ｺﾞﾁｬｯ

従姉妹「わー！なにこれ！」

少年「あわわ」

従姉妹「私の部屋よりきたない！」

少年「いえ、お姉ちゃんの部屋の方が…」

従姉妹「あ゛？」

少年「ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ」

従姉妹「もー私がいないとダメねー」ﾆﾔﾆﾔ

少年「別にお姉ちゃんがいなくても」

従姉妹「あ゛？」

少年「ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ」

従姉妹「ほらほら！片付けるよ」

少年「はい」

従姉妹「エロ本とかないよね！？」

少年「ないです」

従姉妹「ﾁｯ!」

少年「…」

従姉妹「カレーあっためといて！」

少年「はい」

従姉妹「よーし！やるぞ！」ｸﾞｲ

従姉妹「うらららァ！！どいたどいた！！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

ﾌﾞｲｰﾝ

少年「お姉ちゃん、僕が…」

従姉妹「まかせてまかせて！！」

少年「そんなに掃除機を振り回しちゃ…」

従姉妹「うららららァァ！！！」ﾌﾞﾝ

ﾄﾞﾀﾝﾊﾞﾀﾝ


ーーーーー
ーーー
ー

従姉妹「…」

少年「…」

ｺﾞﾁｬｯ

従姉妹「…ごめん」

少年「…いえ」

少年（お姉ちゃんは絶望的に掃除がヘタだ）

従姉妹「かっカレー食べよう！カレー！」

少年「はい」

従姉妹「辛口カレー作ったんだよ～ん」

少年「なんと」

従姉妹「あんた辛口好きだったよね！感謝しろよー」

少年「はい。ありがとうございます」

従姉妹「♪」

少年「…？お姉ちゃんは作りすぎたから持ったきてくれたのでは…」

従姉妹「あっ…」

従姉妹「たまたまよ！たまたま辛口のルーがあったから作ってたのっ」

少年「お姉ちゃんは辛いの嫌いでは…」

従姉妹「うっさい！」

ﾎﾟｶｯ

少年「いたい」

従姉妹「作りすぎちゃったから持ってきてあげたの！うちじゃ食べきれないからっ」

従姉妹「残したらもったいないでしょ！？」

従姉妹「べっ別にあんたのために作ったんじゃないんだからね！？」

従姉妹「勘違いしないでよねっ！」

少年「はい」

従姉妹「はいって…」

少年「いただきます」

従姉妹「おう。たべろたべろ」

ﾊﾟｸ

ﾓｸﾞﾓｸﾞ…

従姉妹「…」ｼﾞｰ

少年「おいしいです」

従姉妹「ほんと！？よかったあ」

少年（お姉ちゃんは料理が上手だ）

従姉妹「辛っ！！お水ちょうだいお水！！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

あえて言うならこの場合は従姉弟あるいは従姉が正しいのでは

>>10
なんと

もうこのままでええか

少年「お皿洗います」

従姉妹「あー！私やる！」

少年「でも…」

従姉妹「いいのいいの！あんたはお部屋片付けといて！」

少年「ありがとうございます」

従姉妹「よろしくー」


ーーーーー
ーーー
ー

従姉妹「ねーねーゲームする！？」

少年「うちにはドリームキャストしか…」

従姉妹「そうだったわね…」

少年「すいません」

従姉妹「クレイジータクシー飽きちゃったもんねー」

少年（お姉ちゃんは最近ゾンビゲームが好きだ）

従姉妹「映画みる！？映画！うちから色々もってきた！」

従姉妹「死亡遊戯とプロジェクトAとマトリックス」

従姉妹「どれがいい！？」

少年「…どれもお姉ちゃんと100回くらいみました」

少年（お姉ちゃんはアクション映画が好きだ）

従姉妹「あとはガイバーしか持ってきてない…」

少年「じゃあそれで」

従姉妹「これ微妙なんだよな…」

少年「…」

従姉妹「そういえば高校はどう？」

少年「まぁ…楽しいです」

従姉妹「友達できた？」

少年「それなりに」

従姉妹「あんた部活とか入んないの？仮入部でもしたらよかったのに」

少年「陸上をやってますが…」

従姉妹「え！？そうなの！？」

少年「」ｺｸ

従姉妹「もーなんで教えてくんないのよー」

従姉妹「今度応援しにいくねっ！」

少年「いえ…結構です…」

従姉妹「なんで！」

少年「…」

従姉妹「しどい！お姉ちゃんのこと嫌いになっちゃったんだ！」ﾖﾖﾖ

少年「そういうわけでは」ｱｾ

従姉妹「この間も廊下ですれ違ったのにさー！お姉ちゃんのこと無視したでしょ！」

少年「友達といたので…」

従姉妹「恥ずかしがんなよ！ばかぁ！」

少年（お姉ちゃんは同じ高校の三年生だ）

従姉妹「今度クラスまで押しかけたる」

少年「勘弁してください…」

従姉妹「やめてほしかったら敬語をやめなさい」ﾋﾞｼ

少年「今更…昔からこうだったのに」

従姉妹「いつまでも敬語って…おかしくなーい！？」

少年「年上には敬語を使えと父が…」

従姉妹「家族じゃん！距離を感じる！」

少年「でも…」

従姉妹「試しに！試しに今から敬語禁止ね！はいスタート！！」

少年「えぇ…」

少年「…」

従姉妹「…」

少年「…」

従姉妹「…おい」

少年「…」

従姉妹「おい、何か言え」

少年「…」

従姉妹「おーい」

少年「ほ」

従姉妹「ほ？」

少年「本日は、お日柄もよく…」

