イクラ(12)「あうあうあー(^p^)」 (276)

イクラ「バーブ―」ボリッボリッ

タイコ「こらイクラ、いつも言ってるでしょう!それは食べ物じゃありません!」

イクラがおいしそうに食べていたのは何とオモチャの人形であった。

そう、イクラは池沼だったのだ。

~かもめ小学校~
イクラ「ちゃーん!」ガララッ

クラスメイト一同「………」

イクラ「バーブ―?」

イケヌマノイクラダ…ヒソヒソアイツマタキタノ?トクベツガッキュウニイケヨ…

イクラ「バブー?」

イクラには分からなかったがクラスメイトはイクラを嫌悪していた。
それも無理はないだろう。毎日「ハーイ」「ちゃーん」「バブー!」と騒がしく
授業中にクラスの女子に抱き着いたり、授業中に教卓の上で失禁するなど
最早イクラに対しての印象は最悪そのものであった。

~授業中~
先生「じゃあこの問題を田島、解いてみろ」

田島「はい」

イクラ「ちゃーん!」

クラス全体「!?」

クラス全体がイクラが突然発した耳障りな奇声に驚いた。
クラス全員が見たのは自分の鉛筆と消しゴムを涎を垂らしながら食っているイクラの姿だった。

先生「おい!波野!!それは食べ物じゃないぞ!!早くはき出せ!!」

先生がイクラが食べていた文房具を取り上げると

イクラ「ああああああああああああああああああああっ!!!」

突然甲高い声で泣き出した。最早その鳴き声は人間のものではなく動物そのもの。
そして泣き止んだと思ったら突如イクラは苦しそうな唸り声を上げた

イクラ「うううううううう…」

先生「どうした波野!?」

次の瞬間イクラはナイアガラの滝のようにゲロを口から吐き出した!
ゲロは教室の床に散らばりゲロにはさっき食べていた文房具以外にも
ウンコ付きのトイレットペーパーや使用済みナプキンが
イクラは池沼でもあり異常性癖者だったのだ。何という事だ。
これを見た生徒数人や先生はこみ上げてくる吐き気に耐えきれずに…

生徒たち「おええええええええええええっ」ビチャビチャ

先生「げろろろろろろろろろろろろろろろ」ビチャビチャ

6年2組の教室はゲロの海と化してしまった

その後授業は中止となり全員で教室の清掃が行われた
清掃作業の間元凶であるイクラは楽しそうにはしゃいでいるだけで掃除を手伝わなかった

イクラ「バブー!ちゃーん!ぱしろへろんだす(^p^)」

クラス全員の不満は募るばかりであった。

竹内「おい!イクラ!お前いい加減にしろよ!!」

イクラを怒鳴ったのはこのクラスのガキ大将である竹内くんだった
竹内くんは大阪から転校してきたのだが父親がヤクザという事もあって
彼もかなりの悪なのだ
ついに彼の怒りも頂点に達したのだ

竹内「お前いっつもバブーバブーうっせぇんだよ!!」

そんな竹内を見てもイクラは物怖じ一つすらしない
それどころかイクラは自分のハナクソを竹内くんの口の中へ入れたのだ

イクラ「ハーイ!!」

竹内「」ブチっ

イクラのこの行動にさらにブチ切れた竹内はイクラの顔面を思い切り殴りぬいた
イクラの顔面は歪み、前歯が数本へし折れ、教室の壁に頭から思い切り叩き付けられた
クラス全員心の中で「ざまぁ!!」と思った

放課後、職員室にはタイコが来ていた。イクラが殴られたと聞いたので来たのだ。
イクラは頭に包帯を巻いており、左頬にはガーゼ痛々しい姿だった

先生「…という事なのでイクラくんには養護学校の方へ転入をお勧めします…」

タイコ「どうしてですかっ!?」

先生「え?」

タイコ「どうしてイクラが転校しなくてはいけないんですか!?転校するのはその竹内くんじゃあないんですか!?」

タイコはイクラの起こした問題より竹内の暴力に怒っていた
そう、タイコは典型的な「うちの池沼ちゃんは天使なのよ!!」であった

なんという事でしょう(cv.加藤みどり)

結局イクラを養護学校に転校させる気はないという旨を伝えタイコとイクラは帰宅した

タイコ「大丈夫イクラ?まだどこか痛い?」

イクラ「ちゃーん!」

イクラは涎を垂らしながら元気なのをアピールしている

タイコ「そうよかったわ。今日の晩御飯はイクラの好きなハンバーグにしましょう!」

イクラ「ハーイ!」キャッキャッ

イクラは余程嬉しかったのか奇声を発しながらはしゃいでいる
周りの人達から冷たい視線が二人に突き刺さる

ノリスケ「ただいまー」

タイコ「あらあなたおかえりなさい。今日はマスオさんと飲みに行くかと思ってましたけど」

ノリスケ「いや…マスオさんの所は…ほら明日は…」

タイコ「あ…」

ノリスケ「そういえばイクラは?」

タイコ「イクラはもう寝たわ」

ノリスケ「そうか…」

イクラは寝室でクマのぬいぐるみの首を噛みちぎって遊んでいた

イクラ「ハーイ…」

次の日

タイコはスーパーマーケットで買い物をしていた

タイコ「あら、あれは?」

タイコの目に映ったのはサザエの姿だった

サザエ「ウフフ…ねぇタラちゃん、晩御飯は何がいい?今日は天ぷらにしましょうかしら…ふふ…」

息子のタラオの姿はそこにはなかった

2年前の今日、公園のトイレで男児の惨殺死体が発見された
遺体の顔はまるで野犬にでも食われたかのようになっており
全身もあちこち食われていた
死因は喉を噛みちぎられたことによるショック死だった
遺体の歯の治療痕から遺体の身元はすぐに判明した
遺体の身元は



フグ田タラオ、当時12歳かもめ小学校に通う少年だった

それから警察は捜査をし、タラオは死ぬ前に隣人の犬と歩いていたという目撃証言があったが
犯人につながる情報は入ってこなかった

隣人の犬であるハチの姿は事件現場にはなく、行方知らずである

サザエは精神を病み、今もタラオが生きていると思い込んでいる

サザエ「タラちゃんは頭がいいからきっとパパみたいな立派な人になれるわよー…」

最早あの頃の元気なサザエの姿はなかった…

サブちゃん「カツオくん、それが終わったら配達に行ってくれないかい?」

カツオ「分かりました三郎さん」

カツオは今磯野家を支えるため三河屋でバイトをしている。そして三郎が三河屋の店長となっていた

中島「おーい磯野ー!」

その時高校の時一緒に野球部だった中島がやって来た

カツオ「どうした中島?来週の野球大会の事かい?」

中島「違うよ磯野。あのさ早川さんここに来てなかったかい?」

カツオ「いや、来てないけどどうしたんだ?」

中島と早川は高校三年生の時から付き合っており、来月結婚する予定だ

中島「カオリちゃんや花沢さんに聞いても分からないってさ」

カツオ「そうか…」

中島「なぁ磯野、早川さんマリッジブルーって奴で俺と結婚するの今になって嫌になったのかな?」

カツオ「そんなわけないだろ!お前らあんなに好き合ってたじゃないか!」

中島「そうだよな…」

カツオ「配達が終わったら探してみるから安心しろよ中島!」

配達を終えバイクで早川を探すカツオ。
しかし町全体を探しても早川さんの姿はなかった

カツオ「全然見つからないな…携帯にも出ないしどこに行ったんだ?」

一旦三河屋に帰ろうとしたカツオの瞳はある人物の姿を捉えた

イクラだ

カツオ「イクラちゃん?学校は…ああ、今日は土曜日か…」

タラオが死んでからイクラちゃんの所とは疎遠になりかけていたのでカツオがイクラを見たのは二年振りだった

イクラ「ハーイ!」

イクラは見るからに上機嫌だ

カツオ「どこに行くんだろう?」

カツオはなぜそうしたのか分からないが何となくこっそりとイクラの後をつける事にした

イクラが来たのは人気なんてまったくない廃工場だった

カツオ「こんな所に一人で来て危ないのに何をしに来たんだ?」

嫌な予感がする。カツオの中の何かがカツオに「逃げろ」と警鐘を鳴らす
だがカツオはそれを無視してイクラの入った廃工場の中に入った

カツオ「生臭いな…何だこの臭い…」

コツッ

カツオの足元に何かが当たった

カツオは足元を見る
次の瞬間カツオの前身の血の気が引いた

何とカツオの足元に落ちていたのは血まみれの骨だった

カツオ「うわぁっ!!」

カツオは恐怖で身動きができない何とか逃げようとすると

イクラ「バブー?」

イクラがカツオの目の前に立っていた。そしてその隣には血まみれで両足がない早川さんの姿があった

カツオ「は…早川さん…」

呼んでも返事がない、ただの屍のようだ

イクラ「ちゃーん!」

イクラはかつて優しくしてくれたお兄ちゃんとの再会に喜ぶかのようにはしゃいでいた。
返り血を浴びた姿で

カツオ「どうしてイクラちゃんが…そんな事を…」

イクラ「バーブ―!」

イクラは突然白目をむき、涎を滝のように垂れ流しながら早川さんの体に覆いかぶさった
イクラの全身は激しく動いている

イクラの動きが止まりイクラがカツオの方を振り返ると口のまわりが赤かった
早川さんの血だ

カツオ「う…うわああああああああ!!!」

カツオは強烈な吐き気に襲われたが何とか耐えた
だがイクラの足元に横たわっている早川さんの遺体を見てカツオは吐いてしまった

早川さんの顔面は鳥葬のごとくめちゃくちゃに食い散らかされていた
まるで2年前のタラオの顔のように

イクラのズボンには大きなシミが広がっていた
血の匂いに混じってほのかに香る栗の花の匂い…
間違いないイクラは早川さんの顔面を喰いながら射精していた

カツオはさらに恐怖し体が完全に動かない
助けを呼びたくても人通りの少ないこんな所で叫んでも誰も来ない
しかし恐怖のあまり口が開かない

そしてイクラは一歩ずつ舌なめずりをしながらカツオに近づいてくる
間違いない僕を喰う気だ、とカツオは直感した

このまま僕はこの狂人にタラちゃんや早川さんのようにイクラの欲望を満たすためだけに喰われるんだ

カツオは心の中で大切な人達に別れのあいさつをした

カツオ(ごめんよ父さん、母さん、姉さん、マスオ兄さん、ワカメ…三郎さんに中島…あと花沢さん…)

イクラが奇声を発しながらカツオの喉めがけて喰らいつこうとした…

ボゴオォッ…!!

自分の喉が喰いちぎられる音ではなく何か硬いものがめり込む音が廃工場に響いた

カツオ「…?」

目の前にいたイクラはもがき苦しんでいる。一体何が…

イクラの近くにはイクラの血のついた石が…

カツオの後ろから足音が聞こえる

この足音をカツオは知っている。
カツオの危機を救ったのはカツオの親友中島だった

中島「磯野…野球しようぜ…」

カツオ「中…島…?」

中島「おいどうした磯野ぉ?あんな池沼にビビってんのかよ?」

カツオ「うるさいよ…それより中島はどうしてここが分かったんだ…?」

中島「……………」

カツオ「中島…?」

カツオの問いかけに中島は答えない。どうしたのだろうか
中島の眼鏡の奥の瞳が光の反射で見えなかった

早川さんが・・・・・

カツオ「中島…?」

中島がどこから取り出したのか分からないが金属バットを取り出した
そのバットはかつて二人が同じ高校で野球をやっていた時に甲子園決勝で逆転サヨナラホームランを決めた中島のバットだった

中島はその命よりも大切なバットを振り上げるとイクラの方ではなくカツオの方に向かって歩き出した

カツオ「おい、中島何やってんだよ!イクラはあっち…」

中島はカツオの言葉を聞いていないカツオの方へ歩を進める
眼鏡のレンズが怪しく光っていて彼の瞳が見えない
まるで今の彼の心情が分からないかのようであった

カツオ「おい、中島…お前何する気だよ…おい、止めろよ…中島ぁ…」

だが中島はカツオに近づくのを止めない
この光景を見るとむしろあのバットの餌食になるのがイクラではなく…

カツオは泣きながら中島に向かって叫ぶ

カツオ「おい中島!!馬鹿野郎!!それで誰を殴る気だ!!殴るのはあそこにいる池沼だろうがぁ!!」

中島「…………」

中島は答えない。そして、

ドゴォッ

バットが人間を殴打する鈍い音だけが工場内に響いた

 ヽレ____

  /     \
  / ヽ_____>
 | / /_  _ヽ いその・・・・野球・・・しようぜ
 |/――( ・)-(・ )|

 (6    ̄ つ ̄ |
  |   ___ |
  \  \_/ ノ
   \____/

 ヽレ____

  /     \
  / ヽ_____>
 | / /_  _ヽ いそのwwwww野球wwwしようぜwww
 |/――( 〇)-(〇 )|

 (6    ̄ つ ̄ |
  |   ___ |
  \  \_/ ノ
   \____/

カツオはどこか暗い闇の中にいた
何も聴こえない。何も聴かせてくれない。何も見えない闇

自分の姿すら見えない闇の中にカツオはいた

カツオ(そうか…僕は…中島にバットで殴られたんだ…)

カツオは悟った。ここは死後の世界なのだろうと

カツオ(ごめんよ父さん…先に逝く僕を許してください…母さんも僕がいなくなっても姉さんみたいにはならないでね…)

声すらも出ない

カツオ(ワカメ…大学生なんだからいつまでもパンツ丸出しは止めろよな…花沢さん…子供が生まれる前に死んじゃうけど…二人とも幸せに強く生きてくれ…)

闇の中から小さな音が聞こえる。いや、声だ。

その声はとても弱弱しいものだった。何を言っているのか聞き取れない

???「…!…ん…」

カツオ(あの世からの使いって奴かな…?僕は天国に行けるかな…?)

???「…ん!…く…ん!」

???「い~そ~の~く~ん~っ!!!」

カツオ「うっ・・・わあああああああああああああっ!!!」

波平「back come on」

 ヽレ____

  /     \
  / ヽ_____>
 | / /_  _ヽ いそのぉ野球ぅしようぜぇぇぇwwwwwwwwwwwww
 |/――( 。)-(゜ )|

 (6    ̄ つ ̄ |
  |   ___ |
  \  \_/ ノ
   \____/

カツオ「あれ…ここは…?」

花沢「磯野君!!よかった!!目を覚ましたのね!!」

カツオ「え?花沢さん…?ここは…病室?」

花沢「驚いたわよ磯野君が中島君に運ばれて「頼むドクター!!こいつを助けてくれ!!こいつは俺の大切な親友なんだ!」って言いながら医者に泣きついてたのよ」

カツオ「中島が…?」

花沢さんからの話にこういう事らしい

あの廃工場で起きた事件から三週間経っており、僕は三週間意識不明だったらしい

そして警察の捜査によるとあの廃工場から早川さん含め26人もの人骨が発見されたらしい

カツオ「そうか…でもイクラちゃんは?イクラちゃんはどうなったの?」

花沢「イクラちゃんはね…」

  (ヽ        、ノ)
(三 )        ( 三)

  \\ξミミミミミ // 
    \ |´_`|/  俺はお手上げ    
     |    .|
   _(⌒___⌒)_

   (__)   (____)

