日向「安価とコンマで依頼を解決する」左右田「その8だ!!」 (1000)


このスレに関しての注意


・うぷぷ! タイトル通り、安価とコンマを多用するスレだよ!!


・前々々々々々々スレ 『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1691056866/)

・前々々々々々スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1693921074/)

・前々々々々スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1696427020/)

・前々々々スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1697955072/)

・前々々スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」セレス「その5ですわ」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1699081457/)

・前々スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1700048091/l50)

・前スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1700825695/)

の続きだぜ!

>>1が履修しているのは1・2・V3のみ……。だったんだが、最近は手を尽くして魔界の情報を集めているらしい。

・設定及びキャラ崩壊の可能性が高いから、注意しないといかんぞい!!

・アハハッ! V3の皆がが79期生として希望ヶ峰学園に入学した世界線なんだって……なんて素晴らしい希望に溢れた世界なんだ!!

・日向くんや他の仲間を操作して、皆の依頼を達成していくスレなんだって!!

・安価の連取りは一人二回までだ。守らねぇ奴はケジメ付けてもらうからな、アア゛ン?

・酷いエログロや下品、あまりにも鬼畜な安価は当然無効だ。当り前の話しだがな。

・すでに相談内容が決まっている人もいるって話しみたいだね……zzzzzz

・グダグダになってもどうかお許しを。この>>1さんはダンガンロンパにまだ慣れていないのです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1701586909


ここまでのあらすじ

いよいよ希望ヶ峰学園卒業が迫った三学期のある日、突如として『家の都合で結婚する』と学園から姿を消した西園寺ひよこ。一体彼女に何があったのか、彼女自身は何を考えているのか。

それを知るために左右田と小泉は京都へ直行し、日向は学園に止まって情報収集を開始した。果たしてこの事件の結末は──?


この事件の主要人物


・左右田和一 超高校級のメカニック。以前はソニアに目を奪われて錯乱していたモブだったが、西園寺に告白されてからは精神、肉体共に見紛うような急成長を遂げる。西園寺にどう告白しようかと悩んでいた。

・日向創 超高校級の相談窓口。左右田のソウルフレンドであり、これまで様々な依頼をこなしてきた。今回の事件も無事解決してみせると意気込む彼だが……?

・西園寺ひよ子 超高校級の日本舞踊家。左右田に恋している女の子。以前は毒舌で、左右田をイジメまくっていたが、実は復讐を期待してやっていた超ドM。『家の都合』とやらで結婚することになったらしいが……?

・小泉真昼 超高校級の写真家。かつて左右田に恋していた女の子。左右田にフラれてからは吹っ切れて、左右田とも西園寺とも『大切な友達』という関係に戻れた。左右田曰く「クラスのねーちゃん」。今回の事件で左右田のお目付役として共に京都に行くことになったが、学園にとんぼ返りする羽目になってしまった。

前スレ>>997からの続き。


日向パート


日向「そっか……一旦こっちに戻ってくるのか。分った、待ってるよ」

俺は小泉から掛かってきた電話を切ると、再び考え始める。『西園寺家』江戸時代より前から続く、名家の中の名家。その日本舞踊で時の権力者達を魅了してきた、影の影の支配者とも言える一族。京都全体を牛耳る力を持っている家……。

左右田……本当に一人で大丈夫なのか? 西園寺は今どんな心境なんだ? お前は西園寺に会えたのか? 会えたとしてどんな会話をしたんだ? ……聞きたい事は山ほどあるが、今は左右田からの連絡を待つしかない。その間に俺がやっておくべき事は……↓3(↓3までの安価で、良さそうな物を全て採用します)

春川や戦刃を使って婚約者を暗殺

結婚式の日程はいつか

東条に頼んで相手の家のメイドとして潜入捜査してもらう

>>4 ダメに決まってるだろ! 何考えてるんだ俺は!!?
>>5 そうだな、そこは調べておきたい。具体的に「時間的な猶予」がどれぐらいあるのかは知っておきたいからな。
>>6 東条に頼んで相手の家のメイドとして潜入調査を……ダメだ、そもそも今の段階じゃあ「そこの誰と結婚するのか」自体分らねぇ!!

ええい>>5は霧切に期待するとして更に↓3だ!!(↓3までの安価で、良さそうな物を全て採用します……お願いですからまともな物にしてください;;)

婚約者の人格を調査

婚約者の家の不正行為を警察に通報

葉隠にハッピーエンドのやり方を占わせる

>>8 それも霧切に期待しよう。あいつならきっとやってくれるに違いない。
>>9 だーかーら! どこの誰と結婚するのか分らないんだっつーの!! よく考えろ俺!! つーかそもそも相手の家がどんな家かも分らねぇし!! 不正行為なんて一切働かない綺麗な家かもしれないじゃないか!!
>>10 ……葉隠の占いかぁ……「今すぐ効果を期待する」ならそっちかなぁ……?



~~~超高校級の占い師の研究教室~~~



日向「と、言う訳でだ。あいつらが無事ハッピーエンドにたどり着ける方法を占って欲しい」

葉隠「お、おう……。別に良いんだども、その……料金は──」

日向「お前は憐れだと思わないのか? あの世界での左右田と西園寺がどんな末路を辿ったか知ってるよな? お前もしっかり同情してたよな? それなのに一回も占ってくれないのか? ん???」

葉隠「…………最低でも○万円は貰うべ…………↓1をしろって出たな」

日向「は???」


日向「……俺に犯罪者になれと?」

葉隠「んだども占いにはそう出たんだからしゃーねーべ!! なんでそうなるのかは俺にも分かんねー!!」

小泉をストーキング……小泉をストーキングかぁ……。あとで理由を話せばビンタ一発で許してくれるかなぁ……?



~~~数時間後・放課後~~~



小泉「日向! そっちはどうだった?」

日向「小泉、戻って来たのか。……今霧切に色々と調査して貰ってる。報告結果を待つしかないな。具体的には↓1(低コンマ程早い)ぐらい掛かるそうなんだ」

小泉「そう……。正直私、凄く心配よ。左右田の事も、ひよ子ちゃんの事も……。左右田を一人にして、本当に大丈夫だったのかしら……」

日向「…………さぁな、そこは左右田と西園寺を信じるしかないさ。上手く行ってると良いんだが……」

そうしてその日は解散。そして、なんと次の日になっても左右田から連絡はなかった、なんど電話をしても『電源切られている状態にある』らしい。……もしかして今、かなりヤバイ事になってるんじゃ……クソッ! 大幅に予定を変更しなくちゃいけない可能性が出て来たな……!!


霧切『ごめんなさい、こっちはまだまだ時間が掛かりそうよ……。流石は西園寺家と言った所かしら……情報の意図的な封鎖が所々でされてるわ』

日向「そうか……無理を言ってすまない。……ああ、続けてよろしく頼む」

霧切との通話を切ると、俺は「もう我慢出来るか!!」とばかりに行動を起こす。その行動とは……? ↓1


①葉隠の指示通り小泉をストーキングする。
②入間に頼んで左右田の居場所を割り出す。
③その他安価。


こうなったらお前の占いに全てを賭けてやるよ葉隠! 小泉、悪いがお前には犠牲になって貰うぞ!!

放課後、俺は一旦学園を出て行くフリをしてコッソリと小泉の後を付ける。……いや、本当にこれで何が起きるって言うんだ? 別に今の所何も起きてな……あ、あれは!!

↓1

01~30 黒服の男に連れ去られようとしている小泉。
31~60 着物姿の女性数人から、車に乗るよう願われている小泉。
61~90 お婆ちゃんのお荷物を持ってあげようとしている小泉。
91~00 左右田と大喧嘩している小泉


黒服の男「おいっ! 大人しくしろっ!!!」

小泉「いやっ! 放して!! 誰かたすk──」

あ、ありのまま今目の前で起ったことを話そう。こ、小泉が俺の目の前で黒服の男達に車に乗せられて連れ去られようとしてい──って暢気に実況してる場合じゃねぇ!!?


日向「(『肉体強化』『速度倍増』『機械不調』──)オラァッ!!」

黒服の男A「んなっ……グハァッ!!」

黒服の男B「な、なんだこのガキ──ぐもおっ!!」

黒服の男C「お、おい! 早く車を出せ!!」

黒服の男D「さ、さっきからアクセルを踏んでるんですが、ピクリともしないんです!!」

黒服の男C「ちっ……こんなガキ相手にチャカを使う羽目に……(カチカチ)チャ、チャカまで動かねぇだと!?」

ビシッ! バキィッ!! ドガァッ!! という俺の拳と蹴りが炸裂する。まず小泉を車に乗せようとしていた奴をぶっ飛ばし、次ぎに周りの黒服共を順次一撃で昏倒させていく。……全員をその場に倒れさせるまで、1分も掛からなかった。……もうちょっと派手な魔法が使えればもっと速くケリが付いたんだけどなぁ……。


日向「おい! 大丈夫か小泉!!」

小泉「ひ、日向……あ、あんたそんなに強かったのね……じゃない! 何やってんのこの馬鹿!! こういう時はまず警察に連絡でしょうが! 正直助けてくれて嬉しかったけど、自分の身の安全を第一に考えなさいよね!!」

日向「あ、ああ……すまない。で、とりあえずこいつらどうする」

小泉「どうするって、普通に警察に引き渡すしか……」

日向「……いや、ダメだ。それじゃあ上手い具合に情報が操作されるかもしれない」

小泉「情報が操作って、日向あんた何を──」

日向「……タイミングが良すぎるんだよ。西園寺が急に学園を退学して結婚することになった事。左右田からの連絡が途絶えたこと。そして、今回お前が連れ去られそうになった事──なにか関係があるんじゃないか?」

小泉「……!?」

俺は昏倒させた黒服の男の胸元を両手で掴みあげ『催眠』の魔法を掛ける、


日向「……なぁ、あんたらはどこの誰だ? どうして小泉を攫おうとした?」

黒服の男「…………や、↓3だ」

(↓3までの安価で、良さそうな物を全て採用します)




それでは今回はここまで。それではまた今夜。8:30から9時頃にお会いしましょう。

そろそろ次の依頼いきたい

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。
>>23 すみませんがSPクエストは基本的に長いです。(流石にRPG編ほどではありませんが)


黒服の男「さ、西園寺家の現当主であらせられる○○様のご命令で……「小泉真昼」という西園寺ひよ子さまのご親友を京都の宗家までお連れしろと……」

小泉「な、なんですって!?」

日向「……やっぱり西園寺家が絡んでたか……他に知っている事は? 左右田和一っていう俺の親友が昨日西園寺家の宗家を尋ねた筈なんだが、その後を知らないか?」

黒服の男「し、知らない……。ただ、ひよ子さまがそいつを拒絶して屋敷から追い出したらしいとは聞いた……」

日向「左右田……西園寺……! クソッ!!」

どうやら俺の予想以上に事態は最悪な方向へ向かっているらしい……。ええい、こうなりゃ仕方がない!!


日向「小泉! 一足先に京都に行ってろ!! 俺は左右田を探してから合流する!!」

小泉「わ、分った! そっちは任せたからね日向!!」

小泉は一目散に寮の方へと戻り、俺は──



~~~超高校級の発明家の研究教室~~~



日向「おい入間!!」

入間「どわぁあああっ! ってなんだよ日向かよ……い、いきなり入ってくんなよな!! 俺様がエロい事してたらどうするつもりだったんだ!?」

日向「んなくだらねぇ冗談言ってる場合じゃないんだよ!! お前、携帯やスマフォの受診歴から『現在の左右田の居場所』を探し当てられないか!? 相手のスマフォの電源が切られている状態でもだ!!(俺も『探知』は使えるけど範囲が狭いからな……)」

入間「は、はぁ? お前何を」

日向「本気の本気で緊急事態なんだ!! 頼む、出来るのかどうか教えてくれ!!!」

入間「え、ええっと……↓1」

01~30 出来るけど結構時間が掛かる。
31~60 出来るけど少し時間が掛かる。
61~90 すぐに出来る。
91~00 左右田の奴なら屋上でみたぞ?


入間「あ、ああ。それぐらいならすぐに出来るけど……」

日向「!! じゃあ頼む、これが俺のスマフォだ! 左右田の居場所を今すぐ割り出してくれ!!」

入間「お、おう……。ええっと、この発明品にかけりゃ良いから……うおりゃっ!! ……↓1って出たぞ?」


01~30 まだ京都にいる。
31~60 東京に帰ってきてる。
61~90 希望ヶ峰学園の屋上にいる。
91~00 あいつの実家にいる。

なんで小泉に単独行動させてんの?普通弍大や終里に保護させるだろ酔っ払ってるのか?

>>28 ……ひ、一人でも大丈夫かなって……。「んな訳ねーだろ?」デスヨネー。


入間「なんだよ、普通に希望ヶ峰学園の屋上にいるじゃねーか。一体なにをそんなに騒いで……」

が、学園の屋上だって!? あいつ、こっちに帰って来てたのか……ええい、だったら話しは早い!! 俺は入間に「助かった!」とだけ言うとあいつの研究教室を飛び出し……「そう言えば小泉に単独行動させて大丈夫かな?」と不安なって小泉と連絡を取り、終里にも事情を話して合流して貰う事にした。終里は「よく分かんねーがお前の頼みなら!」と、快く承諾してくれた。……これで「小泉に関しては」心配事がなくなったな。さてと──



~~~希望ヶ峰学園・屋上~~~



左右田「……………………」

日向「よう……。探したぜ、左右田」

俺は自分の中で沸き上がりつつある感情を抑えて、冷静に左右田に話しかける。


左右田「…………日向か。何しに来たんだよ、お前」

……何しに来た、だぁ!?


日向「お前を探しに来たに決まってんだろ! お前こんなとこで何やってんだよ!!? 西園寺を連れ戻しに京都に行ったんじゃなかったのかよ!!」

俺は左右田の肩を持って、前後にがくがくと揺さぶる。……そして気づいた、左右田の眼から完全に光が──希望の光って奴が消えている事に。


左右田「もう良いんだよ……。どうでもさ」

左右田は何もかもに絶望したような表情で、腐りきった顔で、諦めきった顔で俺に話す。


左右田「そもそも、あいつは良いとこのお嬢様だったんだ。俺みたいな平民が付き合って良い存在なんかじゃなかったんだよ。……あいつからもハッキリと拒絶されちまったし「ただの元・クラスメイトだ」とも言われちまった……。俺があいつにしてやれることなんて、最初から何もなかったのさ……」

日向「左右田、お前…………」

左右田「……今まで散々迷惑掛けて悪かったな。明日からはちゃんと授業に出るよ。ああそうだ、なんだったら今までの清算として──」

日向「↓1」

①左右田を殴る。
②左右田をぶん殴る。
③左右田を思いっきりぶん殴る。
④左右田を一切の手加減無しでぶん殴る。
⑤左右田をボコボコにする。

1

>>31 これは日向くんキレてますねぇ(ゾロ目)


俺は一旦「すううっ──」と息を吸い込むと「左右田」と言った。「何だよ」とだけ返されたので──



日向「歯ぁ食いしばれこのモブ野郎!!!」

とだけ言って、左右田の顔面を思いっきりぶん殴った。その結果──↓1


01~30 何も反応が無かったので、更に追撃した。
31~60 「痛ってぇな……」とだけ言って座り込んだままだったので、更に追撃した。
61~90 「何すんだテメェ」と殴り返してきた。
91~00 キレた左右田と大乱闘になった。

a

>>34 二連続ゾロ目ですか……大した物ですね……。


左右田「痛ってぇな……」

日向「──ッツ、テメェ!!」

殴り飛ばされたまま何もリアクションが無かったので俺は更に追撃した。具体的に言うと左右田の奴に馬乗りになって、アイツの顔面をボッコボコにしてやった。ビシィ! バキィッ! ドガァッ! という打撃音が炸裂する。……相当な痛みを感じているはずなのに、左右田は何もしようとしなかった。殴り返そうともしてくれなかった……。


左右田「…………」

日向「↓3!!!!!」


↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。(左右田を叱りつける、奮起させるような物でお願いします)

お前が西園寺のもとに行かないと小泉が行く事になんだよ
自分の身を自分で守れないような女に西園寺を丸投げするな
お前が行くって行ってくれれば小泉を学校に帰らせる事ができるんだ今すぐ小泉を学校で保護させてくれ

>>38 すみませんが小泉は「自分の意思で」「ひよ子ちゃんと会って話しをする」ともう決めているので、誰に止められようが彼女は京都に行きます。
なので安価↓1

魔法使って今すぐワープする!こい!

>>41 日向くんは「よっぽどの事がない限り」「ただの人間として」事態を解決するって言ってるでしょ安価↓1!! 少年漫画のような、グレン○ガンの様な熱い台詞をお願いします!!!

展開決まってんなら安価の意味ねーな
西園寺は俺が助けて俺のハーレムに入れてやる

>>43 …………もうそれっぽい台詞が出るまで再安価↓1継続で。


日向「お前前に言ったよな!? 『俺達二人ならどんな絶望も希望に変えられる』って!! あれは嘘だったってのか!!? 西園寺との事についてあれだけ惚気てたのも嘘付いてたってのか!!」

左右田「……………………」

日向「勇気を出せ! もう一度西園寺に会いに行け、左右田!! 俺達二人で西園寺を助けるんだ!!」

左右田「↓1」左右田の反応(高コンマ程反応がある。低コンマ程反応が無い。(補正+30))

46+30=76 そこそこ反応があった。


左右田「うるっせぇな……!」

やっと、やっと左右田から反応があった。どんな反応だろうが構わない、今はその絶望に満ちた心を動かしてやらなくてはいけないんだ!


左右田「もうこれは助けるとか助けないとかそういう問題じゃねぇんだよ! あいつが『家のために結婚する』って決めちまったんだよ!! だったらどうしようもねぇだろ!! 俺に……俺に何が出来るって言うんだよ! 何をしろって言うんだよ!! あいつの為に俺がしてやれる事なんてもう何もねぇんだよ!!!」

日向「こんの大馬鹿野郎!!(バキィッ!)↓3!!!」


↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。

…………(どうしよう自分が想像してた安価と違う物しか来ない……)ちょっとお待ちください、皆さんが何を望んでいるのかと、この物語をどうするのかを考え直します。
取りあえず台詞安価は引き続き募集安価↓1(>>1の反応があるまで無限で)

3連投になるけどいい?西園寺の夫になえるのは左右田しかいないんだ

>>53 全然構いません(というか本気で助かります)

えー、10時になりましたので一応の宣誓を。「みなさんは青春活劇とか青春物語を望んでないのかなぁ……?」 と、悩みましたが私は私なりに皆様の安価で物語を紡ぐことにしました。
なのでこれからもどうかよろしくお願いします。


日向「そんなんだからお前は今でもモブモブ言われるんだよ!! お前はちゃんと西園寺の『本音』を聞いたのか!? 西園寺の口から『私、この人と「結婚したいの」』って聞いたのか!?」

左右田「──ッツ!? い、言われてねぇよ。……けど……」

日向「けどじゃねぇだろ! 俺のソウルフレンドのお前がそんなに簡単に好きな女を諦めてんじゃねぇ!! この一年のお前は『本気』だったぞ、『本気』で西園寺の為に、あいつの隣に立つために頑張ってたぞ!! 西園寺の夫になれるのは、西園寺を世界一幸せにしてやれるのはお前しかい無いんだよ!!!!!」

左右田「↓1(高コンマ程反応がある。最低保障80(補正+50)」

>>57
個人的な見解を言わせて貰いますね
このシナリオ最終的に左右田と西園寺が元鞘に戻るオチなのみんなわかりきってると思う
左右田が西園寺と別れて他の女性と恋愛したり小泉を左右田のハーレムに加えたりしたらこれまでの積み重ね全否定だし俺も見たく無い。まさか西園寺が絶望落ちして江ノ島の手先になって今後戦う訳も無い
最終的なプラスマイナスがゼロでストーリーに進展が無いの丸わかりでシナリオに引き込まれない人がいてもおかしくないと思った。ああ俺個人の意見です気にしないでください

>>59 なるほど……貴重なご意見ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

下ネタ採用しすぎてるからそういう安価する人しか残ってないんじゃないかな
正直自分も前よりかは参加モチベ下がってるし

51+50=101 左右田がキレた。


左右田「──いい加減にしろよこの野郎!」

バキィッ──! っとやっと左右田が俺を殴った……。殴り返してきてくれた。ああ痛い、痛いなぁ……! けど上等だ、最高だ、左右田の瞳にまた熱が灯ったんだから!!


左右田「俺程度の人間に出来るなら誰だって西園寺のことを幸せにしてやれるだろ!!」バキィッ!

日向「だからそもそも西園寺が好きなのは『お前だ』っつってんだよ!!」バキィッ!

左右田「じゃあどうしろってんだよ!! どんな言葉を掛けてやりゃあ良いんだよ!! どうやってあいつを幸せにしてやりゃあ良いんだよ!!」バキィッ!

日向「んなもん自分で考えろこの馬鹿野郎!! 兎に角俺は認めないぞ!! お前と西園寺の物語が「これで終わり」であってたまるか!!」バキィッ!

俺と左右田はもう訳が分らなくなるぐらい屋上で殴り合った。──殴り合って殴り合って殴り合って──そして、示し合わせたかのように同じタイミングで互いにぶっ倒れた。


日向「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

左右田「ハァ……、ハァ……、ハァ……」

日向「……左右田、お前がそんなに意固地になるなら最後に一つだけ聞くぞ」

左右田「……何だよ」

日向「お前──西園寺をポット出の他の誰とも知らない男に盗られて、本当に何にも悔しくないのかよ」

簡単な質問だった。とても簡単な質問だった。それ故に言葉は柔らかいオブラートなどには包まれておらず、剥き出しの鋭さで左右田の心を論破した。──そうして、どれぐらいの時間が過ぎただろう。数十秒だった気もするし、数分間だった気もするし、数時間だった気もする。

やがて、やがて、やがて……左右田和一はゆっくりとした動きで震える唇を動かした。ぽろり、と。凍った心から涙をこぼすように、こう言った。



俺だって悔しいよ、と。

>>61 採用したくて採用してる訳じゃあないんですよぉ!!(精一杯の言い訳)


左右田「悔しいに決まってる……。そんなの悔しいに決まってるだろ!! あいつは何も言わなかった! 最後の最後まで俺に何にも言ってくれなかったんだ!! 俺が察せれば良かっただけの話しかもしれない、俺が万能の力をもってりゃ、名家の出だったらなんとかなったかもしれない!! でも現実はそうじゃねぇ!! あいつは名家中の名家の跡継ぎで、俺はどこの街にだってあるような自転車屋のガキで! 『社会』や『大人の事情』なんてもんに立ち向かう力なんて微塵もなくて!! あいつが俺に見せてくれたのは、確かに『本当の自分』って奴だったのかもしれない、俺に幸せにして欲しかったのかもしれない! でも俺じゃあもう無理だ、無理なんだよ!! どんなに頭を働かせても素晴らしい解決方法なんて見つからなくて、あいつの決意は固くて、本音なんてもう二度と聞き出せなくて!! ちくしょう、何が『超高校級』だ!! 何よりも大切な女一人守れねぇならこんな才能に意味なんてねだろ!! だったらもう嘘でも『あいつの意見』って奴を尊重してやるのが最善って奴だろ!!! こんな、こんなの…………こんな終わり方で、悔しくねぇ訳ねぇだろうが!!」




──それは、心からの叫びだった。左右田和一という、どこにでもいるような高校生の、魂が籠もった本音だった。……だから。




日向「左右田」

俺は覚悟を決める。何を持ってしても、どんな代償を払ってでも、こいつと西園寺を必ず元の鞘に収めさせてみせると。


日向「あとで俺の事を、一方的にぶん殴って良いぞ」

「は……?」と左右田が訳が分らないという顔をする中、俺はズボンのポケットから「通話中になっている」スマートフォンを取り出す。


日向「あー、そういう訳なんだ『みんな』俺達の大切な仲間が、互いに本音も言えずに『社会や大人の事情』って奴に引き裂かれようとしてるんだが……ここで相談がある」


今からそんなくだらねぇもんを、全部纏めてぶち壊しに行かないか? と、俺は聞いた。その結果──↓1


01~30 77期生全員が京都に付いてきた。
31~60 77期生全員+日向と絆シナリオをクリアしている全員が付いてきた。
61~90 77期生全員+日向への好感度MAX(絆シナリオ未クリア者も)な奴らが全員付いてきた。
91~00 希望ヶ峰学園に在籍している生徒全員で京都に殴り込みだおらぁ!!


その日──希望ヶ峰学園は大混乱に陥った。77期生の生徒全員と、78期生から男女含めた10名。79期生から男女含めた8名が失踪したのだ。いや、正確には失踪ではない。行き先はどこか、何をしに行ったのかは、既に学園長である霧切仁に生徒達自ら報告済みだ。

そして、霧切仁は「ある事」を条件にその『子供の我が儘』を許した。



──ちょっと京都行ってきます。



新幹線の中(十神がいるので当然特別仕様のグリーン車)での生徒達の様子。↓1

01~30 流石に緊張気味。
31~60 これからどうするかの作戦会議中。
61~90 左右田から西園寺へのノロケを聞き出す生徒達。
91~00 いやこれ修学旅行じゃねぇんだぞ!?(気分が完全にそれ)


澪田「それでそれで!? 和一ちゃんとひよこちゃんは一体何時からそんな仲だったんすか!?」ワクテカワクテカ

左右田「あ、えーっと……。あいつに告白されたのは一学期の初め頃で……でも『今の俺じゃ西園寺と釣り合わない』って思ったから色々と修行を──」

罪木「そ、それで身体を鍛えたり、色々頑張ってたんですねぇ……! この一年で急に恰好良くなったのは西園寺さんのおかげだったんですねぇ……えへへ、なんだか嬉しいですぅ!」

九頭龍「ったく水くせぇんだよ。んな事情があるならさっさと言っておけばこっちからだって早めに手を回してやれたのによ……」

辺古山「西園寺家とは九頭龍家とも浅はかならぬ繋がりがあるからな。早めに『こういう男子生徒がいるんだが花婿にどうだ』と西園寺家にこちらから紹介してやれたものを……」

田中「ふっ……貴様を雑種から気高き獣に変えたのは希望よりも熱く、絶望よりも深い物だったか……。なるほど納得だ」

ソニア「即ち『愛』ですね!! 私、左右田さんと西園寺さんの恋を全力で応援させて頂きます!! 国外逃亡される場合は是非我がネヴァーマインド王国へどうぞ!」

花村「それでそれで? 西園寺さんとはどこまで進んだの? あ、エロ的な意味でね!!」

小泉「コラッ! あんまり騒がないの!! 左右田も周りのお客さんも困ってるでしょ!?」

山田「いやー、しかし気になる物は気になると言いますか……」

腐川「ふ、ふん。こっちは小説の取材をかねて一緒に行ってやってるのよ? 少しぐらいナニをしてたか言いなさいよ! ……はっ! まさか口に出せないような事をしてるんじゃ……!!」

左右田(はい、メッチャしてます……)

霧切「あくまで『今後の推理』の為に聞いておきたいんだけど、一体どんなデートをしていたのかしら?」

左右田「ええっと……↓1↓2↓3(口に出せないような安価はお止めください&「そんなの本編で無かったじゃん! という捏造もOKです)


左右田「ええっと、まず秋葉のジャンクショップ巡りだろ? それから西園寺の研究教室で舞を見せてくれたり、日本舞踊の歴史なんかも教えて貰ったっけ。あとは最近ジェットコースターにも乗ったな」

豚神「……ん? 貴様例の乗り物酔いはどうした?」

不二咲「頑張って克服したんだよぉ! ボクや入間さんの所にも何度も相談に来たもん!!」

大神「ふっ……。山寺での修行も奴の為か……大した物だ」

弐大「おうっ! ワシのトレーニングに毎回毎回参加して、最後まで耐え抜きおったからのぉ!! 人間、やればできるもんじゃガッハッハッハ!!」

左右田「……あ、それとこのあいだ日向と終里とダブルデートでスケートをしたなぁ? 日向は大分うまかったけど、絆創膏とか貼ってたから相当練習したんだろうなぁ、終里の為に(ニヤァ)」

日向「ちょっ! おまっ!!?」

終里「お、おう……まぁな……へへへっ」

七海「へぇ……?」

ソニア「そこの所」

セレス「詳しくお話し頂けますか? 日向さん?」

こんの野郎、俺を巻き込みやがったな! あとで覚えてろよこのドSメカニック!!(自分の事は棚に上げておく)


そうして俺達はワイワイ騒ぎながら目的地である京都に到着。十神の力で最高級のホテルに泊まれる事になったのだが……。さて、これからどうするか。↓1


①十神の提案を聞く。
②九頭龍の提案を聞く。
③ソニアの提案を聞く。
④霧切の提案を聞く。
⑤真宮時の提案を聞く。


九頭龍「俺からの提案は新幹線の中でも言ったが『九頭龍組の推薦枠』として左右田を紹介することだ」

辺古山「霧切からの調査によれば今回縁談が決まったのは影響値80の相手……西園寺家としては影響値100の我らの提案を無視することは出来まい。昔から浅はかならぬ繋がりがあるからな、九頭龍家と西園寺家は」

なるほど……でもそれだと左右田を『九頭龍組』と関わらせることになっちまうな……。なるべくなら物騒な話しからは遠ざけてやりたいんだけどなぁ……他の奴の案も聞いてみよう。↓1


ソニア「はい! 私の国の力で西園寺家を買収「ソニア?」……冗談ですよ。ちゃんと考えてあります」

ソニア「私からの提案は『国民の皆様の力』を借りることです。左右田さんと西園寺さんの話を腐川さんが小説にし、山田さんの力で同人誌にし、テレビ局や報道陣にもリークして『今の私達の現状』を伝えるんです!! きっと、左右田さんと西園寺さんの力になってくれる人が沢山現われますよ!!」

なるほどな、良い提案かもしれない。……けど、それを実行するには時間が掛かる。それに、西園寺家だって黙っちゃいないだろう……何か手を打ってくるに違いない。さて、まだまだ意見を聞いてみよう↓1


霧切「私の提案は「正攻法」よ。ずばり、このまま西園寺家にみんなで乗り込んで『西園寺さんと話がしたい』と伝えるの。こっちには国すら簡単に動かせる影響力を持つ十神くんやソニア先輩、九頭龍先輩がいる。他の皆だって将来きっと有名になる「超高校級」の生徒達よ。無視することは出来ないでしょう。そこで左右田くんが『西園寺さんの本音』を聞き出せばあとは簡単『彼女は本当はこんな結婚を望んでいない』という理由を武器に西園寺家と真っ向勝負するの」

おお……王道だ、しかも隙がないように見える。……左右田の言葉に全てが掛かっちまうってのが不安だが……いや、俺はコイツを……俺のソウルフレンドを信じるんだ。

だけど一応他の奴の意見も聞いてみよう↓1


真宮時「ボクからの提案はズバリ「西園寺家の習性と伝統」を逆に利用することだヨ」

……? どういう事だ?


真宮時「西園寺家には面白い伝統があってネ……。『舞姫勝負』っていう日本舞踊の美しさで競い合う試合があるんだ。その勝負に勝ち続けたのが、現当主である西園寺先輩のお婆さんとお母さん、そして西園寺先輩って訳。西園寺先輩にその『舞姫勝負』で、お婆さんやお母さんに勝って貰うのさ。これは西園寺家に代々伝わる『伝統』だからネ。負けたら絶対に無視できないヨ。こっちは全員で西園寺さんのサポートに回る……そういう作戦さ」

そんな勝負があったのか……。でもハイリスクハイリターンだな……それに仮に勝利して二人を無理矢理納得させたとして、西園寺のお父さんと同じ眼に合ったんじゃ意味が無い……。


十神「いい加減俺からの提案を聞け、日向。俺からの提案は九頭龍と似ているが『十神家の推薦』として左右田を紹介することだ。当然、無視は出来まい。むしろ向こうから頭を下げてくるだろうな。……だが、それには左右田が『十神家の役に立つ』と、その才能を自ら示す必要がある。俺が出す課題三つ全てを熟せた場合、十神財閥の力で西園寺家を強引に黙らせてやろう」

おお、九頭龍の提案と似てるけどこっちは左右田に『将来十神財閥の一員になる』という名誉を与えられる。……けど、こいつの事だ。本気の本気で『左右田が出来る奴かどうか』を見極めに来るだろう……そして、出来なかったその時は容赦無く切り捨てるつもりだ。

……さて、これで五人の意見を聞き終わったわけだが、どいつの提案が一番良い? 左右田。


左右田「…………(先に三票入った意見の奴)だ」


左右田「…………俺なりにもう一度必死に考えたよ。「どうすりゃ良いのか」って……」

日向「…………それで?」

左右田「そしたらさ、やっぱり『あいつの本音が聞きたい』聞かなきゃ始まらないって思ったんだ。俺が今後どういう行動を取るにせよな」

舞園「つまり……」

左右田「ああ、霧切。お前の提案で行く……あいつの本音をなんとしてでも聞き出して、西園寺家と真っ向勝負してやる!! 今度は逃げ出さない……あいつに何を言われようが、あいつの本音が聞けるまで居座ってやる!!」

霧切「……決まりね。それじゃあ班を幾つかに分けましょう。『実際に西園寺家に乗り込む班』『それ以外の方法でサポートする班』直接西園寺家に行くのは左右田先輩と日向先輩。それからソニア先輩に十神くん。舞園さんに大神さんに真宮寺くんに東条さんに赤松さんの9名。九頭龍先輩と辺古山先輩。弐大先輩と茶柱さんにはついても、西園寺家に行くんだけど、どっちかと言えば外部の……西園寺さんと結婚する予定だっていう結婚相手からの妨害に対抗する抑制力として行って。……その結婚相手の家↓1(高コンマ程ゲスい。補正+30)って碌でもない家だから」

左右田「……!? そんな奴と結婚させられようとしてたってのか!? 一体何で……」

十神「日向には既に話したが、繋がりを持つためだ。要するに『西園寺家には手を出さないから西園寺ひよ子を嫁として寄越せ』という事だろうな」

日向「……ますます負ける訳にはいかなくなったな。で、その他の皆は?」

霧切「それぞれやって欲しい事があるの。まずは──」

82+30=112 こいつはクセーッ! ゲロ以下の臭いがプンプンするぜーっ!!


霧切「……それじゃあ作戦決行と言うことで。各自、健闘を祈るわ」

俺達は頷き合うと、十神の用意してくれたリムジンで西園寺家へと向かった。……きっとこっちの動きも既に察知されているだろう。俺一人の時とは違って、そりゃあ盛大なお迎えがあるんだろうな。


左右田(西園寺……)

お前は『家のために結婚する』って言ってたけどさ。そんな家の奴と『家の安全のために』結ばれたって、幸せになんかなれねぇよ……そうだ、お前は……お前は俺が……!!

そうして暫くして西園寺家に到着したが、どうも様子がおかしいようだった。一体なにがあったってんだ……?


01~30 こっちの動きを察知した相手の家が先手を打ってきた。
31~60 西園寺ひよ子が行方不明になった。
61~90 西園寺のお婆さんが危篤
91~00 俺達の乗っているリムジンが爆撃された!!!

>>90 やっべぇ重大なミスしてました……。西園寺家に行くのに小泉も追加で。


左右田「さ、西園寺のお婆さんが危篤!?」

西園寺家お抱えの医者「ええ……。以前から体調を崩されていましたが、もうそのお命が尽きるまで時間がありません。大変申し訳ありませんが、何かご用がお有りでしたらあとにして頂けないでしょうか」

西園寺家の大広間に通された俺達は、衝撃の報告を受けた。西園寺家の現当主である西園寺のお婆さんが危篤って事は、えっと……げ、現状どうなってるんだ!? 西園寺は……西園寺は今どこに!?


仕え人「ひよこ様でしたら↓1」

01~30 当然、お婆さんの部屋にいる。
31~60 自室に一人で引き籠もっている。
61~90 行方不明になっている。
91~00 自分でこの場にやって来た。


仕え人「当然、現当主様のお部屋にいらっしゃいます。……左右田和一様、そして小泉真昼様」

左右田「な、なんですか?」

仕え人「もしもお二人がやって来たら自分の部屋に通すよう、当主様から仰せつかっております。皆様はどうかこの大広間でお待ちください。大し事も出来ませんが、全力でお持てなしさせて頂きます」

日向「左右田……小泉……」

小泉「……うん、任せておいて。必ずひよ子ちゃんの本音を引き出させてみせる。と、いうか左右田がそれを出来なかったらその場でぶん殴ってやるわ」

左右田「ああ、今度こそ大丈夫だ。……行ってくる」

そうして俺と小泉は使え人の後に続き、屋敷の奥の奥……西園寺家の現当主であるお婆さんの部屋へと通された。西園寺の様子は↓1(高コンマ程取り乱している。(補正+30))




~~~西園寺家・現当主の部屋~~~



お婆さん「ひよこ……ひよこはいるかい?」

西園寺「お、お婆さま……。はい、ここに……」

お婆さん「ひよこ、本当にすまないねぇ……。貴方は西園寺家きっての最高の舞姫だったっていうのに……あんな家に嫁がせる事になって……」

西園寺「い、いいえ。これも歴史ある西園寺家を守る為です。後悔など、一片も──」

お婆さん「ひよこ……。本当に「無い」と言えるかい……あの男の子と女の子の前でも」

西園寺「…………え?」

嘘だ。だって、お兄はちゃんと拒絶した。もう二度と来ないように、私に関わらないようにって全力で拒絶した筈だ。なのに──


左右田「西園寺…………」

小泉「ひよこちゃん…………」

なんで、ここにいるの? 左右田お兄ぃ、小泉お姉ぇ…………?


俺は開いた襖から、スッと部屋の中に入る。西園寺は床に伏したお婆さんの手を握ったまま、呆然とこちらを見つめてきた。


西園寺「な、なにをしに……」

左右田「決まってんだろ。……『お前の本音』を聞きに来たんだよ。無理矢理にでもな」

西園寺「私の本音、ですか? ……それならもう伝えた筈です、私は──」

小泉「ひよこちゃん。嘘も方便とは言うけれど、嘘を付いちゃダメな時に嘘を付くのはダメよ。……私達はね、優しくて我が儘で左右田の事が大好きなひよこちゃんの事を迎えに来たの。私達だけじゃ無い。77期生の皆や、他の学年のみんなだって協力してくれたのよ。……ねぇひよこちゃん、あなたの本音を聞かせて? お願い」

西園寺「──ッツ! ですから、私は──!!(左右田が西園寺を抱きしめる)は、放してください! 私は、私はもう……!!」

左右田「まだ正式に結婚した訳じゃねぇだろ! だから絶対に放さねぇ!! お前の本音が聞けるまで、包丁で腹を刺されようが拳銃で眉間を撃たれようがな!!」

西園寺「~~~~~~~~~ッツ!!」↓1(高コンマ程西園寺が「キレる」(補正+60))





それでは今回はここまで。皆様のご意見、大変参考になりました。いつもいつも本当にありがとうございます。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。

74 まだ仮面を被ってはいるがキレる。


西園寺「いい加減にしてください!! 私は西園寺家の宗家の人間なんです! 西園寺家の為に、時が来たらこの身を捧げてでも家の為に尽くさなければならないんです!! その時が来てしまった……ただそれだけの──」

左右田「じゃあ嘘だったっていうのか! あの時のお前の告白も!! 何度も何度もデートした時に見せてくれた笑顔も!! 「大好きだ」って言ってくれた言葉も!! 全部偽物だったって言うのかよ!!」

西園寺「そ、れは…………」

小泉「……ねぇひよ子ちゃん、お願い。西園寺家の事とか、自分の使命とか、そういう難しい事は一旦全部取っ払って考えて、そして教えて欲しいの。──ひよ子ちゃんの本当の気持ちを」

西園寺「……わた、しは…………」

お婆さん「……ひよこ、言ってご覧なさい。それともあなたは現当主の私の前ででも「嘘」を付くつもりですか?」

西園寺「……↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。西園寺の「本音」を吐き出させてやってください(ただし、真剣な場面なのでエロい物などは排除で)


西園寺「私だって! お兄の事が本気で好きだよ! 許されるなら自分の幸せを掴みたいに決まってる! でも、でも! 家族を不幸にする覚悟なんて私には無いんだよ!!」

左右田「だったらお前だけじゃねぇ! 西園寺家のみんなが『ああ、コイツが嫁いできてくれて良かった、幸せだ』って思える様な男になってやる!! 家族を不幸にするぅ!? 逆だ! 俺とお前でみんなを幸せにするんだよ! 今よりずっとずっとな!!」

西園寺「嫁ぎたくないよ! あんな家になんか!! 抱かれたくないよ! お兄以外の男になんか!! でもでもぉ……私……私は……」

ポリポロと涙をこぼす西園寺に対し、西園寺家の現当主である西園寺のお婆さんがこう聞いた。


お婆さん「……それで? 結局ひよこはどうしたいのですか?」

西園寺は大声で泣き叫びながら、それでも確かにこう言った。



西園寺「お兄のところへ……帰りたい……。お兄ともっとずっとずっと一緒にいたいです………!!」

小泉「…………そっか。左右田、分ってるわね?」

左右田「ああ……分ってる。西園寺」

西園寺「……?」

左右田「↓1」


①西園寺にプロポーズする。
②西園寺に結婚を申し込む。
③西園寺に京介(俺妹)並みの叫び声で「結婚してくれ」と言う。


ギュゥウウウウウウウウウウッ──! と、強く強くその華奢な身体を抱きしめる。誰にも渡さない。この女は俺の物だと主張するように。強く、優しく、愛でる。


西園寺「お、にぃ……」

左右田「西園寺……。西園寺ひよこさん! 俺と、左右田和一と!! …………結婚してくてください」

西園寺ひよ子の眼からポロポロと流れる大粒の涙の『意味』が大きく変わった。戸惑い、これで良いのかと迷いつつも、もうこの感情は止めようが無い。だって、だって私も──


西園寺「──はい。………はい!」

──心の底から、それを望んでいたから。



小泉「…………」

小泉は、やれやれといった表情と素晴らしく美しい物を見たような感慨深い瞳で、それを見ていた。そして、西園寺のお婆さんは──↓1


01~10 最期の力で、この結婚を認める事を伝える。
11~20 快く左右田のことを迎え入れる。
21~30 西園寺家の重鎮達を全員集め、この事を伝える。
41~60 実はまだ少し余裕があったお婆ちゃん、希望ヶ峰学園の皆の前であいさつがしたいと一緒に部屋を出て行く
61~80 実は危篤というのは「西園寺から本音を聞き出すための嘘」だったお婆ちゃん、さっさと立ち上がって皆の元へ出て行く。
81~00 この婆さん全然元気じゃねぇか!!!


お婆さん「……仕え人、車椅子の用意を。この娘の大切なお友達に、西園寺家の現当主としてご挨拶させて頂かなければなりませんからね」

仕え人「はっ、ただ今ご用意いたします」

左右田「…………へ?」

西園寺「あ、あの! お婆さま!! 大丈夫なのですか!? その、危篤というのは……!」

お婆さん「左右田さんと小泉さんがいらっしゃったと聞いたので、あなたの本音を聞き出すために少々大袈裟に伝えて頂きました。そうですね、具体的には↓1ぐらいは猶予がありますよ」

01~30 あと三日
31~60 あと一週間
61~90 あと一ヶ月
91~00 あと一年(おいコラ)

日向アンタが魔術で病気消したらどうなの?左右田と西園寺の結婚祝いの前払いで


お婆さん「あと一週間……猶予があります。その間になんとしてでも西園寺家の古き悪しき伝統を取り払い。新しい西園寺家として再出発させる下準備をこなしておかなくては……。それが私の、最期の仕事です」

西園寺「お婆さま……」

お婆さん「ああ、小泉さんは本当にごめんなさいね。ちょっとした手違いがあったらしく、あんな乱暴な方法でひよこの側に来て頂こうとしてしまって……私の教育指導不足です。本当に申し訳ありません」

小泉「あ、ああいえ。……そうですね、左右田とひよこちゃんのご結婚を心から祝福してくださるというのなら、それで結構です」

お婆さん「ええ。……左右田さん……あなたのおかげなのですよ? ひよこがこんなに素敵な女の子になったのは。西園寺家の伝統を断ち切る覚悟を決めさせたのは」

左右田「……え? あの、俺なにかしましたっけ……?」

お婆さん「ええ、ええ。しましたとも。ひよこ自身から↓1(高コンマ程詳しく聞いている(補正+30))ほどあなたの事は聞いております。自分の為にここまで強くなってくれた、強くて優しくて素敵な人だとね」

西園寺「お、お婆さま!?」

お婆さん「それはこの子の舞を見るだけで分かりました。一年前のそれとは目を見張るほどの成長だったのですから……きっと、貴方に見せたくて必死に頑張ったんでしょうね。それと、貴方が一度帰ってしまったあの日この子は自室で声を押し殺してそれはそれは一晩中泣いて「お、お婆さま! も、もう良いですから!!」ふふふっ」

41+30=71 そりゃもうエロい事以外全部話しちゃってるよねこれだと。>>117 日向「寿命ばかりはどうしようもないんだ……」


左右田「西園寺…………」

小泉「……ホント、お婆さんには全てお見通し、って感じだったわねひよこちゃん。いつも言ってたでしょ? ひよ子ちゃんはもっと素直になった方が良いって……。なーんだ、こんなに大勢で押しかける必要なんて無かったじゃない(クスクス)」

西園寺「~~~~~~~~~ッツ!!(顔真っ赤っか)と、兎に角みんなにご挨拶に行くんですよね!? 私も西園寺家の一人として今すぐに来客対応用の着物に着替えてきます!! ほら、左右田お兄も来る!! もう私の旦那様なんだからそんな服じゃなくてちゃんとした着物を着てよね!!」

左右田「えっ!? あの、俺もかよ!! つーか今まで着物なんて着た事ねぇんだけど……」

お婆さん「仕え人」

仕え人「ハッ──和一様、こちらへ。最初の着付けは我々がさせて頂きますのでどうか気を楽にして我らにお任せを」

左右田「は、はい……。えっと、じゃあ小泉は──」

小泉「先にみんなの所に行って待ってるわ。……みんなきっと驚くでしょうね。いきなり「実は今回結婚することになりました」だもん」



そうして、俺と西園寺は着物(多分だがメッチャ高い奴)を着て、西園寺のお婆さんといっしょにみんなと西園寺家の重鎮の前にあいさつをしに行った。

俺と西園寺の結婚を聞いて、みんなはそりゃあ驚くは喜ぶはの大騒ぎだったが、十神や九頭龍なんかは「嵌められた」と、少しばかり悔しそうな顔をしていた。あとで理由を聞いてみたところ──


十神「あの婆さんは初めから「西園寺を助ける為に希望ヶ峰学園の生徒がどれだけ動いてくれるのか」をテストしようとしてたんだろう」

九頭龍「希望ヶ峰学園でどれだけ「良い友達」って奴を作れたか確かめる為にな。それで俺や十神、ソニアっつー国を動かすことすら出来る権力者達が『西園寺を助ける為に』集まったんだ。内外的にゃあ『流石は西園寺家、あの十神家や九頭龍家の次期党首まで動かすとは』って感じになる」

十神「まったく……食えない婆だ。自分の寿命さえ利用するとはな。結婚も、最初からさせる気なんかサラサラなかったんだろうさ」


──と言うことらしい。どうたら俺達は最初から最後まであの婆さんの手の平で踊らされてたみたいだ。そんで、西園寺家の古くさい伝統はお婆さんの鶴の一声で↓1(補正50)%ほど無くなった。 ? 結婚を予定してた相手の家はどうなったかって? そりゃ↓2


01~60 霧切達に犯罪の証拠の数々を掴まれて御用となった。
61~90 今回の件を知り、自分達から結婚を断わってきた。
91~00 まさかのこの面子相手に喧嘩を売ってきた(アホウ)

じゃあ日向、左右田と西園寺の結婚の時に降霊術使っておばあさんに見せてあげたらいいじゃあないの?見えなくても見えるでしょう。


西園寺家の伝統──国を裏の裏から動かすために必ず良家の娘か息子と結婚させる──って風習は完全に無くなった。まぁ二割ぐらいは悪しき風習って奴が残っちまったみたいだけど……そこは俺と西園寺で必ずなんとかしてみせるさ。

あと、今回の結婚相手(偽装)だった相手の家は、霧切達別行動班に犯罪や悪事の証拠の数々を掴まれてあえなく御用となった。ホント、どれだけ感謝してもしたりねぇよ、みんなには……。霧切なんか「あら? これで依頼を終えたつもりなんて無いわよ? 次は必ず、失踪した西園寺さんのお父さんを見つけ出してみせるわ」と言ってくれたたしな……そして──



左右田「あのー……ほ、本当にやるのか?」

花村「何言ってるのさ、当然でしょ!?」

東条「肝心の先輩達の正式な結婚式にお婆さんはどう足掻いても出席できない……なら」

澪田「今ここで先行結婚式をやっちまおうって話しっすね!! ヒャッハー! 唯吹超歌ってお祝いしたい気分何すけど、今だけは全力を持って自重するっす!!」

朝日奈「うーん、こういう「畏まった場」は苦手なんだけど……先輩達二人の結婚式だもんね!! えーっと、守っておかなくちゃいけないマナーとかあるっけ? それとご祝儀ってのも出さなくちゃいけないんだよね? ど、どうしよう。私今大したお金持ってないよ!?」

不二咲「お、落ち着いてぇ! 正式な結婚式じゃないんだから!! それっぽい物をするだけなんだから!!」


と、俺達希望ヶ峰学園からやってきた生徒全員は、西園寺家の大広間でそれはそれは豪華なおもてなしを受ける事になった。俺はもう「西園寺家側」の人間として「持てなす側」だから料理はあまり食えなかったけどな! んで、だ……。結婚式の重要な儀式と言えば──



~~~~~~



左右田「じゃ、じゃあ行くぞ。さいお……ひよ子」

西園寺「う、うん。来て、お兄……」

ジーッ……という視線が周囲から突き刺さる。あーっもう視線がウルセぇ!! テメェらよってたかってニヨニヨニヤニヤしてんじゃねぇ!! こっちは初めてのキスでスゲー緊張してんだぞ!!


西園寺「お兄……はやくぅ……は、恥ずかしいから……」

左右田「あ、ああ」

そうして俺は西園寺の唇に自分の唇を近づけ……↓1(高コンマ程濃厚で周りが恥ずかしくなってしまう様なキス。低コンマ程付き合いたての恋人の様なキス)


>>126 これぞ左右田クオリティですねぇ!! で、流石に可哀想なんでやり直そうかと思ったんですが >>127>>128が連続ゾロ目なのでこう処理します。
>>124 日向「その発想は無かったな……俺がその時も魔法を使えたらやってみるか」



──ガチッ! と歯と歯のぶつかる音がして、俺達は痛みに悶えながら唇を押さえ合う。暫くの間をおいて、ドッ──! という爆笑が大広間に響いた。 め、めっちゃ恥ずかしい! 付き合いたての恋人かよ俺らは!! いや実際そうみたいなもんだけどさぁ!!


西園寺「~~~~~~~~~ッツ! ちょっと何やってんのお兄っむっ──」

恥ずかしさのあまり、問答無用でキスを再開した。は、初めてだから加減が分らねぇ!! ええっと、確か男子連中と一緒に見たAVじゃあ……。


西園寺「──ちょ、ちょっと待ってお兄あむっ…………い、いきなり激しすぎだからむうううっ………!!」

ええい、もう知るか! 俺が好きなようにやらせて貰う!! と、計三回(一回は大恥を掻いたが)のキスをした。ちゅぽん、という音を立てて、ようやく俺は西園寺の唇から自分のそれを放す。


西園寺「はぁ……はぁ……はぁ……//////」

赤松「う、うわぁ//////」

舞園「な、なんと言いますか、その//////」

花村「完全に「ピ───」前のキスだったよね!!「おおっとそれ以上は言わせねぇっす! 輝々ちゃんは空気を読むっすよ!!」

西園寺「~~~~~~~~~ッツ! お兄! あとでお説教!! 言いたいことがタンマリあるから覚悟しておいてよね!!」

はい、本当にすみませんでした……。その、恥ずかしくてなんとか掻き消そうと頑張ったらマジでシャレにならないぐらい濃厚なキスになっちまったみたいです……。



~~~数週間後~~~


腐川「『こうして、西園寺家と希望ヶ峰学園を巡る大騒動は幕を閉じた……。今後は二人の力によって、西園寺家はより発展し、よりよき名家となって行くだろう……』ふぅ、こんな物かしらね。物語としては↓1点(超高校級の文学少女補正+40)って所かしら」

93+40=133 ミリオンセラー&○○賞間違い無し。


腐川「ふ、ふふふ……我ながら会心の出来ね……。ガラじゃ無いけれど、念密な取材が出来たからかしら……もっと取材回数を増やすとか……」

舞園「腐川さん、それは良いんですが……」

霧切「………最近のあの二人の様子を取材する必要は無いんじゃないかしら」

朝日奈「今までの鬱憤が溜まってたんだろうね。もう↓1(補正+40)のラブラブっぷりで学園内ですっかり有名だよ……」

不二咲「ぼ、ボクと入間さんといる時の左右田先輩もほぼ毎回西園寺さんの事しかしないもん……」




~~希望ヶ峰学園・77期生教室~~~



西園寺「はいお兄♪ あーん」

左右田「あーん♪ やっぱひよこの作る弁当は美味いなぁ!! また腕を上げたか?」

西園寺「えへへ~♪ 花村と東条にみっちり料理の基礎基本を教わったからねー。本格的に私の家に婿入り修行する事になったらもう私の手料理なんて滅多に食べられないだろうから、今だけの特別だよ~! だからその~……」

左右田「ああ……。言わなくても分かってるよ」

左右田は西園寺にしか聞こえないように顔の側に耳を近づけ、小さな小さな声でこう囁いた。


左右田(俺を傷付けて、自分にまで嘘付いて、みんなに大迷惑を掛けたわるーいわるーい娘には今まで以上に過激で、ハレンチで、エッチな『オシオキ』をしてやらないとな……覚悟しろよ)

西園寺「~~~~~~~~~ッツ!(ゾクゾクゾクゾクッ!!) う、うん! 次のデートの時、楽しみにしてるからね!!!」

小泉「…………ねぇ日向、相談があるんだけど」

日向「……なんだよ小泉」

小泉「ひよこちゃん達のバカップルぶり、もうちょっとなんとかならないかなぁ……? いや素直になれって言ったのは私なんだけどさぁ……」

日向「……それは暫くの間は無理だと思うぞ? だってあの日、左右田が今までで一番の発明品の↓1(メッチャ便利な物(ただし、左右田が作れる範囲に限る))を持って」



左右田『ほんっっっとうにありがとうな、日向! お前は俺の史上最高のソウルフレンドだ!! 式には絶対呼ぶから是非来てくれよ!! もう学園生活も残り少ないけど、これからは卒業まで思いっきりひよ子とイチャイチャするぞー!!』



日向「って報告に来たもん……。これ以上度が過ぎたら俺求めるつもりだけど、あいつら叱られないギリギリのライン(100を越えない)でいちゃつくから文句も言えないし……」


……ま、仕方ないから我慢してやるさ。『学園長との約束』もちゃーんと守ったし、俺にはあいつに負い目があるからな。思う存分イチャイチャしやがれってんだ。……あ、ただし人目に付くような場所で過激な行為はするんじゃねぇぞ? 庇いようがねぇからな。





『学園長との約束』 「「西園寺ひよ子」さんを無事希望ヶ峰学園に復学させられた場合、今回の我が儘への罰則を免除する──」



77期生のSPクエストをクリアしました!! 左右田・西園寺・小泉との友情値が限界突破しました!! 三人は日向のお願いを「なんでも」聞いてくれるようになりました!! あ、あとついでに↓1を手に入れました。

2人のラブラブ写真が書かれたお皿

>>134 日向「それは発明品じゃねぇだろ!?(それはそれで貰った事にするけど)再安価↓1!! メッチャ便利な物を手に入れられるチャンスなんだよ!!」

もしもボックス

>>137 日向「左右田の技術の範囲を越えない様にって俺言ったよな!? あー、でもどうしよう。あったらスゲー便利そう(詰んだときに)

もしもボックス(弱体化番)を許可する? 許可しない? ↓3までの意見採用。

日向くんは『もしもボックス』を手に入れました。「一度だけ」「もしも○○だったら」の世界に出来る。一回しか使用出来ない為、使い所は良く考える事をオススメします。

あ、ただしこのシリーズで出来たキャラの設定や過去をぶち壊すような物は止めてください。

そして3連続になりますが>>1の感想を……もう>>1はどれ位の描写が良いのか、どれぐらいの人が「そういう展開」を望んでいるのか分らなくなってしまいましたよ……いや左右田と西園寺編が終わったからもう暫くは……王馬と入間と夢野がいたわ()

ええい、もう知るか!! 万人受けする作品なんてないんだ!! 俺は俺なりの作品を書きます!!(ヤケクソ)

>>143
どういうことがダメなんでしょうか?

>>145 夢野が王馬以外を好きになったとか、西園寺がMじゃなくてSになったとかですね。あとはドラゴン騒動の事などもそうです。

結局下ネタは書きたいのか書きたくないのかどっちなんだ


日向「なぁ七海」

七海「なぁに? 日向くん」

日向「七海はさ、声優さんの声がキャラと合ってるとか合ってないとか気にする派か? しない派か?」

七海「んー、基本的にしないかなぁ? というかゲームをしている内に「もうこの人の声以外考えられない」って感じになっちゃうよ」

日向「意外な人が意外な声で意外な作品の意外なキャラをやってたりする時あるもんなぁ……。声優さんも大変だよな」



コンコンコン!



日向「おっと、依頼人か?」

七海「なんだか久々な気がするね」

日向「そりゃ冬休みが明けて間も無いからな……はーい! どうぞ!!」

↓3「失礼するよ」


↓3までの安価で、一番「コンマ値が高かった」物を採用。

もしもボックスで一度改変した事象は取り消せないの?モンスターが世間でペット扱いの世界にしたら戻せないのか

苗木が来たかぁ……! 苗木が来てしまったかぁ……(いや待て落ち着け。あれとあれを挟むんだからまだ十分猶予はある!!)
>>148 エロい事、は書いても「本番」は書きたくないですね。あとエロ描写は今まで自分が書いたそれを越える物は無いと思ってください。

>>154 そこはまぁその時に決めると言うことで(ぶっちゃけ処理が面倒臭い事になりそう)


苗木「し、失礼します!」

七海「苗木くんだ!! なんだろう、ようやっと初代主人公登場! って感じがして嬉しいよね!!」

日向「お前は何を言ってるんだ?」

今回の依頼者は78期生の『苗木誠』才能は「超高校級の幸運」だ。


やや引っ込み思案だが、人よりすこし前向きで諦めの悪い性格。特筆すべき才能を持たず、勉強・運動ともに「それなり」で趣味はゲームという何の変哲もない平均的な普通の高校生だったが、そんな平均的学生たちの中から抽選で選ばれ入学を果たしてしまった超高校級の「幸運」。両親と妹からは入学を喜ばれていたらしい。

学生ブレザーの下にパーカーを着込んでいる。特筆すべき特徴は少なくトレードマークの「くせっ毛」ぐらい。映画・音楽など各種ランキングの1位を調べれば大抵それが彼の好みと自称するくらいの平凡な人間で、上記の人より少し前向きなことが唯一の取り柄である。そのため、他の超高校級のメンバーと一緒にいる際に自分の存在が小さいものと感じているふしがある。

また、幸運と言われつつも、セレスと交わされるギャンブルの話題の中でしっかり搾り取られてしまったり、自分の寮の部屋のバスルームのドアだけ建て付けが悪かったり、面倒事を押しつけられたりすることから「超高校級の“不運”」とも揶揄される事があった。

しかしその下地から滲み出る謙虚さ、素直さから全てのメンバーと衝突することなく会話ができており、いまや78期生メンバーの中心的存在だ。


七海「日向くん! これは大事な会合だと思って臨んでね!!」

七海はそんな意味の分らない言葉を残し、いつものように俺の研究教室を立ち去ってしまった。そして俺もいつものように、苗木に来客用のソファーに座るよう促す。


日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」

苗木「は、はい! 実は↓3」


↓3までの安価で、一番「コンマ値が低かった」物を採用。


苗木「……日向先輩は僕に妹がいることって知ってましたっけ」

日向「ああ知ってるぞ。いつかお前が「自分より背が高くなっちゃった……」って言って落ち込んでた「苗木こまる」の事だろ?」

苗木「は、はい! そのこまるなんですが、ぐ、グレて無免許運転上等のレディース暴走族になっちゃったんです!!」

日向「…………マジ?」

苗木「残念ながら本当で……言葉使いもすこぶる悪いし滅茶苦茶反抗的になっちゃって……。僕もうどうしたら良いか……!」

日向「お、落ち着いてくれ!! まずお前の妹がそうなった原因に心当たりは無いか?」

苗木「↓1(高コンマ程ある。超高校級の幸運補正+30)」

これは超高校級の幸運にして初代主人公 99(スパクリ)+30=129 めっちゃ心当たりがある。


苗木「……実はその、原因はもう分ってて……」

日向「なんだ、そうだったのか。じゃあそれを取り除けばいいわけだな。それで何だったんだ?」

苗木「↓3」

↓3までの安価の中で、使えそうな者を全て採用。

えー、あのですね? 申し訳ありませんが日向くんが魔術を使えるようになった事自体>>1の中で一番と言って良いぐらい想定外な事&魂の契約って要するに遊○王GXの十代&ユベル状態なので……

↓1

01~70 魂の契約はしてないけどしょっちゅうミミが遊びに来るようになった。
71~00 魂の契約をしてしまった(>>1の特別措置で、ミミは苗木にしか変身出来なくなる様な事はありません)


苗木「み、ミミちゃんっているじゃないですか。その……僕と結婚の契約を交わしたって言うドラゴンの女の子の……」

日向「ああ。覚えてるけどそれがどうしたんだ?」

苗木「そ、その子の人間体といつものみんな……霧切さん舞園さん朝日奈さん不二咲くんの四人を家に誘ってお泊まり会をしたんです。両親不在の日だったし、妹もちょっとした都合があってその日帰ってくる予定は無かったんですがその……」

日向「……その?」

苗木「その時にその……『折角だからみんなで一緒にお風呂に入りましょう』って事になって、みんなでお風呂に入ってたんですが……予定よりずっと早く帰って来た妹に混浴シーンを思いっきり見られちゃって……『お、お兄ちゃんの馬鹿ー!!』って家を出て行ってから……」

日向「苗木」

苗木「分ってます……全面的に僕が悪いって……。自分の兄が『ハーレムホモロリペド野郎』だったなんてそりゃグレますよね……。で、でも僕はまだ……!!」

苗木の気持ちは分る。俺と同じように、苗木はまだ「答え」を出せていないんだろう。混浴だって、その場のノリと雰囲気……六人の仲の良さからくる健全な物だったに違いない。(それぞれ苗木にアピールはしてたと思うけど)


苗木「そ、それで僕がどんなに頭を下げて謝ってもこまるは許してくれなくて……! もう、あの頃の仲の良かった兄妹には戻れないのかなぁって……。ううん、戻れなくても構わない。せめてこまるの非行を止めさせてあげたいんです! 事態が大事になる前に!!」

うーん……これは久々に難問がきたなぁ……。依頼を受けるのは確定なんだが、まず何をしたら良いんだ……? ↓1


①取りあえず最原に(霧切は最悪逆効果になると思うので)調査を依頼する。
②暴走族と言えば太和田なので何か知っていないか話しを聞いてみる。
③こまると仲が良いという腐川に話しを聞いてみる。
④その他安価。


日向がこまるを尾行

>>179 なんでぇ!?(スパクリ)


日向「……分った、その依頼受けるよ」

苗木「あ、ありがとうございます!! あの、何か僕に出来る事は……」

日向「悪いけど、ある程度結果が出る間では大人しくしててくれ。お前が動くと事態をもっと悪い方向に引き込みかねない」

こりゃあ霧切は勿論、太和田にも最原にも腐川にも話しを聞くわけにはいかないな。俺が直接調査しないと……。

──こうして苗木に妹の詳しい情報を聞いた俺は、独自に調査を開始した。まずはこまるが苗木家を出て行ってからどこに行くのかだ……まさか学校までサボってるんじゃないだろうな……?



~~~とある日、朝~~~



こまる「……行ってきます」

日向(透明化&サイレス状態)(……動き出したな。さて、悠々と尾行させて貰おうか)

暫く道なりに歩いていたこまるだったが、突然↓1

01~30 いや普通に学校に行ってるじゃん。
31~60 路地裏で私服に着替えてゲーセンに行った。
61~90 なんか廃棄された工場みたいな場所に入っていったんだが?
91~00 ぬ、盗んだバイクで走り出しやがった!!


こまる「……この辺で良いかな」

と、こまるは独り言を呟くと、路地裏に入って服を脱ぎ始めた。(当然着替えシーンは見て無いぞ?)そして私服に着替えてから、俺や七海がいつも行く「ゲーセン」に入浸り始めたのだ。


こまる「~~~~~~♪」

日向(学校をサボってゲーセンか……。ここまではよくある非行少女の行動だけど……。あ、あれは↓1!!)

01~30 不良みたいな女子グループと合流し、一緒に遊び始めた。
31~60 不良みたいな男女混合グループと合流し、一緒に遊び始めた。
61~90 不良男子グループに絡まれて今にも強引に連れ去られそうになっている!! 不味い!!
91~00 なんか絡んできた不良男子グループを一蹴しちまったんだが……


不良男子A「よぉそこの子、メッチャ可愛いじゃん。なぁなぁちょっとオレらと遊んでくんね?」

不良男子B「そうそう、ちょーっとオレらのアジトで楽しい遊びをするだけだからさぁ!」

不良男子C「でゅふふ……怖くないからね……怖くないからね~」

あ、あからさまにガラの悪い不良グループに絡まれちまってやがる! これは不味い、すぐに助けに──!!


こまる「……ふんっ!!」キンテキ

不良男子A「ぐ、ぐぁあああああああああああああっ!!」

不良男子B「こ、この女テメェボフォオ!!」

不良男子C「うわこのJCつょいでござる;;」

不良男子D「五人に勝てるわけがぁふああっ!!」

不良男子E「よ、よくもやりやがぐほぉおおっっ!!」

こまる「…………今良いところ何だから、じゃますんな雑魚共」

つ、つ、つえぇ!? 不良男子グループ5名を一人で一蹴しちまった!! 最低でも太和田クラスかそれ以上はあるぞこの強さ! なんだ? こまるってこんなに強かったのか!? 俺が物陰からその後の様子を見張っていると、こまるを慕っているような口調の、同じく柄の悪そうな女の子達が出て来て……。


不良女子A「おいおいテメェら、喧嘩を売る相手ぐらい選びな!!」

不良女子B「そうだ! この方こそ我ら↓1(暴走族グループの名前)のトップにたった数週間でなった伝説のスケバン……」

不良女子C「人呼んで↓2のこまる様だぞ!! テメェらこまる様にケンカ売った覚悟は出来てんだろうなゴラァ!!」

伊吹童子

スカルファックシスター

火取羅

>>188 すみませんが>>187の安価と組み合わせるなら>>189の方が合ってると思うので両方採用で。


不良女子B「そうだ! この方こそ我ら『伊吹童子』のトップにたった数週間でなった伝説のスケバン……」

不良女子C「人呼んで『スカルファックシスター』または『火取羅(ヒドラ)』のこまる様だぞ!! テメェらこまる様にケンカ売った覚悟は出来てんだろうなゴラァ!!」

日向(い、『伊吹童子』だって!? それに『スカルファックシスター』に『火取羅』!!)

二つ名の方は知らないが『伊吹童子』は俺も聞いた事がある。確か関東で↓1の超有名な暴走族グループじゃないか!!


01~30 新規精鋭の大注目レディース暴走族。
31~60 既に幾つかの暴走族を潰したことで名が知られている新規精鋭のレディース暴走族。
61~90 レディースでは関東最強なのではないかと噂される超有名レディース暴走族。
91~00 暮威慈畏大亜紋土(クレイジーダイアモンド)に匹敵するレディース暴走族。


前に太和田から聞いた事がある。……新規精鋭なのにやたらガッツがあって『兄妹』って奴に恨みがある女性グループだけで結成された新規精鋭のレディース暴走族があるって! そのヘッドがこまるだってのか!!?

不良男子グループはその名を聞くなやいなや「し、失礼しましたー!!」と大慌てで逃げていく。……こりゃあ大変な事になって来たぞ……? 一組織のヘッドになったって事は部下もそれなりにいるって事だ。

……1対1で話が出来るような状況を作らないといけないと思ってたんだが、こりゃ魔法を使わない限り無理臭いな……でも、俺は限界の限界がくるまで「ただの人間として」動くって決めてるんだ。……すでに「透明化」と「静音化」の魔法を使ってるじゃないかって? ……まぁそこはそれって奴だ、うん。

その後、数時間ゲームセンターで遊んだこまると不良少女達は、次に↓1へと向かった。

赤松妹かぁ……流石に名前を付けないわけにはいかないかなぁ……? それとも「ギャル松」でいいですか?

↓3までの意見を採用。

先に決めておきます。ギャル松とこまるの仲の良さ↓1

01~30 ただの友達
31~60 親友
61~90 姉妹の杯を交わした。
91~00 レズな関係




~~~廃工場跡地~~~



ギャル松「ふーう……あっれこまるじゃん。……どうしたの? なーんか機嫌悪そうだけど」

こまる「うん。途中でウッザイ雑魚に絡まれてゲーセンの最高得点取り逃してさ……。あ、火頂戴」

ギャル松「いいよ-。はい」ボッ!

こまる「ありがと……ふぅー……やっぱタバコって美味いねぇ」

ギャル松「でしょー? でも最初は咽せまくってゲホゲホ言ってたよねこまるってばwwww」

こまる「あの時は『肺に入れる』って感覚が分らなかったの! でも今は至福の時だよ……嫌な事ぜーんぶ忘れられるんだもん。あ、レディースA灰皿取って」

レディースA「ははっ! こちらに」

こまる「ん、ありがと」

ギャル松「おー、レディースの総長っぽい」

こまる「総長っぽいじゃなくて総長なの!! ギャル松もさー、いい加減ウチに入んない? 姉ちゃんに恨みあるんでしょ?」

ギャル松「まぁねー、でもやっぱ止めとく。こうして自由気ままに毎日を過ごすのが私には会ってるよ」

こまる「そっかー。ま、しゃーないか」


ギャハハハハハハハハ!! という不良女子達の笑い声が廃工場にこだまする。……これ、本気で不味いな……完全に「不良少女のトップ」に立っちまってるじゃないか……流石にここから苗木の知ってる「苗木こまる」に戻すのは至難の業だぞ……? どうする↓1


①太和田に相談する。
②九頭龍に相談する。
③苗木に一旦報告する。
④その他安価。





それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

恋バナがはじまりそうなので聞き耳立てる。こまると赤松妹の恋愛相手は希望ヶ峰学園の男子生徒っぽいぞ。修羅場っても面倒くさいんで彼女持ち以外でよろ

えー、人がいないのは分かっているんですがゲリラ投稿です。>>201 なんでじゃああああああああああ!!(ハイパークリティカル)
と、兎に角ハイクリ処理は後回しにして、それぞれ誰に惚れているかを決めさせて頂きます。

こまる↓1
ギャル松↓2

01~33 77期生
34~66 78期生
67~99 79期生
00 まさかの女子生徒

では具体的に誰?

こまる↓1

01~20 桑田
21~40 太和田
41~60 十神
61~80 山田
81~00 石丸

ギャル松↓1

01~25 田中
26~50 弐大
51~75 豚神
76~00 狛枝

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


こまる・ギャル松『せーの……!』

こまる・ギャル松「「山田さん・豚神さん!!」」

こまる・ギャル松「「え~、趣味悪ーい!!」」

日向(……嘘だろ?)

ギャハハハハハハハハ!! という二人の笑い声が廃工場にこだまする。どうやら恋バナになったようだが、二人共意外な奴が好みなんだな!? 『デブ専』──って言うんだったか?


レディースA「あのー……恐れながら申し上げますが二人はあれですか? 所謂『デブ専』って奴で?」

こまる「違うっつーの! 私達にはちゃんと惚れるだけのエピがあるんだよ!!」

ギャル松「そうそう、私は↓1っていう事があって~」

こまる「私には↓2っていうメッチャ格好良い山田さんとのエピソードがあるんだから!」

日向(……マジで?)

(女の子が惚れてしまうような物でお願いします)

一年目の78期が苗木の実家で苗木の誕生日パーティーをしていたとき、こまるが冗談で打ち切り漫画の続きを同人誌で描いてほしいと山田に頼んだ
山田は本当に書きあげ、こまるの誕生日パーティーの日に原作愛ある続編同人誌をこまるにだけプレゼントした事で惚れた

>>214 うわぁあああああああああああああっ!(>>201に続くハイクリ)


ギャル松「私が始めてマジの『家出』って奴をした時に、お金も食糧も尽きてもうダメかもって時に颯爽と現われて──」


豚神『おい、貴様三食まともな物を食っていないな? こんな夜中まで一人で遊びほうけているにしては憔悴しすぎている。家出か? ……貴様を説教する気も庇い立てする気もないが取りあえず付いてこい。飯ぐらいなら奢ってやる』


ギャル松「って理由も聞かないで豪華なお店でご飯を奢ってくれてさー! 今でも度々連絡取るんだけど、本当に一々言動が格好良い人なんだよね~。あれで痩せてたらマジで完璧なのに……」

こまる「分ってないなー、痩せてても太ってても良いじゃん。そこに愛があればさ!! あ、私は実家でクソ兄貴の誕生日パーティーをした時、冗談で大好きだった打ち切り漫画の続きを同人誌で描いてほしいって山田さんに頼んだんだけど~……。山田さん、本当に書いて私の誕生日パーティーの日に原作愛がタップリの続編同人誌をプレゼントしてくれたんだよね!! しかも代金も別の要求も一切無しで!! あ~、本当に嬉しかったなぁ……!!」

なるほど、そんな事があったのか……。確かに思春期の女の子を惚れさせるには十分なエピソードだな。これは上手く使えばいけるかも知れないぞ……あと、赤松の奴にも話しを聞いてみる価値が出て来たな。さて、じゃあどうするか……。↓1


①太和田に相談する。
②九頭龍に相談する。
③豚神に相談する。
④山田に相談する。
⑤赤松に話しを聞きに行く。
⑥その他安価。


……これは折角見つけた別の糸口からも調査をするべきだな、赤松に話しを聞いてみるか。



~~~翌日・超高校級のピアニストの研究教室~~~



日向「呼び出してすまないな、赤松」

赤松「いえいえ! 私、日向先輩の事なら喜んで力になりますよ!! ちゃ、茶柱さんを含めた例の方々からは嫉妬されるかもしれませんけど……。それで、何の用事なんです?」

日向「ああ、実は~~~事情説明中~~~って事なんだが、お前何か妹の事や苗木妹の事について何か知らないか?」

赤松「↓1」(高コンマ程知っている事が多い)


赤松「あ、あの娘が廃工場でそんな事を!? ほ、本当にすみませんご迷惑をお掛けして……!!」

日向「ああいや、良いんだよ。こっちも『依頼』を受けて調査してた訳だしな。それで、何か知ってる事はないか?」

赤松「……ごめんなさい。ギャルちゃんとは小さい頃は本当に仲が良かったんですけど、私が中学生に入った頃から家でもほとんど会話しなくなっちゃって……↓1って事しか知りません……」

日向「そうか……」

赤松「で、でも! 妹がそんな非行をしてるだなんて知って放っておけるほど、私はギャルちゃんを見捨てられません!! 私も『依頼』に協力させてください!!」

日向「……ああ、是非頼む」

赤松ちゃんの家庭事情がどんどんトンでもない事になっていく……!!


お、重い……想像以上に赤松を取り巻く家庭事情が重かった……。こいつの両親、離婚してたのか……。うーん、調べなくちゃ行けないことがどんどん増えている気がする……もうこれ俺一人で調査するのは限界っぽいぞ……? どうする↓1


①最原を頼る。(両方ルート)
②太和田に相談する。(両方ルート)
③豚神に相談する。(ギャル松ルート)
④山田に相談する(こまるルート)
⑤その他安価。


……やっぱり餅は餅屋だよなぁ。



~~~超高校級の探偵(79期)の研究教室~~~



日向「~~~って訳なんだ」

最原「そ、そんな……! なんで僕に相談してくれなかったの!? 赤松さん!!」

赤松「ごめん……本当にごめんね……。最原くんを私の家庭事情に巻き込みたくなくて……」

最原「そんなの遠慮しなくて良いんだよ! 君が困っているなら、例えどんな事でも僕は君の力になるから!!」

赤松「最原くん……」

最原「……兎に角、事情は分りました。赤松さんの家庭事情と妹さんの事。苗木先輩の妹さんと『伊吹童子』の事は僕も調べてみます。先輩は──」

日向「俺も俺で行動する。なにせ一番最初に『依頼』を受けたのは俺だからな、赤松は最原のサポートを頼めるか?」

赤松「はい! 分りました!!」

さて、これで頼もしい協力者が一人増えた訳だ。情報の捜査は俺も続けるつもりだが、そろそろ『どうやって彼女達の非行を止めるか』を考えても良いだろう……。さて、どうするかな。↓1


①太和田に相談する。(両方ルート)
②豚神に相談する。(ギャル松ルート)
③山田に相談する(こまるルート)
④その他安価。

あのー、こまるさん? あなたもしかして兄の幸運吸い取ってません?


……そうだな、まずはこまるがガチ惚れしてるっぽい山田に相談してみるか。



~~~超高校級の同人作家の研究教室~~~



山田「おや、誰かと思えば日向創殿ではないですか。まさか自分から拙者の原稿を手伝いに来て下さったので?」

日向「悪いけど、んなくだらねぇ冗談言ってる場合じゃないんだ。実は~~~~~~って事なんだお前、なにかこまるについて知っている事はないか?」

山田「そ、そそそそそそんな……! 苗木こまる殿がレディース暴走族の頭領に!!?」

↓1(山田からこまるへの好感度wハイパークリティカル&66ゾロ目の効果で補正+70)

↓2 山田が知っている事(上記と同じ効果で補正+50)

好感度 129 ガチ惚れしているが「こんな自分があんな現実に舞い降りた美少女と交際するなんて……」と考えている。
知っている事 98% 惚れているこまるが時々自分に電話してくるので、グレてしまっている事は知っていた。


山田「……正直なことを申し上げますと、苗木こまる殿が荒れに荒れているのは知ってたんです……。なんでも──


こまる『ウチの兄があんなに淫らなでエロゲーの主人公みたいなことしていてこうなったらグレてやります!!』


──と言っていましたので……。ああ、何で僕はこの時点で日向創殿に相談しに行かなかったんでしょうか……! 何で苗木誠殿に「いい加減に女性を一人に絞るべきですぞ!!」と言ってやらなかったんでしょうか……!!」

日向「山田……。いや。今からでも遅く無い、こまるの非行を止める為に力を貸してくれ」

山田「ええ! 知っている事は全てお話させて頂きますぞ!! 具体的には↓1↓2↓3ですな!!」


山田「実は苗木こまる殿はこっそり舞園さやか殿の曲の振り付けを練習していて「それが何の役に立つんだ?(ニッコリ)」ひぃいいいいっ! すみませんすみません!! えっと……苗木こまる殿はよくコミケに来て拙者の好きなコスプレしてくれるんですよ。で、前に一度『不良少女とオタクの恋を経験してみたい』と言ったのですががまさかそのせいで……?」

日向「うーん、可能性はあるが……。(いや待て、こまるもギャル松も山田と豚神にガチ惚れしてるみたいだったし可能性はあるんじゃないか?)……他には?」

山田「……『本当はね? お兄ちゃんと仲直りがしたいんです』というLINEが一度だけ送られて来たことがあります……。僕としてもなんとかあの二人には仲睦まじい兄妹に戻って欲しいのです」

日向「そっか……。本人が心の中でそう思っているなら十分希望はあるな。ありがとう山田、参考になったよ。もしかしたらまた力を貸して貰う事があるかもしれないから、その時は──」

山田「ええ、お任せください! 拙者、ガラにもなく全身全霊で事件解決に協力させて頂きましょうとも!!」

よし、また頼もしい仲間が一人増えたぞ! それにこまる本人が苗木との仲直りを望んでいるなら希望はある。さて、次は何をするべきかな……↓1(完全にフリー安価とします)


……苗木も勿論だが、前に学級裁判(議論スクラム)になった時にも言われてた通り、苗木は『振り回されている側』だ。……苗木だけじゃなくて、苗木を好いている奴らにも協力を要請するか。



~~~超高校級の相談窓口の研究教室~~~



日向「……霧切なんかはもう感づいてると思うし、もしかしたら独自に調査を始めて色々と掴んでるかもしれないけど今回お前達を呼び出したのは他でも無い。苗木こまる……苗木の妹についてだ」

霧切「…………」

舞園「…………」

朝日奈「…………」

不二咲「…………」

みんな察しているのだろう。ソファーに座ったまま、罪悪感タップリの表情で俯いている。……ここに追い打ちなど掛けたくないが、話さなければならない。……苗木こまるの『現状』って奴を──


~~~事情説明中~~~


日向「とまぁそんな訳で、あいつは今『伊吹童子』っていう新規精鋭のレディース暴走族の頭領になっちまってる。不登校なのは勿論、無免許運転にたばこも吸ってるし、酒も飲んでるかもな。……でだ。お前らが……お前らが知っている情報がもしあれば話して欲しい。それと、こまるとギャル松の更生にも協力して欲しい」

四人は無言のままコクリと頷くと『自分達しか知らないこと』を話してくれた。それは……


↓1 霧切
↓2 舞園
↓3 朝日奈
↓4 不二咲

霧切のみ、超重要な情報でも構いません。他の娘達は程々にしてください。

ツイッターで見た文面の限りだと苗木が複数の人と付き合うのがグレた原因じゃあないと思う。責任が取れるのかとか書いてたから無責任に見えたのではないかと

伊吹童子は強豪のレディースといえど一般人の中に限った話よ
常習的に婦女暴行してる暴走族がいて伊吹童子を狙ってる。退学処分になった元超高校級もいてこのままではあの娘達狼に食べられるわ

ギャル松は朝比奈の弟と仲良く遊んでる間柄

もしかしなくても僕が男の娘だから余計にこまるちゃんがぐれた?

>>237 ええっとすみません。『責任が取れるのかとか書いてたから無責任に見えたのではないかと』の意味がちょっと分らないのですが……。
こまるは苗木が「最終的に一人に絞るのを知らない」し「全員でそれを了承している関係」だって事も知らないって事ですか? それとも「そういう関係自体が許せない」って事でしょうか。

え、10分経っても反応がないので>>238を霧切の情報。>>239を朝日奈の情報。>>240を不二咲の情報として舞園の情報安価だけ再安価します↓1

この前のライブ会場でこまるちゃん見かけました

>>246>>274 両方似たような安価なので両方採用。


朝日奈「あ、赤松ちゃんの妹のギャル松ちゃんは私の弟の悠太とよく遊んでくれてますよ! ……そんな事をしてるなんて知らなかったですけど……」

ほう……、意外なところから意外な情報が出て来たな……朝日奈の弟か。前に話しを聞いた事があるけど朝日奈同様運動神経抜群なんだっけ?


不二咲「ひょ、ひょっとして僕が男だからこまるちゃんがグレちゃったんじゃ……」

不二咲はグスグスと泣き出すが、それは無いと思うなぁ……。つーかその場合、苗木が(最終的に不二咲を選んだ場合)絶対にこまるを説得してみせるだろうし。


舞園「……私、こまるちゃんも伊吹童子のメンバーもギャル松ちゃんも私のライブで見かけました。……あの子たちは嫌なことが……許容出来ない事があってグレてしまっただけの、本当は良い子達なんだと思います。……原因の一人である私が言える事じゃありませんけど……」

あ、こまるって舞園のファンだったのか! だから山田が「舞園の曲の振り付けを練習してる」って言ってたんだな。……で、残った霧切なんだが……。


霧切「……伊吹童子は強豪のレディース暴走族といえど、それは一般人の中に限った話よ。常習的に婦女暴行してる暴走族がいて伊吹童子を狙ってるの。退学処分になった元超高校級もいて、このままではあの娘達そいつらの餌食になるでしょうね」

日向「──んなっ!?」

お前なぁ! そういう事はもっと早く伝えてくれよ!! 『本当は優しくて良い子達なんだろうな』って思ってたけどこれ不味いぞ!! しかも霧切の情報(それもゾロ目)だから信憑性メッチャ高いし!!」



───ピリリリリリリリリ! ピリリリリリリリリ!!



電話……? 最原からか!


日向「もしもし、日向だ。何か分った事でもあったか!?」

最原「は、はい! それが↓1↓2なんです!!」(なるべくギャル松関連の事でお願いします)


最原『う、運良く赤松さんと妹さんを会わせることには成功したんですが、姉妹対決が勃発しそうなんです!』

日向「し、姉妹対決!?」

最原『は、はい! 二人とも口げんかしている内にヒートアップしちゃってもう↓1で決着を付けるって……。それからギャル松さんの事なんですが、離婚後は姉の収入の恩恵を受けられずに、父親と二人で貧乏生活を送っていたらしく……え、援助交際をしていたそうなんです。唯一カラダを要求しなかったのが豚神先輩で、それで惚れてしまったとか……」


二人の対決とは?

01~60 そりゃもう盛大なキャットファイトですよ。
61~90 そりゃ正式な試合に則ってのボクシング(殴り合い)ですよ。
91~00 叩いて被ってジャンケンポン(平和だなおい)

赤松が指を痛めるボクシングなんかするか?

>>253 すくなくとも01~90は殴り合いにしたかったので……。で、二人がキャットファイトしている場所はどこ?

↓1

01~30 夕日が照らす川辺沿い。
31~60 薄暗い路地裏。
61~90 例の廃棄工場跡。
91~00 希望ヶ峰学園の屋上(なんでやねん)




~~~薄暗い路地裏~~~



ギャル松「だから! いい加減私の事は放っておいてよ!! もう家族でも姉妹でもなんでもないでしょ!!!」

赤松「ぜっっったいに嫌! あなたは私の大切な妹なの!! こんな事をしてるって知っちゃって、黙っていられるわけないでしょこの馬鹿!!」

ギャル松「ウザイウザイウザイウザイウザイんだよこのピアノ馬鹿!!」

赤松「馬鹿なのは援交なんて真似してたギャルちゃんの方でしょうが!!」


ビシィ! バキィッ! ドガァッ!! という音が路地裏に炸裂しまくる。最原は二人を必死に引っぺがそうとするが、本気の本気でキレて争っている二人を止めることは出来ず、ついに決着が付いてしまい……↓1


01~30 赤松の勝ち。
31~60 ギャル松の勝ち。
61~90 両方共倒れ。
91~00 豚神が颯爽と参上し、争いを止めた。(カッケェ)


赤松(負けられない…………!)

ギャル松「クソッ……! この馬鹿姉しつこすぎる……!!」

赤松(負けられない負けられない負けられない負けられない負けられないぜっっったいに負けられない──!!)

殴った指が痛い。鳩尾に蹴りを入れられた。髪を手で持ってグシャグシャに引っ張られた。……けど、そんなこと知るもんか! 例えこの喧嘩が原因で指が折れたって構わない。私は私は──!



赤松「大切な妹を、取り戻すんだぁああああああああああああああああああああああああっ!!!」

ギャル松「んなっ──ガハッ……!!」

バキィイイイイイイイッ──!! という今までで一番大きな打撃音が路地裏に響き渡り、ギャル松はドサリとその身を地面に倒された。


最原「あ、赤松さん大丈夫!?」

赤松「わ、私なら大丈夫だよ……。ゴメンね、最原くん。こんなみっともない戦いを見させちゃって……私、彼女失格だ……」

最原「……そんな事ないよ。赤松さんが妹さんをとっても大切にしている素敵な女の子だって分って、ますます君に惚れちゃった」

赤松「も、もう……////// ……でも、取りあえずこの娘はこれで安心だね。負けたら援交を一切止めて、↓1と↓2もするって約束だったから」

最原「……その代わりに赤松さんは『希望ヶ峰学園を辞める』ってトンでもない物を背負わされてたけどね……僕、二人を止められない自分が本当に情けなかったよ……」


最原「でも良いの? 赤松さん。そんなに大量のお金を振り込んじゃって……(トリプルゾロ目効果)」

赤松「良いの! それでこの娘が非行を止めてくれるっていうなら十分だよ。ちゃんと毎日学校に行くって約束もさせたしね。あー、もう! この際だから自分の娘をこんなになるまで放置してたお父さんにもガッッッツリ文句言ってやるんだから!! 最原くんも手伝って!! あと豚神先輩も呼んで!! 豚神先輩の前でならこの娘も少しは大人しくなると思うから」

最原「……分った、日向先輩に伝えておくよ。(……君は本当に、強い女の子なんだね。赤松さん)」

赤松「さぁて、これから忙しくなるぞー!!」



~~~超高校級の相談窓口の研究教室~~~



日向「そうか、丸く収まったのか……。よかった、本当に良かったよ。ああいや、こっちはもう良い。赤松とギャル松……そっちの事に集中してやってくれ。豚神には俺から話しを通しておく。……うん、うん……ああ。気にするなよ、じゃあな」

ふぅ……と溜息を付いて、俺は電話を切る。これで二つの問題の内、一つは解決だな。さて、もう一つは……。


霧切「苗木くんとこまるさんの事ね……。私達が言えた義理じゃないかもしれないけど……」

舞園「絶対に二人を、元の『仲良しな兄妹』に戻しましょう!!」

朝日奈「……私、本当になんでもやるよ! こまるちゃんを傷付けちゃった責任は私達にもあるんだもん!!」

不二咲「うん……! 出来る事なら何でも言って、日向先輩!!」

日向「ああ、それじゃあまずは苗木こまるが『今どこにいるか』だな。例の質の悪い暴走族に見つかる前にこまる達を助け出さないと……!!」

↓1 こまるは今どこにいる?

01~30 いつもの廃工場。
31~60 いつものゲーセン。
61~90 川辺で一人黄昏れていた。
91~00 なんと普通に家に帰っていた。

↓2 どんな状況?(高コンマ程ヤバイ)




~~~ゲームセンター内~~~



こまる「~~~♪」

???「……おい」

こまる「……なによ、アンタ達」

質の悪い暴走族A「嬢ちゃん『伊吹童子』の『スカルファックシスター』か『火取羅』って呼ばれてる苗木こまるだろ?」

質の悪い暴走族B「困るんだよなぁ……あんまりオレらのシマで好き勝手されちゃあよぉ……!!」

質の悪い暴走族C「いいから黙って付いて来な。俺らのシマで好き勝手したレディース暴走族達が、どんなに楽しい目にあったか教えてやっからよぉ!!」

こまる「はっ! お断りだよこの陰ポ野郎共!!」

↓1

01~90 10人に勝てるわけないだろ!!
91~00 10人に勝っちゃったよ……。


こまる「こ、このっ! 放せ! 放しやがれこの野郎!!」

質の悪い暴走族A「たっくこの女……手こずらせやがって……! おい! 手錠と猿ぐつわもって来い!! あんまり騒がれねぇ内に撤収するぞ!!」

こまる「くそっ! くそくそくそっ!!────」

質の悪い暴走族B「これからたーっぷりと『躾け』てやっからよぉ! 楽しみにしてな、お嬢ちゃん!!」

こまる「──ヒイッ……! むぐっ! むぐぐぐぐぐっ………………!!」



──助けて……お兄ちゃん……!



苗木「……こまる?」

超高校級の幸運発動↓1(補正+50)

合計137 具体的に『苗木の身』(こまるに何か起こった訳ではありません)に何が起った? ↓1↓2(流石に状況と全く合っていない安価は↓1させて頂きます)

ドラゴンボールの気の探知能力が付与

一時的にこまるの危険とかこまるの内心が苗木君に伝わる

>>273>>274 なるほど、これならその理由付けもちゃんと出来そうですね。


ミミ「誠! 誠!!」ピョイン!

苗木「うわわっ! み、ミミちゃん。……こ、こっちに来るのは良いけどそれは僕の研究教室か家にしてって何度も──」

ミミ「そんなこと言ってる場合じゃない! 私の義理の妹が大ピンチ!!」

苗木「えっ、ミミちゃんの義理の妹って──「良いからオデコとオデコをくっつける!!」わ、分ったよ。んーと…………(こまるの現状と内心が苗木に伝わる)──!!!? こ、こまる!! こまるは今どこに──!! ここか! えっと、まずはスマフォの地図にマーキングして、それから……」

ミミ「日向を頼る! あいつはこの世界でも竜の勇者!! 誰よりも頼れる!!」

苗木「わ、分ったけど僕も行くよ! 流石に日向先輩一人に任せられない……!! 太和田くんや他のみんなにも連絡して──!!」


苗木は今どこにいる? ↓1(高コンマ程質の悪い暴走族のアジトの近く。

大和田が『太』和田になってる

70 そこそこ近い。全力で走ればなんとか間に合うかも。



~~~超高校級の相談窓口の研究教室~~~



日向「なんだって!? こまるが!!?」

苗木『はい! 今僕とミミちゃんで奴らのアジトに向かってます!! 日向先輩は──』

日向「分ってる、俺もすぐに行く!! 太和田や大神達なんかへの連絡は頼んだぞ!! ──みんな、悪いけど超急用が出来たから俺はこれで失礼する!!」

舞園「えっ、えっ!?」

不二咲「ひ、日向先輩!?」

霧切「……もしかしてこまるさんに何かが?」

日向「それを話してる時間は無い! 悪いけど苗木からの連絡を待っててくれ!!」


そうして俺は研究教室を飛び出し、昇降口を出てからすぐに『透明化』の魔法を掛けると──


日向「こい! ゴイ!!」

ゴイ「クールルゥ!!」ピュゥン!

すぐに異世界からゴイを呼んだ。さぁ、久々に大暴れって奴をしてやろうじゃないか……!!

(メタい話しですが、このまま日向くんが無双しましたオチだとツマラナすぎるので、先に苗木&こまるパートやります)

>>280 …………ちょっと大和田くんにオシオキされてきます。




~~~質の悪い暴走族のアジト・廃工場跡地(普段こまるが使っている廃工場とは別)~~~



質の悪い暴走族A「へっへっへ……良い格好じゃねぇかこまるちゃんよぉ……?」

こまる「むーっ! むむーっ!!」

こまるの現状↓1(高コンマ程ヤバイ)



質の悪い暴走族B「ほら、まずはその制服を脱がしてやっから大人しくしろ!」

質の悪い暴走族C「ついでにそのままスカートも脱がちまちょうねー。こーんなミニスカ履いて男誘ってんのかよテメェはよぉ!!」

こまる(いやっ……いやっいやっいやっ!! ……こんな奴らにこんな所で私の……私の大事な……!! 私には、私にはまだ……!!)

質の悪い暴走族D「そら、ブラも脱がしてやるよ……へぇ、結構形の良い乳してんじゃん。育て甲斐がありそうだぜ、なぁおい」

質の悪い暴走族E「さて、最後はそのパンツだ。こまるちゃんの大事な場所といざごたいめーん……」

こまる(助けてっ……! お兄ちゃん……!!)



苗木「こまるぅううううううううううううううううううううううううっ!!!!!」



こまる(……え? ……嘘、なんでここにお兄ちゃんが……?)

質の悪い暴走族A「は、な、なんだこいつぐはぁっ!!」

質の悪い暴走族B「こ、この野郎ごほぉっ!!」

質の悪い暴走族C「な、なんだテメェはぁ!! どこのナニモンだぁ!!?」

苗木「その娘の……兄だ!! お前ら、こまるから離れろぉおおおおおおおおおおおおおっ!!」(ミミの魔術で限界突破まで肉体強化済み)

↓1 苗木の暴れっぷり(補正+30)

苗木は無双乱舞を発動した

>>288>>289 モノクマ「どっちとも低数値なのが実に苗木くんですねぇ!! うぷぷぷぷぷぷ!!」

5+30=35 まぁ3割ぐらいは壊滅させられたんじゃないかな?


苗木「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!!」

苗木(か、身体中が痛い……! 頭が割れそうだ……!! 限界を超えて『魔術』って奴を使って貰った影響かな……?)

ミミ(透明化中)(誠誠? こいつら私が全員纏めて焼き殺せば──(だめぇ! それだけはやっちゃダメぇ!! じゃないと結婚を考えてあげないよ!?)……誠って不思議な人間だね。……そこが好きなんだけど)

質の悪い暴力団G「へっ……へへへっ……どうやら限界って奴が来たみたいだな……オラァ!!」

苗木「……ボハッ!!」

こまる「むーっ!(お、お兄ちゃん!!)」

質の悪い暴力団H「散々やられた借りをかえさせて貰おうか……ふんっ!!」

苗木「──グ、グハァッ!!」


↓1 その後の苗木のやられっぷり。(高コンマ程手酷くボコボコにされる)





それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。

51 まぁ半殺しにはされてるよね


ビシィ! バギィッ! ドゴォッ! ボガァッ! という連続した打撃音が廃工場内に響く。質の悪い暴力団が、苗木をボコボコにしているのだ。仲間の3割をやられて完全にブチ切れたのか、こまるの事は一旦放っておいて総出で苗木に殴りかかっている。


苗木「うぐぅっ! がふぅっ!! ゴハッあっ!!」

質の悪い暴走族K「オラオラァ! さっきまでの威勢はどうしたよ兄ちゃん!! 妹を助けに来たんじゃなかったのかぁ!?」

こまる(やめて! もうやめてよぉ!! 私ならもうどうなっても良いから! お兄ちゃんにこれ以上手を出さないでぇ!!!)

苗木「う、うぅうううう……」

質の悪い暴走族J「……! そうだ、良い事思い付いた。おい、小娘のパンツを脱がせろ」

苗木「や、めろ……!」

苗木の言葉も虚しく、こまるは正真正銘生まれたままの姿にされてしまう。


質の悪い暴走族L「へへっ、こっちに来いよ。今からテメェに見せてやるよ。大事な大事な妹の処女喪失場面って奴をなぁ!!」

質の悪い暴走族M「妹がオレらに「ピー」されるとこみてチンポおっ立ててやがれ! こいつら互いにシスコンブラコンっぽいからなぁ!! 一生忘れられない光景って奴になるだろうぜ!!」

苗木「や、めろ…………!!」

苗木が最後の力を振り絞って抵抗するが、髪を完全に鷲づかみにされて、もう立ち上がる力も抵抗する力も湧いてこない。


こまる(……ごめん、本当にごめんねお兄ちゃん……。私、私本当は──)

足しの悪い暴走族V「へっへっへ……それじゃあ一番槍は貰いまーす!!」

苗木「やめろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

苗木の渾身の叫びが廃工場内に響き渡る……その時だった。




???「……フラッシュ・クラッシュイヤー」




ピカァアアアアアアアアアアッ──!! というまるで閃光炸裂弾のような光と爆音がこまるを中心に炸裂し、質の悪い暴走族は全員目と耳をやられる。


質の悪い暴力団s『ギャァアアアアアアアアアアアアッ! 眼が、耳がぁあああああああっ!!!』

苗木(ま、眩しくて何も見えない……!! 一体何が……!?)

???「『回転斬り』っ!!」

謎の人物がこまるの近くに飛び込んだかと思うと、突然手に持った剣のような物(実際はただの強化した鉄パイプ)で周囲の暴力団を一気に薙ぎ払うとこまるの拘束をいとも簡単に外して片手でお姫様抱っこをし、苗木も抱えて廃工場の入り口まで歩いて行く。

……そこまでいってようやっと、苗木はその人物の姿が確認出来た。全身美しい空色の、まるで中世ヨーロッパの騎士のような鎧。その覇気は魔王すら倒せるのではないかと思うぐらいに強く、大神や戦刃以上の強者だと確信させる。顔は竜の仮面(FF11の竜騎士を思い浮かべて下さい)に覆われていて分らなかったが……少なくともこの人物が自分達を助けてくれたと言うことだけは心の底から理解出来た。


???「……大丈夫か?」

苗木「あ、あなたはいったい……」

苗木が今まで聞いた事も無い声だった。青年にも中年にも老人にも聞こえる……こ、この騎士のような人物は一体……!!


質の悪い暴走族X「ち、畜生……! なんだ、なんなんだよテメェは!!?」

???「↓1」


01~30 仮面ライダーだ。
31~60 騎士だ。
61~90 勇者だ。
91~00 ただの……ただの人間だ!!(嘘付け)


勇者「俺は、ただの勇者だ」

質の悪い暴走族Y「ゆ、勇者だとぉ!? ふざけやがって、テメェら総出でコイツを……!!」

勇者「………↓1」


01~30 増援(大和田と大神)が来たっぽいので消える。
31~60 第一陣だけなんとかする。(あとは大和田と大神に任せる)
61~90 一撃で質の悪い暴走族を半壊させた。(あとは大和田と大神に任せる)
91~00 一撃で暴走族全員倒しちゃったよ……。


廃工場のすぐ側から聞こえてきたバイクの騒音に反応し、その「勇者」となのった人物は「悪いが俺の出番はもう無い」と一言だけ言ってその場から霧のようにサァアアアアアッ──と消え去った。そして、その直後。


大和田「オラァッ!! 苗木、大丈夫か!? 悪ぃ、すぐに集められるだけの舎弟(ダチ)を集めてたらこんなに遅くなっちまった!!」

苗木「お、大和田くん……大神さん……!」

大神「……酷い傷だ。それに妹の方もそんな姿にされて……よくぞ耐えた。よくぞ頑張ってくれた……大和田よ」

大和田「ああ、おい誰か! 苗木を……こいつをすぐに病院に運べ!! 女には適当な服を着せてやれ!! 間違ってもこれ以上怪我させんじゃねぇぞ!!」

大和田の舎弟「オス! 任せてください紋土さん!! さぁこっちだ! もう大丈夫だからな!!」

苗木「あ、ありがとうございます……」

質の悪い暴走族Z「て、テメェらは……!」

大和田「私立希望ヶ峰学園所属「暮威慈畏大亜紋土(クレイジーダイアモンド)」の二代目総長、「超高校級の暴走族」大和田紋土」

大神「同じく私立希望ヶ峰学園所属「超高校級の格闘家」大神さくら……」

大和田「テメェらよくも俺のダチに……しかもその妹にまで手ぇ出しやがったな、このクズ共が!!」

大神「貴様は全員刑務所送りとなってもらう……。貴様らの数々の悪行、知ってしまったからには決して見過ごすことは出来ぬぅ!!」

大和田「覚悟しやがれ! テメェら行くぞオラァア!!!」

大和田の舎弟達『ウォオオオオオオオオオオオオッ──!!』



……こうして、最近関東で暴れ回っていた質の悪い暴走族達は……↓1


01~90 全員大神と大和田に倒されて少年院、もしくは刑務所送りとなった。
91~00 奇跡的に一部が生き延びだが、勇者に全員捕獲された。


日本最大最凶と称される暴走族のヘッドである大和田&その舎弟達と、同じく霊長類ヒト科において最も最強に近いとされる大神の鬼タッグに全員気絶させられ、警察に突き出されて全員御用となった。

苗木の怪我は↓1(高コンマ程早く治る。ミミの治癒魔術により補正+40)で、不幸中の幸いか骨も内臓も以上は無く、命に別状は無いということだった。

そして、苗木こまるは……↓2

01~30 以前のような関係には戻れなかったが、仲直りできた。
31~60 互いにじっくり話しをして、苗木lovesからも説明を受けて仲直りできた。
61~90 むしろ以前よりブラコンになった。
91~00 あのー、こまるさん? ちょっと苗木くんと距離近すぎじゃありません???

40+16=56 まぁ最低でも二週間は病院生活だよねこれだと


以前のような『仲睦まじい兄妹』には戻れなかったが、無事仲直り出来たようだ。……あとは時間と、苗木自身の努力に任せる他ないだろう。

苗木も苗木で、こまるを含め苗木loves達全員にお説教を受けていた。『もし殺されてたらどうするつもりだったの!?』という言霊に対し、苗木はただ「本当にすみませんでした……」と謝るしかなかった。ま、最低でも二週間は病院生活なんだ。じっくり反省すると良いさ……でもさ、お前が勇気を出してあの場に駆け込まなかったら、こまるはきっと大変な目に合っていた筈だ。


こまる「その……助けてくれてありがと、兄貴」

というこまるのその一言が、苗木にとって何よりの報酬だろう。そして、もう一方の赤松とギャル松の方だが──


01~30 父親がクズだったので、法的権利を使って赤松母の元で暮らすことになった。
31~60 父親が赤松、最原、豚神の説教&説得によって改心し、娘にも心から謝罪して一件落着となった。
61~90 今回の件を聞いてギャル松を一発殴ったあとにギュウッと抱きしめて心の底から涙を流して謝罪。赤松との母親とも復縁出来そうだった。
91~00 ↑1+え? ギャル松と豚神が付きあう事になっただって!?



ギャル松の父親は完全に腐っていた訳では無いらしく、今回の件の話しを聞いて。そして娘である赤松、最原、豚神の説得&説教によって改心。ギャル松に「今まで放っておいて本当にすまなかった!!」と土下座して謝り、ギャル松も父親に対して数々の負い目があったのか「私こそごめんなさい」と謝罪して、大団円となった。

……赤松なんか『次はお父さんとお母さんを復縁させて見せます!!』って張り切ってたっけ。上手く行くことを心から願ってるよ。


……そして、二週間後──



~~~超高校級の相談窓口の研究教室~~~



日向「おいおい退院早々こんなとこに来て良いのかよ。まだ病み上がりだろ?」

苗木「はい。病院にもまだなんどか行く予定ですけど……。やっぱり最初は日向先輩にお礼を言いたくて」

苗木は持って来た高級そうな草餅を俺の前に差し出して、地面に頭が付くんじゃないかと思うぐらい頭を下げる。


苗木「本当に……本当にありがとうございました! 日向先輩に相談しなかったら今頃こまるは……」

日向「おいおい。こまるを助けたのはお前と大和田と大神だろ? 俺はお前から『相談』を受けて動いただけだ。ほとんど何も出来なかったさ」

苗木「それでも……。今回の事件を未然に解決出来たのは日向先輩のおかげだと思ってます。こまるも改心して、今はちゃんと毎日学校に通ってるみたいですし……。あ、相変わらず僕への口は悪いままですけど……。それは当然の報いだと思って受け止めて、これから少しずつ改善させてみせます」

日向「そうか……。お前ならきっと出来るよ」

苗木「はい! それでなんですけど……」

日向「ん?」

苗木「こまるに日向先輩の事を話したら『私の相談も受けてくれるかなぁ?』って言ってたんです。ですからその……」

日向「ああ。俺で良ければいつでも相談に乗るよってこまるに伝えておいてくれ」

苗木「はい! 本当にありがとうございました!!」


……やっぱりこいつは凄い奴だ。どんなに絶望的な状況でも何も諦めずに、現実に負けずに前を向いて、背負わなければならない物を背負って、希望を信じて前へ前へと進んでいく。……苗木、知ってるか? 俺はお前が相談を持ちかけてきた時点で『絶対に解決出来る』って確信してたんだぜ? それだけ、俺はお前に希望を感じてるんだ。お前の友達みんなと同じぐらいに──な。





苗木の依頼をクリアしました! 「苗木に力を借りる」の難易度が下がりました!! 隠しキャラ『苗木こまる』が、相談キャラとして選べるようになりました!!

苗木はご存じの通り、超高校級の「幸運」です。狛枝ほど飛び抜けた効果がある訳ではありませんが、人脈が広くみんなからの信頼も厚いので、頼りになる場面も多いでしょう。




獄原との絆が一定数溜まりました! 絆クエスト「獄原ゴン太編」──を開始します。





~~~超高校高級の昆虫学者の研究教室~~~



ゴン太「それでね! 実はカブトムシさんとクワガタさんが頻繁に争うのは日本ぐらいで、海外では──」

某日、俺は獄原に「相談があるんだ……」と言われて獄原の研究教室へとやって来ていた。「紳士ならお客様には丁寧な対応をしないとね!!」と、お茶もお菓子も用意してくれたのだが……。

……正直に言おう、不味い。茶は渋みが残りまくっているし、クッキーは焦げた部分の方が多くて身体に悪そうだ。……東条から習ったんだろうが、まだまだ精進が必要そうだな。


日向「……虫語りも良いけど、いい加減話してくれないか? 一体何の相談があるんだ?」

俺が来客用のソファーに座りながらそう言うと、獄原は悲しそうな顔をしてポツリポツリと話してくれた。


ゴン太「……仕方が無い事だって分ってはいるんだけどね? ゴン太、人間に一方的に「駆除」されたり「密猟」されたりする虫さん達がいることに耐えられないんだ……」

日向「あー……駆除だとスズメバチとかシロアリとかアブラムシとか蚊とか……密猟になるとオオクワガタとかヘラクレスオオカブトとかそういう奴か?」

ゴン太「うん。……勿論分ってるよ? スズメバチさんは年間に何人もの人を殺しちゃうことがある、人と仲良くする事が難しい危ない虫さんだって事も。シロアリさんが人の家の大事な柱を食べちゃう迷惑な存在なんだって事も……。オオクワガタさんやオオカブトさんを許可なく捕まえようとする人達だって、きっとそうしたくてそうしてる訳じゃあないんだって」

……獄原は本当に優しいな。心根の優しさで言えば希望ヶ峰学園一位かもしれない。「虫も殺したことがない」っていう噂は伊達じゃなさそうだ。俺なら人に害をなす危険な昆虫はなんの躊躇いもなく業者に駆除を頼むし、密猟者は立派な犯罪者として遠慮無く警察に突き出すだろう。


ゴン太「王馬くんにね、言われたんだ。『人と人が完全に仲良く出来る世の中にすらなってないのに虫と仲良くなれるわけ無いじゃん』って……。ゴン太「確かにそうかもしれない」って心のどこかで思っちゃった。思っちゃったんだよ。ゴン太は、ゴン太だけは「そんなこと無い」って反論しなくちゃいけなかったのに……!!」

日向「獄原……」

獄原は、目に涙を浮かべていた。怒りでも憐憫でもなく、ただただ自分の無力さに嘆いて涙を流していた。


ゴン太「ねぇ、日向先輩はどう思う? やっぱり人と虫さんが完全に仲良く出来る世界なんてできっこないのかな……」

日向「そうだなぁ……↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。


日向「人間と昆虫の遺伝子が混ざったインセクト人間が生まれたらあるいは……」

ゴン太「そ、それは難しいんじゃないかなぁ? アメリカで「ダー○ィン事変」って呼ばれている人間とチンパンジーの間に出来た子供だって、超奇跡的な確立だって言われてるし……」

日向「ド○えもんの映画でもそんな展開あったけど、結局共存できなかったしなぁ……」

ゴン太「…………」

獄原の沈んだような表情が見たくなくて、俺はそこに微かな希望を灯す事にした。……そうすることしか、出来なかった。


日向「でもさ」

ゴン太「ん?」

日向「実際に分かり合えるかは俺には分からないけど、少なくとも諦めたらその可能性はゼロになっちゃうんじゃないか?」

ゴン太「…………!!?」

獄原は、目が覚めたような表情をした。……そうだ、科学の進歩は……人間の進化の可能性は、そして未来は無限大だ。その中にはきっと『全ての昆虫と共存できる未来』があるかもしれない。


日向「現にミツバチは完全に人間と共存してるしな。少しずつでも、どんなに歩みが遅くても、自分が出来る事を一歩一歩やっていけば俺はそれで良いと思うぞ」

ゴン太「日向先輩…………」

獄原は突然立ち上がり「ウォオオオオオオオオオオオオッ──!!」と大声で吠えると、自分の両頬をパァン! と手で挟んだ。


ゴン太「……うん! 日向先輩の言う通りだった! 僕が……ゴン太が諦めたら絶対にダメだよね!! 必ず……少しでも良くしてみせるよ! 人間と虫さんの関係って奴を!!」

日向「……ああ、その意気だ」

獄原の表情に希望の灯が灯る。……きっと獄原のような考えをしてくれる昆虫学者が、世の中にはまだまだいるだろう。そういう素敵な未来がお前の手で創り出されることを、俺は祈ってるよ。獄原。





獄原との絆クエストをクリアしました! 『獄原に助けを求める』の難易度が更に下がりました! 『獄原のパンツ』を手に入れました!!




花村との絆が一定数溜まりました! 絆クエスト「花村輝々編」──を開始します。



花村「はい! からあげ定食お待ちどう様!!」

来た来た! 「いただきまーす!」のかけ声と共に、俺はできたてのからあげを口に頬張った。……美味い、とんでもなく美味い!! 流石は花村──相談があるんだけど聞いてくれるかな? お題はいつも通り「僕お手製の料理」って事で!!──って言ってきたから依頼を受けたけど、先払いでこんな美味い物を食っちまって良いのかなぁ? 何だか悪い気がするんだよな。だって俺の『依頼』って「解決出来るかどうかは分らない」ってのが前提にあるし……。


花村「まぁまぁ良いじゃない! どんな話しもエロエロな事も、お腹が空いてたら上手く出来ないんだからさ!」

それもそうか。と、俺はからあげ定食を半分ほど食べ進めたところで一旦箸を置き、本題に入る事にした。


日向「…………で? なんの相談なんだ」

花村「うん……僕ね、この学園を卒業して、海外で更なる修行を積んだらお母ちゃんや家族が待ってる田舎の定食屋に帰ろうと思うんだ」

日向「それは……良い事だとは思うけど……」

花村「うん、僕が今まで作りあげてきたネームバリューを投げ捨てるような行為だよね。でもこの間の『料理デスマッチ』に参加して、前の……家族を人質に取られた時の『料理デスマッチ』の事を思い出して「ああ、やっぱり僕はお母ちゃん達の側にいたいんだな」って分ったんだよ」

日向「……そっか。お前もちゃんと将来の事を決め──」

花村「そこでなんだけど、日向くんはどうしたら田舎に可愛い子ちゃんや格好いい男の子を呼べるようになると思う?」

日向「……………………」

花村「希望ヶ峰学園を卒業したら多分僕は「元・超高校級の料理人」って呼ばれる事になるんだろうけど、それだけで僕の料理を食べに来てくれる人なんてホンの一部の人ぐらいだと思うんだよね。何とかして可愛い子や格好いい子を大量に呼び込んで、大行列が出来る様な定食屋にして、最低でも十号店は開きたいと思ってるんだけど……」

日向「ちょっと待った。結論から聞かせろ、今回のお前の『相談』っていうのは……」

花村「もちろん! 美男美女を僕の定食屋に来させる方法さ!! 日向くん、何か良いアイデアは無いかな!? なるべくエロエロな物だと今晩のおかずにもなって嬉しいんだけど……!!」

日向「…………↓3で」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。

ヌーディスト定食屋にしたら小泉は確実に来るぞ

>>317 小泉さんは「まだ」そこまでの変態ではありません! (コスプレ大会でユキカゼの衣装着ようとしてたけど)彼女がハマってしまったのはあくまで「コスプレ」です!! そっちの方の変態趣味は(恐らく)ありません!! 再安価↓1!!


日向「んー……。女性客を集めるなら健康や美容に良い料理とか? ほら、薬膳料理ってあるだろ? お前ならそれも『映える』飾り付けで提供できるんじゃないか?」

花村「ふむふむ。薬膳料理かぁ……確かに田舎でそういう料理を『今風に』提供しているお店って少ないかもね、なるほどなるほど」

日向「あとは、たまに田舎の店にアイドルが来る番組とかあるから来るんじゃないか? ほら、今丁度舞園がやってるじゃん『アイドル散歩』って番組でさ」

花村「ああ! あれ人気あるよねー!! そうか、SNSや情報発信サイトで有名な人に食べに来て貰えば良いのか……。うん、舞園さんウチの店に来てくれれば『実は希望ヶ峰学園で先輩後輩の仲だったんですよー!!』って話題にもこと欠かないかもね!!」

日向「ああ。それと、これが最も重要って言うか当り前の事なんだが…………」

花村「?」

日向「……心配しなくても、お前の料理なら世界中から色んな人たちが食べに来るさ。少なくとも俺は行くつもりだし、お前の腕前を知っている現希望ヶ峰学園の生徒や、先輩達は必ず来てくれると思うぞ? それだけ『超高校級』のみんなが食べに来るんだから、宣伝なんてみんなが勝手にしてくれるさ」

花村「…………日向くん」

花村は、何かにジーンと感じ入っているようだった。そうさ、花村ほどの腕前の料理人がいるんだ。心配なんてしなくても向こうから客がわんさかやって来る──


花村「……でもそれって美男美女とは限らないんじゃ「お前は客を美男美女で差別するような料理人なのか?」滅相もない!! 誰だろうとお客さんはお客さんだよ!! 僕の性的な守備範囲を舐めないで欲しいな!!」

じゃあ何で「美男美女を呼べるような」なんて前提を付けたんだよ……。そんな事を思いながら、俺は残りのからあげ定食を平らげたのだった。





花村との絆クエストをクリアしました! 『花村に助けを求める』の難易度が更に下がりました! 『花村のパンツ』を手に入れました!!


日向「なぁ七海」

七海「なぁに? 日向くん」

日向「前から聞きたかったんだけどさ、逆にお前が「プレイしたくないゲーム」ってあるのか?」

七海「うーん。無いって言いたいけど、実はあるんだよね。対人前提で、チートが当り前のように出来る奴」

日向「あー、なるほど? 前に流行ったあれとかか」

七海「ホント大迷惑なんだよね! 対戦相手もそうだけど、味方側も「こんな奴を勝たせたくない」って思うし!!」

日向「そこら辺のとこ、もうちょっと何とかして欲しいゲームってあるもんなぁ……」



コンコンコン!



日向「おっと、愚痴を言ってる暇はなさそうだぞ。多分今回の依頼者だ……はーい、どうぞ!」

↓3「失礼する」

↓3までの安価で、一番「コンマ値が高かった」物を採用。因みに現在選べるキャラ

弐大 九頭龍 豚神 石丸 最原 キーボ 入間 こまる


最原「し、失礼します!」

七海「あ、最原くんだ。赤松さんとギャル松さんとはその後どう?」

最原「あ、アハハ……赤松さんに『私の彼氏』って紹介された時に「陰キャっぽい」って言われちゃいました……。その通りなので反論のしようがないんですけど……」

今回の依頼者は79期生の『最原終一』才能は「超高校級の探偵」だ。


探偵業を営む伯父の助手をしていた探偵見習いの少年で、伯父の元に舞い込む依頼はほとんどが浮気調査などの小さな仕事ばかりだったが、あるとき遭遇した殺人事件を警察より先に解決。“超高校級の探偵” と認定されるに至った。

殺人事件を解決できたのは偶然で、自分が超高校級に値するとは思っていなく、そのため弱気な発言も目立つが、その行動力・洞察力には目を見張るものがある。……のは、一年ぐらい前の話。今は79期生の仲間達や他の学年のみんなとの交流によって、少しは自分に自信が……「前向き」って奴になれたと俺は思っている。


七海「日向くん、今回の依頼は特殊っぽい予感がするよ! 頑張って!!」

と、七海は不思議なエールを送って、いつも通り教室を出て行った。俺もいつものように最原に来客用のソファーに着席を促すと、定型文を唱える。


日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」

最原「は、はい! 実は↓3なんです!!」

※前に言いましたが「アンジーの扱いが酷い」という指摘を受け、自分でも考えた結果「確かに可哀想かも知れない」と思ったので「最終的にアンジーが救われるような依頼」でお願いします。

(これは今回だけの特別措置です。自分は安価の結果に贔屓などしたくないのですが『愛を知らない獣のようなキャラに見える』と言われてしまって「なんとかするか」と考えました。今後、他のキャラで同じような事は「よっぽどの事がない限り」やらないと思ってください。

↓3までの安価で、一番「コンマ値が低かった」物を採用。

こまる×山田とギャル松×豚神でトリプルデートになったので裏から僕らを守ってくれませんか?
アンジーさんがあまりにも僕に相手にされないせいでちょっと病んでると言いますか……リア充殲滅みたいな雰囲気なんです確実に僕らの邪魔をしてくると王馬くんが言ってました

アンジーさんが「最原LOVERS」を作ろうとしてる動きがあるんだけど調査の手伝いをお願いします

>>328 アンジーが救われるような依頼って俺言いましたよね!?
>>329 すでに最原は赤松が手に入れているんですよ!!


最原「じ、実は……アンジーさんの恋人を探して欲しいんです!!」

……ああ、分ってた。何となく分ってたさ。「こういう依頼が来るんじゃないかなー」って事は。


最原「アンジーさん、最近本当にからげんきになっちゃって……。「私、もうどうしたら良いか分からないよぉ……」って、一人で教室で泣いてるのを見ちゃったんです……。アンジーさんをフッて赤松さんを選んだ事に後悔はありませんけど、それでもなんとかしてあげたくて……」

まぁあいつ、最原関連で二回も暴走を起こしてるからなぁ……。しかも一回はガチでシャレにならない奴を。……前に真宮時が夜長の事を『愛を見失った獣』って例えてたけど……。今の夜長がそうなっちまってるってんなら、これまで関わってきた先輩として何とかしてやらないとな。


日向「……分った。その依頼、受けるよ」

最原「い、良いんですか!? こんな依頼でも……」

日向「お前は夜長のことで胸を痛めてるんだろ? あいつに『もう一度心から笑って欲しい』って事と『赤松が好きだ』って事とは別の話だろ。十分受けるに値する依頼だ」

最原「あ、ありがとうございます!!」

最原はそう言って、教室を出て行った。……さて、まずはみんなが夜長のことをどう思っているかを確かめなくちゃな。その為には──↓1


①地道に聞き取り調査をする。
②彼氏、彼女持ち以外で合コンを開く。(司会は日向)
③入間に「好感度測定装置」を作って貰う。(おいバカやめろ)
④その他安価。


……俺は、あの世界でモノクマ王に聞いた『世界を破滅させる装置』を作ろうとしていた……。大丈夫だ、不二咲にも左右田にも手伝って貰うし、効果は「アンジーへの好感度」「アンジーからの好感度」限定にして貰うから希望ヶ峰学園の人間関係が大崩壊するような事態にはならない……筈……。



~~~超高校級の発明家の研究教室~~~



日向「と、いう訳でお前らに『好感度測定装置』を造ってほしい」

左右田「……俺は別に構わねぇけどよぉ……」

不二咲「ぼ、僕も良いけど……。ねぇ入間さん。そんな装置本当に造れるの?」

入間「↓1」

01~30 んなもん造れる訳けーだろ人間の心の複雑さ舐めんな。
31~60 まぁ「参考になる」程度のもんなら造れるぞ。
61~90 この俺様を誰だと思ってやがる!
91~00 最原からの依頼でもう造ってある。


入間「んなもん造れる訳ねーだろ人間の心の複雑さ舐めんなバーカ!!」

日向「そっか……それなら良いんだ。変な事頼んで悪かったな」

俺は、ある意味で心の底からホッとしていた。もしも……もしもだ。もしもその装置で計測した結果、希望ヶ峰学園の男子生徒が誰も夜長のことを好きじゃなかったら、マジであいつは「超高校級の絶望」になっていたかもしれない。

さて、じゃあ改めてどうしようかな……。↓1


①地道に聞き取り調査をする。
②彼氏、彼女持ち以外で合コンを開く。(司会は日向)
③夜長に直接話しを聞きに行く。
④その他安価。

3対3の合コンを開くぜ!
女子はアンジーと小泉と戦刃!男子は恋人(候補含む)いるのを除いたメンバーだ!

>>339 えっと、安価は了解したんですが桑田の処理どうしましょう。あいつ確か桑田のことが大好きな妹がいたはずですよね?

妹じゃないや従姉妹だ。

>>340
仲島花音でしたっけ?このスレでその子キャラとして登場した事ありました?
無いなら桑田入れてもいいです

>>343 一応ですが、クリスマスパーティーの日に拉致られてますね。桑田は登場させない方向で行きましょうか。


んー、やっぱ合コンで気分を盛り上げつつ「誰か夜長のことが好きな奴」を探すしかないかな。

そう思い至った俺は小泉と戦刃に協力を願い、男子のみんなには「夜長だけは確実に参加する」事を伝えて合コンメンバーを集めた。……それで集まった人数は三人。果たしてこの中で『夜長のことが本命』って奴がいれば良いんだが……。


↓3まで好きな男子を書いてください。現在彼女がいない(フラグ含む)男子。


田中 弐大 狛枝 大和田 十神(かなり入れるかどうか迷った) 葉隠 天海 星 真宮寺 獄原 キーボ


日向「と、いう訳で全学年勢揃いの男女ミニ合コンパーティーを始めるぞ!! 司会は俺「超高校級の相談窓口」こと日向創でお送りする! みんなー!! 盛り上がってるかー!!」

↓1(高コンマほど盛り上がっている。小泉&戦刃には話しを通してある(サクラ)なので補正+30)

石丸の名前が無いのは何故だ

>>354 石丸は多分「合コンその物」に参加しない(不純異性交遊だと思ってそう)んじゃないかなぁと。

36+30=66 まぁまぁ盛り上がっている。


小泉・戦刃・葉隠『おー!!』

よしよし……小泉と戦刃は勿論、葉隠も結構ノリノリだな……。ただで菓子やジュースを飲めるからか?(邪推)

狛枝、星、そして肝心の夜長の様子はどうだ……? ↓1~3 高コンマほど盛り上がっている。狛枝のみ「超高校級のみんなが参加する合コンに参加出来るなんて!!」とアヘッている物とする(補正+30)


……狛枝はこれあれだ。「みんなの踏み台になる」事しか考えてないなこれは。まぁ何時もの事だから放置しておくとして……。夜長はどっちかと言えば不満げな感じだ。やっぱりまだ最原に未練があるんだろう。そして──


星「ふっ……! 今日は盛り上がっていこうぜ!!」

星? 星さん!? お前キャラが違いすぎないか!? 一体どうしたって言うんだ……? ↓1


01~30 王馬の悪戯で入間特製の「強制的にハイになる薬」を飲まされた。
31~60 たまにはそんな気分の時もあるのよ。
61~90 好きな女子が参加していた。
91~00 しかもその女子が夜長だった。

いよっしゃぁあああああああああ!! 星くんなら何とかしてくれる!!!(確信)

んで、ややこしい事になるのは嫌なんで先に決めておきます。あなたマフィアに婚約者殺されてましたけどそれは? ↓1

01~30 まだ心の整理は付いていないが、いつまでも引きずっていたら彼女に失礼だと考えている。
31~60 あの復讐劇で「全てのケリはついた」と考えている。
61~90 新しい人生って奴をキチンと歩まないとみんなにも自分の心にも失礼だと考えている。
91~00 夜長が婚約者にそっくりだった。(それはそれでどうなんだ星くん)

星「新しい人生って奴をキチンと歩まないと「アイツ」にもみんなにも、新しく惚れちまった女にも失礼だろ?」

日向「か、かっけぇ……!!」


日向「それじゃあ盛り上がって行くぞ!! 最初にやるのは↓1だ!!」

(合コンでやりそうな物でお願いします)

野球拳

>>369 え~……みなさんにお聞きします。「野球拳」を合コンでやったことがありますか? (あると答えた人が三人以上いる場合採用)

>>370
わかったわかったかわりに王様ゲームで

>>371 はい。


日向「最初は定番の『王様ゲーム』だ!! あ、狛枝の幸運が発動しないように、レディーファーストとして『女性から』番号を選んで貰うぞ! 狛枝は常に一番最後だ!!」

狛枝「やだなぁ……。ボクは自分が王様を引いても他の誰かが『こういう命令をして欲しい』って言ってくれたら素直に従うよ? そんなに警戒すること無いじゃないか」

そんなお前だから心配なんだよ!! お前が王様になったら『みんなの希望がみたいんだ!!』とか何とか言って事態を引っかき回す気満々だろ!! その手には乗らないぞ……。戦刃、小泉、分ってるな!? 打ち合わせ通り。必ずどっちかが王様を引けよ!?

俺は戦刃と小泉に目配せすると、二人はコクリと小さく頷き合った。全員の番号がどうなっているかも完全に記憶しているはずだ……割り箸の特徴を徹底的に(特に戦刃には)覚えさせたからな……。流石に大丈夫……な筈……。


日向「それじゃあ行ってみよう! せーの!!」

全員『王様だーれだ!!』↓1

01~60 小泉
61~90 戦刃
91~00 狛枝(なんで???)


小泉「あら! 私が王様なのね!!(大丈夫よ日向、私はちゃーんと全員の番号を記憶してるから!!)」

日向「おっと、最初の王様は小泉だったか(よしよし、小泉なら万が一もないだろう……)」

アンジー「むー……外れちゃったぁ……」

葉隠「小泉っちの命令かー……。ぶっちゃけどんなもんが飛んでくるか想像つかねーべ」

星「流石に「今すぐ○○の笑顔の写真をカメラで撮ってこい」とかじゃあねぇと思うが……」

狛枝「……さぁ、小泉さん。王である君はボク達に対してどんな命令をしてくれるんだい?」

小泉「そうねぇ……じゃあ2番の人(夜長確定)は↓2の人と↓3をしてもらおうかしら!!」

夜長「え、ええっ!?」

ヘッドロック

>>380 一応聞いておきますが、それはプロレス技の「ヘッドロック」ですよね?(調べたら何かゲーム会社が出て来た)

いや聞くまでも無いと思うが

>>383 ですよねー。


小泉「じゃあ2番の人が4番の人にヘッドロックで!!」

葉隠「…………は?」

……小泉? あの小泉さん??? これ夜長の為の合コンなんですよ? そこんとこ分ってる? なんでいきなりプロレス技決めさせてんだよ!?


小泉「(まずはその溜りに溜まった鬱憤を晴らしてあげないとねー。葉隠ならそこんとこピッタリでしょ!!)で、2番の人と4番の人はだーれ?」

アンジー「はーい! アンジーだよー!!」

葉隠「あのー、小泉っち? マジで言ってるベ!? いやこれどう考えても合コンの王様ゲームでやるもんじゃな「問答無用! アンジーちゃん、やってしまいなさい!!」

アンジー「はーい! じゃあ覚悟してね康広-!!↓1(夜長のヘッドロックの威力。鬱憤パワーで補正+30)」

合計65 普通に痛い。


葉隠「痛っててててててててててててててて!! 普通に頭が痛ぇべ! つーか夜長っち細腕なのに結構力あるなって痛ったぁ!!」

アンジー「ふっふっふー……神様パワーを舐めちゃいけないよー!?」

あ、良かった夜長のやつ少しだけだけど元気になったような気配がする。犠牲になった葉隠には申し訳無いけど……。


葉隠「」チーン……

狛枝「ああ、葉隠くん。可哀想に……でも安心して? 君を踏み台にしてこの王様ゲームはもっと輝く様な物になるはずだからさ!!」

日向「ああ。それじゃあ行ってみよう第二回戦!! ……みんな割り箸は持ったな? せーの!」

全員『王様だーれだ!!』

↓1

01~60 戦刃
61~90 小泉
91~00 狛枝(なんで???)

まず最初に残姉チェック。↓1が70以下で全員の割り箸の番号を覚えている。それ以外だと王様の割り箸しか覚えていない。


戦刃「あ、私が王様だ……(うん、大丈夫だよ日向くん……。どの弾がどの中に込められているかはキチンと把握してる……あとはそれを撃つだけだよね……)」

アンジー「むむぅ……またハズレかぁ……。神様今日は機嫌が悪いのかなぁ?」

星「なぁに、そんな日もあるさ。確立なんてそんなもんだ。……それで? あんたは一体どんな命令をしようってんだ?」

葉隠「あのー……頼むから暴力系の命令はもう止めて欲しいんだども……」

戦刃「わ、分ってるよ! 三番(アンジー)の人は↓1番の人と↓2をして!!」

全員『!!???』

肩車

あのー……このトリプルセブン効果どうすれば良いか全く思い付かないんですけど……。取りあえずアンジー→星への好感度を大幅プラスで良いですか?


戦刃「い、一番の人は三番の人を肩車して欲しいな!!」

……おい戦刃。おい戦刃! お前本気で言ってるか!? まさか王様以外の番号を忘れたとか言うんじゃねぇだろうな!!? だって一番の奴は……!!


星「一番は俺だ。んで、三番は誰なんだ?」

アンジー「あ、アンジーだけど……。竜馬は大丈夫なの? アンジーが竜馬を肩車するに代えて貰うっていうのは……」

星「なぁに、お前一人担ぐくらいどうって事ないさ。……安心して俺の肩に乗りな」

アンジー「う、うん……じゃあ失礼するね。よっこいしょっと……!!? わ、わわわわわ!!」

葉隠「お、おおおおおおおおおっ!?」

狛枝「これは……素晴らしいよ!! 小柄な星くんにそんなパワーが隠されていたなんて知らなかった!! ボクの勉強不足を痛感するよ!!」

いや本当に凄いな星の奴!! 体格差が普通にある夜長を軽々肩車して教室を一周しだしたぞ!? 体育会系の超高校級の才能とはいえパワーがあまりある方じゃないと思ってたからビックリしちまったよ!


アンジー「えっと……お、重くないの?」

星「ふっ……。お前さんならむしろ軽い方さ……よっと、これで終いで良いな」

アンジー「う、うん……ありがとう竜馬」

星「礼なんて言わなくて良いんだよ、これは王様ゲームなんだからな。命令に従っただけさ……まぁあえて言うなら……」

アンジー「?」

星「↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。(星くんなので格好良い台詞以外は問答無用で安価↓です(過激派))





それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


星「お前さん、最近元気が無かっただろう? ……こんなことでもお前が元気になってくれたら俺は嬉しい」

アンジー「え、ええっと……うん」

小泉「(ピーン!)わぁ、流石は星。一々言動が格好いいわねー!」

星「……そんなんじゃねぇさ。これは合コンなんだろう? なら自分が気になる女って奴に俺という男を意識して貰いたい──そう思うのは当然の事だろうが。まぁ夜長の為なら、例え王様ゲームや合コンなんて建前が無くても俺は全力を尽くすさ」

アンジー「……え、ええっ!?」

……!! 流石の俺でも察したぞ! 星、もしかしてお前……!!


アンジーから星への好感度↓1(高コンマ程高い。>>395の777効果で最低保障77。補正+40)

戦刃のこういう事への勘の良さ↓2(高コンマ程事態を察する。低コンマ程「相変わらず星くんって格好良いなぁ」としか思わない)

>>405 どんな奇跡だよ!?(最低保障とコンマ+補正の数が同じ) 77 男性として意識はしているが恋しているかと言われるとちょっと微妙。
95 残念な姉では無かった。


戦刃「!! う、うん。お似合いだと思うよ二人とも!!」

日向(事態は察したぞ……そして星。何で今まで夜長の暴走に何も言わなかったんだ星! お前なら止められた事件もあっただろう星!!)

↓1

01~30 こういう心情(過去の自分の罪から解放される)になるまで時間が掛かった。
31~60 夜長のことを好きになったのが最近だった。
61~90 好きな女が別の男に惚れているのに手を出すのは野暮だと思っていた。
91~00 実は所々でフォローに入っていた(さす星)


星(……とでも思ってんだろうが、仕方がねぇだろう……? 俺が夜長に惚れちまったのは最近の事なんだからよ……)

よし、事情は分らないが取りあえず方向性は決まったぞ!! この王様ゲームは全五回だからチャンスはあと三回もある……。でも勘の良い狛枝と星がいるからあんまり露骨だと「仕込みだ」って勘づかれかねないんだよなぁ。ここは予定通り「二人は王様から外れて貰う」か。


小泉(ええ……)

戦刃(分ってるよ、日向くん……)

葉隠「んー、いい加減王様になりてーべ。つーかあと三回しかチャンスがねーのに俺このままだと『夜長っちにヘッドロックを決められた男』っつー印象しかのこらねーべ!!」

星「逆に言えば、あと三回もチャンスがあるんだ。そうヤケになることもねぇだろう」

狛枝「そうそう。じっくりいこうよじっくり……ね」

夜長「う、うん! そだねー!!」

日向「じゃあ三回戦だ! せーのでいくぞ? せーの!」

全員『王様だーれだ!!』

↓1

01~70 狛枝
71~80 アンジー
81~90 星
91~00 葉隠

そういえばこの王様ゲーム日向は参加してんの?


狛枝「アハハハハッ……。ボクなんかが超高校級の才能を持つみんなに命令をしなければならないなんて……恐れ多くて仕方ないよ」

くっそ! やっぱ狛枝が引いたか……! でも番号自体は誰がどれだか流石に分らないはずだしチャンスは……。


狛枝「……ねぇみんな。ボクからちょっとした提案があるんだけど良いかな?」

アンジー「? 提案ってなーにー凪斗ー?」

狛枝「簡単だよ……。みんなの持っている番号を『ボクに教えて欲しい』んだ。勿論、それでみんなが不利益を被るような命令はしないと誓うよ」

全員『!!!?』

こ、こいつ何て提案をしやがる! それじゃあ『王様ゲーム』の意味が……!!


星「……俺は拒否するぜ。それじゃあ王様ゲームの意味がねぇ」

小泉「わ、私も拒否よ! あんたの性格や思考回路はこの三年間で紛いなりとも理解してるつもりだしね!!」

狛枝「あははっ、残念だなぁ……。じゃあ残りの三人はどう? ボクに番号を教えてくれる気はあるかい?」


↓1葉隠 ↓2戦刃 ↓3アンジー

50以上で自分の番号を教えてしまう。

>>413 参加していません、日向は司会進行に徹しています。


葉隠・戦刃((ま、迷う……滅茶苦茶迷うけど……!!))

葉隠「……俺は! 俺の直感を信じる事にしたべ!! 狛枝っちの要求は拒否するべ!!」

戦刃「わ、私は教えてみることにした……五番だよ……」

アンジー「アンジーは一番だよー!!」

小泉「ちょ、ちょっとむくろちゃん!? アンジーちゃん!!?」

狛枝「へーぇ……つまり星くん、小泉さん、葉隠くんは2番3番4番のどれかなんだね……。よし、決めたよ。↓1番と↓2番は↓3をしてもらおうかな!!」

全員『……はぁ!?』


※特殊裁定。狛枝は超高校級の幸運なので、自分が思った通りの人に思った通りの命令が出来ます。また、↓3は狛枝っぽい安価だと非常に助かります。


狛枝「三番の人と四番の人は『人生で一番恥ずかしかった体験を暴露』してもらおうかな!!」

小泉「え、えええええええええっっ!?」

星「……やられたな。アンタ最初から『番号を言わなかった奴』を狙い打ちするつもりだったな?」

狛枝「アハハッ! 滅相も無いよ。最後の最後まで迷ったんだよ? 自分から希望に手を伸ばした人か、それとも希望を信じて待った人、どちらがこのゲームに相応しいかって……。こんな罰ゲームみたいな命令をするんだから、自分から希望に手を伸ばした立派な人は除外してあげなくちゃね!!」

日向(くそっ! やっぱ狛枝を入れるべきじゃなかった……!! 場を掻き回すこと確定なのに何で俺はコイツを合コンなんかに誘っちまったんだ……!!)

葉隠「あーあっぶな! 1/3の確率で助かったベ……」

アンジー「それでそれでー? 二人はどんな恥ずかしい秘密を抱えてるのかなー!? あ『人生で一番恥ずかしかった』を忘れずにねー!!」

小泉「…………↓1よ(99スパクリなのでここでしか話せないような話しでお願いします)」

星「……↓2だ」


星「……俺は中学の頃に幼児と間違えられてデパートにある迷子センターに連れていかれた事だ……。普段は自分の身長なんて気にしねぇんだが、あの時は流石にこんな体型で産んだおっかさんを恨んだぜ……」

戦刃「うわぁ……可哀想……」

日向「な、生々しいのが来たな……小泉は?」

小泉「……ぜっっったいにここだけの秘密にするって約束してくれる? それと葉隠。悪いけどあんたも巻き込ませて貰うから」

葉隠「…………へ?」

? なんだ? 小泉の様子がおかしいぞ? 全身真っ赤っかだし、本当にシャレにならない秘密を暴露する前のような……。


小泉「……私、王馬の奴に色々と借りがあってね? その対価として『奔放なフリして葉隠と2回全裸混浴しろ』って命令された事があるのよ……」

葉隠「ブーッ!!!」

狛枝「アッハハハハハハハハハ! 予想以上にトンでもない秘密が出てきたねぇ!!」

アンジー「あー、まーた小吉が女の子を虐めちゃってたんだね」

日向「いやそれですまされる案件じゃねぇだろこれは!? ……星!」

星「……分ってる。あとで王馬の奴をふん捕まえてあんたか生徒会の連中に差し出すさ」

小泉「手で大事な部分を隠す事も禁止されてたから葉隠に乳首や丸出しのあそこをジーッ……と舐めるように見られて本っっっ当に恥ずかしかった!! 私の人生で一番といっても良い恥辱だわ!!!」

戦刃「…………それで? 葉隠くんは何で小泉さんと一緒にお風呂なんかに入ることを了承したの?」

葉隠「……↓1だべ……」


葉隠「王馬っちに「占いの代金代わりだよ」って言われてその……」

星「……つまり、あんたは全てを把握した上で女の身体を見るために風呂に入ったわけだな? それも強制されて風呂に入っている女の」

葉隠「…………」

日向「えー、合コンの途中だがここで緊急学級裁判を開く。葉隠の奴が有罪だと思う奴は手を上げろ」

葉隠「ちょっ!?」

↓5まで有罪か無罪を書いてください。

無罪
小泉は王馬に借りを返すためにやったのであって犯罪と脅迫で強制されたんじゃないだろ。これ有罪なら

>>434 小泉「葉隠が『普通に占いの代金』を要求すれば良かっただけの話しだと思うのよ……」


日向「えー、かなり意見が割れたが葉隠については執行猶予を儲ける物とする──で良いな? じゃあ気を取り直して第四回戦始めるぞ……」

……あれ? もしかして今更だが葉隠って小泉のこと好きだったりするのか? だとしたら代金よりそっちに飛びついたのも納得なんだが……。まぁ良い。今は夜長のことが先決だ……。ここで決めろよ? せーの!!


全員『王様だーれだ!!』

↓1

01~60 小泉
61~90 戦刃
91~00 狛枝(なんで???)


……なんか今スゲー危なかった気がする!!


小泉「あら、また私が王様なの。なんだか悪いわね?」

葉隠「ガタガタブルブル」

小泉? あのー、小泉さん? 分ってるよな?? この合コンの目的はちゃんと分っている筈だよな???


夜長「むぅ……全然アンジーの元に王様が来ないー!!」

狛枝「アハハッ! それで小泉さん。君は一体どんな命令をするのかな?」

小泉「決まってるわ……。↓1と↓2は↓3をして貰うわよ!!」

えー、万が一のことが有り得るのでコンマ神様に聞きます。

↓1

01~90 当然小泉が葉隠の尻を叩く。
91~00 まさかの葉隠が小泉の尻を叩く(またM女発生の危機だよ……)


小泉「三番の人は私に百回お尻をぶたれて貰おうかしら!」

葉隠「」

日向(おいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!?)

これ完全に私怨だよ! みんなで揃って有罪判決下せなかったからって自分から葉隠を裁きにいっちゃったよ!! いや気持ちはスゲー分るけどさぁ!!


小泉「で? 三番の人は誰なの?(ニコニコ)」

星「……俺じゃねぇな」

アンジー「アンジーでもないよー。あー良かった!」

狛枝「アハハッ! ボクでも無いね!! ……おや? どうしたんだい葉隠くん。随分顔色が悪いけど」

葉隠「な、なぁ小泉っち? 俺っちが三番なんだけども暴力系の命令はしちゃダメだと「これは恥辱に入る命令だと思うのよね。さっさと壁に手を突いてズボンを下ろしなさい」……はい」

そうして葉隠は教室の壁に手を突いて、ズボンを自分で下ろした……。小泉はそりゃもうニッコニコしながら葉隠のケツを見ている。


小泉「じゃあ行くわよ。覚悟しなさい……せーの!!」

バチーン──!!

葉隠「──ッツ!?」

↓1 小泉のS度上昇率(高いほどSに目覚める)
↓2 葉隠のM度上昇率(高いほどMに目覚める)
↓3 ついでに葉隠→小泉の好感度。(高いほどガチで好き)

小泉→葉隠の好感度が気になる

>>450 なるほど? ↓1 小泉→葉隠の好感度。

>>454 デスヨネー。しかしこの光景、どう考えてもSMクラブの客と女王様にしか見えない。


バチーン! バチーン! バチーン!! というケツ叩きの音が教室内に響く。……そしてなんと、小泉は笑っていた。「アハハハハハハハハッ──!」という狂喜の叫びまで上げている。

一方で、ケツを叩かれている葉隠は、なんとあそこをこんもりとデカくしていた。……あー……二人とも目覚めちまったか。SMプレイの快感って奴に──


小泉(楽しい! 楽しい楽しい楽しい!! 一方的に男のケツをぶっ叩くのってこんなに快感だったのね!! 他の人でもそうなるのかしら……今度他の誰かを誘って試してみようかなぁ……!!)

バチーン! バチーン! バチーン!

葉隠(な、なんでだべ!? どうしてみんなの前でケツ叩かれて俺のアソコはデカくなっちまってんだ!? お、俺にそんな趣味はねぇ筈……(バチーン!)──ッツ! で、でもダメだ。逆らえねぇ……もっともっとして欲しいって俺の直感が言っちまってるべ!!)

……そうして100叩きが終わる頃、二人の息は完全に上がっていた。小泉は光悦とした表情で舌をペロリと出して口周りを舐め、葉隠は力尽きた様にその場に崩れ落ちる、


アンジー「うわぁ……」

星「……悪ぃがノーコメントを貫かせて貰う」

戦刃(……ああ、盾子ちゃん。こんな時どんな言葉をいえば良いの? 分からないよ……)

狛枝「アハハハハハハハハッ! 素晴らしいよ!! 二人の『新しい才能』の開花を見られてボクは大満足さ!!」

日向(……小泉の気持ちが「分るなぁ」って思っちまう俺はもう二度と「普通」には戻れないんだろうなぁ……)

小泉「ふぅ……さて日向、最後の五回戦行きましょ(ニッコニコ)」

日向「お、おう……。それじゃあ行くぞ……せーの!」

全員『王様だーれだ!!』

↓1

01~60 戦刃
61~90 小泉
91~00 狛枝(なんで???)


狛枝「アハハハハハハハハッ! いやぁ本当にゴメンねみんな。ボクなんかが二回も王様になっちゃってさ!!」

!!!? お、おいどういう事だ!? 小泉、戦刃、お前らちゃんと「王様の棒」を引いたよな!!? ……二人は訳が分らないといった表情でコクコクと頷いている。……イカサマが狛枝にバレてなにかを仕込まれた? いや、そんなタイミングはなかった筈だ。 じゃあこれは一体……。


アンジー「むー!! アンジー結局一回も王様になれなかったー!!」

星「そう言うな。やりたきゃまたやりゃあ良いんだ。……流石は『超高校級の幸運だな』とでも言って笑えば良いのさ」

狛枝「あはは……。これだけが、こんなゴミクズみたいな才能だけがボクの取り柄だからね……さて、流石にさっきみたいな真似はしないよ? 次のゲームが控えているわけだしね。↓1番さんと↓2番くんは↓3をしてもらおうかな!!」


狛枝「一番さんと五番さんには『ポッキーゲーム』をして貰おうかな!!」

小泉「……まぁ、王様ゲームの定番と言えば定番ね。それで? 誰が一番と五番なの? 私は違うけど……」

葉隠(尻をさすりながら)「お、俺も違うベ……」

戦刃「私も違う……」

日向「……と、いうことは…………!!」

星「……ま、自動的に俺達って事になるな」

アンジー「ぽ、ポッキーゲームかぁ……りょ、竜馬の事は嫌いじゃないけど……」

よくやった! 本当によくやった狛枝!! 俺は今人生で始めてお前に心から称賛の嵐を送っている!! きっと小泉と戦刃もそうだろう。


星「……やらなきゃゲームが終わらねぇ。悪いが俺との遊びに付き合ってくれ、アンジー」

アンジー「う、うん……。じゃあ、よろしくねー!」

星「それじゃあ行くぜ。……ん」サクサクサクサク

アンジー「ん、ん……」サクサクサクサク

夜長の奴はいつものテンションを被っているように見えるが、若干ドキマギしているようにも見える……! いけ、星!! そのままヤッちまえ!!

↓1 ポッキーゲームの結果。(高コンマ程唇が近づく。90以上で『ズキュ~ン!!』(星もアンジーもこういうの上手そうなので補正+50))

すみません判定忘れてました。↓1 アンジーのドキマギ度(高コンマほど実はドギマギしてしまっている(補正+40))

52+40=92 もう心臓バックバク。

サクサクサクサク……というポッキーが咀嚼される音が教室内に響き渡る。……だが当の夜長本人としてはそれどころでは無かった。


星「…………」サクサクサクサク

アンジー(ち、ちちちちち近いよ! 竜馬の顔が近いってば!! アンジーが好きなのは終一だけで……あれ? そもそも何でアンジーって終一が好きなんだっけ? ……ああ、そうだ。思いだした──確か最初に終一に出会った時に神様が──)

そして──


星「…………ん」

アンジー「ん、むーっ!!!!!???」

やっ、やった! 星の奴、思わず『ズキュ~ン!!』という効果音が付きそうな濃厚で深い『男女のキス』って奴をお見舞いしやがった!! さすが星! 好きになった女性には一切手加減無し!! そこに痺れる憧れる~!!


小泉「う、うわぁ……//////」

戦刃「そ、左右田くんと西園寺さんの結婚式(仮)で見たのに負けず劣らずのキスだったね……//////」

狛枝「アハハハハハハッ! そうだったんだ……あの二人の結婚式(仮)に参加出来なかったのは僕の人生の中でもトップクラスの不幸だったよ……」

星「……すまねぇな、アンジー。お前さんを見てたらついつい俺の中の本能って奴が止めらんなくなっちまった……大丈夫か?」

アンジー「↓1」

01~30 自分でも訳が分らないままその場で泣き出す。
31~60 ポーッとした顔で星を見ている。
61~90 完全に顔が真っ赤っかで、星の方を見れない。
91~00 完全に星に惚れた。

88 完全に顔が真っ赤っかで星の方を見れない+最原のことが完全に頭から吹っ飛ぶ。


アンジー「ちょっ、だ、ダメ! 今アンジーの顔を見ないで!! は、恥ずかしくて顔が真っ赤になっちゃってるからぁ!!//////」

星「そうか……。再度言うが、本当にすまなかったな」

夜長は顔を真っ赤っかにして地面に座り込み、両頬を両手で押さえている……。完璧だ、完璧だぞ星!! やっぱりお前は頼りになる男だ!! お前を合コンに誘って本当に良かった!!


小泉(アンジーちゃんの心はもう籠絡寸前ね!! あとはあの子に「本当の恋と愛」を教えてあげるだけなんだけど……)

日向(ああ、星ならやってくれるさ。安心して次のゲームに行ける!! ……というか今回の合コンで完全に二人の事をくっつけてやる!!)

戦刃(う、うん。頑張ろー! おー!!)

葉隠「……んで? 次は何をやるんだべ?」

ああ、合コンの定番かつ『男女の仲をぐっと縮めるもの』……つまり↓1だ!!

ゾロ目が続きますねぇ!!


日向「男女ペアになってマッサージだ! 因みにお題として『マッサージ中に互いのことを口説いて貰う』ぞ!!」

星「へぇ……?」

葉隠「あのー……それは本当にマッサージ、なんだべな? さ、さっきみたいな事にはならねぇんだべな!?」

小泉「あら? さっきみたいな事って何のこと?(ニッコニコ)」

アンジー「ま、マッサージかぁ……うん! それならアンジーとっても得意だよー!!」

計画には『互いのことを口説いて貰う』なんて物は無かったが、この際だ。トコトン星に有利な状況を作ってやる!!


