ミカサ「...やまなし?」 (12)

・進撃の巨人

ミカサが食料事情を向上させるお話です

今回は向上しません





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ミカサ母「うわぁあぁぁっ!!」

ミカサ母「ミカサ!逃げなさい!!」

ミカサ母「ミカサ 早く!」

ミカサ「お母さん?」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

ーーーー
ミカサ「(夢を見た お父さんとお母さんが■■■■時の...)」

ミカサ「(まただ 頭が痛い)」

ーー対人格闘

ダッダッダッ

スゥ

ミカサ「ふっ」

フワッ

ドサッ

ライナー「痛くねぇ...」

ライナー「まったく...俺の巨体を軽々と...」

ミカサ「すまない...しかし力の加減は完璧だったはず」

ライナー「お前 最近はクリスタやアルミンの相手をしていたと思うんだが」

ライナー「俺と訓練とは 何故だ?」

ミカサ「この技術は自分より大きな相手を想定している」

ミカサ「ライナーが相手をしてくれて とても助かっている」

ライナー「へぇ...」

ーーーー

ミカサ「しかし...この訓練はどうなのだろうか」

ミカサ「これだけで本当に人を相手にできるのだろうか」

ライナー「...続けてくれ」

ミカサ「そもそも相手は一人とは限らない」

ミカサ「十分な用意もしているかもしれない」

ライナー「じゃあ どう対処すりゃいい?」

ミカサ「逃げればいい」

ミカサ「お母さんは私を逃がそうとしてくれた」

ライナー「その話はお前の...」

ミカサ「しかし逃げることすらできなかった」

ミカサ「あの時...私が逃げていればお母さんの命は助かったかもしれない」

ミカサ「そして今 私ができることは何だろうか」

ミカサ「教えられることなら教えよう」

ミカサ「助けられるなら助けよう」

ミカサ「しかし」

ミカサ「実際は...上手くいくかはわからない」

ミカサ「世界は残酷だ...」

ーーーー

「...」

ライナー「お前の言いたいことはわかった」

ライナー「でもな...それは責任を背負いすぎだと思うぞ」

ライナー「俺達も兵士だ」

ミカサ「...」

ライナー「いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある」

ライナー「お前から見たら心配が尽きないほど弱いかもしれない」

ライナー「けどな 大砲でも格闘術でも使いこなして盾となる覚悟はできている」

ライナー「だから...」

ライナー「兵士の責任をお前だけが背負う必要はない と思う...俺は...」

ミカサ「(私は...子ども扱いをしていた)」

ミカサ「(自分より弱いというだけで)」

ミカサ「(覚悟を決めた人間の強さは知っていたはずだ)」

ミカサ「(あの時だって...)」

ライナー「うぁ...えらそうに説教なんかしちまった...」

ライナー「ほら 次はお前がならず者をやる番だ」

ミカサ「(兵士の覚悟なんて...考えたこともなかった)」

ーーーー

ライナー「ん?どうしたミカサ?」

ミカサ「クリスタ!」

ライナー「!?」

クリスタ「どうしたの ミカサ?」

ミカサ「あなたも上達している」

ミカサ「ので そろそろライナーを相手に訓練すべき」

クリスタ「ふふっ 自分より大きな相手にだよね?」

クリスタ「さぁ来て!ライナー」

ライナー「うぉおおっ!(結婚しよ)」

ーーーー

エレン「おい ミカサ」

ミカサ「どうしたのエレン?」

エレン「俺はクリスタと訓練してたんだよ」

エレン「勝手に中断させやがって」

ミカサ「すまなかった お詫びに」

ミカサ「私が相手をしよう」

ミカサ「一切手加減はしない」

ーーーー

エレン「え?やだよ」

ミカサ「遠慮はいらない」

エレン「お前 あの夢を見ただろ?」

ミカサ「どうして?」

エレン「何年一緒に過ごしてると思ってるんだ?」

エレン「お前の変化に気がつかないわけねぇだろ」

エレン「お前の体調が治ったら相手してやる」

ミカサ「...ありがとう」

ミカサ「...」

ミカサ「(お父さん お母さん...)」

ミカサ「(頭痛はなくならないけど...)」

ミカサ「(今は胸が熱いです)」


おしまい

これにて終了です

句読点のありなしを確かめました

無い方が読みやすい気がします

話としては山も落ちも意味もありません

精進致します

以上です

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