海未「穂乃果! 結婚しましょう!」 (4)

穂乃果「えっ」

海未「私はいつも思っていました。穂乃果は元気で明るく、とても眩しい存在だと」

穂乃果「照れるなあ」

海未「無意識ながらにみんなを引っ張ってゆくその行動力とカリスマ性、
   しかし決して無責任ではなく、ともすればいらないものまで背負ってしまう。
   それほどに責任感が強く、そしてみんなを大事に思っている。
   μ'sもあなたがいなければ今のような、いや、それどころか、
   μ'sさえ存在しなかったかもしれないのです」

穂乃果「海未ちゃん、ちょっと早口だよ」

海未「あなたがスクールアイドルを始めたのも、学校の存続をかけてのこと。
   確かにあなた自身、やりたいという気持ちがあったのは分かります。
   しかしそれでも、学校の存続のために尽力してきたことは間違いありません。
   文化祭の時も、結果的には全く逆の方向へ行ってしまい、
   ラブライブへの出場は取り消されてしまいました。
   けれど私たちにも非があるにも関わらず、あなたは全てを背負おうとしたのです。
   ことりの海外留学の件でもあなたは、自分をとても責めていました。
   それでも結果的にあなたは、再びμ'sを集め、講堂をいっぱいにしてみせました。
   これはあなたがいなければ成されることではありませんでした。
   私たちは色んなことを言っていましたが、結局あなたが最後に引っ張ったのです。
   だからここまで来れました。だからここまで、楽しめました」

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