━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トンヌラ　　♠♥

ふくつのたましい　　レベル：85
せいべつ：おとこ　　ねんれい：17歳
かみがた：ショート　　くちひげ：ショート
かみいろ：ブラック　　めのいろ：ブラック
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニモン

アンクルホーン　　レベル：28　　（★ミニデーモン　　レベル：30）
せいべつ：？？？　　ねんれい：6歳
からだのいろ：グレープ　　めのいろ：ミッドナイトブルー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
マリア　　♠♥

のぞみのよろこび　　レベル：68
せいべつ：おんな　　ねんれい：17歳
かみがた：ロング
かみいろ：フラクスンイエロー　　めのいろ：マドンナブルー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピエローヌ

スライムナイト　　レベル：66
せいべつ：？？？　　ねんれい：『おしょうがつがみたびきたゆえ、みっつかと！』
ナイトのいろ：シルバークラウド　　スライムのいろ：グリーン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー　　♠

きせきをさとりしもの　　レベル：62
せいべつ：おとこ　　ねんれい：17歳
かみがた：アシンメトリーロング
かみいろ：サマーグリーン　　めのいろ：スカイブルー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サンチョ　　♠

すれちがいたいし　　レベル：49
せいべつ：おとこ　　ねんれい：？？？（言おうとしないが中年男性くらいに見える）
かみがた：マッシュショート
かみいろ：チョコレート　　めのいろ：キャラメル　
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ヨシュア　　♠

かぞくあいのきし　　レベル：48
せいべつ：おとこ　　ねんれい：22歳
かみがた：ワイルドショート
かみいろ：フラクスンイエロー　　めのいろ：シャドウブルー
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ゆかりん　　♠♥

★でんせつのゆうしゃ　　レベル：99
せいべつ：おんな　　ねんれい：『19、20歳かなぁ。もしかしたらもっと上かも』
かみがた：カールボブ
かみいろ：ホーリーグリーン　　めのいろ：ゼニスブルー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スーパーマッスルハイテクちーたー

キラーパンサー　　レベル：87
せいべつ：？？？　　ねんれい：『トン兄ちゃんオラ12歳ってしゃんべってただ』
たてがみのいろ：カーマインレッド　　からだのいろ：イエロー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ホーコ　　♠

★ホークブリザード　　レベル：25
せいべつ：？？？　　ねんれい：『9イヤーズオールド』
とさかとくびまわりのいろ：スノーホワイト　　からだのいろ：ピーコックグリーン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピピン

トンヌラだい1ひしょ
せいべつ：おとこ　　ねんれい：9歳
かみがた：ウルフ
かみいろ：アンバーブラウン　　めのいろ：ブロンズ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オリビア

トンヌラだい2ひしょ
せいべつ：おんな　　ねんれい：19歳
かみがた：ミディアムボブ
かみいろ：コバルトブルー　　めのいろ：サファイアブルー　　
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【魔界班（の視点）による冒険のまとめ】

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【魔界とは】


暗黒世界のほこらの島　⇔　ジャハンナの島　⇔　エビルマウンテンの島
これらの三つの島から成る世界です。
暗黒世界のほこらの島とエビルマウンテンの島間は、人間用の交通手段がないので
ジャハンナの島経由で迂回する必要があります。

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【暗黒世界】

暗黒世界のほこら
・人間界の海の神殿と繋がる旅の扉があります。ルーラに登録済です。
・ミルドラース・キラーマシンa・bと戦闘し、ゴレムンが殉難しました。
・アトラス・ベリアル・バズズがミルドラースに加勢し、ヘモが殉難しました。
・ミルドラースに情報と加護を奪われ、全滅の可能性が出たため逃亡しました。

荒野　基盤岩A
・岩陰に隠れて晩御飯のガーリックトーストを食べました。ルーラに登録済です。

荒野　峡谷
・地獄の帝王エスタークの協力を得るために戦いを挑み、勝利しました。
・魔物の軍団に襲撃されましたが、ミニモンのマダンテで撃破しました。

荒野　基盤岩B
・岩陰に隠れて1日目のキャンプを設置しました。ルーラに登録済です。

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【目的】

●父の遺言状の通り、母マーサは魔界で生きていた。母を救出して人間界へ戻るぞ！
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【警告】

●ミニモン・ゴレムン・ピエローヌ・ヘモは、魔界の神ミルドラースの加護を失った

●戦死したゴレムンは蘇生できなかった為、戦死したヘモも同様に不可能だったはず

●ミニモンとピエローヌも、戦死した場合は二度と生き返れないと考えておこう
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【情報】

○母マーサは、魔界の町ジャハンナでトンヌラたちを待っている


○魔界の神ミルドラースは、神を目指し進化の秘法を使って魔物と化した、元人間

○ミルドラースは対面者の冒険の書を具現化させ、対面中は書の閲覧と記録ができる

※（トンヌラたちの場合、書の記述を第十二巻753まで全て記憶されてしまいました）

○暗黒世界のほこらは、ミルドラースと伝説の魔物たちに占拠されてしまった

○伝説の魔物たち＝アトラス・ベリアル・バズズ


○地獄の帝王エスタークはトンヌラたちと協力関係にあり、トンヌラたちの旅に同行

○望みの神ダークドレアムの目的は、トンヌラたちとエスタークによる魔界の解放


○セントベレスの教徒と奴隷は5日前現在、“ポートセルミ東南東・離島のリゾート”

○デボラとヱビスは、ポートセルミで制圧された経営施設を取り戻そうとしている

○エースは5日前現在、“セントベレス大陸西の大洋を北上してさまよっている”


○ドラゴンの杖は、マスタードラゴンに最も近いものとなる神具
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【疑問】

・トンヌラはシビリンとベラが捕まる夢を見たが、安価情報を考慮すると…事実なのか？

・時の砂は魔界のどこかにあるらしい。ふっかつのたまはどこにある？

・イブールをはじめとするアルパ・クローズの教団軍は、どこへ亡命したのか？
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【時限安価・多数決安価の仕様変更と、蘇生加護についてお知らせ】
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①

※「時限安価・多数決安価では、同IDによる複数投下・連投はカウントされません」

※「その際、これまでは1投目を含む全投票をノーカウントとして集計していました」

※「しかし、これからは2投目以降の全投票をノーカウントとして集計します」

※（要するにゲマ初戦以前の仕様にまた戻ります）

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

②

※「HPが0になり死亡した者は、蘇生加護を得ていれば何らかの手段で生き返れます」

※（激しい損傷や長い経過時間などで、肉体を保全できなかった場合は不可能です）


※「通常、人間は、蘇生加護を持っていません」

※「通常、魔物は、魔界の神ミルドラースの蘇生加護を受けて生まれています」

※「通常、エルフは、妖精の女王の蘇生加護を受けています」


※「後天的に蘇生加護を得る、あるいは、後天的に蘇生加護を失う、場合は」

※「加護力の提供者（例えば天空の神）と対面し承認を受けるか」

※「提供者の代行者（例えば教会の神父）と対面し洗礼を受ける」

※「このどちらかが必要になります」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラたちの加護の現状】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ　　（マスタードラゴン）
シビリン　　（ミルドラース）
ゆかりん　　（マスタードラゴン）
ミニモン　　【蘇生不可能】
マリア　　　（ダークドレアム）
スマハち　　（ミルドラース）
ピエローヌ　【蘇生不可能】
ヘンリー　　（マスタードラゴン）
ホーコ　　　（ミルドラース）
ベラ　　　　（妖精の女王）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨシュア　　（ミルドラース）
サンチョ　　（マスタードラゴン）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ビアンカ　　（ミルドラース）
フローラ　　（マスタードラゴン）
デボラ　　　【蘇生不可能】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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『時の砂』まとめ

第五巻　>>112より抜粋
>ゆかりん『しってる。つかったこともあるよ。ふりまくと、時間が少し逆戻りするの」
>トンヌラ『時間が逆戻りする…！？』

第五巻　>>120より抜粋
>国の学者「その鎮圧に向かった天空軍が時の砂を何度か使った…と記されております」
>国の学者「大昔ですからなあ。その際に盗まれたようですよ。メタルキングに」ﾍﾟﾗｯ
>国の学者「近代では魔界に生息していたようです。時の砂は魔界かもしれませんな！」

現在は魔界のメタルキングが所有してる？
使用方法はふりかけると効果が発動するらしい？

○ときのすな○
時間をあやつる魔法の砂。
戦闘中に振りまけば、戦いがはじまった瞬間まで時がもどる。
使ったときの効果
戦闘がはじまったときまで時間をもどす。使ってもなくならない。
おもな入手場所
暗黒のすごろく場（すごろくの景品）

↑手元のＤＳ版公式ガイドブックより抜粋↑
ゲームでは戦闘時のみ使用可能アイテム。

>>4で、>>１さんが明言していますし
>※（激しい損傷や長い経過時間などで、肉体を保全できなかった場合は不可能です）

もしゴレムンとヘモ爺に『時の砂』を使用する場合は
まず、暗黒世界のほこらに戻って死体がどうなっているかを
確認する必要があると思われます。
そうなると十中八九アトラス・ベリアル・バズズに見つかって
戦闘することになる可能性も出てきます。

…今度はミニモンとピエローヌが犠牲になるかもしれません
実績が無いのに、ふたりを見殺しにするのは避けた方が良いと思います。

『時の砂』を使って死体の肉体を保全状態に戻すことは可能かも…？
時間が経過しすぎていたら（風化・胃の中）諦めるしかないかもしれません。

『時の砂』はド○え門の『時間風呂敷』ではないですし

第三巻　>>308 >>311より抜粋
>ヘンリー「アルパ・クローズの元首は誰だい？なんでも巫女がいるとか聞いたぜ」
>あくましんかんB「我が国の元首は、光の教団の大教祖さまですが」

>あくましんかんB「大教祖さまは入信の儀で御多忙です。巫女さまではいかがですか？」

第三巻　>>339より抜粋
>ビアンカ「事実、ミルドラースのチカラは天空の神と遜色ないものだったわ」
>ビアンカ「天空の神の聖職者と信者は入信の洗礼を受けることで神の加護を得るけど」
>マリア「はい。事故や戦争などの不慮の死亡時、蘇生呪文で甦ることができますわね」
>ビアンカ「ええ。つまり魔界の神ミルドラースもそれと同じことができるのよ」
>ビアンカ「ミルドラースのご加護は、もともと魔物に生まれつき与えられるもの」
>ビアンカ「人間は洗礼という手順を行い、入信時に初めてご加護を与えられるわけね」
>ヘンリー（ウチのモンスターたちにも蘇生呪文が効くのはそういう理屈か）

第十一巻　>>764より抜粋
>三年前　　山奥の村　ニコル教会
>ニコル「おお、神よ！この者たちにあなたさまのご加護のあらんことを！」ｸﾜｯ
>村の人々はいのりをささげている。
>ニコル「竜の神はおかくれになられた。新しき神を迎えて光の国を目指しましょう！」
>ニコル「ビアンカさん。あなたもダンカンさんとともに新しい信心を始めませんか？」
>ビアンカ（新しい神さまには興味ないけど…お父さんたちは喜ぶよね。完治するかな）

総括
・イブールはアルパ・クロースでの住居希望者に
　直接入信の儀を施していたことから、加護代行者なのは確定？
・ミルドラースは魔物に生まれつき加護を与え、
　洗礼を受けた入信者にも加護を与える。
・ビアンカにミルドラースの加護を代行で与えたのは、今は亡き神父ニコル。
・マリアとヨシュアがミルドラースの加護を受けたのは大神殿で働き始めた時。
・その時に加護を与えた代行者は不明。
　それは、イブールかもしれないしゲマの可能性も。はたまた全くの第三者かも

余談。
マリアの信仰対象推移まとめ

幼少：ゴット地方の多重信仰が常識。唯一信仰対象不明
大神殿の働き手として志願後：ミルドラース
トンヌラ、ヘンリーと共に脱出後：マスタードラゴン
マスドラと対峙後：トンヌラ
トンヌラに告白後：無し
封印の洞窟にて望みの世界に行った後：ダークドレアム

マリアの加護推移まとめ

大神殿で洗礼を受け働く～樽で逃げ出す：ミルドラース
海辺の修道院で洗礼～望みの世界で王女：マスタードラゴン
望みの世界の神のしもべになる～現在：ダークドレアム

【暗黒世界】　荒野　基盤岩B　岩陰


＊《……むむー……めんようなくちざわり……されどなにやらくせになりそうな……》

＊《…トロットロだゼェ。動く植物だッたかンなァ。コレも魔物かもしンねェが…》

トンヌラ「…………。……う～ん……？」ﾎﾞｰ…

トンヌラはめをさました！

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・サンチョ・エスターク『「！』」


サンチョ「坊っちゃんっ！おはようございますっ！」ﾌﾞﾙﾝｯ

ピエローヌ『おはようござりまする！トンヌラどの！』ﾊﾟｸﾊﾟｸ　ﾋﾟｮﾝｯ

ミニモン『オォオォ。爆睡しやがッて。いつまで寝てンだヨォ』ｶﾞﾂｶﾞﾂ

トンヌラ『ごめん…ぼくだけずっと寝てたのかな…？』ｷｮﾛｷｮﾛ　ﾑｸ…


マリア『おはようございます。みなさんでお先に朝食をいただいていましたの』

トンヌラ「うん。おはようみんな。サンチョ、今は何時くらいなの？」ｽﾜﾙ

サンチョは懐中時計を取り出した。

サンチョ「今は、午前七時三十分ですね。さあさあ坊っちゃん、朝御飯ですよっ！」


朝御飯　トースト・マッドプラントのペッパーチーズサラダ・紅茶

トンヌラ「うわっ。なんか今回、封印の洞くつより豪華じゃない？　いただきまーす」


サンチョ「ドゥフフ！坊っちゃんのお供の魔物たちが食材を調達したおかげですよっ」

ミニモン「お供は止めろ。メシが旨ェから許してやンが」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

マリアはトンヌラの横で、ブリキのティーカップに紅茶を注いでいる。

トンヌラ「すごい、紅茶まである…。ありがたいなあ」ﾊﾟｸ　ﾊﾟｸ


ヘンリー「トンヌラ。夜中だけど、マリアに望みの神さまが取り憑いたらしいな」

トンヌラ「！　うん…（……エスタークが喋ったのか）ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク「………」ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

マリアはトンヌラに紅茶を手わたした。

マリア「御迷惑をお掛けしました」ﾌｶﾌﾞｶ

トンヌラ「ありがとう。迷惑なんてかかってないよ。なにか体の異常とかはない？」

マリア「はい、大丈夫です。トンヌラさんこそお体は…」

トンヌラ「ぼくもすっかり平気みたいだ」ﾊﾟｸ　ﾊﾟｸ

ヘンリー「ホッとしたよ。じゃあ、おまえも起きたし冒険の情報をまとめようぜ」


トンヌラたちはこれまでの魔界の冒険を統括した。（>>3)


トンヌラ『……安価の言動も鵜呑みにはできないけど、シビリンとベラが気になる』

ピエローヌ『ヨシュアどのもついておりまする！ごけねんむようでは？』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ミニモン『夢話なンざ下らねェ…ンだがヨォ。俺がアンクルホーンになッたのも夢だ』

トンヌラ・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・エスターク『！』

エスターク『おまえはアンクルホーンなのか？』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ミニモン『夢ジジイ曰くな。夢にゃ何かのチカラがある。ソレは事実だゼェ』ｶﾞﾂｶﾞﾂ

ミニモン『オマケに安価どもの情報まであンならヨォ。馬鹿にできねェ話だよなァ』

ヘンリー『すると人間界じゃ、シビリンとベラさんが捕まったってことかい？』

トンヌラ『あんまりハッキリと覚えてないんだけど、転移制御もされてたみたいで…』

トンヌラ『ヨシュアさんたちや…もしかしたらデボラさんも、危ないかもしれない…』


マリア『ゆかりんさんは昨日の午後八時にポートセルミで待ち合わせる手筈でしたの』

トンヌラ・ミニモン・ピエローヌ・ヘンリー『！』

マリア『昨晩、実際にポートセルミへルーラできたのか、私たちにはわかりませんが』

マリア『どんな事態だったとしても、ゆかりんさんは当地の状況を把握しています』


ヘンリー『よかった！ゆかりんちゃんのことだ、すでに手を打ってるぜ』

トンヌラ『そうだね。でも……。一度、人間界へ戻りたいな。海の神殿の祭壇でいい』

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・エスターク『！』

トンヌラ『おうじゃのあいで、魔界と人間界の現状の情報が交換できればいいんだ』


トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『ごちそうさまでした！』

サンチョ「お粗末さまでしたっ！」


ピエローヌ『……ふむー。ほこらには、あのでんせつのまものがいるでござるが……』

ミニモン『こッちにゃ地獄の帝王がいンだゼェ。俺らもレベルアップしてンだしヨォ』

ミニモン『ジジイを一撃で殺した連中を舐めるつもりは無ェが。殺れねェ訳でも無ェ』

トンヌラ『うん。暗黒世界のほこらの伝説の魔物を倒そう。ヘモ爺さんの仇討ちだ！』

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『りょうかい！』


トンヌラ『でも、ミニモンとピエローヌは大事を取って、最初は避難する方がいいな』

ミニモン『蘇生できねェンじゃ目玉オレンジがヤベェ。一発で地獄行きだ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ピエローヌ『おのれくちおしや！』ﾋﾟｮﾝｯ

トンヌラ『あの攻撃力を相手に戦うんだ。膨大なHPのきみが頼りになると思う』ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク『その者たちは私たちをほろぼすほど強いのか？　よろしい…』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

トンヌラ『マリア、ヘンリー。みんなの出発の支度が終わったら、補助準備を頼むよ』

マリア『かしこまりました』　　ヘンリー『任せてくれ』


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【トンヌラ　　HP:479/479　MP:406/406】攻2倍・守2倍・息耐性
【ミニモン　　HP:383/383　MP:269/269】攻2倍・守2倍・息耐性・蘇生不可
【マリア　　　HP:381/381　MP:544/550】攻2倍・守2倍・息耐性・呪文反射
【ピエローヌ　HP:406/406　MP:182/182】攻2倍・守2倍・息耐性・蘇生不可
【ヘンリー　　HP:436/436　MP:276/325】攻2倍・守2倍・息耐性
【サンチョ　　HP:413/413　MP:089/089】攻2倍・守2倍・息耐性
【エスターク　HP:9000/9000　MP:∞/∞】攻2倍・守2倍・息耐性・呪文反射
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【暗黒世界】　暗黒世界のほこら


ミニモンとピエローヌはにげだした！

トンヌラ・マリア・ヘンリー・サンチョ・エスターク《〈……………》〉ｷｮﾛｷｮﾛ

ミニモン『クソッ！到着直後にケツまくッて逃げなきゃいけねェたァヨォ～！』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ピエローヌ『いたしかたありませぬ！せんぱいがたにおまかせしましょう！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ｸﾞｵｰｰｰｯ

すさまじい速度の黒雲が南へ流れていく。

ミニモン『ハアハア…こンだけ離れりゃイイだろォ…』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ピエローヌ『はあはあ…ぎょい！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ミニモン・ピエローヌ『（ｸﾙｯ）………。？』

ミニモン『アァ～～？トンズラどもしかいねェぞ。オイ。ピエ太郎』ﾎﾟｶｯ

ピエローヌ『いたっ。むむ…てきしゅうはいずこや？』ｷｮﾛｷｮﾛ


ヘンリー『………やられたな。考えてみれば当然か』ﾎﾟﾑ

トンヌラ『うん……。…くそっ。おーい！ミニモーン！ピエローヌー！来てくれー！』

ミニモン・ピエローヌ《？》ﾐｱﾜｾ


…

ピエローヌ『ピエローヌけんざんつかまつりました！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

トンヌラ『あの伝説の魔物たちがいない…。それに、高台の旅の扉もないんだ……』

ピエローヌ『！？』ﾋﾟｮﾝｯ　　ミニモン『アァアァ……』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


マリア『どなたかが海の神殿の祭壇で、女神像から指輪を取り外したのだと思います』

ミニモン『祭壇の門を開く術は無ェ。このほこらから行ッた野郎が外しやがッたンだ』

ピエローヌ『なんと！？なれどゆびわをはずしたものもさいだんからでれぬのでは？』

ヘンリー『そうだな。でも、ミルドラースが配下にそう命令したんだろうさ。たぶん』


ミニモン『くくく。アテが外れたなァ？トンズラ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

トンヌラ『……生理的欲求の問題はあるよ。あの祭壇で過ごし続けることはできない』

マリア『はい。お母様の封印もある以上、旅の扉を使って魔界へ戻る必要が生じます』

ミニモン『だがソレがいつかはわかンねェ。俺らの目的はジャハンナだろォが』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ヘンリー『…ここで旅の扉が再び開くのを待ってられるような状況じゃないしな……』



A　トンヌラ（現在、人間界へ戻ることはできなくなってしまってるけど……）


1　旅の扉のことは後回しにして、パーティ全員でジャハンナへ向かう

2　エスタークにほこらを任せて、トンヌラたちはジャハンナへ向かう

3　旅の扉が開き何物かが戻るまで、パーティ全員がほこらで待機する

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B　※「はやぶさの剣【対象一名：二回こうげき】は誰が持ちますか？」
1　ミニモン【現状維持】　　2　ピエローヌ　　3　ヘンリー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C　※「ドラゴンキラー【対象ドラゴン系一名：ダメージ2倍】は誰が持ちますか？」
1　ミニモン　　2　ピエローヌ【現状維持】　　3　ヘンリー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
D　※「ゾンビキラー【対象ゾンビ系一名：ダメージ2倍】は誰が持ちますか？」
1　ミニモン　　2　ピエローヌ【現状維持】　　3　ヘンリー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
E　※「まどろみの剣【対象一名：ときどき眠らせる】は誰が持ちますか？」
1　ミニモン　　2　ピエローヌ【現状維持】　　3　ヘンリー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
F　※「きせきのつるぎ【対象自分：与ダメージの1/4値回復】は誰が持ちますか？」
1　ミニモン　　2　ピエローヌ　　3　ヘンリー【現状維持】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
G　※「まどろみの剣【対象一名：ときどき眠らせる】は誰が持ちますか？」
1　ミニモン　　2　ピエローヌ　　3　ヘンリー【現状維持】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――



>>31の投下時刻～2013/10/07(月)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当

Ａ１　Ｂ２　Ｃ２　Ｄ２
Ｅ２　Ｆ２　Ｇ３

呪文主体のミニモンの武器の必要性が今まで低かったので
いっその事ピエローヌに渡して攻撃＋回復にしてしまおう

ほこらに誰も居ないってことは
もしかして、ゴレムンとヘモ爺のお墓作る時間の余裕はありそう？
ソレが無理なら、皆でご冥福を祈り捧げる位は出来そうかな…

トンヌラ「人間界も心配だけど、しょうがない…。ぼくたちはジャハンナを目指そう」

ミニモン・マリア・ヘンリー「りょうかい！」

サンチョ「マーサさまの町へ出発するんですなっ！」ﾌﾞﾙﾝｯ

トンヌラ「うん。『ミニモン、ピエローヌ、ヘンリー。ちょっと装備を見直したい』

ピエローヌ『むむ？』ﾋﾟｮﾝｯ

トンヌラ『ヘンリーのきせきのつるぎを、ミニモンに渡して』

トンヌラ『ミニモンのはやぶさの剣を、ピエローヌに渡してほしいんだ』


ヘンリー『…トンヌラと旅を再開してから、ずっとこの剣の世話になってたな。ほら』

ヘンリーはミニモンにきせきのつるぎを手わたした。

ミニモン『オメーのバカヅキ。この剣のチカラだッたかもなァ？オラ！ピエ太郎』ﾋｮｲｯ

ミニモンはピエローヌにはやぶさの剣を手わたした。

ピエローヌ『（ﾊﾟｼｯ）わっとっとっ！ト、トンヌラどの、せっしゃはなにを…』ﾐｱｹﾞﾙ

トンヌラ『目的はピエロンドの強化だよ。だからピエローヌからはなにも渡さない』


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニモン

【きせきのつるぎ】　炎のよろい　オーガシールド　グレートヘルム　
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピエローヌ

ドラゴンキラー　炎のよろい　ちからのたて　ちりょくのかぶと
ゾンビキラー　まどろみの剣　【はやぶさの剣】　ふっかつのつえ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー

まどろみの剣　炎のよろい　ちからのたて　レヌールの王冠　エルフのおまもり
ラーの鏡
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ミニモン『ミドリムシ以下の残念野郎に成り下がッたな。くくく』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ヘンリー『おまえ、大切に使えよな。オレは…搦め手でがんばるか』ｳｰﾑ

ピエローヌ『このわざものはせっしゃもあつかえそうでござる…。たんれんあるのみ』

ミニモン『オイピエ太郎。付き合え。俺らン中じゃ剣のエキスパートはオメーだ』ｸｲｯ

ピエ太郎『ははっ！かたげいこにござるな？』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ミニモン『オォ。今ガチでやり合ッてみろ。死ぬぞ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

エスターク『ならば私が相手をしてやろう』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ミニモン・ピエローヌ『！？』ﾐｱｹﾞﾙ


ミニモン『ならばッてテメェは殺し合い専門だろォが！俺らは魔物だが蘇生できね…

エスタークのこうげき！ミニモンはすばやくみをかわした！

トンヌラ・ヘンリー・サンチョ「おおー！」　　ピエローヌ『おみごとにござる！』

ミニモン『…手は抜いてッか…。だが。オイ！話聞けッてンだヨォ！？』ﾋﾞｷﾋﾞｷ

ピエローヌ『エスタークどのならば、ぞんぶんによんとうりゅうをためせるでござる』

エスターク『さあ来るがよい』ﾐｵﾛｽ

ミニモン『ハァ…。ブロコとトカゲもだが。古代生まれは洒落ンなンねェンだよなァ』


トンヌラ『ノリのいい帝王だなあ。稽古が終わったらみんなの回復を頼むよ、マリア』

マリア『はい』ｸｽｯ

ｸﾞｵｰｰｰｯ

すさまじい速度の黒雲が南へ流れていく。

トンヌラ「伝説の魔物と旅の扉もだけど、ヘモ爺さんもいない。火葬されたのかな？」

サンチョ「ふむ。ゴーレムとちがいマダンテで亡くなったわけではありませんからな」


ヘンリー「ゴレムンは、ミニモンのマダンテで装備もろとも吹っ飛ばされてしまった」

ヘンリー「遺灰くらい持って帰りたかったけどな……」

マリア（……ゴーレムさん。おじいさん……）ｲﾉﾘ

トンヌラ「ゴレムンの遺産はマダンテ…だと思ってる」

マリア・ヘンリー・サンチョ「！」

トンヌラ「すべてが落ち着いたら、ふたりのお墓を作ろう」


ミニモンのこうげき！エスタークに73のダメージ！ミニモンのキズがかいふくした！

ミニモン『オォ？エスターク相手ですらちッたァ回復する訳か。面白ェな…』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ピエローヌのこうげき！

ピエローヌ『ひとつ！』　　エスタークに77のダメージ！

ピエローヌ『ふたつ！』　　エスタークに73のダメージ！

ピエローヌ『みっつ！』　　エスタークに70のダメージ！

ピエローヌ『…よっつ！』　　エスタークに65のダメージ！

ピエローヌ『い？いつつ！』　　エスタークに71のダメージ！


ピエローヌ『…はやぶさのけん！てごたえはやわいが、これのみでふたつでござるか』

ミニモン『だが。エスターク相手の結果だ。計350くれェが最低期待値だゼェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ピエローヌ『ははっ！おめよごしをごぶれいいたしました！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

エスターク『あの会心の連撃はどうした？』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ピエローヌ『あれなるはてんちのちからにござる！せっしゃのみのわざにあらず』ﾐｱｹﾞﾙ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【トンヌラ　　HP:479/479　MP:406/406】
【ミニモン　　HP:383/383　MP:269/269】蘇生不可
【マリア　　　HP:381/381　MP:507/550】
【ピエローヌ　HP:406/406　MP:132/182】蘇生不可
【ヘンリー　　HP:436/436　MP:276/325】
【サンチョ　　HP:413/413　MP:089/089】
【エスターク　HP:9000/9000　MP:∞/∞】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【暗黒世界】　荒野　　北上中


トンヌラ（マリアのルーラで暗黒世界のほこらから基盤岩Bへ戻って、北上してるぞ）

トンヌラは魔界の地図を手にとった。

トンヌラ『峡谷を越えると…本当だ。地図の通り、東の景色が開けている。次は東だ』

トンヌラ『エスタークが魔界の地理に詳しいなら、道案内してもらったんだけど』ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク『なにも思い出せぬ。ここがどこなのかもわからぬ……』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ミニモン『錯乱しねェだけマシだ。地獄の帝王が狂ッたらジジイの比じゃねェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア『でもお気の毒ですわ。帝王さまもジャハンナで何かが得られると良いですね』



>>36（好不調率（コンマ以下）の数値で、エンカウントの是非と内容が変化します）

ほいさ

ミニモン『アァー…』ﾎﾟｽｯ

ミニモンはエスタークの頭上にすわった。

エスターク『………』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ピエローヌ『ミ、ミニモンせんぱい！エスタークどのはおいかりやも！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ


ミニモン『ッセェ。何か音が近付いてやがンだ。上空なンだがヨォ』ﾐｱｹﾞﾙ

トンヌラ・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・エスターク『！』ｼﾞｬｷｯ

サンチョ「？敵ですかっ！？」ｼﾞｬｷｯ　


ﾋｭｰｰｰｰ…　ﾋｭｰｰｰｰ…　ﾋｭｰｰｰｰ…　ﾋｭｰｰｰｰ…

ミニモン『この落下音。トサカ軍団かもしンねェ』ﾐｱｹﾞﾙ

マリア『悪魔さんとナイトさんが危険ですわ！』ﾐｱｹﾞﾙ


ホークブリザードがあらわれた！

ライオネックがあらわれた！

バズズがあらわれた！

フレアドラゴンがあらわれた！

ゴールデンゴーレムがあらわれた！

れんごくちょうがあらわれた！


ミニモン『オォオォ…。エリートども。くくく』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

トンヌラ『ミニモン！その紫の悪魔は伝説の魔物のひとりだ！』ﾐｱｹﾞﾙ

バズズ『ぐふふ…ぐひひ…』ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

ミニモン『ホォ…？馬鹿みてェだが。エテ公じゃねェのか？』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ヘンリー『うーん。たしかにあんな感じではなかったような気がするな』ﾐｱｹﾞﾙ

ピエローヌ『トンヌラどの！ごめいれいを！』ｼﾞｬｷｯ



A　ガンガンいこうぜ（パーティ＋エスタークの全員でたたかう）

B　ぼくらにまかせろ（ミニモンとピエローヌはにげる。この二名だけ経験値なし）

C　ていおうがんばれ（パーティはにげてエスタークがたたかう。全員経験値なし）

D　にげる（成否は、00:00直前かつZ以外のレスのコンマ以下の数値で判定）



>>41の投下時刻～2013/10/08(火)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当

この戦闘は>>1のAIで進行します【要注意・万能ではありません】

Ａ
回復、フバーハ必須。相手のザラキ使いは一匹。
統率をとれるリーダー格が居ないのかも

相手のデータまとめ

ホークブリザード
ttp://dq5-ds.ek-pro.com/party/ha/hawk_blizzard.html

ライオネック
ttp://dq5-ds.ek-pro.com/party/ya/lionek.html

バズズ
前回遭遇したヤツ(伝説級)とは違うような情報があるので参考までに
ttp://dq5-ds.ek-pro.com/monster/detail/bazuzu.html
取得特技：ヒャダルコ　マヒャド　メガザル

フレアドラゴン
ttp://dq5-ds.ek-pro.com/monster/detail/fureadoragonn.html
取得特技：はげしいほのお　やけつくいき

ゴールデンゴーレム
ttp://dq5-ds.ek-pro.com/monster/detail/go-rudenngo-remu.html
取得特技：ふりまわし　バギクロス

れんごくちょう
ttp://dq5-ds.ek-pro.com/monster/detail/renngokuchou.html
取得特技：ベギラゴン　かえんのいき　はげしいほのお

Ｚ
行動順予想　

トンヌラたちの能力値(素早さ)は　第十二巻>>315を基準に推測。
この数値は古いため順番が前後するでしょう。平均５レベルアップしていますし

※表記　名前[すばやさの数値]

ライオネック[210]→マリア[202]→トンヌラ[177]→ピエローヌ[136]→ホークブリザード[130]→
→ゴールデンゴーレム[125]→ミニモン[112]→ヘンリー[99]→バズズ[89]→フレアドラゴン[87]→
→れんごくちょう[86]→エスターク[85]→サンチョ[42]

Ｚ

>>41をよく見直してみたら
>この戦闘は>>1のAIで進行します【要注意・万能ではありません】
とあるのを見落として
いままでの流れのまま戦闘行動選択安価制だと思い込んでたみたいです。

>>１さん
発言を見落としてしまって、本当にごめんさい。

Ａ

>>１さんに質問です。
今後も戦闘は>>１さんＡＩにお任せし続ける流れになるのですか？

※「>>55」

※「当DQ5SSは基本的に安価次第ですし、そういう事にはならないと予想しています」
※「今回は移動中のエンカウントなので、さくせん型の戦闘システムにしてみました」

