オティヌス「世界も壊したことだし、安価で何かするか」 (11)

オティヌス「>>5

園芸

オティヌス「園芸でもするか」

オティヌス「まずは植物の種を用意。種は…そうだな、ヒマワリでいいか。いや、待てよ。ヒマワリだけだと何か寂しいな」

オティヌス「…そうだ」

オティヌス「トマトとか茄子も植えよう」

垣根「何やってるんですか?」

オティヌス「見て分からないか? 園芸だ」

垣根「私もやりたいです」

オティヌス「そうか、なら一緒にやろうか」

垣根「はい」

オティヌス「うんしょ、おいしょ、っと…おい、垣根。これ重いからお前が持て」

垣根「仕方ないですね。うんしょ、本当に重いですね」

オティヌス「だろう。とりあえずその大量の土で畑を作るぞ」

垣根「園芸じゃ」

オティヌス「やるからには徹底的に、だ。分かったか、垣根。分かったならとっととその土を運べ、このノロマ」

垣根「はいはい、分かりましたよ」

垣根「それにしても見事に何もないですね」

オティヌス「ま、私が全てを壊したからな。生存者も私だけだ」

垣根「いや、私もいますよ」

オティヌス「そういえば、なんで生きてるんだ、お前」

垣根「別の未元物質を貴女の懐に忍ばせてたので、それを媒介に復活しました」

オティヌス「そうか。まぁ、いい。さっさと土を運べ、それが終わったら肥料を撒け」

垣根「貴女は何もしないんですか」

オティヌス「種を植えるのは私がやろう」

オティヌス「ーーーまだか」

垣根「もうちょっとで終わりますよ」

オティヌス「早くしろ」

垣根「はいはい、そう急かさないでください」

オティヌス「遅いぞ、ノロマター」

垣根「その呼称はやめて」

垣根「ふぅ、とりあえず畑は完成しましたよ」

オティヌス「ご苦労。それじゃあ種を撒くぞ」

垣根「ええ、存分に撒いてください」

オティヌス「それ」ファサッ

垣根「」

垣根(うわぁ、種を埋めないで本当に撒いてるだけ…)

オティヌス「どうした、垣根。もしかしてお前も撒きたいか?」

垣根「いえ、別に…」

オティヌス「ふぅ、種も蒔いたことだし、そろそろ休憩するか」

垣根「えっ」

垣根(ほとんど何もしてないのに休憩…)

オティヌス「よしっ、垣根。暇潰しに>>15でもするぞ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom