【ペルソナ5S】蓮「さっきうんちしたの誰だ!?」ブチッ! (52)


ペルソナ5スクランブルです。禁止区域付近までのネタバレあるので未プレイの人は注意

・本編に登場するキャンピングカーにトイレがある設定でやります

・主人公はCV:福山潤なのでルルーシュが叫んでるかのようなイメージで読んで下さい

・うんち好きな人だけ読んで下さい

・うんち嫌いな人は小学生に戻った気分で見て下さい

・うんちが頻繁に現れるので食事中は決して見ないで下さい

・うんちを我慢すると最悪死にます。我慢しないようにしましょう

こちら過去作
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ー仙台 キャンピングカー内ー


竜司「いきなりどうしたってんだよ?うんちが何だって?」

祐介「落ち着け蓮。何があった?」

ソフィア「そうだぞ。どうしたんだ?」ピコン

蓮「それがな、今うんちしにトイレ入ったら……」

モルガナ「入ったら?」


蓮「とんでもなく臭いんだ!およそ人がしたモノと思えないほどのうん臭だ!あんなうん臭嗅いだ事がない!さっきうんちした奴はきっと人間じゃない!!」ブチッ!

竜司「落ち着けよお前。やったの女子だろうしあんま言うなって」

蓮「ふざけるな!!!女子なわけがないだろ竜司!!!!女子はな…女子はなぁ……」

祐介「何だと言うんだ?」

蓮「女子はうんちしないんだよ!!!!!!!!!!」ブッチィィィッ!!

杏・真・春・双葉「………」

竜司「あー。ややこしくしやがったな」


祐介「女子だろうと人間だ。人間とは動物なのだから誰でもうんちぐらいするものだろう」

ソフィア「私はうんちしないから女子はしないんだぞっ」

竜司「余計ややこしくすんなよ」

モルガナ「くだらねーなぁ。人間なんだからうんちぐらいしょうがねーじゃねえか」

蓮「杏のモリモリうんちをどう思う?」

モルガナ「アン殿がうんちするわけねーだろ!!!」

竜司「言ったそばからそれかよ」


蓮「誰だ?誰なんだうん犯は!?言え!どうせ竜司か竜司なんだろ!?」

竜司「ざっけんなテメェ!!俺は育ちがナイーブなんだよ!家出る前も車乗り込む前ももう出ねえってぐらい全力で出し切る派だっての!!!」

蓮「嘘をつくな!!!!!」

竜司「ホントだっつの!!!だいたい俺まだ車のトイレ使ってねえよ!!!!!それにうんちは家か駅のちゃんとしたやつかウォシュレットじゃねーと出ねえ主義だ!!!!!!!!」

祐介「この気迫からすると本当のようだぞ」

ソフィア「リュージはこだわりの男なんだな!」

モルガナ「男はこだわってナンボだからなぁ」


蓮「という事は………祐介がうん犯か!?ふざけるなこの人でなしのうん犯め!お前なんか芸術家じゃない!うん術家だ!!!」

祐介「お前こそふざけるな!!!!確かに俺はどこでもうんち出来るタイプだがさっきしたのは俺じゃない!!!!」

蓮「そんな下らない嘘で逃げ切れると思ってるのかダ・ウンチが!!!!!」

祐介「言うに事欠いてダ・ウンチだと!?名誉だけでなくダ・ヴィンチまでも汚すつもりか!!!!!」

蓮「お前以外にいないから言ってるんだこのダ・ウンチ!!!!うんち解剖図でも描いてろ!!!!!!!!!」

祐介「俺ではないと言ってるだろう!!!そもそも俺は牛タンを味わったばかりだぞ!?味わって間もない美の牛タンをうんちにするなどそんなもったいない事するわけないだろう!!!!」