トンヌラ『ミニモン、ピエローヌ！【ぼくらにまかせろ】！』

ミニモン・ピエローヌ『りょうかい！』

ミニモンとピエローヌはにげだした！


トンヌラはおうじゃのあいをつかった！

マリア（獣人さんは大神殿でも見たわ。七色のホーコさんは初めて…トンヌラさん！）

トンヌラ｛しかも伝説の魔物とホークブリザードもいる。加護を受けていても危ない｝

トンヌラ｛マリアは敵の呪文を封じてくれ｝

マリア（かしこまりました！）

マリア『汝の舌を抑えて悪をつかしめず。汝の口唇を抑えて虚偽をいわざらしめよ！』

マリアはマホトーンをとなえた！


ホークブリザード『シット！』　　ホークブリザードのじゅもんをふうじこめた！

ライオネック『おっと？危ない危ない』　　ライオネックにはきかなかった！

バズズ『ぐわああ～！？』　　バズズのじゅもんをふうじこめた！

フレアドラゴン『ブオオ…』　　フレアドラゴンにはきかなかった！

ゴールデンゴーレム『詠唱制御』　　ゴールデンゴーレムのじゅもんをふうじこめた！

れんごくちょう『テメエ！ヨクモ！』　　れんごくちょうのじゅもんをふうじこめた！


トンヌラ・ヘンリー・サンチョ「おおーっ！」

トンヌラ「いいぞマリア！」

マリア「はいっ」

トンヌラ｛ヘンリー！ライオネックなら呪いを使ってくるかもしれない｝ﾀﾀｯ

トンヌラのこうげき！ライオネックに140のダメージ！

ライオネック『ぐはっ！？…！』ﾊﾞｻﾊﾞｻ！

ヘンリー（ああ！脅威から無力化、だな！）


ゴールデンゴーレム『迎撃』ﾌﾞﾝｯ

ゴールデンゴーレムはもっているぶきをはげしくふりまわした！！

ヘンリーに53のダメージ！

ヘンリー「ぐっ…！？」ｸﾗｯ

ヘンリーのこうげき！ライオネックに77のダメージ！

ライオネック『ぐうっ！？』ﾊﾞｻﾊﾞｻ！

ヘンリー（くそっ！攻撃力がずいぶん落ちてるぜ。奇跡もそうそう起きねえしなあ）


ライオネック『…ハア、ハア。僕を……この僕を！低俗な人間が！』ｶｯ

ライオネックはバギクロスをとなえた！

トンヌラ・マリア・ヘンリー・サンチョ（バギクロス！？）

ﾋﾞｭｳｳｳｳｳｰｰｰｰｯ！

トンヌラたちに最大101のダメージ！

バズズ『ぐううーー！？呪文ー！』ﾋﾞｭﾝｯ

バズズのこうげき！マリアに34のダメージ！　

マリア「あっ…！く」ｸﾞｸﾞｯ

トンヌラ（あまいいきを吐かないぞ。ダメージも小さい。雰囲気も前回とは違う…）

トンヌラ「確かにあの悪魔、伝説の魔物じゃないかもしれないな」

ヘンリー「ホークブリザードもいろんなヤツがいるみたいに、種族が同じってだけか」


ﾋﾞｭｳｳｳｰｯ！

ライオネック『！？僕のバギクロスが、返ってくる…？』ﾊﾞｻ　ﾊﾞｻ…

ライオネックにはきかなかった！

ライオネック『マホカンタか？フン…。どの人間の仕業だ』ｷｮﾛｷｮﾛ

エスターク『………』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ライオネック『じ、地獄の帝王……』ｺﾞｸﾘ


フレアドラゴンはやけつくいきをはいた！

トンヌラはからだがしびれてうごけなくなった！

マリアはからだがしびれてうごけなくなった！

ヘンリーはからだがしびれてうごけなくなった！

サンチョはからだがしびれてうごけなくなった！

エスタークはいきをかわした！


ﾄﾞｼｬ　ﾄﾞｼｬ　ﾄﾞｼｬﾄﾞｼｬ！

マリア「…！！……」ﾋﾟﾘｯ

トンヌラ（しまった！やけつくいきを吐くなんて！）ﾋﾟﾘｯ


ミニモン・ピエローヌ『！？』ｷﾞｮｯ

ミニモン『マジか！？あンのバカども！』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀｯ

ピエローヌ『ごかせいつかまつりますか！？』ﾋﾟｮﾝｯ

ミニモン『（ｸﾞｲｯ）待ちな！もォコワモテのターンだ』


エスターク『……』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ホークブリザード・ライオネック・バズズ・れんごくちょう『…』ｺﾞｸﾘ

ﾋﾟｶｯ！

エスタークはイオナズンをとなえた！

ホークブリザード・ライオネック・バズズ・れんごくちょう『ギャーッ！』ﾄﾞｺﾞｫｫｫﾝ！

まもののむれに最大131のダメージ！ライオネックをたおした！

ﾋﾟｶｱｯ！

エスタークはイオナズンをとなえた！

ホークブリザード・バズズ・れんごくちょう『グギャアーーッ！？』ﾄﾞｺﾞｫｫｫﾝ！

まもののむれに最大137のダメージ！

ホークブリザードをたおした！バズズをたおした！れんごくちょうをたおした！


サンチョ（トンヌラ王のお供の魔物はみんな、恐ろしいチカラを持っていますね…）

サンチョはからだがしびれてうごけない！


マリア（帝王さま。どうかお願いします…）

マリアはからだがしびれてうごけない！

トンヌラ（残りは、あのゴールデンゴーレムと、フレアドラゴン…）ﾋﾟﾘｯ

トンヌラはからだがしびれてうごけない！


ゴールデンゴーレム『ダメージ甚大……逃亡を検討』ｺﾞｺﾞ

フレアドラゴン『エス…ターク…！』ﾎﾞｵｵ

まもののむれはにげだした！しかしまわりこまれてしまった！

ゴールデンゴーレム・フレアドラゴン『！？』

エスターク『逃がすわけにはいかぬ。完全に勝敗を決するまでが戦いなのだ』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


ヘンリー（容赦ねえや。オレたち、この地獄の帝王によく勝てたな）ﾋﾟﾘｯ

ヘンリーはからだがしびれてうごけない！


エスタークはぜんしんをふるわせ、つめたくかがやくいきをはいた！

フレアドラゴン『ア…ア…！？』ﾋﾞｼﾋﾞｼｯ

ゴールデンゴーレム『！…凍…』ﾋﾞｼﾋﾞｼｯ

まもののむれに最大133のダメージ！

フレアドラゴンをたおした！ゴールデンゴーレムをたおした！


エスターク『終わりだ』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

まもののむれをやっつけた！


トンヌラ『ピ…エ……』ｽﾞﾙｯ

ピエローヌ《せんぱいがた！ただちに！》ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ミニモン《コワモテがいなかッたらどォなッてたンだ？マダンテは使い切りだしヨォ》


ピエローヌはキアリクをとなえた！トンヌラたちのしびれがきえた！

サンチョ「ドゥフゥ……」ﾎﾞﾃ…

マリア『ありがとうございます。ナイトさん。帝王さま』ﾌｶﾌﾞｶ

トンヌラ『助かったよ。エスターク』ﾐｱｹﾞﾙ


エスターク『おまえたちは状態異常に弱いのか？』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ミニモン『人間どもはそォでもねェ。だがアホみてェに運が悪ィ時がある』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン『テメェと殺り合ッた時は逆だゼェ。バカヅキだッたろォ？』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


【暗黒世界】　荒野　　東上中


ｸﾞｵｰｰｰｯ

すさまじい速度の黒雲が南へ流れていく。

トンヌラ「巨大な岩と砂漠の世界が続いてる。視界は相変わらずの薄暗さだ…」ﾐｱｹﾞﾙ

トンヌラ「サンチョ、今は何時くらいだろう」ﾁﾗｯ

サンチョ「ふうふう…。ええっとですね……。午前…十時十分ですな」

ヘンリー「つめてっ！？」ﾋﾞｸｯ　　マリア「？」ﾁﾗｯ

ﾋﾞﾁｬ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラ「いて！？あ、雨？　大粒で、しかもなんか速いぞ！」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ！

マリア「東の一番近い岩まで、数キロはあります。岩陰はなく、雨宿りはできません」

トンヌラ「人間界と同じ雨ならいいんだけど。ダメージになりませんように」ｺﾞｿｺﾞｿ

トンヌラはふくろからやすらぎのローブを取り出して、マリアに羽織らせた。

トンヌラ「……これでよし。アルパ・クローズでビアンカが着てた巫女のローブだ」

トンヌラ「本当はみずのはごろもがあれば良かったんだけど、あいにく持ってない…」


ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

マリア「皆さんはどうなさるんですか？私だけが防雨具をまとうわけにはいきません」

トンヌラ「今使えそうなものはそれしかない。じゅうたんも…う～！…広がらないし」

トンヌラ「それならぼくはマリアの体力を温存したいんだ。誰か異存ある？」


ヘンリー「ないない、あるわけない。いいからマリアを大切にしてくれ」ﾋﾗﾋﾗ

サンチョ「私たちの治療係ですし、なにより次期グランバニア王の女性ですからな！」

マリア「～～！！」ﾎﾞｯ

ミニモン「加護無しの俺も濡れたくねェ」ﾊｰｲ

トンヌラ「悪魔め、風邪を引けるなら引いてみろ」ﾎﾟｶｯ

ミニモン「ッてェ！？渡す気が無ェなら何故聞きやがる」ﾋﾘﾋﾘ


【暗黒世界】　荒野　　東上中


ｸﾞｵｰｰｰｯ　　ｻﾞｱｱｱｱｱ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ　ｻﾞｻﾞｻﾞ…

ミニモンとピエローヌはエスタークのひだりかたにすわっている。

ミニモン『スゲェ雨だゼェ。轟音で地獄耳でも音を聞き分けれねェ』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

ピエローヌ『むむー。くらいうえ、うすぼんやりでござる』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ


マリアとサンチョはエスタークのみぎかたにすわっている。

サンチョ「いやあ、本当に助かります！食材などの荷物はまだまだ多いですからねっ」

マリア『帝王さま…御無理を言ってごめんなさい』ﾁﾗｯ

エスターク『おまえたちの望みならばしかたがないな……』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


ｻﾞｱｱｱｱｱ　ｻﾞｻﾞｻﾞ…

トンヌラ『ぼくたちは東へ向かってるけど、前方の岩が少なくなってきた』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

ヘンリー『砂漠が終わるかもな。魔界の地図も砂漠の東は平野っぽかったぜ』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラ『さっきのまもののむれって、野生だろうか。ミルドラースの手下だろうか』

ヘンリー『冷てえ～！どうだろうな、オレはみんな手下のつもりで考えてるけど』ﾋﾞﾁｬ

トンヌラ『…それくらいの心構えがいいね。思惑はどうあれ今の目的はジャハンナだ』


ヘンリー『ジャハンナか…。おまえの母さん、今日は連絡してこないなあ』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラ『……お母さんは、この過酷な世界でずっと戦い続けてきたんだな……』ﾐｱｹﾞﾙ



>>65（好不調率（コンマ以下）の数値で、エンカウントの是非と内容が変化します）

高コンマ来い！

ｸﾞｵｰｰｰｯ　　ｻﾞｱｱｱｱｱ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ　ｻﾞｻﾞｻﾞ…

豪雨を降らす黒雲はすさまじい速度で南へ流れていく。

トンヌラ『ミニモン！なにか異常は！？』ﾐｱｹﾞﾙ

ミニモン『無ェがヨォ！雨でよくわかンねェ！』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラ『わかった！ありがとう！』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ


ヘンリー『ふう…。この雨じゃ、襲撃だってしたくないよな』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラ『言えてる』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ


…

……


【暗黒世界】　平野


ｻﾞｱｱｱ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラ『荒野、砂の世界が終わった。草木の青々とした匂いが漂ってくる』ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラはサンチョの懐中時計を手にとった。

トンヌラ『午後、零時四十分。大きな木でも探して雨宿りしようか？体が冷えてるよ』

ヘンリー『賛成だぜ。雨は珍しくないけど、こんな豪雨に打たれ続けるのは初めてだ』


トンヌラ『あの木なら高さ20メートルはあるかな。樹冠幅も10メートル以上はある』

周囲の草木はうねうねとゆらめいている。

ヘンリー『うーん、魔界の植物だからなあ。不気味で…。雨宿りさせてくれるかな？』


【暗黒世界】　平野　樹林


ｳﾈｳﾈｳﾈ　　ｻﾞｱｱ…　ﾎﾟﾁｬｯﾎﾟﾁｬｯ

サンチョ「おおっ。木々が雨よけになりますな。ずいぶんマシになりましたよ」ｷｮﾛｷｮﾛ

サンチョ「うーむ……。木々が動いている姿にはどうも慣れませんが……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

エスターク「前方のその木で休むのか？」ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

トンヌラ「うん」


【暗黒世界】　平野　樹林　　大高木


ｻｱｱｱ…　ﾎﾟﾁｬｯﾎﾟﾁｬｯ

トンヌラ「雨の勢いは変わってないけど、この樹林、大高木の下だと霧雨程度だ」ﾊﾞｼｬ

ミニモン・マリア・ピエローヌ・サンチョは地面に降りた。

マリア「ありがとうございました。帝王さま」ﾌｶﾌﾞｶ


トンヌラ「サンチョ。お腹は空いてるんだけど、昼御飯をとったら贅沢だろうか？」

サンチョ「いえっ！ジャハンナまでは徒歩で数日ですし、襲撃も続くでしょうから」

サンチョ「しっかりとごはんを食べて、英気を養っておくべきですよっ！」ﾌﾞﾙﾝｯ

ミニモン「ッたり前だァ！？メシ抜きィ～？笑えねェ冗談は止めろ！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ



>>68（好不調率（コンマ以下）の数値で、エンカウントの是非と内容が変化します）

空腹時に襲撃にあいません様に

トンヌラ『よし。暖を取りたいし、サンチョの食事の支度もある。火を焚こう』

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『りょうかい！』


ピエローヌ『きのえだと、おちばをひろってまいりまする！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

＊『『あっ、あっー。それならいー。安心したあー』』

トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『？』

ヘンリー『気の抜けそうな声がしたぜ。敵か？』ｼﾞｬｷ…

＊『『ちょー？なんでそー殺気立つんだ？やめて。やめてえー』』


ミニモン『絶妙にムカつく声してンなァ。出て来やがれェ！』ｷｮﾛｷｮﾛ

＊『『ええー？　後ろ見てよ。後ろねえー』』

トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『？』ｸﾙｯ

なんと！大高木はまかいじゅだった！

トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『！？』ｽﾞｻﾞｻﾞｯ！

サンチョ「むむ？どうしましたっ！？みなさん！」ﾌﾞﾙﾙﾝ


エスターク『わかってて来たのではないのか？』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

トンヌラ『全然気付いてなかっただろ！次から教えてくれ！』ﾄﾞｷﾄﾞｷ

まかいじゅ『『ひっでー雨だからね。動物が雨宿りしたいのはしょーがないね』』

ヘンリー『人面樹ってやつか…？でっけえなあ』ﾐｱｹﾞﾙ

ミニモン『ヤバさは感じねェンだが。サラボナの怪獣よりデケェぞ。コイツ』ﾐｱｹﾞﾙ


トンヌラ『きみも、ミルドラースの手先なのか？』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『みるどらーすー？おまえたちこそ何ー？人間なのに姿勢がいー』』

トンヌラ『姿勢？』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『クネクネした歩き方じゃねーって事ねー。まーいーけどおー？』』


サンチョ「坊っちゃん！今度の敵はこの高木ってことですか！？」ｼﾞｬｷｯ

トンヌラ「いや…なんか違うかも。サンチョは食事の支度を続けてくれ」ﾐｱｹﾞﾙ

サンチョ「ふむ？…わかりましたっ！魔物との対話はトンヌラ王にお任せしますよ」

トンヌラ『ミニモン、ピエローヌ、ヘンリー。きみたちも火を頼む』

ミニモン・ピエローヌ・ヘンリー『りょうかい！』


トンヌラ『きみは樹の魔物？動くことはできるのか？移動って意味だけど』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『できないよー。動物じゃねーんだからあー？しっしっし』』ﾕｻﾕｻ

トンヌラ『ミルドラースを知らないなら、光の教団やジャハンナもわからない？』

まかいじゅ『『わからねーよーー。なんかおまえよーしゃべる人間だねえー』』


マリア『木霊さん。この世界ではどんなお天気があるのか教えていただけませんか？』

まかいじゅ『『えー？天気ー？天気って天気？雨とか霧とか雷とかの、あの天気？』』

マリア『そうです。この世界にも、お日さまとお月さまはあるんでしょうか？』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『なにさまだってえー？おまえたちの話けっこー難しいなあー』』ｳｰﾑ

マリア『ごめんなさい。お住まいに踏み入った上に質問攻めしてしまいました』ﾌｶﾌﾞｶ

まかいじゅ『『暴れないならなんでもいーよ。暴れるのだけはやめてよー』』

ヘンリーはメラをとなえた！あつめられた枝と葉に火が点いた！

ﾎﾞｯ　ﾊﾟﾁ…ﾊﾟﾁ…


ミニモン「アァアァ。この雨で湿気ッて火が弱ェ。俺のベギラマも要るか？」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

サンチョ「いえいえ火は十分ですよ！でも、木っ端を少し拾ってきてくれませんか？」

ヘンリー「わかりました。『ピエローヌ、もうちょっと必要みたいだ。拾おうぜ』

ピエローヌ『ははっ！おまかせくだされ！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ


まかいじゅ『『炎上させるんだろー。終わったらちゃーんと火を片付けてくれよー』』

まかいじゅ『『火の不始末だけは絶ーーーー対に許さねーからなあーー！？』』ﾕｯｻﾕｯｻ

マリア『はい。取り扱いに気を付けて、きちんと後片付けしますわ』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『それならいーよいーよー』』



【暗黒世界】　平野　樹林の魔界樹


トンヌラ（対話可能の野生の魔物みたいだけど、分類するなら…人面樹属？かな？）

トンヌラ（樹林の平均高さは5メートルくらいで、まかいじゅは抜きん出て大きい）

トンヌラ（光の教団やジャハンナは知らなくても、この周辺のことは詳しそうだぞ）

トンヌラ（でも…このまかいじゅに聞きたいことや言いたいことなんてあるかな？）



>>73の投下時刻～2013/10/09(水)10:00までのレスから、トンヌラが判断

①いつも見ている人間というのは、いつも踊っていて
　だいだい色で、頭の先っぽに目玉があるヤツ？
②覚えている限りで、こんな大雨降ったのは最近あった？
③トンヌラたちみたいな姿をした生き物は見た事ある？
④このあたりで大きな金色の竜を見かけたことは？
⑤あっち（東の方を指さして）の遠くで煙が上がっている所を見たことは？
⑥『ふっかつのたま』『ときのすな』このふたつを聞いたことはない？
⑦あなたに危害をくわえたヤツは今まで居た？
　居たとしたら、どんなヤツだったか覚えてる？
⑧ここはず～っとこんな（光を遮る黒い雲が流れ続ける）天気なの？

こんな所かな？
また思いついたら書き込みます

話の腰を折るようで恐縮なんですが
>>1さんエスタークってどのくらいの
大きさなんでしょうかゴレムンくらいですかね
なんとなく気になるだけなんですが
よろしければお願いします

※「>>78」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※「第一巻749　ゴレムンの大きさ」


ゆかりん『えっ！？こ、このモンスター、エルヘブンのものだし、すごく大きいよ』

ミニモン『全長・周囲ともに3メートルはあンだろうがァ！テメェ節穴かァ！？』

シビリン『ナカまー？？デもおうチハいれナいネー』ﾌﾜﾌﾜ

ゴーレムE『………おまえ……めいれい……しろ………』ｺﾞｺﾞｺﾞ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※「第十二巻835　エスタークの大きさ」


マリア『骨の竜と燃える竜はお亡くなりに。それにしてもあの戦士さん、大きいです』

ヘンリー『あの大きさはどう考えても人間じゃねえな。ゴレムンよりでかい』ﾐｱｹﾞﾙ

ピエローヌ『あのいよう！ただものにあらず！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

サンチョ「…全長5メートルくらいでしょうか。強そうな魔物ですな…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※「第十二巻949　竜のトンヌラの大きさ」


ヘンリー『ゴレムンより大きな地獄の帝王よりさらに、竜のトンヌラは大きい…』ﾐｱｹﾞﾙ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――



※「>>77　①って何の事でしょうか？宜しければご教授下さい」

※「いつもご愛読ありがとうございます。お待たせして申し訳ありません＞＜；」

※「2013/10/15(火)までには再開させていただきます。今しばらくお待ち下さい」

ｻｱｱｱ…　ﾎﾟﾁｬｯﾎﾟﾁｬｯ

ヘンリー『雨は止まないな。高速の雨雲より上空では、光る雲が広がってる』ﾐｱｹﾞﾙ

ヘンリー『雨天でも明るさが変わらないよな。暗い世界だけど、まるで天気雨だぜ』

周囲の草木はうねうねとゆらめいている。

ピエローヌ『こがまもののせかい…』ｷｮﾛｷｮﾛ


ｸﾞｵｰｰｰｯ

豪雨を降らす黒雲は、すさまじい速度で南へ流れていく。

ピエローヌ『ちかではござったが、せっしゃはラインハットのおしろそだちゆえ』

ピエローヌ『にんげんがおらぬせかいのほうがおちつかないでござるよ』ﾐｱｹﾞﾙ

ミニモン『ハァ。都会育ちは軟弱だゼェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


トンヌラ『質問があるんだ。少し多いし、ぼくも意味がわからない質問もあるけど…』

まかいじゅ『『ん？おまえもわからないのに聞くんかあ？』』ｳｰﾑ

トンヌラ『ごめん、あまり気にしないで』ﾐｱｹﾞﾙ


◎火の不始末する奴がいたの？その時のことを聞かせて？
◎キミの前で暴れたやつがいたの？その時のことを聞かせて？
⑦あなたに危害をくわえたヤツは今まで居た？
　居たとしたら、どんなヤツだったか覚えてる？


まかいじゅ『『火は竜とかねえ。よーやるのは鳥だけど。暴れるのは多すぎてなあ』』

まかいじゅ『『でもおれはでけーからなあ。おまえたちの目印にもなってるしーー』』

まかいじゅ『『だから、おれを殺そうってやつはほとんどいねーかなあーー』』ﾌｰﾑ

まかいじゅ『『でもこの林でやりすぎるやつは多いからね。そーゆーのがこまるね』』

トンヌラ『やりすぎるって？』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『植物でも動物でもなんでもたっっっっくさん食おうとするんだよー』』

トンヌラ『乱獲ってことか』

まかいじゅ『『ほどほどならいーんだけどさあーー』』ｳｰﾑ

トンヌラ『竜って言ったね』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『ゆったよ』』


この辺に生息する魔物について
ふっかつのたま持ってるグレイトドラゴンとかいるといいな
④このあたりで大きな金色の竜を見かけたことは？
⑥『ふっかつのたま』『ときのすな』このふたつを聞いたことはない？


まかいじゅ『『ほんとーに質問多いね……。その話はよーわからんなーー？』』ﾌｰﾑ

まかいじゅ『『燃えてる竜は嫌い。おれみてーに真っ黒な竜もたまーに見るよーー』』

トンヌラ『黒い竜？それがグレイトドラゴンなのかな？』

まかいじゅ『『ふっかつのたま…とかときのすな？とかは聞いた事もねーなあーー』』

マリア『………』ｳﾂﾑｷ

トンヌラ『そうか……。ちなみにエスターク、きみに心当たりは？』ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク『わからぬ。玉のようなアイテムと金竜の記憶はない……』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

エスターク『炎竜と黒竜なら覚えているが、どちらも強者ではないな』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

トンヌラ『じゃあ…メタルキングは知らないかな？メタルスライムの王らしい』ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク『さて……？』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

まかいじゅ『『知ってるよー』』

トンヌラ・マリア『！』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『あっ、あっ、なに？ここを通るのを何回か見ただけだよーー』』ﾕｻﾕｻ

トンヌラ『学者さんの仮説通りだ。魔界にいるんだな。どっちへ向かったかわかる？』

まかいじゅ『『あっちへ行ったきりな気がするなあーー』』ﾕｻﾕｻ


まかいじゅは北東を指した。

トンヌラ『ジャハンナの橋の方向。ちょうど進行方向だ。マリア…もしかしたら』ｷﾞｭｯ

マリア『！（ﾄﾞｷｯ）……………。…………』ｷﾞｭｯ

マリア『トンヌラさん……。もし、もしですけど…ふっかつのたまを入手なさったら』

マリア『私の腕ではなくて、ゴーレムさんかおじいさんを蘇生できないでしょうか？』

トンヌラ『……！！』ﾊｯ


《《……マスタードラゴン「……ふっかつのたまという宝珠がある」……》》

《《……マスタードラゴン「その魔法のチカラは……」……》》

《《……マスタードラゴン「死亡した所有者の魂を引き戻すと同時に」……》》

《《……マスタードラゴン「肉体を完璧に復元する」……》》


マリア『竜の神さまのお言葉だと、御加護と御体がなくても蘇生できる気がします』

トンヌラ『た、確かにそう受け取れる…。というかぼくはその特性を利用することで』

トンヌラ『マリアの右腕を治そうとしてるんだった。でも…それじゃきみの腕は……』

マリア『私は構いません。でも、その私があなたの恥になるならごめんなさい』ﾌｶﾌﾞｶ

トンヌラ『恥になんてならないし、させないよ。……考えるのは、入手してからだな』


他の人間について知ってる事
③トンヌラたちみたいな姿をした生き物は見た事ある？
◎クネクネした歩き方の人間をみたことがあると言ったけど
・どういう人間？・何人くらいいた？・レベルは？・装備は？・使える呪文や特技は？
・名前は？・話をしたならその内容を知りたい・どこにいる？・どっちに行った？
・その人間に会ってみたいなどうすれば会える？


まかいじゅ『『人間もたまーに見るよー。でも通ってくだけだからなあーー』』

まかいじゅ『『話した事はねーんだあー。装備はおまえたちと似てた気がするよー』』

まかいじゅ『『そいつらも、あっちへ行ったきりかなあーー』』ﾕｻﾕｻ

まかいじゅは北東を指した。

マリア『木霊さんが御覧になったのは、お母様の町の人でしょうか？』

トンヌラ『うーん、たぶん』

まかいじゅ『『おまえたちはなんでクネクネしてねーんだあーー？』』ﾕｻﾕｻ

トンヌラ『普通にしてるだけだぞ。だから、きみがなにを言ってるのかわからない』


ミニモン「アァ？ミルク持ッて来てンのかヨォ！？マジに贅沢な旅じゃねェか」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

サンチョ「この旅で失敗は許されませんよ。しっかり食べてチカラを付けましょう！」

ﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ピエローヌ『みずとぎゅうにゅうをてつのなべでねっしてござる。こはなんぞや？』ﾌｰﾑ

まかいじゅ『『んあーー』』ｸﾝｸﾝ

ｻｱｱｱ…　ﾎﾟﾁｬｯﾎﾟﾁｬｯ　　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

トンヌラ「冷えた体が暖まってきた。装備と服も乾いてきたぞ。いい匂いがする……」

サンチョ「さあさあみなさん！お待たせしましたっ！」ﾌﾞﾙﾙﾝ


昼御飯　サンチョ特製ホワイトシチュー

トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『いただきまーす！』

エスターク・まかいじゅ『『………』』


ピエローヌ『かぐわしきかおり……むむー！？びみにござる！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ミニモン『オォ！？ベーコンまで入ッてやがる。こンな旅なら大歓迎だゼェ！』ｶﾞﾂｶﾞﾂ


ヘンリー『いや…。やっぱりゴレムンとじいさんの蘇生はできないんじゃないか？』ﾊﾟｸ

ヘンリー『神さまの説明だと、ふっかつのたまは死亡時だけ発動するアイテムだろ？』

マリア『“所有者の魂を引き戻す”……そうですわね。勘違いしてしまいました』ｳﾂﾑｷ

トンヌラ『……残念だな。でも、天空の神にも行方がわからないくらいの宝珠だ…』ﾊﾟｸ

トンヌラ『ゴレムンとヘモ爺さんが生き返るほど強力な蘇生力があってもいいよね』ﾊﾟｸ


ヘンリー（………トンヌラ。それならおまえは……）ﾊﾟｸ

マリア（？………　……！）ｺﾄｯ

ヘンリー（ゴレムンとじいさんじゃなくて親父さんを生き返らせたいんじゃないか？）

マリア（……私、トンヌラさんに余計なことを言ってしまったわ……）

トンヌラ『？　どうしたんだ？二人とも…』ﾊﾟｸ

ヘンリー・マリア『！』


ヘンリー『ん、なんでもないぜ…』ﾊﾟｸﾊﾟｸ

マリア『雨、止みませんね』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『いーなあーー。おれにも食べさせてくれよおーー』』

トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『！』ﾐｱｹﾞﾙ


トンヌラ『きみ、魔物だけど樹だぞ。こんな動物性の料理に興味があるのか？』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『料理いー？人間ってすげーなあーー』』ｼﾞｭﾙﾘ…

ミニモン『冗談じゃねェ。テメェが食ッたら一口で終わりだろォが？』ｶﾞﾂｶﾞﾂｶﾞﾂ

ピエローヌ『それはいやでござるよう！』ｶﾞﾂｶﾞﾂ

まかいじゅ『『おまえたちと同じ量でいいよおーー』』ﾕｻﾕｻ！ﾕｻﾕｻ！

ｻﾞｱｱｱ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

ミニモン『テメェ！？』　　マリア『きゃっ！』　　ヘンリー『つめてっ！？』


トンヌラ『わかった、用意するよ。だから動かないで。ゆっくり雨宿りさせてくれ』

まかいじゅ『『わるいわるい、うっかりしたあーー』』


②覚えている限りで、こんな大雨降ったのは最近あった？
⑧ここはず～っとこんな（光を遮る黒い雲が流れ続ける）天気なの？


まかいじゅ『『（ﾍﾟﾛﾘ）……。うはあーー？すげー味。ん？雨か？よー降るよおー』』

まかいじゅ『『空？空はいつもこーだろ？おまえたちの家じゃー違うんか？？』』ﾌｰﾑ

①いつも見ている人間というのは、いつも踊っていて
　だいだい色で、頭の先っぽに目玉があるヤツ？


まかいじゅ『『それってほんとーに人間かあー？？そーゆー魔物ならいるけどなあ』』


⑤あっち（東の方を指さして）の遠くで煙が上がっている所を見たことは？


まかいじゅ『『ああーー。よー上がるねー。あの煙って何？おまえたち知ってる？』』

トンヌラ『知らない。今は上がってる？』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『雨が降ってるからよー見えんけどおー…。たぶんねーかなあーー？』』


エスターク『………』ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ミニモン『地獄の帝王もメシを食うンだなァ』

エスターク『なかなか、うまかったな』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ピエローヌ『ちょうじょうにござる。ごごのたびもがんばりましょうぞ！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ


トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『ごちそうさまでした！』

サンチョ「お粗末さまでしたっ！」


トンヌラ（ふー、すっかり暖まったぞ。さて、後片付けだ。時刻は……

トンヌラはサンチョの懐中時計を手にとった。

トンヌラ（午後、二時二十分。ジャハンナまでの残りの距離はどれくらいだろうか？）


ｻｱｱｱ…　ﾎﾟﾁｬｯﾎﾟﾁｬｯ

トンヌラ（雨の勢いは変わらない。この平野からは北東へ進むことになるけど…）

トンヌラ（魔界の地図によると、しばらく森が続くみたいだ。木々が雨除けになるな）

マリア『こんなに大雨ですから、食器洗いが助かりますね』ﾌｷﾌｷ

ヘンリー『ははは、そうだね（……マリア、片腕なのに器用だなあ……）ﾌｷﾌｷ


ピエローヌ『ミニモンせんぱい！あまみずをためてなにをしてるんでござるか？』

ミニモン『アァ？淡水化だヨォ』

まかいじゅ『『てぎわのいいやつらだなあーー。感心感心』』ﾕｻﾕｻ



>>94（好不調率（コンマ以下）の数値で、エンカウントの是非と内容が変化します）

ほい

ミニモン『……アァ？トンズラァ！北から何か来てンぞォ』ｺﾎﾟｺﾎﾟ

トンヌラ・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・エスターク・まかいじゅ『『！』』

ヘンリー『くそっ、片付けてる最中なのにな…』ｼﾞｬｷｯ

トンヌラ『きみたちはいい、ぼくたちでなんとかする。ピエローヌ！エスターク！』

ピエローヌ『ははっ！』ﾋﾟｮﾝｯ　　エスターク『よろしい』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


まかいじゅ『『なんでそー殺気立つんだあー？乱暴物が来るのか？』』

ミニモン『バァカ。テメェが平和過ぎンだヨォ。まァアホどもに任せとけ』ｺﾎﾟｺﾎﾟ


ｽﾞﾙｽﾞﾙ…　ﾋﾟｮﾝ　ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

マリア『ナイトさんには御加護がありませんわ。心配です』ﾊﾗﾊﾗ

ヘンリー『…トンヌラと帝王さまが付いてるよ。大丈夫さ』ﾌｷﾌｷ


ワイトキングがあらわれた！

ゴルバがあらわれた！

ガルバがあらわれた！

ゴルバ『え、エスタークだ。エスタークが人間と一緒だ』ｼﾞﾛｼﾞﾛ

ガルバ『雑魚はいいけどエスタークをどうしよう』ｼﾞﾛｼﾞﾛ

ワイトキング『地獄の帝王…今度こそ…死体にしてくれるぞ…』ｽﾞﾙﾘ…


エスターク『おまえたちは三つ目を倒せ。あれのみが高熱に強い』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ピエローヌ『！』

トンヌラ『了解！』ﾀﾀｯ

トンヌラのこうげき！ゴルバに151のダメージ！ゴルバをたおした！

ゴルバ『！？強…』ﾄﾞｼｬ！

ガルバ『！？』　　ワイトキング『おのれぇ…』


ピエローヌ『おみごと！』

エスターク『ならばおまえは骨の王を狙え。五回攻撃は要らぬ』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ピエローヌ『ぎょい！おかくご！』ﾋﾟｭﾝｯ

ピエローヌのこうげき！ワイトキングに165のダメージ！

ワイトキング『！？こ…これは…貴様…！！』ﾌﾞｼｭｰｯ

ピエローヌ『これぞゾンビキラー！よみおくり！』ｼﾞｬｷｯ


まかいじゅ『『うわあー。強えーー…』』ﾕｻﾕｻ

ガルバ『くそぉっ！よくもゴルバをっ！』ﾋﾟｮﾝｯ

ガルバのこうげき！トンヌラに28のダメージ！

ワイトキング『無礼者が…！！』ｶｯ

ワイトキングはバギクロスをとなえた！トンヌラたちに最大97のダメージ！


ﾋﾞｭｳｳｳｰｰｯ！！　ｶﾞｻｶﾞｻ！

まかいじゅ『『うわっ！？暴風の呪文だあー！やめろお～～！！』』ｶﾞｻｶﾞｻ！

ミニモン『（ﾋﾞｭｳｰｰ）オイ！（ｶﾞｼｬｱﾝ！）だァ！？アァ………。アァ～～～～？』ﾜﾅﾜﾅ

ミニモン『お…俺製蒸留水を吹ッ飛ばしやがッて……。あンの骨野郎ォ～！！』ﾋﾞｷﾋﾞｷ

エスターク『………』ｶﾝｯ

ひかりのかべがじゅもんをはねかえした！ワイトキングにはきかなかった！

ミニモンがあらわれた！

トンヌラ・ピエローヌ・エスターク・ワイトキング・ガルバ『！？』


ミニモン『ブッ殺してやらァ！！』ｶｯ

ミニモンはメラゾーマをとなえた！ワイトキングに151のダメージ！

ワイトキング『ぐおあアア…！？』ﾎﾞｺﾞｵｵｵｯ！

ワイトキングをたおした！


ガルバ『う…あ…こんなの勝てっこない…』ｼﾞﾘｯ…

エスタークのこうげき！ガルバに194のダメージ！ガルバをたおした！

ガルバ『』ﾄﾞｸﾞｼｬｱ！

まもののむれをやっつけた！


ミニモン『クソッ。また最初ッから作り直しじゃねェか。馬鹿野郎』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


…

……


ｻｱｱｱ…　ﾎﾟﾁｬｯﾎﾟﾁｬｯ

トンヌラ『午後三時だ。出発の準備ができたぞ。雨宿りさせてくれてありがとう』ﾐｱｹﾞﾙ

まかいじゅ『『いーよいーよ。気を付けて旅を続けろよなあー。また来いよー』』ﾕｻﾕｻ

トンヌラ『そうだね。マリア、ルーラの登録はできてる？』

マリアはルーラをねんじた！

マリア『はい。大丈夫ですわ』ﾆｺｯ

トンヌラ『きっとまた来るよ。今度は急に現れるだろうけど、驚かないでくれ』ﾐｱｹﾞﾙ


まかいじゅ『『姿勢がよくてメチャ強えー人間たち、おまえたち、気に入ったぞー』』

まかいじゅ『『おれのとっておきをやる。おい、紫の羽根チビー』』ﾐｵﾛｽ

ミニモン『ケンカ売ッてンのか。テメェは』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

まかいじゅ『『おれは真っ黒らしいけど、一つだけ緑っぽい葉があるらしいんだあ』』

まかいじゅ『『どこにあるかわかんねーけどねー。おまえたちにやるから探せよー』』


ミニモン『葉ッぱだァ？葉ッぱ一つなンざ探してられッか』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

トンヌラ『きみはゆかりん先生の宝探し、得意だったろ』

ミニモン『アァ？まァなァ。しゃアねェなァ～～。パパッと拾ッてくンゼェ》ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ピエローヌ《せ、せっしゃだってとくいでござるよ》ﾋｿﾋｿ

マリア《そうですわね。でも、高いところは悪魔さんにお任せしましょう》ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ミニモン『つッてもコイツ……高さ20ｍ…樹冠幅10ｍはあッからなァ……』ｺﾞｿｺﾞｿ

まかいじゅ『『しーっ！しっしっしっ！？くすぐるのはやめてよおー？』』ﾕｯｻﾕｻﾕｻ

ミニモン『ッセェなァ！？くすぐッてンじゃねェンだヨォ！クラゲじゃあるまいし』

ミニモン『オォ？アレか……？スゲェ目立ッてンなァ。オイ。引ッこ抜くぞォ？』ｸﾞｲ

まかいじゅ『『いいよーー。痛くないしー』』ﾕｻﾕｻ

ﾌﾞﾁｯ

まかいじゅ『『いてーーっ！？何すんだおまえーー！？』』ﾕｻﾕｻ！

ｻﾞｱｱｱ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

トンヌラ「ああ、雨が、雨が」　　サンチョ「それにしてもいつまで降るのやら…」


ミニモンはトンヌラに、？葉を手わたした。

トンヌラ『四つ葉だ。ぐるぐると渦を巻いた葉脈が走ってる。珍しい形だなあ…』ｶｯ

トンヌラはインパスをとなえた！

トンヌラ『これは魔界樹の葉だ。蘇生加護を持った一名を生き返らせることができる』

トンヌラ『1回だけの使い切りだぞ。商店の買取相場は250ゴールド…』ﾌｰﾑ


トンヌラ『つまりこの葉っぱ、世界樹の葉と同じ効能なんだ。すごい。ありがとう』

まかいじゅ『いーよいーよ…。おまえ、物知りだなあーー。うー。いてえ～～』ｳﾙｳﾙ



※「魔界樹の葉【対象一名：蘇生】は誰が持ちますか？」



A　トンヌラ

B　ミニモン

C　マリア

D　ピエローヌ

E　ヘンリー

F　サンチョ

G　エスターク



>>101の投下時刻～2013/10/16(水)22:00までのレスで多数決
同率一位の場合、22:00直前のレスが該当

【暗黒世界】　平野　樹林


ミニモンとピエローヌはエスタークのひだりかたにすわっている。

ミニモン『行けコワモテ。出発進行ォ！』ﾋﾞｼｯ

エスターク『………』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ピエローヌ『エスタークどの！ひだりかたより、しかとみはりまするゆえ！』


後方のまかいじゅは、手を降るように枝を揺らしている。

ヘンリー『とぼけてるけど、気のいいヤツだったな。その魔界樹の葉、誰が持つ？』

トンヌラ『どうしようか。蘇生法を持たないメンバーに渡した方がいいのかな…』ﾐｱｹﾞﾙ

ｻｱｱｱ…

トンヌラ『雨は小降りになってきたぞ。このまま止むといいんだけど…』ｳｰﾑ

ヘンリー『これくらいなら、沿岸沿いを進まないか？目標の橋が見えるかもしれない』

トンヌラ『そうだね』


…

【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸


マリアとサンチョはエスタークのみぎかたにすわっている。

ｻﾞｻﾞｱ…　ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！　ｻﾞｻﾞｱ…

サンチョ「きっと海も人間界と同じなのでしょうが、すさまじい荒波ですなあ」ﾌﾞﾙｯ

マリア「すべてさらわれてしまいそうです…。とても近寄れませんわね」


トンヌラは魔界の地図を手にとった。

トンヌラ『西を見渡すと森はない…。地図の通りなら、右前方に橋が見えるはずだ』

ヘンリー『うーん……。見えねえなあ、オレには。……もっと先なんだろうか……』

ミニモンはエスタークのひだりかたからとびだした！

トンヌラ『ん？』ﾐｱｹﾞﾙ

ヘンリー『おい！どうしたー！？』ﾐｱｹﾞﾙ

ミニモン《海にポツポツある瓦礫が気になンだヨォ！ちッと行ッてくらァー！》ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


ヘンリー『海に瓦礫だって……？』ﾀﾀｯ

トンヌラ『ヘンリー！』ﾀﾀｯ

ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

トンヌラ『この沿岸は絶壁だぞ！危ないってば』ｸﾞｲｲｯ

ヘンリー『お、おお…（ｺﾞｸﾘ）思ったより高いんだな！30メートルくらいあるのか…』

トンヌラ『ミニモンに任せよう。どんどん小さくなってく。波に飲まれるなよ……』


トンヌラ『……あっ、本当だ。瓦礫だ…。ぼくには、半壊した石柱に見えるけど…？』

ヘンリー『………。…あっ！あれか！？けっこう遠いぞ…。よく見つけたな、あいつ』

トンヌラ『一定の間隔で海の東西にいくつも建ってる。瓦礫の高さはバラバラだ……』

トンヌラ『……よく見ると……瓦礫の間の海は、堰のようになってる場所もある……』

ヘンリー『本当か…？　あんなに遠くて小さいのに…おまえ、よく見えるなあ…』ｳｰﾑ

ミニモンは海の瓦礫Aからおたけびをあげた！

ミニモン《……ウォォーーイ！コレヨォーー！橋なンじゃアねェかァーー！？》

トンヌラ・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『！？』


トンヌラ『は、橋？あれじゃぼくたちは渡れないぞ。ミニモンは飛べるからいいけど』

ミニモン《俺らを渡さねェよォにヨォーー！ブッ壊したンじゃねェかァーー！？》

トンヌラ・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『！』


ヘンリー『……なるほど。ありえるぜ。オレたちは飛べないし、この荒海も泳げない』

ヘンリー『しかも、まほうのじゅうたんだって使えないんだからな。すげえ効果的だ』

トンヌラ『……まいったな……。雨が止んだのは良かったんだけど……』ｳｰﾑ



2013/10/16(水)22:00直後のレス
（好不調率（コンマ以下）の数値で、エンカウントの是非と内容が変化します）

縺昴＞

【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　壊れた橋脚A


ｻﾞｻﾞｱｰﾝ！　…ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ！　ﾊﾞｼｬｱｯ！

ミニモン『ウアァァ！？思いッ切り波を被ッちまう！ウゥ。寒ィ…』ﾐｱｹﾞﾙ

ｸﾞｵｰｰｰｯ　ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ…

ミニモン『ありゃア雷鳴だ。雨の次は雷かヨォ』ﾐｱｹﾞﾙ

すさまじい速度の黒雲が南へ流れていく。


ミニモン『雲の進行に対して…キッチリ直角。瓦礫は東西一直線に点在してやがる』

ミニモン『ブッ壊れてるが。防波堤ッつーテイじゃねェよなァ？やッぱ橋だゼェ』

ミニモン『角ジジイの仕業なンだろォが。俺はともかくバカどもが渡れねェ』ﾊﾞｼｬ！

ミニモン『ウアァ！？冷てェ！陸に戻ッて考えッか』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


いなびかりがあたりをつつむ！

ﾋﾟｼｬｰﾝ！

ミニモン『がァッ！？』ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ

ミニモンに46のダメージ！

ミニモン『……雷が俺に落ちるだとォ…。自然現象じゃねェ。何モンだァ！？』ｷﾞﾛｯ

ガメゴンロードがあらわれた！


ガメゴンロード『……』ﾍﾞﾀｯ

ミニモン『オォオォ…？テメェ…。カマ野郎のツレにいたヤツと同じだなァ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン『あン時ゃクラゲの秘呪で即死。この短小の真価はわからずじまいだッたが』

ミニモン『カボチ辺境の劣化版を踏まえッと。守備力が半端じゃねェはず…』ｶｯ

ミニモンはメラゾーマをとなえた！ガメゴンロードに63のダメージ！


ガメゴンロード『グワハア！？』ｺﾞｵｵｯ！

ミニモン『この野郎。メラにも強ェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ガメゴンロード『ムフン！』ﾍﾞｼｯ

ガメゴンロードのこうげき！ミニモンに25のダメージ！

ミニモン『クソッ！面倒臭ェなァ。早速ミドリムシの剣に頼る事になるたァ』ｽｰｰｯ

ミニモンはおおきくいきをすいこんだ。


ガメゴンロード『ムッ？』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

ガメゴンロードははげしいいなずまをよびよせた！いなびかりがあたりをつつむ！

ミニモンに52のダメージ！

ミニモン『アアァ！？ッキショオ！デカブツみてェな技まで使わせやがッて》ﾒｷﾒｷﾒｷ…

ミニモン『覚悟できてンだろォなァ！？』ﾋｭﾝｯ

ミニモンのこうげき！ガメゴンロードに154のダメージ！


ガメゴンロード『！？』ﾐｼﾐｼｯ

ｸﾞｼｬｱ！

ガメゴンロードをたおした！ミニモンのキズがかいふくした！

ミニモン『…チッ。こンなン応急処置にしかなンねェ。無ェよりゃマシだが』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ｻﾞｻﾞｱｰﾝ！　ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ！

ガメゴンロード『ウ…グ…』ﾊｱﾊｱ

ミニモン『オォオォ？まだ息があンのかヨォ。テメェの肉。旨ェかもなァ』ﾐｸﾀﾞｽ

ガメゴンロード『！…グフッ…』ﾊｱﾊｱ

ミニモン『会話できンだなァ？水産物は馬鹿揃いだと思ッてたゼェ。クラゲ然りヨォ』


ミニモン『死にたくねェなら答えろ。テメェは大魔王ミルドラースの手下か？』ﾐｸﾀﾞｽ

ガメゴンロード『…？……』ﾊｱﾊｱ

ミニモン（瀕死じゃ嘘も難しい。魔界樹同様。コイツも野生の魔物ッつー訳か）

ミニモン『わかンねェならイイ。俺に絡ンだのが運の尽きだ。そのまま死ね』ﾐｸﾀﾞｽ


【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸


ヘンリー『雷が落ちた時は焦ったけど、うまく倒せたみたいだな。良かったぜ』ﾎｯ

トンヌラ『うん。確か、あの魔物は…。ガメゴンロードとかいったかな…』


トンヌラ（彼は大魔王のしもべだろうか？それとも野生の魔物だろうか？）

トンヌラ（ただの野生の魔物なら、なにか情報を手に入れたいところだけど…）

トンヌラ（大魔王のしもべなら、息の根を止めておかないとぼくたちが危ない）


トンヌラ（この沿岸から壊れた橋脚のミニモンまでは、海を挟んで500メートルほど）

トンヌラ（普通は会話できる距離じゃないけど、ミニモンには地獄耳があるから）

トンヌラ（ここから叫べば、ミニモンは十分聞き取れるはずだぞ）


トンヌラ（ガメゴンロードにとどめを刺しておくべきかな？）



A　はい

B　いいえ



>>115の投下時刻～2013/10/17(木)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当

Ａ

トンヌラ（ガメゴン属は、竜と亀の間の子みたいな魔物で甲羅を持っている）

トンヌラ（こんな荒海で生きているくらいだ。たぶん泳ぎが達者なんだろうな）

トンヌラ（ミニモンがあの大きさだから、ガメゴンロードの甲長は2メートルくらい）

トンヌラ『………。みんな、ちょっと下がってくれ。ミニモンに叫ぶ』

ヘンリー『ん？ああ…』ｽﾀｽﾀ　　エスターク『………』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


トンヌラ『ミニモーン！その魔物、治したいんだー！殺さないでくれー！』

マリア・ピエローヌ・ヘンリー・エスターク『！』

ミニモン《…アァー！？何言ッてやがるー！俺に治療しろッつッてンのかァー！？…》

トンヌラ『それはできないだろー！逃げないように眠らせてから戻って来てくれー！』

ミニモンはあまいいきをはいているようだ。

ピエローヌ『ミニモンせんぱい！おはやい！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ミニモンは東沿岸に向かってとびだした！


…

ｻﾞｻﾞｱ…　ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！　ｻﾞｻﾞｱ…

ミニモンがあらわれた！

ミニモン『ハアハア……。なァ～に企ンでやがンだ？トンズラァ…』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

トンヌラ『あのガメゴンロード、人間一人くらいなら甲羅に乗せて泳げると見た』

トンヌラ『マリアを運んでもらおうと思ってさ。両岸をルーラに登録するんだ』

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『！』


ヘンリー『マリア一人にこの荒海を渡らせるのか？危なすぎるぜ』

マリア『ヘンリーさん、トンヌラさん、行かせて下さいまし』ｷﾞｭｯ

ヘンリー『うんうん、マリアはそう言うと思ってたけどね///』

トンヌラ『あのガメゴンロードがぼくたちにチカラを貸してくれるならだよ』


ミニモン『治すッつッてもヨォ。俺じゃテメェらを運べねェぞ。あの短小も重そォだ』

トンヌラ『ピエローヌひとりならなんとか運べない？』

ミニモン『短時間だからできるだろォが。面倒臭ェンだよなァ。何往復もヨォ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

トンヌラ『決まりだ。ピエローヌ』

ピエローヌ『ははっ！ミニモンせんぱい！よろしくおねがいいたしまする！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ミニモン『アァアァ。ハァ…。俺ッて苦労性じゃねェか？』ｸﾞｲｯ

ミニモンとピエローヌはいなくなった。


…

ｻﾞｻﾞｱ…　ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！　ｻﾞｻﾞｱ…

サンチョ「むむっ…？　子悪魔とスライムが壊れた橋脚に着きましたね！」ﾌﾞﾙﾝ！

サンチョ「ふむ。スライムがベホマを唱えたようですな……」

サンチョ「魔物たちでなにやら話しています……。………おや？」ﾌﾞﾙﾙﾝ

サンチョ「子悪魔はガメゴンを攻撃していますか？スライムは間に入っている？」ﾌｰﾑ

サンチョ「………子悪魔とスライムがガメゴンに乗りました。橋脚を下って海へ……」

サンチョ「おお！？ガメゴンはこちらに泳いでいるようですぞ！坊っちゃんっ！」ﾌﾞﾙﾝ

トンヌラ「マリア。少しでも危なくなったらルーラでここに戻ってくれ。すぐに」ｷﾞｭｯ

マリア「かしこまりました」


トンヌラ（………望みの神の目的は、ぼくたちとエスタークによる魔界の解放………）

トンヌラ（そのダークドレアムがぼくたちの旅の邪魔をすることはない、はずだけど）

トンヌラ（昨晩の憑依を思い出すと、マリアから目を離すのもどうも心配になるな…）


トンヌラ（あの甲羅の大きさなら、小さなピエローヌもマリアと一緒に乗れそうだぞ）

トンヌラ（飛べるミニモンを同行させることもできる。でも蘇生できないふたりだ…）


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【トンヌラ　　HP:479/479　MP:403/406】
【ミニモン　　HP:383/383　MP:249/269】蘇生不可
【マリア　　　HP:381/381　MP:459/550】
【ピエローヌ　HP:406/406　MP:123/182】蘇生不可
【ヘンリー　　HP:436/436　MP:274/325】
【サンチョ　　HP:413/413　MP:089/089】
【エスターク　HP:9000/9000　MP:∞/∞】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

A　※「ミニモンをマリアと同行させますか？」


1　はい

2　いいえ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

B　※「ピエローヌをマリアと同行させますか？」


1　はい

2　いいえ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――



>>125の投下時刻～2013/10/17(木)22:00までのレスで多数決
同率一位の場合、22:00直前のレスが該当

ｻﾞｻﾞｱ…　ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

ヘンリー《トンヌラ》ｸｲｯ

トンヌラ《？　あ…》ﾋﾟｯ

トンヌラはおうじゃのあいをつかった！


ヘンリー（あのな、ラインハットの関所じゃ、対岸が見えないほどの大河があるけど）

ヘンリー（同じく対岸が見えないこの海峡は、きっとあれ以上の長距離だと思うんだ）

ヘンリー（しかも橋やトンネルを歩くんじゃなくて、野生の魔物に乗っての渡海だろ）

ヘンリー（不具者のマリアはしがみつくのがやっとだぜ。襲われたらかなりやばい）

トンヌラ｛うん、呪文は使えるだろうけど危険には違いないな。やっぱり護衛が要る｝


トンヌラ『ミニモーン！きみとマリアとピエローヌで海を渡ってくれないかー！』

マリア『！』

ミニモン《…アァー！？マジかヨォー…》

マリア『悪魔さーん！ナイトさーん！よろしくお願いしますわー！』

ミニモン《…死ねー…》

トンヌラ『ピエローヌに待機させて、マリアを迎えに来てくれー！』


…

ミニモンがあらわれた！

トンヌラ「あのガメゴンロード、協力してくれるって？」

ミニモン「逃げよォとしやがッたから力尽くだ。逃げたら即ブッ殺すッつッてある」

ヘンリー「脅迫じゃねえかよ。おとなしく言うことを聞いてくれるといいけどなあ」

ミニモン「知るか。俺はモンスター使いじゃねェンだゼェ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


ミニモン「尼。俺ひとりじゃオメーは持てねェ。なだらかな崖を見繕ッて下れ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン「俺はその崖下りを補助する。海に降りる手段はソレしか無ェぞ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア「わかりましたわ。よろしくお願いします。悪魔さん」ﾌｶﾌﾞｶ

マリアはルーラをねんじた！


マリア「この場所も登録できましたわ。皆さん、行ってきます！」ﾀｯ

ヘンリー「ああ！ミニモン、この作戦はマリアが要だぜ。頼むぞ！」

ミニモン「くくく。海ではぐれなきゃイイがヨォ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

サンチョ「トンヌラ王の女性ですよっ！絶対にマーサさまとお会いさせるんですっ！」


トンヌラ（マリア…。どうしても心配だ。今はおうじゃのあいを使わない方がいいな）

トンヌラ（ぼくの不安な気持ちが伝わってしまう。無駄な心配をさせるだけだぞ）ﾐｱｹﾞﾙ

トンヌラ（……………。ぼくのお母さんは、今、どうしてるんだろうか……………）



>>132（好不調率（コンマ以下）の数値で、エンカウントの是非と内容が変化します）

1乙

【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸　崖岸　降下中


ｽﾞｽﾞｯ！　ｽﾞｽﾞｽﾞｯ！　ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

マリア『うっ…！はあ、はあ…（かなり急な崖だわ、一人じゃ下れない…）ｷﾞｭｳｯ

ミニモン『重てェ！アァアァ…俺に掴まンのはイイが。滑ンなヨォ？一気に落ちンぞ』

マリア『はい…！』ﾐｵﾛｽ

ピエローヌ《マリアせんぱーい！ファイトファイトー！》ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ｻﾞﾊﾞｱ！

ピエローヌ《ぶわっぷぁ！？げほげほ！たかなみが！》ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ミニモン『バァーーカ。　……ハァ。気が抜けちまうゼェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸　海岸


ｻﾞｻﾞｧﾝ！　ｻﾞｻﾞｧﾝ！

ピエローヌ『マリアせんぱい！おまちもうしあげておりました！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

マリア『お待たせしてごめんなさい！ガメゴンさん初めまして。マリアと申します』

マリア『向こう岸までどうぞよろしくお願いしますわ』ﾌｶﾌﾞｶ

ガメゴンロード『グル……』ｶﾞｸﾘ

ミニモン『シケたツラしてンじゃねェ。ガメ五郎』ﾎﾟｶｯ

ガメゴンロード『ウ！』ﾊﾞｼｬ！


マリア『ガメゴンさんは言葉がおわかりですの？』

ミニモン『喋ンねェが俺らの会話は理解してンぞ。舐めた態度を取ッたら殴れ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア『そんな。ガメゴンさんを頼りにしていますもの』ﾆｺｯ

ピエローヌ『マリアせんぱい！ささ！どうぞこなたへ！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

マリア『！　魔界の海は冷たいんですね。失礼します。ガメゴンさん』ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ　ｻﾞﾊﾞｯ

マリアはガメゴンロードの甲羅にすわった。


ピエローヌ『きょうはおおあめにたかなみと、ぬれっぱなしのひにござるな』ﾌｰﾑ

マリア『くらげさんなら大喜びですわね』ｸｽｯ

ピエローヌ『ぎょい！シビリンせんぱいはたっしゃでございましょうや？』ﾐｱｹﾞﾙ

ミニモン『豪華客船で眠りこけてンじゃねェか？　行くぞォ！ガメ五郎！』ﾊﾞｼｯ！

ガメゴンロード『グヒッ！』ｽｲｽｲｰｯ

ガメゴンロードはマリアとピエローヌを乗せて、東へ進み始めた。


【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　海上


ｻﾞｻﾞｧ…　ｻﾞｻﾞｧ…

マリア『ガメゴンさん速いですわ。それに意外と揺れません。安定しています』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

ガメゴンロード『ハア　ハア　ハア』ｽｲｽｲｰｯ

ピエローヌ『ふっ…ふなよいはしないでござるが…なみがたこうござるなあ…』ﾕﾗｯﾕﾗｯ

ミニモン『さッきも言ッたが。ガメ五郎。橋の残骸に沿ッて対岸を目指しな』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン『乗員を落としたり殺したりしたら。その時点でテメェは死ぬぞ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ガメゴンロード『ハア　ハア　ハア　ハア　ハア』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　壊れた橋脚A　海上


マリア『近くで見てみると橋脚の跡だとわかりますね』ﾐｱｹﾞﾙ

ミニモン『だろォ？』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア（トンヌラさん）ｸﾙｯ

トンヌラとヘンリーとサンチョは両手を振っている。

マリア（行ってきます）ｸﾞｯ

ピエローヌ『こなたからも、エスタークどのはよくみえまする』

マリア『帝王さまもこちらを見ていますわ。見守ってくれているのかしら…』


…

ｻﾞｻﾞｧ…　ｻﾞｻﾞｧ…

【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　壊れた橋脚D　海上


ガメゴンロード『ハア　ハア　ハア　ハア』ｽｲｽｲｰｯ

ミニモン『ハアハア。結構、進ンでンぞォ…』ｸﾙｯ

ピエローヌ『ほこらのしまが、まめほどにちいさくなってござるよ！』ﾊﾞｼｬ！

マリア『でも、対岸のジャハンナの島はまだ見えませんわ。水平線だけです』ｻﾞﾊﾞｯ

ピエローヌ『このまかいはおひさまがないゆえくらい。よけいにみえにくくござる』

マリア『でも雨と海は人間界と同じですわね。口に入る海水は、やっぱり塩辛いです』


…

ｻﾞｻﾞｧ…　ｻﾞｻﾞｧ…

【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　壊れた橋脚E　海上


マリア『この辺りは浅瀬みたいです。橋脚があったようですけど跡形もありませんわ』

マリア『橋の残骸が加わって、ちょっとした埋立地になっていますわね…』ﾊﾟｼｬｯ

マリアはガメゴンロードの甲羅から降りた。


マリア『この場所をルーラに登録します。20分くらいかかりますから休憩しましょう』

ガメゴンロード『ハア　ハア　ハア…』ｸﾀｯ

ピエローヌ『ガメごろうどの、たいぎでござった！ミニモンせんぱいもおやすみに！』

ミニモン『アァ～。クソッ。ガメ五郎、テメェ、張り切りやがッて…ハアハア』ｸﾀｯ

マリア『おふたりとも本当にお疲れ様ですわ。ありがとうございます』ﾌｶﾌﾞｶ


ｻﾞｻﾞｱ…　ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

マリア（ほこらの島影もジャハンナの島影も見えない場所だわ。波だけが揺れている）

マリア（お母様が下さった魔界の地図と、ジャハンナまでの徒歩時間を考慮すると…）

マリア（少なくとも、ここは海峡の中間地点周辺じゃないかしら？）ﾊﾟﾁｬ　ﾊﾟﾁｬ

ミニモンはガメゴンロードの甲羅でうつぶせている。

マリア（木霊さんの樹林を発ったのは午後三時過ぎだった…）ﾐｱｹﾞﾙ

マリア（あれからだいぶ経っているはずだわ。今は何時？）

ｸﾞｵｰｰｰｯ

すさまじい速度の黒雲が南へ流れていく。

ﾊﾞｼｬ！　ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ！　ｽﾞﾊﾞｼｬ！　ﾊﾞｼｬｱﾝ！

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ガメゴンロード『…？』


セルゲイナスがあらわれた！

マヌハーンがあらわれた！

ホークブリザードがあらわれた！

ブラックドラゴンがあらわれた！

ライオネックがあらわれた！

ガメゴンロードBがあらわれた！

ギガンテスがあらわれた！

アークデーモンがあらわれた！

バズズがあらわれた！

ワイトキングがあらわれた！


マリア『！』ｻﾞﾊﾞｯ！

ピエローヌ『てきしゅうにござるか！？』ﾋﾟｮﾝｯ　ﾊﾞｼｬ！

ミニモン『ンだとォ？』ﾑｸｯ

ガメゴンロード『ムム…』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


セルゲイナスはルーラをとなえた！

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ガメゴンロード『！？』

セルゲイナスはいなくなった！



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【マヌハーン】【ホークブリザード】【ブラックドラゴン】【ライオネック】
【ガメゴンロードB】【ギガンテス】【アークデーモン】【バズズ】【ワイトキング】　
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ミニモン　　HP:383/383　MP:249/269】蘇生不可
【マリア　　　HP:381/381　MP:459/550】
【ピエローヌ　HP:406/406　MP:123/182】蘇生不可
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ガメゴンロード（ガメ五郎）】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



A　めいれいさせろ（ミニモン・マリア・ピエローヌのターンごとに安価）

B　みんながんばれ（>>1のAIで戦闘を進行【要注意・万能ではありません】）

C　にげる（対岸方面へ逃亡。13:00直前の安価投票レスのコンマ以下数値で判定）



>>139の投下時刻～2013/10/18(金)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当

ピエローヌ《たぜいにござる》ｼﾞｬｷｯ

マリア『……！』ｼﾞｬｷｯ

ミニモン『バァカ』ｷｯｸ

マリア・ピエローヌ『！？』ﾖﾛﾖﾛｯ

マリアとピエローヌはガメゴンロードの甲羅へ倒れた。


ミニモン《集団が相手なら俺の出番だが。各種高位呪文じゃ確実にゃ殺れねェ》ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン《マダンテじゃMPがゼロになッちまう。まだ対岸の影すら見えねェンだゼェ》

ミニモン《ココは逃げるが勝ちだ。ガメ五郎！》ﾎﾟｶｯ

ガメゴンロード『ウッ！』ｽｲｽｲｰｯ

ミニモンたちはにげだした！


ｻﾞｻﾞｧ…　ｻﾞｻﾞｧ…

ピエローヌ『むむー。マリアせんぱい！ルーラのとうろくはいかに？』ﾊﾞｼｬｯ

マリアはルーラをねんじた！

マリア『……ごめんなさい。ダメでした』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

ミニモン『しゃアねェだろォ？あの魔物ども。この海峡の住民な訳が無ェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン『悪魔とか巨人とかヨォ？角ジジイの仕業だ。どォ考えても水産物じゃねェ』

ミニモン『だが。連中じゃア俺らを追ッかける手段も無ェ。この荒海だかンなァ』ｸﾙｯ


ライオネックがあらわれた！

バズズがあらわれた！

ブラックドラゴンがあらわれた！

ホークブリザードがあらわれた！

ガメゴンロードBがあらわれた！


ミニモン『オォオォ…。飛べンのと泳げンのは来てたか？』ﾋﾞｷﾋﾞｷ

ｻﾞｻﾞｧ…　ｻﾞｻﾞｧ…

マリア（今は海上。私はガメゴンさんに掴まっていて呪文を唱えることだけはできる）

ピエローヌ（あしばがすくないでござる。されどゆかりんりゅうはどうじてはならぬ）

ガメゴンロード『ググ…』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


ミニモン『尼。状況次第だが。ココまで来てリセットは無ェぞ。進むしか無ェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン『何回失敗しよォが。俺らがやるしかねェ。この仕事はトンズラにゃ無理だ』

マリア『はい。私たちがこの方々を倒さなければなりません』ｷﾞｭｯ

ピエローヌ『かしこまってそうろう！』ｼﾞｬｷｯ

ガメゴンロード『ウウ…』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


ライオネック『アハハ！君達、ミルドラース様の御加護が無いんだってね？』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

