リヴァイ「」
ペトラ「……」
エレン「あんなソニックみてぇな無駄な動きするから……」
オルオ「兵長……」
オルオ「もう女型を倒すのは無理だな……」
ペトラ「ちょ、ちょっと……兵長を連れて帰らなきゃ!」
エレン「くっそ、木に食い込みすぎてて外れねえ!」
エルド「めんどくせえ! ワイヤーなんか兵長ごと切っちまおうぜ!」
リヴァイ「」
ペトラ「早くしてよ! 下着替えたくてしょうがないんだから!」
エレン「そうですよ! ペトラさんが大きい方も漏らす前に早く兵長を!!」
オルオ「うるせえな……うお、重! 兵長クソ重え!!」
エルド「あのクソ長いワイヤのほとんどが巻き付いてるからな……」
グンタ「まるでハムだぜ」
エレン「女型め……許さねえ!!」
エルド「ワイヤーの先端を括りつけて運ぶしかないな、こんなカタマリ腕じゃ持ちきれん」
オルオ「ペトラ、お前がやれ」
ペトラ「エレン、あなたがやって」
エレン「オレを守るのがあんた達の役目だろ! 仕事をしろ!!」
ペトラ「そうよ!! あなたを守るのが私たちの任務!」
グンタ「そんなクソ重いものを運んで立体機動なんかできるか!」
エレン「」
グンタ「エレン、お前は先に行け。観念しろ」
エレン「正気ですか!! こんな重いもの引きずって森を歩けって言うんですか!?」
エルド「いいから行け!! 俺達はもうここから一歩も動けん!」
エレン「!?」
ペトラ「今一歩でも動いたらダメなのよ!」
エレン「何故です!!」
オルオ「大きい方が出るからだ!!」
グンタ「ウォール・アナル崩壊ってところだな」
エルド「お前はよくハラが無事でいられるな、追われてる最中なんて腹痛で死にそうだったんだぞ」
ペトラ「これ以上被害を拡大させるわけにはいかないの!!」
エレン「あんたは手遅れだろ!!」
ペトラ「行って、エレン!! 私たちを……信じて!!」
エレン「あんときの回想シーンの間じゅうずっと下半身ドロドロだったんですか!?」
エレン「ちくしょう……クソッタレ班め……」
リヴァイ「」
エレン「ああ、重い……馬はどこにつないできたかわかんねぇし、どうしたらいいんだよ。オレ指笛できねぇんだよ」
リヴァイ「」
エレン「フヒュゥー、ヒュゥー」
リヴァイ「」
エレン「やっぱできねぇ。ンだよクソッ!!」
ペトラ「エレン!! 待たせたわね」
エレン「ペトラさ……臭い!! 小さい方臭い!!」
ペトラ「お腹の調子が良くなったから、もう大丈夫!!」
エレン「馬の上で小さい方ぶちまけてたって事ですか!?」
ペトラ「さあ、三人で一緒に陣地へ戻りましょう!!」
リヴァイ「」
エレン「もういいですよ! きっとこの人も生きてたら多分何だかんだで遺体なんか邪魔だからスルーでおkって言いますよ!」
ペトラ「エレン!! なんて事を!!」
エルド「遅くなってすまん、エレン!!」
オルオ「調査兵団の真の力なら、こんなもん運ぶのなんざ!」
グンタ「エレン、まだ動けるか」
エレン「臭い!! 大きい方臭い!! 巨人が吐いた後みたいなニオイがする!!」
ペトラ「具合はどうなの、みんな」
エルド「問題ない、普段通りに動ける」
エレン「なんで!! ズボンを!! 履いたままする!! 脱いでから!! 出せ!!!!」
グンタ「立体機動装置のベルトを外すのも億劫だったんだ」
オルオ「腕を動かすのもダルかったな。巨人に会うといつもこうだぜ、すげえ気分が悪くなる」
エレン「」
ペトラ「よし、引っ張るわよ!!」
オルオ「押せェー!!」
グンタ「うおおお!!」
エルド「必ず兵長を連れて帰るんだァ!!」
ペトラ「エレン、頑張って!! エレン!!」
リヴァイ「」
オルオ「よく考えたらよぉ!! あいつが巨人になって運べばすぐ済んだんじゃねぇのか!?」
ペトラ「そうね! エレンお願い……エレン!? どこ、エレン!!」
グンタ「いないのか!?」
エルド「立体機動で逃げやがったな!! 俺達の事を他の部隊にバラす気だ!!」
オルオ「あの野郎!!」
ペトラ「なんてひどい事を……エレン!!」
エレン「付き合ってられねえ!! 何なんだあの連中!! 何がリヴァイ班だ、ちくちょう!!」
エレン「フヒュゥー、フヒュゥー」
エレン「ざっけんな!! 音なんか鳴らねえじゃねえか!! 指笛なんかできる奴の方がおかしいんだ!!」
エレン「ああ、もういやだ……リヴァイ班なんかに入らなきゃ良かった。
普通に巨人ぶっ殺す為の部隊に行きたかった……帰りたい、カベの中に帰りたい……ミカサ……アルミン……」
ミカサ「」
エレン「ミッ……ミカ……サ……」
ミカサ「」
エレン「ミカサッ!! このバカ!! 兵長ほどじゃねぇが妙な動きで立体機動なんかするからこんな事になるんだよ!!
無駄な!! 動きを!! やめろ!! 命を!! 大事に!! しろ!! 絡まる!! ぞ!!」
エレン「ミカサ……基本的に馬鹿だったからな……きっと最高の環境で調子こいちまったんだろうな……
まず会話が通じじねえ、キャッチボールというよりデッドボール狙ってきやがる喋り方するからな……」
ミカサ「」
エレン「すまねえミカサ、大人しくこうしてワイヤに絡まったまま巨人の餌になってくれ。オレは帰る」
ミカサ「」
オルオ「エレン!! 待ちやがれ!!」
エレン「なっ……!?」
ペトラ「兵長を見捨ててどこへ行く気!? 戻りなさい!!」
エレン「やべ……! あいつらマジでリヴァイ兵長見捨ててオレを追ってきやがった!!」
エレン「クソッ!! 破れかぶれだ!!」
エルド「あいつ、煙弾を!!」
オルオ「やめろクソガキ!! 妙な事するんじゃねえ!!」
エレン「うるさい!! こんなきたねえ班にいられるか、オレはハンジ分隊に行く!!」
ペトラ「エレン……私たちを、信じて!!」
エレン「無茶言うな!!」
グンタ「あべし」
エルド「ああっ!! グンタが絡まっちまった!!」
オルオ「クソガキ、てめえ!!」
エレン「オレのせいってのは無理があるでしょう!! 攻撃されているんですよ、何者かに!!」
オルオ「オメェしかいねえじゃあねーかッ!!」
エレン「追われてるオレがどうグンタさんのワイヤを叩き斬れるんですか!!」
ペトラ「エレンッ、言う事を聞いて!! 降りなさい!!」
エレン「あんた達が降りたら考えてやってもいい!!」
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. ', ! | | .|:/ r::〈 / ノ|i:从 うーっす
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エレン「女型だァァーッ!!」
オルオ「殺せ殺せ!!」
エルド「エレンが女型の巨人だったとは!!」
ペトラ「グンタを始末したのはそういう事だったの!?」
エレン「あんたら自分が何言ってんのかわかってんのか!?」
オルオ「おい!! エレンはあそこにいるぞ!!」
エルド「何!? じゃあこの女型は誰が入ってるってんだ!」
ペトラ「まさか、兵長……」
エレン「そんなわけねえだろ!!」
エレン「」
エレン「ハァ……な、なんとか撒けたか、あのクソもらし班……」
エレン「女型さまさまだぜ……いいタイミングで現れてくれて助かった。とっとと逃げねぇと……」
エレン「あいつらがいる場所で巨人になったら、中のオレごと削がれかねねえからな。頭おかしいぜ……」
エレン「……」
ペトラ「エレン!! 待ちなさい、エレン!!」
エレン「」
ペトラ「エレンッ!!」
エレン「う、ウソ……だろ……? 女型……女型は何やってんだよォォ!!」
ペトラ「殺したわ!! 中の奴も引きずり出して、息の根を止めてやったのよ!!」
エレン「」
ペトラ「今頃二人でお楽しみの最中ね、気分が悪いから私はハケてきたの!」
エレン「や、やはり……女型の中身は……女だったって事なのか……あんたらゲス野郎だ!!」
ペトラ「何とでも言いなさい!! クソもらし以外ならどうとでもおっしゃい!!」
エレン「(だめだ!! 価値基準が壁の外の頭おかしい基準に染まってて話にならねェ……逃げねえと!!)」
ペトラ「エレン……私(ry」
エレン「しつこいな!! こっち来ないでくれ!! 助けてくれェ、追われてる!!エルヴィン団長ォォー!!」
ペトラ「あっ、騒がないで!!」
エレン「今のオレには敵が見えます、すげえよく見えます!! オレを追ってくる行き遅れ小便女です!! 団長ォォー!!」
エレン「……」
アルミン「エッ、エレン……良かった……気分はどうだい」
エレン「ここは、どこ……だ……?」
アルミン「……戻りの馬車、だよ。作戦は失敗……立派な凱旋とは言えないね……」
エレン「……」
アルミン「ミカサの事は……本当に残念だった……あのリヴァイ兵長すら戻って来れない作戦だったなんて……」
エレン「……リヴァイ……班のメンツは……」
アルミン「リヴァイ班……? 何を言ってるのさ、あの班で生き残ったのはエレン、君だけじゃないか」
エレン「何だって……!?」
エレン「いやったぁぁぁぁぁ!!」
エレン「本当なんだな、アルミン!! リヴァイ班はオレを遺して全滅……そうなんだな?」
アルミン「そ、そうさ。エレン以外は遺体すら見つかっていない……ジャンが見つけてくれなかったら、エレンだってどうなっていたか」
エレン「そうか!! ジャンにも後で礼を言わねえとな!! そうか、全滅! 全滅かあ!! ははははははっ!!」
アルミン「(エレン……ミカサと同じで元から頭は良くなかったけど、ついにここまで……)」
エレン「はははははっ、どうしたアルミン!! そんなシケたツラして!!」
アルミン「(最低限の倫理観念くらいは培われていたと思ったけどダメだったみたいだ……これからどうするんだろう……)」
エレン「……」
エレン「仕事がねぇ……」
エレン「無事に詰所には戻って来れたけど、すげぇ暇だ……」
エレン「エレン班って言うと聞こえはいいけどよぉ……」
エレン「クソ……発狂しそうだぜ、何でこんなにもオレに仕事が回ってこねえんだ!?」
エレン「ハンジさん! ハンジ分隊長!!」
ハンジ「おや、エレンじゃあないか! ツメの一枚でも提供してくれる気になったのかい?」
エレン「仕事をください!! 痛いのは嫌です!!」
ハンジ「痛いのを除いたら何も残らなくなってしまうな……」
エレン「そんな! オレ、何でもやりますよ!! 窓拭きだってモップがけだって部屋の換気だってやりますよ!!」
エレン「せっかく分隊長になれたのに、部屋で一人でずっと座ってるだけなんですよ!?」
ハンジ「おいしい待遇じゃないか、椅子を尻で磨いてるだけで食っていけるんだよ?」
エレン「巨人をとにかくぶっ殺したくて調査兵団に入ったんですよ!? こんなの詐欺ですよ!!」
ハンジ「どこのどいつがそんな不順でいかれた志望動機で君を採用したんだろうな」
エレン「とにかくヒマなんですよエレン班は!! みんな森で巨人のおやつになっちゃって暇なんですよ!!」
ハンジ「(エレン班というか……何というか……何だこれ……)」
エレン「アルミン、ヒマか?」
アルミン「やあ、ぼく達もヒマでヒマでしょうがないよ。エルヴィン団長の処刑と調査兵団の解体が決定してから、
動く事なんてなんにもないしね。求人をペラペラ眺める以外はずっと寝てるよ」
エレン「処刑……」
アルミン「今回の出征の大失敗と、ローゼ内でのリヴァイ兵長への注目を裏切ったツケが来たんじゃないかな。
何にせよ、もうこれで人類が壁の外に出る事はなくなったね……」
エレン「マジかよ……じゃあオレは何を生き甲斐に生きていけばいいんだよ」
アルミン「エレンの生き甲斐って何だったっけ」
エレン「巨人をとにかくぶっ殺したいんだよ。巨人に会いてえよ。アルミン、何とかしてくれ。おかしくなりそうだ」
アルミン「(お母さんの事は二の次なんだなぁ)」
エレン「あークソ、巨人殺してぇ。このままじゃオレ達全員壁修理団に鞍替えだぜ」
アルミン「ジャンあたりは喜びそうだよね」
エレン「ジャン……どうだ、あの馬面はどうしてるんだ?」
アルミン「……」
エレン「アル……ミン……」
アルミン「ジャンは……先週、兵舎で首を吊って死んだよ……」
エレン「」
アルミン「ミカサが帰ってこなかった事が相当ショックだったらしい。帰還してからもろくに食事をしていなかったからね……」
エレン「はあ? 何でミカサとジャンが関係してんだよ。あいつらデキてたのか? きめぇ」
アルミン「……」
エレン「それで……アルミン、お前これからどうする気だよ。調査兵団なくなっちまったら……」
アルミン「うーん……壁修理団でハンネスさんみたいな底辺と一緒に働きたくないしね、憲兵団に行くよ」
エレン「それしかねぇよなあ。憲兵団かぁ……」
アルミン「きっと貴族には喜ばれると思うよ、財源の事を本当に理解してない人達あたりはマジに英雄だと思ってるだろうから」
エレン「なるほどなあ。ところでさ、アルミン。オレ、とにかく巨人をぶっ殺したいんだけど」
アルミン「(うーん、巨人化って頭に障害でも残るのかなあ)」
エレン「送ってもらってすまねえな、アルミン。また明日な」
アルミン「ああ、おやすみエレン」
アルミン「(……マジでエレン班詰所って書いてあるよこの部屋)」
エレン「あー巨人ぶっ殺してえ……夢に巨人でも出て来ねえかな……」
『エレン……』
エレン「……」
『私たちを、信じて!!』
エレン「なにっ……!?」
エレン「今のは……お小水ババア!? どこだ!? どこにいるんだ!? 死んだはずじゃ……!」
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`≧i升¬广厂ヽ ノ { 乂! 〃
ミケ「何だあれは!?」
ハンジ「エレンだ!! 夢精でもして驚いたのか!?」
ミケ「この真夜中に迷惑な奴……!!」
ハンジ「二日に一回はああして騒ぐんだものなあ……!」
エレン「」
コニー「エレンてめえ!! うるっせーんだよ毎晩毎晩よぉ!!」
サシャ「眠れません……お願いですからなるべく静かに営んでくださいよ、ね?」
エレン「女が……来るんだ……」
ユミル「次に詰所ぶっ壊して巨人になんかなったら、104期のメンツ全員で去勢してやるからな。嫌だったら静かにしろってんだ」
エレン「助けてくれ!! あの女が来る!! 小便撒き散らしてオレの部屋に来るんだ!!」
ユミル「う……」
アルミン「……」
コニー「な、なあ、アルミン。このバカ、本当にどうかしちまったのか?」
サシャ「おかしくなったのは……遠征から戻ってからですよね、たしか」
アルミン「エレン……」
エレン「あっ、何してやがる!! どきやがれ!!」
クリスタ「ひっ……」
エレン「オレのベッドシーツに触るんじゃねえ!! やめろ!! 離れろ!!」
クリスタ「わ、私は何も……」
エレン「ああ……ヨゴレっちまう!! うあああああ!!」
コニー「こいつ、本格的におかしいぜ! やっぱ巨人になんかなってるからじゃねえのか?」
エレン「くせえ……落ちねえ……ニオイが落ちねえ……小便垂れ流し……うう……」
ユミル「気味の悪ぃ野郎だ……」
アルミン「……垂れ流し……小便……一体どういう事なんだ……?」
アルミン「ついにエレン班の部屋に誰も近寄らなくなっちゃったね……」
コニー「人類の希望(仮)が、あんなポンコツじゃなあ」
サシャ「希望も何も……調査兵団自体、今月いっぱいでおしまいですけどね……」
コニー「結局憲兵団しかねぇか。あーあ、なんかすっげー時間を無駄にした気分だぜ」
アルミン「……」
コニー「おい、浮かねえ顔だな……幼馴染があんなになっちまって気になるのは分かるけどよ」
アルミン「考えてたんだ……エレンの言った言葉の、その断片を」
サシャ「ニオイ……落ちねえ……ですか?」
コニー「あのトシで寝小便でもしたってか」
アルミン「いや……もっと違う何かがある筈だ。そもそもエレンの寝小便は直ってない、そんな事ではまず気にやまない筈だ」
コニー「」
アルミン「覚えば、やたらとヨゴレ……汚物に関して嫌悪していたような気がする」
サシャ「確かに……」
コニー「おいおい、キの字の事を真面目に取り合ったってしょうがないぜ?」
アルミン「気にならないかい? あの、吐瀉物をを頭から被ったって構わず巨人を殺して回りそうなあのエレンが……」
サシャ「お……おしっこなんかでああはならないって事ですか」
アルミン「ああ。きっと、それに何らかの付与要素が組み合わさって、エレンは虚像の恐怖に晒されているんだと思う」
コニー「医者の息子の癖に災難な奴だな」
アルミン「森の中でエレンが活動を共にしていたのはリヴァイ班の面々だ。あの人達と汚物との繋がりが分かれば、
打開策が見つかるかもしれない」
サシャ「うーん……割とどうでもいいですよね、それ」
アルミン「ハンジ分隊長!」
ハンジ「ああ、勇気凛々直球勝負! 髪の毛でもサンプルとしてくれるのかい?」
アルミン「率直にお聞きします! リヴァイ班と糞尿、この二つに共通点はないでしょうか!?」
ハンジ「ない」
アルミン「そうですか、失礼いたしました!!」
アルミン「ダメだった……八方ふさがりだ……もう手掛かりがない……」
コニー「何を聞いてきたんだよ……」
サシャ「(シガンシナの人ってアホばっかなんかなぁ……)」
/└────────┬┐
< To Be Continued... | |
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もうなんにも浮かばねえから誰か続きはよ
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