【R-18】こんな仕事ばっかりでごめんな【安価】 (214) 【現行スレ】

『ファイン・ファインダー・プロダクション 第一次モデルオーディション』



「…」

 ようやく、ここまでこぎつけた。カメラマンとして長年勤めてきた制作会社を辞め、女性モデル専門のプロダクションを開設。『美しいものを撮りたい』という願望を、プロデューサーとカメラマンを兼任することで思う様叶えようという、無茶な行動。
 当然、ここに至るまでには、長い時間と犠牲を払った。貯金も殆ど底をついた。だが、ようやくスタートラインだ。俺は、手元の履歴書に目を遣った___



安価下1〜5 オーディション参加者

【名前】
【年齢】
【容姿】
【趣味・特技】
【備考】


【名前】間 永遠(あいだ とわ)
【年齢】19
【容姿】綺麗系の顔立ちだけど、足元まで伸ばした黒髪の前髪で両目を隠す両目隠れ
胸がかなり大きく、腰もくびれて尻は安産型の超ナイスバディ
乳輪が大きいため、ビキニは着れないのが欠点
陰毛も縮れてジャングル状態
【趣味・特技】趣味は川の流れを見ていること
特技は人の視線に気づくこと
【備考】オドオドしてコミュ障
そんな自分を変えたくて応募した
ものすごくナイスバディだが、身長は平均的
普段は文系の大学に通う大学生

【名前】折笠 大和(おりがさ やまと)
【年齢】23才
【容姿】巨乳だけどスレンダー
    ポニーテール
【趣味・特技】剣道
【備考】剣道場の師範 道場の経営が厳しいので副業で応募した。
大和撫子でお淑やか 誰にでも敬語で話す

【名前】藤代アイリ
【年齢】19
【容姿】栗色の髪をツインテで纏めている
童顔で人懐こい笑顔がかわいい
肉体はそんな童顔からは想像できないボンキュボンのセクシーボディである 体毛はやや薄め
【趣味・特技】料理 お菓子作り
【備考】素直で騙されやすい性格
「ですます」調で話す
努力家でがんばります!が口癖


【名前】波切瑞姫(なみきりみずき)
【年齢】21歳
【容姿】銀のメッシュを入れた青みがかった黒髪ロング、キリッとした目つきでクールな風貌。身体つきはスレンダーで胸を平均そこそこ、美脚。身長も女子ににしては高め。
【趣味・特技】趣味は可愛らしいぬいぐるみを集めること。(ただし周囲には秘密にしている)特技はテニスで高校時代には大会で結構いい成績を残しているほど。
【備考】見た目通りにクールでとっつきにくそうな性格だが、その実は真面目で責任感があり一度始めた事は真剣に取り組む。心を許した相手には笑顔を見せることも。

【名前】折原 奏星(おりはら かなえ)
【年齢】14
【容姿】可愛い顔立ちの黒のセミロング。控えめながらも「少女らしい体つき」としての完成度は極めて高い。
【趣味・特技】お風呂・シャワー大好き
【備考】大人しめだが、好奇心もサービス精神も旺盛。チラ見せ女神への資質大。

年齢枠に正直悩んだ。

「それにしても…」

 協力してくれた同業者のおかげか、こんな出来たての事務所のオーディションには、予想以上の応募が来た。選り好みしている段ではないのでひとまず全員会うことにしたが、それでも書類を見る限りはなかなか良さそうな顔ぶれだ。

コンコン

「どうぞ」

ガチャ

永遠「し、しし失礼し、しま、します…」ノソ

 まず、一人目が入ってきた。目を引くのは、足元まで伸びた長い黒髪だ。前髪も長く、殆ど目が見えない。

永遠「あっ、ああああ、間 永遠(あいだ とわ)…です。19歳ででで、です」

「うん。じゃあ座って」

永遠「しつしつれっ、しますっ」ストッ

 おずおずと、永遠が椅子に座った。結構な吃音だ。緊張しているのだろうか。それとも元々だろうか?

「…ちょっと、顔を見てもいいかな」

永遠「! ははは、はいっ」サラッ

 永遠が、前髪をどけた。現れた顔は、色が白く、一重で塩顔だが美人だ。

「綺麗な顔だね」

永遠「あっ、どっ、ども」

「それに、スリーサイズも…Gカップ?」

永遠「っ///」ドキッ

 ずっと猫背だが、地味な灰色のワンピースが窮屈そうだ。俺の見立てだと、サバを読んでるな。本当はIカップくらいありそうだ。

「ええと、19歳ってことは、まだ学生さんかな?」

永遠「あ、あの、文系の…」

「モデルになろうと思ったのは?」

永遠「…」

 すると永遠は、勇気を振り絞って俺の目を見て…ぽつりと言った。

永遠「わ、わたし、みみみ見ての通り、コミュ障で、う、上手く喋れないし、恥ずかしがり屋で…そんなじ、自分を、変えたくて…」

「…」

 俺は、彼女の言葉をメモした。それから、言った。

「…ありがとう。それじゃあ、面接はここまで」

永遠「!」

「結果は後日連絡するから、その時はよろしく。お疲れ様でした」

永遠「あ、あああ、ありがとう、ございました…」スクッ

 来た時のように猫背で、永遠は部屋を出ていった。



コンコン

「どうぞ」

ガチャ

大和「失礼します」

 入ってきたのは、これまた胸の大きな女の子。シャツはぴっちぴちだが、パンツルックの腰と尻は細い。黒髪をポニーテールにしたその女の子は、丁寧にお辞儀した。

大和「折笠 大和(おりがさ やまと)です。23歳です」

「ん、じゃあ座って」

大和「失礼します」ストッ

 姿勢良くパイプ椅子に腰掛け、背筋を伸ばす。永遠と違って姿勢がいい。こちらも一重で、落ち着いた表情をしている。

「ええと、君は本業は、剣道の師範をしてるんだ?」パラ

大和「はい。ただ、それ一本では経営が厳しく…その、両立できるか不安ではあるのですが、門下生たちに是非受けてみたらと勧められ…」

「ははは、人気者なんだね」

 おそらく、彼女のバストは履歴書通りのGカップだ。剣道着越しの膨らみに、門下生たちはいつも釘付けなのだろう。礼儀正しいし、所作も垢抜けている。清楚系で売り出せば、ウケるかも知れない。

「何か、抱負とかはある?」

大和「そうですね…何分、初めてのことでご迷惑をおかけすると思いますが…採用していただいた際には、精一杯がんばります」

「ん、ありがとう。じゃあ結果は後日」

大和「ありがとうございました」ペコリ



コンコン

「どうぞ」

ガチャ

アイリ「失礼しま~す…」チラッ

 ドアから半身だけ乗り出したのは、栗色の髪を、これまたポニーテールに纏めた女の子。

「入っていいよ。そこに座って」

アイリ「あっ、失礼します~」スタスタ ストッ

アイリ「」ニコニコ

 遠慮なく椅子に座って、笑顔を浮かべる少女。

「…名前と、年齢は?」

アイリ「あっ! 藤代 アイリ(ふじしろ あいり)です…えっと、19歳です」

 先程までとは打って変わって、フランクな娘が来たな。抜けてるだけか? しかし、ぱっちり二重の童顔に、いつでも浮かんだ笑顔を見ると、何でも許してしまいそうだ。

「じゃ、学生さん?」

アイリ「調理師の専門学校です」

「お料理が得意なんだ。そう言えば、履歴書にもお菓子作りが得意って、書いてあったね」

アイリ「はいっ!」

 元気よく返事するアイリ。白いシャツに、紺色のジャンパースカートを着ていて、胸と尻はしっかり張っていて、腰は細い。グラマラスな身体と、幼気な顔付きとのギャップがまた良い。

「どうして、モデルになろうと?」

アイリ「えっと…モデルになりたいっていう友達がいて、一人で心細いから一緒に受けてって言われて…」

 永遠のことだろうか。同い年だし、性格や理由からして、友達に付いてきてもらいたい気持ちは分かる。だが、友達が付いてきてるなんて、彼女は一言も…

アイリ「…来てみたら、友達、そもそも応募してなかったみたいで」

「」ズコー

 何だそれは、つまりアイリは、友達に嵌められてここに来たということか。俺は急に不安になった。

「あの…だ、大丈夫? 辞退しなくて」

アイリ「まあ、楽しそうかなって」

「まあ、こっちとしても、アイリちゃんってモデルに向いてると思うけど…」

アイリ「えーっ、本当ですか~!?」

「ちゃんと、候補には残しとくからね。結果は後日」

アイリ「は~い、ありがとうございました!」



コンコン

「どうぞ」

ガチャ

瑞姫「失礼します」スタスタ

瑞姫「エントリーナンバー4番、波切 瑞姫(なみきり みずき)、21歳です」

「ん、じゃあ座って」

瑞姫「失礼します」ストッ

 青みがかった長い黒髪に、銀のメッシュを入れている。目元は鋭く、全体的に冷たい印象を受ける。テニスウェアなのか、黄緑色のシャツにハーフパンツを着ていて、全体的にほっそりしている。剥き出しの脚が美しい。

