モバP「なんか飛んで来た」星輝子「…フヒ」 (42)


輝子「え、えい」
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http://i.imgur.com/a5bP4WA.jpg


ポスン


P「……」

輝子「…おお」…ユサユサ

輝子「フヒ…、な、なんだか不思議な座り心地……き、きのこっしょんとも少し…違う…」

P(キノコッションってなんだ)

P「どうしたんだ急に」

輝子「あ、スーツってなんだかすべすべしてて……気持ちいいな」フヒ

P「聞けよ」


・シリーズ


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輝子「……お、おひるごはん…か、買って来た」ガサ

輝子「ぷ…プロデューサーの分も…あるぞ」

P「わざわざ買って来てくれたのか」

輝子「う、うん。忙しそうだったから……」

P「そっか。ありがとう」ナデナデ

輝子「……」フヒ…

輝子「…なで、なでなでは……友情の証だったな……フヒ、フヒヒ」

P(どこで勘違いして来たんだろうなぁ)



ぽんぽん


輝子「食べやすいように…おにぎり。よりどりみどりだよ…」

P「たくさんあるんだな」

輝子「う、うん。ある、あるよー…えっと……梅と、佃煮と…」

P(渋い)

輝子「…………キノコが具のは…その……」

P「ああ、うん。まあさすがにコンビニのおにぎりで見たことはない」

P(そうじゃなくても見たことないけど)

輝子「……う、うん。だからその……」

P「じゃあ佃煮で」

輝子「……お、おう。かしこまりー…」ペリペリ

P(それはどこで覚えて来た)


輝子「は、はい。あーん」

P「ありがとう。でも自分で食べられるよ」

輝子「で、でも……プロデューサー…忙しいし…そ、それに私もこのまま食べるから……こ、この方が、かしこい…」

P「なるほどかしこい」

輝子「う、うん。かしこい…フヒヒ…」

P「…じゃあ」アーン

輝子「あ、あーん」

P「おいしい」モグモグ

輝子「そ、そうか……よかった」コク

輝子「…むぐ」パク

P「……」モグモグ

輝子「…」モグモグ


輝子「……」モグモグ…

輝子「……」フヒ…

P「……」モグモグ

P「……」…カタカタ

輝子「…」…モグ

輝子(…さり気なく……えっと……)そっ・・


輝子「ま、まだ食べるか?」

P「ん?おう。ありがとう」

輝子「お、おう。じ、じゃあつぎはどれに……」

P「えっと……ん?」

P(…なんか明らかに手作りっぽいのが端の方に…)

輝子「…」フヒ…

P「……」

P「じゃあ…一番向こうの銀色のやつがいいな」

輝子「!そ、そうか」フヒ

輝子「…じつは…てづくり……フヒヒヒ」ペリペリ

P「へえ」

輝子「き、キノコ入りの、おにぎりが、なかったので……じ、自分で、つくって、みた。は、はい」

P(こういうところは妙にアクティブだな)クス


P「…」モグモグ

輝子「…ど、どーだ…?」

P「おいしい。いいなこんなのも」

輝子「…な、な」

輝子「…フヒ…フヒヒ。そ、そだ。なめこのみそ汁も買って来た。お湯を沸かしてくる…」パタパタ…

P(茸づくしだな…)


ぽこぽこ


P「……なんか事務所の茸が騒ぎ出した…」

P(輝子はいま楽しいのかな)

輝子「♪」


P「……」モグモグ

P「…」…カタカタ…


ガチャ


幸子「おはようございます」

P「おう。幸子おはよう」

幸子「はい。…おや、ボクがカワイイのはいつも通りですが今日はなんだか人が少ないですね…いまはプロデューサーさんだけですか」

P(最初の台詞はいるのか?)

幸子「ふふーん」トコトコ

P「?」


幸子「えいっ」ポスッ

P「うげ」

幸子「その情けない声はなんですか!」

幸子「カワイイボクがせっかくお膝の上に飛んで来てあげたんです、もっと喜んでいいんですよ?」

P「…」

P「ああそっか。いろいろ腑に落ちた」ペチ

幸子「あう」

幸子「な、なにがです?あっひょっとしてボクのカワイさにですか!」

P「そうそう」ペチペチ

幸子「あうあう」

幸子「じ、じゃあどうして叩くんです?」

P「可愛いから」

幸子「あっなるほど。それでは仕方ないですね!ボクは叩かれてもカワイイので!」フフーン

P「うん」フニ

幸子「ふぁふ」ムニー

幸子「…こ、こんろはおふぁなでふか……」


ふぁふあー

ガチャ


輝子「??」

輝子「…フヒ……楽しそう…」



とことこ


輝子「…た、ただいま……」

P「おう。おかえり」

幸子「?」

幸子「あっ輝子さん。おはようございます。今日もボクはカワイイですね!」

輝子「う、うん。おはよ……そだね、今日もさっちんはカワイイ…ね」

幸子「はい!」

輝子「う、うん」フヒ…

P(ちょっと長めの挨拶みたいなもんか)


輝子「……フヒ…これは、プロデューサーのぶん……」コト

P「ありがとう」

幸子「お味噌汁ですね。おいしそうです」

輝子「う、うん」

輝子「…さ、さっちんのは…これをあげる。じ、自分のぶんは、今日はがまんで…」フヒ…

幸子「??半分こしましょう。トモダチなのでそれでいいと思いますが」

輝子「…………」ハンブンコ…トモダチ…

輝子「…おっおう。そ、それも、それは、それで、そーだな」

幸子「はい」

P(やたらテンポのいいどもり方だな…)ズズ…


幸子「それよりもですね」

輝子「??」モグモグ

幸子「プロデューサーさんは一人しかいません。これは由々しき事態です」

P「えっなにが」

輝子「??え、え…ゆりゅ……」

P(噛んだ…)

輝子「……」フヒィ…

輝子「…ゆみゅ……みゅ……りゅゆ…」

輝子「…………」フーヒィ…

P(落ち込んだ…)

幸子(しかしカワイイです…)

幸子「…あっあつっ……したをやけろしてしまいました…」アウー

輝子「……りゅりゅ」ガブッ

輝子「…舌を噛んだ」アー

P(似た者同士か)


P「…で、なにが大変だって」ナデナデ

輝子「…あ、アリガト…フヒ」

幸子「は、はい。うー…」

幸子「ほら」ギュ

P「?」

幸子「プロデューサーさんの手はお二つほどありますので頭は一緒になでてもらえますが」

幸子「でもボクと輝子さんが一緒に飛んで行くことはできそうにないです」

P「……そりゃまあ俺の膝の上は一つしかないからな」…ナデナデ

幸子「はい。なので由々しき事態です」

P(大げさだ)

輝子「フヒ……じ、じゃあキノコンスメントで膝を増やすか……」

P「膝の上は増やすようなもんじゃねえよ。あとなんだそれ」

輝子「こ、これからは……キノコ細胞とか…くる、くるよ……時代がキノコに追いつくよー……フヒヒ…ヒヒ…」フヒヒヒヒヒ…

P()コワイ

幸子「むー……あっなやんでちょっとアヒル口ぎみなボクもカワイイですね!?」

P「悩めよ」


輝子「…あ……」

輝子「じ、じゃあ……えっと…ひ、膝のうえは、い、いいから」

幸子「?」

P「うん」

輝子「う、うん。…代わりに…その…こ、こたつに一緒に……入るのはどうだ…」

輝子「と、トモダチ同士じゃないと入らないし…フヒ」

P(そりゃまあこたつのある場所に居合わせるってことは、気心の知れた仲ってことだろうからな)

輝子「……だ、だめか…?」

P「……いや、べつにだめってことは」

P(…まあいいか。べつに急いでることもないしな…)

幸子「決まりですね!では今日はお仕事まではこたつとプロデューサーさんでのんびりです」パッ

P「俺が道具としてカウントされてないか、それ」

輝子「フヒ……キノコたちも一緒に入ろう……ホシショウコー♪コタツノコーボッチジャナイヨー♪」フヒー♪


ぽこぽこ


P「楽しそうだな」

輝子「た、たのしいよー……フヒ…」


輝子「…ぷっ……プロデューサーは…ど、どうだ?」

P「ん?楽しいよ。もちろん」

輝子「……あ…そ、そうか…」

輝子「……フヒ…じゃあよかった…な。な」

P「うん」

輝子「うん。フヒ……フヒヒ…」ぽこぽこ


幸子「おーい。お二人とも遅いですよ。カワイイボクとみかんがこたつで待っているんですから早く来てください!」

P「お、みかんがあるのか。じゃあ行こうかな」

幸子「あれ?」

輝子「キノコたちも…一緒……な。フヒ…♪」ズルズル…


幸子「…」

P「…なにしてんだ、こたつに頭置いて」

幸子「ぼ、ボクとみかんのどちらを選ぶか見てるんです!」

P「…」ペチ

幸子「あう」


P「…」ヒョイ

幸子「ああっみかんをっみかんを優先ですか!ぷ、プロデューサーさんのくいしんぼう!」

P「なに言ってんだ…ほら。あーん」

幸子「……」

幸子「あーん」

P「あーん」


幸子「ぱく」

幸子「…もぐ。おいしいです!」

P「そっか。よかった」

P「…幸子はカワイイなぁ」ナデナデ

幸子「…」

幸子「ふ、ふふーん。か、カワイイですよ!その通りです!さすがプロデューサーさんはよく…」

幸子「わ、分かってくれてますね!…」

P「まあな」

幸子「…………はい」

幸子「…えへへ……」


P「おーい。輝子…うお」ビクッ

輝子「??」ズルズル…

P「…ず、ずいぶんたくさんトモダチ連れて来たな…いて」ポコン・・

輝子「……う、うん。たくさん…だよ。たくさん。そうたくさん……フヒヒヒ…」

P(言い聞かせてるみたいだな)

P「ほら。あーん」

輝子「??…むぐ」

P「うまいか?」

輝子「……」ムグムグ

輝子「……」コクコク

P「そっか。よかった」

輝子「……」コクコク

輝子「……」…フヒ…



モゾ


P「よし。じゃあ、うん。まあしばらくはのんびりするか」

輝子「お、おう」

幸子「はい」

P「…」

ギッチリ

P「…まあ同じ向きに無理して入ることはないと思うんだけどな」

輝子「と、トモダチだから……仕方ない。うん」

幸子「ボクはカワイイので!仕方ありません!」

P(どっちもよく分からん)

P「…」



ぽこぽこ


P「……まあ、うん」

P「いいか。べつに」

幸子「いいと思います」

輝子「い、いいと思う……フヒ」

P「うん」



ガチャ


楓「…?」
http://i.imgur.com/KDVlieM.jpg
http://i.imgur.com/j0hsJhd.jpg

輝子「…」フピー…

幸子「…」フフーンピー…

P「…」zz…

楓「…あら…三人で並んで……ふふ」


輝子「…ん……むぅ…フヒヒ…♪」

楓「…」

楓「…」フフ

楓「輝子ちゃんが幸せそうなのがなによりのしょーこ…なんて。ふふ」

P「……」フグ

楓「…」

楓「あー…やっぱりプロデューサー…眠ってるときにはたくさん笑ってくれますね…いじわる」ツン

P「……??…」ムゥ…zz…

楓「……」ニコ…

楓「えいえい。いじわるにはこうです。こうです」ペチペチ

P「……」ウーン…

楓「ふふふっ…もう。ね。幸せな証拠。…ふふ」

輝子「……」フヒ…



・・・・おしまい

おわりんレス感


輝子カワイイ楓さんステキ
無事二人とも手に入りませんでした

シリーズものならこれまでのを挙げとけと何度言わせるんだぁぁぁん?
(すいません過去作教えていただけませんかなんでもしまむら)

>>33 (すまんな)
この前たくさん貼った回→前回→今回なので、前回のだけ

姫川友紀「飛び道具は胸に秘め♪」モバP「?」
姫川友紀「飛び道具は胸に秘め♪」モバP「?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391099380/)


これシリーズの意味あんのとかよくいわれるので、まあたしかに毎回続いてる話ってこともないし
あんまり>>1では前回とか貼りたくないなーというのが勝手な本音です

輿水幸子(14)
http://imgur.com/zb0SrK8
http://imgur.com/q1Rlw80

輿水幸子(14)
http://i.imgur.com/zb0SrK8.jpg
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