蓮「たしかに」


竜司「祐介じゃねえと思うぜ。こいつがあんなうまかった牛タンをすぐさまうんちになんかするかよ」

ソフィア「そうだぞ?ユースケはそんな事しないぞ」

モルガナ「ホントだぜ。ワガハイすら食ってねえ牛タンをいきなりうんちにするわけねえよ」

蓮「そうだな…すまなかった祐介。ついうん犯だと…」

祐介「いやいい。考えてみればダ・ヴィンチもダ・ウンチも似たようなものだからな」

竜司「そこはちげーっつっとけよ」


蓮「クソっ…クソっ!!じゃあ一体誰だ!?誰なんだ!?」

竜司「もういいだろ?そこまでにしとけって。女子が可哀想じゃねえか」

ソフィア「なあ、そんなに臭かったのか?」

蓮「ああ…今もなお鼻の奥にべっとりと存在感を残してる。まるでうんち付きの綿棒を鼻の奥にこすりつけられたようでまさに不愉快八艘飛び」

モルガナ「ひでぇなあ」

祐介「…思ったのだが。モルガナなんじゃないか?」

モルガナ「え!?」

蓮「そうか…貴様か……貴様がうん犯か!?」

モルガナ「ちげーって!!!」


蓮「黙れこのうん猫が!!!!!くっさいくっさいうんち出すより運招きをしろこのうん猫が!!!!!!」

モルガナ「姿は猫だが猫じゃねーぞ!!!!それにワガハイきっちりおトイレ教育されてるんだぞありえねーよ!!!!」

蓮「その教育してやったのは俺だろうが!!!!俺のカバンにうんちしたのは一度や二度じゃなかっただろ!!!!!」

モルガナ「しょうがねーだろあん時ゃ揺れに慣れてなかったんだよ!!!!でもちゃんと我慢しておトイレうんち出来るようになったじゃねーか!!!!!」

蓮「ふざけるな!!!今になってまた再うん教育が必要になったって話をしてるんだこのうん猫が!!!!!!」

モルガナ「だからワガハイちゃんとおトイレでしてるって言ってるだろ!!!!!!」

蓮「そのクサクサうんちをさっきしたのがお前なんだろうが!!!!!」

モルガナ「だからワガハイじゃねーって言ってんだろ!?この車のおトイレの横にワガハイ専用のちっこいおトイレあるじゃねーか!!!うんちの影も形もないだろ見てこいよ!!!!」

祐介「うんちの姿がなければ真実かもしれんぞ」

蓮「フンッ!!!!どうだか!!!!!!!」


竜司「お前ら落ち着けって。テンション落とせよ」

祐介「だがこれで俺たちがうん犯でないと証明されたようなものだな」

ソフィア「猫ガナはちゃんと教育されてたんだな」

モルガナ「レンに何度も躾けられたんだよ。でも猫じゃねーぞワガハイ」

蓮「懐かしいな。カモシダをやった打ち上げで高級ビュッフェ行った帰り、カバンの中にモリモリうんちされた日から始めたんだ」

竜司「あの帰りにそんな事あったんか。全員バカ食いしたもんなぁ…量ヤバそう」

祐介「高級ビュッフェでバカ食いだと…!?くっ…なぜ俺がいる時にその宴を開かなかったんだ!?」

モルガナ「オマエが入る前の話だからしょうがねーよ。ってこの流れ無印本編でちょっとやっただろ」


竜司「あーまあ…なんつーかよ、もういいんじゃね?」

蓮「忘れろっていうのか!?あのとんでもない悪臭と嗅覚に刻まれた惨劇を忘れろと!?」

竜司「いやまあ…うん犯は逃げたって事でしょうがねえよ」

祐介「そうだな。これ以上は女子の名誉を総攻撃してしまうしな。それはさすがにどうかと思う」

蓮「だから言ってるだろ!!!女子はうんちなんかしないんだよ!!!!!!!!!!」

モルガナ「現実見ろよオマエ……アン殿は別だけどな」


蓮「許せん…うん犯め……。何が何でも特定して晒し者にしてやる…。あのうん臭を研究機関で科学的に分析かなんかさせて大々的に公表してやる!!!!ソフィア!今すぐ一ノ瀬を呼べ!!!!!」

