【咲安価】京太郎奇怪綺譚:拾弐巻目【都市伝説】 (970)

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・咲-saki-の安価スレです
・原作とは違う性格付け・設定付けをされたキャラが登場する可能性があります
・現実に実在する人物、団体とは一切関係がありません。ここ重要
・色んな意味で広い目で見てください
・何かおかしい事があればそれはフリーメイソンってやつの仕業なんだ


前スレ
【咲安価】京太郎奇怪綺譚:拾壱巻目【都市伝説】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362662504/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363702849


京太郎「とりあえず病院行くぞ。お前の頭が正常か見て貰わないと」

士栗「あ、なんか今の言い方すっごくバカにされた気がする」

マホ「士栗ちゃんの頭、大丈夫かな」

士栗「ねえねえ、もしかして今私からかわれてる?」



昼飯も食べ終わり、下山の準備に。
結局粗方探しても見つからなかった以上、次の策・夜間の張り込みに移行するしか無い。

だがそれよりも何よりも、この少女を病院に連れて行かなければならない。



士栗「あー、人と待ち合わせてるから、ここから動きたくないんだよね」

京太郎「人と?」

マホ「?」

京太郎「ってか、記憶喪失って設定はどうした」

士栗「……あっ、やばっ」

マホ「ええっ!? 設定!?」

士栗「え、というか、おにーさん気付いてたの?」

京太郎「そりゃ気付くっての。出来れば、なんでそんな嘘ついたのか教えてもらえると——」



絶対に会いたくない、存在。それは確かに存在する。



「おいおい、女のプライバシーにズケズケと、相変わらず最低だな」



須賀京太郎にとっては、彼がそうだ。



士栗「あ、黒いおにーさん。随分待ったんだけどー?」

「悪いな。色々、手間がかかったんだ」



京太郎「あ、あ、あ……!!」



怨敵。宿敵。天敵。
彼が打倒せねばならない、唾棄すべき悪。
この街における、彼の最大にして最悪の敵。




京太郎「テメェ、黒フードッ!!」

四天王における黒フードさんの仕事っぷりと宥姉のサボりっぷり

>女のプライバシーにズケズケと
なんと言うおまゆう

黒「吠えるなよ、喧しい」

京太郎「なんで、その子が、お前と……」

黒「ああ、なんだ。夢乃マホも一緒だったのか」

黒「これは俺の幸運を喜ぶべきか、それとも何もしていないのに両方と出会っていたお前に呆れるべきか……」

京太郎「質問に答えろ」



どこからか取り出した『オモイヤリ』を、彼は眼前の敵性へと向ける。

置いてきぼりになっていたマホだが、彼女もバカではない。
素早く邪魔にならないよう、近場の物陰に隠れる。



黒「答えずとも、すぐに分かるさ。……頼んだ」

士栗「はーい、っと」



京太郎と黒フードを結ぶ直線の上に、シグリが立ちはだかる。



京太郎「……どいてくれ、士栗」

士栗「ごめんね、私、黒いおにーさんの事も嫌いじゃないんだ」

黒「ソイツと戦ってみろ。お前はそれで理解できるし、思い知るはずだ」

京太郎「高みの見物か。いいご身分だな」

黒「どんなに足掻こうと、お前が俺の下へと辿り着く事はないだろうよ」

京太郎「言ってろ。そこで待ってろよ、ぶっ飛ばしてやるッ!!」



そして、相対する両者。

……だが、ここから始まるのは戦いではない。



黒「(虐殺だ)」

黒「(一年以上前から、噂をばら撒き、流れる噂を調整し、理想の都市伝説を創り上げた)」

黒「(戦闘に特化した噂を流し、チューニングした)」

黒「(……目に焼き付けておけ。負け犬)」



黒「これが、最強だ」

最強キャラはだいたい序盤強いけど何か予測できそうでできなさそうなハプニングで負けるイメージ

青山士栗が、構える。

同時に向けられる、圧倒的な戦意。

ただそれだけで、京太郎は死を覚悟した。



京太郎「(……ヤバいッ!!)」



手は抜けない。
手を抜けない。
抜けるはずがない。

最初から全力全開、徹頭徹尾渾身でなければ、死ぬ!

彼の中に、そんな直感に似た確信が生まれた。



士栗「『口裂け女』って、そう呼んでもいいよ」

士栗「私、あんまり好きじゃないんだけどねー、こっちの名前」

京太郎「……ッ!?」



『口裂け女』。
その名を知らぬ者は居ない。
その名を恐れぬものは居ない。



「口裂け女とは、すなわち」

「純粋な戦闘力というジャンルにおいて」

「『都市伝説最強』の存在の一角だ」

京太郎「(やべぇ……だけど!!)」



例え弱ろうと、対策を打とうと。



京太郎「『ポマード』!『べっこう飴』!」

京太郎「『にんにく』!『はげ』!『犬』!」

士栗「あー、ずっこい。でもそんなおにーさんにも、恩はあるしね」



負けるはずがないからこその、『最強』だ。



士栗「手加減したげるから、おにーさんも全力でね?」


京太郎「かわいい!」

士栗「ふぁ?」///


これで行ける!

【須賀京太郎】

HP:420

ATK:35
DEF:35

・保有技能

『比翼の鳥』
人一人にして人に非ず。翼片翼にて翼に非ず。
人物を指定し、己の中に格納する能力。
格納した人物に応じた能力と補正を得る。

『????』
????


〈装備〉
E:『アイビーの種』
効果:ステータスを『0にする』能力を、一度だけ無効にする。

E:『腕輪:Next』【防具】
ATK補正+15
DEF補正+15

・『オモイヤリ』【長物】
ATK補正+15
DEF補正+10

・『シュクジュ』【盾】
ATK補正+5
DEF補正+20

・『カタキウチ 』【遠隔武装】
ATK補正+25

・『フクツ』【靴】
自身の判定値を+5する。

・『ハリコノトラ』【針】
自身のATKを0に減少させ、その減少させた分の数値をDEFに加える。

・『ヒトノワ』【遠隔武装】
効果発動宣言ターン、自身のHPを1まで減少させ減少させた分の数値をATKに加える。


〈アイテム〉
・秘薬『クレイジーダイヤモンド』×2
効果:HPを50回復

・秘薬『烈火の姫君』
効果:HPを150回復

・注射『ただのビタミン剤』
効果:任意のステータスを50上昇させる。

・投網『スパイディ』
効果:使用した次のターン、相手の出す手が分かる

・視鏡『爆砕点穴』
効果:現在戦闘中の相手の行動パターンを知る事が出来る

京太郎「結婚しよう」

士栗「え…?」///

これでもいいな

【フォームシフト対象者】


【園城寺怜】

ATK補正+30
DEF補正+30

・保有技能

『未来余地』Ver.2
少し先の未来、時々遠い未来を認識する能力。
どんな未来でも、変えられる。
自身の判定値に+10する。
判定コンマで相手を上回った次のターン、相手の選ぶ選択肢を知る事が出来る。
奇襲・罠・不意打ちに類するものを無効化する。

『D&T』
「未来余地」の派生技巧。
命を削り、未来を識るくだんの本懐。
能力の使用を宣言する事で、それぞれの効果が適用される。
ダブル:MAXHPの1/4を消費して発動。戦闘終了・フォームシフト実行まで、自身の判定値を+10する。
トリプル:MAXHPの1/2を消費して発動。戦闘中、相手の選択した行動が常に表示される。

・適正武器
全て



【高鴨穏乃】

HP補正+200
ATK補正+10
DEF補正+10

・保有技能

『B2A(いともたやすく走り去るえげつないババア)』Spec.2<<高速機動>>
凡百の存在には至れない高速の世界。
何よりも速く、誰よりも疾く。
自身の判定値に+10する。
<<高速機動>>に属する技能を持たない者との戦闘時、自身の判定値に+10する。

『不倒不屈』Spec.2
決して諦めない姿勢が奇跡を起こす、彼女の精神性。
HPが0になった時、HP1で耐える事が出来る。
一戦闘につき二回まで。

・適性武器
【長物】【靴】

イベント戦とは違うだろうけど一回手加減うんぬんの間にチャクラムぶっぱなしたい気持ち

【国広一】

ATK補正+40
DEF補正+80

・保有技能

『メスメリック・マジシャン』Act.2
魔法も科学も技術も奇術も奇跡も、全て突き詰めれば同一の物となる。
技術の先の笑顔の魔法。奇術の先に紡ぐ魔法。
戦闘ダメージ以外で自身のステータスが変化した時、それを任意で無効化できる。
50以下のダメージを無効化する。
1000以上のダメージを無効化する。
ダメージ計算時、自身のDEFを二倍にする。


・適正武器
【盾】【針】


【鶴田姫子】

ATK補正+60

・保有技能
『発砲美人』Type.2<<遠隔攻撃>>
矢射(やさ)す優しさ、撃つ美しさ。
千発千中、一撃確殺。的確的射的中の業。
自身の判定値を+5する。
<<遠隔攻撃>>を持たない敵の判定値を-15する。
自身の判定値がゾロ目であった場合、自身の攻撃サイドを確定させる。

『リザベーション・バースト』
「発砲美人」の派生技能。
仲間の意思を継ぐ力。先行ダメージの余剰エネルギーを鎖状の拘束具として具現させ、炸裂させる。
能力発動ターン、攻撃サイド確定時のダメージにその戦闘中に与えた全てのダメージを加算する。
一戦闘一回のみ。


・適性武器
【遠隔武装】

【現状ネクサスシフト最終ステータス】


【須賀京太郎/Nexus】

HP:940

ATK:264
DEF:244


・保有技能

『比翼の鳥』
人一人にして人に非ず。翼片翼にて翼に非ず。
人物を指定し、己の中に格納する能力。
格納した人物に応じた能力と補正を得る。

『????』
????

『未来余地』Ver.2
少し先の未来、時々遠い未来を認識する能力。
どんな未来でも、変えられる。
自身の判定値に+10する。
判定コンマで相手を上回った次のターン、相手の選ぶ選択肢を知る事が出来る。
奇襲・罠・不意打ちに類するものを無効化する。

『ダブル&トリプル』
「未来余地」の派生技巧。
命を削り、未来を識るくだんの本懐。
能力の使用を宣言する事で、それぞれの効果が適用される。
ダブル:MAXHPの1/4を消費して発動。戦闘終了・フォームシフト実行まで、自身の判定値を+10する。
トリプル:MAXHPの1/2を消費して発動。戦闘中、相手の選択した行動が常に表示される。

『B2A(いともたやすく走り去るえげつないババア)』Spec.2<<高速機動>>
凡百の存在には至れない高速の世界。
何よりも速く、誰よりも疾く。
自身の判定値に+10する。
<<高速機動>>に属する技能を持たない者との戦闘時、自身の判定値に+10する。

『不倒不屈』Spec.2
決して諦めない姿勢が奇跡を起こす、彼女の精神性。
HPが0になった時、HP1で耐える事が出来る。
一戦闘につき二回まで。

『メスメリック・マジシャン』Act.2
魔法も科学も技術も奇術も奇跡も、全て突き詰めれば同一の物となる。
技術の先の笑顔の魔法。奇術の先に紡ぐ魔法。
戦闘ダメージ以外で自身のステータスが変化した時、それを任意で無効化できる。
50以下のダメージを無効化する。
1000以上のダメージを無効化する。
ダメージ計算時、自身のDEFを二倍にする。

『発砲美人』Type.2<<遠隔攻撃>>
矢射(やさ)す優しさ、撃つ美しさ。
千発千中、一撃確殺。的確的射的中の業。
自身の判定値を+5する。
<<遠隔攻撃>>を持たない敵の判定値を-15する。
自身の判定値がゾロ目であった場合、自身の攻撃サイドを確定させる。

『リザベーション・バースト』
「発砲美人」の派生技能。
仲間の意思を継ぐ力。先行ダメージの余剰エネルギーを鎖状の拘束具として具現させ、炸裂させる。
能力発動ターン、攻撃サイド確定時のダメージにその戦闘中に与えた全てのダメージを加算する。
一戦闘一回のみ。


・装備
・秘薬『クレイジーダイヤモンド』×2
効果:HPを50回復
・秘薬『烈火の姫君』
効果:HPを150回復
・注射『ただのビタミン剤』
効果:任意のステータスを50上昇させる。
・投網『スパイディ』
効果:使用した次のターン、相手の出す手が分かる
・視鏡『爆砕点穴』
効果:現在戦闘中の相手の行動パターンを知る事が出来る

圧倒的。

ただただ、圧倒的だ。

心を強く持たなければ、その存在感だけで飲まれてしまいそうになる。



士栗「行くよっ!」



ガゴン、とおかしな音と同時に彼女が駆ける。
地面を彼女が踏みしめ、踏み砕く音だ。

……ようやく、彼は理解した。

あの破壊の跡、その原因となった者が誰か。

あの暴虐を、その無邪気な心の中に秘めていたのは誰か。


だからこそ。


京太郎「(……止める!)」


間違った道に進もうとしている少女を、止めなければならない。

頭ではなく、魂が叫ぶのだ。

あの黒い男に付いて行けば、この少女の先には破滅しか待っていない。


京太郎「(……だから、止める)」


それには全力を出しきってもなお届かないのかもしれないが。

少なくとも、全力を出しきらなければ可能性すら生まれない。

右腕の腕輪が、キラリと光った。



京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>60


士栗判定
>>63

あ、今のナシ

>>57
ネクサストリプルで最初に行動見極めた方が良くない?
反撃っつっても、俺はここで勝てる気がしない
大事な事前準備の期間もまだだし

圧倒的。

ただただ、圧倒的だ。

心を強く持たなければ、その存在感だけで飲まれてしまいそうになる。



士栗「行くよっ!」



ガゴン、とおかしな音と同時に彼女が駆ける。
地面を彼女が踏みしめ、踏み砕く音だ。

……ようやく、彼は理解した。

あの破壊の跡、その原因となった者が誰か。

あの暴虐を、その無邪気な心の中に秘めていたのは誰か。


だからこそ。


京太郎「(……止める!)」


間違った道に進もうとしている少女を、止めなければならない。

頭ではなく、魂が叫ぶのだ。

あの黒い男に付いて行けば、この少女の先には破滅しか待っていない。


京太郎「(……だから、止める)」


それには全力を出しきってもなお届かないのかもしれないが。

少なくとも、全力を出しきらなければ可能性すら生まれない。

右腕の腕輪が、キラリと光った。




京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>66


士栗判定
>>68

穏靴攻撃

防御
シズ

穏乃
フクツ
攻撃

なんのために腕輪が光ってるんですかね…

【#攻撃口が裂けてでも】


防御VS攻撃

1+1+5+10+10+6=33

1+7+100=108


青山士栗の攻撃サイド確定!


666×2-60+(108-33)=1347ダメージ!


【不倒不屈】発動!


京太郎&穏乃
残りHP:1

京太郎「穏乃ッ!!」

穏乃『あいよっ! って、あ、ここ私の山じゃん!』

京太郎「いつからお前の山になったっ!?」



疾走る。

両者は同時に接近し、踏み込み、その拳と脚を振るった。

京太郎は右脚、士栗は左拳。

同時に、同箇所に、重なる機動で放たれた二つの必殺は。

真正面から、轟音と共にぶつかり合った。


しかし、拮抗したのは一瞬。



士栗「全力出しなよって、言ったよね?」



弾丸の如き速度で、京太郎は後方へと吹っ飛ばされた。



京太郎「ぐっ、ぎっ、あっ……!!」



10m、20m、30m……まだ、落ちない。

やがて地面と擦れ始めるほどに失速した頃、その躰は大木に叩きつけられ、静止した。


京太郎「ぐっ、がっ、ゴホッ!! ゴホッ!!」

穏乃『あっ、づっ……!!』


基本的に通らないはずの、内部に格納した人物までダメージが『徹る』。



なんて事はない。
なんて事はないのだ。
小細工なんて存在しない。


彼女は、『力強く殴った』、それだけ。

それ以上でも、それ以下でもない。

【青山士栗/口裂け女】(弱体化中)


HP:666

ATK:666
DEF:666


・保有技能

『Sigrid/約束された勝利』
天地を砕く剛力。音を置き去りにする神速。刃筋の立たない身体。
ただ純粋に、強く。ただ純粋に、在る。ただ純粋な、力。
自身の判定値を+100する。

ゆったりと歩み寄りながら、彼女は語る。



士栗「いや、あのさ」

士栗「純粋に『力』が強ければ、ヘンテコな能力なんて要らなくない?」

士栗「未来を視るとかさ、脚が速いとかさ、硬い鎧だとかさ、鎖が出せるとかさ」

士栗「能力の設定が凝ってた所で、強くなるわけじゃないよね?」

士栗「嫌いじゃないけど、私そういうのよく分かんないかな」



彼女はまだ、都市伝説として生まれたばかりの存在だ。
だから名前も無いし、常識も無い。

彼女の中にある常識は、黒フードがかつて語って聞かせたそれだけだ。。


この理論こそが。

この常識こそが、彼女の強さを何より如実に表している。



士栗「能力の相性?リスク? ダメだよ、そういうの考えちゃ」

士栗「炎は大きければ水だって飲み込むし、ライターの火じゃ北極の氷は溶かせない」

士栗「ただ圧倒的であれば、スケールで圧倒すれば、相性なんて考える必要も無いの」

士栗「ましてやリスクと引き換えになんて、そんな能力欠陥品も良い所だよ?」

士栗「難しい事考えず、『強さ』ってのは圧倒的であればいいんだよ」



ただ圧倒的。
ただの純粋な力。
徹頭徹尾最強無敵、三千世界、天上天下唯我独尊。


ありとあらゆる小細工を力任せにぶっ潰す、彼女の『強さ』だ。

この子言ってることは凄いけど衣に完封負けしそうだよね

次元が、違うのだ。

地球を割るアラレちゃんも、彼女が登場する漫画を破るだけなら赤子でも出来るように。

次元が違えば、時を止めようが、無限に進化しようが、不死身だろうが、全く以て歯が立たない。

ただ純粋に、次元が違うほどに強く在る。

この少女こそが、黒フードの用意した切り札(ジョーカー)。



士栗「未来が視えるなら、避けられず防げない攻撃を出せば良いし」

士栗「足が速いなら、地面を強く蹴ればそれだけで速く動けるし」

士栗「力があれば即ちそれは身体の強度で、硬い鎧も強く殴れば砕ける」

士栗「貴方の奥の手が一撃必殺なら、私の攻撃は全部一撃必殺だよ」



だからこそ。
この場で諦めず勝機を探る少年が、誰よりも理解している。
言葉にせずとも、彼に寄り添う不屈の少女も理解している。



京太郎「(勝てない)」

京太郎「( 絆(ネクサス)でも、届かない……!! )」

穏乃『……京太郎っ!』

京太郎「分かってる、心配すんな」



立ち上がる。
だがそれでも、彼等は立ち上がるのだ。

勝機が無くとも、それは座して敗北を受け入れる理由にはならないから。



士栗「理屈こねて、概念とか特殊とか天敵とか」

士栗「そういうの、ちょっと男らしさが足りてない気がするな」

士栗「男だったら、力一本で勝負せんかい! ってね?」


京太郎「……無茶、言うなっての」



彼女はニッコリと。彼は苦笑を。


それぞれ笑っているが、その心中は正反対。

なんというウンコ理論

死繰り「これが我だ。口裂け女に特殊な能力など必要ない」

黒「よくやった、口裂け女」

士栗「士栗」

黒「は?」

士栗「今日から私、青山士栗って呼んで。黒いおにーさん」

黒「……」

士栗「あと、トドメ刺せって言われても私やらないから。やろうとしても、止めるよ?」

黒「理由は?」



顔は見えないが、そのフードの下は少量ながら苦渋の色を浮かばせている事だろう。

彼女が見せた、生まれて初めての反抗。
最初の反抗期と言えば聞こえは良いが、彼からすれば厄介極まりない。


そんな彼女は、ニヤリと笑って。



士栗「友達だから」



Vサイン。
誇らしげに、その笑顔に添えた。



黒「……だからお前が嫌いなんだ。死ねよ」

京太郎「手綱握れてないお前が悪いんだろ、ざまぁみやがれ」

穏乃『アンタ、私よりバカだね』


黒「……チッ。まあいい」

彼の不遇ぶりは黒フードを応援する会が設立してもいいレベル

黒「ま、いいさ。コイツのお披露目は済んだしな」


士栗と黒フード。

二人は並んで立ち、倒れ伏す京太郎と相対する。

敵対しているから、相対する。

この構図が、変えようのない現実そのもの。
いつの日か殺し合わなければならない、彼等の運命そのものだ。


黒「分かっただろう。コイツの力」

黒「そしてコイツが『どういう存在』で、どういう過程を経て俺の下に居るのか」

黒「そして、俺達が保有する戦力のレベルと、それをお前達にぶつける用意があるって事を」

京太郎「……何が、言いたい」

黒「本当は分かってる事を聞き返すのは、賢い事じゃない」

京太郎「……」

黒「まあ、良い」



黒「ついでに宣戦布告しておくか。明日、この街は地獄と化す」



黒「お前が今まで戦ってきた都市伝説と比肩、あるいは凌駕する都市伝説」

黒「それを個体数にして50以上用意した」

黒「明日夜、この街に向けてそれを進撃させる」


それは、つまり。

最悪京太郎が50人居て、それでようやく対応できるほどの戦力である可能性もある。

ふざけるな、と言いたいほどの過剰戦力だ。


京太郎の脳裏に浮かぶ、燃える街、逃げ惑う人々。

そして蹂躙する、悪夢達。

弱い敵など、一体も居やしなかった。
楽勝なんて、口が裂けても言えやしない。


そんな、悪夢達が、再び。

おいすこやん出番だぞ

>>153
アラフォー「街ごと吹っ飛ばしていいなら」

すこやんビーム、放射能透華、ネクサス京太郎
何だ余裕じゃないか

すこやん「よけられるものならよけてみろ!!! きさまは助かっても地球はコナゴナだーーっ!!」
黒フード「考えやがったな畜生!」

黒「無論、お前がしっかりしなければ何人死ぬんだろうな?」

京太郎「お前、お前、ふざけんなっ!!」

黒「ああ、そうだな。だが、ふざけた覚えはない」



地に伏す京太郎と、憮然と立ちそれを見下ろす黒フード。

いや、見下ろしては居ない。

見下している。



黒「ここでコイツをお前にぶつけたのも、この進撃も、その果てに出るであろう死者の群れも」

黒「全て、お前に理解させるために用意した」




    「お前は、『無力』だ」




黒「自覚し、絶望し、悔し涙でも流してろ。その方が俺は嬉しい」

黒「死人の前で声が涸れるまで叫んでろ。その方が俺は心地いい」

黒「じゃあな、未来の負け犬」



そんな言葉だけを残して、黒フードは霧のように消えた。



士栗「名前、ありがとね」

士栗「……嬉しかったから、さ」

士栗「マホちゃん、ちゃんと守ってよ?」



そして彼女も、地面を粉砕する程の力で地を蹴る。
その反動で、空の彼方へと跳んで行った。



京太郎「ああくっそ、勝手言いやがって……」

穏乃『あんな奴らに、ぜったい負けないし! ね、きょうた……』

京太郎「……」

穏乃『……京太郎?』

京太郎「……」

穏乃『ちょ、返事してよ!? 洒落になってないよ! 返事してってば!』

京太郎「……」

穏乃『ねえってば! 京太郎!』



傷付いた戦士は眠る。

今は傷を癒し、戦いに備えなければならない時であるがゆえに。

今はまだ、戦いの時ではない。

END.
第十四話前編:Nightfall and Other stories/夜来たる


START.
第十四話後編:Nowhere To Run/絶体絶命

はい、本日の投下はこれにて終了です。皆さん、お疲れ様でしたー

青山士栗略してあぐりちゃんは知らない方は可愛いオリキャラ程度に考えておけばいいと思うよ!
アンサーさんの例もありますし!

ちなみに前編のサブタイトルのボツ案は『Number of the Beast/獣の数字』だったり。理由は言わずもがな

現状ネクサスでも届かない実力者ですが、成長は階段のごとく。登り続けなければ意味は無く、満足すれば終わりです

怜編で黒フードさんが色々仕込んでた仕込みの内の一つ、『戦闘特化口裂け女』。四天王の三人目が、彼女です



では、ちょっと休憩してからレス返ししていきます

乙ー
結局なぜ鏡があぐりちゃんなのか誰か私に教えてくれませんか

ダメージでかすぎるから赤マントは倒せないんだね

あと、油断してると怖いですよ

あぐりちゃんは安全策だとか千日手だとか狙ってると怖いことに
正面から打倒しないと、結構アカン事になるタイプ


>>13
あ、悪の道に落ちてなかっただけだから(震え声)

>>15
この二人は基本互いにブーメランです
>>16の「なんでその子がお前と」とか黒フードさんも言いたかったに違いなく

>>74
ここでネクサスを使っていればイベントフラグ立っただけだよ、それだけだよ
イベントフラグは基本スパロボみたいなノリですよ

>>123
状況次第。ダンプを1kmくらい離れた場所から屋敷に向かって投げるとかするかもですし

>>153
>>154
やめて!

