P「雨…だな」律子「…そうですね」 (28)

律子SSです。


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ザァァァァァァァァァァァァァァァァ


P「雨が降るとはわかってたけど…」


律子「記録的大雨になりそうですね」


P「今はこうやって公園の雨宿りできるベンチで過ごしてるけど」


律子「今朝の天気予報だとここまで酷くはならないって言ってたんですけど…」


P「どうしたもんかな…」


律子「…うぅ」ブルッ


P「寒いか?」


律子「いえ、大丈夫です。少し濡れちゃった程度なので」


P「…」ファサァ

律子「…!」


律子「プ、プロデューサー殿?」


P「大切な仲間だ。風邪を引かせるわけにはいかんからな」


律子「…ふふっ、ありがとうございます」


ザァァァァァァァァァァァァァァァァ


P「…」


律子「…」


ザァァァァァァァァァァァァァァァァ


P「せめて弱くなればいいんだが…」


律子「…」ポーッ


P「…律子?」


律子「…は、はい!?なんでせう!?」

P「やっぱまだ寒いか。これ以上冷えると風邪引きそうだな…。早くあったまらないと…」


律子「でもそんなところどこにも…」


P「あっ」


律子「…?どこかあるんですか?」


P「あー、あるっちゃぁあるけど…」


律子「?あるならそこ行きましょうよ。近くですか?」


P「んー、まぁすぐそこにあるんだけどな…」チラッ


律子「?」チラッ


LOVE HOTEL「Oh!!!!!Yeahhhhhh!!!!!」


律子「…っ/////////」


P「ん、ん"ん"っ」


律子「…きましょう////」

ザァァァァァァァァァァァァァァァァ


P「えっ」


律子「入りましょう////」


ザァァァァァァァァァァァァァァァァ


P「ごめん雨音が強くて聞こえない」


律子「~ッ/////もうっ!!!そこのホテルに入りましょうって言ってるんですっ!!!///////」


P「……え、、、えぇぇぇ!?!?!?」


律子「もう!こんなこと大声で言わせないでください!/////」


P「い、いいのか…?」


律子「私がいいって言ってるんですからいいんです!///」


律子「は、早く行きましょう///風邪引いちゃいますよ///」ギュッ


P「す、すまん」タッタッタ


ラブホ


P「とりあえず2時間で」


受付「かしこまりました。765号室になります。ごゆっくりどうぞ」スッ


P「どうもです」


スタスタ


律子「…」


P「どうした律子?」

律子「なんかやけに慣れてますね…」ジトーッ


P「ソ、ソンナコトナイヨ…?」


律子「初めてじゃないんですか?」


P「えっと…は、初めてダヨ?」シセンソラシ


P「あ、ここだ!律子早くシャワー浴びてきなよ!」ガチャ


律子「…わかりました。後でゆっくりお聞きしますからね」ニッコリ


P「あ、あぁ…」


ーーーー


バスルーム


シャァァァァァァァァァ


律子「…はぁ、あったかい。危うく風邪引くところだったわ…」

律子「プロデューサー…こうゆうところ結構来てたのかしら…?」


ズキッ


律子「…ッ!な、何…?今胸のところがズキッって…」


律子「プロデューサーってモテていたのね…。今はいないって言ってたけど学生時代は。。。」


律子「…考えるのやめましょ。プロデューサーには私よりいい女(ひと)が合ってるだろうし」


律子「…あれ?今私なんて言った?私よりいい女が合ってる…?」


律子「それってまるで私がプロデューサーに好意をもってるみたいじゃない…」


コンコン


律子「ふぁ、ふぁい!?」ドキィィィィ


P「律子ー、着替えはないからとりあえず部屋にあったバスローブ置いとくぞー」


律子「あ、ありがとうございます!!!」ドキドキ


P「あと少し早く出てもらっていいかな?俺もあったまりた…ブエックショーイ!」ブルブル


律子「す、すいません!!!今出ます!!!」ガチャ


P「えっ」ゴタイメーン


律子「あっ」


P「えっと…////」


律子「キャアアアアアアアアアア/////////」ブンッ


P「こ、これは事故だって!!!!ちょ!!!」グシャァ


ーーーーーー



P「ヒドいよ律子…」ボロッ


律子「す、すいません…完全に私が悪かったです…」シュン


P「まぁそれはそれとして俺もシャワー浴びてくるから適当に過ごしててよ」


律子「了解です…」

ガチャバタン


<ウッヒョーリツコノニオイガスルー


律子「…何も聞こえなかったことにしよう」


律子「さて…あ、まずは服を乾かさないと…ってプロデューサーが上がったあとにバスルームで乾かせば大丈夫…かな?」


律子「空調もあるみたいだし…」


律子「こうゆうところ初めて入ったけれど結構綺麗じゃない」キョロキョロ


律子「へぇー、テレビもあるのね。これなら時間もつぶせそう」ピッ


テレビ「あぁぁぁん////だめ////そんなおっきいの壊れちゃ////あぁぁぁあ/////」


律子「……………」ピッ


律子「な////ななななななな!?!?!??!?//////」


ガチャ


P「ふぃー、さっぱりしたぁー」

律子「プププププププロデューサー殿!?!?!?テテテテレビつけたらいわゆるエッチなビデオが流れて//////」ワタワタ


P「そりゃラブホだからなぁ。当たり前だろう」


律子「そんな当たり前って…ッ!?///////プロデューサー!服を着てください服を!////」メカクシ


P「服はびしょ濡れで着れないだろ…。バスルームで乾かしておくか」テキパキ


律子「そ、そうでしたね…///私としたことがすいませんでした」


P「それで…その、律子の分もバスルームに置きっぱだったから俺があがったあと干しといたぞ」


律子「あ、ありがとうございま…え!?」バタバタ


P「?」


律子「プロデューサー…///見ました?///」


P「ん?そりゃ干すんだから見るだろう下着くらい」


律子「うぅ…もうお嫁にいけない…」シクシク


P「そんな悲観的になるなよ」

律子「プロデューサーはもう少しデリカシーを持ったほうがいいと思います…。えっち///」


P「この格好でそんなことよく言えるな」


律子「えっ?」


P「お互いバスローブ一枚だぞ?」


律子「…///」カァァ


律子「ま、マジマジと見ないでください////」


P「ん、すまん」


P律子「「…」」


律子「あの」


P「ん?」


律子「さっき受付で話してたことなんですけど」


P「…ナンノコトカナ?」


律子「昔のプロデューサーはやっぱり彼女もいたんですか?」


P「えっと…違う話にしない?」

律子「…」ジッ


P「ん…それなりに経験はしてきたかな」


律子「そうですか…」


P「うん」


律子「…(やっぱプロデューサーはモテてたんだなぁ)」


P「え、だんまり?」


律子「(プロデューサーもしかしてこんな二人っきりの状態になっても私のこと女として見ていない…?)」


P「おーい律子ー?」


律子「(さっきから表情に変化は無しでいつも通りのプロデューサー。なんだか私だけ緊張して…バカみたい)」


P「りっちゃん聞こえてるー?」


律子「(まったく…私も普段通りに振る舞って大人の女性なんだってこと意識させてやるわ)」


P「おい律子ってば」ポンッ


律子「あわひゃあああああああ!!!!」ドッキィィィィィィン


ズルッ


P「うおっ、そんな驚かなくても…って危ない!」


律子「え…きゃぁっ!!!!」ステーン


律子「あイタタ…プロデューサー!?ごめんなさい!!」


P「いや、律子が無事ならいいってことよ。それよりも…前…///」


律子「へ…?」


バイーン


律子「ーーーーッ////////」バッ


P「///////」ムクムク

律子「見ました?////」


P「見てない/////」ボッキーン


律子「嘘////」


P「見てないって////」フルボッキーン


律子「…じゃ、じゃぁこの膨らんでるものは何ですか?////」カァァ


P「…えっと、、、、、その、、、、見ました。はい///」フルフルボッキーン


律子「変態」


P「うっ」


律子「こんな変態がプロデューサーだったってみんな知ったらどうなるんですかね?」


