P「風野灯織はめんどくさい」 (44)

warning!!warning!!
このSSは以下の要素を含みます。それでもよいという方はご覧ください。

・地の文有
・灯織がめんどくさい話
・ちょっとキャラ崩れてるかも
・2chにも投下予定です
・過去にツイッターで投げたものを加筆修正したりしてます


女は重ければ重いほど良い。つまりそういうこと

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1586099509

第一話『灯織は電話を切りたがらない』

灯織「――それで、真乃ったらピーちゃんの写真いっぱい撮ってたんですよ」

P「そっかぁ……」

灯織「頭に乗せたり、肩に乗せたりして。かわいかったんです」

P「あー……うん……」

灯織「……プロデューサー?ちゃんと聞いてますか?」

P「……なぁ、灯織」



P「今、朝の6時なんだけど」

灯織「……」

P「俺、今日仕事なんだけど……」

灯織「……」

P「……すげぇ眠いんだけど……」



灯織「じゃ、じゃあ眠気覚ましに音楽とか」

P「そんな話じゃねーのだわ!? なんでだよ!なんで昨日の夜8時からずっと喋ってるの?!」

灯織「だ、だってプロデューサーと話すの、楽しいですし……」

P「ああうんもしそれを6時間前に言ってくれたら信じられたかもなぁ! でも6時間前に灯織なんて言った?」

灯織「そ、その……」

P「『い、今切ると寂しいです……』」

灯織「……」カオマッカ

P「ねぇ、寝かせてくれって言ったじゃん」

灯織「はい……」

P「明日仕事だって。イルミネだけじゃなくてアルストの収録もあるって言ったじゃん」

灯織「……ごめん、なさい」

P「まぁ百歩譲って今日が休みの日だったとしよう。でも「今切ったら泣きますよ」って子供か!? 初めて聞いたわそんな脅し!」

灯織「そ、そんな事言ったらプロデューサーだってなんで寝ないんですか?! 普通に切ればいいじゃないですか!」

P「それで翌日泣きはらした目をした灯織が居たからだろうが!!」

灯織「はぅっ」

P「というか話の内容もなんなの?壊れたスピーカーなの?一昨日もしたじゃんその話!!」

灯織「だ、だって内容に困ってしまって……」

P「じゃあもうちょっと考えてから電話かけようよ! 何回するんだよピーちゃんが真乃の頭に乗った話! というか会話に困って途中でツイスタ開いてんじゃねーよ!」

灯織「ふ、二人とお店に行った写真とか見せたかったんです!」

P「撮った瞬間送ってくるじゃねーか!!」

灯織「で、でも声聞けないですし……」

P「毎日! 毎日されたらそらなくなるわ!こっちの気力も!!」

灯織「うぅ……」

P「というかだな」



P「喋りたいんですって毎日かけてくるのやめようぜ!!?」



灯織「だって……だってぇ……」

P「やってらんなくなってDiscordでやろうなってしたじゃん?そのとき灯織はどうしたんだっけ」

灯織「……一日中ずっとボイスチャンネルに入ってました……」

P「うん俺も朝見て夜見てずっと灯織が居るってわかってひぇってなったよね」

灯織「……」

P「しかもね? 決まって朝と夜に通知送るじゃん?」

灯織「……」コクン

P「その時に「寂しい……」とか「会いたい……」とかなんなの?確信犯なの? はづきさんに浮気疑われたよ? 灯織以外にもコマしてるんですかって聞かれたよ?」

灯織「寂しくて会いたかったんです……」

P「うんあのね?せめて文面変えて?」



P「というかそれだけじゃないじゃん? これはまずいってL○NEに戻したら結局電話のルール作らないとダメになったじゃん?」

灯織「……プロデューサーが見てくれてるか不安で……」

P「むしろ見なかったことにできないからこうなってることに気付いてほしいな?」

灯織「! 見てくれてたんですか?」

P「声色変わったけど今怒られてる事思い出して?」

灯織「……」シュン

P「というかね。灯織も明日、というか今日お仕事じゃん? 目腫らして仕事するの?」

灯織「……でも、声、聞けないと不安になるんです……」

P「……じゃあ、どうすればいいんだ?」

灯織「それは……」

P「毎日こんなに通話されたらお互い体を壊すぞ。なぁ、どうすれば満足するんだ?」

灯織「……」ボソリ

P「ん?なんて?」

灯織「……い」ボソリ

P「すまない。もう少し大きな声で言ってくれ」



灯織「……同棲、してくれたら。大丈夫、です」

P「……」

灯織「……」



P「……なぁ灯織」

灯織「……はい」



P「明日お説教するから」

灯織「」

P「それじゃあおやすみ。もし寝てたら迎えに行くからな」

灯織「ま、待ってください! プロデューサー!?プロデュ―」

ぷつん





つー、つー……

灯織「ど、どうしよう……。プロデューサー怒らせちゃったのかな……」

灯織「あ、や、やだ。怖い……」

灯織「ま、真乃……めぐる……助けて……」メッセ




――その後灯織をめちゃくちゃ構うためのグループが出来上がった。

side story 1
『深夜を越えても飛び交うメッセージ』


灯織:今、大丈夫ですか?

灯織:その、寂しくて

灯織:声をききたいんです

灯織:プロデューサー

灯織:――さん

P:今何時?」

灯織:5時です

P:寝かせてくれ

灯織:すみません。なぜか目が覚めてしまって。

P:連続でめっちゃ震えたら起きるわ。というかスマホの設定勝手に変えるな。灯織のソロパート流れて夢に出てきたわ

灯織:嬉しいです

P:事務所で正座な

第二話『灯織がずっと待っている』

灯織「あ……おかえりなさい……」パタパタ

P「灯織……」

灯織「今日は遅かったんですね……。すみません、実は夕食は作れてなくて」

P「……」

灯織「あ……疲れてますよね。鞄、預かります」

P「いいよ、自分でやる。……ところで灯織」

灯織「? どうかしたんですか?」





P「家の外でやる会話じゃないな」ゲンカン!

灯織「……」ドアマエ!

