誰か頼んだ
女僧侶「え? じゃあ脱衣を賭けて勝負しないかって?
いいですよ、どうせ負けませんから」
こんな感じで頼む
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./ r>'7´ `' く ヽ. ',
{ ,r/ ,| 、 \} ノ
,.{ア // | / ハ. | 、ヾイ 、
く_/ ./ ./ | , | __-|‐ | ', \\
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,' | ,|ァ'7'ヽ\| j_r八 / 八\
! /| ハ! j_り xx ./)イリ , ヽ、 自分がおかしいという事に
八 /| ∨ |xx .,' | /| ':,
く_/ / 八 - | .|/./ | }
/ ,.イ />,、 イ 、 |イ ト、ノ ノ >>1は気付いているのだろうか ───
/ /∨ ト 、/ >-rァ''" /7:::\|」__/ /
∨. \|\ _rト‐''"´/:::::::// `ヽ,
,>/r}(r⌒ヽ):::::// ハ
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||‐-|-- | ,r〈 八::::::::/´::::::::::::::::::|ト-く__|\/ヽ、/}
、 '、 ハレヘ_rヘ./l:::::::レ:::::::::::::::::::::|| ∧ ∨
>>9
一瞬僧侶かとおもた
女僧侶「え? じゃあ脱衣を賭けて勝負しないかって?
いいですよ、どうせ負けませんから」
勇者「俺あんまりわからないからお手やらわかに」
女魔法使い「私は最初から本気でいくよ?」
女戦士「勇者も頑張れよ」
こうですかわかりません><
遊び人「僧侶ちゃんみたいな、真面目な子はギャンブルに向いてないよ~」
僧侶「……失礼な。そもそも、麻雀とは牌効率のゲームで確率論や……」
戦士「おい、そんな難しい話はどうでもいいよ。面子が足りないから、勇者もやろうぜ!」
勇者「えっ……?僕、麻雀わかんないよ……?」
遊び人「大丈夫大丈夫♪私達が優しく教えてあげるから♪」
勇者「う~ん……わかった……」
戦士「折角、勇者も参加するんだし、脱衣麻雀にしようぜ」
僧侶「!」
僧侶「そ…そんな、はしたない事はいけませんっ!」
遊び人「あっ、勝つ自信ないんだ~?」
僧侶「違いますっ!勝つ自信はありますっ!」
戦士「な~んだよ?あたし達より、服着てるのに断るのか~?情けないな~?」
僧侶「……むっ」
遊び人「そうだよ~、戦士ちゃんなんか、一回も負けられないのに~♪情けな~い」
僧侶「……むむっ」
戦士「まぁ、いつも戦闘で後方待機の僧侶だからなぁ~♪そんな勇気はないか~」クスクス
僧侶「わかりました!受けてたちましょう!」
勇気(脱衣麻雀って何だろ……?)
いいぞいいぞ
東一局
遊び人「親は僧侶ちゃんだね~」
僧侶(ふむ……純チャン三色が狙えるいい手ですね……上手くドラも絡めば倍満もありそうです……)
遊び人「ポ~ン!その中いただきぃ~」
勇者「あれっ?あれ?僕の捨てたの取られちゃったよ?何で?」
戦士「そういうルールなんだ」
僧侶(初っぱなからですか……)
遊び人「チーィ!勇者ちゃん、その牌もいただきぃ~♪」
勇者「あれっ?あれ?また取られちゃった?」
戦士「そういうルールだ」
僧侶「……チッ」
勇者「ん?」
④
僧侶(折角のいい手なのに……回しながら打たなきゃ、いけませんね……)
勇者「ねぇ~?これ、遊び人ちゃんみたいに、どうやったら横取り出来るの~?」
戦士「あ~、初心者はあんまり鳴かない方がいいんだけどな~」
勇者「そうなの?」
遊び人「うん、勇者ちゃん、役とかわかんないでしょ?あっ、その牌もチーィ!」
