悪の訓練所(105)

名前の通り 「悪の教典」の進撃版です 原作わからない人でもわかりやすい
ように書かせていただきますので支援お願いします

またいつもの日常 やがては巨人の餌になる 連中を育てるという名目で建てられた訓練所
ただ俺は、巨人を駆逐するためにきたが・・・・目的はもう1つ 俺の王国を作るというのが俺の夢だ

街ではなかなかいい女にあえなかった ただ訓練兵になれば少しはいい女はいるだろうという理由で入ったというのはまだ俺しかしらない


エレンイェーガーは早朝の訓練前に朝起きて軽いランニングするのが日課である
するとこちらも早起きをしたのか同期のライナーブラウンに出会った

ライナー「よう! 早いな! またランニングか?」

エレン「ああ、ちゃんと体を動かさねえとな体がもたねえよ」

ライナー「これから訓練だからな! 無理すんじゃねえぞ!」

エレン「ああ! またな」
ライナーは優秀な男で周りから頼られるという兄貴的な存在だ

エレンはランニングを終え食堂に向かった  するとおさなじみのミカサが来た

ミカサ「おはよう エレン ちゃんと眠れた?」

エレン「ああ 眠れたさ」ナデナデ

ある程度あしらってやり エレンは自分の食事をとりにいった

食事は主にパンとうすい味のスープだ 正直うまいとは言えないが訓練に備えて食べるにはこしたことはないだろう

エレンは食事をしながら自分が抱えている問題探し出していた
教官は自分の手の中にある 教官からは絶大的な信頼を得ている 一部の女子や男子にもライナーには負けず劣らず人気があった
問題はいじめだ これがやっかいなことに クリスタがいじめられてるという噂を聞きつけた

あながち噂ではないだろう 同室のユミルから聞くには訓練ではならないあざができているとのことだ

だがいつもべったりいるユミルはなにをしているんだろう? と思った

俺の王国を汚す奴には即刻排除にこしたことはない エレンは自問し 訓練に臨んだ

エレンはそつなく訓練をこなして行った 今日は立体機動と格闘だ 正直格闘は点数にならないが信頼を
得るにはまじめにやるに越したことはない・・・・

エレン「だれか・・・やるやつはいねえかな?」

エレンは品定めをした エレンにとってこの対人格闘は女性に触れれる絶好の機会であった ミカサは頼んだらすぐにできるが
それでは意味がないのだ 

エレン「いた・・・アニだな」

エレンは相手を見つけた アニレオンハートだ 周りからは不愛想なことから氷の女と言われているが エレンはそうは思わなかった
ただ媚びる顔がみたい それがエレンの願望でもあった アニは体つきはしっかりしている 胸もミカサぐらいはあるだろう ぜひ手に入れたいと思いながら

エレン「なあアニ! 一緒に訓練しねえか?」

アニ「ばかばかしい こんな訓練やったってなんの意味もないよ」

エレン「ああ 確かに俺はそう思うだがな 俺はお前を教官にチクることもできる」

アニ「あんた・・・・脅しているのかい?」

エレン「いや そんなつもりはないんだけどな・・・でもやってくれないならしかたねえな」

アニ「わかったよ やればいいんだろ」

エレンはアニがそう言い出した瞬間 間接技に走った だがアニもそう簡単に決めさせてはくれなかった すぐ逆転の体制になり絞められてしまった

アニ「ふん・・・偉そうなこと言ってるわりにはこんなもんかい」

エレン「く・・・くそ」

エレンは決して力を入れてはなかった ただこの訓練は女に触れる ためでありいわば品定めの時間だ
エレンはすれる アニの胸を鑑定しながら絞められていった

エレン「でもな・・・・・おら!」

エレンもいつまでもやられてるわけにはいかない  エレンは相手の足を蹴り アニを転倒させた

アニ「ふん・・・・なかなかやるね私に尻もちつかせるなんてさ」

エレン「いや お前もそうとうなもんだぞ」 技術もそうだが胸もな と思いながら言った

エレン「よかったらよ その技術教えてくれねえか?」

アニ「別に・・・・・いいけど」



エレンは対人格闘の訓練が終わり昼食を気分よく迎えていた これから自分の殺傷能力のある技を磨けるだけでなく アニの体を存分に味わえるからだ

続きはまた今度で

またあんたかwwww
俺あんたが書くもん好きだわwwww
支援

>>5 また俺っすww 支援ありがとうございます!

期待&支援


「やあエレンとなりいいかい?」

たずねてきた男はアルミン・アルレルトだ この男はおさなじみで唯一信頼できる 1人だ ただ厄介なことに頭が切れる
気を付けて扱わないといつか墓穴を掘るだろう

エレン「いいぞ! どうしたんだ?」

アルミン「いや・・・なにもないんだけどさ 隣あいていたから」

要するに食べる相手がいないから隣の席が空いている 俺のところへ来たってわけか

エレン「なあアルミン 聞きたいことがあるんだけどさ」

アルミン「なんだい?」

エレン「クリスタのこと・・・」

このことを話した瞬間 アルミンの顔が青ざめているのがわかった エレンは確信した アルミンはなにかを知っている

エレン「どうしたんだ? 顔色が悪いぞ?」

アルミン「いや・・・・なにもないんだ」

エレン「まさかいじめのことでなにか知ってるのか?」

アルミン「・・・・・」

黙秘は肯定とエレンはとらえた 

エレン「なあ 俺たちは親友で仲間でもある もしそのことを知ってるなら 話してくれないか?」

エレン「別にお前を責めるわけじゃない ただ仲間が苦しんでるんだ それはお前もいやだろう?」

アルミンはうなずいた 

アルミン「うん・・・・・話すよ」

アルミン「クリスタをいじめてるのはユミルなんだ・・・・・」

第一声の内容は驚きだった それからアルミンは話はじめた

アルミン「あれは一週間前だったんだ」

ーーーーーーーーーーーーーーー


アルミン「~♪ あれ? クリスタがユミルに連れられて倉庫に行くのかな? なんでだろう?」

アルミン「でもクリスタの顔嫌そうだったな ちょっとついていってみよう


「なあ? このことみんなにばらしていいのか?」壁ドン

「いやだよ・・・・やめて! そんなことするのは」グス

壁の中からはユミルの声の怒声とクリスタの泣き出しそうな声だった

ユミル「だから いいだろ? 一回だけだって」

クリスタ「だめだよ!・・・・そんなこと無理やりするのは」

ユミル「へー 言うこと聞けねえんだな」

ドカン ドカ

アルミンは室内の物音に異常を感じ すぐにドアを開けた 中は驚きの光景だった クリスタは上の下着は見えており その場に捨てられて
いるシャツはびりびりに破れている 一方ユミルは今にもクリスタに殴りだしそうな雰囲気だった

アルミン「なにしてるんだい? クリスタいやがってるじゃないか!!」

ユミル「チッ うるせーな 別に嫌がってねえよ なっ!」

クリスタ「う・・・うん アルミン大丈夫だから いいよ」

ユミル「ほら! そういってんだから早く帰んな!」

アルミン「じゃあ! なぜクリスタは泣いているんだ! なぜシャツは破れているんだよ!! どうみても暴力じゃないか!」

アルミン「今から教官に言いに行くから」
すぐ立ち去ろうとしたがユミルが一足早く アルミンに追いつき殴りつけた

アルミン「くっ・・・・殴ったな」

ユミル「うるせーよ」ドカドカ バキ
ユミルは女でも対人格闘が強かった 体の弱いアルミンには到底かなわない相手だった

>>7 9 コメントありがとうございます!
アルミンは黙って軽く数十発は殴られていた 

ユミル「おいおい強がっといてそんなもんかよ」ドカドカ

クリスタ「もう! やめて お願い 言うことを聞いたらいいんでしょ?」

ユミル「ほう・・・・言うこと聞く気になったかよ」

ユミル「でも 今回は邪魔が入ったせいでお開きだな また今度たっぷり味わってやる ほらクリスタはもう帰れ」

クリスタ「う・・・・うん」

クリスタが出て行ったあと ユミルはすごい形相でアルミンの髪をつかみこう言った

ユミル「わかってるよな? このことをほかの奴に言うと・・・・・お前は兵士としてここにいれなくなる 意味はわかるな?」

アルミンはうなずいた それからユミルは腹に蹴りをかましてその場を去った

ーーーーーーーー

アルミン「というわけなんだ」

エレン「そうか・・・・すまない つらいことを思い出させて」

アルミン「いいよ・・・・でも僕が言ったっていうのは秘密で・・・・おねがい」

エレン「ああ もちろんだ お前にこんなこともしてるんだからな 奴にはそれなりの報いは必要だ とにかくありがとう 話してくれて」

アルミン「問題ないよ・・・・ じゃあね」

アルミンが立ち去った あとエレンは考えた まさかユミルが今回の黒幕とは
てっきりいつも一緒にいるから 仲はいいと思ってたが まずアルミンの状況報告によると

ユミルはレズビアンでありクリスタになんらかの性的な行為を要求させてたのは間違いないだろう ただ厄介なことにクリスタの秘密を握っている
その点は慎重にいかなくてはならない  

 さあどうしようか エレンは考えるうちに口笛を吹いていた 曲は三文オペラの「モリタート」だ
そう考えるうちに 昼食は終わってしまった 行動は夕食後に起こそう

>>10 訂正 曲は三文オペラの「モリタート」だ じゃなくてのちの三文オペラの「モリタート」だ
てことで最悪のミスです・・・・・ 脳内補正お願いです

続きまだか?

>>14 もう少し考える時間をください すみません

立体機動の訓練を終えたあとすぐにエレンはクリスタのもとへ向かった

エレン「なあ クリスタ あとで話があるんだが」

クリスタ「・・うん いいよ」
一瞬うつむいたがすぐ笑顔にもどしうなづいた その後去っていった

ライナー「おーいどうした? 飯の時間だぞー」

エレン「ああすぐいくよ」

ライナー「それにしてもよ何の話してたんだよ? クリスタとさ」
ライナーがひじでつんつんと突いてきた 

エレン「なんもねえって」
それを跳ね返すように突き返した

ベルトルト「ライナー? 早く行くよ?」
ベルトルトが後ろの影から出てきてそういった ベルトルトは俺の目を見てすぐに目をそらした どうやらなにかあるのだろうか
そう思いながらも今はあの問題のほうが大事だ

エレン「よーし飯いくか」

食堂につくとサシャブラウスがすごい勢いでパンをほうばっていた すると食事を運んでる俺に

サシャ「エレン! パンもらいますね!」

エレン「馬鹿やめろ」
コツンと軽く小突いてやった こいつはおとなしくしてたら美人なのにどうもこの食事に対しての欲望はいただけない

サシャ「ちぇー残念です」
肩を落としながらもすぐにコニースプリンガーのところへ向かった

エレンはすぐに食事をすまし 倉庫裏に向かった


エレン「もういたのか・・・クリスタ」

クリスタ「う、うん でも話ってなにかな?」

エレン「俺たちは仲間だよな? 俺を信じてすべてを打ち明けてくれないか?」

クリスタ「・・・・・・・・」

エレン「お前を苦しませてるやつがいるよな?」
クリスタは一瞬顔をこちらへ向けた 目は少し希望の色があった
エレン「ユミルだよな」

クリスタ「どうしてそれを?」

エレン「俺にチクってくれたやつがいる 大丈夫だ 決してお前を苦しませたりはしない 奴にはそれなりの報いを与える」

クリスタ「それは!やめて・・・」

エレン「どうしてだ? なにか秘密を握られているのか?」

クリスタ「う・・・・うん」

エレン「決して口外しない だから教えてくれ」

クリスタはしばらく黙ったが意を決したのだろう すぐに教えてくれた






エレン「それは・・・・・・」

話の内容ははるかに衝撃的だった まさかレイス家の貴族の妾であったとは
ユミルはその貴族のやつから盗み聞きしたらしい それを口実にクリスタに性行為の強制をしていたらしい

エレン「ありがとな クリスタ」

クリスタ「怖かった!」
おいおい クリスタは嬉しさのせいか エレンに抱き付いてきた もし誰かに見られたら厄介なのですぐに引き離そうとはするが さすがに泣いている子を無理やりというわけにはいかなかった
エレンは女子の間では誰にも平等に接するから恋愛感情はないものと思っていた ライナーにでも見られたら厄介だ

エレンはすぐに抱き付いてきた クリスタを優しくはなした

エレン「落ち着いたか?」

クリスタ「うん ごめんね・・・・じゃあ私行くね」

エレン「ああ・・・・」

クリスタの後姿を見送ったあと自分も出ようとすると影からカサ・・・

エレン「!・・・だれかいるのか?」
その声に数秒遅れてジャン・キルシュタインがでてきた

エレン「ジャン! なにしてんだよ?」

ジャン「はあ?俺はこの廃材片付けにきただけだって!」

エレン「そうか 何か俺たちの話を聞いたか?」

ジャン「誰かが泣いてるのは聞こえたけどよ・・・その中身までは聞いてねえしなにも見てねえよ」
ジャンはすぐに立ち去ろうとした

エレン「待てよジャン!」
エレンのつかもうとした手を振り払った

ジャン「はあ・・・・うるせーな なにも知らねえって!」

エレンはジャンが立ち去ったあと考えた  本当に厄介だ まさかジャンに聞かれるとはおそらく話していたことは嘘ではないだろうが特定されるのも
時間の問題だろう 出る杭は打たねば まずその前にユミルの問題だ


夕食の後エレンはユミルと向いあっていった こいつはなんだ 女のくせにすごい殺気を放ちやがる 

エレン「聞きたいことがある・・・・」

ユミル「なんだよ・・・早くしてくれ クリスタを待たしてるんだ」

エレン「ほう なにをする気だ?」

ユミル「そんなことまで話すわけねえだろ お前はなんだ?教官ですか?」

エレン「ふん・・・口の減らない女だ まあいい じゃあ切り出さしてもらおう」

エレン「クリスタを・・・・・・いじめたのはお前だな? ユミル?」

ユミル「はあ! なに言ってんだ! ふざけたこと言うと叩きのめすぞ!」

エレン「お前にはレズ疑惑がでてるな・・・・ これはとある女子の情報だ」

ユミル「あん? 誰だよそいつ! でたらめ言いやがって!」

エレン「倉庫に連れていき・・・・クリスタに性的な暴行

すまん 親フラで途中できれた 続き

エレン「倉庫に連れて行き・・・クリスタに性的暴行をしてるよな?」

一瞬沈黙のあとまたまくしたてた

ユミル「誰だよ! そんなでたらめ言うやつは!」

エレン「アルミン・・・・って言えば認めるか?」

ユミル「・・・・・・」

エレン「アルミンからすべて聞いた・・・・ 自由恋愛は許されるがそれはあくまでも同意の上だ おまえは同意していない相手に無理やりしたんじゃないのか?」

エレン「秘密を理由にして」

ユミル「なんでそれを!」

エレン「本人から聞いたよ まさかレイス家の貴族の子とはな以外だったよ」

エレン「お前のことだからこのことをちらつけせて ばらされたくなかったら従えとでも言ったんだろう?」

ユミル「そうだよ!!・・・・くそ 私を・・・・どうする?」

エレン「教官にばらして開拓地送りでもいいが それはおもしろくない 俺もこのことは黙っといてやる だが次はないと思え」

ユミル「・・・・」

エレン「いいな? まあどうするからはよく考えるんだな」


肩をおとすユミルを放置しエレンは去った 仕事をした後はきもちいい しかしこの話はやがて知れわたるだろう
エレンは口笛を吹き軽快に部屋に戻った









ベルトルト「・・・・・・・・・・・」

ネタバレあり ベルトルト視点

彼は悩んでいた まさかエレンがあんな男とは自分は初めは頼りがいのあるいい男 そう思っていた いや過去形は僕だけかな そう思いながらベルトルトは考えた
みんなは今もエレンイェーガーという男を信頼し中には愛しているものもいるだろう 僕は調べるうちに彼にはおそれしかなかった


彼は入団し大きな問題を2つ解決している 1つはキース教官による体罰問題 2つ目は最近だがクリスタのいじめだろうか
1つ目の問題はキース教官による 異常な体罰だった 僕もその被害者の1人だ キース教官にはみな怯えしかなく だれも訴えれなかった

そうライナーでさえも でもその中で唯一立ち上がったのがエレンイェーガーだ 彼は2日による調査等で体罰禁止を説得した 
その日のあと教官は依願退職した 理由は責任を取るためと別の教官からの話だったが調べても誰もキース教官のその後を知らないのだ

2つ目の問題はクリスタいじめだ 初めは集団によるいじめだとエレンは思っていたが思わぬ方向にむかった
犯人はユミルであり 彼女はレズビアンだったのだ クリスタの秘密をにぎり性的な行為の強要をしていたというのをエレンは見破った

その後ユミルはおとなしくなりクリスタもいつもの笑顔にもどった だがユミルはなにかに・・・・怯えている
  
そう考えながらいると同郷でもある ライナーが話しかけてきた

ライナー「よお また考えごとか?」

ベルトルト「ああ ライナーかい まあね 色々と考えごとを」

ライナー「エレンのことか?」

ベルトルト「・・・・まあね」

ライナー「なあでもよ あいつは俺たちが思っているより脅威じゃねえって むしろいいやつだ」

ベルトルト「とかいいながら君もなにか調べてるんでしょ?」

ライナー「まあな でも なにも情報はない これ以上は詮索しないほうがいいかもな」

ベルトルト「そうだね・・・・」

ライナー「そうだ 俺たちは故郷に帰らないとダメ出し 卒業後は・・・・試練もある」

ベルトルト「そうだね・・・・・」

ライナー「だから そう深く考えるな! おっとこんな時間か俺は行くぜ」

ベルトルト「うん また」


ライナーやアニを危険にさらすわけにはいかない せめて死ぬなら僕だけだ・・・・・・・

エレンは朝から不快な話を聞かされた

コニー「なんかよ クリスタが誰かと付き合ってるんだってよー」

エレン「ははは 嫌な話だなそりゃ」

コニー「悪いごとじゃねえって 俺らの天使だぜ? それを自分のものにしようなんてよ」

マルコ「それより君にもそういう感情があったんだね」
マルコポットが横から口を出してきた

コニー「失礼だぞ! 俺にもそう思うときはあるんだよ! 村ではあんな美人会えないからな!」

マルコたちが話しているときエレンはイライラが止まらなかった 殺してやりたい思いでいっぱいだがもうここで1人殺してしまっている それも教官という男を
これ以上人が消えると憲兵団の介入もありえる あんな飲んだくれの連中にまともな捜査ができるとは思えないが 用心にはこしたことはない

この話をばらまいたのはあいつしかいない ジャンだ ジャンはミカサに恋愛感情がある それにはまず俺が邪魔なのだ だからこの話をオブラートに包みばらまいているのかは知らないが
俺の耳に入ったのは残念だったな としか言いようがない

エレン「くくく・・・・馬は馬なりに考えた というわけか ははっ」

奴とは折り合いが悪い 俺が消えたら奴には好都合だからな
早くこの問題は終わらせる 憲兵団志望のジャンには悪いが開拓地で草むしりでもしてもらおう



食堂

ミーナ「ねえねえエレンってさ クリスタと付き合ってるの?」
おいおい奴はもうこんなことまで言ってるのか

エレン「そんなわけないだろう? みんなの天使を奪えばみんなに刺されちまう」

ミーナ「そんなことないよ! クリスタをいじめから助けた ヒーローだしさ 女子にも有名だよ?」

エレン「ははっ そりゃ嬉しいね ますます精進しねえとな!」

朝食をはやく済まし出ようとしたがエレンはミカサに捕まってしまった

ミカサ「エレン 話が」

エレン「なんだよ 急いで準備しねえと」

ミカサ「ごめんなさい でも話したいことが」
内容はもちろん俺とクリスタの関係だった

エレン「はあ・・・・俺がそういう関係に見えるか?」

ミカサ「ごめんなさい 疑ってしまった」

エレン「大丈夫だって じゃあな」



エレンの計画は2つある 1つは他人の立体機動の装置をなんらかの形で故障させそれをジャンの罪にきせるというものだ
2つ目はジャンの嘘の噂をあたかも真実であるように見せかけジャンをはめ 開拓地送りにするというものだ

1つ目は却下だ 技巧を担当するのは切れ者の一人であるマルコだからだ
やっぱり2つ目しかないな エレンはジャンの弱点を模索しはじめた

兵站行進のとき思わぬ話を聞かされたことを思い出しながらパンをむさぼっていた


ーーーーーーーーーーーーーー

ライナー「なあエレン? お前も大変だな」

エレン「ああ クリスタのことか」

ライナー「まあな嘘なんだろう? ジャンのことだしな」

エレン「まったくその通りだ そんなに俺とミカサを離したいのかな」

ライナー「ははまったくだ でもよジャンもジャンだぜ? あいつ母親の話したら急にキレだすんだ」

ライナー「前もよコニーがその話したらジャンが急にキレだしてよ 大変だったぜ」

エレン「それは大変だったな・・・・・・・・・・・」

ーーーーーーーーーーーー

思い出しただけでも笑いそうだ まさかこんな簡単に噂の種ができるなんて コニーには悪いがこれは利用させてもらおう
まずはジャンの身元を調査だな ちょうど明日は休日だ その機会にジャンの故郷トロスト区にでも行こう 

おっとまた口笛を吹いていた 癖はなかなか直らないものだ

初めてココに来たんですけど、臭すぎわろえない。

>>28 なにがでしょうか?

