【ペルソナ5】男子高校生の日常 in 修学旅行 (25)

ーハワイ ホテル 蓮たちの部屋ー


蓮「今回は”下ネタ厳禁ルール遵守☆守れなかったら即死刑!~怪盗男子の健全トーク in ハワイ~”をやっていきます」

竜司「よっしゃ!やってくかぁ!」

祐介「実にわかりやすくシンプルな入りだな」

蓮「これまで色々やってきました。”ハメントス回”だの”猫の自慰回”だの。どれもこれもトチ狂ったテーマばかり」

竜司「ほんととんでもねぇよな」

祐介「誰からも見向きもされんものばかりだ」

蓮「そう、その通り。見向きもされないのは僕らに健全さが不足していたからだと反省しました」

竜司「そういう事言っちゃう?」

祐介「だが事実だ」

蓮「いい加減、高校生らしい健全性を保たないとペルソナ5という作品そのものへの反逆と見なされかねません」

竜司「そこまで言っちゃう?」

祐介「だが事実だ」

蓮「なので今回はきっちり僕らのピュアッピュアな健全性をアピール出来る”ザ・健全トーク”で回して行きます」

蓮「じゃ、そろそろやってこう。最低限のルールとしては下ネタ厳禁+禁止用語を絶対に言わないこと」

竜司「例えばどんなよ?」

蓮「おまんことかセックスとかクリトリスとかアナルとかまんことかクンニとかフェラとかそういうの。これを見てくれる数少ない紳士淑女の方々に対して大変お優しい作りで行きます。が、方言による下ネタはジャッジしきれないのでセーフとします」

祐介「ふむ、承知した。しかし青姦や和姦、視姦ならびに口淫と手淫、大陰唇または小陰唇および膣に子宮さらには陰嚢や陰茎といった和語はどうなんだ?」

蓮「アウトじゃないかな?たぶん」

竜司「オッケー!とにかく下ネタ禁止ってこったな?んじゃルール守ってこうぜ!」

祐介「推して参る!!!」

蓮「じゃまずは竜司から。今回は男子高校生らしい健全なトークをやりきるから気を付けて。テーマはそうだな……”好みのペルソナ”、これでいこう」

竜司「おうよ!俺はそうだなー。やっぱキュベレだな!お前のターンになる度に出さねえかどうか期待でガン見しちまうぜ!」

祐介「お前は女の裸が好きなだけだろう」

竜司「おうよ!」

蓮「理由が単純明快でいいな。今度からなるべく出すようにする」

竜司「マジかよ!?ありがてぇ!」

蓮「キュベレと何したい?」

竜司「やっぱおま」

祐介「竜司。ルールわかってるな?」

竜司「っと危ねえ危ねえ!!おまんこ見てぇって言っちまうとこだったぜ!なんせアイツ素っ裸でまんこ丸見えじゃね!?って感じだからついつい!」

蓮「さすがは速さの祐介だ。丸見えまんこ危機一髪だったな」

祐介「フッ…見まんこに間に合ったようで何よりだ」

蓮「改めて言ってくれ」

竜司「せっかくだからデートしてぇな!」

祐介「おい竜司。セックスと言ったな?」

蓮「”セックスだからデートしてぇ”だなんて言いやがったな」

竜司「言ってねえよ!”せっかく”だから!”せっかく”な!?セックスって言ってねえから!」

祐介「ふむ、ではセーフか。して、どういったデートだ?」

蓮「ペルソナだから外に連れ出せないぞ」

竜司「そっかパレスかメメントス限定になんのか…そうだなぁ…」

祐介「仮に外に連れ出せたとしても必ず蓮が一緒について回るが」

竜司「あー!そういやそうだわ!マジかよ!?」

蓮「しょうがない」

竜司「てことは蓮!俺とキュベレの」

祐介「竜司!ルールを忘れるな」

竜司「おっといけねえ!俺とキュベレのセックス見んのか?って言っちまいそうだったぜ!ありがとな祐介!」

祐介「気にするな」

蓮「また間一髪だったな。竜司、もう少し気を付けて話せ」

竜司「そうだな!ついセックスしてぇとかフェラされてぇとか言っちまいそうになるからよー」

祐介「仕方ないだろう。俺たちは健全な男子高校生なのだから」

蓮「そうだな。でもルールはルールだ。禁止用語は一切言わないようにしないと」

竜司「でよ、パレスとかメメントスとか限定なくさね?じゃねえとどこも行けねえし!」

祐介「確かにそれはあるな。せっ」

蓮「祐介!今セックスって言おうとしたんじゃないだろうな?」

祐介「違う。”せっかく恋人になれても外に連れ出せないのはつらい”、と言おうとしていた」

竜司「何だそっか!てっきりセックスって言っちまうとこかと思ったぜ!」

蓮「俺の早漏とちりだったな。悪い、祐介」

祐介「気にする事はない」

竜司「で、パレスとかメメントス以外でもありって事でいいんだよな?」

蓮「そうだな、ア」

祐介「蓮!今アナルと言おうとしたな?」

竜司「マジかよ!?」

蓮「助かったよ祐介。うっかり”アナル舐めやクンニ、キュベレによるペルソナフェラぐらいならパレスやメメントス以外でもいけるだろう”、と言ってしまうところだった」

竜司「アナルギリセーフだったな!」

祐介「瀬戸際アナルに間に合ったようだな。リーダーともあろう者がアナルと言おうとしていたとは。もっと気を付けろ」

蓮「すまない、祐介。今回はお互いルール絶対遵守で健全にアナルキープしなければならないからな」

祐介「ところでおま」

竜司「うぉい!!今お前おまんこって言おうとしたろ!?」

蓮「ああそうだ!そうに違いない!おまんこって言おうとしてた!」

祐介「全く違う。俺は”ところでお前ら、飲み物ほしくないか?何か頼もう”と言おうとしていたんだ。おまんこなどと言う気はさらさらない」

蓮「そうだったのか。すまない祐介。うっかりまんこだ」

竜司「マジかよ祐介ワリぃ!お手つきまんこしちまったぜ!」

祐介「フッ…気にするな。その仲間思いの手マンに感謝しているぐらいだ。俺は今回ルールの処女を守りきってみせる。おまんこなどと言いやしないさ」

蓮「やるな祐介。そのガードの堅さは処女まんこ級だ」

竜司「こりゃ熱いバトルだな!ルールの処女膜ブチ破らねえようにしねえと!」

祐介「それでどうする?ルームサービスで飲み物でも頼むか?」

竜司「そうだな!せっ」

蓮「おい竜司!」

竜司「やっべ!またセックスって言いそうだったぜ!」

祐介「危なかったな。竜司の事だから”セックスもルームサービスで頼めるか?”などと言おうとしたんじゃないか?」

竜司「すげぇな祐介!大正解だぜ!」

蓮「危なかったな。しかしさすがは祐介。これまで一切禁止用語を言いそうになってない。今のお前は輝いてる」

祐介「フ…」

竜司「おい祐介!今お前フェラって言おうとしただろ!?」

蓮「何だと!?ベタ褒めしたとこなのにか!?」

祐介「…すまない……だが信じてほしい。これはうっかりフェラだ…」

蓮「うっかりフェラなら仕方ない」

竜司「そうだな。誰だってたまにうっかりフェラしあっちまうもんだ」

祐介「優しいのだな、おま」

蓮「おい祐介!今おまんこって言おうとしたな!?」

竜司「マジかよ祐介!?」

祐介「ああ…すまない…。ついぽろっと落としまんこしてしまう所だった……」

蓮「落としまんこか…危なかったな」

竜司「ほんと間一髪で間に合って良かったぜ!落としまんこ拾えて良かったな!」

蓮「それでどうする?クリ」

祐介「おい蓮!今クリトリスと言おうとしたんじゃないだろうな!?」

竜司「マジかよ蓮!?とうとうルールの処女膜破っちまったのか!?」

蓮「いや違う。”クリームソーダ飲みたいから頼んじゃおう”って言おうとしてた。クリトリスなんて言わない」

祐介「すまない。早トリスだった」

竜司「しょうがねえよ!誰だってたまに早トリスをクリっちまうもんだって!気にすんな祐介!」

蓮「そうだぞ。気にする事はないんだ祐介」

祐介「あ」

竜司「祐介お前アナルって言おうとしなかったか!?」

蓮「何だと!?そうなのか祐介!?」

祐介「すまない…今度はうっかりアナル開きしてしまうところだった……」

竜司「夏が待ち遠しいもんな!海より先にアナル開きしたくもなるってもんだぜ!」

蓮「ああ。大丈夫だ。セーフだ祐介」

祐介「今セックスと言ったか!?」

蓮「”セーフ”だセーフ。セックスなんて言ってない」

竜司「つか今回のテーマやばくねぇか!?緊張感ありすぎだぜ!?」

祐介「そうだな…禁止用語を言ってはならないというルールがこれほどとは…」

蓮「だが今の所、3人ともセーフだ。禁止用語を一切言ってないから」

竜司「蓮!今お前”3人ともセックスだ”つったな!?」

蓮「”3人ともセーフだ”って言った」

祐介「いいやセックスだ!」

蓮「セーフだつってんだろ」

竜司「今度はフェラつったか!?」

蓮「セーフだって」

祐介「いいやフェラだ!」

蓮「セーフだよ!!!!!」





蓮・竜司・祐介「ハァ…ハァ…ゼェ…ハァ…ハァ…ハァ…ゼェ…ハァ…」

蓮「今回は本当に緊張感がすごいな…やるかやられるかアナルかフェラか、下ネタ奪われし路は高難易度だ……」

祐介「ああ…果たして誰が先にセックスやおまんこなどの禁止用語を言ってはならないというルールを破るか…」

竜司「健全な戦い…これがアナル戦線ってやつなんだな!?けど俺は生き抜いてみせるぜ!」

三島「あのぉ……」

蓮「今アナルって言った?」

竜司「アナルって言ったな」

祐介「間違いなくアナルと言ったな」

三島「えっ?いや、あの」

蓮「また言ったな!?」

祐介「間違いなくアナルと言ったぞ!」

竜司「いや!アナルだけじゃねえ!」

蓮「何だって!?」

祐介「どういう事だ!?」

竜司「セックス?フェラ、アナル…って言ったぞ!?」

三島「言ってねえよ!!”えっ?いや、あの”って言ったんだよ!」

竜司「ほら言った!言ったぞ!言ったよな!?」

祐介「ああ、間違いなく”セックス?フェラ、アナル”と言ったな」

蓮「というわけで今回の罪人は三島、お前に決定だ」

三島「えっ!?」

竜司「セックス!?ってまた言ったぞ!」

祐介「フェラ!?と言ったようにも聞こえたぞ!この不届き者め!」

三島「言ってねえよ!”えっ!?”ってリアクションしただけで俺は」

蓮「禁止用語を乱発するな!今回は健全さがテーマなんだ!それをお前ごときモブが汚すなこのモブガバアナル野郎!」

祐介・竜司「モブガバアナル野郎!!」

三島「はああぁぁぁーー?!待ってくれよ!!」

蓮「”ハメたぁぁぁーい?!まんこくれよ!!”だと!?もう許さんペルソナーーーァ!!!」ブチッ!

竜司「この野郎もう黙りやがれモブ島ぁ!!」ブチッ!

祐介「健全さを守るため、今ここで潔く死ねぃ!」ブチッ!

蓮「総攻撃だ!!」カッ!

竜司・祐介「おうッ!!!」カカッ!

三島「うわあああああーーーーー!?」

三島は死んだ。

神聖なルールを破ったモブガバアナル三島はハワイの砂浜に埋められのだ。

三島の死でルールは守られ、今回の話の健全さはかろうじてキープされた。

めでたしめでたし

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