【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part3 (1000)
コードギアス安価スレ
前スレ
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part2
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part2 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1625472501/)
デスペナ有り(死亡した場合操縦技量が1段階下がる)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1625754348
ナイトメア操縦技量強さ目安(※1の独断と偏見)
ギアス呪いスザク
最終決戦カレン、マリアンヌ
ビスマルク
超エース(2期カレン、2期スザク、星刻、ジノ)
エース(他ラウンズ、最終オレンジ)
ベテラン(1期スザク)
準ベテラン(1期最終カレン、コーネリア)
中堅(初期カレン、藤堂、ギルフォード)
準中堅(四聖剣、C.C.)
熟練兵(初期オレンジ、最終決戦玉城)
新兵強
新兵中(モブブリタニア軍人、ルルーシュ)
新兵弱(モブ日本人レジスタンス)
民間人(ニーナ他)
現在の俺
操縦技量:超エース級
身体能力:スザクと互角
知能数:ルルーシュと互角
前スレゾロボナ1つ(巻き戻し権利)
1000チャレ(失敗)
巻き戻し権利を使用します
1質問タイム挟む(1時間)
2質問タイム挟む(30分)
3即場所決め再開
多数決下5まで
質問タイム挟みます
0時40分まで
何か質問有れば
ニーナを円満に解決するにはどうしたら良い?
マオ対策について教えて
ニーナって実は地雷だった?
ニーナを仲間にするには恋人作ったらいけないの?
654で2選んだら翌朝普通に行ける?
665の選択肢の結果
701の選択肢の結果
ニーナの弱みのメリットとデメリット
ニーナの場面で突入していた場合のその後の展開
おそらくニーナにはもう行かないだろうし
738と749の選択肢の結果
あのままr2行ってたらどういう話になってた?
749の選択肢の結果
783の選択肢の結果
796の51~80って撃たれなかったけど…どうなる?
626の選択肢の結果
778のコンマで成功していた場合の展開
一期終わり時に俺君もルルーシュも捕まらないパターンもある?
カレンはハーレムは認めない?
カレン正妻で神楽耶側室とかできない?
カレンとニーナと同時に付き合うことはできない?
沙都子ガチクズになってない?
どう思う?
恒例の一番ベストな戻り先を教えてください
業卒の梨花ちゃん無能になってるのシュール過ぎませんか?
613のコンマで精神を病む場合、俺君に何が起こる? なんかトラウマ要素あったっけか
738で迷った場合どういうことになる?
セーブ権を持っている場合で
巻き戻しをした場合
セーブするかは確認してもらえますか?
それともこちらからセーブすると発信した場合に
確認をとりますか?
>>11
一番簡単なのは恋人作って諦めさせる(※盗撮はNG
>>13
俺が事前に問題起こさなければ俺とマオが関わる事はほぼ無い
事前に問題起こしたりしてたらとにかくC.C.と一緒に居る
>>14
地雷では無い。恋人作ればきっぱり諦めます(盗撮NG
いけません
いけます
1ニーナの好感度があがる、2やった通り、3引き返す
1ニーナ→俺の好感度が下がる、2盗撮
メリット:ニーナ→俺10になってるとほぼ意味無し。デメリット:持ってると単独行動すれば狙われる、恋人を作れば後々問題になる
>>15
若干ナニしてたのか察して引き返すorナニじゃ無く本当にやってやって喜ばしてやる(ニーナ→俺好感度11に上昇。ニーナ好感度7に上昇。C.C.からおちょくられる)
>>16
やった通り、黒の騎士団を抜ける
カレン好感度変わらず、カレン好感度9に上昇
仮にニーナとやっちゃった場合ってカレンとの関係どうなる?
>>2に身体能力:スザクと互角
って書いてるけど、これってR2最終決戦スザクレベルに上がってなかった?
>>17
俺が復活した黒の騎士団を叩く展開に
>>18
上で回答した通り
1ルルーシュ、C.C.と共にシャーリー捜索(特に何も無し)2コンマ31以上でヴィレッタ確保(ニーナフラグ満たしてるとその前にニーナ強襲)
目の前でニーナが自殺してしまう
>>19
1、好感度変わらず2、好感度上昇3、好感度低下
戦闘中に選択肢追加される
>>20
僅かながら有ります
認める
できますがコンマ判定(失敗でカレンに振られる
>>21
できます
カレン先に恋人にしてたらニーナ諦めちゃうんでしょ?
どうやってカレンとニーナを同時に恋人にするの?
逆にハーレムは認めない女性って誰?
セシルってヒロイン候補?
ニーナが自殺したら俺君のメンタルは病むの?
>>22
サロンでポエム披露のドヤ顔梨花ちゃん嫌いだから沙都子少し応援してしまいます
>>23
前々スレ>>296(アーニャとモニカでハーレムしたい)
前スレ>>665(普通に攻略)
ブリタニア側のフラグが欲しい>>512(雑魚機体で敗北→捕虜)
>>25
面白い
黒の騎士団やめた場合ルルに記憶消される?
前654より前665の方が良いの?
どうして?
さすがに296にはもう戻りたくないな…イッチは戻って欲しそうだけど
R2まで終わったら今度は俺君をゼロにしてもう一周やりたいんですが、やらせてもらえますか?
>>30
何も変わりません
但しニーナの暴走率の方が上がる
>>31
ミスです
そのままコピペしてしまいました
>>33
ニーナ入れる→その後結構先のイベントでカレンと付き合う
>>34
C.C.、シャーリー
最初の特派のコンマで見つかってれば候補に
>>35、36
ドライメンタルじゃなければ病むの確定
無い状態
記憶ない状態のヴィレッタに惚れられたらカレンと修羅場になる?
ヴィレッタを俺君が確保したら扇はマシになる?
イッチはアーニャとモニカどちらが好き?
>>46
分かりません
ハッピーEND迎えたらそのまま終わるかもです
イッチ好きなの神楽耶じゃないの?
コーネリアのフラグは黒の騎士団側だととれない?
あえて聞くがコーネリアとフラグ建てるにはどうしたらいい?
ルルーシュにゼロやらせるのと俺君がゼロやるのって展開に大差なかったりする?
俺君がゼロやったらルルーシュは一期終了時に確定で捕まらない?
ゼロ俺君が捕まったらルルーシュ何してるの?
イッチって芯がある人が好きなん?
イッチの好きな人ってラクスやコーネリアとかピンク髪多いけど、ピンク好き?
ギアスの次回作の構想って何か考えてる?
個人的にはペルソナ3見たい
黒の騎士団でユフィに出会うには特派に目つけられなきゃダメ?
特派以外だとどうすればユフィとのフラグ立つの?
Zガンダムって好きな女キャラっていた?
サラが優遇されてた感あったけどサラだったのかな
ZZってやる気ない?
最初のZのティターンズの続き以外まるでやれてないけど
ニーナを仲間に入れるにはどうすればいい?仲間に入れた後で揉めないようにするには?
ロンパってイッチが忙しくなったり速報繋がらなくなったりぐだぐだで終わったけど
10人以上生存したらどういうエンドになったの?
最近夜中に書くようになったけどまた夜勤に戻ったの?
スザクフラグってどこだっけ
ギアスなしで俺君はゼロできる?
オレンジで詰みそうだけど
俺君がゼロやったら俺くんが最後刺されるのかな
>>61
ピンク系多いかもしれません
特に今は何も
ペルソナ3思い出す為にとりあえずまた100階登らないと…
>>62
ユフィのみ特派一発勝負(特派失敗でスザクとユフィがラブになるのが確定する為
>>63
Zは全員頭おかしいキャラしか居ないから逆に女キャラ全て好きな稀な例
ZZのアニメじゃ無い部分あんまり好きじゃ無いんですよね…
ルー・ルカさん、好きです
君にやられるのか…も好きです
>>67
先輩を助けに行くEND(事故で俺だけ夢の中に落ちて終了
希望勝利END(他キャラのその後、俺のその後、ヒロインのその後書いて終了
>>68
コロナで仕事場封鎖
>>69
前々スレスザク処刑前の特派判定で60以下
>>70
そんな事もあろうかと予めルルーシュが
他質問無ければ1時から場所決め
>>64
誰とも付き合わずにニーナ入団を待つ
1期だとユフィ死亡後の選択肢で、もしくは俺が神楽耶と出会って選択肢でハーレム可能に(それまでに彼女作ると揉める
戻り先を決めます
2回指定が被った場所から再開
前スレ665に決定
セーブ権利を使用しますか?
1使用する
2使用しない
多数決下3まで
セーブ権利を使用しました(死亡してもここからならデスペナ無し)
生徒会室前
俺「WAWAWA忘れ物~♪」スタスタ
俺(書類は今日中に全て片しておこうと、俺は生徒会の教室の前まで取りに来たが…)
シュッ...
俺「…うん?」
シュッ...シュッ...
俺(何の音だ?…生徒会の教室の方から何か聞こえる…)
俺(この時間に誰か居るのか?…)ゴクリッ
俺(泥棒や暴漢だったら俺が捕まえないと…)スッ
生徒会室「」
シュッ...シュッ...
俺(何なんだこの音はいったい……)チラッ
窓「真っ暗」
シュッ...シュッ...
俺(電気が消えてて、中がよく見えないが…。いや、目を凝らせば…)
窓「ニーナ「」」シュッシュッ...
俺(えっ?…ニーナ…?こんな時間に生徒会で何やってんだあいつ?…)
俺(しかも俺がよく座ってる机で…)
シュッシュッシュッ...
俺「…。」
1中へ入ってみる
2外から様子をよく観察する
3…何か怖いので逃げる
多数決下3まで
生徒会室
シュッシュッ
俺「…ニーナ?」スタスタ
ニーナ「あっ…///」ピタッ
ニーナスカート「」ヒラッ
俺「…何やってるんだこんな時間に?」
ニーナ「う、ううん。ちょ、ちょっと忘れ物をしちゃって…//」
俺(…忘れ物にしてはこんな真っ暗闇でシュッシュッしてた音が聞こえたが)
俺(と言うか今スカートヒラってするの…見えたような気が…)
ニーナ「…//」
俺(…あぁ、何やってたのか大体察しついたわ……。何か途中で入って悪い事しちゃったかな…)
ニーナ「お、俺君こそどうしたの…?今日は学校休みだったんじゃ…」
俺「ちょっとミレイに頼まれてた書類が1枚抜け落ちてて足りなくてな…」
ニーナ「そ、そうなんだ…///」
俺「あぁ、それだそれだ…」スタスタ
プリント「」スッ
俺「ニーナは未だここに居るのか?」
ニーナ「うん…」
俺「…。」
1何か可哀想なので直ぐにここから出て行ってやる?
2ニーナ…。もしかして俺とヤりたいのか?…
多数決下5まで
生徒会室
俺「そうか…。それじゃあ何だ。その…」
俺「つく…」
ニーナ「つく?…」
俺「あ、いや…また明日な…」スタスタ
ニーナ「うん…また明日。おやすみなさい」スタスタ
俺「…。」スタスタ
クラブハウス
俺「はぁ…あっぶねええ…」
俺「机を汚さないようにな…なんて言ったらそれこそ即バレだろ
…」
俺「しかしニーナは誰をオカズにあんな場所で盛ってたんだ?…」
俺(しかも俺の机で…)
俺「はぁ…」
堤防
波「」ザザ-ン...
俺「…。」
カレン「ねぇ…私達黒の騎士団って、正義の味方なんだよね?…」
俺「ああ…」
カレン「正しい事をしてるんだよね?…」
俺「……シャーリーの父親の事、悔いているのか?」
カレン「…!」
カレン「私は自分が正しい事をしていると信じて、今まで人も殺して来た!」
カレン「でも…」
カレン「本当にそれって、正しい事だったのかな?…」
俺「……。」
カレン「ゼロの元で戦っていれば、本当に世界は変えられるの!?」
俺(俺も、決めねばならない…)グッ
1俺はゼロと共に世界を変える…。いや、変えてみせる…(これからも修羅の道を進み続ける)
2…分からない。…俺にはもう、何が正しいのか分からなくなった(戦いの理由を見失う)
多数決下3まで
同じなのでカットでした
堤防
俺(俺は…)
俺「俺はゼロと共に世界を変える…。いや、変えてみせる…」
カレン「ぁ…」
俺「もう何があっても迷いはしない…。俺は修羅の道を進む…。ゼロと共に」グッ
カレン「でも!」
俺「確かに犠牲は出る…。黒の騎士団の戦い方では特にな」
俺「兵士で無いのに巻き込まれて、シャーリーの父親のように死ぬ者だって……。これからも…」
カレン「あ…」
俺「だけど、だからこそ俺達は立ち止まる事はできない…」
俺「例えどんな手段を使っても、卑怯だと罵られようとも勝つしか無いんだ」
俺「その為なら修羅となるべきだ」
カレン「…を」
俺「…俺達がこれまで犠牲にして来た全ての者の為にも、俺はこれからも戦い…犠牲を出し続ける」
カレン「…。」
1カレン。君はここで降りても良い…。俺もゼロも強制はしない。引き返すなら今しか無い…
2だがカレン…俺は、君にも俺と共に来て欲しい。修羅の道へと…
多数決下3まで
堤防
俺「カレン。君はここで降りても良い…」
カレン「えっ…」
俺「俺もゼロも強制はしない。引き返すなら今しか無い… 」クルッ
カレン「……。」
俺「…。」スタスタ
カレン「…。」
カレン「…私も、共に進むわ」
俺「カレン…?」クルッ
カレン「貴方や…ゼロと共に!」スタスタ
俺「ぁ…」
カレン「ふっ…」ニコッ
俺「ありがとう…。カレン…」ニコッ
倉庫の影
ニーナ「…。」ジツ
ニーナ(俺君も…。それにカレンも…黒の騎士団だった…)
ニーナ(シャーリーのお父さんを殺した…黒の騎士団…)
ニーナ「でも…」
同じなのでカット
海上
高速輸送船「」ギュオオッ
鉄塔の上
ゼロ『流石だな。日本解放戦線。ブリタニア軍を巻き込んで自決とは』
扇「自決?しかし、そんな連絡は!?」
ゼロ『我々はこのままコーネリアの居る本陣に突入する!それ以外には構うな!』
ゼロ『結果は全てに置いて優先する!日本解放戦線の血に報いたくば、コーネリアを捕らえ我らの覚悟と、力を示せ!』
紅蓮コックピット内
カレン(私も行くんだ…彼等と共に、修羅の道へ)
カレン「…!」グッ
鉄塔の上
扇「これじゃ成田の時と同じじゃないか!」
ディートハルト「こうでなければ!」スルスルスル
扇「お、おい!?何処へ行く!?」
ディートハルト(解放戦線を囮に、手薄になった本隊に攻め入る。ふん、定石だがそれでは今一つ弱い)
扇「逃げる気か!?おい!?」ダァンッダァンッ
ディートハルト周り「」チュインチュインッ
ディートハルト「…。」タッタッタッ
扇「くっ…!」
扇
コンマ下二桁
41以上扇、作戦通り俺に緊急連絡(扇好感度4に上昇)
40以下扇、俺に頼らず自分で何とかしようと試みる
安価下
コンマ76(扇好感度4に上昇)
鉄塔の上
扇「クソッ!!逃げ足の速い!」カチッ
扇「俺!聞こえるか!ディートハルトとか言う奴が逃げ出した!」
扇「もしかしたら裏切りかもしれない!」
漆黒「」ビュオッ
ランスロット「」ドシュドシュッ
グロースター「」ブウンッ
サザーランド「」ダダダダッ
漆黒「」ドウッ
スザク「この機体!成田の時の…!はっ、なら近くにゼロが!?」
本隊「」ドガ-ン!!
スザク「本隊!?」
漆黒コックピット内
俺「クソッ!まさか白兜がここに居たとは…」ドウッ
扇『俺!聞こえるか!?』
ランスロット「」ブウンッ
俺「扇か?何があった!」ビュオッ
扇『ディートハルトとか言う奴が逃げ出した!もしかしたら裏切りかもしれない!』
俺「何だと?クソッ、こんな忙しい時に…!」ドウッ
グロースター「」ダダダダッ
漆黒「」ビュオッ
俺(俺単騎でここを抑えてるから、今俺が持ち場を離れると味方に損害が出そうだが…)
1こっちは今手が離せん!!俺の代わりにお前が奴を追うんだ!
2だが今直ぐこの戦線を放棄して俺がディートハルトを追う
多数決下3まで
同じなのでカット
黒の騎士団アジト
俺(俺達はゼロが白兜に即撃墜されたのと、中継地点の扇が紛らわしい事をしてディートハルトに手間を取られて通信を分断されてしまったのもあり総崩れとなった)
俺(その為、俺やカレン、他の団員は撤退しルルーシュの方はC.C.により助けられたが…)
C.C.「私が見つけた時には誰も居なかったぞ?」
ルルーシュ「そうじゃ無い。銃が無かったんだ…」
俺「銃が無かった?…」
ルルーシュ「ええ…気絶してる間に、ホルスターに入れていた銃が何者かに奪われてました…」
俺「つまり…」
ルルーシュ「俺が気絶していた間、何者かに顔を見られた可能性が高い…」
ルルーシュ「そして、辺りに俺では無い血痕がついて居た事から、少なくとも撃った奴と撃たれた奴。2人に…」
俺「ッ……」
ルルーシュ「申し訳ありません兄上…」
俺「いや、こっちも直ぐにそっちへ行けなかったからな…」
俺「だがゼロの情報をブリタニアに知れ渡れば俺もルルーシュも…ナナリーも終わりだ…」
ルルーシュ「ええ…」
俺「その前に先に犯人を見つけて対処しないと…」
C.C.「血液は?」
ルルーシュ「採取はしたが、時間がかかる…」
俺「何か覚えては無いのか?」
ルルーシュ「…あの戦場で、シャーリーを見た気がする」
俺「シャーリー?…」
C.C.「お前とキスした女か」
ルルーシュ「しつこいな!」
C.C.「確認しただけだ色ガキめ」
C.C.「しかし、だとすると私達が当面探るべきはそのシャーリーと言う女か…」
ルルーシュ「…。」
1俺も一緒にシャーリーを探る
2ならそっちは任せる。俺は現場をもう一度洗ってみるよ
多数決下3まで
倉庫
俺「この辺りか…」スタスタ
俺(はぁ…。ディートハルトめ…。あの男、頭おかCだろ…)
俺(あいつが訳の分からない行動さえしなければ、昨日の作戦でこんな事にはならなかったのに…)
血痕「」
俺「む…これだな…?ルルーシュが言っていた自分以外の血痕とやらは…」
俺(結構な量だな…。これならばそう通くへは行けない筈…)
俺(昨日は暗くて探しにくかったろうが、この明るさなら辺りをくまなく探せば直ぐに見つかる筈だが…)スタスタ
俺「さて…」スタスタ...
コンマ下二桁
31以上テトラポットで死にかけていた見覚えのある女を見つけた(ヴィレッタフラグ)
30以下捜索中にブリタニアの兵士が増えてきたので捜索を打ち切った
安価下
コンマ85
海岸
俺「…。」スタスタ
地面「」
俺「あ…!」
少量の血痕「」
俺(見つかった…!!血痕だ!)
少量の血痕「」
俺(テトラポットの方へ伸びてる…。通りで暗い時だと見つからない訳だ…)スタスタ
俺「…。」チラッ
銀髪の女「」ドクドク...
俺「居た!…」タッ
俺(とりあえず、後は生きているかどうかの確認だが…)
俺「おい、アンタ…」スッ
銀髪の女「うっ…」
俺(傷は深いが生きているのか…。と言うかこの女、何処かで…)
銀髪の女「そうか…お前が、ゼロ…」ガクッ
俺「…!」
俺(やはりこいつ、ゼロの正体を…)
俺(と言うかこの女…)
俺「…。」ピッ
ルルーシュ『兄上?何かわかりましたか?』
俺「…ルルーシュか?撃たれた方の女を見つけた」
ルルーシュ『えっ!?本当ですか?』
俺「ああ、今は気絶してはいるが、やはりゼロの正体を見ていたらしい…」
ルルーシュ『そうですか。やはり…』
俺「…それに問題がある」
ルルーシュ「問題?」
俺「…この女には恐らくもうギアスは効かない。お前が一度使った事のある女だ」
ルルーシュ『え?…』
俺「お前が新宿で一番最初にナイトメアを奪った時の女だ…」
銀髪の女「」
クラブハウス
俺部屋
俺「そっちはどうだったんだ?シャーリーを追って来たんだろ?」
ルルーシュ「やはり当たりでしたよ…。ゼロの正体に気付いたもう1人はシャーリーでした…」
俺「そうか…。それで?…」
ルルーシュ「シャーリーにギアスを使いました…。俺の事を、忘れろと…」
俺「そうか…。辛かったな…」
ルルーシュ「いえ…」
ルルーシュ「…。」
ルルーシュ「だから後は、この女だけ…」
銀髪の女「スゥ...スゥ...」
俺(念の為に連れて帰って手当てしたが…)
俺「此奴にはギアスは効かない…。情報を吐かせたらどうするんだ?…」
ルルーシュ「どうするって…」
俺「…口封じに殺すのか?」
ルルーシュ「…一番手っ取り早い方法はそれしか無いでしょう」
俺「…ならどっちがやる?」
ルルーシュ「…。」
俺「…。」
ルルーシュ「それはおいおい決めましょう…。とにかく、兄上はこの女が目を覚ますまで監視して貰っておいても良いですか?」
俺「それは構わないが…」
ルルーシュ「それともう一つお願いがあるのですが…」
俺「もう一つ?」
ルルーシュ「暫くナナリーの事を守ってやってくれませんか?」
俺「ナナリーを?いったいどう言う事だ?」
ルルーシュ「俺以外のギアスユーザーが近くに現れました」
俺「何?…」
ルルーシュ「同じギアスユーザーとして、そいつは俺が何とかします…」
ルルーシュ「ですから兄上にはこのクラブハウスを守って貰いたいのです」
俺「分かった…。ところでC.C.はどうしたんだ?ギアスユーザー相手なら彼女の力は色々と役に立つ筈だろ」
ルルーシュ「あいつならここを出て行きましたよ…」
俺「えっ…」
アッシュフォード学園
俺「数日だけクラブハウスの出入りを暫く禁止にして欲しいんだが…」
ミレイ「そりゃあできない事は無いけど…」
俺「ありがとう。助かるよ」
ミレイ「ねぇ…まさか皇子だって事…」ヒソヒソ
俺「いや、その変は大丈夫…。その事は誰にもバレてない…俺達が生きてる事を知ってるのはアッシュフォード家だけだ…」
ミレイ「アッシュフォードねえ…」
俺「うん?」
ミレイ「あたしね、まーたお見合い」
俺「ああ…」
俺(前も話してたな…)
ミレイ「ねぇ、どうしたらいっかな?」
俺「どうって…」
1そう言われても、俺にはどうしようも…
2ミレイには色々世話になってるし、後10年くらい待ってくれるなら、じゃあ俺が…なんて…
3良い相手なら結婚してみれば良いんじゃないか?
多数決下3まで
アッシュフォード学園
俺「そう言われても、俺にはどうしようも… 」
ミレイ「…。」
俺(まぁ、こう言うしか無いよな…)
シャーリー「会長、俺さーん!」タッタッ
俺「あ…シャーリー…」
ミレイ「シャーリー!?朝練復活すんの?」
シャーリー「はい、落ち込んでても仕方ないし」
ミレイ「ふふっ、私も見習おうかな?アンタの行動力」
シャーリー「あはは何言ってるんですかぁ、会長の行動力には勝てませんよ」
ミレイ「あれ?シャーリー。今日はいつもの聞かないの?」
シャーリー「え?何をです?」
ミレイ「何って、俺に会ったら今日はルルが来てるのか毎回…」
俺「あ…」
シャーリー「…ルル?ルルって誰の事ですか?」
ミレイ「え?…」
水泳部仲間「シャーリー!朝練始まっちゃうよ!」
シャーリー「あー今行くー!それじゃ2人ともまた」タッタッ
ミレイ「う、うん…。今の何?…」
俺「ああ…いや、何かルルーシュとシャーリーの奴。喧嘩期らしくて…」
ミレイ「で、他人ごっこ?可愛いプレイしてるわねえ、2人は」
俺「まぁ2人が仲直りするまで俺達も合わせてやらないか?…」
ミレイ「そうね。まぁ、可愛い後輩カップルの為だもんね」
俺「…。」
クラブハウス
銀髪の女「スゥ...スゥ...」
俺「ギアスユーザーの方はどうだ?」
ルルーシュ「いや、黒の騎士団にも捜索させてますが、未だに…」
俺「そうか…。C.C.の方は?」
ルルーシュ「あいつなら私は仲間じゃ無い。只の共犯者だ…とここを出て行きましたよ…」
俺「何?…」
ルルーシュ「あの女の事だ。多分…」
銀髪の女「ん…」パチリッ
俺&ルルーシュ「…!」
銀髪の女「ここ…は…?」
ルルーシュ「兄上!」
俺「…ああ」スッ
俺内胸ポケット「銃」グッ
銀髪の女「え…何?…この手錠も…」グッ
手錠「」スッ
ルルーシュ「お前には聞きたい事が山程ある」
銀髪の女「えっ…」
ルルーシュ「…先ずお前の名前は?」
俺「…。」
銀髪の女「名前…何だろう?…」
俺「は?…」
ルルーシュ「しらばっくれるつもりか!?」
銀髪の女「…!」ビクッ
ルルーシュ「お前の部隊は!?ゼロの情報は他の誰に話している!?」
銀髪の女「わ、分からない…。分からないわよ…君が何を言ってるのか…」ビクビク...
ルルーシュ「貴様!未だそんな下手な演技を!」
俺「…待てルルーシュ。落ち着け」
ルルーシュ「え?…」
俺「この女、本当に記憶を失っているのかも…」
銀髪の女「…。」ビクビク
ルルーシュ「兄上…」
俺「この女の目には俺達への殺意が無い…」
ルルーシュ「…。」
銀髪の女「…。」
クラブハウス
ルルーシュ部屋
俺「はぁ、あの女。まさか記憶喪失とはな…」
ルルーシュ「あれでは他に何も情報が引き出せない…」
俺「…どうするんだ結局?」
ルルーシュ「…。」
俺「多分、このタイミングでもゼロの情報がブリタニアに回って無いって事を考えると…」
俺「恐らくあの女。記憶がなくなる前、ゼロを見つけた手柄を総取りする為に一人で探ってたんじゃないか?」
ルルーシュ「…今ゼロの正体を割る事ができればそいつは一気に階級も上がる。可能性は高いでしょうね」
俺「だから運が良い事にゼロの正体はあの女しか知らない…」
ルルーシュ「だがあの女は今記憶を失っている…」
俺「しかし、もし何かの拍子で記憶が戻ればブリタニアにゼロの正体がバレかねない…」
俺「そしてもう、ギアスが効かないから、あの女の記憶を消す事もできない…」
ルルーシュ「一番手っ取り早いのは口を封じる事でしょうけど…」
俺「今は記憶を失ってるのがちょっと…な…」
ルルーシュ「ええ…」
俺「…。」
ルルーシュ「…。」
俺(…これが普通のブリタニア軍人なら俺もルルーシュも躊躇無く口を封じるんだが)
ルルーシュ(今のあの女は、記憶を持たない只の弱い女…)
ルルーシュ(弱い者の味方である黒の騎士団のルールには反する者…)
俺(俺の性格がドライモンスターみたいなのなら、それでも躊躇無く殺してるんだろうが…)
俺(…残念ながら俺もルルーシュもC.C.に馬鹿にされるくらいの甘ちゃん)
俺「はぁ、面倒な女を拾ってしまったが…どうしたものか…」
1とりあえず記憶が戻るまでは置いておくか…
2もう甘ちゃんを辞める覚悟をし、これからは心を鬼にして口封じする
3仕方ない。記憶が戻るまで扇辺りに引き渡すか…
多数決下5まで
クラブハウス
ルルーシュ部屋
俺「とりあえず記憶が戻るまで置いておくか…」
ルルーシュ「正気ですか!?あの女はゼロを…俺達の弱点ですよ?それをミスミス…」
俺「…なら他にどんな手を打つ?」
ルルーシュ「それは…」
ルルーシュ「…。」
ルルーシュ「しかし、あの女がやがて記憶を取り戻したらどうするんですか?…」
俺「その時は黒の騎士団に勧誘してみないか?」
ルルーシュ「あの女を?…」
俺「ああ…。ヒントがあったとは言え、たった一人でゼロの真相にまで辿り着いたあの知略、そして勇敢さ…色々と使える気がする…」
ルルーシュ「確かに、能力的に見れば悪く無いが…」
俺「しかもあの女、一人で手柄を総取りするくらいの貪欲な出世欲を持った女だ」
俺「そう言う奴は動かしやすいだろ?」
ルルーシュ「ええ、そうですね」
俺「…だがあの女がもし黒の騎士団への入団を拒否すれば、その時はそのまや口を封じる」
俺「ギアスが効かない以上、それしか方法は無いと思う」
ルルーシュ「…分かりました。それで行きましょう」
俺「咲世子さんが帰って来るまでは俺が監視しておくが咲世子さんが帰って来てからはあの女に警戒しておくよう伝えておくよ」
ルルーシュ「…お願いします。俺の方はその間にギアスユーザーの方を何とかしておきますから」
俺「ああ…」コクッ
クラブハウス
俺部屋
扉「」バタンッ
俺「…。」スタスタ
銀髪の女「あ…」
俺「大丈夫…。別に何もしないよ…」スッ
銀髪の女「…。」
ソファー「」ストッ
俺「…記憶が無いんだったか?」
銀髪の女「ええ…」
俺「なら記憶が戻るまでウチにいろよ。其れ迄はここで面倒見てやるから」
銀髪の女「あ…」
俺「はぁ…」
銀髪の女「良かった…」
俺「うん?」
銀髪の女「君はさっきの子と違って優しそうな感じだから…」
俺「…。」
銀髪の女「私、いい人に拾って貰ったのね」ニコッ
俺(…どんな目してるんだこいつ。記憶が回復して交渉に応じなかった場合、殺す予定なのに)
銀髪の女「あ…な、名前…」
俺「俺だ…」
銀髪の女「俺君…」ニコッ
俺「…。」
ヴィレッタの好感度が4に上昇した
アッシュフォード学園
俺「…。」スタスタ
俺(ルルーシュは昨日の夜の内にギアスユーザーと決着をつけ、C.C.を取り戻したらしい)
俺(そのギアスユーザーの事は警官隊を使い殺害したらしいので、もうクラブハウスの立ち入りを禁止する意味も無い…)
俺(俺が居ない間、あの銀髪の女の監視も頼みたいので咲世子さんには明日から戻って来て貰うつもりだ)
カレン「おはよう」スタスタ
俺「カレンか…おはよう」スタスタ
カレン「…最近貴方、アジトで見ないじゃない」スタスタ
俺「最近はオフの方で何かと忙しくてな…」スタスタ...
カレン「…オフ?ふぅん、そっか。ランペルージ兄弟は何かとモテるもんね」
俺「カレンだって、猫被ってる時は意外とモテるじゃないか」
カレン「別に好きで被ってるんじゃないわよ…と言うか意外とって何?」
俺「…俺の知ってるカレンは今隣りに居るカレンとは似ても似つかないからな」
カレン「そりゃそうでしょうね。とにかく、機体の再調整も行うらしいから近い内に顔を出しなさいよ」
カレン「それじゃあ私行くわタッタッタッ
俺「ああ」
俺(どちらにせよ今日は顔を出す予定だ。ルルーシュとC.C.が中華連邦と接触するらしいので俺はゼロとして…)
ニーナ「あ…お、おはよう俺君…」スタスタ
俺「ニーナ?おはよう」スタスタ
俺(珍しいな。ニーナから声を掛けて来るなんて…この前ナニってる所気付かれたとは思って無い感じか)
ニーナ「あの…俺君。今日学校が終わったら…」
俺「あぁ、ごめん。今日も学校終わったら色々忙しいんだ」スタスタ
ニーナ「あ…そう…ですよね…。ごめんなさい…」スタスタ
ニーナ「…。」
─数時間後
クラブハウス
俺「ふう…」スタスタ
俺(次はゼロの用意したら黒の騎士団のアジトへ向かわないと…)
俺(俺が留守中のあの女の行動は、このクラブハウス中に設置した監視カメラによって全て見れるようにしてあるが…)
俺(大人しくしていただろうか…)スタスタ
ナナリー「あ、俺お兄様。お帰りなさい」
俺「ただいまナナリー。今日は咲世子さん居なかったけど、大丈夫だったかい?」
ナナリー「はい。お兄様のお連れの方が良くしてくれましたので」
俺「俺の連れ?…」
銀髪の女「あ…俺君。お帰りなさい」ペコリッ
俺「…。」
ナナリー「食事の用意から色々とやって頂いたんですよ」ニコッ
銀髪の女「俺君の分も作ってますよ?一緒に食べます?*
スープ「」
俺「…。」クイッ
銀髪の女「あ…」スタスタ
ナナリー「どうしたんですか?」
俺「ごめんナナリー。少し席を外す」
ナナリー「???」
廊下
銀髪の女「あの子、俺君達の妹さんですか?優しくて良い子ですね」
俺「…。」
1…誰が勝手に好きに歩き回って良いと言った?お前がナナリーには近付くな!
2色々あって不自由なんだ…。ナナリーには優しくしてあげて欲しい
多数決下3まで
クラブハウス
廊下
俺「色々あって不自由なんだ…」
銀髪の女「そうみたいですね…」
俺「ナナリーには優しくしてあげて欲しい」
銀髪の女「ええ、勿論」
銀髪の女「私も俺君に優しくして貰った分、あの子の事を優しく扱いますから」ニコッ
俺「ありがとう…」
銀髪の女「あ、それと俺君の晩御飯…」
俺「いや、俺の分は必要無い。ナナリーと一緒に食べてやってくれ」
俺「俺は今日、この後用事があるから」
銀髪の女「そうなんですか…。じゃあいつか俺君も食べて下さいね」
俺「あ、ああ…」
俺(…こいつの記憶が戻ったら殺す事になるもしれないのに、何をやってるんだ俺は?)
ヴィレッタの好感度が5に上昇した
黒の騎士団アジト
ディートハルト「紅蓮弍式の再調整後の慣熟訓練は予定通りです」
ディートハルト「しかし漆黒の方ですが…」スタスタ
ゼロ「其方は良い。俺に任せておけば後は勝手にやるだろう」スタスタ
ディートハルト「…そうですか。分かりました」
ゼロ「再調整に必要なパーツは?」
ディートハルト「キョウトとインド軍区の間で話がついた為、後は開発チームとラクシャータの到着待ちで」
ゼロ「そうか、なら良い。黒の騎士団の再編計画の方はどうなっている?順調か?」
ディートハルト「ええ、組織の細胞化現在92%。構成員も階層1から14まで割り振ってあります」
ディートハルト「指示通り、ブリタニアが所有している倉庫にも此方の協力員を送り込みました」
ディートハルト「関東ブロック、全564箇所にも戦力、人員を分散してあります」
ゼロ「ほう…。なかなかだな。ではブリタニア軍の動きは?」
ディートハルト「発見された此方の拠点32箇所。内ダミーは11箇所」
ディートハルト「逮捕されたのは47名ですが、階層8以上とは情報が遮断されている為ブリタニアもそれ以上は探れません」
ディートハルト「キョウトの後押しもあってか、一般民衆が軍や警察に通報するケースもほぼなくなりましたし…」
ディートハルト「ブリタニア内の協力者リストも…」
ゼロ「此方で手配したグループだな?」
ディートハルト「あ、はい。それです」
ゼロ「そうか。ご苦労だったなディートハルトよ」
ディートハルト「いえいえ、これくらいは…」
俺(この男、前は急に作戦を放棄したかと思ったら予想以上に有能だな…)
俺(扇や玉城の数倍は働いてる)
ディートハルト「あぁ、それとゼロ」
ゼロ「何だ?」
ディートハルト「藤堂と四聖剣については未だ捜索中です」
ゼロ「そうか。引き続き作業を続けろ」
ディートハルト「了解しました」
ゼロ「フッ、だが最初は10人にも満たなかった黒の騎士団が随分と増えたものだな…」
ディートハルト「今やそれ程この国が黒の騎士団を支持していると言う事です」
ゼロ「フン。新規参加した構成員のデータに目を通しておきたい」
ディートハルト「はい。既に此方に用意してあります」スッ
フロッピー「」
クラブハウス
ルルーシュ部屋
俺「中華連邦との交渉はどうだった?」
ルルーシュ「問題ありません。上手く潜り込みましたよC.C.が」
俺「そうか…」
ルルーシュ「それよりあの女がナナリーと一緒に居た事の方が疑問なんですが…」
俺「…俺が許可した。だが何か変な動きをするようであれば即殺す」
ルルーシュ「そうですか…。俺も念の為、帰りにブリタニアの軍の者からあの女の素性も調べておきましたよ」
俺「そうか?どうだった?」
ルルーシュ「あの女の名前はヴィレッタ・ヌゥ…どうやらオレンジ君の部下だったみたいです」
俺「ああ、あの時の…って事はあの女も純潔派の一人だったのか」
ルルーシュ「ジェレミアが起こしたオレンジ事件により、一兵卒まで位を落とされたので当然同じ純潔派だったあの女も一兵卒まで位を落としています」
ルルーシュ「そして純潔派は成田での戦いで壊滅…ジェレミアは死に、唯一残ったあの女は一人でゼロを追っていたみたいです」
俺「なるほど…。手柄を欲してたのも納得だな…」
ルルーシュ「しかしそれも失敗し、今は記憶を失っている…」
俺「ブリタニア軍での扱いはどうなってるんだ?」
ルルーシュ「元々一兵卒まで落ちていた身。特に捜索もされずMIA扱いとなっていましたよ」
俺「そうか…」
俺「ブリタニアでは既に死亡扱い…」
俺「…そしてもし今後記憶が戻り、黒の騎士団への入団を拒否すれば殺す事になる」
俺「あのヴィレッタとか言う女にとったら、帰る場所すら無い状態の記憶が無くなる前より記憶が戻らない今の方が幸せなのかもしれんな…」
ルルーシュ「…。」
俺「…まぁそんな事より、こっちも重大な報告があるんだ」
ルルーシュ「兄上からも重大な報告?…」
俺「ディートハルトから見せて貰った、黒の騎士団に新規参加したメンバーに目を通していたんだが……」
ルルーシュ「はい」
俺「その中に…ニーナが居た…」
ルルーシュ「えっ…?に、ニーナが?…」
クラブハウス
俺部屋
扉「」ガチャッ
俺「…。」スタスタ
銀髪の女「あ…随分遅かったんですね…。すみません、先にお休みさせて貰って…」
俺「いや、それは別に構わない」フルフル
銀髪の女「うふふ、ありがとう…俺君はやっぱり優しい子ですね」ニコッ
俺「…。」
俺「何か思い出した事は?」
銀髪の女「あ…それが…。未だ全く…」
俺「そうか…」
銀髪の女「すみません…。早く思い出して出て行った方が良いですよね?…」
銀髪の女「いつまでもここに居ると俺君にも迷惑ですよね…」
俺「…。」
俺「実はこっちで君の記憶が無くなる前の事を調べさせて貰った」
銀髪の女「えっ…?」
俺「君が記憶を失う前に何をしていたのか大体の事は分かったよ」
銀髪の女「じゃあ、その…逆になってすみませんが、私が記憶が無くなる前に何をしてたのか教えて貰っても良いですか?…」
俺「…。」
1お前の名前はヴィレッタ・ヌゥ。ブリタニア軍の純潔派に属していた軍人だ
2…いいや。君はもう過去の事は忘れ去って、ここから新たに優しい子として生き直した方が良い
3情が移る前に今の内に暗殺してしまう
多数決下5まで
クラブハウス
俺「…いいや」フルフル
銀髪の女「え?…」
俺「君はもう過去の事は忘れ去って、ここから新たに優しい子として生き直した方が良い」
銀髪の女「あ…」
俺「…そうしてくれた方がきっとナナリーも喜ぶ」
銀髪の女「…そんなに酷い過去だったんですか?」
俺「そうじゃ無いが…」
銀髪の女「じゃあ私は俺君がそうしろって言ってくれてるんだから、そうします」
俺「良いのか?…」
銀髪の女「ええ。確かに自分の記憶の無くなる前の事は気になりますが…」
銀髪の女「でもきっと、俺君は私を心配して善意で言ってくれてるって信じられますから」ニコッ
俺「そうか…」
俺(彼女には帰る場所ももう無いようなものだ)
俺(戻っても彼女に選択権は無い…拒絶すれば死が待つのみ…)
俺(だったら記憶が戻らないに越した事は無い…)
俺(このまま、俺やルルーシュの代わりにナナリーの相手をしてやってくれればそれで…)
ヴィレッタの好感度が7に上昇した
翌朝
アッシュフォード学園
ルルーシュ「向こうへ行ったC.C.次第ですが、中華連邦との交渉が上手く行けばほぼ条件はクリアされる」スタスタ
俺「先ずはコーネリアからこの国をブリタニアから奪う事ができそうだな」スタスタ
ルルーシュ「ええ。まぁ其れ迄に俺達が…」
スザク「おーい!ルルーシュ!俺さん!」タッタッタッ
俺「うん?スザク?」クルッ
ルルーシュ「どうしたんだ?」クルッ
スザク「おはよう。珍しいね、二人が揃って登校するなんて」
俺「そうか?」
スザク「そうですよ。最近はどっちかが来てたらどっちかが休んでましたし」
スザク「二人とも頭良いからって、ちゃんと来ないと留年しますよ」
ルルーシュ「そっちこそ、似たようなものだろ?」
スザク「こっちは仕事。黒の騎士団の動きが活発になってるから…」
ルルーシュ「お前、技術部なんだろ?」
スザク「あぁ…手が足りないんだよ。何処も…」
ルルーシュ「ふーん」
俺「だがナナリーもスザクに会いたがってたぞ」
スザク「え?僕に?」
俺「ああ。今晩はウチで食べて行かないか?」
スザク「それじゃあ今晩なら?でもいいんですか?迷惑かけちゃ…」
ルルーシュ「気にするなよ。俺達の仲」
バイク「」キキイッ!!
アッシュフォード学園前
バイク「」
リヴァル「うぉい!ルルーシュ!?」タッタッ
俺「リヴァル?」
リヴァル「会長、今日お見合いするって知ってたか!?」
ルルーシュ「ああ、らしいな。兄上から聞いたよ」
リヴァル「うわぁぁ!二人とも何で俺に教えなかった!」
ルルーシュ「教えたら泣くだろ」
リヴァル「笑ってみせる!」
スザク「大丈夫。僕も知らなかったから」
リヴァル「天然?」
ルルーシュ「そう言う所が天然だって言うんだよ」
俺「はは…じゃあ食事の件、ナナリーに伝えて来るよ」
スザク「え?今からで大丈夫ですか?」
俺「大丈夫。3年は1限の開始遅いからな」スタスタ
ルルーシュ「フッ…全く仕方ないな兄上は」
リヴァル「俺の悩みは置き去りですか…」
クラブハウス
銀髪の女「咲世子さん。ナナリーさんの授業が2限目からだから、もうすぐしてから来るみたいです」
ナナリー「そうなんですか。でも寂しくありませんね、俺お兄様の恋人さんが一緒に居て下さるから」
銀髪の女「えっ…?ああっ…わ、私はそんな…俺君の恋人とかそんなんじゃ…///」
ナナリー「あれ?違うんですか?」
銀髪の女「あっ…そ、その……///」
「いやぁ、お取り込み中の失礼するよ」
銀髪の女「…!」ハッ
ナナリー「???」
銀髪の女「だ、誰!?貴方…」ガタッ
マオ「君の方こそ誰だよ。ブリタニア軍の女がどうしてこんな場所に居るの?」
銀髪の女「えっ…?」
銀髪の女(私が…ブリタニア軍の女?…)
マオ「僕が用があるのは、そこの妹さんなんだけど?」カチャッ
ナナリー「ぁ…」ビクッ
銀髪の女「なっ…や、やめて!ナナリーさんに手を出さないで!」スッ
マオ「ふふっ、怯えてるのに彼女を守る為に勇敢だね」
銀髪の女「ッ…」
銀髪の女「わ…私の事は好きにしても良いから、だから彼女には…」
マオ「いいや、残念だけど君は必要無い。でも、そこまで言うなら君にも駒になって貰うよ」グッ
銀髪の女「えっ…」
ナナリー「あっ…!」
ドシュッ
クラブハウス
廊下
俺「おーい、ナナリー!」
俺「…うん?」クンッ
俺(何だ…?血の臭い…?)
俺「はっ…!?まさか!」ダッ
俺(あの女…!もしやナナリーを!?)ダッ
クラブハウス
食事部屋
俺「ナナリー!?」
扉「」ガチャッ
俺「はっ!?」
向かいの席「」
銀髪の女「うっ…」腹「」ドクドク...
俺「お、お前……その姿は…」
銀髪の女「ッ…」ドクドク...
携帯「非通知」ピリリッ
俺「…誰だ?」ピッ
マオ『やあお兄さん。初めまして』
俺「…お前がナナリーを攫ったのか?」
マオ『うん。正解。妹さんは僕が攫った』
俺「ッ…ナナリーを返せ!!」
マオ『でも残念、お兄さんは怖いから僕のゲームには参加させてあげない』
俺「何?ゲームだと?…」
マオ『うん、そう。お兄さんがそこから一歩でも動けば、その目の前の女を僕は撃ち殺す』
俺「…!」
銀髪の女「くっ…」腹「」ドクドク
俺(この女を…?)
俺「…お前は今何処に居る?」
マオ『僕は今、君達が居る場所を監視してるよ』
俺「…なんだと?」キョロキョロ
マオ『おっと、お兄さんがそこから動くのはNGだ。そこから動けばその女を狙撃するよ?』
俺(狙撃?つまりこいつは俺達を見下ろせる高いところに居るのか?…)チラッ
マオ『その女に触れるのもダメだ』
俺「しかし、このまま放置すればこいつは出血多量で死んでしまうぞ?…」
銀髪の女腹「」ドクドク...
マオ『あははは。そんな事別に関係無いさ、僕には』
俺「あ…クソッ!くっ…おいお前、大丈夫なのか?…」
銀髪の女「わ、私の事は…良いから……。お前は…直ぐに、ナナリーを…」
俺「…!」
俺(くっ…どうする?ナナリーを助けに行きたいが、そうすればこの女が狙撃される…)
俺(だが俺がこの女に触れても此奴は狙撃すると…)
銀髪の女「くっ…」ドクドク...
俺「ッ…」
1しかし今直ぐナナリーを助けに行く
2先ずはどうにか目の前のヴィレッタを助ける(※身体能力最強なので判定無しで負傷で済む)
多数決下3まで
クラブハウス
食事部屋
俺(だがこのまま見殺しにはできない…)チラッ
窓「」
銀髪の女「うぅっ…」ドクドク...
俺(…恐らくあの背後の窓…向かい側の棟から俺達を覗いてる)
俺(そして俺がこの場を動いた瞬間に引き金を引き、ヴィレッタと言う女を撃ち殺す構え…)
俺(だが向かい側の棟ならば俺が反応し、奴が引き金を引く…そして弾が此方に到達するまでは1秒以上ラグがある筈…)
俺(なら行ける!)スッ
ダァンッ!!
俺「はっ…!?」ダッ
俺(馬鹿な!?速い!?)
俺「ッ……!」バッ
向かい側の棟
マオ(残念。僕にはお兄さんが、その女を助ける為に動き出そうとしてるってのも見えてるんだよね………)
マオ「……は?」
白兵最強の為判定無し
クラブハウス
食事部屋
俺「くっ…!」バッ
銀髪の女「」ギュウッ
ライフルの弾「」ビュオッ
俺腕「」ブシュッ
俺「くうっ!?」
銀髪の女「」ヒュ-ン...
ドサッ
俺「ぐっ……」
俺右腕「」ドクドク...
向かい側の棟
マオ「あーあ…。こっちはそっちのタイミングと同時に撃ったのにさぁ、弾より速く動いて腕一本と引き換えに人質も助け出すとかさぁ…」
マオ「頭も良いし身体能力も強いとかどんだけ化け物なんだよ。ルルのお兄さん」
マオ「はっ、まぁいいや。どちらにせよこれでお兄さんの方は動けない」クルッ
マオ「これからがルルとのゲームの始まりだよ」スタスタ
クラブハウス
食事部屋
俺右腕「」ドクドク...
俺(クソッ…骨がイカれたか…。まぁいい…)チラッ
俺「おいお前!大丈夫か!?」
ヴィレッタ「な…何故また…庇ってまで…私を助けた…?ドクドク...
俺「何故って……だって言っただろ?…」
ヴィレッタ「え?…」
俺「これからはもう過去の事は忘れ去って、ここから新たに優しい子として生き直した方が良いって」
ヴィレッタ「ぁ…」
俺「お前は生き直そうとしているのに、その芽を他の誰かに勝手に摘まれてたまるかよ…」
ヴィレッタ「……ふっ…やっぱり、優しい…奴…」スッ
俺ほほ「」スッ
俺「あっ…」
ヴィレッタ「私……は……」ガクッ
俺「あっ!?おい!?しっかりしろ!?」
ヴィレッタ「」ドクンッ...ドクンッ...
俺(…あ…心臓は未だ動いてる)
俺「ふぅ…失血し過ぎて気絶しただけか…」
俺右腕「」ドクドク...
俺(だが俺ももうこれ以上は無理か…)携帯スッ
俺「ルルーシュ。聞こえるか…?ナナリーが攫われた…」
俺「ギアスユーザーがこの学園に現れた…。どうやら死んでなかったらしい…」
俺「ああ…。決着をつけに行ってこい…」ピッ
俺「はぁ……。痛って…」
ヴィレッタの好感度が8に上昇した
翌日
クラブハウス
俺(結局、ナナリーはルルーシュとスザクの協力によって救出され…)
俺(マオと言うギアスユーザーは、マオが未だ生きていると言う事を感じ取り中華連邦へ行かずに引き返して来たC.C.によりトドメをさされた…)
ルルーシュ「兄上…。傷の方は?」
俺「ああ。銃弾貫通した所為で折れてるが…まぁその内に治るだろ。大した事無い」
ルルーシュ「なら良いのですが…あのヴィレッタとか言う女は?」
俺「咲世子さんが直ぐに治療してくれて一命を取り留めたよ。未だ気は付かないが…」
ルルーシュ「そうですか…。起きたらナナリーを守ろうとしてくれた事、礼を言っておかないと…」
C.C.「私も謝っておく。すまなかったな、中華連邦へは…」スタスタ
俺「…いや、気にするな」
俺「よく戻ってあの男を始末してくれたよ。俺達だけでは手の負えないギアスユーザーだった…」
C.C.「…。」
ルルーシュ「計画も全て組み直した。問題無い…お前の利用価値が変わっても計画に差しつかえる」
ルルーシュ「それよりも今日は念願の駒が2つ揃う日だ」
俺「2つ?1つじゃなくてか?」
ルルーシュ「ええ。藤堂鏡志朗の行方が分かったと扇から連絡が有りました」
俺「本当か?」
ルルーシュ「ええ、まぁ兄上はその腕では今夜は出られ無いでしょうけど…」
俺「…。」
ルルーシュ「問題有りません。兄上抜きでもこっちで上手くやりますよ。それよりも一つ相談が…」
俺「うん?」
クラブハウス
俺「…珍しいなルルーシュ。俺に相談ってのは何だ?」
ルルーシュ「7年前に比べて、スザクの奴…変わったと思いませんか?」
俺「うん?スザクが?…」
ルルーシュ「ええ…。昔はもっとガサツで…あんな風に他人優先な奴じゃなかった」
俺「確かに昔はあんなでは無かったが…」
俺(……なんなら歳上の俺も昔は殴られまくってまし)
俺「だが何が言いたい…?」
ルルーシュ「あいつは10歳の時に…自分の父親を殺していた…」
俺「なっ…!?」
ルルーシュ「あの時の戦争は、枢木首相が自決する事で軍部を諌めた訳じゃ無かった…」
ルルーシュ「全ては、スザクが…」
俺「ッ…」
俺「そうか…。だが納得が行った…あいつが俺達とは違い、過程を大事にしている理由…」
俺「あいつは未だにその時の呵責で…」
ルルーシュ「他人の心を読むギアスを持つマオにも言われてました…」
ルルーシュ「あいつは人を救いたいのではなく、人を救って自分が死ぬ事で自分自身を救いたい…」
ルルーシュ「つまり…死にたがりなのだと…」
俺「スザク…」
ルルーシュ「計画通りに進めばやがて俺や兄上はナナリーの側には居られなくなります…」
俺「ああ…」
ルルーシュ「ですが、昨日のマオのような例もある…。その時にナナリーを俺達以外で護ってやれる存在が必要じゃありませんか?…」
俺「そうか。それをスザクに…」
ルルーシュ「ええ…。ナナリーが生きる目的になるのなら、スザクが死に急ぐ事も無い筈…」
俺「…。」
ルルーシュ「兄上…」
俺「ナナリーは俺達の大事な妹だし、スザクは俺達の親友だ…」
ルルーシュ「ええ…」
俺「良いだろう。スザクにナナリーのナイトとなってくれるように頼もう…」
俺「…必要ならば、ゼロの正体を明かす事になったとしても」
ルルーシュ「はい」コクッ
アッシュフォード学園
ルルーシュ部屋
C.C.「おいルルーシュ。あの事を兄貴には話さないのか?」
ルルーシュ「あの事?…」
C.C.「とぼけるな。使ったんだろう?あのニーナとか言う小さいメガネ女にもギアスを」
ルルーシュ「ああ…」
アッシュフォード学園
中庭
ニーナ『あ、あの…。ルルーシュ?どうしたの?私に話があるって…』
ルルーシュ『ニーナ。悪いが、俺の質問に全て答えてくれないか?』シュウウ
ニーナ『あっ…』キ-ン!!
ニーナ『うん…良いけど…』
ルルーシュ『…ならニーナはゼロの正体を知っているのか?』
ニーナ『ううん…。ゼロの正体は知らない…』
ルルーシュ(俺の正体を知られていた訳では無かったか…)
ルルーシュ『じゃあどうして黒の騎士団へ入った?お前はイレブンが苦手なんじゃ無かったのか?』
ニーナ『うん。イレブンは今も苦手だけど…でも、黒の騎士団には俺君が居たから…それにカレンも…』
ルルーシュ(兄上とカレン?…どう言う事だ?…)
ニーナ『私も何か俺君の力になりたくて…それにこのままだと俺君、カレンとどんどん仲良くなって…恋仲に発展しそうな感じがして…』
ニーナ『だから私も、その…カレンに負けずに、どうにかして俺君に近づこうと…』
ルルーシュ(意味が分からん…。何故ニーナが兄上にそこまで拘る?)
ルルーシュ『ニーナにとって、俺の兄上は何なんだ?』
ニーナ『す、好きな人…///』
ルルーシュ『好き?…兄上を?…』
ニーナ『うん。毎晩、俺君とのシチュエーションを色々妄想して…一人でエッチな事してるの…///』
ルルーシュ『そ、そうか…』
ルルーシュ(いや、そこまでは聞いてないんだがな…)
ルルーシュ『……分かった。ありがとうニーナ。もう良いよ』スタスタ
ニーナ『うん……あ、あれ?私…』キョロキョロ...
ルルーシュ「もしニーナにもゼロの正体を知られていればマズイと思ったが、まさか狙いが兄上だったとは…」
ルルーシュ「正直、俺にはどうすれば良いのか分からん…」
C.C.「フン、童貞め」
ルルーシュ「…ならお前ならどうするC.C.?」
C.C.「知るか、私を巻き込むな。自分で考えろ」ボフッ
ルルーシュ「…。」
黒の騎士団アジト前
カレン「はぁ?骨折したぁ?」スタスタ
俺「あぁ…」スタスタ
カレン「何やってんの?今日から開発チームが合流するってのに」
俺「仕方ないだろ。学園に全く関係無い侵入者が入って来て、ナナリーが誘拐されたんだから…」
カレン「ええっ!?そ、そんな事あったの?…私にも連絡くれたらナナリーの救出なら手伝ったのに」
俺(…そんな事したらゼロの正体がバレるじゃん)
俺「まぁ俺の腕一本で何とかなったから良いさ」
「良くないわよぉ。折角紅蓮と漆黒の2機の調子を見れるかと思ってたのに、漆黒の方は出撃不可ぁ~?」
カレン「うん?」
俺「あ…」
ラクシャータ「アンタ達がパイロットでしょお?」
カレン「…誰?」
ラクシャータ「アンタ達の乗ってる子の母親」
カレン「母親ぁ!?」
ゼロ「間に合ったようだな」スタスタ
ラクシャータ「アンタがゼロ?噂は色々聞いてるわ」
ゼロ「こちらこそラクシャータ。君のニュースは良くネットで拝見したよ」スッ
ラクシャータ「私の?」ギュッ
ゼロ「医療サイバネティック関係の記事をね」
ラクシャータ「昔の話は嫌い。それよりもこれ…」鍵スッ
トランク「パカッ」
パイロットスーツ「」
俺「パイロットスーツ…?」
ラクシャータ「京都土産よ」ニヤッ
黒の騎士団アジト
俺(黒の騎士団エースの一人である俺が出られなかった代わりに、藤堂救出作戦には藤堂を取り巻く4人の日本人…四聖剣にラクシャータの持って来た月下4機を渡し自ら働いて貰う事となった)
月下「」ブウンッブウンッ
サザーランド「」ザシュッドガ-ン
サザーランド「」ザシュッドガ-ン
朝比奈「凄いよこの月下。無頼とは大違いだ」
卜部「うむ。これなら…!」
俺「強いな…月下と言うナイトメア…。さすが紅蓮の量産機なだけある…」
俺「そしてその機体を乗りこなす四聖剣ってのもなかなか…」
ラクシャータ「うーん付属武器との連動が未だ甘いかなぁ…」
俺「…うん?」
開発者A「いや、ラインじゃないですか?」
開発者B「認識にコンマ07のズレがあります」
ラクシャータ「キョウトの爺ちゃん達も、もっと良いパーツ回してくんないとさぁ」
俺(このラクシャータと言う女も開発チームっぽい癖があるらしい…)
俺(しかし、このまま行けば順調に…)
千葉「中佐!」
朝比奈「お帰りなさい藤堂さん」
藤堂「皆んな、手間をかけさせたな」
藤堂専用月下「」
仙波「安いものです」
藤堂「ゼロに協力する!ここの残存兵力を叩くぞ!」プシュ-
四聖剣「「承知!」」
俺(藤堂の救出と黒の騎士団への吸収も終わった。後は…)
ランスロット「」ウイ-ン
ルルーシュ「これはこれは、残った問題が自ら出てきてくれたとは」
黒の騎士団アジト
モニター「」
ラクシャータ「アレかい?ゼロがてこずってる白兜ってのは?」
扇「あ…はい…。一応そこに居る俺のみが唯一勝った事があるのですが、他の者はてんで…」
ラクシャータ「ふぅん…」
俺「…。」
俺(白兜…。だが、俺じゃなくても既にルルーシュも奴への対策は立ててある…)
俺(…冷静に戦えば、勝てない相手では無い)
ゼロ「奴の動きには一定のパターンがある。最初のアタックは正面から、フェイントをかける事は絶対に無い」
ランスロット「MVS」ブウンッ
紅蓮「」ドウッ
ゼロ「躱された場合次の攻撃を防ぐ為、直ぐに移動する。移動データを読み込め」
ランスロット「」ドウッ
ゼロ「S57!」
月下「」ドウッ
ランスロット「ヴァリス」カチャッ
ブウンッ
ヴァリス「」クルクルッ
月下「カチャッ」
ゼロ「そうだ。その場合、次のアクションは後方へと距離を作る」
ゼロ「座標はX23」
藤堂月下「」ウイ-ン
ランスロット「」ズシ-ン
俺(これで…)
ルルーシュ「チェックだ!」
藤堂月下「」ドシュドシュドシュッ
ランスロット「」バッバックルッ
藤堂「読んだのか3段突きを…だが!」ブイ-ン!!
ランスロットコックピット上「」ズバアッ
俺「なっ…!?馬鹿な…」ガタッ
ラクシャータ「…うん?」
扇「どうしたんだ?…」
ランスロット「スザク「…。」」
ルルーシュ「嘘だ…」
藤堂「スザク君…なのか?…」
カレン「えっ…?ええ…?」
カレン「あっ…指示を!次の指示を下さいゼロ!」
ルルーシュ「ぁ……」
ルルーシュ(今までのが全部……スザク!)
黒の騎士団
潜水艦内
俺(俺やルルーシュはスザクにナナリーのナイトになって貰おうと思っていた…)
俺(だが、スザクがあの白兜のパイロットだったと言う事が判明して全てが水の泡となった…)
俺(…当然、あの場でルルーシュがスザクを殺す事なんて出来ず俺達黒の騎士団は撤退した)
ゼロ「それでは、黒の騎士団再編成による新組織図を発表する」
ゼロ「軍事の総責任者に藤堂鏡志朗」
藤堂「…。」
他の黒の騎士団メンバー達「」ザワザワ
朝比奈「うん」
ゼロ「情報全般、広報、諜報、障害の総責任者にディートハルトリート」
ディートハルト「…。」
玉城「…このブリタニア人が?」
卜部「しかもメディアの人間だぞ」
千葉「ゼロ。民族に拘るつもりは無いがブリタニア人を起用する理由は?」
ゼロ「理由?では私はどうなる?知っての通り、私も日本人では無い」
ゼロ「必要なのは結果を出せる能力だ。人種も過去も手段も関係無い」
玉城「分かった。分かったよ…」
ゼロ「副司令は扇要」
扇「オレが?…」
ゼロ「不服か?」
扇「い、いや…オレなんかよりも彼の方が…」チラッ
俺「…。」フルフル
扇「そ、そうか…」
杉山「まぁ、元々のリーダーは扇だしな」
ゼロ「技術開発担当にラクシャータ」
ラクシャータ「当然」
ゼロ「零番隊隊長に紅月カレン」
カレン「…零番隊?」
ゼロ「零番隊だけは私の直轄となる。親衛隊と考えて貰えれば良い」
カレン「私が、ゼロの親衛隊…」
ゼロ「一番隊隊長、朝比奈省吾。二番隊隊長、仙波崚河。三番隊隊長影崎絆───」
カレン(あれ?俺は…?)チラッ
俺「…。」
カレン(どうして一番能力のある俺の名前は挙がらないの…?C.C.だって…)
C.C.「…。」髪の毛スッスッ
ゼロ「第二特務隊隊長。玉城真一郎。以上だ」
玉城「よっしゃあ!」
黒の騎士団アジト
ゼロ部屋
俺(…白兜のパイロットだったスザクは俺達の思惑とは裏腹に、ナナリーの騎士では無くユーフェミアの騎士になってしまった)
俺「…ルルーシュ、スザクの事だが」
ルルーシュ「…。」
C.C.「お前らは何を悩んでいる?」
俺「…。」
C.C.「簡単な事だろう?枢木スザクにギアスを使えばいい」
ルルーシュ「…駄目だ」
C.C.「何故だ?…意地か?それとも友情?プライドか?」
ルルーシュ「ッ…全部だ」
C.C.「例え殺す事になっても…か?…」
ルルーシュ「…。」
俺「…スザクを捕まえて、もう一度説得しよう。黒の騎士団へ入れと」
ルルーシュ「ええ…。俺も同じ事を考えてました…。そうするしか無いでしょうね…」
C.C.「だが、再び断られた時はどうする?」
俺「その時は……」
ルルーシュ「断らせはさせない。俺が必ずアイツを…」」
ルルーシュ「兄上、スザクの説得は俺に任せて下さい。必ずアイツを黒の騎士団へ参加させてみせます」
俺「ルルーシュ…」
俺(ルルーシュには唯一無二の力、ギアスがある…。それは最終手段となるが、それがあるなら確かにルルーシュの方が…)
1ルルーシュに任せる
2……いや、俺がスザクを説得してみる
多数決下3まで
黒の騎士団アジト
ゼロ部屋
俺「分かった。ルルーシュに任せる」
俺「…万が一に備えて俺も近くで待機はしておくが」
ルルーシュ「ええ。お願いします…」
数日後
生徒会室
リヴァル「それでは、我アッシュフォード学園生徒会風紀委員枢木スザク君の騎士叙勲を祝いまして」
リヴァル「おめでとうパーティー開始!」
他の生徒達「「かんぱーい!」」
生徒A「いやあすげえよなぁ」
生徒B「おめでとう!スザク君!」
ミレイ「企画立案はナナリーだよ」
ナナリー「お祝い、いっぱいされたでしょうけど私達のも受けて頂いますか?」ニコッ
スザク「勿論、すっごく嬉しいよ」
生徒達「「」」ワイワイ
扉「」ガチャッ
カレン「…。」スタスタ
シャーリー「あ、カレン。ピザ並べるの手伝って!」
カレン「…。」スタスタ
シャーリー「おーい?聞こえてる?…」
カレン「…。」スタスタ
カレン手「ナイフ」シャキンッ
手首「」ガシッ
カレン「!?」ビクッ
俺「よせよ…。今はパーティーに水を差すな…」グッ
カレン「あ…」
スザク「あ、俺さん!来てくれたんですか!」スタスタ
俺「やあスザク。ユーフェミア皇女殿下の騎士叙勲おめでとう」
スザク「ありがとうございます!」
スザク「あ、カレンも来てくれてたんだ」
カレン「え、ええ…」スッ
俺「ルルーシュも多分その内来るよ」
スザク「本当ですか?嬉しいなあ」
俺「フッ…」
カレン「…。」
クラブハウス
俺「…。」
ルルーシュ&スザク「」ペラペラ
シャーリー「あぁ、忙しい~」スタスタ
俺「…。」チラッ
周りの生徒達「「」」ワイワイ
俺「…。」チラッ
リヴァル&ミレイ&ロイド「「」」ペラペラ
俺(だいぶ盛り上がってるな…)
俺(俺もこの中で一人でポツンと居るのは不自然だな。誰かと話してとけ込まないと…)スタスタ
1カレンと話す
2ニーナと話す
3ヴィレッタの様子を見に行く
4リヴァル&ミレイ&ロイドと話す
5シャーリーの手伝いをする
6ピザのやけ食いでもするか…
多数決下3まで
クラブハウス
扉「」ガチャッ
ヴィレッタ「あ…」
ベッド「」
俺「咲世子さんから聞いたが、意識が回復したようだな」
ヴィレッタ「お陰様で…」
俺「はぁ、だが良かった」
ヴィレッタ「え?…」
俺「大事にならなくて…」
ヴィレッタ「…。」
ヴィレッタ「その…。あ…ありがとう…」
俺「うん?」
ヴィレッタ「いや、何度も助けて助けて貰ってるから…」
俺「…。」
ヴィレッタ腹「包帯」
俺「…。」
1ううん、気にするなよ。ちゃんと元気になるまで、ここでゆっくり傷を治してくれて良いから
2……記憶が戻ったのなら、質問がある
多数決下3まで
クラブハウス
俺部屋
俺「ううん、気にするなよ。ちゃんと元気になるまで、ここでゆっくり傷を治してくれて良いから」
ヴィレッタ「えっ…」
俺「君が早く元気になってくれた方がナナリーも喜ぶ」
ヴィレッタ「…。」
俺「…いや、ナナリーだけじゃ無く俺も嬉しい」
ヴィレッタ「えっ…///」ドキッ
俺「それじゃ、俺はまた出かけるけど何か不自由があったら咲世子さんを呼んでくれ」スクッ
ヴィレッタ「あっ…」
俺「うん?」クルッ
ヴィレッタ「あ…いや…。何でも…」
俺「そうか…。それじゃあゆっくりな」スタスタ
扉「」バタンッ
ヴィレッタ「…。」
ヴィレッタ(…ゼロ…ルルーシュの兄も、ゼロ並みに頭かキレるのは知ってる)
ヴィレッタ(だからアイツも、きっと私が既に記憶が戻っていた事にも気付いている筈…)
ヴィレッタ(…では、そうだと知ってて何故私を見逃す)
ヴィレッタ(私はお前達の弱点を掴んでいるようはものなのに…)
ヴィレッタ(何か魂胆が…?)
ヴィレッタ(いや、それとも何か別の理由が…)
俺『ううん、気にするなよ。ちゃんと元気になるまで、ここでゆっくり傷を治してくれて良いから…』
俺『君が早く元気になってくれた方がナナリーも喜ぶ。…いや、ナナリーだけじゃ無く俺も嬉しい』
ヴィレッタ(俺……アイツの事を考えれば、考える程…)ドクンッ
ヴィレッタ(あ…)ドキッ...ドキッ...
ヴィレッタ(…もしかして私、歳下好きだったのか?)
ヴィレッタ「フッ…///」
ヴィレッタ→俺の好感度が9に上昇した
undefined
潜水艦内
ゼロ「ユーフェミアが本国からの貴族を迎えにあの島にやって来る」
ゼロ「騎士である枢木スザクも、あの島に居る筈だ。戦略拠点では無い為、敵戦力も限られている」
ゼロ「これはチャンスだ」
俺(俺達はスザク捕獲の為に作戦を開始した)
俺(目的地は式根島。そこでラクシャータの開発した新兵器の罠を使ってランスロットごとスザクを捕獲し、説得する算段だ)
ゼロ「作戦は以上だ。開始時間になるまで各々作戦を確認し、出撃準備に取り掛かるように」スタスタ
カレン「スザク…捕獲して捕虜にするんだってね」スタスタ
俺「ああ…。だから言っただろ?勝手に早まるなって」スタスタ
カレン「あれは……まぁそうね」
ディートハルト「ゼロ…それに俺とカレンにも紹介したい人物がいるのですが…此方に来て頂けますか?」スタスタ
ゼロ「うん?」スタスタ
カレン「何?」スタスタ
俺(ディートハルトが紹介したい人物…?黒の騎士団関係の者だよな…)
俺(…ゼロ以外に俺やカレンも呼ぶって事は……まさか)スタスタ
潜水艦内
開発室
ニーナ「あ…。カレン…それに俺さん…」
カレン「え…?に、ニーナ!?何でアンタがこの潜水艦に!?」
俺(…はぁ、やはりな)
ゼロ「…。」
ディートハルト「ゼロ。彼女の名はニーナ・アインシュタイン。2人と同じく、アッシュフォード学園に在籍する黒の騎士団の末端だったメンバーの一人です」
カレン「ええっ…嘘…じゃあニーナも黒の騎士団に!?」
ニーナ「に、ニーナ・アインシュタインです…。宜しくお願いします…ゼロ…」
ゼロ「…私は現在の編成を変更させた覚えは無いが?」
ディートハルト「ええ…。ですが、彼女は一つ周りの群を抜きん出て凄い力を持っていました」
カレン「ニーナの凄い力?…」
ディートハルト「ええ。お二人のようにナイトメアを超人的に操れる…と言う事ではありませんが…」
ディートハルト「彼女の科学技術は既に超一流です。あのラクシャータも興味を示す程に」
ニーナ「そんな…//」
ディートハルト「ラクシャータの元で彼女の科学技術を存分に使わせてあげれば黒の騎士団の開発力は益々発展する事となるでしょう」
ゼロ「…。」
俺(…この男、黒の騎士団が能力主義なのを知ってニーナにまで目をつけたか)
俺(前にも思ったが、かなり頭はキレるみたいだな…。だがきっとカレンにスザクの暗殺を指示したのも此奴だろ…)
俺(キレ過ぎる故に危ないかもしれん…)
ゼロ「…彼女の優れた能力に気付いた点は誉めてやるが、勝手な事はするな」
ゼロ「最前線の人事は私が決める。お前の担当は軍事では無い」
ディートハルト「…承知しております」
潜水艦内
カレン「ニーナ…どうして黒の騎士団に入ったの?…」
カレン「貴方その…日本人が苦手だったんじゃ…?」
ニーナ「うん…。苦手だけど…」
カレン「…。」
ニーナ「私も何か…力になりたかったから…//」
俺「ゼロの力に?…」
ニーナ「あっ…う、うん…」
カレン「ああ、そっか…。確かにゼロって、素顔は見せてくれないけど変な信頼感みたいなカリスマ性があるもんね…」
ニーナ「うん…」
俺「逆に驚いたんじゃ無いか?俺やカレンが居た事に」
俺「特にカレンなんか学校に居る時と雰囲気180度逆だし」
カレン「…何よ?私の本当の姿がこうなら何か文句でもあんの?」
俺「別に否定はして無いだろ」
カレン「今の言い方は完全馬鹿にしてたわよ」
俺「はぁ、やれやれ…」
ニーナ「う、うふふ…。…でもちょっと安心しました…。2人も一緒ならきっと大丈夫だなって…//」
俺「そうか…」
カレン「何か分からない事あったら何でも聞いてね」
ニーナ「うん…。ありがとうカレン…」
俺「さて、とりあえず俺達もそろそろ出撃準備に向かわないとな」スタスタ
カレン「ええ。そうね…」スタスタ
扉「」ウイ-ン
ニーナ「…。」
ニーナ(俺君…///)
ニーナ(遂に近付けた…///)
上のフロア
C.C.「お前が兄上に伝えなかったから、何か盛大に勘違い始まってるぞ?」
ルルーシュ「…。」
C.C.「フン、それにしてもアイツ…。何でもできるが故に色々と抱え込み過ぎて、結構女難の相が出てきてるな」
ルルーシュ「兄上に女難の相だと…?」
C.C.「そうだ。ふふっ、女を侮ると怖いぞ?」
ルルーシュ「……何れ手は撃つ。今はそれよりもスザクだ」スタスタ
式根島
俺(式根島での俺達のスザク捕獲作戦は完全に上手く行き、頭のゼロを狙ったスザクの乗る機体…ランスロットは…)
ゲフィオンディスターバー「」ジジッ
砂地の穴「ゼロ無頼「」ランスロット「」」
俺(ラクシャータの造った新兵器、ゲフィオンディスターバーによりサクラダイトの活動を一時的に止め完全に機能を停止…
俺(そして俺達黒の騎士団は穴を囲んで一気にランスロットを包囲した)
俺(…予定通り、ルルーシュが説得を始めたが)
穴の中
ゼロ首「銃「」」カチャッ
ゼロ「枢木!お前は!?」
スザク「君のやり方には賛同できない!今、自分にできる事は!」ググッ
俺(上官からゼロを足止めしろと言う命令を受けて、スザクはスイッチが入ってゼロを逆に拘束しランスロットに放り込んでしまった…)
漆黒「」
俺「る、ルルーシュ…!」
カレン「あいつ…」
藤堂「動くな。力場の干渉を受けるぞ!」
俺「ッ…!」
式根島
上空「ミサイル「」」ゴオオッ...
俺「はっ!?」
千葉「接近するミサイルを確認!」
藤堂「ええい!」
カレン「こんな時に!」
穴の中
ランスロット「」
ゼロ「くっ…!このままではお前も死ぬ!本当にそれで良いのか!?」
スザク「うッ…」カチャッ
パイエル『枢木少佐。これは無駄死にでは無いぞ』ザザッ
スザク「あ…」
パイエル『国家反逆の大罪人、ゼロを確実に葬る事ができるのだ。貴公の武勲は後々まで語り継がれる事になろう!』ザザッ...
ゼロ「黙れ!」ドンッ
藤堂「全ナイトメア!飛来するミサイルに対して弾幕をはれ!!」
藤堂「全弾撃ち尽くしても構わん!」ダダダダッ
月下「」ダダダッ
無頼「」ダダダッ
俺「くっ…!」
俺(漆黒には遠距離武器が無い…。もし1発でも撃ち漏らせば、ルルーシュとスザクがこのまま爆撃により死んでしまう…)
俺(だが、この中に入れば俺の機体までゲフィオンディスターバーの影響を受ける)
俺(…救出に行くのならば、ナイトメアを降りて生身のままミサイルが飛来するまでに2人を救出するしか無い)ゴクリッ
1ナイトメアから降りて今すぐルルーシュとスザクを助けに行く
2ナイトメアから降りるのはリスクが高過ぎる…。どうにかしてミサイルを全て防ぐ方法を…
多数決下3まで
式根島
俺(ナイトメアから降りるのはリスクが高過ぎる…。どうにかしてミサイルを全て防ぐ方法を…)キョロキョロ
月下「」ダダダッ
無頼「」ダダダッ
ミサイル「」ドガ-ンドガ-ン!!
俺(くっ…最悪、撃ち漏らしたミサイルをカレンと共に輻射波動で…)チラッ
紅蓮弍式「」
カレン「ああもう!紅蓮に遠距離武器なんて…」
大きな影「」ズッ
俺「…うん?影…?雲は無かった筈」
俺「いったい何…が…」
俺「なっ…!?」
カレン「えっ…」
アヴァロン「」ウイ-ン..
ラクシャータ「フロートシステムかぁ…。やられた…」
アヴァロン「」ウイ-ン
俺「はっ!?」
藤堂「な、何だ!?」
アヴァロン「ハドロン砲」キュイ-ン
ランスロット「」
ゼロ「スザク!このままでは本当に死ぬぞ!?」
スザク「ルールを破るより良い!」
ルルーシュ「この分からず屋が!!」キュイ-ン!!
スザク「…!!」
アヴァロン「ガウェイン「ハドロン砲「」」ドシュ---
式根島「」ドゴオ-ン!!!
潜水艦
オペレーター『敵戦艦通過しました』
扇「はぁ…」
玉城「ったく、空中で止まれる戦艦なんて冗談じゃねえ…」
藤堂「…やはりこれ以上この海域に留まるのは危険だ。引き返そう」
扇「ああ…」
ディートハルト「いえ、あくまでここに留まりゼロを捜索すべきです。そうですよね?」
俺「勿論だ。ゼロはこの程度で死なない…」
扇「…。」
藤堂「だが捜索隊すら出せない状況…。ラクシャータのお陰で何とか隠れている事はできても、最早ゼロが生存している保証すらない」
藤堂「一歩間違うと組織の存亡に関わる」
ディートハルト「何を言うのです。逆です、ゼロあっての私達」
ディートハルト「ゼロが居て初めて組織があるのです」
藤堂「人あってこその組織だ。貴様の物言いは実にブリタニアらしいな」
ディートハルト「く…。ではお聞きしたい」
ディートハルト「ここには様々な主義主張の人が集まっています。しかし曲がりなりにもそれが纏まっているのは何故ですか?」
ディートハルト「結果が出ているからでは?そしてその結果を出しているのは誰ですか?」
黒の騎士団員達「…。」
カレン「ゼロ…」
藤堂「…。」机「」ドンッ
扇「あ…」
藤堂「しかし…全員の命と比べられるのか?」
ディートハルト「時として一人の命は億の民より重い。元軍人ならば常識の筈です」
藤堂「ここでそれを言うか!」
カレン「ちょ、ちょっと待ってよ!ここで仲間内で喧嘩したって何にも…扇さんが副司令なんだから扇さんの意見を聞こうよ!」
藤堂「…。」
ディートハルト「…。」
カレン「扇さん!」
扇「あ…えっと…。その…」
俺「俺が1日以内にゼロを捜索して見つけて来る」スタスタ
扇「あ…」
カレン「俺…」
潜水艦内
藤堂「しかし捜索隊は出せないのだぞ?」
俺「勝手に捜索させて貰うさ」
藤堂「危険過ぎる」
俺「心配無用だ。俺は皆んなとは違って、役職なんて物は無い只の一兵卒だから戻らなければ死んだと考えてくれて結構」
俺「皆んなにも迷惑はかけない」
藤堂「…。」
俺「今から24時間以内に俺がゼロを見つけて来なければ、黒の騎士団はこの海域より撤退。以後、そうなった場合黒の騎士団は藤堂の意見を参考に、扇の指示に従うように」スタスタ
黒の騎士団員達「「…。」」
俺(俺達は撤退した…)
俺(突如介入して来たフロートシステムを持つ航空艦に手を出す事が出来ず…)
俺(狙い撃ちにされたルルーシュとランスロットを置いて……)
ディートハルト「…。」
ディートハルト(あの学生…。この場を一瞬で纏めたか…)
ディートハルト(前から思っていたが、あの学生はいったい何者なのだ?…)
ディートハルト(ゼロの最初の同志だと聞いているが…)
ディートハルト(普通の人間では有り得無いナイトメアの操縦技量…。そしてゼロと同じカリスマも併せて持つ男…)
ディートハルト(フッ……もしここでゼロが死んでいたとしても、未だゼロの伝説が終わる心配はしなくてよさそうだな)
潜水艦内
俺「…。」スタスタ
カレン「あ…俺!待ってよ!」タッタッタッ
俺「ん?カレン?」
カレン「これからゼロを捜索に行くんでしょ?だったら私も手伝う」
俺「カレン…君の気持ちは嬉しいが、ここは俺一人で良い」
カレン「えっ…ど、どうして!?」
俺「カレンは黒の騎士団のエースだ。俺が留守の間、何かあった時用にここに居る黒の騎士団のメンバーを守る必要がある」
カレン「いや、だけど…」
俺「それにカレンには0番隊隊長と言う誰にも入る事ができない役職がある。無理はさせられないよ」
カレン「あ…」
俺「大丈夫。必ずゼロを見つけて来るから」スタスタ
カレン「……うん」
カレン「…。」クルッ
カレン(同じ役職とか持って無い、あのC.C.って女には力を借りるんでしょ…)
カレン「…。」スタスタ
潜水艦
俺「C.C.」
C.C.「心配しなくてもルルーシュならちゃんと生きているぞ」
俺「あっ…。そうか…良かった…」
C.C.「…まぁ、直ぐに助けに行かなければマズイ状況だがな」
俺「何?…本当か?…」
C.C.「ああ…ルルーシュの居る島の場所まで案内してやる」
C.C.「そこまで私を連れて行け。ルルーシュを連れて帰って来てやる」
俺「うん?俺は?…」
C.C.「お前は島に着いたら先に戻っていろ。既に島ではブリタニア軍の捜索は始まっているからな」
俺「だがそうしたら帰りのバスが無いだろ?…」
C.C.「心配するな。足なら現地で調達する、ともかくお前はヘリを出せ」
俺「あ、ああ…」
俺(そうして、俺はC.C.に言われるがまま神根島へと向かった)
─数時間後
神根島
ヘリコプター「」
C.C.「ここからは一人で行く。お前は警戒に引っかかる前に戻れ」
俺「本当に大丈夫なのか?…」
C.C.「私もルルーシュには死んで貰ったら困る身だ。少しは信じろ」スタスタ
俺(よく分からんが、C.C.とルルーシュは繋がっている…)
俺(今はC.C.の言葉を信じるしか無いか…)
コンマ下二桁
96以上ルルーシュ、なんとユフィを捕虜にして無事戻る
16~95ルルーシュ&C.C.。ブリタニアのナイトメアガウェインを奪取して来て戻る
6~15ルルーシュ、戻るもかなりの重傷を負う
5以下ルルーシュ死亡
安価下2
コンマ45
数日後
アッシュフォード学園
生徒会室
俺(C.C.は言っていた通り、ルルーシュを無事に連れ帰りブリタニアの最新型ナイトメア、ガウェインを奪ってきた)
俺(だが…)
ルルーシュ『スザクにギアスを使ってしまった…』
俺『あの状況なら仕方が無いだろう…。使わなければルルーシュが死んでいた…』
ルルーシュ『…。』
俺『それよりも丸1日間、あの神根島でよく生きていたな。ブリタニアの人間とは会わなかったのか?』
ルルーシュ『いや……幸い誰にも…』
俺『そうか。運が良かったな』
ルルーシュ『…。』
俺(スザクの説得に失敗し、貴重なギアスも使ってしまったが…)
俺(まぁ、あの単独飛行可能の最新鋭のナイトメアを奪えただけでもあの作戦に価値はあったか…)
俺(あの機体は空中から地上を見渡せるし、ルルーシュが黒の騎士団の指揮を執るには最高のナイトメアだ)
俺(ルルーシュがゼロとして指揮を執る間、操作はC.C.がやってくれるみたいだしそうすればあのハドロン砲と言う武器も戦力になる)
俺(二人乗りの利点を最大限活かせるな)
俺(それを証明するかの如く…)
パソコン「」
『福岡基地を占拠したグループの中心人物、澤崎敦は旧日本政府第2次枢木政権で官房長官を務めていた男です』
『戦後、中華連邦に亡命していましたがゼロの活動に伴う昨今の内情不安につけ込み行動を起こした物と思われます』
『尚、黒の騎士団が関与しているかは調査中ですが、先日のレーダー基地爆破──』
俺「…。」
カレン「はぁ…」
ニーナ「…。」
俺(中華連邦の傀儡となった澤崎の国を、ガウェインの試運転を主目的に俺達生徒会の3人を置いて九州まで討ちに行った)
俺(…まぁこのブリタニアの国で国を起こすのは澤崎率いる中華連邦では無く、俺達黒の騎士団…奴等は邪魔なだけの存在だったから良いんだが)
生徒会室
シャーリー「こーんなに頑張って準備してるのに中止かな?学園祭」
リヴァル「そんな問題じゃ無いっしょ。戦争だよ?」
ニーナ「戦争?…」
リヴァル「間に亡命政権を挟んでるだけで、これは中華連邦との戦争だって」
カレン「そうネットに書いてたの?」
リヴァル「あはは…バレちゃいましたか」
ミレイ「ニーナ、美術館から借りる屋外ブースは?」
ニーナ「あ…今日手続きに…」
ミレイ「そう。なら早目にお願いね」
ニーナ「うん…。最近何日か休んじゃってごめんね…」
ミレイ「そうねえ、最近生徒会5人も同時に休んでたし」
リヴァル「本当、学園祭前だってのに5人も同時に休まれてオレがどれだけ大変だったか」
リヴァル「スザクは軍隊で仕方ないけどさぁ」
俺「だから今その埋め合わせで仕事してるだろ?」カタカタ
リヴァル「ああ、いや…責めるつもりは無いんですけど…」
カレン「私は身体が不調で病院だったし…」
ニーナ「私もちょっと、最近体調悪くて…」
リヴァル「ルルーシュはどうしてるんですかお兄さん?彼奴だけはずっと雲隠れでしょ?」
俺「さぁな…。また何か熱中する事でも見つけたんじゃ無いか?」カタカタ
リヴァル「あーあぁ…何か変わっちまったよなぁ。ルルーシュの奴…」カタカタ
シャーリー「…。」
俺「夜遅くなるって連絡は入ってる。その内またケロッと顔を出すだろ」カタカタ
リヴァル「だと良いんですけどね…」カタカタ
シャーリー「…。」チラッ
窓際「」
シャーリー(この前見つけた、机の間に挟まってた日記を破いたページ…)
机の間に挟まっていた紙『驚きました。未だ混乱しています。ルルがあのゼロだなんて…
未だ誰にも言ってません。ルルに会って、直接確かめたいから…』
シャーリー(…アレは私が書いた物なの?)
シャーリー(どうして私は忘れているの?…ナナちゃんのお兄さんの…ゼロの事…)
シャーリー(彼のお兄さんの俺さんなら何か知ってるかな…?)
俺「…。」カタカタ
コンマ下二桁
61以上シャーリー、俺に接触する
60以下シャーリー(…いいや、ゼロのお兄さんなんだし……俺さんと接触するのも危ないかも)(シャーリー好感度4に低下)
安価下2
コンマ13
生徒会室
シャーリー(…いいや、ゼロのお兄さんなんだし……。何より俺さんもルルーシュよりマシだけど、最近は欠席が多かった)
シャーリー(…きっと俺さんもゼロの協力者か何か何だわ)
シャーリー(だとしたら、俺さんと接触するのも危ないかも…)フルフル
俺「…。」カタカタ
シャーリーの好感度が4に低下した
数時間後
俺「フゥ…」
リヴァル「やっと終わった…」
ミレイ「はーい!じゃあ今日はここまで!解散」
シャーリー「それじゃあお疲れ様でした。私、部活に顔出してから帰ります」スタスタ
ミレイ「はーい、またねシャーリー」
カレン「じゃあ私も…」スッ
ニーナ「お、俺君…今日はこの後予定ある?…//」
俺「え?」
ニーナ「あ…良かったら…さっき言ってた美術館から借りる屋外ブースを取りに行くからこの後、付き合ってくれたらなって…//」
カレン「…!」
ミレイ「…。」
俺「あぁ、うーん…」
1ああ。別に付き合っても良いぞ?
2ごめん…。今日は帰ったら補習の勉強で忙しいからまた今度にしてくれ
多数決下3まで
生徒会室
俺「ああ。別に付き合っても良いぞ?」
ニーナ「ほ、本当?なら…///」
カレン「…。」
ミレイ「…。」
リヴァル「…あれ…?何この空気?気のせい?」
リヴァル(何かある前に帰ろ…)スタスタ
美術館前
ニーナ「あの…頼んだのは俺君だけ…なんだけど…」
カレン「別に良いでしょ?私も今日は予定無かったし」
ミレイ「そうそう。皆んなで運んだ方が楽ちんでしょ?」
ニーナ「…。」
ニーナ(俺君と二人っきりになれると思ったのに、どうしてミレイちゃんにカレンまで…邪魔だなぁ…)
俺「え?今日は屋外ブースは受け取れない?…どう言う事だ?」
ミレイ「今日取りに行くって連絡はしてましたよね?」
警備員「あぁ、聞いてはいたけど今日は書類手続きだけで良いよね?」
カレン「美術館の中へは入れないんですか?」
警備員「悪いが中は皇族の方がご観覧中で…」
俺「皇族!?」
俺(コーネリア…?いや、総督のコーネリアは九州の澤崎の勢力を討伐しに向かっている筈…)
俺(ならばユーフェミアの方か…?それとも神根島でルルーシュが確認したシュナイゼルの方か?…)
ミレイ「皇族かぁ…」チラッ
俺「…。」
ミレイ「まぁ、それなら仕方ないわね。今日は書類手続きだけしたら戻りましょうか」
カレン「ここまで来て諦めるんですか?」
ミレイ「まぁ皇族が相手なら仕方ないでしょ」
カレン「…。」
ミレイ「ニーナ。書類の手続きだけちゃちゃっと済ましてきてくれる?」
ミレイ「あたし等ここで待ってるから」
ニーナ「あ…うん。分かった」スタスタ
俺(皇族…)
ルルーシュ&ユフィ→接触済み
コンマ下二桁
81以上俺、その後普通に帰宅する
80以下俺、ニーナを待っている最中ユフィに見つかる(カレン好感度6に低下)
安価下
ニーナの好感度が7に上昇した
コンマ86
クラブハウス
ルルーシュ『兄上』
俺「ルルーシュか。そっちはどうだった?」
ルルーシュ『九州の澤崎敦とその背後に居た中華のツァオ将軍はブリタニアに捕まりました。これから東京まで帰ります』
俺「そうか。わざわざ九州までご苦労だったな」
ルルーシュ『いえ、ラクシャータが完成されてくれたガウェインのハドロン砲を試射するには良い機会でしたよ』
ルルーシュ『これなら性能の方も申し分無い』
俺「順調だな。後は準備が出来次第…と言う所か」
ルルーシュ『ええ。俺達黒の騎士団は、東京の地で組織から国へと変わる』
ルルーシュ『そして総督のコーネリアを倒し、手始めに最初はこの国、エリア11を俺達で手にする…』
俺「ああ…。だが、もう一方の方も忘れるなよ?」
ルルーシュ『…うん?』
俺「学校だよ。国を創る迄は表の顔として両立させるって約束だったろ?」
俺「休みが多過ぎて、生徒会の連中からも怪しまれ始めてるぞ…」
ルルーシュ『ああ、そうでした…』
俺「ちゃんと学園祭には必ず出るんだぞ?」
ルルーシュ『ええ。分かっています…もう直俺達も学生では無くなりますから、人生最後の学園祭を楽しませて貰いますよ』ピッ
俺「ふぅ…」ストッ
ソファー「」
俺「学園祭か…」
アッシュフォード学園
ミレイ「皆さ~ん!お待たせ致しました!これより東京租界でいっちばんオープンなアッシュフォード学園の学園祭を始めま~す!」
ミレイ「スタートの合図は、この一声から」
ナナリー「あの…いいんですか?…」
ミレイ「いいの」
ナナリー「では……」
ナナリー「にゃあ~」
生徒達「「オオオオオ!!」」
並んだ露店「」
俺「…。」スタスタ
生徒A「いらっしゃ~い!いらっしゃ~い」
生徒B「ブリタニアロールでーす!」
俺「ふっ。お祭りだな…」スタスタ
大きなピザ焼き装置「」
俺「…。」
俺(生徒会の内、殆どはアレの作成に人員を回される。その中で俺は警備とトラブルサポート、ルルーシュは進行と案内をしなくちゃならない)チラッ
セシル「うふふっ。えいっ!えいっ!」ブンブンッ
モグラ叩き「眼鏡生徒「…。」」ピコッピコッ
モグラ叩き「他の生徒「…。」」
ブリタニア軍人A「狙い撃ちされてるの…ロイドさんに似てないか?…」ヒソヒソ...
ブリタニア軍人B「やっぱり、彼女一人だけに世話させるのは酷だったんだよ…」ヒソヒソ
俺(軍人も来てるのか…)スタスタ
アッシュフォード学園
俺「…。」チラッ
テレビスタッフ達「「」」ワイワイ
俺(やはり今年もテレビスタッフも来てるのか…。俺達兄弟は映らないように気をつけ無いとな…)スタスタ
ピンク髪の人「…。」スタスタ
俺「…うん?」クルッ
ピンク髪の人「…。」スタスタ
俺(似合わない帽子とサングラスをしていたが…)
俺(今の女、もしかして…)
「おいお前、世界一のピザと言うのは何処で食べられるんだ?」スタスタ
「この辺りで作成すると聞いたんですが…」
俺「はっ!?」クルッ
C.C.「うん?お前」
ヴィレッタ「あれ?…」
C.C.「何だその似合わない帽子とマスクとサングラスは」
俺「帽子「」サングラス「」マスク「」」
俺(C.C.に、この女…どうしてここに!?)
C.C.「ああ、こいつか?部屋で暇そうにしてたから私が頼んだんだ。ピザを食べられる所に案内しろって」
ヴィレッタ「あ…。ああ…」
俺(流石に二人いっぺんに手は打てん…)ピッ
俺「…ルルーシュか?問題が発生した。悪いが今直ぐ準備倉庫まで来てくれ」ピッ
学園祭準備室近く
俺「…。」スタスタ
カレン「あ…」
カレン(俺だ。こんな所で何してるのかしら?警備の役目があった筈なのに…)
カレン「ねえ俺!こんな所で何」タッタッ
俺「ほら、ここへ入れ!」ドンッ
ヴィレッタ「あ…ちょ、ちょっと…」
カレン「…は?」
カレン(…誰あの女?)
空港
シュナイゼル「よくぞ一晩でエリア18から。コーネリア軍は優秀だな」
コーネリア「とんでもない。兄上が自らの正規軍を回して下さったから事です」
シュナイゼル「それぐらい当然だよ」
コーネリア「本国待機のグラストンナイツと合流し、これで我が軍は在るべき姿となりました」
シュナイゼル「なるほど…。彼等にダールトン将軍の仇討ちをさせてあげるのか」
コーネリア「あ…ご存知だったのですね…」
シュナイゼル「ああ、成田連山での戦いでゼロの仲間の黒いナイトメアを乗るパイロットに殺されたんだろ?」
コーネリア「ええ…私がゼロの策に嵌ってしまったばっかりに…。惜しい男を亡くしました…」
シュナイゼル「その後ゼロを追撃したランスロットの事も後一息と言う所でその機体に妨害され失敗したかなり腕の立つパイロットらしいね」
コーネリア「はい。最近は大人しくしているようですが、またいつかゼロと大きな戦闘になれば奴も必ず現れる筈…」
シュナイゼル「フッ…君達がその機体のパイロットを倒し、ダールトン将軍の仇を討てる事を僕も祈っているよ」
グラストンナイツ5人衆「「…。」」」
ガレス5機「」
学園祭準備室内
奥の扉
C.C.「私は世界一のピザを…」
ルルーシュ「持って行ってやるから部屋にいろ」
C.C.「お前は嘘つきだからな」
ルルーシュ「こんな事で計略は使わない。軍人やマスコミがいるんだぞ」
ルルーシュ「見つかったらどうする?」
C.C.「焼き立てが良い。変装道具を持ってこい」
ルルーシュ「俺は学園祭とクーデターの仕切りで忙しいんだ。だから面倒な事になる前に…」
C.C.「見ろ。既に面倒な事なら起きているみたいだぞ?」
ルルーシュ「……うん?」チラッ
俺「どうしてこんな所に出てきた」
ヴィレッタ「いや…頼まれてしまって…」
俺「学園祭には軍人だって来ているんだ。君の事を知っている人物だってここには……あ…」ハッ!
ヴィレッタ「あっ…や、やっぱりお前…」
俺「…その反応。そうか、やはりお前…記憶が戻って…」
ヴィレッタ「…。」
扉「」ガラッ
俺&ヴィレッタ「「…!!」」
カレン「…。」
俺「か、カレン!?」
C.C.「フッ…見ろ。言った通りだろ?お前の兄上には女難の相が出ていると」
ルルーシュ「黙っていろ…」ゴソゴソ
カレン「ねえ俺、その女の人は誰なの?」
ヴィレッタ「あ…」
俺「ああ、いや…えっと…」
カレン「…ブリタニア人よね?この人」
カレン「学園の関係者でも無いし、いったい誰なの?2人はどんな関係?」
俺「どんなって…」
ヴィレッタ「…。」
1…彼女は俺の…そう、恋人だ!
2あ……。か、彼女は新しい使用人で…
3彼女は俺の母親だ
多数決下3まで
学園祭準備室内
俺「あ……。か、彼女は新しい使用人で… 」
ヴィレッタ「ぁ…」
カレン「使用人…?」
俺「ああ、咲世子さんも1人だと忙しいだろうからもう1人雇う事にしたんだ」
カレン「あ、そ…そうだったの…。ごめんなさい、私何か勘違いしたみたいで…」
ヴィレッタ「あ、ああ…いえ…」
扉「」ガラッ
シャーリー「バーナー用のボンベでしょ?確か予備は奥の方に…」スタスタ
スザク「あれ?カレンに俺さん?こんな所で何して…」スタスタ
俺「あ、ああ…いやちょっと話してて…」ススッ
カレン「そ、そうなの…」ススッ
俺(こんな時に2人が…。マズイな…)
ヴィレッタ(ぁ…)チラッ
ルルーシュ「…。」スッ
「騒ぎを起こすからその隙にここを離れろ」
ヴィレッタ「…。」コクッ
俺(こうなったらここで騒ぎを…)グッ
鉄板「」グラッ
俺「はっ!パネルが!?」タッ
カレン「えっ?…あ!」タッ
シャーリー「きゃあー!」
スザク「…!」タッ
ルルーシュ「シャーリー」ボタンカチッ
スモーク「」プシュ-!プシュ-!プシュ-!!
ヴィレッタ(よし、今なら…!)タッタッタッ
ヴィレッタ(私は使用人…か…)
ヴィレッタ→俺の好感度が8に下がった
アッシュフォード学園
ピンク髪の女(スザク…お兄様が認めて下さったんです)スタスタ
ピンク髪の女(これで──)ドンッ
ピンク髪の女「あっ…すみません」
咲世子「…。」スッ
ピンク髪の女「大丈夫ですか?」
ナナリー「いえ、此方こそ…」
ピンク髪の女「あっ…ナナリー!?」
ナナリー「まさか…その声…」
学園祭準備室内
スモーク「」モクモク...
カレン「…。」
シャーリー「あ、あの…ありがとう…」
カレン「無事ならそれで…」
鉄板「」ググッ
俺「くっ…」ガシッ
スザク「うっ…」ガシッ
ルルーシュ「大丈夫か皆んな?…」
シャーリー「ルルーシュ…居たんだ…」
ルルーシュ「ああ…奥でちょっと作業をしてて…」
カレン「と言うかこのスモークは何?…」
俺「ガス漏れの検知用じゃないか?バルブが緩かったみたいだな…」ググッ
スザク「そんな事より、誰か助けてくれ無いかな…」
カレン「どうしたの?…」
スザク「足元に、よく知っている感触が…」
アーサー「」ガブッ
ルルーシュ(はぁ…。何とかこの場は凌いだか…)
ルルーシュ(だがC.C.の言う通りだ。兄上の女難の相互も早く何とかしないとな…)
クラブハウス
紅茶「」チンッ...
ナナリー「黙っていてくれますか?俺お兄様とルルーシュお兄様と私の事は…」
ユフィ「でも、このままじゃ…」
ナナリー「私はお兄様達と一緒ならそれだけで…」
ユフィ「あ…」
紅茶「」ズズッ...
ナナリー「あの頃、2人でよく喧嘩したの覚えてます?」
ナナリー「どっちがどっちのお嫁さんになるかって」
ユフィ「覚えてる」ニコッ
ユフィ「2人にそれぞれどっちを取るか選んでって言って困らせたの」
ユフィ「それで結局、俺が私を。ルルーシュがナナリーを選ぶ事で何とか収まったのよね?」
ナナリー「うふふふふ」
ユフィ「ふふふ」
ナナリー「ユフィ姉様は俺お兄様とはお会いになられましたか?きっと、この学園の何処かで警備の役目をしてる筈ですけど?」
ユフィ「ううん。ナナリーやルルーシュには会ったけど、俺とは会わなかったわ…」
ナナリー「そうなんですか…。お呼びしましょうか?きっと直ぐ来てくれると思いますよ?」
ユフィ「ううん。良いわ、きっと俺も色々忙しいでしょうし…」
ナナリー「そうですか。では、今は?」
ユフィ「…え?」
ナナリー「今でも俺お兄様と…」
ユフィ「…。」
巨大ピザ製造装置前
煙「」プシュ-
リヴァル「さぁ!間もなく!間も無く、始まります!世界一のピザ作り」
観客達「オ-!!!」
屋上
俺「うん?C.C.。ここに居たのか。あの女、何処へ行ったか知らないか?」スタスタ
C.C.「知らん。私の目には今、ピザしか見えていない」ワクワク
ピザ製造装置前「」
ガニメデ「」ウイ-ン
俺「どんだけピザ食いたいんだよお前…」
俺(だがあの女…記憶が戻っていたなら、ブリタニアに俺達の情報を売ってもおかしくない筈…)
俺(いったい何処へ消えたんだ…)
アッシュフォード学園
ピザの生地「」クルクルッ
ガニメデ「」
リヴァル『素晴らしい!スザク君、どれだけ大きくできるのか期待していますよ!』
屋上
C.C.「おおっ///」
俺「あの感じだと想像してたより大きなサイズになりそうだな」
C.C.「ああ。流石ランスロットのパイロットだ」
俺「ああ…うん?」
俺(階段付近でルルーシュとナナリーと…誰かが話してる。あれは誰だ?変な帽子してるが…)
階段
ユフィ「今日は驚く事ばかり。俺とルルーシュとナナリーがこんなに近くに居て」
ルルーシュ「…。」
ユフィ「しかもスザクの友達だったなんて…」
ユフィ「私は、皆んなが幸せじゃ無い嫌なの」
ルルーシュ「でも、会うのは今日が最後だ」
ユフィ「ううん。良い方法を見つけたから」
シャーリー「ルルーs」スタスタ
風「」ビュオッ
変装用の帽子「」パッ
ユフィ「あっ!」
シャーリー「えっ!?ユーフェミア様!?」
生徒A「ユーフェミア様って?」クルッ
生徒B「あれか?」クルッ
生徒C「本当だ!ユーフェミア様だ!」
リヴァル『うん?どうしたのお?』
屋上
俺「うん?何だ?下の方が騒がしくなったぞ?」チラッ
C.C.「そんな事よりもう直ぐピザが完成するぞ!//」
階段
テレビスタッフ「カメラ!スタジオに繋げろよ!」タッタッタッ
カメラマン「分かった!」タッタッタッ
他の生徒達「「何処!?何処にいるの!?」」タッタッタッ
屋上
俺「何だ!?ユーフェミア?」
C.C.「それよりもピザだ!//」
スザク「危ない!走らないで!崩れると!…あ![
ピザ「」ヒュ-ン...
ガニメデ「」ピタッ
ピザ「」ヒュ-ン
屋上
俺「あっ」
C.C.「あ………」
ピザ「木「」」ボフッ
俺「…。」
C.C.「…。」
俺「……ど、どんまい」
C.C.「ピザ………」
階段付近
シャーリー「え?」
リヴァル「あらら…」
ガニメデ「ユフィ「」」ウイ-ン
スザク「ご無事ですか!?ユーフェミア様!?」
ユフィ「ありがとうスザク」
露店内
ルルーシュ「大丈夫か?ナナリー」
ナナリー「ええ。ユフィ姉様は?」
ルルーシュ「無事だ。スザクが助けた」
ナナリー「そうですか…」
ナナリー「ねえ、ルルーシュお兄様」
ルルーシュ「…うん?」
ナナリー「ユフィ姉様。スザクさんと上手く行ったんですって…」
ルルーシュ「…!」
ナナリー「お似合いですよね。お二人なら…」
ルルーシュ「ナナリー…お前…」
ルルーシュ「くっ…」
ガニメデ「ユフィ「」」クルッ
ユフィ「あっ…」
露店内「ルルーシュ&ナナリー「」」
ユフィ(良かった。無事で…)
テレビスタッフ「ユーフェミア様!コメントお願いします!」スッ
ユフィ「この映像、エリア全域に繋いで頂けますか?」
テレビスタッフ「…は?ライブですか?」
ユフィ「大切な発表があります!」
屋上
C.C.「…私の…ピザ」
俺(何を発表するつもりだ?ユフィ…)
黒の騎士団アジト
テレビ「」
藤堂「…。」
ユフィ『神聖ブリタニア帝国、エリア11副総督ユーフェミアです』
ユフィ『今日はわたくしから皆様に、お伝えしたい事があります!』
扇「ブリタニアの…」
ラクシャータ「なぁに?小娘が大袈裟に」
階段
ガニメデ「」
ユフィ「わたくし、ユーフェミア・リ・ブリタニアは富士山周辺に、行政特区日本を設立する事を」
ユフィ「宣言いたします!」
屋上
俺「何!?」
C.C.「ピザ…」
露店内
ルルーシュ「ブリタニアが!?」
ガニメデコックピット内
スザク「日本を…認める?…」
中継車内
台「」ドンッ
ディートハルト「しまった!その手があったか!」
ディートハルト「地域制限付きとは言え…!」
ガニメデ手の上
ユフィ「この行政特区日本では、イレブンは日本人と言う名前を取り戻す事になります」
ユフィ「イレブンへの規制、並びにブリタニア人の特権は特区日本には存在しません」
カレン「…。」
ニーナ「…。」
他の生徒達「「…。」」シ-ン...
ヴィレッタ(行政特区日本…)
ユフィ「ブリタニア人にも、イレブンにも平等の世界なのです!」
露店内
ルルーシュ(辞めろユフィ!そのケースは考えた…。しかし、それは只の夢物語だ!)
ユフィ「聞こえていますか?ゼロ!」
ルルーシュ「…!」
ユフィ「貴方の過去も、その仮面の下もわたくしは問いません!」
ユフィ「ですから、貴方も特区日本へ参加して下さい!」
屋上
俺「や、やめろユフィ…。潰す気なのか!?俺達の…黒の騎士団を…!?」ゴクリッ...
ガニメデ手の上
ユフィ「ブリタニアの中に、新しい未来を作りましょう!」
イレブン達「「「ユーフェミア様万歳!!」」」
露店内
ルルーシュ(やられた…。これではどちらを選んでも黒の騎士団は潰れてしまう…)
ルルーシュ(存在意義が無くなる…)
ルルーシュ(まさか、こんな手でいとも簡単に…)
ルルーシュ(…そうやって君は何もかも手に入れる気か!?)
屋上
俺「これでは、俺達の居場所が纏めて……!」ググッ
C.C.「ピザ…」
露店内
ルルーシュ(ならば、君は何も見えていない…聞こえていない!)
ルルーシュ(俺も兄上も、顔を隠したテロリストで…君は!)ギロッ
ユフィ(ルルーシュ…これで、また昔みたいに皆んなで…)
ルルーシュ(違うんだ…もう、昔とは…)
ルルーシュ(ユーフェミア!!)
黒の騎士団アジト
俺(ユフィの宣言後、行政特区日本へ参加しようとする日本人はあっという間に20万人を超え…その数は時間も経てば100万人をも超える勢いだった…)
藤堂「事態は深刻だ。支持者だけでは無い」
藤堂「団員の中からも特区に参加する人間が出てきている…」
ディートハルト「黒の騎士団と違って、特区日本にはリスクがありませんしね」
ラクシャータ「それに、由緒正しいお姫様と正体不明の仮面の男じゃ…どう見てもあっちの方が良さげだし?」
南「キョウトも向こうに協力するって話だ」
玉城「何だよそりゃ!」
杉山「平等って言われちゃあな」
カレン「平等なんて口だけで信用できないって!」
朝比奈「賛成。でも今は早急に対応を決めないと」
ニーナ「あの…もし黒の騎士団が特区に参加する事になったらどうなるんですか?…」
千葉「先ず平和と言う名目で武装を解除させられるな」
ラクシャータ「そりゃ困ったわぁ…」
藤堂「我々は体制に取り込まれ、独立は失われる」
ディートハルト「しかし、参加しなければ自由と平等の敵となる」
扇「なぁゼロは?」
俺「…。」
扇「ゼロはどう言う考えなんだ?」
俺「黒の騎士団は行政特区日本へ向かう」
ディートハルト「まさか参加すると言うのですか?」
俺「いや、それについては此方に考えがある…」
カレン「…。」
俺「…行政日本特区の会場へ向かうのは俺とC.C.とゼロの3人のみ。他の親衛隊は行政日特区日本の富士山周辺でナイトメアにて待機だ」
ディートハルト(ナイトメアで待機か…ほう)
数日前
クラブハウス
ルルーシュ「…。」
俺「…。」
C.C.「…。」
俺「…ルルーシュ。…行政特区日本は、成立させない」
ルルーシュ「ええ…勿論ですよ。そうしなければ俺達の作った組織…黒の騎士団は失われる…」
ルルーシュ「もし成立させれば俺達のブリタニアへの反逆はここで潰えてしまう…」
C.C.「だがどうするんだ?ギアスを使うしか無いだろうが…」
C.C.「あの女を殺すのか?」
俺「…。」
ルルーシュ「…。」
1…殺す必要までは無い筈だ
2必要ならば殺すしか無いだろうな
多数決下3まで
セーブはしてるしやり直してもいいけどね
クラブハウス
俺(ユフィ…)
幼ユフィ『それじゃあ俺は将来私と結婚するの。約束よ』
幼俺『分かった。約束する』
幼ユフィ『じゃあ私にキスして』
幼俺『えー…』
幼ユフィ『約束するんでしょ?』
幼俺『はいはい分かったよ…仕方ないな…』スッ
俺拳「」グッ...
俺「…殺す必要は無いんじゃないか?」
ルルーシュ「…。」
俺「…クロヴィスの時も感じたんだ。…本当に、これが正しいのかと」
ルルーシュ「…。」
俺「ブリタニアに反逆する…。それは間違っていない」
俺「だけどもっと…。殺さずとも俺達には他のやり方が…他の、より良い未来があったんじゃ無いかって…」
ルルーシュ「兄上…」
俺「ゼロはお前だルルーシュ…。ギアスを使うのか、それとも…最終的にどう言う判断を下すのかは、お前に任せる…」
ルルーシュ「…。」
俺「最初は2人だった俺達が組織を作り、国を巻き込み…世界をも巻き込み、今や全世界に注目される組織となった」
俺「確かに行政特区日本へ参加すれば黒の騎士団は無くなる。だが、だからと言ってブリタニアへの反逆方法が潰える訳じゃ無い」
俺「戦うと言う意思さえ有れば、きっと戦える筈…」
俺「…ここまでやって来たんだ。どんな判断を下そうと俺は受け入れる」
俺「だから、その為にも彼女に会いに行ってみよう。行政特区日本へと」
ルルーシュ「ええ…」
C.C.「…。」
数日後
行政特区日本会場
現地リポーター「こちら、行政特区日本開設記念式典会場です」
大量の日本人達「「「」」」
現地リポーター「会場内は既に沢山のイレブン…いえ、日本人で埋め尽くされています」
現地リポーター「会場の外にも入場できなかった大勢の日本人が集まっています」
ニュースキャスター『ゼロは姿を現すのでしょうか?」
現地リポーター「いえ、現時点では何の連絡も無いようです」
桐原「…。」
行政特区日本を支持する貴族達「…。」
ユフィ「…。」
中華連邦
役人A「来るものか。ゼロが」
E.U中央会議場
役人B「現れる筈が無い…。我々が入手したゼロのデータが真実ならな」
Cの世界
シャルル「…。」
行政特区日本会場
ユフィ「…。」
ギルフォード「ユーフェミア様、そろそろお時間が…」
ユフィ「はい」スタッ
ゼロ用席「」
ユフィ「…。」
「オイアレ」
「ナンダ?」
「タシカクロノキシダンノ...」
ユフィ「…!」
ガウェイン「」ゴオオツ
ガウェイン肩「ゼロ」
スザク「ゼロ…」
日本人「ゼロだ…ゼロが現れたぞ!」
ユフィ「来て下さったのですね!ゼロ!」
ギルフォード(現れたと言う事は、負けを認めると言う事だな)
桐原(どう言うつもりだ?お前の正体はワシが墓まで持って行くつもりだったのに…)
桐原(ゼロがブリタニアの皇子だと知れたら全てが終わる…。ブリタニア人の茶番だと知れたら、この行政特区さえ終わってしまうぞ…)
ゼロ「…。」
ガウェインコックピット内
C.C.「なかなかのお出迎えだな」
俺「ルルーシュが戻るまで変な真似はするなよ」
C.C.「分かってるさ」
ガウェインコックピット内
俺(行政特区日本へと降り立ったゼロは、予定通りユフィと2人でG-1ベースへと向かった)
俺「あ…」
スザク『…。』
C.C.「…。」
俺「スザク…」
俺(…この行政特区日本が成立すれば、お前はどうするつもりだ?)
俺(この特区を支える為だけにその力を使うのか、それとも…)
G1ベース前
SP1「大丈夫かな…ゼロと2人きりなんて…」
SP2「でも御命令じゃぁ…」
SP3「緊急時のコールスイッチは渡してあるから…」
スザク「…。」
キ-ン!
スザク「…!」クルッ
ガウェイン「」
光の粒子「」シュウウ...
ガウェインコックピット内
俺「…うん?こっちを向いたぞ」
C.C.「見えているんだ。私の事が…」
俺「…え?」
C.C.(神根島の件がキッカケとなったか…。だとしたらアイツが…)
C.C.「あの男と話したい事がある。私を降ろしてくれないか?」
俺「スザクと?」
C.C.「一つだけ確認したい事があるだけだ。直ぐに戻る」
俺「なら別に構わないが…」カチッ
C.C.「すまない」
ガウェインコックピット「」ウイ-ン
俺(C.C.がスザクに確認したい事って何だ?…)
俺(まぁ何か有れば俺も出れば良いか…)
G1ベース前
ガウェイン「」
C.C.「…。」ストッ
スザク「や、やっぱり…」
C.C.「一つだけ答えろ。お前は…うっ!」ズキッ
C.C.「あっ……」
C.C.額紋章「」パアアアッ
C.C.「まさか…もう…」ドサッ
ガウェインコックピット内
俺「うん?どうしたんだC.C.?…」
G1ベース前
スザク「お、おい!?どうした!?」スッ
C.C.身体「」ガッ
スザク「…!」キ-ン!
スザク「あっ…」フラッ
スザク「」ドサッ
ガウェインコックピット内
俺「C.C.!?スザク!?何だ?何が起きて…」カチッ
ガウェインコックピット「」ウイ-ン
G 1ベース前
SP1「枢木少佐!」タッタッタッ
SP2「貴様!何をした!?」カチャツ
C.C.「…!」キ-ン!
SP達「「うわぁぁぁぁっ」」ドサドサドサッ
俺「C.C.!?」ストッ
C.C.「俺…」
俺「大丈夫か!?」タッタッタッ
スザク「」
SP達「」
C.C.「うっ…ぅっ…」ググッ
俺「これは何があった!?」スッ
C.C.「よ、よせ!今の私に触れるな!」
俺「えっ?…」キ-ン
俺「はっ…!?」
謎の世界
俺(こ、これは何だ!?俺はいったい何を見せられて…)
俺(C.C.?…いや…)
マリアンヌ「俺…」ニコッ
俺「は、母上…!?どうして貴女がここに…」
マリアンヌ「フッ…」
俺「あっ…!?」
マリアンヌ暗殺現場「」ドクドク...
ナナリー『ぁ…あぁ…』ピクピク...
俺『あ…あぁっ…。は、母上?ナナリー…?』ドクンッ...
俺『う、うわあぁぁぁっ!?』ドクンッ!!
G1ベース前
俺「うっ…」フラッ
C.C.「くっ…」ガシッ
俺「」
C.C.(マズイ…。こんなに早く…)
C.C.「る、ルルーシュ……」スタスタ
G1ベース内
ルルーシュ「馬鹿だよ君は…。大馬鹿だ…」
ユフィ「そりゃゲームでも勉強でも、ルルーシュに勝った事は一度も有りませんけど」
ルルーシュ「しかし、無茶なやり方なのに…結局全てを手に入れてしまう…」
ルルーシュ「考えてみれば、君はいつも副総督や皇女殿下である前にただのユフィだったな」
ユフィ「ただのユフィなら一緒にやってくれる?」
ルルーシュ「…。」
ユフィ「…。」スッ
ユフィ手「」
ルルーシュ「…君は俺達兄弟にとって最悪の敵だったよ」
ユフィ「兄弟…?と言う事は、やっぱり俺もルルーシュと一緒に…」
ルルーシュ「ああ…。兄上はやはり正しかった…」
ユフィ「えっ?」
ルルーシュ「君の勝ちだ」スッ
ユフィ手「ギュッ」ルルーシュ手
ガウェインコックピット内
C.C.「おい起きろ!しっかりしろ!」ペチペチッ
俺「うっ…」スッ
C.C.「目が覚めたか?」
俺「C.C.か…?くっ…」ズキンッ!!
俺「何だ…酷く嫌な悪夢を見た気がする…。今のは…」
C.C.「今はそんな事を言ってる場合じゃない。見ろ」
俺「…うん?」
俺「なっ…!?」ドクンッ
日本行政特区会場
グロースター「」ダダダダッ
グロースター「」ダダダダッ
大量の日本人死体「「」」ドクドク...
俺「な、何だ?これは…」
C.C.「…。」
俺「俺が気を失っていた間に何が…」
C.C.「…あの皇女が日本人を虐殺しろと命令したんだ」
俺「虐殺だと!?はっ…!」
グロースター「」タタタタッ
ユフィ「うふふ。日本人は皆殺しよ」タタタタタタッ
日本人老人「あぁっ…」ドシュッ
ガウェインコックピット内
俺「あ…。あぁ…」ゾクッ
C.C.「…お前が指揮を執れ。ルルーシュは未だ見つかって無い」
俺「ッ…」ギリッ
日本人達「」ドクドク...
俺「…黒の騎士団…総員に告げる!」
富士山周辺
カレン「何!?会場で何が起きてるの!?」
俺『ユーフェミアは俺達黒の騎士団の敵となった…。行政特区日本は俺達を誘き出す卑劣な罠だったのだ!』ザザッ
カレン「えっ…」
扇「やっぱり…」
藤堂「…。」
玉城「チッ…」
黒の騎士団アジト
俺『ゼロの消息も現在分からない…。現在此方で最優先で捜索中だが、自在戦闘装甲機部隊は式典会場に突入しろ!』
俺『決してブリタニア軍を式典の外へは出すな!』
俺『会場内にいるブリタニア軍を壊滅し、日本人を1人でも多く救い出せ!』
ディートハルト「フッ…」ニヤッ
ラクシャータ「…。」ニッ
ニーナ「あ…」
ガウェインコックピット内
俺「ユーフェミアは…」
C.C.「おい!ルルーシュを発見したぞ!」
俺「何?」
C.C.「未だ会場の客席に居る」
モニター「ゼロ「」」ピッ
俺「…よし、式典会場の屋上にガウェインをつけろ。中のブリタニア軍に見つかる前にルルーシュを回収する」
C.C.「ああ…」ドウッ
俺「ッ…」グッ
俺(ルルーシュ……。お前は…)
俺(……いや、ルルーシュだけじゃない。…それを止められなかった俺にも責任はある)
俺「…。」
俺「ユフィは……。いや、ユーフェミアはもう…利用して殺すしか無い…」
式典会場前
サザーランド「」カチャッ
紅蓮弍式「」ブウンッ
サザーランド頭「」ガシッ
カレン「ユーフェミアめ!騙し討ちをするなんて!」カチッ
サザーランド「」ドガ-ン
グロースター「」ドゥッ
ユーフェミア親衛隊「イレブンがぁっ!」
藤堂「そうか…やはりそれが本音か!」ブウンッ
グロースター「」ズバアッ!!
黒の騎士団「」ドウッ
ランスロットエア「」ドウッ
スザク「どこだ!?ユフィは何処に!?」
黒の騎士団ナイトメア隊「」ダダダダッ
ランスロット「ブレイズルミナス」ガガガッ
スザク「やめろ!お前達に今構っている暇は無いんだ!」
式典会場前
避難日本人達「「ワアアア」」タッタッタッ
グロースター「」ダダダダッ
漆黒「」ブウンッ
グロースター腕「」ズバアッ
ユフィ「うっ…!日本人ですか!?無礼でしょ!?わたくしはユーフェミア・リ・ブリタニアですよ!」
俺「ユフィ…!?くっ…」ハ-ケンドシュッ
ユフィ「あぁっ!?」ガアンッ!
グロースター両手両足「」ドシュッドシュッ
俺「…。」
ユフィ「虐殺です。日本人は全て、皆殺しです」スタスタ
俺「ユフィ…」スッ
ガウェイン「」ズウッ
俺「ルルーシュ…?」
ユフィ「えーいっ!」タタタタッ
ガウェイン「」パチパチパチッ
ルルーシュ「兄上…。ユフィのトドメは俺に取らせて下さい…」
ルルーシュ「ケジメの為に…」
俺「…。」
俺「…分かった」
行政特区日本会場前
ゼロ「…。」スタスタ
ユフィ「あら、日本人かと思っちゃった。ねえ、考えたんだけど…一緒に行政特区日本の宣言を…」
ユフィ「あら?日本?…」
ゼロ「ああ…できればそうしたかった…。君と共に…」カチャッ
ランスロット「」ドウッ
スザク「ユフィ…」
ゼロ「…。」ダァンッ
ユフィ「あっ…」バスッ
ユフィ(どうして…?ルルーシュ…)ドサッ
ルルーシュ(さようならユフィ…。多分、初恋だった…)
俺「…。」
ランスロット「」ドウッ
スザク「うあぁーーっ!!」ドウッ
俺「はっ!?ランスロット!?」
ゼロ「スザク!?」
C.C.「こんな時に!ルルーシュを殺らせる訳には!」ドウッ
ガウェイン「」ギュ-ンギュ-ン!!
ランスロット「」ドウッ
俺「くっ…!ここで止まれスザク!」ブウンッ
ランスロット頭「」ガシッ
スザク「ぐっ…!」
スザク目「」キュイ-ン!!
スザク「邪魔だぁーっ!!」ブウンッ
俺「な、何!?」
漆黒胴体「」バキバキバキッ!!
俺「ぬうおっ!?」ヒュ-ンドサッ
ランスロット「ユフィ「」」ガシッ
ランスロット「」ドウッ
アヴァロン「」
行政特区日本式典会場
G1ベース「」
黒の騎士団ナイトメア達「」
俺(行政特区日本が開かれる筈だった富士山周辺は、ユフィに騙されたと言う怒りに支配された黒の騎士団があっという間に制圧し、ブリタニアの陸戦艇G1ベースも乗っ取った)
俺(そして、ゼロは予定通り生き残った日本人達を再び式典へと集め…)
ゼロ「私は今ここに、ブリタニアからの独立を宣言する!」
キョウトの面々「…。」
扇「…。」
神楽耶「…。」
ゼロ「その名は、合衆国日本!」バサッ
日本人達「「オオ-!!!!」」
ディートハルト「そうです…!今が建国の時!!」
陸戦艇内
待機室
ゼロ『その名は、合衆国日本!』
俺「…。」
ルルーシュ『兄上、悪いがこれより先は兄上や皆んなと直接会う事はできません』
ルルーシュ『ギアスのONOFFが出来なくなってしまいました…。顔を合わせれば兄上にも俺のギアスがかかってしまう』
C.C.「俺…。あの皇女にかかっていたギアスの事だが…」
俺「分かっている…。ルルーシュのギアスが暴走したんだろ?…」
C.C.「…。」
俺「ルルーシュが、あんな非道な命令を下す訳が無い…」
俺「きっと、何かの間違いで…」グッ
C.C.「…。」スッ
俺手「」トンッ
C.C.「済まなかったな…。私がルルーシュに力を与えなければ…」
俺「いや、良いんだC.C.…。ギアスが無ければ、きっと俺達はここまで来れなかった…」
俺「だから俺もルルーシュも…その力が恐ろしい力だと分かっていて…頼っていたんだ…。ギアスに…」
C.C.「…。」
俺「C.C.…。頼みがある…」
C.C.「…何だ?」
俺「お前はルルーシュの側にいてやってくれ…。俺はもう、あいつの所には居られなくなったから…」
C.C.「…。」
俺「…きっと、ルルーシュの心の中は今の俺よりも虚しさで包まれてる筈だから」
C.C.「ああ、分かった…」スタスタ
俺「…。」
扉「」ウイ-ン
俺「…。」
外に居る日本人達『ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!!!』
俺「…。」ポロポロ...
G1ベース
待機室
俺「…。」
携帯「」ピリリッ
俺「あっ…ルル…あぁ、ナナリーか。どうしたんだ?」ピッ
ナナリー『あっ、俺お兄様。その、学園祭の件なんですが』
俺「学園祭…?」
ナナリー『はい。ミレイさんが言ってましたよね?中断された学園祭、もう一度やるんだって』
俺「ああ…うん。言ってけど、今は…」
ナナリー『その学園祭なんですが、ユフィ姉様も呼んで私達と4人でもう一度やりませんか?』
俺「えっ?…ユフィを?…」
ナナリー『はい。ルルーシュお兄様はもうユフィ姉様とは会わないって言ってたんですけど…』
俺「…ああ」
俺(そりゃそうだろうな…)
ナナリー『これ、本当は秘密にしといてって言われたんですが…ユフィ姉様、あの時俺お兄様とももう一度お話したがってたんです』
俺「ユフィが…俺と?…」
ナナリー『はい。昔のようにもう一度って』
俺「…そ、そうなんだ」
俺「…。」
俺(俺がユフィと出会っていれば、この最悪の結果は変わってたのか?…)
俺(いや、話した所で……)
ナナリー『ですからその、今度は4人揃って…あぁ、できたらコーネリアお姉様も呼んで5人で会えたら良いなと』
俺「ナナリー…。ニュースは聞いてないのか?…」
ナナリー『ラジオは途中で終わってしまって…何かあったんですか?』
俺「いや、聞いてないなら良いんだ。心配しなくても俺もルルーシュも、明日にはそっちへ戻るから…」
俺「その時はナナリーの言ってる通り、5人で話す計画とか色々話し合おう」
俺「…うん。それじゃ、おやすみ…ナナリー」ピッ
俺「…。」
俺「ごめんナナリー…」
俺「俺もルルーシュも…もう、その未来は選べなくなった…」
俺(明日までには帰る…。この勢いのまま東京租界を制圧し、残る総督の1人…)
俺(コーネリアを叩き潰して…)
レス稼ぎに付き合うなよ
1000まで行ったら絶対巻き戻そうとするぞ
G1ベース
待機室
俺(黒の騎士団は次々と合流するイレブンを吸収しながら東京へ向けて進軍を始めた)
俺(次が恐らくこの国での最期の戦いとなる…)
俺「…少し早いが俺も、そろそろ出撃準備をしないと」スタスタ
扉「」ウイ-ン
俺「…うん?」
カレン「あっ…」
俺「カレン?どうしたんだ?」
カレン「あ、いや…何か俺が落ち込んでるからってC.C.から聞いて…」
俺「…。」
俺(C.C.…。余計なお節介を…)スタスタ
カレン「あ…その…。もしかしたらっ?って思ってたんだよね?俺も…」スタスタ
俺「…。」スタスタ
カレン「私も同じ…。もしかしたらこの国は平和になって、黒の騎士団はもうこれで…」
俺「…。」スタスタ
カレン「まぁユーフェミアが最低の皇女だった所為で、こんな風になっちゃったけど…」
俺「…。」ピクッ
カレン「で、でもね!もし黒の騎士団が解散になったとしたら私、貴方に言いたい事が──」
俺「ッ…!」グッ
俺「…違うんだよカレン」クルッ
カレン「え?」
俺「…俺は、ゼロと共に日本人達を──」
「あぁっ、ここに居たんですのね!探しましたよ!」
俺「…うん?」
カレン「え?何?…」
神楽耶「やっとお会いできましたね俺さん///」
俺「…?」
カレン「…は?」
神楽耶「あっ、酷いなあ。やっぱり忘れてる」
俺「忘れて…?はっ!?」
俺(この女…。あぁ…確か、スザクの親戚の…)
神楽耶「あっ、思い出しましたか?//」
俺「…キョウトの六家の方々は富士に残ったのでは?」
神楽耶「貴方を追いかけて来たの!夫の戦い振りを見る為にねっ!」
俺「…うん?今なんと?」
神楽耶「だから、私の夫に会いに来たの!」ニコッ
カレン「ちょっ…ちょっ…俺の夫!?は、はぁぁぁぁっ!?」
undefined
G1ベース
廊下
カレン「ちょ、ちょっと待ってよ!俺の夫ってどう言う事!?」
神楽耶「どう言う事って言われましても、そう言う事ですけど?」
神楽耶「逆に貴女は何ですの?」
カレン「えっ…あ、ぁぁ…私は…。その…同じ生徒会と言うか、仲間と言うか…その…///」
カレン「と言うか可笑しいでしょ!どうして日本人の貴女とブリタニア人の俺が結婚する事になってんの!?」
神楽耶「どうしてって、ねえ?」
神楽耶「だって私達、小さい頃に将来結婚しようって約束した仲ですから…ね?///」
カレン「えっ…じゃあ2人は…お、幼馴染なの!?」キョロキョヨ
神楽耶「はい!将来を約束した…//」
俺「…まぁ、そう言う事になるな」
俺(ただの子供の約束だが…)
G1ベース
廊下
神楽耶「最初はゼロが初めてデビューした後に、貴方が1人で7機を倒した所を見て私、貴方のファンになりましたの」
神楽耶「だからもっと貴方の活躍を色々と見たいとナイトメアを送ったの」
俺(なるほど…。漆黒を送ってきたのは彼女だったのか…)
神楽耶「ですがその後、貴方の正体を聞いてまさかあの時の俺さんだったなんて…これはもう、運命だと感じましたわ//」
俺「…。」
神楽耶「それにしても前よりもっと良い男になりましたわ。背もだいぶ高くなって」スッ
神楽耶「でも大丈夫。私も直ぐに追いつきますから!」
神楽耶「ですから、この戦いに勝利したらあの時の約束通り結婚しましょ♪」
カレン「で、でもさぁ。それって子供の頃の約束よね?そんなもん、今となっては無効なんじゃ無い?」
神楽耶「そんな事有りませんわ。俺さんは約束を破るような男では有りませんから」
カレン(うぬぬっ…)
カレン「でも俺はやっぱ歳下には興味無いんじゃ無い?」
神楽耶「紅月カレンさんでしたっけ?貴女、随分と張り合って来ますわね」
神楽耶「あら、ひょっとして貴女…」
カレン「ち、違うわよ!私は別にそんなんじゃ…//」
カレン「ね、ねえっ!?//」クルッ
俺「…。」
1神楽耶様。貴女には俺なんかよりも、もっとお似合いの男が見つかる筈…。ご自分の将来を大事になさって下さい
2……別に。俺と共に地獄へ堕ちる覚悟があるなら、誰が嫁になろうと構わないよ
3妻になると言う事がどう言う事なのか、その身体に教え込んでやる!
多数決下5まで
廊下
俺「……別に」
カレン「えっ…」
神楽耶「うふ、ではこれで私達は正式に将来を誓った夫婦ですね」ドヤアッ
カレン「ほ、本気で言ってんの?…」
俺「…俺と共に地獄へ堕ちる覚悟があるなら、誰が嫁になろうと構わないよ」スタスタ
カレン「なっ…誰がって…は、はぁ!?」
神楽耶「カレンさん、聞いていませんでしたか?」
カレン「えっ?…」
神楽耶「俺さんは今、特定の誰かを指名せず誰か…と言ったんです」
神楽耶「つまりそれはカレンさんにもチャンスがあるって事では?」ニコッ
カレン「な、何言ってんの!?だ、だから私は…///」
神楽耶「あら、では私が独り占めして良いんですか?」
カレン「……どう言う事?」
神楽耶「英雄、色を好むと言いますから」
カレン「は?…」
神楽耶「ですから、カレンさんも私と一緒に俺さんの妻になれば良いのでは?」
カレン「な、何で私まで…」
神楽耶「だって、カレンさんも俺さんの事を想っておられるのでしょう?」
カレン「えっ…///」
コンマ下二桁
21以上カレン、確かにそれは有りだと納得してしまった
20以下カレン「…いや、流石に可笑しいでしょ」
安価下
ニーナ
コンマ下二桁
11以上ニーナ(なら私もそこに入っても良いんだよね…///)
10以下カ-ナ-シ-ミノ-ムコオ-エト-
安価下2
コンマ80
コンマ15
廊下
カレン「ま、まぁ俺ってば私が居ないと暴走するかもしれないし…?///」
カレン「どうしてもって言うなら…///」
神楽耶「うふふ」
壁の角
ニーナ「…。」
俺『…俺と共に地獄へ堕ちる覚悟があるなら、誰が嫁になろうと構わないよ』
ニーナ「な、なら私も嫁になっても良いんだよね…///」
ニーナ(あの2人も一夫多妻認めてるみたいだし…)
ニーナ「うふ…うふふふ…///」
ニーナ(決戦前にもう一回慰めてこよう…///)スタスタ
東京租界
政庁
パソコン「」
副官A「厚木ラインも突破された!」
副官B 「本国からの増援を!」
副官C「もう、間に合わん…」
副官B「では、このエリアを一先ず捨てて…」
ギルフォード(やはり、そうするしか…)
コーネリア「狼狽えるな!」
副官達「「あぁっ…!」」ビクッ
ギルフォード「コ…コーネリア様!?」
コーネリア「グラストンナイツを待機させた。全軍、東京租界外縁に陣を敷け!」
コーネリア「黒の騎士団を…ゼロさえ抑えれば反乱は収まる!」
G1ベース
ブリッジ
ゼロ「コーネリアさえ倒せば我々の勝ちだ」
ゼロ「全軍!作戦配置図に従い待機せよ!」スタスタ
ゼロ「ディートハルト、前線は藤堂にここはお前に任せる」スタスタ
ディートハルト「分かりました」
扉「」プシュ-
ゼロ「…!」
神楽耶「あら、ゼロ様」
ゼロ「皇の!?どうしてここに…」
神楽耶「夫となる俺さんの活躍を見に来たの」
ゼロ「んっ!?俺?…」
ルルーシュ(兄上の…?…)
神楽耶「ええ、俺さんも私が妻となる事を認めてくれましたわ」
ルルーシュ(あ、兄上…?)
神楽耶「あぁ、でもカレンさんもなるみたいですが」
ゼロ「…よく分からないが私は今それどころでは無い」スタスタ
神楽耶「ゼロ様。俺様と力を合わせて頑張って下さいましね」ニコニコ
ゼロ「…。」スタスタ
ルルーシュ(兄上の女難の相がこれでマシになるのなら、まぁ良いか…)スタスタ
すみませんこの時代はガレスでは無く専用のグロースターでした
性能差
ガレス>漆黒>>専用グロースター>グロースターです
1もうこのままガレスで行く
2グロースターに直す
3と言うかそんな事より巻き戻しくれ。巻き戻しチャレンジに失敗したらガレスで良い(35以下失敗。71以上の場合は質問タイム有り)
多数決下5まで
グロースターへ直します
東京租界
ガウェイン「」
ゼロ「聞くが良いブリタニアよ。0時まで待とう。降伏し、我が軍門に降れ!」
漆黒「」
俺「…。」
外縁
ブリタニア軍「」
グロースター「」
サザーランド隊「」
コーネリア「今の内に敵軍の配置を確認せよ」
ブリタニア兵達「イエス・ユア・ハイネス!」
コーネリア「ここでユフィの仇…撃たせて貰うぞ。正々堂々と正面からな」
漆黒コックピット内
ゼロ『これは最終通告だ。0時まで待つ。我が軍門に降れ!』
俺「…。」チラッ
「23:59:43」ピッピッピッ...
俺(…東京を決戦の地としたシミュレーションははルルーシュと共に何度も行ってきた)
俺(そして、初手でブリタニア軍を一番叩き潰せる作戦は…)
「00:00:00」ピ-
俺「東京租界を丸ごと潰す」ニヤッ
東京租界「ブリタニア軍「」」ガラガラガラッ...
ルルーシュ「地震対策の為の階層構造…しかし、フロアパーツを一斉にパージすればこれ程脆い物は無い」ニヤッ
ルルーシュ「黒の騎士団を迎え撃つ為、外縁に布陣したのが仇になったな」
ガウェインコックピット内
ルルーシュ「ふっはははは。これで良い、後は政庁陥落の映像と共に、独立宣言を全世界に向けて発信すれば嫌でもあの男が出てくる」
藤堂方面
藤堂「敵の航空戦力はどうなった?」
千葉「各地域の協力組織も優先して叩いています。残るは伊豆諸島と佐渡、淡路辺りかと」
藤堂「よし、ならば今の内だ。突撃!」
黒の騎士団ナイトメア隊「」ウイ-ン
藤堂「三番隊は報道機関、六番隊は公安部、特務隊は滑走空路を押さえろ」
藤堂「それ以外は正面から押さ出せ。敵軍残存戦力の情報を収集!」
漆黒&紅蓮方面
俺「カレンと特務隊は俺と来い!」ドウッ
カレン「えっ!?」
俺「学園地区を押さえる!」
カレン「学園地区に!?」
俺「そうだ!その中の一部を司令部とする」
カレン「俺?ど、どうしてよりにもよって学園を…」
俺「…この東京租界はこれより大決戦となる。黒の騎士団が守っていた方が安全だからだよ」
カレン「あ…」
俺「分かったらついて来い!」
カレン「了解!」
ミサイル「」ドシュッドシュッドシュツ
俺「ん?…」ドウッ
漆黒「」キキッ
クラウディア「その黒い機体!父の仇!」ブウンッ
カレン「くっ…!させるか!」ガシッ
別のグロースター「」ドシュッ
カレン「チッ…グロースター?」ドウッ
カレン「いや、普通のと肩の色が…特別な奴等か?」ガシッ
俺「ここは俺のみで良い。カレン、奴等も
カレン「えっ?でも5機も一辺に…」
俺「俺を誰だと思ってるんだ?」
カレン「…。」
俺「この作戦は長引けば此方が不利になる。ここは俺に任せてカレンは早く特務隊と共に学園の制圧へ行け」ドウッ
カレン「…了解!こんな所で死ぬんじゃ無いわよ!」ドウッ
俺「フン…。こんな序盤に過ぎない場所で死ぬかよ…」
特別版グロースター5機「」ドウッ
俺(囲まれた…だが!)スチャッ
コンマ下二桁
81以上瞬殺した(グラストンナイツ全滅)
41~80脱出されたが、一気に2機片付け、道を開けた
11~40戦闘膠着
10以下俺中破(死亡判定へ)
安価下
コンマ95
東京租界
グロースター頭「」ガシッ
漆黒「」
クラウディオ「き、貴様…よくも兄弟を…」
俺「…悔しいか?5人がかりでかかっても、たった一騎に瞬殺されて」
クラウディオ「ふざけるな!父だけでなく、兄弟まで…!」ブウンッ
俺「知るかよ!お前達が弱いのがいけないんだろうが!」カチッ
漆黒「」グウウウンッ
クラウディオ「ぐあぁぁぁっ!?」ブクブク...
グロースター「」ドガ-ン!!
俺「…お前達ブリタニアは弱肉強食の世界だろ?だったら俺に勝ってみろよ」
グロースター他の機体の残骸「」
俺「撃って良いのは、撃たれる覚悟のある奴だと言う事を覚えておけ」クルッ
漆黒「」ドウッ
漆黒コックピット内
ゼロ『枢木スザク。君に対する執着が私の甘さだったようだ』
ゼロ『断ち切る為にも、一騎討ちで決着をつけたいのだが?』
俺「…スザク…。ランスロットで出て来たか」
俺(だが此方は一人で良いと読んだルルーシュが対応に回ってるみたいだな)
俺(なら任せて良いだろう…。既にルルーシュも覚悟は決めている筈)
俺「藤堂。エナジーフィラーの保管所は?」ピッ
藤堂『俺か。既に押さえてある』
俺「流石だ。早いな」
藤堂『千葉、仙波、卜部の隊で政庁を包囲する。我が本体が正面より押し出す』
藤堂『其方も補給完了後、本隊へと合流できるか?』
俺「良いだろう。政庁さえ堕とせば、敵の援軍等関係無くなる」
藤堂『ああ、急いでくれ』ピッ
俺(…コーネリアはユフィの仇を撃つ為に必ず出てくる筈)
俺(だが、俺が奴を倒してこの戦闘を終わらせる!)ドウッ
東京租界
エナジーフィラー交換所
漆黒「」ウイ-ン
俺「扇」
扇「あ、俺か。学園の方は?」
俺「問題無い。そっちにはゼロとカレンが居る、俺は補給完了後藤堂の本隊と合流して政庁へと進軍する」
俺「輻射波動とエナジーフィラーの交換を頼む」
扇「分かった。漆黒の補給完了まで少し待っていてくれ」
俺「ああ」スタスタ
俺「…。」
租界ビル「」
俺(学園側にはランスロットが居るが、ルルーシュとカレン、そして特務隊が抑えてる…)
俺(あっちは問題無いだろう…)スタスタ
俺(後は政庁…藤堂率いる本隊と四聖剣が向かってるが、向こうにはコーネリアと騎士のギルフォードが居る筈…)
俺(やはり俺が合流すべきは…)
カチャッ
俺「…。」
ヴィレッタ「俺、見つけたぞ…」スッ銃「」
俺「その声、ヴィレッタか…」
ヴィレッタ「…。」
俺「探していたんだがな。まさか学園祭の後に雲隠れされるとは」
ヴィレッタ「そんな事はどうでも良い。お前とルルーシュは行政特区日本で私やジェレミアにかけた催眠術のような物をユーフェミアにかけたな?」
俺「……ああ」
ヴィレッタ「…!」
ヴィレッタ「な、なら…お前達は黒の騎士団の存在意義を示す為にあれ程の虐殺を!?…」
俺「…だとしたらどうする?」
ヴィレッタ「…。」カチャッ
俺「…日本人を虐殺した大罪人である俺を殺すか?」
俺「それとも…」
ヴィレッタ「ッ…」
俺「お前だけだぞ?今ここで俺を止められるのは」
ヴィレッタ「黙れ!わ、私は!」グッ
俺「…撃ちたければ撃て。俺達兄弟は…それだけの事をしてここにいる」両手スッ
ヴィレッタ「くっ…」グッ
コンマ下二桁
81以上ヴィレッタ、真相を探る為に黒の騎士団に加入する
41~80ヴィレッタ、俺を撃てずに見逃す
11~40俺、逆にヴィレッタを撃つ
10以下ヴィレッタ、俺を止める事に成功する
安価下2
コンマ93
東京租界
エナジーフィラー交換所
ヴィレッタ「…ルルーシュはともかく…私には、お前がそんな事をするとは思えない」
俺「…。」
ヴィレッタ「…。」スッ
銃「」
俺「撃たないのか?」
ヴィレッタ「ああ…お前が真実を話さないのなら、私もお前を撃たない…」
俺「…。」
扇「おーい!そこに居たのか俺!補給完了したぞ~ってその人は?」タッタッタッ
扇「ブリタニア人…?」
俺「彼女は…」
ヴィレッタ「私は黒の騎士団の現地協力者の1人だ。詳細はゼロに確認してみれば良い」
扇「えっ…?//」
俺「…良いのか?」
ヴィレッタ「お前が真実を話さないなら、私は今度も同じようにお前の近くで本当の真実を探ってみせるだけだ…」スタスタ
俺「…。」
扇(なんだ…。メチャクチャ美人さんかと思ったらまた俺の女かよ…)
俺「…扇。彼女を保護してやってくれ。現地協力者である事は間違い無い。俺が保証する」
扇「あ、ああ…」
ヴィレッタ「大丈夫だとは思うが…死ぬなよ…」
俺「誰に言ってる…」スタスタ
俺(…これで俺の憂いは無くなった。後は政庁へ向かいコーネリアと決着をつけるだけだ)
東京租界
政庁前
政庁「」ダダダダッ
無頼「」ドガ-ン!
無頼「」ドガ-ン!
漆黒「」キキイッ
俺「…政庁の防衛機能か。守りは硬いようだ」チラッ
藤堂月下「」ブウンッ
ギルフォードグロースター「」ブウンッ
バチイッ
俺「藤堂の部隊が親衛隊を引きつけてくれているのか。なら俺は味方を囮にして、その間に政庁の一番上まで上手く駆け上がり混乱させた方が良さそうだな…」キイイッ
壁「無頼「」」ウイ-ン
政庁防衛機能「」ダダダダッ
無頼「」ドガ-ン!!
漆黒「」ドウッ
政庁防衛機能「」カチャッ
漆黒「ナイフ」ビュオッ
政庁防衛機能「」ドガ-ン!!
俺「よし、今だ!」ドウッ
政庁屋上
俺「登りきったか」
漆黒「」ウイ-ン
俺「…ん?ここは…」
花畑「」
俺「似ている…。母上の、アリエスの離宮に…」
グロースター「」
コーネリア「…ほう、やはりお前が一番最初にここへ来たか」
俺「この声、コーネリアか…」
コーネリア「ようこそ。ゼロの切り札と呼ばれる男…」
漆黒「」
グロースター「」
俺(コーネリアならばいつものように撃墜してはならない…。此奴には聞きたい事がある…)
コーネリア「さぁ、歓迎の宴だ…」
俺「ッ…」
コーネリア「舞踏会はお好きかな?」
俺(…終わらせる!此奴を倒して!)ギュイインッ
コーネリア「我が臣下、ダールトンとグラストンナイツの敵は私が取ってくれる!」ギュイイッ!!
コンマ下二桁
86以上コーネリアを生け捕りに成功する
61~85ゼロ援軍(コーネリア瀕死)
31~60戦闘膠着(ゼロ援軍率上昇)
11~30俺中破(死亡率上昇)
10以下俺死亡
安価下
コンマ26
政庁
コーネリア離宮
漆黒「」ブウンッ
グロースター「」ダダダダッ
俺「チィッ…!」ドウッ
漆黒「蹴り」クルクルクルッブウンッ
グロースター 「」ドガッ
コーネリア「ぐぅっ!?」
マシンガン「」ドガ-ン!
俺「コーネリア!!」ナイフチャキッ
コーネリア「そうでなくては!」ランススチャッ
漆黒「」ブウンッ
グロースター「」サッ
俺(よし、次の此奴の動作後は──)
グロースター「」ドウツ
俺「前に出てきた!?チィッ…!死にたがりめ!」右腕「」ブウンッ
グロースターコックピット「」
俺(はっ!?マズイ!?コーネリアのコックピットに当たる!)ガクンッ
グロースター「」ドウッ
俺「ッ…!」
漆黒輻射波動「腕」ズバアッ!!
コーネリア「はははははっ!!」
俺「何!?」
コーネリア「そうだろうな!貴様は私を殺せまい!」ギュルルンッ
俺「しまった!?そこまで読まれていた!?」
グロースター「」ガシッ
漆黒「」
コーネリア「これが裁きだ!」ブウンッ
俺「くっ…!」
コンマ下二桁
41以上ゼロ援軍(コーネリア瀕死)
40以下俺死亡
安価下
コンマ43
政庁屋上
「惜しかったなコーネリアよ」
コーネリア「何!?」
ガウェイン「」ドシュッ
グロースター足「」ドガ-ン!!
コーネリア「はっ…!?ゼロォっ…!」
コーネリア「おのれ…!またしても一騎討ちを邪魔して…」
地面「」グロースター上半身「」ズド-ン!!
俺「ルルーシュ…」
ルルーシュ「兄上…。助かりましたよ、兄上がコーネリアの気を引いてくれて…」
俺「…。」
政庁屋上
離宮
ガウェイン「」
漆黒「」
グロースター「」パチパチ
コーネリア「そうか…。ゼロの正体はお前だったのか…」ドクドク...
ルルーシュ「…。」
コーネリア「ならあっちの方は俺…か?」
ルルーシュ「…ええ」
コーネリア「ナナリーの為…か?」
ルルーシュ「そうです。俺達は今の世界を破壊し、新たな世界を創る…」
コーネリア「そんな世迷言の為にお前達は殺したのか?…クロヴィスを…ユフィまで!!」
ルルーシュ「姉上こそ、私の母閃光のマリアンヌに憧れていた癖に…」
コーネリア「くっ…どうやら、これ以上の会話に意味は無いようだな…」
ルルーシュ「そうですね…。ならば…」
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが問いに答えよ」スッ
ルルーシュ目「」キ-ン!!
政庁屋上
漆黒コックピット内
俺(母マリアンヌの死は謎のままだった…)
俺(あの襲撃のあった日、警護隊を引き上げたのはマリアンヌ本人…)
ルルーシュ『遺体って母さんの?じゃああの棺の中!』
俺「…どう言う事なんだこれは?」
C.C.『おい!戻ってこい!』
俺「うん?」
ルルーシュ『分かっている。そろそろ政庁の守備隊が…』
C.C.『違う!お前達の妹が攫われた!』
俺「何!?ナナリーが!?」
ルルーシュ『冗談を聞いている暇は無い。今はコーネリアを人質として本陣に…』
C.C.『私には分かる!お前達の生きる目的なのだろう!神根島に向かっている!』
俺「神根島?…あの時ルルーシュが居た?…」
ジーク・フリート「」ドゴオ-ン!!
政庁屋上
俺「何だ此奴は!?」
オレンジ「オール・ハイル・ブリターニアー!おや、貴方様は…ゼロ!?」
オレンジ「何たる僥倖!宿命!数奇!」
ルルーシュ「まさかオレンジか!?」
オレンジ「お、お、お…お願いです!死んで頂けますか?」ドウッ
俺「ルルーシュ!危ない!」ドウッ
ジークフリート「」ビュオッ
漆黒「右腕」ドガッ
俺「ぬあっ!?何て突進力だ!?…しまった!?」ガラッ
政庁屋上「」
漆黒「」ヒュ-ン...
ルルーシュ「兄上!?」
ガウェイン「」ドウッ
ジークフリート「」
地面「漆黒「」ドシ-ン!!」
俺「かはっ!?」ゴンッ
ルルーシュ「兄上!?」
俺「だ、大丈夫だ…俺は良いから…ナナリーを…」
俺「くっ…」カクッ
ルルーシュ「兄上!?くっ…」ドウッ
漆黒コックピット内
俺「くっ…」フルフル
俺「気絶してたのか…」
俺「うっ…!?」
キ-ン!!
俺頭「」
俺(何だ…?行政特区日本の時に見た悪夢のような映像が頭に…)
キ-ン!!
俺「ぐっ…」
マリアンヌ「…。」フッ
キ-ン!!
俺「くっ…何故笑う…。マリアンヌ…」
俺「いったい、何がおかしいんだ!」ドンッ
俺「…お、治まった?」
扇『俺!応答してくれ!』
俺「扇か?…何があった?…」
扇『俺にも分からない!だが、君に全指揮権を託すと…早く指揮を!』
俺「俺に…?」
俺「くっ…分かった。状況を伝えろ。藤堂の部隊は!?現在生き残ってる部隊は何人居る?」ウイ-ン
扇『それが──』
俺「うっ!?」キ-ン
俺(まただ…。またあの頭痛が…マリアンヌが笑って…)
俺目の前「」ドシ-ン!!
俺「……はっ?」
ラウンズ前半参戦無し
コンマ下二桁
81以上モニカ登場
80以下マリアンヌ登場
安価下
コンマ93
東京租界
政庁前
俺「な、何だ…?この機体は…」ゴクリッ...
ヴィンセント「」
俺「ランスロット…?いや、若干違う…」
俺「だがブリタニアの新型機…。どうして、こんな所に…」
モニカ「陛下の命により…これより排除します」スッ
ヴィンセント「」ドシュッ
俺「なっ…!?」ドウッ
建物「」ドガ-ン!!
俺「此奴!俺が狙いか!」ドウゥ
ヴィンセント「」ドウッ
俺「くっ…!」
ヴィンセント「」ドシュドシュッ
俺(右腕の輻射波動の無い状態で…)ギュイインッ
扇『俺!何してる!?早くこっちに来て指揮を!?これ以上は持たない!』
俺「こっちはそれどころじゃ無い!」
ヴィンセント「」バッ
俺「はっ!?くっ!こいつ!調子に乗って!」ナイフ「」ブウンッ
ヴィンセント「」パシッ
俺「なっ…!?」
俺(つ、掴まれた…?馬鹿な…何者なんだこのパイロットは…)
ヴィンセント「」カチャッ
俺「くっ…!」
俺(手負いじゃなければ…)
コンマ下二桁
86以上カレン参戦(END)
85以下俺敗北(END。モニカ好感度+4)
安価下
コンマ51
神根島
スザク「ここから先の事は、お前には関係無い!」カチャッ
ルルーシュ「…!」
スザク「お前の存在が間違っていたんだ!」
ルルーシュ「ああ…」
スザク「お前は世界から弾き出されたんだ…!ナナリーは俺が!」
ルルーシュ「スザク!!」カチャッ
スザク「ルルーシュゥー!」カチャッ
ダァンッ!!
政庁前
ヴィンセント「」ギュ-ン!!
俺「くっ…」
俺(…これは、罰なのかもしれない)
俺(ギアスと言う名の力に溺れ、色んな人を巻き込んで人生をメチャクチャにしたた…俺とルルーシュへの…)
モニター「巨大な光「」」ゴオオッ
───それなら、俺は……
漆黒胴体「」ドシュッ
藤堂「死守しろ!ここを突破されたら、我が軍は!!」
藤堂月下「」ドウッ
井上「あっ…」ドガ-ン
杉山「井上…?あぁぁ…ゼロは…ゼロは何やってんだぁぁっ!?」ダダダッ
扇「俺!俺早く来てくれ!?うわあぁぁぁっ!?」ドガ-ン!!
────俺達は…
俺「フッ……これが裁き…か…」
漆黒「」ドガ-ン!!
ヴィンセント「」
モニカ「…。」
モニカ「任務完了。これより…」チラッ
モニカ「…。」
漆黒コックピット「」
第一期END
第一期黒の騎士団敗北END
1最初から始める
2このまま2期へ進む(※1期へは戻れません)
多数決下5まで
すみませんやはり単発無しで3時ごろ決めます
埋まるのはや
ですが一度無効にさせて下さい。申し訳ありません
単発無しなので単発避けお願いします
@45分から多数決にします
第一期黒の騎士団敗北END
1最初から始める
2このまま2期へ進む(※1期へは戻れません)
多数決下7まで(単発無し)
最初から始めます
初期仲の良い者を変更しますか?
1変更する
2変更しない(現在:ルルーシュ)
多数決下5まで
仲の良い友人一覧
1ルルーシュ
2ミレイ
3ニーナ
4リヴァル
5シャーリー
6特に無し
多数決下5まで
仲の良い人物→ルルーシュ
俺とルルーシュは…
1幼馴染である
2腹違いの兄弟である(俺皇族)
3ガチ兄弟である(俺皇族)
多数決下3まで
初めます(俺とルルーシュ幼馴染。好感度8)
俺がルルーシュと遊んだ事あるのは…
1ブリタニアにルルーシュが居る時、その後ルルーシュは何故か引っ越した
2日本との戦争終了後、俺が越してきてから
多数決下3まで
アッシュフォード学園
俺(俺の名は俺)
俺(昔はブリタニア帝国に住んでいたが、俺はこの国…旧日本が7年前にブリタニア帝国に敗北しエリア11と名付けられると…)
俺(親の事情により、こちらの国へと引っ越す事になった)
俺(だが、この国は他のブリタニアの属国の中では治安があまり良くなく…)
俺「うん?」
パソコン「」
ニュースキャスター『昨日、新宿ゲットーにて毒ガステロ事件が発生し多数の死傷者が発生しました』
俺(新宿って言ったらここから近いじゃないか…)
生徒A「私見たー!新宿の方で煙上がってるの」
生徒B「あの毒ガスだったんだ!」
生徒C「新宿の様子、ほかに出てない!?」
俺(クラスでは、昨日起きた新宿のテロで話題は持ちきりである…)
俺(俺はその頃普通に学校で授業受けて、普通に寮へと戻ったので全く関係の無い話だが…)
1テロリスト…。許せないな…
2まぁ正直どうでも良いな
多数決下3まで
アッシュフォード学園
俺(テロリスト…。許せないな…)
俺(正義感の強かった俺は、最近頻発するテロ事件)
俺(そしてこの国の為に立ち上がり、ブリタニアの軍隊へ志願してみた)
俺(だが、ブリタニアの軍人になるには厳しい試験を合格しなければならない…)
俺(そんな俺の学力と身体能力だが…)
知能
コンマ下二桁
81以上人より優れてる
61~80人より少し優れてる
60以下人並み
安価下
身体能力
コンマ下二桁
81以上人より優れてる
61~80人より少し優れてる
60以下人並み
安価下2
コンマ38(人並み)
コンマ53(人並み)
アッシュフォード学園
寮
俺「…。」ズ-ン...
不合格「」
俺(だよな…)
俺(俺ってば、優れてる事なんて一つもねーもん…)
俺(正義感だけ人一倍強くても、こんな唯の学生なんか志願できる訳無いよな…)
俺(更にこのエリアの新しい総督がコーネリアになった事で、試験は更に難しくなった…)
俺「残念だがブリタニア軍へ入るのは…」
1きっぱり諦めよう…
2これから毎日筋トレとか勉強とか努力して、来年の試験頑張るか…
多数決下3まで
アッシュフォード学園
寮
俺(ブリタニアの軍人になるのは諦めよう…)
俺(そもそも俺には向いてなかったんだ…。軍隊なんて…)
俺「親を泣かせないよう、ちゃんと将来を見据えた職業につかないとな…」
俺「……。」
俺「よし決めた。俺は将来…」
俺「>>921に俺はなる!」
海賊王
アッシュフォード学園
寮
俺「海賊王に俺はなる!!」
俺「よしっ、そうと決まったら先ずは船。そして仲間とつえー奴を集めねーとな」スタスタ
俺「後、オレが戦えるようになるゴムゴ○の実も見つけてこねーと」スタスタ
俺「よーし、今日から忙しくなるぞぉ!」
───そして、月日は流れ…
コンマ下二桁
91以上俺、海賊王になるのだった(HAPPYEND)
90以下…が海賊王なんかにもなれる訳が無く俺は世界が平和になった後もニートになるのだった…(BADEND)
安価下
コンマ64
数十年後
俺実家
俺「…。」ピコピコ
ルヒイ『ゴムゴムノ-ガトリング!!』
ウリップ『ウリップワゴ-ム』
ロロ『ニイサン!!』
サンシ『ディアブルジャンプ!』
マミ『ミンナシヌシカナイジャナイ!』
俺「はは…。海賊王はもう目の前だ…」
扉「」コンコンッ
母『俺…。食事持ってきたわ…』
俺「うっせーBBA!そこ置いとけっていっつも言ってんだろ!」
母『ご、ごめんね…』
俺「ったく…海賊王になる為に俺は忙しいつってんのに…」ピコピコ
俺(そうだ…俺こそが海賊王になるんだ…)
俺「フヒヒ..フヒ...」
──結局、世界がゼロレクイエムにより平和になった後も俺は引きこもり、いつか海賊王になる事を夢見てゲームをするのだった…
BADEND
BADEND
1最初から始める
21000チャレンジで巻き戻し取ったら戻りたい
多数決下3まで
続きは次スレで
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part4
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part4 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1626123866/)
>>999までに
コンマ下二桁
66、77、88、99が出ると巻き戻し権利
00が出ると…
>>1000の
コンマ下二桁
91以上巻き戻し権利+99権利
31~90巻き戻し権利(ゾロ目なら2個)
30以下何も無し(ゾロ目なら格上げ)
a
a
カミ
ーユ
貴様は
俺の
おっ…!
a
そろそろ本気出す
明日から本気出す
来週から本気出す予定
来月こそ本気出すと思う
来年こそ本気出せると良いな
カレンみたいなタイプと結婚すると家事任されがちになります
a
i
コンマ04
コンマ04
あ
1000
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