「…その服は、テニスの?」

瑞姫「はい。テニスは実際に続けています」

「結構、強かったらしいね」

瑞姫「ありがとうございます。…」

 アイリとは反対に、こちらは無表情だ。無愛想だと、こちらも対応が冷たくなってしまいそうになる。

「…大学生? 大学でもテニスやってるの?」

瑞姫「…」

 すると、瑞姫は冷たい顔を曇らせた。

瑞姫「…いえ。入ろうとしたのですが、テニスは遊び程度で、飲み会と合宿という名の旅行にばかり行くような」

「ああ、ヤリサーだったのか」

瑞姫「! …身も蓋もない言い方をすれば、そうです。そんなところに所属するより、もっと有意義なことがしたいと思い」

「モデルは有意義なんだ?」

瑞姫「はい」コクン

 頷く瑞姫。茶化している様子はない。きっと、彼女は真面目すぎるのだ。嘘偽り無く、真面目にモデルになりたいのだ。

「…緊張しなくて良い。もっと、肩の力を抜いて良いよ」

瑞姫「っ…はい」

「それなら、こっちも真面目に選考するよ。じゃあ、結果は後日ね」

瑞姫「ありがとうございました」ペコリ

コンコン

「ふぅ…」ペラ

 履歴書に目を遣り、俺は深呼吸した。

「…どうぞ」

ガチャ

奏星「失礼します」

 入ってきたのは、紺色のブレザーにプリーツスカートを着た、これまでで一番若い…いや、幼い少女。黒髪をセミロングにしていて、恐らく学校の制服に包まれた身体は、『少女』としては理想的なシルエットに見えた。

奏星「折原 奏星(おりはら かなえ)です。14歳です」

 自己紹介する奏星。そう、彼女は今回の候補の中で一番の年下。それも、唯一の未成年だ。

「じゃあ、座って…今日は一人で?」

奏星「はい」

「親御さんに、許可は貰ったのかな?」

奏星「はい」コクン

 その辺りはしっかり確認しておかないと、最悪俺の手が後ろに回る…

「よし。じゃあ色々聞いてみようかな。…学校は楽しい?」

奏星「そう…ですね。勉強も分かりやすいし…」

 照れくさそうに笑う顔が、とても可愛らしい。

「休みの日とか、何してるの?」

奏星「えっと…動画見たり…長風呂したり…」

「お風呂が好きなんだ?」

奏星「元々、汗かきなんですけど…べたべたするのが嫌で、お風呂に入ったり、しょっちゅうシャワー浴びてたら、それ自体が好きになったというか…」

「そっか…」

 頭の中に、白い水着でシャワーを浴びる奏星の姿が浮かび、俺は慌ててイメージを掻き消した。

「…え、っと、モデルになったら、何したいとか…ある?」

 すると奏星は、それまでと打って変わって、幼い顔に蠱惑的な笑みを浮かべ、言った。

奏星「…色々、やってみたいです。可愛い服とか…ドキドキするようなこととか」

「…」ゴクリ

 振り払ったイメージが、より鮮明になって再び浮かび上がる。俺は生唾を飲み、絞り出すように言った。

「…ありがとう。面接はこれで終わりだよ。結果は2、3日経ってから連絡するからね」

奏星「ありがとうございました」ペコリ



「ふぅ…」

 5人が帰った後、家に帰った俺は、改めて履歴書に目を通した。正直、5人とも魅力的だ。それぞれに違ったアピールポイントがあり、違った売り出し方が浮かぶ。
 だが、生憎この事務所はできたばかりで、金が無い。雇えても、せいぜい2人…それ以上は給料が払えない。一人でも売れれば余裕もできるかも知れないが、そんなことは現実的ではない。

「2人…」

 俺は、再び履歴書に視線を落とした。



安価下 21:00まで多数決、多い順に2人 採用するモデル
①間 永遠(あいだ とわ)>>2

②折笠 大和(おりがさ やまと)>>3

③藤代 アイリ(ふじしろ あいり)>>4

④波切 瑞姫(なみきり みずき)>>5

⑤折原 奏星(おりはら かなえ)>>6

ごめん思ったよりペース早いので
20:30までにする

永遠とアイリに決定 今日はここまで

選ばれなかった娘も話を進めて新しいモデルを雇うってなった時に、候補になるかも



 後日。雑居ビルの一室に設けた事務所に、2人の女の子がやってきた。

アイリ「失礼しま~す…ここで合ってます?」

 半開きのドアから、顔を覗かせたのは、藤代アイリ。その後ろから、おずおずと入ってきたのは

永遠「しっ…ししし、失礼します…」ノソッ

 そう、間永遠だ。

「合ってるよ。…改めて、ファイン・ファインダー・プロダクション…略して”FFプロ”1期生、合格おめでとう!」

アイリ「やったー!」

永遠「あっ、ああっ…よっ、よよよろしく、お願いし、します…」

「じゃあ、取り敢えず2人とも座って」

 まだ、物の少ない事務所の隅に置かれたソファに、2人を座らせると、俺は向かいの椅子に座った。

「知っての通り、このプロダクションは新しくできた。俺は割りとこの業界に携わってるけど、プロデューサーとして働くのは初めてだ。これから、2人と一緒に成長していけたらと思う」

アイリ「はいっ!」

永遠「…」コクン

「必要書類は後で渡すとして、まずは2人の宣材写真を撮っていこうと思う。別の階に簡単なスタジオがあるから、そっちに移動しよう」



 別のフロアには、垂れ幕と照明器具を設置した、小規模な撮影スタジオを用意した。一人分の宣材写真くらいなら、外部委託しなくても取れるのがここの強みだ。
 スタジオの隅には簡易的なドレッサーが設置してあり、一人の女性が待っていた。

メイク「メイク担当よ、よろしくね。新人ちゃん」

「彼女とは前職からの付き合いでね。独立するに当たって、付いてきてくれた」

アイリ「藤代アイリです、よろしくお願いしま~す」

永遠「あっ、間、永遠です…」

「じゃあ、メイクの前に着替えてもらおうか」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①このまま私服で

②私服風の衣装で(詳細を併記 なければ>>1が考える)

③水着で(詳細を併記可)

④その他要記述



アイリ「ほえ~…」

永遠「…///」ソワソワ

 2人に着せたのは、タイトなニットの白いIラインワンピースだ。2人とも、豊満な胸とお尻で目一杯引き伸ばされ、腰できゅっと締まっている。
 手始めに、アイリのメイクを終えると、彼女は言った。

メイク「永遠ちゃんは、ヘアセットに時間かかりそうだし、先にアイリちゃんを撮っててもらおうかな」

「じゃあ、こっちへ」

アイリ「はい、お願いします!」

 スタジオの真ん中に置いた椅子に座らせると、俺はカメラを構えた。

アイリ「プロデューサーさんが撮ってくれるんですか?」

「ああ。こう見えて、元はカメラマンだったんだ。だから任せてくれ」

アイリ「お願いしま~す」ニコッ

パシャ

 可愛らしい笑顔を、まずは一枚。

「脚を揃えて、ちょっと斜め向いて…」

アイリ「こう?」

パシャ

「肘掛けに両腕を置いて…こう、二の腕で『寄せて』」

アイリ「えっと…こ、こう?」ムギュ

パシャ



安価下1~3 アイリに取らせるポーズ(際どいものは判定あり)

「じゃあ、立ち上がって」

アイリ「は~い」スクッ

「両手を組んで、伸びー」

アイリ「んんーっ」ノビー

パシャ

 身体のラインがより強調されたところで、シャッター。

「立ったまま腕を組んでみて」

アイリ「はい」ギュ

「あ、腕は胸の下で…寄せて、上げて」

アイリ「は、ははぁ…///」ムギュ グイ

 恥ずかしそうに、巨乳を両腕で寄せ、持ち上げて見せる。その様子を、赤らんだ顔と一緒にカメラに収めた。

「…よし、良いよ。じゃあ最後に、好きなポーズで」

アイリ「はぁ、はぁ/// …じゃあ」キュン

 アイリは、右手でハートの半分を作って頬に当てると、左手の人差し指を伸ばして、こちらも頬に当ててにっこり笑った。

「今、流行ってるやつだね。いいよーそのまま」パシャ

「はいお疲れ様!」

アイリ「ありがとうございました~!」



 メイクを終えてスタジオに入ってきた永遠は、前髪を上げて、長い後ろ髪を一本に編み込んで、更にそれを輪にしていた。

メイク「後ろ髪引きずりそうだったから、結んじゃった。毛先もだいぶ傷んでるし、早く切ったほうが良いよ」

永遠「っ、ごっ、ごめんなさっ」

「よーし、じゃあそこに座ろうか。落ち着いて。深呼吸して…」

永遠「すぅーっ、はぁーっ、すぅーっ…」

パシャ

永遠「あひっ!?」ビクッ

 シャッター音に竦み上がる永遠。前髪を上げて、露わになった顔は美人だが、終始落ち着きがない。これは骨が折れそうだ…



安価下1~3 永遠に取らせるポーズ(際どいものは判定あり)

 あまり直球なポーズは、まだ難しそうだ。

「じゃあ…」スッ

永遠「本…?」

「座ったままで良いから、これを読んでみて」

永遠「は、はあ…」パラ

パシャ

永遠「っ!」ビク

「気にしないで、続けて」

永遠「はっ、はい…」パラ パラ

パシャ

 よし、ちょっとはリラックスしてきたようだ。椅子に座って本を読む姿は、白いシンプルなワンピースも相まって、深窓の令嬢のようだ。最も、そう形容するには、やや刺激的な身体をしているが…

「落ち着いてきた?」

永遠「…」コクン

「じゃあ、今度は椅子から降りて。床は綺麗だから、ちょっと寝そべってみようか」

永遠「ええと…」スッ

「うつ伏せのまま、片肘で支えて…で、もう片方の手で、ページを」

永遠「…」パラ

 床に押し付けられ、柔らかく変形した胸と、緩んだ襟元から覗く谷間に密かにズームし、シャッターを切る。視野を広げると、今度は腰から尻のラインを中心に。

パシャ

永遠「…」パラ

「…よし良いぞ。じゃあ立ち上がって。読書で疲れました。伸びー」

永遠「ん、んんっ…」ノビー

 頭の後ろで両腕を組み、腰を逸らす。図らずも強調された脇を中心に、一枚。

「…お疲れ様でした!」

永遠「おわっ、終わり…? あっ、あありがとうございました…」ペコリ







『ファイン・ファインダー・プロダクション(略称:FFプロ)開設、1期生デビューのお知らせ』

『この度、FFプロの開設と、1期生として2人の専属タレントがデビューする運びとなりました』

『1期生』

『間 永遠(あいだ とわ) 19歳』

『158cm B92 W60(Iカップ) H90』

『ご挨拶:ファイン・ファインダー・プロダクション1期生としてデビューさせていただきます、間永遠と申します。ずっと内気で、自分に自信のない性格でしたが、お仕事を通じて明るく、前向きになれるよう、頑張っていきます。よろしくお願いします』

『藤代 アイリ(ふじしろ あいり) 19歳』

『153cm B93 W58(Hカップ) H89』

『ご挨拶:新人モデルの藤代アイリです! 新しい世界でドキドキしてますけど、ワクワクもしてます! 一緒に、楽しくお仕事しましょう!!』







 これで、プレスリリースの準備も整った。後は彼女たちの売り出し…仕事の獲得だ。
 本来なら、プロデューサーやエージェントが各企業を回って案件を取ってきたりするのだろうが、俺はカメラマンでもある。彼女たちの魅力の詰まった写真集や映像作品で、派手に売り出していこう。
 まずは…



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①永遠の個人作品

②アイリの個人作品

③1期生の合同作品

④その他要記述



「というわけで、手始めに2人一緒の作品を作ってみることにした」

アイリ「わあ、それは楽しみですね!」

永遠「ひ、一人じゃないから、すす少し、安心かも…」

「流石にこの前のスタジオじゃ狭いから、もう少し広くて、色々設備のあるところを借りる。ただ、何日も貸し切る余裕は無いから、予めシチュエーションを決めて、1日で撮り切るぞ」

アイリ「は~い!」

「当日までに香盤表を用意するから、それに沿って撮影を進めるぞ」

永遠「香盤表…ぎょ、業界っぽい…」

アイリ「こーばんひょー?」

「タイムテーブルみたいなものだ。予算的には、3、4シチュエーションぐらいになるだろうから、そのつもりでいてくれ」



 その夜、俺は表計算ソフトを立ち上げると、記念すべきプロダクション第一作の構想を練り始めた。

「タイトルは…出来てから考えれば良いか。取り敢えず『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』と…」

「じゃあ、まず最初のシチュエーションは…」



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション①
①個別のインタビュー

②2人でインタビュー

③2人が出会うシーン

④その他要記述

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人でインタビュー



 やはり、2人の掛け合いを楽しみたいと思う人は多いだろう。個別にインタビューするよりも、時間が短くて済むし、撮れ高も期待できる。
 さて、次が本題だ。今度借りるスタジオには、撮影用の設備として『教室』『寝室』『シャワールーム』『狭い庭』がある。庭以外の、屋外での撮影は厳禁だ。当然、設備の汚損も。
 もう一つ。永遠とアイリは、どちらも19歳。法律上は成人だ。つまり、作品の対象年齢を上げれば、エロティックな撮影もできるということ。一応、契約書にはそういう撮影の可能性については明記してあるし、作品として全年齢向けであっても、撮影の過程でスタッフに局部を見られたり、データとして社内に残ることについて同意は得ている。最も、2人はモデルであってセクシー女優ではない。デビュー作から、そういった方向に走るのはいかがなものだが。

「じゃあ、その上で…」



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション② 撮影場所と内容について
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

シャワールーム、水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ

酔っ払ってボケ散らかしてた

>>55差し替え



 合同作品になるが、基本的にモデルの仕事は1人で行うことになる。それぞれの人となりを知ってもらうために、別々にインタビューをしよう。



安価下

なんか一斉に勘違いしだしたけど、インタビューの詳細じゃなくて、インタビュー終わった次のシーンについて聞いてるんだけど



>>57だけ有効なので改めて

>>57と安価下1~2でコンマ最大 シチュエーション② 撮影場所と内容について
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人に個別インタビュー
シチュエーション② 『シャワールーム』水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ



 着衣から始めてもいいが、あのナイスバディを活かさない手は無い。最初からシャワールームで、水着にしよう。ただ、アイリはともかく、永遠が固まると行けないから、上にシャツを着せて始めよう。絡みは必須だが、ひとまず洗い合うくらいから様子を見ることにしよう。

 さて、ビデオ撮影はまだまだ始まったばかりだ。2人分のインタビューで押してしまいそうだが、あと2つはシチュエーションが欲しい。濡らすと着替えに時間がかかるから、次のシチュエーションが実質的に最初の撮影になるだろう。



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション② 撮影場所と内容について
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

まちがえた

安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション③ 撮影場所と内容について 同じ場所でも可
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人に個別インタビュー
シチュエーション② 『シャワールーム』水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ
シチュエーション③ 『寝室』2人でパジャマなど着て寝そべって手を取り合いながら見つめ合いキス直前まで接近



 いい感じに絡みがエスカレートしてきた。構成的には良さそうだが、実際はこちらを先に撮ることになるだろうから、特に永遠のケアには気をつけたほうが良いだろう。
 さて、時間的にも予算的にも、次が最後のカットだ。これを撮る頃には、2人とも撮影に慣れてきていると良いのだが…



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション④ 撮影場所と内容について 同じ場所でも可
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

流石にスレの消費が激しいので、次はここまで安価取らないようにする

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人に個別インタビュー
シチュエーション② 『シャワールーム』水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ
シチュエーション③ 『寝室』2人でパジャマなど着て寝そべって手を取り合いながら見つめ合いキス直前まで接近
シチュエーション④ 『教室』制服で二人で雑談しながらお菓子を食べる風景、お互いにチョコを食べさせあい指についたチョコもなめとったり、ポッキーゲームしたりする



 ちょっと薄味なラストになったが、あんまり最後まで濃くても胃もたれするだろうし、まあ良いだろう。
 俺はそれぞれのシチュエーションに、必要な物品や撮影時間などを書き込み、香盤表を完成させた。スタジオはもう押さえてあるから、それに向けて必要な物品や人手を揃えよう…



安価下コンマ
01~50 当日
51~70 アイリからメールだ
71~90 ↑+永遠からメールだ
91~00 2人から電話だ



 翌日。事務所に出て、宣材写真の編集をしていると、携帯電話が鳴った。画面には”藤代アイリ”とある。

「もしもし?」

”あっ、プロデューサーさん! 今、大丈夫でした~?”

「ああ、大丈夫」

”実は今、永遠ちゃんと一緒にいるんですけど~…はい”

”あっ、ああ間です…”

「お疲れ様。それで、どうしたの?」

”いいい、今からじ、事務所に…行っても、いいですか…?”