時間をくださいね 本当ごめんなさい

今回はすごい成果を得た まずは
・ジャンは母親に恨みがある 理由は母親が相当な英才的教育者で時には暴力を交えジャンを苦しめてたらしい
・父親は見て見ぬふりでそのまま夜逃げ

このことからジャンは母親というワードを聞くたびに激昂し暴力行為に走るらしい


エレン「・・・・親がいるだけありがたいと思えよ クズ野郎が」


エレンはあらかたの準備を食堂にしてきた いつ起こるだろうか 明日の朝に起きてもおかしくはない 

胸を躍らせエレンは寝床についた

ーーーーーーーーーーーーーー

食堂

エレンはざわついている食堂の前に立ち薄ら笑いを浮かべていた まさかこんなうまくいくとは

ジャン「どうせてめえ だろうが! コニー 許さねえぞ!」

コニー「はあ? 俺じゃねえって殴るんじゃねえよ!」

マルコ「やめるんだ! ジャン!落ち着け!」

ライナー「やめろ! コニーから離れるんだ!」

エレンはタイミングを見計らい中に入った

エレン「どうしたんだよ!いったい!」

アルミン「急にジャンが! 紙を見て激昂しだしたんだ!」
効果はばつくんだろう

エレン「おい! ジャン 落ち着け 私闘はだめだ! 憲兵団の道がなくなるぞ!」

そういうとジャンはコニーから手を離した

ジャン「くそが!」

ジャンはいすを蹴り飛ばし外に出て行った」

コニー「なんだよ・・・・ いったい?」

エレン「大丈夫か?」

そういいながらエレンはジャンの紙きれをこっそり回収した

ベルトルト「・・・・・・・・」


その後ジャンは教官に警告を受けた 次こんなことがあると開拓地送りらしい すぐにいってもらうが
ジャンは成績が良くてよかったな としか言いようがない

>>28
安心しろお前の方が臭いからwwww

>>29
批判は気にすんなwこういう掲示板に民度なんて気にしたら負けだからw

>>32 ありがとうです!

ベルトルト「・・・・・・・・・・」

エレン「大丈夫か?」

今エレンが何か紙切れ拾った あれはなんだろう?

エレン「・・・・・・・」
あのノッポがこっちを見てる 気づかれたか?

ベルトルト「あコニー大丈夫かい?」

危なかった もう少しでエレンと目があうところだった・・・・・・・

エレン「おーいベルトルト!コニーを医務室に」

ベルトルト「ああ わかったよ・・・」

エレンの突き刺さるような瞳が僕の背中を刺していた 少し調子にのりすぎた用心しないと

エレン「ふう・・・・・・」

また別の問題が増えたかもしれない あのノッポはなにか・・・を調べている おそらく俺のことだろう まったくなぜこんなに問題が起こる・・・・

悪の教典原作見てる方 返事よろしくです 暇つぶしにお答えくださいw

この仕掛けをすると俺にも多少のけがはあるが・・・いいだろう また明日だな 明日は休暇だ・・・ くくく楽しくなりそうだ


翌日ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー


エレン「ん・・?」

やけに散らかっている なんだ? しかもなぜ俺のところだけ? すぐに思いついた 部屋に置いた昨日の紙切れをジャンが拾いほかにもないかと調べたんだろう


食堂

エレン「あれ? やけに中が静かだ」

てっきり大乱闘が起きてると思ったが・・・・ 入ろう

入るとなかで裁判のように俺以外静かにいすに座りジャンがすごい形相で俺に早く座れ というジェスチャーをした

エレン「おいおいどういう状況だよ」

アルミン「なんかね 僕らの部屋にジャンの個人情報が書かれていたんだ それに気づいた ジャンが犯人捜しで・・・」

エレン「女子は?」

アルミン「そこにいる ミカサ以外 みんな昼食を食べたあと外に出されたよ 街にでも行ったんじゃないのかな?」

エレン「ふーん で?ジャン 何の話だ? 腹減ってるんだが」

ジャン「ああ 全員いるな?」

マルコ「ああ いるけど」

ジャン「単刀直入に聞く お前らこの紙はなんだ?」

ジャンが紙切れを見せた 

マルコ「そこに・・・ なにか書いているのか?」

ジャン「ああ マルコ 俺の個人情報その他もろもろだ」

エレンは笑い出しそうなのをぐっとこらえた

コニー「また俺を疑うのか!? ふざけんな!」

まだ顔に傷が残っているコニーが言う

ジャン「すまなかった 前は調べもせずに殴ってコニー だがなこの紙がまたお前がやったんなら 話は別だ」

コニー「俺は知らねえからな!」

ジャン「さ コニーはこう言ってるが ほかの奴は・・・言うことは」

エレン「待てよジャン なぜその紙切れをばらまいたのが俺らなんだ? 確証があるのか?」

ジャン「まあな・・・ エレン! 俺はお前が一番怪しいと踏んでいる」

エレン「おいおい冗談は勘弁してくれ」

ジャン「お前はこの間の休日どこに行ってた?」

エレン「でかけていたよ」
間髪いれずに答える

ジャン「どこへだ?」

エレン「トロスト区だ」

ジャン「何をしに?」

エレン「質問攻めだな 評判のパンケーキを食いにいってた」

ジャン「ほう・・・あくまでとぼけるのか」

なにか握っているな 

ジャンは確信をもち別の紙をだした

ジャン「これはよお 俺の友人からの手紙だ つい最近届いた」

エレンはまた笑いそうになった その手紙とやらは俺が友人に化けて書きだしたものだ 筆跡を似せるのは苦労したが

エレン「だからなんだ?」

ジャン「わかんねえか? これにはな お前がトロスト区で俺について尋ね回っている・・・だとよ」

エレン「?・・・」

ジャン「てめえとぼけんじゃあねえぞ!」

胸倉をつかまれたのでその手を握り折ろうと思ったがされるがままにする

エレン「それが俺だと言う 確証は?」

ジャン「ねえな だがその友人は信用できるし 俺はお前と折り合いが悪いことも知っている それの復讐ならお前はしかねない

エレン「確かにお前とは折り合いが悪いと思う ミカサのこともあるしな でも わざわざそんなためにここから遠いトロスト区に行くか」

ジャン「お前さ クリスタと付き合ってんだろ?」
周りがざわつきだした

エレン「はあ・・・なんのことだ」

ジャン「お前は女子とも等しくいる奴で ミカサと付き合ってるのかと思ったんだけどな」

エレン「ミカサとは家族だ」

ジャン「そうか? だが俺にはあの時見た光景を見るとどうも付き合ってないとはな」

コニー「あのとき? 何のことだよ?」

ジャン「ああ お前らは知らなかったな そうだぜ」

ライナー「それは本当なのか? エレン」

エレン「ああ 事実だよ それはな」

ジャン「何の話をしてた? 」

エレン「いじめのことだ 相談を受けてただけだ」

ジャン「ほう・・・」

エレン「お前もこんなことをばらまくなんてよお そんなに俺とミカサを離したいのか?」

ジャン「な! なんだと?」

エレン「そういや お前 ミカサのことが好きなんじゃあないのか?」

ジャン「ちげえ!」

エレン「その割には顔が赤いぞ?」

ジャン「てめえ ふざけんなよ」

エレン「離せよ 服が破ける」

エレン「つまりこういうことだ」

エレン「お前は俺が邪魔なんじゃあないのか?」

ジャン「は? なんでだよ?」

エレン「俺とミカサを離したい それと俺に不名誉な噂を流し 順位を下げ 俺を下に下に落とすつもりか?」

ジャン「はあ? 知らねえよ・・・・」

エレン「その割にはさっきからちらっとミカサを見ているようだが?」

ミカサ「」ビクッ

ジャン「は・・・ 見てねえよ」

コニーー「でもよジャン お前ミカサ好きだって 言ってなかったか?」

ジャン「コニー! てめえっ・・・・」

ジャンがコニーに向かいそうなのをエレンが手で静止した

エレン「みじめだな・・・ そんなに俺を落としたいなら もう少し頭をひねるんだな」

エレンが耳元でささやいてやると ジャンは激昂しエレンの首をつかんだ

ジャン「てめえ!もう許さねえ ここでつぶしてやる!」

エレン「チッ・・・ 離せよ ジャン!」
もみくちゃになっているのをライナーが引き離そうとする

ジャン「離せ! ライナー こいつは! 俺が!」

続きを言おうとすると教官が騒ぎを聞き入ってきた 遅れてくる マルコをみるとマルコが呼んだんだろう

教官「なにをしている? キルシュタイン訓練兵! 私闘は禁止だと言ったはずだ!」

ジャン「チッ! くそが・・・・」

ジャンがポケットに忍ばせた ペーパーナイフを持ち突っ込んでこようとする

ミカサ「エレン!!」

まずい ミカサは俺をかばいに来るはずだ

エレン「誰か! ミカサを押さえろ!」

アルミンとライナーがミカサの手をつかんだ

エレン「落ち着け ジャン! まだやり直しはきく」

ジャン「もう俺は開拓地送りなんだよ・・・!」

エレン「俺がなんとかしてやる! 何か・・・言いたいことはあるか?」

ジャン「そうかよ じゃあ聞くぜ あの紙は本当は・・・」「やめないかキルシュタイン訓練兵!」 教官がこっちへ近づこうとする

ジャン「くそ!・・・・・・・・」

ジャンがナイフを切りつけてきた エレンはバックスウェイでよけたが シャツが切れた

教官「やめろ!!」

教官がジャンを取り押さえる

エレン「危なかった・・・・・・」

ライナー「大丈夫か? 当たったようにみえたが?」

エレン「大丈夫だって!」

エレン「ほら血が出てないだろ?」
エレンが腹部をさすり怪我の度合いを見せてやる

教官「イェーガー訓練兵! 本当に大丈夫か?」

エレン「ええ教官 ちょっとトイレに行かせてもらいます」

エレン「ジャン! 争い事では何も解決できない 覚えておくんだな」
吐き捨てるようにジャンに言うと ジャンはなにもいわず うなだれ教官に連れていかれた

ミカサ「エレン! 大丈夫?」

エレン「ああ大丈夫だから・・・気にすんな」

アルミンの大丈夫かい?という声を聞き大丈夫さと言ってやると安心したようだ


トイレ

ジャンはこの仕掛けに気づいただろうか ジャンの暴発に備えて腹部に技巧に使う 廃材を腹部に防御服として作りつけておいたのだ
ライナーも切られたことには気づいたらしいが これにはわからないだろう