>>155
敵側に人間が居ないですし

>>176
・・・んー、ここまで来れば明かしてもよさそうですね
『鏡』→マホシナリオ。詳細は秘密
『友』→京太郎達のクラスに「青山士栗」という転校生がやって来るシナリオ
『離別』→士栗に京太郎と仲のいい一般人と変装した口裂け女の両方を演じさせ、「口裂け女によって青山士栗が殺された」と思わせて京太郎を躍らせるシナリオ
黒フードさんが口裂け女を主軸に展開しようとしていた三つのプランです

>>179
相性問題。だから宥さんは四天王なんです



では、本日はここまで。皆さん、深夜までお付き合い感謝です

風が強いと思ったらいきなり暑くなったり、ここ数日の日本はどうなっているのか

寝る時の格好にはご注意を。では、おやすみなさいませー

口裂け女のパワーと星神(全盛期)重力倍加MAXPowerだとどっちが強いのかね?
しかしあぐりから漂う戸愚呂弟臭…彼も玄海を倒すには小手先の技ではなく圧倒的パワーで叩き潰すという結論に至ったな

実際正しいよなぁ

ただ純粋にパワーがあるって事は、弱点も攻略法も無いって事だし

淡には弱点過多、衣には対抗神話、姫様は安定しないって弱点がある

>>28で『腕輪:next』装備してますが間違いですよね

あと赤マント戦の時はネクサスシフトだったからか腕輪自体が装備覧にありませんでしたが
ネクサスシフト以外は『腕輪:nexus』でもatkdef+15すると考えていいんですか

あぐりちゃんググっても分からん
どこからの出展?

>>195
りつべの前作「Fatalizer」って作品の主人公

原村和とそっくりの外見の「青山士栗」、その姉の「青山和」、衣と似た外見の「ネリー」、京太郎に似てる「シャカ」と登場人物が咲にかなり影響を与えてたりする作品
りつべが学生時代に書いてたらしいが、ぶっちゃけつまんない。和がりつべに贔屓されてるって言われる理由の八割くらいはこれ

わざわざ仮面つけたら都市伝説化する恐れが・・・って話をしたのは
京太郎がウスランガの仮面を着ける予定でもあったのかな?

正直あの絵でバトルとかされても???にしかならん

こんばん割り箸が綺麗に割れなかった時のあの感覚

食べ辛いっちゅうねん


埋めネタどうしたものか。うーん


>>189
純出力なら全盛期ホシガミの上はいけませんけど、大気圏外までぶん投げるとか色々やり方はあるんじゃないでしょうか
淡が外付け大型HDDを付けていると例えるのならば、あぐりちゃんは内蔵HDDがひたすら高性能なのです

>>190
じゃんけんで言う親指人差し指中指だけを立てるアレですね

>>194
文字修正忘れてたあばば
はい、その通りです。すみませんでしたー!

>>198
ないないノーウェイノーウェイ

>>201
原作で時々挿入される武器持ってたり戦ってたりする女の子達見るに、りつべ先生もちょっとばかり未練あったりするんでしょうかね




ちょっとこれから出かける用があるのですぐには出来ませんが、>>1が埋めネタで何を書くべきか

>>205! 君の意見を聞こう!

京ちゃんと姫子のSMプレイ

女装ネタか!スルーをしたい人はどうしたらいいですかね?
イッチのIDだと本編もスルーになりそうだし、前もってスルーできるものが欲しい

ただいまです


>>205了解。ささっと前スレで書きます

>>215
前スレの埋めでやりますので、このスレだけ見ていれば大丈夫? かな?
埋まりきったらちょっとこっちでやるかもですけど
あと女装はしない(迫真)


SM・・・ふむ

梅終了。いつまでも過去の>>1ではない
哩さん登場させる予定もあったりしましたがキリの良い所で埋め終わったのでー



姫子ちゃんは攻めは優秀でも打たれ弱いのです(意味深)

フリーメイソンと月極グループとゴランノス・ポンサーってどれが一番ヤバイの?

言い訳をさせてもらうと、>>1は照も淡も大好きです


>>253
ソレ・ナンテ・エロゲ氏

こちらは土曜更新ですかね

おつかれさん

あんさんの作品だとテルーみんな不遇じゃないか!

普通にヒロインやってくださいよー

スマブラ→ぼっち
都市伝説→行方不明
VIP→腐り済み

うーんこの扱い

>>257
そうしたいですね

>>258
ありがとうございますです

>>259
>>260
好きですよ!! 大好きですよ!?

>>260
スマブラの照は私に勝てたら付き合うという約束がある(ヒロインポジではない)
ここでは色々な物の初めての人(2年前から行方不明)
VIPではかなり仲良し(おそらく京太郎があっち側になった原因)
優遇はされてるから(震え声)
あと>>1投下乙です

こんばん悪いなのび太、このゲーム3人用なんだ

有史以来3人用ゲームなんて奇特なもの、いくつ作られたというのか。交代という概念を覚えよう、子供達!
DQ7の一人ハブり前提のパーティ人数はスネ夫を彷彿とさせるイジメ的アトモスフィア


あとこっちで扉の話をする分には構いませんけど、向こうでこっちの話をしないこと
誰かが不快に思わない程度に程々にすることを心がけてくださいませー


今夜21:30スタート。ああ、でもなんだか凄まじく眠い・・・
しかしいろいろ忙しくてUXも半端な状態に。スパロボで孔明に「はわわ」と言わせた今回のスタッフは本当にリミッターを外しておられる



http://zukolog.livedoor.biz/archives/25463348.html
投票結果発表の時は笑ってましたが、実物を見るとこう、複雑に・・・

やっべ、意識飛んでおった

投下はっじめーるよー

燃える街。
焼ける人。
焦げる空。


灼き尽くされた風景が、目の前に広がる。


リアルよりもはるかにリアリティのある情景。


凄惨な風景を映し出す視覚も。
肌を焼く熱を感じ取る触覚も。
焦げる肉の嫌な匂いに嗅覚も。


全てが悲鳴を上げている。
こんなもの、望んでいなかったんだ、と。


既に終わった灰色、今まさに終わっている黒色、そしてそれ以外の色のコントラスト。


そこに在ったのは、ただ純粋な地獄に他ならなかった。


その地獄の中で、動く命は俺以外に何一つとして無かった。


燃え盛る、燃え尽きる、燃え落ちる煉獄の中心で、ただ一人。


立ち尽くす、俺は———

京太郎「っ!?」



跳ねるように飛び起きる。
眼を覚ました少年は、ベッドの上に寝ていた自分に気付く。


京太郎「……病室?」


白い部屋に、白い壁に、白いシーツ。
窓の外の風景を見れば、どこの病院かも判断できる。


京太郎「って、そうだ思い出した。俺は……」

京太郎「(……完敗だったな)」


ただひたすらに圧倒的であるだけで、最強の名を欲しいままにする彼女。


京太郎「(手はいくつか思いつくが、さてどうするかな)」

京太郎「(少なくとも、今夜は動いて欲しくないんだが)」

京太郎「……ん?」


ベッドから降りようとして、彼はようやく気付く。

ベッドに寄り添い、眠りに落ちている少女の姿に。



京太郎「マホちゃん?」

ホシガミがいれば楽勝だし(震え声)

なお劣化している(可能性が高い)もよう

もう外はすっかり日が暮れている。

あの後、誰が救急車を呼んでくれたのかという事。
穏乃は自分同様ダメージが深かった上、そんなに携帯電話を持ち歩かない。
ならば必然的に、それは一人だけだ。

あの後、倒れた自分を心配して付き添ってくれたという事。
外を見ればすっかり日が暮れている。
何時間、付き添っていてくれたのだろうか。



京太郎「……ありがとな」



少女の頭を優しく撫で、彼はベッドを降りて窓際へ。

穏乃も心配。士栗も心配。街の現状も心配だ。

だがそれよりも先に、済ませるべき事がある。



京太郎「新しく買った携帯、壊れてなくて本当に良かったぜ」

京太郎「ただでさえ、ちと最近財布が厳しいってのに……」



彼の持つ、一番新しい友人達との絆。
手にするだけで思い出す、思い出の証。

皆で一緒に携帯を選んで、ワイワイと楽しんだ日の記憶。


恋人プラン通話料無料とか言うのがあったので
「あ、うち恋人です」「あ、じゃあボクも」「それなら私もー」「私もそやね」「私も」「私もです」「何このドリフ」
「お帰り下さいませお客様」
と冗談のように楽しんだのが、ありありと思い出せる。

あれ?四天王に相性があるって言ってたし宥姉格納すれば良いのか?

>「あ、うち恋人です」「あ、じゃあボクも」「それなら私もー」「私もそやね」「私も」「私もです」「何このドリフ」
>「お帰り下さいませお客様」

なんだこのリア充爆発しろ

>>288
ホシガミシフトであれだけヤバげだったし、四天王を格納したら京ちゃんがぶっ壊れるんじゃね?

携帯を友人達に選んでもらって、何人かはこの機に機種変して。

そんなこんなで、彼は新しい携帯を手に入れた。

元々ひとりかくれんぼの時に一回水落ちしていたので、その内買い換えようとは思っていたらしい。

須賀京太郎、スマホデビュー。



京太郎「——ってわけで、諸連絡頼むよ」

京太郎「明日、こっちも人纏めて夕方前にはそっちに合流するから」

京太郎「うん。うん。じゃ、早朝に一回そっち寄ってく」

京太郎「んじゃまたな、おやっさん」



通話を切って一息。
まず連絡。何しろ規模がデカい。
一人で対抗するのはまず不可能と彼は判断した。

大雑把な所は大人に任せていいだろう。
少なくとも、大人が子供より頼りになるのは間違いないのだから。

あとはその細部を詰める、綿密なプランか奇策が欲しい。



京太郎「……基幹になる作戦が欲しいな」

京太郎「明日学校で皆を集めて話し合うとして、その前に」

京太郎「まだ夜遅くでもないし、誰かに意見でも聞いてみるか」

京太郎「んー、誰に電話かけるべきかな」

【通話先安価】



電話をかけた先の相手によって、この後の展開に変化があります

有利になったり、様々なフラグが立ったり

探索とは別枠で特に今話への影響が大きいです

好きなキャラを選ぶも、戦略に基づいて選ぶも良し

人によっては難易度がグッと変わったりもします

既に登場している人物で、一定以上彼と繋がりのある(要するに京太郎が電話番号知ってる)人物なら、誰でもオーケーです

ただし照とかは無理です。あぐりちゃんなども当然

無効の場合は安価下。かけられる人物の範囲は皆さんの想像以上に大きかったりします

くねくね回同様人員の配置とか作戦とか重要そうだし、のどっちにかけよう(提案)

>>302
対抗神話はガッツリ効いてたぜー
戦う前に京太郎が呪文みたいなの言ってたろ?あれが口裂け女の対抗神話
口裂け女は特定のキーワードが対抗神話になるんだよ

>>304
自分で手加減するって言ったのを弱体化とは言わないと思う

電話回数は一回こっきり、恨みっこなし

では、かける相手の指定をどうぞ



>>314

小走先輩

ファッ!?

流石、ニワカは相手にならんよさん


ここから華麗なる王者無双、流派晩成不敗は王者の風よーとかやりたいのですが

すみません、寝落ちしそうでヤバいです
なので本日の投下はここまで。お疲れ様でしたー

次回は明日、豪華絢爛たる王者の大活躍あたりから始めます


では、おやすみなさいませー

同じ元生徒会のがいとさんの活躍はありますか

こんばんワイズマンの正体って白い魔法使いですよね

魔法使いが一体何人必要なのか



>>304
>>307
弱体化はキーワードでの弱体、手加減ってのはHPが尽きても一応死なないって感じです。もう一段階弱体させるには一工夫必要かもですね

>>344
そ、その内



今夜も定時にスタート。年度末に体調がおもんばしくないというのは中々に厄介です



【このスレにて各キャラが保持する戦闘力とポジションの分かりやすい相関図】
http://i.imgur.com/t7IdReT.jpg
http://i.imgur.com/u31Dt2z.jpg
http://i.imgur.com/LmFfl2w.jpg
http://i.imgur.com/akGvTe2.jpg
http://i.imgur.com/60sIzSt.jpg

やっべー誤爆してもうたです
アカン。これはアカン
すみません、昨日もちょっぴりしかやってなかったのに申し訳ありませんが今日はお休みさせて下さい
この体調で続けてたらけっこう洒落にならん失敗しそう
明日は体調と調子見てアナウンスします
体力ある時はインフルかかっても平気だというのにぐぬぬ

てるてるに看病されたい

ここの照はどんな性格なのか分からんよー

友人からメール来たから返信したら心配して来たと言いつつ来てくれました
今彼は>>1の部屋で特に何もせず漫画読んでます
何しに来たんだお前
でも薬はありがとう


>>369

【この世界で彼ら彼女らが小学生だった時代】


咲「お姉ちゃん、ちょっといい?」

照「ん?」

咲「今日のね、算数の授業でね、分からない所があって」

照「どれ?」

咲「この『あまり』って所。あまりって何?」

照「んー、クラスにさ、29人の生徒が居るとするじゃない?」

咲「うん」

照「で、先生が『四人組で好きなやつと班作れー』って言ったとするじゃない?」

咲「うん」

照「でも一人だけ班に入れなくなる子が出来るよね?」

咲「あ、成程。それがあまり……」

照「それが学校での私」

咲「……お姉ちゃん」

照「いいもん。私には京くんと咲がいるし」

咲「お姉ちゃん……っ!!」

(アカン)

照「ふ、ふふ」
照「感じる。私の中の闇の力が高まってるわ…」

周り「」ヒソヒソ

テルーをハブるのはやめてください!なんでもしますから!

熱も朝には引いてたので今夜も問題なくやりますよー

21:30開始

>>1の投下は後退のネジを外して以下略!


>>380
ん?



動くな、両手を上げろ←分かる
動くと撃つ←分かる

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1755593.html

・・・ん?

ファッ!?

さあ、上げてこうか!

あ、ちょっと裏話的な設定変更の話。鶏ちゃんの話し方をスマブラと同じ京都弁よりの関西弁に戻します
彼女、話し方がしんどい!




                 /:/:: : : : : : : : : :/: : : : : : : : /: : : : : : : :\: : : : :\
              / : /: : : : : : /: ://: : :/: : : : :./:| : : : : : : |: : :゚: : : : : : :.
                / : /: : : : : : /:.:/ / : :./: : : : :./:.:�: : : :.:.:.|: : : :゚: : : : : :.:.
             ′/: : : : : //:_/__,/:_: :/: : : : :./: :.:| ゚: : : : :.:.|: : : : :゚: : : : : ::.
.             |: /.|: : : :.:/7´/ _」: : / : : : :.:/┼:┼ ゚: : : : :.l: : : : : :|: : : : : :|
.             |//:l: : : /| |:./   : :∧: : : : : ,」:.:.:|  ゚:.\:.リ: : : : : :|: : : : : :|
.             |/: :|: :./:.:| l/   l/ ‘: : : :.| 八: |  |: : /: :l: : : : :|: : : : : :|
          /: : :|::/: : | | ___--、  ‘: : :.|  ‘ |  |: /}: /: : : リリ: : : : :.:.|

         /: : : :从{: : ::|ァ´ ̄ ̄`ヾ   \{ __-‘__, |//:/: : : /::/ : : : ::| :|
        / : : : : : : : : : : |            ´ ̄ ̄`ヾ/イ: : : / / : : : : ::| :|
     __彡: : : : : : : : :/ : : : :| 〃〃   ′           |: :/Χ : : : : : :| :|
    `ー------=彡ク: : : : : |     _      〃〃   |/´ ̄`∨: : : : :∨
           / : : : : :.人     |   ̄`ヽ.           /: : : : :l: : \
          /: : : : : :/ / \          /       、__彡イ: : : : : :ト、: : :.\
         /_:_:_:_::彡   //l: : :\   `ー‐        _. .:≦: :|: : :.从 : : : 八  --- `
               l/ : : : :./`ト . _   _  -‐   |:_:_:_:/|: : /  \: : : :\
                    八: :./  |:.∧ Τ        {_ノ∧ l/     ` : : : \
                 ∨  j/ /´ |   __ -‐    \          ̄ ̄
                      __/ /lノr‐              \
                 --‐   / /~⌒l           / \
                / {     / ∧   \         /    \



でも天使


投下はっじめーるよー

憩「一応この病室は使ってもええ仕様になってるけど、他の場所では使わないでなー」

京太郎「うおっ!?」

憩「携帯電話は、最近はマシになっとるけど病院ではNGなんやで?」

京太郎「あ、はい、すみません。つか憩さん、いつからそこに……」

憩「ウチはいつでもそこにおるんですぅー」

京太郎「(病室に見舞いに来てたけど話しかけるタイミング逃してたって事でいいのか、これ)」



ぬっ、と現れる少女。

この病院の院長の一人娘にして京太郎を最も診ている医師、荒川憩の笑顔は見る者を癒すとの評判だ。

だが怪我をした後は大抵機嫌が悪いので、京太郎は少し苦手である。

天使のような悪魔の笑顔が放つプレッシャーは如何ともしがたいのだ。

内面は北野誠一郎のごとく。
外面は天使恵のごとく。

そんな彼女も、悪魔になる時はある。



憩「あんま、怪我を抑える努力をせえへんようだと……」

京太郎「しないようだと……?」

憩「起きたら体の一部がアンジェロ岩になっとるかも知れへんえー」

京太郎「善処しますっ!」

憩「死んだらウチにも治せへんし、死ななきゃ安いなんて幻想やでー?」

京太郎「すんません、毎回毎回……」

憩「悪い事しとるわけやないんやし、謝らんでええよ」

憩「ただ、怪我しないで欲しいんや。特に今回はちょっと」

京太郎「ん? なんかありました?」

憩「穏乃ちゃんが、ちょっとな。怪我自体は無かったんやけど」

憩「今まで、『中の人』までダメージが徹ったことなんてなかったやん?」

京太郎「まあ、確かに (とりあえず無事か。良かった)」

憩「なーんかあかん予感がするんや。どっか、変な所で痛い目見るかもしれんえー」

京太郎「怖いこと言わないで下さい……あ、そうだ」

憩「?」

京太郎「ちょっと、デートに付き合ってもらえませんかね? 明日の夜なんですが」

憩「……んー、内容次第?」

京太郎「発案は小走先輩。時間は明日夜、この街の埠頭で」





京太郎「あっち側の手札で、一番厄介なのを封じます」

京太郎「世界が嫉妬する髪って、どんな髪なんだろうな」

怜「亜麻色の長い髪!」

京太郎「何故か俺の知り合いには地味に少ないジャンルだな」

憧「長い髪は手入れが面倒なのよ。だから長い髪ってのは容姿に気を使ってるって事で……あ、しずは例外ね」

怜「あの子、髪の扱いすっごい適当なんにくせっ毛何それ? やもんなぁ」

京太郎「すげぇ」

憧「ちなみにアジエンスは別に広告ほど効果はないわよ」

怜「なんやて!?」

京太郎「(女の子のシャンプーへのこだわりは一体何なんだ)」



翌日。

12月も半ばとなったある日の朝の教室風景。

すでに街への大侵攻へのタイムリミットは12時間を切っている。
この場にいる三人も、それは百も承知だ。

だがそれでも、いつも通りに。
日常を生きて、日常を糧として、困難を乗り越える。

彼らのスタンスは変わらない。



京太郎「そういや、穏乃は?」

憧「ちょっと走ってくるって」

京太郎「そか。アイツはいつでも元気だな」

憧「……なんかあった?」

京太郎「いや? 別に」

憧「ふーん……」

京太郎「(あ、隠してもバレてるなこれ)」

京太郎「(さて、あの不審者の言葉が本当なら今夜にでも相当やばくなりそうなもんだが)」

京太郎「(後で人を集めて大まかな形は決めるとして)」

京太郎「(その前に誰かに意見を聞きに行く、って感じか)」

京太郎「(相手が単体じゃない上に調査の時間も殆ど無い以上、情報ピースに意味は無い)」

京太郎「(必要なのは要所要所を有利にする発想)」



京太郎「……もしかして、狙ったのか?」

京太郎「俺の事前準備を削れるだけ削れるこのタイミングを、あの黒フードのやつが」

京太郎「いや、まさかな……」



京太郎「さて、どうするか」

【移動可能先】


・一年A組

人物:原村和(メイン)、宮永咲etc…

オカルトとは関係のない知識面からのアプローチ。


・一年B組

人物:新子憧(メイン)、高鴨穏乃、園城寺怜etc…

街に流れる噂の情報。


・生徒会室

人物:花田煌、二条泉、船久保浩子、原村和etc…

有用な情報、あるいはヒントの提示。


・園芸部温室

人物:松実宥(メイン)、宮永咲、松実玄etc…

学外における情報、ほぼ確実にイベントが発生するヒント。
また、サポートアイテムの入手が可能。


・天文学部

人物:大星淡etc…

夜間の街の情報。都市伝説に関する有用なヒント。


・家庭科室

人物:清水谷竜華(メイン)、園城寺怜etc…

人脈からくる広範囲の情報。ヒントの提示。時々ステータスアップ


・図書室

人物:天江衣、宮永咲etc…

都市伝説の種類に関して確定で一つ情報ピースを入手可能。


・事務所支部部室

人物:今まで登場した人物全て(メイン)、今まで登場した事の無い人物

全ての人物が居る可能性有り。何でも起きる可能性有り。何でも手に入る可能性有り。

黒フードさんもーちょっとなにが来るとかそういう情報くださいよォー!

もう「分かってたのに何も出来なかった」とかいう形で京太郎絶望させたいだけじゃねーのかコレ。ファントムか!

和ならくねくねの時みたいに作戦立案?
図書室・天文学部室・園芸部温室で衣・淡・宥の協力を得られるのかどうか
事務所支部部室で宮守勢の協力を得られるかどうか

重要そうなのはこの辺?

安価なら下

【調査目的:大群対策】


【移動先指定可能回数:残り三回】



京太郎「どこに行くべきか」



移動先を指定して下さい


>>418

>>黒「お前が今まで戦ってきた都市伝説と比肩、あるいは凌駕する都市伝説」
>>黒「それを個体数にして50以上用意した」

情報集めるにしても何が来るかサッパリ分んないんだよね 
安価なら下

1年A組

【一年A組】


京太郎「……」

和「?」

京太郎「……」

和「えと、どうかしました?」

京太郎「やっぱ、似てるよなぁ……」

和「はい?」

京太郎「いや、なんでもない」

京太郎「——って、感じだな」

和「戦力そのままで相手が人なら、『諦めて逃げる』のが最適手ですね」

京太郎「そりゃそうだけどさぁ! お前、それ言ったらおしまいだろ……」

和「ランチェスターの法則然り。兵法然り。数での圧殺は本来戦略の基本で、王道ですから」

京太郎「人数比だと、笑えるくらいに開きがあるしな。そこをどうにかならないか?」

和「それも相手が人なら、の話です」

京太郎「ん?」

和「今まで貴方が戦ってきた都市伝説は大抵、頭がよろしくなかったと聞きます」

和「それに加えて、その数を率いれるだけの都市伝説持ちの人間を揃えられるものでしょうか?」

和「用意した、というニュアンスにも引っかかるものがありますし」

京太郎「……そうか。数を揃えて突撃させる、くらいの運用しかできないのか」

和「昔軍用犬に爆弾を括りつけて訓練し、狙った相手に突撃させる平気があったそうですが、没になったそうです」

和「頭がよろしくないけど意志がある、という存在の運用はなかなか難しいものですよ?」

京太郎「それなら、数を分けて大通りのある東西南北……いや、海があるから南からはないか」

京太郎「大体街の三方向に絞れる、か?」

和「街の至る所にポンポン出されれば対応出来ませんけど、それが出来るほど統率できるとも思えませんし」

京太郎「ある程度誘導して、三箇所に戦力を配分すれば、行けるか?」



和「それなら——」

京太郎「あ、んじゃここは——」



咲「(二人の話が難しすぎて入れない!)」




【ヒント:戦略基点を入手しました】

やっぱりのどっちが(戦略面では)ナンバーワン!

【調査目的:大群対策】


【移動先指定可能回数:残り二回】



京太郎「どこに行くべきか」



移動先を指定して下さい


>>452

【調査目的:大群対策】


【移動先指定可能回数:残り二回】



京太郎「どこに行くべきか」



移動先を指定して下さい


>>434

生徒会室は今回ハズレっぽい気がするんだよなあ…って事で選択は一年B組に行くで

すばら式根性論教えてもらえるかもしれんだろ!
素晴らしき根性論をな!

【一年B組】


穏乃「私さ」

京太郎「ん?」

憧「どしたの?」

穏乃「最近まで、カテキ式をアミノ式のパクリだと思っててなんで訴えられないんだろうって思ってた」

憧「こんのおバカ!」

京太郎「(……俺も最近までそう思ってたなんて言えない雰囲気だな)」

(俺も初めてCM見たときはそう思いました…)

京太郎「最近、何かこの街で噂とか無いか?」

憧「この街だと最近はそこまで有名になってるの無いと思うわよ?」

憧「強いて言うなら、ここ一年くらい噂になったり発見談があったりするのに被害者が居ない『口裂け女』くらいかしら」

京太郎「……」

穏乃「あ、あはは鉄人兵団」

憧「あ、でも最近ちょっと気になる事があるのよね」

京太郎「ん?」

憧「この街じゃないけど、この街の外での話」

穏乃「外? なら関係ないんじゃない?」

憧「この街をグルッと囲むように、ドーナツみたいに噂が異常発生してても?」

京太郎「うわぁ、そりゃバッチリ関係あるな」

穏乃「? あー、もしかして今回の?」

京太郎「俺達に気取られないギリギリの範囲で準備してる……そういう事か」

憧「でも逆に言えば、けっこう役立つんじゃない? この話は」

穏乃「外で準備してるって事は、外からこっちに一直線に来るって事だもんね」

京太郎「街の警備の配分もやりやすくなるし、何より正面から受け止められる」

京太郎「侵入ルートも数が数だから限られる。作戦の方向も見えてくるな」

憧「ちなみに、噂になってた都市伝説のリストがここに———」




憧「どうよ?」

京太郎「よしよし、褒め言葉の代わりに頭でも撫でてやろう」

穏乃「よしよし、褒め言葉の代わりにそのツインテールをクルクル回していじってやろう」

憧「あ、ちょ、やめ、私の髪で遊ぶなぁっ!」




【ヒント:戦略基点発動】

【今回の戦闘前に、東西北のそれぞれのルートから敵が侵入します】

【そして今回、各ルートを侵攻する都市伝説がそれぞれ表示されるようになります】

【調査目的:大群対策】


【移動先指定可能回数:残り一回】



京太郎「どこに行くべきか」



移動先を指定して下さい


>>454

事務所

事務所

【事務所支部部室】


京太郎「(珍しいメンツだな、と思ってたのは一秒前の俺だったか)」


衣「ロイヤルストレートフラッシュ」

淡「ロイヤルストレートフラッシュ」

小蒔「ロイヤルストレートフラッシュ」


京太郎「ポーカーになってねえ」

ぜってぇイカサマしてるわこれww

京太郎「ってな感じで、危ないんだけど」

淡「水臭いこと言わず、『力を貸してくれ』って言えばいいんだよ」

京太郎「淡……!」

衣「おっと、衣もいるぞ」

京太郎「衣……!」

豊音「おっと、私達を忘れちゃ困るかなー」

京太郎「豊音さん……!」

透華「この街を守るのは、貴方だけではありませんわよ!」

京太郎「透華先輩……!」

宥「あの、私も」

京太郎「宥さん……!」

小蒔「私達も、お手伝いしますとも!」

京太郎「神代先輩……!」

姉帯「コーホー、とでも言ってりゃいいのか」

京太郎「おやっさん……!」





怜「こ、これが友情パワーか」





【援軍がフル参戦:敵の一部を受け持ってくれます】

負ける気がしなくなってきたな

なお

おやっさん神出鬼没やな

おやっさんなんで学校内にいるんすか

区切りがいいのでここまで。お疲れ様でしたー
次回は、ニワカ先輩発案の作戦が炸裂!希望の未来へレディー・ゴー!
要するに明日決戦しますよってことだよ言わせんな恥ずかしい


>>410
そうに決まってるじゃないですかー。色々面倒臭いことも考えてるようですが

>>437
今はけっこう人も揃ってるから! 船Qとのどっちもいるから!

>>465
なお各自の能力の応用な模様

>>475
>>477
「お前らそろそろこっちに合流しろ」と迎えに来た模様
噂を聞きつけて来た透華も他校生徒なのに違和感のないこれは一体




ではまた明日。本日もお付き合い頂き感謝

おやすみなさいませー

乙乙ー
ぶっちゃけ衣一人でどうにかなるんじゃないか感が凄いなwwww

黒フードはオーズのウヴァさん的臭いがする

今回のあらすじ

黒フード「そろそろ本気でお前ら潰すわwwwwww最強の怪人+再生怪人50体とかwwwwww流石にやりすぎたかなwwwwww」

京太郎「そ、そんな…」

淡「諦めるには早いぜ!」
衣「ころも達がついているぞ!」
豊音「仲間のためなら頑張るよー」
宥「私もいる…」
透華「対人は任せろー」
小蒔「全力以上で臨みましょう」

京太郎「み、皆…!」





黒フード「えっ」

すこやん 使えない 余り物

黒フードはエンダースさんの同類なのか

こんばん笑ゥせぇるすまん


今夜もやりますぞー
21:30、ファンキーモンキーベイビーズ



>>483
弱体化とか相性ってもんがあるんやで

>>496
落とし穴を用意しよう

>>506-508
なんでや!

>>509
行動削られまくった人はお帰りください
昔は本気ベル様もあの弱点あったんですけどねー。ベル様の落とし子が1stキャラだった自分にはご褒美ですが
ポンコツ可愛いよポンコツ




http://togetter.com/li/477367

つまり>>1も咲のシナリオライターを名乗れる(暴論)

ZUN氏って実際すごいよな
大学の時にあれ1人で作ったとか

>>515
すごくRTされたあげく非難中傷が届くことになりますがね

ちゃうねん、ベル様可愛いから仕方無いんや
あ、でも2ndキャラはアンゼ様の下僕使徒ヒーラーだった
今の所最後に作ったのはパールちゃんの下僕侵魔召喚士だったような



             /                        ヽ   \
               {    ,.-                   ヘ     ,   ヽ
           . '"   ((   /                  ',     '.     ,
         /       ヾ、′         }      l    }    {、   '.
       /  イ         /\、    |  /   }.  /|  丿 |   い
.       // /    /   ,′    } j|. /}  /| /_」    |    !リ、   }
      /   /     /   ,″ j{   / / | / 从r七|ノ _,ハ       ! })∨
        ,′/   {    { {_」ハ._ / / j/'´ jノンfて;乙ヾ.   ′   ! {ト、 \
         } イ  { {    {Vい,Lj/,`   ′  ´ {:::ryりノ从ノ/     !ヽリ '.  ` ー- 、
          リ   . ∧   从 く('「::か         ゞ -┘ノ/     j \ j} ゝ、__  |
    ,「ヽ .       ヽ \ヽ ヘ 弋_:ソ            ,.  ´      八  )'^ヽ.: : : .:) し
    ,}:}: '.         ト、 ヽ ム      ,:     r ´       . イ : : ヽ )丿.: : :(⌒ヽ
.   l7::}::::}       ./.::} l\、 :.     `      |     {-‐ '7l´ : :人: .: : ;厶rュ …¬` ー'′
   .:{:::{::::ヘ     {:::::∨ /  人     ー "´ l    ゝ._厶!: :/.: : :)/.::.::./ \::.::八
.  〈::.';::ヽ:::.ヽ     .}::::::.V  / 个: ..         ヽ、       ∨ : :イ `ヽ::.:/    V: :{ `ヽ
   ヽヽ:::.ヽ:::..`:ー-┘:::::::.  /   ノ: : : :|:l: . .   ,.__'^_ー‐ュ、 j. -┤   j/   ヽ从人
    ヽ:.`::::::::::::::::::::::::::::::::.V  く : : : :ノノ / `¨ }::::::::::::::_//..:.:.:.::/⌒ヽ乂(⌒ソ
.     ‘、::: ::::::::::::::::::::::::::::::.'.  jノ.: : .: :くー-ミ 」 ̄厂:.:.:.:/..:.:.:.:.:.:.:{___
.      \::::::::::::::::::::::::::::::::./ヽノV⌒ヽ〉:.:.:.:.:| /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lニニl:.:.:.:.:.:.:.:.`丶、
         \:::::::::::::::::::::::::::',-─¬≦_ .>=ィ个(、_j二二}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..\
         \:::::::::::::::::::::::'. :.:.:.:.::「   _,.ム′'. ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ

           ヽ,ム厂 ̄`ヽ:.:.:.:.;:ゝ'´ /.:l∧ ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
          // 介ー-ミ__」_く  /.:: .:/ ハ_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
         く  / |::::::\___j.:j/.:.:.:.:.:/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|

           ヽ/ | |::::::::::::::::::}:.:.:.:.:.:.:.:人_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|



ま、可愛いから良し!


>>517
り、りつべだってフェイタライザーは学生の頃の作品だし(震え声)

>>519
あわわ


投下はっじめーるよー

京太郎スレの>>1ってTRPG経験者多いのか?
結構ナイトウィザードとか話題になるが

私こと『口裂け女』は、最近生まれたばかりの赤子のような都市伝説だ。

何も知らないし、何も分からない。

頼れる人は、生みの親とも言える黒いおにーさんだけ。

だから私はあの人の言う事を聞いて、あの人の願いを叶えてあげたい。

父親が好きな娘っていうのは、たぶんこんな気持ちなんだと思う。

だから何も難しい事は考えず、私は私らしく生きていたい。

皆には仲良くして欲しいけど、それは中々難しそう。



ただ、どうしても気になる事が二つあるんだ。



一つは、時々夢で浮かぶ光景。
見た事も覚えもない、そんな光景。
朝起きたらもう思い出せないけど、見る度に私は泣いている。

……悲しいのか、嬉しいのか。それさえも分からない。

それを黒いおにーさんに話したら、泣きそうな顔をして、そっと頭を撫でてくれた。
……なんなんだろう。本当に、分からない。



もう一つは、私の事。
この容姿、黒いおにーさんが色々手を加えたらしい。
失礼だけど、あんまりそういう事にあの人がこだわるとは思えない。
なんでだろう?

私が目覚めた時。
私が生まれた時。

あの人がひどく嬉しそうな、悲しそうな、虚しそうな顔をしていたことに、何か関係しているんだろうか?


分からない。


でも今は、それよりも重要なことがある。

行こう。私は、私らしく。


この夜を駆けて、せめて大切な友達がここで死なないように。

場面は変わる。

日が落ちる寸前の、夜の埠頭。

この日この夜この戦場、結果を出さなければ一気に窮地に陥る大一番。

勝負ともなれば、相手の最も強い札の活躍を殺し、己の手札を活かす戦略が肝要となる。

だからこそ、この戦いは不可避で不可欠だ。



京太郎「……いい夜だな。雲も無いし、月も星も綺麗だ」

京太郎「お前も、そうは思わないか?」

士栗「余裕だねー。もしかして、来るのわかってた?」

京太郎「まあな」

士栗「おおう、すっごいね」



フリーメイソン側実質最強のカード、口裂け女。
対する治安側実質最強のカード、須賀京太郎。


どちらのサイドも、相手側に面倒な手札が存在し。

それをどうにかして封じたいという点については、意見が一致していた。

つまり。


士栗「分かってたんなら、逃げちゃえば良かったのに」

京太郎「そうもいかないっての。男には、逃げちゃならない時ってのがあるんだ」

京太郎「退けないんだ。特に自分の後ろに、何かが在る時は」



この夜の開幕は、皮肉にも頂上決戦で始まる事になる。

>治安側実質最強のカード、須賀京太郎
どうしてもこの一文に釈然としないwwww

>>530
状況に合わせて換装、仲間の転送、ネクサスでの思考連絡、赤マントも倒せる性能

京太郎は出来る事考えるとガチで司令塔やで

彼の脳裏に、電話で相談した時の小走やえの言葉が蘇る。

頼りになる先輩がいるということは、本当に心強い。



——煮詰めて行くとしよう。場所は埠頭でいいな?

——誘き寄せる方法は特に要らない。お前自身が、相手側から見れば十分抑えたいカードだ

——お前自身が、十分餌になる

——そして、最終的に——



船。
遠くに聞こえるモーターの音。

小走やえが発案し、須賀京太郎が組み立てた作戦。


京太郎「(その為には、『一撃』耐えないといけないんだけどな)」

京太郎「(せめて戦いながら移動して誘導する余裕を保つくらいには耐えられないと、作戦が成り立たない)」


京太郎「さて、始めるか」

士栗「……本気? 前は私にワンパンでやられたのに」

京太郎「なんだ? 心配してくれてんのか?」

士栗「悪い? 逃げてくれるのが、一番嬉しいけど」

士栗「『死なない程度に動けなくさせるだけでもいい』って黒いおにーさんにも言われてるんだよね」


複雑な表情で、圧倒的な存在感を噴出させる彼女の構え。


京太郎「まあ、悪くはないけどさ」

京太郎「俺にだって、男の意地ってもんがある」

京太郎「お前に『ぎゃふん』と言わせてやるさ」


それに一歩も引く事なく、彼も遠い地にて呼びかけを待つ仲間を召喚した。

【特殊戦闘】


不倒不屈、ルーベライズなどの手段以外の方法で『一ターン』耐え抜いて下さい。


二ターン目にイベントが発生します。


条件を満たさなかった場合、この後の戦闘の難易度が上昇します。

これだとメスメリックも駄目ってことかね?

一にシュクジュ持たせてはだめなの?

>>537
メスメリックは一応、セーフ

>>539
一はデフォルトでシュクジュです。他の武器が使いたい時は、随時変更を



【戦闘開始時フォームシフト指定】


【対象者】


【園城寺怜】【高鴨穏乃】【国広一】【鶴田姫子】


【戦闘開始時、格納する人物を選んで下さい】



>>549

言葉は要らず。


京太郎「(勝たなくても良いですから、耐えて下さい)」

一『完全に受けに回るってのは、何気に初めてかな……』

士栗「……」


ただひたすら真っすぐに突撃し、両者は交錯した。




京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>564


士栗判定
>>566


防御

【#攻撃最強】


防御VS攻撃

8+7+6=21

5+0+100=105


青山士栗の攻撃サイド確定!


666×2-260+(105-21)=1156ダメージ!


【メスメリック・マジシャン発動!】


京太郎
残りHP:420


【条件クリア】

【イベントに移行します】

右、左、右、左。
捌いてはいても、いずれは限界が来る。
息一つ乱さない彼女と対照的に彼の息が切れ始めた頃、それは訪れた。

流しきれず、彼の傘を持つ右手が弾かれる。


すかさず、空いた腹に一撃。


少年が吹っ飛ばされ、少女は無傷。
瞬時に腹の前に割り込ませた武器と装甲のお陰でノーダメージの用だが、またしても数十m吹き飛ばされる。


埋められない圧倒的な差が、見て取れるようだ。
仰向けに転がされた少年に、この後少女がトドメを刺して終了だろう。
普通なら、だが。


士栗「……ごめんね」

士栗「悪いけど、手足の二・三本は折っておかないとおにーさん這いずってでも行きそうだからさ」

士栗「ここで、おとなし——」


しかし。


京太郎「……よし」


彼が仕込んだこの戦場は、『普通』ではなかった。


士栗「えっ?」


ガタン、と彼女の足場が揺らぐ。
続いて響くモーターの音。
陸から『足場』が離れて行く。
つまり、そういう事だ。

彼と彼女が一瞬前まで戦っていたのは……


士栗「固定されてた、モーターボートの上……?」

京太郎「そういうこった。最近の技術は凄いな……無線一つで、固定器具外したりエンジン入れたりも出来るんだから」

士栗「……無人ボートで沖まで運んで放置しようってこと?」

士栗「私、このぐらいの距離ならジャンプするなり泳ぐなりで陸まで戻ってこれるけど」


二人の距離は既に100m近く離れている。二人の聴力でなければ話す事すら難しいだろう。
……だが、彼女からすればひとっ跳びの距離でしかない。
ジャンプ一回で埋められる距離ならば、彼女を封じているなどとは言えない。



京太郎「やってみろよ。その状況で、空中で決定的な隙と背中を晒して」

京太郎「こっちにまで跳んでこれる度胸が、お前にあるんならな」

むしろ海を走って来そうだ

士栗「……?」


そこでようやく彼女は気付く。
彼が居る陸の上ではなく海の上。
自分が乗っているボートと並走するように疾走るもう一台のボート。


咏「海上タクシー、なーんちゃってな。送迎だぜぃっと」

咏「ちゃっちゃかストレスでも発散してきな」


運転席に一人。

そして、甲板の上にも一人。

そしてその顔に、士栗は見覚えがあった。
黒フードに教わっていた、要注意人物の一人。
特定状況下では、絶対に逃げろと念を押された規格外の一人。




健夜「や、お嬢さん」

健夜「お姉さんと、遊んで行かない?」


士栗「ほげっ」




京太郎「海の上なら、周囲に物とか無いし」

京太郎「知ってたか? あの人、地上の被害考えなければ下向きにビーム撃って空も飛べるんだぜ」

京太郎「空から海にぶっ飛ばす分には何も壊さない以上、あの人には何の枷もない」

京太郎「だからあの人の全盛期、大物との戦いはいつだって海での戦いだったんだとさ」




健夜「とりあえず、手加減は要らないくらい実力は近いよね?」

士栗「……ぎゃ、ぎゃふん」

士栗「(私の友達は、どうやら意地が悪かったみたい)」

>>579
それなんてバジリスク?

死ぬ気の炎か何か?(恐怖)

すこやん、アイアンマンみたいなことも出来るんだな

京太郎「ふぅ……あ、憩さん。もう大丈夫ですよ」

憩「そーなん?」

京太郎「とりあえず、治療お願いします」

憩「はいなー」


ひょこ、っと物陰から現れた天使。
怪我は前提。青山士栗が相手ならば無傷で勝てる保証はなく、策が成功するかも定かではない強敵なのだ。

しかし、まだ本番すら始まっていない内からリタイヤなど話にならない。

なので、回復役。
本番が始まる前なら乱戦の危険もなく、士栗との戦いになる以上、彼女の性格から巻き込まれる可能性も低い。

この状況だからこそ出来る、インターバルの小細工だ。


憩「ほな、動かんといてなー? ……うん、これならペシペシ叩くだけで十分そうやえ」

京太郎「ありがとうございます。んじゃ、皆と合流ついでに送っていきま……」


「ふふん。その様子だと、上手く行ったようだな」


京太郎「そ、その声は!」

憩「小走先輩じゃないですかー」

京太郎「(あ、この人お約束無視しやがったすげぇ)」


やえ「……う、うん。私だ」

京太郎「(しょんぼりしてる)」

やえ「で、どうだ? その様子だと、成功したと見受けるが」

京太郎「バッチリです。確かに海上ほど、周囲に何も無い場所は無いですしね」

やえ「こっちは平時使えないカード、相手は最強のカード。アドバンテージは取れたな」

京太郎「ええ、後は総力戦です。先輩、明日から中央校の孫ピンとでも呼びましょうか?」

やえ「ふふん、悪くないが王者の方が響きが良いな」

憩「(ちょーし乗っとるなぁ。大金星だからええんやろうけど)」



京太郎「で、やえ先輩はどうしてここに? 家から出るなってあれほど……」

やえ「自衛くらいは出来る。馬鹿にするな」

やえ「ちょっとかわいい後輩の勇姿と様子を見ようと思ってな。こっちに向かっていたんだが」

憩「? そこにおるの、誰なん?」

マホ「あ、あの、えと」

やえ「途中でこの子を拾ってな。放っておくのも危ないから、一緒に連れてきた」

京太郎「マホちゃん!?」

アンサーさんの時とは段違いの策士wwww

京太郎「なんでここに……」

マホ「あの、起きたらもう先輩居なくて、それで……」



「(言わなきゃ)」

「(……何を?)」

「(士栗ちゃんを止めて? ううん、ここで気負いを増やしても……)」

「(頑張って? それ言っても、何になるの?)」

「(私は)」

「(……私は、ここに応援に来たんだ)」

「(私が)」

「(ここで言うべき言葉は、この人に言うべき言葉は)」



マホ「あの!」

マホ「ここで、依頼してもいいですか?」

京太郎「は?」

マホ「依頼の内容は、『街を守って、無事に帰って来ること』」

マホ「達成報酬は、マック一回奢ります! ……いかがでしょうか?」



その言葉に、彼は一瞬キョトンとして。
そして、面白そうに、愉快そうに、嬉しそうに笑い。



京太郎「ビッグマック、Lセットだな」

マホ「……はい」

京太郎「ナゲットも頼むわ。明日、食いに行こうぜ」

マホ「はい!」



そう言って、彼女の頭を一撫でし。
兄と妹が戯れるようなその一幕を胸に、彼は走っていった。



マホ「わ、わー……頭、撫でられたー……」



やえ「後楽園遊園地で握手出来た子供みたいな顔になっているな」

憩「京太郎君、仲良い子か子供の頭しか撫でないんやけどねー」

やえ「そうなのか?」

憩「『女の子は基本仲良くない奴に髪触られるの嫌がるから』やそうですえー」

やえ「ふむ、道理だな。整えた髪を乱されたくはない」

やえ「かく言う私も、この髪のセットには時間が掛かるしな」

憩「(あ、やっぱりその髪のセットしてるんだ)」

京太郎「くねくね、トンカラトン、首なしライダー……」

京太郎「てけてけ、額貫兜虫、リゾートバイト……」

京太郎「壮観だな。ここまで戦力揃えられると、一周回って冷静になってくる」

怜「さ、再生怪人は弱くなっとるちゅうお約束が!」

京太郎「強くなってる奴も居るぜ。はっはっは」

怜「Oh……」



警察署会議室。
今この場には、この街に襲来するであろう都市伝説とその詳細データが記されている。



京太郎「だがまあ、弱くなってる奴も居る。行動パターンもそう変わらないだろうな」

怜「そんならまあ、なんとかなるん……かな?」

京太郎「二〜三連戦は覚悟するか」



マップ上のボードに描かれた、この街の戦力配置図。
既に仲間達は配置に付き始めている。
後は、京太郎がどこに行くか、だ。



京太郎「連戦になるな」

怜「純粋に、『戦いやすさ』とか『この敵をよそに回さないために』とかでええんとちゃう?」



この町の中央から東西南北に伸びる大通り。

その内東西北、そのどれを選ぶか。



京太郎「俺は——」

【東西北ルート、どれか】


・東ルート
『敵性都市伝説』
トンカラトン、額貫兜虫、首無しライダー、リゾートバイト等


・西ルート
『敵性都市伝説』
シザーマン、くねくね、てけてけ等


・北ルート
『敵性都市伝説』
ジャージー・デビル、赤マント、ホシガミ等



お好きなルートを選択して下さい。
京太郎が行かなかったルートでは、他のキャラが戦う事となります。

各ルートごとに難易度が違い、その後の展開にも差異が出るかもしれません。

【ルート選択】


どのルートに行きますか?


>>641

西

西了解です!

本日はキリのいい所なのでここで切ります。正直に言うと、こっから長期戦だとかなり時間掛かりそうな予感がするので
みなさんの行動パターンのおさらいもあるでしょうしねー

お疲れ様でした。小走やえさんへの電話効果は『今夜の戦闘における口裂け女の不参加』です
他には狙撃殲滅作戦になったり、魔物チームでユニットを組んだり、かいのーさんつえー!なんて展開もあったりしました

登場人物の数だけ、違う夜が繰り広げられたことでしょう



>>524
オンラインセッションは素敵過ぎるシステムです

>>530
かなり負けてますしねぇ
でも>>533さんが言うように中核ではあるんですよ、一応。中堅クラスの実力もありますし

>>579
>>582
ニンジャはいない。いいね?

>>584
氷は使えないから(震え声)

>>590
独身・・・ハッ

>>595
やえさんは「近くにいる人に聞けばすぐ分かる」状況なら考え無しに誰かに聞きます
誰も居なければちゃんと考える頭の良い人。頼り頼られる素敵な先輩・・・というのが京太郎の認識



では、今夜もお付き合い頂きありがとうございました!

シーユーアゲイン。おやすみなさいませー

乙ー

よくよく考えたらこれ別に西一択でもなかったんじゃないかな?
憧ちゃんから話聞いてなかったら3択の運ゲになる以上、
それでくねくね引かなきゃ仲間終了のお知らせ、とかさすがにないだろうし

くねくねって星神で遠方から潰すとかじゃだめなのかな?空ルート:海難法師ぶら下げたミネルヴァとか考えたけど無理ゲー
照の都市伝説考えてたんだけどアンサートーカーって都市伝説なのかね?

京太郎でググったらこのスレが出てきて嬉しくなった今日この頃

こんばん笑えばいいと思うよ


今夜、十四話最終決戦。21:30より
前編があっさり終わった分後編は長引いた印象


>>671
そりゃ、知っていれば対策も可能ですしね
面倒な敵であることに変わりはありませんが

>>675
ホシガミは精神面で無防備なので誰かしらのサポートか小細工必須
それに衣も淡も弱体化の影響でそこまで遠距離まで力が届かないのです
【遠隔攻撃】持ちと【高速機動】持ちはそれだけで希少。つまり適任は宥さんくらい

>>688
バン・・・ザド・・・?



スパロボOEなる噂を耳に。デマじゃなければいいなぁ
ケロロ軍曹などの参戦に加え、初代ゾイドからバン達が参戦するのだとか(更にゾイドジェネシスも参戦らしい)
ブレードライガー!ブレードライガー!
当然特殊条件を満たせばジェノ達も仲間になるんですよね?

あれデマって聞いたけど……

でも最近は迷走しまくりでどこに向かってるか分からないから、絶対違うと言い切れないのが今のスパロボ
昔のコラは笑えたんだけどな

そう考えるとやっぱ黒マントって下衆野郎ですわ
失望しました…赤マントさんのファンになります

UX出したばっかなのにいきなり新作発表とか怪しいにもほどがある

>>694
>>701
な、なんだってー

>>699
じゃあ>>1もみくにゃんのファンやめます


今回データ処理が多くなるので時々止まったりするかもしれませんがご容赦を


投下はっじめーるよー

【西ルート】



京太郎「こっちは神代先輩の担当でしたね」

小蒔「あ、はい。よろしくお願いします!」

京太郎「こちらこそ。頼りにしてます」

小蒔「他の人は、どこに配置を?」

京太郎「北に宥さん、淡、岩手の人達。残りは選抜して東へ」

京太郎「戦える人達も何人かは奇襲応対のため中央で待機。警察の人達は連絡と避難誘導・サポートに回ります」

京太郎「ま、基本的の侵攻ルートは障害物などで絞りますし。この大通りが、俺達の桶狭間です」

小蒔「ですね。……三ヶ月ほどしか住んでいませんけど、この街は素敵な街だと思います。だから」



並び立つ二人の眼には、遠くから進軍する敵対勢力。
大通りを駆ける先駆けの集団は、大きく分けて二つ。

二人は目配せ一つなく通じ合い、どうするかを決めていた。

小蒔は右、京太郎は左。
それぞれ敵を定め、走る。


小蒔「此処から先に進もうとするのなら……全力以上で、あたらせてもらいます!」


京太郎が相手に選んだ相手は、彼がよく知る相手。
というより京太郎と小蒔が居るこの戦いの場においては、因縁の相手と言って良い。

フラフラと歩き、しかし鋭利な殺意を以て右手に刃を持つ亡霊。
頬はこけ、焦点の合わない眼と痩せこけた不気味な体躯が幽鬼を思わせる。

全く同じ姿の都市伝説が三体。その正体は——



京太郎「お前とはとことん因縁があるな」

京太郎「今度は依代無しか。……地獄から蘇ったか、とか言うべきかね」

京太郎「なあ」



京太郎「ジャック・ザ・リッパー」

【ジャック・ザ・リッパー】×3

HP:1

ATK:100
DEF:0

・保有技能
『殺尽鬼』
尽(ことごと)く、殺し尽くしてこその殺人鬼。
スペックを凌駕する、卓越した殺人技術。
HP、ATK、DEFにそれぞれ「生前に殺害した人物」×5の補正を発生させる。
自身の判定値に「生前に殺害した人数」の分、+補正を発生させる。
生前の殺害数、20人。

【東ルート】




透華「ああもう! くっついたり分かれたり! うっおとしいですわ!」

純「落ち着け透華。言語が不自由になってるぞ」

衣「また分裂したな。リゾートバイト、と言ったか。……これで何十体目だ?」


分裂する影。



初美「虫だからって結界無視されるのはカチンと来ますねー」

霞「あのバイク、私達で追いつけるのかしら……?」


各自の保有する特性。



春「……あの彗星の核を壊さないと、ジリ貧」

巴「それは皆わかってるけど! ……でも」

巴「この邪魔してくるぬいぐるみ達か他の都市伝説をどうにかしないと、近付けも……!」


長期戦で響く、戦場に干渉する全体効果。



数で押し、じわじわと真綿で首を絞めるように追い詰める。
ここはそういう戦場。効果的だが悪辣な、そんな戦略を以て侵略されていた。

味方も多いが敵も多い。
混戦の様相は、まだまだ変化の兆しを見せていない。

淡が重力操作して敵を浮かせて、すこやんのビームで殲滅とかできないかな…

【北ルート】



豊音「……余裕ができたら、そっちに合流するから。無茶はしないで」

宥「うん」

塞「アンタもだよ? 淡」

淡「よゆーよゆー。先輩は心配症だねぇ」

シロ「ダルいなぁ……」

胡桃「シロっ!」

エイスリン「……タイヘン」



足止めを置いて、戦力の一極集中。
悪くない。戦術としては非常に悪くない。
各個撃破さえされなければ、戦力比を一方的に有利に傾ける事が出来る。

……相手が弱ければ、の話だが。


ジャージー・デビルの群れ。
集団でステータスを低下を重ねがけする、悪魔の所業。

三体の赤マント。
浮遊するその赤い布は、総じてその右手に煌くナイフを持っている。

三体のホシガミ。
瑠璃色に光り輝くマネキンのようなその存在は、淡ほどでなくともこの惑星から力を吸い上げてるようだ。



淡「別に、倒しちゃっても」

宥「ストップ」

淡「?」

宥「やめよう、そういうのは」

淡「もう何も」

宥「やめようよぅ……」

淡「ごめんなさーい、ちょっとふざけました」

確実性求めるならビタミン剤でATK50UPしてシズでフクツ装備でもよさげかな、もったいない気もするけど
ビタミン剤でのステータス上昇ってその戦闘のみ?それとも今回のパートずっと?

【ステータス貼るのが面倒になったので手抜き】

京太郎ステータス
>>28

仲間ステータス
>>33
>>35

ネクサスステータス
>>40

【戦闘開始時フォームシフト指定】


【対象者】


【園城寺怜】【高鴨穏乃】【国広一】【鶴田姫子】


【戦闘開始時、格納する人物を選んで下さい】



>>746

姫子

殺人鬼と守護者。

正反対の性質を持つ両者は、この街で。



京太郎「いい加減、この街にはお前は似合わないって気付け」

姫子『さて、開幕一発やね』



三度戦い、三度殺し合い、三度激突し合い。

今まさに、敵を打倒せんとその武器を互いに向けていた。

護る者と、奪う者。



京太郎「殺人鬼(おまえ)も涙も、この街には似合わない」


殺意と決意が、互いに互いを否定するために。



京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・装備変更
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>753


ジャック判定
>>755

攻撃

攻撃

>>1が今ミスったことが二つあります

一つはジャック二体分の処理忘れたこと

そしてもう一つは、BGMかけるの忘れたこと


http://www.youtube.com/watch?v=wjzMXd0cVh4



ジャックBの判定
>>763

ジャックCの判定
>>764

ほい

エスコZEROや!これで勝つる!

【#必殺ナイフ】

     必殺
攻撃VS必殺
     必殺


6+1+5+6=18

2+6+20-15=13

2+7+20-15=14

8+6+20-15=19


ジャック・ザ・リッパーの攻撃サイド確定!


200×2-50+(19-18)=351ダメージ!



京太郎
残りHP:69

一体目は銃撃。
二体目は身のこなしでかわし、ミドルキック。

だが三体目までは裁けない。


京太郎「ぐっ……!」

姫子『きょーたろくん!』


三位一体。
元が同じなので当然といえば当然だが、息のぴったりと合ったコンビプレーだ。

肩口に刺されたナイフは既の所でかわされたが、深く彼を傷付けた。

流れる血。
不気味に揺れる亡霊。
数の不利。


これがロンドンの殺人鬼。

ジャック・ザ・リッパーの混じり気のない殺意である。



京太郎「まだ、行けますよね?」

姫子『……勿論! やったるば、気合い入れとーと!』



一度戦った相手だからと油断せず。

彼は再び、その銃口を敵へと向ける。



京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・装備変更
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>787


ジャック判定
>>789
>>790
>>791

ネクサスシフト

ネクサス 攻撃

低めならお任せあれ!

低く

行動指定がなかったので安価下で


【#みんな必殺】

     必殺
攻撃VS必殺
     必殺


ネクサスシフト発動!
HP全回復!


1+0+35+6=42

0+3+20-15=8

1+3+20-15=9

5+6+20-15=16


京太郎ネクサスの攻撃サイド確定!


264×2-100+(42-8)=462ダメージ!



ジャック・ザ・リッパーA、撃破!

三体の息の合った攻撃。
それ自体に隙は一切無い。

だが彼は知っている。

連携は、予想外の力に崩されると、弱い。


京太郎「ネクサスッ!!」


光が迸り、絶大な力が彼に流れ込む。

その光が収まらなぬ内に、彼は一瞬でジャック・ザ・リッパーの一体の懐に飛び込み。

その輝く拳を、叩き込んだ。


炸裂する光。
爆散する亡霊。
消滅する敵。


そしてすぐさま、ネクサスを解除する。


京太郎「(今夜は長丁場。何度も使う事になりそうだ)」

京太郎「(その分一回一回は、短めに使おう)」


己の分身がやられたというのに、全く意にも介さない残りの殺人鬼。

殺すため、殺すため。

それ以外のことは一切考えていないようにも見える、そんな邪悪。



京太郎「……だから、ここでお前らは仕留める」


彼の中の姫子と、手の中の銃こそが、今の彼の牙。



京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・装備変更
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>804


ジャック判定
>>806
>>807
>>808

シズ
靴装備
攻撃

ネクサスはどういう扱いになるんだ?
攻撃で

穏 攻撃

攻撃

【#双激必殺】


攻撃VS必殺
     必殺



4+9+10+10+5+6=44

9+8+20=37

3+0+20=23


京太郎&穏乃の攻撃サイド確定!


60×2-100+(44-23)=41ダメージ!



ジャック・ザ・リッパーC
残りHP:60

京太郎「穏乃っ!」

姫子『ごめん、任せるっ』

穏乃『あいよっ!』



二体を銃撃で牽制し、その隙に穏乃にフォームシフト。

姫子と同じく、穏乃もその力を増した身だ。
特にその足から生まれるスピードは、神速の域に達していると言って良い。


そのスピードで、片方の殺人鬼に接敵し。
その土手っ腹を、凄まじい勢いで蹴り抜いた。


穏乃『よし、やったか!?』

京太郎「……いや、堅い!」


しかしスピードに反比例するかのように、その一撃は軽い。
ダメージはあるものの、決定打にはなっていないようだ。


穏乃『……私も、火力欲しい!』

京太郎「諦めろ。お前がそういう派手なの手に入れるのは平行世界でも無いと思うし」


もう一撃同じ奴に入れれば、片方は慎重になってしまうだろう。
攻めと受けに分かれられると正直厳しい。
ここからの駆け引きが、勝敗を分けることになる。



京太郎「(……どうする)」




京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・装備変更
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>830


ジャック判定
>>832
>>833


カタキウチ
攻撃

ほいな

【#必殺連打】


攻撃VS必殺
     必殺


『ダブル』発動!


7+2+10+10+6=35

3+3+20=26

4+5+20=29


京太郎&怜の攻撃サイド確定!


105×2-100+(35-26)=119ダメージ!



ジャック・ザ・リッパーB、撃破!


『未来余地』発動!


次にジャック・ザ・リッパーCは、『防御』しようとしています

振るわれる二対のナイフ。

絡みあう二つの軌道は、まるで斬撃の壁。

しかし神速の脚はそれをくぐるのでもなく、跳び越える。

そしては殺人鬼の背後に降り立ち、彼らが振り向く間も与えず——


京太郎「怜ぃっ!!」

穏乃『ラスト、頑張って!』

怜『呼ばれて飛び出てなんとやら』


右手に持った銃口から、銀弾三連発。

後頭部に強烈な衝撃、それも連続で当てられた殺人鬼は、にべもなく消滅した。



京太郎「さて、残るは」

怜『あんさん一人やなぁ』



この街最高にして最強のコンビ。
幾多の困難を乗り越えてきた至高の相棒。

この二人の放つ圧力は、そんじょそこらの雑魚とは桁がまさに違う。


先程まで殺意を乗せ、嵐のような攻めを見せた殺人鬼が思わず後ずさり、受身の姿勢を取るほどに。



京太郎「知ってた」

怜『こんの、おくびょーもんめ』



京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・装備変更
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>859


ジャック判定
>>861

怜必殺フクツ


必殺
フクツ

【#防御殺人鬼】


必殺VS防御



5+4+10+10+5+6=40

4+0+20=24



京太郎&怜の攻撃サイド確定!


80×2-100+(40-24)=76ダメージ!



ジャック・ザ・リッパーC、撃破!


都市伝説第一陣突破!

皆さんの勝利です!

凄い苦戦したなあ
複数戦はピーキーなキャラは使いにくいってことがよくわかった

受け身でいて勝てるはずがない。

ましてや、華奢であったり小さなぬいぐるみであったり。
体躯に恵まれないのがジャック・ザ・リッパーだ。

だが、それでも、この殺人鬼はめっぽう強い。

それは、何故か?


京太郎「ぶっ!」

怜『飛べぇっ!』


捌くからだ。避けるからだ。
真っ当に受け止めない防御はこの殺人鬼の武器の一つ。

だからこそ。

彼のケリを正面から受け止めた時、この勝負は決していた。

防御を抜いた必殺の蹴撃が、ジャック・ザ・リッパーの胸板に突き刺さる、という形で。


皮肉にも殺人鬼と守護者の戦いの決着は、またしても蹴りの一撃で幕を下ろしたのである。



怜『ふぅ……やっと一息』

京太郎「付けねーぞ、多分」

怜『堪忍してやぁ』

京太郎「またしても団体さんだ。見ろよ」



上半身のみの都市伝説。
強靭なその両腕だけで、大地を駆ける怪異。
以前彼が戦ったのは女性型だが、これは男性型のようだ。

そして、両手がハサミになっている人型の都市伝説。
自分が戦うだけでなく、いやらしい立ち回りをする恐怖の源泉。
以前、子供達を執拗に追い回したりしていた怪異。



京太郎「……てけてけに、シザーマンか」

【てけてけ・改】

HP:50

ATK:240
DEF:140

・保有技能

『心身片割れ』
自身の判定値に+10する。



【シザーマン】×2

HP:50

ATK:50
DEF:50


・保有技能

『斬ller』
惨殺。斬殺。懺殺。
指定した対象の判定値を-10する。

うっわ、デバフ2体は面倒だなぁ
一ちゃんでコンマ勝負に持ち込んだほうが良いか

てけてけは能力値高いが判定知的に攻撃対象になりそうにないな
穏乃でシザーマン蹴散らしてから姫子でてけてけみたいな感じでどう?

絶体絶命。


だが彼女等は諦めはしないし、折れたりもしない。


影の軍勢に囲まれる透華達。
笑えるくらいの、物量作戦だ。

透華「ぜ、ぜぇ……、ぜぇ……」

純「さ、流石にバテてきたな……」

衣「(……少し、厳しくなってきたかもしれない)」



特性が厄介な敵。
相性が悪い。この二人には、特にそうだった。
だがこの二人を相性だけで封じ込められるかというと、そうでもない。

霞「……埒が明かないわね。初美ちゃん」

初美「はいー?」

霞「あっちの人達と合流します。ここまでの戦いであらかた相手の特性も理解出来ましたし」

霞「皆で相性の良い相手と戦えるよう、シフトしましょう」

初美「……良いですね、それ!」



比較的余裕のある二人。
同郷の仲間の策を阿吽の呼吸で読み取り、そのサポートに動く。

巴「あそこに切り込んで、皆が合流できるスペースを作ろっか」

春「ん」



希望が胸にある限り。
隣に誰かがいる限り。


この街を守る者達が、負ける筈が無い。

一ちゃんのデハフ無効って判定値下降にも効果あったっけ?

>>896
よく考えたら一ちゃんの能力は判定値には関係なかった。ちなみに針装備の一ちゃんでてけてけを受けると
240×2-(115+75)×2+(コンマ差)=100+(コンマ差)みたいで100ダメ確定らしい、知らんけど

ここは>>887でいったほうが良さそうだね、安価下

絶体絶命。


だが彼女等は諦めはしないし、折れたりもしない。



膝を付く宥。その前に立つ三体の赤マント。……そして。

その両者の間に、割り込む豊音。


豊音「だ、大丈夫!?」

宥「……うん、なんとか。そっちは?」

豊音「数はけっこう減らしたからあっちはもう大丈夫だよー。だから、こっちに援軍」


二人は背中を合わせて、二人をぐるりと囲む三体の赤マントと向かい合う。


宥「あ、ありがとう。豊音さん」

豊音「トヨネでいいよー」

豊音「同い年の友達は皆、そう呼ぶから!」

宥「……うん。トヨネちゃん」

宥「私も、宥で良いよ」




三体のホシガミ。
それと戦う彼女の隣に、人は居ない。


淡「……うっひー、一人じゃキツいかなぁ」


そんな彼女に、三体が一斉に襲いかかる。
一体目を蹴り飛ばし、二体目を殴り飛ばし。
しかしその隙を突いた三体目が、淡の無防備な背中に襲いかかる。


淡「(あっ、やば)」


三体のホシガミ。
それと戦う彼女の隣に、人は居ない。

だが、仲間は居る。


バチン、という音と共にホシガミの右手が弾かれる。
そして爪を刺す一撃が、その腹へと突き刺さった。

弾いたのは、どこからか飛んできたカブトムシ。
爪を刺したのは、どこからか現れた見覚えのあるバスケ部員の姿を模した影。


淡「……ははっ。アンタ達、家で大人しくしてろってすがっちに言われてなかったっけ」

淡「こーのお節介! 嬉しいよっ、もう!」



希望が胸にある限り。
隣に誰かがいる限り。


この街を守る者達が、負ける筈が無い。

この参戦展開は熱いなホント!

>>906で腕輪の補正値分をすっかり忘れてた、悪い
正確には240×2-(130+90)×2+(コンマ差)=40+(コンマ差)で40ダメ確定だった
あくまで参考値だけれども

【都市伝説侵攻第二陣】



http://www.youtube.com/watch?v=o_-G9W5QXGo

ちょっと早いけど次スレ


【咲安価】京太郎奇怪綺譚:拾弐巻目【都市伝説】
【咲安価】京太郎奇怪綺譚:拾弐巻目【都市伝説】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364398114/)


>>950過ぎたら移動します

初手フクツ攻撃シズで判定値+11(デバフ込み)だからてけてけとはほぼコンマ勝負なんだよな
いずれにせよシザーマンを確実に潰すためにもどこかでネクサスシフトは必要

すばら先輩自分の能力に無自覚じゃなったっけ?

這い寄る影。
刃物が擦られる音。

第二陣だ。
純粋に強い敵と、厄介な敵のコンビ。


侵攻する都市伝説は、特性の靴を履き怜を格納した京太郎へと果敢に迫る。



京太郎「……声が、聞こえる気がする」

怜『ん?』

京太郎「みんな、頑張ってるみたいだぜ」

京太郎「……負けられねぇよなぁ」

怜『……せやな。負けられへん』



跳びかかる都市伝説。
だが彼等には、微塵も負ける気がしないという確固たる意志がある。
支えられ、固まる意志。

彼等は、一人じゃないのだから。




京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・装備変更
・アイテム使用
・フォームシフト
・ネクサスシフト
>>942


てけてけ判定
>>944

シザーマン判定
>>945
>>946

>>939

シズ
フクツ攻撃

低コンマはおまかせあれ!

てょ

すばらっ!

やク凄

変な声が出た


【#てけてけ必殺シザーマン攻撃】

     攻撃
攻撃VS必殺
     攻撃


7+9+10+10+5-10-10=21

2+5+10-6=11

0+0=0

5+2=7


京太郎&穏乃の攻撃サイド確定!


60×2-50+(21-0)=91ダメージ!


シザーマンA、撃破!



では移動おねがいしまーす!

>>728
淡「弱体化してるんだから無茶言わないで」

>>738
今更ですが、基本ステアップアイテムはその戦闘のみです。以前にも書きましたが

>>867
当たれば終わりですからねー。WIKIに書いた通り、対複数向きとそうでない子がいるのです

>>936
京太郎が選挙の時の事件は伏せて、さり気なく伝えました。隠してればいずれ消える力、ってわけでもないですし
無自覚すぎても危ないし、事件のことを知らせても気に病むし、って感じです
具体的にはカブトムシの事件のほとぼりが冷めてすばら先輩に感づかれないくらいの時期に

>>945
これが・・・ドラゴンロード!

埋めネタ



【昔高校生の頃書いた黒歴史ノートが発見されたので中身を見たら悶えて死にそうになったけど面白そうな設定もあったのでセルフパクリして再構成してみたというボツスレ廃棄案】



【儀典奇譚録ペルソナ】

 


京太郎「『シニガミメール』、という都市伝説がある」


 

京太郎「何の変哲もないメールなんだ。だけど、二つおかしな所がある」


京太郎「一つは、何も文が書かれていなくて、ファイルが一つだけ添付されていること」


京太郎「もう一つは、メールの送信日付が」


京太郎「一週間以内の、未来の日付だってことだ」

京太郎「添付されてるファイルはまちまち。jpgだったり、txtだったり、mp4だったり」


京太郎「最初の内は、画像ならモザイク、txtなら文字化け、mp4ならノイズだらけだったりする」


京太郎「……だけど時間が経つに連れて、モザイクは消え、文字化けは直り、ノイズは減っていく」


京太郎「そしてメールが送られてきた未来の日付。その時、ファイルは完璧になる」


京太郎「そのファイルにはその人自身の死に様が描かれていて、その瞬間その人はそのメールの通りに死ぬんだ」


京太郎「死んだ瞬間の画像。死んだ瞬間の文章描写。死んだ瞬間の動画映像」


京太郎「何もしなければ死は避けられない。だからこそ、俺達がいる」


京太郎「この『シニガミメール』を乗り越えた奴ら」



京太郎「俺達、『ペルソナ使い』が」

莉子「……えーっと」

京太郎「分かりづらかったら、もう一回説明するけど」

莉子「いや、そこは別にいいんだけどね。ちょっと頭が追いついてないといいますか」

京太郎「『スタンドの素質があったからスタンド使いに助けてもらえた』ぐらいの感覚でいいんだぜ?」

莉子「身も蓋もない!?」




京太郎「添付ファイル、見せてもらえるか?」

莉子「メール以外は見ないでよ?」

京太郎「んな彼氏を信用しない彼女が彼氏の携帯のメールを確認するみたいなことはしないっての」

莉子「やけに具体的な……はい、どうぞ」

京太郎「……flvかぁ。めんどくせぇ」



京太郎「日付自体は三日後、一瞬公園みたいなのが映ってるな」

莉子「……やっぱり、私、死んじゃったりする?」

京太郎「死なないさ」

京太郎「死なせない。先輩なら、そう言うと思う」

莉子「先輩?」

京太郎「俺も最初からペルソナ使いだったってわけじゃなくてさ。助けてもらってペルソナ使いになったんだ」

京太郎「そろそろ、その先輩も来る頃だと思うんだが」


「噂をすれば影が立つ、と言いますが」


京太郎「あ、先輩。お疲れっす」

成香「呼ばれて飛び出てなんとやらです」

莉子「(あれ、なんだか不思議としっくり来る先輩。なんで?)」

動画の内容から場所を特定!

更に死体の状況から死因の特定!

一日に排除される動画のノイズは一定量でしか無いので、その合間にレベリング!

そして死亡原因の排除!


みんな色々頑張ったけどカット!



京太郎「良し、出た」

成香「ここから本番ですね」

莉子「な、何これ……風景が、割れて……?」

莉子「と言うか、まだ終わりじゃないの!?」



京太郎「いいや、こっからが本番だ」

成香「この空間の割れ目は、貴女が死の運命を乗り越えた証です」

京太郎「この割れ目に触れれば、『向こう側』に行ける」

成香「これから割れ目の向こうの世界の、一番奥に居る貴女の『シャドウ』を倒さなければならないんですよ」

莉子「『シャドウ』……?」

京太郎「あー、説明してなかったな。時間無いし、進みながら説明する」

京太郎「俺達は、けっこう大人に助けられてるんだ」

京太郎「刑事兄弟の周防さん達とか、カメラマンの黛ゆきのさんとか」

京太郎「参事官の真田明彦さんとか」

京太郎「その真田さんが立てた仮説が、一つある」



京太郎「『人が死にたがってるせいじゃないか』、ってさ」



莉子「死にたがってる?」

京太郎「人は生きたいと思うと同時に、死に強い好奇心を抱くんだと」

京太郎「すぐ側にあるのに触れられない。触れた奴にも会ったことがない」

京太郎「触れれば死ぬんだから、それは当然だ」

莉子「……確かに」

京太郎「でもだからこそ、死に触れようとする人間の深層心理」

京太郎「それが過ぎれば恐ろしいモノを生み出したり、呼び寄せたりしてしまう」

京太郎「人間の手におえないような、そんな恐ろしいモノを」

京太郎「その人は、そう言ってた」

莉子「……それが、『シャドウ』?」

京太郎「そうだと思う。恐ろしいモノ、ってニュアンスだったし」



成香「この先に居るのは、貴女の中の死を望む深層心理」

成香「現実の貴女に、死の運命を押し付ける者」

成香「シャドウを倒さなければ何度でも、貴女にシニガミメールは届きます」

莉子「うわぁ、それはちょっと……」

莉子「ところで、ここってどこなの?」

莉子「森と平原と神殿を足して三で割った、みたいな……」

京太郎「『魔界』って呼ばれてるらしい」

莉子「『魔界』? またファンタジーな……」

成香「魔界、と言っても人間の深層心理の中に広がる世界の総称というだけですよ」

成香「ファンタジー要素があるわけじゃありません」

京太郎「人の深層心理には、様々な要素がある。魔法とか、武術とか」

京太郎「天使とか、魔神とか、神獣とか、怨霊とか」

成香「そういったものが意思を持ち、形を成し、人の中にある何らかの幻想の形を象って顕現する」

京太郎「それは『悪魔』と呼ばれる。人一人から生まれるシャドウとは、ちょっと別もんだな」

成香「確固たる意志を持って、私達の世界に侵攻しようとする悪魔も居るとか何とか」

莉子「えっ、じゃあそんなのがいっぱい居る魔界を歩くのって危なくないですか!?」

京太郎「あぶねぇよ、ホレ、見てみろ」



莉子「な、なんか前方に触手とか粘液とかでうねうねしてるのが一杯居る……!?」



京太郎「来ましたね」

成香「来たね」

莉子「な、なんでそんなに落ち着いて……!!」

京太郎「言ったろ? 俺達、ペルソナ使いだって」

莉子「え?」

成香「下がっていてください。危ないですし」

説明しよう!


ペルソナ使いは覚醒したその時から『ペルソナ召喚プログラム』というアプリを携帯電話にインストールできるのだ!

これは彼らが己の力で生み出したもので、携帯電話さえあればいつでもどこでも召喚が可能となる!

更に彼らが持つ携帯は桐条財閥と南条財閥が共同で開発した小型パピヨンハート搭載機!

性能は抜群でかつ丈夫なのだ!



京太郎は銃のように右手で悪魔達に向けて携帯を構え。
成香は耳に当て、平時に誰かに電話をかけるように構える。



「「ペルソナッ!!」」



シャドウ。
人の精神の支配されていない下半分であるそれは、人の意志によって飼い慣らされる事で変化する。

それが人の心だけが持ち得る鋭き牙、『ペルソナ』。



京太郎「『テムジン』ッ!!」

成香「『オルフェウス』ッ!!」



京太郎「アローシャワー!」

成香「アギッ!」

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