勇者「あっ、また取られた!」
僧侶「……勇者さん」
勇者「ん?」
僧侶「真面目にして下さい」ギロリ
戦士「おいおい……勇者に当たる事はねーだろ?勇者は初心者なんだから?」
遊び人「そうだよ、自分にいい手が入ってないからって~」
僧侶「……」
勇者「うぅ……僧侶ちゃん、ごめんね……?」
僧侶(……流石に遊び人ちゃんは、テンパイでしょう。まぁ、安手だから、降りなくてもいいでしょう。現物……)
遊び人「は~い!僧侶ちゃん、その七筒ロ~ン!」
僧侶「……なっ!」
遊び人「中のみね!」
勇者「あれ?コレ、遊び人ちゃんの勝ちなの?」
遊び人「そ~だよ♪」
僧侶「ちょ…ちょっと待って下さいっ!」
戦士「なんだ?待ったは無しだぞ?」
僧侶「違います!七筒は一巡前に勇者さんが切ってるじゃないですか!」
戦士「山越しだから、問題ねーじゃん」
僧侶「いやっ!何でその時、上がらなかったんですか!?」
遊び人「え~?だって、勇者ちゃん、初心者だからいじめたら、可哀想じゃん」
僧侶「いやっ!安手の上がりなんだから、誰から上がっても一緒でしょう!」
遊び人「だから、勇者ちゃんは初心者だって言ってるじゃん?ハンデハンデ♪」
戦士「だいたい、七筒が危険牌だって事ぐらいわかるだろ?テンパイ時に六筒切ってるじゃん?」
僧侶「それは……そうですけど……」
遊び人「やっぱり僧侶ちゃんみたいな真面目な子は、ギャンブル弱いんだね~♪」クスクス
僧侶「……むっ、わかりました。認めますよ。その代わり、もう手加減はしませんからね?」
戦士「ん、じゃあ、服脱げよ」
僧侶「……えっ?」
遊び人「えっ?じゃないよ~」
戦士「脱衣麻雀だろ?振り込んだんだから、一枚」
僧侶(……まぁ、もう二度と振り込まなければいい話ですしね)
遊び人「ほらほら、早く早く♪」
僧侶「じゃあ……この帽子を……」
遊び人「え~?」
戦士「つまんね~」
僧侶「……なんですか?ルール上は問題ないでしょう?」
勇者「ふむふむ……一・九・字牌を使わなければタンヤオという役がつくのか……おっ?こうすればポンとかチーとかで、横取りできるのか?」ペラペラ
なぁ?
・戦・
遊・僧
・勇・
なら、次の親は勇者か?
勇者が捨てた牌を見逃したんだから
勇
遊 僧
戦
じゃね?
としたら僧侶がいらいらする理由が半減するな
戦士「よし、次は私の親だな!」タンッ
勇者「あっ!ポンっ!それポンっ!」
戦士「お~?」
勇者「ねぇ?これでいいんだよね?これで一枚捨てれば大丈夫なんだよね?」キラキラ
遊び人「凄~い!勇者ちゃん、初心者とは思えない~?」
僧侶「……初っぱなから、白切りなんて、どうかしてます」ボソッ
勇者「あっ……でも、これじゃ、タンヤオ出来ないや……」
戦士「大丈夫だぞ~?それだけで上がれるから」
>>49じゃないと遊び人は勇者から鳴けないな
勇者「えっ!ホント!?」
戦士「お~、後は教えた形を作るだけだ~、鳴いてもいいから、じゃんじゃん鳴け!」
勇者「うん!あっ、遊び人ちゃん!それもポンっ!その緑のヤツもポンっ!」
遊び人「お~?」
戦士「おいおい……こりゃ、大三元もあるぞ……?」
勇者「大三元?何それ?凄いの?」
戦士「一人でメタルスライム五匹倒すようなもんだ。ぶっちぎりでトップになれるぞ」
勇者「お~!それは頑張らなくては~!」
僧侶(……何も考えずに不要牌をポンポン捨てて……どうかしてます)イライラ
イライラ僧侶ちゃん可愛い
勇者「え~っと……大三元は……ほう、後は中を集めればいいのか……」ペラペラ
僧侶「勇者さん……勝負中です……ルールブック読むのは止めて下さい……」
勇者「あっ!ごめんね!え~っと……これはいらないっ!」
戦士「おいおい、勇者は初心者なんだから、そんなに急かす事はないだろ?」
僧侶「……」イライラ
遊び人「勇者ちゃん、中、二枚集まったら言ってね~?鳴かしてあげるから?」