日向「よし、じゃあペアを決めるぞ(細工されている箱に手を伸ばしながら)……一番ペアは夜長と星、で、二番ペアは↓1! 残った二組が自動的にペアだな!!」

アンジー「え、えええっ!?」


日向「夜長&星。小泉&葉隠。そして戦刃と狛枝のペアだな!!」

葉隠「うっそだろおい! マジで言ってんるんだべ!?」

小泉「あら、別にこんな偶然もあるんじゃないの?(ニッコニコ)」

アンジー「う、うぅううううううう……」

星「……今のさっきですまねぇなアンジー。しかし幾ら何でも同じペアを組まされすぎじゃあないか? 戦刃と狛枝はともかく」

戦刃「そ、そうだよ! ただの偶然偶然……」

狛枝「けど日向くん。「マッサージ」と言っても色々と種類があるけど、具体的にどんなマッサージをすれば良いのかな?」

日向「そこはマッサージをする側の自由とする。さて、最初は↓1のペアだな! あ、必ず女性の方からマッサージはして貰うぞ!!」


戦刃「わ、私達からかぁ……」

狛枝「ああ、ごめんね戦刃さん。ボクみたいなゴミクズに奉仕作業をさせるなんて……。あ、どんなマッサージでも受けるから遠慮しなくて良いよ! 命がけのそれだって喜んで受けるからさ!!」

戦刃「そ、そんな事しないよ!! えっと……じゃあ↓1のマッサージをしようかな」

↓2 戦刃のマッサージの上手さ。(残念補正-20)

84-20=64 普通の人よりは手慣れている。


戦刃「こ、こういうのは無難なのが一番良いよね? 普通に肩もみで……」

葉隠「……肩もみってマッサージの部類に入るんだべ?」

アンジー「んっとねー……。肩は運動器としてとらえると、ヒトのさまざまな関節のなかでもっとも複雑な動きをする関節だと知られていて。「肩」は(医学的見ると)、広義の肩である肩複合体(胸骨、鎖骨、肩甲骨、肋骨、上腕骨から構成される複合体)を指す場合と、(狭義に)その肩複合体の一部である肩甲骨と上腕骨の関節(肩甲上腕関節)に限定して指す場合があって、実際的には(たとえば人々が「肩」の不調などを訴える時、医療やスポーツ医学などで「肩」の治療を行う場合など、「肩」がテーマになっている時)その「肩」はほとんどの場合、(たとえ一般人は理解・自覚できていなくても、実際には)広義の肩複合体が関係している。……って神様が言ってるよー!! 人間にとって重要な器官だから揉みほぐすのは大事な事なんじゃないかな?」

日向「お、おう……。じゃあ戦刃には狛枝に肩もみをやって貰いながら、狛枝のことを口説いて貰うぞ。よーい……スタート!!」

戦刃「うんしょ、うんしょ……」

狛枝「ああ……気持ち良いよ戦刃さん。超高校級の軍人である君に肩もみをして貰えるなんてボクはなんて幸運なんだ!!」ハァハァ

戦刃「え、えへへ……。弐大くんや弐大くんから習ってる日向くん程じゃないけどね……。あ、そうだ。口説かなくちゃいけないんだっけえーっとえーっと……↓3で」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。残姉っぽい残念な物だと嬉しいです。

えー、>>496>>497が割と本気の口説きなので好感度測っときましょうか。戦刃から狛枝への好感度↓1

73 ちょっと気になる男の子という感じ。


戦刃「……狛枝くんっていっつも絶望に負けないよね。私、そんな所が好きだよ」

狛枝「!!! ああ、史上最高の褒め言葉だよ戦刃さん!! そうさ! 希望は絶望なんかに負けないんだ!! あいつの姉妹である君にまでそう言って貰えるなんて嬉しくて仕方が無いよ!!」

戦刃「だからその……。す、素の自分を見せてくれると嬉しいなって……」

狛枝「素の自分? もしかして畏まったりするのが癪に障るって事かな? だったらゴメンよ……ボクはこの性格だけは変えることが出来ないと思うんだ……。『真の希望』をみんなに示せた人からの言葉なら別かもしれないけれど……」

戦刃「あとはえーっと、えーっと……。か、髪の毛が綿飴みたいで美味しそうだよね!! 盾子ちゃんも言ってたけど」

狛枝「……………………そっか」

狛枝は、凄く微妙な顔をしていた。そりゃそうだろう。自分から「不倶戴天の敵」と言っている江ノ島からそう言われていることを知ってしまったのだから……。あいつ、近い内に髪型を変えるんじゃないかな?


狛枝「ふぅ……。気持ちよかったよ、ありがとう戦刃さん。さて、じゃあ次はボクの番だね。ボクは↓1のマッサージをさせて貰うよ!!」

↓2 狛枝のマッサージの上手さ。(幸運補正+20)

48 まぁ一般人と変わらないよね。


狛枝「足つぼマッサージをさせて貰うよ!!」

戦刃「あ、足つぼマッサージ!?」

狛枝「そう。足つぼマッサージが「激痛を伴うもの」って世間ではイメージされてるけどそれはあくまで『不健康な生活を送っている人』なんだよ。超高校級の軍人である戦刃さんが、まさか不健康な生活を送っている訳ないよね?」

戦刃「も、ももももも勿論だよ!! さぁ、ドーンと来て!!」

日向(怪しいな)

小泉(怪しいわね)

葉隠(怪しいべ)

星(怪しいな)

アンジー(怪しいよぉ)

狛枝「それじゃあ行くよ…………ふっ!!」

戦刃「────ッツ!?」

↓1 高コンマ程痛い。低コンマ程普通に気持ち良い。

87 メッチャ痛い。


戦刃「い、いたたたたたたたたたたたた!! 痛い痛い痛いっ!! ちょ、ちょっと狛枝くんやりすぎ──!!」

狛枝「はぁ……残念だよ戦刃さん。君、かなり不健康な生活を送ってるね? 具体的に言うと↓1↓2でしょ」

戦刃「」ドキィッ!!

不規則な時間で生活


狛枝「不規則な時間で生活してるし、寮のベッドじゃなくて外で寝てるし、江ノ島に振り回されてるから胃と足全体が悪くなってる。……これ普通に弐大くんのマッサージを定期的に受けるか、病院に行った方が良いよ。このままじゃ君の身体はいつか壊れる。超高校級の才能を持つ君がそんな事になってはならないんだ」

戦刃「で、でも私は盾子ちゃんの為なら……」

狛枝「……ねぇ戦刃さん。↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。戦刃を口説いてください。


狛枝「それは本当に君の希望なのかな?」

戦刃「希望……? 違う、盾子ちゃんが求めているのは……」

狛枝「絶望なんでしょ? 君はそれを手伝うために動いてるんだよね? でも果たしてそれは本当に「江ノ島さんの為」になってるのかな?」

戦刃「…………それは……」

狛枝「この間の赤松さんと妹さんの間に起きた事は君も知ってるよね? 妹がダメな事をしていたら、姉にはそれを叱る義務があるんだよ。君はその義務を放棄しているんだ」

戦刃「私が……盾子ちゃんを……?」ウトウト

狛枝「そう……でも今はゆっくり休んで。あとで弐大くんも呼んで本格的なマッサージをしてあげるからさ」

戦刃「うん……あり、がと……zzzzzzzzzz」

そう言って、戦刃は狛枝の膝の上を枕がわりにして眠ってしまった。


狛枝「ふぅ……。こんな感じで良いのかな、日向くん」

日向「あ、ああ……。にしてもお前、こんな大人しい真似も出来たんだな」

小泉「そうね……。ちょっと意外だわ」

狛枝「ハハハッ、手厳しいなぁ、ボクの事を何だと思ってるんだろう二人とも」

そりゃ希望厨だろ……みんな影ではお前の事をそう呼んでるぞ?


日向「さて、じゃあ次ぎに行くか。次は↓1のペアだな」


日向「じゃあ葉隠&小泉ペアで……」

小泉「あらあら私達の番なの? じゃあ仕方ないわね! 葉隠、そこに直りなさい。↓1のマッサージをしてあげるから♪」

葉隠「……マジで?」

星「さっきみてぇなひでぇ見世物にならねぇ事を祈っとくぜ……」

アンジー「アンジー、最悪の場合は耳と目を塞いでるよー……」

↓2 小泉のマッサージの腕前(高コンマ程上手い)

着替え用カーテンに隠れてお互い裸になって股間を素足で電気あんま。小泉はお互い裸の状態で葉隠をいじめないと裸見られた屈辱が晴れないらしい

>>507 すみませんがそれは>>1の中でギリギリアウトになる描写が入る可能性があるので、少し改変します。それでもよろしいですか?

>>509
小泉は裸になりますか?

>>510 なりません。と言うか互いに裸になる=もう一度葉隠に自分の裸を見られることを「小泉は嫌がる」と思います。(好感度的にも)

>>511
それならせめて小泉は下着姿でお願いできますか?
葉隠の股間を興奮させてそこを思いっきりグリグリする目的で脱ぐのであればギリギリいけると思います

えー、ギリギリまで待っても反応がないので、>>1の許容範囲で「葉隠に対して電気あんま」を書きます。

>>512 いやだからそれもうそういうプレイじゃないですか……。ですが良いでしょう。トリプルゾロ目ですからね! やってやりましょうとも!!


葉隠「あのー……小泉っち? いやあの小泉先輩!? それはやっちゃあダメだと思うんだけんども!!!」

小泉「あら、何がダメなの? 私達混浴までした仲じゃない。うふふふふ♪」

小泉は実にニコニコとした表情をしていた。……ぶっちゃけ超怖い。俺があいつらを研究教室に横並びにさせて尻ぶっ叩いた時も似たような笑顔だったんだろうな、多分。


星「……アンジー。俺達はそっぽを向いてるぞ」

アンジー「う、うん……。『混沌を見るな。混沌に飲まれるぞ』って神様も凄い勢いで言ってるよー……」

狛枝「ボクは二人の新たな希望が生まれる瞬間を見逃す訳にはいかないかな!!」ハァハァ!

日向「……小泉、良いんだな? 本当に」

小泉「ええ! うんしょっと……(服をヌギヌギ)さぁ葉隠。パンツ一丁になって床に寝そべりなさい」

葉隠「……はい」

小泉と葉隠は下着一丁になって、互いに向かい合うように座り合う。そして、小泉が両手で葉隠の両脚を持って、片方の足を葉隠の股間にセットすると……。


小泉「はーい、それじゃあスタートぉ!!」

葉隠「──ッツ!?」

ドガガガガガガガガガガガガガガガ──!! という掘削機のような音が聞こえた気がした。それだけ本気で小泉が葉隠の股間をあんましているのだ。そして、先の行為であそこを大きくしていた葉隠が当然この行為で感じない筈がなく──


小泉「あらぁ? なんでこんな事でここを硬くしちゃってるのかしらアンタは」

葉隠「そ、そそそそそれはぁ……」

小泉「↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。(今の小泉さんはSに目覚めてしまっていますのでそういう系の台詞だとありがたいです)





それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

最近このスレが生きがいだわ

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。……と、言いたい所なんですが、一つ訂正を。

>>470で狛枝が「アハハハハハハッ! そうだったんだ……あの二人の結婚式(仮)に参加出来なかったのは僕の人生の中でもトップクラスの不幸だったよ……」とか抜かしてますが「77期生は全員強制的に京都に乗り込む(日向への絆値に関わらず)」と言うことをすっかり忘れてました;;
左右田のSPクエストで狛枝が一度も喋らなかった事が原因だと思われます、本当にすみませんでした。なので


狛枝「アハハハハハハッ! そうだね……あの二人の結婚式(仮)に参加出来たのはボクの人生の中でもトップクラスの幸運だったよ……」


に脳内変換お願いします。それでは続きをどうぞ。>>519 ありがとうございます。その言葉が私の生きがいとなっております。


小泉「そういえばお風呂の時もおっきくしてたわね……こうすればもっと大きくなるのかしら(ブラをずらして乳首半分見せながら)」

葉隠「──ッツ!!? あ、あああああああ……」

ムクムク、ムクムクと。心の欲情に反応するかの如く、葉隠のあそこはどんどん硬く、そして大きくなっていく……っていうか小泉さん? 夜長と星はそっぽ向いて耳まで塞いでるけど俺達は見ちゃってるんだからな! お前のその……ち、乳首の半分を!!


小泉「アハハハハハハハハッ! 本当にこんな事でここを大きくしちゃうんだこのド変態! ……へぇ、言葉責めでも大きくなるのね」

葉隠「も、もう本当に勘弁してくれぇ! お、俺は、俺っちはぁ……!!」

小泉「きーめた!アタシのペットになりなさい葉隠!!」

葉隠「は……はぁ?」

小泉「ぶっちゃけアンタの事は大嫌いだけど、だからこそ罪悪感がわかないのがサイコーだわ!アタシのペットになってこの衝動を満たしてちょうだい!!」

葉隠は小泉の攻めに最後の最後まで耐えていた。耐えていたのだが、それにもとうとう限界が来る。葉隠の極限まで大きくなったあそこから──



葉隠「ア゛ァアアアアアアアアアアアアアッー……!!」



菊の花のような、イカの刺身のような香りがホンの微かに部屋に広がる……。ああ、葉隠。お前は本当に……「そっちの道」に目覚めちまったんだな……。


小泉「──で、どう? 私のペットになる?」

小泉のニコニコとした笑顔と甘い言葉に、葉隠は必死になってコクコクと頷く。……歪な関係だと分ってはいるのだが、俺にそれを止める手段はなかった。というか「どうしたら良いのか」が分らなかったんだよ……。だって葉隠も葉隠で悦んでるんだもん……。


小泉「じゃあせっかくだし記念写真撮りましょハイチーズ♡(パシャッ!)ふふっこれで奴隷契約成立ね♡これからも、よ・ろ・し・く♡」

葉隠「は、はい…………」

こうして、今ここに一組の主従関係が成立した。俺は小泉と葉隠を「この合コンに誘うんじゃなかった……」と心の底から後悔していた。


小泉「ふぅ……あー、スッキリした! こんな素敵な世界があるだなんて今まで知らなかったわ!! ちょっとだけだけど日向と王馬の気持ちが分っちゃった気がする!! あ、一応念のために言っておくけどこの事とは誰にも話さないでね? 特に左右田とひよ子ちゃんには。あの二人には『清い交際』って奴を続けて欲しいからさ」

日向「あ、うん(左右田がSで、西園寺がドMで、もうそういう事を何度もやってると思います……なんて言ったらどんな顔するんだろうな。今の小泉は)」

狛枝「アハハハハハハハハッ! うん、約束するよ小泉さん!! 二人の今後の関係から新たな希望が生まれることをボクは信じているよ!!」

小泉「さて、服を着直してっと……。さぁ葉隠、私の奴隷になったあんたは主人である私にどんな「ご奉仕」をしてくれるのかしら」ニッコニコ

葉隠「……↓1のマッサージをさせて頂きますベ……」

↓2 葉隠のマッサージの腕前(高コンマ程上手い)

96 プロ並み、超上手い、


葉隠「足つぼマッサージをさせて頂きますベ……」

小泉「へぇ……? まさかとは思うけど、復讐とか考えて無いわよねアンタ(ニッコリ)」

葉隠「め、滅相もねぇべ! 俺、一時期これで日銭を稼いでたからこれだけは自信あるんですべ!!」

小泉「ふぅん……。じゃあよろしく」

小泉が自分の靴下を脱いで、葉隠の目の前に自分の御御足を差し出すと、葉隠は貴重品でも取り扱うかのようにそれを手に取ってゆっくりと丁寧にマッサージをし続けた。その結果──


小泉「んんんっ! ちょ、ちょっと痛いけどそれが癖になるかも……♪ アンタ本気で足つぼマッサージが上手いのね。ちょっとだけ評価を上げてあげるわ」

葉隠「ありがとうございますべ……。えっと口説くんだったよな……↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。(現在葉隠はM属性に目覚め、小泉と奴隷契約を交わしたばかりです)

俺と小泉っちの混浴には山田っちも1回だけ混ざってましたよね?でも小泉っちは山田っちと今も普通に友人関係続けてますがその違いは何ですか?

えー、>>525は「口説いてる」と言うより「問い詰めてる」方だと思うので再安価↓1

あのー……このトリプルゾロ目どうすれば良いんでしょうか。取りあえず二人の仲を大幅改善でよろしいですか?


葉隠「……俺みたいなクズの悪人にも面倒がいい小泉様は本当に優しいと思いますべ……」

小泉「……ふぅん? それで?」

葉隠「その……。い、一緒に風呂に入った時も思ったんだけど、相変わらず足が綺麗で見惚れちまう……。日々の努力の賜物だと思うべ」

小泉「へ、へぇ……?」

葉隠「あとはその……。山田っちの件なんだけど、山田は王馬に無理やり連れてこられただけ+元々友達+日頃世話になってるサービスで裸見られた事を許したと聞いたべ。それ聞いた時、小泉様は聖女か何かかと思ったべ……だからその……ど、奴隷関係は続けるから俺の事も少しは許してくれねぇかなぁって……↓1」

小泉「…………↓2」

二人の好感度を再安価(最低保障30)

06(最低保障により30に引き上げ)これはクズくれくんですねぇ……。多分許して貰う事しか頭に無いです。
70 印象大幅改善。「奴隷関係は今後も続けるけど滅茶苦茶な命令は止めてあげよう」ぐらいには改善した。


小泉「……ね、ねぇ葉隠。さっき言った通り、もうアンタは私の奴隷なのよね?」

葉隠「は、はい……」

小泉「……はぁ。じゃあ仕方が無いからお風呂での事は水に流してあげる。ただし、今度王馬に何か仕込まれて同じような事をしようとしたり、クズな真似をしようとしたら徹底的に「オシオキ」だからね!!」

葉隠「は、はい! ありがとうございますべ小泉様!!」

おお……。今の口説きで小泉から葉隠への好感度は大幅に改善したようだ。心なしか、本当の意味で機嫌が良くなっているようにも思える……。葉隠の方は「許して貰えて良かった」って心境しか伝わってこないけど(こいつホントクズだな)。


日向「……おい、二人とも。酷い惨劇は終わったぞ」

星「ん、そうか……。つーことはいよいよ俺達の番だな……申し訳ねぇがアンジー、よろしく頼むぜ」

アンジー「う、うん! 任せてよ!! アンジー、マッサージは得意中の得意だよー!! ↓1のマッサージをしてあげるね!!」

↓2 アンジーのマッサージの上手さ(補正+40 最低保障80)

71+40=111 もう少しで弐大レベル(弐大は120としています)


アンジー「腕のマッサージをしてあげるよー! 竜馬はテニスをするから腕の筋肉も沢山使うでしょ?」

星「ああ、それじゃあ……これで良いか?」

アンジー「うん、じゃあ気持ちを楽にして。腕も身体も床にダラーンとする感じで……」

こうして、夜長のマッサージが始まったのだが……。その実力は本物中の本物だった。見ているこっちが羨ましくなるほどの腕前だったのだ……弐大の「アレ」に差し迫るかもしれない。


星「お前さん……こっちの道でも普通に食べていけるんじゃねぇのか? 俺が今まで受けてきたどんなマッサージよりも気持ちが良いんだが……。まさに夢見心地って奴だぜ」

アンジー「えへへー! でしょでしょ~……あ、そうだ口説く口説く……うーんと、うーんと……↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。(アンジーは現在最原のことが頭から吹っ飛んでいます)


アンジー「あ、アンジーと添い遂げるには正式にムショを出なくちゃいけないよ? そ、それで結婚したら毎日マッサージしてあげる! だからその……あ、アンジーも応援するから頑張って!!」

星「ああ……そうだな……。俺が死刑囚じゃなかったら、お前さんの為に一刻も早く娑婆に出られるように頑張れたかもな」

アンジー「あ……えっと……。そ、そうだ! 今度アンジーが故郷の島のアボカド料理を作ってあげる!! とっても美味しいんだよ!?」

星「そうか……そいつは楽しみだな」

星……そうか。お前は希望が峰学園を卒業したら強制的に刑務所に戻されて……。俺がそんなセンチメンタルな気分になっていると、すでに夜長のマッサージは終わっていた。


星「ふぅ……。ありがとな、本当に気持ちが良かった。……さて、今度は俺の番だな。↓1のマッサージをしてやるよ」

アンジー「う、うん……」

↓2 星のマッサージの腕前(格好悪い星くんとか本気で見たくないんで最低保障80)

足つぼ

>>543 えー……あまりにも「足つぼマッサージが多すぎる」(と言うか男性陣全員足つぼマッサージじゃねぇか!!)なので再安価↓1

今日人あんまりいないんで最安価や↓3やり過ぎるのはどうかと

>>546 それは分るんですが、口説く安価は>>1の頭じゃ思い付かないんです……(特に星くんみたいな格好良いのは)
ですが、そうですね。今日あまり人いないっぽいですもんね……。とりあえず書いて来ます。


星「肩のマッサージをしてやるよ。そこにうつ伏せになりな──一般人が思っている「肩」だけじゃなくて全体をマッサージするからな」

アンジー「う、うん……じゃあお願いねー」

もみもみ、もみもみと、星は夜長の肩から背中に掛けて入念なマッサージを開始する。……と言うか手慣れてるな? やっぱスポーツ系の超高校級の才能を持ってる奴って自分の身体を大事にしてるのか?


アンジー「あ~……良いよ~、星もマッサージ上手なんだね~……」

星「ふっ、お前さんほどじゃあないさ。まぁそうだな……↓3」

↓3までの安価を混ぜてアンジーを口説いてください、>>1が上手い具合に纏めます。(星くんなので格好良い台詞以外は全て安価↓1……しようと思ったんですが、今日は人がいないっぽいので普通に全部採用で)


星「女の身体は丁重に扱うもんさ」

アンジー「おー……流石の紳士っぷりだねー……「いや? そうでもねぇぞ?」ふぇ?」

星「『お前さんの身体の事をもっと知りたい』っていう下心ありきだからな、俺も男って訳だ。出来る事ならずっと揉んでたいぐらい、綺麗な身体をしてるからな、お前さんは」

アンジー「な、な、ななななななななな//////」

↓1 アンジー→星への好感度。キスでコンマ88を叩き出してるので補正+44。最低保障80。

流石は星くん素で高い!! そこに痺れる憧れるー!!!

96+44=140 アンジーの神様への信仰度が150なので、もう少しで神の呪縛から完全に解き放たれそう。


アンジー「だ、誰にでもそんな事言っちゃダメだよ!? そ、そ、その……りょ、竜馬は格好いい男の子なんだから色んな女の子から誤解されちゃうよ!?」

星「失礼だな。俺が女だったら誰にでも同じような事を言うとでも思ってんのか? お前さんだから言ってるんだよ。こうして特別扱いして口説いてるのさ」

アンジー「りょ、竜馬……////////////」

小泉「う、うわぁ……//////////// 滅茶苦茶格好良い……どこぞの誰かさんとは大違いだと思わない? ねぇ葉隠」

葉隠「はい……そう思いますベ……」

良いぞ! 本気で良いぞ!! そのまま夜長を神様の呪縛から解き放って、最後には恋と愛って奴を教えてやってくれ!! その為に急遽予定を変更して次にやるゲーム(別にゲームじゃなくても可)は↓1だ!!


日向「最後は「カラオケ」だ!! ただし「ラブソング限定」にしてもらうぞ! ついでにそれを歌う相手も選んで貰う……実質告白みたいなもんだな!!」

小泉「!!? ちょ、ちょっと日向!?」

戦刃(……あれ? 最後にやるゲームって○○じゃ無かったっけ……私の勘違いかな……?)

アンジー「こ、こ、告白!? あ、アンジーはこういう場でそういうのをするの良くないなって思う──」

星「……それは『神様』って奴が言ってるからか? それとも『お前さん自身の意見』か?」

アンジー「そ、それは……(ど、どうしよう……。さっきから何度呼びかけても神様が答えてくれないよー! アンジーはいったいどうしちゃったの!!?)」

狛枝「まぁまぁどっちでも良いじゃない! こういう場は無礼講って相場が決まってるし、そこまで気にすることじゃあないでしょ? 普通に楽しめば良いんだよ夜長さん」

葉隠「……で、歌う順番はどうするんだべ?」

日向「最初に男性陣、次ぎに女性陣に歌って貰おうと思ってる。最初のトップバッターは……↓1! 君に決めた!!」


日向「星! 君に決めた!!」

星「……トップバッターが俺か。お前さんも知ってると思うが、俺はカラオケはあんま上手い方じゃねぇぞ?」

ああ知ってる。よーく知ってるさ……お前が「カラオケ」って機械で高得点を出せなくても『人の心に響く』歌を歌えるって事はな!! ……ぶっちゃけた話し、お前が夜長を何とかしてくれればこの合コンは大成功なんだ!! これ以上カオスな事になる前に夜長を……アイツの心の呪縛をぶっ壊してやってくれ!!


星「……それじゃ、アンジーに向けて歌わせて貰うぜ。曲は↓1だ」

アンジー「ま、待って! 待ってってば! アンジーは……アンジーはぁ……!!」

↓2星の歌の上手さ。(以前に測った時は22ゾロ目の補正+40で62だってので最低保障62の補正+60(好きな女の前なので))

補正を大きくしておいて本当に良かった(震え声)61+12=73点


星『喧嘩の傷跡を 眺めあなたは言う あいつとツルむのは もうやめなと わかってるって 女なんて 大人ぶってガキあつかい もうやめにしてくれないか──』

アンジー「う、ぅううううううううううううううっ──!」

小泉「アンジーちゃん……」

星の歌声に呼応するかのように、夜長は頭を抱えて蹲っている。決して星の歌が下手な訳じゃない……むしろ『今までの夜長アンジー』が……『最原終一が好きだった夜長』と『神様を一番に考えている夜長』が心の中で崩れていって悲鳴をあげているんだろう。


星『昔の男と 俺を重ねては 溜息交じりで 笑ってみせる わかってるって 男なんて 信じてないと 言いたいんだろ もう楽にしてあげるから──』

アンジー「やめてやめてやめてやめてやめてやめてよ! アンジーは……アンジーはぁ……!!」

日向「夜長、耳を塞ぐな。ちゃんと聞いてやるんだ。星の想いを……お前への歌を。他の誰でも無い、お前の心で!!」

俺は強引に夜長の手を取り、耳を塞いでいた手を外させる。この歌は絶対に聞いて貰わなくちゃいけない……。今までのお前から、未来に進めるお前へ成長する為にも!!


星『泣いて 泣いて 泣いて セニョリータ おれの おれの おれの 胸でずっと 一人で我慢しないで そばにおいでよ 眠れ 眠れ 眠れ セニョリータ おれの おれの おれの 胸でずっと 今夜もきっと夢の中 じれったいのよ……』

日向「……結果は73点か。でも……」

戦刃「うん、なんだかとても……」

小泉「……ええ、良い歌だったわ」

狛枝「ああ、素晴らしいよ……! 星くんにこんな特技があったなんて!! 前から『声が良い』って話しは聞いてたけど想像以上だった!! 素敵な希望を感じるよ!!」

星「……これが俺のお前さんへの想いだ。アンジー、どうだった?」

アンジー「↓1」

01~99 大声で泣き出す。
00 ↑+星に抱きつく。


アンジー「う、う、うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああん──!!」

夜長は崩れるように床にへたり込むと、大声で泣き叫び始めた。……誰も、何も言わない。言ってはいけないと、心で分る。


アンジー「あ、アンジーは……。か、神様の声に従って、今までずっと動いてきたの!! 島のみんなの為だとか、神様がそう言ったからって全部全部全部誰かの所為にして、好きな人を物みたいに扱った! 色んな手段で傷付けた!! 無理矢理にでも奪おうとした!!! 最後には他の人に『好きな人になって貰おう』なんて事まで考えた!! 今までずっとずっとアンジーは悪い子だった!! 悪い女だった!! でもどうすれば良いの!? また違う人に恋をすれば良いの!? それって本当に「アンジーの答え」なの!? 分らない分らない分らないよ!! 星の事は好きだよ!! 今日一日で完全に『惚れさせられちゃった』よ!! でもそれには応えられないよ!! アンジーは悪い子だから! アンジーは悪い女だから!! アンジーは……アンジーはぁ……!!」

「うわぁあああああああああああああああん!!」と泣き叫ぶ夜長を待つこと約十分。よくやく「ヒック、ヒック」という小さな泣き声に変わったタイミングで、俺は星の方を向く。


日向「……星、やるぞ。俺とお前の二人でな!!」

星「ああ……手伝ってくれ『先輩』アンタと俺で、一人の女を絶望の底から掬い上げる!!」

日向「ああ! 夜長!!!」

アンジー「……?」

日向&星「「↓3!!!」」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。(日向の言葉と星の言葉、どっちでもOKです)


日向「答えなんて、簡単じゃないか。『悪いことをした』と思ったら、素直に『謝れば良いんだよ』」

アンジー「……でも、アンジーもう謝っちゃったよ。終一に……」

日向「もう一度、今度は『誰かに言われたから』じゃなくて『自分自身の意思』で謝るんだ。自分の未来は自分でしか決められないようにな……。安心しろ。俺は「超高校級の相談窓口」だからな、相談ならいつでも何度でも乗るぞ。お前の心が完全に晴れるまでな」

アンジー「…………アンジーは……」

星「アンジー。まだ言いてぇことが山ほどあるんだろ? ……俺に惚れたって言うなら、俺の胸で泣いてくれ。それが今、俺がお前にしてやれる最大限の事だ」

アンジー「う、う、うわぁああああああああああああああん!! 好きだった! 本当に大好きだったんだよ、終一の事!! でも叶わなかった! アンジーが正しくなかったから! 終一の嫌がることを沢山しちゃったから!!」

星の胸に抱きついて、夜長はむせび泣く。今までの懺悔をするように。破れてしまった初恋を嘆くように。


アンジー「ヒック……。終一、私のこと許してくれるかなぁ……?」

星「……さぁな。それは俺にも分らねぇさ、だが──」

アンジー「ん──…………竜馬……」

星はその場でもう一度夜長の唇を奪い、こう言った。


星「あいつの事は俺もよく知ってるが、お前さんが本気で謝るならきっと許してくれるさ。俺が一緒に謝るのは筋違いだから謝罪には付いていってやれねぇが……。お前さんに惚れた男として、お前さんを惚れさせた男として、やれることは全部やってやるよ」

アンジー「…………竜馬」

小泉「あー、あのさ? もうそういう気分じゃなくなっちゃったからなんだけど、もうこの合コンはお開きにしない? なーんかこの後にワイワイ騒ぐのって……」

狛枝「『粋じゃ無い』って奴だね。ボク的に言わせれば『希望じゃない』……かな?」

戦刃「う、うん! そうだよ!! そうしよう!!(みんながそう言ってるんだし、私もそれで良いよね盾子ちゃ……ううん。私も『私がそう思ったから』っていう理由で行動出来るようにならなくちゃ。そして盾子ちゃんの事を叱ってあげられるようなお姉ちゃんにならないとね……!!)」

葉隠「俺はもう何でも良いベ……(小泉っちと交わした奴隷契約……なんとか解消できねぇかなぁ……)」



こうして、俺達の合コンは幕を閉じた。本当に色んな事があったが、最後には「やって良かった」と思える合コンになった。……さて、その後の話しをしようか。

一夜明けて最原にこれまでの事を真剣に謝りに行った夜長は無事↓1


01~30 普通に許して貰えた。
31~60 普通の友達になれた。
61~90 大切な友達になれた。
91~00 ↑1+赤松と「どっちの彼氏がより格好いいか」で論争する仲になった。


当然の様に許して貰えたし『大切な友達』って奴になれたみたいだ。今後はじゃれ合うような真似をすることはあっても、友達の一線を越えるような事はもうしないだろう。



~~~一週間後・超高校級の相談窓口の研究教室~~~



最原「本当にありがとうございました!! 日向先輩って凄いですね……。アンジーさんをたった一日で改心させちゃうなんて……」

日向「あいつを改心させたのは俺じゃねぇよ。夜長に惚れて、夜長を本気で惚れさせた星さ。……あの時のアイツ、本当に格好良かったんだぜ? 見せてやりたいぐらいにな」

最原「はい! 星くんは本当に大人で、クールで、格好良い人なんです。……どうしたらあんなに格好良くなれるんだろう……聞いたらコツとか教えてくれるかなぁ?」

日向「そいつは難しいんじゃないか? 『俺は俺が思ったとおりの言葉を言って、やるべきだと思った行動をしただけさ』とか言いそうだし」

最原「アハハ……。確かに言いそうですね。でも二人とも凄いんですよ? もう↓1のカップルとして79期生の仲じゃあ有名ですし」


低コンマ程初心になったアンジーが星に格好良くリードされる。高コンマ程アンジーが元の調子を取り戻して星とら~ぶら~ぶ。


アンジー「竜馬りょうまー! 次のお休みにデート! デートしようよー!!」ハイゴカラギューッ

星「やれやれまたか……何度も言うけど俺だって男なんだ。そう何度もデートに誘われたり胸を押しつけられたりしたらいつお前さんを襲っちまうか分かんねぇんだぜ?」

アンジー「りょ、竜馬になら襲われても良いもん……で、でもその……」

星「冗談に決まってるだろ? お前さんの情緒って奴はやっと次の段階に成長し始めたばかりなんだ。悪いが俺は花のつぼみを狩るような趣味はねぇんだよ」

アンジー「むー! ……絶対にあと二年の内にアンジーの事を襲わせてあげるんだからー!!」

星「やってみろよ。その頃にはきっと、お前さんは今よりもずっとずっと「いい女」って奴になってるだろうぜ。俺が自分を抑えきれなくなるぐらいにな」



~~~~~~



最原「って感じで──ほんと毎日騒がしくて」

日向「そうか……。良かったな最原」

最原「はい。心の中にずっと残っていた凝りが取れたような気分です。……また彼女の『本当の笑顔』って奴が見れて本当に良かった……。本当の本当にありがとうございました!!」

そう言って、最原は俺の研究教室を出て行った。……それを完全に確認したあと、俺は机の引き出しの鍵を開けて、仲から受話器のような物を取り出す。

『もしもボックス(受話器だけ版)』左右田が作ってくれた、ハイパーロストテクノロジーメカだ。これを使えば星の死刑を『希望ヶ峰学園上層部が司法取引して止めた』世界にする事が出来る。

……あの二人の『今後のこと』を考えるなら、それに使うのも手かもしれないな。



最原終一のクエストをクリアしました! 『最原に助けを求める』の難易度が下がりました!! 『王馬小吉』が相談キャラとして選べるようになりました!! 『もしもボックス』の使い方その①に「星の死刑を無かった事にする」が追加されました!!

最原はご存じの通り「超高校級の探偵」です。ぶっちゃけ霧切と同じ能力なのですが、77期生と78期生……つまり学年が違えば性別も違うので、霧切に出来ない事も最原になら出来るかもしれません(逆も然り)




苗木誠・霧切響子・舞園さやか・朝日奈葵・不二咲千尋のクエストをクリアしました! 一定の条件を全て満たしました!! SPクエスト 78期生編 を開始します。(特殊裁定により、このSPクエストは苗木との絆クエストを含みます)





──まずはオーソドックスに自己紹介から始めたいと思う……ボクの名前は『苗木誠』だ。


外見は、ご覧の通り。どうしようもないほど平均的な普通の高校生……。中身の方も同じ、性格にも特技にも成績にも、これといった特徴はない。特別な趣味や趣向がある訳でもなければ、ミュータントでもないしスタンドを出せる訳でもない……。

ボクの好きなアイドルや、好きなマンガ、好きな音楽、好きな映画を知りたければ、ランキング番組でも見れば一発だ。その一位になるヤツが、大抵そうだから。……「王道」という言葉すら裸足で逃げ出す、まさに、普通の仲の普通……それがボクだ。最初に、自己紹介というオーソドックスなところから始めたのも、そのいい例だと思う……。

まぁ、強いて言うなら唯一の取り柄は……『人よりちょっと前向きなこと』ぐらい……かな。

そんな普通のボクは今『希望ヶ峰学園』という普通じゃない学園の「一般人(高校生)の中からランダムに選出される」『超高校級の幸運』として、希望ヶ峰学園の78期生に選ばれた訳だけど……。この二年で、ボクはもう『自分自身の事は』普通だと言い切れても『自分を取り巻く環境のことは』完全に普通じゃないと言えるようになるまでに変化してしまった。その大きな要因が──



~~~78期生の教室~~~


苗木「あのー、霧切さん?」

霧切「なぁに? 苗木くん」

苗木「……幾ら何でもさ、ちょっと距離が近すぎるんじゃないかと思うんだ。顔と顔の」

霧切「あら。私達の全部を見ておいて、それは今更という奴じゃないかしら」

このとても綺麗でミステリアスな雰囲気を放っている女の人は『霧切響子』さん。超高校級の「探偵」として希望ヶ峰学園に入学を許されたボクの同級生だ。そのズバ抜けた推理力と洞察力、それと観察力で、数々の難事件や怪事件を解決に導いてきた。

綺麗で恰好良くて神秘的で……うん、一言で言えば『絶世の美女』の一人に入るんじゃないかってぐらいの女の子……その女の子が今、ボクの机の真正面に座っている。ジーッ、とボクの事を観察するように見ながら、時々「ふふっ」と微笑む。

……とても大切で、大好きなボクの『恋人候補』の一人だ。……ん? 「恋人候補の一人」ってどういう意味だって? それは……


舞園「そうですよ、霧切さん。苗木くんはまだ誰とも『恋人』じゃないんですから、公共の場であまり距離と縮めてはいけません」

不二咲「そ、そうだよぉ……! 独り占めはよくないと思うな!!」

苗木「舞園さん、不二咲さん」

霧切「直接苗木くんと接触している今のあなた達に言われたくはないわね……」

ボクの両腕をギュッと握りしめてきたこの二人は『舞園さやか』さんと『不二咲千尋』くん。

舞園さんは超高校級の「アイドル」だ。5人組の国民的アイドルグループでセンターマイクを務める、黒髪ロングヘアにセーラー服、白いラインの入ったニーソックスという正統派の美少女。清楚で丁寧な物腰だが言動には一本芯が通っていて、真面目なしっかり者として周囲からの信頼も厚い。ボクにとっては「中学の頃からクラスが一緒」という縁もある。

不二咲くんは超高校級の「プログラマー」だ。小柄で小動物を思わせる雰囲気を持っており、実年齢よりも大幅に幼く見える。一部には熱狂的なファンが存在するらしい。深緑の服に、太ももよりちょっと上くらいの丈のミニスカートを着用している。蚊に刺されても「蚊も生きているから」と叩き潰さずそのまま血を吸わせるほどの心優しい性格である。柔和で意志も薄弱に見えるが、コンプレックスをバネにしようとする意志の強い部分も見られる。……所謂『男の娘』って奴だ。


朝日奈「あ、ずるーい! 私も混ぜてよ!!」

苗木「あ、あの……朝日奈さん? その……む、胸が背中に当たってるんだけど……」

朝日奈「へへー♪ 当ててるんだよ!」

そして、ボクの背中に抱きついてきたこの娘が『朝日奈葵』さん。超高校級の「スイマー」だ。褐色の肌と豊満なバスト、ポニーテールが特徴。スポーツが大好きで中学時代は7つの運動部を掛け持ちしていたらしく、特に水泳部では高校記録を数々塗り替えている。オリンピック候補生にも選ばれたことがあるらしい。うぶな性格で、下ネタなどを聞くとリアクションに困って真っ赤になる……のは、もう一年前の話だ。常に明るいムードメーカーだが、行動原理が食欲や運動といった生理的欲求に基づいているため物事を深く考えずかなり天然な女の子でもある。


……ボク達が78期生として希望ヶ峰学園入学してから、本当に色んな事があったけどボクにとって一番大きな変化と言えば……。



この美少女&男の娘が『ボクに告白』してきたって事かな?




