レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう) (1000)

1スレ目
[SS速報VIP]レッド(幽霊とか無口とか言われるけど)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375803989

2スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどもう関係ない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376403924

3スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます)
レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377171321/)

4スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど最近はそうでもない)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど最近はそうでもない) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377677830/)

5スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカントーに帰ってきたよ)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカントーに帰ってきたよ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378554831/)

6スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380203396/)

7スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381737645/)

前スレ
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383311031/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386744582

レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュ

ウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス

・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サー

ナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・メェークル・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメラ・オノノクス・ナックラー

トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム

キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ

トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム

コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ

ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス

メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ

ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ

シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット+御三家1匹

グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ

コトネ キュウコン・アブソル・ロリーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア

ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー

ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ

ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト

カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ

セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ

レッド(13) 無口とか幽霊とか散々な噂を立てられた。でも無口っていうのは少し合ってるかもしれないと思う。もふもふ大好き。超好き。最

速アタッカー型。男の娘になりつつある。ヤンデレホイホイ。

トウヤ(16) 一時期は唯一の常識人とか言われてたけどなんやかんやでロリコンが発覚。あと朝は目覚めたやつが出てきたりする。

キョウヘイ(14) 腹黒とか言われる映画俳優。腹黒じゃないよ?(ニッコリ)俳優のコネを使いまくっている。でも仲間の事を第一に考えたり

するいい奴。

グリーン(13) 不憫ツンデレライバル。ツンデレっぽくない。ツンもデレもない。毎朝のようにドッキリを仕掛けられている。フィー!さんなどのせ

いで色々やらされている。だが読者には「いないと物足りない」と言われるほど愛されて(?)いる。耐久型。

シルバー(10) 暴走したりもしたが今は常識人に戻った。だけど諦めきれてない。よく倒れている。

ブルー(16) レッドの姉ちゃん。最近はおっさんっぽい言動が目立つ。とても立派なブラコンです。最速アタッカー型。

カルム(15) 本物のツンデレ。クールに振舞っているがポケパルレ大好きらしい。ちなみにツンとデレの割合は8:2.

セレナ(15) 方向音痴なお嬢様。でも普通にオシャレ大好きな女の子。ブティックの事ならまかせて下さいまし! 少しKY。

コウキ(10) ただの露出狂。それいがい普通。ヒビキと被ってる。

ヒカリ(10) 10才っぽくない冷静なケモナー。ミュウツーハアハア。

トウコ(16) 味音痴。若干毒舌の姉御。特徴はない。

メイ(14) スカトロだったが洗脳により女装させ魔に。レッドの女装はこいつが原因。

ヒビキ(10) キス魔。でもそうでもない。元気な純粋っ子。 もうずっと純粋でいてね。

コトネ(10) キョウヘイの大ファン。いつもキョウヘイを見てる。純粋っ子。

ユウキ(12) ホウエン案内人。極度の妄想癖持ちではあるが元気なヤツ。髪型のセットが大変。

ハルカ(12) ホウエン案内人。放浪癖がある。元気だけど意外と現実的だったりする。かも。かもキャラで人気になる。

ひな子(??) 初の主人公・ライバル以外の仲間。幽霊でレッドにしか見えないが人形にとりついたら声が聞こえるようになった。消息不明

のピカチュウを探していたが、ピカチュウの森で無事再会。今は皆を見守っているよ。

ファイア(10) リーフと双子。ダウジングマシンを常に装備している。詳細は不明。

リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。詳細は不明。


サンダース  毛並みフェチ、比較的まとも

ブースター  ドS、でもブイズには優しい

シャワーズ  ホモ、レッドを襲ったことがある

エーフィ  腐男子、超腐男子

ブラッキー  百合好き男子、出番が無くて焦ってる

グレイシア  厨二病、でも可愛いよprpr

リーフィア  百合、グレイシア可愛いよグレイシア

ニンフィア  元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー

イーブイ  従兄弟の子、イケメン

イーブイ  純粋な子。出番がない

ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww

スレ立てといてあれですが14日から本編開始します。

立て乙
確かに緑がいないとなんか足りない

あと前スレ1000のナツメレギュラーってのは?

緑弟がいない

>>10 敵対組織

>>11 ごめんミスった

グリーンスレの1000はどうするの?
>1000ならシルバーの姉がイブキになる

>>13 それはちょっとこっちじゃ出来ないから二週目の方でやる。

ちょっとしたら二週目やるって言ったけどこれ終わったらって意味だったんですよ。だからちょっとじゃないです。

いぇーいナナシマ編始めます。これから9時45分に始まり0時ごろに終わるのが続きそうです。



~マサラタウン~

レッド「……久しぶり、ここに来るの」

グリーン「お前そんなんだから引きこもりって言われんだよ」

ブルー「まーまー、じゃ、グリーン君とはここで一旦お別れね!」

レッド「……バイビー(笑)」

グリーン「(笑)つけんな。じゃあな」

ブルー「……そうだ、家に帰ったらレッドびっくりするわよ」

レッド「?」

レッド「ただいま……」

ブルー「たっだいまー!」

お母さん「あら、お帰りー」

リーフ「姉さん、兄さん!」

ファイア「お帰りなさい。レッド兄さんと会うのって結構久しぶりだよね」

レッド「リーフ、ファイア……久しぶり」

ブルー「ほんっとーに久しぶりよ! レッドが行方不明になってからずっと会ってなかったものね?」

リーフ「そうよっ! 私、兄さんの事すっごく心配したんだからー!」

ファイア「兄さんはしっかりしてそうで……いや、しっかりしてそうでも無いか」

レッド「ごめんね……」

リーフ「でも無事だったからいいのよっ!」

ファイア「うんうん……ん? 兄さんなんか持ってる?」ピコーンピコーン

レッド「ダウジングマシン……? お土産かな」

リーフ「あーっ! カロス限定の帽子ーっ!」

ファイア「カロスの最新型ダウジングマシンっ!!」

リーフ「やったー! ありがとう兄さんっ!」

ファイア「すごい……! ありがとう兄さん!」

レッド「気に入ったみたいで良かった……」

ブルー「気が利いた事するのね!」

レッド(本当は何となく買ったものなんだけどね)

リーフ「そうだ! 今ライもいるのよ!」

ファイア「会いにいこうか」



グリーン「ライ、久しぶりだな。少し大きくなったか?」

ライ「これでも兄貴が俺と同じ年の時より大きいんだぜ!」

グリーン「そうか、俺抜かされるかもなぁ」

ナナミ「二人とも大きくなるのが早くてびっくりよー」

リーフ「ライーっ!」ガチャッ

ファイア「お邪魔しまーす」

ライ「……何か用かよ」

リーフ「用があるのは私達じゃないけどねー!」

レッド「ライ……久しぶり」

ライ「!! ……く、来るなっ!」

レッド「」ビクッ

リーフ「あぁ!? あんた私の兄さんに何言ってんだゴラァ!!」

ブルー「まぁまぁ」

ファイア(どさくさに紛れて私のって言うところがリーフらしい)

レッド「ラ、ライ……」

ライ「お前が……お前がいなければっ! 兄貴はチャンピオンのままでいられたのにっ! お前がいたから!!」

グリーン「こら、ライっ!」

ライ「……」ダッ

ナナミ「行っちゃった……ごめんねレッド君」

リーフ「チッ、あいつ部屋に閉じ籠りやがって! 文句あんなら正々堂々と言いやがれってんだ!!」

ブルー「リーフ? あなた言葉遣い……」

リーフ「あっ、何でもないわっ! 姉さん!」

ファイア「おーこわ」

ナナミ「ごめんねレッド君、あの子は素直になれないだけなの」

グリーン「あー……すまねぇなレッド」

レッド「……別に……ライが言ってる事は間違ってないし……ぐすっ、ライが僕を嫌うのも当たり前かなって……」

リーフ「あんにゃろう兄さん泣かせやがって! 許しておけねぇ、引っ張り出してやらぁ!」

ファイア「リーフ、兄さん見てるからおさえておさえて」

オーキド「おぉ、レッド達! どうじゃったか? カロス地方は!」

レッド「新しいポケモンが……いっぱいいました」

オーキド「そうじゃろうそうじゃろう。そこで、お前にまた頼みたいことがあるんじゃ!」

レッド「……?」

オーキド「カントーの南に、ナナシマと言う諸島がある。そこにカントーにはいない筈のポケモンが見つかっているんじゃ!」

レッド「カントーにいないはずの……」

オーキド「そして、どのようなポケモンがいるかを調査してきて欲しい!」

ライ「じっ、じいさんっ! それならこいつじゃなく俺にやらせてくれよっ!」

オーキド「ライ……お前の気持ちはわからんでも無いが、仲良くしなきゃいかんぞ。なんせお前とそこの双子にはレッド達のガイドをしてもらうんじゃからな」

ライ「ガ、ガイド!?」

リーフ「博士! 達、ってことは他に人がいるんですか?」

オーキド「レッドと仲良しのあの二人、えーと、なんて言ったっけのう」

レッド「トウヤとキョウヘイ?」

オーキド「そうじゃそうじゃ! その子らにも一緒に行ってもらいなさい!」

グリーン「ライ、そういう事だ」

ライ「……」

リーフ「ライっ!」

ファイア「まーまー」

ブルー「とりあえず、親睦を深めるためにもポケモンの紹介をしましょう!」

~外~

ファイア「じゃあ、僕から!」ポーン

ファイアの手持ち 下1~6

ファイア「はい」

エルレイド「……」

ジグザグマ「ぐがー」

ヒトカゲ「くぅー」

色リザードン「があああ」

イーブイ「いぶー……」

ピカチュウ♀「ピカ? ピッカ!」

ピカチュウ「ピカピカ、ピカチュウ!」

レッド「……ピカチュウの妹?」

ピカチュウ「ぴかー!」

レッド「そうだったんだ……凄いね」

ブルー「このヒトカゲは?」

ファイア「いつの間にかリザードンが持ってた」

グリーン「この色違いのリザードンか」

レッド「最初が色違い……凄いね、ファイア」

ファイア「いやーそれほどでもある」

ブルー「レッドはブラコンねぇ」

グリーン(お前が言うな)

リーフ「むー……私も私もー!」ポーン

リーフの手持ち 下1~6

リーフ「ばばんっ!」

ロズレイド「ろぅぁーん」

色イーブイ「いぶいぶいぶーっ!!」

色カメックス「がめぇ」

色フシギバナ「ばななぁ」

イシツブテ「デェーンデデン」

オオスバメ「ぴぃー!」

レッド「色違いいっぱい……リーフ、凄いね」

リーフ「でしょでしょー!」

ブルー「あら? この子、メガストーン持ってるわ」

グリーン「これどうしたんだ?」

リーフ「何となく拾ったの!」

レッド「凄い……」

ブルー「ライは?」

ライ「兄貴と同じだよ……悪いか」

グリーン「そうか俺と同じかー。嬉しいなおい」

レッド(ブラコン……)

お母さん「あらー、賑やかね」

レッド「お母さん……」

ブルー「レッドとファイア達がまた旅に出るんですって!」

お母さん「まぁ……いつから?」

レッド「明日……かな、トウヤ達に連絡もしないといけないし」

レッド(キョウヘイはリア充してるし)

お母さん「そうなの……じゃあ、昔みたいに皆でお泊まり会でもしましょう? ナナミちゃんもいらっしゃい」

ナナミ「いいんですか? ありがとうございます」

リーフ「ライもだからねっ!」

ライ「……わかったよ」

グリーン「じゃあ、お邪魔するか」

レッド(ライと打ち解けたいけど……きっと僕のことをすごく嫌ってるんだよねどうせ僕なんて)

ブルー「ほら、レッド行くわよ!」



レッド(と、言うわけで僕の家に集合しました)

レッド(それぞれ家の中で何かしてるみたい)

レッド(今僕は部屋にいるけど……えっと、今部屋には)

ブルー「見てっ、これ可愛いでしょー!」

リーフ「本当! いいな姉さん、私もカロスいきたーい!」

グリーン「……」カキカキ

レッド(ガールズトークしてる二人と何か書類してる緑がいる)

レッド(僕は暇です)

レッド(何しよう)

1、ガールズトークに参加する 2、緑の邪魔する 3、他の誰かの所に行く(指定) 4、自由

下2

レッド(緑の邪魔しよう!)


レッド「緑」

グリーン「……」カキカキ

レッド「グリーンー」

グリーン「……」カキカキ

レッド「……せいっ!」ドスッ

グリーン「いっ…… 何すんだよ!」

レッド「だって暇なんだもん」

グリーン「俺は今仕事してるんだよ。暇潰しなら他のに当たれ!」

レッド「昔番外編で……フィーられてたよね」

グリーン「」ピタッ

レッド「その時グリーン……僕にフィーろうとしたよね」

グリーン「よし、何をしたいんだ」

レッド(ちょろい)

リーフ(きゃー兄さん楽しそう!)

ブルー(揺るぎないわ!)

レッド「暇潰ししたい」

グリーン「おう」

レッド「でも具体的案は出ない」

グリーン「そうか」

レッド「だから……うーん」

グリーン「ん?」

レッド「……下2をしよう」

グリーン「安価に頼るか」

レッド「……?」

グリーン「知らなくていい」

レッド(言葉は知ってる……前キョウヘイとヒカリが……)ウーン

グリーン「考えなくてもいい」

レッド(緑が僕の思考の自由を奪うと言うのはとても失礼じゃないかと)ウーン

グリーン「失礼な事考えてるだろ」

レッド「……じゃあ、ライのところに行く」

グリーン「じゃあ俺は仕事に……」

エーフィ「フィー!」

グリーン「ついていきます」



~裏庭~

ライ「……」

レッド「あ、あの、ライ……」

ライ「っ!」キッ

グリーン「落ち着けライ。そう嫌わなくてもいいだろ。俺は今の仕事気に入ってるぞ」

ライ「でも……」

グリーン「いいから」

ライ「……けッ」

レッド(やっぱり嫌われてる、でもライ大きくなったな、僕と同じくらいまで……いやこんな事考えたらもっと嫌われるかな)

レッド(……どうしよう)

どうする?

下2

ライ「……何だよ!」

レッド「」ビクッ ポーン

ブースター「ぶーすたー!」

チラチーノ「もふう」

モココ「めぇー」

レッド「……」プルプル

ライ「……だから何なんだよ!!」

レッド「ひうっ……あの、もふもふ、可愛いよ……?」

ライ「……ちっ、俺はそーいうの好きじゃねえから。あっちいけよ」

レッド「う、うぅ……」モフモフ

ブースター「すたぁ」ナデナデ



レッド「だめだった」シクシク

グリーン「あー……しばらくすれば慣れるだろ、うん」

レッド「……」

エーフィ(ブー兄が慰めるなんて珍しいね!)

ブースター(一応レッドは家族の分類に入るからね)

エーフィ(だよね! フィー!)ハアハア

お母さん「ご飯よー」



ブルー「ごちそうさまでした!」

リーフ「ごちそうさまでした!」

レッド「ごちそうさま……」

ファイア「ゴチになります」

グリーン「別に奢らねえよ。最下位でもねえよ」

お母さん「あら、もうこんな時間……何人かずつでお風呂入ってらっしゃい」

リーフ「行こう! 姉さん、ナナミさんっ!」

ブルー「そうね、行きましょ!」

ナナミ「うん。じゃあ、お先ね」



リーフ「さっぱりしたぁー!」

ナナミ「お風呂が大きくていいわね」

ブルー「レッド達も行ってらっしゃい!」

レッド(お風呂……)

レッド(誰と行こう)

下2

レッド「……緑」

グリーン「おう」

ライ「……」

ファイア「お兄さんを取られて悔しいですか、一言お願いします」

ライ「うるせぇ!!」


~風呂場~    カポーン

レッド「……ライって」

グリーン「ん?」

レッド「ブラコンだよね……」

グリーン「あー……兄的には嬉しいけどな」

レッド「緑もブラコンだよね……」

グリーン「……いや、普通だろ」

レッド「そうは思えない……」

グリーン「それ言ったらお前もだろ」

レッド「……姉と同じ事してます」

グリーン「あー……」



レッド「あがった……」

グリーン「お前らも行ってこい」

ファイア「じゃ行こうか、ブラコ……ライ」

ライ「今何言おうとしたんだよ!!」

ブルー「あの二人は仲良いわね」

リーフ「そうかしら?」

ブルー「レッドとグリーン君にそっくりよ!」

レッド「緑ブラコンだもんね……」

グリーン「だからちげえって!」

レッド(ちげえってフラエッテ)ハッ



レッド(……眠い)

レッド(あ、女子は女子部屋、男子はこっちで寝ます)

レッド(お母さんが平然と『私も女子よね』って言ってました)

レッド(眠い……何しよう)

何する?  下2

レッド(ナツメに電話しよう)プルルル

レッド(電話に出んわ……出た)プルルガチャ

ナツメ『もしもし、レッド? どうしたの?』

レッド「今日、カロスから帰ってきた……」

ナツメ『あら、そうなの。楽しかった?』

レッド「うん。凄く」

ナツメ『それは良かったわ……ねぇレッド、私の事怖くない?』

レッド「前は……少し怖かったけど、今は友達だから……」

ナツメ『そう……ありがとね、レッド。それじゃ』

レッド「うん、バイバイ」プツッ

レッド(こういう風に普通に話せて良かった……)

レッド(……眠い、もう寝ちゃおう)

レッド「今日は色々あったね……明日も良いことあるといいね、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴかー!」

一日目 朝  ポッポー

レッド「……おっはー」

レッド(朝か……)

レッド(……何しよう)

レッド(……あ、レベル上げ)

ヌメラ「ぬめぇ」

ナックラー「なぐなぐ」

レッド「頑張ろう……」

レッド「頑張った……」

ヌメルゴン「ぬめー!」

フライゴン「ふりゃー!」

ゴーゴート「ごぉー」

レッド「強くなった……」


レッド(……まだ時間はありあまっている)

レッド(……寝起きどっきりしよう。緑に)

レッド(あと……最近女装セット使ってないからか、メイからメール来てた)

レッド(『もっともっと女装セット使ってよ! 良ければ写真とか送ってちょーだいっ!』……だって)

レッド(だから女装するんであって僕がしたいという訳ではない!)

レッド(そしてメイのメールと同時に服も送られてきた。セーラー服(黒)だった)

レッド(多分これを着ろって事だよね……)


レッド(着ました。えぇ着ましたとも)

レッド(……何しよう)

緑への寝起きドッキリ(女装で)  下2

エーフィ「フィー!」ハアハア

レッド(えええええええええ!?)

エーフィ(安価は絶対! 安価は絶対!)

レッド(えあうううああああああ!!)


レッド「……緑」ツンツン

グリーン「ぐー……」

レッド(……よし、寝てる。周りの人も寝てる)キョロキョロ

レッド(……えい)チュッ

レッド(あーもうやだー! やだー! ちょっとエベレスト行きたいっ!!)

レッド(……あ、今のセーラー服来て顔真っ赤にしてジタバタしてる僕って不審だよね、誰かに見られたら……)

リーフ「……」

ファイア「……」

レッド「!? あ、あの違くて、僕がやろうとしたんじゃなくて、やれって言われて、あ、うぅー……」アワアワ

リーフの反応 下2  ファイアの反応 下4

リーフ「に、兄さんかっわいい……っ!!」

レッド(あれ、見てないのかな……良かった)

ファイア「兄さん……ついにフィーった?」

レッド「!! ち、違う、違うからっ!!」

ファイア「……」

リーフ「……そうだ、ライにも見せてあげない?」

ファイア「あ、それいいね」

レッド(良かった、ファイア元気になった……ってえ?)

リーフ「ライ! ライ!」

ライ「……んだよ」

ファイア「ばばーんっ。これね、うちの兄さん」

レッド「あ、う、これは、その」

ライの反応  下2

ライ「……え」

リーフ「可愛いでしょー! 流石兄さん」

ファイア(おや? ライの様子が……)

レッド「あのね、違くて、これは知り合いが……その……」

ライ「……え、あ、き、着たいなら着てろよ!」

レッド「違うって!」

エーフィ「フィー!」

リーフ「?」

ファイア「やっぱりか!」

レッド「だから、僕が着たいんじゃなくて……」

エーフィ(レッド、下2をすればいいよ!)

エーフィ(バトルをしよう! フィー的な意味で!)

レッド「えっとえっとえっと、ライ、バトルしよっ、ね?」ギュッ

ライ「わ、だ、抱きつくんじゃねえよっ!!」

ファイア「まさかの安価の上下も取り入れるっ!」

レッド「だ、駄目……?」キラキラ

リーフ「何故か眩しいわっ!」

ライ「わ、わかったよ! わかったから離れろー!!」


ファイア「凄い勢いで6タテされたのでカット」

レッド「か、勝った……」

ライ「……強すぎる」

リーフ「私の兄さんだもの!」

ライ「……くそっ、納得いかねえ! またバトルしろよ! その時は俺が勝つからな!!」

レッド「! う、うんっ!」ニコッ

ライ「っ、よ、喜んでんじゃねえーっ!!」ダッ

レッド「……行っちゃった」

ファイア「ライ……」プークスクス

リーフ「仲良くなれて……良かった、かしら」

ブルー「良かったわよっ!」

レッド「姉さん……」

ブルー「仲良きことは良きことかな! って聞いたことあるわ! 皆仲良くね!」

リーフ「はーい!」

ファイア「はぁい」

レッド「……はい」

レッド(……あ、トウヤ達に電話)

レッド(今電話しとこ……)プルルガチャ

トウヤ『はぁーい。どうしたのー?』

レッド「カントーで色々あるから、マサラに来てほしい……弟とか妹も紹介するから」

トウヤ『レッド、下いたんだー。末っ子って感じなのになー。じゃあ、今から行くねぇ』プツッ

レッド(末っ子な感じ……?)

レッド(キョウヘイにも電話)プルルガチャ

キョウヘイ『うーい、何すか?』

レッド「マサラに来てほしいんだけど……忙しくない?」

キョウヘイ『大丈夫っすよー。今からレッツゴーするっす!』プツッ

レッド(……よし)




トウヤ「レッドー!」

キョウヘイ「着いたっすー!」

レッド「二人とも……早かったね」

トウヤ「とばしたからねぇ」

キョウヘイ「流石伝説って感じっす」

トウヤ「で……レッドの弟と妹って?」

キョウヘイ「何それ初耳っす」ワクワク

レッド「今呼んでくる……」


レッド「……この子達。ファイアとリーフ。こっちは僕の仲間のトウヤとキョウヘイ」

リーフ「はじめましてー!」

トウヤ「はじめましてー。元気な子だねぇ」

ファイア「よろしくお願いします。睨み付けない方です」

キョウヘイ「なんか……同じものを感じるっす」

ファイア「そうですね、こう……『へぇ、あんたもナナっていうんだ』みたいな感じありますよね」

キョウヘイ「うんうん、DQ5ではルドマンさん選ぶ派っすよね」

レッド「仲良くて良かった……」

グリーン「お、よお。久しぶりでもないか」

トウヤ「あ、グリーン」

キョウヘイ「ちーっす」

レッド「今、紹介してた……」

グリーン「そうか……ライ!」

ライ「な、何だよ……」

グリーン「こいつが俺の弟のライだ」

キョウヘイ「うわーっ、なんすかこの子! ちっさいグリーンさん!? 弟!? マジパねぇ!」

トウヤ「これから一緒に旅をするトウヤです、こっちはキョウヘイね。よろしくねぇ、ライ君」

ライ「おう……おいっ、やめろよっ! 周りぐるぐる回るなよっ!」

キョウヘイ「フゥー! 威勢がいいっすねー!」

レッド「キョウヘイ楽しそう……」

ファイア「キョウヘイさん、ごにょごにょ……」

キョウヘイ「……Really!? マジで!? 二代目シルもごもご」

トウヤ「わかったから大きい声出さないの」

レッド「?」



レッド「博士、そろそろ出発します」

オーキド「そうか! ナナシマへはリーフ達の持っとるパスで行けるからの!」

レッド「はい……じゃあ、行ってきます」

オーキド「しっかり捜査するんじゃぞー」


レッド「じゃあ……行こう」

ブルー「あたしはやることがあるから行けないの。楽しんでらっしゃい!」

グリーン「俺もいい加減ジムに戻らないとな……じゃあ、頑張れよ」

リーフ「はーいっ!」

ライ「……」

ファイア「ライ、味方は多いよ」

トウヤ「ナナシマか……どんなところだろうね?」

キョウヘイ「地価はどうなんすかね」

レッド「どんなポケモンがいるのかな……楽しみ」

終わり。時間は最初言った通りですー。おやすみバイビー。

始めまスピアー。

~クチバシティ~

レッド「クチバから行くの……?」

ファイア「うん。ここの船乗り場からね」

リーフ「お願いしまーす!」

船員「はい、一の島行きのシーギャロップはもうすぐ出港しますよ!」

トウヤ「シーギャロップ……格好いいねぇ」

レッド「船……」

~一の島~

レッド「うぅー……」フラフラ

キョウヘイ「あー、大丈夫っすかー?」

ファイア「そういや兄さんは乗り物酔いするんだったね」

リーフ「兄さんっ、大丈夫!?」

ライ「ふんっ、だらしねえの」

トウヤ「あの船は特に速かったもんねぇ……歩ける?」

レッド(あの船速すぎ……歩けない……誰かに支えてもらわないと無理……)

誰に支えてもらう?  下2

レッド「リ……リーフ……」ウルウル

リーフ「任せて兄さんっ! もう可愛い!」ヒョイッ

キョウヘイ「おーっと! ここでまさかのお姫様抱っこぉ!」

ファイア「たくましいですね!」

リーフ「私は兄さんの為ならこんなの余裕のよっちゃんよ!」

キョウヘイ「古いっ!!」

ファイア「彼女も一応若者なんですがねぇ」

トウヤ「リーフは凄いねぇ。で……何処に行けばいいのかな?」

ファイア「あ、あの建物がポケセン的な役割です」

~ポケモンネットワークセンター~

レッド「……楽になった」

リーフ「良かったわ兄さん!」

トウヤ「うんうん……で、ここは何?」

ファイア「なんかネットワークセンターですね」

ライ「それでわかる訳ねーだろ。そこのでかいコンピューターでカントーと通信してるんだよ」

キョウヘイ「ほえー。科学の力ってすげー! っす」

レッド(ん? メールだ)

レッド(マサキから……『今回は総集編って事で色んな人が出てくるで! 覚悟しいや!』……覚悟?)

ニシキ「ファイアさん! こんにちは!」

ファイア「あーどーも」

ニシキ「今日はコンピュータのプロに来てもらうんですよ!」

ファイア「プロ? 誰ですかそれ」

ニシキ「多分そろそろ来るはずです……あ! あの人です!」

アクロマ「こんにちはニシキさん、それで今日は何、を……」

ニシキ「イッシュの研究者のアクロマさんです!」

レッド「あ」

トウヤ「あー……」

リーフ「?」

ファイア「?」

キョウヘイ「……マジかよ」

アクロマ「キョウヘイ君じゃあありませんかっ!! こんな所で会うなんて本当に奇遇ですねえ!」

ニシキ「あれ? お知り合いですか」

キョウヘイ「出来れば知り合いたく無かったっすよこんなの!!」

ライ「……なんだあれ」

ファイア「変態のかほり」

リーフ「変な髪型ねー」

アクロマ「今日もキョウヘイ君は可愛らしいですねぇ映画見ましたよかっこよかったです」

キョウヘイ「映画はあざっす! でも俺はもう立派なリア充なんすよ!」ドヤア

アクロマ「キョウヘイ君……」

キョウヘイ「何すか? とうとう諦めたっすか?」

アクロマ「NTRって知ってます?」ジリジリ

キョウヘイ「はぁ!? ちょ、来んなこの変態が!!」

ニシキ「あの、アクロマさん、機械を……」

アクロマ「あ、そうでしたね……じゃ、また会いましょうねキョウヘイ君」

キョウヘイ「もう二度と会いたくねぇよ!」

ファイア「ニシキ、ナイス!」

レッド「キョウヘイ、大丈夫……?」

キョウヘイ「はい……うんもう大丈夫っす!」

トウヤ「あはは、大変だね」

リーフ「あ、私ちょっとやることあるから行ってくるわね! ちょっと待ってて!」

ライ「早くしろよ」

レッド(待つ間何しよう……)

何する?  下2

レッド(向かいにいるから出来ない……)

レッド(どうしてもやるとしたら抱き締める形になるな)

レッド(まぁ、これ以上嫌われることは無いと思うしやろう)

レッド「ライ……」

ライ「なっ、なんだよ」

レッド「あ、あのね……」ギュッ

キョウヘイ「あらっ」

ファイア「まあっ」

レッド「あの、僕は昔みたいにライと仲良くしたいな……ダメ……?」キラキラ

キョウヘイ(抱きしめ+キラキラ+上目遣いの3コンボッ! ライはどうでるかっ!?)

ファイア(兄さん、兄さんのことが僕は心配です)

ライの反応  下2

ライ「なっ、えっ、俺はっ、別にっ……」カアアッ

キョウヘイ(効果は抜群だぁーッ!! これでライフィー説が確定しましたっ!!)

ファイア(兄と幼馴染みが何処かへ行ってしまうよパトラッシュ)

ライ「お、お前がどうしてもって言うなら、仲良くしてやらんこともないっ!!」

レッド「! ありがとう、ライ!」キラキ

ライ「うっ、うるせーっ!」

キョウヘイ(これはツンデレや)

ファイア(多分兄さんは無意識なんだよなぁ……耐えろよライ)

リーフ「ただいまーっ! 何かあった?」

レッド「リーフ……ライと仲直り出来た」ニコニコ

リーフ「そうなのっ!? やーっとライも兄さんの素晴らしさに気付いたのねっ!」

ライ「ち、ちげーよっ!」

キョウヘイ「……嫌な予感がっ! レッドさん匿ってくださいっす!」

レッド「じゃあ……カビゴンの後ろにに」

カビゴン「かびぃ」

キョウヘイ「あざっす!」サッ

アクロマ「キョウヘイくーんっ!! ……あれ、いませんね」

トウヤ「外に行きましたよ」

アクロマ「ありがとうございますっ!!」ダッ

ニシキ「不具合を直してもらえましたよ!」

ファイア「そいつぁー良かったっすね」

キョウヘイ「ふぅ……トウヤさんあざっす」

トウヤ「ううん、それにしてもよくわかったね?」

キョウヘイ「ニュータイプになったかもっす」

ニシキ「それで……ファイアさんっ! 前々から言ってた頼みたい事がっ!!」

ファイア「あー今忙しいから無理っす」

ニシキ「うぅ……っ!」

レッド「……?」

ファイア「面倒な事。とりあえず123の島行ったら検討しますよ」

ニシキ「お願いしますよ!」

キョウヘイ「で……この後どっか行くっすか?」

ファイア「えーと、あっちに山がありますよ」

リーフ「温泉もあるのよ!」

レッド「温泉……」

トウヤ「いいね、行ってみよっか」


~ほてりの道~

レッド「……あつっ」

キョウヘイ「確かになんか暖かいっていうかあっついっていうか」

ファイア「すぐそこに温泉があるからだね」

トウヤ「洞窟っぽいね、入ってみようか」

~ともしび温泉~

レッド「暑い……!」

キョウヘイ「温泉の湯気がこもってサウナ状態っすね」

トウヤ「だねー……あ、あれ温泉の滝だ」

ファイア「そこに温泉があるよ。水着着用で混浴らしいけど」

レッド「ふーん……」

入る?入らない?(入るなら誰とか)  下2

ライ「温泉なんて入らなくても……」

レッド「……」キラキラ

ライ「……」

レッド「……」キラキラ

ライ「……わかったよ!! 入ればいいんだろっ!!」

レッド「ありがとう……」

リーフ「私も私もーっ!」


キョウヘイ「レッドさんレッドさん」

レッド「?」

キョウヘイ「水着は普通のでいいんすか?」

レッド「……どういう意味?」

キョウヘイ「トウヤさんがスク水を着てほしい目でこちらを見ている」

トウヤ「……」チラッチラッ

レッド「……」

どうする?  下2

レッド「わ……わかった……」

トウヤ「やったー!」

キョウヘイ「レッドさんのお人好しぃ」


~温泉~

リーフ「あ、兄さん……!?」

ライ「おっせー……よ……」

レッド「……恥ずかしい」プルプル

リーフ「きゃー! きゃー! 兄さん可愛いーっ!! どうしたのこれ!?」

レッド「トウヤが……着てほしそうで……」

リーフ「グッジョブっ!! どうよライ! 兄さん!」

ライ「え、あ、な、に、似合ってんじゃねーのか!!」

レッド「うぅ……」

リーフ「そうよねそうよね! 可愛いーっ!!」


~外~

レッド「もう着ない……もう着ない……」

リーフ「温かかったわー!」

ライ「……」

キョウヘイ「濃い時間だったみたいっすね!」

ファイア「兄さん……」



~ともしび山~

レッド「……火山」

キョウヘイ「わー、凄い山っすねぇ」

トウヤ「登るのは楽しそうだけど疲れそうだなぁ」

ファイア「まぁ行ってみてもいいんじゃないかな」

リーフ「楽しそうっ! 行きましょ!」

レッド「うーん……」

ライ「何渋ってるんだよ。こんくれぇで疲れる訳無いだろ?」

レッド「熱中症になりそう……」

キョウヘイ「レッドさん寒いのは全然平気なんすけどね」

レッド「暑いのは……ちょっと」



レッド「~♪」

トウヤ「あれ、レッド大丈夫なの?」

キョウヘイ「俺がグレイシア抱っこして行けばいいんじゃって提案したんすよ」

レッド「冷たくて気持ちいい……」ギュー

グレイシア「しあ……」(我が主の望みなら決して拒みはしないが色んな意味で熱い)

レッド「……あ、グレイシアが暑いかな、大丈夫?」

グレイシア「しあ! しあ!」(大丈夫! 全然大丈夫だからこのまま!)

レッド「そっか……」

トウヤ「意思疎通出来るんだ」

ファイア「兄さんすごい」



キョウヘイ「そんなこんなで山頂近くにきた……っす」ゼーゼー

ライ「だらしねえな」

キョウヘイ「最近の俳優はCGあるからいいんすよ! っていうかこれは普通に疲れるっす! ほら!」

トウヤ「……」ゼーゼー

レッド「トウヤ、しっかり……」

リーフ「何よ! これくらい登れて普通よ!」

ファイア「俺達はマサラ人だから普通じゃないんだよ」

レッド「……あ」

ファイヤー「……」キッ

レッド「ファイヤー……だ」

ファイア「俺と名前が凄く似ている」

ファイヤー「きぃー! きぃー!!」キッ

レッド「……何て?」

エーフィ(通訳すると『サンダーとフリーザーは捕まえたのに俺だけ仲間はずれかよ!』だって)

レッド「それは寂しいよね……一緒に行こうか」

ファイヤー「」コクッ

ヴッ(略) やったー! ファイヤーをゲットしたぞ!

レッド「よろしく……」

ライ「伝説のポケモンを一瞬で……中々やるな」

キョウヘイ「準伝ゲットしまくりっすね」

~ふもと~

レッド「楽しかった……」

リーフ「そうねっ! また行きたいわよねっ、兄さん!」

ファイア「ダイジョブデスカー」パタパタ

キョウヘイ「はぁ、はぁ……もうしばらく、動けない、っす……」

トウヤ「」

レッド(返事が無い、ただのロリコンのようだ)

ライ「ここで休憩するか。こいつらのためじゃねーけどっ!」

キョウヘイ「ツンデレ……ごほっごほっ!」

ファイア「無理につっこまないで下さい! ライもツンデレしない!」

ライ「えっ、ご、ごめん……って何で俺が謝らないといけないんだよっ!!」

レッド(確かにここで休憩しないとトウヤ達が疲れちゃうよね……)

リーフ「じゃあファイアは看病よろしくね! 私遊んでくるっ!」ダッ

ファイア「あー……まぁいいけど」

レッド「……?」

ロケット団したっぱ「こそこそ……」

レッド「……」

ファイア「兄さんもどっか行く? この二人は俺に任せて行ってきていいよ」

レッド「ありがとう、ファイア……」


レッド(さっきこっちにいたはず……)

レッド(ロケット団は解散した。なのに何で……?)

レッド(まだ残党がいるのかな……)

レッド(あ、いた)

したっぱ1「だからよ、ここにお宝があるんだって」

したっぱ2「それを使えば世界征服に使えるってか?」

したっぱ1「そうだ。確かアジトの暗号は『またまた タマタマ』と……」

レッド「……回文?」

したっぱ2「! 誰だっ!」

レッド(しまった……まぁ倒そう)



したっぱ1「なんだこのガキ、くそつええっ!」

したっぱ2「ここは撤退だ! おいお前、絶対入るなよ! 絶対だからな!」

レッド(フリ……?)

レッド(入るしかない……ちょっと見てみよう)


~洞窟~

レッド(……暑い)

レッド(湯気出てるし……まぁいけるかな)

レッド(奥に何かあるのかな?)

レッド(かいりき必要なのとか岩とか多い……)

レッド(まぁ自分で動かせるけど)


レッド(はぁ、結構奥にきたよね……暑い)

レッド(うぅ……汗が凄い。暑いし動くし)

レッド(ん……? 何これ、点字?)

レッド(……全く読めない。下行こう)


レッド(……真っ赤な、宝石?)

レッド(ここにも点字あるけど……読めない)

レッド(この宝石、とりあえず持っとこ)

レッド(はぁ、外に戻ろう……)

レッド(あーもう……暑い、おいしい水もぬるいし……)

レッド(……ぬるくても飲んでおこう。熱中症なりたくないし)

レッド(ややこしい道だから、戻るのも面倒……)

レッド(……)

???「」バッ

レッド(!?)

何が出てきた?  下2

ニョロモ「にょ!」

レッド「ニョロモ……? あ、ひんやりして気持ちいい」

ニョロモ「にょろ?」

レッド「一緒に外まで行こ、干上がっちゃう」

ニョロモ「にょろ!」


~外~

レッド「……出れた」

ニョロモ「にょろ!」

レッド「……一緒に旅する?」

ニョロモ「にょー!」コクコク

レッド「わかった……」

ヴッ(略) やったー! ニョロモをゲットしたぞ!

レッド「よろしく……」

レッド「大丈夫……?」

トウヤ「あ、うん、もう大丈夫。ファイアありがとね」

キョウヘイ「俺も完全復活したっす!」

ファイア「俺ほとんど何もしてないんで」

リーフ「終わったー!?」

ライ「落ち着きねーな、これだけの時間じっとしてられねーなんてよ」

リーフ「い、いいじゃないの別にっ!」

レッド「」ギクッ

ファイア「まぁ、1の島戻ろうよ」

~1の島~

レッド「ポケモンも回復した……」

リーフ「1の島あたりで見られるものはもう見たわね!」

ライ「まぁ……そーだな」

キョウヘイ「じゃあ、次は2の島っすか?」

ファイア「そういう事になりますね。特にイベントも何も起きない」

トウヤ「まぁ、こういうのは見て歩くだけでも楽しいし」

リーフ「山ですぐ倒れたのに?」

トウヤ「あれは歩きじゃないから」

ここまで。1の島終わり。ナナシマだけだとすぐ終わる気がする……やばいぞ。じゃあまた明日。

グレイシアかわいいよグレイシア!
ところで出してたグレイシアはいつしまったの?

>>152 山頂直前に色んな意味で死にそうになったからしまった。

遅れましタッツー。始めまスリーパー。

~2の島~

レッド「ついた……」

ファイア「えーと、ここは何かあるよ」

ライ「だから、何でおめーはそう曖昧なんだよっ! ゲームコーナーと珍しい物売ってる店があるんだろ!」

ファイア「そうでしたそうでした」

キョウヘイ「あ、そこの屋台的なやつっすか」

トウヤ「何か売ってるねー」

店員「ファイアさんっ! それとお連れさんっ! 今日は凄いものが仕入れられたんですよ!」

リーフ「凄いものって何よー!」

レッド「気になる……!」

凄いもの  下2

店員「なんとっ! 南アメリカでしたっけ? どこかで見つかったミュウの化石なんですよ!」

トウヤ「へぇー、凄いね!」

レッド「ミュウ……」

キョウヘイ「でも昔バグで増殖したってぐはあ!!」

リーフ「ど、どうしたのよ!?」

キョウヘイ「狙撃されたっす……威力低いから平気っすけど」

ファイア「偽物じゃないよね?」

店員「多分大丈夫です!」

ライ「多分かよ」

レッド「凄い……欲しい……」

店員「でも、これは自分が欲しいんですよね……」

キョウヘイ「まぁ任せてほしいっす。今こそ金に物を言わせる時っすよ」

ファイア「……もしかして:金持ち」

レッド「金持ち……」

キョウヘイ「こそこそ……」

店員「こそこそ……」

リーフ「怪しい話し合いね!」

キョウヘイ「こそっ」つ3

店員「こそっ!?」

レッド「キョウヘイが指で3ってした……300万とか?」

トウヤ「どうでもいいけどこそっで会話しないで欲しいなぁ」

キョウヘイ「強情っすねこいつ。結構コレ出すっつってるんすけどね」

店員「今、凄く悩んでるんですよ……そうだ!」

ファイア「なんだ」

店員「下2をしてくださったら売ります!」

↑+ハグ(キョウヘイが)

店員「一日女装で働いて下されば売りますっ!」

キョウヘイ「何故に女装っすか!?」

リーフ「そうよっ! ここに女の子もいるのよー!」

店員「いや、風の噂でこの人達の女装が凄いって聞きまして」

ファイア「この人達って?」

店員「この人と」

レッド(ですよね)

店員「この人と」

キョウヘイ「何でっすか!?」

店員「この人です!」

トウヤ「えぇー……」

ファイア「じゃあじゃんけんでもすれば?」

キョウヘイ「そうっすね……でもファイアもっすよ」

ファイア「え?」

レッド「僕の弟だから……似合うはず」

ファイア「何っ、兄さんまで、そんな殺生な」

トウヤ「いいからやろう。じゃーんけーん……」

コンマが1~25ならレッド。26~50ならキョウヘイ、51~75ならトウヤ、76~99ならファイア。00は逆に店員が女装。

下1

キョウヘイ「うわああああああああ!!」

レッド「……」グッ

トウヤ「セーフ」

ファイア「キョウヘイさんドンドンマーイ」

キョウヘイ「くそうっ、チョキを出したこの手を恨むっす……!」

店員「じゃあ、お願いしますっ!」

レッド「服は僕と」

リーフ「私が選ぶわねっ!」ガシッ

キョウヘイ「いやだあああああ」ズルズル

トウヤ「ばいばーい」


ファイア「そろそろかね」

トウヤ「ライ、ときめいちゃダメだよ?」

ライ「何いってんだよっ! 俺はレッドしか……いや何でもねぇからな!!」

ファイア「……」プークスクス

レッド「出来たよ」

リーフ「ほらこっちこっちー!」

服装  下2

キョウヘイ「うぅー……」

リーフ「イッシュのミニスカートの子っぽい服にしたわ!」

レッド「メイクは僕が担当しました」

リーフ「今度私にもやってね!」

ファイア「兄さんって匠だね」

トウヤ「うん、似合ってる似合ってるー」ニコニコ

キョウヘイ「その笑顔で言わないで欲しいんすけど! なんかお母さん裏切ってるみたいで嫌っす!」

ライ(レッドの方が……いや俺は何考えるんだあいつの事なんてちっともうわああああああ!!)ゴスッ

キョウヘイ「そっちはそっちで比較するのはやめて欲しいっす!!」

店員「わぁ、お似合いですよ! じゃあお願いしますね!」

レッド「しばらくうろうろしてるから……ファイト!」

キョウヘイ「……はい」

ファイア「えーと、ここはゲームコーナー」

レッド「ゲームコーナー!?」

リーフ「残念だけど兄さんが期待してるやつじゃ無いわっ!」

ライ「えっと……ポケモンが縄跳びするやつと、ドードリオのゲームがある」

トウヤ「へぇ、楽しそうだねぇ」

レッド「やってみたい……あの」

おじさん「うわああああああああああ!! うわああああああああ!!」

トウヤ「レッド、ここから離れよう。多分危ない人だ」

ファイア「あれー……?」

~きわの岬~

ファイア「ここは電波と噂されるおばあさんの住む岬でございます」

レッド「電波……?」

リーフ「きっとアンテナつけてるのよ!」

トウヤ「うーん……まぁ会ってみようか」

レッド「うん……」


~家~

お婆さん「誰かわしの編み出した究極の技を受け継ぐものはおらんかのう……ん、んんっ!?」

トウヤ「うわあびっくりした」

レッド「な……何ですか」

お婆さん「お主ならできる! 究極の技を受け継いでみんか!?」

レッド「究極の技って……?」

究極の技  下2

あまえる

お婆さん「わしがまだピチピチギャルの時編み出した『あまえる』じゃ!」

レッド「あ、あまえる……?」

トウヤ「一応習ってみたら?」

レッド「うん……」


お婆さん「完璧じゃ! これほどの逸材はもういまい!」

レッド「……」

トウヤ「ライにでも試してみたら?」

ファイア「うんそれがいい」

リーフ「まぁ……いいんじゃないのっ!」

ライ「はっ、えっ」

レッド「ライぃ……あのね、今日は一緒にいたいの……」キラキラ ウルウル

ライ「」

ファイア「効果は抜群だ!!」

トウヤ「どう? ライ……あれ? おーい」

ライ「」

レッド「立ったまま気絶してる……」

リーフ「器用なことするのねっ!」



ライ「う、うまくねーよ! もうやんなよ!! 他の奴に!!」

レッド「うん……」

ファイア「ワァーオ、聞いたかいボブ。他の奴にやるなだってよ。こりゃ傑作だHAHAHA」

ボブ「全くデスよーHAHAHA」

レッド「誰!?」

トウヤ「あ、ボブじゃん、久しぶりー」

ボブ「オーゥ久しぶりデース」

レッド「知り合い!?」

リーフ「ねぇ、ちょっとお店覗き見しましょうよっ!」

ライ「客、そこそこ来てそうだな!」

ボブ「デハ私はここで。バーイ!」

レッド(誰だったの……)



ザワザワザワザワフィー! 

店員「凄いですよキョウヘイさ……キョウ子さん!」

キョウ子「キョウ子ってなんすかもう! ほら定着しちゃったー!」

店員「キョウ子さんが客引きしてから飛ぶように売れますよ!」

キョウ子「まぁ、一応俳優っすからね! 演技と思えば……!」

客「キョ、キョウ子ちゃん」

キョウ子「はぁーい、何ですかぁ?」

店員(凄い)

レッド(凄い……こなしてるね)コソッ

トウヤ(だねぇ……レッ子ちゃんとキョウ子ちゃんか)コソッ

ファイア(トウヤさんは……トウ美ちゃんとか?)コソッ

トウヤ(やだなぁ)コソッ

リーフ(あ! またお客さん来たわよ!)コソッ

来た客  下2

アクロマ

キョウ子「いらっしゃいま……」

アクロマ「ほう……ここは中々良いものが揃っていますね」

店員「ありがとうございます!」

キョウ子(なんであいつが今来るんだよアホー!! いや、落ち着け、今の俺はキョウ子今の俺はキョウ子……)

アクロマ「あの、お嬢さん」

キョウ子「はいっ! 何か御用でしょうか!」ニコニコ

アクロマ「む……?」

キョウ子(ばれんなばれんなばれんな)ニコニコ

レッド(キョウ子、ピンチ……!)コソコソ

トウヤ(ばれたら大変だよ……)コソコソ

ファイア(いや、わからないと思うけどな……)

アクロマ「あの……」

キョウ子(どう来るかっ!?)「はい、なんでしょう?」ニコニコ

アクロマの反応  下2

アクロマ(キョウヘイ君? いや……女の子ですし人違いですよね)

アクロマ「これいくらですか?」

キョウ子「3000円です!」

アクロマ「じゃあ買います」

キョウ子「まいどありーっ!」

キョウ子(よっっっしゃ! へへーんバーカバーカ!)

キョウ子「ありがとうございましたーっ!」

アクロマ「いい買い物しました」

レッド(よし……エーフィ、もういいよ)コソコソ

エーフィ(フィーしたかったけどレッドに圧力かけられてて人違いだと思わせる事しか出来なかった!)

トウヤ(あ、そろそろ終わりかな?)コソコソ

店員「お店の品物が売り切れちゃいました……なのでもういいですよ」

キョウ子「マジすか! やった!」

店員「それと、いいお客も来ましたので、この化石は差し上げます!」

キョウ子「おー、あざっす!」

店員「どういたしまして! 出来ればまた……」

キョウ子「絶対嫌っす!」


キョウヘイ「いやー、疲れたっす」

レッド「お疲れ……」

トウヤ「大変だったねー」

キョウヘイ「まぁ、演技の勉強と思えば全然っすよ」

リーフ「演技って?」

キョウヘイ「カントーは映画館少ないんしたっけ……これ、ポケウッドの『ハチクマン』シリーズDVDっす」

ファイア「帰ったら見よう」

リーフ「そうね!」

キョウヘイ「あ、レッドさん、はいミュウの化石」

レッド「え、いいの……?」

キョウヘイ「はい! レッドさんのポケモンになるのがミュウ的にも嬉しいっすよー!」

レッド「ありがとう……」

レッド「うーん……これくらい?」

ファイア「うん」

キョウヘイ「待った! 俺ゲームコーナー見てないんすよ!」

トウヤ「変なおじさんしかいなかったよ?」

キョウヘイ「逆に気になるっす」


~ゲームコーナー~

おじさん「うわああああ!」

キョウヘイ「どーしたんすか?」

おじさん「娘が、娘が迷子になっちまったんだぁぁぁ!!」

ファイア「また?」

レッド「前もあったの?」

リーフ「うん、3の島の森で!」

おじさん「3の島の森で迷子になっちまったんだぁぁ!!」

トウヤ「お子さんは……おいくつで?」

おじさん「まだ6才なんだ!」

トウヤ「よし、行こう!」

レッド「……ロリコン」

キョウヘイ「ローリーコーンー」

ファイア「ロリコン?」コソコソ

リーフ「ロリコン?」コソコソ

ライ「ロリコン……」

トウヤ「違うよ! 小さい子だから心配でしょ!」

レッド「まぁ……そうだけど」

キョウヘイ「3の島っしたっけ、行くっすかー」

トウヤは良い人だなあ(棒)

~3の島~

レッド「なんか……うるさい」

キョウヘイ「パラリラパラリラしてるっすね」

ファイア「暴走族かも」

トウヤ「レッド達にかかれば一発だろうから怖く無いなぁ」

リーフ「そうよそうよ一発よー!」


マヨ「やだ! それ返して!」

暴走族「なんだよこのきのみはよぉ! いらねーだろ! ヒャッハー!」

暴走族達「ゲラゲラゲラ」

キョウヘイ「うわ、あんなちっちゃい子に……」

リーフ「ったくよぉ、男の癖に子供に手を出すとは黙っておけねぇ!」

レッド「……」スッ

暴走族「はっはっはー……ん?」

トウヤ「その子から手を離せ」ゴゴゴ

レッド「悪い暴走族は嫌い」ゴゴゴ

ファイア「ちくわ大明神」ゴゴゴ

暴走族「ひ……ひぃー! お前ら、撤退だぁぁぁ!!」ダダダ


トウヤ「大丈夫? 怪我してない?」

マヨ「う、うん……ありがとうお兄さん!」

トウヤ「いいんだよ、お父さんのところ行こうねー」

レッド「……普通の対応」

トウヤ「僕を何だと思ってるの」

キョウヘイ「凄かったっすねー」

ファイア「俺ちくわ大明神しか言ってないんだけど」

リーフ「謎の迫力があったわ!」



~2の島~

マヨ「おとーさーん!」

おじさん「マヨ! 心配したぞー!」

トウヤ「良かった良かった」

レッド「うんうん」

キョウヘイ「トウヤさん男前っしたね。ロリコン要素も無かったっすし」

トウヤ「いや、抱きついてもらえたからじゅうぶ……あ」

レッド「……」

キョウヘイ「……」

ファイア「……」

リーフ「……」

ライ「……」

トウヤ「あ……あははー……」

おじさん「ありがとうございました! お礼をしたいので是非家へ!」

ファイア「じゃあ……行きますか?」

レッド「うん……」

キョウヘイ「そんな飲みに行きますか的なノリで」


~3の島~

おじさん「家はここです。今友人を泊めているんですが」ガチャ

ダイゴ「あ、お帰りなさーい……って、レッド君達じゃないか」

レッド「ダイゴさん……」

キョウヘイ「……なるほろ、石仲間っすね」



ダイゴ「へぇ、レッド君達がマヨちゃんを」

おじさん「感謝しきれないよ」

キョウヘイ「……あれ? ダイゴさんここにいたんならさっきの騒ぎに気付いてたんじゃ?」

ダイゴ「実は、さっきまで寝てて……」

おじさん「何かお礼をしたいんですが……」

レッド「そんな、僕は何も……」

ダイゴ「いや、僕がこれを渡すよ。何も出来なかったお詫びも兼ねてね」

レッド「……」

貰ったもの  下2

レッド「メ、メガストーン……!?」

ダイゴ「フットワークの軽い石好きをなめないでくれよ」フフン

キョウヘイ「チャンピオンの仕事ほっぽってここまでするか!」

ダイゴ「うっ」ギクッ

トウヤ「石集めの前に仕事だよね、普通」

ダイゴ「ううっ」ギクギクッ

ファイア「仕事してないって事は……ニートとも言えるっていうか」

ダイゴ「」

レッド「え、えっと、メガストーンありがとうございます!」

ダイゴ「あ……ありがとう……」シクシク

リーフ「仕事って大事ね!」

ダイゴ「ぐふっ」バタッ

レッド「ダイゴさん!?」



レッド「失礼な事……言っちゃダメ」

ファイア「はーいお兄様」

キョウヘイ「はいっすー」

トウヤ「はぁーい」

ライ「もう暗いけどよ、ポケセン泊まるのか?」

レッド「……そうする?」

リーフ「そうするーっ!」

キョウヘイ「疲れたっすもんね! 休みましょー!」

~ポケセン~

トウヤ「はぁ……足いたい」

ファイア「筋肉痛とかやめてくださいよ。マッサージしましょマッサージ」

リーフ「私! 私がやる!」グッグッ

トウヤ「うぅっ……気持ちはありがたいけど、痛い……!」

レッド「……」

ライ「……もう寝るのか?」

レッド「ん……お休み……」

レッド「今日は楽しかったね……明日も楽しいことあるといいね、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴかー!」

今日はここまで。総集編とか言ってたけどやっぱ総集編じゃないです。明日も今日と同じ。

遅れます!!

遅れましタツベイ!!始めマッスグマ!!

二日目 朝  ポッポー

レッド「朝……です」

レッド(おはようございます)

レッド(起きたけどやることないです)

レッド(うーん……ただ言えるのは)

レッド(なんで皆布団に入らないで寝てるんだろう)

レッド(遊んだまま寝ちゃったのかな?)

レッド(何しよう)

何する?  下2

レッド(却下)

レッド(いや、友達だよ? 友達だけどね?)

レッド(トラウマってそうすぐに治らないよね)

レッド(33.33で凄い。凄いけどさ)

レッド(ナツメも落ち着いたし……再発したら嫌だし……)

レッド(うーん……じゃあお手紙送る。それでいいでしょ)

レッド(『今ナナシマに来てます。女装したり女装させたり暴走族がいたりで賑やかです』……これでいっか)カキカキ

レッド(後でポッポ便で送ろう)


レッド(……何しよう。暇)

下2

レッド(うん、朝ごはん作ろう)

レッド(メニューは……作りながら考えればいっか)

レッド(僕って料理出来たっけ……)

レッド(……まぁ、なんとかなるよね)


レッド(……出来た)

キョウヘイ「グッモーニン! いい匂いがしたから飛び起きたんすけど!」ガバッ

レッド「丁度良かった……朝ごはん出来た」

キョウヘイ「よっしゃあーい!」

トウヤ「うーん、うるさいよー……あれ、朝ごはん?」

ファイア「兄さんのご飯?」

リーフ「兄さんのご飯っ!? 食べる食べる食べるーっ!」

ライ「……腹減った」

レッド「全員分ある……はい」

メニュー 下2  味 下4

レッド「はい」

キョウヘイ「わーっ、すげえ! この間ユネスコ無形文化遺産に登録された和食っすね!」

ファイア「登録は本当に嬉しいよね」

トウヤ「美味しそうー。食べていい?」

レッド「どうぞ……」

リーフ「いただきまーす! もぐもぐ……おいっしい!」

ライ「まぁ……旨い」

キョウヘイ「やべえ! 和食やべえ! こりゃ文化遺産ものだぜ!」

トウヤ「キョウヘイ落ち着いて、確かに美味しいけど」

レッド「……」ドヤア

ファイア「無表情なのに漂うドヤ顔オーラ」

ライ「旨い……まぁ元の食材がいいんだろうけどな!」

トウヤ「本当美味しいねぇ。良いお嫁さんになるね」

レッド(何でお嫁さん?)

トウヤ「レッドもいつか……どこかに嫁に……うぅ」

レッド「行かないよ……?」

キョウヘイ「いやー……美味しかったっす。確かに嫁にしたいレベルっすよ」

ライ「!?」

レッド「ルリさんに怒られるよ……」

キョウヘイ「じ、じょーだんっすじょーだん」

トウヤ「うんうん、確かに今すぐお嫁さんにしたいくら」

キョウヘイ「せいっ!」パシッ

トウヤ「はっ! あれ? 今僕何か言った?」

レッド「目覚める前に……!」

キョウヘイ「もう見極められるっす」

ファイア「怪しい発言が聞こえましたが」

レッド「気のせい……」

リーフ「さっすが私の兄さんね! 尊敬するわ!」

ファイア「……ライ、何か言いなよ」コソッ

ライ「はっ、何で俺が」

ファイア「いいからいいから、何か褒めときなさい」コソコソ

ライ「……」

何て言う?  下2

レッド「ライ……どうだった、かな」

ライ「ふんっ、まぁ美味しかったぞ」

レッド「本当? ありがとう……」

ライ「……ふんっ」

ファイア「いいぞ一歩前進だ。グイグイ行けグイグイ」プークス

ライ「いいのかよ、お前は」

ファイア「兄さんはそういうあれを惹き付けるオーラがあるって知ったし、ライならいいかなと思いましたまる」

ライ「……」


キョウヘイ「よーし、森行くっすよ森ぃー!」

レッド「森……?」

リーフ「あっちにね、きのみの森っていうのがあるのよ!」

トウヤ「きのみかぁ、拾いたいねぇ」

~きずなばし~

リーフ「この橋はきずなばしっていうのよ!」

レッド「きずなばし……いい名前」

キョウヘイ「き、ず、な、ば、し」

ファイア「きずなばし」

トウヤ「流行語入れなくてもいいよ」


~きのみの森~

ライ「薄暗いから見えにくいけど、たまにきのみが落ちてんだ」

レッド「へぇ……見つかるといいな」

キョウヘイ「じゃ、ちょっとばらけてきのみ探してみるっすか! 三十分後ここ集合で!」

トウヤ「キョウヘイが仕切ってる……立派になったね」ホロリ

キョウヘイ「トウヤさんにとって俺はなんなんすか……」

トウヤ「かわいい後輩だよ。こんな立派な後輩がいて僕は嬉しい」

キョウヘイ「……」



レッド(きのみ探しかぁ)

レッド(僕が見つけられるとは思わない)

レッド(正直注意深くないし)

レッド(どうしよっかな)

誰かと行く(指定)または一人  下2

レッド(もう皆行っちゃったみたい……)

レッド(うーん、どうしよ)

アクロマ「きのみが見つからないとお困りのそこのあなたっ!」

レッド「」ビクッ

アクロマ「こちらのキノミツカールを使えばすぐにきのみの場所がわかりますよ! さぁ!」

レッド「え、え……あ、本当だ」

アクロマ「理屈的にはダウジングマシンの応用できのみしか見つからないよう云々……」

レッド「……?」

アクロマ「おっと、難しい話をしてしまいましたね、まぁどんどん使って下さい」

レッド「う、うん……」


レッド「いっぱい取れた……」

アクロマ「流石ですね」

レッド「少しあげる……」

アクロマ「お気持ちだけいただいておきます。その代わりキョウヘイ君に会わせて下さい」

レッド(えー……この人いたらキョウヘイは嫌がるよね、でもきのみ見つかったのはこの人のおかげだし……どうしよう)

どうする?  下2

レッド「じゃあ……ここにいて」

アクロマ「はい! ありがとうございます!」

レッド「別に……僕が会わせる訳じゃないから」ダッ

レッド(このあたりかな……エーフィ)

エーフィ(はい任せてくだフィー!)ミョンミョン


キョウヘイ「何故かこっちにきのみがある気がするっす……」

キョウヘイ「まぁいいやレッツゴー!」

アクロマ「キョウヘイ君!」

キョウヘイ「逃げろおぉぉ!!」ダッ

アクロマ「逃がしませんよ!」ガシッ

キョウヘイ「わっ、くそ、放しやがれー!」ジタバタ

アクロマ「今日は用事があって来たんですよ」

アクロマの用事  下2

アクロマ「ちょっと女装してもらえませんか?」

キョウヘイ「……はぁ!? 嫌に決まってんだろバーカ! 放せって!」

アクロマ「むむ……まぁいいです、やってしまいなさいオーベム!」

オーベム(ご主人、あんたが心配だよ)ミョンミョン

キョウヘイ「え、おいやめ、うわぁーっ!!」


キョウ子「くそっ……何しやがるてめぇ!」

アクロマ「や……やはりあの時笑顔で接客していたのはキョウヘイ君、いえキョウ子ちゃんだったのですね!」

キョウ子「……あっ」

アクロマ「可愛いですよキョウ子ちゃん! さぁ今すぐプラズマフリゲートで愛を確かめ合おうじゃないですか!」ハアハア

キョウ子「確かめ合うも何も愛なんてねぇよ!! ルカリオ! はどうだんっ!」ポーン

ルカリオ「わんっ!」ドカーン

アクロマ「ぐわぁー! 私は諦めませんからねぇーっ!」ヒューン

キョウ子「はぁ……着替えよ」

キョウヘイ「……」

レッド「あの……大丈夫?」

キョウヘイ「えっ、あぁ大丈夫っすよー」

レッド「あの……ご、ごめん……」

キョウヘイ「何がっすか、全然大丈夫っすから」

レッド(さっきの出来事を記憶から消している……!)

