【安価】心≒体で目的を果たす (38)

精神や自我はそのままに、ボディをとっかえひっかえしていくスレ

まずは主人格となる心と、目的の元となる体を安価


心の名前、性格、詳細 下1

体の呼称、特徴、目的 下3

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「はっ」

ふと、少女は気がつく
そして自身の手を、腕を、体を見る

「?」

少女はその体に違和感を覚えつつも、しかし当たり前のことのような気もした。

「ここは……」

自身の体に納得したのか、次に辺りを見回す

しかし、どうやらここは危険な場所だったようだ


現在地の環境、状況、風景 下1

広がる緑の地面に花が点々と咲き、埋め尽くす木々の隙間から光が射す。
足元の背の低い草から先には泉があり、反射する光だけが底の砂利を見えづらくする。

「ひっ」

そうして視線を移していくと
突然、目が合う

大きな馬がすぐ近く、こちらを見つめている。

「・・・」


アクションを起こしたのは 下1コンマ 奇数:少女 偶数:馬 ゾロ:第三者、あるいは大きなもの

起こすアクション 下2

少し見つめ合っていると、馬はずいっと顔を近づけ匂いを嗅ぐ

「ひぃぃ」

少女は硬直し、成されるがまま。

そうしてしばらくすると、馬は確認し終えたのか―――


感じ取った匂いやその元 下1

それに対する馬の反応や行動 下2

ぺろぺろ

「えっ」

少女は困惑した
馬になつっこく顔を舐められ、自分もどこか愛おしく思えてくる。

先ほどまで怯えていたはずがすっかり落ち着き、しかし再び辺りを見回すと今度はなぜか不安な気持ちになっていく。

「ずっとここにいたい」

目まぐるしく変わる感情の中ぽつりと漏れた言葉に、少女は整理がついたよう。

いつまでここにいられるか分からない

少女は馬に寄り添う。


少女に迫る危険 下1

名前と容姿 下1
特技や特徴 下2
その他詳細 下3

すると、馬の落ち着きがない。

「い、いやだった?」

少女は馬の顔を伺うが、その視線は少女とは違う方
その先には、木の陰から大きな猫の魔物が姿を見せていた。

「ひっ!」

どぎつい紫の体毛、耳の裏から突き出る角、なによりもこちらを酷く警戒し今にも飛び掛からんとする気迫に
少女は今度こそ身の危険を悟る。

「フェルウウウゥゥゥ………」

「い、いや…」

身を低く呻るキラーキャットに、腰を抜かしたまま手であとずさった瞬間

「ヒヒーン!」

「えっ」

馬が少女の脇に首をくぐらせそのまま胴ごと持ち上げようとする。

「ギニャアアア!」

すかさずキラーキャットは襲い掛かった


下1コンマ 奇数:少女はすぐさま背中に飛び乗る 偶数:馬が無理やり持ち上げる ゾロ:第三者、あるいは大きなものの介入

「やあっ」

馬に応えるように、少女は飛び上がり馬の背中に跨った

ザッ

それと同時に馬は地を蹴り上げ、少女も振り落とされないようしっかり掴まる
キラーキャットは馬が跳んだ跡に突っ込むことになったが、そのまま一蹴りで馬の方に向き再び飛び掛かる


下1コンマ 奇数:逃げ切る 偶数:撃退する ゾロ:第三者、あるいは大きなものの介入

ゲシッ

「ゲフッ!」

キラーキャットが馬に飛びつく寸でのところで、大きく振り上がった馬の脚がキラーキャットの顎と胸に命中
腹を空に向けて宙を舞う。

「二イィィッ」

キラーキャットはそれでもすぐに体勢を直して着地したが、強烈な一撃に怯んだのかよろつきながらも木の陰へ逃げた。

「…」

その様子を、少女は後ろを振り向いて眺める。
キラーキャットはいまだ木の陰からこちらに呻っている。
馬はそのまま静止し、しっぽを震わせている。

「やっぱりここにはいられない」

少女がそういってぽんぽんと馬を叩くと、馬はキラーキャットに尾を向けないよう横へ走り出す
そして木々の間のできるだけ平坦で開けた道を行った。


下1 ついた場所

どれくらいか馬を走らせていると、少し開けた場所に出た
地肌の一本道が木々を避けるように曲がりながら左右に続いていて、片方の先に建物が見える。

少女は跨った脚を片側に回して馬の背中に腕いっぱいぶら下がり、そのままずり落ちるようにしてつま先を地につける。

ほっとして馬の高い脚に手を添えると、馬は少女の目線まで頭を下げる
少女も添えた手を首に沿いながら、建物の見える方へ一緒に歩いて行く。

そして近くまで来ると、建物は一軒だけではなく道なりに広がっているのがわかった。


宿場町の賑わい度 下1コンマ 一桁:普段 二桁:現在 ゾロ:未来永劫安全な場所

「う……」

町の様子がはっきりと見えてくると、少女は段々と歩みを遅らせていく。

わいわい がやがや

開放的な建物が多くところどころに腰かけもある町並みは、人が埋め尽くさんばかりに行き交い声が威勢よく飛び交う
風貌も様々な者が出入りの激しい、とても活気に満ちた宿場町だ。

少女は馬の陰になるように身をすぼめ、町の入口を通った。


イベント 下1

「ん?待ちなさい嬢ちゃん」

町の雑音の中、鮮明に聞こえた声に少女はびくっと体を震わせる
声の主は入口の傍らに佇む武装した男。

「ずいぶん縮こまってどうした」

「ええっと」

突然の問いに少女はたじろぐ

「どこか具合が悪いのかい?」

「だ、大丈夫」

「名前と荷物、確認していいかな?」

「名前……荷物……」


少女の持ち物 下1コンマ一桁

少女の持ち物1種類と服格好(一案のみ採用または各案足し引き) 下1~4

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 20:51:23   ID: S:jjRvZS

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2 :  MilitaryGirl   2022年04月20日 (水) 00:22:30   ID: S:4RMv7s

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