~~~プロローグ・終~~~




~~~超高校級の相談窓口の研究教室~~~



日向「自己紹介からご丁寧な説明ありがとう苗木。……んで? お前は俺に何の『相談』があるんだ?」

来客用のソファーに座っているボクの真向かいに座っているこの男の人は『日向創』先輩。希望ヶ峰学園に存在する「予備学科」から『超高校級の相談窓口』の才能を見いだされて77期生に転入してきた、ボクの先輩だ。

文字通り『人の悩みや相談を聞いてそれを解決する』のが仕事でありやりがいだと豪語している人で、今までも希望ヶ峰学園で起ってきた様々な大事件を解決に導いてきた。それに、超高校級の才能を持つみんな曰く『無限の可能性を感じる存在』だという。……ボクも妹の件でお世話になった事がある、本当にすごい先輩だ。


苗木「はい……実は、その……」

ボクは、日向先輩を前に口籠もっていた。「先日の件」で覚悟を決めた筈なのに、まだ最後の一歩って奴が踏み出せないのかボクって人間は……。日向先輩が「苗木?」と心配そうに聞いてくる。……これ以上先輩を待たせるわけにはいかない。ボクは「スー……ハー……」と大きく深呼吸をしてから──


苗木「ボク……とうとう『恋人』を決めようと思うんです!!」

そう、口に出した。日向先輩は驚いたような眼をしながら「マジか」と呟いた。「マジです」とボクは返す。


日向「……意外だな。俺みたいに『自分達の卒業式』まで引っ張るのかと思ってたよ」

苗木「そ、そのつもりだったんですけど……。この間のこまる(ボクの可愛い可愛い妹だ)の事で『もうこれ以上グズグズしていたら周りに迷惑が掛かるかもしれない』って思って……。それに、僕達も希望が峰学園の生徒でいられるのは……高校生活を満喫できるのはあと一年とちょっとですし、その一年は恋人と仲良く過ごしたいなぁって思って……」

日向「そっか……。お前は俺よりずっと立派だな苗木。俺なんて「その時」が来ても一人に絞り込めるのかどうか自信が無いよ」

苗木「い、いえ! 日向先輩は仕方がないですよ!! その……この一年で七人も『恋人候補』が出来ちゃったんですから……」

そう、日向先輩もボクと同じで『好きだと告白されている女子』がいる。それも七人もだ。……その全員と良好な関係って奴を築いて大切な思い出を沢山作ってるんだから、本当に凄い先輩だと思う。


日向「事情は分った。……それで? 具体的に俺に何をしてほしいんだ?」

苗木「その……。『ディベート』ってあるじゃないですか。「○○に賛成か反対か」の賛成反対のチームをランダムに決めて、意見を言い合うっていう……」

日向「ああ。俺もやった事があるけどそれが?」

苗木「ぼ、ボクが自分の恋人候補の『良いところ』をあげていきますから日向先輩には反対の……『悪いところ』って奴を言って欲しいんです。最終的に誰を選ぶかはボクが決めることだっていうのは分ってるんですけど、少しでも他人の意見って奴を参考にしたくて……」

日向「……なるほどな。俺が「反対意見側」なのは……」

苗木「ぼ、ボクじゃあ思い付かなかったんですよ。だってどの人も可愛くて素敵で綺麗で魅力的で……。欠点なんて何一つ思い浮かびませんでしたから」

日向「……分った。その依頼を受ける。じゃあまず誰から行く?」

苗木「えっと……。じゃあ霧切さんからで……。ぼ、ボクが思う霧切さんの素敵だなって思う所は↓1~3なんですけど……」


苗木「えっと、とても知的で頭が良くて……。すっごく頼りになる格好良いんです! それとその……き、霧切さん本人には絶対に内緒にして欲しいんですけど、ボクのお婆ちゃんそっくりな匂いがしてとても落ち着くというか……」

日向「……匂いフェチか?」

苗木「ち、違いますよ! 霧切さんと過ごしてるとそう感じる事が多いなって思ったんです!! ……それで、反対側の……日向先輩の意見なんですけど……」

日向「俺か? そうだなぁ……俺もあいつにはいくつも依頼解決の手伝いをして貰ってきたけど↓1~3が嫌だな(結婚した時や、付き合った時の問題点なども許可)」

こんなこと4人ずつやってたらグダるぞストーカーっぽい

>>582 すみません、でも良い方法が思い付かないんです……。


日向「ぶっちゃけ一番の問題点として、アイツお前のストーカーをやってる疑惑があるんだよなぁ」

苗木「す、ストーカー!? 霧切さんはそんなことをする人じゃ……「心の底から無いって言い切れるか?」……ぶっちゃけ心当たりが幾つかあります……」

だよなぁ? だってクリスマスパーティの時にもお前が言ってたじゃん。「霧切さんがまるで見ていたかのように颯爽と駆けつけてくれた」って……。


日向「あといい意味でも悪い意味でも隠し事が出来ないタイプだなあれは。あとこれは結婚後を想定した物なんだが、学園長が結婚生活にちょっかい出してきそうで嫌だ」

苗木「あー……。仲はある程度改善したって霧切さん言ってましたけど、彼女の話を聞いている限り態度に出さないだけで相当な親バカっぽいですよね……」

日向「だろ? そういう所が嫌だ。……つーかこんな事四人分もやってたら日が暮れるぞ? 何か他に良いアイデアはないのかよ」

苗木「え、ええ……? じゃあ↓1~3で……」

>>1を助けてくださいお願いします!!

入間の発明品で結婚生活シミュレータがある
苗木AIと嫁共のAIに結婚生活送らせて相性計れ

苗木Lovesの会話内容を聞いてみる

モノクマが来てナエギ王子の正妻が誰か決まったのでTVで見る

四人にドッキリ仕掛ける

え~時間が来てしまったので、今回はここまで。次回までにこのSPクエストをどうするか(多分出て来た意見を全部採用する)考えておきます。みなさまも『こうした方が良いんじゃないか』というご意見があれば是非お書き込みください。

それでは明日の3~6時頃にお会いしましょう。

このSPクエストは左右田の時と同じで敵がいるのか?

苗木に黙って嫁達を誘拐し誰か1名しか助けられないスイッチを渡す

苗木の外見を葉隠にしてハーレム生活送らせて葉隠の外見ごと愛せた人の勝ち

ただ苗木の場合はドラゴンがからむから何だかんだでハーレムに落ち着きそうな予感がする。

こんにちは。みなさま様々なご意見をどうもありがとうございます。取りあえず>>587>>588>>589は採用。>>590は具体的にどんなドッキリかを安価で決めます。

>>592 いいえ、いません。
>>593 苗木くんは希望を絶対に諦めない人なので『全員が助けられる方法を探すと思う』&『それで助けた人が苗木が嫁に選ぶとは限らない』と思うので却下で。
>>594 苗木くんの魅力はその外見にもあると思うので却下。あと葉隠の扱いが可哀想すぎる……RPG編では(記憶が戻るまでは)かなり格好良かったのに……。
>>595 残念ですがそうはなりません。このSSで>>1が『ハーレム』を許容するのはたった一人です。




~~~超高校級の発明家の研究教室~~~



日向「~~~と言うわけで、前にお前が作ったAIシュミレーターってあったよな? あれを貸してくれ」

入間「なんだよナエトル。テメェとうとうハーレム生活を辞めちまうのかよ」

苗木「いや、そもそもボクはハーレム生活を送ってるつもりなんて無かったからね!? あと入間さんはなんでボクの事をポケ○ンの名前で呼ぶの!?」

日向「(異世界で王子やってた苗木の本名の影響だろうなぁ……)それで? 出来るのか?」

入間「ああ、仮想シュミレーションでしかねぇが取りあえず『こういう結果になる可能性が高い』っつーシュミレーションは出来るぜ」

日向「じゃあ頼む。仮に苗木と四人が結婚した場合、誰が一番相性が良いのか測ってくれ」

入間「はっ、良いぜ。面白そうだし乗ってやるよ……えっーっとまず苗木の人格AIを出力して、次ぎに例の四人の人格AIを入力……仮想パターンを『結婚生活』に固定して……。うし、これで良いだろ。えーっと何々?」

入間「霧切が↓1 舞園が↓2 朝日奈が↓3 不二咲が↓4だとよ!!(高コンマほど幸せな結婚生活が送れている)」

これは酷い。


苗木「」

日向「うっそだろ全員平均以下かよ!? 一体どういう事なんだよ!!」

入間「お、俺様が知るか!! 少なくともこの四人と結婚したらこういう結果になる可能性が高いんだっつーの!! えーっと詳しい理由が……。霧切が↓1 舞園が↓2 朝日奈が↓3 不二咲が↓4だからだってよ!!」

(こういう数値になった理由を書いてください)


日向「霧切が犯罪組織を追っていて中々会えなくて……」

苗木「ま、舞園さんがAV女優になっちゃって……」

入間「爆乳スイマーのファンが鬼神の如く迫ってきて……」

日向「で、不二咲が例のドラゴンと旅行して中々帰って来ないからか……。説得力があるんだか無いんだか分らないな……。あ、そうだミミ! ミミと結婚した場合はどうなるんだ!?」

入間「ああ、苗木に懐いてる合法ロリペドドラゴンの事か。えーっと何々? ↓1(コンマ判定)だってよ」


苗木「ゆ、唯一の平均以上がミミちゃんかぁ……(白目)」

日向「まさかのドラゴンが一番リードしてやがる……一応聞くけど理由は?」

入間「↓1だからって事らしいな」


入間「『異世界で暮らすことになったから』らしいな……。周りのドラゴン達からもミミの家族からも歓迎されてるみてぇだ……。どうする? 本格的にロリペドコンになっちまうか?」

苗木「さ、流石に考えさせて欲しいかなぁ……。しかも異世界って事はこっちの世界にはそうそう戻って来られなくなっちゃうだろうし……」

日向「……取りあえず苗木の将来が前途多難だって事はよーく分った。しかし一体何を参考にすりゃ──」



──ボフン!!



魔道竜騎士・勇者日向「ゲホッ! ゲホッ!! ……こ、この唐突な展開はまさか……!!」

モノクマ王「そう! ボクでーす!! 久しぶりだね勇者日向くん!!」

魔道竜騎士・勇者日向「……やっぱりお前か。今度は一体なんの用なんだ?」

モノクマ王「えっとねー、君達の世界の苗木くんの恋人選びで迷ってるんでしょ? だから参考までにこっちの苗木くんが誰を正妻に選んだのか教えてあげようと思ってさ!!」

魔道竜騎士・勇者日向「!!? こ、こっちの世界の苗木……苗木王子は結婚したんですか!?」

モノクマ王「うん、丁度今結婚式の最中だから見に行きなよ! きっと苗木くんも喜ぶ筈だからさ!!」

魔道竜騎士・勇者日向「……それじゃあお言葉に甘えて……」



~~~結婚式場~~~



神父「──死が二人を分かつまで、永遠の愛を誓いますか?」

苗木王子「はい、誓います」

魔道竜騎士・勇者日向(ほ、本当に苗木王子だ。マジで結婚するんだな……と、隣にいるのは↓1じゃないか!!)

01~20 霧切
21~40 舞苑
41~60 蒼衣
61~80 藤咲
81~00 ミミによく似たドラゴン


神父「──死が二人を分かつまで、永遠の愛を誓いますか?」

蒼衣「はい……誓います」

魔道竜騎士・勇者日向(と、隣にいるのは元・人魚の蒼衣じゃないか!! そうか……長年の恋心が見事に成就したって感じか)


神父「偉大なる十二の神竜の名の下に、二人の結婚を認めます。それでは二人とも、誓いのキスを」

苗木王子・蒼衣「「♡」」

二人の熱烈なキスに、ワァアアアアアアアッ──と式場に集まった人々が湧く。……俺としてもなんだか感慨深い物があるよ。なんてったって、蒼衣を人魚から人間にしたのは俺達だからな。


苗木王子「……あ、あれ? そこにいるのは日向くん!? 日向くんじゃないか!! こっちの世界に戻って来てたんだ!!」

苗木王子が俺に注目したのと同時に、周囲の人々の視線が俺に集まる『おお、勇者様だ! 竜の勇者様だ!!』という歓喜の声まで聞こえてきた。俺は苗木王子と蒼衣の側まで近づくと、最敬礼の姿勢を取る。


魔道竜騎士・勇者日向「はっ……苗木王子。この度はご結婚、実におめでとうございます」

苗木王子「……君達のおかげだよ。君達が蒼衣を人間にしてくれたから、こうして結ばれることが出来たんだ」

蒼衣「うんうん! 君達にはどれだけ感謝してもしたりないよ!! 本当にありがとう!!」

魔道竜騎士・勇者日向「いえ。我々は大した事などしていませんよ……。ところで苗木王子はいかなる理由で蒼衣……様を正妻に選んだので?」

苗木王子「んー、色々あるけど↓1~3かな」


苗木王子「……ここだけの話し、消去法なんだよね」

魔道竜騎士・勇者日向「消去法?」

苗木王子「正妻は最低三人は子供が必要って法律で決まってて、そこまで大量に産めるのは蒼衣さんしかいなかったんだ。舞苑さんは踊り子が生きがいだから体型が大きく崩れるの回数の出産は無理で、霧切さんは潜入任務が不可能になっちゃう。藤咲くんは素体が弱すぎて肉体改造しても一人しか子供が産めないんだよ……」

魔道竜騎士・勇者日向「な、なるほど?(さ、参考にならねー……!)」

苗木王子「あとこの間四人が僕の為に料理を作ってくれたんだけど、霧切さんと舞苑さんが国を滅ぼしかねないダークマターを作っちゃって父さん……モノクマ王を怒らせちゃってね……。藤咲君と蒼衣さんは流石だったけど、僕の体調を考えての献立だったんだ」

魔道竜騎士・勇者日向(あ、こっちでも料理の腕前は似たようなもんだった。これは参考になりそうだな)

苗木王子「あと、他の人は仕事で忙しくていつもボクのそばにいられないんだ。しかも蒼衣さんはボクと同じで性体験が無い。舞苑さんは枕営業オーディション(この世界では普通)を繰り返して遥か昔に処女散らしてるし、今もお金持ち男のVIPとエッチしてる。霧切さんは奴隷娼婦のフリをして他の男と肉体関係を持つ事もしょっちゅうでさ」

蒼衣「消去法でも私はとっても幸せだよ! この年まで純潔を保ってて本当に良かったー♪」

魔道竜騎士・勇者日向(や、やっぱ参考になりそうにねぇ! 異世界ならではの理由じゃねぇか!!?)

苗木王子「あ、そう言えばこのあと結婚を祝うパレードがあるんだけど、良ければ日向くんもいっしょに──」

モノクマ王の声『そうはいきませーん! 勇者日向くんは色々と忙しいのです!! こうして結婚式に顔を出せただけでも運が良いと思ってください』

魔道竜騎士・勇者日向「す、スピーカーからモノクマ王の声が!?」

苗木王子「……そうか、君は異世界から呼ばれた勇者だったね。……名残惜しいな、あと人生で何回君に会えるんだろう……」

魔道竜騎士・勇者日向「……それは自分にも分りません、ですが──」

苗木王子「?」

魔道竜騎士・勇者日向「……この国に、苗木王子の身に『自分にしか解決出来ないような危機』が迫った時はいつでも自分をお呼びください。必ずこの国と王子のお力になります」

苗木王子「……うん、本当にありがとう日向くん。……それじゃあまた」

魔道竜騎士・勇者日向「ええ、また──」



──ボフン!!



日向「ゲホッ! ゲホゲホッ……!!」

苗木「ど、どうしたんですか日向先輩。急に咳き込んで……」

日向「あー、いや。……なんでもない。ところで苗木、お前は四人の料理の腕前を知ってるか?」

苗木「え? ↓1ですけど……」

01~70 知っている。
71~00 知らない。


苗木「え、知りませんけど……。四人とも手料理なんて作ってくれたこと無いですし……」

日向「……苗木、悪いがお前に『残酷な真実』って奴を今から教えなくちゃいけない。四人とミミを学園の調理室に呼んでくれ」

苗木「わ、分りました」



~~~希望ヶ峰学園・調理室~~~



日向「と、いうわけで唐突だが『今後の参考』の為にお前達には苗木に手料理を作って貰う」

霧切・舞園(汗ダラダラ)

朝日奈「て、手料理かぁ……。私もあんまり作った事ないなぁ……」

不二咲「ぼ、ボクは人並みには作れるつもりだけど……。うう、上手く出来るかなぁ……?」

ミミ「ふっふーん! ミミの手料理で苗木の胃袋をガッシリ掴む! 離さない!!」

日向「お題は↓1だ。制限時間は○時間。材料はこちらで全て用意しておいた。じゃあよーい、始め!!」


霧切↓2(超メシマズ勢な為、補正-40(最大保証30)

舞園↓3(霧切と同じく)

朝日奈↓4(最低保障49)

不二咲↓5(最低保障50)

ミミ↓6(補正無し)

(コンマは連投OKです)

こ れ は 酷 い。

霧切 54-40=14 とてもでは無いが食べれる物では無い。
舞園&ミミ 30&34 まぁ何とか食べられなくもない。
朝日奈&不二咲 普通に食べられる。


日向「……そこまで! で、なんだかな。朝日奈と不二咲はまぁ良いとして舞園、ミミ、これを野菜炒めとして苗木の前に出せるか?」

舞園「こ、これでも少しは練習したんですよ! その証拠に以前の私は全く料理が出来ませんでしたから!!」

ミミ「むぅ……この世界の野菜は軟弱。あの程度の炎にも耐えられないなんて……」

苗木「ま、まぁまぁ。これぐらいならなんとか野菜炒めの範疇に入るんじゃないですかね……? 入る……と、思いますよ?」

日向「そうか……。じゃあ霧切。この物体Xは一体なんだ?」

霧切「……野菜炒めよ」

日向「苗木。お前これを夕飯のメインのおかずとして出されて食えるか?」

苗木「……………………」

霧切「し、仕方が無いでしょう!? 私は↓1なのよ!!」


霧切「す、スラム街への潜入のために生のネズミを平気で食べる訓練をしたし、長期調査で何でも食べられるようになった代償に料理の腕が鈍っちゃったのよ!!」

日向「……この二年間で改善する余地は十分あったと思うんだがな……」

朝日奈「な、生のネズミって……」

不二咲「き、霧切さんってもしかして『悪食』ってやつなのぉ……?」

霧切「え、それは↓1」

(高コンマほど悪食で苗木がドン引く)


霧切「えっと、取りあえず昆虫食や所謂ゲテモノ料理は普通に食べられるわね。見た目より美味しい物も多いのよ?」

苗木「そ、そうなんだ……」

舞園(も、もしかして昨年学園長が一ヶ月寝込んだ原因って……)

日向(霧切かもなぁ……。だってこれもう完全に野菜炒めじゃねぇもん。口に入れることを脳が拒否してるもん)

……さて、苗木に厳しい現実って奴を教えた所で次はどうするかな。


①食を調べたんだから次は住だ。寮の部屋の中を見せて貰う。(普段の私生活チェック)
②別の料理でもう一度試してみる。
③その他安価。

1

すみません、普通に↓1忘れてました……。>>640を採用します。




~~~女子寮の前~~~



日向「と、いう訳で寮の管理人さんに特別に許可を取って女子寮の中に入れて貰った」

舞園「……なんだかTVのバラエティ番組っぽくなってきましたね」

不二咲「ぼ、ボクこの展開テレビで見たことあるよぉ……?

日向「実際、そのテンションでやってくれるとこっちも気負う物が少なくて助かる。さて、食を見せて貰ったんだから次は住だ。お前達がいかに自分の部屋を綺麗に扱ってるか見せて貰うぞ。当然、綺麗にしてるよな? 自分達が住む部屋の中だもんな?」

苗木loves『……………………』

苗木「あのー……み、ミミちゃんはどう判定するんですか?」

日向「そうだな……いわゆる汚部屋だった奴の部屋を『どれだけ綺麗に片付けられるか』で判定しようか。──じゃあ行くぞ、覚悟は良いな?」

↓1 霧切
↓2 舞園
↓3 朝日奈
↓4 不二咲

(低コンマほど清潔で綺麗。高コンマほど汚部屋)

霧切さん???

霧切 94 これは酷い汚部屋。ぶっちゃけ床が見えないほど物が錯乱しているし、資料で机の上が見えず、そこら中ゴミだらけ。
舞園 45 まぁ普通って感じ。
不二咲 74 汚れていると言うより配線やらコードやらそのた訳の分らない機械で部屋が埋め尽くされている。(かろうじて床は綺麗にしてあるので自由に動ける)
朝日奈 09 これは素晴らしく綺麗な部屋。どうやらこの世界線の朝日奈は綺麗好きだったようだ。



日向「……えー、それじゃあ早速結果を言い渡そう。舞園「普通」不二咲「お前の才能は分るが、整理整頓はしような?」朝日奈「素晴らしい、文句の付けようがない」……そして霧切?」

霧切「…………」

苗木「あ、朝日奈さんって凄い綺麗好きなんだね!! ボク驚いちゃったよ! 部屋が綺麗なだけじゃ無くて整理整頓もバッチリなんだもん!!」

朝日奈「え、えへへ~……。小さい頃は片付けが苦手だったんだけど、一度お母さんに徹底的に絞られてからは部屋は綺麗に使うようになったんだー!!」

舞園(ふ、普通ですよね。私は普通私は普通……。言うなれば苗木くんの部屋と同じ位な筈……)

不二咲「ご、ごめんなさい……。どうしても『あれも必要これも必要』ってなってたら部屋がドンドン埋まっちゃって……。うう……」

霧切「…………↓1~3よ(霧切の言い訳を書いてください)」


霧切「わ、私は苗木くんに主夫をやって貰うつもりだから問題な──「で、苗木が勝手に片付けた結果『どこに何がおいてあるか分らなくなった』って言うんだろ?」……私はどこに何があるか完璧に把握してるから問題無いわ……」

舞園「霧切さん……」

不二咲「こ、こんなこと言いたくないけれど……」

朝日奈「どう考えても部屋を平気で汚くする人の言い訳にしか聞こえないよ……」

霧切「~~~~~~~~~ッツ! じゃ、じゃあ中身を確認しなさい中身を!! みんな部屋に何を隠してるか分ったもんじゃないわ!!」

日向「おいおい、プライベートな物が置いてあるんだからそれは流石に──「じゃあ苗木くん本人に確認させましょう! それで良いでしょう!!?」……あー、これはもう徹底的にやるまで暴走が止まりそうにないな……苗木、頼めるか?」

苗木「え、えっと……みんなが良いのならやるけど……」


↓1 霧切
↓2 舞園
↓3 朝日奈
↓4 不二咲

(低コンマほど清廉潔白な部屋。高コンマほどヤバイ物が隠してあった)

隠してるものは安価で決める?

>>656 50以上の人に限り、そうさせて頂きます。


苗木「ひ、一通り見てきましたけど……」

日向「……それで、どうだった?」

苗木「……舞園さん、不二咲くん……これ、何かな?」

舞園「……↓1です……」

不二咲「……↓2だよ……」

それぞれのコンマ数(舞園68・不二咲83)に相応しい物でお願いします。

不二咲の部屋はベッドの下に多種多様な男女のエロ本やエロビデオが多数隠されていた(ドラゴン娘・女探偵・アイドル・女子水泳部・美少女発明家ものなどズラリと)
全て不二咲が自身の性欲処理のために購入した私物で、毎朝一発ヌイてから登校していると不二咲は白状する(証拠にどれも菊の花のような香りがする)

不二咲「だってしょうがないじゃないか! ボクは苗木君が一番好きだけどたまたま同性を好きになっただけで、ボク自身は女性に興味だってある『オトコ』なんだよ!? というかそうじゃなかったら学園はボクを男子扱いしてないから! こんなカワイイ女の子達に囲まれてたらこうでもしないと性欲を抑えられないよ!!」

>>661 えー、あまりにあんまりなので不二咲っぽく改変して良いなら許可します。


舞園「苗木くんの隠し撮り写真集です……」

朝日奈「ま、舞園ちゃん……」

霧切「舞園さん、隠し撮りは立派な軽犯罪よ。これは証拠として押収「おっとお前は色々と前科があるから却下だ。苗木にどうするかは決めて貰う」……くっ!」

苗木「あ、あはははは……。それでその……不二咲くん、このエロ本とエロビデオなんだけど……」

日向「……まぁ年頃の男がこういうのに興味を持つのは仕方が無い事かもしれないが……その、量が……」

霧切「ドラゴン娘に女探偵、アイドルに女子水泳部にドM美少女発明家に、極めつけは不二咲くんそっくりの男の娘が徹底的にアソコを掘られるAVね……」

不二咲「ご、ごめんなさいごめんなさい……(えぐえぐ)……ぼ、ボクが一番好きなのは苗木くんだし勿論ネコなんだけど……。お、女の子に興味が無い訳じゃなくって……こうしてあそこを弄ったりお、おしりをイジメて処理しないと性欲を押さえきれなくて……」

苗木「不二咲くん……」

日向「……そう気にするな。お前も男なんだからそこは仕方が無いさ。みんなも目を瞑ってやってくれ」

朝日奈「う、うん。勿論だよ!」

霧切「はぁ……仕方が無いわね」

舞園(あんな汚部屋だった霧切さんにだけは言われたくないです……!!)

日向「あー、でだミミ。お前は霧切のこの汚部屋を上手く片付けられるか?」

ミミ「任せて! ミミはせいりせいとんなら得意だよ!!」

↓1 ミミに霧切の部屋の清掃を任せた結果(低コンマほど綺麗になる)

43 普通の部屋程度には綺麗になった。


日向「おお……凄いなミミ。あれだけ汚かった霧切の部屋が……!」

朝日奈「ふ、普通の女の子のお部屋みたいになっちゃった!!」

苗木「凄いよミミちゃん! キミってそんな特技があったんだね!!(頭なでなで)」

ミミ「えへへ~。もっと褒めて褒めて!!」

不二咲(な、苗木くんにいい子いい子されてる……良いなぁ……)

舞園「正直驚きました……。ドラゴンにも『整理整頓』や『掃除』っていう概念があったんですね……」

霧切「……? あの、ミミちゃん? ここに置いてあった散らばった紙束は?」

ミミ「? みんなもう要らなさそうだったからぜーんぶミミが燃やしちゃったよ」

霧切「」

このあと霧切に滅茶苦茶怒られた。




~~~某ファッションセンター~~~



ミミ「うぅ……ミミ、言われた通り部屋を綺麗にしただけなのにぃ……」

苗木「や、やっぱりドラゴンと人間とじゃあ『綺麗にする』のスケールに違いがあったみたいだね……」

日向「……さて食住と来たら次は当然「衣」だ。お前達の服のセンスを見せて貰うぞ。あ、判定は元・超高校級のファッションデザイナーの性格と思考AIを入れた、入間特製のこの装置で測る」

舞園(来ました! 一発逆転の大チャンスです!!)

霧切(逆に私は大ピンチね……。これで美的センスが悪かったらもう何の言い訳も出来ないわ……)

朝日奈(お洋服……お洋服かぁ……。取りあえず自分に似合う物を着ればそれで良いよね?)

不二咲(な、なんとか汚名を挽回しなくちゃ……!!)

日向「制限時間は一時間だ。それじゃあよーい……スタート!!」


↓1 霧切
↓2 舞園(補正+30)
↓3 朝日奈
↓4 不二咲
↓5 ミミ

(高コンマ程素敵で今後流行ると思われるファッション。低コンマ程「無いわー」というファッション)

えー、先に聞いておきます。みなさんファッションは詳しいですか? 詳しいという方が少ないならそれっぽく纏めて安価は取りません。

えー、では安価を取らずにそれっぽく纏めます。

舞園 67+30=97 これは素晴らしい。今後の流行ファッションを先取りしているし、なにより舞園に似合っている。
朝日奈 78 流行るかどうかは微妙な所だが、とても朝日奈に似合っている。あともう少し勉強すればファッションセンスも抜群になれるかも。
不二咲&ミミ 38&28 流行る訳ねーだろと断言できてしまうファッション。辛うじて似合ってはいるかもしれない。
霧切 18 これは酷い。流行るわけ無いし、そもそも霧切に似合っていない。


日向「……そこまで! で、結果なんだが──」

苗木「ま、舞園さんは凄いね、97点だって! 流石は超高校級のアイドル!! 舞園さんってファッションセンスも抜群なんだ!!」

舞園「えへへ……。超高校級のモデルの方には負けると思いますけど、最近の流行や未来の流行を先取りするのもアイドルの仕事みたいな物ですから!」

日向「朝日奈も凄いな……78点だ。もう少し勉強すればファッションセンスも抜群になるんじゃないか?」

朝日奈「えへへ~……な、苗木に恋してからなんだよ? その……外見の事まで気にするようになったのは……」

苗木「朝日奈さん……(キュン)」

日向「で、不二咲は38点だ。……本当に悪いんだが、お前に男らしいファッションは似合ってないよ……それに流行りそうにも無いし……。いつも女性物の服を当然の様に着てるのになんで今回はそっちにいっちまったんだ?」

不二咲「うぅ……。す、少しでも『意外性』って奴を出そうと思ってぇ……」

苗木「そしてミミちゃんが28点……」

ミミ「むーっ! その装置が壊れてるの!! 再測定を所望するよ!!」

日向&苗木((いや、確かによく似合ってるけどそれ幼稚園児が着るスモック&園児帽じゃん……))

日向「それでだ、霧切。……お前『超高校級の探偵』の筈だよな? どんな場所にも潜入出来なくちゃいけないよな? それこそ貴族のパーティー会場とかにも。……お前の得点、18点なんだけど」

舞園「厳しい事を言わせて貰いますがどう考えても流行りませんし、なにより霧切さんに似合っていないです……。なんでそんな服を?」

霧切「↓1~3よ」





それでは今回はここまで。それではまた今日の8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


霧切「い、今まで服なんてマニュアル通りにしてれば良かったから……」

日向「じゃあなんで今回もマニュアル通りの服を着なかったんだ?」

霧切「……そ、その。本当の勝負服にカップ麺をぶちまけてしまって……」

日向「へぇ……? ならその服は弁償して買い取らないといけないよな? もって来てくれよ。俺達も一緒に謝ってやるからさ」

霧切「…………ぽ、ポンコツなぐらいが探偵の仕事には有利だから(震え声)」

苗木「霧切さん……………………」

朝日奈「……私、今日で響子ちゃんのイメージが大きく変わっちゃったかも……」

舞園(ふぅ……なんとか挽回できました……!! これでもし点数が低かったら本当にマズかったです……!)

不二咲(うぅ、どうしよう……。ボク料理が平均的に出来る以外なんの取り柄もないよぉ……)

ミミ(……むぅ……こうなったら誠を強制的に私の世界に連れていって……!)

日向「えー、みんな今日は急な招集にも関わらず集まってくれて本当にありがとうな。取りあえず今日はこれで解散だ。すぐそこにあるバイキング形式のスイーツ食べ放題店のチケットがここに5枚あるからみんなで行って来てくれ。俺達はちょっと用があって希望ヶ峰学園まで戻らなくちゃいけないからな」

苗木「うん、そういう事なんだ。……みんな、ミミちゃんのお世話を頼めるかな。一度この世界の「ケーキやスイーツ」って奴を食べてみたかったんだって」

ミミ「!? 誠、覚えててくれたの!!?」

苗木「勿論だよ、楽しんでおいでミミちゃん」

朝日奈「スイーツ食べ放題のバイキング!? うんうん! 喜んで行ってくるよ、ありがとう苗木、日向先輩!!」

舞園「はい、ミミちゃんのお世話は私達に任せてください。食べ終わったら苗木くんに連絡しますね?」

不二咲「う、うん。分った、そうするよ」

霧切「……正直そういう気分じゃないのだけれど、そうね……。こうなったらやけ食いしてやるわ……」

日向「あ、あはは……それじゃあ気をつけてな」



──と、俺達二人は五人と別れたフリをして、こっそりと希望ヶ峰学園で待機している入間と連絡を取る。



日向「……もうそろそろ五人が店の中に入るはずだ。用意は出来てるか?」

入間『あったり前だろうが。この「どこでもキクキクくん」があの店の中にあれば、五人がどんな会話をしてるかなんて筒抜けだっつーの!!』

苗木「で、でも良いんでしょうか……こんな形であの五人の会話を盗み聞きするなんて……」

日向「普段霧切がお前にやっている(と思われる)事をやり返すだけさ。さて、一体五人はどんな会話をしてるんだ?」

入間『えーっと………↓1について話し始めたな』

(苗木関連の事でお願いします)

結婚後、仕事と家庭、世間体と愛のどっちを優先するか

>>686 えー、世間体と愛については決まっているキャラが一人だけいるんですがそれでもよろしいですか?


入間『結婚後、仕事と家庭、世間体と愛のどっちを優先するかについて話し始めたな』

日向「ず、随分深い話しをしてるんだな……それで? 結果はなんだって?」

入間『ちょっと待て、今お前らにも聞こえるようにしてやるから……。よし、繋がったぞ』



~~~スイーツバイキング店内~~~



霧切「結婚後、仕事と家庭、世間体と愛のどっちを優先するか……か」

不二咲「ぼ、ボクは当然愛だよぉ! 同棲と結婚する事への偏見の眼が少なくなってきたとはいえ、まだまだ世間の眼は厳しいもん!! 愛が無いとやってられないよぉ!!」

舞園「まぁ不二咲くんはそうでしょうね。……私は仕事と家庭なら↓1 世間体と愛なら↓2ですかね」

霧切「私は仕事と家庭なら↓3 世間体と愛なら↓4よ」

朝日奈「わ、私は仕事と家庭なら↓5で、世間体と愛なら↓6かなぁ?」

不二咲「仕事と家庭なら↓7だと思う……」

ミミ「ミミ、仕事なんてなければ世間体も分らないよ。ドラゴンだもん。だから家庭と愛に決まってるよ!!」

↓7までコンマ判定。(連投OK)

01~50で前者
51~00で後者

スパクリとゾロ目が3つ 効果は何だろうね


霧切「……随分と意見が割れたわね。一回整理しましょう。まず仕事と家庭で仕事を取るのが「私(霧切)」「朝日奈さん」の二人で……」

舞園「逆に家庭を取るのが「私(舞園)」「不二咲くん」ですね。前者の二人から行きましょうか。仕事を優先するのは何故ですか?」

霧切「私は↓1だからかしらね」

朝日奈「わ、私は↓2だよ!」

>>698 すみませんがこの判定に限り、スパクリもゾロ目も効果はありません。


霧切「苗木くんが魅力を感じてくれたのは『探偵の私』だからかしらね……。それと、片付ける案件が多いから家にずっといれないことがザラだから」

朝日奈「わ、私は自分が家で主婦をしてる姿が想像出来ないから……かな。と、言うか自信が無いよ……私、苗木のお嫁さんになって本当に大丈夫なのかなぁ……」

舞園&霧切&不二咲(((今の所家庭力が一番ある朝日奈さんにだけはそれを言われたくなかった……!!)))

舞園「こ、コホン……。では私達の理由を言いましょうか。私は↓1で」

不二咲「ボクは↓2だからだよぉ!」


舞園「家庭を優先しないと子供を育てられないじゃないですか。子育てを苗木くんだけに任せるなんて、私は嫌です」

不二咲「ボクはアルターエゴの予測でそう出たし、ボク自身家の方が仕事が出来るからかなぁ?」

霧切「……ふむ、それじゃあ世間体と愛についても話しましょうか。世間体を取るのが「私(霧切)」と「舞園さん」で……」

朝日奈「愛を取るのが「アタシ(朝日奈)」と「不二咲くん」だね。不二咲くんの理由はもう聞いたけど……私はやっぱり↓1だからかな」


朝日奈「子供がいじめを受けるのが嫌なんだ。何か大変な事があったら必ず駆けつけて支えてあげるのが家族だって思ってるから……。それと、私は苗木が行くところには何処へだって付いていくつもりだよ」

不二咲「うんうん! やっぱり家庭には愛が無いとね!!」

舞園「なるほど……。因みに私が世間体を取るのは↓1で……」

霧切「私は↓2が理由よ」


舞園「私、舞園さやかがアイドルだからです。アイドルは世間体に沿う形で人を勇気づける存在です。限りなくあり得ない想定ですが、もしも時代の流れで倫理や常識が急激に変わったとします。それで性行為を見せつける事が世間体に沿う形で人を勇気づける行いとなるなら私は喜んでAV女優と同じ事をします。苗木君や子供に反対されても説得して私はアイドルである事を貫きます」

不二咲「ま、舞園さんは本当に自分がアイドルな事を誇りに思っているんだね……。なんだか格好良いなぁ……」

朝日奈「響子ちゃんは?」

霧切「私はもっと単純に、探偵は信用が無ければ食べていけないからよ。愛と世間体でどちらを選ぶかと言われれば、私は迷いなく世間体を選ぶわ」



~~~~~~



日向「……って事らしいが、苗木。お前は仕事と家庭、世間体と愛ならどっちを優先したいんだ?」

苗木「えっと……仕事と家庭なら↓1 世間体と愛なら↓2ですかね」

01~50で前者
51~00で後者


苗木「……みんなの意見を聞いて「ああなるほど」って思った部分も多いし、凄く迷うんですけど…………。仕事と家庭なら「家庭」世間体と愛なら「愛」ですかね」

日向「……なるほどな。ピッタリ嵌まるのは不二咲だけか。その理由は?」

苗木「↓1&2だからです」


苗木「『仕事は家庭を守るための手段でしかない』ってボク自身が強く思っているから……ですかね。舞園さんや霧切さんには申し訳無いですけど……。それに、家で仕事が出来る物を探せば家庭の時間を沢山作れるじゃないですか」

日向(そういう面では不二咲がガッチリ当てはまるな……。朝日奈の独走状態かと思ってたが、こりゃ分らなくなって来たぞ……?)

入間『おいおい、そっちの話しも良いが女共の話しにも注目しな! 次は↓1~3の中で良さそうな話題について話すってよ!!』

先程の衣食住の結果を受けてこれから改善できるとすればどのようにするのか?

ぶっちゃけ私達苗木君に見捨てられたら女として終わりでは?


入間『次は苗木のパソコンをハッキングして調べたエロサイトの閲覧記録ついて話すってよ! めっちゃ面白そうじゃねぇか!!』

苗木「ぶーーーーーーーーっ!!」

日向「……あいつら、本当にとんでも無い事をしやがるな……。で、苗木。お前そういうサイト見てるのか?」

苗木「ひ、人並み(50)程度には…………」



~~~



霧切「で、苗木くんはどんなサイトを多く見てるのかしら?」

不二咲「えっと……↓1~5までのサイトを見ている限り、そういう性的趣向があるみたいだね」

舞園「なんですって!?」

(好きな性癖を書き込んでください。そのコンマの数値が大きければ大きいほど苗木の好みという事にします)


朝日奈「や、やっぱり苗木もそういうサイト見てるんだ……//////」

霧切「そして『常識改変ネタ』と『太腿&絶対領域フェチ』が特に閲覧が多い……『巨乳派』でもあるみたいね」

不二咲「えっと、太ももと絶対領域に付いては苗木くんに聞いてみないと分らないけど、常識改変ネタは↓1~3のネタが多いね」

ミミ「ねーねー『絶対領域』ってなぁに?」

舞園「み、ミミちゃんはまだ知らなくて良い事ですから!!」


霧切「『性に緩い世界。地球温暖化で裸同然の恰好がデフォ』……」

舞園「『胸とか揉んだりエロい事をしても女性にとってはただのご褒美で、女性が逆に男性を襲い』……」

朝日奈「ほ『保健体育の実技アリの孕ませが義務化された世界観』……な、苗木ってもう「そういう事」がしたいのかなぁ?//////」

不二咲(男の娘物がなかった……(ズーン))

ミミ(小さい女の子の物がなかった……(ズーン))



~~~~~~



苗木「……日向先輩、これってどんな罰ゲームなんですか? 好きな女の子達に自分の性的趣味を覗かれるのって……」

日向「……(「あの世界」を知ってる俺としちゃあ「なんだ、そんなもんか」程度の感想しか湧かないなぁ……)まぁ元気出せ。そんで? お前は太ももと絶対領域の何が良いんだ? やっぱ大事な部分が見えそうで見えない事か?」

苗木「それもありますけど↓1ですかね……」


苗木「そこにボクの希望を挟みたくて仕方ないんです。……先輩は茶柱さんと朝日奈さんが夢野さんとボクの寮の部屋に毎日忍び込んでいた事件の事を覚えてますか?」

日向「ああ、夢野が俺に依頼してきた事件の時だな。覚えてるけどそれがどうかしたか?」

苗木「その時朝日奈さんが一度だけ裸で寝てた事があるんですけど、その時に太ももにボクの希望を挟んだんですがこれが本当に最高で──「苗木」はい、本当にすみません……ボクは欲望を理性で抑えられないダメな男子です……」

入間『(……やっべぇ完全に「なんだよそれっぽっちかよ」って思っちまうようになっちゃった……。それもこれも「あの世界」と王馬の奴の所為だ……!!)あ、次の話題に移るみたいだぞ。つーかこれが最後の話っぽいな。>>725>>726について話すってよ!!』



~~~~~~



舞園「さて、今後はスカートの丈を学園の規定ギリギリまで短くすることが決まった所で今回の反省会と行きましょうか。まずは料理で物体Xを作った霧切さんから……」

霧切「……苗木くんには専業主婦を「そういうの良いですから」はい……」

朝日奈「あのー、響子ちゃん。せめて人並みぐらいには料理が出来るようになろう? じゃないといつか料理で人を殺しちゃいそうだよ……」

ミミ「あれ、多分魔界に持って行ったらそのまま凶悪なモンスターになってた……。超危険物質……」

不二咲「そ、そうだよぉ! 頑張って練習すればきっと人並みに出来るようになるって!!」

霧切「……無理よ。だってお父さ……前に学園長に手料理を持って行ったら完食した瞬間に倒れて病院に運ばれたもの……」

全員『…………』

舞園「えー……それじゃあ次の話題なんですけど霧切さんと不二咲くん。これからあの汚部屋を改善できると思いますか?」

不二咲「ぼ、ボクは↓1だよぉ!」

霧切「私は↓2ね」

(コンマ値が高いほど(無駄に)自信がある)


舞園「なんでしょう……何か今一万分の一の凄い奇跡が起きたような気がします……」

不二咲「ぼ、ボクはある方だよぉ! ちゃんとコード専用のストッパーだってあるし、いざとなれば完全コードレスにすれば良いんだもの!!」

霧切「私もあるわ。と言うか今回の件で『他人に自分の部屋の掃除を任せるとどういう事になるか』を嫌と言うほど思い知ったわ……」

朝日奈「あ、アタシも協力するから! 綺麗な部屋で毎日過ごせるように頑張ろう、二人とも!!」

ミミ「ミミも手伝ってあげる!(フンスフンス)」

不二咲「あ、ありがとう朝日奈さん、ミミちゃん」

舞園「それでは最後……ミミちゃんは(ある意味)凄く似合っていたので除外するとして、不二咲くんとまたしても霧切さん」

不二咲&霧切「「はい……」」

朝日奈「……ごめん、不二咲くんは今後も女性の服を着続ければ問題無いとして、霧切ちゃんはどうフォローすれば良いのかもう分からないよ……」

舞園「……かなり厳しい事を言いますけど霧切さんって……」

ミミ「現状、誠に見捨てられたら女として色々と終わり」

霧切「」

全員(…………な、何とかフォローしなくちゃ!! そうだ、↓1~3!!)


不二咲「お、お父さんが嫌でもお見合い話を持って来てくれるよぉ!!」

霧切「…………そうね(凄く複雑そうな顔をしながら)」

朝日奈「み、みんなで東条さんの所に修行に行こう!! 女としての技と主婦としての知恵を学ぶんだよ!!」

舞園「それに苗木くんに見捨てられたら終わりなのは自分達も同じですから!! 私は料理が出来ない上に世間体と愛で世間体を優先しちゃう『枕園』って不名誉な渾名までついてるアイドルですし……」

朝日奈「私は基本バカだし大食いだしスポーツぐらいしか取り柄の無い天然女だし……」

不二咲「ボクは『そういう趣味』がある前提で、ボクの全てを受け入れてくれるような人じゃないと男の人でも女の人でも関わらず結婚出来ないし……」

ミミ「ミミはドラゴンだからその点有利!!(えっへん!)」

全員(いや、ぶっちゃけ幼女のドラゴンってだけでちょっと……)



~~~~~~



入間『……だとよ。このままだと誰か一人を選んだら他全員を地獄に叩き落とすことになるだろうな……』

苗木「……分ってます。でも、ボクは選ばなくちゃいけないんです。五人の内誰をボクの恋人にするかを」

日向「……それで、次はどうやって恋人を精査しようと思ってる?」

苗木「……↓1~3です!!」

↓1~3の中で、良さそうな物を採用。

>>749>>748のミックス
苗木含めた三人に料理の試食させて愛ある料理作れた奴が恋人

>>750を採用しますが、後半の「愛のある料理を作れた奴が恋人」の部分は却下します。



~~~苗木の寮の部屋~~~



山田「なるほど、それで僕と……」

こまる「私を呼んだって訳だね、ハーレム兄貴」

苗木「……こんな事で呼び出したりして本当にごめん……」

日向「ま、まぁまぁ。もうすぐそのハーレム状態から解き放たれるんだからさ! 勘弁してやってくれよ、な? それに山田はこのまま行くと将来苗木の義理の兄になるんだから弟を助けると思って手伝ってやってくれ!!」

こまる「ちょ、ちょっと日向さん!!//////」

山田「? なんで僕が苗木誠殿の義理の兄になるので?」

こまる「……………………」

日向「……あー、苗木を通して伝わってるだろうけど相談ならいつでも乗るからな?」

苗木「それでなんだけど、二人はどの娘が一番僕の恋人になるべきだと思う? 勿論、最終的にはそういう理屈抜きでボク自身が決めることになるんだけどさ」

山田「知らん、自分の股間に聞け! と、言いたい所ですが拙者は↓1殿を推させて頂きますぞ!!」

こまる「私は舞園さんのファンだから贔屓目があるかもしれないけど↓2さんがお姉ちゃんだったら良いなって思う」

苗木「なるほど……。あ、そうだ日向先輩に聞いてなかった。日向先輩はどうですか?」

日向「俺か? 俺がお前の立場になって恋人を選ぶとしたら……↓3だな」


苗木「うん、ぶっちゃけこまるはそう言うだろうなって思ってた」

こまる「……しょ、しょうがないでしょ! 憧れの人が自分のお姉ちゃんになってくれるんだよ!! それにちゃんと↓1~3って理由もあるし!!」

日向「へぇ、結構ちゃんとした意見じゃないか。しっかりとした考えがあるんだな」


山田「舞園さやか殿は仕事に関しては『ガチ中のガチ』ですからなぁ……。拙者もあの時は嬉しかったですぞ! それにしても……」

こまる「? どうしたんですか山田さん」

山田「いえ、なんでも……(れ、恋愛相談をしていたということはやはり苗木こまる殿にも好きな人が……。ふっ、まぁ当然ですな。こんな美少女を周囲のイケメン男子が放っておくわけがありません……。リア充爆発しろ!!)」

苗木「それにしてもこまるが親友兼頼りになるお姉さんとして好いてた腐川さんと喧嘩してたなんて知らなかったよ……。あとで舞園さんにお礼を言いに行かないと」

日向「ああ、それと人を差別しないのも良い事だな。(まぁアイドルだから人を差別なんてしたらその瞬間大炎上するからかもしれないけど……)山田はどういう理由で不二咲を推すんだ?」

山田「そりゃあもう自分の股間に「山田?」……半分は冗談です。ちゃんとした理由がありますぞ。ずばり! ↓1~3だからですな!!」

進言すれば王馬の罰をもっと重くできたはずなのに敢えてしなかったそうだ

>>763 すいませんそれいつのことでしたっけ……?(自分で書いた作品を忘れる⑨)

>>764
王馬が不二咲に冤罪きせてサメに食われる話

>>765 ああ、苗木がキレてたあれの事ですか。了解しました。


山田「ズバリ! 男性目線になれる女の子だからです!!」

日向「山田? 一応言っておくが不二咲は男だからな? 最近はもうかなり女の子になっちゃってるけど」

山田「ええ、そんな事は百も承知! ですが『同じ目線に立てる』というのは大きなメリットだと思いますぞ? 男女の諍いは『価値観の違いから生まれる』とよく言いますが、不二咲千尋殿ならそんなことはまず起りませんからな!! それと、彼女の性格的に家庭的な事を望み、家族優先的に考えられるからほぼ円満な家庭を築けると思いましたな……それと」

苗木「それと?」

山田「……これを言うと苗木誠殿がブチ切れるかもしれませんが、進言すれば王馬小吉殿の罰をもっと重く出来た筈なのに、その生来の優しさからそうしなかったそうです……。自分の果てしなく小さな局部の写真を撮られたというのに「ちょっと王馬くんの事○してくるね?」殿中でゴザル! 殿中でゴザルよ苗木誠殿!!」

こまる「お、落ち着けクソ兄貴! 私嫌だよ!? 家族が前科持ち(しかも少年院入り)になるの!!」

苗木「……とりあえずその写真はあとで絶対に回収するとして……。日向先輩はなんでですか?」

日向「いや、なんでもなにも今までのテストを見れば一発だろ。料理は普通だけど部屋の整理整頓と掃除がほぼ完璧で、ファッションセンスもかなり良い方だ。なによりお前の性癖に見事にマッチしてる。おまけに↓1~3」


日向「プロポーションが七海に似てるし、終里みたいに明るいし、澪田並みに努力家だからな!!」

苗木「…………それ、日向先輩が好きな人の特徴と一致してるからなんじゃ……」

山田「ま、まぁまぁまぁ。彼女達は今東条斬美殿の元で修行しているのでしょう? なら彼女達の成長を信じて待ちましょう!!」

日向「ああ……その時の再審査にはお前達にも協力して貰う予定なんだけど、良いか?」

こまる「……まぁ義理の姉が決まるかもしれないんですからね。協力しますよ」

山田「はい! 是非ボクらにお任せを!! 今までの日向創殿や苗木誠殿への借りを纏めて返させていただきますぞ!!」

苗木「二人とも、本当にありがとう。それじゃあ一週間後に、また──」


↓1 東条の嫁入り修行の厳しさ(高コンマ程厳しい。補正+40)

48 東条にしてはかなり優しい。



~~~料理~~~



朝日奈「えっと、灰汁はこまめにとって一番出汁は煮物に、二番出汁はお味噌汁に……」

不二咲「オムレツはスピードが命……「焼く」と言うよりも「纏める」感じで……」

東条「そうそう、二人ともかなり上達したわね。これなら本番はもっと上手に出来るでしょう……そして」

舞園「すみません、薄力粉と強力粉を間違えました……(ダマだらけ)」

ミミ「また野菜が黒焦げになっちゃった……」

霧切「東条先生……。せめて物体Xが出来ない様になりたいです……」

東条「…………前途多難ね」



~~~掃除~~~


不二咲「えっと、ここのコードがここに繋がってるから……。あ、あれ? またどこにどのコードがあるのか分らなくなっちゃった……」

朝日奈「落ち着いて。機械類の掃除をするときは「万が一の時に元に戻せるように」コードや配線の写真をとって、それから掃除を始めよう! そうすればかなり楽になるはずだよ!!」

舞園「この『東条棒』って奴凄いですね……。こんな所の埃や汚れまで取れるようになるなんて……」

ミミ「おー! これ面白ーい!!」

東条「ふふっ、ちょっとした玩具みたいなものだけれど……あると便利でしょう? ……そして」

霧切「東条先生……。まず私の部屋はどこから手を付けたら良いんでしょうか……」

東条「……霧切先輩の場合、まずは掃除の基礎基本から叩き込む必要があるかしら……」



~~~ファッション~~~



朝日奈「こ、これならどうかな?」

舞園「ええ! 凄く良くなりました!! あとは『一足先の流行』を取り入れられるように頑張りましょう!! そうすれば朝日奈さんはもう立派なファッションリーダーですよ!!」

不二咲「じゅ、純白のワンピースかぁ……こんなに女の子してる衣装。ボクに似合うかなぁ……?」

東条「(どうしましょう、どう考えても普通の女の子よりずっと似合ってるわ……)……そして」

ミミ「ミミ、次はこれが着てみたーい!!(キャッキャッ!)」

霧切「東条先生……『自分に似合う服』がそもそも分りません……」

東条「……(これ、心を鬼にして修行させた方が良かったんじゃないかしら…………)






~~~~~~そして、一週間後~~~~~~





日向「……それじゃあ予定してた通り、第二回『衣食住テスト』を行なう。お前ら、準備と覚悟は出来てるな?」

朝日奈「うん! どーんと来いだよ!!」

舞園「東条さんの嫁入り修行のおかげで、私達の家事スキルは前とは比べ物にならないぐらいになったんですよ!!」

不二咲「ファッションセンスもね! ボク、今なら『自分に似合う服』が選べると思うよ!!」

ミミ「優勝するのはミミ! 誠と結婚するのもミミだもん!!」

霧切「……まぁ、前よりはマシになってると思うわ……」

日向「審査員は苗木、山田、こまるの三人だ。別にこのテストで苗木の恋人が決まるわけじゃないが、酷い点を叩き出した奴は相当不利なことになると思っておいてくれ。それじゃあまずは料理から……東条」

東条「お題は↓1よ。ここまでの修行に耐えたみなさんなら簡単でしょう?」


山田「ウホッ! 男心を擽られる料理ですなー!!」

苗木「うん、ボクも大好きな料理の一つだよ!」

東条「でしょう? さぁ、貴方達の特訓の成果を今こそ見せる時よ……!!」

苗木loves『はい! 東条先生!!』

日向「それじゃあ行くぞ……よーい、スタート!!」


霧切↓1(超メシマズ勢な為、補正-30(最大保証50)

舞園↓2(補正-20 最大保証70)

朝日奈↓3(最低保障69)

不二咲↓4(最低保障60)

ミミ↓5(最低保障44)

(連投OKです)

霧切&舞園&ミミ 50 47 44 よくぞこの短期間で人並みになった……!!
朝日奈 69 少しだが、前よりは確実にグレードアップしている。
不二咲 78 美味い! これは新婚ほやほや夫婦の生姜焼き!!



日向「そこまで! さぁ審査員の三人。試食の準備は良いな? それじゃあ食べてくれ」

苗木・山田・こまる「「「いただきます!!」」」


~~~審査員・試食中~~~


日向「それじゃあみんなの生姜焼きを食べた感想を言ってくれ。まずは霧切から」

苗木・山田・こまる『↓1~3』


苗木「霧切さん……。本当に努力したんだね……! ボク、本気で感動しちゃったよ!!」

日向「ああ、あの物体Xを作り出していたお前とは思えない生姜焼きだ」

山田「量も多くて拙者食べ応えがありますぞ!!」

こまる「美味しいけど、焼きすぎてお肉が硬いところがあるね。……まぁそれでも兄貴達の話しからすれば滅茶苦茶上達した方なんだろうけど」

東条「ええ、本当に素晴らしいわ霧切先輩。一人で夜遅くまで残って練習していたものね」

霧切「あ、ありがとう……//////」

日向「じゃあ次は舞園だ。舞園の生姜焼きはどうだった?」

苗木・山田・こまる『↓1~3』


苗木「うん、ちゃんと美味しいよ。アイドル活動で多忙な中ここまで上達したのは素直に凄いと思うな!」

山田「拙者好みの味付け=味付けが濃いのですが、他の方は合いますかな?」

こまる「焼き加減は良いんだけど、タレの投入が早かったんだと思う。味が染み込み過ぎてて少しからいです……それでも前と比べると、やっぱり大きく成長したんだと思います」

東条「ええ、舞園先輩も本当に頑張ったわ。あとは只管に基礎基本を高めていってね?」

舞園「は、はい! 頑張ります!!」

日向「うんうん、流石は東条だな。料理に関しては問題のある奴はもういなさそうだ……さて、じゃあ次ぎ。朝日奈の生姜焼きはどうだろうな」

苗木・山田・こまる『↓1~3』





それでは今回はここまで。それではまた明日。3時~6時頃にお会いしましょう。……そして予告なんですが『明日中に苗木くんの恋人を決めます』みなさんの力も貸して頂きますが……準備はよろしいですか?

コンマで決めるんじゃないの?朝比奈さんは主婦に向いてるよ

こんにちわ。それでは今日も始めて行きます。

>>795 コンマ判定の方が良いでしょうか……。皆さんに「この世界の苗木くんになりきって貰って(今までの話の内容を見て)」投票して貰う(当然一人一票)つもりだったのですが……。

この兼に関して意見がある方はこのレスに>>を付けてご意見お願いします。


苗木「うん! 美味しいよこれ!! 掃除も出来るしファッションセンスも良いし、朝日奈さんは主婦に向いてると思うな!!」

山田「うまいですぞ!不二咲殿とミミ殿の料理が控えて無ければおかわりをいただきたいですぞ!!」

こまる「味付けと焼き加減は完璧 後はもう少し肉が柔らかければなおいいと思います」

日向「ああ「確実に進歩してる」って感じがしたな。流石朝日奈だ」

東条「うん、家庭料理ならもうこれで十分でしょう。けど、だからといって基礎基本と練習を厳かにしてはダメですよ?」

朝日奈「は、はい! アタシ、もっともっと頑張るよ!!」

日向「さて、いよいよ残り二人だ。不二咲の生姜焼きはどう思った?」

苗木・山田・こまる『↓1~3』


苗木「文句なし! 夕飯にこれが出て来たらボク嬉しいなぁ!!」

山田「ふっ、PERFECTですぞ……。流石はこの世界に舞い降りた天使の一人……と言った所ですかな」

こまる「焼き加減味付けに文句なし、後は砂糖の代わりに水飴使ってるから照りも良いと思う」

日向「ああ、正直滅茶苦茶美味そうだった。不二咲も本当によく頑張ったな!!」

東条「ふふふっ、みんな苗木先輩の事が大好きなのは同じだものね」

不二咲「え、えへへ……////// 喜んでもらえてよかったぁ!」

日向「さて、最後だ。ミミの料理はどう思った?」

苗木・山田・こまる『↓1~3』

(元コンマゾロ目のため「何でか分らないけど妙に美味い」という風でお願いします)


山田「いや、妙に美味しいのですが……調味料をどれだけ工夫して混ぜたのですか? 再現出来る気がしないのですが……」

苗木「聞くのスッゴく怖いんだけどこれ何のお肉? 豚肉じゃないと思うんだけど……」

こまる「まさかオーク肉とかドラゴン肉とかじゃあ無いよね? まさかね……?」

ミミ「え? ↓1のお肉だよ! とっても美味しいでしょ!?」

ケイローン

リバイアサン

>>809 すみませんこのシリーズのケイローンはあの「ケイローン先生」なので勘弁してください……。>>810を採用します。


ミミ「リバイアサンのお肉だよ! とっても美味しいでしょ!?」

苗木「り、リバイアサン!!?」

山田「……海の怪物として知られる、ギリシャ神話の最大級の海竜の事ですな……」

こまる「と、共食い……」

ミミ「むー、共食いじゃ無いもん! 神竜と他の竜とじゃ天と地ほどの差が……」

日向「あー、ミミ? 悪いけどこの世界の「生姜焼き」は基本的に豚肉を使うんだよ」

ミミ「そーなの? でもこっちのお肉の方が絶対美味しいよ? 食べ応えもあるし!!」

東条「……(異世界の料理……興味があるわね。あとで教えて貰おうかしら)」



~~~~~~



日向「続いては部屋の綺麗さ……は、この一週間で東条と朝日奈の手によって徹底的に掃除されててもう結果が分りきってるから──」

東条「学園のみんなに協力して貰って、所謂「汚部屋」な人の部屋をどれだけ美味く片付けられたか、で評価させて貰うわ」

日向「協力してくれたのは。とんでもない汚部屋だった「戦刃」素で部屋が汚い「腐川」そして審査員でもある「山田」それと↓1と↓2だ(部屋が汚そうな人でお願いします」


葉隠「おう! ただで部屋を綺麗にしてくれるっつーから勿論協力させてもらうべ!!」

日向「お前はそうだろうな。で、小泉なんだが……」

小泉「…………」

東条「……私達の想定を遙かに上回る「汚部屋(00効果)」だったから、ここに挑戦して部屋を綺麗に出来た人はボーナスポイントをあげるわ。所で小泉先輩、真面目で面倒見の良い優等生のあなたがどうしてこんな汚部屋に……?」

小泉「↓1~3よ……」

最近色んな人に勉強を教えるバイトをしていたから中々部屋に帰れてないのと私の部屋に最近江ノ島さんがゴミ袋を持ってウロウロしてるってウワサが流れてる

>>816 江ノ島「何でもかんでも私や王馬くんの所為にするのよくないと思いまーす!!」王馬「そうだそうだー!!」


小泉「最近遠出して写真を撮ることが多かったし、色んな人に勉強を教えるバイトもしてるし、葉隠の調……ダラシナイしない私生活を叩き直す為にずっと葉隠の部屋に泊まってたら誰の所為か知らないけどいつの間にかこんな事に……」

日向「そ、そうか……(多分江ノ島か王馬だろうな……)それで? この最大級の汚部屋に挑戦する奴はいるか?」

↓1「……私、やってみるよ」


霧切「……私がやるわ」

日向「!!!? き、霧切!?」

苗木「ちょ、ちょっと霧切さん大丈夫……。いや本当に大丈夫!!?」

霧切「……苗木くん。私の現状は分ってるでしょう? ここで一発大逆転でもしないと私はもう後がないのよ……」

東条「……分ったわ。じゃあ小泉先輩の部屋は霧切先輩が、戦刃先輩の部屋は舞園先輩が、腐川先輩の部屋は朝日奈先輩が、山田先輩の部屋は不二咲先輩が。そして葉隠先輩の部屋はミミ先輩に掃除して貰いましょう」

(※通常有り得ない事ですが、小泉以外の部屋は全て汚部屋度100として扱います。小泉は200です)


日向「それじゃあ行くぞ……制限時間は三時間だ。よーい……始め!!」

↓1 舞園(最大保障35、補正-30)
↓2 朝日奈(最大保証4 補正-50)
↓3 不二咲(最大保証64 補正-20)
↓4 ミミ(最大保証33 補正-30)
↓5 霧切(補正無し)
↓6 霧切(同じく補正無し)

舞園 最大保証により35固定 (ただし、コンマ77なので妙に生活しやすい部屋とする)
朝日奈 4-50=-46 素晴らしすぎる。東条が「私レベルね」と褒め称えるレベル。
不二咲 10 あの汚い部屋からよくぞここまで整理整頓や掃除が出来る様になった……感動した!!
ミミ 最大保証により33固定 一般的な部屋よりは綺麗。
霧切 80+65=145 65も綺麗に出来たとも取れるし、酷い汚部屋なのは変わっていないとも言える。


日向「……そこまで! それじゃあ審査委員として今度は東条と部屋の持ち主で感想を言っていくぞ。まずは舞園が担当した戦刃の部屋からだ。二人はどう思った?」

東条「↓1ね」

戦刃「↓2だよ!」


東条「厳しい事を言わせて貰うけど、普通ね。……ただ、戦刃さんが部屋を使いやすいように各所に工夫がしてある点は評価しましょう」

戦刃「良いと思う! 私が普段使ってる部屋がこんなに綺麗になったんだもの。本当にありがとう舞園さん」

舞園「え、えへへ……。そう言って貰えると嬉しいです」

苗木「うん、前よりは確実に良くなってると思うよ!」

日向「それじゃあ次だ。ぶっちゃけ言うまでも無いと思うが、腐川の部屋を担当した朝日奈はどうだ?」

東条「↓1」

腐川「く、悔しいけど↓2よ……」


東条「大した物よ……。この一週間で彼女の掃除と整理整頓レベルは文字通りプロの掃除業者レベルになったわ。心からの称賛を送りましょう」

腐川「く、悔しいけど降参よ……。私の部屋がここまで綺麗に、かつ使いやすく整理整頓された事なんて今まで無かったもの……」

苗木「うん、本当に凄いよ朝日奈さん! やっぱり朝日奈さんは主婦に凄く向いてると思うな!!」

朝日奈「え、えへへ……////// そ、そんなに褒められたら顔がニヤけちゃうよ……」

日向「うんうん、俺達の想像を遙かに超えてきたな。じゃあ次だ。山田の部屋を担当した不二咲は?」

東条「↓1ね」

山田「↓2ですぞ!!」


東条「花丸をあげましょう。あの部屋に機械類が散乱していた不二咲先輩とはとても思えない成長ぶりよ……正直な話し、掃除分野において一番成長したのは彼かもしれないわね」

山田「本当にありがとうでござる! 以前取り交わした約束通り不二咲殿の望む苗木×不二咲殿のエロ同人誌を差し上げますぞ!」

不二咲「わーっ! わーっ!! わーっ!!! しーっ! しーっ!!」

苗木「あ、アハハ……でも本当に凄いと思うよ、不二咲さん。料理と良い掃除と良い、不二咲さんはとっても頑張り屋さんなんだね!!」

不二咲「う、うぅう……//////」

日向「ここまでは全員順調って感じだな。じゃあ葉隠の部屋を担当したミミはどうかな?」

東条「↓1で」

葉隠「↓2だべ!!」


東条「葉隠先輩のエロ本やエロビデオが棚の目立つ所に置かれてるのが気に入らないわね? これはセクハラよミミちゃん。……まぁあなたにはまだその辺は分りづらかっただろうから大目に見ましょうか」

葉隠「小泉さm……っちが毎日掃除してくれた時ほどじゃねえがよくやってくれたと思うべ」

ミミ「むーっ! だってあの本やビデオもの凄く使われた形跡があるからよく使うのかなって……」

苗木「ミミちゃん……。この世界の人間の思春期の男の子って奴にはね? 知られていたとしても、察されていたとしても、隠しておきたい『秘密』っていうのがあるんだよ……」

ミミ「? 誠にもあるの?」

苗木「の、ノーコメントで!!」

日向「それじゃあ最後だ。とんでもない汚部屋だった小泉の部屋を掃除した霧切はどうだ?」

東条「……↓1で」

小泉「……↓2よ」

ここまでやってくれたら後は私だけでどうとでもなるわ

>>844 えー、採用する前に「小泉の掃除&整理整頓の上手さ」を判定しておきます↓1(最大保証50 補正-30)

小泉 -15 これは常に綺麗にな部屋&使いやすいように整理整頓されてますねぇ!!


小泉「ここまでやってくれたら後は私一人で丸一日かければなんとかなるわ」

東条「……掃除がとても上手な小泉先輩が丸一日かけないといけないと言う時点でアレだとは思うけど……その、小泉先輩? このこのSMプレイグッズの山は一体何ですか?」

小泉「…………ノーコメントで」

日向(完全にそっちの道にハマっちまったんだろうなぁ……)

苗木「う、うん! 霧切さんもよく頑張ったと思うな!!」

霧切「……ありがとう」



~~~~~~



日向「さて、これが最後の審査だ。衣食住の「衣」だな」

苗木「大丈夫、ボクは信じてるよ。みんな「衣」の方も凄く成長しているって!!」

日向「判定は同じく東条と、コスプレイヤーとして衣装製作や最新のファッションにも詳しい白銀だ(本当は江ノ島を呼びたかったんだが、あいつの場合どんな理由でどんな採点をするか分ったもんじゃないからな……)」

東条「採点方法は以前と同じ、自分を自分でコーディネートして貰うわ」

白銀「そしてテーマは『気になる男の子へのアピール』だよ!! こっちも地味にしっかり採点させて貰うからね!!」

日向「それじゃあ行くぞ……よーい、始め!!」


↓1 霧切(最低保障28 補正-30)
↓2 舞園(最低保障97 補正+40)
↓3 朝日奈(最低保障78 補正+30)
↓4 不二咲(最低保障48 補正+10)
↓5 ミミ(最低保障38 補正+10)

霧切 47 普通(なのだが、元のコンマが77の為、苗木の好みにドストライクであった物とする)
舞園 119 これはプロのファッションリーダ-&モデル。
朝日奈 98 舞園には劣るが、十分モデルとして食べていける。最新の流行にも敏感。
不二咲 102 これは本当に凄い。衣食住含めて総合的に一番成長したのは不二咲であることは間違い無い。
ミミ 38 やはりドラゴンと人間の感性は違うようだ……。


日向「……そこまで! 早速採点に入らせて貰おうか。まずは霧切から……どうだ?」

東条「↓1かしらね」

白銀「私は↓2かなぁ?」


東条「そうね、厳しい事を言わせて貰うなら「普通」なんだけど……。ふふっ、愛があるわね」

日向「……愛がある? どういう意味だ?」

霧切「…………」

白銀「苗木先輩を研究してるって事ですよ! 前に私が苗木くんに頼まれてやったコスプレに似てるもん!」

苗木「ちょっ──!?」

日向「へぇ……。苗木お前、ああいうの↓1が好きなのか(苗木の好み)」

苗木「……はい」


日向「黒のミニスカメイド風か……。やっぱり絶対領域と「ご主人様」って呼ばれたい質か?」

苗木「……もう勘弁してください……」

霧切「……ご主人様(ボソッ)」

苗木「? 霧切さん今何か言った?」

霧切「いいえ、何も言ってないわ(キリッ)」

日向「それじゃあ次の採点に移るぞ。舞園はどうだ?」

東条「↓1よ」

白銀「当然↓2だよ!!」


東条「100点以上で点数なんて付けられないわ。一周回って文句を言いたくなる位よ……。凄すぎて男の方が完全に霞んでしまうわ。苗木先輩の事を思うならプレイベートは兎も角普段は程々の服にした方が良いわね」

白銀「プレイベートやイベントとかなら良いと思うんですけど、公共の面前ですると変態に絡まれると思いますから注意してくださいね? ……舞園先輩ならその辺り心配いらないとは思いますけど」

舞園「ええ、勿論です! それに大丈夫ですよ!! 苗木くんの服も私がしっかりコーディネートさせてもらうので!!」

苗木「あ、あはは……。ボクにとても似合う服なんてこの世に在るのかなぁ……(何でもかんでも平均値になる男)」

日向「舞園の腕前が凄すぎたみたいだな……。じゃあ朝日奈はどうだ?」

東条「↓1かしら」

白銀「↓2だと思います」


東条「自分の「女としての武器」を完全に理解しているわね……ほぼほぼ満点よ。強いて言うなら童貞向けかしら。テーマが『気になる男の子へのアピール』だからそれもかねてると思うけど」

白銀「ぶっちゃけ今すぐその豊満な胸を揉みしだきたいです!!」ハァハァ

東条「白銀さん? 女性から女性へのそれも立派なセクハラになるからね? やった瞬間捕縛させて貰うわよ」

朝日奈「な、苗木はどう思う? 今の私の服……」

苗木「(ゴクリ)す、凄く良いと思う……」

全員(苗木の奴、朝日奈の胸を凝視してやがる……)

日向「えー、苗木が純潔をしっかり守ってる事が分ったこのタイミングで次ぎ行ってみよう。不二咲はどうだ?」

東条「↓1だと思うわ」

白銀「↓2ですかね」

舞園さんといい不二咲くんといいもうちょっとまともに褒めてあげてくださいよぉ!!


東条「……素晴らしいし100点以上の点数をあげたいんだけどその……。本当にごめんなさい、羊の皮を被ったケダモノに見えるわ。苗木先輩に襲われる様なエロい事しか考えて無いように見えるの……」

白銀「私が不二咲先輩にあげたエロ本(コスプレ資料集)を参考にしたんだね! これなら苗木先輩も襲わざるを得ないよ!!」

不二咲「ふ、ふぇぇ……。ボクそんな事考えてないよぉ……(グスグス)」

苗木「ふ、不二咲さん……(どうしよう、ボクの希望がドンドン大きくなって来ちゃったよ……)」

日向「さっきから不穏なコメントが続くが、これで最後だ。ミミのファッションはどうだ?」

東条「↓1で」

白銀「↓2かなぁ?」


東条「申し訳無いけど論外よ。ミミちゃんがもう成人してるって事は分っているんだけど、見た目幼女にマイクロビキニはダメでしょう……、苗木先輩が警察に捕まる未来しか見えないわ」

白銀「い、異世界でなら流行るんじゃないかな!? 首都がものスッゴく暑いとかさ!!」

日向(実際そうだったからなぁ……)

ミミ「うっふふーん♪ どう誠? ミミに悩殺されちゃった?」

苗木「お願いだから今すぐ普通の服を着てくれないかな……。それと、ボクと二人っきりの時には二度とその服を着ないで貰えると助かるよ……」



~~~希望ヶ峰学園・屋上~~~



日向「さて、これで全審査は終了だ。……そしてこれが最後のアピールタイム……今から苗木に本気の本気で『告白』してもらう。まずは霧切からだ、苗木への想いをぶちまけてくれ」

霧切「苗木くん……私は↓1(長文だとありがたいです)」

フフン!

>>873 …………えー、問答無用で再安価↓1で。

>>873と875が同一人物だという事実に驚きを隠せません。(絶対荒らしだと思った)


霧切「苗木くん! 私は貴方を愛している!! 例え私自身のポンコツさが貴方に取って重荷だとしても必ず改善して見せるわ! だから私と結婚を前提にお付き合いして下さい!!」

苗木「霧切さん……」

日向「心に響く熱い告白だったな。続いて舞園だ。……じゃあ、どうぞ」

舞園「苗木くん……。私の告白を、聞いて下さい↓1」





それでは今回はここまで。それではまた今夜。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


舞園「苗木君! 私はどこまでいってもアイドルです!! 世の中が望むならAV女優にもストリップダンサーにもなります! この運命は絶対に変えられません! それでもあなたを愛しています! どんなに他の男にカラダを見られても、どんなに抱かれナカに精を注がれても! デートして子供を作るのはあなただけです! 私と結婚してください!!」

苗木「ま、舞園さん……」

日向「勝負に出たな……。自分が絶対にアイドルである事を辞めない宣言+世の中が望むならどんなことでもやる宣言か……果たして吉と出るか凶と出るか……。苗木のみぞ知るって感じだな。それじゃあ次は朝日奈だ、覚悟は良いな?」

朝日奈「な、苗木! 私は↓1!!」


朝日奈「最初はあまり頼りない男の子ってイメージだったけど一緒に行動していくうちにどんな逆境にも負けない、ポテンシャルを持っていて頼りになる男の子なんだって分って、どんどん好きな気持ちが大きくなっていったの。だから私の隣で一緒に未来を歩んで欲しい! 正直自信無いけど、苗木の為にだったら主婦にだってなるよ!!」

苗木「朝日奈さん……」

日向「朝日奈も本当に良い告白だったぞ。じゃあ続いて不二咲だ、準備は出来てるか?」

不二咲「な、苗木くん! ボクは↓1!!」

僕は苗木君と叶えたい夢がある。それは女の子達が犯されるエロアニメを共に鑑賞しながら苗木君とエッチする事なんだ。僕は苗木君と同じ男の欲求を満たしその幸福を分かち合いたいんだ。僕といっしょに男の喜びを味わい尽くそう。

>>884 えー、かなり迷ったんですが不二咲くんは流石に(あんな趣味が合ったとしても)『告白で』そんな事は言わないと思う+そもそも不二咲の夢は「自分の仕事関連の物だと思う」ので再安価↓1

長文安価は参加者もそれなりにエネルギー消費するって事考えてほしいな
子供作れないけどAIの子供は作れるよ。苗木君と話し合ってアイデア出してたくさん子供作ろうね

>>886 本当にすみません、今後は気をつけます……。あと>>884>>886を改変させた物にさせていただきます。


不二咲「ボクは苗木君と叶えたい夢がある。それは苗木くんの赤ちゃんを産む事なんだ。……ボクは今入間さんや色んな科学者さんと一緒になって『男でも妊娠が出来る薬』を開発してる。……その、えっと……だから苗木くんとそういう事がしたいんだけど……ダメ、ですか?」

苗木「不二咲さん……」

日向「ド直球で来たな……。しかも不二咲が言ってるから効果も抜群だ。さて、じゃあ最後。ミミからの告白だ」

ミミ「誠! ↓1!!」


ミミ「大好きだよ!!(フンスフンス)」

苗木「…………うん、ありがとうミミちゃん」

日向「……それじゃあ苗木。お前は誰を恋人にするか、決められたか?」

苗木「……はい、決めました」

苗木loves(ゴクリ……!!)

苗木「ボクはもう逃げない! みんなを傷付けて、みんなに希望を見せて! 選んだたった一人と未来を創っていく!! その人は──!!」



※今から一時間、時間を取ります。「この世界線の苗木の気持ちになって」「誰を恋人に選ぶか」を投票して下さい。投票数が一番多かった人が苗木くんの恋人です(当然ですが、一人一票でお願いします)

……正直ズルしようと思えばズル出来る方法なんですが、憧れのSS作家さんがその方式を採用していたのと、苗木くんと同じで私は「人の悪性」よりも「人の善性」が勝ると信じたいんです。

ご協力、よろしくお願いします。

そこまで! 集計結果を基に、今後の展開を書いて来ます。


苗木誠は一歩ずつ一歩ずつ彼女達五人の元に歩み寄る。それを見ているのは、日向創と沈み行く夕日だけだ。──そして、ある一人の女性の前に立つと苗木誠はこう言った。





苗木「朝日奈葵さん……。ボクの、ボクの恋人になって下さい!!」

返事は無かった。口元を両手で押さえて「ウソ……」という震え声が朝日奈の口から漏れる。


朝日奈「あ、アタシガサツだよ? 家事には自信が付いたけど、スポーツ大好きだし、大食らいだしドーナッツが異常なくらい好きだし、バカだし天然だし、その……な、苗木が満足出来る様な事をしてあげられる自信も無いよ!? ……アタシで、本当に良いの?」

苗木「うん。他の誰でも無い、朝日奈さんが良いんだ。朝日奈さんが……ボクは葵が好きなんだ! 君にずっとずっと側にいて欲しいって思ったんだ!!」

その言霊は、一人の少女の涙腺を良い意味で粉々に打ち砕いた。「うわぁあああああああああああああん!!」と大泣きしながら、朝日奈は苗木を抱きしめる。苗木も優しくそれに応えた。


朝日奈「ヒック……あ、アタシ本当は怖くて……! だってみんな美人だし可愛いし仕事は出来るし……。エッグ……! な、苗木に選んで貰えるか不安で不安で……」

苗木「うん……大丈夫だよ。ボクは葵を選んだ、それは間違いようのない真実だ。これからは恋人同士として、いっしょに希望に溢れた未来を創っていこう」

朝日奈は「うん……うん!」と泣きながら頷く。……こうして、苗木のハーレム生活(仮)は終わりを告げた。彼はたった一人の女性を──朝日奈葵という恋人を選んだんだから。

……これは後日談になるが、なんで朝日奈を選んだのか苗木に詳しく聞いてみたところ↓1~3だからだという。


苗木「……まず一つが「消去法」なんですよね」

日向「消去法?(ん? どっかで聞いた流れになって来たぞ?)」

苗木「霧切さんは最悪我が子が殺人事件に巻き込まれそうで、舞園さんは常にスキャンダルに狙われて我が子がいじめを受けそうで……不二咲くんはやっぱり男が妊娠するのは無茶だと思いましたし、仮に出来たとして子供の肉体に変な影響がでない保証は無いじゃないですか。ミミちゃんも同じくです」

日向「なるほどな(意外と冷静かつ冷徹な判断をするんだな、苗木……)」

苗木「それと衣食住のバランスが良くて、一緒に暮らしても幸せが満ちていそうだからです。後はおっぱい引っ付けたりしてアピールしてたけどそれがもう可愛くて……」

日向「ふむふむ「あとは──」……あとは?」

苗木「……ぼ、ボクの性的趣向ですかね「今ここにいるのは俺達二人だからぶっちゃけて良いぞ?」今すぐ太ももに希望を挟んだプレイの続きをしたい、葵の太ももを菊の花の匂いで汚したい、おっぱいも大事なところもお尻の○も!!」

あれか、やはり苗木も自分の股間には逆らえなかったって事か……山田の言うことが心理を突いてたのかもな。そして、苗木にフラれた4人だが……。


霧切↓1

01~30 そりゃもうキャラ崩壊で大泣きですよ。
31~60 少なくともその場では泣かなかった。(自室で泣いた)
61~90 素直に二人の事を祝福した。
91~00 これまでの反省を活かし、次ぎに惚れた人は絶対に捕まえられるように衣食住の徹底改善を行なうようになった。

舞園↓2

01~30 そりゃもうキャラ崩壊で大泣きですよ。
31~60 少なくともその場では泣かなかった。(自室で泣いた)
61~90 素直に二人の事を祝福した。
91~00 自信のアイドル道を貫き通すため、苗木と同じ位好きになれた人が現われるまではそっちに集中しようと決めた。

不二咲↓3

01~30 そりゃもうキャラ通りに大泣きですよ。
31~60 少なくともその場では泣かなかった。(自室で泣いた)
61~90 素直に二人の事を祝福した。
91~00 苗木のことは諦めたが、男が妊娠できるようになる薬を作る事は辞めようとしなかった(ようはこれからも男の娘)

ミミ↓4

01~30 そりゃもうキャラ通りに大泣きですよ。
31~60 少なくともその場では泣かなかった。(自室で泣いた)
61~90 素直に二人の事を祝福した。
91~00 苗木と守護竜の契約を交わし、こちらの世界に居座るようになった。

あ、連投どうぞ。

不二咲の性自認は男だろ男に戻れって

ゾロ目はどうします?

>>904 不二咲の安価が91~00以外だったら男に戻りますよ。


まず霧切だが、告白の場でキャラ崩壊して大泣きした。「うわ゛ぁああああああああああああああああん!!」とあんなに大声で泣く霧切は今後一切見られないだろう。

次ぎに舞園だが、少なくともその場で泣いたりはしなかった。二人の事を祝福しつつも「自室に戻ってから泣いちゃいましたけどね」とだけ告げられた。

そして不二咲だが、苗木にフラれた事で完全に吹っ切れたのかブルマを履いたりミニスカートを着たり……つまりは『男の娘』として生きるのを完全に辞めた。これからは約二年前の気持ちを取り戻して「立派な男の子になってみせます!!」って息巻いてたっけ。

最後にミミだが、なんと素直に二人の事を祝福した。「お祝いの魔法をかけてあげる!!」と、二人の周りを竜の姿で飛び回り、『祝福魔法』と呼ばれているらしい特別な魔法を掛けてくれたのだ。……神竜の子が直接祝ってくれたんだ。二人の将来は、きっと希望に満ちた素晴らしい物になるだろう。

それと、肝心の苗木と朝日奈のいちゃつき具合なんだが……↓1(高コンマほどイチャイチャ。低コンマほど初々しい)

>>908 不二咲はそのままの効果ですが、ミミの>>907がWゾロ目なので、今後苗木と朝日奈には「幸運補正+20(苗木は本人のと合わせて+70)」が掛かるようになりました。


朝日奈「誠! おはよーっ!!(ダキッ)」

苗木「おはよう、葵。……でも本当に毎回毎回後ろから抱きつくのは止めてくれないかな? その……ボクだって男なんだしさ。我慢の限界って物が……」

朝日奈「そ、そういう事がしたいなら……。し、しちゃっても、良いよ? あ、でも避妊はしっかりね! アタシ、衰えるまでは現役のスイマーでいるつもりだからさ!!」

苗木「ふふっ……。そうだね、もう本当に我慢の限界が来たら葵の事を襲っちゃうから覚悟しておいてね?」

朝日奈「う、うん……////// えへへ……何でだろう。「その時」が早く来れば良いのにって思っちゃってる自分がいるよ……」

苗木「……そんな事言ってると本当に襲っちゃうよ?」

朝日奈「キャー! 誠のエッチー!!」

キャッキャと廊下に二人の恋人の甘い甘いじゃれ合いの声が響く。……色々あったけど、やっぱり苗木。お前は立派な男だよ。約束通り、ちゃんと一人だけを選んだんだからさ。……俺も他人事じゃなけどな。あの7人の中の誰と恋人になるか……。全ては卒業式の日に決めないと。




78期生のSPクエストをクリアしました! 苗木の絆クエストをクリアしました!! 「苗木に助けを求める」の難易度が更に下がりました!! 苗木 霧切 舞園 朝日奈 不二咲 ミミ の五人が、日向のお願いを「なんでも」聞いてくれるようになりました!!


日向「なぁ七海」

七海「なぁに、日向くん」

日向「……所謂『初見殺ししかないゲーム』ってあるじゃん? あれってお前もプレイするのか? 俺は一度プレイしただけで『ふっざけんじゃねぇぞゴラァ!!』って言いたくなるぐらいストレスが溜まったんだが……」

七海「あー……。そういう系のゲームは「本当に一応」クリア出来るようになってるだけで「クリアできるならしてみろよwwww」って制作者の煽りが入っている物が多いからね。私も積極的にはプレイしないかな、やるなら最初から『ガチモード』でやるよ」

日向「お前ほどのゲーマーがそう言うんじゃ俺はやらない方が自分の為だな」



コンコンコン!



日向「おっと、依頼者か?」

七海「初見殺しの依頼じゃないと良いね」

日向「ハハハッ、逆に初見殺しじゃ無かった依頼の方が少ないな! はーいどうぞ!!」

↓3「失礼します」

↓3までの安価で、一番「コンマ値が高かった」物を採用。

未・依頼クリア者 弐大 九頭龍 豚神 石丸 王馬 入間 こまる


九頭龍「……なんだかすげぇ申し訳ねぇ気持ちと、なんだかすげぇ……「お前なんてこの程度だよ」ってどっかの世界で言われたようでマジでムカつく気持ちが俺の中に存在してるんだが」

七海「どうどう。九頭龍くん押さえて押さえてー」

今回の依頼者は『九頭龍冬彦』才能は「超高校級の極道」だ。


30000人以上の構成員を抱える、国内最大の指定暴力団「九頭龍組」の跡取り候補。ソニアや十神と並び、世界を動かす勢力に連なる一人だ。

群れることや慣れ合うことを極端に嫌い、言動も粗野で暴力的だが、その刺々しい態度は周囲から侮られないようにとあえてそうしている節がある。古風で保守的な考えの持ち主でもあり、仁義を重んじる一面もある。家業を嫌っているわけではないが、家の力に頼ることは好んでいないらしい。

背が小さく幼い顔立ちで、こいつ自身もそれを気にしていて、“童顔”や“子供っぽい”は禁句となっている。

……そんな九頭龍もこの三年間(一年の時のコイツは俺は知らないんだが)で随分丸くなった様に思う。遊びに誘ったら都合さえ合えば普通に来てくれるし、新年会や忘年会にも「参加しねぇか?」って誘ってくれたしな。(怖いので丁重に断わったが)


七海「それじゃあ日向くん。君は名前を無くしちゃダメだからね?」

と意味深なことを言って七海が俺の研究教室から出て行き、俺は九頭龍に来客用のソファーに座るよう促す。


日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」

九頭龍「ハッ! 俺はいつでも危険と隣り合わせなもんだっつーの!! ……まぁそれでもお前に相談があるんだがよ。実は↓3」


↓3までの安価で、一番「コンマ値が低かった」物を採用。


九頭龍「九頭龍菜摘……かつてお前と同じ予備学科だったあいつを覚えているか? 独断で九頭竜組の構成員を使い小泉にいじめをやってたあいつだよ」

日向「ああ、あいつか。確か「超高校級の妹」の才能があるかもしれないって予備学科に通ってたんだっけ?」

九頭龍「そうだよ、俺の妹のそいつだ。……希望ヶ峰学園からは退学処分になっちまって、今は都内の高校に通ってるんだが……電車で毎日痴漢にあってるらしいんだよな」

日向「……それは」

九頭龍「わーってるよ。兄貴として俺が助けてやれっつーんだろ? 俺だって助けてやりてぇよ。『ふざけんじゃねぇぞ、誰の妹に手を出してやがんだテメェ!!』って苗木みてぇに格好良く助けに行きてぇよ。……だが無理だ。無理なんだよ。あいつは過去のやらかしの責任を負わされて「ギリギリ九頭龍組の一員」として認められてるだけだからな……。それを跡取りである俺が勝手に助けちまったら組の面子や掟に関わるんだよ……。だからどうか頼む! 俺の代わりに俺の妹を助けてやってくれ!!」

ゴツン! と九頭龍は机に頭をぶつける勢いで俺に頭を下げる。……助けに行きたいのに助けられない、か。いつもだったら「ふざけんな、責任持ってお前が助けにいけ」って言ってやれるんだが、こいつの事情を深くまで知ってる俺としては……。


日向「分った、受けるよ。その依頼」

九頭龍「!! 恩に着る! 具体的に妹が通ってる高校はここで、使っている電車はここからこうだ。痴漢されてる時間帯は↓1」

01~50 登校時
51~00 下校時

>>922
コンマ値が低いものを採用するって>>917で言ってたよな?ふざけてんのか?

>>924 ……やっべ完全にやらかしました。>>922は見なかった事にしてください。速攻で書き直します。

繰り返し謝罪します。本当に申し訳ありませんでした。(完全に頭が働いてなかった)


九頭龍「九頭龍菜摘……かつてお前と同じ予備学科だったあいつを覚えているか? 独断で九頭竜組の構成員を使い小泉にいじめをやってたあいつだよ」

日向「ああ、あいつか。確か「超高校級の妹」の才能があるかもしれないって予備学科に通ってたんだっけ?」

九頭龍「そうだよ、俺の妹のそいつだ。……希望ヶ峰学園からは退学処分になっちまって、九頭竜組からも勘当されて完全に見放されてる。……それでだな。ここだけの話しなんだが、あいつは今妊娠しちまってるんだよ」

日向「は、はぁ!?」

九頭龍「ウチの系列の病院で偶然見かけてな、妊娠8ヶ月目と医者に聞いた。父親の検討はついてるがどうしたら良いか分らねーんだよ……あいつはもう妹じゃないんだ。……妹として扱ったらいけねぇんだよ……」

日向「九頭龍……」

裏社会の掟やルールは分らないけど、高校生の妹が妊娠か……。そりゃ相談にくるわな。


日向「ちょっと待ってくれ。依頼を受けたり情報を整理する前に『お前自身が目指すゴール』って奴を教えてくれ。じゃないと動くに動けない」

九頭龍「そうだなぁ……↓1って奴かもな」


九頭龍「最低でも父親に妊娠のことを知らせて、責任を取らせてやりてぇ。なにせ、そいつは妊娠してるって事自体を知らねぇらしいからな」

日向「……分った。で、肝心の父親ってのは誰なんだ? 見当は付いてるんだろ?」

九頭龍「……ああ、それは──」

※ここで安価を取る前に皆さんに質問です。前に山田編で「唐突にオリキャラを出されても」と意見を出されたんですが、ここでオリキャラじゃなくすると「希望ヶ峰学園の男子生徒の誰か」にしなくちゃいけなくなるんですよ。(流石に彼女持ちは除きますが)

そうするとですね? 最悪荒れる未来が見えると言うか……。皆さんはオリキャラを出すのに「賛成ですか?」「反対ですか?」

えー、20分になったので意見を締め切ります。ダンガンロンパのキャラの誰かで行きます。

ちなみに作中は何月何日のつもりで書いてる?


日向「き、希望ヶ峰学園の生徒の中の誰かぁ!!?」

九頭龍「バッカヤロウ! 声がデケぇぞ!! ……少なくともそこまでは間違いねぇ、誰かなのかが分らねぇからお前にはそれを突き止めて欲しい。……流石に彼女持ちの男じゃねぇと思うんだが、念には念を入れてな。ああ、お前は疑ってねぇから安心しろ。流石にあれだけの女に日々迫られてる中で外で女を抱くほどお前はクズじゃねぇって信じてるからな。……んじゃ、よろしく頼んだぜ」

……大変な事になったぞ。まずは単純に「確実に除外出来ると思う奴」から行ってみるか。えっと──

左右田・豚神・苗木・山田・十神・最原・星・真宮寺・王馬・キーボ……それぞれ理由は違うが「まず確実に違うだろう」って言えるのがコイツらだ。逆に父親っぽいのが、田中・桑田・大和田・葉隠・天海の5名……微妙なのが弐大・狛枝・不二咲の三名か。……うーん、まずどう動くべきなんだこれは? 八ヵ月前のアリバイなんて普通誰も証明出来ないぞ……? 最原や霧切でも無理だろう。……うーん。↓1でもやってみるか?

>>933 詳しい日程は決めていませんが、現在は二月の上旬です。




~~~超高校級の発明家の研究教室~~~



日向「~~~と、言うわけでなんだが、希望ヶ峰学園きっての大スキャンダルになる前にそいつに事態を知らせて責任を取らせたいんだ」

入間「ああ゛? ようはヤリ捨て野郎を見つけ出すのに協力しろってかぁ?」

左右田「オレは全力で協力するぜ! 女を一度本気で抱いておいて、避妊もしなければ責任も取らねぇなんて許せねぇ!! おい入間、おまえ童貞非童貞センサーとか造れねぇか? 難しい部分はオレも全力で協力するからよ!!」

入間「んー↓1だな」

01~30 いや流石に無理だっつーの……。お前人間の身体で今だ解明されていない事がどれだけあると思ってんだよ。
31~60 ……ゴイやミミの「異世界の魔法」って奴の力を借りればなんとかなるかもしれねぇ。(日向だけに伝える)
61~90 出来るぜ。ちっと待ってな……俺様としても女として思う事があっからよぉ。
91~00 もう造ってあるぞ。


入間「いや流石に無理だっつーの……。前から思って多が俺様はド○えもんじゃねぇんだぞ? 日向お前人間の身体で今だ解明されていない事がどれだけあると思ってんだよ」

日向「そうか……。いや、無茶なこと言ってすまなかった」

左右田「おう、力になれそうに無くて悪ぃな。こっちもこっちでどうにか出来ねぇか調べてみっからよ!!」

うーん、入間で無理となると科学方面から行くのはまず無理だな。でも童貞非童貞をかぎ分けるなんてそんな便利な魔法があるわけが──↓1


01~80 ある訳ねーだろ。
81~00 嘘だろあるのかよ……。


日向(デスヨネー)

そんな物あるわけが無い。困った、マジで手詰まりだ。……こうなりゃ容疑者候補に一人一人に話しを聞いていくか? でもそれメッチャ時間掛かるしなぁ……。

↓1

①霧切に協力を求める。
②九頭龍の妹に会いに言って話しを聞いてみる。
③その他安価、


……アイツに、九頭龍菜摘に直接話しを聞いてみるか。幸い、九頭龍から病院と住所、入院先の事は聞いてるからな。



~~~都内某所の病院~~~



菜摘「…………」


コンコンコン!


菜摘「……? はい、どうぞ」

日向「よう、久しぶりだな。俺の事は覚えてるか、九頭龍」

菜摘「↓1&↓2」

↓1のコンマが高ければ高いほど日向のことを覚えている。
↓2のコンマが高ければ高いほど、日向に好印象を抱いている。


えー、これどう考えても恋慕の域なので再判定↓1

01~30 突然大声で泣き出す。
31~60 一見平静を装うが、動揺を隠し切れていない。
61~90 初恋の男として覚えているし、ぶっちゃけ今でも好き。
91~00 流石に「初恋の男」として色々と吹っ切れている


菜摘「あれ!? 創じゃん! うっわ久しぶりー!! 元気だった!? 本校でも頑張ってる?」

日向「……ああ。俺なりに頑張ってるよ、もうすぐ卒業だけどな。……俺が何をしにここに来たか、お前なら察してるんじゃないのか? お前そういう所鋭かったからな」

菜摘「……お兄ちゃんに頼まれて私の様子を見に来たんでしょ? ワザワザごめんね。お兄ちゃんが手間掛けさせて……」

日向「いや、俺もお前の事が心配だったんだよ。……妊娠したって聞いて本当に驚いたんだぞ?」

菜摘「もう、女の子に誰でもそんな優しい言葉掛けてると勘違いされちゃうよ? ただでさえ創はモテるんだから、今頃学園の女子達から告白されまくってハーレム築いてたりしてね」クスクス

日向「は、ハハハハハハハ……そうだな……。それで、今回は『超高校級の相談窓口』としてお前に話しを聞きに来た。直球に言う。お前を妊娠させた……父親は誰なんだ?」

菜摘「↓1」

01~70 で教えてくれない。
71~00 で創になら良いかなって教えてくれる。





それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


菜摘はベッドの上でかなり迷っていた様子だったが、最終的に「……創になら良いかな」と小さく呟いてくれた。


日向「……本当に良いんだな?」

菜摘「うん。良いよ、教えてあげる。……その人はきっとビックリしちゃうだろうけどね。その人はね……↓1」

01~20で田中
21~40で大和田
41~60で葉隠
61~80で天海
81~00で狛枝

(色々考えた結果、この五人が一番確立として高いかなと思いました)

えー、スマホから失礼します、>>1です。
現在、急にパソコンのキーボードが動かなくなってしまいました。
現在、必死に復旧作業に努めておりますが、最悪の場合、今日の更新は無い物と思ってください。
ご迷惑をおかけしまことに申し訳ありません。

よかったぁあああああああああ!!(まだ微妙に動きが悪くて不安だけど)復活したぁああああああああ!! 速攻で続きを書きます!!

またなんかオマケしてくれるの?

>>957 がハイクリを含むWゾロ目なので、菜摘→葉隠 葉隠→菜摘の好感度を大幅に上昇&この事件に関しては葉隠をクズから緊急脱出させます。


菜摘「「葉隠康広」さんって知ってる? 創の一年下で、超高校級の占い師の」

日向「あ、ああ。知ってるけど……!? お、おい待て、お前まさか……!!」

菜摘「うん、その人の子。八ヵ月前にさ、もう色々ヤケになって「もうどうでも良いや、このままのたれ死んじゃおう」って考えてた時に──



葉隠『ちょっーと待つべそこのお嬢さん! その年で命を散らすにゃお前さんはまだ早すぎるベ!! どうだい? 一度俺っちの占いで今後の運命って奴を占ってみねぇか? 超特別に初回はただで占ってやるベ!!』



菜摘「って言われてね? その占い結果が『俺っちと援交すればその後の人生がバラ色になる』って内容でさ。その時は「ああ、こういう名目で私の身体を弄びたかったんだな」って思ったけど──」

日向「けど?」

菜摘「ヤケになって身体を許してみたらもう本当に「嘘でしょ!?」ってぐらい運気が良くなってさ! 宝くじの一等が当たるわ学校の成績はメキメキ良くなるは友達は沢山出来るわでもう最高っ!! て感じ! ……その代償としては「まぁ悪く無いかな」って思ってるよ。私、私を助けてくれた人の子供のお母さんになるんだもん」

菜摘は「ふふふっ!」と笑っていた。……俺は「葉隠の奴にしては珍しいな」という感想を抱いていた。あいつが初回とは言え占いをただでしてやるなんて考えられないことだ。その後も色々と話しを聞いたが、葉隠には話しても良いし話さなくても良い──と言ってくれた。

その後菜摘に別れを告げて、希望ヶ峰学園に戻った俺は──↓1


①当然葉隠の研究教室に殴り込みに行く。
②九頭龍に知らせて二人で殴り込みに行く。
③小泉に知らせて二人で殴り込みに行く。
④②と③のミックス。
⑤その他安価

>>957 何かしらのボーナスが欲しければ言ってみて下さい。最大限考えます。



~~~超高校級の占い師の研究教室~~~



日向「…………」

九頭龍「…………」

小泉「…………」

葉隠「あの~……。いい加減俺っちが正座させられている理由についてお話願いたいんだども……」

葉隠は突然研究教室に殴り込んできた俺、九頭龍、小泉の三人に『兎に角正座しろゴラァ!!』と脅されて地面に正座させられていた。まぁコイツのやらかした事を考えれば当然である。


日向「……葉隠お前「菜摘」って女の子を覚えてるか?」

葉隠「↓1」

01~70で覚えている。
71~00で覚えていない。


葉隠の顔がサァアアアアアアアッ──と一気に青くなった。そりゃ当然だろう。援交に限りなく近い行為をやっていたんだから、覚えていればそりゃ青ざめるだろうさ。

そして、時間こそ掛かったがやがて葉隠はコクリと頷いた。


日向「その件についてお前に色々と聞きたい事がある。まず第①の質問だ、なんで身体を要求した? お前の欲望に従ってか? それとも純粋に彼女の事を思ってか? そうじゃなければ単に自分の占いにそう出たからか?」

葉隠「……↓1だべ」


葉隠「……俺っちの占い結果を信じたってのもあるけど、そもそもあの娘は援交を生業にしてる女子だったんだべ……。その後の人生がバラ色になるなら最後の最後に一度だけっていう……」

九頭龍「……質問その2だ。お前は菜摘の事をどう思ってる? もう八ヶ月も経っちまってるから忘れちまったか? それともただ一回身体を重ねただけの女か? それとも……」

葉隠「そ、それはねぇべ! 自分で言うのも何だけどクズの俺が未だに覚えてるんだべ!? そりゃあ極上の抱き心地だったし、夢のような一時だったし、あんなに良い女が援交生活なんてしてたらダメだって思ったべ!!」

小泉「……質問その3よ。もしもの話しなんだけど、彼女が今人生の岐路に立たされていて、その後の人生にもあんたの背負ってる借金に負けないぐらいのお金が必要だとして、アンタは菜摘ちゃんを助けてあげられる?」

葉隠は「そ、それは…………」と悩みに悩んだ結果、こう応えた↓1


01~10 俺っちの借金をちょっと増やすぐらいなら金を貸すべ。
11~40 ……今ある余裕がある金は全部くれてやるべ。
41~60 た、助けてやりてぇけどどうすりゃ良いのか分らねぇべ。
61~80 もしかしてあの娘に何かあったんだべ!?
81~00 ……俺の内蔵を売っ払ってでも助けてやりてぇベ……。

サラバ

>>966 葉隠が内蔵売るオチを期待してて草(いや笑ってる場合じゃ無いんですが)


葉隠「た、助けてやりてぇけどどうすりゃ良いのか分らねぇべ……。つーか一体なんなんだ? なんであの娘の話をしてるんだ?」

日向「……してるんだ」

葉隠「…………は?」

日向「だから菜摘は妊娠しちゃってるんだよ! その一回の援交で出来たお前の子供をな!!」

葉隠「俺っちの、子供を…………?」

九頭龍「……テメェが選べる道は二つだ。男として責任を取るか、それとも希望ヶ峰学園の権力を使ってこの件を握りつぶして貰うか」

小泉「……ぶっちゃけ言うけど、どっちも地獄の道よ。責任を取るならもうすぐアンタは『父親』って奴になる。希望ヶ峰学園も今年いっぱいで退学させられるだろうし、女子高生を妊娠させて子供を産ませたっていう偏見に満ちた世の中で生きていかなくちゃいけない……家族って宝物は手に入るでしょうけどね」

九頭龍「希望ヶ峰学園の権力を使ってこの件を握りつぶして貰ったとしても地獄だな。テメェは確実に退学になるし、最悪の場合『希望ヶ峰学園に所属していた』って経歴自体を抹消されるかもしれねぇ。……あとは借金取りやヤクザ連中に毎日終われる生活さ」

日向「葉隠……お前はどっちを取る? 菜摘を……一回抱いただけの女を心から愛してやれるか?」

葉隠「↓1」

(高コンマ程男気を見せる。低コンマ程クズ……なんですが、Wゾロ目&大遅刻のお詫びとして最低保障70の補正+40)

>>960本音を言えば葉隠以外が父親の可能性もほしい。宝くじ当たっても葉隠と菜摘のアホコンビだと破綻が目に見えていて……自由安価してくれたら俺が父親に相応しいと思う最推しの男キャラ紹介できるんだが・・・

>>968 なるほど……。でもそれには遅すぎた、遅すぎたんですよ…………いや待てよ? ちょっとこのスレを使い倒すつもりで緊急安価取ります。

①大遅刻&葉隠を勝手に選出(いやコンマ神様なんですが)した責任として>>951の安価からやり直す。
②ここまで書いたんだから葉隠書いて葉隠をまともな男にするルートで責任取りやがれ馬鹿野郎。

どっちが良いですか?

もうこの5人以外に選択肢は無いって事ですか?

>>970 この五人以外にいるんですか? 一応言ってみて下さい。

えー、十分以上経ちましたので結論から言います。「葉隠」で続行します。

理由①江ノ島と王馬を理由に使いたくない。
理由②不二咲が苗木に振られたのはつい最近の事で、八ヵ月前は普通に苗木が好きで男の娘してたはず&不二咲が援交女子に手を出すとはとてもじゃないけど思えない。

すみませんが「葉隠」で続行させていただきます。

コンマ 70 取りあえず菜摘に会う覚悟はある。


葉隠「……とりあえず菜摘っちに会わせてくれ。じゃねぇと今後どうするかも思い付かねーべ……」

日向「……分った。それで良いか九頭龍、小泉」

九頭龍「……赤の他人の俺がどうこう言える事じゃねぇよ」

小泉「……ま、取りあえず気持ちの整理って奴を付けさせるのは大事かしらね」

そんな訳で俺は葉隠を連れて都内の某病院(九頭龍系列)に直行。菜摘に会って貰う事にした。



~~~都内の某病院・菜摘の部屋~~~



日向「……よぉ、菜摘」

菜摘「あれ、創じゃん。また来てくれたの? ひょっとして私に気があったりして」クスクス

日向「違うよ、今日はお前に会わせたい奴がいて来たんだ」

菜摘「会わせたい奴……?」

葉隠「よ、よう菜摘っち……俺のこと覚えてっか?」

菜摘「↓1」

高コンマ程ハイテンション。低コンマ程おどおどしてしまう。


菜摘「えちょ、ほ、本当に連れて来ちゃったの創!? え、えっと……。ど、どうもお久しぶりです……?」

日向「ああ、コイツがお前に会いたいって言うんでな」

葉隠「菜摘っち……。俺は、俺はっ……!!↓3」

↓3まで葉隠の台詞&行動安価。まともな物で全然構いませんクズくれくんは現在お休み中です。

どうしてピル飲んだなんて嘘ついた

とりあえず青ざめながら俺っち以外の男がいたりしないべ?
ちゃんと責任を取って良いのか確認を取る

>>982 今日の葉隠くんはコンマ神に愛されてますねぇ!!&>>981はクズくれくんがいう台詞っぽいので安価↓1で。


葉隠は菜摘のベッドに駆け寄ると、その手を優しく握りしめた。


菜摘「あ、あの……」

葉隠「俺に抱かれた後は他の男に抱かれる必要が無いと言ったべ。抱かれてないよな? 俺っち以外の男がいたりしないよな!?」

その顔は、青ざめていた。自分がやらかした罪の重さから来る物では無い。自分が人生で始めて抱いた女が、他の男の物になってないか心配する表情だった。


菜摘「は、はい……。してませんけど」

それを聞くと、葉隠は心底ホッとしたように溜息を付いて──次の瞬間には地面に土下座していた。


日向「…………」

菜摘「は、葉隠さん!?」

葉隠「すまなかった! 本当にすまなかったべ!! 菜摘っちがそんな事になってるなんて微塵も知らなかったんだ!! どうか許してくれ!! そして俺っちに責任を取らせて欲しい! どうか……どうか俺と家族になってくれ!!!」

菜摘「↓1」

菜摘の反応↓1低コンマほど過去の暗い自分の出来事から拒否。高コンマほど嬉し涙で溢れる。(補正+50)


菜摘「い、良いんですか……? きっと希望ヶ峰学園を退学になっちゃいますよ……?」

葉隠「ああ……」

菜摘「わ、私は外見は兎も角中身はクズな女なんですよ? 数え切れない位沢山の男に抱かれたし、希望ヶ峰学園の予備学科に通っている時は家の力を使って気に入らない娘を徹底的に虐めてたようなクズなんですよ……?」

葉隠「そんなら俺だって同じだべ! 希望ヶ峰学園に入るまでは自分以外(母ちゃんを除く)はどうでも良い、金さえありゃ世の中何とでもなると思ってるクズだったし、みんなに大切な事を教えて貰っても最後にゃ自分本位でなんでもかんでも考えて卑怯な事や危ねぇ事に躊躇無く手を出すような男だった! けど……けど!!」

日向(葉隠…………)

ああ、こいつもきっと『成長』してるんだ。成長したんだ。左右田みたいに、苗木みたいに、今よりホンの少しでも。前へ前へと進んでいく。



葉隠「そんな俺っちが初めて「ああ、俺っちより優先してやりてぇな」って思えた女が自分の子供を孕んでくれた! 俺を少しでもクズじゃなくしてくれたんだ!! だからどうか頼む────菜摘っち! 俺っちと!! 結婚して下さい!!!」



菜摘は眼からポロポロと涙をこぼしながら「はい……はい!」と何度も何度も頷いた。……やれやれ、これで一軒解決だな。俺が二人に悟られないように静かに病室を出ると、すぐ側の廊下には九頭龍が立っていた。


九頭龍「…………」

日向「と、いう事らしい。前までの葉隠なら兎も角、今の葉隠なら心配要らないんじゃないか?」

九頭龍「うるせぇ、俺と菜摘(アイツ)はもう赤の他人だって何度も言っただろうが……ただよ」

日向「ただ、なんだ?」

九頭龍「葉隠の借金の多さをクズさ加減からして、まだまだ心配事は付きねぇ。……きっと俺はその度にテメェに『相談』しに行くぞ。それでも良いか?」

日向「勿論良いさ、ドンと来いだ」

九頭龍「……たっく、底抜けにお人好しだな、テメェもよ」



こうして、九頭龍からの『相談』は考え得る限りの大団円で幕を閉じた。……人は成長出来る。希望が絶望に負けないように、正義が悪に負けないように、まともだってクズには負けない。……今後の二人の人生が「まとも」な物になって行く事を、俺は心の中で祈った。



九頭龍冬彦の依頼をクリアしました! 「九頭龍に助けを求める」の難易度が下がりました!!

九頭龍は知っての通り、超高校級の極道です。裏社会に色々と通じているので「そっちの道を通らなければ達成出来ない依頼」が来た時などに頼ってみましょう。




葉隠との絆が一定数溜まりました! 絆クエスト「葉隠康広編」──を開始します。



(時系列が前後しますが、この絆クエストは九頭龍の依頼前にあった出来事とお考え下さい)




~~~超高校級の占い師の研究教室~~~



葉隠「あ~……。その、何て言うかだな……」

その日『相談があるんだべ』と自分の研究教室へ俺を呼び出した葉隠は、どうにも歯切れが悪かった。俺が「またトンでもない依頼や金儲けの依頼を持ち込もうとしてるんじゃないだろうな?」と牽制すると「違ぇベ! こちとら真剣に悩んでんだべ!!」と反論してきた。……一体何だっていうんだ。


葉隠「その、日向っちはあの異世界での大冒険のこと覚えてっか?」

日向「ああ、勿論覚えてるぞ。忘れられるわけがないだろう」

……本当に色んな意味でな! 思い出す度に茶柱とのあれこれが想起されて俺の創が反応しちまうけどな!!


葉隠「……あの冒険で、ちったぁ「真面目に勉強して真面目に働く」って事の楽しさと気楽さを俺は学んだべ。少なくとも借金取りに追われたり、苗木っちを騙して内蔵売買の取引のサインをさせたりするよかずっといい人生って奴を送れてたと思うんだべよ、向こうの……記憶を取り戻す前までの俺は」

日向「……そうだな、俺もそう思うよ。お前の陰陽術のおかげで窮地を乗り越えられた事だって一度や二度じゃないからな」

葉隠「人生って冒険を生きるには大切な仲間が必要で、最低でもその仲間からの好感度は高くないといけなくて……。それはこの世界でも変わらねぇって俺の占いにも出てるんだべ」

日向「……それで? 結局お前を悩ませてる物はなんなんだ?」

葉隠「……結論からいっちまえば『金』だべ。金さえあれば、借金さえ返せれば、俺はもう友達に卑怯な真似をしなくてすむ。借金取りに終われなくてすむ。……どうせまた金に目が眩んじまうんだろうけれど、少しは「今までよりマシな生き方」って奴が出来る様になると思うんだべよ」

日向「…………」

葉隠「俺はどうすりゃ良いんだ? 占いを止めてあくせく働きゃ良いのか? でもそれだと借金が返せねぇ……。でもこれ以上「卑怯な真似や汚い真似」をしてまで俺は金を稼ぎたくねぇ……。そう思うようになっちまった──なぁ、俺はどう生きりゃあ」

日向「葉隠」

葉隠「?」

日向「↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。

お前を追うヤクザやタチの悪い借金取りはゴイを捕まえようとして全滅したから大丈夫だぞ。あっこれ言ったらお前のためにならないから魔法で記憶消去な

異世界で手に入れた財宝は一部を除いてお前の借金にあてて全額返済してやった
これからは俺が借金とりだ

ま、ま、纏められる気がしねぇ……!! とりあえず>>988>>989が安価的に両方採用に無理があるので、ゴイが関係無い>>989を採用。


日向「異世界で手に入れた財宝は、一部を除いてお前の借金にあてて全額返済してやった。これからは『俺が』借金とりだ」

葉隠「……マジ? つーかあの世界から財宝とか持ってこられたんか!?」

当然、今のは嘘だ。ゴイの奴が時々ルビーやらサファイヤやらダイヤモンドやらのデッカい宝石(それも神秘の力付き)を向こうの世界から持ち込みやがるから事情を知っている真宮寺に訳を話したり、十神にホンの一部だけ理由を話して買い取って貰った金を葉隠の借金に充ててやっただけだ。

……こいつには「異世界から金を持って行ける」って嘘を付いちまった負い目があるからな……それに俺もうこれ以上金なんていらねぇし…………。


日向「つー訳で、覚悟は出来てるな? これからは小泉と同様、お前は俺の言いなりだ。少しでも命令を無視したらどうなるか……分ってるよな?(ニッコリ)」

葉隠「は、はい! ご命令なら何でも従いますし、幾らでもただで占わせていただきますべ!!」

日向「でだ、俺の怒りをガチで買ったりしたらあの異世界に家族纏めて追放してやるよ。……あの世界がどれだけ危険な世界か、お前なら分ってるだろ?」

葉隠は必死になってコクコクと頷いていた。……ま、次ぎにモノクマ王と会った時にそこら辺は優遇するよう話しを通しておいてやるさ。こいつもこいつで「何とか今の生き方から改善しよう」っていう気概があるみたいだからな。





葉隠の絆クエストをクリアしました! 「葉隠に助けを求める」の難易度が更に下がりました!! 「葉隠のパンツ」を手に入れました!!

それではそろそろ次スレを建ててきます。

そういえば苗木からパンツ貰ったっけ?

>>995 やっべ完全に書き忘れてました。はい、苗木くんからもパンツは貰っています。

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