ミニモン・マリア・ピエローヌ『！』

ライオネック『君達が浅瀬から逃げ出したからこんな沖まで来る事になってしまった』

ｻﾞｻﾞｱ…　ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

ライオネック『この海峡に飲まれてしまったら、御加護があっても無駄だよ！アハハ』

【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　壊れた橋脚E　東方沖

ミニモン・マリア・ピエローヌ　vs　大魔王ミルドラースのしもべたち

1ターン目


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マリア　→


A　じゅもん　→　ホイミ　→　（なまえをいれてください）

B　じゅもん　→　マホトーン　→　敵全体

C　じゅもん　→　ベホイミ　→　（なまえをいれてください）

D　じゅもん　→　スカラ　→　（なまえをいれてください）

E　じゅもん　→　スクルト　→　味方全体

F　じゅもん　→　ベホマ　→　（なまえをいれてください）

G　じゅもん　→　ニフラム　→　敵全体

H　じゅもん　→　シャナク　→　(なまえをいれてください）

I　じゅもん　→　ザオラル　→　（なまえをいれてください）

J　じゅもん　→　ベホマラー　→　味方全体

K　じゅもん　→　ザオリク　→　（なまえをいれてください）

L　じゅもん　→　ルーラ　→　【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸

M　じゅもん　→　ドルマ　→　（なまえをいれてください）

N　じゅもん　→　ドルクマ　→　（なまえをいれてください）

X　にげる　　（対岸方面へ逃亡。コンマ以下数値で判定）

Y　ぼうぎょ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ホークブリザード】
【ブラックドラゴン】
【ライオネック】
【ガメゴンロードB】
【バズズ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ミニモン　　HP:383/383　MP:249/269】蘇生不可
【マリア　　　HP:381/381　MP:459/550】
【ピエローヌ　HP:406/406　MP:123/182】蘇生不可
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ガメゴンロード（ガメ五郎）】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



>>151の投下時刻～2013/10/18(金)20:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、20:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、20:00直前の安価投票レスを採用

ｚ　え？ミニモンが「リセットは無い」っつってんのに
マリアも「倒さなければ」って言ってんのに
全部無視してルーラで戻っちゃうの？

ガメゴンロード『ムググ…』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


ホークブリザード『キル・ゼム』ﾐｸﾀﾞｽ

ブラックドラゴン『……』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

ライオネック『僕達に勝てるものか。終わりだ』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

ガメゴンロードB『ムフン』

バズズ『ぐひひひひ…』ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ


ガメゴンロードは、はげしくゆれうごいてマリアとピエローヌを海に落とした！

マリア『きゃっ！？』ｻﾞﾊﾞｰﾝ！　　ピエローヌ『むむーっ！？』ｻﾞﾊﾟｰﾝ！

ミニモン『！？ガメ五郎テメェ何しやが…

マリア・ピエローヌ『ごぼっ』

マリアとピエローヌは波に飲まれていなくなった！


ミニモン『尼ァ！ピエ太郎ォ！』ﾋﾟｭﾝｯ

ガメゴンロード《ヒイヒイ》ｽｲｽｲｰｯ

ガメゴンロードはにげだした！

ミニモン『短小野郎ォ！次はブッ殺す』ｻﾞﾊﾟｰﾝ！

ミニモンは海へもぐった！


ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

バズズ『何だ…。てめーから死んだ。ぐふふふふ』ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

ガメゴンロードB『グル』ﾁﾗｯ

ライオネック『…確認するべきかって？深追いは不要だよ。海に任せよう』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

ライオネック『君だけでは危険だからね。追い詰められた者を甘く見てはいけない』


【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　壊れた橋脚E　東方沖　　水深5メートル


ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｯ　ｺﾞﾎﾞｯ

ミニモン（俺は泳げねェ。正確にゃ浮くのが下手なンだが。潜水なら何とかヨォ）ｽｲｽｲ

ミニモン（アァアァ！ちッとも前に進まねェ！氷みてェに冷てェ！息もできねェ）ｽｲｽｲ

ミニモン（薄暗く冷てェ魔界の海だが。高ェ透明度だけは救いだゼェ。尼だ！）ｽｲｽｲｰｯ

マリア（…悪魔さん！）ｺﾞﾎﾞﾎﾞｯ

マリアは下へ指をさした。

なんと！ピエローヌが巨大なしんかいりゅうの口にくわえられている！


ミニモン（クソが！海中で俺の呪文と特技は使えンのか？）ｽｲｽｲｰｯ

ピエローヌははやぶさの剣を装備した！

しんかいりゅう『グボボッ』ｶﾞﾌﾞﾘ！

ピエローヌ『ぐぼっ！？（お、おのれ！はやてのかたなをうけよ！）ﾋｭﾝ

ピエローヌのこうげき！しんかいりゅうに106のダメージ！

しんかいりゅう『グバッ！？』ｺﾞﾎﾞﾎﾞ！　ﾊﾟｯ

ピエローヌのこうげき！しんかいりゅうに112のダメージ！

しんかいりゅうをやっつけた！

ピエローヌ（ミニモンせんぱい…！マリアせんぱい！せっしゃ…）ｺﾞﾎﾞｯ…

ピエローヌはしんかいりゅうとともにしずんでいく！

ミニモン・マリア『！？』

ミニモン（ヤベェ！考えた事ァ無かッたが。スライムナイトはカナヅチかァ！？）ｽｲｽｲ

マリア（ナイトさん！）ｽｲｽｲｰｯ　ｺﾞﾎﾞｯ

マリアはしずむピエローヌをおっておよいだ！


マリア（ううっ！……苦しいっ…あと、ちょっと……！）ｸﾞｸﾞｯ

ｶﾞｼｯ

マリアはピエローヌをつかまえた！

ピエローヌ『………』ｸﾀｯ

マリア（…悪魔さん！上へ！）ｺﾞﾎﾞｯ

ミニモン（アァ？海上へ戻ンだな？クラゲの特訓に助けられたゼェ。…クソッ！）ｺﾞﾎﾞｯ

ミニモン（考えてみりゃ武装して海に入ッてンだ。沈ンで当然なンだヨォ。重てェ！）


【暗黒世界】　ほこらとジャハンナの海峡　壊れた橋脚E　東方沖　　海上


ｻﾞﾊﾞｯ！　ｻﾞﾊﾞﾊﾞｯ！

ミニモン『ハア！ハアハア！ハアハアハア。し。死ぬ。ハアハア』ｷｮﾛｷｮﾛ

マリア『はあはあ！はあはあ、はあはあ』ｷｮﾛｷｮﾛ

ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

ミニモン『ゲホゲホッ！…アァアァ。角ジジイの手下どもが見当たらねェが…』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン『…………。あの浅瀬の橋脚Eに戻ッてンな。連中の声が聞こえッぞ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


マリア『ナイトさんが息をしていませんわ！どうしたらいいのでしょう！』ﾄﾝ！ﾄﾝ！

ピエローヌ『………』ｸﾀｯ

ミニモン『モンスター使いなら処置法がわかるかもなァ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ミニモン『どッちみちオメー。あの浅瀬にすら泳ぎ着けねェンだろォ？』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア『はい…。それに今はナイトさんを抱えています…』ｻﾞﾊﾞｯ

マリア『冷たい荒海ではこうして入っているだけでも、体力を消耗してしまいますね』


マリア『ガメゴンさんを探せませんか？』ﾊﾞｼｬ

ミニモン『短小の音は海上に無ェ。ッつー事ァ海中だ。もォ捕獲できねェぞ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア『…………』ﾀﾞｷｼﾒ　　ピエローヌ『………』ｸﾀｯ

マリア『生物が少ない海のようですから、ここで代わりの方を探すのも難しいですわ』

ミニモン『ッキショオ！ほこらの島に戻るしか無ェ。任務失敗かヨォ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


ミニモン『ハァ。無理とわかッたら腹減ッた。晩メシの時間じゃねェのか？』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア『そうかもしれません。…ほこらの島へ引き返します。悪魔さん、お手を』ｷﾞｭｯ

マリアはルーラをとなえた！


ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸


ｻﾞｻﾞｱ…　ｻﾞｱｱﾝ！ｻﾞｱｱﾝ！

トンヌラは東の橋脚を見据えて立っている。

ｽﾀｯ　ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

トンヌラ『！』ｸﾙｯ

ミニモン・マリア・ピエローヌがあらわれた！


トンヌラ『みんな！…大丈夫か？ずぶ濡れだぞ』ﾀｯ

マリア『トンヌラさん！ナイトさんが溺れて、今も息をしていないんですの』ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

トンヌラ『えっ！？…呼吸器に海水が入ったのかな？とにかくピエローヌを置こう』

ミニモン『まさかヨォ。死ンじまッてンのか？』ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

トンヌラ『わからない…。でも、ぼくに任せてくれ』　　ピエローヌ『………』ｸﾀｯ


トンヌラ『…エスタークのあやしいひかりを受けないように距離を置いてるけど』

トンヌラ『エスタークは、あの遠くの岩陰で眠ってるんだ』ﾋﾞｼｯ

トンヌラ『向かって左のあの岩陰では、ヘンリーとサンチョが眠ってる』ﾋﾞｼｯ

トンヌラ『きみたちのごはんは中央の岩陰だ。焚き火台を作ったから暖を取ってくれ』


ミニモン『オォオォ？気が利くじゃねェか。行くぞ。尼』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア『トンヌラさん。皆さんお休みのようですけど、今は何時なんでしょうか？』

トンヌラはサンチョの懐中時計を手にとった。

トンヌラ『午後九時五十分だよ』

ミニモン『アァアァ。腹が減る訳だゼェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリア『ナイトさん…』ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

トンヌラ『ピエローヌも心配だけど、きみたちだって風邪の心配がある。早く行って』


【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸　　岩陰C


ミニモンはベギラマをとなえた！あつめられた木片が焚き火をおこす！

ﾎﾞｵｯ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ

ミニモン『ウアァ～～あッたけェ～～…』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

マリアは小岩に干されている、やすらぎのローブを取った。

マリア『乾いていますわ。これに着換えて、今のプリンセスローブを干します』ﾇｷﾞﾇｷﾞ


ミニモン『俺は鎧に兜だが。脱いじまおう……アァー……クソッ！』ｺﾞﾄｯ

ミニモン『下手すりゃ溺死してたゼェ？だからゴテゴテしたくねェンだヨォ』ｺﾞﾄｯ

マリア『……助けに来て下さって、ありがとうございました。悪魔さん……』ﾇｷﾞﾇｷﾞ

ミニモン『アァ？オメーが死ンだら何の意味も無ェだろォが』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


マリアは丸裸でミニモンとマリアの武具を干している。

ﾎﾞｵｵｯ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

マリア『この岩陰は波食窪ですわね。熱が篭るのかしら？もう暖かくなってきました』

マリア『煙は外へ流れていますね…。とても過ごしやすいです』ﾌｧｻｯ

マリアはやすらぎのローブを羽織った。

ミニモン『メシメシメシ…メシはドレだァ？……オッ！？鉄鍋見ッけたァ！……』ｶﾊﾟｯ

ミニモン『ンだァ？この黄ばンだ料理はヨォ（ﾁｮｲﾁｮｲ　ﾍﾟﾛﾘ）…ヌリィ…。だが旨ェ』

マリア『この香りって…トウモロコシ、じゃなかったでしょうか？』ｸﾝｸﾝ

ミニモン『トウモロコシだとォ…？アァ…。デブの御馳走だけが慰めだゼェ…』ﾐｱｹﾞﾙ


マリア『ニンニクやパンも用意されていますから、ガーリックトーストを作りますわ』

マリア『この特製のトウモロコシのお料理を温めて、一緒にいただきましょう』ｷﾞｭｯ

ミニモン『天才か？テメェ』ｷﾞｭｯ

ﾎﾞｵｵｯ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…


晩御飯　つぶつぶコーンポタージュ・ガーリックトースト

ミニモン・マリア『いただきまーす！』


ミニモン『ウオォ！？うッめェー！こンな不毛の地で御馳走が食えるたァ贅沢だァ！』

マリア『（ｸｽｯ）はい…（…任務は失敗してしまったけど、後悔ばかりしてはいけない）

マリア（悪魔さんの前向きさに、どれだけ私たちは助けられてきたのかしら…）ｶﾁｬ

トンヌラ『いや、油断しちゃダメだぞ。いたずらしだすと本当にひどいんだから…』ﾊｧ

マリア『！？』ｶﾞﾁｬﾝ


ピエローヌ『こよいもにんにくでございまするか！？』ﾋﾟｮﾝｯ

マリア『ナ、ナイトさん！？良かったですわ！大丈夫ですの！？』ｷﾞｭｯ

ピエローヌ『は、はっ！せっしゃのみじゅくが…もうしわけございません！！』ﾄﾞｹﾞｻﾞ

ミニモン『ホォ？ンじゃア未熟モンのメシ。俺が食ッてやる』ﾊﾟﾘｯ　ﾓｰｸﾞﾓｰｸﾞ

ピエローヌ『！？……ごむたいな……うっ…うっ』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

マリア『悪魔さん！』ﾀﾞｷｼﾒ

ミニモン『くくく。冗談じゃねェかヨォ～？とッとと食え食え。冷めちまうだろォが』


ﾎﾞｵｵｯ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

ピエローヌ『むむー。おいしゅうござるよー』ﾆｺﾆｺ

トンヌラ『ピエローヌに人工呼吸をしたら水を吐いたから、ゆっくりと続けてたんだ』

トンヌラ『そのうち、ここから良い香りが漂ってきて、それでピエローヌは目覚めた』

ミニモン『食いモンのおかげかヨォ？口卑しいヤツだゼェ』ｶﾞﾂｶﾞﾂ

トンヌラ『きみが言うのか？まあいいや。みんなお疲れ様。この海峡、どうだった？』


ミニモンたちはトンヌラに海峡の渡海任務を報告した。


トンヌラ『きみたちは三時間余りで戻ったから、渡海所要時間は最短でも六時間かな』

マリア『御期待に添えず申し訳ございません』ﾌｶﾌﾞｶ

トンヌラ『なに言ってるの、みんなが無事に戻れて良かったよ。本当に。ほっとした』


トンヌラ『昨晩たくさん眠らせてもらったし、ここの後片付けはぼくがやっておくぞ』

ミニモン『オォオォ？殊勝なこッた。じゃア俺は食ッたら即ココで寝ンゼェ？』ｶﾞﾂｶﾞﾂ

トンヌラ『いいよ。ここは暖まってるしな…』ｺﾞﾛﾘ

ピエローヌ『あすもがんばりまする！』ｶﾞﾂｶﾞﾂ　ｺﾞｸｺﾞｸ

トンヌラ『うん、がんばろう。……この海峡……。どうやって渡るかなあ……』ﾐｱｹﾞﾙ

ｸﾞｵｰｰｰｯ

すさまじい速度の黒雲が南へ流れていく。


ピエローヌ『トンヌラどの。こなたはなにもおかわりございませぬか？』ｶﾞﾂｶﾞﾂ

トンヌラ『なにもないよ。異状なし。襲撃も、お母さんからの連絡もなかった』ﾐｱｹﾞﾙ

ピエローヌ『むむー。おふくろさま…』ﾊﾟﾘｯ　ﾑｼｬﾑｼｬ


ミニモン『戦力を二分したのにヨォ。ンでテメェらは襲撃されてねェンだァ？』ｶﾞﾂｶﾞﾂ

トンヌラ『ミルドラースは現実主義だ。光の教団にとって価値がないことはやらない』

トンヌラ『ぼくとヘンリーとサンチョの三人だけだったら襲われてたかもね』ﾐｱｹﾞﾙ


マリア『…大魔王ミルドラースは帝王さまのチカラを恐れているということですか？』

トンヌラ『うん。大軍団で挑んだって地獄の帝王エスタークを倒すのは難しいし』ﾐｱｹﾞﾙ

トンヌラ『しかも今のエスタークには補助と回復を施すぼくたちという仲間までいる』

トンヌラ『能力値強化と体力回復を繰り返す地獄の帝王だ。勝てるわけないぞ』ﾐｱｹﾞﾙ

マリア・ピエローヌ『……』ｺﾞｸﾘ


ミニモン『くくく。地獄の帝王。その抑止力がテメェらの守護神ッつー訳か』ｺﾞｸｺﾞｸ！

トンヌラ『まあ、推測だよ。っていうか想像に近いけど。それに………』ﾐｱｹﾞﾙ

トンヌラ『そうなると、ジャハンナは絶えず厳しい攻撃を受けてることになる…』ﾐｱｹﾞﾙ

ピエローヌ『？』ﾓｸﾞﾓｸﾞ　　ミニモン・マリア『……』

トンヌラ『シビリンとベラのこともあるし、ここは異状なしだが状況は良くないんだ』

ピエローヌ『ぎょい。しかとこころえておりまする』ﾌｶﾌﾞｶ


ミニモン・マリア・ピエローヌ『ごちそうさまでした！』


…

……

ﾎﾞｵｵｯ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

ミニモン『すうすう…』ｽﾔｽﾔ　　ピエローヌ『……むむ……』ｸﾞｯｽﾘ

トンヌラ『後片付けも任せてって言ったのに。手伝ってくれてありがとう』ﾌｷﾌｷ

マリア『いえ…』ﾆｺｯ


マリアはサンチョの懐中時計を手にとった。

マリア『午後十一時半です。まもなく日が変わりますわ』ﾊﾟﾁﾝ

トンヌラ『夜更けなのに、明度はずっと変わらないね。マリアも眠ってくれ』ﾌｷﾌｷ

マリア『トンヌラさん、私、その………。できれば、眠りたくないんですの』ｳﾂﾑｷ


トンヌラ『マリア。ぼくが起きて見張ってる。ダークドレアムの好きにはさせない』

マリア『！………でも……それでは、トンヌラさんが……』

トンヌラ『ぼくは明日、きみたちが海峡ルートを確保してる間に眠るから大丈夫だよ』

トンヌラ『だから、怖い思いをさせてしまってるけど、なんとか眠ってくれないかな』

マリア『………。……はい。御迷惑をお掛けしてごめんなさい。……おやすみなさい』

…

ﾎﾞｵｵｯ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

ミニモン《すうすう…》　　ピエローヌ《…むむ…》

マリアは寝袋で横たわって、目を閉じた。

マリア（…………。トンヌラさん……。できることなら私、望みの神さまじゃなくて）

マリア（トンヌラさんとゆかりんさんと、信じ合って、生きていきたい…………）


マリア（……きちんと眠ろう。明日こそはジャハンナの島へ渡らなければいけないわ）

マリア（ジャハンナのお母様が、トンヌラさんをお待ちかねなんですもの）

マリアは左手をにぎられた。

マリア「？」ﾊﾟﾁｯ

トンヌラ「起こしちゃったな。きみが怖くならないようにと思って」ｷﾞｭｯ

マリア（…心を読んでいたんですか？）ﾎﾟｰ…


トンヌラ「隣で座ってるよ」

マリア（読まれていたかなんてどっちでもいい…。あなたのこの手が好き……）ｷﾞｭｯ

マリアはトンヌラの右腕をだきしめてひきよせた。

トンヌラ「うわっ」ﾄﾞｼｬ！


トンヌラ「マリア、これじゃぼく座れないぞ」

マリア「………………。………すー……すー………」ｽﾔｽﾔ

トンヌラ（眠ってる……。まあいいか……）ﾐｱｹﾞﾙ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シビリンとベラの消息不明から30時間が経過
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



……………

…………

………

……

…


※「ミニモンたちが目覚める前に、時間を戻しいずれかの視点を見ることができます」


A　シビリン

B　ベラ

C　ヨシュア

D　ゆかりん

E　スーパーマッスルハイテクちーたー

F　ホーコ

G　SKIP（すぐにトンヌラたち魔界班の冒険を再開します）



>>177の投下時刻～2013/10/21(月)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当

Ｚ
>>１さんに質問です。
今回、トンヌラ班の魔界突入２日目が終了し
他のキャラクターの視点を垣間見る事になりましたが
それぞれ、どの位時間が遡る事になるのでしょうか？

①シビリン・ベラの視点に決定した場合
　…意識を失った１日目午後7：00前後辺りからスタート
②ヨシュアの視点に決定した場合
　…シビリン・ベラと別行動になった１日目午後5：00辺りからスタート
③ゆかりんの視点に決定した場合
　…ポートセルミ班を見送った１日目午後2：00辺りからスタート
④スマハち・ホーコの視点に決定した場合
　…１日目のそれぞれの班が行動開始した(昼食後：午後1：00頃？）辺りからスタート
⑤全て視点決定したキャラクターの２日目行動開始時からスタート
⑥その他

上のどれが当て嵌まりますか？
進行に差し障りなければお答えください。

※「>>189」

※「秘密です」

古代　　モンバーバラ　地下大劇場　舞台後座


♪　　♪　　♪　　♪　　♪♪♪♪♯♯♪♪♪

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！　　＊〈〈ピーピー！〉〉　　＊〈〈もうおわりかーっ！？〉〉

ゆかりん（うわあ、すごいかっさい！ぶたいうらって、しずかだけど…）ｷｮﾛｷｮﾛ

ダンサーたちは大舞台からもどった。

劇場員の女A〈…おつかれさま！〉ﾌｷﾌｷ　　ダンサーA〈…（ｺｸﾘ）〉ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

ゆかりん（はりつめたねっきがすごいなぁ）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

マーニャ〈ふふ～ん。きょうみある？いってみよー！〉ﾄﾞﾝｯ！

ゆかりん「きゃっ！？」ﾖﾛﾖﾛｯ


モンバーバラ　地下大劇場　大舞台


ゆかりんがあらわれた！

＊「「おお！しんがおだー！」」ﾜｱｯ！　　＊「「なんかやれー！」」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！

ゆかりん「あわわわわわ」ｶｧｧｧ　　＊「「ぬげー！」」　　＊「「うおおーっ！」」

ミネア〈ねえさん！〉　　マーニャ〈イケるって。やばくなったらたすけるからさー〉


ゆかりん（ど、ど、ど、どうしよう、ぬ、ぬぐの？そんなのできないよ）ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

♪　♪　♪　♪　　♪　♪　♪　♪―――♪　♪　♪　♪　　♪

ゆかりん（…このピアノのおと、いつもマーニャさんがうたっておどってるきょく？）

ゆかりん（……た、たしか……こうで…）ﾋﾗﾘ　　＊「「おー？」」ｻﾞﾜｯ


＊「「へたくそー！」」　＊「「とりあえずぬいどけ！」」　＊「「そうだー！」」ﾄﾞｯ

ゆかりん（こう…。あしのうごきはドードーどりとたたかうときをかんがえて…）ｸﾙﾘ

ミネア〈ねえさん！もう！あんなのゆかりんさんがかわいそうでしょ！〉ｸﾞｲｸﾞｲ

マーニャ〈ミネア、ちょっとまって。ゆかりんは、じぶんのいしでおどりはじめてる〉

ミネア〈えっ？〉


マーニャ〈もちろんあたしのマネだけど。でも、あれはゆかりんのおどりよ〉

ミネア〈……〉ﾁﾗｯ

マーニャ〈いまはゆかりんのせかい。あたしがでちゃったらぶすいもいいところだわ〉

＊「「…なんか…」」　　＊「「なんだ…？めがはなせん」」　　＊「「…………」」


♭♭♭　♪　♪　♭♪　♪　♪♪　♪　♪　♪　　♪　♪　♪　♪

アリーナ〈？　ねえマーニャ、おんがくがかわっちゃったわよ〉ﾂﾝﾂﾝ

マーニャ〈モンバーバラはうたとおどりのまちよ。ゆかりんにあわせてかなでてんの〉

アリーナ〈へー。マーニャもゆかりんもすごい！わたしおどったりできないもんなぁ〉


ダンサーB〈あのこ、しろうとだろうけどひんがある。おどりに、かなしみがある……〉

ダンサーC〈あんなふうにおどられちゃ、おきゃくさんだってたのしくなれないですよ〉

ゆかりん（おとうさん…おかあさん…みんな……シンシア……。カミさま…どうか…）

観客たち「「「……………」」」　　ダンサーたち・劇場員たち〈〈……………〉〉

マーニャ〈ころされたみんなのおもいでといのりね。モンバーバラじゃウケないなー〉

アリーナ〈……おとうさまはまだおもいでじゃないわ。まだ…きっと…いきてるもの〉

…

……

………


昨晩　　グランバニア城　3階　ダンスホール


♭♭♭♭　♪　♪　♪　♮♪　　♭♪　♪　♪　♮♪　　♪　♪　♪　♮♪

男爵「次の三拍で体を右に回します…宜しいですか。堅くならずに」ﾀﾞｷｼﾒ

ゆかりん「はい」ﾀﾞｷﾂｷ

ｸﾙﾘ　ﾌｧｻｯ！

男爵「ドレスが優雅に翻りました…お見事ですよ。一、二、三。一、二…」ｽｽｯ


………

ドリス「もう日暮れだな…。今日はお開きにしましょう」ｽｯ

男爵「仰せのままに。天空のゆかりん様。私は、貴女の燃えるような舞踏の虜だ」ｽｯ

男爵はうやうやしくゆかりんの手をとり、くちづけをした。


ゆかりん「………。みじゅくでおはずかしいです。でもおほめにあずかり光栄です」ｽｯ

男爵「叶うならば――

ドリス「えーとちょっと？“男爵”だし、当然ゆかりんの婚約者は知ってるでしょ？」

ドリス「気をつけたほうがいいよー。いろいろ」

男爵「姫のご忠告。深く心に」ｶｼｽﾞｷ


ドリス「部屋へ戻ろう」　　ゆかりん「うん…」ﾁﾗｯ

ゆかりん「男爵さま、ごきげんよう」ｽｽｯ

男爵「姫。ゆかりん様。次を心待ちにしております」ｶｼｽﾞｷ


グランバニア城　4階　廊下


ｺﾂｺﾂ　ｺﾂ　ｶﾞｸｯ！

ゆかりん「あっ」ﾊﾞﾀ！

ドリス「ははは。まーた転んだ。まあ、ドレスもハイヒールもそのうち慣れるよ」ｸﾞｲｯ

ゆかりん「うう…。グランバニアはきれいな国なのにどうしてハイヒールがあるの？」

ドリス「ん？きれいな国だからじゃないの？王侯貴族のはやりじゃん。おしゃれー」

ゆかりん「これが今のおしゃれなんだ…。わたし、このすがたで戦える自信ないなぁ」


ドリス「あたしはヘンリーさまと一緒で、あんたはトンヌラと…。マリアと一緒」ｷﾞｭｯ

ゆかりん「うん」ｷﾞｭｯ

ドリス「あたしたちも王族として生きていくなら、王族の嗜みを知らないといけない」

ドリス「あたしたちの恥が……　お、夫の恥になるから。」ｳﾂﾑｷ　ｶｧｧｧ

ゆかりん「………そうだね。ダンスレッスンを誘ってくれてありがとう。ドリスさん」


ドリス「ねーあんた昔ダンスやってたでしょ？初めてじゃあんなに踊れないって」

ゆかりん「やってたわけじゃないけど、売れっ子ダンサーがね。むかし仲間だったの」

ゆかりん「彼女のダンスをいつも見てたから、それをお手本にしてるだけなんだ」

ドリス「ふーん。いつの売れっ子ダンサー？…あんたって何年前の人なんだっけ？」

ゆかりん「……じつはよくわかってないの。千年とか…それ以上とか……」

ゆかりん（カミなら知ってるだろうな。今度きいてみてｍ

ｶﾞｸｯ！ﾊﾞﾀ！

ゆかりん「…うう…」ｳﾂﾑｷ

ドリス「ははは。部屋までは歩きに専念したほうがいいね」ｸﾞｲｯ

ドリス「ダンスって千年前と変わんないんだなー。なーんか意外」


オリビア「！」ｶﾁｬ…

ドリス「あっトンヌラの部屋からオリビアだ。あんたを探してたんじゃない？」

ゆかりん「そうかも…」

ドリス「じゃーあたし部屋に戻るから。ポートセルミのみんなによろしくねー」

ゆかりん「うん。おやすみなさい」ﾍﾟｺﾘ


オリビア「（ﾌｶﾌﾞｶ）」ｽｯ

オリビアは懐中時計を取り出した。

ゆかりん「午後七時半。ポートセルミの南門のジローさんとのまちあわせは午後八時」

ゆかりん「あと30分なんだ！いそいでしたくしなきゃ…。ありがとうオリビアさん！」


オリビアはモンスターほいほいのフタをひらいた。

ゆかりん「【08.7／10.0】……。08.7！？　最高記録は08.5だった…はず！」

オリビア「（ｺｸﾘ）」ｸﾞｯ

ゆかりん（トンヌラ！おねがい無事でいて！もし魔界でぜんめつしてたらわたし……）

ゆかりん（ううん。トンヌラたちが帰れなくなったら、わたしが助けにいくんだ！）ｷｯ


ゆかりん「……【08.7／10.0】。………シビリンとベラは定期船にのってるのかな？」

ゆかりん「武具と魔物が認められてないポートセルミへは、わたしも軽装で行くけど」

オリビア〈………スマハち様とホーコ様をお連れになるならお探ししますが………〉

ゆかりん「スマハちとホーコは入国できない。……でもふたりのチカラが必要かも？」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――

A　※「スーパーマッスルハイテクちーたーをゆかりんと同行させますか？」


1　はい

2　いいえ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

B　※「ホーコをゆかりんと同行させますか？」


1　はい

2　いいえ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――



>>197の投下時刻～2013/10/22(木)18:00までのレスで多数決
同率一位の場合、18:00直前のレスが該当

※「訂正させていただきます＞＜；」


>>197の投下時刻～2013/10/22(火)18:00までのレスで多数決
同率一位の場合、18:00直前のレスが該当


※「でよろしくお願いします。失礼致しました！」

ゆかりん「………。ホーコをさがしてください。空中庭園でまってます」

オリビア「（ﾌｶﾌﾞｶ）」ﾀﾀｯ


グランバニア城　2階　女従者の部屋


城の女中F「お帰りなさいませ。ゆかりん様」ﾌｶﾌﾞｶ

ゆかりん「いつもおつかれさまです、ごめんなさい、あのドレスワンピースを」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

城の女中F「お急ぎのご様子…。次はどちらへお出向きになられるのでしょうか」ﾀﾀｯ

ゆかりん「ポートセルミです、あの町では武装できなくて、わたしはおたずねもので」

城の女中F「かしこまりました。ご用意いたします」ﾀﾀｯ


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゆかりん　　♠♥

★しぜんたいクイーン
レベル：99（/99)　Max！
ねんれい：19歳くらい

ひかりのドレス（ワンピース）　ヘアバンド　エルフのおまもり

ニフラム　ホイミ　メラ　ベホイミ　ルーラ　ギラ　トヘロス　リレミト　ラリホーマ
ザメハ　マホステ　アストロン　イオラ　ライデイン　ベホマ　ザオラル　ベホマズン
ギガデイン　ミナデイン　パルプンテ　ギガソード　ジゴデイン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ゆかりん（やっぱりわたし、丈はみじかいほうがいいな。これなら動きやすい）ﾋﾟｮﾝ

城の女中F「ゆかりん様は大変お美しいです。お目立ちになられるかもしれません…」

ゆかりん「そうでしょうか。でもこのすがたは派手じゃないし、おきにいりです」ﾋﾗｯ

ゆかりん「あっ、いってきます！ドタバタしてごめんなさい！」ｶﾞﾁｬ！

城の女中F「行ってらっしゃいませ」ﾌｶﾌﾞｶ


グランバニア城　3階　空中庭園　脇　西通路


王城の兵E「…見たか？」ﾂﾝﾂﾝ

王城の兵D「もちろん。ゆかりんさん、あわてて通りすぎて行った。今夜も素敵だな」

王城の兵E「ゆかりんさんの残り香だ…（ｸﾝｸﾝ）これって香水じゃねえよな…」ｸﾝｸﾝ

王城の兵D「なんかヘンタイみたいだよ…。………」ｸﾝｸﾝ

ﾋｭｰｰｰｰ　ﾊﾞｻｯ！

王城の兵D・E「うわっ！？」ｶｶﾞﾑ

王城の兵D「な、なに！？」ｼﾞｬｷｯ

ホーコ《……》ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ…

王城の兵E「…後ろからトンヌラさまの鳥が通りすぎてったんだな…。びびった」ﾖﾛﾖﾛ


グランバニア城　3階　空中庭園


ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

ホーコ『何カ用カ？』ﾐｸﾀﾞｽ

ゆかりん『ポートセルミでみんなとうちあわせる約束なの。あなたも一緒にきて』ﾐｱｹﾞﾙ

ホーコ『………。ハイドハ？』ｷｮﾛｷｮﾛ

ゆかりん『誰かひとりはこの国にいるほうがいい』

ホーコ『オマエト二人キリカ』ｶﾞｼｯ

ポートセルミ郊外　海岸平野


ｻﾞｻﾞｧﾝ…　ﾐｬｧﾐｬｧ…

ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ　ｽﾀｯ

ホーコ『夜ノ海。北ノ空ガ明ルイ。アレガ街カ』ｶﾞｼｯ

ゆかりん『うん、あれがポートセルミ。もしかしてホーコは都市がはじめてなのかな』

ゆかりん『アルパ・クローズは宗教都市だけど、ホーコにとっては内戦してた国だし』

ホーコ『馬鹿ニスルナ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『してない。気をわるくしたならごめん』


…ﾀﾞﾀﾞｯ　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ！

御者の男B〈てやっ！〉ﾊﾟﾝｯ！

＊〈〈ヒヒーン！〉〉ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ホーコ『今ノガ馬車カ？夜ノ野外ナノニ人間ガ多イゾ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『あれが馬車だよ。港町でめいしょもあるし、出入りは一日中あるみたい』


ホーコ『………。コノ周辺ハ魔物ガ全然イナイ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『魔物のにゅうこくを禁止してるポートセルミのこうがいだからかな…』