「それは、もちろん。というか、2人とも所属モデルだから、いつでも入って良いんだよ」

”! わわ分かりました……い、良いそうですふ、藤代さん”

”…じゃあ、今からそっちに行きますね~”

「気をつけて来てね」



 数十分後。2人が事務所にやって来た。

「おはよう」

永遠「おっ、おはようございます」

アイリ「おはようございま~す! この挨拶、芸能人みたい!」

「そりゃあ、芸能人だからな。…それにしても、2人で待ち合わせでもしてたんだ?」

アイリ「たまたま、2人とも大学が暇だったんです。それで、折角なので会って、2人で話そうってなって」

永遠「」コクコク

「それは丁度いい。次の撮影は、2人で一緒に撮るからね。仲良くなっておくのは良いことだ」

アイリ「それで、会ったは良いんですけど、やっぱりプロデューサーさんも一緒がいいかなって思って」

「そうかぁ」

永遠「め、め迷惑でしたらか、帰ります…」

「ああいや、そんなことは無いよ。電話でも話したけど、君たちはいつでもここに出入りして良いから。そう言えば、合鍵も作っとかないとね。で…」

 折角、2人が事務所に来たのだ。編集は後回しにして…



安価下1~3でコンマ最大
①喫茶店にでも

②インタビューだけでも撮っておくか

③スタジオで自由に撮ってみようか

④その他要記述



 別フロアの簡易スタジオに移動した。

永遠「と、撮るんです…?」

「ああ。特にテーマは決めないし、商品にする予定も無いから、自由にポーズとかしていいよ。衣装も用意してないしね」

永遠「は、はい…」

アイリ「じゃあ…あたしからで良い?」

永遠「お願いします…」

 アイリが、白い垂れ幕を背に、俺の方を向いた。

アイリ「お願いしま~す!」

「よし、じゃあリラックスして、バストアップから…」

パシャ



安価下コンマ
01~30 ちょっぴりセクシー
31~70 だいぶセクシー
71~90 えっ、そこまで?
91~00 NGなし

や、やるわね…

くぎる

折角なので、今の2人の私服について書いてくれたら適当に採用するかもしれない

誰が書いてもいいよ。どれを採用するかはこっちで決めるので

「カメラを引いて…じゃ、この前の最後のポーズで」

アイリ「はいっ」ニコッ

 頬ハートで一枚。今日のアイリは、生成り色のノースリーブカットソーに、デニムのホットパンツという、刺激的な格好だ。

「その服、似合ってるよ。もっと、アピールしてみよう」

アイリ「えへへ…じゃあ」グッ

 頭の後ろで両腕を組み、伸びをするように右手を真上に。綺麗に処理された脇を、惜しげもなく晒す。

パシャ

「良いねぇ、分かってるねぇ! 今度は正面向いてみようか。前かがみになって…」

アイリ「こう、ですか?」ズイッ

 緩んだ襟元から、深い谷間が覗く。ずっしりと重い2つの果実に、トップスははち切れそうだ。

「良いよ良いよ、じゃあそのポーズのまま…」

 俺はカメラを手に、アイリの後ろに回った。デニムのパンツに、窮屈そうに押し込まれたお尻を、後ろから一枚。

パシャ

アイリ「やだ~…///」フリフリ

 言いながらも、アイリは誘うようにお尻を振って見せる。ノリの良い反応に、俺は思わず口を滑らせた。

「良いよー、じゃあ折角だから…ズボン、下ろして」

 言いかけて、慌てて口を塞ぐ。駄目だ駄目だ、まだその段階じゃない。まして、契約も何もない、遊びみたいな撮影で…

アイリ「…ズボンだけで、良いですか」カチャカチャ

「っ!? や、そ、そこまでしなくても」

アイリ「い、良いですよ/// どうせ、お仕事でいつかするんですから…」ズルッ プリンッ

 お尻を突き出した格好のまま、アイリが…ホットパンツを、下ろした。ローライズのボトムスに合わせた、超ローライズの黒いショーツに、俺は倫理も建前もかなぐり捨てて、夢中でシャッターを切った。

パシャ パシャ パシャ

アイリ「ん…///」プリンッ プリンッ

 恥じらうように身を捩るたび、大迫力のヒップがぷるん、ぷるんと揺れる。俺はカメラマンだ。そして、彼女は極上の被写体だ。ここまで見せてくれるのに撮らないのは、もはや犯罪だ。

アイリ「…///」スッ

 上気した顔のまま、アイリが正面を向いた。パンツは膝上まで降ろされ、丈の短いシャツのおかげでショーツは丸見えだ。

「じゃあ…そのシャツ、胸の上まで、上げてみようか」

アイリ「…///」スッ スル…

 両腕を交差して、カットソーの裾をつまむと、アイリはそれを持ち上げた。くびれた腰に、おへそが露わになる。そして、大きなバストの膨らみを越える…手前で、その手が止まった。

「…ぐいっと」

アイリ「あっ、あのっ…よく考えたら、この下ブラトップのキャミで…キャミと一緒に上げちゃったから、その…///」

「? …あっ、ああごめんっ!」

 俺は、慌てて謝罪した。ノースリーブのトップスを着る時に、紐が見えるのを嫌ってブラと一体になったキャミソールを着る娘は多い。オシャレには全く問題ないが、トップスごとたくし上げるとバストトップ…乳首が出てしまう。

「じゃあ、そこでストップね。少し脚を開いて、ちょっとお尻を突き出して…」

パシャ パシャ

アイリ「…プロデューサーさん」

「…うん?」

アイリ「…上げちゃって、いいですか…///」

「…え?」

 耳を疑い、聞き返すと同時に、アイリは…

アイリ「…えーいっ///」プルルンッ

 カットソーと、キャミソールと…キャミソールのカップが、バストトップを越えた。たちまち、拘束から解き放たれた2つの果実が、勢いよくまろび出た。大きな膨らみの先端に、紅色の突起。サイズが大きいだけあって、その周りの乳輪も大きめだ。一方で乳首は少し慎ましく、つんと尖って可愛らしい。

アイリ「…だ、出しちゃった/// どうですか…?」

 返事の代わりに俺はシャッターを切りまくった。正面。横。下。たくし上げたシャツを両手で掴み、初めて恋人に身体を見せるときのようなポーズで。両手で乳房を下から持ち上げ、相手に差し出すように。

「…ぜ、全年齢だと、乳首は隠さなきゃだから…」

アイリ「両手で…///」ムギュ

 掌で、乳房を覆う。ついでに寄せる。

「掌じゃなくて、指で隠してみようか。それから、指を減らしていって…」

 親指。小指。薬指…2本指では、乳輪がはみ出てしまう。

「じゃあ…人差し指と中指を、広げて。先っぽを、指先で挟む感じで」

アイリ「…♡」ツニッ

「いいよ、とっても綺麗だよ! じゃあ、いよいよショーツも…」

 言いかけて、俺は後ろからの視線に気付いた。



永遠「…」プルプル



安価下コンマ
01~05 泣き出した
06~20 固まった
21~60 さ、流石にあんなことは
61~95 が、頑張らないと…
95~00 …私も

ねる

「…と、永遠? 流石に、最初からここまでやれとは」

永遠「っ! ちょ、ちょっと、そそそこまでは、まだ…」

アイリ「…あーやば、だいぶ調子に乗ってたかも…///」イソイソ

 アイリは思い出したように赤面しながら、衣服を直すと、垂れ幕の前を離れた。
 代わりに、永遠がカメラの前に立つ。

永遠「…でも、じ、自分を変えたい…って思って、ももモデルになったから…が、頑張らないと」グッ

「…よし!」

 正直に言って、永遠の採用は賭けだった。彼女は、いわばダイヤの原石、蝶のサナギだと思った。そして、自分を変えたいという彼女の願いを聞いた時、永遠という原石が磨かれ、蝶が翅を広げるさまをカメラに収めることができれば、彼女にとって、そしてプロダクションにとって、大きな武器になると考えたのだ。
 今…永遠は、その翅を広げようとしている。ならば、ここで引き止める理由は無い。

「それなら、応援するよ。じゃあ、リラックスして、自由にやってみよう」

永遠「お、お願いします…!」

 頭を下げ、顔を上げたところを一枚。

永遠「っ!」

「びっくりしない」パシャ

永遠「…に」ニコォ

 固まったまま、ぎこちない笑みを浮かべる永遠。
 今日は、フリルの付いた薄黄色のシャツにベージュのロングスカートを穿き、ピンクのカーディガンを羽織っている。早速美容室に行ったようで、毛先は背中ぐらいまで切ってあり、前髪も目にぎりぎりかからない長さに揃えられていた。

パシャ パシャ

永遠「…」ガチガチ

「色んな角度から撮るから、目線外さないでね」パシャ

 俺は、あえて表情に言及せず、彼女の周りを回りながらシャッターを切った。緊張するなと言われるほど、人は緊張するものだ。わざわざ指摘しなくても、固まった顔はすぐに疲れて、勝手に解れてくれる。

永遠「…」チラッ

「あーっその角度! キープ!」

永遠「」ピタッ

 振り向いた顔のまま、シャッターを切った。まだ長い横髪から覗く顔が、美しく見えた。それに、撮影に慣れてきたのか、急に声をかけても動じなくなってきた。

「いいよ、顔付きも良くなってきたよ」パシャ

永遠「そ、そうですか…///」ニコ

「そうその顔!」パシャ

 緊張も解けてきたところで、ポーズを要求してみた。

「両手を後ろに回して、ちょっと首を傾げて」

永遠「」クイ

「良いねーミステリアスな感じで…」パシャ

「じゃあ、両腕を広げて、くるっと」

永遠「」クルッ

パシャ

「そのカーディガン、肩からずり落としてみて」

永遠「えっと…」

アイリ「えっとね、こういう感じ…ですよね?」スルッ

 アイリが手伝ってくれた。露出の無い長袖のシャツだが、脱ぎかけの上着を加えるだけでセクシーに見える。
 だが、そこで止めるのはもったいない。

「シャツのボタン、1個だけ外してみようか」

永遠「っ!」ビクッ

 流石に、永遠の動きが止まった。それでも、震える手でシャツの、一番上のボタンを、そっと外した。

「よしよし、いい感じ。床にぺたんって座ってみて」

永遠「は、い」ストッ

 床にぺたん座りすると、カメラに目線を向ける。脱ぎかけのカーディガンに、少し乱れたシャツで、セクシーさが跳ね上がった。

「良いよ良いよ、とっても綺麗。新人とは思えない!」

永遠「あっ、ありがとう、ございます…///」

「じゃあ、嫌じゃなければで良いから…もう一個、ボタン外してみようか」

永遠「!」

 永遠は、また数秒固まると…先程よりは思い切りよく、2つ目のボタンを外した。

永遠「…///」プチ プルン

 ぱつぱつに張っていたシャツの胸元が、少しずつ開放されていく。開いた胸元から、あまりに深い谷間が顔を出した。流石に、募集してきた中で一番の巨乳は伊達じゃない。

「そのままさっきのポーズ」

永遠「…///」

パシャ パシャ

 たった一つボタンを外しただけで、まるでこれから誰かに抱かれるかのような色気がある。

「…ちょーっとだけ、スカートの裾を上げて」

永遠「は、はい?」

「脚がちょっとだけ見えるように、スカートの裾をずらすんだ。ちょっとでいいから」

永遠「こ、こう…?」スル

 ロングスカートに隠れていた、黒いパンプスに白いソックス、そして白いふくらはぎが露わになった。インドア派だから、日焼けしていないのだろうか。

「そう、そんな感じ! 綺麗な肌だから、自信持って」パシャ

永遠「ど、どうも…///」

 そのまま、無理のない程度の露出を求めながら、様々なポーズを試していくと、最後には永遠も少しずつ乗り気になって、自分からも提案をするようになった。



「…ありがとう、とても良かったよ」

 時計を見ると、もう昼過ぎだ。

「結構引き止めちゃったね。もうお昼を過ぎてる」

アイリ「折角だから、一緒に食べませんか?」

「あー、ごめん」

 俺は、頭を掻いた。

「書類とか、色々あって…このプロダクション、モデル以外は俺しかいないからさ」

永遠「事務の人とか、や、雇ったり…」

「募集はしてるけどね。雇えるのは、君たちの1作目を売り出してからかな」

アイリ「そうですか…じゃあ、今日はありがとうございました!」

永遠「あ、ありがとうございました…」ペコリ

短いけどここまで

毛先整えるついでに前髪も切られたってことで一つ…また伸びたら、鷺沢文香みたいに仕事中だけ上げるみたいな感じにしたら良いかな







「じゃあ、今日は一日、よろしくお願いします」

「「「「お願いします!」」」」

 早朝。借りたスタジオには、俺と2人のモデル、そしてメイクと、雇ったフリーのカメラマン、照明スタッフ、アシスタントが集まっていた。

「今日は、FFプロの記念すべき第一作の撮影日です。新人2人は、今日が初めての撮影なので、分からないことがあったらいつでも聞いて、俺たちはきっちりフォローしていきましょう。じゃあ、自己紹介を」

アイリ「藤代アイリです! よろしくお願いします!」

永遠「あっ、間と、永遠、ですっ…ごごご迷惑おかけすっ、るかもですけど…お願いします」

パチパチパチ…

「よし、じゃあ時間もないし、早速インタビューの準備をしよう。衣装は…」



安価下1~3でコンマ最大 インタビュー時の衣装
①私服

②この前の白ワンピ

③水着

④その他要記述



 私服のままメイクを終えたアイリが、セット『教室』に入ってきた。机や椅子は隅にどけられて、白いスクリーンと椅子が置かれている。
 俺はカメラから少しずれたところで、アシスタントにフリップブックを持たせた。

「ここにカンペがあるから、目線はそこに向けて良いよ。俺は質問をするけど、声は編集で消して、BGMと君の声だけにする。喋るタイミングの参考くらいに思って」

アイリ「はい」

「上手いこと言おうとか、演技しようとか考えず、自然にカンペを読んだら良いよ。深呼吸して」

アイリ「すぅー…ふぅっ」

「じゃ、いこう。5秒前、4、3…」



”お名前と、年齢をどうぞ”

「藤代アイリです。19歳です」

”身長と、スリーサイズを教えてください”

「身長は153cm、スリーサイズは上から…93、58、89」



「カット! …そんな感じでオッケーだ」

アイリ「良かったぁ」ホッ

「永遠も、こんな感じで始めるからね」

 メイクを終え、後ろで待っている永遠を振り返る。

永遠「! はい…っ」

「よし、続きを撮るぞ」



 カメラが、座ったアイリの足元にズームし、ゆっくりと上へ上がっていく。今日の私服は、ブラウンのグラディエーターサンダルに、この前と似たデニムのショートパンツ、白い袖無しシャツで、上から白いレースのブラウスを羽織っている。
 健康的な太腿に、シャツを押し上げるバストのラインが、惜しげもなく晒されている。

”モデルになろうと思ったきっかけは?”

「友達から、誘われて…それまで、モデルのお仕事ってよく知らなかったんですけど、一緒に調べてるうちに、あたしに向いてるかもって思って」

”プライベートのことを聞かせてください。趣味は何ですか?”

「趣味っていうか、特技っていうか…お菓子作りは、よくやってます」

”最近、ハマってることは?”

「おっきいマカロン作り! クリームとか、フルーツをいっぱい挟むんです」



「カット! 次がインタビューの、最後のカットだ。ここまで順調だから、次もよろしくね」

アイリ「は~い!」

「次は、ちょっと動きを付けてみようか。両手を広げたり、腕を組んだり」

アイリ「やってみます」



”自分の身体で、特に見てもらいたいところは?”

「えー、笑顔!」ニコッ

 ここで、この前も見せた頬ハート。

「と…こことか」ユサッ

 両手で、乳房を持ち上げて見せる。

「こことか…///」プリン

 椅子から少し腰を上げ、カメラにお尻を向ける。

「…それはこの後のお楽しみ、ってことで♡」

”最後に、視聴者の皆さんに一言”

「あたしたちのデビュー作を手に取ってくださって、本当にありがとうございます! 初めての撮影で、ガチガチになってるかも知れないですけど…これから何年後か、思い出した時に見返して、『藤代こんな時期もあったなぁ』って思ってもらえるような、そんな思い出に残る作品になったらいいなって思います!」

「カット! 凄い、一発だ」

アイリ「良かったですか? 良かったぁ~…」

永遠「わ、わわわ、私、大丈夫かな…」

アイリ「書いてあることを読めば、大丈夫です!」

「無理に自然にとか、演技しようとかしなくていいからね。じゃあ、冒頭を撮っていこう」

 アイリと交代して、インタビューの椅子に座ると、俺はカメラを向けた。

「まずは深呼吸」

永遠「すぅ…はぁ…」

「本番5秒前、4、3…」



”お名前と、年齢をどうぞ”

「…間、永遠です。じゅうく、19歳です」

”身長と、スリーサイズを教えてください”

「身長158cm、スリーサイズは上からび、B92、だぶりゅー」



「カット。B、W、Hはそれぞれ”バスト””ウェスト””ヒップ”って読んで。もしくは数字だけ読んだらいいよ」

永遠「っ、すみません…」

「馴染みのない言葉だからね。間違えないように…」

 俺は、アルファベットを横線で消した。

「…これでよし。じゃ、最初から」



”お名前と、年齢をどうぞ”

「…間、永遠です。19歳です」

”身長と、スリーサイズを教えてください”

「身長158cm、スリーサイズは上から92、60、90…です」



「カット! それで大丈夫だよ」

永遠「はっ、はい…」ドキドキ

「この調子のまま、しばらく引きで撮るから、合図したら喋りだして」

 今日の永遠は、ピンク地に白いドットパターンの、ロングワンピースだ。胸元にはフリルが付いているが、豊満なバストに引き伸ばされている。足元は、この前と同じパンプスに白のソックスだ。そこにズームすると、ゆっくりと上へ移動し、顔が映った。

”モデルになろうと思ったきっかけは?”

「昔から、人と話したり、人前に出るようなことが苦手で…でも、そんな自分を変えたいと思って…も、モデルになり、ました」

”プライベートのことを聞かせてください。趣味は何ですか?”

「自然の景色を眺めて、ぼー、っとするのは、好き…です」

”最近、ハマってることは?”

