彡(゚)(゚)「北高に入学したンゴ」(43)

彡(^)(^)「今日からワイも高校生や!青春を謳歌するんじゃ~」

ハルヒ「ただの人間には興味ありません。この中に(Ry」

彡(゚)(゚)「なんやあいつ…きっとかわいそうな頭しとるんやろ…」

彡(゚)(゚)「お、ワイの番やな…やきう民と言います。ワイとやきうは好きやけど見るだけや!みんな仲良くしてクレメンス!」

ハルヒ「…」

キョン(あれは…人間なのか?)

休み時間
谷口「おい、やきうとか言ったな、よろしくな!」
国木田「よろしくね。ほら、キョンも。」
キョン「まぁよろしく頼む」
彡(^)(^)「よろしく頼むやで」

谷口「しっかし涼宮は相変わらずだ。高校に入って大人しくなるかと思えばいきなりアレだからな。」
国木田「彼女、変わってるよね。」
彡(゚)(゚)「せやなあ。アレは校庭に机でミステリーサークルでも作りそうやで」


ハルヒ「…!」

谷口「なんでそれ知ってるんだよ?あいつ本当にそれやったんだぞ!?」
彡(゚)(゚)「ファッ!?い、いや、偶然やで。たまたまそう思っただけや!」

国木田「そういえば、キョンは昔から変な女の子好きだもんね。」
キョン「あいつとはそんなんじゃねえよ」
彡(゚)(゚)「なんや…リア充か(ボソッ」
キョン「ん、なんか言ったか?」
彡(^)(^)「なんでもないで!」

彡(゚)(゚)「入学してから一週間が経った。」
彡(゚)(゚)「クラスメイトの中でもぱっと見冴えないキョンというやつが涼宮に話しかけてから、涼宮は髪型を変えるんをやめたんや。その上何か全部の部活に仮入部したりしとるらしい。」
彡(゚)(゚)「偶然野球部にいるのを覗いたんやが、試合に出れば33-4で圧勝しそうなバッティングを披露しとった。」

谷口「キョン、悪いことは言わねえ。涼宮と関わるのはやめとけ。」
国木田「SOS団だっけ?部活なの?」
キョン「よくわからん世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団とか言ってたがな。」
彡(^)(^)「あ~^^朝比奈さんかわええんじゃ~」
キョン「お前はのんきで羨ましいよ…」

ハルヒ「ちょっとやきゅう。少し私に付き合いなさい」
谷口国木田キョン「!!!!????」

彡(゚)(゚)「え、ちょ、痛い痛い!!引っ張るんやない!や、やめてくれメンス!」

文芸部室
彡(゚)(゚)「なんやねん!わいはこれから谷口と淫夢鑑賞会のスケジュールを…」
ハルヒ「黙りなさい!いまあんたの発言権があるかどうかは私が決めるのよ!あまり喚くなら基本的人権も奪ってあげるわ!」
彡(゚)(゚)「ヒェッ…」
ハルヒ「単刀直入に言うわ。あなた、SOS団に入りなさい!」
彡(゚)(゚)「ファ!?なんでわいがそんなのに入らなあかんねん、部活入ったら平日のナイター最初から見れへんやん!」
バァン!
ハルヒ「入りなさい!」
彡(゚)(゚)「…ホワイトボード凹んどるがな…
長門「…」
ハルヒ「あら、有希いたの?」
彡(゚)(゚)「…」
彡(^)(^)「わかったわ。ワイもSOS団入らせてもらうわ!」

翌日夕方
ハルヒ「紹介するわ!新しい団員よ!名前は…」
彡(゚)(゚)「やきう民といいます。趣味は野球と淫夢鑑賞、嫌いな食べ物はきうりですわ。朝比奈さん、長門さんよろしくニキー」
古泉「おやおや…」
みくる「ふぇ~、なんだかこの人怖いでしゅ」
長門「…」
キョン「SOS団とか言いつつ半分がクラスメイトじゃねえか、やれやれだ」

ハルヒ「やきゅう、あんたみくるちゃんと有希に手を出したら今後一生分のキュウリを一時間で食べきってもらうんだからね!」
彡(^)(^)「なんや、それくらいやったらマッマの方が怖いくらいや!」

キョン「おい古泉、あいつは一体…」
古泉「それについては後ほど…」

長門「…」パタン
ハルヒ「あら、もうこんな時間?今日は解散ね。明日はいつものところ集合で不思議探索だから!遅れたら罰金よ!」

ハルヒ「じゃあ、戸締りよろしく!」
彡(゚)(゚)「あ、ちょ。不思議探索てなんや!そもそもいつもの場所ってどこやねん!」

古泉「やきゅうさん、それについては僕から説明しますよ。それより、この後お時間大丈夫ですか?」
彡(゚)(゚)「ん?まぁナイターみたいくらいやけど時間はあるで」
古泉「それでしたら、長門さんの部屋に行きましょう。」
長門「了解した。」
みくる「大丈夫でしゅ」
彡(^)(^)「長門の家行ってもええんか?」

長門宅
彡(゚)(゚)「はえ~広い部屋やな」
長門「飲んで」
みくる「いただきましゅ」
キョン「サンキュー」

古泉「さて、今日のタイガース戦が終わる前に話をしてしまいましょう。」
彡(^)(^)「気ぃ使わせてしまってすまんな!」
キョン「古泉、やきゅうは一体何者なんだ…?」
彡(゚)(゚)♯「何者とはなんや!ワイはただの野球好きな一般市民や!」
長門「それは違う。」
彡(゚)(゚)「何言うとるんや!」

古泉「落ち着いてください。順を追って話していきましょう。」
彡(゚)(゚)「すまんやで」

古泉「まず、涼宮さんについてです。あなたは涼宮さんをどのようにお考えですか?」
彡(゚)(゚)「どのようにって…」
彡(^)(^)「頭は少し残念やけどな(美人やなーと)」
長門「逆…」
古泉「…まぁいいでしょう。我々は全く違った見解を持ってます。」
キョン「俺はにわかには信じられんがな」
彡(゚)(゚)「なんや、もったいぶらずにはよ言えや!」

古泉「単刀直入に言います。涼宮ハルヒには願望を実現する能力があります。つまり、彼女がこうあって欲しいと願っただけで、世界がその方向に動いてしまうのです。」
彡(゚)(゚)「な…そんなわけあるかい!せやったらこの世には宇宙人、未来人、超能力者や異世界人が溢れかえっとるやろ!?」
古泉「そこがポイントです。彼女はああ見えて極めて常識人なんですよ。そんなものがいるはずはない、だけどいてほしいと言ったところでしょうか。」
古泉「さらに、彼女は自分の能力に気づいてはいません。まぁそうでなければ我々は困るのですがね」

彡(゚)(゚)「なんでお前らが困るんや?まぁ、困るんは世界中の人間か…そもそもなんで古泉がそんなこと知ってるんや?」
古泉「わかってしまうのですよ。証拠は?と言われたら今すぐには見せられませんがね。こう見えても僕は超能力者なんですよ。」
彡(゚)(゚)「…」
長門「ここからは私が説明する。」
彡(゚)(゚)「お、お前らはこいつの話しんじとるんか?」
長門「いいから聞いて。」
彡(゚)(゚)「…」


彡(゚)(゚)「長門の話を聞くには、古泉は超能力者、長門は宇宙人のようなもの。朝比奈さんは未来人らしかった。」
彡(゚)(゚)「涼宮には願望を実現させる能力があり、今から3年前にそれが芽生えたと考えられとる、というのも3年前に突然古泉は超能力者になり、朝比奈さんはそれより前の過去には行けへんなってもうたらしい。」
彡(゚)(゚)「長門たち宇宙人は涼宮こそ情報爆発の源で、あの電波女が進化の可能性とかようわからんことをいっとった。」

彡(^)(^)「考えるのやめよ、帰ってやきうや!」

翌日
彡;(゚)(゚)「なんで集合時間の30分前やのにみんなおるねん…」
ハルヒ「おそい!罰金よ!」
彡(゚)(゚)「勘弁してクレメンス…」
キョン(たまたま早く起きれて助かった…)

