レッド「へ? ラルトス……?」(889)

コトネ「あっ、目が覚めたんだ。具合はどう?」
レッド「……君は? それに俺のポケモンたちは!?」
コトネ「え? 私はコトネ、君水辺で倒れてたんだよ? ポケモンはその子だけ」
ラルトス「……ぐすっ」
レッド「へ? ラルトス……?」

レッド「そうだ、俺はシロガネ山で修行中に空から謎の集団に襲われて……」
ラルトス「うん……レベル上げのために私なんかがパーティに居たばっかりに……」グスグス
レッド「!? そ、そんな事ないぞ! お前だけでも助かってよかったって!」
ラルトス「でもピカチュウもリザードンもラプラスも……」
レッド「だ、大丈夫だってきっと! そうだコトネちゃん、この街にポケモンセンターはあるか?」
コトネ「んー、ごめんなさいこのワカバタウンにポケモンセンターはないんです」
レッド「そうか……とりあえず隣町まで行こう、ラルトス!」
ラルトス「……うん」

ダダダッ
レッド「こっ、コトネちゃん! この街にポケモンセンターあったっけ!?」
コトネ「(ボケてんのかなぁ)あ、えっと、無いってさっきも……」
レッド「ごめん、違った! どこかポケモンを回復させれる場所ある!?」
ラルトス「……ばたんきゅ~」
コトネ「あ~、ウツギ博士のところなら回復できると思いますよ?」
レッド「ありがとう!」

テンテンテテテーン♪
レッド「だ、大丈夫か?」
ラルトス「……しゅん」
コトネ「あの~、何も技覚えてないんですか? この辺りのポケモンってそんなに強いはずは……」
ラルトス「……オニスズメにつつかれた」
レッド「こいつはタマゴから孵したばっかりで攻撃技を覚えてないんだ」
ラルトス「なきごえとアンコール」
コトネ「えっと……私が連れて行ってあげようか?」
レッド「……頼む」

ものすっごい恥ずかしいwwwwOTL
何か読みにくかったので行間空けることにします
こういう投下初めてなのでなんか見づらいところとかあったら指摘お願いします
つーか何やっちゃってんだろ俺wwwwww

ウツギ「おや、コトネちゃんその人は?」

コトネ「あ、ウツギ博士」

レッド「回復装置ありがとうございます、俺はレッドっていいます」

ウツギ「レッドって……チャンピオンの!?」

レッド「え、あ! その、そのこれは……!」

コトネ「チャンピオンって……あのワタルさんに勝ったんですか!?」

レッド「ぐっ、そう……だけど」

ウツギ「なんでこんな田舎で、しかもポケモン1匹でどうしたんだい?」

レッド「実はかくかくしかじかで」

ウツギ「なるほどね~」

レッド「お、お願いします! このことは誰にも言わないでもらえますか?」

ウツギ「別に構わないけど……」

レッド「仮にもチャンピオンだった男がポケモンを奪われた挙句、女の子に付き添って貰わないと隣町にもいけないなんて知れたら……」

コトネ「あ、はは……うん、私も誰にも言いませんよ?」

ラルトス(ちいさくなるが使いたい……)

。←ちいさくなる

レッド「やっと着いたぞー!」

コトネ「ここはヨシノシティです、ここならポケモンセンターもありますよ」

レッド「ありがとうコトネちゃん! 恩に着るよ!」ガシッ! ブンブン!

コトネ「そ、そんな大げさな……」テレテレ

レッド「命まで救ってもらって、わざわざ隣町まで着いてきてくれるなんて、いくら感謝してもしきれないよ」

コトネ「だからそんな……あっ、そうだ! もし何か困った事があったらこれに電話してください」

レッド「そんな何から何まで……ラルトスだって来る途中にレベル上がったし大丈夫だよ」

ラルトス「……うん、ねんりきおぼえた」

コトネ「いいえ、貰っておいてください!(レッドさんってかっこいいしチャンピオンっていうのも本当みたいだけど、どこか抜けてそうだし)」

レッド「そうか? じゃあ、俺のも教えておくよ」

コトネ「はい、それじゃあ気をつけてください、何かあったら本当に電話くださいねー!」

レッド「よし、まずはポケモン転送装置で……」
ラルトス(そっか、他のポケモンが戻ってくるなら私なんて居なくても……)

ガヤガヤガヤ

レッド「ん? あんなに人が集まって……どうしたんですか?」

町の人「それがさ、なんでもポケモン転送装置が不都合で使えないらしいんだ」

レッド「な、なんだって!?」

町の人「今復旧作業中らしいんだが何時直るのかもわからないそうだ、トレーナーさんもお気の毒だったね」

レッド「くっ……本当だ、使えない」カタカタ

ラルトス「マスター……」

レッド「さて……どうしよう……」

ラルトス「あのっ、そのっ……」

レッド「おっと、ごめんごめん! 俺が沈んでたら駄目だよな、まぁラルトスもいる事だし何とかなるか!」

ラルトス「でも……」

レッド「折角ジョウトに来たんだし、俺達を襲った奴の情報集めつつジムでも巡っていくか~」テクテク

ラルトス「うん……(マスターは私が守らないと……皆が戻ってくるまでだけど、なんとしても)」


ラルトス「はっ! マスターどこ!?」

レッド「おーい、なんかおじいさんからランニングショーズってのもらったぞー、便利だなこれ!」

ラルトス「ま、マスター! 勝手に一人にならないで!」

レッド「え? あ、あぁ……ごめん」

レッド「そういや財布の中身も空っぽだな」

ラルトス「トレーナー戦でも何でも任せて!」

レッド「お、おう……やる気満々だな」

ラルトス「マスターは……私が……」ゴニョゴニョ

レッド「ん? とりあえずキキョウシティって所に向かうか」

レッド「ここには修行のためのマダツボミの塔っていうのがあるらしいな」

ラルトス「(修行!?)い、行ってみる?」ウズウズ

レッド「よーし! ジムに挑戦する前にちょっと行ってみようか!」


バタタタタッ!

レッド「ジョーイさん! ラルトスを診てやってください!!」

ラルトス「……しびびびび」

ジョーイ「あらあら、マダツボミの塔のゴースにやられたのかしら? 」

ラルトス「ぐすっ……私のすばやさがもうちょっと高かったら……」
レッド「俺がもうちょっとラルトスに上手く支持を出せたら……」

レッド・ラルトス「はぁ……」


コトネ「あれ? あの二人は……おーい!」

レッド「こ、コトネちゃん!? どうしてこんなところに……?」

コトネ「いや、ゴールドもワカバタウン出て行ったし私もジム戦こなして行こうかな~、なんて思って」

レッド「そ、そうだったのか……(まさかジムどころかマダツボミの塔も登れないなんて言えない)」

コトネ「レッドさんはこんなところでどうしたんですか?」

レッド「うん、いや……キキョウシティ観光?」

コトネ(何で疑問形?)

ラルトス「ア、マスター! コノセンベイオイシソウダヨー」タタタッ
レッド「どっ、どれどれ腹も空いたし一つ買ってみるか!」ズダダダッ

コトネ「あっ、二人ともちょっと!?(折角追いかけてきたのにまたはぐれた……)」

レッド「はぁ……はぁ……」

ラルトス「はぁ……ま、マスターすみません」

レッド「き、気にすんな……下手な芝居うっておいて金が無い事に気づいて店の前で引き返したけどな」

ラルトス「……ずーん」

レッド「あ、いや……それにしてもラルトスぐっじょぶだ! 上手くあの状況を切り抜けられた」

ラルトス「は、はい……(だって私はマスターとシンクロs)」

レッド「さーて! コトネちゃんにまた見つかる前にさっさと移動するか!」

コトネ「うーん、私ってレッドさんに避けられてるのかな……」

ハヤト「勝負の最中に考え事か! そんな余裕はないぞ!」

コトネ「……マリルリ、ころがる」

マリルリ「ころがる~」

ハヤト「くぅっ! ポッポはねやs」

マリルリ「ごろごろ~」

ハヤト「くそっ、いけっピジョン! でんこうせっかだ!」

マリルリ「あたっ、ごろごろ~」

ピジョン「ちょっwww待ってくださいよおじょうさwwwへぶしっwwww」


ハヤト「あぁぁぁ、僕の鳥ポケモンが……orz」

コトネ「はぁ……ま、そのうちまた会えるか……」

レッド「よし、いないな……」

ラルトス「マスター……本当に私で大丈夫?」

レッド「大丈夫! さっき覚えたわざとこれで……ごにょごにょ」

ラルトス「……うん、がんばってみる」


ハヤト「なんだ、ジムの前でごちゃごちゃ言ってるのは……!」

ポッポ(さっきまで凹んでたのに)
ピジョン(でも今回はいけそうだ、あのポケモン見ろよwwww)

レッド「おっと、キキョウジムに挑戦に来た!」

ハヤト「そうか、名前は?」

レッド「俺の名前はレッd」

ラルトス「わーわー!」ブンブン

レッド「あ、名前は……名乗れない」

ハヤト「(ぶちっ)このキキョウジムに乗り込んでおいて……行けっ! ピジョン!!」

レッド「作戦通りにいくぞ!」

ラルトス「は、初めてのトレーナー戦……」ドキドキ

ハヤト「ふんっ、十分に育っていないポケモンみたいだな! ピジョン、でんこうせっか!」

ピジョン「ひゃっほーぅwwww」

ラルトス「くっ……かげぶんしん!」

ピジョン「ひぃぃやっほぅぅwwww!」スカッ

ハヤト「何をやっているんだピジョン!」

ピジョン「さーせんwwwww」

ラルトス「かげぶんしんかげぶんしんかげぶんしん」

ピジョン「ちょwwwwおまっwwww」

ハヤト「何時までもそんなもので避けれると思うな! かぜおこしだ」

ピジョン「当たるまでやりますかねwww」

レッド「よし、ラルトスもういいぞ!」

ラルトス「はい! ……10万ボルト!!」

ハヤト・ピジョン「へ?」

バリバリバリ!

ピジョン「ちょwwwwおうぇwwww死ぬ死ぬwwww」

ハヤト「はねやすめだ! 一撃で倒れなければいい! というかなんでラルトスが10まんボルトなんだ!」

レッド「ポケモン転送はできなくてもアイテムは引き出せるからな」

ピジョン「ふぃ~www死ぬかと思った」

ラルトス「10まんボルト10まんボルト10まんボルト!」

ピジョン「はねやすめはねやすm……あれwww?」

レッド「持久戦に持ち込んだらこっちのものなんだよ、PPが尽きるのが先かまひになるのが先かってな」

ピジョン「あ、オワタwwww」

ポッポ「いや、無理ですって」プスプス

ハヤト「なんて事だ……さっきの女の子はともかくこんな進化前のポケモン1匹に負けるなんて……」

レッド「そうやって油断してたのが敗因だな」

ラルトス「マスター! マスター! やりました、初めて勝ちましたー!」ガバッ

レッド「お、っとと……よくやったよくやった、怖かったろ? ありがとうな」ナデナデ

ラルトス「そんな……//」

ピジョン「あついっすねwwww羽が焦げちまいますわwwww」

ハヤト「くっ、バッヂをもって行け」

レッド「サンキュー、俺の仲間が戻ってきたら改めて挑戦しに来るよ」

ラルトス「ちょっとちょっとマスター!」

ハヤト「……は?」

ピジョン「いや、わけわかんないっすけどかっこいいっすねwwwどっかの前髪と違ってwwww」

ハヤト「……」ピキピキ

レッド「さーて、賞金も入ったし次の街いくか!」
ラルトス「う、うん……(マスターの役に立てた)」


バタン!
ゴールド「はぁ……はぁ……よっしゃー! 勝ったー!」

ヒノアラシ「あーあ、はしゃいじゃってみっともない……」

ゴールド「何だよ! もっと喜べよ!」

ヒノアラシ「やったー、とりあえずポケモンセンター連れてってくれない?」


レッド「ん? 誰か出てきたよな?」
ラルトス「です……ねぇ」
レッド「ジムリーダーっていうのも大変だな」

ハヤト「もうやだこんな仕事……」

ピジョン「誰だよ羽こげるって言った奴wwww羽どころか俺の眉毛がバーニングしちまったじゃんwwww」

ダイゴ「……君」

レッド「あっ、はい?」

ラルトス(マスター、帽子帽子!)

レッド「おっと(目深に被ってりゃ誰かわからないよな)」

ダイゴ「ここのジムリーダーをそのポケモンだけで倒したのか?」

レッド「そ、そうですけど……」

ダイゴ「これは中々……」

ラルトス(な、なんだろうこの人……)

ダイゴ「よし! このポケモンを君のポケモンと交換しないか?」

レッド「へ?」

ダイゴ「これはダンバルというポケモンだ、この地方ではかなり珍しいと思うが?」

ラルトス「ちょ、ちょっとちょっと!」

レッド「……いや、遠慮させてもらいます」

ダイゴ「何? そんなに大事なポケモンか……?」

レッド「俺、今ワケありでこいつだけで旅してるんですけど……この先こいつ無しじゃ勝っていける自信が無いんですよ」

ラルトス「マスター……」ジーン

レッド「トレーナーなんてそんなもんでしょ? 強い弱い珍しいじゃない、相棒と一緒じゃなきゃ意味が無いんですよ」

ダイゴ「そうか……ふむ、なら……この子を貰ってやってくれないか?」

レッド「えっ!?」

ダイゴ「君の相棒への気持ちは良くわかった、その旅に是非ともこの子も連れて行ってくれないか?」

レッド「えっと…………はい、わかりました」

ラルトス「うぅっ、まずだぁぁぁ!」ダバー

レッド「ど、どうしたんだラルトス!? そんなに一人が寂しかったのか? ごめんって、金無かったからボールも買えなかったし……」

ラルトス「ぢがうんでずぅぅぅ!!」ダババー

ダイゴ「よし、それじゃあこの子を頼んだぞ!」

レッド「えぇ、しっかり育てて見せます」

ラルトス「よろしくね……えーと?」

レッド「ネームプレートがあるな……っと、ダンベル」

ラルトス「……」

レッド「……」

ダンベル「ワイ、95kg……ヤデ?」

ラルトス「やっと暗いトンネル抜けましたね!」

レッド「そうだな! お、ヤドンがいっぱいいるな?」

ダンベル「……」

ラルトス(名前付け間違えたとかじゃ……)
レッド(その話題はやめろって言っただろ!)
ラルトス(す、すみません!)