「モデルになるってき、決めてからは…ファッションの雑誌とか、買って、見てます」



「カット!」

永遠「ふぅーっ…」

「良い調子だよ。カメラには慣れてきたかな?」

永遠「す、少しは…」

 アイリに比べると、所作も受け答えも、かなりぎこちない。だが、1作目にはむしろいい塩梅だと判断した。

「次がラストだけど…どのタイミングでも良いから、横髪を耳に掛けてみてくれない?」

永遠「えっと…こ、こう…?」サラッ

「そうそう。じゃあ戻して」

メイク「はーい、ちょっと動かないでね」ササッ



”自分の身体で、特に見てもらいたいところは?”

「最近、トレーニングを始めたので…ウエストの辺りが、綺麗に見せられたら良いです」

 カメラが、ワンピースの腰回りにズームする。正面から横に回り、バストラインを画角に収めながら、”自慢の”ウエストを映し出す。
 再び、引きの画に戻った。

”最後に、視聴者の皆さんに一言”

「ちょっと、まだ恥ずかしいですけど…ここから、どんどん成長していく私たちを、末永く応援してくださると、う、嬉しいです」



「カット! …よく頑張ったね。インタビューはこれで終了だ」

パチパチパチ…

永遠「あっ…ありがとうございました」ペコリ

アイリ「永遠ちゃん! 良かったよ」

永遠「っ///」ドキッ

 アイリの距離感が急に詰まり、赤面する永遠。アイリは、言ってから気付いたようで、照れくさそうに尋ねた。

アイリ「…って言い方で、良い?」

永遠「い、いいい、良いです…よ」

「それじゃあ、次のシチュエーションの準備だ。2人は着替えて、スタッフは寝室の設営を急ぐぞ」

今日はここまで

撮影回では、時にアクシデントが起きます。それは撮影を妨げたり、逆に撮影のアイデアをもたらすこともあります。マイナスなイベントでも、工夫次第でプラスに転じることもできるので、コンマが悪くても諦めないで。



安価下コンマ
01~10 暴走族が近くを走りだした
11~20 天気が崩れだした
21~80 特に何も起こらない
81~90 パジャマが小さすぎる
91~00 アシスタントが勘違いして…

特に考えてなかったな
ゾロ目で何かあるときはそう書く

もしかしてこれ、モデルというよりグラビアアイドル…?





「照明、もう少し暗くできる? …あー、日光が」「適当に段ボール切って、外から窓塞いで来てもらえる?」「エアコンもっと効かない?」

「アイリちゃんと永遠ちゃん入りまーす!」

アイリ「よろしくお願いしま~す!」

永遠「お願いします…」

 モデルの2人が入ってきた。私服から薄手のパジャマに着替えている。アイリは薄ピンクの花柄、永遠は白地に青のストライプで、どちらも長袖長ズボンの露出が少ないものだ。インタビュー時のメイクは落として、すっぴん風の薄いメイクに変わっている。
 どちらも、グラマラスな体型にパジャマの柄が歪んでいる。

「お疲れ様。…セットは準備できたかな?」「もうすぐできます」

「じゃあ、スタートの画について打ち合わせしとこう。最初は…」



安価下
①ベッドの上で座って、1人ずつ撮る

②ベッドの上で座って、2人一緒に撮る

③ベッドの上に仰向けで、1人ずつ撮る

④ベッドの上に仰向けで、2人一緒に撮る



「もうちょっとくっついて」

アイリ「んしょ」ギュ

永遠「ん…///」ギュ

 ベッドの上に座り込み、身を寄せ合う2人。

「さっき説明した通り、完成品でこのシーンは2つ目だ。難しいと思うけど、くっつき過ぎぐらいで丁度いいからな」

アイリ「は~い! …だって」ギュッ

永遠「ひぅっ///」ビク

「照明オーケー? 音は乗せないから、こっちから口頭で指示は出すけど、そっちは返事したり、頷いたりはしないように」

永遠「…」コクン

「じゃあ…本番いくぞ。5秒前、4、3…」



 白いベッドシーツの上で、2人の少女が座っている。アイリは足を伸ばして、永遠は両脚を抱えるように。アイリの裸足のアップを撮ると、ゆっくりと伸ばされた脚を辿り、上へと画角が移動していく。アイリの太腿が映った辺りで、永遠の足先も映った。

「永遠、ちょっと脚開いて」

永遠「…」スッ

 肉付きの良い太腿の間にアップ。アイリの太腿にもフォーカスしながら、カメラは上半身へ。いよいよ、2人分、4つの膨らみがカメラに収まる…



安価下1~3
①腕で胸を寄せて

②2つくらいボタン外して

③触り合って

④その他要記述

「上から2つ、ボタン外して」

永遠「!」

アイリ「…」スッ

 顔が映る手前でカメラ移動を止める。先にアイリが、パジャマの胸元に手を遣った。

「1つずつ、ゆっくり。永遠も、一緒に」

アイリ「…」プチ

永遠「…///」スッ プチ

 2人の指が、パジャマのボタンを一つ、また一つと外す。バストの膨らみに、胸元がはち切れんばかりに引っ張られる。深い谷間が露わになると、カメラがようやく2人の表情を捉えた。

アイリ「」ニコ

永遠「…///」ソワソワ

「笑顔」

永遠「! …」ニ…



「カット!」

永遠「ふぅ…」ホッ

アイリ「どうでしたか…?」

「良かったよ、これでいこう」

アイリ「良かったぁ~」

永遠「ふぅ~…」

「それじゃあその格好のまま、次のカットだ。次は…」



安価下1~3でコンマ最大
①ベッドの上、仰向けで手を繋いで

②ベッドの上、座ったまま手を繋いで

③ベッドの上で抱き合って

④その他要記述



 ベッドの上で向かい合って座る2人。手を繋ぎ、絡め合う指にズームし、それから至近距離に近づく胸の先、そして顔にズームする。



安価下
①こっち向いて

②見つめ合って

「目線こっちに」

アイリ「」スッ

永遠「」チラッ

「笑顔」

アイリ「」ニコッ

永遠「」ニコ…

 アイリは、自然に愛らしい笑顔を向ける。永遠はまだ引きつったような、ぎこちない笑みを浮かべている。首元からはだけた胸元までの素肌のラインを、カメラに収める。



安価下
①横になって触れ合って

②パジャマの上脱いで

③パジャマの上脱がせ合って

④その他要記述

「そのまま、パジャマの上脱いじゃおうか」

永遠「っ!?」ビクッ

「カット」

 一旦、カメラを止める。

永遠「あっ、すっ、すみませんっ」

「下は水着になってるよね?」

アイリ「えーっと、そうですね」ピラッ

 胸元を覗いて、アイリが頷く。

「最終的には、パジャマの下までは脱ぐと思うから。じゃあ、上を脱ぐところからね」



 再び、カメラに笑顔を向ける2人から。

「永遠、表情硬いよ」

永遠「…」ニ…

「じゃあ、ゆっくり脱いで。上から、ボタン1つ…」

アイリ「…」プチ

永遠「っ…」プルプル プチ

 躊躇なくボタンを外すアイリと、遠慮がちに外す永遠。

「いいよ、続けて」

アイリ「…」プチ プチ プチ

永遠「///」プチ…プチ

「アイリ、先に脱いでいいよ」

アイリ「…♡」シュル プルン

 パジャマの上を、ベッドの上に落とす。下は白のビキニだ。布面積は大きめだが、それでも収まりきれない谷間や、横乳、下乳が、布の縁に押されて柔らかく強調されている。

永遠「っ…///」プチ…シュル

 永遠も上を脱いだ。アイリ以上の巨乳が露わになり、永遠は反射的に両腕で胸を押さえた。

「透けてないから、腕どけて」

永遠「…///」スッ

 恐る恐る、永遠が腕を下ろす。裏地の厚い水着だから、乳首が透けたりはしていないが、サイズはアイリのものと変わらないため、紐の食い込みがよく目立つ。お腹から乳房への段差、鎖骨からのラインを、近くから舐め回すようにカメラに収めた。



安価下
①横になって触れ合って

②パジャマの下脱いで

③パジャマの下脱がせ合って

④その他要記述

「今度は下も。次は…脱がせ合いっこしようか。アイリ、まず仰向けになって」

アイリ「」ゴロン

「永遠、アイリのズボン脱がして。一言、声かけてもいいよ」

永遠「っ…ぬ、脱がします…」ボソ

アイリ「ん♡」コクン

 永遠が、遠慮がちにアイリのズボンに手をかける。アイリが腰を浮かすと、ゆっくりとズボンを引き下ろした。下は、同じく白のビキニだ。くびれた腰から、ビキニの股下までにズームすると、そのまま下へ。太腿の付け根、股間に少し食い込む白いクロッチにフォーカスした。