喫茶店
彡(゚)(゚)「不思議探索って何するんや?」
みくる「えーと、街中にある不思議を探すんですぅ」
ハルヒ「早くくじを引きなさい!二手に分かれて徹底的に探すのよ!やきゅうの親戚みたいな宇宙人がいたら引っ捕らえるんだから!」
キョン「おいおあ、やきゅうがかわいそうだろ」
彡(^)(^)「ええねんええねん(涼宮ぶっとばすぞ)」
長門「危ない…」
古泉「それでは僭越ながら私から…印ありですね。」

印あり→古泉、みくる、ハルヒ
印無し→キョン、長門 、彡(゚)(゚)

ハルヒ「いーい?サボってたら地獄の千本ノックよ!」
キョン「へいへい。」
彡(゚)(゚)「ノックくらいへーきへーき。」
ハルヒ「その精神がダメなのよ!有希、ちゃんとサボらないように見張っていてね!」
長門「承知した。」

キョン「さてと、どうする?」
彡(゚)(゚) 「どうするって、いつもどないしとんねん?」
有希「図書館…返却日は守らなければ。」
キョン「…こんな感じで長門と一緒の時は図書館だ」
彡(゚)(゚)「ま。真面目にやってもしゃーないか」



ハルヒ「みくるちゃん!次はこのチャイナドレスよ!」
みくる「ふぇぇぇ」
古泉(役得ってやつですかね?)


ハルヒ「あんたち何も成果がないじゃない、ちゃんと探してたの?」
キョン「そういうお前も、チャイナドレスがこの世の不思議だっていうのか?」
ハルヒ「しかたないじゃない!みくるちゃん似合うんだもん!」
古泉「おやおや」
ハルヒキョン「ぎゃーぎゃー」

彡(゚)(゚)(谷口のいうとおり、キョンは涼宮と付き合っとるんちゃうんか?)
長門「それは違う」
彡(゚)(゚)「!?」

午後のくじ分け
印あり→ハルヒ、キョン、みくる
印無し→古泉、長門 、 彡(゚)(゚)

彡(゚)(゚)「なんやキョン両手に華かいな!」
ハルヒ「///」
古泉「おやおや」
キョン「花は花でもバラとラフレシアの二つだよ」
ハルヒ「さっさと行くわよ」ムカッ
みくる「ふぇー」

長門「古泉一樹、どこへ行く?」
古泉「そうですねぇ…とりあえず、新しいボードゲームでも買いに…」
彡(゚)(゚)「せやったらやきう盤買おうや!わいも半額出すで!」
古泉「大丈夫ですよ。経費で落とせますんで」
携帯電話「オオン!アアン!」
古泉「…失礼」
古泉「もしもし…はい、ええ…かしこまりました。」
彡(゚)(゚)「どうしたんや?」
古泉「失礼、バイトが入ってしまいました。」
彡(゚)(゚)「なんや、お前苦労しとるんやな…」
長門「どうする?」
古泉「そうですね、やきゅうさん、僕についてきてください。長門さんもご一緒にどうですか?」
彡(゚)(゚)「え?大丈夫なんか?」
長門「私はここで待っている。」

彡(゚)(゚)「急に目の前にタクシー止まったと思ったら、古泉に乗せられたンゴ」
古泉「早速ですが、僕が超能力を使えるという事を証明することになりそうです。」
彡(゚)(゚)「運ちゃん、六甲おろしかけてくれや」
新川「かしこまりました」
古泉「昨日、我々は涼宮さんが神のようなものだとお話ししました。」
ろーっこーおろーしにーさーあっそーうとー
古泉「僕たちの仕事は、世界の崩壊を食い止める…言葉では説明が難しいがそういう仕事なのです」
彡(^)(^)「はーんしーんたいがーす!」
古泉「…聞いてください」

ふれーふれふれふれー
彡(゚)(゚)「お、甲子園球場みえてきたやんけ!」
古泉「タイミングがいいですね。ここで降りましょう」
彡(゚)(゚)「今日はデイゲームやっとるはずや!少し覗いていこ!」
古泉「しばくぞ」

彡(゚)(゚)「球場の外にも応援が聞こえてくる。ええなあ」
古泉「やきゅうさん、少し目を閉じて僕の手を握ってください」
彡(゚)(゚)「ファッ!?お、おまえそっちの気があるんか!?」
古泉「そんなことはありません、それより早く言う通りにしてください。」
彡(゚)(゚)「おこらんといてな…目を閉じて手を掴むんやな」ヒトミヲトジレバオクセンノホシー

彡(゚)(゚)「なんや。急に無音になったンゴ」
古泉「もう目を開けてもいいですよ」

彡(゚)(゚)「せ、世界が灰色…それにワイと古泉以外人がおる気配すらない…」
古泉「彼も同じような反応でしたよ」
彡(゚)(゚)「な、何ニヤニヤしとんねん!?ここは一体…」
古泉「ここは涼宮さんの精神世界とでも言ったところでしょうか。我々は閉鎖空間と呼んでいます。」
古泉「彼女が不満を貯めイライラしたり嫌なことがあったらこの世界を作り出します。そして…」
ンゴゴゴゴゴ…!!!
彡(゚)(゚)「デイダラボッチか!?」
古泉「まぁ、似たようなものかもしれません」
古泉「あのような青い巨人…我々は神人と呼んでいますが、この世界で破壊の限りを尽くします。これを食い止めなければ閉鎖空間がどんどん広がり…」
彡(゚)(゚)「ど、どうなるんや…」
古泉「元の世界を逆に覆ってしまい、こちらが本当の現実になります。つめり、世界は崩壊するのです!」
彡(゚)(゚)「ああっ!甲子園が破壊されとる!」
古泉「それでは、僕は僕の仕事を全うしてきますね。」

彡(゚)(゚)「古泉が赤い球体になったンゴ…」

古泉「申し訳ありませんがそこで待っていてください。」

彡(゚)(゚)「飛んでった…ほんまに超能力者やねんなぁ…」

彡(゚)(゚)「あれだけ曲がる変化球投げれたら負け知らずやろなぁ」

彡(゚)(゚)「お、デイダラボッチの腕切り落とした!」

彡(゚)(゚)「よー見たら他にも赤い玉がおる、古泉の仲間か?」

彡(^)(^)「全員片付けたみたいやな」

古泉「お待たせしました。いや、今回は危ない場面もなく迅速に片付けられましたよ。」

古泉「空を見てください」

彡(゚)(゚)「な、灰色の空にヒビが…!」

パリパリ…パリーン

彡(゚)(゚)「元の世界に戻ったんか…?周りに人もおるし…」

古泉「ええ、そうですよ。それでは長門さんの元に戻りましょうか。」


彡(゚)(゚)「ホンマにあいつは超能力者やったんか…ということは長門とホルスタインもホンマに宇宙人、未来人なんか…?」

彡(゚)(゚)「そして涼宮はホンマに神様なんか…?」

J( ‘ー`)し「やきゅう、ご飯よー」

彡(゚)(゚)「なあマッマ、わいはマッマの息子やんな…?」

J( ‘ー`)し 「なによこの子気持ち悪い(どうしたの?やきゅうはわたしの可愛い息子よ)」

彡(゚)(゚)「あいつらが神、宇宙人、未来人、超能力者なら、ワイは一体何なんや…」

翌日
彡(゚)(゚)「あー、月曜はやきうも無いし退屈やなー今日は帰ったら淫夢鑑賞やな!」
ゲタバコアケー

彡(゚)(゚)「お、手紙や…」
彡(^)(^)


教室だよ
谷口「なんだよ、やきゅうの奴やたらテンション高いなぁ」

キョン(昨日古泉の閉鎖空間連れてかれらしいからな)

彡(゚)(゚)「なぁ、キョン。今日の団活休まれへんかな?」

キョン「どうしたんだ?」

谷口「おまえ女でもできたか!?」

彡(゚)(゚)「いや、ちと先公に呼び出しくらってもうたんや」

キョン「それならハルヒに言うしかないんじゃないか?無断欠席は後が怖い。」

彡(゚)(゚)「涼宮ー!今日ちと休ませてくれー!」

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