【R-18】こんな仕事ばっかりでごめんな【安価】 (639)

『ファイン・ファインダー・プロダクション 第一次モデルオーディション』



「…」

 ようやく、ここまでこぎつけた。カメラマンとして長年勤めてきた制作会社を辞め、女性モデル専門のプロダクションを開設。『美しいものを撮りたい』という願望を、プロデューサーとカメラマンを兼任することで思う様叶えようという、無茶な行動。
 当然、ここに至るまでには、長い時間と犠牲を払った。貯金も殆ど底をついた。だが、ようやくスタートラインだ。俺は、手元の履歴書に目を遣った___



安価下1〜5 オーディション参加者

【名前】
【年齢】
【容姿】
【趣味・特技】
【備考】


【名前】間 永遠(あいだ とわ)
【年齢】19
【容姿】綺麗系の顔立ちだけど、足元まで伸ばした黒髪の前髪で両目を隠す両目隠れ
胸がかなり大きく、腰もくびれて尻は安産型の超ナイスバディ
乳輪が大きいため、ビキニは着れないのが欠点
陰毛も縮れてジャングル状態
【趣味・特技】趣味は川の流れを見ていること
特技は人の視線に気づくこと
【備考】オドオドしてコミュ障
そんな自分を変えたくて応募した
ものすごくナイスバディだが、身長は平均的
普段は文系の大学に通う大学生

【名前】折笠 大和(おりがさ やまと)
【年齢】23才
【容姿】巨乳だけどスレンダー
    ポニーテール
【趣味・特技】剣道
【備考】剣道場の師範 道場の経営が厳しいので副業で応募した。
大和撫子でお淑やか 誰にでも敬語で話す

【名前】藤代アイリ
【年齢】19
【容姿】栗色の髪をツインテで纏めている
童顔で人懐こい笑顔がかわいい
肉体はそんな童顔からは想像できないボンキュボンのセクシーボディである 体毛はやや薄め
【趣味・特技】料理 お菓子作り
【備考】素直で騙されやすい性格
「ですます」調で話す
努力家でがんばります!が口癖


【名前】波切瑞姫(なみきりみずき)
【年齢】21歳
【容姿】銀のメッシュを入れた青みがかった黒髪ロング、キリッとした目つきでクールな風貌。身体つきはスレンダーで胸を平均そこそこ、美脚。身長も女子ににしては高め。
【趣味・特技】趣味は可愛らしいぬいぐるみを集めること。(ただし周囲には秘密にしている)特技はテニスで高校時代には大会で結構いい成績を残しているほど。
【備考】見た目通りにクールでとっつきにくそうな性格だが、その実は真面目で責任感があり一度始めた事は真剣に取り組む。心を許した相手には笑顔を見せることも。

【名前】折原 奏星(おりはら かなえ)
【年齢】14
【容姿】可愛い顔立ちの黒のセミロング。控えめながらも「少女らしい体つき」としての完成度は極めて高い。
【趣味・特技】お風呂・シャワー大好き
【備考】大人しめだが、好奇心もサービス精神も旺盛。チラ見せ女神への資質大。

年齢枠に正直悩んだ。

「それにしても…」

 協力してくれた同業者のおかげか、こんな出来たての事務所のオーディションには、予想以上の応募が来た。選り好みしている段ではないのでひとまず全員会うことにしたが、それでも書類を見る限りはなかなか良さそうな顔ぶれだ。

コンコン

「どうぞ」

ガチャ

永遠「し、しし失礼し、しま、します…」ノソ

 まず、一人目が入ってきた。目を引くのは、足元まで伸びた長い黒髪だ。前髪も長く、殆ど目が見えない。

永遠「あっ、ああああ、間 永遠(あいだ とわ)…です。19歳ででで、です」

「うん。じゃあ座って」

永遠「しつしつれっ、しますっ」ストッ

 おずおずと、永遠が椅子に座った。結構な吃音だ。緊張しているのだろうか。それとも元々だろうか?

「…ちょっと、顔を見てもいいかな」

永遠「! ははは、はいっ」サラッ

 永遠が、前髪をどけた。現れた顔は、色が白く、一重で塩顔だが美人だ。

「綺麗な顔だね」

永遠「あっ、どっ、ども」

「それに、スリーサイズも…Gカップ?」

永遠「っ///」ドキッ

 ずっと猫背だが、地味な灰色のワンピースが窮屈そうだ。俺の見立てだと、サバを読んでるな。本当はIカップくらいありそうだ。

「ええと、19歳ってことは、まだ学生さんかな?」

永遠「あ、あの、文系の…」

「モデルになろうと思ったのは?」

永遠「…」

 すると永遠は、勇気を振り絞って俺の目を見て…ぽつりと言った。

永遠「わ、わたし、みみみ見ての通り、コミュ障で、う、上手く喋れないし、恥ずかしがり屋で…そんなじ、自分を、変えたくて…」

「…」

 俺は、彼女の言葉をメモした。それから、言った。

「…ありがとう。それじゃあ、面接はここまで」

永遠「!」

「結果は後日連絡するから、その時はよろしく。お疲れ様でした」

永遠「あ、あああ、ありがとう、ございました…」スクッ

 来た時のように猫背で、永遠は部屋を出ていった。



コンコン

「どうぞ」

ガチャ

大和「失礼します」

 入ってきたのは、これまた胸の大きな女の子。シャツはぴっちぴちだが、パンツルックの腰と尻は細い。黒髪をポニーテールにしたその女の子は、丁寧にお辞儀した。

大和「折笠 大和(おりがさ やまと)です。23歳です」

「ん、じゃあ座って」

大和「失礼します」ストッ

 姿勢良くパイプ椅子に腰掛け、背筋を伸ばす。永遠と違って姿勢がいい。こちらも一重で、落ち着いた表情をしている。

「ええと、君は本業は、剣道の師範をしてるんだ?」パラ

大和「はい。ただ、それ一本では経営が厳しく…その、両立できるか不安ではあるのですが、門下生たちに是非受けてみたらと勧められ…」

「ははは、人気者なんだね」

 おそらく、彼女のバストは履歴書通りのGカップだ。剣道着越しの膨らみに、門下生たちはいつも釘付けなのだろう。礼儀正しいし、所作も垢抜けている。清楚系で売り出せば、ウケるかも知れない。

「何か、抱負とかはある?」

大和「そうですね…何分、初めてのことでご迷惑をおかけすると思いますが…採用していただいた際には、精一杯がんばります」

「ん、ありがとう。じゃあ結果は後日」

大和「ありがとうございました」ペコリ



コンコン

「どうぞ」

ガチャ

アイリ「失礼しま~す…」チラッ

 ドアから半身だけ乗り出したのは、栗色の髪を、これまたポニーテールに纏めた女の子。

「入っていいよ。そこに座って」

アイリ「あっ、失礼します~」スタスタ ストッ

アイリ「」ニコニコ

 遠慮なく椅子に座って、笑顔を浮かべる少女。

「…名前と、年齢は?」

アイリ「あっ! 藤代 アイリ(ふじしろ あいり)です…えっと、19歳です」

 先程までとは打って変わって、フランクな娘が来たな。抜けてるだけか? しかし、ぱっちり二重の童顔に、いつでも浮かんだ笑顔を見ると、何でも許してしまいそうだ。

「じゃ、学生さん?」

アイリ「調理師の専門学校です」

「お料理が得意なんだ。そう言えば、履歴書にもお菓子作りが得意って、書いてあったね」

アイリ「はいっ!」

 元気よく返事するアイリ。白いシャツに、紺色のジャンパースカートを着ていて、胸と尻はしっかり張っていて、腰は細い。グラマラスな身体と、幼気な顔付きとのギャップがまた良い。

「どうして、モデルになろうと?」

アイリ「えっと…モデルになりたいっていう友達がいて、一人で心細いから一緒に受けてって言われて…」

 永遠のことだろうか。同い年だし、性格や理由からして、友達に付いてきてもらいたい気持ちは分かる。だが、友達が付いてきてるなんて、彼女は一言も…

アイリ「…来てみたら、友達、そもそも応募してなかったみたいで」

「」ズコー

 何だそれは、つまりアイリは、友達に嵌められてここに来たということか。俺は急に不安になった。

「あの…だ、大丈夫? 辞退しなくて」

アイリ「まあ、楽しそうかなって」

「まあ、こっちとしても、アイリちゃんってモデルに向いてると思うけど…」

アイリ「えーっ、本当ですか~!?」

「ちゃんと、候補には残しとくからね。結果は後日」

アイリ「は~い、ありがとうございました!」



コンコン

「どうぞ」

ガチャ

瑞姫「失礼します」スタスタ

瑞姫「エントリーナンバー4番、波切 瑞姫(なみきり みずき)、21歳です」

「ん、じゃあ座って」

瑞姫「失礼します」ストッ

 青みがかった長い黒髪に、銀のメッシュを入れている。目元は鋭く、全体的に冷たい印象を受ける。テニスウェアなのか、黄緑色のシャツにハーフパンツを着ていて、全体的にほっそりしている。剥き出しの脚が美しい。

「…その服は、テニスの?」

瑞姫「はい。テニスは実際に続けています」

「結構、強かったらしいね」

瑞姫「ありがとうございます。…」

 アイリとは反対に、こちらは無表情だ。無愛想だと、こちらも対応が冷たくなってしまいそうになる。

「…大学生? 大学でもテニスやってるの?」

瑞姫「…」

 すると、瑞姫は冷たい顔を曇らせた。

瑞姫「…いえ。入ろうとしたのですが、テニスは遊び程度で、飲み会と合宿という名の旅行にばかり行くような」

「ああ、ヤリサーだったのか」

瑞姫「! …身も蓋もない言い方をすれば、そうです。そんなところに所属するより、もっと有意義なことがしたいと思い」

「モデルは有意義なんだ?」

瑞姫「はい」コクン

 頷く瑞姫。茶化している様子はない。きっと、彼女は真面目すぎるのだ。嘘偽り無く、真面目にモデルになりたいのだ。

「…緊張しなくて良い。もっと、肩の力を抜いて良いよ」

瑞姫「っ…はい」

「それなら、こっちも真面目に選考するよ。じゃあ、結果は後日ね」

瑞姫「ありがとうございました」ペコリ

コンコン

「ふぅ…」ペラ

 履歴書に目を遣り、俺は深呼吸した。

「…どうぞ」

ガチャ

奏星「失礼します」

 入ってきたのは、紺色のブレザーにプリーツスカートを着た、これまでで一番若い…いや、幼い少女。黒髪をセミロングにしていて、恐らく学校の制服に包まれた身体は、『少女』としては理想的なシルエットに見えた。

奏星「折原 奏星(おりはら かなえ)です。14歳です」

 自己紹介する奏星。そう、彼女は今回の候補の中で一番の年下。それも、唯一の未成年だ。

「じゃあ、座って…今日は一人で?」

奏星「はい」

「親御さんに、許可は貰ったのかな?」

奏星「はい」コクン

 その辺りはしっかり確認しておかないと、最悪俺の手が後ろに回る…

「よし。じゃあ色々聞いてみようかな。…学校は楽しい?」

奏星「そう…ですね。勉強も分かりやすいし…」

 照れくさそうに笑う顔が、とても可愛らしい。

「休みの日とか、何してるの?」

奏星「えっと…動画見たり…長風呂したり…」

「お風呂が好きなんだ?」

奏星「元々、汗かきなんですけど…べたべたするのが嫌で、お風呂に入ったり、しょっちゅうシャワー浴びてたら、それ自体が好きになったというか…」

「そっか…」

 頭の中に、白い水着でシャワーを浴びる奏星の姿が浮かび、俺は慌ててイメージを掻き消した。

「…え、っと、モデルになったら、何したいとか…ある?」

 すると奏星は、それまでと打って変わって、幼い顔に蠱惑的な笑みを浮かべ、言った。

奏星「…色々、やってみたいです。可愛い服とか…ドキドキするようなこととか」

「…」ゴクリ

 振り払ったイメージが、より鮮明になって再び浮かび上がる。俺は生唾を飲み、絞り出すように言った。

「…ありがとう。面接はこれで終わりだよ。結果は2、3日経ってから連絡するからね」

奏星「ありがとうございました」ペコリ



「ふぅ…」

 5人が帰った後、家に帰った俺は、改めて履歴書に目を通した。正直、5人とも魅力的だ。それぞれに違ったアピールポイントがあり、違った売り出し方が浮かぶ。
 だが、生憎この事務所はできたばかりで、金が無い。雇えても、せいぜい2人…それ以上は給料が払えない。一人でも売れれば余裕もできるかも知れないが、そんなことは現実的ではない。

「2人…」

 俺は、再び履歴書に視線を落とした。



安価下 21:00まで多数決、多い順に2人 採用するモデル
①間 永遠(あいだ とわ)>>2

②折笠 大和(おりがさ やまと)>>3

③藤代 アイリ(ふじしろ あいり)>>4

④波切 瑞姫(なみきり みずき)>>5

⑤折原 奏星(おりはら かなえ)>>6

ごめん思ったよりペース早いので
20:30までにする

永遠とアイリに決定 今日はここまで

選ばれなかった娘も話を進めて新しいモデルを雇うってなった時に、候補になるかも



 後日。雑居ビルの一室に設けた事務所に、2人の女の子がやってきた。

アイリ「失礼しま~す…ここで合ってます?」

 半開きのドアから、顔を覗かせたのは、藤代アイリ。その後ろから、おずおずと入ってきたのは

永遠「しっ…ししし、失礼します…」ノソッ

 そう、間永遠だ。

「合ってるよ。…改めて、ファイン・ファインダー・プロダクション…略して”FFプロ”1期生、合格おめでとう!」

アイリ「やったー!」

永遠「あっ、ああっ…よっ、よよよろしく、お願いし、します…」

「じゃあ、取り敢えず2人とも座って」

 まだ、物の少ない事務所の隅に置かれたソファに、2人を座らせると、俺は向かいの椅子に座った。

「知っての通り、このプロダクションは新しくできた。俺は割りとこの業界に携わってるけど、プロデューサーとして働くのは初めてだ。これから、2人と一緒に成長していけたらと思う」

アイリ「はいっ!」

永遠「…」コクン

「必要書類は後で渡すとして、まずは2人の宣材写真を撮っていこうと思う。別の階に簡単なスタジオがあるから、そっちに移動しよう」



 別のフロアには、垂れ幕と照明器具を設置した、小規模な撮影スタジオを用意した。一人分の宣材写真くらいなら、外部委託しなくても取れるのがここの強みだ。
 スタジオの隅には簡易的なドレッサーが設置してあり、一人の女性が待っていた。

メイク「メイク担当よ、よろしくね。新人ちゃん」

「彼女とは前職からの付き合いでね。独立するに当たって、付いてきてくれた」

アイリ「藤代アイリです、よろしくお願いしま~す」

永遠「あっ、間、永遠です…」

「じゃあ、メイクの前に着替えてもらおうか」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①このまま私服で

②私服風の衣装で(詳細を併記 なければ>>1が考える)

③水着で(詳細を併記可)

④その他要記述



アイリ「ほえ~…」

永遠「…///」ソワソワ

 2人に着せたのは、タイトなニットの白いIラインワンピースだ。2人とも、豊満な胸とお尻で目一杯引き伸ばされ、腰できゅっと締まっている。
 手始めに、アイリのメイクを終えると、彼女は言った。

メイク「永遠ちゃんは、ヘアセットに時間かかりそうだし、先にアイリちゃんを撮っててもらおうかな」

「じゃあ、こっちへ」

アイリ「はい、お願いします!」

 スタジオの真ん中に置いた椅子に座らせると、俺はカメラを構えた。

アイリ「プロデューサーさんが撮ってくれるんですか?」

「ああ。こう見えて、元はカメラマンだったんだ。だから任せてくれ」

アイリ「お願いしま~す」ニコッ

パシャ

 可愛らしい笑顔を、まずは一枚。

「脚を揃えて、ちょっと斜め向いて…」

アイリ「こう?」

パシャ

「肘掛けに両腕を置いて…こう、二の腕で『寄せて』」

アイリ「えっと…こ、こう?」ムギュ

パシャ



安価下1~3 アイリに取らせるポーズ(際どいものは判定あり)

「じゃあ、立ち上がって」

アイリ「は~い」スクッ

「両手を組んで、伸びー」

アイリ「んんーっ」ノビー

パシャ

 身体のラインがより強調されたところで、シャッター。

「立ったまま腕を組んでみて」

アイリ「はい」ギュ

「あ、腕は胸の下で…寄せて、上げて」

アイリ「は、ははぁ…///」ムギュ グイ

 恥ずかしそうに、巨乳を両腕で寄せ、持ち上げて見せる。その様子を、赤らんだ顔と一緒にカメラに収めた。

「…よし、良いよ。じゃあ最後に、好きなポーズで」

アイリ「はぁ、はぁ/// …じゃあ」キュン

 アイリは、右手でハートの半分を作って頬に当てると、左手の人差し指を伸ばして、こちらも頬に当ててにっこり笑った。

「今、流行ってるやつだね。いいよーそのまま」パシャ

「はいお疲れ様!」

アイリ「ありがとうございました~!」



 メイクを終えてスタジオに入ってきた永遠は、前髪を上げて、長い後ろ髪を一本に編み込んで、更にそれを輪にしていた。

メイク「後ろ髪引きずりそうだったから、結んじゃった。毛先もだいぶ傷んでるし、早く切ったほうが良いよ」

永遠「っ、ごっ、ごめんなさっ」

「よーし、じゃあそこに座ろうか。落ち着いて。深呼吸して…」

永遠「すぅーっ、はぁーっ、すぅーっ…」

パシャ

永遠「あひっ!?」ビクッ

 シャッター音に竦み上がる永遠。前髪を上げて、露わになった顔は美人だが、終始落ち着きがない。これは骨が折れそうだ…



安価下1~3 永遠に取らせるポーズ(際どいものは判定あり)

 あまり直球なポーズは、まだ難しそうだ。

「じゃあ…」スッ

永遠「本…?」

「座ったままで良いから、これを読んでみて」

永遠「は、はあ…」パラ

パシャ

永遠「っ!」ビク

「気にしないで、続けて」

永遠「はっ、はい…」パラ パラ

パシャ

 よし、ちょっとはリラックスしてきたようだ。椅子に座って本を読む姿は、白いシンプルなワンピースも相まって、深窓の令嬢のようだ。最も、そう形容するには、やや刺激的な身体をしているが…

「落ち着いてきた?」

永遠「…」コクン

「じゃあ、今度は椅子から降りて。床は綺麗だから、ちょっと寝そべってみようか」

永遠「ええと…」スッ

「うつ伏せのまま、片肘で支えて…で、もう片方の手で、ページを」

永遠「…」パラ

 床に押し付けられ、柔らかく変形した胸と、緩んだ襟元から覗く谷間に密かにズームし、シャッターを切る。視野を広げると、今度は腰から尻のラインを中心に。

パシャ

永遠「…」パラ

「…よし良いぞ。じゃあ立ち上がって。読書で疲れました。伸びー」

永遠「ん、んんっ…」ノビー

 頭の後ろで両腕を組み、腰を逸らす。図らずも強調された脇を中心に、一枚。

「…お疲れ様でした!」

永遠「おわっ、終わり…? あっ、あありがとうございました…」ペコリ







『ファイン・ファインダー・プロダクション(略称:FFプロ)開設、1期生デビューのお知らせ』

『この度、FFプロの開設と、1期生として2人の専属タレントがデビューする運びとなりました』

『1期生』

『間 永遠(あいだ とわ) 19歳』

『158cm B92 W60(Iカップ) H90』

『ご挨拶:ファイン・ファインダー・プロダクション1期生としてデビューさせていただきます、間永遠と申します。ずっと内気で、自分に自信のない性格でしたが、お仕事を通じて明るく、前向きになれるよう、頑張っていきます。よろしくお願いします』

『藤代 アイリ(ふじしろ あいり) 19歳』

『153cm B93 W58(Hカップ) H89』

『ご挨拶:新人モデルの藤代アイリです! 新しい世界でドキドキしてますけど、ワクワクもしてます! 一緒に、楽しくお仕事しましょう!!』







 これで、プレスリリースの準備も整った。後は彼女たちの売り出し…仕事の獲得だ。
 本来なら、プロデューサーやエージェントが各企業を回って案件を取ってきたりするのだろうが、俺はカメラマンでもある。彼女たちの魅力の詰まった写真集や映像作品で、派手に売り出していこう。
 まずは…



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①永遠の個人作品

②アイリの個人作品

③1期生の合同作品

④その他要記述



「というわけで、手始めに2人一緒の作品を作ってみることにした」

アイリ「わあ、それは楽しみですね!」

永遠「ひ、一人じゃないから、すす少し、安心かも…」

「流石にこの前のスタジオじゃ狭いから、もう少し広くて、色々設備のあるところを借りる。ただ、何日も貸し切る余裕は無いから、予めシチュエーションを決めて、1日で撮り切るぞ」

アイリ「は~い!」

「当日までに香盤表を用意するから、それに沿って撮影を進めるぞ」

永遠「香盤表…ぎょ、業界っぽい…」

アイリ「こーばんひょー?」

「タイムテーブルみたいなものだ。予算的には、3、4シチュエーションぐらいになるだろうから、そのつもりでいてくれ」



 その夜、俺は表計算ソフトを立ち上げると、記念すべきプロダクション第一作の構想を練り始めた。

「タイトルは…出来てから考えれば良いか。取り敢えず『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』と…」

「じゃあ、まず最初のシチュエーションは…」



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション①
①個別のインタビュー

②2人でインタビュー

③2人が出会うシーン

④その他要記述

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人でインタビュー



 やはり、2人の掛け合いを楽しみたいと思う人は多いだろう。個別にインタビューするよりも、時間が短くて済むし、撮れ高も期待できる。
 さて、次が本題だ。今度借りるスタジオには、撮影用の設備として『教室』『寝室』『シャワールーム』『狭い庭』がある。庭以外の、屋外での撮影は厳禁だ。当然、設備の汚損も。
 もう一つ。永遠とアイリは、どちらも19歳。法律上は成人だ。つまり、作品の対象年齢を上げれば、エロティックな撮影もできるということ。一応、契約書にはそういう撮影の可能性については明記してあるし、作品として全年齢向けであっても、撮影の過程でスタッフに局部を見られたり、データとして社内に残ることについて同意は得ている。最も、2人はモデルであってセクシー女優ではない。デビュー作から、そういった方向に走るのはいかがなものだが。

「じゃあ、その上で…」



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション② 撮影場所と内容について
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

シャワールーム、水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ

酔っ払ってボケ散らかしてた

>>55差し替え



 合同作品になるが、基本的にモデルの仕事は1人で行うことになる。それぞれの人となりを知ってもらうために、別々にインタビューをしよう。



安価下

なんか一斉に勘違いしだしたけど、インタビューの詳細じゃなくて、インタビュー終わった次のシーンについて聞いてるんだけど



>>57だけ有効なので改めて

>>57と安価下1~2でコンマ最大 シチュエーション② 撮影場所と内容について
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人に個別インタビュー
シチュエーション② 『シャワールーム』水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ



 着衣から始めてもいいが、あのナイスバディを活かさない手は無い。最初からシャワールームで、水着にしよう。ただ、アイリはともかく、永遠が固まると行けないから、上にシャツを着せて始めよう。絡みは必須だが、ひとまず洗い合うくらいから様子を見ることにしよう。

 さて、ビデオ撮影はまだまだ始まったばかりだ。2人分のインタビューで押してしまいそうだが、あと2つはシチュエーションが欲しい。濡らすと着替えに時間がかかるから、次のシチュエーションが実質的に最初の撮影になるだろう。



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション② 撮影場所と内容について
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

まちがえた

安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション③ 撮影場所と内容について 同じ場所でも可
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人に個別インタビュー
シチュエーション② 『シャワールーム』水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ
シチュエーション③ 『寝室』2人でパジャマなど着て寝そべって手を取り合いながら見つめ合いキス直前まで接近



 いい感じに絡みがエスカレートしてきた。構成的には良さそうだが、実際はこちらを先に撮ることになるだろうから、特に永遠のケアには気をつけたほうが良いだろう。
 さて、時間的にも予算的にも、次が最後のカットだ。これを撮る頃には、2人とも撮影に慣れてきていると良いのだが…



安価下1~3でコンマ最大 シチュエーション④ 撮影場所と内容について 同じ場所でも可
(例)
『教室』制服を着た2人が、教室で勉強を教え合う。2人は次第に親密な雰囲気となり、手を握ったり、髪を撫でたり、頬にキスをしたりする。

流石にスレの消費が激しいので、次はここまで安価取らないようにする

『FFプロ開設記念 1期生合同作品(仮)』
シチュエーション① 2人に個別インタビュー
シチュエーション② 『シャワールーム』水着の上に白シャツ着衣してお互いに洗いっこ
シチュエーション③ 『寝室』2人でパジャマなど着て寝そべって手を取り合いながら見つめ合いキス直前まで接近
シチュエーション④ 『教室』制服で二人で雑談しながらお菓子を食べる風景、お互いにチョコを食べさせあい指についたチョコもなめとったり、ポッキーゲームしたりする



 ちょっと薄味なラストになったが、あんまり最後まで濃くても胃もたれするだろうし、まあ良いだろう。
 俺はそれぞれのシチュエーションに、必要な物品や撮影時間などを書き込み、香盤表を完成させた。スタジオはもう押さえてあるから、それに向けて必要な物品や人手を揃えよう…



安価下コンマ
01~50 当日
51~70 アイリからメールだ
71~90 ↑+永遠からメールだ
91~00 2人から電話だ



 翌日。事務所に出て、宣材写真の編集をしていると、携帯電話が鳴った。画面には”藤代アイリ”とある。

「もしもし?」

”あっ、プロデューサーさん! 今、大丈夫でした~?”