P「あのね、確か灯織って今日オフだったよな」

灯織「……」

P「今日は真乃とめぐるが灯織を連れ出してくれるって聞いたんだけどさ」

灯織「……うぅ」

P「寂しい思いさせないためにさぁ! 二人に頼んでおいたんだけどさぁ!!」

灯織「で、でも」

P「俺今日残業で遅くなってさぁ! 今12時だよ! 何時からいたんだよ!?」

灯織「ひ、はちじ……」

P「24で時間表して」

灯織「……19」

P「このクッソ寒い中5時間も扉の前にいるとか正気か!?」

灯織「し、仕方がないじゃないですか! 最近直接喋ってないですし!」

P「出張だっていっただろ!? というか昨日も4時間くらい通話してたじゃねぇか!?」

灯織「で、でも普段は仕事終わったあと一緒におしゃべりしたりお菓子食べたりするじゃないですか!」

P「電話で喋れない分現実で喋ろうかって話だったと思うんだけどなぁ!!」

灯織「足りなかったんです!!」

P「明日デートの予定じゃん!?」

灯織「が、我慢できませんでした……」

P「恥ずかしがりながら目を伏せていわないで! 今! 夜! ご近所さんが!」

灯織「プロデューサーが私をこんな風にしたんじゃないですか!!」

P「俺のせい!!?」

灯織「も、もっと褒めてほしいって言ったら撫でてくれたのはプロデューサーじゃないですか!」

P「強引に頭に手を置かせた上でそう言われたらそらそうなるわ!!」

灯織「だ、だって……」

P「だってなんだよ!」

灯織「……撫でて、欲しかったので……」

P「これから撫でるのやめよう」

灯織「! そんな、ひどい……ひどいです……」

P「ひどいのは灯織だわクッソ寒い中こんだけ待たれてたら心配するの! つーか怖いの! やべぇの! 3月だぞ3月!」

灯織「でもやめなくたっていいじゃないですか!」

P「なんなの? 中毒なの? え? 俺の手が? そんな状態絶対おかしいから! というか撫でられるためだけにここまでしなくていいだろ!?」

灯織「じゃあ同棲してくれたらいいじゃないですか!!」

P「どうしてそうなった!?」

灯織「だって、だってぇぇ……」

P「あーもう! こんな冷たくなってんじゃん! というかタイツあっても寒いのになんでこんなことしてるんだよ!」

灯織「……さびしい、です」

P「前から言ってたから知ってるけど! それにしたって限度がある。もうちょっと落ち着いてくれないかなぁ!」





灯織「……プロデューサーのせいだから」

P「……俺ぇ?」

灯織「……あんまり、ともだちいたことなくて」

P「……」

灯織「……すきなひと、いたことないし」

P「……」

灯織「……でも、プロデューサーはいっしょにいてくれるし……」

P「……灯織」

灯織「……はじめてだったから……」

P「……そうか」

灯織「……いっしょにいたくて」

P「でも自重しよ?」

灯織「そしたら……めぐるが、会いに行けばいいって」

P「……」

灯織「……プロデューサーのなまえもよびたい……」

P「どさくさにまぎれて何を言ってるんだ」

灯織「……だめ、でしたか?」

P「ダメもクソも絶対人前で呼ぶつもりだろ」

灯織「うぅぅぅぅ……」

P「家まで送ろうか」

灯織「」



灯織「うわああああああ!」

P「ちょ、待って! 胸元で泣かないで!? ご近所さんが! ただでさえご近所さんが!!」

灯織「だって、ぷろでゅーさーが! ぷろでゅーさーがぁ!」

P「あー! 分かったから! な!? 家に入ろう!? な!?」

灯織「……だきしめてください」

P「はぁ?!」

灯織「だきしめてくれなきゃはいりませんから……」

P「ちょ、灯織!?」

灯織「……」

P「ちょ、先に! 先に中入ろう!?」

灯織「……ぷいっ」

P「あああああああわかったから!わかったから!」




そのあとめちゃくちゃ抱き合って寝た。

side story 2
『お さ そ い』

灯織:その、明日会えませんか?

P:明日か?

灯織:はい。もちろん、無理なら大丈夫です

P:すまん、明日は仕事だ。

灯織「……(きゅっ)」


P:ところで灯織。明日の夜は空いてるか?

灯織:空いてます

P:会いに行くよ




ヒカリノディスティネイショ--

はづき「……プロデューサーさん? とってあげたらどうですか?」

P「……この後仕事にならなさそうなのでやめておきます」

第三話『夢のための予算案』

「……おかえりなさい」

「……ただいま」


真っ昼間だというのに部屋の中は暗かった。

姿勢良く、美しい佇まいで座っていて、緊張した面持ちをしている灯織。
お互い、食卓は欲しいと設置したテーブルに紙が一枚。クリアファイルに挟まれてぺたんと白紙の背を晒している。
いつもの服で、多分昼食の準備をしていたのだろう。いい匂いがするし、生ゴミの袋がでていた。

今日は半日勤務。12時には仕事を終えて、昼には灯織を迎え入れて一緒に昼食を取る。灯織もオフのため、そのまま一緒の時間を過ごそうと思うのは自然な事だった。
この後部屋でまったりと過ごすという予定を考えれば部屋の鍵を渡しておくのは合理的だろうと。先に灯織が部屋で待っている事にはなんの疑問もない。
しかし、一体何故電気も付けず、足をぴったりと閉じて神妙な面持ちになっているのか。美人なのだから圧も出る。怖い。


「……どうしたんだ?電気付けないのか?」

「あ、えっと……付けます。大丈夫です」


何が大丈夫なのだろうか。というか、付け忘れていただけなのだろうか。わからない。
部屋が明るくなった。よく見ても白紙の紙が何なのかは想像がつかない。

「……実は、相談があって」

「相談?」

「こ、今年で……付き合ってから3年目じゃないですか」

「うん。この間お祝いしたな。進級のお祝いも兼ねてさ」

「あ、ありがとうございました」

「いや、いいんだけども。……それで?」


先を促すと、背筋を伸ばす。


「その……我儘になってしまうんですが……」

差し出されたファイルから、紙を取り出した。
格子状の線。品目。数字。金額。つまり。

「……なぁ、これ」

「よ、予算案です……!」

「なんの?」

「同棲、の……」

「……」

つまり、灯織は同棲したいらしい。
……部屋を見回す。ほとんど自分の私物で、しかし広かった。
もともと趣味もあまりない。必要な家具は最小限たし、場所を取るものはCDラックと机と、あとは。一人分くらいの余裕はあるだろう。
しかし、同棲。

