妹「みかんとって」(153)

兄「やだ」

妹「………………」

兄「ほっはっ」カチカチカチカチ

妹「みかん」

兄「やだってんだろ」

妹「お兄ちゃんの方が近いじゃーん」

兄「自分で行け 太るぞ」

妹「太んないし」ムスッ

兄「はいはい」

妹「………………」

妹「みかん食べたいよあんちゃん」

兄「あん?どこぞのアニメキャラにでも影響受けたのか?」

妹「可愛いと思って」

兄「いやいや そーゆーのは二次元限定だわ」カチカチカチカチ

妹「PSPでなにやってんの?」

兄「モンハン」

妹「3Gってやつ?」

兄「いや、ただの3rd」

妹「へー新しいの出たのに古いのやってるんだぁ」ニヤニヤ

兄「なんだよ」

妹「べつに?」

兄「バカにしてんのか」カチカチカチカチ

妹「バカにはしてないけどぉ」ニヤニヤ

兄「べつに金がないわけじゃなくて、3DS持ってないからだから
金がないわけじゃないから」

妹「3DS買えないんでしょ?」

兄「うるさい」

妹「ねー、みかん~」

兄「またみかんかよ」

兄「自分で行けっつうの」

妹「だからお兄ちゃんのほうがちk

兄「こたつから出たくねーんだよ」

妹「わたしも」

兄「……………………」

妹「……………………」

兄「よし、用件はすんだな」カチカチカチカチ

妹「まだみかんとってもらってないー」

兄「あっ!くそっ3乙!」カチカチカチカチ

妹「ばーかばーか」ケラケラ

兄「………………」ムカッ

兄「もう絶対とりいかねー」カチカチ

妹「むぅ…」

兄「なんといわれようととりいかねー」カチカチカチカチ

妹「………………」

兄「………………」カチカチ

妹「………………」

兄「………………」カチカチカチカチ

妹「………………」

兄「………………」カチカチカチカチ

妹「お兄ちゃんごめんねっ」

兄「やだっ」カチカチカチカチ

妹「お兄ちゃーん…」シュン

兄「やだね」カチカチカチカチ

妹「…………………」

兄「ッイェーイww」カチカチカチカチ

妹「…………………」

兄「…………………」チラッ

妹「あっ」

兄「おい、鼻くそほじってんじゃねーよ」

妹「ち、違うもん!かゆかっただけだもん!」

兄「ったく…いっちょ前に落ちこんだのかと思えば」カチカチ

妹「…て、てかお兄ちゃんデリカシーなさすぎ!
女の子に鼻くそほじるとか…」

兄「クラスの奴らには言わねーよ」カチカチ

妹「クラスの子もわたしも扱い同じにしてよ」

兄「あん?」カチカチ

妹「別にっ」

兄「あーあ、つえーなコイツ」カチカチカチカチ

妹「みかん…」

兄「なんか言った?」カチカチ

妹「みかん、って言った」

兄「そっか」カチカチカチカチ

妹「みかんまだ?」

兄「今から“みかん”は禁止ワードな」カチカチ

妹「えっ?」

兄「それ以外で俺に伝えることができたら持ってきてやる」

妹「えー!ん~…」

妹「よく年末にこたつ入って食べるやつ!」

兄「年越しそば?」カチカチ

妹「ポンカンに似てるの!」

兄「デコポン?」カチカチ

妹「皮剥いて食べるオレンジ色の果物!」

兄「だからデコポン?」カチカチカチカチ

妹「ずるいよそれー!」

兄「デコポン最強」カチカチ

妹「むぅ…」

兄「喉乾いたな」カチカチ

妹「あ、ついでにみかんも」

兄「じゃんけんぽん」パー

妹「えっ!」グー

兄「はい、行ってらっしゃーい」

妹「え?え…う、うん」ノソノソ


台所

妹「なんで結局わたしが…」

がさがさ

妹「みかんとコーラ」

スタスタ

兄「おっ 来たか」

妹「結局わたしが行くことになったんだけど
おかしいよ!」

兄「まあまあ」カチカチ ボカーン

兄「どわっ!」

妹「……プッ」

兄「笑ったな?」

妹「ううん」

兄「笑った」

妹「笑ってないよ?」

兄「笑った笑った笑った」ムニムニムニ

妹「ひょっほー!」

兄「ふん」パッ

妹「もう!子供じゃないんだからほっぺむにむにすんのやめてよね!」

兄「笑ったからだ」カチカチカチカチ

妹「んんん…」

妹「もう」

兄「あー コーラうめー」カチカチカチカチ ガブガブ

妹「………………」ムシャムシャ

兄「………………」チラッ

妹「なに」ムシャムシャ

兄「みかんうまいか?」カチカチ

妹「うん」ムシャムシャ

兄「一つくれ」カチカチカチカチ


妹「はい」スッ

兄「見ての通り両手塞がってんだ」

妹「はい、あーん」

兄「あーん」モグモグ

妹「なんか違う気がする」ムシャムシャ

妹「…………………」パラ

兄「…………………」カチカチカチカチ

妹「…………………」パラ

兄「なに見てんだ?」カチカチ

妹「雑誌」ムシャムシャ

兄「あげはとか?」カチカチカチカチ

妹「うん そんなとこ」

兄「へー」カチカチ ギャーオ

兄「ぎゃあああまたかよ」

妹「お兄ちゃんてもしかして下手なの?」

兄「お前…行ってはならないことを」

妹「…プッ」

兄「また笑ったな」

妹「いえ、笑っていませんです、はい」

兄「ちっ」カチカチカチカチ

妹「………………」ムシャムシャ

兄「………………」カチカチカチカチ

妹「………………」ムシャムシャ

兄「………………」カチカチカチカチ

兄「あ、くそっ」

妹「…ププッ」

兄「………………」イライラ

兄「みかん」

妹「ん?」

兄「みかんくれ」

妹「え、もう全部食べちゃった」

兄「は?」

妹「え…な、なに」

兄「一つしか食ってねーぞ」

妹「だ、だってわたしのだし」

兄「はぁ…まあいいや」

妹「うん」

兄「もう一個みかん持ってこいよ」カチカチ

妹「はぁ?」

兄「なんだよ」

妹「またわたしがとりいくの?」

兄「あたりめーだ お前がいっぱい食ったからなくなったんだからな」カチカチカチカチ

妹「ムッカー」

兄「はよ」カチカチ

妹「やだ」

兄「あ?」

妹「やだもん」

兄「みかんくいてーなぁ どっかの誰かがバクバク食っちゃうから」カチカチ

妹「わかったよぉ」シブシブ

妹「はい」どさっ

兄「20個って…持ってきすぎだ」

妹「これならまた取りに行かなくてすむでしょ」

兄「もはや夕飯になるな」

妹「それはいや」

兄「だな」カチカチカチカチ



妹「………………」悶々

兄「ひょーwww」カチカチカチカチ

妹(なんか仕返しをしてやりたい…)

兄「…………………」カチカチカチカチ

兄「んっ…………」ゴクゴク


妹「はっ!」ピーン

妹「お兄ちゃん わたしチョコ食べたいな」

兄「やだよ 自分でとりいけ」カチカチカチカチ

妹「はぁ…いいもん 自分でとりいくから
じゃあお兄ちゃんはずっとこたつから出ないでね!」

兄「へーへーおまかせを~」


ジャー

妹「はぁ」スタスタ

兄「お、チョコ」

妹「食べてもいいよ」

兄「いっただきー」ヒョイッ

兄「…………………」カチカチカチカチ

妹「…………………」パラ

兄「……ww………」カチカチ

妹「…………………」パラ

兄「…………………」カチカチカチカチ

妹「…………………」パラ

兄「くそっww」カチカチ

妹「やっぱ下手なんだね」ニヤニヤ

兄「うっせー」ムズムズ

兄「ん…」

兄「よいしょ、っと」

妹「どこ行くの?」

兄「ん…トイレ」

妹「ダメだよ行っちゃ」

兄「え?」

妹「お兄ちゃんこたつから出ないんでしょ?」ニヤニヤ

兄「いや…それとこれとは…」

妹「だめだよー」ニヤニヤ

兄「はっ…まさかさっきチョコを取りに行くとき、やけに素直だったのはこのためか…!」

妹「男に二言は?」

兄「な……い…」

妹「いえーい!」

兄「くそおおおおおお」





妹「ふふっ」ニヤニヤ

兄「~~~っ!」カチカチカチカチ

妹「いつまで我慢できるかなー?」ニヤニヤ

兄「くっ…お前なんかの策略には負けねーぞ」カチカチカチカチ モゾモゾ

妹「うふふ」

兄(夕飯前になれば母ちゃんが帰ってくる
そしたら決まって夕飯の手伝いさせられるから、こたつからは強制的に出される…!
つまりあと2時間半…!)

妹「うひひぃ」ニヤニヤ

兄「んん…」カチカチカチカチ

妹「~♪」

兄(ムカつく)カチカチ

妹「~♪」





兄「はあはぁ…」カチカチカチカチ モゾモゾ

妹「なかなか我慢するんだねー早く僕が悪かったですって謝りなよー
漏らしたらお父さんに怒られちゃうよー?」ニヤニヤ

兄「いやだ…!絶対にお前の言う通りになんてなってたまるかぁ」モゾモゾ

妹「ふーん」ニヤニヤ

妹「あっ…そうだ」モゾモゾ

兄「ん?」カチカチカチカチ

妹「よいしょ…よいしょ…」

兄「なにやって…」

兄「だぁっ!?」ビクン

妹「ふふっ」ニヤニヤ

兄「ちょっ…おまっ…!こたつの中で足伸ばすなっ…!
腹に…俺の腹に当たっ…くぅっ!」プルプル

妹「お腹押しちゃえー♪」ニヤニヤ

兄「やめっ…おいっ…!」プルプル

ホットケーキ。
妹が初めて作った料理だ。料理とは呼べないかもしれないけど、俺は大好きだった。
妹とケンカしたときにいつも妹が作ってくれて、「どう?おいしい?さっきはごめんね」なんていってくる。
俺は恥ずかしくて「もういいよ、気にしてないから」なんて言って一度も謝ることはなかったが妹はいつもそれで満足な顔をしてた。
そして夕食の時間に「おにいちゃん、ホットケーキおいしかった?」って聞いてくるが、変なプライドが邪魔してまあまあだなとしか言えなかった。
そしてケンカのことなんて忘れて家族で仲良く話していた。

俺が二十歳になったとき、久しぶりに家で正月を過ごすことになった。
妹は久しぶりに会えてうれしいのか16歳のくせにはしゃいでいた。
だが、酒も入っているせいか俺は妹とくだらないケンカをしてしまった。
原因は俺が彼女を家につれてきたいと言い出したことからだった。
そのあとしばらくして妹はまたいつものようにホットケーキを作って持ってきた。
だけど、俺は手もつけずに自分の部屋へと戻ってしまった。
いつも笑顔だった妹がこのときばかりは悲しそうな顔をしていたが、俺は寝た。

起きたのは夕方7時過ぎ。なぜか家が慌ただしかった。
どうしたのか聞く前に母が、妹が交通事故にたった今遭って危険な状態だと教えてくれた。
どうやら夕食の食材を買いに行っていたときに事故に遭ったらしい。
俺たち家族はすぐに病院に向かったが、もう遅かった。死んだ。妹が死んだ。

どれくらい経ったかはわからないが、しばらくして俺は1度家に帰ることになった。
台所のテーブルには妹の作ったホットケーキがあった。
なんであのとき笑顔でこれを食べなかったんだろうと悔やんだ。
俺はあふれ出る涙と一緒に妹の好きだったジャムをかけてホットケーキを食べた。
「妹、おいしいよ…… 」

そうつぶやいた刹那、のどが焼けるような激しい痛みが襲ってきた。
そう、毒物が混入されていたのだ。俺は必死に逆転の手を考えていたが、酸性の梅干を摂取して中和するというような凡庸な発想しかできなかった。
俺は少しずつ消え行く意識の中で妹を視界に捉えた。
「ば…か ……な ……!」
あいつはちゃんと仕留めたといっていたのにっ!それじゃあ、病院で死んでいた妹は!?
俺は激しく動揺し、絶望した。まさか、あいつが殺されたなんて ……
「おにいちゃんの考えることなんてお見通しよ」
妹はケラケラ笑っていた
「死んだのはおにいちゃんの彼女よ、私の変装も見破れないとはね」
そう言って妹は勝ち誇っていた。
だがまだ妹の完全勝利ではなかった。俺はこの妹を抹殺しなければならない!
最後の意識を振り絞って自爆スイッチを押した
「爆ぜろ!」

                           __,,:::========:::,,__
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                      ..‐´      ゙          `‐..
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  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
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              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
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兄「やめっ…ろ…っ!」プルプル

妹「あはははは わたしを顎で使った罰だ!」グイグイ

兄「おいっ…!膀胱が…膀胱がっ…!」プルプル

妹「やぁだ やめない」ニヤニヤ

兄「うぅぅ………!?」ムクムク

兄「な……」

兄(ま、まずい…
小便我慢し続けたのと、妹の足がたまにちんこに当たるから勃起してきた…)

妹「ん?」グイグイ

兄「や、やめろっ…!」

妹「んん?」グイグイ

兄「ううっ…!」

兄(勃起したから腹を足で押されるたびに亀頭に妹の足がっ…!
こたつから出ればいいだけだけど、それじゃこいつに負けた気分だし…)

妹「なんか…お兄ちゃん…」グイグイ

兄「くっあっ…」

妹「お兄ちゃんのお腹硬い…」グイグイ

兄「!?」

妹「まさか万年ぐーたら生活のお兄ちゃんに腹筋が…?」グイグイ

兄(どうやらばれてはいないようだな…
言い方がムカつくけど)

妹「お兄ちゃんいつの間に腹筋なんて…」グイグイ

兄「う、うるせー!俺だって腹筋くらいっ…あぅっ…!」プルプル

妹「?」グイグイ

兄「も、漏れるっ…!」プルプル

妹「やだぁっ ホントに漏らすの!?」

兄「おぅふっ…!」

兄(妹が押すのをやめた…良かった…)

妹「もう…」

妹「漏らしたらわたしまで怒られるから、早くトイレ行ってきなよぉ」

兄「いや…お前が勝負は終わったと言うまでは…」ギンギン

妹「はいはい終わり終わりー
さ、早くトイレ行ってきな?」

兄「なんだか釈然としないな クソッ」スタスタ

妹「前屈み…」

妹(やっぱりお兄ちゃん…勃ってたんだ)






父「ただいまー」

母「ただいまー」

妹「あ、おかえりー」ドタドタ


母「もーまたこたつでぐーたらしてたのね!」

妹「だって暖かいんだもん…」

父「まあまあ そんなことより母さんお腹が減ったよ」

母「ちょっと待ってて!」

父「はい」

母「もうこんなに散らかして!」

妹「わー!片付けはわたしがやるからー」

ドタドタ

兄「あ、父ちゃん母ちゃん」

父・母「ただいま」

兄「おかえり」

兄「あっ やべっ」

兄「俺のPSP~」

妹「は、はい PSP」スッ

兄「おっ わりぃな」

妹「ち、ちゃんとしてきたの?」

兄「おう」

妹「ふ、ふーん」チラッ

兄「?」

妹「(膨らんでない…)あ、お母さんが早く支度手伝え、だって!」

兄「お、おう」


兄「なんかいつもと様子が違ったな」

兄「反抗期って奴かな、それともあの日とか」

兄「ったく女は会う度態度が違うからめんどくせぇな」ポリポリ



父「明日こそは父さん仕事見つけるぞ!」ムシャムシャ

母「はぁ ホントに早く見つけてほしいものだわ…」モグモグ

妹「…………………」ムシャムシャ

兄「モグモグ」

父「なんたってもうすぐ妹の15歳の誕生日なんだからな!
父さんプレゼント奮発しちゃうぞ~」ムシャムシャムシャムシャ

母「はいはい」

妹「………………」チラッ

兄「うん うまい」モグモグ



母「さ、食べ終わったんだから、いつまでもテレビなんて見てないで、お風呂入っちゃいなさーい」

父・兄・妹「はぁーい」



『なんでやねん!』『どっ』

父「わははははははは」

兄「ははははは」

兄「はーやっぱおもしれーなーこいつら」

チャポン



妹「はぁ…」

妹「昼間のこたつでのアレ…」

妹「お兄ちゃん勃ってたんだよね」

妹「あー!キモイキモイ」

妹「わたしなに考えてんだろう」ブクブクブク


妹「携帯で調べてみよっかな…『勃起』、と」ピッポッパ

妹「やだっ…なにやってんだろ」



妹「はぁ…」


妹「むー」ブクブクブクブク



父「わははははははは」バサッバサッ



妹「!?」ザバン

妹(え!?なんでお父さんが脱衣場に…しかももしかして脱いでんの!?)


妹「やだやだちょっと待って…!」ザバザバ


父「妹ー!久々に父娘水入らずで楽しもうじゃないか!」バサッ


妹「やだぁ!入ってこないで!」

父「ビクッ」

ガラッ

兄「父さんふるちんでなに叫んでんだよ」

妹「よかった…入ってこなくて」

妹「もう…お父さんのバカ」


妹「最近臭いしうるさいしはっきり言ってうざいし…」ブクブク



父「おっ そう言えばお前ともしばらくだったな!よう息子の息子よ」

兄「おいバカッ!なに脱がしてんだよ!」

どたばた


妹「えっ?」

父「まあ家族ってのはこういうもんじゃないか?」


ガチャッ


妹「!!」

兄「!!」

父「たのもーww」


妹「やっ…!な、なにやっ…!え!?」

兄「な、なななな、なんで入ってんだよ!
妹が入ってんの知ってただろ!」チラッチラッ

妹「いやあああ」チラッチラッ

父「なにを言うんだ
だからこそだ裸の付き合いってやつだ」ずぅーん

兄・妹(で、でかい…)

兄「に、ニートのくせに偉そうな!」

父「んんー?そのニートの前で自らの恥部をさらけ出せないとはなぁ?」ニヤニヤ

兄「あ、当たり前だろ!い、妹の前だぞ!」

妹「そ、そうだよお父さん!早く隠して…ってか出てってー!」

兄(妹の…胸…ちょっとだけど見えてる…)ドキドキ

兄「うっ…やべっ…!」ムクムク ピーン

妹「?」

父「わはははははは」

兄「と、とにかく!俺は出るからな!」

妹「え、ちょっ、ちょっと待ってよ!
お父さんとわたし二人きりにするき!?」バシャバシャ


父「うーむ 妹…成長したなぁ」

妹「!!」

兄「もはやただの変態だ…」

妹「出てってお父さん!」

父「うひぃ~俺だけかーいww」

父「じゃあな兄!兄妹水入らずだな!」

兄「ちょっ、ちょっと待っ」


バタン

兄「あ……………」ギンギン

妹「………………」

                         ____
                       /      \
                    / ⌒   ⌒  \
                  /  (●) (●)   \
                |    (__人__)     |
           ∧ ∧    \   ` ⌒´     _/ 
      Σ (       ) (;;゚;;)ノ           \
          (   )  (__.ノ|         |  |
-―――――― v v -――――┴―――――┴┴――




                          ____   
                 .ni 7     /⌒  ⌒\
               l^l | | l ,/)   / ( ゚ )  (。 ) \     n
               ', U ! レ' / / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  l^l.| | /)

         ∧ ∧  /    〈 |      ヘ(;;゚;;)/      |   | U レ'//)
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         (   )  /´ ̄ ̄ ノ            \rニ     |
-―――――― v v -―――――――――――――――- `ヽ   l 

兄「あ…じゃあ俺も…」ソロー


妹「待って」

兄「はい」ビクッ

妹「………………」

兄(あ、困惑しすぎてはいって言っちまった)

妹「お兄ちゃん…たまには…」

兄「えっ」

妹「一緒にお風呂…は、入らない…?」

兄「えっ」ブッ

妹「えww鼻血ってww」

兄「は、鼻血が…」

兄「………………」

妹「………………」

兄(まずい 鼻血出したせいで兄としての威厳が…)

妹「………………」ザバァ

兄(あれから妹はひとこともしゃべんないし)

妹「ね、ねぇ」

兄「な、なんだよ」

妹「お父さん、迷惑だよねぇ」

兄「あ、ああ、ほんとだ!」

兄「…………………」

妹「…………………」

妹「あ、あのさ」

兄「ん?」

妹「さっきこたつでさ
た…勃ってたでしょ」

兄「!!」

妹「…………………」チャプチャプ

兄「その…見たことあるのか?お前」

妹「え?」

兄「だ、だから…勃ったちんこを…」

妹「そ、そそそ…そんなんない!ないよ!」

兄「ああ…そうか」

妹「お、お兄ちゃんは?」

兄「えっ?」

妹「お、お兄ちゃんは…あるの?」

兄「そりゃ…オナニーする時いっつも…」

妹「ち、違うよ!女の子の…その…」

兄「あ、ああ!そっちか!えっと…ないない!」

妹「そうなんだ てかお兄ちゃんも一人でするんだ…」

兄「あっ、いや…今のは口が滑ったというか…」

妹「………………」

兄「うん……毎日3回してるわ」

妹「そう…なんだ…へぇ」

兄「…………………」

妹「じゃあさ…今も勃ってるの?」

兄「えっ?」

妹「見てみたい…な」

兄「えっ、あっ」ギンギン ギンギン

妹「手…どけて…?」

兄「お、おう」ギンギン


しゃきーん

妹「わぁ…」

妹「お父さんのとはなんか違うんだね…」

兄「あ、ああ…父さんはむ、剥けてるからな」

妹「剥けてる?」

兄「お、俺もいつかああなるんだ」

妹「へぇー…サイズも…結構違うよね…」

兄「」グサッ

兄「そ、そっちも大人になったらな…はは」

妹「そうなんだ…」ジィー

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