モバP「はぁ?ウルトラセブン?」 (25)


晶葉博士がいつもの調子でにょわーっと発明した物によって、ウサミンが分裂?するSSです。
二番煎じ乙です。

残ってるスレ消化はよとか言わないでください(白目)

ほら他のスレって安価系二つにリクてんこ盛り一つだから(震え声)

よくあるじゃないですかテスト前には部屋の掃除したくなる的な(言い訳)

とりあえずサクッと終わらせるつもりです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1378306115


池袋晶葉「そうだ!これはだな……いや、見てもらった方が早いか……」

P「いや待てコラ、説明もせずに試すとか危険が危ないってもんじゃすまないだろ」

晶葉「まあまあメカでもどうぞ」

P「ウホッ、いいボルト……っておい」

晶葉「まあまあ……仕方ない、簡単に説明するとだ、この某小さい懐中電灯に似た装置から照射される、人体に影響の無い光線を浴びた対象を、今の年齢から基準にプラマイ10歳単位で年齢を変化させることができるというものだ」

P「ん?」

晶葉「助手よ、これでもわかりやすく説明したつもりなんだが……」

P「えっ、つまり……若返ったり年取ったりするってことか?」

晶葉「なんだ、ちゃんと理解しているじゃないか」

P「待て待て待て待て待てーぃ!」

晶葉「うぉ!?いきなり吠えるんじゃない!驚くじゃないか」

P「お前はいつからあきえもんになったんだよ!?」

晶葉「助手よ、科学の進歩とは時として残酷なのだよ……」

P「いやその理屈はおかしい」


晶葉「そんなわけで、だ」

P「嫌な予感がするというかもうオチが見えてるんだが」

晶葉「…………」

P「…………」

晶葉「実験台に」

P「お断りします」

晶葉「ぐぬぬ」

P「おい待てそんな可愛らしい台詞言いながらちゃっかり銃口をこっちに向けるんじゃない」

晶葉「残念ながらコレは銃ではなく懐中電灯だ」

P「ははっ、それはユニークだな」

ドア「がっちゃみーん」

安部菜々「おっはようございまーす!って……プロデューサーさんと晶葉ちゃんは何取っ組み合いしてるん」

晶葉「えぇーい!こうなったら実力行使だ!喰らえーッ!!」

P「ハッ!そんな素人の銃弾に当たってたまるかってんだ!」

菜々「ですかあぁあぁあぁああぁあぁああぁ!?」

P「あ」

晶葉「あ」


菜々「」

P「お、おい!人体に影響の無い光線じゃなかったのかよ!?」

晶葉「じょ、助手がもみくちゃにするから誤作動したのかもしれないのだぞ!?」

P「いやその理屈はおかしい」

晶葉「んな!?と、兎も角様子を……お?」

菜々々「」

P「おお?」

菜々菜々「」

二人「おおお?」

菜々 菜々?「」

二人「ぶ、分裂したァ!?」

菜々「」

菜々?「」

P「なにこれこわい」

晶葉「分裂機能まで付いているとは……私は天才か!?あ、元々天才だったか」

P「いやその理屈は……そんな場合じゃねぇだろ!?おい!菜々!菜々ぁ!?」

菜々「ん、ん~っ……」

菜々?「ん、ん~っ……」

P「よ、良かった……どっちも気が付いたみたいだ、が……」

菜々「……あ、プロデューサーさん?」

菜々?「そんなかおしてどーしたんですか?」

P「これは……」

あ晶葉「多分、助手の考えている通りだろう……本来のウルトラセブンの効果に分裂機能が加わり」

P「加わり?」

晶葉「最強に見える!」

P「いやそういうボケはいらないから」


晶葉「口で説明すると難しいのだが、対象の年齢を操作する効果が、対象自体の年齢を操作するのではなく、年齢を操作した状態の対象を生み出すという効果になった訳だ」

P「なるほど、わからん」

晶葉「簡単に言えば、対象をAとすると分裂により現れた対象、これをBとしよう。Bのみがウルトラセブン本来の効果を受けたということだな」

P「まあだいたいわかったが……菜々?怪我は無いか?」

菜々「は、はい……痛くは無かったですけど、びりびりーって痺れた感じがして……今は何とも無いですよ?」

菜々?「ななもですー!」

P「…………」

晶葉「…………」

P「あー、菜々?ところで菜々の年齢っていくつだっけ?」

菜々「……女の子の年を聞くのは良くないですよ?まあプロデューサーさんだから許しちゃいますけど……ナナはピッチピチの17歳でぇーす!キャハ☆」

P「お、おう……こっちはいつもの菜々だな……で」

菜々(7)「ななはぴっちぴちの7さいでぇーす!きゃは☆」

晶葉「……なるほど、これはさらなるデータが必要だな」

P「おいあきえもんとりあえず懐中電灯下げようか?な?」



──
───
────
─────



菜々「ウサミンパワ~で~♪」

菜々(7)「うさみんぱわーでー♪」

P「……なんというかこう、ウチのアイドルって逞しいな……」

晶葉「もう一人の自分をこうも簡単に籠絡するとは……恐るべし、ウサミン」

P「……ツッコミに疲れた」

晶葉「助手よ、そんなことでは私の発明に着いて来れないぞ?」

P「そういうのいいから……とりあえず、だ……菜々は今まで通りとして、な、菜々ちゃん?」

菜々(7)「はーい」

P「お、おうふ……菜々ちゃん、お名前言えるかな?」

菜々(7)「はーい!えと、ななはあべななっていーます!7さいです!じゅーしょはち」

菜々「なななな菜々ちゃーん?菜々ちゃんはの住んでる所はウサミン星だよねー?」

菜々(7)「はっ!?そうでした!ななはウサミンせーからきましたー!」

P「おいコラ安部」

菜々「アーアーナニモキコエナイー」

晶葉「まあまあメカでもどうぞ」

P「さっきもコレやったよ!いい加減にしろ!!」

菜々「どうも、ありがとうごさいましたー!」

P「だ!か!ら!そういうノリいらないから!話進まないから!!」

晶葉「話の流れを考えると物語が進まない、稚拙な文では面白みに欠ける……哀しいことだよ」

P「頼むから……進めさせてくれ……」

菜々(7)「おにいさんもおねえさんたちもおもしろいですー!」


菜々「まあまあプロデューサーさん……ナナ、妹ができたみたいで結構楽しいですよ?ねー、菜々ちゃん?」

菜々(7)「なな、すっごくたのしいです!」

晶葉「ではもっと愉しくしようじゃないか……てい☆」

菜々(7)「にょわあぁあぁあぁああぁあぁああぁ!?」

P「おいこらなにしやがるあきえもん」

晶葉「つい手が滑ってしまったのだよあははは」

P「とりあえず事が片付いたら覚えておくがいい」

晶葉「それまでに私は記憶キエールくんでも完成させておこうか」



──幼サミン分裂中──



菜々?「…………」

菜々「…………」

菜々(7)「……?」

P「あー、なるほどー、やっぱりそうなるよねー……えーっと、女子高生くらいの菜々ちゃん?」

菜々(17)「えと、その、あの……は、恥ずかしいので、あんまり見ないでぇ……」

菜々「」

晶葉「うむ、私の考えは間違ってなかった!」

P「触れにくい所をサクッとどころかよーしよしよしよしって頬擦りしてんじゃねぇよ!!」

晶葉「知的好奇心とは科学の発展に必要不可欠なのだよ……」

P「……お家帰りたい」

菜々(7)「ぷろりゅーさーさん、なながなでなでしてあげるからげんきだしてください!」


P「はぁ……で、高校の時はどっちかっていうと人見知りしちゃったんですね?」

菜々「ななな何の事やら」

菜々(17)「ぁ、ぁぅ……」

菜々(7)「おねーちゃんはこのかっこーはずかしーの?」

菜々(17)「う、うん……こ、こういうの着てみたいって思ってたからちょっとは嬉しいけど……」

菜々(7)「ななはすっごくうれしーよ?おねーちゃんたちとおんなじだし!」

菜々(17)「あっ……うん、そうだね」

菜々「良い話ですね!っ……ぐすっ」

P「とりあえず菜々がねんれーさしょーしていることが明らかになったけどな、てかロリ組以外はほとんど知ってるぞ」

晶葉「私も99%間違いないと思っていたが、これで確証を得られたな」

菜々「」

菜々(7)「うさみんぱわーでー♪」

菜々(17)「う、ウサミンパワーでー♪」


P「……晶葉ちゃん?何で晶葉ちゃんは懐中電灯を菜々ちゃん(17)に向けてるのかな?かな?」

晶葉「わ、私はそんな狂気に屈しない!知的好奇心とは恐怖をも凌駕するのだァ!!」

P「おいっ、ちょ、やめ!!」

菜々(17)「きゃあぁあぁあぁああぁあぁああぁ!?」

P「……あはは、あはははは」

菜々(7)「ぷろりゅーさーさん、おかしくなっちゃったの?」

菜々「あー、きっとお仕事で疲れてるんです……」

菜々(17)「」

菜々(?)「」

晶葉「そしてすかさずてぇーい!」

菜々(?)「いやあぁあぁあぁああぁあぁああぁ!?」

P「」

菜々(7)「ぷろりゅーさーさん、まっしろになっちゃった」

菜々「あー、きっと燃え尽きちゃったんだと思う……」


菜々(7)「?」

菜々(17)「うぅ……」

菜々「…………」

菜々(?)「……なにこの公開処刑」

菜々(??)「……はぁ、全く」

P「予想は着いてる、嗚呼、予想は着いてるよ……ははっ」

晶葉「私の予想が間違って無ければ、だ……新しく現れた菜々さんは27歳の菜々さんと37歳の菜々さんで間違いないか?」

菜々(27)「はいそうですもうどうにでもなーれ」

菜々(37)「P君が着いていながらどうしてこんなことになるのかしら?ねぇ、P君?」

P「ねえねえ、37歳の艶やかな菜々さんがめっちゃ怖い顔してるんだけど」

晶葉「はっ!?これはまさか……未来の菜々さんをここに……いや待て私、そんな近未来的な発明を……だがしかし天才とは時に……」

P「いいから帰って来い、天災だとしてもいないよりはマシだから」

晶葉「仕方ないなぁ、まあ私は天才だからな!」

菜々(ナナでもちゃんとあと数年すれば色気が出てくるんですね!キャハっ☆)

菜々(27)(数年前とは言え……うん、やっぱあれは無いかな……痛たたた)


P「……で?」

晶葉「……ん?」

P「ん?じゃねぇよ!いつになったら効果が切れんだよ!?」

晶葉「……さぁ?」

P「さぁ?じゃねぇよ!どうするんだよコレぇ!!」

晶葉「これくらいのことで動揺するとは……プロデューサーもまだまだだな」

P「順応してるお前が怖いわ!」

晶葉「まあこれだけ菜々さんがいるんだから……新ユニット、ナナレンジャイなんてどうだ?」

P「5人なのにナナ!ってバカ!!」

菜々(27)「あのー、漫才してるところ悪いんだけど、私達はこれからどうすればいいの?」

P「お、おう……27歳の菜々さんて、やけにフランクですね?」

菜々(27)「わ、私のことはどうでもいいでしょ!?」

P「……えーっと、そうですね……と、とりあえず社長とちひろさんが揃ってから今後の方針を……」

菜々(37)「こんな時にそんな悠長なこと言わないでちょうだい、担当アイドルに関しては行き過ぎたプロデュースでない限り、担当Pが一任するんでしょう?」

P「……返す言葉もございません」

菜々「おぉ……いつもナナのことをいじってるプロデューサーさんがセクシーなナナに言い負かされてる……何だかスッキリです!」



──
───
────
─────



千川ちひろ「事情は聞きましたけど……はぁ、頭痛が痛いです」

社長「まあ安部君のことはキミに一任してあるからね、好きにプロデュースするといい……さて、私は用事があるからして……では!」

ちひろ「あ!逃げた!!」

P「はぁ……本当にこれからどうしよう」

菜々(37)「まあいいじゃない?私としてはいつも通りP君と一緒に過ごせるなら何も文句は無いわよ?」

菜々「……はい?」

菜々(27)「ちょ、ずるい」

菜々(37)「なぁに?プロデューサーとアイドルの恋愛は御法度だーって、自分を戒めていたどこのどなたかしら?」

菜々(27)(くっ……公言してたのが仇に、それに現在進行形でアイドルだからPさんに言い寄れない……)

菜々(えっ?何?何なの?え、私とPさんって最終的に……きゃあぁあぁあぁああぁあぁああぁ)

P「えっ、菜々さんてやっぱりその年だと引退してるんですか?」

菜々(37)「……色々言いたいことはあるけど、そうよ?子育ても大変なんですから……次は男の子が欲しいわね、P君?」

P「」

菜々(27)(……何だろう、自分の未来のことなんだけど、すっごくイラっとする……)

菜々(え、えっ、えぇえぇえぇええぇえぇええぇえぇ!?)