エレンはほっとした やっと自分の身を脅かす 害虫を駆除できた


おや? また口笛を吹いていた・・・・

ベルトルトは頭を抱えていた まさしく悪魔とは彼のことを言うんじゃないか? このままではライナーアニが危険だ

いつ僕たちの正体がばれるかわからない ばれたらまず僕から消されるだろう

ジャンが開拓地に行った  おそらく・・・これも彼の仕業だろう どうやったのかは知らないが

にしても彼の吹いている口笛・・・・不気味な・・・曲調だ・・・人を殺すときのような・・・
ーーーーーーーーーーーーーーー



ベルトルト「今日来てもらったのは・・・ほかでもない エレンのことだ」

ライナー「おいおい 大丈夫だって あいつは無害という結論に至っただろう?」

アニ「そうだよ・・・確かにあいつは不気味さがあるけど 心配ないよ」

ベルトルト「でも・・・今まで2人の人間が消えてる・・・」

ライナー「キース教官と・・・ジャンのことだろう? ジャンはともかくキース教官は療養じゃなかったか?」

ベルトルト「うん ジャンは開拓地に行き キース教官は殺されてる」

アニ「急になに言ってるんだい キース教官が殺されてるなんて」

ライナー「にしても誰に殺されるんだ?」

ベルトルト「エレンだ・・・」

ライナー「いや待てよ それはないだろう? 確かにあの問題を解決したのはエレンだが」

アニ「それにあのキース教官を殺せるとは思えない 確か昔は調査兵団の団長じゃなかったかい? そんな人が簡単にやられるとは」

ベルトルト「油断してやられたら? 例えばキース教官を悪くないように助けるとか言っといて・・・後ろからドンとか」

ライナー「はあ お前は疲れてんだよ・・ それ以上はかかわるな」

ベルトルト「・・・・・・・・・・・」

アニ「そうだよ あの計画もあるんだし」

ベルトルト「そうだね・・・・少し自重するよ・・・」

ライナー「そうだぜ! じゃあもう寝よう! 部屋に戻るぞ!」

アニ「う・・・うん ベルトルト気をつけなよ」

ベルトルト「あ・・・ああ」

元キース教官の部屋


エレン「これが・・・ベルトルトフーバーの資料か・・・生まれはライナーと同郷か・・・」

エレン「他に手がかりは・・・教官の日誌? まあいい見てみるか」


●月●日  

今日、奇妙なことがあった いつものように訓練兵を殴っているとおかしなことが起きたのだ 

ベルトルトフーバー訓練兵の頬を思い切り殴ると、あざと口の中が切れたようだ 口の中はともかくあざは1週間は

かかるはずだ それなのにそのあざが3日で治っている 

あんなに早く治癒できるなんて・・・巨人みたいだ・・・ いやでも巨人が人になれるわけないか



エレン「なるほどな・・・・巨人ねえ・・・」

どうやらベルトルトの体になにか不思議があるのだろう 巨人になれる人間・・・ そういや俺にも不思議があるな 

以前イモの皮をむくときにうっかり切ってしまった だが後日にはきれいに治っていた

ベルトルトには聞くことがたくさんありそうだ・・・

文の間にスペース入れてるのが気になる
普通に句読点使えばいいのに

>>43 見にくかったらすみません アドバイスありがとうございます

凄く面白いです!
支援します!

>>45 嬉しいっす ありがとうございます!

エレン「よっ! ベルトルト! なーにぼーっとしてんだ!」

ベルトルト「ああ、エレンかい 考え事をしててね」

エレン「悩みがあったら言えよ!」

ベルトルト「うん 大丈夫だよ」

エレン「お前はさ なーんか俺に怯えてないか?」

ベルトルト「・・・いや 大丈夫だって」

エレン「俺は逆にお前に聞きたいことがあるんだが」

ベルトルト「なんだい?エレン? うぐっ!」
最後に見たのはエレンが棒を振りかぶる瞬間だった

カランカランとなにか音が聞こえる ここはどこだろうか?誰も来ない 第3倉庫か、それとも廃材置き場の裏か


エレン「よお ベルトルト、起きたか」

ベルトルト「うーうー」
ロープを口につけられているのかうめくことしかできなかった

エレン「まあ待て 外してやる でもなお前に大声で叫ばれると・・・俺は野蛮なことはしたくない」

エレン「ほら外してやったぞ」

僕は周りを確認する どうやら第3倉庫で間違いなさそうだ 僕は唇をなめた

エレン「よし! さあ始めようか・・・・」

エレン「まず君の正体は?」

ベルトルト「も・・もちろん君と同じ・・・人間だよ」

エレン「答えるのが数秒遅いのが残念だよ」
エレンは慣れた手つきで、ナイフをだした

ベルトルト「な・・・なにを」
ナイフが手に刺さった 赤い鮮血が手にしみる

ベルトルト「ぐ・・・・ぐあ・・・っ」

エレン「あれ?蒸気が出ないなあ? もしかして自分で制御できるタイプ?」
僕はなにも答えなかった

ベルトルト「ぐあああ・・・・知らない! 知らないよお・・・」

エレン「ううーん でも制御しなくても勝手に傷口を防ごうとしてるらしいね・・・ほら?」

エレン「君が巨人ということはもうわかったよ さあ次の質問だ 仲間は?」

エレン「正確に言うと俺のことをかぎまわっている仲間だ 巨人仲間でもいいが」

ベルトルト「僕だけだ・・・!」

エレン「本当か? でもこれだけの過去をお前ひとりで探せるとは思えないが」

エレンは黒い棒をだした 先端は赤くなっている

エレン「これはな・・・技巧で使う・・ごてだ 火であぶってやるとしばらくは熱くなる 500度以上はあるだろうな」

エレン「さあ ベルトルト、正直に話せ」

ベルトルト「仲間は・・・・僕だけだ」
あの2人を殺させるわけにはいかない 

エレン「残念だ・・・本当に」
エレンはその黒い棒を僕の顔に押し当てた

ベルトルト「ぬああ・・・熱い・・・熱い!」

エレン「ほら蒸気がでてきた どうする? 巨人化するか?」

僕はその挑発には応じなかった 椅子のしたには爆薬がある 自殺行為に等しいのだ、どうせ死ぬのだからせめてこいつだけは殺したい、だが!

ベルトルト「もう僕はなにもしゃべらない・・・」
精一杯声を出した
エレン「そうかよ じゃあ死ね」

最後に僕が見たのは黒い棒が目に刺さるところだった


痙攣するベルトルトを押さえつけ、目にごてをぶっさした やがて動きが止まった

殺してしまったが・・・これ以上の情報は期待できない・・・ 仕方がないだろう



エレンは慎重に遺体の処理をした

今日は訓練兵の一部上位は訓練敷地ないに残りそれ以外は別の支部で合同訓練となった

現在残っている訓練兵

エレン・イェーガー

ミカサアッカーマン

アルミンアルレルト

マルコボット

ライナーブラウン

アニレオンハート

コニースプリンガー

サシャブラウス

ユミル・・・

クリスタレンズ

ミーナカロライナ

ナックディアス

トーマスワグナー

サムエル

ミリウスゼルムスキー

以上15名

わかっている方はわかると思いますが! もう終盤です!長いわあ

今日はここまでっす! 支援などもらえばありがたき幸せ! では今日は乙です

アニ「ねえ? ベルトルトはどこに行ったの?」

ライナー「あのメガネの教官いわく、病気らしく療養治療に出かけたと言っていたが」

アニ「病気? 病気なら巨人化d」「それまでだアニ!」

ライナー「静かにしろ 聞かれたらどうするんだよ」

アニ「そうだったね・・・・ でも急に消えるなんて・・・」

ライナー「ああ・・・エレンが絡んでるに違い・・・・ない」

ライナー「でもこのことは問い詰めないほうがいい 仲間とばれたら任務もこなせなくなる」

アニ「ぐっ・・・・そうだね・・・」

ライナー「今は・・・・今だけは休暇を楽しもう」

アニ「そうだね・・・・・・・」

ミーナ「でもよかったよね~ 私たち成績上位で」

ナック「ああ そうでなきゃ俺たちも補習だからなー」

トーマス「これもうちの班長が鍛えてくれた おかげだよ!」

サムエル「ああ! 感謝しかないな!」

ミリウス「おーいトランプでもしようぜ!」

ミーナ「ほーい」

サムエル「やろう!やろう!」

トーマス「最下位は晩飯一品ずつ1位に贈呈だ!」

ナック「負けねえぞ!!」

クリスタ「ねえ・・・?ベルトルトがいないみたいだけど?」

ユミル「どうせ その辺で死んでんだろ!」
クリスタとユミルの関係は修復し 今はいい友達関係だ

クリスタ「そんなこと言っちゃだめだって!」

ユミル「ははは! いいだろー」 {あいつは・・・おそらくエレンに消された・・・あいつはエレンのことをかぎまわっていたからな}

ユミル「とにかく! なんかして遊ぼうぜ!」

クリスタ「もうっ! しょーがないなー」



マルコ「ジャン・・・・君が探してたものとはなんだい? なぜ・・・あんなことしてまで・・・エレンに?」

マルコ「君はただミカサと付き合いたいがためにあんなことしたんじゃない・・・なにか事情が・・・あったんだよね?」

マルコ「はあ・・・悲しいね・・・でも僕は君のぶんまで憲兵団になるよ」

マルコ「うん?ベルトルトの机の下に箱が・・・こんなのあったかな? どれどれ内容は・・・」


マルコ「エレンイェーガーについて? エレンのことか・・・・ これは!!  こいつはまずいぞ!!」

アルミン「ベルトルトが・・・いなくなったね」

エレン「病気の治療でだろ? じゃあ心配いらねーだろ」

ミカサ「そうアルミン ベルトルトはああ見えても頑丈 問題ない」

アルミン「そーだけどさあ」

「みんな!これを!」
そう言って出てきたのはマルコだった

アルミン「マルコ どうしたんだい? そんなに慌てて」

マルコ「これを!」

エレンは驚いた・・・・まさかあいつがあんな秘密兵器を隠しているなんて・・・

マルコ「エレン! 心あたりは?」

エレン「いや 知らないな まさかベルトルトがこんなことを調べてるなんて」

非常にまずい マルコは見てないのだろうが・・ベルトルトの失踪が怪しくなる・・・

これなら・・・全員消してしまうか? でもリスクがでかすぎる

マルコ「これはとりあえず エレンの問題だからエレンに渡しておくよ」

エレン「ああ 悪いな マルコ」


アニ「ねえ?ライナーあれって ベルトルトが」

ライナー「ああ・・・最後に託したんだろう・・・でも奴の手に渡った・・・ くそ・・・」





エレンは手紙の内容を見た 非常に不愉快だ。まさかあんなに調べられてるとは少年時代に2人の強盗を殺害
してることや、キースの失踪など 俺の過去がてんこもりに書かれている

