キョン「ハルヒが非処女だったから別れる」(389)

キョン「というわけだから」

古泉「……すいません今何とおっしゃいましたか?」

キョン「ハルヒが非処女だったから別れる」

古泉「え?」

キョン「つまりハルヒと付き合っていたことをなかったことにしたい」

古泉「いやいやその前に何と言いました?」

キョン「ハルヒが非処女だった」

古泉「え?」

キョン「今からメール送って別れ話を持ち出すつもりだ」

古泉「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。なんですかその話は」

キョン「ひどい話だろう。俺は昨日からむしゃくしゃして壁を殴りすぎて部屋の壁がボコボコだ」

古泉「いやいやいやひどいのはあなたですよ。何ですか別れるって」

キョン「お前はコップに一度でも精液を注ぎこんだものを飲めるか?」

古泉「はい?」

早く続きかけごらぁ

キョン「お前はコップに精子を入れた後そのコップで飲み物を飲めるか?」

古泉「嫌ですよそんなばっちいじゃないですか」

キョン「そういうことなんだよ!」

古泉「え?」

キョン「非処女と付き合うと言うのはそういうことなんだよ!コップに精子が入った状態なんだよ!」

古泉「何それ怖い」

きたねーなこのキョンw
だが激しく同意

キョン「非処女と言うのはだな」

古泉「はい」

キョン「すでに他の男と付き合った状態なわけだろ」

古泉「まあそうですね」

キョン「ということはだ。すでに他の男のチンコが入ってるんだよ!それくらい汚いんだ!」

古泉「それとさっきのコップの関係がいまいち……」

キョン「ならばお前の普段使ってるコップに俺の精子を入れてやろうか」

古泉「ちょ、ちょっとやめてくださいよ」

キョン「ハルヒがマグロだから別れる」
キョン「ハルヒがマグロだから別れる」 - SSまとめ速報
(http://www.vipss.net/haruhi/1256072332.html)

キョン「ハルヒのマ○ンコが臭かったから別れる……」

シリーズ化されてんのかよ

                     /    |    |    |
                 |     |    |    |
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            |   l   | ー-  |  l⌒) - l
             |  -‐|    |    |   | 丿   |    /⌒ヽ
           |   |    |    |  |ノ     l   |    ヽ
             l    _!   |    !__,! ‐  一 |   l     ヽ、
         /⌒ヽ l ‐ \  |, ノ⌒) ()    l    〉-‐  l
         l〉   )ヽ、   ヽノ (ノO (ノ  (つ ヽ、 | ノ)  |
        /  人 ヽ、        (⌒)     ヽノ (ノ  |
          l     ヽ、\,        )丿 / ノ/ o     l
        ヽ  ノ \,/     /  (ノ       () ヽ  l
         \    /        /     (⌒ヽ    |
          ヽ、       /  /  l      しノ      |
           ヽ、  /   /    |           l
            ヽ、          l          /

             ヽ、           |          /
              ヽ         l        /

キョン「はぁはぁ。どや、入れてやったぜ。これで理解した――」
古泉 「ペロペロ、レロレロ。ちゅぱちゅぱ」
キョン「え?」

キョン「というわけで別れる」

古泉「いやいや駄目ですよ。コップに精子入れても構いませんがそれは駄目です」

キョン「実はこの話をする前にお前のコップには精子は入れた」

古泉「な、何してくれるんですか!?も、もうあなたが来る前に一度口付けたじゃないですか!!」

キョン「嘘だ。でもお前は今構わないと言ってたのに怒っただろ?」

古泉「う……!」

キョン「怒っただろう。これが……非処女を知った男の怒りなんだよ」

古泉「……」

キョン「というわけで別れる。後のことは組織に任せたぞ」

古泉「いやいやいやだから駄目ですって」

キョン「何でだ。これ以上お前は俺の精子飲みたいのか?」

古泉「え?本当に入れたんですか?」

キョン「嘘だ」

古泉「ほっ。ってその話はおいといてですね。涼宮さんが本当に非処女と言う証拠があったのですか?」

キョン「初めてのおセックスの時にだ」

古泉「はい」

キョン「ハルヒは『あんた逝くの早すぎない?もうちょっと頑張りなさいよ』と激励してくれた」

古泉「……」

古泉「それはただあなたのことを思って激励して……」

キョン「まあそれ以外にもだ。俺とハルヒがデートするだろ」

古泉「はい」

キョン「するとハルヒが決まって『ここ前も来たことあるし』とか言ってくれる」

古泉「多分友達と行ったんですよきっと」

キョン「周りにカップルしかいないような場所でもか?」

古泉「多分女の子同士で行ったんでしょうきっと」

キョン「ラブホテルに行った時も『あーここ昔来たことある懐かしいなあ~』とも言ってたが」

古泉「それもきっと女の子同士で……」

キョン「ふざけるな」

キョン「まあここまで延々と言ったが実は別れる原因はハルヒが非処女だからというわけじゃない」

古泉「え?そうなんですか?」

キョン「確かに付き合う女は処女が良い」

古泉「はい」

キョン「しかし、実際に付き合う女が非処女であってもだ。それだけで別れるつもりはない」

古泉「ならばなぜ」

キョン「ハルヒが浮気してるかもしれない」

古泉「え?」

キョン「最近妙に挙動が怪しい」

古泉「具体的には?」

キョン「電話をしてもすぐに出ない」

古泉「忙しいんですよきっと」

キョン「デート中にもメールをポチポチいじったりする」

古泉「きっと友達が彼女にメールを送ったんですよ」

キョン「横からこっそり見たら送信するメールにハートマークを使っていた」

古泉「ほ、ほら女の子は良くハートマーク使いますし……」

キョン「何かまあ君とか男の名前が見えたぞ」

古泉「き、きっとそういう名前の女友達ですよ」

キョン「というか携帯をこっそり見ようとしたらだなロックがかかっていた。もうこれは黒だ」

古泉「人の携帯を勝手にのぞいては駄目じゃないですか!」

キョン「俺のはいつでも見られても構わんぞ」

古泉「だからそんな問題では……ちょっと見せてもらえます?」

キョン「ほれ」

古泉「どれどれ……え?家と宣伝メールしか着てない?」

キョン「このように俺はいつでも見られても構わないのにあいつは俺に見せない」

古泉「でも、これはさすがにちょっと……」

キョン「もう一度精子を飲みたいか?」

古泉「え?」

キョン「冗談だ」

古泉「本当に冗談なんですよね?」

キョン「というわけで別れたい」

古泉「話をずらさないでくださいよ。ですが涼宮さんに不審な行動はないと機関は言ってましたが」

キョン「お前はハルヒが情報を変える能力を持ってるのを忘れたのか」

古泉「そう言われたらそうかもしれませんが……」

キョン「というわけで別れる」

古泉「いやいや待ってくださいよ……そうだ!涼宮さんに直接聞けば良いじゃないですか」

キョン「もう聞いた」

古泉「何ておっしゃってました?」

キョン「そりゃ浮気してないしか言わないわけだ」

古泉「ならそれで良いじゃないですか」

キョン「良いわけあるか。良いか古泉。ハルヒは非処女なんだぞ。浮気していないわけないだろ」

古泉「蒸し返しますね」

キョン「つまり俺はあいつを疑っているんだ」

古泉「ひどい偏見な気がしますが」

キョン「良いやこれは偏見じゃない。非処女ということはだビッチなんだぞ。これ以上あんな
ビッチなんかと付き合えるか」

古泉「これはひどい」

古泉「まあ待ってください。あなたの言い分も分かりました」

キョン「別れて良いのか?」

古泉「いやいやそれは駄目ですけどね。ようはあなたは涼宮さんがビッチでなければいいと」

キョン「まあそれ以外にもないことはないがそんな感じだ」

古泉「ということは涼宮さんが潔白であれば良いと」

キョン「まあそんな感じだ」

古泉「じゃあ涼宮さんを調べれば話が出るのではないでしょうか」

キョン「しかしださっきも言った通りハルヒには自分の都合の悪いことをなかったことに
できる能力がある。つまり俺たちからはハルヒが潔白かどうか分からんと言うことだ」

古泉「なるほど……シュレーディンガーのビッチということですか」

古泉「これは難題ですね……
では涼宮さんから事実を引き出すように会話をすれば良いのではないでしょうか?」

キョン「どうやってだ?俺からじゃ恐らくハルヒは本当のことは言わんぞ」

古泉「確かに僕やあなたでは涼宮さんは本当のことを言わないかもしれません。ですが
同性同士の会話だったらどうでしょうか?」

キョン「女子会……というやつか」

古泉「そうです。誰か部員の方……長門さんか朝比奈さんに事情を話して
真実を引き出してもらえれば良いのです。その結果からあなたは物事を判断すれば良い」

キョン「ふむ……頼むとしたら……」

長門「私がいる」

キョン・古泉「!」

ご飯食べてくる

古泉「な、長門さん!?」

キョン「いつからいたんだ?」

長門「あなたたちが話を始める前から」

キョン「じゃ、じゃあ俺が古泉のコップに何かするとこも」

長門「いた」

古泉「え?」

キョン「いるなら一言くらい声をかけてくれよ」

長門「あなたが忙しそうにしているので私は黙っていた」

古泉「本当に僕のコップに何をしたんですか!?」

キョン「じゃあ良かったらハルヒに対してそのような話を持ち出してもらえないか?」

長門「了解した」

古泉「長門さんはさっき一体何を見たんですか」

長門「内緒」

キョン「おい古泉。今はそんな場合じゃないだろ。計画を練らないと」

古泉「ちくしょう」

キョン「じゃあ計画を練ろうか。部活が終了した後にでも長門が聞くと言う形で」

古泉「分かりました。ならばその間僕たちは隣のコンピューター研究部
のところでこの部室の中を聞くことにしましょうか」

キョン「何か聞ける機材を持っているのか?」

古泉「普段から簡単な盗聴器のようなものを持っているので大丈夫ですよ」

キョン「そうか。じゃあ二人とも頼む(普段から盗聴器を持ってるのかこいつは……)」

古泉「ラジャーです」

長門「らじゃー」




コンピューター研究部室

キョン「ふう。しかしこのことが気になって部活が全然集中できなかったな」

古泉「ええ、計画の前はドキドキしますよね」

キョン「俺と古泉だけが途中で幼児があるようにして抜け出したとき何か言われるんじゃないかと
冷や冷やしたな」

古泉「サボりじゃないかと言われましたが何とかなりましたね。……よしこれで声が聞こえてくるはずです」

ガガーピー

ハルヒ『今日はキョンも古泉君も帰ったしどうしようかしら』

みくる『でもあの二人が一緒に帰るのは珍しいですよね~』

ハルヒ『ん~今からどうしようかしら』

キョン「お、聞こえてきたぞ」

みくる『二人がいないですからね。私たちも帰りましょうか?』

ハルヒ『そうね。今日は解散と』

キョン「おいおいこのまま終わってしまうぞ」

古泉「きっと長門さんが何とかしてくれますよ」

長門『それは駄目』

ハルヒ『どうしたのよ有希』

長門『せっかく女性しかいないのだから女子会をすべき』

ハルヒ『女子会?』

長門『そう。お互いの男性遍歴を赤裸々に語るべき』

