ちなつ「・・・」
京子「・・・」
結衣「・・・」
あかり「・・・~♪」ふとももすりすり
京子(これは・・・)
結衣(一体どうなってるんだ・・・)
あかり「・・・」
あかり「・・・」
あかり「・・・」
あかり「・・・~♪」ふとももすりすり
あかり(これは・・・)
あかり(一体どうなってるんだ・・・)
あかり「ちなつちゃーん」すりすり
京子「」ビクッ
「あかりが・・・ちなつちゃんに膝枕してもらってる・・・?」
結衣「う、うん。」
「しかも異様にベタベタしてる・・・」
京子「二人に何があったんだ・・・?」
あかり「えへへ」
「ちにゃちにゃー」べったり
結衣「あ、あかり・・・?」
「急にどうしちゃったの・・・?」
あかり がばっ
「あかり、ちなつちゃんにすりすりしてるだけだよー?」
おなかにほっぺたすりすり
ちなつ「きゃっ///」
「急にだきつかないでよっくすぐったい」
京子「・・・」ボーゼン
「ね、ねぇちなつちゃん。このあかりちゃんはどうしてひっつき虫みたいになっちゃってるの?」
結衣「うん。このベタベタっぷりは前代未聞だよ」
あかり「♪」おなかにすりすり
ちなつ「はい・・・」
「原因かどうかわからないけど、さっき先輩達が来る前・・・」
~~~~~~~~
ちなつ「ね、いいでしょ!?あかりちゃん!」
あかり「ちょ、ちょっと落ち着いて・・・」
ちなつ「大丈夫!ちょっと痛いだけだよ///」
あかり「ひぃ!こっちこそ大丈夫だよ!ちょっと疲れが溜まってただけだから」
ちなつ「それは危険よ。疲れだと甘く見てたら最悪・・・」ウルウル
あかり「・・・最悪?」
ちなつ「――死ぬわ」キリッ
あかり「あかりを殺さないで!?」
ちなつ「大丈夫。ツボ押し本でさらに知識を増やし、おねえちゃんとの特訓の中、さらなる進化を遂げた
チーナの特別☆DOKI☆DOKI☆指圧マッサージ☆を受ければ
あかりちゃんの疲れもイッパツノックアウトよ!」
あかり「あかりがノックアウトしそうだよぉ!」ウワーン
ちなつ「もーあかりちゃんは疑り深いんだからー」ニコニコ
「でも今回は既にお姉ちゃんで成果を出してます!」ドヤー
あかり「ど、どうだったの?」オソルオソル
(もう被害者がいたよぉ・・・)
ちなつ「よくぞ聞いてくれました!」
「お姉ちゃんは『うわらば』って言いながら疲れから解き放たれて死んだように眠りについたわ!」
「あかりちゃんにも快眠が待ってるよ!」
あかり「ひいぃぃぃ!!」ガクガク
ちなつ「さ!往生際が悪いよあかりちゃぁん・・・」ズイッ
あかり「いやあぁぁぁぁぁーーー!」
ちなつ「さ、背中向けて」ノシッ
「もう、うごかないで!あんまり動いて押すところずれたらどうなっても知らないよ!?」
あかり「きゃーーー!?」
(お母さんお父さんお姉ちゃん、結衣ちゃん京子ちゃんにクラスのみんな、アリさん・・・)
(先にいく不幸をお許しください)
ちなつ「よっしゃ☆いっくよー」
ちなつ「いっせーのーでーえいっ」
どすぅ
あかり「ヴっ!」
ピュキィィーーーーーン!!!
あかり「うぎゅいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!(声にならない声)」
ちなつ「・・・あれ?」
あかり「 Piーーーーーーーーー!!!【絶叫中・お聞かせできません】」
Piーーーーーーー!!
Piーーー!
・・!
