【朝】
陽太「ふぁ…」
ひな「よーた、おはよう!」
陽太「うん…おはよう……」
陽太「…そして、あけましておめでとう」
ひな「う?あけ…?」
陽太「新年の挨拶だよ」
ひな「しん…?」
陽太「…とりあえず下に降りようか。皆に挨拶をしよう」
ひな「うん!」
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「「「「あけましておめでとうございます!今年も、よろしくお願いします」」」」
ひな「うー…?あけ、まして?」
陽太「ひな、今年も1年よろしくね」
空「ひなちゃん、よろしくだし」
ひな「んー?うん!」
時子「さあ、おせちを食べましょう。今年はたくさん用意したからね」
ひな「おおおおお!ごちそう!」キラキラ
大地「遠慮せずたくさん食べるんだよ」
ひな「うん!」
・
・
・
・
・
ピンポーン
陽太「はーい!」
ガチャ
阿修羅「うーっす陽太!」
陽太「阿修羅!いらっしゃい!」
阿修羅「あけおめことよろだぜ☆」^_-☆
陽太「うん!こちらこそ、あけおめことよろ」
阿修羅「成神家の皆さん!あけましておめでとうございまーす!」
「「「あけましておめでとうございます!」」」
ひな「あけまして、おめでと!」
阿修羅「おお!ひなちゃんもあけおめ言ってくれるのか!嬉しいぜ!」
ひな「あけお…んー?」
時子「良かったら阿修羅君も一緒におせち食べましょう?」
大地「遠慮しなくていいんだよ」
阿修羅「あざっす!じゃあせっかくなんで、いただきます!」
阿修羅「こっち来る前に神宮司さんところ寄ったけど、自作のすごろく作ってるって」
陽太「へー、そうなんだ」
阿修羅「昼には完成するから一緒に遊ぼうってさ」
空「先輩の自作か…楽しみだし」
阿修羅「俺はあの面子の自作ゲームがまともとは思えなくて不安しかないけどな」
陽太「面子って、他にも誰か居るの?伊座並さん?」
阿修羅「杏子ちゃん神宮司さん天願さんの3人だ」
陽太「…確かにカオスなゲームが生まれそうだね」
・
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・
・
【昼】
阿修羅「マジカルぅ~~~!」
陽太「フェスティバール!!!」
阿修羅「杏子ちゃんも神宮司さんも天願さんも、凄え綺麗!振袖超似合ってる!」
伊座並「ふふっ、そう言ってくれて嬉しい////」
天願「もっと褒めてもいいのよ!」
神宮司「空ちゃん、振袖着てみない?」
空「……うん////」
陽太「ひなも絶対似合うと思います!だからひなにも着させて貰えないでしょうか!?」
神宮司「勿論。ひなちゃんが良ければだけど」
ひな「着るー!」
神宮司「ふふ♪それじゃあ可愛いお姫様2名様、ご案内~♪」
陽太「グス……生きてて良かった…ひなの、振袖…」
スリスリ
ひな「くすぐった~い♪よーた、くすぐったいよ♪」
伊座並「正月から陽ひな全開、いい!」
パシャパシャパシャパシャ
神宮司「きゃー♪空ちゃん可愛い♡世界一可愛いよ空ちゃん♡」
パシャパシャパシャパシャ
空「は、恥ずかしいし…////」
阿修羅「うんうん。正月から可愛いと綺麗に溢れて眼福眼福」
パシャパシャパシャパシャ
空「も、もう写真禁止!そ、そろそろゲームしよ!すごろく作ったんでしょ?」
ひな「ゲーム!やりたい!」
神宮司「そうだね。名残り惜しいけど、じゃあそろそろやろっか!すごろく!」
天願「お年玉マス3つ用意したわよ」
阿修羅「どうせ球落とすみたいなオチなんでしょ…」
天願「そんな意地悪しないわよ。安心しなさい。お年玉マスに止まったらちゃんとしたお年玉あげるわよ。1万円くらい」
阿修羅「マジで!?天願さん愛してる!」
天願「単純ね。でもそういうの嫌いじゃないわよ」
伊座並「・・・」イラッ
神宮司「じゃあまずは皆さんくじを引いてください。それで、1番って書いたくじを引いた人から時計回りで順番にダイスを回しましょう」
「「「「はーい!」」」」
神宮司「それでは、くじを引いてください」
ゴソゴソ
阿修羅「…よっし!俺1番!」
神宮司「それじゃあ国宝さんから」
阿修羅「お年玉は…3マス目からいきなりあるな。よーし絶対当てるぜ!」
コロコロ…
阿修羅「4……4っ!?」ガ-ン
トン…トン…トン…トン…