キョン「おい本当に大丈夫なのか?」

古泉「何だか僕も少し不安になってきました」

ハルヒ『あんたねー何言ってんのよ』

キョン「やっぱり長門に頼んだのは失敗だったかもしれないな……」

古泉「ええ、少し僕もそんな気が……」

みくる『女子会ですかー良いですよね。たまには良いじゃないですか涼宮さん』

ハルヒ『えーでも話すことなんかないでしょ』

みくる『どうせキョン君たちもいないんですし。女の子だけのお話しましょうよ』

ハルヒ『ん~みくるちゃんがそこまで言うのなら』

長門『話すべき』

キョン「朝比奈さんにも根回ししてくれたのか?」

古泉「いえ、長門さんだけです」

ハルヒ『じゃあSOS団で女子会でもしますか』

みくる『えへへ、お茶菓子持ってきますね』トテトテ

長門『チョコレートが良い』



ハルヒ『でも女子会って何の話をすれば良いのよ?』

みくる『そうですねーお互いの過去の恋愛話でもしますか?』

ハルヒ『過去のね~』

長門『そう過去の話をすべき』

キョン「本当に朝比奈さんには何も言ってないんだよな」

古泉「はい。まったく何も言ってません」

キョン「何も知らない割にはびっくりするほど核心をついてくれるな」

古泉「彼女はそういう話が元々好きなのかもしれませんね」

あげ

あげ

書きます><

みくる『涼宮さんは今キョン君と付き合ってるんですよね?』

ハルヒ『まあね』

みくる『付き合っててキョン君ってどうですか?』

ハルヒ『ん~少しガキっぽいとこがあるわねー』

みくる『まあキョン君は良い人なんですけどね。どこか子供っぽいとこがありますよね』

長門『そう彼は子供』

キョン「おいおい何だ。この自分がいないときに話されてる噂話を聞く気分と言うのは」

古泉「ええ、聞いてて何かむずむずしてしまいますね」

キョン「俺は許されるならば今すぐ部室に行って叫んでやりたい気分だ」

古泉『落ち着いてください』

ハルヒ『嫌いじゃないんだけど何か物足りないときがあるのよね』

長門『そう物足りない』

みくる『そういえば涼宮さんはキョン君以外と付き合ってたことあるんですか?』

古泉「いよいよ来ましたよ核心の質問が……」

キョン「……」

ハルヒ『まあそれなりにね』

みくる『涼宮さんモテますしね』

キョン「!?」

ハルヒ『私よりみくるちゃんのほうはどうなのよ?』

みくる『え~私ですか?』

ハルヒ『聞いたわよ。前みくるちゃんラブレターもらったって』

みくる『やだ~誰が言ったんですか?もしかして鶴屋さん?』

ハルヒ『みくるちゃんのことなら何でも知ってるんだから当たり前じゃない』

みくる『まあもらったんですけど~タイプじゃなかったんでお断りしました』

ハルヒ『相手どんな人だったのよ』

みくる『何か眼鏡かけてて大人しそうな人でしたね』

ハルヒ『あ~おたくっぽい人私無理なのよね』

長門『そう無理』

キョン「おいおい何か知らなくて良いことばかり聞こえてきそうなんだが……」

古泉「さっきから長門さんがいないものとして会話が進んでますね……」

          し!/ ̄ ̄ ̄\                  ___/ ̄ ̄ ̄\    ノ
  小 童    // / ̄ ̄ ̄ ̄\             /  / / ̄ ̄ ̄ ̄)   童 え
  学 貞    L ̄          \          /    ̄        ヽ  貞  |           
  生 が    /.            \       /    □         i   !? マ
  ま 許    // ̄ ̄ ̄\      |       // ̄~\ / ̄ ̄ ̄\  く     ジ
  で さ    l∨〃/\   \   /\    //\ヽ ∨〃/\   \ 厶,
  だ れ   i ゞ/ /(・)  〉   |  | ∩|   //(・) \ゞ/ /(・)  〉   | iヽ
  よ る   lノ  \_/ ノ し|   | ∪|   | \_/ノ  \_/ ノ し|   レ、⌒Y⌒ヽ

  ね の   _ゝ       ⌒|   \/    l:::::::::∠~         ⌒|   \/
   l は  「~‐、ヽ      /    /     |:::::::::r~~‐、ヽ      /    /
人_,、ノL_,iノ:jjjjjjjjjヽヽ    /   /      .|:::::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ    /   /
      /,   ||  /   /       _人__人ノ_   ||  /   /

ハ キ  .{iiiiiiiii// /    /.        「 ワ  Liiiiii// /   /

ハ ャ   ヽ..~"/   /          ノ.  イ   了" /   /
ハ ハ    >∠__/           )   リ   |/∠__/
ハ ハ   /]:::::::   [            く    |    >    [
       { ̄~      ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ    !   ッ   (      ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                    ,~ヽ.  ノ   !!   >     

ハルヒ『それでどうふったのよ?』

みくる『ん~まあ他に好きな人がいるんでって』

ハルヒ『あーあるある。でも別にそういう場合って特に好きな人がいない状態よね』

みくる『だって傷つけるのも可哀そうじゃないですか』

ハルヒ『駄目駄目そういうのははっきり言っとかないと、みくるちゃん可愛いからストーカーされちゃうわよ』

みくる『涼宮さんもそういう経験あるんですか?』

ハルヒ『うじうじと何回か着いてきたやつがいたから警察に通報してやったわよ』

みくる『え、でもそれってひどいですね(笑)』

ハルヒ『ああいう夢見がちな妄想オタクどもの夢を覚ますにはショック療法じゃないと(笑)』

みくる『ひどいですね(笑)そういえば、さっきの話に戻りますけど。涼宮さんは告白されて付き合う方ですか?
それとも自分から行くほうですか?』

ハルヒ『私はそうね~両方あるけどでもあまり好きって言われた恋愛は長続きしないかな?』

ごめんちょっと出かける

書きます><

キョン「え?」

古泉「あなたはどっちから告白したんですか?」

キョン「いや、まあハルヒだったけど」

古泉「なら良かったじゃないですか。長続きできますよ」

キョン「いやいやいや。そういう問題じゃないだろ」

古泉「どうされました?」

キョン「今の口調だったら何回も告白されたことがあるみたいになってるじゃないか」

古泉「それの何が問題でしょうか?彼女は中学生時代に何度も告白をされてるはずです」

