さいてょ「ああ!!あああ!!!まー君さん!!!」 (4)

ガン!!ガン!!ガン!!
振り下ろすバットが床を鳴らす。
ぐにゃりと歪んだ頭部はバットを避けているかのようだ。
いけない、ちゃんとミートしないと。
真芯で捕らえないと。叱られちゃう。
僕はお父さんに教わったとおりにバットを構え直し、再び振り下ろした。

ボグン!!ボグッ!!ボグッ!!ブシャッ!!
わぁ割れた。赤い赤い。赤い赤い赤い赤い。
赤い赤い。アウトカウントだ。ツーアウト。スリーアウト。赤赤赤赤。
赤黒いユニホームが似合ってるよまー君さん。さぁチェンジだ。
僕は次のピッチャーを探しに行くことにした。

さいてょ「あああああ!!!澤村くん!」ガン!
澤村「いてーな!!何すんだ!」
さいてょ「あれ・・・」
澤村「なんだ斎藤か、久しぶりだな、ちょっと俺の投球練習に付き合ってくれ」

澤村「不倫糞野郎はともかく少なくとも内海さんは超えなきゃ・・・超えなきゃ・・・」ビュッ ガン
さいてょ「あああああああああああ!!!ああ!!ああ!!」
澤村「超えなきゃ・・・超えなきゃ・・・超えなきゃ・・・超えなきゃ・・・」ビュッ グチャ
さいてょ「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
澤村「おっと悪い片方のタマをつぶしちまった、お前のタマもあの眼鏡と同じ様に一つに統一されたな」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月04日 (月) 01:43:57   ID: ApDakKmS

ワロタ

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