上条「御坂、好きだ! 付き合ってくれ!」 美琴「ええっ!?」(540)

ID:kYFUbnxNP 代行

>>6
いいやお前がしね
ルール守れないからSSが嫌われてるんだよ
そんなこともわかんないのかクソガキ

>>8
うるせぇよゴミ 嫌なら消えろよカスがww

初春「どうやら、最終的に佐天さんが満足するSSが、現行で張り付いていた場合3割ということみたいです」

佐天「完結しててもつまんない奴も多いんだね……」

初春「本文がよくても、後書きや合いの手で興醒めするのもですね」

初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」

初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねえ」

初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」

初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」

佐天「初春?」

>>10
つまりルール違反を容認するわけだな
死ねよ社会のゴミ

新章は近々始めますが、それにあたって作者からお願いがあります。
といっても、単に「作品の連載中、読んでる人は随時コメントをして欲しい」という、それだけです。
連載が終わってから纏めて、とかではなくて、“連載中に”コメントが欲しいのです。

ここでもmixiのコミュニティでも再三言ってることですが、私はSSの作者として、
「SSとは読者とのインタラクションの中で作っていくものである」というポリシーを持っています。
つまり、読者からの声がなく、作者が淡々と書いて投下しているだけという状況では、全く意味がないということです。
それなら「書かない方がマシ」といっても大袈裟ではありません。

特にこの都道府県SSは、本来3年前に終わっている作品を、需要があると言われて新たに書き続けているものです。
投下しても1件2件しかコメントが付かないのでは、その「需要」があるのか否かさえ曖昧になります。

全ての読者にレスを求めるのは酷な事だと思いますが、出来る限り「ROM専」というのはやめて下さい。
少なくとも、一夜投下する度に10~20件くらいのレスは付いてほしいです。
この数字は、私の考える、SSが正常に連載の体裁を保てる最低限度のレス数です。

連載を続けるにあたり、そのことだけは、皆さんにお願いします。

>>27
お前もうしゃべんな 社会のゴミ以下の社会のゴミ キモい

で、無視……と。

このスレで連載する必要はもうなさそうですね。
以後はmixiとサイトだけでやっていきます。

上条「…………」

禁書「…………」

上条「……もうやめようか?」

禁書「ダメ!! ……わ、分かった、もういいんだよ」

上条「それじゃ…………ってインデックスさん?」

禁書「な、なに……?」ウルウル

上条「あの、そんな顔されてると、まるで俺が性犯罪者か何かのような感じなんですが……」

禁書「……どういう顔すればいいのさ」

上条「えーと……まぁいいか」ズルッ

禁書「ひゃあ!!!」

上条「よし、これで……あの怖いです、睨まないでください」

禁書「いきなり過ぎるんだよ!! もっとゆっくり……」

上条「焦らしプレイが好きなのか?」

禁書「そういう意味じゃないかも!!」

上条「まぁいいじゃねえかもう脱いじまったんだし」

禁書「むぅ……全然納得出来ないけど……もうどうでもよくなってきたかも」プク

上条「それじゃ早速」スッ


クチュ


禁書「んんあああっ!!!」ビクンッ!!!

上条「……おお、すげー」クチュクチュ

禁書「待っ……あんっ!! ふっ……んんっ、くぅぅ……!!!」ビクッビクッ

上条「量がすげえなこれ……一人でする時もこんな感じなのか?」グチュグチュ

禁書「ひ、一人の時、はっ、ここまでは……ぁぁっ!! あっ、ち、ちがっ、何でもないかも!!! んんんっ!!!」ビクンッ!!!

上条「はいはい、何も聞いていませんよー」グチュグチュ

禁書「も、う……ば……ばかにして……っ!! あっ……っっ……んぁぁ!!!」

上条「……ていうか、これって結構違うもんだな」ジー

禁書「えっ……わ、私の変かな…………って見過ぎかも!!」

上条「変じゃない変じゃない」

禁書「……そ、そっか……良かった。ていうか、とうま!! さすがにそこまで至近距離から見られると、は、恥ずかしいんだよ!!///」

上条「……舐めていい?」

禁書「えっ……もしかして、そ、そこを……?」

上条「うん」

禁書「で、でも……そんなとこ、き、汚いかも……!!」

上条「インデックスの体に汚いところなんかない」キリッ

禁書「も、もう!! 妙にかっこよく言うところじゃないかも!!」

上条「それに、これは美琴にもやってないぜ。インデックスだけだ」

禁書「……そ、そうなの?」ドキン

上条「あぁ、お前だからしたいんだ」

禁書「…………わ、分かった。でも、その……優しくね?///」

上条「あぁ、任せろ」スッ


ペロッ


禁書「っっ!! ああっ!! んんっ、くぅぅぁぁっ、ひぅぅうううう!!!!!」ビクンッ!!!

上条「もご? もごもごもご」ペロペロ

禁書「な、舐めながら……あんっ!!! は、話さなくて、んんっ、くっんんっ!! い、いいかも!!!」ビクッビクッ

上条「むぐっ、むご」ペロペロ

禁書「ふっ、ぁぁっ、くぅぅぅっ!! ぃぃぁっ、と、とう……まぁ……!! な、なん……か……んんっ!! く、る……ぅぅっ!!」ビクビクビク

上条「へっ?」ピタッ

禁書「なっ……あっ……はぁ……はぁ……!! と、とう……まぁぁぁああああ!!!」

上条「えっ、ま、待て、何怒ってんですか!?」

禁書「もう少しで……もう、少しで……その、えっと……!!///」

上条「あぁ、イキそうだったのか」

禁書「ばかぁぁ!!!」ボカッ

上条「いってええ!!!」

禁書「と、とうまはあれかな!! 『イカせて』って言わせないと気が済まない人なのかな!!」

上条「ち、ちっげえよ!! つかどこで得た知識だそれ!!」

禁書「えっ、クローゼットの奥深くにしまってあった本に……」

上条「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」

上条「忘れて!! 今すぐ忘れなさい!!」

禁書「無理かも」

上条「ですよねー。はぁ……そんじゃ挿れるか?」

禁書「…………ねぇとうま。とうまの中の辞書にはムードとか雰囲気っていう言葉はないのかな」

上条「挿入させてください」キリッ

禁書「それも何か違うかも……もう、分かったんだよ。とうまにそういうの求めるほうが間違いだったかも」

上条「うっ……わ、悪かったな。それじゃあ」ヌギッ


ボロン


禁書「……こうやって実際に見るとかなりグロテスクかも」ゴクッ

上条「まじまじ見てその感想はやめてください」

禁書「え、えっと……これ、入るの……かな?」

上条「まぁ、人間の構造上は」

禁書「そう、だよね……うん」

上条「また気持ちの準備するか?」

禁書「ううん、大丈夫。でも……ね」

上条「どうした?」

禁書「手、握っていてほしいかも///」

上条「あぁ、分かった」ギュッ

禁書「んっ、ありがとう。…………いいよ、きて?」

上条「痛かったらすぐ言えよな」


ズブッ


禁書「いっ!!」ビクンッ

上条「だ、大丈夫か?」

禁書「う、ん……大丈夫、だから……!!」

上条「とてもそうは見えねえんだけど……」

禁書「お願い……最後まで……!!」

上条「……分かった」


ズブブブブブブブブブブブ

禁書「いったぁぁっ……!!」

上条「全部入った……大丈夫かインデックス……?」

禁書「ちょ、ちょっとダメかも。もう少しこのまま、で……」


チュッ


禁書「んっ……とう、ま……?」

上条「大好きだ、インデックス」

禁書「はぅ……そ、そういうのは終わった後に言うものじゃないのかな……?///」

上条「じゃあ終わった後にも言うよ」

禁書「えへへ……うん、私も大好きだよ///」ニコ

上条(やべえマジ可愛い)

禁書「あの、ね。もう……動いても……いいかも」

上条「本当か? 無理してねえだろうな?」

禁書「大丈夫。でも、ゆっくり、ね?」

上条「あぁ、分かった」

 

パン……パン……!!


上条「うっ……くっ……!!」

禁書「んんっ、あっ、ぅぅっ!!」ビクッ

上条「インデックスの……すっげえきつっ……!!!」

禁書「あんっ!! ふっ、んん、ぁぁっ……ぅぅうぁぁあああ!!!」

上条「ご、めっ……俺、もう……!!」

禁書「あっ、ぎゅっと……して……っ!! んっ、お、お願い……!!」

上条「分かった……絶対、離さねえ……っ!!」ギュッ

禁書「嬉しい……う、れしいんだよ……っ!! あっ、ふっ、んんんっ!!!」ギュゥゥゥゥ

上条「で……る……っ!!!!!」ドクン!!


ビュッ、ビュッ


上条「……はぁ……はぁ……!!」ゼーゼー

禁書「は……ふっ…………」ポー

禁書「…………」ボー

上条「…………」

禁書「ねぇ、とうま」

上条「な、なんだよ」

禁書「早すぎない?」

上条「ごふっ!!!」ガクッ

禁書「童貞でもないのに、ちょっとびっくりしたかも」

上条「し、仕方ねえだろ! インデックスのがメッチャ良かったんだからさ!!」

禁書「そ、そう? ふーん、それなら、その、仕方ないかも///」

上条「それで、インデックスさんの感想は?」

禁書「すっごく恥ずかしくてすっごく痛かった」

上条「……そ、そうですか」

禁書「というか、本番が痛すぎかも。あれならまだその前の……」

上条「クンニの方が気持ちよかった?」

禁書「ハッキリ言わなくていいかも!!!」ボカッ

上条「いってて……まぁ、その、ごめんな。そんな痛かったならさ……」

禁書「ううん、でも私はとっても嬉しかったんだよ。とうまと一つになれて、ね?」ニコ

上条「インデックス、結婚しよう」

禁書「…………なんか唐突にプロポーズされた気がするんだよ」

上条「ごめん、なんか勢いで。インデックスが可愛かったから」

禁書「もう!! やっぱりとうまは私をからかってるんだよ!!」

上条「はは、そんな事ねえって」

禁書「……まぁ、でも、今日のでデキちゃったら、しなくちゃ、だよね?///」

上条「つってもコンドームの避妊率考えればそうそう…………あれ?」

禁書「どうしたの?」キョトン

上条「な、なぁ、インデックス。俺、その…………ゴムしてた?」

禁書「してないけど?」

上条「…………」

禁書「…………」


上条「マジで?」

禁書「うん。元々そのつもりだったんじゃないの?」

上条「えっ……ええええええええ!? うわっ、やっべ、イ、インデックス!! 今日って……」

禁書「……ちょっと危ないかも///」

上条「」

禁書「ふふっ、でも大丈夫なんだよ。例えデキちゃっても、ね?」ニコ

上条「なっ、い、いやいや、俺学生!!」

禁書「今度からはネセサリウス、でしょ?」

上条「……あ」

禁書「天下のこーむいんってやつなんだよ! だから、とうまも責任取れるね?」ニコニコ

上条「そ、そっかそっか……いや、でもさすがに早くねえか?」

禁書「えー、私は早くとうまの赤ちゃん欲しいな! ちっちゃいとうまとか、すっごく可愛いんだよ!」

上条「いやー、俺に似てたら可哀想だろ……やっぱインデックス似の女の子だな!」

禁書「女の子は色々大変だよ? それにいつかは他の人に取られちゃうかも」

上条「そんなのは俺が許さねえ!!!」

禁書「あー、とうまとかすっごく面倒くさそうなお父さんになりそうなんだよ」

禁書「……ねぇ、とうま。短髪には本当に何も言わずに行っちゃうの?」

上条「…………あぁ」

禁書「短髪もね、とうまの事が大好きなんだよ? 私ならよく分かる。だから、ね」

上条「ダメなんだ、インデックス。美琴は……お前とは違うんだ……」

禁書「…………」

上条「確かに美琴にはひでえ事をした。それこそ、殺されても文句言えねえ程の、な。
    ただ、俺はそれを後悔してねえ。何度同じ場面を経験しようとも、俺はその全てで同じ選択をすると思う」