「……灯織」

「ひゃいっ!」

緊張しすぎだ。可愛らしい。可愛らしいが現実は突きつけねばならない。

「ありがとう」

「へ?」

「嬉しいよ。ここまで真剣に考えてくれていたなんて。……正直、嬉しい」

「じゃ、じゃあ……!」

喜ぶように頬が緩んでいた。きゅっと握られた拳がかわいらしい。
だから、俺も灯織にその先を言わせるような野暮はすまい。
荷物をおろしてジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩めてその言葉を告げた。

「だが断る」

「うあああああ!」






灯織に泣かれた。

「ひっぐ、ぐすっ、ひっ、なんでっ、だめなんですかぁ……!」

お互いに席に座り、俺は灯織の隣へ。
嗚咽を漏らしながら肩にすがりつき、今しばらく泣いている。ときどき漏れる言葉は俺への疑問であるとかひどいとか大体文句ばっかりだ。
泣いて赤くなった目でキッと睨まれると、例え身長差があってもたじろいでしまう。

「落ち着いてくれ灯織。別に灯織と住むことが嫌ってわけじゃないよ」

貞操の危険は大いに感じるがそれは黙っておこう。余計大声で泣きだしかねない。

「ひっぐ、ひっぐ、じゃあなんでなんですか……?」

「いきなり90万って言われてもちょっと急には」

「わ、私が払いますからぁ……!」

「二人の家だし面目潰れるしご両親に報告できないからやめてくれ」

「じゃ、じゃあおっぱいなんですか?! おっぱいがたりないんですか!?」

「どうしてそうなったんだよ!? 脈絡なさすぎて風邪ひきそうなんだが!?」

「うぇぇ……」

どうしようもない。さめざめと泣いている灯織に手は付けられない。とりあえず宥めなければ。というよりも確認すべきことがある。

「灯織の大学はこの家と反対側だろ? 俺の家からとなると余計遠くなるし。そもそもご両親はこの事を知っているのか?」

「! は、はい……」

「……もしかして反対されてる?」

「い、いえ!」

「はいこっちみてー。目をあわせて。もっかいだけ聞くから本当の事言ってくれ」

「……され、ました……」

「ほら。やっぱり」

「うああああやっぱりっていったぁぁぁぁ」


しまった。つい本音が漏れてしまった。
そもそも、昨日ご両親から説得を頼まれた身である。正直灯織のご両親は同棲については反対しているし、彼女がそれをするだけの財力をもってしまっていることもまた頭を悩ませているのだ。
理由はわかる。大学での授業や勉学、それとアイドルとの両立。大学側から譲歩はもらっていても万全にこなすには考える事は少ない方がいい。今だって家事は灯織がやっているし、今のところ両立はできているものの、ご両親としてはこれ以上負担を増やさせたくはないと言っていた。
よって反対する理由は推して知るべし。お互い話し合ったはず、なのだが。

「がんばりますからぁ……おっぱいも全部がんばりますからぁ……!」

「いやだからご両親」

「せっとくしますからぁ……!」

「お、落ち着けってば! 俺も同棲してみたいとは思ってるよ!」

「! じゃ、じゃあ」

「ただ今はまだ駄目だ。な?」

「びぇぇ……!」

「だから泣くなって! な!?」

「だってぇ……! だってぇぇ……! ぷろでゅーさーといっしょにいたいからぁ……!」

「理由は知ってるだろ? それに、俺も色々とあるんだって」

しかし知らぬ存ぜぬ媚びぬと一層灯織は駄々っ子になっていく。

「じゃあなんで朝のちゅーしてくれないんですか!」

「余計なところに飛び火した!?」

「付き合ってすぐはしてたのに……」

「お互い忙しすぎてできない日が続いたからだろ?」

「事務所で」

「バレそうだからやめるって話をしたな?」

「あーあー!!」

「ああもう最っ高にめんどくさいな!?」

ああ言えばこういうとはこのことだろう。というか理屈ではないのだ。
きっと、寂しいとか、色々あるに違いない。違いないのだが……少し、度を越している。ここまでしているからには、多分普段から色々と溜め込んでいたのだろう。
しかし、言わねばならない。今はそんなお金もないし。何より、このまま悲しい思いや寂しい思いをさせるわけにはいかないのだ。







