まどか「この動画の娘って……さやか……ちゃん?」(240)

立ったら銀河疾風サスライガー聞きながら書く

まどか「パパー、PC借りるねー!」

まどか「あ……パパったら変なサイト見てる……」カチカチ

パッ…

まどか「えっ……これ…………」

まどか「この動画の娘って……」

参考画像http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2534953.jpg


まどか「もしかして……さやか、ちゃん?」

まどか「い、いや、でもそんなわけ……」

まどか「でもある日突然羽振りがよくなった気がしないでも……」

まどか「それに……これうちの中学の制服だし…………」

まどか「明日……聞いてみようかな」

次の日

さやか「おっはようまどかー!」

まどか「あっ、さやかちゃん。おはよう……」

さやか「ん?どうしたまどか~?もしかしてQBの奴に徹夜でしつこく勧誘されたの?」

まどか「い、いや……そんなんじゃないよ」

さやか「そっか」

まどか「…………」

まどか「あ、あのねさやかちゃん!」

さやか「ん、なに?」

まどか「……やっぱり、なんでもない」

まどか「(いきなり、援交やってる?なんて聞かれたら嫌だよね。また別の機会に…………)」

さやか「あっ、もうすぐ授業始まるよまどか」

まどか「あ、うん。それじゃまたあとで」

まどか「(でも、いつ聞き出そう……)」

ほむら「それで、私に頼みに来たってわけ?」

まどか「う、うん」

QB「そんな事しなくても僕と契約すればそんな悩みは一発解決だよ!」

ほむら「黙ってなさい」

ほむら「それで、美樹さやかについて調べ上げてほしいってわけね。でもなんで私なの?」

まどか「だってほむらちゃんいっつも私から少し離れて着いてきてるからそういうの上手なのかなって……」

ほむら「…………」

ほむら「(まさかまどかの監視がバレていたなんて)」

ほむら「……わかったわ」

まどか「ありがとうほむらちゃん!それと今日だけじゃなくて三日程調べて欲しいんだ……」

ほむら「わかったわ?」

まどか「それじゃあよろしくね」

まどか「いいですか、魔法少女なんてこの世にはいません。私達はただの絵なんです」

まどか「いい加減、>>1さんは目を覚まして下さい!働いて下さい!仕事を見つけて下さい!」

ほむら「というわけで美樹さやかを監視しているけど……」

ほむら「別に特にこれといって変わった事は……」


さやか「こんにちわ~」

男A「君は?」

さやか「現役女子中学生のさやかちゃんでーす!」

男A「ははっ、面白い娘だね。それじゃいこうか」

さやか「どこに行くの?」

男A「そうだね……カラオケなんてどうだい?」

さやか「賛成ー!早く行こ行こ!」

ほむら「…………」

ほむら「空いた口が塞がらないとはまさにこの事ね」

ほむら「いいわ、もう少し監視してみましょう」

カラオケ。

「無理を言って美樹さやか達が入った部屋の隣の部屋にしてもらったわ」


ウ!ウ!ウルフノマ-ク♪



ア!ア!アイツハ~♪



ほむら「今は男が歌ってるみたいね」

ほむら「……なかなか上手いわね」


ブ●イガ~♪


さやか「上手い上手い!じゃあ次私の番ね!!」


ほむら「美樹さやかは何を歌うのかしら……」


スキダカラ~ スキナノニ~ ワカンナイ~♪



ほむら「……中の人ネタなのね」

ほむら「っと、せっかく来たなら私も何か歌わないと」

ほむら「まさかこんな形で一人カラオケデビューするとは思わなかったわ」

ほむら「なにか歌えそうな曲……」

ほむら「あっ、これなら……」

ほむら「今ならまだ間に合うから撤退した方がいいよ~♪」

まどか「エヴァやガンダムのようなロボットもありません」

まどか「ハルヒのような青春があなたに戻って来るような事もありません」

まどか「陰口とイジメが横行している女子校でけいおんのような緩い女子高生ライフなんてものもこの世には存在しません」

まどか「あなたの元にQBはやってこないんですよ!QBはあなた自身なんです!いい加減現実を見つめて!」

二日目

ほむら「今度は電気街……」

ほむら「いったいこんな所で何を……」

さやか「こんにちわ~!」

男B「き、君が?」

さやか「現役女子中学生のさやかちゃんでーす!」

男B「うはwwww地毛青髪ktkrwwwwwwしかも魔法少女となwwwwwwwwwww」

ほむら「美樹さやか達が入っていったのは……」

ほむら「ここはレジャーランドね」

ほむら「とにかく私も入らないと」

受付「なりきりレジャーランドにようこそ!ここではあなたの好きなキャラクターの格好に着替える事ができますよ」

ほむら「……?」

受付「お客様はここは初めてですか?」

ほむら「はい」

受付「そうですね……では私がお客様に似合うお召し物をいくつか用意させていただきますね!」

ほむら「お願いします」

受付「片手が特殊な銃になっている宇宙海賊の衣装です」

参考画像http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2535010.jpg


ほむら「遠慮させていただきます」

受付「では銃火器、爆発物をこれでもかと所持している実にコマンドーな衣装はいかがですか?」

参考画像http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2535014.jpg

ほむら「それも遠慮させていただきます」

受付「それなら流行に乗って最新の某機動戦士の機動性を重視した換装形態の衣装は……」

参考画像http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2535018.jpg


ほむら「却下、というかそれは衣装じゃありませんよね」

まどか「何言ってるのか、わからないよ」

ほむら「とりあえず裸になれば豚はブヒブヒするよ」

マミ「だね」

受付「むむ、なら右手に円盤状の武器を付けており上から鷹、孔雀、コンドルをモチーフにした某メダルライダーのような衣装では……」

参考画像http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2535020.jpg

ほむら「却下で!」

ほむら「わかりました。自分で探すのでもう結構です」

受付「そうですか……まだまだ候補はたくさんありますよ?」

ほむら「もういいです!」

ほむら「普段と違う非現実的な服装なら持ち前のを使えばよかったわ」

パァァァ!!!

ほむら「これでよし」

ほむら「これでいいですよね?」

受付「よくお似合いですよ」

受付「(うちにあんな衣装あったかな……?)」

受付「それではいってらっしゃいませ」

>>1
まどか「これを書くのにどれだけの時間を費やしたの?それであなたが得られたものは何?」

まどか「こんな事を続けていて虚しくはならないの?」

ほむら「思わぬ所で時間を使ったわ、早く追いかけないと」


ほむら「いたわ」

ほむら「美樹さやかのあの格好は……魔法少女!?」

男B「イイネイイネ! 似合ってるよ!」

さやか「あはは、私もQBと契約したらこんな格好になるのかな……」

ほむら「どういう事……今の美樹さやかの発言からして契約はおそらくしていない」

ほむら「この世界は何かおかしいわ」


一般人A「おい見ろよ……あの子すげー可愛くね?」

一般人B「だな……でもなんであんなにコソコソしてるんだ?」

三日目

ほむら「特に何もなし……」

QB「>>1のネタ切れが原因だね」

ほむら「しーっ!」

次の日

まどか「ほむらちゃんどうだった?」

ほむら「ええ、あなたの予想通りの美樹さやかは援交行為を行っていたわよ」

まどか「や、やっぱりそうなんだ……」

まどか「今すぐやめさせてあげないと……」

まどか「こんな事、よくないよ!」

放課後。

まどか「さやかちゃん!」

さやか「ん、なに?」

まどか「え、えっと……今日も用事?」

さやか「んー、今日は何もないよ! 一緒に遊ぶ?」

まどか「さやかちゃん。私、さやかちゃんに大事な話があるの」

さやか「ん? なんだいきなりかしこまって~」

まどか「さやかちゃん……知らない男の人と遊んでお金貰ってるよね」

さやか「…………!」

まどか「私……偶然見ちゃったんだ。さやかちゃんが援交してる動画」

さやか「そっか……あーあ、まどかには知られたくなかったんだけどな~」

まどか「なんでそんな事してるの?」

さやか「まどか、恭介の腕の事は知ってるでしょ?」

まどか「う、うん。たしか現代の医学では治療は無理って……」

さやか「でもね、あったんだよ方法が」

まどか「えっ!?」

>>66
まどか「そうだね。思わぬところで時間を使い過ぎたね」

ほむら「面白いと思って始めたんだよね。でもね、これで得られるものは何もないんだよ。わかるかな?」

杏子「わからないから続けてるんだろうけどね」

さやか「五分五分なんだけどね、外国に行けばもしかしたら治せるかもしれないんだってさ」

まどか「それで……」

さやか「そういう事。少し羽振りが良くなってたりしてたのもね」

まどか「でも……さやかちゃんがそんな事をしなくても上条君達の両親が」

さやか「まどか、外国に行くのにまずすっごくお金がかかるんだ。ほかにも病院とか色んな事にさらにお金を使う。私はさ、すぐにでも恭介に治って欲しいんだ」

まどか「集めたお金はどうするの?」

さやか「纏めてこっそり恭介の両親に渡すつもり」

まどか「で、でも他にも方法があるはずだよ! やっぱりこういう事はダメだよ!」

さやか「まどか、中学生がバイトなんて出来るわけないじゃん。他に方法がないんだよ」

さやか「ごめん……私帰って残り集める金額確認するわ、じゃあまた明日」

まどか「さやかちゃん……」

>>78
まどか「両親は君の人生を治してほしいと願っているよ。お金は大切だから」

>>81
ちゃんと働いてるし、細々ながらも人生充実しとるわい。
お前さっきから必死だな。

そんな事より寒くて書く気がどんどん削れていく

まどか「最終的に病気は治るけどフラれて号泣するオチなの?それとも死亡エンド?」

まどか「どちらにせよ、このままじゃ君の人生が鬱エンドだよ」

数ヶ月後。

仁美「美樹さん、全然学校にこなくなりましたわね……」

まどか「うん……」

まどか「(家のインターホンを押しても反応しないし……)」

まどか「本当に大丈夫なのかな……」

その辺のホテル。

ショウさん「SEX! SEX!」パァン!!パァン!!

さやか「あっ! ああっ!」

ホストB「嬢ちゃん、次はこっちも頼むぜ」

ショウさん「ふっふっふ……SEXだ!」パァン!!パァン!!

さやか「ひゃあん!?」

ホストB「ショウさんはヤる時だけああなるからなぁ……」

ショウさん「フフフ……セックス、セックス、みんなセックスし続けろ! 激しく! もっと激しく!」パァン!!パァン!!

さやか「待って! も、もっとゆっくりいぃぃ……ひゃん!?」

数時間後。

ショウさん「セックス、セックス、セックス、どいつもこいつもセックスさせてやる」

ホストB「ショウさん落ち着いて……」

ホストB「それじゃあ嬢ちゃん、今日の分だ」

さやか「ありがとう、ございます……」

ホストB「それじゃあ機会があったらまた今度」

ショウさん「SEXしない奴はしまっちゃおうねぇ~」

ホストB「だからショウさん落ち着いてくださいって、それに混ぜちゃまずいですって」

さやか「恭介……」

さやか「もうあたしは汚れに汚れちゃったよ」

さやか「でも」

さやか「私がさ、必ず外国に行かせて腕を治させるからさ」

さやか「だから……それまでは…………」

さやか「我慢して待っていてくれる……?」



おしまい。

最初に貼った参考画像を見たら今回の話が膨らんできたので仕事の休憩時などに書き上げてみました。

初めはさやかをしっかりと助ける予定だったのにこうなってしまいました。

まあさやかだし仕方ないですね♂

それとネタを少し散りばめて見ましたが全てわかった方はいるでしょうか?
もしいたのならすごいですね。

それではこれにておしまいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。イェイ!

なんか不満気な雰囲気が流れてるので遅筆でいいなら続けます。
一応なんとなく考えてるので。

放課後。さやかの家前

まどか「さやかちゃん……今日も出てこなかったや」

まどか「でも、どこに言ったんだろ……」

まどか「……また明日来よう」

フラッ

ゴチン!!

まどか「す、すみません……ってさやかちゃん!?」

さやか「…………まどか」

まどか「どうしたの?すごく体調悪そうだよ!?」

さやか「大丈夫」

まどか「でも……」

さやか「大丈夫だって言ってるじゃん!」タタタ…

まどか「さやか、ちゃん……」

マミ「そう、そんな事が……」

まどか「はい……でも私どうすればいいかわかんなくて」

マミ「そうね……話を聞いてて思ったんだけれどいいかしら?」

まどか「あ、はい」

マミ「その上条君のご両親は外国に行けば腕が治るかもしれないって知ってるの?」

まどか「え?」

マミ「いや、さっきの話だと上条君のご両親は外国の件について知っているのか否かわからないからふと思ってね」

まどか「……?」

マミ「もし……もしよ?上条君のご両親が外国の件について知らなかったとしたら……」

まどか「さやかちゃんは……騙されてる?でも、なんで……」

マミ「さあ、これはあくまで推測だからわからないわ」

マミ「でも最近は物騒だからもしかしたらそれもあり得るかもしれない。計画的に女の子に手を出す医師だっていないわけじゃないわ」

マミ「それに……」

まどか「それに?」

マミ「美樹さんが戻れない所まで言ってしまったのならその医師の思うツボよ?」

まどか「……マミさん、私どうしたら!?」

マミ「落ち着いて、これはあくまで推測なんだから。でも調べてみる必要はあるかも」

まどか「さやかちゃん……」

ほむら「それで?また私に頼みにきたってわけ?」

まどか「お願い!さやかちゃんを見つけて監視して私に報告するだけでいいの!私は上条君のご両親に話を聞きにいかないと」

ほむら「……わかったわ」

まどか「ありがとうほむらちゃん!」

上条宅。

まどか「すみませーん、同じクラスの鹿目まどかです!」

上条母「あら、鹿目さん」

まどか「今日の授業のプリントを……」

上条母「わざわざありがとうね」

まどか「それと……一つお聞きしたい事が」

上条母「なにかしら?」

まどか「上条君の腕……もしかしたら治るかもしれないって話は聞いたことありますか?」

上条母「いいえ、もしそんな話があるなら直ぐに私達に連絡を下さいって言ってあるわ……」

まどか「そ、そうですか……すみません、辛い事を聞いてしまって」

上条母「それと、恭介が最近さやかが来ないって嘆いてるから美樹さんに伝えられるなら恭介のそばに言ってあげてってお願いできるかしら?」

まどか「わかりました、それではお邪魔しました」

まどか「マミさんの予想通りだった……」

まどか「後はほむらちゃんの報告を……!」

その夜。

ほむら「美樹さやか……」

ほむら「あなたはまどかが心配しているというのに……!」

ほむら「……いた!」

ほむら「でも一緒にいるのは……また援交かしら?」


男「それじゃあ……」

さやか「……うん」

ほむら「……なっ!?」

ほむら「ホテルに……入っていった?」

ほむら「どうやら相当な所まで踏み進んでいるのね、美樹さやか」

次の日の昼休み

まどか「……どうだった?」

ほむら「あなたの予想通りよ」

まどか「って事は……」

ほむら「ええ、最悪な予想の方が的中したんじゃない?」

まどか「うぅ……」

ほむら「鹿目まどか、あなたは美樹さやかを助けたい?」

まどか「あ、当たり前だよ!」

ほむら「そう……ならあとは私に任せてもらえるかしら」

まどか「えっ?」

ほむら「証拠、取り揃えてきて上げるわ」

ほむら「(なぜかワルプルギスの夜が来ないで数ヶ月経ったこの時間でまどかにはもう泣いて欲しくない)」

ほむら「時を止めて……」カチッ

ほむら「病院の監視室に」

ほむら「まどかによるとかなり前の話……監視記録は残ってるかしら」

ほむら「……あった、これね」

ほむら「あとは……何を喋っているか……」

ほむら「読唇術のプロに任せるしかないわね」

夜の繁華街

ほむら「あとはこの辺の中年に話を聞く……」

ショウさん「……だなwwww」

ホストB「……ですよね、やっぱりwwwwwww」

ほむら「彼ら辺りでいいわね」

ほむら「すみません」

ショウさん「ん?なんだい?」

ホストB「子供がこんな時間まで外に出るもんじゃないぞ?」

ショウさん「それともあの時の青い髪の子みたいにお金が欲しいのか?」

ほむら「知っているの?」

ホストB「ちょっとショウさん!」

ほむら「答えて」チャキッ

ホストB「お、おいおい子供がそんなもん持ち歩くんじゃないよ」

ショウさん「はぁ……子供の遊びに付き合ってるほど暇じゃないんでね俺達」

ほむら「悪いけど本物よ、その頭を撃ち貫かれたくなかったら大人しく答えなさい」グッ

ホストB「し、ショウさん……これ本物っすよ…………」

ショウさん「わ、わかった。答えよう」

ほむら「録音させてもらうけどいいわね?」

ショウさん「……わかった。たしか少し前の話だ」

ショウさん「病院……ああ、少し先にあるでっかい病院だ」

ホストB「三滝原病院っすね」

ショウさん「そこの医師の一人が俺達に話しかけてきたんだよな」

ホストB「ええ、報酬は弾むからこの写真の女を見つけてヤれって」

ほむら「それはこの娘ね?」ピラッ

ショウさん「ああ、間違いない」

ホストB「女に払う金も貰ってたしさっさと探したんすよ」

ショウさん「そして見つけて話しかけた。そしたらなんと向こうから私とヤらないって聞いてきたんだよな」

ホストB「ええ、あれには驚きましたよ。でもどこか切羽詰まったような、急いでるような表情してましたね」

ショウさん「そして楽々と一緒にホテルに向かった俺達はその娘とヤったってわけだ」

ほむら「そう、ちなみに医師ってのはこの人の事ね?」ピラッ

ホストB「ああ、この人だ。間違いないっすよねショウさん」

ショウさん「ああ、間違いないな」

ほむら「そう、ありがとう」カチッ

ショウさん「消えた……!?」

ホストB「……ショウさん」

ショウさん「……交番、行くか?」

ホストB「自首すればある程度軽くはなりますよね」

ショウさん「……だといいけどな」

ほむら「証言は取れたわ、後は記録内容を調べてもらうだけね」

ほむら「……タウンページに載ってるかしら?」

読唇術プロの人の事務所

ほむら「……念の為確認させていただきますがこれであっているんですね?」

プロ「俺は読唇術のプロだぜ?間違えたりはしない!」

ほむら「そうですか、ありがとうございます」

プロ「それよりもこんなに報酬を貰っちまっていいのか?」

ほむら「ええ、大丈夫です」

ほむら「(元は暴力団の金を拝借したものだし)」

三日後の放課後、マミ宅。

まどか「ほむらちゃん……これ、すごいよ!」

マミ「これだけあれば確実にいけるわね」

まどか「だけど問題はいつ医師を捕まえるのか、だね……」

マミ「そうね……下手に動いたら折角の証拠が無駄になっちゃうわ」

QB「それなら僕にお任せだよ!」

QB「僕は魔法少女に素質のある人物を探るレーダーのような物が使えるからね、どのタイミングで仕掛けたいんだい?」

マミ「そうね……医師と美樹さんが一緒にいてなおかつ医師が美樹さんに真相を話している所なら完璧ね」

ほむら「そんな都合のいい事起こるわけが」

QB「美樹さやかは今病院にいるね」

ほむら「嘘ぉ!?」

まどか「ほむらちゃん落ち着いて……」

まどか「だとしたらさやかちゃんが危ないよ!」

マミ「そうね、直ぐに病院に向かいましょ!」

同刻、病院医師室

さやか「なんですか……いきなり呼び出して」

医師「いやあ、頑張って上条君の為に稼いでいるみたいだね、まあ方法は聞かないけどね」

さやか「…………」

医師「おっと、今日呼んだのは君に話があるからさ」

さやか「話?」

医師「前に言った君に言った外国で治せるって話、実はね……」

医師「嘘だ」

さやか「…………え?」

医師「嘘です、嘘、嘘嘘真っ赤な嘘ぉ!」

さやか「うそ……そんなの嘘だ」

医師「嘘じゃないです!治す方法なんかねーよ!」

さやか「なんで、なんで……」ガクッ

医師「あれ?ショックのあまり立てなくなっちゃった?まあその方が都合がいいか」

プチプチ……

さやか「…………」

医師「無抵抗か……どうやら参っちゃったみたいだねぇ」

医師「僕は昔から絶望のどん底に落ちた女の子を犯すのが大好きでねぇ、自分のブツを女子の秘部に入れる度にゾクゾクするのさ」

さやか「私のやってきた事って……」ブツブツ…

医師「ま、聞いてないか。それじゃあ美味しくいただき」

ドン!ドンドン!!

医師「な、なんだ?」

ドォォン!!

???「さやかちゃん!」

医師「な、なんだ!?」

警察「現行犯逮捕だ!」

医師「な、なんだなんだ?一体なんなんだ!?」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「…………」ブツブツ…

マミ「ダメね、今の美樹さんには何も聞こえないわ」

ほむら「保護してもらいましょ、彼らに任せておけば話せるレベルまで治してくれるはずよ」

夜ご飯食べてきます、直ぐに戻りますので。

台所寒くて作るのめんどくせえ……
投下再開します。



数日後、さやか家。


さやか「まどか、マミさん……それに転校生」

さやか「ははっ、あたしってば本当バカだよね」

さやか「冷静に考えたらそんな美味しい話があるわけないもん」

さやか「なのに私はしっかりと確認もせずに勝手に口車に乗せられてさ」

さやか「もし、もし奇跡が起きて恭介の腕が治ったとしてもさ」

さやか「こんな汚れきった身体じゃ告白はもちろん抱きしめてなんて言えないよ」

さやか「あたしってば、本当にバカ」

マミ「美樹さん……」

ほむら「美樹さやか……」

まどか「…………」

まどか「さやかちゃん。最近、上条君のお見舞い行ってあげてないでしょ?」

さやか「もう私なんかが行く資格なんかないよ……」

まどか「ダメだよ!」

まどか「上条君はいつもお母さんにさやかちゃんが来なくてさみしいって話してるんだってよ!?」

まどか「だから私お母さんに頼まれたんだよ?さやかちゃんに直ぐに上条君の所に行ってほしいって!」

まどか「上条君はさやかちゃんを待ってるんだからさやかちゃんが行かないと知らない人に取られちゃってもいいの?」

ほむら「そうね、このまま行かないままだとあなたは必ず後悔するわ」

さやか「まどか、転校生……」

さやか「じゃあ、行くだけでも行ってみようかな」

ほむら「辛いでしょうけど、しっかりとあなたの気持ちも上条恭介に伝えておきなさい」

さやか「……わかったよ」

さやか「…………」

さやか「なんで緊張してるんだろ、私」

さやか「失礼しまーす……」

恭介「あ、さやか……」

さやか「久しぶり……最近忙しくてさ」

恭介「聞いたよ、全部」

さやか「……!」

恭介「ごめん、僕がいつまでも未練がましく腕を気にしてるから……」

さやか「違う、私が勝手に騙されてやった事だもん、恭介は悪くない!」

恭介「いや、僕が悪いんだ」

恭介「そのせいで僕はさやかに取り返しのつかない物まで失わせてしまった……」

恭介「僕はさ、さやかの事はさ、ただの幼馴染の親友として考えてたんだよ」

恭介「でもこの件で考えて気づいた」

恭介「いつもさやかは僕の手を取って引っ張ってくれたし何よりさやかといて楽しかったんだ」

さやか「恭介……」

恭介「だからさ……さやか、いや美樹さやかさん」

さやか「…………」

恭介「僕と……付き合ってくれませんか?」

さやか「でも、私汚れてるんだよ?恭介の為とはいえ身体を売ってお金を稼いで……所謂、売女みたいな事やってた私に……」

恭介「そんなの関係ないよ、
さやかはさやかさ。それを僕だけの物にしたい…………ダメかな?」カァァァ…

さやか「わ、私も恭介、上条恭介の事が好き、大好きです」コクッ

恭介「それじゃあ……」

さやか「こちらこそよろしくお願いします…………」カァァァ…

恭介の病室前

まどか「ティヒヒwwwよかったねさやかちゃん!」

ほむら「(色々あった物の初めて美樹さやかが幸せになれたのね)」

マミ「見てあの二人、すごく楽しそうよ。美樹さんもすっかり調子を取り戻してる」

まどか「うん!本当によかった!」

ガララ…

三人「えっ」

さやか「あんた達……もしかして」

三人「…………」

さやか「一辺死ねー!!」

まどか「さやかちゃんが怒ったー!逃げろ!」

マミ「そうね、直ぐに逃げましょ!」

ほむら「あなたは囮よ」ヒュン!!

QB「えっ?」

さやか「この際QBでもいいわ……」

QB「ちょ、ちょっとま」

数週間後、昼休み。

まどか「上条君、退院してすっかり元気になったね!」

仁美「……そうですわね」

まどか「でも一日中ああやってイチャイチャされるのも……」

さやか「恭介、あーん」

恭介「え?」

仁美「見てるこっちが恥ずかしくなりますわね」

まどか「ど、どうしたの仁美ちゃん、声に抑揚がないけど……」

仁美「なんでもありませんわ」

ほむら「(……私もまどかとあんな風に)」

まどか「な、なんか悪寒が……」

恭介「じゃあ、あー……」

さやか「今だ!」バッ!!

恭介「ちょ、さやか、いきなり何を……っ!」

恭介「さやかっ、口の中に舌入れな……っ!」

生徒「おい誰か先生呼べ!公然の前で美樹が上条を喰っちまいそうだぞ!!」

まどか「あ、あははは……」



おしまい。

これで今度こそ完結です。
遅筆で皆様をイライラさせ、さらに強引な展開、見るにたえない幼稚な文にここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。
それではまた会えたら会いましょう、最後は出番のなかったあの娘がしめさせていただきます。



杏子「イェイ!」

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