禁書「……私の、ため?」

上条「あぁ、そうだ。俺はインデックスのためだったら何でもする。例えお前が望んでいない事でも」

禁書「とうま……私は、離れないよ?」ギュッ

上条「俺だって離さねえ。絶対に」ギュッ

三日後 上条の部屋


上条「こんなもん……か。いやー、しっかし意外と物あったんだなこの部屋も」

禁書「うん、まさかあそこまでいやらしい本が隠されてるとは思わなかったんだよ」

上条「それはもういいだろ!!」

土御門「まぁ、男の性欲ってのは止められないからにゃー」ニヤニヤ

上条「土御門……お前急に現れるなよ、つかここ俺の部屋」

土御門「まぁまぁ、細かいことは気にするにゃー。あ、そうだ、今回は俺と舞夏もついていくからよろしくー」

禁書「えっ、もとはるはともかく、まいかも?」

土御門「うん。兄妹はいつも一緒に居るもんなんだぜい!! それが義妹ならなおさら!!」ビシッ

上条「はぁ……いいのか?」

土御門「ん、まぁこの世界も随分大人しくなっちまったし、多重スパイっていう仕事の需要も減ってきたんだぜい」

上条「そっか……それは良い事……なんだよな」

土御門「もちろん!」

禁書「あの、それで、短髪の方はどうなってるのかな……?」

土御門「超電磁砲の方はその友人に協力してもらって、俺達が飛行機に乗る第二十三学区とは反対の学区に遊びに行ってもらってるぜい」

上条「美琴の情報収集能力を考えると安心はできねえと思うけど、そこら辺はどうなんだ?」

土御門「ふふっ、その辺りは特別に魔術で保護してるから、いかにレベル5でも手が出せないぜい!!」

上条「なるほど、な。それなら安心か」

禁書「……短髪にも、いつかは話すんだよね?」

上条「あぁ。借りてる金もあるしな。それは約束する」

禁書「うん……仕方ないんだよね……」

土御門「インデックスは聖女のようだにゃー」

上条「俺のな」

禁書「とうま……///」

土御門「はいはい、夫婦漫才はいいから、そろそろ出発するぜい?」

禁書「ふ、夫婦って……まだ早いかも……!!!///」

上条「インデックス、土御門の言葉にいちいち反応してたらもたねえぞ」ハァ

土御門「カミやん、酷いにゃー」

第二十学区


佐天「見てください! 学園都市最大のスポーツ施設!! 世界中の様々なスポーツを楽しめるんですよ!」

黒子「ふふ、スポーツ万能なお姉様にピッタリの場所ですわね」

初春「うぅ……私にはあんまり相性が良くない感じですね……」

佐天「だからこそこの機会に克服するんだよ! そうすれば、あたしのスカートめくりを避けられるようになるかもよ!」

初春「まずめくらないでくださいよ!!!」

美琴「わぁ……ありがとね、みんな! 前にあんな事があったのに……」

佐天「あんな事があったこそ、ですよ! ここで綺麗サッパリ仲直りです! あたし達友達ですし」ニコ

美琴「うん……そうだね!!」


食蜂「あっらぁ……御坂さぁん? こんな所で偶然ねぇ」


美琴「げっ……」

食蜂「もうっ、会う度にその顔は地味に傷つく……」チラリ

佐天「……うわ」

黒子「…………」ジッ

初春「……ど、どうも」オドオド

食蜂「……はぁ、随分と嫌悪力を向けられたものねぇ」

美琴「当たり前でしょうが。それでアンタはこんな所で何やってるわけ? アンタとは対極にあるような場所だと思うけど」

食蜂「べ、別になんだっていいでしょぉ」

美琴「……アンタまさか、散々運痴運痴言われてるの気にしてるわけ?」

食蜂「う、ううううううるさいわよぉ!!! そんなわけないじゃなぁい!!!」

佐天(うっわぁ、わかりやすっ)

黒子(これでも精神系統のトップなんですからおかしいものですわね)

初春(も、もしかして私でも運動で勝てるんですかね……)

美琴「まっ、別にいっか。それじゃあね、せいぜい頑張ることね」スタスタ

食蜂「もうっ、だから違うって言ってるのにぃぃ!! あったまきたぁぁ!!」ピッ

美琴「なっ……アンタまた!!」

食蜂「記憶はいじってないわよぉ、ただお友達のを覗いただけ☆ ふふっ、この子達が御坂さんをどんな風に思っているのか…………えっ?」

黒子(マズイっ!!)

初春「あ、あの食蜂さん!! 待ってください!!!」

 

食蜂「上条さんが……イギリスに……? え、か、駆け落ちって……」


佐天「あ……あ……!!」ブルブル

黒子「お、お姉様!!! これはあの」


ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!


黒「あっ」

子「」ベチョ

美琴「なるほど、なるほど。そういう事かぁ。すっかり騙されちゃったわ」バチバチ

初春「し……らい……さん?」

食蜂「ちょ、ちょっと御坂さん、何やって……」


バチィィィィィィィィィィ!!!!!!


食蜂「きゃああああああああああああああああああ!!!!!」ビリビリッ!!

食蜂「ぁ……ぅぅ……」

美琴「とりあえずアンタは生かしてあげる。まだ聞きたいこともあるし。でも」ギロ

佐天「やだ……やだ……!! こんなの御坂さんじゃない!!!」

美琴「佐天さんが私の事をどんな人だと思ってたのかは知らないけど、私はこういう人なのよ。また砂鉄でも味わっていく?」


ザァァァァァァァァァァァァ!!!


美琴「次は右腕だけじゃ済まさないわよ」

初春「佐天さん!! 逃げましょう!!」

佐天「違う……そんな……御坂さん、は…………」ガクガク

美琴「うるさいわね」ブン!!


ズバッ、ブシャァァァァァァァ!!!!!


佐天「ああああああああああああああああああ!!!!!」

初春「佐天さん!!! 佐天さん!!!!!」

美琴「両足無くなっちゃもう逃げられないわね? 初春さんも友達を置いていくような子じゃないし」ニコ

初春「御坂さん!!!」バッ

美琴「うん?」

佐天「う……いはる…………」ヒューヒュー

初春「お願いです……やめて……やめてください……!!!」ポロポロ

美琴「……いい子ね、初春さん。この状況で友達の前に立てるなんて」ニコ

初春「えっ……あ、の……」

美琴「大丈夫、そんな良い子の初春さんは、苦しまずに一瞬で殺してあげるから」


ズバッ……ブシャァァァァァァァ!!!!!


初春「」フラッ


ベチャ


佐天「初……春……?」

美琴「佐天さん。誰かと話す時は、その人の顔を見て話せって言われなかったの? 初春さんの顔はそっち」

佐天「いや……いやああああああああああああああああああ!!!!!」

佐天「人殺し!!! なんで……なんでこんな事!!!」

美琴「そんなの決まってるじゃない。私と当麻の仲を引き裂こうとしたから」

佐天「そんな……そんなの……!! おかしいですよ……あなたも、上条さんも!!!」

美琴「当麻の悪口を言うな!!!」ブン!!


ブシャァァァァァァァ!!!!!


佐天「がっ……ぁぁあああああああああああああああ!!!!!」

美琴「これでダルマね。というかこれでショック死しないって凄いわね」

佐天「ぁ……ぁぁああ……!!」ガクガク

美琴「まっ、その根性に免じて、最後は超電磁砲でトドメ刺してあげるわよ。感謝しなさい」チャリ

佐天「…………ぁ」

キィィィン

美琴「さようなら」

佐天(……上条、さん…………どう、して…………)


ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!

美琴「さて、と」

食蜂「ひっ!!」ビクッ

美琴「体は動かないだろうけど、口は動くわよねぇ? さっき読んだ事全部言いなさい」

食蜂「分かった、分かったから殺さないでぇ!!」


食蜂説明中


食蜂「……っていう事よぉ!!」

美琴「ふーん、なるほど。結局あのシスターが当麻をたぶらかしてただけか。ありがとね、役に立ったわ」ナデナデ

食蜂「ひっ……!!」ビクッ

美琴(第二十三学区……か。急いだほうがいいわね。黒子達で遊んでる場合じゃなかったわ)ギロ

第二十三学区 プライベートジェット


上条「これで学園都市ともお別れ、か」

禁書「寂しい?」

上条「あぁ、まぁちょっとはな。けど、向こうにはインデックスもいるしな」ナデナデ

禁書「えへへ///」

舞夏「私としては、本場のメイドさんから本物の技を教えてもらおうって今からうずうずしてるぞー!」

土御門「……俺としてはシルビア辺りには関わってほしくないけどな。よし、それじゃあ後は自動操縦で…………ん?」

上条「どうした?」

土御門「はぁ……カミやん、やっぱ罪作りな男だにゃー」

上条「へっ?」

禁書「もしかして……」

土御門「あぁ、諦めきれない女の子が絶賛接近中ぜよ。それもかなりのスピードで」

空港内


ヒュー…………ズガン!!


美琴「ぐっ!!!」ズキン!!

美琴(ったく、磁力を使った高速移動はダメージきっついのよね。まぁ、今はそんな事言ってられないけど)タッタッタ

美琴「待っててね、当麻!」


土御門「いや、待つのはお前だ超電磁砲」


美琴「…………」キィィン


ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!


土御門「おっとっと……いきなりご自慢の超電磁砲とはな。必殺技っていうのは最後までとっておくものだぞ?」

美琴「どけ。アンタなんかに構ってる暇はないのよ」

土御門「それは俺も同じだ。せっかくこれで多重スパイ生活ともおさらばなんだ」

美琴「もういいわ。話してる時間がもったいない」バチバチバチバチ!!

土御門「あぁ、そうだな。俺もアイツらを待たせてる」


ドガァァァァァァァァァ!!!!!


プライベートジェット内


上条「くっそ……土御門はまだか……やっぱり俺も……!!」

舞夏「兄貴に任せてやれ。ああ見えて、やる時はやる男だぞアイツはー」

禁書「まいかは心配じゃないの……?」

舞夏「もちろん心配だぞー。でも、私はそれ以上に兄貴を信じているからなー」ニコ

上条「……そっか、そうだよな。アイツなら、きっと」


空港内


美琴「……ったく、手間取らせやがって」

土御門「がっ……ぁ……ごぼっ……!!」ポタポタ

御坂「当麻のバカ者はどこだぁああああああ!?」
上条「げげげっ!!御坂っ!?」

やっと追いついた
何でここの奴らスルー出来ない奴多いん?