従姉妹「はぁ？」

少年「…」

従姉妹「…」

少年「よくきたな！！ゆっくりしていってくれ！！」

従姉妹「だれだあんた」

少年「ここで装備していくかい！？」

従姉妹「」

少年「おお勇者よ！しんでしまうとはなさけない！」

従姉妹「ドラクエ？」

少年「おきのどくですが」

従姉妹「ぼうけんのしょは」

少年「きえてしまいました」

従姉妹「ﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞ♪」

少年「ﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃ♪」

従姉妹「あ、今日泊まっていくから」

少年「はあ！？」

従姉妹「なによ！嫌なの！？」

少年「嫌だ！」

従姉妹「なんだとう！？」

少年「あ、その、また別の機会に…」

従姉妹「いーや泊まるね！絶対泊まるね！！」

少年「あわわ」

従姉妹「一人でさみしいでしょ？」

少年「別に…」

従姉妹「強がっちゃって。お姉ちゃん知ってるんだからね」

少年「…」

従姉妹「おじさんまだ退院できないの？」

少年「父は、今月末まで入院だそうです」

従姉妹「そう…ひどいケガだったもんね」

少年「命に別状はないので…」

従姉妹「でも、不安でそわそわしちゃうんじゃない？」

少年「…」

従姉妹「あんたが家をちらかすなんて珍しいもんね」

少年「…」

従姉妹「おいで」ﾊﾟｯ

少年「え」

従姉妹「甘えなさい」

少年「いやいや」

従姉妹「お姉ちゃんの胸に飛び込んできなさい」

少年「いやいやいやいや」

従姉妹「来なさい」

少年「いえ、ほんと、もう…」

従姉妹「来い」

少年「あの、ほんとに…」

従姉妹「…」

少年「結構、ですから…」

従姉妹「…」

従姉妹「ママでちゅよ～」

少年「！？」

従姉妹「ママにいっぱい甘えて～」

少年「！？！？！？」

少年「ちがっ！あなたは母では…」

従姉妹「お◯ぱいあるよ～」

少年「」

従姉妹「Fカップだょ」

少年「」

従姉妹「Ｆ カ ッ プ だ ょ」

少年（お姉ちゃんはお◯ぱいが大きい）

従姉妹「おら。どうした」

少年（お姉ちゃん、お◯ぱい、大きい）

従姉妹「ほら。みろよみろよ」

少年（お姉ちゃマ、おっ、ぱい、大き）

従姉妹「おーい…？」

少年（お姉ち、マ、マ、お◯ぱい）

従姉妹「？」

少年（ママ、お◯ぱい、大きい）

少年「ママァ！！！」ｷﾞｬﾝｯ

従姉妹「！？」

少年「ママ！！僕甘えていい！？ママに甘えていいーーー！？」

従姉妹「…」

従姉妹「来いッッッ！！！」

少年「ママーーーーー！！！！」

少年「ママアアアアアアアアア！！！！」ｽﾘｽﾘｽﾘｽﾘ

従姉妹「あンっ！もう！///」

少年「ファーーーーーー！！！！」ｽﾘｽﾘｽﾘｽﾘ

従姉妹「甘えんぼさんなんだからぁっ！」

少年「オヒョヒョヒョヒョヒョ」

従姉妹「ママちゅき！？ママだいちゅきなのー！？」

少年「ぢゅぎいいいいいいいいいいいい！！！！！」ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ

従姉妹「ママのっ！どこがちゅきぃ！？」

少年「お◯ぱい」

従姉妹「ふざけんな」

ﾎﾞｶｯ

少年「すいません」

従姉妹「…」

少年「…」

少年「ママアアアアアアアア！！！！」ｶﾞﾊﾞﾁｮ

従姉妹「おおおおーー！！よーちよちよちよちよちよちよちよち」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

少年「ｱﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ」

従姉妹「見てください皆さん！ほらね！こーうやるとね！よろこぶんですよ！よろこ、よろこんでますね！？ね！？よーしよしよしよしよしよしよし！！！！！」ﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬ

少年「ﾑﾂｺﾞﾛｻｧﾝ!ﾑﾂｺﾞﾛｻｧﾝ!」

従姉妹「ﾋｰﾋﾋﾋﾋﾋﾋ!!!!」

少年「ｱﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞ」


ーーーーー
ーーー
ー

従姉妹「」ﾊｧﾊｧ

少年「」ｾﾞｰｾﾞｰ

従姉妹「すっきり、した…？」

少年「わかりません…」

従姉妹「だよね…」

少年「なんか、すいませんでした」

従姉妹「んー大丈夫だよ」

従姉妹「お風呂入る」

少年「はい」

従姉妹「私今日どこで寝よう？」

少年「あ、父のベッドで」

従姉妹「やだーおじさんタバコくさいんだもん」

少年「じゃあ僕ので寝てください」

従姉妹「あんたは？」

少年「ソファーででも」

従姉妹「悪いなあ」

従姉妹「いっしょに寝るっ？」

少年「はい」

従姉妹「なーんちゃって…ってええっ！？」

少年「…」ｼﾞｰ

従姉妹「だっダメダメダメ！！！」

少年「ﾏﾏｰ」

従姉妹「ちょーしのんなっ！」

ﾎﾞｶｯ

従姉妹「このエロマンガ先生がっ！！」

少年「すいませんでした」



おわり