卯月「プロデューサーって結婚してたんだね」 (47)

凛「ちょ、ちょ、ちょっとまって、え?どういう、え?」

未央「落ちちおちつおちう着いて凛ちゃままままずは証拠を」

卯月「お前が一番落ち着けー!」

凛「落ち着いたわ」

未央「同じく」

卯月「よろしい。じゃあさっき言ったこともいっかい言ってみて?」

凛「プロデューサーが私と結婚してた」

未央「プロデューサーの薬指発見」

卯月「なんなのこいつら」

凛「びっくりしたわ…もう結婚してただなんて…」

卯月「おめーとじゃねーけどな」

凛「じゃあキスとかも大丈夫なのよね!結婚してるし」

卯月「人の話聞けよ」

未央「てかなんでそんなこと知ってるの?うづきん」

卯月「あ、えーと、えっと」

凛「…」◎言◎ ぎろり

卯月「そ、そんなことはさておきだよ!プロデューサーがもう既婚だったんだったのよ!」

ガタガタン!

凛「私と
卯月「目を覚ませこれが現実だ」

凛「そんな現実いらない」

未央「そうだよ」

瑞樹「ふふふ、これが現実。そう、私がPの妻よ!」

凛「どうせ無理矢理既成事実作ったんでしょう。そんなのすぐ別れます」しれっ

瑞樹「あ?」

凛「すぐに家庭内不和起こして離婚破局が関の山ってことですよ」にっこり

瑞樹「殺す」

未央「両方とも落ち着いて!」羽交い締め!

卯月「凛もやつあたらない!」めっ!

凛「八つ当たり?事実を言ったまでですけど?」しれっ

瑞樹「離せ、私はこいつを殴らなきゃいけない!」

未央「大人つえぇー!」ぐぐぐ

卯月(ポクポクポクポク)

瑞樹「すごいおちついた^^」

凛「ごめんなさいかわしまさん」

瑞樹「いいんだよりんちゃん」

未央「えっ何これは(引き)」

卯月「木魚の力すげぇ!」



卯月「よく思い出してみてよみんな」

凛「私がプロデューサーの嫁だってこと?」

瑞樹「私がPくんの妻だってことね?」

卯月「お前らいい加減にしろよ現実見ろ現実を」

未央「現実なんて見るな!」

卯月「うるせーよタコ!」

未央「えっひどくない?」

卯月「プロデューサーの名字を思い出してみてよ!」

瑞樹「川島」

凛「渋谷」

未央「…えーっと」

卯月「そう、プロデューサーの名字は…えー…と」

まゆ「みなさんお父さんの名字も知らないんですかぁ?」

卯月「えっ」
瑞樹「えっ」
凛「えっ」
未央「えっ」

まゆ「?どうかしましたぁ?」

卯月「いや、えっと、えと、衝撃の真実に驚き桃の木」

未央「えー、え?」

凛「ちょ、え?どうい、え?」

瑞樹「わからないわ」

まゆ「知らなかったんですか?」

凛「そんなことはないプロデューサーはわたしのくぁwせdrftgyふじこlp」

卯月「え、じゃあお母さんの、ってあれ?これがこう、え?どう、え?」ぷすぷす

瑞樹「Pくんは童貞Pくんは童貞Pくんは童貞…」ぶつぶつ

未央「地獄絵図だー」わー

まゆ「み、みなさん?」

未央「大丈夫、そのうち落ち着くよ」ポクポクポクポク

まゆ「あ、プロデューサーの木魚じゃないですかぁ」

未央「そうなんだ。へー」

まゆ「なくしたって言ってたんですけどぉ…」

未央「うづきんどっから持ってきたんだコレぇ!」

未央「落ち着いたね」

凛「えぇ。今の私は火すらも凍らせるわ」

未央「どこかから蘭子ちゃんでもインストールしたの?」

瑞樹「ふぅ…で、まゆちゃん?」

まゆ「なんですか?」

瑞樹「Pくんの名字って佐久間、でいいのよね?」

まゆ「そうですけど…」

卯月「え、じゃあなんでちひろさんの名字が千川なの?」

凛「なんでそこに鬼悪魔も霞む人が出てくるの?」

未央「金の無心の権現さんは関係ないよね?」

瑞樹「なんでやちひろさん関係ないやろ」

まゆ「お母さんのことを悪く言わないでください!」

凛「えっ」
瑞樹「えっ」
未央「えっ」
卯月「え」

まゆ「…え?」

P「なぁちひろ」

ちひろ「なんです?」

P「今すっごい寒気と悪寒と悪い予感に襲われたんだけど」

ちひろ「あはは、私もです助けて」

P「ちひろは守るから大丈夫」

ちひろ「知ってます」

凛「カッター…」

瑞樹「包丁…」

未央「ねぇよそんな物騒なもの!」

卯月「どういうこと?」

まゆ「千川商会の一人娘だからですよぉ」

卯月「なるほど夫婦別姓」

瑞樹「夫婦だなんて認めないィィィィィ!」ギュオォン
凛「私は佐久間凛だァァァァァ!」ギャィイン

まゆ「きゃあ!?」

未央(ポクポクポクポク)

凛「わたしは しょうきに もどった!」

瑞樹「すっげースガスガしぃー気分だわ…まるで朝日を見ながら新品のパンツを穿くようによォー」

卯月「この木魚はなんなの?」

まゆ「お母さんの家の蔵にあったらしいですけどぉ…」

未央「そうそうどっから持ってきたのコレ」

卯月「そこにおいてあったの」

未央「なにやってんだプロデューサー」

まゆ「こんな効果は知りませんでしたよぉ…」

ちひろ「なんだか身の危険を感じます」

P「奇遇ですね私もです」

ちひろ「そういえばあの子たち結構積極的でしたよね」

P「周りの人が引くほどに積極的でしたね」

ちひろ「あはは」

P「ははは」

Pちひろ「あの子らですよねぇ!?(絶対!)」

卯月「確かにちひろさん最初っから指輪してましたね」

未央「思い出してみればそうだね」

凛「プロデューサーが結婚なんてしてるわけにぃ」

瑞樹「結婚指輪もしてない人がしてる訳ないわ」

卯月「そういえばそうだね」

未央「そいで、どういうことなのかねまゆちゃ、あれいない」

凛「真相なんて関係ないわ」

瑞樹「そうよ。もうなんでも無いわ。この話はなかったことに」

卯月「現実を見ろやァ!」

凛瑞樹「知らない知らない知らない」あーあーあー
コケコッコー

P「いつにもましてそうだったし怖いなぁもう!」

ちひろ「Pさんはほんとに女たらしなんだから…」

P「ちひろ一筋だよ!?」

ちひろ「知ってます」

バーン!
まゆ「Pさん!」

P「ひゃあああ!?」
ちひろ「キョァー!?」
まゆ「へぇあ!?」

P「…どしたんだまゆ?」

まゆ「みんなに既婚だってこと言ってなかったでしょ?」

P「え、なんで言わなきゃいけないんですか(正論)」

ちひろ「…お前Pさぁ、無自覚で魅了してるって言ったよなぁ?」

まゆ「そうですよぉ(便乗)」

P「いやそんなことは…てかアイドルなんだからもっと良い人いるだろ?!」

ちひろ「こいつ…」

まゆ「そんなのだからみんなからウプロデューサーって言われるんですよぉ?」

P「お父さんと呼んでよまゆぅ」

まゆ「だめですよぉ。プロデューサーは私のなんですから」

ちひろ「残念、私のものよ?まゆ」

まゆ「奪い取りますよぉ?お母さん?」

P「そういえば何か慌ててたけどどうしたんだ?」

まゆ「あ」

ちひろ「うっかりねぇ。誰かさんに似て」

P「おまいう」

まゆ「二人ともこっち来て!」ぐいー

P「はいはい行きますよちょっとまって」

ちひろ「わかりましたよ」

瑞樹「つまりPくんの娘だとかいうまゆちゃんはいなかったのよ!」

未央凛「な、なんだってー!?」

卯月「いやそのりくつはおかしい」

凛「まって卯月、そうするとプロデューサーは既婚だなんて嘘っぱちよ」

未央「そうだ!プロデューサーはバツイチなんだ!」

瑞樹「その間に私を妻として迎え入れるのよふふふ」

凛「それはおかしいよ!」論破!

卯月「誰かこいつらとめて」

がちゃ
P「誰がバツイチだって?」
ちひろ「恐れていたことが…」
まゆ「大惨事ですよぉ…」

凛「プロデューサー!」
瑞樹「Pくん!」
未央「プロデューサー!」

卯月「うわぁ油が火持って来やがった」

P「え?油?」

瑞樹「Pくんは私と結婚してるのよね?」ずいっ

凛「いやいや私ですよ」ずずいっ

ちひろ「うわぁ…」

まゆ「プロデューサーは私のものなんですよぉ!」

P「いや私ちひろさんと
凛「そんな嘘つかなくてもわかってるから!」

瑞樹「脅されてるのよね。わかるわ」

未央「そんなわけないよね!」

卯月「どうにかしてくださいプロデューサーさん」

P「…ちひろ」ぐいっ

ちひろ「はい?」





凛「」
瑞樹「」
未央「」

まゆ「…子供の前でしないでくださいよぉ…」ぶすー

卯月「これが大人のキス…///」

P「…」

ちひろ「ぷは」
ちひろ「…するならするっていってくださいよぉ…」///

P「こうするしかないでしょう…減るもんじゃないしいつもしてるし」

ちひろ「ちょ!やめて!」

卯月「親のいちゃいちゃ見ててどう思う?」

まゆ「お母さんがすごくうざいですねぇ」

卯月「あーファザコンでしたかー」

凛「」バターン
瑞樹「」バターン
未央「」ガクッ

ちひろ「わぁ漫画みたいな倒れ方」

卯月「未央ちゃん大丈夫?」

未央「」orz

瑞樹「…いやな夢見たわ」ムクッ

凛「…川島さんもですか」むくっ

未央「これが現実…恋破れ…」

卯月「未央ちゃん、あの二人はほおっておこう」

未央「うん…そうだね…」

P「…なにがどうしてこうなった?」

ちひろ「Pのたらしのせいですよ?」

P「そんな訳ないと思うけどなぁ…」

ちひろ「モテる人ほどそう言うんですよ」

まゆ「まぁプロデューサーは私のものですけどぉ」

ちひろ「ふふふ、渡さないわよ?」

P「かわいいなぁもう」

卯月「親馬鹿とか」

未央「そう、だね」ぎぎぎ

卯月「未央ちゃん目恐っ!」

くぅ疲こ完

もう一つありますのではい

サーセン

引き続きキャラ崩壊。
あんきら大好き

杏「そういやプロデューサーさぁ」

P「ん?」

杏「いっつもちひろからそれ買ってるよね」

P「スタドリな」

杏「それ一つ300くらいするよね」

きらり「たっかぁい…」

P「でも効果はすごいぞ?」

杏「それ10ダース単位で買うよね」

きらり「にょ!?」

P「まぁな」

杏「Pの給料って少なくとも私らより安いはずなのにさぁ、なんでそんなに買えんの?」

きらり「…う?」ギラン

P「きらり、そんな怖い目しないで。やましいことは何にもしてないから」

きらり「むぅ」

杏「成分調査してみたんだけど」

P「何にもなかったろ?」

きらり「…クスリ?」

杏「…ありそうだけどなかった」

きらり「ふみゅぅ…」

P「そりゃそうだろ。ちひろ印だし」

杏「それよりどこからそんなお金が出てんのさ。食費とか光熱費とかどうしてんのさ!」

きらり「Pチャン、正直に答えてね」

P「食費は弁当とかでどうにかなるし光熱費は払ってくれてるから大丈夫なんだよ」

きらり「嘘だッ!」クワッ!

P「」きぃぃん
杏「…くぁぁ…耳がぁ…」

きらり「あ、大丈夫ぅ?」

杏「うづづ…で、プロデューサー、誰が出してんのさその金」

ちひろ「私ですよ?」

きらり「にょ!?」
杏「うわっ」

P「」きぃぃん

杏「おのれちひろ、プロデューサーを監禁して何するつもりだ」

きらり「はぴすぅ?」スッ

ちひろ「その手を下げて、お願い」

きらり「理由言ったら」

ちひろ「一緒に住んでるんだから当たり前でしょう!」

きらり「は?(威圧)」

ちひろ「ヒェッ…」

杏「どういうことだおう」

P「ん?おぉ?うわきらり恐っ!?」

きらり(ギラッ)

ちひろ「Pさん助けてぇ」

P「え?どういうことこれ?」

杏「さっさと食費とか生活費をちひろが払ってる言い訳をしてみろ」

きらり(ニョーワー)

ちひろ「怖い」ささっ

P(ちひろかわいい)

P「全額ドリンクに費やしてんだから当たり前だろ?」

杏「生活費をなんでちひろが払ってるか、だよ。聞いてることは」

きらり(にょわわわわわ)

杏「きらり、まだだよ、まだ」

P「嫁なんだから当たり前だろ怖いぞマジで」

杏「…は?」
きらり「…に?」

P「お前等知ってんだろ結婚してるって!」

杏「…きらり」

きらり「はっ」

無表情の光を失った目をしたきらりは、同じく光を失った目をした杏の合図によって動いた。

体を沈め、その勢いでPに突進する。


きらり「ぴっ」

一歩
脚に力を込め、体を上げる

腹に力を掛け、上半身を左肩から上げる。

右手を掌底の形に構える。

右足を支えに腕を肩から回転させ

きらり「すぅ!!」キャドッ

(物理)がPの胸にクリーンヒットした。

ちひろ「初めて見ましたよ…」

ちひろ「マンガみたいに壁にビターンってなる人…」

ちひろ「あんなに強い力出せる人…」

ちひろ「その時こう思いましたよ…」

ちひろ「『人ってマンガみたいに飛ぶんだなぁ』って…」

P「げふぁ」どさぁ

杏「やりすぎ」

きらり「にょわっ☆」てへぺろ☆

ちひろ「」ガタガタガタガタ
P「うぐ、うぐぐ…」

杏「今日はもう仕事ないよね」

ちひろ「は、はひぃ」gkbr

杏「きらり、帰るよ」

きらり「にょわ☆」

がちゃばたん

ちひろ「ぴ、Pさん、生きてます…?」

P「しにそう」

くぅ疲こ完

SSはやっぱり書いてて楽しいね。心が豊かになる。
ありがとうございました。

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