キョン「え、ああそういえばそうだったな……ふう少し焦ってしまったじゃないか」

古泉「あなたでもやはり気になるんですねそういうことは」

キョン「まあ過去を引きずるタイプだからな俺は」

ハルヒ『でもやっぱり男らしくないやつは駄目ね。うじうじうじ面倒だし』

みくる『ですよね~。やっぱり過去に何があっても包み込んでくれるような人が良いですよね』

長門『そう。こそこそ人の発言を聞こうとするような女々しいやつらは死ぬべき』

キョン「俺らの会話は聞こえてないよな?」

古泉「はい彼女たちの声しか聞こえません」

書きます

><

あげ

みくる『それで涼宮さんだいたいどれくらい付き合ってたんですか?』

ハルヒ『すぐふられてたわよ』

みくる『え?そうなんですか?意外ですね』

ハルヒ『どいつもこいつも連れていくところがワンパターンなのよね』

みくる『たとえばどこですか?』

ハルヒ『みんな喫茶店とか遊園地とか博物館とか。なかには他のやつが誘ったところと
同じ場所に誘ったやつもいるし』

みくる『あーでもそれはしょうがないんじゃないですか?学生はお金持ってませんし』

ハルヒ『だから年上と付き合ったこともあるわ』

キョン「……」

古泉「これってさらりととんでもないこと言ってませんかね」

みくる『え~いくつくらい年上と付き合ってたんですか?』

ハルヒ『大体10個くらいうえかな?』

みくる『それっておじさんじゃないですか~』

ハルヒ『そう?恋愛に年は関係ないと思うけど』

みくる『やだ~涼宮さんなんか大人っぽい』

ハルヒ『まあ年上と何回か付き合ってたから少しすれたのかもしれないわね』

みくる『え~っとちなみにどれくらいまでしたんですか?』

長門『A?B?C?』

ハルヒ『まあ大抵のことはしたかしら』

みくる『え、色々ってたとえば』わくわく

ハルヒ『多分みくるちゃんが思ってることもしたかもよ。やっぱり車があるとないとでは全然違うし』

みくる『や~ん涼宮さん。聞いてて刺激が強いですよ』

ハルヒ『でもこれくらいみくるちゃんもしてるでしょ?』

みくる『え?私ですか?してないですよ~』

ハルヒ『え~でもみくるちゃんも大学生の男の子とかと結構遊んでたって聞いたけど』

みくる『誰から聞いたんですか~。やだ~』

ハルヒ『ふふ、禁則事項よ』

みくる『もう~キョン君とかには内緒ですよ』

ハルヒ『確かにキョン達には刺激が強いでしょうね多分』

古泉「ちょっと最近の高校生って進みすぎじゃないですか。聞いてて何かこう複雑な感情が心を……あれ?」

キョン「……ビッチシネビッチシネビッチシネデコビッチシネ」

古泉「(目が死んでいる……)」

長門「黒歴史を発表する」
長門「黒歴史を発表する」 - SSまとめ速報
(http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1280577421/)