阿修羅「トホホ…1つ多いぜ…」
陽太「ま、まあまだ始まったばかりだし、まだチャンスはあるよ…」
阿修羅「だな…次のチャンスに賭けるか」
トン…トン…トン…
神宮司「わ~、私お年玉のマスに止まっちゃった」
天願「はい、お年玉」
神宮司「ええっ!?貰っちゃってもいいんですか?私大人なのに…」
天願「いいのよマスに止まったのだから。遠慮せず貰いなさい」
神宮司「…ありがとうございます!天願さん!」
天願「今後とも美味しいラーメンをよろしくね。贔屓にするから」
神宮司「はいっ!」
トン…トン…トン…トン…トン…
陽太「1回休み!?いきなりツキがないなぁ」
阿修羅「まあそんなもんだって」
伊座並「ひなちゃん、ルールわかった?」
ひな「うん!」
伊座並「じゃあ、次はひなちゃんの番だね」
ひな「…えい!」
コロコロ
阿修羅「おおっ!いきなり6!」
空「1番進むし!」
トン…トン…トン…トン…トン…トン…
陽太「えーと…」
伊座並「好きな人にキス」
阿修羅「はああああっ!?」
阿修羅「えっ!?なに、このすごろくこんなマスもあるの!?」
伊座並「私と神宮司さんが作ったわ。たくさん」
神宮司「キスの他にもハグとか甘い囁きとかのマスもたくさん」
阿修羅「いやいやいや!ひなちゃんまだ子供だろ!こんなマス刺激が強すぎる!」
伊座並「でも成神君とはお付き合いしているわ」
陽太「いや~、えへへ////」
伊座並「お付き合いをしている以上いつかはこういった知識は必要になるわ」
阿修羅「いやだからってこんなゲームでやる必要n陽太「あるよ!全然あるよ!」
阿修羅「ええっ!?」
陽太「ゲームとはいえひなが僕にキスしてくれるんだよ!そんなの乗らない手はないじゃないか!」
空「兄貴…キモいし…」
阿修羅「…こんな命令がたくさん書かれたすごろくとかひなちゃんの教育に悪いって。今すぐ中止にして別のボードですごろくやろうぜ。な?」
伊座並「嫌よ。せっかく陽ひなのイチャイチャの為に作ったんだもの。中止だなんてとんでもないことだわ」
神宮司「私も、せっかく色々書いたから皆と一緒に遊びたいな~」
天願「まだ始まったばっかりじゃない。こんな序盤でヘタレてんじゃないわよ」
阿修羅「あんたら悪魔か…」
陽太「僕はありだと思います!ひなとのキス!他にもあーんなことやこんなこと…////ふひっ♡」
空「・・・阿修羅、もう諦めた方がいいよ」
阿修羅「ハァ…せめて変な命令が少なく済むことを祈るか」
伊座並「という訳だからひなちゃん。成神君にキスしてあげて」
ひな「きす?きすってなーに?」
伊座並「そこからなのね。国宝君こっち来て」
阿修羅「なんだよ…よっこいしょ」
スタスタ
伊座並「こっち座って」
阿修羅「いいけど…」
ストン
伊座並「っ!」
チュッ♡
神宮司「わ~♡」
天願「へぇ…やるじゃない」
空「ほ、ほっぺとはいえ…いきなり…////」
阿修羅「えちょ、んなっ!?」カァァァ////
伊座並「これがキス。成神君にやってあげて」
ひな「なる…?」
伊座並「…ひなちゃん。よーたのこと、好き?」
ひな「うん!ひなはよーたがすき!」
伊座並「じゃあよーたに、キスしてあげなくちゃね♡」
ひな「はーい!よーたー!」
チュッ♡
陽太「・・・ありがとう伊座並さん。ありがとうひな!僕は、僕は幸せです!」
空「な、泣くほど喜ぶとか…キモいし…」
伊座並「ひなちゃんがキスした瞬間はちゃんとカメラで捉えたから後で見なくちゃ」
・
・
・
・
・
陽太(あのキスの後も当然ゲームは進んだ)
トン…トン…
空「えっとこのマスに止まった人は…猫耳カチューシャをつける!?」
神宮司「わ~、空ちゃんが踏んでくれたんだね。じゃあ早速これつけよっか♡」
空「用意周到!?もしかしてこのマス、神宮司先輩が!?」
神宮司「うん♡」
空「うう…////こ、こんなの付けることになるなんて…////」スチャ
陽太「振袖…猫耳の空…………いい!いいよぉ!!!」
パシャパシャパシャパシャ
空「ちょ、撮るな!馬鹿兄貴ぃ!」カァァァ////
神宮司「成神さん後でその写真くださいね!」
陽太「勿論です!」
トン…トン…トン…トン…トン…トン…
伊座並「隣の人に…」
阿修羅「あっ、俺元の場所に座り直s伊座並「逃がさない」
ガシッ!
