DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十一巻 (1000)
あらすじ
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第一巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第二巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第三巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第四巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第五巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第六巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第七巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第七巻 あとがき
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第八巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第九巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十巻 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362755851/)
●当SSの現在の仕様です
※「当DQ5SSはサウンドノベルやゲームブック、TRPGのような形態を取っております」
※「その為、皆さんの考察や感想のレスが物語の核心を突いてしまうことがあります」
※「ネタバレを防止したい方は、>>1の酉またはID:限定による閲覧を推奨いたします」
※「読者の皆さんのご意思、ご意見・ご感想を参考にして、物語は進行しています!」
※「物語は安価で展開していますが、ゲームオーバーはありません」
※「時限安価・多数決安価では、同IDによる複数投下・連投をカウントしていません」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366898621
登場人物
トンヌラ
幼少の頃に光の教団に拉致され、10年間の奴隷生活を強いられたが、奇跡的に脱出。
光の教団に殺された父パパスの遺言状に従い、母マーサの行方を捜す旅に出る。
不思議な目を持ち、魔物の心すら開いてしまうモンスター使いである。
現在は試練の洞くつ・石碑と四つの扉の広間で、マリアをかけてヘンリーと決闘中。
シビリン しびれくらげ
ニセ太后討伐後、森深きほこらを出航したトンヌラが大洋で出会った、最初の仲間。
当初は賢さが低く、ビアンカのリボンで賢さを矯正して会話を成立させた。
熱いのは苦手で、冷たいのは好き。その結果、マヒャドより強力な呪文まで習得する。
ゆかりん
太古、地獄の帝王や人類を敵とし戦わされ続けた天空の神の戦略兵器『伝説の勇者』。
自らに石化魔法をかけて、膨大な年月を眠り続けていた。
チゾットへの山道・小さな洞窟にて、トンヌラとシビリンにその石化を解かれる。
覚醒直後は錯乱したが、トンヌラと接する内に自己を取り戻し、旅の同行を決めた。
四ヶ月後、エルヘブンでトンヌラに愛を告白。現在はトンヌラの恋人でもある。
ミニモン アンクルホーン(★ミニデーモン)
グランバニアへの洞窟が出身の子悪魔。洞窟を通る人間を惑わし、時には殺していた。
洞窟を訪れたトンヌラたちの返り討ちにあい、トンヌラの監視下に置かれてしまう。
人間の生活文化に強い興味を示す。食事と入浴が好き。面倒とマヌケが嫌い。
悪夢を見てアンクルホーンの体質に変化したらしいが、容姿は子悪魔のままである。
ゴレムン ゴーレム
エルヘブン裏手・ゴーレム像群の一つで、有事に目覚める巨大な土人形の兵士。
光の教団の襲撃で目覚め、深いダメージを受けたが、トンヌラのベホマで回復する。
その回復で機能が狂ったのか眠りにつけず、トンヌラに保護を求めた。
優しく大きな力持ちで、トンヌラたちの守護を使命と心している。
マリア
奴隷時代にセントベレスで出会った光の教団の元信者で、トンヌラと同様の奴隷。
脱出後は、天空の神信仰の修道院で修道女として過ごしたが、ヘンリーに求婚される。
その返答に悩んでいたところ、修道院を訪れたトンヌラに旅の同行を提案された。
二ヶ月後、デモンズタワーへ拉致されて光の教団の拷問を受け、右腕を失ってしまう。
トンヌラに愛を告白したが受け入れられず、兄ヨシュアと帰郷するつもりだったが…。
スーパーマッスルハイテクちーたー キラーパンサー
10年前、光の教団に拉致されたトンヌラと生き別れた後、カボチ地方で逞しく育つ。
作物を食べるためにカボチの住民を眠らせた、つもりの雷撃で死に至らしめていたが、
カボチを訪れたトンヌラと10年ぶりに再会し、厳しく躾けられる。
魔物語で会話するがカボチ弁の訛りが強く、完璧な意思疎通ができる者は少ない。
ピエローヌ スライムナイト
ラインハット城・地下洞窟で出会った、小さな鎧騎士が騎乗してるっぽいスライム。
剣を交えたトンヌラのチカラ(と瞳)に魅せられ、自ら仲間入りを申し出た。
まっすぐな心持ちで根性の塊。器用なのか、憧れの先輩たちの呪文や技をすぐ盗む。
オリジナルの特技すら編み出しているが、ピエローヌ曰く『ゆかりん流』らしい。
ヘンリー
光の教団にトンヌラと拉致されたラインハット王子で、トンヌラの理解者であり親友。
10年間の奴隷生活→脱出→ラインハットへの帰還に至るまでトンヌラと共に過ごした。
修道女になったマリアへ求婚したが、親友のトンヌラがマリアを連れ去ってしまう。
三ヶ月後、トンヌラたちの危機に立ち上がり、トンヌラとの旅へ復帰した。
現在は試練の洞くつ・石碑と四つの扉の広間で、マリアをかけてトンヌラと決闘中。
ホーコ ホークブリザード
アルカパ地方で無差別殺戮を繰り返し、凶鳥・死神として恐れられた巨鳥。
セントベレス経路要員としてスカウトすべく、トンヌラ自らアルカパへ足を運んだ。
トンヌラに惚れており、彼の恋人であるゆかりんに激しい対抗意識(殺意)を抱く。
かつて失恋したマリアには同情的だが……。普段はトンヌラの肩にとまっている。
ベラ ようせいびと
トンヌラのサンタローズ滞在を聞き、10年ぶりに会いに来た昔なじみのエルフ。
10年前のポワンの約束にかこつけたトンヌラによって、旅の同行を仕組まれた。
人間界のエルフは子供だけが視認できるため、大人のトンヌラではエルフは見えない。
トンヌラたちの中では年長者になるが、見た目は10歳前後の少女である。
トンヌラ『……ぐうぐう……』
トンヌラはねむっている!
ヘンリー(よし!トンヌラは起きない!)シュラッ
ヘンリーはようせいのけんをふりかざした!ヘンリーのしゅびりょくがふえた!
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
試練の洞くつ 1階 石碑と四つの扉の広間
トンヌラ vs ヘンリー 4ターン目
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(トンヌラ HP:469/469 MP:373/375)睡眠
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A 睡眠解除(成功条件:コンマ61以上)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー →
I きせきのつるぎ → そうび → こうげき → トンヌラ
J まどろみの剣 → そうび → こうげき → トンヌラ
K じゅもん → メラ → トンヌラ
L じゅもん → マヌーサ → トンヌラ
M じゅもん → イオ → トンヌラ
N じゅもん → メダパニ → トンヌラ
O じゅもん → ルカニ → トンヌラ
P じゅもん → マホカンタ → ヘンリー
Q じゅもん → フバーハ → ヘンリー
R じゅもん → バイキルト → ヘンリー
S どうぐ → ようせいのけん(スカラの効果) → ヘンリー
T どうぐ → ちからのたて(ベホイミの効果) → ヘンリー
U ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ヘンリー HP:380/380 MP:231/244】守2倍
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>3の投下時刻~2013/04/26(金)21:00までのレスで多数決
同率一位の場合、21:00直前のレスが該当
トンヌラとヘンリーはそれぞれが一番多かった安価を行動
安価効果は該当レスの平均値+補正加算
R
トンヌラ『ぐうぐう…… … !!』ガバッ
トンヌラはめをさました!
ヘンリー(! 次のターンはトンヌラの反撃から始まる!)カッ
ヘンリーはバイキルトをとなえた!ヘンリーのこうげきりょくが2ばいになった!
試練の洞くつ 1階 石碑と四つの扉の広間
トンヌラ vs ヘンリー 5ターン目
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(トンヌラ HP:469/469 MP:373/375)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → ヘンリー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → ベホマ → トンヌラ
E じゅもん → バギクロス → ヘンリー
F どうぐ → ドラゴンの杖 → ドラゴラム → トンヌラ
G どうぐ → ちからのたて → ベホイミ → トンヌラ
H ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー →
I きせきのつるぎ → そうび → こうげき → トンヌラ
J まどろみの剣 → そうび → こうげき → トンヌラ
K じゅもん → メラ → トンヌラ
L じゅもん → マヌーサ → トンヌラ
M じゅもん → イオ → トンヌラ
N じゅもん → メダパニ → トンヌラ
O じゅもん → ルカニ → トンヌラ
P じゅもん → マホカンタ → ヘンリー
Q じゅもん → フバーハ → ヘンリー
R じゅもん → バイキルト → ヘンリー
S どうぐ → ようせいのけん(スカラの効果) → ヘンリー
T どうぐ → ちからのたて(ベホイミの効果) → ヘンリー
U ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ヘンリー HP:380/380 MP:225/244】守2倍・攻2倍
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>19の投下時刻~2013/04/27(土)09:00までのレスで多数決
同率一位の場合、09:00直前のレスが該当
トンヌラとヘンリーはそれぞれが一番多かった安価を行動
安価効果は該当レスの平均値+補正加算
トンヌラ(眠らされていた。まどろみの剣……)
トンヌラ(ぼくにかかってたスカラは消えたようだけど、HPが全快している)
トンヌラ(ヘンリーの傷も残ってないようだ。しかもスカラをまとっているな)
トンヌラ(…つまり、今は4、5ターン目くらいだろうか)タッ
トンヌラのこうげき!
ヘンリー『来いっ!トンヌラァ!』ジャキッ
かいしんのいちげき!ヘンリーに350のダメージ!
ヘンリー『がっ!?(……またかっ!?ようせいのけんの意味が… ねえ……)ユラ…
ゆかりん・マリア・ヨシュア『!』
シビリン『アーっ!ヘンリー!』フワッ スマハち『王子さま!』
ググッ
ヘンリー(倒れるんじゃねえ。倒れるんじゃねえ!)ダンッ!
ヘンリー『うわあーっ!!』
ヘンリーのこうげき!トンヌラに123のダメージ!
トンヌラ『ぐっ!ヘン、リ…
トンヌラはねむってしまった!
ヘンリー『……はあっはあっはあっはあっ!』ガクリ
ヘンリーにかかっているスカラのこうかがきれた!
(ベラ)『世界樹のしずくはもうないわ。ヘンリー王子、どうするつもりなのかしら』
ミニモン『さァてなァ。安価どもの加護もいつまで続くかわかンねェしヨォ』パタパタ
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
試練の洞くつ 1階 石碑と四つの扉の広間
トンヌラ vs ヘンリー 6ターン目
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(トンヌラ HP:386/469 MP:373/375)睡眠
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A 睡眠解除(成功条件:コンマ81以上)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー →
I きせきのつるぎ → そうび → こうげき → トンヌラ
J まどろみの剣 → そうび → こうげき → トンヌラ
K じゅもん → メラ → トンヌラ
L じゅもん → マヌーサ → トンヌラ
M じゅもん → イオ → トンヌラ
N じゅもん → メダパニ → トンヌラ
O じゅもん → ルカニ → トンヌラ
P じゅもん → マホカンタ → ヘンリー
Q じゅもん → フバーハ → ヘンリー
R じゅもん → バイキルト → ヘンリー
S どうぐ → ようせいのけん(スカラの効果) → ヘンリー
T どうぐ → ちからのたて(ベホイミの効果) → ヘンリー
U ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[ヘンリー HP:030/380 MP:225/244]攻2倍
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>47の投下時刻~2013/04/27(土)21:00までのレスで多数決
同率一位の場合、21:00直前のレスが該当
トンヌラとヘンリーはそれぞれが一番多かった安価を行動
安価効果は該当レスの平均値+補正加算
Z
>>1に質問です
1ターン目のヘンリーの攻撃(ヘンリーがバイキルト、トンヌラがスカラ)と
今回のヘンリーの攻撃(ヘンリーがバイキルト、トンヌラ何も無し)が
ほとんど同じダメージしか与えられていないのは何故ですか?
トンヌラの奇跡か何かでバイキルトが無効化されてるんですか?
Z
>>56
>>1さんが苦心して決めたであろう決闘システムの根源を聞き出して
何を言いたいの?
もし、ヘンリーが有利な方向に持っていきたくて言っているのであれば
レベル差を埋める措置(バイキルト無条件習得・まどろみの剣・力の盾・世界樹の雫)が施されているし
実際、まどろみの剣の効果で十分不利では無いハズ
…これ以上何を欲しがっているの?
Z
憶測と推測が入っていますが、まとめてみました。
【注意】 前スレ>>932>>934>>936を参考に
多重安価投票及び、投票後変更をしている方を除外しました。ご了承下さい。
1ターン目
トンヌラ:A(攻撃)⇒会心の一撃 ダメージ数:377
前スレ>>936;09 >>941;83 >>943;74 >>946;14 >>947;85
平均コンマ以下数値:53 ボーナスになったコンマ以下の数値⇒有
ヘンリー:J(まどろみの剣で攻撃)⇒睡眠効果発動 ダメージ数:116
前スレ>>935;41 >>939;88 >>942;74 >>945;97 >>948;70 >>951;44
平均コンマ以下数値:69 ボーナスになったコンマ以下の数値⇒88 44
2ターン目
トンヌラ:A(眠りからの覚醒)⇒眠眠継続 成功条件コンマ以下平均81以上
前スレ>>956;64 >>964;99 >>968;64 >>970;02 >>971;06 >>972;07
平均コンマ以下数値:40
ヘンリー:U(世界樹のしずく) 道具使用の為自動成功
3ターン目
トンヌラ:A(眠りからの覚醒)⇒眠眠継続 成功条件コンマ以下平均71以上
前スレ>>977;52 >>984;45 >>986;71 >>987;54
平均コンマ以下数値:55
ヘンリー:S(ようせいのけん) 道具使用の為自動成功
4ターン目
トンヌラ:A(眠りからの覚醒)⇒覚醒 成功条件コンマ以下平均61以上
>>6;40 >>7;36 >>8;24 >>9;57 >>10;49 >>12;36 >>14;66 >>15;22
平均コンマ以下数値:41 ボーナスになったコンマ以下の数値⇒66 22
ヘンリー:R(バイキルト) 補助呪文の為自動成功
5ターン目
トンヌラ:A(攻撃)⇒会心の一撃 ダメージ数:350
>>20;93 >>24;54 >>27;86 >>32;91 >>33;40 >>37:31 >>42;76 >>43;10
平均コンマ以下数値:60 ボーナスになったコンマ以下の数値⇒有
ヘンリー:Jヘンリー:J(まどろみの剣で攻撃)⇒睡眠効果発動 ダメージ数:123
>>21;00 >>22;38 >>23;73 >>26;43 >>28;96 >>34;61 >>35;36 >>38;89 >>41;15 >>45;19
平均コンマ以下数値:47 ボーナスになったコンマ以下の数値⇒00
【疑問点】
もし、ゾロが出た時点でボーナス確定だとすると
2ターン目のゾロ目(前スレ>>964の99)がスルーされているので色々おかしくなります。
※「>>56、>>59 申し訳ありません! >>1のミスです」
※「1ターン目早々から間違えていたようです><;」
※「1ターン目、きせきのつるぎの攻撃力で計算してしまいました」
※「トンヌラが受けた実際のダメージは、60~70前後です」
※「神秘のよろいと命のリングの自動回復により、」
※「トンヌラが眠っていた2ターンでリカバーできていました」
※「5ターン目のヘンリーの攻撃は正しく計算されています」
Z
>>1さん、ドンマイです。
…ふと気になったのですが、
①1ターン目からやり直す(最初からミスがあるのが発覚した為)
②このまま続行する(結構時間が経過しているので…)
③1ターン目から再計算して現在(5ターン終了後)まで自動進行させる
いずれかの措置はとられるおつもりなのでしょうか?
後、個人的には>>66の【疑問点】はどう処理をされたのが気になります。
進行に差支えなければお答えください。
※「>>66 いつも本当にありがとうございます!」
※「補正加算値は以下の通りです」
指定安価の成功値以上 = +5
11、22、33、44、55、66、88、99 = +10
77、00 = +20
※「2ターン目のトンヌラの判定は」
(平均コンマ以下数値)40+(コンマ99のボーナス)15 = 55
睡眠解除(成功条件:コンマ81以上)を上回らないので、失敗
※「という流れになっています」
※(疑問点・不審点はご指摘下さい!)
※「>>74 進行は問題ないと判断し、続行させていただきます」
※「ただし、再び>>1の過失が認められた場合は」
※「もはや正常な決闘は臨めないと判断し」
※「何らかの措置を検討いたします」
トンヌラはねむっている!
ヘンリー『はあっ、はあっ、はあっ』ググッ
ヘンリーはちからのたてをてんにかざした!ヘンリーのキズがかいふくした!
ヘンリーにかかっているバイキルトのこうかがきれた!
ゆかりん(バイキルトは攻撃力を倍増するけど、かいしんのいちげきがだせなくなる)
ゆかりん(かいしんのいちげきは、守備力を無視してちょくせつ攻撃力をたたきこむ)
ゆかりん(高レベルのトンヌラは、ヘンリーくんよりかいしんのいちげきが出やすい)
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。トンヌラのキズがかいふくした!
ゆかりん(そして、ふたりは安価の加護をうけてたたかってる。どうなるだろう)ギュッ
マリア『…………』ギュッ
試練の洞くつ 1階 石碑と四つの扉の広間
トンヌラ vs ヘンリー 7ターン目
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(トンヌラ HP:426/469 MP:373/375)睡眠
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A 睡眠解除(成功条件:コンマ71以上)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー →
I きせきのつるぎ → そうび → こうげき → トンヌラ
J まどろみの剣 → そうび → こうげき → トンヌラ
K じゅもん → メラ → トンヌラ
L じゅもん → マヌーサ → トンヌラ
M じゅもん → イオ → トンヌラ
N じゅもん → メダパニ → トンヌラ
O じゅもん → ルカニ → トンヌラ
P じゅもん → マホカンタ → ヘンリー
Q じゅもん → フバーハ → ヘンリー
R じゅもん → バイキルト → ヘンリー
S どうぐ → ようせいのけん(スカラの効果) → ヘンリー
T どうぐ → ちからのたて(ベホイミの効果) → ヘンリー
U ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ヘンリー HP:114/380 MP:225/244】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>100の投下時刻~2013/04/28(日)21:00までのレスで多数決
同率一位の場合、21:00直前のレスが該当
トンヌラとヘンリーはそれぞれが一番多かった安価を行動
安価効果は該当レスの平均値+補正加算
I
ヘンリーのバイキルト効果早くきれすぎ!あまり頼れない。ルカニの方が数ターン多く長持ちしそうなイメージ(2~5ターンくらい持つかな?)
次あるならバイキルトより優先してようせいのけんでしょ?
それと回復したらいっそギャンブルと割りきってまどろみのけん連発パターンも視野に入れるべき
あと、今さら無理ゲーとは思うが、呪いの防具のはめつのたて?…あれヘンリーが持ってきてた事にならんかな?
トンヌラ眠らせてる隙にヘンリーがはめつのたてを自分かトンヌラに装備させる安価ができたらいいのにな…という妄想をしてみた。
トンヌラはめをさました!
ヘンリー(!? くっ、早い!神さま!トンヌラに攻撃させないでくれっ!)バッ
ヘンリーはちからのたてをてんにかざした!ヘンリーのキズがかいふくした!
ヘンリー(次もかいしんのいちげきをくらったら、立っていられる自信がねえ)ジャキッ
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。トンヌラのキズがかいふくした!
試練の洞くつ 1階 石碑と四つの扉の広間
トンヌラ vs ヘンリー 8ターン目
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:466/469 MP:373/375】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → ヘンリー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → ベホマ → トンヌラ
E じゅもん → バギクロス → ヘンリー
F どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
G どうぐ → ちからのたて(ベホイミの効果) → トンヌラ
H ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー →
I きせきのつるぎ → そうび → こうげき → トンヌラ
J まどろみの剣 → そうび → こうげき → トンヌラ
K じゅもん → メラ → トンヌラ
L じゅもん → マヌーサ → トンヌラ
M じゅもん → イオ → トンヌラ
N じゅもん → メダパニ → トンヌラ
O じゅもん → ルカニ → トンヌラ
P じゅもん → マホカンタ → ヘンリー
Q じゅもん → フバーハ → ヘンリー
R じゅもん → バイキルト → ヘンリー
S どうぐ → ようせいのけん(スカラの効果) → ヘンリー
T どうぐ → ちからのたて(ベホイミの効果) → ヘンリー
U ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ヘンリー HP:193/380 MP:225/244】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>126の投下時刻~2013/04/29(月)21:00までのレスで多数決
同率一位の場合、21:00直前のレスが該当
トンヌラとヘンリーはそれぞれが一番多かった安価を行動
安価効果は該当レスの平均値+補正加算
トンヌラ(また眠らされていた。ヘンリーの傷は多く残っている…)
トンヌラ(スカラ・マホカンタ・フバーハはまとっていないようだ)
ヘンリー『はあっはあっはあっ!来いっ!トンヌラっ!!』ジャキッ
ヨシュア〈ヘンリー殿下。すばらしい気迫!〉
マリア『……』グッ
ミニモン『俺と馬鹿猫のおたけび程じゃねェが。気合入ッてンゼェ。色ボケ』パタパタ
シビリン『シビリンみタイだネー』フワフワ
ミニモン『アァ?何がクラゲだッつーンだヨォ』パタパタ
シビリン『シビリンもコわイとさケんジャうよー』フワフワ
スマハち・ホーコ・(ベラ)『!』
ミニモン『ハァ。あのなァ。クラゲ』パタパタ
トンヌラ『………』ジリッ
ヘンリー『はあっ、はあっ』ジャキッ
ゆかりん《…これは決闘。つよい思い、こころがまえがひつよう…》ギュッ
マリア《ゆかりんさん》チラッ
ゆかりん《相手にのまれたら終わりだよ》
トンヌラのこうげき!
ヘンリー『うおおおーーっ!!』ジャキッ
かいしんのいちげき!ヘンリーに367のダメージ!
ヘンリー『…く!? くっそ!おっ…
ドシャ!
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
ヘンリー(…………。……トンヌラ、こいつ…。ゲマの時とも、ちょっと違う……)
ヘンリー(強いっていうか、でかいんだよ。……おまえは、どうなっちまうんだ?)
トンヌラ『………』
ヘンリー(……ははは……。……ヒゲが生えてると、親父さんに似てるなぁ……)
ヘンリー(………ああ。決着がついて良かった。悪いけど…このまま、寝ちまおう…)
スマハち『王子さま、立だねえ』
(ベラ)『トンヌラの攻撃、ぜんぶかいしんのいちげきだったもの。無理よ』
ホーコ『………。ユカ』バサッ バサッ
ゆかりん『うん』
トンヌラはヘンリーをたおした!
ミニモン『アァアァ。大番狂わせは起きねェか。運も無かッたなァ。色ボケ』パタパタ
ゆかりんはベホマをとなえた!ヘンリーのキズがかいふくした!
スマハち『王子さま、目覚めねえだよ』ペロペロ
ゆかりん『だいじょうぶ、眠ってるだけだよ。げんかいだったんだね』
ヘンリー『う…うう? ぐー…、ぐー…』ハアハア
トンヌラ『僅差だった。運が良かった』チャキ
ミニモン『僅差だァ?どォ見てもオメーの圧勝じゃねェか。下馬評通りヨォ』パタパタ
トンヌラ『いや……。ゆかりん、ありがとう。返すよ』グイグイ
ゆかりん『うん』
トンヌラはゆかりんにエルフのおまもりを手わたした。
トンヌラ『それは眠り攻撃の耐性があるアイテムだ』
トンヌラ『ぼくへの眠り攻撃の成功率は、たぶん一割くらい…』
トンヌラ『ヘンリーはことごとくそれを通してきた。すごい集中力だよ』
シビリン・ミニモン・(ベラ)『………』
トンヌラ『でも、かいしんのいちげきをくらわなかったな。なぜだろう?』
ゆかりん『バイキルトをつかうと、かいしんのいちげきが出せなくなるの』
トンヌラ・シビリン・ミニモン・マリア・スマハち・ホーコ・(ベラ)『!』
ホーコ『ジャア使ッテハイケナカッタノカ?』バサッ バサッ
ゆかりん『ううん。現実的なせんじゅつだとおもう。今回はたまたま裏目にでたんだ』
トンヌラ・シビリン・ミニモン・マリア・スマハち・ホーコ・(ベラ)『…………』
ヘンリー『ぐー、ぐー…』ハア ハア
ゆかりん(チカラと運はじゅうぶんあった。もう一歩が踏み込めなかったね)
ヨシュア「マリア」トン マリア「は、はい…」チラッ
ヘンリー「ぐー、ぐー…」ハア ハア マリア「…………」ウツムキ
シビリン『マリアもトンヌラのコイびとになッタ?』ツンツン
マリア『くらげさん……』チラッ
トンヌラ・シビリン・ゆかりん・スマハち・ホーコ・(ベラ)・ヨシュア『「……』」
マリア『皆さん、ありがとうございました。御手数をおかけしてごめんなさい』フカブカ
マリア『ヘンリーさんがお目覚めになったら、二人でお話しをさせて下さい』フカブカ
マリア『…その後、トンヌラさんにお返事したいと考えています』
トンヌラ『わかった。待ってるよ』ガシッ
ホーコはトンヌラの両肩にとまった。
(ベラ)「じゃあ決闘は終わりね?グランバニアへ帰りましょう!」
スマハち『王子さまばオラさ乗せてけろ… ?なんしたべ?トン兄ちゃん?』ミアゲル
トンヌラ(決闘に勝った。ぼくとマリアがどうなるか、それはまだわからないけど…)
トンヌラ(王位継承の祭具・王家のあかしを取りに行く資格は手に入れたぞ)
トンヌラ(同行メンバーを選んで、このまま試練の洞くつを進むべきだろうか?)
A 賊に取られても面倒だ。入手しておこう
B 王位は後でいい。次は他の準備をしよう
>>184の投下時刻~2013/05/04(土)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
トンヌラ(この試練の洞くつ周辺は、グランバニア大陸北東の辺境だ)
トンヌラ(ひとけはないけど、封印の洞くつと違って不用心だなあ)
トンヌラ(盗賊団や探検家、冒険者がいつ来てもおかしくないんじゃ……?)
トンヌラ(王家のあかしを手に入れた者が王族を騙ったら、この国はどうなるだろう)
トンヌラ(ぼくの王位はさておいても、ぼくたちで保管する方が良いかもしれないぞ)
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ(王家の聖域だけど“試練の”洞くつっていうくらいだ。なにかあるのかも)
トンヌラ(賊や住み着いた魔物がいる可能性はあるな。一人じゃ危ないだろうか)フーム
トンヌラ(王位継承については、ヘンリー・ピピン・オリビアしか知らない)
トンヌラ(ゆかりんと、特に今のマリアにはまだ伏せておきたい話だし…)
トンヌラ(この二人以外の誰かに付いて来てもらおうかな)
※「シビリン ミニモン ゴレムン スーパーマッスルハイテクちーたー」
※「ピエローヌ ホーコ ベラ ヨシュア」
※「この8名から、試練の洞くつ班を多数決で選出します」
※「推薦者は3名まで挙げることができます。同率多数の場合はランダムで決定します」
>>204の投下時刻~2013/05/06(月)00:00までのレスで多数決
トンヌラ『スマハち。入口にいるピエローヌに、ここへ来るように伝えてくれ』
スマハち『わかっただ。トン兄ちゃんまだ残るんだべか?』
トンヌラ『うん、ちょっと用事がある。みんなは先に戻っててくれ』
トンヌラ『用事が済んだらぼくとピエローヌもキメラのつばさで戻るよ』
仲間たち『『りょうかい!』』
トンヌラ『あ。ミニモンも付いて来てくれ』グイッ
ミニモン『アア!?俺に何させるつもりだァ!?離せテメェ!』ジタバタ
シビリン『ミニモンイイなーー』フワフワ ホーコ『………』バサッ バサッ
ミニモン『羨ましそォにしてンじゃねェ。代われるモンなら代わりてェンだヨォ!』
トンヌラ「ヨシュアさんももう少し付き合ってくれませんか?」
ヨシュア「かしこまりました、トンヌラ殿下。………マリア。殿下直々のご指名だ」
マリア「はい。皆さん、お気をつけていってらっしゃいませ」フカブカ
トンヌラ『ゆかりん、なにかあったら連絡する。その時は頼むよ』
ゆかりん『うん、わかった。じゃあわたしたちはグランバニアに引き返すね』カッ
ゆかりんはリレミトをとなえた!
シビリン・ゆかりん・マリア・スマハち・ヘンリー・ホーコ・ベラはいなくなった。
トンヌラ(リレミトが効くのか。うーんこの王家の聖域)
ミニモン『アァ~アァ。面倒臭ェのは勘弁だゼェ』パタパタ
…
……
ホワ ホワ… ピョンッ ホワ ホワ… ピョンッ
ピエローヌ『おまたせしました!せんぱいがた!』ピョンピョン
ミニモン『ッセェなァ。絶対オメー潜入とかできねェぞ』パタパタ
ヨシュア「殿下。どうなさるおつもりでしょうか?」
トンヌラはミニモンとピエローヌとヨシュアに、王位継承について説明した。
ピエローヌ『トンヌラどのがおうになられるとき!ついにきたれり!』ピョンピョン
ミニモン『トンズラがなァ?まァちッたァマシに見えるよォにゃなッたがヨォ』パタパタ
トンヌラ「状況によっては継がないかもだけど、王家のあかしはぼくが預かっておく」
ヨシュア「かしこまりました。殿下の重荷にならぬよう精一杯お仕え致します」カシズキ
トンヌラ「……あの、そんな、かしこまってくれなくていいです、ヨシュアさん……」
ヨシュア「何を仰います。私たち兄妹はグランバニア・ラインハットに大恩ある身」
トンヌラ(…うーむ。この堅さってなんとなくマリアと似てるな。これが兄妹か?)
ピエローヌ『むむ!ヨシュアどの!かたれぬどもみあげたきしにござる!』ピョンピョン
ミニモン『ハァ。テメェから隷属して喜ンでやがる。このドマゾども』パタパタ
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
ミニモン『オイトンズラ。封印の洞くつと違ッてココは広くはねェ。晩飯にゃ帰ンぞ』
トンヌラ『そうだね。洞窟探検の規模じゃないと思うし、食料は持ってないからなあ』
トンヌラとミニモンとヨシュアは石碑にきざまれた文字を読んだ。
“王たるべき者、けしてあらそいを許すべからず”
“たがいに背を向けるものあらば、王みずから出向きて”
“ただしく向かい合わせるべし。すべては紋章のみちびくままに……”
ヨシュア「王の心得を示しているのでしょうか」
トンヌラ「叔父さんがここでの決闘を命じたのは、そういう意味だったのかな?」
ミニモン「紋章ッてなァ何だヨォ。王家のあかしを指してンのかァ?」パタパタ
トンヌラ『この広間には、この石碑と、正面に鮮やかな青銅の門が四つある…』キョロキョロ
ピエローヌ『せっしゃたちもきっかり4めいにござるな!』ピョンッ
トンヌラ『他に目に付くのは洞窟の光の粒くらいか。紋章らしきものは見当たらない』
A 四手に分かれて、門の向こうをしらべる
B パーティで順番に門の向こうをしらべる
>>217の投下時刻~2013/05/07(火)20:00までのレスで多数決
同率一位の場合、20:00直前のレスが該当
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ「ここは王家の聖域だけど、王族以外の何者かが侵入してる可能性はある」
ミニモン「王家の埋葬施設とは思えねェザル警備だかンなァ。荒らされ放題だゼェ」
トンヌラ「でもなにかの“試練”はあるのかもしれないぞ。パーティで行動しよう」
ヨシュア「はっ!」カシズキ
ピエローヌ『! ははっ!』カシズキ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨシュア
もときょうだんきし
レベル:45(/99)
ねんれい:22歳
デーモンスピア ミラーアーマー グレートヘルム みかがみのたて
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ「ヨシュアさん、髪が伸びましたね。以前のぼくくらいありそうだ」
ミニモン「尼と同じ亜麻色。つーかテメェ。見慣れねェモン装備してンなァ?」
ヨシュア「これらはあなたたちを倒す為に教団から支給されたものだ」
ミニモン「ホォ?くくく。カマ野郎戦じゃ死ンだだけじゃねェか。テメェ」パタパタ
ヨシュア「そうだな。あなたと殿下の鳥に私は倒された。だがそれで良かった…」
トンヌラ「これからは倒させません」
ヨシュア(………殿下。…………マリア、おまえはどう応えるつもりだ?)
ピエローヌ『トンヌラどの!どのもんにいたしましょうや?』ピョンピョン
トンヌラ『うーん。特に案内もないし、封印の洞くつみたいに最初は運になるのか』
A 一番左
B 中央左
C 中央右
D 一番右
>>225の投下時刻~2013/05/09(木)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
D
初代スレより…抜粋
>1 :名も無き被検体774号+ :2012/05/06(日) 19:05:02.81 ID:lXkI4vxL0
>ヘンリー「本物の太后も救出できたし、オレはラインハットでデールを助けることにするよ」
>ヘンリー「おまえにはいろいろ世話になったなあ。身の回りのものは返しておくぜ」
>ヘンリー「これから母親と伝説の勇者探しを再開するんだよな?」
>ヘンリー「てかおまえの名前なんだっけ」
>>5
>>1さん、一周年到達おめでとうございます。
よもや、女性を巡る決闘で迎えるとは思っていませんでしたww
初代スレの途中からの参加ですが、いつも楽しませていただいております。
物語の導き役というものはとても、とても大変だと思われますが
お身体に気をつけて、現実生活に支障のない程度で頑張ってください。
…当日はスッかり忘れていたなんて口が裂けても言えません、ね
トンヌラは一番右の青銅の門を指した!
トンヌラ「右端の門にしよう」スタスタ
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
ググッ
トンヌラ「? 開かないな。施錠されてる」グイグイ
ミニモン「魔法の施錠だろォ?城にもあッたじゃねェか。最低限の警備だゼェ」パタパタ
トンヌラ「兵舎と教会脇にある宝物庫と同じか。さいごのカギなら開錠できるけど」
トンヌラ「本当はなにか別の方法があるのかなあ」キョロキョロ
ミニモン「どォでもイイだろォが。とッとと開けちまえヨォ」パタパタ
トンヌラはさいごのカギをつかった!めのまえの青銅の門がひらいた!
試練の洞くつ 1階 一番右の部屋
ギ… ガシャーン!
ピエローヌ『もんがひとりでにとじたでござるよ!』ピョンッ
ミニモン『くくく。楽じゃねェか。 ……ンだァこの部屋?香か?辛気臭ェぞ』パタパタ
トンヌラ「こっちも光の粒が漂ってる。照明要らずなのは助かるね」
ヨシュア「正方形状に区画された部屋のようです。タペストリーや書記机があります」
ピエローヌ『ふしぎなもようでござるなあ。なにやらちとうとうとと……いやいや!』
ミニモン「アァアァ。トンズラ。わかッたゼェ。こりゃアエルヘブンの臭いだ」パタパタ
トンヌラ「あっ、長老の部屋と同じ香りか? 言われてみると家具もエルヘブンの…」
トンヌラは天の詩篇集をみつけた!
トンヌラ「お母さんの部屋でもらったもの、サンタローズの父さんの部屋のもの」
トンヌラ「それらに続いて、ぼくが見るのはこれで三冊目だ」
ヨシュア「貴重な書物なのでしょうか?」
トンヌラ「エルヘブン人なら誰でも子供の頃に読む本らしいです。文芸一般誌らしい」
ミニモン「ココはグランバニアの王基の一室にあるべき空間じゃねェよなァ」パタパタ
トンヌラ「事実上、グランバニアは父さんとお母さんを死者として扱っていたんだな」
ミニモン「グランバニア城にゃアオメーの親の部屋なンざ無かッたしヨォ。くくく」
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
ヨシュア「もう一区画あるようです。あちらの壁の文様は国章ではありませんか?」
トンヌラ「! そうですね。グランバニアの鳥の国章が洞窟の壁に刻まれている…」
ピエローヌ『むむー? とり。ホーコににてなくもない』ミアゲル
ミニモン『実際俺の知識で一番ヤベェ鳥はザラキ馬鹿のトサカくれェなモンだ』パタパタ
ミニモン『人間どもの神ッてなァトカゲだろォ?鳥は竜よか落ちンじゃねェのか?』
トンヌラ『なにかあるんだろうね。グランバニアも長い歴史があるみたいだからなあ』
トンヌラ(…そういえば聖なる宝石の形も鳥っぽかったな? 国章とは似てないけど)
ピエローヌ『せんぱいがた!おくのへやはくだりかいだんでござるよ!』ピョンピョン
ミニモン『地下かァ?ココは広くねェしリレミトも効く。遭難は無ェが面倒臭ェなァ』
ヨシュア「先導致します。殿下」ススッ
ピエローヌ『! おともつかまつらん!』ピョンッ
ミニモン『オォオォ。頼むゼェ。ドマゾども』パタパタ
試練の洞くつ 地下1階 通路
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ『フローミかチゾットのコンパスで位置情報を調べるほどじゃないのかな』
トンヌラ『1階の門は四つに分かれてたけど、それからは一本道だ。少し湿度がある』
試練の洞くつ 地下1階 泉の広間
トンヌラ「ぼくの腰くらいの高さの石塀が、広間の中央をト型に囲んでるぞ」
ミニモン「塀の中は水が張ってンなァ。いンのは虫くれェだが。ンだこりゃア」パタパタ
ヨシュア「人工の貯水槽のようだが……。グランバニア王家の文化的慣習だろうか?」
ゴボッ ゴボッ ゴボゴボッ
ピエローヌ『ぬ!?なにごとか!?』ピョンピョン
ヨシュア「? 貯水槽に異状は―――
ガシ ガシッ
ピエローヌ・ヨシュア『「!?』」
ピエローヌとヨシュアはマドハンドにつかまれている!
ミニモン「ンだァ!?魔物かヨ…ウオッ!?離しやがれェ!」グイグイ
ミニモンはマドハンドにつかまった!
トンヌラ「みんな!ヨシュアさん!」カッ
トンヌラはバギクロスをとなえた!
ピエローヌ『ふ、ふかく!
ヨシュア「!?吸い込ま…
ミニモン『ウアァァ!?よくもテメェら
マドハンドたちはミニモン・ピエローヌ・ヨシュアを引き連れて地中へにげだした!
ビュウウウウウーーーーッ! ゴオオオオオッ
トンヌラ「くそっ!?遅かった!ミニモン!ピエローヌ!ヨシュアさん!」ドムドム!
トンヌラは地面をたたいた!
トンヌラ(みんな、おうじゃのあいの回線を構築したメンバーじゃない。どうする?)
トンヌラ(あっという間に消えた。音もしない…。どこかへ連れて行かれたのか?)
トンヌラ(それになぜぼくだけ置いて行ったんだろう? ………試練の洞くつ………)
A このまま進もう /// B 一階へ引き返す
>>245の投下時刻~2013/05/12(日)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
トンヌラ(この洞窟はまだ下層があるのかも。道はこの広間から北へ続いてる)スクッ
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ(このまま進んでみよう。あのマドハンドたちはここの住民なのかな)ウーム
トンヌラ(ヘンリーとの決闘と王位についてはドリス同様、サンチョにも伏せたけど)
トンヌラ(うーん。話をするべきだったかな? 例えば父さんはどうだったんだろう)
トンヌラ(一人だったのか?パーティだったのか。マドハンドたちはいたのか……)
トンヌラ(……長時間ミニモンたちとはぐれたら、ゆかりんたちへの連絡を考えよう)
試練の洞くつ 地下1階 通路2
トンヌラ(壁は壁画だ。国章や人間、魔物、動物…鳥、竜。生活が描かれてるのかな)
トンヌラ(このくにゃくにゃした模様はたぶん文字……文章な気がする)ペタペタ
トンヌラ(そうだ。ゆかりんの筆跡と似てるような?…ゆかりんなら読めるのかな?)
トンヌラ(叔父さんや大臣さん、学者さんはこれを解読して理解してるんだろうか?)
トンヌラ(……父さんとお母さん……。サンチョはどうなんだろうか……)
トンヌラ(曲がり角に来た。道は西へ続いている)ピタリ
トンヌラは左の壁に背中をつけて、耳をすました。
トンヌラ(音はしないな…。遭遇したのはマドハンドだけだけど、逆に不気味だぞ)
トンヌラ(………。よし。進もう)ザッ
試練の洞くつ 地下1階 通路3
トンヌラ(しかしこの壁画はどこまで続くのかな。人間は戦ってたり、敬ってたり…)
トンヌラ(ところどころ描かれているこの竜は、もしかして天空の神なんだろうか?)
トンヌラ(グランバニアの主な宗教は天空の竜だ。光の教団の信仰は認可されてない)
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ「あっ…」ピタッ
トンヌラ(……西と北の分かれ道になった。ここは丁字路になるんだな)キョロキョロ
トンヌラ(………やっぱりなにも聞こえないぞ。ぼくはどっちへ進むべきだろうか?)
A 北
B 西
>>253の投下時刻~2013/05/13(月)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
トンヌラ(北へ行ってみるぞ。フローミが必要な構造じゃないといいけどなあ)
試練の洞くつ 地下1階 通路3-A
トンヌラ(こっちも壁画が描かれてる。大きな太陽や津波に困惑した人間…かな?)
トンヌラ(その上空を鳥が飛んでる。魔物や竜はいないぞ。この鳥はなんだろう?)
トンヌラ(聖なる宝石の形といい、“鳥”はなにかの象徴なのかもしれない)フーム
トンヌラ(歴史って面白いな。考古学を学んでみようかな? ……また曲がり角だ)
トンヌラ(……正確にはここも丁字路で、東西と南に分かれているんだけど)キョロキョロ
トンヌラ(南は歩いてきた方角で、東は小間だけど、大樹の根に埋め尽くされてる)
トンヌラ(道なりに従うなら、進むのは西になるぞ)ピタリ
トンヌラは左の壁に背中をつけて、耳をすました。
トンヌラ(音はない。そよ風もなくなった。危険は感じない。…うーん……進むか)
試練の洞くつ 地下1階 通路3-A-2
※〈………アーくそ。あの手のモンスターがよォ〉パタパタ
トンヌラ「! ミニモン!無事だったか、みんなは?」キョロキョロ
ミニモン「知らねェよォ。目覚めたらここにいたんだからァ」パタパタ
トンヌラ「そうか…。なにか変化は?体調が悪いとか」ペタペタ
ミニモン「問題ねェなァ。ていうかここ行き止まりだぜェ?トンズラ」パタパタ
トンヌラ「そうみたいだね。きみと合流できて良かったよ」
ミニモン「おいトンズラ。俺はオメーの仲間をやめんぞォ」パタパタ
トンヌラ「? 急にどうしたの?」
ミニモン「俺は悪魔だからよォ。人間の下でいつまでも働いてらんねェんだよなァ」
トンヌラ「きみを放っとくとどんな悪さをするかわからないからダメだ」
ミニモン「オーオー?テメェの意見は聞いてねェんだよォ!」カッ
ミニモンはメラゾーマをとなえた!
トンヌラ「ミニモン!ぐわっ
トンヌラに197のダメージ!
ミニモン「今日の晩飯は焼きトンズラだぜェ。門出祝いの御馳走になれよォ」パタパタ
トンヌラはベホマをとなえた!トンヌラのキズがかいふくした!
トンヌラ「……………」ムクッ
ミニモン「アー…。面倒臭ェなァ。色ボケの苦労がよくわかんぜェ」パタパタ
A 冷静に話し合おう、ミニモン
B おしおきが必要みたいだな…
C さよなら。今までありがとう
>>260の投下時刻~2013/05/17(金)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
※「いつもご愛読いただきありがとうございます!」
※「ご意見・ご感想、考察、積極的に参加して下さる皆様に重ねて御礼申し上げます」
※「長期にわたりお休みをいただきまして、誠に申し訳ありません><;」
※「遅ればせながら、一周年のたくさんのご祝辞ありがとうございました!」
トンヌラ「唐突だなあ。みんな悲しむぞ」ジャキッ
ミニモン「んだァ?オメー。仲間の俺を殺せるのかよォ?」パタパタ
トンヌラ「?」タタッ
トンヌラのこうげき!
ミニモン「テメェ!?」ギョッ
かいしんのいちげき!ミニモンに367のダメージ!
ミニモン「ギャアアーーーーッ!?な、何て……や………ツ………」ドロドロドロ
なんと!ミニモンはジェリーマンだった!
トンヌラ「仲間とか言い出すから混乱してるのかと思ったけど、偽物だったのか」チャキ
ジェリーマンをやっつけた!
トンヌラ(みんなをさらったのは、こうやってぼくを騙して殺したいから?)
トンヌラ(回りくどいことをするなあ。いや、これが“試練”なのかな……)チラッ
トンヌラ(この道は袋小路だったらしい。でも宝箱があるぞ)トコトコ
トンヌラはインパスをとなえた!宝箱は青く光っている。
トンヌラ(検査結果は安全だ。アイテムが入ってるみたいだな)ホワンホワン
トンヌラは宝箱を調べた!おどりこの服を手に入れた!
トンヌラ「おどりこの服?」カッ
トンヌラはインパスをとなえた!
トンヌラ(これはおどりこの服だ。ゆかりん、マリア、ベラが装備できる)
トンヌラ(商店の買取相場は650ゴールド。女性用のおしゃれで色っぽい防具だけど)
トンヌラ(どうしてこれが王家の墓にあるんだろう?)キョロキョロ
トンヌラ(………なるほど。この一画の壁画はたくさんの踊り子が描かれてるぞ……)
トンヌラ(グランバニアと踊り子って結び付かないけど、歴史的には重要なのかな?)
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ(……さて、ここは行き止まりだ。通路3へ戻って、今度は西へ進もう)クルッ
…
……
試練の洞くつ 地下1階 通路3-B
トンヌラ(こっちの壁画は人間の軍隊同士が戦っている。どちらの被害も大きそうだ)
トンヌラ(次は南の曲がり角)
試練の洞くつ 地下1階 通路3-B-2
トンヌラ(? なんの絵だろう…。…………。地図…? でもグランバニアじゃない)
トンヌラ(だけど世界地図でもない。この範囲は特定の大陸、あるいは島を記してる)
トンヌラ(うーん…気になるけど、急ごう。みんなが心配だ。次は西の曲がり角だぞ)
試練の洞くつ 地下1階 通路3-B-3
トンヌラ(竜、鳥、屈強な男性の戦士、長髪の女性、巨大な魔物、悪魔……)フーム
トンヌラ(その他もいろいろレリーフとして刻まれている……
ズバッ! ドォン!
トンヌラ(! 向こうから戦闘音が聞こえる)タッ
試練の洞くつ 地下1階 南北に伸びる大広間
トンヌラ(ずいぶん広いな。中央は低層、両端が高層。この広間は二層に分かれてる)
トンヌラ(二層の間はゆるやかな階段になってるぞ。水はないけど、まるで用水路だ)
トンヌラ(今ぼくがいるのは東側の高層。戦闘は中央の低層で起きている)
デビルダンサーをたおした!
ピエローヌ《どうでござるか!》ジャキッ ヨシュア《お見事》
ミニモン《ここのモンスターは相手にならねェや》パタパタ
トンヌラ(ミニモンたちだ!良かった、みんな無事だ。…………いや、待て待て!)
トンヌラ(もしかしてさっきの袋小路みたいにあれも偽物って可能性はあるぞ)
トンヌラ(…ラーの鏡があればすぐ判明するんだけど、ヘンリーに渡したっきりだ…)
トンヌラ(ゆかりんによるとジェリーマンの変身は“つよさ”も標的に準ずるらしい)
トンヌラ(さっきのミニモンもどきもメラゾーマを唱えてたもんなあ)ウーム
トンヌラ(彼らが偽物ならぼく一人で戦うことになるけど、正直勝てる気がしないぞ)
しかしミニモンたちはまだこちらにきづいていない!
トンヌラ(とはいえ彼らを避けて進むこともできないか…。ぼくはどうするべきかな)
A (悩んでもしょうがない。話しかけてから考えよう)
B (先手必勝なら勝機はある。こうげきあるのみだ!)
C {ホーコ、きみのチカラが必要だ。今すぐ来てくれ}
>>276の投下時刻~2013/05/18(土)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
トンヌラ『おーい、みんな!』タッ
ピエローヌ《トンヌラどの!》ピョンッ
ヨシュア《殿下!ご無事でしたか》
試練の洞くつ 地下1階 南北に伸びる大広間 中央の低層
トンヌラ『かくかくしかじかで、さっきミニモンの偽物と遭遇したんだ』
ミニモン『俺の偽物ォ?』パタパタ
トンヌラ『今のデビルダンサーは何物だい?』
ミニモン『さァてなァ。目覚めたらデビルダンサーの大群に囲まれてたんだよォ』
トンヌラ『あのデビルダンサーは、ぼくに化けてたわけじゃなかったのか』ウーン
トンヌラ『ラーの鏡を持ってくるんだったなあ。うっかりしてた』
ピエローヌ『ふむ。かがみでござるか?』ミアゲル
トンヌラ『あれは妖精を見るためだけの鏡じゃないだろ。マリアを映したこともある』
ミニモン『……おい。もしかしてオメーも偽物じゃねェだろォなァ?』ジー
ピエローヌ『!? じょ、じょうだんはよすでござるよ!』ピョンピョン
ヒュンヒュン ジャキ!
ヨシュア「これも罠という事か。倒せば正体がわかる。そうですね?殿下」
トンヌラ「それはそうなんですけど」ウーム
ミニモン「オーオー。次は俺らでやり合うのかよォ?」パタパタ
ピエローヌ『せ、せんぱいがた!?おちつくでござるよ!』ピョンピョン
A ピエローヌに賛成だ。気を取り直して一緒に進もう
B ヨシュアさんに賛成だ。戦い終われば現状がわかる
C この三名に伏せておうじゃのあいでホーコを呼ぼう
D 予想以上に厄介な洞窟だし、王位は諦めてリレミト
>>276の投下時刻~2013/05/20(月)09:00までのレスで多数決
同率一位の場合、09:00直前のレスが該当
トンヌラ『おっと…』クラッ
ヨシュア『殿下!』ガシッ
トンヌラ『…ありがとうございます。決闘の疲れかな?情けないです』ヨロ
トンヌラ『みんな、ちょっと休もう。そうだな……20分くらい』スワル
ピエローヌ・ヨシュア『はっ!』カシズキ ミニモン『あァ?まァいいけどよォ…』スワル
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
グランバニア城 2階 女従者の部屋
(ベラ)『ねえねえマリアちゃん、トンヌラのお返事はどうするの?』グイグイニマニマ
マリア『(ユサユサ)妖精さんならどうなさいますか?』
(ベラ)『えっ私? う~ん…う~ん……。私、エルフだからよくわからないけど…』
(ベラ)『トンヌラならずっと一緒もいいかも。おいしいゴハンが食べれるんだもの』
シビリン『いイねー!シビリンもこいビとになッタらズッとたベレる??』フワフワ
(ベラ)『シビリンくんはダメ。良くないと思うわ』 シビリン『エー!?』フワフワ
ホーコ『………』
ホーコはゴレムンの右肩にとまっている。
トンヌラ“ホーコ” ホーコ(!!♥♥♥トンヌラ様!♥♥♥)クワッ
ゴレムン『?』チラッ
トンヌラ“みんなにこの会話を悟られるな” ホーコ(ハイ♥♥甘イ秘密♥♥♥♥)
トンヌラ“まずみんなの状況を教えてくれ”
ホーコ(ユカ・ハイド・ヘンリハラインハット)
ホーコ(シヴィ・レミー・マリー・私・妖精ハグランバニアノ女部屋デ待機中デス)
トンヌラ“ラーの鏡はどこにある?”
ホーコ(ヘンリガ持ッタママダト思イマス)
トンヌラ“わかった。今ぼくは試練の洞くつ地下1階の大広間にいる”
トンヌラ“チゾットのコンパスとキメラのつばさを準備して今すぐ来てくれ”
ホーコ(ハイ♥トンヌラ様モシカシテピンチナノ?)
トンヌラ“かくかくしかじかでラーの鏡が欲しいけどホーコが来るならホーコがいい”
ホーコ(♥♥♥♥モウ♥♥♥♥スグ行クカラア♥♥♥♥)
トンヌラ“ぼくは遭遇しなかったけどジェリーマン以外の魔物もいる。気をつけて”
トンヌラ“道順は右端の扉→地下1階→分かれ道を直進でいい”ピッ
ホーコ『…トンヌラ様ハ私ニ用事ガアルラシイ。マリー、試練ノ洞クツニ届ケテクレ』
シビリン・ゴレムン・マリア・(ベラ)『!』
マリア『わかりましたわ。急ぎましょう、ホーコさん』スクッ
(ベラ)『ふ~ん。ホーコちゃんにどんな用事があるのかしら?』
ホーコ『サアナ…。念ノ為ニチゾットノコンパストキメラノツバサヲクレ』バサッ バサッ
…
……
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
試練の洞くつ 1階 石碑と四つの扉の広間
ヒューーーーーーー………
ホーコ(サッキマデ決闘シテイタ場所ダ。右端ノ門ヲ進メバイインダナ)バサッバサッバサッ
ホーコ(門ハ閉ジテイルガ、私ニ通レルノカ?)ビュンッ
ホーコは一番右の門にたいあたりした!
試練の洞くつ 1階 一番右の部屋
ガッシャーン!!ギギッ
ホーコ(通レタ)バサッバサッ
ギ… ガシャーン…
ホーコ((チラッ)自動的ニ閉マル門ラシイナ。下リ階段ハ……アッタ)バサッバサッ
…
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
試練の洞くつ 地下1階 泉の広間
ホーコ『!』バサッバサッ
ピエローヌ『!?おぬし!?どうしてここにいるんでござるか!?』ピョンピョン
ミニモン『アー。もォ訳わかんねェなァ』パタパタ
ホーコ『ミニモントピエローヌコソ何ヲシテル。主トヨシュアハドウシタ』バサッ バサッ
ピエローヌ『はぐれてしまったんでござるよ!』ピョンッ
ミニモン『オメーも一緒に探そうぜェ~』パタパタ
ホーコはザラキをとなえた!
ミニモン・ピエローヌ『!?(ドサドサッ)……………ォ………』ドロドロドロ
なんと!ミニモンとピエローヌはジェリーマンだった!
ホーコ(猿真似ダ。トンヌラ様モ見破レルダロウガ、戦闘力ソノモノハ侮レナイ)バサッ
ジェリーマンたちをやっつけた!
…
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
試練の洞くつ 地下1階 通路3-B-3
ヒューーーーーーー………
ホーコ(!大広間ガ見エル。トンヌラ様…)バサッバサッ
トンヌラ“ホーコ、そこで待機して”
ホーコ(ハイ♥モウ♥♥スグ気付イテクレルンダカラ♥♥♥)バサッバサッ
トンヌラ“さて”
ホーコ(ワカッテマス♥ドイツヲ殺セバイイ?)
A ミニモン
1 本物。殺しちゃダメだ
2 偽物。すぐ殺してくれ
B ピエローヌ
1 本物。殺しちゃダメだ
2 偽物。すぐ殺してくれ
C ヨシュア
1 本物。殺しちゃダメだ
2 偽物。すぐ殺してくれ
>>302の投下時刻~2013/05/23(木)09:00までのレスで多数決
同率一位の場合、09:00直前のレスが該当
試練の洞くつ 地下1階 南北に伸びる大広間 中央の低層
ミニモン『そろそろ出発s』ドシャッ ミニモンのいきのねをとめた!
ヨシュア『!?ミニm』ガクッ ヨシュアのいきのねをとめた!
ピエローヌ『せんぱいがた!?』ピョンッ
ミニモン・ヨシュア『……………ォォ……』ドロドロドロ
なんと!ミニモンとヨシュアはジェリーマンだった!
トンヌラ『………』チラッ
ピエローヌ《こ、これはいったいどういうことでござるか?くっ!》ピョーン
ピエローヌはにげだした!
トンヌラ『ピエローヌ!…………うーむ』
バサッバサッ ガシッ
ホーコはトンヌラの両肩にとまった。
ホーコ『♥アイツハ本物?追ワナイノ?』ベッタリ
トンヌラ『微妙だなあ。ピエローヌも怪しいけど、うっかり屋なところがあるし…』
ホーコ『ソレナラシヴィガ言ッテタ。ミニィハイタズラ屋』ベッタリ
トンヌラ『ミニモンのいたずらはこんなにわかりやすくないよ。無駄に凝るから』ハァ
ホーコ『メンドソウ』ベッタリ
カチッ ギ… ギ…
トンヌラ・ホーコ『?』チラッ
トンヌラ『ピエローヌが逃げた北の方からなにか聞こえt
ザバアアアアアアアッ!
トンヌラとホーコは氾濫した水に流された!
ホーコ『…!?』ゴボッ トンヌラ(しまった!本当に用水路だったのか?ホーコ!)
トンヌラはホーコの両足をつかんだ!
トンヌラ(まずい、どんどん南へ流されてく。水の深さは高層に迫る程だ)ザバアアーーーッ
トンヌラ(ぼくはなんとかなっても鳥のホーコは自力じゃ脱出できない)ザバアアーーーッ
トンヌラ(最悪、ぼくとホーコは溺死する危険がある。リレミトを準備…)ザバアアーーーッ
トンヌラ(くそっ、水中じゃきっと唱えにくいぞ。顔は水上に出すんだ)ザバアアーーーッ
トンヌラ(障害物が無くて良かった!この速度で打ち付けられたら大ダメージだな)
ホーコ『!…!』ギュッ トンヌラ(しかしどこまで流されるんだろう?)ザバアアーーーッ
トンヌラ(この洞窟はそんなに広くないはず。まさか地下川に追い出されるとか?)
トンヌラ(ん?やっぱり南は行き止まりじゃないか!あれ?水はそこで消えてるな…)
ドドドドド
トンヌラ(なにその滝みたいな音。待ってくれ。ぼくは落ちるの?落ちる?)ザバアアーッ
A リレミト /// B 泳ぐぞ! /// C 落ちるか
>>314の投下時刻~2013/05/23(木)22:00までのレスで多数決
同率一位の場合、22:00直前のレスが該当
B
トンヌラ(みんなとはぐれたまま脱出なんてできないし、この激流じゃ泳いでも…)
トンヌラ(それにずぶ濡れのホーコが羽ばたくのも難しいな)ザバアアーーーッ
トンヌラ『ホーコ』ギュッ ホーコ『………』ギュッ
トンヌラ(ホーコを離すな。ザオラルが使えるぼくが無事ならなんとかなる)ザブッ
ドドドドドドドドド
トンヌラ(…じ、人工の洞窟の滝なんだ。大した高度じゃないはず…)ゴクリ
トンヌラ(いつでもリレミt 『うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ』ヒューッ
…
ドドドドドドド ザッバーン!
トンヌラ『…ううっ!』ドシャッ ポタポタ…
ドドド…
トンヌラ(そんなに落ちなかった。……多く見積もっても2、3階くらいかな)ミアゲル
トンヌラ(水の勢いが弱まったぞ。もう止まりそうだ。なんだったんだろう?)
サラサラサラサラ チョロチョロチョロ…
トンヌラ(遂に止まったな。一時的な排水だった?運が悪かったか…)ピッ
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{ホーコ大丈夫?} ホーコ{ミ、水ガ… !?ハイ!デモ少シ動ケナイ}
トンヌラ{どっちみちすぐには動けないよ。なんだか霧がかってて視界が悪い}
トンヌラ{うーん。まさかあのピエローヌも…} ホーコ{殺シテオクベキダッタ}
トンヌラ{まず現在地を調べよう。チゾットのコンパスを貸してくれないか?}
ホーコはトンヌラにチゾットのコンパスを手わたした。
試練の洞くつ 地下2階 偉人墓地
トンヌラ{偉人墓地?ここが王家の墓なのかなあ…}キョロキョロ
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ{ここでも光の粒が漂ってるけど周囲の霧でぼんやりとしか見えないや}
トンヌラ{相変わらず照明に困ることはなさそうだけど、湿度がものすごい}
ピカッ! ドッゴォォォン!!
トンヌラ・ホーコ{!?}
パラパラ… ゴゴゴゴゴゴ
ホーコ{前方デ何カガ爆発シタ} トンヌラ{ちょっと霧が晴れてきたぞ}
ガボットQ《このチビすげえ呪文使うネ》ブッシュウウー
ガボットR《小さくて美味しくなさそうだけど獲物久しぶりネ》ブッシュウウー
ミニモン《ッキショオ。馬鹿の一つ覚えどもが》フラフラ
トンヌラ『ミニモン!』 ホーコ{トンヌラ様!アイツモ偽物カモシレナイ!}
ガボットたちがあらわれた!ドラゴンマッドがあらわれた!
くさったしたいがあらわれた!おおねずみたちがあらわれた!
ホーコ{!ピロートマリー兄ガ倒レテイル!}クワッ
ミニモン《トンズラ…トサカ!?アァアァ!その話は後だァ!』パタパタ
ミニモン『時間が無ェ!俺にベホマをかけろォ!』パタパタ
トンヌラ{!?あの様子だとミニモンの残りHPは相当少ないぞ}チラッ
トンヌラ{倒れてるピエローヌとヨシュアさんに外傷は見当たらない}
ホーコ{ザラキ?}
トンヌラ{ガボットは10、おおねずみが3、ドラゴンマッドとくさったしたいは1}
トンヌラ →
A こうげき → ミニモン
B じゅもん → ベホマ → ミニモン
C じゅもん → バギクロス → ミニモン以外のまもののむれ
>>327の投下時刻~2013/05/25(土)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
トンヌラはバギクロスをとなえた!
ミニモン『馬鹿野郎!?…ウゥ…!』フラフラ
ガボットS『いけんゾ、あの人間もすげえ呪文使うッポイ』ブシュン!
ガボットたちはせんとうにおどりでた!
トンヌラ・ホーコ『!』
ビュウウウウウーーーーッ!
ガボットたちに130のダメージ!ガボットたちをたおした!
ドラゴンマッド・くさったしたい・おおねずみたち『……』
ミニモン『…クソが…。トサカァ!殺ンなら殺ッちまえェ!』パタパタ
ホーコ『………』ベッタリ
ホーコ →
A じゅもん → ザラキ → ミニモン以外のまもののむれ
B とくぎ → かがやくいき → ミニモン以外のまもののむれ
C じゅもん → バシルーラ → ミニモン
>>340の投下時刻~2013/05/25(土)10:00までのレスで多数決
同率一位の場合、10:00直前のレスが該当
C
ホーコ『………』メラメラメラ
ミニモン『!?オイ待てテメェ!イカレてンのかァ!?俺を殺ッてどォすンだヨォ!』
ホーコ『本物ノオマエナラキメラノツバサヲ持ッテルナ』メラメラメラ
ミニモン『本物?馬鹿野郎!地下から物理的にブッ飛ばす意味わかッてンのかァ!?』
ホーコはバシルーラをとなえた!
フワッ
ドラゴンマッド・くさったしたい・おおねずみたち『?』
ミニモン『死ンじまッたらキメラのつばさも使えねェだろォがァ~!?』ジタバタ
ホーコ『ナルホド。死体ナラ真贋ドチラヲグランバニアヘ送ッテモ問題ナイカ』メラメラメラ
ドヒュン!
ミニモン『テッ』バゴォン!!
トンヌラ{ミニモンが天井を突き破った}ミアゲル
ミニモン《ガッアアアアアァァァァァァァァァァァ………》ドゴゴゴ………
…………ガラガラパラパラ
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{ゴレムン、ぼくだ} ゴレムン“!…おうじゃのあいをじゅしん”
トンヌラ{バシルーラを受けたミニモンが地下2階から岩盤を貫いてそっちへ飛んでる}
トンヌラ{治療もしくは蘇生を頼むよ。もしかしたら偽物かもしれないから気をつけて}
トンヌラ{その場合、既に死んでれば身元不明の魔物の死体が飛んでくるはずだ}
ゴレムン“…りょうかい…ラーのかがみがひつようだとラインハットにつたえてほしい”
トンヌラ{わかった}ピッ
ラインハット城 3階 謁見の間
デール「……………」ミアゲル
大臣・近衛兵C「……?」キョトン
近衛兵C「……王様、ヘンリー様はひどくお疲れでお眠りあそばされているようです」
デール「わかっている。たくましい兄上なら何があってもラインハットに戻ってくる」
近衛兵C「は、はあ。…あのキラーパンサーの事でしたらトンヌラ様の御使者ですが」
デール「それもわかっている(ホオヅエ)……はあ」ウツムキ
近衛兵C「し、失礼致しました!」ビシッ
デール(なんて気高く美しい姿なんだろう。どこか儚げな…あれが、碧色の髪?)
大臣「………。………ふっふっふっ………ふっふっふっふっふっ」ニマニマ
ラインハット城 4階 ヘンリー殿下の部屋
ヘンリー「ぐーぐー……」スヤスヤ
ゆかりんはベッドサイドチェアに座っている。
近衛兵A〈あの美しい女騎士は何者なのだ…。あの佇まい、只者ではない〉ゴクリ
近衛兵B〈城下町の噂ではトンヌラ様の恋人とか耳にしましたが〉ヒソヒソ
近衛兵A〈やれやれ、民のゴシップ好きには呆れる。同じビラの男女なら全員恋人か?〉
トンヌラ“ゆかりん、戦闘中だ。用件だけ”
ゆかりん(あっトンヌラ、うん)
トンヌラ“グランバニアへラーの鏡を届けてくれ”
ゆかりん(わかった。すぐ戻るね)チラッ ゴソゴソ
ゆかりんはラーの鏡を手に入れた!
スマハち『ねっちゃ鏡なんしただ?』フニャー
ゆかりん『グランバニアへとどけてってトンヌラから連絡があったの。いこう』
スマハち『んだ(スクッ)王子さま、へばなー』ニコニコ
ゆかりん「ヘンリーさまをよろしくお願いします」ペコリ
近衛兵A・近衛兵B「はっ!」ザッ ザッ
ゆかりん「………。あの、うえの階って展望台でしょうか?」ミアゲル
近衛兵A「はい!ラインハット王国を一望できる展望台です!」ザッ
試練の洞くつ 地下2階 偉人墓地
おおねずみAはもうどくのきりをはきだした!ホーコはもうどくにおかされた!
ホーコ『!?…』キョロキョロ
おおねずみBはもうどくのきりをはきだした!トンヌラはもうどくにおかされた!
トンヌラ『これは?うっ!気持ち悪い』クラッ
おおねずみCのこうげき!ホーコに42のダメージ!
ホーコはしびれてうごけなくなった!
ホーコ『!…?』ピリピリッ ドシャ!
トンヌラ『マヒこうげき!』ギョッ
ドラゴンマッド『ウヘヘェ。ニンゲンふたつにトリまで食えるゥ~』グワッ
ドラゴンマッドのこうげき!トンヌラに98のダメージ!
トンヌラ『ぐッ!?…こ、この魔物たち、武装している』ヨロッ
くさったしたいはなかまをよんだ!
ガボットaがあらわれた!
ガボットbがあらわれた!
ガボットcがあらわれた!
トンヌラはもうどくにおかされている!トンヌラに79のダメージ!
トンヌラ『ううっ…』
ホーコはもうどくにおかされている!ホーコに46のダメージ!
ホーコ『…!!』ピリピリ
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{…まさかミニモンもピエローヌもヨシュアさんもこれにやられた?}ググッ
ホーコ{ゴメンナサイトンヌラ様。動ケナイ。足手マトイ}ピリピリ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ドラゴンマッド】
【くさったしたい】
【おおねずみA】
【おおねずみB】
【おおねずみC】
【ガボットa】
【ガボットb】
【ガボットc】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:332/469 MP:344/375】猛毒
(ホーコ HP:186/274 MP:051/066)麻痺・猛毒
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → ドラゴンマッド
B こうげき → くさったしたい
C こうげき → おおねずみA
D こうげき → おおねずみB
E こうげき → おおねずみC
F こうげき → ガボットa
G こうげき → ガボットb
H こうげき → ガボットc
I じゅもん → キアリー → トンヌラ
J じゅもん → キアリー → ホーコ
K じゅもん → スカラ → トンヌラ
L じゅもん → スカラ → ホーコ
M じゅもん → リレミト → トンヌラ・ホーコ
N じゅもん → リレミト → 味方全体
O じゅもん → マホキテ → トンヌラ
P じゅもん → マホキテ → ホーコ
Q じゅもん → ベホマ → トンヌラ
R じゅもん → ベホマ → ホーコ
S じゅもん → ザオラル → ピエローヌ
T じゅもん → ザオラル → ヨシュア
U じゅもん → メガザル → 味方全体
V じゅもん → バギクロス → 敵全体
W どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
X にげる 【結果はコンマ以下次第です。(成功率目安:コンマ51以上)】
Y ぼうぎょ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Z さくせん 【安価ノーカウント。意見交換・考察・感想・質問などにどうぞ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ラインハット城 4階 ヘンリー殿下の部屋
ゆかりん(…急用みたいだし展望台からルーラしようかな。王様にあいさつは…)
1 しておかなくちゃね /// 2 それどころじゃない
>>351の投下時刻~2013/05/26(日)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当
V
1
正直回復と化してる余裕ないと思う
マヒしたらそれまでだしやられる前にやるかもしくはリレミトで撤退とか
W
1
バギクロスが全体ならS
ゆかりん『ヘンリーくんは大丈夫だけど、ラインハットとしては心配しちゃうよね』
スマハち『んだなあ…』チラッ
ゆかりん『やっぱり、王様にひとことあいさつしてからグランバニアへもどろう』
ラインハット城 3階⇔4階の階段
コツコツ トコトコ
大臣〈おおっ!ゆかりん殿がいらっしゃいましたぞ〉
デール・近衛兵C〈!〉
スマハち『下からいきなりなんだべ?オラたつば待ってただか?』キョトン
ゆかりん『きょうだいだし心配なんだよ。急ごう』タッ
ラインハット城 3階 謁見の間
ゆかりん「……ヘンリー殿下はすこやかにお休みです。どうぞご安心下さい」カシズキ
デール「兄上の先生であらせられるゆかりんさんがおっしゃるならボクも安心です」ニコ
ゆかりん「は(ウツムキ)先生なんて、お恥ずかしいかぎりです」カァッ
デール(…この素敵な女性が伝説の勇者なんて。てっきり勇者は男だと思ってたな…)
大臣(ふっふっふっふっ)ニマニマ
ゆかりん「わたしたちはグランバニアへ発たねばなりません。失礼いたします」カシズキ
デール「ゆかりんさん、明日もいらっしゃいますか?」
ゆかりん「どうでしょうか…(ヘンリーくんが目覚めればマリアは大事な話があるし)
デール「………」
大臣「ぜひおいで下さい!ラインハットはいつでもゆかりん殿を歓迎致します」ニコニコ
ゆかりん「もったいないお言葉、ありがとうございます」カシズキ
デール(…王位はいずれ兄上の血統に返上するつもりだ。ボクは結婚はしないから…)
デール(この美しい人を見続けていたい気持ちは、やっぱり間違っているのかな……)
デール(トンヌラさんが羨ましくなった。ハハハ。ボクたち似た者兄弟だね、兄上)
…
……
ラインハット城 5階 展望台
スマハち『ねっちゃ、しばらくラインハットさ来ねえ方がいいだびょん』ミアゲル
ゆかりん『どうして?』
スマハち『たぶん王様ねっちゃば好ぎだんず』
ゆかりん『うふふ。スマハちにからかわれるなんてめずらしいな』ナデナデ
スマハち『か、からがっでねえだよ!オラかちゃくちゃねえの嫌だからあ』アセアセ
ゆかりん『でもふつうに謁見しただけだし、スマハちの考えすぎだとおもうよ』
スマハち『そいだばいんだけどお…』ウーム
ゆかりんはルーラをとなえた!
試練の洞くつ 地下2階 偉人墓地
トンヌラはバギクロスをとなえた!
ビュウウウウウーーーーッ!
まもののむれに139のダメージ!ガボットたちをたおした!
ドラゴンマッド『イデデ!?呼んだばっかのガボットじゃ盾にならねェか~』
ホーコ『……?』ヨロ…
ホーコのしびれがきえた!
ドラゴンマッド『ホレ、ネズミ、出番だァ。ツッコメェ~!!』ドスドス
おおねずみA『う…』タジッ
ドラゴンマッド『食われてェのか~!?』ドスドス
おおねずみA『ひーっ!』タタッ… ビュンッ
おおねずみAはたいあたりした!トンヌラに267のダメージ!
トンヌラ『がは!?』ドッゴォーン! ドシャ! ゴロンゴロンゴロン
ホーコ『トンヌラ様!』バサバサッ
おおねずみA『う…ぅ……』ピクピク
おおねずみAはちからつきいきたえた。
ドラゴンマッド『ヨ~シヨシヨシヨシ、コレでニンゲンは毒で死ぬからァ~』
ドラゴンマッド『次はトリにツッコメェ~!!』ドスドス
トンヌラ・ホーコ『!』
おおねずみB・C『ひえーっ!』タタッ
おおねずみB・Cはたいあたりをした!
おおねずみB・Cはそのままとおりすぎてどこかへいってしまった!
トンヌラ・ホーコ・ドラゴンマッド・くさったしたい『?』ポカーン
ドラゴンマッド『ま まァ取り分が増えた。ウヘヘェ』グワッ
ドラゴンマッドのこうげき!ホーコに126のダメージ!
ホーコ『!!…』ブシュッ
トンヌラ『ホ…ホーコ!(まずい!)ヨロッ
ドラゴンマッド『もうガボットいらねェ。やっちまおう』ドスドス
くさったしたい『………』ヨタヨタ
くさったしたいのこうげき!ホーコに30のダメージ!
ホーコ『…!…』ドクドク
トンヌラ(全滅する!)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ドラゴンマッド】
【くさったしたい】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[トンヌラ HP:065/469 MP:336/375]猛毒
[ホーコ HP:030/274 MP:051/066]猛毒
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※「このまま進めばトンヌラとホーコは猛毒のダメージを受け死亡。全滅しますが…」
※「連続で00(>>342)77(>>359)が出ています。以下の候補から二つお選び下さい」
※「猛毒のダメージが入る前に【行動】あるいは【新能力を習得】する事ができます」
※「例えば“【行動】を二つ選び【新能力を習得】しない”という選択でも結構です」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トンヌラ →
A こうげき → ドラゴンマッド
B こうげき → くさったしたい
C じゅもん → キアリー → トンヌラ
D じゅもん → キアリー → ホーコ
E じゅもん → リレミト → トンヌラ・ホーコ
F じゅもん → リレミト → 味方全体
G じゅもん → ベホマ → トンヌラ
H じゅもん → ベホマ → ホーコ
I じゅもん → ザオラル【100%成功】 → ピエローヌ
J じゅもん → ザオラル【100%成功】 → ヨシュア
K じゅもん → メガザル → 味方全体
L じゅもん → バギクロス → 敵全体
M どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
N にげる 【トンヌラとホーコのみ逃亡。100%成功】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ
O 回線増加(回線数を9→12と三つ増加)
P 深愛登録(回線登録条件“心の扉を開いた者”→“心を許しつつある者”に緩和)
Q 遠隔会議(複数の回線を同時接続しグループチャット)
R 物質転送【消費MP:8】(回線登録者の場所へ、トンヌラからどうぐを一つ転送)
S 妖精可視(人間界でも妖精を視認)
T 心的同調【消費MP:100】(視野に入れた一名の思考と感情を、1ターン“読心”)
U 幻夢紫瞳【消費MP:全MP】(視野に入れた生命体全員を100%麻痺。対象選別可能)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゆかりん
V こうげきのとくぎをおぼえる【要・トンヌラ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニモン
W こうげきじゅもんをおぼえる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゴレムン
X こうげきのとくぎをおぼえる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
マリア
Y こうげきじゅもんをおぼえる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Z 奇跡放棄【奇跡が不要でしたら、Zのみをお選び下さい】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>367の投下時刻~2013/05/30(木)00:00までのレスで多数決
同率多数の場合、ランダムで決定
>>1さんに質問です
>※「例えば“【行動】を二つ選び【新能力を習得】しない”という選択でも結構です」
行動を二つ選ぶとはどういうことでしようか?
新能力取得or2回行動という解釈で大丈夫でしょうか?
>>369
※「言葉足らずで申し訳ありません><; 今回は二つの選択肢をお選び下さい」
※「例えば“ドラゴンマッドにこうげき”“ホーコにベホマ”という本来二つの【行動】を」
※「1ターンで同時に行う事が可能になります」
※「あるいは“トンヌラとホーコが逃げつつ、トンヌラは妖精可視を習得”のように」
※「一つは【行動】、もう一つは【新能力を習得】も可能です」
※「“回線増加と遠隔会議を習得”のように、二つとも【新能力を習得】も可能ですが」
※「その場合、トンヌラとホーコは猛毒で死んでしまうでしょう」
※「まもののむれに食べられてしまうかもしれません」
>>1さんに質問です。
今回の安価で、AもしくはBが選ばれた場合
決闘の時のように、コンマ以下平均がある数値以上でしたら
改心…もとい、会心の一撃は発動するのでしょうか?
>>369さんの質問に答えた後で、二度手間わかけてしまいますが
宜しければお答えください。
>>372
※「発動します」
トンヌラ(あの竜だけでも倒せないか!?)タタッ
ホーコ・ドラゴンマッド・くさったしたい『!?』
トンヌラのこうげき!ドラゴンマッドに155のダメージ!
ドラゴンマッド『ギャアア!?イッデェエ~!!なんで動けるんだァ~!?』ドスドス
トンヌラ(くっ、ダメか!チゾットへの山道のドラゴンマッドより格段にタフだな)チラ
トンヌラ(あのピエローヌとヨシュアさんが本当に死んでるのなら、今度こそ本物…)
トンヌラ(遭遇した偽物は死亡後、変身を保てなかった。ジェリーマンの姿で死んだ)
トンヌラ(偽物が変身して死んだフリをしてる可能性もあるけど考えにくいかな…?)
トンヌラ(…どっちにしろ今、ぼくの集中力は研ぎ澄まされているようだ)グッ
トンヌラ(ザオラルさえ確実に成功する自信があるぞ。やってみよう!)カッ
トンヌラはザオラルをとなえた!
ホーコ・ドラゴンマッド・くさったしたい『!?』
ドラゴンマッド『なんだコイツ?ヒキョウだぞォ~!』ドスドス
トンヌラはもうどくにおかされている!トンヌラに79のダメージ!
トンヌラ『うっ!……ぐ……。……ピエロー…… ヌ…』ヨロヨロ… ドシャ!
トンヌラはちからつきたおれた!
ドラゴンマッド『ホッ。ようやく死んだ。それで当然だぞ卑怯者ォ』ジー
ホーコはもうどくにおかされている!ホーコに46のダメージ!
ホーコ『…!!』ジタバタ…
ホーコはちからつきたおれた!
ドラゴンマッド『ヨシヨシヨシ。苦労したァ。きっとコイツらウマイぞォ~』ドスドス
ズバッ!ブシューッ
くさったしたいに206のダメージ!
くさったしたい『 』ドシャアッ
くさったしたいをたおした!
ドラゴンマッド『!?』クルッ
ピエローヌ『これぞゾンビキラー。よみおくり!』ジャキッ
ドラゴンマッド『生き返ってるゥ~!?』タジッ
ピエローヌ(なにゆえここにホーコがいるかとんとげしかねるが)チラッ
ピエローヌ『せっしゃのしゅくんとはらからをよくもやりおったな!』ピョンッ
ドラゴンマッド『来るなァ!変態スライム!』ガパッ
ドラゴンマッドはやけつくいきをはいた!ピエローヌはいきをかわした!
ピエローヌ『おぬしにバギクロスとドラゴンのつえのこんせきがみうけられる』
ピエローヌ『そのダメージをおってたおれぬはみごと!』ヒュッ
ピエローヌのこうげき!ドラゴンマッドに220のダメージ!
ドラゴンマッド『グアァーッ!?血…血ィ~ッ!?』ドシューッ!
ピエローヌ『ドラゴンキラー。ドラゴンぎり!』ジャキッ
ドラゴンマッドをたおした!
グランバニア城 3階 空中庭園
王城の兵B「姫さま!空中庭園に何かが落下したご様子!ご無事で!?」ガシャッ
ドリス「騒がせちゃってごめんごめん、あたしの使い。光の教団とかじゃないからさ」
王城の兵B・C「ははっ!失礼しましたっ!」カシズキ
王城の兵C(助かった。また侵入者かと思った)ホッ 王城の兵B(ビビってんなあ)
王城の兵B・Cはいなくなった。
ドリス『もートンヌラのやつ。もうおしろにめいわく、かからないっていってたのに』
ドリス『なんでわざわざ、このていえんをこわすのよ、ミニモン』ハァ
ミニモン『……知るかヨォ……あの阿呆鳥に聞け……』ゼェゼェ ボタボタ
シビリン『ミニモンおカえリー!かえレテよカッたねー』フワフワ
ミニモン『イイ訳無ェだろォが!?(ブシュッ!)……ウゥ。何でもイイ。とッとと治せ』
ゆかりんはラーの鏡をのぞきこんだ。鏡には瀕死の子悪魔がうつっている。
ゆかりん『だいじょうぶ。本物のミニモンだよ』
マリアはベホマをとなえた!ミニモンのキズがかいふくした!
試練の洞くつ 地下2階 偉人墓地
ピエローヌはふっかつのつえをふりかざした!たましいがつえにひかれてやってくる…
トンヌラはいきかえった!ホーコはいきかえった!ヨシュアはいきかえった!
ピエローヌ『トンヌラどの!ホーコ!ヨシュアどの!』ピョンピョン
トンヌラ・ホーコ・ヨシュア『「!』」バッ! ザザ ジャキジャキッ
ピエローヌ『ごあんじんくだされ。てきはうちはたしそうろう』ピョン ピョン
トンヌラ『(キョロキョロ)………さすがだね。ありがとうピエローヌ』チャキ
ピエローヌ『ありがたきしあわせ!ときにミニモンせんぱいはいずこでしょうか?』
トンヌラは回復じゅもんをとなえた!パーティのキズがかいふくした!
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
ピエローヌ『……ではミニモンせんぱいはグランバニアへおもどりでござるか』フーム
トンヌラ「ヨシュアさんたちはマドハンドに捕まってからどこに運ばれたんですか?」
ヨシュア「この偉人墓地です。すぐにあの竜とゾンビ、鼠、毒の魔物に襲われました」
トンヌラ「ぼくの偽物とは会ってないのか。あれからマドハンドも出てこないな…」
トンヌラ「この墓地の霧はあのガボットが精製してたのかも。ここは全てが毒々しい」
ヨシュア「王家の墓は、魔物たちの根城になってしまっていたのでしょうか?」
トンヌラ「そのようですね…(……父さんが来た時は無事だったんだろうか?)
トンヌラ「西へ進むと墓がたくさん見えてきた。様々な墓石が規則正しく並んでいる」
トンヌラ「いろんな形状があるけど、墓石の大きさは1.5メートル四方くらいかな?」
トンヌラ「墓石には上階の壁画のようなくにゃくにゃした模様が刻まれている」ペタリ
トンヌラ「たぶん文字なんだろうな。ヨシュアさん、この模様ってご存知ですか?」
ヨシュア「いえ。残念ながら存じ上げません」
ピエローヌ『む。いかがした?ホーコ』ミアゲル
ホーコ『一時的ナ洪水ダガトンヌラ様ト私ハソレニ飲マレテ地下2階ヘ来タ』バサッバサッ
ピエローヌ『たしかにトンヌラどのとおぬしにはぬれたあとがござる』ミアゲル
ホーコ『コノ墓地ハ何故水没シナイ?』バサッバサッ
ピエローヌ『はて?ここのつちがみずをすってしまったのではござらんか?』フーム
ホーコ『洪水ヲ吸収スル土ダト言ウノカ?』バサッバサッ
ピエローヌ『わからぬが、なにぶんマドハンドのようなまものもいるどうくつにて』
ヨシュア「殿下。昇り階段が見えます。上階と繋がっているようです」
A 昇り階段で上階へ戻る
B 地下2階を少し調べる
C 王位は諦めてリレミト
>>386の投下時刻~2013/05/30(木)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当
ホーコ『トンヌラ様♥私気ニナル事ガアルノオ♥』ベタベタ
トンヌラ『気になる事?』ミアゲル
ホーコ『チョット調ベタイカラ待ッテテクレルウ?♥』ベタベタ
トンヌラ『わかった』ミアゲル
…バサッバサッ
ホーコ『ピロー』クイッ
ピエローヌ『えっ!?せっしゃもしらべるんでござるか?』ミアゲル
…
ピョンピョン バサッバサッ
ピエローヌ『……トンヌラどのとホーコのらっかちてんにきたでござる』キョロキョロ
ピエローヌ『むー。いくつかみずたまりはあれど、こうずいのあとにはみうけられぬ』
ホーコ『………。湿ッテイルガ大量ノ水ヲ含ンダ地面ニモ見エナイ』バサッバサッ
ピエローヌ『ふーむ?ではみずはいずこや。ホーコ、よもやたばかっておるまいな?』
ホーコ『謀ル?何故?』ミクダス
ピエローヌ『これはしたり。しつれいつかまつった』フカブカ
…
ホーコ『………ピロー。妙ナ石ガアル』バサッバサッ
ピエローヌ『いし?やや?そのいしのまわりはみずたまりがないでござるな』ピョンピョン
ピエローヌは、?いしを手に入れた!
ピエローヌ『いしのオノほどのおおきさはあるでござるぞ』ジロジロ
ホーコはピエローヌから、?いしをうばって水たまりにほうりなげた。
ピエローヌ『あっ』
バシャッ
ドシュウウーッ
ピエローヌ・ホーコ『!?』
ピエローヌ『いしがみずたまりのみずをすってるでござるよ!?』ピョンッ
ホーコ『違ウ。水ガ蒸発シテイルンダ。トンヌラ様ニ預ケル。石ヲ拾エ』バサッバサッ
ピエローヌ『むむー??まあこれにていっけんらくちゃくでござ… あぢぇぇぇ!?』
ホーコ『石ノ熱ガ引イタラナ』ミクダス ピエローヌ『おぬしやはりはかったな!?』
…
……
トンヌラはインパスをとなえた!
トンヌラ「これはかわきの石だ。一定量の水を蒸発させる。商店では買い取られない」
ヨシュア「ほう…? 持っていくんですか?」
トンヌラ「上階の用水路で使えるかも。でも今氾濫したらここ水没しちゃうのかな?」
トンヌラ『ピエローヌ、ホーコ。ありがとう』
ピエローヌ『ははっ!』カシズキ ホーコ『♥♥♥』ベッタリ
トンヌラ『この墓地から繋がる通路はないらしい。階段で上階へ行くしかなさそうだ』
試練の洞くつ 地下1階 通路4
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ「階段を上ると、大樹の根が張り付く石壁だ。この通路は東に繋がっている」
トンヌラはチゾットのコンパスを手にとった。
ここは【試練の洞くつ 地下1階 王国黎明期の壁画モニュメント】のようだ。
トンヌラ「グランバニアの黎明期?」
ヨシュア「すごい壁画だ。グランバニアの歴史は深いですね。戦いが描かれている…」
ヨシュア「竜・有翼人たち・女戦士の軍隊と精悍な戦士たちの軍隊の争いのようです」
ヨシュア「どちらかがグランバニアなのでしょうか?」
トンヌラ「うーん。一見ではわかりませんね。国章のような国の象徴が見当たらない」
トンヌラ「内戦の可能性もあるけど、ぼくの知識だと竜の方は天空の軍隊にも思える」
ヨシュア「なるほど、これは天空の竜なのか。すると精悍な戦士たちがグランバニア」
トンヌラ「……でもその場合、ぼくの先祖は天空の神と敵対してた事になっちゃうな」
ピエローヌ『む?ぷぷぷっ。このへきが、シビリンせんぱいもえがかれてござるよ!』
トンヌラ『ははは、そんなバカな』
ホーコ『ココ♥』バサッ
トンヌラ『………。本当にいる。しかも精悍な戦士たちに紛れて。よく見つけたなあ』
ホーコ『クラゲ・イズント・デッド』ベッタリ
…
試練の洞くつ 地下1階 南北に伸びる大広間
トンヌラ「さっき洪水で流された大広間だ。今ぼくがいるのは西側の高層になるぞ」
トンヌラ「まるであの洪水が嘘のようだ。中央の低層にほとんど水は残っていない」
トンヌラはチゾットのコンパスを手にとった。
ここは【試練の洞くつ 地下1階 滝の流れる試練】のようだ。
トンヌラ「試練?」
ホーコ『逃ゲタピローノ偽物ガ待チ伏セテイルカモ』ベッタリ
トンヌラ『警戒しよう。東は入口方面、南は人工の滝、西は今歩いてきた道だから』
トンヌラ『あとは北を調べるしかないな』
ピエローヌ・ホーコ『りょうかい!』
…
ヨシュア「………行き止まりです。低層の壁面が巨大な鋼鉄になっていますね」
トンヌラ「たぶん水門だ。あれが開くと排水されるんだろうなあ…」
トンヌラ「もしかして王家のあかしはこの向こうにあるのかな?」
トンヌラ『さいごのカギなら、水圧を無視して水門を開けられるだろうけど…』
ピエローヌ『トンヌラどの!』ピョンッ
ホーコ『カワキノ石♥』ベッタリ
トンヌラ『やっぱりかわきの石を設置して試すしかないよね。流されませんように』
試練の洞くつ 地下1階 南北に伸びる大広間 中央の低層 水門前
トンヌラ「かわきの石は水門の真ん前じゃなくて、5メートルくらい離して置こう」
トンヌラはかわきの石を地面に設置した。
トンヌラ「……さあ、スピード勝負だ……」ゴクリ
トンヌラはさいごのカギをつかった!めのまえの水門がひらく!
カチッ
トンヌラ「うわあ~~っ!!」ダダダダダッ
トンヌラはにげだした!
試練の洞くつ 地下1階 南北に伸びる大広間 西の高層
トンヌラ「はあはあ、はあはあ、はあはあ」チラッ
ギ…
ホーコ『オ帰リナサイ♥』ガシッ
ギ…
ヨシュア「おお!水門が下へ開いていきます。上部から水が…
ザバアアアアアアアッ!
ピエローヌ『むむー!』ピョンッ
ヨシュア「確かに洪水だ!命を落としかねない」
ドシュウウーッ!!
トンヌラ・ピエローヌ・ホーコ・ヨシュア『「!』」
ピエローヌ『かわきのいしがみずをすって… いな!じょうはつさせてるでござる!』
モワモワ モワモワモワ モワモワモワモワ モワモワモワモワモワ
ヨシュア「濃霧!」
ピエローヌ『みえぬ!おのれ!ガボットにござるか!?』キョロキョロ
ホーコ『落チ着ケ。蒸発霧ダ』
トンヌラ『いや危険だ。肩のホーコが見えないほど視界が悪い。戦闘態勢!』ジャキッ
ピエローヌ・ホーコ『りょうかい!』ザザッ ヨシュア「!」ジャキッ
…
……
………
ヨシュア「………殿下。徐々に霧が晴れていきます」
トンヌラ「襲撃は無かったか。水門に行ってみましょう」チャキ
試練の洞くつ 地下1階 南北に伸びる大広間 中央の低層 水門前
トンヌラ「うわっ、あちち!」ヒョイヒョイ
トンヌラはかわきの石を手に入れた!
ピエローヌ『すいもんのむこうもひろそうでござる!』ピョンッ
トンヌラ『うん。北へ進んでみよう』スクッ
途中で離反したのかも
ギギ…
ヨシュア「地面に収納された水門が再び迫り上がっている。殿下、お早く!」ススッ
トンヌラ『(コクリ)試練の洞くつの扉は自律的に動作してるのかな?』ヒョイッ
試練の洞くつ 地下1階 給水広間 低層
トンヌラはチゾットのコンパスを手にとった。
ここは【試練の洞くつ 地下1階 取水口出口】のようだ。
ドドドド…
トンヌラ「この広間の内壁は縦横無尽に穴があって、そこから水が流れ込んでるぞ」
トンヌラ「さっきの大広間と同じく、ここも高層と低層に分かれるみたいだ」キョロキョロ
トンヌラ「北の壁中央から伸びている、横長の長方形の階段付き高台が高層で」
トンヌラ「その高台を取り囲んでいる貯水区画が低層にあたるけど…」チラッ
トンヌラ「排水後すぐ給水してるのか?こんな大量の水をどこから引いてるんだろう」
トンヌラ『…とにかくこのままじゃまた水浸しになっちゃうな。高台にのぼろう』パシャ
試練の洞くつ 地下1階 給水広間 中央北の高台
*『ストーップ!』
トンヌラ・ピエローヌ・ホーコ・ヨシュア『「!』」ジャキッ
デビルダンサーがあらわれた!
デビルダンサー『うーんわからん。アンタら何物?なんでアタシの言葉わかるワケ?』
ピエローヌ『………。……せっしゃはスライムゆえ、まものことばしかはなせぬ』
デビルダンサー『えっソッチ頭?人間のガキにしちゃヘンだと思った』
デビルダンサー『まーそのヤバイ鳥はモンスターに見えるけどさあ。アンタら何?』
ヨシュア「……? 殿下…」
デビルダンサー『あー!そのハンサムは言葉わかんねーのか? だよなー』
トンヌラ『ぼくと彼は人間だけど、ぼくは子供の頃から魔物語も話せるんだ』
デビルダンサー『なんで?おかしいじゃん』
トンヌラ『そう聞かれたら困るけど。でも魔物語を話す人間ってたまにいるんだよ』
デビルダンサー『ふーん。そんな人間会ったコトねーなー。アンタら何しに来たん?』
デビルダンサー『上でツレと殺し合ってから下を荒らしてんだろ?頭オカシーんか?』
トンヌラ『ヘンリーとの決闘の事かな?もしかしてきみはここの住民なの?』
デビルダンサー『まーそうだけど』
トンヌラ『お騒がせしてごめんなさい。グランバニア王家の聖域と聞いてたから』ペコリ
デビルダンサー『は?アンタら墓荒らしじゃん。国とか関係ねーべ』
トンヌラ『いや、ぼくはグランバニアの王族で、王家のあかしを探しに来たんだよ』
デビルダンサー『はー!?モンスターと話す人間の王子とかありえねーから』
トンヌラ『さ、最近の主流なんだ。外の世界はグローバル化が進んでるんだぞ』
デビルダンサー『ウソの次はアタシを田舎者扱いかよ。マジムカつくは』
デビルダンサー『ケド王家のあかしを知ってんのは王族だけのはずだよなー』ジロジロ
デビルダンサー『じゃーアンタ、もしかしてパパスのガキなん?』
トンヌラ・ピエローヌ・ホーコ『!』
トンヌラ『そうだよ!やっぱり父さんもこの試練の洞くつに…… …あれ?』
トンヌラ『そこは「オジロンの息子?」と聞かれるのが筋なような?』ウーム
デビルダンサー『オジロンって誰だよ』
トンヌラ『もちろん現国王だよ。父パパスの実弟で、ぼく…トンヌラの叔父』
デビルダンサー『知らねーよ。王家のあかしを探す人間はアンタがパパス以来初だは』
トンヌラ・ピエローヌ・ホーコ『?』
ピエローヌ『ふむ。ごしょさまのときはたまさかにいきちがったんでござろうか?』
デビルダンサー『ありえねーから。王家のあかし関係はでっけーイベントなんだよ!』
デビルダンサー『パパスん時からどれくらい経ってんだろ。アンタのオヤジ元気か?』
トンヌラ『父さんは10年前に死んでるんだ』
デビルダンサー『へー』
トンヌラ『なにか父さんやお母さんのことを知ってるなら、教えてくれないかな』
デビルダンサー『もー忘れた。今みてーにちょっと話しただけだし』
ドドドドドドド…
ヨシュア「周囲の水かさが高層に迫っている。この広間も水没させるつもりなのか?」
デビルダンサー「あー水?そろそろ止まるから心配すんな」
ヨシュア「………」
トンヌラ「きみも人間語が話せるんだね」
デビルダンサー「墓荒らしやドロボーは人間も多いからなー」
デビルダンサー「もともと人間語は試練の為らしいけどアンタらは騙せれんかったは」
デビルダンサー「あードラゴンマッドたちの退治あとーんす!マジウザかったんだは」
トンヌラ「彼らはきみの仲間じゃないのか?」
デビルダンサー「外来種だは。パパスん頃はいなかったんだけどさあ。猛毒ヤバ過ぎ」
デビルダンサー「アンタの目的が王家のあかしならアタシも役目があるから」
デビルダンサー「アンタがマジ王族かは知らねーけどココに来る実力はマジなんだし」
デビルダンサー「案内したるは。あーでもココからはアンタ一人な。ツレはココまで」
トンヌラ・ヨシュア「!」
トンヌラ「どうして?」
デビルダンサー「アタシに聞くのかよ。知らねーよ、アンタの祖先が決めたんだろ?」
ゴボゴボッ ゴボッ
マドハンドが3ひきあらわれた!
トンヌラ・ピエローヌ・ホーコ・ヨシュア『「!』」ジャキッ
デビルダンサー「ココで留守番すんのがヤならマドハンドたちに上へ送らせよっか?」
ヨシュア〈殿下、これも何かを試されているのでしょうか?〉
トンヌラ(……これも試練なのか?再び仲間と離れることになってしまうけど……)
トンヌラ(ぼくはどうするべきだろうか?)
A トンヌラは案内を受け仲間たちは高台で待機
B トンヌラは案内を受け仲間たちは地上へ帰還
C デビルダンサーとマドハンドたちに先制攻撃
D オジロンに確認のため探索を中止しリレミト
>>409の投下時刻~2013/06/02(日)06:00までのレスで多数決
同率一位の場合、06:00直前のレスが該当
トンヌラ『きみに案内してもらうとして、どれくらいで帰って来れそうかな?』
デビルダンサー『アンタ次第だって』
トンヌラ『長くてどれくらいかかるのか、きみの予想でいいからさ』
デビルダンサー『今、昼?まー夕方にはなんねーだろ』
トンヌラ『ありがとう』ピッ
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{ホーコ、ぼくはリレミトが使えるしこの洞窟はリレミトが有効だ}
トンヌラ{いざという時はおうじゃのあいでグランバニアのみんなも呼べる}
トンヌラ{ぼくの心配は要らない。きみたち自身の安全を最優先に考えてくれ}
ホーコ{ハイ}ベッタリ
トンヌラ『ピエローヌ…』ゴソゴソ
ピエローヌにさいごのカギとチゾットのコンパスとかわきの石を手わたした。
ピエローヌ『?』フーム
トンヌラ『詳細はホーコから聞いてくれるかい』
ピエローヌ『ぎょい!』ピョンッ
トンヌラ〈ヨシュアさん、行ってきます。罠だったら逃げて下さい。ぼくも逃げます〉
ヨシュア〈……かしこまりました。トンヌラ殿下。御武運をお祈り致します〉フカブカ
トンヌラ『待たせたね』
デビルダンサー『もー終わり?バリはえー。超AIじゃね?』
トンヌラ『え…えっと…(スマハちやゲンさんくらい訛ってるな。たまにわからない)
デビルダンサーは背後の青銅の門をひらいた!
試練の洞くつ 地下1階 階段広間
ギ… ガシャーン!
トンヌラ『やっぱり自動で閉じるんだな。ピエローヌたちは給水広間で待機している』
トンヌラ『今はぼくとデビルダンサーの2名パーティだ』チラッ
デビルダンサー『ギラつくなよ。アンタとセクるとかねーから』フリフリ
トンヌラ『意味はわからないけど、ぼくも攻撃の意思はないよ。穏便に行こう』
デビルダンサー『ヒゲメンってみんなまったりしてんなー。あー、その階段下りろ』
試練の洞くつ 地下2階 横長の十字形広間
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ『大きな広間じゃないぞ。横幅15メートル縦幅5メートルくらいだろうか…』
トンヌラ『この地下1階からの階段は、十字形の交点、広間の中心に位置している』
トンヌラ『十字の両端にも下り階段が一つずつあるようだ。 ……これはどっちへ?』
デビルダンサー『アンタの用事は左な。右はアタシたちの家だし意味ねーは』
トンヌラ『きみたちの家があるのか。ちょっと興味あるような?』フーム
デビルダンサー『マジ暮らし邪魔すんなよ!キレんぞ』
トンヌラ『わかった、行かない。でも教えてくれないかな』
トンヌラ『王家のあかしによる王位継承法が、ぼくの先祖からの習わしだと知ってる』
トンヌラ『きみは何物なんだ?普通の魔物じゃなさそうだ。田舎者って意味じゃなく』
デビルダンサー『アタシらの祖先が地元に住めんくなった時、ココをくれたのが』
デビルダンサー『アンタの祖先だろ?その代わりアタシらココを守らんきゃいかんし』
デビルダンサー『アンタの国のイベントに協力しなきゃいかん…』ジロジロ
デビルダンサー『ドラゴンマッド退治したバキメンだし、アンタ踊りじゃないよな?』
トンヌラ『どういうこと?』
デビルダンサー『アンタ普通に何も知らんね?終わってるは。マジ王族なん?』
デビルダンサー『アンタんトコの王様、戦いか踊りどっちかできねーといかんじゃん』
トンヌラ『戦闘か舞踊を?ごめん、国からほとんどなにも聞かずに来ちゃったんだ』
デビルダンサー『パパス何考えてんの?あっ死んでんのか。…アンタ名前は?』
トンヌラ『ぼくはトンヌラ』
デビルダンサー『トンヌラがギャルならアタシとダンスでバトるんだけどさー』
トンヌラ『お、踊りや歌はさっぱりだよ。無理だ』
デビルダンサー『ウケる。やっぱりパパスのガキだは(笑)』
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ『左の階段を下りたぞ。どーんと大きな大広間だ。正方形状のロビーかな?』
トンヌラ『神殿石柱がある。この階も、碧い光の粒が漂う石造りのようだけど』
トンヌラ『教会の拝廊のような、どこか厳かな空間になっているな………』キョロキョロ
トンヌラ『ここから北へ続く道が三つ分かれるらしい。西、正面、東』
デビルダンサー『進むなよ。最後の試練ココだから』
トンヌラ『わかった』
デビルダンサー『言っとくけどパパス一発クリアね』
トンヌラ(………。さすが父さん…)
トンヌラ(………?)ジャキッ デビルダンサー『へー?わかるん?』
トンヌラ(物音はしないけど、正面の細い道からなにかが近付いている)
シュプリンガーがあらわれた!
トンヌラ(武装した竜人の戦士)
シュプリンガー「ここは古の王国のチカラの象徴であり墓地である。立ち去られよ!」
トンヌラ「グランバニア先王パパス嫡男、トンヌラ。王家の試練に挑戦します」
シュプリンガー「私はチカラの番人、シュプリンガー」カッ
シュプリンガーはルカナンをとなえた!トンヌラのしゅびりょくがさがった!
トンヌラ(すばやい!)
デビルダンサー『ちょっいきなりやんのかよ!?アタシ関係ねーからな!』ダダダッ
デビルダンサーはにげだした!
トンヌラ「…シュプリンガー、きみとの戦いに勝てば試練は終わりかい?」
シュプリンガー「グランバニア王子としてここに来ているのなら、そういう事だ」ファサッ
トンヌラ「父さん…パパスと戦ったのもきみ?」ジャキッ
シュプリンガー「いかにも」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シュプリンガー】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:469/469 MP:295/375】守1/2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → ベホマ → トンヌラ
E じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
F どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
G ぼうぎょ
H にげる
>>433の投下時刻~2013/06/07(金)21:00までのレスで多数決
同率一位の場合、21:00直近のレスが該当
トンヌラのこうげき!
シュプリンガー「…」ズイッ
トンヌラ「!」
シュプリンガーに127のダメージ!
シュプリンガー「ウッ!」ブシュウッ
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
トンヌラ vs シュプリンガー 2ターン目
トンヌラ(? 自ら攻撃を受けた?)
シュプリンガー「…なんてチカラだ。信じられん!」グワッ
シュプリンガーのこうげき!つうこんのいちげき!トンヌラに270のダメージ!
トンヌラ「がは!」グラッ
シュプリンガー「おお!?ルカナンが裏目に出てしまったが…まあ、良かろう」パアッ
シュプリンガーのキズがかいふくした!
トンヌラ「………か、回復…? …! きせきのつるぎか」ググッ
シュプリンガー「そうだ。初手で見破るか…」ズイッ
トンヌラ(…また妙な構えだ。防御に自信があるようだけど…)
トンヌラ(シュプリンガーの装備はきせきのつるぎ、ドラゴンシールド、てっかめん)
トンヌラ(よろいはちょっと心当たりがない。初めて見る気がする)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シュプリンガー】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:199/469 MP:295/375】守1/2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → リレミト
E じゅもん → ベホマ → トンヌラ
F じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
G どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
H にげる 【結果はコンマ以下次第です。(成功率目安:コンマ51以上)】
I ぼうぎょ
>>445の投下時刻~2013/06/07(金)23:00までのレスで多数決
同率一位の場合、23:00直近のレスが該当
トンヌラはベホマをとなえた!トンヌラのキズがかいふくした!
シュプリンガー「ベホマ!?何者…」ハッ
シュプリンガー「…いや、却って納得か」
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
トンヌラ vs シュプリンガー 3ターン目
シュプリンガーのこうげき!トンヌラに99のダメージ!
トンヌラ「うっ!(…通常の攻撃だ。痛恨の一撃の発生率は高くない?)
シュプリンガーのキズがかいふくした!
トンヌラ(手応えはなんとなくヘンリーと似てるな)
シュプリンガー「さあ、示してみせよ!」ズイッ
トンヌラ(なにか策があるらしきところも似ている)ジャキッ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シュプリンガー】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:370/469 MP:288/375】守1/2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → リレミト
E じゅもん → ベホマ → トンヌラ
F じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
G どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
H にげる 【結果はコンマ以下次第です。(成功率目安:コンマ51以上)】
I ぼうぎょ
>>449の投下時刻~2013/06/08(土)06:00までのレスで多数決
同率一位の場合、06:00直近のレスが該当
トンヌラ(守備を固める!)カッ
トンヌラはスカラをとなえた!トンヌラのしゅびりょくがふえた!
シュプリンガー「スカラ」
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
シュプリンガー「自動回復…?特殊な装備を纏っているようだな。そして…」ファサッ
トンヌラにかかっているルカニのこうかがきれた!
シュプリンガー「これで守備力が倍増した。戦い慣れている…。驚きだ。似ている」
トンヌラ「似ている…なにが?」ジャキッ
シュプリンガー「お前のチカラと…私のチカラが!」カッ
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
トンヌラ vs シュプリンガー 4ターン目
シュプリンガーはバギクロスをとなえた!
トンヌラ(バギクロス!)
ビュウウウウウーーーーッ! ゴオオオッ
デビルダンサー〈ざけんなってー!?〉ゴロゴロゴロゴロゴロ
トンヌラ「うわーっ」ズバズバッ
トンヌラに121のダメージ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シュプリンガー】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:289/469 MP:286/375】守2倍
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → リレミト
E じゅもん → ベホマ → トンヌラ
F じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
G どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
H にげる 【結果はコンマ以下次第です。(成功率目安:コンマ51以上)】
>>460の投下時刻~2013/06/08(土)12:00までのレスで多数決
同率一位の場合、12:00直前のレスが該当
トンヌラ「くっ…風よ!」カッ
トンヌラはバギクロスをとなえた!
シュプリンガー「!」ファサッ
シュプリンガーに90のダメージ!
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
トンヌラ vs シュプリンガー 5ターン目
トンヌラ(スカラで固めたぼくに攻撃しても、きせきのつるぎの回復量もごくわずか)
シュプリンガーはバギクロスをとなえた!
トンヌラ(当然それでくる!)
ビュウウウウウーーーーッ! ゴオオオッ
トンヌラに134のダメージ!
シュプリンガー「バギクロスの切れ味は私が上らしい」
トンヌラ「………(ぼくが振るわなかったのは確かだけど、あの手応え、たぶん…)
トンヌラ(シュプリンガーはバギの耐性を持っている)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シュプリンガー】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:195/469 MP:278/375】守2倍
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → リレミト
E じゅもん → ベホマ → トンヌラ
F じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
G どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
H にげる 【結果はコンマ以下次第です。(成功率目安:コンマ51以上)】
>>474の投下時刻~2013/06/08(土)21:00までのレスで多数決
同率一位の場合、21:00直前のレスが該当
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※「訂正させていただきます><;」
※「>>460 トンヌラにかかっているルカニのこうかがきれた!」
↓
※「>>460 トンヌラにかかっているルカナンのこうかがきれた!」
>>1さんに質問です。
本来なら、戦闘が開始した時点で聞くべきなんでしょうが
マホキテの効果は…
①ゲームと同じように、戦闘終了(死亡したときは強制解除)まで解除されない。
②他の補助呪文と同じ扱いで、3ターン後に自動解除される。
のどちらで戦闘システムに組み込んでいるのでしょうか?
お手数ですが、回答をお願いします。
>>479
※「返答が遅れまして申し訳ありません。②として扱っております」
※「ヘンリー戦で使用された際、ターン経過で解除されています」
トンヌラ(どんな策かはわからないが)カッ
トンヌラはベホマをとなえた!トンヌラのキズがかいふくした!
トンヌラ(あの痛恨撃を大幅に上回るこうげきはないと推定できるぞ…)
トンヌラにかかっているスカラのこうかがきれた!
トンヌラ(…決着をつけてやる。シュプリンガー!)キッ
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
トンヌラ vs シュプリンガー 6ターン目
シュプリンガー「何か、決意したな」
シュプリンガーのこうげき!トンヌラに75のダメージ!
トンヌラ「…っ」
シュプリンガーのキズがかいふくした!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シュプリンガー】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:394/469 MP:271/375】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → ベホマ → トンヌラ
E じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
F どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
>>490(安価以外のレスの場合、次レスが該当)
A
トンヌラのこうげき!
シュプリンガー「ム!」ズイッ
シュプリンガーに130のダメージ!
トンヌラに33のダメージ!
トンヌラ「!?」スパッ
トンヌラ「よろいに付いている刃に反撃された?」
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
トンヌラ(防御に対する自信はこれか?)ペロリ
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
トンヌラ vs シュプリンガー 7ターン目
シュプリンガー「テエーーイッ!」
シュプリンガーのこうげき!トンヌラに80のダメージ!
トンヌラ(……シュプリンガーの攻撃力は、ピエローヌより少し高いくらい…)
シュプリンガーのキズがかいふくした!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シュプリンガー】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:321/469 MP:271/375】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → ベホマ → トンヌラ
E じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
F どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
>>492(安価以外のレスの場合、次レスが該当)
A
トンヌラ(あのよろいに反撃されないように…)タッ
トンヌラのこうげき!
シュプリンガー「…」ズイッ
シュプリンガーに127のダメージ!
シュプリンガー「ウッ!」ブシュウッ
トンヌラ(よし!通した)
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
シュプリンガー「フウ…フウ…(ガクッ) !」
試練の洞くつ 地下3階 大ロビー
トンヌラ vs シュプリンガー 8ターン目
シュプリンガー「…デヤアーッ!」グワッ
シュプリンガーのこうげき!トンヌラに79のダメージ!
トンヌラ「くっ!」
シュプリンガーのキズがかいふくした!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[シュプリンガー]
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【トンヌラ HP:282/469 MP:271/375】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ →
A こうげき → シュプリンガー
B じゅもん → スカラ → トンヌラ
C じゅもん → マホキテ → トンヌラ
D じゅもん → ベホマ → トンヌラ
E じゅもん → バギクロス → シュプリンガー
F どうぐ → ドラゴンの杖(ドラゴラムの効果) → トンヌラ
>>494(安価以外のレスの場合、次レスが該当)
A
トンヌラ(…もう一押し!)
トンヌラのこうげき!
シュプリンガー「ヌアッ!」ズイッ
シュプリンガーに123のダメージ!
トンヌラに31のダメージ!
トンヌラ「く!」
シュプリンガー「…」ニヤリ
…ドシャアッ!
シュプリンガーをたおした!
トンヌラ「………」ジャキッ
神秘のよろいと命のリングがほのかにかがやく……。
トンヌラのキズがかいふくした!
シュプリンガー「見事だ…人間の子……。お前の……勝ち…である」ゼエゼエ
トンヌラ「ありがとう」カッ
トンヌラはベホマをとなえた!シュプリンガーのキズがかいふくした!
シュプリンガー「!…」ヨロッ
デビルダンサー「今殺し合ってたヤツを即治すとか、アンタ頭どうなってんの?」フラリ
トンヌラ「決着はついたよ。きみたちは敵じゃない」
デビルダンサー「体育会系わかんねーは」
トンヌラ「きみもたぶん、踊りの対決相手が憎いってことはないだろ」
デビルダンサー「当然っしょ。ダンバトなら死なねーし」
シュプリンガー「いやはや。私の完敗だ。パパスの息子、トンヌラ」
トンヌラ「きみがずっと王家の試練を担当してるの?」
シュプリンガー「先祖代々、役目を継承している。彼女も同じだ」
デビルダンサー「アタシたちたぶん、パパスとトンヌラで終わりだは」
トンヌラ「…うーん。叔父さんの話題が出ないのがどうも気になるんだよなあ…」
シュプリンガー「トンヌラの叔父?パパスの弟という事か。何が気になる?」
トンヌラはシュプリンガーたちに、現在のグランバニアとオジロン王を説明した。
シュプリンガー「この試練の洞くつで暮らす私たちにとって、人間語は必修だが」
シュプリンガー「魔物語を含めた上で、ここには識字者が存在しないのである」
デビルダンサー「わかるよーに説明してくれん?」ハァ
トンヌラ「人間語と魔物語は話せるけど、読み書きできる魔物はいないってことだね」
デビルダンサー「あー!マジ無理!なんで人間とか字や絵をかくわけ?ヒマい?」
トンヌラ「暇? えっと、暇だからというか
シュプリンガー「つまり、私たちの知る伝承と伝説は全て口伝。記録性は低かろう」
デビルダンサー「アタシたちスルーすんなよ。まじおこ」ポカッ
シュプリンガー「お前を相手していると話が終わらん…」
トンヌラ(書物や石碑、壁画への記録がない文化か。考古学的検証は難しそうだな…)
トンヌラ「…じゃあ、上の階の壁画はきみたちが描いたものじゃないんだね」ミアゲル
シュプリンガー「いかにも。お前たちグランバニアの人間が描いたものと聞いている」
シュプリンガー「前置きが長くなったが、ここの始まりは、お前たち王家の為の墓だ」
シュプリンガー「壁画やトンヌラが挑戦している試練は、後の時代に加えられたもの」
シュプリンガー「事情は知る由もないが、試練を受けず継承した王自体は珍しくない」
デビルダンサー「へー。じゃートンヌラのオジが来てねーのもおかしくねーんだ?」
トンヌラ(確かに叔父さんが戦ったり踊ったりするイメージはないしなあ)
デビルダンサー「人間って勝手じゃね?役目守んのバカみてー」
シュプリンガー「その対価がこの安住の地の暮らしだ。お前、地上に追放されたいか」
デビルダンサー「そーは言ってねーじゃん」
トンヌラ「みんな、先祖から継承された役目をずっと守ってくれてありがとう」フカブカ
ゴボッ ゴボッ ゴボゴボッ
マドハンドたちがあらわれた!
トンヌラ「わっ。何十匹いるんだ?」キョロキョロ
デビルダンサー・シュプリンガー「……………」チラッ
マドハンドたちはよろこんでいる。
デビルダンサー「トンヌラってたらしだは」
シュプリンガー「フフ。いささか武骨でパパスの息子らしいがな」
シュプリンガー「パパスは王位継承後、速やかに王家のあかしを王家の墓へ納めた」
トンヌラ「ドラゴンマッドたちが占領してた偉人墓地?かわきの石ならあったけど…」
シュプリンガー「あの墓地は、グランバニアに多大な貢献をもたらした偉人の安息地」
シュプリンガー「王家の墓は、この正面、細い通路の向こうにある。案内しよう」
試練の洞くつ 地下3階 通路
ホワ ホワ… ホワ ホワ…
トンヌラ「この階は静かだ。そういえば壁画はないんだよなあ…」キョロキョロ
シュプリンガー「ここはグランバニア王族の墓地。王家のあかしのみ追加されたが」
シュプリンガー「それ以外は古代の形を保存しているらしい。正に王家の聖域である」
試練の洞くつ 地下3階 王家の墓
ボォォォォ… ユラユラ…
トンヌラ「今の通路と同じ幅の古絨毯を挟むようにして、灯された燭台が整列してる」
トンヌラ「ちょっと暑いな。奥へせばまっていく三角広間になっているぞ」
デビルダンサー「こんなマゾいトコでいつも筋トレとかプリンマジ頭おかしいから」
シュプリンガー「プリンはよせ。トンヌラ、奥の高台に行かれよ」
トンヌラ「うん」
試練の洞くつ 地下3階 王家の墓 王基の高台
グランバニア王家の紋章が重々しい光をはなっている!
トンヌラは王家のあかしを見つけた!
トンヌラ(……王家のあかしが置かれてるこの台座、なにも記されていないけど……)
トンヌラ(……たぶん、この台座がグランバニア王家の墓だ。そんな気がする)カシズキ
トンヌラ(ご先祖様……父さん。守りたいものがたくさんあります……)イノリ
トンヌラ(どうかぼくに彼らを守ることのできるチカラと勇気と加護をお与え下さい)
トンヌラ(グランバニア、世界、仲間よ。永遠なれ……………)スクッ
トンヌラは王家のあかしを手に入れた!
トンヌラ(真円の金のメダル…グランバニアの鳥の国章となにか文言が刻まれてる)カッ
トンヌラはインパスをとなえた!
トンヌラ(これは王家のあかしだ。ぼくたちは全員装備できる。王家用じゃないのか)
トンヌラ(商店では買い取られない。装備者がくらう即死攻撃を無効化させる)
トンヌラ「……うーん。文言はやっぱり解読できないな」
試練の洞くつ 地下3階 王家の墓
ボォォォォ… ユラユラ…
シュプリンガー「王位継承後、お前自らが王家のあかしを再び聖域へ納めよ」
トンヌラ「わかった」
シュプリンガー「王位継承はいつ執り行われるのだ?」
トンヌラ「まだ決まってないよ。というか、王家のあかしはしばらく装備したいかも」
シュプリンガー「フム。その祭具は一定期間経過後、自動で奥の高台に戻るらしいが」
デビルダンサー「は?スゲーな。ドロボーが盗んでも意味ねーんじゃん」
トンヌラ「どれくらいで戻るんだろう?」
シュプリンガー「わからん。私たちには時間とか年月とかいう概念がないからな」
デビルダンサー「アタシ疲れたは。もー帰って。トンヌラのツレも地上へ送っとくし」
ガシ ガシッ
トンヌラはマドハンドたちにつかまれた!
トンヌラ「えっ?ちょ、待っ
マドハンドたちはトンヌラを引き連れて地中へ消えた!
…
……
………
ピカッ!
トンヌラ「うわ、まぶし…げほげほ!うえ~。体中…口の中まで、土だらけだ」ペッ
ホーコ『トンヌラ様♥』ガシッ
ヨシュア「殿下!」 ピエローヌ『トンヌラどの!』ピョンッ
トンヌラ『ここは…?
試練の洞くつ 入口
ヨシュア「試練の洞くつの入口です。マドハンドたちに捕まってしまいましたが…」
マドハンドたち『『……』』バイバイ
マドハンドたちは地中へにげだした!
ピエローヌ『おのれ!』ピョンッ
トンヌラ『ピエローヌ!彼らはぼくたちを見送ってくれただけだよ』
ピエローヌ『むむ?では…』
トンヌラは王家のあかしをかかげた!
ピエローヌ・ホーコ・ヨシュア『「おおーっ!?』」
ヨシュア「おめでとうございます。さすがは殿…いえ、国王陛下」カシズキ
トンヌラ「き、気が早いですよ。ヨシュアさん」
ホーコ『♥♥♥』ベッタリ
トンヌラ(…さて。王位継承については、グランバニアへ帰ってから検討するとして)
トンヌラ(期限付きらしいけど、王家のあかし自体も冒険に役立ちそうなアイテムだ)
王家のあかし(ザキを無効化)
A トンヌラ(トンヌラが身に付ける場合、エルフのおまもりはゆかりんに返却します)
B シビリン(ザキはちょっと苦手)
C ゆかりん
D ミニモン
E ゴレムン
F マリア(黄金のティアラにより、ザキその他に強い耐性を持っています)
G スマハち(ザキはちょっと苦手)
H ピエローヌ(ザキはちょっと苦手)
I ヘンリー(ヘンリーが身に付ける場合、エルフのおまもりの譲渡安価が発生します)
J ホーコ
K ベラ
L ヨシュア
>>501の投下時刻~2013/06/12(水)09:00までのレスで多数決
同率一位の場合、09:00直前のレスが該当
トンヌラ(ぼく自身が覚悟して求めた王家のあかしだ。ぼくが身に付けなきゃね)グッ
トンヌラ(決闘用に借りてたエルフのおまもりは、きちんとゆかりんに返すぞ)キラキラ
トンヌラ『今、何時くらいだろう?』ミアゲル
ピエローヌ『ふーむ。おひさまのたかさからして、ゆうななつ』ミアゲル
ホーコ『夕七ツ?』ミアゲル
トンヌラ『午後五時…を過ぎたくらいかな』ミアゲル
トンヌラ(…時間があればアルパ・クローズへ行こうと思ったけど今日はやめとくか)
トンヌラ「ヨシュアさん、セントベレスの奴隷のみんなと教徒の追跡についてですが」
ヨシュア「はっ!」カシズキ
トンヌラ「帰国後、明日の会議を国に提案します。具体的な方針は明日決めましょう」
ヨシュア「ははっ!」カシズキ
トンヌラ(……それから、情報量が膨大で大変だぞ。取捨選択が必要かもしれないな)
トンヌラは人々の話を思い出した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【目的】
●魔界の母マーサを救出。アルパ・クローズのイブールから水のリングを借りるぞ!
【課題】
●王位継承の詳細については、オジロンと大臣たちに相談しよう
●セントベレス大神殿から消えた教徒と奴隷を追跡して、ゲマ宗を解体させよう
●ビアンカのプロポーズに返答しよう
●テルパドールの解放をクラリスに報告して、母国へ連れて行ってあげよう
【情報】
○セントベレス大神殿の教徒と奴隷は現在、“ポートセルミ東南東・離島のリゾート”
○エースは現在、“セントベレス大陸西の大洋を北上してさまよっている”
○魔界の神ミルドラースは、神を目指し進化の秘法を使って魔物と化した元人間
○マスタードラゴンは、人間界と妖精界と????の三つの次元を知覚できる神
○ドラゴンの杖は、“マスタードラゴンに最も近いものとなる神具”
○マスタードラゴンはアルパ・クローズの警戒を続けている
○秘書のピピンとオリビア曰く、“ルラフェンは魔術と学術が盛んな研究の街”
【疑問】
・なぜオジロンはシュプリンガー及びデビルダンサーの試練を受けていないのか?
・ゆかりんなら、王家のあかしや試練の洞くつに記された文章を解読できないか?
・“勇者の条件は人間と天女のハーフだけではない”が、ゆかりんも知らされていない
・マスタードラゴン曰く、ミニモンがアンクルホーンになったのはゆかりんの影響?
・マスタードラゴン曰く、望みの世界とマリアは関係がある?
・ヘモ爺が元の姿へ変身できる方法があるらしい
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ(ぼくの頭に浮かんだ情報はこんなところだけど、忘れてる情報もあるかも)
トンヌラ(……安価が助けてくれるかな?後でピピンとオリビアにまとめてもらおう)
では、早速疑問点を
①マリアへのプロポーズの返答を聞く
②マリアは魔界に乗り込むまでは旅の仲間として同行出来るのか。
③ヨシュアの希望はゲマ宗との決着(奴隷解放)みたいだけれど
魔界へ仲間として連れて行けれるのか。
④魔界での『復活の珠』の捜索
⑤ヘンリーの希望は魔界へと行かず、王子として国際情勢に参加し
人間側を守る立場になりたいようだけど…その考え・想いは今も変わらないのか
(要するに、仲間として魔界へ赴けれるのか)
⑥アルパ・クローズとは、どう接してゆくのか。
(具体的には、イブールのゲマとの死闘後の転移制御の“貸し”をどう返すのか)
⑦グランバニアの歴史を紐解くことで、対天空勢への糸口はないのか。
⑧王国勢(ラインハット・テルパドール)の歴史にも、⑦と同様にヒントは無いのか。
思いつくところでこんな所でしょうか
グランバニア城 3階 空中庭園
スタスタッ ポヨッ
シビリン・ゆかりん・ミニモン・ゴレムン・マリア・スマハち・(ベラ)『!』
トンヌラ『あれ?みんなここにいるのか。ミニモンは……?』チラッ
ミニモン『オォオォ。あのクソ風船どもの毒で全滅しなかッたかヨォ』パタパタ
ホーコ『コノ口調ハ本物ノミニィ。ダル&ボウリング』
ミニモン『だァからその本物偽物ッつーのは何なンだァ?阿呆鳥』パタパタ
ホーコ『………』プイッ
ミニモン『くくく。死にてェか。オイ』ビキビキ
ピエローヌ『ミ、ミニモンせんぱい!ホーコもせつめいあるべし!』ピョンピョン
トンヌラ『みんな、ただいま…』ピッ
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ『……ヘンリーに繋がらない。まだ眠ってるみたいだ。連絡は明日にするか』
(ベラ)『ねえトンヌラ、試練の洞くつにどんな用事があったの?』
トンヌラ『うん。今から叔父さんと話をしてくるけど、その後みんなに話せると思う』
ミニモン・ピエローヌ・ホーコ『「……』」
シビリン『シビリンたチだケないショ?ずるイナー。ミニモンオしえテよー!』フワフワ
ミニモン『アァ?つまンねェ話だゼェ。くくく』パタパタ
(ベラ)『その顔!また嘘だわ。ぜったい』
ヨシュア「……」
マリア(兄さんが真剣な表情をしてる。……ゆかりんさん……)ギュッ
ゆかりん(マリア……。トンヌラ、もしかして?)
グランバニア城 2階 会議の間
トンヌラは王家のあかしをかかげた!
オジロン・ピピン「おおーっ!」 オリビア「………」
大臣「なんと!王家のあかしを手に入れ無事にもどられるとは!」クワッ
大臣「さすが先代パパス王の血をひきしおかた。ほとほと感服いたしましたぞ」カシズキ
トンヌラ「…ありがとうございます(……大臣さんに称賛されるとなんか調子狂うな)
オジロン「トンヌラよ!よくぞやりとげた!王家のあかし、しかと見とどけたぞよ!」
オジロン「これで晴れてそなたに王位をゆずれるというもんじゃ。大臣はどうだ?」
大臣「天空城と繋がり伝説の勇者を従え世界危機を自ら救う、先王パパスの王子です」
大臣「実績・血統ともに王位継承の資格は十分。国民の認知度・人気も高水準ですな」
大臣「若き英雄を王に迎える事はグランバニアをより強靭にするでしょう。…しかし」
オジロン・ピピン・オリビア「?」
大臣「トンヌラどの。王位継承後は国務が増え、国の留守が難しくなります」
大臣「王位継承は先王妃マーサの救出後がよろしいのでは?」
オジロン「ふむ」
オジロン「…マリアをかけたヘンリー王子との決闘はいかがあいなった?」
トンヌラ「勝利いたしました。マリアの返答はヘンリーの回復後になります」
オジロン「見事じゃ」ニコニコ
ピピン「うんうん!えへへっ、やっぱりトンヌラさまのほうがつよいんだなあ!」
大臣「…王子同士の決闘です。いささかラインハットとの関係悪化が懸念されますが」
大臣「お二人の絆は常人には計り知れぬ。私の杞憂なのでしょう」
トンヌラ「ぶしつけですが質問をお許しいただけませんか?叔父上」カシズキ
オジロン「なにかな?トンヌラ」ニコニコ
トンヌラ「はい。叔父上は試練をお受けにならずに王位を継承されたのでしょうか?」
オジロン「うむ。わしの王位は兄上の留守を預かった実質的なものだったのじゃよ」
オジロン「伝統の試練を越えた者ではない。…それは歴史上、珍しい事ではないが…」
オジロン「わしは常に負い目があった。わしは人がいいだけで王の器ではないのじゃ」
大臣「オジロン王。そのような言葉を我々国民の前で口にしてはなりませぬ」フゥ
オジロン「ほれ、この通りよ。トンヌラの王位継承はもともとわしの望みだったのだ」
トンヌラ「では、試練の洞くつの生態系や壁画に詳しい方はいらっしゃいませんか?」
ピピン「うーん。がくしゃさんかな?ねっ、オリビアねーちゃん」
オリビア「(コクコク)」
トンヌラ「学者さんって、天空城に出向してる学者さん?」
ピピン「うん」 オリビア「(コクコク)」
大臣「国家の研究対象だが、古代の事はほぼ未解明です。何をお知りになりたいのか」
トンヌラ「例えば、地下1階には【王国黎明期の壁画モニュメント】がありましたが」
トンヌラ「そこには竜と有翼人の軍隊と屈強な戦士の軍隊の戦闘が描かれていました」
トンヌラ「ぼくの知識では、あの壁画は天空界とグランバニアの争いにも見えます」
オジロン「ほう、グランバニアが天空の竜といさかいをのう。……大臣…」チラッ
大臣「はっ。トンヌラどの。古代グランバニアと当国は別王朝の可能性があるのです」
トンヌラ・ピピン「!…」
ピピン「オリビアねーちゃんしってたの?」 オリビア「(チョッピリ)」
大臣「400年以上前、大陸は未曾有の天災に襲われ、古代グランバニアは滅亡」
大臣「後に五国が興り覇権を争った。それを制したのが現グランバニア王国であり」
大臣「試練の洞くつと王の試練は古代王国からの遺産…というのが現在の定説ですな」
大臣「一時代に全ての壁画が描かれた訳ではないと推測されており」
大臣「今、トンヌラどのが挙げられた壁画は、最古のものと目されていたはずです」
大臣「壁画の調査は何一つ進みませんでしたが……」フーム
大臣「ゆかりんどの、デズモンどの、天空城に出向中の学者、天空の神など」
大臣「トンヌラどのの人脈を駆使すれば、古代の謎さえ解明できるかもしれませんな」
オジロン「うむうむ。頼もしき次期王じゃ。亡き兄上もさぞ誇らしかろう」ニコニコ
グランバニア城 離れ
トンヌラ「サンチョー今日は晩御飯要らないよー大事な話があるんだー」コンコン
スマハち『オラ人間語わがんねえけんど、トン兄ちゃんめんどくさそうだべ』
*「はいはいっ。ただいまお開けしますよっ!」ボテボテ
ガチャリ
…
サンチョ「……ドゥフフ!坊っちゃん、大事な話とはなんでしょうかっ?」ブルッ
トンヌラは王家のあかしを取り出した。
サンチョ「ふむ… !? こっこれはっ!?まさか!坊っちゃんっ!?」ブルブルブル
トンヌラ「いつも大げさだなあ」
サンチョ「目にするのはだんなさまの時以来なんですよっ!坊っちゃんっ!」ブルルン
サンチョ「これは王家のあかし!ここにあるということはまさかっ!」グワシッ
トンヌラ「!?はっ離せ。お…王位を継ごうと思ってるんだ」プルプル
サンチョ「うわーーっ!!坊っちゃんっ!遂にご決断なさったんですねっ!?」グググ
トンヌラ「痛い。痛いんだよ」ググッ
サンチョ「このサンチョ……もはやなにも思い残……」ブルブルブル
サンチョ「……しかしどういう心境の変化ですかな?」パッ
トンヌラ「はあ、はあ。やっと離したな…『…くそっ。サンチョに説明したくない…』
スマハち『トン兄ちゃんの顔、おっちゃの指の跡くっきりだよお』ペロペロ
トンヌラ「ゆかりんは恋人で、おとといマリアにも告白したんだ。返事はまだだけど」
サンチョ「ドゥフフ。気付いてましたよ坊っちゃ… マリアちゃんにも!?」ボテーン!
トンヌラ「サンチョがずっこけるとこ初めて見た。……サンチョ重たい……」グイイッ
サンチョ「でっ、では、坊っちゃんはヘンリーさまをどう……?」ボテ…
トンヌラ「あれ?本当にいろいろ知ってるな。ぼく言ったっけ?誰かに聞いてたの?」
トンヌラは試練の洞くつのできごとを説明した。
サンチョ「マリアちゃんを巡ってヘンリー殿下との決闘っ!そして勝利っ!!」ブルルン
サンチョ「ドゥフフフフ!やはり血は争えませんなあ…」ニマニマ
トンヌラ「理由はどうあれぼくも父さんと同じだなあ。父さんを否定できなくなった」
サンチョ「坊っちゃんがマリアちゃんの気持ちを利用して遊ぶだけのつもりだったら」
サンチョ「このサンチョもだまっていませんでしたがね」ブルン
トンヌラ「そうなのか?」
サンチョ「遊びにもルールがありますよ。まあ坊っちゃんは遊びそうにありませんが」
サンチョ「人間、いつどう変わるかわかりませんからな。ドゥフフ」ニマニマ
トンヌラ「ところでさ、サンチョ。このスマハちが10年間守っててくれた…」ナデナデ
スマハち『?』ゴロゴロ
トンヌラ「父さんの形見の剣って試練の洞くつのどこにあるの?保管したんだよね」
※「エルフのおまもり所持について、訂正させていただきます><;」
※「>>501」
A トンヌラ(トンヌラが身に付ける場合、エルフのおまもりはゆかりんに返却します)
※「>>513」
トンヌラ(決闘用に借りてたエルフのおまもりは、きちんとゆかりんに返すぞ)キラキラ
※「トンヌラはゆかりんにエルフのおまもりを借りたままだと勘違いしていました」
※「>>184 トンヌラはゆかりんにエルフのおまもりを手わたした。」
※「ヘンリーとの決闘後、トンヌラはすぐに返却していました><;」
※「矛盾点・不審点がありましたらお気軽にお申し付け下さい!申し訳ありません」
サンチョ「試練の洞くつの1階には、石碑と四つの扉の広間があったでしょう?」
トンヌラ「結局一番右の扉しか開かなかったけど、王家の墓に辿り着いちゃったよ」
サンチョ「試練の場合はそれで正解なんですよっ!坊っちゃん」ブルルン
サンチョ「パパスさまの御剣は、中央左から繋がる王基博物館に保管してあります」
トンヌラ「王基博物館?壁画のような古代の情報がたくさんありそうだな」フーム
サンチョ「ドゥフフ…。国史に興味がおありですか?ごりっぱです。坊っちゃん」
トンヌラ(まあ、冒険にはあまり関わりのない話かもしれないけど)
トンヌラ「この国は古代グランバニアの名前と文化遺産を引き継いだ国って聞いた」
サンチョ「そんな歴史観もありますがね。私は古代から続く正統の国だと思います」
トンヌラ「サンチョらしいな。それだとグランバニアは400年以上の歴史になるね」
ラインハット城 4階 ヘンリー殿下の部屋
ソヨソヨ…
ヘンリー「………窓から気持ちいい風が入るぜ。もう夕方なのか………」
デール「兄上でさえトンヌラさんには勝てないんですね」
ヘンリー「…ああ。あいつは底知れないところがある。器がでかくて…」
デール「この花瓶の白いガーベラはゆかりんさんがくれたものらしいよ」クンクン
ヘンリー「ゆかりんちゃんが? ………なんとなく、ゆかりんちゃんらしい花だな」
デール「ボクもそう思います。…あの美しい騎士が伝説の勇者なんだね?兄上」
ヘンリー「ああ、メチャクチャ強いんだぜ。最強の人間じゃねえかな」
デール「トンヌラさんが羨ましい」
ヘンリー「? おまえ…」
デール「兄上はマリアさんを諦めるのですか?」
ヘンリー「身を引くよ。決闘ってのはそういうもんだ」ゴロリ
デール「後悔はありませんか?」
ヘンリー「後悔か?そりゃあるけど、負けたオレがわめいてもなにも始まらねえし」
トンヌラ“ヘンリー…”
ヘンリー(!トンヌラ)ムクッ デール「?」
トンヌラ“起きてた?おはよう、具合はどう?”
ヘンリー(さっきまで寝てたよ、想像以上に神経を使ったらしいな。おまえは?)チラッ
ヘンリー「デール悪い、トンヌラのおうじゃのあいだ」
デール「! はい」
トンヌラ“かくかくしかじかで王家のあかしを手に入れたよ。王位継承は保留中”
ヘンリー(オレと戦った後すぐ行ったのかよ!?やっぱりおまえすげえな…)ハァ…
トンヌラ“それから明日の会議で方針を決めたいんだ。きみも出てくれる?”
ヘンリー(わかったぜ)
トンヌラ“あとマリアなんだけど”
ヘンリー(!)ドキッ
トンヌラ“きみが目覚めたら話がしたいって言ってた。この後いいかな?”
ヘンリー(ああ。…やっとマリアから返事が貰えるな。城で待てばいいか?)
トンヌラ“うん、一時間もかからないと思う。じゃあ伝えておくよ”
ヘンリー「………。ああ~!」ウツブセ
デール「トンヌラさんとの交信は終わったんですか?」
ヘンリー「終わった!マリアがオレに話に来る~!くっそ~!」ゴロゴロ
グランバニア城 3階 女従者の部屋 テラス
マリア『えっ、ヘンリーさんが御目覚めになったんですか?』
トンヌラ『うん。ラインハットでマリアを待ってるよ。行っておいで』
マリア『わかりましたわ。ありがとうございます』
トンヌラ『マリア。ルーラで故郷へ帰っちゃダメだぞ』
マリア『はっ、はい』カァッ
トンヌラ(……念のため、誰かに同行してもらうべきかな?)
A シビリン
B ゆかりん
C ミニモン
D ゴレムン
E スーパーマッスルハイテクちーたー
F ピエローヌ
G ホーコ
H ベラ
I マリア一人に行かせる
>>522の投下時刻~2013/06/16(日)21:00までのレスで多数決
同率一位の場合、21:00直近のレスが該当
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{ホーコ、頼まれてくれ}
ホーコ“!♥♥♥今日ハイッパイ呼ンデクレテ嬉シイ♥♥♥”
トンヌラ{ラインハットへ行くマリアに同行してほしいんだ}
ホーコ“監視?マリーガ逃亡ヲハカッタラバシルーラスレバイイ?”
トンヌラ{そうだね}
ヒューーーーーーー………
マリア『ホーコさん』ミアゲル
バサッバサッバサッ
トンヌラ『ぼくが呼んだんだ。ホーコと一緒に行ってくれるかい?』
マリア『はい。わかりましたわ』ニコッ
ラインハット郊外 草原
ソヨソヨ…
バサッバサッ …スタッ
ホーコ(北、ラインハット城下町。距離500メートル。正常ニ転移シタナ)ガシッ
ホーコ『………』ベッタリ
マリア《………夕暮れだわ………》
ホーコ『………』
ラインハット 城下町
ワイワイ… ガヤガヤ…
マリア『きれいな青い屋根の街ですわね』
ホーコ『ラインハットハ初メテカ?』ベッタリ
マリア『いえ、セントベレス航海前の休息日に一度訪れましたの。ホーコさんは?』
ホーコ『私ハサンタローズ北ノ山地ガ拠点ダッタ。ココモ数エ切レナイ程来テル』
*〈うわっ!何だあのでかい鳥?〉 *〈いい女だなー〉 *〈右腕なくない?〉
ホーコ『人間ニ注目サレテル?』キョロキョロ
マリア『ここは人間の街ですから、不具者と魔物の私たちは人目を引くんですわ』
*〈…ねえ、あの人。ビラに載ってた見世物小屋の奴隷じゃない?トンヌラサーカス〉
*〈…あっ!言われてみればあんな感じの大きな鳥が載ってた気がする!〉
*〈じゃあ、彼らはヘンリー様の知り合い?ラインハットに何の用なんだ?〉
ホーコ『遠目カラ噂サレルノハ気分ガ悪イ。スグ襲ッテクル子供ノ方ガマシダ』ベッタリ
マリア『ごめんなさい。お城に急ぎましょう』タタッ
ラインハット城 跳ね橋
マリア『このお堀の跳ね橋を渡ると、ラインハット城の門に着きます』
*《おーいマリアーっ…あれっ?ホーコじゃないか》
マリア・ホーコ『!』ミアゲル
ホーコ『ヘンリダ。ラインハット城2階ノテラスカラ、私タチヲ見テイル』ミアゲル
ホーコ『マリー。テラスへ飛ブゾ』バサッ
マリア『えっ?は…』ビュンッ
ラインハット城 2階 南のテラス
ヒューーーーーーー
ホーコ『到着』ピタッ
マリア『っ…はっ、はっ、じょ、城門から入らなくてごめんなさい』ドキドキ
ヘンリー『あ、ああ。大丈夫かい?』
マリア『は、はい。ヘンリーさんこそ、元気そうで良かったです』ニコッ
ヘンリー(へへへ、マリアは可愛いなあ///)
*〈ヘンリー様!侵入者ですか!?〉 *〈おのれ何者!〉
マリア・ホーコ『!』
ヘンリー『ああ、見張り塔の衛兵だよ。「…問題ない!オレの仲間だ。務めご苦労!」
*〈はっ!〉 *〈失礼致しました!〉
マリア「私どもこそ失礼致しました」フカブカ
ホーコ『………』チラッ
ホーコ(…ラインハット城ハ鳥瞰スルト真四角ノ城ダ。四辺ニ囲マレタ中央ニハ庭園)
ホーコ(北辺ノ中心ニハ円筒形ノ城塔ガアル。アノ城塔ガラインハットノ中枢ダロウ)
ホーコ(南辺ノ中心ノ階段カラ続クテラス、私タチノ現在地ハココダ)
ホーコ(見張リ塔ハ真四角ノ直角部ニ位置シテイル。ツマリ見張リ塔ハ四ツアルガ…)
ホーコ『コノテラスデ話ヲスルノカ?』ベッタリ
ヘンリー『いやいや、出迎えに来ただけさ。もう日没だ。オレの部屋へ行こう』
ラインハット城 4階 ロビー
ヘンリー「仲間と大事な話がある。彼らが部屋を出るまで用件をとりつがないでくれ」
近衛兵A・B「ははっ!」ザッ ザッ
マリア「失礼します」ペコリ
ホーコ『………』ベッタリ
バタン
近衛兵B〈…ま、また美人が来ました!しかも今度は二人きりにしてくれと!〉ワナワナ
近衛兵A〈バ、バカもの、声を潜めよ。ヘンリー様のお耳に届いてしまうわ〉ヒソヒソ
近衛兵B〈うーむ。いいですなあ。私もあやかりたいです〉
ラインハット城 4階 ヘンリー殿下の部屋
ヘンリー『二人とも楽にしてくれ。ホーコ、そのソファの背なら止まり木になるか?』
ホーコ『(バサッ バサッ ガシッ)……………。歪ダガ悪クナイ』
ヘンリー『オレとマリアにもそれぞれ椅子があるから』スワル
マリア『ありがとうございます。トンヌラさんもヘンリーさんもお花がお好きですね』
ヘンリー『部屋の花々はメイドに任せてるよ。恥ずかしながら花は詳しくないんだ』
ヘンリー『トンヌラは花が好きだよなあ。ベラさんに貰った桜を携帯してるくらい…』
ヘンリー『…それで、マリアの話ってなんだい?』
マリア『はい。私はヘンリーさんの求婚から逃げていました。ごめんなさい』フカブカ
ヘンリー『そんな、いいんだ。オレこそ悩ませて申し訳ないといつも思ってた』
マリア『ヘンリーさん。私は…ヘンリーさんのお気持ちをお受けできません』
ヘンリー『……………。………ああ。ちゃんと振ってくれてありがとう。わかったよ』
マリア『もっと早く、お答えすべきでした』ウツムキ
ヘンリー『今も修道院の修道女だったら、早く答えることができたかもしれないけど』
ヘンリー『…そうはならなかった。明日のことは誰もわからないし、それはいいんだ』
ヘンリー『ぶっちゃけ、マリアがトンヌラを好きなことは奴隷時代から気付いてたよ』
マリア『そ…そんなに前からですか』カァッ
ヘンリー(可愛い 『うん、承知の上でマリアにプロポーズしたぜ!ははは』
ヘンリー『しかしまさかあのトンヌラがマリアを旅に誘うとは夢にも思わなかったし』
ヘンリー『ゆかりんちゃんの告白を受け、その上マリアへ告白したのも想定外だった』
ヘンリー(……まあ、マリアへの告白に関してはオレがけしかけたとこもあるけど…)
ヘンリー『…マリアの帰郷については、アルパ・クローズの大教祖・イブールによる』
ヘンリー『水のリングの貸出条件“マリアを魔界へ連れて行かない”が端を発したな』
ヘンリー『マリアは魔界の冒険ができず、秘書業なら後任のピピンとオリビアがいる』
ヘンリー『帰郷すれば、オレのプロポーズから逃げてトンヌラを諦めることができる』
マリア『はい。おっしゃるとおりです』フカブカ
ヘンリー『トンヌラが告白し決闘に勝利したのは、そんなマリアを手放さない表明だ』
ヘンリー『マリア、それにはどう応えるつもりだい?気持ちは決まっているのか?』
ホーコ『………』
マリア『……私が、トンヌラさんの恋人、では… ご迷惑にならないでしょうか……』
ヘンリー(……たぶんトンヌラは意図的に、王位継承のことをマリアに話してない…)
ホーコ『下僕ナラ主ヲ侮ルナ』
マリア『ホーコさん』
ヘンリー『ははは。おまえの感覚は少し特殊だけど、芯があるよな』
ラインハット城 4階 ロビー
近衛兵B〈ダメです。たまに聞こえますが暗号だろうか。意味がわからない。くそー〉
近衛兵A〈止めぬか不敬者。罰を受けて当然の行為だぞ〉
ガチャリ
近衛兵A・B「!!」ドヒュン!
マリア『私のために戦ってくださってありがとうございました。私は幸せ者です』ペコリ
ヘンリー『へへへ、お安い御用さ。送るよ』
マリア『ホーコさんがご一緒ですし平気ですわ』ニコッ
ホーコ『………』ベッタリ
ヘンリー『…そっか。それじゃまた明日、グランバニアで』
マリアとホーコはいなくなった。
近衛兵B「い、異状ありませーん!」ビシッ
ヘンリー「…………。……はあ(ガクリ)……(………遂に振られちまったなあ………)
ヘンリー(なにを喋ってたか思い出せねえや。カッコ悪くなかったかなあオレ………)
近衛兵A「……? ヘンリー様…」ソー…
ヘンリー「汗を流したい。付き合ってくれ」
近衛兵A・B「ははっ!」ザッ ザッ
…
……
ラインハット城 1階 中庭
軍兵Cのこうげき!ヘンリーに12のダメージ!
ヘンリー「はあーっ!」
ヘンリーのこうげき!軍兵Cに101のダメージ!軍兵Cをたおした!
軍兵C「」ガシャアッ
ヘンリーのキズがかいふくした!
近衛兵A「ぐ、ラインハットの戦士が次々に倒されていく!何というお強さなのか!」
メイド長「夜は厳しい稽古に励むなんて、苦労したヘンリーさまは気迫が違うよねえ」
メイドA「誰もヘンリーさまには勝てないの? ああっ!ヘンリーさま…すてき」ウットリ
近衛兵C「王様、危険です!お下がりください!」ジャキッ
デール「わかっている…」
大臣「ヘンリー様の突出した戦力で、ラインハットの軍事力増強が期待できそうです」
デール「うむ…(……だけどこの兄上でさえトンヌラさんには勝てないと言うのか?)
デール(ゆかりんさんを従え、世界に台頭していくグランバニア。……恐るべき大国)
ヘンリーのこうげき!軍兵Dに109のダメージ!軍兵Dをたおした!
軍兵D「」グラ ガシャ!
ヘンリーのキズがかいふくした!
ヘンリー「はあ、はあ、はあ……」ハッ
近衛兵Bのこうげき!かいしんのいちげき!ヘンリーに128のダメージ!
ヘンリー「が!?はっ!」 近衛兵B「わっ!?ヘンリー様!」
ヘンリー「…………へへっ。………やるなあ………」ウル
グランバニア城 3階 悪魔の蔵書庫
ヘルバトラーとデズモンは書物で何かを調べている……。
城の女中A「ト、トンヌラ様。なにをお調べですか?」ドキドキ
トンヌラ「えっと…。実はこのヘルバトラー、元は人間だったんですけど」
城の女中A・C「えーっ」
トンヌラ「光の教団に改造されたんです。でも元の姿に変身できる方法があるらしい」
トンヌラ「それをみんなで調べてます」
城の女中A「…私たちもお手伝いさせて下さい!ねっ」
城の女中C「え、う、うん」コクッ
トンヌラ「ありがとう。残業になっちゃうし、時間があればお願いします」ペコリ
ミニモン『人間が魔物になンなら逆も然りかァ?全然載ッてねェンだが』ペラッペラッ
シビリン『ホンのニオいねムクなルねー』ベタベタ
ミニモン『クラゲ。俺に凭れ掛かンな。邪魔だ。女部屋に戻れヨォ』グイイッ
シビリン『エー』コロコロ
ゴレムン『………』ペラッ
ピエローヌ『むむー。ミニモンせんぱいとゴレムンせんぱいははくがくでござるなあ』
ミニモン『オメーパクリ魔だろォが?あの調子でとッとと人間語もパクッちまえ』
ヒューーーーーーー………
蔵書庫のみんな「『!」』
バサッバサッバサッ
シビリン『ホーコだー!』フワッ
ミニモン『アァアァ。ッセェなァ』ペラッ
ホーコ『任務完了デス♥トンヌラ様』ガシッ
トンヌラ『お疲れ様、ホーコ。ありがとう』ナデッ
ホーコ『♥♥♥』ベッタリ
マリア『ただいま戻りました』フカブカ
トンヌラ『うん。マリアもお疲れ様…』
マリア『トンヌラさん。これからお時間を作っていただけないでしょうか』
トンヌラ・シビリン・ミニモン・ゴレムン・ピエローヌ・ホーコ『!』
トンヌラ『…わかった。みんな、マリアと二人で出掛けてくるよ』
シビリン『ウんー。ドこいクのー?』コロコロ
ミニモン『ハァ。渦巻かねェトンズラなンか見てもつまンねェしなァ…』ペラッ
ホーコはゴレムンの右肩にとまった。
ミニモン『オイトサカ。いつもならとッくに発狂してンだろォが。ンで黙ッてやがる』
ホーコ『……私トトンヌラ様ハ一心同体……』
シビリン『シビリンもイッしンどウタい……』フワッ…
ゴレムン・ピエローヌ・ホーコ『!?』
ミニモン『くくく。真に受けンな。バカども』ゴロリ
グランバニア城 5階 展望台
トンヌラ『…すっかり夜だなあ』スワル
マリア『……雲が出てますわね。星空が陰っています……』ミアゲル
王城の兵E(何喋ってんだろうな。もちろん聞こえるが、どこの言葉なのかわからん)
マリア『……ヘンリーさんのプロポーズを、お断りしてきました』
トンヌラ『……そっか。…修道院できみから相談を受けたのは、三ヶ月前になるかな』
トンヌラ『あの時のぼくは、ヘンリーとマリアの結婚を応援しようとしてた気がする』
マリア『………………。……私への告白、後悔なさってるのでしたら……』
トンヌラ『してないよ。マリア』
マリア『……………』
マリア『………グランバニアでお世話になってから、兄と私の故郷を調べたんですの』
トンヌラ『マリアとヨシュアさんの故郷か。なにかわかった?』
マリア『はい。場所はセントベレス大陸北部でした。コッド地方といいます』
トンヌラ『セントベレス出身なんだ?(…考えてみたらぼくもセントベレス長いけど)
マリア『大神殿の向かい側にあたる半島の高地。そのコッド地方の農村の出身ですわ』
トンヌラ『へえー。どんな家なんだい?マリアの家族は健在なのか?』
マリア『私の家は芋農家です。父と母は私が幼い頃、流行病で亡くなりました』
マリア『ですから、兄と私を育ててくださったのは伯母夫婦でしたの』
マリア『私の故郷はたくさんの神話や伝説があるので、多重信仰が常識になるんです』
マリア『グランバニアで調べたところ、セントベレス大陸全域も同じらしいですわ』
マリア『一神教が世界の多数派・常識であることは、修道院で初めて知りました』
トンヌラ『ふーむ。じゃあ、マリアとヨシュアさんが光の教団に入った理由は?』
マリア『大神殿建立にあたり、光の教団は教団騎士や使用人を募集していましたの』
マリア『新しい神さまの神殿のお仕事に興味を持ち、応募したことが始まりです』
トンヌラ『なるほど。職員に関しては真っ当に募集をかけてたのか。奴隷じゃないし』
トンヌラ『マリアの故郷・コッド地方へはルーラだと…妖精の城が一番近いのかな?』
マリア『はい。セントベレス山麓も登録できましたけど、そうなると思いますわ』
マリア『…それから、大教祖さまに魔界行きを禁じられたことは心当たりがあります』
トンヌラ『!』
マリア『私は望みの世界の神さまに、魔界へ行くことを頼まれていますの』
トンヌラ『あの世界の神が?…なぜ?デーモンキングはぼくになにも頼まなかったぞ』
マリア『理由はわかりません。でも私は魔界へ行けなくなりましたから』
マリア『望みの世界の神さまにご報告し、それから次の指示をいただくつもりでした』
トンヌラ『じゃあ、マリアの現在の信仰は、その望みの神に捧げられてるわけか』
マリア『竜の神さまへの信仰を失い、トンヌラさんに振られて自分を見失った頃です』
マリア『心の拠り所を求めていました。神さまは私の支えになってくださったんです』
トンヌラ(……支え……。ある意味、マリアはタイミングが良かったのかもしれない)
トンヌラ(不安定で強い欲求を持っていた。たぶん、ぼくが父と母を求めてる以上に)
トンヌラ(……それが、望みの神とマリアを結び付けたんだろうか……)
トンヌラ『……報告って、どうやってやるんだい?』
マリア『私のルーラは、望みの世界へ戻るために授かったものなんですの』
トンヌラ『そういうことか。するとドルマもなにか意味があるの?』
マリア『いえ。攻撃呪文を持たない私への恩寵、神さまの贈り物というだけですわ』
トンヌラ(望みの神は魔界を求め、その命を受けたマリアは、イブールが危険視した)
トンヌラ(イブールはマリアの背景を知らない。運命を知るチカラで危険視している)
マリア『……あの。……いろいろ……黙っていて、ごめんなさい』ウツムキ
トンヌラ『ははは、ぼくだって秘密の一つや二つ持ってるし。おあいこおあいこ』
マリア『……』チラッ
王城の兵E(むむ?俺が何か…
マリア『……………。トンヌラさんが好きです。私を恋人にしてくれますか?』
トンヌラ『………うん。もうぼくとゆかりんから離れようとしちゃダメだぞ』
マリア『…はいっ!』
トンヌラ(えっと、次はなにを提案するべきかな?)
A トンヌラ『ぼくも望みの世界へ連れてってくれ。望みの神が何物か見極めたいんだ』
B トンヌラ『マリア、信仰を捨てろ。望みの世界は危険だ。人間は行くべきじゃない』
C トンヌラ『さて、マリアが恋人になったこと(と王位継承)を仲間に報告しようか』
D トンヌラ『マリア。二人きりになれる場所へ行こうよ?』
>>540の投下時刻~2013/06/18(火)20:00までのレスで多数決
同率一位の場合、20:00直近のレスが該当
A
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第八巻>>355より抜粋
>トンヌラ「神?…天空の神じゃなくて?………未知。…デーモンキングじゃなくて?」
>マリア「悪魔や魔物とはお名乗りじゃありませんし、たぶん…別の方だと思いますわ」
正直ずーっと気になってたんだよなぁ
神竜とも魔王とも違う第三の超越者
トンヌラ『ぼくも望みの世界へ連れてってくれ。望みの神が何物か見極めたいんだ』
マリア『!… 誰かを連れて行ったことは一度もありませんの』
マリア『私と別々の世界へはぐれてしまう危険を否定できません』
トンヌラ『ルーラが可能なんだし、いざという時はキメラのつばさを使ってみる』
マリア『………。わかりました。ご案内します。私の左手を離さないでくださいまし』
トンヌラ『わかった』ギュッ
マリア『!』ドキッ
マリア『~~…(カァァ)………』チラッ
王城の兵Eはまだこちらにきづいていない。
マリア『…あの…こう…指を絡めて握っていただけませんか……』ウツムキ
トンヌラ『うん(ギュッ)これならはぐれないかな』
マリア『き、きっと…』ニコッ
…
マリアはルーラをとなえた!
?????????
スタッ バッ!
トンヌラ『マリア…!?』キョロキョロ
マリア『ここに!』スタッ
トンヌラ『暗い。マリアがあまり見えないくらいだ。目の前には…城扉…だろうか?』
トンヌラ『その城扉の両脇の石壁に備え付けられた燭台が、ここの照明のようだけど』
トンヌラ『マリア。ここはどこなんだ?』
マリア『望みの世界ですわ。扉の向こうに神さまの祭壇があります』
トンヌラ『ここが望みの世界…?この異様な気配はなんだ。ぼくの世界とまるで違う』
トンヌラはめのまえの鈍色のトビラをひらいた!
望みの世界 儀式の祭壇
トンヌラ『大広間に出た。中央に階段付き高台があるぞ。あれが望みの神の祭壇…?』
トンヌラ『その祭壇を取り囲む形で、石床いっぱいに正円の魔法陣が描かれている』
トンヌラ(……しかし…この…湧き上がる気持ち。焦燥感?得体のしれない不安…!)
トンヌラ(どこにいる?望みの神。早く姿を見せろ)キョロキョロ
マリア『………』イノリ
フッ
トンヌラ『!?』ジャキッ
トンヌラ(大広間が暗くなった!祭壇両脇の燭台の火は消えていない…『マリア!』
マリア『大丈夫ですわ!神さまがおいでになります』ミアゲル
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
*『………』バサバサッ
トンヌラ『!?…(祭壇に屈強な鎧戦士がうなだれている!マントがなびいてるのか)
*『わたしをよびさます者はだれだ?』バサバサッ
トンヌラ『…ぼくはトンヌラ。マリアの仲間です』
*『お前の望みは何だ』ムクッ
トンヌラ『望み? 話が聞きたい。マリアを魔界へ派遣したい理由はなんですか?』
*『知識が望みか』コツ コツ
トンヌラ(な、なんて威圧感だ…! この鎧戦士が…望みの神なのか?)ジャキッ
トンヌラ(巨大な両刃薙刀状の武器を軽々と振り回しながら、ゆっくりと歩いてくる)
ヒュンッヒュンッ
*『わたしにしたがうか、わたしを負かせるか。どちらか満たせば望みをかなえよう』
*『無用ならばたちさるがいい』コツ コツ
トンヌラ(…従う?マリアのように…? ……負かせる。この男と戦うってことか?)
トンヌラ『……まず、あなたの名前を教えてくれないか?』ジャキッ
*『わたしはダークドレアム』コツ コツ
トンヌラ『ダークドレアム……(初めて聞く名前だ)
ダークドレアム『わたしはだれの命令もうけぬ。すべてを無にかえすのみ』ジャキッ
マリア『トンヌラさん!』
トンヌラ(マリアがぼくを心配している。わかってる。ダークドレアムはかなり強い)
トンヌラ(ここまで計り知れない存在は久しぶりだ。もう少し探りたいんだけど……)
ダークドレアム『………』ヒュンヒュン
トンヌラ(……見るからに、言葉より体で語るってタイプだからなあ)ウーム
A ダークドレアムにしたがうぞ
B ダークドレアムとたたかうぞ
C マリアについて話がしたいぞ
D 挨拶できれば十分だし帰るぞ
>>559の投下時刻~2013/06/19(水)09:00までのレスで多数決
同率一位の場合、09:00直前のレスが該当
C
もう少し情報が欲しい。
対価の必要なのは無理そうだが、対話は出来そうだし
トンヌラ『ダークドレアム。話がしたい』
ダークドレアムのひとみがあやしくひかった!
トンヌラ『うっ!? う…』クラクラッ
なんとトンヌラはふかいねむりにおそわれた!
トンヌラ『』ドシャ!
マリア『トンヌラさん!』タタッ
マリアはトンヌラをだきかかえた。
ダークドレアム『人間界へかえれ』クルッ バサバサッ
…………
………
……
…
17日前(封印の洞くつ 探検4日目)
マリア(………このほこらで、トンヌラさんとおろらんさんとはぐれてしまったわ…)
マリア(こんなに地下へ広がる迷宮だったなんて。何回、上り下りしたかしら?)ギィッ
マリアはめのまえの鈍色のトビラをひらいた!
望みの世界 儀式の祭壇
マリア(大広間。魔法陣?中心に高台。祭壇ね。……新しい道は見当たらない……)
マリア「…トンヌラさーん! おろらんさーん!」
……シーン
マリア(………。トンヌラさんはリレミトが使えるわ。地上に戻ってるかもしれない)
マリア「……引き返そう……」ボソッ
マリアは目をとじて心にふかくねんじはじめた。
マリア(神さま。どうか私をトンヌラさんのもとへお導きくださいませ)イノリ
フッ
マリア「!? 辺りが暗く…
ゴゴゴゴゴゴゴゴ… バサバサッ
ダークドレアムがあらわれた!
マリア「………あ……あなたは……?(…か、体にチカラが入らない…)フルフル
ダークドレアム「わたしの配下ではないな。一人でこの世界の秘奥にたどりついたか」
マリア「こ、この世界の、秘奥?」フルフル
ダークドレアム「ほう。まよい子がこの祭壇へたどりつくとはめずらしい」
ダークドレアムのひとみがあやしくひかった!
マリア「うっ…!? あ…!ああ…!?」
ダークドレアム「ここはお前の望みがかなう世界だ。お前の記憶とすがたはまぼろし」
マリア(みっ、右腕が消える!? そ、そうだわ。 私…王女じゃない!)ワナワナ
ダークドレアム「この世界でのすがたを、お前の世界へもちかえることはできない」
マリア〈……そうだわ……。もともと、私はトンヌラさんをお慕いしてた……〉ガクリ
マリア〈この世界でトンヌラさんを好きになったのは…当たり前のことだったのね…〉
マリア(でも、だって)ポロッ
マリア(愛してるって言ってくれたの。好きだよって可愛いよって、私に)ポロポロポロ
マリア(私を、そうやって抱きしめてくれたから…………。………………)ウツムキ
マリア(………長い御髪のトンヌラさんは、そんなお方じゃない……わね……)ポロポロ
ダークドレアム「お前の世界から見ればまぼろしだが、この世界も実体を持つうつつ」
ダークドレアム「ここで生きていくことはできた。お前が望むままに」
マリア「………」ウツムキ
ダークドレアム「しかしわたしをよびさましたからには、お前はえらばねばならぬ」
ダークドレアム「わたしにしたがうか、わたしを負かせるか」
ダークドレアム「どちらか満たせば望みをかなえよう。無用なら元の世界へかえそう」
マリア〈……そんな……私は……〉
マリアは消えた右腕を左手でさぐった。
マリア「…………。あなたは、いったい……?」
ダークドレアム「この世界の神なり」バサバサッ
マリア「神さま…!?」ミアゲル
マリア(……この戦士さんが…望みの世界…の神さま。こんな神さまがおわしたのね)
マリア(トンヌラさんがお母様をお救いしたら、私はグランバニアを発つつもりだ…)
マリア(その時、大神殿と兄さんはどうなってるかわからないけど)
マリア(私は…僧侶。確たる信心の上に立たなければ、チカラが成り立たなくなるわ)
マリア(竜の神さまへの信仰を失ってからは、対象をトンヌラさんに見定めたけど…)
マリア(トンヌラさんにはゆかりんさんがいて、私は振られて……)
マリア(……やっぱり、このままトンヌラさんに心を尽くし続けるのは、つらい……)
マリア「…………。……神さま。……神さまに従うとは、どういうことでしょうか?)
ダークドレアム「魔界でなすことがある」
マリア「魔界ですか?私と仲間は魔界を目指しているんですの」ミアゲル
ダークドレアム「ほう。したがうならば、チカラをさずけてやる。心身をささげろ」
マリア(チカラ。チカラは必要だわ。トンヌラさんの影響を受けないチカラにしたい)
マリア(自立しなきゃ。こんな私なんだもの。トンヌラさんの秘書も辞任するべき…)
マリア「お手伝いいたします。神さま」
ダークドレアム「よろしい。やりとげたあかつきには、お前ののぞみをかなえよう!」
…
……
………
…………
望みの世界 儀式の祭壇
ダークドレアムはせをむけてトンヌラとマリアからはなれていく。
コツ コツ コツ…
トンヌラ『……ぐうぐう……』
マリア(トンヌラさん…)ギュッ
マリア『………神さま。私と仲間は、魔界の門の鍵を求めて冒険を続けていますの』
マリア『光の教団の大教祖さまは、鍵の一つ・水のリングを貸してくれるかわりに』
マリア『私の魔界進入禁止を条件にされました。神さまのお仕事は話していません』
ダークドレアム『………』ピタッ
マリア『大教祖さまは、運命を知り危険を避けるチカラをお持ちなんです』
マリア『その大教祖さまが私だけを禁じられたことには必ず理由があるはずですわ』
マリア『神さま。私を魔界へ遣わす目的は何ですか?恐ろしいことなのですか?』
ダークドレアム『この世界の生ではなく、その質問の答がお前の望みか』バサバサッ
マリア『はい。そうです』
マリアはトンヌラの手をにぎった。
ダークドレアム『やりとげれば質問にこたえよう。まずは魔界をめざせ』
ダークドレアム『それができぬのならば、わたしの配下はやめるのだな』
マリア『!』
ダークドレアム『わたしの配下をやめるのならば、わたしにかかわる記憶と』
ダークドレアム『お前がさずかったチカラは、すべてうしなわれてしまうが』
ダークドレアム『人間界の人間として生きていくことはできるだろう』
マリア(……神さまの記憶と、神さまに与えられたルーラとドルマを失ってしまう?)
マリア(でも、大教祖さまの警告によって神さまの目的に疑念を抱いたのは事実だわ)
トンヌラ『……ぐうぐう……』
マリア(トンヌラさんが一緒なら、神さまへの信仰をやめることだってできるけど)
マリア(……望みの世界の、加護と関わりを考えると……)
マリア(……神さまの配下を続けるべきなのかしら?)
※「マリアにダークドレアムの配下をやめさせますか?」
1 はい
2 いいえ
>>573の投下時刻~2013/06/20(木)13:00までのレスで多数決
同率一位の場合、13:00直前のレスが該当
マリア『………』ギュッ
マリア(トンヌラさんは神さまが何物か見極めたいとおっしゃったわ)
マリア(まだ何もわかってない。神さまの配下をやめたら、謎のまま終わってしまう)
マリア『出過ぎたことを申しました。お手伝いを続けさせてくださいまし』フカブカ
コツ コツ…
ダークドレアム『今のお前には生きる情熱がある。まよい子ではない』バサバサ
マリア『……』ミアゲル
ダークドレアム『お前は真にわたしの配下たる者か?みとどけることにしよう』
マリア『うっ…(…い、息が…。これは、殺気?)ハア ハア
ダークドレアムはわらっている!
トンヌラ『……う、う~ん……』
ダークドレアム『その者の記憶もうばわぬ。楽しませてもらうぞ』フワッ バサバサッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
パッ
マリア(! 辺りが少し明るくなった…)ミアゲル
ダークドレアムはいなくなった。
マリア『神さまはお帰りになったわ。トンヌラさん…起きて、起きてください』ハアハア
トンヌラ『う…… !?マ、マリア。祭壇の明度が戻っている!ダークドレアムは?』
マリアはダークドレアムとの会話内容を説明した。
…
トンヌラ『マリアは依然としてダークドレアムを信仰して、加護を得るってことだね』
マリア『はい。よろしいでしょうか?』
トンヌラ『うん。でもまず場所を変えない?望みの世界はどうも落ち着かなくて…』ジッ
マリア『!(神さまの御前で口が滑ってはいけない)…グランバニアへ戻りますか?』
トンヌラ『そうしよう。ルーラを頼むよ』
マリア『かしこまりました』フカブカ
マリアはルーラをとなえた!
グランバニア城 3階 女従者の部屋 テラス
コンコン
*「はい」
マリア「ゆかりんさん、私です」
*「あっ。マリア。まってね…」タッタッ
ガチャリ
ゆかりん「おかえり!マリア…」ホカホカポタポタ
トンヌラ「!?ちょっタオル一枚じゃんか!だ、誰もいないよな」キョロキョロ
ゆかりん「トンヌラ…。…もしかして、ふたりでどこかへ行ってたの?」ホカホカポタポタ
マリア「ラインハットから帰った後、トンヌラさんを展望台へお呼び立てしましたの」
ゆかりん「展望台…。ふーん…そうなんだ」ホカホカフキフキ
トンヌラ「わー見える見える!部屋へ入れてくれ!」ジタバタ
ゆかりん「はずかしくないもん」ホカホカフキフキ
マリア「ご、ごめんなさいゆかりんさん。怒ってらっしゃるの?」ダキツキ
トンヌラ(やばい、ゆかりん拗ねてる。こういう時ってどうすれば責任が…)ダラダラ
ゆかりん「これからマリアはどうするつもりなの?」ホカホカ
マリア「………。ゆ…ゆかりんさんみたいに、トンヌラさんと恋人になって……」ギュッ
ゆかりん「……そうなんだ。……………。……うふふ……。じょうだんだよ!」ダキシメ
トンヌラ・マリア「!」
ゆかりん「わたしもマリアにやきもちをやきたかったんだ。ごめんね」ニコッ
グランバニア城 2階 女従者の部屋
トンヌラ「ああ。正直めちゃくちゃ焦った。悪い冗談やめようよ~」クタッ
ゆかりん「こういうトンヌラをみるとほっとするな。さいきんトンヌラは復讐とか、」
ゆかりん「わたしが欲しいとかマリアをかけて決闘とか、人がかわったみたいだから」
トンヌラ「あ、あまりいじめないで。そして早く服を着てください。目のやり場が」
ゆかりん「ビロード織のタオルをまいてるよ。ごめんね、すずしくなるまで待ってて」
マリア(今の私はきっと、トンヌラさんの前で裸になれないわ。恥ずかしくて)モジモジ
マリア〈お二人は…どこまで進んでいるのかしら?〉カァァ
トンヌラ「」ブッ
ゆかりん「マリア、こえにでてたよ」カァッ ホカホカ
マリア「えっ!? は、あ、ご、ごめんなさい!私ったら。お恥ずかしいですわっ」
トンヌラ「ベ…ベラ、ベラはどこだ?見えないぞー」ウナダレ
ゆかりん「ベラはお風呂だよ。あっ、ベラの入浴はじゃましちゃだめだからね」ホカホカ
マリア「でも妖精さん、トンヌラさんなら大丈夫な気もします」
トンヌラ「みんなと話がしたいから呼んできまーす」ガタッ
…
……
グランバニア城 3階 空中庭園 脇 西通路
ゴレムンはヨシュアを左肩にかついであるいている。
ヨシュア「は、離されよ!殿下!御婦人の部屋…しかも夜間になど私は入れません!」
シビリン『ウー?ヨシュア、ゆかりんとベラキらイ?』フワフワ
ピエローヌ『ちがいまする。きしにとってごふじんとはとうときもの……』ピョン ピョン
ミニモン『バァ~カ。男女に貴賎なンかあッかヨォ』パタパタ
スマハち『ミニモンあめにもっともらすく言うはんで困るだ』トコトコ
ホーコ『………』ベッタリ
ゴレムン『トンヌラ……ヘモやドリスたちを……よばなくてよかったのか?』ゴゴゴ
トンヌラ『うん。彼らには明日、報告しようと思ってる』ミアゲル
…
グランバニア城 2階 女従者の部屋
トンヌラ『ヘンリーとの決闘を制したぼくは、マリアに受け入れられた』
トンヌラ『ゆかりんと同じように、今日からはマリアもぼくの恋人だぞ』
マリア『みなさん、お騒がせしました。これから改めてよろしくお願いします』フカブカ
スマハち『えがった!ちうことはケンカもなくなるべか?』フーム
シビリン『ソうだヨー!おメデとウ!』フワフワ
ゴレムン『マリア……おめでとう』ゴゴ
ピエローヌ『しゅうちゃくしごくにぞんじたてまつりまする!』カシズキ
ミニモン『オォオォ。勝手に盛り上がッてろ。…くくく。色ボケを見に行きてェなァ』
(ベラ)『ミニモンってホント悪魔のカガミね。感心しちゃうわ』ホカホカ
ゆかりん「かがみね、感心しちゃう…… と、これは、妖精のベラがいいました」
ゆかりんはヨシュアに通訳している。
ヨシュア「なるほど、妖精…。申し訳ありません。ゆかりんさま」フカブカ
ゆかりん「いいえ。おにいさんもマリアが心配だとおもいますから」ニコッ
ヨシュア「恐縮です…。……しかし、まさかあの妹が王族に嫁ぐ事になろうとは……〉
ゆかりん(と…嫁ぐ。…そうか、わたしも…。でも…)
ホーコは天蓋の上からようすをうかがっている。
ゆかりん『……』ミアゲル
ホーコ『何ダ?』ミクダス
ゆかりん『ううん。ホーコ、元気?』
ホーコ『憐憫ハ要ラナイ。今夜モトンヌラ様ト一緒ニ眠ル』
ゆかりん『もう。ちょっと心配しただけ!』
ホーコ『ユカ。私トオマエハトンヌラ様ト心ガ繋ガル。一心同体』
ゆかりん『!』
ホーコ『マリーハヤット私タチニ近付ケタ』
ゆかりん(……わたしとは話そうとしないけど。ホーコはきっと、マリアのみかただ)
スマハち『オラ、こん熱ぐね茶だば飲めるだよ。うめえだ』ペロペロ
(ベラ)『すっごく不思議な味だわ。なんだかこの紅茶ってお薬みたい』チロチロ
ツンツン
ヨシュア「?」クルッ
シビリン『ヨシュアもハーブティーのム?』カラカラン
ヨシュア「? 私にくれるのか?いただこうかな。あ…ありがとう…」ハラハラ
シビリン『シビリンのヒャダルコごおりつカウとオイしいよー』トクトクトク
ヨシュア「?…?? …氷を使えと言っているのか…?」ドキドキ
ピエローヌ『なにやらみのひきしまるちゃにて…』フーム
ミニモン『くくく。しかし色ボケの野郎。無残なモンだゼェ』ゴクゴク
ミニモン『あの野郎を色ボケと呼び続けンのはちとナンセンスか』カラカラン
ミニモン『アァ~…。オイピエ太郎。何かイイ名前は無ェかヨォ?』ゴロリ
ピエローヌ『ヘンリーせんぱいでよいではございませぬか』
ミニモン『最近生意気だなァ。テメェ』
シビリン『ヘンリーはヘンリーだヨー!』ペシペシ
ミニモン『アァアァ。叩くな。軟体どもはダメだ。脳が液状化してやがる』
※「ミニモンによるヘンリーの新しい呼び名をいれてください」
次回更新までのレスから、ランダムに決定
ミニモン『くくく。イイゼェ。安価の世界も悪魔はいンだなァ…』ニヤニヤ
トンヌラ『ヘンリーと決闘した後は、王家のあかしを取りに行ってたんだ』
トンヌラは王家のあかしを取り出した。
シビリン・ゆかりん・ゴレムン・マリア・スマハち・(ベラ)『!?』
シビリン『きんピカメダルダねー!』フワッ
(ベラ)『シビリンくん、そういうことじゃなくてね』
ゴレムン『トンヌラ……グランバニアおうになるのか?』ゴゴ
トンヌラ『マリアに告白した段階でそのつもりだった。王位を継承しようと思ってる』
シビリン・ゴレムン・スマハち・ピエローヌ・ホーコ・(ベラ)『おおー!』パチパチ
ゆかりん「王位けいしょうしようとおもってる……と、トンヌラが言ってる…」ドキドキ
ヨシュア「そうです。殿下はグランバニア国王陛下になられる…」チラッ
マリア『わっ、私…!(ポム)!?』クルッ
ヨシュア「自惚れるな。殿下は決してお前の為だけに即位を決意されたのではない」
ヨシュア「怖気づいたのなら、お前には殿下の隣に立つ覚悟がなかったという事だが」
マリア「……」
ヨシュア「ならばまだ間に合う。辞退しろ。殿下に対する生半可な言動は兄が許さん」
マリア「…いえ。私がみっともなかったですわ。ただ、とても驚いてしまったんです」
トンヌラ『王位継承の意思と経緯は、叔父さんと大臣さんと秘書たちに報告済だけど』
トンヌラ『即位すると、国を空けれないぼくは魔界へ行けない。それじゃ本末転倒だ』
トンヌラ『だから次の冒険を終えてからの即位を考えてるよ。大臣さんの提案なんだ』
スマハち『トン兄ちゃん、王さまさなってもオラたつと旅すっべ!』
トンヌラ『ははは。わからないけど、世界をまわることは少なくないんじゃないかな』
トンヌラ『ゆかりん。王家のあかしをインパスしたけど、文言が解読できなくて…』
ゆかりん『う、うん。わたしの時代のことばかもしれないんだね。…えーっと…』ジー
ゆかりん『なんだろう。わたしもはじめて見るかたちだよ。読めない…』
トンヌラ『だれかー!この金メダルの文字が読めるひとー!』
…
トンヌラ『うーん。全滅か』
シビリン『こレもジ?エじゃなイの?』ジロジロ
ミニモン『まァデケェ解釈なら絵だが。こりゃア連続した単語だろォ?』ゴクゴク ズー
トンヌラ『壁画の文章はゆかりんの筆跡と似てた気がするんだけどなあ…』ウーム
(ベラ)『じゃあ壁画の文章なら、ゆかりんちゃんは読めるかもしれないわね』
ゆかりん『れきしか…。わたしの時代のものは、天空への塔と天空城しか残ってない』
ゆかりん『カミならきっとぜんぶ知ってるんだろうなぁ』
トンヌラ『わからないぞ。20年以上前まで、何百年も人間として暮らしてたんだから』
トンヌラ『…そうだ。神といえば、マリアが信仰するダークドレアムの話をしないと』
トンヌラとマリアは、望みの世界の神ダークドレアムについて説明した。
マリア『ずっとみなさんに黙っていてごめんなさい』フカブカ
ゆかりん『トンヌラとわたしが天空のカミにかかわるように、マリアも別のカミと…』
ゆかりん『わたしたくさん戦ってきたけど、ダークドレアムなんてきいたことないよ』
ミニモン『俺もだゼェ。尼にルーラとドルマを与えてンだ。チカラはあンだろうが』
ゴレムン『まかいにもくてきがあるかみ……まかいをつくったかみなのか?』ゴゴ
スマハち『ちうかそん神さま、なして自分で行がねえ?』フーム
トンヌラ『天空の神くらいに自ら動かれたら、それはそれで大変な影響が出るような』
(ベラ)『大魔王みたいに封印されてるんじゃないかしら。だから動けないのよ』ホオヅエ
トンヌラ『うーむ。お姉ちゃん、冴えてる?』ヨシヨシ
(ベラ)『ウフフ。………ちょっと!?からかわないでって言ってるでしょ!』ブンブン
ゆかりん(もう。トンヌラ…)
ピエローヌ『なれどマリアせんぱいはまかいへいけぬはず。いかがいたしましょうや』
シビリン『マかいデゆかりんルーラしテコッチのマリアよブ!』フワッ
ミニモン『オォオォ。頭使ッたなァ。クラゲ』ゴロリ
トンヌラ『それはできないんだ。魔界のお母さんの封印がルーラをかき消してしまう』
トンヌラ『予想だけどおうじゃのあいの交信も無理だ。お母さんも使えるらしいから』
ゴレムン『かのうなら……マーサはにんげんかいとこうしんをつづけているはずか』
ゆかりん『そっか。そうだね』
ミニモン『ンじゃアどォすンだヨォ。ワニ野郎から水のリングを強奪すンのか?』ゴロリ
トンヌラ『イブールとはいくつか約束してるだろ。アルパ・クローズは敵じゃない』
ミニモン『尼はハナから魔界にゃア行かねェ計画か?俺がその神なら尼をブッ殺す』
シビリン・ゆかりん・ゴレムン・スマハち・ピエローヌ・ホーコ・(ベラ)『!』
シビリン『なンデミニモンスぐころスノー!?』コロコローッ
ミニモン『ナメてンのは尼だろォが!神を手伝うとか言った口でシカトすンだぞォ』
ヨシュア「…………」
マリア『トンヌラさん…
トンヌラ『明日アルパ・クローズへ行く。イブールと話して、また考えるよ』
…
グランバニア城 4階 ドリス王女の部屋
姫の侍女「ドリスさま。トンヌラさまがお見えです。私は失礼いたします」ニコニコ
姫の侍女はいなくなった。
トンヌラ「? 席を外さなくていいのに…」トコトコ
ドリス「……あんたわかんないみたいだから教えたげる。夜這いだと思われたのよ」
トンヌラ「えっ?そんな。誤解だ。違う。侍女さーん」
ドリス「ねー全然違うって言われるのもつらいんだけど?少し期待しちゃったじゃん」
トンヌラ「夜這いって普通のことなの?」スワル
ドリス「民間ではやってるってさ。あたしは経験ないけど。王族って肩がこるよねー」
トンヌラ「ははは。もしかしたらドリスは気楽に暮らせる日が来るかもしれないよ」
ドリス「ん?」
トンヌラはドリスに、ヘンリーとの決闘と王位継承について説明した。
グワッ!
ドリス「トンヌラ、秘密にするなんて!あたしが邪魔をすると思ったのか!」グググッ
トンヌラ「く、首!首が締まってる。……げほげほ!黙ってて、ごめんよ。ドリス…」
ドリスはトンヌラからはなれた。
ドリス「知るか…ばか」ゴロリ
トンヌラ「ドリスは、ぼくより、ヘンリーが心配だろ」ゲホッ
ドリス「………かわいそうな、ヘンリーさま……。……でも……」ウルウル
ドリス「……………そんなに……マリアが好きなのか……」ツツー…
ドリス「……ううっ。……うっうっうっ……」ポロポロポロ
トンヌラ「……………」オドオド
トンヌラ(なにか言わなきゃ。……い、いや。違う…)
ドリス「うっ…うっ…うっ…」ウツブセ
トンヌラ(ドリスを一人にさせてあげるべきなんだ。ぼくは部屋に戻ろう)スクッ
うぅ…ドリス…
って、確か以前ドリスはヘンリーのマリアへの気持ち知ってて直接ヘンリーに告白してなかった?
その返事してたっけ?ヘンリーは
…
……
………
…………
※「翌朝、トンヌラはまずアルパ・クローズへ向かいます」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【アルパ・クローズに関する目的と課題】
●魔界の母マーサを救出。アルパ・クローズのイブールから水のリングを借りるぞ!
●ビアンカのプロポーズに返答しよう
●テルパドールの解放をクラリスに報告して、母国へ連れて行ってあげよう
●セントベレス大神殿で依頼した、転移制御の報酬を求められるかもしれないぞ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※「アルパ・クローズを訪れるトンヌラの同行者を1名だけ選んで下さい」
※「ルーラ未習得者が選ばれた場合、ゆかりんかマリアがルーラで送ってくれます」
A ゆかりん
B マリア
C スーパーマッスルハイテクちーたー
D ホーコ
E ベラ
F トンヌラ一人に行かせる
>>626の投下時刻~2013/06/23(日)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
>>625
コレの事かな?
三代目スレ>>109 『ドリスの告白』より抜粋
>ドリス「マリアのこと、聞きました!」ダキツキッ
>ヘンリー「!」キラキラ
>ドリス「わたしじゃダメですか?あたし…ヘンリーさまが好きです」ギュウッ
>ヘンリー「……姫」
んで、ヘンリーの返答はというと……
今現在 返事はしていないようだし、嫌がっている?(現在進行形かは不明)
四代目スレ>>963-968 『色ボケの感謝の言葉』より抜粋
>ヘンリー「姫からいただいた美しい石が、私の身代わりになってくれました」
>ヘンリー「今、私が生きているのはあの時の姫の想いあってこそです。ありがとう」
>ドリス「お。想!よっ良かったですね」カァァァァ
>オジロン「殿下が礼を尽くしておるのになんじゃそれは。すまぬのうヘンリー王子」
>ヘンリー「申し訳ありません。場をわきまえるべきでした」
>ドリス(だだめだ親父あたしいまなにしゃべった???ぐるぐるする。あわわ)カァァァァ
>ヘンリー(ドリス姫から貰ったお守りの石のおかげで、オレはこうして生き延びてる)
>ヘンリー(一国の姫君の贈り物だ。国王に対して感謝の意を示さないといけなかった)
>ヘンリー(結果、グランバニアは大喜びだぜ!くそっ!詰む前になんとかしないと!)
以下、個人的にヘンリーとドリスの気になる所まとめ
四代目スレ>>961 『娘の成長を見守る父』より抜粋
>オジロン(この国議に限らず、ドリスが国の会議に参加を申し出るのは初めてのこと)
>オジロン(これもトンヌラがもたらした変化じゃろう。彼らとドリスは同世代じゃ)
>オジロン(王族という立場は友人を作りにくいもの。ドリスにも貴重な存在じゃろう)
>オジロン(親の欲目じゃが美しくなった。粗暴なドリスがこのような淑女になるとは)
五代目スレ>>321 『みんなで囲むサンチョのご飯』より抜粋
>トンヌラ「ごはんのおいしさに貴賎はないよ」ガツガツ
>ドリス「トンヌラ、わたくしたちはその貴賎でなりたつ存在。心得ないといけない」
>ヘンリー「…………」
>ドリス「おいしいのは、あなたが言う通りよ。―ははは。なにその顔!やめてよー!」
>トンヌラ「失礼な。びっくりしたんだよ。(ドリス変わったなあって)」パク
五代目スレ>>743 『エールビールの大混乱』より抜粋
>ヘンリー『おまえが女だったらどんな風だったんだろう?』
>トンヌラ『それもたまに言うよね。わかるわけないじゃん。って思ってたけど』ガツガツ
>トンヌラ『ドリスみたいになってたんじゃないかって最近ちょっと思う』ゴクッゴクッ
>ヘンリー『おまえなー!その名前を出すなよお!』グイイッ
八代目スレ>>385 『ホーコ、バシルーラを覚える』より抜粋
>ドリス《めだつこと、ばっかしたら、みんな、こわがるって。きを、つけなよ》ヒソヒソ
>ピエローヌ『ド…ドリスどの…??まものことばをおはなしに…??』クラクラ…
八代目スレ>>401 『王族というの自覚』より抜粋
>ヘンリー《最近、国王ってなんなのか考えることがあるんだよ。おまえもあるだろ?》
>トンヌラ《うーん。ぼくはあんまり……。……じゃあ、この王冠はヘンリーに譲るか》
>ドリス(…魔物語で聞き取れないけど、ヘンリーさまは王位を継ぐ気が出たのかな?)
【宗教国家アルパ・クローズとは】
怪獣・ブオーンの被害でサラボナ難民が移住し、光の教団をも迎え、山奥の村が発展。
都市の巫女に任命されたビアンカが、アルカパとサンタローズに因んで命名しました。
聖地である1ブロックを国の頂とし、唯一の国境である門を国の麓としています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
門
アルパ・クローズでは、身分証明書を持たない者は奴隷とみなされるため、
門窓口の身分証明手続き後での入国を強く推奨されています。
赤い小石……観光者用の査証。聖地である1ブロックへ入ることはできません。
黄色い小石…居住希望の査証。礼拝堂で居住証(青い小石)と交換できる仮査証です。
聖地である1ブロック、国外、両方に行くことができますが、
当日のみ有効なので、翌日以降も所持すると不法所持で罰せられます。
金色の小石…高官とその賓客の証書。聖地である1ブロックと国外の両方に行けます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4ブロック 田園地帯
・新婚の農夫からアルパ・クローズについての話を聞きました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3ブロック 商業区
広場
・盗難を働いたカンダタこぶんBが公開刑に処されました。
・サラボナ出身者による暴動が発生し、警備隊が爆発呪文で鎮圧しました。
食堂
・オークが店員です。チキンビリヤニと羊のカブサを食べました。
温泉街 見晴らし台
・3ブロックと4ブロックが一望できるため、トンヌラが拠点としていました。
・ビアンカからプロポーズされました。
草原広場
・シビリン・ミニモン・ゴレムン・ピエローヌがキャッチボールをしていました。
・たそがれていたクラリスと出会いました。
温泉宿
・屋内区画が男性・女性・魔物で分けられています。
つるつる温泉
・山奥の村伝統の名物温泉です。区画は男性・女性・魔物で分けられています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2ブロック 居住区
・若い夫婦が結婚式を挙げていました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
丘の階段
・門兵を務めるじゃしんのへいたいD・Eによる通行検査があります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1ブロック 聖地(高官の居住区)
光の門
・あくましんかんBが来訪者の目的に応じた案内をしています。
礼拝堂広場
・教団軍所属の神官たちと魔物たちがたくさん常駐しています。
光の塔
・教徒ですら入ることはできません。高官のみ出入りすることができます。
・巫女・ビアンカの部屋があります。
礼拝堂
・敬虔な教徒は毎日ここへ足を運んでお祈りしています。
・大教祖・イブールの部屋があります。
・居住希望者の手続きを行う入国審査官がいます。
青い小石……教徒の居住証。教徒をやめることと国外へ出ることはできません。
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女性の肌の露出は違法です。その他違反も教徒である国民により直ちに罰せられます。
また、奴隷と罪人にはアルパ・クローズの多くの権利が認められないことになります。
十分お気を付け下さいますように。
翌朝 アルパ・クローズ郊外 山道
トンヌラはアルパ・クローズ報告書をふくろに入れた。
ゆかりん『トンヌラがメモをもってるの、めずらしいね』
トンヌラ『オリビアとピピンがまとめて、昨晩マリアに監修を頼んだものなんだ』
ゆかりん『だいじにしたいんだ?』
トンヌラ『うん…』スッ
トンヌラは耳をすました。
ドン… ドォン…
トンヌラ『空耳かと思ったけどやっぱりなにか聞こえる。轟音?』
ゆかりん『…。ほんとうね。また暴動がおきてるのかなぁ』
トンヌラ『ゆかりんと来た二週間前は平和だったんだけどなあ……』ウーム
トンヌラ『アルパ・クローズの空のホークマン警備隊が忙しなく飛び回っている』ミアゲル
ゆかりん『トンヌラみて、たぶん…商業区。爆煙がたくさんあがってる』
トンヌラ『うわっ!た、大変なことになってない?あれもう暴動ってレベルじゃ…
ゆかりん『内戦がおきたのかもしれない。みんなをよぼう!』カッ
ゆかりんはルーラをとなえた!しかしじゅもんはかきけされてしまった!
ゆかりん『!ルーラが!』
トンヌラ『………。ぼくたちがルーラで来た後、イブールに転移制御されたらしいな』
ゆかりん『でも、いままでは郊外までせいぎょされてなかったのに』
トンヌラ『ぼくたちの来訪を認めた上で制御したのだとすると…なにか意図があるぞ』
アルパ・クローズ 門
じゃしんのへいたいC「なに奴か!止まりなされ!」ジャキッ
じゃしんのへいたいAはパピルス紙とトンヌラたちをみくらべている。
ゆかりん《トンヌラ…》
トンヌラ《…ルーラできない以上、不都合が起きるなら、たたかうかにげるしかない》
ゆかりん《りょうかい。判断はトンヌラにまかせるね》
じゃしんのへいたいB「トンヌラ様とゆかりん様ですね?」ツカツカ
トンヌラ「はい」
じゃしんのへいたいB「教祖より伝言をお預かりしています」
トンヌラ・ゆかりん「!」
じゃしんのへいたいB「“約束を守りたいが、訳あって数日前より国が乱れている”」
じゃしんのへいたいB「“危険を越え礼拝堂へ来られる事で、義理を果たすとしたい”」
じゃしんのへいたいB「おわかりいただけたましたか?われわれにはわかりませんが…」
トンヌラ「大丈夫です。わかりました。ありがとうございます」ペコリ ピッ
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{戦場と化した商業区を抜ければ大神殿での借りを返したことになるってさ}
ゆかりん{うん、わかった。イブールは1ブロックの礼拝堂にいるんだね}
トンヌラ「アルパ・クローズになにがあったんですか?商業区の煙がすごい」
じゃしんのへいたいB「原住民とサラボナ出身者が中心の反政府団体があるんですが」
じゃしんのへいたいB「連中が三日前、蜂起したんです。教団軍を相手に戦っている」
トンヌラ「反政府団体の存在は知ってました。でもなぜ? ……自由を求めて?」
じゃしんのへいたいA「まあ…大義はそうでしょうな」
ゆかりん「この国境はぶじなんですね」
じゃしんのへいたいA「目的はクーデターとか革命とか…聖戦士気取りなんでしょう」
トンヌラ{ゆかりんごめん、心配なんだ} ゆかりん{ううん。わかってる}
トンヌラ「教祖と巫女は今も無事ですか?」
じゃしんのへいたいB「巫女は
じゃしんのへいたいA「無事ですよ。ありがとうございます」
トンヌラ「良かった。安心しました」
ゆかりん{?トンヌラ…} トンヌラ{なにか隠したかもね}
トンヌラ「あと…そうだ。クラリスさんという女性をご存知ありませんか?」
トンヌラ「教祖御付きのエトワルさんのお姉さんです。聖地にいらっしゃるだろうか」
じゃしんのへいたいA・B・C「?」ミアワセ
じゃしんのへいたいC「知りまてん」
じゃしんのへいたいB「国民をお探しなら、窓口に聞くとわかるかもしれない」
ゆかりん{こんどはほんとうに知らないみたい} トンヌラ{聖地にいないのかな}
窓口の女C「教祖のお客様…。トンヌラ様…ゆかりん様…こちらの証明証をどうぞ…」
トンヌラたちは金色の小石を手に入れた!
窓口の女C「あなたたちに神の御加護がありますように…」
トンヌラ「あの。人を探していただけませんか?クラリスさんという女性なんですが」
窓口の女C「まあ…? 確認してまいります…。少々お待ち下さいませ…」
…
窓口の女C「お待たせいたしました…。B月1日に住民登録されて温泉宿でお勤めです…」
トンヌラ{一ヶ月ちょっと前か。ぼくたちとクラリスさんが会ってから何日か後だな}
窓口の女C「お気を付け下さい…。この方は反政府団体の一員と記載されています…」
トンヌラ・ゆかりん「!」
トンヌラ「じゃあ…もしかしてクラリスさんも商業区で戦ってるのか?」ミアゲル
A まずイブールに会おう
B まずビアンカに会おう
C まずクラリスに会おう
※「原住民、サラボナ出身者、クラリス所属。反政府団体のなまえをいれてください」
>>658の投下時刻~2013/06/25(火)18:00までのレスで多数決
同率一位の場合、18:00直前のレスが該当
なまえは次回更新までのレスからランダムに決定
トンヌラ{商業区は3ブロックだ。通り道ってわけじゃないけどまずクラリスさんを}
ゆかりん{うん。クラリスさんは温泉宿ではたらいてる…}ミアゲル
ドォン… ズズゥン ドォォン…
トンヌラ{…エルヘブンやテルパドールのような激戦だぞ。商業区、機能してるかな}
窓口の女C「クラリスさんは“ルドラジーラ”と自称する団体にご所属のようです…」
トンヌラ・ゆかりん「ルドラジーラ」
トンヌラはまほうのじゅうたんをひろげた!
窓口の女A・B・C・じゃしんのへいたいA・B・C「!?」
トンヌラ「アルパ・クローズは乗り物を使っても大丈夫ですか?」
窓口の女C「お乗り物…?」 じゃしんのへいたいB「…特に禁止法は無いのでは…」
トンヌラ「では使わせていただきます。緩やかな速度で、危険はありませんから」ドサッ
トンヌラ「ゆかりん、急ごう。乗って」 ゆかりん「うん!」バッ
まほうのじゅうたんはトンヌラとゆかりんを乗せていなくなった。
窓口の女A・B・C・じゃしんのへいたいA・B・C「……」ポカーン
窓口の女A「……私あれ欲しいわ……。どこの国の乗り物なのかしら?行ってみたい」
じゃしんのへいたいA「輸送に使えないか?捗りそうだ。最大積載量を知りたい…」
アルパ・クローズ 4ブロック 田園地帯
スィーーッ ドォン ドドォン
トンヌラ『音が近付いてきた。商業区でもじゅうたん使えるかな…?』ミアゲル
ゆかりん『トンヌラ、ゆるやかな速度っていってたけど、スマハちくらいはやいよ』
トンヌラ『えっそんなに速いの?じゅうたんの揺れのせいかな。もっと遅いかと…』
ゆかりん『うふふ。乗りごこちいいもんね…。いちばんはやいのはホーコなのかなぁ』
トンヌラ『あれはわかりやすいよ。慣れないし。シビリンなんであれが好きなんだろ』
スィーーッ ワァァ… ドン ゴゴッ ウォォ…
ゆかりん『……トンヌラ。イブールがわたしたちとゲマの立会をしたすきをねらって』
ゆかりん『ルドラジーラは反乱をおこしたのかな?』
トンヌラ『いや。ぼくたちの決戦は四日前だ。この内戦は三日前。あの翌日らしい…』
トンヌラ『蜂起当日、イブールたち高官がどこにいたかはわからないけど』
トンヌラ『ぼくたちの決戦がこの内戦を誘発したわけではなさそうだよ』
ゆかりん『そっか。たぶん他になにかきっかけがあったんだね』
トンヌラ『きっかけか』ミアゲル
スィーーッ ウワァァ… バァァン ドンドォン グオォォ…
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{ゴレムン。ぼくだ} ゴレムン{!…おうじゃのあいじゅしん…}
トンヌラ{アルパ・クローズは内戦中、到着直後の転移制御で現在は帰投できない}
ゴレムン{!?} トンヌラ{サラボナ経由の支援の検討と準備をしてほしいんだ}
ゴレムン{…りょうかい} トンヌラ{また連絡するよ。きみなら起きてるしね}
トンヌラ『先月頭にクラリスさんは住民登録し、教徒となって温泉宿で働いている』
トンヌラ『その時点で祖国へ戻ることは困難だ。通常の教徒では国外へ出れない』
トンヌラ『しかも今は反政府団体ルドラジーラの構成員でもあるわけで…』ウーム
ゆかりん『テルパドールへかえりたかったからかな』
トンヌラ『たぶん…。でもエトワルさんが高官なら、そのツテで帰国できないのか?』
ゆかりん『……。…きょうだいなのに敵対してるってことだよね…』
*「やめたまえ!」
トンヌラ・ゆかりん『!』
農夫A・農婦A「ひえーっ!おたすけを―っ!」ドゲザ
町の男性D「民が飢えてしまう!食料は必要なんだ!」
町の男性Dのこうげき!ホークマンAに18のダメージ!
ホークマンAはみをまもっている。
ホークマンA「…テロリストめ…あなたたち自身が国民を追い詰めているのに…」ガク
町の男性E「光の教団なんかに任せるからムチャクチャになるんだよっ」
町の男性Eのこうげき!ホークマンBに17のダメージ!
ホークマンB「…!…」ググッ
ホークマンBはみをまもっている。
トンヌラ『武装した人間が50名くらい…ホークマンの警備員が30名くらいかな』
ゆかりん『トンヌラ、クラリスさんを探すべきだよ。戦争はかかわらないほうがいい』
トンヌラ『イブールの意図はわからないけど、警備隊と衝突している武装した集団…』
トンヌラ『彼らが例のルドラジーラなら、クラリスさんを知ってるかもしれない』
ゆかりん『……』ミアゲル
ワァァァァ ガァン ボン ゴォォォォッ
ゆかりん『3ブロックから加勢されるようすはどっちもないみたい…』
ゆかりん『たしかにクラリスさんの情報はほしいか。どうする?トンヌラ』
A ホークマン警備隊をこうげき
B 武装した人間集団をこうげき
C ホークマンも人間もこうげき
D 戦闘は避けて商業区へ急ぐよ
>>678の投下時刻~2013/06/26(水)09:00までのレスで多数決
同率一位の場合、09:00直近のレスが該当
トンヌラ『ゆかりんに賛成。戦闘は避けて商業区へ急ぐよ。どいてくださーい!』
スィーーーーッ
*「うわ!?」 *「て、敵?」 *「人間だし、えーと…」 *「何だありゃ!?」
…
ゆかりん『………』クルッ
*「……!」 *「………!」 *「…~!」
にんげんとまもののむれは、たたかいをつづけている。
アルパ・クローズ 3ブロック 商業区
ウワアアア! キン! ガキン! オオオオオ! ドッゴーン!
トンヌラ『丘の階段を駆け上がって商業区に着いたぞ… ?』ミアゲル
ローブの女がトンヌラの上に落ちた!トンヌラに46のダメージ!
トンヌラ『がは!?』 ゆかりん『トンヌラ!』
…
まほうのじゅうたんはゆっくりととまった。
町の女性A「はっ、はっ、はっ」ブフッ ピクピク
トンヌラはベホマをとなえた!町の女性Aのキズがかいふくした!
町の女性A「はっ、はっ、は… は…?」ハァハァ
ゆかりん「だいじょうぶ。回復じゅもんでキズをなおしたんです」
トンヌラはベホイミをとなえた!トンヌラのキズがかいふくした!
町の女性A「ひっ!?ひいいーっ!」ダダダッ ヨロッ
町の女性Aはにげだした!
トンヌラ『爆風で吹っ飛ばされてきたのかな…』 ゆかりん『トンヌラ!』
町の男性Gのこうげき!トンヌラはすばやくみをかわした!
町の男性G「むおっ!?」ギョッ
トンヌラ(素手で十分!)ヒュッ
トンヌラのこうげき!町の男性Gに97のダメージ!町の男性Gをたおした!
町の男性G「」ドシャッ
トンヌラ『しまった、意識を。情報が欲しかったんだけどな』スクッ
ウオオオオオ! ゴゴゴ ドン ドオン! ワアアアア!
ゆかりん『…ひとが飛んでくるくらいだと、まほうのじゅうたんの操縦もあぶないね』
トンヌラ『どっちみちクラリスさんを探さないといけないぞ。ここからは足で進もう』
ゆかりん『りょうかい!』
グラッ… ガラガラガラ
トンヌラ『店舗が倒壊してる。門と田園地帯は無事だけど、損害は決して少なくない』
トンヌラ『イブールのチカラはリスクを避けることができるはずだ。なのになぜ…?』
ゆかりん『じゃあこの内戦は、イブールにとってもっとも良いせんたくになるの?』
トンヌラ『そんな。アルパ・クローズが滅びる可能性だってあるんじゃ』
アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 広場
町の男性H「でやあーーっ!」ブンッ
町の女性B「えーいっ!」ブンッ
町の若者E「くらえーっ!」ブンッ
町の人々はいっせいにばくだん石をなげつけた!
チカチカッ ドゴォン! ドォン! バァン! チカッ
ダークマンモスたちに177のダメージ!ダークマンモスたちをたおした!
ダークマンモスたち「「「パオーー…」」」ズズーン!
町の女性B「やったっ!」
ヒュルルル ポトッ コロコロ
町の若者F「?」
ヒュルルルル ポトポトッ コロコロコロ
町の男性H「何かちっこいのが飛んできて転がってるが…
ヒュルルルルル ポトポトポトッ コロコロコロコロ
町の若者G「退くんだあーーッ!ばくだんベビー、教団軍の鎮圧特攻隊だーッ!」
町の人々「「「!?」」」ズザザッ
ばくだんベビーたち「(ニッコリ)」
ばくだんベビーたちはいっせいにメガンテをとなえた!
ピカッ ドゴォン!バァン!ドカァァァァン!
町の人々「「「ぎゃああああーーっ!!」」」
ゴォォッ! モクモクモクモクモクモクモク
ばくだんベビーたちはちからつきいきたえた。
トンヌラ『以前の暴動が比較にならない規模だ!爆煙がすごくてなにも見えないぞ』カッ
トンヌラはバギマをとなえた!トンヌラとゆかりんのあたりのけむりをふきとばした!
ビュウウッ! ブワアッ
ゆかりん『…』キョロキョロ
町の男性H「……う……う……?…ひゅう…ひゅう…」ブシュッ
町の女性Bはくだけちった。
町の若者G「くそおーーッ!!」
町の若者F「あああっ!!しっかりしてぇ!死なないでぇっ!早く!早くーっ!」ギュッ
町の若者E「………か………」ゴボッ
ゆかりん(ひどい…。こんなにたくさんの兵士じゃないひとが最前線でたおれていく)
ゆかりん『……トンヌラ、わたし戦争はかかわらないほうがいいって言ったけど……』
シャンシャンシャンシャン ルドラジーラのみんな シャン たおれちゃだめよ シャンシャンシャンシャン
トンヌラ・ゆかりん『?』ミアワセ
トンヌラ『この声と音はなんだ?どこから聞こえてる?』キョロキョロ
ゆかりん『……。! トンヌラあそこ!』ビシッ
トンヌラ『…人だかりに守られるように、広場の中心で美しい女性が踊っている……』
シャンシャンシャンシャン そ~れ! ハッスル ハッスル! シャン シャン!
町の男性H「ひゅう…ひゅ…う……ぐぐ!」 町の男性Hのキズがかいふくした!
トンヌラ・ゆかりん『!?』
町の若者E「……く……そ……よく…も!」 町の若者Eのキズがかいふくした!
町の若者F「ああ…!」ホッ 町の若者Fのキズがかいふくした!
パアアッ パアッ パアッ パアアッ パアッ パッ…
トンヌラ『武装した人間だけが回復していく!ゆかりん、これはいったい?』
ゆかりん『僧侶呪文じゃない。全快してないし…けんじゃの石みたいなどうぐかな?』
町の若者G「よしッ!さすがスーパースタークラリスだッ!」
トンヌラ『!?クラリス! …きれいな人だったけど、あんな感じの人だったっけ?』
ゆかりん『おけしょうと服装だね。まえは黒いローブだけど、きょうはおどりこの服』
町の男性F「…はあ…はあ… ! おまえたち何者だ!教団軍かっ!」
町の男性Fのこうげき!
トンヌラ「ごめんなさい。クラリスさんに話があるんです」バシッ
ミス!トンヌラはダメージをうけない!
町の人々「「「!?」」」ザワザワッ
*「おのれぇ!」 *「ウオオーッ!!」 *「そうはさせ
トンヌラはバギマをとなえた!トンヌラのあたりのにんげんとまものをふきとばした!
*『「『「うわああ~~っ!?』」』」ビュウウッ!
あくましんかんD『敵味方お構いなしか!ルドラジーラではない?敵なのか?』バサバサッ
あくましんかんE『彼らは大教祖さまの賓客!絶対に攻撃してはならぬ!』バサバサッ
教団軍『『『!!』』』
…
ゴゴゴゴ… パラパラッ…
教団軍『『『………』』』
町の人々「「「…」」」ザワザワ…
町の若者G「…教団軍が停戦までしてあんたらに注目している。何なんだ?あんたら」
トンヌラ「旅人です。クラリスさんとは深い縁じゃない。戦争には参加しません」
…
クラリス「私の踊りからみんなを横取りしちゃうなんて」ニコッ
ゆかりん(……きれい……。このひとはほんものの踊り子だ。あのひともこうだった)
トンヌラ「クラリスさん。ぼくを覚えていますか?」
クラリス「ええ。身なりは変わったけど、テルパドールへ帰れるかもって言ってた人」
トンヌラ「そうです。一ヶ月前、テルパドールは解放されて女王さまが復位しました」
トンヌラ「…クラリスさんのお父さんは、内戦に巻き込まれて亡くなられたそうです」
クラリス・町の人々「「「!」」」
クラリス〈………。……内戦に……。そう。……伝えに来てくれてありがとう〉ニコッ
トンヌラ「……弟さんと帰国せず、ルドラジーラとして戦っているのはなぜですか?」
クラリス「私は踊り子として望まれる場所で生きていければ、もうそれだけでいいの」
クラリス「弟はこの国に大きく望まれて生きてるみたい。きっと本人も満足してる」
クラリス「……ふふ。それにお父さんがいないなら尚更帰国しないわね。エトワルも」
ゆかりん《トンヌラ》
トンヌラ《確かに、もともとクラリスさんは踊れそうな場所を探してたんだっけ…》
トンヌラ(たまたまそれがアルパ・クローズ反政府団体ルドラジーラだったわけか)
トンヌラ(………。…クラリスさんたちの人生だ…。ぼくが出る幕じゃない…かな?)
A 次はイブールに会いに行こう
B 次はビアンカに会いに行こう
C ルドラジーラ相手にたたかう
D 教団軍相手にたたかってやる
E ルドラジーラ・教団軍と戦う
F この内戦の話を尋ねてみよう
G グランバニアで踊らないか?
>>688の投下時刻~2013/06/27(木)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直近のレスが該当
*「教団軍め!へばったか!」 *「チャンスだぞ…」 *「かっかれーっ!!」
町の人々「「「おおおーッ!!」」」ワァァッ
町の男性Hのこうげき!あくましんかんDに27のダメージ!
町の若者Eのこうげき!ガネーシャAに35のダメージ!
ガキン! ワァァァッ ドン! パオーッ
ゆかりん『またはじまった』
トンヌラ「暴動自体はぼくたちとクラリスさんが初めてこの国へ訪れた日も起きてた」
トンヌラ「けど内戦ってほどじゃない。三日前になにがあったか教えてくれませんか」
シャン!
クラリス「ごめんなさい。私はみんなのために踊り続けなければいけない…」シャン
クラリス「それに私は事件に興味がないの」シャンシャン
トンヌラ「事件?」
町の若者G「…あんたが何者か知らないが、クラリスさんの父親のことは恩がある」
町の若者G「でもクラリスさんは戦いに必要だ。かわりにオレが答えるよ。来てくれ」
…
アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 織物屋廃墟
ゆかりん(きれいな織物がいっぱいのこってる。このえがらはなにかな。くだもの?)
ワァァァァ ゴゴゴゴ… ドカーン! パララッ
トンヌラ「けほっ。…こうして見てたけど、教団軍はルドラジーラを深追いしないな」
町の若者G「あいつらは大事なものが多いからなッ。防戦するしかないのさ…」ゴソゴソ
町の若者G「…壊れたがこの店はでかい、まずあるはずだが……? おッ!あった」
町の若者Gはトンヌラにパピルス紙を手わたした。
トンヌラ「これは?」ガサ ゆかりん「なにかのニュースみたい」
町の若者G「いい記者と印刷屋もルドラジーラに所属してるんだ。その発行が三日前」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
昨日C月4日午後、聖地光の塔3階の巫女ビアンカ様の御自宅で、
御父君ダンカンさんを殺害した男性教徒を聖地神官が現行犯逮捕した。
ダンカンさんの蘇生は絶望的と見られている。巫女は国務中で無事だった。
男性教徒は巫女の友人で、聖地神官は同伴を条件に入塔を許可したという。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダンカンさんは先月離婚して巫女と同居。のちに巫女との姦淫の風説が流れたが、
ダンカンさん自身が事実上認める発言をして物議を醸したばかり。
親子婚は違法だが二人は実親子ではなく、大教祖と巫女の倫理に注目が集まっていた。
巫女は闘病中のダンカンさんを熱心に看病していたという。
罪人である男性教徒の公開処刑執行は今朝、商業区広場が予定されている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
町の若者G「読んだかい? ビアンカさんが知ってたかはオレはわからないけど」
町の若者G「その友人の男性教徒もルドラジーラでな。ビアンカさんに惚れてたんだ」
トンヌラ・ゆかりん「……」
町の若者G「オレも惚れてるからなッ!仲良しじゃあなかったが、知人ではあった」
トンヌラ「……」 ゆかりん「…この内戦はそのひとの処刑がきっかけだったの?」
町の若者G「聖地が原因の事件だからなッ!ルドラジーラの穏健派も火が付いたんだ」
町の若者G「クラリスさんみたいに、戦う理由と目的は人それぞれ違うだろうけどさ」
トンヌラ「おね…巫女が父親と問題になったニュースはいつごろだったかわかる?」
町の若者G「正確な日付は覚えてないがけっこう経つ。先月上旬だった気がするぜ」
トンヌラ『前回ぼくとゆかりんがアルパ・クローズに来た日が、確か…先月の23日』
トンヌラ『この時すでに、クラリスさんは温泉宿で働きながらルドラジーラに所属し』
トンヌラ『ビアンカはおじさんと暮らし始め、国はスキャンダルで騒いでいたらしい』
トンヌラ『おじさんが殺されたのは四日前。……ゲマとの決戦日になる……』クシャッ
トンヌラ『内戦の発端は、ビアンカのセントベレス出張の隙を狙った事件だったのか』
《《……ビアンカ「勇者さま…」……》》
《《……ゆかりん「は。はい」……》》
《《……ビアンカ「トンヌラをよろしくお願いします」フカブカ……》》
ゆかりん(………。プロポーズしたくらいなのに、すでにあきらめてたようだった…)
ゆかりん(今のニュースがほんとうなら理解はできるけど、わたしも育ての親がいた)
ゆかりん(…わたしなら、そのお父さんと結婚なんてちょっとかんがえられない……)
トンヌラ『…うーん。釈然としないぞ。イブールなら内戦は避けれたんじゃないか?』
ゆかりん『わたしもそんな気がする。トンヌラ。巫女さん、いまどうしてるのかな』
トンヌラ『…お姉ちゃん、ぼくたちを心配してる場合じゃなかったってのに…』ミアゲル
オォォォォ ズズ…ン ドォン バーン! パラパラ
トンヌラ「………。教祖と巫女はどこにいるだろう?」ミアゲル
町の若者G「予想だが聖地をにらんでる。現状、2ブロックの立入すら難しくてな」
町の若者G「情報不足なんだよ。まさかあんたら二人で聖地へ行くつもりなのか?」
トンヌラ・ゆかりん「………」
A 町の若者G「あんたら只者じゃないが危ないぜッ!オレたちと共に進まないか!?」
1 ルドラジーラ革命に協力
2 教団軍のテロ鎮圧に協力
3 旅人なのでお断りします
B トンヌラ(立場はどうあれ、次はどっちへ会いに行くべきかな)
1 イブール
2 ビアンカ
C ※「ルドラジーラ所属。ビアンカに恋する、町の若者Gのなまえをいれてください」
>>658の投下時刻~2013/06/27(木)18:00までのレスで多数決
同率一位の場合、18:00直前のレスが該当
なまえは次回更新までのレスからランダムに決定
※「いつもご愛読いただきありがとうございます!」
※「訂正させていただきます」
>>658の投下時刻~2013/06/27(木)18:00までのレスで多数決
↓
>>701の投下時刻~2013/06/27(木)18:00までのレスで多数決
※「失礼いたしました><;」
町の若者G「あんたら只者じゃないが危ないぜッ!オレたちと共に進まないか!?」
トンヌラ「心配してくれてありがとう。ぼくたちは大丈夫」ペコリ ピッ
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{異国の戦火に包まれて自分の目的を見失っちゃいけない。おさらいするよ}
ゆかりん{りょうかい!}
●魔界の母マーサを救出。アルパ・クローズのイブールから水のリングを借りるぞ!
トンヌラ{これが大前提だ。イブールとは必ず会う。貸出条件の話を詰めなくては}
●ビアンカのプロポーズに返答しよう
トンヌラ{…そんな状況じゃなくなってるかな…。でも話がしたい。無事でいてくれ}
○テルパドールの解放をクラリスに報告して、母国へ連れて行ってあげよう
トンヌラ{母国の現状は報告完了。クラリスさんに帰国意志はなかった。任務達成だ}
○セントベレス大神殿で依頼した、転移制御の報酬を求められるかもしれないぞ
トンヌラ{それはこの危険な戦場を経て礼拝堂へ向かうこと。現在、任務遂行中だぞ}
ワァァァァ ドッ ドォン! グラグラ…
トンヌラ「ぼくはトンヌラ。きみは?」
町の若者G「モッサン。温泉宿の跡取りさ!ダンカンさんの指導を受けたこともある」
ゆかりん{巫女さんのお父さん?なんのしどうだろう}
トンヌラ{アルカパ時代、お姉ちゃんの家は町で一番大きな宿屋だったんだ}
ゆかりん{なるほど。旅館のしゅぎょうなのね}
トンヌラ「モッサンにとっても巫女と父親の噂と事件はひとごとじゃない。つらいね」
モッサン「…へッ…」
トンヌラ「モッサン。きみは巫女と父親の噂についてどう感じてた?」
モッサン「やけに踏み込むなッ? でもあんたらの目は興味本位なものじゃない」
モッサン「認めたくないが説得力のある噂だったぜ。殺人事件になるくらいだからな」
モッサン「ビアンカさんは情が深いんだよ」
トンヌラ{それはぼくもわかるな} ゆかりん{………}
モッサン「処刑された教徒はアベルって奴だけど、ビアンカさんの友人だったんだし」
モッサン「あいつだから気付いたことがあったんだろうさッ!」
…
アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 広場
ギン! カッ ゴオッ! ボォォォッ!
*「きゃああーっ!?」 *「止まるな!逃げろ!」 *「勝手に戦争してやがれ!」
ゆかりん「下の田園地帯へいって!ここよりはあんぜんだよ!」
*「誰だ!?」 *「本当に!?」 *「わかった!すまねえ!」
トンヌラ「必死に逃げ続ける人たちもいる。国民全員で蜂起したわけじゃないんだな」
モッサン「だが逃げてもこの国に自由はないんだぜッ!」
ポム!
モッサン「!」
トンヌラ「いろいろありがとう。またの再会を祈ってる。『ゆかりん、いくぞ!』タッ
ゆかりん『うん!「モッサンさん、生きてね!」タタッ
モッサン「お…
ワァァァァッ! キン!キン! シャンシャンシャン
あくましんかんE『!? トンヌラ殿がお通りだ!攻撃はならぬ、道を開けよーっ!』
教団軍『『『!!』』』ググッ!
町の男性I「!?なんだこいつら!俺たちを押しのけるように!」グッ グッ
町の若者H「?さっきの風の男だ。女と走って来る…。それを通している?」グッ グッ
町の女性C「まさか!教団のエライ奴だった!?」ググッ…
モッサン「あいつらはただの旅人だッ!気を取られるんじゃあないッ!」
ルドラジーラ「「「!」」」
シャンシャンシャン てきはすきをみせた シャンシャン いまがチャンスよ シャンシャンシャン
クラリスはたたかいのうたをうたった!ルドラジーラのしゅびりょくがふえた!
ルドラジーラ「「「ううおおおおおーーーっ!!」」」ググググッ
教団軍『『『!?』』』
アルパ・クローズ 2ブロック 居住区
男の戦士のこうげき!あくましんかんFに128のダメージ!
あくましんかんF『つ、強…ううっ!
男の戦士のこうげき!あくましんかんFに134のダメージ!
あくましんかんF『 』ドシャ!
あくましんかんFをたおした!
男の戦士「…」チラッ
教団軍『『!!』』ジャキジャキッ
ルドラジーラの一団はようすをみている。
町の男性J「どうなってる?一人で教団軍を倒しちまう。誰か国外で傭兵を雇ったか」
町の若者I「いや、そんな。国外、しかもあんな強い戦士なんて誰も知らないですよ」
ワァァ… ドォン ゴゴッ… タッタッタッ
トンヌラ『はあ、はあ、居住区は静かだな、後方から商業区の音が聞こえるくらいだ』
ゆかりん『トンヌラ、イブールと巫女さん、どっちから会いにいく?』タッタッタッ
トンヌラ『次は、ビアンカ』タッタッタッ
ゆかりん『りょうかい。巫女さんがせいち、光の塔にいればすぐなんだけど…』タッタッタッ
トンヌラ『ん? 前方、人間10数名、教団軍30名弱。両者が挟んで、何かを見てる』
あくましんかんG『トンヌラ殿!お待ちしておりました!』
トンヌラ・ゆかりん『?』タッタッタッ… スタスタ
男の戦士のこうげき!ホークマンCに143のダメージ!ホークマンCをたおした!
町の若者I「カインさん!また新手が!」
(町の男性J→)カイン「男と女。見慣れない武装だ。あの一行も普通じゃない」
ホークマンC『』ピクピク
男の戦士「…」
ゆかりん{あの戦士…はやぶさの剣であんな大ダメージをあたえたのか?}
トンヌラ{ゆかりんが緊張している?}
トンヌラ『…神官さん、ぼくを待っていたとはどういう意味ですか?』
あくましんかんG『あの破壊者を国の運命から取り除けるのはあなたたちだけだと』
あくましんかんG『大教祖さまからそう伺っております!』フカブカ
トンヌラ『ぼくには心当たりがない。大教祖の危険感知能力によるものですか?』
あくましんかんG『はい!おっしゃるとおりです』フカブカ
トンヌラ{イブールの狙いはこれかな?ぼくは水のリングを借りる身だし}
トンヌラ{心象が悪くなってもいけない。とにかく話しかけてみるけど…}チラッ
ゆかりん{トンヌラ。きをつけて}
トンヌラ{りょうかい}スタスタ
男の戦士「!?おまえ!」
トンヌラ・ゆかりん「!」ジャキッ
男の戦士「……。おまえ。僕がわかるか?」
トンヌラ「えっ?ごめんなさい。わからない」
男の戦士「…じゃあいい。邪魔するなよ。倒すぞ」
トンヌラ「待って、話を聞きたい。きみの目的はなんだい?ぼくは…
男の戦士「トンヌラだろ」
トンヌラ・ゆかりん「!」
男の戦士「ふっ。僕はおろらん。目的なら、この国にいる大教祖の討伐」
教団軍・ルドラジーラ『『「!!」』』
町の若者I「やっ、やったっ!それじゃ同志に…
カイン「待て」
トンヌラ「…きみが大教祖を?どうして?ルドラジーラの一員じゃなさそうだけど」
おろらん「ルドラジーラ? この国に僕の知り合いはいない。ただのクエストだ」
おろらん「クエストの達成効果は知らないが、おまえが関係してそうだな…」
おろらん「で?そっちの強そうな鎧美女は?彼女とか?」ニヤニヤ
トンヌラ「うん」 ゆかりん{……}ウツムキ ニマニマ
おろらん「!?おまえマリ…あ。いや、人違いなのか。ややこしい」ブツブツ
トンヌラ{……マリア? なんかこのおろらんさん、微妙にぼくたちを知ってるな}
ゆかりん{手配書のせいかとおもったけど、それならわたしのこともわかるよね?}
おろらん「人間界のおまえは何者なのか。少しだけ興味があるけど」ジャキッ
トンヌラ・ゆかりん・教団軍・ルドラジーラ『『「!」』』
おろらん「僕は大教祖を倒す。おまえは何をする?トンヌラ」
A 大教祖は殺させない!おろらんと勝負だ!
B 水のリングを譲るならぼくも邪魔はしない
>>725の投下時刻~2013/06/29(土)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
おろらんて誰か忘れちゃった('A`;)ダレ?
ローレシアの王子だよ
>>733
八代目スレ >>363-364より抜粋
>マリア「途方に暮れた犬の私を、お二人の異国の王子さまが見つけて下さったんです
>マリア「なぜかヘンリーさんではないんです。おろらん王子さまとおっしゃいました」
>>734に追記する形だけど、
マリアの望みの世界に居たローレシアの王子の名前
んで、>>724(現スレ)でトンヌラのみに反応したのは
八代目スレ >>363-364より抜粋
>マリア「はい、トンヌラさんでしたわ。でもお髪がオレンジ、明るい茶色で、そして」
>マリア「ちょうどトンヌラさんの今の髪型だったんです。…私、びっくりしました!」
>マリア「トンヌラさん、私の世界のトンヌラさんと同じ髪型になったんですもの!」
>トンヌラ「へえー面白いなあ…。色までは一緒じゃなかったか。ははは
>マリア「私にとっては同じ人に見えますわ。私の世界だからでしょうか…」
外見がサマルトリアの王子であるトンヌラに酷似していた為と
十一代目スレ(現在進行スレ) >>572より抜粋
>マリア(愛してるって言ってくれたの。好きだよって可愛いよって、私に)ポロポロポロ
>マリア(私を、そうやって抱きしめてくれたから…………。………………)ウツムキ
おろらん自身が、
トンヌラ(サマルトリア王子)とマリアとの関係を感づいて?おり
彼なりに2人を見守っていたからではないか?と思う。
トンヌラ{おろらんってどこかで聞いた気がするんだけど…}
ゆかりん{えっほんとう?わたしは覚えがないなぁ}
トンヌラ{なにか信頼したくなる親しみやすさがある人だ}
トンヌラ「……ぼくの目的は、大教祖イブールが持つ水のリングを借りることだよ」
おろらん「水のリング?おまえの目的はアイテムか。じゃあトンヌラ」
おろらん「僕が大教祖を倒したらそのアイテムは譲ってやる。僕の邪魔はやめろよ」
トンヌラ「水のリングをぼくに?」 ゆかりん{…トンヌラ}チラッ
教団軍・ルドラジーラ『『「………」』』
トンヌラ{………。……ここが分水嶺か……。……………}
トンヌラ「おろらんさん。きみの邪魔はしない。でも水のリングも狙ってるなら――
おろらん「おろらんでいい。決まりだな?安心したよ。僕には無関係なアイテムだ」
おろらん「おまえが何者か知らないけど、おまえと争うのは良い気持ちがしない」グイ
おろらんは頭のゴーグルを目元に下げた。
あくましんかんG『トンヌラ殿!?』
ウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーーーー ウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーーーー
教団軍・ルドラジーラ・おろらん・トンヌラ・ゆかりん『『「!?」』』ミアゲル
町の若者I「こっ、このサイレンは…?」ドキドキ カイン「聖地発表の緊急警報だ!」
*「「「「レベルA。レッド。レベルA。レッド。レベルA。レッド」」」」
あくましんかんI『レ、レッド!?A!』 あくましんかんG『大教祖さまっ!』
ウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーーーー ウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーーーー
ゆかりん{デモンズタワーとおなじ音!}
*『『『『イブールじゃ。トンヌラよ。お前と歩めぬ運命のみ残されたようだ』』』』
*『『『『教団もアルパ・クローズもここでおしまいじゃ。よく聞くがよい…』』』』
*『ばかな!』 *『国を捨てろって言うのか!』 *『教祖!諦めてはいけない!』
*『『『『水のリングはビアンカに預けた。ビアンカはリヒチア牢獄塔におる』』』』
トンヌラ・ゆかりん「!!」 ルドラジーラ・おろらん「「?」」
*『『『『マリアの問題は以前ほどではない。魔界につれていってもよかろう』』』』
*『『『『教徒に告ぐ!レベルAじゃ。訓練にのっとりすみやかに行動せよ!』』』』
教団軍『『ははっ!!』』ババッ
ホークマンDはルーラをとなえた!ホークマンEはルーラをとなえた!
教団軍がいずこへともなくたちさっていく!
トンヌラ{転移制御が解けてる!}
町の若者J「くそっ!どんな呪文なんだ?教団軍が消えてくぞ!」
おろらんはベルトポケットで光る細長い石たちをみている。
ウオオオーッ…! ワアアアーッ…!
ゆかりん{商業区からかんせいがきこえるよ!あっちでも教団軍がいなくなってる?}
おろらん「トンヌラ。今の暗号、解読できるらしいな。僕に教えろ」
ルドラジーラ「「!」」チラッ
トンヌラ「正確には魔物語だよ。水のリングはリヒチア牢獄塔の巫女に渡したってさ」
トンヌラ「あとはぼくの仲間に関する話と、教団軍には訓練通りの行動を指示してた」
おろらん「それでルーラか。大教祖も逃げたかな…。クエストを確認してみるべきか」
ゆかりん「クエストをかくにん?」
おろらん「……」パチン
おろらんはベルトポケットから細長い石を取り出した。
おろらん「トンヌラ。縁があればまた会えるかもな。じゃあな!」ブゥン
おろらんはひかりとともにきえさった。
トンヌラ・ゆかりん・ルドラジーラ「「!?」」
トンヌラ{転移した?キメラのつばさと同じチカラの石かな?}
ゆかりん{わたしはルーラにみえた。あのひと、トンヌラとしか話さなかったね}
ウオオオ… ワアアア…
トンヌラ{咆哮は聞こえるけど戦闘音は止んでる。教団軍が撤退してるのか…}
トンヌラ{お姉ちゃんに会わなくちゃ。お姉ちゃんが水のリングを持ってる!}
トンヌラ「ルドラジーラのみなさん!リヒチア牢獄塔がどこにあるのか教えて下さい」
ルドラジーラ「「!」」ザワッ
カイン「……。聖地。礼拝堂脇だ。光の塔と面対称に建っている」
トンヌラ「ありがとうございます」ペコリ
トンヌラ{ゆかりん。ゴレムンと連絡したい}
ゆかりん{うん、わかった}ピッ
トンヌラはおうじゃのあいをつかった!
トンヌラ{ゴレムン!}
ゴレムン“!…トンヌラ…じょうきょうはみんなにほうこくした”
トンヌラ{内戦の大勢が決した。イブールの所在地は不明だけど転移制御は解けてる}
トンヌラ{アルパ・クローズが崩壊するんだ。みんなとすぐ来てくれ。ヘンリーは?}
ゴレムン“…すでにグランバニアだ。おれたちは…どこへむかえばいい?”
トンヌラ{1ブロック、聖地。礼拝堂横、リヒチア牢獄塔}
ゴレムン“りょうかい”
カイン「聖地に乗り込みたいが商業区の本軍が気になる。引き返して合流を!」クルッ
ルドラジーラ「「オオーッ!」」ダダダッ カイン「………」タタッ チラッ
トンヌラ・ゆかりん「……」
ルドラジーラはいなくなった。
トンヌラ『……今のうちに牢獄塔へみんなを呼んでおいたよ。ヘンリーもいるらしい』
ゆかりん『うん。トンヌラ、この国はどうなるの?わたしたちはどう関わる?』
トンヌラ『………』
…
……
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 前
トンヌラ『以前は賑わってた聖地が嘘のように静まり返ってる。神官がいない』キョロキョロ
トンヌラ『……まるで教徒と奴隷が消えたセントベレスのようだぞ……』ミアゲル
ゆかりん『こっちの真っ黒なとうがリヒチア牢獄塔?』ミアゲル
トンヌラ『そのはずだ。巫女のお姉ちゃんの住まいは反対側の塔だったから』
トンヌラはさいごのカギをつかった!めのまえの漆黒の門がひらいた!
ゆかりん『巫女さんは何階にいるんだろう。たかさは…30メートルいじょうありそう』
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 1階
トンヌラ『……暗い。当然か。外からも窓は見当たらなかったし、黒い塔だもんなあ』
ゆかりん《つうろぞいに石格子の牢屋がつづいてるよ。しゅうじんがはいってる》
*「眩しい!門を閉めろ」 *「さっきのでけえ音は何だ?」 *「今、静か過ぎ」
トンヌラ「ごめんなさい。巫女って何階でしたっけ?」
*「巫女サンは4階って言ってなかったか」
トンヌラ「ありがとう」スタスタ
*「お、お前、誰だ?いつもの看守じゃねえ」 *「んあ~。女だ~…。女だァ~!」
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 2階
トンヌラ『螺旋階段を上った。日光はわずかに射し込んでるけど、より暗くなってる』
*「うー。うー」ジャララッ
ゆかりん『くさりの音。…あのふくめんのしゅうじんからだ』
*「うー。うひー」ゴロゴロ ジャラッ
トンヌラ『…あの覆面男、右腕がないぞ。公開刑で切断されたカンダタ盗賊団員じゃ』
ゆかりん『………。アルパ・クローズが混乱してるうちに、盗賊団へ帰してあげる?』
*「ぐー。うっふふー」ジャラジャラ
トンヌラ『………。……経緯はわからないけど、人間性を失ってるな……』
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 3階
トンヌラ『どういうわけなのか、上るほど視界が暗くなってく』
*「ハアハアハア…ハアハアハア」 *「た、助け…助けて。神に誓、誓うから。ね」
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 4階
トンヌラ『真っ暗ではないけど……「……お姉ちゃん?いるのか?」
ゆかりん『けはいが感じられない』
*〈………トンヌラ?〉
トンヌラ・ゆかりん『!』 トンヌラ「お姉ちゃん!そっちか」タッ
トンヌラ「……今、なにか灯りを
*「明かりはつけないで。トンヌラに見られたくない」
トンヌラ「そんな、ビアンカ」
ゆかりん「トンヌラ。いうとおりにしよう」
トンヌラ「…………」
*「ありがとう。勇者さま」
トンヌラ(……姿はよく見えないけど、ビアンカが微笑んだ気がする)
トンヌラ「…大事ないんだろうな」
*「大丈夫。トンヌラ、これを大教祖さまからお預かりしてるわ」
伸びてきた右手はトンヌラに水のリングを手わたした。
トンヌラ・ゆかりん「……!」
トンヌラは水のリングを手に入れた!
*「お母さまのいる魔界へのトビラが、いよいよ開くのね」
トンヌラ「それも大事だけど…ビアンカ。おじさんの事件をルドラジーラ紙で読んだ」
*「………。そう……。おどろいちゃったでしょ!ごめんね。プロポーズしてたのに」
トンヌラ「事実なの?」
*〈…事実よ〉
トンヌラ(……お姉ちゃん……)ウツムキ ゆかりん「………」
ゆかりん「オークション会場でトンヌラをわたしに託したのはこういうことですか?」
*「……はい……。でもトンヌラと勇者さまのことは大教祖さまから伺っていました」
*「気を悪くしたらごめんなさい」
ゆかりん「ううん。おたがい気遣いはやめよう。さっきのけいほうはきこえた?」
ゆかりん「イブールは教徒たちとこの国からだっしゅつしたみたいなの」
ゆかりん「アルパ・クローズはほろびる。あなただけがここに留まる必要はないんだ」
*「アルパ・クローズが…滅びる? 大教祖さまは教徒と亡命……!? ……………」
*「いずれにしても…私は社会を騒がせてしまったわ。投獄は自分からお願いしたの」
トンヌラ・ゆかりん「…!?」
*「大教祖さまたちは反対してくれたけど、お父さんたちだって命で償ったんだから」
トンヌラ・ゆかりん「………」
*「私には村の代表だった責任もある。新体制が生まれるならそれに裁かれなくちゃ」
トンヌラ「……………。………どうして女性ってこうも度胸がいいのか………」
A ビアンカの覚悟はわかった。あとはルドラジーラと国民に任せよう
B ルドラジーラだけじゃなく、ビアンカからも事件の詳細を聞きたい
C 革命中の国にいては危険。ビアンカはグランバニアへ連れて行こう
>>744の投下時刻~2013/06/30(日)10:00までのレスで多数決
同率一位の場合、10:00直前のレスが該当
…………
………
……
…
七年前 山奥の村 温泉宿 酒場
酒場の主「こらっ!おまえたちは大人になってからだといつも言ってるだろう!」
カイン「カタイこと言うなよー。酒はいらない。みんなでうまいメシを食べたいんだ」
アベル「そ、そうそう。兄ちゃんの言うとおり。ニコルがサラボナから帰ってきてね」
酒場の主「うーむ。料理がおいしいならしょうがないかー…」キュコキュコ
ニコル「へへっ見て!ジャーン!サラボナで買った立派な宗教書!」
ニコルはイブールの本をかかげた!
カイン・アベル「おおーっ!?」
酒場の主「ほお。本当に見事な本だな? サラボナの本ならさぞ高かったろう」コトッ
ニコル「それがそうでもなかった。30ゴールド。ボクのお金は全部なくなったけど…」
カイン「このイナカに教会をおっ建てるのがニコルの夢だもんな!」
アベル「ニコル教会の最初の教徒はぼくと兄ちゃんだからね! ………………」ポッ
ニコル「なんだこいつ?急に顔を真っ赤にして」
カイン「ああ。丘の上に新しい家族が越して来て… アルパカ?から来たんだっけ?」
カイン「たぶん大きな町なんだな。おれたちと同じくらいの娘がいるみたいだけど」
カイン「都会的っていうのかな…まあかわいかったよ。でアベルはこのザマと」ポム
アベル「あ…あの子を思うと落ち着かないだけだよ」ウツブセ
ニコル「アベルが初恋か~。よしよし…“では、神のまえにおこないを告白なさい”」
カイン「おっ?いいぞ。それっぽい」 アベル「神さま…がんばればきっと…」イノリ
…
……
六年前 山奥の村 ダンカンの家
ダンカン「ただいま。今日もアベルと温泉に入ってきたよ」
ビアンカ「お帰りなさい。アベルさん。いつも助けてくれてありがとう」フカブカ
アベル「いいんだ。これも神さまの思し召し。今日は違う薬草を持ってきたよ」
ビアンカ「まあ!お代を…」 アベル「ぼくが摘んだんだ。お金はかかってない」
ビアンカ「本当にありがとう。死んだお母さんもアベルさんに頭が上がらないと思う」
ダンカン「…………」ウツムキ アベル「ダンカンさんの快復を見守ってるはずですよ」
ビアンカ「………。今、夕食のしたくをしてるの。アベルさんも食べていってね!」
アベル〈井戸を備え付けたら便利だと思うんです〉 ダンカン〈良いね。助かるよ〉
ビアンカ「………。(お母さんはこの村で死んでしまった。お父さんは良くならない)
ビアンカ(………私、大人になったらアベルさんといっしょになっちゃうのかな……)
……
……
三年前 山奥の村 ニコル教会
ニコル「おお、神よ!この者たちにあなたさまのご加護のあらんことを!」クワッ
村の人々はいのりをささげている。
ダンカン〈こうして体が良くなったのも神のおかげだ…〉イノリ ビアンカ(……)イノリ
アベル〈ニコル、すっかり神父だなあ〉イノリ カイン〈毒の治療までできちまうしな〉
ニコル「竜の神はおかくれになられた。新しき神を迎えて光の国を目指しましょう!」
ダンカン〈うんうん。私ももう一花咲かせてみるか〉イノリ
ビアンカ(お父さんが元気になってくれて良かったわ)
ニコル「ビアンカさん。あなたもダンカンさんとともに新しい信心を始めませんか?」
ビアンカ「えっ?私は……」 ダンカン・アベル・カイン「………」
ビアンカ(新しい神さまには興味ないけど…お父さんたちは喜ぶよね。完治するかな)
……
……
二年前 山奥の村 ダンカンの家
ダンカン「それも前に言っただろう!」 モッサン「あ、あれーッ?そうですっけ…
モッサン(宿屋の修行はつらいなあ……。宿屋の息子になんて生まれたくなかったよ)
ビアンカ「ふふっ、今日もがんばってるわね。お水をくんできたの。どうぞ」コトッ
モッサン(……まあでも、ビアンカさんに会えるのはうれしいけどね)エヘヘ
山奥の村 温泉宿 酒場
アベル「宿屋のドラ息子がなかなか仕事をおぼえないんで、手をやいてるみたいだな」
カイン「その宿でグチるな。ダンカンさんが元気じゃお前にお呼びはかからんさ」ゴクッ
アベル「兄貴、ビアンカさん、なんか、好きなやつがいるみたいだ……」カラン
酒場の主・武器商人・村の老人「くわしく」ガタッ
カイン「あーあー。狭い村の噂はすぐ広まっちまう。おい、アベル…
アベル「むにゃむにゃ。ビアンカさん……。ぐごーぐごー」ウツブセ
山奥の村 ダンカンの家 ベランダ
ビアンカ(トンヌラ…もうどのくらい会ってないかしら。大きくなっただろうな)スワル
ビアンカ(私より大きくなってたり!なーんて……。サンタローズはもうない………)
ビアンカ(本当におじさまがラインハットの王子さまを誘拐したのかな……?)ミアゲル
ビアンカ(私…どうしていつまでもトンヌラのことが好きなんだろう。初恋だから?)
ビアンカ(人の気持ちってわからない。トンヌラが知ったらびっくりしちゃうわね)
ビアンカは幼いトンヌラを思い浮かべた。
ビアンカ((ドキッ)そうだわ。トンヌラはきれいな顔と透きとおった目でいつも私に)
……
………
一年前 山奥の村 ニコル教会
ビアンカはいのりをささげている。
ビアンカ(今日もトンヌラの家族が無事でありますように。いつか出会えますように)
………
………
五ヶ月前 サラボナ地方 大海の水門
ザザァン… ズズン ズズン
怪獣「「ブウーイ!」」グオオッ
怪獣のこうげき!ニコルに145のダメージ!ニコルはしんでしまった!
カイン「ニコルーっ!!」 アベル「あ…あ…ニコルが粉々に…ニコルが!」ガクガク
カイン「様子見さえできない!あれは、普通の魔物じゃない!アベル!逃げるぞっ!」
アベル「ニコルを見捨てるのか!?」 カイン「バカヤロウ!そんな余裕あるか!」
山奥の村 ニコル教会
村の人々はいのりをささげている。
バターン!
モッサン「なっなあ!サラボナから逃げてきたって連中が来てるんだよ!」
村の人々「「「!?」」」
*「どういうことだ!?」 *「サラボナさえやられたの…?」 *「どうする!?」
ビアンカ「助けなくちゃ!」 *「!?」 *「そ…そうかな?」 *「当然だろ!」
………
山奥の村郊外 丘陵
*「遠方の湾にたたずむ噂の巨身が、この山地から見える程とはな。気の毒なことよ」
ホークマンAはベホイミをとなえた!カインとアベルのキズがかいふくした!
カイン「…あ、ありがとう。魔物なのにおれたちと話せるんだな。あんたいったい?」
ホークマンA「この方こそ光の教団の大教祖。イブールさまであらせられます」カシズキ
カイン・アベル「イブール!?」 アベル「…なぜここに?ニコルの導きなのか?」
イブール「ほう。このような秘境に教団が知れ渡っているとは光栄じゃな」
………
四ヶ月前 山奥の村 ニコル教会
イブール「この一ヶ月間、怪獣と魔女の被害から逃れたサラボナ難民は200に迫ろう」
イブール「ビアンカよ。お前の働きは尊い。お前に光の教団初の巫女を任じようぞ」
ビアンカ・ダンカン・アベル・モッサン・カイン・村の人々「!!」
………
三ヶ月半前 山奥の村 ニコル教会
ギコギコギコ トンテンカン カン!
*「おーい兄ちゃん!後ろ、材木通るよー!」 カイン「おっとっと…」ヒョイッ
アベル「…サラボナの大工かな?賑やかになった。村の風景は毎日変わっていく」
カイン「宗教都市の着工が始まったんだ。高層を聖地にして礼拝堂を建てるから」
カイン「ニコル教会はもうすぐ取り壊される。この一帯は商業区になるらしいが…」
アベル「なんだかさびしいけど大教祖さまの新しい国がこの土地に生まれるんだから」
アベル「天国のニコルはきっと喜んでるだろうな」
カイン「アベル。最近、巫女さまに会ったか?」 アベル「いや。巫女さまは……」
アベル「高官じゃないとなかなか。高官は人間語と魔物語が両方必須だから難しいよ」
カイン「もともと普通じゃない雰囲気の女だったが、雲の上の存在になっちまったな」
………
三ヶ月前 山奥の村 温泉宿 酒場
モッサン「?マスター、この新品のビラは何だッ?…もしかして村で刷ったのか」ピラッ
酒場の主「そうだよ、若旦那。教団もサラボナも技術があるらしいね。大したもんだ」
モッサン「“炎のリングと魔法の鍵を探し当てた方は教団神官にご報告下さいませ”」
………
二ヶ月半前 アルパ・クローズ 1ブロック 礼拝堂広場
*「「アルパ・クローズばんざーい!」」 *「「大教祖イブールさまに光あれ!」」
*「「ビアンカさま!」」 *「「ミルドラース!ミルドラース!ミルドラース!」」
カイン「上空にはホークマン警備隊。礼拝堂広場には魔物の精鋭で構成された教団軍」
カイン「魔物と共に暮らすなんて抵抗があったはずなのに。人間って慣れちまうな」
アベル「兄貴、アルパ・クローズは結婚を奨励するってさ」 カイン「何だそれ…」
ダンカン「………」 ビアンカ「お父さん。サマンサさんと暮らしたいんでしょ?」
ダンカン・サマンサ「!」カァッ ビアンカ「私とママのことはもう忘れて。ねっ」
サマンサ「巫女さま」 ビアンカ「も~!こんなに若い美人をつかまえて~」グリグリ
ダンカン「わっはっはっはっ/// いや、まいった…。ありがとう。ビアンカ」ダキシメ
ビアンカ「うふふ…(良かったわ。陽気なお父さんが見れるとうれしくなっちゃう)
………
二ヶ月前 アルパ・クローズ 門
マリア『ナイトさん、御気分は…』サスサス ピエローヌ『ふぬぐ…ふなよい…』ポロポロ
ゆかりん『しっかり。…マリアさん、女性はわたしみたいに肌をだしちゃダメだって』
マリア『まあ。わかりましたわ』 ゴレムン『おれたちは……いいのか?』ゴゴ
アルパ・クローズ 2ブロック 居住区 公園
*「この国は厳しすぎる!」 *「怪獣が死んだってマジか?」 *「そうなの!?」
*「じゃあ私サラボナに戻りたいよ…」 *「国を出たら背教だ。背教は極刑。死ぬ」
アベル「高官になれば出国許可も貰えるらしいよ」 *「それ、何年かかるんだよ…」
モッサン「だが、今日みたいに暴動で訴えるのは賛成できないぜッ!」
*「ボンボンのおめーと違って遊びでやってねーからな」 モッサン「何だとッ!」
アルパ・クローズ 2ブロック 居住区 カインの家
カイン「アベル。あのルドラジーラって集まりとの付き合いはほどほどにしておけよ」
アベル「わかってる。情報は多い方がいいし、国とビアンカさんが心配なだけなんだ」
………
一ヶ月半前 アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 温泉街 見晴らし台
トンヌラ(求婚ってこういうことか…。マリアとヘンリーの境遇が少しわかったかも)
ビアンカ(……トンヌラと会えたんだ……私プロポーズしちゃったんだ……)ドキドキ
ビアンカ(水のリングが、トンヌラと結び付けてくれる……。私、待ってるから……)
………
アルパ・クローズ 1ブロック 広報官ぽれぽれの家
長身の青年はサマンサをだいている。
サマンサ「どうしてサラボナであなたの魅力に気付けなかったの…?とっても…素敵」
ぽれぽれ「……白々しい。君が愛してるのは権力で、しかもそれを理解して言ってる」
サマンサ「でも、私が好きだったんでしょ?ほしい? 私が離婚したら、結婚する?」
………
アルパ・クローズ 1ブロック 光の塔 3階 巫女の部屋
ビアンカ〈えっ!サマンサさんが男の人と!?〉 ダンカン〈まだ、若いからね…〉
ビアンカ〈そんなのダメよ!それに…この国では重罪よ〉 ダンカン〈………〉ウツムキ
ビアンカ〈……私、大教祖さまに相談してくる……。…待っててね。お父さん…〉ギュッ
………
アルパ・クローズ 1ブロック 広報官ぽれぽれの家
エリミネーターAはバトルアックスをふりおろした!ぽれぽれのいきのねをとめた!
ダンカン「命を奪うほどじゃない!もういいっ!彼女は助けてやってくれっ!」ジタバタ
あくましんかんA「巫女の縁者ですが姦通罪は重罪。今執行は妥当と決議されました」
あくましんかんA「当審判は秘匿し、ダンカンさまにとっては正統な離婚となります」
サマンサ「キャーッ!?ごめんなさいダンカンさま!何でもします!助け
エリミネーターAはバトルアックスをふりおろした!サマンサのいきのねをとめた!
………
アルパ・クローズ 1ブロック 光の塔 3階 巫女の部屋
ダンカン「私が……妻を二人も殺してしまったんだ……」ウナダレ
ビアンカ「ちがうわ。お父さんのせいじゃない。そんなふうに思わせてごめんなさい」
ビアンカ「……………。お父さん、またいっしょに暮らそう………」
………
一ヶ月前 アルパ・クローズ 1ブロック 礼拝堂広場
町の男性E〈ダンカンさん、ルドラジーラ紙です。取材をお許しいただけませんか?〉
ダンカン「…ルドラジーラ紙?あの過激な左翼団体が記事を…。…なにが聞きたい?」
町の男性E「ありがとうございます。先日、ダンカンさんは奥様と離婚されましたが」
町の男性E「現在は娘である巫女さまと男女の関係だ、と一部で報じられています」
町の男性E「巫女さまの位階は第二位ですが親子婚は違法。どうお考えでしょうか?」
ダンカン「……………。ああ。ビアンカは本当は私の実の娘じゃないんだよ」ボー…
町の男性E「!?(カマをかけてみたら、とんでもないスクープの連発だぞっ!)メモメモ
………
アルパ・クローズ 1ブロック 光の塔 3階 巫女の部屋
ビアンカ「……あの実の親子じゃないって記事が……本当だったなんて……」ガクリ
ダンカンはビアンカをだきしめた。
ビアンカ「お父さん……。………? おっお父さん、いやっ。やめて、ねっ?」ググッ
アルパ・クローズ 2ブロック 居住区 カインの家
アベルはパピルス紙をひきさいた!
アベル「こんなデタラメ、誰が書いたんだあ!?絶対ただじゃおかない…!」ビキビキ
カイン「あの巫女が、ダンカンさんとねえ。ぜーんぜん発想できんな…」ゴロリ
アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 温泉宿 若旦那モッサンの部屋
モッサン「あのダンカンさんだぜッ!本当に関係を認めたって言うのかッ!?」ググ
町の男性E「くっ、く、苦しい…!本当だよ…。知り合いなら直接聞いてみれば?」
アルパ・クローズ 1ブロック 光の塔 3階 巫女の部屋
ビアンカ「……………………………」ポロポロポロポロ
ビアンカ(私………私は……なんなの? 誰の…なんなの…?ぜんぶなくなった…?)
《《……トンヌラ「ぼくにとってはずっと、幼なじみのお姉ちゃんだったよ」……》》
《《……ビアンカ「そうよね」フフッ……》》
《《……トンヌラ「今はちょっと、よくわからない」ウーン……》》
ビアンカ(私もどんな顔をすればいいかわからない……ごめん……でも会いたいよ…)
………
アルパ・クローズ 1ブロック 礼拝堂 大教祖の部屋
イブール「ビアンカとダンカンの件は聞き及んでおる。世俗は賑わっておるようじゃ」
ビアンカ「申し訳ありません…。どうか巫女を辞めさせて下さい」フカブカ
イブール「それには及ばぬ。親子ではなく夫婦ならば誰に咎められることもなかろう」
ビアンカ(…夫婦)ウツムキ
イブール「…ふむ。幼なじみが気になるのか?」
ビアンカ「!?…………。……はい……」
イブール「トンヌラの現在の愛人は天空の勇者のようだな」
ビアンカ「えっ(おじさまが探してた伝説の勇者がトンヌラの? ……そっか………)
イブール「今のビアンカとダンカンにとって聖地以上に安全な場所はないはずじゃ」
イブール「世俗が落ち着くまで、しばらく家で休んでおればよい」
ビアンカ「はい…(……家……。…そうよ。今のお父さんをほっておいちゃいけない)
………
二週間前 アルパ・クローズ 2ブロック 居住区
トンヌラ「ゆかりん待ってよ、置いて行かないでくれ」タッタッタッ
クルッ
ゆかりん「だってトンヌラ、巫女さんにあおうとしないんだもん!」
トンヌラ(うう…休暇予定は安価で決めちゃったんだよ~!)ミアゲル
アルパ・クローズ 1ブロック パチカン広場
*「あっ!巫女さまが男とベンチに座ってる」 *「あの若い男が父親じゃおかしい」
*「一般人ぽいしねえ」 *「あんな美人の娘がいたら、いっその事ってなるわな」
アベル〈聞こえてるぞ。どうしようもないな…〉 ビアンカ〈ごめんね。私のせい〉
アベル「わっ、違うんだ、久しぶりに会えたのが嬉しくってさ。ぼくは」アワワ
ビアンカ〈本当に、記事のとおりになっちゃった……〉 アベル〈あんな記事……〉
アベル「……でも……ビアンカさんが納得できるならいいんじゃないかな……」ミアゲル
ビアンカ〈………。………納得………。わからないの。私は。自分がわからない〉ウツムキ
ビアンカ〈どうしたらいいかわからない。なにが正しいのかわからない〉フルフル
アベル(……ビアンカさんは、とても苦しい今、ぼくを頼りにしてくれたんだ)
ダンカン「おお、ビアンカ。アベルと一緒だったのか?」 ビアンカ・アベル「!」
アベル「ダンカンさん、ビアンカさんを…
ビアンカ「アベルさん!…ごめんなさい…。帰るわね。おしゃべり、楽しかったよ」
ダンカン「アベル。いつも良くしてくれてありがとう。私たちはもう大丈夫だよ」ギュッ
アベル「離して下さいっ。娘を苦しめ続けるなんて…それが父親のすることなのか!」
*「「?」」 *「何だ?」 *「ケンカ?」 *「巫女さまだ!次は何をしたの?」
………
四日前 アルパ・クローズ 1ブロック 光の塔 3階 巫女の部屋
アベル「ぼくがあなたに尽くしたのは、彼女を苦しめるためじゃないんだっ!」ブンッ
アベルのこうげき!つうこんのいちげき!ダンカンに85のダメージ!
ダンカン「ぐふっ!」グラッ
ダンカンをたおした!
あくましんかんC「止めよ!狂ったな!」
あくましんかんCのこうげき!アベルはすばやくみをかわした!
アベル(まだだ。ニコルのように粉々にしないと。この国なら治療してしまう)ブンッ
アベルのこうげき!つうこんのいちげき!ダンカンに87のダメージ!
ダンカンのいきのねをとめた!
あくましんかんCのこうげき!アベルはすばやくみをかわした!
あくましんかんC(戦闘力は明らかに私が上のはず!何故当たらぬ!)
アベル(まだだ。まだ間に合ってしまうかもしれない…)ユラリ
アルパ・クローズ 2ブロック 居住区 カインの家
あくましんかんB「あなたの弟アベルが、巫女の家族ダンカンさまを殺害した!」
あくましんかんB「ついてはあなたも事情聴取に応じていただく!よろしいな?」
カイン「!?アベル!!あの…バカヤロウがぁ!!」ガシャーン!
アルパ・クローズ 1ブロック 光の塔 3階 巫女の部屋
ビアンカ「…お……おと………お父さん…………」ワナワナ パタッ
あくましんかんC「申し訳ありません!いかなる罰もお受けいたします!」ドゲザ
ビアンカ「やめて下さい。あなたのせいじゃないわ。アベルさんに…会わせて下さい」
イブール「それはならぬ。世俗主義を象徴する大事件じゃ。議決を待つまでもない」
イブール「明日にも民の眼前でアベルを処罰し、国家の意思を示す必要があるのだ」
三日前 アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 広場
あくましんかんA「この大罪人は我らアルパ・クローズの巫女の家族を殺害しました」
カイン「やめろぉーっ!!おれの弟だけ悪いのかっ!?断じて違う!!」ダダッ
じゃしんのへいたいたちはカインをおさえつけた!
モッサン「オレならあいつみたいにできただろうか? オレも…これからはッ!」グッ
モッサン「処刑反対だーッ!」 *「!」 *「糞ガキめ。黙って見てられんのか…」
*「何かおかしいよな」 *「おかしいのは聖地だろ?」 *「とにかく中止ーっ!」
エリミネーターAはバトルアックスをふりおろした!アベルのいきのねをとめた!
………
………
………
…………
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 4階
*「…………ごめんね、トンヌラ。ごめんなさい。話を聞いてくれて、ありがとう」
トンヌラ「お姉ちゃんは、ずっと一人で頑張ってたんだな」
*「そんなことないわ……。今思えばいつも誰かが支えてくれてたんだと思う」
ウオオオーッ… ワアアアーッ…
トンヌラ・ゆかりん・*「!」
*「………」
トンヌラ「聞こえた?たぶんルドラジーラだ」
ゆかりん「わたし、やっぱり戦争はきらい」
*「……………」
トンヌラ(お姉ちゃん…。ぼくはビアンカとこの国をどうするべきだろう?)
A ルドラジーラと国民に任せよう。ビアンカには数多くの責任がある
B ビアンカを亡命させよう。亡命先決定まではグランバニアで預かる
C グランバニア領にしよう。抵抗勢力は滅ぼしビアンカに暮らさせる
D ビアンカを恋人にしよう。恋人の責任は全てトンヌラが引き受ける
>>773の投下時刻~2013/07/03(水)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
トンヌラ「ビアンカは幼なじみだ。ゲマとの決戦でも、心配して見に来てくれたぞ」
ゆかりん「うん」
トンヌラ「そんなお姉ちゃんをほっとくなんてできない。イブールだって逃げたんだ」
トンヌラ「ビアンカはぼくが亡命させる」
*「!?」 ゆかりん「………」
ウオオオーッ… ワアアアーッ…
*「…ありがとうトンヌラ。アルパ・クローズから私が逃げるわけにはいかないの…」
ゆかりん「幼なじみならしってるでしょ?トンヌラってこういうひとだよ」
*「! で、でも……」
トンヌラ「ルドラジーラの多くは、ぼくが巫女の知人なんて考えてもないはずだ」
ゆかりん「教団軍と高官のしりあいとはおもわれてるかも」
トンヌラ「ぼくの目的は大教祖が持つ水のリングだと、ルドラジーラの前で公言した」
トンヌラ「そのぼくを調べてわかることは“教団の指名手配団体トンヌラサーカス”」
トンヌラ「水のリングを渡された巫女ごと拉致!くらい日常茶飯っぽいイメージだぞ」
ゆかりん「いまから本当にやるけどね。うふふ」
*「トンヌラ。勇者さま」
トンヌラ「お尋ね者ならぼくたちの方が先輩だよ」ピッ
アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 広場
ワァァァァァァァ!
カイン「国からいっせいに教団軍が消えちまった。おろらん、トンヌラ…何者なんだ」
*「聖地へ迎え!教祖を殺せ!」 *「巫女はどうする?」 *「フフ!捕らえろ!」
カイン(巫女。アベルがお前を待ってるぞ。おれの手でアベルのもとに送ってやる)グッ
(ベラ)『人間と魔物ってどうしてすぐに戦うの?自分の国をボロボロにするくらい』
マリア『(ギュッ)妖精さん……。…悲しいことですわね。お祈りしましょう』
ヘンリー『(イノリ)………。前も平穏って国じゃなかったけど、戦争になるなんてな』
ミニモン『前から渦巻いてただろォが。くくく』パタパタ
ヘンリー『うおっ!?と
ミニモン『ッセェぞ。ミドリムシ』パタパタ シビリン『ミドリムシ!』フワッ
ヘンリー(ミドリムシってなんだよ…。よ、ようトンヌラ) トンヌラ“?やあ…”
トンヌラはおうじゃのあいの回線を構築した仲間と、意識を同期して情報を共有した。
トンヌラ“悪魔・魔獣・死神の出番だ。牢獄塔へ向かうルドラジーラに恐怖を与えろ”
ゴレムン『……と……トンヌラがいっている』ゴゴゴ
ミニモン『くくく。オォオォ…』 スマハち『えっオラもけ?』 ホーコ『♥♥』
トンヌラ“一般的な国民は洗礼で蘇生可能だろうけど、最大限殺さないように頼むよ”
トンヌラ“この任務は妖精のベラにはつらいし、ヨシュアさんも巻き込みたくはない”
トンヌラ“マリア、この二名と帰投して、秘書たちにビアンカのことを報告してくれ”
ゴレムン「……と……トンヌラがいっている」ゴゴゴ
マリア「かしこまりました」 (ベラ)「……」 ヨシュア「ご配慮は無用です」
マリア「兄さん…。じゃあ妖精さん、
(ベラ)「四日前の決戦で、あの女の子がゲマに殺されてたらどうなってたの?」
(ベラ)「この国のあらそいは起きなかったの?」
ミニモン「あの稲女の生死は関係無ェ。耄碌してンなヨォ。ババア」パタパタ
ヘンリー「ベラさん。どうする?」
(ベラ)「…私も残るわ」
ミニモン『ンじゃア牢獄塔へとッとと行きやがれ。商業区の人間どもは………』スーーッ
ミニモンはおたけびをあげた!
ミニモン「俺が遊んでや゛っがら゛ヨ゛ォォーーオ゛オ゛オ゛オ゛オオーーッ!!!」
仲間たち・ルドラジーラ『「「「!?』」」」
町の男性I「!!」ビックゥ! 町の男性Iはすくみあがった!
町の若者I「な、なんだあぁーっ!?」ビックゥ! 町の若者Iはすくみあがった!
カイン「教団軍がまだいたか!? 違う…新手だ!」 カインはへいきだった。
クラリス「あのモンスターたち…? 風の人の仲間?」 クラリスはへいきだった。
スマハち『なんちう汚え声だべか。ベラ姉ちゃん、へぐだ!オラに乗るだよ!』
(ベラ)『……わかったわっ!ピエローヌくんも一緒に行きましょう!』グイッ
ピエローヌ『ははっ!こたびのつとめはしゅくんのあねぎみをおまもりいたすこと!』
シビリン『シビリンもー!(ガシッ グイッ)!?』ミアゲル
ホーコはシビリンをつかまえた!
ホーコ『シヴィハ私ト1ブロックニ来イ。ハイド。先ニ行ク』バサッ バサッ バサッ
スマハち『んだ。ホーコ!トン兄ちゃんとリボンのねっちゃを頼むだ!』ザッ ザッ ザッ
ビュンッ! ビュンッ!
ヘンリー「行っちまった。猛獣はえー。さてオレたちはどうするか…?」
ミニモン「くくく!」カッ
ミニモンはイオラをとなえた!しゅういに56のダメージ!
ドカァン! ガラガラガラッ
*「「ひいいっ!?」」 *「ばくだん石!?」 *「ちっこいけどアレ悪魔だろ!」
シャンシャンシャン わたしたちと シャンシャン たたかうつもりなのね? シャンシャンシャンシャン
クラリスはまふうじのうたをうたった!
ミニモン「ハァ。酷ェ声だゼェ。エンプーサ崩れ」 ミニモンにはきかなかった!
カインのこうげき!ゴレムンはせんとうにおどりでた!ゴレムンに3のダメージ!
カイン・ルドラジーラ「「「!?」」」
ミニモン「アァアァ。危ねェなァ。止せヨォ」 ゴレムン「……………」ゴゴゴ
ミニモン「つまンねェぞ。人間ども。オォ?そォだ。もッと絶望しろヨォ」ミクダス
ゴレムン「………」ピカッ
*「「うっ…ううっ…!?」」 *「新時代が始まるのに」 *「た、倒さなきゃ!」
ヘンリー『子悪魔がはしゃぐのはわかるけど、ゴレムンまでノリノリかよ』
ヘンリー『しんがりはミニモン・ゴレムン・マリア・オレ・ヨシュアさんだな』ジャキッ
ヘンリー『トンヌラがビアンカちゃんと脱出成功したら、オレたちも帰投すればいい』
ヘンリー『その時はゴレムンかオレに連絡がある。マリア、ルーラをよろしくな!』カッ
マリア『お任せ下さいまし!』 ヘンリーはメダパニをとなえた!
*「また呪文だ!」 *「どんな呪文だ!?」 *「こっ!れああああ」グルングルングルン
ヨシュアはデーモンスピアを装備からはずした。
ヨシュア(つまり陽動作戦か。さすがは次期国王陛下)ダダッ
ヨシュアのこうげき!町の若者Eに86のダメージ!
町の若者E「ぎゃっ!?」 町の若者F「ああっ!?やめて!彼に手を出さないで!」
*「おまえたち何者だ!?」 *「ならず者か!」 *「汝らも神の裁きが下ろう!」
ヨシュア「神の裁き?あなたたちが神を信仰していると言うのか?」ザッ ザッ
ミニモン「くくく。この尼の兄貴」ニタニタ
*「聖地に行くな!戻れぇ!」 *「被害を増やすな!」 *「我々の国なんだっ!」
マリア(………。おろらんさんは私の願望が生んだ幻だと思っていたけど……違う?)
マリア(トンヌラさんや私のように人間界から望みの世界へ行った、実在するお方?)
マリア(…人間界のおろさんさんを、私と同じ立場と仮定した場合……)
マリア(大教祖さまの討伐は、望みの神さまの御指示だと考えられるわ)
マリア(アルパ・クローズ崩壊を決定づけたのはおろさんさん。神さまの目的って?)
アルパ・クローズ 2ブロック 居住区
モッサン「聖地だッ!残る神官と魔物も倒してやるッ!」 *「「オオーーッ!!」」
モッサン「ビアンカさんは殺すなよッ!」 *「イイ女だしな」 *「ちょっとっ!」
ビュンッ
モッサン・ルドラジーラ「「「!?」」」キョロキョロ ゴロゴロゴロ…
スーパーマッスルハイテクちーたーははげしいいなずまをよびよせた!
いなびかりがあたりをつつむ!
モッサン「真っ暗だッ!」 *「雷の季節かー」 *「これ、山の天候って感じか?」
ゴロゴロゴロ… バリバリバリ ドォンッ!
モッサン・ルドラジーラ「「「うわあーーッ!!」」」ビックゥ!
町の男性H「…ま、前を見ろ。何かいる…!」
スマハち「グルルルルル……」 (ベラ)「…人間よ…争いをやめるのです…」カッ
モッサン・ルドラジーラ「「「!?」」」 *「誰!?」 *「神さま…神さまよ!」
ベラはマヌーサをとなえた!しゅういはまぼろしにつつまれた!
町の男性F「…… !?うわあっ!もっ猛獣がたくさんいるう!」
ピエローヌ《おつぼねさま…せっしゃはいかがいたさばいいでござろうか》ヒソヒソ
(ベラ)《神さまごっこで人間たちをとおせんぼしましょうよ》ヒソヒソ
ピエローヌ《むむー?かみやほとけでござるか?ふむー…》カッ
ピエローヌはイオラをとなえた!しゅういに63のダメージ!
アルパ・クローズ 1ブロック 礼拝堂広場 上空
ビュンッ ヒューーーーーーー……… バサッバサッ
シビリン『シビリンたチいチバんノりだねー!トンヌラドっちのトう?』ギュッ
ホーコ『牢獄塔ハ黒イ方ダケド…』チラッ
*〈〈うおお~っ!〉〉 *〈がらんどうだ!〉 *〈礼拝堂や建物の中を探せ!〉
ホーコ『ルドラジーラガ来ヤガッテル。シヴィ。広場ニヒャドリンヲ落トセ』ビュンッ
シビリン『うンー』
アルパ・クローズ 1ブロック 礼拝堂広場
キラ キラ キラ キラ キラ キラキラキラキラキラキラキラ
*「「!?」」 *「なっ…寒っ!」 *「雷落ちたよな!?」 *「異常気象だ!」
町の男性D「……? !?空を見てくれ!あの大きい氷は何なんだ!?」ミアゲル
ビキッビキ ヒュン
*「落ちてきっ…!?
ドッゴオーン!! ガララッ
ルドラジーラ「「ぐわあーっ!?」」
バサッ バサッ バサッ
ホーコは巨大な氷塊にとまった。
*「鳥!でけえ!」 *「アレがやったんか!?」 *「白いスライムもいないか?」
ホーコ『シヴィ。ワンモア』ミクダス シビリン『ワンもあ!』ガッツ
キラ キラ キラ キラ キラ キラキラキラキラキラキラキラ
ルドラジーラ「「!? ひえーっ!」」
町の男性D「怯むと思うのか!正義はわれらにある、続けー!」 *「「おおーっ!」」
ホーコ「ケェーーーッ!!」カッ
ホーコはザラキをとなえた!
町の男性D「」ドサッ *「「」」ドサドサドサッ
*「!?なっ…?おい!おい!」
ドッゴオーン!! ガララッ
ルドラジーラ「「わーっ!?また落ちてきたーっ!」」
シビリン『ミニモンミたイニすグころシたラだめダよーホーコー』ツンツン
ホーコ『ルドラジーラハ蘇生可能。殺サナイト止マラナイ』ミクダス
*「な、何だこれは」 *「呪いじゃないのか?」 *「呪い!?」 *「ひいっ!」
ルドラジーラはにげだした!
シビリン『アっ。ニゲてくヨー。エッとー?』ウネウネ
ホーコ『放ッテオケ。トンヌラ様ガ帰投デキルヨウニ邪魔者ヲ追イ出スノガ任務ダ』
シビリン『うー。もウだイじョうぶナのカなー?』
ホーコ『………』ミクダス
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 4階
トンヌラは耳をすましている。
…ワァ…
トンヌラ「ちょっと静まったな。みんな、うまくやってくれてるみたいだ」
ゆかりん〈やすらぎのローブが巫女の服なんだね。トンヌラ、他になにかもってる?〉
トンヌラ「ん?あ、着替えたいのか。えっとあるよ。おどりこの服じゃなんだし……」
トンヌラはふくろからみずのはごろもを取り出した!
ゆかりんはトンヌラのみずのはごろもをうばった!
トンヌラ「わっ!?なんだよ乱暴な」
ゆかりん〈トンヌラ、こっちみないで〉ゴソゴソ
トンヌラ「わかりました」
*〈…ありがとう…勇者さま〉ゴソゴソ
ゆかりん〈わたし、ゆかりんっていうの〉ゴソゴソ
トンヌラ「………」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【アルパ・クローズに関する目的と課題】
○魔界の母マーサを救出。アルパ・クローズのイブールから水のリングを借りるぞ!
○ビアンカのプロポーズに返答しよう
○テルパドールの解放をクラリスに報告して、母国へ連れて行ってあげよう
○セントベレス大神殿で依頼した、転移制御の報酬を求められるかもしれないぞ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンヌラ(アルパ・クローズの目的と課題は、すべて果たせたようだ)
トンヌラ(水のリングを入手しビアンカを亡命させる今、この国に戻る必要はない…)
トンヌラ(……まあ、温泉にはまた入りたいけどね)
トンヌラ(新しい国が興るか。サラボナが盛り返すか。なにかと注目される地域だな)
トンヌラ(このリヒチア牢獄塔の2階で、カンダタの盗賊団員が廃人になってたけど)
トンヌラ(助けてカンダタ盗賊団に引き渡したいなら、機会は今だけかもしれないぞ)
トンヌラ(ぼくは、彼を助けるべきかな?)
A はい
B いいえ
>>831の投下時刻~2013/07/05(金)06:00までのレスで多数決
同率一位の場合、06:00直前のレスが該当
━━━━━━━━━━━━━━━━つよさ━━━━━━━━━━━━━━━━━
トンヌラ
トンヌラサーカスだんちょう
レベル:82(/99)
ねんれい:17歳
ドラゴンの杖 神秘のよろい ちからのたて ちりょくのかぶと 命のリング
王家のあかし
ホイミ キアリー バギ スカラ ベホイミ インパス リレミト バギマ マホキテ
ベホマ ザオラル メガザル バギクロス おうじゃのあい
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シビリン
しびれくらげ
レベル:77(/99)
ねんれい:5歳くらい
はがねのキバ みずのはごろも マジックシールド しあわせのぼうし
マヒこうげき やけつくいき キアリク まぶしいひかり トラマナ ヒャダルコ
マホトラ マヒャド ぶきみなひかり ヒャドリン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゆかりん
★でんせつのゆうしゃ
レベル:99(/99) Max!
ねんれい:19歳くらい
天空のつるぎ 天空のよろい 天空のたて 天空のかぶと 炎のリング
エルフのおまもり
ニフラム ホイミ メラ ベホイミ ルーラ ギラ トヘロス リレミト ラリホーマ
ザメハ マホステ アストロン イオラ ライデイン ベホマ ザオラル ベホマズン
ギガデイン ミナデイン パルプンテ ギガソード ジゴデイン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニモン
アンクルホーン(★ミニデーモン)
レベル:25(/40)
ねんれい:6歳
はやぶさの剣 炎のよろい オーガシールド グレートヘルム いのりのゆびわ
メラミ なめまわし メダパニ あまいいき イオラ ラナルータ パルプンテ
メラゾーマ イオナズン ベギラマ バギマ ヒャダルコ おたけび きあいため
ベギラゴン マヒャド バギクロス
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゴレムン
ゴーレム
レベル:45(/50)
ねんれい:2歳くらい
ビッグボウガン 魔人のよろい ドラゴンシールド ちりょくのかぶと
ちからため きあいため めいそう におうだち みやぶる
究極爆裂拳【要・ピエローヌ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
マリア
やみのしさい
レベル:63(/99)
ねんれい:17歳
マグマの杖 プリンセスローブ うろこのたて 黄金のティアラ
ホイミ マホトーン ベホイミ スカラ スクルト ベホマ ニフラム シャナク
ザオラル ベホマラー トヘロス ザオリク ルーラ ドルマ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スーパーマッスルハイテクちーたー
キラーパンサー
レベル:87(/99)
ねんれい:12歳くらい
こおりのやいば みずのはごろも 鉄かぶと ビアンカのリボン ほしふるうでわ
きあいため おたけび いてつくはどう はげしいいなずま
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピエローヌ
スライムナイト
レベル:61(/99)
ねんれい:3歳くらい
ドラゴンキラー 炎のよろい ちからのたて ちりょくのかぶと
ゾンビキラー まどろみの剣 ふっかつのつえ
ホイミ マホトラ ベホイミ キアリー イオ キアリク ベホマ イオラ
究極爆裂拳【要・ゴレムン】 みがわり ピエロンド
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘンリー
シツレンジャー(みどり)
レベル:56(/99)
ねんれい:17歳
きせきのつるぎ 炎のよろい ちからのたて レヌールの王冠 エルフのおまもり
まどろみの剣
メラ マヌーサ ルカナン イオ メダパニ トヘロス ルカニ マホカンタ
フバーハ バイキルト
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ホーコ
★ホークブリザード
レベル:25(/25) Max!
ねんれい:9歳くらい
あくまのツメ みずのはごろも 毛皮のフード
ザラキ つめたいいき こごえるふぶき ふしぎなおどり3 かがやくいき バシルーラ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ベラ
ようせいびと【人間界では視認されない(視認される場合もある)】
レベル:34(/99)
ねんれい:???(姿は10歳くらい)
ようせいの剣 みずのはごろも マジックシールド 銀のかみかざり けんじゃの石
ホイミ ルカナン ギラ マヌーサ リレミト フローミ しのびあし レミラーマ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨシュア
けんしんのきし
レベル:48(/99)
ねんれい:22歳
デーモンスピア ミラーアーマー グレートヘルム みかがみのたて
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヘモ爺
★ヘルバトラー
レベル:99(/99) Max!
ねんれい:66歳くらい
イオナズン はげしいほのお ベギラゴン マホカンタ ザオリク メラゾーマ
かがやくいき しゃくねつのほのお
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サンチョ
トレジャーハンター
レベル:42(/99)
ねんれい:???
らいじんのヤリ 銀のむねあて 風神のたて シルクハット
スクルト フローミ ラリホー くちぶえ マホトラ ザキ しのびあし
メガンテ【未洗礼につき禁呪】 とうぞくのはな メダパニ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ビアンカ
ほうろうのみやのめ
レベル:17(/99)
ねんれい:19歳
はがねのムチ みずのはごろも うろこのたて 銀のかみかざり
メラ マヌーサ ルカナン ギラ ラリホー バイキルト ベギラマ トラマナ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
…オォ…
トンヌラ「…………。ゆかりん。2階にカンダタ盗賊団のメンバーがいただろ」
ゆかりん〈うん〉ファサッ *〈…盗賊…〉ゴソゴソ
トンヌラ「やっぱり彼は盗賊団へ帰すよ。きみたちが準備してる間に助けてくる」スッ
ゆかりん〈…うん、わかった。気をつけてね〉
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 3階
コツ コツ… ジャララッ ガシャーン!
*「た!助けて?助けて。私を助けて…ここから出して。何でもするから」ガシャガシャ
トンヌラ「………」コツ コツ
*「ハアハア…ハアハア…」ジャラ
トンヌラ(…事情はわからないものの不憫だな。とはいえ囚人全員を保護するのも…)
トンヌラ(大教祖と高官は亡命したし、国民とルドラジーラに委ねるのが一番だろう)
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 2階
*「うー。うん~」ジャラジャラ
トンヌラはさいごのカギをつかった!めのまえの牢屋のトビラがひらいた!
カンダタこぶんBがあらわれた!
カンダタこぶんB「おうっ?うおーっうおー!」ジャララッ
カンダタこぶんBのこうげき!トンヌラに56のダメージ!
トンヌラ「ぐっ…なんてチカラだ」ギリギリ…
パッ
カンダタこぶんB「うーん!?」ヨロヨロッ
トンヌラのこうげき!カンダタこぶんBに151のダメージ!
カンダタこぶんB「あがっ」クラクラッ ドシャ!
トンヌラ「……」ヒュンヒュン
トンヌラはカンダタこぶんBののどもとをドラゴンの杖で指した!
カンダタこぶんB「うい~うう~」ガタガタ
トンヌラ「いいか。ぼくは敵じゃない…」ゴソゴソ
トンヌラはカンダタこぶんBに盗賊団のバッジを手わたした。
カンダタこぶんB「!!おおうっ!お、うっふ、うひー…。うっ…うう…」ポロポロポロ
トンヌラ(……セントベレスはまだ工事中だから、サンタローズの門番に引き渡そう)
アルパ・クローズ 2ブロック 居住区
*〈〈〈ひいいーっ!〉〉〉 *〈の、呪いだあ-っ!〉 *〈こっちは雷ぃ!?〉
モッサン「先に聖地へ向かった連中だッ!下層に逃げてきたのかッ!?」
ゴロゴロ… ピカッ バァン!
ルドラジーラ「「「ギャー!!」」」ビックゥ!
モッサン「く、くそッ、一時撤退ッ!商業区に引き返せーッ!」ダダダッ
ルドラジーラはにげだした!
ピエローヌ『ぬっ。にげたでござるよ!』ピョンピョン
スマハち『ピエローヌ、こいでいが。オラたつも礼拝堂さ行くだ』ザッ ザッ
(ベラ)『………ちょっとたのしかったかも………。ポワンさまにしかられちゃう』
アルパ・クローズ 1ブロック 礼拝堂広場
ビュンッ! …キラキラキラキラ…
スマハち『…さびい!あんでっけえ氷、シビリンのだあ』ミアゲル
シビリン《スマハちおソいヨー》フリフリ
ピエローヌ『さすがシビリンせんぱい! むむ?』キョロキョロ
しゅういにはホーコのザラキで殺されたルドラジーラのメンバーたちがたおれている。
(ベラ)(……やっぱりイタズラなんかで済むわけがないわ。あらそいなんだもの…)
ホーコ『………』ミクダス
トンヌラ“ホーコ、状況は?”
ホーコ(!アン♥邪魔者ハ排除シマシタ♥♥イツデモ来テ♥♥♥)
トンヌラ“わかった、ありがとう。ホーコの仕事はいつも早いね”
ホーコ(モット♥♥モット言ッテ♥♥♥♥)ゾクゾク
アルパ・クローズ 1ブロック リヒチア牢獄塔 前
トンヌラとカンダタこぶんBがあらわれた!ゆかりんとビアンカがあらわれた!
カンダタこぶんB「うあー」ブンッブンッ ビアンカ〈……まぶしい……〉サッ
トンヌラ「リレミトが効くのは意外だ。あ、普段はイブールが転移制御してたのか?」
ビアンカ「そうだと思うわ…」
ゆかりん「しっかり。光はじょじょになれるよ」
ビアンカ「ええ。ごめんなさい」
スマハち《トン兄ちゃーん!》ビュンッ ホーコ《コノ肩ナノオ♥♥♥》ガシッ
ホーコはトンヌラの両肩にとまった。
カンダタこぶんB「うわあ~。ああ~」 シビリン『ウわアー。アあー?』ペシペシ
(ベラ)『ちょ、ちょっと。この人なに? マリアちゃんみたいに右腕がないわよ』
ピエローヌ『このぞく!ごふじんのふくをぬすんだふらちものではござらぬか!』ピョンッ
ビアンカ〈……………。ふふっ…〉 ゆかりん「?」
ビアンカ(大きくなったわね、ちーたー。もう、私が助けられるほうなんだわ)
トンヌラ「……お姉ちゃん。思うところはあるだろうけど、今は脱出だけ考えてくれ」
ビアンカ「……うん。あなたの言うとおりにする…」
若き大国アルパ・クローズは革命で崩壊し、トンヌラは水のリングとビアンカを確保。
はたしてトンヌラは魔界の母マーサと再会できるのだろうか?
つづく。
冒険の書に記録します。
※「いつもご愛読いただきありがとうございます!」
※「積極的に参加して下さる皆様には、重ねて御礼申し上げます」
※「次回更新ですが、お時間をいただくかもしれません」
※「再開日時は未定とさせていただきます」
※「そして今回も訂正させていただきます><;」
※「>>828 マリアの思考 おろさん → おろらん」
※「その他も細かい誤植が散見されます。申し訳ありません」
※「明らかな矛盾点・誤植を認めましたら、どうぞお気軽にお申し付け下さい」
※「すぐに確認し、対応させていただきます!」
※「ご意見、ご質問などもありましたら、お気軽にどうぞ!」
※「可能な範囲でご返答いたします!」
アルパ・クローズ 3ブロック 商業区 広場
ミニモンはバギマをとなえた!
ビュウウッ!
*「まっまた風かっ!」 *「痛!?」 *「気をつけろ!バギって攻撃呪文だ!」
町の若者A「こんな大荒れの天気でやってられっか!?痛いのはパスだぜ!」ダダッ
町の若者B「この祭りも終わりか?無法地帯の今のうちに、盗れるモンを盗っとこう」
町の若者C「へへへ、最高の三日間だったな!」ダッ
ミニモン「オォオォ?俺らの邪魔じゃねェンならガンガンやれ。人間ども」パタパタ
町の若者D「邪魔…?」
ヨシュアのこうげき!町の若者Aに86のダメージ!
町の若者A「」ドシャ! 町の若者B・C・D「!?」
ミニモン「アァ~。俺は良くてもソイツはなァ。カタブツだからヨォ」パタパタ
カイン「くそ!何なんだ!?お前たちは何物だ!教徒なのか!?目的を言え!」
カインのこうげき!ミス!ゴレムンはダメージをうけない!
トンヌラ“(ピッ)ゴレムン、ビアンカを救出した。シビリン・スマハち・ピエローヌ”
トンヌラ“ホーコ・ベラも合流してる。任務完了だ。マリアも残ってるんだね?”
ゴレムン(のこっている…グランバニアにもどればいいか?)
トンヌラ“うん、マリアに伝えてくれ。ぼくたちはサンタローズに寄ってから戻る…”
トンヌラ“きみたちは先にグランバニアへ戻って、秘書たちに現状を報告してほしい”
ゴレムン(りょうかい)ピカッ
ゴレムンのこうげき!カインに118のダメージ!
カイン「ごふっ!」ドシャ!
カインをたおした!
*「カイン!」 *「嘘だ!教団軍めーっ!」 *〈商業区は戦いが続いている!?〉
モッサン〈男二人と女…子供の悪魔と… カイン!カインを倒したでかいのはッ!?〉
*「!?モッサンたちは聖地へ向かったはず…」 *「高官どもが!粘りやがって!」
クラリス(強い…。この人たち、確かラインハットの戦士だったかしら?)シャンシャンシャン
クラリス(ラインハットへ渡ってれば、私と弟は今も一緒に暮らしてたのかしらね…)
ゴレムン『トンヌラかられんらく……にんむかんりょう……グランバニアへもどれ』
ミニモン・マリア・ヘンリー『りょうかい!』 ヨシュア「!」
ミニモン『まずまずの早さだ。もォちッと遊ンでもイインだが』パタパタ
ヘンリー『長居は無用だぜ。腹もへっただろ?』チャキ
ミニモン『そォだなァ。この国のメシァしばらくマズそォだ』パタパタ
マリア〈兄さん、トンヌラさんから帰還のご命令ですわ〉ヒソヒソ
ヨシュア〈わかった。お前のルーラだな?〉ヒソヒソ
マリア〈はい。みなさん、お手をしっかり……〉カッ
マリアはルーラをとなえた!
サンタローズ郊外 高原
カンダタこぶんB「うう~。う~」フルフル シビリン『ウうー。ウ―?』プルプル
ビアンカ「ここは…!? ………サンタローズの村?昔より大きくなってる………」
トンヌラ「魔物の襲撃で滅んだアルカパから、カンダタ盗賊団が移住したんだよ」
ビアンカ「…アルカパのウワサも聞いてた。生き残った人たちはいるのかしら…」
ゆかりん《アルカパの人たちはホーコが…》チラッ ホーコ『襲ッタ。昔ダ』ベッタリ
トンヌラ「ぼくも確認したわけじゃないけど、生存者はいないって聞いてる」
ビアンカ「そう…」
ゆかりん「生まれそだった町がのこってれば、そこへかえってもよかったね」
ビアンカ「そうなのかな…。よくわからない…」
ゆかりん「………(そうか…このひともかえる場所なんてない。わたしといっしょだ)
ゆかりん(…………。ちがうよ。いまのわたしにはトンヌラっていういばしょがある)
スマハち『リボンのねっちゃ元気出すてけろ』スリスリ
ビアンカ「ちーたー。心配してくれてるの?」ナデナデ
(ベラ)『スマハちなんだかなついてるみたい。お母さんみたいな感じなのかしら?』
スマハち『前ちいと会っただけだよお』
ピエローヌ『スマハちせんぱいのなづけおやはこのあねぎみでござるゆえ!』ピョンッ
シビリン『スマハちのナマえナガいヨねー』フワフワ
サンタローズの村 入口
グレンデルA「! トンヌラ、シビリン、ゆかりん、スマハち、ピエローヌ、ホーコ!」
シビリン『ベラもイるヨー!』フワフワ (ベラ)《私は見えないのよ。シビリンくん》
カンダタこぶんB「お~。ううひっ…… ああ~!」ミアゲル フルフル
グレンデルB「!?まさか…こぶんBなのか!おまえら、これはどういうことだ!?」
トンヌラ「アルパ・クローズに用事があった。そのついでだよ。カンダタはいる?」
グレンデルA「親分はセントベレスの大神殿で、改装工事の現場監督をしているんだ」
トンヌラ「やっぱり。カンダタは忙しいだろ?きみたちに任せた方が良いと思ってさ」
グレンデルB〈おい。どうする?こいつら問題ばっか持ち込んできやがる〉ヒソヒソ
グレンデルA〈…こぶんBはサラボナ地方で消息を絶ち、アルパ・クローズの関与が〉
グレンデルA〈かねてより疑われてた。筋は通る。親分なら恩を受けたと考えるはず〉
グレンデルB〈恩人をおろそかにしたら親分に大目玉を食らう…。それはわかるがよ〉
グレンデルA「……トンヌラ。親分に代わって礼を言うぞ。もう少し説明を頼む……」
トンヌラは、カンダタこぶんBの公開刑とリヒチア牢獄塔での様子を説明した。
グレンデルB「親分の側近のくせにドジって捕まっちまってたのか?情けねえ……」ハァ
グレンデルA「そう言うな、その代償がこれなんだ」
カンダタこぶんB「ず…く……」ボリボリ
ビアンカはいのりをささげている。
サンタローズ郊外 高原
ビアンカ「……トンヌラのおかげで、このアルカパ地方も平和になったんだよね?」
トンヌラ「ニセ太后を倒してラインハットの帝国主義が終わったことなら、そうかも」
トンヌラ「サンタローズ界隈の治安のことなら、カンダタ盗賊団の働きが大きいよ」
ビアンカ「サンタローズは変わってたけど…なつかしいな。なんかほっとする」ナデナデ
スマハち「フニャー…」
ビアンカ「…トンヌラ。ゆかりんさん、ちーたー、みなさん。ありがとう…」フカブカ
トンヌラ・シビリン・ゆかりん・スマハち・ピエローヌ・ホーコ・(ベラ)『?』
トンヌラ「どうしたの。急に改まって」
ビアンカ「ここから旅立つわ。トンヌラが一人でラインハットから旅に出たみたいに」
トンヌラ・ゆかりん・(ベラ)「!」
ゆかりん「トンヌラの国を見なくていいの?サンチョさんもいるんだよ」
ビアンカ「私は行かないほうがいいわ。それにこの平和な故郷なら一人旅はできそう」
(ベラ)《ふ~ん、一人旅かー。いいかもね!ここで別れる?トンヌラ》
スマハち『一人旅?別れる?リボンのねっちゃここまでけ?』
シビリン『シビリンたチのナかマじャないンダねー』フワフワ
トンヌラ(…この地方なら、アルパ・クローズの民とトンヌラサーカスの敵はいない)
トンヌラ(ビアンカの身の安全を考えると、ここで別れるのは悪くない選択だ)
トンヌラ「お姉ちゃん、なんでグランバニアへ行かない方が良いんだい?」
ビアンカ「あなたたちにも良くないことが起こりそうでこわいの」
ゆかりん「そんなこと…
トンヌラ《…ビアンカにとっての親密な人間は、全員死んでる……ってことか?》
ピエローヌ『むむー?』ミアゲル
(ベラ)《まるで死神。ホーコちゃんみたい》
ピエローヌ『お、おつぼねさま。いささかことばがすぎまする』
(ベラ)《ごっごめんなさい。失言だったわ》アセアセ
ホーコ『……』ベッタリ
トンヌラ(亡命先はアルカパ地方。理由はいろいろあるけどビアンカ自身の提案だぞ)
トンヌラ(このサンタローズでビアンカと別れるべきかな?)
A はい
B いいえ
>>869の投下時刻~2013/07/19(金)09:00までのレスで多数決
同率一位の場合、09:00直前のレスが該当
スマハち『ねっちゃ一人で大丈夫べか…?』
トンヌラ『スマハち。おまえのリボン、お姉ちゃんに渡してもいいか?』
スマハち『ねっちゃさ貰っだこんリボン?』ヒョイ
トンヌラ『うん。ぼくたちはお姉ちゃんと一緒に行けないけど、お守り代わりだ』
スマハち『お守りかあ…。…いいだよ』ニコニコ
トンヌラは、スマハちの前左足にむすばれたビアンカのリボンを、装備からはずした。
トンヌラ『うーん。ずいぶん年季が入ってるなあ』
トンヌラはビアンカに、ビアンカのリボンを手わたした。
ビアンカ「トンヌラ、これ、ちーたーのものよ」
トンヌラ「またしばらく会えないかもしれない。これはぼくたちを結ぶお守りだぞ」
ビアンカ「お守り…」
トンヌラ「ぼくの仲間は、このリボンの位置をどこからでも知ることができるんだ」
ビアンカ「そんなことができるの?」
トンヌラ「うん。ビアンカがリボンを手放さない限り、ぼくはいつでも会いに来れる」
ビアンカ「………」
トンヌラ「……ビアンカが気が向いた時、特に困った時は、グランバニアへ来てくれ」
トンヌラ「この大陸からは遠いけど、主な集落には盗賊団の出張所があるらしいんだ」
トンヌラ「そのキャンプでぼくの名前と事情を話せば、きっとチカラになってくれる」
ビアンカ「すごいわ、顔パスじゃない。トンヌラもえらくなったものね」ニコッ
トンヌラ「ははは。お姉ちゃんもだろ」
ビアンカ「トンヌラ。今のあなたなら、パパスおじさんの夢をつぐことができるわ」
トンヌラ「じゃあ、ぼくたちも行くよ。体に気を付けて。いい旅をね」
(ベラ)『私が見えてなさそうだし、魔物語もわからなそうだけど、元気でね』バイバイ
スマハち『ねっちゃ、リボンありがとごす。へばなー』スリスリ
シビリン『まタねー』ペシペシ ピエローヌ『シビリンせんぱい!いたいでござる!』
ビアンカ「うふふ。ありがとう。これからもトンヌラのことをよろしくお願いねっ」
ゆかりん「…………」 ホーコ『……?』ベッタリ
トンヌラ・シビリン・ゆかりん・スマハち・ピエローヌ・ホーコ・ベラはいなくなった。
ビアンカ(…うふふ。またひとりになっちゃったな。…でも…私、自由なんだわ……)
ビアンカ(お父さん。サマンサさん。アベルさん。アルパ・クローズのみなさん……)
ビアンカ(……私は生き残って、国から逃げてしまった……。ごめんなさい……)ミアゲル
ビアンカ(………まぶしい………。……この地方にも夏が来る……。…………………)
ビアンカ(アルカパへ行こうかな。誰もいないなら今の私にはちょうどいいのかもね)
ビアンカ「…………。………」ギュッ
ビアンカはビアンカのリボンをにぎりしめた。
ゆかりんがあらわれた!
ビアンカ「!?勇者さま…(ひとり?なにか忘れ物かしら…)
ゆかりん「あなたが強くあろうとしてるのは“トンヌラのおねえさん”だからなの?」
ビアンカ「えっ?……………。あのね、ゆかりんさん、そんなことは…
ゆかりん「見栄っぱり。意地っぱり。トンヌラにプロポーズしたくせに」
ビアンカ「(グッ)……だって、トンヌラはゆかりんさんを選んだんだから……」
ゆかりん「わたしだけじゃない。つい昨日のことだけどトンヌラはマリアも選んだの」
ビアンカ「えっ!?ど、どういう意味!?」
ゆかりん「そのままのいみだよ。マリアもトンヌラが好きだったけど一度ふられたの」
ゆかりん「ふられたマリアは苦しんで、わたしたちから離れる決意をしたんだけど」
ゆかりん「トンヌラはその別れをみとめず、マリアも恋人にする覚悟をきめたんだ」
ビアンカ「………。ムチャクチャだわ。……ゆかりんさんはそれでいいの?」
ゆかりん「…わたしはトンヌラが好き。なにがあってもトンヌラについてく」
ゆかりん「それにわたし、マリアのことも好きだから」
ビアンカ「あのトンヌラがいいかげんな男なわけない…でも…どういうつもりなの?」
ビアンカ「そんな関係が、結婚や未来に繋がるとは思えない。長続きしないわよ」
ゆかりん「だから、トンヌラはグランバニアの王さまになる決断をしたよ」
ビアンカ「えっ…!?トンヌラはグランバニアの王さまになるの!?」
ビアンカ「…………。どうしてトンヌラ、教えてくれなかったんだろう…………」スワル
ゆかりん「わたしも、トンヌラの考えをしったのはほんとうに昨日なんだけどね」スワル
ビアンカ「………………」ウツムキ
ゆかりん「あなたにわたしとマリアのことを伏せたのも、トンヌラの考えだろうけど」
ビアンカ「………………。…………どうして、私には…………?〉ギュッ
ビアンカはビアンカのリボンをつよくにぎりしめた。
ゆかりん「トンヌラが決めたことなら、運命なら、しょうがない?あきらめがつく?」
ビアンカは両方のこぶしをふりまわした!ゆかりんに4のダメージ!
ビアンカ「うっうっ!うっ、ずるい…ずるいっ!うっううっ…」ポロポロ
ゆかりん「………」ポカポカ
ビアンカ「私が、最初にプロポーズしてたのにっ。ひどいっ!どうして?」ポロポロ
ゆかりん「………」ポカポカ
ビアンカ「私が、なにをしたって言うの?私ずっと、トンヌラを待ってたっ!」ポロポロ
ゆかりん「………」ポカポカ
ビアンカ「こんなこと知らなくてもよかったわ!うう!わざわざ自慢しに来たの!?」
ゆかりん「ちがうよ」ポカポカ
ビアンカ「私が、見栄っぱりで意地っぱりならっ、あなたはただのおせっかいよっ!」
ゆかりん「おせっ…」カチーン
ビアンカ「うわーーっ!!」ウツブセ
ゆかりん「………」
…
……
………
ゆかりん「………」スッ
ビアンカ「さわらないで」ポロポロ
ゆかりん(やっぱり、嫌われちゃったかな…)
ビアンカ「………」プイッ グスッ
ゆかりん「…あなたの身に起こったできごとのつらさはわたしにはわからないかも…」
ゆかりん「でもね、わたしも、育ての親と村のみんながわたしをかばって死んでるの」
ビアンカ「………」グスッ
ゆかりん「おさななじみの女の子はいきかえったけど、わたしをわすれてしまってた」
ビアンカ「………? ………どうして………?」グスッ
ゆかりん「わからない。どうしてだろう?すごくつらかった。……だけど、とにかく」
ゆかりん「あなたのせいでよくないことがおこるとか、そんなこと絶対ないんだから」
ゆかりん「そんなことで、わたしたちに遠慮しなくていいことはおぼえててほしいの」
ビアンカ「……………」グスッ
ゆかりん「おぼえてるうえで遠慮するのはあなたのじゆうだよ。束縛なんかしない」
ビアンカ「………やっぱり、ただのおせっかいなんじゃない………」
ゆかりん「トンヌラとわたしとマリアのことも、あなたは知るべきだとおもったんだ」
ゆかりん「それであきらめがつくか、うらやましくなるか、わたしはわからないけど」
ゆかりん「……でも、トンヌラはあなたにいわなかった。たしかにおせっかいだよ!」
…
……
ビアンカ「……やっぱり……グランバニアには行けないわ」ゴシゴシ
ゆかりん(だとおもった。トンヌラへの想いがさめたのか、意地っぱりなのか。でも)
ゆかりん「わたしも、今はそれでいい気がする…」
ビアンカ「……どうして?」
ゆかりん「ライバルが減るもん。…というのは半分じょうだんだけど」
ビアンカ「半分よね? 私、伝説の勇者、嫌いになっちゃいそう」プイッ
ゆかりん「じゆうにね。しばらく生きてみるの。しがらみもなく」
ビアンカ「……………」
ゆかりん「つらかったりさびしかったら来てね。わたし、もうでしゃばらないから」
ビアンカ「…………」チラッ
ゆかりん「うふふ…。トンヌラがだまって見送ったのも、そういうことなのかな…」
ゆかりん「わたし、よけいなことをしちゃった。つらくあたってごめんね」ウツムキ
ビアンカ「………」ミアゲル
ゆかりん「なぜか、あなたをほっておけなかった……」
ビアンカ「………私のことは、ビアンカって呼んでくれる?」
ゆかりん「………うん。ビアンカ。わたしも呼び捨てでいいよ。たぶん…同世代だし」
ビアンカ「そうかしら。あなたのほうが年上だと思うわ。姉御肌っていうか……」
グランバニア城 4階 トンヌラと従者の部屋
昼御飯・牛乳のチーズフォンデュ
シビリン・ミニモン・スマハち・ピエローヌ・ピピン『うお~っ!』パチパチパチ
サンチョ「ドゥフフ!いつもは白ワインを加えて煮込むんですがね」
トンヌラ「ぼくたち、お酒は控えた方がいい。今は子供のピピンもいるしなおさらだ」
みんな『『いただきまーす!』』
シビリン『ドうやッテたベルの??』キョロキョロ
ヘンリー『この白銀の串を使うんだぜ。パンや野菜、好きなものを…ぶっ刺す!』グサッ
シビリン・ミニモン・ピエローヌ・ピピン『ぶっさす!』グサグサッ
ヘンリー『それに土鍋のチーズをからめて……ふーふー……。食べればいいのさ』パクリ
シビリン『なルほどナー』ベチャベチャ ピエローヌ『せっしゃはじゃがいも!』グイグイ
ヘンリー『おまえら、欲張って一度に何個も刺すなよ』 ミニモン・ピピン『!?』
ミニモン『ンでわかッたンだヨォ。ミドリムシ』パタパタ
ヘンリー『フフン。わんぱく坊主が考えるようなことは全てお見通しだぜ』ニヤニヤ
ピピン『…すごいや!…ヘンリーさま!』ドキドキ
トンヌラ『まあ、ヘンリーは元祖いたずらこぞうだからね』モグモグ
ヘンリー『わっはっは!オレの小さい頃はもっとおとなしかったけどな』パクリ
ヨシュア「牛乳仕立てのフォンデュもなかなかうまいな。お前は食べないのか」トローリ
マリア「ゆかりんさんがお戻りになったら一緒にいただきます」
ヨシュア「ゆかりんさまに余計な心配をかけるだけじゃないか?」モグモグ
オリビア『(フー、フー)』アーン
オリビアは料理を冷まして、スマハちとホーコに分け与えている。
スマハち『オラ熱いの苦手で。青髪のねっちゃ悪いだよ。とろとろだばって旨えなあ』
オリビア『(ニコニコ)』アーン
ホーコ(トンヌラ様ノアーンガイイノニ)ハグハグ
(ベラ)『どうして人間ってこんなに料理が上手なのかしら?』パクッ
(ベラ)『う~ん!…とろけそう~…。ゴレムンくんも食べれたらいいのにね』モグモグ
ゴレムン『すこしうらやましいが……おれにはたいへんなしゅうかんにもみえる』ゴゴ
コンコン
マリア・ピピン・オリビア・サンチョ「!」 トンヌラ「あ、いい、ぼくが出る…」
ガチャリ
ゆかりん『ただいま帰りました。おそくなってごめんね』
マリア『お帰りなさい!ゆかりんさん』タッ
トンヌラ『今、食べ始めたとこだよ。ゆかりんとお姉ちゃんの話って想像つかないな』
ゆかりん『うふふ…。ケンカしてきちゃったんだ』バタム
トンヌラ・ゴレムン・マリア・スマハち・ピエローヌ・ヘンリー・(ベラ)『!?』
トンヌラ『……ケ…ケンカ……ですか?』ゴクリ
ゆかりん『トンヌラは、ビアンカをじゆうにしたくて黙ってみおくったんだよね』ニコッ
トンヌラ『ゆ、ゆかりん、ビアンカって』ダラダラダラ
ヘンリー《その大量の汗はなんだよ。まさかプロポーズから逃げただけなのか?》ヒソヒソ
トンヌラ《ま、まさか?そんなわけないじゃん》ダラダラダラ
ヘンリー《それがオレと決闘した男の顔かよ。まっ!おまえも人間らしくなったよな》
ミニモン『オォオォ?面白ェ顔しやがッて。あの稲女。やッぱ拉致ッとけヨォ』モグモグ
マリア『お野菜、おいしいですわね。チーズの配合が絶妙ですわ』パクリ
(ベラ)『ねー。妖精の村のみんなにも食べさせてあげたいわ』モグモグ
シビリン『あレー?(キョロキョロ)ドリスは?いナイの?』パクッ
トンヌラ『あっ。ケンカといえばぼくも昨晩、ドリスとケンカになったんだよな…
仲間たち・ピピン・オリビア『『!?』』
トンヌラ『はっ。わあっ!?』グイイッ
ヘンリー『おまえ!この二日でどれだけの女性を泣かせたんだ!?』ググッ
サンチョ「!? 坊っちゃん!ヘンリーさまっ!」ブルルルン ヨシュア「…………」
シビリン『ヘンリーおコっター!?』フワフワ ミニモン『くくく』パタパタ
トンヌラ『ご、ごめん、泣かせたのは事実だけど、やましいことじゃないんだ』アワワ
トンヌラ『ドリスにはぼくたちの決闘を秘密にしてただろ。それで傷つけてしまった』
ヘンリー『………。そういうことか………』パッ ミニモン『ンだァ。つまンねェ』
ピピン『…ドリスさま、…ボクより、…まものごのべんきょう、…がんばってたから』
ピエローヌ『トンヌラどののみならず!せっしゃたちみなのせきでございまする!』
ミニモン『知るか。イイから水注げ』グイッ ピエローヌ『ははっ!』トクトクトク
ゆかりん『わたしたちも、ドリスさんに謝ろう』 マリア『はい』
スマハち『んでもいっつかトン兄ちゃん謝っでるだよ。もういんでねか?』モグモグ
シビリン『マたケンカになル?』フワフワ スマハち『うひゃあ。勘弁してけれえ』
トンヌラ(もう一度ドリスに謝っておくべきかな? ……メンバーはどうしよう)
A リーダーのトンヌラだけで十分だと思う
B トンヌラは謝ったから、次はヘンリーか
C シビリン・ピエローヌに任せてみようか
D 女性のゆかりん・マリア・ベラに頼むぞ
E トンヌラ・ゆかりん・マリア・ヘンリー
F トンヌラと仲間たちで改めて謝るべきだ
G すでに終わった話だから放っておこうよ
>>903の投下時刻~2013/07/21(日)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
グランバニア城 2階 兵舎食堂
※「わいわい……」
※「がやがや……」
王城の兵A「…ふはー!腹減ったあ。今日の昼飯はなんだろ? おっ。よう!」ポム!
王城の兵D「あっ?お疲れー。魚だよ、魚。フフッ」ワクワク
王城の兵A「おお!いいな。でも夜に食べたいよなあ。白ワインなんか冷やしてさー」
王城の兵F「ははは。贅沢者」
昼御飯・燻製ニシン・ドライフルーツパン・ミルクスープ
城の女中A・C「……はぁ……」カチャ
城の女中D「ちょっとー…。ゴハンくらいマトモな顔しろやー?」モグモグ
城の女中B「なんなの?」カチャカチャ
城の女中D「頼むからアンタは騒ぐなよ。マリア様がトンヌラ様の恋人だってハナシ」
城の女中B「ちょ、はっ?トンヌラ様の恋人って仲間の騎士のゆかりんさんじゃん?」
城の女中D「増えたんじゃね?蔵書庫でコイツらがトンヌラ様の仕事を手伝ってる間」
城の女中D「当のトンヌラ様はマリア様とデートしてたんだってさー」ゴクゴク
城の女中A「私たち勝手に盛り上がってバカみたいでしょ」パク
城の女中C「ね…」パク
城の女中B「へえー。そりゃショックだー?まートンヌラ様は王族だからねー」モグモグ
城の女中B「でもいいニュースじゃん。民間、しかも障害者さえ恋人になれてんだし」
城の女中B「私たちにだって、チャンスはいくらでもあるってわけでしょ?」
城の女中D「騒がねーなと思ったらどんだけポジティブだ」
城の女中A「……そ…そうかな?」ゴクン 城の女中C「かわいくなりたい…」ゴクン
王城の兵A・D・F「………」スワル
王城の兵A〈……聞いてたか?女の情報網って侮れんぞ。ま~じ~か~?ああ~〉ヒソヒソ
王女の兵D〈聞いてた。ぼくはゆかりんさんがすきだし、ショックじゃないけど〉ヒソヒソ
王城の兵F〈しかしメイドも綺麗な女多いよな。容姿も採用基準なんだろうなあ〉ヒソヒソ
グランバニア城 4階 トンヌラと従者の部屋
トンヌラ『ごはんを食べ終わったら、もう一度ドリスに謝ってくるよ。きみたちは…』
シビリン『シビリンもイく!』フワフワ ゆかりん『わたしもいっしょにあやまる』
ミニモン『下らねェ。俺は行かねェぞ』ガツガツ ピエローヌ『ミニモンせんぱい!』
スマハち『ミニモン素直さ謝っだら、多分かっぱさはんかくせえと思われるだよ』ハァ
トンヌラ『…それはそうかも。なんか余計こじれそうな気がする…』ウーム
ミニモン『たまにゃアイイ事言うじゃねェか?馬鹿猫語はわかンねェがヨォ』モグモグ
…
……
みんな『『「ごちそうさまでした!』』」
サンチョ「お粗末さまでしたっ!」
グランバニア城 4階 ドリス王女の部屋
ドリス『おっ、おおぜいで、なんなの?』カァァァ
ヘンリー「姫のお怒りは当然のこと。どうか私たちをお許しいただけませんか」カシズキ
トンヌラ・シビリン・ゆかりん・マリア・(ベラ)・ピピン『ごめんなさい』ペコリ
ゴレムン『すまない……』ゴゴ スマハち『ごめんよお。許してけれ』ペコッ
ピエローヌ『もうしわけございませぬ!』ピョンッ ホーコ『………』バサッ バサッ
ヨシュア・オリビア「………」フカブカ
ドリス『やっやめて~!ヘンリーさま!おねがいです、おかおをおあげください!』
ヘンリー『………』カシズキ
ドリス「トンヌラひどいぞ!ヘンリーさまにこんなことさせて、しかも数の暴力で!」
ドリス「あんたたちも大げさなんだよ!あたしもう怒ってないんだってばっ!」ジタバタ
トンヌラ「えっそうなの?ごめん…
ドリス「ごめんはやめろ!ほんとに怒るぞ!?」
…
ドリス「………なにか理由があったんだろ………。どうせ大臣に口止めされたとかさ」
ピピン「ううん、だいじんさまじゃないよ。おうさまのめいれいだったんだっ!」キラキラ
ゆかりん・マリア・ヘンリー・(ベラ)・オリビア(あっ)
ドリス「あの親父が?あんたたちに命令したのか?」キョトン
ピピン「はっ!?ご、ごめんなさい!!」ビクビク
ヨシュア「……………。殿下」チラッ
トンヌラ「うん。……それでいいよ、ピピン。これからドリスに秘密は作らない」ギュッ
ピピン「!! はいっ!よ…よかったあ~。えへへっ…」ホッ
ヘンリー「ドリス姫。オジロン陛下の御判断は姫への愛に他なりません。どうか…」ニコ
ドリス「ヘンリーさま…(……。……お聞きしたい……)キュン
ドリス(……どうしてそんなふうに笑えるんですか?つらくないんですか……?)ウツムキ
ヘンリー(……そんなにオレを心配しなくてもいいのに。どう説明すべきなのか……)
トンヌラ『ドリス、きみはグランバニア王女でぼくのいとこ。教団も注目してるはず』
トンヌラ『その上“トンヌラサーカスの一員”と見なされれば、ますます危険になる』
トンヌラ『マリアが生きてるのも奇跡的なんだよ。ぼくたちには関わらない方がいい』
トンヌラ『叔父さんがぼくたちをドリスから遠ざけたのは安全面の理由が大きいんだ』
仲間たち・ドリス『『………』』
トンヌラ『これからきみに秘密は作らない。でもすごく危険なことだと理解してくれ』
トンヌラ『理解とその覚悟ができないのなら、ぼくたちは絶対にドリスを頼れないぞ』
仲間たち・ドリス『『………………』』
ドリス『……それさ、さくばん、あたしにいえば、よかったじゃん?』
トンヌラ『あんな状況で言えるもんか』 ヘンリー『こいつ、女性が怖いんですよ』
ドリス『トンヌラって、おおものなのか、こものなのか、わからなくなる…』
グランバニア城 4階 トンヌラと従者の部屋
ミニモン『オォオォ。お姫様ァ。今日は泣かねェ?俺が悪かッたヨォ…』ゴロリ
ドリス『あんたって、ほんとムカつく…』ピクピク
シビリン『ミニモンがあヤマったよー!?』フワッ ホーコ『ティージング』ベッタリ
ピピン『…ビアンカさまのことも、…まとめたほうが、…いいですか?』ミアゲル
トンヌラ『いや、除いてくれるかい?ぼくたちができることは今はないと思うし…』
ピピン『…はーい。…えーと…?』カキカキ オリビア《……魔女と、戦士を……》ヒソヒソ
(ベラ)『がんばってるわ、ピピンくん。こういうところはすごいのよね…』ホオヅエ
ピピン『ベラ!どう?ボクかっこいい!?』チラッ (ベラ)『かっこいいわよ!』ビッ
トンヌラ『うんうん。でもお姉ちゃんもかわいいと思うよ』ヨシヨシ
(ベラ)『…………。ねえトンヌラ。どうして私はからかうの?怖くないの?』ギュウウ
ゆかりん『わたしも気になる』ギュウウ マリア『望みの世界もまとめましょう』ギュウウ
トンヌラ『痛い!つねらないで。怖いです。マリアせめてこっち見…。ごめんなさい』
ヘンリー『おっ。なんだ?こうげきし放題か?わっはっは。…こいつめっ!!』ボカッ!
シビリン・ゴレムン・ピエローヌ(つうこんのいちげき!!)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【目的】
●魔界の母マーサを救出。海の神殿のトビラを開き、いよいよ魔界へ旅立つぞ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【課題】
●セントベレス大神殿から消えた教徒と奴隷を追跡して、ゲマ宗を解体させよう
●マリアは、信仰する望みの神ダークドレアムから、魔界派遣命令を受けている
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【情報】
○セントベレスの教徒と奴隷は二日前現在、“ポートセルミ東南東・離島のリゾート”
○エースは二日前現在、“セントベレス大陸西の大洋を北上してさまよっている”
○デボラとヱビスは、ポートセルミで制圧された経営施設を取り戻そうとしている
○魔界の神ミルドラースは、神を目指し進化の秘法を使って魔物と化した、元人間
○マスタードラゴンは、人間界と妖精界と????の三つの次元を知覚できる神
○ドラゴンの杖は、マスタードラゴンに最も近いものとなる神具
○“勇者の条件は人間と天女のハーフだけではない”が、ゆかりんも知らされていない
○秘書のピピンとオリビアによると、ルラフェンは魔術と学術が盛んな研究の街
○ヘモ爺が元の姿へ変身できる方法があるらしい
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【疑問】
・イブールをはじめとするアルパ・クローズの教団軍は、どこへ亡命したのか?
・アルパ・クローズを崩壊へ導いたほどの存在、おろらんとは?
・望みの神ダークドレアムの目的は?
・時の砂は魔界のどこかにあるらしい。ふっかつのたまはどこにある?
・ゆかりんと秘書と学者たちなら、試練の洞くつに記された文章を解読できないか?
・マスタードラゴン曰く、ミニモンがアンクルホーンになったのはゆかりんの影響?
・なぜシンシアはゆかりんを忘れてしまったのか? ソロとは?
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こうやってまとめてみると
今、向かうべき場所は魔界なのだろうけれど(母の事考えて)
気になる各地がけっこうあるなぁ…
トンヌラ『いてて…。ピピン、オリビア、マリア、まとめてくれてありがとう…』カッ
トンヌラはベホマをとなえた!トンヌラのキズがかいふくした!
トンヌラ『さいごのカギ、炎のリング、命のリング、水のリング。すべて手に入れた』
トンヌラは旅人の地図をひろげた!
トンヌラ『エルヘブン大陸の巨大海蝕洞、西の入口を北上すれば海の神殿へ到着する』
ゆかりん『ということは、エルヘブンにルーラしてから北上するルートをとるんだね』
シビリン『エっト。ドれくライかかッタっけ??いッシゅウかン???』フワフワ
ミニモン『ホットドッグ洞窟とエルヘブン間は5日だ。あン時ゃ船だッたが』ゴロリ
ゴレムン『こんかいはまほうのじゅうたんか?……そくどはふねとにている』ゴゴ
マリア『では、海の神殿までの旅の日程は、5日前後と仮定しましょう』
ヘンリー『5日か…。ゲマとの決戦は4日前。つまり奴隷たちが消えて4日経ってるぜ』
ヘンリー『魔界のことはなにもわからないし、人間界にいつ戻れるかもわからない…』
ヘンリー『魔界から帰った後の奴隷救出は現実的じゃねえな。オレは手遅れだと思う』
オリビア〈……魔界から帰った後の奴隷救出は現実的じゃない。手遅れだと思う〉ヒソヒソ
オリビアはヨシュアに通訳している。
ヨシュア「…私もヘンリー殿下と同意見です」キッ
トンヌラ『うん。ヘンリーとヨシュアさんはかねてより人間界の活動を希望してたね』
トンヌラ『リゾート島のカジノ船の調査は難しそうだ。厳しい入島検査が予想される』
トンヌラ『上客は貴族と富豪だけど、トンヌラサーカス関係者を疑われたら入れない』
トンヌラ『潜入するなら、ベラが適任…とは思うけど』 (ベラ)『えっ!私!?』
マリア『リゾート島は子供がいない。妖精さんなら目撃されないということですか?』
ピエローヌ『されどまものはいるのでは?せっしゃはおつぼねさまがみえてござる!』
スマハち『んだなあ…。ベラ姉ちゃん一人だば危ねえよお』ヘタッ
トンヌラ『うーん。誰が付いてもかえって危険だと思うけど……』
トンヌラ『リゾート島界隈の海上やポートセルミから、サポートすればいいのかな?』
トンヌラ『でもやっぱり、ベラに潜入を頼むのはぼくも心苦しいし、心配だよなあ』ウーン
シビリン『ウー。シビリンせんニュうしテモいいヨー!』フワフワ
ミニモン『どォせ残党はブッ殺すンだろォ?潜入なンざ要るか?面倒臭ェ。皆殺しだ』
ドリス『みなごろしって、それじゃカジノせんのおきゃくも、まきこんじゃうじゃん』
ミニモン『くくく。教団のカジノで遊び呆ける人間だ。価値なンざあンのか?』パタパタ
ホーコ『トンヌラ様♥チームヲ決メテカラ作戦詳細ヲ考エテミル?』ベッタリ
トンヌラ『………。うん。そうだね。まず班分けしてみるか』ミアゲル
※「マリアは、望みの神ダークドレアムから魔界派遣命令を受けており」
※「ヘンリーは人間界での活動を希望。ヨシュアはカジノ班を希望していますが」
※「推奨外の配属先を選考していただいてもまったく構いません」
※「推奨外の配属先でもやる気は十分。仲間はガンガン働きます」
※「トンヌラは魔界班のリーダーとなります」
※「ピピン・オリビア・ドリス・デズモンは、グランバニア班の所属となります」
※(デズモンはラインハットの学者です。研究対象は進化の秘法。ヘモ爺と親しい)
※「仲間たちのつよさは、>>842-843をご参照下さい」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B シビリン
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C ゆかりん
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
D ミニモン
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
E ゴレムン
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
F マリア
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
G スーパーマッスルハイテクちーたー
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
H ピエローヌ
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
I ヘンリー
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
J ホーコ
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
K ベラ
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
L ヨシュア
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
M ヘモ爺
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
N サンチョ
1 魔界班 2 カジノ班 3 グランバニア班
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>923の投下時刻~2013/07/25(木)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
>>1さんに質問です。
①Aが抜けているのは何故?
②今現在トンヌラの『王者の愛』回線が繋がっている仲間は誰ですか?
③>>622でトンヌラは魔界に行ったら交信不可と考えているみたいですが
この作戦の機会で『王者の愛』回線の新規登録の予定は無しですか?
④今後の物語の流れは魔界班(トンヌラ視点)のみになりますか?
答えられる範囲でよろしいので回答をお願いします。
※「>>924」
※「① A=トンヌラと考えた為で、無意味です。申し訳ありません><;」
※「② ゆかりん・ゴレムン・ヘンリー・ホーコ の四名です」
※「③ おうじゃのあいの回線は、あと五つの空きがあります」
※「需要があれば、班分け後にトンヌラは登録を試みそうです」
※「④ 現在の予定では、魔界班(トンヌラ視点)メインを考えていますが」
※「魔界班(トンヌラ視点)のみにはしないつもりでいます」
>>1さん回答ありがとうございます。
B2カジノ船潜入役
C1カンストアタッカー
D1魔界でも大暴れして欲しい
E3最終防壁①
F1魔界へ目的の在る人①
G3最終防壁②
H3最終防壁③
I1貴重な補助特化だから
J2残党をブッ飛ばせww
K2レミラーマで奴隷捜索
L2出来たら魔物語を習得して欲しい
M1魔界へ目的の在る人②
N1唯一マーサを認識出来る人物だから(要:神の洗礼)
ゴレムン『おれは……グランバニアにいるほうがいいか?』ゴゴ
シビリン『ゴレムンもシビリンといっシょにいクー?』ポスッ
ミニモン『デカブツがカジノ船か?バァ~カ。行ける訳ゃ無ェだろォが』ポスッ
ゆかりん『どうするべきかなぁ……』 トンヌラ『…………』フーム
サンチョ〈ふう…。ようやく食器を洗い終わりましたよ〉ボテボテ
トンヌラ「……サンチョ。ぼくたちは魔界へ向かうけど、一緒に来てくれないかな?」
サンチョ「!! …ドゥフフ。さすがは坊っちゃん!」ブルルン
トンヌラ「サンチョはお母さんの顔を知ってる。判別できるのはサンチョだけなんだ」
サンチョ「ええ。絶対に坊っちゃん…いえトンヌラ王のお役に立ってみせますとも!」
トンヌラ「お、王様は叔父さんだよ…。でも、条件というか、もう一つお願いがある」
サンチョ「ふむ。なんですか?坊っちゃんっ!」
トンヌラ「海の神殿到着まで5日の見込みだ。その間に天空の神の加護を得てほしい」
トンヌラ「お母さんが封印するほどの世界だろ。厳しい戦いを覚悟して臨むべきだよ」
サンチョ「うーむ…。パパスさまとマーサさまは特定の神を信仰していませんでした」
サンチョ「私が神の加護を受けないのは、おふたりにならうところが大きいのですが」
トンヌラ(…強いて言えば(安価、天、運命の)加護なら、父さんも受けてたのか?)
トンヌラ「明らかに信心が足りないぼくとヘンリーさえ、天空の神の加護は受けれる」
トンヌラ「大きな声で勧めれる話じゃないけど、この辺、天空の神は寛大みたいだ」
トンヌラ「蘇生できない仲間と魔界へ行くのは難しい。便利なものは使わないとね」
トンヌラはドラゴンの杖を取り出した。
トンヌラ「サンチョに心配をかけたこの杖と、ゆかりんの天空の武具も、同じことだ」
トンヌラ「抵抗に思う時もある。でもこれらの武具とチカラはなによりも信頼してる」
サンチョ「ごりっぱです。今のトンヌラ王の姿、パパスさまにもお見せしたかった…」
トンヌラ「だから王様じゃないってば。そんなふうに外で言ってないだろうな?」
サンチョ「坊っちゃん!このサンチョをお供にえらんでくれたこと、感謝しますぞ!」
サンチョ「みなさんのお荷物にならないよう、死ぬ気で天空の神の洗礼を受けます!」
ゴレムン「……うみのしんでんまでに……かごがまにあわなかったらどうする」ゴゴゴ
トンヌラ「うん、まあ、その場合…サンチョはグランバニア班かな」
サンチョ「ぼっ坊っちゃーん!?サンチョはやります!やってみせますとも!」ブルルン
グランバニア城 3階 悪魔の蔵書庫
トンヌラ〈ヘモ爺さーん。いる?〉キョロキョロ ヒソヒソ
ヘルバトラー〈……。むっ?トンヌラか……。何か用か?〉ペラッ パタン
トンヌラ〈やあ。今日はどう?気分とか体調とか〉 ヘルバトラー〈うむ。良好だ〉
デズモン〈4日前の決戦後からは一度も錯乱していません>< 奇跡的ですね><〉
トンヌラ(奇跡か。安価の加護は時に、奇跡を起こすほどのチカラに成り得るからな)
トンヌラ(…付き合い方が難しいんだけど。まあ、神ってそういうものかもしれない)
トンヌラ(マスタードラゴン、ダークドレアム、ミルドラース。全員もれなく難しい)
*「失礼します。冷たい水をお持ちしました」コト コトッ
ヘルバトラー「むっ?ありがたく頂こう」 デズモン「いや~生き返ります><」
トンヌラ「あっ、ぼくはすぐに戻るので… あれ?あなたは(大法官に暴行された…)
城の女中E「国の皆様のおかげで快復しました。ありがとうございました」フカブカ
トンヌラ「そうでしたか。本当に良かった。…やっぱり、ぼくもいただきます」ニコッ
城の女中E(…私なんかが、こんなに素敵な方から笑顔をいただけるなんて…)ドキドキ
デズモン「グランバニアの女中は美しいですな>< わたしも召し抱えたいです><」
ヘルバトラー「わしらを世話する使用人は既におる。女色に耽溺する齢でもあるまい」
デズモン「わたしも若い頃はそう考えていました><」 ヘルバトラー「やれやれ」
トンヌラ「光の教団によって魔界へ拉致されたお母さんは、きっと今も戦い続けてる」
トンヌラ「光の教団の神にして大魔王であるミルドラースと、それを祀る幹部たちと」
ヘルバトラー「調べたが…。神を大魔王と見立てる教義が、光の教団の主流らしいな」
トンヌラ「そうだね。ヘモ爺さんは人間だった頃、教団と魔物の関係を知らなかった」
トンヌラ「どうも光の教団には、少数派だろうけど、人間だけの宗派があるのかな…」
トンヌラ「ここ数日、ヘモ爺さんの意識は安定してるけど、なにか思い出したかい?」
ヘルバトラー「いや。全く思い出せん。本当にわしは人間だったのか?」ググッ
トンヌラ「………。ぼくたちも、その姿に変わったところを見たわけじゃないからな」
トンヌラ「でも、ぼくとシビリンとゆかりんとミニモンに心当たりはあるんだよね?」
ヘルバトラー「うむっ」バサッ デズモン「翼を開かないで下さい><」
トンヌラ(人間の姿は取り戻せたとしても、記憶の方は取り戻せないんだろうか?)
トンヌラ(…それならこの数日のように、心穏やかに過ごすことこそが幸せなのかも)
トンヌラ(ゲマとの決戦ではヘモ爺さんに助けられた。魔界でも頼りたかったけど…)
ヘルバトラー「トンヌラ。わしも同行させてくれ。魔界とミルドラースを知ることが」
ヘルバトラー「おのれを根源的に解明し、全ての答えを得る。そんな気がするのだ」
トンヌラ(…うーむ。余計な刺激でまた錯乱したら? でも頼りになるのも確かか…)
トンヌラ「…かつてヘモ爺さんが信じた教義の神とは違う気もするけど、神は神だよ」
トンヌラ「ぼくたちがミルドラースと敵対する場合、ヘモ爺さんは敵対できるのか?」
トンヌラ「ヘモ爺さんが魔界へ行くのなら、ぼくにとって一番の判断基準はそれだぞ」
ヘルバトラー「神は大魔王などではない。それにわしはおぬしの世話になっておる」
ヘルバトラー「“大魔王ミルドラース”よりトンヌラを信じるのは当然の成り行きだ」
トンヌラ「ふふ…。そうかい? 少し心配だけど…ぼくもヘモ爺さんを信じてみるか」
デズモン「ではわたしはお役ごめんでしょうか>< ラインハットへ戻りますか><」
トンヌラ「デズモンさんさえ良ければ、グランバニアで研究を続けてくれませんか?」
トンヌラ「進化の秘法やグランバニアの歴史には、まだ未知なる真実が隠されている」
トンヌラ「グランバニア自慢の、きれいなメイドさんを御付きにしますから」チラッ
デズモン「ほっ、ほんとうですか?><」チラッ
城の女中E(えっ!?…私? …やだ…やだ…。私の人生ってどうなってるの?」ウルウル
グランバニア城 4階 トンヌラと従者の部屋
トンヌラ『ベラどこ?シビリンをだっこできる?』キョロキョロ
(ベラ)『えっ?だっこ?シビリンくーん…』グイッ
シビリン『ナにー?なニゴっこ??』スーッ…
シビリンのすがたがきえた!
ゆかりん・マリア・スマハち・ヘンリー・ホーコ・ヨシュア・オリビア『「!』」
シビリン・ミニモン・ゴレムン・ピエローヌ・(ベラ)・ピピン『?』
ピエローヌ『いかがなされた?おのおのがた』キョトン
ゆかりん『シビリンが見えなくなったの』
ミニモン『アァ。そォいう事かヨォ。ババアが見えてる俺らは楽しめねェなァ』パタパタ
ヘンリー『不思議だぜ。ベラさんに渡したアイテムが見えなくなるのと同じ理屈かな』
マリア『妖精さんが抱きかかえて歩ける方は、くらげさんと悪魔さんくらいかしら?』
(ベラ)『シビリンくんとミニモンは、ぜんぜん重さを感じないくらいだからね』
(ベラ)『がんばればきっとピエローヌくんも大丈夫よ。たぶん歩けないけど…』
ピピン『…ちぇっ、…じゃあボクは、…もっとムリかあ』
スマハち『ずるすけの顔だべ』
トンヌラ『よし。次の旅のパーティ編成が決まったぞ!』
仲間たち・ピピン・オリビア・ドリス『『おおー!』』 ヨシュア・サンチョ「!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【魔界班】
トンヌラ ミニモン ゴレムン マリア ピエローヌ ヘンリー ヘモ爺 サンチョ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【カジノ班】
シビリン ベラ ヨシュア
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【グランバニア班】
ゆかりん スーパーマッスルハイテクちーたー ホーコ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ホーコ『!?!?!?』グサグサグサ!
トンヌラ『いてて!いてて、やめてくれー!』ブシュッ ブシューッ
トンヌラに60のダメージ!
ミニモン『ホォ…?珍しい編成だなァ。ブロコのグランバニア班は初じゃねェか?』
ゆかりん『うん。そうだと思う』
スマハち『ゆか姉ちゃんとオラとホーコでグランバニアかあ』
シビリン『ベラ、ヨシュア、よロしクねー』フワフワ
(ベラ)「シビリンくんがよろしくって言ってるわ」ポムポム
ヨシュア「あ、ああ。こちらこそ、よろしく頼みます…」キョロキョロ
マリア(あの兄さんが戸惑ってる)ニコニコ
ヨシュア「こんな事なら魔物語を学んでおくんだったな。いや。妖精は見えないのか」
トンヌラ『リゾート島のカジノ船へは、カボチから陸路でポートセルミへ辿り着き』
トンヌラ『ポートセルミ・リゾート島間の定期船に乗るのが、最短ルートになるはず』
トンヌラ『それでも7日くらいはかかるかな?』
ピエローヌ『むむー。すでに4にちたってござる。まにあうでござろうか?』フーム
ドリス『でも、じっさいにいかなきゃ、なにもわからないまま、なんだろ?』
トンヌラ『もしヨシュアさんが指名手配されているなら、定期船にさえ乗れないかも』
トンヌラ『その場合、リゾート島で行動できるのは、シビリンとベラだけになるな…』
トンヌラ『魔界へは問題なければ5日で着く。その2日後なら魔界から戻ってるか?』
ヘンリー『なるほど!楽観的だけど、オレたちもカジノ船へ行けるかもしれないのか』
トンヌラ『実任務と別の、この5日間用の班分けもするぞ。主な目的はルート開拓だ』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【魔界班のために、海の神殿をルーラに登録】
ミニモン ゴレムン マリア ピエローヌ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【カジノ班のために、ポートセルミをルーラに登録】
シビリン ゆかりん ヨシュア
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【グランバニアで待機】
トンヌラ スマハち ヘンリー ホーコ ベラ ヘモ爺 サンチョ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニモン『トンズラとババアがグランバニアなのはわかる。基地みてェなモンだ』
ミニモン『だが。俺が尼どもと旅する理由なンかあンのかヨォ!?』パタパタ
トンヌラ『ミニモンはエルヘブンへの航路を覚えてるだろ。道案内をしてあげてくれ』
ミニモン『川下りすりゃ着くだろォが?つーか登録だけならこの編成じゃなくて…
ゴレムン『おれのくにからのたび……たのしみだ……ミニモン……たのむ』ゴゴゴゴ
マリア『どうか、よろしくお願いしますわ。悪魔さん』フカブカ
ミニモン『アァアァ。拒否権は無ェか?クソが』ポカッ
ピエローヌ『いた!?ミニモンせんぱい!なにゆえせっしゃをたたくでござるか!?』
ゆかりん『海の神殿もルーラでとうろくしておけばよかったな…。しょうがないか』
ヨシュア「ゆかりんさま、何卒宜しくお願い致します。………でっ、できれば」グイグイ
シビリンはヨシュアの亜麻色の長い髪を引っ張っている。
ヨシュア「何とかして、旅の間に、魔物語を覚えたいものです」タジタジ
ゆかりん「ふふっ…。『ダメだよシビリン。おにいさん困ってるでしょ?』ヒョイ
シビリン『エっ?ゴめンねー。マリアとオなじカミだヨ。ふしギダねー』フワフワ
サンチョ「ふむ。御髪が邪魔なら、理髪師を手配しましょうか?」
トンヌラ「おっ。いい提案じゃん。これからの季節、どんどん暑くなるからなあ」
サンチョ「坊っちゃんはいけませんよ!?おヒゲもきちんとお手入れして下さいね!」
トンヌラ「はいはい……。『みんなどうする?旅の前だし、必要なら手配するけど』
ヘンリー『うん。心機一転グランバニアスタイルってのも面白そうだな』
ゆかりん『のばしたけど、わたしの巻き髪はたいへんだったし…切ってもらおうかな』
トンヌラ『ホーコもきれいにしてもらうといいよ』ヨシヨシ ホーコ『………』ベッタリ
…
ヘンリーのヘアスタイルは、アシンメトリーロングになった!
……
ヨシュアのヘアスタイルは、ワイルドショートになった!
………
ゆかりんのヘアスタイルは、カールボブになった!
…………
グランバニア城 3階 空中庭園
シビリン『わー!ムかシのゆかりんダー!!』ペタペタ
シビリン?『ブロッコリーおんなのふっかつだー!!』グイグイ
ゆかりん『似てない』ポカッ
ミニモン『ッてェ!?クソッ。クラゲの真似はムズいなァ』パタパタ
トンヌラ『ゆかりんに殺されかけた、山道の小さな洞窟が懐かしいね』ニコニコ
シビリン『ウんー!』ニコニコ
ゴレムン・マリア・スマハち・ピエローヌ・ヘンリー・(ベラ)『ころされかけた…』
ゆかりん『ト、トンヌラとシビリンも!そのはなしはもうやめよう!』アワワ
トンヌラ『ヨシュアさんはさっぱりと男らしいけど、ヘンリーは小難しい感じだなあ』
マリア『まるで何かの芸術家みたいですわ。ヘンリーさんらしいおしゃれで素敵です』
ヘンリー『ありがとうマリア/// わかったかトンヌラ』
ミニモン『まァだ尼にボケてンのか?ミドリムシ』パタパタ
ヘンリー『うるせえなあ。かわいいもんはかわいいんだからしかたないだろ』
マリア(ヘンリーさん…。今でも、私をそんなふうに言ってくれるなんて)チラッ
ドリス『! な、なに?マリア』
マリア『あっ。い、いえ…(……………)
マリア(その…ごめんなさい。言ってはいけないけど、ごめんなさいと思っています)
トンヌラはピエローヌにまほうのじゅうたんを手わたした。
トンヌラ『海の神殿班でじゅうたんを操縦できるのはピエローヌだけだ。よろしくね』
ピエローヌ『はっ!しかとうけたまわりました!』ピョンピョン
トンヌラ『海の神殿班もポートセルミ班も気を付けて。危険ならすぐに引き返すんだ』
トンヌラ『ルーラ登録成功後も、とりあえずグランバニアに引き返してくれるかい?』
シビリン・ゆかりん・ミニモン・ゴレムン・マリア・ピエローヌ『りょうかい!』
ヨシュア「…」カシズキ
ゆかりん『それじゃいってきます!マリア、そっちはおねがいね!』カッ
マリア『お任せ下さいまし。みなさん、行ってまいります!』カッ
ゆかりんとマリアはルーラをとなえた!
シビリン・ゆかりん・ヨシュアはいなくなった。
ミニモン・ゴレムン・マリア・ピエローヌはいなくなった。
トンヌラ『さて。この5日間、女部屋は再びベラだけになっちゃうけど…どう?』
(ベラ)『えっ? あ、使用人の世話がなくなるけど、一人で生活できるかって?』
(ベラ)『もちろんだいじょ
ヘンリー『人間の城で妖精のベラさんが一人で生活するのは、ちょっと難しいだろ』
(ベラ)『そんなことないわよ!ヘンリー王子ひどい!』ポカポカ
ピピン『…いえがやどやで、…みのまわりのことにくわしい、…ボクにまかせて!』
トンヌラ『ピピンはいたずらこぞうで女好きなんだよなあ』ウーム
ピピン『…も、…もう、…ぜったいだいじょうぶだから!』
トンヌラ『それに今回は、ベラを視認できないものの、女性のオリビアがいる』
トンヌラ『オリビアは昔、大臣さんの家のメイドだったし、ベラの世話はできるよね』
オリビア『(ニコニコ)』コクリ
ドリス『ベラがいいなら、あたしのへやで、いっしょにくらしてもいいけど』
ヘンリー『麗しきお申し出です。ドリス姫』
ドリス『そ!そんな…。ありがとう、ございます。ヘンリーさま…』カァァァ
(ベラ)『私がドリス姫のお部屋にいたらお邪魔にならないかしら。こんな感じに』
ヘンリー《なっ、なにを言うんだ?ベラさん》
(ベラ)《ウフフ。さっきのお返しよ》
トンヌラ『じゃあぼくの部屋に来る?ぼくとスマハちとヘンリーとホーコがいるよ』
スマハち『ベラ姉ちゃんも昔みだぐオラたつと寝るべか?』ニコニコ
(ベラ)『にぎやかそうよね!う~ん…。どうしようかしら?』
A 女従者の部屋で、ベラが一人で生活する
B 女従者の部屋で、ベラとピピンの二人で生活する
C 女従者の部屋で、ベラとオリビアの二人で生活する
D ドリス王女の部屋で、ベラとドリスの二人で生活する
E トンヌラと従者の部屋で、ベラとトンヌラたち五名で生活する
>>942の投下時刻~2013/07/27(土)12:00までのレスで多数決
同率一位の場合、12:00直前のレスが該当
待機1日目 グランバニア城 3階 空中庭園
トンヌラ『ドリス。本当にベラのことを頼んじゃってもいい?』
ドリス『いいよ。えんりょするなって。まものごのべんきょうにもなるしねー』
(ベラ)『…じゃあ、しばらくドリス姫のごやっかいになるわ。よろしくね!』ギュッ
ドリス『よろしく!トンヌラのへやもちかいし、なにかあってもあんしんだろ?』
ピピン『…あーあ…』ガックリ
トンヌラ『ははは。安価を参考にしたんだけど、ピピンの推薦は一つもなかったよ』
ピピン『…!? …ひ、ひとつも? …うそだ…。…ボクってうんがわるいなあ…』
ヘンリー『ツキのせいだけだと思ってんのなら、男としておまえはまだまだなのさ』
ピピン『…なんだよー…(トンヌラさまにまけたヘンリーさまもまだまだじゃんかー)
ドリス『トンヌラ、ラーのかがみをかしてくれない?じじょにせつめいしないと』
トンヌラ『そうだなあ。口で言うより実際に見た方が早いもんね』ゴソゴソ
トンヌラはドリスにラーの鏡を手わたした。
(ベラ)『さっそく着替えの服をドリス姫の部屋に持って行かなきゃいけないわね!』
オリビア『(ススッ)』ペコリ
(ベラ)『オリビアちゃんも手伝ってくれるの?ありがとう!行きましょう』
トンヌラ『ヘンリー。ぼくはグランバニア港で、毛並みを整えたホーコを洗ってくる』
ホーコ『エッ!?嘘♥♥♥♥』ベッタリ
ヘンリー『オレたちと一緒に整えてもらってたもんな。グランバニアの理髪師すげえ』
トンヌラ『ホーコ、高度は我慢するから、ゆっくり、ゆっくり飛ぶんだぞ』ミアゲル
トンヌラ『言うこと聞かなかったら、着いても洗ってあげないんだからな』ドキドキ
ホーコ『ハイ♥♥♥♥』バサッ バサッ
トンヌラ『(フワッ)うっ…! ス、スマハちは、明日…女部屋の浴室で洗ってあげるよ』
スマハち『ん、んだ。トン兄ちゃん泣ぎそうだよお』ミアゲル
待機1日目 グランバニア港 外れ
バサッ バサッ バサッ …スタッ
トンヌラ『ほっ。な、なんだ、ゆっくり飛べるじゃんか。これくらいで頼むよ』ドキドキ
ホーコ『ワカリマシタ♥♥アア私ドウナルノ?マダサンセットジャナイノニ♥♥♥』
トンヌラ(様々な船が航行してる。汽水域が広いグランバニア港の漁業は盛んだとか)
*〈生きとし生けるものはみな神の子。地上より天空を敬い、正しい道を歩むのです〉
トンヌラ『?…先客がいたのか…。全裸のサンチョだ!?町の神父とシスターもいる』
*〈はいっ。サンチョさん!沈んで下さいっ〉
*〈すうっ… ごぼっ!? ごぼごぼ…ごぼっ!〉バシャバシャ
トンヌラ『なにしてるんだ?あれ』ポカーン
サンチョは洗礼をうけている!
>>958の投下時刻~2013/07/27(土)20:00までのレスが一つでもコンマ90以上なら成功
同IDによる複数投下・連投はカウントされません
サンチョがんばれー
洗礼を受けれずに溺死するところを想像してしまったwwww
頑張れ
サンチョ「ブはあっ!?」ザバッ!
町の神父「サンチョどの、清めるのは全身ですぞ。しっかり頭も浸しませんと」バシャ!
サンチョ「待っぼ!ごぼお!(ザバッ!)待って下さいっ!ずいぶん乱暴な!?」バシャ!
シスター「水はこわくないですよー。危険じゃありませんからねー」ミアゲル
サンチョ「ごぼっ!?ジっズごぼごぼごぼ!」ジタバタ ブクブク
町の神父「神の声が聞こえます」ミアゲル
サンチョ「ごぼっ!?………ブっ…………………」プカー…
スーッ キラキラキラキラキラ
町の神父・シスター「おおっ!?」 町の神父「なんと!わずか一日ですぞ!?」
サンチョ「……………」プカプカ キラキラキラキラ
町の神父「おお神よ!この者にあなたさまのご加護のあらんことを!」イノリ
サンチョ「……ブほっ!?げほっ!げーほ!はあっはあ?終わり?ですかっ?」ボタボタ
シスター「ええ、終了です。サンチョさんはすばらしい聖職者の素質をお持ちですね」
サンチョ「本当ですかっ!?今からでも遅くありませんかな?ドゥフフ!」ボタボタ
トンヌラ「サンチョ、転職すればいいじゃん」ゴシゴシ ホーコ『♥♥♥♥』ウットリ
サンチョ「坊っちゃんっ!?」 町の神父・シスター「トンヌラさま!?」カシズキ
トンヌラ「こんにちは、どうか楽に。サンチョはもう神の加護を受けれたんですか?」
町の神父「はっ。まるでサンチョどのは神の使いです。または神に愛されているのか」
トンヌラ「天空の神にサンチョが愛されてる…うーむ……。まあいいけど……」ゴシゴシ
ホーコ『アン♥トンヌラ様♥♥他ノ人間ガ見テルノニ♥♥♥』ウットリ
トンヌラ「幸先はいいな。ありがとう。サンチョ、神父さん、シスターさん」ゴシゴシ
サンチョ・町の神父・シスター「ははっ!」カシズキ
トンヌラ「サンチョ、早く服を着て」ゴシゴシ ホーコ『ダメナノ♥♥ダメナノ♥♥』
海の神殿への旅 1日目 エルヘブン河 川上
ミニモン・ゴレムン・マリア・ピエローヌは、まほうのじゅうたんで川下りしている。
ミニモン・ピエローヌ『ヒャッホーッ!』ザッシャーン! マリア『きゃっ!』ドキドキ
ゴレムン『マリアがこわがっている……もうすこしゆるやかにすすめ』ゴゴ
ピエローヌ『ごぶれいつかまつりました!』キリッ ミニモン『何言いやがンだヨォ』
ミニモン『到着は早ェ方がイインだゼェ?眠らねェデカブツが操縦すりゃア最速だが』
ゴレムン『すまない……なぜかおれはそうじゅうできない』ゴゴ
ミニモン『じゃア黙ッてろ。ピエ太郎が昼で、操縦を覚えた俺が夜。オメーは監視だ』
ピエローヌ『むっ。ミニモンせんぱい!あのおおきないわをやりすごしましょう!』
ミニモン『オォ!こォだなァ!?』ヒョイッ ザッシャーン! マリア『きゃーっ!』ドキドキ
マリア『ごめんなさい、ゴーレムさん。声は出てしまいますけど、少し楽しいですわ』
ゴレムン『なるほど……りょうかい……。……』ゴゴゴゴ
マリア『…どうかしましたの?ゴーレムさん』
スイ スイスイーッ
ゴレムン『さかなのむれも……おれたちといっしょにかわくだりしている』ゴゴ
マリア『まあ。どこからご一緒してるんでしょうか?』ヒョイ
ゴレムン『(グイッ)……おちるぞ……げんりゅうふきんからついてきている』ゴゴゴ
ミニモン『降海魚か?高山大陸にも夏は来ンだなァ。ピエ太郎!振り切ッちまえ!』
ピエローヌ『ははっ!…ゆるされよ。せっしゃたちはいそぐゆえ、これにて!』ヒュンッ
マリア『きゃっ。お魚さん…』チラッ
ポートセルミへの旅 1日目 カボチ地方 平野
ヨシュア「てやあっ!」ズビュッ!
ヨシュアのこうげき!メタルライダーAに131のダメージ!メタルライダーAをたおした!
メタルライダーBはにげだした!
シビリン『アっ。メタルピエたろうBニゲちゃッタよー』フワフワ
ゆかりん『メタルスライムにしてはよわいなぁ。逃げ足ははやいけど』チャキ
まもののむれをやっつけた!
ヨシュア「やはり辺境の地…。ポートセルミまで人間の集落はないのでしょうか?」
ゆかりん「そうだとおもいます。しばらくスマハちのしりあいの魔獣の土地ですけど」
ゆかりん「いまみたいに人間のわたしたちを襲撃してくるかも。気をつけましょう」
ヨシュア「かしこまりました」フカブカ
シビリンは白い穂の草を手に入れた。
シビリン『ヨシュア、シろイの。カゼでフワフワ』ブンブン ペシペシ
ヨシュア「?…? 私が何かしてしまったのでしょうか…?」ハラハラ
ゆかりん「うふふ。なついてるだけですよ」
ダダダッ ダダダッ ダダダッ ガシャガシャ ダダダッ
シビリン・ゆかりん・ヨシュア『「?』」クルッ
シビリン『ナにアれー!?』フワッ ヨシュア「ほう、これは見事な…」
ゆかりん(ほろ馬車だ。むかしわたしたちがつかってたものより大きい。ワゴン型?)
ダダダッ ダダダッ ダダッ… ガシャガシャ
*「ヒヒーン!」 *「ブルル…」ザッザッ
シビリン『とマっタ。うま2ひき!シビリンたチにヨウかなー?』フワフワ
御者の男「このような田舎に、美術品のような装備をした若い男女の騎士…」ミオロス
御者の男「失礼。私はこの辻馬車の御者で、ポートセルミへ向かっている」ペコリ
ゆかりん・ヨシュア「!」
御者の男「見たところ北上しているようだし、目的地はポートセルミではないか?」
御者の男「その美しい装備と身なり、ゴールドに困るご身分ではなさそうだ」
御者の男「白いスライムが暴れないなら、3,000ゴールドで乗せても良いんだが…」
ヨシュア「あなたの馬車だと、ポートセルミまで何日かかるだろうか?」ミアゲル
御者の男「2、3日だと思ってくれないか」
ゆかりん「モンスター禁止のポートセルミへこの子をつれていってもいいんですか?」
シビリン『?』ブンブン フワフワ
御者の男「ご存知か。もちろん魔物は入れないが、私の仕事とは別問題と思っている」
ヨシュア〈ゆかりんさま。殿下から託された所持金はおいくらでしょうか?〉ヒソッ
ゆかりん〈目的地は商業都市だから20,000ゴールド。よさんの借金はふえてないです〉
ヨシュア〈………。当初の予定では、ポートセルミまで徒歩で5日前後です〉
ヨシュア〈グランバニアで馬車か船を建造していたら、3,000ゴールドでは済みません〉
ヨシュア〈冒険予算を圧迫し、これからの殿下の行動にも支障を生じていたはずです〉
シビリン(ウー。ドんナはナシしテルのカな??ムずカシそウだねー)ブンブン フワフワ
ゆかりん〈つまり……。おにいさんは馬車にのるほうがいいといってるんですね〉
A ヨシュア〈はい。ゆかりんさまはどうお考えでしょうか〉
1 おにいさんにさんせいです。乗りましょう
2 いやな予感がするんです…。やめましょう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※おうじゃのあいの現回線… ゆかりん・ゴレムン・ヘンリー・ホーコ 空き×5
※「現在、おうじゃのあいの回線は5つ空いています」
※「回線の構築候補者の条件は“現時点でトンヌラに心の扉を開いている者”」
※「今回の構築候補者は以下の6名になります」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B ※「シビリンとの回線を構築しますか?」
1 はい 2 いいえ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C ※「マリアとの回線を構築しますか?」
1 はい 2 いいえ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
D ※「スーパーマッスルハイテクちーたーとの回線を構築しますか?」
1 はい 2 いいえ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
E ※「ピエローヌとの回線を構築しますか?」
1 はい 2 いいえ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
F ※「ヨシュアとの回線を構築しますか?」
1 はい 2 いいえ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
G ※「サンチョとの回線を構築しますか?」
1 はい 2 いいえ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※「6名の候補者全員と構築する結果の場合は、上位5名のみの回線を構築します」
※「多分大丈夫だと思いますが、第十一巻が埋まってしまったらごめんなさい><;」
>>973の投下時刻~2013/07/29(月)00:00までのレスで多数決
同率一位の場合、00:00直前のレスが該当
そろそろ次スレかなぁ
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十一巻(完)
※「DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」をご愛読いただき、ありがとうございます」
※「いつも積極的に参加して下さる皆様には、重ねて御礼申し上げます!」
※「次スレはこちらになります。よろしくお願いします」
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十二巻
DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十二巻 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375092336/)
【余談(おまけ安価)】
※「第十二巻冒頭のように、>>1なりの登場人物のイメージは一応あるんですが」
※「ドリスの容姿に関しては、実は今も決めかねています><」
※「ドリスの次の登場までにご提案をいただければ、ぜひ参考にさせていただきます」
新スレ乙 埋めついでに質問
①ドリス容姿は次スレ?
②次スレ 登場人物に付いている記号は何を表すの?
※「>>981」
※「①」
※「物語は、第十二巻から再開させていただきます」
※「ドリス容姿に関するご提案は、第十一巻でも第十二巻でも結構です」
※「特に更新が終了した第十一巻は、ご意見・ご感想などご自由にお使い下さい」
※「②」
※「♠はおうじゃのあいの回線所持者を示しています」
※「♥はトンヌラとの恋人関係を示しています」
便乗うめ
そういえば、>>1さんはドリスを何歳くらいのだと捉えているのですか?
ねんれい:16歳←理想
かみがた:ロングウェーブ(ややくせ毛?)
かみいろ:ダークショコラ(濃い目の黒茶)
めのいろ:カッパー(銅色)
※「>>988」
※「まさに15、16歳くらいだと捉えています」
※「【おまけ安価】ドリス容姿のたくさんのご提案、本当にありがとうございました」
※「やはり、最後の最後まで悩みました><;」
※「これにて第十一巻終了です。第十二巻も変わらぬご愛読をいただければ幸いです」
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