ソフィア「わかった!」

竜司「やめとけって。あー、まあよ。とりあえずあれだ、ニオイ消しのやつ買いに行こうぜ蓮。ついでに気分転換に牛タンアイスおごってやるよ」

祐介「おごりならば俺も付き合おう」

ソフィア「オゴリかー!いいなぁ私も行くぞっ!記録させてくれ!」

モルガナ「んじゃワガハイも付き合ってやるぜ!」

竜司「誰もお前らにおごるなんか言ってねえだろ。まいいや今回だけな!んじゃ行こうぜ」

蓮「ああ……」

ガチャッ……バタン

杏・真・春・双葉「………」


ー札幌 キャンピングカー内ー


蓮「フルハウス」

祐介「フォーカードだ」

竜司「んがーっ!!!畜生また負けかよ!?」

ソフィア「リュージは甘いなー」

蓮「俺たち怪盗団に勝とうったってそうはいかない」

祐介「全くだ。お前の目配せなど所詮は贋作。いつでも見破れる」

竜司「んだよクッソー!」

蓮「ちょっとうんちしてくる」

祐介「しっかりな」


竜司「つかよー、夏場の沖縄ってどんななんだろな?」

祐介「常に南国というイメージしかないが、夏ならではの美があるに違いない。どんな景色なのか楽しみだ」

ソフィア「画像見るか?」

祐介「いやいい。美しい景色とはこの目で見てこその」

蓮「んきゃーーーーーあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

竜司「うぉあ!?ビクったぁ!?」

祐介「どうしたんだ突然?何があった?」

蓮「さっきうんちしたの誰だ!?」ブチッ!

モルガナ「またかよ」

ソフィア「私はうんちしないぞっ」

杏・真・春・双葉「………」


竜司「またうんちクセーのかよ?」

蓮「バカ野郎!臭いなんてもんじゃない!!!!そんな生ぬるいうん臭じゃない!!!!!!」

祐介「どんなうん臭だと言うんだ?」

蓮「例えるならサキミタマを座薬と勘違いしたヘカトンケイルが肛門にブチ込んだと同時にうっかり出てきたうんちの中から出て来たサキミタマのうんち、みたいな感じだ!!!!!!!!」

竜司「よくわかんねえけどすっげぇ嫌な例えだな」

祐介「うんちのマトリョーシカというわけか」

ソフィア「大げさなんじゃないか?」

蓮「そんなわけあるか!!!!ソフィアの代わりに竜司も嗅げ!!!!!!」

竜司「何で俺なんだよざっけんな!!嫌に決まってんだろうが!!!!!」


蓮「黙れェェェェ!!!!!!こっち来いっ!!!!!!」グイイイイイイ

竜司「はっ、離せ!!!離せってんだ!!!!!!!やめろ!!!!すでになんか臭い!!!!!」ズルズル

祐介「哀れなり」

ソフィア「なーむー」

モルガナ「ソフィアそれ意味わかって言ってんのかよ?」

祐介「しかし立て続けにうん臭事件が起こるとはな」

ソフィア「そうだなぁ。私はうんちしないから良くわからないけどニンゲンって大変なんだな」

モルガナ「どんなコメントだよそれ」


竜司「んぐわああああああああああああーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

蓮「ひゃああああああああああああああああーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

ソフィア「これじゃレンも嗅ぎに行ったようなもんだな」

祐介「いと愚かなり」

モルガナ「どうしようもねーぜ」


竜司「やべえ!!!!くっそやべえぞお前ら!!!!!!おい女子共!!!!!!!!誰だこんなとんでもねえうん臭かましやがったのは!!!!!???!?!」

蓮「ペルソナーーーーーァァァ!!!!!!」ドガッ

竜司「ぷるぁっ!?」ドタッ

蓮「女子がうんちなんてするわけないだろうが!!!!!!!!」

モルガナ「これ振り出しに戻ってねーか?」

ソフィア「いわゆるループ物だな?」

祐介「ループか。やはり8度繰り返すのだろうな」

ソフィア「あんなの二度としちゃダメだぞっ」


蓮「今度こそ祐介お前の仕業だな!?覚悟しろ!!!!!!!!!」ブッチィッ!

祐介「何を言うか!!!!俺ではない!!!!!!!!!!」ブチブチッ!

竜司「もう誰でもいいから白状しちまえ!!!!!!」ブチッ!