~~~~~~~~
ちなつ「ということが」
京子「間違いなくソレが原因だよ」ゲンナリ
結衣(あかりには悪いけど本当に私達が犠牲にならなくてよかった・・・)ドキドキ・・・
ちなつ「ともかく、その後目を覚ましたと思ったらこの有様で・・・」
あかり ごろにゃんごろにゃん
京子「おかしなこともあるもんだな」
結衣「異様にちなつちゃんにべったりってだけだし、そこまで害はないみたいだけど・・・」
京子「うん。なんか若干精神年齢も低くなってそうだけど、 話がまったく通じないわけでもないみたいだねー」
あかり「・・・?」べったり
ちなつ「それでどうしようもないですし悩んでいた・・・
あかり「ちなつちゃん、ちなつちゃん」ぐいぐい
ちなつ「?」
あかり「えへへー呼んでみただけー」にこー
ちなつ「なっ///」
「もうっあかりちゃんたら・・・」ナデナデ
結衣(まんざらでもなさそうだな)
結衣「しかしアレだな」
京子「うん」
結衣「なんていうか・・・あなどれないっていうか・・・」
「小動物っぽいあかり・・・」
京子「天使だな・・・」ウズウズ
結衣(デレデレ、べったりなあかりがまさかこんなに破壊力があるなんて・・・)
京子(正直ちなつちゃんがうらやましい)
結衣「なっ、なぁあかり・・・わたしにも、スリスリしていいよ・・・///」ゴニョゴニョ
ちなつ「え!?結衣先輩何言ってるんですか!?」
京子「あー!抜け駆けはズルイぞ!」
ちなつ「京子先輩まで!?」
あかり「ちなつちゃんー♪」ぎゅぅ
結衣「ね、あかりほら。膝枕してあげるよー!」ハァハァ
京子「わっわたしも・・・!」ハァハァ
ぐいーっ
あかり「うー・・・」
「あかりはちなつちゃんにすりすりしたいのー!ちなつちゃんのふかふかじゃなきゃやだよぉ!」
おなかにかおぐりぐりー
ちなつ「きゃっくすぐったい///」
京子「ぐぬぬ」
結衣「あかり・・!なっなんなら・・・」プルプル
「おっ・・・おこづかいあげるから!!すりすりしてー・・・
ちなつ「結衣先輩、正気に戻ってください!」エーン
・・・・・・
ちなつ「落ち着きました?先輩方」
結衣「はい・・・」
京子「冷静になりました・・・」
結衣(正直やりすぎた)
京子(結衣・・・さすがにお小遣いは・・・)
あかり「ちなつちゃん♪もふもふー」もふもふ
ちなつ「ともかく、これからどうするか考えなきゃいけません」
あかり「もふもふー」もふもふ
結衣「そうだね・・・」
京子(いつまでもふもふしてるんだろう・・・)
ちなつ「まぁどうすれば元にもどるかわからないからどうしようもないですけど」
__ `` '¨¨`丶、
V´ `/ /⌒ . ⌒\ \⌒} Y
{ / / 丿./}
< 丶. ∨ソ=ミ
/ .′ ハ ト 、 \ ト.、 \
/ / :|. / { |. \ ハ \ ./
´ ``i} / ∨ ! V | \ \ノ
. ∧ | / \{_ \{_ } }
/ ト |ヽi. =≡= =≡= リ,/ ゚ .
' / 人ソハ , , , , , , , , ∧ ヽ
({ { /| 人_. _ /ソ . .
-‐──} {‐| . /∧ i l |`ヽ. l
\:::::::八 {::::.. |八 ゝ . 丶 ’ / 乂 )} } 丿
. \ ::::::::::::::\{ )∧ > < /YY^i
/⌒ヽ. \::::::::::::::::::::::::::::::::::.i |: : , -‐' // /
_.ノ } / ̄ ¨ヽ ::::::::::::::::. V /. /⌒\ _
... (__ x_ノ _(_ ゚ ::::::::::::::::::.. /:.ハ/ __ )
ー'゚ _/ . : : : : : '; :::::::::::::::::::. { {:::::|! i⌒ー’ー ’
__丿:::::\ .: : : : : : :ヽ::::::::::::::::::::::::::::i V:リ !
「:::::::::::::::,ヘ . : : : : \:::::::::::::::::::::::. V |
/ \::::::::::::.. \:::::::::::::::::| ヽニ]
┏━━━┓ ┏┓ ┏┓┏┓ ┏━┓┏┓
┗┓┏┓┃ ┏┛┗━┓┃┃┃┃ ┗━┛┃┃
┃┣┛┃ ┗┓┏┓┃┃┃┃┃┏━━━┓ ┃┃
┃┣━┛┏┳┳┓ ┃┃┃┃┗┛┃┃┗━━━┛ ┏┛┃
┃┃ ┗┻┃┃ ┃┃┃┃ ┏┛┃ ┏━┛┏┛
┗┛ ┗┛ ┗┛┗┛ ┗━┛ ┗━━┛
結衣「あ、ちなつちゃんお姉ちゃんにも指圧したんだよね?お姉ちゃんもまさか・・・」
ちなつ「いや、お姉ちゃんの時とは反応が違うんです」
「・・・お姉ちゃんまだ寝てますし」ボソッ
京子「ひっ」
結衣「じゃあ、あかりがどうしてこんなになったのかもわからないのか・・・」
あかり「もふもふたべたいー」もふもふ
結衣(食べたい・・・?)
京子「うーん。とりあえずこのままにしとけばいいんじゃないか?」
結衣「そ、そうだな。時間が経てば直るかもしれないしな」
ちなつ(二人とも投げたな・・・)
あかり「ちなつちゃんもふもふーえへへ」もふもふ
京子「無害だし特に問題ないだろ」
結衣「うん。様子見だな・・・それに」
「このままならこのままでも・・・いいな・・・」ボソッ
京子「結衣・・・」
あかり「もふもふー」もふもふクンクン
京子「まぁ、私達がどうこうって問題じゃないしね」
結衣「え、そっそうだな!?」
京子「・・・」
「ちなつちゃんが迷惑じゃないなら、このままでもいいんじゃね?」
あかり「えへへー」背中からぺったり
「ちなつちゃんー♪」
ちなつ「わっ、わたしはー・・・」
「い、嫌じゃない・・・かな・・・///」
京子「ならよかった」ニコッ
結衣「あぁ、迷惑だなんて言ったらあかりは私が・・・」
京子「・・・結衣」
結衣「落ち着きました。すいません」
あかり「ちなつちゃぁん・・・大好きぃ」ぎゅうぅ
と、いうことでその日からベタベタあかりちゃんと私の生活が始まった
所構わずベタついてくるあかりちゃんのせいで恥ずかしい思いもしたけど
意外と悪い気はしなかった
翌日・昼休み
櫻子「で、あかりちゃんはこんなにベタベタしてるのか」
向日葵「信じがたいですわ・・・」
櫻子「でもいつものあかりちゃんがこんなにスキンシップが激しいわけないしね」
あかり「~♪」ちなつの指いじいじ
ちなつ「まぁ恥ずかしいだけだし、いいけどね・・・」
向日葵「赤座さんは恥ずかしくないんですの?」
あかり「あかりはちなつちゃんとイチャイチャできれば周りの目は気にならないよぉ///」
ちなつを横からぎゅぅ
ちなつ「あはは・・・」
向日葵「イチャイチャて・・・」
櫻子「あかりちゃんはどっちかというと人に極端に馴れ馴れしくしないし
好かれるけど少し距離置いちゃうタイプみたいだったからいいんじゃない?」
ちなつ「櫻子ちゃんがそれっぽいこと言ってる・・・」
向日葵(櫻子ったらそんなに赤座さんのことをよく見てるなんて・・・)グヌヌ
櫻子「まぁ向日葵も同じタイプ―・・・
あかり「ちなつちゃん、ちなつちゃん」
ちなつ「?」
櫻子「あかりちゃんの癖に被ってきた・・・だと?」グヌヌ
あかり「あかりのうさぎさんりんご、あげるよー」
「はい、あーん♪」
ちなつ「!!・・・あーん・・・///」パクッ
向日葵・櫻子(サラッと一口でうさぎさんりんご食べた・・・)
向日葵「しかし。それにしてもアレですね・・・」
ちなつ「?」
向日葵「いつものギャップかわからないですけど、母性がうずくというか・・・」
「あなどれませんわ・・・///」
櫻子「!」
向日葵「なんなら、私の胸に飛び込んできても・・・」ウズウズ・・・
櫻子「む!向日葵には私がいるだろ!この変態おっぱい!」
向日葵「かわいげないのはいらないですわっ」
ちなつ(今、自然にデレたのに・・・櫻子ちゃんはツンデレマスターね・・・)
ちなつ「でも櫻子ちゃんがデレデレになったら向日葵ちゃんも嬉しいんじゃない?」
(助け舟よ櫻子ちゃん)
向日葵「櫻子が・・・デレる・・・!」ポワワ~ン
(櫻子『ひーまわりっ!なでなでしてー!』ベター)
(櫻子『はい!うさちゃんりんご!あーんしてー・・・』ベタベター)
(櫻子『向日葵ぃ・・・ぎゅぅーってして・・・///』ベタベタベタァー)
向日葵「・・・・・・はっ!」
「べべべつに櫻子なんかがデレてもかわいげないですわ!///あー!赤座さんマジ天使ですわ!」
櫻子「誰がデレるか!」ベーッ
ちなつ「ごちそうさまー。次って何だっけ」
あかり「体育だよぉ」
向日葵「じゃあ着替えましょう」
櫻子「えぇ!?私まだ食べてるのにー」
向日葵「いつまでも喋ってばっかりだからですわ」
ちなつ「あはは」
向日葵「櫻子は置いといて着替えましょう」
教室ガヤガヤ・・・
向日葵「吉川さん・・・!」ボソッ
ちなつ「何?」
向日葵「赤座さんをデレさせた・・・例の指圧・・・こっそり教えてくれませんか・・・?」ハァハァ・・・
ちなつ「うわぁ」
私もたまたまできたんだからコツが分かる訳ではないけれど、向日葵ちゃんが引くほど熱心に聞いてくるので、
可能な限り秘技を伝授した。さっそく今日帰ってやってみるそうだ
正直デレた櫻子ちゃんより、デレ櫻子ちゃんに対するデレデレ向日葵ちゃんが気になる
放課後
京子「おし、戸締り完了ー」
結衣「じゃあ帰ろうか」
ちなつ「はい」
あかり「はーい!」
ちなつの手がっしり
京子「今日もあかりは変わらなかったね」
結衣「うん、今日も天s
京子「・・・・」ゴゴゴゴ・・・
結衣「そっ、そういえば部活前も相変わらずべったりだったのかな?ちなつちゃん」アセッ
ちなつ「まぁそうですね・・・変わりなくべたべたでした」
あかり「あかりはいつも通りだよぉ」べったり
京子「うーんこうゆうのは時間が経つと元に戻ると相場が決まってるんだけどなー」
結衣「昨日よりデレ度が下がったりとか・・・」
ちなつ「むしろ昨日よりひっついてる気がします」
京子「そっか」
「これは意外と長丁場になるかもしれませんなー」
結衣「っと、じゃあ私達はここで」
ちなつ「はい、また明日」
あかり「ばいばい!結衣ちゃん、京子ちゃん」ちなつにぴったり
京子「おいっす、じゃーねー」
京子「で、結衣さん」
結衣「な、なんだよ」
京子「昨日今日のあかりに対する目は何かな・・・?」
結衣「かっ、勘違いすんなよ!アレはなんていううか母性といううか・・・」
「その・・・あ!小さい子かわいい!みたいなやつなんだ!」
京子「・・・・・・」
「ゆ・・・結衣がロリコンだったなんて・・・」フルフル
結衣「んな///違う違う!」
京子「くそぉー・・・これは再教育が必要だな・・・」ボソッ
「結衣!今日は結衣ん家泊まるからな!」
結衣「え・・・急に――
京子「嫌とか、言わないよね」
結衣「もっもちろんだよ!さっ、京子は何が食べたい?ラムレーズンも買ってあげるよ」アセアセ
・・・
ちなつ「あかりちゃんってばホントどうしちゃったの?」
あかり「?」
ちなつ「確かに私が悪い・・・みたいだけどさ」
「こうやってべったりしてることにあかりちゃんはどう思ってるの?」
あかり「どうゆうことかな・・・?」
ちなつ「『くやしい!でも体が勝手にビクンビクン』みたいな感じなの?」
あかり「あかりは心の底からちなつちゃんにくっついていたいよ」
「ずぅーっとぎゅっとしてなでなでしててほしいんだー」ぎゅぅぅ
ちなつ「あかりちゃん・・・///」
ちなつ「あ、もうこんな所か。じゃあね、ばいばいあかりちゃん」
あかり「」
ちなつ「さっきの言葉、ホントじゃなくてもうれしかったよ。ありがと」
「また明日―・・・
あかり「だったら、ちなつちゃん」
「あかりを・・・ちなつちゃん家に泊めてくれないかな?」
ちなつ「え・・・?」
あかり「あかり、昨日の夜ちなつちゃんのことばっかり考えちゃって寂しくて寂しくて仕方なかったの」
「ちなつちゃんから離れてるだけで苦しいの」ウルウル
ちなつ「あかりちゃん・・・」
あかり「一晩だって離れてたくないよぉ・・・ちなつちゃぁん・・・」ポロポロ
ちなつ「なっ!泣かないであかりちゃん!わかったから、わかったから!」
あかり「うえぇぇぇん・・・迷惑じゃない・・・?」ポロポロ
ちなつ「これで断ったらそっちの方が心苦しいよ」
「迷惑じゃないから、ね?泣かないで」
あかり「本当・・・?」
「ありがとぉちなつちゃん!」だきっ
ちゅーーーーーっ
ちなつ「」
あかり「えへへ、ちゅーしちゃったぁ」
「不束者だけどよろしくねちなつちゃん!」ぎゅぅぅぅうう
ちなつ「」
(これはヤバイ///)
・・・
あかり「ふぁーちなつちゃん家の晩御飯おいしかったよぉ」
ちなつ「そりゃよかった」
あかり「おなかいっぱい!あかりとっても幸せな気分だよ」
ちなつ「お風呂沸いたみたいだけど、どうする?先はいってきなよ」
あかり「お、おふろ・・・」
あかり「ちなつちゃん・・・い、いっしょにお風呂入ってくれないかなー・・・なんて」
ちなつ(一応理性はあるみたいね・・・予想どうりの反応だけど)
あかり「べ、べつに変ないみじゃなくてえっとえっと・・・///」
「ととにかく嫌ならべつにいいんだけどあの」
ちなつ「いいよ」
あかり「え」
ちなつ「べ、べつに女の子同士だもん。温泉のときだって一緒に入ったじゃない」
あかり「そ、そうだったね///」
ちなつ「そんな固くならずにもっと甘えていいよ」
あかり「・・・///」ポー・・・
「えへへ。ちなつちゃんありがとぉ」
バシャァー・・・
ちなつ「とはいえ」
ちなつ「ちょっとコーフンしすぎじゃない?あかりちゃん」
あかり「そそそんなことないよ」ムフー
ちなつ「なんだかムードないなぁ」
あかり「ちっ、ちちちなつちゃんお背中流しましょうかっ(裏声)」ハァハァ
ちなつ「あ、ありがと」
(ちょっと怖い)
あかり「・・・・」ゴシゴシ
ちなつ「・・・・」
あかり「・・・ごくり」ゴシゴシ
あかり「・・・・」ゴシゴシ
むにゅ
ちなつ「ひゃ」
あかり「えへへ~・・・ちなちゅちゃんのしろいはだぁ・・・///」ムンムン
ぺたぺた
ちなつ「ちょっ!あかりちゃん///」
あかり「えへへへ」ハァハァ
むにむに
あかり「かわぃいいよぉ///」
さわさわ
ちなつ「やめて///」
あかり「たまらないよぉ・・・」ハァハァ
背中から抱きついてほっぺを背中にぴたりとくっつける
手は前の方をさわさわ、むにむに
ちなつ「も、もぉ!///後10秒以内に手を放さないとひどいことになるよっ!///」
ぱちーん
・・・
ザブーン・・・
ちなつ「平手打ち1回で済んだだけいいと思ってね!あかりちゃん」プンプン
あかり「はぁい・・・」ヒリヒリ
ちなつ「二人じゃ風呂桶狭いかな?」
あかり「うぅん!そんなことないよ」
「むしろ狭いほうがぴったりできていいよぉ!」
ちなつ(もはや何も言うまい・・・)
あかり「まさか前、温泉に行ったときはちなつちゃんとこんなことになるなんて思わなかったよ」
ちなつ「そりゃ私も思ってなかったよ」
あかり「ちなつちゃんにならいくらでも自分を曝け出せる」
「そんなきがするんだー・・・えへへ///」
ちなつ「どうも」チャプ・・・
(あかりちゃんにそう言われるのはすごく嬉しいけど)
(これってあかりちゃんの本心なのかな・・・)
(でも・・・)
ちなつ「・・・もうちょっとこのままでいいかなぁ」ブクブク
・・・
ちなつ「布団だすよ、あかりちゃん」
あかり「あのー・・・///ちなつちゃん・・・」
ちなつ「・・・一緒に寝たいの?」
あかり「うん///」
ちなつ「そういうと思った」アハハ
ちなつ「ふたつ布団並べたよ。これでいいかな?」
あかり「うっ、うん!もう9時だし布団入ろっか」ニコニコ
ちなつ「うん」
(寝るの早いなー)
あかり「・・・・・・」もぞもぞ
ちなつ「あ、あかりちゃんの家には連絡しといたからね」
あかり「うんっありがとぉ」
ちなつ(あかりちゃんのお姉ちゃんの声が少し怖かったような気がしたけど・・・気のせいよね)
ちなつ「・・・」
あかり「・・・」ドキドキ
ちなつ「・・・」
あかり「・・・」ドキドキ
ちなつ「・・・ねぇ」
あかり「はっ、はい!?」ビクッ
ちなつ「すっごく寝にくそうだけど・・・大丈夫?」
(こっち見ながらギンギンに目開いてる・・・あかりちゃんのドキドキまで伝わってくるわ)
あかり「あはは・・・」
ちなつ「・・・」
「あかりちゃん」
「こっちの布団来ていいよ」
あかり「ほっ、ほんとぉ!?」パァァ
ちなつ(まぶしい笑顔、かわいいなぁ)
あかり「うれしいよぉ」
ちなつ「はい・・・こっちに入って」ごそごそ
あかり「うん」もぞもぞドキドキ
あかり「もっとちかく・・・行っていい?」
ちなつ「いいよ」
あかり「えへへ・・・ちなつちゃんだいすき」ぴとっ
ちなつ「もう。完全にくっついて寝てるじゃない」
あかり「布団ひとつでよかったね///」
ちなつ「うん」
あかり「ちなつちゃん・・・///」ぎゅぅ
ちなつ「あかりちゃん・・・」なでなで
あかり「あったかいよぉ・・・」
「ずっとこうしてたいよ・・・」
「ちなつちゃん・・・ちなつちゃん・・・」
ちなつ(あかりちゃん、本当にかわいい)
(でも、最初のころはかわいいなぁって気持ちだけだったのに)
(今はあかりちゃんの気持ちを考えたら苦しくなる・・・)
(あかりちゃんの本当の気持ち・・・)
チュンチュン・・・
ちなつ「私のほうがほとんど寝れなかった・・・」ドンヨリ
ちなつ(正直ここまで来たら、最後までいっちゃうんじゃないかと思ってたというか)モンモン
(期待してたということはないけど、やっぱり思わせぶりっていうか)モンモン
(意外とすぐ寝ちゃったあかりちゃんの寝顔がかわいすぎたというか)モンモン・・・
あかり「ん・・・ちなつちゃん・・・」
ちなつ「あ・・・おはよぉ、あかりちゃん。起こしちゃった?」
あかり「ううん・・・そんなことないよぉ」ぎゅうぅぅ
「すっごくよく寝れたよ・・・」すりすり
ちなつ「それはよかった」ニコッ
・・・
京子「で、お二人さんの初夜、どうだった?」
あかり「なっ、なに言ってるの!京子ちゃん!!///」
ちなつ「あかりちゃんは見事な淫獣でしたよ」サラリ
京子「ヒュゥー・・・熱いねぇ・・・」
「初々しい二人が羨ましいね☆ねっ、結衣!?」
結衣「う、うん・・・///」カァァ・・・
ちなつ「・・・?」
あかり「別になにもないからねっ!京子ちゃん!///」
といいつつちなつの腕がっしり
京子「しっかり進展してるようにしか見えないけどなー・・・」
結衣「ははは・・・」
京子「そういえば、ちなつちゃん。」
「あかりが元に戻るまでずっと泊めてあげるの・・・?」
ちなつ「あ」
ちなつ「いや、おうちの人も心配するし・・・たまに・・・だよね」
あかり「・・・」ウルウル
ちなつ「!!」
あかり「あかり・・・もうちなつちゃんなしじゃいきていけないよぉ・・・」ウルウル
ちなつ「わっわかったから!泊まっていいよ!ね!」アセッ
京子「なんだか卑猥に聞こえるね・・・」
ちなつ(しかし、困ったことになったな・・・)
(あかりちゃんこのままでもいいかなって思ってたけど、あんまり時間ないかもしれない)
(お家の人が心配するのはもちろんだけど・・・)
(あのあかりちゃんのお姉さんがいる・・・下手すると血を見ることになるかもしれないわ・・・)
それから数日経っても、あかりちゃんは元に戻る様子もなく、それどころか日に日に依存度を上げているようだった
最初のころはわたしの匂いを嗅いでるだけだったあかりちゃんは
今では何かにつけわたしの私物を嗅いできもちよさそうな顔をしている
スキンシップも異様にねちっこくなり、ハァハァ言ってるあかりちゃんを見ると少し恐怖を覚えるようになった
その上考えたくないけど、最近誰かに見られてる気がする・・・
心配するあかりちゃんの家族を誤魔化すのも難しくなってきたし、限界は近かった
何より、変わってしまったあかりちゃんを見て
わたしは、あかりちゃんは本心でわたしのことをどう思っているか常に気になってきた
毎日毎日その疑問は大きくなって、もやもやする
最初はこんなあかりちゃんもいいかなと思ってたけど、
いつしか心から元のあかりちゃんに戻ってほしいと思うようになった
・・・
京子「で、あかりを元に戻したいって」
ちなつ「はい・・・最近、誰かに見られてる気がして・・・」
結衣「それはあかねさ―・・・いや、関係ないことだろうけど緊急事態だね・・・」
京子「正直このまま放っておくのはマズイと思ってたんだよん」
ちなつ「?」
結衣「最近のあかりはちょっとディープすぎるからね」ボソッ
京子「このままじゃちなつちゃん周辺にモザイクかかっちゃうなー・・・って」ボソボソッ・・・
ちなつ「わっ、わたしたちそんなに見せられない感じになってましたか!!?」
結衣「うん・・・中学生の性的描写といっても過言ではないレベルだよ」
結衣「でもどうすんの?」
ちなつ「私達だけじゃ何も分からないですしね」
あかり「♪」
ちなつをだっこしてうしろからハグ
京子「よし!こんな時は西垣ちゃんだ。そういうふうに相場は決まっている!」
結衣「そうだな。ついでに生徒会のみんなに話を聞こう」
・・・
ちなつ「・・・といううことで話を来ましたー」
綾乃「知らぬ間にとんでもないことになってるわね・・・」
向日葵「でも残念ながら西垣先生は当分来ませんわ」
京子「なんで?」
千歳「なんでも生徒に手出したのがばれたらしいで・・・」
りせ「・・・///」
結衣「噂は本当だったのか・・・」
京子「ん?そういやちっぱいちゃん元気ないね・・・どうしたの?」
向日葵「いえ、別に元気がないわけじゃないですわよね?櫻子?」
櫻子「うっ、うん!櫻子ちゃんは元気ですよ!」
結衣「そう・・・?」
ちなつ「・・・・・・」
(指圧後いったい何があったのか・・・)
千歳「で、くわしく指圧したときのことききたいんやけど、吉川さんはどこのツボを押したん?」
ちなつ「あ・・・はい。あかりちゃんの背中のこの辺りを・・・こう、ぐっと」
あかり「ひゃう」
千歳「・・・まさかとは思うけど、ひとしきり痛がった後ぱたんといった?」
ちなつ「はい。かなり長い間阿鼻叫喚でした☆」テヘッ
千歳「吉川さんは・・・とんでもないことをやってしまったんやね・・・」
結衣「!?・・・千歳、何か知ってるのか!?」
千歳「吉川さんはな・・・たまたま『人を従順にする秘孔』を知らずのうちに押してもうたんや」
ちなつ「!?」
京子「ってなんで知ってるんだ!?」
千歳「それはな・・・うちが池田流真拳伝承者だからや」バァーーン
全員「「!!?」」
千歳「驚くことも無理ない。なにせ一子相伝、世に知れることなく延々と引き継がれてきた伝説の流派や」
綾乃「なっ、何言ってんのよ千歳!さすがにそんな冗談通じるわけないないナイアガラよ!」
千歳「信じられないのも当然や。じゃあちょっと綾乃ちゃんこっちきて背を向けてくれる?」
京子「なっなにを・・・」
綾乃「こっ、これでいいの?」
千歳「ホアタッ」
ピキィーーーーーン
綾乃「ひぎぃッ!!」
京子「どっどうしたんだ!?綾乃・・・」
綾乃「・・・」
綾乃「ち・・・千歳ぇ///」ゴロニャーン
結衣「綾乃が従順になってる!?」
綾乃「そ・・・そんなわけないに・・・んっ・・・///」
京子「なんかエロいことになってんぞ!?」
結衣「千歳が世紀末覇者だったなんて・・・」
千歳「このツボは従順にするというより性的な欲望を湧き上がらせるもの」
「赤座さんがベタベタするだけだったのはまだまだウブだったからかもな」ニコニコ
ちなつ「あかりちゃん・・・」
千歳「でも綾乃ちゃんを見てのとおり私じゃあ完全にオトしきることはできてないやろ?」
「体は従順になってても心は抵抗できてる」
綾乃「やめて・・・私に乱暴する気でしょう?エロ漫画みたいに!」
結衣「性知識はエロ本からだったのか・・・」
京子「むっつりぽいもんな」
綾乃「くやしい・・・っ!でも・・・///」ビクンビクン
千歳「なんにせよこの技は難しくて、100パーセント使える人間は聞いたことも見たこともない」
「その上効果も普通なら1時間程度で消えてしまうはずや。こんな赤座さんみたいなケースは始めてや」
ちなつ「そんな・・・!どうして!?」
千歳「用はスイッチみたいなもんやからな」
「完全に切り替えてなければ自然とオフになるもんなんやけど、吉川さんの指圧が完全に切り替えてしもうたんやと思う」
京子「じゃああかりは・・・」
千歳「・・・このままかもしれんな」
あかり「ちなつちゃんー」すりすり
千歳「とにかく、うちじゃ直すことはできん」
「おばあちゃんに聞いてみたりできる限りのことはしたいけど、あんまり期待せんでな・・・」
(そう言い残すと池田先輩は杉浦先輩を連れてどこかへ行ってしまった)
・・・
ちなつ「・・・・・・」
あかり「ちなつちゃん?」すりすり
ちなつ「わたし・・・どうすればいいのかわかんなくなってきちゃったよ・・・」
あかり「?」
ちなつ「あかりちゃんの本当の気持ちを知りたいけど、怖い」
「でもこのままのあかりちゃんをこれからも好きでいられるか自信なくなっちゃった」
あかり「・・・ちなつちゃんは、今のあかりは嫌い?」
ちなつ「嫌いじゃないけど・・・でも・・・っ」
あかり「いやだよ」
ちなつ「」ビクッ
あかり「ちなつちゃんが嫌いなあかりなんて嫌だよ」ブツブツ
「あかりを嫌いなちなつちゃんも大嫌い・・・」ブツブツ
ちなつ「あかりちゃん・・・大丈夫・・・?」
あかり「なんだかおかしくなりそう・・・」ウウッ・・・
「ちなつちゃんが一番大事なのにちなつちゃんを苦しめててちなつちゃんといたいのにそれがちなつちゃん
を傷つけていてちなつちゃんへの気持ちをおさえなきゃいけないのにちなつちゃんに触れてなきゃ頭がおかし
くなりそうなのにちなつちゃんがちなつちゃんが・・・
ちなつ「あかりちゃん!あかりちゃん何言ってるの!!?」
あかり「もうわけわからないよぉ・・・」
「ちなつちゃん・・・あかり・・・」ブルブル
「どうしちゃったのかな・・・?あかりもわかんなくなっちゃった・・・」
ちなつ「こんな・・・こんなあかりちゃん見てられないよ」ポロポロ
ぎゅっ・・・
ちなつ「あかりちゃん・・・ごめんね・・・」
あかり「ううん・・・ちなつちゃんはなんにも悪くないよ」
ちなつ「あかりちゃん・・・」
「ねぇあかりちゃん・・・わたしを信じてくれる?」
あかり「うん・・・ちなつちゃんを信じなかったことはないよ」ぎゅぅぅ
ちなつ「そう・・・」ぎゅっ・・・
ちなつ「じゃあ覚悟きめてね!」キリッ
あかり「え」
ちなつ「悩んでても仕方ないわ!もう一度一か八か秘孔を突いてみる!」
あかり「う・・・うん!?」
ちなつ「自信はないけど、あかりちゃんが信じてくれるなら」
「根拠はないけど大丈夫!」
あかり「で・・・できれば加減して・・・痛くないように・・・」アワワ
ちなつ「この私、吉川ちなつの一番の魅力は何事にも気を抜かぬことだっ!」
あかり「ひぃぃ~」ワタワタ
ちなつ「逝くよっ☆」
「いっせーのっで!!アタァ!!」
どすぅっ
あかり「ぎゅ」
ピッキィーーーーーーン!!!