ファイア「おやお二人さん、お早いね」

リーフ「多分私とファイアが一番集めたわよ!」

トウヤ「ふふん、それはどうかな?」

ライ「自信ありそーじゃねえか!」

キョウヘイ「あ、集まったっすね。結果はっぴょー!」

集めたきのみの数
リーフ&ファイア 下1のコンマ  トウヤ 下2コンマ ライ 下3コンマ キョウヘイ 下4コンマ レッド 下5コンマ

ファイア「お、これは」

リーフ「やったー! 私達が一番っ!」

レッド「凄いね……」

トウヤ「何処にそんなにあったの……」

ライ「なんだよ! 一人あたりなら俺とそこまで変わらないだろ!」

リーフ「双子パワーよ!」

レッド「ライも凄い……よ?」

ライ「あ、当たり前だっ!」

キョウヘイ「……このきのみ、どうするっすか」

トウヤ「きのみは保存出来ないしねー……食べちゃおうか」

レッド「じゃあ、ポケモンも……」

ファイア「むしろポケモン出さないと食べきれないよね」

トウヤ「わー、美味しいねぇ」

ゼクロム「バリバリ!」

キョウヘイ「本当っすねー! やっぱり自然のものの方がいいんすかね?」

キュレム「キュララ!」

ファイア「ほーらおやつですよ」

イーブイ「……」モグモグ

リーフ「いっぱい食べなさいよ!」

イーブイ「いぶいぶっ!!」ガツガツ

ライ「……ポケモンいすぎだろ」

ウインディ「くぅーん」

レッド「……そうかも」

リザードン「ぐあうう」

アブソル「」モグモグ

ヌメルゴン「ぬめっ!」モグモグ

シェイミ「あっ、横取りはやめるでしゅ!」

メロエッタ「何言ってんねん、横取りちゃうわ!」

ファイア「喋るポケモンについては敢えて突っ込まないよ」

~3の島~

キョウヘイ「ここの島も良かったっすねー」

レッド「うん……」

トウヤ「で……どうしたらいいのかな? 確かニシキさんの所行くんだっけ」

ファイア「あー……そうだった」


~1の島~

ファイア「ニーシーキーさーん」

ニシキ「ファイアさんっ! 頼み事……っ!」

ファイア「わかったわかった。やるやるこの人達が」

レッド「こら……」

ファイア「皆でやります皆で」

ニシキ「今、ホウエンと繋がる機械を作ってるんです」

キョウヘイ「ホウエンと? そりゃ凄いっすね」

ニシキ「その為には、二つの石が必要なんです。ルビーとサファイアが」

トウヤ「ルビーとサファイア……赤い石と青い石だね」

レッド「赤い石……? もしかして」ゴソゴソ

レッド「これ?」

ニシキ「! それですっ! それがルビーです!!」

リーフ「流石兄さん! 頼まれる前にだなんて!」

ファイア「冒険心が凄いね。洞窟の奥に石あっても普通持っていかないでしょ」

ニシキ「で、残りのサファイアが4567の島の何処かにあるんです」

キョウヘイ「その島にはどうやって行くんすか?」

ファイア「確か、このトライパスだと3の島までしか行けないんですけども」

ニシキ「大丈夫です! レインボーパスが……あれ?」

トウヤ「どうしたんですか?」

ニシキ「あ……そういえばマサキさんに貸してたんです。マサキさんに直接もらって下さい」

ファイア「めーんどーう」

レッド「困ってる人がいたら、助ける」

ファイア「ですよね御兄様」

ライ「じゃあ……マサキの所に行くのか」

~マサキ宅前~

ファイア「マサキ! マサキ!」ドンドン

キョウヘイ「いるのはわかってるんだ! 今すぐ開けろ!」ドンドン

レッド(迫真の演技)

マサキ「えー……何なん、急に……寝てたんやけど……」

ファイア「こんにちはー。レインボーパス返して下さい」

マサキ「レインボーパスぅ? あー……ニシキに借りてたやつやな」

キョウヘイ「そうそう、マサキさんから直接貰えって言われたんす」

マサキ「ふーん……でも、寝てるところを起こされて不機嫌やからな、いくつか条件出すわ!」

リーフ「条件……?」

ライ「面倒なのじゃねーだろーな」

レッド「その条件って……何?」

今日はここまで。明日からマサキの条件編。

確か6の島にはリゾートあるはずだしシルバー登場するのだろうか
それはそうと存在を忘れられてたDPtのライバルさん・・・

>>252 多分ほらフィー枠で出るよ。確かバイだし。
始めルンパッパ

マサキ「わいの仕事代わりにやって欲しいんや!」

キョウヘイ「わー、汚い大人っすー!」

ファイア「子供に押し付けんなー」

マサキ「うっさいわ! パスやらんで!」

トウヤ「まぁまぁ、とりあえずは、ね?」

レッド「何すればいいの……?」

マサキ「まずはな、タマムシで大量発生したベトベターの駆除や!」

リーフ「なーんだ! それなら楽勝よね! いきましょっ!」

ライ「効率良くやるために話し合いすべきだろーが!!」

~タマムシシティ~

エリカ「……困りましたわ」

レッド「エリカ……こんにちは」

エリカ「あらっ、レッドさんじゃありませんかこんにちは! 今日も可愛らしいですハアハア」ハアハア

ファイア「あっ、ショタコンだ」

エリカ「はっ! こちらはレッドさんの弟のファイアさんですよね! こっちもまた……次はFK会でも作り……いえ、私はレッドさん一筋でっ!!」

キョウヘイ「何すかこの人」

レッド「……この町のジムリーダー」

トウヤ「あー……じゃあ盛り上がってる所悪いけどお話が」

エリカ「はい?」



エリカ「まぁ、レッドさん達がリーグからの人だったんですわね」

ライ「リーグからって何だよ」

エリカ「リーグから、今日ベトベターを駆除して下さる方が来ますってお手紙が来たんです」

レッド「それで……ベトベター、何処?」

エリカ「こっちですわ」


お爺さん「わしの家の前の池がああああ!!」

ベトベター「べとぉん」「べたべた」「べぉーん」

キョウヘイ「何でお爺さん池の奥に家建てたんすか!」

トウヤ「こだわりがあるんじゃない?」

ファイア「それにしても……これは酷い」

リーフ「時間がかかりそうねー!」

レッド「エーフィ、サイコキネシス」

エーフィ「フィーッ!」ミョンミョン

ベトベターだったもの「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」

エリカ「あ、ら……」

ファイア「……これはすごい」

レッド「?」

トウヤ「偉いねレッド、一人で対応出来て!」

キョウヘイ「すげーっす! 素直にそう思うっす!」

ライ「まぁ俺の次にすげえんじゃねえの!」

リーフ「流石私の兄さんっ!!」

エリカ「これはRK団新聞にのせますわね!」

ファイア(このメンバーには兄さんに甘い人が多すぎる)

レッド「? ファイアもおいで」

ファイア「はーい」

ファイア(そして俺はその兄さんに甘やかされている人間なのである)ドヤア



マサキ「お疲れさーん、レッドが頑張ってきたみたいやな」

キョウヘイ「あれ? 何で知ってるんすか?」

マサキ「RK団の電子新聞に載ってるで、写真付きで」

レッド「入ってたの……!?」

トウヤ「この写真、どう見ても隠し撮りだねぇ」

マサキ「まぁ、おめでとう! なんやかんやで第一の試練をクリアしたようやな!」

ライ「……まだあんのかよ!」

マサキ「当たり前やで! 次はトキワシティのやな、えーと……」

マサキ「トキワで下2をしてほしいって依頼が来とる」

マサキ「何かどっかのアホがなー、バグ技使ってミュウツー増殖したらしいねん、で、不具合が起こってミュウツーが逃げ出して大混乱、と」

レッド「それは、つまり……」

マサキ「うーん、そうやな。コピーのコピーって奴や」

ミュウツー「……」

レッド「……ミュウツーは僕の仲間だからね」

マサキ「おっと……モノホンの方ゲットしてたんか。失礼失礼」

キョウヘイ「じゃあ、トキワいくっすか」

~トキワシティ~

ミュウツー?「jdwixirox」「fsr:cjssgigy」「rsshodmruu」「ysjksjyxu」

グリーン「あーくそっ、何なんだよ畜生!」

レッド「……グリーン」

グリーン「レッド、とお前ら……何でここにいるんだ? ……まさか」

キョウヘイ「多分そのまさかっすよね。マサキさんに仕事押し付けられたっす」

トウヤ「あれ、ミュウツーなの? 僕が知ってるミュウツーとは違う気がするけど」

グリーン「そうだ。こう言ったらあれだが、出来損ないだな。何故か町に出て暴れ始めたんだ。俺はこの町の人達を守らないといけないからな」

ライ「兄貴……」

グリーン「ジムリーダーってのは町のヒーローみてーなもんだ。じゃあ、住民を避難させてくるから片付けといてくれ」

レッド「わかった……」

キョウヘイ「グリーンさんが普通に仕事してるイケメンだった件」

ファイア「むしろキョウヘイさんの中のグリーンさんは何だったんだっていう」

レッド「かわいそうだけど……いいよね、ミュウツー」

ミュウツー「……」コクリ

レッド「うん……ミュウツー、破壊光線!」

ミュウツー「……」ギュウウウウン

ミュウツー?「」「」「」「」「」「」

キョウヘイ「ほへー……レベルの差っていうかなんていうか」

トウヤ「うん……わっ、まだこっちにいる!」

ライ「隠れてやがったのか!?」

ファイア「これは……バトルですかね」

リーフ「私達だって兄さんのように戦えるんだから!!」ポーン

キョウヘイ「よし、俺も協力するっすよ!」ポーン

トウヤ「伝説レベル出して大丈夫かな」ポーン

フシギバナ「ふっしゃああああ!」

キュレム「キュララララ!!」

ゼクロム「バリバリバリッシュ!!」


レッド「皆も……凄い」

ミュウツー「……」ジッ

レッド「……ごめんね、ミュウツー」

ミュウツー「……」

レッド「……あ」

ミュウツー?「だcぅdwjxそf」キィィン

女の子「う、うわぁーんっ!」

レッド「……っ!」ダッ

レッド「大丈夫、大丈夫……!」ギュッ

女の子「うわぁーん! うわぁーん!」

レッド「早くお母さんの所に……っ」

ミュウツー?「ヴぁいswh:dせqうぇswwww」キィイイイィン

レッド「ああ、もうっ!」ドガッ

ミュウツー?「」バタッ

女の子「……え」

レッド「あれ」

レッド(いくら僕がマサラ人でも、今のは咄嗟だったしあんまり力入ってなかったんだけど)

レッド「もしかして……」

女の子「……お兄さん?」

レッド「あ、今から避難……は難しいかな。リザードンお願い」ポーン

リザードン「ぐああう」

レッド「……」スタスタ

ミュウツー?「せはlfrswswwwwwgdrg」

キョウヘイ「あ、レッドさん!? 流石に直にはむずくないっすか!?」

レッド「……」パシッ

ミュウツー?「」ドーン

キョウヘイ「レ、レッドさんが平手打ちでミュウツー?倒したぁぁぁ!!」

レッド(やっぱり……防御がありえないほど低い)

レッド「なら……ミュウツー、サイコショック!」

ミュウツー「……」ドドド

ミュウツー?だったもの「」「」「」「」「」「」「」「」「」

トウヤ「わー……凄いね」

ファイア「やばい」



女の子「お兄さん、ありがとう!」

レッド「無事で良かった……リザードンもありがとう」シューン

リザードン「ぐあううう」

トウヤ「レッドいいなぁ」

キョウヘイ「おい」

グリーン「あー、終わったか。すまねえなレッド」

レッド「しっかり仕事しろツンツン……この子、逃げ遅れてた」

女の子「あ、ジムリーダーさん!」

グリーン「無事だったか……お母さんが探してたぞ。あっちだ」

女の子「はぁーい」タッタッ

グリーン「すまん。助かった。ありがとうございます」

レッド「もっと称えるがいい」

ファイア「グリーンさんのイメージが崩れていく」

リーフ「あぁいう兄さんも素敵っ!」

ライ「兄貴……」

キョウヘイ「俺達にはあぁいうグリーンさんしか思い出せないっすね」

グリーン「今回は本当に助かった。あの子がな」

レッド「仕事しろ」

キョウヘイ「そうだそうだー」

ファイア「あの俺達を指導してくれたイケメンのジムリーダーグリーンは何処いったんだ!」

グリーン「い……今でもイケメンだ馬鹿!」

レッド「……」

グリーン「その顔やめろよ!」

トウヤ「まぁ……ここはこんな感じでいいかな」

ライ「じゃ、マサキのやろーんとこに報告しに行くぞ」


グリーン「レッド、これやるよ」

レッド「?」

下2

グリーン「ポケモンも食べれるグミ的なお菓子だ」

レッド「……ありがとう」

グリーン「今回のお礼にしてはあれだけどよ、今これしか持ってなかったんだよ」

レッド「お菓子につられる年じゃないし……」

グリーン「あ、それ苺味な」

レッド「ありがとう!」

グリーン「単純だな……ほら行けよ」

レッド「うん!」タッタッ

グリーン「ガキ……」


キョウヘイ「レッドさんどしたんすか?」

レッド「お菓子もらった……」

トウヤ「怪しいお兄さんからとかじゃないよね?」

レッド「違う……緑」

キョウヘイ「なんだグリーンさんか」

ファイア「なんで持ってたんだっていうね」

マサキ「おー、お疲れさーん」

キョウヘイ「流石にもういいっすよね?」

マサキ「何いってんねん。まだあるわ。っていうかこれがメインやな」

レッド「……」

マサキ「お、レッド何やその顔。多分考えてること合ってるで」

トウヤ「え、何ですか?」

マサキ「わいが作った新しい機械の実験台してほしいねん!」

ファイア「何っ」

リーフ「やだっ、怖い!」

ライ「何の機械か教えろよ」

マサキ「かるーく使えるお手軽マシーンやで!」

どういう機械か  下2

マサキ「たったたたったーたったたたったったー。ポケモン変身マシーン」

キョウヘイ「マサえもん!!」

レッド「前のより……小さい」

マサキ「そうや! 持ち運び可能にしたんや! あと色々調整も出来るようにしたで!」

トウヤ「調整?」

マサキ「まぁ、実験しながらしよか。誰がやる?」

レッド「や、やりたい……っ!」

マサキ「わかった。どのポケモンとやる?」

レッド「じゃ……ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴっか!」

マサキ「よし、ピカチュウのDNAをうんたらそんたら……」

マサキ「で、調整がこれや。10をいい感じに何:何にして、どれくらいポケモンにするか出来るんや!」

マサキ「例えば人4:ピカチュウ6ならピカ耳としっぽだけみたいな感じや」

レッド「皆に任せる……」

キョウヘイ「どうするっすか?」

何:何?  下2

マサキ「オッケーや。スイッチオンっ!」

ドッカアアアアアアン

キョウヘイ「ごほっ、ごほっ……ちょ、大丈夫なんすかこれ!?」

マサキ「多分大丈ぎゃあああああ!!」ビリビリ

トウヤ「!? 電撃!?」

ファイア「まさか……」

レッド?「……」バチバチ

キョウヘイ「やったー! レッチュウゲットだぜ!」

レッド「ぴか!!」

トウヤ「おこだよ?」

マサキ「いたた……影響は、耳と尻尾がはえて少し小さくなってピカ語しか喋れんくなるやつやな」

レッド「ぴかー……」

エーフィ(爆発させんなエセ関西弁がっていってるよ!)ミョン

マサキ「ひどいっ!」

ピカチュウ「ぴ、ぴか、ぴかちゅ?」

レッド「ぴかー、ぴかちゅう」

ピカチュウ「ぴか! ちゅぁー!」

レッド「ぴか、ぴか!」

キョウヘイ「ほほえましいんすけど何言ってるか理解出来ないっす!」

リーフ「……」ムズムズ

トウヤ「どうしたの?」

ファイア「あの……尻尾とか耳触ったらどうなるんだろうって感じ」

ライ「普通のピカチュウは、尻尾触られたら少し不機嫌になるよな」

キョウヘイ「まさか……薄い本みたいに!!」

トウヤ「……触ってみよっか」

ピカチュウ「ぴか、ぴっか」

レッド「ぴか、ちゅー……?」

触った反応  下2

トウヤ「そーっと……えいっ」サワッ

レッド「ぴかぁ!?」ビクッ

キョウヘイ「これは……」

トウヤ「あー……」ナデナデ

レッド「ぴっ、ぴかぁっ、ちゅぅっ」ビクビク

キョウヘイ「何続行してんすかアウトっすアウト! 目覚めんな!」

トウヤ「てへぺろー」

レッド「ぴ……ぴかぁ」

リーフ「……///」

ファイア「まー過激」

ライ「……」プルプル

マサキ「まさに薄い本みたいなアレやったな。そういや、今……」

キョウヘイ「なんすか?」

マサキ「ピカチュウって、発情期なんやで」

キョウヘイ「はぁ!?」

リーフ「ええっ!?///」

ライ「」ブーッ

マサキ「今のレッドがどうかはわからんけどな、DNAうんたらしたからほぼ80%そうやな」

キョウヘイ「わからんくないじゃないっすか! レッドさん大丈夫っすか!?」バッ

レッド「ぴか……ちゅうっ!」ダキッ

キョウヘイ「へぼあっ!? ちょいちょいちょいちょいちょい、俺はほらあれあれあれっすから、ライとかにほらあれしたらいいいんじゃないすかね!?」

ファイア「キョウヘイさん混乱し過ぎですよ。落ち着け落ち着け」

レッド「ちゅー……」スリスリ

キョウヘイ「いや混乱するっすよこれぇ!! 俺にはルリちゃんがいるんすよぉー! でも……でもじゃねえ死ね俺!!!」

リーフ「落ち着いて!」

キョウヘイ「くっ……あ! ほらグミだぞとってこーい!」ブンッ

レッド「! ぴかー!」タッ

キョウヘイ「……今ガチ沈澱ションボリ丸っす」

ファイア「立派な人間なんですね」

キョウヘイ「俺なんか……俺なんか……」

ファイア「そんな事ないです……見てくださいあれ」

トウヤ「おいでおいでこっちおいでー!」

ライ「……」チラッチラッ

エーフィ「フィーーー!!!」ハアハア

ファイア「キョウヘイさんは立派ですよ……」

レッド「ぴか……ぴかぴーか、ちゅ?」

訳:誰の所に行こう?  下2

リーフ「あわわわわ」

レッド(リーフ慌ててるなぁ……慰めないとー……?)

レッド「ぴか……ちゅう?」

リーフ「はわっ! だ、大丈夫よ兄さん!」

レッド「ちゅうー……?」キラキラ

リーフ「だ、ダメよリーフ、私が我慢しないと、兄さんは……っ」

レッド「ちゅうー……」ウルウル

リーフ「兄さぁんっ!!」ガバッ

レッド「ぴっ、ちゅあーっ!!」


リーフ「ごめんね兄さんごめんね兄さん少し乱暴だったわ!」

レッド「ちゅー……」

キョウヘイ「本来なら逆」

ファイア「リーフ……あれは引くわ」

ライ「おっ、お前っ、あ、あんな……!」

リーフ「違うのよーっ! 兄さんが可愛すぎてダメなのよー!」

リーフ「だってー! 兄さんが……兄さんがあんな可愛い声で鳴くから」ハアハア

レッド「ぴっ……ぴかーっ!!」ダッ

キョウヘイ「あっ、レッドさん!?」

マサキ「この機械なー、本人がこのボタン押さないと治らんねん」

キョウヘイ「え、レッドさぁーん!!」

トウヤ「探した方がいいねぇ」

ライ「手がかかるやつだ!」

ファイア「見つけてそのままお持ち帰りとかやめてよ」

キョウヘイ「よし、レッドさん捜索隊出動!」

リーフ「はいっ!」

キョウヘイ「リーフは留守番っ!」

リーフ「うっ……」

レッド(リーフこわい)

レッド(うー……あたまもピカチュウみたいになってるのかな)

レッド(ものがかんがえられないー)

レッド(うー……)

レッド(あつい……あついぃ)

レッド(だれかいないかな……)キョロキョロ

※今のレッドの大きさリーフより頭ひとつ小さいぐらい

誰がいる?  下2

エーフィ(レッドー! 皆心配してるよー!)

レッド(……でも、かえりたくないんだもん)

エーフィ(ダメダメ! 僕は見る側だからそれは効かないよー!)

レッド(きょうは……かえりたくないの……)ウルウル

エーフィ(きっ……きかんっ!!)

レッド(……)ウルウル

エーフィ(……もーう! それやるならグリーンかシルバーにやってよー!)

レッド(なんでそのふたり?)

エーフィ(僕が一番萌えるからだよぉー!)

レッド(もえる……ほのおたいぷなの?)

エーフィ(逆にそうだよぉー!!)

エーフィ(これをイケメンに持っていけば凄く萌えるんだよぉー!)

レッド(もえ……るぅ)

エーフィ(そうだよー! うん、そうだ! エスパーって便利!)ミョンミョン

レッド(わ! う、ういてるよ、えーふぃ)

エーフィ(そりゃあ浮かせてるからね!)

エーフィ(さーて、この萌える物体を誰に持っていこうかなー。あ、男限定ね。僕腐男子ですから!!)キリッ

レッド(えーふぃなにしてるのー)

エーフィ(フィー! 何もしてないよ!)

誰の所に持っていく?(男)  下2

エーフィ(やっぱトウヤかな! 目覚めトウヤは美味しい!!)

レッド(たべたの?)

エーフィ(食べたっていうか、うーん……見てて美味しいんだよ)タッタッ


トウヤ「レッドー、レッドー……あ、いた」

エーフィ「フィー!」

トウヤ「エーフィが連れてきたんだね、ありがとう」

レッド「ぴか、ぴぃか?」

トウヤ「んー? 怒ってないよぉ」

レッド「ぴか! ぴかぁー!」スリスリ

トウヤ「あはは、くすぐったいよー」

エーフィ(はよフィーれや!!)

レッド「ぴか……ちゅう……?」

トウヤ「んー、聞こえないよ」ナデナデ

レッド「ぴ、ぴっか、ちゅうぅっ!」

トウヤ「そうそう、そうやって大きい声で言ってね……?」

エーフィ(目覚めたぁぁぁぁ!!!)ハアハア



トウヤ「僕はリーフよりは大人だからね、ちゃんとレッドの事も考えてるよー」

レッド「ち、ちゅう……」ヘタッ

トウヤ「うん、帰ろうか。はいおんぶ」

レッド「ちゅー……」

エーフィ「」(失神)


トウヤ「見付かったよー」

キョウヘイ「マジすか!! あー、良かっ、た……トウヤさん」

トウヤ「何?」ニコッ

キョウヘイ「……何でも無いです」

ファイア(こうやって子供は学習していくのだな)

リーフ「兄さんっ!」

トウヤ「しー……今レッド寝てるから」

レッド「……すぅ」

ライ「……」

キョウヘイ「こうやって見るとほとんどいつもと同じなんすけどね」

マサキ「手が触れれば解除出来るから、今のうちに戻したろ」

ファイア「そうだすね」



レッド「……ん」

リーフ「あ、兄さんっ、兄さんごめんねぇーっ!!」

レッド「あ、だ、大丈夫……」ナデナデ

リーフ「兄さん優しいー……」

トウヤ「ほぼピカチュウだった時のこと覚えてる?」

レッド「お、覚えて、る……///」

キョウヘイ「トウヤさん!?」

トウヤ「何も無いよね?」

レッド「う……うん……///」

キョウヘイ「くっ……本人がこう言ってたら俺は何も出来ないっす」

レッド「あ、キョウヘイごめん」

キョウヘイ「謝られると心が痛むんで」

ファイア「誰が得した?」

エーフィ(僕と同胞!!)

今日はここまで。深夜になるとフィー分が増える。決して楽しんで書いてる訳じゃない、楽しくなんか……。

今日はPM9:30~10:10です。短いです。

少しだけやります!

レッド「……」

トウヤ「これでやることは全部終わりましたよね?」

マサキ「おぉ、よぉ頑張ったと思うで! はい、レインボーパス!」

レインボーパスを手に入れた!

キョウヘイ「色々あったっすけど……まぁ、とりあえずイェーイ的な感じっすね」

レッド「う……ん?」

ファイア「そうだよ兄さん、イェーイ」

レッド「い、いぇーい……?」

リーフ「兄さんを困らせないのーっ!」

トウヤ「じゃあ、早速4の島に行こうか」

レッド「……うん」フイッ

トウヤ「あれ?」

キョウヘイ「トウヤさん……」

ファイア「兄さんに何したんすか」

リーフ「え? 何があったの?」

ライ「何が何だ?」

トウヤ「あー……キョウヘイとファイアこっちおいで。やったこと話すから」

キョウヘイ「うす……」

ファイア「はぁーい」



トウヤ「……って感じ」

キョウヘイ「うわぁー!! レッドさん大丈夫っすかぁー!!」

ファイア「これは……フィーさんも失神するわけだ」

レッド「う、うぅ……」

キョウヘイ「レッドさんっ! 嫌だったらハッキリ嫌っつった方がいいっす!! もう、マジで……あの人マジ恥ずかしい!!」

トウヤ「心外だなぁ」

ファイア「いや……うん、10才に聞かせる事じゃ無いですよね」

トウヤ「ファイアならいけるかな? って。この中ではそこそこ大人だしね」

ファイア「でも兄に……うーん……3年たって凄く変わったな兄さん。いい意味でも悪い意味でも」

レッド「」ガーン

ファイア「あ、いい意味がほとんどですんで」

レッド「あ、あれは忘れる……! そうする!!」

トウヤ「それなら」

ゴチルゼル「ゴチwwwww」ミョンミョン

レッド「!? ……ぐぅ」

キョウヘイ「……何したんすか?」

トウヤ「さいみんじゅつで一回眠らせれば忘れるかなって。じゃあ僕がおんぶして……」

キョウヘイ「待った! あんな話聞かされてからは無理っす!」

ファイア「うんうん」

トウヤ「あれは目覚めた方がやったんだよー……」

リーフ「私!私がおんぶするー!」

ライ「え、じゃ、俺も……」

キョウヘイ「じゃあ全員でじゃんけんするっすよ! じゃーんけーん……」

勝者  下2

キョウヘイ「お、勝ったのは……」

シルバー「……あの、レッドさんがいるって聞いて……つい」

ライ「……んだよお前」

シルバー「……人に物を訪ねる態度がそれか」

ライ「あぁ?」ゴゴゴ

シルバー「……何だ」ゴゴゴ

キョウヘイ「あーもう、まぁまぁまぁ。えっと、一緒に旅してた仲間っす。シルバー、こちらレッドさんの弟妹さん」

ファイア「どうも」

リーフ「こんにちは!」

シルバー「レッドさんの……シルバーといいます。今後ともよろしくお願い致します」

ファイア「……キョウヘイさん、これ」コソコソ

キョウヘイ「初代フィーっすよ」コソコソ

リーフ「礼儀正しいのねー! でも同い年なんだから、普通でいいのよ!」

シルバー「そうか……ありがとう」

ライ「けっ」

シルバー「よいしょ……」

レッド「ぐぅ……むにゃ」

キョウヘイ「大丈夫っすか?」

トウヤ「僕からみたら子供が子供を背負ってる感じだからねぇ」

シルバー「大丈夫です。これくらい」

キョウヘイ「いい子っすね……とりあえずクチバまで行くっすか」


~クチバシティ~

リーフ「ここから4の島に船で行くのよ!」

シルバー「船で……レッドさん、起きて下さい」

レッド「んー……シルバー……?」

シルバー「はい。船に乗るそうなので、この酔い止め飲んでおいてください」

レッド「……ありがとう」

ファイア(ライ、完全不利)

~4の島~

レッド「シルバー、色々ありがとう……」

シルバー「いえ、これくらい」

レッド「……あのさ、暇なら一緒にナナシマ回らない?」

シルバー「えっ……いいんですか」

レッド「僕は、来てくれたら嬉しい」

トウヤ「そうだねぇ、僕も賛成」

キョウヘイ「俺も(面白そうだから)賛成っすー!」

レッド「……ね?」

シルバー「えっと、じゃあ……これからまたよろしくお願いします」

ファイア「はいはーい」

リーフ「うんっ!」

ライ「……」

ライ、最大のピンチ……ッ!そこにいたのは、恋のライバル、シルバー……ッ!
明日は普通の時間でやります。終わるの早くてごめんね!!

始めまーす

キョウヘイ「ファイア君」

ファイア「何でしょうか」

キョウヘイ「おさらいしよう」

ファイア「はい」

キョウヘイ「シルバーはレッドさんの女装を見て徐々にフィーってった」

ファイア「ライはあの朝兄さんの女装を見て爆発した」

キョウヘイ「フィーってからの時間はシルバーの方が長い」

ファイア「今まで一緒にいた時間はライの方が長い」

キョウヘイ「シルバーは結構すぐ倒れる」

ファイア「ライはそれっぽい態度がとれない」

キョウヘイ「うーん……同じくらいっすかね、難易度は」

ファイア「まぁ観察していきましょう」

レッド「……二人とも、仲悪いね」

ライ「けっ、こんな奴と関わりたくねえよ」

シルバー「それはこっちの台詞だ」

ライ・シルバー「ふんっ!」

レッド「……」

トウヤ「まぁ大丈夫だよ。段々仲良くなるって」

リーフ「そうよ! ライと兄さんみたいにね!」

キョウヘイ「さーて何年かかるっすかね」

ファイア「三年かかるに100円」

エーフィ「面白そうだね、ディアちゃんどう思う?」

ドレディア「やっぱり今一番売れてるのはグリーン×レッドとシルバー×レッドとアクロマ×キョウヘイですわぁ」

エーフィ「へー、アクロマのは売れると思わなかった」

ドレディア「今はライ×レッドやトウヤ×レッドもいいと思ってますわぁ」

エーフィ「へー……あそこで喧嘩してるのはどう思う?」

ドレディア「……ありですわぁ!!」

エーフィ「よーし、早速薄い本作りだー☆」

ライ「」ゾクッ
シルバー「」ゾクッ



レッド(喧嘩するほど仲がいいとは言うけど……うーん)

トウヤ「喧嘩して徐々にお互いを知っていくんだよ、多分」

レッド(多分!?)