こんなものを見られると・・・信用がなくなり 俺は憲兵団に・・・

マルコたちはなにもないだろう・・・というような素振りを見せていたが これのせいで不信感を抱かれたに違いない

ならば消してしまおう・・・ そうして新しい王国を作りなおそう


エレンにとってこの次の計画は・・・次へのリセットだった

>>5257遅れましたが支援ありがとうございます

エレンは第2倉庫で準備をしていた 第2倉庫には銃器の扱いを学ぶためまあ憲兵団に必要な技術だがその訓練に使う 銃がある

エレン「ふん・・・これがいいだろう」
エレンは猟銃を取り出した これはのちの12番径ベレッタ682ゴールドEトラップ 全長119cmの上下二連中折れ式の銃だ

でも気をつけなければいけないのは訓練兵を簡単には殺せないということだ 銃があるからと言っても奴らは2年半訓練を受けてる
アニ・ミカサ・ライナーは特に厄介だ アニ・ライナーに至ってはベルトルトの同郷ということで奴らも巨人化の能力がある可能性がある

エレン「俺ならいける・・・ いやいける!」
倉庫から出ようとしたときエレンは少し思いとどまった
あいつらは仮にも仲間だ。しかも2年半生死を共にした・・・本当にいいのだろうか もう少し別の方法で俺の不信感をぬぐえるはずだ

はあ、俺はなにを考えているんだ・・・ ここからが引き返し不能点だ
やるしかないんだ やりとげるしかないんだ

エレンは食糧庫に向かった



サシャ「コニー食べ過ぎですよ!」

コニー「うるせーよ お前も結構食ってんじゃねえか!」

サシャ「教官や、ほかの見張りもいませんから! 食べ放題です!」
ドアが急にあいたときコニーはびっくりしていもを吐きそうになった

コニー「誰だ!・・・・なんだエレンか・・・」
ドアを開けたのはエレンだった だが様子がおかしい 手に村で見たことがある猟銃をにぎっていた

サシャ「もう! エレンでしたか! 一緒に食べますか?」

エレン「ああ でもそこで少し止まって」

コニー「おいおいその銃なんだよ 冗談だr」
言葉を言い切る前に銃弾が先に当たり、コニーは後ろに血煙をあげ倒れた

サシャ「コニー! エレン・・・冗談やろ?」

エレン「ごめんね 冗談じゃないんだ」
エレンは引き金をひいた

エレン「男子1人女子1人と・・・」

エレンは出席簿に赤ペンで線を引いた・・・まだ始まったばかりだ

安価ミスってしまったが気にしないでww

ライナーサイド  2階の食堂

ライナー「なんだ! 今の銃声は!! 」

アニ「今のは・・・・銃声だね それに近いね」

トランプをしていた ミーナたちも驚きカードをばらまいていた

ミーナ「なになに!? 今の!」

トーマス「落ち着け ミーナ・・・ライナー今のは銃声か?」

ライナー「ああ・・・銃声で間違いないだろう・・とにかくみんな窓から離れろ・・・流れ弾が飛んでくるかもしれない」

ナック「そ・・・そうだな」

ミリウス「ど・・・どうすんだよ! 教官呼びにいくか?」

マルコ「いや・・・・やめたほうがいい その銃声の主が近くにいるならなおさらだ・・・この銃声に気づいているのならほかの教官ももう動いているだろう」

ミリウス「じゃあ・・・どうすんだ?」

マルコ「籠城・・・・だね」

ライナー「ああ すぐに準備しよう」

ミーナ「でも下にいる アルミンとミカサとユミルとクリスタは?」

ライナー「俺が呼びにいくから・・・机とか並べといてくれ」

一階の集合場所

クリスタ「ユ・・・ユミルぅ 今のは・・・」

ユミル「銃声だな・・・おそらく猟銃・・・だよな? アルミンさんよ」

アルミン「ああ! 威力がある・・・銃だね」

ユミル「どうする? 上にいくか?」

アルミン「でもミカサが医務室に行ったきり帰ってこないよ・・・それにエレンも」

ユミル「待ってたら私たち死ぬぞ?」

アルミン「・・・そうだね・・・かぎだけかけて上に行こう ミカサならこれくらいのカギは破れる」

クリスタ「じゃあ! 早く上に!」

ユミル「ああ!」

「大丈夫か?」

クリスタ「ライナー!」

ライナー「今、籠城の準備中だ・・・早く上に」{結婚しよ}

クリスタ「うん!行こうユミル! アルミン!」

ユミル「ああ」

アルミン「うん・・・」{まさか・・・嘘だよね?エレン}



ライナー「どうだ! 籠城の具合は!」

アニ「右側の出口はもう完璧に防いだ あとはあんたらが来た左の出口だけだよ」

ライナー「そうか すぐに取り掛かろう」

その時にまた近くで銃声がなり響いた

エレンは医務室に向かった 医務官は簡単に殺せるだろうが油断はしないほうがいいだろう

鍵は開いていた

エレンは慎重に入り後姿の医務官がいた・・・銃声は聞こえていないはずだ

医務室は患者に騒音を与えないためにほかの建物より2重に壁がある

エレンは音も立てず首の骨を折った ポキッという枝の折れる音が医務室に響いた

以外と簡単だったな・・・そう思い立ち去ろうとするともう一つ部屋のある寝床の部屋から
ミカサが出てきた

エレン「よお・・・ミカサ・・・なにしてんだ?」

ミカサ「今日はあの日で気分が悪くて・・・医務室にいた」

エレン「そ・・・そうか」

ミカサ「なにを持っているの? 猟銃? それに医務官は・・・死んでるの?」

エレン「ああ・・・首の骨を折ったよ」

ミカサ「さっき銃声が聞こえた・・・食糧庫から2発・・・あそこにいたのはコニーとサシャ・・・まさか」

エレン「ああそのまさかだ 俺が殺した」

ミカサ「なぜ!?」

エレン「王国をリセットするためだ!」
エレンは猟銃を腰だめで撃とうとした

ミカサ「残念だ・・・・たとえ・・・家族でも! 仲間を殺すという・・・行動は見過ごせない!」
ミカサは神業の速さで近くにあるハサミを投げた

エレン「あぶねえな・・・家族にそんなことするか? 仮にも命救ってやったんだぞ?」

ミカサ「そのことは感謝してる・・・・でも今のあなたは家族ではない・・・・悪魔だ!」
ミカサは突進してエレンに掴んだ 先ほどの猟銃は投げたハサミをよけようとしたエレンがわざとミカサになげ的を外したのだ

エレン「離せよ・・・・なあ?」
エレンはがっしりつかんだ ミカサの手を離そうとする

ミカサ「私の家族は・・・サシャやコニーみんな! その仲間を・・・家族は殺させない!」

エレン「残念だ」
エレンはアニから教わった技でミカサをなげその隙に猟銃へ走った

エレンは再び銃を構え撃とうとしたがミカサはまたすぐに銃身をつかんだ

この女なんて速さで立て直しやがる・・・しかもなんて力だ 力だけはミカサが上だった

ミカサは苦痛だった まさか銃身がこんなに熱いとは・・・焼けそうだ

エレン「おいおい 離せよ! 手が焼けるぞ!」

ミカサは必死にがしっと銃身を持った ミカサはかつての家族・・・好きだった人をこんな形で戦うとは思わなかった
エレンなんで・・・そう思いながら銃身を持ち続けた

今日は用事がこのあとあるんで今日はここまで おつ~

エレンとミカサは硬直状態が続いていた 

エレン「熱いだろう? 離したらどうだ?」
エレンはじっと待ち続けた。力では劣っていてもミカサは今、銃身の熱さで苦しんでいる

ミカサ「絶対に・・・離さない!」

エレン「はあ・・・」
これ以上は無駄だ・・・あの技を使おう

エレン「よっと・・・」
エレンは銃を離した ミカサは驚き次の攻撃に備えた

だがエレンは予想外の攻撃をした・・ミカサに自分の体重をあずけ背中の力で思い切りミカサの首をひねった

ミカサは首を逆のほうにねじっていたので即死には至らなかっただがもう体が動かない

ミカサ「か・・・かはっ・・・」
ごめんなさいエレン、あなたを止めれなくて、ごめんなさいみんな・・・

エレン「はあ・・・やっぱりお前化け物だよ・・・」
エレンは銃口をミカサにむけ・・・引き金を引いた


籠城サイド
バアン!

