P「大事な話」 (40)
P「音無さん、ちょっと大事なお話があるのですが、お時間よろしいでしょうか?」
小鳥「大事なお話?」
P「ええ、ちょっとここでは恥ずかしいので屋上に行きましょう」
小鳥(えっ? 恥ずかしい? プ、プロデューサーさんは一体なんの話を……まさか愛の告白!?)
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――屋上
小鳥「……お、お話とは一体なんでしょうか……?」
P「実は……」
小鳥「……じ、実は?」
P「最近の響、めちゃくちゃ可愛くないですか?」
小鳥「えっ?」
P「えっ?」
小鳥「あ、あの、プロデューサーさん、お話とは一体?」
P「えっ? だから最近の響がめちゃくちゃ可愛いって話ですよ?」
小鳥「」
小鳥「そんなの当たり前じゃないですか……」
P「でしょ? ダンスをしているせいなのか分かりませんが、ここ最近は特に磨き掛かっていると思うんですよ」
小鳥「……あの、プロデューサーさん。ところで恥ずかしいというのは?」
P「ん? いや、だって俺って事務所では寡黙なキャラで名が通っているじゃないですか。アイドルがいる前でこんなはっちゃけた事なんて言えませんよ」
小鳥「私、プロデューサーさんが寡黙なキャラだったなんて初耳でした。それでは事務処理が残っているので失礼します」
P「ちょっと音無さん待ってくださいよ~」
小鳥「えーまだ話あるんですか?」
P「ありますよ。とにかく、俺の話を聞いてください」
小鳥「長くなります?」
P「蓬莱橋ほどの長さですね」
小鳥「単位違うけど長い……」
P「それでですね、響が可愛いと言う話なんですけど」
小鳥「私、聞くなんて言ってないんだけどなぁ・・・」
P「とりあえず音無さん」
小鳥「な、なんでしょうか?」
P「響が可愛い所は一体どこでSHOW。パッと思いつく限りでいいですよ。制限時間は3秒。よーい始め」
小鳥「3秒!? え、え、えっと……元気な所と動物好きですかね? えーと、えーと、あと方言もかわいいですよね」
P「はい終わり……なるほど」
小鳥「あ、あの、3秒はいくらなんでも」
P「響の可愛い所なんて八百万の神以上にあるので3秒以内にせめて108個くらいは言ってほしかったですねえ」
小鳥「ちょっと無茶苦茶ですよ」
P「それよりも音無さんには、即刻訂正してもらいたい所があります」
小鳥「て、訂正ですか? 」
P「響は“かわいい”ではない。“可愛い”ということです。これは音無さんの軽率な言動によって多くの民が飢餓し、民は暴徒と化していてもおかしくありませんよ」
小鳥「ちょっと何を言っているのか分かりませんね……」
P「音無さんが響の可愛い所を“元気”“動物好き”を上げました。確かにそうですね。でも、響の可愛い所ってもっといっぱいあると思うわけですよ」
小鳥「いや、制限時間3秒じゃなかったら私はもっと上げてましたよ」
P「まず1つ、響は自信満々可愛い」
小鳥「また私の話を聞いてくれない……」
P「いいですか? 響はもっぱら“自分、カンペキだからな”とか言っちゃうんですよ?