あかり「ああぁぁぁぁっぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ(声にならない叫び)」
「Piーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!【絶叫中・お聞かせできません】」
「Pi------------------------------!!!!!【絶叫中】」
「Pi----------!!Piーーーーーーーーー!!Piーーーーーーーー!!!!【】」
ちなつ「何これやばい・・・」ガクガク
(一回目の時と比べ物にならないくらいのた打ち回ってる・・・!?)
あかり「Piーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」ブクブク
ちなつ「泡吹き始めた・・・っ!あかりちゃん!あかりちゃぁぁぁぁん!!!」
あかり「Piーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
・・・・・
・・
・
・・・
あかり「う・・・うぅ・・・・ん」
ちなつ「うえーーーん!あかりちゃんんっあかりちゃあぁぁぁん」ビエーン
あかり(あれ・・・あかり、いつの間にか布団の中だ・・・)
(ちなつちゃん・・・あかりのために泣いてくれてる・・・?)
(いやだなぁ・・・あかりも望んでツボを押されたのに・・・そんなに泣いて・・・)
京子「茶道室が騒々しいと思って来てみたらこれか」
結衣「さっき寝息立てて寝てたし、死んじゃいないと思うけどな・・・」
京子「でもさっきの絶叫は一生トラウマになりそうだったぞ・・・」ガクガク
ちなつ「あかりちゃんがいなくなったら私どうすればいいの!?」エーンエーン
「目を覚ましてよぉぉぉぉっ!!」
あかり(・・・・・・)
あかり「んっ・・・・・」モゾモゾ
三人「!!」
ちなつ「あかりちゃん!あかりちゃん!大丈夫!!?」ゆさゆさ
あかり「えへへ・・・ちなつちゃん」スッ・・・
ぎゅぅぅぅっ
ちなつ「」
あかり「心配かけてごめんね・・・」
「ちなつちゃんのかわいい顔がぐしゃぐしゃだよ・・・泣き止んで・・・?」
ちなつ「あかりちゃ・・・
ちゅううーーーーーっ
あかり「えへへ・・・ちなつちゃーーーーん!!」
がばっ
ちなつ「きゃっ///」
あかり「心配かけて本当にごめんねぇぇ!!ちなつちゃーーん!!!」ぎゅうう
ちなつ「きゅっ!急に何やって!!ちょっ・・・あかりちゃん!!」
あかり「ちなつちゃん大好き!!絶対放さないよぉ!!」
ちなつ「おっ落ち着いてーっ!!///」ワタワタ
結衣「Oh・・・」
京子「激しいなぁ」
京子「なーんだ・・・あかり、まだ戻ってないのか」
結衣「秘孔突かれ損だな」
京子「まぁなんか丸く収まってるしいいんじゃない?」
結衣「投げたな・・・」
京子「泣いてたり、叫んだり、挙句このイチャイチャみたら疲れた・・・」ハァ・・・
結衣「あぁ。・・・そうだな」
それからもあかりちゃんのべたべたっぷりは直らないけど、程々に収まり
毎日泊まりにきてたのがたまに家に泊まりにくるぐらいになった。
視線を感じることもなくなったし心配してたあかりちゃんの家族もほっとしてるみたい。
それに今なら互いに信じて言える
ちなつ「あかりちゃん大好き///」
あかり「ちなつちゃん大好きっ!」
おしまい
グダグダだし向日葵の指圧編は茶を濁すんでやめとく
読んでくれてありがとう
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません