堀裕子「瞬間移動するさいきっくですか」【モバマス】 (20)

一部キャラが崩壊してます
アーニャの両親が出てきます
よろしければ前作も見てください
双葉杏「入れ替わるさいきっくですか」【モバマス】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1549733552/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1584109453


事務所

杏「あー、今日も疲れたー……」

裕子「お疲れさまです、杏ちゃん」

杏「もう動けない……今日はここで一夜を過ごそう……」

裕子「ダメですよー、ちゃんと家に帰らないと。私がさいきっくマッサージしましょうか? 疲れなんて吹っ飛んじゃいますよ!」

杏「頼んだ……」

裕子「さいきっく~……ハンドパワー! ムムムーン!!!」

杏「ごふっ!!!」ゴキ


杏「」ピクピク

裕子「杏ちゃん……寝ちゃいましたか。よっぽど疲れていたんですねー」

杏「とどめを刺されたんだよ」

裕子「あ、起きた。どうですか? 疲れは取れましたか?」

杏「んー、疲れは取れないけど変な力が湧いてきたよ」

裕子「じゃあ解放しちゃいましょう!」

杏「はぁ……早く帰りたい……むむむーん」シュバ

裕子「消えた!?」

裕子「おーい! 杏ちゃーんどこですかー?」

~~~~~

杏「んー……ここは?」

杏「……杏の家?」

杏「……テレポートか」

杏「……」

杏「……寝よ」

次の日

裕子「もう、家に帰ってたならちゃんと教えてくださいよ! あれからずっと待ってたんですからね!」

杏「ごめんごめん」

裕子「それで今回は瞬間移動するさいきっくですかー。便利そうですね!」

杏「そうだね。おかげでいつもより遅くまで寝られたよ」

裕子「私も一緒に瞬間移動できますかね?」

杏「どうだろう、手を繋ぐ?」

裕子「やだ、今日の杏ちゃん積極的///」

杏「触れてれば一緒にテレポートできると思ったんだよ、分かれよ」

裕子「冗談ですよ冗談」ギュ

杏「どこにいく?」

裕子「たいした用事じゃないんですけど……」

杏「うん」

裕子「学校まで飛んでくれませんか? あと10分でテストなんですよね」

杏「一大事じゃねえか」

裕子「いやー事務所に宿題を忘れちゃいましてねー」

杏「おーけー、じゃあいくよ。むむむーん!」シュバ

学校

裕子「ここは……私の学校ですね!」

杏「やっぱり身体に触れてれば一緒にテレポートできるみたいだね」

裕子「ありがとうございます、杏ちゃん。帰ったらさいきっく人助けしに行きましょう!」

杏「へいへい。テスト頑張ってね」

裕子「はーい」

杏「さて、じゃあ戻りますか。むむむーん!」シュバ

事務所

杏「よっと」

美波「わ、杏ちゃん!?」

杏「美波ちゃんおはよう」

美波「おはよう……ねえ今急に現れたように見えたんだけど」

杏「それはね……」カクカクシカジカ

美波「なるほどテレポートかー」

杏「理解が早い」

prrrr

杏「美波ちゃん電話なってるよ」

美波「あら、アーニャちゃんだわ……もしもし?」

アーニャ『あ、ミナミ……』

美波「どうしたの? 今日は確か北海道でライブよね?」

アーニャ「実は……事務所に忘れ物をしてしまいまして……」

美波「え、大丈夫なの!?」

アーニャ『あー、ただの定期入れですけど……』

美波「うん……あ、青い雪の結晶柄のやつ? テーブルにあったんだけど」

アーニャ『それです! なかに、写真が入っていて、いつもライブの前に勇気をもらっているんです……』

美波「そうなんだ……」

アーニャ『ですので、ミナミ。できれば自撮りを……』

美波「まかせてアーニャちゃん! 今届けに行くからね!」

アーニャ『え!? いや……』

美波「大丈夫だから! すぐ行くね!」プッ

美波「杏ちゃん! テレポートってどこまで飛べる?」

杏「え? 試したことないからわからないけど……どったの?」

美波「アーニャちゃんがライブにこれ持っていくの忘れたんだって」

杏「定期入れ?」

美波「うん。ライブ前にいつも中に入ってる写真を見て勇気をもらってるんだって」

杏「ルーティンってやつなのかな。ちょっと中を拝借……」

美波「だめよ杏ちゃん。勝手に見たら」

杏「えー、でも中身が違うかもしれないじゃん」

美波「そのときはすぐ戻ればいいでしょ。瞬間移動なんだし」

杏「それもそうか」

美波「はい、手出して」

杏「やだ、今日の美波ちゃん積極的///」

美波「だまらっしゃい」ギュ

杏「よし、じゃあ行くよ。むむむーん!」シュバ

北海道ライブ会場

杏「というわけで着きましたライブ会場―」

美波「北海道までひとっ飛びなんてすごいね」

杏「さーて、アーニャちゃんは……」

アーニャ「ミナミ! アンズ!」

美波「あ! アーニャちゃん」

アーニャ「どうしてここに?」

杏「杏のテレポートでひょいっとね」

アーニャ「アー、ユッコのサイキックですか」

杏「超速理解」

美波「アーニャちゃん、はいこれ」

アーニャ「スパシーバ! これがないと不安になるのです」

杏「なんの写真なの?」

美波「杏ちゃん、だからあんまり詮索しちゃ……」

アーニャ「ミナミの写真です」

美波「え?」

アーニャ「ちょっぴりえっちなやつです」

美波「は?」

杏「あ、これ前に杏があげた奴じゃん」

美波「おい」

杏「ライブ前にいつも見てるの?」

アーニャ「ダー。ミナミはアーニャのあこがれですから……」

美波「あこがれ……?」

アーニャ「ミナミのライブでの姿はまさに女神です。私も、ミナミのようなライブをしたいから、写真をみてイメージをしてるのです」

美波「アーニャちゃん……」

アーニャ「今日のライブ、ぜひ見ていってください。美波のような、女神な私を」

美波「うん、アーニャちゃん頑張ってね!」

アーニャ「ダー!」

美波「写真は没収するね」

アーニャ「ニェーット!!!」

ライブ後

杏「アーニャちゃんお疲れー」

美波「すごくいいライブだったよ!」

アーニャ「スパシーバ。2人が写真を届けてくれたおかげです……」

美波「アーニャちゃんならもう私の写真がなくても大丈夫よ」

杏「また今度新しいの送るね」

美波「杏ちゃん」

アーニャ「次はパジャマ姿をお願いします」

美波「アーニャちゃん」

アーニャ「アーニャ、お礼がしたいです。2人とも、今日はアーニャのお家に来ませんか?」

美波「いいの?」

アーニャ「ダー。パパとママがボルシチを作って待ってます」

杏「わーい本場のロシア料理だー」

アーニャ家

アーニャ「スパシーバ ザ ィエドゥ」

美波「ごちそうさまでした」

杏「ごちそうさま。ふー、おいしかったー」

アーニャ「食後に、紅茶もどうぞ」

美波「わぁ、いい香り」

アーニャ「ロシアは紅茶大国でもあるんですよ」

杏「へー、そうなんだ」

美波「杏ちゃん今日はこのあとどうするの? せっかく北海道なんだし、実家に顔出したら? ここから近い?」

杏「美波ちゃん、北海道の広さをなめちゃいけないよ」

美波「どういうこと?」

杏「ここからだと車で4時間くらいかかるのよ」

美波「そんなに!?」

アーニャ「北海道はでっかいどう……です」ゴクゴク

杏「まあテレポートだから結局関係ないけどね」

アーニャ「稚内ってどこ、わっかんない」ゴクゴク

美波「アーニャちゃん?」

アーニャ「ロシアは、おそろしや……」ゴクゴク

杏「楓さんの影響受けてない? てかめっちゃ飲むね。紅茶好きなの?」

アーニャ「ミナミィ!」

美波「わ、びっくりした。どうしたのアーニャちゃん?」

アーニャ「ミナミはカワイイです!」

美波「え、あ、ありがとう……」

アーニャ「なのにセクシィなお仕事が少し多いです! おかしいです!」

美波「アーニャちゃん……ありが」

アーニャ「そう思ってた時期がありました」

美波「!?」

アーニャ「ミナミはかわいくてキレイで、なにより……セクシィです」ガバ

美波「きゃああ! アーニャちゃん!?」

杏「アーニャちゃんが美波ちゃんを押し倒している……これは売れる!」パシャ

美波「杏ちゃん、後ではっ倒すね」

アーニャ「Кавайная、Мне нравится、поцелуй、подруга、счастье、Смазливая、Пленительная」

杏「ちょっと、ご両親! アーニャちゃんなんかおかしいんですけど!?」

アーニャ父「(・ω・)bグッ」

杏「グッじゃないよ」

アーニャ母「あの紅茶、久しぶりの実家、地元でのライブが大成功、さらにあの紅茶……気分が高まってしまうのも無理ありませんわ」

杏「あの紅茶ってなに!?」

アーニャ母「ロシアでは合法ですから……」

アーニャ「ズヴィズダ、星を眺めてるうちに終わりますよ」

美波「杏ちゃん、助けて!」

杏「もう、しょうがないなー」

アーニャ「杏、アーニャ知ってます。この間、美波の弟に女装……」

杏「あ、用事思い出した」

美波「おい、うちの弟に何をした」

杏「むむむーん!」シュバ

美波「ちょっと!」

アイドル寮 裕子部屋

杏「よっと」

裕子「うわ、びっくりした」

杏「やっほ、なんか久しぶりだね」

裕子「本当ですよー。どこに行ってたんですか?」

杏「ちょっと北海道までにね。アーニャちゃんの家で遊んでたよ」

裕子「いいなー。それでわざわざ戻ってきたんですか?」

杏「ちょっといろいろあってね。これを渡したくて」

裕子「これって?」

杏「誕生日プレゼント。今日でしょ?」

裕子「杏ちゃん覚えてくれたんですか!」

杏「そりゃね。ほら開けて開けて」

裕子「これは……草?」

杏「うん。北海道にしか生息しなくてね。道に生えてて懐かしいなぁって思って」

裕子「ふええ……」グス

杏「ごめん冗談だから! ちゃんと用意してるから! 泣かないで!」

裕子「だってぇ……今日私の誕生日なのに……杏ちゃんがさいきっくに目覚めたのに……私の出番がなくて……それでもらったのが草って……うわああん!」ビエーン

杏「ごめんね。ほら、アーニャちゃんの家からお菓子と紅茶もらったからさ。一緒にお茶しようぜ」

裕子「はい……」

次の日

杏「それでアーニャちゃんが美波ちゃんにこうガバっとね」

裕子「わあー、ハンカチですね!」

杏「ハレンチね」

美波「杏ちゃん!!!」ドアバーン

裕子「あ、美波ちゃん。おはようございます」

美波「ユッコちゃんおはよう。はいこれ、遅れちゃったけど誕生日プレゼント」

裕子「わーい、ありがとうございます」

杏「美波ちゃん、あのあと大丈夫だった?」

美波「ええ、ギリギリのところでアーニャちゃんが寝ちゃったからなんとかなったわ」

杏「それはよかった」

美波「ところで杏ちゃん」

杏「ん?」

美波「どうして逃げたのかな?」ゴゴゴ

杏「えーと……」

美波「あと弟になにをしたのかゆっくりとお話したいな?」ゴゴゴゴゴ

杏「あははー……逃げる!」ダッシュ

美波「待てこら!」ダッ

杏「超能力なんてこりごりだー!」

終わりです、ありがとうございました
ユッコ誕生日おめでとう! 遅れて本当にゴメン!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom