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エレン「っていう夢だ」

ジャン「はあ？何縁起でもねえ夢みてんだ」

エレン「わかんねえけど、何かそんな夢を見たんだ」

アルミン「エレン、この世界には『予知夢』というのがあるんだよ」

エレン「予知夢？」

アルミン「そう、これから先の未来に起きることを予知して夢で見るんだ」

エレン「へえー、すげえなそれ！」

ジャン「おい、こいつが見たのは予知夢だっていうなら……」

エレン「？」

アルミン「………あはは！なーんてね」

アルミン「エレンがそんな夢を見たのは、どこかにきっと」

アルミン「そうなるかもしれないっていう不安があるからだよ」

エレン「そ、そんなつもりはないんだけどな……」

エレン「俺は、明日の壁外調査で必ず何か成果を得るんだ……！」

アルミン「張り切ってるねエレン、明日頑張ろう！」

ジャン「死に急ぐなよー」

エレン「ああ！お前もな！」

エレン「(明日はいよいよ調査兵団になってはじめての壁外調査)」

エレン「(絶対に予知夢になんてさせねえ！)」