C.C.「何だ緊張しているのか?可愛いやつめ」(156)

C.C.「なんだハッキリしゃべらないと聞こえないぞルルーシュ」

C.C.「ほう、童貞を卒業したいと。それで?」

C.C.「なんだその顔は。童貞を卒業したい、それだけでは私はどうすればいいかわからないぞ?」

C.C.「さぁ、どうしてほしいんだ?言ってみろ」

C.C.「ふっ、ようやく素直になったか。まぁ私もお前の相手ならばやぶさかでは・・・あ」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「・・・」

ルルーシュ「・・・一人で何をしている?」

C.C.「いつからそこにいた」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「いつからそこにいたと聞いている」

ルルーシュ「さっき、だ」

C.C.「待て。待て。まずはそうだ。そのゆっくり後ずさるのを止めろ」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「その引きつった顔も止めろ」

ルルーシュ「いや、無理だろう・・・」

C.C.「知っているぞルルーシュ」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「お前、私のことが好きだろう?」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「だからその心底嫌そうな顔を止めろ」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「まずは、落ち着け。とにかく座れ」

ルルーシュ「なんなんだ一体・・・」

C.C.「よしよし」

ルルーシュ「近づくな!」

C.C.「!」

ルルーシュ「俺は今かつてないほどの身の危険を感じているんだ。座るならば向かい側に座れ」

C.C.「・・・」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「て、照れているのか?」

ルルーシュ「そう見えるのか?本当に」

C.C.「落ち着いたところで私の言い分を聞けルルーシュ」

ルルーシュ「落ち着けるか魔女が。続けろ」

C.C.「さっきのは違うんだ」

ルルーシュ「さっきの、とはどれを指すんだ、俺には全てが間違いに見えたぞ・・・」

C.C.「ではお前が見聞きしたこと全てだ」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「その泣きそうな顔は戻らないのか」

ルルーシュ「お前への猜疑が消えぬ限りは無理そうだ」

C.C.「お、お茶でも飲むか?私が淹れてやるぞ。この私がだ」

ルルーシュ「さっきの流れを見ておいてお前の茶など飲めるか。いいから詳細を話せ」

C.C.「私の好意を無下にするとはな。後悔するぞ、しかし何をしていたと言ってもだな」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「ルルーシュ、お前童貞を捨てたがっていただろう?」

ルルーシュ「は?」

C.C.「だから私はお前がいつ私に懇願してきても良いようにと、イメージトレーニングを」

ルルーシュ「待て待て。もう一度言え」

C.C.「は?お前私のこと好きだろ?」

ルルーシュ「・・・」

ルルーシュ「復唱させるべきことが二つになったぞ・・・」

ルルーシュ「俺とお前の関係を確認してみろ」

C.C.「そんな大前提を忘れるとは大丈夫か?お前と私は契約者だ」

ルルーシュ「・・・」

ルルーシュ「そうだな・・・」

C.C.「貴様そんなことでお前と私の目的が果たせるとでも・・・」

ルルーシュ「いや、いい。わかった。今のは俺が済まなかった」

C.C.「わかればいいんだ。用件が済んだのならば私は行くぞ。今日はまだその時ではないようだからな」

ルルーシュ「いや待て。いちいち不安げな一言を置き去りにするな」

C.C.「なんだ貴様しつこいぞルルーシュ。そんなに私と一緒にいたいのか」

ルルーシュ「・・・ダメだ、やはりあやふやにはせずにハッキリと確認しなければならないようだな」

ルルーシュ「いいかC.C.」

C.C.「だからなんだ」

ルルーシュ「お前は俺の契約者だ」

C.C.「私が今言っただろう。早く続きを言え、私はピザの注文せねばならないんだ」

ルルーシュ「それだけだ」

C.C.「は?」

ルルーシュ「俺とお前はただの契約者。それ以上でも以下でもない、まして俺がお前に恋愛感情を抱くことなどは、絶対にないということだ」

C.C.「・・・」

ルルーシュ「何をキョロキョロしている」

C.C.「誰もいないぞ」

ルルーシュ「は?」

C.C.「だから、周りの目など気にせず、照れていないでハッキリと私が好きだと言えばいいではないか」

ルルーシュ「どうやったら話が進むんだ・・・」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「ルルーシュ」

ルルーシュ「何だ?」

C.C.「お前はさっきから照れ隠しで私を拒む振りをしているようだが」

ルルーシュ「本心だ」

C.C.「黒の騎士団という大人数を統べる者が」

ルルーシュ「・・・」

C.C.「童貞で良いと思っているのか?」

ルルーシュ「!」

ルルーシュ「き、き・・・貴様何を・・・!」

C.C.「ふふふ、怒るな怒るな。何もお前を煽るために言っているのではない。わかるだろう?」

ルルーシュ「くっ・・・」

C.C.「さぁ、どうするんだルルーシュ。お前は私が好きなんだろう?私はお前のことなど好きでも何ともないがな」

ルルーシュ「こっちのセリフだ!く・・く・・・!」

C.C.「ふっ、そうだ折れてしまえ。認めてしまえ。楽になってしまえ。ルルーシュ」

ルルーシュ「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ナナリー「お兄様?」

ルルーシュ「!」

ルルーシュ「ナ」

C.C.「?」

ルルーシュ「ナナリー・・・」

C.C.「何だその締まりのない顔は」

スザク「ナナリーと付き合うことになった」

ルル「」

これは落ちたな

よっ

R.R.C.C.「ポパペピペプペポポ」うぃんっうぃんっ
ルルーシュ「な、何を言ってるのかわからない…」

なんちゃってね

c3poとr2d2はわかるがr2c2なんているのか?

>>110
語呂合わせたダジャレに決まってんだろ言わせんなしにたい

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