ミカサ「エレンがパンツになった」パンツ「やめろよ穿くなよ」(38)

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそID注目スレへ!
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 しー-J
ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ注目と叫ぶことをするという、
変態なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 ID抽出 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 ID抽出 の場合 数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に注目するがよい↓(`・ω・´)

ガチャ
パンツ「たっ!助けてくれー!ミカサー!」

ミカサ「!?」

パンツ「おーい! ここだー!」

ミカサ「音はすれども姿は見えず……」キョロキョロ

パンツ「」

チッ


ガチャ…

ミカサ「エレン……どこにもいない……?」

ミカサ「何の他意もなく、朝の挨拶をしに来ただけなのに……」ガクッ

パンツ「たっ!助けてくれー!ミカサー!」

ミカサ「!?」

パンツ「おーい! ここだー!」

ミカサ「音はすれども姿は見えず……」キョロキョロ

パンツ「ここだよここ! ベッドの真上!」

ミカサ「……」チラッ

ミカサ「……このパンツは」スッ

パンツ「よ、よかった! 頼むミカサ! 俺にも何でこんなことにな」

ミカサ「……」スルスル

パンツ「お、おい! 何してんだ!

パンツ「早く俺を然るべき所へ持っていってくれ!」

ミカサ「おそらくこれは新品。他の誰にも穿かせはしない」

パサッ


パンツ「おっ!おいやめろ! ミカサ!何のつもりだ!やめろって!」

ミカサ「?……パンツがどうやってしゃべるっていうの?」

ミカサ「パンツからは声は聞こえない。これが論理的帰結」ガシッ

パンツ「お前俺の声で振り向いたじゃねえか! いい加減にしろ!おい!」

ミカサ「エレンの声が聞こえる。きっとこれは幻聴」

ミカサ「気付けのために、下ろしたてのパンツを穿くことこそ有意義」

パンツ「そんな理由で穿かれてたまるか! やめろー!」


コンコン


ミカサ「!」

アルミン「ミカサー、エレンは起きてるー?」

ミカサ「アルミン……ここは危険」シュバシュバッ!

アルミン「えっ?危険??」

ミカサ「部屋の気圧調整が完了するまで、あなたは入るべきではない」シュババババッ!


…スチャ


ミカサ「これでいい、もうここは安全」


ガチャ


アルミン「一体、何があったんだい?」

ミカサ(腹)「……!…………!!」

ミカサ「何もない。エレンが行方不明。これは早急に捜索が必要」

アルミン「……ねえ、何かミカサのお腹の辺りから音が聞こえない?」

ミカサ「何も聞こえない。パンツはしゃべらない」

アルミン「パンツ??」

ミカサ「……!」ピクッ

アルミン「ところで、エレンがいないって本当??」

ミカサ「本当。私が来た時には、ここには誰もいなかった」

コンビニで…パン食べる…時間……続きは…任…せた……!  ガクッ

CHUUUUUUUUもおおおおおおおおおく!!!! ……誰も続けてくんねーのかよ          モグモグモグ……


アルミン「そんな……突然いなくなるだなんて、一体どうしたんだ……」

ミカサ「落ち着いてアルミン、今はエレンを探すことが大事」

パンツ「……!!……!」

アルミン「……ねえミカサ、やっぱり何か聞こえない? そのお腹の辺りから」

ミカサ「これは空腹によってお腹の音が鳴っただけ。決してそれ以外の音ではない」ギュゥゥ…

アルミン「そうかなぁ」

ミカサ「朝食を摂れば、きっと腹の虫は治まる」

ミカサ「まずは朝食に向かうべき。アルミンも急ぐといい」ササッ

ガチャ

バタン

アルミン「ま、待ってよミカサ!」タタッ


マルコ「おはよう、ミカサ、アルミン」

アルミン「おはようマルコ」

ミカサ「おはよう」

マルコ「エレンはまだ起きてこないのかい? 珍しいね」

アルミン「うん、いや何て言うか……」

ミカサ「アルミン、早く朝食にしよう」

ミカサ「話は後でいい」

アルミン「え? いや、こういうことは早くみんなに……」


コニー「ん?何だ? 何の話してんだ?」

ミカサ「何もない。あなたは席に戻るといい」

コニー「ああ?」

マルコ「……何があったんだい?」

アルミン「実は」

ミカサ「む、急にお腹が痛い。休養所に行く」ダダッ

アルミン「エレンが行方ふ……ミカサ??」


ジャン「おい、今ミカサがすげえ速さで出て行ったぞ? 何かあったのか?」

アルミン「あ、うん、実はエレンが行方不明になったんだ」


ザワ……


コニー「お、おい! それマジかよ!」

マルコ「冗談……ってことではないんだよね??」

ミーナ「本当に行方不明なの? 何かの間違いってことはない?」

トーマス「そうだよ、夜中にどこか出歩いて戻ってこないとか……」

ミーナ「とにかく、もう一度エレンの部屋に行って確かめてみましょう?」

コニー「そ、そうだな! 案外ただの勘違いかも知れねえし!」

ジャン「……ったく、何してやがんだよ、あいつは」ボリボリ


タッタッタッ…


「……」チラッ

「……」チラッ


モゾモゾ…


ミカサ「……」ジー

パンツ「…………あ、外!? おい!早くこのことをみんなに知らせてくれ!」


ミカサ「……」

パンツ「ミカサ! お前聞こえてんだろ!? おいってば!」

ミカサ「パンツ……いやエレン、あなたは落ち着いて冷静に考えるべき」

パンツ「……は??」

ミカサ「おそらく、もうあなたは人間には戻れない」

ミカサ「ならば、パンツとして幸福に生きる方法を考えたほうがいい」

パンツ「おいちょっと……」


ミカサ「しゃべるパンツの存在が知られれば、あなたはタダでは済まされない」

パンツ「ちょっと、待てよ」

ミカサ「きっと、研究のためにあなたは切り刻まれることになる」

パンツ「おい、だから……」

ミカサ「そして、切り裂かれたら、あなたは多分死ぬことになる」

パンツ「待てってば! 聞けよ!」

ミカサ「不毛……今の人類には、パンツになった人間を救う方法などない」

パンツ「いや……それは……」

ミカサ「エレンはパンツとしての生涯を受け入れるべき。これはもう決まったこと」

パンツ「…………」

ミカサ「大丈夫、エレンは私が必ず守る」



ガタッ

ドタッ

ボフッ


コニー「……いねえなぁ」

ライナー「外に出て行ったってことはねえのか?」

アルミン「僕も出歩いていった所を見たわけじゃないから……」

ジャン「チッ!手間かけさせやがって、あの野郎!」ガンッ


マルコ「う~ん……やっぱり靴も残ってるし、出歩いて行ったってのはないんじゃないかな?」

ミーナ「ねえ、もう戻りましょう? 早く教官に報告したほうがいいわよ」

アルミン「うーん……」

サシャ「とにかく早くパンが食べたいです。もう時間来てるのに……」

ジャン「……ま、そうだな。こんなトコいつまでも居たってしょうがねえよ」

マルコ「アルミン、ひとまず行こう。エレンのことはまた後で考えよう?」

アルミン「エレン……本当に、何があったんだい?」



ガチャ……


アルミン「あっ、ミカサ……」

ミカサ「…………」

コニー「おいミカサ、お前腹が痛いのはもういいのかよ」

ミカサ「平気。何も問題は無い」

コニー「ふーん」

サシャ「早く食べましょう! パァン!パァン!」


ミーナ「そうね、とにかく何も食べないと始まらないわ」

クリスタ「で、でも……本当なの? エレンがいなくなったって」

マルコ「分からない。でもエレンの部屋には誰もいなかったんだ。それに靴もちゃんと残ってた」

ベルトルト「裸足で出歩いてるって可能性はないのかい?」

ジャン「いくらあいつでもそんな奇行はしねえだろ……多分」

アルミン「……ミカサ、君はエレンの部屋に行って、誰もいないことを確認したんだよね?」

ミカサ「その通り。部屋には何もなかった」

アルミン「……?」


マルコ「アルミン、もういいじゃないか。今は食べて一息つこう」

ライナー「俺が教官に報告してくる。お前はここでじっとしてろ」

ミーナ「あ、今行くの? じゃあ私も」ガタッ

コニー「お、俺も行くぜ!」

クリスタ「わ、私も……」

ユミル「クリスタ、お前は座ってな」

クリスタ「でも……」

ライナー「いいじゃねえか、別に付いて来るぐらい」

ユミル「……チッ」


サシャ「ハフッ!ハフッ! ハフッッ!!」モグモグモグ

マルコ「……」カチャ…

ベルトルト「ズズ……」

トーマス「きょ、今日は随分静かな朝食だよね、ははは……」

アルミン「……」カチャ…カチャ…

アニ「……」

トーマス「……」カチャ…

さあ下ごしらえは済んだぞ 後は好きなように料理してくれ 俺は松牛を食いに行く

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