阿修羅「ちょ、おわあああああっ!!」
阿修羅「やっと終わりが見えてきたぜ…ここまでもう本当色々あったよ…」
空「まさかキスより凄いあんなことやこんなことが…////」
阿修羅「言わなくていいから…////」
陽太「でへへ…////すごろくさいこ~♡」
ひな「よーたー♡」
ギューー!
伊座並「陽ひなもあんなことやこんなことがあったものね」ツヤツヤ
阿修羅「…結局お年玉は貰えなかったけど、せめて1位でゴールだ」
トン…トン…トン…
天願「あ、そのマスは私が作った最初に戻るマスよ」
阿修羅「嘘おおおおおっ!?」ガ-ン
天願「ま、人生はそんなに甘くないってことよ。大人しく最初からやり直しなさい」
阿修羅「…あんな目に遭ったのにまたスタートからかよぉ」
空「……ドンマイ、阿修羅」フイ…
神宮司「ぎゃ、逆に考えましょうよ!これでまたお年玉が貰えるチャンスだって!」アセアセ
阿修羅「そっすね…」
コロコロ
阿修羅「うわ、ちょ!またお年玉があっ!」
天願「あっははは!2周目もお年玉チャンス全部逃してるとか金運なさ過ぎw」
阿修羅「お年玉…お年玉がぁぁ…」ズ-ン
ひな「スピ-」
伊座並「可愛い寝顔ね」
陽太「うん。そうだね」
ナデナデ
ひな「えへへ…////」
伊座並(膝枕陽ひな最高!)
トン…トン…トン…トン…
阿修羅「やーーーーっ、と終わったーー…」
空「お、お疲れ様だし、阿修羅…」
阿修羅「長かった…本当長かった…けどこれで、すごろくは終わり…」
神宮司「……ホッとしてるところ悪いんだけど、国宝君、ゴールマスの文章読んでもらっていいかな?」
阿修羅「・・・え?」
阿修羅(嫌な予感が…)
伊座並「1位の人は最下位になんでも1つ命令できるのよ」
阿修羅「」
伊座並「お仕置きよ国宝君」
阿修羅「えええっ!?お仕置きって、なんで!?」
伊座並「ゲームが始まる前に天願さんに愛してるって言ったでしょ?」
阿修羅「え?そ、そうだっけ?」
天願「ああ。そういえばそんなこと言われたわね」
伊座並「そういう訳だから、女性に軽い気持ちで愛してるなんて言う軟派な国宝君にお仕置きよ」
阿修羅「ええ…お、お仕置きって…あんま痛くないので頼むぜ……」
伊座並「…今夜楽しみにしてて、ね♡」
阿修羅「ひええええっ!」ガクガクブルブル
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陽太(翌日皆で初詣に行ったんだけど、阿修羅は物凄く疲れたような表情を、何故か伊座並さんはツヤツヤしていた)
陽太「年明けに皆とすごろくで遊ぶよ」
完
このSSまとめへのコメント
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