もうその時点で悶え死んじゃうくらい可愛くないですか? ですよね?」
P「そういう自分が思っている感情を惜しみなく言っちゃう響がとっても可愛いんです」
P「しかも響は本当にカンペキな要素を兼ね揃えているのが分かります」
小鳥「確かにそうですねえ」
P「可愛い。ダンスが上手い。歌が上手い。トランジスタグラマー。そして可愛い。天は二物を与えずということわざが響ほど似合わない人間はいないわけですよ」
小鳥「それに響ちゃんはお料理も上手ですからねえ」
P「あとは編み物とかもですね! 女子力あるんですよ」
小鳥「将来、響ちゃんと結婚できる旦那さんはきっと幸せですよ」
P「まぁ、それは俺の事なんですけどね!」
小鳥「えっ?」
P「えっ?」
小鳥「い、いえ。どうやら私の聞き間違いだったみたいです」
P「そうですか。でも、そんなカンペキな響にも苦手な物もあったりするわけです」
小鳥「あープロデューサーさんの事ですね」
P「それは無い。神に誓って言いますけど、それはありません。いいですか? 響が苦手な物は暑さなんです」
小鳥「そういえばそうですね。でも……あっ」
P「お、流石の音無さんでも気づいちゃった感じですか?」
小鳥「何か腹立ちますねぇ……」
P「ま、まぁ、その握り拳を解いてください。そうです。沖縄出身なのに暑さに滅法弱いんです」
P「考えてください。響が事務所のソファでグデ~っとなりながらアイスを頬張っている姿を」
小鳥「可愛いですね……」
P「響が扇風機に向かって声を出している姿」
小鳥・P「「可愛い!」」
P「音無さんも俺の響の可愛さを再認識してくれましたか」
小鳥「ええ。余計な言葉を口にしているような気がしたけど気のせいですよね?」
P「ん? まあとにかく、響はカンペキに近いけど、このように弱点もあります。でも、そういう響が本当に可愛いわけです」
P「それと、まだ響の弱点がありました」
小鳥「まだあるんですか?」
P「はい、まずは若干照れ屋なところです!」
小鳥「……あぁ~響ちゃんは褒められると照れている時が多いですね」
P「以前の話なんですけど、真と一緒にスポーツ番組に出演したのを覚えてますか?」
小鳥「ええ、確か真ちゃんがビーチフラッグで1位。響ちゃんが10kgの樽を5メートルくらい投げ飛ばして1位になったアレですね」
P「はい。あの時の話なんですけどね」
――――
―――
――
―
真「プロデューサー! ボク1位になりましたよ」
響「自分も頑張ったんだよ」
P「真も響もよく頑張ったな偉いぞ」
真「へへーん。プロデューサー、ボクの頭を撫でてくださいよ」
P「真はすごいすごーい」ナデナデ
真「……ヘヘヘ」
P「真は可愛いなぁ」
響「むぅ……プロデューサー! 自分の頭も撫でてほしいぞ」
P「響からそんな事を言うなんて珍しいな」
響「じ、自分だって頑張ったんだ! 撫でてもらう権利はあるぞ!」
P「まぁよくわからないけど……ほれ」ナデナデ
響「……あ、あともっと褒めて!」
P「仕方ないなぁ」
P「響は可愛い。超可愛い。格好良くてスタイルも良くて歌もダンスもお上手だし家事も得意で俺に手編みのセーター編んで欲しい」
響「そ、そうだぞ! 自分カンペキだからな! というか手編みのセーターは前に編んであげたでしょ!」
P「おまけに八重歯も可愛くて歯磨きしてあげたいくらい可愛い。そして寂しがり屋で甘えん坊な要素もあったりと本当に可愛い。
可愛い系かと思ったらイヤリングや指輪を付けていたりとちょっと色っぽい感じも醸し出していたり、あと普段着ている服装もなんだか色っぽい感じに見えなくもなくて、そういう所も可愛いな。
そういえば先日、寝言で“にぃに”って呟いてたのを聞いてしまった時は俺がどうやったら響の兄になれるか本気で考えてしまったよ」
真「う?」
響「うぎゃーーーーーーーーーー!」
真「プ、プロデューサー! 響が壊れました!」
P「これが見たかった!」
――――
―――
――
―
P「ってな事があったんですよ」
小鳥「響ちゃん可愛いですね・・・」
P「本当ですよ。ちょっと褒めただけで、あの慌てっぷりですからね」
P「これで俺がプロポーズしちゃったら響はどうなるんですかねぇ」
小鳥「本当ですねープロデューサーさんも面白いこと言いますね!」
P「いやマジですけど」
小鳥「ん? 何がですか?」
P「響にプロポーズですよ」
小鳥「ちょっと聞こえませんね」
P「響にかなさんどーしたいわけですよ」
小鳥「ん? 何を言ってるんですか? スルーしていいですか?」
P「待ってください。響にはまだ弱点があるんですよ? スルーしちゃっていいんですか? 真相はそこにあるんですよ?」
小鳥「……照れ屋の次は一体何なんですか?」
P「はい、いいですか。響の弱点というのは」
小鳥「響ちゃんの弱点とは?」
P「俺みたいな男を好きになっちゃうくらい男の見る目が無いということです!」ドン
小鳥「」
P「音無さん? 白目剥いてますけど大丈夫ですか?」
小鳥「ピ、ピヨオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
――765プロ事務所
響「はいさーい」
春香「あ、響ちゃんおはよう」
千早「おはよう我那覇さん」
真美「ひびきんハロハロ~」
響「春香も千早も真美もはいさーい!」
春香「それと、誕生日おめでとう。響ちゃん」
千早「我那覇さん誕生日おめでとう」
真美「ひびきんおめー」
響「自分の誕生日覚えていてくれたのか? ありがとうみんな!」
真美「これひびきんに誕生日プレゼントだよ~。これで今度一緒にゲームやろうよ」
響「ありがとう真美」
春香「私も響ちゃんに誕生日プレゼント! 響ちゃんおめでとう」
響「開けてもいい?」
春香「どうぞどうぞ」
響「……おお、可愛いイヤリングだ! ありがとう春香!
春香「いえいえ。喜んでくれて良かった」
千早「私も我那覇さんにプレゼント」
響「千早も自分の為に選んでくれたのか?」
千早「きっと我那覇さんも気に入るはずだわ」ドヤッ
響「気持ちだけでも嬉しいのに気に入らないはずがないぞ」
響「千早は一体どんなプレゼントにしたんだ……えっ?」
真美「どったの? ひびきん? あっ…… はるるん、千早お姉ちゃんのプレゼント……」
春香「え? 千早ちゃん、何をプレゼントしたの? あっ……」
響「……な、なぁ千早、これって……」
千早「? 南京玉すだれだけど?」
真美「流石に南京玉すだれは予想していなかったよ……」
千早「56本は探すのに苦労したわ」
響「あ、ありがとう千早。プ、プロフィールに特技、南京玉すだれって載せれるように努力するよ……」
千早「ふふふ、南京玉すだれで瀬田の唐橋を披露する我那覇さん……凄く良いわ」
春香「千早ちゃん、何か想像したらシュールだよ……」
響「み、皆ありがとうね。そ、そうだ!自分、今日サーターアンダギー作ってきたんだ! 皆で食べて」
春香「あ、私もクッキー作って来たんだった。皆で食べよっか」
真美「ひびきんのサーターアンダギーもはるるんのクッキーも美味ですなー」
春香「真美、皆の分も残してあげてね」
真美「ラジャー」
響「そういえば皆は?」
千早「皆はそれぞれドラマの撮影や番組の収録に行ったわ」
響「ふーん」キョロキョロ
春香「響ちゃんどうしたの?」
響「え? いや、ぴよ子とプロデューサーがいないから気になって」
千早「二人とも出社はしているみたいだけど、どこに行ったのかしら」
響「ふーん」キョロキョロ
真美「ひびきん」
響「ん? なんだ?」
真美「ひびきんはピヨちゃんよりも兄ちゃんの事が気になっているんじゃない?」ニヤニヤ
響「は、はぁ!? なんでじ、じじじ、自分がプロデューサーの事を気に気に気に気になってる!?」
春香「あらら、響ちゃんが動揺しちゃっている」
真美「これはもう確定ですな~」
千早「え? 何が確定なの?」
響「うがー! 違う! 自分はプロデューサーの事なんか何とも思ってないぞ」
真美「またまた~。前に兄ちゃんが手編みのセーター作ってくれ~って、ひびきんにお願いした三日後に兄ちゃんにプレゼントしてたじゃん」
千早「え? 響ってプロデューサーのこと……」
響「違う! セーターだってプロデューサーが服を買うお金が無いから休日は半裸で過ごしているとか言っちゃうから仕方なく編んだんだぞ」
春香「でも、手編みって大変でしょ?」
響「まあ確かに大変だけど自分、完璧だからな」
真美「ひびきん、それ完璧とかじゃないんだよ。兄ちゃんが好きだから何でも出来るって事なんじゃない?」ニヤニヤ
響「うぅ……」
真美「うわっ! ひびきんの顔がどんどん赤くなってきているよ」
千早「本当だわ。我那覇さんが茹で蛸みたいだわ」
響「じ、自分、屋上で風に当たってくる!!!」
真美「あらら逃げられた」
春香「もう真美……」
真美「ひびきんって真美よりも年上だけど、何か妹キャラって感じがしてイジりたくなるんだよね~背だって真美の方が大きいし」
春香「もう……響ちゃんは今日が誕生日なのに……ねぇ千早ちゃん?」
千早「ふふふ、南京玉すだれアイドル……」