蓮「そうだ白状しろこのダ・ウンチが!!!!!!!!!!」

祐介「まだ言うか貴様!!!!!!さっきまでお前たちとポーカーに興じていただろうが!!!!」

蓮「言い訳するな!!!!芸術家のお前の事だ!!!どうせ自分の分身を描いて身代わりにポーカーさせてたに違いない!!!!俺の目を誤魔化せると思ったか!!!!??!!」

祐介「バカか貴様は!?いくら将来有望な芸術家と評される俺と言えど自分の分身を絵に描いてポーカーさせるなど出来るわけがないだろう!!!!!!!!」


竜司「いいやお前ならありえるぜ!!!!!!なんせ天才だからよ!!!!!!!!!」

蓮「そうだお前は天才だ!!!!この天才芸術家が!!!!!諦めて白状絵を描け!!!!!!!」

祐介「白状する事など何もない!!!!あるとすれば褒めてくれてありがとうなお前たちという喜びからの照れ隠しぐらいのものだ!!!!!!!!」

ソフィア「おぉーっ!男子って仲良いんだな!」

モルガナ「そうかぁ?意味わかんねーぞ」


竜司「もうキリがねえ!!!!!!うん犯出て来やがれ!!!!!!!女子の中にいんだろうが!!!!!!!」

蓮「ペルソナァ!!!ペルソナァァ!!!!!」ズガッドカッ

竜司「へぼっ!?アオッ!?」ドサッ

蓮「何回も言ってるだろバカ野郎!!!!!女子はな!!女子はなぁ!!!!女子はうんちなんかしないんだよ!!!!!!!!!!!!」

祐介「バカはお前だ!!!!!女子だろうと人間だ!!!!人間たる者うんちぐらいモリモリするものだ!!!!!!!!」

蓮「パーーーーーーーーーンチ!!!!!!」バキャッ

祐介「ゔぉっふぅ!?」ドタッ

蓮「女子は!!!!!うんちなんか!!!!!!!しないんだよ!!!!!!!!!!そうだろソフィア!?」

ソフィア「そうだぞ!私はうんちしないから女子はしないぞっ!!!」

モルガナ「オマエがややこしくしてんだぞソフィア」


竜司「こんにゃろボコボコ殴りやがって!!!!!!んじゃ女子に聞いてみろよ!!!!!!!!よぉ、真!!!お前うんちするよな!?!??!」

真「うんちって何かしら?」

蓮「そら見た事か!!!そら見た事かぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ドスッバゴッ

竜司「ぼえっ!?けぷっ?!」バタッ

モルガナ「マコト……それでいいのかよ…?って汗だくじゃねーかどうした?」


祐介「いい加減にしろ!!!!!春にも聞いてみたらどうだ!?春こそうんちモリモリすると言っ」

春「私うんちしません」

蓮「ほら見ろ!!!ほら見ろ!!!!」ズドッドムッ

祐介「はうっ!?おぶっ!?」バタッ

蓮「また女子がうんちするなんてぬかしたら殺すぞ!!!!!!!!」

竜司「もう……知らねぇからな…」ガクッ

祐介「ああ…女子は自らの首を絞めたも同然だ……」ガクッ

モルガナ「コイツらの言う通りだぜ。というかオマエら顔色悪くねーか?」

杏・真・春・双葉「………」


ー沖縄 キャンピングカー内ー


蓮「いちにの…に!よし」

竜司「クソが!いちにの……ご!っかぁーーーーっ!クソだ!!」

祐介「いちにの…ろく!ふっ」

善吉「いちにの…ぜろ!!!!はは、悪いな」

蓮「やるな善吉。いちにのよん!よし上がり」

竜司「いちにの…………よん!クッソー!!!!」

祐介「いちにのさん!ふっ、上がりだ」

善吉「いちにの……いち!ハッハー!上がったぜ!」

竜司「ちっくしょおーーー!!!!」

祐介「ちょっと席外すぞ」

善吉「おう」


蓮「竜司弱すぎないか?」

善吉「全くだぜ。良くそんなんで怪盗団やってられるな?」

竜司「うっせー!遊びは弱くても怪盗団イチの切り込み隊長つったら俺だぜ!?」

蓮「自分の頭に切り込んで弱さの原因を探ったらどうだ?」

竜司「んだとこの野郎!!!!」

善吉「はははははははは」

ソフィア「レンうまい事言うな!」

モルガナ「そんなでもねーだろ」

祐介「オオオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーン!!!!!!!!」

善吉「なんだ!?何事だ!?」


祐介「さっきうんちしたの誰だ!?」ブチッ!