ライナー「! また銃声だ!!」

アニ「次は医務室のほうだよ!」

アルミン「くっ・・・・ミカサァ・・・」

ライナー「左の出口は防いだか! 早く防げ!」

ナック「よし!完成したぞ!」

アルミン「これからどうするんだい?ずっと籠城かい?」

ライナー「俺もそう思っていたが・・・いつ乗り込んでくるか・・・わからない」

アニ「私が・・・外に出て助けを」「却下だ」

ライナー「ミカサがかえってこない・・・アルミンには悪いが、やられたかもしれない・・・」

ライナー「ミカサがやられたんなら・・・言いたくないがアニ・・・お前には無理だ」

アニ「やってみなきゃわからない・・・」

ライナー「まだ・・・あのメガネの教官がいるだろう?」

トーマス「でもやられたら・・・・」






エレンは銃口を・・・メガネの教官にむけた

エレン「残念ですねえ・・・ここでさよならです」

メガネ「・・・・なんで・・・君がこんなことを・・・」

エレン「言いたいのはやまやまなんですが・・・時間ないんでさくっと死んじゃってください」

メガネ「ま・・・まて!」

メガネの教官の頭部が吹き飛んだ

エレン「はあ・・・・汚いな」

また鳴り響く銃声にライナーたちは腰を抜かしそうになった

ライナー「くそ! またか・・・」

アニ「やっぱり私が!」

ライナー「だめだと言っているだろう! 俺は仲間をもう失いたくないんだ!」

トーマス「でもどうすんだ? 次は俺たちかも・・・」

ミーナ「もういやだよお!」

アニ「落ち着いてミーナ」

ミリウス「なあライナー、補習に行った奴らはいつ帰るんだったけか?」

ライナー「早くても2日後・・・だ」

ナック「なんだよ!もう絶望的じゃないか!」

ライナー「落ち着けよ!」

ナック「落ち着け?冗談だろう?これで落ち着けるか!」

ライナー「頼むから・・・もう黙ってくれ・・・!」

ナック「く・・・・」

エレンは一階の部屋の前にいた

エレン「やっぱり鍵が閉まっていたか・・・おそらく2階は籠城されてるんだろうな」
ここは後回しにするべきか、攻略方法を考えねば




ジャンキルシュタインはかつての訓練所前にいた
ジャンは開拓地に行ったあと荷運び人になった・・それからは訓練所周りの施設に荷物を運ぶという仕事をしていた

ジャン「懐かしいな・・・・」
ジャンは何発か聞こえてくる銃声に不信感は抱かなかった・・・訓練で銃を使ったことはあったからだ

ジャンは荷物を運び出そうとすると異変に気付いた

かつて自分も食べていた2階の食堂からsos信号がでていた

ジャン「あれは!・・・sos信号か?」
ジャンは心あたりがあった訓練兵の時に救難信号を教わったのだ


クリスタ「ねえ・・・ライナーこれでいいの?」

ライナー「ああ」「そうだぜクリスタ 救難信号を教わっただろう?」

クリスタ「うん・・そうだねユミル」

ライナー「マルコ・・・続けてくれ」

マルコ「ああ・・・」
本当はランプがいいのだが代用で旗を使っていた

クリスタ「気づいてくれるかな?」

ライナー「さあな・・・でも続けないと」

ナック「そういやさジャンは荷運び人でこの辺で配達してんじゃなかったか?」

トーマス「そうだよ!なあマルコ!」

マルコ「そうだけど・・・確率が薄い・・」

ナック「くそっ!!!」





ジャンは戦闘の準備をしていた。もしあれが本当の救難信号なら助けねば あの銃声はおそらく不審者のものだ
ジャンは荷運びの荷物から使えそうなものを取り出していた

ジャン「これだ!」
ジャンは狩猟用の弓矢を取り出した これは狩猟の村出身のサシャやコニーが持っていれば相当な武器だが
あいにくその2人はいない ジャンはこの弓の扱いには慣れていた

友人だったコニーに色々と教えてもらったからだ


ジャン「やってやる・・・!」
ジャンは弓矢を握りしめた せめて仲間を救いたい・・・






ライナー「これで

>>67 ライナー「これで」 で途切れてますが無視でお願いします

ジャンは門を登り侵入に成功した

ジャンは「見張りはいねえのか?」
見張りはいないようだ

ジャンは慎重に草むらに入った。 以上はなさそうだが・・とにかく近くにある医務室に入ることにした

ジャンは医務室の窓を音も立てない努力を最低限し割り侵入した
中は地獄だった 椅子には首の曲がった医務官が倒れており、奥には黒髪の女性が血まみれで倒れていた

ジャン「あれは・・・ウソだろ・・・おい!」
奥の女性はミカサ・・・ミカサアッカーマンだった かつて自分が愛した女性。今でも少し思い出していた

ミカサ「」
ミカサは胸に大きな穴をあけていた

ジャン「くそ・・・!なんだよ!おい 誰がこんなひどいことを!」
ジャンはこぶしを強く握りしめた

ジャン「絶対殺してやる・・・!絶対に!」
ジャンは冷静さを取り戻すため水を少し口に含み飲み込んだ

ジャン「絶対助けてやる・・・」
ミカサ・・・お前の仇は俺がとる



ジャンは医務室を出て食堂に向かうときに食堂前に影をみた

ジャン「は・・・?ウソだろあいつは」

影の正体はエレンだった
ジャン「あの野郎か・・・ミカサを殺したのは!」
ジャンはエレンにもともと不信感を抱いていたのだ。あの手紙だって色々不審な点もある
やっぱりあいつか・・・あいつがミカサを医務官も・・・

ジャンは涙を流していた・・・そうジャンも少なからずもエレンに信頼を寄せていた。それが今日こんな形で裏切られたのだから

せめて・・・お前を!・・・殺す!
ジャンは弓矢を握りしめ影に放った

ジャン「死ねええ! エレンンン!!」
矢が影に向かっていく 影がジャンに気づき発砲した

ジャンはこっちのほうが早いそう思っていた だがそのわずかな仁丹が矢に当たり矢の弾道がそれたのだ
影の横を矢が過ぎ・・・無数の仁丹がジャンに当たった

ジャン「がはっ・・ まじかよ・・・畜生お」
ジャンは倒れた

エレン「さっき撃ったのは・・・おいおいお前かジャン!」

ジャン「」

エレン「ふん・・・意外な伏兵だったがここで殺せてよかった」

エレン「じゃあな・・・ジャンキルシュタイン」
外れた矢をジャンの胸に突き立てた

エレン「くくく・・・ここがお前の墓だ」

また銃声が響いた

アニ「もうだめ!私が!私が行く!」

ライナー「だめだ!待て待つんだ!アニ!」
そう止める間もなくアニは窓から飛び降りてしまった


アニ「なんとか降りれた・・・でも足を」
アニは心配してはいなかった アニもあの能力を使えるからだ

アニ「」シュウウウウ

アニも巨人能力者だったその能力を使い足の骨折を即座に治した

アニ「これで足は・・・大丈夫・・・さて不審者とやらを拝みにいくかい」


「よお?何してんだ」

アニ「ふん・・・やっぱりあんたかい・・補習の模範生としていないと思ってたんだがね」

「ばれてたか・・・」

アニ「どうせベルトルトもあんたが殺したんでしょ?」

「ふん・・・ああそうだ・・・俺が殺した・・・ということはアニもベルトルトの仲間かじゃあライナーも仲間か?」

アニ「そうかも・・・・ね!!」
アニは振り向きざまに食堂の包丁を投げ 横にサイドステップし突進した

アニ「やっぱりあんたか!! エレン!」

エレン「ああそうだ」
どうやらエレンの腕に刺さったようだ。ダランっと左腕が下がっている

遅れましたが今日はここまでです なんかぐだってしまってすみません また明日書けたら書きますね
とにかく乙です

エレンはアニに脛に蹴りを放つがアニはかわして右ボディを放つが、エレンにガードされる

エレン「おいおいこんなもんかあ?アニ!」

アニ「戦闘中にしゃべると舌を噛む・・・・と教官から教わらなかったかい!」
アニはハイキックをエレンの頭に当てた
とらえた!そう思っていたがエレンはすぐに突進をしてき、押し倒された

エレン「じゃあな!アニ!」
アニの首を思い切りひねろうとするがアニもそう簡単にはさせなかった。 三角締めの姿勢に入った

このまま気絶させる!渾身の力で気絶させようとするが、エレンの手にはナイフがあった エレンはナイフをアニの足に突き刺した

アニ「ああっ!」
技から逃れたエレンは猟銃を取りすぐに引き金を引いた

アニ「」
アニの体が巨人のように蒸発していった すぐに頭を撃ちぬけてよかった

結局アニの体を味わうことはできなかったが仕方ないか・・・そう思いながら籠城攻略に頭を抱えた

ライナー「くそ・・・・アニ!」

ミーナ「ははは・・・アニが・・・みんなが死んじゃった・・・あはは」

クリスタ「ミーナ!落ち着いて!」

ユミル「無理だ。クリスタ精神がやられてる・・・」

クリスタ「そんな・・・」

アルミン「次は・・・僕たちのところかな」

ライナー「ああそうだろう・・・外にいる連中は・・・全員殺された!」

ライナー「みんな・・・籠城はしてるが隠れれる限り隠れよう・・・まず武器を」

ライナーは金づちをマルコは厨房のナイフ、アルミンは木材を、クリスタはハサミユミルも厨房のナイフ
ナックは鉄のパイプをミリウスは自分の、のちのバタフライナイフ トーマスもバタフライナイフ

ミーナは・・・動くこともなかったがせめて隠れさせようと・・・物置に隠れてもらった



各自が行動に移そうとするとアニが出て行った窓の下から立体機動の音が聞こえた

ライナー「しまった!立体機動か!!」

トーマス「立体機動は全部持っていったんじゃ!」

ナック「くそ・・・!俺が窓を閉めるから・・・机を」
ナックが机を持ち窓をふさごうと窓付近に行った瞬間、銃声が聞こえ、ナックの頭が散った

クリスタ「きゃああ!」

トーマス「ナーーーック!」

ライナー「みんな!窓から離れろ!立体機動でくるぞ!」

エレンは立体機動をもってきた 本来の自分は補習にはいかない予定だったが、模範生が欲しいとのことで補習に行った
ある程度の訓練を終わらせ、立体機動をもってきたのだ

エレンは立体機動のベルト、ブレードを装着し、2階の窓に向かってワイヤーを放った
本来は両手にブレードだが、片手に装置を持ち、もう片方に猟銃を持った

獲物はすぐに出てきた ナックだ。片手で猟銃を撃った。ナックの頭が飛んだのだろうか。肉片がわずかだが飛んできた
猟銃の衝撃はすごく、鍛えたエレンでもしばらく腕が痛かった

さてとラストスパートだ。あの中で厄介なのはユミルとライナーだろう。そいつらを駆除すればあとは楽だ

エレンは立体機動のワイヤーを再び窓際に放ち、2階にのぼった

エレン「誰か・・・いるか?」
そう言ってでてくる奴はいないだろう

動こうとすると体が浮いた。なにが起きたんだ?すぐに右を見ると正体がわかった
ライナーだ。ライナーの得意技のタックルをしてきたのだ。どうやらあばらが2本折れた。厄介だ

ライナー「お前か・・・やっぱり」

エレン「わかってたのか?ライナー」

ライナー「ああ、入団当初からな」

エレン「その割には信用してなかったか?」

ライナー「その時まではな?だが今は違う!」
ライナーは再びタックルの姿勢に入った

銃を撃とうとすると銃がない。さっきタックルされた時に落としたのか また吹っ飛ばされた

エレン「化け物め・・・!」

ライナー「お前のほうが化け物だ。仲間をたくさん殺しやがって!この悪魔め!」
ライナーはうずくまっている、エレンにサッカーボールキックをした
これもきれいに鼻にヒットした。あばらが折れているせいで満足に動けないのだ