真美・春香「……」
響「なんでみんな自分の事を茶化すのさー……」
響「これも全てプロデューサーが悪いんだ!」
響「思えば、露骨にへそを触ったり、足首触ってきたりしたせいで、こういう誤解が生まれるんだ」
響「今までは目を瞑ってきたけど今日こそ文句言うぞ」
響「……」
響「でも、それでプロデューサーが本当にへそや足首を触るのを止めてしまったら……」
響「ッ、これじゃあ自分がプロデューサーの事を気になっているみたいだぞ……」
「ピ、ピヨオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
響「!?」
響「今の声ってぴよ子の声か?」
「音無さん!しっかりしてください!」
響「ん? プロデューサーもいるのか? 丁度良かった。文句言ってやるぞ」
響「プロデュー……」
――屋上
小鳥「ピヨォ……しっかりも何もプロデューサーがしっかりするべきですよ……」
P「え?」
小鳥「何ってプロポーズの事ですよ……」
プロデューサーが……プロポーズ?
ぴよ子に?
2人とも付き合っていたのか?
ピヨ子も満更でもないような感じだけど……
プロデューサー……結婚しちゃうのか
小鳥「プロデューサーさん、お互い付き合ってもいないのに急にプロポーズってそれもおかしな話じゃないですか?」
P「一理ありますね」
小鳥「一理というよりも百理はあると自分でも思いますけど……しかし何でまたプロポーズなんですか?」
2人とも付き合っていた訳ではなくて、プロデューサーがいきなりピヨ子にプロポーズしたのか?
いくらなんでも滅茶苦茶にも程があるぞ……
でも、なんだろう。
プロデューサーがピヨ子にプロポーズした時、自分の胸の中が何だか締め付けられるみたい
プロデューサー……
小鳥「プロデューサーさん、お互い付き合ってもいないのに急にプロポーズってそれもおかしな話じゃないですか?」
P「一理ありますね」
小鳥「一理というよりも百理はあると自分でも思いますけど……しかし何でまたプロポーズなんですか?」
2人とも付き合っていた訳ではなくて、プロデューサーがいきなりぴよ子にプロポーズしたのか?
いくらなんでも滅茶苦茶にも程があるぞ……
でも、なんだろう。
プロデューサーがぴよ子にプロポーズした時、自分の胸の中が何だか締め付けられるみたい
プロデューサー……
P「いや、なんというか……今すぐにプロポーズって訳じゃないですよ」
P「いつかはしてみたいですけど、大事な時期ですし、未成年ですし……」
小鳥「そうですよ。大事な時期なんですから、びっくりすること言わないでください」
P「すみませんでした。でも、なんというか、ただ…‥手を繋ぎたいんですよ」
小鳥「手を繋ぐ?」
P「ええ、好きな人がいれば、この人と○○したい! みたいな感情って芽生えてくるじゃないですか」
小鳥「キスしたいとかそういう類ですね」
P「そうです。そういうキスしたいとかデートしたいとかいう感情よりも手を繋ぎたいんですよ!」
小鳥「何か中学生みたいですね」
P「そうですね」
小鳥「でも、それだったら響ちゃんにお願いしたらすぐに手を繋いでくれそうですけどね」
え? 自分?
なんでいきなり自分の名前が出てくるんだ?
