リト「なんだよそれ?」
ララ「これを使うと、安価でヤンデレになっちゃう機械なんだよ!」
リト「ヤンデレ?ヤンデレって何だ?」
ララ「あっ!」ポロッ
ぽちっ
>>5
籾岡
リト「おいララ!」
ララ「えへへ、スイッチ押しちゃった・・・」
リト「なにやってるんだよぉ」
ララ「ごめんね。今スイッチを解除する方法考えてくるからー!」ヒューン
リト「ったくもう。」
リト「・・・って、今から考えるのか!?」
ピンポーン
リト「ん?誰か来たのかな?」
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン
リト「はいはい今出るよ・・・」
リト「誰だよまったく」
ガチャ
籾岡「よ、結城!」
リト「籾岡・・・?」
リト「どうしたんだよ籾岡。俺になんか用事か?ウチに来たりなんかしてさ」
籾岡「んー、なんて言うかさ。結城ってララちーとか、その妹ちゃんたちといっしょに暮らしてるんだよなぁ・・・」
籾岡「とか思ってさ」
リト「はい?」
籾岡「いや、そう考えたら、いてもたってもいられなくてさ。結城の家を見に来たんだよ」
リト「??」
リト(籾岡は何を言ってるんだ?)
籾岡「とりあえず上がらせてよ」
リト「ん。ああ、悪い。お茶でも出すよ」
籾岡「サンキュー♪おっ邪魔しまーす!」
リト(籾岡、さっき俺やララがいっしょに暮らしてるのを見にきたとか言ってたな・・・)
リト(大方、俺やララの生活を変な風に誤解してるに違いない!)
リト(つーか、そっち方面で俺をからかいに来たのかー!?)
籾岡「・・・・・・。」
リト「はい、お茶」
籾岡「わざわざいいのにー。それより結城」
リト「な、なんだよ・・・」
籾岡「結城の部屋上がっていい?」
リト「は?なんで俺の部屋に・・・」
籾岡「なんでも何も、結城の部屋に行かないと来た意味ないじゃん」
リト「・・・そもそも籾岡は何をしに来たんふぁよ?」
籾岡「結城の生態調査?」
リト「・・・俺はいたって普通の地球人なのになー」
籾岡「ま、いいじゃんいいじゃん。部屋入れてよー。ベッドの下は見ないであげるからさ♪」
リト「な、何もねーよ!」
リト(やっぱり籾岡は俺の事を誤解してるー!)
リト(俺とララたちの生活に、やましい事なんて無いのになー)
リト(・・・。)
リト(モモがベッドに潜り混んできたり、ララが風呂上りに全裸でうろついたり・・・)
リト(い、いかん!)
リト(これじゃあ籾岡の誤解を深めるだけじゃないのかー!?)あたふた
籾岡「・・・。」
ララ「リト~?」
リト「ら、ララ!?」
ララ「リトー、ヤンデレーくんの解除キーが見つからないよ~」
リト「いや、ララ。今はそれどこじゃなくてだな!」
籾岡「やっほーララちー!」
ララ「あ、リサだー!」
籾岡「おお、今日もララちぃは特盛ですなぁ」もみもみ
ララ「あんっ///もう、リサったらやめてよ~」
籾岡「ほほーう?やはりララちぃの巨乳は大きさハリ柔らかさ、すべてダントツだねぇ~」もみもみもみもみ
ララ「んんっ///あんっ、リサってばぁ・・・///」ひくひくんっ
リト「はわわわわっ///」かぁぁ
リト「な、何をやってんだよ籾岡ー!///」
籾岡「何ってー。ララちぃの巨乳をマッサージして・・・」もみもみ
ララ「あんっ///ああっ///」ビクンビクン
リト「やめろぉー!///」ドキドキ
籾岡「ちぇー。仕方ないなぁ」パッ
ララ「ハァハァ・・・///」ビクビク
リト「・・・まったく///」ドキドキ
籾岡「・・・チッ。本当にデカいなぁ・・・」ぼそっ
リト「ん?何か言ったか籾岡?」
籾岡「んーん。何も言ってないよー?」
リト「そうか?なら気のせいかな」
籾岡「なーに結城?ついに私の声の幻聴が聞こえるくらい私を意識しちゃってるとか?」ニヤニヤ
リト「そ、そんなわけねーだろっ!///」
籾岡「だよね~♪」ニヤニヤ
籾岡「・・・だよね」ぼそっ
籾岡「ところで結城」
リト「なんだ?」
籾岡「さっきララちぃが言ってた、ナントカくんって何?ララちぃの新しい発明?」
リト「ああ。よくわかんないけど、ララが作った機械らしい」
籾岡「へぇ・・・」
籾岡「エッチな道具?」
リト「なっ!?///」
リト「違うっ!ララがそんなもん発明するかよ!」
籾岡「・・・それは言い切れないっしょ?」
リト「・・・いや、それは、そうだけどさ・・・」
籾岡「・・・て言うか、今までのもわざとだったりして?」
リト「へっ?」
籾岡「今までの発明も、ララちぃがわざとエッチな使い方して、結城を困らせてたのかもよ?」
リト「いやぁ、ララに限ってそれは無いだろ~」
籾岡「そっかなー?女の子ってあんがいわかんないもんだよー?」
リト「ララがかぁ?」
籾岡「うんうん」
籾岡「・・・そうやってカマトトぶって取り入ったんだろ?あの女・・・」ぼそっ
リト「ま、ララがいくら天才って言ってもあの性格だからな~」
籾岡「またまたー。あの性格で巨乳なとこが可愛いんじゃん!」
リト「きょ、巨乳は関係ないだろ!?///」かぁぁ
籾岡「あははっ!結城紅くなってる!やらしい事考えた?」ニヤニヤ
リト「ち、ちげーよ!///」ドキドキ
籾岡「あー、やっぱり結城からかうの楽しいわ。けっこう可愛いトコあるし?」
リト「可愛いとか言うなー!」
籾岡「いやいや。結城は可愛いよ。マジ可愛い。本当。抑えたんないくらい可愛いよ。結城は」
リト「も、籾岡・・・?」
籾岡「あっ・・・」
籾岡「じょ、冗談だよ結城!なに?本気にした!?」
リト「え?ああ、いや、様子がおかしく見えたから・・・」
籾岡「またまたー。私がおかしいわけないじゃん。普通だよ。普通」
リト「そうか?」
リト「なんだか顔も赤いし、熱でもあるんじゃないのか?」スッ
ぴとっ
籾岡「~~~~っ!!!///」かぁぁぁぁ
籾岡「なっ!なななっ、何してんの!?///」かぁぁぁ
リト「いや、熱があるんじゃないかと思ってさ」なでなで
リト「・・・どうした籾岡?おデコ手で触っただけだろ?」
籾岡「あ、うん?え?ああ、そうだよね・・・おデコ、触られただけなのにね」ドキドキ
リト「うーん、やっぱり熱っぽいな」
籾岡「・・・そりゃそうでしょうよ」ぼそ
リト「ちょっと寝て行くか?」
籾岡「・・・へっ!?」ドキッ
リト「熱あるんだろ?少し寝た方がいいんじゃないか?」
籾岡「ね、寝る!?寝るって・・・どこで!?」
リト「どこでって言われると、この部屋くらいしかないけどさ」
籾岡「えと、つまりは・・・?」
リト「俺のベッドだな」
籾岡「・・・・・・うっは!」ゾクゾクっ
リト「いや、もちろん俺は部屋から出ていくぞ!?」あたふた
リト「へ、変な意味じゃないからな!?」あたふた
籾岡「・・・へぇ?」
籾岡「結城、変な意味って、どんな意味?」ニヤ
リト「はあっ!?///」
リト「ど、どんなもこんなもねーよ!///」
籾岡「そうなの?」じっ
籾岡「結城は・・・私をベッドに寝るように勧めてさ。いや、結城なら、普通に純粋に善意でそう言ったんだろうけど」
籾岡「でも、言ったあとに考えたんだよね?想像したんだよね?」
籾岡「私と・・・そういう事するの」
リト「そ、そういう事、って・・・///」かぁぁ
籾岡「結城は、普段はララちぃと寝てるの?」
リト「そんなわけねーだろ!誤解だ!!」
リト「ふ、普段に一人だよ!」
籾岡「そうなんだ?・・・ちょっと安心かな?」
リト「安心?」
籾岡「ううん。なんでもない」
リト「まあ、一人って言っても起きたらたまにモモやララが布団の中に・・・って!」
リト「い、今の無し!朝起きても俺一人!間違いなく一人!!」あたふた
籾岡「・・・・・・ふぅん?」
籾岡「そっかぁ」
籾岡「あいつら、結城にそんなことしてるんだぁ・・・」
リト「ち、違うぞ籾岡?ララたちはわざとじゃなくてだな・・・」
籾岡「ねえ結城」
籾岡「やっぱり私、具合悪いっぽいわ」
リト「なっ!?だ、大丈夫なのかよ!?」
籾岡「大したことないよ。でも、結城のベッドかしてよ」
リト「ああ、もちろんいいぞ。使ってくれ」
籾岡「それとさ。恥ずかしいから、ララちぃ達には、私が結城のベッドで寝てるなんてナイショにしててくれない?」
リト「そりゃあ、もちろん構わないぞ」
籾岡「うん。ありがと結城」
籾岡「もしも・・・ララちぃとか、妹ちゃんがベッドに潜りこんで来るようだったらさ」
籾岡「私がきちんと『説明』しておくから・・・」
籾岡「だから、結城は何も心配しなくていいからね!」にやぁ
リト「ああ。ゆっくり休めよ籾岡」
・
・
・
籾岡(あー、これが結城がいつも使ってるベッドかぁ)
籾岡(・・・結城の匂いがする)くんかくんか
籾岡(でも、いつもはこのベッドに邪魔者が侵入して来るんだよね?)ギリッ
籾岡(今夜現れたら、その時は・・・)
>>77
1、ララが寝ぼけてやって来る
2、モモがベッドに潜りこんで来る
3、誰も来ないで朝を迎える
3
チュンチュンチュンチュン
籾岡「なーんだ」
籾岡「結城のヤツ。毎朝女の子が布団に潜りこんで来るみたいな口ぶりだったくせに」
籾岡「何も起こらなかったじゃん」
籾岡「・・・あんがいアイツもモテないのかな?」
籾岡「・・・そんなわけないか」
籾岡「・・・着替えるか」シュルッ
籾岡「うーん、結城が、私がいるから部屋に近づかないようにみんなに言ったとか?」パサッ
籾岡「いや、それこそ無いなぁ」シュル
籾岡「私がナイショにして欲しい、って言ったら、結城はそうしてくれるもんね」
籾岡「結城は・・・私に絶対嘘ついたりしもん」パサッ
籾岡「だから、これはたまたま・・・」シュルッ
ガチャ
リト「籾岡~。大丈夫かー?」
籾岡「ちょっ!?結城!?」
リト「うわっ!?///ご、ごめん籾岡!」サッ
籾岡「・・・ったくもう。結城は本当にそうなんだからっ!」シュルッ
リト「えっと、あの・・・ごめん・・・」しゅん
籾岡「もういいよ。・・・結城なら、別に///」
リト「えっ?」
籾岡「何でもない!」
籾岡「それよりも、何のよう?」
リト「えっ?ああ・・・」
リト「熱はもう下がったかなと思ってさ」
籾岡「・・・下がるわけないよ」
籾岡「むしろ、上がってるかもしんない」
リト「それってマズイんじゃないのか!?」
籾岡「・・・マズイかもね」
籾岡「でも、今は平気」
リト「大丈夫なのか?」
籾岡「うーん、どうだろ?」
籾岡「・・・結城が膝枕してくれたら治るかも」
リト「はぁ!?///」
籾岡「結城、膝枕して!」
リト「な、何で俺がそんな事・・・」
籾岡「何?嫌なの?」
籾岡「ララちぃと妹ちゃんたちが裸でベッドに入り込むのはいいけど」
籾岡「わけに膝枕するのは嫌なわけ?」
リト「そういうわけじゃないけど・・・」
籾岡「じゃあ膝枕してよ」
籾岡「そうすれば、治るかもしんないじゃん」
リト「・・・ううっ、なんだか籾岡にからかわれてる気がする・・・」
リト「そんなに言うならいいよ。ほら」
リト「・・・膝枕。好きにしろよ///」
籾岡「おぅふ!」ワクワク
籾岡「ホントにしてくれるんだ?」
リト「今回だけだからな!///」かぁぁ
籾岡「・・・結城のそういうとこ、好き」
リト「は、はぁ!?///」
籾岡「甘えれば、とことん甘えさせてくれるところ。好きかもしんない」ぎゅっ
リト「・・・おいおい」
籾岡「・・・ふぅ。いいきもちー」
ゴロゴロ
籾岡「あぁ、結城の膝枕マジいいわー」すりすり
リト「ううっ///」ドキドキドキドキ
籾岡「・・・具合悪いのも、治っちゃったかも」
リト「えっ?本当か?」
籾岡「・・・うん。これ以上は、いいや」
籾岡「大丈夫だから」
籾岡「もう、これ以上結城に迷惑かけらんないし」
リト「・・・迷惑だなんて、思ってないぞ?」
籾岡「そう言うと思ったよ」クスっ
リト「な?なんだよ・・・」
籾岡「結城はいっつもそうだもんね」
籾岡「いっつも周りのことばっかり」
籾岡「自分を見てないし」
籾岡「・・・自分を見てる人の事だって、見えてないし」
リト「そりゃあ、俺は鈍いのかもしれないけどさぁ」
籾岡「ううん。いいんだよ結城は。鈍いまんまで」
籾岡「私は、今のままの結城でいて欲しいと思うし」
籾岡「・・・今のままの結城が好きだし」ぼそ
籾岡「あんまり派手な事しないでよー?」
籾岡「女の子へのセクハラも控えること!」
リト「セクハラなんてした覚えねーよ!!///」
籾岡「無自覚なのも含めてだよ!」
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