竜司「またかよ…もうこの車呪われてんじゃね?」

蓮「俺もそう思う」

ソフィア「私はうんちしないぞっ!」

祐介「いるぞ!確実にこの中にうん犯がいる!!!!!徹底的に洗い出すからな覚悟しておけ!!!!!!!」

善吉「何事かと思えば……うんち如きに騒ぎすぎだろお前ら。小学生か」

蓮「あ?」

竜司「は?」

祐介「ほう?」

モルガナ「あーあ」

善吉「な、なんだぁ?」


祐介「二人共手伝え!!!!善吉を連れて行くぞ!!!!!!!」

蓮「ショウ・タイムだ!!!!!!」ガシッ

竜司「やっちまおうぜ!!!!!!!!」ムンズ

祐介「貴様の緩みきった嗅覚にうんち五月雨斬りを食らわせてやる!!!!!」グィィィィ

善吉「なっ、なんだお前ら!!!離せ!!!!!何する気だガキ共!!!!!!!」ズルズル

ソフィア「いってらっしゃ~い!」

モルガナ「ゼンキチが公安とか忘れてるだろアイツら」


善吉「んきょーーーーーーおおぉぉぉおぉぉぉぉぉぁぁ!!!!!!!!!!!」

祐介「くぉふううううううううううぅぅぅうぅぅぅぅぅぅん!!!!!!!!!!」

竜司「おんぎゃあーーーーーーーーーあああああああああああああ!!!!!!!!!!」

蓮「ひぃやあぁーーーーーーーーーーーーーーああああ!!!!!!!!!!!」

ソフィア「おぉ~!あれが修羅場ってやつなんだな?」

モルガナ「違うと思うぜ」


善吉「誰だあんなくっせーうんちしやがった奴は!?お前じゃないだろうな!?!?!?」

竜司「俺じゃねえわ!!!!ずっと指遊びしてただろが!!!!!!!」

蓮「しらばっくれるな!!!!!!お前は足が速いからな!!!!!瞬足のお前の事だからシャッとうんちしに行って一瞬で戻って来たんだろうが!?!?!!!」

竜司「んな真似出来るわけねえだろうがコラァ!!!!俺はじっくりゆっくりうんちするタイプだっつの!!!!!」

祐介「いいやありえる!!!!!!お前の足の速さは日々たゆまぬ努力の成果だからな!!!!!!そんな努力が出来るお前の強さには憧れすらも覚えるほどだ!!!!!!!」

竜司「ありがとよこの野郎!!!!!そういうお前のストレートなとこ気に入ってんぜクソが!!!!!!!」

ソフィア「おぉー!仲間が褒め合うっていいもんだなー!」

モルガナ「良いように言い過ぎじゃねーか?」


善吉「ったく何なんだよあの悪臭は…これは事件だ!事件に違いねえ!!!あんなもん人間がやれるはずはねえ!!!確実に悪魔合体させてやがる!!!!!お前ら、徹底的に調査するぞ!!!!!!」

蓮「お前が1人で調査しろ!!!!!!俺はもうあんなうん臭かぎたくないんだよ!!!!!!」

祐介「そうだ蓮の言う通りだ!!!!!やりたければお前1人でやれ!!!!!!」

善吉「何だとテメェらああああああ!!!!!???」

竜司「ちょっと待てお前ら…何か怪しくね?」

蓮「何がだ?」

祐介「どういう事だ?」


竜司「だってよ、クサクサうんち事件に巻き込まれたのって善吉と知り合ってからじゃねーか。ってことは…」

蓮「祐介、刀だ」ポイッ

祐介「蓮、お前のナイフだ」ポイッ

善吉「ちょちょちょちょちょ待て待て!!!!!何だお前ら何する気だ!?!!?」

蓮「どうもこうもあるか!!!!!お前ら行くぞ!!!!うん犯を包囲そして総攻撃だ!!!!!!!!!」キュピーン

竜司「だっせーやつ!!!!!!」キュピーン

祐介「なますぎりにしてやる!!!!!!」キュピーン

善吉「俺は公安だぞ!!!!??その俺に手ェ出すつもりかお前らぁ!!!!???!」

蓮「殺せええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」


善吉「落ち着けってんだ!!!!!!!!!俺は運転した以外お前らとずっと遊んでたじゃねーか!!!!!!さっきうんちしたのは俺じゃねえよ!!!!!!!」

竜司「嘘こいてんじゃねえぞてめぇ!!!!!!!!どうせ運転しながらうんちの事考えてたんだろうが!!!!!初恋みてえによ!!!!!!」

祐介「竜司の言う通りだ!!!!!!おおかた運転中にうんち我慢していたんじゃないのか!!?!?その我慢にかけた時間の分だけ悪臭が積み重なって致死量の悪臭うんちと化したに違いない!!!!!!!!」

蓮「何が公安だこのコーウン野郎!!!!!!お前なんかただの悪臭テロリストだ!!!!!!!!!!!!」

善吉「誰がコーウンだコラァ!!!!!!!お前ら全員しょっぴくぞガキ共!!!!!!!!!!!!」

ソフィア「おーっ!盛り上がって来たな!」

モルガナ「コイツらうるせーなぁ」


竜司「必死すぎだろこのコーウン!!!!!!!!いいからとっととやっちまおうぜ!!!!!!!!」

祐介「行くぞお前ら!!!!!!!!みじん切りにしてやる!!!!!!!!!!」

蓮「うん犯め!!!!!!死んで世界のうんちとなれ!!!!!!!!!!!」

善吉「俺じゃねえええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ソフィア「おぉーっ!これが地獄絵図っていうやつだな!?」

モルガナ「そうだな、それは合ってるぜソフィア」


真「いい加減にしなさいあなたたち!!!!」

モルガナ「お?新展開だぞソフィア」

ソフィア「わくわく!」

真「黙って聞いてれば臭いうんちしただのしてないだの…良い歳して何くだらない事でモメっ」

祐介「蓮。うん犯をかばおうする奴がいるとしたら、そいつは共犯と言ってもいいはずだ。その共うん犯は何と呼ぶべきだ?」

蓮「そんな意志のやわやわなうんち共犯者などただの下痢。まさに下人だ!!早々にひったてい!!!!」

竜司「だそうだぜ真、どうするよ?つーかここでかばう気って事はよ、これまでのうんち事件も真が犯人なんじゃね?」

蓮「正直に答えろリーゲー真。何か申し開きはあるか?」

真「私うんちなんて知らないわ。早くそこのコーウン殺して流して来て」

善吉「ちょっとぉぉぉぉぉぉーーーー!!!?!?!?!?!」

ソフィア「おー!これが本当の修羅場ってやつなんだな!?」

モルガナ「いやーこれはこれで地獄絵図だぞ」


善吉「大体お前らこそ怪しいじゃねーか!!!!!俺ら男は全員で遊んでたんだからな!!!!!よって犯人は女子のっ」

蓮「せいばーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!」ドガッ

善吉「はおっ!?!」

竜司「縄に付けコーウン野郎!!!!!!!!」ズガッ

善吉「あべっ!?」

祐介「うんちブリッパーッッッッ!!!!!!!」ズドッガスッドカッ

善吉「けおっ!?ばへっ!?あぼっ!!?」バタッ

蓮「いいかよく覚えとけ!!!!!!女子はな!!!!!女子はな!!!!!!!女子はうんちなんてしないんだよ!!!!!!!!!!」ブッチィィィィ!

善吉「な…………何言ってやがる…」ガクッ

ソフィア「公安ってそんなに強くないんだな」

モルガナ「女子は完全に後に引けなくなったな。それよりオマエら大丈夫かよ?顔色うんちみたいだぞ?」

杏・真・春・双葉「………」


~その夜~

ーキャンピングカーー


善吉「さすがにこのままほっとけねえ。何が何でもうん犯とっ捕まえるぞ」

竜司「そりゃテメーだろうが」

蓮「うん犯は善吉、それが答えだ」

祐介「疑う余地もない」

善吉「余地しかないわふざけんな!!!!!!」

ソフィア「なぁ、まだ寝ないのか?」

モルガナ「にゃーっふ……ふぁぁ…ほっとけよソフィア。ワガハイたちは寝ようぜ」


善吉「ったくよ…さっきボコられた恨み忘れてねえからな。暴行傷害でしょっぴいてやっからな覚悟しとけ!!!」

蓮「人並みのうんちが出来ない善吉を躾けただけだ」

祐介「ああ。リーダーの言う通りだ」

竜司「ほんとだぜ」

善吉「あれが躾けだっつんなら虐待もいいとこだぜ!?教育方針間違いすぎなんだよ家裁行くかコラァ!!!!!!」

蓮「うるさいな。それで?何をどうしたいって?」

竜司「もういいから先進めよ善吉」

祐介「時間の無駄だ。話を進めろ」

善吉「コノヤロ………まあいい…」


善吉「まずは事件の洗い直しだ。第一発見者…というか被害者は蓮、お前なんだな?」

蓮「そうだ」

善吉「状況を細かく言え」

蓮「仙台でアイツやっつけて次の目的地行く前のひとときにうんちしにトイレ入ったらうん犯のテロが起きてた」

善吉「ってことは仙台が最初の事件現場だったのか。その時いたメンバーは?」

竜司「全員いたぜ」

善吉「そうか。どう考えてもお前らん中にしかうん犯いねえじゃねえか」

祐介「真犯人がどの口で言う」


善吉「で、次は?」

蓮「札幌のアイツやっつけて次の目的地に向かう前のひとときにうんちしにトイレ入ったらうん犯のテロが起きてた」

善吉「……2回もあの被害を受けたのか…」

蓮「あぁ…俺は夏とキャンピングカーが嫌いになりそうだ……」

竜司「せっかく久しぶりに集まったってのによ…良い想い出が1つもありゃしねえもんな…」

祐介「俺もそれなりに期待していた…だが俺たちのこの夏の記憶はうんちの記憶でしかない…。こんな美しくない記憶があっていいのか…?」

善吉「お前らもつらかったんだな…同情するぜ……」


善吉「そんでこの沖縄ってわけか…京都じゃ何も起きなかったと。蓮、お前の前に入った奴の姿は見てねえんだな?」

蓮「見ていない」

竜司「姿はねえのにニオイはあったってのが気に入らねえ!!!!!」

祐介「ああ。許せんな」

善吉「…こうなりゃ女子からも話聞くしかねえ」

蓮「あ?何だと?」ブチッ

善吉「落ち着け。こいつは捜査ってやつだ。捜査ってのはな、事件に関わりのねえように見えるとこからも情報収集しなきゃならねえ。わかるな?」

竜司「善吉の言う通りだぜ蓮」

祐介「そうだ。まずは落ち着け」

蓮「……悪かった。ちょっと夜風に当たってくる」ガチャッ…スタスタ

善吉「落ち着いたら再開だ」


ーキャンピングカーの外ー


蓮「………」

蓮(どうしてこんな事に…)

蓮「………」

蓮(様子からして竜司・祐介・善吉は犯人じゃない)

蓮「………」

蓮(誰だ…誰が真犯人なんだ……真犯人を探せって”リクエスト”を出したいぐらいだ)