美琴「その出血じゃどっちみち助からないでしょうし、トドメは刺さなくてもいいわね。じゃ」ダダッ

土御門「あ、そういえばカミやんからお前に預かり物をしてた……な」ハァハァ

美琴「……は?」ピタッ


土御門「これ、なんだと思う?」ニヤ


美琴「指……輪…………返せええええええええええええええええええ!!!!!」ゴォ!!!

土御門「ん、悪い悪い。ごぼっ……これ、もう壊れてる」


ボロッ


美琴「えっ……な……ぁぁ……!!!」

土御門「元々、こいつはこっちの領分のものだ。魔術的な記号があれば、この天才陰陽師の土御門さんなら、いくらでもワルイ事できちゃうんだぜい?」ニヤ

美琴「なに……を…………ごぼっ!!!」ボトボト

美琴「がっ……げっ……ぎぁぁっ!!!」ポタポタ

土御門(ずっと身に付けているその指輪。それがお前の敗因だぜい)

美琴「がっ、ごぁ……ぁぁああああああああああ!!!!!」ブシャァァァ!!!

 

ブシャァァァァァァァァァ!!!


土御門「ごぼっ!!!!!」ボタッ

土御門(といっても、こっちも限界……か。こりゃ本当に……)

美琴「あっ……がぁ…………ひゅぅ……ひゅう……」フラフラ

土御門「ッ!!! ごふっ!!! 待っ……ごぼっ!!!」

土御門(バカな……あの指輪をつけている限りダメージは受け続けるはずだ……!!)

美琴「ぁ……がぅ……ごぼっ!! とう……ま……!! とうま……ッ!!!」ズルズル

美琴(この指輪が原因だっていうのは分かってる……でも……外せるわけがないのよ……!!)


土御門(まず……い……!! このまま、だと……ケータイは……カミやん達に……!!)

ボロッ

土御門「ちっ……!!」

土御門(仕方ない……か……。やるしか、ない)ハァハァ

  |   |  | |   |    |  | |   |   |   || | |
  |   |  | レ  |    |  | |   |  J   || | |
  |   |  |     J    |  | |  し     || | |
  |   レ |      |  レ|       || J |
 J      し         |     |       ||   J
             |    し         J|
             J                レ
     /V\

    /◎;;;,;,,,,ヽ
 _ ム::::(l|l゚Д゚)| …うわぁ
ヽツ.(ノ::::::::::.:::::.:..|)

  ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
   ` ー U'"U'

プライベートジェット内


『あー、聞こえるかみんな』

上条「土御門!? お前……」

舞夏「兄貴……」

『全部後にして……ごぼっ……ほしいぜい。悪い、超電磁砲を抑えきれなかった。今すぐに離陸してくれ』

禁書「で、でもあなたは!? それに、魔術も使って……!!」

上条「そうだ!! 置いて行けるか!!!」

『だ、大丈夫……大丈夫……。げほっ、な、何だかんだ……いつも生き残ってる……ぜい、俺って。それより、早く……離陸を……』

舞夏「……それが兄貴の望みなんだなー?」

『あぁ……そう、だ』

舞夏「分かった。操縦席まで行ってくる」スタスタ

上条「待てよ舞夏!!」ガシッ

舞夏「……頼むから、止めないでくれー、上条当麻」ブルブル

上条「っ……」

禁書「まいか……」

空港内


プツッ


土御門「……最後の魔術も、切れた、か」ゴボッ

土御門(アイツらは……ちゃんと離陸したんだろうな……。ま、ぁ……舞夏なら、大丈夫……か)

土御門「……くく」

土御門(情けない、な。せめて最後に舞夏に一言くらい…………いや)

土御門「……」フラッ

土御門(そ、んな……の……言わな……くても………舞夏、は………)


バタッ……

 

土御門は死んだと思わせてなんだかんだ生きてるはず、そう信じてる

貨物ハッチ内


禁書「と、とうま、どうしてここに!? もう飛行機動いてるよ!?」

上条「土御門の奴が遅れてきても、ここを開けておけば飛び乗れる!! だから――――」


ガコン!!!


上条「えっ……なんだよ……俺はまだ開けてない……ぞ?」

禁書「とうま、あれ……」


美琴「と、うま………見つけた……ごぼっ!!!」ビュン!!


上条「美琴……ッ!!!」ゾクッ

上条(磁力で……こっちまで飛んでくる気か!?)

禁書「短髪…………わっ!!」グラッ

上条「インデックス、そこに掴まってろ!! 美琴は俺が!!!」キッ

美琴「当麻!!! 当麻ァァあああああああ!!! 今そいつ殺すから!!! 待ってて!!!」ギロ

禁書「ひっ……」ゾクッ

よく考えたら御坂の能力って大体ビームみたいなもんだしな

上条「くっ……」グラグラ

上条(美琴は真っ直ぐこっちに飛んできてるだけだ。もうまともに考えることもできてねえ。
    それなら俺がカウンターで拳を当てることも可能なはずだ。けど……この不安定な足場だと、たぶん俺も……)

美琴「ごふっ……とう、まああああああ!!! 今そいつから解放してあげる!!! だから!!!!!」ビュン!!

上条(……考えている暇なんかねえ、か)

禁書「とう……ま……?」

上条「そうだよな……この期に及んで自分だけ助かろうなんて虫が良すぎる」

禁書「待って……待ってよとうま……!!」

上条「ごめんな、インデックス。お前何も悪くないんだ。幸せに、生きてくれ」

禁書「なんでそんな事言うの……とうまも一緒だよ!!!」

美琴「当麻ァァ……好き……愛してる………ごぼっ……当麻ああああああああああああ!!!!!」ゴォ!!!

上条「悪かったな、美琴。俺がお前にしてきた事は許されるようなものじゃねえ。だから――――」グッ


上条「俺が地獄の底まで……ついていってやるよ!!!!!」ブン!!


バキィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!

美琴「あっ……がっ…………!!」


ヒュゥゥゥゥゥ……


美琴(とう……ま…………私、は…………)


グシャァァァ!!!


上条「…………」フワッ

上条(はぁ……最後は滑走路でもみじおろしとか……)


ガシッ


禁書「とうま!!!」

上条「なっ……インデックス……!!」

禁書「ぐっ……ぅぅ……!!」

上条「離せよ……離してくれインデックス!!! お前まで落ちちまう!!!」

禁書「絶対嫌!!!」

インてる入ってる…?

 