P「難しいと思いますよ。だって響って手を繋ぐとかよりも臍を触られた方が多分喜びますよ」
ドンガラガッシャーン
小鳥「え?」
響「あっ」
小鳥「あ、響ちゃん」
P「……響、お前もしかして最初から聞いてたの?」
響「……い、いや、自分はプロポーズが~の辺りからだけど……」
響「それよりプロデューサー! 自分、臍を撫でられても全然喜んだりしてないぞ!」
P「いや、臍も足首も撫でたらお前喜んでいただろ」
響「ぜ、全然喜んでない! そのせいで、みんなにも色々言われたんだよ!」
P「なるほど……分かった! もう響に臍撫でたり舐めたりしない!」
響「え?」
小鳥「臍、舐めていたんですか……」
P「思えば担当アイドルの臍を撫でたり、舐めたりしていたのが間違いだったんだ」
小鳥「本当ですよ」
P「響の臍を舐めるのを卒業して、音無さんの臍を舐めることにします」
小鳥「嗚呼、繰り返される諸行無常」
響「ダメ!!!」
小鳥・P「!?」
響「ピヨ子!」
小鳥「は、はい!!!」
響「ダメ!だからね!」
小鳥「分かっています!!!」
P「なるほど……分かった! もう響に臍撫でたり舐めたりしない!」
響「え?」
小鳥「臍、舐めていたんですか……」
P「思えば担当アイドルの臍を撫でたり、舐めたりしていたのが間違いだったんだ」
小鳥「本当ですよ」
P「響の臍を舐めるのを卒業して、音無さんの臍を舐めることにします」
小鳥「嗚呼、繰り返される諸行無常」
響「ダメ!!!」
小鳥・P「!?」
響「ぴよ子!」
小鳥「は、はい!!!」
響「ダメ!だからね!」
小鳥「分かっています!!!」
響「プロデューサー……」
P「あ、はい」
響「プロデューサーは自分のことどう思ってんの?」
P「好き」
響「ププ、プ、プロデューサーは手を繋ぎたいんだよね?」
P「」コクリ
響「……はい、プロデューサー」スッ
P「いいの?」
響「う、うん、これからもよろしくね……プロデューサー」
P「おう! あと誕生日おめでとう」ギュッ
響「ありがとプロデューサー」
響「でも、プロデューサーって不思議だよね」
P「不思議?」
響「だって臍を舐めるのよりも手を繋ぐ方が恥ずかしいなんて」
P「そうだろうか?」
響「そういう所は本当にヘンタイプロデューサーだよね」
P「面目ない……」
響「そうだ! 事務所に自分の作ったサーターアンダギーと春香がクッキー作って来たんだ。一緒に食べよう」
P「そうだな。あ、音無さん、話を聞いてくださってありがとうございました。あとで何か奢ります」
小鳥「……」
響「そういえばさっき千早から南京玉すだれ貰ったんだぞ」
P「南京玉すだれアイドル……いいかもしれないな」
バタン
小鳥「何か色々と振り回されたよねこれ?……」
おわり
――1ヶ月後
貴音「アさて アさて さては南京玉すだれ」
響「ちょいと返せば日米国旗にさも似たり」シュパッ
P「響の南京玉すだれはいつ見ても素晴らしいな」
千早「私のおかげですね」
響「しだれ柳に飛びつく蛙 蛙いないがおなぐさみ」
やよい「アさて アさて アさて さて さて さて」
千早「プロデューサーにお願いがあるのですが」
P「なんだ?」
千早「南京玉すだれアイドルを本格的に売り込もうと思うので、我那覇さんと四条さんをそういう路線で行こうと思うんです」
P「え? 別に良いけど、プロデューサーは俺の仕事だよ……でも、南京玉すだれは千早のおかげでもあるからなー」
P「うーん……じゃあプロデューサーは俺がやる。千早は相談役ってのはどうだ?」
千早「相談役ですか?」
P「ああ、俺や響や貴音に色々助言をしたりするんだ」
千早「なるほど。それは良いかもしれませんね」
P「だろ?」
千早「ふふふ、楽しみですね」
小鳥「ああ、どんどんイロモノになっていく……」
おわり
日付が変わってしまいましたが、響誕生日おめでとう。
ああ本当に響は可愛いなぁ……
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