 ヽレ____

  /     \
  / ヽ_____>
 | / /_  _ヽ いそのん野球んしようぜん♡
 |/――( .)-(. )|

 (6    ̄ つ ̄ |
  |   _▲_ |
  \  \▼/ ノ
   \____/

~三週間前、廃工場~

カツオ「うわああああああああああああっ!!!」

中島はバットをかつての甲子園決勝のあの時の打席のように思いっきりフルスイングした

中島「う…おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

ドゴォッ

中島のバットはイクラの体にジャストミートし、肋骨を全て砕いた

イクラ「バッ…ブゥゥゥゥッ…!?」

イクラは何が起きたのか分からないまま20メートル近くかっ飛んだ

中島「はぁ…はぁ…」

中島は大切なバットを投げ捨て磯野の元に駆け寄った

中島「おい!磯野!大丈夫かおい!?」

カツオ「……」

返事がない。ただの気絶だ

中島「とりあえず警察に通報しないとな…やばいなぁ…暴行罪で捕まるのかなぁ…?」

中島が最新型のiPhone5Sで警察に電話しようとした瞬間iPhone5Sの上半分が消失した

中島「…なっ…んだと…?」

何とそこにいたのは血まみれで電子部品を咀嚼しながら射精をしているイクラの姿だった

イクラ「バー…ブー…」

イクラはまるで獣のように四つん這いとなり唸り声を上げながら全身に力を込める

イクラ「バァァァァァァ…ブゥゥゥ…」

次の瞬間、イクラの姿が消えた

中島「消え…」

次の瞬間中島の眼鏡が消えた

中島「なっ…!!俺の眼鏡が…!!」

中島の背後に音がしたので振り返ると眼鏡を噛み砕いているイクラがいた

イクラ「ハーイ…(^p^)」

中島「筋肉の動きだけで瞬間移動をしただと…?」

中島は絶句した。肋骨を全て砕かれてもなお健康状態と同じ、いやそれ以上の肉体駆動をするイクラに恐怖した

中島「池沼はリミッターが外れていると言われているだけの事はあるな…」

しかし眼鏡がなかったら今は肉塊と化している婚約者のようになっていた…

中島は10メートル離れた所に投げ捨てたバットを引き寄せるとそれを構えた

中島「どこからでも来いっ!!」

スパークスライナーハイ

イクラがまた四つん這いとなり、全身の力を込める
またあの回避不可能で正体不明な攻撃が繰り出される

さっきは眼鏡があったから助かったが今の中島には何も身を護るものはなかった

中島「…次の攻撃は…確実に当たる…」

中島は死を覚悟した

イクラ「ハーイ(^p^)」

イクラの姿が消えた。イクラの必殺「決死砲【デス・タックル】(中島命名)」だ
イクラは閃光のごとくスピードで獲物の肉に喰らいつきペニスを0.1秒間に1000回擦り付けて
同時に射精を行いその勢いで元いた場所に戻り、まるで瞬間移動したかのような状態になるという事だ
お分かりいただけただろうか?

そしてイクラは中島の利き腕に喰らいついた

中島「…ぐぁっ…!!」

イクラ「ハーイ♪」

最早イクラはこの星の頂点とも呼べる領域に達したのだ。誰もこの池沼を止める術はない
人類は最早イクラにひれ伏すしかないのだ!

中島「ふ…ふふふ…」

イクラ「ちゃーん?」

中島は笑っていた
彼のズボンは異様に膨らんでいた

イクラ「バーブ―?」

イクラはさっさと中島の右腕を噛みちぎろうとした

中島「イクラちゃん…デッドボールって知ってるかい…?」

イクラ「はい?」

中島「池沼には分からないか…デッドボールっていうのはね…ピッチャーの投げた球に体が当たると出塁出来るんだよ…」

  !三二';    ..     ....:::    "';::l      / ̄ ̄ ̄ \
  l-=ニ彡   ::        _.-‐=、 i/ヽ     |  |  十  |
   !三彡'  _,=-;;_-..、   :::',,..ニ-‐-、 ',~il    .|  レ (」ヽ  |
    'i,;'彡  '" __,,...二.,_::  i .ィ''t_テ` li"レ|     |.  l  、  |
   ,''-彡‐,_,'"、‐''t_ア> )‐=ヽ.__..,, ‐' .::iノ     |   レ . ヽ  |
   ',ヽ~;"  ` ..__,,.. '   :::..   ...:: l'    _ノ    (⌒)  .|
    ヽ`、!、          ;;::';:.    |      ̄ヽ   「   /
     \`、     .'゛ '‐- .:''^  '、  !       \  ・ ./
      `-、    '    .:: __.、 i ,.'ヽ_          ̄ ̄
.        ' 、   ;''-‐‐'' ~_ ' ' /  .〉\
          \     ''~   ,. '  /   '、.,,
       _,,...-''iト、ヽ、.., ___ _,,.. '   , '    i ゛' .、._

イクラ「バ…ブ…?」

中島「それはそれは痛いぞぉ…高校二年生の時…時速145キロで投げられたボールが脇腹に命中した時…」

中島は昔話を突然始めた。いや、もうマジでどうでもいい

中島「痛かったよ…死ぬかと思ったさ…でさ…俺の体に変な違和感があった…痛みとは違う別のものさ…」

イクラ「ちゃーん?」

中島「俺は…時速145キロの剛速球を脇腹に喰らって勃起していたんだよ…」

中島「イクラちゃんも体験するといいよ…きっと病みつきになるさ…」

中島は左腕でバットを力強く握った!!

中島「こんな風になぁぁっ!!」

バグオォッ!