キョウヘイ「……ん? レッドさんのエーフィ」

エーフィ「フィー! フィー!」

ドレディア「ディアー!」

トウヤ「あれ、僕のドレディアも」

リーフ「何か持ってるわよ!」

ファイア「薄い本……?」

キョウヘイ「あんま見たくないっすけど……内容は」

薄い本の内容  下2

キョウヘイ「」ブフォッ

レッド「? 見えない」

トウヤ「レッドはダメー、目隠しね」

リーフ「ちょっとー何よっ!」

ファイア「リーフもダメ。目隠ししてやるわ」

エーフィ「フィー!」ドヤア

キョウヘイ「エンブオー、エーフィごと燃やせ!!」

エンブオー「ぶおお」ゴオオオ

エーフィ「フィーっ!?」

トウヤ「エーフィ達は悪趣味だなぁ、ゲーチスのおっさんはいらなくない?」

キョウヘイ「そういう問題っすか!?」

ドレディア「でぃあ……」

ファイア「ドレディアさん、神妙な顔で頷くのもやめたげてよぉ!」

トウヤ「まぁ……観光しようか」

レッド「あ……育てやさん」

キョウヘイ「ここにもあったんすねー」

ライ「こういう所も利用しないと図鑑完成は目指せないからな!」

レッド「ライは、図鑑完成させようとしてるの……偉いね」

ライ「まぁ、そうだな!」

レッド(グリーンにそっくり)

キョウヘイ(あのドヤ顔とかグリーンさんそっくり)

リーフ「育てやさん……そういえば、お手伝い体験が出来るのよ!」

ファイア「あー……そういや、後継者作りとしてや観光用にそういうのがあるんだったね」

レッド「や、やりたい……!」

トウヤ「レッドはそういうの得意そうだねぇ」

他にやる人(複数でも可)  下2

リーフ「私やるー!」

ファイア「じゃあ俺もやろうかなーおぉーっとそういやこれは三名までなんだったー忘れてたーじゃあ家族水入らずで行ってきまーす」

キョウヘイ(フィー組に隙を与えることなく……! ファイア、恐ろしい子っ!!)


~育てや~

お爺さん「じゃあ、今日はポケモンのお世話をしてもらいましょう」

レッド「お願いします……」ワクワク

リーフ「頑張りまーす!」

ファイア「まーす」

お爺さん「嬉しいのう……最近の子は興味ないかと思っておったよ」

お婆さん「お爺さんが感傷に浸ってる間にいきますよ」

ファイア「わーお婆さん手慣れてるー」


お婆さん「じゃあ、まずはこの子と遊んであげてね」

レッド「このポケモンは……」

何のポケモン?  下2

お婆さん「えぇとね……このポケモンはね、自分で来て、探してる男の子が来るまで置いて下さいって行ってきたポケモンさ」

ファイア「ありなんすか?」

お婆さん「放っておけないからねぇ……アルセウスやぁーい」

アルセウス「ご飯ですかー? ……あぁ! レッド君ですね貴方!!」

レッド「」ビクッ

アルセウス「あぁ良かったやっと会えましたね、てんかいの笛全然吹いてくれないから来てしまいましたよ!」

レッド「あ、ご、ごめん……」

アルセウス「いえ! 今会えたからいいんです! 貴方は素晴らしいトレーナーだとエンテイさん達から聞きました!」

エンテイ「ぐおう」(そういや言ったのう)

アルセウス「だから、私も連れていって下さい! 貴方がどこまでの人間か見てみたいのです!」

レッド「い、いいよ……」

アルセウス「ありがとうございます!!」

ファイア「創造神ってフレンドリーだね」

リーフ「ん? どういう事?」

ファイア「このポケモンが兄さんの仲間になるって」

お婆さん「会えたのはいいけどね、お手伝いもしてもらわないとね」

レッド「あ、やります……」

リーフ「このポケモンですかっ?」

オオタチ「たちー」「たっちー」「たちちー」

ファイア「ジョウトのポケモンだっけ」

お婆さん「この子達のご飯をあげてね」

レッド「お、お食べ……」モフモフ

オオタチ「たちー」

ファイア「兄さん、もふもふしてたらご飯食べられない」

リーフ「ちょ、ちょっとー! 逃げないでよー!」ドタドタ

オオタチ「ちー!」「たち!」ドタドタ

ファイア「リーフ、足音」

お婆さん「ファイア君が一番向いとるのう」

お婆さん「最後はポケモンのブラッシングやマッサージだね」

ゴーリキー「ウホッ」

レッド「凄く……(背が)大きいです……」

ベトベター「べたぁ」

リーフ「マ、マッサージ……?」

オオタチ「たちー!」

ファイア「一番楽なのがあたって良かった」


お爺さん「今日はよく頑張ったのう」

お婆さん「爺さんは何もしてませんがねぇ」

レッド「お世話になりました……」

リーフ「ありがとうございましたー!」

ファイア「ましたー」

お爺さん「レッド君、君にこのタマゴを託そう」

レッド「……ありがとうございます」

お爺さん「タマゴが孵ったら大切にしてやってくれよ」



レッド「楽しかった……」

キョウヘイ「おかえんなさーい。どうだったっすか?」

ファイア「創造神が仲間になった」

ライ「……嘘だろ?」

アルセウス「マジですよ!」

トウヤ「わ、びっくりした……アルセウスだっけ」

アルセウス「はい、私アルセウスと申します! よろしくお願いします!」

シルバー「喋ってることに違和感がないですね」

キョウヘイ(喋り方を優等生女の子ととるかアクロマ系ととるか……♂♀ないんだったっけか)

アルセウス「人間の愚かな行動をしっかり目に焼き付けようと思っています!!」

ファイア「愚かなって言うなし」

エーフィ「フィー?」

アルセウス「はい、何でしょう?」

エーフィ「フィー、フィー!」

アルセウス「うーん……そういう趣味は無いですね」

エーフィ「フィー……フィ、フィー!?」

アルセウス「それなら出来ますよ、どちらでも!」

レッド「?」

トウヤ「今の会話の内容が書いてある紙が飛んできたよ。ありがとうどっかの誰かー」

キョウヘイ(多分気付いてる)

トウヤ「えっとー……つまりアルセウスはラティアスみたいに人になれるんだってー。あと声は三輪さんじゃないって」

リーフ「三輪さん?」

ファイア「あー……エーフィが言ってたのはそういう事か」

レッド「どういう事……」

アルセウス「つまり、人間の男の姿にも女の姿にもなれるんですよ!」

キョウヘイ「へー、凄いっすね」

アルセウス「まぁ、奥の手なので滅多にやりませんがね!」

エーフィ「フィー、フィー!」

レッド「何て言ってる……?」

アルセウス「男の姿になってレッド君を襲えって」

レッド「殴られたら殴り返す……」

トウヤ「多分そっちの襲うじゃないなぁ」

アルセウス「じゃ、私はボールに入ってますよ!」シューン

レッド「……凄いポケモン?」

シルバー「俺には凄いポケモンを仲間にするレッドさんが凄く思えます……」



~のしかかりハウス~

男「俺達は!」ドスーン

男2「のしかかりが好きだ!」ドスーン

男「だが君にのしかかるとっ!」ドスーン

男2「君が潰れてしまうからやめようっ!」ドスーン

男「だが、君達同士ならっ!」ドスーン

男2「のしかかっても大丈夫じゃないかな!」ドスーン

男「素敵なのしかかりを見せてくれっ!」ドスーン

レッド「……だって」

トウヤ「確かにあの人達にやられたら潰れそうだなぁ」

誰と誰がやる?  下2

グレイシア「しあ! しあ!」

レッド「グレイシア……覚えたいの?」

男「この技を教え(略)よし、君のグレイシアはのしかかりを覚えた!」

グレイシア「……しあ?」

レッド「うん、やってみていいよ」

グレイシア「しあっ!」ドーン

レッド「いっ……な、ナイスのしかかり」

グレイシア「しあ!」

キョウヘイ「レッドさん、グレイシアだと威力が弱いとはいえポケモン相手だとレッドさん紙耐久なんすから」

レッド「いっ……痛くなんて、ない」プルプル

グレイシア「しあ……?」

レッド「大丈夫……」プルプル

シルバー「一応、怪我してないか見ましょうか」

レッド「うぅ……」

キョウヘイ(シルバーが積極的)

トウヤ(ライバルがいると強くなるね)

シルバー「ちょっと腫れてますね……」

レッド「……」

ライ「何ぐすぐすしてんだ! マサラ人ならこれくらい耐えてみせろよ!!」

レッド「……うん!」

ファイア(がんばれライ)

リーフ「兄さん怪我しないでねー!」

グレイシア(我が主よ、我は主にのしかかりたかった訳ではないのだ)

グレイシア(ただ、このチカラを押さえ込むには物理的なものも必要だったのだ……)

グレイシア(我が主に攻撃してすまな……くっ、聖戦の時の古傷がッ!!)

リーフィア(微妙にツンデレなシア姉可愛い!!)ハアハア

レッド「?」ナデナデ

キョウヘイ「何となく言葉がわかるっす」

トウヤ「見てたらわかるね」

グレイシア(……ふっ、我が主のチカラは癒しのようだな、我の古傷を癒す為にもっと撫でて貰おうか)

リーフィア(いきなりデレデレなシア姉も超キュート!!)

ファイア「元四天王のカンナさんの家がそこにあるよ」

レッド「挨拶しに行く……」


~カンナ宅~

レッド「こんにちは……」

カンナ「あ、あら。確か貴方はレッド君だったわね。もう行方不明はやめたの?」

レッド「リーグ的には……まだ行方不明です」

カンナ「そう……ワタルも苦労してるのね。どうしてここに?」

レッド「妹と弟がお世話になったらしい……ので」

リーフ「妹です!」

ファイア「弟です」

カンナ「誰かに似てると思ったわ……私はね、今この島の平和を守る……みたいな事をしてるわ」

レッド「……格好いい、です」

カンナ「そんな、ここは元々平和だしやることもないわよ」

キョウヘイ「……クール系美女とぬいぐるみ」

トウヤ「しっ」

カンナ「……いいじゃないの、好きなんだから」

レッド「可愛いですよね……ぬいぐるみ」

カンナ「そうよね!」

カンナ「それにしても、よく喋るわね。あの時は全く喋らなかったのに」

レッド「色々あって……」

カンナ「そう……再開した証って事で、ぬいぐるみを一個あげるわ」

レッド「!!」パアア

カンナ「これは、テンションが上がって2つ買ったはいいものの置く場所が無かった……訳じゃないのよ!」

レッド「はい!」

キョウヘイ(どんなツンデレっすか)

カンナ「これよ。はい!」

何のぬいぐるみ?  下2

カンナ「クチートっていうホウエンのポケモンよ!」

レッド「か、可愛い……ありがとうございます」モフモフ

カンナ「喜んでくれて嬉しいわ!」

レッド「もふもふ……」モフモフ

女の子「カンナさん! いてだきの洞窟にロケット団が!!」

カンナ「なんですって!?」

レッド「ロケット団……?」

~いてだきの洞窟~

キョウヘイ「ノリでついてきたけどさっむ!!」

トウヤ「凍ってるね」

カンナ「ロケット団がいるっていうのはここね……」

レッド(何でまだロケット団がいるんだろ……)

ライ「ロケット団なんて俺がぶっとばす!」

シルバー「逆にぶっ飛ばされるんじゃないのか?」

ライ「んだと!?」

シルバー「……」

レッド(サカキ、自分の部下管理してんのかな)

カンナ「じゃあ、突入するわよ!」

リーフ「ジュンサーさんみたいでかっこいい!」


カンナ「あなたたち、ロケット団ね! 大人しくしなさい!」

ファイア「何人いるかなー……っと」

何人いた?  下2

ファイア「ひーふーみー……あー……10~30人」

キョウヘイ「若干数えるのが面倒なんすね」

トウヤ「そこそこいるねぇ」

カンナ「あなたたち、またこの洞窟のポケモンを売るつもり!?」

レッド「……」

したっぱ「何だよ! 8対10~30で勝てると思ってんのか!?」

リーフ「何人なのよ!」

ファイア「本人達もわからないのか」

カンナ「答えなさい! あなた達の目的は何!?」

したっぱ「へっ、いいだろう! 冥土の土産に教えてやるよ!」

キョウヘイ「はいフラグ立ちましたー」

ロケット団10~30人の目的  下2

したっぱ1「俺らの目的はな!」

したっぱ2「ちょ、あそこにいるのレッド様じゃない!?」

レッド「!?」

したっぱ3「マジだ! すいません、握手して下さい!」

したっぱ4「おい抜け駆けすんなよ!」

レッド「え、え……?」

カンナ「ど、どういう事!?」

したっぱ1「俺らの目的は、レッド様を崇める会の設立だ!!」

したっぱ5「サカキ様を倒した時、マジかっこよかったです!!」

したっぱ6「ファンです! 写真一緒に撮ってください!」

レッド「え、あ、えー……」

キョウヘイ「レッドさんパねえ」

ライ「へっ、くっだんねー」

シルバー「……似たような会、いや団があったような」

トウヤ「あー……あるね」

したっぱ2「なんですって!? 何処!?」

ファイア「RK団ですね、詳しくはこちらにお電話を」

レッド「……ファイア、手慣れてる」

ファイア「実は2、3回こういう事がありました」

カンナ「うーん……驚いたわ。まさか目的があぁなんて」

レッド「……」

キョウヘイ「バトルで魅了するって結構凄いっすよ!」

トウヤ「ちょっと危ない人もいたけど」

リーフ「兄さんが危ない!?」

ファイア「そういう人はエリカさんが落としてるらしいよ」

キョウヘイ「エリカさんやべえ」

レッド「……複雑」

トウヤ「確かに、自分のファンクラブ?が知らぬ間に巨大化してるんだもんね」

レッド「……」

レッド「……」

カンナ「まぁ、洞窟のポケモンが無事で良かったわ。このあとはナナシマを回るの?」

ファイア「その予定です」

カンナ「そう。最近物騒になってるから気をつけてね」


キョウヘイ「物騒って、暴走族とかっすかね?」

トウヤ「ああいうのは都会から来るのかな?」

ファイア「チャリで来た。って人もいるかもしれませんね」

リーフ「そんなやつ、私がぼっこぼこにしてやるわ!」

レッド「……まぁ、見ていっていたら倒す、感じで」

今日はここまで。明日も今日と同じ位の時間に始めます。暇になったらノー安価番外やるかも終わり。

今日は大幅に遅れると思います。多分十時半くらいだと思います。

遅れました!!始めます!!

~5の島~

レッド「……ついた」

ファイア「ここは……特に見るものも無い、かな?」

キョウヘイ「まぁ、とりあえず一日もたせてみせるっすよ!」

トウヤ「あわよくば2日もたせるよ!」

レッド「でも、もう夕方……」

リーフ「本当ね! 夕日が映る海が綺麗! まるで私のように!!」

ライ「今日はすぐポケセンに泊まんのか?」

リーフ「おいっ!!」

~ポケセン~

キョウヘイ「これで余裕で2日もつっすね」

レッド「……?」

トウヤ「何でもないよー」

リーフ「まだ夜ご飯まで時間あるわねっ、私泳ぎに行ってくる!!」ダッ

ファイア「俺はダラダラしてくるー」

ライ「おい、決着つけんぞ!」ダッ

シルバー「望むところだ!」ダッ

トウヤ「皆元気だねぇ……」

キョウヘイ「じゃー俺、監督に言い訳(という名の脅迫)の電話してくるっすー」

レッド(……暇)

レッド(何しよう)

何する?  下2

レッド(……潜ろう)

レッド「海行ってくる……」

トウヤ「夜ご飯までには帰ってくるんだよー」

ファイア「いってらー」


~海~

レッド「……すー、はー、えいっ!」ジャバッ

レッド(無事潜れました)

レッド(海ーいぇーい)

レッド(……? 何か落ちてる)

何が落ちていた?  下2

レッド(モンスターボール?)

レッド(中に……ポケモン入ってる)

レッド(誰か落としたのかな……?)

レッド(……水中だとわからない。上いこう)


~水上~

水着のお姉さん「うぅー……ドククラゲー! どこー!?」

レッド「ぷはっ」ジャバッ

水着のお姉さん「きゃっ!? あ、あなた、そのモンスターボール……!」

レッド「お姉さんの……? はい、気を付けて下さい……」

水着のお姉さん「ありがとう! 本当にありがとう!! お礼にこれをあげるわ!」

お礼のもの  下2

水着のお姉さん「わ、私の……」モジモジ

レッド「?」

リーフ「あ、兄さん!! 兄さんも海に来てたのー!?」

レッド「リーフ……うん。潜りに」

リーフ「えぇー、思いっきり泳いだ方が気持ちいいわよっ! 一緒に泳ぎたいー!」

レッド「わかった……えっと、お礼はいいです……じゃ」

水着のお姉さん「……諦めないんだからッ!!」



リーフ「あーもう! 何で兄さんに勝てないのー!?」

レッド「僕の方がお兄さんだもん……当たり前」

リーフ「むむー、いつかは抜いてやるんだからー!」

レッド「……頑張ってね」

リーフ「あー……疲れた! 兄さん、帰りましょ!」

レッド「うん……リーフ、姉さんにそっくり」

リーフ「え!? 私そんなに大人っぽくないわよー!」

レッド(でも本当にそっくりだと思う)


~ポケセン~

キョウヘイ「あ、二人ともお帰りなさーい」

リーフ「ただいまーっ!」

レッド「……あの二人は」

ライ「……」

シルバー「……」

トウヤ「引き分けだったらしいよ」



レッド「おやすみ……」

キョウヘイ「おやすみなさーい」

トウヤ「おやすみぃー」

ファイア「おやすみー」

ライ「……おやすみ」

シルバー「おやすみなさい」

レッド「明日は何があるかな……楽しいことが多いといいね、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴかー!」



エーフィ「フィー!」

ドレディア「ディア!!」

N「え、うん……久しぶりだね」

※翻訳

エーフィ「そうだね! 今日はただ次の日には向かわないよ!」

ドレディア「色々やりますわ、色々!」

N「ボクは通訳としているって事だね」

エーフィ「まぁ普通の人の意見も聞きたいしねー」

ドレディア「この人にも協力してもらいますわ!」

ダークライ「……何をさせる気だ」

エーフィ「てへぺろ」

エーフィ「ダークライって夢を操れる的な感じだよね?」

ダークライ「まぁ、バッドエンド限定だがな」

ドレディア「それならあんな夢もこんな夢も見せられると思うんですの!」ハアハア

N「……」

エーフィ「だからね、お願い! これからやる企画に協力して!」

ダークライ「……企画とは何だ」

エーフィ「よくぞ聞いてくれました! この企画は、安価で決めた人に安価で夢を見せるよ!」

ダークライ「……」

N「……やりたくないっぽいけど」

ドレディア「そんなあなたに!! モモンの実10個セットをあげますわ!」

ダークライ「仕方無いな……いいだろう」

N「えー……」

エーフィ「じゃあ一人目ー!」

ドレディア「誰にしますのー?」

ダークライ「これ、今食べたら駄目か?」

エーフィ「いいよー」

N「モモンの実好きなんだ」

ダークライ「これは自然界の奇跡だと思っている」モグモグ

エーフィ「じゃあ、あの人にあんな夢を見せて!」

ダークライ「承知した」モグモグ

誰に 下2  どんな夢を 下4

ダークライ「もう無くなりそうなんだが」モグモグ

ドレディア「やってくれたら増やしますわ」

ダークライ「わかった」モグモグ

N「餌付けされてる……」

ダークライ「よし……はぁっ!!」ドオオオン


~リーフの夢の中~

リーフ『うーん……あれ?』

リーフ『私、寝てたはずなんだけどな』

リーフ『……ん?』

レッド『……頭が高い。そんな格好で僕と対話しようなんて百年早い』

トウヤ『くっ……悔しい! でも興奮しちゃう!』

リーフ『二人が変態になってるーっ!!!』

~現実~

リーフ(はっ、ゆ、夢か……悪夢だった)

N「……」

エーフィ「ありかもしれない……」

ドレディア「でも私はやっぱりトウヤ×レッド派ですわね」

N(トウヤ……)

ダークライ「……」

ドレディア「あ、いい感じだったのでモモンの実十個追加ですわ」

ダークライ「ありがたい」モグモグ

ダークライ「安い労働で高い報酬……いいな」モグモグ

エーフィ「そう言ってくれると嬉しいな!」

ドレディア「頻繁に出来るかもしれませんわね!」

N「あの、ボク帰っていいでしょうか」

エーフィ「駄目!」

ドレディア「次はどうしましょ~?」

ダークライ「うまい」モグモグ

誰に 下2  どんな夢を 下4

ダークライ「……」モグ…

N「あ、流石に嫌っぽいね」

ドレディア「お願いしますわ! 女体化の資料にするんですの!」

ダークライ「……」

N「さらに嫌な顔になったね」

エーフィ「モモンの実30個あげるからぁ!」

ダークライ「これっきりだぞ」ドオオオン

N(いいんだ……)

~夢の中~

ラニュイ『うーん……あれー? 寝てたはずやけん、何でここに?』

ルミタン『明晰夢じゃなかね?』

ラジュルネ『明晰夢だったとして、何で皆でおるとね!?』

ルスワール『姉妹の絆……じゃなかと?』

ラニュイ『良いこと言うばいー! あれ?』

トレーナー『バトルじゃおらあああ!!』

ルミタン『……夢でもバトル、ウチららしか』

トレーナー『うっせえな! 流石にあっちのじゃ駄目かなーって思って俺が来てやったんだよ!!』

ラニュイ『こいつ壁に話かけてるばい!』

ラジュルネ『気色悪!!』

ルスワール『し、失礼ばい』

トレーナー『うっせー! 俺もさっさと元の世界に帰ってナツメといちゃいちゃするんだー!!』

ルミタン『……バトル、するのかしないのかハッキリしてほしか』



ラニュイ『うっそー! みーんな負けたばい!!』

ルスワール『……こんな強か人、初めてばい』

ラジュルネ『まだ、もう一回! 流石にこれはリベンジするばい!』

ルミタン『仕方なか……また挑戦してくるのを待つしかなかよ』

トレーナー『じゃあな! 俺はさっさとナツメに会いに行く! やるべき事? 忘れた!!!』

ラニュイ『……何だったとね?』

~現実~

ラニュイ「はっ……むむ、あたしが負けるなんて、悪夢ばいー!」

エーフィ「ダークライさんどういう事ですかー!」

ダークライ「いや、適当にパラレルワールドから人を持ってきたらこうなった」

N「声が大きい人ってことしか覚えてないな」

ドレディア「……あまり良くない結果でしたわね、これは」スッ

ダークライ「」ピクッ

ドレディア「……はい、どうぞ」

ダークライ「すまないな……」モグモグ

エーフィ「次こそはっ! フィーなのがいいなって思ったり!」

ドレディア「じゃあどうしましょう」

N「ボクいらないと思う」

ダークライ「俺もそう思うが」モグモグ

エーフィ「いいのー! 次は!」

誰に 下2  どんな夢を 下4

ダークライ「それなら……いいだろう」モグモグ

N「そういえばキョウヘイと観覧車乗ったこともあったな……」

エーフィ「えっ!?」

ドレディア「えっ!?」

N「あっ」

ダークライ「いいからやるぞ」ドオオオン

~夢の中~

キョウヘイ『うーん……うん?』

キョウヘイ『あれー、何で俺ライモンの観覧車前にいるんすかね』

キョウヘイ『これが噂の明晰夢!? わーい好き勝手出来るんすね! ってえ?』ピタッ

キョウヘイ『ちょ、観覧車前から動けないんすけど! 何すかこの微妙なバリア! 嫌!』ペタペタ

キョウヘイ『仕方無い……誰かが来るのとか待ってみるっすか』

誰がきた?  下2

アクロマ『キョウヘイ君!!!』

キョウヘイ『!? うわ逃げられない!』

アクロマ『まさか夢の中でも会えるとは思いませんでした!』

キョウヘイ『こっちの台詞だ! おめーとは会いたく無かったよ! ルリちゃんが良かったっす!!』

アクロマ『おや、こんな所に観覧車が。行きましょう!!!』

キョウヘイ『嫌だぁぁぁぁぁぁっ!!!』

~現実~

キョウヘイ「はっ!!」ガバッ

キョウヘイ「ゆ、夢、だよな……マジ悪夢」

エーフィ「すっごい惜しかった!!」

ダークライ「……すまないが、これには回数制限があってな。ギリギリアウトだったようだ」

ドレディア「えぇー……まぁ、仕方ありませんわね。これは差し上げます」

ダークライ「この優しい甘み……全然嫌いじゃない」モグモグ

N「終わり……なら帰っていいんだよね」

ドレディア「あ、いいですわ。さよならー」

N「凄くあっさり……」


エーフィ「今日はフィーれなかったけど、また次回頑張るよ!」

ドレディア「広がれ腐、毒タイプの輪!」

今日はここまで。明日もわからんです。書けそうだったら書く。終わり。

今日はやっぱり無視でしたすみません。明日は9:45から出来ると思いますんで!!

変な誤字してました。今日は十時からですごめんなさい!

遅れました始めます!

三日目 朝

レッド(……おはよう)

レッド(えっと……5の島だっけ、ここ)

レッド(ついて海行って寝た気がする)

レッド(うん……)

レッド(何しよう)

下2

レッド(グレイシアと遊ぼう)

レッド「グレイシア……」

グレイシア「し、しあ、しあ!」(今日も早いな我が主……ぐわああああ! 日の光がッ!!)

レッド「!?」アワアワ

グレイシア「し……しあ……」(くっ……すまないな我が主……遊んでくれたら治るかもしれぬ……)

レッド「だ、大丈夫……?」ギューッ

グレイシア「!? しあ、しあ……///」(そ、そこまでやらなくても治る!!)

レッド「……?」ナデナデ

グレイシア「しあ、しあ!」(普通に遊ぶのだ、封印されし闇の遊戯をッ!!)

レッド「……グレイシア、走るの速い」

グレイシア「しあ、しあ!」(ふっ、闇の書物の魔法を使えば容易い)

レッド「じゃ……もう一回やる?」

グレイシア「し、しあ! しあ!」(も、もういい!)


レッド(グレイシア、急いでボール戻っていっちゃった)

レッド(……何しよう)

下2

レッド(カミツレに電話しよう)プルルル

レッド(電話に出んわ、出た)プルルガチャッ

カミツレ『もしもし、どうしたの?』

レッド「えっと……特に用事があるって事でもない、かな」

カミツレ『あらそう? でも私はいつでも電話オッケーだからね』

レッド「ありがとう……えっと、今ね、ナナシマにいる」

カミツレ『ナナシマ、そういえば研究がなんとかって話題になってるわ』

レッド「うん……色々あって面白い」

カミツレ『そう、どんな感じ?』

レッド「えっと……」


カミツレ『面白そうね、私も行ってみようかしら』

レッド「お仕事大変でしょ……長話してごめんね。じゃあまた」

カミツレ『えぇ、また電話してね』



レッド(電話楽しかったな)

レッド(……長電話とか言ったけどそうでもなかった)

レッド(うーん、こういう時は……)

レッド(寝起きドッキリだ!)

レッド(誰にやろう)

下2

レッド(……キョウヘイの顔に落書きでもしようかな)

レッド(じゃあ早速……)

キョウヘイ「ぐー……ぐー……」キラキラ

レッド(……)

キョウヘイ「ぐー……ぐー……」キラキラ

レッド(このイケメン……! 落書きするのを戸惑っちゃうじゃないか!!)

レッド(……どうしよう)

落書きするか他  下2

レッド(安価だもんね、仕方ないね)

レッド(今日はプリンが持ってた水性ペンを借りました)

レッド(水性だし消せるから好きに書いちゃお)キュキューッ

キョウヘイ「ぐ、むー……」

レッド(ばれてないばれてない)カキカキ


レッド(書けた!)

レッド(ピカチュウっぽいほっぺ書いて、額にパラセクトって書いて、余った所は細かく俳優って書いて埋めた)

レッド(ふふ……起きたら怒られそう)

レッド(どうしよう。やめるか何かまだやるか)

やめる、誰に何をやる  下2

ライ「すー……」スヤスヤ

レッド(ライか……)

レッド(何かやって怒られないといいな)

レッド(もっと嫌われるかもしれない)

レッド(うーん……まぁ、そんなこと気にしてたら何も出来ないか)

レッド(よし! 寝起きドッキリしてやんよ!)

何する?  下2

レッド(女装させちゃうか)

レッド(神の手と呼ばれた僕なら、誰だって美少女に出来る気がする!!)


ライ(チャイナドレス)「ぐー……」スヤスヤ

レッド(ごめんね……ごめんね……)プルプル

レッド(に、似合ってるっていうか、ナナミさんそっくり……)クスクス


レッド(あー……笑い疲れた)

レッド(もうやめるか、何かやるか。やるとしたらラスト?)

下2

レッド(……もういいかな)

レッド(眠いし……二度寝しちゃおう)

レッド(眠い……目が霞む)ゴソゴソ

レッド「……zzz」


リーフ「うーん……朝……?」

リーフ「ん? 布団が狭いわね」

レッド「んー……」スヤスヤ

リーフ「」

反応  下2

リーフ(きゃあああああああ何これ、何これ兄さん? 天使?)

リーフ(かっわいい! 何なの!? 殺す気? 可愛い!!)

リーフ(兄さんの髪ふわもふ! ふわもふ!)モフモフ

リーフ(ああもうやべえこりゃどういう事でぃべらんめぇ!!)

リーフ(ハァハァハァもう我慢出来ないぃーっ!!!)ガバッ

レッド「んー……え?」



レッド「リ、リーフ、僕はリーフをそんな風に育てたつもりはないっ!!」ウルウル

リーフ「ご、ごめんなさい! だって兄さんが可愛いかったんだもん!」

レッド「だ、だからって、朝から、いきなり、あんな……」シクシク

リーフ「あーっ、ごめんなさい!! 反応が可愛いくてついっ!!」

レッド「……もうやらないように」

リーフ「はぁーい……」

トウヤ「うーん……なんの騒ぎか、な……何これ」

シルバー「……おはようございます……あの、これ」

リーフ「……兄さんも色々やってるじゃない!」

レッド「……てへぺろ?」

キョウヘイ「……」ムクッ

レッド「」ビクッ

キョウヘイ「おはようござ……あー何かやられてるなこれは」

トウヤ「はい鏡」

ライ「うーん……はぁ!? おい何だこの格好はぁ!!」

シルバー「はっ、いい様だな」

ライ「その思いっきり見下した顔やめろ!!」

キョウヘイ「!? 何でパラセクトっすか!?」

ファイア「そこ?」

ライ「……おい、レッド!!」

キョウヘイ「レーッードーさーん?」

レッド「……」

ライ「何か仕返ししてやる!!」

キョウヘイ「俺も俺もー」

レッド(キョウヘイの目がこわい)

仕返し  下2

キョウヘイ「よし、女装しなさい!」

ライ「……キョウヘイが言ったからそれな!!」

キョウヘイ(俺ってばいい人)

レッド「え、えー……」

トウヤ「もう慣れてる気がする」

キョウヘイ「そこで! 田舎のここでは注目されるド派手キラキラなやつがいいと思うっす!」

ファイア「セレブみたいなあれとか?」

リーフ「兄さんは何でも似合うわー!」

レッド「……」

何の服?  下2

キョウヘイ「じゃあこれで」

レッド「」

ファイア「……これは?」

キョウヘイ「金銀の時のナツメさんの服っすね」

シルバー(俺は知らないな)

レッド「わ、わかった……」

トウヤ「精神的ダメージはいったね」


レッド「……着たけど」

リーフ「かぁーわいいーっ!!」ギュー

レッド「……」

ファイア「兄さん、もう違和感無いね。心配通り越して誇らしいよ」

シルバー「えっと、その……お似合いです」

ライ「……似合ってんじゃねーのか」

トウヤ「褒めてもらえて良かったねぇ」

レッド(複雑)

キョウヘイ「今日一日これっすからね」

レッド「……」

ファイア「レッドの 露骨に嫌な顔!」

キョウヘイ「俺だって一応やられたんすから、ねぇ?」

レッド「……はい」

シルバー(笑顔の圧力)

トウヤ「じゃあ、行こうか」

リーフ「はーいっ! って言っても特にここは何もないわよ!」

子供「空き地に変な建物が出来たんだよー!」

ファイア「っていうのとリゾート地しかないよ」

レッド「……まず空き地」

トウヤ「変な建物って何だろうね?」


~空き地~

キョウヘイ「うわあ、草ボーボー」

シルバー「まさに空き地って感じですけど……建物なんてあるんでしょうか」

レッド「うーん……わっ!」

オタチ「ちちっ、ちっ!」ダッ

レッド「野生で、ジョウトのポケモン……!」

ライ「へー……後で捕まえないとな!」



レッド「……変な建物」

キョウヘイ「こんな所に倉庫?」

トウヤ「住民に無断で建てる意味あるのかなぁ?」

シルバー「……」

ファイア「扉に思いっきりRってあるんですがそれは」

リーフ「レッドのRかしら?」

ライ「流石にそれは……あるかもしんねぇな」

レッド「ない……」

したっぱ1「あー休憩終わっちまった」

したっぱ2「自由に休めないのがしたっぱの辛い所だよなー」

レッド「……」

したっぱ1・2「「うわっ」」

したっぱ1「タイミング悪いなお嬢ちゃん、見張りが帰ってきちまったぜ」

したっぱ2「おうちに帰るなら今のうちだぞ」

レッド「命令されたくない……」

したっぱ1「あぁ!?」

したっぱ2「やんのか!?」

レッド「……」

シルバー「……お前らっ!!」

したっぱ1「えっ!?」

したっぱ2「シ、シルバー坊っちゃん!!」

レッド「!?」

シルバー「親父はロケット団解散を宣言したはずだ!! その制服を着て何をしている!!」

したっぱ1「解散って、まさか、その噂は本当だったんですか!!」

したっぱ2「今他の所に行ってる奴がリーダーなんです! そいつに話をつけてください!!」

シルバー「とにかく、お前らはもうやめろ! さっさと田舎に帰って親を安心させてやれ!!」

したっぱ1「は、はいっ!!」ダッ

したっぱ2「すいやせん、坊っちゃん!」ダッ

シルバー「……行きましたね」

キョウヘイ「……シルバーが出来る上司だったっす」

トウヤ「……迫力あったねぇ」

レッド「シルバー、あの、その」

シルバー「……レッドさんも! レッドさんは充分お強いですけど、ロケット団の残党の中には危ない奴もいるんですから! 無闇に喧嘩売らないで下さい!」

レッド「は、はいっ!」

シルバー「あ、別に怒っている訳ではありませんからね?」

レッド「う、うん」

ファイア「……シルバーって何者?」

リーフ「あいつらに坊っちゃんとか言われてたけど!」

レッド「色々……」

リーフ「……リゾート地、行く?」

キョウヘイ「気になるっすね」

トウヤ「キョウヘイの場合買えるからね」

レッド「バカンスとかに良さそう……」

~みずのめいろ~

リーフ「水の迷路って言うけど、そこまで迷わないわよ?」

ファイア「まっすぐはね。左の方に行くとすっごいややこしいらしいよ」


~ゴージャスリゾート~

レッド「……ゴージャス」

トウヤ「わぁ、お屋敷があるね」

キョウヘイ「ひっそりした方がいいと思うんすけど」

ライ「色々あっちこっちに別荘があるんだ」

レッド「一際目立ってるあれ……」

シルバー「……」

シルバー「俺、ちょっとあそこに用事があるんです」

レッド「ここ? ……あぁ」

シルバー「……」

~☆サカキの家☆~

シルバー「おい親父っ!!」バーン

サカキ「うおっ、シルバーじゃないか。何か用か?」

シルバー「何か用かじゃないっ!! 何でまだ残党があんなに残ってんだよ! 『俺の鶴の一声で皆辞めるさ』とか言ってただろ!!」

サカキ「あれは、あー……俺が言っても聞かん」

レッド「……そうでもないと思う」

サカキ「何だおま……レッド?」

レッド(女装してたんだった)

シルバー「と、ともかく! 俺が見たのはサカキ様の為とかほざいてたやつだ! 親父が言えば聞くだろ!!」

サカキ「うーん……そうでもないのだよ」

シルバー「ちっ……それだけだ。じゃあな」

サカキ「おい、お父さんとお話……行ってしまった」

レッド「……このロむぐぐっ」

サカキ「ほら高級クッキーだ旨いだろう!! あと関係もないだろう!!」

キョウヘイ「悪のボス超フレンドリーじゃないっすか」



シルバー「……すいません、醜態を晒してしまって」

レッド「大丈夫、あれくらい」

キョウヘイ「親子喧嘩にしか見えなかったっすよー」

トウヤ「サカキさんってなんか同じものを感じる」

レッド「ロリ……なんでもない」

ファイア(まさかロリコンじゃないだろうな)

リーフ「じゃ、戻りましょ!」


~5の島~

レッド「……また来るかも」

ライ「あの倉庫か?」

トウヤ「まぁ、とりあえず次行こう」

今日はここまで。明日は番外かも?終わり。

番外始めます。今日は何の日?

キョウヘイ「メリィィィィ!!!」

ファイア「クリスマァァァァス!!!」

ヒカリ「レッツパァァァリィィィ!!!」

トウヤ「メリクリーって事でパーティーやるよー」

レッド「リア充が蔓延る日になりました」

リーフ「まぁまぁ、ご飯食べましょご飯!」

ブルー「そうよそうよー! 何かシェフの人が作ってくれたんでしょっ!?」

カルム「ズミさんのご厚意と」

キョウヘイ「俺のコネっす」

ヒビキ「よくわからないけど凄いです!」

レッド「……キョウヘイは、今日ここいていいの?」

キョウヘイ「……何か生放送の仕事があるとかで、会えないんすよ!!」

ヒカリ「ふふっ、ドンマイ」

コウキ「何で笑ってるの?」

レッド「……」

グリーン「あれは『ざまぁwww』って言うか『ドンマイ』って言うか迷ってる顔だな」

コトネ「あと、ゲストも随時到着するとのことでーす!」

セレナ「誰が来るのか楽しみですわ!」

ハルカ「あ、早速一人目来たっぽいかもー」

ゲスト  下2

たんぱんこぞう「こんにちは!」

トウヤ「はいこんにちはー」

メイ「名前のないたんぱんこぞう君はぁー、どういう関係があるのかにゃ?」

たんぱんこぞう「はい! そこの人に町でバトル申し込んだらキャタピーにリザードン出されて有り金全部持っていかれました!」

レッド「……僕かな」

グリーン「お前しかいねーだろ」

トウコ「へー、残念だったわね。ここでリベンジでもする?」

キョウヘイ「トウコさんひどっ」

たんぱんこぞう「は、はい……」

ユウキ「じゃあ、1対6な! ……はっ、このバトルで負けたたんぱんこぞうは人生の意味を見いだす為に放浪の旅に出るんじゃ……」

ハルカ「よーい、スタートかもー!」

たんぱんこぞう(俺の手持ちはバタフリー、マルマイン、マニューラ、マリルリ、ガブリアス、ラフレシアだ。いけるっ!)

レッド「……リザードン」

リザードン「ぐおああああっ!!」


たんぱんこぞう「うわあああああああんっ!!」

レッド「……」

キョウヘイ「全て瞬殺っていうね」

ファイア「賞金も貰うっていうね」

レッド「あの時は、食料を買うお金もなかったから……」

トウヤ「次からは大人狙おうね」

シルバー「そういう問題ですか?」

キョウヘイ「じゃ、パーティーっすし酒飲むっすよ酒ー!」

グリーン「よっしゃあ飲むか!!」

ヒカリ「飲めばいいと思うわ!!」

メイ「飲ま飲み飲む飲め飲もーっ!」

カルム「飲がゲシュタルト崩壊しそうなんだけど」

セレナ「げしゅたると崩壊?」

コトネ「きっとゲシュタルって人と崩壊するんですよ!」

ヒビキ「コトネあったまいー!」

カルム「……」



ヒカリ「ふふ、いい感じにカオスってきたわ」

レッド「……まだいけるよ馬鹿」ヒック

グリーン「流石俺のライバルだ……まだ勝負は終わらないぜ」ヒック

キョウヘイ「うわああああああんっ! 何で今日仕事なんすかーっ!!」

メイ「あはははははははは! じょそーしなさあいっ!!」

ヒカリ「今ゲストが来たら大変ね……」

ブルー「ヒーカーリーちゃんっ! ほら、貴女も飲んじゃいましょーよっ!」

ヒカリ「そうね、頂こうかしら」

ヒビキ「おぉっ!? 誰か来たですよ!」

ゲスト  下2

ゲーチス「……邪魔するぞ」

トウヤ「うわあショタコンだレッド逃げて!」

トウコ「あっ宗教野郎ねぶっ飛ばしてやるわよ!?」

キョウヘイ「うわっ痛い格好したオッサンだぁぁぁ!!」

メイ「こいつだけは女装させたくないと思ったオッサン!!」

ゲーチス「……」

ファイア「マジおっさんフルボッコ」

カルム「ははっ、どれだけ嫌いなの?」

レッド「こ……こんにちは……」ソローッ

ゲーチス「わ……私はっ! 世界を征服する資格がある人間なんだっ!! お前らと同じにするんじゃないっ!」

トウコ「あぁ? あんだけボッコボコにされといてまだ言うかぁ!?」

キョウヘイ「ずーっと刑務所にいりゃいいんすよアホーっ!!」

メイ「やーいコスプレの痛いオッサン!!」

ゲーチス「うるさぁいっ!!」

ハンサム「ここにいたかゲーチス! 逮捕だ!」

カルム「おじさん!」

ハンサム「おや、カルムクンじゃないか! メリークリスマス!」

カルム「メリクリーっ!」

セレナ「カルム、大分酔ってますわね」

ハンサム「元気してたか? うん?」

カルム「うん、元気だった! おじさんに会えたし今も元気!」スリスリ

ハンサム「なんだなんだ、今日は素直だな、はっはっは」

ライ「未成年飲酒はいいのか……?」

ゲーチス「放せっ、この下等生物が!」

ハンサム「黙れ! 話は署で聞くからな! じゃあな、カルムクン」

カルム「お、おじさん……」

ハンサム「……また後でな!」

カルム「うんっ!!」

ファイア「うわぁおデレッデレ、あっまぁー」

ヒカリ「砂糖のはちみつ漬けくらい甘いわ!」

セレナ「カルム……」

レッド「……あ! 飲み比べ!」

グリーン「あ、そうだったな、続きやんぞおらぁ!」

レッド「望むところ!」

トウヤ「飲みすぎないようにねーっ!!」

メイ「はいはいはい! あのね、皆飲みすぎてると思うよ!!」

コトネ「そーですねっ!」

ライ「……おい」

シルバー「……何だ」

ライ「今……兄貴の方が可能性高くね?」

シルバー「あぁ……そうだな」

ライ「その気になれば兄貴いけるんじゃね?」

シルバー「……そうかもな」

ライ「……」

シルバー「……」

ライ「まぁ、兄貴が、まさか、そんな訳ねえし!」

シルバー「まぁ飲めよ」

ライ「ちくしょーっ!!」ゴクゴク


レッド「はあ、はあ……中々やるね」

グリーン「……お前もな!」

レッド「まだ、決着はついてにゃいっ!!」

グリーン「そ、そうだな!!」

ヒカリ「二人とも、もうベロンベロンだけどね」

レッド「ら、らいりょううらから!」

グリーン「ごほっごほっ、お、おえふがまわっれねーろ!」

レッド「おみゃえも!」

トウヤ「あはは、続行するんだ」

メイ「あははははははは! に、似合うっ、ユウキ君女装似合うーっ!!」

ユウキ「えーマジー? でもあんま嬉しくへねえー!」

ハルカ「嬉しい方が変かもかもかもかもかも」

トウコ「軌道修正するわよ! まともなゲストこぉーいっ!」

レッド「……今回は、引き分け」

グリーン「……そ、うだな」

キョウヘイ「うわあああああああんルリちゃあああんっ!!」

トウヤ「誰が来れば軌道修正できるんだろうね!」

ゲスト  下2

アクロマ「要望に答えて登場ですっ!! さぁキョウヘイ君私と性なる夜を過ごしましょうっ!!」

キョウヘイ「うわあああああああんっ!! アクロマのせいだぁぁぁぁっ!! 馬鹿ぁぁぁぁっ!!」ポカポカ

アクロマ「ど、どうしたんですかキョウヘイ君! 私興奮しちゃいますよ!?」

レッド「こいつマジやばい」

グリーン「そう言ってやるなよ。いややっぱ言え」

メイ「彼女ちゃんと今日会えないからやけ酒してるんだよ糞兄貴!!」

アクロマ「なんとっ! 糞兄貴なんて言葉何処で習ったんですか! 兄として悲しいです!!」

レッド「もしリーフとかファイアに言われたら……うわああああああんっ!!」

リーフ「言わないわよ兄さん愛してるぅー!」ギュー

ファイア「俺もーっ!」ギュー

レッド「うぅっ、僕もーっ!」ギュー

コウキ「イイハナシダナー」

アクロマ「まぁ、今がチャンスでしょうね、いい感じに……」ゾクッ

アクロマ「!? き、気のせいですかね」

~某所スタジオ~

ルリ(大丈夫だよキョウヘイ君、キョウヘイ君に変な虫がつかないように私がずっとキョウヘイ君の事考えてるからね)

キョウヘイ「ぐすっ……落ち着いたっす」

アクロマ「私のお陰ですね!!」

キョウヘイ「確かにお前が来たから冷静にならざるを得ないんだよ!!」

メイ「おっこんないでキョウたぁーん! 冷静になれないゾ☆」

キョウヘイ「どうしたんすかメイ!? すっげえウザイんすけど!!」

レッド「いけっモンスターボール!」ポーイ

アクロマ「あいたっ!」

レッド「ちっ……」

キョウヘイ「どうしたんすかレッドさん!! こんなの捕まえたって意味ないっすよ!」

アクロマ「こんなのって酷いですね! 言葉攻めですか! いや私が攻めます!」

キョウヘイ「うるせーよ!!」

リーフ「大丈夫よ兄さん! このマスターボールを使って!」

キョウヘイ「そういう問題でもねえし勿体ないっすよ!!」

キョウヘイ「くそっ……一人じゃツッコミきれねえっす! どうすりゃいいんすか!」

どうする?  下2

キョウヘイ「……諦めるか」

アクロマ「抵抗するのを諦めますか! なら私と性なる夜を過ごしてくれるんですね!」ギュッ

キョウヘイ「はあ!? そういう意味じゃ、おい、やめろって!!」

ファイア「こちらの個室へどうぞ」

アクロマ「気が利きますね」

キョウヘイ「おいファイア裏切ったっすねっておい! 引っ張んな! 行かねーっすよ俺は! ちょ、変なとこ触んな!!」

アクロマ「ふふふ……」バタン

レッド「行っちゃったね」

グリーン「そうだな」

レッド「何やってるのかな」

グリーン「見に行かない方がいいぞ」

レッド「そっか」

エーフィ「フィー! フィーフィー!」ハアハア

グリーン「こいつがこうなってるからな」

トウヤ「キョウヘイ……いい後輩だったよ」



レッド「……暇」

グリーン「俺はそれに付き合う筋はないぞ」

レッド「ひまーっ!!」

グリーン「あっそう」

レッド「緑っ、暇ったら暇!」

グリーン「駄々こねんな」

ライ(兄貴め……! レッドがああやって馴れ馴れしく命令するのは兄貴だけなのに!)

シルバー(もったいない事を……っ!)

メイ「わーっ、すっごい嫉妬オーラ!」

レッド「暇っ! 緑で遊びたいー!」

グリーン「俺でかよ」

ヒカリ「酒が入ってるからレッドは駄々っ子に……グリーンはツッコミが冷静になったわね」

レッド「み……緑で遊ぶんだもん」

グリーン「へー、何して?」

レッド「な、何してって……えっと」

緑で何して遊ぶ?  下2

レッド「面白いゲーム、面白いゲーム……」

グリーン「お前じゃ思い付かないだろ」

レッド「お、思い付く! えっと……あ、ヒビキがポッキーゲーム面白いって言ってた!」

シルバー・ライ「」ブーッ

グリーン「勝ち負けあるならやってやるよ。俺が勝つ」

シルバー・ライ「えええええ!?」

レッド「僕が勝つ! ん!」

グリーン「ん。これどうやったら勝ちなんだ」

レッド「……ポッキーたくさん食べた方?」

グリーン「よーしわかった」ポキポキ

レッド「! ずるい!」ポキポキ

エーフィ「フィー! フィー!」ハアハア

レッド「……負けた」

グリーン「ほら言ったろ」

エーフィ「!?」

シルバー・ライ「!?」

トウコ「今、ギリギリ唇が触れない所で二人ともやめたわ……」

ブルー「流石我が弟! しっかりしてるわあ!」

レッド「まぁ緑とはもっと酷いことしてるし」

グリーン「今更感あるよな」

レッド「今更マサラ」

シルバー・ライ「!?!?」

エーフィ(今シルバーが!?とか言ってたけどお前もヤってるだろ)

レッド「緑飽きた」

グリーン「勝手に飽きんな」

レッド「他の人で遊ぶ」

グリーン「また“で“か」

レッド「誰で遊ぼっかな」

トウヤ「おいでおいでおいでー!」

トウコ「このトウヤには行かない方がいいわよ!」

リーフ「おいでおいで! 兄さんカモン!」ハアハア

ファイア「兄さん、このリーフは危険だわ」

ライ「来るなら来いよ!」

ヒカリ「ケモナーごっこして遊ぶ?」

コウキ「脱ぐ!?」

メイ「女装する!?」

コトネ「キョウヘイさんのDVD見ましょう!」

ヒビキ「ポッキーゲームしましょう!」

シルバー「えっと……普通に遊びましょう」

ブルー「イシツブテ合戦でもするー!?」

グリーン「勝手に来といて勝手に飽きられたらイラつく。戻ってこい」

エーフィ(これはグリーンも目覚めたかなフィー!)

ユウキ「妄想して遊ぼー!」

ハルカ「人生ゲームやるかもかもかも!」

カルム「……本でも読む?」

セレナ「お散歩しますわよー?」

レッド「……誰の所行こう」

下2

レッド「んー……ハルカ」

ハルカ「やったーあたしが選ばれたかもかもー」

トウヤ「えー」

リーフ「いいなー」

レッド「……人生ゲーム」

ハルカ「じゃあ、ゴール時に金持ってた方が勝ちかも」


レッド「ゴール」

ハルカ「あたしもかもかもかも」

ヒビキ「レッドさんは人助けして金稼ぎしてってー」

コトネ「ハルカさんはアイテム売って荒稼ぎしてましたね!」

メイ「でもどっちもそこそこ損害もあったよねー?」

レッド「最終結果は……」

レッドの資産 下1のコンマ万円  ハルカの資産 下2のコンマ万円

レッド「22万……にゃんにゃん万円」

シルバー(可愛い)

ハルカ「あたし一万円……旅行行きすぎたかも」

ヒカリ「旅行マスのあたり方尋常じゃ無かったものね」

レッド「……僕の勝ち!」

ハルカ「むむーん、またいつかリベンジかもかもかもかもかも!」


レッド「楽しかった……」

レッド「次……どうしよう」

(>>547を参考に)誰と遊ぶか  下2

レッド「緑……来てやった。ありがたく思え」

グリーン「わーありがたーい」ギュッ

レッド「……何すんの、重い」

グリーン「あ? また勝手にどっか行かれたら困るから拘束してんだろうが」

エーフィ「フィー!!」

レッド「……なるほど」

シルバー「えぇー……」

ライ「あ、兄貴、うわぁぁぁぁぁ!!」ダッ

レッド「……ライが行っちゃった」

グリーン「そうだな」

レッド「……いいの? ほっといて」

グリーン「今はお前が逃げないかどうかの方が重要だ」

ヒカリ「うわー、恥ずかしい事平然と言ってるわ」

ファイア「今までのグリーンさんの印象がガラガラ音をたてて崩れていきますよ」

トウヤ「ずるいなぁいいなぁグリーン」

トウコ「いい加減になさい!」ペシッ

トウヤ「はっ!! え? 何?」

レッド「……」

グリーン「……」

レッド「暇なのは変わらない」

グリーン「そうか。じゃあ何かしてやろう」

何する?フィー!  下2

たしかそうだよー

グリーン「お前さぁ……」

レッド「……?」

グリーン「結構綺麗な顔してるよな」クイッ

シルバー「」ブフォッ

エーフィ「きたあああああ!! やっべ喋っちゃった」ハアハア

ヒカリ「あらら」

トウコ「え?」

リーフ「兄さんがー!」

レッド「……格好いいって、言われる方がいい」

グリーン「残念だったな。可愛い方だ」

ファイア「こちらの個室へどうぞ」

グリーン「おう、行くぞレッド」

レッド「え? あ、うん……?」

メイ「大変! 特に意味がわかってないレッドが連れていかれちゃうにゃー!」

ブルー「ほらシルバー、何とかしないと!」

シルバー「えっ、俺ですか」

コウキ「ライ君は行っちゃったしね、頑張って~」

シルバー「えぇー……」

どうする?  下2

緑のフィー化は肝試しのときに・・・いや、何でもない。

よくよく考えるとキョウヘイも今のところ個室に居るんじゃね?

なるほど!でもここどこだよwwwwwww

グリーン「じゃあな」バタン

リーフ「あーっ行っちゃう!」

ブルー「まだギリギリ間に合うはずよ! 急いで!」

ヒビキ「頑張れシルバー!」

シルバー「え、あ、お邪魔します!」ガチャッ

グリーン「なんだ、良いところなのに」

レッド「……」ウルウル

シルバー「え、えっと、考え直して下さい!」

グリーン「……だって、なぁ」モゾッ

レッド「ひゃう!」

シルバー「なっ……何が、だってなんですか! レッドさんも嫌じゃないんですか!?」

レッド「……」

返事  下2

レッド「別に……嫌じゃ、ない」

シルバー「」

グリーン「だってよ。ちびっこはさっさと寝な」


シルバー「……」トボトボ

ブルー「ど、どうだった?」

リーフ「兄さん、取り返せそう?」

シルバー「う、う、うわぁぁぁぁんっ!!」ダッ

コトネ「シルバー!?」

ヒビキ「レッドさん、大丈夫かな……」

ファイア「兄さんが悪の大王にさらわれてしまったぞー(棒)」

ヒカリ「囚われのお姫様を救うのは誰かしらー(棒)」


~個室内~

グリーン「……いいのか? あんなこと言ってよ。あと俺を巻き込むな!」

レッド「ふふ……聖なる夜のドッキリ、ですよ」

グリーン「……もし俺がマジでフィーってたらどうしたよ」

レッド「グリーンの事信じてるし、それはない」

グリーン「はぁ……」

レッド「あ、でも演技ではフィーってね」

グリーン「わかったよ」

グリーンはフィーってない。全て演技だったのだ。という訳で明日に続く。

面白かった!乙

 ───俺の名前はグリーン。心に傷を負ったジムリーダー。モテカワスリムで恋愛体質の愛されボーイ♪
俺がつるんでる友達は援助交際をやってるレッド、学校にナイショで
キャバクラで働いてるトウヤ。訳あって不良グループの一員になってるキョウヘイ。
 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もレッドとちょっとしたことで口喧嘩になった。
男のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時俺は一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチを軽くあしらう。
「カノシー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大の俺を見て欲しい。
 「すいません・・。」・・・またか、とセレブな俺は思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚が俺のカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はカイリキーだった。連れていかれてレイプされた。「キャーやめて!」ドラッグをきめた。
「ガッシ!ボカッ!」俺は死んだ。グリーン(笑)

そろそろ始まりそうやなー

大幅に遅れました!!始めます!!

レッド「ドッキリ……するよ」

グリーン「この個室内からやるんだったか」

レッド「うん……どうしよっかな」

グリーン「さっさとやってくれないと困る、今も俺の好感度下がっていってるんだからな」

レッド「緑の好感度なんてどうでもいい……」

グリーン「この……そういや外には協力者いるのか?」

レッド「うん……二人いる」

~外~

ヒビキ「どーしよー! レッドさんがレッドさんがー!!」

コトネ「たたたた食べられちゃいます!!」

ファイア(仕掛人:面白そうだから)「まぁまぁ落ち着いて」

コウキ「脱いで突撃したほうがいいかな!?」

ヒカリ(仕掛人:報酬がミュウツーとデートだから)「やめたほうがいいわ」

~室内~

グリーン「……不安だぞ」

レッド「大丈夫……多分」

グリーン「ファイアとか、面白そうってなんだよ。絶対楽しんでるだろ」

レッド「楽しくやるからいい……」

グリーン「ヒカリとか、ミュウツーはそれでいいのかよ?」

レッド「……いいよね?」

ミュウツー「……」コクリ

グリーン「すっげえ微妙な顔してるけどな」

レッド「……」


レッド「何か外に声かけてみようかな」

何て言う?  下2

レッド「……やむぐっ」

グリーン「やめろ! お前はそっち(変態の世界)に行くな! こっち(ノーマル世界)にいてくれ!!」

レッド「……」


~室外~

『……やむぐっ』

『やめろ! お前はそっちに行くな! こっちにいてくれ!!』

ヒビキ「だっ……大胆っ!!」

カルム「あれ? さっきまではグリーンが優勢だったのにね」

セレナ「早速尻にしかれてるんですのね!」

ファイア「あー……うん」

ヒカリ「……こっちからも何か呼び掛けてみる?」

何て言う?  下2

ファイア「グリーンさーん! 兄をよろしくお願いします! シルバーさんと三人仲良く暮らしてくださーい!」

シルバー「何で俺なんですか!」

コトネ「あ、復活した」

ハルカ「じゃあ、シルバーもっかい突入するかも?」

シルバー「……あの光景はもう」

ブルー「トラウマになってるわね」

シルバー「……そうじゃなくて! これはきっと何かの間違いです。グリーンさんもあんな人じゃ無いはずですし……解決法を考えましょう!」

~室内~

レッド「……何で、シルバー?」

グリーン「シルバー、いいやつじゃねえか……泣けてきた」

レッド「うーん……いっそ、三人で暮らす?」

グリーン「何いってんだ。そんな事したらお前さらに引きこもるだろ」

レッド「ばれてた」



レッド「……ここは、囚われのお姫様風に何かアクションを起こすべきか」

グリーン「それにしても、レッド変わったよな……人見知り治ったか?」

レッド「少し治った……」

グリーン「あいつらのお陰かもな……あと腹黒くなったよな」

レッド「……何処が」

グリーン「こうやって媚びてるからだよ」

レッド「利用出来るものは利用する……その為の手段」

グリーン「腹黒ーい」

レッド「……」

何する?  下2

レッド「……可愛く助けてーとか言ってみる?」

グリーン「自分で可愛くとか言ってる時点で」

レッド「……ダメ?」キラキラ

グリーン「あーもうお前は出来ちゃうから厄介なんだよ助けてなりなんなり言ってこい」

レッド「うん……」

レッド「……た、たすけてっ!」

『レッドさん!?』

レッド「……シルバー!」(はやく取り押さえにこいこの緑!)クイクイ

グリーン「あ、ごほん……助けを呼ぶんじゃねえ。いいか、レッドは俺のだからな! 行くぞ!」

レッド「いやっ!」

『レッドさん!』『この糞緑!』『変態ー!』

グリーン「ほら俺の評価最悪じゃねえか!!」コソコソ

レッド「あとで言っておくよ……」コソコソ


~室外~

『レッドは俺のだからな! 行くぞ!』『いやっ!』

シルバー「レッドさん!」

リーフ「この糞緑!」

ファイア「変態ー!」

トウヤ「ファイア、どうして少し笑ってるの?」

ヒカリ(グリーン、迫真の演技ね……映画に出れそう)

キョウヘイ「だあっ!!」バタン

メイ「およ、キョウたん!」

アクロマ「ふっ、キョウヘイ君は照れ屋ですね……ちょっと触っただけで……ごふっ」ボロボロ

コウキ「変態さん瀕死だけど大丈夫ー?」

キョウヘイ「これに関わらない方がいいっすよ……レッドさんがうんたらって聞こえたんで、これボコって無理矢理出てきました」

セレナ「今、レッドが囚われのお姫様なんですのよ!」

キョウヘイ「な、なんだってー!」

キョウヘイ「なるほど……」

ファイア(キョウヘイさんは鋭いからな。気付かれないようにしないと。でもどうやって……ん?)

ヒカリ(大丈夫よ。ここは私に任せて)

ヒカリ「キョウヘイ、さっきレッド達、ごにょごにょ……」

キョウヘイ「……なっ、ななななななあっ!?」カアアッ

ヒカリ「だからあまり刺激しない方がレッドのためよ」

キョウヘイ「わ、わかった、っす……」

ファイア(すげー……姐さんって呼びたいレベルですぜ)

ヒカリ(キョウヘイはああ見えて純情で、レッドの為って言葉に弱いのよ)フッ

シルバー「ど、どうすれば……」

コトネ「何かレッドさんの好きなものを置けばドアを壊して出てくるんじゃ!?」

ユウキ「おー! それがいいんじゃないか!?」

コウキ「グリーンが出てきそうなのでもいいよね」

トウコ「どちらかが出てきそうな事をする……何をすればいいの?」

何をする?  下2

ブルー「そうだわ! マサラ人は戦闘民族、ここに武器を置けば来るはず!」

リーフ「あ、確かにそうね! 姉さん頭いいー!」

カルム「……そうなの?」

ファイア「恥ずかしながら」

トウコ「レッド、グリーン! イシツブテいっぱいいるわよ! 合戦できるくらい!」

『!!』『こら行くな!』

キョウヘイ「くっ……グリーンさんが固いっす。レッドさん大丈夫っすかねー」

~室内~

『イシツブテいっぱいいるわよ! 合戦できるくらい!』

レッド「!!」ガタッ

グリーン「こら行くな!」

レッド「はっ……ごめん緑」コソコソ

グリーン「これ、どうやって収拾つけんだよ」

レッド「……」

グリーン「考えてなかったとか言うなよ?」

レッド「」ギクッ

ちょっwwwwwwワロタwwwwwwwww

レッド「……」

グリーン「はぁ……」


~室外~

トウヤ「反応がないねー……」

ブルー「なんて事っ!! イシツブテ作戦がきかないなんて!!」

リーフ「元気出して姉さん! 運が悪かっただけよ!」

シルバー「……レッドさんっ!」ガチャッ

ヒビキ「シルバー……おっとこまえー!」

ファイア「あっ」

ヒカリ「ヤバいわね」

シルバー「大丈夫です……か……」

レッド「あ……えっと」

グリーン「はぁ……だからしっかり考えてからにしろって言ったろ」

ユウキ「え? ……すっごい普通なんだけど」

キョウヘイ「レ……レッドさあんっ!!」

トウコ「心配したんだからっ!!」

ファイア「兄さん、ごめん」

ヒカリ「阻止する暇も無かったわ」

コウキ「え、ヒカリ達も共犯?」

リーフ「兄さん良かった! それとグリーンさんは真人間だったのね! 糞緑とか言ってごめんなさい!」

グリーン「あー、あれは結構ダメージあったな。それもこいつのせいだが」

レッド「……あぅ」

ダークライとかに眠らせてもらって酒で皆眠ってた系の夢オチにすればいいんでねえかい!

キョウヘイ「俺すっごい心配したんすからねー!! あ! ヒカリが言ってたのは!?」

ヒカリ「ごめん嘘」

キョウヘイ「……でも! 俺はまだ激おこプンプン丸っすよー!」

リーフ「私も!!」

ヒビキ「レッドさああああああんうわあああああん!!」

コトネ「無事で良かったあああああああ!!」

シルバー「れ、レッドさんっ、俺も心配したんです、からっ!!」グスッ

グリーン「俺も結構被害被った」

ブルー「レッドに顎クイとか役得あったじゃない」

グリーン「あれは俺的に得でもないぞ」

レッド「ご……ごめん」

キョウヘイ「反省として……この中から安価でひとつやって欲しいっす」ピラッ

レッド「?」

[1、レッドピカ復活 2、あの黒歴史手紙を音読 3、メイドでパーティー終わるまで御奉仕]

レッド「!?」

ファイア「腹黒な事で定評のあるキョウヘイさん!」

キョウヘイ「さぁ、どれをやるっすか?」ニッコリ

下2

ここで安定の3wwwwww

ドンマイ・・・(意味深)

キョウヘイ「頼むっす」

マサキ「任せときー。ほい、ほいっ!」ドカーン

トウヤ「げほっ、げほっ……爆発はデフォなんだ」

ハルカ「……何かも?」

レッド「ぴか……ぴか!?」

コトネ「えぇーっ!? レッドさんがピカ耳とピカ尻尾生やしてレッドさんとピカチュウの間位の大きさになったー!」

キョウヘイ「説明ありがとうっす」

コトネ「い、いえっ!!」

ヒカリ「……これも、いい」

ブルー「可愛いー!」

レッド「ぴ、ぴか……ちゅう」

訳:誰か一番無害な人の所に行きたいけど……誰の所行こう

下2

マサキを電気で脅しつつキラキラで解除を求める

レッド(そうだ、しるばーだ! しるばーはいいひとだからだいじょうぶのはず!!)

レッド「ぴかーっ!」タッ

キョウヘイ「あ、逃げんなー!」

ヒビキ「ピカチュウの素早さとレッドさんの素の素早さが足されて凄く速い!」

レッド「ぴっ、か!」ピタッ

シルバー「えっ……お、おいで?」

レッド「! ぴかー!」ダキッ

シルバー「!? ~~~~っ!!」

トウヤ(シルバーが無害だと判断し自ら飛び付いた……大丈夫かな?)

レッド「ぴか……?」

シルバー「え、えっと、その」

シルバーの反応  下2

倒れる(それをレッドが自分のせいと間違える)

レッド「……ちゅう?」キラキラ

シルバー「ううっ、あ、え、その、ごめんなさいっ!!」ダッ

レッド「ぴ!? ちゅーっ!!」

キョウヘイ「あーあ顔真っ赤にしてダッシュっちゃったっすよ」

カルム「レッドがおいてかれたと思って涙目だね」

ヒカリ「かわいい……おいでおいで」ハアハア

リーフ「おいで兄さんおいで!」ハアハア

トウヤ「今僕目覚めてないからね? 念のため言っておくけど」

レッド「ちゅうう……」

訳:大体の人が怪しい……誰のとこ行こう

下2

レッド「……ぴか!」(ライ! そうだライは!?)

ライ「ぐすっ……兄貴が、まさか……」

グリーン「! ちげえライ!! 誤解だ誤解!」

レッド「ぴか! ぴかちゅ!」(あんなのとふぃーるわけないよ!)

ライ「……!?」

レッド「ぴか……ぴか」(あ……今ピカチュウだった)

ライの反応  下2

ライ「……無理だぁぁぁ!!!」ダッ

レッド「ぴ、ぴーかー……」プルプル

キョウヘイ「あっやべえ」ダッ

ファイア「逃げるが勝ちー」ダッ

ヒカリ「バイビー、なんちゃって」ダッ

カルム「これは流れに乗っておこう」ダッ

レッド「……ちゅううううううううっ!!!」ビリビリビリ

「「「ぎゃああああああっ!!」」」


レッド「……皆、逃げて、ひどい」

キョウヘイ「まぁまぁ、ってか十万ボルト威力高いっすね。物理型なのに」

レッド「でんきだま……」

トウヤ「げほげほっ……な、るほど……」

ヒカリ「派手にやったわね」

ファイア「まぁ、これでおあいこって事で?」

ヒビキ(僕とか損しかしてない気がする)

トウヤ「はい、もう寝なさーい」

レッド「……はい」

トウコ「もう……お休み」

レッド(ちょっと威力高くし過ぎたかな……すぅ)



トウヤ「……皆、寝た?」コソッ

トウコ「えぇ、ばっちりよ」コソッ

ブルー「喜ぶ顔が楽しみね!」コソッ

セレナ「じゃあ、始めますわよ!」コソッ

カルム「え、これ読むの? ……こっそりサンタ大作戦、開始」コソッ

トウヤ「というわけで、僕達15才以上組がプレゼント配るよー」

トウコ「前もって自然に欲しい物書いてもらったから大丈夫よ!」

カルム「キョウヘイとかグリーンとかは気づいてたけどね」

ブルー「えーと、まずはヒカリね」

ヒカリの欲しい物  下2

トウヤ「しっかりとミュウツーって書いてあるね」

カルム「……無理じゃん」

トウコ「大丈夫よ。ほら、ミュウツーのぬいぐるみ!」

ブルー「流石に本物は無理って本人もわかってるでしょうしね」

セレナ「置いて、と……ふふ、メリークリスマスですわ」

トウヤ「次はコウキだね」

コウキの欲しいもの  下2

トウヤ「……出番」

カルム「切実……」

ブルー「ど、どうすればいいのかしら!?」

セレナ「うーん……あ! 手紙を書けばいいんですわ! えっと、『服を脱いでジュンとフィーれば出番が増えるぞい サンタより』……ですわ!」

トウコ「……そうかもしれないけど」

カルム「嫌なサンタだね」

トウヤ「とりあえずこれを置いておこうか。メリークリスマス」

トウコ「次はヒビキね」

ヒビキの欲しいもの  下2

蟷シ螂ウ

文字化けした(´・ω・`)

トウヤ「コトネともっと遊びたい! だってさ」

ブルー「え? 仲良さそうだけど」

セレナ「うーん……どういう事ですの?」

カルム「……キョウヘイのDVDばっか見て遊んでくれないんじゃないの?」

トウコ「あー……多分それね」

トウヤ「これも手紙かな『誘ってみよう。きっとコトネちゃんは嫌がらないよ サンタより』かな?」

トウコ「まぁ、そうね。次はコトネよ」

コトネの欲しいもの  下2

トウヤ「キョウヘイさん! だって。そりゃそうだろうね」

トウコ「このために抱き枕カバー作ったわよ」

ブルー「すごーい! トウコって器用ね!」

セレナ「羨ましいですわー!」

カルム「……」カキカキ

トウヤ「? 何書いてるの? 『ファン活動もいいけど、幼馴染みを忘れないように サンタ』……カルム偉いね」ナデナデ

カルム「な、何? 年下扱いしないで。ここ置くから。メリークリスマス」

セレナ「次はシルバーですわね!」

シルバーのほしいもの  下2

トウヤ「無心……だって」

カルム「シルバーって本当に十才?」

セレナ「無心だなんて……入手方がありませんわ!」

トウコ「これも手紙になりそうね……」

ブルー「それなら!『滝に打たれなさい サンタ』滝打たれセットもつけるわ! メリークリスマス!」

カルム「何それ……」

セレナ「次はハルカですわ!」

下2

トウヤ「ユウキ……しか書いてないね」

トウコ「面倒ねー。ユウキ置いときましょ」

カルム「確かに合ってるけど……」

セレナ「リボンつけときますわね!」

ブルー「プレゼントっぽいわ!」

トウヤ「プレゼントっぽさっているかな?」

トウコ「次はユウキよ」

下2

トウヤ「ハルカだって」

カルム「面倒くさっ。二人とも同じ布団に入れとけばいいだけでしょ」ポイッ

セレナ「カルム、扱いが雑ですわ」

ブルー「レッドが見たら怒りそうね」

トウコ「まぁ……びっくりよね。次はメイね」

下2

トウヤ「女装したレッドだって。僕もほし」

トウコ「……」パシーン

トウヤ「はっ! え? あれ?」


ブルー「すごい慣れね」

セレナ「じゃ、女装レッドの写真集をプレゼントですわー」

カルム「無許可で作ったんだけどね」

ブルー「まぁ……いいんじゃない? 作らせてくれないわよー」

トウコ「次はファイアね」

下2

トウヤ「常識のあるキャラ……僕とか普通じゃない?」

トウコ「目覚めてなければね」

カルム「……僕も、普通だと思うけど」

セレナ「わたくしはお嬢様ですもの」

ブルー「まぁ……きっと同行してないのね。『自分が常識を持って行動しよう!』っと」

トウコ「プレゼントになってないけどね。次はリーフよ!」

下2

トウヤ「レッドだって……ブラコンだなぁ」

ブルー「わからなくもないけどねー」

カルム「……」

セレナ「一人っ子にはわかりませんわ!」

トウコ「例によってレッドのぬいぐるみ! 力作よ!」

ブルー「わー、そっくり! 凄い!」

トウヤ「これからはそのキャラで売るんだね……次はライー」

下2

トウヤ「炎の石だってー」

トウコ「あるわ! ラッピングして置いておきましょう」

カルム「まともだったね」

セレナ「カルムはライを何だと思ってましたの?」

トウヤ「次はキョウヘイだねー」

下2

トウヤ「対アクロマ用防犯グッズ……キョウヘイ」

トウコ「可哀想な子……防犯ブザーにライト、●コムのアレ、スタンガンを入れておきましょう」

ブルー「スタンガン……本気ね」

カルム「何処で買ったか後で教えてくれない?」

トウコ「いいわよ?」

セレナ「スタンガンとか、アクロマって人もフラダリさんも可哀想ですわ」

トウヤ「次はグリーンだね」

下2

トウヤ「良いイシツブテの育成方法っていう本だって」

トウコ「真面目ね……置いとくわ」

ブルー「グリーン君は、戦うのも上手いけど育てるのも上手なのよねー」

カルム「へぇ、ただの不憫かと思ってたから驚いた」

セレナ「真面目なグリーンなんて見たことないですもの」

ブルー「普段は良い子なのよ。最後はレッドね」

下2

トウヤ「イブキの服……だって」

トウコ「見よう見まねで作ったわ」

ブルー「あら、そっくり! それにしても、レッドはどうしてこれを欲しがったのかしら」

カルム「着る予定でもあるのかな」

セレナ「無い方が嬉しいですわね」

トウコ「まぁ、置いておきましょ」


トウヤ「はぁ、これで全員かな」

カルム「うん……以外と疲れる」

ブルー「でも、喜ぶ顔を思うと、ね、む、く……ぐぅ」

トウコ「あら、寝ちゃった……私達も寝ましょうか」

セレナ「はぁい。おやすみですわ」

     朝

ヒカリ「あら、可愛いぬいぐるみ」

コウキ「……やろうかな」

コトネ「きゃーっ、抱き枕カバー!」

ヒビキ「コトネ……」

コトネ「うんっ、遊びましょ!」

ヒビキ「やったー!」

シルバー「滝行ってくる」

ハルカ「……ユウキ」

ユウキ「……ハルカ」

ファイア「あー……努力次第ですか」

リーフ「かわいーっ!!」

ライ「お、やった」

メイ「わーっ、可愛いにゃーっ!!」

キョウヘイ「これで、もう困らないっすね!」

グリーン「これをこうすれば……攻撃が……」

レッド(イブキが似合いそうって言ってたから頼んじゃった)

トウヤ「あ、プレゼントきたんだ。良かったねぇ」

レッド「うん……トウヤ」

トウヤ「んー?」

レッド「サンタさんに、お礼言って。皆にプレゼントくれてありがとうって」

トウヤ「……うん、レッドはいい子だねー」ナデナデ

レッド「? ……サンタさん、お疲れ様でした」

終わり。もう26じゃんすぐ正月じゃんうわああああ終わり!!

おつ~ 絶対安価でグレイシアを人化させる薬出してやる・・・!

>>708
協力するぞ(  ̄▽ ̄)

擬人化かー…個人的に好きじゃないんだよなー…個人的にってだけなんだけど
今日は10:15からですごめんなさい!!

始めます!!

~6の島~

キョウヘイ「えーと……ここが6の島っすね」

ファイア「自然が凄いらしいよ」

ライ「遺跡とかあるんだっけか?」

シルバー「遺跡!?」

レッド「シルバーはそういうの好きなんだっけ……」

トウヤ「インテリだねぇ」

リーフ「色んなポケモンもいるし、歩いてて楽しいの!」

レッド「……楽しみ」

ファイア「えっとー、こっちの上の方に行くと森があるよ」

ライ「変な森だけどな」

キョウヘイ「波乗りで行く感じっすか」


~みずのさんぽみち~

レッド「……ここ、なんかいいな」

トウヤ「日差しもちょうどいいし、水もキラキラしてて……まさに水の散歩道だねぇ」

キョウヘイ「あ! 今あっちでなんかはねたっす!」

リーフ「え、どこー!?」

ファイア「ポケモン……色んな水のポケモンがいるらしいからね」

レッド「へぇ……あ」

???「」ザバアッ

何のポケモン?  下2

アンノーン「のののー」

レッド「……アンノーン?」

キョウヘイ「……遺跡関係っすかね?」

アンノーン「あんのー……ん!?」ポーン

ライ「!?」

シルバー「アンノーンゲット……」

ファイア「おや、一瞬でとるほどアンノーンに興味がおありで?」

シルバー「アンノーンは遺跡に発生し、存在が認められたもののまだ研究が進んでいなくてもしかしたら異世界との深い関わりがあるかもしれないという……あ、レッドさん、俺がゲットしちゃって大丈夫でしたか!?」

レッド「うん、シルバーはアンノーンが好きっぽいし」

トウヤ「研究者体質ー」

リーフ「難しい話しないでー! ほら、もうみどりのさんぽみちよ!」

シルバー「は、はい」

~みどりのさんぽみち~

キョウヘイ「はやしの手前って感じっすー」

トウヤ「自然がいいねー……レッド?」

レッド(緑のさんぽみち……嫌な名前)

ファイア「あかのさんぽみちは無いからねー」

レッド「……」

リーフ「残念そうにしないでー! どうせなら私が作るわ! 赤の散歩道!」

ライ「何かグロそうで嫌だな」

シルバー「……想像しちゃったじゃないか。やめろ」

キョウヘイ「まぁ、道を作る計画はあとででいいっすよ」

ファイア「こちら、ヘラクロス大好きお姉さんちです」

リーフ「林いきましょー」

~しるしのはやし~

レッド「草むらが、変な模様」

ファイア「尚、何故こうなったかはわかっていない模様」

シルバー「これは……!」キラキラ

キョウヘイ「シルバーの目が輝いてるっす」

トウヤ「これも何かありそう?」

シルバー「この不規則な模様には何か秘密が……何かの暗号かもしれないし、地上絵かもしれないんです」キラキラ

ライ「ふんっ、ただのポケモンが通った跡かもしれねーだろ」

シルバー「……そう考えたら夢も何も無いじゃないか」

レッド「……何かわかったら教えてね」

シルバー「は、はいっ!」


レッド(シルバーは熱心に色々やってる)

レッド(その他はテキトーにごそごそしてる)

レッド(……何かポケモンいないかな)

レッド(……林っぽいのとかいないかな)ガサガサ

???「」バッ

何が出てきた?  下2

色レディアン「れぁー!」

レッド「……色違い!」ポーン

ヴッ(略) やったー! 色レディアンをゲットしたぞー!

レッド(……ゲットした、けど)

レッド(今、手持ちにレディアンいるんだよね……)

レッド(どうしよう……逃がすのも……)

レッド(……誰かにあげるか)

レッド(誰にあげよう……)

下2

リーフ「ひーまー」

レッド「リーフ……」

リーフ「なーにっ!? 兄さん!!」

レッド「あのね、さっきそこで色違いのレディアンゲットしたんだけど、僕はもうレディアン持ってるから……リーフに」

リーフ「いいのっ!? ありがとう!」

レッド「喜んでくれて嬉しい……」

リーフ「兄さんだと思って大事にするわ!」

レッド「……うん?」

ファイア「リーフ、それはレディアンも兄さんも可哀想だよ」ガサッ

リーフ「きゃ!? いきなり出てくるのやめてよ!」

キョウヘイ「こういう登場もいいかなって」ガサッ

レッド「……ずっとそこにいたの?」

キョウヘイ「うす」

ファイア「二人でコソコソ話ながら」

レッド「……だから、服凄い汚れてるんだ」

ファイア「あっ」

キョウヘイ「うわ、マジだ」



ファイア「この先はまた海で……俺も行ったことないなー」

リーフ「この際だから行きましょー!」

レッド「シルバー、行くよ」

シルバー「あ、はい」

ライ「この先……何かあったか?」

トウヤ「何も無かったら無かったでいいよぉ」

キョウヘイ「過程が楽しいんすもんね」

レッド「じゃ……行こう」


ファイア「隊長! 前方に島が!」

キョウヘイ「安全を確認し、上陸するぞ!」

リーフ「いえっさー!」

トウヤ「はいはい、行くよ」

~はずれのしま~

レッド「……島?」

ライ「洞窟があるな」

シルバー「凄い興味あります……!」

トウヤ「いかにも何かありそうな感じだもんねー」

レッド「……行こっか」

~へんげのどうくつ~

レッド「変化の洞窟……だって」

キョウヘイ「ふーん? 何処が変化してんのかわっかんねーっす」

ファイア「これが噂のアハ体験!」

リーフ「えっ!? 私わからない!」

ライ「普通わかんねーよ」

レッド「何かポケモン出てくるかな……」

???「」バッ

何が出てきた?  下2

ガサッ

レッド「……んー」ジッ

ゴソゴソっ

レッド「んー……」ジーッ

キョウヘイ「レッドさん、何壁とにらめっこしてんすか?」

レッド「ちが、くて……えいっ!」ガバッ

カクレオン「れ、れおっ」バタバタ

レッド「ふふん……捕まえた」

シルバー「何を……カクレオン!?」

トウヤ「? なんでそんなに驚いてるの?」

シルバー「この洞窟はホウエンにあるズバットしか出ないという洞窟とほぼ同じ構造で、ズバットしか出ないことには何か原因があるんじゃないかと考えていたんですが……カクレオンも出るなんて!」

トウヤ「……楽しそうだねぇ」

レッド「……そうなの?」

シルバー「はい! でも、もしかしたら何処かのトレーナーがここで逃がしただけかもしれない……うーん、まだ何もわからないです」

ライ「けっ、結局何もわかんねーのかよ」

シルバー「……こういうのはじっくり考えるんだ」

レッド「……外いく?」

~外~

レッド「……このカクレオン、ゲットしちゃお」ポーン

ヴ(略)やったー! カクレオンをゲットしたぞ!

シルバー「そういえば……しるしの林についてですが、あの模様は点字のようです」

レッド「……点字?」

キョウヘイ「どういう内容っすか?」

シルバー「要約すると、ルビーとサファイアを揃えれば何処かと繋がるって事です」

トウヤ「何処か……ホウエンじゃないの?」

シルバー「そこは……回りくどい書き方してましたね」

リーフ「まぁ、ちゃちゃっと揃えちゃえばいいのよ!」

ファイア「まぁそういう事になるね」

~6の島~

ファイア「一度ここに空を飛ぶで戻ってきましたー」

リーフ「ここから南へ向かうわ!」

ライ「いせきのたにだな」

シルバー「いせきのたに!」

キョウヘイ「ピンポイントっすね」

レッド「いかにも何かありそう……」

トウヤ「じゃあ、行ってみようか」

~いせきのたに~

レッド「……荒野って感じ」

キョウヘイ「いや……これはミニ荒野っすね!」

ファイア「これはプチ荒野でしょう」

ライ「どうでもいーだろ」

レッド「……草むら」

トウヤ「それっぽいのが出てくるかもね」

レッド「……」ガサガサ

???「」バッ!

何が出てきた?  下2

チゴラス「ぐぁ!」

レッド「! か、かっこいい……!」ポーン

ヴ(略)やったー! チゴラスをゲットしたぞー!

レッド「やった……」

キョウヘイ(そういや何でレッドさんってノーダメ状態でモンボ投げて一発なんだろ)

トウヤ「凄いねぇ……でも、確か化石からのポケモンじゃなかった?」

シルバー「やはりここは元はカントーじゃなかった? いやポケモンの分布が変わっていったか……」ブツブツ

ファイア「自分の世界入っちゃったっすけど」

ライ「ふんっ」

キョウヘイ「レッドさん、シルバーをこっちの世界に呼び戻さないと」

レッド「……何すれば戻ってくる?」

キョウヘイ「下2っす!」

キョウヘイ「フ、フラガールの格好でつるぎのぶふっ」

ファイア「思いっきり笑ってるじゃないですか」

レッド「つるぎのまい積んで攻撃したらシルバーが死んじゃう……」

リーフ「兄さん大丈夫! 積むだけだから、攻撃はしなくていいの!」

トウヤ「……」パンッ

シルバー「はっ!? え、あ、すみません」

キョウヘイ「あ、トウヤさんひどーい!」

ファイア「よりによって猫だましですかぁ」

レッド「あ、シルバー、気づいたなら、行こう?」

シルバー「は、はいっ!」

ライ「ちっ」

トウヤ(キョウヘイ達がああなったら収拾つかないしややこしくなるだけだから)



ファイア「ここに遺跡らしきものがあるんだけど」

リーフ「あのおじさんがずっといて邪魔なのよ!」

研究者「ぶつぶつ……ぶつぶつ……」

レッド「あ、の……どいてもらえませんか」

研究者「なに!? そういってここの手柄をとる気だろ! そうはさせんっ!」ドンッ

レッド「!」ヨロッ

キョウヘイ「レッドさん大丈夫っすか!?」

レッド「……紙耐久でも、一般人の攻撃なんて」

ライ「こいつっ……!」

研究者「たかがガキが……ん?」

シルバー「レッドさんに何をする。そもそもこれくらいの文字が読めなくて何が研究者だ。退け」

研究者「お、お前に何が出来るんだ!」

シルバー「レッドさん、ここでいあいぎりしてみて下さい」

レッド「……こう?」ジャキッ

ファイア「兄さん、当然のようにしないで」

ゴゴゴゴゴッ

トウヤ「わ、開いた」

キョウヘイ「わーすっげー! おっさんなんかにゃ負けねえぜ!」

ファイア「いこういこう」

研究者「くそッ……!」



~てんのあな~

キョウヘイ「……穴があいている」

レッド「……これ、落ちていくの」

ファイア「うわ……こえー」

リーフ「これ二、三人しか下に行けないんじゃない?」

トウヤ「大勢で行きすぎるとバラけそうだしねぇ」

シルバー「……一階は、この穴だけ」

レッド「……とりあえず、僕は行く」

レッド「他に行きたい人、いる?」

下2

リーフ「行く行くっ、私行くー!」

レッド「わかった……シルバーも、一緒に来てくれないかな……?」

シルバー「い、いいんですか?」

レッド「うん。シルバーは色々詳しいし……頼りになるから」

シルバー「は、はい! 力になれるよう頑張ります!」

レッド「よろしくね……」

ファイア「俺はサブカルチャーも必要だとしみじみ思った」

キョウヘイ「いってらー、気を付けて下さいねー」

リーフ「大丈夫だいじょ……きゃあーっ!」ヒューン グイッ

シルバー「いっ……うわあ!?」ヒューン グイッ

レッド「っ!?」ヒューン

トウヤ「……凄く心配だなぁ」

ファイア「リーフ……」

キョウヘイ「まぁ……大丈夫っすよ、多分」



リーフ「いったたー……ごめんなさい、落ちちゃった」

シルバー「……二人とも、大丈夫ですか」

レッド「う、ん……」

リーフ「……よっ、と。あら? また穴が四つ?」

レッド「真ん中に……石碑?」

シルバー「点の穴の名前の通り、点字のようですね……どうやら落ちるべき方向が書いてあるみたいです」

レッド「じゃあ、書いてある通りに行けばいいんだ……」

シルバー「はい」




レッド「……?」スタッ

リーフ「次は……あら?」スタッ

シルバー「ここは……」スタッ

レッド「最後……だったのかな……あ」

リーフ「青い石……これがサファイア?」

シルバー「じゃ、これを持って行けば……」

研究員「おお! これがサファイア! 美しいっ!!」

レッド「……さっきの」

研究員「これは貰っていくよ。ロケット団に頼まれてね、高く売るんだ。お前らの後をついてきて良かったよ!」ヒュウウウン

シルバー「何、ロケット団ってっ……くそっ」

リーフ「……あのおっさん、穴抜けの紐で逃げやがった! 男なら正々堂々勝負しろぃ!」

レッド「……後をつけてきたって、キョウヘイ達が上にはいたはずなのに」

リーフ「……まさかとは思うけど、大丈夫かしら」

レッド「……っ!」ダッ

レッド「皆! ……っ」

キョウヘイ「げほっ、げほっ……あ、レッドさん、無事だったんすね!」

リーフ「何これ……ガス?」

トウヤ「こほっ、多分ねー。マスクしたあのおっさんが入ってきて……今はもう大分マシになったけどね」

シルバー「……とりあえず、外に出ましょう」


~外~

ファイア「あぁーーーー空気が美味しい」

ライ「……とんだ災難だ」

シルバー「あれは体に毒が残ったりするタイプではないと思いますから、大丈夫だとは思うんですけど……」

キョウヘイ「でも、もしあのおっさんが不審者だったらと思うと……無事で良かったっす!」

レッド「不審者ぐらい、倒せる……」


レッド「あの人、ロケット団って言ってた……」

シルバー「恐らく、あの倉庫にはまだ残党が多くいるんでしょう」

ファイア「あのおっさんも倉庫にいるのかね」

リーフ「むっかつく、あのおっさん! さっさとぶちのめしに行きましょ!」

キョウヘイ「いや、正直俺はクタクタっす。イベント的な意味で少し時間開けても大丈夫でしょうし、俺今日は休みたいっす!」

トウヤ「僕も!」

シルバー「……実は、俺もです」

ライ「貧弱」

ファイア「ぬーん……どします」

レッド「……疲れてるなら、今日は休もう。あのおっさんもすぐにはいなくならない……と、思うし……」

リーフ「なら決定ね!」

キョウヘイ「鶴の一声っすねー」



~6の島 ポケセン~

キョウヘイ「疲れたぁーっ!」

トウヤ「そこそこ歩いたしね……」

シルバー「……」カキカキ

レッド「……何やってるの」

シルバー「今日発見したことのまとめです。色々ありましたから」

レッド「よくわからないけど……凄い」


レッド(僕も少し疲れたかな……もう寝ちゃおう)

トウヤ「寝る? お休みー」

レッド「おやすみ……」

ピカチュウ「ぴぃー……」スヤスヤ

レッド「ピカチュウも、おやすみ」

今日はここまで。余談だけどXYのサントラ凄い。ヤバい。終わり。

キョウヘイ「レッドさんって」

レッド「ん?」

キョウヘイ「霊感あるっすよね」

レッド「……うん」

キョウヘイ「なんでっすか?」

レッド「幽霊が見えるのつけてたら……つけてなくても見えるようになった……多分」

キョウヘイ「へー、じゃあ後天的なものなんすね」

レッド「うん……」

ブルー「それは違うわ!」

レッド「!?」

キョウヘイ「ゲーム違う! どうしたんすかブルーさん」

ブルー「アイテムで増えたとは思うけど、レッドは元々霊感があったのよ? 覚えてないかしら」

レッド「……?」

キョウヘイ「昔そういうことがあったんすか?」

ブルー「ええ。あれはまだレッドが旅に出る前の事よ……」

~回想~

ブルー『レッド、何してるの?』

レッド『お姉ちゃん……そこにね、ポケモンがいる』

ブルー『ポケモン? ……いないわよ?』

レッド『え? ほら、そこに……』

リーフ『何してるのー!?』

ファイア『してるのー』

ブルー『二人とも……あそこにポケモンがいるらしいんだけど、見える?』

レッド『ほら、今動いた……』

リーフ『んー……見えなぁい!』

ファイア『……あれ、ポケモンなんですかね』

レッド『ポケモンだよ……あ、消えちゃった』

ファイア『あ、ほんとだ』

リーフ『???』

ブルー『……』

ブルー『二人に見えたって事は、幻覚って可能性はないわね……』

レッド『幻覚って?』

ブルー『え? えーと……偽物って事よ』

レッド『! に、偽物じゃない……いたもん』

ファイア『そうだそうだー。この目でハッキリ見たとも。ぼやけてたけど』

レッド『ぼやけてた?』

ブルー『うーん……』

お母さん『ふふ、レッドとファイアは父さんに似たのね』

ブルー『父さんに?』

お母さん『そうよー。父さんもそういうのが見えたんですって。私は見えないからリーフとブルーは私似ね』

ブルー『ふーん……』

~回想終わり~

ブルー「とかね」

レッド「……覚えてない」

キョウヘイ「へー、じゃあ元々あったんすねー。つかレッドさん達のお父さんパねえ」

レッド「うーん……」

ブルー「まだ私がリーフ達くらいの頃の事だったわ……懐かしい」

レッド「……」

キョウヘイ「計算すると、ファイアがそれくらいの年からああだったっていうのに驚きっす」

ブルー「まぁそれだけだけどね。じゃあねー」

レッド「……」

キョウヘイ「フットワークがかるーい。オチつかないからレッドさんの駄洒落でオチにしましょう。本編は9:45から」

レッド「……幽霊は湯売れい!」

遅れましたごめんナウシカ。ごめんなさい始めます。

四日目  朝

レッド「……」

レッド「朝……あ」

レッド「シルバー、いない……」カサッ

レッド「紙……?」

[遺跡の調査をしてきます。出発する頃には戻ります  シルバー]

レッド「シルバーに……早起き負けた」ムー

レッド「……何しよう」

下2

レッド(遺跡……多分、いせきのたにだよね)

レッド(……行ってみよう)


~いせきのたに~

レッド(……ついた)

レッド(早朝だからか風が気持ちいい)

レッド(シルバーどーこーだ)キョロキョロ

シルバー「これが……こう……」ブツブツ

レッド(……研究者っぽい)

レッド(……でも集中してて声かけにくい)

レッド(……どうしよう)

どうする?  下2

レッド(……邪魔しちゃ悪いよね)

レッド(少し待ってよう)

レッド(ひなたぼっこしてようかな……グレイシアも、する?)

グレイシア「しあー」(日の光は我が身にとって天敵……しかしな、朝の日は闇と光の狭間……わかるだろう)

レッド(……? 多分ひなたぼっこするんだよね)

シルバー「これが……こうで……いや……」ブツブツ

レッド(……まだかな)

グレイシア「しぁー」(あの人を待ってるのかな)

シルバー「いや……これは……こう……?」ブツブツ

レッド(気付かないかなー……)

グレイシア「……しあ」(んー)

シルバー「やっぱり……これは……こう……」

レッド(……)

グレイシア「しあ……しあ!?」(まさか……レッド、あの人を……!?)

エーフィ(フィー!?)

ドサッ

シルバー「……?」

レッド「すぅ……」

グレイシア「しあ! しあー!」(! お前なんかにレッドは渡さぬ! 闇と光は相容れぬのだ!!)

シルバー「レッドさん!? と……凄い威嚇してくるグレイシア……」

グレイシア「しあー!」(正直負けそうだから来んなー!)

シルバー「嫌われるような事したか……?」

エーフィ「ふぃー」

イーブイ「いぶ! いぶ!」(レッド×グレイシア!)ハアハア

エーフィ(ちなみにファイアのイーブイはノマカプ厨だよ!)

シルバー「……なんなんだ?」

シルバー「えっと……レッドさん?」

レッド「ん……あ、シル、バー」

シルバー「どうしたんですか? ここまで来て……」

レッド「えっと……何してるかな、って」

シルバー「そうだったんですか……とくに面白い事でも無いですよ?」

レッド「んー……見てる」

シルバー「わ……わかりました」

シルバー「これが……こう……」ブツブツ

レッド「……」ジーッ

グレイシア「しゃー」

シルバー「これは……」ブツブツ

レッド「……」ジーッ

グレイシア「しゃー!」

シルバー「……」

レッド「……?」ジーッ

グレイシア「しゃあーっ!」

シルバー「……やりにくいので、ちょっと……」

レッド「あ……ごめん」

グレイシア「しゃあー!」

シルバー「そろそろやめる所だったので、帰りますよ。一緒に戻りましょう」

レッド「うん……」

グレイシア「しゃーっ!!」

シルバー「……俺、何かしたか? してたら……すまない」

グレイシア「しっ……しゃー」シューンッ

レッド「戻っちゃった……何でだろ」

シルバー「俺、嫌われてるみたいです……」

レッド「……なんでだろ」



レッド「……戻ってきた」

シルバー「じゃあ俺は、少しまとめてます」カキカキ

レッド「……頑張って」


レッド(……また暇)

レッド(どうしよう……かなー)

下2

レッド「……グレイシア」

グレイシア「……しあ」

レッド「何でさっき……怒ってたの?」

グレイシア「しあ、しあ……」

レッド「……」

グレイシア「しあ……しあ」

レッド「ん、いい子……」ナデナデ

グレイシア「し、しあ!」

シルバー(どうして会話出来ているんだろう)カキカキ



グレイシア「しあー……」スヤスヤ

レッド(朝早かったし、眠いよね……おやすみ)シューン

シルバー「……」カキカキ

レッド(……他の皆は寝てるし)

レッド(……グレイシアも寝てるし)

レッド(……どうしよう、皆が起きるまでもう少しある)

下2

レッド(こんな時こそ寝起きドッキリ!)

レッド(……尺稼ぎにいいね)

レッド(……何しよう)

シルバー「……」カキカキ

レッド(シルバーに迷惑がかからないようにしないと駄目かも)

誰に 下2  何を 下4

レッド「……」ゴソゴソ

シルバー「……」チラッ

リーフ「むむむむむ」ムニーン

レッド「……」グイーッ

シルバー(……何をしてるんだろう。まぁいいか)カキカキ

レッド(すごくのびる)グイーッ

リーフ「まむむむむむ」ムニーン

レッド(何で起きないんだろう……もうやめとこ)パッ

リーフ「まむっ……ぐぅ」スヤスヤ

レッド(リーフ……凄いな)


レッド(最後に……何しよう。ドッキリでもそれ以外でも。あくまでも僕の行動だからね)

何する?  下2

レッド(僕の行動だって言ってるのに……)

レッド(そんなに都合よく来ないよ)

レッド(来ない……よね?)

レッド(あの人ならありえそうで怖い……まぁ他の案を出そう)

レッド(……どうしよう)

何する? 下2(コンマが60以上ならアクロマ出現)

レッド(いやです)

シャワーズ(ひどいっ!)

レッド(はっ、反射的に拒否したけど、良く考えたらピカチュウとかといつもやってる……)

シャワーズ(マジですか!? カモン!! カモンですよ!!)ハアハア

レッド(うーん)

シルバー(変なポケモンがいる……)

シャワーズ(じゃあ私からして差し上げますよ!)ペロッ

レッド「うあっ!? シャワーズ、それ、違う!」

シャワーズ(ここがええんかーここがええんかー)ペロペロ

レッド「やっ、くすぐった……! ひあっ!」

シルバー(え、こ、これはポケモンとのスキンシップなのか!? それにしてはちょっとアレな気がする……ど、どうしよう)

シルバーの行動  下2

レッド「く……ふっ」

シャワーズ(レッドprprprprprprprpr)ペロペロ

レッド「こっ……んんっ」

シルバー「……レッドさん」スッ

レッド「し、しるばっ、助けっ……」

シルバー「……」ペロッ

レッド「にゃあっ!? な、に……んっ」

シャワーズ(!? だがprprし続けるッ!!)ペロペロペロペロペロペロ

シルバー「……レッドさん」ペロッ

レッド「あぅ、んうっ……」

シルバー「……かわい」

キョウヘイ「そおいっ!」パシッ

シルバー「はっ!? お、俺は何を……」

キョウヘイ「こっちもそおいっ!」バシッ

シャワーズ(ひでぶっ!!)

レッド「あ、き、キョウヘイ……」

キョウヘイ「やべえ、今の俺超イケメンじゃないっすか? いつもイケメンっすけど!」

レッド「あ、う、ありがとうぅぅ」

キョウヘイ「おっふ、お安いごようっす」

シルバー「レッドさん! 俺、凄いいけない事をした気がします! 本当に申し訳ございませんっ!!」ドゲザッ

レッド「そ、そこまでしなくていい……あれは、その……あぅ」

シルバー「す、すみませんっ!!」



キョウヘイ「……って感じだったっす」

シルバー「お、俺、そんな事をっ……すみませんっ!!」

レッド「も、もういい……って」

キョウヘイ「これ以上目覚められたら困りんこっす。元はこれっすしねー」

シャワーズ「……しゃわ☆」

キョウヘイ「かわいこぶってんじゃねーっすよ」

レッド「一ヶ月……おやつ抜き」

シャワーズ「!?」

シルバー(子供への躾みたいなやりかただな)

キョウヘイ「シルバーも反省するんすよー」

シルバー「はいっ!!」

レッド「……」



キョウヘイ「……って感じの事してたっす」

シルバー「お、俺、そんな事をっ……すみませんっ!!」

レッド「も、もういい……って」

キョウヘイ「これ以上目覚められたら困りんこっす。元はこれっすしねー」

シャワーズ「……しゃわ☆」

キョウヘイ「かわいこぶってんじゃねーっすよ」

レッド「一ヶ月……おやつ抜き」

シャワーズ「!?」

シルバー(子供への躾みたいなやりかただな)

キョウヘイ「シルバーも反省するんすよー」

シルバー「はいっ!!」

レッド「……」

ファイア(ちなみに俺は起きてたけどずっと寝たふりしてました。キョウヘイさん行動力あるー)

リーフ「うーん……おはよう!」

トウヤ「あー……朝ー?」

ライ「……」ムクッ

ファイア「……おはよう」

レッド「……おはよう」

シルバー「おはようございます」

キョウヘイ「おっはー」

ファイア「あの……あんまやり過ぎない方がいいですよ」

シルバー「!? いやあれはそのえっと」



キョウヘイ「何はともあれレッツゴーってね」

シルバー「……」

レッド「……」

リーフ「?」

ファイア「しっ、大人の事情があるんだよ」

ライ「……おもしろくねーな」

トウヤ「……もしかして」

キョウヘイ「そのもしかしてじゃないっすかねー的な」

レッド「普段通りで……いいから」

シルバー「は、はい」

レッド「……」

キョウヘイ「もう行くっすよ! もう!」

今日はここまで。フィー回。某フィーさんは運悪く寝てました。ざまぁ。終わり。

深夜による深夜の為の深夜な番外編


レッド(そういえば……ジョウトでダークライ悪夢見せてたよね?)

ダークライ(……そうだったな)

レッド(あれ、どういうの見せてたか教えてー)

ダークライ(あまりいいものじゃないぞ)

レッド(でも気になる)

ダークライ(わかった……とうっ!)ドオオオン

トウヤ『あれ、なんかポケセンにいたはずなのに』

トウヤ『ここ、は……あの時の』

トウヤ『あれ? 夢? 夢だよねこれ?』

N『それじゃあ……サヨナラ』

トウヤ『! 待って! 待ってってば!』


トウヤ「……あ、やっぱり夢だ」

トウヤ「そうだよね、今はNと普通に話せるしねー」


ダークライ(こんな感じだな)

レッド(シリアスー……他の人は)

ダークライ(じゃあ、軽いのを2つ一気にやるぞ。とうっ!)ドオオオン

コトネ『うーん……ん?』

コトネ『夢……かな。夢でもテレビの前?』

コトネ『最近ずっとキョウヘイさんのDVDばっか見てたからかなー……あ、何かやってるー!』

キョウヘイ『俳優を引退します!』

コトネ『いやああああああああああ!!!』


コトネ「ゆ、夢……! 良かったー良かったー!」



ヒビキ『うー……あれ? 夢?』

ヒビキ『ここ、コンビニ? はっ』

ヒビキ『売ってない……ポッキーが! 何処にも!』

店員『販売中止になりましたよ』

ヒビキ『うわああああああああああ!!!』


ヒビキ「え、夢? 良かったー夢で良かったー!!」


ダークライ「……」

レッド(ポッキー……お腹すいた)

ダークライ「……」スッ

レッド(モモンの実? ありがとう)モグモグ

レッド(あとは……シルバーとキョウヘイ)

ダークライ(いくぞ)ドオオオン


シルバー『……ここは』

サカキ『お前はまだ弱い……ジムを周り強さを証明してみろ』

シルバー『……あの時の』

シルバー『親父! 俺は強さが全てだとは思わない! ポケモンとの関わりで見えてくる何かが……!』

サカキ『ほう……お前がそんなこと言うなんてな』

シルバー『……確かに、あの時の俺なら絶対に言わなかった』


シルバー「あれ……夢、か」

シルバー「それも……そうか」

ダークライ(キョウヘイ……とかいうのは色々詰め合わせだな)

レッド(悪夢レベルのトラウマ多くない?)

ダークライ(言ってやるな。いくぞ)ドオオオン


キョウヘイ『ここ……は……』

ギシッ……ミシッ……

キョウヘイ『ストレンジハウス!? うわっやだ! しかもあの時の町みたいに所々凍ってる!』

キョウヘイ『出っ……出れないんすか!? うわっ、うわああああああ!!』ガチャガチャ

キョウヘイ『うぅ、もう無理マジで無理』

アクロマ『キョウヘイ君!!』

キョウヘイ『うわああああああああ!!!』


キョウヘイ「!! ……はー、夢で良かった……っ!」


ダークライ(……終わりだ)

レッド(キョウヘイ……可哀想に)

ダークライ(それじゃあ……俺は寝る。じゃあな)

レッド(おやすみ……僕も寝よう……)

特に深夜でもないけど深夜の為と言い張る系番外終わり。

番外編って言ったら番外編なんだ。


レッド「あ……ねぇねぇ」

キョウヘイ「どったんすかー……こんな日は炬燵でゴロゴロするに限るっすよ」

トウヤ「今日は特別寒いもんねー」

レッド「雪……降ってる」

キョウヘイ「マジで!?」

トウヤ「えー……外行くの?」

レッド「行く」

キョウヘイ「庭駆け回るっすよ!!」

トウヤ「そっかー……じゃあ僕も保護者としてついていくよ……」

キョウヘイ「テンションひくっ」



レッド「つもってる……!」タッタッ

トウヤ「レッド……よく半袖でいられるねー」

キョウヘイ「そんな装備で大丈夫か?」モコッ

トウヤ「完全防備してるキョウヘイは問題あるけどねー」

レッド「雪の勢いが……弱い」

キョウヘイ「そりゃーシロガネ山と比べたらそうっすよねー」


レッド「雪うさぎ」

キョウヘイ「メガ雪うさぎ」

レッド(負けたっ!)

トウヤ「勝ち負けあるの?」



キョウヘイ「雪だるまー」

レッド「ピカチュウ雪だるま」

キョウヘイ「おー、可愛いっすねー」

トウヤ「……まだ終わらないのー」

レッド「まだちょっとしか……遊んでない」

キョウヘイ「そうっすよ! トウヤさんもじっとしてるから寒いんすよ!」

レッド「雪合戦……したらあったまる?」

キョウヘイ「それだ!」

トウヤ「えー」



キョウヘイ「ルールは2対1! つまり俺とトウヤさん対レッドさんっすね!」

トウヤ「レッド一人で……大丈夫か」

レッド「うん……」

キョウヘイ「審判はこの方」

ジャッジ「あなたの心をジャッジする! ジャッジさんです!」

トウヤ「……」

ジャッジ「……えーと、お互い雪玉をぶつけて、当たった数だけポイントが入ります。最終的にポイントが多い方が勝ちです」

キョウヘイ「よーし、負けないっすよ!」

レッド「イシツブテ合戦の……雪版と思えば」

ジャッジ「よぉーい……スタート!!」

レッド「えいっ」ヒュンッ

キョウヘイ「はやっ……あれ? でもコントロールがアレっすね」

トウヤ「どうしたの?」

レッド「軽くて……方向が」

キョウヘイ「ほう……ならこっちにもチャンスはあるっすよ! どりゃー!」ポイポイッ

トウヤ「えーい」ポーイ

レッド「……避けるのは、得意」シュッ

キョウヘイ「あぁもうすばしっこい!」

トウヤ「はやーい」

レッド「……えいっ」ブンッ

キョウヘイ「いってえ!! 石レベルで痛いっす!」

トウヤ「あーあ……だいじょいったあ!?」

レッド「ボーッとしてたら……当たる」

キョウヘイ「レッドさん、コントロール出来てきたっすよ! こっちもなんとか……」

トウヤ「そうだね、頑張ろうね!!」ブンッ

レッド「わっ」ヒョイ

キョウヘイ「こいつマジだ!!」



ジャッジ「はーい、終わりでーす、終わり、終わりですって! ほら! 終わり!!」

レッド「……」

キョウヘイ「いっ……てえ」ボロッ

トウヤ「あはは……」ボロッ

ジャッジ「えー、結果は37対92でレッドさんの勝ちでーす」

レッド「やった……」

キョウヘイ「トウヤさんが途中レッドさんを羽交い締めしたときはビビったっす」

トウヤ「ちょっと本気になっちゃったね」

レッド「あれは……ずるい」

キョウヘイ「でもそのあとレッドさんが一本背負いしたときはもっとビビったっす」

トウヤ「自業自得だけど痛かったな……」

レッド「びっくりして……つい」

キョウヘイ「ま、暖まったしよくねっすか?」

トウヤ「確かに……寒さが気にならなかったかな」

レッド「じゃ……帰ろう」

トウヤ「そーだねー」

キョウヘイ「あー、早く炬燵入りたいっすー!」


番外編的な何か終わり。

始めマッスル。

~5の島~

レッド「……」

キョウヘイ「ついたっすね」

トウヤ「じゃ、倉庫行こうかー」


~ロケット団倉庫~

シルバー「……見張りが厳重になってましたね」

ファイア「全員で手分けして倒すというね」

リーフ「あら? なんか暗号を入力してくださいって出たわ!」

キョウヘイ「うえー、そんなの知らないっすよ」

レッド「……あ、たまたまタマタマ」

ライ「知ってたのか」

シルバー「……あと一ついるみたいですね」

レッド「……それは、知らない」

レッド「……どうしよう」

シルバー「これも……そこそこ頑丈ですもんね」ガンガン

キョウヘイ「流石にポケモンでぶち破る訳にもいかないですしねー」

トウヤ「うーん……詰んだ?」

ファイア「いくつか案を出しあってみましょー」


レッド「出た案が、これ……」

1、ぶち破る 2、適当に入力してみる 3、したっぱに聞く(誰が聞くか指定) 4、自由
下2

レッド「ぶち破ろう」

キョウヘイ「でもポケモン使ったら駄目なんすよ?」

リーフ「何いってるのよー!」

ライ「この四人いればいけるだろ」

ファイア「マサラ人四人に任せなさい」

トウヤ「なるほど……でもそうとう頑丈だけど大丈夫?」

レッド「大丈夫……せーので、蹴るよ」

リーフ「おっけー!」

レッド「せーのっ」

ドオオオオオオオンッ!!

キョウヘイ「……わーすっげー」

シルバー「……凄いですね」

トウヤ「じゃ、お邪魔しようかー」

レッド「うん……」



レッド「お邪魔します……」

したっぱ「な、何だ何だ!?」

したっぱ2「シャッターが壊されてやがる!!」

したっぱ3「まさか……このガキどもが?」

キョウヘイ「半分合ってるっす」

トウヤ「これは……バトルかな」

シルバー「……なるべく、バトルは避けたいです」

ライ「何でだ? こいつらに肩入れしてんじゃねーだろーな」

シルバー「違う……話したい事だってある。ロケット団が解散した事を知らせないと、いつまでもこういう事が続くからな」

したっぱ「解散!? 何言ってんだこのガキ!」

キョウヘイ「あれ、この人はシルバーを知らないと」

シルバー「多分したっぱのしたっぱなんでしょう」

したっぱ「なっ……人が気にしてる事を!!」

キョウヘイ「じゃーここのボスとシルバーが話し合いすればいいんすよ! で、話が通じないのはこっちで片付ける、と」

シルバー「え、でも……」

レッド「……行くよ。シルバー」グイッ

シルバー「は、はい!」

レッド「……ロケット団、この床好きだね」

シルバー「トラップとして凄い効果がありますしね……多分最短ルートはこっちです」

レッド「ありがと……」


レッド「あ……」

幹部「……あの時のガキと」

シルバー「……」

幹部「おや、坊っちゃん……逞しくなられて。どういたしました?」

シルバー「聞いてくれ。ロケット団は解散したんだ」

幹部「……坊っちゃんまでそんな事を仰るとは。あのサカキ様がそんな事を仰る訳がございません」

レッド「……こいつ日本語通じない」

シルバー「レ、レッドさん……どうにかして、解散したって事を認めさせたいんですが……」

レッド「……そうだ」

1、サカキの秘密をばらす  2、グリーンバッジを見せる  3、サカキとのプリクラ写真を見せる  4、バトル  5、自由

下2

レッド「……エーフィ」

エーフィ(やだうちのレッド黒い)ミョンミョン

幹部「な、なんだ、ぐわああああああああ!!!」

シルバー「レッドさん!?」

レッド「大丈夫。ダメージは無い、はず」

エーフィ(終わりー!)

幹部「……ぼ、坊っちゃん」

シルバー「だ、大丈夫か!?」

幹部「いえ……私、何か勘違いをしていたようです。ロケット団は解散していたのでしたね、申し訳ありません……」

シルバー「……レッドさん、これは」

レッド「エーフィに、記憶いじってもらった……だから、ちょっとこの人は、変になってる……かも……」

エーフィ(失礼な!)

シルバー「え、それはどういう……」

幹部「坊っちゃん、実は私一目見たときから坊っちゃんの事がへぶうっ!?」ドーン

レッド「……こういう事」

エーフィ(え!? 何これ嫉妬!? やだ! フィー! フィーっ!!)ハアハア

シルバー「……」


レッド「……いた」

研究者「げえっ、ここまで来やがったか」

レッド「サファイア……返して」

研究者「そう簡単に返す訳ないだろ!」

レッド「……ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴかーっ!!」バチバチ


研究者「ひ、ひいっ、強すぎる……!」

レッド「……」

研究者「サ、サファイアはそこにある! じゃあな!!」ダッ

シルバー「あ……追わなくていいんですか?」

レッド「キョウヘイ達が……何とかしてくれると思う」

シルバー「……そうですね」

レッド「あった……サファイア」キラッ

シルバー「あとはこれを届けるだけですね」



レッド「……終わった」

ファイア「あ、お帰り」

リーフ「流石兄さん! 早かったわね!」

シルバー「あれ、キョウヘイさんは?」

トウヤ「キョウヘイなら、あのおじさん引きずって笑顔で外に行ったよ」

ファイア「完全に真っ黒ですわあのお方」

レッド「まぁ……キョウヘイだし」

キョウヘイ「それ酷くないっすかー!? おこ!」

ライ「……戻ってきたか」

リーフ「あら? おじさんは?」

キョウヘイ「あれはお説教して警察につきだしたっす」

シルバー「普通……ですね」

キョウヘイ「そうそう普通普通!」

ファイア(お説教の内容が怖い)



~1の島~

レッド「これは……ファイアが渡して」

ファイア「え、兄さんが渡しなよ」

レッド「これは元々ファイアを信用してあっちが依頼してきた事だから……」

ファイア「……わかりました」

レッド「よろしい……」


ニシキ「ファイアさん!」

ファイア「ニーシキくーん。はい」

ニシキ「おおっ、これぞまさにサファイア!! ファイアさんありがとうございます!!」

ファイア「いや、お礼は俺じゃなくて……」

レッド「……」

ファイア「……どういたしましてー」

ニシキ「これをセットして……」カチャカチャ

ファイア「今更だけど宝石が必要な機械って……」

キョウヘイ「しっ」

ニシキ「これでホウエンの仲間と連絡が取れるはずです!」

ヴーン……ピピッ

ニシキ「これで、ホウエンのトレーナーと交換が……」

ユウキ『え、これ今カントーと繋がってるのか!?』

ハルカ『テクノロジー凄いかもかもー!』

レッド「……近い」

キョウヘイ「カメラに近すぎっすよー!」

ユウキ『え!? レッドにキョウヘイ!? あ、トウヤにシルバーもいるじゃんか!』

ハルカ『え、ちょうどナナシマにいたってことかも? 凄い偶然かもー!』

マユミ『二人とも落ち着いて……えっと、ニシキくんなのよね?』

ニシキ「あ、僕がニシキです!」

マユミ『凄いものを作ってくれてありがとう。これでトレーナーの交流が出来るわ』

ニシキ「い、いえ!」


ハルカ『へー、つまりこの通信が出来たのは』

ユウキ『レッド達のお陰だったんだな!』

レッド「僕は、ほとんど何も……」

キョウヘイ「で、この子らがレッドさんの弟妹」

リーフ「リーフでーす!」

ファイア「ファイアでーす」

ハルカ『へー……何か納得かもー』

レッド「……何が?」

ユウキ『レッドは末っ子っぽい感じがしてたのにさー』

ハルカ『少しお兄さんっぽくなってるのは、そういう事だったかもー? みたいな』

キョウヘイ「確かに……少し頼れるっすもんね」

トウヤ「いいお兄さんだねー」

レッド「……からかわないで」

キョウヘイ「本当っす本当っす! な、シルバー!」

シルバー「え!? は、はい。とても頼れるお兄さんって感じです!」

レッド「……そうかな」

マユミ『お話中残念だけど……サーバーの問題でそろそろ終わりにしないといけないのよ』

ユウキ『えーっ』

ハルカ『えーっ』

キョウヘイ「っていうか、番号知ってるだから後で普通に電話すりゃいいだけの話っすよ?」

ハルカ『それだと顔が見えないかもー』

トウヤ「テレビ電話にしたら?」

ユウキ『テレビ電話?』

キョウヘイ「え?」

ハルカ『え?』

ニシキ「あー、後は電話にしてね。切るよ」プツッ

レッド「……切れちゃった」

ファイア「面白い人達だったね」

ニシキ「ファイア君、本当にありがとう! これで離れたままでも交換が出来るようになった!」

ファイア「うーん……はい」

ニシキ「ファイアさんの名は、永遠にこの島で語り継がれていくでしょう!」

ファイア「え、これぐらいで語り継がれちゃ困るんですけど」

ニシキ「あと、お兄さんはあのロケット団を倒したレッドさんですよね!? いや、兄弟揃って凄いお方で……!」

ファイア「あーはいはいバイビーバイビー」スタスタ

キョウヘイ「めんどくさい人っすね……」



レッド「……ファイア、お話は最後まで聞かないと……」

ファイア「でも、あのままだと三時間は喋るよあいつ」

レッド「……」

リーフ「なんで私の話はしなかったのかしら!」

キョウヘイ「俺も結構凄いんすけど! もう!」

トウヤ「カントーだとそこまで知名度ないんだったねぇ」

キョウヘイ「……悔しいっ!」

シルバー「でも最近ジョウトで人気ですし、カントーでもそろそろ人気になるんじゃないですか?」

キョウヘイ「……確かにそうっすね!」

ファイア「そういやDVD見てなかった」

リーフ「帰ったら見ましょうか」

キョウヘイ「ふふんっ! ハチクマンシリーズは一番思い入れのある作品なんすよ!」

ファイア「今の腹黒いイケメンという評価が変わるくらいすごいと?」

キョウヘイ「そっ……そうっす!」

レッド(リーフとファイアとライとシルバーは映画を見るらしい)

レッド(なんでもキョウヘイがどういう風な仕事してるか気になるらしい)

レッド(……僕は何回か見てるしな。仕事風景)

レッド(暇だからお散歩しよーっと)


レッド(いい天気……最高の散歩日和)

レッド(……ん? 何か落ちてる……)

何が落ちてる?  下2

セレビィ「……」

レッド(ポケモン……? 凄く弱ってる。ポケモンセンターに連れていかないと)ダッ


~ポケモンセンター~

ジョーイ「あなたのポケモンはすっかり元気になりましたよ」

レッド「ありがとうございます……」

レッド(本当は僕のポケモンじゃないけど)

セレビィ「びぃ、びぃー!」クルクル

レッド「元気になった……良かった」

セレビィ「びー、びぃっ!」

レッド「どういたしまして……野生に帰りな」

セレビィ「びー……びぃ!」ギュー

レッド「一緒に? ……いいよ」

ヴ(略)やったー! セレビィをゲットしたぞ!

レッド「よろしくね……」

セレビィ「びぃー!」クルクル

レッド(……まだかな)チラッ


ファイア「おおー……おおっ」

リーフ「きゃーっ、きゃーっ、すごーい!」

ライ「……」

シルバー「……」


レッド(皆楽しんでるみたいで良かった……)

レッド(……僕は散歩の続きでもしてよう)


~外~

レッド(……本当にいい天気)

セレビィ「びぃっ、びぃー!」クルクル

レッド「わっ……セレビィも、そう思うんだ」

セレビィ「びぃ、びぃ!」

レッド「そっか……わっ」ドンッ

レッド(誰かとぶつかっちゃった。男の人っぽいけど、どんな人……?)

どんな見た目の男?  下2

エナツ「わっ」

レッド「あ、ごめんなさい……」

エナツ「ううん、大丈夫だよー。君こそ怪我無かった?」

レッド「大丈夫です……」

レッド(何故かこの人は僕と同じ気がする)

エナツ「あれ、君のセレビィ……」

セレビィ「び、びいっ!!」

レッド「……?」

エナツ「……やっと見つけた」ニコッ

セレビィ「びぃーっ!!」シューンッ

レッド「え、え、え?」

レッド(ちょっと急すぎる展開に頭が追い付いていかないんだけどセレビィが何だって?)

エナツ「聞いてくれる?」ギュッ

レッド(……急に手を握ってきた。この人フィー?)

エナツ「君のセレビィね、昔預かった事があってね……その時飼い主に……どれだけ酷い事をされたか……ッ!!!」グググッ

レッド「いっ……!?」

エナツ「あぁ、ごめんね、とりあえずその子を使ってあの飼い主を……」

レッド「……ごめんなさいっ!」ダッ

エナツ「……」


レッド(何あれ何あれ何あれ新手のヤンデレ? 何なの本当怖いナツメ以来の怖さなんだけど死にそう)タッタッ

レッド(えっと……このセレビィのトレーナーだった人があの人に酷い事されたっていうのはわかった)タッタッ

レッド(でも復讐にポケモンを使うのは……どうかと)タッタッ



レッド(……このまま逃げ切るのは簡単だろうけど)

レッド(でも……なぁ)

レッド(それも後味悪いし……どうしよう)

キョウヘイ「あれれー、レッドさんこんな所で何してんすかー?」

レッド「キョウヘイ……実は」


キョウヘイ「……エナツさん?」

レッド「知ってる……?」

キョウヘイ「あー、まぁ……」

レッド「で、どうしようかなぁー……って」

キョウヘイ「……謎のシリアスっすねー」

レッド「うん……」

キョウヘイ「えーと……じゃあ、下2する。とか?」

キョウヘイ「闇討ちとかっすか?」

レッド「……エナツさんを?」

キョウヘイ「まぁ、それかエナツさんに聞いて糞トレーナーの方を討つか」

レッド「……」

レッド(エナツさんを討ってなあなあで終わるか、聞き出して少し長めに時間取ってトレーナーを倒しにいくか)

レッド(……正直僕はどっちでもいいんだけど、どうしよう)

下2

レッド(ですよね)

レッド「じゃあ……エナツさん呼んでくる」

キョウヘイ「え、じゃあ俺ちょっくらバイビーするっす!」ダッ

レッド「……?」


エナツ「……」

レッド「あ、あの」

エナツ「! あ、ごめんなさい、セレビィがあなたのボールに入ったって事は、今はあなたのポケモンなのにね……」

レッド「いえ……あの、セレビィの前のトレーナーって……何処にいるんですか?」

エナツ「……え?」

レッド「その……ポケモンに関して酷いことをする人、嫌いなので……個人的に、その……」

エナツ「……ありがとうね。たしかあいつは……」

何処にいる?(地方、町など)  下2

エナツ「今、この辺りにいるはずで……こいつなの」ピラッ

レッド「……あ」

エナツ「知ってる?」

レッド「これならさっき……警察に……いや、今ならまだ、間に合うはず……」

エナツ「?」


研究者「な、何なんだお前は、俺を倒したと思ったら、牢屋からつれ出して……」

レッド「……研究者、って呼ぶのは他の研究者に失礼……お前、名前は?」

研究者「……下2だ!」

ふひひマン「……ふひひマンだ」

レッド「……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ふひひマン「ふひ……やっと思い出したか。実は俺は研究者だったのさ」

レッド「……お前っ、変態で最低でマッドサイエンティストだったの……!」

キョウヘイ「レッドさん!? 大きい声出してましたけど大丈夫っすか!?」

レッド「あ、ううん、びっくりしただけ……」

エナツ「どうしたのレッド君? あ、キョウヘイ君……」

キョウヘイ「ひっ」

エナツ「もう、怖がらないでよ。二度とやらないから」

キョウヘイ「……絶対っすよ。絶対っすからね!」

レッド「……?」

レッド(それにしても懐かしい……シンオウの頃の事だっけ)

レッド「……で、これどうしよう」

キョウヘイ「面白いことなら俺も参加するっすよー?」

エナツ「え、決めていいの?」

レッド「元々……エナツさんが酷いことされたんだし」

キョウヘイ「大体の拷問的な事はできるんじゃないすか? ここ(ともしびやま洞窟)なら」

エナツ「じゃあ……こいつに下2して!」

レッド(どうしよう、全部楽しそう……)ゾクッ

キョウヘイ(ヤバい、レッドさんがSに目覚めてしまう)

キョウヘイ「そ、そういえばレッドさんってキノコのほうし使えるポケモン持ってました!?」

レッド「え、あ……持って、ない」

エナツ「そうなの……」

レッド「でも……いやしの波動、みねうちループなら」

エナツ「じゃそれでいいよ」

ふひひマン「くっ……」


サーナイト「しゅうう」

レッド「ごめんね……こんな屑に技使いたくないだろうけど」

キョウヘイ「ピーピーエイドとかそういうのはいっぱいあるっす」

レッド「よし、やってみよう……」

エナツ「楽しみー」

レッド「えいっ」ドスッ

ふひひマン「ごふっ」

キョウヘイ「これHP1残ってんすよね?」

レッド「多分……サーナイト」

サーナイト「しゅうう」ピカーッ

ふひひマン「何しやがるっ……!」

レッド「そいや」ドスッ

ふひひマン「ぐうっ」

サーナイト「しゅうう」ピカーッ


~三時間後~

ふひひマン「もう……もう止めてくれ……!」

レッド「……っ」ゾクゾクッ

キョウヘイ(目覚めてやがる……今はそおいしなくてもいいか)

エナツ「……これはもういいや」

レッド「次は……どうする?」ニコニコ

キョウヘイ(こんな笑顔のレッドさん激レア)

エナツ「次はー下1と下2!」

エナツ「……っていうのは?」

レッド「考えただけで……楽しそう」

キョウヘイ「きずぐすりって人が使うとヤバいらしいっすけど」

ふひひマン「それでもいい! 今傷だらけなんだ! 使ってくれ!」

キョウヘイ「かしこまりー」ダバダバ

ふひひマン「う、うおおおおおおおお!!」

レッド「苦しそうだから……もうお薬やめる?」

ふひひマン「い、いや、使ってくれ! お願いだ! なぁ!」

レッド「……っ」

キョウヘイ(俺が言うのもあれっすけどレッドさん表情が……シルバーが一瞬で襲うレベルでヤバい)

レッド「えいっ」ドスッ

ふひひマン「ぐわああああああああ!!」

レッド「……え、い」ダバダバ

ふひひマン「う、お、おおおおおおおっ!!」

レッド「……はあっ」ゾクッ

エナツ「レッド君も楽しそうで良かった」



キョウヘイ「おっ、レッドさんこちらは」

レッド「ボスゴドラ達が頑張って作ってくれた石風呂……です」

キョウヘイ「今ならこの石風呂がなんとぉ! 19800円、19800円です! お電話はお早めに!」

エナツ「有刺鉄線は?」

キョウヘイ「あ、ここにあるっすよ。何故か」

レッド「フシギバナ……」

フシギバナ「ばなぁぁ」パサッ

ふひひマン(どく・まひ)「ぐあああああ!!」

レッド「この石風呂に……カメックス」

カメックス「がめぇぇ」ジャバー

レッド「リザードン」

リザードン「ぐあううう」ボオオオ

キョウヘイ「ワァーオ、まるでビビンバのようだ!」

レッド「……こいつをここに」

ふひひマン(どく・まひ)「や、やめてくれ、お願いだ、体が、体がぁぁぁ!!」



レッド「……きたねえビビンバだ」

キョウヘイ「うーん……どうするっすか、エナツさん? 死にかけっすけど?」

エナツ「もういいかな。ありがとう二人とも!」

キョウヘイ「じゃ、この事は内密にー」

エナツ「わかってるー」タタッ

レッド「楽しかっ……」

キョウヘイ「そおい!」パシーン

レッド「! あ、あれ?」

キョウヘイ「俺達は不振な死体と埋めてくれという遺書を見つけこのビビンバを片付ける所っす」

レッド「そ、そうだっけ……この人可哀想」

キョウヘイ「はは。まぁ爆破して埋めときますか」


レッド「……帰ろ」

キョウヘイ「そうっすねー。ファイア達、俺の凄さに気づいたっすかねー?」キラッ

レッド「気付く……映画のキョウヘイは凄いもん」

キョウヘイ「映画のキョウヘイ“は“!?」

レッド「あ、うそうそ、“も“」


エナツ(目覚めたレッド君も凄いけど、目覚めずにあそこまでやってその後平然としてるキョウヘイはもっと凄いよ)

エナツ(帰ろ)



ファイア「あ、お帰りー。遅かったね」

レッド「本当だ……何でだろ」

キョウヘイ「レッドさん昼寝してたんすよ。俺どうでした? イケメンでしょ?」

リーフ「なんか、ドカーンがズキャーンで凄かった!」

ライ「凄かった」

シルバー「とてもプロとしての責任を感じさせる良いものでした」

ファイア「認識が腹黒いイケメンから腹黒い仕事の出来る金持ちのイケメンになりますた」

キョウヘイ「腹黒いは消えないんすか……」

レッド「まぁ……キョウヘイは凄いんだよね」

キョウヘイ「あざぁーす」

ファイア「うーん……で、後は7の島か」

トウヤ「次で最後だねー」

キョウヘイ「うおっ!? トウヤさんいつの間に!」

トウヤ「あはは、今だよ」

リーフ「じゃ、休憩もしたし早速出発よ!」

今日はここまで。腹黒回。やり過ぎた。終わり。

今日も遅れます10:00からっすすみません!!!

十時過ぎてるごめんなさい!!始めます!!!

~7の島~

ファイア「つきましたー」

レッド「……ここが、最後の島」

キョウヘイ「何があるんでしょーかっ!」

リーフ「タワーと、遺跡があるわ!」

シルバー「遺跡っ!!」

トウヤ「良かったねぇ」

レッド「じゃあ早速……?」

ガサガサ

ファイア「あれは……野生ポケモンじゃないかな、多分」

???「」バッ

何が出てきた? 下2

レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388323088/)
念のため次スレ。ナナシマ後用。使うのは年明け後かも。とりあえずここ埋まったら移動で。次から再開。

コルニ「こんにちはー!」

リーフ「野生ポケモンじゃないじゃないっ!」

ファイア「……ブラザー?」

レッド「コルニさん……久しぶりです」

キョウヘイ「えっとー……カロスのジムリだ!」

トウヤ「そういえばパンフレットに写真あったね」

コルニ「覚えててくれたんだね! ありがとう!」

レッド「……どうしたんですか?」

コルニ「この辺り、遺跡が多いからさ! もしかしたら新しいメガストーンがあるかもしれないんだ! だから来たの!」

レッド「……ごゆっくり」

コルニ「うん! じゃ!」シャーッ

キョウヘイ「新しいメガストーンっすか」

シルバー「まぁ……ある可能性もあるかもしれませんね」

ファイア「ほう……メガストーンって何?」

レッド「……やってみよっか」

リーフ「見せて見せてー!」

レッド「……じゃあ、アブソル」

アブソル「しゅーう」

キョウヘイ「おっ、初登場」

レッド「……えいっ」ピカーン

メガアブソル「しゅうーっ!!」キラキラ

リーフ「きゃーっかっこいいー!」

ファイア「神々しい!!」

シルバー「これは……石がこのポケモンに関係してうんたらうんたら」

キョウヘイ「おー、初めて見たっす」

トウヤ「かっこいいねー」

レッド「これで……強くなる」

キョウヘイ「石でポケモンが強く……はっ!」

アクロマ「素晴らしいっ!! やはり私が立てた仮説である、ポケモンとトレーナーの絆でポケモンの強さが引き出せるというのは本当だったのですね!!」

トウヤ「うわっびっくりした」

キョウヘイ「このアクロマは大丈夫なアクロマだ。多分」

アクロマ「ちょっと良く見せてくれませんか、どのような部分が強く……」

レッド「え……アブソル、つじぎり」

メガアブソル「しゅうっ」バッ

アクロマ「ぎゃっ!」バタッ

ファイア「おー……兄さんひどーい」

レッド「え……強くなった所、見せたつもり……だった」

トウヤ「これ生きてるー?」

キョウヘイ「別に死んでてもいいんすけど……」

リーフ「そうだ! 元気のかけら使ってみましょう!」

ライ「……それ、人に使っていいのか?」

シルバー「軽い人格障害が起きる……数時間で治るけどな」

リーフ「じゃあいいや。えーい!」

アクロマ「ぐふうっ!! う、うぅ……」ムクッ

キョウヘイ「……どんな人格になって起き上がるんすかねー」

どんな人格?  下2

アクロマ「……私は、何をどうしていたのでしょうか?」

ファイア「とりあえずキョウヘイさんを置いてみよう」

キョウヘイ「えっ、いやいやいやいや無理っす!!」

アクロマ「おや? キョウヘイ君、どうかしましたか?」

キョウヘイ「……え?」

アクロマ「何を怖がっているのです? 私……何かしたでしょうか」

キョウヘイ「こ、これは……」

レッド「……常識人」

アクロマ「そういえば、この間いい物を手に入れたんです。その時……ん? 店員が……?」

キョウヘイ「そうだったんすか良かったっすねバイビー!」ダッ

アクロマ「えっ、キョウヘイ君!?」

レッド「あー……バイビー」タタッ

トウヤ「それじゃ僕もバイビーで」タタッ

リーフ「兄さん待ってー!」ダッ

ライ「お前ら! 兄貴をバカにすんな!」ダッ

ファイア「結局こうなるのであった。バイビー」ダッ

シルバー「えっ……あ、失礼します」タタッ

アクロマ「……何なのでしょうか」



レッド「キョウヘイ……どうしたの?」

キョウヘイ「いや、あのままだと女装した事を思い出されそうだったんで、つい」

トウヤ「バイビーって何?」

レッド「緑の決め台詞(笑)」

キョウヘイ「PWTでのグリーンさんの去り際の決め台詞(笑)」

ライ「や……やめろよ!」

ファイア「ライも使ってたしねー、バイビー(笑)」

リーフ「あぁ、バイビー(笑)ってそれね!」

ライ「や、やめろ!」

シルバー「……ライ」

ライ「同情すんな!」

キョウヘイ「で……遺跡行くんすか」

レッド「じゃあ……まずは遺跡で」

シルバー「は、はい!」


~しっぽうけいこく~

ファイア「この辺りから渓谷でーす」

リーフ「修行しているトレーナーも多いそうよ!」

レッド「トレーナー……バトル、できそう」

トウヤ「知ってるトレーナーとかに会ったりしてね」

シルバー「それはあまり無いでしょう」

キョウヘイ「見事なフラグ立てっす」

レッド(この渓谷で修行……ちょっと楽しそう)

キョウヘイ「レッドさんって修行とか好きそうっすね」

レッド「……そう?」

キョウヘイ「だって雪山にいたのも修行じゃないんすか?」

レッド「えっと……多分」

トウヤ「多分?」

ファイア「とかいってる内に人がいますよ」

リーフ「いかにもトレーナーっぽい人ね……」ゴクリ

レッド「……あの人は」

誰?(モブ可)  下2

ミカン「あら……レッドさん達」

レッド「ミカンさん……こんにちは」

キョウヘイ「あ、ちっす」

トウヤ「こんにちはぁ」

シルバー「……」

ファイア「兄上、この人は?」

レッド「ジョウトのジムリーダーさん……」

ミカン「ちょっと、観光に来てたんです」

ミカン「それと、この辺りはトレーナーの特訓場所だと聞いたので……」

レッド「……じゃあ」

ミカン「はい……バトルですね!」ポーン

ハガネール「ねえええる」

レッド「……」ポーン

フシギバナ「ばなぁぁ」

キョウヘイ「これは……舐めプか?」

レッド「違う……」

ミカン「ふふ、舐めプであろうと結構です。倒してみせます!!」



ミカン「……流石ですね」

レッド「……ミカンも強かった、ね」

フシギバナ「ばなぁぁ」

リーフ「兄さんすごーい……」

ミカン「レッドさん……妹さんと弟さんがいたのですね」

レッド「うん……」

リーフ「リーフでーす!」

ファイア「ファイアでーす。兄がお世話になりましたー」

ミカン「いえ、こちらこそレッドさんにはお世話になってて……」

シルバー「……トウヤさん?」

トウヤ「……なんでもないよ」

キョウヘイ「はっ! レッドさん!」

レッド「? ……! えっと、ミカンまたね」

ミカン「? はい」


レッド「この……ロリコンが」バシッ

トウヤ「うぅ……何でわかったの」

キョウヘイ「目が犯罪者予備軍の目でしたからね」

ファイア「トウヤさんロリコンだったんですか(ドン引き)」

リーフ「何それ?」

レッド「! トウヤ、リーフにはっ……!」グイッ

トウヤ「いたいこわいいたいこわい……仲間だとしか思ってないよぅ」

レッド「……本当?」

キョウヘイ「レッドさん、妹思いなのはわかったんで離してあげて下さい、死にそう」

トウヤ「ごほっ、ごほっ……」

キョウヘイ「まぁ……こんな人っすけど、普段はいい人なんで……」

レッド「もうっ……行動に起こさないでね」ポカポカ

トウヤ「うん、わかった、わかったからやめて? 可愛い擬音だけど痛いよ」

ファイア「まぁ……兄さんがなついてるし」

リーフ「わかんないけど兄さんがいいなら私もいいわ!」

トウヤ「……うん、ありがとー」



レッド「えっと……そうだ、遺跡、行くんだ……」

キョウヘイ「そういやそうっしたね」

トウヤ「えっとー……こっちだね」

ファイア「あっ、あんな所にロリが!」

トウヤ「えっ!?」

シルバー「やめてあげて下さい!」

レッド「……ポケモン、いないかな」ガサガサ

キョウヘイ「見ていない事にしないであげてほしいっす」

???「」バッ!

何が出てきた?  下2

色ディアルガ「きゅあーっ!!」

レッド「」ビクッ

色ディアルガ「きゅあーんっ!」ダッ

キョウヘイ「あ、行っちゃったっす……捕まえなくて良かったんすか?」

レッド「いきなりで、びっくりして……」

トウヤ「そりゃあ草むらから色違いの伝説出たら驚くよねぇ」

ファイア「伝説どころか色違いって兄さん運良すぎ」

シルバー「ディアルガは時間を行き来するポケモン……あのディアルガはどの時代から来たのか……」ブツブツ

ライ「おい、行くぞ」

シルバー「! あ、すまない」

レッド(少し仲良くなったみたいで、良かった……)



レッド「……洞窟?」

ファイア「アスカナのかぎって所らしいよ」

キョウヘイ「いかにも重要そうな名前っすねー」

シルバー「……入りましょう」

トウヤ「はーい」

~アスカナのかぎ~

レッド「……?」

キョウヘイ「パズルっぽい配置っすねー」

リーフ「多分この穴に石を入れればいいんだろうけど……難しそう」

トウヤ「誰かやってみる?」

パズルに挑戦する人  下2

キョウヘイ「ここはシルバーじゃないっすか?」

シルバー「はい……レッドさん、手伝って貰えますか?」

レッド「うん……岩なら動かす」

シルバー「そういう意味じゃ……いや、お願いします……」

レッド「それなら頑張る……」

シルバー「まずこの岩を……」


シルバー「で、最後にこれを」

レッド「うん、えい」ズサッ

カチッ

キョウヘイ「……何も起きないっすよ」

ファイア「この先の遺跡で何か起きたとか? まぁレッツゴーで」



~アスカナいせき~

ファイア「この海の先に石室がいくつかあるよ」

シルバー「……」ウズウズ

レッド「……行こう」

トウヤ「そうだねー、シルバーが凄く行きたそうだしね」

シルバー「え、まぁ、はい……」


~オルフの石室~

シルバー「……ここは」

キョウヘイ「わー、いかにも遺跡っすね」

アンノーン「のーん」「あんー」「あんのーん」「ののの」「のんー」

トウヤ「アンノーンもいっぱいいるねー……」

レッド「全部、文字になってる……んだ」

ファイア「手の込んだ作りしてあるなー」

レッド「いっぱい飛んでる……えいっ」ポーン

リーフ「何の文字捕まえた?」

レッド「確認しないで捕まえた……えっと」

何の文字?(いるやつの中から)  下2

アンノーンQ「のののー」

レッド「……Q、かな」

キョウヘイ「鍵みたいな形っすねー」

シルバー「Q……速めるですね」

リーフ「何それ?」

シルバー「アンノーンには形それぞれに言葉があるんです。!と?には無いですが」

レッド「速める……」

アンノーンQ「のーん」

トウヤ「素早いレッドにはピッタリだねぇ」

ファイア「確かに……」

シルバー「俺は、少しこの石室を調べます」キラキラ

キョウヘイ「こんなに楽しそうなシルバー初めて見たっす」

レッド「好きな事を思いっきりやるのは、いいと思う……」

トウヤ「じゃあ、邪魔しないように外にいるよー」

シルバー「はい」


~外~

キョウヘイ「じゃ、一時間後ぐらいまで自由で」

ファイア「ふあーい」

リーフ「はーい!」


レッド(……暇)

レッド(何しよう……)

下2

レッド(逆ナン……?)

レッド(逆にアサナン?)

レッド(嘘です……わかってます。でも逆ナンって……女が男にやるんだよね)

レッド(……えっ、女装するの!?)


レッド(えー……とりあえず白ワンピースに着替えたけど)

レッド(え、これでいいんだよね、多分)

レッド(……誰に話しかければいいのかな)

1、海パン野郎 2、エリトレ 3、お坊っちゃま 4、自由

下2

レッド(……? あそこに凄いきっちりした格好の男の人がいる)

レッド(……行ってみよう)


ナツメ(どうして……私がこんな格好しないといけないの)

ナツメ(……えっと、確かエリカが忘年会の芸って言ってこのカツラとスーツを渡してきて……)

ナツメ(来たくないと言ったら無理矢理着せられて……)

ナツメ(……超能力を使って逃げてきたんだったわ)

ナツメ(こんな姿、誰かに見られたら……)

レッド「あの……」

ナツメ「!? は、はい、なんですか」

レッド「何……してるんですか」

ナツメ「ちょっと、観光に」

ナツメ(な、なんなのこの子……私は女の筈なのに、この子が、凄く可愛く見える……)

レッド「その……よければ、一緒にお茶、しませんか……?」

ナツメ「俺でよければ、是非御一緒させて下さい」

ナツメ(はっ! 私ったら何言ってるの!? 訂正を……)

レッド「あ……ありがとうございますっ……」

ナツメ(訂正なんて無理)

ミニスカ「きゃーっ、美男美女カップルよ!」

ミニスカ2「やだ、ちょーイケメン……」

ナツメ(わ、私が……イケメン?)

ナツメ「……さぁ、行きましょう」ヒョイッ

レッド「!! え、あ、そのぅ……」カアアッ

ナツメ(何やってるの私……! 私にはレッドが……私のじゃないけど……いるのに、こんな事して、どうすればっ)

レッド(予想外の展開だったどうしようどうしよう流石に殴って逃げる訳にもいかないし)

レッド・ナツメ(誰か、助けて!!)

???「」ザッ

誰?  下2

女レッド「すみませーん!」

レッド「」ビクッ

ナツメ「」ビクッ

レッド(! 今のうちにっ)スタッ

ナツメ(あっ)

レッド「えっと……な、なんですか」

女レッド「気がついたらここにいたんですけど、どうしたらいいと思いますっ?」ニコニコ

ナツメ「……は?」

レッド「えっと、それなら……」

レッド(他の世界の僕が……どうやって帰っていったんだっけ……ん?)

女レッド「?」ニコニコ

レッド(うわっ、これ僕だ! パラレルワールドで、性転換したのでもあるのかな、女装した僕とそっくりだもん)

女レッド「あれー? よく見たらあなたとあたしって似てますね! なんでだろ!」ニコニコ

レッド(やめてぇ! その純粋な笑顔で聞かないで! 悲しくなるからっ!!)

レッド「えっと、えっと……下2、する、とか……?」

ナツメ(凄いそっくりね……双子みたい)

レッド「その、一緒に、来ます……?」

女レッド「なるほど、ありかもね! わかった!」

レッド(決断はやっ)

ナツメ(はっ! いなくなるなら今がチャンス! とうっ!)シュンッ

女レッド「女の子同士なら心配いらないしね!」

レッド「あ……今こんな格好ですけど……男……です」

女レッド「うそぉ!! どう見ても女の子なのにー!!」

レッド「あぅ……」


レッド「……ほらっ、ね?」

女レッド「うーん……それでも少し女の子みたいだね!」

レッド「」ガーン

キョウヘイ「おーいレッドさー……ん?」

女レッド「ん?」

レッド「あー……」

キョウヘイ「……どういう事、っすか」

レッド「えっと……別世界」

キョウヘイ「またっすか!!」

女レッド「レッド、この人は?」

レッド「一緒に旅してる、キョウヘイ……レッドの世界にも、いる?」

女レッド「うーん、キョウ子はいるよ!」

キョウヘイ「うわああああああああんっ!!」ダッ

女レッド「ええ!?」

レッド「トラウマ……あるから」

女レッド「そっかー」

レッド「……皆に相談すれば、帰る方法わかる、かも」

女レッド「他の仲間? 会ってみたーい!!」



レッド「……というわけ」

トウヤ「へー……」

ファイア「えー」

リーフ「信じられないわ……兄さんが言ってるから信じるけど」

ライ「……」

レッド「……シルバーは?」

キョウヘイ「まだ遺跡の中っすよ」

女レッド「シルバー!? シルバーもいるの!?」

レッド「男の……だけど」

女レッド「会いたい会いたい! 会ってみたぁーい!!」

キョウヘイ「ファイア信じてないっすね?」

ファイア「うーん、科学的に信じてないっていうか、兄さんと違いすぎてビビってますね」

キョウヘイ「俺が前見た他のレッドさんはライみたいな感じでしたよ」

ファイア「こんなことがしょっちゅうあるこの世の中」


レッド「……シルバー」

シルバー「はい? ……!?」

女レッド「本当だ! あたしの知ってるシルバーにそっくり!」

レッド「そうなの……?」

女レッド「うんうん、女の子なのに髪バッサリ切っててさー、勿体ないなーって」

レッド「へえ……」

シルバー「レッドさん……その人」

レッド「別世界の僕……」

女レッド「よろしくねー!」

シルバー「……はぁ」

レッド「帰る方法を……探してる」

女レッド「あるー?」

シルバー「あるにはありますけど……」

レッド(あるんだ……)

女レッド「え!? どんなのどんなのっ!?」

シルバー「おそらくこっちの世界に来たのはアンノーンの力によることなので、それを利用してアンノーンを……」


シルバー「……という事です」

レッド「……はっ、え、あ、うん」

女レッド「zzz」

シルバー「……簡単に言えば、アンノーンを沢山捕まえてきて欲しいって事です」

レッド「……それなら」

女レッド「らくしょーよーっ!!」バッ

レッド「わっ」

シルバー(感情の起伏が激しい人だな……レッドさんと全然違う)




レッド「……捕まえた」

女レッド「ざっと五十匹はいるよっ!!」

シルバー「なら、アンノーンをこの図の通りに並べて下さい」

レッド「えっと……こう」

シルバー「で……えーと、真ん中に立って下さい」

女レッド「はいはーいっ!!」

シルバー「これで……アンノーン、目覚めるパワー!」

アンノーン「のー」「のの」「のんのん」「のお」「あん」「あんの」「あーん」「あんのー」ピカーッ

レッド「わっ……眩しい」

女レッド「あっ、帰れそう!! こっちのレッド、ありがとね!! シルバーも!! バイバイ!! こっちにも来てね!!」シュウウウ

レッド「行きたくない……けど、バイバイ」

シルバー「……」ペコッ


レッド「……疲れた」

シルバー「……そうでしょうね」

ファイア「おーい、終わった?」

キョウヘイ「もういないっすね。解決早すぎっす」

リーフ「兄さんっ、北にトレーナーハウスっていうバトルする施設があるの!!」

レッド「行く!!」バッ

シルバー「……元気ですね」




~トレーナーハウス~

リーフ「ここで、トレーナーを倒しながらタワーを登っていくタイムアタックをするの!」

レッド「……楽しそう」

キョウヘイ「レベル固定はしないんすか?」

ファイア「確か、固定しない感じで」

トウヤ「じゃあ、レッドはスイスイだね」

レッド「……頑張ってみる」ダッ

キョウヘイ「タワーにいるトレーナー、可哀想に……」

トウヤ「全部ボコボコだろうね」


レッド「……まず二階、トレーナーは」

???「……」

誰?  下2

別レッド「よー! 久しぶりだな!」

レッド「! 久しぶり……」

別レッド「いやー、何か自由に行き来出来るようになっちゃってよー。そうだ、バトルするんだったな!」

レッド「! タイムアタックだった」

別レッド「他のトレーナーはお前と同じレベルのポケモンが用意出来ないって騒いでたけど、俺は用意したからな。手加減しないでこいよ!」バッ

レッド「……!」バッ


別レッド「流石俺……といったところか」

レッド「……最近戦った中で一番強かった」

別レッド「そうか、ありがとよ! ほらタイムアタックなんだから、ドンドンいけドンドン!」

レッド「そうだった……じゃあね」

別レッド「おー!」




レッド(別世界の僕以外はするっていけちゃって拍子抜け)

レッド(全部レベル100しかいなかったし……)

レッド(……戻ろう)


キョウヘイ「あ、予想通りの時間だったっすね」

トウヤ「僕はもう少し早いと思ってたけどなー」

レッド「別世界の僕がいて……お話しちゃった」

ファイア「普通に言われると混乱するから兄さんやめて」

リーフ「よくわからないけど、流石兄さん!」

キョウヘイ「流石っていうかなんていうかっすね」



ファイア「……じゃ、これで終わり」

リーフ「これでナナシマ制覇よー!」

キョウヘイ「おー……楽しかったっすね」

トウヤ「結構色々あったしねぇ」

シルバー「俺は途中からでしたけど……楽しかったです」

レッド「……ナナシマ、良いところだった」

ファイア「何て言うか……兄さん達と回ると予想外の事とかあって面白かったな」

リーフ「確かにそうね!」

レッド「……まぁ、そうだけど」

キョウヘイ「起きなくてもいい事とかもあったっすね」

キョウヘイ「アクロマとかアクロマとかアクロマとかいなくても良かったと思うっす」

ファイア「辛辣ー」

キョウヘイ「あんな事されちゃあ辛辣にもなるっすよ」

シルバー「皆さんは……このあとどうしますか?」

トウヤ「僕は……生活費が無くなって来たからしばらくバイトかな」

キョウヘイ「俺は映画溜め込んでるんで……仕事三昧になりそうっす……」

ファイア「俺はふらふらしよーかなっと」

リーフ「私はお家でゆっくりしたいわ……」

ライ「兄貴のジムの手伝いだよ……おめーはどーすんだ?」

シルバー「俺は……ジョウトで今回の成果を専門の人と話し合ってどうするか決める。レッドさんは?」

レッド「……秘密」

ファイア「とか言ってまた行方不明になるでしょ」

リーフ「あっ、兄さんそれはやめてよー!」

キョウヘイ「じゃ、ここで解散……っすか」

リーフ「そうなるわねー……」

ライ「……おい、レッド!」

レッド「?」

ライ「……次はぜってー勝つかんな!」チュッ

レッド「……え」

シルバー「」

キョウヘイ「あらあら」

ファイア「まあまあ」

ライ「じゃーな! 行くぞピジョット!」

ピジョット「ぴじょーっ!」バサッバサッ

トウヤ「最後にやっていったねぇ」

リーフ「あ、あいつ、私の兄さんに何しやがんだ!!」

レッド「……」

キョウヘイ「あれ、レッドさんあんまり驚いてない?」

レッド「驚きすぎて……逆に……」

ファイア「ほらシルバーさん」

シルバー「え、いや、俺は」

レッド「……?」

シルバー「っ……その、これどうぞ! じゃあ!」ポーン

クロバット「しゃああ」バサバサッ

レッド「これ……アンノーンノート」

キョウヘイ「シルバー……ムードムード」

リーフ「兄さん、それ貰って嬉しい?」

レッド「うん……大切にする」

レッド(色々書いてあるし)

トウヤ「じゃあ、僕らも行くよ」

ゼクロム「バリバリ!!」

キョウヘイ「じゃ、また何かあったら言って下さいよ!」

キュレム「ヒュララ!!」

ファイア「おー、すげえ伝説ポケだ」

レッド「……またね」

ファイア「じゃあ兄さん」

リーフ「縛り上げてでも家に……って、あら?」

リザードン「ぐあうう」バッサバッサ

レッド「縛られたくない……じゃあ、ね」

リザードン「ぐあああああっ!!」バサッバサッ

ファイア「……あーあ」

リーフ「もうっ! 実際に縛る訳じゃないのに!!」

ファイア「まぁ、兄さんだしね……三年ぶりに顔見れて良かった良かった」

リーフ「ちょっと、ファイア! 諦めて帰るつもりっ!?」

ファイア「おお、こわいこわい。だって兄さんらしいでしょ。『縛られたくない』ってさ」

リーフ「……そうだけど」

ファイア「俺らの素敵なお兄様は何にも縛られませんって事で、帰ろう」

リーフ「……そうね!」

第八章 南の遺跡系リゾートナナシマ  終わり!

やだこんな遅くなっちゃった!という訳でナナシマ終わり。ご愛読、ありがとうございました☆

あと、新スレの方では新年明けてから何かやります。終わり。あと埋める。

レッド「さーいしょーは」

キョウヘイ「ぱー!」

レッド「……ふふ」チョキ

キョウヘイ「見抜かれてっ……いたっ……!?」

レッド「……」

ファイア「……」

カルム「……」

ヒカリ「……」

シルバー「……」

キョウヘイ「以上、あまり自分から喋らない人達でした!」

ムサシ「えっさほいさ」

コジロウ「えっさほいさ」

レッド「……何してるの」

ニャース「ジャリボーイを落としてピカチュウを手に入れるための落とし穴を……あ」

レッド「悪い事しちゃ……だめっ!!」

ピカチュウ「ぴかー!!」ビリビリ

ムサシ・コジロウ・ニャース「やな感じーっ!!」

サトシ「何だ?」

グリーン「……おい! 何してるんだよ!」

レッド「……忍者ごっこ」

グリーン「だからってアリアドス連れて天井にぶらさがんな!」

レッド「ふぁーっふぁっふぁっふぁ」シュッ

グリーン「こら! ここ俺んちだぞ! 待ちやがれ!!」ダッ

レッド「かーめーはーめー」

キョウヘイ「」ワクワク

トウヤ「」ワクワク

レッド「……やらないよ」

キョウヘイ「!?」

トウヤ「!?」

レッド「カメラ向けられたらやらないしかめはめ波出ないし……」

ジュン「ライバルで一番イケメンなのは俺だ!」

グリーン「いや俺だ!」

チェレン「いや僕だ!」

シルバー「……」

ベル「……私だと思うけど!」

グリーン「いやもうシルバーでいいです」

ポケモン次に出るのはRSリメイクかな、何だろう。
残りは雑談とかで埋めて下さいお願いします。1000に(略)。よいおとしをーっ!!!

キョウヘイ「どうせ俺はお遊びなんだろ!?」

アクロマ「そんな事ありません! 私はキョウヘイ君だけを……!」

えんだああああああああああフィー!


っていう夢を見た。何かごめんなさい。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月20日 (土) 14:07:09   ID: gWdxNgX5

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom