エレン「…ん…ここは…シガンシナ…区?」(58)

ミカサ「!?」

アルミン「だ、だれ…この人…!?」

エレン「あれ…ミカサ、アルミン…お前ら…なんで子供に…」

アルミン「この人…僕達の名前を…」ビクビク

ミカサ「まさかこの匂い……エレン!?」

アルミン「えぇ!?」

エレン「は?俺はエレンだぞ…何おかしなことを…」

エレン「それにここ…シガンシナ……!」

エレン「おいアルミン!!今何年の何日だ!?」

アルミン「えっ!?…⚪︎⚪︎年⚪︎⚪︎日だよ…」ビクビク

エレン「…!この時間帯…!ミカサ、アルミン…伏せろ!」

ミカサ「!」バッ

アルミン「えっ!?えっ!?」バッ

エレン「みんな!伏せろ!!伏せるんだ!!」

「な、なんだ!?うわ、あいつ調査兵団の服着てるぞ!」

「とりあえず伏せろ!」バッ

ピシャッ

ドゴォォォォォォォオン!!

「!!?」

エレン「!来たか!」ダッ

ミカサ「! エレン!」

アルミン「な、なんなんだいったい…」ガクガク

エレン「くそっ...!」

エレン(まずは...母さんがいる家だ...!)

ミカサ「エレン!」

エレン「! ミカサ、なんでついてきた!?」

ミカサ「だって、叔母さんに頼まれたんだもん...!」

エレン「くっ...!」

エレン(まだベルトルトは壁を壊してねぇ...!もし、ミカサに瓦礫があたったら......くそ!)

エレン「こい!ミカサ!」オヒメサマダッコ

ミカサ「きゃっ!?」

エレン「ここからは立体起動装置だ!」パシュ

その頃

超大型巨人「」ヌォォォオ

「......!!」ガタガタ

アルミン「う...!」

超大型巨人「」ブンッ

ドゴォォォォォォン!!!

アルミン「壁が...!!」

エレン「瓦礫が...!」バシュ

ミカサ「エレン凄い...立体起動装置を...!」キラキラ

エレン「しっかり掴まってろよ、ミカサ!」バシュ

ミカサ「うん...!」ギュ

エレン「もう少しだ...母さん...!」


エレン「ここを曲がって...!」バシュ

エレン「...!母さん!!」スタッ

カルラ「うぅ...!」

ミカサ「おばさん...!」タタタタ

カルラ「ミカサ...!隣のあなたは......エレン?」

エレン「! 母さん...!」グスッ

カルラ「何泣いてるのよ...エレン」フフ

ミカサ「エレン、おばさんが...!」

エレン「ああ!ミカサ、左側を持て...!」ゴシゴシ

エレン「ぐぐ...!」

エレン「くそ!持ち上がらない...!」

ミカサ「おばさん...おばさん...!」ウルウル

カルラ「いいのよミカサ、エレン。貴方達はもう行きなさい...分かってるわ壁が壊されたんでしょ...?もうすぐで巨人もくる...早く逃げなさい...!」

エレン「.........」

ミカサ「エレン、お願い、なんとかして!?エレン!」

エレン「.........」

カルラ「いいのよエレン。大きくなったあなたを見れて、私は満足よ...行きなさい...」

エレン「.........」

エレン「.........母さん、俺を...軽蔑しないか...?」

カルラ「軽蔑なんかするわけないでしょ!?だから...早く逃げて...!」

エレン「違う。違うんだ母さん...」

エレン「もし俺が巨人でも...軽蔑するかって...」

カルラ「えっ......?」

エレン「いや、そうだ。悩んでる暇なんかねぇ......やるしか無いんだ......」

エレン「ミカサ、直にハンネスさんがここに来る。母さんをハンネスさんと協力して運ぶんだぞ...?」

ミカサ「エレン!何いってるのエレン!?ねぇ...!ねぇ...!」

エレン「それに、これはアイツらがやり直せるチャンスかもしれないんだ...」

エレン「.........」

エレン「いくぜ」ガリッ

ズドォォォォォォン

??(! あれは巨人化のエフェクト...一体誰が...?)

エレン巨人「ウォォォォォオオオ!!!」

ミカサ「あ...あ...巨人が...!!目の前に......!」

エレン巨人「」ガシッ

カルラ「!」

エレン巨人「」ガラガラガラ

ミカサ「! おばさん!」

カルラ「ミカサ...!」

エレン巨人「.........」

エレン巨人「」フイッ

エレン巨人「」ドスドスドス

ミカサ「巨人が...いった......」

ミカサ「! 早く逃げよう、おばさん!」

カルラ「え、ええ...」

エレン巨人(次はシガンシナ内門へいかないと...ライナーが確か門を壊したはずだ...)

エレン巨人(っと、その前に...)

エレン巨人(まだ時間はあるはずだ。逃げ遅れた人の救助して巨人を駆逐しないとな...)

少女「お母さん!お母さん!」

母親「行くのよ...急いで...」

巨人「」ニタァ

巨人「」ガシッ

少女「! 離して!お母さんを離してぇ!!」

母親「駄目よ!!逃げなさい!!早く!!」

巨人「」アーン

エレン巨人「ウォォォォォオオオ!!!」ズドォォン!

母親、少女「!!」

エレン巨人「」パシッ

エレン巨人「」サッ

少女「お母さん!」ダキッ

母親「ううう...!」ダキッ

エレン巨人「ニゲロ...ハヤク......」

母親「!」

母親「ありがとうございます!ありがとうございます!」タタタッ

少女「ありがとう巨人さん!」グスッ

エレン巨人「」

エレン巨人(...次だ)

エレン巨人「」ズドォォン!

エレン巨人「イマノウチニ...ニゲロ...」

オッサン「何だかよくわからないが助かった...!恩に着るぞ...!!」タタタッ

エレン巨人「ウォォォォォオオオ!!!」

エレン巨人(とりあえずこうやって周囲の巨人を呼ぶしかねぇ...他から注意を避けさせなければ...!)

エレン巨人「オォア!!!」ズドォォン

エレン巨人(再生と石化、高濃度の熱を出すことで生まれる炎化も操れるようになった...そこら辺の巨人には負けないが...鎧のライナーは一味違う...)

エレン巨人(...そろそろだな)ドンドンドン


駐屯兵団「うてぇぇぇええ!!」

鎧「」ドスドスドス

鎧「」ドスドスドス

駐屯兵団「大砲がきかない!?逃げろ!総員退却だぁぁぁ!!」

鎧「」ドスドスドス

ガシッ

鎧「!?」ザザザーッ

エレン巨人「」ハァァーーッ

鎧「!?」

ライナー(なんだこいつは...普通の巨人じゃない...!?)

エレン巨人「ライナー...ブラウン...」

鎧「」ピクッ

ライナー(なんだなんだなんだ!?なんだこいつは...!?俺の名前まで知ってやがる!!?明らかにヤバイぞ...!!?)

エレン巨人「アニ...レオンハート...ベルトルト...フーバー...」

ライナー(アイツらの名前まで...!?どういうことなんだ!!)

駐屯兵団「な、なんだあの巨人2体は...にらみあったまま動かないぞ...!?」

エレン巨人「......マダマニアウ...ヤメロ...」

ライナー(なんだこいつは畜生......!!止められるわけがねぇだろ...!!)

ライナー(!)

女型「」ヒユッ

ズドォォン!!!

ライナー(やった!アニだ!アイツの格闘技ならあの謎の巨人だって...!)

エレン巨人「」ハァァーーッ

ライナー(受け止めてる...!?)

アニ(なるほど...さっきの巨人化のエフェクト...こいつが正体か...中身は一体......)

アニ(とりあえず、この父さんの格闘技で寝てもらわないとね...!)

ブゥン!!

エレン巨人「」ガッ

エレン巨人「」バッ

エレン巨人「アニ...」

エレン(この技は...お前が解散式前夜に教えてくれた...お前オリジナルの技だ...)

エレン巨人「」ガシッ ヒユッ

女型「!?」ドォォォォォン!!!

ライナー(アニが...負けた......)

エレン巨人「」ガブ

ライナー(うなじを...!)

エレン巨人「」カプッ

ライナー(飲み込んだ...アニが...!アニが食われた...!?)

エレン巨人「」ドシンドシン

ライナー(む、無理だ......勝てない...)

ライナー(巨人化のレベルが違う...見てわかる...アニの硬質化も上手く受け止めていた...経験が違う...)

鎧「」プシューーッ

ライナー「...ぷはっ!」

ライナー「...食われるのかな?俺も...」

エレン巨人「」ドシン...ドシン...

ライナー「くそ...結局、故郷に帰れなかったな...」

エレン巨人「」ドシン...ドシン...

エレン巨人「」プシューーッ

ライナー「え?」

エレン「っぷはー!...やべ、いそいでアニ取り出さないと...」

エレン「よいしょ!よかった...気を失ってるだけだ...」

ライナー「あの...」

エレン「あぁ、ライナーか」

ライナー「なんで俺の名前を...?」

エレン「説明は面倒だから後だ。それより、今はベルトルトを探そう。混乱に乗じて中に入る予定だったんだろうが...見ろ、門も完全に塞がれた」

エレン「お前ら3人を抱えてマリアを登る。壁を塞いでもいいがお前らが巨人化を解いたお前らが巨人に食われないか不安だからな」

ライナー「べ、ベルトルトなら多分近くにいるよ...アニの巨人で中に入る予定だったから...」ビクビク

エレン「ベルトルト!はやくでてこい!巨人に食われるぞ!?」

ベルトルト「うっ...ひっく...」グスッ

エレン「なんで泣いてんだお前...」

ベルトルト「だって...アニが...」

エレン「死んでねぇよ...さ、逃げるぞ...」ガシッ

ライナー「あ」

ベルトルト「わ」

アニ「」ガシッ


エレン「それっ」バシュ

今日はここまで。
被害がシガンシナだけですんだね!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年10月08日 (火) 18:27:30   ID: afZMOSBz

面白いよ!

2 :  SS好きの774さん   2013年10月08日 (火) 21:49:25   ID: IFZ4GF0y

続きおねがいします

3 :  SS好きの774さん   2013年10月15日 (火) 17:05:15   ID: T5cSlNGr

おもしろい!

4 :  SS好きの774さん   2013年10月29日 (火) 20:06:10   ID: 9luwenE_

続きはよ

5 :  SS好きの774さん   2013年11月04日 (月) 15:08:21   ID: KBmBrYqW

続きはよ

6 :  SS好きの774さん   2013年11月23日 (土) 22:50:02   ID: QkmOEN55

はよ続き

7 :  SS好きのイェーガー   2014年01月05日 (日) 16:29:37   ID: CU6ySZ2V

はよ!

8 :  SS好きの774さん   2014年01月22日 (水) 21:51:50   ID: n9Gp8yMm

続きぃぃぃぃ

9 :  SS好きの774さん   2014年01月24日 (金) 12:41:28   ID: nvRV0rje

続き見たい!

10 :  SS好きの774さん   2014年03月04日 (火) 20:00:51   ID: 8v4efF5-

よし壁の上についたな

エレン「俺は未来の世界から来たんだ」

11 :  SS好きの774さん   2014年03月05日 (水) 09:28:37   ID: PJ4YMd5m

↑え????

12 :  SS好きの774さん   2014年03月05日 (水) 16:30:03   ID: PJ4YMd5m

w

13 :  SS好きの774さん   2014年03月21日 (金) 08:15:15   ID: kh7UpRZm

続き早く見たーい!!!!!

14 :  SS好きの774さん   2014年03月28日 (金) 22:23:34   ID: TVd_bQJq

はよ

15 :  SS好きの774さん   2014年05月12日 (月) 02:50:10   ID: hFpAA7-G

早く見たーーい!!

16 :  SS好きの774さん   2014年05月17日 (土) 03:37:29   ID: VZgPVQ7v

放置すんな?

17 :  SS好きの775さん   2014年08月09日 (土) 20:23:11   ID: s6slr5ld

上に同意

18 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 05:09:42   ID: 9T-ErOF-

シガンシナ区だけで良かったねそれにお母さんも助かったし\(^o^)/

19 :  SS好きの774さん   2014年09月07日 (日) 00:33:17   ID: yvNFT_HX

サシャ「放置ですか?放置はダメですよ約2週間も待ってたんですよ?でも芋とパン20個ずつくれたら許してあげますよ私は心が広いので」ドヤァ

20 :  SS好きの774さん   2017年04月01日 (土) 23:42:24   ID: cG6rr_Dk

この世からこのssを消すさもなくば投稿しろいいな(すんません。調子のっちゃっSZ☆)

21 :  SS好きの774さん   2019年07月14日 (日) 23:51:38   ID: LaA0MFAB

速くしえぇぇぇ

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom