ちくわ

ちゃちゃのん

部長

ワシズ

咲「ちくわって・・・」
ワカメ「大丈夫じゃ、買い出し班は京太郎と龍門渕の執事の人がいるからのう！」


～　３０分後　～

部長「よろしく！」
ちくわ「」
ちゃちゃのん「よ、よろしくおねがいします」
ワシズ「ハハハ、これを知っておる者がまだいたとはな！滾る！滾るぞ！」

※>>1は麻雀を知りません

照「あの男・・・」

菫「ああ・・・只者ではないな」


和「ちくわって麻雀できるんですか？」

ワカメ「麻雀できんもんはネトマのNPCと同じ、ツモ切りらしいのう」

和「絶対負けるじゃないですか」

ワカメ「まあのう」


ワシズ「ダブルリーーーーチ！」

振り込んだ人>>14

ワシズのチョンボ

ちくわ「」ﾊﾟｼｯ

部長（いきなり来たわね・・・取り敢えずは、安牌）ﾊﾟｼｯ

ちゃちゃのん（ちゃちゃのんの一手は、これ！）ﾊﾟｼｯ

ワシズ「ロン！ロン！ロン！ロン！ロ～～～～ン！」

福与「おーーっと佐々野選手！これはイタイ！いきなり振り込んでしまいました！」

小鍛治「いえ、あの、バラバラです。あがってませんよ」

福与「ええ？おーっとぉ！？なんといきなりのチョンボです！」

ワシズ「くそっ！南北戦争が無しなら無しと最初から説明しておかんか！全く・・・」

スズキ「お気をお鎮め下さい。仕方ありません、ルールはルールです」

福与『さあ最初の犠牲者は謎の老人！』

小鍛治『ご年配の方なのであまりハードだと心配ですね』

ワシズ「ふん、罰符、ワシの剛運をもってすれば縁日のくじ引きほどにもならんわ」ｽｯ

紙１枚目>>20を

紙２枚目>>25する

自分の血液

その血を使って白糸台でイタズラ書き

福与『えー決まりました！最初の安価絶対は！【ワシズ選手が自らの血液で白糸台でイタズラ書きをする！】です！』

小鍛治『怖いよ！でもそれ、何を書くとかどれくらいの大きさとか、アバウトだよね』

福与『そうですねー。おっとここで審議ですね、皆様今しばらくお待ちください』

ワシズ「な・・・なんじゃと・・・まるで鷲巣麻雀ではないか、くそっ」

ちゃちゃのん「え、何ですか、あれがもし【全部抜く】とかだったら」

部長「もちろんその時は安価絶対、全部抜くわ」

ちゃちゃのん「それって・・・死・・・」

ちくわ「」

部長「・・・」ｺｸﾘ

ちゃちゃのん「いや、ウソ、やめます、わたしやめます、ちゃちゃのんおうちかえる！」

福与『えー審議の結果、白糸台高校に書く落書きは半径>>29メートルに決まりました』

100000000

福与『中継の白石さーん』

白石『はい、こちら白糸台です。今、丁度、ワシズ選手が１０万キロメートルの落書きに挑戦して１分が経過したところです』

菫「よりによってグランドからか」

淡「うわ、グロー。あたししばらく体育休む」

小鍛治『自分で描かせるの！？っていうか無理なのわかってるでしょ！？』

福与『何事も、やってみないとわかりません！』

小鍛治『わかるよ！科学的に物理的に無理だよ！』

白石『おーっとワシズ選手、突然倒れてしまいました！いったい何が起こったのか！』

小鍛治『白々しいよ！』

部長「終わりね」

ちゃちゃのん「かえる・・・かえる・・・おうちかえる・・・プリン食べて牛乳飲んで寝る・・・」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

ちくわ「」

部長「ただいま」

和「お疲れ様です」

ワカメ「運がよかったのう」

部長「１牌切るだけで終わるとは思わなかったけどね、咲は？」

和「さっきの中継を見てしまって・・・まだトイレで・・・」

部長「そう・・・」

和「あの、わたしも咲さんも棄権します」

部長「もう遅いわ。少なくとも一回は戦わないと出れない。既にこの会場は封鎖されているの」

和「そん・・な・・・」

ワカメ「次の組み合わせが決まったようじゃ・・・>>41 >>42 >>43 >>45 じゃな」

マホ

京太郎

咲

はじめちゃん

京太郎「咲・・・」

咲「京ちゃん・・・」ｷﾞｭｯ

咲「いやだよ・・・わたし、こんなの・・・死にたくない・・・」

京太郎「咲っ」ｷﾞｭｯ

京太郎「大丈夫だ、見逃せばいいんだ、当り牌でも、見逃して、みんなでオーラス流せばそれで終わりだ」

はじめちゃん「よろしく・・・っていきなりお熱いねー、こんな時なのに」

咲・京「ち、ちがっ」ﾊﾞｯ

マホ「宮永先輩、須賀先輩、よろしくお願いします」ﾍﾟｺ…

京太郎「なあみんな、話がある、カクカクシカジカ」

はじめちゃん「ふむ・・・いいね」

マホ「そんな手があったなんて、マホ、感動です！やりましょう」

ｶﾝｶﾝｶﾝ

福与『さー２回戦、開始です！』

福与『えー特に語ることもなく東場が終わりましたね。無気力試合もいいとこです』

小鍛治『当たり前だと思うけど・・・というかその方がいいよ絶対』

福与『でーすーがー人間というものは常に自分の事しか考えないいきものなのです。果たして・・・』

小鍛治『やな煽り入れないでよ！』

南一局

親マホ

マホ「」ﾎﾞｰ

京太郎（よし、いいぞ、このまま）

マホ「カン」

咲「！？」

はじめちゃん「！」

マホ「リンシャンツモドラ３・・・あっ」

京太郎「マホ・・・お前・・・」

マホ「あのあの、違うんです、ずっと切るだけでぼーっとしてたら無意識に宮永先輩のマネちゃって」

咲「えっ　なにそれわたしのせいなの！？」

マホ「いえ！いえ！そうじゃないんです！」

はじめちゃん「まーまー落ち着いて」

はじめちゃん「たかがツモだし、誰も罰符ないし、事故ならそれでいいじゃないか」

京太郎「・・・・・・・・・ああ、そうだな」

咲「・・・」

マホ「本当にごめんなさい・・・」



南ニ局

>>62「ロン」

マホ

はじめちゃん「え！？」

マホ「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・」

京太郎「おいおい・・・流石に言い逃れできねえぞ」

マホ「ごべんなさいマホまだ死にたくないです。まだおいしいもの食べたいし恋もしたい麻雀も打ぢたいお父ざんとお母ざんにもう一度会いたいんでず～～～」ｳｳｪｰﾝ

京太郎「自分だけかよ・・・」

咲「・・・」

福与『さーついに二回戦初のロンが出ました！見ましたか全国の皆さん！所詮人間なんてこんなもんです！人を信じるなんてやめましょう！』

小鍛治『何悪いこといってんの！全国中継もされてないから！』

ロンされたのは>>73

咲

福与『では！張り切って行ってみましょう！運命の安価絶対ターーーイム！』

小鍛治『さっきまでウトウトしてたのにアゲるの早いね！』

京太郎「咲、大丈夫だ、ラーメンを食べるとかトイレで放尿とかそういうのだろきっと」

咲「うんそうだね」

京太郎（あ、キレてる）

はじめちゃん「マホちゃん、これで試合が終わらなかった時のこと考えてる？」

マホ「うう・・・ぐすっ・・・ごめんなさい・・・宮永先輩ごめんなさい・・・」ｴｸﾞｯｴｸﾞｯ

はじめちゃん「駄目だこりゃ」

福与『宮永選手迷いなくいったー！引かれた紙はー

一枚目>>83をー

二枚目>>88するです！』

心臓

コークスクリュー

福与『特に指定がない場合は基本的に罰符を払う人が対象となります』

小鍛治『初めて解説らしいこと言った！』

福与『うーんちょっと期待したんですがマイルドなのが来ましたねー』

小鍛治『いやまあ最初のよりは・・・それでもなんか痛そうだよ』

福与『そしてコークリューといえばこの人！宮永照さんです』

照「精一杯頑張ります」ﾆｺｯ

福与『では見せてもらいましょう！王者の撃ち筋を！』

咲「・・・」

照（許せ・・・咲・・・）ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ

ﾄﾞ　ﾝ　ｯ

福与『宮永選手崩れ落ちたー！』

小鍛治『何いまの音！？』

福与『えー宮永選手の状態によってはここで試合終了です。確認のためしばらくお待ち下さい』

咲「・・・」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

福与『心肺停止のため機械による心臓マッサージが行われております。ここで一旦CMです』

小鍛治『これスポンサーいるの！？』

ー　控え室　ー

はじめちゃん「咲ちゃん戻ってこないね・・・」

マホ（お願いしますお願いしますお願いします）ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

京太郎「おいマホ、『お願いしますって』てめえ何を願ってんだよ！」ｸﾞｲｯ

ｶﾞﾁｬ

咲「おまｺﾞﾎｯ・・・お待たせ」

マホ「」

咲「京ちゃん女の子に暴力はだめだよ・・・さあ試合の続き、しよう？」

マホ「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

福与『試・合・再・開！一時心肺停止まで追い込まれた宮永選手、胸骨用のギブスが痛々しい姿ではありますが、執念の復活を果たしました！』

小鍛治『格闘技の試合でもあんな怪我しないと思うんだけど・・・』

和「もう見たくありません！宮永さんがあんな怪我を！マホがあんなことを！」

部長「人間の裏を見て嫌になった？でもね、麻雀が強いだけでは、麻雀で勝てないのよ。世界では特に、ね」

和「え・・・？」

部長「今にわかる。咲は多分もう掴みかけてるわ」

ー南三局ー

咲「リーチ」ﾁｬｯ

福与『リーチ、かけましたね』ﾆﾔﾘ

小鍛治『誰のマネ！？』

京太郎「・・・」ﾊﾟｼｯ

マホ「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

はじめちゃん（あーこれもう折れてるね）ﾊﾟｼｯ

マホ「」ﾊﾟｼｯ

咲「ロン」

マホ「え・・・」

福与『いいですねー試合が動いてます！二回戦二度めのロンです！』

小鍛治『山越しの四索、須賀選手を見逃しでトップの夢野選手を狙い撃ちましたね』

マホ「いやっいやっいやああああああああああああああああ」

福与『いやよいやよも好きの内、さあ夢野選手、張り切って引いてもらいましょう！』

小鍛治『いやいや無理があるでしょ』

福与『夢野選手、断固として箱に手を入れようとしませんが、審判が代理で今、二枚を選びました

一枚目>>113を

二枚目>>119するです！』

マホ

切断

福与『ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!』

小鍛治『それどうやって発音してんの！？』

福与『切断といえばもちろん胴体切断です！縦か横かは選べますよ！』

小鍛治『どっちも嫌だよ！』

マホ「」ｼﾞｮﾜｰ

京太郎「終わった、な」

はじめちゃん「・・・」

京太郎「流石に見たくねえ。咲。帰ろうぜ」

咲「まだだよ・・・多分ね」

福与『さあ夢の選手が今ギロチン台に運ばれて行きます。流石に大人しい。完全に無抵抗です』

小鍛治『ﾜﾝﾁｬﾝあるはずなんですがもう頭が働かないんでしょうね』

咲「・・・」

京太郎「・・・？」

マホ（おわる・・・おわった・・・ロンされたから・・・せめてツモってくれれば・・・ツモ・・・）



マホ（・・・！）

マホ「ぱーーーす！」

福与『ﾁｯ』

小鍛治『実況が舌打ちしないでよ！中立でしょ！？』

福与『夢野選手、土壇場、まさに土壇場でパス権を行使してきました。みんなを裏切っておいてよかったですね！』

小鍛治『なんか感じ悪いよ？』


マホ「ただいまです」ｷﾞﾛｯ

咲「おかえり、危なかったね」ｷﾞﾝｯ

マホ「マホ、本当に死ぬかと思いました」

咲「ふーん。あ、おしっこ臭いよ。着替えたら？」

京太郎「ま、まあ、何事もなくてよかった、これでおあいこというか手打ちというかだな・・・」

はじめちゃん（収まるわけないよ・・・）

福与『いよいよオーラスです！このまま犠牲者無しで終わってしまうのか！』

小鍛治『その方がいいよ』

オーラス

マホ（殺す殺す殺す殺す殺す）ﾊﾞｼｯ

咲（・・・）ﾊﾟｽｯ

京太郎（大丈夫だ、このままツモでサッと）ﾊﾟｽｯ

はじめちゃん（みんなに手が入りませんように・・・）ﾊﾟｽｯ

>>138「ロン」

咲

マホ「」

はじめちゃん「！」

京太郎「咲・・・お前！なんで！」

咲「・・・・・・・・・死ぬような思いをして、命を賭けた麻雀をやって、やっとわかったの。私に何が欠けていたのか」

咲「麻雀は、勝たなきゃ０だ、勝たないとウソだって。麻雀だけじゃない。きっと世界はそういうふうに出来ていたんだ」

咲「だからこれは、ただそれをわかりやすく見えるようにしただけのシステムなんだよ」

咲「負けたらゴミ。何をされても文句は言えない」

咲「―――だから私は謝らない」

咲「>>147、１６０００点。頂戴」

マホ

福与『決まったーーーー！宮永選手の跳直で２回戦、決着です！！』

小鍛治『ﾏﾁｶﾞﾄﾞｰﾀﾗﾖﾐｶﾞｺｰﾀﾗ』

福与『そして２回戦は３回目の安価絶対タイーーーーーームっ↑！』

小鍛治『テンションおかしくない？』

マホ「終わりですね」

京太郎「・・・」

はじめちゃん「おつかれさまでした」

マホ「宮永先輩、マホ、絶対生き残って宮永先輩を殺しに来ます」

咲「生き残れる・・・かもね。マホちゃんはさっきも最後まで諦めなかった。死ぬ寸前まで考えることをやめなかった」
咲「だからまだ生きている・・・生き残られたら、強力なライバルが増えそうだよ」

咲「それはそれ、これはこれ、個人的にはどっかで死んで欲しいけどね」

マホ「私はこの手で殺したいです」

ｶﾞｼｯ

京太郎「これは友情・・・なのか？」

はじめちゃん（よーかーったー！！やったよ透華！一人で生き残れるもん！）

福与『さあ、今、夢野選手が宮永選手と固い握手を交わして箱へと向かっていきます』

小鍛治『この状況で実に晴れやかな顔をしていますね。もうメンタル的にはプロに匹敵する境地にいると思いますよ』

福与『さあ、その偉大な才能の芽がどのように摘み取られてしまうのか！全てを決める安価絶対！

一枚目>>164を！

二枚目>>172する！』

小鍛治『摘み取られる前提なの！？』

頭

なでなで

永久脱毛

部長「お疲れ様、咲、須賀くんも」

京太郎「いやーハハなんというか疲れました・・・ハハ・・・」

優希「なーんもしてない癖に疲れるな犬！・・・でも、よく戻ってきたじょ」

和「お疲れ様でした、宮永さん」

咲「うん、ありがとう」ﾆｺｯ

和「マホに・・・命を狙われる身になってしまいましたね」

咲「大丈夫。頭に光が反射して見つけやすいと思いますよ」ｸｽｸｽ

和（なんだか・・・宮永さんの雰囲気が変わったような・・・）

照「失礼する」

部長「あら、チャンピオン」

照「安価で３回戦が決まった。私と宮永咲さんと>>196と197だ」

優希「咲ちゃんは今終わったばっかりだじぇ！ありえないじぇ！」

照「安価は絶対だ」

和「あの・・・宮永さんの・・・お姉さん？」

咲「いえ、私に姉はいません」

和「えっ」

京太郎「えっ」

照「・・・」ｼﾞｯ

咲「・・・」ｺｸﾝ

照（そうだ、咲）

咲（今ならわかるよ。一度同じ卓につけば、親も兄弟もない）

照（麻雀で決まる関係は勝者と敗者のみだ。姉と妹などという関係は存在しない）

咲（戦えば――）

照・咲（――――私が勝者だ！）


カン

思ったより長くなりすぎだよねむいよ２回戦で終了だよちくわかいたやつもげろおやすみ