯人を指摘できなかった場合俺たちも殺されるのかァ!?」

遠江「これはこれは……なかなかリスクの高いゲームだな」

義堂「ゲームって……これは、人が死んで……」

夜宮「つまり……俺たちはこれから学級裁判で、天宮さんを殺した犯人を見つけ出せと?」

モノクマ「そういうことです!これから暫く『捜査時間』を与えます!
     皆はその時間で精一杯犯人の残した手がかりを探してください!」

モノクマ「そのあとはドッキドキの学級裁判!楽しい楽しい裁判場に皆さんをお連れしまーす!」

最上「なんだっていうんだい!」

比嘉「嫌だ!犯人が勝手に人を殺しただけだろ!?
   オレは関係ねーよ、助けてくれ!!どうして誰も助けにこねーんだよ!!」

ユーリ「キン、うるさい!それより、誰!?カレンを壊したのは……誰!?」

御堂「名乗り出るわけないでしょう……」

木崎「ほ、本当にこの中にいるのですか?信じられませんわ……」

モノクマ「だからそれをこれから皆で探してほしいっていうの。ちなみにクロはオマエラの中に確実にいます!
     ボクは犯行の一部始終を見ているのです!」

モノクマ「つまり裁判は100%公平に行われるので、そこのところは安心してください!」

モノクマ「ハァ、やっぱり興奮するなぁ、学級裁判、捜査タイム……うぷぷぷぷ……」

夜宮「……ド変態」

モノクマ「え?なんだって?……まあいいや。じゃあまずオマエラにボクからのプレゼント!
     じゃーん、ザ・モノクマファイル01!」

モノクマがそう言った瞬間、皆の電子生徒手帳が音を立てた。

そしてそのページを眺めると……そこには、こう書いてあった。


『モノクマファイル01:被害者は天宮火憐。死亡推定時刻は昨夜22時。
            死体発見場所は施設内駐車場。
            目立った外傷は見られないが、吐血をした跡がある』

品川「どうしてこんなことがわかるノ……」

モノクマ「ボクがモノクマだからです!これはオマエラが捜査をスムーズに行えるようにボクが用意したものです!
     このファイルに書かれていることは事実ですので手掛かりにしていいよ!」

モノクマ「後は生きるも死ぬもオマエラの捜査次第……頑張ってね、うぷぷ!」

雪境「あ、ま……待ちやがれ!!」

モノクマは言うだけ言って消えてしまった……。

後に残されたのは……気持ちの悪い沈黙だけ……。


遠江「……いつまでだんまりしているつもりなのかね、凡人共。さっさと捜査をしようではないか」

跳木「そ、捜査……なんて、どうやって……」

遠江「まず必要なのは、現場の見張りか。死体に細工などをされれば困るからな」

遠江「それに関しては……雫川にまずは任せよう。貴様は葬儀屋、死体は見慣れているだろう?」

雫川「……分かった。……軽い検死もしておこう」

佐渡島「こりゃー頼りになりますなぁ」

遠江「しかし見張りはもう一人ほど必要だな。その役目は……」

ユーリ「ユーリ、やる!!」

高坂「ユーリさんが……?」

遠江「……まあ猿でもこの程度の役割ならこなせるだろうな。いいだろう、任せよう」

品川「ちょ、ちょっと待ってヨ!ミスター……どうしてそんなに冷静になれるのですカ!?」

遠江「……簡単なことだ。やらなければ死ぬ。それだけのことだ」

品川「う……そ、それは……」

比嘉「しにたくねぇよ……くそ……」

夜宮「こんなことをしなくちゃならないなんてね……でも……うん、覚悟を決めないとね」

高坂「……捜査をしなきゃ犯人以外のあたしたち全員が死ぬんでしょ?そんなのごめんだっつーの……」

……でも、犯人をあてたら犯人は処刑される?

…………駄目だ、これ以上考えたらきっと駄目だ。

あたしたちはあたしたちが生き残るために捜査をしないといけないんだ。

……それが、あたしたちの希望なのだから。


【捜査パート、開始!!】

=====================
~捜査パートについて~

捜査パートでは安価で場所や人物を選択してコトダマを集めて行ってもらうことになります。
コトダマの中にはダミーのコトダマも混ざっており、全てを集めると膨大な量になることが予想されます。
調べる場所は計画的に。かつ、調べられるところはしっかりと調べましょう。
人物を選択するとコトダマまたは次の捜査箇所のヒントが貰えます。
また調べるべき場所には大抵誰かがいるので、調べる場所が分からなくなった場合は人物を選択してみてください。
自動で移動することができます。

行き詰った時はモノクマメダルを消費してヒントも貰えるのでご自由にお使いください。
詳しいことはとりあえずやってみれば分かると思います。
それでは、はじまります……。
=====================

コトダマGet!
【モノクマファイル01】
≪被害者は天宮火憐。死亡推定時刻は昨夜22時。死体発見場所は施設内駐車場。目立った外傷は見られないが、吐血をした跡がある≫



天宮さん……仇は絶対に取るよ。

さて、皆も散らばっているみたいだし……あたしはどこから調べようか。

1.どこかを調べる(場所を選択)
2.誰かに話を聞く(人物を選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓

現場

>>595 駐車場と見なします

【駐車場】

ユーリ「アヤ……犯人見つけないとね!」

雫川「検死に関しては時間がかかるから少し待て……
   結果が聞きたければ後で来い」

現場では雫川くんが天宮さんに触れて、検死をしているらしい……。

よくできるわね……。

でもあたしたちには出来ないことだし、感謝しないと。

1.人物に話を聞く(雫川、ユーリから選択)
2.周辺を調べる(死体、死体の下、死体周辺、バスから選択)

安価↓

2.死体の尻

>>598 セクハラはやめるんだ!そんなところには何もない!

死体を調べます。普通に調べます。
================
詳しい検死は雫川くんに任せるとして……あたしから分かる天宮さんの状態を確認しよう。

天宮さんの顔は綺麗なもので、本当に眠っているみたいだ。

でも長い間外にいたのだろうか、その体は驚くほどに冷たかった。

争った跡とか襲われた後みたいなのはなさそうね。

じゃあこれは仲のいい人の犯行……?いや、わからないわね。

そういえば天宮さんは外に出ているというのに室内着だ。

防寒具もなしにどうしてこんな場所に?昨日は雪も凄かったのに……。

コトダマGet!
【死体の違和感】
≪天宮の死体に争ったような跡はなかった。また、彼女の衣服は室内着だった≫

1.人物に話を聞く(雫川、ユーリから選択)
2.周辺を調べる(死体の下、死体周辺、バスから選択)

安価↓

死体の下

>>600

死体の下には雪が積もっていた。

昨日は大雪だったから積もっていてもおかしくは無いけど……。

そういえば朝にかけては冷えてたから、雪はほぼ凍ってるのよね。

現にあたしたち生存者の足跡はほとんどついてないし。

……あれ?足跡が全くない?

……じゃあ天宮さんと犯人は、いつどうやってここに来たわけ?

コトダマGet!
【周辺の足跡】
≪死体の周辺には足跡が残っていなかった。朝にかけては冷えていたため雪はほぼ凍っていたようだが……≫

1.人物に話を聞く(雫川、ユーリから選択)
2.周辺を調べる(死体周辺、バスから選択)

安価↓


バス

>>605

そういえばバスにはあの日以来全く近づいていないわね。

中を覗くことはできるけど、中に入ることはできなさそう。

それこそ窓ガラスでも割らない限り……。

高坂「そういえば鍵って誰が持ってるのかしら……」

ユーリ「?バスのカギ?ユーリ知ってるよ、会議室にある!」

じゃあ持ち出そうと思えば誰でも持ち出せるわけね……。

まあ車輪は雪に埋まってるし、中を見ても何かが変わったようには思えない。

バスは事件に関係ない……はずね。

コトダマGet!
【バスの状態】
≪バスの鍵は会議室にあるらしいが、バスが動いたり中に誰かが入ったような跡は見られない≫

1.人物に話を聞く(雫川、ユーリから選択)
2.死体周辺を調べる
3.移動する(場所、人物を選択)

安価↓

>>607

周辺の状態を見てみるも、あたりに凶器になりそうなものは特に落ちていないわね……。

そもそも外傷がないならどうやって殺したのか分かりそうもないけど……。

……あれ?

高坂「雪捨て場の雪、なんか異様に増えてない?」

以前見たときの2倍……いや、それ以上あるような。

いくら一晩降ったからって流石にこの量は……。

雫川「……忘れたのか?除雪トラックが動いたのだ」

雫川「ペンションの横に止めてあったあの大きなトラックだ。モノクマが言っていた筈だ」

あ、なるほど。

ユーリ「今朝、いっぱい動いてた。雪、多かったんだね!」

高坂「一度じゃなかったの?」

ユーリ「うん、朝早くから動いてた。雪、凄いね。……ここにこんなカレンがいなければ、もっと良かった」

コトダマGet!
【除雪トラック】
≪トラックは今日は大雪のため頻繁に雪捨て場へ移動していたらしい。移動区間は、ペンション横から雪捨て場までの間である≫

1.人物に話を聞く(雫川、ユーリから選択)
2.移動する(場所、人物を選択)

安価↓


雫川

>>610

高坂「雫川くん、何かわかった?」

雫川「……急ぐな。検死は……もう少し待て。俺はプロじゃあない……」

高坂「そ、それは悪かったわ」

検死以外のことで、雫川くんに聞いておくことはあるか……?

1.今朝のアリバイについて
2.昨日のアリバイについて
3.何か気になることは無いか
4.自由安価

安価↓

>>612

高坂「雫川くんは今朝のアリバイってある?」

雫川「アリバイ……はないと思われる。今朝は普段通りに食堂へ向かった筈……」

雫川「最初に話したのは品川だったか……。信じてもらえるとも思わないが」

アリバイがないからといって怪しいとも言えないわね……。

ユーリ「あれ?おかしいよ!リューヤ、広場にいたよ?」

……え?……あ!そういえば!

雫川「…………向かった記憶は無いな」

高坂「そういえばあたしも雫川くんみたいな黒い人を見たような気がするけど……」

ユーリ「ほら!リューヤいた!嘘だめ!」

雫川「……黒いから即ち俺だ、という考えはやめてもらいたいのだが」

雫川「俺は外に出ていない。誰かと間違えたのではないか?」

本人はこういってるけど、目撃証言が二人もいるし……。

……どういうこと?

コトダマGet!
【今朝の雫川】
≪今朝雫川が外を出歩いているのをユーリ、高坂が見た筈だが、本人は出歩いていないという≫

他に聞いておくことはあるか……?

1.昨日のアリバイについて
2.何か気になることは無いか
3.自由安価

安価↓

1

>>614

高坂「じゃあ昨日は何をしていたの?」

雫川「……何もしていないな」

……終わり?

高坂「何もしていないの?外に出たとかは……」

雫川「出ていない。確かに一度夕食に出たが、その際も誰と会ってもいない。
   怪しまれるのは分かっているが、弁明の仕様もない」

雫川「俺が天宮に最後に会ったのはあの動機発表の時。それ以来、見てもいない」

ふーん……でもわざわざ自分が不利になる嘘をつく理由もなさそうだし……。

もう少しいろんな人に話を聞く必要があるわね。

そろそろ雫川くんから聞き出せる事はなさそうだけど……。

どうしようか?

1.ユーリに話を聞く
2.雫川に更に何かを聞く(自由安価)

安価↓

2.正直誰が気になる?

>>616

高坂「正直さ、だれが気になる?」

雫川「……何故俺に聞く?」

高坂「まぁ、なんとなく」

雫川「……俺は天宮の交友関係は詳しく知らないが」

雫川「仲の良い者の犯行なのではないか?死体に抵抗の痕はないし……何より
   俺の勘違いかもしれないが、天宮が……少し笑っているような気もするのだ」

天宮さんが笑っている……?

高坂「あたしにはよくわからないけど……」

雫川「死体ばかり見ていると、なんとなくわかるようになる。
   どちらにせよ天宮は、恨みを残して死んだのではないと俺は感じた」

雫川「……ただの憶測だがな」

でも、それで仮に天宮さんが幸せに死んだとしても……。

……誰かが彼女を殺したことには変わりないのよね。

コトダマGet!
【雫川の見解】
≪死んだ天宮の表情は少し笑っているようにも見えて、少なくとも恨みを残して死んだのではないと思われる≫

1.ユーリに話を聞く
2.雫川に更に何かを聞く(自由安価)
3.移動する(人物、場所を選択)

安価↓

2は自由安価なので……
内容がないようでしたら再安価↓

1

>>621

ユーリ「うーん、リューヤ、いなかった?うーん……」

ユーリさんは昨日会ったし今朝もいなかったし、聞きたいことはたくさんありそうね。

何を聞くか……。

1.今朝何故朝食に来なかったのか
2.昨日のアリバイについて
3.気になることは無いか
4.自由安価

安価↓

1

>>624

高坂「今朝はどうして朝食に来なかったの?」

ユーリ「あ、トーバン!忘れてた、ごめーん!」

高坂「わ、わかった。怒ってないから抱きつかないで……。
   で、どうして?」

ユーリ「うーん、ユーリ、リューヤ見た。それで気になって……探してた、でも見失った」

雫川「……俺は外に出ていない」

ユーリ「……でもユーリは見たと思ったし……それでいろいろ探し回って……ここに来た」

ユーリ「そしたら、カレン……いた」

つまりユーリさんは死体の第一発見者なわけか……。

高坂「それは辛かったわね。……そのあとはどうしたの?」

ユーリ「人、呼ぼうと思った。レストランに向かった、そしたらヨシヒロが広場にいた」

ヨシヒロ……御堂さんか。

ユーリ「ヨシヒロに言ったら、ヨシヒロ走って、ユーリはレストランの皆を呼んで……。
    レストランから出たら、変なアナウンスなった」

高坂「あのアナウンスはユーリさんが発見した時になったわけじゃないって事?」

ユーリ「うん!あれ、なんなんだろうね?」

あのアナウンスのことは後でモノクマにでも聞いた方がよさそうね。

コトダマGet!
【死体発見アナウンスについて】
≪死体の第一発見者はユーリ、第二発見者は御堂と思われるが……≫

他に聞くことは……

1.昨日のアリバイについて
2.気になることは無いか
3.自由安価
4.移動する(人物、場所を選択)

安価↓

1

>>626

高坂「じゃあ昨日のことについて教えてもらってもいい?」

ユーリ「昨日?昨日はスキーしたよ!」

高坂「まあそれは知ってるけど……何が大切になるか分からないから、詳しく教えて?」

ユーリ「うーん……昨日はガゾウを見た後は少し寝て……あとはスキーしたよ。
    スキーの後はマシロとソージローとゴハン食べて……また寝たよ!」

高坂「じゃあその間三人ずっと一緒だったわけ?」

ユーリ「うん。あ、ソージローが飲み物取りに行ったの!その時はソージローと別れた!」

その場面は確かにあたしも見たわね。

ユーリ「うーん……そういえば、ソージロー厨房に向かったと思う、でも帰ってくる、遅かった気がする」

高坂「え?……一応詳しく聞かせて?」

ユーリ「マシロと二人、ずっと入口見て待ってたんだけど、ソージロー3,40分は出てこなかった!
    遅かった!覚えてる!」

確かに飲み物を取りに行くだけでそれは遅い気がするけど……。

高坂「三時少し過ぎのこと、ってことでいいのかしら……。その間ずっと入口を見てたの?」

ユーリ「うん。でも誰も出入りしなくて、つまんなかった。マシロとお話してた。
    ……あ、そういえばヨシヒロがシセツトーに入るのは見た!……多分それだけ!うん!」

その場面にも出くわしてたから、きっと御堂くんが向かったのは本当ね。

コトダマGet!
【施設棟への出入り】
≪ユーリ達によると、昨日三時少し過ぎから3,40分の間、施設棟に入ったのは御堂だけらしい≫

ユーリさんから聞けそうなのもこれくらいか……。

次はどうしようか?

1.まだ何か聞く(自由安価)
2.移動する(人物、場所を選択)

安価↓

2義堂君

>>628
というわけで次は義堂君にお話を聞きます。
今日はここまでで。
進行に不備などありませんか?不満点があったら改善したいのでいつでも書いてくださいね。

この時点で犯人分かるのかなぁ……。結構長引くかもしれないけどすいません。
ではまた!

>>1
進行自体に不満は無いけど、連続安価に関しては改めてルール設けた方が良い気がする
あとごく一部自由安価だからって全く関係無い事聞いたりするのも気になる

乙です!
夜宮くん何のフラグが消えたんだろう‥
死亡フラグならあの時長話せずに帰したら犯人と鉢合わせで殺されてたのかな?

>>630
自分としては進行重視で行きたいので連取りに関しては多少は構いません。
一人だけが取っていくのもどうかとは思いますが、今までを見るとそうでもなさそうですし。
でも確かにあまり変な事ばかり聞かれるのも困りますね。
一先ずこちらであまりにおかしいと思う内容はスルーさせてもらうということで…

>>631
チャプター1に関わるフラグではないということだけ言っておきます。
付け足すべきか悩んだんですが一応…

本日21時くらいから再開しますのでまたよろしくお願いします!

>>629

【ペンション2階】

義堂「……どうしてこんなことに……」

義堂「天宮さん……義堂が一緒にいたら、きっとこんなことには……」

高坂「義堂くん……」

義堂「……高坂さん……」

義堂「どうして義堂達はこんなことをしているんでしょう……」

高坂「分からないけど、やらなければ死ぬんだからやらないと」

義堂「……そうですね」

さて、何を聞こうか?

1.アリバイについて
2.昨日飲み物を取りに行った時のことについて
3.自由安価

安価↓1

>>634

高坂「あのさ、昨日のことについて聞かせてもらいたいんだけど」

義堂「はい、なんでしょう?」

高坂「昨日飲み物を取りに行ったでしょ?その時、何かあった?」

義堂「……えっと、確かに取りに行きましたね。もしかして雪境さん辺りが何か言ってましたか?」

……まぁそれが少し怪しいなんて言えないわよね。

義堂「大変でしたよ。今思い出しても恐ろしいです」

義堂「……コロシアイが起きるかと思いました」

高坂「へっ!?」

義堂「えっと……厨房に行くにはレストランを通る必要がありますよね」

高坂「そうね。というかあの施設は全てレストランから繋がってるから、そこを通らない事はないわね」

義堂「レストランには伊丹くんと木崎さん、そして遠江くんがいたんです」

義堂「義堂は挨拶もそこそこに厨房に行き、飲み物を取ってきました」

義堂「そしてまたレストランを通ったら、御堂くんが遠江くんの首を……しめていて……」

高坂「……!?」

義堂「義堂は勿論彼を止めました。でもそのあともいろいろとお話もしていて……」

義堂「……だから少し遅くなったんです。雪境さん達には関係ないし、心配を煽ると思ったので今までお話しませんでした」

高坂「こんな事態になったんなら、黙ってるわけにもいかないわよね。……御堂くんか」

また彼か……。彼は一体何を考えていたんだ?

コトダマGet!
【レストランの事件】
≪昨日15時過ぎに御堂が遠江を殺そうとしていたらしいが、義堂が止めたという≫

他には何かあるか?

1.アリバイについて
2.気になることは無いか
3.自由安価

安価↓1

1

>>638

高坂「昨日の事件については分かったけど、昨日から今日にかけてアリバイはあるの?」

義堂「アリバイですか……。……えっと、昨日はあの画像を見た後少し……天宮さんと一緒にいました」

高坂「え、本当?」

義堂「はい。そのあと雪境さんにスキーのお誘いを受けて、でも天宮さんは風邪気味だからって断って……
   後は高坂さんの知っている通りだと思います」

義堂「飲み物を取りに行った以外は夜までずっとユーリさんと雪境さんといたので、その、アリバイはある……と」

三人一緒ならアリバイは疑いようがないわね。

義堂「今朝はいつも通りレストランに来ましたが……その時に来ていたのは品川さんと伊丹くんくらいでしたね」

高坂「怪しい様子もなかった?」

義堂「……多分無かったと思います。二人はお話をしてましたね。……和やかでしたよ」

高坂「そっか……ありがと、参考にする」

義堂「……あの時無理矢理にでも天宮さんをスキーに誘っていたら、何か変わったのでしょうか?」

義堂「義堂がもっと天宮さんと一緒にいたら、義堂が天宮さんを守れたのに……」

高坂「……気に病むのは後にして。少なくとも、義堂くんのせいじゃないって。……モノクマのせいだって」

義堂「……そう、ですね」

コトダマGet!
【昨日の天宮】
≪雪境が義堂と天宮をスキーに誘った際、天宮は風邪気味で本調子でないからと誘いを断ったらしい≫

まだ何か聞くか……?

1.何か聞く(自由安価)
2.ペンション2階の捜査をする
3.移動する(人物、場所を選択)

安価↓1

【ペンション2階】

品川「ミス高坂、義堂……こちらにいたのですネ」

夜宮「ふーん……思ったよりここにも人がいるね。捜査は進んでるの?」

高坂「品川さんに夜宮……捜査に来たの?」

夜宮「まぁ品川さんとは偶然一階ではち合わせただけだけどね」

品川「……それにしてもどうしてこんなことに……」

品川さんは天宮さんとも仲がよさそうだったし、ショックは大きそうね。

でもまず捜査をしないと。

2階は女子の部屋と、トイレがあるくらいだけど……。

とりあえず、調べるか。

1.話を聞く(品川、義堂、夜宮から選択)
2.周辺を調べる(窓、廊下、トイレ、天宮の部屋から選択)

安価↓1

1品川

>>642

品川「ミス?ワタシに御用?」

高坂「皆にお話をきいてるからさ、とりあえず教えて?」

品川「イエス、何でも聞いていいヨ」

さて、品川さんから聞けそうなことは……

1.アリバイについて
2.気になることについて
3.自由安価

安価↓

2(マジシャンの視点で何か気付いているかもしらん)

>>644

手品師の品川さんなら、あたしの気がつかないところにも気が付いているのかもしれない。

高坂「……何か気になることは無い?」

品川「これはまた漠然としていますネ……。気になることは……正直ありすぎて困ってますヨ」

品川「まずミス天宮の死因は何なのか、ということダネ」

品川「こればかりはミスター雫川に任せるしかないけど……」

品川「ワタシは……毒殺を疑っているヨ」

……毒殺。確かに外傷がないなら、それしか考えられないけど……。

品川「確か救護室には毒があったし、後で見るべきだと思うヨ」

高坂「そうね、ありがと。……他にはある?」

品川「……ワタシはミスター御堂を疑ってる、かな」

品川「ミスターは昨日から何だか様子がおかしかったヨ。ワタシには分かるヨ!目線がおかしかったから!」

夜宮「流石手品師、目線なんて見てるんだね……油断できないなぁ」

品川「……ミスター夜宮はいつも目線がおかしいので言うことはないネ」

夜宮「ならいいんだけどね」

とりあえず彼女の言ったところは確かに後で調べる必要がありそうね。

他に聞くことはあるか?

1.アリバイについて
2.自由安価
3.他の人に話を聞く(義堂、夜宮から選択)
4.周辺を調べる(窓、廊下、トイレ、天宮の部屋から選択)

安価↓1

1

>>646

高坂「昨日からのアリバイについて聞きたいんだけど……」

品川「アリバイ……実はないんですよネ……昨日は動機発表の後、何だか身体がだるかったので部屋で寝ていたヨ」

品川「一応夕ご飯は取ったけど……あ、その時にここの下でミス天宮に会ったヨ!」

高坂「それは何時くらいのこと?」

品川「……多分夜の九時くらい……すれ違って挨拶をしただけだけどネ」

品川「ミス天宮も風邪だったみたいだけど、とりわけ体調が悪そうには見えなかったヨ」

品川「……ワタシがついて行っていれば、こんなことには……」

義堂「……そんなの義堂も一緒ですよ」

……二人は優しいのね。

品川「朝に関しては、そうだネ……いつも通りだったからなんとも……あ!気になることあったヨ!」

品川「カーテン!ペンション2階のカーテンはいつもしまってる筈なのに、一つだけ今朝は開いていたんだヨ!」

品川「一つだけっておかしいヨネ?誰かが開けたのかな……開けたとしたら何で?」

カーテン?

義堂「義堂より少し小さいくらいのサイズの布ですね。開ける理由があったんでしょうか……」

夜宮「……単純に外の雪を見て、閉め忘れたとかじゃない?」

一応覚えておこうかしら。

コトダマGet!
【品川の証言】
≪品川は昨夜9時くらいに天宮と1階の廊下ですれ違ったらしい≫

【2階のカーテン】
≪ペンション2階のカーテンはいつも閉まっているが、今朝は一つだけ既に開いていた≫

さて、次はどうするか……。

1.品川に何か聞く(自由安価)
2.他の人に話を聞く(義堂、夜宮から選択)
3.周辺を調べる(窓、廊下、トイレ、天宮の部屋から選択)
4.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓1

2.夜宮

>>648

高坂「じゃあ夜宮にも話を聞かせて?」

夜宮「ん、まあいいよ。何でも聞いて?」

夜宮とは昨日の夜会っているけど、昼は何をしていたのかしら?

1.アリバイを聞く
2.昨日の夜のことを聞く
3.気になることは無いか
4.自由安価

安価↓

1

>>650

高坂「じゃあ……」

夜宮「うん、言わないでも分かるよ。こういうときの定番はアリバイだよね!任せて!」

……なんか腹立つ。

夜宮「アリバイね、ないよ!」

…………。

夜宮「……仕方がないじゃないか。ないものは無いし……」

夜宮「昨日は一度救護室に行って風邪薬を取って来たけどさ……こういうの自己申告だし……」

夜宮「今朝も普通に寝坊したし……あ、昨日の夜のアリバイは高坂さんが証明してくれるよね?」

…………。

夜宮「え?な、何?昨日の夜会ったよね?ほら、一緒にアナウンスを聞いたよね?」

……とりあえず、他に聞くことはないかしら……。


1.昨日の夜のことを聞く
2.気になることは無いかを聞く
3.その他の事を聞く(自由安価)
4.他の人に話を聞く(義堂、品川から選択)
5.周辺を調べる(窓、廊下、トイレ、天宮の部屋から選択)


安価↓

1.

>>652

高坂「昨日の夜はどうして部屋に来たの?」

夜宮「どうしてって……理由なんてないからなんとも言えないなぁ」

夜宮「会いたくなったから。……駄目?」

高坂「……真面目に答えられないの?」

夜宮「真面目に答えてるよ。というかこの事件に関しては、本当に俺何も知らないんだよね」

夜宮「元来俺社交的なキャラじゃないし……そりゃ天宮さんにはよくしてもらってたし、モノクマはむかつくけどさ」

夜宮「俺に話を聞くより、どこかを調べた方がいいんじゃない?」

高坂「じゃあ昨日夜、十時くらいでしょ?外に出て何か変わったことに気がつかなかったの?」

夜宮「うーん……いつも通りだったかな。出歩いてる人も俺くらいだったし……」

夜宮「……あ、そういえばなんか床が濡れてたような気がする。……あ、ほらみてあそこの床!」

夜宮が指し示す先の床を見ると、確かにそこは濡れていた。

義堂「ここは……あ、窓の先に除雪トラックが見えますね。あそこにいるのは……比嘉くんでしょうか」

品川「あいつはあんなところで何をしてるノ?捜査しろよ……」

夜宮「窓でも開いてたのかなって思ったんだけど……どうだろ?」

床が濡れている理由……それは確かに窓が開いていたからとしか思えないわね。

コトダマGet!
【濡れた床】
≪ペンション2階の床は昨日の夜から濡れていたらしい。窓の先には除雪トラックが見えるが……≫

これ以上こいつに何か聞いても何も得られそうにはない。
でもまだ聞くことはあるか……?

1.その他の事を聞く(自由安価)
2.他の人に話を聞く(義堂、品川から選択)
3.周辺を調べる(窓、トイレ、天宮の部屋から選択)
4.移動する(場所、人物を選択)
5.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓

品川さんの素が出ている
3 窓

>>654 (聞かなかったことにしてくれ)

とりあえず聞き込みはこれくらいにして、廊下の窓を見てみよう。

窓は内側からカギが開くタイプのものだ。

開けようと思えばいつでも開けられるし、夜宮が言っていた床の濡れもこの窓を開けた時のものだろう。

昨日は大雪だったし、誰かが好奇心で開けたりしたのかしら。

でもサイズもそれなりに大きいから、窓を開けてる時に後ろから押されたら……うん、普通に落ちるわね。

品川「ここからだとこの施設がよく見渡せますネ……。いい景色です」

義堂「……こんな状況でなかったら、ですね」

コトダマアップデート!
【濡れた床】
≪ペンション2階の床は濡れていた。理由は近くの窓が開いていたからと考えられる。窓の先には除雪トラックが見えるが……≫

さてと、次は……。

1.話を聞く(義堂、品川、夜宮から選択)
2.周辺を調べる(トイレ、天宮の部屋から選択)
3.移動する(場所、人物を選択)
4.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓

2トイレ

>>656

トイレとかは何かに使われた跡があったりは……。

……しないわね。全く違和感がない。

というか個室にトイレはついてるし、こんな廊下の隅のトイレに行く理由がないわよね。

……事件には関係ない、か?

品川「ワタシここのトイレ、存在すら知らなかったヨ……」

高坂「あたしも今日見渡して初めて気がついたわ。流石に夜宮達は入ってこないわね」

品川「ミス義堂は入ってもいいのでは?」

高坂「えっ」

品川「え?」

……聞かなかったことにしよう。

さてと、次は……。

1.話を聞く(義堂、品川、夜宮から選択)
2.天宮の部屋を調べる
3.移動する(場所、人物を選択)
4.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓

>>658

天宮さんの部屋とか……何か残ってないかしら?

夜宮「……鍵がかかってるね」

高坂「何であんたは既にスタンバイしてんの?」

夜宮「俺はもともとここを調べたかったんだよね。長話しちゃったけど」

義堂「開かないならどうしたらよいのでしょうか……」

モノクマ「開かぬなら、呼んで見せよう、モノクマだ!!」

高坂「……!な、なんなのよ……!」

モノクマ「オマエラ困ってるね?鍵、開けてほしいと思ってるね?うぷぷ、なら言ってみてください!助けてモノクマーっ!って!」

夜宮「助けてモノクマー」

モノクマ「……って、あっさりしてすぎるよ!……つまんないなぁ……どうしよっかなぁ」

高坂「早く開けろっつーの!!」

モノクマ「大声あげないでよ!はいはい、約束通り開けますって。はい、どうぞ!」

そうして天宮さんの部屋のドアノブをひねると、たしかに扉はすんなりと開いた。

夜宮「便利だね。後でいろいろ利用できるかもね」

高坂「でもあいつが協力したって事は、きっと中に何かあるわね。行きましょ!」

【ペンション2階:天宮の部屋】

天宮さんの部屋は、とてもシンプルで整っていて……それでいて生活感があった。

5日もここで過ごしてたんだし、当たり前だけど。

夜宮「んー、手掛かり、手掛かり……。おっと、これは……」

高坂「あんた、デリカシーってもんはないの?女子の机を簡単にあさってんじゃないわよ」

夜宮「非常事態だからさ。とりあえずこれを見てみない?天宮さんの日記……って痛いまた殴った!」

高坂「……それはあたしが見る。あんたは見るな!」

夜宮「はいはい……」

======================
1日目
状況を整理するために日記を書くことにする。おかしなことに巻き込まれた。
変なロボットが、コロシアイをしろって言った。おまけに雪山から出られないなんて。
状況は凄く悪いけど、仲間の皆は凄く頼りになりそうだ。
アタシは応援するしか出来ないけど、皆のサポートが出来るように頑張ろう。
======================

それからも、あたしのこと、皆のこと……皆との明るい思い出が、元気な字で綴られている。

辛いこともいっぱいあったはずなのに、この日記からはそれが全く感じられない。

……天宮さんは、強かったんだ。

…………なのに……。

======================
5日目
動機。訳がわからない。どうして皆が?どうして?
わからない。アタシには何もできない。なんだか頭が痛い。
……駄目だ、こんなときにアタシまで弱気になったら駄目だ。
あの子はアタシの事を心配してくれた。アタシはそれにこたえなきゃだめだ。
皆を応援するのはアタシの役目なんだから。きっと皆もこんなアタシを見たくない。
頑張ろう。まずはあの子にお礼を言いに行かなくちゃ。
いつも通り振る舞おう。皆、頑張ろう!ファイト、押忍!
======================

……モノクマが……!

でも、「あの子」って……誰だ?

夜宮「何かあった?」

高坂「……まあ、少し気になることはあったわね」

夜宮「ふーん……あの子ねぇ……誰のことだろうね?」

コトダマGet!
【天宮の日記】
≪当日の日記には「あの子」という言葉が何度も書かれていた。天宮はその子にお礼を言いに行くと書いていた≫

高坂「あとは……机の上に風邪薬の瓶があるわね。天宮さんが飲んだのかしら」

夜宮「その場で飲まないで持って来たんだ。天宮さんも大胆だなぁ」

夜宮「これ、俺も飲んだよ。実際効いたし、風邪薬に間違いは無いと思うよ」

これは天宮さんが風邪をひいていたことの証拠になるかしら……?

コトダマGet!
【風邪薬】
≪天宮の部屋の机の上に瓶ごとあった≫

そろそろこの周辺で調べられることはなさそうだし、どこかに行くか……。

1.移動する(場所、人物を選択)
2.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓

1救護室

>>663

品川さんの見解もあるし、救護室に行ってみよう。

【総合施設棟:救護室】

佐渡島「知らなかったけど、ここって結構いい薬品あるんすねぇ」

佐渡島「瞬間接着剤とか何に使うんすかね?結構いい奴だし、プラモづくりに使えるかも……うひひ」

遠江「真面目に調べろ凡人よ。さぁ、後は報告はないのか?」

御堂「はいはい、探してますって。でもこれ以上何もないと思いますが?」

最上「風邪薬もどこにもねーしなー。もう移動しようぜー」

高坂「うわっ、わらわらしてる……何をしているの?」

御堂「遠江様の足でーす」

高坂「は?……遠江くんあなたさぁ……」

遠江「そういうことだ。貴様も調べるならば調べるがよい」

まあ、言われなくても調べるけどね。

1.誰かに話を聞く(遠江、御堂、佐渡島、最上から選択)
2.周辺を調べる(壁、机の上、薬の棚、ベットから選択)

安価↓1

2薬の棚

>>666

薬の棚をまずは見てみよう。

まずはこの分かりやすいドクロマークが書かれた二つの瓶ね。

どちらも錠剤タイプで、ぱっと見違いが分からない。

……ていうか二つとも開封済みで、量が減ってる気がするんだけど。

ってことは……毒殺説、更に有効ね。

まず一つは……即効性の毒薬。

飲んでから5分から10分で効果が出て、症状としては呼吸困難からの窒息などが……うう、見たくない。

もう一つは、遅行性の毒薬。

こっちは飲んでから5~6時間で効果が出るタイプ……。症状は全身麻痺、吐血など……。

……にしてもどっちも減ってるってことは、どっちも使われたって事?

訳がわからないわ……。

最上「なあ、お嬢ちゃんは風邪薬を知らないかい?」

高坂「ああ、それなら天宮さんの部屋にあったよ」

最上「なーんだ!それならここにある薬品はこれで全部だな!遠江ー!そういうことだぜ!」

遠江「やれやれ、それだけのことを調べるのに時間がかかりすぎだ……」

コトダマGet!
【即効性毒】
≪飲んでから5分から10分で効果が出て、症状としては呼吸困難からの窒息など。開封済み≫

【遅行性毒】
≪飲んでから5~6時間で効果が出るタイプ。症状は全身麻痺、吐血など。開封済み≫

次は……。

1.誰かに話を聞く(遠江、御堂、佐渡島、最上から選択)
2.周辺を調べる(壁、机の上、ベットから選択)
3.移動する(人物、場所を選択)

安価↓1

2ベット

>>669

ベットは一応2台あるのね。

使われた跡はなさそう、かな。綺麗だし。

今遠江くんが座っているくらいね。

遠江「……何だ、凡人?」

高坂「あんたどうして自分で動かないの?」

遠江「俺は命令をする側の人間だからだ」

……はぁ。

とりあえず証拠はなさそうとみていいかしら。

さて、と。

1.誰かに話を聞く(遠江、御堂、佐渡島、最上から選択)
2.周辺を調べる(壁、机の上から選択)
3.移動する(人物、場所を選択)

安価↓1

1 もがみん

もがみんに話を聞くということで今日はここまで。
状況証拠はあと少し、証言もあと少々…かな?
次回に捜査を終えられたらいいのですが…。

次回、また今日の21時で。
ではおやすみなさい…

>>671

最上「にしても天宮の嬢ちゃんが殺されちまうとはなぁ……」

最上「死んだら何もできねーってのによ!犯人め、分かったらオレっちがギタギタにしてやらぁ!」

最上くんに聞いておくことはあるかな……。

1.アリバイについて
2.風邪について
3.自由安価

安価↓1

高坂「最上くんは風邪、いつごろから引いてた?」

最上「あ?わかんねーぜ。オレっちそういうの気にしねーし」

高坂「じゃあ体調を崩した原因とか……分かってる?」

最上「なんでだろーな。オレっちの海を求める心が雪に拒絶反応を示したのかもな!」

ダメだこいつ、分かってないな。

最上「まー気が付いたら鼻水が止まんなくなってて焦ったぜ。オレっち初めて薬飲んだしな」

最上「お蔭で今では全快!海の男最上順治、完全復活!ってな!」

高坂「……あんたさ、責任とか感じてない?」

最上「責任って何の責任だ?」

……こりゃ駄目だ。

最上「あ、風邪薬の事ならあの机の上の利用表をみるといいぜ!」

高坂「利用表?」

最上「何時に誰が何を使ったかを書いた表だぜ!でもおかしーんだよな」

最上「このドクロ瓶、明らかに減ってるのに利用表にはそんな表記はないんだぜ!なぜだ!?」

そんな自白まがいな事、犯人がするわけねーって……。

利用表ね、後で観てみる必要がありそう。

コトダマGet!
【救護室の利用表】
≪救護室の薬品を誰がいつ利用したかを書いたもの。≫

まだ聞くことはあるか……?

1.アリバイについて
2.その他(自由安価)
3.他の者に話を聞く(遠江、御堂、佐渡島から選択)
4.周辺を調べる(壁、机の上から選択)

安価↓1

一応再安価安価↓

1

>>680

高坂「じゃあアリバイについて聞かせて」

最上「おう!だがしかし、オレっちはアリバイは完璧だぜ?」

最上「なんたって、昨日はずっと比嘉と一緒にいたからな!」

高坂「これはまた珍しい組み合わせね……」

最上「お嬢ちゃんが言ったんじゃないか、誰かを元気づけろってよ」

比嘉くんは最上くんから見ても危なっかしかったわけね……。

最上「二人で夜まで乾布摩擦をしていたぜ!」

高坂「……マジで?」

最上「比嘉はすぐくたばっちまったけどな。根性のねーやつだ」

最上「さすがに夜は部屋から追い出されちまったけどよ、オレっちと比嘉のアリバイは完璧だぜ!」

コトダマGet!
【最上の証言】
≪昨日は夜まで比嘉と最上は一緒にいたらしい≫

さて、そろそろ他の所も見てみようか……。

1.何かを聞く(自由安価)
2.他の者に話を聞く(遠江、御堂、佐渡島から選択)
3.周辺を調べる(壁、机の上から選択)

安価↓1

2遠江

>>682

遠江「……何の用だね、凡人」

遠江「一つ言っておくが、今回の事件に関して俺から証拠として提出できるようなことは何もないぞ?」

遠江「だからこうして捜査をしているのだからな」

……そうは言うけど、一応聞かないとダメな気がするのよね。

何を聞こうか?

1.アリバイについて
2.昨日の御堂との事件について
3.自由安価

安価↓1

2

>>684

高坂「昨日御堂くんと何かひと悶着あったみたいじゃない……何があったのよ」

遠江「ああ、そういえばあったな。忘れていたよ」

義堂くんはコロシアイが起きるかもとか言っていたけど……なんだこの余裕?

遠江「昨日は木崎に勧められ伊丹と共に茶を嗜んでいたのだ。そしたら御堂がやってきてな。
   正論を言っただけだというのに、危うく殺されるところだったよ」

一体何を言ったのよ……。

御堂「……だから、すいませんでした。だからこうやって償おうとしているんじゃないですか。許してくださいよー」

遠江「クク、俺は寛大だからな。多少飼い犬に手をかまれた程度、気にしてなどいない」

高坂「本当に大丈夫だったの……?」

遠江「義堂が丁度よくやって来たしな。ああなっては木崎や伊丹は毛ほども役に立たないド凡人だが、奴は使える」

遠江「全く大事には至っていないよ」

そうは言うけどこいつの言葉はなんだか参考にならないわね……。

後でその場に居合わせた木崎さんや伊丹くんにも話を聞いてみようか。

まだ何か聞くか……?

1.何か聞く(自由安価)
2.他の者に話を聞く(御堂、佐渡島から選択)
3.周辺を調べる(壁、机の上から選択)
4、移動する(場所、人物を選択)

安価↓1

2御堂

>>686

次は……

御堂「はいはい、私に話を聞きたいんでしょ?」

御堂「その様子じゃ義堂様あたりから何かを聞いたようですし……弁明の余地もありません」

御堂「……でも言っておきますが、私は天宮様殺しの犯人ではありませんよ?」

……とりあえず、詳しい話を聞こう。

1.今朝の事
2.昨日すれ違った時の事
3.レストランでの事件の事
4.自由安価

安価↓1

3

>>688

高坂「レストランでの事件のことについて聞くけどさ……一体どうしたの?」

御堂「やっぱりそれですか……。別に……ただ単純に頭に血が上ってしまっただけです」

御堂「らしくなかったってわかってますよ。自分でも反省してるんで思い出させないで下さい」

高坂「……何を言われたの?」

御堂「……それ、言う必要あります?」

……目が怖い。御堂くん怖い。

御堂「しっかし初めてですよ、誰かに投げられたの」

高坂「投げられた?」

御堂「いーえ、義堂様が止めに入ってくれたのはいいものの……ええ、巴投げですねあれは。
   机に頭ぶつけて、完全に意識が吹っ飛びましたよ」

高坂「えええ……?」

御堂「お蔭様で暫くの間全く記憶がないし……直前までの殺意も失せましたよ。
   起きた後も義堂様には謝られ木崎お嬢さんには心配されるし、遠江様はあれだし……ほんと、何やってんだか」

義堂くん、見かけによらず大胆なのね……。

高坂「……って、あれ?伊丹くんは?」

御堂「……伊丹様?いましたっけ、彼……?」

あれ……?証言が食い違うような……。

コトダマアップデート!
【レストランの事件】
≪昨日15時過ぎに御堂が遠江を殺そうとしていたらしいが、義堂が力技で止めたという。その後暫くの間御堂は気絶し、遠江、木崎、義堂に介抱されていたらしい≫

他に聞くことは……

1.今朝の事
2.昨日すれ違った時の事
3.自由安価

安価↓1

1

>>690

高坂「じゃあ今朝のことを教えて?」

御堂「今朝の事ね……。ええ、今朝は散々でしたね」

御堂「あなた方が出て行った後、窓からユーリ様が見えたんですよ」

御堂「で、出て行って話を聞いたら……死体を見つけたとか言うし、そりゃー焦りましたよー」

……ふてぶてしく語るその姿からは、全く焦ってる姿は想像できないけど。

御堂「で、ユーリ様を食堂に行かせて、一足先に駐車場に走りました」

御堂「それで天宮様を見つけた瞬間……あのアナウンスが流れたんですよ」

高坂「あのアナウンス、一体何なの?」

御堂「さぁ?モノクマ様あたりに聞けば分かるんじゃないんですかー?」

……後で聞くか。

コトダマアップデート!
【死体発見アナウンスについて】
≪死体の第一発見者はユーリ、第二発見者は御堂と思われる。御堂が発見したその時、アナウンスが流れたらしい≫

ついでだからもう一つ聞いておくか。

高坂「昨日すれ違ったけどさ、結局あのあとレストランの事件があったのよね?
   じゃあさ、御堂くんはどうしてレストランに向かったわけ?」

御堂「……前にも言ったようにある人に頼まれたんですよ。天宮様に風邪薬を持って行けってね」

高坂「え!?じゃあ……天宮さんに会った!?」

御堂「はーあ、やっぱりそうなるんですか。はいはい、会いました!確かに会いました!」

御堂「多分4時から5時くらいの事だと思いますが……。でも私は犯人じゃありませんよ!ただ薬を届けただけです!」

……品川さんも言っていたけど、これはまさか……。

高坂「……ある人って誰よ?」

御堂「言いませんよ。契約ですから」

高坂「…………」

御堂「……私からは絶対に天宮様以外の誰にも言わないって契約したんですよ!」

……怪しい、怪しすぎる。

でも天宮様以外ってことは……?

コトダマアップデート!
【風邪薬】
≪天宮の部屋の机の上に瓶ごと置いてあった。御堂がある人に頼まれて渡したものらしい≫

とりあえずこれ以上聞いても彼は口を割らなそう。
次に行くか……。どうしよう?

1.まだ何か聞く(自由安価)
2.他の者に話を聞く(遠江、最上、佐渡島から選択)
3.周辺を調べる(壁、机の上から選択)
4.移動する(場所、人物を選択)

安価↓1

3机の上

2で佐渡島
それにしても御堂君の「ユーリを食堂に行かせた」って死体発見と矛盾してるよな…

>>693

机の上には……これが最上くんの言っていた利用表ね。

とりあえず昨日の分だけみてみましょうか。

==================
9;00 風邪薬 もがみじゅんじ
10:00 プロテイン ゆきざかい!
15:00 風邪薬 夜宮
16:00 風邪薬 御堂
18:00 睡眠薬 木崎花憐
==================

……最上くんと雪境さんは漢字が書けないの?

にしても昨日は利用者が多いわね。

何かの参考になるかもしれないし、覚えておこう。

コトダマアップデート!
【救護室の利用表】
≪救護室の薬品を誰がいつ利用したかを書いたもの。内容は上記の通り。≫


1.話を聞く(遠江、最上、佐渡島、御堂から選択)
2.壁を調べる
3.移動する(場所、人物を選択)
4.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓1

2

>>695 矛盾して……ますか?矛盾してたらいろいろまずいので修正したいですけど
   1にはどこが矛盾点か分からない……くそう頭が働かない

>>697

壁はシックな白の壁紙。よくある病室って感じね。

壁にかかってるのは時計くらいだけど……。

……あれ、あの時計壊れてる。

佐渡島「あー、坂道ちゃんも気が付いたっすか?なんとあの時計、壊れてるんす!」

高坂「うわ、いきなり話しかけないでよ!……なんで?」

最上「ふっふっふ……何を隠そう、オレっちが壊したんだぜ!」

……誇らしげに言うことか?

最上「オレっちがくしゃみをしたらなんか落ちて来てよー。はずみで踏んだらあの有様だぜ!」

最上「まーそんなこともあるよな!ま、モノクマには黙っててくれよ?」

絶対すぐにばれるわね。

でも確かに時計は9;12で壊れてる……これじゃ時間がわからないじゃん。

御堂「お蔭で時間がわからないので、利用表に書いた時間はだいたいの数字なんですよ」

御堂「皆様もきっとそうだと思いますけどね」

コトダマGet!
【救護室の時計】
≪9;12で止まった時計。最上が落として壊したらしい。≫

さて、そろそろ調べられるところはなさそうか?

1.話を聞く(遠江、最上、佐渡島、御堂から選択)
2.移動する(場所、人物を選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓1

1佐渡島

高坂ちゃん達がユーリの部屋行ってる間に食堂に来て、伊丹くん達連れて行った後で伊丹くんが他のメンバー呼びに行ったんじゃないか?

安価なら下

>>701 そういうことのつもりで書いてました。うーん、確かにややこしい。書き方が下手ですいませぬ。


>>700

佐渡島「ふんふふーん、こんなに救護室に楽しいものがそろってるとは思わなかったっすねー!」

佐渡島「これからここに入りびたろっかなー!ウェヒヒヒヒ!」

佐渡島「材料が手に入ったらいち早く作品制作に取り組めるように、この佐渡島、何時でも全力であります!」

こんなときでも自分の趣味の話なんて……。

何か聞くことはあるか……?

1.アリバイについて
2.気になることについて
3.自由安価

安価↓1

1

すいませんが明日早いので今日はここまでで。
ぜんぜん進まなかったのはすいません。

ちなみに調べる必要のあるのは実は最短であと2人と1か所。あとモノクマ。
一度も話を聞く必要のない子ももちろんいますね。
次回で終わるといいな……。

多分明日も来るのでよろしくお願いします。ではまた。

せっかくだからこれだけ更新しておく。量がないので

>>704

高坂「佐渡島さんは、アリバイとか」

佐渡島「んなもんねーよ!あーっはっはっは!」

佐渡島「でもあっしは犯人じゃねーっすよ?ずっと部屋で妄想してましたので!」

佐渡島「あ、じゃあ、あっしの情熱が証拠っす!あっしは部屋にいた!ずっといた!」

佐渡島「朝坂坂ちゃんに会うまでずっといたっすよ!はい!」

……う、うーん。調子狂う……。

えーと、他には何か……

1.気になることについて
2.自由安価で何か聞く
3.移動する(人、場所を選択)
4.ヒント(モノクマメダルを消費)



安価だけ取って今度こそ離脱。おやすみなさい。

安価↓1

3
木崎

>>708

【総合施設棟:レストラン】

伊丹「…………」

木崎「…………」

雪境「…………」

木崎さんに話を聞こうと思ってレストランに来た……のに。

あたしが見たのは、床に胡坐をかいて座り手を組み、何かに必死に祈りをささげる三人の姿。

何だこの光景は?新手の宗教か?

高坂「……あの」

雪境「うおおおお!!」

高坂「うわあ!?」

伊丹「……雪境さん、そんな態度じゃ祈りが届きませんよ?」

雪境「んなこと言っても驚いちまったんだから仕方ねーだろォ!ったく、またやり直しだ!」

高坂「何をしてたのよ……」

伊丹「ええ、と……天宮さんの為に、お、お祈りをしていました」

雪境「二人でなんかやっててよ、俺も混ぜてもらったんだ。これで天宮が少しでも報われればいいんだけどな……」

……気持ちはわかるけどさ。

高坂「今は捜査しろよ……」

伊丹「……きょ、恐縮です」

で、目的の木崎さんは……。

うわあ、あたしが来たことに全く気がつかず祈り続けてる。

高坂「木崎さん……木崎さん!!」

木崎「……天宮さん?」

高坂「高坂だよ!」

木崎「……そうですわよね。天宮さんが生き返るはずがありませんわね」

木崎「わたくしには犯人当てなど出来ません。だからせめて、こうして天宮さんの冥福を祈るばかりですわ」

……木崎さん……。

でもあたし達は、あたし達が生き残るために捜査をしないといけないんだ。

1.アリバイについて
2.レストランでの事件について
3.自由安価

安価↓1

2

>>711

高坂「ねぇ、話を聞かせてほしいんだけど……いい?」

木崎「何のお話ですの?」

高坂「……じゃあ、昨日のレストランの事件について」

木崎「ああ、あの事件ですか。ああ今思い出しても恐ろしい……」

木崎「御堂には失望しましたわ。うちの執事でしたなら即解雇ものですわ!」

高坂「その時の経緯について教えてもらってもいい?」

木崎「経緯ですか……?そうですわね。
   まずわたくし、昨日は気を落ち着かせるために近くにいた殿方お二人を誘ってお茶会を開いたんですの」

木崎「本当ならばロイヤルミルクティーでも飲みたかったのですが、生憎茶葉がなかったようで緑茶を飲みましたの」

木崎「まぁ緑茶と一言に言っても種類も入れ方も様々なので殿方お二人は悩んでいたようでしたが、わたくしが直々に選んであげることで……」

高坂「ストップ。そっちはいいから、事件のことを教えてくださいお嬢様」

木崎さんと話してると調子が狂うのよね……。

木崎「……昨日、確か伊丹さんがトイレに立った時でしたでしょうか。
   御堂がレストランに入ってきて、わたくし達と挨拶を交わしたのですの」

木崎「その後遠江さんが言った一言で、御堂はおかしくなってしまったんですの……」

高坂「それはなんて?」

木崎「……『お嬢様の死に責任を感じているのか』でしたかしら。……わたくしはここにいますのに、何のことやら」

木崎「あとはわたくしには何も出来ませんでしたわ。義堂さんが来てくださり本当に良かった……」

お嬢様の、死……?

木崎「……ええと、その後は御堂の快方をして……伊丹さんと共に夕食を取って寝ましたわ」

木崎「遠江さんはあの事件の後すぐに別れてしまいましたの。それまでは和やかに茶会をしておりましたのに……」

木崎さん達3人のアリバイはしっかりしているってことね……。

コトダマGet!
【木崎の証言】
≪昨日は遠江、伊丹と茶会をしていたらしい。レストランの事件後、遠江とは別れたものの伊丹とは共にいた≫

まだ聞くことはあるか……?

1.何かを聞く(自由安価)
2.他の人に何かを聞く(伊丹、雪境から選択)
3.レストランを調べる(テーブル、厨房、トイレから選択)
4.移動する(人物、場所を選択)

安価↓1

2伊丹

>>714

高坂「じゃあ次は……伊丹君にもいい?」

伊丹「ぼ、ぼくに出来ることなんてお祈りくらいですけど……お役にたてるのでしたら」

伊丹「ええと、でも……いい、一体何を?」

何を聞こうか……。

1.アリバイについて
2.レストランでの事件について
3.自由安価

安価↓1

>>716

高坂「一応レストランの事件について……」

伊丹「え、そ、それはさっき木崎さんに聞いていたんじゃ……」

高坂「一応よ、一応」

良く考えれば当事者全員に話を聞いちゃってるわね……。まぁいいか。

伊丹「えっと、ぼ、ぼくはその、トイレに行っていたので、事の発端は見ていない、のですが……」

伊丹「えっと……恐ろしかったです」

高坂「それは分かるけどさ……タイミングが悪いわね。男なら木崎さんの前に出て、二人を止める必要があったでしょ」

伊丹「だって、ぼぼ、ぼくが出て行っても毛ほども役に立ちませんし……。
   あ、で、でも……せめて役に立てるようにと、トイレから出た後、あそこの物陰から御堂さんを呪ってました」

高坂「……え?」

伊丹「ぼ、ぼくのお祈りって結構効くんですよ?お陰様でお祈りも通じて、見事に御堂さんは怪我をしたようですし……」

伊丹「……こ、これって、天罰ですよね。人殺しなんて天罰を受けて、し、しし、然るべき、ですね、はい」

……何この人、怖い。まあ祈りと呪いは紙一重……みたいな奴なのか?

トイレはここからも見える位置にあるし……皆がトイレに行ったって言うならそうなんでしょうね。

コトダマGet!
【伊丹の証言】
≪レストランの事件の際伊丹はトイレに行っていたらしい。物陰から御堂を呪っていたというが……≫

まだ聞くことはあるか……?

1.何かを聞く(自由安価)
2.他の人に何かを聞く(木崎、雪境から選択)
3.レストランを調べる(テーブル、厨房、トイレから選択)
4.移動する(人物、場所を選択)

安価↓1

厨房

>>718

本来なら今日も厨房で料理をする必要があったんでしょうけど……こんなことになるとはね。

昨日はいろいろあったし、インスタントものが多少減ってるわね。

……そういやあたし昨日から何も食べてないし、凄くお腹すいた……。

……一つだけ、一つだけこのリンゴくらいなら……。

モノクマ「こらー!!お前、何をしてるんだー!!」

高坂「うわっ、な、何よ!何もしてないって!」

モノクマ「つまみ食いは犯罪ですよ!あれ?犯罪か?……あー、分かんなくなってきた!」

モノクマ「とにかく今は捜査をしなさい!早く捜査をしなさい!時間も推してきてるから!」

……あんたが勝手に推してるんでしょ、それは。

そういえばモノクマに聞いておきたいこともあったような気がする。

この機会に何かを聞くか……?

1.死体発見アナウンスについて
2.除雪トラックについて
3.昨日の夜の厨房の利用者について
4.自由安価

安価↓1

1

>>720

高坂「あのさ、あんたに聞きたいことがあるんだけど」

モノクマ「何かな?答えないよ!うぷぷ!」

高坂「……あのアナウンスについてなんだけど」

モノクマ「アナウンス……ああ、死体発見アナウンスのこと?」

モノクマ「えー、あれはですね、ボクが裁判を公平に進めるために作ったもので……」

モノクマ「3人の生徒さんが死体を発見したその時に鳴るように設定してあるものです!」

高坂「……その3人って、犯人も含めんの?」

モノクマ「……そうやってアナウンスを推理の材料にしようとするんだね……」

モノクマ「そんなの教えるわけないじゃん!自分で考えな!!アナウンスは推理の材料じゃなくて、事件の合図ってだけ!」

モノクマ「やいやい、まだなんか聞きたいことでもあんのかぁ?あと一つまでなら答えてやるぜ!オラァ!」

何でいきなりキャラ変わんのよ……。

って、三人?三人なら少しおかしいような……。

コトダマアップデート!
【死体発見アナウンスについて】
≪三人が死体を発見した時に流れるアナウンス。ユーリ、御堂の順に発見し、御堂が発見したその時、アナウンスが流れたらしい≫

モノクマの気分が変わらないうちに、まだ何か聞くことはあるか……?

1.除雪トラックについて
2.昨日の夜の厨房の利用者について
3.自由安価
4.もう聞きたいことは無い

安価↓1

2

>>722

高坂「昨日の夜、厨房を利用した人について知りたいんだけど……」

モノクマ「昨日の夜だぁ?おいおい嬢ちゃん、なにをいってるんだい?」

高坂「キャラがぶれてるって」

モノクマ「昨日の夜の厨房の利用者はなぁ!オメーと佐渡島、遠江以外の全員だよ!」

……情報が膨大すぎるんだけど……。

高坂「……天宮さんも利用したって事?」

モノクマ「あっ……まあいいか、そうだぜ!あんな早くから寝ていたのは君くらいなんだぜ?」

モノクマ「……飽きた。まあいいや。とりあえずそういうことだから」

モノクマ「もう用事はないよね?じゃあまったねー!うぷぷぷぷ!」

高坂「あ、ちょっと待って!まだ少し聞きたいことが……」

……マジで行きやがった……。

コトダマGet!
【モノクマの証言】
≪昨日の厨房の利用者は高坂、佐渡島、遠江以外の全員らしい≫

仕方がない、他の所に行こう。

そろそろ情報が集まりそうではあるんだけど……。

さて、どうするか……。

1.人物に話を聞く(人物を選択)
2.移動する(場所を選択)
3.ヒント(モノクマメダルを消費)

安価↓1

1金

>>726

【中央広場】

比嘉「もう嫌だ……オレを返せよぉおお!モノクマああああ!!」

比嘉「モノクマぁあああ……ああああ……」

あんな状態の比嘉に背後から近づくのは流石にかわいそうね……。前に回って、と。

比嘉「お、おお?高坂かよ……何だよ!オレを笑いに来たのか!?」

比嘉「昨日は確かにしっかりするって言ったぜ?でも無理だって!死体見て冷静になんてなれねーって!」

高坂「……比嘉……いい加減にしなさいよ!」

比嘉「ううう、うぐぐぐ……」

比嘉「……帰りてー……」

さて、比嘉くんには何を聞くべきか……。

1.今まで外で何をしていたのか
2.気になることについて
3.自由安価

安価↓1

1

>>729

高坂「今まで一人で外で何をしてたのよ……。捜査してたの?」

比嘉「……いやー。まー。まぁぼちぼち」

……こいつ……。

比嘉「いや!オレは逃げ道を探してたんだ!うん!」

高坂「……逃げられそう?」

比嘉「……いや、マジごめんなさい」

高坂「…………」

比嘉「……あ、そうだ!いいこと教えてやる!」

比嘉「この除雪トラックはな、ペンションの横にとめてある訳だがな……なんと無人で動くんだ!」

比嘉「なんと!移動ルートから停車位置までしっかりと計算されたスーパーなAIが埋め込まれてるんだぜ!誤差、現在0%!」

比嘉「モノクマから聞いたことだからな!確実だぜ!」

高坂「……どういういきさつで聞いたわけ?」

比嘉「……いや、この乗り物で逃げれないかなーってぼやいたら、懇切丁寧に説明されまして」

比嘉「……そうだよ!捜査してねーよ!悪かったな!」

…………。

コトダマGet!
【除雪トラックの機能】
≪トラックは無人で動き、移動ルートから停車位置までしっかりと計算されていてそのルートが狂うことはないらしい。≫

高坂「じゃあさ、何か気になることはない?」

比嘉「それをオレに聞くかぁ?気になること、気になることな……あっ」

高坂「何?些細なことでもいいわ、教えて!」

比嘉「……いや、やっぱりいーわ。なんでもね」

高坂「教えなさいよ!」

比嘉「……実は……昨日の夜、窓の外に幽霊を見た気がする」

…………。

比嘉「ほらやっぱりそういう顔をしますぅ!!」

比嘉「昨日の夜10時くらいに窓の外に黒い影が舞ったんだよ!
   驚いて窓とかも開けてみたけどよ、雪でよくわかんなくなっててよ!」

比嘉「もしかしてゴミでも落ちたのかなーって思って今この辺探したんだけどよ、ねーんだよ!
   だからなおさらこえーんだよ!この雪山、怖い!!」

高坂「……もういい。ありがと」

比嘉「高坂も怖い!!」

……一応覚えとくか。

コトダマGet!
【謎の黒い影】
≪昨夜10時くらいに比嘉が窓の外に見た?影。朝になって探しても、全く見つからなかったらしい≫

ピーンポーン、パーンポーン…。

モノクマ『えー、スノーランド・エスポワールにおいでの皆さま、いかがお過ごしでしょうか』

モノクマ『捜査時間はこれにて終了です。何故ならそろそろ時間だからです』

モノクマ『とりあえず皆さんは中央の赤のリフト前にお集まりください!』

モノクマ『学級裁判、いよいよ始まるよ~!』

比嘉「ま、マジかよ……オレ、ついに死ぬのか?」

高坂「……死なないわよ。大丈夫、きっと生き残れる」

雫川「……高坂、ここにいたのか?」

ユーリ「リフト、この広場の先!行く、犯人見つける!」

ひと足早くやってきた雫川くんとユーリさんは、颯爽と中央リフトへと向かう。

その時雫川くんがふと足を止め、あたしの元へとやってきた。

雫川「そういえば検死結果を伝えていなかったな」

高坂「ああ……確かに教えてほしいわ」

雫川「……モノクマファイルに偽りは無い。外傷は少々打ち身がある程度……致命傷になりそうなものは無かった」

雫川「そして恐らく……死因は毒死だ。……そうとしか考えられない」

……これで確定ね。

コトダマGet!
【雫川の検死結果】
≪天宮は外傷として打ち身が少々あったが、致命傷になりそうな傷は無かった。死因は毒死と推定できる≫

【INFO】
事件に必要なコトダマが全て集まりました。裁判パートへ移行します。

【中央リフト前】

雪境「うおおお!?り、リフトが動いてるー!?」

比嘉「こんなときに感動してんじゃねーよ!」

義堂「それにしても赤い塗装……気味が悪いです」

品川「本当ですネ……」

遠江「……これに乗ればいいのだな?ではさっさと行こうではないか」

夜宮「緊張するなぁ。寒いし、さっさと終わらせて温かい布団で寝たいよね」

跳木「ほ……本当にボク達は帰れるのか?」

伊丹「大丈夫……神はぼくたちを見捨てません……多分……」

木崎「天宮さん…………」

御堂「……腹くくるしかないでしょこれは」

最上「おうっ!!漢最上順治、やってやるぜ!」

ユーリ「やってやるぜ!」

佐渡島「やってやらぁ!あーっはっはっは!」

雫川「…………」

高坂「……天宮さん、仇は取るよ……」

モノクマ『何燻ってんのさオマエラ!早くリフトに乗りなさい!ほら、二人乗りだから、相乗りになってさっさと来る!』

二人乗り……か。この先に何が待っているのかわからない。

……裁判前に話しておきたい人はいるかな……。


裁判前に話したい一人とリフトに相乗りできます。
生徒を一人選択安価↓1

跳木くん

>>735 (くん……?)

高坂「跳木さん、一緒に乗ろうよ」

跳木「……うん」

================
リフトは動く。ゆっくりと、それでいて高く高く上がっていく。

このスキー場、こんなに広かったんだ……。

このリフトの到着する先には一体何があるんだろう。

……それは希望か、絶望か。

跳木「なぁ、高坂」

高坂「……何?」

そういえば捜査中、跳木さんとは一度も会ってなかったな……。

跳木「……なんで天宮が死んだんだろう」

高坂「……それを暴きに行くんでしょ、これから」

跳木「……天宮は、死んでいい人間なんかじゃなかったんだ」

跳木「ボクには分かんない。……訳が分かんないよ。もう何も考えたくない……」

高坂「……それでも頑張んなきゃ。じゃないと、あたし達死ぬし」

高坂「跳木さんは、頑張らなくてもいい。……あたしが跳木さんの分も頑張るからさ」

高坂「……だから、絶対一緒に生き残ろう?……ね」

跳木「…………」

【INFO】
跳木の好感度が+3

【裁判場】

リフトを降りたその先にあったのは、大きな無機質なエレベーター。

上がったのに下がるってどういうことなのよ……。

エレベーターの中では、誰も何も言葉を発さない。

それはそうだ。だって、これから始まるのは、命がけのゲームなんだ。

……絶対に答えを間違えるわけにはいかない。

命懸けの騙し合い……。

命がけの裏切り……。

命がけの謎解き……。

命がけの言い訳……。

命がけの信頼……。

命がけの……学級裁判……!!

===========================

お疲れ様でした。捜査パート終了です。
これからコトダマを見直して、おかしなことが見つからなければ裁判に移ります。
書きためゼロなのでいつになるかわかりませんが、できるだけはやく書いてきます。

安価協力感謝です。これからもよろしくお願いします。
考察や感想、意見はご自由に。犯人分かってる方もいるかもしれませんが…。
ではまた…。

乙です!
安価だからぶっちゃけ関係ないけどロンパで恒例の席順もよろしければ教えて下さい!

肝心な犯人は読み返してわかったけどいろいろわからん‥
比嘉くんがみたの天宮ちゃんが落ちたのかな?だから窓があいていたし雪だから外傷なし
そのあと無人で動く除雪機に運ばれて現場に勝手に行ったから足跡が残らなかった‥
だから実は比嘉ユーリ御堂の順に発見したとか思ったけどないか‥

早速ミスを見つけたので訂正に来ました。

>>739
裁判開始時に提示します!