菜々(7)「おねーちゃん、おかしおいしーね?」

菜々(17)「そ、そうだね……」

晶葉「さっきから私が空気なんだが」

菜々(7)「あきはおねーちゃんもおかしどーぞ♪」

晶葉「……うん、ありがとう……ぐすん」


─────
────
───
──




P「で?」

晶葉「ん?」

P「……その後の菜々達の状態」

晶葉「相も変わらず、というところだ」

P「はぁ……もう一ヶ月も経つのかよ、意外と何とかなるもんなのな」

晶葉「菜々さん(37)は年齢的にまあ仕方ないとして、他の三人はアイドルとして再デビュー?して絶好調じゃないか」

P「……慣れって怖いよなー」

晶葉「そうだ、慣れというものは新たな発見を腐らせる……」

P「…………」

菜々「…………」

P「で、菜々は何で頬膨らませてるの?」

菜々「……プロデューサーさんなんて知りません」

ちひろ「本当プロデューサーさんは女の敵ですよねー」

P「ちひろさんは俺の財布の敵ですけどねー」

ちひろ「お?」

P「ハハッ」

菜々「……お仕事行ってきまーす」

P「ハンカチ持ったか?ちり紙持ったか?」

菜々「馬鹿にしないでください!あとちり紙って悪意があるとしか思いません!!」

ドア「がちゃばたーん」

ちひろ「……他の菜々ちゃんのプロデュースで忙しいとはいえ、本人を蔑ろにするのはどうかと思いますよ?」

P「……面目無い」


P「いやまああれだけ菜々さん二人の相手をしていれば、嫌でも菜々の気持ちが……嬉しいことには変わりないんですけども」

ちひろ「……職業柄、立場上、私も頑張れとは手放しで応援できませんからね」

P「いっそのことプロデュース業辞めて菜々にプロポーズでもなんて思ったんですけど」

ちひろ「あなたは自分が一応ながらウチの成績トップPということをお忘れですか?」

P「……あはは」

ちひろ「まあウチもプロデューサーさんがいなくなって傾くほど、脆弱なプロダクションでは無いですけども……」

P「…………」

晶葉「ところで助手よ」

P「何ですか、マッドサイエンティスト」

晶葉「そろそろ菜々さんズのお迎えでは無いのか?」

P「あ、やべ」

ちひろ「……事故起こさないように気を付けてくださいねー」

P「はい!じゃあ行ってきます!」

ドア「がちゃばたん」

晶葉「ちひろさん」

ちひろ「なぁに?晶葉ちゃん」

晶葉「とりあえずあと一週間程で、菜々さんズは菜々さんに吸収されるのが判明した」

ちひろ「……当事者達がいないのに超展開ですか、そうですか」

晶葉「御都合主義というやつだな」


久々過ぎて何が何やら状態です
とりあえず読み返して来るわ

どう落ちを着けたいのか思い出してor思い付いてからの投下になります

このスレは今日中もしくは日付変わって朝にならないうちに完結させると思われ

その次は東方クロス?の方かな

とりあえず待っててくれてる方々に感謝


P「お前ら、お疲れ」

菜々ズ「お疲れ様でーす」

P「ほれ、帰るから車に乗ってくれー」

菜々「はーい……って、ちびななちゃんは?」

菜々(17)「えっと、収録終わってすぐに、わた……な、ナナと一緒に御手洗に行って……」

菜々(27)「その後、私と一緒にPさん来るまでスタジオ見学して……」

菜々(37)「さっきまで楽屋で私の膝枕でお昼寝してたわよ?」

菜々「でもって、ナナが一緒に手を握って連れて……はぐれてる!」

P「迷子かよ!てか連れてた本人が今更気付くなよ!まあ765のあの人じゃあるまいし、すぐに見付かるだろ……いや、意外とでかかったか?このスタジオ……」

菜々「と、とりあえず!皆で手分けして探しましょう!菜々達なら、何か、こう、お互いに惹かれ合う……って、アレ?」

P「もう皆一目散に探しに行ったぞ?」

菜々「……キャハ☆」

P「本体がこれでどうするんだ全く……」


─────
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──




P「本当ご迷惑をお掛けして……何とお詫び申し上げればいいのやら……」

大御所俳優「ほっほっほ、気にするでない、お若いの」

菜々(7)「ぷろりゅーさー!このおじさん、ななとあそんでくれましたー!」

大御所「菜々ちゃんは元気があっていいのう、今度テコ入れしてワシの孫役にでも……」

P「えっ!?いやそんな滅相もないですよ!」

菜々(7)「おじさんのまご?ななが?」

大御所「どうじゃ?」

菜々(7)「んー、おねえちゃんたちといっしょならかんがえてあげなくもないです!」

P「あっ、こら!菜々ちゃん!そんな口の利き方は……」

大御所「構わん構わん……ぐぬぬ、菜々ちゃんは交渉上手じゃのう……おじさん、困っちゃうわい……」

菜々(7)「えっへん!」

P「……はぁ」


大御所「で、どなたが菜々ちゃんのお姉ちゃんかのう?」

P「え、えーっとですね……あの」

菜々(37)「ワタクシが母でございます……順に長女、次女、三女、そこにいる菜々が末娘になりますわ」

大御所「ほほう!四姉妹ですか!いやいや、奥方も随分と麗しいですな!ほっほっほ」

菜々(37)「あら!いやですわ、うふふっ」

菜々(27)「……いずれは自分がああなると思うと、今の私の方がまだマシ……いや、どっちもどっちかな……」

菜々「ちょ!いくら自分とはいえ、それは聞き捨てならないですよ!」

菜々(17)「あ、あはは~……」

P「はぁ……もうどうにでもなぁれ……」



──
───
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─────



P「ったく!菜々さんのおかげでピンチなのかチャンスなのかさっぱりでしたよ……」

菜々(37)「あら、似たような顔が五人も居れば、家族だって言ってもボロを出さなければバレたりしないでしょう?」

P「それにしたってどうするんですか!またあの大御所俳優と出くわして名前どうのとか言われた日には……考えたくねぇ」

菜々(37)「そこはP君の腕の見せ所じゃなくって?」

P「そんな見せ所いらないっす……それよりも、菜々ちゃんは何であんなところに?」

菜々(7)「えっとー、なながね、ななおねえちゃんとぷろりゅーさーのところにむかってたらね、ななおねえちゃんがあこがれのひだかさんだーって……いきなりはしりだしたから、なな、はぐれちゃったんです!」

P「おいこら安部こら」

菜々「いやぁ……てっきり着いてきてるものだと……キャハ☆」

菜々(27)「ないわー」

菜々(37)「今日はおかずと晩酌無しね」

菜々(17)「……さすがに擁護は厳しいかなーって」

菜々「えぇ!?だってあの日高さんだよ!?てかさりげなく晩酌してるってバラさないでよぉ!!」

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