「灯織!」

「(びくっ)」

「……もし仮にだ。仮に、90万円あったら何ができると思う?」

「……どうせい」

「離れて。離陸して。同棲を一旦頭から消して」

「……何もできないです」

どうやら灯織の頭の中には同棲以外の選択肢がないようである。

「……まぁ、不本意だけど何もできないよ」

「……うぅぅぅぅぅぅ」

ぐりぐりと胸元に頭を押し付けられる。せめてもの抵抗なのだろう。高校生のときよりは少しだけ力強くなった灯織の、かわいらしい八つ当たりを受け止める。

「……でもな、灯織」

「……なんですか」

「……でも、もう少しだけお金を出せばさ」

まだ、作ってはいない。二人のものだから、きっと一緒に選んたほうがいいと思ったから。
鞄に片腕を伸ばし、ある冊子を取り出した。赤く、丁重な装丁。押し加工のそれは開く前から厳かな祝福にあふれていた。



「……それ」

「そうだよ。もう少し。もう少しだけお金出せば……三ヶ月分くらいにはなるんだ」

「……ゆび、わ」

「……なぁ、灯織。一緒に選んでくれないか?」

「……」

「……ふぇ」

風野灯織はめんどくさい。よくわからない理由で傷つくし、抱え込むし、かと思えば大抵とんでもない方法でかまってもらおうとする。
けれど、そんな彼女に惚れてしまったのだから仕方がないのだろう。溢れる涙を掬い取る権利は俺にしかない。


願わくば彼女が笑顔でいられますように。

side story3
『絶対はずさない』


P「……灯織」

灯織「嫌、です。絶対嫌……!」

P「あのな、別に取り上げるとかそういう訳じゃないんだから」

灯織「は、外しませんから……!」

P「この後! 撮影! バレちゃう! バレちゃうからぁ!!」

おまけ



『灯織好感度あれこれ』


P「はいチョコあーげたっ」

好感度が低い灯織「……何してるんですか?」
好感度が高い灯織「ずるいっ!ですっ!届かないっ!じゃないですっ!かっ!」ピョンピョン

『メッセージ編』

・好感度が低い時の灯織



P:今週のスケジュールだ。確認しておいてくれ

灯織:ありがとうございます。





・好感度が高い時の灯織



灯織:あの、今週の土曜日に予定はありますか?

P:休みだぞ

灯織:一緒にでかけませんか?



P「なんで目の前でメッセージつかってるの?」

灯織「……その、さっき断られたので……」

P「メッセージなら通るってなんで思った」

『ばったり編』


・好感度が低い灯織

P「奇遇だな。この辺で用事か?」

灯織「……はい」

P「そ、そっか。じゃあ気をつけてな」

灯織「ありがとうございます」




・好感度が高い灯織

灯織「奇遇、ですね」

P「うん。何度目だっけ?」

灯織「は、はじめて……」

P「ウソつけ! さっきからちらちらこっち窺ってただろ!?それでばったりあったら逃げたじゃねぇか!!」

灯織「き、奇遇です! 奇遇なんです!!」

『高いか激高いか』



・好感度高灯織

灯織「あ、あの……」

P「ん?」

灯織「こ、ここ! 一緒に行きませんか……?」

P「ここ……前に一緒に降りた場所か」

灯織「どうしても気になってしまって……あ、ご予定があるならいいんです」

P「いいよ。丁度オフも重なってるし一緒に行こう」

灯織「……! はい……!」

・好感度激高灯織

灯織「その……一緒に行ってくれませんか?」

P「いや、無理だ」

灯織「じゅ、準備しておきました……!」

P「しかしオフが」

灯織「有給つかってもらわないとってはづきさんが」

P「約束も」

灯織「悩んでましたよね……?」

P「……実は旅費が」

灯織「チケットは予約しておきました」

P「……」

灯織「……」

P「……灯織に」

灯織「……?」

P「灯織に襲われそうで怖い……」

灯織「……!」

P「……」

灯織「……」



灯織「……すみません」

P「絶対! 行かないからな!? 絶対だぞ!?」

灯織「お、襲いませんから!」

P「さっき言いよどんだじゃん!?」

灯織「あ、あれは……そう! ヘルシェイク矢野さんのことで!」

P「誰だよ」

P「風野灯織はめんどくさい」   fin

あとがき


今月中にはもう何本かあげるよ!
週1くらいであげられたら一番いいのになぁ……


作者ツイッター @2F6WqdOwZ6Cwee6

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