オティヌス「>>5」
園芸
オティヌス「園芸でもするか」
オティヌス「まずは植物の種を用意。種は…そうだな、ヒマワリでいいか。いや、待てよ。ヒマワリだけだと何か寂しいな」
オティヌス「…そうだ」
オティヌス「トマトとか茄子も植えよう」
垣根「何やってるんですか?」
オティヌス「見て分からないか? 園芸だ」
垣根「私もやりたいです」
オティヌス「そうか、なら一緒にやろうか」
垣根「はい」
オティヌス「うんしょ、おいしょ、っと…おい、垣根。これ重いからお前が持て」
垣根「仕方ないですね。うんしょ、本当に重いですね」
オティヌス「だろう。とりあえずその大量の土で畑を作るぞ」
垣根「園芸じゃ」
オティヌス「やるからには徹底的に、だ。分かったか、垣根。分かったならとっととその土を運べ、このノロマ」
垣根「はいはい、分かりましたよ」
垣根「それにしても見事に何もないですね」
オティヌス「ま、私が全てを壊したからな。生存者も私だけだ」
垣根「いや、私もいますよ」
オティヌス「そういえば、なんで生きてるんだ、お前」
垣根「別の未元物質を貴女の懐に忍ばせてたので、それを媒介に復活しました」
オティヌス「そうか。まぁ、いい。さっさと土を運べ、それが終わったら肥料を撒け」
垣根「貴女は何もしないんですか」
オティヌス「種を植えるのは私がやろう」
オティヌス「ーーーまだか」
垣根「もうちょっとで終わりますよ」
オティヌス「早くしろ」
垣根「はいはい、そう急かさないでください」
オティヌス「遅いぞ、ノロマター」
垣根「その呼称はやめて」
垣根「ふぅ、とりあえず畑は完成しましたよ」
オティヌス「ご苦労。それじゃあ種を撒くぞ」
垣根「ええ、存分に撒いてください」
オティヌス「それ」ファサッ
垣根「」
垣根(うわぁ、種を埋めないで本当に撒いてるだけ…)
オティヌス「どうした、垣根。もしかしてお前も撒きたいか?」
垣根「いえ、別に…」
オティヌス「ふぅ、種も蒔いたことだし、そろそろ休憩するか」
垣根「えっ」
垣根(ほとんど何もしてないのに休憩…)
オティヌス「よしっ、垣根。暇潰しに>>15でもするぞ」
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