P「あと二ヶ月…」美希「ハニー?」(427)


P「えっ?」

医者からの宣告、俺は頭の中が真っ白になった
ここ数日、仕事中に襲い掛かる吐き気に頭痛、目眩に脱力感

それに耐えきれず、高木社長に無理言って会社を休ませて貰った、貰ったのに…
会社を休んでまで来た病院で言われた一言


医者「癌ですね」


癌?癌って、あの癌だよな?手術をすればどうとでもなるあの癌だよな?


P「あの…手術すれば良いんですよね」


医者は顔を渋め、少しして俯いた
数秒後、俺の顔を見て重い口を開けて一言


医者「肝臓癌……末期です」


地獄の底へ叩き落された


P「末期癌…」

頭の中がぐしゃぐしゃになった…末期癌?
助からない、俺、終わり?もう終わり?


医者「良くて二ヶ月かと…」

二ヶ月?た、たった二ヶ月?適当言ってんじゃねーぞ爺い
なんでこんな時に?せっかく765プロが波に乗ってるこの時に?


P「…助かる方法は」

本心だった、今ここで倒れる訳にはいかない
今ここで俺が倒れたら誰がアイドル達の面倒を見るんだ?
律子一人じゃとてもじゃないが無理だ、俺と律子でなんとかやっていけてるのに…


医者「……」

なんで黙るんだよ、答えてくれよ、頼むよ
なぁ爺い……俺、今死ぬ訳にはいかないんだよ

P「助かる方法、有るんですよね!」

医者「…抗がん剤を出します」


抗がん剤、分かってる、あの禿げる薬だろ?
病室に篭って、いつ死ぬか分からない恐怖と戦わなきゃならないのか?

P「……ふ、ふざけんな」

身体が震えてる、もう、何となくだけど理解してる
受け入れちゃってる…目の前の爺いの言葉を

医者「……残念です」

何が残念なんだ?なぁ、お前医者だろ!?医者なんだろ!
だったら俺を救えよ!俺を救って見せろよ!!


P「あっ……ぁ」


俺は医者の話を鵜呑みに聞き、病室を後にした


P「……」

目の前の自販機にお金を入れる、途中何枚か銀貨を落としたが関係無かった

P「おれ……どうすればいい」

自販機からコーヒーを取り出す、俺が毎日飲んでるコーヒー
甘ったるいと皆からは嫌われているが、俺はコーヒーと言えばコレしか飲めない


P「…」

缶の蓋を開け、コーヒーを流し込む

味がし無い…甘ったるい筈なのに、胃がも垂れる筈なのに
全然、味を感じなかった


P「あ、あはは……はっ」

半分程しか飲んでいないコーヒーをゴミ箱に捨て、立ち尽くす

P「……どうすればいいんだ」


携帯が鳴る、律子からだ…俺を心配してくれて掛けてきてくれたんだろう

P「…もしもし」

律子『おはようございますプロデューサー』

この声もあと二ヶ月で聞こえなくなるんだろうと思うと胸が張り裂けそうになった


P「なんだよ律子…あれか?俺の声が聴きたいから電話してきたんだろぉ?」

何時もの様に明るく振る舞う、そうしないとやってられなかった…


律子『はいはい、あっ、明日の事なんですけどね』


律子、俺、もうすぐ死ぬんだ
そう言えたらなんて楽っ…なんて楽なんだろう……

P「あはは、明日の予定がなんだって?」


律子『じゃあ、明日はちゃんと来てくださいよ?』

P「はいはい、じゃあ切りまっせ」


律子には、軽い披露と嘘をついた
薬を貰ったから大丈夫、明日からちゃんと事務所に行くからと…


P「……」


虚しかった…苦しかった、俺は残りの二ヶ月、一人でこの病と戦わなくちゃいけない


P「はは……なんくるなくねぇよ…」


冗談混じりで言う彼女の言葉
沖縄出身の我那覇響、彼女の口癖の『なんくるないさ』


P「帰るか…家に」


あと60日


P「ただいま…」


誰も居ない家に着くと俺はそのままベッドに向かう
今は何も考えたく無い、辛い現実から逃げ出したいから


P「はあぁ…」


ベッドを揺らし俺は服も脱がずにうつ伏せになる、一番落ち着く姿勢
寝ようにも寝れない、ただただ先程の医者との会話を思い出す


「肝臓癌…末期です」


医者からの死の宣告、もう助からない
それに、余命まで言われた

残り二ヶ月……二ヶ月で何が出来る?二ヶ月で何が変わる?


P「……」


枕に頭を押し付けそのまま深呼吸

枕が濡れていた


携帯が鳴り響く、鳴り響いてる筈なのに全く聴こえない
俺は携帯の発色で気づき携帯を開く

美希からの電話……正直取りたく無かった、これ以上他のアイドルの声なんて聴いてしまった

でも、俺が無事で有る事を彼女達に伝えるのもプロデューサーの仕事なんだろう
彼女達に心配を掛けたくない……俺は電話にでた


P「……美希か」

美希『あっ、ハニー?具合、大丈夫なの?』

大丈夫じゃないですよ~俺あと二ヶ月で死んじゃいますよ~

P「あぁ、おかげさまで、何とも無かった」

美希『本当?だったらミキ、後でハニーの家に行っても良い?』


本当なら絶対に断っている、仮にも美希はアイドル
俺の家に来ているのがバレたらそれこそ彼女のアイドル生命を殺しかねない


だけど……今は

P「あぁ、俺も……美希に会いたい」


美希『本当!?』

電話越しでも分かるっつーの、お前、今飛び跳ねてるだろ
わかりやすい…俺の大切なアイドル

P「うん…じゃあ待ってる」

美希『絶対だよ!?ミキ、頑張っちゃうの!』


頑張る、ね…あぁ、頑張れ
俺が居なくなっても、輝いていてくれ

P「じゃあまた」

美希『うん、ハニーも安静にしてるの』

プツッ

P「……安静に、ね」

無理言うなよ…ばーか


P「はぁ、だったら俺も頑張っちゃおうかね」

P「可愛い可愛いアイドルの為に」


俺は急いで部屋の掃除に取り掛かる、綺麗とは言えない男臭い部屋
彼女は別に気にしないだろうけど俺が嫌だ
せめて綺麗な部屋で美希と過ごしたい


P「えっと、掃除機は何処ですかねぇ」


身体の調子はすこぶる快調だった
いや…薬を飲んでるから身体がだらしくないのかも知れない
そう思いながらも部屋を片付ける


~♫

P「んあっ、また美希からか」

携帯を開き時間を確認する、午後3時
午前中から昼に掛けて病院内で診察を受けていたとは言え早すぎる

少し気合を入れすぎたのかな、それとも俺がとろかっただけなのか

兎にも角にも電話に出ないとな、美希様のわがままが炸裂する前に


P「へいへいこちらプロデューサーこちらプロデューサー、どうぞ」

美希『ハニー…ミキ、軍人じゃないの』

P「ノリ悪すぎ……切るぞ」

美希『ハニー…』

P「……なんだよ早く言え」


美希『えっとね、さっき収録が終わったから今そっきに向かってるの』

P「へ?歩きでか?」

美希『違うの、タクシーで向かってるの』


無駄遣い、金をなんと思ってるんだこの金髪は…
まぁ売れっ子だからそれ位余裕が有るんだろうね羨ましい


P「で、いつ頃になんの」

美希『えっとね……あっ、ここでいいの』


タクシーを停めたのだろう、じゃあすぐそこか
ほんとわがまま、せめて収録が終わった直後に電話いれろっつーの!

美希『じゃあハニー、すぐ行くのー!』

プツッ

P「なっ……きりやがった」


美希「ハニー!開けてほしいのー!」


ドアを叩く音が部屋中に響き渡る
力入れて叩きすぎだっつーのバカ美希、いつか本当に髪が逆立って覚醒するぞ

P「スーパーサイヤ人に…」

美希「ハニー!」

P「分かってる、聞こえてるからドア叩くな!うるっさいんだよ!!」

美希「ハニー…」

ドアを叩く音が消えた、やっと黙ってくれた
俺は鍵を開けて美希を出迎える
あはは……髪ぐしゃぐしゃ、なに慌ててんだよ

美希「久しぶりのハニーの家なのー!」

P「ほらっ、じっとしてろ、髪が馬鹿になってる」

美希「ミキ、馬鹿じゃないよ」

P「お前じゃなくて髪だよ馬鹿」

美希「ミキ馬鹿じゃないもん」

張り倒したくなった


美希「ハニー、身体、本当に大丈夫なの?」

P「……」

大丈夫、そう言う筈なのに…そう言わなきゃいけない筈なのに
言葉に詰まった……電話越しじゃなくて、直接本人に言う事がこれ程酷な事とは…


P「美希…」

美希になら…美希になら本当の事を言っても大丈夫なんじゃないか?
美希なら受け止めてくれるんじゃないのか?
そう思った矢先だった


美希「ハニー、ミキ、今日で16歳になったの」


P「えっ…」

美希「えへへ、後二年だよ?18歳まで」


18歳、そうだ、俺は美希と約束したんだ
18歳、18歳になったらお前を女として見てやる……だから今は仕事に集中しろと


P「…」

美希「ハニーも、他の人に浮気なんてしちゃダメだよ?ミキとの約束だもんね」


そう、もう一つ約束したんだ
美希が頑張るなら、美希がその約束を守るなら
俺は美希を待ってやる、美希が18歳になるまで俺も仕事一筋になるって


ごめんな……約束、守れそうに無い


P「…」

美希「ハニー?どうしたの?」


美希に嘘をついちまった…
ごめん、ごめんな?美希、俺嘘つきだ


P「…ごめん」

美希「え?なんでハニーが謝るの?」


あぁ、やっぱり呼ぶんじゃ無かった
やっぱ…耐えれそうに無い
腕が震えてるのが分かる、目頭が熱くなってるのが分かる、目から涙が零れるのが分かる


美希「は、ハニー!?」

P「ごめん……っ…ごめん」

俺はその場で泣き崩れた…美希の前で
大切な約束をした人の前で


美希「ハニー、落ち着いた?」

俺は美希にソファまで連れていってもらった
情けない…さっき思った事、アイドル達に迷惑をかけない
これも破った……俺は大嘘つきだ

P「…悪い、ちょっと婆ちゃんが死んだ時の事を思い出しちゃってさ」

美希「ハニー…ミキを見てお婆ちゃんを思い出したの?」

P「あぁ、なんか似てたから」

美希「ゔっ、喜んでいいのか悪いのか分からないの」

P「美希は馬鹿だからなぁ…」

美希「み、ミキは馬鹿じゃないの!」

P「…知ってる」


美希からタオルを受け取り俺は力強く顔を擦る
今の俺には痛い位が丁度いいから…

美希「ハニー…幾らなんでも強過ぎなの、顔真っ赤だよ?」

P「…痛い」

嘘じゃない、痛いのは本当
お前の好意一つ一つが胸を締め付ける
美希、なんつーかさ、俺、辛い

美希「ハニーは馬鹿だから仕方ないの」

P「にゃにぃ!?」

うん、正解…俺は馬鹿、大馬鹿だよ

美希「事実なの」

P「かっちーん、ムカついちゃったの~」


今は楽しみたいな、美希との時間を
誕生日は美希なのにさ、俺が願うとかおかしいけどさ
今は美希と一緒に居たい、ダメかな?美希


美希「ねぇハニー」

P「ん?なんだよ」

美希「ミキの誕生日、忘れてたでしょ?」

P「あぁ、忘れてた」

嘘だよ、冷蔵庫にちゃんと用意してあるから
まぁケーキじゃないけど、美希の好きな物

美希「ハニー…そんなのってないの」

P「知らないさー」

美希「響は関係無いの!」

関係無いのって…一応仲間だろうに
響…なんくるないよ

P「はいはい、嘘ですよ~」

美希「え?」

P「ちょっと待ってな」

ソファから立ち上がり冷蔵庫へ向かう途中、頭痛が襲い掛かってきた
痛みに耐え切れず俺は、その場に倒れ込んだ


意識を取り戻した時、俺はベッドの中だった
隣には美希が心配そうに俺を見つめてくれている……なんで泣いてんだよ、馬鹿

美希「ハニー、どうしたの?本当になんともないの?」

なんともなく無かったら床に倒れないだろ?それ位別れよ馬鹿

P「なぁ美希…」

もう言おう、正直誤魔化し切れそうに無い
何より美希のストレスの元になるのが嫌なんだ…

ごめん、今のも嘘…誰かに話して楽になりたいだけ

美希「な、なに?ミキに出来る事ならなんでもする!だからハニー…隠し事はやめてほしいの」


ダメだ…やっぱり言えない、お前の泣き顔なんて見たくない
ごめん、また嘘つくから…許してくれ


P「なはは…立ち眩みってやつ」

間違いじゃないよな?誤魔化せるよな?
美希、分かったから俺の胸に顔を埋めるなっての
そこ…癌だから


なぁ美希、いい加減泣き止めって
お前今日誕生日なんだろ?ほら、冷蔵庫にあるから
美希の好きなイチゴババロア

だからさ、一緒に食べよう?祝ってやるから、お前の誕生日

だからさ、泣き止んでくれよ…俺だって辛くなっちゃうだろ?

泣きたいのは俺のほうだよ、だってさ

もうすぐ美希に会えなくなるんだぜ?こんな辛い事って無いわ…


午後4時、美希が来てから約一時間
美希は相変わらず俺の胸の上で泣いてる
うぇ…涙と鼻水かな、胸が冷たい

P「美希、邪魔だから…」

そう言うと美希は首を横に振りまた顔を埋める
あはは…マズイな、美希のわがままモード発動だよ
こうなると手がつけられないんだよなぁ

P「美希…ほら、俺…立ち上がりたいんだけど」


また首を横に振るだけ、どうすりゃいいんだよ…
真実は、真実だけは絶対に言えない
言ってしまったら、多分美希はもたない


だから…今はまだ


午後4時36分、ようやく美希が顔をあげた
せっかく直した髪がもっとぐちゃぐちゃになってる
鼻周り、目元、耳、真っ赤だぞ?鏡で今の自分の顔見てみろよ


美希「ハニー…お願い」

お願い?なんだ?俺に叶えられる願いならなんでも良いぜ、言ってみろよ

P「…なんだよ」

美希「ハニー、ほんとは病気なんでしょ?」

P「はぁ?急にどうした」

即答、考えてたり時間をあけて答えると十中八九疑われちまう
つーか美希、お前ストレート過ぎ、少しは捻りを加えろ捻りを

美希「ハニー…本当の事を言ってほしいの」

美希「ミキ、誰にも言わないよ?だからミキにだけ……お願い」


お前にだけ?馬鹿言うなよ、お前に言うのが一番怖いんだから


P「あのな、だからただの立ち眩みだっての」

美希「嘘だよ…ハニー、嘘ついてる」

あぁ、ウザい…今の美希はすっごくウザい
多分俺が真実を話すまでこんな感じなんだろうな

P「……本当はな」

美希「うん、本当は?」

P「疲労で倒れたの、ほらっ、最近忙しかったろ?」

4割有ってるよな、正直忙しかったし
美希さん、これで満足ですか?鳩が豆鉄砲喰らった顔してますぜ

美希「疲労?」

P「そっ、年取ると身体に溜め込んじゃうからねぇ…辛いよ、まったく」

美希「ほ、本当に疲労だけなの?」

P「だから言ってるだろ?聞き分けの無い奴は嫌いだぞ俺」


美希「ごめんなさい…」


謝るのはこっちの方だよ…悪いな、何度も嘘ついちまって
よしっ!じゃあ今から美希の誕生日でも祝いますか

P「なぁ美希、冷蔵庫に美希の好きな物が入ってるから取って来てくれないか」

美希「美希の好きな物?」


あぁ、美希の好きな物だ
二つ有るから二人で食べよう、今は何より美希…お前の笑顔が見たいから

P「スプーンは流しの所に有るから、頼んで良いか?」

美希「スプーン?………あっ!」


あぁ、やっぱりお前には笑顔が一番だよ
可愛い奴、一目散に冷蔵庫へ向かいやがった


美希「ハニー!」

あれ?なんで一つしか持って来てないんだ?二つ有った筈だぞ?
それに……スプーンも一つしか持って来てないし

P「一つだけ?」

美希「うん!一つだけだよ」

意味が分からない……あれか?一人で食べたいのか?
いやいやいや、美希に限ってそれはないだろ


P「なんでスプーンも一つなんだ?」


俺の問いに顔を赤らめ下を向く美希
……あぁ、もしかしてあれか?アレですか?

美希「ハニーに…食べさせてほしいの」


だったら俺のも持ってこいよ……
うぅ、スプーンとババロアを目の前に突き出しやがってこんの金髪がぁ…

P「わ、わかった…食べさせてやる」


P「ほらっ、口開けろ」

美希「ハニー…」

P「あーもう!わかったよ、ほらっ、あーん」


めんどくさい奴…俺はスプーンでババロアをすくい美希の顔に近づける
美希の口の中、こんな風になってんだな

俺はスプーンを美希の鼻に持っていく


美希「ふがっ!?」

P「あははは、悪い悪い、疲労で手が震えてさぁ」

美希「ハニー!ふざけないでほしいの!」


うるへー、大人を弄んだ罰だ
その後も口には運んでやらず鼻に入れたり目にババロアを零したりやりたい放題させてもらった

当然床はババロアまみれ、美希は顔真っ赤にして俺を何度も怒鳴ったっけ


P「なぁ、いい加減機嫌直せよ」

美希「ハニーなんてもう知らないの」


頬をプクッと膨らませて…あんたはフグですか?違うでしょ?
星井美希、765プロのアイドルだろ?

まぁ可愛いっちゃ可愛いが年代を考えようぜ?今は90年代しか通用しないぞ


美希「許さないの、ハニーの馬鹿」


ムカつくなぁ…なんかムカつく
バカにバカ呼ばわりされるとよけいにくるものがある

P「じゃあどうしたら許してくれるんだよ」

美希の事だ、どうせもう一つあるから今度はちゃんとやれとかだろ
それ位ならやってやるさ、今度はちゃんと美希の口の中に入れてやるからな


美希「じゃあハニー、ミキとキスしよ?」


何言ってんだこいつ


P「却下」

美希「そんなのってないの…」

そんなのってあるの!ったく、お前はアイドルだろ?
お前の唇って俺みたいな奴が奪って良い程安く無いの、分かる?

P「お前なぁ…俺はお前のプロデューサー、言い換えるなら親だぞ?」

美希「関係無いの!」

P「16歳にもなる餓鬼が親にキスなんてせがむな気持ち悪い」

美希「ハニー…」


分かってくれ、これは仕方ない事なんだよ
お前はアイドル、大勢のファンがいる身だろ?
俺はプロデューサー、一人でやってく身なの

お前が大切にしなきゃいけないのは俺じゃなくてお前を支えてくれているファンなのよ


美希「……」

俯いたってダメ、泣いたってダメ、お前と俺の越えられない関係、越えちゃいけない関係

なぁ美希、お前だって16歳、アイドルやって2~3年だろ?なら分かる筈だ、つーか分かれ


美希「だ、だったら…」

P「…だったら?」

ごめん、本当はお前を思い切り甘やかしたいお前になんでも与えたい
コレがプロデューサー兼、親のほんとはやね気持ち…
そりゃあ美希の唇だぞ?金だしてでも奪いたいね

だけどダメなんだ……お前の為なんだよ

なぁ、美希

美希「ハニーの恋人にしてほしいの」

こんの金髪……


美希「キスは良い…だ、だから」

うーん……なんか違う様な気がするぞ美希
恋人になるとキスしなくて良いの?
それとも今キスをしなくていいから恋人になった翌日にキスしろって意味ですかい?

P「あのさぁ…さっき言ったろ?俺はお前の

美希「ハニーはハニーなの!美希の大切な人だよ?親なんかじゃないの」


なんかズルい、美希…お前ズルいよ
死ぬ間際の人間にそんな事普通言いますか?普通は言わないね

美希のばーか…

俺は右手を美希の頬に当てる、意外にも美希は驚かず…寧ろ待っていたかの様に瞳を閉じる

負けたよ……俺の負け

P「美希、誕生日、おめでとう」


ハッピーバースデー美希


数秒?いや、数分?そんなのどうでも良いや
ただ今は…何も考えずに美希を感じていたかった
柔らかくて、温かい美希の唇…ファンの方、本当にごめんなさい


唇を離す直前、俺は瞳を開けて美希を見る
涙脆いんだな……何度目だよ、泣くの

美希は瞳から涙を流しおれを感じていてくれた
そんなに嬉しい?なら良かった…おれも嬉しい


唇を離す時、美希の口から吐息がこぼれた
そんな残念そうにしないでくれよ、キスはキスだろ?


美希「は、ハニー…」

その涙目で俺を見るの反則、理性飛びそうになるから


そんな物欲しそうな顔で俺を見るなって、壊れちゃいそうになるから
ほら、右手で俺の袖を掴むなって、お前の事本気で好きになっちゃうから


P「美希…もう良いだろ」

美希「…」

美希は首を横に振った後、俺のベッドの上にのってきた
いい加減にしろ…そう言いたいのに、そう言わなきゃならないのに

俺は何も出来なかった


美希「ハニー…」

その言い方反則……知らないからな、後悔しても遅いからな

美希「んっ」

俺は美希を抱きしめた、壊れる位に激しく

ここでrelations


美希「は、ハニー?」

なんで自分でもこうしたのか分からなかった、ただなんとなく…じゃあ美希に怒られるよなぁ
……美希と離れたく無かったからかな

P「悪い…今離す」

美希「は、ハニー」

こりゃ明日も頑張らないと美希に怒られちゃうな…
うん、頑張ろう。ありがとう美希、今日ウチに来てくれて

P「ん?」

美希「…」

おいおい、離れたかったのにさ…なんでお前が抱きしめてくるんだよ
離れられないじゃんか。バカ

美希「ハニー…もう少しだけでいいから」

P「……あぁ」

美希「ありがとうハニー…大好きなの」


午後5時16分、やっと帰る気になってくれた美希を玄関まで送り届ける
大丈夫、倒れたりなんかはしない。もし倒れたりなんかしたら美希に心配かけちゃうし…


美希「ハニー、今日はありがとうなの、ババロア、美味しかったよ」

P「そりゃあ良かった…」

お前と会えるのもあと59日
苦しいな…あとたった59日か、もう少しだけ伸びてたらぁ

美希「じゃあね、ハニー」

P「ばかっ、違うだろ」

P「また明日……だろ?」

美希「……うん!」


ごめんな美希、こんなプロデューサーで
でもさ、仕事だけは頑張るからな。だってお前とと約束したもん

美希「あのね、ハニー」

P「どうした?」


美希「ミキね、今日の事絶対忘れないの」

あぁ、俺も忘れないよ…忘れろって言っても忘れてやらない
それ位大切な日だったから、だから心配すんな

美希「でもね、恋に現を抜かす様な事は絶対にしないよ」

美希「だってミキ、ハニーと約束事したもん!」

美希「だからね、明日も頑張るの!」

……強いなぁ、強い、美希は強いよ
俺なんて今の今まで自分の心配してたのに

16歳の女に負ける自分…なんか複雑な心境

P「あぁ、また明日」

美希「うん!じゃあねっ、ハニー!」

ドアが閉まるのを確認し、俺は再びベッドに向かう
まだ午後6時前だが今日はもう寝よう

服を脱ぎ捨てパンツだけでベッドの中に潜り込む
明日は忙しいぞ…皆にはなんて言おうか、社長にはなんて言おうか

そう考えていると何時の間にか…眠り込んでいた

あと59日

ごめんなさい9時まで寝ます
即興なんで間違いなくダレると思いますがよろしくお願いします

保守ありがとうございましたやよいは書いてないだけなんで大丈夫ですよ
コレを一旦切り上げて今日の21時頃に書くつもりなんで


社長「…ほ、ほんとうかね」

朝、まず向かったのが社長の所だった
俺を拾ってくれた人、俺なんかを育ててくれた人
この人だけには、嘘はつけない…真実を話さないといけない


P「はい…よくてあと二ヶ月と」

実際口にしてみると実感する、二ヶ月という時間の少なさ
社長は困惑している、当たり前だ…いきなりそんな事言われたら誰だって困惑する


社長「今すぐ入院をしなければならないんだね?」


良いえ、そんな事は無いですよ
俺は765プロのプロデューサー、身体に鞭打ってでも働きます

P「社長、急ですが一ヶ月……この一ヶ月で新たな人材、新たなプロデューサーを雇わないと泣きを見ますよ」


それが俺に、俺なんかに出来る高木さん
あなたへの精一杯の恩返しなんですから


俺はそう言い残すと、彼女達の居る事務所へ向かった


事務所のドアを握る…怖いな
皆の顔を見て俺は耐えきれるだろうか
顔を見ただけで泣き出してしまわないだろうか

P「…ふぅ」


ドアを握る手に力を込めドアを開ける

事務所に入ると周りには彼女達が…全員では無いが数人は居る
美希はまだ来て居ないらしい、俺が挨拶をする前に一人の女性が声をかけてくれる


小鳥「プロデューサーさん、大丈夫だったんですか?」


音無小鳥、俺が765プロに入った時からずっといる事務員さん
大丈夫……じゃ無いんです、俺、もう無理みたいなんです
胃がきりきりと痛むのが分かる、ダメだ…やっぱり辛い

P「おはようございます」

そう一言いうのがやっとだった、予想以上にこの行為は辛く、悲しい事だった
畜生、泣かないって決めてたのに。目頭が熱くなる


小鳥「律子さんから聞いたんですけど一時的な疲労なんですよね?」


えぇ、疲労ですよ、だから心配しないでください。
この一言が言えたらどんなに楽なんだろう、この一言で事が済めばどんなに楽なんだろう…
俺は震える右の手で自分の足を二度叩く
落ち着け、今は悟られない様する事が大事なんだろ……


P「あっ、あはは…そうなんすよ」

小鳥「プロデューサーさんは無理し過ぎなんですよぉ…」


何言ってるんだよ、無理し過ぎなのは小鳥…お前の方だろ
毎日遅くまで事務所に残ってるの知ってるんだぜ?
誰よりも帰りが遅い事も知ってる


P「…」

小鳥「あっ、すぐお茶淹れて持って来ますね」


そう言うと彼女はお茶を淹れに行った
後ろから抱きしめたらどんな反応とるんだろう、いきなり告白したらどんな反応するんだろう

小鳥…ごめんなさい


俺は自分の席へ行きそこに座り込む
こんなに重たかったっけ、俺の身体。こんなに椅子に座るのが苦に感じたのは初めてだった
パソコンを立ち上げ画面に目をやる、その時だった

急に目の前が真っ暗になる…両目には温かな感触


真美「おはよ→兄ちゃん」


双海真美、765プロのアイドルの内の一人
お調子者で悪戯好き、いつも何かしらの形で悪戯をしてくる
彼女の手の温もりを感じ取り俺は笑いながら答える

P「真美ぃ、おはようは良いから手を離せってのぉ」

真美「んっふっふ~昨日お仕事サボった罰だからまだ取ってあげないよ→」


雪歩「真美ちゃん、プロデューサー困ってるからやめたげなよぉ」

真美「ゆきぴょん、今から良いとこなんだよ→?」


ゆきぴょん、真美からそう呼ばれる彼女もまた765プロのアイドル
萩原雪歩、弱気で男性が苦手な女の子
真美はそっと両の手を離すと俺に一言いい、その場を去った

真美「じゃあ兄ちゃん、今日も頑張ろうねぇ」


あぁ、頑張るからな。俺、頑張る
雪歩が俺に近づいてくる、心配そうな表情で…だからさ、今の俺はすっごい涙腺緩いから
だからそういった表情も心に響くわけよ…

雪歩「プロデューサー、あの…身体、大丈夫なんですか?」


P「心配掛けちまったな…でももう大丈夫だから」

そう言うと彼女の頭を撫でてやる、なんで撫でたかは俺にもわからない
ただ、心配してくれている彼女を落ち着かせたかっただけなのかも

雪歩「ひゃうっ!?」


可愛らしい声をあげて俯く彼女、いつもそうだったよな
俺が何かしてあげると大抵俯くんだよなぁ、嫌われてんのかな俺

俺は手を頭から離すと再び彼女へ視線を戻す
顔ははっきりと見えないが耳は真っ赤だった、怒ってるのかな?それとも恥ずかしいのかな
彼女が顔を上げ、俺から離れる。あぁ、前者で正解みたい。嫌われてるな


俺は再びパソコンへと目をやる、今は一つでも仕事をしよう…じゃなきゃバチが当たっちまいそうだ


小鳥「プロデューサーさん、お茶ですよぉ」

先ほど席を外した小鳥が俺にお茶を淹れて来てくれた、湯呑みを机の上に起き、俺を見つめる小鳥
俺からの感想待ちなんだろな、いっつもろくな感想あげてないけど…

P「ありがとう、いただきます」

湯呑みを手に取り一口
美味しい…心が落ち着く、彼女の淹れるお茶に舌が慣れたのか
それとも彼女の淹れ方が上手いのか、俺はお茶は彼女が淹れたのしか飲めなくなっていた


P「……美味い」

俺が何気無く零した言葉、普段は薄いだの濃いだの言って淹れ直させてたっけ
俺自身ビックリしてるのに対し彼女はそれを通り越してるのか涙を流していた

P「な、なに泣いてんだよバカ小鳥」

小鳥「だ…だって…は、初めて美味しいって言われちゃいました…」

入社したての頃はちゃんと言ってただろ…
確かに最近は全然言ってなかったがな、でも大げさすぎ、俺はハンカチを取り出し彼女に渡す


P「ったく、ほら、これで涙拭け」

ぶっきらぼうに言い放つと彼女に差し出す
彼女はそれを受け取るとものすごく下品な顔を俺に見せる…恐いっつーの
彼女は俺からハンカチを受け取るとポケットからティッシュを取り出し涙を拭きとる

P「…返せよハンカチ」

小鳥「ぴよ!?」

P「使わないなら返せよ」

小鳥「あっ、ちょ、ちょっと私、お腹が痛くなってきたのでトイレに行ってきますね」


そういうと彼女は走ってトイレに逃げ込んだ
あのハンカチ、奪って捨てなきゃなぁ…渡すんじ無かった


春香「おはようございます、プロデューサーさん!」

左右のリボンが印象的な彼女
天海春香、彼女を語る上でリボンは欠かせない…いや、リボンしか無いと言った方が良いんだろうか

P「…」

俺は彼女を無視する、ただなんとなく、楽しそうだから
彼女は俺からの返事を待っているのかずっと俺の顔を見ている
それでも俺は彼女を無視してパソコンの画面を見つめる

春香「プロデューサーさん!おはようございます!」

文字を打つ事だけに集中する、チラッと彼女に目をやると震えていた
それでも俺は彼女を無視する、震え様が、泣こうが俺には関係無いから

春香「ぷぷぷ、プロデューサーさん?」


お茶を啜る、美味い…やはり小鳥はお茶を淹れる天才なんだろう
横目で彼女を確認する、ソファに座りふてくされている
何やらぶつぶつ言っているが俺には関係無い

P「……おはよ」

凄く小さな声で呟いた、きっと数十cm離れてたら聴こえないであろう蚊程の声で
彼女はそれを聞き逃さなかった、すぐさまソファから俺の方へと走ってきて俺に呼びかける

春香「おはようございます!」

P「うるさい…」

そう言い放ち彼女を見てみる、両手で耳を塞いでる…
俺の負けだよ春香、再び画面に目をやり今度は普通の大きさで言い放つ

P「おはよ」

春香「おはようございます、プロデューサーさん」

すみません11時まで少し時間をください


再び事務所のドアが開く、また別のアイドル達が俺に挨拶をしてくれる
今までこれが普通だった、当たり前だったのに…あとこのやりとりも2ヶ月無いんだよな


俺は胸が苦しくなるのを感じ席を立つ
この感覚、多分吐き気だ。俺は急いでトイレに向かう
その時一人のアイドルに声をかけられる、タイミング悪すぎ…


響「プロデューサー、自分、今日は何をすればいいんだ?」


我那覇響、THE空気読めない沖縄娘
俺は自分の机を指差し彼女に伝える


P「あそこ…今日の予定書いてあるから…」

響「ゔぅ、どうせなら教えてほしいぞ」


ぶん殴りたくなった…俺は予定表を彼女に渡しトイレに駆け込む


トイレに駆け込むとすぐさま個室のトイレに篭る
頭の中がぐるぐるして…胃が痛み、喉元が熱くなるのを感じ


P「はぁ…っはぁ……っぐぷ」

全て吐き出した、昨日は殆ど何も食べていない
あぁ、あの時美希と一緒に食べたババロア…消化しきれて無かった
どうなってんだよ俺の身体、どうしちまったんだよ。


吐き終わった筈なのに吐き気が治まらない
なんでだよ…もう何もでねぇよ

苦しくて涙が出てきた、息もし辛い…嫌だ
まだ二ヶ月も有る筈だろ?
なんでもうこんなに苦しいんだよ…


P「…嫌だ……まだ嫌だ」


トイレに篭ってどれ位経ったんだろ
嘔吐物を水で流し俺は便座の上に座っていた
恐い…今からずっとこの恐怖と戦わなきゃならないのかと思うと、また吐き気に襲われる。


P「もう何もでねぇって…」

どうしよう、トイレから出てまた彼女達に会わなきゃならない
もう壊れそうだ…会いたく無い、会ったら……会っちまったら
俺は誤魔化しきれるのだろうか、笑顔を皆に見せれるのだろうか


携帯を開き、時間を確認。もうすぐ収録の時間だ
行かなきゃ…でも、行きたく無い

P「…何考えてんだよ俺」

そうだ、俺は彼女達のプロデューサー
俺が逃げ出しちまったら彼女達を駄目にしてしまう
それだけは止めようって誓った筈だろ

P「……」

俺は重い身体を起こし、口をゆすぎ、鏡を見る
はは…こんなんで大丈夫かな?少し不安になる


トイレから出ると小鳥と鉢合わせになる
男子トイレと女子トイレ
隣り合わせの場所に有る為たまに鉢合わせる事はあった


小鳥「ぴよよ!?ぷ、プロデューサーさん!?」

なんで慌ててるんだ?そんな疑問も答えが向こうからやってくる
頬が赤く、少しだけだが目がとろけている
こいつ…仕事中に何してんだよバカ

P「…ハンカチ返せ」

俺は右手を彼女に突きつける、彼女は残念そうな顔で俺が渡したハンカチを返す

濡れていた…しかも一箇所だけ
こいつ、自分の秘部にハンカチを当ててその上から指で弄ったんだな


P「…せめて洗って返せよ」

小鳥「ぷ、プロデューサーさん…」

P「いいから洗えよババア」

小鳥「ぴよ…」


小鳥から再び返してもらったハンカチをゴミ箱にぶち込み彼女達の元へ向かう
今日の収録、彼女達を送り出す為に

P「よしっ、準備は出来たか?」

真美「真美はオッケーだよぉ」

やよい「私も大丈夫ですぅ!」

雪歩「わ、私も…だ、だいじょぶっ」


雪歩…噛む必要が有ったのか?ドジっ娘は古いぞ
俺は彼女達を先に車に向かう様指示を出す、鍵は雪歩に渡して俺は自分の仕度を始める。

P「行きたく無いなぁ…」

仕事は好きじゃ無い…これは本音


車に乗り込むと彼女達は後ろに乗っていた
楽しそうに話している、微笑ましく……妬ましく思った
そうかんがえる自分が責め上げ、大嫌いになる
最低だ、最悪の人間だ…彼女達は関係無いだろ


P「よーし、じゃあ行くぞ~」


俺の掛け声に三人は反応してくれる
それが余計に俺を苦しめた…ごめん、ごめん

真美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「ん?なんだ真美」

真美「昨日、ミキミキと何したの?」


俺は吹き出した、なんで知ってるんだよ真美


P「な…なんのことだ?」

俺は震える声で車のエンジンをかける
多分引きつってるな、今の俺の顔。大丈夫、誤魔化せる、そんな自信を見事に打ち砕いてくれる真美ちゃん


真美「だってミキミキ、昨日真美達にメール送ってきたよ」


美希ェ…そりゃあ仕事はするかもしれないくさけどさ、それは無いだろ

雪歩「真美ちゃん…詳しく聞かせてくれないかな」

雪歩、お前にはメール来なかったんだな。美希なりの俺への気遣いかい?
意味無いよ…寧ろ逆効果だよ


真美「あのね、ミキミキ昨日兄ちゃんの家で16歳の誕生日を祝ってもらったんだって」

雪歩「へー……プロデューサーの家で」


あぁ、なんでそんな低い声で喋ってるんだよ雪歩
何時もの明るい声はどうしたんだよ

震える手でハンドルを握る、早く行かないと収録に間に合わないそうに無い
無期んで車を走らせる

胃が痛い…雪歩のプレッシャーに押し潰されそうだ


目の前の信号が赤に変わる、あぁ…今から質面責めだな
そう思っていたが雪歩は更に俺の上を行く、雪歩は身を乗り出し後部座席から俺の隣に座った


P「な、何してんだ…」

雪歩「何をしたんですか?…美希ちゃんと」


あぁ…俺は確信した、怒ってます。俺の隣に居る天使はご立腹なご様子
信号が青に変わる時、雪歩の質面責めがハジマル


雪歩「プロデューサー、答えてください」

P「な、何もしてないです…」

雪歩「嘘ですよね、それ」


早く目的に着いてくれ…自然と速度をあげている事に気付き慌てて速度を落とす
雪歩…今俺身体ボロボロなんだから頼むよ


雪歩「プロデューサー、答えてください」


P「い、一緒にババロアを食べた…」

雪歩「嘘ですよね?」

嘘じゃ無いって、そう言おうと思ったがすぐさまその考えも雪歩に握り潰される

雪歩「美希ちゃんの事だからぁ…多分プロデューサーに食べさせてとか言った筈です」

P「……」

黙るしか無かった、何も出来ない。
下手に発言をするとボロが出てしまう、そう感じ取った俺はミラーで後ろを確認する
真美とやよい、楽しそうに話してる。真美…お前のせいなんだから少しはフォローしてくれよ

雪歩「そうなんですよね?」

P「違います…」

雪歩「それも嘘です」

P「違う…」

雪歩「いい加減にしてください」

その言葉、そのままお前に返したいよ。額から汗が滲み出て手が汗で気持ち悪い
隣に居る雪歩を横目で確認、俺をの方をじっと見てる

雪歩…そんなに俺を殺したいんですか?
痛む胃を抑え、目的地へ向かう


目的地に無事到着、俺は三人を降ろし現場に案内する
道中、雪歩は俺の真後ろにつき俺にプレッシャーを与え続ける
あぁ、苦しいよ雪歩…胃が痛いよ雪歩


現場に辿り着き責任者に彼女達を引き渡す、ひと段落、肩の荷が降りたと思った矢先だった

雪歩「プロデューサー…また後で、ゆっくりと……」


肩が外れそうな位重たい荷物を無理矢理持たされた…

真美「じゃあ兄ちゃん、また後でね→」

やよい「頑張ってきますー!」

あぁ、やよい、真美…お前等本当に可愛いよ。

P「いってらっしゃい…」

雪歩「はい、いってきます……」


そう言うと何時もの、天使の雪歩に戻る
もうこれを芸にしたら絶対に売れるっての


収録中、コレがまた神経をすり減らす辛い時
ただ見てるだけ、それだけなのに向こうの彼女達が心配で仕方が無い
噛まないか、転んだりしないか、失敗しないか
演じるのは彼女達、だけど心配になる。


P「…あぁ、やよい…」


うちの失敗隊長、カットのやよいと言われる程彼女はミスを連発する
耳に入ってくるカットと言う掛け声の嵐
頭が痛くなってきた…やよい、後で叱らないとなぁ。

「はい、じゃあ休憩入りまーす」

やっと休憩、俺は彼女達に歩み寄る


案の定、やよいは下を向いたままその場から動こうとしない

やよい「ぅっぅー…」

真美「やよいっち~大丈夫だよ→」

雪歩「そうだよやよいちゃん、私だってよく失敗するんだから」

すぐさまやよいの元に行き頭を撫でてやる、叱る前にまずは落ち着かせないといけない
本当は間違ってるのかもしれない、だけど俺はこの方針でずっとやってきた。
今更変える気も無いし、つーか変える余裕も無いし


P「失敗しすぎだバカ」

彼女は俺に撫でられて落ち着いたのかようやく顔を上げる、いい笑顔だ。これなら大丈夫そうだな

やよい「うっうー!次は失敗しませんよー!」

真美「やよいっちふっか→つ!」

雪歩「…」

雪歩、なんで俺の袖を掴んで俯いてるんだ?もしかしてやよいの真似か?
仕方ない…雪歩の頭も撫でてやる


昼、彼女達は楽屋に戻り昼食を食べる頃
俺は自販機で買ったコーヒーを開け、口に流し込む。


P「あぁ…やっぱりこれだよなぁ」

喉を潤す、空っぽの胃に染み渡る甘いコーヒー
昨日は感じなかったこの感じ、これだからコーヒーは止められない
俺は胃に穴が開こうとこれだけは止める気は無い、それ位これが好きだから。


P「昼メシは……良いかな」

お腹が空いていない訳じゃない、だけど今は胃に入れたく無い。それが本音
正直、何食べても吐きそうな気がする。どうせ吐くなら…少しでも楽に吐きたいから


飲み終えたコーヒーをゴミ箱に入れて彼女達の楽屋に向かう
暇つぶしにはなるだろうな、そう思ってた


雪歩「おかえりなさい、プロデューサー」

楽屋の前、雪歩が待っていた。
マジかよ…まさかのシングル雪歩、完全に予想外。
俺は雪歩に連れられ個室へ案内される、なんでこんな場所しってんだよ。俺は雪歩に問いかけたかった


雪歩「ここなら誰も来ませんね」

P「そ、そうだな…」

雪歩「プロデューサー?さっきの続き…良いですよね?」

良く無いです…そう言えるなら俺、死んでも良いかも。
狭い部屋に二人、時間は12:43分…休み時間は1:15分まで

P「ゆ、雪歩…」

雪歩「なんですか?プロデューサー」

時間稼ぎ…それしか出来ない


雪歩が俺に歩み寄る、なぁ…そんなに近づかなくても聞こえるから
俺は雪歩から離れる、雪歩は俺に歩み寄る

P「…」

雪歩「プロデューサー?なんで逃げるんですか」

なんで俺を追いかけるんですか?そう思い雪歩から遠ざかろうとするが壁に突き当たってしまい後ろに下がれない
詰んでしまった…狭すぎる部屋だから仕方が無いが

雪歩「プロデューサー…」

雪歩が俺の目の前に来る、質問責め確定
俺は覚悟を決めて雪歩の問いに答える姿勢をとる……が


雪歩「こ、ここなら誰にも邪魔…さ、されませんね…」

P「…あ、あぁ」

雪歩?なんかさっきまでと違うよな
顔を上げる雪歩、あっ、普段の天使雪歩だ。ただ、顔を赤らめてるけど

雪歩「…み、美希ちゃんだけ……ズルいです」


P「は、はい?」

ズルい?な、なにがズルいんだ?一緒にご飯を食べた事?
だったら今日の収録後、皆で食べに行こう

雪歩「私…バカじゃないから」

うん、雪歩はバカじゃないよ。それは良く知ってる

P「じゃ、じゃあ何なんだよ…言ってみろ」


俺が問いかけると雪歩は俯き、黙る
なんでだ?なんで黙るんだよ、さっきまでの威勢の良さは何処にいった?
動くに動けない…雪歩がどいてくれないから

長い沈黙の後……雪歩が口を開く


雪歩「私にも……私にもしてください」

だから何をだ?言わないと分からないだろ
苛立ちが俺の心の中に溜まっていこうとしている時、雪歩が言った


雪歩「……キス」

呟いた、それ位小さな声…でも、確かに聴こえた


キス、お互いの唇を重ねる行為
日本では基本的に好意を寄せあう者同士が行なう行為

P「き…キス?」

雪歩「昨日……美希ちゃんとしたんですよね…キス」


雪歩が震えてる、声も震えてる。泣いてんのか?なんで泣いてるんだ
幾ら俺がお前達の親でもエスパーじゃないんだぞ?だから言ってくれよ


P「してないよ」

雪歩「…」

だからさ、無言で首を振るのは止めてくれって。もう美希で懲りたからさ
なぁ雪歩…顔を上げてくれよ、困るんだよ。

雪歩「おねがい……します」

枯れる様な声で俺に訴えかける

雪歩の下…
床を見たら……濡れていた

すみません、18時30分まで抜けちゃいます
とりあえず雪歩が終わったら切り上げる予定です


P「顔…上げてくれないかな」

そう言うと雪歩は顔を上げてくれた
やっぱり泣いてる…なんでだよ雪歩、答えてくれ。

雪歩「ぅ…ぐっ…」

P「雪歩…」

俺は雪歩を優しく抱きしめた、今にも壊れそうな彼女を、壊さない様に。
雪歩の身体がピクンと跳ねる、悪い、急過ぎたよな

P「……キス」

雪歩「…」

P「キスしたら…泣き止んでくれるかな」

雪歩は無言で首を縦に振り、俺の胸に顔を埋める。
スーツが濡れた、そんなに悲しいのか?それとも嬉しいのか?
そんなの今は考えない様にしよう

俺は雪歩をそっと離し、顔を近づける
雪歩…こんな場所でごめんな、もっとムードある場所でキスしたかったな。
雪歩の唇と俺の唇が触れようとする瞬間

ガチャ

ドアが開いた


突然の出来事に驚きを隠せなかった
誰か来た?だったらマズい、こんな所見られたりしてしまったら…

雪歩「…ぁっ」

雪歩を見ると顔が引きつっていた、彼女も予想外の出来事に困惑している

「あれぇ、この辺に有った筈なんだけどなぁ」


スタッフの声だ…マズい、マズいマズいマズい!

雪歩「んっ!?」

俺は雪歩の口を手で覆い呟く

P「あそこのロッカー」

あそこのロッカー…一つだけ扉が空いてるロッカーが有った
雪歩は頷き俺の言いたい事を理解してくれた、良い子だ。

俺たちはバレない様にゆっくりと、静かにロッカーの中に入る

カチャ

出来るだけ音を立てない様に扉を閉める

もうアレだろ?
いつもの人外春香さんが
癌を瞬間移動させちゃうあれだろ?


狭い…狭すぎる
二人でちょうど、いや、かなりキツキツの空間、幸い中に何も入ってなかったのが救いだ。
雪歩はずっと俺を見て震えている、無理も無い。きっと雪歩もバレた時の事を考えてるんだろうな

P「大丈夫…大丈夫だから」

根拠は無かった、寧ろ懇願に近い。
バレるな…こっちに来るな

足音が近づく、俺達は息を殺して身を潜める。頼む、行ってくれ。このまま通り過ぎてくれ

P「…」

雪歩「…」


そう考える中、雪歩に変化が見られた
な、なにしてんだ雪歩?なんでスカートに手をかけてるんだ
バカか!?バレたら終わりなんだぞ!?

数秒後、雪歩はパンツを脱いで、俺を抱きしめる

P「…ばか」

雪歩「プロデューサー」

そんな眼で俺を見るな…頼む


さっきまで震えただろ?何してんだよ雪歩
今も震えてる…だけど、先ほどまでとは違う。
瞳に涙を浮かべ俺の首に両手を掛ける


決して力が強い訳じゃない、ましてや俺が弱い訳でもない
だけど、俺は吸い込まれていった。
雪歩に……大切な人に


雪歩「んっ…」

柔らかかった…いや、それも有るが何より暖かかった。
萩原雪歩を肌で感じる瞬間、足音も何時の間にか聴こえなくなっていた


今は雪歩の事しか考えられない、今はただ雪歩を感じていたい。
唇を離すのが嫌だった…きっと雪歩も同じ思いなんだろう


俺はずっと、ずーっと雪歩と抱き合っていた

パンツ拾った


唇を離す…雪歩の吐息が俺の頬にかかる
あはは、ヤバい、俺もう我慢出来ないかも。

吊り橋効果…この言葉がふと頭をよぎる

P「っはぁ……はぁ…」

雪歩「…プロデューサー」


ダメだダメだダメだ!美希にも言ったろ!
俺達はアイドルとプロデューサー、越えちゃいけない関係が有るんだと

頭の中で理性と本能が言い争う、駄目だ、嫌、少しだけならいいだろ?

雪歩はアイドルだ、でも俺の大切な人だ。

頭がこんがらがる、意味が分からない。今はただ…雪歩を見ない様にするだけで精一杯

そんな俺の思いも虚しく、雪歩の一言でかき消された

雪歩「……お、お願いします」

そう言うと…彼女は俺のベルトに手をかけた


狭いロッカーの中、鳴り響くベルトを外す音
雪歩…もう知らないからな、俺、もうお前しか見ないからな。
後の事なんて……考えないからな

ベルトを外している雪歩の手を握る、びっくりしたのか雪歩は俺を見る


P「それ位…出来るから」


雪歩の瞳から涙が零れる、嬉しいか?うん、俺も嬉しい
雪歩がこんなにも俺を想っていてくれてる、それが堪らなく嬉しかった


雪歩「ぅ…ぁっ…」

彼女の涙をてで拭い口に含む。あはは、少しだけ塩っぱい

P「……良いんだな」

俺の問いに雪歩はまた涙する、泣きすぎだよ、雪歩。

雪歩「はいっ……はぃ」


俺はズボンを降ろし、パンツも脱いだ

恥ずかしい…もう硬くなってる

なんで美希じゃないんだよ


さっきのスタッフはもう行ったのかな?いや、今は関係無いか
暗くて助かった、こんな物雪歩に見せられないし…何より引かれそうで恐かったから。

P「雪歩は…その、は、初めて…なのか」

雪歩は恥ずかしそうに顔を赤らめ俺に言う

雪歩「は…は、初めては……ぷ、プロデューサーって…決めてましたから…」

P「そっか……ありがと」


そう言うと俺は雪歩の胸を揉む、今は雪歩の反応を楽しみたかった。
悪いね、俺、そういうの好きだから

雪歩「ひゃうっ」

ピクンと身体が跳ね上がる、可愛い。
俺は服の上から雪歩の胸を吸ってみた、せっかくの衣装が台無しになっちゃうな
ごめん、でも途中で止める気無いから

ごめんなさい、晩ご飯食べさせてください
さっき作ってたらぁめんがすぅぷを全部吸い上げでうどんになってます

胸囲
千早=雪歩だと思っていたら
千早<雪歩なんだね

>>302
72さんディスってんのか?


ガタンッ

ロッカーが揺れる、雪歩…バレちゃうだろ?まぁ、もうどうでも良いか

雪歩「んっ…はあぁっ!」


衣装の上から吸い上げる、吸うたびに雪歩は甘い声を漏らし、淫らになっていく
まだだよ、まだ下は触らない。

雪歩「はあっ…ぷ、プロデューサー…」

とろける様な瞳で俺を見つめて来る雪歩は、もう大人の色気を出していた
両手を俺の身体の後ろにまわし、しがみつく。

P「だーめ、まだだかんな」

そう言うと雪歩を振りほどき、再び胸…いや、乳首を吸い上げる

雪歩「んっくぅあぁっ!」

衣装の上からでもはっきりと分かる感触、片方を吸い、片方を指で弄る。

P「硬いね、雪歩の乳首」

そう言い放つと雪歩の身体がビクンと大きく跳ねる、絶頂を迎えたのだ。

雪歩「はっ…ぁっ…は、はぁ」

おかえり


P「雪歩…もう止めようか」

少しだけ焦らしてみる、雪歩はすぐ俺にしがみつき離そうとしない
おいおい、さっき逝ったばっかだろう

雪歩「はっ…そ、そんな事言わないでくださいぃ…ぷ、プロデューサー…っはぁ…」

可愛らしい、いつもの雪歩。
でも今は違う…俺の、俺の為に歌ってくれるアイドル
もう少しだけ、意地悪を

P「じゃあさ……歌ってくれないかな」

雪歩「はぁ…っは…な、何をですかぁ…」

P「雪歩しか歌えない歌を…」


そう言うと俺は雪歩の秘部を弄る、膣口に一本、指を入れてみる。

雪歩「んっあっはぁっ!」

俺の為に、俺の為だけの秘密のステージ
歌ってくれない、雪歩だけの歌を

キスなんかしたら癌うつっちゃうよね(゚o゚;;


指で雪歩の中を感じる、熱い。
久しぶりの感触、俺を離そうとしないのは上も下も同じか。

親指と中指で小陰唇を弄る、雪歩の喘ぎ声が耳に響く

P「…あはっ、雪歩の歌、ちゃんと聴こえてるよ」

雪歩「ん"っ…あっはっ…んぐぅ…」

少しだけ、少しだけ強く膣口に入れた人差し指を出し入れする。
狭い部屋に響く雪歩の歌声、上からも下からも聴こえる。

P「…雪歩、気持ちいいか?なぁ、答えてくれよ」


今の雪歩に俺の声は届いていない、ただ、俺を受け入れて歌を歌っているだけ。
いやらしく、可愛らしい雪歩の歌声。

P「雪歩……」

人差し指をさらに強く出し入れする、グチュグチュといやらしい歌声がロッカーに響き渡る

雪歩「んぁ"っあっ…っあ!」

P「大好きだよ」

刹那、ロッカーが激しく揺れた

>>316
マジですか…雪歩

うるるわかんないのあるけど

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P「お願いがあります…」あずさ「プロデューサーさん?」


ぐったりと雪歩は俺から手を離し、壁に寄り掛かる
衣装、大丈夫かな…

P「雪歩…服、脱ごうか。」

雪歩「はぁ…ハァ…」

雪歩は俺の問いかけに答えようと服に手を掛けるが上手く脱げないらしい
ただ、服を脱ぐ時も俺の顔を見ていた。大丈夫、逃げないから

P「雪歩、外に出て脱ごう、最後はロッカーの中じゃなくてちゃんと明るい所でやろう」


そう言うと雪歩は首を横に振る
あくまでロッカーの中が良いのか、困ったアイドルだね、ほんと
俺は雪歩の衣装を脱がしてやる、ノーブラ

まぁ先ほどの乳首の感触で分かってはいたが、実際に見るとまた違った興奮が全身に駆け巡る

雪歩「は、恥ずかしいです…」

P「綺麗だよ、雪歩」

>>324の続き
響「ぼっちは辛いぞ…」グスン P「響…」 (1)
響「ぼっちは辛いぞ…」グスン P「響…」 - SSまとめ速報
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響「ぼっちは辛いぞ…」P「響…」(2)
響「ぼっちは辛いぞ…」P「響…」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319459567/)


春香「千早ちゃん!鍋パーティーですよ、鍋パーティー」千早「えぇ」(1)
春香「千早ちゃん!鍋パーティーですよ、鍋パーティー」千早「えぇ」(2)

春香「響ちゃんの誕生日だね!チキン取って千早ちゃん」千早「えぇ」

ズンチとキサラギは見逃した


P「最後に…一つ聞いて良いか」


一応、確認。さっき聞いたがやはり事が事だから
それに…今はコンドームなんて持っていない、最悪な条件

雪歩は不思議そうに俺を見つめ、笑顔で答える


雪歩「嫌なわけ……ないです」


まだ最後まで言ってないのにな…悟られた
雪歩、ありがとう。俺なんかを選んでくれて
自分の物を雪歩の秘部に近づける

あっ、雪歩の奴、さっきので…

俺は雪歩の陰核を触る

雪歩「んやっぁっ!?」

さっきので剥けたんだ、いやらしいな。
俺は雪歩の膣内に自分の物をいれる


雪歩「ぅあ"っ…はあぁ…」

痛いんだよな、俺には分かんないけど
性行為事態は初めてじゃない、だから別に驚く事は無かった
ただ、雪歩が痛がる姿は、あまり見たくないかな…


P「雪歩、思い切り息を吸い込んで鼻をつまんでろ、だいぶ違うから」


彼女は俺を抱きしめたまま、何もしようとしない
あくまでそれも…感じていたいと


P「わかった…耐えろよ、雪歩」

雪歩「はいっぃ"っぐっ…ぅ…」

ゆっくりと腰を動かす、はっきり言って気持ち良くは無い。
今は雪歩の事を優先して、痛みを和らげないといけないから。


暗いロッカーの中、今の雪歩のステージ。
愛らしい彼女を全身で感じれて、すっごい嬉しい
ただ……彼女は不満みたいだ


いつしか雪歩は、声を発しなくなった。
なんでだろう、まだ痛い筈なんだけどな。

P「…ゆ、雪歩?」

気絶?いや、違う。だってまだ俺にしがみついてるから
じゃあなんで?もしかして嫌になったのか


P「だ、大丈夫か」

俺が問いかけると同時に、雪歩は俺の唇を奪った

P「ん"っ…」

吸い上げられた、それ位激しいキス。
雪歩は俺から顔を離し、悲しそうな目で見つめ、俺に言う

雪歩「……酷いですよ、プロデューサー」


P「えっ…」

雪歩「…私、プロデューサーと繋がってますよね……」

あぁ、繋がってるよ?今、雪歩と一つになってる
なんでだ?酷いって…なんだよ雪歩

雪歩「私…プロデューサーを感じたいんです」

雪歩「こんなの……ただ私を優しく扱ってるだけですよ…」


あぁ…そっか、そうだった。
俺は雪歩に傷付いて欲しくないから、だから優しく扱ってた
だけだった

雪歩「私、もっとプロデューサーを感じていたい…」

雪歩「だからプロデューサー……お願いします」

情けない、たった今処女だった彼女に教えられちまった。
そうだよな…ごめん

P「雪歩…」


さっきまでと違い、俺は雪歩に激しくあたる

雪歩「んっあっ"!?」

雪歩も俺に答える様に歌ってくれる
やっと聴けた、雪歩の本当の歌声。

雪歩「ぷ、プロデューサーっあっ…ぐっうぅ…」

嬉しいよ、やっと聴けた。
ありがとう雪歩、もう何も要らない

P「っはぁ…ゆ、雪歩っ…」

雪歩と繋がってる、雪歩と一つになってる
雪歩、お前も嬉しいんだよな?嬉しいから泣いてるんだよな


雪歩「ぁ"っぐ…んやぁっ」


激しく腰を振る、雪歩の膣内を掻き回す。
雪歩を感じる…雪歩の形
ずっと我慢してた物が身体を刺激する

P「ゆ、雪歩…ごめっ…も、もう」


彼女は俺を離してくれない、駄目。
それだけは駄目なんだって!ゆ、雪歩

P「雪歩…や、ヤバいから……も、もう」

雪歩「はぁっ、い、良いです…良いです!」


なにが良いんだ!だ、駄目…駄目なのに
腰が止まらない、いや…さっきより速く、激しく膣内を掻き回す。


P「うっ…ゆ、雪歩、雪歩っ!」

雪歩「プロデューサー、お、お願いします、お願いします!」

P「わ、わかった…だ、射精すぞ!?」

雪歩「んっぐ…は、はいっ…プロデューサーっ…き、きてください」

止まらなかった、雪歩の歌声が、より激しく、綺麗に響き渡る

P「うぁ……射精る、射精すぞ!ゆ、雪歩の膣内に出すぞ!!」

雪歩「んやぁあっ!」


雪歩「ハァ…っはぁ…」

P「はっ……わ、悪い」

雪歩「なんで謝るんですか?」

P「いや、な、なんとなく…」

雪歩「……ありがとうございます」


携帯を開き、時間を確認する
14:34分…終わった、完全に遅刻だ

P「ゆ、雪歩…」

携帯を雪歩に見せると彼女は笑う、おかしいな、遅刻してるんだぞ

雪歩「プロデューサー、早く行きましょう」

P「いや…もう遅刻なんだけど」

雪歩「プロデューサーのせいなんですから、ちゃんと謝ってくださいね?」


無茶言うよ…この人は


真美「あっ!ゆきぴょん遅いよー!」

雪歩「ごめんなさい…」

やよい「プロデューサーと一緒だったんですかぁ?」

雪歩「へっ?ち、違うよ?私、ちょっとお腹壊しちゃって」


その日、スタッフの人達に只管謝った。
もちろんボロっカスに言われたが、後悔はしてなかったから。
ただ彼女、雪歩は大丈夫だったんだろうか?
雪歩に聞いても特に何も言われなかったみたいだが


収録後の帰り道、車内で雪歩は後ろに座った
時折ミラーで三人を確認する時、彼女はきまっておれを見ていてくれた


仕事が終わり、自宅へ向かう
車内で俺は今日の事を考えていた
雪歩を抱いてしまった事を酷く後悔してる


だって、それは雪歩を裏切る行為だから
結ばれてはいけないのに……絶対に結ばれないのに
最後には離れなきゃいけないのに


P「……」


無音の車内、俺は涙を流した
また裏切った…また傷つけてしまった


自宅へ急いだ


P「ただいま」

もちろん返事なんて返ってこない
ただなんとなく、落ち着くから。
手を洗う為、流しに向かう。


P「…っごほっげほっごほ!」

止まらない咳、菌が飛び散らない様に手で口を塞ぐ。
数十秒後、やっと止まった咳。俺は手を洗う為に口を塞いでいた手をどける

P「……あはは」

良い事も有れば悪い事も有る
俺は自分の手を見て笑うしか無かった


P「マジですか……」

手の平が赤い…吐血、そうだった
俺…癌で死ぬんだった


残り58日

はい、とりあえずお終いです!
お気づきの方に申し上げますがそうです、僕スロスです

スロスは黒歴史です!忘れてくれたら幸いですYO!

また変なシリーズ始めちゃいましたすいません

1時頃にぼっち響書きます、ではまた!

あと次からセックスやキスが有る時はアイドル視点で書かせてください、正直P視点じゃ全然エロく書けません…

あとスロスは本当に忘れてください、あの日枕に顔を埋めました

うわあぁあああ!スロスはダメです!!忘れてください!!!



               ス



        ロ


     ス

あははは…スロス大好評ですね、あの日に戻りたい

915 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 13:37:29.34 ID:8xXCXMFl0

春香が…春香である時に

P「……」

天海春香

貴様を

P「………」




               ス



        ロ


     ス

春香「……うひひ」

のワの「あははははは!」

のワの「ごいや"あぁあ"あ!!」

>>412
がぎぎぎぎぎぎ
fack you

>>413
のヮの

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