男「人間にポケモンの技を使わせるマシーンだって!?」 (6)

博士「あぁそうじゃ!!『人間にポケモンの技を使わせるマシーン』略して『ワザマシーン』が完成したのじゃ!!」

男「なんか紛らわしい名前してんな!!」


男「にしても、こんなポケモンも奇跡も魔法も無いような世界ですげぇロマンのある機械を作ったな!博士!!」


博士「そうじゃろう!そうじゃろう!」

博士「このマシーンを人に向けて発動させたい技名を言えば人にワザを出させる優れものじゃぞ!!」


男「………なぁ、博士!それ使わせてくれないか?」


博士「いいじゃろう!くれぐれも悪用するんじゃないぞ!」


男「へへっ、わかってるって!」

男「……とりあえず外に出たけど、まずは誰かに試し撃ちしてみるか」

男「万が一の事があっても良心が痛まない奴がいいなぁ~……」


友「よっ!男、とぼけた面して突っ立ってて楽しいか?」


男「おっ!丁度いい所に適材が来たぜ!」

男「記念すべき人柱は友っ!君に決めた!!」


友「は?何を言ってんだお前?」


男「友!>>3(ポケモンの技)だ!!」

はかいこうせん

男「友!『はかいこうせん』だ!!」


友「は?お前、何言ってr」カッ!!


ビビビビビビビ!!
ドカーン!!


男「すっげぇ!!近くにあった木が『はかいこうせん』で十本くらいぶっ飛んだぜ!!」


友「え?何これ!?てか身体動かん……」ガクガク

男「『はかいこうせん』使ったら反動で動けなくなるのは当たり前だろ!!」

友「だから何の事言ってんだよお前!」ガクガク


男「にしても、この『ワザマシーン』……本物だ……!」



女「……ねぇ、今近くで爆発起きなかった?」スタスタ…

男(同級生の女さん!?何でこんなタイミングで……)

男「さぁ?花火かなんかじゃないか?」


友「いや、それは男が……」


男(こいつ喋るつもりか!その前に口封じしてやる!!)

男「女!友に>>5(わざ)だ!!」

メロメロ

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