長門「黒歴史」

あげ

書きます><

みくる『え?その年上の人とは涼宮さんはどれくらいもったんですか?』

ハルヒ『ん~一年くらいかな?』

みくる『でもあまり長くないんですね』

ハルヒ『まあ年上は包容力はあるんだけどさ~放っておかれてる感もして』

みくる『包容力があったら良いじゃないですか?』

ハルヒ『何か自分が束縛されるのは許せないんだけど相手が
私を自由にしてくれるのも許せないのよね』

みくる『あ~なんとなく分かりますそれ』

ハルヒ『だから違う年上の人とも付き合ったことあるわね。その人とも付き合いながら』

みくる『それって二股ですか。きゃー涼宮さんそこまで言っちゃっていいんですか』

古泉「こりゃあまたとんでもない爆弾が出てきましたね」

キョン「ビッチシネビッチシネビッチシネデコビッチシネライフライン途切れろ」

古泉「大丈夫ですか?」

書きます><

すいません書きます><

あげ

あげ

あげ

あげ

みくる『でも今はキョン君と付き合ってるんですよね。キョン君はこのこと知ってるんですか?』

ハルヒ『ん~多分知らないんじゃないかな』

みくる『ですよね~。ちなみにもう年上とは付き合ってはないんですよね?』

ハルヒ『たまに連絡着たりするかな』

みくる『え?どうしてるんですか?』

ハルヒ『まあ返事くらいは返してるけど』

みくる『え~それって浮気じゃないんですか?』

ハルヒ『別にその人とはもう何もしてないから大丈夫よ』

古泉「いやーこりゃまいったなー機関にどう連絡すればいいのやら」

キョン「うふふ」

古泉「どうしました?急に笑い初めて」

キョン「前まえまで怪しいとは思ってたけどここまで黒だったのが何かおかしくてね」

古泉「ご心情はお察ししますよ。僕だって付き合う彼女がここまでビッチだったら精神を保つ自信はないです」

キョン「何か一周回ってハルヒが処女な気がしてきた」

古泉「落ち着いてください……辛いけどこれが現実なんです。そして受け止めてください……」

キョン「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

みくる『まあメールくらいなら別に浮気にはなりませんしね』

ハルヒ『というか私は別にその人とHしても彼氏に対する愛情があったら浮気とは
思わないわよ』

みくる『え~それはちょっと駄目ですよ~』

ハルヒ『だって寂しくなった時に会おうかって言われたら彼氏じゃなくても少しぐらってこない?』

みくる『あ~確かにちょっとそれは来ますね』

ハルヒ『だから寂しくさせる方が悪いのよ』

長門『そう女を寂しがらせる男が悪い』

キョン「古泉……俺はもう帰る……」

古泉「あ、お、お疲れさまでした……(さっきまで元気だった彼が嘘のようだ……)」

キョン「はは、帰ってゆーみんでも聞いとくさ……じゃあな」

古泉「……」

みくる『あ、いつの間にかもうこんな時間になってましたね』

ハルヒ『そうね。もう夕方かしら』

みくる『じゃあそろそろ帰りませんか?』

ハルヒ『そうね~一緒に帰りましょうか。有希はまだ残るの?』

長門『そう』

ハルヒ『分かった。戸締りはよろしくたのむわね』

長門『了解』



コンピューター部室

長門「終わった」

古泉「お疲れさまでした」

長門「彼は?」

古泉「何か気分が悪くなったとか言って帰ってしまいました」

長門「そう」

古泉「いやあしかし聞いてましたけどひどい話でしたね」

長門「何が?」

古泉「いやあ涼宮さんですよ。まさかあそこまでビッチだとは正直思いませんでした」

長門「彼女は寂しがり屋。だから人より愛を多く求めると思われる」

古泉「でも男からしたらたまりませんよ本当」

長門「自由恋愛とはそのようなもの。自然界でも魅力あるものは複数の異性と交渉を重ねる」

古泉「でもちょっとこれはね……良かったらお願いがあるんですが良いですか?」

長門「何?」

古泉「一つは……今日の彼が聞いてしまった記憶を消しさること」

長門「もう一つは?」

古泉「あなたの力で涼宮さんの処女を回復させて、今まで経験した人の記憶を消してもらうことです」

長門「彼女を処女を失う前の状態にするということ?」

古泉「そうです。お願いします」

長門「これは大幅な情報改編になる。情報統合思念体から許可が降りるか分からない」

古泉「この通りお願いします!」がばっ

長門「なぜあなたが彼のためにそこまでするの?それはあなたがた機関のため?」

古泉「さっきの話は同じ男として聞いてて辛いものがありました……それに彼は僕の友達です……
僕が出来ることなら彼に幸せになってほしいんです……」

長門「……」

古泉「僕が出来ることなら長門さんに何でもします……だから僕のお願いを聞いてほしいのです
この通り……この通り僕が頭を下げるだけじゃ足りないでしょうがお願いします」

長門「その言葉が聞きたかった」

古泉「BJ……いや長門先生!」

長門「SELECT シリアルコード FROM データベース WHERE コードデータ
ORDER BY 性情報 HAVING ターミネートモード。パーソナルネーム涼宮ハルヒの処女膜を修正と判定。
当該対象の有機情報連結を復活させする」

古泉「(……長門さんの周りに白い光が集まっている?これが長門さんの能力か)」

長門「できた」

古泉「え?もう出来たんですか?」

長門「そう」

古泉「ありがとうございます……ありがとうございました」

長門「これくらい簡単。だけど……」

古泉「どうしました?」

長門「……何でもない」

古泉「とりあえず今日はありがとうございました。後で彼に聞いておきますね」




翌日

キョン「よう古泉」

古泉「あ、おはようございます」

キョン「どうしたんだ。人の顔をそんなにマジマジと見て」

古泉「つかぬことをお聞きしますが、昨日何かショックな出来事がありましたか」

キョン「いや……?とくにないがどうしたんだ?」

古泉「いえ、それなら良かったと」

キョン「そうか。そういや今日はハルヒとデートするから団活はないらしいぞ」

古泉「分かりました。皆さんに伝えておきます(どうやら昨日のことはなかったことになってるみたいですね)」

キョン「サンキューな」

古泉「いえいえ。せっかくのデートを楽しんできてください」




放課後

古泉「どうやら長門さんが上手くしてくれたようですね。とりあえず良かった」

古泉「しかし、あの時長門さんは何を言おうとしてたのでしょうか……ん、彼から電話だ?」

キョン『……よう古泉』

古泉「はい?どうしました(おかしいな今はデートをしているはずなのに)」

キョン『……ハルヒが浮気をしていることが分かったから……別れる』

古泉「え?!どういうことですか!?」

キョン『前から怪しいと思ってたんだが、あいつがいない間に携帯を見たらだな……
俺以外とも付き合ってることが判明した……今から別れ話切りだすわ……』

古泉「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!?」

ツーツー

古泉「これは一体……長門さんが解決してくれたのでは?とりあえず長門さんに会わないと!」

部室

古泉「長門さんいますか!?」

ガラリッ

長門「何?」

古泉「昨日言った涼宮さんのことですけどどうなってるんですか!?涼宮さんが浮気してたようですよ!」

長門「そう」

古泉「昨日、涼宮さんの処女を治したと言うのは嘘だったと言うのですか!?ひどいじゃないですか!?」

長門「確かに昨日涼宮ハルヒの処女を治した」

古泉「じゃ、じゃあどうして!?」

長門「確かに私は涼宮ハルヒの肉体的意味での処女は治した。だけど精神的なものまでは治せない」

古泉「そ、そんな!?それってひどいじゃないですか!?」

長門「ひどくない。あくまでも彼女の意思に任せた結果がこれ。事実として受け止めるべし」

古泉「そんなこと言っても……」

prrrrrrrrrrrrr

古泉「機関から電話だ。はい、もしもし」

森『古泉!どうなってるのよ!?』

古泉「え?どうしたんですか?」

森『どうしたもこうしたもないわよ!涼宮ハルヒがキョン君に振られたみたいで今ものすごい規模で閉鎖空間が出来てるわよ!?』

古泉「え?何ですって!?」

森『良いから早くこっちに来なさい!終わった後きっちり話を聞かせてもらうから!』

古泉「は、はい!分かりました!」

ピッ

古泉「どうやら仕事が来たみたいなので帰らせてもらいます……」

長門「そう」

古泉「長門さんは最初からこうなると分かっていたのですか……?」

長門「そう」

古泉「じゃ、じゃあ何で言ってくれなかったんですか!?」

長門「あくまでも規定事項。涼宮ハルヒが一人の男だけで満足できるような女性ではなかっただけ」

古泉「そんな……でも彼らは付き合っていたんじゃないですか?」

長門「確かに付き合っていたかもしれないが、彼女はそれだけでは足りなかった。ただそれだけ
誰も悪くはない」

古泉「そうですか……じゃあ仕事に行ってきます……」

長門「分かった」

古泉「出かける前に一つだけ質問良いですか?」

長門「何?」

古泉「もしも、涼宮さんが一人の男じゃ満足できないような糞みたいなビッチだとしたらです
僕たちはどのように行動をとるのが正解だったのでしょうね」

長門「それは自分で考えること。人に聞くものではない」

古泉「はは……そうですね。では行ってきます」

バタン

長門「複数の異性と付き合うのも自分の好きな相手に純潔を求めるのも個人の自由」

長門「だけど、他人に自分の願望を求めるのは滑稽」

長門「人は自分の願った通りには動いてくれないということを知らないといけない
彼も涼宮ハルヒもそこが分かっていなかった」

長門「ユニーク」

終わり

とりあえず終わりです
久しぶりにSS書いたけど中々難しいですね
書いてて何か昔付き合ってたビッチな女を思い出して心が辛かったです
やっぱり何を言われても処女が最高ですね
というわけで僕もロリコンを続けたいです
それじゃまた

今日誕生日なのにこんなSS書いてて死にたくなってきた

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