>>742
…重大なミスです。
酷く申し訳ない。これを言うともう答えみたいなものなのであれですが……
比嘉くんの証言を書き換えます。早速矛盾したよちくしょう!
…見たのでなくて聞いたということで。苦しいけど偶然窓を開けていたということで。

コトダマGet!
【謎の黒い影】
≪昨夜10時くらいに比嘉が窓の外に見た?影。朝になって探しても、全く見つからなかったらしい≫

【謎の音】
≪昨夜10時位に比嘉が聞いた何かが落ちたような音。朝になって探しても何も見つからなかったらしい≫

しかしまだ矛盾ありそうだなぁ
精進します。それではまた。

~コトダマリスト~


【モノクマファイル01】 被害者は天宮火憐。死亡推定時刻は昨夜22時。死体発見場所は施設内駐車場。目立った外傷は見られないが、吐血をした跡がある

【死体の違和感】天宮の死体に争ったような跡はなかった。また、彼女の衣服は室内着だった

【周辺の足跡】死体の周辺には足跡が残っていなかった。朝にかけては冷えていたため雪はほぼ凍っていたようだが……

【バスの状態】バスの鍵は会議室にあるらしいが、バスが動いたり中に誰かが入ったような跡は見られない

【除雪トラック】トラックは今日は大雪のため頻繁に雪捨て場へ移動していたらしい。移動区間は、ペンション横から雪捨て場までの間である

【今朝の雫川】今朝雫川が外を出歩いているのをユーリ、高坂が見た筈だが、本人は出歩いていないという

【雫川の見解】死んだ天宮の表情は少し笑っているようにも見えて、少なくとも恨みを残して死んだのではないと思われる

【施設棟への出入り】ユーリ達によると、昨日三時少し過ぎから3,40分の間、施設棟に入ったのは御堂だけらしい

【昨日の天宮】雪境が義堂と天宮をスキーに誘った際、天宮は風邪気味で本調子でないからと誘いを断ったらしい

【品川の証言】品川は昨夜9時くらいに天宮と1階の廊下ですれ違ったらしい

【2階のカーテン】ペンション2階のカーテンはいつも閉まっているが、今朝は一つだけ既に開いていた

【濡れた床】ペンション2階の床は濡れていた。理由は近くの窓が開いていたからと考えられる。窓の先には除雪トラックが見えるが……

【天宮の日記】当日の日記には「あの子」という言葉が何度も書かれていた。天宮はその子にお礼を言いに行くと書いていた

【即効性毒】飲んでから5分から10分で効果が出て、症状としては呼吸困難からの窒息など。開封済み

【遅行性毒】飲んでから5~6時間で効果が出るタイプ。症状は全身麻痺、吐血など。開封済み

【最上の証言】昨日は夜まで比嘉と最上は一緒にいたらしい

【レストランの事件】昨日15時過ぎに御堂が遠江を殺そうとしていたらしいが、義堂が力技で止めたという。その後暫くの間御堂は気絶し、遠江、木崎、義堂に介抱されていたらしい

【風邪薬】天宮の部屋の机の上に瓶ごと置いてあった。御堂がある人に頼まれて渡したものらしい

【救護室の利用表】救護室の薬品を誰がいつ利用したかを書いたもの。内容は>>696の通り

【救護室の時計】9:12で止まった時計。最上が落として壊したらしい

【木崎の証言】昨日は遠江、伊丹と茶会をしていたらしい。レストランの事件後、遠江とは別れたものの伊丹とは共にいた

【伊丹の証言】レストランの事件の際伊丹はトイレに行っていたらしい。物陰から御堂を呪っていたというが……

【死体発見アナウンスについて】三人が死体を発見した時に流れるアナウンス。ユーリ、御堂の順に発見し、御堂が発見したその時、アナウンスが流れたらしい

【モノクマの証言】昨日の厨房の利用者は高坂、佐渡島、遠江以外の全員らしい

【除雪トラックの機能】トラックは無人で動き、移動ルートから停車位置までしっかりと計算されていてそのルートが狂うことはないという

【雫川の検死結果】天宮は外傷として打ち身が少々あったが、致命傷になりそうな傷は無かった。死因は毒死と推定できる

【謎の音】昨夜10時位に比嘉が聞いた何かが落ちたような音。朝になって探しても何も見つからなかったらしい

本日22時くらいから少し裁判します
あれですね、少し無理矢理なところがありますが多少は目をつぶってくれれば(白目)
予想いろいろ感謝です

裁判書くのって難しいなぁ
ではまた

いよいよですね!
プロなわけではないんですから矛盾あっても大丈夫ですよ!
頑張って下さい

>>750 ありがとうございます!

ここで裁判の説明を少しばかり。
ここのスレでは特に新しいミニゲームを導入するつもりはありません。
原作にある論破、同意、反論を始めひらめきアナグラムやロジカルダイブ、MTBは行う予定。
クライマックス推理はこちらで自動で行います。

分かると思いますのでチュートリアルは行いません。
【】が論破ポイント、『』が同意ポイントです。
反論やMTBではコンマを利用することがあるのでよろしくお願いします。
ではもう少しだけお待ちください…

~裁判準備~

コトダマ>>744

発言力 5.0
精神力 5.0

※発言力、精神力はスキルにより変動。
発言力が0になるとゲームオーバーとなり、モノクマメダルを半分消費することでリトライできる。

~スキル~
『木端微塵』
ひらめきアナグラムで精神力を2消費して不要な文字を全て消すことができる。
『ラッキースター』
コンマ判定にて誤差±10の場合安価を有効とできるようになる。(裁判の時は無効)

~席順~
高坂→最上→雪境→夜宮→跳木→比嘉→木崎→遠江→ユーリ→伊丹→品川→御堂→天宮×→義堂→佐渡島→雫川



超高校級の応援団、天宮火憐の突然の死。
駐車場に現れた死体の謎、そして毒殺の謎。
全ての謎を解き明かし、超高校級の生徒たちは生き残ることができるのか……。
一度目の裁判が、今始まる。




 ――――学級裁判、開廷!

モノクマ「まずは、学級裁判についての簡単な説明を行います!」

モノクマ「学級裁判の結果は、オマエラの投票によって決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘した場合には、クロだけがお仕置き」

モノクマ「間違った人物を指摘した場合は、クロを除く全員がお仕置きとなり、皆を欺いたクロだけが、晴れて卒業となります!」

モノクマ「さーて、議論を開始しちゃってくださーい!」


比嘉「趣味の悪い内装だぜ……」

その裁判場は雪山の一施設だということを忘れるくらい真っ赤に彩られていた。

その中に円形に置かれてある16の台。そこに座れって事ね……。

ここからだと皆の表情が良く見える。当たり前だが、皆一様に顔色が悪い。

雪境「胸糞わりィ。赤くすりゃーいいとでも思ってんのかァ?」

義堂「そ、そんなことより……あそこに立っている天宮さんの写真は一体……」

モノクマ「あー、あれは彼女の席だよ。死んだからって仲間外れは可哀想でしょ?」

跳木「…………こいつ!」

御堂「ここまで趣味の悪い御仁は中々いませんよねぇ」

夜宮「一応確認するけどさ……本当にこの中に犯人がいるの?」

モノクマ「勿論です!仲間を殺したクロは、確実にオマエラの中にいるのだー!!」

夜宮「じゃあさっさと当てて帰らないとね。ちょっと寒気がしてきたし……」

品川「ああ、きっと誰かさんのうつしてくれた、ハ、ハ……ックションぶっ!?」

比嘉「うお!?品川がくしゃみした弾みで手すりに頭をぶつけた!?」

品川「……全部最上のせいだ……」

最上「?大丈夫かいお嬢ちゃん!」

比嘉「ここまでハートが強い奴見たことねー……」


モノクマ「というか、そろそろいい?この裁判のメインはあくまでもオマエラ。さっさと議論しなさい!」

佐渡島「うっし、じゃあ開始しますかー!」

伊丹「とといっても、何を話し合えば……」

遠江「……まずは凡人も事件について分かってるかを確認しようか」

遠江「故に最初に話し合うのは、モノクマファイルについてだ」

夜宮「よーし、じゃあそれからだね!希望は前に進むんだ!……げほっ、げほっ!」

モノクマファイル、か……。

天宮さんを殺した犯人……果たして本当にこの中にいるの?


―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
・【雫川の検死結果】
・【死体の違和感】
・【今朝の雫川】



遠江「まずは全員でモノクマファイルを読むぞ」

夜宮「えー、モノクマファイルによると……」

夜宮「天宮さんは【駐車場で見つかっている】ね」

品川「死亡時刻は大体昨夜の22時……」

品川「ということは朝までずっとあそこにいたんダネ……」

義堂「昨日は雪でしたし【とても寒かった】でしょうに……」

ユーリ「きっとカレンは【寒くて死んじゃった】!」

比嘉「そんな死に方、絶対に嫌だああ!」



コトダマでウィークポイント【】を論破しろ!安価↓1

【雫川の検死結果】→【寒くて死んじゃった】
Break!!


「それは違うわ!!」論破!


高坂「ユーリさん、天宮さんの死因は凍死じゃないよ」

ユーリ「ん、どうして?あんなに寒ければ、死んじゃう!」

夜宮「確かにずっとあそこにいたら文字通り永眠……やった、もう起きなくていいんだね!」

比嘉「寝るなや!」

高坂「……雫川くん、あたしに教えてくれたことをお願い」

雫川「……天宮の死因は、恐らく毒死だ」

木崎「どく、ですの?」

遠江「そもそもその程度ファイルを見ただけでわからないかね?
   目立った外傷もなく、あるのは吐血の跡のみ……」

遠江「寒さで吐血などするか。出直せド凡人」

ユーリ「なるほどー!アリガト、ミンナ!」

御堂「やれやれ……」


佐渡島「……と、いうわけでファイルを読んだはいいっすけど……で?って感じっすね」

義堂「ええと……あ、じゃあ死体を発見した時の状況を……だれか教えてくれませんか?
   義堂達はその時の様子をよく知らなくて……」

ユーリ「ハイ!ユーリ、言う!」

ユーリ「朝、ユーリ、リューヤ見た!広場のあたり!でもすぐ見えなくなった!
    それで、リューヤ探して彷徨って、駐車場ついた!」

雫川「…………」

ユーリ「そしたら、カレンいた……それが、七時ちょっとのこと!」

御堂「で、ユーリ様は私達レストランにいる面々を呼びに来た、という流れですね。
   私は一足先に走らせてもらいました。仮に生きていたら助けられるかもしれなかったので」

御堂「……ま、徒労でしたがね。私が天宮様を発見したその時、死体発見アナウンスが鳴りました」

伊丹「そそ、そのアナウンスを聞いたぼく、品川さん、木崎さん、雪境さん、雫川さん……
   そして後から来ていた夜宮さんはユーリさんと共に現場に向かい……かか、確認して……」

伊丹「ぼくと御堂さんで、てて、手分けして皆様を呼びに行って……」

木崎「その間わたくしたちはずっと天宮さんを見ていましたわ」


夜宮「それが一連の流れね……。じゃあまず一つ。雫川くんは何をしていたの?」

雫川「…………俺は出歩いてはいない」

ユーリ「嘘!ユーリ見た!あの黒いシルエット、リューヤ!」

品川「……ストップミスユーリ。シルエット?はっきりミスターの姿を見たわけではないのデ?」

ユーリ「……オ?」

雫川「何度も言っている……見間違いじゃないのか?」

ユーリ「でもリューヤ……動いて……!」


確かにあたしもはっきり雫川くんの顔を見たわけではない……。
もしかして今朝見た雫川くんは……。


1.ユーリさんの見間違いかも
2.他の誰かかも
3.雫川くんの亡霊かも


正しい選択肢を選べ!安価↓1

2?

>>760 2 正解!


高坂「もしかしてさ、他の誰かとか?」

ユーリ「ホカノヒト!?」

最上「確かに雫川なら黒いマントでも着れば簡単に変装できそうだな!」

佐渡島「つーかそんな簡単じゃ変装とも言えなくね?やっすっ!あっはっは!!」

比嘉「それじゃ見間違える方も大概じゃねーか……?」

……言えない、あたしもただの黒い影を雫川くんと思っていたなんて。

雫川「…………」

ユーリ「……リューヤ、怒ってる?」

雫川「……怒ってない」

義堂「で、でも一体どうしてそんなことを?」

高坂「それは分からない。もしかしたら早く死体を発見してもらいたかったとか……」

遠江「……もしくはただのいたずら、かもな」

義堂「そ、そんな簡単に結論付けるんですか……?」


夜宮「というかさ……これ、話し合っても意味ないんじゃないかな?」

夜宮「遠目から、しかもシルエットしか見ていないなら、その人が誰かなんて話になってもわかんないよ。
   出来そうにないのはサイズ的な意味で跳木さんや義堂くんくらいだしね」

跳木「悪かったな!いつかビックになるんだよボクは!」

義堂「そ、そうですか……確かにそうですけど……」

品川「じゃあ分からないことはおいておいて……話題を変えようヨ。
   それで、ワタシからも気になることをいいカナ?」

遠江「言ってみるがよい」

品川「毒死というところまではいいとして……まずどうしてミス天宮は駐車場に?」

ユーリ「気になった、それ!」

伊丹「じゃ、じゃあ次はどうして天宮さんが駐車場にいたのか、でで、ですね。
   あ、ぼくなんかが仕切ってしまって、すいません」

比嘉「誰が仕切ろうが関係ねーよ……。とっとと次行くぞ!」


雫川くんの謎は解けなかったけど、一先ずは置いておくしかないわけね。

次は天宮さんが駐車場にいた理由を話し合うんだ……!


―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【周辺の足跡】
【バスの状態】
【除雪トラック】
【昨日の天宮】



雪境「天宮が駐車場にいた理由ねェ……」

雪境「わかんねーや!」

御堂「有力なのは【犯人に呼び出された】っていう事ですよねー」

御堂「ま、証拠も根拠もありませんけど」

跳木「……【バスに用があった】のかも」

佐渡島「ってゆーとどういう用事?」

佐渡島「【3単語】までなら発言を許す!!」

跳木「……うるさい!追及するな!バーカ!」


【】を論破しろ!安価↓1

想定していた論破箇所じゃないけど普通に論破できることに気がつく凡ミス。
いや本当にすいません。ガバガバや!

【バスの状態】→【バスに用があった】
Break!!

「その推理は成り立たないわ!」論破!

高坂「バスに用事があったって言うのはないんじゃない?」

高坂「バスには誰かが入った痕も何かが動いた痕もなかった……」

高坂「だから天宮さんがバスに用があったって事は無かったと思うわ」

跳木「う、うるさいな!そんなムキになって反論することじゃないだろ!」

比嘉「ムキになってるのはどっちだよ……」

御堂「しかし……バスに用がないとなるともう天宮様が駐車場に行く理由はなくなりません?」

御堂「それこそ犯人に呼び出されたって事でもない限り……」

夜宮「うーん、確かに……」

いや、それもありえないはずだ。

そもそも、天宮さんは本当に駐車場に向かったのか?

……それすらも覆すかもしれない証拠を、あたしは持っているのかも……。

>>744から正しいコトダマを選択しろ!安価↓1

【周辺の足跡】?

>>767 【周辺の足跡】正解!

予定では【周辺の足跡】→【犯人に呼び出された】を論破してもらおうと思ってました。
今考えると普通にバスを論破した方が自然ですね……
================================

高坂「御堂くん、犯人に呼び出されたならおかしな点があるよ」

御堂「へぇ、そう思う理由は?」

高坂「死体の周辺には足跡が残ってなかったんだよ」

義堂「そ、それはもしかして義堂達の足跡にかき消されたとか……」

雫川「……朝は雪が凍っていた。つまり朝、あそこに踏み入れた者の足跡は少ししか……あるいは全く残っていない」

雫川「……ということを高坂は言いたいはずだ」

比嘉「じゃあ犯人と天宮は朝あそこに行ったってことじゃねーか!?」

夜宮「どうだろうね。どっちにせよ天宮さんは昨夜22時には死んじゃってるし……」

夜宮「少なくとも朝呼び出されたっていう線はないんじゃない?」

木崎「まぁ……皆様方、頭がよろしいのですね。足跡など全く気にしたことがありませんでしたわ」

御堂「お嬢さんの場合は靴が汚れるなんて経験がまずなさそうですしねー」

品川「ックション!……バット、エブリワン!それでは謎は全く解決していないヨ!
   結局ミス天宮はどうして駐車場に?」

伊丹「あああ足跡がないなんて……行くこと自体が不可能ですよ……」

……本当に不可能なのか?

もしかしたら、何か方法があるのかもしれない……!

―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【モノクマファイル01】
【除雪トラック】
【除雪トラックの機能】
【施設棟への出入り】
【バスの状態】


伊丹「あ、足跡を付けずに駐車場に行くなんて……無理です」

ユーリ「んー、『バスが関係する』!気がする!」

雫川「……関係しない気がするな」

雪境「足跡を付けずに移動する方法ならあるぜ!」

雪境「『スキーを履いて移動する』んだァ!!」

最上「おいおい嬢ちゃん、それ以外にもあるぜ!」

最上「『サーフボードで移動する』んだぜ!」

比嘉「ねーよ!!雪境はともかく最上はねーよ!!」

義堂「しかしあの雪の中足跡を付けずに移動するのは『不可能』です……」

木崎「『足を使わないで移動すれば』あるいは……」

品川「そんな方法あるノ……?」



コトダマで『』に同意しろ!!安価↓1

【除雪トラックの機能】→『足を使わないで移動すれば』
不正解!

高坂「ペンションの横に置かれているトラックは、無人で動く優れものなんだよ!」

木崎「まぁ凄いのですね!」

木崎「……それで、そのトラックの機能が事件に何か関係しますの?」

しまった、間違えた!

発言力5.0→4.0

着眼点は間違ってない気がするけど、ちょっと気持ちがはやりすぎたかもしれない……。

一つ一つ、確実に考えていかないとだめだ!


コトダマ>>744
【モノクマファイル01】
【除雪トラック】
【除雪トラックの機能】
【施設棟への出入り】
【バスの状態】


伊丹「あ、足跡を付けずに駐車場に行くなんて……無理です」

ユーリ「んー、『バスが関係する』!気がする!」

雫川「……関係しない気がするな」

雪境「足跡を付けずに移動する方法ならあるぜ!」

雪境「『スキーを履いて移動する』んだァ!!」

最上「おいおい嬢ちゃん、それ以外にもあるぜ!」

最上「『サーフボードで移動する』んだぜ!」

比嘉「ねーよ!!雪境はともかく最上はねーよ!!」

義堂「しかしあの雪の中足跡を付けずに移動するのは『不可能』です……」

木崎「『足を使わないで移動すれば』あるいは……」

品川「そんな方法あるノ……?」



コトダマで『』に同意しろ!!安価↓1

【除雪トラック】→『足を使わないで移動すれば』
Break!!


「それに賛成するわ!」同意!


木崎「あら……?どうしたのですか、大声を出して……」

高坂「あたしは木崎さんの意見に賛成」

高坂「そう、天宮さんは足を使わないで移動したのよ!」

御堂「わーお、天宮様は舞空術の使い手だったので?」

比嘉「お前までボケるのはやめてくれよ頼むからぁ!」

高坂「足を使わずとも移動する方法はあるわ」

高坂「……あの除雪トラックを利用したのよ!」

佐渡島「ト、トラックゥー!」

夜宮「あのトラックなら確かに雪捨て場……駐車場まで移動するらしいけど、一応聞いとこうかな」

夜宮「何でそんなことをしたの?天宮さんはお茶目さんだったの?」

比嘉「なわけねーだろ!でも普通アレに乗ろうとはおもわねーよな……」

雫川「……天宮は既に死んでいたのでは?」

品川「そっか!死んでいたなら、移動させる為の足としてトラックは便利なものダネ!」

夜宮「んー、どうなのかな?それなら天宮さんは犯人によって移動させられたって事になるけど……」

夜宮「その根拠はある?天宮さんが自分の意志で移動していないっていう根拠」


根拠なら勿論ある。天宮さんが自分の意志で外に出たのなら、明らかにおかしいことがある!

正しいコトダマを選択しろ!>>744

【死体の違和感】

↑正解です

すいませんが今日はここまでで
進行がぐだってすまない……
難易度とか大丈夫ですか?

上の奴は書き忘れましたが基本安価↓1ですね
明日の夜にまた来ます
ではまた


>>778 【死体の違和感】 正解!

「これね!」

高坂「天宮さんの服装を思い出して。彼女の服は室内着だったでしょ?」

夜宮「ああ、なるほどね。確かに室内着で外に出るのはちょっとおかしいか……」

品川「それに昨日は大雪だったし、移動したとして精々レストランまでが限界ダネ」

雪境「ゴーグルをすれば大雪でも平気だぜ!」

品川「ソーリーミス雪境。そういう話はしていないのダヨ」


義堂「で、でもこうなると……移動方法としてはそれしか考えられないのも確かですし……」

伊丹「ト、トラックで確定……ですかか、ね?」

遠江「ふむ、やっとここまで来たか。凡人共は理解が遅くて困る……」

御堂「分かっていらっしゃったならどうしてお力添えしてあげないのかねぇ……」

高坂「とりあえず、天宮さんの死体が駐車場にあった理由はそういうことでいいんじゃない?」

高坂「どうしてそんなことをしたのかは謎だけど……」


「波にノれてないぜ!!」反論!!



遠江「……やれやれ。まだまだ掛かりそうだな。さっさと済ませるのだよ」

高坂「いきなり大声をあげてどうしたのよ……」

最上「おいおいお嬢ちゃん。そいつは暴論ってやつなんじゃないか?」

最上「どう考えても無理だろ?そのトラックとやらを利用するってのはよぉ!!」

高坂「無理なんかじゃないでしょ!」

最上「いいや無理だ!いいか、よく聞け!オレっちが正しい波の乗り方を教えてやるぜ!」


最上くんが一体何を言いたいのか分からないけど……。

きっとこの説で正しいはずだわ!負けるわけにはいかない!



―反論ショーダウン、開始!!―


コトノハ>>744
【2階のカーテン】
【濡れた床】
【除雪トラックの機能】
【木崎の証言】


「嬢ちゃんはトラックに乗って/天宮が移動したって言うけどよ」

「不可能/不可能/不可能!」

「どう考えても 不可能 だぜ!」

「昨日は大雪/だったんだぜ?」

「あの雪の中トラックの【荷台によじ登って】死体を乗せる……」

「犯人がそんな面倒なこと/をわざわざしたっていうのかい!?」

「はーっはっはっは!/まだまだだな、嬢ちゃん!」


【】を論破または論破ポイントがない場合はナシ

論破の場合コンマ20以上で論破成功 安価↓1

【濡れた床】→【荷台によじ登って】
BREAK!!

「その言葉、切らせてもらうわ!」論破!


高坂「最上くん、わざわざ荷台によじ登る必要はないわ」

最上「はっ!そういいたいなら、どうやったっていうんだい?」

高坂「……上から落としたのよ」

跳木「お……落とした!?」

高坂「品川さん、義堂くん。あの時調べたペンション2階の床を思い出して」

義堂「あ、た、確か、濡れてました!」

品川「そしてその窓の先にあったのは除雪トラック……おおお!パーフェクト!」

高坂「そういうこと。つまり犯人は、室内から天宮さんを落としてトラックに乗せた!」

夜宮「わぁ、流石高坂さん!かっこいいね!」

ユーリ「かっこいー!」


最上「おいおいおい……まだまだ足りないぜ?オレっちを倒すにはなぁ……」

……まだ何かあるの?


「オレっちがNo.1だぜ!!」発展!

コトノハ>>744
【2階のカーテン】
【濡れた床】
【除雪トラックの機能】
【木崎の証言】


「いいか?仮に二階から物/を落とせたとしてよ……」

「忘れたのかい!?昨日は  大雪  !!」

「そんな中室内からトラックの位置が/分かったってんのかい!?」

「【停車位置が決まってるわけでもない】のに・・・…」

「わざわざトラックの位置を探して上から落とすなんて/不可能だ!」


「見たかい、オ レ っ ち の 美 技 を !!」


【】を論破または論破ポイントがない場合はナシ

論破の場合コンマ30以上で論破成功 安価↓1

【除雪トラックの機能】→【停車位置が決まってるわけでもない】
BREAK!!

「その言葉はおかしいわ!」論破!


高坂「停車位置が決まってるわけでもない……はたしてそうかしら?」

高坂「……モノクマ!教えてもらってもいい?」

モノクマ「え?ボクですか?」

高坂「あのトラックは本当に停車位置が決まっているわけじゃないの?」

モノクマ「いや、決まっているよ?
     あのトラックは最先端のAIを利用したすんばらしいものでね、なんと自動走行してくれるのです!」

義堂「あれ?なんだか以前と言ってることが違うような……」

モノクマ「ボクが運転するって話?ああ、あれはノリです!だって、運転とかちょーめんどくない?」

比嘉「……突っ込まねーぞ!」

モノクマ「あいつは移動ルートから停車位置までしっかりと計算されているから、そのルートが狂うことはないんです!     どう?凄いでしょ?モノクマ財閥の力、見たかー!」

木崎「そんな財閥がおありですの!?」

御堂「……多分ないと思いまーす」

高坂「どう?つまり、トラックがみえなくても関係ないのよ」

高坂「モノクマに停車位置さえ聞いてしまえばね!」

佐渡島「そりゃすげー!……で、クマちゃんは誰かに停車位置を教えたんすか?」

モノクマ「そんなの秘密だよ!教えるわけないじゃん!」

夜宮「まあ殺人に関することならモノクマは喜んで手伝うんじゃない?
   モノクマはコロシアイに興奮するド変態だし」

モノクマ「こらー!もう、暴言はその辺にして、さっさと議論をしなさい!」

御堂「とりあえず高坂様のおっしゃっていることは不可能ではないと証明されたわけですが」

御堂「最上様―?満足ですかー?」

最上「チッ……オレっちとしたことがこんな嬢ちゃんにやられちまうとは」

最上「だがオレっちはめげない!次は絶対負けねーぜ!」

ユーリ「次、ユーリとやろうね!」

比嘉「それはもうどうでもいいからよ……次行こうぜ次」

最上「次の戦いか!?」

比嘉「オメーはとりあえず黙ってろ!」

比嘉「次は……なんだ?あー、頭が混乱してきた!!」

夜宮「……げほっ……えー、じゃあ発言いいかな」

夜宮「犯人が天宮さんを窓から落としたのって、何時くらいのことなんだろうね?」

伊丹「そ、それは、まぁ……さ、殺害後では……」

夜宮「確かに殺害後でいいけどさ、それって22時でも23時でもいいってわけじゃない?」

夜宮「もし時間が分かる証言でもあったなら……そこからアリバイを辿って犯人が分かるんじゃないかなーって思ったり?」

雪境「なるほどな……トラックとかの話はよくわかんなかったけど、これなら分かるぜ!」

雪境「だれか犯人を見た奴はいねーのか!?」

御堂「犯人が誰か分からないんじゃその質問は意味ないでしょ?」

品川「ええと……別に犯人である必要はない筈ダネ」

品川「音とか、振動とか……なんでもいいから分かる人はいないノ?」

ん?そういえばあたしは、それらしい証言を聞いているはず……。


正しいコトダマを選択しろ!>>744
安価↓1

【謎の音】

>>794 【謎の音】正解!


「これが根拠ね!」


高坂「……比嘉くん、どう思う?」

比嘉「オレェ!?なな、何ですか!?オレは犯人では有りませんですぜよ!」

品川「だれもそんなこと言ってないカラ……ミス高坂?どういうつもりナノ?」

高坂「比嘉くんは、昨日の夜22時くらいに何かを聞いたって証言してなかった?」

比嘉「!!あ、そういや……したかも!つーかした!」

比嘉「オレ、昨日の夜なんとなく窓を開けて涼んでたらよ……なんつーの?ドスン!みたいな音が聞こえたわけよ!」

比嘉「あの時は不気味だから幻聴と思ってたんだけど、今思えばもしかすっと……」

伊丹「し、しし、死体の落ちる音……ですか?」

比嘉「ぎにゃあああああ!!良く考えたらそれはそれでちょーこえーよ!!」

品川「このヘタレ!……ックション!」

高坂「……とりあえず、それは22時くらいってことでいいのね?」

比嘉「お、おう……。22時を少し過ぎた後、22時5分くらいじゃねーのか?」

佐渡島「つーことは、お!時間しぼれたじゃないっすか!22時5分くらい!
    つまり夜時間アナウンスの少し後!!」

佐渡島「その時間帯にペンション2階にいた奴が犯人だ!オラァ、全員アリバイ吐きやがれ!」

佐渡島「ちなみにあっしのアリバイはないっすよー☆」

伊丹「そ、その時間なら……アリバイなんてない人が殆どだと……」

木崎「実際にわたくしのアリバイはありませんわ。寝ていた、としか言えませんわね」

義堂「義堂のアリバイもありません……その時間は一人で部屋に……」

雪境「はァ!?こんなにアリバイがねー奴がいるんじゃ、犯人なんてわかんねーじゃねーか!」

確かにその通り。夜のアナウンスが鳴った後の出歩きはそもそも遠江くんによって制限されている。

アリバイのある人の方が珍しいだろう。

この作戦は失敗か……。

……って、あれ?

高坂「逆に考えれば……」

ユーリ「?」

逆に考えて……皆が部屋から出ていないっていうなら、逆に出ている人を探せばいい。

そしてそれを……あたしは一人、知ってるんじゃないか?

もしかしてあいつが……?いや、まさか……。


怪しい人物を指名しろ!安価↓1

夜宮

>>797 正解!

「あんたしか、いない……!」


高坂「……夜宮。あんた、まさか……」

夜宮「…………」

ユーリ「ソースケ?ソースケ、どうした?」

高坂「あんたさ、昨日の夜あたしの部屋に来たよね?」

木崎「……まぁ、それは大胆ですわ」

比嘉「多分そういう事じゃねーだろ!多分な!」

高坂「……そしてその後、部屋から出て行ったけど……それってアナウンスの少し後……」

高坂「22時5分くらいのことなんじゃないの?」

最上「おお!?比嘉が物音を聞いた時間に合うじゃないかい!」

雫川「……おまけに高坂の部屋はペンション2階。……完全に現場だな」

遠江「高坂の部屋に行くことで何食わぬ顔でアリバイを作って、そのあと一通りの少ない廊下に置いておいた死体を落とした……か。
   ありえるな。漸く面白くなってきたな……クク」

・・・…全然面白くないよ。

夜宮「……あーあ、高坂さんは俺を売るんだね?」

高坂「……紛らわしい言い方しないでよ」

比嘉「じゃ、じゃあマジで!?」

夜宮「全然違うよ。俺は犯人じゃないし、死体を見たのは今朝が最初だよ」

雪境「怪しい……怪し過ぎるぜ!」

夜宮「本当だってば。高坂さん、俺を信じてくれないの?」

……でも、まさか……。昨日彼に会って……秘密を共有して……。

あたしは一人じゃないって分かって……確かに嬉しかった。

3秒で寝れるしおまけに寝坊ばかりするし、全然頼りにならなくて……。

変な冗談ばかり言うけど、でもなんだかんだで場を和ませてくれて……。

……そんな彼が、天宮さん殺しの犯人だなんて……思いたくない。


高坂「で、でも……」

夜宮「……そっか、これがそうなんだね」

佐渡島「これがそうってどれがどうなんすか?」

夜宮「ううん、こっちの話」

夜宮「やっぱり俺は外に出るべきじゃなかったのかなぁ。……知らなかったよ、こんな気持ち」

木崎「夜宮さんは何をおっしゃってるんですの?」

夜宮「なんでもないよ。……えーっと、で……げほっげほっ……」

夜宮「……あー、皆。俺が怪しいのは認めるよ。でも聞いてくれないかな俺の言い分を」

伊丹「な…なな…何を言い出すんですか?」

夜宮「それは勿論、俺が犯人じゃないって根拠をだよ!ねぇ高坂さん、手伝ってくれないかな?」

夜宮「残念ながら今の俺には信用がないみたいだし……君の力が必要なんだ!」

……あたしは夜宮が犯人だと思いたくない。だって……。

高坂「……あなたを信じたいよ……」

夜宮「…………ありがとう。じゃあ、頼むよ高坂さん!」

夜宮が何を始めるのかは分からないけど、きっと夜宮は犯人じゃない!

……信じていいのよね?

―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【最上の証言】
【レストランの事件】
【風邪薬】
【品川の証言】
【2階のカーテン】


夜宮「とりあえず俺は犯人じゃない」

夜宮「俺は昨日は午後からは【天宮さんを見てもいない】し」

夜宮「天宮さんを【二階の窓から突き落とす】なんてもってのほか」

夜宮「高坂さんの部屋に行ったのも【ただの気分】」

夜宮「……でも俺が昨夜22時過ぎに出歩いたのも確かではあるんだよね」

夜宮「……ねぇ、誰か助けてくれない?」

比嘉「結局なにも思いついてねーんじゃねーか!!」

最上「仮に【夜宮が無実】だったならよ……」

最上「夜宮は犯人を見なかったのかい?」

雫川「あの二階の廊下は広くて【隠れるところもない】」

雫川「見ていないなら……ますます怪しいが」

木崎「犯人は【夜宮さんで決まり】ですわ!」

【】を論破しろ!安価↓1

【2階のカーテン】→【隠れるところもない】
BREAK!!

「それは違うわ!」論破!


高坂「……二階の廊下にも、隠れるところはあるかも」

夜宮「……高坂さん?助けてくれるの?」

雫川「……本当にそれらしいところがあるのか?」

高坂「あのカーテンよ!窓のカーテン!」

品川「えっ……た、確かに今朝カーテンが一つだけ不自然に開いてはいたケレド……まさかそこに隠れるなんて……」

夜宮「そういえば良く見てはいないけど、確かに帰る時カーテンは全部閉まってた気はする……」

遠江「気がする、だと?」

夜宮「……いや、閉まってた!確かにカーテンは夜は全部閉まってたよ!」

ユーリ「じゃあカーテンを開けたの、ハンニン!?」

雫川「……可能性はあるな」

義堂「あ、あのカーテンはサイズが小さすぎます!義堂でも隠れるのは不可能なサイズでした!」

高坂「……じゃあ、一人しかいないじゃん」

品川「……え?」


義堂くんで隠れるのが不可能……。

でも、あのカーテンは確かに子供くらいなら隠れることはできそうなサイズだったはず……。

・・・…これなら犯人って……?

・・・…とりあえず言ってみるしかない……!


怪しい人物を指名しろ!安価↓1



「あなたなの……?」正解!