エレン{くそっ!!・・!}
エレンはただ亀のようになり、ライナーの重い攻撃をガードしていた

ライナー{こいつ・・・的確に攻撃をガードしている}

ナイフをライナーの喉にさすのもよかったが、さっきアニに刺したきりおいてきたのだ


ライナーは右腕に本気の力をこめアッパーをした

ライナー「死ね!!悪魔があ!」
その攻撃は届かなかった。 

は?なんでだ?なんで当たらない・・・

エレンは立体機動のブレードの刃が一本残っているのを見つけライナーに刺した
ライナーは血を喉から吹き倒れたはずだったが

ライナー「」シュウウ

ライナー「まだ・・・終われるか!!」

エレン「お前も巨人か化け物!」

ライナー「そうだ・・・確かに俺は化け物だ・・だが今は違う!お前を殺し!この力を兵団に使う!」

エレン「はっ・・・・無理な話だ!」
装填されている弾をすべてライナーにぶちこんだ

ライナー「ぐぐぐぐ・・・・がはっ!」

エレン「これを耐えるのか・・・?」

ライナーは最後の力でエレンにタックルをしようと走った。エレンも慣れた手つきで弾をこめ、ライナーに放った
バアン!!!!
ライナーの顔面は真っ赤なクレーターになり倒れた

最後に撃った弾は一粒弾でクマなどの猛獣を始末する弾だった

エレン「化け物め・・・」

ライナーもアニのように体が蒸発していった

現在生存しているメンバー

アルミン・アルレルト

マルコ・ボット

ユミル・・・

クリスタ・レンズ

トーマス・ワグナー

ミリウス

ミーナ・カロライナ

以上7名

今はここまで、またあとで書きます

僕はただただ見ているしかなかった。ライナーが死んでいく姿を

「よおいるんだろ?アルミン?」
親友が呼ぶ声が聞こえる、安心して出ようと思ったがだめだ。犯人はエレンでライナーや仲間を殺した・・

「でてこいよ?話し合おう」
僕はその言葉に反応したように出た。光景はひどかった。ライナーの頭が真っ赤に染まり、巨人のように蒸発していた

アルミン「なんでこんなことを・・・・」
僕は泣いた

エレン「お前ならわかってくれると思うんだが・・・」

アルミン「なんでだよ!エレン!なんで・・・ライナーを・・・ミカサを!」

エレン「はあ・・・OK!話そう 要約すれば王国のリセット・・・言えばわかるか?」

アルミン「・・・・・・」
僕は思考を巡らせた。キース教官の失踪・クリスタいじめ・ベルトルトの失踪 すべてが合点がいった

アルミン「わかったよ・・・そういうことだったんだね」
言葉には出さないが伝わってくれただろう

エレン「GREAT! そう!アルミンの考えてることはすべて正解だ!」

アルミン「僕やミカサ・・・ライナーもみんな君の駒だった・・・というわけかい?」」

エレン「GOOD!GOOD! そういうこと。まあベルトルトは向かい側の差し手ってところだな」

アルミン「僕も殺すのかい?」

エレン「そーだな・・・でも親友のよしみって奴だ。楽に逝かしてやる。」
彼は笑っていた。もうだめなんだエレンは子供の時とは違う・・・もう化け物だ

アルミン「ありがとね・・・・・残念だよ・・外の世界を見ずに死ぬなんて」

エレン「そう悲観するな・・・じゃあなアルミン!」
死ぬ・・・そう思っていたら隠れていた、トーマスがナイフをもって突っ込んでて来たのだ

トーマス「逃げろお!アルミン! そして死ね!!悪魔め!!!」
だがその抵抗はむなしく約10秒でけりがついた。エレンがすぐに銃口をトーマスにむけて撃ちぬいた

エレン「はあ・・・馬鹿なやつだ・・・ にしてもお前もひどいなアルミン。せっかく助けにきてくれたのに逃げないなんてな」

アルミン「逃げてもすぐに2発目で撃つつもりでしょ?」

エレン「・・・まっそうだな・・・じゃあもういいだろ・・・じゃあなアルミン」

最後に僕が見たのは銃口出るまぶしい光だった

エレンは口笛を吹きながら獲物を探していた。さーてあと厄介なのはユミルぐらいか
あとは正直楽だな・・・クリスタと一発ヤりたかったが、今となってはもう遅いだろう

エレン「なあ・・・いんだろ?ミリウス」

「!!???」
中から音が聞こえる

エレン「出てこなくて・・・いいんだな」
反応はない
エレン「じゃあいいよ死ね」
2発すべて物置に放つと中から血が流れてきた

エレン「一応開けて確認しとくか」
中にいたのはやはりミリウスだった

あと3人・・・後ろから声が聞こえた

「動くんじゃねえ」
女の鋭い声だ あいつだあいつしかいない

エレン「見てわからないか?俺は猟銃を持ってるんだ 手なんかあげるか?」

ユミル「いやあげざるを得ない、私はナイフとトーマスのナイフを持っている。ナイフ投げには誰にも負けない」

エレン「試してみるか?」
エレンはそう言うにすぐに後ろを向いた状態で猟銃を撃った ユミルもナイフを一本投擲する

こっちにダメージはない・・どうやらユミルに仁丹が少し当たったようだ。右わき腹血が出ている

ユミル「くそ!仕方ないな!」シュウウウ

なんだと?ユミルも巨人だったのか?傷口から蒸気が出て傷口が治っている

エレン「チッ!お前も巨人か!」

ユミル「まあな・・・!」
最後のナイフを放った エレンは軽々とよけるが頬をすれたようで血が出てきた

エレン「残念だったな・・・まあこんなもんで俺を殺せるとは思えないが」

ユミル「なぜだ?巨人でもないのに」「いや・・・俺も巨人さ」

ユミル「なんだと!?」

エレン「ほら見てみろ」シュウウウウ
さっきの頬の怪我も一瞬にして治りライナーに負わされた、骨折もボキボキという音がしている

ユミル「な・・・なんだと!」

エレン「俺も調べたんだがな・・・どうやら親父が俺に薬を打ったのかもしれないな・・・そういう話をベルトルトとウォール教の連中から聞いた」

ユミル「はあ・・・おそれいったよ」
ユミルは腕を噛み切ろうとしたが・・・エレンはすぐさまに一粒弾を撃った

ユミル「」シュウウウウウウウウウウウ
ユミルも蒸発していく  エレンは知っていた自傷行為で巨人になれるということを。
こんな狭いところで巨人になられたら厄介としか言いようがない

作者(´・ω・)「今日はあああここまでです 見ていただいている方ありがとうございます」

オチを夢の中で考え、明日続き書きますね!みなさんよい週末を!

クリスタが立っていた。驚きと怒りの目で俺を見てくる

エレン「そんな目で見んなよ、クリスタ」

クリスタ「なぜ・・・・・」
小さいがしっかりエレンの耳には届いた

クリスタ「なぜあなたが・・・こんなことを!」

エレン「それはどういう意味かな?」

クリスタ「なぜ私を助けてくれた人が、ユミルをみんなを殺してるの!!」
絶叫に近い声だった

エレン「ごめんね・・・説明したいのはしたいんだが時間がないんだよ」

エレン「これは神の命令なんだ・・・」
そう言って銃を構えた

クリスタ「せめて・・・!」
手に持っていた信号弾を窓の外に撃った

その瞬間強い光で一瞬目がくらんだが、銃を放つと、クリスタは後ろに吹っ飛んだ

クリスタ「」

エレン「残念だ・・・」
まずいな、今の光で駐屯兵団、憲兵団が来るに違いない あと2人だ


廊下に出るとマルコが立ち尽くしていた

マルコ「やっぱり君だったんだね・・・エレン」

エレン「まあ・・・そういうこった」

マルコ「ジャンを・・・追放したのも君だね?」

エレン「・・・・・」

マルコ「あいつのことだからジャン・・・ここに来たんだろうね・・・」

エレン「・・・・・・」

マルコ「答えろ!エレン!」
エレンは答えることなく引き金を引いた。マルコには天国とやらでジャンと仲良くしてもらいたい



ミーナは以外な形で見つかった。喉を切って自殺していたのだ。美しい黒髪が血に染まっていった


エレン「みんな・・・卒業おめでとう」

外が騒がしくなってきた。どうやら・・・・お客が来たようだ飲んだくれの憲兵団どもにしては早い到着だから
駐屯兵団でもいるんだろう


「中にいる!犯人!!出てこい!無駄な抵抗はよせ!!」
外から大きな声が聞こえる。抵抗しても・・・あの人数は無理だ。仕方ないな

エレンは銃を置き外に出た

「動くな!手をあげろ!」
おとなしく手をあげた

「おい!お前が・・・生存者か?」
チビのおっさんが聞いてくる あれはリヴァイだ人類最強とやらの

「さっさと答えろグズ野郎」

エレン「はい・・・・そうです!」

「おいリヴァイ・・・生存者なんだもう少しまともな口の使い方はないのか?」
あれはエルヴィン団長だ

エレンは数人の駐屯兵団に連れられ、部屋に連れられた

エルヴィン団長から色々な質問をされている・・なぜ調査兵団がと思った

エルヴィン「まずは・・水を飲みなさい、色々と大変だろう」
生存者という少年は水を一気に飲み干した。普通なら水は飲むどころではないはずだが

エルヴィン「つらいと思うが・・・当時の状況を教えてくれないか?」
現場は地獄だった。少年少女たちが血を流し、中には頭がない死体もあった。兵団たちも吐き気をもよおしていた
エルヴィンも油断すると吐きそうになっていた

彼は話始めた
エレン「急に訓練所に侵入した・・・不審者が・・・次々と仲間を・・・」

エルヴィン「犯人は見たかい?」

エレン「はい・・・見ましたよ?」

エルヴィン「どういう男だった?」

エレン「僕ですよ?」
笑顔でそう言った 

確かにそうだあの状況でなんでこの少年が生きているのかしかも怪我もなしに

このエレン怖いというか頭いいなw

続きまだか?

>>86待ってくださいねw8時以降に書きたいと思います

今追いついたけど>>67の誤爆がなんかこわい

>>88すみませんw ガチのミスですw 続き投下していきます

少年は自ら犯人を認めた

駐屯兵A「団長早く逮捕しましょう!この子は・・・この犯人は危険です!!」

エルヴィン「まて・・・少し話を聞きたい」

エルヴィン「動機はなんだね・・・?」

エレンも本来ならユミルやメガネの教官に罪をなすりつけようとしたのだが、2人とも殺してしまったし、ユミルに至っては蒸発しただろう

エレン「うーんリセットですかねえ」

エルヴィン「どういう意味だ?」

エレン「団長さんも、そこにいる駐屯兵の方も・・・例えばチェスとか・・・駒が思うぞんぶん動かなかったらリセットしたくありませんか?」

エルヴィン「駒・・?つまり君は教官を含め同期は駒だというのか?」

エレン「はい! 女に至っては・・・ヤれるかどうか・・・ですね」

エレン「今の女は簡単ですから!すぐに助けてあげたりいいことをしたらできますよ!」
エルヴィンはぞっとしていた。こんなことを次々と話すのだから、しかも笑顔で

エルヴィン「ふざけるな!!人の命を・・・人の人生は・・・な!」

エレン「ただ僕は人の人生を狂わしてはいませんが?」

エルヴィン「もういい・・・・」

エルヴィン「次の質問だが・・・実は3人の君の同期がいない」

エレン「誰ですか?」

エルヴィン「アニレオンハート、ライナーブラウン・ユミルだ」

エルヴィン「全員殺したんじゃなかったのか?」

エレン「殺しましたよ?」

エルヴィン「ならなぜ遺体がない」

エレン「巨人だからでしょ?」

エルヴィン「なんだと?その3人は巨人だというのか?」

エレン「ええ・・・確実に殺しましたそれに・・・」

エルヴィン「それになんだね・・・・?」









エレン「ライナーは鎧ですよね?以前殺したベルトルトも超大型ですよね?」

>>91空白を開けたのはネタバレ注意という意味でもあります!のでネタバレここからネタバレ注意

エルヴィン「そのベルトルトを含め、4人が巨人だという根拠は?」

エレン「根拠?そんなのあなたたち調査兵団ならわかるでしょ、殺害したあと、蒸発したんですよ」

エルヴィン「・・・」

エレン「まだ疑いますか? ベルトルトの部屋に行けばわかりますが・・あいつの物置の奥のほうにですね 彼の手記があります」

エレン「罪の意識でしょうかねえ・・・結構な葛藤してますよ・・ははっ」

エルヴィン「なにがおかしい?」

エレン「いやだって・・・人間じゃなくて化け物のくせに一丁前に人みたいに悩まないでほしいですよ」
少年は笑いながらそう言った

エレン「それに・・・母さんも殺されてますし、奴が蹴った扉の破片が家に当たりましてね・・・それで逃げ遅れ巨人にパクリですよ」

エレン「一回問い詰めたんですよ、このことについてどう思ったって」

エレン「そしたらね!あいつ!なんて答えたと思います?「気の毒だと思ったよ」ですよ!他人事みたいに言いやがって!」

エルヴィン「落ち着きなさい・・・」

エレン「ていうか!僕、英雄ですよね!」

エレン「超大型を始末しましたし!鎧の巨人も!!」

エルヴィン「なぜだ?超大型はともかく鎧はなぜだ?」

エレン「鎧の巨人こと、ライナーはアニもですがベルトルトと同郷です。それに以前話しているのを聞きましたし」

エレン「ベルトルトの手記にもそのことは書いていますよ」

エルヴィン「わかった・・・・ユミルは」

エレン「ユミルは僕も知りませんでしたよ!殺してやっとわかりましたから」

エレン「それに殺したてほやほやですからね!今、行けば蒸気くらうあるんじゃないんですか?」

駐屯兵A「団長、2階にあった死体から蒸気が・・・髪の毛からユミル訓練兵かと」

エルヴィン「ありがとう」

エルヴィン「どうやら君が正解のようだ」

エレン「ですよね!じゃあ俺解放してくださいよ シガンシナ区を崩壊させた化け物を駆除した英雄なんですから!」

ずっと口を閉じて話を聞いていたリヴァイが言った

リヴァイ「おい・・・てめえそれ本気で言ってんのか?」

エレン「なにがですか?」

リヴァイ「貴様が英雄?ふざけるな、てめえ罪のねえ連中も殺してんだろうが!」

エレン「あれは・・・いけにえにすぎませんよ」

リヴァイ「チッ・・・本気でいかれてるこのガキ・・おいエルヴィン早く射殺しろ」

エルヴィン「待て、リヴァイ落ち着け」

エレン「それにしてもまさかあなたがたに取り調べを受けるとは運がないなあ」

エルヴィン「どういう意味だ?」

エレン「飲んだくれの憲兵団や駐屯兵団の連中なら口車に乗せて今頃家に帰れたのに、まさか頭の切れるエルヴィン団長殿に取り調べとは」

エレン「ほんと・・・・ついてないなあ」

エルヴィン「私も・・・こんな地獄のような場所に連れてこられて、悪魔のような少年と話してるなんて驚きでいっぱいだよ」

エレン「はははは!ひどい言われようですね!殺していった仲間にみんなこういわれましたよ!悪魔って!」

エレン「そもそもこうなったのも・・・あなたたちのせいですよ」

リヴァイ「は?なに言ってやがる」

エレン「そこの人類最強気取りさんも・・・ただの雑魚巨人を斬りまくってただけでしょう?」

エレン「僕がいなかったら今頃トロスト区も崩壊してますよ! あなたたちは超大型の正体を見極めることができましたか?」

エレン「ただ人類の進撃とかいう名目で壁外に行き、いたずらに兵を殺す あなたたちのほうが悪魔じゃないんですかあ?
その瞬間エレンの歯が飛んだ リヴァイが蹴りをしたのだ

エレン「!・・はっ・・・」

エルヴィン「落ち着け!リヴァイ!!」

リヴァイ「ふざけんな!このガキが・・・殺すぞ・・・」
低い声でそう言った

エルヴィン「落ち着くんだ!リヴァイ!外に出ておけ!」

リヴァイ「チッ!」

今日は無念ですが・・・ここまでです 無駄に長続きさせてるようで多分意図?があるんで
最後までお付き合いください しばらくエレンのキチ具合が続きます

>>96
乙であるwww最後まで応援してるよw

>>98ありがとうございますw

リヴァイが外に出されたあと、エルヴィンは質問を続けた

エルヴィン「すまないな・・うちの部下が」

エレン「まあいいですよ!反抗期なんでしょうね!ははっ!」

エルヴィン「君の質問に答えよう、確かに私たち兵団は悪魔かもな・・」

エルヴィン「時にはひどい暴言を吐かれ、闇討ちにあった奴もいる」

エルヴィン「でもな壁内にもまだ俺たちのことを希望を抱いてくれる人がいるんだ!今の君の発言はその人たちも侮辱している!!」
語気鋭く言った
エレン「はん・・・!偽善者ほどそういう理屈ならべるんすよお!」

エルヴィン「偽善者と思われてもいい・・・私たちは希望にならなくてはいけないんだ」
ノックが聞こえる

「エルヴィン団長!ピクシス指令が到着しました!!」

エルヴィン「わかった・・・少し席を離すよ」

エレン「気をつけてえ!」
笑顔でそう言った

エルヴィン「リヴァイ・・・見張っておいてくれ」

リヴァイ「わかった・・・」

エルヴィン「殺そうなんて思うなよ?」

リヴァイ「ああ・・・奴には罰が必要だ」


ピクシス「エルヴィン・・・例の犯人は訓練兵のようじゃな」

エルヴィン「はい・・指令」

ピクシス「犯人は自ら・・・犯人とそう言ったのか?」

エルヴィン「はい・・・私とあと部屋にいるリヴァイと駐屯兵も聞いています」

ピクシス「そうか・・・なら早く連行せねばな」

エルヴィン「憲兵団の命令ですか?」

ピクシス「ああそうじゃ」

ピクシス「早く連行しろと・・・命令じゃな」

エルヴィン「自分たちはなにもしないのに」

ピクシス「まあいいではないか、早く犯人を連行してくれ」

エルヴィン「ハッ!!」






中は惨劇だった。ペンナイフが駐屯兵Aに喉に突き刺ささり血しぶきがあがり、Bは首の骨をねじられていた
リヴァイは銃弾を足と腹部に浴びたようでうずくまっているが、エレンを気絶させたようだ

エルヴィン「リヴァイ!大丈夫か!しっかりしろ」

リヴァイ「く・・・かはっ」

エルヴィン「医務官早く来てくれ!!」

医務官「兵長!大丈夫ですか!!」

エルヴィン「おい!犯人も早く拘束し、連行しろ!!すぐにだ!」

エルヴィン「リヴァイ!死ぬんじゃないぞ!」

リヴァイ「・・・俺が死ぬと思うか?・・ごほっ」

エルヴィン「もう・・・しゃべるな」

リヴァイ「了解だエルヴィン・・・」



犯人ことエレンイェーガーは連行された。翌日に行われた兵法会議では異例の速さで判決がくだった
死刑か壁外追放で判決は悩まされたが、悪魔をこの地に埋めたくないという保守派が多数だった


ダリス「判決をくだす!判決は!!壁外追放だ!」

~2日後~エレンが連行されているときに

「この殺人鬼が!!」

「悪魔は壁外で早く死ね!!」
暴言が飛び交う中、エレンは薄ら笑いを浮かべていた

その時になまりのはいった男の声が聞こえた
「お前が!サシャを・・うちの娘を!!」
サシャの父親だろうか

「返せよお!娘を!返してくれ!!」
その声もやがて遠くなってきた

壁上

エルヴィン「君を今から壁外に送り・・・そのまま放置だ。走りまわるなり、してもいい」
彼は無言で馬車に乗り壁外に向かった。時がたつのは早くもう特定の場所についた

エルヴィン「では・・・ここで君とは永遠にさよならだ」

エレン「ははは・・・もう終わりかあ・・・でも最後にリヴァイ兵長と戦えてよかったですよ!」

エレン「まあ負けたんですけどね!」

エレン「じゃ!早く行ってもらっていいですよ!!永遠にさよならです!」

エルヴィン「ふ・・・よし撤退だ」



それからは壁は壊されることはなかったが、壁内に巨人が現れるという異例の事態も起きたが
調査兵団によってすぐに解決された

今は、エレンイェーガーの名は今世紀最悪の殺人鬼というレッテルを押され
人々の心の中からは消えうせた

だが殺された訓練兵の遺族は今も、エレンイェーガーという男に憎しみを抱いているのだろう

~完~

12月4日から22日に至るまで、やってきましたが無事に終われてよかったです!

支援期待レスありがとうございました!! 嬉しかったです!

次回作というか次のssも書く予定ではありますので、その時はぜひお願いします!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月07日 (日) 23:26:00   ID: bRyEUyrD

エレン巨人化すれば良かったジャンwww.

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