P「そ、それだけはご勘弁を…!」


律子「なら私の言うことを聞いてくれればこのことは水に流してあげます」


P「ほ、ほんとか!?なんでも聞く!頼む!」

律子「本当になんでも聞くんですね…?」


P「あぁ!なんでも!」


律子「じゃぁ…後ろから抱き締めてください////」


P「…そ、そんなんでいいのか?」


律子「そんなのってなんですか! 結構勇気出して言ったのに…(ボソ」


P「すまん、じゃぁ…」ギュッ


律子「あっ…///」キュン


P「ど、どうだ?///」


P(アカン、律子良い匂いがするしめっちゃ柔らかいしふにふにする!/////)


律子「男の人に抱き締められるのって初めてなんです///」


P「………俺でよかったのか?」


律子「あなたじゃなきゃ…嫌なんですよ…///」カァァ

P「律子…」


律子(やだ、私今凄い顔赤くなってる////こんなの絶対プロデューサーに見せられないわ///)


P「もうアカン」ギュゥゥゥ


律子「あっ///プロデューサー////」


P「なぁ律子」


律子「な、なんですか?///」ドキドキ


P「俺…律子のこと好きだ」


律子「ふぁぇ!?///」


P「律子を抱き締めてみて今まで思ってたことがスッと出てきたんだ」


P「俺はこの女性が大好きなんだって」


律子「一つしか出てきてないじゃないですか///」


P「い、いいだろう別に///それが一番心から出てきたことなんだから///」


律子「ふふっ///」


P「わ、笑うなよ///」


律子「いえ、ほんとにそれなりの経験をしてきたのかなって疑問に感じたんです」


P「うっ…」


律子「でももうそんなことはどうでもいいです」クルッ


P「律子…///」


律子「私もプロデューサーのこと好きですよ///」チュッ


P「~~~~!?///////」


律子「えへへ…私のファーストキスです///」


P「律子…」ギュッ


ボフッ


律子「あ…////」ドキドキ


P「いいんだな?」


律子「い、言わせるんですか?///」


P「だって初めてだろ…?それがこんな俺でよかったのかなって…」

律子「もう…どうしてここでヘタレるんですか…///」


律子「あなただからいいんですよ///」カァァ


P「…!」


律子「二度も言わせないでください!!////」


P「…すまん」


律子「…ふふっ、いいですよ。許してあげます。また一つだけ言うこと聞いてくれたら」


P「…なんでも聞くよ」


律子「………優しくしてくださいね///」


P「…あぁ!」


ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

律子「…しちゃいましたね////」


P「だな」


律子「事務所のみんなにはどうしますか?」


P「うーん…俺は律子と結婚を前提に付き合いたいと思ってる」


律子「け、結婚…ですか///」


P「律子じゃないとダメなんだ」


律子「え、、あ、、はい////」


P「律子はアイドルに未練あるだろ?」


律子「何ですか急に…」


P「俺は律子がトップアイドルとして輝くところが見たい」


律子「でも私たちが付き合うとなるとそれは難しい」


P「そう、だから俺たちが付き合うのは律子がトップアイドルになってアイドルに未練がなくなった時」

律子「…長い道のりですね」


P「俺たちならやれるさ。何も二人だけじゃないだろう?事務所のみんながいる」


律子「ふふっ、そうですね」クスッ


P「そして俺ももっと頑張らなきゃな!」


律子「期待してますよっ!(あなた///」ボソ


P「え…今なんて!?」


律子「なんでもありませーん!ほら帰りますよ!支度してください!」


P「凄い気になるんだけど!」


律子「はいはい、答えはすぐわかりますよ!…すぐ、ね!」ニコッ




終わり

律子誕生日に合わせる予定ではなかったんですけどせっかくだし律子誕生日に投下しました。
久々のエロ無し!
りっちゃんおめ!読んでくれた人ありがとうございます。

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