舞夏「二人共、掴まれー!!!」ポイッ


上条「なっ、ロープ!? よ、し……っ!!!」ガシッ

禁書「わわっ……!!」グラッ

上条「インデックス!!」ガシッ

禁書「と、とうま……うぅ……良かった……!!!」グスッ


数分後 機内


上条「……助かった舞夏」

舞夏「ふふ、メイドさんにロープ術は必須なのだー。近くのものに縛り付けて命綱として使う事くらい、朝飯前なんだぞー」

上条「そうなの?」

禁書「うーん、そういえばシルビアがロープ術は得意だったかも」

上条「……そっか。はぁ、それにしても………」


上条「本当に、色々あったな……」

舞夏「……まぁ、兄貴は大丈夫だろー。その内ひょっこり出てくると思うぞー」

上条「あぁ……そうだよな! 土御門だもんな!!」

舞夏「うんうん、ゴキブリ並みのしぶとさだからな、アイツは。それじゃ、私はそこら辺の掃除でもしてくるー」

上条「こんな時でも掃除かよ……それもメイドさんとして、か?」

舞夏「というか、一人の女として空気読んだだけだし」

上条「へっ?」

舞夏「何でもないー。それじゃ」


バタン


上条「何だったんだ舞夏のやつ…………おっと」

禁書「…………」ギュッ

上条「えーと、インデックスさん?」

禁書「とうま……あの時自分も死のうとしてたよね……?」

上条「……あー、えっと」

禁書「ばか」

上条「……ごめん」

禁書「うん……もう二度としないでほしいかも」

上条「分かった、もうしない」

禁書「本当に?」ジト

上条「たぶん」

禁書「はぁ、とてつもなく信用出来ないんだよ。まぁ、でも今はそれで許してあげる」

上条「はは、そりゃどうも」

禁書「…………短髪」

上条「ん?」

禁書「短髪が……凄く怖かったんだよ。それに……凄く悲しそうだった」

上条「…………」

禁書「ねぇ、とうま。私」

上条「俺は後悔してない。インデックスのためなら、これからも何だってする」

禁書「…………うん」

上条「俺は……お前だけは絶対に守るから」ギュッ

一年後 イギリス


上条「いてて……あのな、毎回言うけど俺の事良いように使いすぎだろ!!」

ステイル「それが君の取り柄なんだから仕方ない。嫌だったら魔術の一つでも使えるようになるんだね」

上条「テ……メェ……俺が魔術一切使えねえっての知っていながら……!!」ビキビキ

五和「で、でも! 上条さん、カッコ良かったですよ!!」

上条「あぁ……この空間唯一の女の子成分! 上条さんは感動で泣けてきますよ……」グスッ

五和「そ、そんな……えへへ///」テレテレ

神裂「ちょっと待ってください。この場には私も居るのですから、五和が唯一というわけでは……」

上条「女の…………子?」

神裂「あ?」

上条「すみません。ごめんなさい。何でもないです」

ステイル「はぁ……いつまでコントを続けてるつもりだ。今日は病院まで子供を見に行くのだろう? さっさと帰ったらどうだ」

上条「へーへー、そうしますよっと」

ステイル「まったく、あの子は君の帰りを待っているというのに……」

上条「お前も相変わらずだな」

そういやシスターズがぶちギレて無いな

病院


禁書「あ、とうま! おかえりなさい」ニコ

上条「ただいま。体の具合は大丈夫か?」チュッ

禁書「うん、もう平気だよ! 今すぐにでも仕事に戻れるかも」

上条「さすがにそれは勘弁してください、俺が心配で倒れる」

禁書「ふふっ、分かった」

上条「それで、俺の天使は…………ってお休み中か」

赤ん坊「…………」スースー

禁書「うん、ちょうどさっき」

上条「不幸だ……」ガクッ

禁書「まぁまぁ、明日も来れば、今度は起きてるかもよ?」

上条「明日かぁ……ステイルと二人の任務なんだよなぁ……」

禁書「うっ……それは長引きそうだね……。最悪、ここに入院するはめにもなりそう」

上条「アイツがわりーんだアイツが。俺の事便利な盾としか思ってねえんだぜ」

禁書「もう、とうまもそうやって突っぱねてるからお互い一向に良くならないのかも」

 

バチッ!!


禁書「わっ!」ビクッ

上条「おお、またこの電灯調子悪いのか? この前取り替えたばっかだろ?」

禁書「うん……とうまの不幸パワーがここに溜まっちゃってるのかな?」

上条「な、なんだよそれ……」ガクッ

禁書「ふふっ、冗談だよ」ニコ

上条「その冗談は心を抉るのでやめてくださいな…………そんじゃ、俺はそろそろ行くわ。最大主教に呼ばれてるし」

禁書「えっ、また? なんだか気に入られてるんだね」

上条「俺としちゃあの人苦手なんだけどなー。まっ、仕方ねえさ。今度舞夏にでも、目上の人との話し方っていうのを習ってみるかな」

禁書「うん、それがいいんだよ。舞夏も今や凄腕本場メイドさんだからね」

上条「その言い方はすっごく胡散臭くなるから、たぶん嫌がると思うぞアイツ。じゃあな、インデックス」チュッ

禁書「んっ……この子にもキスしてく?」

上条「やめときます、この前起こして大泣きされたから」

禁書「あははははっ」

夜 聖ジョージ大聖堂


エリザード「……ふむ、禁書目録の経過は良好。これだけだな、良い知らせは」

ローラ「はぁ……まったくあの少年は。いつになっても問題事ばかり持って来たるのよ……。そこが面白けり事なのだけど」

エリザード「まぁ、仕方ないことだろう。あの少年には元々そういった性質がある」

ローラ「もちろん、ある程度は予想していたわ。だけど、いきなりここまでの大きな問題を生み出してくれたるとはね」

エリザード「はは、生み出す、か。そのまま、だな」


ローラ「えぇ、幻想殺しと禁書目録の間に生まれた子供が、いわゆる原石能力者というものだとはね。
     それに、通常原石は珍しい能力を有するものだけど、あの子は極めてポピュラーな能力を持ちいているというイレギュラー尽くめ。その能力が――――」


夜 病院


禁書「んん~……むにゃ……」スースー

赤ん坊「…………」スースー


バチッ!! バチッ!!!!!


赤ん坊「……当麻……大好き…………」

おわり
ネタで書き始めたつもりがどうしてこうなった

佐天・初春・白井「幸せ裏山」

☆「計画通り…」

クケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ

誰かいちゃいちゃ上琴書いてくれよ
このままじゃ眠れん

>>506
御坂「とーま、セックスしよ」でも見てろ

そういえば前スレの質問にミーシャって上条さんにキスしたっけっていうのあったけど、旧約4巻でしてる
毒抜きのためにほっぺに

美琴「……お?」

店員「いらっしゃいませー!」

美琴「……お?」

店員「いらっしゃいませー!」


楽しかった

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