進撃の告白(7)

A太「この出来損ないの童貞様のために・・・今回だけで数十人の女子に嫌われただろうに・・・」

A太「あの子を諦めて、また似たようなことを繰り返すっての?」

B介「そうだ・・・何人の女子に嫌われようと何度だって挑戦すべきだ!」

A太「・・・・・・」

A太「B介!? 正気なの!?」

B介「では!」

B介「どうやって!!」

B介「童貞は女子と付き合えるというのだ!!」

B介「A太教えてくれ!! 他にどうやったら この状況を打開できるのか!!」

B介「人間性を保ったまま!」

B介「女子に嫌われずに!」

B介「女子の圧倒的な無関心さに打ち勝つにはどうすればいいのか!!」

A太「女子と付き合う方法なんて」

A太「俺が知ってるわけがない・・・」

B介「ああ・・・そんな方法知ってたら こんなことになっていない」

B介「だから・・・」

B介「俺たちが今やるべきことは これしかないんだ」

B介「あのよくわからない女子心とやらのために」

B介「人生を投げ打って」

B介「健気に尽くすことだ」

「・・・・・・」

B介「悲惨だろ・・・・・・?」

B介「俺たち童貞に唯一できることなんて そんなもんだ・・・」

B介「報われる保障の無い物のために・・・虫ケラのように魔法使いになっていくのだろう」

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