上条「捨てちまえよ、全部」 (45)
携帯から
割とすぐ終わると思う
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捨てるって行為は人間にとって当たり前の行為だ
いらない物は捨てて、
いる物も捨てて、
よく分からない物も捨てて、
捨てて、捨てて、
人間は色々な物を捨てる
捨てる物は多種多様だ
例えば、食べ切れなかった食物。
例えば、使えなくなった生活用品。
例えば、壊れてしまった機械。
例えば、偶々出来てしまった子供。
食べられる為に作られ
使われる為に生まれ
ただただ娯楽の為に使わされ
愛される為に生まれた
なのに、人はそれを平気で捨てる
邪魔だから、いらないから、
そんな理由で人は捨てる
捨てられたゴミは一部の例外を覗いて二度と日の目なんて見れない
ゴミ箱の底で自分の処理をただ待つのみ
その先に待つのは
再利用なのか、
はたまた粉砕処理なのか、
それとも焼却処理なのか、
捨てられたゴミ達は知る由もない
生まれたくて生まれたわけじゃない
作られたくて作られたわけじゃない
勝手に作られて、勝手に捨てられる
あまりにも理不尽過ぎないだろうか?
あんたが作ったんだろ
なんで捨てるんだよ
捨てるんだったら作るなよ
なんで作ったんだ
なんで作ったんだ?
なんで作ったんだ!
「子供なんて、なんで作ったんだ!」
女「知らないわ、貴方のせいでしょ」
男「俺には妻もいるのに……どうすんだよソレ!」
女「隠す、しかないでしょ…私だって貴方の浮気がバレると面倒なのよ」
男「分かった、お前はしばらく身を隠せ…金は振り込む」
女「えぇ、分かったわ」
こうやって、俺は生まれた
不倫なんてふざけた理由で俺は生まれた
偶々出来ちゃったとか軽い気持ちで出来て
ばれなきゃ何とかなるって言ってるうちに月日が経って
誰にも望まれてないのに生まれたのが俺。
俺はその後施設に引き取られた
俺はそこで、精一杯努力した
不幸な目に合ったけど、きっと頑張ればいつか幸せになれるって
信じてた
信じてたんだ
そして、ある日俺の所に一つの通知が来た
それは、学園都市への招待状だった
それは、学園都市のある働きによる物だった
「施設から学園都市への移住」
それは、親に見捨てられた子供を助ける素晴らしい物だった
全国の施設から色々な子供が集められて学園都市で生活の面倒を見てくれるらしい
俺は直ぐに荷物を纏めて学園都市へと向かった
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学園都市の中に着いた。
そこには沢山の子供が集められていて
俺達はある研究所に集められた
そこには見た事もない沢山の機材が有って
研究者が何人もいた
しばらくすると、木原という人が出て来て挨拶を始めた
木原「あー、この度はご入学おめでとうございます」
木原「付きましては、この研究所の所長。木原数多より説明をさせていただきます」
木原「お前らには殺し合いをして貰う」
木原「あ、ウザイから騒ぐな…って言ってもわかんねぇよな」
木原「まぁ、安心しろ何も全員殺し合いをして貰うって訳じゃねぇ」
木原「これからお前らには実験を受けて貰う、それの結果によって……の話だ」
木原「そんじゃ、始めようか」
そして、地獄の様な日々が始まった
毎日決まった時間に起きて能力を使った実験をする
何度も、何度も、
同じ事をさせられた
出来るまで何度でも
最初、この研究所には30人近くの子供がいた
でも、日に日に人は少なくなって行って
最後には俺を含めた6人だけ残った
たった、それだけだった
でも、そんな日々の中で俺には友達が出来た
最初に友達になった奴は…名前は覚えてないけど確かひょろひょろして白い奴だった
そいつは無口だけどいい奴だった
ある日の事だった、そいつは俺がいい結果を出せなかったせいでむしゃくしゃして、あいつに八つ当たりした
「拠り所の無いお前らをこっちはわざわざ金払って養ってるんだ、さっさといい結果出せよ!」
「所詮、お前らは捨てられたただのゴミだ!誰にも望まれない存在なんだよ!」
そう言って、研究員はあいつに殴りかかった
そしたら、そいつが吹っ飛んだ
そのままそいつは壁に頭を強打して、口から泡を吹いて動かなくなった
数秒後に二人目も吹っ飛んで、今度は体を壁に強くぶつけた
すると、二人目が青ざめた顔をして一目散に逃げて行った
その日から、あいつはいなくなった
それと、その他の4人も順々にいなくなった
研究者達は大喜びだった
そして、余った俺は捨てられた
学園都市の片隅に
そして、何事も無かったかの様に日々は過ぎて行く
何も無い日常
平和な毎日
普通にクラスメイトがいて
普通に友達が出来る
そこには殺し合いなんて無くて
だらだらと平和が続いてくだけ
そんなある日の事だった
偶々夏休み明けに久し振りにファミレスでも、寄るかなーなんて思ってしまって
そこでうっかり不良に絡まれる女の子を見てしまって
何と無く、ふと思い出してしまった
懐かしい、昔の友達を
上条「おい、やめろよ」
そう思ったら、勝手に体が動いた
彼女を助けたくなった
理由なんて無かった
「あ?誰だお前」
上条「さあな、でも女子中学生相手にすんのはどうかと思うぜ」
上条「ま、それでもやるっていうのなら俺とやろうぜ」
「なんだこいつ…でもまあいい、こっちは暇なんだ」
「時間潰し位にはなってくれよ」
「「「あはははは!!」」」
上条「……」
ゴン!
「がはっ……お前、何しやがる!」
上条「やるんだろ?ならさっさとやろうぜ…アンチスキルが来る前に」
ーーーーーー
ーーー
上条「ふぅ…こいつで最後か」
「ぐっ……テメェ何もんだ?」
上条「知るか、んなもんこっちが聞きたいくらいだ」
「ひっ、来るな…お前なんか人間じゃねぇ!り、リーダーの炎が効かないなんて…そんな!」
ゴシャ
上条「……」
上条「(人間じゃない…か、この右手……やっぱり以上だよな)」
御坂「ねぇ、あんた。こんだけ強いって事はあんたも“情報”を持ってんるの?」
上条「(さっきの女子中学生……)」
上条「情報?何の事だ」
御坂「しらばっくれるの?なら…!」
バチッ
上条「電撃!?」
バキン
御坂「(やっぱり、右手で消された…!?なら……)」
御坂「(一か八か、脅しをかけるしか…)」
御坂「ねぇ、超電磁砲って知ってる?」
上条「そうか、お前らレベル5か」
御坂「……だったら何よ?」
上条「ふっはは…はは、ははははは!」
上条「レベル5がなんでレベル5になれたか、お前は知ってるか?」
御坂「え?」
上条「超能力者が何故生まれたか、お前は知ってるか?」
御坂「そんなの…」
上条「知るわけないよなぁ!平和にノコノコ生きてきたんだもんなぁ!」
上条「見つけたぜ、レベル5」
上条「お前の力は、俺達の犠牲があってこその力だ」
御坂「は?一体なにを…」
上条「俺は、そんなの認めない。お前らを俺は認めない」
上条「だから…そんな力…」
上条「全部、捨てちまえよ」
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、__`三二ア , / ‐←<__ . 三 聞 {
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`ア/ .〃, / / / / 、\ \\`≦´ ! 下 こ |
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'´_丈V/jVk{」{a`;V /;刈仏{_ンiV!ヘ丶`戈¨` | |
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'´ /7>仏 }r__ ´' ;´}厶VV^` , l |
/仏j从 ;広三弐; ´,メWバ{ / ! ! ! え |
' }/}/}ヽ, {Y´ `Y} ; 仏V^ / / |
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おしまい
わけ分からなくてすまそ
何か気付いたらスレ3つ掛け持ちしててイライラして書いた
ごめんなさい
ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじゃねえよ!
いい加減に始めようぜ、>>1!
>>41
これから自スレ更新するから無理や
ごめん、今やってるスレ終わったら頑張って見る
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