「永遠、膝立ちでアイリの腰を跨いで」

永遠「…」ギシ

 恐る恐る、アイリの腰を跨ぐ。カメラに剥き出しの背中を向けた格好で、永遠は不安げに顔だけ振り返った。

永遠「…?」チラ

「それで合ってるよ。…次は、アイリが永遠のズボンを下ろして」

アイリ「…」スッ

永遠「!」ピク

「永遠は背筋を伸ばして。お尻を撮るからね」

永遠「」プルプル

アイリ「」グイ スル…

永遠「…///」プルン

 腰骨のラインを越えて、ズボンがヒップの膨らみを通り過ぎた。白いビキニの食い込む、重量感のあるお尻をカメラに収めると、一旦撮影を止めた。

「カット」

永遠「っ! な、何かありました…?」

「いや、バッチリ。ただ次のカットを撮る前に、腰のゴム跡を消しときたくて」

アイリ「あー、食い込んでましたからね」

 アイリは、腰に残ったズボンのゴムの跡を、指でなぞった。メイク係が駆け寄ってきて、腰回りを擦り始めると、俺は言った。

「今のうちに、次のカットを決めとこう。次は…」



安価下1~3でコンマ最大
①2人とも仰向けで

②2人ともうつ伏せで

③片方がもう片方に覆いかぶさる形で

④その他要記述

「永遠は、そのままアイリを跨いでて…こう、前に倒れ込んで」

アイリ「いいよ、永遠ちゃん」

永遠「し、失礼します…」バタ

 永遠は上体を倒すと、アイリの上に覆いかぶさった。タイプの違う美形の顔が、接近する。

「そうそう。顔にズームしたら…」



安価下1~3ででコンマ最大
①カメラを向いて

②見つめ合って

③キスして

④その他要記述

「こっちに目線ちょうだいね。今までみたいな笑顔で、よろしく」

アイリ「はい!」

永遠「頑張ります…」



永遠「…」パタン

 アイリに跨った姿勢のまま、永遠が覆いかぶさるように、身体を倒した。

「アイリ、膝立てて。ちょっと脚広げて」

アイリ「…」カパ

 突き出した永遠のお尻と、広げられたアイリのお股を、一つの画角に収めると、一度カメラを切って真横に移動した。
 再び撮影開始すると、ビキニだけで殆ど露わになった、2人の身体のラインを引きで収めた。
 しかし、2人とも胸が大きいせいで、お互いの乳房がぶつかって潰れている。

「永遠、腕を伸ばして。少し身体を起こして」

永遠「…」グイ

 2人の身体が少し離れた。永遠の乳房が腕で隠れてしまっているが、アイリのは映せた。永遠のは、別のカットでしっかり撮るとして、俺は2人の足元にズームした。絡み合う2人の脚線美を、下からじっくり収めると、密着する腰、押し付け合う胸、剥き出しの肩から、顔にフォーカス。

「ここで目線」

アイリ「」ニコッ

永遠「」ニコ



「カット! お疲れ様」

アイリ「ありがとうございました~!」

永遠「ありがとうございました…」

「次は教室の撮影だ。ちょっと休憩したら、さっさと準備して撮り始めよう!」



安価下コンマ
01~10 天気が崩れてきた
11~20 どこで買ってきたんだこのお菓子?
21~90 特に何も起こらない
91~00 この制服、サイズが…



 今日は一日晴れる予報で、外はまだ明るい。日中の教室で戯れる2人を撮るには、ちょうど良さそうだ。
 アシスタントと照明が教室の準備をしている間に、オフショットを撮ることにした。
 まずは、制服に着替えてヘアメイク中の永遠に近づく。

「永遠ちゃん、調子はどう?」

永遠「! あ、い、良いです…」

「初めての撮影、緊張する?」

永遠「してます、けど…新鮮で、楽しい…かも」

 ベッドルームでのすっぴん風メイクから、しっかりとチークやリップも引き、切れ長の目は細いラインで縁取られている。

「制服は久しぶり?」

永遠「はい…」

 白いセーラー服を鏡越しに見て、永遠が照れくさそうに頷く。

永遠「もう…そんな歳でもないんですけど」

「似合ってるよ」

永遠「ど、どうも…///」



安価下1~3でコンマ最大 永遠への質問、行動など

「モデルとか芸能系って、色んな衣装を着ることになるからね。…ちなみに、自分の身体で好きなところはある?」

永遠「えっ…と…」

 永遠は、困ったように目を伏せた。

永遠「わ、私、自分に自信が無くて…元々め、目立つことも苦手で…む、胸の大きさとか、言われるの、あんまり好きじゃなかったですけど」

「じゃあ…これから?」

永遠「…これから、お仕事を通じて、自分を…自分の身体も、好きになれると良い…です」



 着替えもメイクも終えたアイリは、教室の隅に座ってスマートフォンを弄っていた。

「アイリちゃん」

アイリ「…っ! うわぁびっくりした…お疲れ様です」

「調子はどう?」

アイリ「絶好調! です」

「それは良かった。緊張はしてない?」

アイリ「そんなにですかね。もっと、緊張するかなって思ってたんですけど」

「これまでの撮影を振り返って、どうだった?」

アイリ「そうですね~…どこを見せたいとか、どこを映してほしいとか、もっと色々考えたほうが良かったかな? って思ったり」

「ちゃんと出来てたよ」

アイリ「それは良かったです!」



安価下1~3でコンマ最大 アイリへの質問、行動など

「そろそろ次の撮影かな? …最後に、将来やってみたいことはある?」

アイリ「お仕事で、ですか? お仕事なら…お料理番組のアシスタント」

「モデルにそういうお仕事は来るかな…?」

アイリ「あれっ、そうですか? でも、特技が活かせるようなお仕事ができると、嬉しいかなって思います!」



 作品においては、最後のシチュエーション、教室。廊下で、制服に着替えて鞄を持ったアイリと永遠が待機している。

「ドアを開けて、教室に入るところまで。談笑しながら入ってきて。大体15秒くらいかけて」

「本番5秒前、4、3…」



ガララッ

コッ コッ コッ コッ

アイリ「宿題やって来た?」

永遠「うん…」

アイリ「後で見せて欲しいな~」

永遠「い、良いよ…」

 歩く2人のローファーにズームし、そこから追いかけるように脚、スカート、腰、胸、そして顔へ。



「カット! そうだな…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①次のカットへ

②もう少し、歩き方を色っぽく

③制服をちょっと着崩して

④手を繋ぎながら入ってきて

⑤その他要記述

「時系列的には、ベッドルームの後だからさ。もっと仲睦まじく…手を繋ぎながら入ってこよう」

アイリ「は~い」ギュ

永遠「っ///」ドキッ

 カメラは止まっているのに、手を繋いだまま2人は廊下に戻っていった。
 もちろん、その様子をサブのカメラで撮ることは忘れない。



ガララッ

コッ コッ コッ コッ…

アイリ「ふぁ~…」

永遠「…! ね、寝坊、するところだったね」

アイリ「ん…昨夜は、夜更かししちゃったもんね…♡」ギュ

永遠「っっっ///」ドキドキ



「カット! 2人とも、演技派だね~」

アイリ「えへへ~」

永遠「あ、アイリちゃん…すごい」ドキドキ

「このまま、ちょっとドラマ仕立てに行ってみようかな? 一つの机に向かい合って座って、勉強を教え合うところからスタートしよう。机の上には、ノートと筆記用具と、あと用意しといたお菓子も何個か置いておくよ」

というところで今日はここまで



 一つの机を挟んで、向かい合って座る2人。アイリが引き出し側、永遠がその反対側だ。

「アイリは、身体をこっちに向けて、脚を組んで」

アイリ「はい」スッ

「永遠は椅子をちょっと引いて、脚を揃えて…」

永遠「こう…」ガタッ

 机から少し椅子を離して座る永遠。机の上のノートを見るために前かがみになると、セーラー服の下から主張する膨らみが重力に引っ張られ、ボリューム感が増した。
 写真を何枚か撮ると、ビデオの撮影に移った。



アイリ「…」カキカキ

永遠「…」サラサラ

アイリ「えっと、これって何て読むんだっけ?」

永遠「それは…」

 向かい合って、勉強を教え合う2人。アイリの顔にフォーカスすると、彼女はペン先を唇に押し当てた。永遠の顔にカメラを移すと、彼女はさりげなく横髪を耳に掛けた。

永遠「」サラッ



安価下
①アイリ、脚を組み替えて

②永遠、伸びをして

③その他要記述

永遠「…ん」

 しかし、これでは永遠の姿勢がやや不自然だ。背中もきつそうだし。

「永遠、伸びをして」

永遠「ん…んぁ」ググッ

 ペンを持ったまま、永遠が大きく伸びをした。セーラー服の胸元が、弾けそうなほどに張り詰める。



「カット! 一旦区切ろう」

永遠「んんーっ…」ノビー

アイリ「あいたたた、片足だけ痺れそう」ペチペチ

「次はお菓子を食べるシーンだけど、このまま撮るか、配置を変えようか…」



安価下1~3でコンマ最大
①このまま(机を挟んで向かい合う)

②2人並んで椅子に座る

③2人で机に腰掛ける

④その他要記述



 椅子を少し離すと、2人並んで、カメラに向かって机に腰掛ける形にした。これなら、2人の全身を余すところなく撮ることができる。

「まずは、永遠からアイリに」

永遠「…」スッ

 包装を剥いたチョコレート菓子を、永遠がアイリに差し出す。

アイリ「あー…むっ♡」パクッ

永遠「!」ドキッ

 永遠の指ごと、チョコレートを口に含むアイリ。永遠が、どぎまぎしながら自分の分のチョコレートを食べようとすると、それを奪って口元に差し出した。

アイリ「はい、永遠ちゃんも」スッ

永遠「! あ、あー…」パクッ



安価下
①永遠、そのまま指を舐めて

②アイリ、永遠の頬を舐めて

③その他要記述

「そのまま、指を舐めて」

永遠「!」



安価下コンマ
01~20 カット
21~60 まあ普通に
61~90 口に含む
91~00 ねっとり

永遠ちゃん頑張ってるな



永遠「あ、あ…むっ」パクッ

アイリ「!?」

 永遠は、目をぐるぐるさせながら、アイリの指を口に含んだ。

永遠「ん、む…」

アイリ「」アワアワ

 思いがけない行動に、アイリまで目を白黒させている。こういう時は…



安価下
①引き抜いて、その指を舐めて

②その指で頬を撫でて

③ポッキーを出せ

④その他要記述

「アイリ、やり返せ」

アイリ「!?」

 まずい、もっと具体的に…

「その指で、永遠のほっぺたを撫でるとか」

アイリ「…えいっ」グイ

永遠「」チュポッ

アイリ「もうっ…♡」ツツー

 アイリが、唾液に濡れた指で、永遠の頬を撫でた。黒い横髪が流れ、白い頬が露わになる。



「カット! このまま、ラストシーンだ。最後は…」

アイリ「これ、ですね!」スッ

 アイリが取り出したのは、棒状のビスケットにチョコレートのコーティングがなされたお菓子。商品名が映らないよう、箱の中から取り出した袋の状態でスタジオに用意した。

「編集では、実際に触れる直前くらいで切るつもりだから、本当にキスまでする必要は無いよ。まあ、してもいいけど」

永遠「!!?」ビクッ

アイリ「あたしはしてもいいですけど…永遠ちゃん次第かな?」

永遠「あ、あああ、あわわ…///」

「ま、出たとこ勝負! 構図は変えないから、アイリが袋を取り出すところから…」



安価下コンマ
01~30 寸止め
31~80 触れるくらい
81~99 ガッツリ
   00 そ、そこまでは…



アイリ「…」スッ

 銀色の袋から、細長いチョコレート菓子を1本取り出すと、アイリは端を口に咥え、反対側を永遠に向けた。

アイリ「ん…♡」

永遠「あ…///」パクッ

 永遠が恐る恐る端を咥え…お互いに、食べ進めていく。

アイリ「」サク サク サク

永遠「///」サク サク

 近づく2人の唇に、ゆっくりとズームしていく。やがて、その距離がゼロに…



「カット!」

永遠「ふ、ふー…///」

アイリ「あー…」

 顔を背けた永遠と、やや残念そうなアイリ。

「求める画は撮れたかな。次の撮影もあるし、このシーンはここまでにして、準備に移ろう。次は、いよいよ水着だ」



安価下コンマ
01~10 お湯出ないぞここのシャワー!?
11~20 ヘアの処理を忘れた?
21~60 特に何も起こらない
61~90 シャツ、いらないです
91~00 ↑+この水着、裏地が…



 シャワールームにカメラを設置していると、アシスタントの一人がやって来て言った。

アシ「次のカット、水着の上からTシャツでスタートでしたよね?」

「ああ、そうだけど」

アシ「Tシャツ、無しでいいって永遠ちゃんが」

「ええ、本当に?」

 着替えとメイクを終えた2人のもとへ向かうと、確かに白いビキニだけで、シャツを着ていない。

「大丈夫だった?」

アイリ「洗いっこするのに、シャツがあったら変かなって」

永遠「な、無くても…もう、大丈夫…です」

「着ないなら、その方が身体が見えていいや。じゃあ、それで準備するよ」



 シャワールームに、水着姿の永遠とアイリが入った。換気扇は全開、カメラの背後には扇風機が回っている。シャワーの湯気を飛ばすためだ。

「それじゃあ、いよいよ最後のカットだ。気合い入れていくぞ!」



安価下1~3でコンマ最大 最初のカット
①一人ずつ水をかける

②2人一緒に水をかける

③一緒に湯船に浸かった状態で

④その他要記述

「もうちょっと水足したら」「2人入るのに、溢れるぞ」「泡、このくらいでいいかな…?」

 半分弱まで張った浴槽に、泡の入浴剤を入れてかき混ぜる。水面が白い泡で覆われると、2人が浴槽に浸かった。

アイリ「ひ~、狭い…」

永遠「す、座れますか? 立てますかこれ…?」

 豊満な2人が狭い浴槽に浸かると、それだけで中の水が全て溢れてしまいそうだ。どうにか水面に泡を張り、床に溢れた泡をシャワーで流すと、カメラを構えた。

「始まったら、立ち上がって洗い場に出てきて。一人ずつアップにして、シャワーを掛けていくよ。特にポーズは取らずに、カメラが向いたら笑顔でよろしく」

「本番5秒前。4、3…」



アイリ「んふふ…」パチャパチャ

永遠「ん…」チャプ

 狭い浴槽に、身を寄せ合って浸かる2人。水面を叩いたり、泡を掬って吹いたりと戯れる2人の表情や、泡を押しのけて浮き上がる4つの膨らみを、様々な角度からカメラに収めていく。

「そこで、立ち上がって」

アイリ「ん、しょっ」ザバッ

永遠「んんん…」ザブ ザバッ

 どうにか、2人並んで立ち上がった。2人とも、全身に泡が付いている。だが、すぐに泡が滑り落ちてしまう。

「アイリ、先に出てきて。永遠はもうしばらく、泡に浸かってて」

アイリ「よいしょ」ザブ

永遠「ん、しょ…」ザブン

 浴槽が映らないように気をつけながら、洗い場にアイリを立たせると、シャワーを浴びせた。

アイリ「んっ」ビク

 足元から、泡を流しながら上へと視線が移動していく。ハリと肉感のある脚、太腿。白いビキニの食い込む腰。くびれたへそ周り…

アイリ「ん…」シャワー…

 大きな膨らみの上に乗った泡が流れると、白いビキニトップに包まれた、2つの膨らみが露わになった。

アイリ「♡」ニコッ

「後ろ向いて」

アイリ「」クルッ

 今度は、背中から下に向かってシャワーを浴びせる。白い背中を、白い泡が流れていき…今度は、むっちりと膨らんだお尻が露わになる。

「最後に、またこっち向いて、笑顔」

アイリ「」クルッ

アイリ「えへ♡」ニコッ



「カット! どう、水着での撮影は?」

アイリ「ベッドでの撮影で、最後はこんな格好だったから、あんまり緊張はしなかったですけど…ちょっと、っていうか、だいぶ寒いかも」ブルッ

「湯気でレンズが曇らないよう、扇風機回してるからね…永遠も、できるだけ鳥肌立てないように気をつけてね」

永遠「!? で、できる限りは…」

「じゃあ、アイリは一旦捌けて、永遠の番ね」



永遠「…」モジモジ

 泡だらけで、もじもじしながら洗い場に立つ永遠。その足元から、シャワーが掛かっていく。

永遠「ん…」シャワー…

 アイリよりも白く、むっちりしたふくらはぎ、太腿。恥じらうようにきつく閉じたデルタに、埋まるようなビキニの白。そこから、やや柔らかさの残る腰に、へそ周り。更に上がって、ずっしりと膨らんだバストまで、泡を洗い落としていく。

永遠「はぁ、ん…///」プルッ

「後ろ向いて」

永遠「」クルッ

 再び、うなじから下に向かって、シャワーを浴びせていく。殆ど日焼けしていない背中に、柔らかそうな腰、更に大きく膨らんだ、お尻。太腿から膝裏まで、ゆっくりとカメラに収めていく。

「振り向いて、笑顔!」

永遠「」クルッ

永遠「…んふ」ニコ…

 後ろ姿のまま、振り向いたところで笑顔をカメラに収めた。



「カット!」

アイリ「うぅ~さむさむ」プルプル

永遠「ふぅ~っ…」モジモジ

メイク「はい、ひとまずこれ着といて」ファサ

 2人にバスタオルが被せられると、俺は言った。

「次は、お互いに洗い合うシーンだ。撮影は最後になったけど、商品になった時にこれが最初のシチュエーションになる。出だしで、2人の魅力をドーンと見せつけて、まあ、プロダクション的には今後のプロモーションにしていきたい。だから、思い切って頼むぞ」

アイリ「はいっ!」

永遠「が、頑張ります…」



安価下1~3 2人への指示 過激なものはコンマ判定あり

くぎる

まだ健全

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