中島の鋼鉄のバットがイクラの脇腹をぶち抜いた

イクラ「…ば…ブゥ…」

イクラは工場の天井を突き抜け地面に向かって急降下!
そして落ちた先は廃材の折れた鉄パイプの山だった

グシャァッ

イクラ「はああああああああああああああああああああああいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!」

イクラは悲鳴を初めてあげた!鉄パイプはイクラの全身を貫き、イクラの全身からは血のシャワーが噴き出した!
絶景!!

中島「さぁ…地獄で詫びろ…」

中島は磯野を担ぎ、病院に向かうと頭に何か雫が当たるのを感じた

中島「…?」

血だ

イクラ「バァァァァァァ…ブゥ…」

何という事ださすが池沼、全身を鉄パイプで貫かれても生きているのだ

中島「嘘だろ…?俺明日七時から仕事なんだから早く寝かせてくれよぉ!」

だがイクラは聞く耳を持たない。イクラには中島を抹殺する事しか頭に入っていなかった

イクラ「BAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!」

イクラが再び不完全だが「決死砲【デス・タックル】」を使った

だがあの中島の動体視力でも捉えられないほどのスピードはなくなっていた

中島はイクラの首の後ろをトンッ!と叩いた

イクラ「…ちゃっ…」ガクッ!

中島「早川さんの…仇だ…殺したいところだがお前には生きて罪を償ってもらうぜ…」

そして中島はカツオのエクスぺリアで警察に連絡し病院へ向かった・・・

花沢「…という事なのよ」

カツオ「なるほど、まるで意味が分からない」

花沢「それでイクラちゃんは警察に捕まって精神鑑定を受けているらしいわ…池沼だから施設に送られるだけかもしれないけど…」

カツオ「そうか…」

中島「ハハッ!その時は俺がまたぶっ倒してやるよ」

そこには右腕に包帯を巻いた中島の姿があった

カツオ「中島っ!大丈夫かっ!?」

中島「大丈夫だよ磯野!あの程度の怪我、早川さんとのプレイに比べれば児戯同然さぁ!」

中島はにっこり笑った

中島いいやつだな

中島とカツオは抱き合った

カツオ「ありがとう…中島がいなかったら僕はもう今頃…」

中島「水臭いな磯野ぉ!俺達親友だろ?」

花沢「青春ねぇ…」

それから磯野家は少しずつだがかつての明るさを取り戻しつつあった
サザエはタラオの死を受け入れ新しい人生を送るためにマスオと磯野家を出て北海道へ
波平はこの事件から三年後、家族全員に看取られ逝去、フネはその後料理教室を開いた
ワカメは大学卒業後堀川とアメリカへ…
中島はあの事件で右腕が動かなくなったのだが左腕だけでメジャーリーガーになった
金髪美人と来月結婚するらしい

そしてカツオは…

カツオ「お父さんと野球しようか!」

カツオの息子「ハーイ!」

花子「あらあら、似た者親子ね…」

カツオは花沢さんとの子供が生まれた後挙式、そして花沢不動産を継いだ

波野ノリスケ、タイコ夫妻はイクラ逮捕後精神を病み、心中したという…
その知らせをカツオたちが知ったのはイクラ逮捕から半年の事であった

今はあの凄惨な事件なんかなかったかのように家族三人で幸せに暮らしている

花子「あらあなた!三人じゃないわよ!」

カツオ「え?」

花子「二人目…できちゃったの!女の子よ!」

カツオ「本当かい!?そいつはめでたいや!」

僕達は幸せになった

おつ

長くなってゴメーヌ
初めてss書いたんだけど…
日曜だし最初はサザエさんで胸糞悪いssにしようかとしたんだけど
深夜のテンション+マキシマムホルモンにやられちゃってバトル展開に…
あとハチはイクラがタラオ殺害後においしくいただきました

あ、二人目は池沼にならないから安心して寝ろよー
↓以下あの「くぅ~疲れましたw」のコピペ誰かよろ

それから18年

中島も野球を引退しようと考え始めた頃

ドラフト会場
ソフトバンクホークス第一回選択希望選手
磯野

パシャパシャ ホントニヨカッタデスネー ショウライノモクヒョウハ?

カツオの息子「中島さんと野球がしたいです」

中島「磯野・・・」

>>265
これなんてメジャー

>>266
一応中島は日本球界に戻ってきた模様

今度は中島がケツバットの快感に目覚めるssでも書こうかと思うんで
おやすみ~

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