勇者「うん!遊び人ちゃん、ありがとう!」
僧侶「……そういうのは止めて下さい」イライラ
遊び人「え~?なんで~?」
僧侶「……これは、真剣勝負です」イライラ
戦士「おいおい、勇者は初心者なんだぞ?サービスぐらいしてやってもいいじゃねぇか?」
遊び人「そうだよ~、初めてが大三元なんて凄いじゃん~♪」
僧侶「……それは上がりじゃなくて、上がらされてるだけです。そんな役満に価値はありません」イライラ
戦士「うわっ、冷て~の!」
遊び人「僧侶ちゃん、冷た~い」
僧侶「……」イライラ
勇者「あっ!遊び人ちゃん、中、二枚集まったよ?」
戦士「おっ?これで、確定大三元だな?」
遊び人「はい♪じゃ~あ、勇者ちゃん、中、捨ててあげる~♪」
勇者「わ~い♪ローン!」
戦士「えっ……?」
遊び人「ゲッ!テンパってたの!?」
勇者「わ~い!これって、32000点なんだよね~?」
カタッ
僧侶「……頭ハネです。三色のみ」
戦士「えっ?」
遊び人「うわっ……」
勇者「わ~い!僕がトップだ~!」
そういえば遊び人も服少ないな・・・ごくっ
戦士「……」
遊び人「……」
僧侶「……どうしたんですか?早く、点棒下さいよ?」
勇者「あれっ?ん?ん?コレ、どうなってるの?」
僧侶「勇者さんの上がりは無効で私の上がりです。162ページの頭ハネの項目見て下さい」
勇者「えっと、えっと……162ページ……」ペラペラ
戦士「……最悪だな?」
遊び人「僧侶ちゃん、空気読みなよ~?」
僧侶「何言ってるんですか?勝負なんだから、当然でしょう?」
勇者「う~ん……読んだけど、ルールがよくわからないぞ?これは、点数が安い方が優先なのかな?」
戦士「だいたいさ~、遊び人が中鳴かしてやるって言ってるのに、その中狙い打ちかよ~?」
遊び人「そうだよ、そういうのは止めて下さいなんて言ってた癖にさ~」
僧侶「何言ってるんですか?この状況で三元牌を捨てれないのは当然でしょう」
戦士「さぁ~、どうだか?」
遊び人「あ~ぁ、勇者ちゃん可哀想~?」
勇者「ほうほう……相手の捨て牌から、相手の待ちを読む事が出来るのか……」ペラペラ
僧侶「勇者さんはそんなにショックじゃないみたいですよ?それと……一枚抜いで下さいよ?ルールなんですよね?」
中は勇者2枚で、遊び人が勇者に鳴かせるように1枚、僧侶が頭待ちで1枚なんだけど、
やっぱり、手牌とか全部書かないとわからんかね?
遊び人「じゃ~あ、このウサちゃん耳取るね~?」
僧侶「あれっ?そういうのはつまらないんじゃないんですか?」
戦士「何言ってんだ、前例作ったのは僧侶だろうが」
遊び人「そうよそうよ♪自分が最初な帽子を脱いで、服の一部って前例作ったんでしょうが」
僧侶「まぁ、そうですが……」
戦士「そこまでして、見られたくないもんかねぇ~?」
遊び人「僧侶ちゃんは、ペチャパイだからね~」
僧侶「関係ないでしょう!ほら、次の局にいきますよ!」イライラ
勇者「う~ん……捨て牌読むのは、難しすぎてわかんないや~」
東三局
僧侶「リーチ!」
戦士「おっ、早いなぁ~?」
遊び人「僧侶ちゃん、必死だね?」
勇者「う~ん……」
僧侶「勇者さん、早く切って下さい」
勇者「ねぇ、戦士ちゃん?これって、僧侶ちゃん、何で待ってるの~?」
戦士「ん?あぁ、これは混一臭いな」
勇者「そうなの?」
僧侶「!」
戦士「ほら、他の牌に比べて、ソーズがあんまり捨てられてないだろ?だから、そこが危険って事だ」
勇者「でも、ここにニ捨ててるよ?」
戦士「あ~、それは煙幕だな~。僧侶は単純だから」
勇者「ふ~ん」
僧侶「ちょっと!そういうのは止めて下さい!」
遊び人「なんで~?勇者ちゃんは初心者なんだから、いいじゃん~?」
僧侶「これは真剣勝負です!」イライラ
戦士「真剣勝負って……こんな見え見えの待ちなんか、誰も振り込まねぇだろ……」