跳木「…………」

品川「……ミス、跳木?」

高坂「あのカーテンにも隠れられそうな身長なのって……跳木さんくらいよね?」

跳木「……馬鹿にするな!」

雪境「ははは、嘘だろ?こいつが犯人とかありえねーって」

高坂「…………」

雪境「……え?マジ?」

御堂「カーテンが開いていたのは跳木様がそこに隠れてて、夜宮様が通り過ぎた後に慌てて出て行ったから。
   高坂様はそういいたいのですね?」

跳木「そ、そういう考えができるってだけだろ!根拠がないじゃないか!」

佐渡島「あ、跳木ちゃんの服の裾に血がついてるぞ!」

跳木「う、嘘だろ!?だって服は着替え……って、あ、ああ……!?」

比嘉「ちょ、ちょろすぎんだろ……」

遠江「……つまらんな」

夜宮「え、本当にそうだったの?」

跳木「う、ううう……そ、そんなのって、嘘だ……!」

高坂「跳木さん……どうして?だってあなたは、昨日……」

跳木「……うるさいうるさいうるさい!!うわぁあああああ!!」

跳木「ボクを馬鹿にするな!オマエラうるさい!ボクは悪くない!何もしていない!」

跳木さんは昨日誰も殺さないって言ってくれたはず……。

・・・…まさか犯人じゃないでしょ?……嘘、でしょ?

夜宮「……今思い出したけど、そういえば俺たちは跳木さんに繋がる証拠を手に入れてたよね」

高坂「……証拠?」

夜宮「心苦しいけど、その証拠をぶつけさせてもらおうよ」

そっか、夜宮くんが言っているのはきっとあれのこと……。

跳木さん、どうしてこんなことを?

信じられないけど……今はやるしかない!!

―MTB開始!―

「うるさいうるさいうるさい!!」

「バーカバーカ!このノロマ!黙れ!」

「ボクは強いんだぞ!リベロを舐めるな!」

「バーカバーカ!バーカバーカ!!」

「ボクをバカにするな!バカっていう方が馬鹿なのよ!」

「バーカバーカ!バーカバーカ!」

「オマエラ皆、大嫌いだぁあああ!!」

「【ボクに繋がる証拠何て、どこにも存在しないだろ!!!】」


【】に正しいコトダマ(>>744)をぶつけろ!!
安価↓1~2のコンマ合計80以上で論破成功

【天宮の日記】正解!!
コンマ 06+94=100 論破成功!


高坂「跳木さん……!!跳木さん!!」

跳木「ひっく、ひっく……な、なんなんだよ……何なんだよ……!!」

高坂「……天宮さんが日記をつけていたのは知ってた?」

跳木「……にっ、き?」

高坂「その日記にね、こういう記載があるの」


==================================
あの子はアタシの事を心配してくれた。アタシはそれにこたえなきゃだめだ。
皆を応援するのはアタシの役目なんだから。きっと皆もこんなアタシを見たくない。
頑張ろう。まずはあの子にお礼を言いに行かなくちゃ。
==================================


跳木「…………」

高坂「天宮さんがあの子なんて書き方をしそうなのは……跳木さんぐらいじゃない?」

夜宮「まぁ少なくとも俺達男子陣はないだろうし……一番しっくりくるのは跳木さんだよね」

夜宮「きっと天宮さんは、何かを跳木さんに言いに行ったんじゃない?
   で、その際に二人で会って……死体を運んだ?」

義堂「ちょ、ちょうど9時くらいに品川さんが天宮さんを見ています……」

佐渡島「じゃあその時にあったって考えるのが自然っすかね?」

比嘉「ほ、本当にそうなのか?まさかコイツが……?」

跳木「…………ひっく、ひっく……」

夜宮「……なんでそんな顔してるの?……君が殺したんじゃないの?」

・・・…跳木さんは、静かに泣いている。……こんな悲しそうな顔をしている彼女が、天宮さんを殺した?

……違う。

高坂「……こんなの絶対……」


「タネは見破ったヨ!!」反論!!

高坂「……え?」


跳木「……品川……?」

品川「跳木ちゃん……!本当のことを言いなさい!」

品川「心優しいあなたが天宮ちゃんを殺すわけがないって、私は分かってるんだよ!」

品川「きっと何か、何か事情があったんでしょ!?」

高坂「……品川さん……」

義堂「……あの、義堂も跳木さんは犯人でないと思います……!」

雪境「俺も賛成だ!こ、根拠はねーけど賛成だ!」

木崎「わ、わたくしも……よくわかりませんが、跳木さんが犯人だとは思いたくないですわ」

・・・…皆……。

高坂「跳木さん……何か言ってよ……」

跳木「………………」

佐渡島「およよ、感動するっすねー」

遠江「……ふ、こんなものを見るためにここにいるのではないのだがな」

雫川「……少し黙っていろ」

跳木「……ボクは……ボクは……」

高坂「……跳木、さん……」


御堂「……跳木様が犯人ではないという根拠、言えるかもしれませんよ」

長い沈黙を破ったのは、御堂くんの一言だった。

木崎「まぁ、御堂が?」

御堂「……跳木様、本当のことを言ってください。一体何があなたをそうさせているのか分かりませんが……」

御堂「少なくともあなたは私みたいな人間じゃない。胸を張っていいんです」

佐渡島「で、何が言いたいのか簡潔にどうぞ!」

御堂「……簡単なことですよ」

品川「それは一体何なので!?」

御堂「……はぁ、皆様大馬鹿ですねー。ちゃんと捜査したんですか?」

ユーリ「ユーリ、してない!ずっとカレンの所いた!」

木崎「わたくしは伊丹さんとずっとお祈りをしていましたので……」

御堂「ったく……皆様、ここでもう一度モノクマファイルをご覧になってみてくださーい」

言われるがままに、あたしたちはファイルを開く……。

≪被害者は天宮火憐。死亡推定時刻は昨夜22時。死体発見場所は施設内駐車場。目立った外傷は見られないが、吐血をした跡がある≫

御堂「その上で、もし跳木様が犯人なら彼女はどういった手順を踏んだのか……議論してみませんか?」

比嘉「あーもー、わかったよ!オレも跳木が犯人だと思いたくねーし……付き合ってやるよ!」

ユーリ「ユーリも!ササちゃん、悪い子じゃない!」

とりあえず、もう一度話し合ってみよう。

跳木さんは……きっと犯人なんかじゃない。

―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【即効性毒】
【遅行性毒】
【風邪薬】
【モノクマファイル01】
【モノクマの証言】


夜宮「もし跳木さんが天宮さん殺しの犯人ならばどうなるか……ね」

比嘉「どうなるかっつってもなー」

比嘉「そもそも天宮の死因は毒殺だからな……」

雪境「フツーに考えりゃ、まず【天宮は跳木と会って話した】わけだろ?」

佐渡島「じゃあ【その時に何らかの方法で毒を飲ませた】んじゃないすか?」

佐渡島「例えば【食いもんに入れる】とか!」

伊丹「で、でもそんなに簡単に食べますか……?」

佐渡島「簡単か難しいかは問題じゃねェ!大事なのは結果だぜ!」

伊丹「あ、ああ、そそうですね、はい」

伊丹「ぼくみたいな『ゴミクズ』が調子に乗りました……」

佐渡島「で、毒を飲んだ山田ちゃんは【コロリと逝ってしまい】……」

木崎「あとは以前に話したような【偽装工作をした】、と……」

遠江「……どうだね、凡人達?何か分かったのかね?」


【】を論破または『』に同意しろ!安価↓1

【遅行性毒】 →【コロリと逝ってしまい】
Break!!

「ちょっと待って!!」論破!


高坂「そ、そっか……議論が進み過ぎて、根本的なことを忘れてたわ」

最上「???」

高坂「皆、モノクマファイルをもう一度見て?」

高坂「ここに書いてあるでしょ?『吐血した跡がある』って……」

佐渡島「吐血……あー!!そういや保健室には!」

夜宮「げほっ、げほっ!!……ちょ、ま、げほっ!!うっぷ……」

夜宮「……血を吐くってこれくらい苦しいのかな?なんかもう死にたい……」

佐渡島「……さっきからのびたくんが死にそうな勢いで咳してるんすけど大丈夫っすか?」

比嘉「ついに名前言っちまったよ!!」

モノクマ「きみはじつにばかだな!」

比嘉「おい!なんかまずいことをしてる気がするからやめろ!」

伊丹「えっと、つつ、つまり使用された毒はっていう……」

最上「……あー!そういうことか!」

雪境「毒がどうしたんだ?」

高坂「……保健室の毒には二種類があってね。即効性毒と、遅効性毒があるの」

高坂「即効性毒は、飲んでから5分から10分で効果が出て、症状としては呼吸困難からの窒息がある。
   そして遅行性毒は、飲んでから5~6時間で効果が出て、症状は全身麻痺、吐血などが……って書いてたわ」

高坂「つまり吐血の症状があった天宮さんが飲んだのは遅行性毒……」

高坂「それならば、飲んですぐに死ぬって言うのはおかしいのよ!」

雫川「……吐血、か。確かにあったな。
   ついでにいえば……窒息の跡などは見られなかった……筈だ」

高坂「見られなかったのね?じゃあ、確定じゃない」

高坂「即効性毒薬が開封済みだったことは気になるけど、症状からして即効性毒は天宮さんには利用されてない筈なんだよ!」

御堂「そうです。それ以前にこんなことは救護室を調べれば分かるはずですが……皆様何故調べなかったんですか?」

品川「……だってあそこはミスター遠江が陣取ってて入りにくかったし……でも、でかしたヨミスター御堂!」

品川「じゃあ毒を飲ませた人は他にいるってことなんダヨネ?沙々ちゃんは犯人じゃないんだよね!?」

ユーリ「……あうー、パンクする!分かりやすく!」

・・・…このあたりでいったん情報を整理しよう。

これがわかる事で、この事件の真相解明はまた近くなる!

―ロジカルダイブ、開始!―


Q1.犯人が使用した毒は?
1. 即効性毒
2. 遅効性毒

Q2.夜22時に天宮と会っていたのは?
1. 夜宮
2. 跳木
3. 犯人

Q3.跳木の立場は結局?
1. 犯人
2. 共犯者
3. 死体発見者

安価↓1全問正解で進行

2
3
3

>>819 不正解!

いや、待って……?今までの議論の流れを考えて……本当にそうだったかしら?

夜宮「ねぇ、黙り込んで何をしてるの?高坂さんも具合悪いの?」

うるさいわね、集中させてよ……!

発言力4.0→3.0

もう一度……!

Q1.犯人が使用した毒は?
1. 即効性毒
2. 遅効性毒

Q2.夜22時に天宮と会っていたのは?
1. 夜宮
2. 跳木
3. 犯人

Q3.跳木の立場は結局?
1. 犯人
2. 共犯者
3. 死体発見者

安価↓1全問正解で進行

223

>>821 正解!

「推理は繋がったわ!」
COMPLETE!!

高坂「まず、犯人が利用したのは遅効性毒なのよ!」

御堂「ええ、それは間違いないと思います」

木崎「では跳木さんは……?」

高坂「跳木さんが天宮さんと夜22時くらいに会っていたのは今までの証拠から間違いないと思う……」

高坂「でも、遅効性毒を使ったってことを念頭に置くと、その場で天宮さんを殺害したってことはありえないのよ!」

跳木「……!」

品川「そ、そうダヨ!それにもし沙々ちゃんが毒を盛ったなら、ミス天宮に呼び出されたとして呼び出しに応じたりするカナ?」

伊丹「しし、しません普通……。知らん顔しておけば、い、良い筈です」

御堂「天宮様と会うことで、怪しまれるリスクも高まるわけですしねぇ」

比嘉「つーと……天宮が跳木を呼び出したのは偶然ってことか!?」

雪境「おお?なんかいい感じじゃねーか?」

比嘉「じゃ、じゃあ整理するぞ。天宮は遅効性の毒を盛られた。で、その後偶然にも跳木を呼び出した」

夜宮「それで二人で談笑してるうちに毒が回ってきちゃって……彼女は死んじゃった」

夜宮「げほっ……そういうことかな?」

高坂「そうね。それで、もしあたしの予想が正しいならば……」

高坂「跳木さんは……死体の第一発見者なのよ!」

佐渡島「な、なんだってー!?」

佐渡島「って、そんなに驚くところじゃなかったっすね」

品川「……沙々ちゃん……それは本当?」

跳木「う、ううう……」

高坂「跳木さん……もう誰もあなたが犯人だとは思ってないよ。だから本当のことを言って!」

高坂「……あたし達、友達でしょ?」

跳木「う、ううううああああああん!!あああああ!!」

跳木さんはまた泣き出した。せきを切ったように泣き出した。

そして……暫くして確かに言った。

跳木「ボク……ボクは……確かに昨日の夜天宮を見た。そして……」

跳木「天宮の死体に……細工をした」

・・・…彼女は確かにそういったんだ。



―学級裁判、中断!!―

というわけで今日はここまで。
あと少し、きっと犯人も分かってる人はいると思うけどどうかもう少しお付き合いください…

感想、意見、批判などあったらご自由にどうぞ。
実は途中「これはちょっと書き方悪いかなー」って思ったところもあったけど普通に解いてくれてよかった。
次回、明日の21時か明後日の21時。どっちかは分からないので失礼……
ではおやすみなさい!


―学級裁判、再開!!―


跳木「天宮の死体に細工をしたのはボクだ……」

比嘉「…………」

比嘉「……え?……はぁあああ!?」

義堂「そ、それって……」

品川「……沙々ちゃん……そういうことだったんだね」

佐渡島「あ?つまり何?死体を落としたりなんなりしたのは自分だけど、毒を持ったのは自分じゃないって言うことっすか?」

跳木「……そうだよ」

跳木「ごめんなさい……皆、ごめんなさい……!!」

跳木「だって、だって……怖かったんだよ……!!天宮は、ボクの目の前でいきなり死んじゃったんだよ……!」

跳木「昨日の夜、天宮が部屋に、来て……。画像の事、とか……いろいろ、お話……して……励ましてくれて……」

跳木「でも、いきなり様子がおかしくなって、苦しそうにしだして……そ、そのまま……」

雪境「目の前で死んだのかよ……」

跳木「部屋、血で一杯になって……頭、真っ白になって……で、でも……ボク……ボク……」

跳木「ボクは、最低なんだよぉおおおおおおお!!」

品川「どうして!?だって、そんな状況混乱するのは当たり前だよ!沙々ちゃんは悪くない!」

跳木「だ、だってボク、一番に考えたのは、自分の事だった」

跳木「……この状況じゃ絶対犯人はボクだ、って疑われる。そ、そう思った……から……」

跳木「だ、だからモノクマ、に、聞いて……それで、落として……か、隠れて……」

跳木「夜宮をやりすごして……そのまま、知らない顔して……」

遠江「あのちんけな工作はそういうことか……。凡人からは凡人の発想しか出てこないんだな」

雫川「…………」

ユーリ「違うよ!ササ悪くない!」

木崎「確かに自分がその状況に置かれたらと思うと……恐ろしいですわ……」

モノクマ「……オマエラ、跳木さんを許すの?」

高坂「当然じゃん!事情が分かった今、彼女を責められる人なんているわけがない!」

モノクマ「ふーん……いい感じだね、感動しちゃった!うぷぷぷ!」

夜宮「何か裏のありそうなテキスト……」

佐渡島「それよりさ、怪しい人これでいなくなったわけじゃねーすか!どーすんの?」

品川「ミス佐渡島!今はそんなことを……」

遠江「どちらにせよあまり裁判を長引かせることは勧めないな。今は裁判を終わらせることが第一でないのかね?」

比嘉「そ、そうだな。時間切れなんて理由で死ぬのだけは絶対に嫌だぜ……」

夜宮「じゃあせっかくえーと……遅行性?の奴が使われたって分かったわけだからさ。
   彼女の毒を飲んだ時間からまた考えてみようよ」

雪境「そんなことわかんのか!?」

天宮さんが毒を飲んだ時間か……。あの説明書きを思い出せば、それは……。


1.16時から17時
2.15時から16時
3.21時から22時

安価↓1

1

>>830 正解!


高坂「説明書きによれば、効果が出るのは飲んでから5~6時間。死亡時刻が22時前後だから……」

雪境「……22、ひく5……13か!」

比嘉「いや流石に冗談だろぉ!?17だよ!」

木崎「6を引いて16、5を引いて17。つまり16時から17時ですのね。どうですか?」

御堂「ま、わざわざ説明書きに書くくらいですし間違っていたら困りますよ。で、どうですかモノクマ?」

モノクマ「おいおい、ボクがそんな大事なところを間違うわけがないじゃないか!それは確かだよ!」

最上「そうか。その時間に嬢ちゃんは毒を飲んだ……」

最上「おっしゃあ!その時間、嬢ちゃんに会った奴はいないのか!?」

16時から17時……。つまり午後4時から5時……。

あれ?その時間に天宮さんに会った人って……。

あたしはその証拠を持っている……?


正しいコトダマを>>744から選べ!安価↓1

【風邪薬】正解!!


確か天宮さんの部屋にあった風邪薬は……。

高坂「……まさか」

御堂「……隠しても無駄そうなので言いますけど、私が会いました」

・・・…彼が渡したものだった筈だけど。

比嘉「はぁ!?お前が犯人んん!?」

品川「やっぱりネ……漸く観念した?」

御堂「していません!第一私は風邪気味という天宮様を心配して薬を持って行っただけです!」

御堂「……もういいでしょ?証言してくださいよ、そろそろ!」

夜宮「証言って、何が?」

御堂「分かる人になら分かるはずです!」

御堂くんの話によると、誰かに頼まれて風邪薬を持って行ったらしいわね。

それに加えて、誰かに心配されたっていう天宮さんの日記の記述。そしてその後の彼女の行動。

じゃあ御堂くんに風邪薬を持っていくように頼んだ人って……。



1.御堂
2.木崎
3.跳木
4.犯人

安価↓1

>>3 正解!

「そういうことなのね……!」


高坂「御堂くんに風邪薬を託したのは……跳木さんなんじゃないの?」

跳木「……うぐっ」

御堂「あーあ、バレましたね。まぁこんな状況だったら仕方がないですよね?」

御堂「そうです、私は跳木様に頼まれて天宮様に薬を持っていきました」

木崎「まぁ……御二人はいつの間にそんな仲に?」

御堂「跳木様の人使いが荒いだけですよー」

跳木「だ、だって……御堂なら執事だし……薬を持って行ってもおかしくないと思って……」

跳木「ボ、ボクなんて心配するなんてキャラじゃないし……だから、偶然通りかかった御堂に頼んで……」

佐渡島「ツンデレこじらせてんぞっ!あーひゃっひゃっひゃ!」


品川「……沙々ちゃんはミス天宮を心配していたのネ?」

跳木「…………う、…………だって、オマエらが風邪を引いたって聞いたから……」

御堂「品川様にも御薬をお持ちするように言われてはいたのですが……品川様は応答しませんし?」

品川「記憶にないけど多分寝ていたのカナ……」

御堂「その後天宮様の部屋に訪れて薬をお渡ししたんですよ」

御堂「ま、天宮様は気が付いていたみたいですけどね。私を利用したのが誰か」

伊丹「そそ、そうだったんですか……あ、天宮さん……いい人だったんですね」

義堂「……悲しいです」

佐渡島「イイハナシダナー。で、結局あんたが一番怪しいってことっすよね?」

御堂「はぁ?」

佐渡島「おいおいとぼけなさんな。あんた薬と称して毒を渡したんでしょ?」

ユーリ「ん?薬と毒違うよ!ユーリでも分かる!」

佐渡島「ったく、頭の弱い奴ぁこれだから困るっす。良く考えてみな、薬と毒の共通点を!」

薬と毒の共通点?


・・・…何かが思いつきそうな気がするわ!



―ひらめきアナグラム、開始!!―

【風邪薬と毒薬の共通点とは?】

?????(5文字)


け か ょ う い か ま
ち い た ゃ じ ひ と


※スキル使用可能
安価↓

じょうざい

>>837 間違ってないですが「ざ」は語群にないんですよね……

高坂「そうか、共通点は……あれ?」

佐渡島「おいおいどうしたっすか?まさか赤坂ちゃんまで分からない?」

佐渡島「あっし、もしかして凄く頭いい!?」

うぐぐ……。

発言力3.0→2.0

もう一度、よく考えて……。


※スキル使用可能
安価↓

けいじょう←形状 正解!!
Complete!!

「そうか、分かったわ!」


高坂「風邪薬と毒薬の共通点は形状……つまり形よ!」

雪境「形が同じなのか?」

佐渡島「そのとーり。風邪薬と毒薬は似たような錠剤タイプ……」

佐渡島「つまり!セバスは佐藤を心配するふりをして、こっそりすり替えた毒を渡したんだよォ!」

比嘉「御堂が天宮を、だろ!?その間違い方わざとだろ!?」

御堂「それはそれは……結構な推理ですねぇ」

跳木「み、御堂……まさかお前……」

御堂「……別に誰かに敵意を向けられるのは慣れてますよ」

御堂「でも、私はそんなことしていませんよ。何かの間違いでしょ?」

品川「間違いだっていうならその証拠を見せなさい!……無いんデショ!?」

夜宮「うーん、そんなの証明できるのかな?逆に言えば入れたっていう証拠も無いわけだけど……」

高坂「なんとかしてどっちかを証明できないかしら……」

御堂「ったく、こんなことになるならわがまま娘の頼みなんて聞かなければよかった」

跳木「…………」


御堂くんが風邪薬に毒を仕込んだ……。

本当にそうなのか、どうにかしてわからないのかしら?



―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【モノクマファイル01】
【レストランの事件】
【風邪薬】
【死体発見アナウンスについて】
【救護室の利用表】

御堂「私は犯人ではありません!」

雪境「それを証明できんのかァ?」

木崎「み……御堂は【昨日の事件】のこともありますし……」

木崎「……信じられませんわ……」

跳木「だ……誰か『他の人が入れた』んじゃ?」

伊丹「でで、でも御堂さんが断然怪しいです……」

雫川「……そもそも御堂が【風邪薬を持って行ったのは本当】か?」

夜宮「一応それについては【物的証拠はあった】んだよね」

夜宮「何かほかに判断材料になりそうなものはないかな?」

夜宮「『御堂くんだけに言えること』とかさ」


コトダマで【】を論破または『』に同意しろ!安価↓1

【死体発見アナウンスについて】→『御堂くんだけに言えること』
BREAK!!


「そうかもしれないわ!」同意!


高坂「……御堂くんだけに言えること、あるかも」

佐渡島「よし、一言で言ってみな!」

高坂「死体発見アナウンスの引き金だったって事よ」

ユーリ「あのへんなのの!?」

高坂「モノクマは言っていたよ。あのアナウンスは三人が死体を発見した時に流れるアナウンスだって」

高坂「この様子だと恐らく死体を発見した3人は……」

最上「……跳木のお嬢ちゃんに、ユーリのお嬢ちゃん。で、御堂……ってことかい!?」

夜宮「三人が死体発見をすれば流れるアナウンスが、彼の発見したタイミングで流れたのかぁ」

夜宮「わー、そこはかとなく重大な香りがするね!げっほげっほ!」

高坂「ねぇ、モノクマ。いい加減に教えてよ」

高坂「このアナウンスには、犯人も含めるの?」

モノクマ「……ボクに頼るのは禁止です!」

夜宮「ねぇお願い、助けてモノクマー」

モノクマ「そんな風にお願いしても駄目!大体男に頼まれてもつまんないよ!」

夜宮「……高坂さん」

高坂「……助けてモノクマー」

モノクマ「足りないよ!もっと感情を込めて!」

…………。

高坂「助けてーっ!!モノクマー!!」

モノクマ「うわ、マジで言っちゃうの?引くわ―……」

・・・………。

比嘉「ひいい……あそここえー……」

モノクマ「……もう!議論が進まないし、今回だけは特別だよ?
     えー、今回の死体発見アナウンスに犯人は含めません!」

ユーリ「おおお?」

モノクマ「ただしその辺は臨機応変な対応をさせてもらうからね。今回は、ってだけで、次回もって訳じゃないんだからね?」

義堂「次回なんていりませんよ……」

高坂「……と、いう事は確定だね」

高坂「御堂くんは犯人じゃないんだよ!」

御堂「……だからそうだって言ってるじゃないですか」

品川「嘘……こいつ犯人じゃないノ!?」

御堂「……残念ながらね。すいませんね皆様、時間を取らせてしまい」

佐渡島「あちゃー、あっし不正解っすか。いい線いったと思ったんだけどなー」

比嘉「でも風邪薬が毒薬だったって説は今のところ有効だぜ……」

木崎「でも御堂が犯人ではないなら、どういうことになるんですの?
   彼女に風邪薬を渡したのが御堂なのは確かなのですよね?」

雫川「……この機会にモノクマにもう一つ確認したい。この場合の『犯人』の定義についてだ」

雫川「もし風邪薬が毒薬だったとして……自分の意志で飲んだ天宮、それを渡した御堂、そしてそれを頼んだ跳木。
   犯人になるのは誰なのだ?」

跳木「……ボ、ボクは……!」

モノクマ「あー、その場合はね……勿論実行犯!と言いたいところなんだけど……」

モノクマ「それじゃクロはただの自殺ってことになってつまんないし……犯人は毒薬を移し替えた人ってことにします!」

夜宮「……と、いうわけで、犯人が毒薬を移し替えたってことが確定したわけだけど」

モノクマ「クマっ!?言質を取られた!?」

夜宮「そうなって御堂くんも犯人ではないとしたら……」

義堂「え、えっと……それなら一体犯人は誰なんでしょうか?」

佐渡島「さーて、まーた皆で仲良くお話し合いっすねぇ」


手がかりは本当にないのか……?

何か、何かあるんじゃないか……!!



―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【モノクマファイル01】
【施設棟への出入り】
【昨日の天宮】
【レストランの事件】
【救護室の利用表】


佐渡島「手がかりはもうないんすかー?」

義堂「『目撃証言』とかは……ないですよね?」

品川「せめて昨日の『救護室の利用者が分かれば』いいんだけどネ」

雪境「なんか『怪しい奴』とかいねーか?」

比嘉「御堂以外に『天宮に会った奴』とかはどうだ?」

跳木「そんな人がいるとは思えないぞ……」

跳木「天宮は、午後からはボクと会うまで部屋にいたらしいし……」

ユーリ「うーん!『新たな証言』が必要!また一人一人話、聞く!」

佐渡島「そんな時間ねーっすよ!」



『』に同意しろ!安価↓1

【救護室の利用表】→『救護室の利用者が分かれば』
Break!!


「それに賛成ね!」同意!


高坂「利用者なら分かるわ!この救護室の利用表よ!」

御堂「あー、それは私が遠江様に頼まれて作成した……」

高坂「……そしてこの紙が真実だとすると、そこには重大な論争ポイントが残っているのよ」

佐渡島「どこどこ?あっしによく見せなさんな」

高坂「これ、見てみて。そこにはこう書いてあるでしょ?」


==================
9;00 風邪薬 もがみじゅんじ
10:00 プロテイン ゆきざかい!
15:00 風邪薬 夜宮
16:00 風邪薬 御堂
18:00 睡眠薬 木崎花憐
==================


比嘉「こんな紙あったのか。時間まできっかり書かれてるな」

伊丹「あ、あれ……?確か救護室は時計が……」

御堂「そうです、壊れていました。だから私に至っては書いた時間は大体の物です」

木崎「そうですわね、わたくしもですわ。あれには驚きましたわ……何かの不幸の前兆かと……」

義堂「間違ってはいませんよね、それ……」

最上「オレっちの影響力や強し、だな!」

比嘉「お、おう……」

・・・…最上くんはとりあえずおいておいて、毒が移し替えられていたとするとこの表には気になる所が一つある。

それは……。

1.木崎花憐
2.ゆきざかい!
3.夜宮

安価↓1

3

>>850 3 正解!

高坂「……夜宮くん、あなた15時頃に風邪薬を飲んだの?」

夜宮「え?そうだね、大体15時だね。レストランの時計見たし、それは木崎さん達が証明してくれるよね?」

木崎「ええ……確かに15時くらいに夜宮さんが救護室に入るのは横目で見ていましたわ」

高坂「それで、薬を飲んだのよね」

夜宮「そうだね。吐くかと思ったよ。薬があんなにマズいだなんて……腐った牛乳の味がしたよ」

最上「あー、どこかで食ったことあると思ったら牛乳かあの味は!納得だぜ!」

雪境「そんなに不味いならここで風邪はぜってーひきたくねー……」

ユーリ「オー、マシロが戦慄してる!クスリ、本物!」

高坂「ならさ、あなたはどうしてここに立ってるの?」

夜宮「……え?もしかして心配してくれてるの?寝てた方がいいって?」

夜宮「わー、嬉しいな!初めて美人に心配された!もう死んでもいいや!やっほー!!」

夜宮「いった!!小指打った!小指痛い!!」


比嘉「マジで寝てた方がいいかもしんねーなコイツ……」

高坂「違うって……風邪薬が毒薬に移し替えられていたなら、なんで薬を飲んで無事なのかってことよ!」

夜宮「……ああ、そういうこと?げほっ……確かにそうだね。自分でも不思議」

御堂「もしかして、夜宮様が薬を飲んだ時点では毒薬と風邪薬は入れ替えられていなかった……?」

夜宮「あ、そういうことか!」

雫川「……なるほど。ならば犯人が毒を移し替えた時間は……あらかた絞られるな」

義堂「えっと……15時から16時、ですか……?」

佐渡島「本当にそれ以外入れ替えられる時間はないんすか?」

御堂「私が薬を持ちだしたのはだいたい16時。
   そしてその後はすぐに天宮様の部屋に向かったので、入れ替える時間などはあったようには思えませんが……」

遠江「……そろそろ、終わりかね?」

比嘉「は?全然終わってねーよ!お前相変わらずこっちの話全然聞いてねーのな!」

遠江「違う。やれやれ、そろそろ潮時だと思っていたのだがな……」

高坂「……潮時?」

佐渡島「えっとー。15時から16時の間で……薬を入れ替えられた人って誰かいないんすか?」

雪境「そういや木崎とかはレストランでなんかしてたんだよな。誰かいなかったのか?」

木崎「ええと……怪しい御仁が通り過ぎたりはしませんでした……と思いますが」

・・・…あれ?でもあたしは聞いてるんじゃないか?

15時から16時の間……長い間席を外していたという人物……。

それは……。


怪しい人物を指名しろ!安価↓1

伊丹くん?

>>853 正解


「あなたしか、いない……!!」


高坂「……伊丹くん」

伊丹「は、はい!?」

高坂「……一時期席を外していたって言ったけど……それ、本当にトイレだったの?」

伊丹「え、ええと……ト、トイレですよ?」

伊丹「いや、正確に言えばずっとト、トイレにいたわけではないですけど……」

比嘉「じゃあ何をしてたんだよ!」

伊丹「え、ええと……それはですね……」

昨日のレストランの事件の際席を外していたという伊丹くん……。

それは、本当にトイレに行っていたからなのか?



―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【最上の証言】
【レストランの事件】
【バスの状態】
【木崎の証言】
【伊丹の証言】


伊丹「ぼぼ、ぼくは確かに昨日の事件の際席を外してましたけど……」

伊丹「そ、それはトイレに行って……帰ろうと思ったら【何だか怖いこと】が起きていて」

伊丹「出にくかったから、【隅に隠れていた】だけなんです……」

跳木「そ、それ……誰も証言してくれる人はいないんだろ!」

伊丹「確かにいませんけど、本当です」

伊丹「仮にぼくが【トイレから救護室に向かった】として……」

伊丹「木崎さん達に気が付かれずに行くのは不可能ですよ……」

木崎「確かにトイレも救護室もレストランから見える位置にありますし……」

木崎「【普通にしていれば】気が付くでしょうね」

伊丹「だからぼくには不可能なんです……恐縮です」


【】を論破しろ!安価↓

聞き忘れたけどコトダマ記憶はあるのかな?

【レストランの事件】→【普通にしていれば】
BREAK!!


「それは違うわ!」論破!


高坂「……木崎さん、あの時は普通じゃなかったでしょ?」

木崎「あら?あの時って、事件の時……ですわよね?」

高坂「あんな事件が目の前で起きて、木崎さん達はトイレとか救護室の方を見ていたの?」

ユーリ「あんな事件ってナニ?」

義堂「え、ええと……ちょっとした喧嘩でして……」

御堂「……いいですよそういうの。私が遠江様を殺しかけました。で、私は義堂様に投げられました。
   お陰様で遠江様は助かりました。それだけです」

比嘉「軽くいう事じゃねーだろそれぇ!?」

夜宮「……遠江くん、ほんと?」

遠江「そうだな、そんなこともあった。だが俺と御堂は既に和解したぞ」

御堂「そうそう。今ではすっかり仲良しですよ。ねー、遠江くん」

品川「胡散臭いネ……」

高坂「その事件についてはまた後で語るとして……どうなの?見ていたの?」

木崎「…………み、見てはいませんでしたが……」

義堂「ぎ、義堂も御堂さんを止めるのに必死でしたので……」

御堂「私は当然ながら見ていません。そもそもいたことを知りませんでした」

遠江「そういうことらしいが……どうだね、伊丹よ?」

>>858 ありますよ!どこで利用するとは言いませんが
言い忘れたこちらもすいませんでした。

伊丹「ど、どうだねと言われましても……」

伊丹「ぎ、義堂さんはどうなんですか?同じようにレストランにいて、皆さんの死角に入って行動できた人ですよ?」

義堂「ふぇっ!?」

御堂「いえいえ、義堂様が来たのは騒動が起こる前ですよ?遠江様達が気がつかないとは思えないのですが……」

木崎「それに義堂さんが間一髪で来てくれたから遠江さんは助かったんですわ!
   薬を移し替える時間があったとは思えません!」

義堂「あ、ありがとう……ございます」

伊丹「……そうですか。皆してぼくを疑うんですね。ぼくの事がきらいなんですね」

品川「き、嫌いとかそれ以前に……あんたが怪しいってだけダヨ!」

伊丹「いいんですよ、分かってます。ぼくなんて気持ち悪いし生きてる価値ないし、犯人だと思いたい気持ちも分かります」

伊丹「きっとこれは神の試練なんですよね。今頃真犯人さんはどんな心境なんでしょうか?」

佐渡島「アンタが真犯人っしょ?謎は全て解けたっ!なーんちて★」

伊丹「真犯人なんかじゃないですよぉ!!」

跳木「ひぃっ!?」

比嘉「な、なんかこえーよ!」

伊丹「というか高坂さんの話なら16時から17時に薬を入れ替えられる人はもっといますよね?」

伊丹「僕は真犯人なんかじゃありません。恐縮ですが!」

最上「お?どういうことだぜ?」


伊丹くん、なんだかキャラが変わってきた気がするんだけど。

まさか、本当にあなたがやったっていうの……?



―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【雫川の見解】
【施設棟への出入り】
【品川の証言】
【救護室の時計】
【木崎の証言】


伊丹「すいませんけど僕だけが責められるのは御門違いです……」

伊丹「だって『犯人になりそうな人は他にもいる』じゃないですか……」

雪境「いないからこんなことになってんだよ!」

伊丹「だって木崎さん達が見ていないから救護室の出入りが可能だって言いたいなら……」

伊丹「【レストランに居なかった人が救護室に入った】可能性だってあるわけじゃないですか……」

伊丹「木崎さんたちは【事件に気を取られて】気がつかなかったんでしょう?」

ユーリ「……ホントにそうなのかな?」

義堂「確かにその可能性もありえますが……」

義堂「流石に【外とつながる扉】が開いたら分かる気がします……」

伊丹「憶測で物を言わないで下さいよ!!」


【】を論破または『』に同意しろ!安価↓

【施設棟への出入り】→【レストランに居なかった人が救護室に入った】
BREAK!!


「それは違うわ!」論破!


高坂「……レストランに居ない人が救護室に入ったっていうのはありえないわ」

伊丹「え?どうしてですか?」

高坂「ユーリさん達が、義堂くんがレストランに入った後の施設棟への出入りを見てるのよ」

伊丹「え?」

ユーリ「……ヨジ……ゴジ……あー!見た!見てた、ずっと!」

ユーリ「その時間、入ったのヨシヒロだけ!」

義堂「えっと、でも御堂さんは犯人ではないわけですから……」

品川「実質その時間施設棟に入った人はいないんダネ!」

伊丹「そ、そんなのその女の虚言かもしれないじゃないですか!」

雪境「いーや、それは違うぜ!俺が証人だ!」

雪境「俺も一緒に入口を見てたぜ!義堂をずーっと待ってたからな!」

ユーリ「来たらすぐ気が付けるよう、ずっと見てた!雪にも負けなかった!」

義堂「そ、それは……ありがとうございます」

比嘉「ハチ公かよ……」

雪境「ちなみに俺は雪の中でも目は効くぜ?だから断言してやる!」

雪境「3時から4時の間、施設棟に出入りしたのは御堂だけだァ!!」

御堂「ようやく役立ちましたねあなた……」

伊丹「……なんでそんなところを見てるんですか?暇なんですか?」

高坂「と、とにかく……それでも救護室に行ってないっていうの?」

伊丹「……言いますよ。だって行ってませんし」

伊丹「大体どうして僕ばっかり責められるんですか!もっと怪しい人いるでしょ!?」

夜宮「それは誰なの?」

伊丹「だから、お前だよ!夜宮颯介ぇ!!」

夜宮「えっ?また俺なの?今日は運がないなぁ……」

伊丹「大体一番怪しいのは夜宮さんでしょう!?だって現に御堂さんより前に薬を利用している!」

夜宮「俺は薬を飲んだだけだよ。毒とか触ってもいないよ」

伊丹「飲んだって言うのが嘘かも知れないでしょ!?」

夜宮「嘘じゃないよ。現に今日も飲み忘れたからこんなに具合悪いんだし……」

高坂「……夜宮くんが薬を飲んだのは嘘じゃないと思う」

伊丹「ど、どうしてそんなことが言えるんですか?
   そんなの夜宮さんのお腹を開きでもしない限り分からないでしょう!」

比嘉「ひいい!さらっと怖いこと言うんじゃねーよ!てゆーかお前キャラ違うって!こえーよ!」

御堂「まぁ前までのおどおどしたキャラよりはこっちもやりやすいですがね……」


とにかく、もう彼以外には考えられないんだ!

ここで負けるわけにはいかない……!



―ノンストップ議論、開始!!―


コトダマ>>744
【今朝の雫川】
【風邪薬】
【救護室の利用表】
【施設棟への出入り】


夜宮「ええと、助けてくれるのはありがたいんだけど……」

夜宮「俺、ちょっと【痛いのはやだ】な……」

比嘉「オレだって見たくねーよそんな光景!」

最上「つーかあんな【クソまずい薬】、すぐに消化されてると思うぞ?」

義堂「【利用表】にしっかり書いてますから……どうですか?」

御堂「それは確証にはなりませんよ。ただの報告書ですし」

品川「んー……逆に【飲んでないことを証明することはできる】のカナ?」

伊丹「そんなことはできませんよ!でも……」

伊丹「どちらにせよ今さら夜宮さんが【薬を飲んだことを証明するのは不可能】なんです!」


【】を論破しろ!

安価↓1です

【薬を飲んだことを証明するのは不可能】に【風邪薬】
まずいの知ってたからかな?

>>868 ちなみにここでコトダマ記憶【クソまずい薬】を使ってもOKでした

【風邪薬】→【薬を飲んだことを証明するのは不可能】
BREAK!!


「それは違うって!」論破!


高坂「彼が薬を飲んだのは確かなのよ。だって、彼は薬の味を知ってるんだから!」

伊丹「あ、味ぃ……?」

高坂「さっき言っていたじゃない。夜宮が薬を飲んだって言っていた時のことを思い出して」


=================================
夜宮「そうだね。吐くかと思ったよ。薬があんなにマズいだなんて……腐った牛乳の味がしたよ」

最上「あー、どこかで食ったことあると思ったら牛乳かあの味は!納得だぜ!」

雪境「そんなに不味いならここで風邪はぜってーひきたくねー……」
=================================


高坂「ただ苦いだなんていうだけならまだしも……腐った牛乳、なんて例えが簡単に出てくる?」

御堂「おまけにあの場面では最上様の同意も得られている。まさか最上様が薬を飲んだのまで嘘だと仰るので?」

夜宮「皆よく覚えてるねー。……一言余計に言っておいてよかったぁ」

佐渡島「つーことは佐藤ちゃんも腐った牛乳風邪薬を飲んだんすね……そう考えると超シュール!」

伊丹「の、飲んだ後に入れ替えた可能性も……」

高坂「そんな面倒なことをどうしてするのよ!全然考えが自然じゃないのよ……」

高坂「ねぇ、あたしだって仲間を追い詰めるようなまねはしたくないんだって……」

伊丹「……じゃあやめてくださいよ」

伊丹「もううんざりなんだよ仲良しごっことか!!お前らだってどうせ腹の底では俺のことを見下してんだろぉ!?」

比嘉「ひぃっ!?」

伊丹「皆そうだ!いつもいつもこっちが下手に出れば調子に乗りやがってよぉ!」

伊丹「善人顔してんじゃねーぞ偽善者!!そういうのが一番嫌いなんだよ俺はよぉ!!」

品川「もうコイツのキャラが分かんないんだケド!」

伊丹「俺はお前らなんかに負けるわけにはいかないんだよ!」

遠江「……こんなものか。つまらんな」

御堂「…………」

伊丹「うるさいうるさい、黙れぇ!」


「神はぼくの味方です!」反論!!


高坂「……本当にあなたがやったの?」

伊丹「やってないって言ってるでしょう!?一体何を言ってるんですかあなたは?」

伊丹「ぼぼ、ぼくは悪くないんです。だだだって、ぼくはなにもしてないんですから……」

もう怪しい人は彼しかいない!

もうすぐ、もうすぐ終わるはずなのよ……。

負けるわけにはいかないって!!


―反論ショーダウン、開始!!―


コトノハ>>744
【救護室の時計】
【木崎の証言】
【伊丹の証言】
【モノクマファイル01】
【品川の証言】


「ええと、ぼくは/犯人ではありませんよ」

「大体そんなの全部あなた方の/推論じゃないですか……」

「消去法で考えただけなのにぼくが/犯人だなんて……」

「そ ん な の 絶 対 に 認 め ら れ ね ー ん だ よ ぉ !!」

「【俺には昨日の事件が起こることが予想できなかった!!】」

「そんな中下手に行動/できるわけないでしょう!?」


【】を論破または論破ポイントがない場合はナシ

論破の場合コンマ30以上で論破成功 安価↓1

発展!!


高坂「きっと昨日の事件は、伊丹くんにも想定外だったんじゃないかな?」

高坂「でもそれは伊丹くんが毒薬を入れ替えなかった証拠にはならない!」

高坂「だってこの殺人は、明らかに無差別で計画的とは言えないもの!」


「無差別ぅ?/計画的でないぃ?」

「だからなんだっていうん/ですかぁ!?結局それが根拠/になるんですかぁ?」

「ならねーだろうがぁ!適当なこ/とをいうんじゃねーよ!!」

「俺は昨日は救護室/に行ってもいない!!」

「【俺が救護室に行ったって言う証拠がない限り、証明することは不可能なんだよぉ!!】」


【】を論破しろ!
コンマ40以上で論破成功 安価↓1


伊丹「負けるわけにはいかないんだよぉ!」

くっ……押し切られてしまった!

きっとあたしの言ってることは間違ってないはず……!
あと少し、なんとか押し切らないと!!

発言力2.0→1.0


「無差別ぅ?/計画的でないぃ?」

「だからなんだっていうん/ですかぁ!?結局それが根拠/になるんですかぁ?」

「ならねーだろうがぁ!適当なこ/とをいうんじゃねーよ!!」

「俺は昨日は救護室/に行ってもいない!!」

「【俺が救護室に行ったって言う証拠がない限り、証明することは不可能なんだよぉ!!】」


【】を論破しろ!
コンマ40以上で論破成功 安価↓1

【救護室の時計】→【俺が救護室に行ったって言う証拠がない限り、証明することは不可能なんだよぉ!!】
BREAK!!


「その言葉、一刀両断よ!」論破!


高坂「あなたが救護室に行ってもいないなら……あなたはさっき失言をしたことになるわね」

伊丹「……し、失言……?」

高坂「さっき、利用表を見たときの会話よ。……皆、思い出して」

==============================
比嘉「こんな紙あったのか。時間まできっかり書かれてるな」

伊丹「あ、あれ……?確か救護室は時計が……」

御堂「そうです、壊れていました。だから私に至っては書いた時間は大体の物です」

木崎「そうですわね、わたくしもですわ。あれには驚きましたわ……何かの不幸の前兆かと……」
==============================

高坂「行ってないならさ、どうして救護室の時計のことを知っていたの?」

伊丹「と、時計……?」

最上「オレっちがぶっ壊した時計のことかい?」

高坂「そう、あの時計が壊れたのは昨日の朝でしょ?」

夜宮「……うん、昨日から壊れてた物のことを知っていたのはおかしいね」

夜宮「だって、伊丹くんは昨日は救護室に出入りもしていないんでしょ?」

伊丹「そ、それは今日……!今日見たんですよ……」

木崎「きょ、今日なんておかしいですわ!伊丹さんは捜査中、ずっとわたくしとお祈りをしていたではありませんか!」

木崎「……今思えば、あのお祈りも嘘だったのですわね」

品川「朝、って言い訳もなしダヨ?だって朝一番にレストランに来たのはワタシだもんネ……」

跳木「……お前が天宮を?」

伊丹「う、ううう……」

高坂「……もう認めてよ。お願いだから……」

高坂「これからあなたの犯行をすべて振り返る。それで矛盾がなかったら……」

夜宮「……伊丹くんの負け、だね」

伊丹「ま、負け……」

―クライマックス推理、開始!!―

Act.1
事件は最上くんが風邪を引いたことから始まったわ。
最上くんは自分の風邪を天宮さん、夜宮くん、品川さんにうつしてしまったの。
犯人はそこで風邪をひいた人をターゲットにしようと思ったの。
即ち、風邪薬と毒薬の交換。それは形状が同じだった二つの薬だからこそ可能だったことね。


Act.2
犯人はきっといつ薬をすり替えるか待っていたはずね。
そんな中木崎さん達のお茶会に誘われ、犯人はレストランに出向いた。
そして犯人がトイレに行ったときに……好機は訪れたのよ。
御堂くんによる殺人未遂。
レストランにいた面々はその事件に目を奪われていて、犯人が救護室に入る隙を作ってしまったのね。
犯人はその間に悠々と薬を入れ替えた。そして何食わぬ顔で木崎さん達と合流したのよ。


Act.3
風邪薬が毒薬と入れ替えられていたとは知らない御堂くんは、事件の後風邪薬を天宮さんに届けたわ。
それは跳木さんに頼まれて行ったらしいけど、天宮さんには気がつかれていたみたいね。
毒薬を風邪薬だと信じていた天宮さんは、何の疑いもなく毒薬を飲んでしまった……。
それは遅行性のものだからすぐに症状は出なかったけどね。


Act.4
夜になって天宮さんは風邪薬のお礼を言いに跳木さんを呼び出したのよ。
そして何の疑いもなく天宮さんと跳木さんは談笑をしていた。そして……その時は訪れてしまった。
突然目の前で死んでしまった天宮さんの姿に動揺した跳木さんは、死体をトラックに乗せて運んだりして、自分の犯行を疑われないようにした。
でも日記や夜宮の証言もあって、彼女のしたことは明るみに出てしまったのね。


Act.5
そして朝になって、雫川くんのような人を見たというユーリさんが、駐車場で天宮さんの死体を発見した。
そしてその後に御堂くんが死体を発見したところでアナウンスも鳴った。
このアナウンスは御堂くんの無実を決定づけるものになってしまったわけだけど……。
そしてその後、犯人は何食わぬ顔であたしたちに合流し、後はずっと無関係を装い続けた……。
それが、救護室の時計のミスを誘発してしまうとは全く気がつかずにね。



「……そうでしょ?伊丹ミルラくん……!!」

COMPLETE!!

限界なのでここまでです。
本当はもうちょっとあるんですけどね……。

安価協力ありがとうございました。
犯人分かってた人いるのかなぁ。ぶっちゃけ途中からトリックとすらも言えない気がしてた。
次回、もうちょっと残ってた謎とかオシオキとかいろいろ…。

恐らく今日の夜にまた来ます。
感想、指摘や質問があったらご自由に。
ではまた、おやすみなさい!

乙です!
佐渡島名前覚えないなぁ…(笑)

伊丹くん犯人だったのは可能性としては考えたけど、それ以上に容疑者として夜宮くんと木崎さんが有力と考えていたから意外だった

即効性の毒が開封されてたのと黒い人が気になるが多分MTBが残ってるだろうからそこで明らかになるかな?

それはそうと伊丹クン犯人だったか、オシオキ期待だわ

いろいろ参考になります、レスありがとうございます。

>>869に今更ながら矛盾。佐渡島が腐った牛乳風邪薬を天宮が飲んだとか言ってますが、天宮が飲んだのは毒薬ですね。
ある意味どうでもいいけど一応修正。このセリフはなかったことにしてください。


>>887 夜宮はともかく、木崎を犯人だと思ってる人がいたのが意外です。何?クロオーラ出てたの?

>>888 実は本当にもう終わりです。MTBはないです。すまない……。
   そしてあともう一度MTBやったら多分発言力0になる。ここまで来てオシオキとか流石に>>1としてもどうかと思う。

今日はこれからゆっくり更新します。もしかしたら最後の方に安価があるかもしれないのでよろしくです。

高坂「……これでどう?何か反論がある人はいる?」

雫川「……矛盾点はないように思えるな」

御堂「これで終わり……ですねぇ」

伊丹「お、終わり……?」


伊丹「終わりなんかじゃないですよぉ!!嫌だ!!何でこんな所で死ななきゃならないんだよ!?」

品川「火憐ちゃんを殺したくせに何を言ってるのよあなたは!」

夜宮「……ごめんね伊丹くん」

伊丹「だ、大体まだ解けていない謎は残っているだろぉ!?」

伊丹「そこの女が朝見たっていう人影は何なんだよぉ!?それは俺じゃない!俺には不可能だ!」

ユーリ「今更何言う!もうお前しかいない!」

義堂「で、でも確かに伊丹さんは7時にはもうレストランにいたんですよね?
ちょっと外をうろつくのには無茶が有る気がするんですが……」

比嘉「そ、そんなの些細な問題だろ?とにかく今はこれを終わらせようぜ……もう沢山だ」

伊丹「ふざけんな!!そいつの言うとおり、俺はその人影にはなりえないんだよ!!」

確かにそれは謎だけど……以前に夜宮が言っていた通り、それが誰かを証明することは最早不可能だ。

でも伊丹くんは罪を認めようとはしないし、一体どうすればいいのよ……?

雪境「お、往生際が悪いぜ……!!」

最上「しかしどうすればいいんだぜ?誰か何か言える奴はいないのかい?」

木崎「やはりユーリさんの見間違いとしか……」

ユーリ「ちーがーうー!!」

伊丹「ホラ?誰も証明できないんでしょ?だったら俺が犯人だって断定するのは不可能なんだよぉ!!」



「その人影は俺だよ」

……は?

…………どうしてあなたが出てくるの?


高坂「……遠江くん?」


遠江「ユーリが見たという人影は恐らく俺の事だろう。
俺は今朝は早く目が覚めてしまってな。何の気なしに外を散策していたのだよ」

ユーリ「お?」

遠江「先程話に出てきた時からもしやと思っていたのだが……今思い出したよ。
俺は今朝黒い服を着て出歩いていた。それこそ今の雫川のようなな」

雫川「……何故今それを言う」

遠江「ただ単純に確証が持てなかったからだよ。
それにあの流れで自白するとあらぬ疑いを掛けられかねなかったからな。ただそれだけだ」

遠江「というわけだが、反論はあるかね、伊丹よ」

伊丹「…………じゃ、じゃあ犯人は遠江」

遠江「というと思ったが、残念ながらそれはありえないな。俺に毒薬と風邪薬を移し替えることは不可能。
それは木崎や御堂が証明できる」

遠江「言っておくがもう犯行可能なのは貴様しかいないぞ?
次点で夜宮も怪しいが、今までの言動を踏まえていえばお前以外には考えられない」

遠江「大体貴様は失言が多すぎる。時計の事云々以前に、無駄なことを話し過ぎだ。
まだ黙っていた方がましだというレベルだね」

夜宮「……遠江くん」

遠江「貴様のような奴が犯人でがっかりだよ。もう少し歯のある奴だとは思っていたのだが……」

夜宮「遠江くん!」

遠江「何だね凡人。何か疑問点があるのかね?」

夜宮「……あのさ、もういいんじゃないかな?」

伊丹「…………」

伊丹くんは、無言で口を開けて放心している。

……今度こそ分かった。もう、終わりなんだ。

遠江「……そうだな。では、そろそろおしまいといこうか」

佐渡島「……ん?終わった?じゃあ決定ってことで……どうするのクマちゃん!」

モノクマ「うぷぷ、議論の結論が出たようですね!それでは投票タイムにしましょうか!」

モノクマ「では、オマエラはお手元のスイッチを押して、投票してねー!
     スイッチを押さない奴はオシオキだよ?」

モノクマ「投票の結果、クロとなるのは誰なのか!?」

モノクマ「その答えは正解なのか不正解なのかー?」

モノクマ「うぷぷぷ!ではいきましょーう!投票ターイムゥ!」




ドゥルルルルルルルルル……



      ―VOTE―

 |イタミ|イタミ|イタミ|

     ―GUILTY―



テッテッテーン……


ダンッ!!

―――学級裁判、閉廷!!

モノクマ「はいはい大せいかーい!今回天宮火憐さんを殺したクロは……」

モノクマ「超高校級の祈祷師である、伊丹ミルラクンでしたーっ!」

跳木「ほ、本当に……」

伊丹「…………はは、ははははははは!」

伊丹「あーっはっはっはっはっは!!」

雪境「うわッ!?な、何だいきなり!!」

伊丹「いや……何だか笑えて来たなーって……」

伊丹「まさかこんな簡単にバレるとはなぁ……
   折角足がつかなそうな毒殺を選んだのに、なんでこんなに証拠が残ってるんだよ……」

伊丹「やっぱり全員が寝静まるまで待つべきだったのかなぁ……あーあ、最後の最後でしくじった」

比嘉「つ、ついに自白し始めた!?」

伊丹「だってもう終わりなんだろ?だったらもう……嘘をつく必要もないもんな」

品川「……今までのミスター伊丹の姿は、偽りだったんダネ……」

伊丹くん……。大人しくてネガティブであたしの苦手なタイプだったけど、どこか憎めない言動の彼……。

でも……。

高坂「あたしたちを騙していたんだ……」

伊丹「別にお前らだけを騙していたって訳じゃないけどな。あれがいつもの俺だよ。
   こういう風に誰かに本音で話すのは久しぶりだ……」

木崎「そ、それより……どうして天宮さんを殺したんですの!」

伊丹「別に天宮を殺したかったわけじゃねーって。……そこには罪悪感感じてんだよ。これでもな」

木崎「……だから天宮さんの為に祈っていたのですの?」

伊丹「……それはどうだかな。自分でもわかんね……」

夜宮「じゃあ本当に無差別だったんだ。……殺されたの俺かもしれなかったんだね」

伊丹「……無差別って訳でもない。俺が殺したかったのは最上だよ」

最上「……ん?」

比嘉「はぁ!?」

……嘘でしょ?この二人は接点なんて何もなさそうなのに……どうして?

伊丹「理由は簡単だよ。俺が嫌いだから。あんな風に破天荒で、他人に迷惑をかけてばかり。
でもそれでいて本人は悩みも何もなさそうな所がむかついたんだよ」

伊丹「世の中は不公平だ。恵まれた奴と恵まれない奴、全部最初っから決まっているんだ」

最上「……オレっちにだって悩みはあるぜ」

伊丹「にしても最上が風邪を引いたっていうから風邪薬に毒薬を混ぜたんだが?
   なのに飲んだのは天宮……どうしてこう俺には運がないかなぁ。ホント、神様なんて大嫌いだよ」

跳木「……じゃ、じゃあ天宮が死んだのは結局は……」

御堂「私の所為ですね。風邪薬の中身をよく確認もせず天宮様に差し出したのは私ですから」

跳木「違うだろ?結局、ボ……ボクが……」

品川「違うヨ。悪いのはコイツ。どっちにせよ、ミスター伊丹が人を殺そうとしていたことには変わりないんだから……」

雫川「……しかし、理由はそれだけか?」

……きっとそれだけじゃないはずだ。きっと、やっぱり引き金になったのは……。

モノクマ「はい、勿論理由はそれだけじゃないはずだよ!勿論ここで出てくるのは……」

遠江「……動機、だな」

モノクマ「はい、その通りでございます!そしてこちらが……伊丹くんの動機でーす!!」

そういってモノクマが叫ぶと、どこからともなく沢山の写真が舞い降りてきた。

そしてその写真に写っていたのは……廃墟と化した、大きな和風の家だった。

義堂「こ、これは……」

モノクマ「これは、伊丹くんのおうちでーす!豪邸なのが分かるね!」

モノクマ「で、これだけじゃ何のことだか分からないよね?彼がこんな凶行に走ってしまった理由はね……」

伊丹「黙ってくれ、自分で話す。お前にだけは話されたくない……」

モノクマ「……うぷぷ、りょーかい!」

比嘉「……どういうことだよ?つーか、こんなレベルならオレの動機だって……」

伊丹「……これは俺の両親の家だよ。詐欺師だったうちの両親のな」

木崎「詐欺師……?あ、あなたの家族は祈祷師としての名門ではなかったのですか?」

伊丹「祈祷師なんて詐欺師と一緒だよ。……この世には神なんていないんだからな」

比嘉「え!?それお前が言うの!?」

伊丹「呪術とかお守りとかお祈りとか……そんなの、全部ただの時間の無駄だよ。
神なんていくら祈っても助けてくれない。結局は弱い人間が縋りたいだけの偶像なんだよ」

佐渡島「あっひゃー!!こりゃおもしれー!超高校級とはなんだったのか!!」

伊丹「……そんなの俺だって知らない。俺の両親は二人とも伊丹家が代々祀ってきた神の盲信者であり祈祷師だった。
それで、俺も流れで祈祷師にさせられたってだけだ」

義堂「そ、……そうなんですか……」

伊丹「……俺の両親はどうしようもない馬鹿野郎でな。
どんな不幸な目にあっても、神は自分を助けてくれるって信じてやがるんだぜ?」

伊丹「詐欺にあおうとも……友人に借金を背負わされようとも……他の流派につぶされそうになっても……
全部全部これは神の試練だって信じてやがる」

遠江「くだらんな。何かを変えるのは自分の力だ。他人任せにして責任を逃れているだけではないか、貴様の両親は」

伊丹「その通りだよ。……だからある時から俺はこう考えることにしたんだよ。騙される方が悪いってな」

高坂「……騙される方が……」

伊丹「両親を見習って祈祷師になった後、いろいろ悪いことをしたもんだ。
信者って奴はちょろいから、神のナントカって言えばすぐに信じて金でも何でも積むんだよ」

伊丹「……本当、馬鹿だよな。お陰様で両親の借金とかも返せたし、うちの流派も大分大きくなったもんだよ」

佐渡島「それをするにしたってあのキャラを選択するとは……こいつ、やりおる!!」


モノクマ「ねぇねぇ、論点がずれてない?君の過去が知りたいわけじゃないんだよ皆は。
     どうして君が殺人を犯したのかについて知りたいんだよ!」

木崎「い、いいから黙っててくださる?」

伊丹「……そんなの、外に出たかったからに決まってんだろうが」

伊丹「俺が今まで大きくしてきた家だぜ?それがあんな風になってよ……おかしいだろ?」

伊丹「だから確かめたかったんだよ!俺の今まで積み上げてきたものはなんだったのか!信者は、両親は皆どうしてるのかをなぁ!!」

伊丹「何年も経過したぁ?外はこんな風になってるぅ?どうしてそうなるんだよ!!おかしいだろ!?」

伊丹「この目で確かめたかったんだよ!!だから殺した!!悪いことかよ!!」

比嘉「う、うぐ……」

……誰も彼を責めることなんてできない。

比嘉くんや跳木さんの話を聞いていたからわかる。あんな写真を見せられたら、出たくなるのは当たり前だろう……。


高坂「……伊丹くんは悪くない」

品川「……ミス!?」

高坂「悪いのは、真に悪いのはモノクマよ!!」

モノクマ「ふぇ?ボク?いやいや、騙されてはいけないよ高坂さん。
     ボクはきっかけを与えただけで、実際に殺人をしたのは伊丹くんだからね!」

伊丹「……今更弁明する気もない。…………もういいよ」

伊丹「俺は運がなかった。それだけだよ。……もうどうでもいい。さっさと殺してくれ」

モノクマ「はい、了解しました!
     それでは、超高校級の祈祷師である伊丹クンの為に、スペシャルなオシオキを用意しました!」

木崎「ま、待ってください……。せめて、せめて伊丹さんのおうちがどうなったのか教えてあげませんの?」

モノクマ「ん?」

木崎「だ、だって伊丹さんは殺人を犯しました……。
   許されないことですけど、外の世界の為に殺人を犯したのです!外の世界について知る権利があるはずですわ!」

御堂「……そう簡単にモノクマが話すとは思えませんがね」



モノクマ「全員死んだけど?」

……え?


伊丹「……は?どういうことだよモノクマ……?」

モノクマ「え?知りたいっていうから教えてあげただけだけど?うぷぷぷぷ、びゃーっはっはっは!!」

ユーリ「ひ、酷い!!」

伊丹「ま、待ってくれよ……じゃあ、俺のしたことは……俺は……俺は……」

モノクマ「はい、それでは行きましょう!オシオキターイム!!」


伊丹「…………」




=========================


GAME OVER
イタミくんがクロにきまりました。
オシオキをかいしします。


=========-===============


伊丹クンはどこか、広い花畑のようなところで青い顔で祓串を持って座っていた。

その視線の先にあるのは、静かに横になっているモノクマの仮面を被った天宮さん。

彼女の周りには怪しげな蝋燭が何本も立っていて、まるで彼女を蘇生させようとしているかのようだ。

辺りは暗く、怪しげな雰囲気が漂っている……。

======================

超高校級の祈祷師 伊丹ミルラ 処刑執行
『祈りよ届け!天まで届け!』

======================


伊丹クンはゆっくりと立ち上がり……舞を踊りだした。

彼の舞に呼応して、辺りの蝋燭はゆらゆらと揺らめく。

次第に舞は激しくなっていき、それに伴い辺りの空気も激しく動き出す。

次第に雲行きが怪しくなってくる。

雨が降り出す。それでも伊丹クンは舞を踊り続ける。

雷が落ち出す。それでも伊丹クンは舞を踊り続ける。

そして踊りは長く長く続き……。

漸く晴れ間が見え始め、雨と風で泥だらけになった伊丹くんも踊りをやめる。

その先にあるのは、起き上がったモノクマ頭の天宮さんの姿。

天宮さんはゆっくり、ゆっくりと伊丹クンの方へ視線を向け……。

そして、ゆっくりと伊丹くんに近づき……その首を絞め始めた。

疲れ果てた伊丹クンは抵抗をすることもできず見る見るうちに力を失っていく……。

そして伊丹クンは動かなくなり……天宮さんもゆっくりと崩れ落ち、全く動かなくなった。

人を生き返らせることなんて不可能なんだよ。

だってこの世には、神なんて存在しないんだから!




モニターに映し出された非現実的な光景。

そこにあったのは……伊丹くんの死。そして……絶望。

モノクマ「イヤッホーゥ!!エクストリームぅ!!」

義堂「ひ、ひいい……」

木崎「伊丹、さん……」

品川「ミス天宮……!?いや……偽物、ですヨネ……」

御堂「……にしても趣味悪すぎなんですが」

比嘉「え?あ、死んだ?ママ、マジで死んだのかよぉ!?」

ユーリ「……ミルラ、壊れた?」

最上「……伊丹……」

跳木「もうイヤだぁあああ!!うわぁあああああ!!」

雪境「あ、ありえねーって!マジで死んだのかよぉ!?」

夜宮「…………」

雫川「……死をなんだと思っているんだ」

モノクマ「死は絶望です!ボクが求めているのは絶望です!」

モノクマ「皆も外に出たければそれでいいけど、全力で皆を欺いてね?」

モノクマ「じゃないと、こんなことになっちゃうからねー!」

モノクマ「ま、ずっとここで過ごすことを考えてくれても、それはそれでいいんだけど!うぷぷ!」

遠江「……ふむ」

高坂「こ、こんなのっていくらなんでも……」



「……期待はずれっすね」

高坂「……へ?」

佐渡島、さん……?

佐渡島「オシオキって響きに中々のセンスを感じたんでちょーっと期待してたんすけど……」

佐渡島「こりゃ駄目だ。あっしのセンスに合わねーや。つまんね!」

品川「セ、センスって何を言って……合う訳ないじゃないノ!」

佐渡島「ふつーもっと派手にぶっ飛ばすでしょ!!ほら、もっとバーンって感じで!!」

……は?

雫川「……何を言っている」

佐渡島「だーかーらー。殺し方が地味すぎるって言ったんすよ。死っていうのは不変の美でしょ?
    その死んだ時の姿がずっと残るんすよ?」

佐渡島「だったらもっと工夫しないと駄目っしょ?あんなんじゃ作品にはならない!つまんないもん!」

木崎「さ、作品……?」

モノクマ「え?ボクのオシオキが不満なの?そういうこと言っちゃうの?」

佐渡島「言っちゃうっすよ!プロモデラー的には、もっとバラってしてくれた方がいいと思うんす」

佐渡島「その後組み立てれば、もっときれいになるわけっすから!」

比嘉「うぎゃああああああ!?」

高坂「さ、佐渡島さん……何を言ってるの?」

佐渡島「何を言ってるも何も……思ったことっすよ?だって可哀想でしょ死んだ……誰だっけ?碇くん?」

御堂「……伊丹、ですよ佐渡島様」

佐渡島「あー、いたみくん。ありがとね、田中!」

御堂「私は御堂ですよ。……いい加減に覚えてくれませんかね、私達の名前」

佐渡島「だって、皆つまんないんだもん!どいつもこいつも特徴ねー顔しやがってさぁ……」

佐渡島「あっしに覚えて貰いたいなら、もっとフォルムを磨きやがれ!!あーはっはっは!」

雪境「???こいつ……な、何を言ってんだ?」

夜宮「……佐渡島さん。怒るよ?」

佐渡島「怒るって……つーかあんたいたっけ?あんた一番特徴ない顔してるよな!あっはっは!」

夜宮「…………」

比嘉「や、やめろよ夜宮ぁ……こいつやばいって!触れないほうがいいって!」

夜宮「……げほっ、げほっ!!……あ、やばい、なんか……」

夜宮くんが佐渡島さんに向かって一歩を踏み出したその時……。

……夜宮君が、倒れた。

品川「ミスター!?」

夜宮「な、なんかぐるぐるする……気持ち悪い……」

高坂「だ、大丈夫なのそれ……!?」

佐渡島「あらあら、体調不良なんてかわいそーに。あっしの元気を分けてやりたいっすね!今創作意欲湧きまくりなんで!」

高坂「……あんたねぇ!!」

遠江「やれやれ……凡人共、落ち着くがいい!」

遠江「今はこいつも俺たちも混乱している。今話し合っても何も解決はしない、そうは思わないかね?」

モノクマ「うんうんその通り!流石に連続して裁判は辛いでしょ?今日は帰って休むのがいいよ!」

比嘉「お前が言うな!!!」

モノクマ「まー皆、がんばってねー!!じゃ、まったねーっ!!」

モノクマは、絶望に飲まれたあたしたちを裁判場に残して……消えて行った。

遠江「とにかく、今奴らの死を嘆いていても致し方あるまい。今日は一日、静かに休むといい」

遠江「佐渡島への対応はその後だ。一先ずは解散命令を出すとしよう」

木崎「こ、こんな状態で解散……ですの?」

佐渡島「はいはーい、まったねー!あっしはこれから創作するんでよろしくりん☆」

比嘉「ふっざけんな!消えろ!もう顔見せんな!バーカバーカ!」

跳木「…………伊丹……天宮……」

品川「……沙々ちゃん、今日は帰ろう?大丈夫、大丈夫……」

雫川「……夜宮、立てるか?」

夜宮「……立てない……死ぬ……」

御堂「とにかくこれ、部屋に連れて行きましょ。手伝ってくれます?雫川様」

皆、それぞれに裁判場から去っていく。

悲しみ、怒り。そして疑惑と恐怖。

そんなさまざまな感情を胸にしながら……あたしたちはまだ前に進まなきゃいけないんだ。

……あたしたちは、まだこの絶望から抜け出せずにいるんだから。

すいませんちょっと今日はもう限界です。
いろいろとやることと重なってあんまり更新できなかった……

次回、裁判リザルトとか裁判アフターとか少しやります。
佐渡島さんの本性がようやくかけて満足。

なにかあったらぜひ書いていただければ嬉しいです。
ではまた

女子21番/吉川裕子(よしかわ・ゆうこ)
部活動 吹奏楽部
身長/血液型 143cm/A型
愛称/杜若 裕子/ロリっ子
支給武器 -
被害者 -
加害者 四ツ葉竜太郎
出身小学校 千代田区立第一小学校
交友関係 上島藍那
北内冬子
佐野鳴海
三吉冴子
(文化系グループ)
備考
クラスで一番小柄

大人しくて地味なタイプ。クラスでも目立たないポジションに居る。
心優しい性格だが、普段は聴き専な為たまにクラスメイトに存在を忘れられることがあるが、本人は特に気にしていない。
体が弱い。喘息を患っているため常に薬を持ち歩いていて、体育も見学していることが多い。

山崎大河、正岡丈らに目をつけられていじめられている為、彼らのことを怖がっている。

行動記録
本校舎2階。
1-D教室。プログラムルール説明中、咳がうるさいとの理由で四ツ葉竜太郎にダガーナイフを投げられ、額に命中。死亡する

男子17番/正岡丈(まさおか・じょう)
部活動 無所属(元野球部)
身長/血液型 170cm/O型
愛称/杜若 ジョー/ジョったん
支給武器 棍棒
被害者 -
加害者 香月栞
出身小学校 大阪市立難波本町小学校
交友関係 新藤誠
中川竜蔵
山崎大河
(不良グループ)
相葉瑞姫
備考
野球部の名残で坊主頭。いつもへらへらと笑っている。

父の仕事の都合上、中2から大江戸中学校に転校してきた。関西圏に住んでいたため、関西弁を頻繁に話す。
女に軽く、校外の女の子をしょっちゅうナンパしては失敗している。クラスの女子も半分以上がナンパされており、男子からはナンパ王とはやされている。

山崎大河と共に、クラスのいじめの首謀者。
行動記録
本校舎
2階廊下。殺される恐怖に駆られ、殺られる前に殺ろうと思い立つ。
出発してきたばかりの真野煉を襲うが、銃の反撃に会い逃走。
3階美術室。中川竜蔵の武器を奪おうとするが逃げられ、追いかけようとした所で香月栞が現れる。言い訳が栞の逆鱗に触れ、カッターナイフで切り殺される

女子10番/香月栞(こうづき・しおり)
部活動 美術部
身長/血液型 161cm/B型
愛称/杜若 香月/美人チャン
支給武器 カッターナイフ
被害者 1(正岡丈)
加害者 ?
出身小学校 千代田区立九段北小学校
交友関係 なし
備考
学年一の美少女だが、どこか近寄り難い雰囲気のミステリアスガール。
かなり我が強く、興に召さない時ははっきりと厳しい言葉を投げかけてくる。感情の起伏も激しく、言いたいことはハッキリと言う性格。
約束を重んじ、嘘をつく事に対して強い嫌悪感を抱く。
彼女とつき合う男が尽く酷い目に遭うため、最近では男子だけでなく女子もあまり近寄らない存在になっている。彼女と平気で会話が出来るのは市川怜奈くらい。
また風間英二に強いアピールを受けているが、相手にしていない。

行動記録
本校舎。
3階物理室。早稲田貞治に呼びかけられ、新藤誠、他4名の生徒と「殺人クラブ」として結託する。
その後、折上志鶴、大塚伊吹、相葉瑞姫、北内冬子が身を潜める物理準備室のドアを銃で撃ち壊す。
四人を獲物とし、早い者勝ちのゲームを開始する。
3階美術室。美術倉庫にて正岡丈と中川竜蔵のやり取りを伺い、竜蔵が消えた所で丈の前に姿を現す。丈の言い訳が逆鱗に触れ、カッターナイフで切り[ピーーー]。
3階物理室。次の獲物を探しに、殺人クラブメンバーと共に行動開始。風間に告白されるが、いつも通り軽くあしらう。
4階職員室。次の獲物である日生悠香と此花香南を発見。ゲームを開始する


女子 出席番号 男子
 朝倉 祥枝 (あさくら・さちえ) 1番  相川 陸 (あいかわ・りく)
 安西 真奈美 (あんざい・まなみ) 2番  稲森 敏夫 (いなもり・としお)
 猪瀬 晴海 (いのせ・はるみ) 3番  遠藤 将和 (えんどう・まさかず)
 浦 明日香 (うら・あすか) 4番  小野 靖彦 (おの・やすひこ)
 金子 裕美 (かねこ・ひろみ) 5番  加賀見 徹 (かがみ・とおる)
 神原 啓子 (かんばら・けいこ) 6番  春日 幸一 (かすが・こういち)
 九条 遼子 (くじょう・りょうこ) 7番  黒崎 尚人 (くろさき・なおと)
 佐藤 玲菜 (さとう・れいな) 8番  小石川 諒 (こいしかわ・りょう)
 篠塚 加奈子 (しのづか・かなこ) 9番  坂下 陽平 (さかした・ようへい)
 杉崎 比奈 (すぎさき・ひな) 10番  志摩 慶一郎 (しま・けいいちろう)
 館野 皐月 (たての・さつき) 11番  関 隆二 (せき・りゅうじ)
 藤堂 梓 (とうどう・あずさ) 12番  高橋 晃 (たかはし・あきら)
 時任 めぐみ (ときとう・めぐみ) 13番  高橋 和樹 (たかはし・かずき)
 永野 智子 (ながの・ともこ) 14番  月島 拓哉 (つきしま・たくや)
 中本 千鶴 (なかもと・ちづる) 15番  仁科 翔太 (にしな・しょうた)
 羽鳥 茅乃 (はとり・かやの) 16番  能見 忠孝 (のうみ・ただたか)
 樋口 茜 (ひぐち・あかね) 17番  葉山 優輔 (はやま・ゆうすけ)
 水澤 由貴 (みずさわ・ゆき) 18番  本田 隼人 (ほんだ・はやと)
 八代 久美子 (やつしろ・くみこ) 19番  牧丘 信之 (まきおか・のぶゆき)
 芳川 紗弥 (よしかわ・さや) 20番  三原 匠 (みはら・たくみ)
 渡辺 美琴 (わたなべ・みこと) 21番  山田 貴司 (やまだ・たかし)

能見忠孝(男子16番)は学校を出発した後、校舎の裏手に回り、支給された地図でいうと大体E=7あたりの林の中を歩いていた。
木々の向こうには、真っ黒い大きな影がそびえ立っている。
死体はすでに6体見ていた。校内の3人と、昇降口の3人。
校内の3人は政府のヤツらに殺された、あの3人。あとの3人は、出口、まさしくその場で殺されていた坂下陽平と、ウサギ小屋の陰で死んでいた稲森敏夫と金子裕美だった。
本来なら、もっと恐怖を感じたりするものなのかもしれないな、と忠孝は自嘲的な笑みを漏らした。
普段あまり笑うことのない彼にしては、珍しいことだった。
無骨さも感じられるものの、その顔は十二分に整っているといって差し支えないだろう。
本人こそ気づいていないが、忠孝の密かなファンは多い。それだけで1クラスできるくらいの人数は軽く超えている。
全体的に無駄な筋肉も無駄な脂肪もない、バランスの取れた身体。170代前半の身長。学年一、いや学校一人気のある元生徒会長、そして2組の委員長でもある葉山優輔とほぼ大差ない身体バランスだ。その彼と決定的な一線を画するのは、中性的な美しさを持つ葉山に比べて、忠孝の全身から出される『男』という雰囲気だと言える。それは忠孝の漆黒の鋭い眼であったり、堅く引き締められた口元であったり、長身だとは言い切れない彼を長身に見させるすっと通った姿勢であったりした。

彼はその身体を木立の間の闇に溶け込ませるようにして、木の陰へ身を寄せると、初めてデイバッグを開いた。
あまり武器には期待していなかった。期待すればするほど、ハズレた時の絶望感は大きい。
いつも最悪の事態を考えて行動しろ。
それは昨年他界した厳格な父の口癖であり、また彼自身の信条でもある。
無造作に手を突っ込み、それでいて無駄に引っかき回すわけでもなく、武器に手を触れた。
一瞬、ほんの一瞬だけ鼓動が高鳴った気がした。
彼にしては少々手荒な動作でソレをデイバッグから引っ張り出す。

普段めったに驚くことのない忠孝の眼が見開かれた。
覆ったものを取り外し、月光にかざして、眼を細める。

これほどのものはまだ俺も見たことがないな。
手入れもきちんと行き届いている…かなりの代物だ。…これは―――



「お、おおお、お前だなっ!?」

突如、そんな声がして忠孝は背後を振り返った。その先は暗がりで、相手の姿は見えない。
ただ、人の気配は完全に感じられた。
支給武器に気を取られ、一瞬でも気を抜いた自分に腹が立つ。これがいつもの試合だったらもう―――。

やや緊張した面持ちで現場に来てくれたノンケ君♪笑顔がキュートな彼は私生活が忙しく全然抜く暇がなかったとのこと!せっかくなので好きなAV選んでもらい、時間を忘れて[田島「チ○コ破裂するっ!」]をしてもらいましたwぱっと見はわからなかったけれど、脱ぐと腹筋ボッコボコの超エロい身体!!カメラに厚い胸板にボッコボコの腹筋を惜しみなく披露しながらシコシコ[田島「チ○コ破裂するっ!」]してくれちゃいました!【Men’s Street】※「猥撮ボックス」より配信

今回のマジセックスは素朴系長身ノンケ君が登場!阪神タイ○ースの藤○投手似の甘いマスクと長身ボディで女の子を包み込むように責めていくノンケ君!女の子の身体を犬のように舐めまくり、さらにビンビンのチ○コをたっぷりしゃぶられ準備OK!まずはそんなビンビンのチ○コに女の子が跨り生合体!下からたっぷり突き上げた後は正上位にバックと体位を変え後から前からズッコンバッコン♂♂ラストは力強い腰使いで激突きし、真っ白いザーメンを大量発射☆【メンズラッシュ】

「っ!?…がっ…ぎぃぃっ!?」
靖彦の口から悲鳴とも呻きともとれる声が発せられる。
そのまま忠孝が力を込めると、靖彦は短い腕を振り回して持っていたものを振り下ろした。
左に逸れたソレを軽くかわす。
ガシャンと音がして落ちた方をチラリと見ると、猟銃のようなものが落ちている。
特に興味は無かった。
さらに力を込めると、ぶしゃ、と音がして腕にかかる負担がなくなった。同時に靖彦の身体が地面に倒れこむ。
靖彦の右脇下から左腰にかけて、一本の線ができていた。
ぱっくり裂けて、ブレザーのシャツの下から脂肪が見えていた。その奥の方には内臓らしきもの。
つまり、靖彦の身体は腹部をかなりの深さで斬られていた。
「ごふっ…かはっ…」
靖彦が口から大量の血を吐いた。充血して見開かれた目は忠孝を見上げている。

「やっぱ…陽ちゃ……お前……」
喋るたびに腹部から大量の血が流れ続ける。
「悪いが、俺は坂下を殺してないぞ」
ウソだ、と言いたげな目をしたまま、しかしもう喋れないのか靖彦は忠孝を見上げていた。
が、ちょっとすると彼はまったく動かなくなり、その目の瞳孔を急速に開かせた。
彼が親友の死体を見つけた時、忠孝はまだ出発していなかったことに、彼は最後まで気づくことはなかった。



死体を見下ろして、ため息をひとつつく。
あっけなかった。あまりにも。
冷静に考えてはいたものの、やはり突然飛び出してきたモノに対する咄嗟の行動だったのだが、もし見ている人がいたならば、かなり手馴れた動きだったに違いない。
靖彦には悪いと思うが、人を殺してしまったという実感は、あまり湧いていなかった。
こんなに簡単に死ぬのか、人というのは。
どうもその辺りで納得している自分に気づき、少し罪悪感のようなものを感じつつまた自嘲的な笑みを漏らす。
……俺はやはり、人の生死について淡白すぎるようだ。そもそも、他人に対して興味が無さ過ぎるのかもしれない。

そんな事を考えながら、手にした武器を眺めた。
全体にねっとりと血液が絡まり、赤黒い光を反射している。
一度振ると、付着していた血液がぱらっと舞った。
月光の下に晒されたその姿。
少なくとも、いや、かなり。
下手に銃が支給されるのよりよっぽど当たり武器だったに違いない。

能見忠孝―――全国大会準優勝の実力を持つ剣道部主将に、倭刀が支給されたというのは。

赤池山高校2年A組 クラス名簿
1伊藤由那(いとう・ゆな)
2岩下桜(いわした・さくら)
3奥園未玖(おくぞの・みく)
4押井武(おしい・たけし)
5小野寺ユミ(おのでら・ゆみ)
6神塚蒼太(かみづか・そうた)
7城戸宗介(きど・そうすけ)
8熊谷佐登志(くまたに・さとし)
9小島理子(こじま・りこ)
10笹原花音(ささはら・かのん)
11佐々山夢斗(ささやま・むと)
12清水乃愛(しみず・のあ)
13白川伊織(しらかわ・いおり)
14鈴木わかば(すずき・わかば)
15添田愛(そえだ・あい)
16高橋星也(たかはし・せいや)
17竹岡純一(たけおか・じゅんいち)
18鶴見四郎(つるみ・しろう)
19中島陽平(なかじま・ようへい)
20永山時貞(ながやま・ときさだ)
21野々村孝明(ののむら・たかあき)
22浜谷洋二(はまたに・ようじ)
23林英行(はやし・ひでゆき)
24藤原誠一郎(ふじわら・せいいちろう)
25前田美樹(まえだ・みき)
26牧村奈留美(まきむら・なるみ)
27松崎風香(まつざき・ふうか)
28松永龍司(まつなが・りゅうじ)
29丸井陽子(まるい・ようこ)
30南百合子(みなみ・ゆりこ)
31村岡陽菜子(むらおか・ひなこ)
32雪原久志(ゆきむら・ひさし)

教師・岩本和幸(いわもと・かずゆき)


コメント1件
38: 枯れた名無しの水平思考@転載は禁止[sage]
2014/08/29(金) 10:31:16.28 ID:v4tRouz20 [1/1] AAS
ないよ
まるでない
39: 枯れた名無しの水平思考@転載は禁止[sage]
2014/08/29(金) 10:31:24.28 ID:Arz/k/Hy0 [2/2] AAS
凄い意味ありそーって思わせて実は何もないという遊び
ミスリードしてみたお

この程度だよ >>37
40: 枯れた名無しの水平思考@転載は禁止[sage]
2014/08/29(金) 10:37:31.45 ID:rYBlBHZc0 [1/1] AAS
一度クリアしたチャプターを選んで遊べるのってリロードだけ?
41: 枯れた名無しの水平思考@転載は禁止[sage]
2014/08/29(金) 10:38:30.85 ID:f y2YvOZ0 [2/2] AAS
まじかー
でも1、2と凄い楽しめた
2のトロコン作業にでも入るかな

赤池山高校2年A組 クラス名簿
1伊藤由那(いとう・ゆな)
2(いわした・さくら)
3奥園未玖(おくぞの・みく)
4押井武(おしい・たけし)
5(おのでら・ゆみ)
6神塚蒼太(かみづか・そうた)
7城戸宗介(きど・そうすけ)
8熊谷佐登志(くまたに・さとし)
9(こじま・りこ)
10(ささはら・かのん)
11佐々山夢斗(ささやま・むと)
12(しみず・のあ)
13白川伊織(しらかわ・いおり)
14(すずき・わかば)
15(そえだ・あい)
16高橋星也(たかはし・せいや)
17(たけおか・じゅんいち)
18(つるみ・しろう)
19中島陽平(なかじま・ようへい)
20永山時貞(ながやま・ときさだ)
21(ののむら・たかあき)
22(はまたに・ようじ)
23林英行(はやし・ひでゆき)
24藤原誠一郎(ふじわら・せいいちろう)
25前田美樹(まえだ・みき)
26牧村奈留美(まきむら・なるみ)
27松崎風香(まつざき・ふうか)
28(まつなが・りゅうじ)
29丸井陽子(まるい・ようこ)
30(みなみ・ゆりこ)
31村岡陽菜子(むらおか・ひなこ)
32雪原久志(ゆきむら・ひさし)

教師・(いわもと・かずゆき)

ーーそのとき朦朧とする意識の中で、上野まり子は確かに何者かの気配を感じ、重い瞼を持ち上げた。
すると目の前に広がっていたのは、何もかもが歪んだ異様な世界だった。

「……!?」

どうして自分がこんな所にいるのか、高熱のせいか、記憶が混濁していてわからない。
目覚めたつもりでも、まだ夢を見ているのだろうか?
だが、体を襲う凄まじい悪寒は本物だった。
そして目の前に、わけのわからないモノがいる。
血の臭いがする化け物だ。
それがよろよろと、まり子の方へ近づいてくる。

「……ーー子…ーーいて……ーー」
「いや……来ないで……」
「ーー……らーー……きーーって……」
「来ないでって言ってるのにぃぃぃっ!」

何か


女子十一番 奈良橋智子(ならはし・ともこ)

身長 155cm
体重 47kg
誕生日 6月13日
血液型 A
部活動 無所属
友人 なし
愛称 智子・トモ・副委員長
出身小 月島東小学校(東京)
親の職業 会社員(父・母)


通常入試で合格し、帝東学院中等部に入学した。
生真面目でとっつきにくいところがある。
非常に大人しく人付き合いが苦手なため、親しい友人をなかなか作れずにいる。
休み時間はいつも自分の席で読書か予習のどちらかをして過ごしている。
副委員長を務めるが、立候補ではなく星崎かれんや湯浅季莉に押し付けられた。
芥川雅哉の病気についてクラスで唯一知っており、常に気に掛けている。
雅哉に恋心を抱いているが、片想いに違いないと思っており、想いを告げるつもりはない。


 チーム: 第2班(リーダー) 
支給武器: FNファイブセブン
kill: 芥川雅哉(男子二番)
killed: 榊原賢吾(男子七番)
凶器: 刀
 
E=02エリアにて潜伏していたが、何者かの襲撃を受ける。芥川雅哉(男子二番)と共に、日比野迅(男子十五番)・水田早稀(女子十七番)に逃がされる。

雅哉と共にG=02エリアの民家に潜伏。体調が悪く寝ている雅哉の看病をする。

迅と早稀を探すためにE=02エリアに戻ったが誰もおらず、早稀の好む菓子類が置いてありそうな商店へ向かうことにする。

E=06エリアにて潜伏していたが、芳野利央(男子十九番)・阪本遼子(女子八番)・蓮井未久(女子十三番)に発見される。利央たちからクラスメイトの情報を貰い、別れた。

E=05エリアにて、鷹城雪美(女子九番)率いる6班に見つかる。「下剋上ルールを確かめるために、リーダーでない方がリーダーを殺してほしい」という雪美の提案に対し、雅哉が自らがリーダーであると嘘をつく。自分を殺せという雅哉の言葉を何度も拒否したが、迅と早稀の命も掛かっているため、雅哉を射殺。同情した湯浅季莉(女子二十番)に逃げるように言われたが、榊原賢吾(男子七番)に背後から首を刺され死亡した。


みずかねの大好きな不良少年×優等生女子でした。
言っちゃえよもう!といろんな方に言われましたが(笑)、季莉に指摘されても最期まで雅哉の気持ちに気付くことはなく退場。
もしもプログラムがなかったとしても、智子が勇気を出して気持ちを伝えない限りは、雅哉と結ばれることはなかったのかなと個人的には思います。

支給武器: NO DETA
kill: なし
killed: 榊原健吾(男子七番)
死亡話数: 第53話
凶器: 刀
 
F=03エリアにて、財前永佳(女子六番)が宍貝雄大(男子八番)を殺害したのを目撃。<18話>

E=02エリアにて、銃声が聞こえたので永佳と春川英隆(男子十四番)を追ったところ、2班の日比野迅(男子十五番)に人質にされる。無事解放され、撤退。永佳と英隆が4人で生き残るためにやる気になると決めたことを知る。<22・23話>

B=06エリアにて英隆が1班を襲撃し、英隆が怪我を負わせた荻野千世(女子三番)が相葉優人(男子一番)に殺害されるのを目の当たりにする。小石川葉瑠(女子五番)に『アンタたちは4人揃って加害者だ』と言われたことにショックを受ける。C=06エリアの商店内にて休息。<40~42話>

D=05エリアにて、榊原賢吾(男子七番)・松栄錬(男子九番)・鷹城雪美(女子七番)・湯浅季莉(女子二十番)の7班メンバーからの襲撃を受ける。英隆・邑子が負傷したところで雪美に「引き分け」を持ちかけられ承諾。怪我で大量に失血していた邑子は永佳に抱えられようとしていたが、賢吾が永佳を斬ろうとしたのを見、咄嗟に永佳を庇い、頸部を斬られ失血死。<53話>


おこちゃま邑子でした。正直非常に書きにくかったです。
FC4の逢坂珠尚が書きやすかったのは彼女がジェノだったからということがわかりました。脚を引っ張り続けた子ですが、最後に血の花と共に一花咲かせました。

46 襲撃

<森山初美>

「とりあえず、おまえの支給武器のロケットランチャーは使えそうだから使う。 あとは……どうするかだな」

葉守君が、考え込む。私達は今、本部襲撃のための計画を練っている。首輪を何とかすることはできない。だから、おびき出して[ピーーー]しかないと葉守君がいった。だから、私達3人(葉守君、御巫君、私)はここで計画を練り、香取君、氷上君、尾崎さんは外で見張りをしている。少しでも計画を成功させるためらしい。

「そう思って、港に灯油タンクがあったからそれを持ってきたんだ。 なんだか変だと思ったけど」

言った後、御巫君は後から灯油タンクを持ってきて私達の前に置いた。重そうにしながら。

「とりあえず、これで大丈夫だな、ん?」

パララララララ

古いタイプライターのような音が響いた。

「うわあっ!」

短いうめき声。
がしゃん
ガラスが割れる音。

どさっ

「香取君、尾崎さん、氷上君!」

私と御巫君が彼らに駆け寄るが、彼等はもう息をしていなかった。体中に銃弾を受けて。ほぼ即死だっただろう。私達は彼等の瞳を閉じさせ、腕を組ませた。

「巻き込ませてしまって、ごめんな……」

葉守君が彼らの亡骸の前で、そういっているのが聞こえた。絶対、成功させる。そう、彼は思ったのだろう。

パラララララ・・・

彼等の命を奪ったのと同じ銃声が聞こえてきた。入り口の方から。

「誰だ!」

振り返った葉守君が叫ぶ。

「人を[ピーーー]のって、どんなのかなぁ・、まだまだ殺さないと、わかんないや。 だから……死んでくれるかな」

パララララ

その人物、光山君は私達の方へと向かって再び引き金を引いた。満面の笑みで。

「貴史!」

ふと見ると、御巫君が倒れているのが分かった。
彼は息を切らしながらも言った。

「みんなで……帰ろう……」

そう言った後大量の血を吐いて、そのまま動かなくなった。

ぱらららら

またもや銃声。
もう、だめかも。
隣では、銃弾で頭がぐちゃぐちゃになり倒れていく葉守君。
そして私も、体に強い衝撃を受けた。
もう、死にそうだ。
辛うじて生きているぐらいで。
脱出作戦、成功しなかったよ……
成功させようと、みんなで頑張ってきたのに……
もう……さようなら……
そのまま、私は息を引き取った。


男子4番 香取大助
女子3番 尾崎恭子
男子9番 氷上陽一
男子11番 御巫貴史
男子8番 葉守榊
女子14番 森山初美 死亡

【残り4人】


以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

 チーム: 第6班(リーダー) 
支給武器: S&W M36“チーフスペシャル”
kill: NO DETA
killed: NO DETA
死亡話数: NO DETA
凶器: NO DETA
 
第5班を襲撃。<12話>

E=06エリアに潜伏していた第3班を発見。一目置いていた佐伯華那(女子七番)との会話を堪能。華那にやる気であることを見抜かれる。華那との会話に満足したので榊原賢吾(男子七番)・湯浅季莉(女子二十番)に華那たちの殺害を指示した。賢吾と季莉が雨宮悠希(男子三番)・川原龍輝(男子五番)・華那を殺害する様子を見守った後、最後のメンバーである松栄錬(男子九番)を脅して山本真子(女子十九番)を殺害させた。休むために移動。<24~27話>

G=07エリアにて、池ノ坊奨(男子四番)・真壁瑠衣斗(男子十六番)・上野原咲良(女子二番)の前に現れ、涙ながらに助けを求める。その後現れた賢吾から自分を護ろうとした咲良の動きを封じ、動けない咲良を賢吾から庇った奨が死亡。その容姿に笑い声を上げた。咲良を酷く嫌っており、最初の計画では咲良を賢吾に殺させる予定だったが、咲良の悲しむ姿を見て咲良の周りの仲間を[ピーーー]方が良いと知り賢吾に瑠衣斗を殺害するように言うが、咲良に阻まれる。気分が萎えた、と季莉と錬の元へ向かった。<36~39話>

F=09エリアにて休息。<43話>

D=05エリアにて、春川英隆(男子十四番)・望月卓也(男子十七番)・財前永佳(女子六番)・広瀬邑子(女子十五番)ら10班を襲撃、英隆と邑子を負傷させる。引き分けを持ちかける。邑子と英隆の最期を目撃。<53・54話>

D=03エリアにて、原裕一郎(男子十三番)と室町古都美(女子十八番)を発見。共に生き残りたいと提案してきた古都美の誘いに乗ったと見せかけ裕一郎を殺害させた後、古都美を季莉に殺害させた。一連の流れを目撃していた5班に、奨を殺害したのは自分たちであることを伝える。戦闘の中、鳴神もみじ(女子十二番)に殴られ負傷。5班の撤退を許した。<61~63話>

E=05エリアにて、芥川雅哉(男子二番)・奈良橋智子(女子十一番)を発見。下剋上ルールについて確かめるために、自らをリーダーと称した雅哉を智子に殺害させ、更に、賢吾に智子を殺害させた。<70話>

kill: なし
killed: なし(規定により首輪爆発)
死亡話数: 第七十一話
凶器: 首輪
 
水田早稀(女子十七番)と辺りを探索した後、芥川雅哉(男子二番)・奈良橋智子(女子十一番)の待つE=02エリアへ。突如何者かの襲撃を受ける。雅哉と智子を逃がし、怒りで襲撃者に突っ込んだ早稀を追う。襲撃者の春川英隆(男子十五番)と財前永佳(女子六番)から早稀を救うために、広瀬邑子(女子十五番)を人質にして10班を退ける。自分の行動に自己嫌悪するが早稀に励まされる。<21・22話>

放送で友人の死を知りショックを受けるが、早稀に励まされる。皆を探すために動くことを決める。早稀の探知機に反応、その方角へ向かう。反応の先にいた相葉優人(男子一番)・荻野千世(女子三番)・小石川葉瑠(女子五番)と話をして別れる。<33話>

G=03エリアで泣きわめき騒いでいる真壁瑠衣斗(男子十六番)・上野原咲良(女子二番)・高須撫子(女子十番)を発見。早稀の場を和ませる冗談を本気に取って瑠衣斗を殴ったが、落ち込む瑠衣斗を励ました。<52話>

G=08エリアの民家にて休息を取る。<55・56話>

D=01エリアで、対峙する木戸健太(男子六番)&咲良、望月卓也(男子十六番)&永佳を発見し仲裁。<67話>

D=01エリアの灯台内で休憩していたところ、突如首輪から警告音が鳴り、どこかで智子が亡くなったことを知る。最期まで強がる早稀を抱き締め、自分の気持ちを言葉とキスに込め伝えた。首輪が爆発し死亡。<69・71話>



ある方からは付き合いたいという言葉までいただきました迅でした。
自分の思いを伝えるのが苦手なのはFC4の音哉と通じるところもありますが、まあ音哉の100倍紳士です(笑)
私の中の月花ベストカップルは、迅早稀でした。書いてて楽しかった。
とある事情により、色黒設定になってしまいました(笑)

 
日比野迅(男子十五番)と共に近くを探索した後、芥川雅哉(男子二番)・奈良橋智子(女子十一番)の待つE=02エリアへ。何者かの襲撃を受け左肩を負傷、激怒して襲撃者に襲い掛かる。襲撃者は春川英隆(男子十四番)と財前永佳(女子六番)で、永佳の動きを封じるが英隆に銃を向けられる。駆けつけた迅によって窮地を脱する。自分の行動に落ち込む迅を励ます。<21・22話>

放送で友人の死を知りショックを受けた迅を励まし、探知機を使って友人たちも探そうと提案。探知器に反応、その方角へ向かう。反応の先にいた相葉優人(男子一番)・荻野千世(女子三番)・小石川葉瑠(女子五番)と話をして別れる。永佳だけでなく友人の湯浅季莉(女子二十番)もやる気になっていると踏んでいる。<33話>

G=03エリアで、泣きわめき騒ぐ真壁瑠衣斗(男子十六番)・上野原咲良(女子二番)・高須撫子(女子十番)を発見。冗談で場を和ませ、咲良と撫子に発破をかけた。<52話>

G=08エリアの民家にて休息を取る。<55・56話>

D=01エリアで、対峙する木戸健太(男子六番)&咲良、望月卓也(男子十六番)&永佳を発見し仲裁。<67話>

D=01エリアの灯台の中で、健太・咲良と共におやつ。普段とはあまりに違う様子に耐えられず、2人を励ます。その矢先、突如首輪が警告音を発する。自分の死を悟ると、健太と咲良を部屋から追い出した。リーダーの智子が死亡したことにより、首輪が爆発し死亡。<69・71話>


女子で一番書いていて楽しかったのは、早稀でした。
クラスメイトに元気を与えられる男子代表は麗で、女子代表は早稀。
迅とは、今度は幸せになってほしいなぁという親の願い。
余談ですが、すごくしっくりくる名前だなぁと思っていたら、高校の時のクラスメイトと漢字は違うけど同じ名前の人がいました←

女子九番 鷹城雪美(たかしろ・ゆきみ)

身長 159cm
体重 50kg
誕生日 1月13日
血液型 AB
部活動 華道部
友人 荻野千世
佐伯華那
室町古都美
(女子主流派グループ)
愛称 雪美・雪ちゃん
出身小 帝東学院初等部
親の職業 極道組長(祖父)

おっとりした物腰と口調をしているが、自分の意思は曲げない芯のある一面をもつ。
やんわりとした微笑みを浮かべているが、さらりと冷たい言葉を放つこともある。
祖父が極道“鷹城組”の組長で父親も若頭だったが、抗争により父を失っている。
男子と絡む姿はあまり見られないが、現若頭の息子である榊原賢吾とは会話を交わす。
過去に不良に絡まれていた松栄錬と湯浅季莉を助けており、以来季莉に懐かれている。
何故か上野原咲良のことを酷く嫌っている。


チーム: 第6班(リーダー) 
支給武器: S&W M36“チーフスペシャル”
kill: NO DETA
killed: NO DETA
死亡話数: NO DETA
凶器: NO DETA
 
エリアにて、木戸健太(男子六番)・城々崎麗(男子十番)・朝比奈紗羅(女子一番)・鳴神もみじ(女子十三番)ら第5班を襲撃。

E=06エリアに潜伏していた第3班を発見。一目置いていた佐伯華那(女子七番)との会話を堪能。華那にやる気であることを見抜かれる。華那との会話に満足したので榊原賢吾(男子七番)・湯浅季莉(女子二十番)に華那たちの殺害を指示した。賢吾と季莉が雨宮悠希(男子三番)・川原龍輝(男子五番)・華那を殺害する様子を見守った後、最後のメンバーである松栄錬(男子九番)を脅して山本真子(女子十九番)を殺害させた。休むために移動。

G=07エリアにて、池ノ坊奨(男子四番)・真壁瑠衣斗(男子十六番)・上野原咲良(女子二番)の前に現れ、涙ながらに助けを求める。その後現れた賢吾から自分を護ろうとした咲良の動きを封じ、動けない咲良を賢吾から庇った奨が死亡。その容姿に笑い声を上げた。咲良を酷く嫌っており、最初の計画では咲良を賢吾に殺させる予定だったが、咲良の悲しむ姿を見て咲良の周りの仲間を[ピーーー]方が良いと知り賢吾に瑠衣斗を殺害するように言うが、咲良に阻まれる。気分が萎えた、と季莉と錬の元へ向かった。

F=09エリアにて休息。

D=05エリアにて、春川英隆(男子十四番)・望月卓也(男子十七番)・財前永佳(女子六番)・広瀬邑子(女子十五番)ら10班を襲撃、英隆と邑子を負傷させる。引き分けを持ちかける。

 
E=02エリアにて潜伏していたが、何者かの襲撃を受ける。芥川雅哉(男子二番)と共に、日比野迅(男子十五番)・水田早稀(女子十七番)に逃がされる。<21話>

雅哉と共にG=02エリアの民家に潜伏。体調が悪く寝ている雅哉の看病をする。<32話>

迅と早稀を探すためにE=02エリアに戻ったが誰もおらず、早稀の好む菓子類が置いてありそうな商店へ向かうことにする。<48話>

E=06エリアにて潜伏していたが、芳野利央(男子十九番)・阪本遼子(女子八番)・蓮井未久(女子十三番)に発見される。利央たちからクラスメイトの情報を貰い、別れた。<57話>

E=05エリアにて、鷹城雪美(女子九番)率いる6班に見つかる。「下剋上ルールを確かめるために、リーダーでない方がリーダーを殺してほしい」という雪美の提案に対し、雅哉が自らがリーダーであると嘘をつく。自分を殺せという雅哉の言葉を何度も拒否したが、迅と早稀の命も掛かっているため、雅哉を射殺。同情した湯浅季莉(女子二十番)に逃げるように言われたが、榊原賢吾(男子七番)に背後から首を刺され死亡した。


みずかねの大好きな不良少年×優等生女子でした。
言っちゃえよもう!といろんな方に言われましたが(笑)、季莉に指摘されても最期まで雅哉の気持ちに気付くことはなく退場。
もしもプログラムがなかったとしても、智子が勇気を出して気持ちを伝えない限りは、雅哉と結ばれることはなかったのかなと個人的には思います。

麗たちを探すために御神山を登る途中、松栄錬(男子九番)・湯浅季莉(女子二十番)の襲撃を受ける。撫子が2人を足止めし、奨・瑠衣斗と共に逃げるが、途中錬らと同じ班の鷹城雪美(女子九番)が現れ、泣きながら助けを求められる。雪美の痛ましい姿に胸を痛めて雪美を信じ護とうとしたが、雪美の命を狙うという榊原賢吾(男子七番)が現れる。攻撃を受け止めようとしたが突然雪美に動きを封じられ、死を覚悟するが、奨に身体を張って護られた。奨の死に泣き叫ぶ。その様子を見て笑う雪美の姿に、騙されていたことを知る。何故か雪美に酷く嫌われており、その事実に涙する。“咲良の悲しむ様を見たい”という理由で狙われた瑠衣斗を庇い左手を負傷。仲間たちが自分の所為で死ぬかもしれないことにショックを受けており、死を望む発言までした。<36~39話>

G=07エリアにて潜伏。何度も自殺を図る程に精神的ダメージを受けていたが、現れた日比野迅(男子十五番)・水田早稀(女子十七番)の励ましにより、麗たちを探すという目的を思い出した。<52話>

E=06エリア付近にて潜伏。麗たちに思いを馳せていたが、遠くで響く銃声が耳に入り、移動を再開。<60話>

D=01エリアにて、木戸健太(男子六番)・朝比奈紗羅(女子一番)・鳴神もみじ(女子十二番)、そして亡骸となった麗と再会。自分のせいで麗が死んでしまったと責任を感じて飛び降り自殺を図るが、健太に阻止される。健太からの叱咤と、「俺のために生きろ」という言葉を受け、麗の他にまだ護る人たちがいることを思い出す。突如銃声が響くと、皆を撫子に任せ、襲撃者の方へ向かった。襲撃してきたのが望月卓也(男子十七番)・財前永佳(女子六番)ということにショックを受けつつも戦う。窮地に陥るが健太に救われる。こう着状態となったが、迅・早稀が登場。卓也・永佳が退いた。<65~67話>

戦隊ロワ
 一回目の放送では、伊能真墨、ウルザード、小津麗、小津深雪、胡堂小梅、白鳥スワン、冥府神スフィンクス、妖幻密使バンキュリア。
 二回目の放送では、サーガイン、サンヨ、陣内恭介、巽マトイ、冥府神ティターン、ドギー・クルーガー、フラビージョ、真咲美希。
 クエスター・ガイ、シオン、シュリケンジャー、高丘映士、ドモン、童鬼ドロップ、早川裕作、日向おぼろ、間宮菜月

支給武器: 扇子
kill: なし
killed: 奈良橋智子(女子十一番)
死亡話数: 第七十話
凶器: FNファイブセブン
 
E=02エリアにて潜伏していたが何者かの襲撃を受け、奈良橋智子(女子十一番)と共に、日比野迅(男子十五番)・水田早稀(女子十七番)に逃がされる。<21話>

智子と共にG=02エリアの民家に潜伏。体調を崩して暫く寝ていたが、放送前に目を覚ました。<32話>

迅と早稀を探すためにE=02エリアに戻ったが誰もおらず、早稀の好む菓子類が置いてありそうな商店へ向かうことにする。心の中で智子を護り抜くことを改めて決意。<48話>

E=06エリアにて潜伏していたが、芳野利央(男子十九番)・阪本遼子(女子八番)・蓮井未久(女子十三番)に見つかる。情報提供を受け別れる。<57話>

E=05エリアにて、鷹城雪美(女子九番)率いる6班に発見され、榊原賢吾(男子七番)により重傷を負う。下剋上ルールについて確かめたいという雪美に対し、「提案に乗る代わりに新しいリーダーは逃がしてほしい」と願い、智子たちを護るため、雅哉自身がリーダーであると嘘をついた。智子に自分を撃つように言い、智子に撃たれ死亡した。<70話>


トモとの絡みを書くのがとても楽しかったマサでした。
もう一度4人で再会させてあげたかったなぁと思いつつ、でもそうはさせなかったんだけど←
プログラムがなかったとしたら、トモが自分の気持ちを告げなければ、マサは生涯独身だったんだろうなぁというたられば。

女子十四番 平野南海(ひらの・みなみ)

身長 159cm
体重 51kg
誕生日 8月30日
血液型 A
部活動 ソフトボール部
友人 小石川葉瑠
阪本遼子
蓮井未久
広瀬邑子
山本真子
(女子主流派グループ)
愛称 南海
出身小 帝東学院初等部
親の
職業 整体師(父)
ソフトボールコーチ(母)
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★★★

★★★☆☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆
クラス内の女子の中で1番のムードメーカーで、盛り上がることが大好きで誰とでも打ち解けて巻き込もうとする、少々お騒がせな性格。
冷静さにやや欠け、それはソフトボールの試合中でも垣間見られる。
父母共に元スポーツ選手で、その血を継ぎ女子学年トップクラスの運動能力を誇る。
現在は恋愛には無関心。
横山圭とは家が近く、阪本遼子と3人で寄り道をすることもある仲。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

 チーム: 9班
支給武器: NO DETA
kill: なし
killed: 芳野利央(男子十九番)
死亡話数: 第58話
凶器: ミニウージー
 
小学校時代からの仲である田中顕昌(男子十一番)の死を目の当たりにし、呆然自失状態。チームメイトの横山圭(男子十八番)に支えられながら教室を出発。圭と原裕一郎(男子十三番)が今後の方針を話し合っている時、突如室町古都美(女子十八番)が圭に発砲。南海も狙われるが、圭に庇われる。圭に逃げろと言われ、何も持たず逃げ出した。<15・16話>

H=04エリアを歩いているところを阪本遼子(女子八番)・蓮井未久(女子十三番)に見つかる。声を掛けられるが拒絶し逃げ出した。<31話>

E=06エリアの神社の境内にて、山本真子(女子十九番)ら第3班の死体と、芳野利央(男子十九番)・遼子・未久を発見。真子らを殺害したのが利央たちだと思い込み、金属バットを振り回し未久を負傷させる。言葉に耳を貸さず攻撃をやめなかった結果、利央によって射殺された。<58話>


前作出さなかったので、あまりにも久しぶりだった狂った子。お疲れ、南海。
独白が書けないために本編に書けなかったので補足すると、金属バットは林崎洋海の物で、南海は8班の死体を発見して更におかしくなりました。

男子9番 葉月壱(はづき・いち)   
愛称 いっちゃん
支給武器 グロック19型水鉄砲
被害者 萩野虎朗(男子8番)
加害者 ???
●猫かぶりの内弁慶。内と外の顔を上手く使い分ける世渡り上手。
●真面目でしっかり者。常に冷静なのは外での顔で、本当はひねくれ者で皮肉屋。天邪鬼で素直じゃない。
●生徒会副会長
●努力家の秀才。教師の信頼も得ていて、難関校の高校に推薦入学が決定している。医者になるのが夢。
●剣持壮介とは幼馴染。神田香也、東十季とは屋上で屯する仲。本人達曰く、「屋上組」。
●3年前、プログラムにより兄を亡くしており、現在父親と2人暮らし。母は壱が生まれてすぐに他界。
●兄と共に亡くなった、兄の彼女の妹・相田鳥花(3年A組)のことをすごく大切に想っている。
外見特徴 身長165cm
折れそうに細い。
友人 東十季(男子1番)
大矢雪尚(男子2番)
粕谷ミチル(男子3番)
神田香也(男子4番)
剣持壮介(男子5番)
横井晴人(男子12番)
部活動 弓道部(部長)
行動記録 分校で父親が撃たれたことを聞き、政府に対して怒りを露にする<4話>
萩の虎朗(男子8番)の武器を奪い、射[ピーーー]る<8話>
探知機を持っている東十季(男子1番)に取引を持ちかけられる。もともと仲の良かった十季のことを[ピーーー]ことが出来ず、十季と組むことに。まだ少し、自分を優勝させるという十季の言葉を疑っている。<16・17話>

男子12番・西野葵(にしの・あおい)

部活は無所属。小柄。
容姿はそこそこ可愛らしいが、我侭で自分勝手。
自分の思い通りにならないことが嫌い。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

笠原飛夕(男子5番)
支給武器:

生卵(パック入)
kill:

なし
killed:

笠原飛夕(男子5番)
死亡話数:

14話
凶器:

コルト・ロウマン
 

E=05エリアに飛夕と共に潜伏していたが、自分の武器がハズレだった事で壊れてしまう。結局飛夕によって銃殺されてしまった。

・・・こんなわがままboyになっちゃうとわ・・・
こんな壊れ方でよかったのか不安でいっぱいです。
武器がアタリなら違った結果になったでしょうけどね。
武器も一緒に考えてくれました、ありがとうございました!
 (by える様)

ネタバレ名簿
男子
01 - 足立 宏
02 - 石黒 武士
03 - 死亡
04 - 沖田 秀之
05 - 尾崎 良太
06 - 角下 優也
07 - 梶原 徹夫
08 - 死亡
09 - 佐久間 祐貴
10 - 新谷 明斗
11 - 鈴森 義人
12 - 関口 康輔
13 - 死亡
14 - 高槻 清太郎
15 - 死亡
16 - 田神 海斗
17 - 戸田 慎吾
18 - 浜田 智史
19 - 死亡
20 - 兵藤 和馬
21 - 堀口 夏生
22 - 増田 拓海
23 - 三好 伸一郎
24 - 死亡
25 - 死亡
26 - 鳴神 空也
女子
01 - 朝木 詩織
02 - 市川 啓子
03 - 死亡
04 - 柿内 日向
05 - 死亡
06 - 須王 望
07 - 朱雀院 小町
08 - 千銅 亜里沙
09 - 橘 冬花
10 - 津田 茜
11 - 出町 雅巳
12 - 西村 歩美
13 - 死亡
14 - 花室 明菜
15 - 死亡
16 - 藤田 矢子
17 - 松永 観月
18 - 死亡
19 - 森川 真澄
20 - 森下 藍子
21 - 八代 久実
22 - 死亡
23 - 吉野 梓
24 - 若林 奈美
25 - 山田 花子

黒田誠司
長曽根楓
一条みどり・Death
戸次愛・Death
戸次大河・?
日下部加奈子・Death
城恭介・Death ぐすく
鍋島周一郎
霧島切子
香椎将太・Death
中原ミシェル

「雨ちゃん、どこ行くの?」
「知らん、とにかく動かないとダメなんだ。誰かに見つかるからな」

日下青子(女子13番)が成川雨(女子12番)の後ろにくっついて歩いている。雨は多少苛ついたが、騒がれるよりましだと思っておくことにした。ずっと泣いてめそめそ落ち込むよりは、きっとそのためでもある。ようやく泣き止んだ青子は今じゃこうだけれども。

すぐ元気になるなら、あたしの苦労返せ。
何だったんだよ、一体。

「雨ちゃん、ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ」
「何だ」
「雨ちゃんにとって一番安らげるのは何?」

それを訊かれて雨は多々困惑した。安らぎなど最初から特にない。元々、安らぐ権利など、自分にはないだ。昔も今も。青空学園に入ってもそれは変わらない。ただ自分を守る居場所が確保出来ただけのこと。好きだとか大事だとかそういう尊敬は全くないのだが、何と答えればいい。

「知らん」
「え?」
「安らぎなど、あたしは知らない。元々そういうものは無縁だ」
「そんなの悲しいよ、雨ちゃん」

雨の答えに青子はうつむいた。呟くように続ける。

「雨ちゃんが何もなくて生きてるのって何だか悲しい。青空学園に入ってなんか感じたことはないの?私はあったよ。みんなたくましく生きてる。かっこわるくても、かっこよくても、外見はどんなだったとしても、一生懸命立ち直るために生きていく。これってさ、凄いことじゃない?辛いことや自分にとって一番嫌なことに立ち向かっていくためにもう一度頑張ろうって思えることが、どんなに大きな一歩か。雨ちゃんはきっとまだ踏み出せていないんだね」
「何言ってんだ、そんなくだらないこと」
「くだらなくなんかないよ。雨ちゃん、あの公園にいたのって何かあったからじゃないの?」

公園は雨にとって思い出の場所であった。今はもういないが、雨の両親や弟とよく一緒に行って、遊んだ場所。何を思ったのか雨でもよくわからない。しかし、思い出すだけで吐き気がする。だから、思い出はなくなった方がいいと思った。こんなことで自分の体調が悪くなるのなら、いっそ忘れてしまえば。

「何もないよ」

こんなに苦しくなるなら、いらない。
こんなに悲しくなるなら、いらない。
笑顔も涙も、あたしには関係ない。
必要のないものだらけで、どう始末をつけるか。

「雨ちゃん、ごめん。そうだよね、立ち直るきっかけはいくらだってあるよ、うん!ほら、雨ちゃん、商店街に行こうよ!喉かわいたし、何かあるはずだよ、絶対!」

青子は困った風に笑って雨の手を強引に引いて走った。急かされた雨はただ青子についていくことしかできなかった。


【残り:23人】

放送が流れ始めて二人は足を止めた。死亡者、禁止エリアを覚えて、放送が終わってからも、成川雨(女子12番)と日下青子(女子13番)は足を動かそうとは思わなかった。当然、今ここにいる人はもうクラスの半分しかいないということ。突然、青子は泣き始めた。雨が溜息つく。

「……泣くな」
「だって、だってえ……私たちずっと歩いているのに、誰とも会わないのってすごくいやだよ。さっきの放送……淡本さん死ぬわけないってずっと心のどっかで思ってたの。だって、死んじゃったら、海原さんと黄泉さんショック受けてきっと今頃落ち込んでると思うの。だから、楽しそうに遊んでた三人を思い出したらもう……なんでみんなこんな目に遭うんだろ……っ」

確かに雨も思う。淡本綾唯(女子1番)は見ていて死にそうな人ではなかった。教室でも外でもしっかりしていて、あの三人の中じゃ、一番まともだった。話して親近感を覚えるような人ではなかったが、惜しい人をなくしたとも思った。友達のいない雨にとってどうでもよかったが。

「……優しいな、日下は。あたしはそんなことで泣けないから」

本当のことを言ったつもりでもどこかで優れない何かが雨を邪魔していた。何故今自分はこうして立ち止まって青子と一緒に悲しんでいるのだろう。答えはきっとわからない。泣かないから、悲しむ。多分、違う。何も出来ない自分ということを改めて実感させられているのだ。

どうしていつも気づいたときには、何かをなくしてしまうのか。
気づいてからなくして後悔しての繰り返しを何度もやってしまっているのか。

「大丈夫だよ、私はそれでも歩く!あきらめちゃダメ!」

突然青子が小さく叫んだ。何のことかと雨は不思議そうに青子を見つめる。ようやく雨の視線に気づいた青子は一生懸命泣かないように涙を止めて苦笑していた。

「私、これ言うと前に向かっていけそうな気がしたんだよね。やっぱ辛くて泣いちゃうってこと、あるけどさ……何でかな。それじゃダメだって思わせてくれるの。何かが私をそう……何なのかはわからないけど私にとって大切な言葉。元気になれる言葉。ねえ、雨ちゃんも、言ってて元気になれるようなこと言ったら?」

立ち直りが早いというか何というか。雨は溜息をついた。さっきの落ち込みっぷりはどこに行ったのやら。しかもまた何か言っている。自分にとって大切な言葉ときた。雨はんなわけあるか、と呆れようとしたが、思いとどまった。

ないとは言い切れないはず。
しかし、雨はいくら考えても思い浮かばなかった。
自分にとって大切な言葉。
そんなこと、考えたことなかった。

「ないよ。あたしにはそんなこと思い出すなんてできやしない。今のことを考えるだけで精一杯だ」
「じゃあゆっくり考えればいいよ!雨ちゃんは過去を生きてるわけじゃないんだから!今だよ、今!」
「……そうか」
「そうだよ、ほら行かなきゃ、どんどん!前向きに行こう、前向きに!」
「前向きは結構だが、あんま度が過ぎると置いていくぞ」
「ええー、酷いよ、雨ちゃん」

そうだ、確かに日下の言うとおりだ。過去を生きているわけではないって。今まであたしは何を考えていたんだろう。空回りしすぎて大切なものをたくさん落としてしまったけど、今は日下がいる。

日下、あたし思っていいか?
あんたのこと、友達だって。


【残り:20人】

ウキウキしながらシーツとマキちゃんのお尻の間に手を差し入れて、お尻の穴をいじりはじめる。
マキ「――……」
マキちゃんが一瞬嫌そうな顔をした気がするけど、
制止はないからそのままお尻の穴弄りをつづけていく。
お尻の穴に入れるわけじゃなくて、どちらかというと
尻穴の窄まりの皺を撫でさすったり、入れるほどじゃなく
浅く指を押しつけたり、そんな感じだ。
ハル「じゅぶっ…ずぶぶっ…じゅぼっ…ずちゅっ…ぐちゅっ…ずぶっ…ずちゅっ…ぐちゅっ! じゅぶっ…ぬぶっぬぶぶっ…ずちゅっ!」
額から汗が流れ落ちる。背中にも汗をかいてるのがわかる。
全力の本気フェラは、かなりの運動だからなぁ。
口がふさがってるせいで息も上がるし。鼻水でそう…。
だが手は抜かない!
ハル「じゅぼっ…じゅるじゅるっ…ずぶぶっ…ぬぶっ…ぐちゅっ…ずぶぶっ…じゅるっ…じゅぶずるっ…じゅぼっ…ぢゅぼっ…じゅぼ!」
金玉を揉みながら、尻穴を弄りながら、頭を動かして、
舌を絡みつかせて、ぬぼぬぼ水音を立てて、全力で
マキちゃんを責めたてる。
マキ「ふっ…」
あ、口の中でちんぽがビクビクしてきた。カウパーも口の中に
溢れて来る。おお、これはイきそうな感じ!
ハル「でふぉふ?」
マキ「………」
出そう? って咥えながら聞くと、マキちゃんがうなずく。
ハル「このまふぁ、出しふぇいいかふぁ」
マキ「………」
このまま出していいよって言ったら、変な顔をされた。
なんか微妙な感じの顔だ。変なヤツって思われた気がする。

 
日比野迅(男子十五番)と共に近くを探索した後、芥川雅哉(男子二番)・奈良橋智子(女子十一番)の待つE=02エリアへ。何者かの襲撃を受け左肩を負傷、激怒して襲撃者に襲い掛かる。襲撃者は春川英隆(男子十四番)と財前永佳(女子六番)で、永佳の動きを封じるが英隆に銃を向けられる。駆けつけた迅によって窮地を脱する。自分の行動に落ち込む迅を励ます。<21・22話>

放送で友人の死を知りショックを受けた迅を励まし、探知機を使って友人たちも探そうと提案。探知器に反応、その方角へ向かう。反応の先にいた相葉優人(男子一番)・荻野千世(女子三番)・小石川葉瑠(女子五番)と話をして別れる。永佳だけでなく友人の湯浅季莉(女子二十番)もやる気になっていると踏んでいる。<33話>

G=03エリアで、泣きわめき騒ぐ真壁瑠衣斗(男子十六番)・上野原咲良(女子二番)・高須撫子(女子十番)を発見。冗談で場を和ませ、咲良と撫子に発破をかけた。<52話>

G=08エリアの民家にて休息を取る。<55・56話>

D=01エリアで、対峙する木戸健太(男子六番)&咲良、望月卓也(男子十六番)&永佳を発見し仲裁。<67話>

D=01エリアの灯台の中で、健太・咲良と共におやつ。普段とはあまりに違う様子に耐えられず、2人を励ます。その矢先、突如首輪が警告音を発する。自分の死を悟ると、健太と咲良を部屋から追い出した。リーダーの智子が死亡したことにより、首輪が爆発し死亡。<69・71話>


女子で一番書いていて楽しかったのは、早稀でした。
クラスメイトに元気を与えられる男子代表は麗で、女子代表は早稀。
迅とは、今度は幸せになってほしいなぁという親の願い。
余談ですが、すごくしっくりくる名前だなぁと思っていたら、高校の時のクラスメイトと漢字は違うけど同じ名前の人がいました←

アイドルマスター3(仮)
秋月律子が萩原雪歩、如月千早、星井美希を新竜宮小町としてプロデュース!
そのため、四人はプロデュース出来ず、代わりにゆきぽ、ちひゃー、あふぅをお世話するミニゲームを追加。

 相模晶(さがみ・あきら)。船海二中の3年5組の女子6番。

2・あだ名は?

 特にないわね。人付き合いあまりしてなかったし?

3・生年月日、血液型は?

 11月14日、さそり座のA型。

4・家族構成は?

 お父さんとお母さんだけよ。

5・趣味は?

 別にないんだけど・・・

6・身長は?

 167cm。

7・あなたの入っている部活は?

 バスケットボール部よ。

8・委員会は?

 特に何も・・・

9・得意な科目は?

 そうね、あえて言うなら数学かしらね?

10・苦手な科目は?

 特にないわ。

11・特技は?

 バスケのフリースローは得意よ。

12・あなたはあなた自身の性格についてどう思いますか?

 ・・・もう少し人付き合いできるような性格になれたら・・・

13・支給武器は?

 ワルサーPPKSっていう銃よ。

14・あなたはやる気ですか?

 別に・・・でも、襲ってくるなら容赦はしない。

15・誰を殺しましたか?

 上総さん(上総真央・女子4番)と中森(中森正樹・男子12番)。
 正当防衛じゃない?中森は微妙だけど・・・

姫川奈都希(女子15番)は溜息を吐いた。
くしゃっと髪をかき上げ、後ろを見た。
後ろでは、幼馴染の濱中薫(女子14番)が泣きじゃくっている。

「薫、ちょっと泣き止んでよ…
 いや、気持ちはすっごいよくわかるんだけどね?
 アンタが自分で行くって言ったんじゃないの」

「そうだけどぉ…ひっく…
 那緒美ちゃんが…那緒美ちゃんがぁ…っ」

そこまで言って、薫は再び泣き始めた。

薫が泣きじゃくるのも無理はない。

 

6時過ぎに真中那緒美(女子16番)が誰かに撃たれたのを音で聞き、慌てて2人で那緒美が言っていた小学校まで駆けつけた。
グラウンドには、壊れたハンドマイクが落ちているだけだった。

「あれ…那緒美ちゃんは?」

「もしかして…上じゃない?」

奈都希は憶測で言った。
あれだけ叫んで皆に呼びかけたなら、目立つ所にいたかもしれない、と。

「薫、上見てくる」

薫が校舎の方に向かおうとしたので、奈都希は慌てて薫の服を掴んだ。

「ナッちゃん…?」

「待ってよ、もしかしたら、那緒美は…その…し…」

『死んでるかもしれない』、その言葉が喉に引っかかって出てこなかった。
あの様子だと、それはほぼ確実なのに。

「那緒美ちゃんは死んでないもん!
 薫、皆を信じるって決めたんだもん!!」

薫が奈都希の手を振り解き行ってしまったので、奈都希も後を追いかけた。

そして――見つけた。
那緒美の額には、穴が1つ開いていた。
たったこれだけの傷で、死んでしまうものなのか。

茂みの中に隠れていた設楽海斗(男子10番)と曽根崎凪紗(女子10番)は互いに顔を見合わせた。

偶然だった。
走ってきた2人の人物が、偶然にも凪紗たちの前で止まったので、とりあえず隠れて様子を見ていた。
その2人――周防悠哉(男子11番)と結城緋鶴(女子19番)はどうやら知り合いらしく、いけない気もしたが、隠れて話を聞いていた。

2人が元は恋人同士だった事には驚いた。
普段大人しそうな緋鶴が、悠哉のような派手な人と付き合っていたとは。
しかし、話が進むにつれて、更に驚いた。
“戦闘実験体”意味のわからない言葉が飛び、緋鶴は今までに4回もプログラムに参加してきたという。
あの緋鶴が、今までに何人も人を殺しているとは、想像もできない。

そして緋鶴が去った今、悠哉は地面に倒れたまま、何度も地面を殴っていた。
緋鶴を止められなかった事が悔しいようだった。

「…どうするんだ?」

海斗がもう一度訊いた。
凪紗は気遣わしげに海斗を見上げた。
海斗は溜息を吐き、僅かに笑んだ。

「わかってる、気になるんだろ?
 まあいい、悪いヤツではなさそうだからな」

「…ありがと、海斗。
 あの転校生怪我してるから、ほっとくわけにもいかないよ」

「そうだな」

凪紗と海斗は、再び悠哉に目を向けた。

 

「ねぇ、こんな所で寝てたら危なくない?」

悠哉の側に来た凪紗が、声を掛けた。
悠哉の頭がピクッと反応し、目線を凪紗に向けた。

「…ナイスアングル…痛っ!!」

位置的に悠哉が凪紗のスカートの中を覗きこめた事に気付いた海斗が、悠哉の頭を踏みつけた。
凪紗も慌ててスカートを抑えた。
海斗が指の関節を鳴らした。

「…歯、喰いしばれ」

「痛い痛い、冗談やって!!
 …ってアンタら明け方に会ったお二人さんやん!」

海斗の足から解放された悠哉は、頭を押さえながら起き上がった。
脇腹辺りのカッターシャツは赤く染まっており、出血はまだ止まっていない。
凪紗と海斗もしゃがんで視線の高さを合わせる。

凪紗は自分の鞄からタオルを出し、それを裂き始めた。
悠哉が不思議そうにそれを見つめる。

「…何のつもりや、オレは特別参加者やで?
 いつ襲うかもわからんのに…」

凪紗はタオルを裂き終わり、海斗に手渡した。
海斗はぶっきらぼうに悠哉のカッターシャツを捲り、脇腹にそれを巻き始めた。
その様子を見ながら、凪紗は微笑んだ。

津田彰臣(男子13番)は今にも泣き出しそうな表情で、建物の屋上から下を見ていた。

下には、幼馴染だった伊達功一(男子12番)が倒れている。
恐らく、もう息はないだろう。
首が変な方向に曲がっており、頭の下には血が広がっている。

自分が直接手を下したわけではない。
功一が勝手に落ちた。
自分は助けようとして手を伸ばしたが、届かなかった。

――と割り切ってしまう事ができれば苦労はしない。

オレがコウに怪我をさせなければ、コウは死ななかった…
オレのせいだ…

彰臣は頭を抱えた。
気が合わないとはいえ、掛け替えのない幼馴染を殺してしまった。
その罪悪感は、彰臣の背中にずっしりと圧し掛かっていた。

 

「コウ!!?」

 

下で悲鳴とも取れる叫び声が聞こえた。
彰臣は弾かれた様に顔を上げ、屋上から僅かに身を乗り出した。

この声は…

「コウ、何でこんな…っ」

功一の傍に駆け寄っていた人物が、建物を見上げた。
彰臣と目が合った。
彰臣は慌てて顔を引っ込めた。

どうする… 見られた…
もう、駄目だ…っ

彰臣はその場に蹲った。
全身がガタガタと震える。

下にいたのは、この状況を誰よりも見てほしくなかった、もう1人の幼馴染で彰臣の想い人――高山淳(女子11番)だった。
淳はこの状況をどう見たかはわからない。
ただ、十中八九、彰臣が功一に突き落とされたとでも思うだろうが。

階段を駆け上がる音が聞こえる。
徐々に大きくなっている。
間違いなく、淳だ。

どうなる…
責められるよな、やっぱり…
決定的に嫌われただろうな…
どうする…?

 



女子3番・金城玲奈(かねしろ・れな)

部活は無所属。女子ギャルグループ。
タカビーな性格のお嬢様。
岩見智子(女子2番)いじめをしていたこともある。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

サバイバルナイフ
kill:

なし
killed:

桐島伊吹(女子4番)
死亡話数:

11話
凶器:FN ブローニング・ベビー
 

クラスメイトを見下していた。

見下しているクラスメイトたちの為に死ぬのは嫌だ、とやる気になる。合流した伊吹を殺害しようとしたが、伊吹の罠にはめられ、銃殺。

 

出た、天上天下唯我独尊タイプ!
ただ、相手が悪かったですね、ご愁傷様です。
こういう子は・・・どうもなぁ・・・


女子4番・桐島伊吹(きりしま・いぶき)

部活は無所属。女子ギャルグループリーダー的存在。
他人に興味は持たない。
知識は人並みだが、知恵はある。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

FN ブローニング・ベビー
kill:

金城玲奈(女子3番)
津田彰臣(男子13番)
高山淳(女子11番)
killed:

結城緋鶴(女子19番)
死亡話数:

55話
凶器:

Cz75
 

玲奈に襲われるが、隠し持っていた銃で殺害。すべて計画通りだった。サバイバルナイフ入手。
B=02エリアで恐がっているふりをして彰臣・淳に近づき、2人を殺害。グロック17を入手。
D=05エリアで緋鶴と遭遇。倒そうとするが返り討ちにあう。頭部被弾。

 

女子ジェノ最強決定戦敗者(何だそれは
中盤戦でこの子の出番は終わりです、緋鶴には正攻法は通用しません。
まあ、騙まし討ちでも通用しないと思われますが。
この子、実は理論派タイプを目指しました、演劇才能溢れる才女・・・


女子6番・小南香澄(こみなみ・かすみ)

読書部。女子文化部グループ。
好奇心旺盛で何事にも興味を持つ。
将来の夢は小説家。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★★★
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ファイブセブン
kill:

柚木康介(男子19番)
killed:

結城緋鶴(女子19番)
死亡話数:

51話
凶器:

Cz75
 

G=06エリアに潜んでいた。岩見智子(女子2番)と三河睦(女子17番)の死体を前に、好奇心を掻き立てられる。ジェリコ941入手。
D=05エリアで狂った康介に襲われ、驚いて発砲、殺害。『プログラム完全攻略本』入手。
F=04エリアで緋鶴に会う。 緋鶴に脇腹を撃たれ、ショックを受ける。何がなんだかわからないまま頭部に被弾し死亡。

 

小説家になりたくて好奇心旺盛だった女の子でした。
でも自分に危険が及ぶとそういう事は全部吹っ飛んでましたね、きっとそうだと思います、死の際にたたされると全て頭から消えてると思います。

「あうぅっ!」

腰の辺りを蹴りつけられて、結衣の体が吹き飛ばされる。
苦痛に呻きながら、目に涙を溜めて蹲る。

「大人しく俺に従ってりゃいいんだよ、てめぇはよォ!! あんま舐めたこと抜かしてっとブチ[ピーーー]ぞ!!!」
「くっ……ひっ、うぅ……で、でも、あたし、このままだったら死んじゃうかもしれないのに……あたしは、死にたくないのに、何で使っちゃうのよぉ……」
「……まだ言ってんのか、あ? なんなら今すぐてめぇの頭、吹っ飛ばしてやろうか?」

黒河が、ベルトから引き抜いた拳銃を、結衣の頭に擦りつける。
その冷たく硬い感触から逃れるように頭を抱えて、結衣は小さく呻いた。

「悠奈さん……」
「あ?」
「悠奈さんがいればよかったのに……」
「……」
「悠奈さんだったら、あたしのこと、ちゃんと考えてくれてたのに……」
「てめぇ……この、ヤロウっ……!」

それは、黒河にとっては、許せない発言だった。
誰かと比較されて、自身の方が劣っていると評されるのは、どうしようもなく許せないことだった。

「痛っ……!」

結衣の髪を掴み、蹲っていた体を無理やり引きずりあげる。

「おうコラ。 てめぇ、もういっぺん言ってみろや。 誰より誰の方がいいだぁ? あ?」
「っ……」
「ざけてんじゃねぇぞコラァアアァァッッ!!!」
「いやぁっ!!」

黒河が、結衣の髪を掴んだまま、耳元で怒鳴りつけ頬を張り飛ばす。

「オラ、言ってみろよ。 誰がいいんだ?」
「うぅ、ひっ……!」
「誰がいいのか言ってみろっつってんだろうが!!」
「いやぁあぁっっ!!」

黒河の絶叫に耐えられないとばかりに、結衣は両手で耳を押さえた。
それから、いやいやと首を振り、涙を溢れさせる瞳を閉じて泣き叫んだ。

「もう嫌なのぉ! 黒河さんは嫌なのっ!! 何もしてないのに蹴られるのも、疲れても休ませてくれないのも、全部嫌なのっ!! 悠奈さんがいい! あたしは悠奈さんと一緒がよかった!! 悠奈さん助けてよぉっ! うあぁああぁぁんっっ!!!」
「……そうかい」
「あーー」
「……だったら、大好きな悠奈サンのところに行かせてやるよ。 そうしたかったんだろ、なぁ?」

赤く染まっていく結衣の胸元を濁った目で眺めながら、黒河がつまらなそうに鼻を鳴らす。
そんな彼の瞳の中、ぐらりと少女の体が揺れてーー

「ゆ……な、さ……」

涙の粒と共に、結衣は地面へと倒れ込んだ。

とあるフィクション作品~逃走中_#3~


開催場所、渋谷(建物内の侵入は不可)

ゲームtime、100分間。

賞金、1秒につき250円UPで、逃走成功時獲得金額が900,000円。

逃走者、50人。
朝青龍
石川梨華
井上真央
川村陽介
国仲涼子
剛力彩芽
佐山彩香
夏菜
爆笑問題(太田光)
PASSPO(奥仲麻琴)
本郷奏多
真木よう子
増嶋竜也〔男性サッカー選手〕
溝端淳平
満島真之介
森渉
RENA〔女性シュートボクサー〕
ロッチ(コカドケンタロウ)

開始時ハンター、5体。

game_start

残り94分、井上真央、、確保。

残り90分からのmission1。
ゲーム時間延長を阻止せよ。
3丁目の神戸山手西洋人住居と4丁目の工部省品川硝子製造所と5丁目の金沢監獄中央看守所・監房に1台ずつ顔写真読み取り装置を設置した。
君達は携帯電話で他の生存逃走者とツーショット写真を撮影し、3区画に設置した顔写真読み取り装置のバーコードリーダーに撮影したツーショット写真を送信しなければならない。
バーコードリーダーへの送信回数は1回だけでよい。
ただし、残り40分までに送信しなければ、ゲーム時間を20分間強制延長する。

今となっては、意見を聞くことは決して叶わないのでわからないけれど。

そこまで考え、利央ははたと気付いた。
麗は名前を呼ばれたのに、麗の班の仲間は名前を呼ばれていない、ということに。
放送が流れてから1時間も気付かなかった自分自身の頭がいかに回っていなかったかということにも気付いたのだが、ともかく。

半日前に麗たちに出会った時、利央の「城ヶ崎がリーダーだと勝手に思っている」という言葉に対し、麗はそれを会話の中で肯定していた。
それなら、このプログラムの特殊ルールの一つであるリーダーとメンバーの一蓮托生のルールに則り、麗が命を落としたことで麗と同じ班のメンバーである木戸健太(男子六番)・朝比奈紗羅(女子一番)・鳴神もみじ(女子十二番)の名前も同じ放送内で呼ばれなければならないはずだ。
しかし、彼らの名前は呼ばれなかった。
つまり、彼らはまだ生きているということだ。

その中で実際に亡骸を確認したのは、教室で全員の眼前で射殺された田中顕昌(男子十一番)と、小中学校から僅かしか離れていない場所で倒れていた横山圭(男子十八番)のみで、後はこの島のどこかで斃れているらしいが実感が湧かない。
本当に自分たちが殺し合いなんてしなければならないのだろうか、これは全部悪い冗談で、放送で名前を呼ばれた人たちもドッキリに加担していて後でひょっこり顔を出すのではないだろうか――人の亡骸を見ても尚そう思えてしまう。
そう思えてしまう大きな要因は――

佐伯華那(女子七番)は右手に持っている卓球ラケットをじっと見つめた。
家庭科部に所属し運動は苦手でのんびり屋の華那には卓球を趣味にした覚えはない――これがデイパックに入っていた支給武器らしきものだった。
スポーツの道具にしても、例えば野球のバットやホッケーのスティックであったなら武器と言われても頷くことはできるのだが、卓球のラケットで何ができるというのか。

「華那、ラケットがどうかした?
 へへっ…それがバドミントンのラケットだったら、バドミントンしたいんだけどなー」

華那の隣で膝を抱えて座っていた山本真子(女子十九番)がにこりと笑んだ。
真子はクラスの中では目立たないグループに属する華那とは違い女子主流派グループの中でいつも騒いでいる、広瀬邑子(女子十五番)に次いで小柄な女の子で、確かバドミントン部に所属していたと記憶している。
教室ではライド(担当教官)に、「自分の父親は国会議員なのに、どうしてプログラムに選ばれてしまったのか」という趣旨の質問をしたが責められるように言葉を返されて泣いてしまい、今も目が腫れてしまっている。
笑顔にも元気は感じられないし、活発さを表しているかのようなサイドポニーも今はセットが乱れてしまっている(そう言う華那自身も、天然パーマの短めのツインテールが大いに乱れているのだが、鏡を見ていないので気付いていない)。


女子十九番 山本真子(やまもと・まこ)

身長 144cm
体重 40kg
誕生日 3月6日
血液型 A
部活動 バドミントン部
友人 小石川葉瑠
阪本遼子
蓮井未久
平野南海
広瀬邑子
(女子主流派グループ)
愛称 真子・真子っち
出身小 帝東学院初等部
親の職業 国会議員(父)
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★☆☆
素直で明るい性格で、人懐こい。
いざという時の集中力は抜群で、小柄で体力は周りからやや劣るが部活ではレギュラー。
女子相手には誰とでも話ができるが、男子は少し苦手というか照れてしまう。
阪本遼子・広瀬邑子と共にチビッ子トリオと称される。
出席番号が近い湯浅季莉とは小説の話で盛り上がる仲。


 チーム: 第3班(リーダー) 
支給武器: 大東亜広辞苑
kill: なし
killed: 松栄錬(男子九番)
凶器: 金槌
 
E=06エリアにて潜伏。榊原賢吾(男子七番)と湯浅季莉(女子二十番)の襲撃を受けるが、鷹城雪美(女子九番)が現れそれを止める。佐伯華那(女子七番)と雪美の会話を見守る。雪美たちがやる気であることを華那が見抜き、班全員で逃げ出そうとするが、隠れていた松栄錬(男子九番)が現れ、発砲される。雨宮悠希((男子三番)に護られながら逃げようとするが、悠希が目の前で殺害され腰を抜かす。川原龍輝(男子五番)・佐伯華那(女子七番)も失う。逃げようとしたが錬に追い付かれ、金槌で何度も殴られ死亡した。



3班の中では一番怖い思いをしたと思います、真子でした。
謝られながら殴り殺されるという、あまり今までに書いたことのないパターンで退場した子でした。
多分ここで逃げ切っていれば、悠希といい感じになってたかと。という今更な話。


女子十八番 室町古都美(むろまち・ことみ)

身長 154cm
体重 44kg
誕生日 2月23日
血液型 A
部活動 合唱部
友人 荻野千世
佐伯華那
鷹城雪美
(女子文化部グループ)
愛称 古都美・ことちゃん
出身小 小金井西小学校(東京)
親の職業 市議(父)
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆
通常入試で合格し、帝東学院中等部に入学した。
大人しく真面目な性格。
内気で人見知りをするので、グループの人と部活の人としか話をしない。
星崎かれん・湯浅季莉にたまに苛められるため、2人のことが苦手で嫌い。
風紀委員。


 チーム: 9班(リーダー)
支給武器: グロック19
kill: 横山圭(男子十八番)
相葉優人(男子一番)
原裕一郎(男子十三番)
killed: 湯浅季莉(女子二十番)
凶器: 鎌
 
教室を出発後、チームメイトの横山圭(男子十八番)に向けて発砲。その後平野南海(女子十四番)を狙った弾が圭に当たり、圭を殺害。南海には逃げられる。友人たちと生き残るためには“リーダーのみが生き残りプログラムが終わる”状況を作らなければならないと考え、メンバーを襲ったことを原裕一郎(男子十三番)に告げる。裕一郎に「友人たちに会うまでは生かしてほしい」と頼まれる。

C=05エリアにて、相葉優人(男子一番)・小石川葉瑠(女子五番)を発見。親友の荻野千世(女子三番)の死因を知り号泣するが、リーダーではない葉瑠へ殺意を向ける。葉瑠を護るために裕一郎ともみ合いになっていた優人を背後から狙撃、射殺。

D=03エリアにて、鷹城雪美(女子九番)と再会。雪美に、共に生き残ることを提案し、雪美に信じてもらうために裕一郎を殺害。しかし、雪美に裏切られ、“友達ではない”と言われたことに錯乱。絶望の中、雪美の指示に従った湯浅季莉(女子二十番)に首を切られ死亡した。


雪美を盲信し続けた古都美でした。華那が生きていれば、華那に会っていれば…と思いましたが、きっと華那が忠告したところで聞かないだろうなぁ。
付けた時には何も思わなかったですが、「室町」で「古都」ってすごく歴史的な名前だなぁと思いました、大東亜に室町時代があったかは知りませんが。

第8班(リーダー)
支給武器: S&W M686
kill: なし
killed: 真壁瑠衣斗(男子十六番)
死亡話数: 第20話
凶器: ボウガン
 
E=05エリアにて潜伏。仲間割れしかけるが、星崎かれん(女子十六番)の提案により、生き残るためにとりあえず協力体制を取る。<14話>

G=03エリアで池ノ坊奨(男子四番)・上野原咲良(女子二番)を襲うが、高須撫子(女子十番)の妨害に遭う。更に咲良の抵抗も受け、8班メンバー全員が倒れたことに怒り狂う。駆けつけた真壁瑠衣斗(男子十六番)の放ったボウガンの矢が頭部に突き刺さり死亡。<20話>


もー何この子ーいや書きやすかったですよ。頭脳が自分より上か下かで相手への態度が変わるので。
書きながら「女版酒井真澄だなぁ」と思ったりもしましたが、これだけすぐの退場だとただのゲス女でしかなかったですね。「私を護りなさいよ!!」と言わせたかったので満足です

何故か学校指定ジャージを常に上に着ている。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

 チーム: 第1班 
支給武器: 双眼鏡
kill: なし
killed: なし(規定により首輪爆発)
死亡話数: 第50話
凶器: 首輪
 
F=03エリアにて潜伏。チームでの話し合いの結果、やる気でない且つ脱出手段を考えていそうな城ヶ崎麗(男子十番)のグループを探すことを決めたが突如襲撃を受けチームの宍貝雄大(男子八番)を失う。逃げ出したものの、襲撃者の中の1人が望月卓也(男子十六番)であることにショックを受ける。<17話>

潜伏していたが突如音がして逃げようとするが、現れた日比野迅(男子十五番)と水田早稀(女子十七番)がやる気でないことに安堵。話をして別れた。<34話>

B=06エリアにて潜伏していたが、相葉優人(男子一番)の提案により、荻野千世(女子三番)と共に友人を探すことに。しかしリーダーである千世が突如春川英隆(男子十四番)に狙撃され、千世の死に巻き込まれないために優人が千世を殺害するさまを目の当たりにし、現況となった英隆を責める。財前永佳(女子六番)に撃たれ左腕を負傷するが、偽銃セット“閃光銃”を使用し優人と共にその場を離脱した。<40・41話>

C=05エリアにて、原裕一郎(男子十三番)・室町古都美(女子十八番)が現れる。葉瑠に対して殺意を向けた2人に狙われ、葉瑠を護った優人が眼前で撃たれる。古都美と、古都美のために命を捨てようとしている裕一郎の背中を見送る。優人の傷が致命傷だと悟り、生を諦める。現れた芳野利央(男子十九番)・阪本遼子(女子八番)・蓮井未久(女子十三番)に持っている全ての情報と武器を託した後、首輪の爆発により死亡。<49・50話>


口が達者な葉瑠は書いてて楽しかったです、もっと色々言わせて言葉で色んな人を追いつめる役割とかでもよかったな←
6話で早稀が言っていますが、もしプログラムに選ばれていなければ、そして優人が諦めていなければ、葉瑠は優人とくっついてたんだろうなぁと思います。

通常入試で合格し、帝東学院中等部に入学した。
のんびりした性格で、いつも人とワンテンポずれている。
試験での成績では現れない部分を含めて頭が良く、1つの物事についてしっかりと深く考え先を見ているのだが、それを言葉にしないので周りには伝わっていない。
鷹城雪美のことは警戒している。
川原龍輝とは同じ小学校出身の縁もあり、一緒に登下校することもしばしば。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

 チーム: 第3班 
支給武器: 卓球ラケット
kill: なし
killed: 榊原賢吾(男子七番)
死亡話数: 第26話
凶器: 刀
 
E=06エリアにて潜伏。榊原賢吾(男子七番)と湯浅季莉(女子二十番)の襲撃を受けるが、鷹城雪美(女子九番)が現れそれを止める。雪美の言動の嘘を全て見抜き、班全員で逃げ出そうとするが、隠れていた松栄錬(男子九番)が現れ、発砲される。川原龍輝(男子五番)に護られる中、6班リーダーの雪美を人質に取ろうと行動するが、賢吾に阻まれ背中から刺される。一命は取り留めたものの、意識が回復後賢吾に止めを刺された。<24~26話>



思っていた以上に頭の中で色んな事を考えて行動してくれた華那でした。
設定考えてた時よりも、名簿絵描いたり話を書いたりするうちに好きになりました。
書きながら「もっと書いてあげたい」と思ったんですが、まあ…こういうことになりました、元々6班の当て馬班だったもので。

女子十六番 星崎かれん(ほしざき・かれん)

身長 161cm
体重 49kg
誕生日 10月11日
血液型 AB
部活動 無所属
友人 財前永佳
水田早稀
湯浅季莉
(ギャルグループ)
愛称 かれん
出身小 帝東学院初等部
親の
職業 パイロット(父)
CA(母)
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★★

★★★☆☆
非常に大人びており、冷めた性格とキツい物言い。
両親が家にいないことが多く、放任されて育った。
家政婦のいない時間帯に家を抜け出して夜遊びをしており、売春しているという噂もある。
好きなタイプは「大人の男」で、クラスの男子はガキにしか見えない。
湯浅季莉と共に奈良橋智子や室町古都美をいじめている。


 チーム: 第8班
支給武器: スタンガン
kill: なし
killed: なし(規定により首輪爆発)
凶器: 首輪
 
E=05エリアにて潜伏。生き残るためにとりあえず協力体制を取ることを全員に提案する。

G=03エリアで池ノ坊奨(男子四番)・上野原咲良(女子二番)を襲撃。奨をスタンガンで昏倒させる。駆けつけた高須撫子(女子十番)の叱咤により立ち上がった咲良に挑むが敗北し昏倒。目覚めた時にはリーダーの如月梨杏(女子四番)が死亡しており、規定により首輪が爆発して死亡。


キツい女の子が多いこのクラスでも多分トップクラスにキツくて冷たいのはかれん…だったのかなぁ←
補足すると、売春の噂は本当。遊ぶ金欲しさに。
ルールの特性を見せるために犠牲になったのです…ごめんよ。


男子3番・池田圭祐(いけだ・けいすけ)

部活は無所属。不良グループ2。
容姿は落ち目。グループのパシリ的存在。
真田勝(男子9番)のことを尊敬している。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

キャリコM950(マシンガン)
kill:

なし
killed:

真田勝(男子9番)
死亡話数:

12話
凶器:

キャリコM950
 

曽根崎凪紗(女子10番)に恋心を抱いていた。

凪紗に告白しようと勝と共に探していたが、断念。勝に銃を向けられ驚くが、目的を聞いて納得し銃殺された。

 

最初考えていたより好きになった子でした。
自分の大好きな人の幸せが自分の幸せ、そんな考え方ができる人になりたいです。
他人の不幸は自分の幸福ですから(こら

青山豪(あおやま・ごう/男子1番)

「好きだよ、仲良しなクラスだと思うしね。
 でも正直言うと、一緒にいたくない人もいるかも… 浅原は?」

浅原誠(あさはら・まこと/男子2番)

「普通だね。 レベルの高い連中もいるから。
 ただ、レベルの低いヤツに合わせるのは不満だね、ねぇ、池田」

池田圭祐(いけだ・けいすけ/男子3番)

「…それってオレの事じゃないっスかね?
 オレは結構気に入ってるっスよ、勝サンがいるっスから。 稲田は?」

稲田藤馬(いなだ・とうま/男子4番)

「オレも好き! 楽しいもんな、このクラス!
 あー早く修学旅行行きてぇな! 咲也はどうだ?」

笠井咲也(かさい・さくや/男子5番)

「オレも好きだなー、なんか落ち着ける感じ。
 怖い人もいるけど、実は結構いい人たちだしな! 次は尚!」

工藤久尚(くどう・ひさなお/男子6番)

「オレも好き、毎日楽しいし!
 休み時間が待ち遠しいよな、イエイ! 栗原どうよ?」

栗原佑(くりはら・たすく/男子7番)

「気に入ってるぜ、でもオレはケンカしてぇな…
 あと、オレをからかうのやめろ、千尋!! 斎藤もそう思わねぇ?」

斎藤穂高(さいとう・ほだか/男子8番)

「その様子は見てると楽しいんだけどねぇ…
 あ、このクラスは大好きだぜ!! 真田は?」

真田勝(さなだ・まさる/男子9番)

「見てて楽しいのは同感だな。 オレはからかわれねぇし?
 オレも嫌いじゃないぜ、このクラスは。 設楽もそうだろ?」

真中那緒美(まなか・なおみ/女子16番)

「うん、珍しいねぇ…でも楽しいから良し!
 薫、絶対漫才デビューしようね! はい、三河さん!」

三河睦(みかわ・むつみ/女子17番)

「あたしは好きじゃないね、馴れ合いは嫌いなんだ。
 正直、少しウザいかも。 矢田さんは?」

矢田美晴(やだ・みはる/女子18番)

「あたしは好きよ、楽しいし…仲良い子もいるし…
 不破君さえいなけりゃもっと楽しいわよ! 緋鶴、わかってくれる?」

結城緋鶴(ゆうき・ひづる/女子19番)

「何言うとんねん、実は不破君に相手してもらえてうれしいんやろ?
 ウチも好き、転校生のウチを皆受け入れてくれて… 遼サンもね」

吉原遼(よしはら・りょう/女子20番)

「それは緋鶴ちゃんに魅力があるからじゃない?
 あたしも好きよ、一緒にいてくれる子がいるんだもの」

「何で……」
それが合図だった。
ぱん!
「ぎっ!」
荻原結衣の頭部に命中し、彼女は吹き飛んだ。
「ひっ!」
「嫌ぁ!」
「誰かぁ!」
残った生徒達は皆叫び出す。
パン!
「ぎゃっ!」
上野まり子の頭部が半分弾け飛んだ。

不破千尋(男子17番)は死んだとばかり思っていた。
不意打ちのようになってしまったが。
だから、曽根崎凪紗(女子10番)と設楽海斗(男子10番)、そしてその後方に小さく見えた2人のクラスメイト(男女で、男は転校生の周防悠哉(男子11番)だろう、女は凪紗を除いた2人の特徴が似ているので判別できなかった)も倒せば、残りは多くて2人だと思っていた。

もうすぐ終わると思っていた。
なのに。
千尋は生きていた。
放たれた銃弾は、勝の左胸部の下の方を貫いた。
意識が飛んだ。

>>1です。
とりあえず2スレ目だけ立てときました
一応こっちにももう少し書けたら書きたいんですが…
21時少し過ぎにまた来ます。

2スレ目
【ダンガンロンパ】オリキャラメンバーでコロシアイ~雪山ロンパ2スレ目~【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409311372/)

転校生、周防悠哉(男子11番)の鋭い目つきに、少し悪寒が走った。
口許は笑みの形を作っているが、笑い返してやる気分にはなれない。

工藤久尚(男子6番)は悠哉を凝視した。
狙いは何だ?
何の目的で?

…ってバカだな、オレ。
相手は転校生だぞ、わざわざこんなふざけたイベントに参加した志願者だぞ、殺しに来たに決まってるじゃないか。

「やめとけって…どういう事だよ!!」

久尚の横で顔面蒼白していた笠井咲也(男子5番)が叫んだ。
途中で裏返った声が可笑しかったからか、悠哉はカラカラと笑い声を上げた。
咲也が今にも噛み付きそうな様子で睨んでいるのを見て、悠哉は笑いを止めた。

「言葉の通りや。
 会わん方が身の為やし、アンタの為やで。
 絶対ショック受けるからな」

「何でアンタにそんな事が言えるんだよ!!」

悠哉はニッと笑んだ。

「そうやな…少なくとも2人…アイツが殺っとるからな」

咲也は目を見開いた。
カタカタと体を震わせていた。

サク… そうだよな、好きな子がそんな事してるって言われたんだもんな…

…そういえば、何でコイツ――

…つーか、マジムカつく…!!

久尚は自分のデイパックを引っ張って、素早く中から武器を出した。
使いたくはなかったが、そんな事を言っていられない。

そうだ、コイツは転校生だ、志願者だ!!

「アンタに何がわかるんだ!!
 今日来たばかりのアンタに!!
 どうせ、オレらに隙でも作って殺そうって腹だろ!?」

>>1です
なんだかうやむやになりましたがこちらに続きを投下しても大丈夫ですか?
あと5スレくらいあれば終わる予定なんですが

見にくいということでしたらこちらのスレはhtml化または埋めネタ用にしますが……

見ている人がいてくれたようでよかったです。
1個だけ安価ポイント作っちゃったんでよろしくお願いします。

=================================

【総合施設棟:レストラン】


……駄目だ。部屋に戻ってみたけど、これであとは休んどけ、とか無理だって……。

皆、一体何してんのかな。

……夜宮、大丈夫かな。

品川「あ、ミス高坂!奇遇ですネ!」

高坂「と、品川さん?あ、跳木さんも……」

跳木「…………高坂か?……ボクは、最低なんだ……」

……思えばあたしなんかより跳木さん達の方がもっとつらい筈よね……。

品川「だから、悪いのは伊丹とモノクマなんだヨ?沙々ちゃんは悪くないって……」

跳木「だって……結局悪いのはボクじゃないか!ボクが変な気を起こさなければ天宮は死ななかった!」

跳木「きっと天宮だってボクを恨んでいる筈だ……こんなボクを恨んで死んでいった筈だ!」

跳木「……ボクは、最低だ……」

高坂「……そんなことないわよ」

……天宮さんはきっと跳木さんにこんな顔をしていてほしくない筈。

それは、あのコトダマからもきっと明らかな筈なのよ……。



跳木を慰められる正しいコトダマを選べ!>>744

高坂「天宮さんの日記を見てみればいい。
   あの日記には天宮さんがちゃんと跳木さんの気持ちに気が付いて

>>976より

高坂「天宮さんの日記を見てみればいい。
  あの日記には天宮さんがちゃんと跳木さんの気持ちに気が付いていたっていう証拠が書かれていたわ」

高坂「天宮さんは感謝していたよ、跳木さんに。天宮さんは跳木さんの想いをありがたく思ってた」

跳木「……でも、結局そんなの分からないじゃないか。それはボクと会う前に書いていたものだろ?」

跳木「死ぬ瞬間、絶対に天宮は思ったはずだ。なんで自分が、って」

跳木「もしかしたら、死ぬ瞬間に風邪薬が毒薬だったって気が付いたかもしれない」

跳木「それならボクはそんな天宮の気持ちを裏切ったってことだろ……?」

跳木「きっと天宮は死ぬ瞬間、ボクを恨んだはずだ!絶対にそうなんだ!」

高坂「ちょ、ちょっと!」

跳木さんはこちらの返事も聞かず、私達には目もくれず走り去ってしまった。

品川「あっ……待って沙々ちゃん!!ご、ごめんねミス高坂!あとはワタシに任せて……」

……このコトダマは逆効果だったのか?今となっては何とも言えない。

でも、あの日記を見れば分かる。彼女は辛いながらもあたしたちを応援してくれていたんだ。

いや、彼女は最期の瞬間まであたし達を……跳木さんを応援してくれていたのかもしれない。

……だからきっと彼女は最期まで、跳木さんを心配させないように……。

……好意的すぎる解釈かな?

でもあたし達はそんな彼女の想いを無駄にしてはいけないんだ。



―皆なら絶対にできるよ!ファイト、推忍!!


ありがとう、天宮さん。あたし達はあなたの想いを無駄にはしない。

頑張るよ……。


【INFO】
跳木に???フラグが立った。

=============================

【ペンション1階:遠江征也の部屋】


遠江「……なんだね?もう一度言ってみるがいい、凡人よ」

御堂「だからですね。聞かせて貰いたいんですよ。あなたは一体何を考えているんですか?」

遠江「何を考えるも何も……俺はこれでもリーダーとして凡人共を導くために必死なのだ」

御堂「導くねぇ……破滅に、ですか?」

遠江「……ほう?」

御堂「はは、私が気が付いていないとでも思っていたんですか?だったら貴方こそド凡人ですねー」

御堂「あんた、毒薬持ち出してるでしょ?」

遠江「…………何故そう思った?」

御堂「いえいえ、ただの鎌かけですよ。しかし貴方ほどの人がこんな手に引っ掛かるなんてね」

御堂「じゃあそれ、全部出してもらえます?で、私の目の前で捨ててください。一粒残らず」

遠江「……やれやれ。ばれてしまっては仕方がないな。見くびっていたよ、お前は凡人にしては頭がキレるようだな」

御堂「私を激昂させたのも朝出歩いたのも、毒薬を開けたのも全部裁判をかく乱するためでしょう?」

御堂「それで、私達の能力を図っていた。自分が脱出する時、誰が脅威になるかを見極めるためにね。……どうですか?図星じゃないですかー?」

遠江「……ふ、そう思いたいならそう思えばよい。だが、そうだな……。ここで一つだけ真実を話そうか」


遠江「朝ユーリに姿を見せたのは俺ではない」

御堂「……はぁ?今更何を仰っているんですかー?自白は嘘だったんですかー?」

遠江「ともかく、そこまで気が付いているのならば話は早い。ならば何故俺の元に来たのだ?」

御堂「……警告ですよ。凡人は、貴方の思ってるほど上手くは動きません。少なくとも私は貴方の思い通りにはならない」

遠江「言っておくが、真の脅威は俺ではないかもしれんぞ?」

御堂「佐渡島様ですか?
   確かに彼女もどうにかしないといけませんが、私個人としてはある程度外側を繕っているあなたの方が……」


遠江「夜宮颯介に、高坂彩。奴らに気をつけろ」

御堂「……どうして彼らの名前が?」

遠江「いずれわかる。まぁまだ確証を得た段階ではないがな。奴らは『異質』なのだ」

御堂「……まぁ、頭の片隅には入れておきますよ。でも私のスタンスは変わりません」

御堂「私は貴方が大嫌いです。なので、絶対に貴方の思い通りにはさせません」

遠江「……面白いな。リーダーとして君臨している俺と、殺人未遂者の貴様。
   凡人共の信頼を得られるのはどちらか、試してみるか?」

御堂「…………」

遠江「しかしそろそろ出て行ってくれないかね?あまり長居をされては困る……。
   毒薬ならば貴様に渡す。これでいいかね?」

御堂「……承知しました。ではゆっくりとおやすみくださいね、遠江様」




遠江「……帰ったか。まぁ難易度は少々上がったが……些細な問題だな」

遠江「最善の方法で導いてやる……か。本当に、俺も不本意なのだよ……」

遠江「コロシアイこそが、最善の方法なのだなんてな。……ククッ」

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【CHAPTER 1 ~絶望、そして絶望~END】



生き残りメンバー 16人→14人
To Be Continued…

【裁判RESULT】

発言力ボーナス(残り発言力×交友値^2) 1.0×16=16
精神力ボーナス(残り精神力×精神値) 5.0×8=40


モノクマメダル56枚Get!

所持メダル20→76


~アイテムGet!~
【ボロボロの祓串】
CHAPTER1をクリアした証。これを振ればなんだか神聖な気分になれる。

「ばずみ"ん"! ぼうやべでぇ

というわけでCHAPTER1終わりです。短いですがこれからちょっとCHAPTER2の展開を見直したりするので今日はここまで。

>>976の正しい選択肢は【雫川の見解】だったりしました。分かりにくかったね、ごめん。
でもまだどうとでもなるので大丈夫です、多分。

今だから言いますが、チャプター1、一番殺される確率が高かったのは最上、殺す確率が高かったのは比嘉でした。
何でこうなってしまったのか。……コンマ運ですね。
チャプター2からは確定シロとかいろいろ考えるんでよろしくお願いします。

残り少ないですが質問とか要望とかあったら答えます。恒例の>>1000ならば○○も可能な限り応えるよ。
今回は埋めネタできないけどできたらそういうのもやりたいので何かあったらご自由に。
ではまた。

乙 伊丹の最上への憎しみとか天宮の死体を見た伊丹の思いとか書いてほしい

>>987 了解です こちらのスレが余っているようなので今日の夜くらいからちょっとだけやります
多分3レスくらいで…
あとこっちで考えてるのは天宮さんのオシオキ…くらいかな?
なので他にも何かあったらご自由に。

チャプター2は月曜日くらいから次スレで始めたいのでお願いします。

【CHAPTER1 番外編~sideクロ~】


「お前ってなんかつまんねーよな」


伊丹「……は、はい?」

最上「いや、さっきの雪合戦でもそうだったけどよ、ホントに楽しんでんのか?人生……ハーックション!」

今日、皆で雪合戦をやったその後。夕食を終えた後、最上順治に突然話しかけられた。

あまり触れないようにしていた人の一人なのに……しかも会話の第一声がこれとか、どうなんだ?


伊丹「たた、楽しんでいますよ、はい」

嘘だ、楽しいわけがない。俺の人生は全部嘘だらけなんだからな。

今日雪合戦に出たのだってほんの気まぐれ。ただ参加しておけばそれなりの信頼を得られると思っての事だ。

……いつまでもこいつらと仲良しごっこをしているわけにはいかない。

いつかは、きっと……。


最上「なら別にいーけどよ。人生楽しまなきゃ損だぜ?オレっちがモテる秘訣でも教えてやろうか?」

伊丹「そ、それは素敵ですね……はは」

最上「モテる秘訣はなぁ……とにかく目立つ事だ!とにかく前に出て、とにかく自分を主張する!」

最上「これで女の子もメロメロだ!はーっはっはっハーックション!!」

それでお前は本当にモテてるのか?仮にそう思っているなら、それはただの妄想だと思う。

伊丹「す、素敵ですね……。もも最上さんみたいな人ならそれもいいと思います……はい」

最上「おいおい、オレっちだって元は一般人だぜ?お前とオレっちに違いはない!
   お前も努力次第ではオレっちみたいになれるぜ!」

……違いはない?

それは嘘だ。生まれた時から借金まみれで頭のおかしい親や信者に囲まれてきた俺と、

何の苦労もなく生きてきた一般人のお前とは、決定的に差があるに決まっている。

伊丹「で、でも最上さんみたいになりたい訳ではないのでぼくは……」

最上「ったく、つまんねーなやっぱり。……よし、決めたぜ!」

最上「ここから出たら、男ども全員を連れてサーフィンに行く!んで、全員でナンパしまくるんだぜ!」

伊丹「……はぁ?」

最上「勿論お前も一緒だ!お前のその根暗オーラを矯正してやる!お前に足りないのはやる気なんだぜ!」

……やる気?

……本当にそんなものでなんとかなるならとっくになんとかしている。

なんともならなかったから俺はこんな奴になったんだよ。


伊丹「……恵まれたお前には分からないんだろうな」


最上「?何か言ったか?とにかく、約束だぜ?……あ、夜宮―っ!!……ハーックション!!」

夜宮「うわっ、なんか飛んできた!!きっったな!!」

……今度、俺が計画を実行するときはきっと、こいつを……。

こいつに俺の気持ちを、理不尽というものを味あわせてやりたい。……この時確かにそう思ってしまったんだ。


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ピーンポーン、パーンポーン……。

『死体が発見されました! 一定の自由時間の後、学級裁判を開きます!』

……やってしまった。

俺は昨日、毒薬と風邪薬を入れ替えた。理由は簡単、外に出るためである。

比嘉「いぎゃああああ!!」

跳木「……!!」

品川「あ、天宮ちゃん……!!」

天宮火憐。明るい女性で、昨日の雪合戦では先陣を切って皆を盛り上げていた一人。

俺はそんな彼女をあっさりと殺してしまった。

最上「マジか……」

本当は最上を殺すつもりだったが…まぁ仕方がない。天宮には運がなかった、それだけだ。

別にここの奴らに思い入れなんてないんだ。だから誰を殺そうと、誰が死のうと俺は動じない。


……そのつもりだったのに。

伊丹「…………」

人を殺すのって、こんなに重いことだったのか?

跳木の絶望した顔が蘇る。木崎や品川の悲しそうな顔が浮かぶ。

……俺はこういう奴らの顔を沢山見てきたじゃないか。

……なのにただ少し一緒に過ごしただけでこんな気持ちになるなんて。

木崎「あ、あの……伊丹さん。その、もしよかったらなんですが……」


木崎「天宮さんの為に御祈祷をしてくださいませんか?」


……だから、俺は……。



……最期の最期で思い出す。

俺の人生は嘘だらけだった。でも、その中には嘘しかないわけではなかったんだ。

あの時感じた胸の高鳴りは、きっと……。


【CHAPTER1 番外編 END】
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【おまけ~天宮さんのオシオキ~】



そこは、大きな球場のような場所だった。天宮さんはそんな中、一人観客席の最前列に立っている。

後ろにいるのはモノクマを扮した観客たち。

彼女が応援する試合は……チーム超高校級対チームモノクマ。

さぁ、楽しい楽しい試合の始まりだ!

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超高校級の応援団 天宮火憐処刑執行
『負けるな!熱血応援団!!』

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モノクマチーム、強いぞ!満塁ホームラン!

チーム超高校級、捕れない!これには観客たちもお怒りだ!

痛いよ痛いよ、モノを投げないで!

それでも天宮さんは応援をやめない。彼女は大声を上げてチーム超高校級にエールを送る!

チーム超高校級のエラー!これでついに連続10失点だ!

観客のヤジはどんどん強くなる。

飛び交うものはボール、座布団、ヤカン、釘バット、モノクマ、エトセトラエトセトラ。

それでも天宮さんは応援をやめない。最前列の彼女には、背後から沢山のモノが沢山当たるのに!

一人、又一人と観客は減っていき……遂に応援しているのは天宮さん一人になった。

ゲームセット!0対10で、モノクマチームの大勝利!!

最後、チーム超高校級は一人応援していた天宮さんに向かい、怒りの表情を浮かべる。

オマエラがちゃんと応援しないからボク達のチームは負けたんだ!

天宮さんは怒った彼らに押され、もみくちゃにされてしまう。

結局最後、残ったのはボロ雑巾のようになった可哀想な天宮さんの亡骸でしたとさ。

あーあ、負けちゃって残念だねぇ!

次はもっとちゃんと応援してよね!うぷぷぷぷ!

というわけでおまけは以上。
このスレももうすぐ終わりなのであとは適当に埋めて結構です。
質問や要望を書いても勿論構いませんが反映は次スレにて。

ではチャプター2でもよろしくお願いします。
おやすみなさい!

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