蓮「………」

蓮「…リクエスト……そう言えば仙台で初めてリクエストをこなした時に……」


~数日前~

ー仙台 キャンピングカーー


ソフィア『大丈夫だ、モルガナならネガイのニオイを追える。シャドウにネコババされたネガイも見つけられるはずだ』

双葉『んじゃモルガナは怪盗団のニオイ担当に決まりだな!』

モルガナ『何だよそれ…別にいいけどよ』

ソフィア『大丈夫だ、モルガナならネガイのニオイを追える』

双葉『モルガナは怪盗団の”ニオイ担当”に』

モルガナ『何だよそれ…別にいいけどよ』

双葉『怪盗団の”ニオイ担当”』

モルガナ『何だよそれ…別にいいけどよ』

双葉『”ニオイ担当”』






モルガナ『何だよそれ…別にいいけどよ』


~現在~

ー沖縄 キャンピングカーの外ー


蓮「怪盗団のニオイ担当……まさか!?」

モルガナ「スキだらけだぜ?」

蓮「ッ!?」

モルガナ「シャァーー!!!」ザシュッ

蓮「っぐ!?」

モルガナ「ニャフフフフ…」ペロリ

蓮「うっ…ぐ…」ボタボタ


モルガナ「残念だったなぁレン。もうちっとだけ気付くのが早けりゃこうはならなかったってのによぉ」

蓮「ぐっ……モルガナ…お前……」ブシャァァァ…

モルガナ「ニンゲンってのは脆いもんだよなぁ?頸動脈ってのをスッと切られただけでオダブツだってんだからな」

蓮「く……クソっ…」ブシュゥゥ…

モルガナ「猫ってのも案外悪かねーもんだぜ。ほら、見ろよ。爪を研げばナイフに早変わりだ」

蓮「…っく……この…」ブシュゥゥゥゥ…


モルガナ「あぁーん?まだ生きてんのか。やれやれ、ホンットしぶといなオマエ。長い付き合いだったが世話んなったなレン。いや…」

蓮「……ぐ………ぅ……」ブシュゥゥ…

モルガナ「トリックスター」

蓮「……ぐ…ぁ…」バタッ

モルガナ「へっ」

蓮「」

モルガナ「う~~~~~~~~~~ん…………」



プリップリプリプリリリプリッ


モルガナ「顔中血とクソまみれの最期ってなどんな気分よ?」

蓮「」

モルガナ「へっ。もう聞こえてねっ」


パァン


モルガナ「にゃ………にゃぶぶぶ…」ヨロヨロ

善吉「………」


モルガナ「ゼ…ゼンキチ……だと…?」ヨロヨロ

善吉「怪盗団ってのは猫もしぶといんだな。頭ブチ抜いたはずだってのによ」

モルガナ「オ…オマエ……なんか、に………クソ…ぉ…」ヨロヨロ

善吉「こんな事になっちまうとはな…。おいお前ら!!急いで車出すぞ!!」

竜司「ああ?んだよ何があったん………蓮!?どうしたってんだよ!?」

祐介「うん血まみれじゃないか!何事だ!?」

善吉「いいから急いで中で止血だ!!!このままだと失血死しちまうぞ!!!!!」


ーベルベットルームー


蓮「ん…?」

ラヴェンツァ「ごきげんよう、トリックスター」

蓮「ラヴェンツァ…そうか、俺は死んだのか……」

ラヴェンツァ「いいえ違います。ここは夢と現実、精神と物質の狭間。生と死の波間をたゆたう貴方は自らこちらへおいでになりました」

蓮「俺が…自分からここへ?」

ラヴェンツァ「ええ。おそらく、貴方の強靭な反逆の意思が緊急避難場所としてこちらへ魂を…と」

蓮「そういう事か…………ラヴェンツァ、皆はどうしてる?」

ラヴェンツァ「女子メンバー全員が過度のお便秘でトリックスターとほぼ同時に倒れて緊急入院しました」

蓮「えっ」


ラヴェンツァ「今後はあまり女子の前でうんちうんちと騒がないようお努め下さいね」

蓮「わかった。何が悪かったのかわからないけど。とりあえずうんちしてくる」

ラヴェンツァ「おトイレはあちらです」

蓮「ウォシュレット付き?」

ラヴェンツァ「ベルフェゴール監修のおトイレですので使用感は大変ご満足頂けるかと」

蓮「楽しみだ」スタスタ


ラヴェンツァ「………はあ」

ラヴェンツァ「まさかこんな事になるなんて……ともかく、そろそろあの猫へ制裁の準備を」

蓮「いやぁぁぁぁぁーーーーーーーーあああぁぁ!!!!!!!!!!!」

ラヴェンツァ「どうしました?一体何事です?」

蓮「さっきうんちしたの誰だ!?」ブッチィィィィッ!!!!

ラヴェンツァ「………」

モルガナ「ニャフフフ………」

蓮「またお前かクソガナぁああああ!!!!ペルソナーーーーァァァ!!!!!!」ブチッ!

モルガナ「うるせぇ黙れブリックスター!!!威を示せゾロォォォーーーー!!!!!」ブチッ!






ラヴェンツァ「…彼がいる間ガマンしなくては…」



おしまい

ペルソナ5で他にも色々やってるんで良かったらそっちも


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終わります

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