遊び人「あっ?勇者ちゃん狙い?わ~、酷~い」
僧侶「うっ……もういいです!自分でツモれば一緒ですから!」イライラ
勇者「ね~ぇ?戦士ちゃん、コレ、僧侶ちゃんのツモを飛ばすにはどうしたらいいの?」
戦士「あぁ、こういう時は協力するんだ」
勇者「協力?」
戦士「ポンッ!チーッ!」
勇者「お~、横取り王だ~」
戦士「これで、あたしもテンパイだ」
僧侶「そんなに、手牌減らして大丈夫なんですか?」
戦士「そこでだ、勇者、僧侶の手は少なく見積もっても8000点だろ?」
勇者「うん」
戦士「一方、あたしの手は食いタンのみだ。だから、こういう時は、あたしに振り込んで、僧侶がぶっちぎりになるのを防ぐんだ」
勇者「ほ~!そんな作戦があるのか~!」
僧侶「ちょっと!汚いですよっ!」
戦士「いや、基本だろ?」
僧侶「……構いませんよ。どうせ、勇者さんは待ちなんて読めないんだから。私がツモるのが先です」
戦士「勇者~?あたしは、四萬で待ってるぞ~?」
勇者「四萬?あっ、僕持ってるよ!?」
戦士「お~、じゃあ、それで振り込んでくれ~」
僧侶「ちょっと!汚いですよ!」
遊び人「いや、汚いって、これも見え見えの待ちでしょう」
勇者「はい、じゃ~あ、四萬捨てるね?」
戦士「お~う!ロンッ!食いタンのみだ」
勇者「あっ……でも、僕の点棒取られちゃうんだね……?」シュン
戦士「まぁまぁ、大火事をボヤで済ませたと思えば安いもんだ」
遊び人「それに、この程度の点差、すぐに逆転できるよ♪」
僧侶「……勇者さん、脱いで下さいよ?」
勇者「え?」
僧侶「あ~ぁ……戦士さんの口車に乗せられて、勇者さん脱ぐハメになっちゃいましたね~。勇者さん、可哀想~」
戦士「あ~、あ~、いいよ。今のは代わりにあたしが脱ぐよ」
僧侶「そんなのルール違反ですっ!」
戦士「まぁまぁ、勇者は初心者なんだから♪」
遊び人「そうだよ、勇者ちゃんは待ち牌とか読めないんだから~」
勇者「?」
戦士「じゃあ、兜脱ぐな?」
僧侶「だから、ルール違反ですよっ!?」
遊び人「なによ~?別に僧侶ちゃんは損してないから、いいじゃん~」
戦士「そうだよ、あたしが損しただけだろ?」
僧侶「……それは……そうですけど」
勇者(麻雀って、揉めるゲームなんだな……)
東四局
戦士「よ~し、勇者が親だ~!頑張れよ!」
勇者「うんっ!僕、さっき戦士ちゃんに振り込んだから、今度は戦士ちゃんが振り込んでね!?」
戦士「いや……それは……ちょっと厳しいな……?」
勇者「?」
戦士「まぁ、状況によってはな!状況次第では考えるよ!」
勇者「うんっ!」
僧侶(状況は膠着状態……ここは、一発大物が欲しいですね……)
勇者「ねぇ?遊び人ちゃん~?」
遊び人「ん~?どうしたの?」
勇者「全部二つずつってのも、よかったんだよね?」
遊び人「うん、オッケーだよ?」
勇者「ええっと……じゃあ、リーチ!これでいいのかな?」
戦士「おっ?チートイか?こりゃ、厳しいな……」
僧侶(……現物)
勇者「えいっ!あっ、ダメだったや……」
遊び人「う~ん……現物……」
戦士「あたしも現物だ」
僧侶(……現物)
勇者「あれ?皆、僕が捨てたヤツばっかり、捨ててるね?」
僧侶(……現物がなくなりましたね。勇者さんは初心者だし、何で待ってるかわかりませんね)
戦士「お~い、僧侶の番だぞ~?」
遊び人「早く切らないと勇者ちゃん、先ヅモしちゃうよ?勇者ちゃん、初心者なんだから、気遣ってあげなよ」
僧侶「考えてるんですっ!邪魔しないで下さいっ!」イライラ
遊び人「わ~、怖~い~」
戦士「ハハハ!悪かったな!」
僧侶(まぁ……この辺りなら、大丈夫でしょう……)タンッ
勇者「あっ!それ、ロンっ!」
僧侶「!」
ついに僧侶が・・・
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