カツオ「え……花沢さんが援助交際してるの…?」(114)

1週間前、僕はクラスの女子花沢さんを振った

花沢「い…磯野くん。付き合っ……。」

カツオ「それは無理」

花沢「そ……そうよね…どこが無理なのよ……?」

カツオ「全部だよ」

花沢(いつか…いつか…!!磯野くんがビックリするぐらいの美人になってみせるわ!)

花沢は携帯を取り出し

出会い系サイトにへと、アクセスした

【本番無で3。意味分かる人だけメールください。】

花沢「ふぅ、これでいいわね……」

自身の写メを貼り付け、暫く待っていると

ヴヴヴヴヴ

すぐにメールはきた

花沢「す、すごいわ!こんな短時間に色んな男からメールがきたわ!」

花沢さんは一斉にメールを返したのであった

中島「あれ?今日は花沢さん休みみたいだね」

早川「家の方から、学校に連絡があったみたいよ」

カツオ「へぇ~花沢さんが休む時なんてあるんだ」

中島「何か変な物でも食べたんじゃないのか?」

カツオ「アハハハハ!!」

かおり「カツオくん。」

カツオ「何さ?」

かおり「花沢さんを傷つけたの…カツオくんでしょ」

カツオ「えっ!?」

中島「磯野ォ、いくら花沢さんだからってそれはダメだろぉ~」

カツオ「僕は何もしてないよ」

かおり「花沢さん。磯野くんに振られてすごく落ち込んでたのよ。」

中島「ヒューヒュー!!カップル成立だ!」

早川「羨ましいわ」

カツオ「や、やめろよ!!中島!」

ドスンッ

カツオは中島を勢いよく突き飛ばした

中島は机の角に後頭部をぶつけて、失神

かおり「だから、今日の休みも磯野くんが関係してるんじゃないかって…」

カツオ「そんな言い掛かりはやめてよ!迷惑さ!」

早川「もしかしたら風邪かもしれないし…」

カツオ「僕が悪いって言うのはやめてよ!」

かおり「ごめんなさい……」

カツオ「ったく、メンタルが弱い奴だな~」

中島「ガクガクブルブルッ」

ガラガラッ

先生「おーい、席に座れ」

カツオ「やばい!先生だ!」

先生「ちょっと…皆に聞きたいことがあるんだが」

先生「花沢が行方不明になった」

カツオ「え!?」

先生「今朝、家を出たきり連絡が取れないみたいだ」

かおり「磯野くん…!」

カツオ「僕じゃないよ!!どうして僕なのさ!」

先生「知ってることは、すぐに先生に教えて欲しい」

カツオ「ハハハッ!どうせ、すぐに戻ってきますよ!」

先生「コラ磯野!!あとで職員室にこい!」

カツオ「ヒィッ」


花沢「……アンッアンッ」

花沢は、ホテルの一室で快感に浸っているところだ

/職員室

先生「磯野、先生は悲しいよ」

カツオ「……」

先生「お前が…花沢に対してあんなことを言うなんてな」

先生「ガッカリだよ」

パチンッ!

カツオ「いたっ……」

先生「いいか?帰ったらすぐに、花沢を捜しに行くんだ」

カツオ「えぇ…どうして僕が……」


DQN「コイツ、喘ぎすぎ」

花沢「あああんんふっはっぁぉおお!!!!」

DQN「これ、10円な」

花沢「ちょ…ちょっと待ちなさいよ!!3万よ!?」

DQN2「は?お前なんてワンコイン女だろ?」

花沢「あたしのはじめてを…あげたのよ!?」

DQN「バーカ、ただヤリたかっただけに決まってんだろ笑」

花沢「ふざけないで!警察呼ぶわよ!!」

ドスッ(腹パン)

花沢「ゲボオオオオオオ!!!」

DQN「あ?調子乗ってるとヤクザ連れてくんぞ?」

かおり「あ、磯野くん」

カツオ「ふぅ~…疲れたよ…」

中島「先生にこっ酷く叱られたのか?」

カツオ「うん、ホント何で僕が悪いんだよ…」

かおり「ねぇ…帰りに花沢さんの家に寄ってみない?」

中島「どうして?」

かおり「だって、心配じゃない…もし何かあったらどうするのよ」

カツオ「分かったよ。それぐらいのことはするよ。」

中島「磯野は心が広いんだなぁ」

DQN「ハハッ、裸の写メも撮っておいたぜ」

DQN2「通報とかしたらバラ撒くからな」

花沢「うぅっ………」

花沢の心に「後悔」という感情はなかった

むしろ、他の男をモテ遊んでみたいという気持ちが湧いてきている

花沢「ふふっ…男は全員クズよ………」

花沢は血まみれの身体で夜の街にへと消えて行った………

/花沢不動産屋

カツオ「あれ?」

かおり「誰もいないみたいね……」

中島「ここまで着たんだから、入ろうよ」

ガッシャーーン

中島は花沢不動産屋の窓ガラスを割った

カツオ「お、おい中島!!」

かおり「それじゃあ、まるで泥棒じゃない」

中島「友達の家に入るのに、理由なんていらないだろ?」

カツオ「すごい…説得力がある……」

中島「早く入ってこいよ」

かおり「ま、待ちなさいよ!」

3人は、花沢不動産屋にへと侵入していった

/不動産内

中島「電気は全部消してあるな」

カツオ「家に誰もいないんだから、当然だよ」

かおり「お父さんもいないみたいよ」

中島「じゃあ、この不動産屋は僕達の物だね!」

かおり「何バカなこと言ってるのよ!」

中島「えへっ///」

カツオ「お父さんが戻ってくるかもしれないし、待機しておこうよ」

中島「賛成!賛成!!」

かおり(ハァ…メンバーを間違えたわね…)

花沢父「ハァハァ…うちの花子が随分とご迷惑を……」

DQN「うっせーよ!!」

ドスッ

花沢父「グッ…」

DQN2「お前の娘にセクハラされたんだよ」

DQN「責任とってくれるよな?」

花沢父「そ、それはもちろん……」

DQN「持ってる金、全部出せ」

花沢父「え…」

DQN2「ないなら…服でもズボンで売って来い」

ぬぎぬぎ

花沢父(ウッ…脱がされるッ…!!)

DQN「ほら、全裸で駅前走れ」

DQN2「動画撮っといてやるからよ笑」

花沢父「は…はい」

全身にローションを塗られ、目隠しをされた状態の父

駅前の人ゴミの中へ向かって駆け出す

タッタッタ

花沢父(ハァハァ…!!!見えない、でも突っ走るしかない!!)

マスオ「ん、どこかで見た顔…?」

花沢父「ど…どいてください!!どいてください!!」

マスオ「花沢さんのお父さんじゃないかぁ~」

ドスンッ

マスオ「いたた」

マスオに衝突した瞬間、目隠しをしていたタオルが外れた

花沢父「す、すいません……」

マスオ「ああ…駅前を走らされてるんですね」

花沢父「えっ……」

マスオ「全裸で僕の所に来るなんて、何かしらして欲しいってことですよね?」

マスオの魔の手が忍び寄る……


中島「磯野ォ、お菓子持ってこいよぉ」

カツオ「花沢さんのだろ……」

中島「いいんだよ。ジャンジャン盛り上がろうよ!」

かおり「2人共!ちょっと見て!」

カツオ「え?」

かおりの携帯の画面を覗き込むと

ある、小学生のHPが表示されていた

中島「女王花沢……?」

カツオ「本番無し③、有⑤…これって……」

かおり「援助交際よ…」

中島「ああ、じいちゃんもよくやってるよ」


花沢(ふふっ…どんどん男からメールが来るわ…)

花沢(バカな男達……うふふふふふ…!!)

カツオ「え……花沢さんが援助交際してるの…?」

かおり「これを見る限りでは、そう判断するしかないわ」

中島「ハハッ!いいじゃないか!」

カツオ「お前は黙ってろ!」

ドスンッ!

ゴツンッ

中島「ふぎゃっ」

かおり「とにかく、このことを学校の先生に連絡しないと」

カツオ「そうだね…!」

かおり「私が先に学校に行ってるわね」

カツオ「うん、行く途中に襲われたりしないでよ?」

かおり「うふふ…大丈夫よ」

タッタッタ

かおり「花沢さんを助けてあげないと…!」

かおりが急いで学校へ向かう途中

1人の覆面を被った男に、口元を押さえつけられた

かおり「!?」

かおりは抵抗する間もなく…車の中にへと連れて行かれた


カツオ「遅いなぁ…かおりちゃん……」

かおりちゃんが学校に向かってから、2時間が経っていた

カツオ「いくら何でも遅すぎるよ」

中島「誰かに連れ去られたって線は考えられないか?」

カツオ「中島ァ!?」

カツオ「何で二重になってんの?」

中島「もしかすると、僕達は知ってはいけないことを知ってしまった…」

中島「かおりちゃん1人を連れ去るのは簡単だしな」

カツオ「急にどうしたんだよ」

中島「僕たちも追う必要がある…行くぞ磯野」

カツオ「おい、どうしたんだよホントに」

中島とカツオは不動産屋を飛び出した


マスオ「お父さん」

波平「おぉ、マスオくんじゃないか」

花沢父「花子ォ…花子ォ……」

波平「この方は?」

マスオ「花沢さんのお父さんですよ。」

波平「どうしてマスオくんが、花沢さんのお父さんを?」

マスオ「実は駅前で泥酔していたので連れてきたんですよ」

花沢父は既に、マスオの手によって犯し尽くされていた

もちろん…このことは誰にも話さないように口止めもされていた

波平「まあ、とにかく上がりたまえ」

マスオ「ありがとうございます」

花沢父「ヒック…ヒック…」


かおりは廃墟ビルの中で、複数の男に囲まれていた

DQN「おっ…まあまあ可愛いじゃん」

DQN2「前の奴より、楽しませてくれそうだし…」

かおり「いやっ……やめて…やめて…誰かァァァァァ!!!!!」

ビリビリッ

カツオ「ハァハァ…やっぱり見つからないや…」

中島「どうやら、もう手遅れのようだな」

カツオ「え!?」

中島「かおりちゃんは連れ去られた…って訳さ」


ぷるるるるる

先生「はい、かもめ小学校です」

DQN「お前の大切な生徒は俺達が預かった」

DQN2「返して欲しければ、今すぐ3億円用意しろ」

DQN「3時間以内だ!それ以上を過ぎると……」

先生「ちょ、もしもし?もしもし!?」

ガチャンッ

ツーツー……

先生「何が起きたんだ……」

堀北「うわキチガイだ・・・・・」

青「これは気が狂ってる・・・」

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