「ああ、大丈夫」

”実は今、永遠ちゃんと一緒にいるんですけど~…はい”

”あっ、ああ間です…”

「お疲れ様。それで、どうしたの?」

”いいい、今からじ、事務所に…行っても、いいですか…?”

「それは、もちろん。というか、2人とも所属モデルだから、いつでも入って良いんだよ」

”! わわ分かりました……い、良いそうですふ、藤代さん”

”…じゃあ、今からそっちに行きますね~”

「気をつけて来てね」



 数十分後。2人が事務所にやって来た。

「おはよう」

永遠「おっ、おはようございます」

アイリ「おはようございま~す! この挨拶、芸能人みたい!」

「そりゃあ、芸能人だからな。…それにしても、2人で待ち合わせでもしてたんだ?」

アイリ「たまたま、2人とも大学が暇だったんです。それで、折角なので会って、2人で話そうってなって」

永遠「」コクコク

「それは丁度いい。次の撮影は、2人で一緒に撮るからね。仲良くなっておくのは良いことだ」

アイリ「それで、会ったは良いんですけど、やっぱりプロデューサーさんも一緒がいいかなって思って」

「そうかぁ」

永遠「め、め迷惑でしたらか、帰ります…」

「ああいや、そんなことは無いよ。電話でも話したけど、君たちはいつでもここに出入りして良いから。そう言えば、合鍵も作っとかないとね。で…」

 折角、2人が事務所に来たのだ。編集は後回しにして…



安価下1~3でコンマ最大
①喫茶店にでも

②インタビューだけでも撮っておくか

③スタジオで自由に撮ってみようか

④その他要記述



 別フロアの簡易スタジオに移動した。

永遠「と、撮るんです…?」

「ああ。特にテーマは決めないし、商品にする予定も無いから、自由にポーズとかしていいよ。衣装も用意してないしね」

永遠「は、はい…」

アイリ「じゃあ…あたしからで良い?」

永遠「お願いします…」

 アイリが、白い垂れ幕を背に、俺の方を向いた。

アイリ「お願いしま~す!」

「よし、じゃあリラックスして、バストアップから…」

パシャ



安価下コンマ
01~30 ちょっぴりセクシー
31~70 だいぶセクシー
71~90 えっ、そこまで?
91~00 NGなし

や、やるわね…

くぎる

折角なので、今の2人の私服について書いてくれたら適当に採用するかもしれない

誰が書いてもいいよ。どれを採用するかはこっちで決めるので

「カメラを引いて…じゃ、この前の最後のポーズで」

アイリ「はいっ」ニコッ

 頬ハートで一枚。今日のアイリは、生成り色のノースリーブカットソーに、デニムのホットパンツという、刺激的な格好だ。

「その服、似合ってるよ。もっと、アピールしてみよう」

アイリ「えへへ…じゃあ」グッ

 頭の後ろで両腕を組み、伸びをするように右手を真上に。綺麗に処理された脇を、惜しげもなく晒す。

パシャ

「良いねぇ、分かってるねぇ! 今度は正面向いてみようか。前かがみになって…」

アイリ「こう、ですか?」ズイッ

 緩んだ襟元から、深い谷間が覗く。ずっしりと重い2つの果実に、トップスははち切れそうだ。

「良いよ良いよ、じゃあそのポーズのまま…」

 俺はカメラを手に、アイリの後ろに回った。デニムのパンツに、窮屈そうに押し込まれたお尻を、後ろから一枚。

パシャ

アイリ「やだ~…///」フリフリ

 言いながらも、アイリは誘うようにお尻を振って見せる。ノリの良い反応に、俺は思わず口を滑らせた。

「良いよー、じゃあ折角だから…ズボン、下ろして」

 言いかけて、慌てて口を塞ぐ。駄目だ駄目だ、まだその段階じゃない。まして、契約も何もない、遊びみたいな撮影で…

アイリ「…ズボンだけで、良いですか」カチャカチャ

「っ!? や、そ、そこまでしなくても」

アイリ「い、良いですよ/// どうせ、お仕事でいつかするんですから…」ズルッ プリンッ

 お尻を突き出した格好のまま、アイリが…ホットパンツを、下ろした。ローライズのボトムスに合わせた、超ローライズの黒いショーツに、俺は倫理も建前もかなぐり捨てて、夢中でシャッターを切った。

パシャ パシャ パシャ

アイリ「ん…///」プリンッ プリンッ

 恥じらうように身を捩るたび、大迫力のヒップがぷるん、ぷるんと揺れる。俺はカメラマンだ。そして、彼女は極上の被写体だ。ここまで見せてくれるのに撮らないのは、もはや犯罪だ。

アイリ「…///」スッ

 上気した顔のまま、アイリが正面を向いた。パンツは膝上まで降ろされ、丈の短いシャツのおかげでショーツは丸見えだ。

「じゃあ…そのシャツ、胸の上まで、上げてみようか」

アイリ「…///」スッ スル…

 両腕を交差して、カットソーの裾をつまむと、アイリはそれを持ち上げた。くびれた腰に、おへそが露わになる。そして、大きなバストの膨らみを越える…手前で、その手が止まった。

「…ぐいっと」

アイリ「あっ、あのっ…よく考えたら、この下ブラトップのキャミで…キャミと一緒に上げちゃったから、その…///」

「? …あっ、ああごめんっ!」

 俺は、慌てて謝罪した。ノースリーブのトップスを着る時に、紐が見えるのを嫌ってブラと一体になったキャミソールを着る娘は多い。オシャレには全く問題ないが、トップスごとたくし上げるとバストトップ…乳首が出てしまう。

「じゃあ、そこでストップね。少し脚を開いて、ちょっとお尻を突き出して…」

パシャ パシャ

アイリ「…プロデューサーさん」

「…うん?」

アイリ「…上げちゃって、いいですか…///」

「…え?」

 耳を疑い、聞き返すと同時に、アイリは…

アイリ「…えーいっ///」プルルンッ

 カットソーと、キャミソールと…キャミソールのカップが、バストトップを越えた。たちまち、拘束から解き放たれた2つの果実が、勢いよくまろび出た。大きな膨らみの先端に、紅色の突起。サイズが大きいだけあって、その周りの乳輪も大きめだ。一方で乳首は少し慎ましく、つんと尖って可愛らしい。

アイリ「…だ、出しちゃった/// どうですか…?」

 返事の代わりに俺はシャッターを切りまくった。正面。横。下。たくし上げたシャツを両手で掴み、初めて恋人に身体を見せるときのようなポーズで。両手で乳房を下から持ち上げ、相手に差し出すように。

「…ぜ、全年齢だと、乳首は隠さなきゃだから…」

アイリ「両手で…///」ムギュ

 掌で、乳房を覆う。ついでに寄せる。

「掌じゃなくて、指で隠してみようか。それから、指を減らしていって…」

 親指。小指。薬指…2本指では、乳輪がはみ出てしまう。

「じゃあ…人差し指と中指を、広げて。先っぽを、指先で挟む感じで」

アイリ「…♡」ツニッ

「いいよ、とっても綺麗だよ! じゃあ、いよいよショーツも…」

 言いかけて、俺は後ろからの視線に気付いた。



永遠「…」プルプル



安価下コンマ
01~05 泣き出した
06~20 固まった
21~60 さ、流石にあんなことは
61~95 が、頑張らないと…
95~00 …私も

ねる

「…と、永遠? 流石に、最初からここまでやれとは」

永遠「っ! ちょ、ちょっと、そそそこまでは、まだ…」

アイリ「…あーやば、だいぶ調子に乗ってたかも…///」イソイソ

 アイリは思い出したように赤面しながら、衣服を直すと、垂れ幕の前を離れた。
 代わりに、永遠がカメラの前に立つ。

永遠「…でも、じ、自分を変えたい…って思って、ももモデルになったから…が、頑張らないと」グッ

「…よし!」

 正直に言って、永遠の採用は賭けだった。彼女は、いわばダイヤの原石、蝶のサナギだと思った。そして、自分を変えたいという彼女の願いを聞いた時、永遠という原石が磨かれ、蝶が翅を広げるさまをカメラに収めることができれば、彼女にとって、そしてプロダクションにとって、大きな武器になると考えたのだ。
 今…永遠は、その翅を広げようとしている。ならば、ここで引き止める理由は無い。

「それなら、応援するよ。じゃあ、リラックスして、自由にやってみよう」

永遠「お、お願いします…!」

 頭を下げ、顔を上げたところを一枚。

永遠「っ!」

「びっくりしない」パシャ

永遠「…に」ニコォ

 固まったまま、ぎこちない笑みを浮かべる永遠。
 今日は、フリルの付いた薄黄色のシャツにベージュのロングスカートを穿き、ピンクのカーディガンを羽織っている。早速美容室に行ったようで、毛先は背中ぐらいまで切ってあり、前髪も目にぎりぎりかからない長さに揃えられていた。

パシャ パシャ

永遠「…」ガチガチ

「色んな角度から撮るから、目線外さないでね」パシャ

 俺は、あえて表情に言及せず、彼女の周りを回りながらシャッターを切った。緊張するなと言われるほど、人は緊張するものだ。わざわざ指摘しなくても、固まった顔はすぐに疲れて、勝手に解れてくれる。

永遠「…」チラッ

「あーっその角度! キープ!」

永遠「」ピタッ

 振り向いた顔のまま、シャッターを切った。まだ長い横髪から覗く顔が、美しく見えた。それに、撮影に慣れてきたのか、急に声をかけても動じなくなってきた。

「いいよ、顔付きも良くなってきたよ」パシャ

永遠「そ、そうですか…///」ニコ

「そうその顔!」パシャ

 緊張も解けてきたところで、ポーズを要求してみた。

「両手を後ろに回して、ちょっと首を傾げて」

永遠「」クイ

「良いねーミステリアスな感じで…」パシャ

「じゃあ、両腕を広げて、くるっと」

永遠「」クルッ

パシャ

「そのカーディガン、肩からずり落としてみて」

永遠「えっと…」

アイリ「えっとね、こういう感じ…ですよね?」スルッ

 アイリが手伝ってくれた。露出の無い長袖のシャツだが、脱ぎかけの上着を加えるだけでセクシーに見える。
 だが、そこで止めるのはもったいない。

「シャツのボタン、1個だけ外してみようか」

永遠「っ!」ビクッ

 流石に、永遠の動きが止まった。それでも、震える手でシャツの、一番上のボタンを、そっと外した。

「よしよし、いい感じ。床にぺたんって座ってみて」

永遠「は、い」ストッ

 床にぺたん座りすると、カメラに目線を向ける。脱ぎかけのカーディガンに、少し乱れたシャツで、セクシーさが跳ね上がった。

「良いよ良いよ、とっても綺麗。新人とは思えない!」

永遠「あっ、ありがとう、ございます…///」

「じゃあ、嫌じゃなければで良いから…もう一個、ボタン外してみようか」

永遠「!」

 永遠は、また数秒固まると…先程よりは思い切りよく、2つ目のボタンを外した。

永遠「…///」プチ プルン

 ぱつぱつに張っていたシャツの胸元が、少しずつ開放されていく。開いた胸元から、あまりに深い谷間が顔を出した。流石に、募集してきた中で一番の巨乳は伊達じゃない。

「そのままさっきのポーズ」

永遠「…///」

パシャ パシャ

 たった一つボタンを外しただけで、まるでこれから誰かに抱かれるかのような色気がある。

「…ちょーっとだけ、スカートの裾を上げて」

永遠「は、はい?」

「脚がちょっとだけ見えるように、スカートの裾をずらすんだ。ちょっとでいいから」

永遠「こ、こう…?」スル

 ロングスカートに隠れていた、黒いパンプスに白いソックス、そして白いふくらはぎが露わになった。インドア派だから、日焼けしていないのだろうか。

「そう、そんな感じ! 綺麗な肌だから、自信持って」パシャ

永遠「ど、どうも…///」

 そのまま、無理のない程度の露出を求めながら、様々なポーズを試していくと、最後には永遠も少しずつ乗り気になって、自分からも提案をするようになった。



「…ありがとう、とても良かったよ」

 時計を見ると、もう昼過ぎだ。

「結構引き止めちゃったね。もうお昼を過ぎてる」

アイリ「折角だから、一緒に食べませんか?」

「あー、ごめん」

 俺は、頭を掻いた。

「書類とか、色々あって…このプロダクション、モデル以外は俺しかいないからさ」

永遠「事務の人とか、や、雇ったり…」

「募集はしてるけどね。雇えるのは、君たちの1作目を売り出してからかな」

アイリ「そうですか…じゃあ、今日はありがとうございました!」

永遠「あ、ありがとうございました…」ペコリ

短いけどここまで

毛先整えるついでに前髪も切られたってことで一つ…また伸びたら、鷺沢文香みたいに仕事中だけ上げるみたいな感じにしたら良いかな







「じゃあ、今日は一日、よろしくお願いします」

「「「「お願いします!」」」」

 早朝。借りたスタジオには、俺と2人のモデル、そしてメイクと、雇ったフリーのカメラマン、照明スタッフ、アシスタントが集まっていた。

「今日は、FFプロの記念すべき第一作の撮影日です。新人2人は、今日が初めての撮影なので、分からないことがあったらいつでも聞いて、俺たちはきっちりフォローしていきましょう。じゃあ、自己紹介を」

アイリ「藤代アイリです! よろしくお願いします!」

永遠「あっ、間と、永遠、ですっ…ごごご迷惑おかけすっ、るかもですけど…お願いします」

パチパチパチ…

「よし、じゃあ時間もないし、早速インタビューの準備をしよう。衣装は…」



安価下1~3でコンマ最大 インタビュー時の衣装
①私服

②この前の白ワンピ

③水着

④その他要記述



 私服のままメイクを終えたアイリが、セット『教室』に入ってきた。机や椅子は隅にどけられて、白いスクリーンと椅子が置かれている。
 俺はカメラから少しずれたところで、アシスタントにフリップブックを持たせた。

「ここにカンペがあるから、目線はそこに向けて良いよ。俺は質問をするけど、声は編集で消して、BGMと君の声だけにする。喋るタイミングの参考くらいに思って」

アイリ「はい」

「上手いこと言おうとか、演技しようとか考えず、自然にカンペを読んだら良いよ。深呼吸して」

アイリ「すぅー…ふぅっ」

「じゃ、いこう。5秒前、4、3…」



”お名前と、年齢をどうぞ”

「藤代アイリです。19歳です」

”身長と、スリーサイズを教えてください”

「身長は153cm、スリーサイズは上から…93、58、89」



「カット! …そんな感じでオッケーだ」

アイリ「良かったぁ」ホッ

「永遠も、こんな感じで始めるからね」

 メイクを終え、後ろで待っている永遠を振り返る。

永遠「! はい…っ」

「よし、続きを撮るぞ」



 カメラが、座ったアイリの足元にズームし、ゆっくりと上へ上がっていく。今日の私服は、ブラウンのグラディエーターサンダルに、この前と似たデニムのショートパンツ、白い袖無しシャツで、上から白いレースのブラウスを羽織っている。
 健康的な太腿に、シャツを押し上げるバストのラインが、惜しげもなく晒されている。

”モデルになろうと思ったきっかけは?”

「友達から、誘われて…それまで、モデルのお仕事ってよく知らなかったんですけど、一緒に調べてるうちに、あたしに向いてるかもって思って」

”プライベートのことを聞かせてください。趣味は何ですか?”

「趣味っていうか、特技っていうか…お菓子作りは、よくやってます」

”最近、ハマってることは?”

「おっきいマカロン作り! クリームとか、フルーツをいっぱい挟むんです」



「カット! 次がインタビューの、最後のカットだ。ここまで順調だから、次もよろしくね」

アイリ「は~い!」

「次は、ちょっと動きを付けてみようか。両手を広げたり、腕を組んだり」

アイリ「やってみます」



”自分の身体で、特に見てもらいたいところは?”

「えー、笑顔!」ニコッ

 ここで、この前も見せた頬ハート。

「と…こことか」ユサッ

 両手で、乳房を持ち上げて見せる。

「こことか…///」プリン

 椅子から少し腰を上げ、カメラにお尻を向ける。

「…それはこの後のお楽しみ、ってことで♡」

”最後に、視聴者の皆さんに一言”

「あたしたちのデビュー作を手に取ってくださって、本当にありがとうございます! 初めての撮影で、ガチガチになってるかも知れないですけど…これから何年後か、思い出した時に見返して、『藤代こんな時期もあったなぁ』って思ってもらえるような、そんな思い出に残る作品になったらいいなって思います!」

「カット! 凄い、一発だ」

アイリ「良かったですか? 良かったぁ~…」

永遠「わ、わわわ、私、大丈夫かな…」

アイリ「書いてあることを読めば、大丈夫です!」

「無理に自然にとか、演技しようとかしなくていいからね。じゃあ、冒頭を撮っていこう」

 アイリと交代して、インタビューの椅子に座ると、俺はカメラを向けた。

「まずは深呼吸」

永遠「すぅ…はぁ…」

「本番5秒前、4、3…」



”お名前と、年齢をどうぞ”

「…間、永遠です。じゅうく、19歳です」

”身長と、スリーサイズを教えてください”

「身長158cm、スリーサイズは上からび、B92、だぶりゅー」



「カット。B、W、Hはそれぞれ”バスト””ウェスト””ヒップ”って読んで。もしくは数字だけ読んだらいいよ」

永遠「っ、すみません…」

「馴染みのない言葉だからね。間違えないように…」

 俺は、アルファベットを横線で消した。

「…これでよし。じゃ、最初から」



”お名前と、年齢をどうぞ”

「…間、永遠です。19歳です」

”身長と、スリーサイズを教えてください”

「身長158cm、スリーサイズは上から92、60、90…です」



「カット! それで大丈夫だよ」

永遠「はっ、はい…」ドキドキ

「この調子のまま、しばらく引きで撮るから、合図したら喋りだして」

 今日の永遠は、ピンク地に白いドットパターンの、ロングワンピースだ。胸元にはフリルが付いているが、豊満なバストに引き伸ばされている。足元は、この前と同じパンプスに白のソックスだ。そこにズームすると、ゆっくりと上へ移動し、顔が映った。

”モデルになろうと思ったきっかけは?”

「昔から、人と話したり、人前に出るようなことが苦手で…でも、そんな自分を変えたいと思って…も、モデルになり、ました」

”プライベートのことを聞かせてください。趣味は何ですか?”

「自然の景色を眺めて、ぼー、っとするのは、好き…です」

”最近、ハマってることは?”

「モデルになるってき、決めてからは…ファッションの雑誌とか、買って、見てます」



「カット!」

永遠「ふぅーっ…」

「良い調子だよ。カメラには慣れてきたかな?」

永遠「す、少しは…」

 アイリに比べると、所作も受け答えも、かなりぎこちない。だが、1作目にはむしろいい塩梅だと判断した。

「次がラストだけど…どのタイミングでも良いから、横髪を耳に掛けてみてくれない?」

永遠「えっと…こ、こう…?」サラッ

「そうそう。じゃあ戻して」

メイク「はーい、ちょっと動かないでね」ササッ



”自分の身体で、特に見てもらいたいところは?”

「最近、トレーニングを始めたので…ウエストの辺りが、綺麗に見せられたら良いです」

 カメラが、ワンピースの腰回りにズームする。正面から横に回り、バストラインを画角に収めながら、”自慢の”ウエストを映し出す。
 再び、引きの画に戻った。

”最後に、視聴者の皆さんに一言”

「ちょっと、まだ恥ずかしいですけど…ここから、どんどん成長していく私たちを、末永く応援してくださると、う、嬉しいです」



「カット! …よく頑張ったね。インタビューはこれで終了だ」

パチパチパチ…

永遠「あっ…ありがとうございました」ペコリ

アイリ「永遠ちゃん! 良かったよ」

永遠「っ///」ドキッ

 アイリの距離感が急に詰まり、赤面する永遠。アイリは、言ってから気付いたようで、照れくさそうに尋ねた。

アイリ「…って言い方で、良い?」

永遠「い、いいい、良いです…よ」

「それじゃあ、次のシチュエーションの準備だ。2人は着替えて、スタッフは寝室の設営を急ぐぞ」

今日はここまで

撮影回では、時にアクシデントが起きます。それは撮影を妨げたり、逆に撮影のアイデアをもたらすこともあります。マイナスなイベントでも、工夫次第でプラスに転じることもできるので、コンマが悪くても諦めないで。



安価下コンマ
01~10 暴走族が近くを走りだした
11~20 天気が崩れだした
21~80 特に何も起こらない
81~90 パジャマが小さすぎる
91~00 アシスタントが勘違いして…

特に考えてなかったな
ゾロ目で何かあるときはそう書く

もしかしてこれ、モデルというよりグラビアアイドル…?





「照明、もう少し暗くできる? …あー、日光が」「適当に段ボール切って、外から窓塞いで来てもらえる?」「エアコンもっと効かない?」

「アイリちゃんと永遠ちゃん入りまーす!」

アイリ「よろしくお願いしま~す!」

永遠「お願いします…」

 モデルの2人が入ってきた。私服から薄手のパジャマに着替えている。アイリは薄ピンクの花柄、永遠は白地に青のストライプで、どちらも長袖長ズボンの露出が少ないものだ。インタビュー時のメイクは落として、すっぴん風の薄いメイクに変わっている。
 どちらも、グラマラスな体型にパジャマの柄が歪んでいる。

「お疲れ様。…セットは準備できたかな?」「もうすぐできます」

「じゃあ、スタートの画について打ち合わせしとこう。最初は…」



安価下
①ベッドの上で座って、1人ずつ撮る

②ベッドの上で座って、2人一緒に撮る

③ベッドの上に仰向けで、1人ずつ撮る

④ベッドの上に仰向けで、2人一緒に撮る



「もうちょっとくっついて」

アイリ「んしょ」ギュ

永遠「ん…///」ギュ

 ベッドの上に座り込み、身を寄せ合う2人。

「さっき説明した通り、完成品でこのシーンは2つ目だ。難しいと思うけど、くっつき過ぎぐらいで丁度いいからな」

アイリ「は~い! …だって」ギュッ

永遠「ひぅっ///」ビク

「照明オーケー? 音は乗せないから、こっちから口頭で指示は出すけど、そっちは返事したり、頷いたりはしないように」

永遠「…」コクン

「じゃあ…本番いくぞ。5秒前、4、3…」



 白いベッドシーツの上で、2人の少女が座っている。アイリは足を伸ばして、永遠は両脚を抱えるように。アイリの裸足のアップを撮ると、ゆっくりと伸ばされた脚を辿り、上へと画角が移動していく。アイリの太腿が映った辺りで、永遠の足先も映った。

「永遠、ちょっと脚開いて」

永遠「…」スッ

 肉付きの良い太腿の間にアップ。アイリの太腿にもフォーカスしながら、カメラは上半身へ。いよいよ、2人分、4つの膨らみがカメラに収まる…



安価下1~3
①腕で胸を寄せて

②2つくらいボタン外して

③触り合って

④その他要記述

「上から2つ、ボタン外して」

永遠「!」

アイリ「…」スッ

 顔が映る手前でカメラ移動を止める。先にアイリが、パジャマの胸元に手を遣った。

「1つずつ、ゆっくり。永遠も、一緒に」

アイリ「…」プチ

永遠「…///」スッ プチ

 2人の指が、パジャマのボタンを一つ、また一つと外す。バストの膨らみに、胸元がはち切れんばかりに引っ張られる。深い谷間が露わになると、カメラがようやく2人の表情を捉えた。

アイリ「」ニコ

永遠「…///」ソワソワ

「笑顔」

永遠「! …」ニ…



「カット!」

永遠「ふぅ…」ホッ

アイリ「どうでしたか…?」

「良かったよ、これでいこう」

アイリ「良かったぁ~」

永遠「ふぅ~…」

「それじゃあその格好のまま、次のカットだ。次は…」



安価下1~3でコンマ最大
①ベッドの上、仰向けで手を繋いで

②ベッドの上、座ったまま手を繋いで

③ベッドの上で抱き合って

④その他要記述



 ベッドの上で向かい合って座る2人。手を繋ぎ、絡め合う指にズームし、それから至近距離に近づく胸の先、そして顔にズームする。



安価下
①こっち向いて

②見つめ合って

「目線こっちに」

アイリ「」スッ

永遠「」チラッ

「笑顔」

アイリ「」ニコッ

永遠「」ニコ…

 アイリは、自然に愛らしい笑顔を向ける。永遠はまだ引きつったような、ぎこちない笑みを浮かべている。首元からはだけた胸元までの素肌のラインを、カメラに収める。



安価下
①横になって触れ合って

②パジャマの上脱いで

③パジャマの上脱がせ合って

④その他要記述

「そのまま、パジャマの上脱いじゃおうか」

永遠「っ!?」ビクッ

「カット」

 一旦、カメラを止める。

永遠「あっ、すっ、すみませんっ」

「下は水着になってるよね?」

アイリ「えーっと、そうですね」ピラッ

 胸元を覗いて、アイリが頷く。

「最終的には、パジャマの下までは脱ぐと思うから。じゃあ、上を脱ぐところからね」



 再び、カメラに笑顔を向ける2人から。

「永遠、表情硬いよ」

永遠「…」ニ…

「じゃあ、ゆっくり脱いで。上から、ボタン1つ…」

アイリ「…」プチ

永遠「っ…」プルプル プチ

 躊躇なくボタンを外すアイリと、遠慮がちに外す永遠。

「いいよ、続けて」

アイリ「…」プチ プチ プチ

永遠「///」プチ…プチ

「アイリ、先に脱いでいいよ」

アイリ「…♡」シュル プルン

 パジャマの上を、ベッドの上に落とす。下は白のビキニだ。布面積は大きめだが、それでも収まりきれない谷間や、横乳、下乳が、布の縁に押されて柔らかく強調されている。

永遠「っ…///」プチ…シュル

 永遠も上を脱いだ。アイリ以上の巨乳が露わになり、永遠は反射的に両腕で胸を押さえた。

「透けてないから、腕どけて」

永遠「…///」スッ

 恐る恐る、永遠が腕を下ろす。裏地の厚い水着だから、乳首が透けたりはしていないが、サイズはアイリのものと変わらないため、紐の食い込みがよく目立つ。お腹から乳房への段差、鎖骨からのラインを、近くから舐め回すようにカメラに収めた。



安価下
①横になって触れ合って

②パジャマの下脱いで

③パジャマの下脱がせ合って

④その他要記述

「今度は下も。次は…脱がせ合いっこしようか。アイリ、まず仰向けになって」

アイリ「」ゴロン

「永遠、アイリのズボン脱がして。一言、声かけてもいいよ」

永遠「っ…ぬ、脱がします…」ボソ

アイリ「ん♡」コクン

 永遠が、遠慮がちにアイリのズボンに手をかける。アイリが腰を浮かすと、ゆっくりとズボンを引き下ろした。下は、同じく白のビキニだ。くびれた腰から、ビキニの股下までにズームすると、そのまま下へ。太腿の付け根、股間に少し食い込む白いクロッチにフォーカスした。

「永遠、膝立ちでアイリの腰を跨いで」

永遠「…」ギシ

 恐る恐る、アイリの腰を跨ぐ。カメラに剥き出しの背中を向けた格好で、永遠は不安げに顔だけ振り返った。

永遠「…?」チラ

「それで合ってるよ。…次は、アイリが永遠のズボンを下ろして」

アイリ「…」スッ

永遠「!」ピク

「永遠は背筋を伸ばして。お尻を撮るからね」

永遠「」プルプル

アイリ「」グイ スル…

永遠「…///」プルン

 腰骨のラインを越えて、ズボンがヒップの膨らみを通り過ぎた。白いビキニの食い込む、重量感のあるお尻をカメラに収めると、一旦撮影を止めた。

「カット」

永遠「っ! な、何かありました…?」

「いや、バッチリ。ただ次のカットを撮る前に、腰のゴム跡を消しときたくて」

アイリ「あー、食い込んでましたからね」

 アイリは、腰に残ったズボンのゴムの跡を、指でなぞった。メイク係が駆け寄ってきて、腰回りを擦り始めると、俺は言った。

「今のうちに、次のカットを決めとこう。次は…」



安価下1~3でコンマ最大
①2人とも仰向けで

②2人ともうつ伏せで

③片方がもう片方に覆いかぶさる形で

④その他要記述

「永遠は、そのままアイリを跨いでて…こう、前に倒れ込んで」

アイリ「いいよ、永遠ちゃん」

永遠「し、失礼します…」バタ

 永遠は上体を倒すと、アイリの上に覆いかぶさった。タイプの違う美形の顔が、接近する。

「そうそう。顔にズームしたら…」



安価下1~3ででコンマ最大
①カメラを向いて

②見つめ合って

③キスして

④その他要記述

「こっちに目線ちょうだいね。今までみたいな笑顔で、よろしく」

アイリ「はい!」

永遠「頑張ります…」



永遠「…」パタン

 アイリに跨った姿勢のまま、永遠が覆いかぶさるように、身体を倒した。

「アイリ、膝立てて。ちょっと脚広げて」

アイリ「…」カパ

 突き出した永遠のお尻と、広げられたアイリのお股を、一つの画角に収めると、一度カメラを切って真横に移動した。
 再び撮影開始すると、ビキニだけで殆ど露わになった、2人の身体のラインを引きで収めた。
 しかし、2人とも胸が大きいせいで、お互いの乳房がぶつかって潰れている。

「永遠、腕を伸ばして。少し身体を起こして」

永遠「…」グイ

 2人の身体が少し離れた。永遠の乳房が腕で隠れてしまっているが、アイリのは映せた。永遠のは、別のカットでしっかり撮るとして、俺は2人の足元にズームした。絡み合う2人の脚線美を、下からじっくり収めると、密着する腰、押し付け合う胸、剥き出しの肩から、顔にフォーカス。

「ここで目線」

アイリ「」ニコッ

永遠「」ニコ



「カット! お疲れ様」

アイリ「ありがとうございました~!」

永遠「ありがとうございました…」

「次は教室の撮影だ。ちょっと休憩したら、さっさと準備して撮り始めよう!」



安価下コンマ
01~10 天気が崩れてきた
11~20 どこで買ってきたんだこのお菓子?
21~90 特に何も起こらない
91~00 この制服、サイズが…



 今日は一日晴れる予報で、外はまだ明るい。日中の教室で戯れる2人を撮るには、ちょうど良さそうだ。
 アシスタントと照明が教室の準備をしている間に、オフショットを撮ることにした。
 まずは、制服に着替えてヘアメイク中の永遠に近づく。

「永遠ちゃん、調子はどう?」

永遠「! あ、い、良いです…」

「初めての撮影、緊張する?」

永遠「してます、けど…新鮮で、楽しい…かも」

 ベッドルームでのすっぴん風メイクから、しっかりとチークやリップも引き、切れ長の目は細いラインで縁取られている。

「制服は久しぶり?」

永遠「はい…」

 白いセーラー服を鏡越しに見て、永遠が照れくさそうに頷く。

永遠「もう…そんな歳でもないんですけど」

「似合ってるよ」

永遠「ど、どうも…///」



安価下1~3でコンマ最大 永遠への質問、行動など

「モデルとか芸能系って、色んな衣装を着ることになるからね。…ちなみに、自分の身体で好きなところはある?」

永遠「えっ…と…」

 永遠は、困ったように目を伏せた。

永遠「わ、私、自分に自信が無くて…元々め、目立つことも苦手で…む、胸の大きさとか、言われるの、あんまり好きじゃなかったですけど」

「じゃあ…これから?」

永遠「…これから、お仕事を通じて、自分を…自分の身体も、好きになれると良い…です」



 着替えもメイクも終えたアイリは、教室の隅に座ってスマートフォンを弄っていた。

「アイリちゃん」

アイリ「…っ! うわぁびっくりした…お疲れ様です」

「調子はどう?」

アイリ「絶好調! です」

「それは良かった。緊張はしてない?」

アイリ「そんなにですかね。もっと、緊張するかなって思ってたんですけど」

「これまでの撮影を振り返って、どうだった?」

アイリ「そうですね~…どこを見せたいとか、どこを映してほしいとか、もっと色々考えたほうが良かったかな? って思ったり」

「ちゃんと出来てたよ」

アイリ「それは良かったです!」



安価下1~3でコンマ最大 アイリへの質問、行動など

「そろそろ次の撮影かな? …最後に、将来やってみたいことはある?」

アイリ「お仕事で、ですか? お仕事なら…お料理番組のアシスタント」

「モデルにそういうお仕事は来るかな…?」

アイリ「あれっ、そうですか? でも、特技が活かせるようなお仕事ができると、嬉しいかなって思います!」



 作品においては、最後のシチュエーション、教室。廊下で、制服に着替えて鞄を持ったアイリと永遠が待機している。

「ドアを開けて、教室に入るところまで。談笑しながら入ってきて。大体15秒くらいかけて」

「本番5秒前、4、3…」



ガララッ

コッ コッ コッ コッ

アイリ「宿題やって来た?」

永遠「うん…」

アイリ「後で見せて欲しいな~」

永遠「い、良いよ…」

 歩く2人のローファーにズームし、そこから追いかけるように脚、スカート、腰、胸、そして顔へ。



「カット! そうだな…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①次のカットへ

②もう少し、歩き方を色っぽく

③制服をちょっと着崩して

④手を繋ぎながら入ってきて

⑤その他要記述

「時系列的には、ベッドルームの後だからさ。もっと仲睦まじく…手を繋ぎながら入ってこよう」

アイリ「は~い」ギュ

永遠「っ///」ドキッ

 カメラは止まっているのに、手を繋いだまま2人は廊下に戻っていった。
 もちろん、その様子をサブのカメラで撮ることは忘れない。



ガララッ

コッ コッ コッ コッ…

アイリ「ふぁ~…」

永遠「…! ね、寝坊、するところだったね」

アイリ「ん…昨夜は、夜更かししちゃったもんね…♡」ギュ

永遠「っっっ///」ドキドキ



「カット! 2人とも、演技派だね~」

アイリ「えへへ~」

永遠「あ、アイリちゃん…すごい」ドキドキ

「このまま、ちょっとドラマ仕立てに行ってみようかな? 一つの机に向かい合って座って、勉強を教え合うところからスタートしよう。机の上には、ノートと筆記用具と、あと用意しといたお菓子も何個か置いておくよ」

というところで今日はここまで



 一つの机を挟んで、向かい合って座る2人。アイリが引き出し側、永遠がその反対側だ。

「アイリは、身体をこっちに向けて、脚を組んで」

アイリ「はい」スッ

「永遠は椅子をちょっと引いて、脚を揃えて…」

永遠「こう…」ガタッ

 机から少し椅子を離して座る永遠。机の上のノートを見るために前かがみになると、セーラー服の下から主張する膨らみが重力に引っ張られ、ボリューム感が増した。
 写真を何枚か撮ると、ビデオの撮影に移った。



アイリ「…」カキカキ

永遠「…」サラサラ

アイリ「えっと、これって何て読むんだっけ?」

永遠「それは…」

 向かい合って、勉強を教え合う2人。アイリの顔にフォーカスすると、彼女はペン先を唇に押し当てた。永遠の顔にカメラを移すと、彼女はさりげなく横髪を耳に掛けた。

永遠「」サラッ



安価下
①アイリ、脚を組み替えて

②永遠、伸びをして

③その他要記述

永遠「…ん」

 しかし、これでは永遠の姿勢がやや不自然だ。背中もきつそうだし。

「永遠、伸びをして」

永遠「ん…んぁ」ググッ

 ペンを持ったまま、永遠が大きく伸びをした。セーラー服の胸元が、弾けそうなほどに張り詰める。



「カット! 一旦区切ろう」

永遠「んんーっ…」ノビー

アイリ「あいたたた、片足だけ痺れそう」ペチペチ

「次はお菓子を食べるシーンだけど、このまま撮るか、配置を変えようか…」



安価下1~3でコンマ最大
①このまま(机を挟んで向かい合う)

②2人並んで椅子に座る

③2人で机に腰掛ける

④その他要記述



 椅子を少し離すと、2人並んで、カメラに向かって机に腰掛ける形にした。これなら、2人の全身を余すところなく撮ることができる。

「まずは、永遠からアイリに」

永遠「…」スッ

 包装を剥いたチョコレート菓子を、永遠がアイリに差し出す。

アイリ「あー…むっ♡」パクッ

永遠「!」ドキッ

 永遠の指ごと、チョコレートを口に含むアイリ。永遠が、どぎまぎしながら自分の分のチョコレートを食べようとすると、それを奪って口元に差し出した。

アイリ「はい、永遠ちゃんも」スッ

永遠「! あ、あー…」パクッ



安価下
①永遠、そのまま指を舐めて

②アイリ、永遠の頬を舐めて

③その他要記述

「そのまま、指を舐めて」

永遠「!」



安価下コンマ
01~20 カット
21~60 まあ普通に
61~90 口に含む
91~00 ねっとり

永遠ちゃん頑張ってるな



永遠「あ、あ…むっ」パクッ

アイリ「!?」

 永遠は、目をぐるぐるさせながら、アイリの指を口に含んだ。

永遠「ん、む…」

アイリ「」アワアワ

 思いがけない行動に、アイリまで目を白黒させている。こういう時は…



安価下
①引き抜いて、その指を舐めて

②その指で頬を撫でて

③ポッキーを出せ

④その他要記述

「アイリ、やり返せ」

アイリ「!?」

 まずい、もっと具体的に…

「その指で、永遠のほっぺたを撫でるとか」

アイリ「…えいっ」グイ

永遠「」チュポッ

アイリ「もうっ…♡」ツツー

 アイリが、唾液に濡れた指で、永遠の頬を撫でた。黒い横髪が流れ、白い頬が露わになる。



「カット! このまま、ラストシーンだ。最後は…」

アイリ「これ、ですね!」スッ

 アイリが取り出したのは、棒状のビスケットにチョコレートのコーティングがなされたお菓子。商品名が映らないよう、箱の中から取り出した袋の状態でスタジオに用意した。

「編集では、実際に触れる直前くらいで切るつもりだから、本当にキスまでする必要は無いよ。まあ、してもいいけど」

永遠「!!?」ビクッ

アイリ「あたしはしてもいいですけど…永遠ちゃん次第かな?」

永遠「あ、あああ、あわわ…///」

「ま、出たとこ勝負! 構図は変えないから、アイリが袋を取り出すところから…」



安価下コンマ
01~30 寸止め
31~80 触れるくらい
81~99 ガッツリ
   00 そ、そこまでは…



アイリ「…」スッ

 銀色の袋から、細長いチョコレート菓子を1本取り出すと、アイリは端を口に咥え、反対側を永遠に向けた。

アイリ「ん…♡」

永遠「あ…///」パクッ

 永遠が恐る恐る端を咥え…お互いに、食べ進めていく。

アイリ「」サク サク サク

永遠「///」サク サク

 近づく2人の唇に、ゆっくりとズームしていく。やがて、その距離がゼロに…



「カット!」

永遠「ふ、ふー…///」

アイリ「あー…」

 顔を背けた永遠と、やや残念そうなアイリ。

「求める画は撮れたかな。次の撮影もあるし、このシーンはここまでにして、準備に移ろう。次は、いよいよ水着だ」



安価下コンマ
01~10 お湯出ないぞここのシャワー!?
11~20 ヘアの処理を忘れた?
21~60 特に何も起こらない
61~90 シャツ、いらないです
91~00 ↑+この水着、裏地が…



 シャワールームにカメラを設置していると、アシスタントの一人がやって来て言った。

アシ「次のカット、水着の上からTシャツでスタートでしたよね?」

「ああ、そうだけど」

アシ「Tシャツ、無しでいいって永遠ちゃんが」

「ええ、本当に?」

 着替えとメイクを終えた2人のもとへ向かうと、確かに白いビキニだけで、シャツを着ていない。

「大丈夫だった?」

アイリ「洗いっこするのに、シャツがあったら変かなって」

永遠「な、無くても…もう、大丈夫…です」

「着ないなら、その方が身体が見えていいや。じゃあ、それで準備するよ」



 シャワールームに、水着姿の永遠とアイリが入った。換気扇は全開、カメラの背後には扇風機が回っている。シャワーの湯気を飛ばすためだ。

「それじゃあ、いよいよ最後のカットだ。気合い入れていくぞ!」



安価下1~3でコンマ最大 最初のカット
①一人ずつ水をかける

②2人一緒に水をかける

③一緒に湯船に浸かった状態で

④その他要記述

「もうちょっと水足したら」「2人入るのに、溢れるぞ」「泡、このくらいでいいかな…?」

 半分弱まで張った浴槽に、泡の入浴剤を入れてかき混ぜる。水面が白い泡で覆われると、2人が浴槽に浸かった。

アイリ「ひ~、狭い…」

永遠「す、座れますか? 立てますかこれ…?」

 豊満な2人が狭い浴槽に浸かると、それだけで中の水が全て溢れてしまいそうだ。どうにか水面に泡を張り、床に溢れた泡をシャワーで流すと、カメラを構えた。

「始まったら、立ち上がって洗い場に出てきて。一人ずつアップにして、シャワーを掛けていくよ。特にポーズは取らずに、カメラが向いたら笑顔でよろしく」

「本番5秒前。4、3…」



アイリ「んふふ…」パチャパチャ

永遠「ん…」チャプ

 狭い浴槽に、身を寄せ合って浸かる2人。水面を叩いたり、泡を掬って吹いたりと戯れる2人の表情や、泡を押しのけて浮き上がる4つの膨らみを、様々な角度からカメラに収めていく。

「そこで、立ち上がって」

アイリ「ん、しょっ」ザバッ

永遠「んんん…」ザブ ザバッ

 どうにか、2人並んで立ち上がった。2人とも、全身に泡が付いている。だが、すぐに泡が滑り落ちてしまう。

「アイリ、先に出てきて。永遠はもうしばらく、泡に浸かってて」

アイリ「よいしょ」ザブ

永遠「ん、しょ…」ザブン

 浴槽が映らないように気をつけながら、洗い場にアイリを立たせると、シャワーを浴びせた。

アイリ「んっ」ビク

 足元から、泡を流しながら上へと視線が移動していく。ハリと肉感のある脚、太腿。白いビキニの食い込む腰。くびれたへそ周り…

アイリ「ん…」シャワー…

 大きな膨らみの上に乗った泡が流れると、白いビキニトップに包まれた、2つの膨らみが露わになった。

アイリ「♡」ニコッ

「後ろ向いて」

アイリ「」クルッ

 今度は、背中から下に向かってシャワーを浴びせる。白い背中を、白い泡が流れていき…今度は、むっちりと膨らんだお尻が露わになる。

「最後に、またこっち向いて、笑顔」

アイリ「」クルッ

アイリ「えへ♡」ニコッ



「カット! どう、水着での撮影は?」

アイリ「ベッドでの撮影で、最後はこんな格好だったから、あんまり緊張はしなかったですけど…ちょっと、っていうか、だいぶ寒いかも」ブルッ

「湯気でレンズが曇らないよう、扇風機回してるからね…永遠も、できるだけ鳥肌立てないように気をつけてね」

永遠「!? で、できる限りは…」

「じゃあ、アイリは一旦捌けて、永遠の番ね」



永遠「…」モジモジ

 泡だらけで、もじもじしながら洗い場に立つ永遠。その足元から、シャワーが掛かっていく。

永遠「ん…」シャワー…

 アイリよりも白く、むっちりしたふくらはぎ、太腿。恥じらうようにきつく閉じたデルタに、埋まるようなビキニの白。そこから、やや柔らかさの残る腰に、へそ周り。更に上がって、ずっしりと膨らんだバストまで、泡を洗い落としていく。

永遠「はぁ、ん…///」プルッ

「後ろ向いて」

永遠「」クルッ

 再び、うなじから下に向かって、シャワーを浴びせていく。殆ど日焼けしていない背中に、柔らかそうな腰、更に大きく膨らんだ、お尻。太腿から膝裏まで、ゆっくりとカメラに収めていく。

「振り向いて、笑顔!」

永遠「」クルッ

永遠「…んふ」ニコ…

 後ろ姿のまま、振り向いたところで笑顔をカメラに収めた。



「カット!」

アイリ「うぅ~さむさむ」プルプル

永遠「ふぅ~っ…」モジモジ

メイク「はい、ひとまずこれ着といて」ファサ

 2人にバスタオルが被せられると、俺は言った。

「次は、お互いに洗い合うシーンだ。撮影は最後になったけど、商品になった時にこれが最初のシチュエーションになる。出だしで、2人の魅力をドーンと見せつけて、まあ、プロダクション的には今後のプロモーションにしていきたい。だから、思い切って頼むぞ」

アイリ「はいっ!」

永遠「が、頑張ります…」



安価下1~3 2人への指示 過激なものはコンマ判定あり

くぎる

まだ健全



 アイリと永遠の手に、それぞれボディソープが垂らされる。2人はそれを泡立てると、まずアイリが、その手で永遠のお腹に掴みかかった。

永遠「ひゃっ!?」ビクッ

アイリ「えいえ~い」モミモミ

永遠「ひゃっ、あっ、きゃっ…え、えいっ」モミッ

 永遠も仕返しとばかりにアイリのくびれた腰に両手を回した。
 お互いの肌でさらにボディソープが泡立つと、アイリはそれを掬って、ふっと吹いた。

アイリ「ふーっ」

永遠「…」フワフワ

 永遠は、ふんわり立った泡を、アイリの胸に載せた。載せてから、永遠は出来上がった絵面と、その後に取るべき行動を考え、固まった。

アイリ「…じゃあ、あたしも」フニッ

 そこで、アイリも泡を、突き出た永遠のバストに載せ、間髪入れずに両手で擦り込んだ。

永遠「ひゃぁうっ!? …ご、ごめんなさいっ!」モミッ

 永遠も、アイリの胸に両手を伸ばした。

アイリ「んっ♡ 永遠ちゃん、おっきいね…♡」モミッ モミッ

永遠「い、い、痛く、ない…? ぁうんっ♡」モミモミ ビクンッ

アイリ「…んしょっ♡」ギュ

 おもむろにアイリが、永遠の腰に両腕を回し、ぎゅっと抱き寄せた。

永遠「!!??」

アイリ「んーっ♡」ギュゥッ ズリズリッ

 身体を上下にずり動かし、胸と胸を擦り合わせるアイリ。永遠も、おずおずと両手を回し、抱き合うようにしてバストを押し付け合う。



安価下
①つぶれおっぱいにズーム

②永遠(アイリ)の前をこっちに向けて

③永遠(アイリ)のお尻をこっちに向けて

④その他要記述

アイリ「んっ♡ んしょっ♡」ギュ ムギュ

永遠「はぁ、んっ♡ はぁっ…♡」ムニュ ムニュ

 押し付け合い、柔らかく形を変える、2人分の豊満な膨らみに、目一杯ズームした。



「カット!」

アイリ「…ふぅ」

永遠「はぁっ…///」

「お疲れ様! 本編の撮影は、これで終わりだ」

パチパチパチ…

アイリ「ありがとうございました!」

永遠「あ、ありがとうございました…」

「スタッフは撤収の準備を。2人は…」



安価下1~3でコンマ最大
①事務所に帰って、撮影後インタビュー

②着替えてここでインタビュー

③水着のままインタビュー

④水着のままオフショット撮影

⑤その他要記述

「このまま、もうちょっと撮ってみようか。いい画が撮れたら、さっきのと合わせてオフショット集にする感じで」

アイリ「えっと…じゃあ、このままシャワー浴びて良いですか? 泡を落としたくて」

「ああ。じゃあ俺のことは気にせずに」

 俺は再びカメラを回し始めた。照明は撤去して、自然光だけが頼りだ。

永遠「えっと、じゃああ、アイリちゃん先に…」

アイリ「うん、お言葉に甘えて」シャワー

 アイリが、シャワーでボディソープを落とし始めた。濡れた肢体から泡が落ちて、一層艷やかに映る。

「今日の撮影はどうだった?」

アイリ「ん…とっても楽しかったです!」シャワー…

「初めてのモデルとしての撮影、大変だった?」

アイリ「何回も着替えたり、メイクして、落としてってして…思い返すと大変だったなって」

「実際にやってる時は、そう感じる余裕も無かった?」

アイリ「そうですね~…」グイ

 ビキニトップを少し持ち上げ、カップの中に手を入れて石鹸を擦り落とすアイリ。バストトップが映り込まないよう、俺はそっとカメラを上に向け、顔にズームした。



安価下コンマ
01~40 じゃあ、次永遠の番
41~70 画面外で脱ぐ
71~90 手ブラ、後ろ姿で
91~00 身体が冷えて…

アイリ「…脱いでも良いですか?」

「良いけど、レーティング上がるから映さないよ」

アイリ「別に、このままだと洗いにくいだけなので…」シュル…

永遠「!?」ドキッ

 アイリはビキニトップの紐を解くと、するりと落とした。

アイリ「んっ♡」プルルンッ

 押し込められていた2つの膨らみに、赤い先端が解放されて揺れた。更にアイリは、ボトムスの紐に手をかけると…

アイリ「…」チラッ

アイリ「…♡」スルスル…ペシャ

 床まで落とし、両足を抜いた。この前は辿り着かなかった、一糸まとわぬアイリの身体に、レンズを向けたい欲求を押さえながら、俺は彼女の肩から上にアングルを固定し続けた。

「…これから、水着のお仕事も増やしていこうかな」

アイリ「それは、楽しみですね! カラフルで、可愛い水着とか…」モニッ

 重い乳房を持ち上げ、その下を手で擦る。

アイリ「夏の海で撮影とか…んっ♡」

 綺麗にヘアを剃ったデルタゾーンに、指を這わせると、数度擦ってボディソープを落とした。

アイリ「…ん、これでよし」

「じゃあ、上がって着替えてもらって…次は永遠ね」

永遠「!! は、はい…///」

 バスタブに腰掛けて、そわそわしていた永遠が、立ち上がった。



安価下コンマ
01~50 さっと
51~85 向こう向くので…
86~90 映さないようにしてもらえると…
91~00 ずっと我慢してて…

ねる



「初めての撮影は、どうだった?」

永遠「あ…き、緊張しました」シャワー…

「よく頑張ってたと思う」

永遠「あ、あり、ありがとう、ございます…もっと、色々考えて映れたら、いいかも」

「これから、どんな仕事がしてみたい?」

永遠「あー…」シャワー…

 永遠は、水着の上からシャワーを浴びながら考えて…ぽつりと言った。

永遠「…綺麗になりたい」

「ほう」

永遠「あっその…き、”綺麗なモデルだ”って、お、思ってもらえるような…そんなことをし、してみたい…です」



「ふぅ…」

 スタジオに鍵をかけると、俺はほっと息を吐いた。後は、同行していた制作会社のスタッフが映像を持ち帰り、俺も口出ししながら作品を完成させることになる。ひとまず、最初の大仕事は無事に終わった。

アイリ「お疲れ様でした~!」

永遠「お疲れ様でした…」

「ああ、今日はありがとう。今日は、真っ直ぐ帰るんだぞ」

アイリ「は~い」

永遠「じゃあ、失礼します…」

 早朝から撮り始めたが、今はもう夕方だ。スムーズにいっても、このくらいは時間がかかる。大きなトラブルもなく済んで良かった。
 さて、これからビデオ発売までの間は…



安価下1~3でコンマ最大
①営業

②事務員募集

③アルバイト

④その他要記述

 やりたいことは山積みだが、このままでは俺が過労死する。せめて事務仕事を頼める人材を探さないと。
 俺は求人サイトに、求人情報を載せた。パートタイムにはなるが、銀行からの融資額で出せる精一杯の給料を用意した。



安価下コンマ
01~40 就活に失敗したんだって
41~60 前の職場のよしみで
61~90 あれ? 君は…
91~00 …どこかでお会いしました?



 数日後。届いた履歴書を見て、俺は思わず声を上げた。すぐに、スマホに登録されている番号にかける。そう、”登録されている”番号だ。

「もしもし」

”もしもし? 久しぶりですね”

「ええ、ご無沙汰してます…今、大丈夫ですか?」

”ええ、大丈夫ですよ”

 後ろからは子供の声が聞こえてくる。電話の相手は、前に勤めていた制作会社の事務員だ。俺が独立する何年か前に、出産を機に休職したのだが、生まれた子供が病気がちとのことで、そのまま育児に専念するために退職したのだった。

「書類見ましたよ。びっくりしました」

”子供の体調も落ち着いてきて、保育園も受け入れてくれるって言うから、そろそろ復職しようと思ってね”

「それは、めちゃくちゃありがたいですけど…俺のところで良かったんですか? 正直、まだあんまり給料は出せませんけど…」

”良いのよ。何年もブランクがあるのを雇ってくれるだけでもありがたいわ。それに、あなたのとこはこれからビッグになるからね”

「が、頑張ります…じゃあ、一応形だけでも面接を…」



「というわけで、うちのプロダクションの事務員として来てくれた、事務さんだ。前の職場でお世話になった、大ベテランだぞ」

事務「よろしくね」

アイリ「よろしくお願いします!」

永遠「よ、よろしくお願いします…」ペコリ

 2人を見て、事務はふふんと笑った。

事務「…やっぱりね。ここはビッグになるわ!」



 思いがけない再会のおかげで、事務員探しはすぐに終わった。まだまだビデオの完成まで時間がかかるだろうから、その間に…



安価下1~3でコンマ最大
①営業

②ビデオ制作の監修

③発売イベントの計画

④その他要記述

neru



 その日、俺は依頼していた制作会社のオフィスに来ていた。

編集者「わざわざ来ていただいて、どうもすみません」

「いえいえ。俺も出来栄えは確認しておかないと」

 視聴覚室に通されると、試作品のチェックが始まった。



安価下コンマ
01~05 ところで、これなんですけど
06~50 こんなもんかな
51~80 良い出来栄えだ
81~00 今度…



「…やっぱり、御社にお願いして良かった。素晴らしい出来ですよ」

編集者「ありがとうございます! それで、一つ提案がございまして」

「何でしょう?」

 編集者は、小脇に抱えた資料を俺に差し出した。そこには、最後のシャワーシーンで撮った、2人の水着姿の写真が大きく張り出されていた。

編集者「プロデューサーは、素晴らしい新人を発掘してくださったと思います。この2人の作品に、弊社としてもっと関わっていきたいと思いまして…今度は全面的にお手伝いしますので、是非水着の写真集とビデオを撮影できないかと」

「なるほど…」

編集者「すぐにお返事を、とは申しませんので、ぜひ持ち帰ってご検討いただければと」



 いよいよ、記念すべきFFプロ第一作の発売日だ。円盤だけでなく、デジタルコンテンツとしても売り出すことになる。

「これが初めての露出だからな。2人の前では言わないが、まあ様子見くらいであまり期待しすぎないようにしよう」

事務「どうなるかしらね」フフフ



安価下コンマ
01~40 無反応
41~60 賛否くらい
61~90 アイリの受けは良さそう
91~99 ↑+永遠のファンもできた?
   00 衝撃



アイリ「そう言えば、この前のビデオ、発売されたんですよね? どうでした?」

「あー…」

 俺は言葉を濁した。それでアイリも察したようだ。

アイリ「…まあ、最初はそんなものですよね」

 実際、初動はそれなりに出た。ただ、レビューが付く程の反響は無かった。せいぜい、無言で星3つといったところ。低評価が目立たないだけマシとは言えるが、2人には伝えづらい結果に変わりはない。

「…ところで、永遠は?」

アイリ「今日は講義があるって言ってました」

「そうか。…実は、今回のビデオの編集をお願いした制作会社さんから、2人の水着作品を出さないかというオファーがあってね」

アイリ「えっ、もう次のお仕事が決まったんですか!?」

 身を乗り出すアイリ。

「ま、まだ返事はしてないけど…2人が良ければ受けようと思う」

アイリ「あたしはやりたいです! 永遠ちゃんも、きっと良いって言いますよ」

「今度、確認しておくよ。じゃあ…」



安価下1~3でコンマ最大
①永遠に電話

②営業(アイリ同行も可)

③アイリと個人撮影

④その他要記述

 俺は、スマホを取り出した。

「早速確認してみるか」

 永遠の番号に掛けてみる。

”…も、もしもし?”

「もしもし、今大丈夫だった?」

”あ、い、今、講義終わったところで…はい”

「良かった。実は___」

 俺は、水着作品の話を永遠に伝えた。

”…やります”

「! そう言ってくれると思ったよ。この後は、また講義?」

”えっと…”



安価下コンマ
01~60 ゼミが
61~90 今から行きます
91~00 誰と話してるの?

”もう、終わったので…今から、行きますね”

「ああ、分かった。気をつけて来てね」



ガチャ

永遠「おはようございます…」

「ああ、講義お疲れ様。大体はさっき話した通りだよ」

 そう言うと俺は、制作会社の編集者から受け取った企画書を渡した。

「永遠とアイリ、それぞれソロで1作品…まあ、写真もビデオも撮るんだけど…を作るんだ。シチュエーションは海、屋内プール、屋外プールを考えてるそうだ。この間のよりも、大きなセットで撮ることになるぞ」

アイリ「一人の撮影は初めてだけど、永遠ちゃんは大丈夫?」

 俺の後ろから、アイリが顔を出した。

永遠「が、頑張ります…!」

「よし、じゃあ先方には俺から話をしておくよ。今日は、折角来てもらったし…」



安価下1~3でコンマ最大
①3人で挨拶回りだ

②撮影会だ

③水着を見に行こう

④その他要記述

じゃあ次の更新までに、どんな水着着せたいか適当に書いてもらおうかな



アイリ「へぇ~、撮影用の水着カタログなんてあるんですね!」

永遠「わ、わあ…///」

 3人で囲んでいるのは、レンタル用の水着カタログ。水着だけでなく、小物の貸出もしている。刺激的な水着の数々に、永遠は目を白黒させた。

「あの会社も衣装は持ってなかったはずだから、こんな感じで借りるんじゃないかな」

アイリ「永遠ちゃん、これとかどう?」スッ

永遠「!!? 無理無理無理!」

 アイリが指差したのは、布面積の極端に小さい、所謂マイクロビキニ。

永遠「恥ずかしいし…それにわ、私…///」

「?」

 何か理由があるのだろうか。答える代わりに、永遠は別のページを指差した。

永遠「こ、これなら、まだ…」

「競泳水着だな。それはそれで人気がある」

アイリ「え~、折角だから…」

永遠「す、スク水!?」

「そういう売り方はしてないけどな。でもまあ、アイリなら似合うんじゃないかな」

アイリ「えっ、あたし?! …あっ、じゃあ永遠ちゃんはこっち」

 アイリが指差したのは、白いフリルがついた黒いビキニ。その上から、カチューシャやカフスに、エプロンを付けている。

永遠「あー…ビキニメイド…」ボソ

「ちなみにこういうのもあるぞ」

 俺はページをめくり、両肩から股間にかけて2枚の布が伸びた様な水着を見せた。スリングショットというやつだ。

アイリ「…あー」

永遠「さすっ、さすっ、流石に無理っ!」



事務「じゃあ、鍵はお願いするわね」

「はい、お疲れ様でした」

アイリ「お疲れ様でした!」

永遠「お疲れ様でした…」

 制作会社への連絡も済んだ。水着のイメージも伝えたところで、夕方になって事務員は帰った。この後は…



安価下1~3でコンマ最大
①2人を帰して解散

②3人で食事でも

③その他要記述

「この前の撮影の打ち上げも兼ねて、食事でも行かないか」

アイリ「えっ、良いんですか?」

永遠「だ、大丈夫ですけど…」

「このビルの1階に、洋食屋さんがあるだろう。そこに行ってみよう」



アイリ「えっと…たらこパスタ…クリームじゃなければ、カロリーは…」

 ラミネート加工されたメニュー表を見ながら、アイリは悩んでいる。

「永遠は?」

永遠「! えっと、さ、サラダだけで…」

アイリ「あーでも、カルボナーラの気分…」

「遠慮しなくていいよ。当日までに仕上げれば」

アイリ「そうは言っても、結構大変だったんですよ? この前の撮影前」

永遠「」ウンウン

「そ、そうかぁ…」



安価下1~3でコンマ最大 食事中の出来事、行動など

永遠が飲もうとしてた水をこぼして濡れ透けしてしまう

2人とも未成年なんだけど

安価下で>>279の方にしていい?

密室とかならまだしも、事務所の目と鼻の先で、モロに責任持ってる大人が未成年に酒飲ませたとなると、今後永続的に主人公逮捕の判定をしないといけなくなる



永遠「ごちそうさまでした…」カチャ

アイリ「今週は、いっぱい運動しないと…」

「事務所が大きくなったら、ジムとかエステサロンとも契約できるといいな」

永遠「ふぁい…」グイ

 返事しながら、永遠が氷水の入ったグラスに口を付け…

ガシャ

永遠「っ!?」バシャ

 グラスの中で氷が動き、水が永遠の口から胸に降り注いだ。

「永遠、大丈夫か?」

永遠「だ、だ、大丈夫…」フキフキ

 紙ナプキンで口を拭う永遠。着てきた白いブラウスが透けて、下着が…

永遠「…っ///」ドキッ



安価下コンマ
01~60 店員さんがタオルを持ってきた
61~90 ↑+アイリが連れて帰るって
91~99 事務所で着替えても…
   00 ↑+プロデューサー…

場所を選べば無理ではない



店員「すみません、こちらを」スッ

 店員が、タオルを持って駆け寄ってきた。

永遠「あ、ありがとうございます…」ゴシゴシ

 タオルを受け取ると、永遠は濡れた服を拭いた。



編集者「早めに返事してくれてありがとうございます。場所押さえるのは、早いに越したことないんで」

「ええ、そうですね」

編集者「折角お時間をいただいたので、簡単な打ち合わせをしていきましょうか。今回、アイリちゃんと永遠ちゃん、個別での作品を考えています。メインは写真集で、特典としてメイキング映像を付けるといった感じです」

編集者「まあ、弊社もあまり余裕が無いので、撮影自体は同じ日に、セットは一箇所で色々撮っていけたらと考えてます」

「ビーチ、屋外プール、屋内プールのどれか、でしたっけ」

編集者「そうです。夏に間に合うように出せればと」

「そうだなぁ…」



安価下1~3でコンマ最大
①ビーチ

②屋外プール

③屋内プール

④その他要記述

「屋内プールはどうでしょう? 気候に左右されないですし」

編集者「じゃあ、それで押さえておきます」

 そのまま、大まかな流れを話し合うことになった。

編集者「最初はワンピース型のでジャブを打つ感じで、どうです? いきなりビキニでも良いですけど」

「永遠なんかは、そこから慣らしていったほうが良いかも知れませんね。この前、レンタルのカタログを見てみたんですけど…」



安価下1~3でコンマ最大 最初のカットの水着 永遠とアイリそれぞれに対して

「…いや。やっぱり掴みは重要だ。永遠も頑張ってくれてるし、最初からビキニでドーンと」

編集者「そ、そうですか? まあ、プロデューサーがそうおっしゃるなら…」

編集者「後は何着か用意して、色々撮って編集で選ぶ感じにしましょうか」

「ええ、是非お願いします」



 撮影当日。俺たちは指定されたスタジオにやって来た。そこは高級マンションの一フロアに設けられたスタジオで、屋内プールはもちろん、バーカウンター付きラウンジやバルコニーなども用意されていた。

永遠「こ、こここ、ここって…『例の』」

アイリ「知ってるの?」

編集者「おはようございます、皆さん!」

 編集者が、プールサイドを歩いてやって来た。先にスタジオに着いて待っていたようだ。

「おはようございます。お待たせしてすみません」

編集者「いえいえ、弊社も初めて借りるとこなので、早めに来て下見してたんですよ」

メイク「着替えとか、メイクはどこですれば?」

編集者「プレイルームの隅に仕切りを立ててるんで。そっちでお願いします」

「じゃあ…早速着替えて、撮影開始だ!」



安価下コンマ
01~05 水、冷えてます
06~15 アイリ、午後から講義だって
16~30 水着レンタルの在庫が少なくて…
31~70 特に問題なくスタート
71~85 そう言えば…
86~95 永遠の処理が…
96~00 えっ、トイレ使用禁止?

ねる



 まずは、アイリがプールサイドに現れた。

「アイリちゃん入りまーす」

アイリ「よろしくお願いしま~す!」

 最初は、シンプルな白のビキニだ。この前の同じに見えるが、裏地がやや薄く、濡れると薄っすら透けたような色合いになる。

「じゃ、まずはプールを背にして…」パシャ



安価下1~3全部 アイリに取ってほしいポーズ

 プールを背に、リラックスした姿勢で1枚。

「頭の後ろで、両腕を組んでみて」

アイリ「ん…」スッ

 指示通り、頭の後ろに両腕を回すアイリ。大迫力のバストが、惜しげもなく突き出される。

「もうちょっと、腕を上げて、脇を見せるように」

アイリ「んん…」ググッ

「そう、いいよー…」パシャ パシャ

 脇から横乳のラインを、なぞるように収めた。別の角度から、特典映像用のビデオカメラも回っている。

「じゃあ、ちょっとその場にしゃがんでみて」

アイリ「よいしょ」ストッ

「そのまま、脚を広げて」

アイリ「ええ…///」カパッ

 少し照れくさそうに、アイリはしゃがんだ状態から両膝を左右に広げた。白いビキニのクロッチにズームし、バストを下から見上げるように撮った。

アイリ「ど、どうですか…///」

「良いよ、綺麗だよ…」パシャ パシャ

 白いハイヒールサンダルで、足元が辛そうだ。

「今度は、四つん這いになってみて」

アイリ「んしょ…」

「胸を、べたっと床に付ける感じで。お尻はくいっと上げて」

アイリ「んんーっ…」ムギュ プリンッ

 乳房が床に押し潰され、反対にお尻が高く突き上げられる。かの有名な、女豹のポーズというやつだ。

「腰のひねりを付けてみて、そう…」パシャ

アイリ「んんっ、きつぅ…」プルプル

「頬杖を突いて、お尻をもうちょっと高く…舌出してみようか」

アイリ「んっ♡」ペロ

「あーそう、その表情!」パシャ パシャ パシャ



安価下コンマ
01~20 じゃあ永遠の番
21~50 濡らしてみようか
51~70 ボトムスを食い込ませて
71~95 乳首勃たせてもいい?
96~99 ちょっと脱いでみようか
   00 ↑全部

ねる

編集者「もうちょっと、後一押し刺激が欲しいですね」

「…」

 後ろでぼやいた編集者の声に、俺は少し考えて…

「…アイリ、最初の方にやった、腕を上げるやつ」

アイリ「これ?」スッ

「の前に、こう、バストトップを…」

 俺はカメラから片手を離し、自分の胸をくすぐる仕草をした。

「…勃たせて」

アイリ「…! ああ、ああ…///」



安価下コンマ 70以上で…

アイリ「…でも、あたし、もうポーズ取っちゃったし~」

 アイリは不意に、いたずらっぽい顔になって言った。

アイリ「プロデューサー、やってくださいよ」

「やるって、俺が撮られるわけじゃ」

アイリ「そうじゃなくて」

 アイリは両手を頭の後ろで組んだまま、胸を張った。

アイリ「プロデューサーが触って、硬くしてくださいよ…♡」プルンッ

「…」

編集者「…」

 俺は、編集者と目配せした。

編集者「…映像は」

「いや、やめときましょう」

編集者「はぁ」

 編集者がビデオカメラを下ろすよう指示した。俺もカメラを下ろすと、アイリに歩み寄った。

「あんまり、大人をからかうんじゃないぞ」

アイリ「でも、人に見られながら自分で触る方が恥ずかしくないですか…?」プルンッ

「…触るぞ」

 俺は、突き出されたアイリの胸に、そっと触れた。

アイリ「んっ♡ そこは、違います~…」

「じゃあ、ここ…」カリッ

アイリ「んっ♡」ピク

 アイリの肩が震える。ぷるぷる揺れるバストの先端を、白いビキニ越しに指でくすぐると、少しずつ硬い突起が出てきた。

「乳首が勃ってきたな?」カリッ カリッ

アイリ「んっ、えっち…♡」ピク ピクッ

「今度は反対側だぞ。撮り終わるまで、ちゃんと硬くしとくんだぞ」クリクリッ

アイリ「がん、ばりま~す…っ♡」



「じゃあ両腕を上げて、胸を張って」

アイリ「はい…♡」ビンビン

パシャ



永遠「よ、よろしくお願いします…」

 今度は、永遠がプールサイドに入ってきた。前回よりも薄いビキニに、身体を縮めるようにしてカメラの前に立った。

「」パシャ

永遠「っ!? も、もう撮ります?」

「リラックスリラックス。自身を持って、肩の力を抜いて」パシャ

 あたふたする永遠の姿を、すかさずカメラに収めた。



安価下1~3全部 永遠に取ってほしいポーズ

「カメラに向かってピース」

永遠「! こ、こう…?」ピース

「うーん、両手で」

永遠「」ダブルピース

「そのまま、その場にしゃがんでみて」

永遠「ん、しょっ…」

 永遠はダブルピースを維持したまま、恐る恐るその場にしゃがみ込んだ。

「じゃあ、笑顔で…」パシャ

永遠「に…」

「…ちょっと、脚広げて」

永遠「!? …こ、このくらい…?」カパ

「もっと、思い切って」

永遠「うぅ…///」

 しゃがんだ姿勢のまま、肉付きの良い太腿を大きく広げる永遠。先程のアイリと同じような格好だが、こちらは恥じらいが顔にありありと浮かんでいる。ヘアは剃ってきたようだが、よく見るとクロッチからはみ出た剃り跡が目につく。編集で消しておかないと…

パシャ

「今度は、仰向けになってみようか」

永遠「ほっ…」ゴロン

 タイルの上に、仰向けに寝転がる永遠。黒い髪が、青いタイルに広がる。

「片手を、おでこに当てて…眩しいって感じで」

永遠「」スッ

パシャ パシャ

「今度はうつ伏せになって」

永遠「よいしょ」ゴロン

 うつ伏せになって両肘を突くと、垂れ下がった乳房がタイルにべったりと付き、谷間が盛り上がった。

「そのまま、上目遣いで」パシャ

永遠「…」ジッ

パシャ パシャ



安価下コンマ
01~40 次のシーン
41~70 濡らしてみようか
71~90 そのまま、紐を解いて
91~99 ボトムスを食い込ませて
   00 ↑全部

 しかし、アイリのあれの後だと、もう一押しが欲しい…

「うつ伏せのまま、トップスの紐解いていい?」

永遠「とっぷすの、ひも…? …っ///」ドキッ

 要求を理解して、赤面する永遠。それでも、おずおずと頷いた。

「じゃあ、動かないでね…」クイッ

永遠「///」シュルー…

パサッ

「上のも…動くと見えちゃうから、そのままね」シュルー…

永遠「は、は、はい…」プルプル

 首と背中の紐を解き、白いビキニトップが床に広げられた。露わになった横乳を見て、俺はぎょっとした。薄ピンク色の乳輪が、アイリ以上の巨乳の、3分の1くらいある。これでは面積の小さい水着は無理だ。ついでに、このまま撮ってもR-18行きだ。

「こう、二の腕でおっぱいを両脇から挟む感じで…そのまま、ちょっと背中反れる?」

永遠「ん、んっ…///」ググッ

 ひとまず、これで乳輪の露出を阻止しながら、谷間をより強調することができた。そのまま、何度もシャッターを切った。



安価下コンマ 90以上で…



「まずはシーン1つ目、お疲れ様」

アイリ「お疲れ様でした~」

永遠「あの、次の撮影の内容を、まだお聞きしてないんですが…」

編集者「1つ目は2人とも一緒の水着とシチュエーションでしたが、次からは別々にしたいと思います」

「レンタルしてきた水着があるから、一緒に選んで決めよう。取り敢えず、一人2着ずつ選んでみようか」



 白ビキニの上からガウンを羽織った2人が、衣装部屋に用意した物置に入った。ハンガー掛けにずらりと並んだ水着に、アイリがはしゃいだ声を上げる。

アイリ「わ、すごっ! 本物だ」

永遠「ちょ、これ、布無さすぎ…///」

アイリ「スク水もあるよ、どう?」

永遠「い、いい、いいから…」



安価下1~3で良さげなやつ2つ アイリの水着と撮影するシチュエーション
(例)ピンクのビキニと帽子などの小物 プールサイドにデッキチェアでバカンス風

二人で一つのソフトクリームをぺろぺろと舐める

オレンジの水着ビキニ、日焼けのオイルを塗る

ねます

>>324は無効なのであと2個な
安価下

みんな一斉に勘違いしだしたけど、今回は個人撮影だし、これで決めるのはアイリ個人の水着とシチュエーションなんだけど
永遠のは後で決めるから

>>325以外全部無効

あと2個

安価下



永遠「あっ、ああアイリちゃん、それ、ほんとに着るの…?」

アイリ「永遠ちゃんが着ないって言うから…」

 アイリが手に取ったのは、スクール水着。もう片方の手には、少し柄の入った、オレンジのビキニ。

「1つくらいは、こういう変わり種があった方が良いからな。じゃあ早速、スク水の方から撮るから、着替えてきて」

アイリ「は~い」トタトタ

 アイリが衣装部屋から出ていく。残った永遠は、改めて用意された水着に目を向けた。

永遠「こ、こんなにあると…迷います」

「俺もアドバイスするから、ビビッと来たのを選ぶといいよ」



安価下1~3で良さげなやつ2つ 永遠が着る水着と、その水着で撮影するシチュエーションについて、できるだけ詳しく



永遠「…でも、こっちなら…」スッ

 永遠が手に取ったのは、先程のスクール水着と似たシルエットながら、黒を基調として両脇に白や赤のラインの入った、競泳水着だった。

「ああ、似合うと思うよ。でも、それならもう一つは…」

 俺は、黒と青の2着のビキニをラックから外して見せた。どちらも、腰にはパレオが巻かれている。

永遠「! それなら、良いかも…じゃあ、こっちの黒で」

「よし、じゃあ永遠も競泳水着から撮るから、着替えてきてくれ」



「アイリちゃん入りまーす」

アイリ「よ、よろしくお願いしま~す…///」ソロッ

 ガウンを脱いだアイリは、紺色のスクール水着…それも、スパッツではなくレオタード型の、旧型スク水を着ていた。おまけにサイズが小さいのか、肩紐の脇から横乳がはみ出しているし、クロッチは陰唇が見えそうな程に食い込んでいる。

アイリ「さ、流石に、キツかったかなぁ…///」

「大丈夫大丈夫、似合ってるよ。じゃあ、準備体操って設定でやってみようか。取り敢えず…屈伸?」

アイリ「屈伸は…んしょっ」グッ グッ

 膝に両手を当て、タイルの上でしゃがみ込むアイリ。膝で押し潰されるバスト、太腿の間で強調されるクロッチを画角に収めながら、様々な角度からシャッターを切った。

「体を左右に曲げる…あれ、何て言うんだろう?」

アイリ「これ、で、合ってますよね?」グイッ ググッ

「そうそれ、そのままストップ」パシャ

 全開の脇や、水着ごと重力に引かれる乳房を撮る。

「じゃあ、前屈してみよう」

アイリ「うぇ…前屈苦手なんですよね…」

 タイルの上に足を伸ばして座ると、ぐいと上体を前に倒す。

アイリ「あたたたた…」プルプル

「股割りでできない?」

アイリ「む、むりぃ~」プルプル



安価下コンマ
01~20 プールに浸かってみよう
21~50 そのままシャワー浴びよう
51~80 食い込ませよう
81~95 ↑+はみ出てるはみ出てる
96~00 アイリ「あの…」

 90度ちょっとで固まったアイリに、俺は声をかけた。

「そのまま、脚開いたままストップ」

 カメラを下ろし、脚の間にしゃがみ込んだ。

アイリ「はい…?」

「ちょっと、『食い込ませ』ようと思って」

アイリ「…今度は、『こっち』ですか」

 アイリは脚を広げたまま、両手を後ろに突いた。俺はスク水の鼠径部に指を差し込むと、ただでさえ伸び切ったクロッチをぐいと引っ張った。

アイリ「中身、写さないでくださいよ…♡」

「写さないよ」クイッ

 クロッチの両サイドに指を入れ、ヘアを剃った大陰唇が殆ど完全に露わになるほど食い込ませた。

アイリ「お尻も…?」

「ああ、お尻も」

アイリ「ん♡」ゴロン

 脚を閉じ、うつ伏せに寝返るアイリ。前よりも幅の広い布地を思い切り寄せ、豊満な臀部を剥き出しにした。

「このまま立ち上がって、前屈だ」

アイリ「は~い♡」スクッ

アイリ「んしょ~っ!」グググッ

パシャ パシャパシャ

「今度は後屈」

アイリ「んん~っ!」プルプル

パシャパシャ

 前屈で、高く突き上げられたお尻。後屈で、一層クロッチの食い込んだ股間。俺は何度もシャッターを切った。



 アイリが捌けた後、永遠が入ってきた。ガウンを脱ぐと、先程の競泳水着を着ている。

永遠「よろしくお願いします…」

「じゃあ、始めようか。ちなみに、スポーツの経験ってある?」

永遠「み、見ての通りだと思います…全然で」

「そっか。まあ、やってる風で大丈夫。水泳前のストレッチって感じでやってみようか」

永遠「はい…」ストッ

 永遠はタイルの上に足を伸ばして座ると

永遠「ん…」ノビー

「!?」

 殆どべったりと付くまで、上体を倒して見せた。俺はしばらく呆気にとられていたが、我に返ると慌ててシャッターを切った。

「や、柔らかいね?」

永遠「前にも言ったように、最近トレーニングを始めて…ストレッチもするので。元々、硬くは無かったんですけど」

「それは売りにしていこうよ。じゃあ、脚を開いて、左右に倒すやつやってみて」

永遠「こうですね」ググー

 両足を殆ど180度に広げ、右に身体を倒す。すっかり運動モードに入った永遠の、あられもなく開かれた股間や、脚に押し当てられて形を変える乳房を写真に収める。競泳水着の生地はスクール水着のそれより光沢があり、薄く見える。クロッチの角度も急だ。



安価下コンマ
01~50 泳いでみよう
51~80 シャワー浴びよう
81~00 乳首勃たせよう

 その後もストレッチの様子と、その度に強調される身体をカメラに収めていたが、ここでふと思いついて、提案してみた。

「このまま、シャワーシーンも撮ってみないか」

永遠「シャワー…ですか?」

「プールに入る前に、シャワー浴びるでしょ。ここ、大きいシャワーもあるから」

編集者「もちろん防水カメラもありますよ」

永遠「分かりました…」

 永遠が頷く。このまま、一行でシャワールームに向かった。



「水を出す前に、壁に手を当てて、こっち向いて」

永遠「」チラッ

パシャ

「ちょっと照明暗くしようか。自然光っぽくできないかな…永遠、そのままキープしてて」

パシャ

「よし、じゃあ水を出そう。少しずつね」

永遠「えっと、ここですよね…」クイッ



安価下コンマ
01~10 うわっ、カメラに水が!
11~60 良いんじゃないかな
61~80 意外と透けるな
81~95 胸が…
96~00 身体が冷えて…

kugiru

ブシャー

永遠「ひっ!?」ビクッ

「あーっ、カメラに水が」

 永遠が水栓を捻った瞬間、予想以上の勢いでシャワーが噴き出し、俺たちの方にまで水しぶきが飛んできた。慌ててカメラを引っ込めている間に、何とか永遠が水を止めた。

「…ちょっと、動作確認する…悪いけど、シャワーシーンの撮影はやっぱ無しで。次の撮影の準備をしておいてくれ」

永遠「はい…」

 とぼとぼと、永遠はシャワールームを出ていった。



 幸い、カメラは無事だった。もうすぐアイリの準備が終わる頃だろうし、オフショット撮影でもしようかな…



安価下コンマ
01~20 え、足を攣った?
21~50 準備できてまーす
51~80 メイク中でーす
81~95 着替え中でーす
96~00 プロデューサー、こっちこっち…



 アイリは次の水着に着替えて、メイクの途中であった。

「今日の調子はいかがですか」

アイリ「良いで~す」

メイク「化粧の乗りは悪くないですよ」ペタペタ

 簡単な鏡台に向かって、化粧を施しながら、メイク係が言う。

メイク「次がラストだから、頑張ってね」

アイリ「は~い!」



安価下1~3でコンマ最大 アイリへの質問、行動など

「ところで、次はオレンジのビキニだっけ」

アイリ「そうですよ。もう、この下に来てます」

 そう言うとアイリは、ガウンの前を広げ、鮮やかなオレンジのビキニトップを露わにした。

「さっきみたいな、少し過激なのも撮っていいかな? こんな…」

 言いながら俺は、先程のようにビキニの上から、アイリのバストトップを指先でつついた。



安価下
01~50 バシッ
51~90 人前ですよ
91~99 もうっ…
   00 後で…

アイリ「」バシッ

メイク「…」ジロッ

「…ごめん」

 アイリに手を叩かれ、メイクに睨まれ、俺はすごすごと引き下がった。



 もう少し時間があるので、今度は永遠のところへ行ってみた。



安価下コンマ
01~60 食事中
61~90 着替えを選び中
91~99 着替え中
   00 トイレ中



 休憩室用の個室を覗くと、永遠は軽食を摂っているところであった。

永遠「あっ、おっ、お疲れ様です」

「座ってて良いよ。…朝早かったからね」

永遠「はい…次の出番まで、時間があるので」

 野菜ジュースのパックを見せながら、永遠が言う。テーブルの上には、シリアルバーの袋が置いてある。

「普段から、こういうのは食べるの?」

永遠「はい…あんまり朝食べなくて、昼前にお腹が空いた時とか」

「へえ…」



安価下1~3でコンマ最大 永遠への質問、行動など

「えー…さっきはすみませんでした」

永遠「?」キョトン

「シャワーの勢いを、事前に調べておくべきでした…」

永遠「…あ、ああ」

 ようやく謝罪の理由を察し、手を振る永遠。

永遠「い、良いんですよ…元々、予定には無かったですし…」

「次の撮影では、思いつきの提案は控えるようにするよ」

永遠「そうですか? …」



安価下コンマ
01~40 まあ、良いですけど…
41~70 別に、構わないです
71~99 じゃあ、次にシャワーを
   00 あの…

永遠「そんなに、気にしなくても良いですよ」

「だけど」

永遠「思いついたら、やってみて…ダメなら、ダメで良いと思います。こういうの、いっぱい撮って、いっぱいカットするんですよね…?」

「まあ、そうだけど」

永遠「なら、いっぱい撮ってほしいです」

「!」

 永遠は、珍しく興奮したような声で言った。

永遠「私…頑張りますから」

「分かった…じゃあ、思いついたら言ってみる」

 俺は、応えるように頷いた。



「アイリちゃん入りまーす」

アイリ「よろしくお願いしま~す」スタスタ

 オレンジのビキニに着替えたアイリが、プールサイドに戻ってきた。



安価下コンマ 30以上で話しかけてくる

 照明とレジャーシートの用意された撮影スポットに入る直前、アイリはおもむろにこちらに歩み寄ってきた。

アイリ「…ダメですよ」

「っ、ごめん」

 先程のセクハラを責められていると察して、俺は詫びた。
 アイリは、目を細めて…耳元で囁いた。

アイリ「撮影か、他の人がいない時じゃないと…」

「…」

 それだけ言うと、アイリは照明とカメラの前に立った。

「…はっ! じゃあ始めようか」

 俺は我に返ると、カメラを構えた。クライマックスは、背中にサンオイルを塗るシーン。メイクや掃除の都合上も、それが本当にラストになる。それまでに、できるだけ撮っておこう。



安価下1~3全部 アイリに取ってほしいポーズ

オイル塗りの『前』に撮るシーンな
まだ塗らない

ねる

「じゃあ、まずはもう一回、女豹のポーズ」

アイリ「女豹の…」キョトン

「…あの、白ビキニでやった、四つん這いでお尻を突き上げるアレ」

アイリ「…ああ、ああ! あれなら…」

 ジェネレーションギャップに軽くないショックを受ける俺をよそに、要求通りのポーズを取るアイリ。白ビキニの時はまだぎこちなかったが、すっかり緊張も解れた様子だ。オレンジのビキニに彩られた肢体が、ネコ科の肉食動物のように野生的でしなやかに映る。

「そう、そのまま…」パシャ パシャ

アイリ「」プルプル

「ちょっと、舌舐めずりして」

アイリ「」ペロッ

「そのまま…そのまま…」パシャパシャ

アイリ「あっ」グラッ

 アイリの体勢が崩れた。流石に長時間続けるのはきついポーズだったようだ。
 それでも、女豹のポーズの見ていて次のポーズは決まった。

「そのまま座ってて。ビキニの真ん中の紐を引っ張ってみて」

アイリ「真ん中って…ここ?」グイ

 左右のカップを繋ぐ紐に指を掛け引っ張る。バストが強く寄せられ、更にビキニトップがバストから少し離れて隙間ができた。
 その隙間にレンズを寄せ…あっ、乳首が見えた。

「見えてる見えてる。もう少し緩めて」

アイリ「ん…///」

「そこそこ。…もうちょっと攻めていいかな?」パシャ パシャ

アイリ「こ、このくらい…///」クイ

「あーそこ、そこでストップ!」パシャ

 乳輪ぎりぎりまで、白く柔らかなバストをカメラに収めると、俺は思い切って言った。

「…それ、脱いじゃおっか」

アイリ「! もう、全部写しちゃう感じ?」

「いや、流石に手で隠して。向こう向いてから、脱いでみて」

アイリ「は~い…///」クルッ

 アイリがカメラに背を向けると、俺はビデオカメラの方をアイリの背中に向けた。

アイリ「…」クイッ シュルー…

 白い背中を横切る、ブラウンのストラップがゆっくりと解け…落ちた。アイリは解けたカップを片腕で乳房に押し付けながら、ちらりとこちらを振り向いた。

「そのまま」パシャ パシャ

アイリ「…」ジッ

「その流し目、良いよ~…」パシャパシャ

 ひとしきりシャッターを切ってから、俺は言った。

「じゃあ、それを置いて、手ブラでこっち向いて」

アイリ「…」ムギュ

 アイリは、両手で乳房を覆うと、ゆっくりとこちらに身体を向けた。



安価下コンマ
01~40 良いよー
41~70 手ブラの指導
71~90 手パンも…
91~00 ↑+写さないでね

「そうだな…」

 俺はカメラを下ろし、アイリの元へ歩み寄ると、彼女の左手首に手を置き、そっと外側にずらした。

アイリ「あっ///」ポロッ

 左の乳首が指先からはみ出し、顔を強張らせるアイリ。

「斜め下から包んで、持ち上げる感じで。乳首は、指先で隠れるくらいにして」

アイリ「ん…///」ムニ

 豊満な乳房を、外側から寄せて上げるように。最後に乳首と、周りの乳輪が隠れる位置に指先を調整すると、右側の乳房も同じように手で覆った。

「そう、それで上の方と谷間が引き立つ」パシャ パシャ

アイリ「…♡」ジッ

「今度は、横から撮るよ。手は真下から、上に向かって指を伸ばす感じで」

アイリ「はいっ♡」モニュッ

「横乳のシルエットを崩さないよう、手は添えるだけで。乳首も、横から見えなければいいから…」

 乳首を、人差し指と中指の間に挟む。正面からは丸見えだが、真横からは丁度隠れて見えない。

「そのままストップ、目線頂戴ね」パシャ パシャ

アイリ「♡」チラッ



アイリ「よいしょ」ムギュ

 レジャーシートの上に、アイリがうつ伏せになる。ビキニトップは解いたままで、乳房の下に敷いて紐を左右に広げ、いかにも今解いたかのような趣だ。

「じゃあ、オイル塗りのシーンだ。アイリちゃんは、これで最後だね」

アイリ「ん…よろしくお願いしま~す♡」

「俺は撮影があるから、オイルを塗るのは…」



安価下コンマ
01~60 女性スタッフが
61~90 永遠が
91~00 撮影代わりますよ

ねます

永遠「あ、失礼します…」ソロッ

 入ってきたのは、永遠。既に、黒いビキニに着替えて、上からガウンを羽織っている。

アイリ「あっ、永遠ちゃん! 永遠ちゃんが塗ってくれるの?」

永遠「さっき、スタッフさんからお願いされて…」コクン

 永遠が頷いた。スタッフが、サンオイルの瓶を手渡すと、永遠はガウンを脱いでアイリの傍らに膝を突いた。

「永遠は全身が映り込まないように、向こう側に回って。俺はこっちから、ちょっと近寄って撮るから」

永遠「ん…」ゴソゴソ

 アングルを決めると、永遠に合図した。

永遠「えっと…自由にやって良いんですか?」

「まあ、思うようにやってみてよ。背中に、いい感じに」

永遠「はい…」タラー

 掌にオイルを垂らすと、永遠は恐る恐るアイリの背中に触れた。

アイリ「んっ♡」ビクッ

永遠「っ! ご、ごめんなさい…」

「良いよ、続けて」パシャ

 シャッターを切りながら促すと、永遠はおっかなびっくりオイルを塗り始めた。

永遠「ん…」ヌリヌリ

アイリ「んふ…♡」

 永遠の白い手が、アイリの背中を行き来する。アイリの肌にオイルが塗られ、艶めかしい輝きを放つ。

「照明、少し落として。角度は…」パシャ

 照明を細かく調整しながら、シャッターを切る。永遠の身体は写さず、それでもほっそりとした彼女の手はしっかりと収める。

永遠「こ、こんな感じで…」

 背中全体にオイルが行き渡り、永遠が顔を上げた。



安価下コンマ
01~40 これでよし
41~70 脚にも塗ってみよう
71~90 お尻にも塗ってみよう
91~99 おっぱいにも塗ってみよう
   00 いっそ全身に

「…よし、良いよ。永遠は上がって、手を洗って準備してて」

永遠「はい、ありがとうございました…」スクッ スタスタ…

 永遠がプールサイドを離れた。俺はもうしばらく、オイルを塗り込めたアイリの背中や顔を写すと、言った・

「…はい、アイリのパートは以上!」

アイリ「ありがとうございました~!」

 解けたビキニを胸に押し当てながら、アイリが立ち上がった。

「お疲れ様。シャワーを浴びて、着替えてて」

アイリ「は~い」



「永遠ちゃん入りまーす!」

永遠「すぅ…はぁ…よろしくお願いします」スタスタ

 先程スタッフにお披露目された形になるが、永遠は黒いビキニを着ていた。デザイン自体はシンプルで、大きい永遠の乳輪を覆える十分なサイズがある。また、腰には少し透き通った、黒色のパレオを巻いている。長く伸ばした黒髪と相まって、ミステリアスで清楚な雰囲気がある。
 しかし、このシーンのクライマックスはアイスフェラだ。いよいよビキニがダメになるので、撮れるシーンは今のうちに撮ってしまおう。



安価下1~3全部 永遠に取ってほしいポーズ
※アイスフェラは、このあと別途撮るので、ここでは書かないでください

「プールあるし…泳ぐか!」

永遠「えっ…プールに入って? 大丈夫ですか?」

「大丈夫だよ。そういう契約になってる」

永遠「えっと…じゃあ、入ります…」チャプン

「あっ、ストップ。まずはプールサイドに座って、脚パチャパチャで」

永遠「あっ、はい…」チャプチャプ

 プールサイドに腰掛け、両足で水面を叩く永遠。

「もっと、はしゃいで良いよ。笑顔で、目線はこっち向けなくて良いから」

永遠「はい、えっと…んーっ!」バシャバシャバシャ

「それそれ! それで」パシャ パシャ

 一生懸命にばた足する永遠を、カメラに収めた。

「じゃあ、プールに入って。ゆっくりね」

永遠「」トプン…

「水面を、手でばしゃばしゃって」

永遠「」バシャバシャ

「これも、思い切ってやって」

永遠「~~~!」バシャバシャバシャバシャ

「カメラの向こうの、彼氏に向かって」

永遠「!? 私、彼氏とかは」

「いや、例え話。そういうつもりで」

永遠「は、はあ…じゃあ…えーい!」ザバンッ

「楽しく楽しく!」パシャ

永遠「えいっ! えいっ!」バシャ バシャッ

「良いよ、その調子!」パシャパシャ

永遠「それーっ!」バシャーッ



永遠「はぁ…はぁ…」グッタリ

「お疲れ様…でも、まだ前半も前半だよ」

 プールサイドでぐったりと座り込む永遠。白い頬は上気して、びっしょり濡れた肌や水着がとてもエロティックだ。今回は、その路線で行くか。

「ちょっとそのまま、片手を上げてみて」

永遠「? はい」スッ

「指で、OKサイン」

永遠「はい」ok

 そういうポーズの撮影と思ったのか、言う通り親指と人差し指で◯を作る永遠。俺は、更に指示した。

「それを…こう、前後に」

永遠「こう…ですか?」フリフリ

「そっちじゃなくて…こっち」シュッシュッ

永遠「?」



安価下コンマ 60以上で察する

永遠「…!」ビクッ

 俺の意図を察したのか、永遠の身体がびくんと震えた。

永遠「あ、あの、これ…」

「まあ、『そういう』目で見られる仕事だし…大丈夫?」

永遠「えっと…だ、大丈夫です。やってみます」

 永遠は、ぎこちなく手を前後に動かした。全く慣れない手付きだ。印象の通り、そういった経験は無さそうだ。

「そこに『ある』つもりで、見つめながら」

永遠「…///」シュッシュッ

「目を細めて、”ふっ”て感じで」

永遠「…ふっ///」シュッ シュッ

「良いよエロいよ…ちょっと、舌出してみて…そうそう、その顔!」パシャ パシャパシャ

永遠「…♡」ペロ

「よし…じゃあ…上脱ごうか」

永遠「!!?」ビクゥッ

 いよいよ、永遠が竦み上がった。俺と、後ろのスタッフを見回して、顔を赤くする。

「もちろん、手で隠して、トップは写さないよ。向こう向いて、用意できたら言って」

永遠「は、はは、はい…///」クルッ シュル…

 永遠は俺たちに背を向けると、ストラップの結び目を解いた。はらり、落ちるビキニを腕で押さえると、永遠は恐る恐る顔だけこちらを振り向いた。

「あ、そこでストップ! まだ背中向けてて…」パシャ

永遠「…」プルプル

「ちょっと俯き気味に」パシャ パシャ

 真っ白で滑らかな背中と、恥じらうように目を逸らす表情を収めると、俺は言った。

「じゃあ、ビキニを落として、隠してからこっち向いて」

永遠「…」ギュ

 永遠は、豊満な乳房を両手で強く押さえると、ゆっくりこちらに身体を向けた。



安価下コンマ
01~60 それでいいよ
61~90 パレオを解いてみよう
91~99 手ブラの指導
   00 解いたパレオで…

「いいよ、そのままキープ」パシャ パシャ

永遠「///」ギュ

 丁度乳輪が隠せているので、そのまま様々な角度から撮った。アイリは乳首や乳輪が小さいから指先でも隠せるが、永遠はそうも行かない。掌と指全部でやっと隠せるくらいだ。
 とは言え、このまま手ブラだけというのも味気ない。

「片腕で、両方の胸を隠せるかな?」

永遠「腕で…」

「こう、片方を手で押さえて、二の腕でもう片方を…」

 片腕で胸を抱え込むようにしてみせると、永遠は恐る恐る、右手を右の乳房からずらし、左の乳房を握った。右の乳首は、右の前腕でどうにか隠せているはずだ。

永遠「み、見えてませんか///」

「大丈夫、多分。そのまま、空いた手でパレオの結び目を解いて」

永遠「えっと、えっと…」

 あたふたしながらも、左手で腰の結び目を探り、つまむ。

「ゆっくり解いて」

永遠「ん…」ゴソゴソ シュル

「ゆっくり、まだ落ちないように」パシャ パシャ

 結び目が解け、パレオが永遠の腰を滑り始める。

「…ちょっと引っ張り上げて、ゆっくり落とす感じで」

永遠「…」スル…

 ゆっくりと、黒いパレオが永遠の太腿を滑り落ちる。下のボトムスが露わになる過程を、細かくカメラに収めた。



「よし、これで最後だ。アイスを舐めてもらう」

永遠「はぁ…///」ドキドキ

 先程のエア手コキもあって、これから行うシーンの意図を理解しているようで、永遠は赤い顔で深呼吸を繰り返している。

「アイス買ってきた?」

スタッフ「これで良かったですか?」



安価下コンマ
01~10 シャリシャリ君
11~80 ホームラン棒
81~99 クリーミィ
   00

 スタッフが差し出したのは、バニラ味の四角い棒アイス。

「そうそう、こういうやつ。包装剥いて、永遠に渡して」

 フィルム包装を剥ぎ、永遠にアイスを渡す。

「じゃあ、こっちに目線頂戴」

永遠「…」ジッ

「舌先で、ちょっと舐めて」

永遠「…」チロッ

 まっすぐにカメラを見つめながら、舌先でアイスを舐める永遠。

「何かこう…目線に意図が欲しいよね。照れてもいいし、馬鹿にしてる感じでもいい」

永遠「…」ジロッ

 永遠が、睨みつけるように目を細めた。どうやら、今はそういう気分らしい。

「それはそれで…そのままキープ…」パシャ パシャ

永遠「…」ペロッ



安価下コンマ
01~30 胸に垂れてきた
31~70 しゃぶるように
71~90 谷間に突っ込む
91~00 脱いで挟む

ポタ ポタ

永遠「あっ」

「そのまま!」パシャ パシャ

 溶けたアイスが、永遠の胸に垂れてきた。黒いビキニに白い雫が落ち、淫靡なコントラストを形作る。

「空いた手で、胸に触って」パシャ

永遠「…///」スッ

「その顔、おっぱいを見下ろしたまま…」パシャ パシャパシャ



「永遠ちゃん、お疲れ様でした」

永遠「あっ、お疲れ様でした…」

アイリ「お疲れ様~! お疲れ様でした~!」

 私服に着替えて見学していたアイリも、周りに頭を下げた。

編集者「皆さん、今日はありがとうございました。マスターは弊社で回収して、後日完成品を確認していただいて、リリースになります。うちで片付けますんで、FFプロの皆さんは、ここで解散で大丈夫です」

「どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」

 俺は編集者や、スタッフたちに頭を下げた。



 事務所に帰ってきた頃には、日付が変わっていた。

「すっかり遅くなったな…電車はギリギリ動いてるか?」

永遠「うちは、遠くはないので…」

アイリ「うちも、別に…」チラッ

 意味深に、こちらを窺うアイリ。



安価下1~3でコンマ最大
①じゃあ、真っ直ぐ帰るんだぞ

②俺が送るよ

③打ち上げするか!

④その他要記述

「…折角だし、打ち上げでもするか!」

永遠「え、今から…?」

「こんな時間に、女の子一人で歩かせるわけには行かないし、送るにしても家の場所まで知られたくないだろうし…コンビニでつまめるものを買ってくるか、夜通しやってる店でも探して、明るくなるまで時間を潰そう」

アイリ「お泊まり会みたいですね!」

永遠「わ、私、そういうのはしたことないです…」

アイリ「大丈夫、楽しいよ!」

「ちょっと待っててくれ、どこか空いてないか電話してみる」

 俺はスマホを取り出すと、朝までやっている居酒屋を探して電話をかけた。



安価下コンマ
01~50 満席です
51~70 安いチェーン
71~90 奇跡的に個室が
91~00 ラブホ女子会…?



”申し訳ありません、只今満席となっておりまして…”



「…ダメだ、どこも満席だ」

アイリ「でしょうね~…お店飛び込みって、大体開いてませんもん」

「居酒屋に行ったことあるのか?」

アイリ「っ! ば、バイトですよ~…」

永遠「やっぱり、ここで過ごすしかないですね…」

「仮眠室とシャワー室はあるから、交代で使うと良い。俺はコンビニ行ってくるから、何か欲しい物あったらいつでも電話なりSMSで行ってくれ」

アイリ「あっ」

 アイリが、不意に声を上げた。

アイリ「あたしも行きます。永遠ちゃん、先にシャワー浴びてて良いよ」

永遠「良いんですか? じゃあ、お言葉に甘えて…」

「なるべく早く戻るよ」

 俺とアイリは事務所を出て、近くのコンビニに向かった。



安価下コンマ
01~20 アイリ…
21~80 アイリ…?
81~00 アイリ!?



「といっても、2人とも節制してるからな…」ムムム

 おつまみコーナーを前に、俺は考え込む。取り敢えず、お茶とか水と、あとカロリーの高くないものとかを選んで買っていくか…
 ちらりとアイリの方を見ると、彼女はスマホを見ながら、日用品コーナーで下着を見ていた。確かに、下着くらいは替えたいだろう。スマホを見ているのは、永遠にサイズを確認しているのかな?

「まあ、俺もノンアルで…」ガコッ ゴトッ

 ノンアルコールチューハイと、減塩ナッツをカゴに入れる。

「アイリ、何か飲みたいものとか…」

アイリ「…あ」

 呼び止められて、弾かれたように振り向くアイリ。その手に、ノンアルコールではないチューハイ。

「アイリ…」

アイリ「…ごめんなさい」シュン

 アイリは小さくなって、棚にチューハイを戻した。



「ただいまー」ガチャ

アイリ「ただいま~」

 事務所に戻ると、永遠はシャワーを浴びた後で髪をドライヤーで乾かしていた。

永遠「あ、おかえりなさい…」ゴォー

アイリ「うわぁ、その髪だと大変だよね~…」

永遠「もう、慣れてるから…」ゴォー

「アイリも、シャワー浴びてくると良い。俺たちは適当に飲んだり食べたりしてるから」カシュ

 言いながら、俺はノンアルコールチューハイを開けた。

アイリ「あ、あっ、開けちゃうなら、シャワーの前に…」

 アイリは、炭酸水のボトルを開けた。永遠も、烏龍茶のボトルを開けて掲げる。



「「「かんぱ~い!」」」



安価下1~3全部 打ち上げ中の出来事、行動



「今日は、とっても良かったよ!」

永遠「あ、ありがとうございます…///」テレテレ

アイリ「えへへ、頑張っちゃいました~」

「やっぱり、俺が見込んだ通りだったよ。きっと、2人ともこれから売れるよ」

 アルコールも入っていないのに、酔ったような熱で2人を褒めちぎる。2人とも、まんざらでもなさそうだ。

アイリ「そうですかぁ? それなら、友達に騙された甲斐もありますね~」

永遠「え、騙された?」

「ああ、アイリはな…」

永遠「ええっ?! それで、あんなにバッチリ撮影を…」

「…何だ、もう飲み物が無くなるな」スクッ

アイリ「あっ、お買い物ですか?」

「ああ。ちょっと買い足してくる。何か、いるものあるか?」



安価下コンマ 20以上で…

いったんくぎる



「ただいま…」ガチャ

 コンビニで追加の買い出しを終え、事務所に戻ってきた。永遠とアイリは、二人してソファの上でぐったりしている。

「なんだ。流石にもう眠かったか。…おーい、寝るなら仮眠室を…」

「…何だ、この匂い?」

 鼻を突く匂いに、俺は眉をひそめた。テーブルの上のボトルを見て、俺は血の気が引いた。

「あっ! これ、事務所から持って帰り忘れた…」

アイリ「ん…ぁ…おかえりなさ~い…」

永遠「…」グッタリ

「馬鹿! これ、ウォッカ…酒だぞ!? 飲んだのか?」

 事務所設立祝いに、知り合いから貰って事務所に置きっ放しになっていた、ウォッカのボトルが開いていた。幸い、中身は殆ど減っていない。2人とも一口しか飲んでいないようだ。甘い飲み物があったら、割材にしてもっと飲んでしまったかもしれない。

アイリ「どうしても、きになってぇ~…」

「全く…放ったらかしてた俺も悪いけど…とにかく、もう休んでろ。俺が片付けとくから…」カチャカチャ

 蓋を締め、自分の鞄に押し込む。それから、コップや紙皿を片付け始めた。

「はぁ…あと1年待てば、誰も怒らないのに…あっ!」ガシャ

 重ねて運んでいた紙皿の上からコップが崩れ落ち、少し残っていた中身がズボンにかかってしまった。

「ああもう…今日は駄目だな…」

 疲れと眠気で、余計にイライラする。俺は分別もせず纏めてゴミ箱にぶち込むと、ソファに寝そべる2人に声をかけた。

「ちょっと着替えてくる…仮眠室とか、勝手に使っていいからな」

 そう言うと俺は、シャワールームの脱衣所に入った。スーツの替えは無いが、泊まり用に置いておいたスウェットがあったはず…
 棚の上に目当ての着替えを見つけると、俺はスーツのズボンを脱いだ。



安価下コンマ
01~30 翌朝
31~90 ガラッ
91~00 コンコン

 ついでにシャワーも浴びてスウェットに着替えると、2人の姿が無い。もう仮眠室に入ったようだ。
 俺はソファに倒れるように横たわると、次の瞬間には眠りに落ちていた…



 それから数日後。編集者から電話がかかってきた。

”お疲れ様です。アルバムの進捗は順調ですよ”

「ありがとうございます」

”それでなんですけど…リリイベ、やりませんか?”

「リリイベ…」

”馴染みの書店を押さえて、お渡し会をするんですよ。サインがあるなら書いてもらっても良い”

「なるほど…」

”前向きなお返事を待ってますよ!”



 アルバム発売までは、もう少し時間がある。今日は…



安価下1~3でコンマ最大
①営業

②リリイベの計画

③アルバイト

④その他要記述

 俺は、編集者に電話をかけた。

”もしもし?”

「もしもし、お世話になってます。…昨日伺った、リリイベの話を詰めたいなと思いまして」

”! 分かりました。じゃあ、私がそちらに向かいますよ”



 1時間弱経って、編集者が事務所にやってきた。

「どうも、わざわざ来ていただいて」

編集者「いえいえ。それよりもお話した件、お受けいただけるということで?」

「もちろんです。プロモーションの大切さは、この前ので身に沁みましたからね」

編集者「そうですねぇ。…それで早速、場所なんですけど」



安価下コンマ
01~40 ああ、あの小さな個人店
41~70 雑居ビルに入ってる、あそこ?
71~90 駅ビルの、結構有名な店じゃないですか
91~00 ん? ここって確か…

編集者「◯山書店っていう、個人経営のところなんですけどね」

 言いながら彼は、スマートフォンに地図を出して見せた。制作会社の近所にある、小さな書店のようだ。ストリートビューを見る限り、大々的にイベントが開けるような規模ではなさそうだ。

編集者「そこの店長さんががうちの社長と、個人的な知り合いでして。ただ、最近は電子書籍ばっかりで、売れ行きも厳しいんですよ。おまけに地価はあがるしで、家賃もあ危うくて」

「それで、イベントを誘致、みたいな?」

編集者「まあ、そんなところで」

 とは言え、言っちゃ悪いがこんな寂れた店では、少なくとも通りかかった人に興味を持ってもらうのは難しそうだ。事前の宣伝が重要だろう。

編集者「実はもう、SNSで宣伝はしてます。できたら、アイリちゃんたちにメッセージを貰って、動画で上げられたらなお良いんですけどね」

「ええ、検討します」

編集者「それ以外に、何かいい知恵は無いですかねぇ」

 編集者は腕組みした。



安価下1~次の更新まで 何か良い宣伝方法は無いかな?

「動画はいい案だと思いますよ。最近は、短い動画をSNSに上げるのが流行ってますから。折角なら、水着で撮っちゃうとか」

編集者「そうですね。もし2人が良ければ、お渡し会も水着で出来ないかなと。サインが駄目でも、握手会ならできると思うんですよ」

「握手会…いよいよアイドルじみてきたな」

編集者「PR動画では、握手とか特典についても言及して欲しいですね。まだ無名だから、できるだけ会いに行きたいと思わせるような…ほっぺにチューとか」

「そ、それは2人次第ですかね…それより、インフルエンサーのツテはあったりしますか? 数字を持ってる若い子に宣伝してもらえば、より多くの層に届くと思うんですよ」

編集者「うーん、ウチにそういうコネは無いですねぇ…アイリちゃんとかの方が詳しいんじゃないんですか?」

「言われてみれば…とりあえず、こちらはそういったツテが無いか確認してみます。セッティングとかは、そちらにお願いしてもよろしいですか?」

編集者「お任せください!」



「…と、言うわけなんだけど」

”インフルエンサーの知り合いですか?”

 電話口で、アイリが言う。

”ちなみに、永遠ちゃんは?”

「さっき聞いた」

”ふ~ん…”



安価下コンマ
01~60 いない
61~90 趣味で撮ってる人なら
91~99 永遠の知り合いに…
   00 実は…

”そういう知り合いはいないですね”

「やっぱりか…永遠も知らないってさ」

”それより、握手会するんですか? いつ頃ですか?”

「出版の目処が立ってから、詳しい話はするよ。今はまだ、場所だけ決まった段階」

”そうなんですね~。今日は専門学校の課題があるから、明日にでも事務所に行きますね”

「ああ。その時にまた話すよ」

 俺は電話を切った。写真集や、リリイベについて今できることは、もう無さそうだ。



安価下1~3でコンマ最大
①営業

②永遠を呼ぶ

③アルバイト

④その他要記述

 アイリは来れないようなので、永遠を呼ぶことにした。



ガチャ

永遠「失礼します…」

「ああ、お疲れ。大学は大丈夫だったかな?」

永遠「はい。…」

「?」



安価下コンマ 70以上で…

永遠「…ええと、先程のリリースイベントのことですか?」

「あ、ああ。まだ場所しか決まってないんだけど…」

 俺は、リリイベの行われる◯山書店について説明した。

永遠「ああ、あそこ…何回か、行ったことがあります」

「おお、それは心強いな」

永遠「…っ! てことは、あそこの人たちの前で、水着…///」

「…そういうこともある」

 さて、折角来てもらったし、この話だけして帰すのももったいない。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①永遠を連れて営業

②永遠の個人撮影会

③その他要記述



 別フロアの、簡易スタジオに来た。

永遠「ここも、久しぶりな気がします…」キョロキョロ

「まだ、表情の硬さがあるからな。少しでもカメラに慣れておこう」パシャ

永遠「っ! い、いきなり撮られたら、誰でもびっくりします…」



安価下1~3全部 永遠にとってほしいポーズ

 この日の永遠は、白い半袖のブラウスに黒いロングスカートで、日焼け防止に長いグローブを付けていた。
 永遠がグローブを外すと、俺は指示した。

「じゃあ、前みたいに伸びでも」

永遠「はい。…んっ」ググッ

「もうちょっと、背筋を反らして」

永遠「ん…っ!」グーッ

 ブラウスの前がぴんと張って、バストラインが強調される。前や横からそれを収めると、俺は少し冒険してみることにした。

「じゃあ、次。…スカートの裾を持って」

永遠「! …ええと」スッ

 スカートの裾をつまんで、少し持ち上げて見せる永遠。

「もうちょっと、上げて」

永遠「あ、あの。…見え、てしまうと言いますか…///」

「そうだよ。見せて」

永遠「!」



安価下コンマ
01~70 短パン穿いてますけど…
71~99 生パン
   00 …脱いでも?

永遠「あの…一応、ズボンみたいなのは穿いてますけど…」

「良いんだよ。生パン見せる撮影なんて、そうそう無いから。ポーズを撮ることが大事」

永遠「はぁ…では」ピラ

 永遠は長いスカートをたくし上げると、灰色の短パンを露わにした。

「でも、本当にパンツ見せてるつもりで」

永遠「はい…」ジッ

パシャ パシャ パシャ

「恥じらう感じで」

永遠「…///」フイ

「じゃあ、蔑む感じで」

永遠「蔑む…」ジロ

「そうそう。そっちのが上手いね」パシャ

永遠「そ、そうですか…?」



「今度は、あえて顔を見せない感じで…背中を向けて」

永遠「完全に、後ろを向いて良いんですか?」クルッ

「そう。背中で表現するって言うか…」パシャ

 不意打ち気味にシャッターを切っても、うろたえなくなってきた。

「折角だから、脱いでみようか」

永遠「ぬっ…」

「背中だけだよ。下着まで脱がなくてもいいし」

永遠「…はい」



安価下コンマ
01~30 ブラウスだけ
31~80 ブラも
81~99 スカートも
   00 全部

永遠「…」プチ プチ プチ シュル

 永遠はブラウスのボタンを外すと、するりと肩から落とした。

「そのまま」パシャ パシャ

永遠「…」ジッ

 白い背中を、黒いブラジャーの紐が横切る。コントラストが映えて、これはこれで良い。
 心ゆくまで撮ると、俺は言った。

「お疲れ様。今日はこれで終わりだ」

永遠「お疲れ様でした」

 服を着直すと、永遠はスタジオを出ていった。



編集者「写真集のリリース日が決まりました! なので、リリイベの話をしたいと思います」

アイリ「楽しみですね~!」

永遠「…」ソワソワ

編集者「場所はプロデューサーさんからお聞きと思いますが、◯山書店。具体的には…」



安価下コンマ
01~10 事務所スペースに
11~40 本棚をどかして
41~70 レジ横で
71~00 店頭で

編集者「レジ横にテーブルを置いて、そこでやるそうです」

「レジを通した後の商品を直接受け取って、サインとかしてお渡しって感じになると思う」

アイリ「サインかぁ…したことないなぁ」

永遠「私も…」

「もう少しだけ期間があるから、練習しておいてくれ。サインの他にも、ボディタッチは…思い切って、頬にキスくらいはしても」

永遠「!!?」

「む、無理ならいいから…」

編集者「では、これからここのスタジオで、宣伝動画を撮影しますね」

「仮眠室使っていいから、着替えてスタジオに集合してくれ」



安価下1~3でコンマ最大
①ビキニ(色は指定可)

②競泳水着

③スク水

④その他要記述



アイリ「新人モデルの藤代アイリです!」

永遠「同じく新人モデルの、間永遠です」

アイリ「この度、あたしたちの水着写真集を、KA企画さんから出させていただくことになりました!」

永遠「1st写真集、side永遠と」

アイリ「sideアイリ! 今月X日に、◯山書店さんでリリースイベントを行いますので、是非来てね~!」フリフリ

永遠「来て、買ってくださった方には、サインと握手…します」

アイリ「待ってま~す!」



「カット! OKだよ」

アイリ「ふぅ~…こういうガッツリ喋るの、初めてかも」

永遠「き、緊張しました…しかも、競泳水着だし」

アイリ「専門学校の子たちに見られちゃうかな…」

「見てもらったら良い。来てくれるかもしれない」

永遠「!! ちょ、それは、ちょっと…///」

 思い出したように、あたふたする永遠。

「…当日まで、サインの練習はよろしくね。後は…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①営業

②個人撮影(相手を併記 なければ両方)

③アルバイト

④その他要記述



 そうは言っても、1作目の売上がパッとしなかった上、他に仕事のアテも無い今、事務所の経営はピンチだ。設立から早くも倒産の危機に陥っている。
 当座の資金を稼ぐために、俺は撮影のアルバイトに来たのであった。



安価下コンマ
01~20 小企業の集合写真
21~40 中企業のパーティ
41~60 大企業の宣材写真
61~80 中堅プロダクションの宣材写真
81~99 コスプレイヤーの写真集
   00 ちょっと欠員が出て…

ねる

「オーケーオーケー、じゃあその表情で…」パシャ

「お疲れ様でしたー!」



「…ふぅ」

 カメラを仕舞いながら、俺は溜息を吐いた。今日のバイト先は、それなりの歴史のあるプロダクション。今日、俺が宣材写真を撮った新人タレントたちからも、きっと一人二人は有名になる者が出てくるだろう…

カメラマン「…よう」

「! 久しぶり…」

 話しかけてきたのは、かつての同業者。何度か一緒に仕事をしたことがあるが、今はここの専属のようだ。

カメラマン「悪いね、お前に下働きさせて」

「なりふり構ってられないからな」

カメラマン「そうそう…」



安価下
01~20 お前のとこの…
21~60 何やってんだよ
61~90 知り合いの会社が…
91~00 ちょっと、ウチの…

カメラマン「…プロダクション始めたんだったな。どうだ?」

「今度写真集を出すよ。でも、自作のは出せても、案件はさっぱりだな。どっか紹介してくれよ」

 冗談めかして言うと、彼は急に低い声で言った。

カメラマン「お前…それは、こんなところで言うことじゃねえだろ」

「え?」

カメラマン「スーツ着て、宣材写真とか、商品持って、相手方にアポ取って、然るべき部屋で、時間かけてやることだろ。やる気あんのか?」

「は…?」

 突然の剣幕に、俺は面食らった。

カメラマン「給料払う立場だろ? こんなところで一人分の小銭稼いでる場合か? モデルに仕事持ってくるのが、お前の仕事だろ?」

「それは、その前にまず作品を…」

カメラマン「モデルとかグラドルなんて、腐る程いるんだよ。実力で売れる業界じゃないことくらい、分かってるだろ!」

「…」

カメラマン「…写真集、楽しみにしてるぜ」

「…あ、うん・・」



「…」

事務「おはようございます…」ガチャ

「! あ、どうも…」

事務「あら、今日がリリイベだったわよね? 午後からだったと思うけど…」

「あ、ああ…何か、早く来ちゃって…」

事務「今日は、どんな衣装で行かせるの?」

「それは…」



安価下1~3でコンマ最大
①動画で着てた競泳水着

②私服

③宣材写真のワンピース

④その他要記述



「モデルさん入りまーす!」

アイリ「よろしくお願いしま~す!」

永遠「よろしくお願いします…あっ、どうも…」

店員「えーっ、ウチでイベントやる永遠ちゃんって、あなただったの!」

永遠「は、はあ…///」

 既に、レジ横には長テーブルが設けられていて、サインペンも用意してある。店頭には2人の写真集が平積みだ。ついでに、デビュー作の円盤も並べてある。
 今日の二人は私服だ。妙な緊張をせず、自然に客と接することができるだろう。

店長「今日はよろしくお願いします。早速そこに座ってもらって…レジを通したら、商品をお二人に渡します。sideアイリはアイリちゃん、side永遠は永遠ちゃん。両方買ってくれた人と、円盤買ってくれた人には、それぞれに2人分のサインを書いてもらいます」

アイリ「はい!」

永遠「これ…」

 永遠が、ぼそっと呟く。

永遠「…『差』が、嫌でも分かりますね」

アイリ「! べ、別に、気にしなくても良いんじゃないかなぁ…?」

永遠「わわ、私だって、気にしたくはないけど…」

「…列はどうなってるかな?」

 空気が悪くなる前に、俺はわざとらしく声を張り上げた。

店員「あ、見てきますよ」ダッ

「やっ、本当に知りたいわけじゃ…」



安価下コンマ 永遠の反響
安価下2コンマ アイリの反響

現実は非情
ねる

 そして、リリースイベントが始まった。



店員「いらっしゃいませ。sideアイリを1点」ピ

アイリ「ありがと~!」サラサラ スッ



店員「えー、sideアイリを1点」ピ

アイリ「こんにちは~、ありがとうね」サラサラ スッ

永遠「…」



アイリ「買ってくれてありがと~!」ギュ

青年「!」ドキッ

店員「お待ちのお客様…は、sideアイリを2点」

アイリ「えーっ、2冊も!?」



アイリ「どうもありがとう! …」チラ

永遠「…」

店員「…あっ、side永遠が1点」

永遠「! あ、ありがとうございます…」カキカキ スッ

店長「…やあ、頑張ってね」

永遠「あっ、あっ…は、い…」



店長「お疲れ様でした。これでイベントは以上になります」

アイリ「ありがとうございました…」チラッ

永遠「ありがとうございました」

 思った以上の反響があった。寂れた個人書店が、この日は珍しいくらいの賑わいを見せた。山積みの写真集は、完売とまではいかないものの、用意した版の殆どが捌けた。
 ___アイリのものは。

アイリ「…」ソワソワ

永遠「…差、ついちゃったね」ボソッ

 殆ど空になった特設コーナーの、半分は、未だ山積みの写真集に占められていた。全て、永遠のものだ。

アイリ「! や…」

永遠「アイリちゃんは、明るくて、可愛くて…だから、人気になるよ」

「…」

 知名度など無に等しい2人が、平等の宣伝機会を得て、同時にイベントに望んだ。それでここまでの差がついたということは、それだけアイリの方に魅力を感じる人が多かったということだ。
 事実…アイリは、素人上がりとは思えないほど、モデルとして『完成』している。見た目もそうだが、撮影に対して不要な羞恥心を抱かないし、自分をよく見せる術を常に…あるいは、無意識に考え、陰に陽に提案してくる。体型を保つ努力を苦にする様子もないし、少しの垢抜けなささえ、あどけなさという魅力に転換している。天性の才能かも知れない。まず意識改革を目標としている永遠が大きく引き離されるのも、当然のことだろう。

「…事務所に帰ろう」

アイリ「はい。…行こ」

永遠「…」コクン



安価下コンマ
01~10 永遠「帰ります…」
11~30 永遠「これは、これで…」
31~70 永遠「…っ」
71~90 「えっ、マジで?」
91~00 「あーっ、待って!」



永遠「…これは、これで」

 帰りの車の中で、永遠が不意に呟いた。

永遠「良かったかな、って」

アイリ「何言ってるの…?」

永遠「現実が、分かったというか…やっぱり、私にモデルは無理だったって」

アイリ「諦めるのが早いよ! そんなの、まだ分からないじゃん」

永遠「デビューからすぐ、これだけ差があったら…もう、無理」

「…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?

結論早くない…?

くぎる

「…諦めるのは、まだ早いぞ」

アイリ「! そうですよね! まだ、チャンスはありますよね!」

永遠「そんなこと…」

「思い切れば…需要は、必ずあるから」

アイリ「そ…そう…だよ?」

永遠「…」



 そう。心持ちに関わらず…或いは、性格や、容姿のディティールに関わらず…『女』というだけで…『女の体』というだけで…一定の需要はある。永遠に足りなくて、アイリに足りているもの…それは、『見られる覚悟』だ。もしかしたら、単に羞恥心が薄いだけかも知れないが、それは良い。あれくらいとまでは言わないが…永遠にも、曝け出す勇気を持ってもらうために…



 ___永遠を、脱がせよう。



事務「写真集、初動は中々良さそうね」

 出勤すると、先に来ていた事務員が声をかけてきた。

「ええ、リリイベも好評でしたよ」

事務「そうみたいね。…」チラ

 売上を見た事務員が、一瞬顔を曇らせる。

事務「…アイリちゃんはね」

「そうですね。…」

事務「永遠ちゃんは? 最近どう?」

「まあ…」



安価下コンマ アイリの現況
01~20 雑誌モデルをちょこちょこ
21~50 MVにチョイ役で
51~80 雑誌に特集が
81~00 ガールズコレクションに招待

安価下2コンマ 永遠の現況
01~40 大学に専念
41~70 営業はしてるけど…
71~99 雑誌グラビアに何枚か
   00 実は…

「アイリは、凄いですよ。この前、ファッション雑誌に特集が組まれました。”モデル界に現れた、期待の新星!””愛らしい笑顔と魅惑のボディ””現役調理師専門学校生で、お菓子作りが得意!” …」

事務「永遠ちゃんは?」

「…営業は、頑張ってます」

ガチャ

永遠「…失礼します」

「! 永遠、おはよう」

事務「おはよう…」

永遠「あの…何のご用ですか」

 仕事を持ってきたとは、微塵も思ってないような口ぶりで、永遠が尋ねた。

「ああ、実はな…」



安価下1~3でコンマ最大
①またビデオを撮らないか

②ちょっと、下で撮影しないか

③単刀直入に言う、脱げ

④その他要記述

ねる



 俺は永遠を、応接用に用意した部屋に連れてきた。流石に、事務員のいるところで話せる内容ではなかった。

永遠「…それで、お話は何ですか?」

「今後の仕事の話についてだが…」

永遠「…」

 期待感の欠片もない眼差し。出会った頃の彼女の、前髪に隠れた目は、今よりも輝いていたはず…

「幅を広げてみようと思う」

永遠「…」

「つまり…もう、単刀直入に言うけど…脱いでくれ」



安価下コンマ
01~40 そこまでして…
41~80 …
81~99 そこまですれば…
   00 それなら…

永遠「…」

「…」

 沈黙。永遠は俯いて、膝の上で拳を握り締めている。
 やがて…ぽつりと、一言。

永遠「…そこまですれば」

「…」

永遠「…脱げば…私は、売れますか」

「分からない」

 俺は即答した。

「だけど、今のままで売れる可能性は、殆ど無い。アイリのバーターとしてすら声がかからない現状が、そのまま答えだ」

永遠「…はい」コクン

「もう少し粘りたいなら、そうする。ただ、厭らしい話だけど…『19歳の』乳首と『20歳の』乳首じゃ、反響が全然違うんだ」

永遠「あの…もう、いいから」

「来年には、脱いでも誰も見向きもしないかもしれない。何より」

永遠「もう、分かりました…もう分かったから!」

「今の永遠が、一番若くて、一番綺麗なんだ…!」

永遠「…分かりました」

 永遠が、真っ直ぐに俺の目を見た。その目を見た時、俺は確信した。

永遠「それで、モデルとして売れるなら…変われるなら」

 永遠は、サナギだ。分厚い殻に覆われた、幼虫だ。だが



永遠「…脱ぎます」



 ___その心は、まだ折れていない。



 幸い、ヌードへの方向転換を、永遠は受け入れてくれた。アイリが売れてきたことだし、この勢いを絶やさないようにしたいものだ。



安価下1~3でコンマ最大
①営業

②永遠の写真集を企画

③永遠の個人ビデオを企画

④その他要記述

 そうと決まれば、まずはビデオ撮影だ。永遠を先程の部屋に呼んで、企画を話した。

永遠「あの…ちなみに、どこまで『出す』んです…?」

「想定としては、ヌードイメージぐらい…乳首やアナル、大陰唇くらいは出るが、小陰唇や膣、クリトリスは出ない…ギリギリモザイク処理が要らない程度の露出ってところだな」

永遠「は、はぁ…///」

「逆に言うと、鼠径部や大陰唇はかなりギリギリまで出すから、アンダーヘアはしっかり処理してきてほしい。…いや、事務所の経費で落とすから、医療脱毛しておいてくれ」

永遠「わ、分かりました…」

「場所はこれから押さえるけど、候補としては…」



安価下1~3でコンマ最大
①この前のスタジオ

②この前のプール付きスタジオ

③ビーチ付きスタジオ

④ラブホテルの一室

⑤その他要記述

永遠「”リゾートヴィラ・カシオペア”…? …えっ、休憩3時間6000円って、つまり」

「そう、所謂ラブホテルだ」

永遠「で、でも、モザイクが要るようなことはしないって…」

「まあ聞いてくれ。ここの最上階はスイートになっててね。広いリビングルームにバスルーム、大きいベッドもあって、撮影もできるんだ。おまけに、スタジオを1件借りるよりも安い」

永遠「…」ジロッ

 疑わしげな目で、こっちを見る永遠。

「本当だ。これまでも、何回か使ったことがある。不安なのは分かるけど…当日は、いつもみたいに他のスタッフも入ることだし」

永遠「…はぁ」

「…設備について話すぞ。撮影に使えるのは、ざっくり『リビング』『ベッドルーム』『バスルーム』『テラス』の4箇所。荷物置きとかトイレもあるけど、その辺はまあ置いといて。そこで、どんなシチュエーションで撮るかを考えていくぞ」



安価下1~5 撮影のシチュエーションをできるだけ詳しく 場所と衣装は必須

永遠は乳輪大きいけど陥没じゃないです

あと脱がせるにしても1個ぐらい普通に服着てスタートするシチュエーションないですか
1個だけ追加で安価下



永遠「…あの、本当に、私個人の作品なんですよね?」

「そうだけど」

永遠「でも、こんな…もう、ただのアダルトビデオじゃ…」

「あくまでフリだよ。男優は使わないし、局部も映さない。アングルで『そういう』風に見せるってだけで」

永遠「…」

 俯いて、黙り込む永遠。

「今後、ずっとそういう路線で行くわけじゃない。名前が売れたら、脱がなくても売れるようになるかもしれない」

永遠「でも…いえ、良いです、分かりました」

「張り切っていこう。何事も、全力でやらなきゃ実にならない」



アイリ「おはようございま~す!」ガチャ

「ああ、おはよう。今日は撮影?」

アイリ「いえ、今日は特に予定は無いんですけど…」

 アイリは辺りを見回し…小声で尋ねてきた。

アイリ「…永遠ちゃんを、AVに出すって、本当ですか?」

「AVには出さないよ。…露出は増やすけど」

アイリ「そんなの、あんまり変わらないですよ! …もうちょっと、何とかならないんですか? 永遠ちゃんが事務所にいられるよう、あたし、お仕事いっぱい頑張りますから」

「これは、永遠の問題だ。永遠自身が売れなきゃ意味がない。本人が一番分かってることだよ」

アイリ「でも…」

「もう、場所は押さえた。スタッフの手はずも整えてる最中だ。アイリは、自分のことを精一杯やって欲しい」



安価下1~3でコンマ最大
①アイリを連れて営業

②一人で営業

③アイリと個人撮影

④その他要記述

「…じゃあ、俺は営業に出てくるよ。マネージャーとは連絡取っておくんだぞ」

アイリ「はい…」



 鞄に2人の写真集と宣材写真を詰め、俺は事務所を出た。何社かはアポイントを取っているが、何箇所か飛び入りしても良いだろう。なりふり構っている暇は無い…



安価下コンマ
01~10 成果なし
11~40 アイリを週刊誌に
41~60 アイリをCMに
61~80 アイリを番組に?
81~99 永遠にちょっと興味が
   00 永遠に会ってみたい



広報部長「モデル、ねえ」

「はい。2人とも新進気鋭のモデルで、どちらも現役の女学生でして…特に、藤村アイリにつきましては、ありがたいことに雑誌などでもいくつか取り上げていただいておりまして…」

広報部長「ああ、ウチの部下も気になってるみたいだよ。この藤村アイリは…」ペラ

 応接室で、2人の宣材写真を見比べながら…広報部長は、ぼそっと言った。

広報部長「…私は、間永遠の方が好みだけどな」

「!! 間永遠も、今まさに売出し中で…スケジュールも、いくらでもご要望にお応えできます。是非、御社に…」

広報部長「まあ、待て、待て。私の一存で決められるものじゃないから…そうだな…」



安価下コンマ
01~40 社長にアポを取るから、それまでは
41~70 社長にアポを取るよ
71~90 今度、撮影の時に…
91~99 とりあえず呼んでくれ
   00 ↑+今夜…

広報部長「…実際に会ってみないことにはね? スケジュールはどうなってる?」

「再来週、郊外でイメージビデオの撮影がありますけど、ご希望があればいつでも」

広報部長「じゃあ、その撮影を見させてもらおうかな。できたら社長も連れてくるから」

「!?」

 ビデオ撮影を、顧客になるかもしれない企業の代表が見学に来る。それは大きなチャンスだ。ただ、撮影の内容が問題だ…

「あ、あの…一つ、お伝えしないといけないことが」

 こういうのは、隠し立てして後でバレるのが一番まずい。

「間は今、様々な路線を模索しているところでして…その一環といいますか、今度の撮影は、その…」

広報部長「…エロいやつ?」

「はあ、まあ…男優との絡みがあるわけでは無いのですが」



安価下コンマ
01~30 何とか全年齢向けに…
31~50 社長がいる間だけでも…
51~80 過激さはちょっとだけ抑えてもろて…
81~95 別にいいよ
96~00 撮ったやつの…

広報部長「うーん…今まで使ってきたタレントにも、そういう仕事をしてたのはいるから、別にそれが理由で切られることは無いと思うけど」

「ありがとうございます…」ホッ

広報部長「ただ、あんまり過激だとねぇ? 一応、ウチも風営法には気をつけてるし…別に関係ないけど」

広報部長「あんまり露骨なのは避けてもらえると、今後もやりやすいかな。モロに玩具とか、疑似セックスとか」

「分かりました、善処します。では、詳しい日付ですが…」



「…もしもし、永遠?」

”はい…何でしょうか?”

「取り急ぎ、聞いてくれ。…ネットカフェUCって、聞いたことあるか?」

”ええと…事務所近くのビルに入ってるところでしたっけ”

「そうそう。そこの広報部長さんが、君に興味を持ってくださってね」

”…えっ?”

 スマートフォンの向こうで、永遠が絶句する。

「今度の撮影を、社長さんと一緒に見学しに来られるそうだ」

”えっ…えっ!? …あっ、でも、今度の撮影って”

「そう、それだ。ちょっと作戦会議をしたいから、今週中か来週始めにでも、事務所に来てくれ」

”わ…わ、分かりました”

「頼むよ。じゃ」ピ

 電話を切って考える。疑似セックス、性的な玩具が先方からNGされた以上、それらを省いて撮るしかない。この前出したシチュエーションは、残念ながらほぼ全てボツだろう。永遠にとって、心理的なハードルは幾分下がるかも知れないが…今度は、撮影関係者以外に見られるという別のハードルが出てきた。何とか適応してもらいたいものだが…



永遠「失礼します…」ガチャ

「ああ、よく来てくれた。ちょっとこっちに」

 永遠を、例の個室に連れて行くと、俺はすぐに切り出した。

「概要は、この前電話で話した通りだ。ネットカフェUCは、都内に何店舗か展開してるネカフェで、ウチの事務所の近くにもある。比較的新しいチェーンで、タレントを使った宣伝に積極的なんだ」

永遠「そうなんですか…」

「そこの、3代目のイメージキャラクターにどうか、という話だった」

永遠「! で、そ、それを判断しに、今度の撮影に…」

「そう。もちろん、次の作品が成人向けになることは話した。そうしたら、露出自体は構わないけど、あまり過激な表現は避けてほしいという要望だった」

永遠「過激な表現、と言いますと…その、せ、セックスみたいな…///」

「そうそう。疑似セックスとか、大人の玩具とかは、明確にNGだって。だからまあ、この前挙げたやつは全部ボツ。また一から考え直しだな」

永遠「そう…ですね」

 ほっとしたような、拍子抜けしたような、微妙な顔で頷いた。

「…伝えることは以上だ。撮影自体は予定通りやるから、集合時間は一緒だ。じゃあ、この後は…」



安価下1~3でコンマ最大
①シチュエーションを考え直す

②永遠と個人撮影

③アイリの様子を見に行く

④その他、要記述



 また、事務所の簡易スタジオに来た。

「本格的に脱ぐのは、初めてだよね。当日うろたえなくて良いように、予行練習しとこう」

永遠「はい…」

「心配するな、アイリはとっくにやってることだから」



安価下1~3全部 永遠に取ってほしいポーズ

ねます



永遠「…ぬ、脱ぎました…けど///」

 スタジオの隅に立てた衝立の向こうで、服を全て脱いだ永遠が、ガウンを羽織って恐る恐る出てきた。そっとカメラの前に立った永遠に、俺は言った。

「まずは、そのままで良いよ。その場に座って」

永遠「はあ」スト

 白いシーツの上に腰を下ろす。

「お尻を付けて、女の子座りで」

永遠「」スッ

 お尻を付け、両膝を揃え、両脚を左右に。庇うように胸の前で腕を組んでいるが、俺は気にせずシャッターを切った。

「…」パシャ パシャ

永遠「…」ドキドキ

「表情が硬いよ。笑顔」

永遠「…に」

パシャ

「じゃあ…ガウンを脱いで」

永遠「! …は、は、はい…」プルプル

 永遠は、震える手でガウンの襟元を掴み…そっと、左右に広げた。

永遠「っ…///」プルンッ…

 アイリよりも大きい、2つの膨らみが露わになった。この前ちらりと見えたが、薄ピンク色の乳輪がとても大きい。反対に、乳首は細く、長めに見える。好き嫌いが分かれそうなバストトップだ…

「じゃあ、そのまま両手で、胸を覆ってみて」

永遠「はい…///」ムニュ

「ちょっと、背中を反らし気味に…流し目で」

永遠「…///」ググッ

「ちょっと、横髪を失礼…」サラッ

 横髪を耳にかけ、顔を露わにすると、俺はシャッターを切った。

パシャ パシャ パシャ

「…両手を、押し付けないで…おっぱいの形を変えないようにって、できる?」

永遠「え、えっと、ええっと…」

「こういうふうに」グイ

永遠「っ!」ビクッ

 俺は永遠の手首を掴むと、少し乳房から離した。全力で押し潰されていた乳房が、丸みを取り戻すくらいまで離すと、俺は再びカメラを構えた。

「そのくらいの距離で。あくまで、掌でおっぱいを持ち上げて、先っぽを隠すくらいで」

永遠「…///」

パシャパシャ パシャ

「じゃあ、さっきの流し目…クールに」

永遠「…」フイ

パシャ パシャ

「うん…じゃあ、今度はそこのシーツを使って…」ファサ

 俺は、永遠の腰回りにシーツを広げた。代わりに、まだ半脱ぎになっていたガウンを取り去った。

永遠「あ、あっ…///」

「今度は、全身が映るアングルで撮るぞ。上は手ブラのままで良いから、両脚を立てて、体育座りで」

永遠「ん、しょ」モゾ

 両膝を揃えて立て、体育座りに移行する永遠。少し角度をずらすと、むっちりとした白い太腿の間に、ヘアを剃ったクレバスが覗き見える。

「…ちょっと脚を広げて、脛を交差させることってできる? こう…」

 俺は永遠の向かいに腰を下ろすと、あぐらの状態から両膝を持ち上げるような姿勢になった。

永遠「え、えと…」モゾモゾ

 恐る恐る、永遠が両脚を交差させる。ちょうど、交差したところでデルタゾーンを隠れる位置から、俺はシャッターを切った。

「そのまま、動かないで…」パシャ

永遠「あう…///」

「大丈夫、ここからは見えてない」パシャ

永遠「…」

「バストトップは出していくけど、デルタゾーンはこういう風に、ポーズとアングルで隠していくから。少しでも映ったら、その部分はカット。モザイクは使わないからね」

永遠「は、はあ…///」



安価下コンマ
01~10 解散
11~50 もう少し…
51~90 今のうちに…
91~00 …

「じゃあ、今日はこの辺に」

永遠「…ぷ、プロデューサー…さん?」

「どうしたの?」

永遠「あ、あの…とと、当日は…も、もっと、人、いますよね…?」

「まあ、そうだね。スタッフさんもだし、UCの社長さんたちもいらっしゃる」

永遠「だったら…い、今のうちに、も、も、もっと…///」

 永遠が、震えながら立ち上がった。その手には、ガウンも、シーツも無い、全くの全裸だ。

「…無理はしないで」

永遠「でもあ、アイリちゃんは…ぬ、脱がないでいい仕事でも、撮影では脱いで、見せてたから…脱いで見せる、私は…ももも、もっと、み、見せれなきゃ…」

「…それは、そうだね」

永遠「…今なら、な、何でもやりますから…何でもめっ、命令…して…///」



安価下1~3全部 永遠に取ってほしいポーズ 過激なやつ

「…言ったな?」

永遠「っ!」ビクッ

「何でもやるんだな?」

永遠「…な、何でも…はい」

「じゃあ…まずは、立ったまま脚を広げてみようか」

永遠「…///」スッ

 全裸の永遠が、そっと脚を肩幅に開く。

「もっと」

永遠「っ、は、はいっ…///」ガバッ

 俺は永遠の目の前でしゃがみ込むと、殆ど彼女の足の間に寝そべるようにして、股の間にカメラを向けた。

永遠「あっ…はぁっ、ああ…っ」

 女性器越しに見上げるように、永遠の身体を写す。

「…」パシャ パシャ

永遠「…」プルプル

「…広げろ」

永遠「ひろっ、げっ」

「マンコだよ。両手で、目一杯広げて見せろ」

永遠「あっ、あぅっ、ほ、ん、とに…?」プルプル

「最初から乳首見せる気概があったから、アイリは乳首無しでも売れたんだよ。乳首有りで売れるつもりなら、お前はマンコまで出せなきゃ駄目だ」

永遠「っ…うぅ…っ…」クパァ

 震える指で、永遠が陰唇を左右に開いた。やや色の濃い小陰唇に、膣穴が奥まで開くと、俺はシャッターを切った。

「…処女膜があるな」パシャ

永遠「…」プルプル

「クリトリス、触ったことはあるか?」

永遠「……」コク

「皮剥いて、見せてみろ」

永遠「…はぁっ…」プルプル サワ…

永遠「…んっ」ミリ…

 包皮を上に引っ張り、やや肥大したクリトリスが顔を出した。装着しているレンズに対して近接しすぎて、全くピントが合っていないのだが、俺はわざと黙ってシャッターを切った。

「…オシッコの穴もよく見えるぞ。触ってみろ」パシャ パシャパシャ

永遠「はぁ、ん…うぅ…ひっ…」サワ サワ…

 涙を浮かべながら、永遠は手探りで膣の周りや、尿道を撫で回す。

 俺は、永遠の脚の間から出た。

「まだ、脚は閉じるな。逆に、膝を曲げて、もっと広げるんだ」

永遠「…」ガバァ プルプル

 膝を垂直に曲げ、下品極まりないガニ股姿勢で、永遠が固まる。

「…自分の乳首、自分で舐めれるんじゃないか? やってみろ」

永遠「…」ムギュ

永遠「あ…むっ」

 永遠は、片方の乳房を持ち上げると、大振りな乳首を口に含んだ。

「おお、本当にできるんだな。…じゃあ、両乳首咥えろ」

永遠「っ…はぁ、ぁむっ…んっ…っ」チュゥ

「乳首離すなよ? そのまま、両手でマンコ広げろ。陰唇じゃなくて、鼠径部から引っ張る感じで」

永遠「んん…んんん…っ」グイッ

 太腿の付け根に両手を当て、左右に引っ張ると、先程よりはゆるく陰裂が開いた。

「…」パシャ パシャ パシャ

永遠「…」プルプル

「…そのまま、オナニーしろ」

永遠「っは!? …お、おな、お…」

 思わず、咥えていた乳首を離した。

「やってないとは言わせないからな? いつもやってるように」

永遠「…」プルプル サワッ

 躊躇いがちに、永遠が股間に手を伸ばした。再び皮の被ったクリトリスを、指先で擦る。膣口にも指を這わせ、中に入れない程度に擦ったり、揉んだりする。

永遠「ん…はっ、はっ…ん…っ」プルプル

「…」パシャ パシャ



安価下コンマ
01~50 泣き出した
51~60 没頭しだした
61~00 もう…



永遠「はぁ…んっ、はぁっ♡」クチッ クチュッ

 クリトリスを指で潰し、指先を処女膜の向こうに突っ込んで掻き回す。

永遠「はぁ、はぁ、んぁ♡ はぁんっ♡」クチュクチュクチュ クニッ

永遠「はっ、はっ、はっ、はっ…♡♡♡」コシコシコシ ツニィッ

永遠「…んっっっ♡♡♡」ギュゥッ

 太腿に両手をきつく挟み込み、仰け反りながら…永遠は、イった。

「…」パシャ パシャ

 俺は、上気した身体や、固くなった乳首や、愛液に濡れたシーツを、黙ってカメラに収めた。



アイリ「じゃあ、永遠ちゃんにもお仕事が来そうなんですね!」

「ああ、まだ決まりじゃないけどね」

 事務所に来たアイリは、嬉しそうに言った。

「調べたら、先方はこれまで2人のタレントを宣伝に起用してて、大体1年で交代してた」

アイリ「え、じゃあ、1年しかお仕事できないってこと?」

「1年『も』仕事させてくれる、だぞ。アイリはまだ、単発の仕事しかやったことないだろ?」

アイリ「あ、そ、そう言えば…」

「頑張らなきゃいけないのは、お互い様ってことだな。さてと…」



安価下1~3でコンマ最大
①アイリを連れて営業

②一人で営業

③アイリと個人撮影

④永遠のビデオのシチュエーションを考え直す

⑤その他要記述



「久しぶりに、俺もアイリを撮りたくなってな」

アイリ「そうですか~?」

 この前は永遠と来たスタジオに、今度はアイリと来た。
 いくつかの仕事をこなして、アイリはより魅力に磨きがかかったようだ。それが喜ばしくも有り、俺の手から離れて成長するのが、悔しくもある…



安価下1~3全部 アイリに取ってほしいポーズ



「頑張れ、もうちょっと!」

アイリ「ふんぎぎぎ…」プルプル

 片足立ちで、もう片方の足首を掴んで上へ持ち上げようとするアイリ。目標はY字バランスだが、いいとこ”ト”字が精一杯だ。

アイリ「あーっ」ヨロッ

「!」サッ

 バランスを崩した彼女を、慌てて支えると、そのまま床に腰を下ろした。

「じゃあ、そのまま柔軟…両脚を広げて、前屈だ。この前みたいに」

アイリ「ん、しょっ」ググッ

アイリ「ん゛ん゛~~~!!」グググ…

「頑張れ頑張れ」パシャ パシャ

アイリ「っはあっ! 無理~!」グデッ

 諦めて、床に仰向けになったアイリ。

「服がシワになるぞ」

アイリ「いいもん、どうせ自分でアイロンかけるし…」

 今日のアイリは、ゆったりした生地のロングパンツに、白いキャミソールの上から長袖の薄いパーカーを羽織っていた。パーカーは脱いで、隅に畳んでおいてある。

「…そのまま」パシャ

アイリ「ん…」

 仰向けで、ぼんやりとカメラに目線を向けるアイリ。

「そのまま…キャミソール、たくし上げてみようか」

アイリ「ん…ん♡」スッ

 アイリはキャミソールの裾を両手でつまむと、ゆっくりと胸元まで上げた。ブラジャーの下端が見えたところで、ストップをかける。

「そこで良い」パシャ

アイリ「ブラ、外しますか…♡」

「そうだな…キャミと一緒に、ちょっとだけ上にずらして」

アイリ「んしょ…」ググッ 

「そうそう、そこそこ」パシャ パシャ

 くびれた腰に、へそのラインと、丸く膨らんだバストの下縁を、一緒のアングルに収めた。



安価下コンマ
01~20 あっ、用事用事
21~40 お疲れ様でした
41~50 もうちょっと…
51~90 あたしも…
91~00 いい加減に…

ねる

「よし、この辺で…」

アイリ「…プロデューサー?」

「どうした?」

アイリ「永遠ちゃんは…脱ぐのは、やっぱり撮るんですか?」

「まあ、撮るのは撮る。先方の要望で、だいぶマイルドにはなるけど…」

アイリ「ふーん…」

 アイリは呟きながら…

アイリ「…♡」グイッ プルンッ

 キャミソールを、ブラごと上にずり上げた。たちまち、彼女のバストと小さな乳首が露わになる。

「アイリ…?」

アイリ「もうちょっと、撮ってくださいよ。置いてけぼりみたいで、嫌ですから」



安価下1~3全部 アイリに取ってほしいポーズ 過激なやつ

顔を真っ赤にしながらぷっしゅうううと空気が抜けたようにへたり込んでしまう凪。

一心「だ、大丈夫か、凪姉ちゃん」

凪「ああうん、大丈夫だ。ちょっと腰を下ろしたくなっただけだから」

凪(で、でもまあ…やっぱりお世辞だろうなぁ。小泉クリスと私じゃ全然タイプが違うしな)

凪「はは、一心くんにそこまで高く評価してもらえるとは思わなかったかな。これでほんのちょっとでも肉付きが良ければ完璧だったか?」

凪がそう言うと、一心は何故かキョトンとした表情を浮かべる。

一心「いや… 凪姉ちゃんはそのスタイルで充分綺麗な人だよ」

凪「へっ… そ、そう?」

凪(…あれ?)

凪はふと一心の言動に違和感を覚えた。

凪(いや、これは…私の方が何か勘違いをしている…のか?)

凪は先程の一心の自分への評価を思い起こす。



ー綺麗だ。

ー華奢でお人形のよう。

ー儚い雰囲気で守ってあげたい。



それでいて話が肉付きに及ぶと、

いや、凪はそのスタイルで充分に綺麗だと言う。



つまり彼は、肉付きには興味がない…

いや更に言えば、これは。


凪「え、えっと、一心くん。変なことを聞くみたいだけど」

一心「な、なんだ?」

意を決して、凪は聞いてみる。




凪「一心くんは…おっぱいの大きい女性を見てどう思う?」



うおおおしまった誤爆しました!!!

お邪魔しましたすいません!!!



アイリ「シャワーの時以来、かな?」

「そのくらいかな」

 一糸まとわぬ姿で、カメラの前に立つアイリ。乳首の形も、デルタゾーンのパイパン感も、やはりアイリの方が格段に上だ。ヌードに賭けるしかなかった永遠と違って、アイリはヌードなら更に売れるだろう。
 ただし、今のところは俺だけのものだ。

「その場に座ってみてよ。ヤンキー座りみたいに」

アイリ「んしょ…」スト

 アイリが、シーツの上にしゃがみ込む。そのまま、言われるまでもなく脚を広げた。

アイリ「ん…♡」カパ

「そのまま…」パシャ パシャ

 もともと体毛が薄いようで、ヘアを剃ると天然のパイパンに見える。白く滑らかな大陰唇がうっすら開いて、クリトリスの皮が少しだけ覗いた。

「カメラに向かって、ピース」

アイリ「ん♡」ピースピース

 両手でピースサイン。おっぱいも、おまんこも丸出しで、下品極まりないポーズだ。週刊誌にでも抜かれたら、きっと事務所ごと破滅するだろう。

「良いよ、思い切って。どうせ売らないし、どこにも出さないし」

アイリ「じゃあ、何に使うんですか? …プロデューサーが、一人で見るの?」

「っ、その予定も、今のところは無いかな…」パシャ

「…膝立ちになって、横から撮ってみよう」

アイリ「は~い」

 アイリが膝立ちになり、カメラに身体の側面を向けた。バスト、ウエスト、ヒップの高低差が、そのままシルエットになって鮮やかに映る。

「顔だけこっち向いて…」パシャ

アイリ「…」

「ちょっと伏し目がちに…そうそう」パシャ

 あられもないヌードだが、こうするとエレガントにも見える。
 最後は、思い切りエロに振ろう。俺は、棒を…棒…

アイリ「…プロデューサー?」

「あー…ちょっと、小道具を」



安価下1~3でコンマ最大
①机のボールペン

②モップの柄

③冷凍庫にあったアイス

④その他要記述



 数分後。俺は事務所の冷凍庫から、細長いビニールに充填された二つ折りにする氷菓子…所謂”チューチューアイス”を見つけて持ってきた。

アイリ「あっ、これ事務員さんが買ってきてくれたんですよ。最近暑いからって」

「1本だけ、使わしてもらおう。…じゃあ、おっぱいでこれを挟んでみてよ」

アイリ「え~…んしょ、冷たっ!」プルッ

 豊満なバストで、棒状のアイスを挟み込む。谷間から覗いたアイスの先端に、アイリは舌先を伸ばした。

「うーん、分かってるねえ」パシャ

アイリ「らって、裸で、棒アイスって言ったら、これさせるって分かりますよ…」

「アイスは舐めなくていいから、舌舐めずりって感じで…」

アイリ「ん…♡」ペロ

「そうそう、そのまま…」パシャ パシャパシャ



 いよいよ、永遠のビデオ撮影当日だ。結局、最初の案がボツになってから、何も考えていない。完全に出たとこ勝負になりそうだ…

永遠「今日は、よろしくお願いします…」

「ああ。例の社長さんと広報部長さんも来られるから、粗相の無いようにな」

永遠「はい…」



安価下コンマ
01    え、来ない?
02~15 社長は都合がつかず…
16~40 レンタル衣装が無いって…
41~60 特に何も起こらない
61~80 コスプレ自由に使っていいって
71~90 見学者が増える?
91~00 え、取材?



「…貸衣装は?」

アシスタント「え? プロデューサーが頼んだんじゃないんですか? 今までそうだったでしょ」

「…」

 思い返して…背筋が凍った。そうだ、先に考えていたシチュエーションが没になった時に、衣装も一度キャンセルしたのだ。結局シチュエーションを考え直すことは無く、衣装の注文もしていない…

アシスタント「…ド◯キかどっかで買ってきますか?」

照明「あ、ここラブホだし、コスプレとか貸し出してないですかね?」



安価下
①ド◯キ行って買ってこい

②ラブホで借りれないかな

③私服、下着、バスローブ、裸で通すか

途中送信

安価下
①ド◯キ行って買ってこい

②ラブホで借りれないかな

③私服、下着、バスローブ、裸で通すか

④その他要記述

ねる

「今からド◯キに行く時間は無い…フロント行って、衣装借りれないか聞いてきてくれ」

アシスタント「分かりました!」ダッ



安価下コンマ
01    今日は全部捌けてて…
02~10 透け透けランジェリーなら…
11~30 ↑+ベビードールなら
31~60 ↑+セーラー服あるよ
61~90 ↑+メイド服もあるよ
91~00 スイートに一式あるよ



 アシスタントはすぐに戻ってきた。

「どうだった?」

アシスタント「えっと、脱衣所横の鍵の付いたロッカーに…」ガチャ

「…! 色々あるな。下着類もあるのか」

アシスタント「スイートには、サービスで最初から付いてるそうです。自由に使っていいって」

「でかした! これで乗り切れる」

永遠「あの…大丈夫でしたか?」

「! ああ、これで大丈夫…じゃあ、撮り始めようか」



安価下1~3でコンマ最大
①まずはインタビュー

②私服(風衣装)から脱ぎ始める

③セーラー服から脱ぎ始める

④その他要記述



永遠「よろしくお願いします…」

 コスプレ用のセーラー服に着替えた永遠が、カメラの前に立った。フリーサイズの衣装が、永遠のバストでぱつぱつに引き伸ばされている。

「基本的に、完成品は音は消してBGMを流してる。普通に指示とか出すけど、顔は反応しないようにして」

永遠「分かりました」

「じゃあ行こう。まずは着衣で…」



安価下1~3 永遠に取ってほしいポーズ 脱がずに



「とりあえず、まっすぐ立ったまま」パシャ

永遠「…」ジッ

「」パシャ パシャ

「…ちょっとは動いていいよ」パシャ

永遠「はっ…」ムグ

 返事しかけて、慌てて口をつぐむ永遠。それから、そわそわと両足を動かしてみた。

永遠「…」ソワソワ

「髪とか触ってみて」

永遠「…」サラッ

「」パシャ パシャ

「…ちょっと、スカートつまんでみようか」

永遠「…」ソッ

「ちょっと持ち上げて」パシャ

永遠「…///」ソロリ ソロリ

「ここでウインク」パシャ

永遠「…☆」キャピ

「しながら、スカートを上にひゅって」

永遠「…」フワッ

 永遠が、つまんだスカートの裾を上に投げる。一瞬だけ露わになった、スカートの下は、同じくレンタルコスプレ衣装にあった白い水着だ。

「…ここで区切ろう」

永遠「ふぅ…」

「緊張は解けてきた?」

永遠「そうですね…今回も、知った方が殆どですし…」

写真じゃなくてビデオだった。



「ここは…絨毯か。掃除はされてるよね?」

永遠「ん…ちょっとタバコの臭いはするかも」スンスン

「ここに、仰向けになれる?」

永遠「…」モソ

 分厚い絨毯の上に、永遠が仰向けに横たわった。長い髪を広げるように整えると、俺は言った。

「襟をちょっと開けて。スカーフを緩めて」

永遠「…」プチ シュル…

「もうちょっと、胸元広げて…」

永遠「…」クイ

 ちらりと覗く谷間を、カメラに収める。それに、わざわざ広げなくてもずっしり重い永遠のバストが左右に流れて、はち切れんばかりにセーラー服を引っ張っている。
 ここで取り出したのは、小さな水鉄砲。バスルームに転がっていたものに水を詰め、永遠の胸元に向けて放った。

「」ピュー

永遠「!?」ビクッ

 突然の水攻めに、竦み上がる永遠。
 構わず水を浴びせると、下の白いビキニトップスが透けてくる。

永遠「…///」

 顔を赤くしながら、カメラを見つめる永遠。オレはその表情にズームした。
 さあ、脱がせよう。



安価下1~3でコンマ最大 ※性器は映せない
①横になったまま、上から順に

②立ってから、上から順に

③横になったまま、セーラー服から

④立ってから、セーラー服から

「ゆっくり立ち上がって」

永遠「…」スクッ

 透けたセーラー服から水を滴らせながら、永遠が立ち上がる。
 真っすぐ立って、カメラに目線が向くと、俺は言った。

「スカーフを解いて、上を脱いで」

永遠「…」シュル… ジー…

 白いスカーフを解き、脇のファスナーを開ける。両手で服の裾を掴むと、永遠はちらりとカメラのレンズを見た。

永遠「…っ」ジッ

「いいよ。まだ、水着は脱がなくて良い」

永遠「っ、はぁっ…」スルッ

 意を決して、永遠がセーラー服の上を脱いだ。服に引っかかったバストが、裾からこぼれ落ちた瞬間、このアングル、この距離で良かったのか、俺は一瞬迷った。
 だが、後悔する暇はない。気に入らなければ、撮り直せばいいだけの話だ。

永遠「…///」ソワソワ

 ビキニトップスにスカート姿の永遠が、居心地悪そうに身体を揺する。庇うように胸元に押し当てられた腕が、却ってバストの膨らみを強調している。身体が左右に振られる度、バストやスカートがふるふると揺れる。
 ___もっと撮りたい!

「今度は、スカートだ」

永遠「! …」プルプル

 永遠が、震える手でスカートのホックに触れる。そのまま、ゆっくりファスナーを下ろす。

「すっと落として」

永遠「…」パッ

スルッ

 やや肉付きの良い太ももを、紺色のスカートが滑り落ちた。これで、永遠は白いビキニ姿になった。



安価下1~3 永遠に取ってほしいポーズ 白ビキニで

「また、座って。ああ、やっぱり膝立ちで」

永遠「んしょ…」ストッ

「両腕を、頭の後ろで組んで」

永遠「ん…」スッ

 言われた通りに、頭の後ろで両腕を組む永遠。幾度となくさせてきたポーズ。遮られること無く、ビキニ越しのバストが露わになる。最も、これからそのビキニすら取り払われるのだが…

「もうちょっと、胸を反らして」

永遠「ん、んん…」ググッ



安価下コンマ
01~40 次のポーズ
41~70 身体を揺らして
71~90 再び水
91~00 乳首を勃たせて

「…次のポーズに行こう。両手で胸を持ち上げて」

永遠「…」グイ

 持ち上げてみると、流石に中々の迫力だ。このまま、谷間に顔が付きそうだ。
 付けてしまおうか。

「おっぱいに、キスをする感じで」

永遠「ん…」クイ

 やや困惑気味に、永遠が持ち上げた自身の乳房に顔を近づける。

「目を閉じて、口をつけて」

永遠「…」ギュ チュ

 角度を変えながら、何度か胸にキスをさせると、次のポーズに行くことにした。

「今度は、床にうつ伏せになって」

永遠「…」

 絨毯の上に、うつ伏せに寝そべる永遠。その正面に移動しながら、言った。

「胸をべたって付けたまま膝を立てて、お尻をぐいっと持ち上げて」

永遠「こう…?」ググッ

「そうそう」

 身体の柔らかい永遠は、難なく要求されたポーズをこなす。正面から撮ると、押し潰された乳房が、ぎょっとするほど左右に広がっている。それをカメラに収めながら、ゆっくり後ろ側に回ると、今度は高く突き上げたお尻が、堂々とそびえ立っている。白いビキニが、大きな尻たぶの間を走っている…



安価下コンマ
01~20 社長さんたち来たって
21~50 食い込ませよう
51~80 ↑+クロッチを濡らして
81~99 ↑+脱いで指で
   00 出そう?

実際忙しい…



「アップにするから、食い込ませてみて」

永遠「くい…っ///」

 俺は、永遠のお尻にカメラをズームした。永遠が、恐る恐る両手を後ろに回し、ボトムスを尻の間に寄せる。

永遠「こ、このくらい…///」

「もっと良いよ。それから、前も食い込ませて」

永遠「ま、前って」

「具が見えたら言うから」

永遠「っ、はぁっ…///」ソロッ クイッ

 布を扱く指を、前にずらす。お尻の間から、大陰唇の間まで指が走り、クロッチが細められた。

「もうちょっと、攻めて」

永遠「…」クイ

 クリトリスの包皮が見えるぎりぎりまで食い込ませると、一度カメラを引いた。

「手はそのままね。引きの絵が欲しいから、頑張って、顔だけこっち向けて」

永遠「んっ、んん…」グイ…

 うつ伏せで、お尻を突き上げ、両手でボトムスを掴んだまま、どうにか顔を後ろに向ける。布の食い込んだお尻と股間、それから顔をどうにか画角に収めると、俺は録画を切った。

「カット! お疲れ様。…じゃあ、脱ごうか」



安価下1~3 ビキニを脱ぐ時、脱いだ後に取ってほしいポーズ ※性器は映せない

永遠「! …」

「じゃあ、まずは下から脱ごう。ボトムスの紐に、両手をかけて」

永遠「っ…///」スッ

 永遠が、ボトムスの両サイドの紐に、指を差し入れる。

「まだ、見えるギリギリで止めるからね。ちょっとだけ足を開いて…そのまま、ゆっくりとボトムスを下ろして…」

永遠「…///」プルプル

 永遠はしばらく固まっていたが、やがて意を決したように、ゆっくりとビキニの下を下ろし始め…

「ストップ! 見えてる見えてる!」

永遠「っ!?」バッ

 慌ててしゃがみ込み、股間を両手で覆う永遠。俺はカメラを下ろして言った。

「穿き直して、立って。一回リハーサルしようか」

永遠「は、はぁ」

「さっきと同じ姿勢で、ゆーっくり下ろして。ストップって言うまで」

永遠「…///」スクッ

「じゃあ…スタート」

永遠「///」スル スル スル

 白い水着のボトムスが、白い肌の上を滑る。へそ下から、鼠径部のラインが露わになっていく。やがて、剃り跡の残る恥丘を越え…

「もうちょっと」

永遠「っ…///」ス ス

「まだ攻めれる」

永遠「っ、あ…」スルッ

「…あと3ミリ」

 既に、クリトリスの皮が少しだけ覗いている。永遠が言われたとおりにまた下ろすと、とうとうクリトリスの先端がはみ出てしまった。

「ストップ! ここまでやるとアウト」

永遠「あ、ああ、あの、もう穿いても」

「この位置を覚えてね。ここまで下げると、クリが見えちゃうから」

永遠「~~~~///」コクコクコク

 クリトリスを露出した格好で固まったまま、永遠が頷く。カメラを構え直すと、永遠も水着を穿き直した。

「じゃあ…用意」ピピッ

 再び、録画開始。

永遠「…///」

 足を軽く開いた永遠が、両手をビキニのサイドに差し入れる。手元にズームしてから、一旦引きにすると、永遠に合図した。

永遠「ん…///」スル スル スル…

 ゆっくりと、ボトムスを下ろしていく。徐々に露わになっていく下半身を重点的に撮ると、局部が見えるぎりぎりで止まった。
 俺は再び引きの画に戻しながら、言った。

「トップスを、上にずり上げて」

永遠「!」ビクッ

 危ない。今のでクリトリスが見えそうになった。

「おっぱいを出すよ」

永遠「…///」グッ

 永遠が、震える手でトップスの布に手をかける。

「勢いよく、一気に」

永遠「っ~~~///」グイッ プルルンッ

 とうとう、大迫力の双丘がお目見えだ。俺は上半身にズームしながら指示した。

「両手でおっぱいを掴んで、持ち上げて」

永遠「///」グイッ プルッ プルンッ

「そう、そう…柔らかさを見せるんだ」

永遠「ん…///」プニ プルン プルプル

 手の動きに合わせて、波打つ膨らみにレンズを向ける。その、大きめの先端にズームしながら、更に指示した。

「指で、乳首をつまんで」

永遠「っ///」ツニ

「指で弄って、固くして」

永遠「んっ…♡」クニ クニ

 ぽってりと大きい乳首が、指の間で固く、更に膨らんでいく様を、画角いっぱいに収める。ズームだけでなく、俺自身が永遠のおっぱいに接近し、レンズを近づける。

永遠「あ、ん…♡」クニクニッ

「いいよ…素晴らしい…スーパースローカメラが欲しい!」

永遠「ふっ」ピク

 思わず吹き出す永遠。俺は一旦下がると、言った。

「真横を向いて、下も全部脱ごう」

永遠「ん…///」シュル ストン

 とうとう、ボトムスが太腿を滑り落ち、永遠が全裸となった。

「向こう側の膝を突いて、座ってみよう。太腿で股間を隠す感じで…」

 片膝立ち、四つん這い、仰向けで足を交差…ぎりぎり女性器が見えないポーズと角度で、永遠の身体をカメラに収めた。



安価下コンマ
01~30 次のシーン
31~60 社長一行が来ました
61~80 ↑+衣装を持ってきた
81~95 次のシーンは…
96~00 あの、お手洗いに…



 ガウンを着て次のシーンの打ち合わせをしていると、アシスタントが2人の男を連れてきた。

アシスタント「プロデューサー、UCの社長さんと広報部長さんがお見えになりました」

「あっ、どうもお世話になっております…」

 俺は立ち上がると、広報部長と社長に頭を下げた。永遠も立ち上がり、ぺこぺことお辞儀をする。

「こちらが、モデルの間永遠です」

永遠「よ、よろしくお願いします…ああ間と、永遠です…」

社長「どうぞよろしく。うちの広報部長の、イチオシらしいから」

広報部長「先日はどうも。今日は、専用のコスチュームも持ってきたんでね」

「それは、それは…試着させていただいても?」

広報部長「もちろん。撮影の後でも構わないよ」

「では…」



安価下1~3でコンマ最大 次に撮るシチュエーション
①清楚系ワンピースでテラスへ

②ベビードール&ランジェリーでベッドルームへ

③水着でバスルームへ

④早速宣伝衣装を着てみよう

⑤その他要記述

00は越えないわ



 永遠が着替えに行き、スタッフがベッドルームに機材を移動している間、社長と広報部長と話をした。

「初代と2代目の広告モデルを拝見しました。結構、キラキラ系というか、弊社で言うところの藤村に近いイメージのように思えたのですが、今回、間の方にお声がけいただいたのは?」

広報部長「うちの若いのの好みを聞いて選んでたんだけど、個人的には黒髪の清楚系が気になってると言うか…それに、客層に合ってるかなと思って」

社長「弊社は誰でも入りやすい、明るい店を目指してはいるんだけど、それでもメインの客層は、まあ悪い言い方をするならオタク系というか、ね?」

「派手な娘よりも、落ち着いた感じの方が合っていると?」

広報部長「私もそうだから言えるんだけどね、こう、根暗な自分でもワンチャンありそうな気がする…いや、実際無いとしてもね、そう思わせてくれる娘を求めてたんだ」

「なるほど…それなら是非、弊社の間をお役立ていただけたらと」



「永遠ちゃん入りまーす!」



永遠「よろしくお願いします…」

 黒いベビードールを纏った永遠が、ベッドルームに入ってきた。下は同色の、派手なデザインのランジェリーだ。彼女は馴染みのない成人男性2人をちらりと見て、さっと目を逸らした。

「リラックスして撮ろう。大丈夫だから」

広報部長「じゃ、我々は下がって見学してるから」

アシスタント「コーヒーをお持ちしました。どうぞ、こちらに掛けられて」ガタ

社長「ああ、お構いなく…」



安価下1~3 永遠に取ってほしいポーズ 脱がずに



「本番5秒前。4,3…」

 大きなベッドの縁に腰掛けて、永遠がカメラに顔を向ける。豊満な肢体を、蠱惑的な黒のランジェリーと、その上からベビードールに包んで。服装とは裏腹に、大人になりきれないその顔には、まだ緊張の色が浮かんでいた。

「カメラに向かって、ウインクして」

永遠「…ん」パチ

「笑顔笑顔。可愛いポーズしてみてよ」

永遠「んと…」

 ぎこちない笑みを浮かべながら、片手を上げ…いつかのアイリのように、指で小さなハートを作ってみせた。

「じゃあ、そのままベッドに上がってみようか」

永遠「…」ギシッ

 お尻を後ろにずらし、そろりとベッドの上に上がる。ベッド上へ追い詰めるように、俺はカメラを持って近づいた。
 永遠が、シーツの上でお尻を突いて座り込んだ。俺は少し上から彼女の全身を映した。

「上目遣いでこっち見て」

永遠「…」ジッ

 悪くない。後ろで見学している広報部長には禁止されたが、まるで事に及ぶ直前のような趣だ。胸の谷間や、剥き出しの太腿にズームしたが、やはりこの表情が一番そそられる…と、撮りながら思った。

「…一旦カット」

永遠「ふぅ…」チラ

 息を吐きながら、永遠がちらりと社長たちの方を見た。

「…いかがです、実際に見てみて」

社長「確かに、今まで採用してきた娘には、無かった雰囲気だと思う」

広報部長「良いでしょう。ウチの顧客には、こういうのがヒットしますよ」

「…じゃあ、次のカットは…永遠、そのままうつ伏せになって」

永遠「ん」ギッ

「ちょっとお尻を上げて、ショーツをずり上げる感じで」

永遠「上げる…んです?」

「そう、上げて、食い込ませる感じで」

永遠「! は、はぁ…」チラッ

 永遠が、また社長たちの方を覗き見た。



安価下コンマ
01~20 …続けて?
21~60 じゃあ、このカットが済んだら…
61~00 ちょっと、外で話してくるよ

広報部長「…続けて良いよ。我々のことは気にせず」

社長「あー、じゃあこのカットが済んだら、プロデューサーと詳しい話をさせてもらおう。次のアポイントもあることだし…」

永遠「…」ホッ

 どうやら、脱ぐところまでは見ずに帰るようだ。まあ、その方が永遠も伸び伸びやれるだろう。

「それじゃあ撮るよ。5秒前、4、3…」

 ベッドの上で、永遠がうつ伏せに寝そべっている。

「適当に足を動かして」

永遠「…」パタ パタ

 所在なさげに、永遠が脚をばたつかせる。バストには負けるが、太腿やふくらはぎも中々の肉感だ。

「目線をこっちに…そう…」

永遠「…」チラ

「脚を止めて、ゆっくりお尻を突き上げて…」

永遠「…ん」ググッ

 ベッドに膝を突き、ゆっくりと永遠がお尻を持ち上げる。

「ショートの紐をつまんで、ぐいっと」

永遠「…んっ///」クイ

 レースのショーツのストリングをつまみ、上に引っ張る。元から細いクロッチ部分が、ヘアを剃り落とした陰唇に食い込む。

「もっと」

永遠「ん…」グイ グイ



 広報部長の持参した衣装に着替えた永遠が、リビングルームに入ってきた。

永遠「…い、いかがでしょうか」



安価下1~3で良さげなやつ ネットカフェUCのイメージキャラクターの衣装デザイン

PCがぶっ壊れてました(白目)購入の目処も立ってません(絶望)
今職場で使う用のサブ機持って帰って書き込んでるけど、こんなんで当面更新はできそうにないので、申し訳ないけど一旦区切らせてください・・・

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