ｻﾞｻﾞｧﾝ…　ｻﾞｻﾞｧ…　ﾐｬｧﾐｬｧ


ポートセルミ　南門　検問所


職員の男〈……その他注意事項はあちらでお聞き下さい。次の方どうぞー……〉

ゆかりん・ホーコ『………』ｷｮﾛｷｮﾛ

旅の戦士C〈…あの女はなんだろうな。巨鳥を連れているが、一人旅か？〉

旅の戦士D〈イイ女だし、アレがウワサの大道芸人ってヤツかもしれんぜ〉


ホーコ『街ヘ入ルノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『ううん。まちあわせはこの街のそと。門はこえない…』ｽｯ

ゆかりんは懐中時計を取り出した。

ゆかりん『午後八時だ』

ジロー〈……すみません、すみません、通して下さい……〉ｽﾞｽﾞｲ

ゆかりん・ホーコ『！』


ゆかりん「ジローさん！ここです！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ジロー「！勇…ではなく、騎士さま。…それも不適切か。うーん」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

ホーコ『………』ﾐｸﾀﾞｽ

ゆかりん「一人ですか？みんなは？」

ジロー「はい。ご報告します。一つ巡り合わせがありまして…」


ジローはゆかりんに、午後2:00～5:10の活動（第13巻770～886）について説明した。


ジロー「…そして娘…いや、ベラ君としびれくらげ君がギルド館から戻らないのです」

ゆかりん「……！　最後のふねが七時……。ふたりはふねにのったのかも……でも…」

ジロー「船着場でベラ君を見た子供がいれば可能性は高いですね。妻が調べています」

ゆかりん「ジローさん、じつは…」

ゆかりんはジローにモンスターほいほいを手わたした。

ジロー「…【08.7／10.0】！？ちょ、ちょっとすみません！」ｶﾁｬｶﾁｬ

ホーコ『コノ国デ何カ起キタノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『表向きはなにもないみたい。でもシビリンとベラが帰ってこないらしいの』

ホーコ『？……』ﾍﾞｯﾀﾘ


ジロー「うーん、うーん……。やはり故障ではありません…。正常に作動しています」

ジロー「半日で＋00.6……。間違いなく今現在、世界は危険のピークです」ｷｯ


ゆかりん「……前回の最高きろくの5ヶ月前って、カボチとアルカパがほろぼされて」

ゆかりん「サラボナとテルパドールは陥落すんぜんで、エルヘブンは襲撃をうけた頃」

ゆかりん「たしかにあの頃、世界はあぶなかったといえるとおもうけど……」

ゆかりん「今のこの世界が、あの頃いじょうの危機だっていうの？」


ホーコ『ソノアイテムハ、トンヌラ様トシヴィタチノ危機ヲ示シテイルノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『……！』ｸﾞｸﾞｯ

ホーコ『デモ私タチは魔界ヘ行ク手段ガ無イ。ヴェリートシヴィノ姿ハ見エナイ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ホーコ『ユカ。見エナイ妖精ヲドウヤッテ探ス？秘書ノ子供ノ目ヲ使ウノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ


ゆかりん「ベラがギルド館へいったならその足跡とギルド館をしらべるべきだけど…」

ジローはゆかりんにモンスターほいほいを手わたした。

ジロー「入館許可者は議員と職員です。民間人である私たちは残念ながら入れません」

ジロー「ですが、ポートミクスのオーナーのデボラさまが調査を申し出てくれました」

ゆかりん「そっか！魔女さんなら……。魔女さんってそんなにいい人だったんだ……〉


ジロー「指名手配のヨシュアさまは、街の聞き込み調査は避けるべきですから…」

ジロー「ポートミクスの館長室でリゾートとカジノ船の情報を探索、調査しています」

ジロー「……以上が現状ですが……。何かご指示がありましたら。ゆかりんさま」


ゆかりん「わたしもふたりを探します。……宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”」

ゆかりん「その3階の23号室が、ベラとヨシュアさんの部屋で」

ゆかりん「24号室が、ジローさんとカオルさんの部屋ですよね」

ジロー「そうです」

ゆかりん「わかりました。遅くなるかもしれないけど、かならずあとでいきます」ｸﾙｯ

ジロー「…ゆかりんさま？どこへ行くんですか？」


ポートセルミ郊外　海岸平野


ｻﾞｻﾞｧﾝ…　ﾐｬｧﾐｬｧ…

ホーコ『グランバニアヘ戻ルノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『ううん。ホーコ。あなたならだれよりもはやく灯台の頂上へ行けるよね？』

ゆかりん『…なにもわからないかもしれない。でも、様子をみてきてほしいんだ』

ホーコ『………。（ﾊﾟｯ！　ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ）オマエハ？』ﾐｸﾀﾞｽ

ゆかりん『わたしは……』ﾐｱｹﾞﾙ

天空城　4階　玉座の大広間


ゆかりん「……ドラゴン」ﾂｶﾂｶ

天空の兵A・B「勇者ゆかりん！」

マスタードラゴン「好んで一日に何度も来るおまえではない。何が聞きたいのだ？」


ゆかりん「かつて天空城にもエルフがいて、わたしはそのすがたをみることができた」

ゆかりん「…むかしだったから？ここが天空界だから？理由はわからないけど」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん「妖精界をつくったカミはドラゴンだと、トンヌラからそうきいてる」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「その通りだ」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「そのカミは現代、人間界にいるエルフをみることはできないの？」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「無論見える」ｺﾞｵｵｵｵ


ゆかりん「ポートセルミの商店街のギルド館で、シビリンとベラが消えたんだ」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん「今ふたりはどこにいるのか教えてほしい………。…………。おねがい」ﾍﾟｺﾘ

天空の兵A・B「…………」ﾁﾗｯ…

マスタードラゴン「……………」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「………」ﾍﾟｺﾘ


マスタードラゴン「サラボナ地方。アルパ・クローズの水門の北に大きな内湾がある」

ゆかりん「アルパ・クローズの北の海…」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「その中央の小さな無人島にいる。だがイブールとエトワルもいる」

ゆかりん「イブール？イブールがかかわってるの？」ﾐｱｹﾞﾙ


マスタードラゴン「アルパ・クローズの残党は、セントベレスの残党と結託したのだ」

マスタードラゴン「光の教団の勢力は落ちたが、結束は高まっているぞ……」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん（モンスターほいほいは、その危険性もとらえていたのかもしれない）ｸﾞｯ


ゆかりん「その島には四名だけ？シビリンとベラはぶじ？」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「もう二名。魔物とセントベレスの高官、ロベオティオス」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「ロベオティオス…？なにものなの？」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「教団銀行の総裁だ。ゲマ亡き後の教団の頭脳でもある」ｺﾞｵｵｵｵ


マスタードラゴン「まれに、メダパニで対象の心を支配できる者がいるだろう」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「ヘンリーくんや……ブライさんみたいな」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「そうだ。ロベオティオスはその術を究めている者」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「“拷問”ではなく“尋問”で必要な情報を聞き出すことができる」

ゆかりん「シビリンとベラをつうじて、わたしたちの動きははあくされる…」ﾐｱｹﾞﾙ


ゆかりん「でも…。なんで、ヨシュアさんや魔物をかくまった魔女さんはぶじなの？」

マスタードラゴン「それはわからぬ。しかしシビリンたちへの尋問が優先なのだろう」

ゆかりん「そんな術者がいたなら、デモンズタワーの拷問は必要ないでしょ…？」ｸﾞｯ

マスタードラゴン「その尋問能力は、つい最近まで公開していなかったようだ」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「教団と同志にすら隠蔽し、自らの為のみに使っていたらしい」ｺﾞｵｵ

マスタードラゴン「その事実をゲマが知っていたかは最早わからぬが………」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「ゆかりんよ。率直に言おう」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「？」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「現在、シビリンとベラを救う方法はない」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「！…！！わたしはそんなことを聞きにきたんじゃない！」ﾐｱｹﾞﾙ


マスタードラゴン「無人島は不毛で狭く、イブールたちの視界は開けている」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「無人島に航路は存在しない。ゆえに来島者はありえない」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「その上で島へ迫る影があれば、トンヌラサーカスしかない」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「しかも、イブールは優れた予知で察知することもできる」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「おまえたちの気配を掴んだ後、ルーラで逃亡するだけだぞ」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「うっ、う…」


マスタードラゴン「光の教団が情報を入手すれば、ふたりを生かす必要はなくなるな」

ゆかりん「だから行くしかない！」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「シビリンとベラを追いかけても、いたちごっこになる」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「でも行くしかない…！」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「カジノ船の離島へ移された、セントベレスの奴隷たちはどうする」

ゆかりん「――…

マスタードラゴン「潜入要員は失敗したが、それがおまえたちの任務だろう」ｺﾞｵｵｵｵ


天空の兵A・B「………」

ゆかりん〈……………。……………。……ドラゴン〉ﾎﾞｿｯ

マスタードラゴン「何だ？」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「この天空城はいま…どこを飛んでいるの？」ｳﾂﾑｷ

マスタードラゴン「カジノ船の離島より南東の大洋、その上空だ」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「カジノ船の離島へ向かうなら、二日足らずはかかる」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「アルパ・クローズ北の無人島なら、一週間はかかるだろう」ｺﾞｵｵｵｵ


ゆかりん「……………。……天空界のチカラがひつようになるかもしれない……」ｳﾂﾑｷ

マスタードラゴン「他ならぬおまえの頼みだ。いいだろう」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「！」ﾐｱｹﾞﾙ

天空の兵A・B「…！」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん「まってドラゴン！わたし、戦争はいやだ…」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん「ううん、たたかうときはたたかう。でもムダな火種をまきたくない」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「わかっている。トンヌラの約束を忘れたつもりはない」ｺﾞｵｵｵｵ


《《……マスタードラゴン『そなたたちのチカラで世界を救うと言うのか？』……》》

《《……トンヌラ『何年か経っても、光の教団が世界の脅威だったら』……》》

《《……トンヌラ『…その時は、天空界が光の教団を破壊すればいい』……》》

《《……マスタードラゴン『いいだろう。しばしそなたたちを見守るとしよう』…》》


ゆかりん「トンヌラ……。シビリン……ベラ……」ｸﾞｯ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シビリンとベラの消息不明から3時間が経過
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

妖精の村　広場


ｻｰｯ…　ﾋﾗﾋﾗ

ゆかりん（わあ…！前にきたときはいちめんピンクだったのに、今は新緑の世界だ）

ゆかりん（葉っぱが風にまってて…（ﾐｱｹﾞﾙ）空はあかるい…。夜がない世界なのかな）


村の妖精A《……あの人間って、以前ベラが連れてきた……？　今度は何の用なの？》

スライム《でも一人だね。ベラがいないね》ﾌﾟﾙﾝ

村の老人A《桜の館へ向かっておるから、目的は図書館かポワンさまじゃろう》

村の妖精A《フルートが盗まれた時のような不幸をいつか招くわ》ﾂｰﾝ

ゆかりん（………。そうかもしれない。ごめんなさい。かならずベラを助けます）ｸﾞｯ


妖精の村　桜の館　1階　　妖精の村の図書館


ｶﾞﾁｬ…　ｷﾞｷﾞｰｯ

ルナ・館の妖精A『？』ｸﾙｯ

ゆかりん（きれいな館…。カベはふわふわの…水？ピエローヌみたいな感触だ）ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ


ルナ『妖精の村の図書館へようこそ。あの、あなたはどちらからいらしたのですか？』

ゆかりん『！ごめんなさい。わたしはベラのチカラを借りているトンヌラの仲間です』

ルナ『あっ！？あのトンヌラの…』ﾎﾞｯ

ゆかりん（えっ？かおが真っ赤になっちゃった。ま、まさかこのひと）ﾀﾗｰ…

ルナ『あっ！あの、私は人見知りなんです。ごめんなさい。お一人なんですか？』ｶｧｧｧ


ゆかりん『…はい。妖精の村のリーダーのポワンさまはいらっしゃいますか？』

ルナ『！……』ﾐｱｹﾞﾙ

館の妖精A『武器は持っていないし、トンヌラの仲間なら歓迎しないといけないわ』

ルナ『そうですね。失礼しました。ポワンさまは3階のテラスにいらっしゃいます』

ゆかりん『ありがとうございます』ﾌｶﾌﾞｶ


妖精の村　桜の館　3階　　葉桜のテラス


ゆかりん（ふわふわした階段だけどなれてきた。転ばないようにしなきゃ…）ﾌﾟﾖ　ﾌﾟﾖ

ｻｰｯ　ﾌﾞﾜｯ

ゆかりん（風がまわりの桜をゆらした。葉っぱがまいおどってる。玉座にはだれも…）

ポワンは玉座の横でひざまずいている。

ゆかりん『！』


ポワン『ようこそ妖精の村へ。ゆかりんさま』ｶｼｽﾞｷ

ゆかりん『ポワンさまですか？あ、あたまを上げてください。こまります』ｶｼｽﾞｷ

ポワン『私たちエルフにとって、勇者さまはマスタードラゴンさまと同じ生ける伝説』

ポワン『どうぞ玉座へ、勇者さま。ベラはお役に立てているでしょうか？』ｶｼｽﾞｷ

ゆかりん『いつも助けられています。そのことで報告と相談をさせてほしいんです…』


ゆかりんはポワンに、ジローとマスタードラゴンから知り得た現状について説明した。

…

ｻｰｯ　ﾋﾗﾋﾗ

ゆかりん『だから…妖精界をつうじて、ベラが囚われている無人島へいけませんか？』

ポワン『残念ですができません…。迷いの森、セントベレスの湖、サンタローズ』

ポワン『この三つは代々妖精となじみのある場所。だから繋がりが残っているのです』

ゆかりん『………。この時代にはロザリーヒルはもちろん、せかいじゅも残ってない』

ポワン『…それは、古代の人間界にあった、妖精の村とエルフの里のことですね…』


ポワン『私が見ることができる場所はこの妖精界と、人間界の先の三つだけです』

ポワン『ですからベラが今どこでどうしているかは、私にはわかりません……』

ポワン『ゆかりんさま。どうかベラを救ってください。どうか』ｷﾞｭｯ

ゆかりん『かならず』ｷﾞｭｯ

ポワン『私たちにお手伝いできることがあれば、なんでも言って下さい』ｶｼｽﾞｷ

ゆかりん『はい。よろしくお願いします』ﾌｶﾌﾞｶ


ポートセルミ郊外　海岸平野


ｻﾞｻﾞｧﾝ…　ﾐｬｧﾐｬｧ…　ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ………

ゆかりん『ホーコ』ﾐｱｹﾞﾙ

ホーコ『灯台ノ頂上ハ展望台ダッタ。観光者ノ人間ガイタガ問題ハナサソウダ』ｶﾞｼｯ

ゆかりん『ありがとう。わたしは天空界と妖精界へいってたの。せつめいする…』


…

ホーコ『天空ノ神ノ言葉ニ従ウノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『…したがうっていうのとはちがう。ただ…。信じることはできるんだ』

ホーコ『？……』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『カミは、わたしにうそをついたり、言ったことをひるがえしたことはない』

ゆかりん『いつも、カミのことばは事実だったし、言ったとおりのことになってたの』

ホーコ『ソレナラシヴィトヴェリーハ終ワリダゾ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『だからしたがうわけじゃないよ。カミのことばは…手がかりにする』ｷｯ


ゆかりん『ヨシュアさんたちに会ってくる。北のおおきな酒場宿にいるらしいけど…』

ホーコ『アレカ。大勢ノ人間ガ吸ワレテ吐キ出サレテ巨大ナ墓ノヨウダッタ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『じゃあ、ホーコは酒場宿の屋上にいて。人目につかないようにね』ﾐｱｹﾞﾙ

ホーコ『……………』ﾊﾟｯ！　ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

ゆかりん『日がかわるころにはここにもどろう』ﾐｱｹﾞﾙ

ホーコ『………』ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

ゆかりん『そのほかのことは、あなたにまかせるから』

ﾋﾞｭﾝｯ！


…………ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ…………

ゆかりん（ふたりがもし殺されていたら……。…ううん。カミはそうは言わなかった）

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シビリンとベラの消息不明から4時間が経過
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※「大変長らくお待たせしております＞＜；申し訳ありません」

※「2013/11/05(火)までには本再開させていただきます。今しばらくお待ち下さい」

ポートセルミ　南門　検問所


ﾜｲﾜｲ

ゆかりんは懐中時計を取り出した。

ゆかりん（午後十時…。門のむこうの街中から、小さなざわめきが聞こえてる）ﾊﾟﾁﾝ

ゆかりん（もう夜遅くのせいか、検問所を通るひとはほとんどいないみたい）ｽﾀｽﾀ


職員の翁「おや、こんばんは」

ゆかりん「こんばんは（ﾍﾟｺﾘ）街にはいりたいんですけど、どうすればいいですか？」

職員の翁「こんな時間まで若い娘さん一人で…。どこから来なすった？」ｺﾞｿｺﾞｿ

ゆかりん「えっと…カボチのほうです」

職員の翁「ほー。あっちは過疎が進んどるらしいなあ？娘さんは訛りがないねえ」ｶｷｶｷ

ゆかりん「き、きをつけてるだよ」


職員の翁「えー、ポートセルミへ来た目的は何ですか？」ｼﾞｰ

ゆかりん「…旅行です。かぞくが先に入国してます。！？」ﾊﾞｯ！

職員の女「キャッ！？」ﾄﾞｼｬ！

ゆかりん「！　ごめんなさい（後ろから近づかれたから、つい構えてしまった）ｸﾞｲｯ

職員の翁「女性の荷物検査員ですよ。この国では一般人の武装が認められてないから」

ゆかりん「わかりました。どうぞしらべてください」

職員の女「で、では失礼します…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


…

職員の女「…異常、ありませんでした」ﾌｳ

職員の翁「ごくろうさま。では…（ｺﾞｿｺﾞｿ）最後に、名前を教えて下さい」ｼﾞｰ

ゆかりん（光の教団と、イブールも国の機関にかかわってる可能性が高いから）

ゆかりん（アルパ・クローズでつかった偽名のライデンはつかわないでおこう）

ゆかりん「シャイナです」

職員の翁「…シャイナさん。ご家族と良い旅をして下さい」ﾆｺｯ


ポートセルミ　南門　


ｻﾞｻﾞｧﾝ…　ｻﾞｻﾞｧ…　ﾐｬｧﾐｬｧ

荒くれ者C「い、命がおしかったら灯台には近づくなよ！」ﾋﾞｼｯ

水夫A「はいはい、怪物がいるんだろ？毎日くだらねーウソついて飽きねーのか」

荒くれ者C「こっ今度はガチなんだって！！バカでかい不吉な鳥がいたんだ！」

水夫A「鳥～？そういやオレもさっき妙な鳥が飛んでんの見たような…」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ


ゆかりん（ホーコのことかも。ここは都市だし、やっぱりだれかはきづいちゃうな）

＊「おね～さんっ！」ｶﾞｼｯ

ゆかりん「！」ｸﾞｲｯ

ゆかりんは肩をだかれた。

街の青年A「一人なの？」　　街の青年B「ボクたちと飲みにいかない？」

ゆかりん「はなして。家族がまってるから」

街の青年A「チョットだけ。30分…20分！」ﾀﾞｷｼﾒ

ゆかりん「急いでるの。こまります」ｸﾞｲｲｯ

街の青年B「好きな高級酒、何でもオゴるからさ」ﾆｺﾆｺ

街の青年A「ルラフェンの地酒だって飲める。…ン？知らないの？名酒だぞー」ｷﾞｭｯ

ゆかりん（…こまったな…）


ゆかりん（この南門のまわりはひらけてて、数十人の人たちがいる）ﾁﾗｯ

新婚の男〈あの女の子からまれちゃって気の毒になー〉

新婚の女〈ちょっとー、関わらない方がいいよ。帰ろうよう～〉


吟遊詩人〈東の小島のカジノ船には、世界中の遊び人たちが集まって来ているとか〉

吟遊詩人〈行きたいなあ……。でもお金がないしなあ……〉

水夫B〈いつになったら安心して船が出せる世の中になるんだろうな〉


ゆかりん（教団関係者や教徒らしきすがたはないかな。みんな、住民か観光客…）

ゆかりん（なぜか、衛兵もみあたらない）

街の青年B「まわりが気になる？」



午後10:15　　ポートセルミ　南門　


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ゆかりん　→


A　こうげき　→　街の青年A・街の青年B（どちらかを攻撃します）

B　じゅもん　→　ニフラム　→　街の青年A・街の青年B

C　じゅもん　→　ギラ　→　街の青年A・街の青年B

D　じゅもん　→　ラリホーマ　→　街の青年A・街の青年B

E　にげる　　（酒場宿方面へ逃亡。コンマ以下数値で判定）

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【街の青年A】【街の青年B】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:343/407】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ひかりのドレス（ワンピース）　ヘアバンド　エルフのおまもり
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
モンスターほいほい　懐中時計
――――――――――――――――――――――――――――――――――――



>>239の投下時刻～2013/11/07(木)09:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、09:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、09:00直前の安価投票レスを採用

ゆかりん（………。ポートセルミは一般人の武装を禁止してるくらいの国だし……）

ゆかりん（女ひとりで男のひとたちをたおしちゃったら、めだつし、さわぎになる）

ゆかりん（それはダメ。現代のわたしは勇者としてより指名手配犯として有名なんだ）

ｸﾞｲｲｯ

街の青年A「うあ！いてってっ」ﾒｷﾒｷ

ゆかりん「ごめんなさい、ほんとうにいそいでるから」ﾀﾞﾀﾞｯ

ゆかりんはにげだした！

街の青年B「あ！おーい…。ちぇっ、上玉だったのに。……お？左腕をどうした？」

街の青年A「今の女に捻られたかも。まったく動かせなかった。何だアリャ…」ｻｽｻｽ


午後10:30　　ポートセルミ　旅館街


ﾜｲﾜｲ

ゆかりん（酒場宿のポートミクス…（ﾐｱｹﾞﾙ）きっと、あのおおきな館だ）

ゆかりん（あんなに大きな宿屋ってはじめてみるなぁ。ホーコは…どこだろう？）ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん（とうぜんホーコも指名手配されてるし、人目につかなくていいんだけど）

荒くれ者A「……いやー、良かったなあ。スーザンのダンスショー。ひっく」ﾌﾗﾌﾗ

荒くれ者B「へっへっへ～そうだろ～？男心を、わかってんだよなあ～～」ﾌﾗ　ﾌﾗ

荒くれ者A「でもよおー、ポートミクスの新オーナーって若い女じゃねーっけ？」ﾌﾗﾌﾗ

荒くれ者B「そ～そ～。アレがまたイイ女なんだ。ダンサー上がりかねえ～？」ﾌﾗ　ﾌﾗ


荒くれ者A「上が元ダンサーだからスーザンの良さをわかってんのかな？また行こう」

荒くれ者B「また行こお～～！！」ﾀﾞｷｼﾒ

荒くれ者A「がはは！バカバカ、おれっちにくっつくなって」ﾌﾗﾌﾗ

街の美女Aは荒くれ者Bの腕を組んだ。

街の美女A「おにいーさーん♥じゃーあー、ぱふぱふで遊んでいかなーい？」ﾀﾞｷﾂｷ

荒くれ者B「行く行くう～～！」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

荒くれ者A〈えっ？マジ？おれっち、そうゆうのは〉ﾌﾗﾌﾗ

街の美女A「うふ♥二名様ごあんなーい！」ｸﾞｲｲｯ

荒くれ者A〈うひゃ！マジで？〉ﾖﾛ　ﾖﾛ

ゆかりん（…たぶん娼館かな？なんだかきょうは、モンバーバラをおもいだしちゃう）


午後10:35　　ポートセルミ　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　玄関前


ﾜｲﾜｲ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ

ゆかりん（名物のダンスショーはおわったみたいだけど、たくさんの人がのこってる）

ゆかりん（玄関は三つあるけど、いちばん左の玄関が宿屋ってジローさんがいってた）


午後10:40　　ポートセルミ　　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　ロビー


受付の女A〈…なさいませ。お部屋のカギでございます。ごゆっくりお寛ぎ下さい…〉

カギを渡された旅の男性は、奥の階段へ向かった。

ゆかりん（……あの奥のかいだんから部屋へいくのね）

午後10:44　　ポートセルミ　　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　3階　　吹き抜け回廊


ゆかりん（……3階の……。23号室。ここがベラとヨシュアさんの部屋のはず）ﾁﾗｯ

…ﾜｲﾜｲ…　…ｶﾞﾔｶﾞﾔ…

ゆかりん（この廊下から1階のようすが一望できるんだ。ロビーも酒場もみえる…）

ゆかりん（尾行のけはいはなかった。……少しくらいあってもおかしくないのに）ｺﾝｺﾝ

ゆかりんはトビラをノックした。


＊〈………………。…………はい〉

ゆかりん（女性？カオルさんだ。声がふるえて、きんちょうしてる……）ｷｮﾛｷｮﾛ

ゆかりん（まわりはだれもいない。だいじょうぶ。〈カオルさん。ゆかりんです〉

＊「勇…！………　　………。」ｶﾞﾁｬ…


午後10:45　　ポートセルミ　　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　3階　　23号室　応接間


ヨシュア「ゆかりんさま！」ｶｼｽﾞｷ

デボラ「あら。どうもー」ｼﾚｯ

ゆかりん「おひさしぶりです、魔女さん。シビリンとベラのこと、ありがとう」ﾍﾟｺﾘ

デボラ「魔女って呼ばれるのもなんだかなつかしいけどグズグズしていられないわよ」

ゆかりん「しってる。さっき、天空のカミと妖精のリーダーに状況をきいてきたんだ」

ヨシュア・デボラ・ジロー・カオル「！」


ゆかりんは、マスタードラゴンとポワンから知り得た現状について説明した。


デボラ「……ロベオティオスは、教団銀行の総裁で、商人ギルドの議長よ。それから」

デボラ「議会中の午後六時ごろだけど、議長室でまもののむれが退治されたらしいわ」

ゆかりん「まもののむれ？」

デボラ「しびれくらげ、ドラゴンキッズ、多分ばくだんベビー、の3匹ですって」

ゆかりん「シビリンだ…。おとなはベラが見えないけど、残りのモンスターはだれ？」

デボラ「あんたたちの仲間じゃないなら、ロベオティオスの仲間じゃないの？」ﾎｵﾂﾞｴ

デボラ「でも私もたまに議長室へ入るけど魔物なんか見たことないわよ。当然だけど」


カオル「……船着場には、ベラちゃんの目撃情報はありませんでした……」ｳﾂﾑｷ

ゆかりん「光の教団にはルーラ使いがいるし…船がつかわれるりゆうはないですね」

カオル「ただ…午後五時半から六時半の一時間ですが、街は厳戒態勢だったそうです」

ゆかりん「…厳戒態勢？　そのじかん、ポートセルミはなにかあったんですか？」

カオル「その説明はなかったそうなんですが、検問所も封鎖されていたらしいんです」


デボラ「何かなければありえない指令だけどね。議員である私も何も聞いていないわ」

ジロー「という事は機密指令でしょう。私たちを察知して封鎖したのかもしれません」

ヨシュア「シビリン君とベラさまを捕らえたので、厳戒態勢を解除したのでしょうか」

ゆかりん「そうなのかな…。あなたたちがぶじでよかったけどそれもどうしてだろう」

ヨシュア「夕方、私とカオルさんは、デボラさまの館長室で、リゾート地の地図と」

ヨシュア「カジノ船の一般配置図を探索し、それらを入手する事ができました」ﾊﾟｻｯ

ヨシュアは応接テーブルに、リゾートの地図とカジノ船の一般配置図をひろげた。

ゆかりん（リゾート地のちず…。リゾート地の奴隷をたすけるのにひつような情報）


ヨシュア「その後、皆様もこの部屋へ戻りましたが、最終便の午後七時を過ぎても」

ヨシュア「シビリン君とベラさまは戻りません。私たちはふたりの捜索を決めました」


ヨシュア「午後八時に南門でゆかりんさまと約束がある先生は、南門方面で捜索を」

ヨシュア「最終便でリゾート地へ行った可能性を考え、カオルさんは船着場で捜索を」

ヨシュア「失踪前のベラさまは、ギルド館の議会に御関心をお持ちでしたので」

ヨシュア「議員をお務めのデボラさまに、ギルド館の調査のお申し出いただきました」


ヨシュア「私は一昨日に理髪し、この国ではエフォールという偽名で登録しましたが」

ヨシュア「光の教団の指名手配犯には違いありませんから、街での調査は控えました」

ヨシュア「また、シビリン君とベラさまがポートミクスへお戻りになる可能性を考え」

ヨシュア「私は23号室での待機を続けていました。…そして、午後八時七分の事です」


ゆかりん「？　わたしはホーコといっしょに、ジローさんと南門ではなしてる時間だ」

ヨシュアは蓮のどうぐかばんを取り出した。

ゆかりん「…それ！？トンヌラがベラ用につくった特製のカバン！」

デボラ「若い男が一人でロビーのフロントへ持ってきたらしいわ。あんたたち宛に」

ゆかりん「わかいおとこ？だれなの？」

デボラ「さあね。フロントが言うには、客でも国民でもない若い男らしいけど？」

デボラ「ま、ボーイはこれを23号室へ届けた。ヨシュアはそれを引きとったってわけ」


ヨシュア「この鞄は空でしたが、封蝋が施された手紙が一通入っていました」ｺﾞｿｺﾞｿ

ヨシュア「すぐに開けて読んだので、封は解かれています。…ゆかりんさま」ｽｯ

ヨシュアはゆかりんに、？手紙を手わたした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シビリンとベラはこちらにいる
彼らが大切なら賢明にしていろ
そちらの状況は把握している
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ゆかりん「……………。警告文なのか。差出人とかはなにもかかれてない…」ｶﾞｻ

ヨシュア「市販の安価なパピルス紙とインクを使われています。一般人でも買えます」

デボラ「シビリンとベラを見つけても絶対に逃げられちゃうんなら、行ってもムダね」

ゆかりん「……」ｸﾞｸﾞｯ


ジロー「絶対に逃げられる………。うーん……」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

カオル「あなた…　　！」ﾊｯ

ジロー「重要なのは時間……どちらか一つなら？……しかし…材料も要るし…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ヨシュア「先生？」

ジロー「うーん。勇者さま。材料と素材は必要ですが、新アイテムの提案があります」

ゆかりん・ヨシュア・デボラ「！」

行動の把握＝トンヌラの冒険の書を読まれたという意味だろう
時間的には既にトンヌラたちがミルドラースから逃げたあとだから、
これ以上冒険の書を読まれることはないだろうし、今からゆかりん達が
どう動くかは筒抜けにはならないはず
レミラーマを使った探索は、ベラとシビリンが知っている世界に1つの
専用アイテム(天空装備とか危機メーターとか)を持ち歩くのを止めれば
避けられるしね
イブールの「最善を知る力」は100%危険を避けられる完璧なものでは
ない(過去にも、ゲマのオルゴールでイブール死んだりしてるし)

ちなみに、今居場所の特定されてるのは、ベラ視点のときに
メダパニったシビリンがしゃべったせいだとはっきりしてる
別に新しいスキルやアイテムのせいではない

ちなみに、今居場所の特定されてるのは、ベラ視点のときに
メダパニったシビリンがしゃべったせいだとはっきりしてる
別に新しいスキルやアイテムのせいではない

デボラ「そういえばトンヌラの仲間なんだから、普通のおじさんなわけないわよね」

ゆかりん「ジローさんは世界平和のためにアイテムをつくりつづけてきた学者なんだ」

デボラ「なるほどね。それで“先生”ってわけ」ｱｼｸﾞﾐ

ヨシュア「先生。どんな材料が必要ですか？私にお申し付け下さい」ｶｼｽﾞｷ

ジロー「候補は二つあります。しかし時間も必要ですから作れる物は一種類でしょう」

ゆかりん「わかりました。その二つはどんなアイテムなんですか？」


ジロー「一つは、座標指定範囲内の全転移術を封印するアイテムです」

デボラ「ふーん……。つまりそれってどういうアイテム？」ﾎｵﾂﾞｴ

ジロー「ベラ君救出作戦に於いては、無人島の全転移術の制御効果を期待できますが」

ジロー「その効果時間には制約があるでしょう。最短数ターンの持続を見ています」

ジロー「材料は…何か、対象の行動を制御するアイテムが欲しい。何でも良いです」


ジロー「もう一つは、恒久的に登録された特定の座標の地点へ転移するアイテムです」

ジロー「座標の再登録は不可能で登録数は一点のみです」

ジロー「ベラ君救出作戦に於いては、勇者さまたちの無人島への転移が期待できます」

ジロー「材料は…キメラのつばさでもいいんですが、他に候補があれば教えて下さい」

カオル「…勇者さまの無人島到着後、教祖たちがルーラで逃げたらどうなりますか？」

ジロー「勿論、救出作戦は失敗ですね。もっと製作時間があれば良かったんですが…」


ヨシュア「ゆかりんさま。材料の問題もありますが、どちらの製作を発注しますか？」

ゆかりん「待ってください。かんがえます…（こんどは、安価にそうだんしてみよう）

ゆかりん（トンヌラやシビリンほどじゃないけど、わたしにも安価の声は聞こえる…）



A　サンタローズのグレンデルBにまふうじのつえを貰おう。盗賊団には貸しがある

B　ベラのレミラーマによると試練の洞くつにそらとぶくつがある。取りに行こうぜ

C　新アイテムは必要ないと思う。ジローを含めたみんなで代案を考え直すべきだよ



>>277の投下時刻～2013/11/11(月)11:11までのレスで多数決
同率一位の場合、11:11直前のレスが該当



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※「訂正させていただきます＞＜；」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※「>>270」

ヨシュア「議員をお務めのデボラさまに、ギルド館の調査のお申し出いただきました」
↓
ヨシュア「議員をお務めのデボラさまに、ギルド館の調査をお申し出いただきました」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Ｚ

質問です
キメラの翼で転移アイテムを作ってもらって、不意討ちで魔封じの杖使ってルーラを封じるというのは可能ですか？
あるいは、空飛ぶ靴で転移アイテムを作ってもらっている間に、ゆかりんが魔封じの杖を借りに行くというのは？

Ｚ
もうひとつ追加で
もし仮に転移アイテムのほうを作るなら空飛ぶ靴だけしか取りに行けないとして、デボラの仲間でマホトーンが使えるキャラがいたら、協力を頼めないでしょうか？

※「>>278」


※「①材料としてはキメラのつばさより、そらとぶくつの方が好都合なようです」


※「②不意討ちで魔封じの杖使ってルーラを封じるというのは可能ですか？」

※「可能です。成功の是非はその安価次第です」


※「③空飛ぶ靴で転移アイテムを作ってもらっている間に」
※「　ゆかりんが魔封じの杖を借りに行くというのは？」

※「可能です」


※「④デボラの仲間でマホトーンが使えるキャラがいたら」
※「　協力を頼めないでしょうか？」

※「いないようです」

Ｚ
ありがとうございます
ただ、今ググってきたらイブールのマホトーン耐性はMAXだったので
奇跡が起きない限り単なるマホトーンは効かない可能性が高いような…

転移制御のアイテムを選んで、マスドラに天空のベルを寄越せと言ったほうが
確実ではあるが、マスドラに何かしら見返りを要求されそうだし…

Ｚ
迷うね、コレは。
発明を行うこともベラのレミラーマと
（魔封じの杖・空飛ぶ靴　共にレアアイテムなので現物地の動きで予想できる）
イブールのチカラ(>>１さんからの情報提供スキル？)で筒抜けの可能性ががが

憶測だけど相手は、トンヌラサーカスとの交渉の場を欲しがっている？
それとも人質を元に人間界班の無力化が目的？
イブールはダークドレアムに対抗するために協力を求めているのか…？

>>１さんに質問です。
ジローは必要なアイテムを受け取ってから発明に
どれくらい時間がかかると考えていますか？(具体的に何時間？それとも何日？）
お手数ですがお答えください。

※「>>283」

※「ジローは一刻を争う状況と判断しており、翌朝完成の見込みで考えています」

Ｚ
>>１さんに質問というか、提案なのですが
ジローが開発している間に、または無人島に向かう前に
デボラとヨシュアをゆかりんが他の街(例：グランバニア等)
もしくは、天空城にルーラで連れていって貰い
二人に竜の加護を授ける事は可能ですか？

※「>>285」

※「十分可能な行動ですが、その是非は安価の投票に委ねる事になりそうです」

午後11:25　　ポートセルミ　　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　3階　　23号室　応接間


ゆかりん「どっちのアイテムも材料はあるみたい。でも…もう少しみんなで考えよう」

ヨシュア・ジロー・カオル「ははっ！」ｶｼｽﾞｷ　　デボラ「………」ｱｼｸﾞﾐ

ヨシュア「……先生。私たちが無人島へ転移できるアイテムについて質問なのですが」

ジロー「はい」

ヨシュア「そのアイテムの機能なら、リゾート地への転移も可能ではありませんか？」

ゆかりん・デボラ・カオル「！」


ジロー「世界中から貴族と富豪が集まる別天地は、連絡船の入港のみを認めています」

ジロー「厳戒態勢が予想されますから、島のどこへ転移しても検知はされるでしょう」

ジロー「“妖精以外の生物がリゾートへ潜入する”為のツールとしては欠陥品ですが」

ジロー「“私たちがリゾートを強襲する”ツールとしては完全に機能するでしょうね」

ジロー「妖精のベラ君がいた日中に発想が閃けば良かったんですが。すみません」ﾍﾟｺﾘ

ヨシュア「いえ、そんな。先生。失礼しました」ﾌｶﾌﾞｶ


デボラ「“彼らが大切なら賢明にしていろ”。手紙に書かれた要望はこれひとつだけ」

デボラ「シビリンとベラを助けに行くのはいいけど。失敗したらあの子たち死ぬわよ」

カオル「………」ｳﾂﾑｷ　　ジロー「…カオルさん」ｷﾞｭｯ

ゆかりん「無人島に着いて数ターンかくほできれば、ふたりを救出できるとおもう」ｷｯ

ヨシュア・デボラ・ジロー・カオル「！」


デボラ「あら、さすが伝説の勇者ね。って言うべきかしら。どういう考えなの？」ｱｼｸﾞﾐ

ゆかりん「絶対必要なのはジローさんの新アイテム。ホーコ。ピピンくん。この三つ」

ゆかりん「まずね。新アイテムをつかって、とにかく無人島にじょうりくするんだ」

ヨシュア「大教祖…さま…と世話役。銀行総裁と魔物。この四名を倒す作戦ですか？」

ゆかりん「…今、おにいさんがそう考えたように、向こうにもそう考えてほしいから」

ゆかりん「襲撃はします。でもほんとうの目的はホーコのバシルーラによる救出なの」

ヨシュア・ジロー「！…」　　デボラ「バシルーラ？」　　カオル「？……」ｸﾞｯ


ジロー「そのバシルーラとは、確かホーク君の単体用強制転移呪文でしたか？うーん」

デボラ「呪文って本当にいろいろあるわね。きちんとわかるように説明しなさい」

ヨシュア「仲間一名ならグランバニアへ転移し、敵一名なら行方不明にする呪文です」

デボラ「なんなのよ。その呪文は」ﾎｵﾂﾞｴ


ジロー「しかしこちらが転移呪文を使うなら、全転移術封印アイテムは使えませんね」

ゆかりん「大丈夫。バシルーラはせいかくには転移じゃなくて強制移動の呪文みたい」

ゆかりん「イブールの転移制御がほどこされたゲマ戦でも、バシルーラは発動したの」

ゆかりん「それから、対象のマホカンタも無視したはず。たぶんマホステもおなじね」


ジロー「成程。仕組は別でしょうが、特定座標転移アイテムも転移制御を無視します」

ゆかりん「たとえば、イブールが無人島で転移制御しててもこっちから転移できる？」

ジロー「まだ頭の中の道具ですから実際の機能はわかりませんが、そういう狙いです」

デボラ「で、ピピンっていうのは何者なのよ」

ゆかりん「トンヌラの第一秘書なんだ。9歳の男の子だからベラをみることができる」

デボラ「あいつってモンスター使いだけど、人間の子供まで部下にしてるわけ？」ｱｾﾞﾝ

ゆかりん「ピピンくんの場合、ベラの生活のために採用されたぶぶんが大きいけど…」

デボラ「その子も強いの？」

ヨシュア「いえ。ピピン君の戦闘能力は一般的な子供のレベルです」

デボラ「危ないわね。はっきり言って」ｱｼｸﾞﾐ


ゆかりん「でもホーコがベラにバシルーラをかけるなら子供か妖精の目による……」ﾊｯ

ヨシュア・デボラ・ジロー・カオル「？」

ゆかりん（……あるいはカミの目による…「ベラの位置のじょうほうがひつようだよ」


カオル「…“賢明にしていろ”と言っていますし…先方の出方を待ってみませんか？」

ゆかりん・ヨシュア・デボラ・ジロー「……」

カオル「先方がこちらに目的があるなら、明日には二通目が届くと思うんです」ｳﾂﾑｷ

デボラ「それはそれでシビリンとベラが危ないのよね」ｱｼｸﾞﾐ



午後11:35　　ポートセルミ　　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　3階　　23号室　応接間


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

A　ゆかりん（ジローさんに新アイテムを発注する？）


1　全転移術封印アイテム【要材料・まふうじのつえ他】（材料安価が発生します）

2　特定座標転移アイテム【要材料・そらとぶくつ他】（材料安価が発生します）

3　発注しない。おやすみなさい

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

B　ゆかりん（あした、わたしたちはどうする？）


1　シビリン・ベラ救出。ピピンを連れて行こう

2　シビリン・ベラ救出。ゲンさんに依頼しよう

3　シビリン・ベラ救出。妖精のルナに依頼する

4　シビリン・ベラ救出。天空の竜に同行を頼む

5　リゾート・カジノ船の奴隷救出を検討しよう

6　教団は何か要求してくるはずだ。静観しよう

――――――――――――――――――――――――――――――――――――



>>290の投下時刻～2013/11/12(火)08:00までのレスで多数決
同率一位の場合、08:00直前のレスが該当

Ｚ
>>１さんに引き続き質問なんですが
今回作戦に同行する可能性のあるピピンとゲンさん
それと、スマハちとホーコに、>>285で許可された二人は
明日の行動もしくは、明日行動開始前に竜の神の加護を与えること
(安価で行動指定)は出来ますか？

戦線に出る可能性があるキャラには死亡して欲しくないので…

※「>>291」

※「前回と同様です。可能な行動ですが、是非は安価の投票に委ねる事になります」

Ａ１
Ｂ５

救出作戦に２つのアイテムがあった方が有利だと思う
２つ確保するために明日は奴隷解放の手立てを考えたい。
囚われている奴隷の人たちが売り払われてしまう前に

>>１さん、ゆかりんの行動についての質問です。
今回の安価でシビリン・ベラ救出作戦が決定した場合
ゆかりんに作戦実行前に天空城へ赴き『せかいじゅのしずく』取得と
マスタードラゴンにイブールたち６人が移動していないか
もし、移動していたら何処に逃げたかを聞けますか？

※「>>298」

※「天空城の世界樹のしずくは、この日の朝に魔界班に手渡されたばかりで」
※「新しい世界樹のしずくの完成には、残念ながら時間が必要です」

※「救出作戦を行う場合、マスタードラゴンより情報を入手してからになるはずです」

ゆかりん「………。明日、シビリンとベラを助けにいきます」

ゆかりん「でも、ピピンくんじゃなくて………。天空のカミに、たのんでみます」ｸﾞｯ

ヨシュア・デボラ・ジロー・カオル「！」

ヨシュア「天空の竜の御力添え…　考えもしなかった」ｺﾞｸﾘ

ゆかりん「カミがのってくれるかは、わからないけど…」

ゆかりん「ジローさん。新アイテムは無人島の転移制御のほうでおねがいします」ﾍﾟｺﾘ

ジロー「ははあっ」ｶｼｽﾞｷ


ジロー「では早速取り掛かりましょう。材料は勿論、場所も必要です。工場。鍛冶場」

デボラ「ポートミクスもさすがに鍛冶場はないわね」ｱｼｸﾞﾐ

ゆかりん「じゃあジローさんもわたしとグランバニアにもどろう。カオルさん…

カオル「勇者さま。私たちが全員で部屋を引き払わない方が、賢明だと思いますから」

カオル「私は、隣の24号室に残ります。先方から何かの通知が届くかもしれません」

ゆかりん「…たしかにそうかも…」


カオル「あなた。今回の研究も楽しみにしています」ｷﾞｭｯ

ジロー「これが私の専門ですからね。厳しい納期ですが…頑張ります！」ｸﾞｸﾞｯ

ヨシュア「では、私もこの23号室で待機します。明日の作戦は参加を希望します」

ゆかりん「わかりました。救出さくせんの本メンバーはまたかんがえます」


ゆかりん「魔女…デボラさん。いろいろ親身になってくれてほんとうにありがとう」

デボラ「かんちがいしないでね。あんたたちには借りがあるだけよ」ｱｼｸﾞﾐ

デボラ「めんどうなことはキライだけど、ハンパなことはもっとイヤなの」

ゆかりん「………。……これからデボラさんたちに迷惑がかかったら、ごめんなさい」

デボラ「手遅れじゃないかしら。あぶなくなったら助けてもらうわ。トンヌラに」ﾆｺｯ

ゆかりん「そ、その笑顔には、さんせいできないけど。……い、いいもん……〉ﾓｼﾞﾓｼﾞ

デボラ「…なにそれ。なんかいやらしいわね」


午後11:40　　ポートセルミ　　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　3階　　吹き抜け回廊


ゆかりん「もうすぐ日がかわっちゃう。1階の人が見えるけど、だいぶ少なくなった」

ジロー「ホーク君との約束は零時ですね。今から向かうと、何分か遅れます」

ゆかりん「ううん、だいじょうぶです。南門とポートミクスのイメージはおぼえた」

ゆかりん「人目につかないところをみつけて、南門へルーラします」

ジロー「そうだ。勇者さまは転移呪文を習得しているんでした。うーん。便利です」


午後11:50　　ポートセルミ　旅館街　　裏通り


…ﾜｲﾜｲ…

ゆかりん「…宿と宿にはさまれた、裏通りのほそいみち…」　　ジロー「………」ﾁﾗｯ

ｲﾁｬｲﾁｬ　　ｲﾁｬｲﾁｬ　　ｲﾁｬｲﾁｬ

ジロー「…アベックの溜まり場ですね。こちらに気付きそうにないのは助かりますが」

ゆかりん「い、家とか宿にかえればいいのに。ジローさん、わたしにつかまって」ｶｯ

ゆかりんはルーラをとなえた！

午後11:52　　ポートセルミ　南門　検問所


ｽﾀｯ　ｽﾀｯ

ゆかりん「……検問所のあかりはついてるけど、ひとどおりはない……」ｷｮﾛｷｮﾛ

ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ………

ゆかりん・ジロー「！」ﾐｱｹﾞﾙ　　　ゆかりん『ホーコ』

ホーコ『（ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ）……街ノ異状ハ無イ』ｶﾞｼｯ

ゆかりん『ありがとう。明日シビリンとベラをたすける。ホーコのチカラが必要だよ』


ホーコ『勝算ガアルノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『うん…。あとはやってみるだけ』

ホーコ『シヴィトヴェリーハ奴隷ヲ救オウトシテ捕マッタ。今度ハ失敗シナイカ？』

ゆかりん『ほしょうはできない。今はどんな選択でもきけんがあるんだ』

ゆかりん『……でも、いかなきゃね』ﾐｱｹﾞﾙ

ホーコ『………』ﾍﾞｯﾀﾘ


午後11:55　　グランバニア城　3階　空中庭園


ｽﾀｯ　　ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ　ｽﾀｯ

キラーパンサーがあらわれた！

ジロー「ひえっ！？」ﾄﾞｼｬ！

スマハち『どってんすたあ。敵んだともったよお』ﾆｺﾆｺ

ジロー「あ、ああ、ハイテク君ですか」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ゆかりん『スマハち？夜更けにこんなところでどうしたの？』

スマハち『青髪のねっちゃ、女部屋ば掃除すてゆか姉ちゃんたつ待づちうて』ﾁﾗｯ

オリビア『（ﾌｶﾌﾞｶ）』


ゆかりん『オリビアさん…（…業務時間はとっくにおわってるのに…）…ありがとう』

スマハち『ゆか姉ちゃんなしてかしこまるだよ？青髪のねっちゃ仲間だべ』ｷｮﾄﾝ

オリビア『！』ｼﾞｰﾝ

オリビアはスマハちによりそった。

ゆかりん『…うん。そうだった。ごめんね』ｷﾞｭｯ

オリビア《………そ、ん…な………》ﾎﾞｯ　ｶｧｧｧ

ホーコ『口ガ上手イナ。ハイド』ﾐｸﾀﾞｽ

スマハち『な…なんだべ…』


ゆかりん『オリビアさん。夜更けだけどジローさんの仕事場をよういしてほしいんだ』

オリビア『！』ｷｯ　　スマハち『おっちゃの仕事場？』

ゆかりん『事情はあとでせつめいするよ。こんや、わたしとジローさんは眠れない…』

ゆかりん『オリビアさんもつきあって』

オリビア『（ﾌｶﾌﾞｶ）』ﾀﾀｯ

オリビアはいなくなった。

スマハち『へぐだなあ。カジノ班さなんかあったべか？』

グランバニア城　2階　メイドの相部屋A


家政婦長「明朝まで、武具屋から槌音が聞こえるかもしれませんが、お国の急務です」

家政婦長「異常や襲撃ではありません。いつものように眠りなさい。いいですね」

城の女中A「わかりました」ﾌｶﾌﾞｶ

ｷﾞｲ……　ﾊﾞﾀﾝ

家政婦長はいなくなった。


城の女中B〈…………もう行ったよね？あーびっくりしたー。深夜じゃん。深夜ー！」

城の女中C〈やっぱりこのお城は幽霊が出るんだよ…。呪われた鍛冶屋なの。彼は夜〉

城の女中A「やめてってばあ！私怒るよ！」

城の女中D「オマエらうるっせーぞ！？寝ろや！」ﾌﾞﾝｯ

城の女中E「（ﾄﾞｺﾞｯ！）ううっ！枕、痛い……。うっ…うっ」ｼｸｼｸ


グランバニア城　2階　武器・防具屋


武具屋の主「この店は国営だから、上意とあっちゃ店を使うなとはオレには言えねえ」

ゆかりん「ありがとうございます。こんな時間に無理をいってごめんなさい」ﾌｶﾌﾞｶ

武具屋の主「まあトンヌラ王子は上得意だし、オレもファンだから別に構わねえよ」

ジロー「店の歴史が刻まれた素晴らしい書記机だ！是非これを使わせて下さい！」ﾊﾟｶ！

武具屋の主「もう使ってるじゃねえか…。…妙にサマになってるが、なんの職人だ？」


ジロー「勇者さま。先程言った通りです。行動制限アイテムが欲しい、是非！」ｷﾞﾗｯ

武具屋の主「勇者さま？」ｷｮﾄﾝ

ゆかりん「そ、そんなふうに聞こえました？」ﾁﾗｯ　　オリビア「（ｷｺｴﾅｲ）」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ジロー「素材と材料は多い程良いです！効果検証数がアイテムの質と量を決めます！」

ゆかりん「行動を制限するアイテムですね。わかりました」



>>306の投下時刻～2013/11/13(水)00:00まで
コンマ90以上のレス一つにつき、素材か材料を一つ発見
00に近いほど良い素材か材料になります

同IDによる複数投下・連投は初回レスのみカウントします
Z（さくせん）と>>1によるレスはカウント対象外です

皆レスがんばれ！

何かあるかね

たのむー！

どうだ

材料見つかーれ

こい！

がんばるか

にゃー

こい

よしいけ！

ゆかりん「オリビアさん。冒険予算ってどれくらいのこってますか？」

オリビア「（7,456ゴールド）」ﾊﾟﾊﾟｯ

ゆかりん「……つぎの予算の支給日は二週間くらいあとだけど、全額つかっちゃおう」

ゆかりん「グランバニア、この武具屋さんにもふさわしいアイテムはあると思うから」

オリビア「（ﾌｶﾌﾞｶ）」


【>>317】

ゆかりん「盗賊団がセントベレスでみつけた、はめつのたてがトンヌラのへやにある」

ゆかりん「トンヌラのインパスによると、たての装備者のしゅびりょくをゼロにして」

ゆかりん「装備者のメラ・ギラ・ヒャド・バギのダメージをふやす呪いのアイテム…」

オリビア「（ｺｸﾘ）」


《《……ピピン『…そんなの、…だれも、…そうびできないよ！』……》》

《《……トンヌラ『だけど、一応、取っといてあるんだ』……》》

《《……ゆかりん『どうして？』……》》

《《……トンヌラ『今の常識じゃ使い道がないけど、』……》》

《《……トンヌラ『その内、役立つかもしれないからね』……》》


ゆかりん「のろわれてるけど、強い制御力をもつ盾。いいざいりょうになる気がする」


【>>323】

オリビア〈………聖水は、いかがですか………〉

ゆかりん「魔除けだしよさそう。教会でいくつか買って……　その前に。武具屋さん」

武具屋の主「…ん？なんだよ。騎士さん」ﾁﾗｯ

ゆかりん「この店の、相手を封じるぶきをみせてください。予算は7,456ゴールド」

武具屋の主「おっ？毎度！…7,456で追加効果のある武器。（ｷｮﾛｷｮﾛ）そうだな…」ｽｯ


【>>347】

武具屋の主「やっぱウチだとこのまどろみの剣かな。敵を封じるってコトになると。」

武具屋の主「このまどろみの剣が6,300ゴールドでー…」ｺﾞﾄｯ

【>>328】

武具屋の主「あとはこの、試しに一挺だけ仕入れたどくがのナイフ。900ゴールド」ｽｯ


ゆかりん「ジローさん。このふたつはどうですか…」ﾁﾗｯ

ジロー〈うーん…アイテムというか…。　…？　素材は脇に置いといて下さい〉ｶﾞﾘｶﾞﾘ

ゆかりん《こっちをみようともしないけど、たぶん、だいじょうぶかな？》

オリビア《（ｺｸﾘ）》


ゆかりん「じゃあオリビアさん。残りのお金で教会の聖水をかってもらってもいい？」

オリビア「（ｺｸﾘ）」

ゆかりん「わたしは、もういちどでかけてくるね。いってきます」ﾀｯ

オリビア「（ﾌｶﾌﾞｶ）」

ゆかりんはいなくなった。

ジロー〈……うーん…開閉器をどうする？自律動作型なら…しかし時間が…うーん…〉

【>>327】

ポートセルミ　　酒場宿ポートミクス
宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”　　5階　　47号室　書斎


たかし「必要な部品を、細長い円柱から通して、縦長の直方体の中で……組み立てる」

たかし「この制作用の工具も作りました。私用なので…この工具を他の人が使っても」

ヱビス「…確かに、俺にはこのボトルシップは作れそうにない…。器用だな。たかし」

たかし「…ふふ…ふ…！趣味で作ったお土産品のボトルシップが売れに売れて！」

デボラ「もうけてるみたいね。商売ってわからないものだわ。いくらで売ってるの？」

たかし「これだけていねいに細工されてて、値段はたったの1,000ゴールド！」ｸﾞｯ

ヱビス「高いな。しかしそれくらいの価値があるのかもしれん」


デボラ「1,000ゴールド？あら。うちの宿泊代と一緒じゃない。たかし」

たかし「はいっ」ﾆｺﾆｺ

デボラ「じゃあ6本もらうわ」

たかし「はっ…えっ？何故ですか？しかも6本も」ﾐｱｹﾞﾙ

デボラ「あんた、この6日分の宿泊代を支払ってないわよね」

たかし「は、い…」

デボラ「こうやって、オーナーの権利で手に入れてもいいんだけど」ｱｼｸﾞﾐ

デボラ「それならどうしてあんたは私のしもべを名乗っているのかしら」ﾐｱｹﾞﾙ


たかし「もっもちろん差し上げます！喜んで！プ、プレゼントですか？」ﾋｻﾞﾏｽﾞｷ

ヱビス（やれやれ）ｽﾜﾙ

デボラ「そうよ。グランバニアに。勇者が来て、いろんな材料がほしいらしいから」

ヱビス「このボトルシップは見事だが、普通の置物だぞ。魔法や特殊効果の類はない」

デボラ「空間に船を閉じ込めたボトルだから制限といえば制限じゃないかしら。ま、」

デボラ「たかしがつくった商品だしむずかしそうだけど。おじさんの頭に期待するわ」


天空城　4階　玉座の大広間


マスタードラゴン「シビリンとベラを救う方法がないなら、手段を創るというわけか」

ゆかりん「そう。この作戦はバシルーラをかけるベラの位置をしる目がいる…」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん「………。ドラゴン。あなたに、わたしたちの作戦にくわわってほしい」ﾍﾟｺﾘ

天空の兵A・B「！？」

マスタードラゴン「……………」ｺﾞｵｵｵｵ


天空の兵A「勇者ゆかりんの要請とはいえそれはできませぬ！」ｼﾞｬｷｯ

マスタードラゴン「天空界ではなく、妖精を見る私の目のみが必要なのだな？」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「そう」ﾍﾟｺﾘ

マスタードラゴン「作戦決行時におまえが迎えに来るがいい」ｺﾞｵｵｵｵ

天空の兵B「マスタードラゴンさま！？なりません！」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん「…………。………」ﾐｱｹﾞﾙ


ゆかりん「あと…知ってると思うけど、新アイテムのざいりょうもいっぱいいる」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん「なにか、いいざいりょうになりそうなアイテムとかわからないかな…」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「サンタローズで門番を務める、盗賊団員のグレンデルB」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「カンダタとの初接触の直前だ。その時まふうじのつえを使われた」

ゆかりん「そういえばトンヌラがかけられてた…

マスタードラゴン「行動を制限するアイテムとしては適当だろう」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「おまえたちは盗賊団とは友好関係だ。交渉次第で入手可能なはず」

ゆかりん「…サンタローズへいってみるか」


マスタードラゴン「その転移制御だが、特定の魔物は特技として体得できるようだ」

ゆかりん「！？どういうこと？だったらその魔物もさがすべきだよ！」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「慌てるな。ジローによって特技として体得できる魔物という事だ」

マスタードラゴン「その魔物が独力で転移制御を習得するわけではない」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「体得させる場合、新アイテムではなく新特技の発明になる」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「ジローさんなら、アイテムととくぎ、その両方をつくれないの？」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「不可能だ。同じ材料を扱う。時間もない」ｺﾞｵｵｵｵ


ゆかりん「その、とくていの魔物って？」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「ライオネック、サターンヘルム、のろいのマスク」ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン「つまり、呪いの特技を持つ魔物だ」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「その三つでわたしたちを味方してくれるような魔物なんて…

マスタードラゴン「例えばリリアンはどうだ？私と旅を続けたサターンヘルムだが…」

ゆかりん「！」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「幼いが頼りになる。レベル：45（/50）」ｺﾞｵｵｵｵ


ゆかりん「キチョウとちがってドラゴンのいうことをよく聞いてた。ぶかなの？」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「わっはっはっはっ。部下などではない。私の命の恩人だ」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん「命の恩人！？ドラゴンの…？」ﾐｱｹﾞﾙ

天空の兵A・B「……」

マスタードラゴン「恩“人”ではないか。20年以上の罠から、私を脱出させてくれた」

マスタードラゴン「以後、私に興味を示して、今も付いて来ている」ｺﾞｵｵｵｵ


マスタードラゴン「おまえたちの縁で探すならオラクルベリーのモンスター預かり所」

マスタードラゴン「そこののろいのマスクを、スマハちが知っている。名前はノロス」


ゆかりん（…転移制御は、新アイテムじゃなくて、だれかのとくぎにもできるのか…）

ゆかりん（……どうしよう？はやくきめなきゃ。まよう時間もおしい）

【>>341】


A　予定通り新アイテムでいこう。次はサンタローズのまふうじのつえだ

B　オラクルベリーののろいのマスクを味方にして新とくぎを体得させる

C　天空城で生活するサターンヘルムを味方にして新とくぎを体得させる



>>372の投下時刻～2013/11/21(木)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当

ゆかりん（ジローさんの新アイテムがどういうしくみになるのかは、わからないけど）

ゆかりん（どうぐである以上、だれかがつかわなければいけないし）

ゆかりん（どうぐの効果には、距離はんいと時間せいげんがある）

ゆかりん（たとえば効力は1ターンで、だれかが毎ターンつかうひつようがあるかも）

ゆかりん（そうなると、現地で新アイテムをたんとうする味方もひつよう……）


ゆかりん（……それなら、じょうぶなモンスターに新しいとくぎをおぼえてもらって）

ゆかりん（わたしたちに付いてきてもらったほうがいいのかもしれない）ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン「………」ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん（…………。こんなにカミをたよりにするのはひさしぶりだ……）

ゆかりん「ドラゴン。天空城のサターンヘルムのリリアンのチカラもかりていい？」

マスタードラゴン「いいだろう………。…………………………………………」ｺﾞｵｵｵｵ


天空の兵A・B「………」

ゆかりん（カミはサターンヘルムをここへよんでる）

ゆかりんは懐中時計を取り出した。

ゆかりん（午前一時五十分。やっぱりシビリンとベラもねむってないんだろうか…）

ゆかりん（魔界のみんなはぶじにねむってるといいな）ﾊﾟﾁﾝ

ゆかりんはなにかにのしかかられた！

ゆかりん「きゃっ！（ﾄﾞｼｬ！）…！？」ｸﾙｯ

おさげの童女「あっ、え、へへ。ごめんー」ﾆｺﾆｺ


ゆかりん（！？人間の…『…女の子？どうしてこんなちいさな子が天空城に？』ﾐｱｹﾞﾙ

おさげの童女『あたしニンゲンじゃないよ。サターンヘルムだよー』ｽｸｯ

ゆかりん『魔物語！あ、あなたが、えっとあの、カブトのリリアン…？』

おさげの童女『フローラがリリアンってゆうからリリアンだよ』ｷﾞｭｯ

ゆかりん『ド、ドラゴン。どうしてこの子、人間のすがたをしてるの？』ﾀｼﾞｯ

マスタードラゴン『私を助けた褒美としてリリアンにはモシャスを与えた』ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん《……モシャス……》


リリアン『あたしこんどはでんせつのゆうしゃとぼうけんできるの？』ﾆｺﾆｺ

ゆかりん『う…うん。わたしたちに協力してほしいんだ。ちょっとていこうあるけど』

リリアン『わぁーっ。たのしみー！カミさまもゆくのですよね』ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン『私はゆかりんたちの全ての準備が終わってから同行するが』ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン『その準備にはそなたが不可欠だ。そなたはグランバニアへ向かえ』

リリアン『ははっ』ﾐｱｹﾞﾙ


ゆかりん『あなたってちいさな女の子…なのかな。真夜中につれていくのってなんか』

リリアン『あたしすいみんいらないよ』

ゆかりん『えっ、そうなの？カブトだから？う、ううん！そうじゃなくてね…』ﾀｼﾞﾀｼﾞ

ゆかりん（…どうしよう。なんだか対応がむずかしい。トンヌラがいてくれたらなぁ）

リリアン『いそいでるんでしょー？はーやーく！はーやーく！』ｸﾞｲｸﾞｲ

ゆかりん『！うん。グランバニアへいこう！』ﾀﾀｯ

天空城　3階　階段の間


リリアン『このかいだんめ、こんどこそ』ｽﾞﾙｯ

リリアン『！？』

リリアンはすっころんだ！

リリアン『あぁぁ』ｺﾞﾛｺﾞﾛｰｯ

リリアン『うぁおぁ』ﾄﾞｶ！ﾄﾞｺﾞ！

リリアンはころんでもがいている！

リリアン『いたいいたい…　う！』ﾄﾞｼｬ！


ゆかりん『だいじょうぶ！？階段がにがてなの？』ﾀﾀｯ

リリアン『またしっぱいだ』ｽｰｰｯ

リリアンはサターンヘルムにすがたをかえた！

ゆかりん『あっ！…よかった。ほんとうにサターンヘルムだった』


リリアン『にほんあしであるくのはけっこうなれたんだよー』ﾌﾜｯ

リリアン『はしるとかかいだんとかダメだ。ニンゲンむずかしい』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『たぶんモシャスもコツがあるんだよ。なりきらなきゃいけないんだ』

ゆかりん『観察力がいるのかな。人間のけんきゅうがもっとひつようね』


天空城　3階　テラス


リリアン『おねえさま、あのおにいさまはグランバニア？モンスターつかいの』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『トンヌラならいつもはグランバニアだけど、いまは魔界へいってるの』

リリアン『じゃああたしのなまえをかんがえるのはおねえさま？』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『えっ？あなたのなまえはリリアンでしょ？』

リリアン『フローラとカミさまはそうゆうけど、おねえさまたちはなんてゆうの？』

ゆかりん『？え、えっと、リリアンって呼ぶけど…

リリアン『なかまになるとなまえがもらえるってきいてるからあたしもほしい！！』ﾌﾜｯ

ゆかりん『え？わ、わかった。モンスター使いじゃないわたしでいいなら考えるから』

リリアン『わーーーーーーい！！』ﾋｭﾝﾋｭﾝ


ゆかりん（この子、わたしたちのルールを知っててヘンなトコでこだわってる）ﾀｼﾞﾀｼﾞ

ゆかりん（……まあ、“スマハち＝スーパーマッスルハイテクちーたー”みたいに）

ゆかりん（あんなふうに気軽にかんがえればいいのかな。ミニモンのブロコみたいな）

ゆかりん（………。ブロコって。ちょっとムカついてきた）



※「通称、天空の神を解放したリリアン。サターンヘルムのなまえをいれてください」



次回更新までのレスから、ランダムに決定

次回更新までに候補が挙がらない場合は>>1が考えます

ゆかりん『しつれいな質問だったらごめんね。あなたは男の子？女の子？』

リリアン『そうゆうのわかんない』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『トンヌラがゴールドオーブをもってきたとき、あなたは神父に変身したよ』

リリアン『おねえさまおぼえてたんだ？あのしんぷはどこのニンゲンだったかなぁー』

リリアン『でもしんぷとかよりおさげとかがすき！』ﾌﾜｯ

ゆかりん『きっとあなたは女の子だね』


ゆかりん『………。……いろいろかんがえたけど、シャオン、ってどうかな』

リリアン『シャオン？』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『そう。わたしたちのあいだではあなたは、シャオン』

リリアン『シャオン』ﾕﾗﾕﾗ


ゆかりん（“モシャスをつかってたシンシア”から、イメージと名前をもらった）

ゆかりん（……彼女からの加護がこの子にあるように……）

ゆかりん（それに、わたしがシンシアを口にするときって、どうしても泣いてるから）

ゆかりん（それも克服していきたい。どんなかたちでもいいんだ）


ゆかりん『わたしの個人的なじじょうがはいった名前だけど……』

シャオン『んーん！きにいったよ！リリアンだってフローラのしんだイヌだよー』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『えっ。そうなの？』

シャオン『うんっ』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん（このカブトの子は、死者とのおもいでを投影させるんだろうか？）


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シャオン

サターンヘルム
レベル：45（/50）
ねんれい：1歳くらい

のろい1【単体：じゅもん・とくぎの使用を妨害する】
のろい2【単体：1ターン毎に最大MP13％値のMPを消失する】
ぶきみなひかり　たいあたり　シャナク　まぶしいひかり　めいそう　ザオリク
モシャス
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

グランバニア城　2階　武器・防具屋


ジロー「！？（ｸﾙｯ）新アイテムではなく新特技にもできる…？」

オリビア「（ﾖﾛﾖﾛ）」ｶﾞｼｬ！

オリビアはジローに12本の聖水を手わたした。

ゆかりん「ジローさんと呪いをあつかうこの…シャオンならできるっていってました」

シャオン「こんばんはー！」ﾌﾜｯ

オリビア・ジロー・武具屋の主「！？」

武具屋の主「…なるほど、見たコトねえ兜とは思ったが魔物だったのか」ｱｾﾞﾝ

武具屋の主「いや。よく見るとこの周辺で生息してるのろいのマスクに似てるかな？」


ゆかりんはジローに6本のボトルシップを手わたした。

ジロー「破滅の盾。魔除の水。瓶詰の船。麻痺の刀。兜の魔物。睡眠の剣」

ジロー「…ありがとうございました。素材と材料はもう十分です」ﾌｶﾌﾞｶ

ゆかりん・オリビア・武具屋の主「！」　　シャオン「？」ﾕﾗﾕﾗ

ジロー「構成と器で悩んでいましたが、この兜くんの特技になるなら無用の課題です」


ゆかりん「えっと、サンタローズの盗賊団がまふうじのつえをもってるんだけど…」

ジロー「必要なくなりました。兜くん、ここに居て下さい」

シャオン「おねえさま」ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん「この作戦はあなたとジローさんのチカラにかかってるの。おねがいします」

シャオン「ちょっとこわいけどわかった！おじさま、あたしいたいのヤだ」ﾕﾗﾕﾗ

ジロー「兜くんは魔力抽出後の配合エネルギーを服用しますが、痛み等は恐らくない」

シャオン「いたくないならなんでもいいよー」ﾕﾗﾕﾗ


…

……

ゆかりん〈う…ん…〉ﾊﾟﾁ…

ゆかりん「！しまった、ねてしまったのか。今は？」ﾊﾞｯ

ゆかりんは懐中時計を取り出した！

ゆかりん「午前四時四十分…。　　？」

ｷﾗｷﾗ　ｷﾗｷﾗ　ｷﾗｷﾗ　ｷﾗｷﾗ　ｷﾗｷﾗ

ゆかりん「たくさんの光のつぶが店内を舞っている…


ﾋﾟｶｯ　ﾊﾞｰｰｰｰﾝ！！

オリビア「あっ！」ﾄﾞｼｬ！　　ゆかりん「爆発！？」　　武具屋の主「オレの店ェ！」

ゆかりん（オリビアさんがたおれた！爆発の閃光で視界がまっしろ！）ｸﾞｸﾞｯ

ゆかりん「みんな！だいじょうぶ！？」　　＊〈………は、はい………〉

＊「すみません、爆発しないように頑張っていたんですが。でも音と光のみですから」

＊「くそっ！目が、本当だろうなあ！？」　　＊「はわ　はわわ」

＊「しかしこれによって兜くんは全転移術封印を体得しました。検証をお願いします」

ｶﾞﾁｬ！　ｼﾞｬｷｼﾞｬｷｯ

王城の兵F「店主、今の爆音は何だ！」　　王城の兵G「襲撃か！それとも事故か！？」

グランバニア城　4階　トンヌラと従者の部屋


スマハち『なんちう音だべ。外でね。城ん中だあ』

ホーコ『今ノ爆音デ城ノ者ハ目覚メタナ』

スマハち『ゆか姉ちゃんは女部屋だべか？』

ホーコ『ベランダカラ空中庭園ヘ出ルゾ』ﾊﾞｻｯ

スマハち『任せてけろ』ｸﾞｲｸﾞｲ…

…ｶﾞﾁｬﾘ


グランバニア城　4階　トンヌラと従者の部屋　ベランダ


ホーコ『器用ニ扉ヲ開クナ。ハイド』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

スマハち『三ヶ月ぐれえグランバニア暮らしちゅうはんで。庭園は人間ばし』ﾐｵﾛｽ


王城番兵〈パピン殿！敵襲でしょうか！？〉ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

パピン〈異常・被害なし。未明に通達したトンヌラ殿下献上品の完成音です。ご苦労〉

王城番兵〈そうでありましたか〉ﾎｯ

パピン〈同じように陛下と姫も不安な事でしょう。急ぎ報告します。通して下さい〉

王城番兵〈はっ！〉ｶﾞｼｬ！


スマハち『人間の言葉わがんねばって、なんだが兵士たつ戦闘態勢じゃねえ』ﾐｵﾛｽ

ホーコ『平常ニ戻ロウトシテイルヨウニ見エル』ﾐｸﾀﾞｽ

スマハち『！ゆか姉ちゃんこっち走って来るだよ。…はれー？隣で飛んじゃ兜』ﾐｵﾛｽ

ホーコ『アレハ防具ジャナイナ。魔物ダ。知リ合イカ？』ﾐｸﾀﾞｽ

スマハち『知り合いちうか敵ちうか…神さまの仲間の兜だびょん』ﾐｵﾛｽ

ホーコ『！……』ﾐｸﾀﾞｽ


グランバニア城　3階　空中庭園


スマハち『ゆか姉ちゃん！』ﾀﾀｯ

ホーコ『説明シロ。オマエタチノ仕業カ？』ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

ゆかりん『おはよう！さっきの爆発はジローさんの新発明のとくぎができた音なんだ』

シャオン『お、おはようございます、スマハちおにいさま、ホーコおねえさま』ﾄﾞｷﾄﾞｷ

スマハち『お、おはよごす。…なんちうこと？？ゆか姉ちゃんがっつど教えてけれえ』


ゆかりんはスマハちとホーコとシャオンに、シビリンとベラの救出作戦を説明した。


スマハち『ホーコ！！なしてシビリンたつのことば夜オラに言わねえ！？』ｶﾞﾙﾙｯ

ホーコ（アン♥ハイドノ殺気♥スゴイ♥）ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ゆかりん『ごめんね。しっかりねむって今日の戦いにそなえてほしかったの』

ホーコ『勝手ニ代弁スルナ』ﾐｸﾀﾞｽ

スマハち『しっかど寝ただよ！シビリンとベラ姉ちゃんけあんぶね、へぐだ！！』

ゆかりん『うん。でも、さいごにシャオンがおぼえたとくぎの検証がひつようだよ』

ゆかりん『ふたりとも協力して』ｷﾞｭｯ

スマハち『わかっただ…！』ｶﾞｯﾂ　　ホーコ『………』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

ゆかりん『シャオン、あなたがおぼえたとくぎをくわしくおしえてくれる？』

シャオン『は、はい。おじさまがくれたとくぎはふしぎなちからってゆうんだよ』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『ふしぎなちから？』

スマハち『なんちうかそんままの名前だべ』ﾌｰﾑ

ホーコ『………』ｶﾞｼｯ

ホーコはゆかりんの両肩にとまった。


シャオン『こうかは1ターンでなくなって、たたかいのときはさきにつかえるよ』

ゆかりん『ゴレムンのみやぶる・におうだち・究極爆裂拳みたいな』

ゆかりん『先行行動でもつかえるとくぎということね』

スマハち『んだば次のターンも使へば転移封じ続くべか？』

シャオン『うん』ﾕﾗﾕﾗ


ゆかりん『シャオンの最大MPとふしぎなちからの消費MPはそれぞれいくつ？』

シャオン『あたし85ー！ふしぎなちからのほうはこうかはんいでかわるみたいで』

シャオン『いちばんせまいと4で、いちばんひろいと32みたいだよー』ﾕﾗﾕﾗ


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:085/085】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ふしぎなちから1【消費MP：4】【術者の戦闘可能圏内：全転移術を1ターン封印】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ふしぎなちから2【消費MP：8】【術者が現在いる集落圏：全転移術を1ターン封印】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ふしぎなちから3【消費MP：16】【術者が現在いる大陸圏：全転移術を1ターン封印】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ふしぎなちから4【消費MP：32】【術者が現在いる次元内：全転移術を1ターン封印】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ゆかりん『えっ。ふしぎなちから4になると範囲は人間界ぜんたいに及ぶってこと？』

シャオン『うん。でもすごくへっちゃうから2ターンでおわっちゃうよ』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『よそういじょうに強力な技だ。でもこの作戦でひつようなのは最大で3か』

ゆかりん『仮にアルパ・クローズ跡でつかうとしても、大陸圏レベルでまにあうはず』


試練の洞くつ　入口


ｽﾀ　ｽﾀｯ　ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

ゆかりん『ここはグランバニア大陸北東部。グランバニア城とは徒歩二日のきょりで』

ゆかりん『アルパ・クローズ跡と内湾の無人島のきょりよりも離れたばしょ…』ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん『すっかりたいようがのぼってるなぁ。まだすずしいけど、夏の朝の森ね』

ゆかりんは懐中時計を取り出した！

ゆかりん『五時三分。二分後、グランバニア城のシャオンがふしぎなちからをつかう』

ゆかりん『わたしはルーラで、スマハちはキメラのつばさ。ホーコはバシルーラだよ』


ゆかりんは天空のたてをふりかざした！
スマハちのまえにかがやくひかりのかべをつくりだした！

ホーコ『…キメラノツバサノ転移ニ失敗スルハイドヲ、グランバニアヘ送ルンダナ？』

ゆかりん『うん。転移制御の無人島、シビリンたちは呪文反射をかけられたとしても』

ゆかりん『バシルーラならぜんぶ無視してグランバニアへ飛ばす。その検証もするの』

スマハち『うひい。ちいと緊張してきただよ…』ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ﾁﾁﾁ…　ﾁｭﾝﾁｭﾝ

ホーコ『………』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『……五時五分を……。過ぎた。スマハち』ﾁﾗｯ

スマハちはキメラのつばさをほうり投げた！

しかしふしぎなちからでかきけされた！

スマハち『……本当に効がねえ。キメラのつばさ消えちまっただ』ｷｮﾛｷｮﾛ


ゆかりんはルーラをとなえた！

しかしふしぎなちからでかきけされた！

ゆかりん『…術者のシャオンはとおいグランバニア城なのに。すごい』

ホーコ『覚悟ハデキテルナ。ハイド』ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ

スマハち『んだ！全力でやってけれ』ｻﾞｯｻﾞｯ

ホーコはバシルーラをとなえた！


スマハち『？…跳ね返しもなんも起きねえ。バシルーラまで封じられてるべか…？』ﾌﾜｯ

スマハち『どひい！？体浮いちゅう！せっ成功だよお！足が、着かねえだ！』ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ﾄﾞﾋｭﾝ！！

スマハち『っひゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………》ﾋｭｰｰｰｰｰ………

…………ｷﾗｰﾝ

スーパーマッスルハイテクちーたーはとおくへとばされた！


ゆかりん『……バシルーラとふしぎなちからは期待通りだね。あとはメンバーか……』

ホーコ『私ト兜ト天空ノ神。敵ハ大教祖、世話役、銀行総裁、魔物ガモウ一匹』ﾍﾞｯﾀﾘ

ホーコ『オマエノ役目ハメンバーヲアルパ・クローズ跡ヘルーラデ連レテ行ク事ダガ』

ホーコ『本作戦ハドウスル。参加スルノカ？』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『………。スマハちとヨシュアさんも加わりたいっていってくれてるけど…』


ゆかりん『銀行総裁はベラのレミラーマでわたしたちの武具のばしょを調べてるはず』

ゆかりん『天空の武具は一品物で、みんなの武具は珍品。ばしょの特定は簡単だよ』

ゆかりん『わたしたちの接近にきづいたら、イブールたちはすぐに逃げてしまうから』

ゆかりん『この作戦のメンバーはなにもそうびしちゃいけないんだ』ｸﾞｯ

ホーコ『………。イクウィップメント・ナッシング。危険ダガヤルシカナイカ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『そう。でもこのじょうけんだと、メンバーへんせいに悩むの……』



――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A　ゆかりん

1　無人島　　2　グランバニア　　3　ポートセルミ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B　スーパーマッスルハイテクちーたー

1　無人島　　2　グランバニア　　3　ポートセルミ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C　ヨシュア

1　無人島　　2　グランバニア　　3　ポートセルミ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


>>425の投下時刻～2013/11/27(木)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当

※「訂正させていただきます」


>>425の投下時刻～2013/11/27(水)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当


※「本日27日は水曜日でした…。失礼致しました＞＜；」

ゆかりん『わたしとスマハちなら武具がなくてもだいじょうぶ。わたしたちもいく』

ホーコ『人間ハ衣服ノ動物ダカラナ。体ヲ壊スナヨ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『…ありがとう。やさしいのね』ﾐｱｹﾞﾙ

ホーコ『オマエモ丸裸ニナルンダロ。魔物ノ私タチハ通常ガ裸ダカラ慣レテイル』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『……………』

ホーコ『………』ﾍﾞｯﾀﾘ


ゆかりん『ぬ、ぬののふくなら内湾の船乗りさんや漁師さんもきてるしだいじょうぶ』

ホーコ『無人島ヘ向カウ衣服ハレミラーマニ反応スレバ全テ不審物ダ。逃ゲラレルゾ』

ゆかりん『そ、そうだよね…。あっ！たぶんエッチなしたぎならだいじょうぶ！』

ゆかりん『イブールたちじゃはっそうできない一品物だし』

ゆかりん『なぜか鉄のむねあてとおなじしゅびりょくだし！

ホーコ『敵ニ察知サレル危険ガナイナラ使エ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『……………。やっぱりおにいさんにはポートセルミで待機してもらおう》ｷｯ


グランバニア城　3階　空中庭園


スマハち（う…うひい～…。こ、こんだばシビリンとベラ姉ちゃん助かるだ！）ﾊﾟﾗ…

王城の兵B「爆発の次はキラーパンサーが落ちて来た。今日は朝から何なんだ」ｶﾞｼｬｯ

パピン「ゆかりん殿の訓練の一環ですよ。ご苦労。私に任せて持ち場へ戻って下さい」

王城の兵B「ははっ！（兵士長も朝から大変だなァ）

王城の兵Bはいなくなった。


ピピン「（ﾀｯﾀｯﾀｯ）……はあはあ……　あっ！？おとうさん！」ﾄﾞｷｯ

パピン「ピピン…！どうしたんだ？」

ピピン「おしろからばくはつみたいなおとがきこえて、しんぱいになってきたんだ！」

オリビア〈…………おはよう、ございます…………〉ﾌｶﾌﾞｶ

パピン「おはようございます。大変お疲れ様です。オリビア殿」ﾍﾟｺﾘ

ピピン「おはようございますオリビアねーちゃん！あっ！？スマハちがめりこんでる」


ピピン「えーと…？（ｷｮﾛｷｮﾛ）あのおとってスマハちがおちたおとだったのかなあ」

オリビア《………違うの…聞いて………》ｷﾞｭｯ

ピピン『うんっ！』ｷｯ

パピン「…………。オリビア殿。ここをお任せしても良いでしょうか？」

オリビア「（ﾌｶﾌﾞｶ）」

パピン（まだまだお調子者の子供だが、良い顔です。ピピン。しっかりやりなさい）

パピンはいなくなった。


シャオン『スマハちおにいさまおきて、ニンゲンのおしろなのにこどもだよー』ﾕﾗﾕﾗ

スマハち『んぐぐ…！トン兄ちゃんの秘書のちびっこだよお。オラば起こしてけろ』

シャオン『あたしうでとかないからくちでかむけどいーい？きばがささるよ』ﾕﾗﾕﾗ

スマハち『まいね』ｺﾞﾛｺﾞﾛ　ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ　　シャオン『だめってゆったの？いや？』ﾕﾗﾕﾗ

ピピン『うわ～！？なんだあのカブト！ういてるよ！もしかしてモンスター！？』

シャオン『あたしをみるニンゲンってみんなああゆうふう』ﾕﾗﾕﾗ

※「大変長らくお待たせしております＞＜；」
※「先月中はほぼお休みをいただいた形となってしまい、誠に申し訳ございません」
※「物語の本再開は明日、2013/12/05（木）の予定です」

※「ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン・マスタードラゴンのパーティによる」
※「シビリン・ベラ救出作戦からになります。よろしくお願いします」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【作中時間の流れ】


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●C月10日　午後6:07
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【人間界】　ポートセルミ　　商店街
商人ギルド館ポート・ロイヤル　　1階　　議長室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シビリン・ベラ（人間界の視点だったがC月10日夕方、敵のメダパニで自我喪失）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
…

……

………
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○C月11日　午前5:13
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【人間界】　試練の洞くつ　入口
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゆかりん（C月10日夕方～現在の人間界の視点）・ホーコ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【人間界】　グランバニア城　3階　空中庭園
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スーパーマッスルハイテクちーたー・シャオン・ピピン・オリビア
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
………

…………

……………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●C月12日　午前0:00
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【暗黒世界】　ほこらの島・東沿岸
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ（主人公。物語のメインの視点だが、11日の活動が終わり睡眠準備中）
・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・サンチョ・エスターク
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ｽﾀｯ　ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

ゆかりんとホーコがあらわれた！

ピピン『ゆかりんさま！ホーコ！』　　オリビア『（ﾌｶﾌﾞｶ）』

ゆかりん『ピピンくん…』　　ホーコ『………』ﾍﾞｯﾀﾘ


オリビアはモンスターほいほいのフタをひらいた。

ゆかりん『…危険度指数【08.5／10.0】。昨晩が08.7だったから…さがったんだ』

ゆかりん『きっと、この作戦はまちがってない』

スマハち『魔界のトン兄ちゃんたつもけっぱってるんだよお』ﾑｸｯ

ホーコ『♥』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『うん。スマハち、ホーコ。そうびをトンヌラのへやにおいていこう』


ゆかりん（…今のわたしの装備は…）

ゆかりん（ひかりのドレス、ヘアバンド、エルフのおまもり、の三つだけど）

ゆかりん（トンヌラの部屋でぬののふく一つにきがえてから、天空城へいく）

ゆかりん（ベラをあやつる敵の感知能力はみちすうだし、用心しなきゃいけない）ｸﾞｯ


スマハち『こん戦い装備無すだべか。ちいとあんつこどだ』ﾌｰﾑ

ホーコ『男ナラ女ヲ守レ。ユカハトモカク私ト兜ハ絶対ダゾ』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『ともかくって。でもそのとおりだね。あなたたちが行動不能になれば失敗』

シャオン『あ…あたしがんばる』ｶﾀｶﾀ

スマハち『んだ。こんだばピエローヌみだぐ、みがわりばおんべとくんだったよお…』


ゆかりん『オリビアさん。わたしが無事なら、正午までにグランバニアへもどります』

ゆかりん『スマハちとホーコ、新発明とシャオン、それに……。カミも、ついてる…』

ゆかりん『…さくせんの成否はわからないけど、ぜんめつの可能性はひくいとおもう』

ゆかりん『でも、正午までにわたしがもどらなかったときは…。おねがいします』ｷﾞｭｯ

オリビア『（ｷﾞｭｯ）』ﾌｶﾌﾞｶ

ピピン『？？…なんだ？いったいなにがおきてるの？』ｷｮﾛｷｮﾛ

天空城　4階　玉座の大広間


シャオン『もどりました。カミさま』ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン『待ちわびたぞ』ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん『いつもの衛兵がいない。ドラゴンひとりだけ？』ｷｮﾛｷｮﾛ

マスタードラゴン『おまえはここで布の服を脱いでから、作戦に臨むのだろう』ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん『！………（……はだかのわたしを見るひとの目をなくしてくれたのか……）


ゆかりん『シビリンとベラのようすはどう？』ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン『……無人島から動かされず尋問は行われていない。休憩のようだ』

マスタードラゴン『敵が私たちに気付いた様子もない。無論、襲撃には備えているが』

ゆかりん『…わかった』ﾇｷﾞﾇｷﾞ

スマハち『なあ、ゆか姉ちゃん。アルパ・クローズ北さ行くんはわがったけんど』

スマハち『無人島さどやて行くだよ？海の真ん中の島だば船いらねか？』

ホーコ『………』ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

ゆかりんは裸になった！


ゆかりん『あたたかい季節でよかった。気候のえいきょうをかんがえなくていい…』

ゆかりん（…あとは、やっぱり、パーティにおとこのひとがいないのはほっとする）

ゆかりん（この子たちなら、はだかでもなんとなく恥ずかしくないし…）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

スマハち『？』ﾅﾃﾞﾗﾚ

シャオン『わぁーっ。おねえさまのからだフローラよりおっきかったんだー！』ﾕﾗﾕﾗ

ゆかりん『ううっ…。…スマハち、船はひつようないの。そうだよね…ドラゴン』ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン『もちろん私のチカラを貸そう』ｺﾞｵｵｵｵ

ホーコ『………』ｶﾞｼｯ

ホーコは裸のゆかりんの両肩にとまった。


マスタードラゴン『改めて断っておこう。私が世界のすべてを知ることができるのは』

マスタードラゴン『この天空城の玉座についている時だけだ』ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン『つまり、無人島への移動中に無人島の状況を知ることはできない』

スマハち・ホーコ『………』ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん『いずれにしろ、もう行くだけだよ』ﾐｱｹﾞﾙ


シャオン『ふしぎなちからっていつつかえばいーい？いま？MPつかっちゃうけどー』

ゆかりん『ううん、まだ。もうちょっと島にちかづいてからにしよう』

マスタードラゴン『では…（ﾊﾞｻｯ）…私の背中に乗るがいい』ｸﾞｸﾞｯ

スマハち・ホーコ『！』　　ゆかりん『…………』

シャオン『はーーーーい！』ﾋｭﾝｯ


スマハち『まさが神さまがオラたつば運ぶんべか？』　　ホーコ『………』ﾍﾞｯﾀﾘ

ゆかりん『すごい速さで飛ぶよ。もしかすると、この時代でもいちばん速いのかも』

シャオン『おにいさま！おねえさま！はーやーく！はーやーく！』ｶﾀｶﾀ！

マスタードラゴン『ゆかりん、急げ。ルーラはおまえしか唱えることができない』ｸﾞｸﾞｯ

ゆかりん『わかってる！』ﾀﾀｯ　ｶﾞｼｯ

アルパ・クローズ郊外　山林


＊〈ニー…ニー…〉

町の少年A（ツノがある。牡鹿だ。この木陰からあの岩の鹿までは20メートルくらい）

牡鹿「？…」ﾁﾗｯ

町の少年A（そうだ、奥の木の実に気付いてくれ…そこがオレの作った落とし穴だ…）

町の少年A（国がメチャクチャになったせいで、母さんは死んで父さんは大ケガをした）

町の少年A（サラボナでもここでも狩りなんてやったことないけど、療養食がいる……）


牡鹿「！」ﾋﾟｮｰﾝ

牡鹿はにげだした！

町の少年A「あっ！？…（くそっ…！今回オレは音を立ててないよな…？）ｷｮﾛｷｮﾛ

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ！　ﾊﾞｻﾊﾞｻ！　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ｶﾞｻｶﾞｻ！

町の少年A「違う、この山が騒がしい。また国の抗争か…　　？　急に暗く…」ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン『…』ﾄﾞﾋｭﾝｯ！

町の少年A「わあ！？」ﾄﾞｼｬ！


空には明るい太陽がもどっている。

町の少年A「なんだ！？空にでっかいドラゴンがいた！あっちは北だ！北へ行った！」

町の少年A（怪獣が来て、戦争が起きて、今度はドラゴン？冗談じゃない！父さん！）


アルパ・クローズ郊外　北沿岸　　高度1000メートル


ﾊﾞｻｯ！　ﾋﾞｭｰｰｰｰｰｯ　ﾊﾞｻｯ！

スマハち『んぐぐ。速過ぎてカラダ揺れちゅう』ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

シャオンはマスタードラゴンの左手ににぎられている。

シャオン『…んしょ。スマハちおにいさまもカミさまにつかんでもらう？』

スマハち『ん、んだなあ。速えし、ぐうぐど高くなっちゅう』ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

マスタードラゴンは右手でスーパーマッスルハイテクちーたーをつかんだ。


ﾊﾞｻｯ！　ﾄﾞﾋﾞｭﾝｯ！　ﾋﾞｭｰｰｰｰｰｯ

ホーコ『私以上ノ速度デ前方ヘ上昇シテイル。人間ノオマエガ何故立ッテイラレル？』

ゆかりん『………ひさしぶりだけど、わたしはドラゴンの背中になれてるんだ』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

ホーコ『………』ｶﾞｯｼﾘ

ゆかりん『…ドラゴン。天空のベルは今ももってるの？』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

マスタードラゴン『持っている。（ﾊﾞｻｯ！）必要か？』ﾄﾞﾋﾞｭﾝｯ！

ゆかりん『…………。……この作戦しだいかな……』ﾊﾞｻﾊﾞｻ


内湾南　　高度3000メートル


ﾊﾞｻｯ！　ﾋﾞｭｰｰｰｰｰｯ

スマハち『うひい！天空城ぐれえ高え。景色は空と海と雲だあ…。うだで涼しいよお』

マスタードラゴン『地上の防衛の死角は空だ。意識は直上にはあまり働かない』ﾊﾞｻｯ！

ホーコ『私ト同ジ考エダ』ｶﾞｯｼﾘ

スマハち『おめえの不意打ちザラキはひでえ』

ﾊﾞｻｯ！　ﾄﾞﾋﾞｭﾝｯ！　ﾋﾞｭｰｰｰｰｰｯ

マスタードラゴン『到着は10分以内だ』ﾊﾞｻｯ！

ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン『！』

ゆかりん『シャオン！ふしぎなちから3をつかって！』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

シャオン『うんっ！おねえさま！』ﾋﾟｶｯ

シャオンはふしぎなちから3をつかった！大陸圏の全転移術をふうじこめた！

シャオン『…1ターン…ルーラもリレミトもキメラのつばさもつかえないよ』ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

ゆかりん『イブールたちがまだ無人島にいるなら、これでもう逃げられない』ﾊﾞｻﾊﾞｻ


内湾中央　　高度5000メートル


ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

マスタードラゴン『この高度からでは見えないが、現在地は無人島の直上になる』ﾊﾞｻｯ

マスタードラゴンはホーコに、シャオンを引きわたした。

ホーコ『！……』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ　ﾌﾗﾌﾗ

マスタードラゴン『角を掴めばいい。ここからは降下だ。そなたも得意だろう』ﾊﾞｻｯ

シャオン『…あたしをおとしちゃヤだよ…ホーコおねえさま…』ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

シャオンはふしぎなちから3をつかった！大陸圏の全転移術をふうじこめた！


マスタードラゴンは左手でゆかりんをつかんだ。

マスタードラゴン『準備はいいか』ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

ゆかりん『まって。スマハち、このパーティで一番すばやいのはあなただよ』

スマハち『わかってるだ

ﾋｭｰｰｰｰｯ！！

ホーコ『！』ﾋﾞｭﾝｯ

スマハち『ぎゃあああああ！？いきもき落ぢだあああ！！』ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


ゆかりんとスマハちとマスタードラゴンはまっさかさまに落ちている！

ゆかりん『…う、ううっ…！（風がすごくて、こきゅうが難しい）ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ！

スマハち『あああああ！？ああががが！』ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ホーコ『ハイド黙レ！着地マデノ時間ハ短イ！オマエノ悲鳴ガ聞カレルゾ！』ﾋｭｰｰｰｰ…

スマハち『ふわふわ、なのに、速え！、い、息できね！』ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


内湾中央　無人島上空　　高度2000メートル


ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ………　ｺﾞｵｰｯ

ゆかりん『！みえてきた。あの島ね。ほんとうになにもない島…』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

スマハち『ど…どさ…？』　　ゆかりん『ドラゴン』

マスタードラゴン『シビリンとベラを確認した』ﾋｭｰｰｰｰ…

ゆかりん・スマハち・ホーコ『！』

マスタードラゴン『イブール、エトワル、ロベオティオス、さまようよろい』ﾋｭｰｰｰｰ…

ゆかりん『さまようよろい。ゴレムンとシャオンにちかい魔物だ』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

シャオン『…このきょりなら…2でもいい…』ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

シャオンはふしぎなちから2をつかった！集落圏の全転移術をふうじこめた！

内湾中央　無人島上空　　高度1000メートル


ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ………　ｺﾞｵｰｯ

ホーコ『シヴィハ仮面ノ者ノ正面デ浮カンデイル。ヴェリーハ何処ダ？』ﾋｭｰｰｰｰ…

マスタードラゴン『ベラはさまようよろいに押さえつけられている』ﾋｭｰｰｰｰ…

ゆかりん『そのさまようよろい、妖精が見えてるんだ』ﾊﾞｻﾊﾞｻ

ゆかりん『そんなに密集してるなら敵への全体攻撃はシビリンとベラにもあたりそう』


内湾中央　無人島


さまようよろいはベラの口にエルフののみぐすりをそそぎこんだ。

（ベラ）『…あ…？こぼれちゃうわ…もったいない…』ｺﾞｸ　ｺﾞｸ

ベラのMPがぜんかいした！

さまようよろい『つづけてロベオティオスさまのしつもんにこたえろ』ｸﾞｲｲｯ

（ベラ）『…痛い…もちろんよ…』ﾎﾞｰ…


シビリン『シビリンものミタい。おなカスいたナー。ウー…？』ﾐｱｹﾞﾙ

ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ………

シビリン『アれー？？？マッシュルームあかしドラゴンがオチテくルよー』ﾐｱｹﾞﾙ

イブール・ロベオティオス『！？』ﾐｱｹﾞﾙ

イブール「まさか…

ｽﾞｽﾞｰﾝ！

ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン・マスタードラゴンがあらわれた！


イブール・エトワル「！！」ｼﾞｬｷｯ

ロベオティオス『……』

シャオン（あたしのとくぎがバレませんように）ﾋﾟｶｯ

シャオンはふしぎなちから1をつかった！戦闘圏内の全転移術をふうじこめた！

内湾中央　無人島

ゆかりんたちとマスタードラゴン　vs　大教祖イブールたち・シビリン・ベラ

1ターン目


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スーパーマッスルハイテクちーたー　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　とくぎ　→　きあいため

C　とくぎ　→　おたけび　→　敵全体

D　とくぎ　→　いてつくはどう　→　（味方全体or敵全体）

E　とくぎ　→　はげしいいなずま　→　敵全体

Y　ぼうぎょ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
【エトワル】
【ロベオティオス】
【さまようよろい】
【シビリン】洗脳
【ベラ】洗脳
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:239/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:025/085】転移制御中・非武装
【マスタードラゴン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


>>451の投下時刻～2013/12/08(日)13:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、13:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、13:00直前の安価投票レスを採用

Ｚ

≫453は敵全体としびりん、ベラでお願いします
申し訳ない

≫1へ 聞き忘れたけど凍てつく波動はシャオンの能力にもおよびますか？

※「>>454」

※「シャオンのふしぎなちからは、いてつくはどうには影響されません」
※「イブールの転移制御と似た感じです」

Ｚ

>>１さんに質問です。
『いてつくはどう』は手元にある攻略本によると
“指から凍てつく波動をほとばしらせ、敵全体のさまざまな効果を消す。眠り、混乱、マヒ、毒、猛毒、１ターン休み、呪い、力ための効果は消えない。”
と記載されていますが、この物語の『いてつくはどう』の効果は
①呪いには効かないが、メダパニによる洗脳には有効。
②ゲームと一緒で、混乱(洗脳)には無効。
のどちらを採用していますか？
よろしければお答え下さい。

※「>>460」

※「②です」

スマハち『こんの…』ﾋﾞｭﾝｯ

スーパーマッスルハイテクちーたーはおたけびをあげた！

スマハち『『シビリンベラ姉ちゃん大丈夫けえーーっ！？』』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ


イブール『ぐむ！』　　イブールはへいきだった。

エトワル「うわあっ！？」　　エトワルはへいきだった。

ロベオティオス『く…』　　ロベオティオスはへいきだった。

さまようよろい『！？…あ？う、あ、あ』　　さまようよろいはへいきだった。

シビリン『スマハちー！？そレやメテよーー！！』　　シビリンはすくみあがった！

（ベラ）《…そうよ…あなたの声は大きいんだから…》　　ベラはへいきだった。


ゆかりん（つぎはわたしだ！）ﾀﾀｯ

イブール『一週間前はゲマ。今日はわしか？トンヌラサーカスは災厄そのものよ』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ゆかりん　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　じゅもん　→　ニフラム　→　敵全体

C　じゅもん　→　ホイミ　→　（なまえをいれてください）

D　じゅもん　→　メラ　→　（なまえをいれてください）

E　じゅもん　→　ベホイミ　→　（なまえをいれてください）

F　じゅもん　→　ギラ　→　敵全体

G　じゅもん　→　ラリホーマ　→　敵全体

H　じゅもん　→　ザメハ　→　味方全体

I　じゅもん　→　マホステ　→　（なまえをいれてください）

J　じゅもん　→　アストロン　→　味方全体

K　じゅもん　→　イオラ　→　敵全体

L　じゅもん　→　ライデイン　→　敵全体

M　じゅもん　→　ベホマ　→　（なまえをいれてください）

N　じゅもん　→　ザオラル　→　（なまえをいれてください）

O　じゅもん　→　ベホマズン　→　味方全体

P　じゅもん　→　ギガデイン　→　敵全体

Q　じゅもん　→　パルプンテ

R　じゅもん　→　ジゴデイン　→　（なまえをいれてください）

Y　ぼうぎょ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
【エトワル】
【ロベオティオス】
【さまようよろい】
（シビリン）洗脳
【ベラ】洗脳
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:239/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:025/085】転移制御中・非武装
【マスタードラゴン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


>>489の投下時刻～2013/12/08(日)21:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、21:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、21:00直前の安価投票レスを採用

ゆかりん『イブール！』ｶｯ

ゆかりんはラリホーマをとなえた！


イブール『おのれ！』　　イブールにはきかなかった！

エトワル「これ…！？　は…」ﾄﾞｻ！　　エトワルをねむらせた！

ロベオティオス『……』　　ロベオティオスにはきかなかった！

さまようよろい『かっ！？あ、あ』ｶﾞｼｬﾝ！　　さまようよろいをねむらせた！

シビリン『ワー！シビリンねチャう…ヨ…？』ﾎﾟﾃｯ　　シビリンをねむらせた！

（ベラ）《…うっ…？また…頭…が…》ｶﾞｸｯ　　ベラをねむらせた！　　


ロベオティオスはルーラをとなえた！しかしふしぎなちからでかきけされた！

イブール・ロベオティオス『！？』ﾐｱｹﾞﾙ

ロベオティオス『大教祖様――

イブール『わしではない！』

ロベオティオス『…………』


ゆかりん『大法官とおなじ白仮面、あなたがロベオティオス？』

ロベオティオス『…伝説の勇者に覚えられて光栄だよ』ｶｯ

ロベオティオスはマホトーンをとなえた！

ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン・マスタードラゴン『！』



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



※「封呪の呪文を唱えられました。コンマ以下の数字が回避率になります」

※「個人差はありますが、コンマ85以下だと呪文を封じ込まれるかもしれません」



>>515＝ゆかりん
>>516＝ホーコ
>>517＝シャオン
>>518＝マスタードラゴン



※「同IDによる投下・連投がある場合、該当レス番はその数だけ順延します」

※「コメントはご自由にどうぞ！ご愛読いつもありがとうございます」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
（エトワル）睡眠
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
（シビリン）非武装・睡眠・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:234/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:025/085】転移制御中・非武装
【マスタードラゴン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どうだ

ロベオティオスあの高コンマでも寝ない&2回攻撃なのか…
不意打ちも失敗して通常戦闘だし…

不思議な力は特技だから、マホトーンされても使えますよね？

ホーコのバシルーラ封じられると困るな
スマハチのいてつくはどうがあるとはいえ、戦闘を長引かせたくないしね

ゆかりん（いまは裸だ。エルフのおまもりはグランバニア、たえなきゃ！）ﾊﾞｯ

ゆかりんにはきかなかった！

ゆかりん（ううっ…！？（ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ）あ、あぶない…ううん、わたしはいい）ﾁﾗｯ

スマハち『オラ呪文使わねえ！』

スーパーマッスルハイテクちーたーにはきかなかった！


ホーコ『！！…（ヘル！）

ホーコはじゅもんをふうじこめられた！

ゆかりん（！）　　スマハち『ホーコ！』　　ホーコ（バカ！私ヲ見ルナ！）

シャオン『………』ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ　　シャオンにはきかなかった！

マスタードラゴン『………』ｺﾞｵｵｵｵ　　マスタードラゴンにはきかなかった！


ゆかりん（しまった、なんとか着地前、ホーコにマホステをかけるべきだった）

ゆかりん（マホトーンのこうかは3ターン目が終わるまでつづくけど）

ゆかりん（いてつくはどうなら、すぐに吹き飛ばすことができる）

ゆかりん（でも天空のつるぎはグランバニアにあるから、今のわたしにはできない）

スマハち（…やるだばオラのばんこだべ）ｷｯ


ロベオティオス『運命は侮れない、か。恐ろしい』

イブール『定めじゃ。覚悟せよ』

ロベオティオス『仰せのままに』


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ホーコ　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

C　とくぎ　→　つめたいいき　→　敵全体

D　とくぎ　→　こごえるふぶき　→　敵全体

E　とくぎ　→　ふしぎなおどり3　→　（なまえをいれてください）

F　とくぎ　→　かがやくいき　→　敵全体

Y　ぼうぎょ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

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【イブール】
（エトワル）睡眠
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
（シビリン）非武装・睡眠・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:234/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装・呪文詠唱不可
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:025/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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>>528の投下時刻～2013/12/09(月)15:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、15:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、15:00直前の安価投票レスを採用

ホーコはぜんしんをふるわせ、つめたくかがやくいきをはいた！

イブールたちに最大140のダメージ！

エトワル「あっ！？うああ！」ﾋﾞｷｯ　ｶﾁｺﾁ　ﾄﾞｼｬ！

イブール『！』

エトワルをたおした！

ゆかりん（イブールの付き人、ルドラジーラにはいったクラリスさんの弟さん…）


シビリン《…ウー…》ｶﾁｺﾁ

（ベラ）《…うっ…寒…い…？》ﾋﾞｼﾋﾞｼ

ゆかりん（！全体攻撃のダメージはやっぱりシビリンとベラにもいきわたってる）

イブールのこうげき！つうこんのいちげき！シビリンに105のダメージ！

シビリン『あウーー！？』ﾄﾞｺﾞｵｯ！

ゆかりん・スマハち・ホーコ『！？』

シビリンはめをさました！


スマハち『なしてシビリンば起こすただ？』

マスタードラゴン“口を閉じるのだ。この会話は私とそなたたちのみに聞こえている”

ゆかりん・スマハち・ホーコ『！？』

ホーコ（トンヌラ様ニ似タ能力？デモコノ能力ニハ愛ガ無イ）ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

マスタードラゴン“私のターンになったが、私と天空界は光の教団に攻撃できぬ為”

マスタードラゴン“トンヌラとゆかりんの約束に則り、私はホーコの目に徹している”

マスタードラゴン“しかし“勝手な独り言”ならばトンヌラたちも許すかもしれぬな”


シャオン（？？カミさまこうげきできないのですか？おねえさま、カミさまつよいよ）

ゆかりん（それは、わかってる…）

マスタードラゴン“リリアン、止せ。ゆかりんたちにも都合と思惑があるのだ”ｺﾞｵｵｵｵ

シャオン（！はい。ごめんなさい。おねえさまごめんなさい）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ


マスタードラゴン“シビリンとベラは長時間メダパニを受け続けて洗脳状態にある”

ゆかりん（……シビリンは今のつうこんのいちげきでも、自分をとりもどせてない？）

マスタードラゴン“そうだ。喜んでイブールたちの指示に従うだろう”ｺﾞｵｵｵｵ

シャオン（じゃあせんのうはどうするとなおるのですか？）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

マスタードラゴン“長時間の対話と説得が要る。この戦闘で自我を戻すことは難しい”


マスタードラゴン“それから、天空城から見えたわけではなく、状況からの推測だが”

マスタードラゴン“シビリンは蘇生加護を消失しているのかもしれぬ”ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン（！？）


ゆかりん（この時代で魔物の蘇生加護をつかさどってるのは、大魔王ミルドラース）

ゆかりん（その高官、たとえばイブールなら魔物のシビリンの加護をけせる…！？）

マスタードラゴン（方法は知らぬが半日以上が過ぎている。条件は揃っていたはずだ）

スマハち（本当だばシビリン起こすたんじゃねえ。殺すつもりだったんでねか！？）

シャオン（？？たたかうまえにころしておいたほうがよくないの？ちがうのかなぁ？）

ホーコ（私タチノ目ノ前デシヴィガ死ヌ。最悪ナノハ私タチノ攻撃デ死ヌケースダ）

ゆかりん（ドラゴン！ベラの加護は！？）

マスタードラゴン“ベラの蘇生加護は、妖精の女王に与えられている”ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン“その妖精の女王の加護を他教の者が削除することはできないが”

マスタードラゴン“新たに他教の加護を上書きで与えるということはできる”


マスタードラゴン“仮に、光の教団がベラに洗礼を与えた場合”ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴン“ベラに宿る加護は、妖精の女王からミルドラースへ移るわけだが”

マスタードラゴン“その状態で初めて教団はベラの蘇生加護を削除することができる”


マスタードラゴン“ただし、洗礼で加護を得るまでに、通常は一週間はかかるものだ”

マスタードラゴン“希少な天才でも数時間はかかり、消失の手続きはそれからになる”

マスタードラゴン“教団が半日余りでベラの加護を削除することはほぼ不可能だろう”


ゆかりん（わかった。じゃあ、ぜったいムリでもないんだ）

マスタードラゴン“そうだ。シビリンと比べると僅かだが、可能性はある”ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん（ドラゴンがちょくせつ蘇生加護をあたえるばあい、時間はどれくらい？）

マスタードラゴン“知っているだろう。1ターンだ”ｺﾞｵｵｵｵ

ホーコ（！）ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

スマハち（んだ。トン兄ちゃん時もわんつかだったんず）


マスタードラゴン“シビリンとベラに私の加護を与えたいと考えているのだな”

ゆかりん・スマハち・ホーコ（………）

マスタードラゴン“私は構わぬが、おまえがそれを望むのか？ゆかりん”ｺﾞｵｵｵｵ

ゆかりん（！…）ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン“私のターンは終わった。作戦に戻るがいい”ｺﾞｵｵｵｵ


ロベオティオス『竜とサターンヘルムは動かない』

イブール『どちらかが転移制御を施しておるのは間違いなかろうが…』

シビリン『うー、イたイよー。シビリンつギはナにすレばいイ？』ﾌﾜﾌﾜ


内湾中央　無人島

ゆかりんたちとマスタードラゴン　vs　大教祖イブールたち・シビリン・ベラ

2ターン目


シャオン（たぶんあたしのとくぎバレてない！えーーーいっ）ﾋﾟｶｯ

シャオンはふしぎなちから1をつかった！戦闘圏内の全転移術をふうじこめた！

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スーパーマッスルハイテクちーたー　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　とくぎ　→　きあいため

C　とくぎ　→　おたけび　→　敵全体

D　とくぎ　→　いてつくはどう　→　味方全体

E　とくぎ　→　いてつくはどう　→　敵全体

F　とくぎ　→　はげしいいなずま　→　敵全体

Y　ぼうぎょ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
【シビリン】非武装・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
（†エトワル）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:234/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装・呪文詠唱不可
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:021/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


>>543の投下時刻～2013/12/10(火)00:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、00:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、00:00直前の安価投票レスを採用

ゆかりん『スマハち、わたしたちにいてつくはどうをおねがい！』

スマハち『任せてけろ！』ｶﾞｶｯ

スーパーマッスルハイテクちーたーはぜんしんから、いてつくはどうをはなった！

イブール・ロベオティオス・シビリン『！』

ゆかりんたちにかかっているすべてのまほうのききめがなくなった！

ホーコ（私ニカケラレタマホトーンガ解ケタ）ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ


ロベオティオス『…能力低下か状態異常はホーコのマホトーン以外になかったはず…』

ロベオティオス『スマハちはホーコの呪文の為にいてつくはどうを使った。シビリン』

シビリン『ホーコのじュもン？ウー…ザラキかナ？バシルーラカな？』ﾌﾜﾌﾜ

ロベオティオス『バシルーラ』


イブール『転移制御が施された場所にも関わらず、エースを強制退出させた呪文じゃ』

ロベオティオス『成程。すると彼らの目的はザラキではない。バシルーラです』

イブール『…………』

シビリン『エー。ホんトにー？』ﾌﾜﾌﾜ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ゆかりん　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　じゅもん　→　ニフラム　→　敵全体

C　じゅもん　→　ホイミ　→　（なまえをいれてください）

D　じゅもん　→　メラ　→　（なまえをいれてください）

E　じゅもん　→　ベホイミ　→　（なまえをいれてください）

F　じゅもん　→　ギラ　→　敵全体

G　じゅもん　→　ラリホーマ　→　敵全体

H　じゅもん　→　ザメハ　→　味方全体

I　じゅもん　→　マホステ　→　（なまえをいれてください）

J　じゅもん　→　アストロン　→　味方全体

K　じゅもん　→　イオラ　→　敵全体

L　じゅもん　→　ライデイン　→　敵全体

M　じゅもん　→　ベホマ　→　（なまえをいれてください）

N　じゅもん　→　ザオラル　→　（なまえをいれてください）

O　じゅもん　→　ベホマズン　→　味方全体

P　じゅもん　→　ギガデイン　→　敵全体

Q　じゅもん　→　パルプンテ

R　じゅもん　→　ジゴデイン　→　（なまえをいれてください）

Y　ぼうぎょ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
【シビリン】非武装・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
（†エトワル）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:234/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:021/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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>>555の投下時刻～2013/12/10(火)09:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、09:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、09:00直前の安価投票レスを採用

ゆかりん（ホーコへの呪文はぜんぶしゃだんする！）ｶｯ

ゆかりんはマホステをとなえた！ホーコのからだをむらさきのきりがつつみこんだ！

スマハち・ホーコ・シャオン『！』

ホーコ（コレハ…

マスタードラゴン（マホステか。マホトーンなどの戦闘補助呪文を完璧に防ぐだろう）


ロベオティオス『シビリン、君はあの呪文を知っているか？』

シビリン『ウんー。シビリンのヒャダルコとカけシちゃうキリダよー』ﾌﾜﾌﾜ

イブール『霧に包まれたゴレムンにはラマダのマヒャドが効かなかった…確かに見た』

ロベオティオス『呪文無効化か？さすが伝説の勇者というべきか』


ロベオティオス『シビリン、私の代わりに彼らを痺れさせてもらいたいのだが』

シビリン『ワかッタ！』ﾊｰ

シビリンはやけつくいきをはいた！

ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン『！』

スマハち『シビリン！？なにしちゅんだ！』



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



※「やけつくいきを吐かれました。コンマ以下の数字が回避率になります」

※「個人差はありますが、コンマ50以下ならほぼ麻痺してしまうでしょう」



>>567＝ゆかりん
>>568＝スーパーマッスルハイテクちーたー
>>569＝ホーコ
>>570＝シャオン
>>571＝マスタードラゴン



※「シビリンの次のターンはさまようよろいです。コンマ30以下だと覚醒します」



>>572



※「同IDによる投下・連投がある場合、該当レス番はその数だけ順延します」

※「コメントはご自由にどうぞ！ご愛読いつもありがとうございます」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
【シビリン】非武装・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
（†エトワル）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:232/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装・呪文遮断
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:021/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ほい

あわわわわ

なんとかバシルーラまでもってくれー！

どうだ

そい

起きるか？

ゆかりん（ほんとうにシビリンがいうことをきいてる！まるで…

ゆかりんはいきをかわした！

スマハち（まるでトン兄ちゃんだべ！どひい！オラ麻痺あんまり得意じゃねえよお！）

スーパーマッスルハイテクちーたーはいきをかわした！

ホーコ『！？

ホーコはからだがしびれてうごけなくなった！

ホーコ『…！！』ﾄﾞｼｬ！


ゆかりん・スマハち『ホーコ！』

シャオン『ホーコおねえさま！』ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

シャオンはいきをかわした！

マスタードラゴン『……』ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴンはいきをかわした！


ホーコ（私ノ失態ガハイドタチヲ煩ワセテイル…何ガ…トンヌラ様ノ下僕ダ？）ﾒﾗﾒﾗ

さまようよろいはねむっている！


ロベオティオス『いまだに半信半疑だが、我々には目的や勝敗とは別の概念がある』

ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン『？』

ロベオティオス『最善の運命と称されるものだが』

ゆかりん・マスタードラゴン『！』

ホーコ『………』ﾋﾟﾘｯ　ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ


ロベオティオス『この戦闘で私は死ぬ。かも。だが我々が最善なら君たちはどうかな』

ロベオティオス『はたして無事でいられるのかな？』ｽｰ…

シャオン（またマホトーンくる！？）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

ロベオティオスはメダパニをとなえた！

――――――――――――――――――――――――――――――――――――



※「混乱の呪文を唱えられました。コンマ以下の数字が回避率になります」

※「個人差はありますが、コンマ50以下ならほぼ混乱してしまうでしょう」



>>576＝ゆかりん
>>577＝スーパーマッスルハイテクちーたー
>>578＝ホーコ
>>579＝シャオン
>>580＝マスタードラゴン



※「同IDによる投下・連投がある場合、該当レス番はその数だけ順延します」

※「コメントはご自由にどうぞ！ご愛読いつもありがとうございます」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
【シビリン】非武装・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
（†エトワル）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:232/407】非武装
【スマハち　　HP:481/481　MP:000/000】非武装
（ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070）非武装・麻痺・呪文遮断
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:021/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

頑張れ！！

ほれ

なかなか厳しい戦いだ

シビリンとベラに洗脳のメダパニを掛けてるのはロベスティオスだよね
シビリンに命令してるのはロベスティオスだけみたいだけど、ロベスティオスを倒した場合2人の洗脳は解けるんだろうか？また、イブールからも2人への命令は出来るんだろうか？

そぉい！

ゆかりん（このメダパニにシビリンとベラはやられた！くらうものか！）ｷｯ

ゆかりんにはきかなかった！

スマハち『うひっ↑？ひゃあああ゛あああ゛あああ』ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

スーパーマッスルハイテクちーたーはこんらんした！


ホーコ『！…！』ﾋﾟﾘｯ　ｸﾞｸﾞｯ

メダパニはホーコにはとどかなかった。

イブール『見よ。紫の霧が呪文をかき消してしまう』

ロベオティオス『把握しました』


シャオン（どうしよう！あたしメダパニとかこんらんとかとくいじゃないよー！

シャオンにはきかなかった！

シャオン『……はっ？（よかったぁー！あたしふしぎなちからがかりだもん）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

シャオン（………。あれ？このかんじなんだろう）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ


マスタードラゴン『………』ｺﾞｵｵｵｵ

マスタードラゴンにはきかなかった！


ロベオティオス『裸の勇者たちはアイテムを持たず、シビリンだけがキアリク習得者』

ロベオティオス『それでも最速の場合ホーコの呪文詠唱ターンは次の3ターン目』ｽｯ…

ロベオティオスのゆびさきから、いてつくはどうがほとばしった！


ゆかりん・ホーコ・シャオン・マスタードラゴン『！』

ゆかりんたちにかかっているすべてのまほうのききめがなくなった！

ゆかりん（ホーコのマホステを吹き飛ばした？）


ロベオティオス『ドラゴラムやモシャスではない。正真正銘の竜。本物の天空の神か』

マスタードラゴン『…そうだ』ｺﾞｵｵｵｵ

ロベオティオス『御返答感謝する』

イブール『………』ｼﾞｬﾗｯ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――



ホーコ　→

※「麻痺を無効にできるかもしれません」

>>586の投下時刻～2013/12/10(火) 15:45まで
コンマ81以上のZ以外のレスが一つでもあれば成功



※「ホーコの次のターンはベラです。コンマ30以下だと覚醒します」

2013/12/10(火) 15:45直後かつZ以外のレスを採用



――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イブール】
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
【シビリン】非武装・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
（†エトワル）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ゆかりん　　HP:853/853　MP:232/407】非武装
《スマハち　　HP:481/481　MP:000/000》非武装・混乱
（ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070）非武装・麻痺
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:277/277　MP:021/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ホーコ（動ケ動ケ…動ケ動ケ動ケ！私ガ犯シタミスハ私ガ取リ戻スンダ）ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ

ホーコ（ユカニ負ケルンジャナイ！絶対！！）ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…

ホーコ『…！！』ﾖﾛ…　ﾊﾞｻｯ！

ホーコのしびれがきえた！


ゆかりん『ホーコ！』

ホーコ『………』ｷﾞﾛｯ

ゆかりん（もう。どうしてわたしをにらむの…）


ベラはねむっている！


イブール『………』ｼﾞｬﾗﾗｯ

イブールのこうげき！つうこんのいちげき！シャオンに105のダメージ！

シャオン『わぁー！？』ﾕﾗﾕﾗｯ！


ゆかりん『シャオン！』

シャオン『だっ、だいじょうぶ、だよ！おねえさま』ﾕﾗ　ﾕﾗ

シャオン（ワニのこうげき、きくー。あたししゅびりょくけっこうあるのに）ﾕﾗﾕﾗ


マスタードラゴンはようすをみている。


イブール『なぜ動かぬ？お前にとっては光の教団の幹部を殺す絶好の機会じゃ』ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン『………』ｺﾞｵｵｵｵ

ロベオティオス『…我々には聞こえんが、勇者たちを指示している可能性はあります』

イブール『この竜が転移制御を施しているからこそ、戦闘では動けぬのか？』ﾐｱｹﾞﾙ


シャオン（……やっぱヘン。うごけそう。ふしぎなちからつかってるのにー）ﾕﾗﾕﾗ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シャオン【このターンのみ幸運発動中】　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　とくぎ　→　ぶきみなひかり　→　敵全体

C　とくぎ　→　たいあたり　→　（なまえをいれてください）

D　じゅもん　→　シャナク　→　（なまえをいれてください）

E　とくぎ　→　まぶしいひかり　→　敵全体

F　とくぎ　→　めいそう　→　シャオン

G　じゅもん　→　ザオリク　→　（なまえをいれてください）

H　のろい1【じゅもん・とくぎの使用を妨害する】　→　（なまえをいれてください）

I　のろい2【1ターン／最大MP13％値のMPが減少】　→　（なまえをいれてください）

Y　ぼうぎょ

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Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

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【イブール】
【ロベオティオス】
（さまようよろい）睡眠
【シビリン】非武装・洗脳
（ベラ）睡眠・洗脳
（†エトワル）
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【ゆかりん　　HP:853/853　MP:232/407】非武装
《スマハち　　HP:481/481　MP:000/000》非武装・混乱
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
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【シャオン　　HP:172/277　MP:021/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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>>595の投下時刻～2013/12/10(火)21:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、21:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、21:00直前の安価投票レスを採用

マスタードラゴン『これが私の計画なら、私は迷わずそなたたちを攻撃するだろう』

イブール・ロベオティオス『！』

マスタードラゴン『だが、トンヌラサーカスは教団との全面戦争を望んでいない』

ゆかりん・ホーコ『………』


イブール『たわけたことを…。神の名が泣こうぞ。トンヌラサーカスはお前と同類よ』

イブール『たとえお前の言う通りだったとしても、天の加護がそうは考えておらぬ』

ゆかりん・ホーコ・マスタードラゴン『………』

イブール『だからこそトンヌラサーカスはアルパ・クローズの崩壊に加担したのじゃ』

ゆかりん（カミと同類……か…。たしかにトンヌラとわたしは崩壊をあとおしした）


シャオン（とぉーーーっ！）ﾋｭﾝｯ

シャオンのこうげき！

ゆかりん・ホーコ・マスタードラゴン（！？）

イブール・ロベオティオス『！』

スーパーマッスルハイテクちーたーに29のダメージ！


スマハち『ぐほ↓？　…はっ！オラなんば考えてたべか？』ｷｮﾛｷｮﾛ

スーパーマッスルハイテクちーたーはわれにかえった！

シビリン『？？マッシュルームとリリアンなカま？？』ﾌﾜﾌﾜ

ホーコ『………』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ


内湾中央　無人島

ゆかりんたちとマスタードラゴン　vs　大教祖イブールたち・シビリン・ベラ

3ターン目


シャオン（スマハちおにいさまもどったー！）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

イブール『やはり転移制御を施しておるのはお前か』ﾐｱｹﾞﾙ

マスタードラゴン『………』ｺﾞｵｵｵｵ

シャオン（あ、あたしにゆってるのかとおもった。カミさまじゃないんだよ）ﾋﾟｶｯ

シャオンはふしぎなちから1をつかった！戦闘圏内の全転移術をふうじこめた！

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スーパーマッスルハイテクちーたー　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　とくぎ　→　きあいため

C　とくぎ　→　おたけび　→　敵全体

D　とくぎ　→　いてつくはどう　→　味方全体

E　とくぎ　→　いてつくはどう　→　敵全体

F　とくぎ　→　はげしいいなずま　→　敵全体

Y　ぼうぎょ

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Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

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【イブール】
【ロベオティオス】
【シビリン】洗脳・非武装・蘇生不可？
（ベラ）洗脳・蘇生不可？・睡眠
（さまようよろい）睡眠
（†エトワル）
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【ゆかりん　　HP:853/853　MP:232/407】非武装
【スマハち　　HP:452/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
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【シャオン　　HP:172/277　MP:017/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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>>612の投下時刻～2013/12/11(水)09:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、09:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、09:00直前の安価投票レスを採用

ゆかりん『スマハち、おたけびでイブールたちをくい止めて！』

スマハち『『グルル…（ｸﾞｸﾞｯ）…ギャアオーーーッ！！』』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

スーパーマッスルハイテクちーたーはおたけびをあげた！


イブール『むむ！だが…』　　イブールはへいきだった。

ロベオティオス『う！』　　ロベオティオスはすくみあがった！

シビリン『スマハちー！？シビリンおコルよー！』　　シビリンはすくみあがった！


シャオン（スマハちおにいさま！）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ

スマハち（シャオンあんがとごす！ゆか姉ちゃん、ホーコ）ﾁﾗｯ

ホーコ（シヴィトマスクガ怯ンダ。イケルカ？）ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ

ゆかりん（このターン、シビリンはうごけない。でもロベオティオスは二回こうどう）

ゆかりん（そのロベオティオスなら少なくとも一回はうごけるはず）

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ゆかりん　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　じゅもん　→　ニフラム　→　敵全体

C　じゅもん　→　ホイミ　→　（なまえをいれてください）

D　じゅもん　→　メラ　→　（なまえをいれてください）

E　じゅもん　→　ベホイミ　→　（なまえをいれてください）

F　じゅもん　→　ギラ　→　敵全体

G　じゅもん　→　ラリホーマ　→　敵全体

H　じゅもん　→　ザメハ　→　味方全体

I　じゅもん　→　マホステ　→　（なまえをいれてください）

J　じゅもん　→　アストロン　→　味方全体

K　じゅもん　→　イオラ　→　敵全体

L　じゅもん　→　ライデイン　→　敵全体

M　じゅもん　→　ベホマ　→　（なまえをいれてください）

N　じゅもん　→　ザオラル　→　（なまえをいれてください）

O　じゅもん　→　ベホマズン　→　味方全体

P　じゅもん　→　ギガデイン　→　敵全体

Q　じゅもん　→　パルプンテ

R　じゅもん　→　ジゴデイン　→　（なまえをいれてください）

Y　ぼうぎょ

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Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】

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【イブール】
（ロベオティオス）
（シビリン）洗脳・非武装・蘇生不可？
（ベラ）洗脳・蘇生不可？・睡眠
（さまようよろい）睡眠
（†エトワル）
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【ゆかりん　　HP:853/853　MP:232/407】非武装
【スマハち　　HP:452/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:172/277　MP:017/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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>>634の投下時刻～2013/12/11(水)11:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、11:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、11:00直前の安価投票レスを採用

ゆかりん（…チカラを感じる。イブールたちを攻めるか、ホーコとシャオンを守るか）

ゆかりん（………攻める！）ｶｯ

ゆかりんはラリホーマをとなえた！

スマハち・ホーコ・マスタードラゴン『！』


ロベオティオス『ラリホーでは大教祖様と私は制止できない。君が実証しただろう？』

イブール『待て…！？　そ　そんな…バカな…』ｼﾞｬﾗ　ﾄﾞｼｬ！

イブールをねむらせた！

ロベオティオス『！？　！　この…私を…？　……伝説の、勇者』ｶﾞｸ　ﾄﾞｼｬ！

ロベオティオスをねむらせた！


さまようよろいはよりふかくねむった。

シビリン『ウー。マたネむい』ﾎﾟﾃｯ　　シビリンをねむらせた！

ベラはよりふかくねむった。


スマハち『ゆか姉ちゃんすげえ！』

ホーコ『………』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

ゆかりん（わたしだけのチカラじゃないんだ）


マスタードラゴン“見事なり。しかしそなたたちの作戦はまだ達成したわけではない”

ゆかりん（わかってる。ホーコのターンは、シビリンとロベオティオスの次ね）

ゆかりん（二回行動のロベオティオスは、一回目でラリホーマを解除できたばあい）

ゆかりん（二回目には自由にうごけてしまう。マホトーンやメダパニを唱えるかも…）

スマハち（もう立つでねえ！）ｸﾞﾙﾙ

シャオン（ねててー！）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ


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※「コンマ20以下だと覚醒します」


>>642＝シビリン
>>643＝さまようよろい
>>644＝ロベオティオス（一回目）



※「同IDによる投下・連投がある場合、該当レス番はその数だけ順延します」

※「コメントはご自由にどうぞ！ご愛読いつもありがとうございます」


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（イブール）睡眠
（ロベオティオス）睡眠
（シビリン）洗脳・非武装・蘇生不可？・睡眠
（ベラ）洗脳・蘇生不可？・睡眠
（さまようよろい）睡眠
（†エトワル）
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【ゆかりん　　HP:853/853　MP:227/407】非武装
【スマハち　　HP:452/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シャオン　　HP:172/277　MP:017/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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そぉい！

はい

寝てろ

シビリンはねむっている！

さまようよろいはねむっている！

ロベオティオスはねむっている！


ゆかりん『だれも起きない…！』ｸﾞｯ

ホーコ『マスクガ二回目デ目覚メルトシテモ、モウ私ノ邪魔ハデキナイ』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ


マスタードラゴン『ベラの場所はさまようよろいの向かって右後方、約1.5メートル』

ゆかりん・スマハち・ホーコ『！』

スマハち『ホーコ、ぎっつどグランバニアさ送ってけろ』ﾐｱｹﾞﾙ

ホーコ（ワカッテイル。コノチャンスマデ無駄ニシタラ私ハ私ヲ殺ス）ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



※「コンマ30以下だと覚醒します」


>>647＝ロベオティオス（二回目）



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ホーコ　→


A　こうげき　→　（なまえをいれてください）

B　じゅもん　→　ザラキ　→　敵全体

C　とくぎ　→　つめたいいき　→　敵全体

D　とくぎ　→　こごえるふぶき　→　敵全体

E　とくぎ　→　ふしぎなおどり3　→　（なまえをいれてください）

F　とくぎ　→　かがやくいき　→　敵全体

G　じゅもん　→　バシルーラ　→　（なまえをいれてください）

Y　ぼうぎょ

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Z　さくせん　　【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】


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（イブール）睡眠
（ロベオティオス）睡眠
（シビリン）洗脳・非武装・蘇生不可？・睡眠
（ベラ）洗脳・蘇生不可？・睡眠
（さまようよろい）睡眠
（†エトワル）
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【ゆかりん　　HP:853/853　MP:227/407】非武装
【スマハち　　HP:452/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:062/070】非武装
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【シャオン　　HP:172/277　MP:017/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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>>648の投下時刻～2013/12/11(水)15:00までのレスで多数決
選択行動の好不調率（コンマ以下）は、15:00直前の安価投票レスで判定
多数決が同率一位の場合も、15:00直前の安価投票レスを採用

たのむ

G シビリン

ロベオティオス《…ク…　……　！』ﾑｸｯ

ロベオティオスはめをさました！

ゆかりん・スマハち・ホーコ・シャオン『！』

シャオン（おきるのはやいよー！）ﾋﾟｶｯﾋﾟｶｯ


ホーコ『シヴィカラ送ル』ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ

ゆかりん『うん、わかった』

ホーコ『グランバニアハ洗脳サレタシヴィニ対処デキルノカ？』ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ

ゆかりん『…だいじょうぶ。ピピンくんと、オリビアさんがいる』ｷｯ

ホーコはバシルーラをとなえた！


シビリン《ウ～。フひひ…》ﾌﾜｯ

ロベオティオス『一手遅れた。これが、バシルーラ』

ホーコ『ゴッド・ブレス・シヴィ』

ﾄﾞﾋｭﾝ！！

シビリン『ヒ　ワあアああ！？アああアァぁァぁぁぁァァぁ………』ﾋｭｰｰｰｰｰ………


…………ｷﾗｰﾝ

シビリンはとおくへとばされた！

スマハち『やっただ！あとはベラ姉ちゃんだべ』ｻﾞｯｻﾞｯ

ロベオティオス『…………』


――――――――――――――――――――――――――――――――――――



※「コンマ20以下だと覚醒します」


>>665＝ベラ
>>666＝イブール



※「同IDによる投下・連投がある場合、該当レス番はその数だけ順延します」

※「コメントはご自由にどうぞ！ご愛読いつもありがとうございます」


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【ロベオティオス】
（イブール）睡眠
（ベラ）洗脳・蘇生不可？・睡眠
（さまようよろい）睡眠
（†エトワル）
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【ゆかりん　　HP:853/853　MP:227/407】非武装
【スマハち　　HP:452/481　MP:000/000】非武装
【ホーコ　　　HP:306/306　MP:054/070】非武装
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【シャオン　　HP:172/277　MP:017/085】非武装・転移制御中
【マスタードラゴン】
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