ダンベル「95kgナンテ……誰ガ持テルネン」

ラルトス「わ、ワンリキーとかなら……」

レッド「あれー! このヤドン全部尻尾が切られてるぞー!」

女の子「あっ、聞いて聞いて~、さっきねここで悪さしてたロケット団をとっても強いお姉ちゃんが倒してくれたんだよ!」

ラルトス「へぇ~、悪い事って尻尾切ってたの?」

女の子「そう! ヤドンの尻尾は高く売れるって、酷いこと言ってたけどもう大丈夫だよ!」


レッド「ロケット団……? 壊滅したはずじゃ……」

ラルトス「マスター、何か知ってるの? 」

レッド「あぁ、カントーでポケモンを使って悪さしていた奴らだ……まさか復活してたなんて」

ラルトス「マスター、もしかしてそのロケット団……」

レッド「……俺が壊滅させた」

ラルトス「じゃあ、マスターのポケモンを盗んでいったのも……」

レッド「確かに俺は恨みをかってるだろうな……」

ダンベル「ナンヤ、辛気臭イナ」

レッド「よし! とりあえずはコガネまで行こう! ラジオ塔にオーキド博士がいるはずだ、このことを伝えないと」

ヒワダジム
ツクシ「僕が虫ポケモン研究家のツクシだよ!」

レッド「よし、ダンバ……ダンベルの出番だ」

ダンベル「ワザト、言イ直シオッタナ」

レッド「そ、そんなことないって!」

ツクシ「ストライク! とんぼ返りだよ!」

ストライク「シャッ!」

ダンベル「痛イナァ……テッペキ」

レッド「さて、後はゆっくり見てるか……」

ツクシ「コクーン、どくばり!」

ダンベル「効カヘンテ」

ツクシ「え、えっとえっと……かたくなる!」

ダンベル「モウ、テッペキ重ナラヘン……ねんりき」

ツクシ「ストライクー!」

ダンベル「イワナダレ、ヤナァ」

ツクシ「そ、そんなぁ……」ガクッ

ヤドン「ふわぁ~ぁ」
ラルトス「ふわ……んぅ」ウトウト


レッド「終わったぞー、ラルトス」

ラルトス「……zzz」

ダンベル「寝トル」

レッド「仕方がないなぁ……っと」

ダンベル「ワイモ負ブッテクレヘンカ?」

レッド「無茶言うな、ポケモンセンターいくぞ」

ラルトス「zzz……マスター……」

シルバー「…………」

ダンベル「何カ、見トルデ?」

レッド「え? あ、あぁ……そうか?」

シルバー「ポケモンを背負って歩くなんて……馬鹿かアイツは」スタスタ

レッド「なっ!?」


コトネ「あっ、レッドさん……と、シルバー?」

シルバー「ちっ、うるさい女が来た……」

レッド「あれ? 知り合い? というかコトネちゃんこんな所でどうしたの?」

コトネ「えーと、ガンテツさんにボールを作って貰ってたんです」

レッド「へー、そうだ! コトネちゃんロケット団と戦ったんだって!?」

コトネ「え? は、はい……そうですけど……(れ、レッドさん近い……//)」

レッド「あいつら何か言ってなかった?」

コトネ「いえ、特に何も……」

レッド「そ、そっか……ごめん、ありがとう」

レッド「そうだ、コトネちゃんはもうヒワダジムには挑戦したの?」

コトネ「え? 私は、もうエンジュジムのバッヂを手に入れて……次はアサギタウンに向かうところです」

レッド「へ、へぇ~……(そういや俺適当に歩いてきたけどジョウトの地理わからないや……)」

コトネ「レッドさんは?」

レッド「え、あっ、その~……今はこいつを育ててあげてるところかな!」

ダンベル「モウチョットデ202kgヤ」

コトネ「そ、そうなんですか……珍しいポケモンですね」

レッド「あぁ、通りすがりの人に貰ったんだ」

コトネ「あっ! そうだ!(私も何か連れて行ってもらったら……何で早く気づかなかったんだろう!)」

レッド「ん? どうしたの?」

コトネ「2匹じゃ寂しくないですか? 自然公園で捕まえたこの子を連れて行ってくれませんか?」

レッド「あ、えーと……そりゃ嬉しいけど、いいの本当に?」

コトネ「もちろんです! きっと役に立ちます! 時々連絡入れてください!!」ガシッ

レッド「あ、ありがとう……(な、なんかやけに押しが強いな……)」

ラルトス「ぅん……あれ? マスター?」

レッド「おっ、起きたかラルトス?」

ラルトス「はっ! す、すみません寝ちゃって!」

レッド「いやいや、軽かったし大丈夫だよ」

ラルトス「軽かったって……(わ、私おんぶされてた? それとも抱っこ? お姫様?)」

レッド「そうだ、新しい仲間が増えたんだ! さっきコトネちゃんから貰ったんだ」

ラルトス「新しい仲間ですか? コトネさんの……」

レッド「出て来い……グラサン?」

グラサン「どもっ、グラサンことヒマナッツっす」

レッド「あ、あぁ……よろしく」

ラルトス「えーと……その眼鏡は?」

グラサン「こだわりっす、グラサンっす」

レッド(コトネちゃんアイテム持たせたままだ……)


コトネ「ふんふーん、これでレッドさんにちょくちょく電話かけよう! グラサンの様子聞くってことで!」

マリルリ「いいけどアイツ眼鏡持ってたよ~」

コトネ「……え? 眼鏡って……」

マリルリ「自分でニックネーム付けたじゃ~ん」

キュイーン
ラルトス「え? なになに!?」

ヒマナッツ「お、進化っすね姉さん!」

ラルトス「あ、あ……きゃあっ!」

テンテンテーンテテテテンテテーン♪

レッド「おー、遂にラルトスもキルリアか!」

キルリア「え、えっとえっと……(どうしよう、急に姿変わったし前髪だって上がっちゃったし……)」ワタワタ

レッド「ん? どうしたんだ俯いて……折角可愛くなったんだし顔上げたら?」

キルリア「ま、マスター……///」

メタング「ナンヤ、ワイカテ体重2倍ヤデ、不公平ヤン」

すみません、書き溜めも切れて激しく睡魔に襲われてきたので寝ます
もしも今日夕方ごろに残ってたらまとめて投下します

うあー、急にバイト入れられてて再開できるのが九時ぐらいにならそうです
保守してくださった方ありがとうございます、帰ってきたら続き投下しますんで~

キルリア「はうぅ……(マスターに可愛いって言われた)」

グラサン「ははぁ……姉さんマスターのこと」

キルリア「ちょ、ちょっとちょっと!」

グラサン「いやいや、今の姉さんならイチコロっすよ! そのシュッとしてフワッとしたスタイルなら!」

キルリア「あ、はは……(変な子だけど悪い子じゃなさそう)」


レッド「よぉーし、コレで全問正解だ!」

受付嬢「はい、それじゃあこちらのラジオカードを差し上げます」

レッド「オーキド博士には明日会えるってさ」

キルリア「じゃあ今日一日することないんだね……?」

レッド「そうだなぁ、仲間も増えたしコガネジム行こうか!」

グラサン「ここのジムはきっと姉さん大活躍っすよ!」

キルリア「……そうなの?」

レッド「そうか、グラサンはコトネちゃんとこのジム来たことあるのか」

グラサン「もちっすよ、もうヨユーっすよ!」

コガネジム
レッド「お、女の子ばっかりだな……」

グラサン「うっひょーい、やっぱアニキも男っすね! こういうのがいいんすよね!?」

キルリア「……」ジー

レッド「(な、なんだろう)い、いやタマムシも女性ばっかりだったけど何か雰囲気違うな~、って」

キルリア(わ、私だってシュッとしてフワッ……だもん)

ダンベル「ユビヲフルデ、ダイモンジトカ……卑怯ヤン」

キルリア「ねんりき!」

アカネ「あーん、ウチのピッピが! 任せたでミルタンク!」

レッド「ここからだな……」

ダンベル「キャラ、カブッテンネン」

グラサン「アニキ……まさかコガネ弁のことっすか?」

レッド「キルリアいったん戻れ!」

キルリア「う、うん……(マスターのことだから何か考えがあるんだ)」

レッド「行け! グラサン!」

グラサン「お、出番っすね」

アカネ「えらい可愛いのが出てきたな~」

レッド「グラサン、やどりぎのたね!」

グラサン「了解っすよ! 絡めとってやるっす、雌牛ちゃ~ん」シュルシュル

アカネ「前言撤回や……なんやあのグラサン」

グラサン「やどりぎのたね! やどりぎのたね!」

レッド「お、おいもういいって!」

グラサン「グラサンの効果でこれしか出せないっす」

レッド「……え?」

アカネ「ミルタンク……メロメロ」

ミルタンク「めろめろ~」

グラサン「あぁ! 乳四つとか俺の趣味じゃないのに体が勝手に~」フラフラ~

ミルタンク「ごろごろ~」

グラサン「ぐぼぁ! すんません、無理でした……」ガクッ

レッド「まずい、ころがるに入られた」

キルリア「マスター……私が出る!」

レッド「仕方が無い、頼んだぞ!」

キルリア「……うん!(多分あの攻撃は勢いがつくと私じゃ耐え切れない……)」

キルリア「かげぶんしん!」

ミルタンク「ごろごろ~」ドガッ

キルリア「くっ……まだ一撃なら……」

レッド「キルリア次はまずい!!」

キルリア「……ていっ!」バッ

アカネ「くぅ~、チョコマカと! ミルタンクそのままころがるや!」

キルリア「かげぶんしん……!」

ミルタンク「いくよ~、どんどんころがるよ~」

レッド「キルリア!」

キルリア「う~……ばーかばーか! ころがってばっかりの能無し~!」

ミルタンク「イラッ……め、めろめろ~!」

アカネ「ちょ、ちょっと何やってんの!?」

キルリア「……めいそう」

ミルタンク「はっ!? ころがる!」スカッ

キルリア「めいそう……ねんりきー!!」

ミルタンク「あ、う……ぐぅぅう!!」バタリ

アカネ「うぐぅ……」

キルリア「やった……勝てたー!」

グラサン「何すか、いちゃもんとか覚えてたんすね」

レッド「あぁ、そうでもしないと勝てなさそうだったからな」

キルリア「でも、でも……グラサンがやどりぎで削ってくれてたからだよ!」

グラサン「マジっすか? いやぁ、やっぱ俺ってやるときやる男っすからねぇ」

アカネ「わーん! わーん!! ……ぐっす、ひっぐ……ひどいわー!」

レッド「えっ……えぇ!?」

おとなのお姉さん「あらあら、またアカネちゃん泣いちゃったの?」

レッド「え、あ……ど、どうすれば!?」ワタワタ

おとなのお姉さん「ちょっと待っててあげて、すぐ泣き止むから」

レッド「は、はぁ……」

アカネ「ぐずっ……ひっく……」

グラサン「いやぁ、泣き顔も可愛いっすね」

キルリア「……不謹慎」キィィィ

グラサン「うぐぁ! ま、まだめいそうの効果が! すんません姉さん!」

アカネ「あー、泣いたらすっきりしたわ」

レッド「えっと……」

アカネ「あぁ、バッヂやね……はい、それにしてもあんな変なパーティに負けるなんてなぁ」

レッド「あ、はは……」

アカネ「そやっ! そんだけポケモン使うの上手いんやったらポケスロン出てみたりせんの? ウチも行くとこやねん、一緒にいこ!」

レッド「ポケスロン? 全然知らないな……何かのスポーツ?」

アカネ「うん! まぁ、行きながら話そ!」

キルリア「むぅ……」

ポケスロン会場
アカネ「あんたMとSどっち? ……うーんどっちかって言うとMっぽいなぁ」

レッド「な、な……何の話だよ……//」

グラサン「俺はもちMで!」

ダンベル「ワイモ……Mヤナ」

キルリア「み、みんな何の話してるの……? マスターのジャージの話じゃ……」

グラサン「アニキ!」

レッド「ど、どうしたんだ?」

グラサン「俺絶対頑張ってきますから……もし勝ったら褒美とかもらえるっすか!」

レッド「あ、あぁ……いいけど、何か欲しいのか?」

グラサン「……それは、内緒っす」キラーン

キルリア「……早く行こー」

グラサン「よく考えたら……俺、スピードのパワーも駄目駄目じゃないっすか」

レッド「そりゃ、手も足も無いからなぁ……」

グラサン「本当に不甲斐ないっす!」

レッド「ん……まぁ、そういうなよ」スッ

グラサン「へ? 何すか……この石……」

レッド「これが欲しかったんだろ? 【たいようのいし】これでキマワリになってこれからも頑張ってくれよ」

キルリア「うん……皆で相談して決めたの」

ダンベル「マァ、ガンバレヤ」

グラサンはキマワリに進化した

グラサン「わっほーい! これで俺もやどりぎだけとか言わせないっすよ!」

キルリア「えーと、具体的に何ができるようになったの?」

グラサン「聞いてくださいっす! 日差しが強い状態ならものすっごいメガドレインが使えるっす!」

ダンベル「ニホンバレ、ダレカモットッタ?」

レッド「……」

グラサン「……えっ?」

レッド「まぁ、そんなに落ち込むなよ……」

グラサン「いいっす、きっとこのスレが終わる間近には活躍する予定っすから」

ダンベル「ソコマデ続ケバナ」

キルリア「つっ、続くよ……!(続いてもらわなきゃ困る……)」

ダンベル「ソレヨリ何カラジオ変ヤデ?」

レッド「ん……? 我々は……ロケット団!?」

まさか昨日寝落ちしててまだ残ってるとは
家に帰るまで携帯なんで遅くなりますか書き溜めを投下していきます

キルリア「マスター……ッ!」

レッド「ラジオ塔が……占拠された」

キルリア「!?」

グラサン「どうするんすか? やるんなら言ってくださいっす、俺のメガドレが炸裂しますんで!」

ダンベル「1人デ……シカモ手持チ3匹デ乗リ込ムトカ……」

レッド「くっ……!」

キルリア「マスター……」

キルリア(私がもっと強くて、頼りになったら……)

レッド「オーキド博士やラジオ塔の人を見捨てるわけには行かない……」

キルリア「マスターが言ってくれるなら……私はやります」

グラサン「もしクルミちゃん助けだして惚れられたらどうするっすかね~、やばっ……グラサン変えたほうがいいっすかね?」

ダンベル「オ前ハ……別ノ意味デモ変エロ」

レッド「さて……どうやって乗り込むか……」

プルルルル
レッド「え? いったい誰が……はい?」

アカネ「あんた大丈夫!? 今コガネは大変なことに……あー、もうそこ通しぃや!」

レッド「アカネちゃん!? 今どこ……いや、それよりラジオ塔に入りたいんだ、何か手はないかな?」

アカネ「何言うとんの! あんなとこ乗り込むなんてアホのすることやん!」

レッド「でも……放っておいたらアカネちゃんはそうするだろ?」

アカネ「……あー! わかったわ! でもラジオ塔の奥に行くにはカードキーが必要なんよ」

レッド「カードキーか……」

アカネ「ウチが上で陽動したる! 地下行って人質助けだし! デパートの地下から行けるわ!」

レッド「わかった、でも……いや、頼んだアカネちゃん」

アカネ「何言うてるん? そっちこそヘマしなや!」

コガネデパート
レッド「ここの混乱もすごいな……」

キルリア「マスター、急ぎましょう!」

レッド「そうだな……まだ買い物はできるみたいだし準備を確実にしていこう」

ハヤト「ん……?」

ピジョン「あっwwwwww10まんボルトのwwwwww」

ハヤト「おい! こんな所で何をやってるんだ?」

レッド「え……あれ? いや、そっちこそ……」

ピジョン「デパートでロリっ子と逢引きだってwwwwwwしかもセキチクからわざわざ呼び出してwwwwww」

ハヤト「ちっ、違う! それより街の状況がわかってるのか!?」

レッド「あぁ……ハヤトも早く逃げたほうがいい」

ハヤト「くっ……そんなことになってたのか……」

ピジョン「やっべwwwwwwもう無理wwwwww俺そらをとぶで逃げるわwwwwww」

レッド「ハヤトはキキョウジムに戻ったほうがいい」
ハヤト「見過ごせっていうのか!?」

レッド「いや、ヒワダにもロケット団がいたんだ……キキョウも安全とは言えない」

ピジョン「やってらんねwwwwww」

レッド「それと……もし俺たちの作戦が失敗したら、他の頼れる奴に連絡してほしい」

ハヤト「くっ……巧いこと言って……!」

ハヤト「絶対に死ぬんじゃないぞ……」ヒュッ

レッド「ん……これはモンスターボール? 一体……?」

ハヤト「やばくなったらそいつで逃げろ、それぐらいはできるはずだ」

ピジョン「…………えっ? 俺?」

キルリア「…………」

レッド「え……? もう一回言ってくれないか?」

ハヤト「聞こえなかったのか!? そいつを連れて行け! 絶対に……死ぬなよ」

グラサン「そらをとぶ要員確保っすか? いいじゃないっすか」

キルリア「そう……だけど……」

ピジョン「何wwwwww捨てられたの俺wwwwww?」

レッド「とりあえず行こう、アカネちゃんが上でがんばってくれているはずだ」

ピジョン「えwwww何それwwwwwリアクション薄っwwww」

グラサン「なんつーか、俺は自分より下っ端が入ってきたからいいっすけどね」

ダンバル「下っ端テ……オ前レベルイクツヤ?」

ピジョン「俺ジムリーダーのポケモンじゃんwwww? 13とかマジつえぇwwwww」

ダンバル「22ヤデ」

キルリア「25かな」

グラサン「俺でも18っすよ」

ピジョン「wwwwwwあれ?」

キルリア「えっと……具体的に何ができたっけ?」

ピジョン「はねやすめ、でんこうせっか、すなかけ、そらをとぶwwwwヨユーっしょwwww?」

グラサン「あれ? つばさでうつとかつばめがえしとかは無いんすか?」

ピジョン「そんなの無理無理wwwwww」

ダンベル「ヨク考エタラ……13レベルデピジョントカチートヤナ」

グラサン「まったくっすね」

チーン
レッド「ここがコガネデパートの地下か」

キルリア「うぅ……人がいないと物凄い静かですね……」

レッド「戦闘になるかもしれない、みんな注意していてくれ」

ピジョン「よく考えたら地下行くんだったら飛行タイプとか意味ねーじゃんwwwww」

グラサン「今頃気づいたんっすね」

下っ端A「げげっ! 何でこんなところに人が!?」

下っ端B「くそっ! ラジオとうで馬鹿強い女にボコボコにされたばっかりだってのに……」

レッド「アカネちゃん……頑張ってるみたいだな、俺ものんびりしてられないな」

A・B「やっちまうぞ!」

ピジョン「やっちまうぜwwww俺の強さみせてやんよwwwww」

アーボック「しゃー!」

ベトベトン「ぬべ~」

風呂入ってました、復活しました

ドカッバキッドクドク~
ピジョン「あんなの無理じゃんwwwww」

キルリア「むっ……ねんりき!」キィィィィン

アーボック・ベトベトン「もうやってらんね~!」バタリ

下っ端A・B「く、くそっ! もうロケット団なんて辞めてやる!」ダダッ

グラサン「ああっ、逃げるっすよ!」

レッド「放っておこう、いちいち捕まえていたら先に進めない」

ピジョン「ねぇ、げんきのかたまりとかないwwwww? かけらでもいいんだけどwwww」

バンッ
レッド「ここが人質を捕らえられている場所のはずだ!」

下っ端C「そうっす~、もう逃がしてもらってもいい?」

ピジョン「さっさといけwwwww今なら見逃してやるwwwww」

グラサン「アンタ何もしてないっすけどね」

局長「おぉ、君も助けに来てくれたのかい?」

レッド「君も……ってことは誰か前にも来たんですか?」

局長「あぁ、来たんだよ! 髪を二つに結ったえらくポケモンバトルの強い女の子が!」

レッド「もしかして……コトネちゃん?」

局長「わし等はロケット団が街を引き上げるまで安全なところで待っているように言われたんじゃ」

キルリア「コトネちゃん……ここでもロケット団を?」

ピジョン「あっwwww思い出したwwwwwあの転がるの女だwwwww」

レッド「そうですか……そうだ! 他の関係者の人は? オーキド博士とか、司会のクルミちゃんとか」

グラサン「覚えてたんすね! クルミちゃんもお目当てとはアニキにはかなわないっす!」

キルリア「……」キィィィ

グラサン「あれ? なんか茎が痛いっすよ? いたたたたた!!」ギギギギ

局長「おぉ、オーキド博士じゃったな! 彼とクルミちゃんはまだラジオとうに軟禁されておるはずだ」

レッド「ラジオとうか……ありがとうございます」

グラサン「なんだろ、太陽の方向けなくなったんっすけど……」

ピジョン「外wwwww? 俺飛んじゃうよwwwwww」

カツカツカツ……

レッド「しっ……誰か来た」

シルバー「ちっ、あの女……!」

レッド(あれは……)

シルバー「だれだっ!」

ピジョン「おうおうwwwww誰だよこんなところにwwww」

キルリア「また……」

シルバー「貴様はヒワダで……あの女と一緒にいた奴だな」

レッド「お前はコトネちゃんの何なんだ……?」

グラサン「やっべ、やっぱそっちっすか!? そうなんすね!?」

シルバー「ふんっ、あんな女など俺には関係ない!」

レッド「……そうか、まぁいい」

シルバー「お前も関係ないならロケット団なんかに関わるな!」

レッド「いや、俺はそうも言ってられないんだ」

シルバー「……ちっ、勝手にしろ……」

レッド「あぁ、俺は奪われた仲間を取り返さなきゃならないからな……」

ピジョン「こんな奴ほうっておいて早く上行こうぜwwwwゴーイングMY↑っぇぇぇぇwwww」

グラサン「俺も太陽の光が浴びたいっす」

コガネシティ
ダンベル「アレ? ロケット団オレヘン」

コトネ「あ……レッドさん!」

レッド「やっぱりコトネちゃんか……」

コトネ「レッドさーん!」ダダダッ

レッド「おっと……大丈夫かコトネちゃん?」

コトネ「え? 何がですか?」

レッド「何がってロケット団のことだよ」

コトネ「いや~、そんな全然大丈夫ですよ? 心配してくれたんですか?」

レッド「そうだな……うん、心配していた」

コトネ(あれ? いつの間にかレッドさんルート入ってた!?)

コトネ「え、え……えっと……そうなんですか?」

レッド「あぁ、これ以上ロケット団に関わらない方がいい」

コトネ「……え? なんで……?」

レッド「あいつらと関わるとろくな事がない……俺みたいに」

キルリア「マスター……(やっぱりメンバーを強奪された事まだ悔やんで……)」

グラサン「私たちが頑張っても無駄よね……だって世界一のトレーナーのベストメンバーだもの……ぐすん」

キルリア「…………捻り切る」キィィィィン

グラサン「ま、まって下さいっす! 話せばわk……ぎゃあああああ!」

コトネ「そんな! 私だって全然戦えます! 今日だってあんなにたくさんのロケット団相手に」

レッド「だけど……君はロケット団のボスを知らない」

コトネ「ボス……? そういえばラジオで呼びかけてた人のことですか?」

レッド「あぁ、サカキという男だ」

コトネ「でっ、でもでも! 私ワタルっていう物凄く強いドラゴン使いの人にも認められたんですよ?」

レッド「ワタルか……」

コトネ「私はまだまだ強くなります! きっときっと……そのうちレッドさんに勝てるぐらいに!」

レッド「そうか……」

コトネ「そうです! それにサカキっていう人結局現れなかったじゃないですか! もうロケット団なんて壊滅したも同然です!」

レッド「だといいが……」

コトネ「むっ……あぁ、それとロケット団にレッドさんのポケモンのこと聞いてみましたけど、今日の奴らは知りませんでした」

レッド「!? そ、そうか……ありがとう」

コトネ「それじゃあ、私はフスベシティに行きます。8つ目のバッヂを手に入れて四天王に挑戦します」

レッド「うん……がんばれよ」

コトネ「カントーにも強いトレーナーがいるはずです! それに私、シロガネマに物凄く強いトレーナーがいるって聞いたんです」

レッド「シロガネヤマ!?(それってもしかして俺の事……か?)」

コトネ「だから私はまだまだ旅を続けます、ロケット団が悪さをしてるなら……それも放っておきません!」

レッド「わかった、そこまで言うなら俺に止めることはできない」

コトネ「それじゃあ! また会いましょう!」

レッド「うん……また、な」

キルリア「マスター、行かせちゃっていいんですか?」

レッド「仕方ないさ……昔の俺もあんな感じだった気がする……」

ピジョン「あれwwww何このふいんき(なぜか変換できない)」

グラサン「あ、そうだこいつ知らないんすね」カクカクシカジカ

ピジョン「まwwwwじwwwwでwwwww元チャンピオンとか聞いてねぇwwwwwてかハヤトとかどうでもいいじゃんwwwww」

ダンベル「変ワリ身早イナ」

キルリア「マスター、これからどうするんですか?」

レッド「そうだな……コトネちゃんに追いつくってわけじゃないけど、とりあえずエンジュって街に向かってみようか」

エンジュジム
マツバ「くっ、ゴーストひけっ!」

レッド「ダンベル! おいうちだ!」

ゴースト「うぇあはっ!」

レッド「キルリア、後は頼んだ!」

キルリア「んぅ……ねんりき!!」

ゲンガー「こんな扱いかー!」

マツバ「見たことのないポケモンに翻弄されっぱなしだったね……うん、完敗だよ」

ピジョン「よwwwwwゆーwwwwww」

マツバ「いやー、最近は強いトレーナーが多くていいね」

レッド「! 前に来た女の子ですか?」

マツバ「あぁ、知り合いかい? 将来有望なトレーナーが増えると僕も嬉しいよ」

レッド「そう……ですね」

キュイーン
キルリア「え……あっ!?」

ピジョン「何々wwww?」

テンテンテーンテテテテンテテーン♪
サーナイト「あ……私……?」

レッド「キルリア……サーナイトに!?」

サーナイト「は、はい……//」

グラサン「うおー! パネェ! このひらひらがパネェっす!」

ピジョン「俺とか本当ならまだポッポなんだけどwwwwてかゴーストタイプ相手に俺無双の描写がないとかwwww」

レッド「サーナイト……」

サーナイト「ま、マスター……そのっ、ありがとうございます!」

レッド「いっ、いやいや何だよ急に! お礼ならこっちが言わなきゃならないよ!」

サーナイト「だって、レベル1からここまで育てていただいて……」モジモジ

レッド「そんな……俺こそこんな不甲斐ないマスターに着いて来てくれて……ありがとう」

グラサン「やばい、あついっすね!」

ピジョン「ねぇwwww誰か聞いてwwwwww」

町の人A「何でもやけた塔から三匹のポケモンが飛び出したんだってさぁ」

町の人B「そうそう、それを目撃したのがまだ子供の女の子と……あと変なマントの男」

グラサン「なんか各地で暴れ巻くりっすね、ウチの姉貴」

レッド「そうだな……それよりマントの男って言うのは聞いたことあるか?」

グラサン「ないっすねー、姉貴はレッドさんひt……あぁ、いやいやなんでもないっす」

サーナイト「……?」

グラサン(これバラしらたら姉貴に「その顔面の種全部引っこ抜いてヒマナッツ量産してあげようか?」とか言われるっす、そして実行されるっす)

アサギシティ
グラサン「ここからクチバまで高速船アクア号が出てるっす」

レッド「へぇ、じゃあここからカントーに帰れるのか」

グラサン「あと灯台が有名っす、なんでもデンリュウがいるそうっす」

サーナイト「グラサンって本当に物知りだよねー」

ピジョン「パーティに一人いる眼鏡キャラだなwwwwwお前今日からあだ名メガネなwwwwもしくはハカセwwwww」

グラサン「まぁ、グラサンっすけど」

アサギ食堂
グラサン「あとこの食堂も有名っす、アニキならわかると思いますがタマムシの食堂っぽい感じっす」

ダンベル「ワイ、海ノ幸トカクエンシ……」

レッド「そうか、じゃあジム戦の前に腹ごしらえといくか!」

サーナイト(不謹慎だってわかってても、なんかこういうのんびりした旅もいいなぁ……)

ピジョン「おっwwwwなんかめっちゃかわいいお嬢さんがいるんだけどwwwwwおい、グラサンナンパしてこいよwwwww」

グラサン「マジっすか? てか命令してんじゃないっすよ、お前行けっす」

ピジョン「まじでwwww俺これでもシャイボーイよwwwww? しゃーねぇwwwお嬢さん俺と海で魚でもとらないwwwww?」バッサバッサ

ミカン「ん……んぐんぐ……ごくごく……あ、えっと……ポケモン?」

ピジョン「はい、上空からの急降下で魚も貴方もイチコロwwwwwどうwwwww?」

ミカン「え、えっとえっと……?」

グラサン「あっ、あんた……いや、あなたは!」

ピジョン「何www? なんか知ってるのメガネwwww?」

グラサン「アホっすか、この娘がアサギジムのジムリーダー、てっぺきのミカンちゃんっすよ!」

レッド「鉄壁の……?」

ダンベル「ワイモテッペキヤケド……モシカシテ?」

ミカン「は、はい私がアサギジムのジムリーダーミカンです……挑戦ですか?」

レッド「あぁ、そうなるな」

ピジョン「うそんwwwwwこんな可愛い子がwwww」

グラサン「見た目に騙されちゃ駄目っす! こう見えても鋼使いとしては超一流っすから!」

レッド「鋼……ダンベルと同じタイプか」

ミカン「え……えぇ!? そのポケモン鋼タイプ……? 初めて見ました……」

ダンベル「ナンヤ、テレルヤン……//」

ピジョン「頬染めんなwwwwきめぇwwwww」

アサギジム
ミカン「さて、改めて自己紹介します。あたしはジムリーダーのミカン使うポケモンは……シャキーン!!(`・ω・´) は……はがねタイプです」

グラサン「やべぇ、萌えたっす」

ピジョン「何で俺鋼タイプじゃないのwwww? ねぇなんでwwwww」

レッド「…………うっ、よし! 始めよう」

サーナイト「……マスター?」ゴゴゴゴ

ダンベル「ナンヤ……姉サンメッチャコワイナ、ワイノコワイカオ以上ヤ」

ミカン「さて、誰を出すんですか? 私の一番手はコイルです」

ピジョン「飛行とかお呼びじゃねぇwwwww」

レッド(まずい……ダンベル以外ほとんど相性が悪い……)

サーナイト「私が出ます!」

レッド「ん……そうだな、頼むサーナイト!」

ミカン「それじゃあスタートです!」

レッド「サーナイト、めいそう!」

ミカン「コイル、でんじはで動きを封じてください!」

サーナイト「……くぅ」ビリビリ

コイル「ジジジ……」ビリビリ

ミカン「え? これは……シンクロ!?」

レッド「そうだな、見た目で一番育っているサーナイトを先鋒に出したんだ、早々に動きを封じてくると思ったよ」

サーナイト「それに……たとえ苦手タイプとはいえめいそう後のこれなら……っ! サイコキネシス!!」

コイル「ジッ……ジジッ……」カラン

ミカン「中々……やりますね」

ミカン「ならばこの子です! ハガネール!」

ハガネール「さて、お嬢の頼みとあらば」

レッド「サーナイト、サイコキネシス!」

サーナイト「……くぅ、はい!」キィィィン

ハガネール「ん……まだまだやな譲ちゃん、アイアンテール」

サーナイト「ぐっ……うぅ……」

レッド「も、もどれサーナイト! 良く頑張った……後はこいつが!」

ダンベル「ナンヤ、イチバン地味トカイウケド……ワイガイチバンジム戦貢献シトルカラナ?」

ハガネール「お主も鋼タイプか……だが容赦はせん、アイアンテール!」

ダンベル「アイタッ、タダ……ムダヤナァ、ノーマル、ハガネ、イワ、ドレモワイニハ効カン」

ハガネール「何……じゃて?」

レッド「そして、こっちには鋼タイプを倒す技がある」

ダンベル「セヤ……イワクダキ!」ズドガァ!

ハガネール「なぁっ! ぐっ……装甲が……」

ピジョン「何あの使えない技wwwwww」

グラサン「いや、こっちの防御が高くて相手の弱点を突いていればそれほど弱い技じゃないっすよ」

ダンベル「イワクダキ、イワクダキ……何ヤ、削岩機ミタイヤナ」

ハガネール「す、すんません……お嬢」

ミカン「そ、そんな……私のハガネールが……」

レッド「……うん、強かった」

ミカン「えっ?」

レッド「いや、強かった……俺はダンベルと戦ってきたけど、鋼タイプのことはあまり知らなかったんだ」

ミカン「そう……なんですか?」

レッド「あぁ、ずっと山に篭ってたからな……だから、ミカンのこと純粋にすごいと思う、誰も使ってなかった鋼タイプでジムリーダーにまでなるなんて」

ミカン「そ……そうでしょうか?」

レッド「あぁ、俺はまだまだダンベルの力を引き出しきれてない、きっと鋼タイプはもっと奥が深いんだろうな」

ダンベル「ナンヤ……何時ニモナクカッコエエナ」

グラサン「可愛い子の前でいいかっこしたいんっすよ」

ピジョン「なにwwwww結局それwwwww」

サーナイト「う、うぅ……(駄目、もっと強くならないと……!)」

ミカン「そうですね……今度闘うときは鋼タイプの真髄、とくとお見せします!」

レッド「あぁ……楽しみにしている」

プルルルル
レッド「ん? ……グリーンから?」

グリーン「レッド! 今どこにいるんだよ!!」

レッド「な、なんなんだ急に……」

グリーン「お前なぁ! おじいちゃんがコガネで待ってたらしいぞ!」

レッド「あ、そういえば……」

グラサン「すっかり忘れてたっすね」

グリーン「それに何でもポケモン奪われてジョウトの方をふらふらしてるらしいじゃねーか!」

レッド「え……そこまでバレてるの?」

グリーン「はっ、俺の永遠のライバルがそんな醜態晒してるなんて他の奴らに言えるわけねーだろ! 黙っててやるよ!」

レッド「あ、あぁ助かるよ」

グリーン「とりあえずおじいちゃんの伝言だ『事情はわかった、レッドのことは伏せてロケット団に気をつけるよう手配はする』だそうだ」

レッド「本当に何から何まで悪いな」

グリーン「じゃあ助かるついでにこれも受け取っておけよ」

ピジョン「なにwwwwwなんか飛んできたんだけどwwwww」

ピジョット「オトドケモノ!」

ヒュー……ポスッ
レッド「おっ、何かと思えば技マシンか……いや、本当に助かるな」

グラサン「そのグリーンって人ツンデレっすね」

ピジョン「男のツンデレとかwwwwいらねwwwww」

サーナイト(女のツンデレだったらいるのかな……)

ピジョン「とりあえず次の街行こうぜwwwww次こそ俺の活躍がwwwww」

レッド「わかったわかったって、海を渡るからそらをとんでいくか」

ピジョン「早速俺の時代来たwwwwww」

サーナイト「だれもなみのりできないもんね」

グラサン「バランス片寄りまくりっすからね、このメンバー」


タンバジム
レッド「よし、そこまで言うならピジョンに任せてみようか」

グラサン「まぁ、依存はないっすね。ここのジムリーダーは格闘タイプっすから」

ピジョン「wktkwwwwwwwちょっと本気出しちゃうよwwww」

シジマ「ほう、良く来た! さっそくポケモンバトルだな!」

レッド「あぁ! 行けっ、ピジョン!」

ピジョン「いっくぜぇwwwwかぜおこし!」

オコリザル「うわっ、面倒……いわなだれ」ガラガラガッシャーン

ピジョン「ちょ、おまっwwwww死ぬ死ぬwwwwそらをとぶwwwww」

オコリザル「ちっ」

ピジョン「ぶいーんwwww!」

シジマ「中々やるな……次はニョロボンだ!」

ピジョン「どんどんかかってこいよwwwww!」

ニョロボン「冷凍び~む」ビビビビビ

ピジョン「あ、やっぱ無理っpwwww」ピキーン

レッド「うーん……頑張ったぞー、よしサーナイト行ってやってくれ」

サーナイト「はい! サイコキネシス!」キィィィィン

ニョロボン「ぬ、ぐぐぐぐ……ぐっ」バタリ

シジマ「なんとっ! 一撃でニョロボンが落ちるとは……どうしようもないな!」

レッド「よくやったサーナイト!」

サーナイト「えへへ……」

ピジョン「えっwwww何となくわかってたけど何この展開wwwww」

やばいっす、ニョロボンの催眠術にかかった様なので寝落ち……します
一応書き溜めはあるんで残ってたら投下続けます

六時からバイトあるんですが可能なかぎり投下させてもらいます


レッド「さて、次はチョウジタウンだったっけ?」

グラサン「そうっすね、リーダーは氷ポケモン使いっす」

ピジョン「やっぱ出番なしなのねwwwwww」

レッド「そうだな、その前にポケモンセンターに寄って行こう」

アサギポケモンセンター
マサキ「やーかーらー! 今原因究明中や!」

トレーナーA「そんなこと言ってもう何ヵ月だ!」

トレーナーB「そーだそーだ! 原因不明ってなんだそりゃ!」

マサキ「そゆことで話は終わりや!」ドンッ

レッド「おっ、とと……」

マサキ「誰や? まだ文句が……」

レッド「よ、よう久しぶりだなマサキ」

マサキ「レッド!? またなんでこんなとこに……あ、そやこっち来てはなそや」グイグイ

レッド「な、なんだよ一体……」

マサキ「こんな所でうろついてるってことは知ってるんやろ……ロケット団のこと?」

レッド「あぁ、ラジオとうのことも知ってる」

マサキ「かー! やっぱそうか! また面倒そうな話やな」

マサキ「で、お前さんが奴らを倒してまわってるんやろ?」

レッド「いや、そうじゃない……俺はほとんど何もしていない」

マサキ「何やて……嘘やろ?」

レッド「あぁ……ロケット団を倒したのは女の子だって聞いてないか?」

マサキ「あんなん噂かと思ってたけど……まさか」

レッド「ま、そういうことだ……期待させて悪かったなマサキ」

マサキ「アホかいな! ワイにしてみたらお前がナンバーワンや!」

レッド「……」

マサキ「辛気臭い顔してんな! まったく……お前に会ったらこいつ渡そ思とったのに」

レッド「?」

マサキ「お前のポケモンや、何でも新しい進化の可能性が見出されたんやと」ヒュッ

ハ゜シッ
レッド「こいつは……イーブイ!?」

マサキ「研究資料をオーキド博士から貰ってきわい、せいぜいそれで頑張るんやな」

サーナイト「マスター、その子って?」

レッド「あぁ、俺が預けてたイーブイだ……懐かしいな」

ホ゜ンッ
イーブイ「ん……話は聞いたよマスター、ボクがいなくて困ってるみたいだね?」

レッド「あ、あぁ……助かるよ」

イーブイ「まぁ、ボクが来たからには任せといて」

ピジョン「えwwwwボクっ娘wwwww? 何それwwwwww」

グラサン「アニキ……まだそんな隠し玉を持ってたっすね」

遅くなってすみません
携帯の電池が切れそうですが、途切れたらお察しいただけるとうれしいです


イーブイ「で? 次は氷のジムリーダーだって? どうする、ボク進化させる?」チラッ

レッド「うーん、いや……たぶん大丈夫だろう、イーブイはまだ保留だな」

ピジョン「何か見られたんすけどwwww流し眼うめぇwwwww」

サーナイト「む……うぅぅぅ……」

チョウジタウン
おじさん「お、兄さん! いかりまんじゅういらないかい!?」

レッド「まんじゅうか……うん、もらおう」

おじさん「まいどあり~、いやぁ知ってますか兄さん? そこの店の地下にロケット団のアジトがあったって」

レッド「ロケット団のアジト?」

サーナイト「もしかして……?」

おじさん「あぁ、いかりのみずうみに現れた赤いギャラドスを見事捕まえてアジトを壊滅させたんだ」

イーブイ「へぇ、すごいね昔のマスターみたい」

レッド「やっぱりコトネちゃんか……ということはもうすでにチョウジバッヂは手に入れたんだろうな」

サーナイト「私たちも行きましょう!」

グラサン「がんばってくださいっす~」

ピジョン「俺wwww寒いの無理だしwwwww」

イーブイ「いや、そこのサングラスは来たほうがいいよ」

レッド「ん……あぁ、そうだなグラサンならあれが使える」

ピジョン「何wwwwまたハブwwwwwいいかげんぐれるよwwwwww」

チョウジジム
ヤナギ「ふぅ……最近は若い挑戦者が多いですね」

サーナイト「うぅ……さ、寒い……」

イーブイ「マスター、ボクで暖まる?」スリスリ

サーナイト「!?」

レッド「い、いや……バトルが始まったら大丈夫だ……」カ゛チカ゛チ

ヤナギ「大分参ってるようだね……それじゃあ始めよう」

レッド「よしっ、一番手はイーブイだ!」

イーブイ「さて、久しぶりの実戦かな」

ヤナギ「おやおや、ではこちらはパウワウで」

イーブイ「ま、僕は退場なんだけどね……にほんばれ!」

ヤナギ「む……炎の威力をあげて一気に勝負を決める気かな?」

レッド「まさか、氷とは言ってもパウワウに炎は効きにくい」

グラサン「本命は俺っすよね」チャッ

ピジョン「あwwwww寒すぎてwwwwwお花畑が見えたwwww」

ダンベル「ダカラ待ッテロ言ウタノニ」

レッド「グラサン! 思いっきり行ってやれ!」

グラサン「了解っすよ! ソーラービーム!」ヘ゜カー

パウワウ「ぱうっぱぅっ!」ハ゛タリ

ヤナギ「それじゃあ……ジュゴン! 一撃入れれば君のポケモンでは持ちこたえられないだろう?」

レッド「そうだな……確かにグラサンじゃあ氷技一撃で落ちる可能性がある」

サーナイト「今回はグラサンに花を持たせてあげるよ」

ヤナギ「? そのポケモンに代えて一体……?」

サーナイト「トリックルーム!!」

ヤナギ「トリックルーム……だと? かまうなジュゴン、こごえるかぜ!」

サーナイト「く……うぅ……折角お膳立てしたんだから頑張ってよグラサン!」

レッド「そうだな! 交代だ!」

グラサン「さて、やるとしますか……ソーラービームっす」ヘ゜カー

ジュゴン「あ……なんか明るい……」シ゛ュッ

ヤナギ「こちらの最後は……イノムーじゃが……」

グラサン「もっとどんどんやるっすよ!」ヘ゜カヘ゜カー

ヤナギ「ふっ、やめておこう……引き際も肝心じゃ」

グラサン「あれ? 恐れをなしたっすか?」

ヤナギ「なに、年をとると見切りが早くていかんな……」

グラサン「勝ったっすよー!」

イーブイ「まぁ、僕のサポートあってなんだけどね」

グラサン「本当に助かったっす! 姉さん! 先輩!」

イーブイ「先輩……?」

グラサン「そりゃあ、アニキとカントーから一緒にいたんすよね? だったら大先輩っすよ!」

イーブイ「ま、まぁ……そうかな……//」

サーナイト(……うん、勝てたしいい……かな)

ちなみに俺は四天王挑戦するときにやっとピジョットになりました
なんでだろう、わざわざ飛行を使う場面が少なかったからかな……

↑36レベルです

レッド「さて、ようやく最後のジムバッヂか……」

グラサン「ドラゴン使いのイブキっすね、かなりの強敵っすよ」

ピジョン「あぁ、体にピッタリしたみずいろのボディスーツの人かwwwwwついでにマントもはおってるwwwww」

イーブイ「へぇ、そんな人がいるんだ」

サーナイト「やっぱりジムリーダーともなると服装からして違うんでしょうか?」

ピジョン「まwwwさwwwかwwwwエロいのはいいことだけど年考えようぜ」

レッド「……俺、聞かれてても知らないからな」

変なお兄さん「おいーっす未来のチャンピオン!」

イーブイ「あ、伝統と格式のおじさん」

変なお兄さん「おじさんって呼べよな! それはそうとこのジムリーダーを倒すとポケモンリーグに挑戦できるぞ! 気合入れてけー!」

サーナイト「え、えっと~……(マスター!)」チョンチョン

レッド「あ、あぁ……頑張ります」コソコソ

変なお兄さん「もっと堂々と行けもっと堂々とー!」

ピジョン「そうそうwwwwwwもっと堂々といこうぜwwwww」

レッド「ドラゴンタイプ……生憎こっちには得意タイプがいないな」

ダンベル「マァ、ドラゴンタイプノ技ハアンマリ効カヘンケドナ」

レッド「そうだな、ダンベル中心で闘うことにしよう」

サーナイト「頑張り……ましょう! ようやくやってきた最後のバッヂです!」

イーブイ「ん、そうだね……頑張ろう」

グラサン「今回もがんばるっすよー」

ピジョン「最後の最後で決めるwwwwwwそれが俺wwwwww」

イブキ「あなたが挑戦者ね」

レッド「あぁ、よろしく頼むよ」

イブキ「ふんっ、こう見えても私は世界で一番のドラゴン使いよ?」

レッド「……そうか、こっちも手加減するつもりはないよ」

イブキ「えらく余裕ね……それじゃあ始めましょうか」

ピジョン「うっわwwwwwwマジでみずいろスーツだよwwwwww」

イブキ「行きなさいギャラドス!」

ギャラドス「あんぎゃー!」

ピジョン「いやいやwwwwww無理だろjkwwwwwwwww」

レッド「サーナイト……頼んだ!」

サーナイト「はい!」

イブキ「ギャラドス! りゅうのいぶきよ!」

ピジョン「洒落かよwwwwwwww」

イブキ「……」ギロッ

ピジョン「にらみつけるwwwwwファイアーさんに弟子入りしたらどうっすかwwwww」

サーナイト「ぐっ……うぅ……」

レッド「サーナイト!」

サーナイト「だ、大丈夫……トリックルーム!」

イブキ「なんだ……? また変わった技を……!」

サーナイト「10万ボルト!!」

ギャラドス「あぎゃぎゃぎゃぎゃ」バリバリバリ

グラサン「よし、いけるっす!」

イブキ「それなら……ハクリューよ!」

サーナイト「はぁっ……はぁっ!」

グラサン「姉さんもう代わってくださいっす!」

サーナイト「まだ……大丈夫……」キィィィン

イブキ「何かしてるわね……でんじは!」

サーナイト「あっ……きゃあっ!」ビビビビ

レッド「くっ……サーナイト……」

ハクリュー「あれ? なんかしびれれれれれれれr」

サーナイト「しびっ、しびびびび……任せた……よ」

ダンベル「代ワル……デ、バレットパンチ」

ハクリュー「ぐふっ! う、うごけな……」

ダンベル「シュッシュッ!」

イブキ「くっ……戻りなさい! 最後ね……行って! キングドラ!」

キングドラ「ふっ、私に弱点など……ほとんどない!」

ダンベル「バレットパンチ!」

キングドラ「ハイドロポンプ!」ザバァ~

ダンベル「ムリ……ヤテ」

イーブイ「仕方がないな……」

レッド「イーブイ……すまない、こんなことならお前を進化させてたら……」

イーブイ「マスターは今のままがいいと思ったんでしょ? だったらそれでいいじゃない」

レッド「……イーブイ」

イーブイ「えぇぇい! やぁ!」

イブキ「とっしんか……」

キングドラ「ぐげっ……意外と痛いなぁ」ヨロヨロ

イーブイ「はぁ……まだまだ!」ドンッ

キングドラ「調子に乗らない方がいい……ハイドロポンプ!」ズドドドドド

イーブイ「うっ……ぐぅ……どくどく!!」

キングドラ「小癪な……!」ドパァ

グラサン「俺が交代するっす!」

レッド「……わかった、行ってくれ!」

グラサン「はぁぁぁぁ……ギガドレイン!」

キングドラ「ぬ、くっ……」

グラサン「そしてやどりぎのたねっす!」

キングドラ「目障りだ……冷凍ビーム!」

グラサン「えっ……」ピキーン

レッド「あと……少しだ……」

レッド「ピジョン……行って来い」

ピジョン「えwwwww? 何それwwwwwこの場面でwwwww?」

レッド「そうだ、お前にしかできない」

イブキ「ムダだ、そのレベルでは冷凍ビームで一撃だろう」

キングドラ「どくどくもやどりぎも意味なかったな」

レッド「意味がないなんてはずはない……行け! ピジョン!」

ピジョン「どうなってもしらねwwwwww」

イブキ「愚かな! トリックルームが解けた今お前になす術はない」

レッド「それはどうかな……」

イブキ「それに……その鳥には個人的にカチンと来た、手加減するとかは考えない方がいいぞ」

ピジョン「! おぉwwww俺いけるじゃんwwwww」

キングドラ「何言ってんだか……ハイドロp」

ピジョン「遅いっ! たつまきだぁ!」ビュォォォ

キングドラ「なん……だと……?」

キングドラ「うぉぉぉぉ、俺が負けるだとぉぉ!」ドサッ

ピジョン「え……何? 勝ったの……?」

グラサン「おい、草生やすの忘れてるてるっすよ」

サーナイト「う……ん、勝ったみたい」ビリビリ

イーブイ「なんだ、思ったより使えるじゃない」

ピジョン「うおぉぉぉwwwwww勝ったwwwww第3部完wwwwww!」

レッド「勝手に終わらせるなよ、っと……それじゃあバッヂを……」

イブキ「……納得いかないわ」

ピジョン「はぁwwwww? さっさと出すもの出せよwwwwww」

ガシッギリギリギリ
イブキ「……あなたの考え方でポケモンリーグ挑戦なんて無理だわ」

ピジョン「ちょっwwwwギブギブwwwwwwwww」

イーブイ(うわー、無理とか言っちゃってるよこの人)

サーナイト「え、えっと……えっと……(ぐるぐる)」シビビビビビ

イブキ「りゅうのあなの中央に祠があるわ……そこであなたの考えを認められたらバッヂを渡すわ」

レッド「えっと……はぁ、まぁ……わかりました」

りゅうのあな
レッド「これで質問は終わりですか?」

長老「ふむ……ふっ、ふふっ……ふぉふぉっふぉ」

ピジョン「遂に壊れたかwwwwwじじい?」

長老「お前さん、もしかしたらレッドというトレーナーではなかろうか?」

レッド「えっ!? ……どうして、わかったんですか?」

長老「ワタルから聞いておったしのぅ、今の応答ですべてわかったわい」

レッド「ワタルから!? そうか……ワタルもここの出身だったか……」

長老「全くイブキにも困ったもんじゃ……アレでジムリーダーなどと、もう少ししたら来るはずじゃ、説教かましてやるわい」

イブキ「どう? あなたでは無理だったでしょう? それじゃああきらめて……」

長老「かぁっつ!!」

イブキ「な、なっ……」

長老「このハナタレが! この者の本質を何もわかっておらんではないか! もう一度修行のやり直しじゃ!」

イブキ「え? じゃあ……ごう……かく?」

レッド「えっと……そうなったみたいです」

イブキ「そんな……」ガクリ

イーブイ「まぁ、なんていうか」

サーナイト「バッヂを渡すの渋ったジムリーダーって初めてでしたね」

りゅうのあな出口
イブキ「ん……じゃあ、これがライジングバッヂよ」

レッド「あぁ、ありがとう」

イブキ「私にはわからなかったけど……あなたはきっとすごいトレーナーだったのね」

レッド「そうでもないよ、最近ポケモンを始めた女の子にも追いつかれそうだしね」

イブキ「? それってこの前挑戦に来た……?」

レッド「あぁ、強かっただろう?」

イブキ「えぇ、強かったわ……そう、あの子もポケモンリーグに……」

レッド「だろうな、俺も負けていられない」

イブキ「そう……うん、それじゃあこれでバッヂはそろったでしょう? ポケモンリーグも……がんばって」

グラサン「なんっすかねこのすれ違い感」

イーブイ「後で真相を知ったりしたら物凄い滑稽だよね」

もう限界っぽいです
残ってたら一応今日中に一区切りは付けたいと思ってます

レッド「ポケモンリーグか……」

イーブイ「懐かしいね、進化前のボクにびっくりするワタルの顔とか」

レッド「……」

サーナイト「マスター、どうしたんですか?」

レッド「いや、コトネちゃんに会いたいな……って」

サーナイト・イーブイ「!?」

グラサン「おぉっ!? アニキもしや……」

レッド「うん、そろそろ本格的に動かないとな」

イーブイ「え? えっと……」

サーナイト「何の話……ですか?」

レッド「何のって……ロケット団だけど? おそらくコトネちゃんのほうが接触が多いはずだ」



帰ってきたので投下開始したいと思います

レッド「そういうわけでカントーに戻ろうと思う」

グラサン「姉貴に連絡入れますか?」

ダンベル「コトネガ、デンワニデルカイナ?」

レッド「それなんだよなぁ……俺嫌われてるっぽいし」

グラサン(何にもわかっちゃいねぇっす、この人……)

ダンベルってもうグロスになってんの?

イーブイ「ふーん、面白そうな話だね」

グラサン「いや、姉貴はあぁ見えて結構強がりっすからね」

サーナイト「カントーのバッヂも集めてるんだろうね……」

レッド「うっ……」プルプル

ピジョン「さっさとかけろよwwwww」

イーブイ「じゃあ代わりにかけてあげるよ」ピッピッ

レッド「あっ! イーブイちょっと!?」



>>520
一応まだメタングっつーことで

サーナイト「あー、えー……っと」ドキドキ

レッド「……」ドキドキ

グラサン「ビビリまくりっすね」

プルルルルル……プッ、ツーツー
レッド「あ、切れた」ホッ

ピジョン「ホッとしてやんのwwwww」

サーナイト「……」キィィィン

ピジョン「いっ!? なwwwwなんでwwっうぇwwww」ギリギリギリギリ

グラサン「どうするっすかねー」

レッド「とりあえずワタルのところとカントーのジムリーダーに話を聞いてみよう」

グラサン「そっすね」

ピジョン「よっしゃwwwwwじゃあ俺がひとっとびで行ってやんよwwww」


ポケモンリーグ
レッド「懐かしいな……みんな元気かな」

キョウ「ファッファッファッ! レッドではないか、久しぶりだな」シュバッ

レッド「うわっ! キョウさん……びっくりさせないでくださいよ……」

キョウ「何、珍しい顔を見たものでな、許せ」

ピジョン「あwwwwwロリっこの親父じゃんwwwww」

キョウ「何の話かな……?」

ピジョン「あぁ、あんたの娘がハヤトt」

グラサン「ちょ、ちょっと黙ってたほうがいいっすよ!」

キョウ「ほぅ……うちのアンズにそんな虫がついてたとは……」ギロッ

ピジョン「虫っつーか鳥だけどなwwwwww」

キョウ「レッドよ、積もる話はまた今度だ……失礼っ」シュッ

レッド「……ピジョン」

ピジョン「あwwww? 別にいいじゃんwwwwww」

グラサン「俺は知らないっすよ」

イーブイ「それよりさ、話聞けなかったから先行こうよ」

レッド「あぁ、そうだな……この先はキョウと同じで新任の四天王のはずだ」

イーブイ「あぁ、おばあちゃんは引退したんだね。ボクが大活躍だったのに」

レッド「あからさまに嫌そうな顔してたからな……」

カリン「あら……挑戦者……!? あなたは……レッド?」

レッド「あ、えーと……初めまして」ペコリ

カリン「そう、あなたが歴代最強のチャンピオンといわれる……」チャッ

レッド「わー! 待った待った! 俺は挑戦者でもなんでもない!」

カリン「……何? 私が恐いわけ?」

レッド「そーじゃなくて! ポケモンバトルなら後日受けるから……今はちょっと話を聞いてほしいんだ」

カリン「ふん……まぁいいわ、言ってみなさい」

グラサン「おっかねぇ人っすね~」

ピジョン「ナイスバディだからおkwwwwww四天王とかジムリーダーとかって何でこんなにレベル高いのwwwww?」

カクカクシカジカ
レッド「……と、まぁこんな女の子が来なかったか?」

カリン「……来たわね」

グラサン「やっぱりもう既に……」

カリン「私は四天王になってまだ日が浅いけれど、それでも数多くのトレーナーと手合わせしてきたわ」

レッド「……あぁ」

カリン「あの娘はその中でも一人抜きんでてたは、直接は見てないけどワタルでさえどうしようもなかったそうよ」

ピジョン「そりゃwwwwあのチート野郎じゃなwwwww」

グラサン「アンタも13レベルでピジョンでしたっすけどね」

レッド「そうか……やっぱりその後どこに行ったかはわからないか」

カリン「えぇ、カントーのほうに行くとは行っていたけど」

サーナイト「コトネさんすごいですね……」

カリン「ただ、私はあの向上心が恐かったわね」

イーブイ「一体どういうこと?」

カリン「バトルが終わった後、私が彼女に言葉をかけたのよ……ただ、それが届いてたかどうか……」

サーナイト「どんな言葉をかけたんですか?」

カリン「強いポケモン、弱いポケモン、そんなの人の勝手……本当に強いトレーナーなら好きなポケモンで勝てるように頑張るべき……私はそう思うのよね」

うーん、なんか規制食らったんで携帯から投下しますね
転送してからになるんで間隔が若干長くなると思います

レッド「好きなポケモン……か」
サーナイト(好きなポケモン……かぁ)
イーブイ「まぁ、イーブイのまま四天王クリアしたマスターにとってはあんまり関係何かもね」
レッド「確かにカリンの言うとおりだな……そもそも、そのポケモンのことを好きじゃないと一緒に強くなんてなれるわけがない」
グラサン「くさいっすねー」
ピジョン「くせぇwwwww」
ダンベル「マ、ソンナモンヤンナ」

サーナイト「……ぐすっ」ウルウル

レッド「さーて、そうと決まったらさっさとカントーに行……あれ? どうしたんだよサーナイト!?」

サーナイト「何でも…………ないです」プイッ

イーブイ「うーん、複雑だねぇ」

ピジョン「さぁ、乗った乗ったwwwwwまずはどこwwww? 綺麗なお姉さんのいるところがいいなwwwww」

グラサン「じゃあ最初はタマムシかヤマブキっすね」

ダンベル「ワタルニハ、会ワンデエエンヤ……」

ピジョン「男とかに興味ねーしwwwwww」

タマムシジム
エリカ「なるほど……それでわたくしのところに」
レッド「あぁ、突然の事ですまないんだけど……」

エリカ「遅いのです」

レッド「え……えぇ?」

エリカ「ゲームコーナーの地下にあったロケット団アジト……ご存知ですね?」

レッド「あぁ……もちろん知ってる」

エリカ「最近あそこを誰かが利用した形跡がありましたわ」

レッド「なんだって……?」

エリカ「詳しい事はわかりませんが、誰かが立ち入った事は確かでしょう」

レッド「それで、詳しく調べてみたのか?」

エリカ「それがわたくし……」

レッド「……ん?」

エリカ「あの動く床が攻略できなくて……困っておりましたの」

レッド「…………」

サーナイト「なんか天然な人ですね……」

イーブイ「そういやこういう人だったなぁ……」

ピジョン「うwwwwはwwwwwwやっぱきてよかったwwwww」

グラサン「あぁ、俺も草タイプ! ここに生えてるひまわりの一本になりたい!」

ピジョン「居合い斬りでばっさりやられるだけだってwwwwwwww」

ロケット団地下アジト
エリカ「レッド……あなたに何があったのか私はわかりませんが……連絡くらい入れてくれてもよかったのでは?」

レッド「うっ……ご、ごめん」

エリカ「そんなにわたくし……達は頼りにならないでしょうか? 他のジムリーダーも心配していましたよ」

レッド「ご、ごめん……」

サーナイト「で、でも……マスターにも色々あって……」

エリカ「あなたがレッドの新しいパートナーですか?」

サーナイト「え、えっとえっと……そんなパートナーとか……」モジモジ

レッド「そうだよ、俺がロケット団に襲われてから……レベル1からずっと一緒についてきてくれた」

エリカ「それはそれは……大変だったでしょう?」

サーナイト「い、いえっ! そんな……私なんて全然役に立たなかったし……駄目駄目で……」

クスッ
エリカ「いいパートナーですのね……」

レッド「さて、ここが最奥部……」

団員A「なっ、何故こんなところに!?」

団員B「ひっ! またかよ!!」

エリカ「また……?」

幹部「慌てるな……相手はたったの二人……囲んで捕らえろ!」

団員A(俺達この前一人にやられたんだけどな……)

団員B(だよな、しかも女の子……)

幹部「ぐずぐず行ってないでさっさと行かないか!」

キュイーン
ダンベル「オッ、オォ……!?」ガシャガシャジャキーン!

メタングはメタグロスに進化した

ダンベル「ワイモ……遂ニ進化ヤ!」

ピジョン「あれwwwwwメタグロスって45レベルだよなwwwww俺ってwwwww」

グラサン「気にしたら負けっすよ」

レッド「さて、もう勝負はついたはずだ……知ってる事を話してもらおう」

幹部「くっ……世の中のガキは化け物ばっかりかよ……!」

レッド「やっぱり……コトネちゃんと会ったな?」

幹部「はっ、名前なんか知らねぇが多分そいつだろうよ」

エリカ「レッドの予想は当たっていたようですね」

幹部「レッド!? てめぇ、3年前の……」

レッド「……」

幹部「そうだ! 裏で別働隊がお前の無力化に成功したとか調子に乗ってやがったが……結局これかよ」

レッド「そうか、やっぱりお前達の仕業だったのか」

ピジョン「おうおうwwwwわかったらさっさと知ってる事吐けよwwww」

レッド「ロケット団は何をしようとしている? それとその別働隊について知ってる事を話してもらおう」

幹部「ふんっ、ああ……教えてやろう! ポケモン転送システムを使えなくしたのも、もちろん俺達ロケット団の仕業だ!」

エリカ「一体どうやって……?」

幹部「あーあー、今……コガネとヤマブキを繋ぐリニアが動いてないよな? 何でかわかるか……?」

レッド「…………リニア……そうか!」

エリカ「何かわかったのですか?」

レッド「リニアを動かすには大量の電力が必要だ……」

幹部「そのとおり、俺達の狙いは電力発電所だった」

レッド「でも、実際の目的はポケモン転送システムに電力を送らないようにする細工をしたわけか……」

幹部「そのとおり! 厄介だったあのツンツン頭のガキも今はジムリーダー、あと警戒するべきは四天王と……お前だ」

レッド「そこで、一番身軽で厄介そうな俺に襲撃をかけた……と」

幹部「ふははっ! 成功すれば儲けものだと思ってたが……まさかな!」

レッド「くっ! 俺の……俺のポケモンたちはどこだ!!」ガシッ

エリカ「れ、レッド……少し落ち着いて」

幹部「知らんな……俺達は実際その作戦には関わってはいない」

レッド「…………くそっ!!」ガンッ

エリカ「レッド!」ギュッ

レッド「…………ありがとうエリカ、もう大丈夫だ」

サーナイト「マスター……」

レッド「お前達は……ロケット団を復活指させるのが目的なのか?」

幹部「当たり前だ、差しあたってはサカキ様にご帰還してもらわなければならない」

レッド「だが、サカキはラジオの呼びかけでは姿を現さなかった……」

幹部「ふんっ、お前らはサカキ様が逃げ出したとでも思っているのだろう? 我々はあの方を信じている!」

レッド「……くっ!」

幹部「誤算といえばワタルが直々に動き出した事と……あのガキだな」

レッド「その誤算のせいでお前達の計画は潰れる事になる……」スッ

エリカ「レッド? どこに行くのです……?」

レッド「ハナダに行く、あそこからが一番電力発電所に近い」

エリカ「そう……ですか」

イーブイ「さっ、行くならさっさと行っちゃおう、またそのコトネって子に先を越されちゃう」

レッド「そうだな」

エリカ「あっ……ハナダに行くなら……気をつけたほうがよろしいですよ?」

レッド「……?」

ピジョン「よっしゃwwww今度はハナダのおてんば人魚(笑)のところかwwwww飛ばすぜwwwwwwww」

エリカ「レッド……」

ハナダシティ
レッド「エリカの言った事が気になるが……せっかくハナダに来た事だしマサキの所に寄っていくか」

サーナイト「マサキさんって、アサギで会ったあの人ですか?」

レッド「あぁ、ポケモン転送システムの原因も教えてやらないといけないしな」


25番道路
最後の人「つっ、つえぇ……」

レッド「さ、灯台に急ご……う?」

ピジョン「誰かいるwwwww」

グラサン「ふっ、ここはカップルのデートスポットとして有名っすからねぇ~、さて……どれどれ」

カスミ「……! 誰よ……って、レッド……?」

レッド「よ、よぅ……(エリカの気をつけろってまさか……)」

カスミ「…………」ザッザッザッ

レッド「か、カスミ……」

カスミ「……ッ!」パーン!

レッド「あっ、いったぁ……な、何s」

カスミ「馬鹿じゃないのアンタ!!」

レッド「?? い、いやロケット団のことを言ってるなら」

カスミ「それも含めて全部よ! ちょっとは誰かに連絡するとか……何かあったでしょ……」

レッド「い、いやその……」

グラサン「カントーに来てからアニキの周りがますます面白い事になってるっす」

イーブイ「多分当事者からしたら結構洒落になってないと思うんだけどね~」

やばい、規制っていつ直るんだろう?
ベッドで携帯から投下してたら果てしない睡魔に……
一区切りつけるとか言っといてすみません、いけるとこまで行ってみます

レッド「その……ごめん」

カスミ「……ぐすっ」ポロッ

レッド「と、とりあえずさ……ここじゃ何だから……ジムに戻ろう」

カスミ「まだ許したわけじゃないんだから……」

サーナイト(な、なんだろう……カントーに来てからマスターの昔の知り合いがたくさん……)

ピジョン「あーwwww何だよwwwww俺にも空から美少女が降ってこねぇかなぁーwwwwww」

ハナダジム前
レッド「あー、取り敢えず色々話すことあるし中に……」

ガチャッ
コトネ「ふぅ、まったく何でこんな所に……」

カスミ「!? 誰、無断で私のジムに入ったのは?」
コトネ「あっ、ごめんなさいコレには理由が……あれ?」

レッド「コトネ……ちゃん?」

コトネ「れ、レッドさん!? 何でこんな所に……」
カスミ「何……知り合い?」ジロッ 

グラサン「ついに来たっす、修羅場っす!」

サーナイト「みっ、見てないで止めようよ!」

規制直ってない……ということでやっぱり携帯から投下です

コトネ「レッドさん、どうしたんですかこんなところで?」

レッド「あぁ、えっと……コトネちゃんを探してたんだ」

カスミ「……へぇ」ピクッ

コトネ「えっ? わ、私を……?(よかった、この前のことで怒ってるのかと思った……)」

レッド「そうだ、タマムシでロケット団と闘ったね?」

コトネ「……はい、そうですけど?(またその話か……)」

サーナイト(う、うぅ……空気が重い)

レッド「俺たちもそいつらと会った……聞いたことはほとんど一緒だろう」

コトネ「はい、それでハナダに来たんです、ここに電力発電所の部品を盗んだ犯人がいるって聞いて」

カスミ「ちょっとちょっと! それとうちのジムに何が関係あるのよ!」

コトネ「あー……捕まえたロケット団に話を聞くと、ここに部品を隠したって」

カスミ「なっ、何でそんなこと……!」

レッド「どうせロクでもないことさ……ただ、このままだとカスミが疑われてたかもしれない」

カスミ「……ッ!」

カスミ「許せないわそいつら……無断でジムに上がり込んでおいて……!」

コトネ「ここのジムリーダー……ですよね? なんでレッドさんと一緒に?」

カスミ「えっ? そ、それはたまたまハナダみさきで会って……」

レッド「まぁ、事態が事態なんで各地のジムリーダーにも話を聞いてたんだ」

コトネ「ふーん……そうだったんですか」

レッド「コトネちゃんがロケット団を捕まえてくれたなら話は早い、その部品を発電所に返しにいこう」

イーブイ「マサキにも連絡入れたほうがいいんじゃない?」

レッド「あっ、忘れてた……」ピッピッ

ピジョン「あの天パ涙目wwwwww」

カスミ「私も行くわよ……別にいいでしょ?」

発電所
所長「おぉ! 助かりました!」

マサキ「ちょっと悪いんやけど見せてもらうで」

所長「ど、どうぞどうぞ……」

マサキ「……やっぱりな……レッドの言うてたとおりや、今直すからちょい待っとり」

レッド「さて……問題はここからか……」

コトネ「足取りが完全に途絶えちゃいましたね……」チラッ

レッド「そうだな……」

カスミ「とりあえず、他のジムリーダー達に連絡して各街を警戒してもらうっていうのは?」

レッド「あぁ、たのめるかカスミ」

カスミ「まっ、それぐらいなら別にお安い御用だけど」

コトネ「うーん……一つだけ心当たりが無くもないんだけど……」

カスミ「はぁ!? そんなのがあるならさっさと言いなさいよ!」

コトネ「わ、わかってますよ……でも……」

レッド「?」

レッド「コトネちゃん……何か知っているなら教えてくれないか? この前あんなことを言っておいて都合がよすぎるとは思うんだけど……」

コトネ「(そ、そんなこと言われたら……)わかりましたよ! ちょっと連絡してみます……(でも何でレッドさんの前で……)」ピッポッパッ

サーナイト「連絡……?」

コトネ「あ、あの……ゴールド? 今どこ……?」

ゴールド『おぉ!? コトネか! 今どこだ!? いや、ちょっと待ってろ今シルバーの奴と……っておい待てよ!!』

コトネ「シルバーもいるの!? ちょうどいいわ、今どこ?」

ゴールド『あ? チャンピオンロードってところだよ』

コトネ「まだそんなところだったのね……今すぐ行くからそこで待ってなさい、シルバーも捕まえておいて」

ゴールド『あ、あぁ? わかったよ、というわけでシルバー、バトルの続k』プツッ

レッド「今の声は……?」

コトネ「あ、言ってませんでした? 私のお、幼馴染です……今チャンピオンロードにいるみたいです」

レッド「それにシルバーっていう名前も聞いた気がするんだけど……」

コトネ「そいつはウツギ博士のところからワニノコを盗んでいった奴です……赤毛で目つきの悪い、何を考えてるかよくわからない奴です」

レッド「そうか……それがロケット団と何か関係があるのか?」

コトネ「確証はもてないんですけど、ゴールドの話と私の聞いたことを繋ぎ合わせるとおそらくシルバーはロケット団の関係者です」

レッド「……それは、確かに行ってみる価値はあるな」

カスミ「ねぇ、わざわざハナダまで出向いておいてとんぼ返り?」

レッド「そ、そうなるかな……ごめんカスミ! 説教なら今度じっくり聞くから!」

カスミ「……その言葉忘れn」

エリカ「いいえ、そうはさせませんわ」

レッド「え、エリカ!?」

コトネ「あ、タマムシの……」

エリカ「カスミ、それではきっとレッドは帰ってきませんわよ?」

カスミ「そんな……ってエリカ何時の間にハナダに!?」

エリカ「こんな面白そうなイベントを見逃すなんてありえませんわ……」

レッド「え、えっと……もう行っていい?」

エリカ「良いわけありませんでしょう? カスミ、止めるなら今しかありませんわ……レッド、私たちとポケモンバトルです」

レッド・カスミ「は、はぁ!?」

エリカ「今のあなたは手持ちもままならない状態……そんな状態でロケット団を止めようというんですか?」

イーブイ「……ふぅん」カチンッ

サーナイト「……うっ」ググッ

レッド「手持ちがままならないって? 何時俺がそんなこと言ったっけ?」

エリカ「とぼけるつもりですか……キレイハナ!」

キレイハナ「さて……お嬢様がそうおっしゃるのなら……」

エリカ「ほら、カスミも早くポケモンをお出しなさい」

カスミ「え、え……えぇいもう! スターミー!!」

スターミー「ヘァッ」

レッド「2対1か……サーナイト!」

エリカ「そちらのお嬢さんも一緒に行くのでしょう? タッグバトルです」

コトネ「えっ? え……私も? じゃあ……うん、バンギラス」

バンギラス「ぐわっし! 行きますわ」

カスミ「スターミー、こうそくいどう!!」

スターミー「ヘアッ」シュバババッ

レッド「サーナイト、めいそう」

サーナイト「……はいっ!」

コトネ「バンギラス、いやなおと!」

エリカ「キレイハナ、はなびらのですわ」

キレイハナ「さて……美しく舞うとしましょう」ザザザザッ

サーナイト「く……うぅ……」

バンギラス「……ぐっ、ぐぐ……」

カスミ「スターミー……ハイドロポンプ!」
バンギラス「ぐっ、ぐぅぅぅ…がぁぁ」

カスミ「た、耐えた……!?」

レッド「強い……いや、この隙だ……サーナイト、10万ボルト!」

サーナイト「てっ……えぇぇい!」バリバリバリ

スターミー「へ、ヘアッ!」ポテン

カスミ「え、え……?」

コトネ「バンギラス……かみくだく!」

バンギラス「痛かったぞー!」ガブリッ

キレイハナ「……っ! む、無念ですわ……」バタリ

エリカ「ふっ、無理……ですね」

規制が解除されないでござるの巻

解除されたー! というわけでPCから投下します

カスミ「こんなにあっさり……」

エリカ「タイプではこちらが有利でしたのに……やはり地力の違いですわね」

コトネ「えへへ……もどれバンギラス」

レッド「……カスミ、エリカ……」

エリカ「ほら、もう行ってください……あなた方は十分な力を示してくれましたわ」

カスミ「……う、うん……勝手に行けばいいじゃない……」

レッド「ごめん……絶対、絶対にロケット団の復活なんて阻止して見せるから! 行くぞっ、ピジョン!」

ピジョン「あんなバトル加わりたくねーんだけどwwwwwマジで行くのwwwww?」

エリカ「頼みましたわよ……」

カスミ「…………バカ」

チャンピオンロード
ゴールド「おぉー! コトネー! ほら、捕まえといたぞ!!」

コトネ「わかったって……うるさいわねぇ」

レッド「君がゴールド君か?」

ゴールド「え? え、いや……誰だよこの男!」

コトネ「あ、こちらはレッドさん。……シルバー、もう逃げられないでしょ……知ってる事話して」

シルバー「……ふんっ」

ゴールド「おいおい! コトネ!? 俺の話聞いてる? この男なんなのよ!」

コトネ「うるさいなぁー、何でもいいでしょ?」

レッド「あ、あのさぁ……コトネちゃん、彼もああいってるしちゃんと互いに自己紹介したほうが……」

ゴールド「コトネちゃんとか馴れ馴れしく呼んでんじゃねぇー!!」

シルバー「うるさいやつらだ……」

レッド「え、えっと……」

グラサン「あーあ、姉貴が連絡取りたくなかったわけがわかったっすよ」

ゴールド「てめぇ、何当たり前のようにコトネと一緒に登場してんだよ! くっそぅ……」

コトネ「あのねー、レッドさんはゴールドが逆立ちしても勝てないの……」

ゴールド「ほぉ……そこまでいうならやってやろうじゃないか」

コトネ「うーん、無駄な時間使いたくないんだけど……」

ゴールド「俺だってここまで遊んでたわけじゃないんだ……シルバー!」

シルバー「なんだ……俺を巻き込むな」

ゴールド「タッグバトルだ、あの秘密をばらされたくなかったらな……」

シルバー「てめぇ……卑怯だぞ」

コトネ「何? ポケモンバトルするの? まぁ、いいか……いいですかレッドさん?」

レッド「いいけど……何がなんだか……」

ゴールド「もし、俺が勝ったら俺とコトネでロケット団をとっちめにいく……いいな?」

コトネ「うん、それでいいわよ」

レッド「まぁ……同意しよう」

シルバー「俺が勝っても何もメリットが無いんだが……」

ゴールド「あのことをバラされないで済む、それで我慢しろ」

シルバー「……理不尽だ」

ゴールド「それじゃあ行くぜ! バクフーン!」

シルバー「仕方がない……オーダイル」

コトネ(早く終わらせちゃいましょう……ピジョン持ってますよね? それで行けます?)

レッド「あぁ、大丈夫だけど……いけっ、ピジョン」

ピジョン「何? この場違いなふいんき(なぜか変換ry)」

コトネ「バンギラス、行くよ!」

ゴールド「さて、まずはあの弱そうなピジョンから……!」

コトネ「バンギラス……じしん!」

バンギラス「よっこいせーっと」ドシン! ガラガラガラ

バクフーン「え? 何……無理、耐えられないんだけど?」

ゴールド「え……? おいおい……シルバー!?」

シルバー「オーダイルはぎりぎりか……なみのr」

ピジョン「おっせぇ! 垂直降下!!(そらをとぶ)」ビュオゥ

オーダイル「あがっ! 初登場なのに~」バタリ

コトネ「さっ、終わった終わった」

ゴールド「そんな……」ガクリ

レッド「ゴールド君……」

ゴールド「うっせぇ! 哀れみなんているか!!」

シルバー「はっ、完敗だな……で、何が聞きたい?」

コトネ「うん、ロケット団の次の目的が聞きたいの」

ゴールド「くそっ!!」

レッド「……」

シルバー「ロケット団の……何で俺に聞く?」

コトネ「とぼける気? わかってるのよ、あなたがロケット団のボスの……」

ゴールド「あぁー! くっそぉ!!」

コトネ「うるさいそこっ!」

ゴールド「なんだよ、もったいつける事かよ……シルバーがロケット団のボスの息子とか関係ないだろ、こいつがした悪さはワニノコ盗んだだけだ」

レッド「サカキの……息子?」

シルバー「だったらなんだ……」

レッド「いや、息子がいたんだ……」

コトネ「そっ、だからこいつならロケット団のことについて何か知ってるかと思って」

シルバー「知らない、俺もロケット団については追っていた……あいつらと俺は無関係だ」

コトネ「ここまできてまだ……!」

ゴールド「知らねー、ってんだからもういいだろ」

コトネ「ぐっ……」

レッド「シルバー、覚えてるか俺の事? コガネデパートの地下で会った」

シルバー「あぁ、覚えてる……ヒワダにもいたなラルトスを背負っていた」

サーナイト「…………//」

レッド「俺も覚えている、君はロケット団を追いかけていたんだろう? 何かつかんだ事はないのか?」

シルバー「ロケット団についてか?」

レッド「そうだ」

シルバー「……推測ならできる」

コトネ「なっ、何か知ってるの!?」

シルバー「あぁ、話してやるから黙って聞いてろ……」

シルバー「俺は……3年前、お前達に会ったことがある」

コトネ「? 何のこと? そんなわけ……」

レッド「あぁ、俺も全く覚えが無い……」

シルバー「覚えが無いのは当たり前だ、お前達はこれから3年前の過去に飛んで俺と会うんだからな」

レッド・コトネ「…………は?」

ピジョン「遂におかしくなったかwwwwwwww」

シルバー「手羽先は黙ってろ……ウバメの森というのは知っているか?」

レッド「ん、そういやヒワダからそこを通ってコガネに行ったな」

コトネ「うんうん、ずつきを教えてくれるおじさんがいたね」

シルバー「そんな事はどうでもいい、そこに祠があったのは覚えているか?」

レッド「そういや、あったなぁ」

コトネ「うん、森の神様を祀ってるとか何とか」

シルバー「その祀られているというのが……ときをわたるポケモン、セレビィだ」

レッド「セレビィ……? それにしてもときをわたるなんて……」

コトネ「そ、そんなことができるの……?」

シルバー「さぁな、実際にセレビィがその能力を持っていても捕まえられなかったら意味が無い」

レッド「でも、ロケット団は……」

シルバー「その方法を見つけたのかもな……」

コトネ「だったら急がないと!」

シルバー「わからないのか? 今俺達が行っても意味が無い……セレビィを捕まえるどころか見ることすらできないだろうよ」

レッド「だったら、俺達はどうやって過去の君と会ったんだ?」

シルバー「そんな事知るかよ、ただ……ウバメの森に行くってのは俺も賛成だ」

ゴールド「はっ、勝手に行けよ」

レッド「……いや、ゴールド君も行こう」

ゴールド「!?」

コトネ「え……えぇ!?」

コトネ「でっ、でも……ゴールドはバトルで……」

レッド「いいだろ? 数は多い方がいい……それにさっきのバトルはバンギラスの働きが大きかった、俺はほとんど何もしていない」

ピジョン「俺wwwwww涙目wwwwwwww」

ゴールド「…………」

レッド「それと、コトネちゃんはここに残るんだ」

コトネ「なっ! なんでですか! ゴールドが着いて行くのはまだわかるとしてなんで私が!!」

レッド「君の戦い方じゃ……きっといつかポケモンと取り返しのつかない深い傷をつけることになる」

コトネ「そんな……」

サーナイト「マスター……(何か恐い……)」

イーブイ「また柄にも無く怒ってるねぇ……」

コトネ「……っ! やっぱり意味がわかりません!! なんでさっきの戦い方じゃ駄目なんですか!!」

レッド「君はさっき、俺に飛行タイプであるピジョンを出すように言ったよね?」

ゴールド「!?」

シルバー「そうか、飛行タイプならじしんでダメージを受ける事はない」

コトネ「でも、それはそういう作戦で……!」

レッド「違う……そうじゃないんだ」

コトネ「何が違うんですか!?」

ゴールド「いや、俺にはわかったぜレッドさんのいいたいこと……」

コトネ「なっ……!?」

ゴールド「あの時……一瞬だったけど、バンギラスの表情が読めたんだ」

シルバー「あぁ……」

ゴールド「おそらくコンディションが万全じゃなかったんだ、だから俺がピジョンを落とせば……いや、仮にそれに失敗しても」

シルバー「俺のオーダイルのなみのりで二人まとめて倒せるはずだった」

コトネ「それがどうしたの? 結局は私たちが勝って……」

ゴールド「だからわかんねぇのかよ!!」

コトネ「……ッ!」ビクッ

ゴールド「お前はあん時弱ったバンギラスを闘いに出した、俺達は……少なくとも俺はお前に全力で挑んださ」

シルバー「俺だってバトルで手を抜くほどお人よしじゃない」

ちょっくら風呂入ってきます
戻ってきたらすぐ再開しますので

ゴールド「俺が一番頼りになるバクフーンで行ったさ! コトネが強いのは重々承知だったしな……けど!」

レッド「ゴールド君、ちょっと落ち着いて……」

ゴールド「これが落ち着いてられるか! その戦いにこいつは弱ったバンギラスで挑んだ! もしあの時俺の目標がピジョンじゃなくてバンギラスだったらどうするつもりだった!?」

コトネ「…………」

ゴールド「手前勝手な作戦で……傷ついた体で戦ったバンギラスはどうなってた!」

コトネ「……うっ……ひっく……」

ゴールド「それがわからねぇなら着いてくる資格なんてねぇっていうレッドさんの……!!」ガッ

レッド「ありがとう、ゴールド君……コトネちゃんももうわかってるはずだ」

コトネ「ひっく、ぐずっ……だって……だって……」グシグシ

コトネ「だって……ゴールドはポケモン貰ってさっさとワカバ出て行っちゃうし……」

ゴールド「……」

コトネ「レッドさんは一人だけになったパートナーと一緒に出て行って……」

レッド「……」

コトネ「こんなときにならないと二人とも連絡も絶対しないし……」

サーナイト「コトネちゃん……」

コトネ「私だって……女だからって置いてかれないように強く…………なりたかった…………ごめんなさい」グスッ

レッド「…………」ポンポン

コトネ「ッ!?」

レッド「わかったら……もういいよ」ナデナデ

コトネ「えっ……?」

レッド「行くんだろう? 泣いてる場合じゃない」ナデナデ

コトネ「ぐすっ……は、はいっ……」カァァァ

サーナイト(私もなでなでされたい……)

イーブイ(ボクも最近ご無沙汰だなぁ……)

ピジョン「まぁまぁwwwwww仲直りもした事ですしさっさとウバメいこうぜwwwwww」

レッド「ん、そうだな」パッ

コトネ「あっ……」

ゴールド「……」ムカッ

シルバー「何をしている、さっさと行くぞ」

ウバメの森上空
ゴールド「おっ、見えてきたじゃん……」

シルバー「何か……大きな影が見えるぞ」

レッド「なんか鳥っぽいけど……ポケモンか?」

コトネ「あれはっ……みんな降りて! 森の中から近づこう!」

ゴールド「なんだよ、別にこのまま空から行っちまえば……」

コトネ「いいから……よく、聞いて……あのポケモンは多分……ホウオウとルギア」

レッド「ホウオウとルギア?」

シルバー「なんだと……」

コトネ「私は両方とも……一度捕獲するのに失敗しているの、もしアレがロケット団の手に渡っていたら……」

ゴールド「関係ないぜ! ここまで引き返すのかよ?」

レッド「そうだな……コトネちゃん、その2匹の特徴を教えてくれるか?」

コトネ「あぁ……もう! わかりましたよ!!」

ウバメの森

ザザッ
「こちらはコガネラジオとう……三年間の努力が実り……今ここにロケット団の復活を……宣言するー!」
「……サカキさまー!……聞こえますかー!……われわれ遂にやりましたよー!」

アポロ「遂に我々の計画が成就する……」

団員A「いかりのみずうみ、ラジオとうの失敗から……ここまでがんばって来ました!」

団員B「ついにサカキさまをお迎えして……ロケット団は復活する!」

団員s「おぉぉぉぉぉぉ!!」

ザッ
コトネ「そうはさせないわよ!」

ゴールド「ったく、面倒ごとばっかり起こしやがって……」

シルバー「……」

レッド「ようやく……見つけた」

アテナ「あなたたたちは……あら、どこかで見た顔もあると思ったら……」

レッド「くっ……ロケット団の復活……そして、俺のポケモン! 返してもらう!!」

アポロ「ラムダさん、アテナさん……やっておしまいなさい」

ラムダ「ははっ、行くぜ! ホウオウ!!」

ホウオウ「……」バサバサッ

団員s「おおおぉぉぉう!」

アテナ「来なさい! ルギア!!」

ルギア「……」バサバサッ

団員s「いっくぜぇぇぇぇ!」

ゴールド「へへっ、近くで見ると予想以上にでかいな……」

シルバー「ビビッてるのか?」

ゴールド「馬鹿いうな! 一匹任せるぞ!!」

シルバー「言われるまでもない……下っ端もひきつけるぞ!」

コトネ「えっ、え……」

レッド「コトネちゃん行こう! あの祠に置いてあるラジオ……あの周りだけ……」

アポロ「そうはさせません……ほら、来ましたよ……」スッ

コトネ「……?」

セレビィ「……?」フワフワ~

コトネ「セレビィ! 来ちゃ駄目……!」

レッド「コトネちゃん……ここは俺に任せt」

コトネ「レッドさん! ここは任せてください!!」

レッド「え、でも……」

コトネ「私も後から行きます……だから早く」

セレビィ「……っ!?」ピカァァァァ

アポロ「くっ、そうはさせるかっ!!」

コトネ「行くわよっ! メガニウム!!」

メガニウム…キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!

バクフーン「さて、勢いよくでてきたけど……いいの?」

ゴールド「良いに決まってるだろ! お前の背中の炎は何だ! 燃えてんだろぉ!!」

バクフーン「わかったよ……行こう!」

ゴールド「あぁ!」



オーダイル「……」

シルバー「オーダイル、一つ言っておきたい事がある」

オーダイル「シルバー……?」

シルバー「今回の事が終わったら、お前とは別れることになるだろう」

オーダイル「そんな……」

シルバー「だから…………ありがとう」

おいお前ら後はまかせたぞ俺は今からサーナイトちゃんとキャッキャウフフしながら夢の世界に旅立ってくる

時の狭間
レッド「ここは……」

サーナイト「何か変な空間……」


イーブイ『まぁ、ボクが来たからには任せといて』
ピジョン『えwwwwボクっ娘wwwww? 何それwwwwww』


サーナイト「イーブイ?」

レッド「これってもしかして……」


ピジョン『デパートでロリっ子と逢引きだってwwwwwしかもセキチクからわざわざ呼び出してwwww』
ハヤト『ちっ、違う! それより街の状況がわかってるのか!?』


サーナイト「あっ、ピジョンだ」

レッド「ラジオとうのときかぁ」

>>741
サーナイトの“ゆめくい”

グラサン『いやいや、今の姉さんならイチコロっすよ! そのシュッとしてフワッとしたスタイルなら!』
キルリア『あ、はは……(変な子だけど悪い子じゃなさそう)』


サーナイト「グラサンが来たときだね~」

レッド「最初はびっくりしたなぁ」


レッド『ネームプレートがあるな……っと、ダンベル』
ラルトス『……』
レッド『……』
ダンベル『ワイ、95kg……ヤデ?』


サーナイト「私の……初めての友達」

レッド「……」

レッド『ジョーイさん! ラルトスを診てやってください!!』
ラルトス『……しびびびび』


サーナイト「あれ……あれってマダツボミの塔で……」

レッド「あ、あぁ~……あったなぁ」


レッド『ごめん、違った! どこかポケモンを回復させれる場所ある!?』
ラルトス『……ばたんきゅ~』
コトネ『あ~、ウツギ博士のところなら回復できると思いますよ?』


サーナイト「私……迷惑かけてばっかりでしたね……」

レッド「そんなこと……ないっ! サーナイトはいつでもっ!」

セレビィ「!!」ピカァァァア

ここから先はポケットモンスターHG・SSのネタバレを含みます
もし、そういうのを気にする人は読むのを控える事をお勧めします

…なんか体調悪くなってきた

シルバー「どうすんだよこれから!!」

サカキ「負けを認めなければ、先には進めない……私はより強い組織を作るため、今は一人になる」

シルバー「強いって何だよ! どんだけ集まったって子供一人にやられたじゃないか!」

サカキ「……私が、部下の力を生かしきれなかったから招いた事だ」ザッザッ

シルバー「ふざけんな!! 俺は強くなってやる……一人で! 強く!!」ダダッ!


レッド「おっと……」ドンッ

シルバー「どけっ!!」バッ

サーナイト「シルバー……?」

レッド「これの事か……」

セレビィ「……行くよ?」サァァァァァ

サーナイト「セレビィのときわたりが……!」

洞窟のような場所

レッド「うぅ……ここは……」

コトネ「ん……うぅ……」

サーナイト「こ、コトネちゃん!?」

レッド「え? あれ……なんでここに……」

コトネ「あっ、レッドさん……私はアポロを倒して……」

アポロ「…………」

ピジョン「白目剥いてるぜwwww」

サカキ「一体誰……!? お前は……」

レッド「サカキ……!」

サーナイト「え? あれ? さっきのは……?」

レッド「あれは……シルバーの発言からするに3年前のシルバーとサカキだ」

サカキ「どうやってここを嗅ぎつけたか知らないが……私は行かなければならない」

レッド「そう簡単にいくと思うか?」

サカキ「ふっ、仲間が私を呼んでいる……力づくでもどいてもらう!」チャッ

サーナイト「ぐっ……!」

サカキ「ほぅ……ピカチュウはどうした? カメックスは? 私を苦しめたあのポケモン達はどうした?」

レッド「今は……いない」

サカキ「は、ははっ……ベストメンバーで来ないとは……私も舐められたものだ」

コトネ「っ! ロケット団がやっておいて……!」

レッド「何を言ってるんだ?」

サカキ「?」

レッド「こいつらが…………今の俺の……ベストメンバーだ!!」

サカキ「ふざけるなっ! 行け! ドサイドン!!」

レッド「ダンベル! コメットパンチ!!」

ダンベル「ブチ抜イテヤルワイ!」ガッ!

ドサイドン「ぐ、ぐぅぉぉぉ!!」

サカキ「な……なに? くっ、ニドクイン!」

レッド「まずい、戻っ」

ニドクイン「じしん!」ズズズズズッ!

サカキ「さて、少々驚かされたが……所詮この程度か」

ピジョン「さて、俺の出番か……」

グラサン「だから草生えてないっすよ、死亡フラグっす」

ピジョン「これを外すときが来た……」カッ!

ピジョンはかわらずのいしを捨てた
ピジョンはピジョットに進化した

ピジョット「ラストバトルで進化! ここで俺の時代がくるっ!!」

レッド「……よし、それじゃあピジョン……いや、行ってこいピジョット!」

ピジョット「おいかぜ! ……つばさでうつ!!」

サカキ「ニドクイン……ばかぢから」

ニドクイン「ぐっ……がぁぁぁ!」ガシッブンブンブン! ズドォ!

ピジョット「…………かはっ……な、なんだと……ありえん(笑)」ピクピク

グラサン「やっぱりっすね」

イーブイ「やっぱりだったね……」ヒュッ

サカキ「そ、そのイーブイは……」

イーブイ「ん? 久しぶりだね……」

サカキ「ニドクイン、早くそいつを……!」

イーブイ「遅いね……ってもピジョットのおかげか……すてみタックル!」

ニドクイン「ぐっ、はぁぁぁ」バダン

サカキ「やはり油断なら無い……ガルーラ!」

ガルーラ「グルルル!」

イーブイ「……メロメロ」ゴロゴロ

ガルーラ「!? ??」

サカキ「な、何をしている!!」

もはやサーナイト空気じゃね?

イーブイ「どくどく……!」

ガルーラ「ぐぅるるるぁ!」ガッ!

イーブイ「い、たた……これはやばいかm」

ガルーラ「ふみつけ……」ガァン!

レッド「イーブイ!!」

イーブイ「……きゅぅ」

レッド「くっ……グラサン……!」

グラサン「わかってるっすよー……ソーラービーム!」ペカー

ガルーラ「ぐぎゃっ」ジュッ

サカキ「く……ペルシアン!」

グラサン「ソーラーb」

サカキ「きりさく!」

グラサン「ぐっ……まだまだっすよ!」ヨロヨロ

>>767
つ『こころのめ』

グラサン「ソーラービーム!!」

ペルシアン「しあーん」ジュワァ

グラサン「あとは……頼んだっす……姉さん」ドサリ

サーナイト「あ、え……?」

レッド「サンパワーの特性だ……サーナイト……」

サーナイト「……うん、頑張る」

サカキ「今の攻撃には肝を冷やされた……が、カイリキー! クロスチョップだ!!」

カイリキー「しゅわっち!!」グワッ

サーナイト「……ぐっ……めいそう……」

サカキ「そいつで最後か……面倒だが、私にはまだ控えがいる……」

レッド「へっ、あと2匹か……いけるよな、サーナイト」

サーナイト「大丈夫……当たり前ですよ」

カイリキー「もう一発ー!」

サーナイト「サイコキネシス!!」

カイリキー「ぐ、ぐぅぅぅぁ!!」

サカキ「戻れ……さて、最後の1匹だ」

サーナイト「はぁ……はぁ……」

サカキ「その体力ではどうにもならないだろう……せめてもう少し育っていたならな……ニドキング!!」

ニドキング「……後始末、か」

サカキ「そいつ、エスパータイプのようだが……これならどうだ? メガホーン!」

ニドキング「串刺し……じゃあ!」

レッド「サーナイト!」

サーナイト「トリックルーム!!」キュイィィン

ニドキング「何……が……」

サカキ「何? 動きが……」

サーナイト「すぅ……サイコ……キネシス!!」キィィィィン

ニドキング「ぐ、ぐうぅぁぁぁぁ!」

サカキ「何……ニドキングが……」

レッド「……はぁ、はぁ……ここまでだ」

コトネ「終わった……の?」

サカキ「私は……また、負けたのか」

レッド「サカキ……」

サカキ「……」スッ

レッド「ま、待て!」

サカキ「お前達は……普通の手段でここに来たんじゃないんだろう?」

コトネ「!?」

サカキ「そこに倒れてるのは……アポロだろう? アポロなら今ラジオとうにいるはずだ……」

コトネ「あっ、そうか……この時代って……」

ザザッ
「こちらはコガネラジオとう……三年間の努力が実り……今ここにロケット団の復活を……宣言するー!」
「……サカキさまー!……聞こえますかー!……われわれ遂にやりましたよー!」

レッド「今頃、コトネちゃんがラジオとうに行ってる頃だな」

サカキ「私たちは……負けた、レッド……お前に」

レッド「……これから、どうする気だ?」

サカキ「さて……な、また一人で考えるとする」

コトネ「ま、待ちなさいよっ!」

サカキ「ニドキング……じしん」

ニドキング「ぐっ……」ガッズズズズズッ!

レッド「まずい! コトネちゃん逃げるぞ!」

コトネ「でもっ!!」

セレビィ「……ありがとう」キュィィィィン

ウバメの森
ゴールド「お、帰ってきたぜ!」

シルバー「全く、手ごたえの無いやつらだ……」

ゴールド「よく言うぜ! そんだけボロボロで!」

シルバー「なんだと? お前こそ膝が笑ってるぞ?」

ゴールド「なんだとー!」

コトネ「なんか……」

レッド「余裕って感じ……だな」

サーナイト「そっ、そうだホウオウとルギアは!?」

ゴールド「あ? あの幹部っぽいのぼっこぼこにしたら空に戻って行ったぞ」

シルバー「ま、あいつらも自分の意思で従っていたわけじゃないんだろう」

ザザッ
「オーキド博士の……ポケモン講座ー……」

コトネ「あっ、ラジオも……」

レッド「……」キョロキョロ

コトネ「レッドさん?」

レッド「セレビィは……やっぱり森に帰ったのかな……」

ゴールド「あー、そうだ! レッドさん、これ取り返しておきましたよ!」

レッド「……あ! 俺の……」

サーナイト(あ、ピカチュウたち……)

レッド「ありがとう!! よかったぁ、よく帰ってきたなぁ!!」

サーナイト「……」

イーブイ「……ふんっ」

サーナイトのツンデレラストーリーが幕を開けるのか!?

セキエイ高原

ワタル「そうか……すまない、あのあとロケット団がそんな事を企てていたなんて」

レッド「いや、結果的に過去にときわたりしなければサカキがロケット団に戻りもっと大惨事になっていました」

ワタル「今回の事もあるし今後はチャンピオンとして……!」

レッド「いや、やっぱり俺は一つのところにじっとしているのは性に合わないみたいだ」

カスミ「ふんっ、折角戻ってきたと思ったらまたどこか行くわけ?」

エリカ「まぁまぁ、こうやって顔を出しに来ただけでも成長したんじゃありません?」

カスミ「……むぅ」

ワタル「じゃ、じゃあチャンピオンは……」

レッド「俺より適任がいますよ……」

ワタル「その適任というのはやっぱり……」

レッド「……えぇ」

サーナイト「はぁ……」

サーナイト「また旅にでるのかな……マスター……」

サーナイト「誰連れて行くんだろう……ってわかりきったことか……」

イーブイ「……なにやってんのさ」ヒョイッ

サーナイト「わっ、わわ!」

イーブイ「ちなみにボクは連れて行ってもらうつもり満々だけどね」

サーナイト「そう……うん、そうだよね……」

イーブイ「アホ、チャウンカ!」

サーナイト「え、えぇ!?」

イーブイ「他の奴が連れてかれるとかwwwwwありえねwwwww」

サーナイト「ど、どうしたのイーブイ?」

イーブイ「姉さんが連れてかれなくて、誰が連れて行かれるんっすか!」

サーナイト「…………イーブイ?」

イーブイ「……ボクもさ……マスターと一緒にもっとジョウトを旅したかったよ」

サーナイト「えっ、それって……」

イーブイ「途中参加になったけどさ……見れば見るほどみんな楽しそうなんだよね」

サーナイト「……うん、みんなといると楽しいよ」

イーブイ「マスターだってずっと笑ってた、ボクだってもっと早くに戻ってたらなぁ」

サーナイト「イーブイ…………あの」

ピョンッ
イーブイ「ボクはもう行くよー、マスターが呼んでるかもしれないしね……こんな所でボサボサしてる場合じゃないし」グスッ

サーナイト「あっ……」

イーブイ「……」タタタッ

サーナイト「行っちゃった…………ぐすっ」

サーナイト「み、皆はどうするのかな……グラサン、ダンベル、ピジョット……」



レッド「お、よっと……こんな所にいたのかサーナイト!」

サーナイト「あっ、マスター……」グシグシ

レッド「いや~、なんかチャンピオンの引継ぎとかあったんだけど……」

サーナイト「だけど?」

レッド「逃げ出してきちゃった! なんか堅苦しかったし……」

サーナイト「もぅ……マスターは……」

レッド「そんでさ、面倒な事は忘れて……また旅に出ようと思うんだ」

サーナイト「!?」

サーナイト「そ、そうなんですかぁ~(棒」ジワッ

レッド「あぁ、ホウエン地方っていうところなんだけど……カントーやジョウトより面白い風土の土地とかあるらしいんだ」

サーナイト「それは……すごいですね……」

レッド「で……さ……まぁ……」

サーナイト「? どうしたんですか?」

レッド「うん、いや……その……」

サーナイト「?」

レッド「そうだ! あの時の狭間でさ……サーナイト、ダンベルのこと初めての友達っていってたじゃん」

サーナイト「え? はい、初めてできた友達です……ちょっと無口でしたけど、すっごくいい友達」

レッド「……俺は、友達じゃあなかったのかな……って」

サーナイト「…………え?」

レッド「俺の方が最初から一緒にいたのにさ……」

サーナイト「!!? ちっ、違います……マスターはマスターで……その……//」オロオロ

レッド「マスター……かぁ」

レッド「俺さぁ、ピカチュウたちと冒険してたときとは別の事考えてたんだ」

サーナイト「? ジョウトを旅してて……ですか?」

レッド「あぁ、俺に取っちゃ違う土地で、違うポケモンと旅をするってだけだけど……ポケモンにとっちゃ違うんだなぁ、って」

サーナイト「……それって?」

レッド「そのポケモンにとってはトレーナーと旅をするってことはまた別の意味があるのかなぁ……って」

サーナイト「……」

レッド「それに、ラルトスは俺が孵したポケモンだったし……」

サーナイト「そう……ですね」

レッド「俺がコトネちゃんに助けられて、横で泣いてるラルトス見てこう思ったんだ……」

レッド「こいつと一緒にいるときは、ピカチュウたちがいなくなって寂しい……なんて顔絶対にしないようにしよう、って」

サーナイト「マス……ター……」ウルウル

レッド「だってさ! ラルトスにとっては生まれて初めてトレーナーと一緒に旅に出るわけだしな!」

サーナイト「ぐすっ……マスター……」

レッド「成功してたかどうかはわからないんだけどな……」チラッ

サーナイト「うっ、うぇ……馬鹿……じゃ、ないですか……」グズグズ

レッド「なっ、さ……サーナイト!?」

サーナイト「そんな事考えてくれてたなんて……本当に、馬鹿ですよ……」

レッド「ははっ……そうかもな!」グシグシグシ

サーナイト「ちょっ、ちょっとマスター!!」ワタワタ

レッド「さて、それじゃあ行くか……」

サーナイト「え……はい?」

レッド「さっきイーブイにすれ違ったんだけどさ、ここに行けって……」

サーナイト「イーブイが?」

レッド「あぁ、そんでさこの隙にこっそりホウエンまで行っちまおう!」

サーナイト「! ……で、でも……!」

レッド「さっさと行かないとまたワタルかカスミ辺りがうるさいしなー、ほらっ」グイグイ

サーナイト「わ、わかりました! 行きますから押さないでください~」

レッド「というわけでセキエイ高原からタウンマップを拝借してきた」

サーナイト「そういうこと駄目だと思うんですけど……」

レッド「いいっていいって、あとで返せば……」パラパラ



イーブイ「ふーん、あとで返せば?」

ピジョット「徒歩とかwwwww進化した俺の背中が乗れないってかwwwwww」

ダンベル「マ、コレデボールニ入レンデモ移動デキルナ」

ピジョット「ちょwwww無茶言うなwwwwww」

グラサン「全くっすよ……てか、2人で何してるんすか? 駆け落ちっすか?」

レッド・サーナイト「……へ?」



すみません、猿くらってました
もう終わりますんで~

グラサン「いやぁ、先輩が教えてくれなかったらこんなおいしい場面に乗り遅れるところでしたっすよ」

イーブイ「でしょ? ボクみんな集めるの大変だったんだよ~」

ピジョット「さwwww乗れよwwwwwwホウエンがどっちかシラネけどwwwww」

サーナイト「あー……うん、行こう!!」

レッド「ちょっ、え……えぇ?」

イーブイ「んじゃ、まずは何か名物とかありそうな所に」

グラサン「温泉があるっすよ!」

ピジョット「じゃあそこでwwwwwてか温泉とかwwwwwテンションあがってきたwwwww」

レッド「あー……わかったよ! ほら、さっさと行くぞ!!」

ピジョット「よっしゃwwww飛ばすぜぇwwwwww!!」







~完~



明日からピジョット育てる

えー、最後まで読んでいただいた方ありがとうございました!
初めてのSSで勝手がわからず、煩わしい思いをさせたと思います……本当すみません
この話は一応ここで一区切りとさせていただきます
まだ書き足りない……というかルビサファやってると創作意欲が沸々とわいて来たので、そのうち続編スレを……立てれたらいいな
では、ここまでお付き合いいただいた方、本当に長い間ありがとうございます! お疲れ様でした~

ちなみにサーナイトはレッドの嫁なんで、そことんとこよろしくっす





ピジョット「チルタリスたんwwwwwwハァハァwwwwwwww俺が射止めてやんぜよwwwww」

グラサン「キレイハナ様にもう一度会いたいっす……」

ダンベル「火山灰ッテ……ウマイナ」

イーブイ「やっぱり着いてきたの失敗かも……」

サーナイト「みんな! 火山灰集めるの手伝ってよ!!」

レッド「…………ポッペン」

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